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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

6222とはずがたり:2007/04/29(日) 00:10:17
>>6221-6222 >>6219-6222

▼厚木市
当22,175堀江 則之63自民現6(元)県会副議長
当13,418鈴木 裕二37民主新1党総支部幹事長
当10,621山本 裕子50ネット現2(元)厚木市議
□8,358松田 則康54無所属=自民新 (元)厚木市会議長
□5,789萩原 新吾38無所属=自民新 (元)厚木市議
2,602荻田 豊60無所属新 印刷会社経営

◇市長の得票の動向にも注目

 自民系候補3人を含む計6人がしのぎを削っている。前回初当選し、1月の厚木市長選で圧勝した小林常良市長の得票(約4万4000票)の動向も注目される。

 6選を目指す自民・堀江氏は知名度が高いが、組織の引き締めを図っている。民主・鈴木氏は昨秋の衆院16区補選で民主新人が善戦した余韻を生かしたいところ。無党派層の支持も訴えている。再選を目指す神奈川ネット・山本氏は唯一の女性候補。女性票を幅広く集められるかがポイント。

 市議転身組の萩原氏、松田氏はともに自民の推薦を得た。堀江氏同様、市長選では自民、公明推薦の山口巌雄前市長を支援。公明支持者を含めた“山口票”の取り込みを期待する。荻田氏は市北西部の山地(通称・西山)の保護運動に携わり、環境問題などを訴える。【佐藤浩】

▼大和市
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/3247
>>4492 >>5852
当19,146菅原 直敏28無所属新1(元)大和市議
当17,172益田 駿66公明現6党県代表代行=市長選で大木支援(当選)
当15,782江田 実73民主現4党県代表代行=市長選で大木支援(当選)
□13,607安藤 博夫59自民現 党県IT局長
□6,981吉川 章53無所属新 (元)大和市議=甘利支援
5,116武志 富美枝58ネット新 (元)大和市議
4,565宮応 勝幸63共産新 党市後援会長

◇現職の3人に4新人が挑戦

 6期目を目指す公明・益田氏は幅広い支持を受け、安定した戦いぶり。民主県連代表代行の江田氏は大和駅周辺などで強固な地盤を持つが、さらに上積みを狙う。自民・安藤氏は北部の支持基盤を固めつつ実績をアピール。若手の菅原氏は駅頭などで演説を続け、知名度は上昇中。

 南部の保守層に知名度がある無所属・吉川氏は全域にわたっての支持拡大を図る。神奈川ネット・武志氏は米軍再編問題や子育て支援策を訴え、主婦層への浸透を目指す。共産・宮応氏は中小企業支援や増税など有権者に身近な問題を訴え、知名度アップに懸命だ。【長真一】

▼中郡
当12,878村田 邦子49無所属=民主・ネット新1(元)二宮町議・ネット系
□12,682古沢 時衛61自民=公明現 党県幹事長代理

◇自民重鎮に挑む、知事連携の新人
 5選を目指す自民県連幹事長代理の古沢氏に、民主、神奈川ネットの推薦を受ける元二宮町議の新人・村田氏が挑む。
 前回、約6000票差をつけて別の神奈川ネット新人に勝利した古沢氏陣営は「構図は4年前と変わらない」と強調。約2万3000戸の全戸訪問をこなし、新たに公明の推薦も受けた。
 村田氏は松沢成文知事との連携を訴え、保守層の切り崩しを図る。知事とのパイプを印象づけるびらやシールを用意。新住民が増え、前回とは構図と手応えが異なると強調。支持拡大を図る。【大西康裕】

6223とはずがたり:2007/04/29(日) 00:11:20
’07統一選・かながわ:終盤の情勢/下 横浜・川崎市議選(その1) /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/archive/news/2007/04/06/20070406ddlk14010268000c.html

 ◇つかみたい新住民−−各陣営、子育て支援など訴え

 8日に投開票を迎える横浜・川崎両市議選。横浜市議選は定数92に142人が立候補。川崎市議選は63議席に76人が立つ。民主は両市議選に新人計17人を送り込み、自民の現職や新人と激突。各陣営は、相次ぐマンション建設で増えた新住民や女性票の争奪戦を繰り広げている。

◆横浜市議選
▼金沢区

金沢区 定数5−候補8(選管確定)
当17,633小幡 正雄64民主現8市会副議長
当13,998谷田部 孝一57民主現5党県副代表
当13,876黒川 勝41自民新1党市青年局次長
当13,073木村 久義56公明現5党市議団長
当10,006荻野 慶子49ネット横現2党市議副団長
□8,112本田 正美28自民新 党市青年局次長
□7,318田村 キミ子56共産新 党地区委員
2,653岩重 慶一59無所属新 動物研究会代表

◇定数1減に8人、5議席を争う

 定数1減の5議席に8人が名乗りを上げた。これまで自民2、民主2、公明1、ネットワーク横浜1が占めた議席のうち、どの一角が崩れるかが焦点となっている。

 民主の現職2人は地盤が強固。前回トップ当選で副議長の小幡氏は、中田宏市長の支援も受けて安定した戦いぶり。谷田部氏も出身労組の支持基盤が厚い。

 公明・木村氏は党市議団長を務め、実績をアピールして組織票を固めている。自民はベテラン2人が引退し、後継の2新人が立つ。元横浜青年会議所理事長の黒川氏は6期務めた父澄夫氏の地盤を受け継ぎ、支持を広げる。相川光正氏の後継・本田氏は若さを前面に出し、組織から距離を置いてボランティアを動員するなど浮動票の取り込みに懸命だ。

 ネットワーク横浜の荻野氏は議会改革を訴え、議席死守を目指す。共産・田村氏は産業廃棄物処理施設の建設反対を訴え、イルカセラピー講師の岩重氏は無党派層に狙いを絞る。【池田知広】

▼緑区
当12,356斉藤 達也34自民現2(元)市議秘書
当11,503今野 典人46民主現3党県広報委員長
当9,927高橋 正治47公明現2党県遊説局次長
当8,344伊藤 大貴29無所属新1(元)経済誌記者
□6,134長谷川 由美37民主新 党区政策委員
□5,940加藤 龍昭62自民現 小売店経営
□4,214大谷 務57共産新 行政書士
□4,096中島 明子52ネット横元 党区代表
1,803仲本 宏章64無所属新 宅地建物取引業

◇定数4に9人、有力新人に注目

 定数4に9人が名乗りを上げた。民主が「定数4以上の区は複数擁立」との方針の下、現有議席より1人多い2人を擁立したことに加え、無所属の有力新人の立候補で、最激戦区の一つになった。新人がどれだけの票を集めるか注目される。

 当選3回以上のベテラン不在の中、前回トップ当選の民主・今野氏は労組を中心に支持を広げる。自民・斎藤氏も議長を務めた故・小林昭三郎氏の地盤(長津田地区)を中心に票固めを図る。福祉の充実を訴える公明・高橋氏は人脈を駆使して組織選を展開している。

 新人の無所属・伊藤氏は江田憲司衆院議員の支援を受け、無党派層に浸透を図る。「実現おじさん」を名乗る自民・加藤氏は、地元県議の応援も受けて組織固めに奮闘。ネットワーク横浜の中島氏は子育て経験をアピールし、返り咲きを狙う。「もったいない」を合言葉に環境問題を取り上げるのは民主・長谷川氏。元市職員の共産・大谷氏は議会改革を訴え、3度目の挑戦となる無所属の仲本氏は「しがらみのない市政」を主張する。【池田知広】

6224とはずがたり:2007/04/29(日) 00:12:59
>>6223-6224 >>6219-6124
◆川崎市議選
▼高津区
当7,954青木 功雄29自民新1党支部長
当7,711後藤 晶一54公明現4党総支部長
当6,925猪股 美恵57無所属現5(元)保育所指導員
当6,450岡村 テル子55公明現2党県女性局次長
当6,190粕谷 葉子50民主現3党県副幹事長
当5,887石田 和子60共産現3党地区委員
当5,650堀添 健44民主現2党総支部役員
当5,530岩隈 千尋32民主新1(元)衆院議員秘書
当5,091大島 明52自民現3党市副幹事長
□4,522伊藤 博幸36自民新 党支部長
□4,086鴨下 元29共産新 党地区委員
□3,979斉藤 正彦49自民新 党市青年局長
□2,980石村 早苗55ネット新 党区代表

◇有権者数増加で票奪い合い激化

 現有1議席の自民が新人3人を含む4人を擁立し(二人落選)、定数9に13人が挑む激戦区となった。同区は有権者数が前回より1万2000人増え、市内で増加率が最も高く、新住民の票の争奪戦が激化している。

 自民は現職・大島氏が区北部を拠点に地元の保守層を手堅くまとめ、新人の斉藤氏と伊藤氏がしのぎを削る。一方、区南部を中心に支持を集める新人・青木氏は、相次ぐ大型マンション建設で流入した新住民の取り入れに力を注ぐ。民主現職・堀添氏も新住民をターゲットに支持を拡大している。民主新人・岩隈氏は新旧の住民が一丸となった街づくりを訴える。

 民主・粕谷氏は保育園の待機児童の解消や環境問題をアピール。神奈川ネット新人・石村氏や5期目を狙う無所属・猪股氏も子育て支援を訴えている。

 公明は現職の後藤氏と岡村氏が組織を固め、上乗せを狙う。共産新人・鴨下氏は引退した西村英二氏の支援を受け、現職・石田氏と2議席維持を図る。【山衛守剛】

▼川崎区
当9,616嶋崎 嘉夫42自民現4衆院議員秘書
当8,845飯塚 正良56民主現5党総支部副代表
当7,932小林 貴美子55公明現5党県副代表
当7,597西 譲治54民主現2党総支部副代表
当7,381浜田 昌利45公明現2党支部長
当7,324佐野 仁昭38共産現3党地区委員
当7,157宮原 春夫63共産元5党地区委員
当6,900坂本 茂57自民現5党市組織委員長
当6,740岩崎 善幸58公明現4党県副幹事長
当6,445林 浩美43自民現2党市組織副委長
□3,265志田 充理39民主新 党総支部役員

◇11人が立候補、4党混戦模様

 定数10に対し11人が立候補。自民、民主、公明が各3人、共産が2人を擁立し、混戦模様。
 自民は前回トップ当選した嶋崎氏が社会保障の充実を訴え、大師地区を中心に地盤を固める。坂本氏は小田、浅田地区の地元票に加え浮動票の取り込みに積極的。2期目を狙う林氏も競り合う。
 民主は引退したベテラン議員の票をうまく引き継げるかが焦点。飯塚氏は地盤の大島地区の票を固め、地域の治安強化を訴え、支持拡大。西氏は出身のJFEスチール票に加え、保守層の取り込みを図る。新人・志田氏はいじめなど教育問題を訴えている。
 公明は元小学校教諭の小林氏が教育、福祉を訴え女性、高齢者への支持拡大を狙い、岩崎氏、浜田氏とともに組織票を手堅く押さえる。前回2議席を減らした共産は、現職の佐野氏と元職の宮原氏が議席奪還を目指す。【山衛守剛】

6225とはずがたり:2007/04/29(日) 00:45:05
第1回 特例市 上越市、長岡市・三島(2007年03月13日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h4k1m1.html

上越市 定数5−候補7
当19,724小林 林一62自民現2県会常任副委長
当19,564楡井 辰雄55無所属新1(元)柿崎町長
当18,845梅谷 守33民主=国民新新1(元)参院議員秘書
当18,294市村 孝一45自民新1(元)旧上越市議
当12,543小山 芳元59社民現4党県副代表
□7,721上野 公悦57共産新 党上越地区委員
1,066笹川 悟54無所属新 (元)清里村議

周辺部に草刈り場も
定数増 共産候補は存在感

 「旧市町村が連携し、連帯をいかに持つかが新上越市最大の課題」。旧柿崎町長を務めた楡井辰雄氏は4日、上越市での決起集会でこう訴えた。
 同市は1昨年1月、旧上越市(人口約13万5000人)と、中、東、西頸の13町村(計約7万7000人)による全国最大の合併で誕生した。20万人超の市として4月に特例市になる。県議選は定数3から5に増え、7人が名乗りを上げる。
 各陣営が「台風の目」と見るのが楡井氏だ。集会には合併旧町村の元首長5人が出席、楡井氏を「周辺部の代表」と印象付けた。旧牧村長の中川耕平氏は支援理由を「学校(高田農高卒)の縁。首長仲間でもある」と話し「ここ(旧牧村)の自民は別の候補。でも支持は(楡井氏と)半々。地元候補のいない東頸は草刈り場だ」と語った。
 「合併で失職した首長や町村議の影響は大あり。楡井さん、上野(公悦)さん、笹川(悟)さんら新人の供給源だ」。4期目を目指す小山芳元氏は指摘した。頸北地区が地盤だが「私は旧上越市に打って出る方。旧市の社民市議が命綱」と党・労組に期待する。
 迎え撃つ旧市側は足場固めに懸命だ。小林林一氏は「(地元)直江津を固め、そこから地続き(の旧町村)に行く作戦」と強調。旧市部は自民市議らが組織戦をし旧町村は党支部幹部の先導で回る。ただ「遠い南部は入り切れない」と明かす。
 梅谷守氏は、筒井信隆衆院議員の娘婿。義父の後援会組織、連合労組がフル稼働し若さで浮動票の取り込みも図る。引退する杉田弘美氏の後継だ。同氏は「読めないが議席が途切れないよう懸命にやる」と話す。
 「少数精鋭で回るだけ」と市村孝一氏。前回と違いゼネコンなど企業支援は少ないが、高田地区の保守層をカバーし、旧板倉町など南部の農村票を得たいとする。「新選挙区は広い。国道8号から北はとても行けない」と地域を絞った集票活動だ。旧清里村議・笹川悟氏はビラ配布などを主体に運動する。
 そんな中、旧上越市区で議席を得たことのない共産公認の旧頸城村議・上野公悦氏に注目が集まる。支える市議の1人、杉本敏宏氏は出遅れが響くとしながら「どこの区(旧町村)にも一応、党の支持者がいる。定数が増え、有権者が共産党も受かりそうだと思うようだ」と広くなったエリアの〝利点〟を発揮したい考え。各陣営とも、前回告示11日前に起意表明した元市長、宮越馨氏の動向を注視する。同氏は12日、本社取材に「天下の情勢をうかがっている段階」と述べた。
   ×   ×
長岡市・三島郡 定数6−候補7
当25,976星野 伊佐夫67自民現9(元)県会議長
当21,016柄沢 正三52自民現4党県議対委長
当19,050松川 キヌヨ63諸派現3無所属の会代表
当 17,981西川 洋吉66自民現2県会常任副委長
当17,698佐藤 信幸58民主現4党県幹事長
当15,675竹島 良子57共産新1(元)長岡市議
□14,811長部 登58社民現 党支部協代表

 同じく4月に特例市となる長岡市。旧市区の定数4から定数6の県下最大区となる。旧市区、旧栃尾市区、旧三島郡区の現職6人と共産新人による1人超過の見通し。
 各陣営は「読めない」「見えない」と異口同音だ。柄沢正三氏の旧三島、西川洋吉氏の旧栃尾に他予定者はなかなか入り込めないという。一方、旧中之島町、旧小国町は、旧選挙区の予定者はおらず草刈り場。星野伊佐夫氏が「選挙は遠慮したら負け」と言う通り、保守票をめぐり、自民の3氏、松川キヌヨ氏が争う。
 選挙のたびに浮沈を繰り返す民主・佐藤信幸氏や、社民・長部登氏は保守のつば競り合いに危機感を示す。ここでも注目は共産の竹島良子氏だ。長岡市議を務め一定の集票力を持ち、女性票、出身の病院関連票が流れると見る関係者は多い。
 選挙区拡大、定数増の特例市は、個々の地盤固めと、共産候補の伸張がポイントとなりそうだ。

6226とはずがたり:2007/04/29(日) 00:45:50
>米山氏は、民主が政令市新潟の中で唯一全面協力できる社民候補
>「社民の敵が、自民ではなくて民主になってしまっている」(連合新潟幹部)
う〜ん・・。

第2回 分断 新潟市西蒲区、中央区(2007年03月14日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h4k2m1.html

西蒲区 定数1−候補2
当17,151佐藤 莞爾59自民現3県会常任委長
□16,854米山 昇55社民現 (元)衆院議員秘書

自民票の行方が焦点
国政向け各党掘り起こし

 定数1の新潟市西蒲区は、自民・佐藤莞爾氏と社民・米山昇氏による一騎打ちの構図。焦点は旧西蒲郡区が分割されたことによる自民票の行方だ。
 「二分された選挙区で、自民支持層を一本化できるかが鍵」。佐藤陣営幹部はこう語る。旧西蒲郡区は、東部5町村と西部3町村に分けられた。旧西蒲の保守層は、衆院中選挙区時代の「沢竜会」系と「元友会」系とで対立してきた歴史がある。佐藤氏の基盤は前者で、燕市・西蒲区に移る長津光三郎氏は後者。分割された地域間でバーターすれば「双方楽々当選ライン」との計算がある。
 区割り変更を機に、互いに「恩讐を超えた」協力を確認。昨年末までに佐藤氏は、西部の後援会幹部に長津氏を紹介。長津氏は東部の後援会組織を温存、佐藤氏支援を呼び掛けている。
 ただ、関係者は「保守同士の切磋琢磨(せっさたくま)がなくなり、気合いが入らない」「区割り変更が一般住民には知られていない」と懸念。末端レベルまでの協力態勢の構築を急ぐ。
 米山氏は、民主が政令市新潟の中で唯一全面協力できる社民候補としており、非自民勢力の結集に全力。さらに「巻原発反対運動」で築いてきた人脈で、原発に慎重姿勢だった一部保守層も取り込む戦略を描く。
 2004年に原発計画が消え初の県議選。「正直、熱が入らない」と反原発団体に所属していた住民は語る。長年、原発の是非が争点の一つだっただけに、かつての反対派、推進派ともに、戸惑いもあるようだ。
   ×   ×
中央区 定数3−候補6
当16,438小島 隆59自民新1(元)県職員
当14,808志田 邦男57公明現4党県代表
当13,593進 直一郎58民主新1(元)新潟市議
□10,577桝口 敏行53社民現 党県代表
□7,157野本 孝子55共産新 党地区県政委長
4,999佐藤 憲33無所属新 (元)新潟市議

 「歩いても歩いても前に進まない。選挙区は狭くなったが、むしろ広くなった印象だ」。新潟市中央区のある陣営関係者は語る。これまで旧市全域から「広く薄く」支援を受けていたが、政令市移行に伴い旧新潟市は五分割され、選挙区が小さくなったためだ。業界や労組、宗教団体など既存組織に頼っている政党ほど影響が大きい。
 定数3に、現職2、新人4の計6人が挑む。そろい踏みした各党は、国政選挙を視野に「重点区」と位置付け、票の掘り起こしに必死だ。
 「(自公)与党で2議席を獲得する」と自民の吉田六左エ門衆院議員は強調する。元県観光企画監の小島隆氏は、引退県議や隣接区に回る県議の支持者に期待を寄せる。だが、自公間でバーターの動きもあり、「公明ににらまれ、今後の選挙に影響が出るのは得策でない」と、支援に及び腰の自民関係者は少なくない。
 現有2議席の公明は、候補を志田邦男氏1人に絞った。支持母体・創価学会がフル稼働し、「国・県政与党」をアピール、保守層への浸透を図る。
 自治労など「計算できる票」が分散した社民・桝口敏行氏。「新人の気持ちで戦う」(陣営)と、危機感をばねに票の上積みに全力を挙げる。
 民主の進直一郎氏は、新潟市議出身。労組など固定票に限らず、政令市時代の「即戦力」をPRし、非自民層の取り込みを狙う。民主・西村智奈美衆院議員は「どこに、どれだけの民主票があるかまったく読めない」と語る。
 ただ「社民の敵が、自民ではなくて民主になってしまっている」(連合新潟幹部)と、社民、民主双方の亀裂を心配する声も出ている。
 共産は病院職員の野本孝子氏を立て党勢拡大に躍起。新潟市議の佐藤憲氏は、独自のブログを展開するなど無党派層へのアピールを図る。

6227とはずがたり:2007/04/29(日) 00:46:28
第3回 地域対立 妙高市、柏崎市・刈羽(2007年03月15日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h4k3m1.html

中心部と周辺部 激突
「しこり残す」と懸念の声

妙高市 定数1−候補2
当11,206横尾 幸秀61無所属=連合新潟新1(元)妙高市助役
□9,961岡山 紘一郎63無所属新 (元)妙高高原町長=自民党籍

 合併を成し遂げた周辺部の元首長と中心部の元助役の一騎打ちとなりそうな妙高市区(定数1)。合併による周辺部と中心部の格差が問題となる中、激しい前哨戦が繰り広げられている。
 「助役として合併の市町村間の調整をしてきたが、正直調整しきれない部分がある。県議になって旧町村を歩き妙高市をまとめたい」。旧新井市と妙高市の助役を務めた横尾幸秀氏は4日、集会で行政手腕を強調した。
 妙高市は2005年、新井市と妙高高原町、妙高村が合併し誕生した。有権者数は旧新井市の約2万2000人に対し、旧2町村は足しても半数足らずの約9000人。「計算上は横尾氏が圧勝する数字」(関係者)だ。
 しかし横尾氏本人は「私は行政経験はあるが選挙は全くの素人。大変厳しい選挙」と分析。引退する民主系県会会派・新潟みらいの近藤貞夫氏や市議の大半の支援を得たが、陣営は「票が固い町村を切り崩すより、旧新井市の票を奪う方が簡単。守りの選挙だ」と気を引き締める。
 一方、周辺部から都市部へ「攻め」の選挙を狙うのが元妙高高原町長の岡山紘一郎氏。元妙高村長の織立信明氏も全面的に支援。横尾氏が労働団体・連合新潟の推薦を受けたことから、自民党員の岡山氏は「保守対革新」の構図を演出したい考えだ。
 「合併した周辺部では『合併して良かった』という話はほとんど聞こえない」と、岡山陣営は市内での地域間格差を訴える。陣営は町村部の票を固め、無党派層の多い旧新井市の取り込みを目指すが、「なかなか攻めるところまでいっていない」(関係者)という。
 旧市対旧町村。集会の会場をめぐってライバルの地元地区が使用を断る一幕も。市選管は「施設の公平な取り扱いをお願いします」とする異例の要請書を町内会長に送る事態となった。市民からは「どちらが勝っても選挙のしこりが残るのでは」と、今後を危惧(きぐ)する声が出ている。
   ×   ×
柏崎市・刈羽郡 定数2−候補3
当19,603三富 佳一68自民現8党県会長代行
当17,685東山 英機62自民現7(元)県会議長=旧柏崎市内出身
□17,431高橋 赳彦65無所属新 (元)防衛大助教授・旧高柳町出身・亡父が県会議長・社民柏崎支部と柏崎地区労組会議の「支持」、連合新潟柏崎地協の「協力」

 同じように旧市部と周辺部の戦いが繰り広げられているのが柏崎市・刈羽区だ。自民県連の要職を歴任してきた旧刈羽郡区選出の三富佳一氏と、やはり自民のベテランで旧柏崎市区選出の東山英機氏がしのぎを削り、ここに旧高柳町出身の新人で元防衛大助教授・高橋赳彦氏が割って入る。
 旧市区の有権者約7万人に対し、旧郡区は1万1000人余と差は大きい。
 旧市区への浸透が鍵となる三富氏は、引退する旧市区選出・西川勉氏の全面支援を受ける。戦隊ヒーロー「ミトミレンジャー」が登場する若者の集いを開くなど、知名度アップに躍起。三富氏は「ようやく浸透しつつあるとは思うが、まだまだ」と危機感を強調する。
 対する東山氏は「旧柏崎市から立候補するのは私だけ」と訴える。攻勢を受ける立場にあるが「当選するにはこれまで以上の得票が必要。攻めの選挙をしなければならない」と話す。細かな地元活動で培った後援会組織を基軸に、周辺部への浸透も狙う。
 亡父が県会議長を務めた高橋氏は、高柳と刈羽村で後援会を組織。社民柏崎支部と柏崎地区労組会議の「支持」、連合新潟柏崎地協の「協力」を得た。あいさつ回り、つじ立ちを展開。「山間へき地の医療体制は今のままでいいのか」など過疎対策の必要性を訴える。
 東京電力の原発不祥事が選挙にどう影響するかも焦点だ。

6228とはずがたり:2007/04/29(日) 00:46:57
第4回 政党対決 見附市、小千谷市(2007年03月16日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h4k2m1.html

自民現職に新人挑戦
1人区で久々一騎打ちへ

見附市 定数1−候補2
当10,300早川 吉秀66自民現4党県議対副委長
□9,923渡辺 祐介45民主新 党県常任幹事

 「私たちは合併しない道を選んだ。県との太いパイプがなければ『自律』は成功しない」。見附市区の自民現職・早川吉秀氏は6日、選挙事務所開きで支持者を前に力説した。
 定数一の同区では、早川氏のほか渡辺秀央参院議員の長男、民主新人・渡辺祐介氏が名乗りを上げており、「自民」対「民主」の一騎打ちとなりそうだ。

 早川氏は県議3期の実績を強調。集会で「水害や地震の復興は道半ば。見附を知り尽くした私に仕事をさせてほしい」と訴える。自民県連は、同市のような非自民との一騎打ちの選挙区を「重点区」と位置付け、知名度のある国会議員を応援に呼び、てこ入れを図る。

 前回が無投票当選だったため、後援会の高齢化と選挙の経験不足が悩みの種だが、「8年間のブランクは埋まりつつある」(同陣営)という。
 同市は故田中角栄元首相の地盤である衆院旧3区。早川氏の陣営には元首相の後援会「越山会」の関係者も多く、これまで激しい選挙戦を繰り広げてきた渡辺秀央氏の後援会「秀央会」への対抗心は根強い。関係者は「越山会対秀央会の代理選挙」とみる。
 一方の渡辺陣営は「秀央会のメンツにかけても負けられない」と意気込む。労働団体・連合新潟の推薦を受け、菊田真紀子衆院議員の後援会が後押し。自身の後援会づくりも進める。

 祖父母が同市出身の渡辺氏は、「先祖の地で役立ちたい」と決意し、東京から転居した。「名前と顔を覚えてもらうことから」という渡辺氏は平日早朝、つじ立ちの「おはよう行動」を展開。地場産業の振興などを訴え、知名度アップに全力を注ぐ。

 前哨戦では、「五分五分」とみる両陣営。「私が負ければ民主に勢いがつく。1人区は絶対負けられない」と早川氏。渡辺氏は「自民現職を破れば県議会の世代交代が進み、自民党1党支配にブレーキがかかる」と意気込む。
   ×   ×
小千谷市 定数1−候補2
当12,781木村 一男75自民現4党県総務副会長
□11,238長谷川 きよ58無所属=社民新 (元)小千谷市議→民主・社民・連合支援

 同じく1人区の小千谷市区では、自民現職の木村一男氏に、元市議の無所属新人長谷川きよ氏が挑む。県議選では16年ぶりの選挙戦が確実だ。
 「相手は女性で福祉がうたい文句。木村県議は高齢で、若い世代の支持者が伸びていない」。八日の木村氏の選挙事務所開きで、後援会幹部は陣営の引き締めを図った。
 木村氏は3期県議を務めるが、いずれも無投票で選挙戦は初めて。「候補本人は実績はあるが、後援会にとって県議選は初戦」と後援会幹部は話す。支持者名簿2万5000人の獲得を目指し、無党派層への浸透も狙う。
 過去の選挙では自民推薦だったが、今回は初めて公認を得て旗幟(きし)をより鮮明にした。同市長選で谷井靖夫市長の擁立に深くかかわったことから、市と県とのパイプ役を強調する。
 長谷川氏は「これ以上無投票を繰り返してはいけない」と出馬を決めた。「政治を決める場に男性しかいない」とし、女性の社会参画を訴える。
 無所属で立候補する方針だが、出馬会見では民主の黒岩宇洋、社民の近藤正道両参院議員が脇を固めた。連合魚沼地協が活動を支える。
 今県議選では、民主と社民の選挙協力が当初描いたほどうまくいっていないとされる中、「小千谷は一番両党が協力している」(社民県連幹部)。長谷川氏は「市民の目線で政策論争したい」とし、市議時代に培った福祉関係などの人脈を生かした草の根選挙を展開している。

6229とはずがたり:2007/04/29(日) 00:47:30
第5回 同党激突 五泉市・東蒲、十日町市・中魚(2007年03月17日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h4k5m1.html

新区割りでパイ争奪
地域性の違い 混戦に拍車

五泉市・東蒲原郡 定数2−候補4
当11,956沢野 修57自民現3(元)津川町長=東蒲原郡地盤
当11,209宮崎 増次56無所属元3日農県連書記長・社民元職=五泉市地盤・民主支援
□9,414小島 義徳47自民現 県会常任副委長=五泉市地盤
□8,647塚野 弘57社民現 県監査委員=旧村松町地盤・自治労支援

 区割りの変更で、同じ政党の候補予定者同士が競う選挙区が増えている。広くなった選挙エリアで、支持層の争奪戦が繰り広げられている。
 県内で最も注目を集める選挙区の一つが五泉市・東蒲区だ。定数2に対して自民現職が2人、社民現職が1人、社民元職が1人の計4人が立候補を予定している。
 与党同士、野党同士の対決に加え、4人の地元が地場産地の旧五泉市と城下町の旧村松町、中山間地の東蒲原郡と、風土や気質の違う3地域に分かれていることも選挙戦を複雑にしている。有権者数は旧五泉約3万1000人、旧村松約1万6000人、東蒲約1万3000人。
 「東蒲から県議をなくしてはならない」。東蒲の自民現職・沢野修氏は地元と県政のパイプの必要性を訴える一方、票田の旧五泉、旧村松へ攻め入る戦い。旧村松では自民市議らの支援を受け保守層の取り込みを図る。
 沢野氏が「攻め込むのが非常に困難」というのが旧五泉。同じ自民現職・小島義徳氏と社民元職・宮崎増次氏の地盤だ。
 小島氏は若手経済人らの支援を受ける。「地場産業振興と企業誘致、阿賀野川流域の観光活性化を進める」と主張。初当選した前回と同様、草の根的な選挙を繰り広げるほか、自民県連幹部を招いた大集会を開催、同党支持者にアピールした。
 宮崎氏は議席の奪還を目指す。今県議選は無所属で出馬。「これが最後の戦い。背水の陣だ」と同氏。日農が中心に動くが、今回は社民と共闘する民主も支援。街宣車などで支持を訴える。地元の厚い革新層はもちろん、保守票の獲得も狙う。
 旧村松を地盤にするのは社民現職の塚野弘氏だ。出身の自治労が全面支援。国会議員も応援に入っている。「県議の一人は村松から」と地元で訴え、五十嵐基・五泉市長とのパイプを強調しながら旧五泉での支持拡大を図る。
 「自民票、社民票をそれぞれ奪い合うし烈な選挙だ」と候補予定者の1人。選挙区内にはポスターがあふれ、陣営の動きは活発だ。
   ×   ×
十日町市・中魚沼郡 定数2−候補4
当16,304尾身 孝昭54自民現4党県党紀委長
当14,316村松 二郎52自民現5郵便輸送会社長
□7,841桑原 加代子59共産新 党地区県政委長・津南町地盤
□7,350保坂 道賢40民主=国民新新 (元)十日町市議

 定数2の十日町市・中魚区では、自民の村松二郎氏、尾身孝昭氏の両現職と、民主新人・保坂道賢氏、共産新人・桑原加代子氏の4人が出馬を予定している。
 村松氏は上越市と十日町市に分割された旧東頸選出。引退する旧中魚選出・上村憲司氏の地盤を引き継ぎ、旧東頸と旧中魚を足場に戦う。「旧十日町はまだまだ。遅れている」と村松氏。十日町市長の後援会などが旧市内で活動する。
 旧十日町市選出の尾身氏は、旧市内に細かく張り巡らせた後援会組織を基軸にした戦い。村松陣営とは逆に「郡部は村松陣営に固められ、なかなか入りにくい」と尾身氏。旧市部での減票をどれだけ食い止めるかが課題となっている。
 競い合う自民現職に挑む民主の保坂氏には、筒井信隆衆院議員、黒岩宇洋参院議員のほか、元十日町市長の諸里正典氏がつく。「自民の2議席独占を許してはならない」と陣営は訴える。
 桑原氏は党組織挙げての戦い。社民支持の日農関係者が支持する動きもある。2004年参院選の際に同選挙区内で獲得した票の上乗せを目指し、「地方の医療に責任を持つ県政を」と訴える。
   ×   ×
 県内各地で激しい前哨戦が繰り広げられている県議選。3月30日の告示まで既に半月を切った。(おわり)

6230とはずがたり:2007/04/29(日) 00:51:06
>>6225-6230
新潟県議選の激戦区の様子。
社民と民主の全県的な共闘が出来ていない為,反自民の力を大きなうねりに出来ていない。

一人区の西蒲区・小千谷市・見附市,二人区の柏崎市・十日町では次は是非取りたい。5議席自民から奪えばインパクトでかい。

6231やおよろず@新潟県議:2007/04/29(日) 00:57:27
>>6230

 自民党の当選者はベテランが多いみたいですね。
 属人的要素の強い地方選、入れ替わりの時期がつけこむチャンスでは?
 次回あたりに入れ替わる議員が結構いそうです。

6232とはずがたり:2007/04/29(日) 01:57:47
県議選情勢 告示一週間前
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h11k1m1.html

 統一地方選の本県の第一ラウンドとなる県議選の告示(30日)まであと1週間に迫った。市町村合併を反映した28の新たな選挙区、大幅削減され53となった新定数に、84人が名乗りを上げる。現職のうち誰かが落ちるサバイバル選挙区、自民対非自民の対決型選挙区、同じ党の同士打ち選挙区など、枠組みが大きく様変わりしたことを受け、多くが激戦となっている。県議会が閉会して現職も地元に張り付き、選挙戦も熱を帯びてくる。情勢を2回に分け報告する。(敬称略)

第1回 告示一週間前<上>(2007年03月23日掲載)

無党派層の動き鍵か 新潟市中央区
新潟市西区 激戦基礎固め懸命

【新潟市北区(定数2)】
北区 定数2−候補3 (選管確定)>>4038
当14,595三林 碩郎60自民現5県会副議長=旧豊栄
当11,363石塚 健35民主新1(元)新聞記者
□10,069川島 勝65自民新 (元)新潟市議(8期)

 現職と新人の2人を公認した自民に対し、民主は新人を擁立した。
 三林は旧豊栄市の各地区に組織した後援会を中心に地盤固めを進める。現職の組織力を背景に多くの企業や団体から推薦を受け、4期16年の実績をアピールして保守層の取りまとめを図る。
 川島は出身の北地区の経済界や団体をまとめ、同地区から市議選に出馬する市議と連携を図りながら支持固めに懸命。陣営は「有権者の多い旧豊栄市でどれだけ得票を伸ばせるかが鍵」とする。
 石塚は早通地区に事務所を構え街宣や支持者回りに積極的に動く。北区出身ではないが「徐々に浸透している」と陣営。今後は党国会議員の応援も得て、非自民層や無党派層の取り込みを狙う。

【新潟市東区(定数2)】
当23,784市川 政広53民主現4県会会派幹事長
当20,992渡辺 惇夫68自民現6県会議長
□13,010五十嵐 完二54共産現(2) 党県常任委員

 現職3人が2議席をかけし烈な争い。県議会議長の渡辺、「新潟県を発展させるみらいの会」幹事長の市川、県議会唯一の共産党県議の五十嵐は「かつてない厳しい選挙」と口をそろえ、集票合戦を展開する。
 渡辺は5期20年の経験と実績を掲げる。地盤の石山地区を固め、周辺地区へも浸透。支持者回りも強化している。
 民主入りし、連合新潟の推薦も得た市川。つじ立ちに加え、西村智奈美衆院議員との街頭演説で知名度アップを図る。
 五十嵐は県議会での共産党の存在意義を強調。東区から出馬予定の市議とも連携し、自民、民主の批判票獲得も目指す。

6233とはずがたり:2007/04/29(日) 01:58:09
【新潟市中央区(定数3)】
当16,438小島 隆59自民新1(元)県職員
当14,808志田 邦男57公明現4党県代表
当13,593進 直一郎58民主=全逓など新1(元)新潟市議
□10,577桝口 敏行53社民=自治労など現 党県代表
□7,157野本 孝子55共産新 党地区県政委長
4,999佐藤 憲33無所属新 (元)新潟市議

 各党候補のそろい踏みとなり、6人が3議席をめぐって激しい前哨戦を繰り広げている。都市型の地域でもあり、投票率によっては無党派層の動きが鍵となる可能性も高い。
 桝口は新区割り導入により、出身の自治労票が分散した危機感をばねに支持拡大に全力を注ぐ。民主など他陣営の切り崩しを警戒し、票の積み上げに躍起だ。
 いち早くつじ立ちを始めた志田は他陣営の追い上げを受け、組織の引き締めに力を入れる。議席死守を目指し、現職としての実績を強調、広く浸透を図る。
 小島は、引退するベテラン県議が「安心して後を任せられる」と支援を強調。自民組織が本格的に動き始め、業界団体など支持層を着実に固めている。
 進は、支持者回りが中心。全逓など組合票の取り込みを進める一方で、新潟市議選の候補予定者や衆院議員と動くなど、党の看板を生かした運動を展開する。
 病院職員出身の野本は福祉の充実を訴え、党勢拡大を図る。新潟市議から転出する佐藤は唯一の30代。インターネットなどを使い戦いを進める。

【新潟市江南区(定数1)】
佐藤  純37  自現(1)

 無投票の公算。佐藤はミニ集会などで引き締めを図っている。

【新潟市秋葉区(定数2)】
当17,814(48.2%)小林 一大33無所属新1副住職
当16,035(43.4%)内山 五郎63民主現2(元)JR社員→JRの要衝新津駅を擁す。ここは小牛田や鳥栖と違ってJR社員が社民ではなく民主を選択
3,134(8.5%)楠原 光政63無所属新 石油販売会社長

 自民現職の引退で無風区となった。内山は民主公認で、非自民層に訴える。小林は若さを強調し若年層に支持を訴える。

【新潟市南区(定数1)】→次は代替わりの時期
当13,175小野 忍74自民現4県監査委員
□11,524内山 則男58無所属新 農業

 旧白根市区は、県議選では2期連続無投票だったが、一転して現職と新人による一騎打ちになりそうだ。4期目を目指す自民の小野に、白根市議から転身、県議選初出馬の内山が挑む構図だ。
 小野は後援会や建設業、スポーツ団体などから推薦を受けた。合併で選挙区となった地域にも拠点を構え、非自民層にも浸透を図っている。
 内山は、街宣活動や情報紙発行など組織に頼らない草の根選挙を展開。「身近な政治」をアピールしながら浮動票の獲得に懸命だ。

6234とはずがたり:2007/04/29(日) 01:58:34

【新潟市西区(定数3)】
当23,182(34.4%)中原 八一47自民現4党県副幹事長
当13,626(20.2%)大渕 健34民主現2党県支部幹事長
当10,323(15.3%)青木 太一郎68諸派現4(元)黒埼町長
□8,403(12.5%)斎藤 喜和33無所属=社民現 (元)予備校講師
□8,134(12.1%)野口 よそ美52無所属新 NPO副理事長
3,785(5.6%)田村 一真37無所属新 医療法人理事

 現職4、新人2の計6人が3議席を争う激戦区。多くの陣営は当選ラインとされる1万5000票の獲得を目指し、地元や支持団体へのあいさつ回りを重ね、基礎票を積み上げる地道な運動を展開している。
 焦点は地元県議がいない大票田・坂井輪地区の動向。候補を立てない公明党の支持母体の創価学会票、共産党票の行方も勝敗に影響しそうだ。
 自民の中原は、地元の内野・五十嵐地区などで着々と地盤固め。他陣営の切り崩しも警戒し組織の引き締めを徹底する。
 民主の大渕はボランティアを軸に支持者回り。坂井輪地区を重点区とし、党を前面に出し非自民票結集も狙う。
 無所属の青木は地元黒埼地区の地盤固めに全力。元黒埼町長の知名度を生かし、他地区でも支持者回りに奔走する。
 社民推薦の斎藤は21日に同党の辻元清美衆院議員と市内で街頭演説。支持者回りやつじ立ちも精力的にこなす。
 新人の野口は唯一の女性として、女性票を中心に無党派層への支持浸透を狙う。田村は企業や支持者回りで票の積み上げを図る。

【新潟市西蒲区(定数1)】>>6226
 自民の佐藤と社民の米山の現職2人が1議席をめぐって火花を散らしている。
 佐藤は、ローラー作戦を徹底。農村整備による農業の活性化を前面に打ち出し、旧西蒲区選出で隣接する燕・弥彦選挙区から今回は出馬する自民現職の票の獲得、保守票固めを狙う。
 米山は巻地区に建設が予定されていた原発反対運動の実績を足掛かりにする。観光の活性化などを掲げ、西川、潟東地区の地盤固めと新興住宅地の浮動票の獲得に力を入れている。

【佐渡市(定数2)】
当17,694中野 洸65自民現4県会議運委長
当13,110中川 カヨ子60無所属現2県会常任委員
□8,968稲辺 茂樹43無所属新 (元)佐渡市議

 現職の中野、中川に新人で元佐渡市議の稲辺が挑む。
 自民公認で4期目を狙う中野は、近藤基彦衆議院議員の後援会との合同選対を初めてつくった。細かなローラー作戦や県政報告会をこなし実績や県との太いパイプ役をアピール、組織を引き締めている。
 中川は短期決戦を理由にミニ集会はあえて開かず支援者回りに重点を置いている。連合新潟の推薦を得たほか、少子化対策や高齢者福祉など女性の視点を生かした政策を強く訴え、支持拡大を目指す。
 佐和田地区を地盤とする稲辺はミニ集会に加え、早朝のつじ立ちを精力的にこなし、島内全域での知名度アップを図る。佐渡汽船や医療、雇用問題を取り上げ、43歳の若さを武器に世代交代を訴えている。

【岩船(定数1)】
小野 峯生54  自現(4)

 現職の小野以外に出馬の動きはない。4期連続無投票の公算が大きい。

【村上市(定数1)】
当9,682片野 猛56無所属現2管工事会社役員
□7,396大野 進一58自民元(1) 建築会社長

 前回同様に現職の片野と自民元職の大野の一騎打ち。前回は約700票差で片野が大野に競り勝った。両陣営とも前回得票を基に、浮動票の取り込みを狙っている。
 前回と同じく草の根戦術の片野は、大野の地盤の岩船地区を除く市内20カ所余りでミニ集会を開催。4年間の実績を強調している。
 大野は今月8日に出馬を表明。稲葉大和衆院議員の支援を受け、出遅れのハンディを取り戻そうとミニ集会を重ね、支持を訴えている。

6235とはずがたり:2007/04/29(日) 01:58:50

【胎内市(定数1)】
当12,138(65.1%)冨樫 一成36無所属新1(元)衆院議員秘書
□6,494(34.9%)江口 俊一73自民現(2) (元)中条町助役

 自民現職の江口と稲葉大和衆院議員元秘書で新人の富樫による、保守分裂の一騎打ち。
 江口は2期8年の経験を前面に自民公認や稲葉からの支援を強調する。年明けから地区集会を続け、今月上旬には総決起大会を開催。建設業協会など業界からの推薦も得て組織戦を展開する。
 富樫は若さを売りにミニ集会、あいさつ回りと、足で稼ぐゲリラ戦が主体。元県議2人や元中条町議会議長、労組系市議らから支持を取り付けるとともに、建設業界の一部も味方に付けた。

【新発田市・北蒲(定数3)】
当18,823佐藤 浩雄62諸派=民主・連合・JR労使現3無所属の会役員
当14,985石井 修59自民現7党県幹事長
当12,970岩村 良一45自民現3県会常任委長
□5,654小柳 肇42無所属新 旅行会社長

 旧新発田市区の石井、佐藤に旧北蒲の岩村が加わった3現職に、昨秋の新発田市長選にも出馬した小柳が挑む。覇権やメンツをかけた「順番争い」にも注目が集まる。
 自民県連幹事長のベテラン石井は実績や国県とのパイプを強調。建設関連業界をまとめ上げ、系列市議とともに旧町村部を細かく回っている。
 岩村は旧町村の後援会を点検。旧市では若手経済人らに接近し、食品など商工業者から支援を取り付けた。無党派層を意識しつじ立ちも始めた。
 2期連続トップの佐藤は今回初めて民主、連合の推薦を得た。後援会やJR労使をバックに、候補本人の機動力を生かし旧町村部に分け入る。
 小柳は2月末に出馬表明。「ローラー作戦や戸別訪問など従来型の運動はやらない」とし、市街地などで街頭演説を展開している。

【阿賀野市(定数1)】
帆苅 謙治58  自現(4)

 自民現職で5選を狙う帆苅のほかに、立候補の動きはない。

【五泉市・東蒲(定数2)】>>6229 (宮崎は民主・社民推薦だった)
 現職3、元職1の4人がしのぎを削る。新区割りの影響を受け、与党同士、野党同士で支持層を奪い合う。互いの地盤に攻め込み合って、票読みも難しい混戦模様を呈している。
 自民現職の沢野は地盤の東蒲から旧村松に浸透。豊富な実績から県とのパイプ役を掲げ、まちづくり論などを展開する。 旧五泉から再選を狙う自民現職の小島は、2期目の飛躍を誓い、産業活性化など展望を披露。無党派層取り込みも図る。
 社民現職塚野は旧村松から旧五泉へ食い込む。自治労や五十嵐基市長の支援を背に、地域間の財政力格差解消など主張。
 無所属で社民、民主の推薦を受ける元職宮崎は日農の支援を受け「背水の陣」を強調。教育問題などの課題を訴える。

6236とはずがたり:2007/04/29(日) 01:59:09

県議選情勢 第2回 告示一週間前<下>(2007年03月24日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h11k2m1.html
候補乱立し激戦模様 三条市
長岡 現職の壁に新人挑む

【加茂市・南蒲(定数1)】→次は代替わりの時期
当14,813金谷 国彦71自民現3県会常任委長
□8,896中尾 明美48民主新 党支部常任幹事

 3期目を目指す自民現職の金谷に、民主新人の中尾が挑む。金谷は2期にわたる実績を強調、中尾は女性票の獲得を念頭に置きながら、それぞれ支持拡大を目指す。
 双方の地元・加茂はもとより、区割りの変更で今回新たに選挙区に加わった田上町(南蒲)での知名度拡大が鍵を握る。金谷は自身の同窓会組織や今回で引退を表明している南蒲区現職・佐藤元彦の後援会、中尾は菊田真紀子衆院議員の後援会を足掛かりに、浸透を図る。

【燕市・西蒲(定数2)】
当16,566桜井 甚一54無所属=自民現2県会常任副委長
当13,303長津 光三郎65自民現6(元)県会副議長
□10,345高倉 栄35無所属新 (元)弥彦村議←草の根

 6期目を目指す自民現職の長津と2期目を狙う自民推薦現職の桜井に、前弥彦村議の無所属新人高倉が挑む。
 長津は、今回新潟市西蒲区から出る旧西蒲区選出の自民現職票の獲得を狙う。区割り変更が有権者に十分認知されていないことを懸念し、旧西蒲区現職陣営との協力態勢強化を課題とする。
 桜井は地元の旧燕市を中心に運動を展開し、主に地場産業や農業の従事者の取り込みを狙っている。しかし前回無投票だったため、陣営には先が読めないことの不安を指摘する声もある。
 高倉は政党や組織の支援に頼らず、地元の弥彦村と燕市全域で、草の根の戦いを目指す。若さを前面に出し、他陣営との違いをアピール。同世代の30、40代の支援を呼び掛けている。

【三条市(定数2)】>>2866>>3399>>4501>>5046
当13,436(25.6%)佐藤 卓之42自民新1(元)三条市議・今期限りでの引退を表明している南蒲原郡区の自民現職・佐藤元彦氏(76)の娘婿
当12,258(23.4%)竹山 昭二63民主現3党県幹事長代理=秀央会・連合系労組
□10,944(20.9%)山井 伸泰60無所属新 (元)旧三条市議・元民主公認候補・三条市長選に出馬落選その際に民主離党・社民系労組と政策協定・一部民主系組織
□8,095(15.4%)坂田 光子52無所属新 薬剤師
□7,739(14.7%)嵐 勝也36自民新 県議秘書

 3期目を目指す現職の民主竹山に、自民公認2人、無所属2人の4新人が挑む激戦区。候補乱立による支持基盤の重複や昨秋の市長選後の情勢変化などで、混戦模様となっている。
 竹山は、渡辺秀央参院議員の後援会・秀央会を軸に、大票田である旧三条市区選出の現職の強みを生かして地元産業界にも浸透。2期8年の実績を訴え、推薦を得ている連合系の労組などへの働き掛けも強めている。

 自民は、旧三条市区選出の現職の2男・嵐に続き、2月に遅れて出馬表明した旧南蒲の現職の娘婿・佐藤を公認。両者の間で保守票の奪い合いにも発展している。佐藤は連日のミニ集会、嵐は企業回りなどで若さや行動力をアピールし、互いに親からの地盤の引き継ぎに必死だ。
 山井は、昨年11月の市長選に出馬する直前まで所属していた民主党や、市長選に出馬要請をした秀央会の一部の支援を得た。前回県議選で自民現職と接戦を演じた旧南蒲区や、政策協定を結んだ社民党の労組にも食い込む。
 坂田は、保守系無所属のカラーを打ち出し、唯一の女性候補として市民活動で培った人脈をたどりながら草の根の運動をしている。

6237とはずがたり:2007/04/29(日) 01:59:35
【見附市(定数1)】>>6228
 4期目を目指す現職早川に、渡辺秀央参院議員の長男で民主新人の渡辺が挑む。早川は1人区での自民議席死守を、渡辺は反自民の議席確保を狙う。
 早川は3期の経験と県とのパイプの太さやネットワークをアピール。見附に生まれ育ち、見附を知り尽くした候補者として支持拡大を目指す。
 渡辺は昨年暮れに東京から転居し、父親ら国会議員の後援会が全面支援。連合の推薦も受け、世代交代を訴えながら知名度アップに努めている。

【長岡市・三島(定数6)】>>6225

 現職6人が議席を守るか、共産新人が食い込むか、激しく競り合っている。定数も有権者数も県内最大の選挙区となり、複雑に支持層が重なることから各陣営とも「前回までの票数は参考にならない」と、危機感をバネに組織を引き締める。
 星野は長島忠美衆院議員を後援会長に迎え、中越地震からの復旧を実績として強調。自民市議と業界や地域を固める。
 過去2回無投票の旧三島区の柄沢は組織を立て直し、「唯一の郡部出身者」として合併地域や出雲崎町に浸透を図る。
 旧栃尾市区の西川は「栃尾から県政の灯を消すな」とアピール。地盤以外でも栃尾出身者を頼りに支持拡大に懸命だ。
 長部は格差是正や平和問題を取り上げ、社民支持者・労組を固める一方、高齢者福祉を訴えながらこまめに地域を回る。
 佐藤はNTTなど民主支持労組を中心に組織固め。渡辺秀央参院議員の支持者らを頼りに合併地域の支持も掘り起こす。
 草の根で支持拡大を目指す松川は合併地域も含め、地道に支持者回りを重ねる。女性票や浮動票の取り込みに躍起だ。
 共産の議席獲得にかける竹島は組織票のほか、助産師の経験から医療や福祉の課題を訴え、無党派層への浸透も狙う。

【小千谷市(定数1)】>>6228
 3期連続無投票当選の木村に新人長谷川が挑む一騎打ちの構図で、16年ぶりの選挙戦が確実。両陣営それぞれ19、21日に1000人規模の決起集会を開き、激しい前哨戦を繰り広げている。

 木村は10年の実績を訴え「県政との太いきずな」を強調。全市に張り巡らせた後援会組織をフル回転。連日ミニ集会を開き、支持拡大を図る。
 連合と民主、社民の推薦を得た長谷川は、支持者回りに力を入れ「世代交代」を訴える。マニフェストを作成し配布、無党派層への浸透を狙う。

【十日町市・中魚(定数2)】>>6229
 引退する旧中魚区の上村憲司から地盤を引き継ぎ上越市区から国替えした村松と十日町市区の尾身の自民現職2人に、民主が全面支援する元同市議の保坂、地元津南町を中心に知名度が高い桑原の新人2人が挑む。2議席をめぐって激しい前哨戦を繰り広げている。
 村松は地盤の旧東頸地区を固め、旧中魚区では上村後援会を軸に連日のミニ集会を開催。大票田の旧市部では街頭演説やつじ立ちで知名度アップに精力を注ぐ。
 尾身は旧市部票を守る戦い。20―40歳代中心の決起集会、同窓生の支援組織など独自の人脈をフル回転させる。中里地域にも事務所を構え、旧郡部票をうかがう。
 保坂は民主の筒井信隆、黒岩宇洋両国会議員が支援。連合の推薦も受け、つじ立ちを中心に浮動票獲得を狙う。諸里正典元十日町市長も応援し保守層の取り込みを図る。
 桑原は支持者回りやミニ集会で高齢者らを中心に支持を呼び掛ける。同市では大規模な演説会を開き勢いをアピール。日農系などから、党派を超えた得票をもくろむ。

【魚沼市・北魚(定数1)】
当15,997皆川 雄二39無所属新1(元)魚沼市議・自民離党
□13,782皆川 浩平66自民現 党県広報委長

 自民現職に、自民を離党した新人が挑む。ともに旧小出町出身で、大規模集会などで支持固めや選挙ムードの盛り上げに躍起になっている。
 3期目を期す浩平は「県議として円熟期を迎えるのはこれから」などと主張、病院問題などの課題を挙げ「即戦力」をPR。魚沼市と川口町の両首長の支援も受ける。
 市議を辞職して出馬する雄二は、「流れを変えよう」と、従来の政治手法を転換する必要性を強調する。保守支持層だけでなく、幅広い層からの集票を目指す。

6238とはずがたり:2007/04/29(日) 02:00:17
>>6232-6238
【南魚沼市・南魚(定数2)】
斎藤 隆景63  自現(2)
若月  仁48  無新

 1991年以来の無投票の公算が大きくなっている。一部に無投票阻止の動きもくすぶるが出馬のめどは立っていない。

【柏崎市・刈羽(定数2)】>>6227

 三富、東山の両自民ベテラン現職に、社民系市議らの支援を受ける新人高橋が挑む。大票田の旧柏崎市域での得票が勝敗の鍵を握る。
 旧刈羽区選出の三富は引退する自民県議・西川勉の支援を受ける。若者や女性集会で人柄を積極的に売り込む新たな試みにも挑戦。旧市域での浸透に懸命だ。
 旧柏崎市区選出の東山は、旧市域で唯一の候補を強調。強固な後援会組織に支えられた固定票にさらなる上積みを目指し、精力的に支持者回りなどを続けている。
 旧高柳町出身の高橋は、ミニ集会などで県会議長を務めた父親の施策を紹介しながら「過疎対策」や「ストップ多選」を訴える。課題の知名度も徐々に上がりつつある。

【上越市(定数5)】>>6225

 全国最多の14市町村合併に伴い、定数は3から5へ増加。公明以外の各党がそろい踏みし、7人の混戦となった。
 上越市区唯一の自民現職・小林は地盤の直江津地区を固め、陣営市議15人を主力に組織戦を展開。大票田・高田地区へリーフレットを全戸配布するなど、都市部全域への支持拡大を目指す。
 旧中頸郡区選出の社民現職・小山は出身労組や自治労、同区北部の地盤を固め、初の選挙戦に打って出る。旧市域ではあいさつ回りと市街地での演説を主体に、新たな支持層の開拓に注力する。
 自民新人の市村は同党の公認決定が昨年12月と出遅れたが、ローラー主体に出身地域の同市南東部に急ピッチで浸透。高鳥修一衆院議員の全面支援を受け、保守層へアピールする。
 昨年11月になって出馬表明した民主新人の梅谷は、義父・筒井信隆衆院議員の後援会がフル回転し、追い上げに懸命。連日のつじ立ちでも若さをアピールし、浮動票取り込みを目指す。
 共産新人の上野は地元の同市頸城区を拠点に、全市域で1日10カ所以上の街頭演説、ミニ集会を精力的にこなす。「増税反対」など国政批判を軸に訴え、基礎票六千票からの上積みを狙う。
 無所属新人で旧柿崎町長の楡井はミニ集会をこなす一方、旧町村単位の後援会支部ごとに総決起大会を相次ぎ開催。組織を固めつつ連日、企業の朝礼に顔を出し、農業関係以外への浸透を図る。
 無所属新人の笹川は政策ビラ配布に懸命だ。

【妙高市(定数1)】>>6227

 旧妙高高原町を地盤とする元同町長の岡山と、旧新井市を地盤とする前妙高市助役の横尾の新人同士の一騎打ちとなる公算が大きい。
 旧新井市区選出で四期で引退する近藤貞夫(新潟みらい)後援会は自主投票を決めているが、近藤は横尾支援に回り、横尾は連合新潟の推薦を得た。岡山氏は保守系無所属で、旧町村を軸に票の積み上げを図る。
 両陣営とも大票田の旧市域を主戦場と見るが、新区割り選挙だけに、どれだけ浸透できるか読み切れない状況だ。

【糸魚川市(定数1)】
小川 和雄70  自現(3)

 小川が旧町村を含めて支持を広げる。ほかに立候補の動きはない。

6240とはずがたり:2007/04/29(日) 02:29:27

県議選 三条市区>>6236
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h9k1m1.html

 30日告示、4月8日投開票の県議選・三条市区(定数2)は、ベテラン現職の引退や立候補予定者の出馬断念などの末に、5人乱立の構図がほぼ固まった。現職は3期目を目指す民主党公認の竹山昭二氏(63)だけ。4新人のうち、前三条市議の佐藤卓之氏(42)と元会社員の嵐勝也氏(36)はともに自民党公認だが、元三条市議の山井伸泰氏(60)と薬剤師の坂田光子氏(52)は、無所属で独自のパイプを通じた草の根運動で票の掘り起こしを図っている。ただ、市議選、市長選がいずれも昨年のうちに終わったためか、約8万7000人いる有権者の盛り上がりは今ひとつ。候補の乱立で各陣営とも支持基盤が重複し、「消耗戦だ」という声も漏れている。
第1回 5人乱立の構図(2007年03月15日掲載)

重なる支持基盤「消耗戦」の模様
入り乱れて票争奪戦 有権者の関心今ひとつ

 民主の竹山氏は、有権者の8割を抱える大票田・旧三条市が地盤。秀央会(渡辺秀央参院議員の後援会)や推薦を得ている連合傘下の団体を軸に、現職の強みもあって有利な運動を進めてきた。だが、昨年11月の市長選を境に、情勢に変化が現れてきた。
   ◆   ◆
 一つは、市長選に出馬した山井氏が、出馬直前まで民主党に在籍し、落選後には無所属で再び県議選候補に舞い戻ったことだ。
 山井氏は、市長選で国定勇人・現市長と一騎打ちを演じたものの、自民、民主、社民、共産など超党派の市議が支援し、2万5000票近くを獲得(得票率46%)。このとき国定氏を全面支援した竹山氏に、「しこりは消えない」と秀央会系のある市議は言う。

 さらに3月上旬、「考えが自民に近い」という理由で竹山氏と以前から距離を置いてきた社民党が、「県立高の全県一学区反対」などの政策協定を山井氏と結んだ。連合は「民主、社民で一本化できないのは非常に残念」(県央地域協議会)と分裂を嘆くが、「あとは(連合の)構成団体が判断すべきこと」と静観の構え。社民党関係者は「自治労など社民に近い労組には、強いメッセージになる」と話す。

 だが山井氏にとっては、超党派で市議たちが応援した市長選とは環境が一変。自民、民主、社民と選挙のたびに歩み寄る政党を変えてきたことで、今回は選対組織を作り上げるのにも苦心している。
   ◆   ◆
 一方、ともに県会議長経験者の身内であり、「自民公認」を掲げている佐藤、嵐両氏に、周囲は「保守票の奪い合いになる」と懸念する。
 佐藤氏は、旧南蒲郡区(定数1)選出の現職・元彦氏の娘婿。立候補表明は2月上旬と立候補予定者の中で最後だったが、「市議選を戦ったばかりで、すぐ動ける組織が残っていた」(陣営幹部)ため、栄地区選出の市議や建設業者らの支援の下でミニ集会を重ねている。

 ただ、昨春の市議選で初当選してから1年を経ずに辞職し、「批判もある」と同陣営。4年前の県議選で、元彦氏と南蒲を舞台に激しい一騎打ちを演じた山井氏への警戒もめている。

 嵐氏は、旧三条市の父・嘉明氏の地盤を引き継ぐため、昨年6月に会社員を辞めて出馬の準備を進めてきた。陣営幹部は「定数2を自民と非自民の候補で分け合ってきた従来とは違う。しかも旧三条市での選挙戦は8年ぶりだ」と危機感を募らせ、若手経営者や父の代からの支持者回りに余念がない。

 薬剤師で動物病院マネジャーも務める坂田氏は、唯一の女性候補として、現在は市民活動で築いた人脈もフル活用しながら草の根の運動を展開している。
 佐藤氏が立候補を表明する前には、自民党栄支部からの推薦状も得た坂田氏。既に自民の公認候補2人がいる中で、「保守系無所属のカラー」(陣営幹部)が、有権者に受け入れられるかがポイントとなりそうだ。

6241とはずがたり:2007/04/29(日) 02:29:44

県議選 五泉市・東蒲区>>6229
第1回 激戦模様の県議選五泉市・東蒲区 (2007年03月14日掲載)
まちづくり論議低調 
立候補予定者・地縁、血縁頼りお願い 
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h8k1m1.html

 同区で立候補を予定しているのは自民党から沢野修氏、小島義徳氏の2現職、社民党から現職の塚野弘氏、社民党と民主党の推薦を受けた元職の宮崎増次氏の4人。

 新区割りで支持層が入り乱れ、混戦の様相だ。「今までのデータ、経験はあてにならない」「地縁、血縁頼み。お願いするしかない」−。各候補予定者の集会では切ない訴えが相次ぎ、築いた人脈や経験が掲げられるが、まちづくりの具体策は見えてこない。

 ある候補予定者は「まちづくりのビジョンはあるが、激烈な票の食い合いのため、ついお願いが先に立ってしまう」とこぼしている。

 五泉商工会議所の昨年10月から12月の中小企業景況調査報告では、織物、ニット、建設、小売りのいずれも業況判断、売り上げ、生産額など停滞または低調な状況。

 新県議には、9月にも発表予定の同市総合計画を後押しし、同市と東蒲区を結びつけた活力あるまちづくりの展望が望まれている。

 集会に参加した有権者の思いは「大風呂敷でもいい。五泉市と阿賀町の5年、10年先のビジョンが聞きたい」「ほしいのは即戦力。前哨戦で(選挙区内の)町を歩いているから苦しい現状は分かるだろう。活性化の名案がほしい」とさまざまだ。

県議選 妙高市区>>6227
第1回 妙高市区 新市一体感醸成どこへ(2007年03月13日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h7k1m1.html
旧町村・市域の構図困惑
「しこりが残る」市民早くも懸念

 4月8日投開票の県議選妙高市区(定数1)に、合併で失職した旧妙高高原町長の岡山紘一郎氏(63)と妙高市前助役の横尾幸秀氏(61)が名乗りを上げ、各地でミニ集会を開くなど、前哨戦を繰り広げている。構図は旧町村と旧市域の代表による一騎打ち。「新市の一体感醸成が課題なのに、合併を成し遂げた元首長と前助役の対決では、どちらが勝っても、しこりが残りかねない」。選挙戦本番前から、市民の懸念や不安の声も聞かれる。
 「どうしてこの2人で戦うことになったのか。どちらとも親しく付き合っている市民は多い。いっそ棄権したいくらい」。こんな本音があちこちで漏れる。昨年9月、現行の新井市区の現職で、すでに引退を表明している近藤貞夫氏(62)=新潟みらい=が後継者の擁立に奔走する中、まず岡山氏が立候補を表明した。同11月、近藤氏の後援会は、旧妙高村議の妙高市議、宮沢一照氏(41)を後継に指名、選挙は2人の一騎打ちと思われた。
 ところが、昨年末になって事態は急変、旧新井市域選出の保守系ベテラン市議らが、旧市以来の助役を務める横尾氏の擁立に動き、懸命な説得を展開する。これを受け、近藤後継の宮沢氏は、横尾氏の出馬意思を確かめた上で、「一体感醸成のため、旧市町村の代表同士が戦うような構図では立候補できない」と身を引く。年明けとともに選挙は一転、旧町村と旧市の実力者同士の決戦になった。
 昨年11月に無投票再選を決めている入村明市長(59)は「助役再任の人事案件を昨年の12月定例会に提出するつもりだった。横尾さんの出馬表明は青天の霹靂(へきれき)」と、選挙戦を前に中立の立場を強調する。だが、横尾氏擁立に動いた市議の中には「市長の意中は新井時代からの助役(横尾氏)」との声があるのも事実だ。
 妙高市の有権者数は約3万1000人。旧新井市に約2万2000人、合併で編入された旧妙高高原町、旧妙高村に約9000人となる。「地域間の票争いなら新井を代表する形の横尾氏」「岡山氏は圧倒的不利とみられた町長選で当時の現職を破った実績がある」と、両陣営関係者は互いにけん制する。告示まで半月余り。選挙後のしこりを見越してか、まちは奇妙な静寂に包まれている。

6242とはずがたり:2007/04/29(日) 02:31:39
此処迄逝って負けちゃって>「絶対に(江口氏を)やる。(富樫氏は)叩きつぶす。それが親心だ」
村上市でも稲葉の支援する自民公認が負けて次の選挙はこの辺を巧く使って追い落としたい所。

県議選 胎内市区
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h6k1m1.html
 4月の県議選胎内市区(定数1)は告示まで3週間に迫り、自民党現職・江口俊一氏(73)と新人・富樫一成氏(36)による一騎打ちとなる公算が大きくなっている。富樫氏は無所属出馬となる見通しだが、稲葉大和・同党県連会長の元公設秘書で自民党員でもあり、実質上は保守分裂選挙。旧代議士系列や元職、建設業界や市議会といった地元保守政界がそれぞれの思惑で両陣営に入り乱れ、複雑かつ激しい覇権争いを展開している。(年齢は投開票日の4月8日時点)

第1回 一騎打ち濃厚、県議選胎内市区(2007年03月09日掲載)>>6235
現・新保守票の争奪激化
業界、市議ら入り乱れ 自民県連・稲葉会長「情より筋」で支援

 「絶対に(江口氏を)やる。(富樫氏は)叩きつぶす。それが親心だ」−。4日、胎内市産業文化会館で開かれた江口氏の総決起大会で稲葉氏は言い放った。
 同大会には、泉田裕彦知事や吉田和夫市長も顔を出した。「苦しい立場でよくぞ言ってくれた。稲葉後援会の大部分はこちらにつくはずだ」。江口陣営幹部は喜んだ。
 江口氏は党公認候補、富樫氏は元部下。本県自民党の最高責任者として、「情より筋」を重んじるとの決意表明だった。事務所関係者は「公認候補を落とせば稲葉に傷がつく。江口を応援せざるを得ない」と後援会員の心情を代弁してみせた。
 旧中条町元助役の江口氏は1990年県議選・旧北蒲原郡区(定数3)で初当選。当時は同町を基盤とする現職2氏がそろって引退、「オール中条・黒川」の代表として同町と黒川村(現・胎内市)で大量得票し3位に滑り込んだ。
   ×   ×
 かつて江口県議を生み出し、2005年10月の胎内市長選で吉田市政を誕生させた保守政界は、富樫氏の県議選出馬で大きく二分することになった。
 昨年12月に開かれた富樫氏の集会には、増子宏一、熊倉勘一の元県議2氏をはじめ旧中条町幹部、10人近くの市議が出席。中条商工会メンバーでつくる県商工政治連盟中条支部は江口、富樫両氏を推薦した。
 胎内市建設業協会は江口氏を推薦したが、「一部切り崩されている」と江口陣営幹部。市長選時の吉田選対は、選対本部長が富樫氏、幹事長が江口氏と分裂。中傷ビラも出回っているという。
 さらに、故・渡辺良夫元厚相ら「渡辺家」、故・岩村卯一郎元衆院議員の選挙をこの地で担った旧後援会幹部が「富樫氏支援に回った」と関係者はいう。
 卯一郎氏の長男で新発田市・北蒲区に「国替え」する岩村良一県議の後援会は、胎内市では「自主投票」を決めている。しかし、一部有志が自主的に富樫氏につく形となっている。
 稲葉氏元秘書の県議選出馬がくしくも、衆院の中選挙区制時代に稲葉氏のライバルだった旧代議士系列を浮かび上がらせた。「富樫さんに結集した勢力が、次の衆院選で稲葉氏の対抗馬を生み出す可能性もある。稲葉氏の後援会はもっと危機感を持ってほしいが…」。江口陣営関係者は語る。
   ×   ×
 旧中条町と旧黒川村の合併で誕生した胎内市。旧黒川村は故伊藤孝二郎氏が12期48年、旧中条町では熊倉信夫氏が9期36年にわたり首長として君臨した。
 「当時、われわれにとって『伊藤天皇』『熊倉法王』の指示は絶対だった」と同市の建設業関係者。しかし、現在は「土建屋も選挙をやらなくなった。組織の締め付けはきかない」という。
 保守地盤の争奪戦を繰り広げる両陣営だが、勝敗のカギは「無党派層が多い中条地区中心部の市街地の動向」という認識では一致している。
 「勝ち馬を見定めるまでは静観する業者も多いだろう」とある保守系市議。過熱する戦いを、息をつめて見守っている。

6243やおよろず@新潟県議:2007/04/29(日) 02:37:28
>>6242>>6235

>> 今回も稲葉が結集できなかった3区保守票。
>>「アンチ稲葉」とも評されるこの保守支持層は「参院議員・田中直紀の後援会が結集した」(自民関係者)とみる向きが多い。
>>2000年衆院選で白沢が獲得した5万7000票、04年参院選の際に田中が3区で集めた6万2000票が、これに当たるとされる。

 この保守対決構造との関連性はいかに???

6244とはずがたり:2007/04/29(日) 02:38:30
第1回 新区割りの動向<上>(2007年03月15日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h5k1m1.html
北区 自民2氏に民主挑む
東区 3現職がサバイバル

 【北区】定数2に対し、3人が立候補を予定する。旧豊栄市(有権者約4万人)と旧新潟市の北地区(同約2万3000人)からなる。自民は旧豊栄市区選出の現職三林碩郎氏(60)に加えて、新潟市議を八期務めた新人川島勝氏(65)を公認。民主は元専門紙記者の新人石塚健氏(35)を擁立し、自民の独占阻止を掲げる。

 三林氏は地盤の旧豊栄市内の企業や団体などから幅広い支援を受け、組織戦を展開する。4期16年や県議会副議長などの実績をアピール、「福島潟の治水対策や新潟東港の基盤整備を促進し地域産業の活性化を」と訴える。前回は無投票当選だったこともあり、大票田の豊栄地区を中心に後援会や保守層など支持基盤の引き締めに躍起だ。

 川島氏は出身の北地区で、ミニ集会を重ねるなど支持拡大に奔走。同じ北地区から市議選に出馬を予定する2市議と連携を進める一方で、地元自治会や経済界が組織をつくるなど地域挙げての支援体制にも乗り、「新潟東港の拠点化や空港の騒音問題など地域の諸課題に取り組み、安心して暮らせる地域づくりを」と支持を呼び掛ける。

 石塚氏は民主の候補者公募に応じて出馬、連合新潟の推薦を受ける。西村智奈美衆院議員と街頭演説を行うほか支持者回りで知名度アップに懸命。企業取材での経験を強調し、「中小企業の育成支援を通し地域間競争に打ち勝てる強い新潟経済をつくりたい」と主張。「真剣な論議ができる緊張感のある議会に変える」と議会改革も訴える。

 【東区】県議会議長を務める自民の渡辺惇夫(68)、新潟県を発展させるみらいの会代表で民主の市川政広(53)、県議会唯一の共産党県議として議席確保を目指す五十嵐完二(54)の現職3氏が出馬予定。定数は2。現職1人が落選するとあって、生き残りをかけて激しい前哨戦を展開する。有権者数は約11万3000人。

 区単位での初の選挙に、各陣営は「選挙活動は手探り状態」と口をそろえる。これまでは旧新潟市全域を対象に、大規模集会の開催や人が多く集まる場所での街宣を積極的に行ったが、住宅街や工場が多い東区ではこうした戦法は有効でないと判断。ビラ配布や支持者回りを強化し、地域への浸透を図っている。

 渡辺氏は石山地区が地盤。旧新潟市では農村部からの集票を得意としたが「区割りで後援会が分断されてしまった」(選対幹部)。議長の公務の合間を縫って支持者を訪ね、「福祉の充実など豊かで活力ある新潟を実現する」と強調、5期20年の経験と実績をアピール。陣営では公明票も期待する。

 過去3回無所属で出馬し、市内全域から広く票を集めた市川氏は昨年、民主党に入った。党を前面に打ち出し売り込む。連合新潟の推薦や東北電力労組、民社協会などの支援を受けるが、「知名度は一番低い」(選対幹部)と危機感。つじ立ちで「新潟駅周辺整備事業の早期完成」を訴えるなど懸命な活動が続く。

 五十嵐氏はつじ立ちのほか集会を細かく重ねる。比較的、党の支持者が多い地域。「県会唯一の野党として格差や貧困対策に力を注ぐ」とうたい、自民、民主への批判票取り込みを目指す。「厳しい戦いを強いられるが、勝ち抜けば約40年ぶりに県会での複数議席獲得につながるのでは」と党関係者は期待を寄せる。

6245とはずがたり:2007/04/29(日) 02:38:49
第2回 新区割りの動向<中>(2007年03月16日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h5k2m1.html
中央区3人超過 各党しのぎ 
秋葉区激戦一転無投票か 江南区無風の公算

 【中央区】自民、民主、社民、公明、共産の各党候補が出そろい、無所属も含めた6人で3議席を争う激戦区だ。政令市の中心部でもあり、有権者数約10四万3000人の票をめぐって各党のメンツをかけた厳しい戦いが始まっている。

 オフィスビルやマンションが立ち並び、繁華街もある都市型選挙区だが、街頭演説などのパフォーマンスよりも、組織票固めと支持者回りを中心にした「昔ながらの選挙」(関係者)を展開する陣営が多い。「同じ家の中でも票を取り合うようなシビアな状況。きちんと票を固めていかないと勝てない」と複数の陣営関係者が口をそろえる。

 仕事や買い物のために区外から来る人も多く、駅前や繁華街での不特定多数への訴えは必ずしも票に直結しないという判断が背景にある。
 社民現職の桝口敏行氏(53)は、3期12年の実績と県庁職員だった行政経験を前面に出し「即戦力」をPR。「緊急的な少子化対策が必要。言葉だけでなく、具体的に進めていく」と、福祉や教育の充実を打ち出し、地元の新潟島を中心に掘り起こしを進めている。

 公明現職の志田邦男氏(57)は、支持母体である創価学会票を基礎に、保守層への浸透を図る。地元の鳥屋野潟整備やJR新潟駅の連続立体交差など地域課題を挙げ、「新潟市の発展は県全体の底上げにつながる。働く場所を確保し、地域の再生を進めたい」と訴える。

 元県観光企画監の小島隆氏(59)は引退するベテラン県議支持層など自民票を固めたい考え。7月の参院選候補予定者とつじ立ちをするなど、二人三脚の動きも。政策では、得意分野である観光振興とまちづくりによる地域活性化を訴え、観光業、商業関係者票も狙う。

 新潟市議で民主公認の進直一郎氏(58)は、中央区から市議選に立候補予定の2人と選挙協力を行い、政令市と県を結ぶパイプ役としての存在を強調する。民主の地元衆院議員も応援している。

 出馬表明が昨年12月だった共産新人の野本孝子氏(55)は出遅れを取り戻そうと、党関係の会合に積極的に出席するなどしている。新潟市議から転出する無所属の佐藤憲氏(33)はインターネットを活用し、若者と無党派層への浸透を図る。

 【江南区】自民現職の佐藤純氏(37)は、ミニ集会を重ねるなどして地盤固めに力を入れる。告示直前には決起集会を開き、陣営の引き締めを図る。民主は候補予定者が出馬を取りやめ、新たな候補の擁立はない見通し。ほかに出馬の動きもなく、無投票となる公算が大きい。有権者数は約5万6000人。

 【秋葉区】4期を務めた自民現職が昨年12月、体調面の不安を理由に引退を表明。三つどもえの激戦が予想されていたが、一転、無投票の公算が大きくなった。有権者数は約6万4000人。

 前回は無所属で出馬、旧新津市選挙区でトップ当選した内山五郎氏(63)は、今回は民主公認。地元国会議員の後援会と連携し非自民層への浸透を図る。前回と同様、出身のJRグループOBらを中心に地域ごとの選対を組織し、連合新潟の支援も受ける。

 元保険会社社員の新人小林一大氏(33)は自民の推薦を受け、引退した県議が集めていた保守票を取りまとめる構え。元新津市長の父・一三氏が現職だった時代の支持者らを中心に選対を組織、つじ立ちなどを繰り返し、若い層の掘り起こしも精力的に行っている。

6246とはずがたり:2007/04/29(日) 02:39:09
第3回 新区割りの動向<下>(2007年03月17日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h5k3m1.html

西区 現新入り乱れ大混戦
西蒲区 保守票が鍵 南区 3期ぶりに選挙

 【西区】現職四氏だけで定数3を上回る激戦区。さらに新人2氏も加わり混戦に拍車をかける。住宅密集地で、複数の大学が立地することから、無党派層や若者票の取り込みも勝敗に影響しそうだ。

 有権者は中央区に次ぐ約12万7000人。陣営の多くは投票率を50%程度と予想、1万5000票が当選圏とみる。さらに地元県議がいない住宅地・坂井輪地区を「草刈り場」「当落の鍵を握る」と位置付け、支持浸透に全力を挙げる。

 自民現職の中原八一氏(47)は地元の内野・五十嵐地区や中野小屋、赤塚地区などに後援会組織を設け、決起集会も実施。着々と地盤を固める。引退する自民県議の支援者にも支持を訴えるほか、市議とも連携、保守票の取りまとめを急ぐ。

 民主の大渕健氏(34)は支持者回りが中心。小千谷市出身で「地縁血縁が少ない」との危機感をばねに朝のつじ立ちも精力的だ。西村智奈美衆院議員とともに街宣するなど、民主党の看板で各労組の支援を受け幅広い層からの得票を狙う。

 無所属現職の青木太一郎氏(68)は地元の黒埼地区の地盤固めに重点。「政党支援も国会議員の支援もない」とあいさつ回りに奔走。ボランティアもビラ配りや電話で支持を訴える。大票田の坂井輪地区に事務所を構え票の上積みを図る。

 社民推薦の斎藤喜和氏(33)は小中学校の同窓生やボランティア、教職員組合などの支持労組、近藤正道参院議員の支援者が活動の核。朝のつじ立ち、支持者回りを中心に展開。平和憲法を守る唯一の議員をアピールし非自民票の結集を図る。

 新人のNPO法人副理事長の野口よそ美氏(52)と医療法人理事の田村一真氏(37)は無所属での挑戦。野口氏は草の根運動を展開。唯一の女性候補として「主婦・母の目線」を強調し、浮動票の取り込みを目指す。

 田村氏は福祉の充実や子どもの安全確保を公約。老人ホーム役員などで培った人脈を生かし関係企業や支持者を回る。

 【西蒲区】自民の佐藤莞爾氏(59)と社民の米山昇氏(55)の2現職が定数1を争う。
 旧西蒲原郡区選出で自民の長津光三郎氏は隣接する燕・弥彦選挙区から出馬。
 佐藤陣営は長津氏の協力を得て保守票を固める戦術。ただ、もともと保守同士の争いが激しかった土地柄で保守一本化が当落の鍵となる。農業農村整備などを掲げてローラー作戦やミニ集会で支持を呼び掛ける。

 米山氏は巻地区の原発予定地だった角海浜の観光利用を掲げる。原発反対運動での実績を前面に押し出し支持を狙う。社民公認で新潟市議選に出馬する新人候補と共闘し地盤の西川、潟東地区を中心に浮動票獲得に力を入れる。

 【南区】自民現職の小野忍氏(74)と旧白根市議の新人、内山則男氏(58)=無所属=が出馬を表明、一騎打ちの公算が大きい。旧白根市区は無投票が2期続き、久々の県議選となる。

 建設業など主要組織から推薦を受けている小野氏は人脈を生かして味方、月潟にも拠点を構えた。保守系市議と連携するが非自民層にも支援者がおりミニ集会などで党派を超えて支持を広げたい考え。

 内山氏は、昨年夏ごろからローラー作戦を実施。街宣車を走らせ知名度アップを図るほか、地域生活情報紙を発行して「身近な政治」をアピール。幅広い層からの票獲得を目指す。

6247とはずがたり:2007/04/29(日) 02:46:44
第1回 政党戦略(2007年03月06日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h3k1m1.html
民主・社民 共闘で攻勢
自民は弱者対策を強調

 新区割りの導入、定数の大幅削減によって激変した県議選事情。当選を重ねてきたベテランでも選挙活動は手探り状態のケースが多く、「新人と同じような選挙」を余儀なくされている。
 変革をチャンスに変えようと、動いたのは社民と民主だった。県民の支持を集めた旧区割り反対運動の延長線で両党は昨年6月、選挙協力を確認。国政選挙で培った共闘戦略を初めて県議選にも導入し、自民が圧倒的多数を占める県議会勢力の転換を期した。
 「県民は県議会を変えてほしいと思っている」。社民、民主を結び付けた労働団体・連合新潟の江花和郎会長は4日、民主候補予定者の集会で、県議会改革の必要性を訴えた。
 民主系会派「新潟みらい」は今定例会で、民主県連マニフェストに沿って政務調査費の公開条例を提案する構え。社民も協力する方針で、「選挙を意識したパフォーマンス」と批判する自民に揺さぶりをかける。
 とはいえ、共闘は必ずしもスムーズに進んでいるわけではない。社民と民主、連合で30人を擁立する目標を立てたものの、現時点では23人。内訳は社民公認が5人、民主公認が11人。ほかに各党単独推薦、両党推薦、連合推薦などがある。大目標として掲げた「非自民による過半数獲得」は、候補擁立作業段階から難航している。
 両党間には意思疎通の欠如もうかがえ、今後、票のバーターなど各選挙区で具体的な協力体制が構築できるかどうかが注目点だ。
 内実はともかく攻めの姿勢をみせる社民・民主に対して、守りの立場の自民は政権党の旗印を明確にする。従来の土木・土建重視に代えて「弱者に光を」との姿勢を強調。今定例会では、議員提案による初の政策的条例である「がん対策推進条例」を上程するなど、自民支持層以外へのアピールを強めている。
 34人を公認、ほか2人を推薦。絶対安定多数の32議席を維持できるかどうかがポイントだ。区割り変更で、五泉東蒲や十日町中魚、新発田北蒲など県内各地で現職同士がぶつかる選挙区が出現。「しのぎを削って両方が当選すれば党勢拡大につながる」と県連幹部は語るが、思惑通りに事が進むかどうか。
 現有2議席の公明は候補をあえて1人に絞った戦い。自民の一部には公明票に期待する声もあり、バーターを模索する動きも出ている。また各地の合併選挙で健闘する共産は5人を立てている。
 真っ白な新県政地図にどんな色が塗られるか。暗中模索の空気が強い中、事実上の選挙戦が始まっている。

第2回 支持基盤(2007年03月07日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h3k2m1.html
動き鈍い 元首長議員
旧新潟市域は分裂に直面

 「今回は出しゃばらない。目立たないように後押しするだけ」。市町村合併で失職した下越地方の元首長は語る。首長時代、現職の地元県議を擁立した経緯がある。過去の県議選では毎回、前面に出て支援してきた。しかし今県議選では動くつもりはないという。「もう自分は現役じゃないから」というのが理由だ。
 合併の進展で県内の市町村長、市町村議員は激減した。首長は4年前の111人から35人に減少。2000人以上いた市町村議員は半減している。選挙の陣頭指揮を執ったり、票集めに奔走したりと、重要な役割を果たしてきた首長と市町村議員。その頭数が減ったことは県議選に影響を及ぼしている。
 「自分の選挙があるから人の選挙も頑張る気になる。議員をやめれば一生懸命でなくなるのは当然だ」。ある元町議は語る。候補予定者からも「元議員は手足のように動いてくれない」との声が漏れる。
 さらにいわれるのが、特に旧郡部の町村が新市となった影響だ。当選後の「見返り」を期待して旧町、旧村同士で繰り広げられてきた票の獲得合戦。しかし、合併で旧町・旧村単位の得票数が表に出ることはなくなり、票集めに走る「動機」が失われたのだ。
 ある現役市議は「得票結果が目に見えないとなると、張り合いがなくなる。表面的には『懸命にやる』と言っているが、本当はそれほどではない」と明かす。候補者側からすれば「町、村同士を競わせることができなくなった」ということだ。
 首長、市町村議は保守系が大半のため、政界関係者の間では「合併は自民党へのダメージが大きい」との見方が多い。「結果的に地方の無党派化が進むのではないか」との推測もある。

6248とはずがたり:2007/04/29(日) 02:47:12
>>6247-6248
 合併で選挙区が広くなる地域とは逆に、旧新潟市域は五分割され選挙区域が縮小する。政令指定都市移行に伴うもので、大都市のど真ん中で、より地域密着、地縁血縁、どぶ板色の強い選挙戦が展開されている。
 現職陣営が直面するのが支持基盤の分裂だ。「及ばずながら応援したい。代わりにご支援をたまわりたい」。2月下旬、公明現職の事務所開きに招かれた自民現職の後援会関係者は訴えた。区割り変更で、「盟主」の自民県議は隣接区に。票の行き場がなくなった地元後援会は同じ地元の公明現職の支援を打ち出し、代わりに自らの盟主の支援を公明支持者にお願いした。バーターというわけだ。
 旧新潟市で民主、社民などの県議を当選させてきた労働組合にとって新区割りの影響は甚大だ。組合員が各選挙区に分散し、これまでのように広く薄く票を集めることが困難になるからだ。「どれだけ組織間の選挙協力ができるかが鍵」と組合幹部。
 組合同士で組合員の紹介、名簿交換などが進むが、ある陣営の選対幹部は「霧の中をさまよっているような選挙」と、先の見えない戦いと新たな支持基盤構築の困難さを嘆いている。

第3回 国政県政(2007年03月08日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n72/n72h3k3m1.html
参院選射程 進む連動
国会議員 支持拡大に奔走

 「統一選に勝利し、その勢いで夏の参院選に臨みたい」。2月26日、県議会庁舎の自民党会議室に、同党県連幹事長の檄(げき)が響いた。出席したのは同党県議のほか、県連会長の稲葉大和衆院議員ら国会議員の面々。
 参院選新潟選挙区の候補予定者、塚田一郎氏も顔を見せ「県議選の勝利なくして参院選の勝利はない」と呼び掛けた。
 県議選を前に自民県連が県議と国会議員の合同会合を催すのは異例。「まったく新しい選挙」(稲葉氏)である新区割り県議選を県連の総力を挙げて乗り切り、夏の参院選の勝利につなげようとの狙いだった。
 二つの議席を争う参院新潟選挙区は自民県連にとって、失ったままの議席の奪還が至上命令。県議選に連動して塚田氏の動きも活発で、集会や街宣などに積極的に参加している。
 市町村議選も行われる地域では「誰がどの選挙の候補なのかと、住民は混乱している」との事情があり、陣営からは「塚田さんが入るとさらに混乱しかねない」との懸念も聞かれる。しかし塚田氏自身は「黒子に徹し、1票でも自民票を増やしたい」と、支持拡大を訴え続ける。
 国会議員―県議の系列が崩壊して以降、県議が仕切る自民県連。新・県議選の結果は本県自民の屋台骨に直接、影響する。「県連の興廃この一戦にあり」。県連幹部はこう唱え、その重要性を指摘している。
 一方、参院選を一大政治決戦ととらえ、参院の与野党逆転を目指す民主党。民主県連にとって今県議選は、脆弱(ぜいじゃく)な党組織を全県的に整える「好機」との位置付けもある。
 統一選で公認、推薦を含め県議15人、市・村議14人と、過去最多の候補予定者を擁立。参院選候補予定者の黒岩宇洋参院議員が候補擁立段階から積極的にかかわる。もう一人の現職で同じく予定者の森裕子参院議員ともども「党勢拡大」(黒岩氏)に県内各地を駆け回っている。
 社民党の参院選候補予定者、山本亜希子氏も県議候補予定者と連動。「県議選の結果が自分の選挙につながる」と意気込む。共産党の武田勝利氏も県議の集会などに参加、応援に奔走している。
 就任以来、初の県議選となる泉田裕彦知事も動いている。4日には現職陣営の集会を次々にはしご。それぞれで県議を持ち上げ「盤石な体制で支援してほしい」などと呼び掛けた。
 応援する県議について知事は「考えながらやっている」と言葉少なだが、自身が選挙で支援を受けた自民と、民主の旧自由関係の要請に応じているもようだ。自民同士、自民と旧自由がぶつかる選挙区には副知事が代理出席するケースが多い。
 県議定数の大幅削減は相対的に執行部の強化につながるとの見方がある。また今回はベテランの引退が続出。「結果的に知事にとっての重しが軽くなる」とみる県議もいる。知事自身は今県議選について「政界地図を塗り替えるターニングポイントになるかもしれない」と分析している。
 県議選の投開票までちょうど1カ月。その帰趨(きすう)は、さらに先の県政、国政にも影響を与えていく。

6249とはずがたり:2007/04/29(日) 02:57:51
>>6225-6249
■新潟県議選まとめ■

>>5794-5795
自民…公認・推薦で安定多数の31議席更に最大35議席程度
民主…みらいの会6人→民主にいがた8人・連合の求めた統一会派は求めない
「無所属の会」3人→2人:青木太一郎(西区:黒崎町長)氏が離脱・松川キヌヨ(長岡市)・佐藤浩雄(新発田市)の二名となり自民が会派として認めないと圧力>>6150-6151
公明1
共産1
社民6→1
無所属8(民主社民の両党推薦当選者2:五泉と南魚沼か?)
無所属当選者は自民推薦の二人を除いて以下の8人だと思われる。自民が最大35名という事は以下の(与)印が自民系と見て間違い有るまい。青木は何処へ行くのか?
上越(与)・村上(与)・妙高(野)・五泉(野)・佐渡(野)・魚沼(与?)・胎内(与)・南魚沼(野)

一人区 ●:そろそろ自民現職高齢・☆:今回大接戦
南区●(自民現職は野党支持者にも食い込んでいる様だ)・西蒲区☆・小千谷市☆●・見附市☆●・加茂市●・糸魚川市●

二人区 ●:自民高齢 ☆:新人善戦
燕市☆・柏崎市●☆・十日町

この辺を全部自民から取ると
自民系35→26←ぎりぎり過半数割れw
民主社民連合系:16(民8・無会3[含青木]・社1・野系無4)→25
公明1
共産1
────
定数53
とだいぶ拮抗する

野党共闘の困難さはこの辺
>>6247-6248 >>6226 >>5794-5795

6250片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/29(日) 12:42:55
>>6215
岡山県議会は、会派は一緒だけど派閥争いが厳しいんですね。

http://www.webtelevi.com/okayamaseiji.htm

●政友会(14人)
7期ー戸室敦雄(67)・森正人(64)、6期ー三村峰夫(73)・天野学(61)、4期ー岡崎豊(73)・小野泰弘(53)・内山登(51)・渡辺英気(50)・小田圭一(46)、3期ー佐藤真治(42)・高橋戒隆(39)・久徳大輔(38)、2期ー神宝謙一(50)・遠藤康洋(45)

●県政会(13人)
7期ー千田博通(56)、6期ー古山泰生(47)、5期ー小田春人(59)、4期ー河本勉(58)、3期ー伊藤文夫(64)・井元乾一郎(60)・池田道孝・蓮岡靖之(42)、2期ー加藤浩久(45)・波多洋治(63)・西岡聖貴(58)・蜂谷弘美(50)・小倉弘行(41)

●自民党公認当選者
小林建伸(54)、青野高陽(38)、中塚周一(33)

●自民党会派入りが予想される者
浅野実(67)、岡本泰介(60)、渡辺吉幸(59)、池本敏朗(52)、谷口圭三(43)、太田正孝(42)、江本公一(37)

●会派未定(3人)
7期ー佐古信五(57)、4期ー福田通雅(66)、1期ー横田悦子(55)

村田吉隆2006/4
http://murata-yoshitaka.jp/koenkai/backnumber.php?year=2006&mon=4

今朝は、8時半から鴨方で浅口市長選の出陣式。前鴨方町長の田主智彦氏と前県議の栗山康彦氏の一騎打ちとなった。県議団は例によって、政友会(栗山)と県政会(田主)に分かれて両陣営を応援している。    
        
国会議員では、自民は村田、民主の江田、柚木が田主候補の出陣式に出席した。参の片山、衆の加藤は双方に秘書を出席させ、出陣式には欠席の対応であった。なお、橋本岳夫人が、栗山の出陣式に代理出席したようだ。この他、井原谷本、笠岡高木市長、山岡矢掛町長、大内里庄町長が田主出陣式に出席。今日は、特例対象の合併による選挙が、全国の24市で行われるそうだ。合併協議会で3町の合併に汗を流した田主候補に新市の舵取りを是非とも任したいと思う。

6251とはずがたり:2007/04/29(日) 16:04:09
>>6250
ありがとうございます。
どっちがどっち系とかあるんですかね?橋龍・平沼・加藤・村田・片山と一杯親玉が居て誰がどういう系列で二分されるか見当がつきませぬ・・

6252とはずがたり:2007/04/29(日) 16:04:24
07年1月1日付・朝刊
 07年県内政治決戦展望 皮切りは4月の統一地方選
http://www.kochinews.co.jp/07senkyo/070101senkyo.htm

 2007(平成19)年は、参院選と統一地方選が重なる12年に1度の年回り。これに県内では、前回の03年からダブル選となった知事選と高知市長選が秋に控え、まさに選挙ラッシュの年となる。

 皮切りの統一地方選は4月。県議選は8日、首長選と市町村議選は22日にそれぞれ投開票される。県議選は多くの選挙区で構図が固まりつつあり、既に激しい前哨戦が繰り広げられている選挙区もあるが、「平成の大合併」で市町村の首長選は土佐町だけ、議員選も高知市など12市町村に激減。年間を通じても首長選は17から6へ、議員選挙は28から16へと減少する。

 それぞれ任期満了に伴う知事選と高知市長選は11月下旬に同日実施される見通し。知事選では多選批判が高まる中で4期を終える橋本大二郎知事の去就が最大の関心事。同市長選は岡崎誠也市長の再選出馬が確実視されている。

 11月予定の知事選 橋本氏慎重に去就判断 各党は出方注視

 今年12月6日で4期目の任期満了となる現職知事の橋本大二郎氏(59)は昨年末の記者会見で、続投も視野にあることをやんわりと表現したものの、それ以外の道があるかどうか慎重に見定める構え。去就の最終判断時期は「春の統一地方選以降」と述べた。他県の「改革派知事」たちが多選の弊害を口にしながら相次ぎ引退を表明する中、出直し選を含めて当選5回の橋本氏が全国最多選となる6選に挑むのか、今期限りで退くのか。あるいはそれ以外の進路を選択するのか。橋本氏と対立してきた自民党のほか県内各党は、現職の出方に最大の関心を払っている。

 「引き続き知事として仕事をしていくという意欲を持ってやっている」「議会答弁でも『次の知事選まで頑張る』という言い方をしている」
 昨年末の記者会見で橋本氏は、微妙な言い回しで「次」への意欲をにじませた。
 昨今の多選禁止の法制化を目指す自民党の動きなどには「知事を国の系列下に置くものだ」と議会答弁などで批判。多選の弊害を「実感したことがない」と強気の姿勢を崩していない。

 一方で去就を判断する時期を「春以降」とする説明では、2点に言及。1つは元副知事らが刑事被告人となっている県の闇融資事件で、早晩示される最高裁判断を見守るとの姿勢だ。もう1一つは「いろんな選挙」。とりわけ結果次第では政局波乱に直結する参院選を意識し、「参院選を踏まえるか踏まえないかも一つのポイント」と含みを持たせた言い方となっている。

 その橋本氏を取り巻く県内の環境は、期を重ねるごとに厳しくなってきている。
 4選を果たした15年11月の知事選では、前高知市長の松尾徹人氏と県内をほぼ二分する戦いを展開。約4万票差で勝利したものの相手候補が過去最多の19万票を獲得、かつてない批判票が突き付けられた。
 一方、県議会は平成3年知事選の橋本陣営の選挙資金調達に絡む坂本ダム談合疑惑を浮上させ、百条委員会を設置。橋本県政4期目の船出とともに調査を本格化させた。16年10月には橋本知事に対する辞職勧告決議案を可決。これに橋本氏は「県民に信を問う」と辞職、出直し知事選に打って出た。
 前年知事選を再現した構図の戦いを強い危機感をもって制した橋本氏は、総務部長など中央省庁からの派遣ポストを内部登用に転換するなど内政重視の構えをみせる一方、県議会との融和路線を模索した。
 しかし、その摩擦は解消できないまま、昨年も室戸市への企業誘致をめぐる県の補助率を議会が修正。商工労働部長が実質的に引責辞任し、12月定例会では県による特定企業(よこはま水産)の救済疑惑で橋本県政では3度目の百条委員会が設置され、火種を抱えたまま越年した。

 昨年7月には自民党県連の山本有二会長が「(現職続投なら)推薦候補を立てるかもしれない」とけん制。水面下では個別に「ポスト橋本」への道筋を探る動きも見られるが、県議会各会派や県内各党は知事選前に県議選や参院選を抱える上、今は現職の求心力などを見極めるのになお時間を割いている状況だ。
 高知新聞社の県政世論調査では、橋本県政に対する満足派の割合は40%を割り込んだ。「県民の目線」で県政運営を続けてきた橋本氏が民意を今後どう見極めるのか、去就判断が注目される。

6253とはずがたり:2007/04/29(日) 16:05:25
>>6253-6254<高知県議選>

 定数39に60人以上出馬へ 県議選 東部では保守分裂も

 県議会議員選挙は3月30日告示、4月8日投開票の日程で行われる。市町村合併の進展などを背景に区割りを一部見直し、総定数も2減の39とした今回の戦いには、現時点で16選挙区に現職、元職、新人を合わせて60人以上が立候補を予定。構図が固まっていない選挙区もあるが、自民19人、共産6人、公明3人、社民2人、民主3人の各党公認候補のほか推薦候補や無所属候補が入り乱れて激しい前哨戦を展開している。([ ]数字は定数、名前は順不同)

 ▼室戸市・東洋町区[1]
 自民公認で戦ってきた現職の植田壮一郎氏は今回、無所属で出馬し5選を期す。対する自民は元国会議員秘書の新人弘田兼一氏を擁立。保守分裂選の様相を呈している。

 ▼安芸郡区[1]
 4選を目指す無所属の浜田英宏氏に、自民が本県出身の元林野庁職員、斉藤充彦氏をぶつける。前回の無投票から一転して、保守系同士の激しい選挙戦が予想される。

 ▼安芸市・芸西村区[1]
 前回は無投票当選だった自民現職の樋口秀洋氏に対し、元安芸市議会議長の宗我部修氏が昨年末、2期連続の“無風”を憂慮する声を背景に出馬表明。一転、選挙戦に。

 ▼香南市区[2]
 区割りの変更で定数3の香美郡区が南部の香南市区と北部の香美市区に分離。このうち香南市区では5選を目指す自民現職の森雅宣氏のほか、元県警刑事部長で自民推薦の上田瀧雄、元国会議員秘書の梶原大介、前夜須町長の清藤真司の無所属新人3氏が名乗りを上げている。

 ▼香美市区[1]
 5期務めた依光隆夫氏の後継として元国会議員秘書で自民新人の町田亥作氏を、3選を目指す無所属の黒岩直良氏が迎え撃つ構図。大票田土佐山田町の攻防が鍵を握る。

 ▼南国市区[2]
 自民現職で6選を目指す溝渕健夫、社民元職の井上自由、共産新人の浜田正志、民主新人の中山研心の4氏が前哨戦を繰り広げているが、無所属の現職岡崎俊一氏が周囲に引退の意向を示しているため、自民が「第二の候補」擁立を模索。構図の確定にはなお時間がかかりそうだ。

 ▼長岡郡・土佐郡区[1]
 人口減が続く土佐郡が長岡郡に強制合区され実質的に定数1減となる。土佐郡区選出で2期目に挑む無所属の現職式地寛肇氏のほか、長岡郡からは自民現職の西岡仁司氏の後継として前本山町議の川井喜久博氏が自民推薦で出馬を予定。前本山町議の大石教政氏も無所属で出馬の準備を進めている。

6254とはずがたり:2007/04/29(日) 16:05:47
>>6252-6253
 ▼高知市区[15]
 有権者約26万7000人を抱えるマンモス選挙区。出馬を表明しているのは現時点で自民6、共産4、公明3、社民1、民主1、無所属6の計21人。

 自民は東川正弘氏が引退。現職勢では西森潮三、三石文隆の両氏に加え元木益樹氏が昨年末になって6期目への挑戦を決意した。新人では東川氏の後継として元県職員の岡林厚、元国会議員秘書の桑名龍吾、高知市議から転身を図る高橋徹の3氏が精力的に活動している。

 共産は引退する牧義信氏の後へ参院選などに立った党県女性部長の中根佐知氏を擁立。塚地佐智、米田稔、吉良富彦の現職3氏と合わせて現有議席の死守を目指す。

 公明は池脇純一、黒岩正好、西森雅和の現職3氏が引き続き出馬を予定し、各地盤で票固めを急いでいる。

 社民は県連合代表の江渕征香氏の7選に全力を挙げる構え。民主は元国会議員秘書の新人大石宗氏を立て、党公認議席の復活に挑む。

 無所属では、保守系の高野光二郎氏が2期目に挑戦。旧社会党系の現職2人のうち坂本茂雄氏は民主、社民の推薦を取り付け、浜田嘉彦氏も森林労連などの支援を受けて再選を期す。新人では前回に続き2度目の挑戦となる国吉卓爾、高知市消防団三里分団長の土居正治、昨年末に安芸市助役を辞した川竹大輔の3氏が出馬の準備を進めている。

 ▼吾川郡区[2]
 県議会史上最多の10選を目指す自民の西岡寅八郎氏と16年の補選で初当選した無所属の上田周五氏に対し、いずれも無所属新人で前春野町議の立田安氏と元同町議の西村豊司氏が挑戦。以前のような旧伊野町と春野町の「すみ分け」は崩れているが、新人2人は足元の春野町をいかに固めるかがポイントになる。

 ▼土佐市区[2]
 自民現職の森田英二、無所属の現職中内桂郎の両氏が共に3選を目指して出馬の意向。無投票の可能性もある。

 ▼須崎市区[1]
 定数減で1人区となり、朝比奈利広、谷本敏明両氏(いずれも無所属現職)による一騎打ちが濃厚。対応が定まっていない自民の動向が焦点で特に商工業、建設業界をめぐる支持争奪戦が激しくなりそうだ。

 ▼高岡郡区[4]
 4人の現職以外に出馬の動きは見られず、戦後初の無投票が予想されている。仁淀川筋から引き続き自民の結城健輔氏と民主、社民推薦の田村輝雄氏の2人、旧窪川町からは自民の武石利彦、自民推薦を得た佐竹紀夫の両氏が立つ。

 ▼黒潮町区[1]
 今回から黒潮町単独の選挙区となるが、自民現職の山本広明氏以外に出馬の動きはなく、2期連続の無投票がほぼ確実。

 ▼四万十市区[2]
 旧中村市と旧西土佐村の合併後初の選挙は、自民現職の土森正典氏と共産現職の田頭文吾郎氏に民主新人の前東京都議、富田俊正氏が挑む構図。現職がそれぞれ保守、革新票を手堅くまとめる中、次期衆院選に再挑戦する民主党候補や労働組合と連携した新人がどこまで切り込めるかが焦点。

 ▼土佐清水市区[1]
 3選を目指す無所属の森祥一氏に対し、県警を早期退職した岡林真一、前共産市議の西本勝一、前保守系市議の横山浩一の新人3氏がそれぞれ無所属で出馬する構え。4人で1議席を争う県内最激戦区となり、地縁血縁の重なり合う中で激しい前哨戦を展開している。

 ▼宿毛市・大月町・三原村区[2]
 前回無投票でそれぞれ再選した自民の中西哲氏と無所属の二神正三氏の両現職に、共産市議の沖本年男氏が無所属候補として挑む。年末に改選を迎える宿毛市長は中立の立場だが、市長や橋本知事の各支持層の動向が影響を与えそうだ。

6255とはずがたり:2007/04/29(日) 16:06:09
>>6251-6255
 高知市議選 出馬予定者は過去最小 暫定定数42に45人準備

 高知市議会の定数は42。市町村合併に伴う経過措置で土佐山、鏡両地区をそれぞれ暫定的に1人区とする。現時点で出馬の意思を固めているのは45人(現職28人、新人16人、前職1人)。立候補者の数は40議席を49人で争った前回をさらに割り込み、過去最少となりそうだ。

 各会派の現有勢力は、市民クラブ10、公明党8、共産党7、新風クラブ7、自民党6、清流クラブ2、無所属1(欠員1)。

 合併前の旧選挙区(定数40)では43人が出馬を予定。女性は前回より2人増えて9人となる見通し。

 政党別にみると、自民は10人。現職1人が県議選に出馬を予定、1人は引退する。現職5人が公認申請し、それ以外の党籍のある現職4人(うち1人は推薦を申請)と新人1人は無所属で立つ。

 民主は3人。現職2人がそれぞれ参院選と県議選に挑戦、1人が引退するため、現職1人と新人2人が立候補する。社民は2人。現職4人のうち2人が退く。

 公明は8人。引退する現職3人の後にそれぞれ新人を立て、現有議席の確保を図る。共産も8人。8期務めた最古参市議が退く代わりに新人1人と前職1人を擁立し、議席増を目指す。

 無所属は12人。このうち民主推薦は3人でいずれも社民との重複推薦となる見込み。旧民社系からは今回も現職2人が出馬し、前回2人だった部落解放同盟高知市連絡協議会からは1人、市労連からは組織内候補と推薦候補の計2人が立候補する。

 主要地盤(大街別)で見ると、旭街4人、秦・初月5人、鴨田3人、朝倉4人、長浜・浦戸6人、大津・介良4人、潮江4人、五台山・高須2人、三里3人、布師田・一宮2人で、それ以外の中央部が6人。

 鏡選挙区(定数1)では現職1人が出馬を予定しているが、無投票となる公算が大きい。新人1人が名乗りを挙げている土佐山選挙区(定数1)では、体調面から現職が出馬するかどうか慎重に検討している。

 旧市域の西部や北部を主地盤としている現職が複数引退する一方、南部や東部では既に新人が精力的に動いており、現職が本格的に動きだす今後、前哨戦が活発化しそうだ。

 市議会では市民ク、公明、新風クが「三派連合」を組み、議会人事などを主導してきたが、今期限りで退く議員が十数人に及ぶため、改選後は顔ぶれとともに会派構成にも一定の変化が表れそうだ。

6257とはずがたり:2007/04/29(日) 17:59:45
’07統一選:県議選 知事派躍進 非自民新勢力拡大も /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/04/10/20070410ddlk10010099000c.html

 小寺弘之知事派が1人増の8議席と躍進し、自民党が絶対安定多数を割る33議席に退潮した今回の県議選。だが、同党が過半数を握る状況に変化はなく、小寺知事の県政運営の厳しさも変わらない。ただ、知事派に加え、民主の非労組系3県議の誕生など非自民の新勢力拡大の可能性も出てきた。

 小寺知事派と自民党候補が激突した8選挙区で、自民は現職3議席を減らし、知事派は逆に1議席を増やした。同党はすべての採決を否決できる絶対安定多数の34議席をこれまで維持してきたが、今回初めてこの数字を割り、これまで誇ってきた「数の力」は弱まった。同党は2月県議会で県予算案を修正に追い込み、小寺知事は再議を求める構えを見せたが、絶対安定多数の前に断念せざるを得なかった。この点で、小寺知事は同党の「数」をこれまでほど恐れずにすむようになった。

 小寺知事は9日の記者会見で、県議選の結果について「新しい風、新しい芽を感じた」と喜びの表情を見せた。一方、同日、自民党県連の金子泰造幹事長は記者団に「定数が減れば、最大会派があおりを食う。結果は残念だが、過半数維持に変わりない」と強気の姿勢を崩さなかった。今後の無所属の取り込みについては「協調していく可能性はある」と述べ、絶対安定多数確保への意欲をにじませた。

 知事派の台頭は他会派にも影響を及ぼしそうだ。民主・連合群馬系から8人が当選したが、親小寺知事グループによる会派立ち上げの動きもある。連合推薦県議、民主党の保守系2新人など知事派とどう絡んでいくのかが注目される。

 また、2議席となり、一般質問の持ち時間も増える公明党に対し、自民が国会同様に連携を強化する可能性も高まっている。逆に1議席となった共産党は質問時間が減るなど、存在感が薄まることは必至の状況だ。【木下訓明】

 ◇「新会派」「当面1人」「知事派結集」…鍵握る新人、無所属の動向

 自民の絶対安定多数割れを受け、県議会での会派構成が注目されるが、鍵を握るのが新人、無所属の動向だ。県議選直後で流動的だが、新議員に意向を聞いた。

 県議会の会派には自民、公明、共産の既成政党のほか、労組系「フォーラム群馬」がある。フォーラム群馬は民主や社民系議員が所属する[◆大沢 幸一(桐生),◆塚越 紀一(伊勢崎),◆黒沢 孝行(大田市),◆塚原 仁(邑楽郡)]が、今回当選した民主新人は参加に難色を示す。■石川貴夫氏(高崎市区)は「考え方が違う」とし、■久保田務氏(伊勢崎市区)は「『民主』と分かる会派がいいと思う」と述べる。両氏は「仲間を増やすことも政治の仕事。無所属にも声を掛けたい」(石川氏)と新会派結成を目指す考えだ。一方、民主党籍を持つ■阿部知世氏(太田市区)は「まったくの白紙。民主系になることだけは間違いない」としている。

 無所属当選組はさまざまだ。■茂木英子氏(安中市区)は当面は無所属の意向。当選後、小寺弘之知事から電話を受けたという■星名建市氏(渋川市区)は「当面は1人で活動する」。知事派の★今井哲氏(富岡市区)は「新会派を立ち上げる努力をする」と述べ、同じ知事派の★岩上憲司氏(前橋市・勢多郡区)らと準備を進めていると見られる。連合推薦の★角倉邦良氏(多野郡区)は「知事派県議で大同団結を図りたい」と、フォーラム群馬入りには消極的。逆に社民・連合推薦の◆後藤克己氏(高崎市区)は前向きと見られる。旧鬼石町長5期の実績を持つ知事派の★関口茂樹氏(藤岡市区)の動向も注目される。【まとめ・藤田祐子】

毎日新聞 2007年4月10日

◆…連合系 ★…知事派

6258とはずがたり:2007/04/29(日) 18:08:09
【県議選・終盤情勢】(上)前橋市・勢多郡/高崎市/伊勢崎市…
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070405/gnm070405000.htm
 ≪前橋市・勢多郡≫
 中村は、5期20年にわたる議員活動で県議会議長を務めた実績から、地盤とする旧市部北部だけでなく、全域で幅広い支持を集める。今回から選挙区に編入された富士見村でも一定の得票が見込めると自信をみせている。
 中沢は、旧市南部で圧倒的な強さをみせているほか、農業団体からの全面的な支援も受け、盤石の態勢。富士見村出身の金子一は、引退表明した青木秋夫県議が支援に乗り出したことで、郡部では支持が浸透。旧市部で票の上積みに全力を挙げる。
 前回、7位当選と厳しい選挙戦を強いられた自民幹事長の金子泰は、旧市部での支持が広がらず、郡部での遊説を積極的にこなすなど、知名度アップに努めるとともに、商工団体など各種団体に支持を訴える。
 知事を支援する「群馬県民の会」と連合群馬の推薦を受けた桑原は、社民からも支持を受け、労組だけでなく、無党派層へもアピールし支持を広げる。34歳の若さを売りにした岩上も建設業界などからの支持が強い。
 水野、早川は、強固な支援組織に支えられ安定した戦い。

 ≪高崎市≫
 合併で旧郡部の候補が加わり、自民の現職6人同士が地盤の切り崩し工作を活発化させるなど、保守系候補の対立が先鋭化している。
 前回選挙でトップ当選を果たした橋爪は、引退する松沢睦県議の主要な支援組織から支持を取り付け、旧市部を中心に地盤は安定している。旧群馬町が地盤の平田は、旧群馬郡内をきめ細かく遊説し、旧市部での劣勢を補う勢いをみせている。中島も「松沢票」の切り崩しが一定の成果をあげており、上位当選をうかがう。
 小林は、前回最下位当選なだけに、危機感を強めており、4期の実績を前面に打ち出すとともに、旧市部を中心に支持を求めている。旧新町を地盤とし多野郡区からの「選挙区替え」を強いられた関根は、基礎票の大半を失ったのが響き、旧市部での支持拡大を進める。旧榛名町の木暮も新たな票の掘り起こしに躍起。
 最年少候補の石川は、若さを売りにした選挙戦を展開し、自転車で旧市部を中心に遊説活動を展開しており、知名度が徐々に浸透している。福重は、有力支援組織「創価学会」の支持を受け、安定した戦い。

 ≪伊勢崎市≫
 旧市部全域で安定した戦いをしている五十嵐は、農業振興などを訴え盤石の態勢。赤堀、佐波東、境の旧郡部にも切り込み、票の上積みを図る。
 連合群馬と社民のほか、「群馬県民の会」の推薦を受ける塚越は、労組に浸透しており、無党派層への食い込みも積極的に進める。
 旧郡部を地盤とする原は、医療関係団体の支持を集めているのが強み。田島とともに、旧市部での支持拡大に躍起で、地元支援組織の引き締めも図る。両氏は、旧佐波郡区で行われた前回選挙では1万1000票台だったが、「3、4000票の上積みを目指す」としている。
 石関貴史衆院議員が支援する久保田は、国民新の推薦を受け、組織票を固める。若さを売りにする井下は、商工関係団体に浸透している。

 ≪桐生市≫
 現職の実績を訴える腰塚、大沢は、旧市部で安定した支持を集め、旧黒保根、新里両村でも支持拡大を図る。亀山豊文県議が市長選に転出するのに伴い急遽(きゅうきょ)、出馬した村岡は、「亀山票」をどれだけ取り込めるかがカギ。

(2007/04/05 03:27)

6260とはずがたり:2007/04/29(日) 18:11:21
>>6258-6260
県議選終盤情勢(下)
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070406/gnm070406001.htm
≪太田市≫
 長谷川は、大票田の宝泉地区で他候補の追随を許さず、旧新田郡でも支持を伸ばし安定した戦い。医療関係団体の支持をバックにした固い支援組織があるのも強み。金田は、沢野地区など旧市南部で支持を固め、市議で培った人脈を生かし、旧市部全域で支持拡大を進める。
 連合群馬の推薦を受ける黒沢は、民主内の路線対立が影響し、危機感が強い。だが、労組票を中心とした支援組織に支えられ、旧新田町などへの浸透を図り、支持を伸ばしている。
 笹川は、実父の笹川堯自民会長の後援会に支えられ、旧薮塚本町では盤石。企業関係団体などからの支持も拡大している。新井は、前回選挙で約1万3000票でトップ当選した秋山一男元県議の支援を受け、旧尾島町などで強さをみせる。
 3度目の挑戦となる阿部は、旧市部全域で知名度があり、握手作戦で無党派層に支持を広げる。地区集会を行わず、街頭演説を中心とした遊説活動を進める。田島は、民主本部の鳩山由紀夫幹事長が全面的に支援に乗り出しており、無党派層への浸透を図る。

≪藤岡市≫
 新井は、前回選挙で初当選して以降、「ていねいで、きめ細かな運動」(陣営幹部)を進め、8つの後援会支部を設けるなど、支援組織を強化。支部を足がかりに、旧市部全域で幅広い支持を集める。候補の中では最も若いことも強みで、無党派層にも一定の食い込みをみせている。
 関口は、旧鬼石町長を務めていたため、同町での支持は安定。平成18年の前回市長選に出馬したことで、知名度も浸透している。小寺弘之知事の支援組織「群馬県民の会」の推薦も得ており、選挙戦最終盤で、票の上積みを図る。
 田所は、新井利明市長の支援を受け、旧市部での支持を伸ばす。協力関係にあった塚本昭次元市長と前回市長選で対立したため、支援組織が分裂。その後、再編し、当選圏内をうかがう。

≪富岡市≫
 新井は、告示直前に自民公認を得たことで、岩井賢太郎市長も支援に乗り出した。組織票を手堅くまとめ、全域で支持を広げる。「群馬県民の会」が推薦する今井は、新たに女性部を設け、後援会を再編。浮動票の取り込みもうかがう。長沼は、前回得票の上積みを狙う。

≪安中市≫
 茂木が若年層や女性層に支持を広げ、無党派層に知名度が浸透している。岩井は、地元の旧松井田町で有利な戦いを展開。2期8年の実績を訴え、旧市部での票の上積みにも余念がない。早川は、保守票の切り崩しを図る。

≪利根郡≫
 現職同士の一騎打ちは、終盤を迎えても激しい接戦となっている。小野里、星野ともに自民の推薦を受けているため、政策で違いを打ち出せず、どぶ板選挙の様相をみせている。小野里は、地盤の旧水上町では盤石な態勢。支援組織の引き締めを図るとともに、積極的に街頭に繰り出し、無党派層への浸透も図る。星野は、合併に伴い地盤だった利根、白沢の旧2村を失ったのが痛い。地元・片品村で支持拡大を図り、小野里の地盤に入り、支持取り付けに躍起となっている。

≪多野郡≫
 合併推進を掲げる角倉は、小寺弘之知事、斉藤軍雄吉井町長が全面支援に回り、町北部などで支持を広げる。荻原は、3期12年の実績を強調し、組織を引き締める。

≪吾妻郡≫
 南波と萩原が消防団や中小企業などの支援を受け、安定した戦いぶり。重野は、無党派層の取り込みを目指している。

≪邑楽郡≫
 連合群馬や「群馬県民の会」の推薦を受ける塚原と、大泉、邑楽、千代田の3町で支持を集める久保田が、現職の強みを生かし安定した戦い。

≪佐波郡≫
 元町長の長男、井田は、地元経済界などの支援を受け、全町での支持を目指す。前町長の渡辺は、支援組織を引き締めるとともに、無党派層への浸透も図り、混戦模様となっている。

(2007/04/06 04:38)

6261とはずがたり:2007/04/29(日) 18:40:18

■上■ 自民、知事派計11候補が混戦 前橋市・勢多郡区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/kikaku/092/1.htm

■前橋市・勢多郡区(定数8―候補13)
金子 泰造62自現《3》
桑原  功62民現《1》
早川 昌枝67共現《4》
中村 紀雄66自現《5》
岩上 憲司34無現《1》
吉川真由美42無元《1》
中島 資浩35無現《1》
狩野 浩志46自現《1》
中沢 丈一58自現《4》
水野 俊雄35公新 
金子 一郎57自現《2》
亀田 好子51民新 
後閑千代寿63無新 
     ◇
 13人がしのぎを削る激戦区。組織票の固い公明、共産の2候補以外は、自民系6(現職5)、小寺知事派5(現職3)に分かれて激しく票を奪い合っており、最後まで予断を許さないダンゴ状態だ。同区の結果は、知事選をはじめとした今後の県政界にも大きな影響を与えるとみられる。
 公明の水野は、前回トップ当選後に死去した小島明人氏の後継として、組織の引き締めと一層の浸透を図る。共産の早川は、旧市街地のほか、旧郡部の組織票取り込みを徹底。県政批判票の取り込みも図り、議席確保に力を注ぐ。
 高木政夫前橋市長の強力な後押しを受ける岩上は、建設業などの団体から幅広く支援を確保。若さと知事とのパイプを強調する。
 自民公認・推薦6人は、非自民系の大量出馬に危機感を漂わす。中村は、全域で小規模集会を展開。議長経験者としての実績やマニフェストを示し、支持層の囲い込みを急ぐ。中沢は勢多農林高OBのネットワークをフル回転させ、農業関係者に一層の支持を訴える。農協が知事派数人を支援し、不安も抱える。
 推薦の吉川は、衆院議員だった父の元支持者や青年会議所OBの支援に加え、浮動票の取り込みにも力を入れる。
 “反知事派”の代表格として対決の矢面に立つ金子泰造は、市北西部の地元市議団が足場を固め、旧郡部選出で引退する青木秋夫県議の支援も得た。狩野は1日数か所で地域集会を開催。前橋南高OBや市東部の地元支援者らが軸となり訴えを繰り返す。富士見村が地元の金子一郎は“挙村体制”を訴え、村出身者を通じて市内で票を掘り起こす。青木県議支持層にも食い込みを図る。
 中島は地盤の利根西を固めながら自転車で各所を遊説。環境問題などを訴え、無党派層へのアピールを意識する。
 民主は現職の桑原が、推薦を受ける連合群馬を軸に、労組各団体や市街地の地元後援会の組織をフル回転。新人の亀田は、出身母体の福祉関係の票や女性票の取り込みを図るとともに、角田義一前参院副議長の全面支援を受ける。
 旧粕川村長の後閑は、「旧勢多郡の代表」を旗印に、東部の旧3町村や農業関係の支持拡大に力を注ぐ。

■富岡市(定数1―候補3)
新井 義宏61自新 
今井  哲38無現《1》
長沼今朝男60無新 
     ◇
 今井と新井が競り合い、長沼が追いかけている。
 今井は「知事と二人三脚」を強調、「長くできる若い県議」と、他の2人との年齢差を訴えている。新井は、岩井賢太郎市長の支援も得て、日に20回近い街頭演説に力が入る。長沼は、約40の支部を設けるなど、前回見られなかった組織の拡充を図る。

■吾妻郡(定数2―候補3)
南波 和憲59自現《3》
萩原  渉53自新 
重野 能之29無新
     ◇
 南波が安定した戦い。残りを新人2候補が争う。
 南波は、農業や建設業界など約35団体の支援を受け、全県トップだった前回得票の上積みをうかがう勢いだ。萩原は、有力町村議の支援を得て、東部で知名度が浸透してきた。山本龍前県議支持層の一部にも食い込む。重野は、若さを前面に地元・東吾妻や中之条町を中心に無党派層への支持拡大に力を入れる。

6262とはずがたり:2007/04/29(日) 18:40:43
■利根郡(定数1―候補2)
小野里光敏66無現《2》
星野  寛51無現《3》
     ◇
 自民県連役員同士の争いのため、政策を巡る論戦はなく、相手方の地盤での知名度アップを競い合う。地盤の有権者が多い小野里に対し、星野は「若さ」や「情熱」などイメージ戦略で対抗している。川場、昭和両村が“草刈り場”で、両陣営とも集票に力を注いでいる。
 (敬称略。年齢は投票日現在。《》内数字は当選回数)

■中■ 松沢議員票奪い合い 高崎市  2現職・新人、横一線 藤岡市
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/kikaku/092/2.htm

高崎市(定数8―候補11)
石川 貴夫28民新 
関根 圀男60自現《4》
小林 義康57自現《4》
平田 英勝65自現《1》
橋爪 洋介39自現《1》
小坂 桂子49無新 
伊藤 祐司49共現《1》
木暮 繁俊71自現《2》
福重 隆浩44公現《1》
中島  篤52自現《1》
後藤 克己33無新 
     ◇
 現職8、新人3の11人が立候補。定数削減と区割り見直しに伴い、定数が実質的に2削減されたうえ、旧郡部が加わったことで当選ラインが前回より上がるとみられる。
 公明の福重は支持組織の力を傾注して議席保持と党勢拡大を目指す。新たに選挙区に加わった旧郡部でも小集会で組織固めを急ぐ。
 引退する松沢睦県議の支持者は、同じ福田系の橋爪、中島を中心に各陣営にも分散している。
 橋爪は、父和夫氏から譲り受けた強固な後援会がフル回転。陣営では首位当選を目指し、「順位が影響力を左右する」と支持者に決起を促す。平田は、旧市内候補の進出を心配するものの、地盤の旧群馬、箕郷町だけでなく旧群馬郡全域に広げた集票網が機能している。中島は、旧市北西部だけでなく、旧郡部などで積極的に小集会を開催。陣営は「大丈夫と見られるのがこわい」と緩みを戒める。
 小林は、個人票や党関連団体票に加え、農大二高の同窓会など広域の支援網を通じて票の掘り起こしに力を入れる。旧新町が地盤で移籍組の関根は、懸念されていた知名度不足はほぼ克服、旧市東南部や農家などに浸透しつつある。
 共産の伊藤は組織固めに加え、街頭演説にも力を入れる。旧郡部の支持者に名前を確実に書いてもらうことに気を使っている。
 連合推薦の後藤は、長崎博幸県議の後継として自治労など支援労組員に浸透しつつある。小寺知事の後ろ盾も得た。
 民主の石川は、同党保守系幹部の来援を得ながら、自転車遊説などで無党派層へアピール。知名度アップに全力を挙げる。
 旧榛名町を地盤とするのが木暮と小坂。木暮は、小坂の出馬で町内が分裂し、危機感を募らせる。陣営は「あらゆるつてを頼って、他地域へ」と反転攻勢を図っている。小坂は、地元票に加え、電話作戦や趣味のグループによる声かけなど、広い範囲で草の根選挙を展開している。

藤岡市(定数2―候補3)
新井 雅博46自現《1》
関口 茂樹61無新 
田所三千男57自現《2》
   ◇
 現職2人と新人ながら知名度の高い関口が横一線で競り合う。
 新井は県議に当選して以来、毎月のように市民との対話集会をきめ細かく続けて、支持層を広げてきた。選挙もその延長と位置づけ、「普段着の選挙」を強調している。
 元鬼石町長の関口は、昨年の市長選で1万5000票を得たが、「県議選は別」と街頭演説や小集会をこなす。小寺知事と連携した開発構想も掲げ、旧市域への浸透を図っている。
 田所は「政治には継続が必要」と2期8年の実績を強調する。昨年の市長選で支持に転じた現職市長との蜜月(みつげつ)ぶりをアピールし、「市民の心を県政に」と主張する。

6263とはずがたり:2007/04/29(日) 18:41:08
多野郡(定数1―候補2)
角倉 邦良46無新 
荻原 康二61自現《3》
   ◇
 角倉と荻原が競り合う。角倉は知事、吉井町長との共闘を強調、吉井では合併、奥多野では老人福祉を訴える。公開討論会を提案するなど浮動票も意識する。荻原は、3期12年の実績を訴える。「吉井町の県議ではなく、多野郡の県議」として、合併に関する論戦の舞台には乗っていない。

安中市(定数2―候補3)
茂木 英子47無新 
岩井  均43自現《2》
早川 正雄51自新 
  ◇
 自民公認2候補に対し、同区初の女性候補が巻き返しを図り、接戦を繰り広げている。早川は票田の安中地区で安定した支持を広げる。現職の岩井は松井田地区の地盤固めを急ぐ。茂木は非自民票の取り込みにかける。

■下■ 自民現職除き横一線 太田市 区割り変更で大混戦 伊勢崎市
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/kikaku/092/3.htm

 太田市(定数5―候補8)
黒沢 孝行55無現《3》
長谷川嘉一54自現《2》
金田 克次63自現《2》
田島 国彦37無新 
新井 章夫60自新 
阿部 知世35無新 
笹川 博義40自新 
鈴木 信昭48自新 
      ◇
 自民が定数と同じ5人を擁立したのに対し、民主も無所属で3人が立候補し、激戦となっている。自民現職以外の6人がほぼ横一線で競り合う。
 長谷川は大票田の宝泉地区を地盤に、医師会関係などの支持層を固めたほか、旧郡部でも支持を得る。金田は旧郡部にも広げた後援会組織をフル回転させ、2期8年の実績を訴えて票の上積みを狙う。
 笹川は、父の笹川尭自民党県連会長の地盤で、須藤昭男県議が支援する旧藪塚本町で支持層を固め、旧市内などに攻勢をかける。
 民主は県連内の対立を背景に、互いが反目し合う三つどもえの状態。黒沢は、支持者回りを徹底。議席死守に向け労組の組織票固めに必死だ。不正経理問題の影響もあり、新人2人の攻勢に危機感を募らせる。田島は鳩山由紀夫党幹事長や石関貴史衆院議員の全面支援を受けて民主色を強調、県政改革の訴えに力を注ぐ。阿部は、街頭活動を軸に支持者や企業のあいさつ回りに懸命だ。衆院3区に出馬経験のある労組系の長沼広県連事務局長の支援も受ける。
 新井、鈴木は、前回トップ当選で市長選に転出し、落選した秋山一男元県議票を奪い合う。新井は秋山元県議や大泉高OBの支援に加え、中島源太郎衆院議員時代の支持層に食い込む。鈴木は自らの出身の食品販売業に浸透。個人演説会も多くこなし、票の掘り起こしを図る。

 伊勢崎市(定数5―候補6)
久保田 務57民新 
原  富夫72自現《4》
田島 雄一58自現《7》
塚越 紀一65無現《3》
五十嵐清隆54自現《3》
井下 泰伸43無新 
     ◇
 市町村合併に伴う区割り変更もあり、多くの候補に当落両方の可能性がある大混戦となっている。
 前回トップ当選の五十嵐は、地元金融機関の支援を受けるなどし、ほぼ全域に浸透。旧市内出身の唯一の自民候補で安定している。連合群馬推薦の塚越は、労組票を中心に旧郡部にも支持を広げる。小寺知事も節目で応援に駆け付け、蜜月(みつげつ)関係をアピールしている。旧佐波郡区が地盤だった原は、地元有力企業の支援や医師会のネットワークを生かし、旧市でも組織票を確保しつつある。
 井下は、街頭を自転車で回るなどして若さをアピール。石関貴史衆院議員の支持層も取り込んでいる。田島は旧境町を拠点とした選挙戦を展開。旧市では、同級生など個人的なつながりで支持を呼び掛ける。久保田は、民主党の看板を前面に出し、石関衆院議員と共に街頭演説を繰り返す。

6264とはずがたり:2007/04/29(日) 18:42:02
>>6261-6264

◇大沢、腰塚がトップ争い◇
 桐生市(定数3―候補4)
腰塚  誠59自現《4》
村岡 隆村56自元《1》
関口 直久57共新 
大沢 幸一63民現《1》
     ◇
 大沢、腰塚がトップを競り合い、出遅れた村岡を関口が追い上げている。
 大沢は労働組合や個人票を固める一方、小寺知事との良好な関係や実績を強調、新たに加わった新里、黒保根両地区の支持拡大にも力を入れる。腰塚は、4期16年のキャリアをアピールし、個人演説会を精力的にこなし、地盤の強化を図る。金属、建設業界などの企業の支援も受けている。
 村岡は地元有力企業や市議の支援をもとに、旧市西部や、拠点のない新里、黒保根両地区での知名度向上を目指す。
 関口は前回失った3議席目の奪還を掲げる共産党の全面的支援を受け、現体制の批判票の取り込みも狙う。

◇現職2人が安定◇
 邑楽郡(定数3―候補4)
石村 和男59無新 
館野 英一58自新 
久保田順一郎54自現《2》
塚原  仁56無現《1》
     ◇
 久保田と塚原が安定した戦いを展開、残り1議席を館野と石村が争う。
 久保田は祖父から親子3代続く県議の人脈を生かし、大泉町など西邑楽地区で地盤固めに力を入れる。塚原は大泉町の三洋電機労組を支持母体に連合群馬の推薦を得て、組織票を手堅くまとめる。館野は引退した矢口昇県議後継の立場を前面に、地盤の板倉町から西邑楽地区にも支持拡大を目指す。石村は若者のボランティアによる草の根選挙を展開。明和を中心に板倉、千代田、邑楽町へ浸透を図る。

◇2新人競り合う◇
 佐波郡(定数1―候補2)
井田  泉44自新 
渡辺 孝宏47無新 
     ◇
 井田と渡辺が激しく競り合う。井田は、地元経済界や金田賢司元県議の支援を受け、自民支持層への浸透に全力を挙げる組織戦を展開する。草の根的な運動を進めている渡辺は前町長としての知名度を武器に、街頭活動で浮動票掘り起こしにも力を注ぐ。

 敬称略。年齢は投票日現在。白抜き数字は当選回数

6265とはずがたり:2007/04/29(日) 18:48:18
<群馬県>

群馬県民の会 13名推薦で民主1無所属7当選,5落選とのこと。
「推薦候補のいる全8選挙区で当選者を出し」との事であるから落選者は桐生・伊勢崎・邑楽・高崎・富岡・多野・他1選挙区の中から1。複数擁立したとのことだと高崎か伊勢崎辺りの落選者
<当選>
前橋勢多 岩上 憲司 無所属=群馬県民の会現②
桐生市区 大沢 幸一 民主現②
伊勢崎区 塚越 紀一 無所属=社民・連合・県民 現④
邑楽郡区 塚原 仁 無所属=連合・県民  現④
高崎市区 後藤 克己? 無所属=社民・連合新① 自治労県役員
富岡市区 関口 茂樹 無所属=県民 新① (元)鬼石町長
多野郡区 角倉 邦良 無所属=県民 新① (元)国会議員秘書
他無所属1名当選した筈 誰だ?
──────
<落選>
前橋市・勢多郡 桑原 功62民主=群馬県民の会現 社福法人理事=フォーラム群馬所属
前橋市・勢多郡 中島 資浩35無所属=群馬県民の会現 前橋JC監事
前橋市・勢多郡 亀田 好子51民主=国民新・群馬県民の会新 福祉施設長→補選善戦するも・・
前橋市・勢多郡 後閑 千代寿63無所属=群馬県民の会新(元)粕川村長
他1名 誰だ?

県議選 自民伸びず「33」 「県民の会」8人当選
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070409/gnm070409000.htm

 県議選は8日、投開票が行われ、無投票の6選挙区8人を含め、50人の顔ぶれが決まった。区割り変更や定数が削減されたため、自民は公認32と無所属推薦1をあわせ、33議席にとどまり、伸び悩んだ。現有2議席の民主は、公認5人のうち新人2人を含む3議席を獲得し、1人増やした。公明は2議席獲得、共産は高崎市区で現職が落選し、1議席となった。小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」は、推薦候補のいる全8選挙区で当選者を出し、12人のうち8人を当選させた。投票率は過去最低となる55.51%だった。

 自民は改選前の議席を下回り、推薦を含め、削減された定数50のうち3分の2の議席を確保できなかった。福田赳夫元首相系「政策同志会」と中曽根康弘元首相系「県政塾」の派閥解消後、挙党態勢で臨んだ初めての県議選だったが、組織力を発揮できなかった。大沢正明県議会議長を擁立する今夏の知事選への影響も小さくない。

 民主は、高崎市区と伊勢崎市区で新人が議席を得た。県連内で保守系と旧社会党系との路線対立があり、国会議員がそれぞれの系列候補を支援。民主系3人が無所属で出馬した太田市区では、現新2人が当選した。

 公明は、2人が当選し、現職の死去で失った旧前橋市区の議席を回復。共産は、現有議席を1減らし、桐生市区での議席奪還もならなかった。

 「群馬県民の会」が推薦した民主と無所属の12人のうち、民主1、無所属7人が当選した。桐生市区、伊勢崎市区、邑楽郡区などで現職が順当に議席を守り、高崎市区では新人が議席を得た。

 「自民対知事派」の主戦場となった前橋・勢多郡区では、自民は5人が当選、知事派は1人に留まった。

(2007/04/09 04:06)

6266とはずがたり:2007/04/29(日) 19:00:14
県民の会の無所属当選者7人中新人は3人との事。>>6265の不明な残る1名は無所属現職となる。利根郡は自民推薦だし黒沢か?

【変化の兆候〜県議選を終えて】(上)政党離れ?苦い結末 自民党
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070410/gnm070410002.htm

 「改選前より議席が減ったのは、定数削減の影響が大きいからだ。『県民の政党離れ』との指摘は別次元の話だ」
 県議選の投開票から一夜明けた9日、自民の金子泰造幹事長は前橋市役所11階の大会議室で行われた当選証書授与式の後、記者団に語気を強めた。
 幹事長の発言は、小寺弘之知事が同日午前の定例会見で、県議選の結果について「『政党離れ』が進んだ結果だ」と総括した発言を受けたものだった。知事は「県民のための政治の重要性を改めて考え直すきっかけになった」とも語り、自民の今後の出方にクギを刺した。
 幹事長とすれば、定数が56から50に減少し、改選前には36議席の勢力を誇った最大会派の自民が、最も割を食ったとの思いがある。
 定数2から1に削減された利根郡区では自民系の候補2人を公認せず、無所属推薦とする苦肉の策を強いられた。多野郡区も2から1に減り、自民公認が約400票というわずかの差で敗れている。
 ただ、自民は選挙前、勝敗ラインを35議席に設定し、単独で議案採決を左右できる34議席(定数の3分の2)を上回る目標を掲げていた。32議席という今回の選挙結果を受けて、党内から責任論が浮上しないのは、公認候補がいずれも「政党離れ」を選挙戦で感じ取っていたからに違いない。
 知事の支援組織「群馬県民の会」が、12人の推薦候補のうち、民主1人、無所属7人の計8人を当選させたのも、自民の危機感をあおる。しかも無所属のうち3人は、組織力が弱いとされる新人だった。
 幹事長は「『政党離れ』の指摘は当たらない」と述べ、保守王国にほころびの兆しはないと強調する。今後の議会運営では、公明との協力体制の構築に力を注ぎ、無所属候補への会派入りも働きかけ、改選前の36議席に近づけていく構えだ。
 ただ、投票率は55.51%と、過去最低を記録し、有権者の「政治離れ」は確実に進んでいる。これまでの県内各選挙で、支持政党を持たない無党派層の投票行動が、選挙結果に与える影響も小さくない。
 ある自民幹部は「県民と政党の距離を近づけ、暮らしに役立つ政策を提示するような党運営を、真剣に考えるときがきている」と話す。
                  ◇
 県議選は、自民が思うように獲得議席数を伸ばせなかった一方、民主は1議席伸ばし、「群馬県民の会」は推薦候補8人を当選させた。選挙結果は県政界にどんな影響を与えるのか。
(2007/04/10 03:03)

6267とはずがたり:2007/04/29(日) 19:00:59
群馬の気質的に党内で喧嘩してる方が良いのかもしれぬw

【変化の兆候〜県議選を終えて】民主 議会活動で主導権争い厳しさ
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070411/gnm070411000.htm

 県議選から一夜明けた9日、民主公認で初当選を果たした石川貴夫氏は、真っ黒に焼けた顔をさらに紅潮させていた。選挙戦を通して貫いてきた「低姿勢」を崩さず、当選証書を受け取ると、「ようやく実感がわいてきた。(支援者の)ご恩に報いられるよう政策の勉強をしていきたい」と話した。
 石川氏は、高崎市区の都市部を中心に自転車で遊説し若さと行動力をアピール。同区の投票率は53・28%と伸び悩んだものの、約1万5000票を獲得するなど保守層の浮動票の受け皿になった。同党幹部も「高崎市で民主が浸透してきた現れ」と評価する。だが、一方で、前橋市・勢多郡区では公認を受けた旧社会系の現新両候補が、相次いで敗れ、「議席ゼロ」という憂き目をみた。
 民主は、現新合わせて5人を公認して選挙戦に臨んだ。同党系の無所属候補を含めると8人となり、県内選出の国会議員や党本部の幹部クラスが選挙区入りし、国政選挙並みの態勢を敷いた結果、公認は現有勢力を1議席上回る3人、無所属2人の計5人を当選させた。
 ただ、鳩山由紀夫幹事長、前原誠司前代表ら保守系幹部は、石関貴史衆院議員らとともに、保守系の3候補だけ応援に入り、旧社会系の現職候補らをテコ入れした角田義一前参院副議長や富岡由紀夫参院議員と対照的な動きをみせた。
 国会議員の支援先は、保守系と旧社会系との路線対立が深刻化している党内事情を色濃く反映した形となり、選挙戦終盤には、党関係者から「対立をあおりすぎている」との懸念が出るほどだった。
 当選した5人は、保守系、旧社会系とも2人ずつ、中立1人とされる。2人とも旧社会系だった改選時とは様変わりし、議会活動の主導権争いは激しさを増すとみられる。
 石川氏はすでに、伊勢崎市区から初当選を果たした民主新人の久保田務氏らと新会派を立ち上げる考えを表明し、「無所属で同じ考えの人がいれば一緒に頑張りたい」と、新会派への賛同者を募っていく考えを示している。同党所属県議はこれまで、連合系県議らと作る会派「フォーラム群馬」に入会しており、石川氏の発言は、極めて異例といえる。
 県議会規則では、県全体にかかわる条例など議案を提出する際、提出者含めて定数の12分の1(5人)以上の賛成者が必要と定めている。新たに誕生した保守系県議が5人以上の新会派を立ち上げることができるのか。その動向は党運営の行方にも直結する。
(2007/04/11 03:52)

6268とはずがたり:2007/04/29(日) 19:22:14
県議選・党派別議席数 自民の退潮目立つ
http://www.sankei.co.jp/chiho/nara/070410/nar070410001.htm

 44議席が決まった県議選では、前回「独り勝ち」だった自民の退潮が目立つ一方、民主の堅調、公明と共産の伸長ぶりが目立った。

 自民は公認・推薦を合わせた候補者30人のうち29人を当選させた前回から一転、今回は現職と新人の計8人が敗れた。
 最大の山辺郡・奈良市選挙区では、定数11に対し現職4人、新人3人を擁立。「共倒れ」が懸念されたが、結果的に推薦の新人2人●●が落選した。
 また、定数見直しで1人区となった御所市●と宇陀郡・宇陀市●の両選挙区では、現職と新人が落選。1減で2人区となった天理市選挙区●でも現職が議席を失った。
 このほか生駒郡●、北葛城郡●両選挙区でも現職が落選。1人区で現職同士が対決した五條市選挙区●でも1議席を失った。
 こうした結果について、同党県連の出口武男会長は「特に定数減の選挙区で厳しい結果となった。当面は統一地方選後半の勝利に向かって全力を挙げていく」と話した。

 一方、民主は、知事選不戦敗の影響が懸念されたものの、山辺郡・奈良市選挙区で現有2議席、生駒市で同1議席を確保する一方、大和郡山市と香芝市の両選挙区で新人が当選。公認、推薦を合わせた候補者10人のうち9人が当選、堅調な戦いぶりをみせた。
 同党県連の馬淵澄夫代表は「好成績で当選を果たすことができた。選挙結果を弾みにして、7月の参院選の必勝を期したい」と話した。

 また、公明は、山辺郡・奈良市選挙区で現職1人のほか新人1人も当選。高市郡・橿原市選挙区でも新人1人が当選し、現有勢力を1から3に伸ばした。

 共産は、山辺郡・奈良市、北葛城郡両選挙区で現有3議席を守ったほか、生駒市選挙区で元職1人、生駒郡選挙区で新人1人が当選し、勢力を拡大した。

 社民は、山辺郡・奈良市と桜井市の両選挙区で支持・推薦の新人2人を立てたが、いずれも落選。推薦を含め、生駒郡、御所市両選挙区で現有2議席を確保するにとどまった。(内御所・桜井●が解同系候補)
(2007/04/10 02:51)

6269とはずがたり:2007/04/29(日) 19:23:09
<奈良県>>>6268-6269

「民主が堅調」とはいえ,県南の保守への食い込みの橋頭堡として頑張って欲しい森下氏の支援した候補が落選しているし,民主と社民の共闘は全く行われていないようである。。生駒郡では中村哲の秘書を落とすし,桜井では今度参院選で対決する松井の地元で候補すら立てられずに居るし,こんなんで大丈夫なんか,哲。

自民:8人落選
民主:10人擁立9人当選
社民:4人擁立2人当選

◆山辺郡・奈良市 定数11−候補14
当14,166小林 茂樹42自民新1住宅会社社長=世襲
当13,506田尻 匠49民主=連合現4党県常任幹事・電力総連
当13,021岩城 明48民主=連合現3党県常任幹事・NTT労組
当12,932出口 武男71自民現8党県会長
当12,674大国 正博43公明新1(元)市議
当12,079畭 真夕美57公明現3党県代表代行
当11,347田中 美智子59共産現3党県委員
当10,165荻田 義雄59自民現3(元)市議
当9,879山村 幸穂51共産現3党県常任委員
当9,298新谷 一65自民現8党県副会長=旧山辺郡選出
当9,049浅川 清仁52自民現2党県役員=建設
□5,459大坪 宏通37無所属=自民新 (元)市議・鍵田秘書
□5,358酒井 孝江44無所属=[社民]新 市民団体代表
3,112畑山 庫一40無所属=自民新 NPO理事長・警備会社
◆桜井市 定数2−候補3
当12,222中村 昭62無所属=自民現6団体顧問・木材や薬品業界をまと
め、西部地盤
当8,146藤井 守58自民新11級建築士・参院選に出馬する現職・松井正剛氏の後継候補
□5,954和田 恵治58無所属=社民・連合新 人権団体役員(奈良人権部落解放研究所の事務局長)・西南部地盤
◆生駒郡 定数3−候補6
当9,563上田 悟49自民現3文化団体代表=斑鳩
当9,138梶川 虔二65社民=連合現6党県幹事長=斑鳩
当5,576宮本 次郎32共産新1党県常任委員=斑鳩
□4,786中辻 寿喜58自民現 宅建会社役員=平群・建設業
□3,569佐野 英史34無所属新 会社役員・元三郷町議・元中村哲秘書
1,837山田 昌彦52無所属新 (元)衆議員秘書(滝実)=平群町
◆御所市 定数1−候補2
当9,592川口 正志73無所属=社民現8(元)県会副議長・部落解放同盟県委員長・薬品や建設業界の支持
□7,953上村 庄三郎62自民現 党県役員・運輸業界
◆吉野郡 定数2−候補3
当14,632国中 憲治66自民現5清掃会社役員=大淀町
当8,819松尾 勇臣35無所属新1(元)吉野町議=林野業界
□7,362浜田 賢治53民主新 (元)吉野町会副議長=森下支援

6270とはずがたり:2007/04/29(日) 20:03:18
>>6200>>6090-6097

<2003年の選挙での21世紀クラブ>
◇宝塚市(定数3)
当 17689 森脇保仁(自新、50歳、初当選)自由民主党
当 11842 練木恵子(共現、40歳、三選) 日本共産党
当  9749 岡野多甫(兵庫現=民・由・社推薦、49歳、三選) 21世 紀クラブ→宝塚市長出馬落選
   9007 上原 広(無新、39歳)
   6709 深尾博和(無新、52歳)
   5802 大堀秀子(無新、48歳)
◇加東郡(定数1) 無投票→加東市へ
[当] 小林 護(兵庫現、民・由・社推薦、63歳、再選)   21世紀クラブ
◇加古郡(定数1)
当 13101 永富正彦(兵庫現、民・社推薦、65歳、再選)  21世紀クラブ
  12181 井沢正勝(無元、自推薦、68歳)
<2007年の当該選挙区>
宝塚市 定数3−候補6
当 15,731伊藤 順一44民主=連合新1(元)JC理事長
当14,890森脇 保仁54自民現2党県役員
当12,583練木 恵子44共産現4党地区委員
□9,571阪上 真次26無所属新 (元)衆議員秘書
□8,427岡野 多甫53無所属元 NPO顧問・宝塚市長選出馬落選
□7,704江見 健太郎29無所属新 大学講師
加東市 定数1−候補2
当11,126藤本 百男53自民新1農業
□8,355小林 護67無所属=民主現 警備会社社長=21世紀クラブ所属
加古郡 定数1−候補3 (選管確定)
当10,337永富 正彦69無所属=民主現3毛織労組顧問=21世紀クラブ所属
□9,430大矢 卓志42無所属新 (元)加古川市議
3,902中嶋 修市59無所属新 (元)稲美町議

改選後の県会会派構成固まる
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/070421/hyg070421000.htm

 改選後(6月11日)の県会(定数92)の新たな会派構成が固まった。最大会派の自民は会派入りを決めた無所属議員を含めても現時点で過半数の47には届かず、躍進した民主を軸にした「ひょうご・県民連合」は「民主党・県民連合」に名称を変更。公明は無所属議員を会派に加えることで会派名を「公明党・県民会議」とし、共産は12年ぶりに議会運営委員会などでの表決権がない非交渉会派となった。会派の届け出は23日まで。

 自民は公認・推薦で当選した38人に加え、高橋進吾(神戸市東灘区選挙区)▽仲田一彦(三木市選挙区)▽北野実(姫路市選挙区)▽宗行恭義(飾磨郡選挙区)▽原哲明(淡路市選挙区)の5氏が会派入りし43人となる。民主は公認・推薦で21人。自民、民主とも今後、無所属議員が新たに加わる見通しだが民主は最大で25人となる可能性がある。

 公明は初当選した篠木和良氏(川西市・川辺郡選挙区)が無所属のまま会派入りし13人に。共産は改選前の8議席から5議席となった。

 このほか市議から転じて初当選した丸尾牧(尼崎市選挙区)と山田美智子(芦屋市選挙区)の両氏は新会派「みどりの風」を結成。「21世紀クラブ」は所属議員が1人となり、解消される見通し。

(2007/04/21 03:31)

6271片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/29(日) 20:15:21
>>6265-6266
藤岡市(2) 関口茂樹 無新 当
富岡市(1) 今井哲 無現② 当

県民の会推薦は12人では。
私のところの【44衆】というところに各地の資料をおいてありますので、またご参照ください。

6272とはずがたり@情報過多で混乱気味・・:2007/04/29(日) 21:24:46
>>6271
ご指摘あざーす。良く読めば12か。。カタコト倉庫から一部転載。

県議選告示まで10日 自民VS知事派8選挙区
全19区で72人出馬か 讀賣群馬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/114
 19日現在の県議数は50人。うち、自民38人、共産2人の計40人が「反小寺」で、圧倒的多数を持っている。フォーラム群馬(6人)と1人会派の県民の会、オンリーワン県政、無所属の会の計9人は、2月定例会の予算案修正などで自民党に同調せず、親知事の立場を取った。公明党(1人)は事案ごとに賛否を使い分けた。
 自民党と知事支持派が出馬を予定している選挙区は次の通り。
 前橋市・勢多郡、高崎市、桐生市、伊勢崎市、藤岡市、富岡市、多野郡、邑楽郡。
(2007年3月20日 読売新聞)

色分け鮮明“前哨戦”に 東京NP群馬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/117

混戦の焦点(1) 自民 一本化への試金石 産経群馬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/120

混戦の焦点(2) 立ちはだかる知事の影 産経群馬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/128
 ■8選挙区で対立
 現職県議は50人(22日現在)で、このうち自民党38人と共産党2人の計40人が「反小寺」の立場を明確にしている。立候補予定者72人でみると、自民党42人(推薦3人を含む)、共産党3人の計45人が反小寺を打ち出している。
 これに対し、県民の会が立候補予定者に推薦状を手渡したのはすでに12人おり、党派別でみると、民主党3人、無所属は9人で、現職7人、新人5人となる。
 また、自民党候補と県民の会の候補が出馬し、激しい前哨戦を繰り広げているのは8選挙区に上る。具体的には、前橋市・勢多郡、伊勢崎市、藤岡市、多野郡などがある。

 立候補予定者72人をこの観点から色分けすると、自民党の公認・推薦42人、共産党3人の計45人は反小寺色が鮮明だ。一方、小寺知事の支援団体が作る「群馬県民の会」は19日、新たに塚原仁県議(フォーラム群馬、邑楽郡区)を推薦し、現職7人を含む計12人(民主党公認3、無所属9)を推薦している。これとは別に、自民系無所属1人も取材に対し、現職支持を表明した。

 残りの14人は態度を明確にはしていないが、民主党公認の1人や無所属4人は、自民党が主導する反知事的な議会運営に同調する可能性は低いとみられる。公明党2人は現時点で中立を保っているほか、他の7人は当選後に検討するなどとしている。

’07統一選:県議選12人推薦で、知事が支持会派結成に含み /群馬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/136
 小寺弘之知事は26日の記者会見で、知事支援の政治団体「群馬県民の会」が県議選で、会派の異なる立候補予定者12人を推薦したことについて「県議選後に意見交換し、行動を共にするか否かということになるだろう」と述べ、知事支持の会派結成に役割を果たすことに含みを残した。

 同会は民主、社民系県議の会派「フォーラム群馬」(6人)の現職4人、1人会派で活動する現職3人、また民主党公認と連合系の新人計3人、保守系無所属2人を推薦している。

6273とはずがたり:2007/04/29(日) 21:27:45
>>6265-6266 >>6271-6273
<群馬県>
小寺知事が勝利して群馬の自民党ががたがた割れる姿を見てみたいなぁ。。

【群馬県民の会】 12名推薦で民主1無所属7当選,4落選とのこと。
「推薦候補のいる全8選挙区で当選者を出し」との事であるから落選者は桐生・伊勢崎・邑楽・高崎・富岡・多野・他1選挙区の中から1。複数擁立したとのことだと高崎か伊勢崎辺りの落選者
<当選>
前橋勢多 岩上 憲司 無所属=群馬県民の会 現②
桐生市区 大沢 幸一 民主 現②
伊勢崎区 塚越 紀一 無所属=社民・連合・県民 現④
邑楽郡区 塚原 仁 無所属=連合・県民  現④
高崎市区 後藤 克己 無所属=社民・連合 新① 自治労県役員
富岡市区 今井 哲無所属=群馬県民の会現②木材卸会社役員
藤岡市区 関口 茂樹 無所属=県民 新① (元)鬼石町長
多野郡区 角倉 邦良 無所属=県民 新① (元)国会議員秘書
──────
<落選>
前橋市・勢多郡 桑原 功 62 民主=群馬県民の会 現 社福法人理事=フォーラム群馬所属
前橋市・勢多郡 中島 資浩 35 無所属=群馬県民の会 現 前橋JC監事
前橋市・勢多郡 亀田 好子 51 民主=国民新・群馬県民の会 新 福祉施設長→補選善戦するも・・
前橋市・勢多郡 後閑 千代寿 63 無所属=群馬県民の会 新 (元)粕川村長

6274とはずがたり:2007/04/29(日) 21:30:38

http://www.rengo-osaka.gr.jp/whatsnew/data/senkyo200704.html
2007年統一地方選挙
 〜連合近畿ブロック推薦予定候補者一覧

http://www.rengo-osaka.gr.jp/info/senkyo/200704.html
2007年統一地方選挙
 〜連合大阪推薦予定候補者一覧

6275とはずがたり:2007/04/29(日) 21:50:08
それぞれ誰だ?
>公明推薦の無所属候補
>自民推薦の無所属候補
>落選した知事に批判的な現職
>返り咲き成らなかった知事に批判的な元職→堀内?

5選挙区10人無投票
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000250704020001
2007年04月02日
●59人が立候補 過去最低の前回と同じ●
  党派別の内訳は自民31、民主4、共産3、社民2、公明2、無所属17人。無所属のうち、自民、民主、社民、公明から各1人が推薦を受けている。

  しかし、県議会で圧倒的な議席数を占める自民以外の政党が、有権者に選択肢を示したり党勢を拡大したりするために候補者を増やした形跡は見えない。公認の候補者数を比べると、前回が民主3、自由1、公明2、社民3、共産3。今回は民主4、公明2、社民2、共産3。03年9月に民主党と自由党が合併したことを考えれば、増やした政党はゼロだ。

 中でも、二大政党制を目指し、夏の参院選でも自民現職に対抗する民主の責任は重い。土居一豊・民主党県連代表は「準備不足で間に合わなかった。4年後はなんとしても立てたい」と悔やむ。例えば、宇和島市・北宇和郡区では自民の全4候補が無投票で当選した。自民の強い南予で候補者を出して戦うことは、組織づくりや有権者に存在感を示すことにつながるが、その貴重な機会を自ら手放したに等しい。

  公明党県本部の井上和久代表は「参院比例区の新顔候補の当選が最重要で、県議選で候補を立てて、万が一負けた際の支持者の戦意喪失のリスクを考えると難しかった」、 社民党県連の村上要代表は「宇和島市・北宇和郡区は最重点で立てるつもりだったが力不足で無理だった。次回は必ず出したい」、共産党の稲垣豊彦・県委員長は「色んな事情で無理だった」 とそれぞれ説明する。

県議選 選挙を振り返って 加戸県政、支持盤石
http://www.sankei.co.jp/chiho/ehime/070410/ehm070410001.htm

 統一地方選前半の県議選は8日の投開票の結果、47人の新議員が決定した。選挙区割りが大きく変わり定数も3減という県議会の流れが大きく変化する中で行われた選挙では、推薦を含めて民主候補5人全員が当選する一方、自民現職2人が落選する新しい風も吹いたが、両党ともに県政では与党の立場を取っており、加戸県政を支持・推進する態勢に影響はない。

 ◆新勢力

 新議席を党派別にみると、自民29(改選前33)▽民主4(4)▽社民2(3)▽公明2(2)▽共産1(1)▽無所属9(4)−で、新旧別では、現職33人▽新人13人▽元職1人。

 民主は推薦の玉井敏久氏(43)=無新=を含めて全員が当選。実質的には改選前より1増になった。自民は現職2人が落選したため、新勢力は改選前より4議席少なくなっているが今後、推薦の新人を含めて無所属の当選者が自民に参加するとみられ影響はなさそう。公明、社民も改選前と同じ議席を守った。

 しかし、共産は新居浜市で在職中に死去した議員の議席を守れなかった。また加戸守行知事に批判的だった無所属現職が落選し、元職も返り咲きがならず、反加戸県政勢力が衰退し、与党体制は強化されたといえそう。

 ◆注目選挙区

 市町村合併に伴う町長選挙のしこりが色濃く出た南宇和郡は、旧3町村の首長経験者らが推した中田広氏(56)=無新=が、愛南町長と自民現職の批判票の取り込みに成功した形。東温市では大西渡氏(60)=自新=が組織力を動員し、しがらみのなさを強調する無所属新人の草の根運動を押さえた。

 定数が1減になる中、各党の公認、推薦候補が少数激戦を演じた新居浜市では労組票を得た菅秀二郎氏(64)=民新=と、社民議員の後継者、石川稔氏(51)=無新=はともに初当選。組織力が劣った自民現職は破れた。反対に1減のなかで候補者が乱立した今治市・越智郡では浮動票や女性票に食い込みを見せた豊島美知氏(51)=民現=が、根強い個人票に支えられた無所属元職に競り勝った。

(2007/04/10 02:59)

6276とはずがたり:2007/04/29(日) 22:33:40
大阪で民主が伸びなかったのは解放同盟の不祥事が大きかったかも知れませんな。。

春の決戦 統一地方選 前半戦の構図(1)
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000703140002
2007年03月14日

大阪市西成区 定数2−候補5 (選管確定)→う〜んディープナニワ
当18,651川岡 栄一47公明新1党区役員・参院秘書
当12,149蒲生 健71共産元4党地区委員
□10,705荒木 幹雄51民主=連合・解同現 商工団体所長
3,679山本 一雄58無所属新 会社役員
2,576中尾 弘正61無所属新 運輸会社社長

 西成区(定数2)では5人が立候補を準備しており、激戦が見込まれる。民主の荒木は連合や部落解放同盟の支援を受け、再選をめざす。現職が引退する公明は、新たに元参院議員秘書の川岡を立てて議席維持を狙う。共産からは、前回選挙で384票差の次点となった元職の蒲生が立候補。無所属の山本は、自民西成区支部幹事長を務めた経験があり、保守層を中心に浸透を図る。同じく無所属で運輸会社社長の中尾も準備を進める。

大阪市東住吉区 定数2−候補4 (選管確定)
当17,361清水 義人53公明現2党府議団幹事
当14,346野上 松秀54自民現2歯科医師
□11,712山中 栄一39民主=連合新 党区府政委長
□8,628浅野 純一57共産新 党区府政委長

 東住吉区(同2)は、自民の野上、公明の清水の現職2人に、民主の山中、共産の浅野の新顔2人が挑む構図。民主は同区で初めて候補者を擁立したことから、「民主候補が他の支持層にどんな影響を与えるのか、予断を許さない」(公明府本部幹部)などと乱戦を予想する声が多い。

大阪市此花区 定数1−候補3 →前回は社民現職と共産新人の一騎打ちで社民が議席を守った選挙区。
当10,094尾田 一郎38自民元2党副支部長
□9,637辰巳 孝太郎30共産新 党区府政委長
3,457藤田 泰代32無所属=民主・社民・連合新 府議事務所員

 此花区(同1)では、社民党府連合代表で、6期連続で議席を占めていた隅田康男が引退。その後を受けて民主、社民推薦で藤田が立つが、その支持層をうまく引き継げるかが課題だ(→惨敗じゃねーか・・)。自民の尾田は、前回選挙では吹田市選挙区で落選。候補者擁立を目指す自民此花区支部の要請を受け、選挙区を変えて立候補。共産は前回に続いて辰巳が立つ。

大阪市大正区 定数1−候補3
当15,591小谷 三鈴53共産現4党地区委員
□12,324新城 彪58無所属新 会社社長=前回も無所属(自民推薦)で出馬し惜敗
4,917藤原 潤一郎57無所属新 行政書士

 大正区は、1人区では唯一、共産が議席を占める。4選をめざす小谷に対し、無所属の新城、藤原の2人が名乗りを上げる三つどもえとなりそう。

大阪市天王寺区 定数1−候補2
当10,619高辻 八男72無所属現6商工団体所長=主権おおさか所属
□8,722和田 賢治42自民新 党支部役員

 天王寺区(同1)では、6選を目指す無所属の高辻に対し、前回664票差で敗れた自民の和田が再び挑む。他陣営の動向次第では、一騎打ちの可能性もある。(敬称略)

6278とはずがたり:2007/04/29(日) 22:35:56

春の決戦 統一地方選 前半戦の構図(2)
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000703150002
2007年03月15日

●府議選(堺市内・泉州地域)

 府議選で、全市1選挙区(定数10)だった堺市は、06年の政令指定市移行に伴って7行政区に分かれ、これが6選挙区(同各1〜2、計10)に区割りされた。東区と美原区は2行政区で1選挙区となる。このため、各党とも「選挙構図が一変し、現職も厳しい選挙になる」とみる。

堺市南区 定数2−候補3
当 23,345 西村 晴天 58 公明 現5 党府副代表
当 21,284 長野 聖 40 民主 新1 理学療法士
□ 15,265 奥村 健二 54 共産 現 党地区役員

 このうち、南区(同2)は三つどもえの激戦となりそうだ。公明の西村は、現在の中区(同1)が元々、地元だったが、泉北ニュータウンを中心とする南区に「国替え」して5選を期す。候補者を立てない自民との連携も注目される。共産は、現職の奥村が再選を目指す。民主は新顔で理学療法士の長野を擁立するが、公認が2月にずれ込み、知名度のアップがかぎになりそうだ。

堺市中区 定数1−候補3
当 22,105 西 恵司 60 自民 新1 党支部役員
□ 14,763 木畑 匡 30 民主 新 党区府政委長
6,399 辻尾 芳太郎 61 無所属 新 保護司

堺市北区 定数2−候補3
当 22,515 関 守 58 民主 現3 党府常任幹事
当 21,283 奴井 和幸 41 自民 元3 党支部役員
□ 13,877 岸上 倭文樹 61 共産 現 党地区役員

 中区は新顔3人が1議席を争う。市議を5期務める自民の西、衆院議員秘書だった民主の木畑、無所属で元堺市職員の辻尾が準備を進めている。北区も、民主の関と共産の岸上の現職2人に対し、自民元職の奴井が挑む構図で、混戦になりそうだ。

岸和田市 定数2−候補4
当 22,663 垣見 大志朗 50 公明 新1 党府局次長
当 21,468 永野 孝男 62 自民 現2 社福法人役員
□ 18,640 喜多 誠 33 民主 新 福祉団体理事
□ 15,118 田村 洋子 53 共産 新 医療生協理事

和泉市 定数2−候補4
当 22,181 池川 康朗 53 公明 現2 党府遊説局長
当 20,758 森 和臣 41 民主 新1 団体理事長
□ 19,921 杉本 光伸 63 自民 現 公認会計士
3,292 川上 ゆかり 37 無所属 新 美容会社社長

 岸和田、和泉両市(同各2)も激戦が予想される。いずれも現在は自民と公明が議席を占めているが、今回は民主が初めて公認の新顔を擁立。同党府連は「保守票の取り込みも期待したい」としており、対する他党も「厳しい戦いになる」(公明関係者)とみている。

 岸和田市では、自民現職の永野が再選を目指す。公明は、引退する浜崎宣弘の後継に元海上保安官の垣見を擁立し、議席維持を狙う。これに対し民主は、00年衆院選で同市を含む大阪18区に立候補した元病院理事の喜多を立てる。共産は、新顔で元貝塚市職員の田村が5回連続で挑戦する。

 和泉市は、自民で7選を目指す杉本と、公明で再選を狙う池川の現職2人が立つ。これに、民主新顔の元和泉青年会議所理事長の森が挑む。(敬称略)

6279とはずがたり:2007/04/29(日) 22:36:36

もし合併が実現してたら多分こんな感じに成ったのにぃw
ヒゲのなんとかとか新市になると公明が全てを支配するなんて煽ってたけど公明の議席減らせたのに。
守口門真市 定数4−候補6
当 37,670 山本 幸男 57 公明 現4 党府幹事
当 19,023 五味 聖二 38 民主=連合 新 党支部役員・元自民系市議
当 15,650 中西 みよ子 53 共産 新 党市府政委長
当 13,496 西田 薫 39 自民 新 1 党支部役員
□ 11,840 宮本 一孝 36 自民 新1 保護司
6,616 福西 寿光 45 無所属 新 行政書士=自民系

春の決戦 統一地方選 前半戦の構図(3)
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000703170003
2007年03月17日
●府議選(北摂・北河内地域)

 北摂と北河内の府議選14選挙区では、自民や保守陣営の分裂で乱戦が見込まれる地域が多い。

守口市 定数2−候補5
当17,863柏原 賢祥60公明現2党府局次長
当13,496西田 薫39自民新1党支部役員
□9,969江端 将哲53無所属=連合新 宮司
□8,675矢野 博之67共産新 市農業委員
6,616福西 寿光45無所属新 行政書士=自民系

 守口市(同2)は、公明の柏原が再選をめざすほか、新顔4人はいずれも市議。自民の西田は、引退する西口勇府議の後継として選ばれた。福西は自民支部の予備投票で敗れ、無所属で挑む。共産の矢野、無所属の江端も立候補を予定する。

門真市 定数2−候補4
当18,807山本 幸男57公明現4党府幹事
当11,840宮本 一孝36自民新1保護司
□9,054五味 聖二38民主新 党支部役員・元自民系市議
□6,965中西 みよ子53共産新 党市府政委長

 門真市(同2)は、自民公の三つどもえの様相。公明の山本が4選を目指すのに対し、自民の宮本、民主の五味の両市議が挑戦する。伝統的に自公が強い地盤で、民主が保守層に食い込めるかが焦点になりそうだ。

6280とはずがたり:2007/04/29(日) 22:37:02
>>6278-6279

茨木市 定数3−候補7
当25,099森 みどり53民主現2党支部幹事
当20,517杉本 武56公明現4党府政策局長
当17,602松本 利明57自民新1党副支部長・元民主系市議
□12,859畑中 孝雄67共産新 党地区委員
□8,325塚 理30無所属新 (元)市議=自民系
2,417奥下 剛光31無所属新 会社役員=自民系
1,096藤田 裕53無所属新 (元)町職員

 茨木市(定数3)では今のところ、7人が立候補を目指す。前回は2人が当選した民主は、9期務めた大友康亘府議が引退し、今回は森1人に絞った。公明の杉本も4選をめざす。

 前回、自民は議席を失った。今回は、保守系で無所属も含め3人が名乗りを上げた。このうち、自民公認は市議の松本。民主系だったが、2年前に自民入りした。自民党衆院議員の元秘書の奥下と、保守系市議の塚は、いずれも無所属で立つ見通しだ。共産は市議8期の畑中を擁立し、無所属で元かばん卸会社員の藤田も準備を進める。

摂津市 定数1−候補4
当10,449阿部 賞久50自民現2党市支部・補選当選
5,717渡辺 慎吾51無所属新 自治会顧問=自民系
5,348弘 豊33共産新 党地区役員
2,478石橋 徳治52無所属新 会社社長=自民系

 4年前は自共の一騎打ちだった摂津市(同1)は今回、自民が分裂。05年の補選で当選した自民の阿部は再選を期す。いずれも市議の渡辺と石橋も、無所属で準備を進める。共産は前回と同じ弘を擁立する。

豊中市 定数5−候補6
当28,823八重樫 善幸43公明新1党府局次長
当24,983中川 隆弘47民主現2体育団体役員
当20,269堀田 文一59共産現3党地区役員
当19,466大島 章62自民現3会社社長
当16,711中岡 裕晶38無所属新1(元)市議=府民ネットおおさかの北之坊皓司後継
□8,979一村 和幸58無所属新 団体世話人・元労組書記長

 豊中市(同5)では、自民の大島、民主の中川、共産の堀田の3現職が立候補を予定。公明は谷口富男府議の引退に伴い、新顔で元新聞販売店主の八重樫を擁立する。府民ネットおおさかの北之坊皓司府議も引退し、後継に市議の中岡を立てる。元労組書記長で市議の一村も無所属で挑戦し、6人による少数激戦となりそうだ。
(敬称略)

6281とはずがたり:2007/04/29(日) 22:37:47
>>6277-6281

春の決戦 統一地方選 前半戦の構図(4)
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000703200003
2007年03月20日

●府議戦(中河内・南河内地域)

東大阪市 定数7−候補8
当25,528西野 弘一38自民現2社福法人理事・補選当選
当25,106宗清 皇一36自民新1(元)衆議員秘書・補選落選
当24,196谷川 孝55公明現2党府局次長
当19,933野田 昌洋60公明現4党府役員
当19,329梯 信勝53民主現2党総支部役員
当16,164朽原 亮47共産現2党地区役員
当16,127青野 剛暁32自民新1党府青年部長・補選落選
□15,886小林 隆義48共産現 党地区委員

 府議選の東大阪市(定数7)は、現職、新顔の9人が立候補を予定し、補選を除けば12年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 自民は、昨夏の府議補選(被選挙数2)で支部内の対立から分裂。公認・推薦で3人を立てたが、このうち西野しか当選しなかった。今回は西野に加え、補選で落選した青野と宗清も公認し、3議席獲得を狙う。

 民主は梯で、公明は谷川と野田で、それぞれ議席維持を目指す。共産は現職3人のうち朽原、小林の2人に絞る。無所属で元警備会社員の東田も立候補をうかがう。

柏原市 定数1−候補2
当12,497中野 隆司50民主新1党支部役員
□9,333友田 景30無所属新 団体理事

 前回無投票だった柏原市(定数1)も、8年ぶりの選挙戦になりそうだ。自民は、いったん公認した柏原市議が立候補を辞退。これを受けて名乗りをあげた元市議の友田は、党支部内に異論もあるため、公認申請せずに無所属で立つ。民主は元中学教諭の中野を擁立。他党の動向次第では、一騎打ちになる可能性がある。

羽曳野市 定数1−候補4
当14,140阪倉 久晴54無所属新1消防団員=自民系
□11,745西元 常雄66無所属新 政党支部役員=自民系
9,088平木 イミヨ60共産新 党市府政委長
5,340香川 弘行63無所属新 福祉施設長=自民系

 羽曳野市(同1)では、自民現職の小池幸夫の引退に伴い、党支部で後継候補を決める予備選をめぐり内部対立が激化。予備選を実施しないまま、元市議の香川と阪倉、党支部役員の西元の3人が、いずれも無所属で戦う「分裂選挙」になる見通しだ。共産は民商婦人部長の平木を擁立し、議席獲得を狙う。

藤井寺市 定数1−候補2
当10,904狭霧 勁66無所属現3住職=自由民主党所属
□7,987石本 良介60無所属新 (元)市議=自民市議

 藤井寺市(同1)も保守対決の様相。再選を目指す自民府議団所属の狭霧と、自民市議の石本がともに無所属で出る準備を進めており、激しい選挙戦が予想される。

富田林市・南河内郡 定数2−候補3
当23,025吉村 善美42無所属現2医療法人役員=富田林市民クラブ所属←で,結局何者ですかい?
当18,199鈴木 憲38自民新1社福法人役員
□9,685梶本 環58共産新 党市委員

 富田林市と南河内郡は前回まで、それぞれ定数1の選挙区だった。今回は、同郡の旧美原町が堺市と合併したため、1選挙区(同2)になった。富田林市を地盤とする吉村は再選を目指す。自民は南河内郡選出の古川光和が引退するため、後継として元太子町議の鈴木を擁立する。共産は、前回、同市選挙区から立候補した梶本を立てて挑む。
(敬称略)

6282とはずがたり:2007/04/29(日) 22:38:08

一番肝腎な所でカイカクできとらへんやんけヽ(`Д´)ノ
> 大阪市議選の定数は前回と同じ89人。05年10月の国勢調査では、淀川区(定数5)の人口が住吉区(同6)を、鶴見区(同3)でも旭区(同4)を上回るなどの逆転現象が生じたが、定数の見直しは先送りされた。

春の決戦 統一地方選 前半戦の構図(5)
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000703220003
2007年03月21日

 統一地方選では、府議選と並び、大阪、堺の両市議選も30日告示、4月8日投開票の日程で実施される。

 大阪市議選の定数は前回と同じ89人。05年10月の国勢調査では、淀川区(定数5)の人口が住吉区(同6)を、鶴見区(同3)でも旭区(同4)を上回るなどの逆転現象が生じたが、定数の見直しは先送りされた。

 現時点で、前回の127人を上回る137人が立候補を準備している。うち女性は21人で、戦後最多だった前回の20人を上回る可能性もある。

 最大会派の自民は全24区で前回より1人多い36人を擁立。民主は24人、公明は20人で、いずれも前回を1人上回る。共産は全区で計25人を立て、国民新党も1人の立候補を見込む。政務調査費の使途の完全公開を掲げる政治団体「大阪再生ネットワーク」の2人も議席獲得を目指す。

 選挙区ごとに見ると、生野区(定数5)は10人が立候補を予定。自民は24区で唯一、現職2人と新顔1人の計3人を公認したが、自民の衆院議員で中馬弘毅・元行革相の元秘書が無所属で立候補を表明。ほかに民主新顔と公明現職、共産現職と新顔、社民推薦の新顔と無所属新顔も立つ予定で、激しい選挙戦になりそうだ。

 淀川(同5)、東淀川(同6)、阿倍野(同4)、住吉(同6)、平野(同6)の各区でも、定数より3人多い立候補が見込まれ、混戦が予想される。一方、此花区(同3)は、すでに表明している自民、公明、共産の現職3人以外に立候補がなければ、95年の淀川、東住吉両区以来、12年ぶりの無投票となる可能性も出てきた。
   ◆
 堺市議選は指定市移行に伴い、今回から前半選挙となった。定数52に対し、80近い陣営が準備を進めており、激戦が予想される。
 その象徴ともいえるのが美原区(定数3)だ。合併特例で旧町議(同18)から新市議になっている現職17人のうち、今のところ7人が市議選に挑む予定。新顔1人を含めて計8人が名乗りを上げる見込みだ。前回町議選で各3人が当選した公明と共産は、それぞれ1人に絞り込み、自民も2人に抑えた。これに民主1人と無所属3人が絡む。
 当選ラインも跳ね上がるとみられ、町議選では500票程度だったが、2600〜2800票が必要との見方も出ている。
 一方、北区(同9)では現職6人と、新顔6人が立候補を検討、準備をしている。南区(同10)でも現職9人に新顔6人、西区(同8)は現職8人のほか、新顔と元職の6人が立つ見通しだ。
 行政区ごとの選挙区になることに伴い、選挙活動の地域が狭くなることなどから、新顔が立候補する動きが活発になったようだ。

6283とはずがたり:2007/04/29(日) 23:32:07

南1区・南14区
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704020002
2007年04月02日

◇南1区 保守分裂 危機感高まる

南1区 定数3−候補5
当19,172山川 百合子37民主現2党県副幹事長
当17,978蒲生 徳明46公明現2党総支部長
当16,229谷古宇 勘司56自民現7党県広報委員長
□10,399田中 与志子60共産元 党地区委員
□9,815斉藤 幸子66無所属新 保護司=自民系・木下市長派

「厳しい戦い。票が割れるのが一番怖い」
 先月30日の告示日夕、草加駅前であった谷古宇氏の街頭集会。陣営幹部は、同じ保守地盤から無所属で立った斎藤氏を意識して、こう訴えた。
 自民草加支部は今回の県議選で、斎藤氏が出した公認、推薦申請をともに認めず、1月には女性部長の役職を解いた。
 定数3の草加市で自民は87年以降、2議席を占めてきたが、7期務めた元職が引退後の99年からは1人に絞った。今回も「2人立てたら共倒れの恐れさえある」と党支部幹部。現職優先で公認は谷古宇氏1人としたが、斎藤氏の意思は固く、保守分裂となった。
 党支部の「締めつけ」をよそに、15人いる自民系市議のうち2人は付きっきりで斎藤氏を支援する。いずれも、昨年7月、公共工事を巡る恐喝事件に端を発した木下博信市長の不信任決議に反対した。このため、市長派、反市長派で争った昨秋の市議選と重ねてみる関係者は少なくない。
 当時市議だった斎藤氏も市長不信任で反対に回ったが、「それと県議選は関係ない」。実際、今回の出馬は4年越しの決断だった。前回の県議選も考えたが、その前年秋の市議選で4選され、当時は議長。「重責を果たすまで我慢してきた」
 木下市長は県議選への対応について「『等距離支援』で臨んでいる」と言う。だが、「必勝ビラ」を送ったのは斎藤氏だけ。告示日直前にあった斎藤氏の「決起集会」でもマイクを握った。
 こうした市長の動きが、谷古宇氏陣営には「斎藤寄り」に映る。
 保守分裂に、蒲生、山川の両氏陣営は「あおりを受けなければいいが」と警戒感が募る。ともに初当選した前回は保守票も取り込んだとみられ、切り崩しに神経をとがらせる。田中氏は議席回復の好機ととらえ、支持を広げようとしている。

◇南14区 市長派VS.自民現職

当19,391小野 克典38無所属新1(元)桶川市議=市長派(保守+民主+公明)
□14,751白石 孝一67自民現 幼稚園長=反市長派(平成会・拓政会)

 開発が進む新興住宅街や大型商業施設と、農地や雑木林が混在する桶川市、伊奈町。
 「都市型選挙と農村型選挙の混在地区」と政党関係者が分析する複雑な土地柄だ。前回は無投票当選した自民現職の白石氏と、岩崎正男桶川市長が支援する無所属新顔の小野氏による一騎打ちとなった。

 「うちは自民支持だけど、今回は若い人に期待したいという人もいる」
 「保守系」無所属を称する小野氏は、有権者の反応をこう語る。「保守とは」と尋ねると、「どちらかと言えば自分は自民に近いが、民主に通じる部分もある」という。←なんじゃそら。

 岩崎市長が01年市長選に初めて立候補した頃、市議会の保守はまだ一枚岩で、県議の白石氏も、岩崎市長を支持した。だがその後、保守勢力は民主や公明の市議と結んで岩崎市長を支持する与党グループと、白石氏を支える自民系の平政会、拓政会による「野党」とに分裂。小野氏は与党の中心メンバーだった。

 岩崎市長は小野氏を支援する理由をこう語る。
 「白石氏が03年知事選で応援したのは自民の候補。市と県のパイプ役となるべきは小野氏だ」
 対する白石氏は「岩崎市長は自民の市議を置き去りにし、民主にくら替えした。保守、革新の立場もあいまい」と憤る。
 小野氏の訴えには、政務調査費の使途公開など民主の政策に通じる部分がある。小野氏は03年知事選で上田清司氏を支援するなど民主との関係は深いが、「政党にこだわらず広い支援を得たい」と無所属を選んだ。

 白石氏は「小泉改革の『やりすぎ』の部分は、地方政治が責任を持ってカバーするべきだ」。老人ホームの増床や障害者の雇用確保など、福祉政策を訴えている。
   ◇
 県議選59選挙区のうち、無投票当選の区を除く49選挙区で選挙戦が始まった。注目区を歩いた。

6284とはずがたり:2007/04/29(日) 23:32:34

北5区・東2区
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704030001
2007年04月03日

◇北5区 「造反vs.刺客」の対立投影

当22,833神尾 高善56無所属=自民新1(元)岡部町長=石渡後継
当15,809加藤 裕康61無所属元2農協理事=小泉龍司系
当15,701小島 進46無所属=民主新1(元)深谷市会議長・05は小泉龍支援
□7,438田村 重信56自民新 (元)衆院議員秘書(新井)・新井兄深谷市長の支援
□6,690柴岡 俊美45共産新 助産師=市北部地盤
1,080志村 利行50無所属新 造園業=埼北合併

 先月30日、深谷市であった田村氏の出陣式には新井悦二衆院議員をはじめ、兄で深谷市長の家光氏、その父で病院オーナーである清氏の「新井ファミリー」が顔をそろえた。

 悦二氏の秘書であり、新顔ながら自民公認の看板を掲げる田村氏。ファミリー丸抱えで選挙を戦う同氏は「次の衆院選でどうしても悦二氏を勝たせるために出馬した」と、新井家に恭順の意を示す発言を繰り返した。

 北5区は、いまだに05年の衆院選埼玉11区の対立の構図を引きずっている。郵政民営化法案に反対した無所属の小泉龍司氏に対し、刺客として送り込まれた自民の悦二氏。軍配は悦二氏にあがり、選挙区の衆院11区で地盤固めを進めている。

 悦二氏は、今回の県議選を次期衆院選の前哨戦と位置づけ、ライバルである小泉氏の勢力伸長を食い止める。その先導役として田村氏を送り込んだわけだ。

 対する小泉氏側も、巻き返しに余念がない。自身の後援会長だった人物が元県議である加藤氏の選対幹部となり、「一心同体」を強調する。加藤氏の陣営も「当選後は無所属を続ける。反自民を貫く」と忠臣ぶりをあらわにする。

 新井、小泉両氏の対立が先鋭化する一方で、両者から距離を置く候補もいる。総選挙では小泉氏を支援した前深谷市議の小島氏は、推薦を受ける民主との共同歩調を強める。告示直後には寄居町にある実家に、枝野幸男県連代表を招いた。「県議選と国政選挙は全く別」という考えだ。

 やはり小泉支援に回った元岡部町長の神尾氏も立ち位置は不動ではない。告示直前、自民推薦を受けた。第一声で事実を知らされた支持者からは意外だとする反応もあった。もともと保守地盤の厚い地域とあって「自民」の看板も有利、と判断した結果の推薦申請だった。

 区割り変更に加え現職2人の引退で、6氏による混戦。代議士系列の勢力争いに割って入ろうと、共産初議席をめざす柴岡氏と草の根選挙に徹する志村氏が支持拡大をはかる。

◇東2区 保守2人、因縁対決

東2区 定数1−候補2
当11,928諸井 真英38無所属新1(元)衆院議員秘書
□10,601永沼 正人44諸派現 (元)羽生市議=河田市長

 保守系2人が激突する羽生市の戦いは、「因縁の対決」でもある。
 告示翌日の先月31日、新顔の諸井氏は東武線・羽生駅前のスーパーで買い物客に訴えた。「私のような30代の候補者は初めて。市が劇的に変わるのか、これまで通りなのか、市民に選んでいただきたい」
 身長193センチの諸井氏は後援会を「チーム193」と命名。運動員を緑のジャンパーで統一し、親しみやすさと若さを前面に押し出す。
 一方、諸井氏と一騎打ちとなった現職の永沼氏は、県議だった父の代からの後援会をフル稼働させる。「農村部は固めた。次は中心街に顔を売る」と、のぼり旗を片手に市街地を行脚する。
 両氏は、昨年6月の市長選ですでに相まみえている。永沼氏は、自らの後援会を動かして現市長の河田晃明氏を全面支援。諸井氏は対立候補だった前県議の陣営スタッフに加わっていた。
 ともに自民に公認申請しながら、県連の裁定は「勝ち残った方に追加公認を与える」。市長選ではそれぞれ舞台裏に張り付いた両者が、県議選の表舞台で正面対決する。
 永沼氏の出陣式では、市長選の借りを返そうと河田市長が「市をあげて永沼さんを支援する」と表明。これに対し、諸井氏側は「こちらは草の根の戦いで無党派層に浸透したい」と譲らない。
 保守系同士。公約や主張には大きな隔たりは見られない。陣営の関心は候補者を取り巻く人間模様の方に傾いているようだ。

6285とはずがたり:2007/04/29(日) 23:33:10

南12区・北2区
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704040001
2007年04月04日

◇南12区 合併で失職 元市長再参入

当18,665佐藤 征治郎67社民元3(元)岩槻市長
当14,528小島 信昭41自民現3自動車会社会長=反上田
□12,805大沢 立承60自民現 党県議団長=親上田
3,006大石 豊47共産新 党地区委員

 選挙戦中盤の3日、小島氏は三輪バイクで商店街や住宅地を回り、支持を訴えた。バイクには若さや機動力をアピールする狙いもある。
 「この選挙は父の代からの因縁の戦いでもあります。どうか決着を付けさせていただきたい」
 先月30日の告示日にあった出陣式。数百人の支援者を前に小島氏は右手拳を掲げてそう訴えた。
 小島氏の亡父重一郎氏と大沢氏、佐藤氏の3人は90年代前半、県議の二つのいすを激しく争った。91年には大沢氏が、95年には重一郎氏が落選している。
 汚職事件で当時の岩槻市長が辞職したのを受け、98年に佐藤氏が市長に転じた後は、小島父子と大沢氏が県議の座を守ってきた。それが今回、05年のさいたま市との合併で市長を失職した佐藤氏が立候補し、12年ぶりに3陣営が県議選で相まみえることになった。

 佐藤氏は「市長をやったからこそ、行政のチェック機能を果たすべき議員の本当の役割がわかった」と語る。社民唯一の県議候補で労組の後押しを受けるが、最大の強みは、市長を7年務めた知名度。選対幹部は「投票率が上がれば有利」とみる。

 対する現職2人は佐藤氏だけでなく互いの動きも警戒する。3万票弱と言われる保守票を大沢氏が地盤の南部から、小島氏が北部から奪い合う。

 2人は同じ自民でも、党内では上田清司知事に近い「主流派」と「反主流派」に分かれる。2月末に「市民会館いわつき」であった大沢氏の集会には上田知事が出席した。一方、同じ場所で1週間後にあった小島氏の集会に知事の姿はなく、駆けつけたのは土屋義彦・前知事だった。

 その3人に割って入ろうとするのが共産の大石氏。「さいたま市との合併への住民の不満の受け皿になれれば」と話す。

◇北2区 路線巡り「旧友」対決

当12,937岩崎 宏61無所属新1農事組合代表←自立派
□12,320小菅 健夫64自民現 室内装飾業会長←合併派に転向

 同じ小鹿野町から立った保守系2人の戦いは、05年10月の旧小鹿野町と旧両神村の合併を引きずる。合併の是非ではない。同じ合併を目指した同士の、いわば「昨日の友は今日の敵」のような構図だ。

 旧小鹿野町は合併前、「広域合併」か「小さな合併」かをめぐり大揺れした。秩父郡市の9市町村による「広域」を唱える当時の町長側と、両神村、吉田町(現・秩父市)の西秩父3町村による「小さな」を求める住民側との対立だ。

 西秩父商工会長だった小菅氏は、「小さな」の側で3町村長に建議書を出し、「実現する会」の副会長に就任した。同商工会副会長(当時)で両神村在住の岩崎氏は、同村で同じ趣旨で発足した「合併を考える会」の会長だった。

 「実現する会」は、有権者の半数以上の会員を集め、自主投票や住民投票を経て、吉田町を除く両神村との「小さな」を実現させた。住民投票の結果は、「小さな」が3689票(53・9%)、「広域」が2998票(43・8%)だった。

 岩崎陣営によると、03年の県議補選で無投票当選した小菅氏は、その後「小さな」から「広域」に転じた。岩崎氏は昨年12月、小菅氏を「心変わり」と批判し、立候補の動機の一つに挙げた。

 小菅陣営も応戦する。今年3月、自身が執筆した後援会報で「地域間格差をなくすため」と「『秩父はひとつ』を目指します」と宣言した。小菅陣営の幹部は「批判に対抗するため、あえて対立軸を出した。広域は時代の流れだ」と言う。

 05年10月の合併直後の町長選では、「小さな」を訴えた元職が、「広域」を唱えた現職を破った。その差は5票だった。
 「広域合併」か「小さな合併」か――。小鹿野町の有権者は、何回目かの選択を迫られている。

6286とはずがたり:2007/04/29(日) 23:34:10
>>6283-6286

西4区・西8区
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704050001
2007年04月05日

◇西4区 市長選をにらみ対立激化

当20,398本木 茂53自民現2幼稚園理事長
当15,944北村 浩41無所属=民主新1政治学者
□14,360諸口 高男59自民現 園芸会社会長

 「私は何が何でも負けません」。先月30日にあった出陣式で自民の現職、諸口氏が絶叫した(→負けた)。諸口氏と、地元選出の同党の大野松茂・衆院議員、仲川幸成・狭山市長の3人は親族関係にある。今回はその関係が「標的」となっている。

 同日夜、民主推薦の無所属新顔、北村氏の出陣式で、同党の五十嵐文彦・前衆院議員は「むちゃくちゃな市政の基は同族政治にある。その象徴が狭山市駅西口地区の整備問題だ」と批判した。

 同整備は、総事業費280億円、市の負担が184億円という大事業だ。「過大な負担」と見直しを求める市民もおり、昨年、有権者1万5355人の署名をもって、計画の賛否を問う住民投票を実施するよう求めた住民直接請求があった。市議会は大差で否決した。

 北村氏は「西口問題」を前面に掲げ、見直し派の投票の受け皿の役割を目指す。今回の県議選、市議選から、今夏の市長選までを「セットと考えている」という。見直し派の民意を県議選で示し、市議選で同派の当選者を増やした上で市長選を迎えるという考えだ。

 当然、仲川市長らは猛反発している。市長は「西口整備はハードルを着実に越えて進めてきた事業。国の再開発の認可も受け、後戻りする理由も必要もない」。

 もう1人の自民の現職、本木氏が訴えるのは1期目の実績だ。具体的な成果を挙げ、教育・子育て支援の充実などを訴えている。諸口氏も同様で「安心・安全な活力あるまちづくり」を掲げる。

 「西口問題」を争点にしたい北村氏側と、県政と絡めた課題を掲げる現職側。市長選をにらんだ戦いが続く。
◇西8区 現市長の長男出馬で緊迫

当24,781矢部 節65民主現3(元)衆院議員秘書
当24,776福永 信之54公明現4党県幹事長代行
当22,202渋谷 実63自民現3生コン会社長
当19,516舟橋 一浩35無所属新1(元)証券会社員=市長のバカ息子かい。。
□17,317守屋 裕子57共産現 党地区委員

 雨模様の川越・喜多院境内。3日開かれた川越商工会議所の観桜会に、渋谷、矢部、福永の現職3氏の姿があった。福永氏は挨拶(あいさつ)で「党派を超え、三本の矢で川越の発展に奮闘してきた」と強調。さらに「(県議の)イスは四つ。空きはもう一つあるので……」。小さな笑いとともに、同席した舟橋功一市長に参加者の視線が注がれた。

 自民、民主、公明、共産の各党が議席を獲得した前回。今回、市長の長男である一浩氏が立ったことで、一時は無投票の空気も流れた各陣営は一転、緊迫したムードに包まれている。

 一浩氏は、曽祖父が45代衆院議長松永東氏、祖母に元郵政政務次官の松山千恵子氏という政治一家の「4代目」だ。

 2月の立候補会見で一浩氏は「『世襲』批判もあるので躊躇(ちゅう・ちょ)はあったが、無投票になるなら、と決意した」と強調。市長後援会がフル回転して激しく追い上げている。市長自身も告示日にはマイクを握り「親子2人で4倍働く」と訴えた。

 「全方位外交」で市政を運営してきた舟橋市長。05年市長選では自、公、共、社民に支えられ、民主党推薦候補らを破った。それだけに、現職陣営の中には市長の「身内の擁立」への反発も根強い。

 前回トップ当選の渋谷氏は「保守票を相当数持っていかれる」と焦りを隠さない。3日夜には緊急の女性集会を開き、陣営を引き締めた。

 矢部氏の頼りとする支持者も一部で舟橋陣営と重なるという。「川越の名門で抜群の知名度がある。渋谷陣営とともに影響を受ける」と警戒する。

 厚い支持組織を持つ福永氏の選対幹部は「保守層に呼び掛けても、すでに舟橋陣営の働きかけがあった後だったことが多い」と、舟橋陣営の浸透ぶりに舌を巻く。

 守屋陣営は、保守陣営の票の掘り起こしで投票率、当選ラインともに上がるとみる。今回は候補擁立を見送った社民支持者や無党派層への働きかけを強め、固定票の上積みを目指している。

6287とはずがたり:2007/04/29(日) 23:38:55
【激変】「世代交代」自民に逆風
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704100001
2007年04月10日

 公認63人中、当選41人は、55年の結党以来最少に並ぶ。選挙前、議会の3分の2を占める62議席を有した自民が8日投開票の県議選で大きく後退した。

 9日昼、自民党県連に集まった県連幹部の表情は、重く沈んでいた。
 「こんな選挙はない。何より『風』が吹いた」。参加者は口々にこう話した。
 東4区から8期目を目指した元県連幹事長の自民現職秋山清氏(79)が敗れた相手は、県内最年少の30歳の無所属新顔候補。「地元のために働けるかどうかで判断してくれると思っていたが、有権者は年齢を気にしたんでしょうね」。県内当選者の平均年齢を見ても前回03年より2歳若返り、54歳だった。「世代交代」のあおりを受け、自民は議長や県連幹事長経験者らベテラン現職が次々と落選した。
 南8区の長沼威氏(57)は5選を決めたが、告示4日前に立候補表明した無所属新顔の女性候補に票差を詰められた。
 女性候補は後援会もなく、リーフレットさえなかった。ただ1点、「議会改革」だけを訴えた。
 長沼氏は公費での海外視察で所属県議が「夜遊び」した問題や、進まない政務調査費の使途公開などが影響したとみる。「自民全体の問題のようにとらえられ、訴えがボディーブローのように効いてきた」と話す。
   ◇  ◇
 「いただいた票は、この街を変えてほしいという思いの現れです」
 県議選の投開票から一夜あけた9日午後1時過ぎ。東8区で初当選した民主新顔の森岡洋一郎氏(32)は選挙事務所で、支援者ら約30人を前に、こうあいさつした。
 1万8288票を獲得し、3位に5千票以上の差をつけた。3選を目指した自民現職は3位と約200票の僅差で落選。森岡陣営幹部は「無党派層相手なので、実際どのくらい票が伸びるか読めなかった。よくこれだけとれた」と安堵の笑みを浮かべた。

 「地方の足腰を強く」と、民主県連は昨年2月、県議選で30〜40人の擁立目標を設定。05年から「政治スクール」を開いたり、候補者を公募したりして政治参加の間口を広げていた。そのかいもあり、民主は推薦を含め28人と前回と比べ倍近い候補を擁立した。ただ、手応えは未知数だった。
 告示直前、枝野幸男県連代表は「15前後を目指す」と慎重な予測をしていた。だが、終わってみると推薦を含め21人の当選で、現有の10議席から倍増した。

 9日午後会見した武正公一県連幹事長は「これまでは候補者を立てられない実態があったが、今回は民主が土俵に乗り、有権者も民主という選択肢を持った」と躍進の要因を分析した。
 一方で課題も残る。得票率では全県で自民に20ポイント以上の差があり、落選候補7人はすべて定数1の選挙区で自民候補に敗れた。10選挙区では候補も立てられず無投票当選を許した。武正幹事長は「30人前後の擁立が今の県連の実力。次回は全区擁立を目指す」と気を引き締めた。
   ◇  ◇
 統一地方選、参院選、知事選と続く「選挙の年」は、県議選で現職22人が落ちるなど波乱の幕開けとなった。各党の思惑や、今後の県政への影響を探った。

6288とはずがたり:2007/04/29(日) 23:40:14
>>6287-6288
だれだ自民入党を決めた阿呆どもは?>すでに6人から会派合流の合意を取り付けたという。

この30人って誰だ?!>県本部関係者によると、それ以外にも国政で連立内閣を組む自民の候補約30人に初めて推薦を出した。

【下】「多数派」競う自公民
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704110001
2007年04月11日

 無所属で当選した元職の1人が10日、県庁近くの自民党県連を訪れた。県連幹部と面談し、自民会派合流の手続きをとった。元職は幹部と握手を交わし、安倍晋三総裁が描かれたマグカップを二つ買って帰った。
 自民の多数派工作が早くも始まっている。すでに6人から会派合流の合意を取り付けたという。
 これまで議会の3分の2を占めた自民は推薦も合わせて42人と激減。定数94の県議会では、単独では過半数にも届かず、八つの常任委員会の委員長ポストを独占できる「安定多数」54には遠く及ばない。10日はベテラン県議6人が県連に集まり、無所属当選議員に電話をかけた。
 ある幹部は「『議会改革』と騒いでも1人では何もできないよ。上積みは10人は堅い」と語る。
   ■
 9日朝、公明県本部幹部の電話が鳴った。「選挙ではお世話になりました」。電話の主は自民県連幹部だった。
 公明は公認した現職10人全員が当選。県本部関係者によると、それ以外にも国政で連立内閣を組む自民の候補約30人に初めて推薦を出した。夏の参院選を見越してのことだ。「推薦して落ちたのは5、6人ぐらい。相当貸しは作ったと思う」。公明が県議会でも存在感を増そうとしている。
 9日昼、自民県連の深井明幹事長ら3人と、公明の山本晴造県議団長が知事室を訪れた。上田清司知事は不在だったが、県庁幹部は「牽制(けんせい)球の第1球。民主出身の知事に対し、自公の存在感を示すためだろう」と分析する。
   ■
 対する民主は第2会派に躍進したが、火種を抱える。開票が終わった直後の9日午前1時、民主の枝野幸男県連代表は、県連事務所に当選者を集め、こう念を押した。
 「公認、推薦した際の約束をしっかりと守ってくれるものと思っている」
 枝野氏が強調するのは「統一会派の結成」。これまで「民主」と上田知事系の「地方主権の会」に分かれていたため、議会での発言力が半減していたことは否めない。今回の当選者も労組が母体の旧社会党系から、市民運動系、保守系まで幅広く、一枚岩ではない。
   ■
 「オール与党による共産締め出し選挙だった」
 さいたま市内で9日に開かれた共産の「活動者会議」。22日投開票される統一選後半選挙の候補予定者や党地区役員ら約230人の前で、小松崎久仁夫・県委員長は語った。かつては11人を誇った同党県議団だが、今回、議席を1に減らした。

 県議会では慣例で、会派が4人以上でないと、議会運営委員会に委員を出したり、本会議で代表質問したりできない。発言力低下は、住民とのパイプ役になる党職員を増やして補いたいという。

 8年ぶりに議席を獲得した社民。自身は9年ぶりの返り咲きになる佐藤征治郎氏は、「上田知事とは平和と教育の問題では相いれない。会派拘束もなく、しがらみもない」と1人からの再出発に期す。

6289名無しさん:2007/04/30(月) 22:53:04
>>6267
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070426/CK2007042602011669.html
中立派の阿部さんは大変そうです。
党内の混乱のせいで推薦も公認も出ない中の選挙だったそうですし

6290とはずがたり:2007/04/30(月) 23:22:29
情報提供感謝です。貼り付けしております。>>4258では公認申請と成ってましたが結局ぐだぐだのまま選挙戦に突入してしまったんですな。。
茂木女史は選挙では非自民票の取り込みに賭けるとされてました>>6263が,特に民主系という訳でもないのですよね?当面は無所属の意向>>6257だった彼女が会派に引き入れることに成功したとすると分裂を奇禍に結果的に親民主を増やせたとも云えるかも知れませんが…。

太田市 定数5−候補8
当15,266笹川 博義40自民新1製造会社社長=尭のドラ息子か
当14,424長谷川 嘉一54自民現3医療法人理事長
当12,477阿部 知世35無所属新1NPO法人理事=民主公認申請(民主党籍)
当12,401黒沢 孝行55無所属=連合現4自治労県役員=フォーラム群馬所属
当11,953金田 克次63自民現3農業
□6,080新井 章夫60自民新 (元)旧太田市議
□6,061田島 国彦37無所属=国民新新 NPO法人役員・鳩山由紀夫秘書=民主系
□5,966鈴木 信昭48自民新 (元)太田市議

安中市 定数2−候補3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123485094/160
当14,433岩井 均43自民現3県造林協副会長
当9,428茂木 英子47無所属新1(元)安中市議
□7,618早川 正雄51自民新 (元)旧安中市議

振り返る’07統一地方選<2> “内紛”のしこりで3会派に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070426/CK2007042602011669.html
2007年4月26日

 「党や会派で縛られたくない。二人で議論し、切磋琢磨していきたい」。県議選後、約一週間がすぎた十六日、ともに初当選した女性新県議の阿部知世氏と茂木英子氏は、記者会見で新会派結成を発表した。両氏とも無所属だが、阿部氏は民主党籍のある民主系。新会派の枠組みを成すのは「女性」や「福祉」で、政党や支持母体を軸とする従来の形とは趣を異にする。

 県議選では新人や無所属が多く当選したが、中でも「民主系」の躍進が目立った。民主公認は三人当選、太田市区で無所属で出馬した民主系を含めれば、改選前を二人上回る五人となった。党派別得票率をみても、民主は前回の5・8%から8・2%に増加。民主系無所属の票も加えると得票率は12・5%で倍以上となった。

 しかし、党として一枚岩とは言い難い。選挙戦で角田義一元参院副議長や富岡由紀夫参院議員は、労働組合の支持を受ける旧社会党系の現職らを中心に支援。対して、石関貴史衆院議員とともに県内入りした鳩山由紀夫幹事長や前原誠司前代表らは、保守色の強い新人三人のみを応援。選挙戦で「古い政治と決別しなければ」と同じ民主系を攻撃する候補すらいた。

 選挙後、石関衆院議員の支援を受けた二十八歳の石川貴夫氏は、久保田務氏と「民主」の名を冠した新会派「民主党・改革クラブ」を結成。民主党県連分裂の渦中にいた黒沢孝行氏は、民主公認の大沢幸一氏や連合群馬系の県議らで構成する「フォーラム群馬」代表に就任した。阿部氏は双方から会派入りを求められたが、選んだのは“第三の道”だった。

 石川氏は会派構成に際し、女性会派には「相手側の了承があれば、四人で同一会派もあり得た」と親近感を示すが、フォーラムとは話し合いもないとしており、一線を画す。民主党への姿勢について、黒沢氏は「今も党籍があり、これまで通り」と述べ、阿部氏は「党からどういう要請があるか分からず、その都度考えたい」と話す。参院選など国政レベルでの対応には依然、党としてのまとまりに大きな不安が残る。

 全体として党勢を伸ばしたものの、三会派に分かれる異例の形になった民主系。県連の分裂状態がそのまま会派に反映された側面がある一方で、会派構成は、党の枠組みより個人の政策や主義を優先させたともいえる。

 今回、県議会の各定例会ごとに一般質問を行うことができ、議会運営委員会などのメンバーになれる「交渉団体」は一気に六つに増えた。それぞれが、どう存在感を発揮するか、注目される。

6291とはずがたり:2007/05/01(火) 00:15:10
群馬に非自民の新しい動きが生まれるのは素晴らしいことだな。
星名氏も取り敢えずは一人会派で知事選迄様子見か。
スクラム群馬も栃木同様知事が自民党に引き摺り下ろされて尻つぼみって感じに成りそうだけれども。。

県議会「親知事」ら新会派
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000704170002
2007年04月17日

 県議会に新しい会派が次々とできる。新顔の当選者らが16日、会見で表明した。自民候補らと議席を争い再選した岩上憲司氏(前橋市・勢多郡区)ら4氏は小寺弘之知事を支持する会派「スクラム群馬」を、民主公認の新顔2氏は「民主党改革クラブ」を旗揚げ。茂木英子氏(安中市区)ら新顔の女性2人も新会派をつくる。

 スクラムに参加するのは岩上氏のほか、小寺知事の推薦団体をまとめる「群馬県民の会」の推薦を受けた関口茂樹(藤岡市区)、角倉邦良(多野郡区)、今井哲(富岡市区)の各氏。代表に就任予定の岩上氏は会見後、小寺知事と面談し、「県民の思いに立って知事とともにがんばりたい」と報告した。小寺知事は4氏の当選を、激流をさかのぼるサケに例え「たくましい力を培ったと思う」とエールを送った。

 動向が注目されていた茂木氏は、阿部知世氏(太田市区)と2人会派を組み、女性の視点から子育てや高齢者対策に取り組んでいくとした。自民と知事の対立軸については中立の「是々非々」の立場で臨む。代表には茂木氏が就任し、会派名は未定という。

 「保守系」を自認する民主公認の石川貴夫(高崎市区)、久保田務(伊勢崎市区)の新顔2氏は「民主党改革クラブ」をつくると表明。小寺県政にはやはり是々非々の立場という。

 民主党県連の混乱から公認が出なかった阿部氏を含め、民主系の議員は既存のフォーラム群馬を合わせて3会派に分かれることになる。

 渋川市区の新顔、星名建市氏も同日、予定通り1人会派をつくる意向を県議会事務局に伝えた。

6292片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/01(火) 08:40:46
群馬県知事選は、情報の断片を集めると、自民の推す大沢幸一が全県的名知名度に欠け浸透に苦戦してる気配があるんですけどね。そのへんが栃木の場合とは違うところ。
しかし、そこをさすがの群馬自民党がどこまでリカバリーしてくるかが焦点でしょうね。
前橋では自民がなかなかの組織力を見せて一矢報いたんですが、それ以外では親知事をキーワードに非自民の伸張を許したのが気にかかりますね。
知事選の結果によって、それ以降の推移が全然違いそうですね。まぁ小寺が当選しても、自民党はそれ以降の全面対決を避けるでしょうけど。

6293名無しさん:2007/05/01(火) 08:47:40
茨城県議会議員、那珂市選出の黒部博英氏の出身高校をご存知の方、
ぜひ教えてください。
コミュニティカレッジ中退としか公表されていません。
学歴がなぞだらけです。

6294とはずがたり:2007/05/01(火) 10:09:56
>>6293
02年の地方選でこいつが民主をはじき飛ばして当選して以来今回は民主は定数3にも拘わらず擁立できなかったし本人も無所属で当選して平然と自民へ入っているので(まぁこれはどこでも大概そうですが・・)俺も印象悪いっす。。
どんな背景で当選したのか私は知りませんけどシアトルでぶらぶらと遊んでたんでたんでしょうねぇ。。
またなんかあくどいことしてるとかでしたかメールなどでこっそりちくって頂けると幸いです。。

http://blog.livedoor.jp/tadokoro4/archives/2004-12.html
2004年12月19日
黒部博英さん結婚式
 茨城県議会議員の黒部博英さんの結婚披露宴が600人以上の参加者のもとに盛大に開催されました。
 新婦の真弓さんは岐阜県各務原の出身で、アメリカのシアトルに留学中に出会い、交際するようになったとのことです。

6295とはずがたり:2007/05/01(火) 12:03:48
芳賀とかでどうしても勝てんしなんだかな〜。
群馬・栃木は自動車産業もあるのにどうして静岡・三重・愛知の東海三県みたいに行かないんだろうねぇ・・

<栃木県>自民系2減34人/民主系増え8人/県議選
http://72.14.235.104/search?q=cache:vrzRmKgz4icJ:sf01.asahi.com/tochigi/news.php
2007年04月09日

 統一地方選の前半戦となる県議選(定数50)は8日に投票が行われ、即日開票の結果、自民党が公認・推薦合わせて34議席を獲得したが、選挙前の36議席から2議席減らした。民主党は公認・推薦合わせて選挙前から1議席上積みし、8人が当選。公明党は2議席を獲得、共産党も4年ぶりに議席を奪還した。投票率は50・00%で、前回の55・70%を下回り、過去最低を更新した。18選挙区中8選挙区が無投票だったことから、実際に投票権を行使したのは全有権者の3割にとどまった。

 7月の参院選で、現職同士が1議席を奪い合う自民・民主両党は、県議選をその前哨戦と位置づけ、前回と比べて公認候補を大幅に増やして選挙戦に臨んだ。自民が一部選挙区で苦戦する一方、民主が伸長したことで、政党対決色が一段と強まるのは必至だ。

 自民は公認・推薦で39人を擁立し、医療や福祉の充実、安全・安心の街づくりを中心に、4年間の実績を訴えた。だが、栃木市選挙区で当選5回の議長経験者、平池秀光氏(66)が落選したのをはじめ、さくら市・塩谷郡選挙区の手塚功一氏(58)、下野市選挙区の吉沼正夫氏(63)の両現職も落選した。ただ、大田原市選挙区や芳賀郡選挙区で新顔が制し、福田富一知事を支える与党・最大会派として議席の3分の2以上
を占める勢力は維持した。

 民主は自・民対決となった芳賀郡選挙区で新顔の田崎博之氏(36)が競り負け、目標の2ケタ当選には届かなかった。だが、現職3氏で2議席を争ったさくら市・塩谷郡選挙区で菅谷文利氏(53)が接戦を制するなど、現職候補6人全員が当選した。マニフェストでは、福田知事が前向きなLRT(次世代型路面電車)構想に対し「断固反対」を訴え、選挙前の与党的な立場から微妙に距離を置いた。党本部が自民との対決姿勢を強めていることもあり、来年の知事選に独自候補の擁立を模索する動きが活発化する可能性がある。

 保守系候補ながら、民主党の支持組織の連合栃木が異例の推薦を出した日光市選挙区の星一男氏(59)はトップ当選。前回知事選で支援した福田昭夫・民主党衆院議員との結びつきが強いだけに、民主系会派との合流が焦点となりそうだ。

 一方、3人を擁立した公明は、宇都宮市・上三川町選挙区の公認2人が当選。県本部が推薦した下都賀郡南部選挙区の新顔、角田正展氏(37)は及ばなかった。

 共産党は宇都宮市・上三川町選挙区の野村節子氏(54)を県内唯一の候補者として支援を集中させ、4年ぶりの議席獲得となった。

 区割り変更で21選挙区が18選挙区に再編され、定数も4減った。候補者は64人と戦後最少で「盛り上がりに欠ける」とのぼやきが多くの陣営で聞かれた。前回は新顔が19人当選して世代交代が進んだが、今回は新顔の当選者が11人にとどまった。女性候補は3人しか立候補せず、全員が当選したが、女性議員は選挙前と同じ3人のままだ。

6296とはずがたり:2007/05/01(火) 12:06:23
公明党は足利で現職を引き摺り下ろす代わりに下都賀郡南部で推薦候補を出してる。公認の当選を諦めるなら推薦に格下げすればいいのに何か内部抗争的なもので不適格とされたか?納得行かずに無所属出馬を強行した現職は惨敗してる。学会の規律はなかなかであるなぁ。。

’07統一選:県議選(その1) 自民「王国」を維持 民主、2けたならず /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/photojournal/archive/news/2007/04/09/20070409ddlk09010059000c.html
◇自民、7割近い34議席
◇共産が議席奪回

 統一地方選第1ラウンドの県議選(定数50)は8日、無投票だった8選挙区を除く10選挙区で投票、即日開票され、全議席が確定した。自民は推薦を含めて34議席となり、定数削減の影響で改選前の36議席を下回ったが、定数の7割近くを占め、「王国」を維持した。民主は8議席で、悲願の2けたに届かなかった。公明は宇都宮市・上三川町選挙区で公認2議席を守り、共産は同選挙区で議席を奪回した。投票率は前回の55・70%を下回る50・00%で、戦後最低を更新した。

 自民は公認34、推薦5の計39人が立候補。定数が今回から4減されたため、現有36議席を下回る34議席を勝敗ラインと位置づけていた。複数の激戦区で「最後の1議席」を巡り、民主や無所属候補を退けた結果、議会で圧倒的な議席数を維持した。

 宇都宮市・上三川町、足利市、日光市、那須塩原市・那須町の4選挙区では現職の多くが安定した戦いを展開した。一方、栃木市▽大田原市▽さくら市・塩谷郡▽下野市▽芳賀郡▽下都賀郡南部の6選挙区は、最後まで票の行方が読めず、し烈な選挙戦となった。

 自民党県連は公約として、地域経済の活性化、地域医療の環境整備など地域活力の向上を前面に打ち出し、有権者にアピール。当選した一部の無所属候補は自民会派に合流するとみられ、夏の参院選に向け、弾みをつける前哨戦となった。

 一方、初の2けた議席を狙い、8人を公認、2人を推薦した民主は、現有7議席を上回ったものの、目標には届かなかった。夏の参院選や次期衆院選をにらみ、激戦区には県選出国会議員や連合栃木がてこ入れしたが、郡部を中心に支持の広がりが足りず、課題を残す結果となった。

 民主党県連は、候補者共通の公約を掲げて選挙戦に臨んだが、今後は県政での発言力をどう強化するかが問われることになる。

 公明は今回、足利市選挙区での擁立を見送ったが、宇都宮市・上三川町選挙区で公認した2人は議席を守った。下都賀郡南部選挙区に立候補した推薦候補は落選した。

 共産は、国政選挙から転身した新人が宇都宮市・上三川町選挙区から立候補し、前回失った議席を奪回した。しかし、擁立できたのはこの1人だけで、前回の3人を下回った。社民は公認候補を擁立できなかった。

 政党推薦を受けていない無所属候補は、日光市選挙区などで当選を果たした。

 ◇花塚氏が再選果たす、菅谷氏は4選−−さくら市・塩谷郡

 実質的な定数減となった、さくら市・塩谷郡選挙区(定数2)は、現職3人による激戦の末、無所属の菅谷文利氏が4選、自民の花塚隆志氏が再選を果たし、両氏の選挙事務所には歓声が上がった。自民2議席独占はならなかった。

 民主と社民の推薦を得た菅谷氏は、農政の充実を掲げ地元の高根沢町で票を固めた。氏家地区でも、民主党幹部が応援に入り、労組票をまとめた。教育と福祉の充実を訴えた花塚氏は、地盤・喜連川地区を中心に手堅く浸透。前回のトップ当選の地力を示した。

 手塚功一氏は、新日光市誕生による区割り変更で、栗山、藤原旧2町村を失ったことが響いた。

6297とはずがたり:2007/05/01(火) 12:06:56

 ◇いずれも政党公認、女性の3人も−−宇都宮市・上三川町

 宇都宮市・上三川町選挙区(定数12)は、自民6人、民主3人、公明2人、共産1人のいずれも政党公認候補が当選した。このうち、女性は3人全員が当選、支持者と喜びを分かち合った。選挙戦は盛り上がりに欠け、投票率は低迷した。

 自民は、梶克之県連幹事長ら現職全員が順当に当選。前回は無所属だった上野通子氏は自民公認で再選、増渕賢一氏は9選を果たした。民主も山田美也子氏らが安定した戦いを展開。新人の斎藤孝明氏は初当選を果たした。公明の小高猛男氏と、山口恒夫氏は手堅くまとめた。共産は、国政選挙から転じた野村節子氏が初当選、前回03年に失った議席を奪還した。

 ◇星氏トップで−−日光市

 日光市選挙区(定数2)では、ともに現職で旧今市市を地盤とする、自民の渡辺渡氏が組織力を生かして6選、無所属の星一男氏も連合栃木の推薦と福田昭夫衆院議員の後押しを得て再選を果たした。

 告示間際に出馬表明した、旧日光市議の稲葉卓夫氏は、県議選初挑戦となったが、最後まで出遅れが響き、浸透できなかった。

 ◇若林氏、初当選 吉沼氏、くら替え影響−−下野市

 3町合併後、初の県議選となった下野市選挙区(定数1)で、新人の若林和雄氏の当選が決まると、同市笹原の選挙事務所は歓声に包まれた。

 若林氏は04年の小山市長選に落選し、県議選初チャレンジ。「新市の10年後、20年後を見据え、県政とのパイプ役を任せてほしい」と訴え、地盤の国分寺地区を固めたほか、南河内、石橋両地区にも支持を広げた。

 吉沼正夫氏=自民推薦=は前回初当選した河内郡南部選挙区(旧南河内町、上三川町)が分断され、くら替えの影響を克服できなかった。

 ◇「世代交代」で琴寄氏−−栃木市

 栃木市選挙区(定数2)は、自民現職の櫛淵忠男氏と無所属新人で会社役員の琴寄昌男氏が、自民現職の平池秀光氏を破った。当選の知らせが飛び込むと、両氏の選挙事務所は歓声に包まれた。

 櫛淵氏は農業、医療など各種団体や自治会の推薦を取り付け浸透。「合併推進と県立少年自然の家の誘致」を掲げ、地盤の国府・大宮地区を中心に票を固めた。

 琴寄氏は「世代交代」を訴え、ボランティア中心の運動で挑んだ。「若さと行動力」を前面に押し出し、自転車で選挙区内を回るなど、無党派層への浸透が実った。

 平池氏は建設業界などから幅広い支持を受け、組織選挙を展開。ミニ集会を積極的に開き、「議員の定数削減」など議長経験者としての実績を訴えたが、及ばなかった。

 ◇民主、自民崩せず−−芳賀郡

 芳賀郡選挙区(定数2)は、自民新人で建設会社社長の山形修治氏と自民現職の岩崎信氏が、民主新人で衆院議員秘書の田崎博之氏を破り自民の議席を死守した。当選の知らせに両氏の選挙事務所は喜びにわいた。民主は、保守王国を崩せなかった。

 山形氏は、引退する高岡真琴県議の後継として立候補。同県議の地盤に加え、茂木町長や同町商工会など地元の協力を受け、着実に票を固めた。

 岩崎氏は、10期連続当選した父実氏の死去を受け、04年の県議補選で田崎氏を破り初当選。地元の益子町を中心に手堅く支持を集めた。

 田崎氏は、03年の県議選と04年の県議補選に続く3度目の挑戦。「最後の立候補」と背水の陣で臨み、山岡賢次衆院議員の全面協力を受けたが、及ばなかった。

6298とはずがたり:2007/05/01(火) 12:07:25
>>6295-6298

 ◇自民現職の野田氏、新人の保母氏も−−下都賀郡南部

 下都賀郡南部選挙区(定数2)は、自民現職の野田尚吾氏と無所属新人で元衆院議員秘書の保母欽一郎氏=民主推薦=が、いずれも無所属新人の角田正展氏=公明推薦=と梅沢米満氏=自民推薦=を破り、当選を果たした。

 野田氏は大平、藤岡、岩舟3町の町議20人以上から支援を取り付け、手堅く票をまとめた。保母氏は「岩舟から40年ぶりの県議を」と訴え、支持拡大に成功。若さと行動力をアピールした角田氏、「藤岡から保守系県議の火を絶やすな」と訴えた梅沢氏を退けた。

 ◇自民、2議席独占−−大田原市

 旧黒羽町と旧湯津上村が加わり初選挙の大田原市選挙区(定数2)は、自民現職の相馬憲一氏が再選、同新人の津久井富雄氏が初当選を果たし、自民が2議席を独占した。相馬氏は、渡辺喜美行革担当相や千保一夫市長の強い支援で乗り切った。再挑戦の津久井氏は浸透に成功。無所属現職の郡司彰氏は反「千保派」の結集を狙ったが及ばなかった。

 ◇自民3人と野村氏−−足利市

 定数1減となった足利市選挙区(定数4)は自民党現職3氏に加え、無所属元職の野村寿彦氏が返り咲いた。

 自民党は早川尚秀、斉藤具秀、木村好文の現職3氏が、それぞれ強固な後援会組織に乗り、強さを発揮。元職の野村氏は、非自民勢力の結集を目指し、支持の拡大に成功した。

 初めて無所属で立った井上卓行氏は、離党で公明党支持層が離れたのが響き、議席を失った。自民推薦の斎藤昌之氏は自民勢の争いの中で埋没し、浸透できなかった。

 ◇自民現職3氏と無所属の阿部氏−−那須塩原市・那須町

 那須塩原市に那須町が組み込まれ、初選挙となった那須塩原市・那須町選挙区(定数4)は、現職と新人計7人が熱戦の末、自民現職の小滝信光、阿久津憲二、増渕三津男の3氏と無所属新人の阿部寿一氏が、他3候補を抑え当選を果たした。

 自民は、小滝氏が西那須野・塩原、阿久津氏が黒磯、増渕氏が那須と、地盤の振り分けが奏功した。再挑戦の阿部氏は蓮実進・元衆院議員の支持基盤を足がかりに浸透。民主の小林隆、福田幸治、斎藤進の新人3氏は追い切れなかった。

毎日新聞 2007年4月9日

■公明県本部が角田氏を推薦/県議選下都賀郡南部 (2007/03/03付)
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/seiji/07toitusen/070303.html

 公明党県本部(遠藤乙彦代表)は二日、今月三十日告示、四月八日に投開票が行われる県議選で下都賀郡南部選挙区(定数二)から立候補を予定している新人で会社役員角田正展氏(37)の推薦を決めた。

6299あかかもめ:2007/05/01(火) 12:43:17
>>6295-6298
ホンダは政治に距離置いてますからね。でも芳賀は泣くになけない位、惜しかった。

>公明党は足利で現職を引き摺り下ろす代わりに下都賀郡南部で推薦候補を出してる。公認の当選を諦めるなら推薦に格下げすればいいのに何か内部抗争的なもので不適格とされたか?納得行かずに無所属出馬を強行した現職は惨敗してる。学会の規律はなかなかであるなぁ。。

詳しいことは存じませんが単に勝ち目が薄いから降ろしたんだと思いますよ。ただそれだけの話でしょう。自分たちが応援した候補が当選する事で信者に達成感を与え、より一層信心の確信をつかんでもらうのが学会が選挙活動する目的の一つですから

6300やおよろず:2007/05/01(火) 23:47:32
対話の会と共産に協力要請へ
滋賀県議会 民主・県民ネット

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007050100157&genre=A2&area=S00

 滋賀県議会(定数47)の第二会派「民主党・県民ネットワーク」(16人)は1日、新たな県議会議長の選出に際して「反自民」の統一候補を擁立することも視野に、県議選で新幹線新駅問題の「凍結」や「中止」を訴えた「対話の会・びわこねっと」(5人)と共産党県議団(3人)に対し、三会派で協力するよう申し入れる考えを明らかにした。

 会見で出原逸3代表は、議長選出について「新駅問題について凍結・中止で審判を仰いだ三会派を基本にした枠組みの中で考えたい」と述べ、同ネットを中心に反自民勢力が結束する必要性を訴えた。

 三会派が共同歩調をとれば、議員数は24人となり、過半数を1人上回る。同ネットは、県議選で最大会派の「自民党・湖翔クラブ」(19人)が過半数割れしたことを受け、両会派の関係者と接触、議会運営でも過半数を維持する方向を探っている。

 「対話の会・びわこねっと」との話し合いでは「兄弟会派として、リーダーシップを発揮してもらいたいという声をいただいた」とし、共産党県議団との連携も「議会改革という点で互いに共通するものがあれば、やっていける」との感触を得たという。

 出原代表は「民意は、今までの自民党による政治から新しい政治体制での議会運営、議会改革を求めたものと判断している。反自民勢力で結集し、議会改革や新駅問題に取り組む体制をつくりたい」と述べた。

6301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 08:37:22
県議会勢力 53? 40?  自民、会派届2種類
幹部主導に反発 讀賣埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm

 4月の県議選(定数94)を受けた県議会の会派届け出が1日、締め切られた。県議会最大会派の自民党議員団から所属議員数の異なる2種類の届け出が提出される異例の事態となった。このままでは会派構成が確定しないため、議会事務局は頭を痛めている。

 自民党は、県議選で公認・推薦候補の当選が42人にとどまり、改選前の62議席を大きく下回った。これを受けて、深井明・県連幹事長らは、保守系の無所属・諸派議員に会派入りを呼びかけた。4月27日までに、11人を加え、議長ポストを確保できる過半数(48議席)を上回った。同党は53人で会派届を出すことを確認し、1日に議員団のまとめ役の野本陽一県議が届け出た。

 しかし、こうした深井幹事長らの動きに対し、会派内には「会派運営を大きく左右する大事な案件を一部の幹部が独断的にやっては、県民から理解が得られない」「新議員を入れるには、会派所属議員3分の2の了承が必要。その手続きがされていない」との反発が出た。特に、11人の中に、1992年の議長選を巡る汚職事件で実刑判決が確定し、辞職経験のある佐久間実・元県議会議長が含まれていることに批判の声が上がった。

 反発する19人は4月28日に会議を開き、神谷裕之県議を団長代行とし、会派届は現職公認当選者40人に限定すべきだとの考えで一致。野本県議とは別に1日、40人の会派届を提出した。

 自民、民主など各会派の代表者会議が8日に行われるため、自民党議員団は7日の団会議までに最終的な結論を出す見通しだ。

 自民党内部の“お家騒動”に対し、「分裂して新会派を作るほどのエネルギーはない。知事に近い議員による団運営が面白くないだけ」(議会関係者)と冷ややかな見方が出ている。

   ■民主・無所属の会 23人で第2会派

 各党が1日に提出した会派届によると、第2会派は、県議選で躍進した民主党を中心とした「民主党・無所属の会」の23人で、非自民会派としては、過去最大規模となる。第3会派は「公明党議員団」の10人。鈴木正人氏を代表に若手4人で作る「無所属刷新の会」が第4会派となった。かつて2けたの議席を獲得していたことのある共産党議員団と社民党は1人会派となった。

(2007年5月2日 読売新聞)

6302やおよろず:2007/05/02(水) 16:36:48
西谷美智子氏、知事選出馬に意欲

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070502091740.asp

 十七日告示、六月三日投票の知事選に、弘前市の市民団体代表・西谷美智子氏(46)が出馬に意欲を示していることが一日、分かった。出馬する場合は無所属での立候補になる方向。西谷氏は一日の本紙取材に対し「環境問題に取り組んできた仲間に呼び掛けて、態勢づくりや資金集めを進めている。連休明けにも正式に態度表明する」と語った。

 西谷氏は同市出身、弘前工業高校卒。介護ヘルパーなどの傍ら、環境問題などに取り組む市民組織「ネットワーク地球村」の県内組織代表などを歴任、現在は環境保護と国際交流の推進に取り組む市民団体「プロ・ワークス弘前」代表を務めている。四月の県議選弘前市区にも無所属で出馬し、核燃料再処理施設の本格稼働阻止を訴えたが、落選した。

6303やおよろず:2007/05/02(水) 16:40:32
 かなり辛らつな記事だけれども、正論でもある。


<解説>県民に選択肢示せず

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070501110051.asp

 「県内非自民保守の受け皿」を標ぼうしてきた民主党県連が、二〇〇四年の旧県民協会との合流後、初めて迎えた知事選で出した結論は不戦敗だった。知事選告示まで二週間余。全く展望が開けない候補者選びはもはや時間切れ。事ここに至っては、民主党が「天王山」と位置づける七月の参院選に戦力を集中させるという判断は現実的には違いない。だが、今年の一連の政治決戦で民主党が争点に掲げるのは「格差」問題であり、その痛みにもがく本県で、県政のかじ取り役の選択肢を県民に示せなかった結末は痛恨事だ。

 選挙でいったん戦いを避ければ、臨戦態勢の再構築にはかなりのエネルギーが必要とされる。その意味で、今回の知事選不戦敗の選択は、参院選の戦いに少なからず影響を与えるとみられる。

 自民党分裂後、旧新進党県連から旧県民協会、現在の民主党県連と、県内非自民保守勢力を率いてきた田名部匡省代表にとって、候補者を立てない知事選は初めて。「選挙で有力な選択肢を示す」ことを旗印に掲げてきた県連は戦いを回避し、この十数年、県政界で非自民勢力をけん引してきた田名部氏の求心力低下をも示す結果となった。

 国会議員を四人擁し、形の上では県内でも自民党と対抗する勢力となった民主党県連だが、組織体制はいまだ脆弱(ぜいじゃく)だ。知事選の対応がここまで迷走を続けた最大の要因は、幹部間ですら意思の疎通や認識の共有が図れない県連内部の体質にある。候補発掘を目指した幹部の動きは“個人プレー”となり、それ以外の幹部には「最後は田名部代表が決めてくれる」という甘えすら見て取れた。

 昨年末、有力候補の擁立に失敗した際、県連は「一枚岩」で臨む姿勢を確認したはずだったが、結果として、内部の足並みの乱れは最後まで解消できないまま。不戦敗論は早い段階から県連内でくすぶり、かつて非自民勢力が合言葉にした「改革は北から」の執念はもう見えなくなっていた。

6304片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 00:54:03
自民岡山県連幹部、県議会議長人事 顔ぶれ変わり調整役不在
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/05/02/2007050214351336028.html

 岡山県議会は、改選後初顔合わせとなる5月臨時会を15日に開く。注目は、議会人事に合わせて行われる自民党県連の幹部人事。2年に1度、同党県議団の2派閥が激しい抗争を繰り広げてきた。顔ぶれが大幅に入れ替わり、調整役も不在の今回は、これまでに増して落としどころが見えない情勢だ。

 人事協議のための同党県議団総会は、8日午後から始まる予定。例年、「端午の節句」をすませたゴールデンウイーク明けに行われ、長期戦に備えてかしわもちが用意されるため、「かしわもち人事」といわれる。

 定数56に対し37人を擁す同県議団では、県政会(旧大杉派)と政友会(天野派)の二派閥が選挙後ただちに新人の囲い込みに着手。曲折はあったが、引退議員の後継で立った新人は前任者と同じ派閥、無所属当選者は争った現職と反対の派閥に落ち着き、県政会19人、政友会18人で確定した。

 県連会長は国会議員が務めるため、県議に割り当てられる幹部ポストは幹事長、総務会長、政調会長、県議団長の四役。とりわけ幹事長は実務を取り仕切り、県連運営に絶大な影響力を発揮できる。夏の参院選は県連会長の片山虎之助氏が改選を迎え、候補となるため、選挙を取り仕切る力量も求められる。

 このため両派閥とも議長経験があるベテランを幹事長候補に推し、県政会は千田博通氏(7期、倉敷市・都窪郡)、政友会は戸室敦雄氏(同、津山市・苫田郡)を立てて臨むとみられる。


【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】

(2007年5月2日掲載)

6305片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 00:58:05
県議会
自民 会派決まらず
民主は2人合流し23  埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news05/02/01p.html
 
 四月八日の県議選で当選した県議会議員九十四人の会派構成を決める届け出が一日、締め切られた。議長らを含むベテランの現職十九人が落選、大幅後退を余儀なくされた自民党は、現職同士の意見の相違から、「五十三人」「四十人」の二案を提出。両案の調整がつかないまま締め切り時間を過ぎたため、正式決定できないという県議会史上異例の事態になった。自民党の“内紛”ともいえ、同党の姿勢が問われる新議会スタートとなった。

 自民以外では、公認・推薦を合わせて二十一人が当選した民主党に無所属当選者二人が合流し、「民主党・無所属の会」を結成した。自民党以外の会派が二十人を超えたのは県議会史上初めて。自民の動向いかんだが、民主の第二会派は間違いなく、今後の議会活動に県民の注目が集まる。

 無所属二人は、茅野和広(鳩ケ谷市)、丸山真司(上里町ほか)の二氏。いずれも自民現職を破った初当選組。

 改選前に第二会派だった公明党は、現職十人全員が当選を果たしたが、民主党の躍進で第三会派となった。

 政党では、ほかに共産党、社民党がいずれも一人会派として届け出た。

 無所属では、鈴木正人氏(志木市)を代表に四人で「無所属刷新の会」を結成。ほかのメンバーはいずれも初当選組だが、議運出席権、代表・一般質問権を持つ「交渉会派(四人以上)」となることで、議会内で存在感を高める狙いだ。

 一日に届け出された新会派名と構成メンバー(自民党県議は内部調整がつかないため後日掲載。敬称略)

 民主党・無所属の会=23人、代表・高橋努

 秦哲美(さいたま市大宮区)、高橋努(越谷市)、神杉一彦(和光市)、当麻好子(所沢市)、矢部節(川越市)、山川百合子(草加市)、吉田芳朝(新座市)、松本佳和(川口市)、浅野目義英(さいたま市浦和区)、木村勇(さいたま市南区)、畠山稔(上尾市)、福田秀雄(蕨市)、中島浩一(戸田市)、新井格(入間市)、田並尚明(熊谷市)、森岡洋一郎(春日部市)、菅克己(川口市)、醍醐清(朝霞市)、北村浩(狭山市)、小島進(深谷市)、岡重夫(白岡町ほか)、茅野和広(鳩ケ谷市)、丸山真司(上里町ほか)

 公明党=10人、代表・山本晴造

 山本晴造(川口市)、畠山清彦(さいたま市北区)、福永信之(川越市)、西田炬子(新座市)、森泉義夫(春日部市)、西山淳次(所沢市)、蒲生徳明(草加市)、塩野正行(川口市)、石渡豊(上尾市)、久保田厚子(越谷市)

 無所属刷新の会=4人、代表・鈴木正人

 鈴木正人(志木市)、小野克典(桶川市)、中屋敷慎一(鴻巣市)、舟橋一浩(川越市)

 共産党=1人

 柳下礼子(所沢市)

 社民党=1人

 佐藤征治郎(さいたま市岩槻区)

主導権争いで混迷か
主流派53 反主流40人 2案提出の自民
 県議会の会派届で自民党が二案を提出、いずれも“正当性”を主張したまま、締め切り時間が過ぎた。議会事務局は頭を抱えたまま、正式発表を見送るという異例の事態となった。このままだと自民は会派構成ができないことになる。

 二案提出の背景には、自民党県議団内の主導権争いとともに、県内保守政界に横たわる勢力争いがあるとみられる。

 主流派は「議会は数が力」と無所属当選者に積極的にアプローチし、「五十三人」案を提出。一方、反主流派は「まずは現職組だけで会派構成を」と「四十人」案を出した。

 主流派が「無所属入団は四月十六日の団会議で了解済み」と言えば、反主流派は「了解した覚えはない。団規約にのっとり手続きを進めているのはわれわれ」と、いずれも“正当性”を主張。

 これまでも人事などの団運営で両者に溝があり、反主流派の不満が噴出した形だ。「十九人の現職が落選。危機的な状態なのに、選挙総括もない」。反主流派の一人は、県連や団幹部への責任論にまで言及した。

 また、反主流派は十三人の無所属について「門戸は開いている」としたが、「一緒に活動したくない人がいるのは確か」と、政治的な背景もにおわせた。

 ただ、議会全体で決定した日程・手続きを自民だけの事情であやふやにするのは論外だ。異例の事態をどう収拾するのか。七月に控える参院選への影響を懸念する声も出ている。

6306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 01:01:57
議長に尾崎氏、副議長は篠原氏−臨時県議会
2007/05/02 09:32 香川四国
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070502000091

 改選後初の臨時県議会が1日招集され、議長に尾崎道広氏(61)=自民・坂出=、副議長に篠原公七氏(58)=自民・観音寺=を選出した。合わせて議会運営、各常任・特別委員会の正副委員長などを決めた。

 午後1時過ぎから開かれた本会議には、45議員全員が出席。議長選挙は堂々巡りによる投票の結果、尾崎道広(自民)31票、砂川保(社民連合)6票、大西邦美(民主)3票、都築信行(公明)、樫昭二(共産)各2票、渡辺智子(みどり)1票となり、尾崎氏が第79代議長に選出された。

 就任あいさつに立った尾崎氏は「県政は大変厳しく、難しい時代を迎え、県議会の果たす役割はますます重要なものとなっている。政治の原点は済世救民にあり、公正な議会運営を通じて県民の負託に応えられるよう、活力あふれる県議会を目指して不惜身命、全力を尽くしたい」と決意を述べた。

 引き続き副議長選挙を行い、投票の結果、篠原公七(自民)31票、篠原正憲(社民連合)6票、村上豊(民主)3票、広瀬良隆(公明)、白川容子(共産)各2票、渡辺智子(みどり)1票となった。

 第82代副議長に選ばれた篠原氏は「誠心誠意、議長を補佐し、議会の円滑な運営に全力で取り組みたい」と意欲を語った。

 このほか、任期満了に伴う県監査委員には、平木享(自民・高松)、水本勝規(自民・綾歌)両氏の選任に同意した。
 改選後の県議会の会派構成は次の通り。

 自民党議員会31人▽社民党・県民連合6人▽民主党議員会3人▽公明党議員会二人▽共産党議員団2人▽みどり香川1人

 尾崎道広議長(おざき・みちひろ)1972年明治大卒。91年4月、県議初当選、以来連続5期。文教厚生、企画建設、総務の各常任委員長、水資源対策特別委員長を歴任。2004年4月から1年間、副議長を務めた。坂出市。61歳。

 篠原公七副議長(しのはら・こうひち)1971年日本獣医畜産大卒。91年4月、県議初当選、以来連続5期。文教厚生、経済、環境建設、総務の各常任委員長などを歴任。2001年5月から2年間、県監査委員。観音寺市大野原町。58歳。

6307片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 01:11:03
岩手だから特に中央メディアは反応しないが、なかなかえげつないなー。

〈達増新知事〉政権交代実現すればいい 党離脱「考えてない」と会見で 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/02/07050202.html

 達増知事は1日午後1時半から就任後、初の記者会見に臨み「改めて責任の重大さを感じている。身の引き締まる思い。大勢の県職員と顔を合わせ、前向きな手応えを感じている」と初登庁の感想を語った。「党員であることは誇りでもある」と民主党籍を維持することも明言。行政の長、政治家としてのバランスを保ちながら、新県政のかじを取る決意を示した。

  県財政運営の基本的な考え方について達増知事は「この7年間で約2兆円の県民所得、財産が理不尽に奪われた格好になっている。これが県民の生活や仕事の危機の本質。危機を克服していくためには生活本位の施策、事業をきちんとやっていかなければならない」と強調。一方で「大盤振る舞いの予算で、財政規律を失わせ、中長期的な危機を招くことがないよう、できる限りの施策を実行していく」と県財政のプライマリーバランスの均衡に力を入れる考えを示した。

  当面の課題として6月の補正予算編成を挙げ、「(使い道を決めていく)準備の過程で、知事として地域の実情をきちんと見たい。特に県北、沿岸に重点を置いて現場に足を運びたい」と県北・沿岸地域の振興にも意欲を見せた。

  懸案の岩手競馬問題への対応に関しては「改めて知事として管理者として問題を整理していきたい。仕事始めとしてきょう、副管理者と事務局長に会って話を聞いた。先送り、後回しできない問題。早めに問題点を把握しながら適切な手を打っていきたい」と説明。再建計画の見直しは「個人的にはいろいろ、考えるところがあるが、知事としての意思決定は、もう少し組織的にしていきたい」と述べるにとどまった。

  中核市への移行を目指す盛岡市との関係については「かなりの権限を盛岡市が持てるようになる。市というものが、より自立していく一つのモデルケースになってほしい。そのためにスムーズな権限の移譲を図り、移譲したあとも対等なパートナーシップの下、フォローアップもきちんとしていければ」と、30万人都市の今後に期待。

  盛岡広域圏の合併に関しては「いろいろな議論や試みが積み重ねられてきている。県央広域振興圏の枠組みの中で、それぞれの市町村が大事なパートナー。話し合いや共同の事業を重ねながら、地域全体にとって良い方向に持っていきたい」と話した。

  達増知事は民主党籍を持つ知事としても注目を集める。「党をやめることは考えていない」と明言。「民主党は日本で一番良い政党だと思っている。党員であることは誇りでもある。国政選挙で民主党が躍進して政権交代が実現すればいい。個人としてできることは何か、いろいろと工夫をしながら取り組んでいきたいと思う」と述べ、国政選挙に出馬する民主党候補の応援についても前向きな姿勢を示した。

  民主党の国会議員としての10年余りの活動を「民主主義、現代社会における人間のあるべき姿を深く追及する機会だった」と振り返り、「この修業の道を今後も続けていきたい」と言及。

  「プラトン、アリストテレス、孔子、孟子以来、政治的に一人前になることが立派なリーダーになることでもあると信念を持っている。行政を進めるにあたって、政治的な主張信条で人や地域を差別して予算を付ける付けないだとか、暗黒時代にしてやるとか、そういうことは言わない、やらないこと。民主主義の理念や作法に従い、やっていきさえすれば、そこはうまくいくと思う」と行政の長と政治家としての仕事を両立させる考えを繰り返した。

  県の特別職として政務秘書に、元小沢一郎衆議院議員秘書で前民主党県議の木戸口英司氏を任命したことについては「適材適所に尽きる。けじめを付けながら行政の長としての仕事も政治家としてのあり方も全うしていくのを補佐してもらううえで一番の人材」と説明した。

6308片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 01:28:17
此奴等、意味もなく仲が悪いようでw

「県議会自民党」で会派届 事実上"無効"扱い 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070502/20070502001.html

 鳥取県議会の自民党公認県議の会派一本化問題で、会派を解散した旧清風の所属議員ら十一人が一日、「県議会自民党」で会派届を提出した。しかし、提出期限を過ぎ、提出先の議長が決まっていないため代表世話人会では会派届として認めず、県議会自民党も「届いていないので知らない」と取り合わず、事実上“無効”となった。

 会派一本化を呼び掛けた自民県議を中心に水面下で調整が進められているが、県議会自民党内には過去の会派分裂や昨年六月の議長選での白紙投票など旧清風議員への不信感を示す議員が多く、無条件での一本化は厳しい状況。議長が選出される十日の臨時議会がヤマ場となるが、同党の無所属議員が再びまとまって提出するかも不透明だ。

 議会運営委員会の代わりとなる代表世話人会では、「議会はルールで成り立っている。約束を守れなかったものは認めるべきでない」(藤井省三議員)などの意見が出され、十一人の会派届は受理せず、現時点では会派届未提出の無所属議員とすることを確認した。

 この後、県議会自民党は総会を開き、三役人事で幹事長に前副議長の初田勲議員、政調会長に前田八寿彦議員を選んだ。

 一本化問題についても話し合われたが、総会後の会見で山根英明会長は「こっちに来たいのか、別の自民党なのか真意が分からない。自民党としては何も伝わっていない」と現時点では取り合わない姿勢。初田幹事長も「仮に会長あてに自民党に加入したいとの話があれば、会派の皆さんに諮って粛々と協議するだけ」と強調した。

 総会では、小玉正猛議員が議長選出馬に名乗りを挙げたが、山根会長は「自民党会派内で候補を出すかまだ決めていないので、今後それらを含めて協議する」とした。

 会派届の無効を受け、旧清風の鉄永幸紀議員は「十一人で一から話をしていかないといけない」と仕切り直しで協議する考えを示した。

6309とは:2007/05/03(木) 13:34:32
鳥取と埼玉の県議会は自民ががたがたしてるみたいですねぇ。参院選での良い影響に期待。
鳥取は清風連中選挙の時だけ自民の看板欲しがりやがって。参院選で水面下で川上の支援でもしてみろっての(怒

6310小説吉田学校読者:2007/05/03(木) 20:20:35
なんと青空議会。多数には奇策で応戦か。でも、もうだめだろ。

市長不信任、日曜日に市民会館で審議 加西市・臨時議会
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200705020067.html

 市職員採用試験への「介入」をめぐり不信任決議を受け、逆に市議会を解散した兵庫県加西市の中川暢三(ちょうぞう)市長(51)は2日、4月の市議選で当選した議員から招集を求められた臨時議会について、5月13日の日曜に、議場ではなく市民会館のホール(千人収容)で開くことを決めた。臨時議会では再び不信任案が提案、可決され、市長の失職は確実な情勢。市によると、市長は「より多くの市民に審議を傍聴してほしい」として、日程と会場を選んだという。
 4月22日に投開票された市議選(定数18)では、市長の不信任に賛成した前職12人が当選。初当選した新顔を含む16人が連名で、市長不信任を審議する臨時議会の招集を市長に請求していた。
 中川市長は失職を覚悟し、2度目の不信任決議から50日以内に実施される出直し市長選への出馬をすでに表明。議員側も対立候補を擁立する動きをみせている。
 臨時議会の招集を求めた1人で前議長の後藤千明議員は「日曜開催には驚いた。市長は市民に見てもらいたいのだろうが、逆に市長がどんなことをしてきたか市民に理解してもらういい機会だ」と話している。

6311やおよろず:2007/05/03(木) 20:55:22
横山ノック氏が死去/前大阪府知事のタレント

http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20070503000318

 タレントで前大阪府知事の横山ノック(本名山田勇)氏が3日午前7時15分、咽頭がんのため兵庫県西宮市の病院で死去した。75歳。神戸市出身。自宅は兵庫県芦屋市山手町11ノ41−605。親族だけで密葬を執り行う。後日、お別れの会を開く。喪主は長男一貴氏。

 1999年の知事選中の強制わいせつ事件で在宅起訴され、有罪が確定。その後表立った活動は控えていた。関係者によると、昨年入院し、治療を続けていた。

 46年に神戸市内の高等小学校を卒業。米軍キャンプの通訳などを経て芸能界入りし、上岡龍太郎さんらと漫才の「漫画トリオ」を結成してリーダーに。「パンパカパーン、今週のハイライト」で知られる時事コントで人気を集めた。

 68年、参院全国区(当時)で初当選し政界入り。芸能活動を続けながら議員を務めた。通算4期目の途中の95年4月に無所属で府知事選に出馬し初当選。タレントから東京都知事に当選した故青島幸男氏とともに“無党派知事”として脚光を浴びた。

6312やおよろず:2007/05/03(木) 21:05:39
◎和田内議長、下沢副議長を選出 県議会臨時会 自民と新進石川、議会内連携を解消

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070503101.htm

 石川県議会の臨時会(組織議会)は二日開かれ、第八十八代議長に和田内幸三氏(自民、五期)、百人目の副議長に下沢佳充氏(同、四期)をそれぞれ選出した。
 議長選挙では和田内氏が三十一票、宇野邦夫氏(新進石川)が十四票、尾西洋子氏(共産)が一票。副議長選挙では下沢氏が三十一票、宮下登詩子氏(清風・連帯)が十三票、山根靖則(同)、尾西の両氏が各一票となった。

 自民と新進石川の議会内連携が解消され、正副議長選挙では自公グループと新進石川・清風グループに割れた形となり、議会内での対決構図が鮮明となった。

 提出議案の説明で、谷本正憲知事は能登半島地震の対応として「被災地の本格的な復旧、復興に向け、わたしが先頭に立って、全庁総力を挙げて取り組む覚悟だ」と強い決意を示した。北陸電力志賀原発1号機の臨界事故についても触れ、「北陸電力には県民の信頼回復に向け、徹底的な原因究明と抜本的な再発防止対策に全社を挙げた取り組みを強く求めていく」と述べた。

 谷本知事は能登半島地震の緊急対応として計四十四億六千九百万円余の補正予算を専決処分したことを報告し、全会一致で承認。能登半島地震の災害復興支援を求める意見書を全会一致で可決した。

 谷本知事提出の県監査委員(議会選出)には、吉崎吉規(自民・四期)、米澤賢司(新進石川・三期)の両氏の選任が同意された。

6313やおよろず:2007/05/03(木) 21:54:35
県会議長候補に石川氏 自民新政会決定 「副」は中川氏

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=688

 県会最大会派の自民党新政会(関孝治会長、28人)は2日、総会を開き、議長候補に石川与三吉氏(76)=敦賀市区、4期=、副議長候補に中川平一氏(58)=小浜市・遠敷郡区、3期=を選出した。両氏とも、9日に開かれる改選後初の臨時議会で正副議長に選出される見通し。

 県会は近年、正副議長とも1年交代が慣例。改選は3月議会で行われていたが、議長人事のみ2004年の自民系会派の分裂などを受け半年遅れの9月となっていた。昨年9月に就任した屋敷勇議長は約7カ月で辞職することになる。

 この日の総会では、当選回数別に分かれて話し合いの場を持った後、立候補者を募った。

 この結果、正副議長ともそれぞれ1人が名乗りを上げ、全会一致で了承された。

 関会長は「執行部案をたたき台にするのではなく、意欲のある人に手を挙げてもらった。話し合いで円満に決まった」と話した。

6314とはずがたり:2007/05/03(木) 22:18:46
>>6312
石川と青森では自民が連戦連勝。
勢いに乗った自民が圧迫してきましたねぇ。。

6315とはずがたり:2007/05/03(木) 23:46:13
>>6301 >>6305
さぁ,この夏は非主流派主導の保守系無所属候補を参議院へw

2007年5月3日(木)
調整依然進まず 幹部不在、参院選に懸念
自民県議団会派で2案
http://www.saitama-np.co.jp/news05/03/04p.html

 改選後の県議会会派構成で自民党が二つの案を提出している問題は、両案提案者の協議の機会がなく、県連も大野松茂会長ら幹部不在のため調整に乗り出せないでいる。議会全体に与える混乱、参院選への悪影響など党内外から自民県議への批判が強まっている。

 現職十九人が落選した県議選を踏まえ、会派に無所属の新人、元職を加える手続き論をめぐり、主流派が「五十三人」案、反主流が「四十人」案を提出、現職同士の内部対立により、会派届け出締め切り日だった一日、会派構成が決められなかった。

 二日も平行線のまま。県連の大野松茂会長、深井明幹事長はいずれも海外に出掛け、山口泰明会長代理も地方出張と幹部は不在。県連も調整に乗り出せないでいる。

 自民県議OBの一人は「意見の相違で対立したときは、互いに落としどころを探り、最後にまとまるのが自民党の良さ」と話す一方、今回のケースを「届け出日までに党内調整がつかないなんて信じられない。他会派に示しがつかないし、今後の議会運営に禍根を残す」と危惧(きぐ)した。

 別の関係者は「今後、一緒の会派になっても(両者の)溝は埋まらないだろう。参院選に向けた挙党一致態勢は難しいのでは。有権者からもそっぽを向かれる」と、参院選への影響を心配した。

 議会事務局は四月の会派代表者会議の決定した、八日に代表者会議、十五日に初顔合わせ、二十二日に正副議長を決める臨時県会―という日程をにらみ、八日以降に会派控室や議場の準備などを予定している。しかし、最大会派の自民党が決まらないと「何も手を付けられない状況」(事務局)で、困惑の色を隠せないでいる。

6316とはずがたり:2007/05/03(木) 23:49:04
>>6308

旧清風の議員ら会派届提出 自民は突き返す
http://www.nnn.co.jp/news/070503/20070503005.html

 鳥取県議会の自民党公認県議の会派一本化問題で、会派統一を呼び掛けている同党県議有志のメンバーが二日、県議会自民党の山根英明会長に会派届を提出した。県議会自民党側は「われわれの会派に入りたいのか、別に自民党会派をつくりたいのか真意が不明」として突き返した。

 旧清風の議員ら十一人は一日、「県議会自民党」で会派届を提出したが、提出期限を過ぎていることなどから無効となり、無所属扱いになった。同日夕に県議有志が十一人の署名、押印を集め、二日に伊藤美都夫(改選前に県議会自民党所属)と横山隆義(旧清風)、内田博長(同)の三議員が山根会長に会派届を提出した。

 山根会長は会派届を受理しなかった理由を「新たに統一会派をつくることと、自民党会派に入れてくれというのは話の筋が違う」と述べ、会派統一の基本認識に県議会自民党と旧清風側とでズレがあることを指摘した。

 有志メンバーの横山議員は会派届について「今の県議会自民党に加入する意思を確認し、一本化に協力してほしいとの考えで出した」と語った。

 県議会自民党は、七日の会派総会に今回の件を諮ることにした。

6317とはずがたり:2007/05/04(金) 00:34:05

県政や国政と連動した動きなのかどうか?

松本市議会で会派再編の動き本格化 正副議長狙い駆け引き
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070503/CK2007050302013305.html
2007年5月3日

 松本市議会は二日、改選後初の議員協議会(全員協議会)を開き、会派届の提出期限を七日と決めた。会派構成をめぐっては改選前の保守系会派間を中心に再編の動きが広がっており、八日に内定させる正副議長ポストもからんだ駆け引きが期限直前まで続きそうだ。

 改選前の会派数は七。五人が引退した最大会派「新風21」は、もともと自民系と民主・連合系などの議員が混在する性質上、「存廃も含め白紙の状態で議論する」(所属議員の一人)。

 このほか保守系勢力の合流を呼び掛ける動きもある。

 一方、新人一人を加えた公明党が四人で会派届けを済ませ、二期目の吉江健太朗氏といずれも新人の守屋義雄、山崎たつえ両氏が三人で新会派「無所属ネット」の結成を届けた。

 共産党は市議選で推薦した新人一人に合流を呼び掛け、六人で会派を届け出る見通しだ。

 議員協で菅谷昭市長は「市民の代表として活躍してもらい、卓越した手腕に期待する」とあいさつした。

 (赤川肇)

6318やおよろず:2007/05/04(金) 01:35:07
>>6314

 これで、新進石川は、心置きなく民主党を支援出来るのではないでしょうか?。

6319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 20:31:23
>>6318
上り調子のときに慢心して余計なことをしてしまわないか。いろいろ政治・選挙を見聞するに、そのあたりで決まってしまうことがあります。注意しないといけない。
青森は民主党の自滅(大竹擁立過程の躓きでもう厳しくなっていたのにその後も独自候補に拘りすぎた)があり、自民党にとって落とし穴はなさそうに思えます。弘前市長選でちょっとヤラカシたものの、それ以外は地道に堅調。経済情勢はかなり悪いようですが(そのため、いい候補を知事で立てられれば意外に接戦というのはありえたと思え、それゆえに田名部も粘ったんだろうが、深追いしすぎた)。
一方で、石川はちょっと足元の用心して進まないと、ご指摘のように「窮鼠猫を噛む」になりかねないと思います。
戦略力が高い馳浩(勝手な評価)がいるから、基本的には大丈夫だとは思うが・・・。

で、一川のブログが活発化していますが決意があるのかどうなのか。

6320やおよろず:2007/05/04(金) 21:38:33
>>6319

 東奥日報では、青森民主が悪し様に書かれていますが、結局は「連合」問題だったのではないでしょうかね?
 経過を辿ると、候補者擁立に積極的な田名部周辺と消極的な連合とう感じがします。

 候補者としても、民主党の推薦を得たところで、連合が現職につくのなら、まず勝ち目はありませんから。
 県会議員選挙が知事選の直前にあって、県会議員側に連合の意向が色濃く反映された。
 それで、年末の候補者擁立を巡るゴタゴタが生じたということではないでしょうかね?
 実証的な証拠は何もないですが。
 形式的には民・民紛争でも、実質的には県民協会・連合の紛争だったという事では?

 断念によって、分裂のまま参院選に突入するよりは、遥かにマシかと思います。
 しかしながら、田名部系は八戸市長を失い、知事も不戦敗では、旧来の業界団体は離れていくことを覚悟しなければなりませんね。

6321とはずがたり:2007/05/04(金) 22:19:48
>>6318
新進石川が容易く切り崩されてしまいそうです。。。


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