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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

5800とはずがたり:2007/04/13(金) 13:52:16
>>5794
>他党の党籍のない人」を新会派入りの条件にする
一人に激減した社民は排除ですか。。
>原発や憲法など各党でスタンスの異なる問題への対応は「民主党の考えを基軸にする」という。
社民の力が根強かった新潟も今後は民主が正面から押し切る形になりましょうか。

民主にいがた…8人
無所属の会…3人
社民…1人
無所属…8人→数人が自民入りの意向
──────
 合計20人

全員結集できれば非自公共で20議席と自民に拮抗するとはいわぬがそれなりの数だ。無所属八人の内何人野党陣営に取り込めるかですなぁ。
結果を見ても推薦が書いてないので判らないが誰が自民単独無所属だれが民主社民推薦候補なんでしょうか・・。

民主、社民の統一会派難航か
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=231984

 民主党が議席を増やし、社民党が大敗した県議選が終わり、連合新潟が選挙前から求めてきた民主、社民と、連合が推薦した無所属議員による統一会派構想が、水面下で議論され始めた。ただ民主と社民の候補がぶつかる参院選を控えていることもあり、両党には慎重、反対の意見が根強く、実現へのハードルは高く、難航しそうだ。

 改選前は民主党系会派、社民党系会派とも6人だったが、県議選で民主が公認8議席を獲得したのに対し、社民は公認1議席だけ。民主、社民両党の推薦を受けた無所属当選者は2人。今回の結果から、社民は議会運営委員会メンバーの選出基準(会派5人以上)などを満たせず、このままでは発言力の低下は必至だ。

 これに対し、自民は公認・推薦で安定多数の31議席を確保。さらに保守系無所属議員を加えれば最大で35議席程度になる見通し。

 過半数を大きく超える自民会派に対抗するため、連合新潟は今県議選で、「当選後は統一会派結成に努力すること」を条件に支持・推薦候補を決めた経緯がある。江花和郎会長は「自民と非自民勢力が拮抗(きっこう)することが県議会の改革、活性化につながる」としている。

 民主も勢力拡大自体には前向きだ。まず公認8人で新会派を結成し、無所属議員の加入も促して「できれば10人以上にしたい」(再選した県議)と意気込む。

 しかし、社民とは県議選での共闘がうまく機能せず、参院選でも社民が候補を擁立したことにより亀裂は深まっている。原発や憲法など主張の異なる問題もあるため、「社民に対し、すぐ一緒になろうと声を掛ける県議はほとんどいない」(民主県連幹部)というのが現状だ。

 一方の社民も「固有の政策もあり、1人になっても会派を継続したい。民主と統一会派を組んでも、社民の発言が会派内で切り捨てられる危機感もある」(県連幹部)と慎重な構えを見せる。

 社民唯一の公認当選者となった小山芳元県議は「まだ決まっていない」と語る。両党推薦の無所属当選者2人も、どの会派に入るかは「検討中」とする。

 連合の江花会長は「民主も社民も格差社会を是正しようという共通目的がある。会派の縛りを柔軟にすれば、統一会派を組んでもぎくしゃくしないはずだ」とみるが、両党の溝を埋めるにはかなり時間がかかりそうだ。


新潟日報2007年4月12日

5801名無しさん:2007/04/13(金) 13:54:29
民主と社民は参院選で3名公認の血戦が待ってる 県議会の数合わせどころではないだろう

5802とはずがたり:2007/04/13(金) 14:17:56
前回はこのスレの初めの方であかかもめさん(当時おりーぶさん)の協力を得て貼り付けた結果である(あんときはお世話になりましたm(_ _)m>あかかもめ様)が今回はテキスト形式にして取り敢えずホムペの方に保存しときます。
適宜補遺して将来はhtml化が課題だが何時になるやら・・。

2007年 統一地方選議会選挙結果保存 道府県議会篇

東北北海道 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007tohoku-hokkaido.txt
関東 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kantoh.txt
中部 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007chubu.txt
近畿 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kinki.txt
中国・四国 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007chugoku-shikoku.txt
九州 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kyushu.txt

5803とはずがたり:2007/04/13(金) 14:57:39
>>5802-5803

2007年 統一地方選議会選挙結果保存 政令指定都市篇

東日本(浜松以東) http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-e.txt
西日本(名古屋以西) http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-w.txt

5804とはずがたり:2007/04/13(金) 15:36:05
>>5788
>特に、衆院長崎3区の自民、民主の現職代議士による「代理戦争」とされた壱岐、対馬、五島、南松浦の離
島四市町は、自民公認候補がすべて落選。

対馬・壱岐の山田氏の推した候補は誰だ??

対馬市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,268(44.7%)永留 邦次61無所属新1(元)対馬市議
□10,036(43.7%)坂本 智徳53自民現 党県広報委員長
2,654(11.6%)船越 洋一61無所属新 市商工会理事
壱岐市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,234(48.4%)山口 壮三66無所属現2市軟野連会長
□6,278(32.9%)山本 啓介31自民新 (元)衆院議員秘書
3,564(18.7%)坂本 和久42無所属新 市民団体代表
五島市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,363(57.2%)山田 博司36無所属=民主現2市民団体顧問
□11,481(42.8%)浦 藤彦60自民新 福祉法人理事長
南松浦郡 定数1−候補5 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 4,340(26.0%)馬込 彰54無所属=自民現4福祉施設役員
□4,173(25.0%)浜田 新一54自民新 建設会社顧問
3,165(19.0%)本村 敦彦45無所属新 学習塾経営
2,994(18.0%)末竹 和行43無所属=民主新 漁業
1,999(12.0%)橋本 利行50無所属新 (元)町職員

>一方、民主は公認八人全員が当選したが、推薦六人のうち三人が落選した
県連のホムペには公認候補7人と推薦候補4人しか載っておらず公認は山田女史が増えたとして推薦はあと2名増えた筈だ。支援の楠氏が推薦に格上げしたのかも知れぬが。。

長崎市区公認高比良末男(たかひら すえお)現157才◎
  〃公認渡辺 敏勝(わたなべ としかつ)現158才◎
  〃公認陣内 八郎(じんない はちろう)新57才◎
  〃公認高比良 元(たかひら はじめ)新54才◎
佐世保市区公認久野 哲(ひさの さとし)新59才◎
  〃公認山田 朋子(やまだ ともこ)新35才◎
諫早市区公認山口 初實(やまぐち はつみ)新59才◎
西彼杵郡区公認橋本 希俊(はしもと きとし)現366才 ◎
大村市区推薦高見 健(たかみ たけし)現152才▲
五島市区推薦山田 博司(やまだ ひろし)現136才 ◎
東彼杵郡区推薦中村 與弘(なかむら ともひろ)新59才 ▲
南松浦郡区推薦末竹 和行(すえたけ かずゆき)新43才 ×
島原市区支援楠 大典(くすのき だいすけ)現159才 ◎

5805とはずがたり:2007/04/13(金) 15:53:28
>>5804
対馬の永留は民主党推薦候補であった。悉く谷川が負けとるね。
アンチ谷川のブログも発見→http://www.n-seikei.jp/cp-bin/blog/
やたらランキングのボタンを押せと書いてるが自民党支持者の様だから押してはいけないw

’07統一選・ながさき:県議選 選挙区の情勢/下 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070406-00000267-mailo-l42
4月6日16時1分配信 毎日新聞

 (立候補者は届け出順)
 ◆五島市区
 ◇衆院“代理戦争”の様相
 自民の谷川弥一衆院議員が浦氏、民主の山田正彦衆院議員が山田博司氏を支援して戦う。昨年2月の県議補選に続き、衆院長崎3区の“代理戦争”第2ラウンドの様相。ただ、両陣営の支援者の色分けは複雑で、選挙戦の主役だった土建業者も近年の公共事業の減少で動きは鈍い。終盤は次期衆院選をにらんで激しい攻防が展開されそうだ。
 新人で元市議会議長の浦氏は昨年12月、末永美喜氏の引退を受けて立候補を表明した。序盤は現職の山田氏を追う展開だったが、市議会の過半数の議員でつくる「五島をよくする会」を軸に支持を拡大。1日には久間防衛相や末永氏、中尾郁子市長らを動員し組織固めの集会を開いた。政権与党とのパイプを前面にアピールしている。
 山田氏は昨年の補選で、自民公認だった谷川議員の元秘書をかわして初当選。今回は民主公認ではなく推薦にとどめることで、離島に根強い保守層への食い込みを図る。36歳の若さをアピールし、女性票も取り込んでいる。山田議員や犬塚直史参院議員が応援に駆け付け、推薦した連合長崎も傘下の17労働組合の組織固めに力を入れる。【椿山公】
 ◇立候補者◇
 (定数1―2)
浦藤彦  60 自新
山田博司 36 無現(1)
 ◆北松浦郡区
 ◇自民公認と推薦の争い
 自民公認で7選を目指す松田氏と、自民推薦の無所属新人、西氏の一騎打ち。合併で選挙区は13町村から4町に縮小。定数も3から1に減る中、前回の無投票から一転、激戦を展開している。
 松田氏は2月に佐々町で大規模な決起大会を開き、現職としての実績をアピール。「4町の将来の方向性を確立する」と訴えている。
 西氏は佐々町議としての経験を訴えるとともに「北松浦の町民党」を掲げ、無党派層を含めて有権者への支持拡大を図っている。
 ◇立候補者◇
 (定数1―2)
松田正民 53 自現(6)
西日出海 52 無新
 ◆対馬市区
 ◇保守が分裂し、すき狙う民主系
 現職に新人2人が挑む。保守地盤の厚い島で、自民系が2人で割れる。元市議の永留氏は民主の推薦を受け、山田正彦衆院議員の後援会や労組が支援する。同じく元市議の船越氏は無所属だが、元自民党厳原支部長を務め、島内をくまなく回りミニ集会などで知名度アップを図る。坂本氏は自民公認の強みを発揮し、100を超える団体から推薦を受けて組織選挙を展開する。
 ◇立候補者◇
 (定数1―3)
永留邦次 61 無新
船越洋一 61 無新
坂本智徳 53 自現(2)
 ◆壱岐市区
 ◇三つどもえに自・民対決の影
 定数1に対し、現職1人と新人2人の三つどもえ。旧郷ノ浦町助役だった現職の山口氏は行政経験と4年間の実績を強調し、地縁や血縁、同窓会も活用。民主・山田正彦衆院議員も事実上の支援に回る。自民・谷川弥一衆院議員の元秘書で自民公認の山本氏は漁協などの推薦を受け、ミニ集会で知名度アップに躍起。前回に続く挑戦の坂本氏は山本氏と同じ旧芦辺町出身。自身が代表の市民団体のメンバーらを中心に草の根活動を展開する。
 産業廃棄物最終処分場計画への反対運動に絡んで候補の中傷が飛び交い、影響が注目される。
 ◇立候補者◇
 (定数1―3)
山口壮三 66 無現(1)
山本啓介 31 自新
坂本和久 42 無新

4月6日朝刊
最終更新:4月6日16時1分

5806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 17:30:49
>>5800
妙高市は保守分裂に筒井がつけこんで、旧市の横尾助役に連合推薦がつき当選。それに際しては、自民会派入りしないことを確約してるみたいです。
五泉市東蒲原郡の宮崎氏は社民党県議でしたし、社民党公認で総選挙も出ましたが、今回無所属出馬(民主・社民推薦)。民主党の国会議員がどんどん応援に行っていました。近藤正道は黙認という形のようですが、今後会派がどうなるのか。

>>5805
山田正彦のサイトにも少々書いてあります。
いまだに佐世保で山田朋子が当選した力学がちょっとよくわからない私。
社民系の労組(森氏を支援)が完全に鞍替えし、さらに浮動票を攫ったから?

5807やおよろず:2007/04/13(金) 19:35:06
>>5801

 渡辺が社民党との協力を終わりにしたがってるみたいですね。

>>5802>>5803

 乙です。

>>5805

 日刊セイケイ

 自民支持かどうかは微妙ですが、「そうぞう」しじは間違いないかと思います。
 沖縄知事選では、下地待望論、その後は露骨に糸数支持でした。

>>5806

>>五泉市東蒲原郡の宮崎氏は社民党県議でしたし、社民党公認で総選挙も出ましたが、今回無所属出馬(民主・社民推薦)。

 社民党が独自に5議席集められる見込みのない以上、民主会派入りでしょうね。
 今回、無所属だったのは、田中支持者の票も当て込んでのことなのかもしれません。
 総選挙、田中自体は鈴木支持でも、後援会の一部は宮崎支持だったようです。

 前回総選挙 新潟3区
 http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n60/page113.html
 しかし、ずいぶんな言われようです。

5808名無しさん:2007/04/13(金) 23:45:06
’07統一選:県議選 自民、県議会の過半数確保 無所属など4人加え /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/archive/news/2007/04/12/20070412ddlk22010326000c.html
県議会:民主、会派統一は見送り 副議長人事で協力も /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/archive/news/2007/04/13/20070413ddlk22010211000c.html

静岡県議会議会勢力 定数74(4減)

                          改選前 新勢力 ※改選前欠員2
自由民主党                  40    40 自民公認35+薮田宏行、鈴木洋佑、豊岡武士、落合慎悟、竹内良訓
平成21                      16    19 民主公認8+民主推薦7+社民推薦2+連合静岡推薦2(佐野愛子、高田泰久)
民主党・無所属クラブ            2     4 民主公認3+民主推薦1(大石裕之)

※以下無会派扱い
KEN−MIN                     5     1 無所属1(松井三郎)
日本共産党静岡県県議団        3     1 共産公認1
無所属                        3     3 民主推薦2(中田次城、千石貞幸)、無所属1(大岡敏孝)

主な会派移動
天野進吾 無所属→自由民主党(復帰、自民公認)
鈴木洋佑 平成21→無所属→自由民主党(自民推薦)
池谷晴一 KEN−MIN →平成21(民主推薦)


静岡空港を巡り前任期中に分裂した県議会民主党ですが、今任期は「民主会派結成への準備会派」という別の意味を持ちました。
その暁には中田氏、千石氏は勿論のこと民主党吉川彰県議の地盤(スズキ、スズキ労組)を引き継いだ大岡氏の動向も注目されます。

5809やおよろず:2007/04/14(土) 07:23:12
民主、2会派に合流打診 対自民対抗軸模索 宮城県議会

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070414t13029.htm

 宮城県議会の会派構成をめぐり、民主党会派「民主フォーラム」は13日、新会派結成を視野に第2勢力を目指す方針を決め、無所属2会派に非公式に合流を打診した。2会派は、週明けにも何らかの対応を示すとみられる。最大会派は「自民党・県民会議」となるのが確実。自民党への対抗軸を模索する動きが一気に活発化してきた。

 民主フォーラムは改選前より2人増の9人。内海太会長は会派総会で「村井嘉浩県政に対し、是々非々の立場で政策を判断できる議員に結集を呼び掛ける」と強調した。

 仮に新会派となる場合、幅広い議員グループを目指す観点から、「会派名は『民主』の冠を外してもよい」と述べた。

 有力な連携先は無所属2会派。このうち「フロンティアみやぎ」は改選前の第2会派だが、4人が落選し5人になった。佐々木敏克会長は「少数でも活動を続けるべきか、幅広い考えを持つ議員で集まるべきか見極める」と話した。

 改選前の3人が議席を確保した「無所属の会」の菊地文博代表幹事も「話を聞いたばかりだ。会派内で十分協議したい」と語った。

 他会派は、自民党・県民会議が党公認30人と推薦2人に加え、無所属保守系議員2人にも会派入りを打診している。

 社民党は同日、会派維持の方針を確認。現職2人が落選し4人となったが、岩渕義教会長は「弱者や勤労者の立場を代弁する社民党が県議会に必要だ」と強調した。

 「公明・21世紀クラブ」は、現時点で公明党の3現職と1新人が入る。共産党は、現職と新人の2人で構成する。

5810名無しさん:2007/04/14(土) 09:13:47
公選法違反:三重県議選で当選した塩谷氏の運動員逮捕
 三重県警捜査2課は13日、同県議選の尾鷲市・北牟婁郡選挙区で当選した塩谷龍生氏(67)の運動員で同県紀北町紀伊長島区道瀬、飲食店経営、奥地敬子容疑者(68)を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、奥地容疑者は告示前の昨年12月上旬ごろ、同地区内の民宿で、知人9人に1人当たり6000円相当の酒食を振る舞い、塩谷氏に対する票の取りまとめを依頼した疑い。塩谷氏もその場に同席していたといい、事件への関与を調べる方針。

 塩谷氏は同選挙区(定数2)に自民党公認の新人で立候補し、トップで当選した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070414k0000m040168000c.html

5811とはずがたり:2007/04/14(土) 13:22:01

松本…下沢順一郎(当選)
塩尻…続木 幹夫(共産に惜敗)
飯田…小島 康晴(社民の推薦も得てトップ当選)
の3人かな

確認団体の届け出せず 民主推薦の3氏
2007年3月27日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/27_002854.php

 民主党県連は26日、同党の推薦を受けて県議選に立候補する無所属新人の3氏が、予定していた確認団体の届け出を取りやめたと明らかにした。一部陣営から「既にポスターやビラに『無所属』と印刷してあり、(確認団体名への)手直しが困難」「無所属で届け出た方が戦いやすい」といった意見が出たため、としている。

 3氏は松本市、塩尻市、飯田市の各選挙区から立候補を予定。県議選では所属候補者が3人以上いる政治団体が、告示日以降に確認団体として届け出ると、選挙期間中もビラ配布や街頭宣伝車の使用など一定の政治活動が行えるため、政治団体をつくった上で確認団体として届け出る準備をしていた。

5812とはずがたり:2007/04/14(土) 13:53:31

◎森田恒雄(県民協働・無所属ネット下,伊那郡)社民=連合
◎竹内久幸氏(県民協働・無所属ネット,長野市)社民=連合
◎宮沢宗弘(県民協働・無所属ネット・安曇野市)無所属=民主・社民・連合
◎永井一雄(トライアル信州・須坂市・上高井郡)無所属=社民
▲田口哲男(松本市)無所属=社民
◎小島康晴(飯田市)無所属=民主・社民・連合
▲小原勇(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)無所属=連合

社民党県連が旗開き 公認・推薦の6人発表
2007年1月21日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/21_002770.php

 社民党県連(山口わか子代表)は20日、長野市内で旗開きを行い、4月の県議選で公認、推薦する現職5人、新人1人を発表した。山口代表は7月の参院選も見据え「勤労者、庶民の代表として、政治の光を国民に当てていく」と強調した。

 公認、推薦はこの日の常任幹事会で決定。公認は、いずれも県会会派、県民協働・無所属ネットの森田恒雄氏(下伊那郡)と竹内久幸氏(長野市)。同会派の宮沢宗弘氏(安曇野市)、トライアル信州の永井一雄氏(須坂市・上高井郡)、田口哲男氏(松本市)と新人の小島康晴氏(飯田市)を推薦する。

 前回選で推薦を受けた小原勇氏(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)は、党派を超えて支持を得たいとして推薦を要請しなかった。

 旗開きには党員や党支持者ら約180人が出席。参院選や統一地方選の立候補予定者が「厳しい選挙になるが全力で戦う」などと決意を述べた。

5813とはずがたり:2007/04/14(土) 14:02:56
現新6人を第2次推薦 連合長野が方針
2007年1月11日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/11_002772.php

 連合長野(近藤光会長)は10日、長野市内で三役会議を開き、4月の県議選に立候補を表明している現職4人、新人2人を第2次推薦候補者とすることを決めた。24日の執行委員会で正式決定する。

 現職は宮沢宗弘(県民協働・無所属ネット、安曇野市)、小原勇(同、上伊那郡)、小松千万蔵(県民クラブ・公明、塩尻市)、小林利一(同、飯田市)の四氏。新人は野沢徹司(岡谷市・下諏訪町)、小島康晴(飯田市)の2氏。

 連合長野は昨年12月に第1次分として5人の推薦を決定。今後も追加推薦する方針で、近藤会長は「(20人を推薦・支持した)前回選並みに近づけたい」としている。

連合長野が現新8人の推薦を決定
2007年1月25日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/25_002771.php

 連合長野(近藤光会長)は24日、長野市内で執行委員会を開き、4月の県議選に立候補の意思を表明している現職6人、新人2人を第2次推薦候補者に決めた。

 10日の三役会議で推薦方針を確認した現職4人、新人2人に加え、同日以降に申請があった森田恒雄氏(県民協働・無所属ネット、下伊那郡)、寺島義幸氏(緑新会、佐久市)の現職2人の推薦を決定。推薦は計13人となった。

新たに現新3氏を推薦・支持方針 連合長野
2007年3月15日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/15_002818.php

 連合長野(近藤光会長)は14日、長野市内で三役会議を開き、4月8日投開票の県議選で、新たに現職1人、新人2人を推薦、支持する方針を決めた。執行委員会で正式決定する。

 新人で民主党公認の山本良一氏(中野市・下高井郡)を推薦、現職の塚田一氏(緑新会、千曲市・埴科郡)と新人で民主党推薦の続木幹夫氏(塩尻市)を支持する。正式に決まれば、連合長野の推薦、支持は計20人となる。

 この日はまた、4月22日投開票の諏訪市長選で、現職で3期目を目指す山田勝文氏を推薦する方針も決定。執行委で正式決定すると、同氏の推薦は3回連続となる。

連合長野 新たに6人の推薦を決定
2007年3月27日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/27_002853.php

 連合長野(近藤光会長)は26日の持ち回り執行委員会で、4月8日投開票の県議選で新たに現職2人、元職1人、新人3人を推薦、支持することを決めた。4月22日投開票の諏訪市長選で、現職で3期目を目指す山田勝文氏を推薦することも正式に決めた。

 県議選ではこの日、現職の木下茂人氏(緑のフォーラム、伊那市)、元職の佐々木祥二氏(駒ケ根市)、新人の小林東一郎氏(中野市・下高井郡)の支持を新たに決定。14日の3役会議で方針を決めていた現職1人、新人2人の推薦、支持も正式に決めた。

 県議選の推薦は17人、支持は6人。計23人は前回選の20人(推薦15人、支持5人)を上回った。23人の党派別の内訳は、民主党公認6人、社民党公認2人、無所属15人。連合長野は「民主党が公認、推薦候補を増やしたことが前回選を上回った要因」としている。

5814とはずがたり:2007/04/14(土) 14:03:27
>>5813-5814

長野県:連合長野推薦支持状況

某(5名)
◎宮沢 宗弘(県民協働・無所属ネット、安曇野市)無所属=民主・社民・連合,現職
▲小原 勇(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)無所属=連合・現職
◎小松 千万蔵(県民クラブ・公明、塩尻市)無所属=連合・現職
▲小林 利一(県民クラブ・公明、飯田市)民主=連合,現職
◎野沢 徹司(岡谷市・下諏訪町)民主=連合,新人
◎小島 康晴(飯田市)無所属=民主・社民・連合,新人
◎森田 恒雄氏(県民協働・無所属ネット、下伊那郡)社民=連合,現職
◎寺島 義幸氏(緑新会、佐久市)無所属=民主・連合,現職
某(4人程)
▲山本 良一(中野市・下高井郡)民主=連合,新人
▲塚田 一(緑新会、千曲市・埴科郡)無所属=[連合],現職
▲続木 幹夫(塩尻市)無所属=民主・[連合], 新人
◎木下 茂人(緑のフォーラム、伊那市)無所属=[連合],現職
◎佐々木 祥二(駒ケ根市)無所属=[連合],元職
◎小林 東一郎(中野市・下高井郡)無所属=[連合],新人
───────────────────
民主党公認6人(3人確認済み→公認全員推薦)、社民党公認2人(1人確認済み→公認全員推薦)、無所属15人(10人確認済)
推薦17人(9人確認済み) 支持6人(5人確認済み)

◎高島 陽子(長野市)民主=連合,新人
◎倉田 竜彦(県民クラブ・公明,長野市)民主=連合,現職
◎松山 孝志(茅野市など)民主=連合,新人
◎竹内 久幸(県民協働・無所属ネット,長野市)社民=連合,現職

残り未確認は無所属5人

5815いなばやま:2007/04/14(土) 14:05:15
ご冥福をお祈りします。柏倉氏は上山市選出。
繰り上げ当選したのは野党系です。

山形県議選、当選の自民新人が急死…無所属現が繰り上げへ
4月14日12時51分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000203-yom-soci

 8日に投開票が行われた統一地方選の山形県議選で初当選した柏倉昭一氏(62)(自民)が、14日早朝、入院先の山形市内の病院で急死した。

 家族によると、死因は心筋梗塞(こうそく)。公職選挙法の規定により、次点の無所属の現職候補が繰り上げ当選することになる。

 柏倉氏は14日未明に体調不良を訴え、入院していたという。

5816とはずがたり:2007/04/14(土) 14:07:42

主要政党の公認・推薦 自・民・公は増、共・社は減
2007年3月31日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/31_002876.php

 今回の県議選は、立候補者92人のうち41人が政党や県会会派名で届け出た。内訳は現職29人、元職1人、新人11人で、2003年の前回選に比べて1人少ないものの、全立候補者に占める割合は36・2%から44・6%に増えた。

 無所属で届け出たのは前回より23人少ない51人。現職と新人がそれぞれ24人で、元職が3人。政党や政治団体の公認、推薦、連合長野からの推薦や支持をまったく受けない無所属候補は現職5人、新人16人の計21人いる。

 自民、民主、公明、共産、社民の主要5政党の公認候補(計34人)が全立候補者に占める割合は37・0%で、全員が政党名で届け出た。公認が最も多いのは自民党で13人。同党は政信会で届け出た3人と無所属7人の計10人を推薦し、前回比で公認は1人減、推薦は7人増となった。民主党は公認6人、推薦8人で、前回の各1人から大幅に増やした。

 公明党の公認は前回と同じ2人だが、県議選では初めて同党以外の候補を推薦。公認候補がいる長野市、松本市以外の選挙区で、自民党8人、政信会2人、無所属9人を推薦した。共産党は前回より3人少ない11人を公認し、前回と同じ1人を推薦。社民党は公認2人、推薦4人で、前回よりそれぞれ1人少ない。

 このほか、田中前知事の後援会元副会長の平野稔氏が地域政党として設立した政治団体「新しい信濃の国」が2人を推薦している。連合長野は17人を推薦、6人を支持。前回より推薦は2人、支持が1人増えた。

主要五政党の公認・推薦状況

自民 公認13 推薦:政信会3・無所属7
民主 公認 6 推薦:無所属8
公明 公認 2 推薦:自民8,政信会2,無所属9
共産 公認11 推薦:あおぞら1
社民 公認 2 推薦:無所属4

会派や新人が「確認団体」届け出の動き
2007年3月22日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/22_002835.php
 30日告示の県議選(4月8日投開票)で、県会会派や新人の立候補予定者が新たに政治団体を設立、選挙期間中も1定の政治活動ができる「確認団体」として届け出る動きが出ている。確認団体は、団体名の政策ビラを配布したり、政治活動用の車を走らせることが可能。候補者名のアピールはできないが、立候補予定者らは「県議選で自分たちの主張を訴える機会を増やせる」としている。

 県会会派で、現職3人が立候補予定のあおぞらは20日、同名の政治団体を県選管に届け出た。告示日に確認団体の届け出を行う方針だ。

 民主党推薦の8人のうち、松本市(定数6)、塩尻市(同2)、飯田市(同3)の新人計3人も近く新たな政治団体を設立、選挙期間中に確認団体としての活動を行う方針。このほか、県会会派で現職4人が立候補予定のトライアル信州も同名の政治団体、確認団体の届け出を検討している。

 県議選の選挙運動期間中は政治活動のほとんどが禁止されるが、県選管に登録し、所属候補者を3人以上擁する政党や政治団体は、告示日に確認団体の申請をすれば、演説会の開催や街頭宣伝車の使用、ビラの配布(2種類)などが可能だ。

 県議選に向けては、公認13人の自民党、同6人の民主党、同11人の共産党が確認団体を届け出る予定。同2人の公明党と社民党は要件を満たさない。

 県会会派では政信会も現職4人のうち3人が会派名で届け出る意向だが、今のところ確認団体として活動する予定はないとする。このほか、田中前知事の後援会元副会長の平野稔・平安堂会長が設立した政治団体が新人1人を推薦しているが、現時点では確認団体の要件は満たさない。

5817とはずがたり:2007/04/14(土) 14:30:22

公明が自民系含む16人推薦 参院選にらみ初
2007年3月10日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/10_002811.php
 公明党県本部(佐野功武代表)は9日、4月の県議選立候補予定者のうち、自民党の公認、推薦を得ている計13人と、県会会派の県民クラブ・公明(9人)に所属、無所属で立候補を予定する3人の計16人を推薦すると発表した。公明党が県議選で同党以外の候補予定者を推薦するのは初めて。

 自民党県連(小坂憲次会長)から今年に入り、県議選での推薦を求める打診があり、県本部で検討。公明党が公認候補を擁立する長野市区(定数10)と松本市区(同6)の自民党公認、推薦者計7人については推薦を見送った。

 記者会見した佐野代表は、自民党系の立候補予定者の推薦について、今夏の参院選に向け「連携を強化する必要もある」と説明。県民クラブ・公明に所属する民主党公認の立候補予定者を推薦しない点については、「県政では協力関係にあるが、政党としての判断は別」とした。

 推薦の立候補予定者は次の通り(敬称略、カッコ内は選挙区)。

 ▽平野成基(上田市・小県郡)小松稔(岡谷市・諏訪郡下諏訪町)古田芙士(飯田市)小池清(同)村石正郎(須坂市・上高井郡)清水洋(上伊那郡)佐藤友昭(下伊那郡)服部宏昭(上水内郡)=以上自民党公認

 向山公人(伊那市)丸山栄一(中野市・下高井郡)木内均(佐久市・北佐久郡)望月雄内(安曇野市)垣内基良(上伊那郡)=以上自民党推薦

 高木蘭子(小諸市)柳田清二(佐久市・北佐久郡)村上淳(木曽郡)=以上県民クラブ・公明所属

自民推薦の2氏、公明が追加推薦
2007年3月16日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/16_002822.php

 公明党県本部(佐野功武代表)は15日、4月の県議選に立候補を表明している元職の金子ゆかり氏(48)=諏訪市=と、新人の今井敦氏(45)=茅野市・諏訪郡富士見町・原村=の2氏を推薦すると発表した。

 2氏はいずれも自民党の推薦を得ている。公明党県本部は、今夏の参院選を見据えた自民党との連携強化を目的に、県議選でも公明党が公認候補を擁立する長野市(定数10)と松本市(同6)を除く選挙区で、これまでに自民公認・推薦の計13人を推薦。ほかに無所属現職3人も推薦している。

 これで同党の公認は2人、推薦は18人になった。

自民推薦の1人、公明が追加推薦
2007年3月24日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/24_002842.php

 公明党県本部(佐野功武代表)は23日、4月の県議選で南佐久郡区(定数1)からの立候補を表明している現職高見沢敏光氏(64)を推薦すると発表した。同党の推薦は計19人、公認は2人となった。高見沢氏については自民党も16日に推薦を決めている。

5818とはずがたり:2007/04/14(土) 14:31:11
>>5817-5818
長野県:公明党推薦状況

=自民公認=
◎平野 成基(上田市・小県郡)現職
▲小松 稔(岡谷市・諏訪郡下諏訪町)現職
◎古田 芙士(飯田市)現職
◎小池 清(飯田市)現職
◎村石 正郎(須坂市・上高井郡)現職
▲清水 洋(上伊那郡)現職
◎佐藤 友昭(下伊那郡)現職
○服部 宏昭(上水内郡)現職

=無所属/政信会公認自民推薦=
◎向山 公人(伊那市)政信会=自民・公明 現職
◎丸山 栄一(中野市・下高井郡)無所属=自民・公明 現職
◎木内 均(佐久市・北佐久郡)無所属=自民・公明 現職
◎望月 雄内(安曇野市)政信会=自民・公明 現職
◎垣内 基良(上伊那郡)無所属=自民・公明 元職
◎金子 ゆかり氏(諏訪市)無所属=自民・公明・政信 元職
◎今井 敦氏(茅野市・諏訪郡富士見町・原村)無所属=自民・公明 新人
○高見沢 敏光(南佐久郡区)無所属=自民・公明 現職

=無所属県民クラブ・公明所属=
▲高木 蘭子(小諸市)現職
◎柳田 清二(佐久市・北佐久郡)現職
○村上 淳(木曽郡)現職

5819とはずがたり:2007/04/14(土) 14:36:05
民主党県連が新春交歓会 新たに推薦候補決定
2007年1月21日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/21_002769.php

 民主党県連(羽田孜代表)は20日、長野市で新春交歓会を開いた=写真。羽田代表は4月の県議選について「党公認・推薦の候補はローカルマニフェスト(地方版政権公約)を県民に訴えていく」とあらためて強調し、党勢力の拡大を呼び掛けた。ローカルマニフェストは「公認・推薦候補の意見を反映させ、2月下旬にはまとめる」(篠原孝副代表)としている。

 県議選で党県連はすでに現職、新人各2人の公認を決定。交歓会前の常任幹事会で新たに新人の下沢順一郎氏(松本市)と現職の宮沢宗弘氏(県民協働・無所属ネット、安曇野市)、丸山賢二氏(緑のフォーラム、大町市)の推薦を決めた。

 交歓会で北沢俊美幹事長は「2月中旬には候補者をそろえる。(大勢の当選を目指し)県会の3分の1近い勢力にしたい」との考えを示した。

5820とはずがたり:2007/04/14(土) 14:37:57

県議選一夜明け 会派再編など新県会へ始動
http://www.shinmai.co.jp/news/20070409/KT070409ASI000002000022.htm
4月9日(月)

 新県会の顔触れが決まった県議選から一夜明けた9日、当選者らは新県会に向けてさっそく始動した。焦点となっている会派再編に向け、現職は会合の日程を調整したり電話で新人らへの働き掛けを強める構え。一方、低投票率に終わった選挙結果を受け、有権者との距離を縮める決意を示す新人もいた。

 上田市・小県郡区(定数4)で4選した平野成基氏(57)=自民=は午前中、自民党県連と電話での打ち合わせに追われた。党県議団(改選時10人)幹事長として、会派拡大に責任を持つ立場。「党籍のある議員は1減だが、無所属の中にも加わってくれる可能性のある人は何人もいる」とし、「声掛けはきょうから始める」と話した。

 同選挙区トップで3選した高村京子氏(53)=共産=はこの日早朝、上田駅前で街頭演説。党県議団が1増の7人となった選挙結果を受け「『完全野党、県民与党』としてしっかり役目を果たす」と強調した。選挙区を松本市区(定数6)に変えて再選した北山早苗氏(51)=あおぞら=も「よそ者だからこそ、新しい風を吹き込むことができる」と口にした。

 新人もそれぞれ、県会や県政と向き合う決意を新たにした。

 2度目の挑戦で当選した松本市区(定数6)の下沢順一郎氏(47)=無所属=は、昼前に連合長野松本広域協議会を訪問。幹部に「厳しい局面もあったが、当選できた」と報告した。飯田市区(定数3)で初当選した小島康晴氏(51)=同=は事務所で記者会見し、公約に掲げた市民との県政意見交換会などを通じ「県政を市民に身近なものにする」とした。

 女性同士の激戦を制した小諸市区(定数1)の福島鶴子氏(67)=同=は、村井県政への姿勢について、「まずは知事の生の声を聞いてどう向き合うか考えたい」。中野市・下高井郡区(定数2)の丸山栄一氏(51)=同=は、事務所で「郡部を回り、選挙への関心の薄さを感じた」とし、「県議としてこまめに足を運びたい」と話した。

「自民党」届け出候補のみを公認 県連が方針
2007年1月28日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/28_002767.php

 自民党県連(小坂憲次会長)は27日、総務会・選対委員会・職域支部長合同会議を長野市内で開き、4月の県議選で届け出党派を「自民党」とする立候補予定者だけ公認する方針を決めた。

 小坂会長は「公認、推薦候補の全員当選をはかり、余勢を駆って7月の参院選も勝利したい」とあいさつ。引退1人を除く党所属の現職18人を全員公認する基本方針を確認した。その上で届け出党派を自民党とするよう求めた。

 2003年の前回選では、前年の出直し知事選で田中前知事が圧勝したことなどを受け、公認した党所属現職14人のうち自民党で届け出たのは6人にとどまった。8人が当時の所属会派名で届け出て、県連内から批判が出た。石田治一郎県連幹事長は会議後の記者会見で「今回はそういう行動がないようお願いした。立場があいまいでは支持は得られない」と述べた。

5821名無しさん:2007/04/14(土) 17:47:13
公明は国政選と違って地方選は勝てそうな候補だけ推薦

岩手みたいに知事選で自民との心中は考えていない

5822やおよろず:2007/04/14(土) 20:26:17
最後まで独自候補擁立を模索/民主

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070414135935.asp

 民主党県連の四国会議員は十三日、東京・永田町の参院議員会館内で会合を開き、五月十七日告示の知事選について、ぎりぎりまで独自候補擁立を模索していく方針をあらためて確認した。

 党県連は、大型連休前の今月下旬に常任幹事会を開き、県議など地元幹部の意見を聴いた上で、知事選への対応を最終判断する見通し。

 党県連では昨年来、現職・三村申吾知事への対抗馬擁立を目指してきたが、幹部が接触した複数の人物に出馬を固辞され、人選は難航。現時点でも具体的な候補者名は挙がっておらず、次回常任幹事会までの候補者決定は極めて困難な状況にある。

 十三日は、田名部匡省県連代表が、下田敦子参院議員、田名部匡代、横山北斗両衆院議員の副代表三人を参院議員会館の事務所に招集し、四十分間ほど話し合った。

 終了後の取材に対し、田名部代表は「選挙があれば常に戦わなければならない。最後まであきらめず候補擁立を模索していく」と、方針に変わりがないことを強調した。ただ、一部の県議が求めていた現職国会議員からの候補擁立には、あらためて否定的な見方を示した。

5823名無しさん:2007/04/14(土) 21:23:01
統一地方選:渋谷区長選 オタク評論家の宅八郎氏が出馬
 15日告示の東京都渋谷区長選に、「オタク評論家」で知られる宅八郎氏(44)が14日、立候補を表明した。政治団体「オンブズマン渋谷行革110番」の公認。宅氏は現区政を「大きな箱物を立て続けに建設している」と批判し、「渋谷をもう一度、萌(も)える街にしたい」と訴える。職員給与の見直しや区長退職金の廃止などを公約に掲げる。宅氏はテレビCM制作会社を経て90年、タレントに。音楽、著述活動など幅広く活躍している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070415k0000m010068000c.html

5824とはずがたり:2007/04/15(日) 00:15:18
>>4128
>かつてない厳しい選挙が予想され、当選者は55人前後ではないか
どんびしゃか。。

旭なんてド田舎なら兎も角袖ヶ浦みたいな大都市部(w)なんかで自民に入ったら次ぎ惨敗すんどぉ〜ヽ(`Д´)ノ

2007.04.14 upload
自民県議団55人で出発
無所属の5人入会へ
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07041415345001

 八日の県議選で当選した新議員九十五人の任期は三十日から始まるが、県議会最大会派の自民党県議団は、無所属当選者らを含め五十五人でスタートすることが十三日、分かった。

 県議選では同党の公認候補は五十人当選。また、推薦を得て当選した現職の遠藤澄夫氏(58)=香取郡=、新人の木下敬二氏(58)=南房総市・安房郡=も自動的に会派入りする。

 さらに、十三日には、新人の大松重和氏(48)=旭市=が入会を届け出たほか、江野沢吉克(57)=袖ケ浦市=、秋山光章(60)=館山市=の両氏も会派入りの意向を示しており、近く手続きを済ませる。

 これにより、同県議団は、県議会の八つの常任委員会すべてで過半数を占めることになり、全議案の成否を握る「安定多数」の五十五議席を引き続きクリアする。

 無所属当選者の中にはこのほかに、自民党員でもあり入会を希望するとみられる者がおり、今後県議団の数がさらに増える可能性もある。

旭市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当20,664(59.9%)大松 重和48無所属新1養豚業→自民入り
□13,819(40.1%)宮内 三朗69自民現 農業=京葉

袖ケ浦市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,078(51.9%)江野沢 吉克57無所属新1(元)袖ケ浦市議長→自民入り
□11,185(48.1%)笹生 定夫66自民現 県会議長=京葉


館山市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当13,617(59.6%)秋山 光章60無所属新1(元)館山市会議長→自民入り
□9,221(40.4%)鈴木 陽一56無所属新 社福法人理事長

5825とはずがたり:2007/04/15(日) 01:26:41

判りやすくも三教組と学会の支持を失った岡部と溝口が議席を失ったのだな。

激戦区ルポ(2) 「票読めない」 各陣営困惑
10市町村合併 琵琶湖より広く
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/toitsu07/toitsu_070402_1.htm

三重県議選 津市選挙区
溝口昭三57無元〈自〉
岡部栄樹63自現 
真弓俊郎59共元 
前野和美58自現 
杉本熊野53無新〈民〉
前田剛志47無現〈民〉
舟橋裕幸52無現〈民〉〈社〉
今井智広39公新 
青木謙順50自現 
届け出順、〈 〉囲み文字は推薦・支持政党

 「まだ9位。あと二つ押し上げてください」。1日夜、津市一志町の公民館で開いた個人演説会で、杉本は声を張り上げ、小柄な体を何度も折り曲げた。杉本は、三重県教職員組合(三教組)が県議選津市選挙区(定数7)で初めて擁立した独自候補。市町村合併による定数増で、滑り込みのチャンスを狙う1人だ。



 津市は昨年1月、10市町村が合併して誕生した。旧津市や旧一志郡など4選挙区が一つになり、定数は前回より3増えた。都市部と郡部が合わさり、琵琶湖より広くなった選挙区を、現職や元議員、新人の計9人が走り回るが、各陣営とも「票が読めない」と頭を抱えている。

 三教組はこれまで、他の選挙区では県議を輩出してきたが、定数4の旧津市では独自候補は困難と判断、他候補の支援に回ってきた。元小学校教諭の杉本は1月以降、100回以上のミニ集会を重ね、旧津市の住宅地を中心に支持を広げる。後援会事務局次長の細井篤志は、「組織票を持ち、他陣営からは警戒されるが、そんな甘い戦いじゃない」と焦る。

 一方、元衆院議員秘書の今井は、公明にとって津市選挙区では20年ぶりとなる公認候補。39歳の若さを武器に、支持固めに重点を置く。1日は花見会場やスーパー、団地など10か所以上で声をからし、夜には3回の個人演説会をこなした。

 昨年2月の津市議選で、同党公認候補が集めた票は約1万4000。この県議選の当選ラインには届かないが、党県本部事務長の山内隆嗣は、「合併後初の選挙は、県都で議席を取る最大のチャンス」と位置づけ、上積みを目指す。



 固い支持基盤を持つ2新人の登場に加え、旧安芸郡選出の現職が土壇場の3月初旬に出馬を断念し、混戦に拍車をかけた。この現職が前回獲得した約1万1600票が宙に浮き、当選ラインの見直しを余儀なくされた各陣営は焦りを募らせる。

 目立った組織票のない自民系4陣営の危機感は強い。旧津市の岡部は前回のような三教組の支援が期待できず、今回は初の自民公認での戦い。前回ともに無投票だった旧久居市の前野、旧一志郡の青木は、旧津市での浸透に懸命だ。昨年2月の市長選に出馬し、唯一、新しい津市での選挙を経験した溝口にも、前回のような公明の支援はない。

 労組票に支えられる旧津市の前田、舟橋はともに前回、1万6000票近く得ているが、「票がどう流れるのか、全く読めない」と不安を隠さず、上積みに必死だ。

 一方、党の議席回復を目指す真弓は無党派層を取り込もうと、街頭に立つ。陣営は、「有力2新人の出現で厳しい団子状態だが、石にかじりついても滑り込む」と意気込む。



 現職、元議員は、支持を呼びかける電話の台数を前回の倍に増やしたり、飛び込みで支持を訴えたりしているほか、草刈り場となった旧安芸郡などで、新たな支持層を獲得しようと知恵を絞る。1日にはそれぞれ、行楽地や街頭でマイクを握り、個人演説会を回ったが、ある現職は「新人のように小さなツテも頼って、飛び回っている。現職としての強みはなく、誰が脱落してもおかしくない」と、これまでとは勝手が違う選挙戦の厳しさをかみしめた。(敬称略、三戸慶太)

(2007年4月2日 読売新聞)

5826とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:06

始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/01.html

長崎市区(定数14)
合併町部に熱い視線

▽立候補予定者と結果
○佐藤 了  66 自現(3)
−西川 忠彦 68 自現(3)・前副議長
○野本 三雄 69 自現(3)
○中山 功  58 自現(2)
○高比良末男 58 民現(1)
○渡辺 敏勝 59 民現(1)
○江口 健  56 公現(1)
○小林 駿介 59 公現(1)
○押渕 礼子 68 無現(1)
○下条文摩左 57 自新県連違法献金事件で前回出馬を見送り
−吉原日出雄 48 自新党公認で初挑戦の筈が市議選へ回る
○陣内 八郎 57 民新県職労・市議
○高比良 元 54 民新元三和町長
○堀江ひとみ 47 共新
○金子三智郎 59 社新前田後継
○浅田真澄美 40 無新
×川口 龍彦 53 無新

 「不出馬を決めてから、同僚議員が何人も支援を頼みにやって来た」―。長崎市と合併した長崎半島旧五町の西彼杵郡第1選挙区の自民現職、江上忍(75)=一期=が明かす。現職らがこぞって江上の元を訪れるのは、これまで縁の薄かった野母崎や三和など周辺町に少しでも食い込みたいとの思惑がある。

 定数一四に対し十七人が立候補するとみられる長崎市選挙区。旧西彼七町との合併で選挙区が広がる中、新たに加わった有権者約三万五千の投票行動や、立候補予定者の約半数が主地盤とする市南部での戦いに注目が集まる。前回上位当選を果たした現職勢は、合併町部でも組織力を生かして票を上積みする可能性が高い。

 自民は、副議長の佐藤了が琴海など合併町部で支持拡大を図り、前副議長の西川忠彦は市東部、野本三雄は市北部で票固め。県連違法献金事件で前回出馬を見送った長崎市議五期の下条文摩左、同二期の吉原日出雄は党公認での初挑戦、後援会づくりに取り組む。中山功は市南部を拠点に三期目を目指す。

 民主は、三菱重工労組長船支部出身の渡辺敏勝、高比良末男が同労組、OBの力を結集し大量得票をもくろむ。今期で引退する萩原康雄(66)=三期=は、同じく県職員組合出身で長崎市議二期の陣内八郎と交代。同市議で元三和町長の高比良元は豊富な行政経験を訴え各地を回る。県連幹事長の川越孝洋(63)=四期=、松尾等(66)=三期=は勇退の公算が大きい。

 公明の小林駿介、江口健は創価学会の支援に加え、地域票の取り込みに全力。共産は中田晋介(68)=七期=が退く代わりに、長崎市議四期の堀江ひとみが出馬。社民の前田富雄(71)=五期=は自らも務めた県建設産業労働組合の現委員長、金子三智郎を後継指名した。

 無所属では、前回初挑戦ながら、約一万四千票を獲得しトップ当選を飾った内科医の押渕礼子が医師会、活水同窓会の後押しもあり盤石。浅田真澄美は二回目の戦いで若者、女性票の掘り起こしに懸命。元国会議員秘書の川口龍彦は県庁近くに後援会事務所を構え、知名度アップに躍起だ。

2006年11月29日長崎新聞掲載

5827とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:26
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/02.html

佐世保市区(定数8
上がるボーダーライン

▽立候補予定者
○宮内 雪夫 73 自現(9)
○田中 愛国 62 自現(3)
×外間 雅広 48 自現(1)無所属で当選した癖に自民に入りやがって落ちやがった
○溝口芙美雄 59 自現(1)
−森  信也 60 民現(5)社民離党民主入り出馬せず
○織田 長  57 公現(2)
○吉村 庄二 66 社現(2)
×井手 吉弘 53 自新
○久野 哲  59 民新
○末次 精一 43 無新元小沢一郎秘書。外間の教訓を生かして自民なんかはいるなや〜
○山田 朋子 民新
×石川 悟 共新
 二〇〇三年の前回、一万八千票以上を集め三期連続トップ当選を果たした自民の朝長則男(57)=四期=が来春の佐世保市長選に転じるため、朝長票は自民勢を中心に分散するとみられる。立候補予定の一人は「朝長陣営の会合には積極的に顔を出している。自分の票固めが先決だが、その後は朝長氏の地盤を回りたい」と、市長選への選挙協力による票の上積みを期待する。

 定数八に対し、これまでに、前回の立候補者数と同じ十人が名乗りを上げた。いずれも旧市内を地盤とし、候補予定者が空白となっている合併地域の取り込みを狙った戦いが水面下で繰り広げられている。大量得票を誇った朝長が抜けることや合併に伴う有権者の増加で、「前回より当選のボーダーラインは上がる」との見方が強い。

 自民は五人を公認。県議会議長などを務めた宮内雪夫は長年培った後援会組織と知名度を武器に、現職最多の十回目の当選に挑む。田中愛国は、四期務めた市議時代からの後援会や支援企業グループを足掛かりに支持層拡大に懸命。前回、無所属だった外間雅広は党公認を得て、ミニ集会を精力的に開いている。漁協組合長の溝口芙美雄は水産関係者が多い旧北松小佐々、宇久両町の票の取り込みをうかがう。市議三期目の井手吉弘はこれまでの地域票に加え、地銀勤務時代の人脈などをつてに初陣に臨む。

 地方議会での党勢拡大を目指す民主は二人を立てる。社民を離党した森信也は連合長崎の推薦を弾みに票固めを急ぐ。新人の久野哲は佐世保重工労組の前委員長。労組員が目減りする中、一般有権者へどこまで浸透できるかが鍵。

 手堅い組織票で三期目に挑戦する公明県本部代表の織田長は、連立与党を組む自民の支持層からの得票にも期待。社民の吉村庄二は、支援労組を足掛かりに合併地域に攻める。民主・小沢一郎代表の私設秘書などを務めた無所属新人の末次精一は、草の根運動で支援の輪を広げ、次点に泣いた前回の雪辱を誓う。

 このほか、共産が一人の擁立を模索している。(佐世保)

2006年11月30日長崎新聞掲載

5828とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:46

始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/03.html
諫早市区(定数4)
選挙区広がり戦い激化

▽立候補予定者
八江 利春 66 自現(5)
北浦 定昭 61 自現(1)
大久保潔重 40 民現(2)→補選当選・民主公認で参院選出馬のため出馬せず。
田中 克史 56 無現(1)
中村 和弥 46 無新

 昨年三月の新市発足以降、補選が二度行われた。いずれも合併特例法の適用に伴い、旧選挙区単位で実施されたため、全市一区での選挙は来春の統一地方選が初めてとなる。

 具体的には旧北高来郡区と旧諫早市区の“線引き”が外れ、全有権者数(約十一万四千人)の一割を占める多良見町が新たに選挙区に加わる。有権者の選択肢が広がる一方、候補者はなじみが薄い地域の攻略が一つの鍵となる。

 今のところ、現職四人と新人一人が立候補の意思を固めているが、ほかに数人の名前が取りざたされており、予定者の顔ぶれは確定していない。少数激戦か、それとも複数が乱立する混戦か−。いずれにしても選挙区が大きく広がったことで、ベテラン、新人ともに厳しい集票合戦を強いられそうだ。

 自民現職の八江利春は、昨年四月の市長選に敗れた後の県議補選(旧諫早市区)で復帰。豊富な政治経験と知名度を生かし、六回目の当選を目指す。昨年五月の補選(旧諫早市区)で初当選を果たした自民現職の北浦定昭は本選は初めてとなるが、旧諫早市議時代の人脈や現職の強みを生かし、精力的に支持拡大を狙っている。

 民主現職の大久保潔重は昨年九月の衆院選長崎2区で現職に敗れ、今年二月の補選(旧諫早市区)で復帰した。草の根の後援会組織や民主支持層を軸に、幅広い浸透を目指す。

 合併直前の旧森山町長を務め、昨年五月の補選(旧北高来郡区)で当選した田中克史は、二期目に虎視眈々(たんたん)。市内をこまめに回り、支持者の獲得に力を入れている。

 旧小長井町議で新人の中村和弥は二度目の挑戦となる。昨年五月の補選(旧諫早市区)では旧諫早市区から立候補し、現職の八江と北浦に敗れた。今回は自民推薦で初当選を目指す。共産も議席獲得を目指して公認候補を擁立する構え。現在、人選を進めており、近く候補者を発表する。

 このほか、昨年四月の市長選で敗れた自民元職の出馬がささやかれているが、現段階での態度表明はない(→出馬せず)。昨年五月の補選(旧北高来郡区)に出馬、落選した元小長井町長の名前も挙がっており、今後の動向が注目される(→出馬せず)。(諫早)

2006年12月1日長崎新聞掲載

5829とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:11
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/04.html
大村市区(定数3)
現職、元職が乱立の様相

▽立候補予定者
吉川 豊  71 自現(3)
高見 健  53 無現(1)→落選
山北 正久 57 無現(1)
小林 克敏 61 無元(3)
野口 健司 43 無元(2)
 「復活」と大きく赤字で書かれた看板が舞台に浮かぶ。十月下旬。大村市民会館。「女性の集い」と銘打った集会には千人以上の主婦らが訪れ、人波はやがてロビーにあふれ出した。

 主催は「小林かつとしを復活させる会」。無所属で元職の小林克敏は、県議会副議長だった一九九七年、公共工事をめぐる談合事件で逮捕され、県議を辞職。しかし、その後も系列市議を複数出すなど精力的に政治活動を展開し、十年ぶりの政界復帰を狙う。

 一年前から各地でミニ集会を重ねる小林。女性の集いには、伊藤長崎市長も弁士として応援に駆け付け、小林は「大村市には経験とパワーのある政治家が必要」と強烈にアピールした。

 現職三人に、一定知名度のある元職二人が割って入る構図が予想される大村市区。二〇〇二年、パーティー券販売をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われて県議を辞職した野口健司は、九月の市長選で敗退。背水の陣で臨んだ市長選の直後だけに、出馬をめぐって後援会内部に賛否両論が渦巻くが、「出馬の方向で動く」(支援者)との見方が支配的だ。

 これを迎え撃つ形となる現職三人。自民公認の吉川豊は十月から「県政報告会」を始め、後援会組織の引き締めに着手。出身地区の消防団など従来の支持母体に加え、前市長を支持した四年前の市長選とは一転、九月の市長選で応援に回った松本市長の支援にも期待を込める。

 「庶民派」を売り込む無所属の山北正久は、市北部の地盤を核に、現職の実績を強調。選挙協力関係にある松本市長や、交流のある谷川弥一衆院議員(長崎3区)の後方支援も視野に入れる一方、「市民が復活を果たして許すのか。大村市の“常識”が問われる選挙になる」と、暗に小林、野口をけん制する。

 かつて自民に所属した小林、野口を含め保守が割れれば割れるほど、優位に作用するとみられる(→保守の票の掘り起こしの前に落選。。)のが、民主、社民推薦で労組が支援する高見健。政治浄化と刷新の必要性を訴え、非自民票の結集を図る。山北同様、「大村市民の良識を信じる」と元職らの動きを意識しながらも、「うちは自分の選挙をやるだけ」と淡々と語る。(大村)

2006年12月2日長崎新聞掲載

5830とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:37
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/05.html

西彼杵郡区(定数2)
三つどもえで激戦必至

▽立候補予定者
三好 徳明 66 自現(4)
橋本 希俊 67 民現(3)
辻田 光昭 59 自新
 自民県連は十月末、時津町を地盤とする現職で県連幹事長の三好徳明と、長与町が地盤で前回の雪辱を期す新人の辻田光昭をそれぞれ公認した。選挙戦はこの自民勢二人と、民主県連副代表で現職の橋本希俊の三つどもえの構図となる見通し。

 西彼杵郡は、市町村合併に伴う西海市の誕生や長崎市の広域化などで前回の十五町から長与、時津の二町に減った。選挙区も南部五町の西彼杵郡1区(定数一)、北部十町の同2区(定数五)から、長与、時津両町をエリアとする定数二の一区だけとなった。

 辻田は、引退した池原泉元県議会議長の後継として立候補した前回、百十一票差で涙をのんだ。だが、地元の長与町では候補者中最多の六千票余を集めており、その後の政治活動でさらに支持を広げている。

 着々と準備を進める辻田。「厳しい選挙になるが、とにかく勝たなければ。必死でやるしかない」と語る。

 同じく長与町が地盤の橋本。出身母体の三菱重工労組長船支部を中心に態勢を固めつつある。しかし、陣営は「十町から二町になり、これまでの組織型だけでは勝てない」と分析、細やかな運動で有権者への浸透を図る。

 前回トップ当選の三好。地盤の時津町では、県連幹事長として県内をまとめる立場の本人に代わり、地元の自民系町議や後援会を中心に運動を展開。一九九四年の補選で初当選以来四期十三年の実績をアピールし、支持拡大に努める。

 前回、三人が両町で獲得した票数はいずれも七千票前半で、その差は百票あまり。激しい戦いが予想される。(西彼中央)

南島原市区(定数2)

▽立候補予定者
末吉 光徳 60 自現(5)
宮崎 和孝 53 自新
 現職で六期目を目指す有家町が地盤の自民公認、末吉光徳が抜群の知名度と安定感を誇る。新人で現在、自民に公認申請中の宮崎和孝は、旧南高南有馬町の元町議会議長。今年の夏から市全域をくまなく回り、草の根の支援獲得を目指す。

 現在、この二人以外に具体的な動きはないが、旧町の元町長やその関係者を中心に立候補が取りざたされている。

 県議三期目の途中で転身した松島市長の後援会も鍵を握る。対応は未定だが、後継擁立の可能性があり(→市長息を擁立トップ当選)、「選挙戦は必至」との見方が大勢だ。(南島原)

2006年12月3日長崎新聞掲載

5831とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:59
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/06.html
南松浦郡区(定数1)
現職新人5人乱戦か

▽立候補予定者
馬込 彰  54 自現(3)
浜田 新一 53 自新
末竹 和行 43 無新
橋本 利行 49 無新
本村 敦彦 45 無新
 前回、前々回と無投票だった南松浦郡区。市町村合併に伴う定数見直しで新上五島町(有権者約二万八百人)の一人区となり、一転、激しい選挙戦になりそう。今のところ現職と新人の五人が立候補を予定している。

 自民は、二人の出馬を事実上容認した「異例の事態」(同党関係者)。党上五島地区支部連絡協議会の公募(投票)で選ばれた新人で新上五島町議の浜田新一が公認となり、現職の馬込彰は推薦にとどまった。

 県議会運営委員長の馬込は、三期十二年の実績と経験をアピール。生まれ育った新魚目、上五島地区やカトリック信者票などを頼りに四期目を目指す。浜田は党各支部や有力建設会社の支援を足掛かりに、旧町ごとに後援会の組織づくりを進める。近く青方郷に事務所を構え、町内全域への支持拡大を図る。

 新上五島町議の末竹和行は無所属での挑戦。民主の推薦を取り付け、連合長崎も推している。既に浦桑郷に事務所を設置し、企業や団体、各家庭へのあいさつ回りを続けている。

 元町職員の橋本利行も既に青方郷に事務所を出し、無所属での立候補を準備。自治労県本部書記長を務めた経験があり、同本部に推薦願を提出中。ミニ集会で町内全域に浸透を図っている。

 新上五島町議で、金子知事の衆院議員時代の秘書だった本村敦彦も無所属で出馬する見通し。昨年四月の町議選でトップ当選した実績があり、出身の奈良尾地区を主地盤に「草の根」の戦いに挑む。

 今のところ立候補予定者がおらず、全有権者の約四分の一を占める有川地区の票の行方が注目点。(上五島)
対馬市区(定数1)

▽立候補予定者
坂本 智徳 52 自現(2)
 厳原町出身の自民現職、坂本智徳が三選を目指して立候補を予定。ほかに、同町内や上対馬町内で出馬を模索する動きもあったが、今のところ予定者はいない。

 前回、定数一減で一人区となり、旧上県郡出身の自民現職が引退。「坂本の無投票は許さない」と、投票日の一カ月前に無所属候補が出馬を決意した経緯がある。

 「対馬で無投票はありえない」と話す坂本。十月から各地でミニ集会を開いたり、地域の行事に足を運ぶなどして、着々と準備を進めている。(対馬)

2006年12月4日長崎新聞掲載

5832とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:19
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/07.html

島原市区(定数2)
かすむ争点 情勢混沌

▽立候補予定者
浜崎祐一郎 46 自現(3)
楠  大典 59 無現(1)
加藤 寛治 60 自元(6)
 島原半島は「平成の大合併」で三市に再編。旧南高有明町と合併した島原市の定数は、旧島原市区に比べ一増えた。

 前回は、自民党政治資金パーティー収入の不正処理事件で県議を失職した加藤寛治の妻と、島原市議を辞して立候補した楠大典の一騎打ちだった。

 今回は今のところ、政界復帰を目指す自民元職の加藤と、無所属現職の楠、旧南高来郡区で三回当選した自民現職の浜崎祐一郎の計三人が立候補する見通し。

 父親と同じく県議会議長まで上り詰めた加藤。同事件の影響で前回は「政治とカネ」が争点となり、妻を擁立した加藤陣営は逆風を受けて苦杯をなめた。昨年六月、島原雲仙農協組合長に就任。島原地域各界への強い政治的影響力を保持しており、後援会の組織力も健在だ。

 各地でのつじ説法を通じ「政治刷新」を訴え、前回、加藤陣営を突き崩した楠。「巨象をアリ一匹で倒した」と戦いを振り返るが、今回は争点が見えにくく情勢は混沌(こんとん)。県議会での自身の活動を記した報告書を街頭で配布するなど、小まめに動き回っている。

 三人の中で最も若い浜崎。大票田の旧島原市域でいかに食い込むかが鍵。三期の実績と現職の強みを武器に各地でミニ集会を開くなど、精力的に支持拡大を図っている。(島原)

松浦市区(定数1)

▽立候補予定者
永淵 勝幸 65 自現(2)
 二〇〇一年の県議補選で初当選、〇三年に無投票で再選した自民現職の永淵勝幸が党公認を受けて三期目を目指す。

 永淵は、合併で新たに加わった鷹島、福島両町へのてこ入れを年末から始める予定で、年明けにも立候補に向けた自らの考えを明らかにする見通し。

 前回無投票だっただけに、今回は水面下で出馬を探る動きもあり、流動的な要素を残している。(松浦)

平戸市区(定数1)

▽立候補予定者
黒田 成彦 46 自現(2)
 北松浦郡区から選挙区替えする自民公認の黒田成彦以外、表だった動きはないが、立候補を模索する水面下の動きが活発化してきた。

 現職で三期目を目指す黒田は、出身の生月町が合併で平戸市になったことを受け、八月に選挙区替えを表明。各地で県政報告会を開き、年明けには地盤のない旧平戸市に後援会組織を立ち上げる予定。(平戸)

2006年12月5日長崎新聞掲載

5833とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:39
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/08.html

壱岐市区(定数1)
前回同様三つどもえ

▽立候補予定者
山口 壮三 66 無現(1)
山本 啓介 31 自新
坂本 和久 42 無新
 二期目を目指す無所属現職の山口壮三に、自民新人の山本啓介、無所属新人の坂本和久が挑む。八年ぶりの選挙になった前回に続き、三つどもえの激戦になりそうだ。

 山口は旧郷ノ浦町役場に約四十年間勤務し、助役も務めた。「島民と県のパイプ役」を掲げ、県政報告紙の発行などを通じ、現職の実績をアピール。行政マン時代からの人脈も生かし、支持者確保に懸命だ。

 自民公認の山本は三十一歳。長崎3区選出の故虎島和夫、谷川弥一両衆院議員の秘書を務めた。国会事務所での経験を生かし、「離島振興の政策通」を自負。小学校区を単位に後援会づくりを進め、着実に浸透を図る。

 島おこしグループ代表の坂本は前回、告示約三カ月前に愛知から帰郷。山口に敗れたが六千百票余を獲得し、「手応えがあった」と振り返る。産廃問題の勉強会を開くなど、徹底した草の根活動で支持拡大を狙う。

 山口の主地盤は旧郷ノ浦町。山本、坂本はともに旧芦辺町出身。有権者に根強い“地元意識”が投票行動にどう影響するかも注目される。

西海市区(定数1)

▽立候補予定者
林田 悧  71 自現(2)×
瀬川 光之 44 無現(1)○
 昨年四月、西彼杵郡北部地域五町の合併で西海市が発足。北部十町による西彼杵郡2区(定数五)から分離し、来春の県議選から新たに定数一の選挙区となった。

 現在のところ、二期目の林田悧と一期目の瀬川光之の現職二人が立候補を予定。もう一人の現職、四辻弘雄(62)=二期目=は、健康面の不安を理由に出馬を見送る。

 自民の公認を受けた林田は、党支部や大瀬戸町議時代からの支持者の協力を受けて票固めを進め、商工関係など各種団体の推薦獲得に動き始めている。公明の支援にも期待をかける。

 無所属で立候補予定の瀬川は市内各地でミニ集会を重ねており、旧町ごとに後援会組織の整備を進める。農業者への浸透も図るほか、若さをアピールして支持を広げたい考え。

 四辻の出馬見送りを受け、後継者を擁立する動きもあったが、結局まとまらなかった。前回の選挙で、現在西海市となった旧五町で四辻が獲得した六千九百票余りがどう流れるか−。選挙の勝敗を左右する大きなポイントとなりそうだ。

2006年12月6日長崎新聞掲載

5834とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:57
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/09.html

北松浦郡区(定数1)
対決の構図は流動的

▽立候補予定者
松田 正民 53 自現(6)
川副 善敬 60 無新
北村 亮樹 35 無新
西 日出海 52 無新
 前回無投票だった北松浦郡区。かつての十三町村(定数三)から、市町村合併による定数見直しで、小値賀、江迎、鹿町、佐々(有権者計約二万二千九百人)の一人区になった。旧選挙区選出の大石保(73)=五期目=は引退、黒田成彦(46)=二期目=は平戸市区に選挙区を替え、現段階では現職一人に新人三人が挑む構図となっている。

 先行するのは自民公認で現職の松田正民。勇退する大石が全面支援する。十一月に佐々町文化会館であった「励ます会」は大石が司会を務め、同僚県議や国会議員、町長、町議会議長らも出席、存在感をアピールした。

 新人は佐々町議の川副善敬と北村亮樹、元同町議の西日出海。いずれも自民党員で、県連から「支部で一人に絞り込めれば推薦する」との方針が示されており、北村と西で調整中。川副は調整には加わらず、立候補の可否を慎重に見極めている。

 江迎町出身で佐々町にも強い松田に対し、新人三人の地盤はいずれも佐々町。陣営には分裂選挙による共倒れやしこりを心配する声もあり、対決の構図は流動的だ。(江迎)

東彼杵郡区(定数1)

▽立候補予定者
中島 廣義 60 自現(1)
中村 與弘 59 民新
 二期目を目指す波佐見町出身の自民現職、中島廣義が立候補を予定。元波佐見町議で九月の同町長選に立候補(落選)した中村與弘も民主に公認申請している。今のところ、二〇〇四年七月の補選と同じ両氏による一騎打ちとの見方が強いが、川棚町にも候補者擁立論がくすぶっており、流動的要素をはらむ。

 合併問題に揺れる中で実施された補選は、両氏とも三町合併実現を訴えた。だが、今回は合併協議破たん後の冷え切ったムードの中、戦略の練り直しを迫られそう。特に川棚町でどう浸透するかが勝敗の鍵を握るとみられる。

 中島は県政報告会をこまめに開き、保守層の地盤固めに全力。中村は従来の草の根の政治活動に政党色を強めて挑む。前回は中島が東彼杵、川棚両町で引き離し、約二千票差で勝利した。波佐見町では中村が上回った。

 川棚町内には「地元から県議を出すべきだ」との声が根強く、候補者として町議らの名前が挙がる。東彼杵町は統一地方選の町長、町議選に関心が移っており、現段階で立候補の動きはない。(東彼)

2006年12月7日長崎新聞掲載

5835とはずがたり:2007/04/15(日) 11:23:13
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/10.html

五島市区(定数1)
議長不出馬で情勢一変

▽立候補予定者
山田 博司 36 無現(1)
 市町村合併、定数見直し作業を経て一人区として初めて選挙を迎える。当初、二月の県議補選で初当選した民主党推薦の無所属、山田博司と、自民党公認の県議会議長、末永美喜(68)=四期目=の一騎打ちとみられたが、十一月中旬、末永が突如、健康上の理由で立候補見送りを表明。情勢は一変した。

 山田は、補選直後から来年四月の「本選」を見据え着実に動いてきた。街頭で政策を語る活動は百六十回を超え、市内全域であいさつ回りを展開したという。連合長崎の支援も受けている。十一月の後援会事務所開きでは、農漁業や観光について熱弁を振るい「今は補欠選手。正選手として活躍させてほしい」と訴え、駆け付けた民主党の山田正彦衆院議員(比例九州)らが激励した。

 一方、白紙の状態から候補擁立を模索することになった自民党福江支部などは、「不戦敗は断じて避ける」(中尾剛一支部長)と末永の後継探しに躍起。補選で山田にわずかの差で破れた党支部組織委員長(38)が有力視されたが、後援会などと調整が付かず断念した。

 党支部関係者に危機感が募る中、同党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)の意向を踏まえながら市議を中心に調整が進んでおり、近く、立候補予定者を固める見通し。態勢づくりと支持拡大の動向が注目される。(五島)

雲仙市区(定数2)

▽立候補予定者
○徳永 達也 47 自現(1)補選当選
○金澤秀三郎 46 自新
×大久保正美 59 無新
 旧南高北西部七町が合併した雲仙市区の定数は二。現職で自民公認の徳永達也と、新人で同党公認の製菓業経営、金澤秀三郎、新人で雲仙市議の大久保正美の三人が立候補の意思を示しており、三つどもえの激戦が予想される。

 徳永は二月の県議補選で初当選した。議員活動の傍ら、市内の各種行事に積極的に出席するなど、「県民の目線に立った政治」を掲げて支持拡大に努める。

 企業経営の経験を生かし、雇用創出や産業基盤の整備を訴える金澤。「全くの新人。まずは名前を覚えてもらいたい」と十二月五日に小浜地区の後援会を発足させ、政界への自らの思いを伝えている。

 雲仙市議の大久保は、同市発足前の旧南高吾妻町議を五期務めるなど議員活動歴が長く、即戦力をアピールする。「支援してくれる同僚議員も多い」と話し、準備を着々と進める。 (雲仙)

2006年12月8日長崎新聞掲載

5836とはずがたり:2007/04/15(日) 11:23:58
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/01.html

◎長崎市区(定数14)/競争率最低レベル

 「○○市議が県議選へのくら替えを検討している」「引退県議が後継を立てるらしい」−。長崎市区ではこんな話が浮上しては消え、現時点での立候補予定者は定数一四に対し十六人。旧西彼七町との合併で人口が増加し選挙区が拡大したにもかかわらず、過去最低レベルの“競争率”となりそうだ。

 政党別では自民と民主が各四人、公明が二人、共産と社民が各一人を公認。残る四人は無所属で挑む。十六人のうち新人は八人だが、政党公認の新人は半数が現職引退に伴う「後継」候補。また新人のうち四人は長崎市議からのくら替え組となっている。

 前回県議選で、長崎市区のボーダーラインは九千五百票。実績がある現職や労組など組織力で集票できる候補が比較的優位とみられ、合併した西彼七町や現職引退で「議員の空白地域」となった東長崎地区の票の動向などが注目される。少数激戦の様相だが、有権者からは「選択肢が少ない」との声も出ている。

▽長崎市区立候補予定者
佐藤  了66自現(3)
野本 三雄69自現(3)
中山  功58自現(2)
高比良末男58民現(1)
渡辺 敏勝59民現(1)
江口  健56公現(1)
小林 駿介59公現(1)
押渕 礼子68無現(1)
下條文摩左58自新
陣内 八郎57民新
高比良 元54民新
堀江ひとみ48共新
金子三智郎59社新
浅田眞澄美40無新
岩永 賢一49無新
川口 龍彦54無新

◎西彼杵郡区(定数2)/三好陣営に危機感

 「三好県議(自民県連幹事長)はここ四回トップ当選している。支援者には『三好は大丈夫』との安堵(あんど)感が見てとれる。そういう選挙は危険だ」−。

 一月下旬にあった三好(時津町)の選挙事務所開き。塩見治光後援会長が集まった支援者ら約九百人に訴えた。

 選挙区の変更で旧多良見町や旧琴海町といった票田を失った三好。選挙区が長与、時津両町だけとなり、三つどもえの激戦が予想される今回、塩見会長の言葉は陣営の危機感の表れだった。

 前回の雪辱を期す辻田は地盤の長与町を固めつつ、二月末には時津事務所を開設し支持拡大に懸命。橋本(長与町)は出身母体の労組を中心に態勢を整えている。(西彼中央)

▽西彼杵郡区立候補予定者
三好 徳明67自現(4)
橋本 希俊67民現(3)
辻田 光昭59自新 

◎西海市区(定数1)/一騎打ちの公算大

 林田と瀬川の現職二人以外に出馬の動きはなく、一騎打ちの可能性が高い。

 自民公認の林田は自民支持者をはじめ、連立与党を組む公明の協力にも期待。県商工政治連盟西海市支部のほか、医師や保育関係団体の推薦を受けた。

 瀬川は農業関係を中心に票固めを狙い、ミニ集会を開いている。出馬を見送った現職の四辻弘雄(62)の支援者にも働き掛け、票の獲得を目指している。

 前回の県議選で現在西海市になった旧五町で四辻が獲得した票は六千九百余り。票の流れが勝敗を左右しそうで、水面下の駆け引きが繰り広げられている。(西海)

▽西海市区立候補予定者
林田  悧72自現(2)
瀬川 光之45無現(1)

2007年3月1日長崎新聞掲載

5837とはずがたり:2007/04/15(日) 11:24:20
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/02.html

◎諫早市区(定数4)/新人3人含め6人

 現職、新人の各三人が立候補の構え。全市一区の初の選挙戦に向け慌ただしさを増している。

 八江は知名度の高さと後援会組織の結束力で六選を目指す。地盤の旧市農村部を拠点に保守層の取り込みに懸命。二年前の補選で議席を獲得した北浦は初の本選。旧市の市議会議長を務めた実績を生かし、街頭演説などで支持拡大を図る。

 旧森山町長を務めた田中も二期目を目指す。前回補選で獲得した旧北高票に加え、市中心部への浸透を狙う。参院選出馬を表明した現職の大久保潔重(40)の後継となる市議の山口。地盤の多良見町や労働団体の支援獲得に全力を注ぐ。

 旧小長井町議の中村は自民推薦を取り付け、二度目の挑戦。後援会事務所の立ち上げは早く「背水の陣」で挑む。身障者団体役員の森は県議選初挑戦。同団体関係者や旧市議時代の人脈を生かし、支持拡大を急いでいる。(諫早)

▽諫早市区立候補予定者
八江 利春67自現(5)
北浦 定昭61自現(1)
田中 克史56無現(1)
山口 初實59民新
中村 和弥46無新
森 多久男52無新

◎大村市区(定数3)/知名度ある元職も

 現職三人に、知名度のある無所属の元職二人が割って入り、激しい選挙戦が予想される。

 自民公認の吉川は、出身地区の消防団など従来の支持基盤に加え、昨年九月の市長選で初めて応援に回った松本市長の支援も得て、四期目を目指す。

 民主、社民推薦で労組が支援する高見は「政治刷新」を訴え、非自民の結集を図る。山北は、地盤の市北部を中心に市議時代から培ったカトリック票を取り込みつつ、現職の実績を強調する。

 県議会副議長時代、談合事件で辞職した小林は、一年以上前から市内各地でミニ集会を精力的に展開、十年ぶりの政界復帰に全力を注ぐ。パーティー券事件で県議を辞め、昨年の市長選で落選した野口は、医師会有志を軸に県議復帰を目指し、市長選で得た新たな支援者固めも進める。  衆院議員や松本市長、公明票の動向も今後注目される。(大村)

▽大村市区立候補予定者
吉川  豊72自現(3)
高見  健53無現(1)
山北 正久57無現(1)
小林 克敏62無元(3)
野口 健司43無元(2)

◎東彼杵郡区(定数1)/現職と新人対決か

 川棚町内にあった候補者擁立論は具体化せず、波佐見町出身で二期目を目指す自民現職の中島と、民主推薦で元波佐見町議の中村の一騎打ちの公算が大きい。

 二〇〇四年七月の補選と同じ顔触れ。前回は保守の地盤が固い三町の地の利を生かし、中島が二千票差で勝利した。

 中島は今回も保守層を取り込むべく県政報告会を重ね、東彼杵町では町議選候補予定者との連携も。中村は初めて政党色を強める戦いで、波佐見町の固定票に労組票などの上積みを狙う。(東彼)

▽東彼杵郡区立候補予定者
中島 廣義60自現(1)
中村 與弘59無新

2007年3月2日長崎新聞掲載

5838とはずがたり:2007/04/15(日) 11:24:48
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/03.html

◎島原市区(定数2)/現、元三つどもえ

 旧南高来郡区で三回当選、島原市区で初挑戦となる浜崎と、二期目を目指す楠、元県議会議長で政界復帰を目指す島原雲仙農協組合長の加藤。現職二人と元職一人の三つどもえの激戦となりそうだ。

 浜崎は二月十一日、自宅で後援会事務所開きをした。集まった支持者の中には島原市の若手商店主や雲仙市の市議らもいた。特定の団体の支援に頼らず、市民との対話を重視。知人、友人らを介した個人的なつながりで支持拡大を目指す。

 楠は一月十七日に市内で総決起集会を開催。前回同様、連合長崎、島原地区労などから推薦を得ている。街頭での「つじ説法」を通じ県政の出来事を報告し、政治刷新の継続を市民にアピール。草の根運動で浸透を図る。

 加藤は一月二十日に後援会事務所開きをした。島原半島の三市、建設業、農漁業、商工観光業、医師会など各界代表者ら約千人が集まった。組織力を背景に有明地区ではローラー作戦を展開するなど、後援会加入を急速に増やしている。(島原)

▽島原市区立候補予定者
浜崎祐一郎46自現(3)
楠  大典59無現(1)
加藤 寛治60自元(6)

◎南島原市区(定数2)/支持者重なり混戦

 現職一人、新人二人が出馬予定。支持者が複雑に重なり合い、混戦模様となっている。

 六期目を目指す現職の末吉は、実績と抜群の知名度から広がる楽観ムードに危機感を強め、新たな支持者の掘り起こしと後援会組織の引き締め徹底を図る。

 草の根の支持を広げる旧南有馬町の元町議長、宮崎は「企業誘致」を公約に掲げ支持拡大を目指す。最も早く事務所開きをするなど、前哨戦をリードしている。

 一月末に出馬表明した松島は、松島市長の長男。若さと海外留学経験をアピールするが、政治家としては未知数。市長後援会がどう動くかが鍵。(南島原)

▽南島原市区立候補予定者
末吉 光徳60自現(5)
宮崎 和孝54自新
松島  完27無新

◎雲仙市区(定数2)/各陣営動き活発化

 現職一、新人二の計三人が二議席を争う構図で、各陣営の動きが活発化している。

 昨年の補選で初当選した徳永は「県民と同じ目線で皆さんの声が届く県政」を強調。後援会青年部と壮年部が一体となり各種団体に支援を呼び掛け組織拡大を図る。

 新人の金澤は長年の会社経営の実績をアピールし、基幹産業の振興と健康福祉の充実を掲げる。市南西部を中心に組織固めを進め、本人も市内全域を地道に回っている。

 雲仙市発足前の旧吾妻町の町議を五期経験し、即戦力を訴える市議の大久保。「同僚議員も支援してくれる」と話し、市内各層への浸透に全力を挙げる。(雲仙)

▽雲仙市区立候補予定者
徳永 達也47自現(1)
金澤秀三郎46自新
大久保正美59無新

2007年3月3日長崎新聞掲載

5839とはずがたり:2007/04/15(日) 11:25:24
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/05.html

◎五島市区(定数1)/現職と新人が激突

 民主推薦で現職の山田と、自民公認で前市議会議長の浦の一騎打ちとなる見通し。山田は民主の山田正彦衆院議員(比例九州)の元秘書。浦は自民の谷川弥一衆院議員(長崎3区)と個人的つながりが深い。出身、地盤が同じ五島市で、ライバルの両衆院議員にとっても、昨年二月の県議補選に続き、再びメンツを懸けた戦いとなる。

 知名度で先行する山田は、連合長崎などの支援を受け、地道な活動で支持拡大を目指す。準備が出遅れた浦は、建設業協会などの推薦を受け、巻き返しに奔走中。(五島)

▽五島市区立候補予定者
山田 博司36無現(1)
浦  藤彦60自新

◎対馬市区(定数1)/三つどもえの争い

 現職一、新人二が出馬予定。三つどもえの構図で、激戦となりそうだ。

 一月まで自民現職で三期目を目指す坂本以外、立候補表明はなかった。だが二月、坂本を公認申請した自民対馬六支部連絡協議会長の船越が「冷え込んだ対馬を浮揚させてほしい」との住民の声を受け、会長を辞して出馬を決意。それまで民主の出馬要請を固辞していた市議の永留も一転、立候補を決めた。

 百以上の団体から推薦を受ける坂本、民主などの推薦を受ける永留、草の根運動を展開する船越が、激しい前哨戦を繰り広げている。(対馬)

▽対馬市区立候補予定者
坂本 智徳53自現(2)
永留 邦次61無新
船越 洋一61無新

◎壱岐市区(定数1)/各陣営動き本格化

 一議席をめぐり、現職一人と新人二人が争う三つどもえの構図。

 元郷ノ浦町助役の山口は、今回も無所属で二期目を目指す。行政経験とこの四年間の実績を強調し、支持者確保に全力を挙げる。

 谷川弥一衆院議員の秘書だった山本は自民公認。漁協や遺族会など団体の推薦を受ける一方、ミニ集会で浸透を図る。前回立候補した坂本は山本と同じ旧芦辺町出身。自身が代表を務める市民グループのメンバーらを足掛かりに、草の根活動を展開する。

▽壱岐市区立候補予定者
山口 壮三66無現(1)
山本 啓介31自新
坂本 和久42無新

◎南松浦郡区(定数1)/入り乱れ混戦模様

 今回から新上五島町の一人区となり、現職と新人の計五人が出馬を予定。複雑な構図で入り乱れ、各後援会の前哨戦が活発化している。

 自民は新人で元新上五島町議の浜田が公認となり、現職で県議会運営委員長の馬込が推薦にとどまった。五島漁協組合長会などが推薦する馬込は三期の実績をアピール。浜田は谷川弥一衆院議員や自民各支部、有力建設会社などが支援する。

 元新上五島町議の末竹は、民主の推薦を受け、山田正彦衆院議員らがサポート。無所属で県政に挑む。元自治労県本部書記長で、元町職員の橋本も無所属で立候補を予定。街頭演説などで知名度アップに躍起。元新上五島町議で金子知事の衆院議員時代の秘書でもある本村も、無所属での出馬を準備。「草の根」で支持拡大を図る。(上五島)

▽南松浦郡区立候補予定者
馬込  彰54無現(3)
浜田 新一54自新
末竹 和行43無新
橋本 利行50無新
本村 敦彦45無新

2007年3月5日長崎新聞掲載

5840とはずがたり:2007/04/15(日) 11:26:14
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/01.html

大村市区(定数3)
現職VS元職し烈な戦い

 ▽立候補者(届け出順)
 吉川  豊 72 自現(3)
 高見  健 53 無現(1)
 野口 健司 43 無元(2)
 山北 正久 57 無現(1)
 小林 克敏 62 無元(3)
 支持者の鉢巻き、襟元に張られたシール、選挙事務所のポスターに躍る「復活」の文字。「今こそ県政の場で、物が言える県議が必要だ」−。三十日の出陣式で小林が声を張り上げると、会場は独特の「復活」ムードに染まった。

 小林は、一九九七年の県議会副議長時代、公共工事をめぐる談合事件で逮捕され、県議を辞職。今回、十年ぶりに政界復帰を狙う。パーティー券事件で県議を辞め、昨年の市長選で落選した野口も割って入り、現職三人、元職二人がし烈な戦いを繰り広げている。

 「現職VS元職」。かつて自民に所属し、過去の県議選では上位当選の票をたたき出した元職二人だけに、現職の危機感は強い。

 吉川は政治経験と実績を強調し、山北は「庶民派」をアピール。高見は政治刷新を訴えつつ、いずれも「大村の“常識”が問われる選挙」「政治と金の関係を断ち切る」と対抗意識を隠さない。

 衆院議員(長崎3区)の谷川弥一と、大村市長の松本崇の二人が現職支援に総力を挙げ、その構図をさらに鮮明にしている。谷川は、自らの選挙で恩義がある吉川、山北を支援。昨年の市長選で現職三人の協力を得た松本は、吉川に軸足を置きつつ、告示日には駆け足でそれぞれの出陣式を回りエールを送った。

 「松本の息子は、吉川の後継と目されているし、(小林、野口と距離を置く)松本、谷川にとって、現職三人の再選がベスト」。市議の一人は両者の思惑をこう推測してみせる。

 これに対し、強烈に現職をけん制する小林、「反松本・谷川連合、反小林」のスタンスの野口。保守が分裂を重ねる中、「民主、社民推薦で、労組が支援する高見に優位」−との見方もあるが、構図はそう単純ではない。民主党衆院議員(比例九州)の山田正彦の支持者が小林、野口にも流れ、相関図は複雑にねじれている。

 現職、元職ともにこれまでつながりのある公明党は「異例」の自主投票を決定。「それぞれから熱烈に要請を受けたが、とてもじゃないが決められない」。公明幹部はさじを投げる。

 小林の出陣式で、思わぬ“サプライズ”もあった。「現職ばっかり応援してもらっても困りますなあ」。小林の大げさな紹介で、現職支援を公言する市長の松本が突如登場。戸惑いの表情で「勝利をもぎとってもらいたい」と演説し、かつての政敵が肩を並べた。

 目まぐるしく変わる大村の選挙構図。情勢は入り乱れ、混迷を深めている。(大村)
    ◇
 県議選がスタートした。市町村合併に伴う選挙区の見直しや定数削減などで情勢は混沌(こんとん)、各選挙区で勝敗が読めない接戦を演じている。国会議員の代理戦争、保守激突、離島での戦いなど、激戦区の現場からリポートする。(文中敬称略)

2007年4月1日長崎新聞掲載

5841とはずがたり:2007/04/15(日) 11:26:35
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/02.html

島原市区(定数2)
元議長の組織力健在

▽立候補者(届け出順)
楠  大典59 無現(1)
加藤 寛治60 自元(6)
浜崎祐一郎46 自現(3)
 「四年間、私の不徳でご迷惑を掛けた。支えていただいた恩に報いるためにも、島原地域の発展を目指し戦い抜く」

 元県議会議長の加藤。三十日の出陣式で、四年ぶりの政界復帰への決意を述べた。会場には約千二百人(陣営発表)の支持者が集まり、組織力の健在ぶりを示した。

 二〇〇三年の前回選挙直前、自民党政治資金パーティー収入をめぐる不正処理事件で、公民権停止三年と罰金の略式命令を受け失職。県議会議長も務めた父の代から四十年以上、県議の座を守り続けた後援会は、妻を後継擁立したが、市議から転身した楠に敗れた。

 「地方分権が進む中、社会基盤整備に全力で取り組む」と加藤。応援演説に立つ地元有力者は、県議六期の経験に基づく「県、国への太いパイプ」を強調する。選対幹部は「公民権停止が解けた昨年三月でみそぎは済んだ。島原にとって誰が一番必要か、ということだ」と自信をみせた。

 再起を期すベテラン元職に、現職二人の危機感は強い。

 楠は前回、「政治刷新」の追い風に乗り、初めて議席を得た。今回も「“政治とカネ”にまみれた事実に時効はない。歴史の歯車を逆転させてはならない」と加藤を痛烈に批判する。

 街頭での「つじ説法」を通じ県政の出来事を報告し、政治刷新の継続を市民にアピール。連合長崎、島原地区労などから推薦を得た。「しみん党VS自民党」を掲げ、政治の信頼回復を訴える。「島原に利権政治はいらない。良識が再び問われようとしている」と声を張り上げた。

 三人の中で最も若い浜崎。旧南高有明町を地盤に、旧南高来郡区で三回当選した。同町と旧島原市との合併に伴う選挙区割り変更で、島原市区では初挑戦となる。
 小学校から高校まで旧島原市で過ごした。特定の団体の支援に頼らず、市民との対話を重視。知人、友人らを介した個人的なつながりで支持拡大を図る。
 他陣営の固い地盤への食い込みは厳しいが、旧島原市の市街地活性化、旧有明町の農業振興などを掲げ、「県議三期の経験、実績を新しい島原市のために生かす」と意気込む。選対幹部は「しがらみがなく、住民本位の選挙をする。島原の今後十年を左右する大事な戦いだ」と語る。

 激しく火花を散らす現職二人と元職。市町村合併の要素も加わり、情勢は混沌(こんとん)。島原市は五月に市議選を控えており、“勝ち馬”を見極めようと、市議たちには慎重な姿勢も。政治生命をかけたサバイバル戦は、日増しに熱を帯びる。(敬称略)

2007年4月2日長崎新聞掲載

5842とはずがたり:2007/04/15(日) 11:27:07
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/03.html

諫早市区(定数4)
新選挙区に7人乱立

×石丸 完治57 共新
○北浦 定昭61 自現(1)
○山口 初實59 民新=大久保後継
×田中 克史56 無現(1)・旧北高来郡区選出
○八江 利春67 自現(5)
○中村 和弥46 無=自新
×森 多久男52 無新
 告示日の朝、北浦は出陣式で焦りの表情を浮かべた。「(北浦ら三人は)なぜか『当確』との情報が流されている」。合併直後の補選で初の議席を獲得した北浦。今回は選挙区が大きく様変わりし、地盤の市中心部への“浸食”をもくろむ他候補の動きに危機感を募らせる。

 諫早市では合併後二度補選が行われたが、いずれも旧選挙区単位。全市一区の選挙戦は今回が初めてとなる。新選挙区は旧諫早、北高、西彼(一部)の三つの旧選挙区で構成する県内でも複雑な地域。さらに旧市部、郡部出身の計七人が乱立する混戦で、一部陣営から「支持者の“顔”が見えてこない」との不安が聞こえる。

 特に全有権者の七割近くを占める旧市部の反応には各陣営とも関心を寄せるが、組織や地盤が絡み合い、不透明感に拍車を掛けている。

 同選挙区で二議席を保有する自民は今回、現職の八江と北浦を公認、新人の中村を推薦し、保守票の行方も注目の一つだ。この三人が激突した前回補選で八江と北浦に敗れた中村は「背水の陣」。四年前に引退したベテラン元県議、南条三四郎を後援会長に据え、「一番脂が乗りきった男」と若さをアピールする。

 かつてない候補者の乱立で票の目減りを懸念する現職組は「新たな選挙区」の開拓に力を入れる。六回目の当選を目指す八江。豊富な政治経験と知名度を生かし、地元の旧市農村部から郡部地区にも積極的に足を延ばす。逆に旧北高来郡区選出の田中は地盤の足固めを急ぎつつ、市中心部への支持拡大に懸命。後援会幹部は「大票田からどれだけ票を取るかだ」と気を引き締める。

 夏の参院選出馬を決めた民主、大久保潔重(ゆきしげ)の後継、山口は労働団体に加え、大久保後援会がてこ入れする。だが「出遅れ」や知名度不足の不安をぬぐい去ることができず、非自民の結集に全力だ。

 最も出馬表明が遅れた石丸は、本明川ダムや諫干事業の見直し、県庁裏金問題の徹底追及などを掲げた。障害者や高齢者の代弁者を標ぼうする森は、市議時代の人脈や障害者団体関係者の後押しで初の議席獲得を狙う。

 一方、有権者の反応は−。選挙区の拡大で「選択肢が広がった」との歓迎ムードもあれば、「なじみの薄い候補が大半」との声も。特に合併後、初めての県議候補に一票を投じることになる多良見の女性有権者(36)は七人の顔が並んだ選挙ポスター掲示板を前に「ほとんど知らない…」とつぶやいた。(文中敬称略)

2007年4月3日長崎新聞掲載

5843とはずがたり:2007/04/15(日) 11:27:28
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/04.html

西彼杵郡区(定数2)
無党派への浸透が鍵

三好 徳明 67自現(4)
橋本 希俊 67民現(3)
辻田 光昭 59自新
 「橋本さんに万が一のことがあれば、自民党独占の流れができてしまう。今の悪い政治を断つためには、何としても大勝利をしていただかねばならない」

 民主現職、橋本の出陣式で党県連代表で衆院長崎1区選出の高木義明が声高に訴えた。傍らには、連合長崎会長の高石哲夫。最重要選挙区と位置付ける民主の意気込みが見て取れた。

 橋本陣営は「労働者と住民の暮らしと生命を守る戦い」をスローガンに掲げ、出身母体の労働組合を軸に細やかな運動で支持拡大を進めている。

 市町村合併に伴い、エリアが長与、時津両町だけとなった西彼杵郡区は、橋本(長与)に加え、自民現職の三好(時津)と自民新人の辻田(長与)が参戦、激しく火花を散らしている。

 三候補が前回、両町で獲得した票はいずれも七千票余りで激戦必至の情勢。自民の両候補は、前回ほかの保守系候補が獲得した票のほか、推薦を受けた公明県本部の支援で基礎を固め、二議席独占を目指す。

 辻田は出陣式の第一声で「この四年間、今日を指折り数えながら日々努力をしてまいりました」と、苦節の日々に思いを込めた。前回は、元県議会議長、池原泉の後継として臨んだものの、準備期間が短く、百十一票差で涙をのんだ。

 選挙後から四年先を見据えて動き始め、昨年十二月から告示日まで二百回近く地域の集会に参加し支持を訴えた。必勝を期す辻田に、「長与町から何としても保守系の県議を」と、町内の保守系町議も結束を強め、議席獲得を後押しする。

 一方の三好。三月下旬に開いた後援会の総決起大会には、「県議の応援に来たのは知事生活九年間で初めて」という知事の金子も駆け付けた。補選で初当選して以来四期十三年の実績と党県連幹事長の要職にある現職の強みを生かし、長崎市内の企業や県職員OBなどの応援も受け、安定した戦いを続けている。

 「保守分裂」「自公対民主」という二つの対決構図に加え、有権者数では長与町が時津町を約一万人上回るという要素も複雑に絡む。後半戦を迎える中、無党派層の多い新興住宅地にいかに浸透するかが勝敗の鍵となりそうだ。(文中敬称略)

2007年4月4日長崎新聞掲

5844とはずがたり:2007/04/15(日) 11:27:45
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/05.html

南松浦郡区(定数1)
様相一変の集票合戦

浜田 新一 54自新
馬込  彰 54無現(3)
末竹 和行 43無新
橋本 利行 50無新
本村 敦彦 45無新

 「告示前に(立候補予定の)本人が家々をあいさつ回りした。こんな県議選は初めて」。南松浦郡区のある陣営幹部は激戦ぶりをこう表現した。

 同区は自治体合併に伴い旧下五島五町が外れ、新上五島町(有権者約二万六百人)のみの選挙区となった。そこへ現職と新人の計五人が立候補。前回、前々回と無投票だったが、一転した。

 自民は一人区に事実上二人の立候補を容認。「地元の党活動に非協力的に映った」(同党関係者)とされる現職の馬込が推薦にとどまり、公募で選ばれた浜田が公認を受けた。

 浜田への対抗意識を強める馬込は、三期十二年の実績を強調。生まれ育った新魚目、上五島両地区を中心に、幅広い支持集めに全力を挙げる。浜田は谷川弥一衆院議員(長崎3区)や井上町長らの支援を受け、党各支部や有力建設会社などの組織力で支持拡大を図る。自民系で新人の本村も出身の奈良尾地区をはじめ町内全域を回り「草の根」で浸透を狙う。

 今回は自民対民主の戦いでもある。民主の推薦を受けた新人で、山田正彦衆院議員(比例九州)らが支援する末竹は「上五島を変えていかなければならない」と訴える。だが、その民主も単純ではない。街頭演説などで知名度アップに懸命の新人、橋本。自治労県本部の推薦を取り付けており、民主支持票は分裂する様相。五人の集票合戦は激しさを増すばかりだ。

 一次産業の振興、雇用の創出、交流人口の拡大−。五人の主張に大差はない。そんな中、一部住民が関心を寄せていた高レベル放射性廃棄物最終処分場について、浜田は唯一「勉強」したことを認めた上で、ほかの四人と同様に誘致について後援会報などで反対を表明している。

 今回の選挙で候補が出ておらず、有権者の四分の一を占める有川地区では各陣営がてこ入れに懸命。「ふたを開けてみないと分からない」−。それぞれが手探りのまま終盤戦に突入する。(文中敬称略)

2007年4月5日長崎新聞掲載

5845とはずがたり:2007/04/15(日) 11:30:47
長崎県議選事前情勢と結果
>>5784-5788
>>5804-5805
>>5826-5845


で,結局公明党の推薦を受けた候補は誰なんだ?

2007統一地方選関連記事
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kengi.html

県議選記者座談会/自民過半数割れ“利益誘導の力学”に陰り>>5784-5785

県議選各党の分析/参院選前の勢力拡大へ無所属新人に熱い視線>>5786

自民と連立を組む公明は現有三議席を確保。江口健・県本部幹事長は公明が今回推薦した自民公認十五人のうち六人が落選したことについて「推薦の在り方を検証する必要がある」と厳しい表情で語った。(2007年4月10日長崎新聞掲載)

自民過半数割れ 新議員46人決まる>>5789

解説/争点なき激戦に 現職、自民に厳しい逆風>>5788

声からし最後の訴え 県議選きょう投票

(略)

終盤情勢と目標 県議選・各政党

 八日投票の県議選。市町村合併による選挙区割りの変更などで情勢は混沌(こんとん)、終盤に入っても接戦の選挙区が多い。勝敗は夏の参院選、次期衆院選への影響もあるだけに、各政党とも県議候補の支持拡大にしのぎを削る。各党の責任者に目標や終盤情勢を聞いた。

 「地方の訴えを国政に反映できるのは、政権政党。それを有権者に訴え、一人でも多く当選させたい」。自民県連の北村誠吾会長(衆院長崎4区)は力を込める。公認二十九人、推薦四人の計三十三人を擁立。定数は前回五一から四六へと五減ったが、改選前の自民会派(二十七)の議席維持を最低目標に掲げる。→自民は公認二十九人のうち十九人の当選にとどまり、推薦を含めても県議会の過半数獲得は厳しい情勢。

 連立を組む公明は、現職三人が「産業振興による雇用拡大」など共通の政策を訴える。一方で参院選での選挙協力も視野に、前回の四人を大幅に上回る十五人の自民候補を推薦。県本部の高橋典久幹事は「党公認がいる以外の選挙区で、自公の枠組みでできるところは応援したい」と語る。→推薦15人中6人落選

 対する民主。課題である地方議会の勢力拡大へ向け、推薦を含めて前回より五人多い過去最高の十四人を擁立。だが保守激突などのあおりで苦戦の選挙区もあり、党県連の川越孝洋幹事長は「西彼や大村、新上五島など当落線上の候補が何人もいる。追い込みを図り、現有議席から一つでも多く積み上げたい」。→善戦

 共産の候補は三人。政務調査費の透明化など議会改革の必要性を訴え、他党との対立軸を鮮明にする。県委員会の山下満昭委員長は「長崎市で確実に議席を守り、残る選挙区も頑張って追い上げたい」としている。

 社民県連の前田富雄代表は「反自民を鮮明に打ち出し、勤労者の支持を集めたい。野党勢力を一人でも多く県議会に送ってほしい」。各候補は中小造船や食品、零細建設業者などを徹底して回り、改選前二議席の確保に全力を挙げる。

2007年4月7日長崎新聞掲載

5846とはずがたり:2007/04/15(日) 11:40:16
なんじゃ,この節操無しは・・

民主推薦「受けていた」県議選無投票当選の高見沢氏
http://www.shinmai.co.jp/news/20070407/KT070406ATI090013000022.htm
4月7日(土)

 県議選南佐久郡区(定数1)で無投票当選した高見沢敏光氏(64)=無所属=は6日、告示前に民主党県連が同氏の推薦を発表した際、同党の推薦を受けない意向を文書で発表したことについて、実際には自身が要請し、推薦を受けていたと明らかにした。同氏は同党と、自民党県連、公明党県本部から受けていた推薦をすべて返上する意向を各党側に伝えた。

 高見沢氏は取材に、自身は羽田孜・元首相(衆院3区)の後援会「千曲会」の推薦を受けたい考えだったが、「あいまいな態度を取ったことで、民主党の推薦も受けることになった」と釈明。自身の支持者に自民党支持者もいることなどから、発表できなかった−としている。

 同氏は、無投票当選が決まるまで事実関係を明らかにしなかった点を含め「批判は受け止め、関係者、有権者に深くおわびする」と説明。政党推薦はすべて返上し、自民、民主から受け取った推薦料も返還するという。

 同氏の意向に、民主党県連は「公党に対する軽々しい態度で、極めて遺憾だ」としている。自民党県連は「本人が辞退するというなら仕方がない」。公明党県本部は「自民党の対応を見守る」とし、いずれも選挙後に対応を決めるとしている。

5847名無しさん:2007/04/15(日) 23:03:09
節操なしといえばこちらも。

串田横浜市議、ネット横浜離党へ
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiapr260/

 横浜市議選の中区で地域政党「ネットワーク横浜」の公認を受けて初当選した串田久子氏(41)が十二日、ネット横浜に離党の意向を伝えた。
所属する市会会派などについてはこれから判断するが、民主党入りを検討しているという。

 ネット横浜としては初の公募候補。選挙戦では自民、民主による二大政党制を批判して両党の公認候補と議席を争っただけに、当選直後の離党は波紋を広げそうだ。
串田氏は理由としてネット横浜が四議席獲得にとどまったことを挙げ、「さまざまな課題の解決に向け議会での発言権を確保し、
市民の声を代弁するためには交渉会派(五議席以上)入りが条件。それに達しなかったのは厳しい」と説明。
「市民の私への期待は環境保護などの観点からLRT(次世代型路面電車)の導入を実現すること。そのために離党を決断した。批判は甘んじて受けます。今後の活動を見てほしい」と語った。

 今後、かつて選挙スタッフを務めて親交の深いツルネン・マルテイ参院議員と連携し、民主党入りを検討するという。


 この串田氏は、前回は民主の公認で出馬して落選し、今回ネット公認で出馬しました。
3年前に分裂した神奈川ネットの市議1人+ネット横浜4人の会派が出来れば、交渉会派に入れたんですけどね…。
選挙費用は党が持つ代わりに、歳費の一定額を党にカンパするネットで選挙をして、
当選した途端にネットを離れて民主入り。なんじゃこりゃ。

5848片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/15(日) 23:43:31
>>5847
これはかなり醜い。
佐藤謙一郎と仲がよくなくて公認が得られなかったとか、まだ民主党入りは確定してなくて模索の段階という話のようだけど。
投票した人の多くは投票を撤回したいだろうな。

ネット離脱というのは時々あるけど、多摩の岩永ひさか市議とか世田谷の田中優子区議くらいの離脱の仕方ならまだいいんだが・・・。

5849名無しさん:2007/04/15(日) 23:48:04
統一地方選 後半戦の注目選挙

・参院福島 参院沖縄補選
・東京・大田区長選・・・宇佐美登 元衆院議員 これが最後の大勝負か?
・文京区長選・・・鳩山太郎 邦夫衆院議員の息子。自・民・公の組織に勝てるか
・江東区長選・・・川北直人(民主推薦) 4年前の区議選で自由党公認でトップ当選
・渋谷区長選・・・宅八郎 オタクの本家として有名なタレント
・杉並区長選・・・鳥生千恵(共産・社民推薦) 中国語通訳家。
・板橋区長選・・・自公VS民社国という新人同士の対決
・練馬区長選・・・鮫島宗明(民主・社民推薦) 現職の高齢批判が追い風になれば
・北海道・夕張市長選・・・新人7人乱立
・滝川市長選・・・自民・民主の対決
・習志野市長選・・・自民・民主の対決
・大分・別府市長選・・・浜田市長(元社会党県議)VS街宣右翼?30歳の日本誠憂社代表
・宜野湾市長選・・・自公VS民共社 沖縄は参院補選もある

5850片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/16(月) 16:53:17
>>4048-4050
そういえば、武井さんが宮崎県議選で上位当選して、よく全国放送に出てますね。顔の濃い人。
東に近い会派を結成するとはね。
今後の活躍次第では宮崎市選挙区のトップランカーか国政の星になれんこともない。

5851杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/04/16(月) 17:03:46
成田知巳秘書から市長になった脇信男の革新市政が12年前まで続いてたのに・・・・・ヘタレ過ぎじゃねぇのか?

高松市長に大西氏 初の新人無投票−統一地方選
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070416000090
2007/04/16 09:35

 香川県内の統一地方選後半戦の幕開けとなる高松、東かがわ両市長選と高松、坂出、善通寺、さぬきの4市議選、東かがわ市議補選が15日、告示された。立候補届け出の受け付けは同日午後5時で締め切られ、高松市長選は無所属新人で元総務省地域放送課長の大西秀人氏(47)=自民、公明推薦=以外に届け出はなく、無投票当選が決まった。東かがわ市長選は、無所属新人3人による三つどもえ戦に突入した。一方、市議選は4市合わせた定数119に対し、138人が立候補。このうち、高松市の香南選挙区(定数一)は自民現職が無投票当選を決めたことから、残る118議席をめぐり、7日間の短期決戦の火ぶたを切った。東かがわ市議補選(改選数2)は新人2人が無投票で当選した。17日には町長・町議選が告示され、22日の投開票まで讃岐路は再び選挙一色に包まれる。

 高松市長選で新人候補が無投票で当選を決めたのは初めて。無投票は、公選第2回選挙の1951年と、増田昌三市長が再選を果たした99年に次いで3度目となる。

 大西氏は総務官僚として、本省勤務のほか島根県総務部長や北海道財政課長などを歴任。25年間にわたって地方自治行政の各分野に携わった。

 増田市長の引退表明後、市議会の保守系最大会派同志会の出馬要請に応えて昨年11月に立候補を表明。経験を生かし、都市の拠点性向上やさらなる行革の推進など、50項目からなる市政マニフェストをまとめた。

 選挙戦では、「市民党」の立場を明確にするため無所属で出馬。また、自民、公明の推薦を受け、支援態勢を整えた。

 民主、社民など他の政党は対抗馬を立てなかったが、両党の支援組織の連合香川と自治労県本部は大西氏と政策協定を締結。最後まで独自候補擁立を目指した共産系市民団体も告示直前になって断念した。

 大西氏はこの日、立候補の届け出と出陣式を済ませた後、選挙カーで市内全域をくまなく一巡。午後5時に無投票当選が決まると、支持者であふれる高松市東ハゼ町の選挙事務所に戻り、「都市の中枢拠点性を強化し、すべての市民が暮らすことに誇りを持てる高松をつくり上げたい」と抱負を述べた。

行政知識と経験生かし市政運営 大西秀人氏の話
 課題は山積しているが、これまでに培った行政に関する知識、経験を生かし市政運営に取り組みたい。まず、都市計画マスタープランを策定し、コンパクトな街づくりを具体化する。情報網、水環境、公共交通網の整備も重要。3つの基盤を整えた上で中心市街地を活性化し、市民が誇りを持てる中枢拠点都市高松をつくり上げたい。

飛躍と発展心から期待 増田昌三市長の話
 大西氏の当選を心からお喜び申し上げます。人口42万人を擁する「新・高松市」として新たな歩みを始めた本市が、清新で体力・気力ともに充実した大西市長の下、来るべき道州制における州都を展望しつつ、さらに大きく飛躍、発展していくことを心から期待いたします。

 大西 秀人氏(おおにし・ひでと)旧飯山町(現丸亀市)出身。1982年3月東京大法学部を卒業後、旧自治省(現総務省)に入省し、岐阜県、北海道などで勤務。島根県総務部長、総務省地域企業経営企画室長などを経て、2006年7月から同省地域放送課長。同年11月に退職した。木太町2130ノ1ノ506。47歳。

5852片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/16(月) 18:40:15
>>5849
・小樽市長選 相乗り現職vs佐藤静雄vsイケメンライフセーバー
・会津若松市長選 またまた大乱戦。
・高崎市長選 多選じいさんに自民の大澤知事候補が必死で擦り寄る。
・桐生市長選 自民県議に迫られた現職が知事人気に擦り寄る。
・栃木市長選 じいさん張り切る。
・行田市長選 怪文書のまち行田(さいたま県)。
・習志野市長選 投票箱アレのまち習志野(ちば県)。
・大田区長選 民主都議は小松元助役の応援に行ってる。
・杉並区議選 なんか変。
・国立市長選 例の女性市長が不出馬で、保守系奪還のチャンス。
・大和市長選 民主の県議と公明の県議が大木(元)県議の応援してる。
・平塚市長選 これ落としたら太郎ちゃんアレ。
・南アルプス市長選 地域大戦争。
・富士吉田市長選 脱派閥掲げ田舎なりにイメージ選挙。
・岐阜市議選 またもや性故vs床利痰
・豊郷町長選 県議選落選和三郎の跡を襲うのは?
・高槻市議選 住宅地系市議選の中でも特に魑魅魍魎、多士済々。
・生駒市議選 暴力のまち生駒(なら県)。
・加西市議選 どう転んでも再度の市長不信任ですが何か。
・和歌山市議選 元市長、またもや。
・大村市議選 とりあえず2chは盛り上がる。
・人吉市長選 市長逮捕で大乱戦。
・上天草市長選 市長県議選転出落選で大乱戦。

5853とはずがたり:2007/04/16(月) 19:01:39
佐賀県の非自公共公認候補の様子。

佐賀市(10)…当選ライン:6,572票
⑥当8,168徳光 清孝49社民新1党県副代表=前回最下位落選
⑦当7,716藤崎 輝樹36民主新1(元)衆院議員秘書
⑧当7,085太田 記代子71無所属現2(元)保健所長=県民ネットワーク所属
⑫▲5,584木下 治紀70民主現 党県副代表=県民ネットワーク所属
唐津市・東松浦郡(7)
③当9,571宮崎 泰茂64無所属現5農業=市民リベラルの会所属
⑥当7,823増本 亨47無所属現3県会議運理事=県民ネットワーク所属
鳥栖市(3)
①当7,364牛島 博明65社民現4党県副代表
伊万里市(3)
②当8,737岡口 重文51無所属新1(元)伊万里市議→自民入り?
神埼市・神埼郡(2)
①当9,219内川 修治54民主新1(元)千代田町長
佐賀郡(2)…当選ライン:5,104票
③▲4,328白倉 和子57民主新 (元)川副町議
三養基郡(3)
③当5,845末安 善徳65無所属=民主現2知的障害者寮長
西松浦郡(1)
①当8,669原田 寿雄50無所属新1(元)製陶会社常務→自民入り?

県民ネットワークは7議席か?2議席に増やした社民が独自会派とか云い出さんよね・・?

県議選 新顔決まる
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070409/20070409_002.shtml

 14選挙区に58人が立候補した県議選(定数41)。自民は無投票だった4選挙区の6人を含め、27議席と前回の30議席から3議席減。民主は現有一議席から2議席に伸びた。公明は1議席を堅守。共産は悲願の議席奪還を果たし、2人を立てた社民は改選前の1議席から2議席に増えた。女性議員は1人から2人に増えた。新人は12人が当選した。

 今回は、市町村合併で区割りが変わった選挙区や、有力候補者がひしめく選挙区が多く、各地で激戦が展開された。

=2007/04/09付 西日本新聞朝刊=

5854とはずがたり:2007/04/16(月) 19:07:41

>民主党県連幹事長の北沢俊美参院議員は…県議選について「公認・推薦候補で全体の3分の1近い議席を獲得したい」と述べた。>>4550
詰まり定数が58だから20近い議席が欲しいとしてたのだが自民はそれくらい取ったが民主は5人ばかりか。。

県議会:政党軸に再編へ 全自民結集、民主も会派 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20070410ddlk20010449000c.html

 県議選から一夜明けた9日、県議会の各会派は議会再編に向けで動き出した。県政会の解体以降、小会派が乱立していた県議会。自民党が公認・推薦議員を結集した「大自民党県議団」を打ち出す一方、民主党も会派結成を目指しており、今後は政党を軸にした再編が進みそうだ。

 公認・推薦合わせて18人が当選した自民党。同党県連幹事長の石田治一郎県議は「都合のいいときだけ自民党を名乗られては公党としての信頼にかかわる。公認・推薦を得た全員が同党県議団に所属すべきだ」との考えを示した。会派に所属しない場合は「県連から外れてもらう」とした。

 一方、改選前の2議席から4議席と倍増させた民主党。同党公認で現職の倉田竜彦県議は所属している県民クラブ・公明から離脱することを伝えた。民主党会派は倉田県議を含む同党公認の4人と追加公認する1人の5人でスタートさせる見通し。

 各会派の中で唯一、1議席増となった共産党県議団。石坂千穂県議は「県政の後戻りを懸念した県民から共感を得た結果」と分析。今後も村井知事との対決姿勢を強めていく考えを示した。

 各会派も再編をにらんでいる。改選前4議席から3議席に減らした県民協働・無所属ネットは同日、会議を開いた。宮沢宗弘県議は「交渉会派になるには6人が必要。連合推薦議員を柱にした結集を考えたい」と話した。【川崎桂吾、仲村隆】
==============
 ■解説
 ◇ほしい知事との緊張感

 8日投開票された県議選は、田中康夫前知事が敗れた昨夏の知事選後初めての選挙だった。共産党を除く田中前知事の改革路線の継続を訴えた“田中派”議員が改選前よりも減った。一方で自民や民主などの既成政党が公認・推薦候補を増やし、勢力拡大を狙った。

 今回の選挙では「看板を出して戦うことが票を伸ばす」(石田治一郎・自民党県連幹事長)など政党色を前面に出した選挙戦という印象が強かった。前回選挙で民主党が支持候補の公表をしないなど、政党色を消す努力さえ行ったことを考えると全く様相が変わった。

 ただし、選挙期間中に政党ごとの政策や主張に関する論戦が十分に行われたとは思えない。また「村井仁知事に対しては是々非々」とする候補者も多かったが、10会派中7会派の議員は知事選で村井知事を支援した勢力だ。事実上の多数与党の中で、是々非々の対応は議会の役割として当然な義務ではないか。車の両輪となりながらも、厳しく県政運営を監視していくことが求められるのは言うまでもない。

 田中前県政の中で、県議会も政務調査費の公開などの改革を行ってきた。ある保守系県議は「緊張関係があったから改革できた」と振り返る。次の4年間でも勢力争いではなく、政策議論を戦わせ、知事との緊張関係を保つ議会であってほしい。【仲村隆】

毎日新聞 2007年4月10日

5855とはずがたり:2007/04/16(月) 19:07:58
非自共系議員
長野市(10)
当16,213太田 昌孝45公明新1党県幹事長代理
当14,925高島 陽子38民主新1(元)新聞記者
当14,137高橋 宏68無所属現5農業=緑新会所属
当12,540竹内 久幸53社民=連合現3党支部協代表・自治労=協働ネット
当12,091倉田 竜彦62民主=連合現6県生協連顧問・電機連合=県民ク→県ク・公明所属→今回民主会派に所属表明
松本市(6)
当17,532牛山 好子58公明現4党県副代表
当9,713下沢 順一郎47無所属=民主新1(元)旧松本市議
□9,019田口 哲男57無所属=社民現 (元)衆院議員秘書=協働ネット→トライアル信州所属
上田市・小県郡(4)
当18,259島田 基正61無所属=民主現5木材会社会長=無所属の会→トライアル信州所属
当9,628下村 恭65無所属=民主現3石油会社社長=無所属→緑新会所属
岡谷市・下諏訪町(2)
当12,478野沢 徹司62民主=連合新1党県幹事
飯田市(3)
当15,743小島 康晴51無所属=民主・社民・連合新1行政書士
□8,991小林 利一59民主=連合現 1級建築士=県民クラブ→県ク・公明所属
須坂市・上高井郡(2)
当9,859永井 一雄64無所属=社民現2NPO法人代表=トライアル信州
小諸市(1)
□10,122高木 蘭子61無所属=公明現 新聞社社員 =県民クラブ・公明所属
伊那市(2)
当14,062木下 茂人71無所属=[連合]現4(元)県監査委員=フォーラム改新→緑のフォーラム所属
駒ヶ根市(1)
当10,622佐々木 祥二55無所属=[連合]元3NPO法人理事
大町市(1)
□7,881(48.8%)丸山 賢二56無所属=民主現 米販売会社社長=緑のフォーラム所属
茅野市・富士見町・原村(2)
当6,728(19.3%)松山 孝志61民主=連合新1樹脂卸売会社員
□5,684(16.3%)小林 峰一44無所属=新濃新 農業
塩尻市(2)
当13,383小松 千万蔵64無所属=連合現2(元)旧塩尻市議=県民クラブ→県ク・公明
□8,078続木 幹夫49無所属=民主・[連合]新 NPO法人代表
佐久市・北佐久郡(4)
当15,595寺島 義幸53無所属=民主・連合現5社福法人理事=創新→緑新会所属
当14,722柳田 清二37無所属=公明現3県会会派幹事長=県民クラブ→県ク・公明所属
当12,521今井 正子57無所属現2(元)信州大講師=トライアルしなの→トライアル信州所属
千曲市・埴科郡(2)
当12,143下崎 保69無所属現6社福法人理事=緑新会所属
□7,550塚田 一72無所属=[連合]現 社福法人理事=創新→緑新会所属
安曇野市(2)
当22,765宮沢 宗弘67無所属=民主・社民。連合現5資材会社顧問=協働ネット所属
上伊那郡(2)
□11,229小原 勇58無所属=連合現 (元)宮田村課長=協働ネット所属
下伊那郡(2)
当16,235森田 恒雄74社民=連合現7党県副代表=協働ネット所属
飯山市・下水内郡(1)
○宮本 衡司55無所属現2茶販売店主=志昂会所属
東御市(1)
○保科 俶教67無所属現2醸造会社社長=志昂会所属
東筑摩郡(1)
○清沢 英男57無所属現2車部品販売業=無所属→緑のフォーラム所属
北安曇郡(1)
○宮沢 敏文54無所属現4県監査委員=県民クラブ→県ク・公明所属
木曽郡 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○村上 淳52無所属=公明現2(元)上松町会議長,県民クラブ・公明所属

5856とはずがたり:2007/04/16(月) 19:08:18

◆民主系 5名で発足?
〜公認〜
高島 陽子民新 長野市
倉田 竜彦民現 長野市 県ク→今回民主に所属表明
野沢 徹司民新 岡谷市・下諏訪町
松山 孝志民新 茅野市・富士見町・原村
(小林 利一民主 現 飯田市 県ク→今回落選)
〜単独推薦(内一人追加公認?下沢?)〜
下沢 順一郎 無新=民 松本市
島田 基正無現=民 上田市=無所属の会→トライアル信州所属
下村 恭無現=民 上田市=無所属→緑新会所属

◆県民クラブ・公明系 7→9→6+α?
太田 昌孝公新 長野市
牛山 好子公現 松本市
小松 千万蔵無現 塩尻市
柳田 清二無=公現 佐久市・北佐久郡
宮沢 敏文 無=民・社 現 北安曇郡
村上 淳無=公現 木曽郡
(倉田 竜彦民現 長野市 今回民主会派に所属表明)
(高木 蘭子無=公 現 小諸市 今回落選)
(小林 利一民主 現 飯田市 今回落選)

◆社民系・協働ネット6→4→3
竹内 久幸社現長野市
宮沢 宗弘 無=民・社 現 安曇野市
森田 恒雄 社 現 下伊那郡
(小原 勇無 現上伊那郡 今回落選)

◆トライアル信州…親田中知事会派
(田口 哲男 無=社現 松本市=協働ネット→トライアル信州所属 今回落選)
島田 基正 無=民 現 上田市・小県郡=無所属の会→トライアルしなの→トライアル信州所属
永井 一雄無=社 現 須坂市・上高井郡=協働ネット→トライアル信州所属
今井 正子 無 現 佐久市・北佐久郡=トライアルしなの→トライアル信州所属

◆緑のフォーラム
木下 茂人無=[連] 現 伊那市=フォーラム改新→緑のフォーラム所属
(丸山 賢二 無=民 現 大町市=緑のフォーラム所属 今回落選)

◆緑新会系…羽田系 9(創新会)→5(緑新会)
高橋 宏 無 現 長野市=緑新会所属
下村 恭 無=民 現 上田市・小県郡=無所属→緑新会所属
寺島 義幸 無=民・連 現 佐久市・北佐久郡=創新会→緑新会所属
下崎 保 無 現 千曲市・埴科郡=無所属→緑新会所属
(塚田 一 無=[連] 現 千曲市・埴科郡=創新会→緑新会所属 今回落選)

◆その他
佐々木 祥二 無=[連] 元 駒ヶ根市
小島 康晴 無=民社連 新 飯田市
(小林 峰一 無=新濃 新 茅野市・富士見町・原村 今回落選)
(続木 幹夫 無=民[連] 新 塩尻市 今回落選)

5857とはずがたり:2007/04/16(月) 19:08:53

連合系無所属等を県民クラブ・民主党・社民党で奪い合う感じかねぇ?

行政・政治 : 県議会 会派再編スタート
更新:2007-4-10 6:01
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6807

 県議選の投開票から一夜明けた9日、県議会では会派の会議が開かれるなど、さっそく会派再編に向けた動きが本格化した。この日は県民クラブ・公明と県民協働・無所属ネット、共産党県議団が会議。このほかの会派や 政党なども 新人らへの働き掛けを強めるなど、勢力拡大に向けた活動をスタートさせた。政党色を強める 再編が予想される中、政党と一線を画してきた会派の動向も注目される。

 村井県政を支える基盤の強化を掲げる自民党県連は、公認・推薦を受けた議員の結集を図る方針。石田治一郎幹事長は党籍を持つ議員18人が当選した結果について「まずまずの結果」と評価した上で、「県民に分かりやすい形にするためにも、全員が自民党県議団に所属すべきだ」とする考えを改めて示した。公認・推薦議員を集め10日に開く会議で、再度結集を要請する。ただ、従来の会派の維持を模索する動きもあり、どの程度の結集が図れるかは流動的だ。

 単独会派設立を目指すとした民主党の倉田竜彦氏(長野市)は、所属する県民クラブ・公明の会議で、同会派を離脱する意向を示し、了承を得た。今後は公認議員4人に推薦議員1人を加えた5人を軸に、参加議員を募る考え。「推薦議員を中心に、民主党のマニフェストを理解してもらえる人の結集を目指したい」とし、民主党の名称にはこだわらない姿勢も見せた。

 県民クラブ・公明は従来の枠組みを維持した上で、新人らの加入を働き掛けていく方針を確認。宮沢敏文会長は「第2会派の責任を堅持したい。保守からリベラルまでを基軸とする県民党として、連合や公明、農協などの支援を受けた幅広い層からの参集を呼び掛けていく」と述べた。

 社民党系議員でつくる県民協働・無所属ネットは、連合長野の推薦を受けた議員らに連携を呼びかけ、新会派の結成を目指す方針を固めた。宮沢宗弘会長は連合推薦を結集軸に、民主党との連携も視野に活動を進めていく考えを示した。

 共産党県議団は、基本的に党の枠組みを堅持する姿勢を確認した。

〜民主(5)・社民(3)・県ク(4)らが参加を呼びかけていそうなのは以下の連中〜
島田 基正無現=民 上田市=無所属の会→トライアル信州所属
永井 一雄無現=社 須坂市・上高井郡=協働ネット→トライアル信州所属
今井 正子無現 佐久市・北佐久郡=トライアルしなの→トライアル信州所属
下村 恭無現=民 上田市=無所属→緑新会所属
高橋 宏無現 長野市=緑新会所属
寺島 義幸無現=民・連 佐久市・北佐久郡=創新会→緑新会所属
下崎 保 無現 千曲市・埴科郡=無所属→緑新会所属
木下 茂人無現 伊那市=フォーラム改新→緑のフォーラム所属
佐々木 祥二 無元=連 駒ヶ根市
小島 康晴無新=民社連 飯田市

5858名無しさん:2007/04/16(月) 19:58:25
異議申出書(原本)







平成19年4月16日



三重県選挙管理委員会 御中

一、 平成19年4月8日執行の三重県議会議員選挙における当選人笹井健司氏の当選は無効とするとの決定を求める。またその結果、次点候補者たる(自民推薦)市野典子氏の繰り上げ当選を求める。(以下、敬称略す。)

http://www.geocities.jp/kenbosaijp/index1.htm



二、 平成19年4月8日執行の三重県議会議員選挙における当選人山中光茂氏



の当選は無効とするとの決定を求める。

http://www.geocities.jp/kenbosaijp/index2.htm

5859とはずがたり:2007/04/16(月) 20:35:49

社民、新社会 議席失う
2007/04/09
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000295961.shtml

 護憲の灯に逆風-。県議選では共産の落選が相次ぎ、社民、新社会は議席を失った。土井たか子名誉党首が一大勢力を築いた「兵庫の社民」は、最後の砦(とりで)だった現職が落選。神戸市内の議席がゼロとなった共産は議会活動に支障をきたすことになり、陣営は重苦しい空気に包まれた。

 「県会の議席を守れず、申し訳ありませんでした」。五選を目指した尼崎市の社民現職の今西正行さん(68)は、支持者に深々と頭を下げた。土井名誉党首と辻元清美衆院議員が応援に駆けつけ、党を挙げて議席の死守を目指した。「護憲」「格差是正」を訴えたが、党勢の衰えに加え、高齢を不安視する声もあり、有権者の心をつかめなかった。

 今西さんは「県会唯一の議席を失い、非常に責任を感じている」と肩を落とし、「平和や格差の問題は残っており、今後は一県民としてかかわっていく」と話した。

 共産は、一九七一年以来守ってきた神戸市内の議席が消滅。尼崎市でも八七年から維持してきた二議席を一気に失った。全体で五人にとどまり議案提案権だけでなく、六人以上で認められる交渉会派の資格さえ失った。

 神戸市東灘、垂水区では党派を超えて支持を集めたベテランが引退。新人と二人三脚で総力戦を展開したが、議席には届かなかった。東灘区の新人古谷敏郎さん(56)は、負担増の解消や憲法九条堅持を訴えたが、バトンタッチは失敗。「申し訳ない」と言葉を絞り出した。党県委員会幹部は「暮らしの問題など有権者の怒りは感じていた。なぜ、得票に結びつかなかったのか、分析したい」

 一方、灘区では新社会新人の井上力さん(57)が敗北。「議席は失ったが、護憲の活動は続けていきたい」と前を向いた。

前回2003年の様子
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030414ke104320.html

共産

 現有十五議席から一転、神戸で六議席を失い、西宮市でも複数議席を守れず大幅に後退。全国的な退潮ぶりが兵庫でもくっきりと現れた。
 神戸市内では前回、復興や神戸空港が市議選の争点となったため、県議選でも批判票の受け皿となり、新人六人が当選。こうした追い風がない今回、灘、中央、兵庫など一期目の六人全員が民主や公明などに競り負けた。
 明石市では一期目の新町美千代さん(56)が議席を守ったが、結局八議席に激減。県会第二会派から第四会派に転落した。

社民
 北朝鮮問題の対応をめぐる批判などを受け、逆風下の苦しい戦い。土井たか子党首も、地元入りして懸命に支援。尼崎市の今西正行さん(64)と西宮市の掛水須美枝さん(57→07は無所属出馬当選)が相次いで当選を決め、現有の二議席を死守した。

新社
 四年前に失った議席奪還のため、公認二人、推薦一人を擁立し、無党派層の取り込みを目指した。元職の浜崎利澄さん(54)が神戸市須磨区で返り咲き、さらに、推薦の稲村和美さん(30→07も当選)が尼崎市で初当選し、県会に再び二議席を確保した。

5860とはずがたり:2007/04/16(月) 20:55:42

どれが群馬県民の会推薦候補なのかヽ(`Д´)ノ
マスコミの情報は不十分でしゃーないわいヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ

’07統一地方選:群馬県議選 知事、自民と決裂し「刺客」 7月にらみ、布石
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2007/04/20070402ddm041010015000c.html

 統一選の道府県議選もたけなわ。選挙のない知事もおひざ元の議会選挙に思惑もさまざまだ。群馬の現知事は自民と決裂、無投票区を除く13選挙区中8選挙区に“刺客”を送り込み、7月の知事選の布石を敷く。

 定数50(既に無投票8人が当選)に72人が立った群馬県議選は知事選の「前哨戦」となった。5選をうかがう現職の小寺弘之氏は05年10月、総務省官僚の起用を前提とする副知事2人制条例案が最大会派の自民県議団の反対で否決された。県議定数削減も画策、自民との対立は決定的だ。

 「小寺氏を推薦しない」。昨年5月、自民県連会長の笹川尭・元国務相が多選などを理由に“決裂宣言”し、同11月に県議会議長の大澤正明氏の擁立を決めた。その結果小寺氏は県議選で“刺客”作戦に打って出る。

 小寺氏支援の商工関係者や連合などでつくる「群馬県民の会」が現新12人を推薦し、無投票選挙区を除く13選挙区中8選挙区に自民推薦候補らの対立候補を立てた。

 前橋市・勢多郡選挙区(定数8)は象徴的だ。13候補中自民系6人に対し対立候補5人が名を連ねる。小寺氏は“公約”通り県議選告示の30日には刺客を送ったすべての選挙区に入った。大澤氏も負けじと自民候補の応援に駆け回る。投票日の8日まで両者の“早い知事選”は続く。【木下訓明】

毎日新聞 2007年4月2日 東京朝刊

5861とはずがたり:2007/04/16(月) 20:56:03

知事戦いの前面に
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000704100003
2007年04月10日

角倉邦良氏の総決起集会では、小寺知事と斉藤軍雄吉井町長、そして黒沢丈夫・前上野村長が“主役”だった=6日夜、吉井町吉井の産業文化会館で

「みなさん、考えて下さいよ。小寺さんは上野村や万場・中里のこともよく考え、振興させてくれました。選挙に全員が応援したって応援しなくたって、ほとんど影響しねえ小さな村のために、県のお金をつぎ込んで、3323メートルのトンネルを造ってくれました」

 県議選投票日直前の6日夜、吉井町の産業文化会館であった多野郡区候補者、角倉邦良氏の総決起集会。壇上で、93歳の黒沢丈夫・前上野村長がこぶしを振り上げると、会場は拍手で沸いた。

 この日の応援弁士に、小寺弘之知事と斎藤軍雄吉井町長も名を連ねた。吉井町では「高崎市との合併」に、上野村や神流町では福祉の充実や「知事とのパイプ」に、有権者の目が向けさせられた。選挙の主役であるはずの角倉氏の存在感は、徐々にかすんだ。

 黒沢前村長は振り返る。「小寺さんには世話になった。選挙で、この恩に報いなければ」。電話は苦手な黒沢前村長が朝に晩に10件ずつ、村内へ電話をかけ、角倉氏への支援を呼びかけた。

 結果、知事の支援団体「群馬県民の会」から推薦を受けた角倉氏は無所属の新顔ながら、418票差で自民公認の現職を破った。「知事に助けてもらった」と角倉氏本人も認める。

 知事らの戦略の前に、地盤を崩された現職、荻原康二氏は、戦いを終えて語る。「もはや県議選のレベルじゃなかった。町長選であり、プレ知事選だった」

 「県民の会」から推薦を得た候補は、富岡、藤岡両市区でも各1議席を獲得。3選挙区とも「横一線」と言われた“西部戦線”だったが、1人の候補者に支援を集中でき、勝利をもぎ取った。


 逆に、「県民の会」が最多の5人を擁した前橋市・勢多郡区(定数8)では、岩上憲司氏がトップ当選したが、自民が公認した現職5人に全員当選を許した。自民現職らが危機感を持って市議や地元地区の後援会をフル稼働させた半面、実動部隊を十分に持たぬ「県民の会」の陣営が伸び悩んだ形だ。

 9日、記者会見に臨んだ小寺知事は「少数だと対立点がはっきりとわかる。(前橋市・勢多郡区のように)8人となるとかなり流動的になってくる。たくさん出して共倒れになったところは結果的にはあるのかもしれない」と述べた。一方で、政党別の得票率で自民党が後退した代わりに無所属が伸びたことに注目し、「県議会にも政党離れが起きている。新しい風が吹き新しい芽が出てきた」と期待を寄せた。

 県議会50議席の新分布は自民公認・推薦33人に対して、親知事の「県民の会」推薦8人。前橋、高崎など市部で自民が、1〜2人区で県民の会が勝利を収め、両者譲らぬまま7月の知事選に向かう。

5862とはずがたり:2007/04/16(月) 20:56:53

自民「安定」割る33議席
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000704090002
2007年04月09日

 統一地方選前半戦の県議選は8日、無投票の6選挙区を除く13選挙区で投開票があり、50人の新県議の顔ぶれがそろった。7月の知事選で党推薦候補を立てる自民は過半数を占めたものの、改選前の38議席から後退、推薦も含めて安定多数34を割る33議席にとどまった。小寺弘之知事の支援団体を束ねる「群馬県民の会」から推薦を受けた候補は8議席を獲得し、小寺知事にとっては知事選に弾みがついた結果となった。投票率は平均で55・51%だった。

 小寺知事と県議会最大会派の自民党の関係に亀裂が入り、初めて迎えた県議選。8選挙区で親知事候補と反知事(自民公認)候補が対決した結果、各選挙区で安定勢力を誇ってきた上州自民党にやや陰りが差した。

 「群馬県民の会」が推した親知事候補は、1人区の多野郡、富岡市で自民公認候補を破り、藤岡市では自民の独占を阻んだ。

 知事選で指揮を執る県連幹事長、金子泰造氏は前橋市・勢多郡区で苦境に立たされたが、これをバネに奮起、同区では公認5人が全員当選した。

 小寺知事も公務の合間を縫って各陣営を巡り、有権者に直接訴える、過去にない熱意を見せた。獲得した議席に、知事選に向けて一定の基盤が確かめられたと知事周辺は受け止める。「県民の会」が推薦していなかった当選者にも秋波を送る構えだ。

 勢力増を狙った公明は2議席に戻し、共産は1議席に後退した。夏の参院選を視野に入れつつ、知事選への対応をどうするか検討する模様だ。

県議選 自民伸びず「33」 「県民の会」8人当選
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070409/gnm070409000.htm

 県議選は8日、投開票が行われ、無投票の6選挙区8人を含め、50人の顔ぶれが決まった。区割り変更や定数が削減されたため、自民は公認32と無所属推薦1をあわせ、33議席にとどまり、伸び悩んだ。現有2議席の民主は、公認5人のうち新人2人を含む3議席を獲得し、1人増やした。公明は2議席獲得、共産は高崎市区で現職が落選し、1議席となった。小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」は、推薦候補のいる全8選挙区で当選者を出し、12人のうち8人を当選させた。投票率は過去最低となる55.51%だった。

 自民は改選前の議席を下回り、推薦を含め、削減された定数50のうち3分の2の議席を確保できなかった。福田赳夫元首相系「政策同志会」と中曽根康弘元首相系「県政塾」の派閥解消後、挙党態勢で臨んだ初めての県議選だったが、組織力を発揮できなかった。大沢正明県議会議長を擁立する今夏の知事選への影響も小さくない。

5863とはずがたり:2007/04/16(月) 20:57:20
>>5862-5863

 民主は、高崎市区と伊勢崎市区で新人が議席を得た。県連内で保守系と旧社会党系との路線対立があり、国会議員がそれぞれの系列候補を支援。民主系3人が無所属で出馬した太田市区では、現新2人が当選した。

 公明は、2人が当選し、現職の死去で失った旧前橋市区の議席を回復。共産は、現有議席を1減らし、桐生市区での議席奪還もならなかった。

 「群馬県民の会」が推薦した民主と無所属の12人のうち、民主1、無所属7人が当選した。桐生市区、伊勢崎市区、邑楽郡区などで現職が順当に議席を守り、高崎市区では新人が議席を得た。

 「自民対知事派」の主戦場となった前橋・勢多郡区では、自民は5人が当選、知事派は1人に留まった。

(2007/04/09 04:06)

県議選分析 都市部は自民堅実
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070410/CK2007041002007451.html
2007年4月10日

 統一地方選の県議選は、自民党が推薦を含め三十三議席にとどまり、無所属議員が増える結果になった。小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」が推薦した「知事派」も十二人中八人が当選。自民単独では、知事の議決「再議」を再可決や否決するのに必要な定数の三分の二「三十四議席」には届かなかった。知事派や自民に色分けできない無所属新人や、労働組合を支持母体としない民主公認も当選。若手や女性が増え、県議会の「勢力図」が変わる気配もある。 (石屋法道)

 焦点の一つとなった知事派対自民。知事派は、多野郡区で自民現職との一騎打ちを制し、藤岡市区では自民の一角を崩した。富岡市区でも新人を退け、西毛地域では自民候補を打ち破った。小寺知事は九日の定例記者会見で「相当な成果を収めた」と知事派の健闘を評価。県議選の結果を「新しい風が吹いてきた。政党離れが起きて、県民の声を代弁する人が多くなった」とまとめた。

 一方、全体では議席数を減らした自民党だが、定数が多い都市部では着実に議席を獲得。知事派対自民の「主戦場」だった前橋市・勢多郡区では知事派一に、自民は五。最激戦区で現職五人全員が議席を守りきった。同党県連の金子泰造幹事長は「前橋では完勝。権力者が脅しをかける強権政治に、住民の良識が出た。知事選へ大きなアドバンテージだ」と意義を強調。三十四議席割れには「もう一息だったが、会派を超えた協力もあり、議会運営には事実上問題ない」とした。

 民主党は同区で現新二人が「共倒れ」になる波乱があったが、民主系無所属の二人を合わせると五人議席となり、勢力を伸ばした。石関貴史衆院議員に近く、保守色の強い県議が誕生したのも特徴で、県連の分裂状態が解消されない中、今後の議会対応が注目される。公明党は二議席に回復、共産党は痛恨の一議席減となった。

 全体として自民党の圧倒的多数が薄れ、知事派や他党勢力とのバランスが取られた。知事側、自民側双方が「県民のための政治を考え直すいいきっかけ」「議会の硬直は不幸」と述べるように、新しい県議会では、不毛な政治対立ではなく、政策の「是々非々」の議論が期待されている。

5864とはずがたり:2007/04/16(月) 20:57:36
県民の選択:第3部 県議選・「分裂」の行方/上 知事対自民 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070405ddlk10010298000c.html

 県議選の投開票日まで、残すところ3日。県内は連日、有権者に支持を懸命に呼びかける各候補の声であふれている。今回見えてきた各政党が抱える“裂け目”に、支持者の戸惑いが広がる。県民の審判はどう下るのか−−。

 ◇政策の違い見えず戸惑い

 過去4回、小寺弘之知事を推薦した自民党が、7月の知事選で大澤正明県議会議長の擁立を決め、両者は前哨戦と位置付ける県議選を舞台に激しいぶつかり合いを展開している。これまでとは異なる選挙模様に同党支持者の間には戸惑いと混乱が広がっている。

 「両方とうまくやっていきたいというのが我々の本音」。太田市で建設会社を経営する50代男性は胸の内を話す。この社長は県議選で同党公認の新人候補を支援する一方、小寺知事の支持団体にも所属する。

 告示前から、この新人の集会に建設業者らを動員し、平日の告示日にも出陣式への参加を呼び掛けた。だが、社長は選挙戦に入り、新人候補が「知事の多選を許してはならない。県政を刷新すべきだ」と、大声を上げる度に複雑な思いを感じている。「そもそも対立の理由が分かりにくい。建設業者の多くは私と同じ状況では」と表情を曇らせる。

 約3カ月後に迫った知事選は県政史上初の“現職知事対自民党”の構図となる。出馬表明後の06年11月以降、小寺、大澤両陣営の各種団体への“推薦取り付け合戦”が過熱。そして、県議選で自民党の公認39人に対し、小寺氏の支援団体「群馬県民の会」は19選挙区中8選挙区で現職、新人12人を推薦し、激突状況を演出した。

 両者の対立が表面化したのは、小寺氏の4選直後の03年9月県議会からだった。副知事人事案を当時、県議会の過半数を占めた福田赳夫元首相系の自民党県議グループ(昨年3月に中曽根康弘元首相系グループと共に解消)が否決。05年9月の県議会でも副知事2人制の条例案が否決され、小寺氏が「県民の声」として県議定数削減案などを提案すると、対立は完全に修復不能となった。今年2月には、県の07年度予算案が県議会に増額修正されるという史上初の事態にまで発展した。

 「副知事人事」を争点にもできず、県議選で自民党候補は「元々、4期で有終の美を飾ってもらうことになっていた」と、多選を小寺批判の論点に据えた。これに対して、小寺氏支持候補は「自分たちの言うことを聞かなくなった知事をすげ替えようとする自民党こそ横暴だ」と反論する。

 政策論からかけ離れた争いに、これまで「自民党推薦の小寺氏」を支持してきた各種団体は戸惑うばかりだ。中でも集票力が高いとされる業界団体の代表格、県建設業協会と県医師会は混迷を極めた。最終的にこれまでの小寺氏推薦から小寺、大澤両氏推薦に落ち着いたが、県医師会の鶴谷嘉武会長は「双方と仲良くしたいという意思表示」とし、県建設業協会の小島秀薫会長も「どちらともケンカはできない」と苦渋の選択を説明。もう一つの代表格、JA群馬中央会系の県興農政治連盟は態度を決められずにいる。

 同党関係者の一人は「政策的な違いはなく、知事選では県民は好きか嫌いかでしか選べないだろう」と見る。同党候補の中には「地元には知事支持者も多く、小寺批判は控えざるをえない」と選挙戦の難しさを漏らす。

 小寺氏批判を展開してきた自民党現職。同党の公認・推薦を得るため「大澤支持」を誓約した元職や新人。一方の小寺氏側の推薦候補。双方がその態度について説明を求められている。【木下訓明】

毎日新聞 2007年4月5日

5865とはずがたり:2007/04/16(月) 21:20:36

神戸市議選 託す脱「しがらみ」 汚職受け初当選続々
2007/04/09
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000295959.shtml

 神戸市議選では、汚職事件を背景に、しがらみのなさを強調、議会改革を訴えた新人が相次いで初当選を果たした。事件で浮かび上がった市議と市当局の不透明な関係に、風穴は開けられるのか。有権者は注視している。

 兵庫区から立候補し、「市民が一番。議会を身近なものに」と訴えた民主の大寺真理子さん(51)。事務所で拍手と歓声に包まれ、「特定の人の意見を聞くのではなく、街を歩いて、声を出せずにいる弱い立場の人たちの声を市会に届けたい」と抱負を語った。

 阪神・淡路大震災後、一貫して被災者支援に取り組み、現在は震災の教訓を伝えるNPO法人で理事を務める。その仲間たちと手探りで始めた選挙戦。事件で政治への失望感が市民に広がる中、商店街を歩き、支持を広げた。

 中央区の橋本健さん(27)は、自民の公募候補者。同区では、汚職事件で実刑判決を受けた元自民市議の村岡功被告が辞職、「そんな地域だからこそ挑戦したい。村岡被告の多選が事件を招いた」と、歯科医から議員を目指した。

 自民の看板で戦ったが、「しっかり事件を反省したい」などと街頭で訴え、若さをアピール。逆風を追い風へと変えた。支援者と抱き合って喜び、「古い体質の市会に、どうすれば私たちの世代の声が届くのか考えたい」と表情を引き締めた。

 北区では民主の藤原智子さん(45)が当選。汚職事件を取り上げ、「政治倫理が厳しく問われる今こそ、しがらみがなく、クリーンな政治ができる新人が必要」と強調、無党派層を取り込んだ。

5866とはずがたり:2007/04/16(月) 21:22:59

「市民派」3人当選 県議選阪神間6選挙区
2007/04/09
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/ha/0000296181.shtml

 八日、投開票された統一地方選前半戦の県議選。現職二十人、元職二人、新人十三人の計三十五人が立候補した阪神間の六選挙区では、現職十七人、新人七人の当選者二十四人が決まった。ほとんどの選挙区で現職候補が手堅く議席を維持する一方、尼崎、芦屋市両選挙区では、政務調査費の見直しなど議会改革を強く訴えた「市民派」の無所属新人二人が当選。社民は尼崎市選挙区で県会唯一の議席を失った。投票率は西宮、伊丹市を除く四市一町で前回を上回った。

稲村さんが再選 尼崎市 山田さん改革へ決意 芦屋市

 「議会改革」を掲げた尼崎市選挙区の現職稲村和美さん(34)と新人丸尾牧さん(42)、芦屋市選挙区の新人山田美智子さん(60)のいずれも無所属候補三人がそろって当選。無党派、市民派の風が吹き抜けた。

 「引き続き、議会改革に力を尽くします。市民の力で議会を変えていきましょう」。再選を果たした稲村さんは、満面の笑みを浮かべ、集まった支援者三十人に語りかけた。

 選挙戦では、市民派を前面に押し出し、「しがらみのない県政」を強調。街頭演説を中心に、政務調査費の使途を全面公開してきた実績などをアピールした。

 二〇〇二年の尼崎市長選。稲村さんは、五党推薦の現職候補を破って初当選した白井文市長の選挙事務局スタッフを務めた。五カ月後、県議選に初めて立候補。市長選で吹いた市民派の追い風に乗り、上位当選を果たした。

 今回も、昨年十一月の市長選で再選された白井市長の応援を受け、変革を求める市民の間に共感の輪を広げていった。

 「これからも市民の目線で改革を進める」。当選を決めた稲村さんは、駆けつけた白井市長とがっちりと握手を交わし喜んだ。

 四期務めた市議からの転身を果たした丸尾さんは、「公費の使い方を考え、みなさんの役に立つ県会に変えていきたい」と、支援者を前にあらためて「改革」を誓った。

 自民推薦の現職候補との一騎打ちに勝った山田さんも市議からの転身。「市民の力の勝利。議員特権をなくすなど、県会をしっかりチェックしていく。市民の声を直接県政に届けたい」と抱負を語った。

保守分裂森脇さん制す 若手2人及ばず 宝塚市

 立候補者六人のうち、自民公認現職と無所属新人二人の保守系候補三人が激戦を繰り広げた宝塚市選挙区。自民の森脇保仁さん(54)が現職の強みを発揮し、二選を果たした。阪上善秀・宝塚市長の二男で、注目を集めた無所属新人の阪上真次さん(26)は父親の後援組織などを固めたが、支持を広げられなかった。

 党公認、現職候補として、森脇さんが二選に向け盤石とみられていたが、昨年十二月、阪上さんが立候補を表明。今年一月には、小池百合子首相補佐官の元秘書、江見健太郎さん(29)も市議から転身を図り名乗りを上げ、いずれも自民党員の三人が乱立、票を奪い合う格好となった。

 さらに、統一選後半戦に行われる宝塚市議選の公認問題をめぐり、森脇さんと党市議団が対立。保守分裂選挙の様相を呈したが、選挙終盤になって危機感を強めた森脇さんが巻き返し、阪上さんらを引き離した。

 阪上さんは「精いっぱいやりましたが、力が及ばなかった」と無念さをにじませつつ、「今回の経験を糧に四年後、また挑戦します」と支持者らに誓った。

5867とはずがたり:2007/04/16(月) 21:32:05

核処分場問題:出直し町長選で大揺れ 高知・東洋町
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070417k0000m010076000c.html

 原発から出る高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致の前提となる第1段階調査(文献調査)の是非を問う、高知県東洋町の出直し町長選が17日告示(22日投開票)される。推進派の前町長、田嶋裕起氏(64)が「選挙で住民の信を問う」と突然辞職したことに伴うもので、田嶋前町長と、反対派の住民団体代表、沢山保太郎氏(63)との一騎打ちが確実。町の財源確保か処分場拒否か。事実上の住民投票となる選挙は、国の原子力政策を左右する。人口約3400人の小さな町も大揺れだ。

 「危険な廃棄物の持ち込みを阻止する。当選した場合、最初の公務は応募の取り下げです」。11日、町内であった後援会事務所開きで沢山氏は言った。町に隣接する室戸市の元市議で、反対派住民が担ぎ出した。田嶋氏が国の認可法人・原子力発電環境整備機構(原環機構)に調査を応募する前から住民団体を組織し、反対運動をリードしてきた。だが、地元出身ではないため知名度アップに躍起だ。

 一方の田嶋氏。文献調査(2年間)中に町に入る年間最大10億円の交付金を前面に掲げる。同町の予算は近年激減しており、今年度は約20億円。「浮揚を図る絶好の機会。財政難の町を再生したい」と訴えながら、処分場については「文献調査後の住民投票で次の段階に進むかどうか決定する。処分場整備が先にありきではない」との立場を崩さない。

 住民の見方も二つに分かれる。推進派の漁師、岡崎充伸さん(68)は「借金を抱える町で、交付金制度を利用しない手はない。反対と言うだけでは無責任」。反対派の主婦、光本雅美さん(42)は「交付金がなくても町は生きていける。田嶋氏は混乱を招いた責任を取るべきだ」と反発する。

 国は「理解を得る努力を進める町長は筋が通っている」(甘利明経済産業相)と田嶋氏を援護する発言を繰り返し、原環機構は12日、知名度の高い北野大・明治大教授を招いて講演会を開いた。告示直前だけに、反対派住民は「選挙へのてこ入れではないか」と不信感を募らせている。

 文献調査後、地質などを調べる概要調査(4年間)や精密調査(15年間)を経て、処分場が最終決定する。原環機構立地広報部は「新町長の意思を尊重する」立場で、田嶋氏が4選された場合、5月にも文献調査が始まる。一方、沢山氏が当選すれば調査断念に追い込まれそうだ。

 田嶋氏が勝った場合も概要調査に入る前に住民投票が計画されている。さらに、地元知事の意見も尊重すると法律で定められているが、橋本大二郎知事は「住民の過半数の賛成があっても現時点では必ずしも賛成しない」との姿勢で、処分場実現までのハードルは多く残されている。【服部陽】

 【高レベル放射性廃棄物最終処分場】原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムなどを取り出した後に残る「核のごみ」をガラスと一緒に溶かし、ステンレス製容器の中で固め(ガラス固化体)、地下300メートルより深く埋めて最終処分する場所。施設の広さは約10平方キロに及び、人体に影響するのは数十万年とも100万年とも言われる。最終処分場の候補地は、実施主体の原環機構が02年末から公募しているが、現在までに名乗りを上げたのは東洋町だけ。

毎日新聞 2007年4月16日 20時11分 (最終更新時間 4月16日 20時46分)

5868名無しさん:2007/04/16(月) 22:08:26
そういえば兵庫県議選で室井元衆院議員の妻の秀子氏が当選しましたね。

尼崎市 定数7−候補11 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
24,497(15.4%) 下地 光次 52 公 明 新 1 党県役員
23,536(14.8%) 谷井 勲 42 公 明 新 1 党県役員
14,428(9.1%) 丸尾 牧 42 無所属 新 1 (元)尼崎市議
14,273(9.0%) 稲村 和美 34 無所属 現 2 政治団体代表
13,886(8.7%) 室井 秀子 51 無所属 新 1 (元)衆議員秘書
12,968(8.1%) 吉本 誠 37 民 主 現 2 党県常任幹事
12,793(8.0%) 黒川 治 47 自 民 現 2 (元)参議員秘書
□ 12,470(7.8%) 鈴木 拓美 42 共 産 新 党地区委員
□ 10,921(6.9%) 今西 正行 68 社 民 現 党県代表
□ 10,420(6.5%) 宮田 静則 64 共 産 現 党地区委員
□ 8,945(5.6%) 武田 正昭 59 自 民 元 (元)衆議員秘書

5869とはずがたり:2007/04/16(月) 22:25:39
平沼の調整能力は停止中とはいえ民主が代わりに取る訳では全然無く,倉敷の労組候補が民主の公認を受ける訳でもなく兎に角弱いなぁ・・。
ここは片山を落とさねばならないのに。。
しかし自民は自民「系」として無所属候補も含めているのに民主は連合系を除いて民主としてあたかも自民が優勢で勝ち馬にのれとそそのかしている様にも見える中国新聞はクソか!?笑

岡山は自民系33、民主4'07/4/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200704090141.html

 統一地方選前半戦の岡山県議選は8日、無投票区を除く12選挙区で投開票され、深夜にかけて無投票当選者8人を含む56人の新県議が相次いで決まった。自民党は無投票区の8人を含め、公認、推薦した33人が当選。会派入りが予想される無所属当選者を加えれば改選前の36議席を上回り、引き続き絶対多数をキープする見通しだ。民主党は公認した新人5人のうち4人が当選し、前回から獲得議席を1つ伸ばした。

5870やおよろず:2007/04/17(火) 06:27:10
宮城県議会改選前会派「フロンティア」 自民加入を検討

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070417t11042.htm

宮城県議会の会派再編で、改選前の第2会派「フロンティアみやぎ」(5人)が、現時点で29人の第1会派「自民党・県民会議」への加入を検討していることが16日、分かった。近く総会を開き、最終決定する。

 フロンティアは県議選で4人が落選し、5人に減った。「民主フォーラム」(9人)からも、非公式に新会派結成を打診されている。

 佐々木敏克会長は「全員一致で行動したい。会派存続の意見もある。もう少し話し合う」と話す。あるメンバーは「全員が保守系。民主党とは組みづらい。自民党に親近感がある」と自民会派入りに肯定的だ。

 自民党・県民会議は16日、会派総会を開き、フロンティアが会派入りを決めれば、受け入れることを確認した。畠山和純会長は「村井嘉浩知事を支える立場であれば問題ない」と言う。

 自民党・県民会議にはほかに、県議選で党推薦で当選した2新人と、保守系無所属の二新人が加わる公算が大きい。流動的な要素はあるが、フロンティアが加われば、巨大会派となる可能性がある。

5871やおよろず:2007/04/17(火) 06:57:02

>>5870

 宮城 民主党

 いまだに岡崎が参院選1人公認では、党勢拡大は難しい。
 国政志向のある菊池を2人目の参院候補にすべきだった。
 菊池は、非愛知系の自民からも集票できるので、岡崎に代わって議席を獲得する可能性は高かった。
 世代交代を図らないと、先に世代交代の完了した自民には追いつかない。

 また、仙台市長候補・宮城県知事候補を早目に決めねばならない。
 前回は、鎌田・菅間で反自民主流派が2分裂したのが、大きく響いた。

 仙台市長候補を浪人中の鎌田にして、知事は参院の桜井か菅間を据えるべき。
 菅間に国政志向があれば、桜井を知事候補にして、菅間を参院に転出させる。
 菅間も、愛知の裏であれば、後援会がバッティングすることもない。

 とにかく、早く候補を決めないと、現職には勝てない。
 さらに、中間派の流出を招く。

 自民と民主とでは基礎力が違う上に、自民には創価学会がついている。
 中間派を取り込めないようでは、民主の先細りは目に見えている。

5872片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 09:18:47
宮城県は、歯の生え変わりの時期じゃないか。なんだかそんな気がします。

知事候補を早めに決めるというのはいいことだと私も思います。ただ、公選法にビビッてマスコミがあれするみたいなので、現状では細心の注意が必要なんでしょう。

5873とはずがたり:2007/04/17(火) 11:51:12

県議選 無所属当選11人の動向 自民55議席の 確保ほぼ確実
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070417/CK2007041702009364.html
2007年4月17日

 統一地方選の前半戦で行われた県議選の投開票から一週間以上が経過し、無所属で当選した候補者の議会内会派入りをめぐる動きが活発化している。二十四日には各会派代表者協議会を開き、会派結成の届け出日を決めるが、通例であれば任期満了を迎える今月中にも受け付ける。自民党が少なくとも無所属五人を上乗せして九十五議席中五十五議席を確保することが、ほぼ確実だ。

  (林容史、荘加卓嗣)

 香取郡選挙区で当選した自民現職の遠藤澄夫氏(58)は、区割り改編で同じ自民現職で落選した八代俊彦氏(58)と同一選挙区になったため推薦になった。同じく自民推薦の南房総市・安房郡選挙区の新人の木下敬二氏(58)とともに自民入りする。

 旭市選挙区で自民現職の宮内三朗氏(69)を破った新人の大松重和氏(48)は自民入りを県連に届け出ている。袖ケ浦市選挙区で自民現職の笹生定夫氏(66)を破った新人の江野沢吉克氏(57)、館山市選挙区の新人秋山光章氏(60)も自民入りを表明、県連側も了承する考え。

 千葉市中央区選挙区で返り咲いた元職の佐野彰氏(58)は「もともと自民だから自民に入る」と話すが、無所属で参院選出馬を表明し、自民を除籍になった本間進氏(52)の支援を明言していることから、県連側の評価は割れそうだ。

 君津市選挙区の新人石井宏子氏(42)は「まだ結論は出ていない。後援会などに相談して、今週中に結論を出す」と態度を留保する。民主党の推薦を得て当選しているため、「選択肢は限られる」と話し、民主入りが濃厚だ。

 柏市選挙区の吉川洋氏(57)は、堂本暁子知事に対する姿勢の違いから市民ネットワークとの統一会派を解消、「無所属で活動し、ほかの無所属議員と統一会派が組めるか探りたい」としている。

 四街道市選挙区で当選した新人の佐渡斉氏(53)は「しがらみのない無所属を訴えて当選したので、あくまでも無所属を貫く」と強調。民主の衆院議員秘書も務めていたが、「民主に戻ることはない」と話す。

 八千代市選挙区の新人西田譲氏(31)の事務所は会派入りについて「まだ決まっていない」と説明。香取市選挙区の元職伊藤和男氏(59)は本人と連絡が取れず、回答は得られなかった。

5874やおよろず:2007/04/17(火) 12:04:06
>>5873

 結局、県東は自民vs自民だったってことですね。

>>5872

 全県選挙で、直前にに決定しなければならないとすると、かなり苦しいですね。
 知名度のある人でなければ、立候補しても、名前が浸透しないうちに負けてしまう。

 達増知事みたいに、1年近くかけて全県を回れるようだといいんですが。

5875とはずがたり:2007/04/17(火) 12:46:26
愛知県議会>>5682
定数104…過半数53

自民公認・支持…58
公明公認…7
民主公認・推薦…38
その他…1(知多第二・多分自民系無所属)

少なくとも自民過半数割れの為には5議席減らせねばならぬ。

●中選挙区でもっと真面目に擁立が必要な3選挙区●
一宮市・葉栗郡+尾西市 定数5+1−候補6+2
当23,492高橋 正子48民主現2
当18,207木藤 俊郎50公明現2
当16,345栗田 宏73自民現6
当16,047吉田 真人42自民現2
当15,139岩村 進次52自民現5
当13,216長坂 康正49自民=公明現5・尾西
□12,019岸野 知子57共産元
2,900(筧 猛68無所属新・畜産販売業・廃品回収業・尾西
春日井市 定数4−候補6 (選管確定)
当24,028金沢 利夫68民主現2
当18,713神戸 洋美51自民現2幼稚園長
当17,291米田 展之60公明現5
当15,027伊藤 勝人61自民現2
□13,441柳沢 けさ美57共産新
5,452長谷川 浩司44無所属新 産婦人科医
岡崎市 定数4−候補5 (選管確定)→岡崎は自民強すぎ。
当39,543浜崎 利生58民主現3労組連合会顧問(全ト労連)
当27,861内田 康宏54自民現6新聞社監査役
当23,053青山 秋男60自民現5学校法人理事長
当12,717中根 義一62自民現2ゴルフ会社会長
□9,217柵木 誠62無所属新 建設会社社長
豊田市 定数4−無投票→民主二人出せや。総評ブロックか保守系の新人出すのがいいんちゃうか?
○中村 晋52民主新1トヨタ社員
○小島 丈幸53公明現3
○倉知 俊彦75自民現10
○三浦 孝司63自民現3

●定数1で惜敗の5選挙区●
津島市 定数1−候補2 (選管確定)
当11,905中野 治美51自民=公明現2土地改良区理事
□9,494小田 寿志41民主新
大府市 定数1−候補2 (選管確定)
当15,741深谷 勝彦61自民=公明現3
□13,554西村 憲一36民主新
岩倉市 定数1−候補2 (選管確定)
当7,838石黒 栄一62自民=公明新1
□7,212塚本 秋雄55無所属=民主新 市体協顧問
豊明市 定数1−候補2 (選管確定)
当13,644坂田 憲治52自民=公明新1幼稚園長
□11,637鳥居 宏光42無所属=民主新 不動産会社社員
知多郡第1 定数1−候補2 (選管確定)→惜しい・・・
当14,820日高 昇70自民=公明 現9
□13,385河合 洋介27民主新 元衆院議員秘書

5876とはずがたり:2007/04/17(火) 12:46:50
>>5875-5876
更に公明迄含めて過半数割れに追い込むには以下の選挙区で勝たねばならぬ。

●無投票もしくは無投票に近いもしくは民主系惨敗の13選挙区●
中区 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧
○かとう 南61自民=公明現6
犬山市 定数1−候補2 (選管確定)
当14,083原 欣伸38自民=公明新1(元)市議
□9,041堤 善昭45民主新 医療機器会社長
常滑市 定数1−候補2
当13,224沢田 丸四郎51自民=公明現3製陶所役員
□6,319遠藤 圭司31民主新 (元)衆院議秘書
江南市 定数1−候補2
当19,179奥村 悠二63自民=公明現3
□14,278村瀬 栄次56無所属=民主新 塗装改修会社長
碧南市 定数1−候補2
当14,386小林 秀央65自民=公明現6
3,938辻 正三55無所属新 鉄工所経営
蒲郡市 定数1−無投票→鈴木は何やってんだ?
氏名年齢党派新旧
○大竹 正人54自民=公明現3
高浜市 定数1−候補2
当10,143杉浦 孝成59自民=公明現2食品会社取締役
1,722原田 文彦66無所属新 政治団体会長
田原市 定数1−候補2
当17,899鈴木 愿68自民現3
□8,381高先 星吾51民主新
丹羽郡 定数1−候補2
当14,069藤川 政人46自民=公明現3
□5,944深川 勝利31民主新
中島郡 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧
○吉川 伸二53自民=公明現5
幡豆郡 定数1−候補2
当17,139浅井 喜代治57自民現2農業
□9,081小山 政男64無所属新 (元)吉良町議
額田郡 定数1−無投票
○鈴木 正64自民=公明現2農林業・(元)幸田町助役
宝飯郡 定数1−無投票
○小林 功63自民=公明現4不動産会社役員

●分裂も活かせられずの3選挙区●
愛知郡 定数1−候補3
当10,822石井 芳樹38自民=公明新1(元)長久手町議
□9,371川上 孝一56民主新 (元)長久手町議
5,418山田 裕之63無所属=自民現
知多郡第2 定数1−候補4
当11,594森下 利久64無所属新1(元)南知多町長
□10,922斎藤 宏一68自民新 (元)美浜町長
8,519福本 貴久36無所属新 不動産業
4,726大橋 芳男67無所属新 (元)武豊町議
新城市・北設楽郡 定数1−候補4 (選管確定)
当11,717峰野 修59無所属=自民新1木材会社役員
□10,186加藤 実74自民現 党新城支部長
□9,668小栗 健次52無所属=民主新 資源回収業
3,887村田 康助56無所属新 農林業

5877とはずがたり:2007/04/17(火) 12:49:05
>>5874
>結局、県東は自民vs自民だったってことですね。
それは詰まり千葉東部はまだまだ典型的な日本の田舎だってことですな。

5878やおよろず:2007/04/17(火) 12:57:38
>>5877

 谷田川元を引き抜けたと思うんですが、県議レベルでは効果無しってことですかね。

 あと、田舎だと社民党勢力が残存してたりするんですが、千葉の場合、それもなしのようですね。

5879名無しさん:2007/04/17(火) 13:19:27
千葉で社民党勢力が比較的残っているのは、キッコーマン労組の強い流山市や野田市あたりですね。
最も、キッコーマン労組も状況に応じて柔軟に民主支援したりしているようです。

5880やおよろず:2007/04/17(火) 13:26:46
>>5879

 キッコーマン労組は社民党色が濃いんですね。
 民間労組にして、珍しい

5881片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 13:28:07
千葉の半分は和歌山みたいなものだと。
何十年前の日本の縮図みたいな県ですね。

千葉の田舎部分は、いつもとあまり変わらない派閥争いと地域ボス争いをやってて、そこに新住民が新人に加勢するという構図なんで、派閥争いが終わって不活性効果が出る次回にどうなるかというところだけど。
谷田川は一発目に郵政選挙食らわずに比例復活してれば別だったんだろうけど。
神奈川の体たらく比例議員たちより惜敗率で上へ来てたんだけど、このままだと干上がるわな。

5882やおよろず:2007/04/17(火) 13:29:38
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070417b

初当選の東海林氏は「いぶき」へ 県議会会派
 8日投開票された県議選で初当選した無所属の東海林洋氏(51)=湯沢市雄勝郡選挙区、元県職員=は16日、県議会会派「いぶき」(門脇光浩代表)に加わる意向を明らかにした。同日、門脇代表に伝えた。ともに無所属の門脇代表(46)=仙北市選挙区=と淡路定明氏(47)=秋田市選挙区、民主推薦=が再選を果たした「いぶき」は、東海林氏の加入により3人となる。

 東海林氏は、加入の理由について「地域と住民を一番大事に活動している会派と思う。門脇代表とも旧知の間柄。自分も応援していたし、選挙で応援もしてもらった。私自身が無所属で立候補しており、政党にとらわれず、幅広い人たちの声を吸い上げる活動をしていきたい」と話している。

5883片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 13:33:37
あれ? でもそういえば、香取市の伊藤和夫は自民会派入りしないんじゃなかったかな。

5884やおよろず:2007/04/17(火) 13:35:14
>>5881

>>神奈川の体たらく比例議員
 
 大出(笑)とかですね。

 不毛地域には、比例優遇を出すなど、テコ入れが必須だと思いますね。
 個人の努力でどうなるもんでもなさそうです。

 逆に、努力しだいの新興都市議員は、比例重複も許さんという形で、追い込んだらいいのではないかと思います。

 小沢軍団のアイドル青木愛なんかも、浜田氏が相手では、なかなか上がってこれなそう。

5885やおよろず:2007/04/17(火) 13:37:47
>>5873の記事では

>>香取市選挙区の元職伊藤和男氏(59)は本人と連絡が取れず、回答は得られなかった。

という微妙なもんですが、谷田川系なんですか?

5886片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 13:45:59
>>5885
どこかで何か読んだ記憶があった気がするんですが、思い出せないです。どこかと混同したかもしれません。
谷田川に近いにしても会派は自民というのはありえそうですね。

5887やおよろず:2007/04/17(火) 14:01:25

 参院選 千葉

  県東の状況を見ると、派閥分裂がマイナスになりにくい中選挙区であれば、自民党が圧倒的に有利。
  民主は、2議席確保のため、東京圏・千葉市での大量得票が必須。
  しかしながら、候補者の質から、無党派・民主支持票は長浜に集中。
  自民党の白須賀も、無党派受けしやすそうなタイプ。
  加賀屋は、野田との連動で組合以外に支持を拡大できるかどうかが鍵。
  石井は自民党関係の票を広く集め、県議会のしがらみの薄い白須賀が公明からの支援を厚く受けるようだと、自民党の2議席は難しくなさそう。 


  石井準一が安定、長浜が幅広い支持を広げ、白須賀が続き、加賀屋・本間が猛追
  こんな感じかな???

5888とはずがたり:2007/04/17(火) 14:22:01
白須賀氏は歯科医師で幼稚園・保育園理事長との事で福祉の公明党も乗りやすそうですしね。
加賀屋は千葉の労組の組織力の惨憺さを得票で示す事になりそうな気がします。
参院選は自自民かなぁ・・。

5889やおよろず:2007/04/17(火) 14:34:32
 自民 比例区予想(14〜17)

 有村 治子
11大仁田 厚
4尾辻 秀久
8川口 より子
9小泉 顕夫
 山東 昭子
10武見 敬三
5段本 幸男
3橋本 聖子
13福島 啓史郎
15藤井 元之
 藤野 公孝
1桝添 要一
 森元 恒夫
2上野 公成
 森下 博之
12阿達 雅志
13石井 みどり
 衛藤 晟一
14大高 衛
 大西 秀雄
16尾身 朝子
 川瀬 葉子
 佐藤 伸明
7佐藤 正久
 中曽根 康人
 中西 しげあき
 福本 アジア
6松原 まなみ
 丸一 よしのり
17まるも ゆきこ
 山田 としお
 米田 建三

5890名無しさん:2007/04/17(火) 19:04:11
歯科医って医師という肩書きだけど、プロフィール見ると殆どの候補者は学歴良くないよね

5891とはずがたり:2007/04/17(火) 19:19:34

新人16人“代謝”進む 脱政党系の若手苦戦 育児争点化 女性に追い風 ’07福岡市議選分析
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070410/20070410_004.shtml

 現職の福岡県知事が大差で民意の「関門」をくぐり抜けた統一地方選前半戦。7選挙区に計101人が立った福岡市議選(総定数63)では、議席を倍増させた民主の躍進が目立ち、最大勢力の自民系会派は大きく後退した。昨年11月の同市長選以降、現職や与党候補が相次いで敗れ、地方議会では政務調査費など「政治とカネ」に絡む問題も明らかになる中、「変革」を求めるうねりはなお続くのか。市議選結果を分析し、有権者の視線の「先」を探った。

 ■議会改革に期待

 使途が透明化されているとは言い難い政務調査費、海外視察費の公費負担など「給料以外の報酬」のあり方をめぐる有権者の批判が高まる中での選挙戦だった。

 当選した現職は45人で前回より2人減。同じく元職も1人減って2人だったが、新人は5人増え16人に。会派別では4議席だった民主が推薦を含め9人に倍増。一方、計32議席で過半数を占めていた自民とみらい福岡の自民系二会派は、無所属出馬の2人を加えても27議席にとどまった。「新旧交代」「議会改革」を望む有権者の意図がうかがえる。

 ただし、当選した現職候補の得票を前回と比較すると、自民は17人中半数以上の9人、みらいも7人中4人(無所属含む)が得票を増やした。ベテラン、中堅に対する「自浄努力」への期待もありそうだ。

 ■生活重視が奏功

 過去最多となる女性議員9人の誕生は「子育て支援策」など生活関連施策への期待の高まりを印象づけた。3月議会では「留守家庭子ども会(学童保育)無料化」の条例改正案が否決されたばかり。選挙戦では子育て支援を積極アピールする女性候補が目立った。

 女性現職6人は全員当選。「学童保育無料化」に賛成した民主現職は2倍以上の得票アップで、前回の最下位から一気にトップ当選。「無料化」反対の会派を批判するビラを配り、市議選での争点化も図った。
 ふくおかネットワークは女性3人が全員当選し、改選前から一増。西区では前回落選した社民推薦の新人と共産新人がともに初当選し、女性への追い風を感じさせた。

 ■「再起」は厳しく

 現職に比べて知名度や組織力のない無所属新人や、一度は議会を去った元職を有権者がどう評価するかも注目された。

 35歳以下で地盤も政治経験もない7候補のうち、当選したのは南区の新人だけ。東(ひがし)国(こく)原(ばる)英夫知事が誕生した1月の宮崎県知事選のように、既成政党に反発する民意の受け皿になることはできなかった。

 東区では人工島事業をめぐる「ケヤキ・庭石事件」で公判中の無所属元職が再起を期したが、得票は2000票余り。厳しい現実を突きつけられた。同事件追及の1番手だった共産現職も、元職とのダブル当選を狙う作戦が裏目に出て共倒れした。

 市議を辞職して昨年の市長選に挑んだ城南区の元職は、復帰を望む支援者の後押しでトップ当選。存在感を示した。

     ◇

5892とはずがたり:2007/04/17(火) 19:19:57
>>5891-5892

 ●投票率2.21ポイント増 4回連続50%届かず

 8日投開票された福岡市議選の投票率は7選挙区平均で49.94%。前回
の47.73%を2.21ポイント上回ったものの、1995年から4回連続で50%を下回った。

 今回は政令市移行後最多の101人が立候補。同日開票の知事選が「多党相乗り型」から2大政党を軸にした「対決型」に転じたこともあって、投票率の大幅アップが期待された。しかし、約10ポイント上昇した昨年の市長選の再現はならなかった。

 男女別では、女性51.78%に対し、男性47.85%。区別では、東、城南、早良、西の4区で50%を超えた。前回比で最も上がった城南区は定数6に12人が立候補する激戦だった。7区の投票率は次の通り。

 東=51.76%(前回比3.1ポイント増)▽博多=43.48%(同1.03ポイント増)▽中央=44.94%(同1.84ポイント増)▽南=49.01%(同2.38ポイント増)▽城南=51.29%(同4ポイント増)▽早良=54.46%(同3ポイント増)▽西=53.91%(同0.37ポイント増)

     ◇

 ●民主得票率 倍増14.6%

 福岡市議選の政党別得票率を見ると、公認8人が全員当選した民主が前回2003年から倍近くに急伸。5候補だった前回から7ポイントアップの14.6%で、推薦で初当選した新人の得票も加えると、15.5%に達する。7区で議員9人を誕生させた民主の躍進は得票率でも裏付けられた。

 改選前から3減した自民候補22人の得票率は26.6%で、候補18人の前回より2.4ポイント増。しかし、前回当選後に自民に入った4候補の得票を考慮した前回得票率(29.7%)と比べると、今回は3.1ポイント下回った。

 改選前の10議席から4減となったみらい福岡。8候補の得票率は8.8%で、前回(13候補)からほぼ半減した。今回は8人のほか、公認された5人が無所属で出馬。ただし、無所属5人を加えても今回の得票率は12.6%にとどまり、前回に届かなかった。

 公明は前回と同じ12議席を確保したが、得票率は2.3ポイント減の16.7%。前回獲得の6議席を維持した共産も7.8%で1.3ポイント減らした。ふくおかネットワークは改選前から3議席に1増したが、得票率は2.7%で0.5ポイント減った。

 社民は1.1%(前回比3.7ポイント減)。平成会は2.0%(同0.9ポイント減)。無所属は17.6%で前回より4.6ポイント増えているが、一部党派の推薦・公認候補の得票が含まれている。


=2007/04/10付 西日本新聞朝刊=

5893とはずがたり:2007/04/17(火) 19:30:07
7区終盤情勢 ’07市議選<上>東区 博多区 中央区
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070404/20070404_002.shtml

 計101人が63議席を争い、しのぎを削る福岡市議選は、8日の投開票日に向けて終盤戦に入った。各候補の選挙カーの連呼も、日増しにボルテージを上げている。7選挙区の構図や事情はさまざまだが、当落は予断を許さない激戦だ。残り数日となった選挙戦情勢を探った。 (敬称略)

     ◇

 ●東区 最多23人がしのぎ

 7区最多の23人が競り合う大激戦区。自民現職小石原が箱崎、筥松、松島、同じく森が香椎、香住ケ丘、下原で地盤固めを急ぐ。西戸崎・志賀島地区では、自民現職川上と無所属元職の西田が正面からぶつかる。

 前回初の3議席を獲得した公明は、山口、渡辺の現職2人と新人尾花が支持団体中心に票固めに懸命。2議席奪還を目指す共産は原田、綿貫が知事選、県議選と絡めた戦術で支持層掘り起こしを図る。民主金出、ふくおかネットワーク外井の女性現職組はそれぞれ支持層を固める。

 和白・塩浜では自民新人今林が三角ら無所属新人と激しい票の奪い合い。元職藤本顕は水谷に事務所を構え、みどり福岡菊川は議席獲得に全力。街頭演説派、自転車遊説派など、無所属新人の手法がどこまで支持者を広げられるか。

 ●博多区 現職と若手が競合

 9議席をめぐり、30代の若手新人5人と現職8人が争う。現職は地盤や支持組織固めを手堅く進めるものの、新人の無党派層取り込みに警戒感を抱く。

 自民は、連続トップ当選の川口が那珂校区中心に浸透を図る。現職南原は三筑や博多部で動きが活発。新人福田は引退市議の父親から吉塚など地盤を引き継いだ。

 市木と石田の公明現職2人は支持組織に浸透を図る。みらい福岡現職2人は、鬼塚が席田、石川が三筑を拠点に支持固めを急ぐ。前回最下位の共産比江嶋も懸命。社民は前回公認の現職高田を無所属候補のまま推し、初議席を狙う民主は無所属田中を推薦する。みどり福岡新人本河も初議席を狙う。

 注目は自民の主地盤とされる中央と南部。両地域から新人が続々と出馬したことで現職が他候補の地盤を攻める動きも。無所属新人日下部と石井は財政健全化や教育再建などを訴える。

 ●中央区 投票率次第で混戦

 7議席をめぐる現職6人、新人7人の争いは激しさを増す。保守層の争奪戦、浮動層への浸透など、各候補の攻防が熱を帯びている。投票率によっては新旧交代が現実味を増しそうだ。

 自民3人はいずれも議長経験者のベテラン。稲員は赤坂、警固、妹尾は舞鶴、大名、石村は白金、平尾を中心に、それぞれ地盤の引き締めを進める。

 今回は同区選出の元自民県議、新人内田が平成会から出馬。みらい福岡現職の水城を交え、保守層票の奪い合いがカギを握りそうだ。同じくみらいに所属する現職森山は前回の民主からくら替え。民主は新人の田中慎を擁立しており、運動量が勝負を分けそうだ。

 公明は新人楠が県議選と連動した動きで支持基盤を固める。共産も現職星野が県議選の女性新人候補と票の上積みを図る。残る女性候補の無所属新人加藤とみどり福岡新人田中靖、「若さ」が強みの無所属新人長友、小野が無党派層の掘り起こしに力を入れる。

    ×      ×

5894とはずがたり:2007/04/17(火) 19:30:35
>>5893-5894

 ●東区

 (12−23、届け出順)
尾花 康広 43 政党役員  公新
森  英鷹 52 会社役員  自現
西田 藤二 55 会社員   無元
山口 剛司 48 政党役員  公現
藤本 顕憲 62 社団法人理事無元
菊川 洋亮 33 市議秘書  ど新
川上 晋平 35 福岡JC会員自現
近藤 大賀 33 派遣会社員 無新
今林 秀明 46 元市職員  自新
清原  明 58 団体代表  無新
金出 公子 59 党支部副代表民現
外井 京子 49 政治団体委員ネ現
奥田 雄二 55 会社社長  無新
藤本  豊 56 元会社役員 無新
原田 祥一 51 政党役員  共現
阿部 正剛 44 病院事務局長無新
小石原淳一 62 保健所協会長自現
三角公仁隆 51 自営業   無新
綿貫 英彦 40 政党役員  共元
脇  義重 61 政治団体代表無新
渡辺 裕江 55 党県局次長 公現
落石 俊則 51 元小学校教諭無新
小川 政則 28 手品師   無新

     ◇

 ●博多区

 (9−13、届け出順)
鬼塚 敏満 64 団体役員  み現
南原  茂 53 党市議団副長自現
市木  潔 58 党市議副団長公現
石川浩二朗 63 会社役員  み現
比江嶋俊和 60 歯科医師  共現
川口  浩 46 会社社長  自現
高田 保男 59 市監査委員 無現
日下部晃志 30 松下政経塾員無新
石井 英俊 30 団体役員  無新
石田 正明 54 党県役員  公現
福田  衛 35 会社員   自新
田中丈太郎 34 会社員   無新
本河 知明 30 会社員   ど新

     ◇

 ●中央区

 (7−13、届け出順)
楠  正信 52 製茶販売業 公新
水城 四郎 37 防犯団体代表み現
長友 信行 34 自営業   無新
妹尾 俊見 63 市議会議長 自現
田中 靖枝 68 ピアノ教師 ど新
森山 英樹 46 行政書士  無現
田中 慎介 28 党支部副代表民新
星野美恵子 56 党県委員  共現
稲員大三郎 62 会社社長  自現
内田 壮平 57 会社社長  平新
石村 一明 70 党支部長  自現
加藤じゅん 40 ナレーター 無新
小野 仁志 25 元陸上自衛官無新

     ◇
 一覧表の候補者は届け出順。「み」はみらい福岡、「ネ」はふくおかネットワーク、「ど」はみどり福岡、「平」は平成会
=2007/04/04付 西日本新聞朝刊=

5895とはずがたり:2007/04/17(火) 19:31:02

7区終盤情勢 ’07福岡市議選<下>南区 城南区 早良区 西区
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070405/20070405_002.shtml

 ●南区 当選ラインへ懸命

 少数激戦だった前回から一転したことで、各陣営とも当選ラインとみられる4000票台への積み上げに懸命。知名度で勝る政党・政治団体公認現職がやや先行するが、無所属新人も追い上げる。

 自民現職5人は従来通り地盤固めの戦略。川上が老司、進藤も三宅周辺に浸透。光安は柏原など西南部で運動を展開し、伊藤は野間や若久、打越は皿山などで支持拡大を図る。

 公明は、現職大石と新人松野が組織的な動きでともに上位当選を狙う。みらい福岡現職2人は、国分が拠点の若久で活動、小串は主地盤の曰佐以外へ食い込みを目指す。共産現職宮本は県議選と連動。民主は現職三原が労組支援を受け、新人山下は市長とのパイプを前面に押し出す。ふくおかネットワーク現職野尻は女性の視点を強調する。

 無所属組は、みどり福岡の推薦を受けた元職保坂が地道な戦い。飯森、池上、小松、田島の4新人は若さや地元密着の政策をアピールし、票の掘り起こしを進める。

     ◇

 ●城南区 過熱する集票合戦

 定数6に現職5人、新人6人、元職1人の計12人が出馬。7選挙区で有権
者数は最も少なく、競争率は2.0倍でトップという「最激戦区」の攻防。各候補の集票合戦が過熱している。

 平成会元職の高山は7期連続トップ当選の実績で区内全域に浸透する。公明現職の大石も支持組織票をバックに安定した戦いを続ける。県議も含めた空白区解消に意欲を燃やす民主は、新人太田が豊富な運動量で勢いを増す。

 自民はベテランの現職青柳が遊歩道整備などの実績を強調、金山周辺で引き締めを図る。同じ現職阿部は長尾を中心に地域活動などで培った支援者に支持を広げる。共産現職倉元、社民推薦の無所属現職吉田はともに支持基盤中心に票固め。

 みらい福岡所属の新人久保と永野は無所属で出馬し、教育や福祉を訴える。ふくおかネットワーク高森、みどり福岡山口の女性新人2人と無所属新人岩松は市政改革を訴えて票の上積みを図る。

     ◇

 ●早良区 新人どう食い込む

 10議席に対し現職10人、新人2人が名乗りを上げた。競争率は7選挙区で最低の1.2倍だが、ベテランの多い激戦区でもある。新人がどう食い込むか注目される。

 自民は議長経験のある現職津田が室見地区を中心に地盤固め。今回から自民公認の現職友納は高齢者施設などで支持を呼び掛ける。公明は黒子と久保の現職2人。それぞれ前回トップと3位の実力だが「少数激戦に油断は禁物」と支持層を引き締める。

 みらい福岡現職平畑は高取、同会派公認だが無所属で戦う現職大森は西新地区中心に支持の輪を広げる。共産現職中山は無党派層への浸透を図り、社民現職木村は原を中心に教育関係者らの支持を固める。

 民主現職栃木は北部の百道、百道浜が拠点。新人玉井は南部の野芥に事務所
を構えた。前回復活当選したみどり福岡現職荒木は議席維持に全力。無所属新人占部は飯倉を中心に遊説。

     ◇

 ●西区 今宿周辺で激戦か

 現職6人と新人4人で7議席を争う。支持層を固める現職に対し、新人は地盤拡大や無党派層の獲得に懸命。引退議員の地盤だった今宿周辺では各陣営が入り乱れており、票獲得をめぐる動きが活発化している。

 自民は現職冨永が周船寺に広く浸透し、新人吉村は引退議員の後継として支持を訴える。現職小畠は姪浜周辺でみらい福岡現職木原とぶつかる。みらい現職笠は田尻、元岡を着実に固める。

 前回トップ当選した公明現職の川辺はこれまでの支持層堅持を図る。民主現職の江藤は壱岐団地周辺に支持を広げ票の上積みを狙う。初の議席確保を目指す共産は4度目の挑戦となる新人熊谷を擁立。みどり福岡新人の大里は駐輪場無料化などを訴える。無所属新人の池田は2度目の挑戦で議席獲得を目指す。

5896とはずがたり:2007/04/17(火) 19:31:29
>>5895-5896
    ×      ×

 ●南区

 (12−18、届け出順)
田島 和義 54 会社社長  無新
小串 龍治 35 消防団員  み現
大石 修二 46 党県遊説局長 公現
伊藤 嘉人 46 会社役員  自現
進藤 邦彦 69 企業団議員 自現
川上 義之 61 党支部長  自現
打越 基安 52 会社役員  自現
山下 謙二 60 元市職員  民新
小松亀代治 64 校区団体会長 無新
飯盛 利康 29 会社員   無新
国分 徳彦 49 元PTA会長 み現
光安  力 58 会社役員  自現
三原  修 50 党総支部役員 民現
宮本 秀国 63 党市議団団長 共現
保坂 逸朗 56 保険代理業 無元
松野  隆 44 党区委員  公新
野尻 旦美 51 政治団体役員 ネ現
池上 誠二 54 会社代表  無新

     ◇

 ●城南区

 (6−12、届け出順)
高森 清子 58 校区協委員 ネ新
山口はるな 30 元看護師  ど新
吉田 重利 70 団体役員  無現
太田 英二 35 党支部幹事長 民新
岩松 正樹 45 会社社長  無新
大石  司 65 市副議長  公現
青柳 隆久 66 党支部長  自現
久保 秀隆 41 自営業   無新
倉元 達朗 39 党地区副長 共現
阿部真之助 42 会社社長  自現
高山 博光 67 会社社長  平元
永野 繁一 49 保育園理事長 無新

     ◇

 ●早良区

 (10−12、届け出順)
大森 哲也 72 市農協理事 無現
津田 隆士 62 会社代表  自現
中山 郁美 47 党県委員  共現
久保  浩 65 党県副代表 公現
玉井 輝大 55 会社代表  民新
栃木 義博 53 党県選対委員 民現
木村 幾久 55 党市議団役員 社現
黒子秀勇樹 51 党県役員  公現
荒木 龍昇 55 団体代表  ど現
平畑 雅博 44 同窓会理事 み現
友納 博美 70 農業    自現
占部 正文 60 元市職員  無新

     ◇

 ●西区

 (7−10、届け出順)
江藤 博美 55 党県役員  民現
冨永 計久 58 会社役員  自現
池田 良子 55 教育団体代表 無新
大里 隆明 49 自営業   ど新
川辺 敦子 53 党県局次長 公現
笠  康雄 59 農業委員  み現
木原 正勝 64 保護司   み現
吉村 寿夫 50 会社役員  自新
小畠 久弥 56 党市幹事長 自現
熊谷 敦子 54 党区相談所長 共新

     ◇

 「み」はみらい福岡、「ネ」はふくおかネットワーク、「ど」はみどり福岡、「平」は平成会。文中敬称略


=2007/04/05付 西日本新聞朝刊=

5897とはずがたり:2007/04/17(火) 19:45:07

福岡県
終盤戦を追う 県議選・注目区<上>早良区 若松区 直方市
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070405/20070405_003.shtml

 8日に投開票される県議選(定数88)は、無投票の18選挙区を除く29選挙区で激しい戦いが繰り広げられている。自民党が単独過半数を維持するのか、それとも民主党が議席を増やし国政と同じ「二大政党化」が進むのかも焦点の1つ。終盤に入った注目選挙区の情勢を探った。
    ×      ×

 ●現元新激烈な戦い 早良区

 自民現職の大原氏と公明現職の新開氏、無所属元職の古川氏、民主新人の宮浦氏の計4人が定数3を争う。古川氏とその後継とみられた大原氏の「保守対決」や、前回選挙で古川氏後援会の一部が新開氏を支援するなど過去の“因縁”も絡み、陣営関係者が「日々まるでオセロゲーム」と漏らすほど、激烈な選挙戦が続いている。

 返り咲きを狙う古川氏は、組織に頼らず、参院選出馬による知名度やスポーツ団体関係者などを通して個人票の取り込みを進める。高校の同級生の動きも活発化。陣営は「単なる保守票の奪い合いではない」と無党派層の支持拡大を目指す。

 前回選挙でトップ当選の新開氏。支持母体の創価学会が支援。2期の実績を訴え支持の広がりを狙う。ただ、前回、古川氏後援会の一部支援を受けたこともあり、古川氏出馬の影響に危機感を募らせる。公明も超重点区に位置付ける。

 引退する民主現職の後継宮浦氏は、連合福岡加盟の労組が支援。自治労は組織内候補に近い支援で臨み、議席死守を狙う。西新や藤崎など地下鉄沿線での知名度向上が課題として、駅立ちなどを通じ無党派層への浸透を図っている。

 75団体の推薦を受ける大原氏は、古川氏らと支持層が重複する部分があり、組織引き締めに躍起。地元の国会議員も企業や後援会をテコ入れする。市議選の自民公認候補と連動し、挙党態勢で校区ごとに座談会などを開く。

 ▼早良区 (定数3)

古川  忠 58 無元3
新開 昌彦 49 公現2
宮浦  寛 41 民新 =自治労
大原弥寿男 55 自現1=古川後継

     ◇

5898とはずがたり:2007/04/17(火) 19:45:39
>>5897-5898
 ●現新3人混戦模様 若松区

 現職2人に新人1人が挑む構図。ともに再選を目指す自民の中尾氏と共産の山口氏は危機感を募らせて支持固めに力を注いでいるのに対し、民主、社民が推薦する無所属の野村氏は、無党派層への浸透を念頭に運動。終盤戦に入っても混戦模様が続いている。

 山口氏は、元高校教師の経歴を背景に、ミニ集会や街頭で教育問題の改善を中心にアピールしてきた。数少ない女性県議である点に触れながら、女性への浸透も重視。8期32年間続く共産の議席死守を目指し、支持を呼び掛けている。

 野村氏は、2月の北九州市長選で初当選した現市長が衆院議員当時の秘書。出馬表明が遅れたが、前回候補を立てた社民が民主とともに支援につき動きは活発。「新市長が生まれた北九州市と県をつなぐ役割を担いたい」と議席奪取を目指す。

 公明、農政連の推薦も受けた中尾氏は、同市長選で自民推薦候補が敗れたことを踏まえ「逆風をはね返す戦いを」と票固めに躍起。企業や団体を回り、同区のひびきコンテナターミナルの利用促進や雇用拡大を重点的に訴えている。

 ▼若松区 (定数2)
山口 律子 58 共現1
野村 陽一 39 無新
中尾 正幸 42 自現1

     ◇

 ●4連続対決は接戦 直方市

 県議を2期務めた元職の野下氏と、4選を目指す現職の一尾氏が、4回連続となる"因縁対決"。一騎打ちの接戦を繰り広げている。

 1995年の選挙で一尾氏が当時現職の野下氏を6票差で破って初当選。続く99年は1尾氏が1175票差で再選したが、前回は野下氏が195票差まで追い上げている。

 「今回こそ雪辱を」と誓う野下氏は、社民党を離党して政党色を一掃。「完全無所属」を唱え"市民党"を前面に出す戦術だ。「素晴らしい直方を一緒につくろう」と呼び掛け、草の根選挙で支持を広げる。

 一尾氏は、初めて自民公認を獲得。決起大会には麻生太郎外相も駆け付けた。3期12年の実績を強調しつつ組織型選挙を展開。「県や国とのパイプ役になる」と訴えて保守層を固め、女性層にも浸透する。

 ▼直方市 (定数1)
野下 昭宣 66 無元2
一尾 泰嗣 56 自現3

=2007/04/05付 西日本新聞朝刊=

5899とはずがたり:2007/04/17(火) 19:46:07

終盤戦を追う 県議選・注目区<下>中央区 粕屋郡 三潴郡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070406/20070406_002.shtml

 ●都市部の攻防激化 中央区

 現職の動きが目立つ中、新人が激しく追い上げる。4年間で有権者の半数近くが入れ替わる典型的な都市型選挙区。各陣営が無党派層を意識した激しい攻防を繰り広げている。

 民主新人の松隈氏は、街頭演説を重視。住宅街を中心に、選挙区内にある知事公舎の売却などを訴える。福岡市長選で民主推薦候補を当選させた「変革の風」をつかもうと懸命だ。

 無所属現職の鬼木氏は、地元の同級生らに支えられた若さを前に出した戦い。「後半戦になってようやく有権者に選挙ムードが高まり、手応えが出てきた」と陣営関係者。街頭では「未来のための政治を」と訴える。

 公明現職の大城氏は、創価学会を軸にした運動を展開。党幹部も相次ぎ選挙区に入り、組織を挙げた総力戦となっている。現職としての実績と女性としての生活者の視点を強調。無党派層への浸透を図る。

 共産新人の小林氏は、出馬表明が遅れただけに、知名度向上が課題。週末の繁華街で「お帰りなさい宣伝」と名付けた運動を展開。勤め帰りの同世代の若者らに声を掛け、雇用格差の是正などを訴える。

 12期目を狙う自民現職の早麻氏は、政治家になって初めて朝立ちに取り組むなど、危機感を隠さない。ポスターには、若さを連想させる「即戦力」と明記。歩行遊説など新人のような運動スタイルで、高齢批判はね返しに力を入れる。

 ▼中央区 (定数3)
松隈 一博 56 民新
鬼木  誠 34 無現1
大城 節子 56 公現1
小林 解子 27 共新
早麻 清蔵 78 自現11

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