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国際政治・世界事情

7189チバQ:2013/12/25(水) 22:20:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/mds13122510060003-n1.htm
モルシー政権下の首相を逮捕 エジプト、逃亡図り山間部で拘束
2013.12.25 10:05
 エジプトの治安当局は24日、カンディール前首相を逮捕した。内務省は、隣国スーダンに逃亡を図っていたところを山間部で拘束したとしている。カンディール氏は、7月の軍事クーデターで追放されたモルシー前大統領の下で首相を務めた。地元紙アルアハラムが報じた。

 逮捕は、軍主導の暫定政権によるモルシー派弾圧の一環とみられる。カンディール氏については、織物企業の国有化などをめぐる裁判所の判断に従わなかったとして、首相時代に禁錮1年が命じられ、AP通信などによると、裁判所から拘束命令が出ていた。

 モルシー氏は昨年7月、出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団からではなく、官僚出身のカンディール氏を首相に指名した。(共同)

7190チバQ:2013/12/25(水) 22:23:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/mds13122516200010-n1.htm
南スーダン、死者数千人の可能性も 大統領、要衝の州都奪還と表明
2013.12.25 16:19

24日、南スーダン・ジュバの国際空港近くにある国連施設に、戦闘を逃れてきた避難民(ロイター)
 南スーダンのキール大統領は24日、対立するマシャール前副大統領の支持派に掌握された要衝の東部ジョングレイ州の州都ボルを政府軍が奪還したと表明した。ロイター通信などが伝えた。英BBC放送などによると、国連当局者は24日、首都ジュバから地方に広がった一連の戦闘による死者が数千人に上る可能性があると語った。

 政府軍によると、州都ボルは大規模な戦闘の末に奪還した。人的被害の程度は不明。マシャール氏側はコメントしていない。一部で戦闘が続いているとの情報もある。

 ボルにある国連平和維持活動(PKO)の拠点には韓国軍が宿営地を置いており、韓国軍合同参謀本部によると24日、宿営地近くに迫撃砲弾が着弾したという。ボルは首都ジュバの北約200キロ。政府軍は、マシャール派が掌握した油田地帯の北部ユニティ州の州都ベンティウも軍事力で奪還する方針を示している。油田がある北東部の上ナイル州でも戦闘が拡大しているとの情報がある。(共同)

7191チバQ:2013/12/25(水) 22:27:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/erp13122517050005-n1.htm
政敵10年拘束、恩赦でも取り繕えぬプーチン政権の「重い代償」 
2013.12.25 17:05 (1/3ページ)

恩赦で釈放された後、ベルリンで会見するホドルコフスキー氏=22日(ロイター)
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(61)が、国内外で「政治犯の象徴」とみなされていた元石油王、ミハイル・ホドルコフスキー氏(50)を恩赦で釈放した。来年2月のソチ冬季五輪を前に、人権問題をめぐる諸外国の批判をかわす狙いがあった。だが、10年前にホドルコフスキー氏が拘束されたこの事件は、一政敵に対する恩赦では取り繕えぬ重い代償をこの国に払わせたといえる。

 ホドルコフスキー氏は石油最大手「ユコス」(当時)の社長だった2003年10月に拘束され、後に脱税罪などで禁錮8年の実刑判決が確定。10年末には類似の罪状で刑期が上積みされ、来年8月に出所の予定となっていた。国内随一の富豪で、反政権派に積極的に資金援助をしていたため、事件はプーチン政権による「政敵排除」として欧米諸国から猛批判されてきた経緯がある。

 プーチン氏は20日、ホドルコフスキー氏から提出された嘆願書に基づき、「人道上の原則」に従うとして恩赦の大統領令に署名。ホドルコフスキー氏は22日、釈放後に向かったドイツ・ベルリンで記者会見し、ロシアの政治犯釈放に全力を尽くすとする一方、政治活動やビジネスには携わらない考えを示した。

 ホドルコフスキー氏はそれまで、自らの罪を認めることにつながるとし、一貫して恩赦の嘆願を拒んでいた。母親の病状が芳しくない中、最近は再々起訴されるとの情報が捜査当局からリークされていたため、今回の恩赦嘆願から釈放に至る流れは政権側が主導したとみられている。

 プーチン氏が恩赦に踏み切った最大の理由として、米仏独など主要国の首脳がソチ五輪開会式への欠席を相次いで表明したことが指摘されている。同性愛宣伝禁止法の施行などロシアの人権状況に対する抗議の意図があると解釈されており、プーチン政権が威信をかける初の冬季五輪開催に水を差す事態だ。

 ロシアは来年6月、主要国(G8)首脳会議をやはりソチで主催することにもなっており、対外関係の足かせは取っておくのが得策だった。「ホドルコフスキー氏を釈放しても脅威にはならず、逆に政権の余裕を演出できると考えた」(政治学者)との見方もある。

 ホドルコフスキー氏によれば、大統領への恩赦嘆願で罪の認否は問題とされなかった。また、釈放については、ドイツのアンゲラ・メルケル政権の後押しも受けたハンス・ディートリッヒ・ゲンシャー元外相(86)が、約1年半前からロシアに働きかけていたという。

 ホドルコフスキー氏はソ連崩壊後の1990年代、国家資産の民営化に乗じて富を築いた「オリガルヒ(新興寡占資本家)」の代表格。金融業で得た資金を元手にユコスを獲得し、欧米の技術を積極的に導入して国内最大手に育てた。拘束後、ユコス資産の大部分は国営ロスネフチの手に渡っており、事件は経済の面でもプーチン政権が国家統制を推し進める分(ぶん)水(すい)嶺(れい)になったとされている。

 ロシアでは10年前の事件を契機にシロビキ(治安・特務機関の出身者など武闘派)が力を持つ「開発独裁型」の体制が確立し、プーチン氏の前回大統領時代にあたる2000〜08年春まで国内総生産(GDP)が年平均で約7%の伸びを見せた。

 ただ、今年の成長率予測が1・4%にとどまるなど、最近は経済の減速が鮮明になっている。シロビキの専横や役人の汚職がはびこってビジネス環境が悪化し、天然地下資源に依存する経済構造から脱却できていないことが根底にある。

 このため、プーチン政権にはホドルコフスキー氏の釈放で、投資環境の改善を印象づける思惑があったともされている。

 しかし、ホドルコフスキー氏が「政治犯は私だけではない」と力説しているように、今回の釈放でプーチン政権の強権的体質が変わるわけではない。経済停滞の原因を除去するには、独立した司法など、プーチン政権が骨抜きにしてきた民主主義の基本的な仕組みを整備することが不可欠だ。

 今回の釈放劇が映すのはむしろ、ユコス事件の重い代償に足をとられ、苦しんでいる政権の姿なのではないか。(えんどう・りょうすけ モスクワ支局)

7192チバQ:2013/12/25(水) 22:32:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/mds13122519210011-n1.htm
首相VSイスラム団体 トルコ混迷 政権打撃避けられず
2013.12.25 19:19 (1/2ページ)
 閣僚の息子らが絡む大規模汚職事件が摘発されたトルコで、警察や司法に強い影響力を持つ国内最大のイスラム団体と、エルドアン首相の対立が深刻さを増してきた。25日には息子が訴追されている内相、経済相の閣僚2人が辞任するなど、捜査が進展すれば来年の地方選、大統領選に向けて政権への打撃は避けられない情勢だ。トルコの通貨リラが対ドルで急落するなど、影響は経済にも広がりつつある。(カイロ 大内清)

 トルコ警察が、建設事業をめぐる贈収賄事件の一斉摘発に乗り出したのは今月17日。事件では辞任した閣僚2人の息子を含む24人が訴追されている。エルドアン氏は摘発翌日の18日、「(捜査は)国家内国家をつくろうとする連中の汚い作戦だ」と述べた。

 首相が暗に非難したのがイスラム団体「ギュレン運動」だ。イスラムの価値観に基づく学校や予備校を多く運営し、その出身者を捜査・司法当局や財界に送り込んできたとされる。

 エルドアン氏側は、捜査に関わる警察幹部らを大量更迭する強権も発動。ギュレン運動などが捜査を通じて政権転覆を図っているとみて、排除に乗り出したとみられる。

 これに対し、組織を率いる米国在住のイスラム指導者、ギュレン師は21日の声明で、名指しは避けつつも「神の怒りを買うだろう」と、エルドアン氏の対応を批判した。

 摘発が行われる前の11月、エルドアン氏が教育改革の一環で予備校を規制する考えを表明。国内の予備校の約4分の1を運営するとされるギュレン運動が標的との見方が一般的で、対立にはこうした伏線があったとみられる。

 イスラム系与党、公正発展党(AKP)を率いるエルドアン氏は2003年の首相就任以降、世俗主義の「守護者」を自任する軍の政治的影響力をそぐことに力を注いできた。イスラムの価値観普及を目指すギュレン運動もそれに協力してきたとされる。

 その結果、軍をはじめとする世俗勢力が弱体化し、AKPは好調な経済を背景に政治基盤を強化した。こうした中でエルドアン氏がギュレン師と対立するのは、体制内に根を張るギュレン運動を自身への“脅威”とみなしているためだ。

 官・財界に強い影響力を持つギュレン運動を敵に回したことで、今後の政権運営が困難となる可能性もある。

     ◇

《ギュレン運動》トルコ東部エルズルム出身のイスラム指導者、フェトフッラー・ギュレン師(72)が率いる社会・教育団体。「ヒズメト(奉仕)」とも呼ばれる。トルコ国内や中央アジアを中心に活動を展開、ネットワークは100カ国以上に広がるとされる。トルコのイスラム国家化を志向しているなどとして危険視された同師は1999年、病気治療名目で米国に事実上、亡命した。

7193チバQ:2013/12/25(水) 23:01:26
http://mainichi.jp/select/news/20131226k0000m030089000c.html
南スーダン:政府と反乱軍側 直接交渉開始のメド立たず
毎日新聞 2013年12月25日 21時10分(最終更新 12月25日 21時23分)

 【ヨハネスブルク服部正法】政府軍と反乱軍の戦闘が激化する南スーダンに対し、国連安全保障理事会は24日、国連平和維持活動(PKO)要員を2倍近く増強する決議案を全会一致で採択、すでに数千人の死者が出ていると推算される中、市民の犠牲拡大を止める意思を示した。しかし、当事者の政府と反乱軍側の直接交渉開始のめどは立っておらず、戦闘の今後の推移など先行きは依然不透明だ。

 国連安保理は、南スーダンでPKOに当たっている国連南スーダン派遣団(UNMISS)の要員について、現在の7900人を1万3823人に上限を変更することを決めた。コンゴ民主共和国やスーダン西部ダルフール地方などに展開するPKO部隊を一時的に南スーダンに移動させ、対応するとみられる。

 南スーダンでは15〜17日に首都ジュバで発生した戦闘が各地に飛び火した。政府軍と、7月に解任されたマシャール前副大統領を支持する反乱軍による戦闘で、政府軍幹部の中には反乱軍側に寝返る者も出た。反乱軍は24日現在で北部ユニティ州の州都ベンチウを制圧するなどし、各地で政府軍と対峙(たいじ)している。

 戦闘により、8万人以上が避難民となり、韓国軍が駐留する中部の要衝ボルの1万7000人をはじめ、各地の国連施設に避難民が身を寄せている。国連施設に避難している民間人は約4万5000人に上るとみられる。

 PKO部隊増強は一般市民の保護に一定の効果があると考えられるが、戦闘停止に結びつくかは不明だ。反乱軍に呼応する形で武装集団の動きも活発化している。ジョングレイ州アコボではPKO部隊の施設が武装集団の襲撃を受け、避難民11人とインド兵2人が死亡。同州では米軍の輸送機や国連ヘリが地上からの攻撃を受け、米兵4人が負傷した。

 マシャール氏はこれまで、政府が15日以降に「クーデター未遂」容疑で拘束した同氏に近い政治家ら約10人の釈放が交渉開始の条件と発言。しかし、地元独立系ラジオによると、キール大統領は23日、「いかなる前提条件も受け入れない」と釈放を拒絶。「入り口」での対立が解消されておらず、交渉着手の見通しは立っていない。

 両者の対立には、民族の違いを背景とした根深い不信感がある。キール大統領は最大民族ディンカ人で、マシャール氏はヌエル人。今回の戦闘では両民族の報復合戦が激化しているとの見方もある。

 伝統宗教・キリスト教を信じる黒人主体の南スーダンは1983年から20年以上の内戦を経て、アラブ系イスラム教徒主体のスーダンから2011年に独立した。独立闘争を担ったゲリラ組織「スーダン人民解放軍(SPLA)」はディンカ人が主導し、1991年にマシャール氏が率いるヌエル人らのグループが離反して分裂。ボル周辺などで両組織が激しくぶつかり、多数の死者と避難民を出した同様の混乱があった。

 その後、マシャール氏はSPLA主流派に合流し、独立後の現政権でナンバー2の地位を得た。しかし、15年に行われるとみられる大統領選を前に、次期大統領を狙うマシャール氏とキール大統領側の関係が悪化。7月のマシャール氏解任で対立は決定的となり、独立以前の対決が再燃した形だ。

7194チバQ:2013/12/26(木) 21:10:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131226/erp13122612120003-n1.htm
貧困層専用のスーパー開店 英、余剰品引き取り格安販売
2013.12.26 12:08 [欧州]

開店した貧困層専用のスーパーで買い物をする人=9日、英バーンズリー(カンパニー・ショップ提供・共同)
 大手スーパーなどから余剰品を提供してもらい、貧困層の人だけに格安で販売するスーパーがこのほど、英中部バーンズリーで開店した。食品の無駄をなくし、貧困層の支援にもなる一石二鳥の取り組みとして、注目されている。

 「社会的スーパーマーケット」と呼ばれる仕組みで、欧州では経済危機に見舞われたギリシャやスペインなどを中心に計千店以上あるとされるが、英国では初めて。

 包装・表示ミス、過剰生産などで売れなくなった食品や生活用品を複数の大手チェーンから無料や安値で引き取り、最大7割引きで販売。期限切れ商品や酒、たばこは扱わない。

 貧困層が多く住む地域が出店対象で、一定の福祉手当を受け取る人の会員制。今後、他の地域でも約20店を開く計画だ。(共同)

7195チバQ:2013/12/26(木) 22:21:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131226-00000013-asahi-int
トルコ新内閣発足 汚職で3人辞任、側近重用で大幅改造
朝日新聞デジタル 12月26日(木)10時32分配信

 【イスタンブール=金井和之】大規模な汚職事件に絡み3閣僚が辞任したトルコのエルドアン政権は25日、全体のほぼ半数にあたる10閣僚を交代させる内閣改造を決めた。辞職した3閣僚のポストを含む。同首相の側近らによる新内閣で、混乱の収束を図るとみられる。

 エルドアン首相は同日深夜、ギュル大統領との会談後に内閣改造を公表した。息子が事件で逮捕され、辞任した3人の主要閣僚の後任には、首相の信頼が厚いと言われる人物を指名した。首相府で次官を務め、首相の側近として知られるアラ氏を内相に。経済相にあてたゼイベクチ氏と環境都市相のギュリュセ氏は、いずれも与党の公正発展党幹部だ。

 また、汚職事件に関わったとして報道されていたバウシュ欧州連合(EU)問題担当相も退任した。結束の堅い新内閣で汚職捜査を乗り切るとともに、来年の地方選に向けた巻き返しを狙うと見られる。

7196チバQ:2013/12/27(金) 23:11:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/mds13122720290002-n1.htm
反シリア政党幹部を爆殺 レバノン首都、5人死亡
2013.12.27 20:27
 レバノンの首都ベイルート中心部で27日、大きな爆発があり、地元メディアによると、隣国シリアのアサド政権に反対する政党「未来運動」幹部のシャタハ元財務相ら少なくとも5人が死亡、約70人が負傷した。シャタハ氏暗殺を図った爆弾テロとみられる。

 シャタハ氏は近くで開かれる未来運動の会合に向かう途中で、同氏が乗った車の近くで自動車爆弾が爆発した。現場近くでは2005年、反シリアのハリリ元首相が自動車爆弾テロで暗殺され、シリアの関与が指摘されている。

 レバノンはシリア内戦の影響で親、反シリア両陣営の対立が激化。ベイルートでは今年、親シリアのイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点地区を狙った爆弾テロや、シリアを支援するイラン大使館前で爆弾テロが起きており、シャタハ氏暗殺はこれらに対する報復との見方がある。(共同)

7197チバQ:2013/12/28(土) 06:53:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131228/k10014182391000.html
レバノン首都爆弾テロ 宗派対立懸念
12月28日 4時23分 K10041823911_1312280517_1312280522.mp4
中東レバノンの首都ベイルートの中心部で、イスラム教スンニ派の元閣僚を標的にした暗殺とみられる爆弾テロがあり、合わせて6人が死亡し、イスラム教の宗派間の対立が一層強まることが懸念されています。

ベイルートの中心部で27日、自動車に積まれた爆発物を用いたとみられる大きな爆発がありました。
現場では激しい炎と黒い煙が立ち上り、周囲の複数の車が焼けたほか、建物のガラスが割れて飛び散るなど大きな被害が出ました。
保健当局によりますと、この爆発で、ムハンマド・シャタ元財務相など合わせて6人が死亡し、70人がけがをしました。
シャタ氏は、みずからが所属するイスラム教スンニ派の政党の会合に出席するため、車で会場に向かっていたということで、政党関係者は、シャタ氏を標的にした暗殺事件という見方を示すとともに、シーア派の組織ヒズボラが関与していると非難しています。
ベイルートでは2005年にも、スンニ派の有力な政治家だったハリリ元首相が爆弾テロによって暗殺される事件があり、スンニ派の勢力はヒズボラの関与を指摘しています。
一方、先月には、シーア派の住民が多い地区にあるイラン大使館近くで20人以上が死亡する爆弾テロが起き、スンニ派の武装勢力の関与が指摘されています。
レバノンでは、隣国シリアの内戦が飛び火する形で宗派間の対立による緊張が高まっていて、今回のテロを受けて対立が一層強まることが懸念されています。

7198チバQ:2013/12/28(土) 22:36:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131228/asi13122821000003-n1.htm
「庶民」の首相就任 インド首都圏政府 移動は地下鉄…汚職根絶掲げ新政権

2013.12.28 20:59

インド・ニューデリーで、支持者らにあいさつする庶民党のアルビンド・ケジリワル党首(中央)=27日(AP)
インド・ニューデリーで、支持者らにあいさつする庶民党のアルビンド・ケジリワル党首(中央)=27日(AP)


 【ニューデリー=岩田智雄】インドの州に相当するデリー首都圏政府の首相に28日、汚職根絶を掲げて地方議会選で躍進した新政党、庶民党の指導者アルビンド・ケジリワル氏(45)が就任した。インド社会に汚職がはびこる中、既成政党への不満の受け皿となって新政権がスタート。庶民党は5月までに行われる国政の下院選(総選挙)にも候補者を擁立する方針で、再び旋風を巻き起こす可能性がある。

 政治家への過剰警備を批判し、自身を「庶民」と称するケジリワル氏は28日、地下鉄でニューデリーの就任式会場に到着し、数万人の支持者に「賄賂を受けとらず、渡さないことを私と誓ってほしい」と訴えた。

 職員の資産申告などを義務づけた反汚職新法を15日以内に導入すると公約している。新法は最近、連邦議会が可決した法律より厳しい内容になる見通しだ。電気代を半額にするとともに、一定量の水道水を無料供給するとも公約しており、こうした政策を実行できるかが試される。

 デリー議会選では国政最大野党インド人民党(BJP)が第一党になったが過半数に届かず、第二党の庶民党が国政与党の国民会議派の協力でデリーの政権を担うことになった。同派は厳しい汚職批判の中、デリーで与党から第三党に転落したが、庶民党政権の安定を左右する力はある。ケジリワル氏は政府の元税務担当職員。辞職後に反汚職運動に身を投じ、昨年11月に庶民党を結成した。

7199チバQ:2013/12/28(土) 22:40:33
http://mainichi.jp/select/news/20131229k0000m030052000c.html

インド:新党のケジリワル党首 いきなり首都圏政府首相に

毎日新聞 2013年12月28日 20時53分(最終更新 12月28日 20時59分)



ニューデリー郊外の広場で、デリー首都圏政府首相への就任を宣誓した後、10万人の支持者を前に演説する一般人党のアービンド・ケジリワル党首=2013年12月28日、杉尾直哉撮影
ニューデリー郊外の広場で、デリー首都圏政府首相への就任を宣誓した後、10万人の支持者を前に演説する一般人党のアービンド・ケジリワル党首=2013年12月28日、杉尾直哉撮影

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 【ニューデリー杉尾直哉】インドのデリー首都圏(州)政府首相の就任式が28日行われ、今月4日投票の首都圏議会選挙で第2党となった新党・一般人党のアービンド・ケジリワル党首(45)が就任した。選挙では、最大野党のインド人民党が第1党となったが過半数に届かず、他党との連立協議に失敗。代わりにケジリワル氏が、第3党に転落した前政権与党・国民会議派を取り込み、政権樹立に成功した。

 「腐敗一掃」を訴え、昨年結成されたばかりの一般人党は今回、初めて選挙に参加。党首のケジリワル氏はいきなり首都圏で最高権力者の州政府首相となり、劇的な政界デビューを果たした。一般人党は来年4〜5月ごろに実施されるインド下院選挙での勝利を次の目標としており、今後も国民会議派、人民党の2大政党を揺るがす存在となりそうだ。

 28日、ケジリワル氏は首都郊外の広場に約10万人の支持者を集めて異例の就任式典を開いた。就任演説で「デリーの政治が我々一般人の手に初めて渡った歴史的な日だ」と語った。強力な腐敗防止法の制定や安定した電力供給などが公約。

 来年の下院選挙では、過去10年間政権を維持してきた国民会議派の敗北と、人民党による政権交代の予測が強い。今回、国民会議派がケジリワル氏と組んだのは、首都圏でかろうじて政権にとどまるための苦肉の策と受け止められている。

 ケジリワル氏は税金徴収官吏を経て社会活動家になった。一昨年、政府高官らの腐敗を批判する抗議デモを全国で展開し、「現代のガンジー」と呼ばれたアンナ・ハザレ氏(76)のブレーンとして有名になった。

7200チバQ:2013/12/30(月) 10:58:13
http://mainichi.jp/select/news/20131230k0000m030055000c.html

南スーダン:戦闘大規模化の恐れ 要衝に反乱軍支持派迫る

毎日新聞 2013年12月29日 21時55分(最終更新 12月30日 01時21分)



武器を掲げる南スーダン軍の兵士ら=2013年12月25日、ロイター
武器を掲げる南スーダン軍の兵士ら=2013年12月25日、ロイター

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 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部・南スーダンで、政府軍が反乱軍から奪回した中部の要衝ボルに、反乱軍を支持する民兵組織「ホワイトアーミー」が迫り、大規模な戦闘に発展する恐れが出てきた。AP通信などが報じた。

 ホワイトアーミーは、反乱軍を率いるマシャール前副大統領と同じヌエル人の若者らで構成され、虫よけの白い灰を体に塗っていることから、そう呼ばれている。マシャール氏が直接指示を出しているかは不明。武装した約2万5000人がボルに向かって押し寄せており、28日夕の段階で、ボルまで約50キロの地点に近づいたとの情報がある。

 キール大統領をはじめ、与党「スーダン人民解放運動(SPLM)」を主導してきた最大民族ディンカ人は、ヌエル人とたびたび衝突してきた。

 東部ジョングレイ州のアコボでは19日、ヌエル人の若者ら約2000人の武装集団が国連施設を襲撃し、施設に避難していたディンカ人少なくとも11人が殺され、PKO部隊のインド兵2人も犠牲となる事件があった。ホワイトアーミーがボルでディンカ人や国連部隊を襲撃したり、政府軍と交戦したりすることが懸念される。

 政府は27日、周辺国首脳に対し、即時停戦に合意する意向を表明。一方、マシャール氏は即時停戦に応じる姿勢を見せていない。政府軍はボルを奪回した後、戦闘が激化していた北部・上ナイル州の州都マラカルの奪還も宣言。停戦に応じない場合は、反乱軍が制圧する北部ユニティ州の州都ベンチウの奪回作戦を行うとしている。

7201チバQ:2013/12/30(月) 11:00:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131229-00000061-jij-m_est

反乱軍2万5000人動員=ヌエル人の「白い軍隊」―南スーダン

時事通信 12月29日(日)23時58分配信



 【ロンドン時事】南スーダン政府は29日、反乱軍を率いるマシャール前副大統領が東部ジョングレイ州で、出身部族ヌエル人の若者ら最大2万5000人規模の兵力を動員し、「(政府軍に対し)いつでも攻撃を仕掛けられる態勢を整えている」と明らかにした。AFP通信などが伝えた。
 若者らは体に灰を塗ることから「白い軍隊」と呼ばれ、現在は州都ボルから110キロ付近にいるという。
 これに対し、反乱軍スポークスマンは、「(マシャール氏は)部族の人々を動員してはいない」と指摘。若者らは政府に反旗を翻した正規軍であり、特別に徴兵されたわけではないと強調した。

7202とはずがたり:2013/12/30(月) 23:51:04

トルコとEU ビザなし渡航で交渉入り
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/16/kiji/K20131216007217410.html

 トルコと欧州連合(EU)は16日、トルコ人が査証(ビザ)なしでEU諸国に渡航できるように交渉を開始することで合意した。2017年までの導入を目指す。トルコメディアが報じた。

 双方は今年11月、実質的に約3年半停滞していたEU加盟交渉を再開したばかりで、今回の合意が加盟交渉の弾みとなりそうだ。合意はトルコ政府が、トルコからEU圏に渡った不法移民の対策で、EUと協力することを受け入れて実現した。(共同)
[ 2013年12月17日 00:31 ]

7203チバQ:2013/12/31(火) 11:47:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/asi13123110380001-n1.htm
割れるバングラ 与野党対立深刻 総選挙前デモ激化、日系企業に余波

2013.12.31 10:37 (1/2ページ)

29日、バングラデシュの首都ダッカで、最大野党バングラデシュ民族主義党の支持者を棒で殴りつける与党アワミ連盟の支持者ら (AP)
29日、バングラデシュの首都ダッカで、最大野党バングラデシュ民族主義党の支持者を棒で殴りつける与党アワミ連盟の支持者ら (AP)


 【ニューデリー=岩田智雄】バングラデシュで来年1月5日に行われる国会議員選挙(総選挙)を前に、与野党の対立が先鋭化している。最大野党、バングラデシュ民族主義党(BNP)など二十余政党が、ハシナ首相に辞任による中立的な選挙管理内閣の設立を求めて総選挙のボイコットを表明し、抗議行動を激化させているからだ。29、30日には各地から首都ダッカへ向かうデモ行進を治安部隊が道路を封鎖して押さえ込み、2人が死亡した。治安悪化で日系企業の操業にも影響が出ている。

 バングラデシュでは1996年以降、憲法規定により総選挙は国会議員などを首相としない中立的な選挙管理内閣の下で行われてきた。しかし、与党アワミ連盟(AL)を率いるハシナ首相は2011年、野党の反対を押し切って憲法を改正し、現職首相が選挙管理内閣を主導することを可能にした。BNPは、憲法再改正を要求している。

 首相は、BNPと連携する野党イスラム協会(JI)への圧力も強めている。1971年のパキスタンからの独立時に多くの市民を殺害し女性を暴行したJIやBNPメンバー8人に死刑判決が出され、JIの1人の死刑が12月12日に執行された。抗議運動に拍車がかかり、政府は26日から各地に軍部隊を展開し始めた。フランス通信(AFP)によれば、今年、270人以上が治安部隊との衝突などで死亡している。

 日本貿易振興機構(JETRO)ダッカ事務所によれば、各地では野党支持者らによって、11月に10日間以上、12月に20日間以上の抗議運動や交通封鎖が行われた。過激なメンバーが車両を燃やしたり爆弾を投げたりしたため、企業間の商談ができず、面会予約の8〜9割がキャンセルになるなどの影響が日系企業に広がっている。

 物流網も打撃を受け、資材搬入や輸出が滞っている会社が少なくなく、小売り企業では、客足が停滞し売り上げの落ち込みにつながっている。

 衣料品メーカーの丸久(徳島県鳴門市)は、ダッカ近郊の工場の生産体制に大きな影響は出ていないものの、通勤時のリスクを回避するため、現地従業員の勤務開始時間を早め、一部社員を工場に泊まり込ませて対応している。

 バングラデシュには、主要産業である縫製業などに日系176社が進出しており、2005年当時から3倍近くに増えている。

 ハシナ首相は5日に総選挙を予定通り実施する方針で、ALが議席(定数350)をほぼ独占する見通しだ。しかし、今後反政府運動がいっそう激化することが予想されるため、産業界の反発が強まり、やりなおし選挙となるのではないかとの観測もある。

7204チバQ:2013/12/31(火) 11:52:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131231/erp13123109250004-n1.htm
露連続テロ プーチン政権、威信かけ対処 ソチ隣接、問われる北カフカス政策

2013.12.31 09:24 (1/3ページ)

30日、爆破テロが前日起きたロシア南部ボルゴグラードの駅を警備する警官ら (AP)
30日、爆破テロが前日起きたロシア南部ボルゴグラードの駅を警備する警官ら (AP)


 【モスクワ=遠藤良介】ロシア南部のボルゴグラードで2日連続の爆破テロが発生し、来年2月7日に開幕するソチ冬季五輪に向けた治安が強く懸念される状況となってきた。連続テロは五輪阻止を狙うイスラム過激派の犯行である可能性が強く疑われ、テロの連鎖を止められない場合にはプーチン露大統領の威信にも傷がつくのは必至だ。

                   ◇

 イスラム過激派が拠点とする露南部の北カフカス地方ではテロが頻発しているが、近年、同地方外での発生はまれになっていた。ボルゴグラードで10月、路線バスが爆破され6人が死亡したのに続く今回の連続テロは、テロリストが同地方外の主要都市を標的にしうる現実を改めて示した。

 戦略的要衝に位置するボルゴグラードは、第二次大戦でソ連軍が激戦の末にドイツ軍を破り、ソ連勝利への転換点となった「スターリングラード攻防戦」の舞台として知られる。プーチン氏が2月、攻防戦終結70周年を祝うために訪れた同市を、テロリストは「ロシアの勝利の象徴」とみなして狙った可能性がある。

 北カフカスをめぐっては、プーチン氏の指導した1999〜2002年の第2次チェチェン独立紛争後、強権統治とテロリスト掃討作戦の強化によってチェチェン共和国の情勢が比較的安定した。その半面、チェチェン独立派武装勢力が北カフカス地方一帯に拡散し、イスラム色を強めて先鋭化した経緯がある。

                ■   ■

 近年の大規模テロの背後にはイスラム武装勢力「カフカス首長国」を率いるドク・ウマロフ容疑者の存在が指摘されている。「イスラム帝国の建設」を掲げる同容疑者は7月、ソチを「先祖の迫害された地」とし、あらゆる手段で五輪を阻止すると宣言した。

 ソチ五輪は07年、大統領2期目だったプーチン氏が、会場建設を一から行う壮大な計画を打ち出し、誘致に成功した。ソ連崩壊後の混乱からロシアを再建した「救国者」を自任する同氏には、五輪を通じて国威発揚と国民の団結を図る狙いがある。

 ただ、米仏独などの欧米首脳らは相次いで五輪開会式を欠席する意向を示しており、これは同性愛宣伝禁止法の施行などロシアの人権状況に対する抗議の表れとも受け止められている。連日のテロは、ソチ五輪のイメージに新たな打撃を与える形となった。

                 ■   ■

 北カフカスに隣接するソチでの五輪は、プーチン政権のカフカス政策の成果を問うものでもある。政権による巨額の資金投下にもかかわらず、腐敗の深刻な同地方では一向に貧困が解消せず、これがテロの温床となっている。有力サイト「カフカスキー・ウゼル」によれば、同地方では今年1〜9月、テロや交戦で375人が死亡しており、情勢の安定にはほど遠い。

 政権は大規模テロのたびに警備強化を約束してきたが、公共交通機関での犯行を全土で防ぐのはきわめて困難だ。テロリストが厳重な警備のなされるソチ以外の都市を攻撃対象とする事態に懸念が強まっている。

7205チバQ:2013/12/31(火) 11:53:10
  ◇

 ■ロシアで発生した最近の主なテロ

 2010年 3月29日 モスクワの地下鉄で連続爆弾テロ、38人死亡

   11年 1月24日 モスクワのドモジェドボ国際空港で爆弾テロ、35人以上が死亡

   13年10月21日 ロシア南部ボルゴグラードで走行中の路線バス内で自爆テロ、6人死亡

      12月27日 ロシア南部ピャチゴルスクで車に仕掛けた爆破装置が爆発、3人死亡

         29日 ボルゴグラードの駅構内で自爆テロ、犯人含む17人が死亡

         30日 ボルゴグラード市内のトロリーバスで自爆テロ

7206チバQ:2013/12/31(火) 11:54:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131230/erp13123023590005-n1.htm

【露南部テロ】
迫るソチ五輪 治安対策の不備鮮明
2013.12.30 23:53 (1/2ページ)[テロ]

29日、自爆テロが起きたロシア南部ボルゴグラードの駅舎前を警備する治安当局の関係者(ロイター=共同)
29日、自爆テロが起きたロシア南部ボルゴグラードの駅舎前を警備する治安当局の関係者(ロイター=共同)


 【モスクワ=佐々木正明】ロシア南部ボルゴグラードで30日朝、運行中のトロリーバスが爆発、インタファクス通信によると14人が死亡、40人以上が負傷した。露連邦捜査委員会は男による自爆テロと断定。29日にはボルゴグラードの駅舎で17人が死亡する自爆テロが起きたばかりで、来年2月のソチ冬季五輪を前に、治安対策の不備が大きな課題として浮上した。プーチン大統領は30日、国家テロ対策委員会に対し、ロシア全土の安全対策を強化するよう指示した。

 ボルゴグラードは鉄道路線や道路が交差する交通の要衝で、五輪開催都市ソチの北東約700キロに位置する。プーチン政権の打倒を掲げるイスラム過激派が潜んでいるとされる北カフカス地域にも隣接している。連続テロ事件への犯行声明は出ていないが、専門家の多くは「五輪を前に社会を混乱させることがテロ犯の目的だ」と分析している。

 30日のトロリーバスの爆発は朝の通勤客らが集うバス停の近くで発生した。車両は中央部が大破。火薬10キロほどの爆弾が使われたといい、29日のテロの爆発物と同じ成分が含まれていたとの情報もある。

 29日の駅舎でのテロは当初、女による犯行との見方があったが、現場検証の結果などから実行犯は男であることが判明。捜査線上に北カフカス地域ダゲスタン共和国の武装組織に関与した人物が浮上している。

 ボルゴグラードでは今年10月にも、ダゲスタン共和国出身の女性が路線バスで自爆テロを起こした。治安当局は、ボルゴグラードで起きた3つのテロは同一グループの犯行の可能性があるとみており、ボルゴグラード近辺やダゲスタン共和国で捜索を強化している。

 一方、露治安当局は30日、北カフカス地域の複数の地点でテロ組織に対する掃討作戦を展開。今回のボルゴグラードの事件との関連は不明だが、戦闘で少なくとも武装組織のメンバー5人が死亡したという。

 モスクワの日本大使館は30日、在留邦人に対し、空港や駅など不特定多数が集まる場所では警戒するよう注意喚起した。

7207旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/02(木) 03:14:06
地味だけどこういうネタ好き。

ラトビアがユーロ導入=18カ国体制に
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010200004
 【ベルリン時事】バルト3国の一つ、ラトビアで1日、欧州単一通貨ユーロが導入された。これにより、ユーロ圏は18カ国体制に拡大された。(2014/01/02-00:13)

7208名無しさん:2014/01/02(木) 23:42:10
テキサス親父日本事務局 @MR_DIECOCK

テキサス親父の「米国グレンデール市の売春婦像を撤去しろ!ホワイトハウス10万人署名」は
1月2日21時に当初目標10万筆を達成。これによりその後も署名が継続されます。更なる拡散署名願います。

皆さんご協力有り難う☆ 日本人の勝利です 
https://twitter.com/MR_DIECOCK/status/418731257879461888

7209チバQ:2014/01/04(土) 16:02:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140104/erp14010412000002-n1.htm
北極圏特集(1)露「極夜」の港町一躍脚光

2014.1.4 12:00 (1/5ページ)[資源]

12月、「極夜」の季節のつかの間の薄明に照らされ、ムルマンスク港と市街が姿を現わした
12月、「極夜」の季節のつかの間の薄明に照らされ、ムルマンスク港と市街が姿を現わした


 厚い氷で閉ざされてきた北極圏に世界が熱い視線を向けている。石油や天然ガスなどの資源開発を狙い、北極海を挟んで向かい合うロシアとカナダはそれぞれ北極点までの権益を主張し、中国も資源や北極海航路に強い関心を示している。かつて探検家のほかは寄せ付けなかった氷の世界は、航路の開拓が進めば、スエズ運河経由に代わる太平洋と大西洋を結ぶ大動脈としての役割を持つことになる。海氷面積の減少で現れるフロンティア(未開拓の地)によって、新たな世界の勢力図はどう描かれることになるのだろうか。





 北極圏での資源開発や航路の整備、さらに軍事的存在感の確保へと、政権の号令で最も活発な動きを見せている沿岸国がロシアだ。北極圏で数少ない不凍港を擁する北西部のムルマンスク市(人口約30万人)には、「北極の首都」「北極開発の戦略的拠点」を目指すとの熱い息吹が漂っていた。(ムルマンスク 遠藤良介、写真も)

 目抜き通りの街路樹を彩る電飾は、正午近くになっても灯(とも)り続ける。太陽が昇らず、午後の数時間だけ薄明が訪れる「極夜」のムルマンスク。ソ連時代には「極地手当」などの特典によって、自然環境の過酷なこの地に人々をつなぎ止めていた。人口流出や経済低迷といったソ連崩壊の“後遺症”は、いまだ完全には克服されていない。

 だが、ムルマンスク州のチュカビン第1副知事(54)は「今、私たちは北極に自らの将来を見ている」と力を込める。「北極海大陸棚の石油・天然ガスに関心が高まり、近年はロシアの大企業や合弁企業が次々とやってきた。関連産業の裾野も広く、採掘が本格化すれば地元経済への恩恵は大きい」

 ヤマル半島での液化天然ガス(LNG)事業は2016年の操業開始が有望視され、ペチョラ海のプリラズロムノエ油田でも近く産出が始まる予定だ。バレンツ海では、露国営石油が外資とともに探査事業へと動き出している。

 大陸棚開発の関係企業による団体「ムルマンシェリフ」のブーチ代表(49)は「当地には海運や造船のインフラが整っており、開発鉱区への資材やサービスの供給基地として飛躍する潜在力がある」と語る。

 海氷の減少で夏場の航行が比較的容易になった「北極海航路」にも、地元の期待は大きい。同航路の「西の玄関」にあたるムルマンスクは、貨物の積み替えなどの拠点港として、また航行船舶を先導する原子力砕氷船団の母港として発展する可能性があるためだ。

 原子力砕氷船を運航する国営企業「ロスアトムフロート」によると、北極海航路を完全横断した船舶は10年の4隻から11年に34隻、12年に46隻、13年に71隻と増加。プーチン大統領は同航路をスエズ運河経由に匹敵する「世界的な大動脈」に発展させるとの壮大な方針を打ち出している。

7210チバQ:2014/01/04(土) 16:02:46
 だが、北極海航路は(1)航行時期や速度が気象状況に左右される(2)砕氷船の先導や耐氷船が必要で費用が高くつく(3)沿岸寄港地のインフラが整っていない−などの問題を抱える。同航路の情報提供に取り組む団体「CHNL」のバラマソフ氏(37)は「航路の発展は、北極圏からの資源搬出がどれだけ増えるかによる部分が大きい」と話す。

 資源開発でも、採算面の壁が高い。バレンツ海の巨大天然ガス田「シュトックマン」は12年、沿岸からの距離や市況悪化が障害となり、開発が凍結された。

 こうした中、プーチン政権は北極圏での軍事力増強に力を入れ始めている。ヤマル半島のLNG事業に中国企業が参画を決めるなど、非沿岸諸国も北極圏への関心を強めていることへの警戒感からだ。プーチン氏は昨年12月の国防省幹部会で「北極での安全と国益を守るにはあらゆる手段が必要だ」と力説した。

 ロシアは昨年9月、ソ連崩壊後に撤退した極東のノボシビルスク諸島の基地再建に着手しており、北方艦隊が母港とするムルマンスク州セベロモルスクと東西から北極海ににらみを利かせる。フランツ・ヨシフ諸島や北極圏の沿岸各地での軍用空港整備も急ぎ、今年中に北極全体を覆う態勢の構築を目指す。

 ロシアの潜水艇が07年8月、北極点の海底に国旗を立てて物議を醸して以降、この国は常に北極への野心をあらわにしてきた。ムルマンスクでは「開発の困難な北極は、国々が最良の解決策と発展を目指して協力する場であるべきだ」(ブーチ代表)との意見も聞かれたが、その道のりには霧がかかったままだ。

北極を知る5つのキーワード


 【北緯66度】北極圏は夏に太陽が沈まない白夜、冬に太陽が昇らない極夜が生じる北緯66度33分39秒より北。日本の面積の約25倍に当たる約950万平方キロメートルの北極海沿岸などのロシア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、デンマーク(グリーンランド)、カナダ、米国の8カ国を含む。カナダのイヌイットなど40以上の民族が住み、圏内人口は約1300万人とされる。

 【北極海航路】北極海を通り、太平洋と大西洋を結ぶ航路。日本と欧州の距離はスエズ運河経由に比べ6割程度。ロシア北方を通る北東航路、カナダ北方を通る北西航路がある。現在の主要航路である北東航路を使う際にはロシア国内法に基づき許可や砕氷船の随行、通行料などが必要なため、今後、海氷の減少で開発が進みそうな北西航路、北極点近くを通る中央航路にも注目が集まっている。

 【未発見資源】米地質調査所は世界の未発見埋蔵量のうち石油が13%、天然ガスは30%が北極圏にあると推計。84%が沖合に眠るとしており、海氷面積の減少で各国は領有権や開発権主張を活発化。特にロシアは積極的に石油や天然ガスの鉱区を設定している。一方で原油流出による海洋汚染への懸念から、北極圏諸国で作る北極評議会は汚染対策のための作業部会で予防策を検討している。

 【ロモノソフ海嶺】ロシア・シベリア東部のノボシビルスク諸島から北極点近くを通りカナダ最北端エルズミア島に至る1800キロメートルの海底山脈。国連海洋法条約は自国から続く大陸棚の延長上にあると証明できれば200カイリの排他的経済水域(EEZ)を超えた開発権を認めており、ロシア、カナダ、デンマークが海嶺まで自国の大陸棚と主張。カナダは昨年12月、国連大陸棚限界委員会に大陸棚延長を申請。ロシアも今年、却下された2001年に続き再申請する方針だ。

 【永久凍土】地中の温度が常に凍結している土壌。シベリア、カナダ、グリーンランドなどの北極圏を中心に分布している。土壌にはメタンハイドレートが含まれている。オランダと英国の研究チームは昨年7月、英科学誌ネイチャーに、地球温暖化で永久凍土の融解が進めばメタンガスの大量放出で温暖化が加速し、世界の気候や経済に壊滅的な損害をもたらすとする論文を発表した。

7211チバQ:2014/01/04(土) 16:04:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140104/erp14010412000000-n1.htm
北極圏特集(2)進む温暖化 消える海氷

2014.1.4 12:00 (1/2ページ)




 「北極圏の海氷が解けるということは、米国、ロシア、欧州などの商業大国や軍事大国に囲まれたところに“新しい海”が生まれるようなものだ。商業的にも軍事的にも、その重要性は大きい」

 北極圏の環境などを研究・調査するカナダの団体「アークティック・ネット」代表のルイ・フォーティエー氏はこう話す。

 氷が解けることで、北極圏を活用する可能性が広がるのは事実だ。しかし、環境問題に目を向けると、話はそう単純ではない。氷が解ける原因といわれる地球温暖化の影響をより強く受けるからだ。南極の氷の厚さが2千メートルであるのに対し、北極の海氷は1〜2メートルと薄く、わずかな変化でなくなる恐れがある。

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)で北極海総合研究チームリーダーを務める菊地隆氏は「赤道が車のエンジンとすれば、北極と南極は地球を冷やすラジエーター(冷却装置)」と説明する。

 白い海氷は太陽の熱を反射することで低い気温を維持する。しかし、温暖化によって氷が解けると、太陽の熱が直接、海水を温め、さらなる海氷の減少を招くことになる。

 「ラジエーターがオーバーヒートしかけている」。菊地氏はこう指摘する。

 2007年の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書によると、北極圏の海氷面積は10年ごとに平均2・7%縮小している。12年は観測史上で最小を記録した。07年と12年を画像で比較すると「日本列島2つ分が減少した」(菊地氏)という。温暖化の影響を受けやすい、一冬で凍った“若い氷”も増えている。

 記録が始まった1979年以降、夏季の海氷面積の減少は21世紀に入ってから加速が著しくなった。

 菊地氏は「2000年以降と同じペースで、10年間で160万平方キロメートルずつ減少すると仮定すれば、2040年にはゼロになる可能性もある」と予測する。

 北極圏で起きる現象は日本の冬の気候にも影響を及ぼすことが、最近の研究で明らかになっている。

 バレンツ海の海氷の減少によって低気圧の通り道は北寄りになるとされている。これにより、シベリア上空の高気圧が勢力を拡大させ、日本の冬の寒さが厳しくなるという。最近では、11〜12年の冬が、バレンツ海の海氷の減少による影響を受けたものだといわれている。(田北真樹子)

7212チバQ:2014/01/04(土) 16:05:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140104/erp14010412000001-n1.htm
北極圏特集(3)新たな未開地 航路・地下資源めぐり激突

2014.1.4 12:00 (1/5ページ)




 北極海の沿岸諸国は国際法に基づき領海、また排他的経済水域(EEZ)などを設定してきたが、境界をめぐっては対立もある。2010年にはロシアとノルウェーが約40年にわたり懸案だったバレンツ海の境界画定で合意するなど解決に向けた動きも進んでいる。一方、EEZを超えて資源開発が可能となる大陸棚をめぐっては各国の主張が激しく対立している。南極条約で軍事活動が認められない南極と異なり、北極では他国の領海以外ではいずれの国も軍事活動が可能とされ、海氷の減少が安全保障上の懸念を招いている。


日本「検討」出遅れ感


 日本政府の北極圏への対応は緒に就いたばかりだ。日中韓は2013年5月、北極圏諸国で作る北極評議会へのオブザーバー資格が認められた。中国、韓国は06年に申請していたが、日本は09年。同じ北東アジアの中韓と比べ、出遅れ感は否定できない。

 韓国は13年7月、砕氷船の追加建造を含む計画を策定し、北極圏で航路や資源の開発を追求する方針を打ち出した。一方、日本は13年3月に北極担当大使を新設。2代目の国方俊男大使はオブザーバー資格について「航路や資源開発に議論が及んだ際、北極圏国から配慮が得られる可能性もある」と期待を込める。

 ただ、政府全体の取り組みは限られる。13年4月に改訂した海洋基本計画では、北極海航路の利用可能性の「検討」を記しただけで、資源開発への言及はない。政府は南極観測船「しらせ」の北極海派遣が可能か検討を始めたが、稼働可能な日数の不足など課題は多い。政府関係者は「日本は従来、南極への関心が高く、北極への関心が高まったのは中韓が加盟申請した後だ」と打ち明ける。

 日本の政策は、安全保障の視点を欠くとの指摘もある。米太平洋艦隊の一部が北極海に割かれる場合、アジア太平洋の米軍プレゼンスに影響が及ぶ。北極海航路の経路となる宗谷・津軽両海峡の防衛も課題だ。海洋政策研究財団は12年の提言で、北極海航路の開設は「わが国の防衛・安全保障に計り知れない影響を与える」と警鐘を鳴らした。(田中靖人)


北極評議会、規制及び腰


 北極圏に領土を有する8カ国は1996年、北極評議会を設立した。89年に発足した環境保全を討議する多国間協力の枠組みがその母体で、評議会は環境の保護に加え、北極圏での持続的な開発を実現するため各国の政策調整を図ることを主目的としている。

 2013年5月の閣僚級会合は、北極圏の巨大な経済的潜在力を踏まえ、どう開発を進めるかに焦点が置かれた。ロイター通信などによるとカナダのアグルカック保健相は、北極圏の「巨大な潜在力とチャンス」に認識を促し、同国が議長を務める13年5月からの2年間は「(地域の)経済発展に焦点を置く」と語った。会合では北極圏開発に携わる企業との対話拡大を目的とした作業部会の設置も決まった。

 ただ、北極圏の持続的開発に向け、評議会がどれだけ指導力を発揮できるかには疑問も残る。北極圏の情勢に詳しい日本大学助教の大西富士夫氏は「加盟国は多国間の枠組みが自国の開発計画を規制することを本音では望んでいない。そのため、評議会は各国の開発利権を制限するような規制にはほとんど踏み込めていない」と指摘する。

 評議会は、船舶の排ガスを規制するための作業部会を設置するなど、企業活動に一定の規制をかける動きも見せている。とはいえ、「各国の権限内でできることを決めているに過ぎない」(大西氏)のが実態で、世界的な影響を及ぼす北極圏の環境保全にどこまで有効な手を打てるかは不透明だ。(黒川信雄)

7213チバQ:2014/01/04(土) 16:06:25
米、戦略立て直し急ぐ


 北極圏開発で出遅れていた米国は戦略の立て直しに本腰を入れ始めた。特に各国の活発な動きに安全保障上の危機感を強めており、国を挙げて権益拡大を目指す姿勢を鮮明にしている。

 「北極は残された大きなフロンティア(未開拓の地)だ」。オバマ大統領は昨年5月に発表した「北極圏国家戦略」でこう強調した。(1)安全保障上の利益拡大(2)埋蔵資源の責任ある管理(3)国際協力−を柱に、航行の自由の確保で各国と連携を図る構えだ。

 これに基づき、国防総省は11月、北極圏での安全保障政策の基本となる「北極戦略」を公表。アラスカを念頭に「敵意を持った存在」の侵入に備え、海洋での探知・追跡能力を向上させるため検討を進める。

 北極圏での資源開発により紛争の危険性も高まる。「多国間による安全保障協力の強化」(ヘーゲル国防長官)に向け、北極戦略には「ロシアの動きを警戒している」(外交筋)カナダ主催の軍事演習への参加なども盛り込まれた。ヘーゲル氏は、国防予算削減を迫られている中でも「長期的な視点が重要だ」とし、北極圏の安全保障で関係国と連携する重要性を訴えた。

 ただ、米国は国連海洋法条約に非加盟のため北極海での資源開発の権利を表立って主張できない。このため、オバマ政権は野党共和党が反対する同条約への批准を訴える。沿岸警備隊の砕氷船を派遣するなど、資源開発への「関心」を示す行動も積極化させている。(ワシントン 柿内公輔)


中国、沿岸国と連携 足場築く


 中国も北極での主導権争いに挑んでいる。2013年12月にはデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、フィンランドの5カ国の北極研究機構との間で、「中国−北欧北極研究センター」を上海に設置することで合意した。北欧諸国との関係強化をテコに中国が狙うのは、北極海の海底に眠る金やダイヤモンド、石油、天然ガスなどの資源と航路の開発だ。

 12年4月に中国はアイスランドと北極圏に関する共同研究で調印。これを北欧5カ国に拡大した。北極圏の気候変動、資源、航路などに関し、幅広く共同研究を行う計画だ。

 アイスランドとは13年4月、中国にとり欧州で初の自由貿易協定(FTA)を締結し、フィンランドとは12年7月から砕氷船技術を共同研究。同月から9月まで砕氷船「雪龍」で北極海を通ってアイスランドとの間を往復させる航海を成功させ、ロシア以外では初めて北極点に近い「北極中央航路」を使った。

 中国は13年8〜9月、国有海運大手、中国遠洋運輸集団(コスコグループ)の傘下企業が総積載量約2万トンの貨物船を使い、商用船として初めて北極海経由で欧州までの航行を成功させた。

 上海からスエズ運河を通過する従来の航路は、オランダのロッテルダムまで約1万9400キロだが、北極海航路なら約1万5千キロと約4千キロ以上も短く、航行日数も約2週間少ない約8週間。20年までに中国の欧州向け商用船の15%が北極海を使うとの予測もある。中国紙は「中国が目指す海洋国家の建設でも重要な試みになる」と論評した。

 ただ、北極海は氷が水温上昇で減少する7月から10月まで約4カ月しか航行できず、タンカーやコンテナ船など大型船の航行が難しい点が課題になっている。(上海 河崎真澄)


開発ブーム到来 北欧小国に商機


 北極圏ブームで、これまであまり注目されてこなかった北極圏に位置する小国や自治政府に発展のチャンスが到来している。いずれも欧州連合(EU)に加盟せず、未開発の地下資源が眠る北極進出を狙う中国と独自の関係強化を進めることで、北極圏開発の主導権争いに参戦している。

 北大西洋に浮かぶ島国アイスランドのスベインソン外相は2013年10月、EU加盟交渉をいったん停止し、北極圏外交を中心に据えると表明。北極圏開発に関心のある中国や韓国、シンガポールなど、アジアの資金力をテコに資源開発や物資の集積、物流の拠点であるハブ基地を建設するという壮大な計画をぶち上げた。

 アイスランド東部沿岸の港湾拡張事業を中国資本で実施する計画も持ち上がっており、中国の存在感は着実に高まりつつある。

 北極圏開発で主導的地位にあるノルウェーも、中国と共同で油田探鉱を始める計画を進めている。ノルウェーが10年、中国人民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞を授与して以来、関係が冷え込んでいただけに、北極圏開発での協力は注目を集めている。

 デンマーク領グリーンランドの自治政府にも、北極圏の地下資源開発の波に乗って中国などの外資を入れて経済力を付け、完全に独立する構想がある。

 北極圏開発は北欧の小国の夢をかき立てている。それほど遠くない将来、新たな世界経済地図が作られるかもしれない。(ロンドン 内藤泰朗)

7214チバQ:2014/01/04(土) 16:07:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140104/amr14010410350003-n1.htm

【エクアドル新婚夫妻銃撃】
治安は最悪、ガラパゴス旅行の拠点グアヤキル
2014.1.4 10:32

南米エクアドルのグアヤキル市街地=2013年10月(共同)
南米エクアドルのグアヤキル市街地=2013年10月(共同)


 新婚旅行中の日本人夫妻が銃撃されたエクアドル最大都市のグアヤキルは経済の中心地で、仕事を求めて地方から貧困層が多く集まっている。夜間に凶悪犯罪が多発する地域も多く、同国で最も治安の悪い都市として知られる。

 独特な生態系で知られるガラパゴス諸島への直行便が毎日数便出ているため、ガラパゴス旅行の拠点となっており、行き帰りに立ち寄る外国人観光客も多い。旅行会社関係者によると、もとはスラム街だったカラフルな家が並ぶ丘やイグアナが集まる公園が人気だ。

 日本外務省によると、グアヤキルを含むグアヤス県では2012年1〜6月に殺人が296件起きたほか、強盗が6593件発生。日本人は富裕層とみられ、犯罪の対象となる傾向が強い。在留邦人が銀行で現金を下ろして車で帰宅したところ、車両で前方をふさがれ、降りてきた男に銃で脅されて現金を奪われる事件も起きている。(共同)

7215チバQ:2014/01/04(土) 16:10:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140103/asi14010315440001-n1.htm
インドのシン首相 総選挙後の退任表明

2014.1.3 15:42

 【ニューデリー=岩田智雄】インドのシン首相(81)は3日、一部メディアと会見し、「数カ月以内に行われる総選挙後に新しい首相にバトンを渡す」と述べ、現在の2期目を最後に首相職から退く意向を表明した。後任の首相候補については言及しなかったが、与党国民会議派は、副総裁でガンジー家の御曹司ラフル・ガンジー氏(43)を後任候補に据えるとみられている。

7216チバQ:2014/01/04(土) 16:13:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140102/mds14010217370000-n1.htm
2州に非常事態を宣言 南スーダン、交渉難航も

2014.1.2 17:36


 内戦の危機にある南スーダンのキール大統領は、マシャール前副大統領派に大部分を掌握された油田地帯の北部ユニティ州と東部ジョングレイ州に非常事態を宣言した。同国政府が1日、発表した。ロイター通信などによると、マシャール氏支持の民兵組織など1日までにジョングレイ州の州都ボルを掌握した。

 一方、マシャール派と南スーダン政府の双方の代表団が1日、和平交渉のためエチオピアの首都アディスアベバに到着。近く協議が始まるとみられるが、交渉は難航が予想される。

 政府軍は先月24日までにマシャール派からボルを奪還したが、31日に戦闘が再燃。ボルの市長は政府軍が戦術的にボルから撤退したと述べた。

 ボルは首都ジュバの北約200キロで、国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍が駐留。戦闘拡大を受け、韓国軍は23日、ジュバを拠点に同じくPKOに参加する日本の陸上自衛隊から銃弾1万発の提供を受けた。(共同)

7217チバQ:2014/01/04(土) 16:27:00
>>7215
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010300137
シン首相、続投せず=与党苦戦の次期総選挙後−後継者は「御曹司」か・印




3日、ニューデリーで記者会見するインドのシン首相(AFP=時事)

 【ニューデリー時事】インドのシン首相(81)は3日、記者会見し「数カ月以内に総選挙があるが、その後は新しい首相にバトンを渡すつもりだ」と述べた。選挙の勝敗にかかわらず首相続投の意思はないと表明した。
 シン首相は、後継者としてこれまでもたびたび示唆してきた名門ネルー・ガンジー家の「御曹司」ラフル・ガンジー国民会議派副総裁(43)に言及し「傑出した資質を持っている」と評価した。党員に対し「正しい時期に決断を下してくれることを望む」と挙党体制構築を呼び掛けた。
 総選挙は5月までに行われる予定で、投票日は3月か4月になる見通し。世論調査では、与党国民会議派は、景気減速と汚職疑惑で支持率が落ち、苦しい展開だ。
 現在の情勢で選挙戦に突入すれば、西部グジャラート州で目覚ましい経済改革を主導したナレンドラ・モディ氏(63)を首相候補に擁する野党インド人民党(BJP)の優勢は明らかだ。シン首相は「モディが首相になれば国家の悲劇だ」と名指しで非難し、危機感を訴えた。モディ氏に対してはグジャラート州で2002年、1000人以上が死亡したヒンズー教徒対イスラム教徒の宗教暴動の責任を問う声が内外で消えていない。
 シン首相は04年に就任。09年の総選挙に勝利し、2期目に入った。(2014/01/03-17:32)

7218チバQ:2014/01/04(土) 16:27:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010400138
「女性解放」か「地下化」か=議論百出、買春禁止へ前進−フランス




仏国民議会(下院)で買春客に罰金刑を科す法案が可決され、笑顔のバロベルカセム女性権利相=2013年12月4日、パリ(EPA=時事)

 【パリ時事】フランスが買春の非合法化へかじを切った。国民議会(下院)は2013年12月4日、買春客に罰金刑を科す法案を賛成多数で可決。客を取り締まれば売春組織も立ち行かなくなるという理屈だが、「性的に搾取される女性の解放」「売春が地下に潜るだけ」と賛否が飛び交い、法的規制の複雑さを浮き彫りにした。
 AFP通信のまとめによると、欧州ではスウェーデンが1999年から買春客に禁錮刑を科しているほか、ノルウェーやアイスランドが同様の措置を導入。英国でも買春客は処罰される。一方、デンマーク、ドイツ、オランダなどは売春を法律で認めるなど、国によって対応はまちまちだ。
 フランスの売春婦は2万〜4万人と言われ、東欧やアフリカ出身者も多い。現在は売春あっせんや客引き行為は違法だが、買春客はおとがめなし。新制度は売春婦を「性的搾取の被害者」と位置付け、客引き行為への刑事罰を廃止する一方、客に初犯で1500ユーロ(約21万円)、再犯で3750ユーロ(約53万円)の罰金を科す。
 仏メディアによれば、法案支持の論陣を張る女性哲学者シルビアーヌ・アガザンスキ氏は「人間の体は売り物ではないと、まず確認しなければならない」と主張。一方、女性ジャーナリストのキャロリーヌ・フレスト氏は「性に対するあらゆる規制は抑圧に当たる」と刑事罰導入に慎重な立場で、女性の論客の間でも温度差が見られる。(2014/01/04-15:08)

7219チバQ:2014/01/04(土) 16:29:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014010300220
大統領選、現職側が勝利=対立候補は再集計要求−マダガスカル




マダガスカルのラジャオナリマンピアニナ前財政相=2013年10月、アンタナナリボ(AFP=時事)

 【ロンドン時事】アフリカ南東部沖の島国マダガスカルで年末に行われた大統領選の決選投票で、選管は3日、ラジョエリナ現大統領を後ろ盾とするラジャオナリマンピアニナ前財政相が得票率53.5%で勝利したと発表した。ロイター通信などが報じた。
 対立候補のロバンソン・ジャンルイ元保健相は同46.5%と発表された。ジャンルイ氏は、2009年の暴動に乗じてラジョエリナ現大統領に追放されたラベロマナナ前大統領の子飼い。
 延期を重ねた大統領選は、現職と前職共に出馬しないことでようやく投票が実現したが、それぞれ息のかかった候補を立てての代理戦争となった。ジャンルイ氏側は再集計を要求しており、裁判所は15日以内に裁定を下す。(2014/01/03-19:53)

7220チバQ:2014/01/04(土) 16:30:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014010300152
議席ゼロから再建目指す=重責担う34歳党首−ドイツ自民党




ドイツ自由民主党(FDP)のリントナー党首=2013年12月、ベルリン(EPA=時事)

 【ベルリン時事】2013年9月のドイツ連邦議会(下院)選挙で歴史的大敗を喫し、国政与党から一転、戦後初めて議席ゼロとなった中道右派・自由民主党(FDP)が執行部を一新し、再建に向けて一歩を踏み出した。12月の党大会で新党首に34歳のクリスティアン・リントナー元幹事長を選出し、若手指導者に復活を託した。
 「服喪期間は終わった」。リントナー新党首は党大会で、「基礎から立て直す」と党勢回復への決意を表明。党が戦後政治の中で果たした役割を強調し、自信を取り戻すよう呼び掛けた。
 FDPは、左右の二大政党のいずれかと連立を組むことで「キングメーカー」として存在感を持ち続けていた。政治が左右のいずれかに大きく傾くことを防ぐ「バランサー」としての役割も大きかった。
 しかし、1998年に中道左派の社会民主党(SPD)と90年連合・緑の党の連立政権が誕生し、その後11年間にわたって野党の地位に甘んじた。2009年の下院選で政権に返り咲いたものの、公約に掲げた大規模減税が実現できなかったのに加え、ホテル業界との癒着が指摘され、支持者離れが進んだ。昨年の下院選の得票率は議席獲得に必要な5%を割った。
 党再建を担うリントナー党首は党内きっての理論家として知られ、30歳で幹事長に就任した。甘いルックスで人気が高く、12年の州議選で大健闘する実績も残した。(2014/01/03-15:48)

7221チバQ:2014/01/04(土) 16:30:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014010300128
「超長期政権」狙う=エルドアン首相の野望−収賄事件で瀬戸際に・トルコ




トルコのアンカラで記者会見するエルドアン首相=2013年12月25日(AFP=時事)

 【エルサレム時事】トルコのエルドアン首相が8月の大統領選にくら替え出馬し、2023年の「建国100周年」を射程に入れた「超長期政権」を目指すとささやかれている。ただ、13年末に浮上した大規模収賄事件が政権を揺るがし、首相は一転して瀬戸際に立たされた。3月の統一地方選が首相の将来を占う試金石になりそうだ。
 エルドアン首相がくら替えを狙うのは、イスラム系与党、公正発展党(AKP)が連続4選を認めておらず、現在3期目の首相は15年までに予定される次期総選挙に出馬できないためだ。そこで大統領選に出馬し、盟友ギュル大統領を代わりに首相に就けるという観測が強まっている。
 ロシアのプーチン大統領が、かつてメドベージェフ首相とポストを交換し、権力維持を図ったのに似た手法だ。
 エルドアン首相には、憲法を改正し、名誉職の大統領をロシアやフランスのように首相よりも実権のある「強い大統領」にして、権力を維持する考えもあるとされる。
 この野望の前に立ちふさがるのが、政権を巻き込んだ建設事業に絡む収賄事件。3閣僚が辞任し大幅な内閣改造も行われたが、首相の強権姿勢に反発する反政府デモが再燃するなど、騒ぎは収まっていない。「次の捜査の標的は首相の息子」との報道もあり、状況次第では首相自身も窮地に陥ることになりかねない。(2014/01/03-14:42)

7222チバQ:2014/01/04(土) 16:35:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2014010200071
極右勢力、台風の目に=5月の欧州議会選


 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の主要機関、欧州議会の5年に一度の選挙が5月22〜25日にEU28カ国で行われる。有権者はユーロ危機や景気低迷から、現状への不満を募らせており、フランスやオランダでは「反EU」を掲げる極右政党が人気だ。極右は国境を超えた勢力結集に着手、台風の目を目指す。
 欧州議会選は計751議席が人口比で各国に配分され、当選議員らは一定の要件を満たせば主義主張を同じくする院内会派を結成できる。極右勢力には、反EU会派を立ち上げる狙いがある。
 フランスの国民戦線(FN)とオランダの自由党は2013年11月、選挙に向けた共闘を発表。イタリアの北部同盟やオーストリアの自由党、ベルギーの極右政党の合流が見込まれるほか、英国やスウェーデン、デンマーク、リトアニア、スロバキアなどの欧州懐疑派との連携を模索している。
 FN関係者は取材に「われわれの原則は国家・国民の自由と尊厳、主権の擁護だ」と強調。選挙では移民規制の強化、官僚集団の欧州委員会による「支配」や「経済実験」への拒否を唱え、主要政党に対抗する一大勢力を形成すると訴えた。
 一方、ファンロンパイEU大統領はベルギーのメディアに「欧州市民の圧倒的多数はEU支持者」であり、欧州懐疑派は「少数」にすぎないと指摘。極右が欧州統合の行く手を阻むことはできないと自信をのぞかせている。(2014/01/02-15:04)

7223チバQ:2014/01/04(土) 16:57:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140104-00000023-mai-m_est

<中央アフリカ>避難民93万5000人に…宗教対立で

毎日新聞 1月4日(土)11時54分配信



 【ヨハネスブルク服部正法】新旧政権を支持する武装勢力同士の衝突からイスラム、キリスト両教徒の宗教対立に発展しているアフリカ中部・中央アフリカ共和国で、国内避難民の数が93万5000人に達した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が3日発表した。総人口(約450万人)の5分の1が避難民となったことになり、未曽有の危機的状況が続いている。

 UNHCRによると、首都バンギでは、人口の半数以上に相当する51万人が避難生活を余儀なくされている。

 中央アフリカでは、昨年3月、反政府武装勢力セレカがバンギを攻略し、ボジゼ大統領が国外脱出した。セレカの指導者ジョトディア氏が暫定大統領就任を宣言したが、ボジゼ氏支持派も武装して抵抗。セレカがイスラム教徒主体でボジゼ氏支持派がキリスト教徒が多かったことから、やがて宗教間対立となり、衝突が激化した。国連児童基金(ユニセフ)によると、最近では、武装勢力が少年兵を用いるケースが増加、子供に対する残忍な攻撃も顕著になっている。

 国連安全保障理事会は先月5日、アフリカ連合(AU)の部隊と旧宗主国フランスの軍事介入を認め、AU部隊約4000人、仏軍約1600人が展開しているが、好転したとは言い難いのが実情だ。

7224チバQ:2014/01/04(土) 17:05:37
http://mainichi.jp/select/news/20140104k0000e030153000c.html

エジプト:デモで衝突、11人死亡…収束の兆しなく

毎日新聞 2014年01月04日 11時55分


 【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロなど主要都市で3日、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団などが軍主導の暫定政権に反対するデモがあり、保健省によると、治安部隊や政権支持派との衝突で少なくとも11人が死亡、52人が負傷した。モルシ氏が失脚した軍事クーデターから半年が経過したが、暫定政権と同胞団の対立に収束の兆しは見えない。同胞団などは、憲法修正を巡る国民投票が行われる14、15両日にも大規模なデモを呼びかけており、治安への懸念が高まっている。

 エジプトでは昨年7月のクーデター以降、イスラム教の集団礼拝がある金曜日に大規模なデモが恒常化している。政府系紙アルアハラムによると、3日も正午の礼拝後に各地でデモが始まり、無許可のデモを取り締まろうとする治安部隊との衝突が起きた。デモ隊は投石や火炎瓶で治安部隊に反撃した。同胞団側は19人が死亡したと主張している。

 暫定政権は昨年12月、北部マンスーラの警察施設で起きたテロ事件に関与したとして、同胞団を「テロ組織」に指定した。同胞団が呼びかけたデモに参加すれば禁錮5年を科せられる可能性がある。同胞団はテロへの関与を否定。国民投票のボイコットを表明するなど、暫定政権との対決姿勢を崩していない。

7225とはずがたり:2014/01/04(土) 17:17:00

「米中関係の意味明確に」=日本の集団自衛権支持−アーミテージ元国務副長官に聞く
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014010400139&g=pol

 【ワシントン時事】米国きっての知日派の一人、アーミテージ元国務副長官(68)は、時事通信のインタビューに応じ、現在の東アジア域内の緊張について「悲観はしていないが、これまで以上に心配している」と警告した。その上で、2014年のオバマ政権の「アジア重視」の外交戦略の課題として「オバマ大統領は米国が求めるべき中国との『新しい大国関係』の意味を明確にする必要がある」と語った。
 アーミテージ氏は、中国に関して「日米と同じルールで国際社会で役割を果たすという大きな決断をまだしていない。習近平氏は共産党を統制、厳しく管理しようとしている」と分析。13年6月にカリフォルニア州で2日間にわたって行われた米中首脳会談で、習近平主席が提唱した米国との対等なパートナーシップに基づく「新しい大国関係」を「そのまま」受け入れるべきではないと主張した。
 中国が東シナ海に設定した防空識別圏に対しては「われわれが強い態度で拒否しなければ、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島などへの拡大を助長することになる」と強調。また、中国による一方的な現状の変更で「東南アジア諸国連合(ASEAN)を日米の側に近づける結果となった」との見方も示した。
 沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の争いについては、「(解決は)難しい。日本は不測の事態を防ぐ危機管理をしなければならず、弱さを見せてはならない。実際に日本は中国の侵犯に対して強さを保っており、米国を含めた地域の平和と安定を求める全ての国の理解を得ている」と述べた。
 アーミテージ氏は13年中に4回訪日するなど、日本政府高官と頻繁に意見交換を行っている。安倍政権の取り組みの中で、環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加したことを高く評価し「TPPが成功裏に妥結すれば、アジア太平洋地域の(政治経済)情勢が一変する」と見通した。
 さらに、安倍晋三首相が目指す集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更に対して「日米同盟がより効果的になる」と支持を表明。しかし、その先の憲法改正については「私は勧めない。改憲に費やされる多大なエネルギーを経済の強化に振り向けるべきだ。今は経済が優先事項だと思う」と述べた。
 また、歴史認識をめぐる日韓対立に関しては「米国は積極的かつ静かに状況の改善に取り組むべきだろう。日韓首脳会談を実現させるためには、日本の政治家は(歴史問題で)朴槿恵大統領を当惑させてはならない」と注文を付けた。
 リチャード・アーミテージ氏 海軍士官学校卒。レーガン政権下で国防次官補(国家安全保障担当)、ブッシュ政権下で国務副長官(2001〜05年)を務め、米同時テロや対テロ戦に対応。日本や東アジアの安全保障に精通している。68歳。マサチューセッツ州ボストン出身。(2014/01/04-15:12)

7226チバQ:2014/01/05(日) 08:58:32
http://www.asahi.com/articles/ASG144GRMG14UHBI00K.html
バングラデシュ、5日に総選挙 野党不参加、混乱続く
2014年1月4日19時41分

 バングラデシュ総選挙の投開票が5日、実施される。主要野党がボイコットを表明しており、与党アワミ連盟の勝利は確実な情勢だが、野党側は「不公正な選挙は認めない」と反発しており、選挙後も政情不安が続きそうだ。

 最大野党のバングラデシュ民族主義党を中心とする野党連合は、「現政権の下では公正な選挙が保障されない」と主張。中立的な選挙管理内閣の設置を求めデモやゼネストを続けてきた。だが、政権は要求に応じず、民族主義党など約20政党が選挙不参加を決定。AP通信によると昨年10月以降、与野党支持者の抗争や警察との衝突で150人以上が死亡したという。

 議会は一院制で、今回は300議席を改選。同国では民主化が進んだ1990年代以降、アワミ連盟と民族主義党の2大政党が交互に政権を担ってきた。野党に回った側がデモやゼネストをたびたび起こし、混乱が続いている。(ニューデリー=庄司将晃)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010400175
政治混迷の中、5日に総選挙=野党不参加、正当性に疑問も−バングラ




バングラデシュのジア元首相(左)とハシナ首相(AFP=時事)

 【ニューデリー時事】政情不安が続くバングラデシュで5日、議会(一院制、定数350)選挙が行われる。野党は現政権下では公正な選挙が保証されないとしてボイコットを表明。ただ、ハシナ首相は強行する姿勢を崩しておらず、先鋭化する与野党対立は同国経済にも暗い影を落としている。
 1991年に議院内閣制に移行したバングラデシュでは、二大政党の与党アワミ連盟と野党バングラデシュ民族主義党(BNP)がほぼ交互に政権を担ってきた。
 今回の選挙では、野党の不参加により、大半の選挙区でアワミ連盟の候補者のみが立候補を届け出ており、与党が無投票で過半数の議席を獲得することが決まっている。
 地元紙の世論調査では、国民の8割近くが「投票強行に反対」と回答した。米国や欧州連合(EU)も選挙監視団の派遣を見送るなど、国内外から選挙の正当性に疑問の声が上がっている。(2014/01/04-18:39)

7227チバQ:2014/01/05(日) 22:16:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/asi14010521420001-n1.htm
投票所の放火200件以上、17人死亡 混乱深まるバングラデシュ総選挙 情勢は与党の圧勝確実 
2014.1.5 21:34 (1/2ページ)

4日、バングラデシュ南東部フェニで、投票所として使われる予定だった小学校が放火され、教科書の燃えかすを見つめる人たち(ロイター)
 【ニューデリー=岩田智雄】政情不安が続くバングラデシュで5日、議会(一院制、定数350)の選挙が実施された。地元紙デーリー・スター(電子版)によると、野党支持者が各地で投票所や車両に放火するなどの妨害を行い、警官隊の発砲などにより同日だけで少なくとも17人が死亡した。野党のボイコットにより、総選挙は与党の圧勝が確実な情勢だが、混乱はいっそう深まりそうだ。

 政府は治安維持のため、警官隊に加え、数万人規模の軍部隊を各地に展開したものの、政府への抗議デモを続ける野党支持者らは4日から5日にかけ、200以上の投票所に放火した。投票所に向かう有権者の数は少なく、約1万8千カ所の投票所のうち160カ所で投票が延期された。

 総選挙は、女性枠を除く300議席を投票で選ぶ。しかし、バングラデシュ民族主義党(BNP)など20余の野党のボイコットにより、半数余りの選挙区で与党アワミ連盟(AL)系候補が無投票当選を決めた。

 治安が悪化する中、米国や欧州連合(EU)は、選挙監視団の派遣を見送った。地元メディアは選挙後も続投が予想されるハシナ政権の正当性に疑問を投げかけており、政府への反発がいっそう強まれば、選挙のやり直しは避けられないとの見方もある。

 総選挙をめぐっては、BNPなどが、AL党首のハシナ首相に辞任して中立的な選挙管理内閣を設立するよう求めたが、首相が拒否。各地で野党支持者による抗議行動が激化した。昨年12月には、パキスタンからの独立(1971年)当時の戦争犯罪に問われたイスラム協会幹部1人の死刑が執行され、暴動に拍車がかかっていた。

 ハシナ氏はクーデターで殺害されたムジブル・ラーマン初代大統領の長女で、BNP党首のジア氏は暗殺されたジアウル・ラーマン元大統領の妻。激しく対立し、両党の政権交代が繰り返されている。

7229チバQ:2014/01/05(日) 22:20:55
http://mainichi.jp/select/news/20140106k0000m030022000c.html
バングラデシュ:議会選挙は与党圧勝へ 野党ボイコットで
毎日新聞 2014年01月05日 19時21分(最終更新 01月05日 21時40分)

 【ニューデリー杉尾直哉】与野党対立による政情不安が続くバングラデシュで、任期満了に伴う議会(1院制、350議席)選挙の投票が5日行われた。与党・アワミ連盟を率いるハシナ首相への反発から、バングラデシュ民族主義党(BNP)など主要野党がボイコットしており、投票締め切りとともに、改選議席300の半数以上でアワミ連盟の候補が当選することが確実になった。

 だが、4日から5日にかけて、野党支持者らが国内130カ所以上の投票所に放火するなど混乱が広がった。野党不在の選挙には国際的にも正当性に疑問の声が上がるのは必至で、2008年の前回選挙に勝利したハシナ政権は、続投を決めた場合でも、野党の反発に伴う暴動の可能性に直面するなど、厳しい立場に立たされそうだ。

 BNPは投票日の5日にゼネストを呼びかけており、投票率の低下は避けられない情勢だ。現地からの報道によると、警察が野党支持者集団に発砲し、少なくとも3人が死亡。さらに、野党支持者とみられる男が投票所で選挙管理委員会の職員を殺害。AP通信によると、選挙関連の暴力事件で少なくとも11人が死亡した。

 与野党間の対立は昨年1月以降、先鋭化した。原因は、ハシナ首相の主導で10年に設置された戦犯法廷で、野党指導者らが次々と死刑判決を受けたことだ。内戦状態となったバングラデシュ独立戦争(1971年)の際の住民虐殺などの罪を裁く法廷だが、野党側は「野党つぶしの政治裁判」と批判し、ゼネストや暴動が広がった。AP通信によると、与野党支持者間の衝突などで昨年1年間で少なくとも275人が死亡した。

7230チバQ:2014/01/05(日) 22:23:28
http://mainichi.jp/select/news/20140105k0000e030090000c.html
イタリア:「レンツィ旋風」38歳次期首相候補 人気上昇
毎日新聞 2014年01月05日 10時25分


昨年12月15日、民主党のレッタ首相(右)と言葉をかわすマッテオ・レンツィ同党書記長=ロイター
拡大写真 【ローマ福島良典】イタリアで中道左派与党・民主党のマッテオ・レンツィ新書記長(38)が次期首相候補として政界に旋風を巻き起こしている。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで民主党のレッタ首相(47)に変革要求を突きつけ、中道右派のベルルスコーニ元首相(77)に代わるイタリア政治の顔になりつつある。年初の2日には選挙制度の抜本的改革や上院の実質的廃止を提案、若さとカリスマ性を武器に人気を集めている。

 「IPRマーケティング」の世論調査によると、昨年12月8日に民主党の党首に当たる書記長に選出されたレンツィ氏の信用度は52%で主要政治家でトップ。レッタ首相(41%)、アルファノ副首相兼内相(29%)、ベルルスコーニ元首相(25%)、野党「五つ星運動」のベッペ・グリッロ氏(18%)を引き離している。

 レンツィ氏の人気にあやかる形で、昨年2月の総選挙で予想外の苦戦を強いられた民主党の支持率も右肩上がりだ。レンツィ新書記長誕生前の12月2日は28.5%だったが、他党が支持率を落とす中、12月20日には32.5%に急上昇。「レンツィ効果」で支持率首位の座を固めている。

 レンツィ氏はイタリア北部の古都フィレンツェの生まれ。2004年にフィレンツェ県知事に当選。再選を促す陣営の意向に反して09年のフィレンツェ市長選にくら替え出馬し、勝利した。国政経験はないが、一昨年12月の首相候補選で善戦、党内右派のホープとして基盤を固めた。

 鍵は強いリーダーシップ。幼少・青年期を過ごしたフィレンツェ郊外の村リニャーノ・スラルノの幼なじみ、エドワルド・ストッピオさん(40)は「よく一緒にサッカーをした。マッテオはレジスタ(司令塔役)のポジションをやりたがった」と振り返る。

 レンツィ氏はレッタ首相に対し、憲法裁から昨年12月4日に違憲判決を下された選挙制度を早期に改革するよう求めている。憲法裁の判決理由は近く公表される予定だが、政治の安定のために上下両院の第1勢力に与えられる「ボーナス議席」と、有権者が候補者個人を選ぶことのできない拘束名簿式の比例代表制が問題視された。

 レンツィ氏は1月2日の年頭記者会見で、選挙区ごとに下院議員4〜5人を選出する中選挙区制の導入や、上院の地方代表議院への改組を柱とする改革構想を発表した。フィレンツェ大学のアレッサンドロ・キアラモンテ教授(政治学)は「新選挙法が制定されない限り、次期選挙はボーナス議席なしの選挙になってどの党も単独で勝てず、大連立政権が避けられない。レンツィ氏の民主党が単独で勝つには選挙制度の改革が必要不可欠となる」と解説する。

7231チバQ:2014/01/05(日) 22:25:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/mds14010522110002-n1.htm
アルカーイダ系「ISIL」勢力拡大 シリア反体制派と内紛 イラクでは中部の要衝掌握
2014.1.5 22:07 (1/2ページ)

 【カイロ=大内清】シリア内戦に反体制派として参戦している国際テロ組織アルカーイダ系の武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」と、他の反体制派勢力の対立が深まり、戦闘が激化している。一方でISILは4日までに、政治混乱が続くイラクで中部の要衝ファルージャを掌握した。シリアとイラクにまたがって活動するISILの存在は地域の不安定要因となっている。

 「われわれの名誉と富、土地を守るためにISILと戦う」。シリア反体制派に属するイスラム系武装組織のひとつ「ムジャヒディン軍」は3日、声明を出しISILに宣戦布告した。

 ISILは、「自由シリア軍」「イスラム戦線」などの主だった反体制派武装組織と、シリア北部のアレッポ周辺やイドリブ県でしばしば交戦している。3、4両日の戦闘では少なくとも36人が死亡した。

 ISILにはイラクやアフガニスタンで戦闘経験がある者が多く、シリア内戦では2012年の初めごろから多くの戦闘員を吸収、勢力を広げてきた。支配地域内に厳格なシャリーア(イスラム法)を適用し、違反者を厳罰に処するなどの強権支配を敷くほか、他部隊の戦闘員の誘拐なども行っているとされる。

 ISILに反対する勢力には、アルカーイダが唱える「ジハード(聖戦)」思想に共鳴する者も少なくないとみられるが、現時点では各組織とも「ISILは(シリアでの)革命を乗っ取ろうとしている」と口をそろえて非難する。自らの支配地域の利権が脅かされるとの恐怖があるためだ。

 これに対し、ISILは4日、自分たちへの攻撃を停止しなければ、支配地域にアサド政権側の軍部隊を引き入れると声明で脅迫した。反体制派の内紛は、本来の目的である「政権打倒」を見失う混乱状態に陥っている。

 一方、ISILは元来の活動拠点であるイラクでも昨年末以降、イスラム教シーア派主導のマリキ政権とスンニ派との対立に乗じる形で、中部ファルージャやラマディで武装闘争を激化。両市では今月に入り、治安部隊との戦闘などで100人以上が死亡したとみられ、ISILは4日までに、協力関係にある部族とともにファルージャのほぼ全域を掌握した。

 ファルージャはイラク戦争後の04年、スンニ派勢力が駐留米軍に激しく抵抗した都市で、同じスンニ派のISILには浸透しやすい地盤があったとみられる。

 ファルージャはイラクとシリアを結ぶ街道上の要衝に位置しており、混乱が長期化すればISILにとって両国間の往来や補給がやりやすくなり、勢力強化や両国の情勢の複雑化につながる恐れが強い。

7232チバQ:2014/01/05(日) 22:38:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-35042111-cnn-int
子ども兵士が倍増、児童斬首の被害も 中央アフリカの内乱
CNN.co.jp 1月5日(日)16時26分配信

(CNN) 無政府状態が続くアフリカ中部の中央アフリカ情勢で、国連児童基金(UNICEF)は5日までに、内紛による子どもの被害が広がり、少なくとも2人が首をはねられ、数千人規模が兵士として駆り出されていると報告した。

国連によると、同国の首都バンギで昨年12月5日から本格化したイスラム、キリスト勢力間の衝突以降、子ども16人の死亡を確認。負傷者は数十人に達する。

国連児童基金の中央アフリカ担当者によると、子どもに対する暴力行為はかつてないほどの水準で進み、武装勢力に兵士として引き込まれる子どもの数も増加の一途と警告した。

国連は昨年末、中央アフリカ内の子ども兵士の数は武装衝突の激化と共に6000人に倍増したと報告していた。

バンギでは総人口の約半数に当たる37万人が衝突を恐れ、自宅などから退避。全国規模での国内避難者は93万5000人以上に上る。

中央アフリカでは今年3月、セレカなどのイスラム武装勢力が首都を制圧して当時のボジゼ大統領を追放する政変が発生。これ以降、イスラム勢力とキリスト教の自警組織との間の武装衝突が広がっている。国連は大量虐殺の発生も懸念している。

7233チバQ:2014/01/05(日) 22:40:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000513-san-int
北欧の教育王国はなぜ崩壊したのか? スウェーデンの学力凋落の原因を探る
産経新聞 1月5日(日)11時59分配信



PISAの平均得点(読解力)の推移(写真:産経新聞)
 個性重視で知られる北欧諸国の教育環境が、急速に悪化している。中でもスウェーデンの学力低下が深刻で、経済協力開発機構(OECD)が先日公表した2012年実施の国際学習到達度調査(PISA)では、全3教科の得点がOECD平均を大きく下回った。かつて教育先進国とも呼ばれたスウェーデンの教育はなぜ崩壊したのか、背景を探った。(川瀬弘至)

 ■日本とは55点差

 「北欧諸国の成績が急落した原因は?」

 「もう少し詳しいデータを出してほしい」

 昨年11月27日に文部科学省で行われたPISA結果発表のブリーフィング。記者たちの質問が集中したのは、日本をはじめアジア勢の成績が上昇したことと、北欧諸国の成績が急落したことへの原因分析だった。

 PISAは、各国・地域の学校に通う15歳の男女を対象に「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」の3教科を評価する国際学力テストだ。2000年から3年ごとに行われ、5回目の今回は65カ国・地域から約51万人が参加した。

 その結果発表で、北欧諸国の低迷が浮き彫りになった。このうちスウェーデンの状況は、日本と比べてみると分かりやすい。例えば2003年調査の読解力の得点は、国別順位8位のスウェーデンが14位の日本より16点も高かった。しかし06年以降、脱ゆとり政策に取り組む日本が得点を上げる一方で、スウェーデンは急落。09年調査で8位に上昇した日本に逆転され、今回の12年調査では55点も引き離された。

 この間、北欧諸国でトップを走っていたフィンランドも順位を下げ、日本に抜かされている。

 ■地方分権化の失敗

 「北欧諸国では近年、国家の教育予算を削減し、子供たちの学力向上を地域や学校任せにする傾向がみられる。このため成績上位校と下位校との学校間格差が広がっている」

 PISAの結果分析をしている国立教育政策研究所の担当者がこう分析する。学力低下の背景には、国家の教育政策が影響しているというのだ。

 1990年代のスウェーデンは、徹底した個性重視教育で世界中の注目を集めた。中でも注目されたのは、「教育の地方分権化」と「フリースクール改革」だ。教育への国家の関与を薄め、地域と学校の裁量権を拡大するとともに、民間も参入しての学校選択制(フリースクール)を積極的に導入したのである。

 だが、結果的にこの政策は大失敗だった。自治体によって予算も政策も異なるため、学力の地域間格差や学校間格差が急速に拡大、教育環境の悪化に歯止めがかからなくなった。

 ■移民政策も影響

 もう一つ、スウェーデンの学力低下に決定的な影響を与えているものがある。欧州の中で最も寛容といわれる移民政策だ。

 高福祉国家のスウェーデンは、高齢化による労働力不足を補うため、積極的に移民を受け入れてきた。同国に住む外国生まれの人の割合は、1970年代は7%未満だったが、2000年までに10%を超え、現在は15%前後を占める。

 移民の子供たちは一般の学校に通うので、教室内にスウェーデン語が話せない児童生徒が増加。北欧諸国の教育事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子さんは「両親もスウェーデン語の読み書きができないから、簡単な宿題すら見てあげられない。次第に子供たちは学習意欲を失い、不登校など問題行動が見られるようになる」と話す。

 教育の地方分権化と移民政策により深刻化するスウェーデンの学力低下。国立教育政策研究所の渡辺良・前総括客員研究員は、「子供たちの学力水準を向上するには、学校や地域の取り組みとともに、国家がある程度は関与し、適切な教育行政に取り組む必要がある」と話している。

7234チバQ:2014/01/06(月) 20:42:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3005977
シリア内戦、反体制派3派が連合してISILと激しい戦闘
2014年01月05日 10:13 発信地:ベイルート/レバノン
【1月5日 AFP】シリアの反体制活動家らは4日、一部の反体制派組織が連合して国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム武装組織「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」の戦闘員を拘束したり殺害したりする新たな「革命」に乗り出したと語った。反体制活動家らは、ISILはバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領よりもひどい悪事を働いているとしている。

 北部アレッポ(Aleppo)県と北西部イドリブ(Idlib)県では、「イスラム戦線(Islamic Front)」や「シリア革命派戦線(Syrian Revolutionaries Front)」など、反体制派の中でも勢力の強い3派が連合してISILと2日前から激しい戦闘を繰り広げているという。反体制派の主要組織である「国民連合(National Coalition)」はこの戦闘を全面的に支持すると表明した。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、ISILの構成員や支持者がイドリブ県で3日以降に少なくとも36人殺害され、イドリブ県とアレッポ県で 100人以上が反体制派に拘束されたという。

 ISILは隣国イラクのファルージャ(Fallujah)を掌握したほか、アサド大統領側について戦っているイスラム教シーア派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)の拠点があるレバノンの首都ベイルート(Beirut)で起きた自爆攻撃について犯行声明を出しており、シリア内戦が周辺国に広がっていることをうかがわせる新たな動きがでてきている。

 アサド政権と戦うためシリアに入ったイスラム武装組織は、当初、反体制派に歓迎されていたが、ISILが他の反体制派組織を支配下に置こうとして内紛が起き、さらには活動家、他の反体制派組織、一般市民に対して組織ぐるみで暴力を加えるようになったため、ISILとその他の反体制派組織の関係は悪化していた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3005973?ctm_campaign=relation&cid=3005977
イラクのファルージャ、武装勢力ISILが掌握 新たに65人死亡
2014年01月05日 08:37 発信地:ファルージャ/イラク
【1月5日 AFP】イラク治安当局者は4日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」がイラク西部アンバル(Anbar)州のファルージャ(Fallujah)を掌握したと明らかにした。

 治安当局によると、4日のアンバル州での戦いで、兵士8人、政府と同盟関係にある部族民2人、ISILの戦闘員55人の計65人が死亡した。

 首都バグダッド(Baghdad)の西に位置するアンバル州では、州都ラマディ(Ramadi)とファルージャの一部が数日前から武装勢力に掌握されており、2003年に米軍主導の多国籍軍が進攻した後の、両市が武装勢力の拠点になっていた数年間をほうふつとさせる状況になっている。

 アンバル州の治安当局高官はAFPの取材に対し、「ファルージャはISILの支配下にある」と述べたが、同市郊外は地元警察が掌握しているという。

 ファルージャにいるAFP記者も、通りには治安部隊やイスラム教スンニ(Sunni)派の部族による反アルカイダの治安組織「覚醒評議会(Awakening、サフワ、Sahwa)」の姿は見えないとして、ISILが同市を掌握したようだと話している。

 イラク地上部隊のアリ・ガイダン・マジード(Ali Ghaidan Majeed)司令官によると、戦闘に加わっているのは、治安部隊とその同盟関係にある部族、ISIL、反政府勢力「部族軍事評議会(Military Council of the Tribes)」の3集団だという。

 イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は4日、アンバル州から武装集団を排除する決意を示した。(c)AFP

7235チバQ:2014/01/06(月) 20:44:11
http://mainichi.jp/select/news/20140106k0000m030068000c.html
イラク:西部でアルカイダ拡大 イラク軍と戦闘続く
毎日新聞 2014年01月05日 22時46分(最終更新 01月05日 23時43分)


戦闘による死者の葬儀で、反政府スローガンを叫んで行進する武装した男たち=イラク・ファルージャで2014年1月4日、AP
拡大写真 【カイロ秋山信一】イラクとシリアで活動する国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」が昨年末以降、首都バグダッドの西にあるアンバル県の一部都市を占拠し、イラク軍との戦闘が5日も続いた。AP通信などによると、ISILは4日までに主要都市ファルージャを制圧。イスラム教に基づく新国家建設を目指して支配地域を拡大しており、シリアとイラクの混乱に拍車がかかっている。

 首都バグダッドでは5日、複数の爆弾が爆発し、AP通信によると、少なくとも20人が死亡、55人が負傷した。犯行声明は出ていないが、アルカイダ系武装勢力の関与が疑われている。

 今回の紛争のきっかけは、昨年12月末、イスラム教シーア派主導のマリキ政権がアンバル県ラマディで開始した、スンニ派中心の反政権集会の強制排除。少なくとも13人が死亡したためデモ隊は激しく反発し、混乱はバグダッドの西約50キロにあるファルージャにも波及した。

 マリキ政権は両都市から軍を撤退させるなど融和策をとったが、ISILが混乱に乗じて警察施設や刑務所などを襲撃して一部地域を占領、軍との戦闘に発展した。AFP時事によると、4日までに165人以上が死亡した。ISILの戦闘員は数百人以上で、ファルージャではスンニ派地元部族もアルカイダに協力しているという。マリキ首相は4日の演説で「全テロ組織を壊滅させるまで戦い抜く」と強調した。

 ファルージャは2003年のイラク戦争後、米軍占領に反対するスンニ派過激派の拠点となった。その後、米軍と地元部族が協調し、07年ごろまでに過激派を排除したが、11年末までに米軍は撤退。過激派が勢力を盛り返していた。ロイター通信によると、ケリー国務長官は5日、米軍再派遣の考えはないと強調した。

 イラクの治安悪化の背景には、隣国シリアの内戦もある。シリアではシーア派系アラウィ派が主体のアサド政権と、スンニ派が多い反体制派が戦っている。このためイラクでも、多数派のシーア派に対する反発が拡大。シーア派を敵視するISILによるテロが増加した。シーア派武装勢力も反撃し、宗派間抗争が激化した。

. ISILはシリア北部や西部でも支配地域を拡大している。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者は昨年11月までに活動地域をイラク国内に限るよう指示したが、ISILはその後もシリアで活動を続けている。

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7236チバQ:2014/01/06(月) 21:12:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010600886
メルケル首相、スキー中に重傷=3週間の予定キャンセル−ドイツ
 【ベルリン時事】ドイツ政府スポークスマンは6日、メルケル首相(59)がクリスマス休暇で訪れたスイスでスキー中、転倒して重傷を負ったことを明らかにした。今後3週間の予定をキャンセルするという。(2014/01/06-20:10)

7237チバQ:2014/01/06(月) 22:09:59
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWTYE9BT03Q.html
焦点:トルコのエルドアン首相、汚職疑惑乗り切る鍵は経済運営
2013年12月30日05時32分
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12月27日、トルコのエルドアン首相は、政権を揺るがす汚職疑惑で自身の家族にも捜査の手が及んだにもかかわらず、敬虔なイスラム教徒の有権者などから忠誠心を享受しており、十分に政権を維持する力がありそうだ。写真は25日、アンカラで撮影(2013年 ロイター/Umit Bektas)
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 [イスタンブール 27日 ロイター] -トルコのエルドアン首相は、政権を揺るがす汚職疑惑で自身の家族にも捜査の手が及んだにもかかわらず、敬虔なイスラム教徒の有権者や裕福なエリート層からの強い忠誠心を享受しており、十分に政権を維持する力がありそうだ。

 ただエルドアン首相率いる与党、公正発展党(AKP)幹部が、2015年に予定されている次の総選挙が来年初めに前倒しされる可能性を示唆しており、これは首相が政権掌握について、いつになく強い懸念を抱いていることの表れだ。

 国営銀行での汚職疑惑に絡み、3閣僚が辞任した。そのうちの1人は首相は事情を知っており、辞任すべきだと述べた。

 23日の週になって、トルコメディアは首相の息子、ビラル・エルドアン氏の証言を求める予備召喚状と思われる書類を公表した。書類の信ぴょう性は確認できていない。

 投資家は神経質になっており、通貨リラは急落している。

 しかしこの汚職疑惑を受け、エルドアン首相は一貫して、すべては首相を狙った外国勢力による策略だと主張。イスタンブール市警トップを含む複数の警察幹部を更迭し、「ヒズメット運動」を率いる米国在住の有力なイスラム教聖職者、フェトフッラー・ギュレン氏と痛烈な批判を交わすとともに、断固として何も間違ったことはしていないと主張している。首相の息子を名指しした文書についても陰謀を示す一例だと述べた。

 これまでのところ世論調査では、AKPの支持率は数%ポイント下落したものの依然として40%を上回っている。調査会社コンダのディレクター、BekirAgirdir氏は、AKPの支持率は3─5%下落した可能性があり、支持率がさらに下落するか、あるいは持ち直すかはこの危機の乗り切り方次第だと指摘した。

 ただこの下落率ではAKPを政権の座から引きずり下ろすにはとても十分ではない。前回の選挙でAKPは全投票数の半分を押さえて3分の2以上の議席を獲得した。

 <市長選が試金石>

 3月に予定されているイスタンブール市長選挙が一つの指標となりそうだ。トルコ最大野党の共和人民党(CPH)のムスタファ・サルギュル候補が、AKP所属の現職から市長の座の奪取に挑む。

 エルドアン首相は6カ月前にも、前代未聞の反政府デモに見舞われた。強権的と非難された首相は、警察による取り締まりを命じ、警官隊とデモ隊との衝突で8人が死亡した。ただ世論調査によると、首相の支持率はほとんど変わらなかった。

 首相の保守派支持者にとっては、汚職疑惑の方が、強権主義に対する非難よりも打撃が大きい可能性がある。

 トルコ日刊紙「サバハ」に先週まで執筆していた著名コラムニストのNazliIlicak氏は「(夏の)デモは自暴自棄になったいくつかの利益集団の指揮下に移ったと受け止められた。これが首相の支持者に大きな影響が及んでいないことの説明となるだろう。ただ保守的な有権者の間では、今回は正義にまつわる感覚、つまり当然国民に所属すべきものが強奪されたという感覚があり、軽々しく扱うべき問題とは見られていない」と指摘。エルドアン首相が票を維持したいなら、すべてを「白状」して汚職疑惑に正面から取り組む必要があるとの見方を示した。

 経済の舵取りが長年、首相の最も自慢できる功績となっており、汚職疑惑の景気への影響が、首相の支持が持ちこたえるかどうかの決め手になりそうだ。

 リラ相場は、16日の週に中央銀行が外貨を売却したため下落は多少弱まったものの、対ドルで最安値を更新している。

 ただ多くの投資家は、首相が過去にも難局をうまく乗り切ったのを見てきたため、当面は首相とその経済チームへの支持を維持しそうだ。

 スタンダード・バンクのエコノミスト、ティモシー・アッシュ氏は「エルドアン氏は政治的な逆境に強い人で、らつ腕の政治的策士だ。私は首相はこれを乗り切ると思う。首相は強い支持を受けており、経済チームからの支持が維持される限り、市場は首相に疑わしきは罰せずという態度を示すだろう」との見解を示した。

 (Humeyra Pamuk and Orhan Coskun記者)

7238チバQ:2014/01/07(火) 21:37:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010700903
王女に出頭命令=資金洗浄関与の疑い−スペイン
 【パリ時事】スペインの予審判事は7日、フアン・カルロス国王の次女クリスティーナ王女(48)に対し、夫と共同所有する会社の税務上の不正行為とマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで、3月8日に予審法廷に出頭するよう命じた。刑事訴追に向けた手続きの一環とみられる。
 スペイン王室の直系メンバーが刑事事件の捜査対象となるのは、1975年の王制復活後初めて。王室報道官はAFP通信に対し、予審判事の決定を「尊重する」と述べた。王女夫妻は不正行為を否定している。
 王女の夫で元ハンドボール選手のイニャキ・ウルダンガリン氏は、代表を務めていた非営利団体を通じた公金横領の疑いで、当局の捜査対象となっている。現地からの報道によると、王女夫妻は共同所有する会社を、不正に受け取った資金の洗浄に使っていたと当局はみている。(2014/01/07-21:04)

7239チバQ:2014/01/08(水) 19:27:43
http://www.afpbb.com/articles/-/3006174
混乱収まらぬエジプト、観光地ルクソールの悲鳴
2014年01月08日 18:19 発信地:ルクソール/エジプト
【1月8 日 AFP】古代ファラオの遺跡で有名なエジプトのルクソール(Luxor)はかつて観光客であふれていた。だが同国の政治情勢の激変により、観光客の姿は消えてしまった。

 エジプトの政情不安は2011年、長年独裁を敷いてきたホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)元大統領を退陣に追い込んだ民衆蜂起から始まった。2013年7月には軍の事実上のクーデターによりムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が解任。その間も暴動や混乱は続き、同国の経済を支える観光産業は大きな痛手を負っている。

 ルクソールで観光案内の仕事をするサラーハさん(51)の馬車には、この何か月間も客が乗っていない。「以前は月に2000〜3000エジプト・ポンド(約3〜4万5000円)を稼いでいたが、今ではポケットに10ポンド(約150円)あればいいほうだ」という。4人の子供がいて、末っ子はまだ18か月だ。

 エジプト南部、ナイル川の岸に位置する人口約50万のルクソール市。同国最大の観光地の一つだが、過去3年にわたる政変の影響をもろに受けている。市民の大半はサラーハさんのように観光業で生計を立てている。観光はエジプトのGDP(国内総生産)の11%以上を占め、最近まで400万人以上の雇用を維持していた。

■市内はゴーストタウン化

 しかし、ルクソールに毎日約1万人もの観光客が訪れる日々は過ぎ去ってしまった。「馬をもう1頭持っていたんだが、売ってしまった」とサラーハさんはいう。「子供と馬2頭、どちらを養っていくかの選択だった」。

 サラーハさんのように馬車による観光ガイドはルクソールで340件が営業しているが、うち20件の馬が餓死したという。

 かつては潤っていたルクソールは、今やゴーストタウンと化している。空港に人影はなく、ホテルの前に停まっているタクシーに乗り込む客もほとんどいない。

 エジプトではモルシ退陣後も、軍主導の暫定政府によるモルシ支持派の弾圧は続き、暴力をともなう衝突で1000人以上が死亡した。治安が悪化する中、諸外国政府はエジプト渡航に注意を喚起しており、観光業が回復する見込みも立たない。

 ルクソールではこれまで暴動は起きていないが、観光業に携わる人たちはモルシ前大統領とその出身母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」に非難の矛先を向けている。

 再び安定を取り戻すため、ルクソールの住民は、暫定政府が約束通り民主的な政権移行を迅速に実行することを求めている。今月には新憲法案の是非を問う国民投票が実施される予定で、今年半ばまでに議会選と大統領選挙も行われる見込みだ。(c)AFP/Sarah BENHAIDA

7240チバQ:2014/01/09(木) 22:27:13
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m030073000c.html
南スーダン:「和解簡単でない」 不信感と憎悪、亀裂深く
毎日新聞 2014年01月09日 21時16分

 政府軍と反乱軍の戦闘が始まってから3週間以上がたったアフリカ東部・南スーダン。9日、首都ジュバの国連施設を訪ねると、多数の避難民が悪環境の中で治安回復を待っていた。だが、彼らの記憶には、敵対民族への不信感と憎悪が深く刻まれており、今後の和解の難しさもうかがえた。【ジュバ服部正法】

 日本の陸上自衛隊も展開しているジュバ国際空港そばの国連南スーダン派遣団(UNMISS)の施設。先月15日までは、陸自やルワンダ軍などの平和維持活動(PKO)部隊の車両や工作機械などが置かれていた原野に、現在約1万7000人の避難民が身を寄せている。

 国連や国際援助団体がテントなどを支給し、この日も陸自が給水施設付近の排水設備づくりをしていた。しかし、至る所にペットボトルや生ゴミが散乱し、水たまりやトイレ付近からは悪臭が立ち込めている。

 ここの避難民の多くは、反乱軍を率いるマシャール前副大統領の出身民族、ヌエル人だ。ジュバとその周辺のヌエル人らの多くが、戦闘開始直後に、キール大統領の出身民族で、与党を主導する最大民族ディンカ人の攻撃を避けるためにこの施設に逃れたようだ。

 ヌエル人男性のラムさん(21)とカイさん(22)は、ジュバ市内の集落を先月16日に抜け出し、施設に逃げ込んだ。2人によると、政府軍側の兵士が集落を急襲し、家々を探してヌエル人男性20人以上を選んで連行し、殺害したという。カイさんは「友人も失った。和解は簡単ではない」と言った。

 ヌエル人女性のモニカさん(19)もヌエル人集落で攻撃に遭遇した。15日の夜に戦闘が始まり、いったんは小康状態になったが、16日朝から集落への本格的な攻撃が始まった。

 「あんな体験は初めて。最初は家の中に身を潜めるしかなかった」。叔父の一人は肩を撃たれて負傷。モニカさんは政府軍の攻撃だったのかは「不明」としながらも、市民レベルの和解は「(可能かどうか)分からない。(政府と反乱軍の)リーダーたちは何もひどい目に遭っていない。悲惨な目に遭ったのは私たちだ」と、政治家らへの不信感を表した。

 政府側がジュバでヌエル人を大量に殺害した疑いについて、政府は否定している。また、反乱軍の制圧地域では逆に、ディンカ人への攻撃や殺害が報じられており、両民族による報復合戦が続いているのは否定できない。

7241チバQ:2014/01/09(木) 22:28:56
http://mainichi.jp/select/news/20140109k0000m030080000c.html
南スーダン:国内避難民23万人に…停戦交渉成果なし
毎日新聞 2014年01月08日 23時59分(最終更新 01月09日 00時00分)

 【ジュバ服部正法】政府軍と反乱軍の衝突で内戦の危機に直面するアフリカ東部の南スーダンでは、反乱軍が制圧する東部ジョングレイ州の州都ボルなどを巡る攻防が8日も続いた。AP通信によると、政府軍を支援する隣国ウガンダは派遣部隊を増強した。国連によると国外に逃れた難民は3万人を超え、国内避難民も23万人に達している。両陣営は隣国エチオピアの首都アディスアベバで停戦交渉を続けているが、成果は出ていない。

 AFP通信によると、政府軍はボル奪還に向け攻勢を強めている。ロイター通信によると、同市の南東付近で7日、爆発音が響いた。ボルは国連平和維持活動(PKO)の一環で日本の自衛隊も展開する首都ジュバの北方約200キロ。

 一方、北部ユニティ州をパトロールした国連南スーダン派遣団(UNMISS)によると、多くの村が焼き打ちされ、飲料水などが不足しているという。

 エチオピアでの停戦交渉は、反乱軍側が求める捕虜の釈放を政府側が拒むなどして、進展していない。

7242チバQ:2014/01/09(木) 22:29:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2014010900646
スーダンとウガンダ
 スーダンとウガンダ 南スーダンの隣国ウガンダは、2005年まで20年以上も続いたスーダンの南北内戦に深く関わった。ウガンダのムセベニ大統領がスーダン南部の武装勢力を支援したのに対し、スーダンのバシル大統領は領内に逃げ込むウガンダの反政府勢力を支援して対抗した。
 11年に独立した内陸国の南スーダンは北隣のスーダンを通じて石油を輸出している。キール大統領はこれに代わる海への出口としてケニアに接近。この新パイプライン建設構想には同じ内陸国のウガンダも組み込む形で計画が進んでおり、南スーダンへの影響力確保はウガンダの国益となっている。(ロンドン時事)(2014/01/09-16:27)

7243チバQ:2014/01/09(木) 22:31:40
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m030048000c.html
ケニア大統領:公判延期へ 脅迫で証人が証言取りやめ
毎日新聞 2014年01月09日 20時04分(最終更新 01月09日 20時40分)


昨年開いた独立50年の記念式典で手を振るケニヤッタ・ケニア大統領=2013年12月、AP
拡大写真 【ブリュッセル斎藤義彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が現職大統領を裁く初のケースとして注目されていたケニヤッタ・ケニア大統領(52)の2月の公判が無期限に延長される公算が大きくなっている。刑事裁は近く、主任検察官の要請で延長を認める見通しだが、事実上の訴追中断になると危惧されている。脅迫などで証人が証言を取りやめたのが原因で、物証集めも難航。外部で一国の首脳を裁こうという国際刑事裁の限界が表れたとも言えそうだ。

 捜査にあたるベンスダ主任検察官は先月19日に公判延期を刑事裁に要請した。重要な証人の一人が昨年、証言拒否の意向を伝えていた。また、昨年12月には別の証人が偽証したことを告白。主任検察官は「公判を維持する証拠が不十分で時間が必要だ」と述べた。

 大統領支持派による証人への脅迫は常態化していると言われ、証言拒否につながった可能性がある。刑事裁は昨年8月、証人に賄賂を渡し証言をやめさせようとしたケニアの男に逮捕状を出した。

 大統領の公判は元々、昨年11月だったが、9月に発生したテロ事件などに配慮して今年2月に延期。今回は無期限延期になる。報道によると、公判が可能だとしても今年5月以降になる見通し。

 刑事裁は、ケニヤッタ大統領とともに起訴され、昨年9月から公判が始まったルト副大統領のケースは予定通り13日から公判を再開する。主任検察官は「ケニアのケースを訴追する意思は強固だ」としている。主任検察官は延期期間中、再出廷するよう証人を説得するほか、新たな証拠獲得に向け捜査する。

 しかし、検察官が求めているケニヤッタ大統領らの資産情報の提供をケニアが拒否するなど物証集めも難航しているのが実情だ。

 ケニヤッタ大統領の支持派は、公判延期要請を歓迎し公判中止を求めている。これに対して、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは「深い困惑」を表明。被害者団体はケニア政府が国際刑事裁に非協力的な態度を取っていると非難し、証人に頼り過ぎず、携帯電話の通話記録など、物証を重視するよう主任検察官に求めた。

 ケニアでは2007年の大統領選後の暴動で1000人以上が死亡。当時、政党幹部だったケニヤッタ大統領とルト副大統領が暴動を指揮したとして主任検察官は人道に対する罪などで、12年1月に両者を起訴した。

◇国際刑事裁判所(ICC)

ジェノサイド(住民虐殺)や人道に対する罪、戦争犯罪を犯した国家指導者など個人を裁く常設の裁判所。1998年に設立条約が採択され、2003年にオランダ・ハーグに設置された。条約加盟国や国連安保理の要請、ICC検察官の職権で裁判が行われる。日本(07年加盟)を含む122カ国(13年5月現在)が加盟。米国や中国、ロシアなどは未加盟。

7244チバQ:2014/01/09(木) 23:11:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010900048
「大統領」にアリ氏=ソマリアのプントランド

プントランド「大統領」に選ばれたアリ元ソマリア首相=2012年2月、ブリュッセル(AFP=時事) 【モガディシオAFP=時事】1990年代に「自治」を宣言し半独立状態のソマリア北部プントランドで8日、「大統領」を選ぶ選挙があり、ソマリア暫定政府で2011年から約1年首相を務めたアリ氏が、現職のファロレ氏を僅差で破り当選した。プントランドは海岸が海賊、山岳部がイスラム過激派「アルシャバーブ」の基地になっている。(2014/01/09-06:01)

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7245チバQ:2014/01/09(木) 23:16:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010900506
スペイン国王、退位観測も=次女の醜聞、健康問題で危機
 【パリ時事】スペインで、フアン・カルロス国王(76)の退位を取り沙汰する声が上がり始めた。自身の健康問題に加え、次女のクリスティーナ王女が夫の公金横領疑惑で捜査当局から出頭命令を受けるスキャンダルに見舞われ、国民からの信頼が落ち込んでいるのが背景。フランコ独裁政権後、民主化の象徴だった国王は1975年の即位以来、最大の危機に立たされている。
 AFP通信によると、放送大学の講師アントニオ・トレス・デルモラル氏は「国王の退位が近いのは確実だ」と指摘。国営EFE通信で長く国王を取材してきた作家のセザール・デララマ氏も「問題が忘れ去られるか、夏前に退位を決意するか、今後4〜6カ月が極めて重要だ」と分析する。
 王女の夫で元ハンドボール選手のイニャキ・ウルダンガリン氏は、公金横領の疑いで捜査対象となっている。王女も7日、関与の疑いがあるとして予審判事に出頭を命じられ、王室の直系メンバーとして初めて刑事裁判の被告となる可能性が出てきた。
 また、国王自身も近年は腰の手術で入退院を繰り返し、フェリペ皇太子(45)に公務を任せることが増えている。6日には軍のパレードを閲兵し、久しぶりに公の場に姿を見せたが、約10分間のスピーチで何度も言葉に詰まる場面も。デララマ氏は「閲兵する姿が生気に欠け、力を失っているように見えたことで、イメージを大きく損なった」と話す。(2014/01/09-14:29)

7246チバQ:2014/01/10(金) 22:08:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3006291?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss&google_editors_picks=true
世界一若い国家が「崩壊の危機」、戦闘続く南スーダン
2014年01月10日 14:38 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月10日 AFP】世界一若い国家が「崩壊の危機」にあると米国が警鐘を鳴らす南スーダンでは、反乱軍が掌握している油田地帯の主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)奪還に向け、政府軍が戦闘を続けている。

 隣国エチオピアでの停戦交渉が暗礁に乗り上げる中、反乱軍の主要拠点となっている南スーダン北部のユニティ州と東部ジョングレイ(Jonglei)州の州都ボル(Bor)付近での戦闘は激化している。

 リンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)米国務次官補(アフリカ担当)は米議会で「悲しいことに今日、世界一若く、また明らかに最も脆弱な民主主義国の一つである国が、崩壊の危機に直面している」と述べ、「戦闘が日一日と長引くにつれ、民族間の緊張が高まり、全面的な内戦に突入する危険がある」と指摘した。

 南スーダン軍のフィリップ・オージェ(Philip Aguer)報道官がAFPに語ったところによると、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領派の部隊は現在ベンティウの近くにおり、9日も衝突が続いている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)事務総長特別副代表のトビー・ランザー(Toby Lanzer)氏によれば、ベンティウ市内外は無法地帯となっており、援助機関の車両を武装集団が乗り回している状態で、市民は逃げ出している。

 南スーダンの原油の多くはユニティ州で汲み上げられているが、戦闘が始まって以降、石油生産は約5分の1に落ち込んでおり、貧困にあえぐ同国から主要な外貨獲得源を奪っている。

 軍報道官によると、政府軍の部隊は首都ジュバ(Juba)の北約200キロに位置するボルから約15キロの地点でも、戦闘にとらわれている。ボルは、反乱軍が掌握するもう一つの主要都市。

 ワニが群がる白ナイル川(White Nile)を挟んでボルの対岸にある湿地ミンカーメン(Minkammen)で取材をしているAFP特派員によると、戦闘から逃れようと数百人が、危険を冒しながら船や徒歩で川を渡っている。ミンカーメンにはすでに8万人近い避難民がおり、戦闘で家を追われた人々が集まる単独では最大の避難場所になっている。(c)AFP/Waakhe Simon Wudu

7247チバQ:2014/01/10(金) 22:08:00
http://www.afpbb.com/articles/-/3006291?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss&google_editors_picks=true
世界一若い国家が「崩壊の危機」、戦闘続く南スーダン
2014年01月10日 14:38 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月10日 AFP】世界一若い国家が「崩壊の危機」にあると米国が警鐘を鳴らす南スーダンでは、反乱軍が掌握している油田地帯の主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)奪還に向け、政府軍が戦闘を続けている。

 隣国エチオピアでの停戦交渉が暗礁に乗り上げる中、反乱軍の主要拠点となっている南スーダン北部のユニティ州と東部ジョングレイ(Jonglei)州の州都ボル(Bor)付近での戦闘は激化している。

 リンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)米国務次官補(アフリカ担当)は米議会で「悲しいことに今日、世界一若く、また明らかに最も脆弱な民主主義国の一つである国が、崩壊の危機に直面している」と述べ、「戦闘が日一日と長引くにつれ、民族間の緊張が高まり、全面的な内戦に突入する危険がある」と指摘した。

 南スーダン軍のフィリップ・オージェ(Philip Aguer)報道官がAFPに語ったところによると、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領派の部隊は現在ベンティウの近くにおり、9日も衝突が続いている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)事務総長特別副代表のトビー・ランザー(Toby Lanzer)氏によれば、ベンティウ市内外は無法地帯となっており、援助機関の車両を武装集団が乗り回している状態で、市民は逃げ出している。

 南スーダンの原油の多くはユニティ州で汲み上げられているが、戦闘が始まって以降、石油生産は約5分の1に落ち込んでおり、貧困にあえぐ同国から主要な外貨獲得源を奪っている。

 軍報道官によると、政府軍の部隊は首都ジュバ(Juba)の北約200キロに位置するボルから約15キロの地点でも、戦闘にとらわれている。ボルは、反乱軍が掌握するもう一つの主要都市。

 ワニが群がる白ナイル川(White Nile)を挟んでボルの対岸にある湿地ミンカーメン(Minkammen)で取材をしているAFP特派員によると、戦闘から逃れようと数百人が、危険を冒しながら船や徒歩で川を渡っている。ミンカーメンにはすでに8万人近い避難民がおり、戦闘で家を追われた人々が集まる単独では最大の避難場所になっている。(c)AFP/Waakhe Simon Wudu

7248チバQ:2014/01/10(金) 22:08:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3006278
イスラエルのシャロン元首相、「極度に危険」な容体
2014年01月10日 12:34 発信地:エルサレム/イスラエル
【1月10日 AFP】8年間昏睡(こんすい)状態にあるイスラエルのアリエル・シャロン(Ariel Sharon)元首相(85)の容体が「極度に危険な」状態に陥っていると、病院関係者が9日、明らかにした。

 元首相が入院しているテルアビブ(Tel Aviv)近郊のテル・ハショメール(Tel Hashomer)病院は声明で、「この数時間、シャロン元首相の容体が悪化している。極度に危険な状態で、家族が病室に集まっている」と述べた。

 シャロン首相は2006年1月4日に重度の脳卒中で倒れて以降、一度も意識が戻ることなく昏睡状態が続いている。手術後に深刻な腎障害を起こし、今月1日に容体が急激に悪化していた。(c)AFP

7249チバQ:2014/01/10(金) 22:09:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140110/amr14011021500010-n1.htm
裸での身体検査など「屈辱的扱い」 逮捕のインド人女性外交官が米国を出国
2014.1.10 21:46

ニューヨークのインド総領事館の副総領事在任当時、同総領事館でのイベントに出席したデブヤニ・コブラガデ氏=2013年6月(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨークの連邦大陪審は9日、インド人のメイドの労働ビザを不正に取得するため、給与に関する虚偽の報告をした罪で、ニューヨークのインド総領事館で副総領事を務めていた女性外交官、デブヤニ・コブラガデ氏(39)=事件後、国連代表部に異動=を起訴した。ロイター通信によると、コブラガデ氏は外交官免責特権を認められ、インドに帰国した。

 起訴状によると、コブラガデ氏はニューヨーク赴任前の2012年秋、同行するメイドの給与を米国での法定水準を上回る額にするとの虚偽の報告をし、不正にメイドの労働ビザを取得したとされる。

 しかし、実際には法定水準を大きく下回る月3万ルピー(約5万円)で契約が結ばれており、日によっては時給が1ドル42セント(約149円)になることもあったという。

 コブラガデ氏は公衆の面前で手錠をかけられ、裸での身体検査を強いられるなどしたため、インド政府が「屈辱的な扱いだ」と米国政府に厳重抗議していた。

 ニューデリーの米国大使館前に設置されていた警備用バリケードが撤去されるなどの報復措置もあり、両国関係がぎくしゃくしていた。

 米国政府はコブラガデ氏に総領事館の職員よりも特権範囲が広い国連代表部職員としての免責を認めたが、米国の国連代表部は、コブラガデ氏が再び米国に戻れば、刑事訴訟の対象となる可能性を示唆した。

7250名無しさん:2014/01/10(金) 22:15:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140110/erp14011021360001-n1.htm
仏大統領、女優と密会か 芸能誌報道に法的措置検討
2014.1.10 21:32

フランスのオランド大統領と女優のガイエさんの密会を報じる芸能誌クローザー(共同)
 フランスの芸能誌クローザーは10日発売号で、同国のオランド大統領(59)がフランス人女優ジュリー・ガイエさん(41)と密会したとする写真を掲載した。ロイター通信などによると、オランド氏はプライバシーの侵害だとして法的措置を検討するとの考えを示した。

 同誌は昨年12月30〜31日、パリのマンションで2人が一晩を過ごしたとする写真など7ページの特集を掲載した。オランド氏は事実関係についてはコメントしていない。

 フランスメディアによると、2人の関係はこれまでも噂になっていた。

 オランド氏は、ジャーナリストのバレリー・トリルベレールさん(48)と事実婚の関係にある。

 ガイエさんは同国の映画やテレビドラマに多く出演。2009年の東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。(共同)

7252チバQ:2014/01/11(土) 13:33:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014011002000135.html

チュニジア政権退陣 行き詰まるイスラム政党














2014年1月10日 朝刊





 【チュニス=今村実】政情が混乱するチュニジアで、「ジャスミン革命」を受け二年余前に発足した、イスラム政党アンナハダ主導の暫定政府が退陣した。首相府は本紙取材に、革命三周年を前にした九日、ラライズ首相がマルズーキ大統領に辞表を提出したと明らかにした。


 昨年七月に崩壊したエジプトのモルシ政権に続き、「アラブの春」後に発足したイスラム政権の行き詰まりを象徴。無所属のジョマア産業相が新首相として中立的な政府を発足させ、本格政権に向け大統領選や議会選を年内にも実施する。


 AFP通信などによると、政権運営に国民の不満が高まったアンナハダは、今月の憲法制定作業でも大幅な譲歩を迫られた。「イスラム教は立法の主要な源」とする条文を盛り込むことを断念。信教の自由や男女の権利の平等などに関する条文も、受け入れた。


 背景には、エジプトでモルシ政権を支えたイスラム組織ムスリム同胞団が、事実上の軍クーデターで大打撃を受けた状況がある。同胞団は排他的な政権運営や強硬な憲法制定を推し進め、反発を受けた。


 本紙取材に、チュニジアの評論家アレイヤ・アラーニ氏は「経済悪化で反政府デモが頻発しかねない。さらにエジプト政変を目の当たりにし、同じシナリオを避けるため、イスラム政党としての姿勢を再考せざるを得なかった」と指摘。


 その上で、年内に実施される議会選での勝利に焦点を移す戦術とみる。人気が低下したとはいえ依然、有権者の20〜25%の支持を維持しているとみられ、いったんは譲歩し、組織立て直しを図る狙いだ。


 選挙前、政権党として国民の批判の矢面に立つのを避ける意図もありそうだ。


 チュニジアは二〇一一年一月十四日、ベンアリ長期政権が崩壊、「アラブの春」の先駆けとなった。同十月の制憲議会選で第一党となったアンナハダが左派政党と連立で暫定政権を樹立。だが、経済回復の遅れに国民の不満が高まった上、昨年は野党指導者ら二人が相次いで暗殺され、政情が不安定化。アンナハダへの退陣圧力が強まった。

http://mainichi.jp/select/news/20131216k0000m030036000c.html

チュニジア:暫定首相に無党派のジョマア産業相で合意

毎日新聞 2013年12月15日 19時43分


 【カイロ秋山信一】チュニジアの与野党は14日、反政権デモの拡大による政局の停滞を打開するため、無党派のジョマア産業相(51)を次期暫定首相に選ぶことで合意した。国営TAP通信が伝えた。イスラム政党「アンナハダ」中心のラライズ内閣は近く総辞職し、新憲法策定後に行われる大統領選挙と国会選挙まで、ジョマア氏が率いる実務者内閣が政権を担う。

 国営通信によると、与野党が推薦した6人の候補者から投票でジョマア氏が選出された。10月に始まった与野党協議は首相人事で難航。92歳の元閣僚の起用でいったん合意したが、本人が高齢を理由に固辞するなど迷走した。仲介役の労働総同盟が14日を首相人事の最終期限と通告し、土壇場で与野党が歩み寄った。

 チュニジアでは2011年1月に反政権デモでベンアリ独裁政権が崩壊し、民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなった。今年2月と7月、アンナハダに批判的な野党指導者が相次いで暗殺されたのを契機に、世俗派中心の反政権デモが拡大し、民主化プロセスは大幅に遅れている。

7253チバQ:2014/01/11(土) 13:41:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000179-jij-m_est

中央アフリカのジョトディア大統領が辞任か=チャドで地域首脳会議

時事通信 1月10日(金)21時55分配信



 【パリ時事】宗教対立で混乱状態に陥った中央アフリカ共和国情勢に関し、同国が加盟する中部アフリカ諸国経済共同体(CEEAC)は10日、ジョトディア大統領とチャンガイ首相が辞任したと明らかにした。AFP通信が報じた。
 CEEACは9日からチャドのヌジャメナで臨時首脳会議を開催。AFP通信によれば、ジョトディア大統領らの辞任は首脳会議の最終声明に盛り込まれた。首脳会議は中央アフリカ議会の議員全員をヌジャメナに呼び、ジョトディア政権を存続させるかどうか、判断を求めていた。

7254チバQ:2014/01/11(土) 15:27:00
http://mainichi.jp/select/news/20140111k0000e030180000c.html

南スーダン:人が消えた町…紛争の2大民族、報復恐れ

毎日新聞 2014年01月11日 11時07分(最終更新 01月11日 15時10分)



閑散とした「ニュー・サイト」の集落。撮影中、どこからか急に男の子が現れ、ポーズを取った=ジュバ郊外で2014年1月10日、服部正法撮影
閑散とした「ニュー・サイト」の集落。撮影中、どこからか急に男の子が現れ、ポーズを取った=ジュバ郊外で2014年1月10日、服部正法撮影

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南スーダン・ジュバの地図
南スーダン・ジュバの地図

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 政府軍と反乱軍の戦闘開始から3週間以上が経過した南スーダン。戦闘が勃発した首都ジュバ郊外では、5000人以上が住んでいた集落から、攻撃を恐れて多数の住民が逃げ出した。戦闘に巻き込まれた居住区「ニュー・サイト」に10日入ると、独立機運の高まりと時期を同じくして2008年ごろにできた新しい街には、住民の激減で「ゴーストタウン」のような光景が広がっていた。【ジュバ服部正法】

 ◇戦闘に巻き込まれた「ニュー・サイト」

 ジュバ中心部から北に10キロ程度走ると草原の中から政府軍司令部が現れる。司令部周辺に広がる居住区「ニュー・サイト」は戦闘初日、司令部を急襲した反乱軍側と政府軍の激しい戦闘に巻き込まれた。

 町に入るに先立ち、政府軍関係者から「反乱分子が付近に潜伏している可能性がある」と忠告された。緊張感が高まっているので住民に民族名などを尋ねるのも避けた方が良いという。

 でこぼこ道に車を乗り入れると、草ぶきに土壁の家々やトタン板製の小屋などが草原に延々と続いていた。住居や倉庫、幼稚園……。建物の多さに比べ、人の気配が感じられない。

 わずかに残る住民に話を聞いた。いったん付近の村に避難したが、戻ってきたというパウリノさん(26)は、「戻ったら家の食料や家具などがなくなっていた。誰が略奪したかは分からない」とため息をつく。以前は市場で日用品などを売っていたが「仕事は再開できないし、食べる物もない」と暗い表情で話した。パウリノさんによると、ほとんどの住民が近隣の村などに逃げた。反乱軍側の服装は、制服と平服が半々程度だったという。

 記者が話を聞いたパウリノさんと別の男性は、同行した案内人によると、ディンカ、ヌエルのどちらの民族でもないようだ。紛争の主役となっているディンカ人とヌエル人の2大民族は互いの報復を恐れてニュー・サイトに戻るのが難しくなっている可能性がある。

 ニュー・サイトは、スーダン中央政府との内戦が終結(05年)し、南スーダン独立(11年)への道筋が見えてきた08年ごろ形成された。内戦を戦ったゲリラ組織が政府軍に生まれ変わるのをにらみ、新司令部を建設、その周辺に人が集まった。流入者の民族構成は多様だったという。

 南スーダンでは、先月15日にジュバで政府軍と、軍内部のマシャール前副大統領支持派が衝突。ジュバでは政府軍が反乱軍を抑え込んだが、その後各地に飛び火した。キール大統領の出身民族のディンカ人とマシャール氏の出身民族ヌエル人による報復合戦の様相も見せている。

7255チバQ:2014/01/11(土) 15:32:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011000986
次期首相に中道左派ソボトカ氏=新政権発足へ−チェコ


 【ベルリン時事】チェコのゼマン大統領は10日、昨年10月の下院選挙で第1党となった中道左派・社会民主党のボフスラフ・ソボトカ党首(42)を次期首相に任命する考えを表明した。
 社民党は第2党となった新党「ANO2011」などと3党連立で合意している。3党で過半数の議席を確保しており、選挙から3カ月を経てようやく新政権が発足する。(2014/01/10-22:50

7256チバQ:2014/01/11(土) 23:56:02
>>86
>>99-100
「歴史にifは・・・」だけど、この人が倒れなかったら中東問題も少しは
違った形になっていたかも

http://www.afpbb.com/articles/-/3006345
イスラエルのシャロン元首相死去

2014年01月11日 21:37 発信地:エルサレム/イスラエル
【1月11日 AFP】2006年に脳卒中で倒れ8年間昏睡(こんすい)状態にあったイスラエルのアリエル・シャロン(Ariel Sharon)元首相が11日、入院先のテルアビブ(Tel Aviv)郊外の病院で死去した。イスラエルのメディアが報じた。85歳だった。

 シャロン首相は2006年1月4日に重度の脳卒中で倒れ、一度も意識が戻ることなく昏睡状態が続いていた。手術後に深刻な腎障害を起こして今月1日に容体が急激に悪化し、極度に危険な状態に陥っていると報じられていた。(c)AFP

7257チバQ:2014/01/11(土) 23:56:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3006324?ctm_campaign=txt_topics
南スーダン反乱軍、主要油田都市を失うも戦闘継続を誓う

2014年01月11日 11:27 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月11日 AFP】南スーダンの反乱軍の指導者リヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領は10日、同軍が制圧していた北部の油田地帯主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)の支配を失ったことを認めたが、同部隊の政府に対する戦闘を継続することを誓った。

「ベンティウから撤退したが、それは市街戦を避け市民の命を守るためだ。戦いは続ける。戦闘は継続する」とマシャール前副大統領はAFPの取材に対し、国内の非公表の場所から衛星電話で答えた。

 同時にマシャール前副大統領は、隣国エチオピアで行われている和平会談に反乱軍側は参加し続けると語った。同前副大統領は「そうだ、われわれはコミットしている」と述べたが、即時無条件停戦に合意する意思があるか否かは表明しなかった。

 エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)では、反乱軍側の広報は記者団に対し、ベンティウの喪失は「一時的後退」だと述べた。同広報は、政府には自分たちを軍事的に敗北させる能力はないと付け加え、ベンティウ以外のユニティ州の油田施設はまだ反乱軍の掌握下にあると語った。(c)AFP

7258チバQ:2014/01/11(土) 23:57:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3006319
中央アフリカ大統領、宗教間の衝突を阻止できず辞任

2014年01月11日 08:54 発信地:ヌジャメナ/チャド
【1月11日 AFP】宗教間の衝突で国が引き裂かれた状況にある中央アフリカのミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領は10日、宗教間衝突の阻止に失敗したとして中部アフリカ諸国からの圧力を受け、辞任した。

 同大統領とニコラ・チャンガイ(Nicolas Tiangaye)暫定首相辞任の知らせは首都バンギ(Bangui)で歓声をもって迎えられ、多数の住民がこれで暴力行為が収まるだろうと期待を表した。

 9日よりチャドで開かれていた中部アフリカ諸国経済共同体(Economic Community of Central African States、ECCAS)の臨時首脳会議で、ジョトディア暫定大統領に辞任の圧力をかけていた地域首脳らは、同大統領の辞任を「極めて愛国的な決断」と呼んだ。一方フランスは移行政府に対し、新たな暫定大統領を速やかに決定するよう主張した。

 バンギでは、ジョトディア暫定大統領とチャンガイ暫定政府首相辞任のニュースを歓迎する大勢の人々が街頭へ繰り出した。

 空港近くの大規模キャンプに避難場所を求めに来た何万人ものキリスト教徒たちの1人は、「神のご意志なら、キリスト教徒とイスラム教徒は今晩から互いに仲良く暮らすようになり、私は日曜までに家に戻れる」と語った。

 中央アフリカでは、宗教間の対立による衝突で、先月だけで1000人以上が死亡している。(c)AFP/Stephane Yas in N'Djamena and Cecile Feuillatre in Bangui, Stephane Yas

7260チバQ:2014/01/11(土) 23:59:59
http://www.asahi.com/articles/ASG1B4WR8G1BUHBI013.html
シャロン・イスラエル元首相死去 対パレスチナ強硬派
2014年1月11日22時27分
 イスラエルのアリエル・シャロン元首相が11日、入院先のテルアビブ近郊の病院で死去した。85歳だった。2006年1月に脳出血で倒れ、約8年間意識不明の状態が続いていた。

 英委任統治下の1928年に現イスラエル中部のロシア系移民家庭に生まれた。英国からの独立を目指すユダヤ人武装組織に参加。48年のイスラエル建国後の4次にわたる中東戦争すべてに参戦し、数々の戦績を上げた戦場の英雄だった。

 政治家に転身後は、強引な政治手法で「ブルドーザー」の異名を取った。国防相時代の82年に故アラファト議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)の拠点を一掃するためレバノン侵攻を指揮。レバノン民兵によるパレスチナ難民大虐殺事件に関与したとして国際的な非難を浴びた。住宅建設相などを歴任し、国際法違反の占領地でのユダヤ人入植地拡大を推進した。

 右派リクード党首だった2000年9月には東エルサレム旧市街のイスラム教の聖地訪問を強行し、パレスチナ人による第2次インティファーダ(民衆蜂起)の引き金を引いた。

 01年に首相に選ばれてからは、テロ掃討作戦としてパレスチナ自治区へたびたび侵攻した。イスラム組織ハマス幹部らの暗殺も繰り返した。パレスチナ人のテロを抑えられない故アラファト議長を「敵」だとして軟禁下に置き、自治政府を「テロ支援体制」と認定して議長府を爆撃した。イスラエルの治安維持では譲らず、「自爆テロ犯の侵入防止」としてパレスチナ人の街や村を分断する分離壁の建設を強行し、国際社会の非難を浴びた。

 パレスチナとの和平対話を一方的に打ち切り、ガザの入植地を撤去しイスラエル軍を撤退する計画を05年8月に実行。結果的には和平の方針に沿う英断だとして国際社会からも評価された。

 同年11月、突如パレスチナとの2国家共存を目指す方針を打ち出し、リクード党を離党して中道政党カディマを結成。政界を揺るがした。その直後に倒れ、シャロン氏がパレスチナとの和平の実現にどれほどの決意と構想を持っていたのかは謎のままに終わった。

 ペレス大統領は11日、「国を愛し、国に愛された勇敢な兵士であり、勇気あるリーダーだった。難しい決断をし、実行するすべを知っていた」と死を悼んだ。

 生前のシャロン氏と確執があったネタニヤフ首相は同日、「一番勇敢な兵士であり、最も偉大な軍司令官の一人だった。彼の記憶は国民の心に永遠に残るだろう」とたたえた。

 一方、ハマスのバルフーム報道官は「暴君に神が与えた運命だ。手がパレスチナ人の血で汚れた犯罪者が死んだ歴史的瞬間だ」と述べた。(エルサレム=山尾有紀恵)

7261チバQ:2014/01/12(日) 00:09:25
92/07-95/11 【労働党】ラビン首相 在任中に暗殺
95/11-96/06 【労働党】ペレス首相 
96/06-99/07 【リクード】ネタニヤフ首相 
99/07-01/03 【労働党】バラック首相 
01/03-05/11 【リクード】シャロン首相 
05/11-06/01 【ガディマ】シャロン首相 (在任中病気辞任)
06/01-09/03 【ガディマ】オルメルト首相
09/03-??/?? 【リクード】ネタニヤフ首相

7262チバQ:2014/01/12(日) 11:01:26
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000e030135000c.html

トルコ:エルドアン首相 内憂外患

毎日新聞 2014年01月12日 10時02分(最終更新 01月12日 10時03分)


 ◇収賄で内閣改造 シリアから大量難民

 【エルサレム大治朋子】トルコのエルドアン首相が外交や内政の難題に直面している。8日までの日本滞在中には、隣国シリアのアサド政権退陣を訴え、経済の拡大を強調するなど強気の姿勢を示していたが、シリア内戦の長期化やエジプトの政変などによる外交課題が山積。国内も大規模な収賄事件の摘発で内閣改造を強いられるなど混乱が続いている。今夏の大統領選出馬に意欲を見せる首相は、難しいかじ取りを迫られている。

 アサド政権退陣を求めるエルドアン政権は、反体制派に武器供与を続けてきたとされる。昨年秋には、シリア空爆を回避した米仏を痛烈に批判した。だがイスラム過激派や国際テロ組織アルカイダ系組織がトルコとの国境付近で戦闘を繰り返すにつれ、「軌道修正」を図りつつある。

 「トルコは、アルカイダと関係のある戦闘員の支援はしない」。昨年10月8日、ダウトオール外相は会見でそう強調した。今月1日には、トルコのイスラム過激派組織がシリアに向け発送したとみられる武器を押収するなど、これまでにない警戒ぶりを見せている。

 トルコは既にシリアからの難民70万人を抱えている。世論調査によると、昨年9月、シリアの内戦に関与すべきではないと答えた人は72%に上り、1年前から15ポイント上昇した。政権として反体制派への支援を続ければ、シリアの混乱がトルコに飛び火する可能性もあり、慎重な対応が求められている。

 また、イスラム組織・ムスリム同胞団を出身母体とするモルシ政権が昨年7月に崩壊したエジプト政変も、大きな打撃となった。イスラム主義と民主主義の両立を掲げるエルドアン政権は、2012年6月に誕生したモルシ政権との関係強化を図った。

 昨年6月には、トルコがエジプトを経由してアフリカ諸国と貿易する場合のエジプト関税を基本的に廃止することなどを定めた新たな貿易協定を締結。トルコはシリア内戦で中東圏での販路が縮小したことを受け、アフリカ市場拡大につなげたい考えだったが、翌月に起きたエジプト政変で頓挫。軍主導の暫定政権とどう向き合うか、模索が続いている。

 敵対するイスラエルとの関係も、転換期を迎えつつあるとの指摘がある。トルコメディアは最近、イスラエルとの関係改善が進み、トルコ人がイスラエル軍に殺害された10年5月のパレスチナ支援船拿捕(だほ)事件をきっかけに召還した双方の大使が、近く復職する可能性があると伝えている。

 背景にあるのは、先月中旬に発覚し、閣僚10人が交代する事態に発展した大規模収賄事件だ。一連の摘発は、エルドアン首相との対立が深刻化している米国在住の知識人で、穏健派のトルコ人イスラム教指導者、ギュレン師を支持する警察当局者らによるものとの見方が有力だ。ギュレン師は、拿捕事件を機にイスラエルとの対立を激化させたエルドアン政権の対応を批判し、双方の確執が拡大したとの指摘がある。このためトルコ外務省では「イスラエルとの和解でギュレン師の意見を反映させ、対立解消を図るべきだ」との声が高まっているという。

 ギュレン師は司法当局や教育関係者に支持者が多く、与党・公正発展党は今春以降の統一地方選や大統領選で、その支持層の取り込みが必要とされている。同党支援者の大半は反イスラエル派だが、外交で穏健政策を取っても支持者離れにつながる可能性は低く、転換を図りやすいという。

7263チバQ:2014/01/12(日) 11:04:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014011202000122.html

移民への福祉制限 就労自由拡大 EU富裕国警戒














2014年1月12日 朝刊




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 【ロンドン=石川保典、ベルリン=宮本隆彦、パリ=野村悦芳】欧州連合(EU)に二〇〇七年に加盟したブルガリアとルーマニアに対するEU域内での就労制限が一月から撤廃された。大量の移住者を警戒する英国が移民への社会保障を今月から厳しくしたほか、ドイツでも「福祉目当て」の移住を制限すべきだとの議論が出ている。EUが拡大するにつれ、欧州の富裕国では「反移民」「反EU」を掲げる政党が台頭。五月の欧州議会選を前に、警戒感が広がっている。


 EUでは域内での移動や就労の自由が認められ、居住国の社会保障も受けられる。ただ新規加盟国の国民には最大七年間、各国が自国内での就労を制限できる。EU最貧国とされるブルガリアとルーマニアには、英独仏、オランダなど九カ国が医師などの技術職に限って就労を認めてきた。


 英国は、制限撤廃後に大量の求職者が移住して社会保障費が増大するのを懸念し、EU域内からの移住者への福祉手当の支給を今月から制限。入国後三カ月は失業や住宅手当などを支給せず、就労意欲がないとみなせば六カ月後に打ち切る。路上で物乞いすれば強制送還し、入国を一年禁じる措置も加えた。


 来年の総選挙を控え、移民制限を主張する右派政党の伸長を警戒するキャメロン首相は、医療サービス有料化を柱とした改正移民法案も上程。今後のEU加盟国には、移住制限が必要だとの考えも表明した。


 ドイツでも福祉へのただ乗り警戒があり、メルケル首相は連立政権内での移民対策を求める勢力に配慮し、検討委員会を発足させた。


 ドイツには計四十万人のルーマニア人とブルガリア人が住み、今年は十万〜十八万人が流入すると予測される。与党キリスト教社会同盟は、移民がドイツ人の職を奪い、社会保障費を増大させるとして、不正受給者は国外追放にすべきだと主張。与党中道左派の社会民主党は「右翼の全体主義を呼び込む訴えだ」(ハルトマン連邦議会議員)と批判し、連立政権内の不協和音が表面化している。


 一方、移民やEU統合強化に反対する各国の極右政党にとって、今回の就労制限の撤廃は格好の批判材料となっている。


 フランスの国民戦線は一日の声明で「(制限撤廃は)わが国への移民を認めるサインと受け取られ、誤りだ」と強く反発。高い失業率を背景に、国民戦線は昨秋の世論調査で支持率が二大政党を上回った。


 国民戦線は欧州議会選に向け昨年十一月、オランダの極右・自由党との共闘を表明。移民政策への不満を追い風に、オーストリア、ベルギー、スウェーデンなどの極右、民族主義政党も加えて、七カ国で議員二十五人以上という欧州議会での新会派結成条件をクリアするとみられている。


 右派への追い風が吹く現状に、リベラル会派のリーダー、フェルホフスタット欧州議員(元ベルギー首相)は「EUが存亡の機にさらされている」と警戒している。

7264チバQ:2014/01/12(日) 17:59:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3006352?ctm_campaign=txt_topics
エジプト軍トップのシシ議長、大統領選出馬の意欲を示す

2014年01月12日 11:39 発信地:カイロ/エジプト
【1月12日 AFP】エジプト軍トップのアブデルファタフ・サイード・シシ(Abdel Fattah Said al-Sisi)軍最高評議会議長兼国防相は11日、「国民の要請があれば選挙に立候補する」と述べ、多方面から予測されている大統領選への出馬に意欲を示した。

 政府系日刊紙アルアハラム(Al-Ahram)が報じたところによると、シシ議長は政府関係者などが参加した集会で「もし私が立候補するとしたら、国民の要請と軍の委任が必要だ」と述べたという。

 シシ議長は、昨年7月にイスラム組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が軍によって解任された後では最も人気のある指導者だ。複数の軍関係者がAFPに語ったところによると、軍内部では今年行われる予定の大統領選へのシシ議長の立候補が支持されているという。

 エジプトは、新憲法についての国民投票を数日後に控えている。軍が主導する暫定政府はこの国民投票を、モルシ氏解任後のエジプトに選挙を通じた統治を復活させる最初の選挙と位置付けている。(c)AFP/Samer AL-ATRUSH

7265チバQ:2014/01/12(日) 18:11:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140112/mds14011200460002-n1.htm

【シャロン元首相死去】
評伝 剛腕で知られた「入植者の父」
2014.1.12 00:45 (1/2ページ)

軍人時代のアリエル・シャロン氏=1969年1月(イスラエル国防省提供・ロイター=共同)
軍人時代のアリエル・シャロン氏=1969年1月(イスラエル国防省提供・ロイター=共同)


 【カイロ=大内清】11日に死去したアリエル・シャロン元イスラエル首相は、同国現代史で最も毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい人物だった。イスラエル占領下にあったガザ地区から一方的撤退を実現した半面、テロ対策の名の下にヨルダン川西岸を寸断する分離壁建設を推進。これらはパレスチナ側にとり、実質的に占領状態を固定化しようとするものに他ならなかった。

 シャロン氏は、1967年の第3次中東戦争で占領したヨルダン川西岸やガザは「歴史的なイスラエル」の一部であるとする大イスラエル主義を信奉。軍人から政治家に転身後は、国際社会から和平の障害になると非難されてきたユダヤ人入植地の建設を推し進め、その豪腕ぶりから「入植者の父」「ブルドーザー」などと呼ばれた。

 93年にラビン首相(当時)がパレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長(当時)との間で結んだ、占領地問題での譲歩と引き換えに和平を実現しようとするオスロ合意には強く反発した。

 しかし、国際社会が「パレスチナ国家」樹立をあるべき和平の形とみなす中、シャロン氏はその現実に対応するため、2001年に首相になると急速に方向転換する。05年に経済的利便性が少なく統治も困難なガザに見切りをつけて一方的に撤退する一方、西岸に散らばる入植地を取り込むなどしてパレスチナの人口密集地間を分断した上での「パレスチナ国家」樹立を容認する「和平」を実現に移そうとしたのだ。

 ただ、シャロン氏の政策はパレスチナの経済的自立をより困難にするのみならず、パレスチナ人の居住する地域の面的な広がりを寸断するもので、パレスチナには受け入れがたいものだ。他方、イスラエルには、いかなる形での「2国家共存」も拒否する強硬派が存在し、近年はその影響力を増した。

 昨年7月に再開された和平交渉は現在、入植地建設問題などをめぐる入り口の議論で停滞を続けている。両者が納得する解決策を見いだすのが極めて困難な中、パレスチナと国内強硬派の双方から反発を受けたであろう「和平」を目指したシャロン氏は、その構想を現実のものとすることなく帰らぬ人となった。

7266チバQ:2014/01/12(日) 19:09:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000003-jij_afp-int

中央アフリカ、大統領辞任後に暴力行為が続発

AFP=時事 1月12日(日)9時1分配信





中央アフリカ、大統領辞任後に暴力行為が続発

中央アフリカの首都バンギで、店を略奪している最中に発砲音が聞こえ、逃げる人々(2014年1月11日撮影)。

【AFP=時事】反体制勢力の指導者から大統領に転じたミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領が辞任した中央アフリカの首都バンギ(Bangui)で、激しい暴力が起きている。一部では、食人や広範囲での略奪の報告も上がっている。

 激しい外交的圧力を受け10日に辞任したジョトディア氏は、翌日ベナンの首都に到着した。一方バンギでは激しい暴力が起きており、同暫定大統領の辞任が、衝突で引き裂かれた国家の緊張を和らげるだろうとの期待が打ち砕かれている。

 中央アフリカ赤十字(Central African Red Cross)が発表した最新の死者数によると、ジョトディア氏が辞任してから数時間のあいだに少なくとも5人が死亡。夜間にはたびたび銃声が聞こえたという。

 またAFP記者の報告によると、市内で略奪が相次いでおり、群衆が店のドアを壊しているという。略奪された店の多くはイスラム教徒が経営しており、地元の赤十字の代表は、昨年3月に「(イスラム教系の)セレカ(Seleka)がこの地に到着した時に略奪の被害に遭った人々が、今度は逆に略奪を行っている」と語る。

 目撃者の話から、略奪を行った者の中には食人行為に及んだ者もいると報告されている。【翻訳編集】 AFPBB News

7267チバQ:2014/01/14(火) 22:56:47
>政治家の私生活に立ち入らないことを伝統とする同国のメディア
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140114/erp14011400250000-n1.htm
仏メディア「伝統の終わり」 大統領密会疑惑を報道…崩れた不文律
2014.1.14 00:15 (1/2ページ)[欧州]

フランスのオランド大統領と女優のガイエさんの密会を報じる芸能誌クローザー(共同)
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領が女優と密会していたとする同国芸能誌の報道が波紋を広げている。政治家の私生活に立ち入らないことを伝統とする同国のメディアで、今回の報道が異例だからだ。専門家からは「伝統の終わり」との声も出ている。

 疑惑は仏誌クローザーが10日発売号で報じた。昨年12月末、大統領府近くのマンションで仏女優のジュリー・ガイエさん(41)と一晩を過ごしたとの記事を写真とともに掲載。オランド氏はプライバシー侵害として法的措置の検討を明らかにしたが、真偽にはコメントしていない。

 プライバシー侵害に多額の罰金を科す法律もある同国では国民のプライバシー尊重の意識が強い。メディアも政治家の私生活を詮索する報道は控えてきただけに、専門家は「浮気中とされる大統領の写真を雑誌が載せるのは初めて」と異例さを強調する。

 同国では過去、かねてささやかれたミッテラン元大統領の隠し子の存在を雑誌が在任末期に報じ、批判を浴びた。オランド氏の事実婚のパートナーで、“ファーストレディー”のバレリー・トリルベレールさん(48)の関係もオランド氏の告白後、メディアが報じ始めたとされる。

 密会報道について国民には「私生活であり関心はない」(30歳女性)といった見方が多いようだ。極右政党の国民戦線のルペン党首が「公金が使われない限り、誰もがプライバシーを大事にする権利を持つ」と述べるなど、政界にも報道を疑問視する声がある。

 今回の報道が大々的に問題化しなければ、同様の報道は増えそうだ。同国のメディア事情に詳しいマシュー・フラゼ氏は私生活の報道を抑えてきたメディアについて「その時代は終わった」と指摘している。

7268チバQ:2014/01/14(火) 22:59:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140112/asi14011220370002-n1.htm
豪、続く強硬姿勢 難民船めぐりインドネシアと対立再燃 国連も関心
2014.1.12 20:35 (1/2ページ)
 【シンガポール=吉村英輝】アフリカなどからの亡命希望者が乗った難民船をめぐり、オーストラリアとインドネシアの対立が再燃している。オーストラリアのアボット政権は昨秋、インドネシア側への配慮を表明しながらも海上の取り締まり強化を継続。移民を追い返す「救命艇」の調達も表面化した。インドネシアが反発を強める中、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も事実確認に乗り出す姿勢を示している。

 亡命希望者の多くは空路でインドネシアに入国し、密航業者が手配した漁船などで、経済的に豊かなオーストラリアを目指す。昨年9月に就任したアボット首相は、難民を追い返す姿勢を強め、インドネシアから抗議を受けた。

 アボット政権はその後、難民船対策の詳細を「警備にかかわる秘密事項」として公表してこなかった。しかし、6日には、オーストラリア海軍がソマリアやスーダンからの亡命希望者47人を乗せた難民船を昨年12月に追い返していたことが明らかになり、議論が再燃した。過去1カ月間で5隻が追い返されたとの報道や、海軍に虐待を受けたとの難民証言も出た。

 両国間では、オーストラリアの情報機関によるユドヨノ大統領らへの盗聴疑惑が昨年11月に持ち上がり、関係が冷え切っている。難民船に関する外交ルートでの協議も難しくなり、軍レベルで進められてきた。

 しかし、難民船が故障した場合などに乗船者を追い返すため、アボット政権が16隻の「救命艇」を調達していることがここにきて新たに判明。政権が約束した「領海など双方の主権の尊重」にも抵触しかねない対応に、インドネシア議会の外交委員会が「行き過ぎた措置を見過ごすべきではない」と、政府に抗議を促す事態となった。

 UNHCRは10日、オーストラリアが難民を追い返す行為は国際法に抵触する恐れがあるとして、オーストラリア側に事実関係を確認する方針を示した。フランス通信(AFP)が伝えた。UNHCRは「難民の保護などに十分な配慮がなされているか懸念している」としている。

 難民船を取り締まる姿勢を崩さないアボット政権と、「追い返しは、難民船問題の解決策とはならない」(マルティ外相)と反発を強めるインドネシア。問題解決の糸口が見えない状態が続いている。

7269チバQ:2014/01/14(火) 23:04:53
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m030121000c.html
南スーダン:ロストボーイズ再び急増 混乱の中、親と離れ
毎日新聞 2014年01月14日 21時40分(最終更新 01月14日 23時00分)


避難した首都ジュバの国連施設内で段ボールを運ぶ子ども=2013年12月27日、AP
拡大写真
南スーダン各都市の地図
拡大写真 政府軍と反乱軍の戦闘開始から1カ月を迎えるアフリカ東部・南スーダン。先月15日の戦闘勃発以降、混乱の中で親と離れ離れになってしまう子供の数が急増している。独立前のスーダン中央政府との内戦は、家族とはぐれたり孤児となったりした「ロストボーイズ」と呼ばれる子供たちを多数生んだ。独立から2年半、同様の悲劇が子どもたちを襲っている。【ジュバで服部正法】

 首都ジュバの国連施設内の国際機関が集まるテント村。11、12歳ぐらいに見える少年が11日、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフを訪れた。「親がいないんだ」。そう話した途端、潤んでいた大きな瞳から大粒の涙があふれ、頬をつたった。「心配しないで」。落ち着かせようとする日本人女性スタッフ、山科真澄さん(35)の声に、少年は少しうなずいた。

 ユニセフによると、9日現在、ジュバの国連施設に身を寄せる避難民の中だけで親を捜す子どもは132人、子を捜す親も75人いる。戦闘が激化している他州の状況は不明で、数字はあくまで「氷山の一角」だ。

 先月15日にジュバ市内で起きた衝突をきっかけに戦闘は各地に拡大し、推計約23万人の国内避難民が発生した。

 13歳のチャニー君は両親は既におらず、戦闘が始まるまでジュバ郊外で兄と暮らしていた。政府軍兵士の兄は戦闘が始まって前線に送られ、その後音信不通だ。ジュバに身寄りのいないチャニー君は靴磨きをして小銭を稼ぎながら、知り合いになった女性に世話になる日々。別の兄らが住むのは数百キロ離れ、10日に激戦があった北部ベンチウで、会いに行くのは困難だ。うつろな目をしながら「危ない。でも、ベンチウに行きたい」とつぶやいた。

 コアングさん(37)は、北部マラカルに子ども6人を置いてジュバに来ているときに戦闘が始まった。一時子ども全員の行方が分からなくなり「混乱して心配で眠れなかった」。その後、ユニセフと援助団体の支援で、同じ氏族の男性が5人の面倒を見ていることが分かったが、一番上の長男(18)の行方は分からない。「マラカルの状況は良くないので心配。すぐに戻りたいが移動手段がない」と嘆く。

 2005年まで20年以上続いた内戦では、約2万人の「ロストボーイズ」が発生した。山科さんは、親などの保護を受けられない子どもについて「今後栄養失調やストレスなどの健康への影響も考えられる。また性犯罪に巻き込まれたり、兵士として戦闘に使われたりする可能性もある」と懸念している。

7270チバQ:2014/01/14(火) 23:06:52
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000m020082000c.html
南欧国債:高まる人気…利回りに脚光、経済なお低迷
毎日新聞 2014年01月14日 08時30分


債務危機国の国債利回りの推移
拡大写真 【ロンドン坂井隆之】債務危機のため暴落に見舞われていた南欧などの国債に対し、投資家人気が急速に高まっている。欧州連合(EU)の金融支援から脱却したばかりのアイルランドや、まだ支援下にあるポルトガルの国債入札に、今年に入って投資家の応募が殺到。ギリシャやスペインなどの国債利回りも軒並み危機前の水準に低下(国債価格は上昇)した。市場安定化で暴落懸念が薄れ、逆に相対的な利回りの良さに光が当たっている形で、新興国から流出した資金の格好の行き場になっているようだ。

 アイルランドが7日実施した10年物国債の入札では、37億ユーロの募集に対し140億ユーロもの申し込みがあった。調達利回りは3.54%で、支援要請直前の2011年7月につけた14%の4分の1の好条件だった。ポルトガルが9日実施した5年物国債入札も、32億ユーロの募集に対し110億ユーロ以上の申し込みが集まり、支援が終了する今年後半以降の本格的な市場復帰に向けて大きく前進した。

 09〜12年の債務危機局面では、債務不履行や暴落懸念から南欧やアイルランド国債の買い手がつかず、10年物国債利回りはギリシャの39%(12年3月)を筆頭に軒並み急騰した。しかし12年7月に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が「ユーロを守るため何でもやる」と発言し、その後危機国の国債を無制限に買い支える措置を導入したことで空気は一変。景気底打ちも背景に利回り低下が進み、今年に入って下落が加速した。ギリシャ国債の利回りは7日に約3年半ぶりに8%を割り込み、ストゥルナラス財務相は8日の会見で「年後半に5年物国債発行を検討する」と意欲を示した。

 南欧諸国については、失業率や政府債務残高がなお過去最悪水準にとどまり、「勝利を宣言するのはまだ早い」(ドラギECB総裁)と楽観を戒める声も根強い。ただ、国際金融市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小決定を受け、トルコ、タイ、インドネシアなど政情不安や経常赤字を抱える新興国からの資金流出が目立っており、「欧州への資金逆流は、世界経済の成長のけん引役が新興国から再び先進国に移っていることの象徴」(英大手銀)とも言えそうだ。

7271チバQ:2014/01/14(火) 23:12:25
http://mainichi.jp/select/news/20140113k0000e030140000c.html
イスラエル:死去のシャロン元首相 称賛と非難が交錯
毎日新聞 2014年01月13日 11時57分(最終更新 01月13日 12時33分)


イスラエルのシャロン元首相=AP
拡大写真 ◇硬軟両様の戦略家
 【エルサレム大治朋子】11日に85歳で死去したイスラエルのアリエル・シャロン元首相は、対パレスチナ強硬派で知られるが、首相として初めて公式にパレスチナ国家樹立を受け入れるなど、硬軟両様の戦略家でもあった。イスラエルの一時代を築いた元宰相の死に、称賛と非難の声が交錯した。

 「最も偉大な軍司令官の一人だった」。イスラエルのネタニヤフ首相は11日、最大限の賛辞を贈った。12日付の地元紙は「イスラエルの王」「最後のリーダー」などと、シャロン氏をたたえた。

 だが、ユダヤ人入植(住宅)地拡大を掲げる宗教的保守の極右政党「ユダヤの家」の弔辞には、複雑な愛憎がにじんだ。

 「偉大なる建国者の一人であり、最大の破壊者でもあった」。シャロン氏は2005年夏、パレスチナ自治区ガザ地区からの入植地撤退を決定。イスラム原理主義組織ハマスの攻撃から守り切れないと判断したためとされるが、保守派の中に禍根を残した。

 一方、リベラル系政党やメディアはシャロン氏が国防相時代の1982年、レバノン侵攻作戦でパレスチナ難民虐殺を「放置した」問題などを改めて強調。「戦犯」などと批判した。

 シャロン氏の国葬と追悼式典は13日に行われる予定で、米国のバイデン副大統領ら各国の首脳や閣僚らが参列する。

http://mainichi.jp/select/news/20140113k0000e030141000c.html
評伝:シャロン元首相 老練な現実主義者
毎日新聞 2014年01月13日 12時01分(最終更新 01月13日 12時19分)

 11日に85歳で死去したイスラエルのアリエル・シャロン元首相。アラブとの戦争で武勲を立て、占領地にユダヤ人入植地を切り開いた剛腕ぶりから「ブルドーザー」と呼ばれた。テロには報復攻撃で応じるタカ派路線は国際社会の非難を浴びたが、イスラエル国民からは頼れる指導者として支持を集めた。2005年夏のガザ地区からの撤退は、より重要なヨルダン川西岸の確保を見返りに狙う大胆かつ巧妙な戦略で、老練な現実主義者の真骨頂だった。

 希代のタカ派政治家ながら、03年5月、米欧から提示された新中東和平案「ロードマップ」を受諾、イスラエル首相として初めて公式にパレスチナ独立国家建設を受け入れた。だが、イスラエルの治安を最優先、東エルサレムと西岸の大規模入植地群を併合する基本方針は譲らなかった。

 目指していたのは、パレスチナ人が望む和平や独立国家の姿ではなかった。西岸を深くえぐり取る形で分離壁を建設、主要入植地群の拡大を図ることで、パレスチナとの和解よりも分離への道を選んだ。念頭にあったのは、「イスラエルに受け入れ可能な境界線内でのパレスチナ暫定国家の建設」だった。

 イスラエル建国前の1928年、地中海近くのモシャブ(協同組合村)に生まれた。農業を営む父から「土地を敬い、守る」大切さを学ぶ。「土地を所有することは、物理的な力と精神的な力を併せ持つことを意味する」と自伝に記した。土地への執着は77年の農相就任以降、占領地に入植地を次々建設した強硬政策につながった。00年9月には右派リクード党首としてエルサレム旧市街のイスラム教聖地訪問を強行、パレスチナ人の反イスラエル武装闘争に火を付ける一方、イスラエル世論の危機感に乗じ01年2月の首相公選で勝利した。

 04年11月に死去したアラファト前パレスチナ自治政府議長を「テロリスト」と呼び、01年12月から断続的に西岸ラマラの議長府に幽閉、自爆テロを繰り返すパレスチナ過激派には容赦無い報復で応えた。

 ガザ撤退から2カ月後の05年11月、極右勢力に支配されたリクードを離れ、06年3月の総選挙を視野に中道系新党カディマを旗揚げした。結党直後、駐イスラエル日本大使公邸の夕食会では、側近が伝える世論調査結果に耳を傾け、「第1党」との予測にうなずいていた。好物のすしに舌鼓を打ちながら思い描いたのは、東エルサレムとヨルダン川西岸の要衝を組み入れたイスラエルを完成することだったに違いない。

 政権の座はカディマを経て再びリクードに戻ったが、パレスチナ分離策は不動の基本政策として受け継がれている。【ウィーン樋口直樹】

7272チバQ:2014/01/14(火) 23:31:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3006463
同性婚に禁錮14年…ナイジェリアで新法成立、世界から怒りの声
2014年01月14日 16:24 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【1月14日 AFP】ナイジェリアで、同性同士で結婚をした者に禁錮刑を科すことを定めた法律が、グッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領によって成立させられたことが13日に分かり、同国に対して世界各地から怒りの声が沸き起こっている。

「2013年同性婚(禁止)法」と名付けられたこの新法は、同性同士で結婚した者、もしくは結婚に準じた「シビルユニオン」の関係を結んだ者に対し、最高14年の禁錮刑を科すもの。また、他国で認められた同性婚なども同国では「無効」とみなされる。

 さらに、ゲイクラブまたは同性愛者の団体や組織の運営・会員登録・参加や、同性同士の性的関係を直接的または間接的に公開した場合も、最高10年の刑を科される。

 米国のジョン・ケリー(John Kerry)国務長官は、ジョナサン大統領が同法案に署名したことに対する「深い懸念」を表明。同性愛者の人権問題に取り組んでいる人権活動家ピーター・タッチェル(Peter Tatchell)氏は「世界で最も同性愛嫌悪的な法の一つ」だと表現し、また各地の人権団体は「悲劇」であり、平等な権利を求める闘いを後退させるものだと批判している。

 ルーベン・アバティ(Reuben Abati)大統領報道官が13日、AFPに語ったところによると、昨年議会を通過していた同法案は、今月にジョナサン大統領が署名。同報道官は「ナイジェリア国民の90%が同性婚に反対している」と述べ、同法は信仰のあつい同国の世論に沿ったものだとして、国外からの懸念を一蹴した。

 アフリカでは先月、ウガンダでも反同性愛法案が議会を通過し、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領による批准を待つ状態となっている。この法案については、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が「忌まわしい」ものとして糾弾、南アフリカのデズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教もアパルトヘイト(人種隔離政策)になぞらえて非難した。

 またナイジェリアの東隣のカメルーンでも、同性愛は最高5年の刑を科す犯罪とされている。

 これら3か国ではキリスト教福音派が強大な影響力を持っており、ナイジェリアでは南部にキリスト教徒、北部にイスラム教徒が多く住み、国がほぼ二分された状態になっている。(c)AFP/Ola AWONIYI

7273チバQ:2014/01/14(火) 23:32:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3005479?ctm_campaign=relation&cid=3006463
ウガンダ議会、反同性愛法案を圧倒的多数で可決
2013年12月21日 19:08 発信地:カンパラ/ウガンダ
【12月21日 AFP】ウガンダ議会は20日、同性愛行為を繰り返した者に終身刑を科すことを定めた法案を圧倒的多数で可決した。法案可決を受け、国際社会からは激しい抗議の声が上がっているが、同国の議員らは「悪」に対する勝利だとして可決を歓迎している。

 ウガンダ議会が可決した反同性愛法案は、人権団体や各国の指導者たちから強く批判されており、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領はこの法案を「おぞましい」と表現したほか、南アフリカのデズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教はアパルトヘイト(人種隔離政策)になぞらえている。

 法案は今後、キリスト教福音派の敬虔(けいけん)な信者であるヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領の承認を経て発効する。法案を推進したウガンダのデービッド・バハティ(David Bahati)議員は、最終的な法案からは死刑を定めた条項が削除された点を強調している。

 バハティ議員はAFPに対し、「これはウガンダの勝利です。議会が『悪』に対抗する投票をしたことを嬉しく思います」と述べ、さらに、「ウガンダは神を恐れる国であり、われわれは全体論的な考え方で生命を重視しています。国外の世界の考えにかかわらず、議会はこうした価値観に基づいてこの法案を可決しました」と語った。

 なお、ウガンダではこの前日、ポルノおよび性的に挑発的だと見なされるあらゆる服装を禁止する法案が可決されていた。この法案では、テレビで露出度の高い衣装を着た人のパフォーマンスを放送することが禁止されるほか、個人によるインターネットの閲覧も厳しく監視される。(c)AFP/Grace Matsiko

7274チバQ:2014/01/14(火) 23:33:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3006392
中央アフリカに希望の光、対立勢力が停戦で合意
2014年01月13日 09:42 発信地:バンギ/中央アフリカ
【1月13日 AFP】中央アフリカの首都バンギ(Bangui)近郊のビンボ(Bimbo)で12日、対立するイスラム教系とキリスト教系の武装勢力の代表者らが停戦に合意し、抱擁を交わした。外交的圧力を受け10日に辞任したミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領の後継者を決める協議を前に、宗教間衝突による何週間もの暴力行為に終止符を打つ希望の光がもたらされた。

 戦闘服を着たイスラム教系の武装勢力連合「セレカ(Seleka)」のSouleyman Daouda氏は、戦闘靴からサンダルに履きかえ、「非常に良い気分だ」と語った。

 両勢力は、フランスとアフリカの平和維持軍の仲介により12日の夜明けにビンボで合意に達した。

 両者の合意に立ち会ったキリスト教徒の政務担当官ロジャー・コンボ(Roger Kombo)氏は、「これが続くかどうか分からないが、とても良いことだ。大勢の人が歓迎している」と述べた。「(戦闘員たちは)互いに抱き合った。人々が歓声を送る中、許しを求めたのだ」

 12日には、暫定的に大統領の代行を務めるAlexandre-Ferdinand Nguendet氏が空港に赴き、10万人の避難民に帰宅するよう求めた。中央アフリカの憲法裁判所は、2週間以内に新たな暫定大統領選出の準備をするよう命じている。

 セレカのDaouda氏は「交渉は一晩中かかった。お互いに話し合ったのは、ジョトディアが辞めた以上、闘う理由は何もないということだ。今は次の政府からの指示を待っている」と語った。(c)AFP/Cecile Feuillat

7276チバQ:2014/01/15(水) 22:05:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/erp14011519350005-n1.htm
ローマ法王、人工妊娠中絶は「使い捨て文化」 異例の強い批判
2014.1.15 13:33 (1/3ページ)[欧州]

ローマ法王庁(バチカン)駐在の各国外交団に対する新年恒例のスピーチに臨むローマ法王フランシスコ(左)。昨年の主張から方針転換し「人工妊娠中絶は、新たな〝使い捨て文化〟の一種だ」と強い口調で語った=13日、バチカン(ロイター)
 ローマ法王フランシスコ(77)が13日、人工妊娠中絶について「恐ろしい事で、新たな“使い捨て文化”の一部である」と、近年、稀(まれ)に見る厳しい表現で非難し、欧米で物議を醸している。法王がこの問題に関し、自身の考えをこれほどはっきりと発言したのは昨年3月の即位後、初めてだが、これまでの柔軟な姿勢が一転、厳しい態度に変化した。(SANKEI EXPRESS)


外交団への新年スピーチ


 人工妊娠中絶や同性愛を嫌悪するローマ・カトリック教会の保守派は法王の発言を支持するが、この問題に関し、今も意見が分かれる大量消費文化の国、米国では反発の声が出そうだ。

 「産声を上げることなく、人工妊娠中絶の犠牲となる子供たちが存在すると考えるだけで恐ろしい」

 法王はこの日、ローマ法王庁(バチカン)駐在の各国外交団に対する新年恒例のスピーチでこのように述べ、前任の法王ベネディクト16世(86)や、その前任ヨハネ・パウロ2世(1920〜2005年)と同様、この問題に言及した。

 加えて、「(人工妊娠中絶は)残念ながら、不要な食べ物や物品を廃棄するように、人の命を捨てる新たな“使い捨て文化”の一種である」と、米国に象徴される大量消費文化に対する批判と絡めて厳しく糾弾した。

 これまでにはなかったこの厳しい批判は、ロイター通信や米紙USA TODAY、英BBC放送(いずれも電子版)など欧米メディアが13日付で大々的に伝えた。

7277チバQ:2014/01/15(水) 22:06:05
昨年は「慈悲深く」発言


 フランス通信(AFP)などによると、法王は昨年9月19日、カトリックのイエズス会系雑誌とのインタビューで、同性愛者や離婚経験者、人工妊娠中絶について「慈悲深くあるべきだ」と訴え、かつての法王たちと異なり、一定の理解を求める姿勢を表明。

 即位後初となるこのインタビューで「カトリック教会は何よりも“傷を癒やせる”存在でなければならず、教会が認めない行為に対しても、より深い同情と理解を示すべきである」と踏み込んだ発言もあった。

 さらに「新しいバランスを見つけなければ、教会の倫理体系は砂上の楼閣(ろうかく)のように崩れ落ちるだろう」と警告すらしていた。


保守派への配慮?


 だが、この発言について、米ロードアイランド州の司教が「人工妊娠中絶の悪について言及していない」と不満をもらすなど、保守系のカトリック信者から非難が相次いだ。今回の方針転換は、こうした保守派への配慮とみられている。

 今回の法王の発言について、ローマでは「教会の教えなので、特段驚かない」(40歳女性)、「人の命を守り、教会の信念を広める法王の役割」(55歳男性)と静観しているが、米で非難が高まるのは必至だ。

 米CNNテレビが昨年12月24日に発表した米調査会社ORCインターナショナルとの共同世論調査(12月実施)の結果によると、昨年9月の発言を受け、85%が法王は「極端なリベラルでも極端な保守でもない」と答え、86%が「現代社会に沿っている」と評価するなど、法王に対する米国人の好感度では過去最高を記録した。

 一方、2003年の調査では「中絶が増加する現代社会では、死の文化が席巻している」と発言した当時のヨハネ・パウロ2世について、約50%が「時代遅れ」と答えていた。バチカンはまた「時代遅れ」の教えに逆戻りするのだろうか…。

7278チバQ:2014/01/15(水) 22:06:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/mds14011510420003-n1.htm
エジプト改憲案 国民投票 軍中心の体制回帰へ 薄まるイスラム色
2014.1.15 10:40 (1/2ページ)

14日、カイロ市内で投票を終えた後、投票所の前で両手を広げて叫ぶ市民(AP)
 【カイロ=大内清】昨年7月の軍クーデターで憲法が停止されたエジプトで14日、暫定政権主導で起草された改憲案の賛否を問う国民投票が2日間の日程で始まった。同案は軍権限を強化し、モルシー前政権下で制定された旧憲法よりイスラム色を薄めた内容。同国ではモルシー前大統領を失脚させた軍を礼賛する空気が強く、承認はほぼ確実な情勢だ。軍は政治に事実上の“拒否権”を持つこととなり、今後は軍中心の権威主義体制への回帰がさらに進むとみられる。

                   ◇

 14日、低所得層が多い首都カイロ・インババ地区の投票所で「賛成」を投じたムハンマド・アブドルラジクさん(27)は「軍が国を良い方向に導いてくれる」と力説した。

 同地区では同日朝、小規模な爆発が発生。背後関係は不明だが、有権者は「モルシー派の妨害に違いない」と口をそろえ、軍主導の国内安定化にいっそう期待を強めていた。各地でモルシー派と治安部隊などの衝突も起き、少なくとも4人が死亡したもようだ。

 改憲案は国防相のポストについて本格政権移行後の2期8年間は軍幹部が過半数を占める会議で指名すると明文化しており、軍の意向に反する組閣は事実上、不可能となる。また、軍が「直接の攻撃」を受けた場合、市民も軍事法廷で裁くことができると規定。軍が混乱した政治・社会に「にらみ」を利かせる形だが、行政や司法分野にまで軍の干渉が及ぶ恐れもある。

 これに対し、モルシー氏の出身母体で暫定政権と敵対するイスラム原理主義組織ムスリム同胞団や一部の民主化グループは国民投票をボイコットした。

 ただ、賛成派のポスターが大量に掲示され、主流メディアが軍を礼賛する中、世論の大勢は軍への信頼と改憲支持で固まっている。

 国民には軍トップのシーシー第1副首相兼国防相を次期大統領に推す声も強く、シーシー氏自身も11日、大統領選出馬の可能性を示唆。改憲が高投票率で承認されれば、その地ならしになるとの見方もある。

 同国では2011年に民衆デモで退陣したムバラク元大統領まで4代にわたり軍出身者が大統領を務め、軍と結びついた政財界関係者らが支配層を形成してきた。昨年のクーデター以降の親軍的な世論は、ムバラク政権崩壊でいったんは影響力が減退した旧支配層の復権にもつながりそうだ。

 一方、焦点の一つであるシャリーア(イスラム法)の扱いについて改憲案は、モルシー、ムバラク両政権下の憲法と同じ「シャリーアの諸原則を主要な法源とする」との表現を踏襲したものの、モルシー政権期に付加された関連条文は削除され、象徴的な色合いが強まった。宗教政党の禁止も盛り込まれている。

 また同案は、議会選、大統領選の順に実施するとしてきた従来の政治日程を修正し、国民投票後90日以内にいずれかの選挙を実施すると規定。仮に大統領選が先に行われた場合、本格政権移行に向けた議会の関与が大幅に減り、存在が有名無実化する可能性もある。

7279チバQ:2014/01/15(水) 22:45:05
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000e030219000c.html
オランド政権:相次ぐ企業優遇策に「それでも社会党か」
毎日新聞 2014年01月15日 11時03分(最終更新 01月15日 13時10分)

 フランスのオランド大統領は14日、エリゼ宮(大統領府)での年始の記者会見で、家族手当の原資となる企業拠出金を2017年までに廃止し、300億ユーロ(約4兆2700億円)の企業負担軽減を実施すると発表した。オランド社会党政権は200億ユーロ分の法人税控除制度の今年からの導入も決めており、仏企業の国際競争力低下に歯止めをかけたい意向だ。だが相次ぐ企業優遇策に、仏メディアからは「それでも社会党政権と言えるのか」との声が出ている。

 家族手当はフランスの「2」を超える高水準の出生率を支えているが、企業が従業員給与の5.4%相当分を拠出して原資としており、企業負担の重さが国際競争力の低下につながっているとの批判があった。オランド大統領は会見で、「(拠出の)穴埋めは公共支出削減でまかなう。家計に転嫁することはない」と説明するが、詳細な補填(ほてん)策は明らかにしていない。

 「経済成長重視」を旗印に12年大統領選で誕生したオランド政権だが、経済好調の隣国ドイツと対照的に、仏企業の競争力低下傾向が止まらない。経済成長率もマイナスに落ち込んでおり、昨年には、法定最低賃金の2.5倍以下の従業員給与について、14年に4%、15年に6%の法人税控除を実施することも決めた。

 家族手当の企業拠出金廃止は、仏経営者団体が昨年まとめた1000億ユーロ規模の企業負担軽減要求に沿った内容で、記者会見では「結局、サルコジ前右派政権とどう違うのか」などの質問が相次いだ。オランド大統領は「企業負担軽減は雇用拡大との引き換えだ」と説明した。

7280チバQ:2014/01/15(水) 22:49:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/asi14011522170004-n1.htm
道に迷った外国人女性をレイプ インド・ニューデリーで男15人拘束
2014.1.15 22:11

14日、デンマーク人女性がレイプされた現場近くのニューデリー中心部(ロイター)
 性犯罪が社会問題化しているインドの首都ニューデリー中心部で14日、滞在先ホテルまでの道に迷ったデンマーク人の女性旅行者(51)が男の集団にレイプされた。警察は事件に関与した疑いで15人を拘束した。地元メディアが15日、報じた。

 被害女性にホテルへの行き方を聞かれた犯行グループは、女性を人目のつかない場所に連れていき、暴行したという。

 インド政府は、ニューデリーで2012年末に起きたレイプ殺害事件を機に性犯罪を厳罰化した。しかしAP通信によると、首都とその郊外で13年1〜10月に発生したレイプ事件は、12年1年間の2倍近くに増加した。

7281チバQ:2014/01/16(木) 23:23:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011600180
「バチカン銀行」監督体制刷新=枢機卿4人更迭−ローマ法王
 【ジュネーブ時事】バチカンからの報道によると、フランシスコ・ローマ法王は15日、マネーロンダリング(資金洗浄)関与の疑惑が消えない「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)の監督体制を刷新、担当の枢機卿5人のうち4人を任期途中で入れ替えた。
 5人は、有力者のベルトーネ前国務長官(首相に相当)ら前法王ベネディクト16世に任命された枢機卿で、任期はまだ1年残っていた。しかし、フランスのトゥーラン枢機卿を除く4人が事実上更迭され、パロリン国務長官らが新たに任命された。
 カトリック教会への寄付金などを管理するバチカン銀行は、不正な金融取引に関与している疑いが消えず、欧州評議会は2012年、取引の透明性評価で「不合格」の判定を下している。(2014/01/16-09:41)

7282チバQ:2014/01/16(木) 23:24:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011600938
大統領、全軍トップを解任=イスラム過激派対策に不満か−ナイジェリア
 【ロンドン時事】ナイジェリアからの報道によると、ジョナサン大統領は16日、統合参謀長および陸海空軍の各参謀長を全員解任した。大統領府が発表した。理由は明らかにしていない。
 ナイジェリアではここ数年、北東部を拠点とするイスラム過激派「ボコ・ハラム」がテロ活動を活発化。政府軍は2013年5月以降、掃討作戦を強化している。
 しかし、戦闘やテロで多数の死傷者が出ており、治安回復のめどは立っていない。軍指導部に対し国民の不満は高まっていた。(2014/01/16-21:24)

7283チバQ:2014/01/16(木) 23:32:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/asi14011614410001-n1.htm
揺れる御曹司ラフル・ガンジー氏、与党の首相候補指名受け入れか
2014.1.16 14:34

ラフル・ガンジー副総裁(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】今春行われるインドの総選挙を前に、与党国民会議派が17日に開く会合で、ガンジー家の御曹司、ラフル・ガンジー副総裁(43)を首相候補に指名するかどうかが注目されている。指名受け入れに煮え切らない態度をとり続けていたラフル氏が最近、地元紙の取材に初めて前向きな発言をしたからだ。

 ラフル氏は14日付のヒンディー語紙で「私は国民会議派の戦士だ。どんな命令にでも従う」と述べた。

 これまでラフル氏は首相候補指名を問われると「党務に専念したい」といった発言を繰り返してきたため、今回の発言は、幹部を集めて開く全国党委員会の会合で、氏が首相候補になることを示唆したものとの観測がメディアで伝えられた。

 会議派は通例、「当選者が指導者を選ぶ権利がある」(会議派幹部)と選挙前の首相候補指名に否定的な立場だ。

 汚職問題や景気減速により現時点で劣勢とされる会議派が、総選挙で負ければ、ラフル氏を首相候補にしたことで「ラフル・ブランド」を傷つけるとの見方もあり、首相候補として選挙戦を戦うことに消極的な意見もある。

 しかし、選挙戦では明確な「党の顔」があった方が有利なことも事実だ。この場合、建国の父ネールら元首相3人の血を引くラフル氏以上の有力者はいない。氏が母親のソニア・ガンジー党総裁の後継になることは既定路線なのに、首相候補発表であいまいな態度をとり続けるのは得策でないといった声もある。

 また、総選挙でヒンズー教保守派の最大野党インド人民党(BJP)に敗れても、善戦すれば少数連立与党連合を結成できる可能性もあるとされ、ラフル氏を前面に出した選挙戦を望む根拠となっている。

7284チバQ:2014/01/16(木) 23:33:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/mds14011615490003-n1.htm
他民族憎悪こそ「最も有害な行為だ」 ルワンダ虐殺20年で国連副総長
2014.1.16 15:47
 アフリカ中部ルワンダで1994年に多数派フツ人強硬派らが少数派ツチ人ら約80万人を殺害した大虐殺から今年で20年となり、国連本部で15日、虐殺につながる紛争の早期抑止を話し合う会合が開かれた。

 エリアソン副事務総長は宗教、民族の異なる人々に対する憎悪は「人間がなし得る最も有害な行為だ」と警告した。

 エリアソン氏は、ルワンダの虐殺発生当初、国際社会の介入を求める声がありながら、有効策が取られず虐殺が拡大したとして「失敗を忘れてはならない」と訴えた。

 教訓が生かされた例としては、民族対立を背景に内戦に近い状態になっている南スーダンで、国連平和維持活動(PKO)施設に市民が保護され、殺害を免れていることを挙げた。

7285チバQ:2014/01/16(木) 23:34:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/erp14011620590003-n1.htm
仏大統領が「企業重視」打ち出す 経済低迷脱却目指す 「大きな政府」の左派には抵抗感も
2014.1.16 20:55
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領が、経済低迷脱却に向けて「企業重視」の方針を鮮明にした。企業の社会保障負担の軽減により、競争力強化と雇用増大を図る。同国では手厚い福祉などを通じた「需要重視」の傾向が強かったが、方針転換となるか注目されている。

 「(企業の)供給力に働きかける必要がある」。オランド氏は14日、年始の記者会見でこう表明し、家族手当を企業が負担する制度を2017年までに廃止して、年300億ユーロ(約4兆3千億円)の負担軽減を図る政策を打ち出した。

 オランド氏は12年5月の就任後、財政健全化と同時に経済成長策に取り組んだが、大した効果が出ず、失業率は10%超の過去最悪水準が続く。経済回復のペースはスペインなどよりも遅れがちで、大統領支持率は歴代最低水準に下落した。

 フランスでは従来、充実した社会保障など公的支出が需要を支える半面、この仕組みが企業の競争力をそぐ重荷になっているとして問題視されていた。オランド氏は企業の競争力強化をこれまでも訴えてきたが、「大きな政府」を志向するおひざ元の左派や労組では抵抗感も強い。

 オランド氏が企業重視の姿勢を強調したことについて、仏主要企業幹部は「左派のDNAを考えれば、過小評価すべきでない」と説明し、仏紙ルモンドの記者は「大きなイデオロギー的変換だ」とも指摘する。一方、大統領選でオランド氏に協力した左派戦線は「右派の言葉だ」と批判した。

 オランド氏は会見で、「私生活について答える場所ではない」と女優との密会報道への深入りを避け、経済回復の重要性を強調した。仏経団連(MEDEF)は「正しい方向」と歓迎し、保守系紙フィガロは「言葉だけでは不十分」とし、オランド氏に実行を迫っている。

7286チバQ:2014/01/17(金) 00:18:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140116-OYT1T01099.htm
エジプト改正憲法案、国民投票で承認確実に

 【カイロ=酒井圭吾】エジプトで新国家の枠組みを決める改正憲法案の国民投票は、16日までの開票作業で、圧倒的多数での承認が確実となった。


 これを受け、大統領選は今春にも行われる見通しで、昨年7月に事実上の軍事クーデターを主導したシシ国防相が出馬を示唆し、当選が有力視されている。エジプトで再び、軍の影響力の強い政権が誕生する観測が高まっている。

 同国の内務省高官は16日、地元衛星テレビ・ハヤートに対し、開票作業の途中経過として、「承認票は95%を超えている」と語った。国営メディアなども、同案の「承認確実」を報じた。

 内務省高官によると、投票率は55%以上になる。正式結果は18日頃発表される。

 改正憲法案は、宗教を基礎とした政党を禁止し、国防相選任に軍の承認を必要とするなど、政教分離や軍の権限強化が特徴だ。エジプトでは昨年7月、世俗派による大規模な反政府運動を契機に、軍が強制的にイスラム主義色の濃いモルシ政権を崩壊させた。今回の投票は、軍が主導する政治プロセスや、シシ国防相に対する「信任投票」の位置付けとなっていた。

 クーデターで失脚したモルシ前大統領の支持者らは、投票をボイコットした。

(2014年1月16日23時11分 読売新聞)

7287チバQ:2014/01/17(金) 00:23:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3006632
ナイジェリアで同性愛者の弾圧強化、禁止法成立受け
2014年01月16日 16:14 発信地:カノ/ナイジェリア
【1月16日 AFP】ナイジェリアで同性婚などを禁止する法律が成立したことを受け、同国北部最大の都市カノ(Kano)のイスラム法(Sharia)執行当局は15日、同性愛活動の取り締まり強化を宣言した。

 一方、北部バウチ(Bauchi)州のイスラム法裁判所は同日、同性愛禁止法に違反したとして男性5人を訴追したと発表。また非政府組織(NGO)によると、同州の警察は160人の容疑者の名前を列挙したリストを作成し、逮捕へと動いている。

 ナイジェリアは以前より同性愛禁止法を持つ世界78か国のうちの1国だったが、さらに同性婚を禁止する法律が成立したことが今週明るみに出てからは、国際社会の強い反発を受けている。特にイスラム法と州・国の司法制度が並存する北部の各州では、実例ほとんどないものの、同性愛の罪には死刑判決が下される可能性もある。

 カノ州の宗教警察ヒズバ(Hisbah)の副長官を務めるウスマン・ナバハニ(Usman Nabahani)氏は、AFPの取材に対し、同性同士の結婚と市民パートナーシップを禁止する新法は「歓迎すべき展開」と語り、「この法律の執行のためにたゆまぬ努力をする」と述べた。

 ヒズバはこの数か月、イスラム教徒が多数派を占めるカノで売春組織と麻薬常習者の取り締まりを行ってきたが、今後は同性愛者に対しても同様の取り締まりを行うことを誓っている。ナバハニ氏は、国の法令を執行するために治安当局と連携して「ゲイとレズビアンに対して同様の摘発を実施する」と付け加えた。

「これからは、健全な社会をめざし、カノ州の隅々までしらみつぶしに捜査して、売春や同性婚、飲酒(の禁止)の完全なる順守を徹底する」

「われわれは、こういった問題に真剣な闘いを挑むための、さらに大きな権限と支持を得た」

■早くも数十人逮捕、「リストに160人の名」

 一方、北部バウチ州では、今月6日に同性愛者の同好会を結成したとして訴追された男性5人がイスラム裁判所に出廷し、4人が罪状を認めていたことが明らかになった。裁判所職員によると、5人には同好会結成の他、米国から送金された15万ドル(約1500万円)を受け取った疑いがもたれており、次回出廷の23日まで勾留される見通しだという。

 さらにバウチ州のイスラム法執行当局によると、今年に入ってから少なくとも12人が同性間の性行為を禁じたイスラム法に違反したとして逮捕された。

 また同国のNGO「生殖と性に関する人権のための国際センター(International Centre for Reproductive Health and Sexual Rights)」によると、同州の警察は160人以上の名前を列挙したリストを作成し、逮捕の準備を進めている。

 また同NGOによると、新法が成立して以降、南部の3州でも計24人が逮捕された。その大半は、以前から拘束されていたが、新法が宣言されたことによって再逮捕された人々だという。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

7288チバQ:2014/01/17(金) 00:23:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3006631?ctm_campaign=txt_topics
リヒテンシュタイン、国内唯一の産科が閉鎖に
2014年01月16日 16:45 発信地:ジュネーブ/スイス
【1月16日 AFP】リヒテンシュタイン政府は15日、国内唯一の産科を閉鎖すると発表した。勤務する婦人科医らも閉鎖とともに全員退職するという。この産科では毎年200人あまりの新生児が誕生している。

 リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに挟まれた内陸の小さな公国。同国のマウロ・ペドラツィーニ(Mauro Pedrazzini)保健相は15日、「遺憾ながら産科を閉鎖する」との声明を発表した。

 産科は今春中にも閉鎖されるという。勤務する医師たちは将来の見通しもたたないまま、離職を迫られる形となった。

 人口3万7000人にも満たないリヒテンシュタインでは、老朽化した病院の建て替え費用の拠出をめぐる2011年の国民投票で反対票が賛成票を上回った。そのため産科医師らが求めた医療水準を満たす改修計画の遂行が困難となった。

 リヒテンシュタインでは毎年、全体の半数にあたる約200人がこの国内唯一の産科で、また残りの半数は国外の医療施設で産まれている。これは、リヒテンシュタインの妊婦たちが、あえて隣国のスイスやオーストリアでの出産を選択しているためだ。

 しかし、この国内唯一の産科が閉鎖された後に生まれるリヒテンシュタイン人は、全員外国生まれとなる。(c)AFP


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