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国際政治・世界事情

7231チバQ:2014/01/05(日) 22:25:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/mds14010522110002-n1.htm
アルカーイダ系「ISIL」勢力拡大 シリア反体制派と内紛 イラクでは中部の要衝掌握
2014.1.5 22:07 (1/2ページ)

 【カイロ=大内清】シリア内戦に反体制派として参戦している国際テロ組織アルカーイダ系の武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」と、他の反体制派勢力の対立が深まり、戦闘が激化している。一方でISILは4日までに、政治混乱が続くイラクで中部の要衝ファルージャを掌握した。シリアとイラクにまたがって活動するISILの存在は地域の不安定要因となっている。

 「われわれの名誉と富、土地を守るためにISILと戦う」。シリア反体制派に属するイスラム系武装組織のひとつ「ムジャヒディン軍」は3日、声明を出しISILに宣戦布告した。

 ISILは、「自由シリア軍」「イスラム戦線」などの主だった反体制派武装組織と、シリア北部のアレッポ周辺やイドリブ県でしばしば交戦している。3、4両日の戦闘では少なくとも36人が死亡した。

 ISILにはイラクやアフガニスタンで戦闘経験がある者が多く、シリア内戦では2012年の初めごろから多くの戦闘員を吸収、勢力を広げてきた。支配地域内に厳格なシャリーア(イスラム法)を適用し、違反者を厳罰に処するなどの強権支配を敷くほか、他部隊の戦闘員の誘拐なども行っているとされる。

 ISILに反対する勢力には、アルカーイダが唱える「ジハード(聖戦)」思想に共鳴する者も少なくないとみられるが、現時点では各組織とも「ISILは(シリアでの)革命を乗っ取ろうとしている」と口をそろえて非難する。自らの支配地域の利権が脅かされるとの恐怖があるためだ。

 これに対し、ISILは4日、自分たちへの攻撃を停止しなければ、支配地域にアサド政権側の軍部隊を引き入れると声明で脅迫した。反体制派の内紛は、本来の目的である「政権打倒」を見失う混乱状態に陥っている。

 一方、ISILは元来の活動拠点であるイラクでも昨年末以降、イスラム教シーア派主導のマリキ政権とスンニ派との対立に乗じる形で、中部ファルージャやラマディで武装闘争を激化。両市では今月に入り、治安部隊との戦闘などで100人以上が死亡したとみられ、ISILは4日までに、協力関係にある部族とともにファルージャのほぼ全域を掌握した。

 ファルージャはイラク戦争後の04年、スンニ派勢力が駐留米軍に激しく抵抗した都市で、同じスンニ派のISILには浸透しやすい地盤があったとみられる。

 ファルージャはイラクとシリアを結ぶ街道上の要衝に位置しており、混乱が長期化すればISILにとって両国間の往来や補給がやりやすくなり、勢力強化や両国の情勢の複雑化につながる恐れが強い。


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