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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4524チバQ:2014/12/21(日) 18:34:23
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141221/CK2014122102000024.html
<大義はどこに・松阪市長突然の辞意>(下) 再選でも議会構成変わらず
図書館整備計画の関連予算を盛った一般会計補正予算案を賛成少数で否決した松阪市議会本会議=松阪市役所で
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 「議会の無責任」か「議会軽視」か−。松阪市の山中光茂市長の辞意表明をめぐり、市長と議会が応酬している。市長支持派の市民には、議会の解散請求(リコール)を目指す動きも出始めた。辞意の理由は松阪図書館の整備計画。だが、その是非は蚊帳の外に置かれたまま、市長選に進みそうだ。

 「根拠ない否決をされては行政運営ができない。議会は無責任。議会を解散したい。その辺りも含め市民に信を問いたい」。山中市長は十六日の辞意表明で、痛烈に市議会批判を繰り返した。本来、政策が問われる市長選で、市議会の姿勢を問うと大みえを切った。

 これには大多数の議員が反発した。中でも古参市議は、市の民間資金活用による社会資本整備(PFI)計画への疑念を訴える。市はPFIで、約二億二千五百万円が経費削減できると試算したが、建設費で10%、管理運営費は5%低く見積もっていた。根拠をただすと「業者の詳しい計算法は分からない」と説明にならなかった。「行政をチェックするのが議員の務め。市の説明が腹に落ちない限り、認められないのは当たり前」と話す。

 市議会では市の姿勢も問題になった。市はPFI導入を試算した調査結果を七月末に得ていた。しかし市議会に報告しないまま、関連予算案をいきなり九月定例会に提案した。これには各派、無所属問わず「議会軽視」と猛反発。予算案は賛成少数で否決され、計画は認められなかった。

 十一月定例会で山中市長は同じ提案をした。それまでの二カ月、市は議員個人や会派に説明したが、市議会は納得しなかった。内実に詳しい市職員は市と議会双方を批判する。「議会は計画を専門に協議する特別委を設けて良かった。市長は議会に全員協議会を何度も開いてもらい、説明を尽くすべきだった」

 山中市長は計画を白紙に戻し、一六年度から五年契約で指定管理者を公募する考えだ。ただ市議会が異を唱えるのは手法であり、計画ではない。「図書館の指定管理者を一、二年の短期契約で公募すれば、議論を仕切り直せる。遅れても計画は実現できる」と複数の市議は口をそろえる。古参市議は「そもそも計画を急ぐ必要はないのに」と加えた。

 「なぜ市長が辞めるのか。何を問うのか。仮に山中市長が再選しても、議会構成は変わらないのに」と古参市議はいぶかる。大阪都構想を争点にした三月の大阪市の出直し市長選で橋下徹市長が再選したが、議会との対立は解消されていない。野党が多数を占める名古屋市議会で、河村たかし市政も順風満帆と見て取れない。

 “市長支持の市民が議会リコールの動き”。十九日夜、こんなニュースが飛び込んできた。本紙に山中市長は「議会をただす良い機会」と歓迎した。大半の市民にとって、話題にも上らない図書館整備計画を発端に、政争だけが起きそうな予感がする。

 (吉野淳一)

 =おわり


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