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国際政治・世界事情

7269チバQ:2014/01/14(火) 23:04:53
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m030121000c.html
南スーダン:ロストボーイズ再び急増 混乱の中、親と離れ
毎日新聞 2014年01月14日 21時40分(最終更新 01月14日 23時00分)


避難した首都ジュバの国連施設内で段ボールを運ぶ子ども=2013年12月27日、AP
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南スーダン各都市の地図
拡大写真 政府軍と反乱軍の戦闘開始から1カ月を迎えるアフリカ東部・南スーダン。先月15日の戦闘勃発以降、混乱の中で親と離れ離れになってしまう子供の数が急増している。独立前のスーダン中央政府との内戦は、家族とはぐれたり孤児となったりした「ロストボーイズ」と呼ばれる子供たちを多数生んだ。独立から2年半、同様の悲劇が子どもたちを襲っている。【ジュバで服部正法】

 首都ジュバの国連施設内の国際機関が集まるテント村。11、12歳ぐらいに見える少年が11日、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフを訪れた。「親がいないんだ」。そう話した途端、潤んでいた大きな瞳から大粒の涙があふれ、頬をつたった。「心配しないで」。落ち着かせようとする日本人女性スタッフ、山科真澄さん(35)の声に、少年は少しうなずいた。

 ユニセフによると、9日現在、ジュバの国連施設に身を寄せる避難民の中だけで親を捜す子どもは132人、子を捜す親も75人いる。戦闘が激化している他州の状況は不明で、数字はあくまで「氷山の一角」だ。

 先月15日にジュバ市内で起きた衝突をきっかけに戦闘は各地に拡大し、推計約23万人の国内避難民が発生した。

 13歳のチャニー君は両親は既におらず、戦闘が始まるまでジュバ郊外で兄と暮らしていた。政府軍兵士の兄は戦闘が始まって前線に送られ、その後音信不通だ。ジュバに身寄りのいないチャニー君は靴磨きをして小銭を稼ぎながら、知り合いになった女性に世話になる日々。別の兄らが住むのは数百キロ離れ、10日に激戦があった北部ベンチウで、会いに行くのは困難だ。うつろな目をしながら「危ない。でも、ベンチウに行きたい」とつぶやいた。

 コアングさん(37)は、北部マラカルに子ども6人を置いてジュバに来ているときに戦闘が始まった。一時子ども全員の行方が分からなくなり「混乱して心配で眠れなかった」。その後、ユニセフと援助団体の支援で、同じ氏族の男性が5人の面倒を見ていることが分かったが、一番上の長男(18)の行方は分からない。「マラカルの状況は良くないので心配。すぐに戻りたいが移動手段がない」と嘆く。

 2005年まで20年以上続いた内戦では、約2万人の「ロストボーイズ」が発生した。山科さんは、親などの保護を受けられない子どもについて「今後栄養失調やストレスなどの健康への影響も考えられる。また性犯罪に巻き込まれたり、兵士として戦闘に使われたりする可能性もある」と懸念している。


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