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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
4557
:
チバQ
:2015/01/30(金) 00:08:41
母親の介護のためにUターン
69歳新人候補の決起
と言っても、弥彦村を取り巻く環境は大きく変わっていた。少子高齢化や人口減、過疎化といった諸課題と弥彦村も無縁ではなかった。それどころか、頼みの綱となっていた競輪事業は明らかに下り坂になっていた。もはや、これまで通りでいられる時代ではなくなっていたのである。
昨年7月に村長選に名乗りを上げる人物が現れ、弥彦村内は大騒ぎとなった。なにせ56歳以上の住民しか、自分で自分の村のトップを選んだ経験がないのである。むしろ、村の将来に関する政策論を聞いたことがないという村民の方が多かった。民意を示す機会も問われることもないまま村政が続けられていた。新人候補の出現にそれまで静まりかえっていた村内が、にわかに活気づいていった。そして、とうとう36年ぶりの村長選が実施されることになったのだ。
弥彦村長選の注目点はそれだけではなかった。名乗りを挙げた人物の出馬に至るまでの経緯も、意味深かった。今の日本社会の姿を投影し、かつ地方再生へのヒントのようなものが見え隠れしていた。
新人候補は小林豊彦さん、69歳。弥彦村出身の小林さんは、都内の大学を卒業後、日本経済新聞社に入社。新聞記者として活躍し、日経リサーチ社社長などを務め、2005年に退職した。独り暮らしの母親の介護のために夫婦で実家に戻り、コメづくりなどを始めた。
60歳でUターンした小林さんは、故郷の将来に強い危機感を抱くようになった。「独立路線を守るには、村の財政力強化が急務」と考えたのである。「村の収入増大策と支出削減策」が不可欠で、村民が一体となって挑戦することが大事だと考えた。そのためには「開かれた弥彦村でなければならない」と思い、選挙戦で政策を主張し合って村長を決めることが、何よりも重要だと考えたのである。
36年ぶりの村長選で新人が勝利
閉塞感に新たな息吹を吹き込めるか
小林さんは無投票選挙をいつまでも続けるべきではないと考え、村長選の候補者擁立を模索した。しかし、若い世代に決起を促したがうまくいかず、自らの出馬を決意したのである。
こうして、69歳の新人候補が4期目を狙う58歳の現職に挑むことになった。新人候補が現職よりも11歳も年配で、通常の首長選とは正反対の構図であった。小林さんは「村民主役の村政の実現」を訴え、草の根の選挙戦を展開した。木質バイオマス発電の導入や農産物の直売所の開設なども掲げた。こうして36年ぶりに村長選が実施され、村の将来像などについて村民が語りあうようになった。
村長選の結果は、新人の小林さんが3204票で現職の大谷さんが2508票。投票率は83.08%ときわめて高い数値となり、新人村長の誕生となった。初当選した小林さんは69歳。しかも、高校卒業後に故郷を離れて長らく社会人として活躍し、母親の介護のためにUターンした人物である。
蓄積された見識と人脈、経験、そして長年の社会人生活で培われた手腕といったものが、閉ざされた地域に新たな息吹を吹き込むことにつながるのではないだろうか。
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