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国際政治・世界事情

7230チバQ:2014/01/05(日) 22:23:28
http://mainichi.jp/select/news/20140105k0000e030090000c.html
イタリア:「レンツィ旋風」38歳次期首相候補 人気上昇
毎日新聞 2014年01月05日 10時25分


昨年12月15日、民主党のレッタ首相(右)と言葉をかわすマッテオ・レンツィ同党書記長=ロイター
拡大写真 【ローマ福島良典】イタリアで中道左派与党・民主党のマッテオ・レンツィ新書記長(38)が次期首相候補として政界に旋風を巻き起こしている。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで民主党のレッタ首相(47)に変革要求を突きつけ、中道右派のベルルスコーニ元首相(77)に代わるイタリア政治の顔になりつつある。年初の2日には選挙制度の抜本的改革や上院の実質的廃止を提案、若さとカリスマ性を武器に人気を集めている。

 「IPRマーケティング」の世論調査によると、昨年12月8日に民主党の党首に当たる書記長に選出されたレンツィ氏の信用度は52%で主要政治家でトップ。レッタ首相(41%)、アルファノ副首相兼内相(29%)、ベルルスコーニ元首相(25%)、野党「五つ星運動」のベッペ・グリッロ氏(18%)を引き離している。

 レンツィ氏の人気にあやかる形で、昨年2月の総選挙で予想外の苦戦を強いられた民主党の支持率も右肩上がりだ。レンツィ新書記長誕生前の12月2日は28.5%だったが、他党が支持率を落とす中、12月20日には32.5%に急上昇。「レンツィ効果」で支持率首位の座を固めている。

 レンツィ氏はイタリア北部の古都フィレンツェの生まれ。2004年にフィレンツェ県知事に当選。再選を促す陣営の意向に反して09年のフィレンツェ市長選にくら替え出馬し、勝利した。国政経験はないが、一昨年12月の首相候補選で善戦、党内右派のホープとして基盤を固めた。

 鍵は強いリーダーシップ。幼少・青年期を過ごしたフィレンツェ郊外の村リニャーノ・スラルノの幼なじみ、エドワルド・ストッピオさん(40)は「よく一緒にサッカーをした。マッテオはレジスタ(司令塔役)のポジションをやりたがった」と振り返る。

 レンツィ氏はレッタ首相に対し、憲法裁から昨年12月4日に違憲判決を下された選挙制度を早期に改革するよう求めている。憲法裁の判決理由は近く公表される予定だが、政治の安定のために上下両院の第1勢力に与えられる「ボーナス議席」と、有権者が候補者個人を選ぶことのできない拘束名簿式の比例代表制が問題視された。

 レンツィ氏は1月2日の年頭記者会見で、選挙区ごとに下院議員4〜5人を選出する中選挙区制の導入や、上院の地方代表議院への改組を柱とする改革構想を発表した。フィレンツェ大学のアレッサンドロ・キアラモンテ教授(政治学)は「新選挙法が制定されない限り、次期選挙はボーナス議席なしの選挙になってどの党も単独で勝てず、大連立政権が避けられない。レンツィ氏の民主党が単独で勝つには選挙制度の改革が必要不可欠となる」と解説する。


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