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雑談スレ
637
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/11/03(金) 21:12:22
「企業が利益を追及することは当然のことなのだから、外国人労働者を使おうが
公害を垂れ流そうが、社会にお構いなしになることは当たり前だ」と公言することは、
「老人ホームに入所して、介護人に暴言を吐かれたくらいで、ガタガタ騒ぎ立てるな」
と言うことと全く同様のことである。
638
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/11/08(水) 22:42:53
『SAPIO』2006年11月22日号
「金正日の核」を迎え撃つニッポン核武装宣言
中西・京大教授「『国際社会の北朝鮮核保有容認』を覆すには『日本核武装論議』
しかない」
国際政治アナリストの伊藤貫「『アメリカの核の傘』が信用することができない
ことでのこれだけの理由』
軍学者の兵頭二十八「『マッカーサー偽憲法』の無効宣言から日本の核武装は始まる」
井沢元彦「『核の傘』の中で核反対を叫ぶことはペテン師と同じです」
古田・筑波大学教授「『反日』だけで結ばれた中朝韓に永遠に付き纏われる
日本の『憂鬱』」
===日本経済新聞2006年11月8日(水)===
改正日本憲法案に、
第4章 核兵器
核兵器の使用は、核攻撃をされたときの報復のみに限る。決して、
核兵器を他国への恫喝に使用してはならない
の条文を入れると「日本も核武装化して当然」の動きが日本の改憲論者の間に
起きれば、米国は震え上がって、安倍傀儡政権に、憲法改正の指令を撤回する
のであろう!(^^ゞ
「孫子の兵法」にも、あるのだろう。中朝韓を一つずつ分断させれば良いのだ。
切り崩せば良いのだ。
639
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/11/14(火) 22:44:57
神奈川県相模原市の米軍相模補給廠
12日の日曜日に、「神奈川平和運動センター」や「第一軍団の移駐を歓迎
しない会」などの4つの反米軍基地市民団体が主催して、午後3時15分の
打ち上げ花火を合図に参加者が一斉に手を繋ぎ、基地外周約6キロのうち主催者
発表の1800人が約1.5キロの「人間の鎖」を作り、基地の早期返還を訴えた。
===朝日新聞2006年11月14日(火)===
「人間の鎖」をやることが、立派な抗議活動だと履き違えていることは、
旧日本軍の将官級軍人が「欧米でもやっていない電波兵器(レーダー)なんかは、
やる必要性はない」と吐き捨てていたことと同じだ。
埼玉の郵便局強盗のお巡りを、やっと逮捕
続く不祥事、再生はいつ
『不祥事を繰り返す連中には協力しない』と言われた」「『警察は信用する
ことができない』と相手にされなかった」。警察庁が昨年に、職務質問や事情
聴取をすると全国の地域警察官2千人に現場の実態を聞いたところ、こんな
回答が相次いだ。
協力拒否に留まらない。警察官を殴ったり、パトカーを壊したりする公務
執行妨害も増えている。
問題警官は、警察学校で成績が優秀で、配属後の勤務態度の良好と言う人物
も含まれる。
===朝日新聞2006年11月14日(火)===
犯罪警官が出て来ること自体を問題にする方こそ、おかしいのである。
例えば、上下下達・命令一下の警察でも、裏金を内部告発する現職警官が
出て来るのだろう。起こったときに、徹底的に報復するか否か、本気で報復
しているかが問題なのである。
640
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/11/14(火) 22:48:00
脚本家・井上由美子
「打ち合わせに向かうために地下鉄に乗ったら、隣りの女子高生が『昨日、
見た?』と話し始めた。ドキンと耳を澄ます。私が脚本を担当するドラマ
『14才の母』の話だった。実は、これ、一番、緊張する瞬間である。
ドラマの正直な感想は意外と作り手の耳には入って来ない。友人や仕事仲間は
『面白かったわ』と電話やメールをくれるが、厚い友情のせいか、どんなドラマを
書いても褒めてくれる。
ネットや掲示板の意見を読むこともあるが、こっちは逆に『最低、糞ドラマ
認定!』などと怖い言葉で貶められるので、傷付き過ぎて冷静に読めない。
さて、冒頭の女子高生の評価。『本当に14歳で産むの?』『母って題なんだ
から産むんじゃないの?』。これからの展開次第か。頑張らねば」
===朝日新聞2006年11月12日(日)===
今どきに、14歳で妊娠し出産しても、衝撃的な展開(筋書き)でもなかろう。
だいたい、古来(平安時代など)や近世(江戸期)なら、極(ごく)普通の
営みだろう。
『週刊朝日』2006年11月24日号
対談「14才の母」の父母
初めて娘の妊娠を知ったとき
母「孫がかわいいと思う前に、娘がまだ幼くて」
父「いずれ不幸になると思って孫の顔が見られなかった」
===朝日新聞2006年11月14日(火)===
14歳は、そんなに幼くないのだろう!
641
:
なるべく名前入力
:2006/11/16(木) 20:27:28
杉田(当時)はともかく志田はあの体で大丈夫なのか?
江戸の低年齢出産は死亡や障害も多いのですが
相手役の人にすら、子ども扱いされてますよ。
642
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/11/17(金) 22:40:34
>>641
>杉田(当時)はともかく志田はあの体で大丈夫なのか?
杉田かおるですか?役設定では15歳でしたっけ?
志田さんの体付きは、健康そうですから、大丈夫だと思います!(^^ゞ
>江戸の低年齢出産は死亡や障害も多いのですが
そうなんですか?
>相手役の人にすら、子ども扱いされてますよ。
それは恋人の台詞(セリフ)としてはいけませんね。恋人には褒め称え続け
なければなりませんよね。
643
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/03(日) 23:01:52
埼玉県の私立開智中学で生徒自殺
両親が「自殺究明を」と学校を提訴
自殺した生徒が、ある生徒が別の生徒の持ち物を盗っていることを見たと
教師に数回相談していた。
学校側は「(遺族は)訴訟を前提にしている」として、弁護士を立て、7月
以降は両親と直接に話し合う機会を持たなかった。
両親は「対応が遅過ぎる。遺品も戻っていない」と話している。
学校側は「遺族は非は学校にあると一方的に主張し、話し合おうとすると
感情的になった。冷静な状態なら応じるつもりだった。遺品の返還は、両親の
気持ちが落ち着くことを待っていた。
===朝日新聞2006年11月29日(水)夕刊===
遺品は、遺族である家族の物でしょう。学校が遺品の返還を渋っていることは
法的にも問題でしょう。
644
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/07(木) 20:54:24
「もしも・・・・あのとき」if鉄道史
西大寺鉄道を始めとする軽便鉄道を始めとするローカル私鉄の経営方法
理工系社員は少ないのだから、画期的な新製品を製造することは可能性が
低いのだから、成功しやすい副業として中小私鉄は、副業としては、まずは
当該鉄道企業が主催する自主映画同好会を作る。昭和30年代〜昭和40年代は、
8ミリフィルムで自主映画を作る(8ミリフィルムなら、経費は掛からないし)。
それで、お客が入りそうな作品ができれば、映画館で上映すれば、副収入
となる。出演者は同好会の人々で、「ギャラは映画収入が入ったとき」と言う
条件にすれば良い。(短編でも良い)
こんな自主映画作りを、全国の鉄道会社がやり、ときには(年に一回は)、
各社が共同で映画館に配給して映画上映をやり、各社持ち寄りの映画(短編映画
も含む)を上映すれば、他社の作品に触発され、作品の面白さなどの質も向上して
より面白い作品ができて、お客が入る映画作りが可能になったのではないか。
つまり、副収入を映画に求めれば、良かったのだ。
森繁久彌ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0199960.htmの映画にも、『喜劇
各駅停車』や渥美清ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0025570.htmの『喜劇
急行列車』などの鉄道モノ映画があったのだから、映画を副業としていても
無理はなかった。勿論、映画には当たり外れがありリスクがあるから、だから
こそ、8ミリフィルムによる制作をしてリスクを少なくするのだ。
8ミリフィルム映画でも、映画館を借りて、8ミリフィルム自主映画作りの
同好者が集まって映画を見る催しも盛況なのだから、8ミリフィルム映画に
よる商業的成功をバカにすることはできない。
各社自主映画持ち寄りの共同上映会の場合は、作品の上映時間の長さに関わらず
収益は等分にする。
645
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/11(月) 21:09:02
理工系大学、必死の「営業」
志願者ジリ貧
地元高校へ「出前講義」
===朝日新聞2006年12月6日(水)夕刊===
高校生を使おうとせずに、20歳代〜30歳代を考えろよ。
丁度、第二次世界大戦中に、米軍が、防御力や速度を削って量産性を求めた
護衛空母のように。
反日国家群を撃破するために、技術要員を大量に確保しておくべきだ。
ワーキングプアに、理工系大学に合格したら月に2十数万円程度を支給し、
定期試験ごとに一定点以上を取り続けたら、御褒美として次の定期試験まで
月に数万円を給付することをチラ付かせて、技術要員を急増させる。
それの予算は、憲法違反の宗教法人非課税措置の打ち切りで賄う。
勿論、支給し給付するところは日本政府である。
>軍や民間の中堅技術者の養成に失敗したために、アメリカの先端技術を如何に
>スパイして盗んだところで、間に合わなくなったのである。
ブレジネフ時代の技術革新の遅れは、更に致命的な問題を
生み出した。軍や民間の中堅技術者の養成に失敗したために、
アメリカの先端技術を如何にスパイして盗んだところで、間に
合わなくなったのである。
スパイした情報が役に立つときは、九分九厘までやり遂げる
力があって、なお且つあと一厘が分からないと言う場合である。
ところがソ連の場合は、それの土台となるべき技術水準が二十年
前のままなので、いくら先端技術を盗んで来ても、猫に小判の
状態になっている。
例えば、ソ連の原潜だが、潜航中に自分の位置を正確に知る
ための慣性航法装置INSを積んでいない。西側ではディーゼル
潜水艦すら備えているINSである。これが備えられていないと
言うことは、弾道ミサイルの命中精度にしても、恐ろしく粗雑で
ばらつきが多いと言うことが予測することができる。INSの
基礎になるジャイロの技術が未発達のために、こんな結果に
なったのだ。
原潜の騒音が、更に凄い。原子炉の出力を推進力に変える
原則歯車や推進ポンプの音が大きくて、ソ連原潜を探知すると
アメリカの駆逐艦は、殆ど苦労しないで済むと言われている
ほどである。
戦前の日本にも、現在のソ連と同じような時代があった。
戦時中に、東北大学の金属材料研究所で電波兵器の部品を
研究させられていたのだが、軍の技術担当者がアメリカの装置を
分捕った物を持って来て、「まねて作れ」と言うのである。
しかし、どういう成分でできていて、どんな仕組みかは、
直ぐに分かるのだが、同じ物を作ってみようとしても中々できない。
これは考えてみれば分かることで、背景となる産業などの社会
基盤が備わっていなかったからである。
技術水準が半年違っていたら、戦争は完敗すると覚悟すべきで
ある。その当時も、半年遅れぐらいでレーダーの面では追い付いた
のだが、それを軍艦に積んでマリアナ沖海戦に出て行った頃に、
アメリカは空母に初歩的なコンピュータを備えていたのである。
あの『悪の論理』の倉前盛通氏の『悪の戦争学』(太陽企画出版;64頁〜65頁)
646
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/24(日) 20:41:37
ノーベル化学賞受賞者で、政府の教育再生会議座長の野依氏「塾を禁止せよ」
「公教育を再生させる代わりに、塾禁止とする」と再三に渡って強調。「昔に
できたことが、なぜ今にできないのか。我々は塾に行かずにやって来た。塾の
商業政策に乗っているのではないか」と訴えた。
JR東海会長の葛西氏は「日本の数学レベルは学校ではなくて、塾によって
維持されている、と言う面もある」と反論したものの、事務局側は「公教育が
再生されれば、自然と塾は競争力を失って行く。結果的になくなる」と同調。
国際教養大学長の中嶋嶺雄氏も「野依座長のおっしゃったように塾禁止ぐらいの
大きな提言をやらないと」と野依氏に賛同するなど、ひとしきりの盛り上がりを
見せた。
===朝日新聞2006年12月24日(日)===
嘘を付くな。戦前だって明治期だって、家庭教師がいたのだろう。
家庭教師も塾も同類だろう。
それとも、塾は禁止にして家庭教師は禁じないとでも言うのか?
公教育のみと言うのなら、不登校者向けのフリースクールはどうなるのか?
浪人生は、「独学で受験勉強をしろ」と言うのか?予備校は禁じないのか?
「民のことは、民に任せろ」と主張しているくせに、どうでもいいところで、
変な規制をするのだから。
647
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/25(月) 21:27:30
「2005年度の赤字は6200万円に上っていた」
「県と4市は来年度から5年間で6億5千万円を限度に支援を予定しているが」。
つまり、
支援予定金6億5千万円÷鹿島鉄道2005年度赤字額6200万円=約十年は廃線先送り
が可能になるのではないか!(^^ゞ
沿線の駅前食堂・飲食店なども廃線になったら、商売は上がったり、ではないか!
沿線の土地も、下落するのではないか?
年間6数百万円程度の助成金は捨て金として、見れば安いものである。役人共が
裏金で豪遊し放蕩している金額に比べれば微々たる物ではないか?
沿線の地価の下落防止や、駅前食堂・飲食店の客入り不入り防止を考えれば
安いモノではないか?
通学している高校生たちも、沿線の高校生徒の15%が利用しているのだし、
バスより、鉄道の方が所要時間も短いことを考えると、沿線住民や、通学生徒や
それの家族や駅前食堂を始めとする商店なども、6億5千万円の支援金を、来年度
4月以降に投入させることの署名活動をやるべきだろう。
その署名活動の要求を、県や沿線4市が受け入れない場合は、茨城県知事や
沿線4市の市長の解職請求(リコール)をも視野に入れて行動すべきだ。
鹿島鉄道の公的助成金投入派が、知事や市長に当選すれば、それは現実の
選択になることは造作ないことだ。
たかが6数百万円を惜しんで、駅前食堂を始めとする沿線商店の経営不振を
招き、沿線経済を共倒れにさせることは、愚の骨頂そのものである。
そもそも6数百万円は程度は、たかだか一戸建て住宅1,2軒分ではないか!?
〓〓〓〓〓
鹿島鉄道の廃線確定
赤字が続いている鹿島鉄道(茨城県石岡市)の来年3月末での
廃線が確定した。同鉄道が国に廃止届けを出した後も、沿線自治体
などで作る鹿島鉄道対策協議会が他の事業者による運行継続の道を
探って来たが、安定経営を見込める事業者が現れず、24日に断念。
来年4月以降は、鹿島鉄道の親会社である関東鉄道グループが代替
バスを運行する。
2005年度の赤字は6200万円に上っていた。
===日本経済新聞2006年12月25日(月)===
鹿島鉄道、廃線へ
引き継ぎ先、決まらず
国内現役最古のディーゼル車が走ると茨城県の鹿島鉄道の廃線が
24日に、決まった。利用者減少に歯止めが掛からず、同鉄道が11月に
今年度限りでの撤退を表明したことを受けて、県と沿線4市が作る
鹿島鉄道対策協議会が、「引継ぎ会社」を公募。2団体が、それぞれの
再建策を提出したが、審査の結果で、採用にはならなかった。
公募は11月末から今月11日まで行われ、地元の市民団体と東京の
旅行会社が応募していた。協議会は不採用の理由として、①県と4市は
来年度から5年間で6億5千万円を限度に支援を予定しているが、それを
超える負担が生じる可能性が高い②無償で同鉄道から施設の移譲を受ける
ことは困難−−などを挙げた。
===朝日新聞2006年12月25日(月)===
648
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2006/12/27(水) 20:34:52
数十億円〜百数十億円は掛かる路面電車の新設に熱心だと、作ることには、
お金を惜しまず湯水のように巨額な金額を投じるくせに、年間数千万円〜数億円
程度のローカル線維持費には、ケチなんだよな。
「作っては壊し、作っては壊し」ともったいないことをするよなぁ。
欧州に倣(なら)って、日本も再び路面電車(LRT)を新設しようとする
動きが国土交通省を先頭にあるが、わざわざ路面電車なんかを作ろうとする
こと自体がおかしいのである。既にバスが運行しているのに、バス程度の速度と
運送力しかないモノを、数十億円〜百数十億円は掛かる路面電車新設をする
必要性はないのだろう。わざわざ新設させることは、公共土木事業に集(たか)って
いる土建屋を生き延びさせているだけである。
無駄な公共土木事業によって土建屋に食い扶持(ブチ)を与えるよりも、
航空宇宙用超精密部品の発注により町工場(まちこうば)に食い扶持(ブチ)を
与えるべきである。
航空宇宙用の超精密部品なら、付加価値が高いので単価も高くなり、町工場
(まちこうば)の従業員の所得増に繋がり、町工場(まちこうば)のワーキング
プア撲滅(所得向上)に繋がるのだから。
眼鏡枠で、中国などと競り合おうとすること自体がおかしいのである。眼鏡枠
なんかは、どうでもいい産業だろう。
日本は、もっと付加価値が高い産業に、労働力を振り向けるべきだ。
例えば、再使用ロケット『観光丸』や、『コア分離型ターボファンエンジン』
などの超精密部品などである。
日本の町工場(まちこうば)は、航空宇宙用の超精密部品製造も可能なところが、
無数にあるのだから。
〓〓〓〓〓
福井の眼鏡枠産地、苦境に
自社ブランド育成もジレンマ
眼鏡枠産地で百年の歴史がある福井県で、眼鏡枠業者の倒産が
相次ぐ。中国などと競合しているからだ。中国業者は、日本の技術者を
引き抜き技術力を向上させた。「品質は、今や国産品と同等」(県産業
労働部)。
2005年の出荷額は8百億円を割り込んだ。
===日本経済新聞2006年12月25日(月)===
649
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/01/02(火) 22:25:08
【鹿島鉄道路線を、軌陸車(DMV)の専用軌道として】
鹿島鉄道廃止後に、バスによる代替運行をするのなら、鹿島鉄道路線を、
軌陸車(DMV)の専用軌道として使用させる方法があります。
駅舎も取り壊さずに、地域の交流の場として使用する方法があります。
NHK首都圏放送センター[ゆうどきネットワーク]で放送されていたのですが、
わたらせ渓谷鉄道の無人駅の駅舎を、地域の人々が「歌唱教室」として使用する
ことを認めていることもありますし、鹿島鉄道の駅舎も、地域の老人の交流の
場として使用させれば、廃物利用になり、無駄にならなくて良いと思います。
道路での代替バス運行は、交通渋滞に引っ掛かり、所要時間が延びるので
すが、専用軌道である鹿島鉄道線路を、軌陸車(DMV)が使用すれば、所要
時間も短くなり便利になると思います。そして、いつの日にかに、本物鉄道
車輌が運行するための線路維持になると思います。
鹿島鉄道の車輌は、スクラップにせずに、動態保存か、せめて静態保存して
おくべきです。筑波鉄道のキハ車輌のように。
650
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/01/12(金) 21:03:42
「廃塾論」に冷たい視線
教育格差を広げるのか縮めるのか
何をもって「塾」と定義するのか
塾のヤミ市場化の怖れは
===朝日新聞2007年1月10日(水)夕刊===
英会話学校『ノバ』やパソコンスクール『アビバ』も、塾?
そろばん塾は?
大学生や院生の兄や従姉妹が、小中高生の妹や従姉妹の勉強を見ることは?
旧帝國大學名誉教授の祖父が、孫娘の勉強を見ることは?
料理教室や書道教室は?
651
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/01/18(木) 21:34:30
[公式]天木直人のブログ
ttp://amakiblog.com/
休筆宣言からほぼ一年がたち、新年よりブログを再開することに
した。他意はない。ただ書きたくなっただけである。
>小泉政治の5年半によってこの国は壊れた。日本国民が自らの手で日本を
>蘇らせることは難しいと思う。ならばそれをこの目で見届けようではないか。
そもそも、政治家評論などは、政治の中の傍流中の傍流のことではないか?
特定個人や特定団体(政党)の揚げ足を取ることなどに固執することに、
目くじらを立ててやることではなかろう。
そもそも、新聞投書欄やブログなんかで政治不満のガス抜きをしているに
留めているから、世の中は変わらないのだ。
知事に当選すれば、警察の総入れ替えや児童ポルノの再合法化や日系人就労
の非合法化など、あらゆることが「現実の選択」になるのであるのに、知事に
当選することを目指そうとさえしないで、ブログなんかで愚痴をこぼしている
から、何の進展もないのだ。
お笑いタレント風情(ふぜい)で、宮崎県知事に立候補した そのまんま東を
見習えよ。
652
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/01/22(月) 23:50:23
[公式]天木直人のブログ
ttp://www.amakiblog.com/blog/
2007年01月22日教育改革とは学歴社会をなくすことだ
>受験競争をなくす方策を見つけるのは勿論容易ではない
>教育制度に関していえば誰でも希望する大学に入れるようにして
実に素晴らしい意見だと思います。
要するに、全ての大学を東京大学にすれば良いのですね。
京都大学も明治大学も。例えば、東京大学左京分校(旧京都大学)とか、
東京大学生田分校(旧明治大学)とか。
>そのかわり卒業条件を厳しくするという改革などもひとつの考えであろう。
卒業することができた人と、卒業することができなかった人との間に
学歴差別が生じるのではないのですか?
新たな学歴差別の創出ではないのですか?
差別(コンプレックス)は、学歴だけではありませんよね?就職先差別も
ありますよね?
例えば、ド田舎銀行の行員には、日銀や大手都市銀行に対する
コンプレックスがあるのではないのかですか?
「技術は一流、ブランドは三流」の三洋電機なんかもそうでしょう?
神奈川県警のお巡り共(ども)の警視庁コンプレックスは、どうでしょうか?
>野球少年だった私は小学校を草野球に夢中になって過ごした。それは楽しい
>毎日であった。
要するに、幸せは人それぞれでしょう。体育会系も、そう理想郷ではない
のでしょう。例えば、上級生の下級生に対するイビリは、どうでしょうか?
イビリは、人生を謳歌した勝ち組にだって襲うことがあります。例えば、
旧帝国大学名誉教授や元大蔵(財務)次官や、或いはソニーや三菱重工業の
重役級にまで登りつめた年寄りが、老人ホームでの介護人による老人虐待だって
あるのでしょう。“生前”は、どんなに人生を謳歌していた勝ち組でも、老人
ホームの中では単なる年寄りでしょう。
653
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/01/29(月) 22:31:18
半導体メモリー付き『録音・再生・パソコンデータ記録』ハイブリッドHi−MD
Hi−MDより、半導体メモリー音楽携帯プレーヤーは、書き込み(録音)が
速いが、半導体メモリーは高いのです。Hi−MDディスクは、半導体メモリーの
十分の一以下の価格です。
半導体メモリーにも、Hi−MDにも録音(書き込み記録)が
可能で、『半導体メモリー→Hi−MDディスク』の方向でも、
『Hi−MDディスク→半導体メモリー』の方向でも、録音(書き込み
記録)が可能で、更に、例えば、ある曲を聞いているときに同時に、
その曲とは別の曲や、或いは、半導体メモリーに録音(書き込み記録)
してあることでの全ての曲を、Hi−MDディスクに録音(書き込み
記録)をすることが可能になれば、半導体メモリーに録音(書き込み
記録)してある曲を聞いているときに、Hi−MDディスクに半導体
メモリーの曲をコピーすることができなくなることがなくなり、便利だと
思うのですが、如何(いかが)でしょうか?
『DVテープ』『iVDR小型リムーバブル・ハードディスク80GB』ハイブリッド型ビデオカメラ
ビデオカメラ用のDVDは、両面タイプや二層タイプでも2.数GB程度の
容量しかありません。
DVテープは、二十数GBの容量があるので、DVDより高画質です。
また、交通事故や航空機事故などの衝撃では、DVDは粉々になってしまう
恐れがあります。
そこで、DVDより丈夫なテープ媒体(メディア)方式を希望します。
しかし、テープ媒体(メディア)の欠点は、他の記録媒体(メディア)にコピー
するときに、時間が掛かりすぎます。そこで、録画するときには、『DVテープ』と
『iVDR小型リムーバブル・ハードディスク80GB』の片方でも、或いは同時に両方の
記録媒体(メディア)にでも録画することができるビデオカメラの発売の希望を
致します。
つまり、DVテープ媒体(メディア)は、『iVDR小型リムーバブル・ハード
ディスク80GB』が壊れて録画した映像を再生することができないときのための
予備記録媒体(メディア)として存在するので、万が一に『iVDR小型リムーバブル・
ハードディスク80GB』が壊れてしまったときでも、予備記録媒体であるDVテープ
から映像を再生することができるので、安心だと思うのですが、如何(いかが)
でしょうか。
654
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/02/08(木) 21:41:24
日本のエリートの卵、教養の皆無
あの畑中洋太郎氏は「視野に偏った人材を生み出していると、いずれは国力
が衰退する」と警告する。
===日本経済新聞2007年2月8日(木)===
解決策は造作ないことだ。
『知性甲子園』なる弁論大会を開催し、市町村級大会から都道府県大会から、
全国大会へとやれば良い。
小中高生の部門別などで。
『交通事故キッズ』ホームページのあの渡辺教員
銭湯で男児盗撮か
「子を狙う先生」対策難題
「40歳の教員が停職三ヶ月の処分を受けると、定年退職するまでの損失額は
約3百万円」と記述したセクハラ防止冊子を、大阪府教委が教員らに配った。
大分県教委の相談窓口には、卒業後に相談を寄せる人もいる。「先生と生徒
と言う力関係が働いて、在学中は言いづらい面もあるようだ」と話す。
===朝日新聞2007年2月8日(木)===
児童ポルノ禁止法違反に抵触しないのか?
それと、「在学中は言いづらい」ことから、18歳未満の人にでも厳罰が
有効であることが分かるのでしょう。
変態教員、生徒に暴言・暴行
訴訟を恐れ、運用慎重に
東京都内の小学校長は「当人が納得ず、訴訟などを起こされてはかえって
厄介。問題があっても、担任から外すなどして、当座を凌ぐことが多い」と
話しており、かなり慎重に運用されていることが実態だ。
===日本経済新聞2007年2月8日(木)===
これで、よくもまぁ「子供を戦場に送るな」と『正義の味方』気取りが
できるねぇ。
655
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/02/25(日) 21:09:01
『天木直人のブログ』
ttp://www.amakiblog.com/
2007年02月23日マッカーサーの再来を想起させたチェニー
副大統領の来日
偶然見た報道ステーションで流された画像を見て身震いする
ような衝撃を受けた。見た人は思い出してほしい。見なかった人は
想像してほしい。チェイニー副大統領を真ん中にして両側に
自衛隊の幹部と在日米軍幹部が向かい合っていたのだ。
チェイニー副大統領が自衛隊と在日米軍を両横に従えている
図なのである。
言葉はいらない。この一枚の画面こそ今回のチェイニー訪日の
意義を象徴的に物語っているのだ。将来の日米軍事同盟の正体が
そこにある。大げさな言い方かも知れないが62年前にパイプを
加えて厚木に降り立ったマッカーサーの再来の図である。
日米軍の再編によって日本の自衛隊は米軍の指揮・命令下に
置かれる事につき、すでに小泉前首相はブッシュ大統領に約束
してきた。
その米軍の親分が来日して在日米軍と自衛隊幹部に忠誠を
誓わせている光景である。そこには日本の担当大臣の姿はおろか、
安倍総理大臣や麻生外務大臣の姿もない。チェイニーにとっては
不要なのだ。この瞬間から自衛隊はもはや米国の軍隊の下請け
軍隊になったということである。
それに続く報道ステーションの画像はこれを駄目押しする
ものであった。横須賀港に浮かぶ米空母キティーホーク上で
米国軍を集めてチェイニー副大統領は「米国民は(イラクからの)
撤退を支持しない」と叫んだ。そこには訪日しているという意識は
まったくない。日本の中の治外法権空間である戦艦の上で米国軍人に
向けて話しているのだ。
こんな画像を見せつけられた後で、安倍首相や麻生外相の会談を
見せられても悲しくなるだけである。塩崎官房長官に至っては
朝飯を食いながらの面談であしらわれている。
656
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/02/25(日) 21:13:33
>>655
の続き
>日米軍の再編によって日本の自衛隊は米軍の指揮・命令下に置かれる
対米交渉
「日本・自衛隊が、米軍軍事行動に参戦しても、その軍事行動が
正当化されることはなかろう」「それより、米国・米軍と同一行動を
することにより、反米諸国と米国との仲介能力を消失させることに
なり、それは米国の国益にとっても、損失ではないのか?」
と対米交渉をし、米国・米軍の指揮下から、自衛隊を脱却させる!(^^ゞ
俺って、石原莞爾氏並みの天才戦略家か!?(^^ゞ
不満から、少なくとも知事選挙に立候補しなきゃ。
こんな手もあるぞ。自衛隊を解体して、自衛隊員だった者共を、新設の日本軍に
採用するのである!(^^ゞ
日米再編事項に違反しないし、それの改正をする必要性もない。
文句がでたら、自衛隊なるモノを解体せずに、自衛隊だった者共を、新設の
日本軍に転出させた上で、狂信的な反米主義者を自衛隊に採用する手もある。
日系米国人米軍中尉の手法もあるぞ。
米軍からの命令のことごとくを、米国憲法違反や国際法違反で、拒否する
のだ!(^^ゞ
米軍指揮下のイラク軍は、そうでなくても米軍命令を拒否しているし!(^^ゞ
そもそも、米軍軍事行動に日本自衛隊を引き連れても、その軍事行動が正当化
させることができることを意味するのではない。
だいたい、米軍指揮下の自衛隊が米軍命令行動で、国際法違反を問われて
賠償を求められることがあり得る。
「命令は米軍が出し、それに伴う国際法違反の責任は日本政府が負う」ことも
想定することができる。
そう無責任なことはできない。
責任を負うためにも、指揮命令権の他国移譲は、その観点からもできない。
そもそも、米国・米軍が、日本自衛隊を指揮下に入れようとする魂胆が分から
ない。
米国以外国軍を参戦させようとするゴマカシ(トリック)を用いて、米国
以外の国からも、米国軍事行動を支持しているゴマカシ(トリック)をしても
そんなゴマカシ(トリック)で、米国の軍事行動を正当化させることは無理だろう。
そんなに日本自衛隊規模の軍を欲しているのなら、それと同等の部隊を、米軍に
新たに創設させれば良いのだ。
また、米軍指揮下に入ると言うことは、それの命令は絶対服従だろう。絶対
服従でないのなら、米軍指揮下に日本自衛隊を置く必然性はないのだ。
米軍指揮下に入ると、日本自衛隊が劣化ウラン弾の使用を命じられることも
考えられる。
そんな自体をも想定すると、とても日本自衛隊を米軍指揮下に入れることは
できない。
また、米国・米軍が「日本自衛隊の作戦行動に対して、日本政府が判断を
入れる余地を与える」と言うのであれば、米軍の指揮下に入る必要性がない
のだ。
日本国民及び日本政府の自主判断を放棄しないためにも、米軍の指揮下に
日本自衛隊を入れることはできない。
657
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/03/02(金) 22:28:18
>>655
>>656
>>655-656
の続き
日本自衛隊を米軍の指揮下に入れることは、白紙委任そのものであり利害
責任当事者(ステークホルダー)として、責任を放棄することである。
日本自衛隊が、米軍の指揮下に入ると言うことは、例えば、イスラム戦士
(ムジャヒディン)を拘束し拷問を加えていると囁かれているキューバ・グアン
タナモ米軍基地での警備や尋問(場合によっては拷問も)を命じられることも
あり得るのだろう。
やはり、「米国・米軍に協力することができることはできる」「米国・米軍に
協力することができないことはできない」と、己の良心を貫く余地を確保する
ためにも、日本自衛隊を米軍の指揮下に入れることはできない。
そもそも、我が日本は、どんな残虐行為をしても、例えば、ベトナム戦争での
先天性奇形児を産む催奇性枯葉剤化学兵器を大量投下したり、或いは湾岸戦争や
イラク戦争での催奇性や発ガン性がある劣化ウラン弾を大量投下しても、不問に
される米国とは違い、自分の過去には目を瞑(つぶ)っているくせに、日本の
過去を強請りネタにして経済援助を貪る諸外国に集られている国である。
これ以上の強請られネタを抱えることはできない!(^^ゞ
いや、どうしたら、枯葉剤や劣化ウラン弾を実戦使用しても、強請られない
のかの秘策(奥義)を、米国から是非、お教えを乞いたいものだ!(^^ゞ
地方自治体
議員の口利きの記録、導入26%
新海・弁護士(全国市民オンブズマン連絡会議事務局長)
「記録するかどうかの判断を職員に任せる制度では、記録
すれば議員に睨まれることになる。知事や市長に厳然として
職員を守る姿勢がなければ、形骸化は避けられない。記録
対象は、不当な要求だけに限るのではなく、公職にある議員の
行為を透明化する意味でも、提案・要望を含めて記録すべだ」
===朝日新聞2007年2月25日(日)===
ほらっ、報復(お礼参り)に効果があるのでしょう。
658
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/03/25(日) 23:45:10
こんなことをやっていたから、日本は米国に負けたのだ。
もっとも、負けた方が良かったか、勝った方が良かったかは、判断が分かれる
のだろう。
日本が対米戦で、ベトナム戦争のように勝つことはできなくとも負けなかった
場合には、陸海軍の優秀な技術士官が国鉄などに放出されず、今日の高度技術
経済大国が成立したかどうか・・・・・・・・・・・・・・・・。
〓〓〓〓〓
天声人語
城山三郎氏死亡
17歳だった城山さんは、忠君愛国の大儀を信じ、海軍に
入隊した。そこで一部の職業軍人たちが愛国者の顔をしながら
如何に醜いかを知る。理由もない体罰、ひっきりなしに振る
棍棒、兵士がイモの葉をかじるときに、士官たちは天ぷら、
トンカツを食う。
===朝日新聞2007年3月24日(土)===
659
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/10(火) 23:24:14
米軍からも、日本の負担が少な過ぎることに不満も出ていることだし((^^ゞ)、
日本も、国防費をGDPの3%に引き上げるか!?(^^ゞ
GDP3%(約15兆円)=現在GDP1%(約5兆円)+オマケGDP2%(約10兆円)
オマケ分10兆円なら、一隻数千億円の護衛艦・潜水艦を年間数十隻の建艦が
可能になる!(^^ゞ
世界最高水準の主力戦闘機の開発も数千億円〜1兆円だから、造作なくできる。
〓〓〓〓〓
防衛費
かつてはマクロ指標はGNPを使ったが、現在ではGDPになった。
===日本経済新聞2006年9月14日(木)夕刊===
防衛費を巡り駐日米大使、日本に「応分の負担を」
シーファー駐日米大使は14日に、都内で講演し、日米の防衛費に
ついて、それぞれの国の国内総生産割合を引き合いに出し、米国に
比べ日本の負担が少ないと指摘。在日米軍が進める戦力近代化などを
理由に日本の負担増を示した。
シーファー大使は「アジア全体の平和維持に貢献している在日米軍は
近代化を進めている」と説明。それの上で「米国は2005年にGDPで
4%以上を防衛費に使い、日本と当該地域のためにも使っている。
一方で、日本は1%以下だ。日本が、もっと出せば、我が国にとって
いい影響を与える」と訴え、日本にも経済規模に応じた負担を求めた。
同時に、シーファー大使は、北朝鮮が昨年7月にミサイルを発射した
ことを引き合いに出し、「威圧的な行動によって政策を実現しようと
する国に、それの可能性がないことを示さないといけない」と述べ、
戦力近代化の重要性を説明した。
===朝日新聞2007年3月15日(木)===
根拠に欠ける防衛費GNP1%論
GNP1%論が、甚(はなは)だ根拠に欠けるものであることは、
軍事専門家だけではなく、革新側の理論家さえ知っていることなのだ。
所謂(いわゆる)進歩的な経済学者として知られる都留重人・元
一橋大学学長でさえ、「GNP3%以内なら、防衛費は、日本経済の
負担にならない」と、かつて明言している。
アメリカのハーバード・エール両大学で客員教授だった都留氏は、
世界情勢を踏まえた上で、経済学的に3%と言う数字を弾き出したの
だろう。確か、20年も前(正樹注:この書籍は1984年第一刷)の
ことである。もっとも、最近では口を拭って知らぬ顔を決め込んで
いるが・・・・・・・・。
防衛庁などの軍事専門家に聞いても、防衛費がGNPの3%で
あれば、戦闘機などの装備の国際化を推進することができ、しかも、
北海道へのソ連の侵攻を完全に抑止するだけの防衛力は整備できる
と言う。しかし、世界の軍事情勢から見ると、それでも軍事小国で
あることは間違いない。
アメリカの戦略に組み込まれているイギリスや西ドイツでさえも、
それ以上のGNP比率の防衛費を使っている。これから語って行く
戦争学からすれば、GNP1%論は、まさに零点の答案でしかない。
『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』43頁〜46頁
(あの倉前盛通:太陽企画出版)
660
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/19(木) 22:54:15
日本は、犯罪者の更生などが成功して治安が良いのではなく、暴力団員などの
職業犯罪者などとの妥協(飲食店などが、み咎め料を暴力団に強いられる)に
よって、犯罪を未然に“防いでいる”のだ。
〓〓〓〓〓
行政暴力
埼玉県嵐山町で、場外舟券売り場誘致に反対し、暴力団員2人に鉄棒で襲われた
渋谷登美子・嵐山町議が、議会の一般質問に立つと、傍聴席は暴力団関係者で
埋まった。町内から表立った反対意見は影を潜めた。
「自分も恐かったし、市民も恐かったと思う」
広がる暴力団追放運動、報復危険も拡大
警察が、危害を受ける恐れのある人を「保護対象者」とし、自宅に通報装置や
防犯カメラを設けたり、危険度の高い人には警察官を24時間を張り付けて
警戒したりする。
ただ、暴力追放の取り組みが広がるほど、報復の危険に晒されることでの
協力機関や人が増える。警察庁幹部「全ての関係者を守り切ることは不可能に
近い」
保護対象者は今は、全国に約1800人。
作家・吉岡忍
長崎市長銃撃
「今回の事件を知った安倍首相の最初のコメントに、私は失望した。首相は
『捜査当局において厳正に捜査が行われ、真相が究明されることを望む』と
語ったと言う。この人は、調べさえすれば、事件の動機や真相が分かると考えて
いるらしい」
「世の中は、そんなに単純だろうか。幼女連続誘拐殺害事件や酒鬼薔薇事件を
引き合いに出すまでもなく、ここ何年も、本当の動機を不問にしたまま処理
された事件が相次いだ」
「イラク戦争は、アメリカ政府と、それを支持したことでのイギリスや日本の
政府の過ちだった」
「伊藤市長を撃った容疑者は、市道工事現場での自動車事故を巡るトラブル
があったとも伝えられる」「いらく捜査しても、唖然とするほど短絡さが浮かび
上がるだけだろう」
===朝日新聞2007年4月19日(木)===
河合・桐蔭横浜大学教授
「日本は、凶悪犯が再犯を犯すことは稀であることに
よって、世界に例を見ないほどに犯罪者を更生(再犯防止)に
成功して来たのだ」
===朝日新聞2007年3月5日(月)===
661
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/19(木) 22:55:46
ここは、中国の姿勢を評価すべきだよ。
凶悪犯罪で、死刑を下すことを悪いかのように言う方がどうかしている。
〓〓〓〓〓
海外から「死刑大国」と批判されている中国
日本人麻薬運び屋、死刑の瀬戸際
抑制方針の中国
アヘン戦争の影響で、麻薬密輸は重罪
中国の司法関係者は「安易な判断で、量刑を軽くして犯罪者に間違ったサインを
送るわけにはいかないことを日本人も理解すべき」と語る。
死刑判決を受けたことでの日本人運び屋の一人はは「麻薬を運ぶだけで死刑に
なるとは思わなかった。知っていればやりませんよ」と最近に、中国の関係者に
語る。
===朝日新聞2007年4月14日(土)===
662
:
MANHUNT最高
:2007/04/23(月) 09:46:23
正樹さんこちらにもいたんですね。
663
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/24(火) 21:16:25
社会通念とは、論理的に整合性があることではないことの一例である。
18歳未満の女性との性行為で、合意の場合は、お金を渡すと犯罪として
厳しく取り締まられるが、合意を得ていない性犯罪の場合は、お金を渡して
受け取られると「和解した」として減刑されるのだから。
〓〓〓〓〓
少年院教官が、児童買春容疑
千葉の『市原学園』
18歳に満たない少女であることを知りながら、現金を渡して
猥褻な行為をしたとして、警視庁は、千葉県市原市の少年院
『市原学園』の教官容疑者(32)を、児童買春・児童ポルノ
禁止法違反の疑いで逮捕した、と発表した。「若い子に、興味が
あった」と容疑を認めていると言う。
新宿署などの調べでは、同容疑者は、2月3日に、東京都
台東区根岸のホテルで、無職の少女(16)に現金4万円を
渡す約束をして、少女に猥褻な行為をした疑い。携帯電話の
出会い系サイトで知り合ったと言う。同容疑者は市原学園の
法務教官として、薬物の危険性を教えたり、体育の授業をしたり、
入園している少年少女の矯正教育を担当していたと言う。
===朝日新聞2007年4月23日(月)夕刊===
664
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/24(火) 21:17:24
>>662
>正樹さんこちらにもいたんですね。
はいっ!(^^ゞ
665
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/04/24(火) 22:19:12
増税でも、モノによりけりだろう。
モノによれば、増税されても容認することができるのではないか?
山奥に、誰も利用しないのに豪華な音楽ホールを建設され続けていれば、
税金を払う気がしなくなることは不可避だろう。
しかし、例えば、垂直離着陸可能で水上からも離着陸可能な超音速飛行艇
戦闘機の開発着手や、再使用ロケット『観光丸』やリニアモーターカーの建設
着手なら、税金逃れ海外逃亡企業も「日本で、税金を納めようか!」と思い
始めるのではないか?
「企業の皆さん、日本を『夢工場』にしませんかぁ〜」ってねっ!(^^ゞ
SF小説や、ドラえもんの道具もビックリの発明品が続々!(^^ゞ
666
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/01(火) 20:37:44
『天木直人のブログ』
ttp://www.amakiblog.com/
2007年04月29日安倍訪米ー無意味な解説記事より裏話から真実に迫れ
かつてイラク戦争が始まった時に岡崎久彦外務省OBはある
セミナーの席で「昔は東大の教授(北岡伸一と田中明彦)が
イラク戦争を支持することは正しいといえば、世間はそうかと
納得したものだが・・・」と嘆いて見せた事があった。
4月25日の毎日新聞「首相初訪米 事前点検」には次の
ようなエピソードが書かれていた。
・・・慰安婦問題の強制性を「狭義」と「広義」に分け、軍による
「狭義の強制性」を否定するという仕分けは、前掲の岡崎久彦
外務省OB(元駐タイ大使)らが発案した仕分けであるという。
こんな官僚的で複雑な説明が単純な米国人の頭に分かるはずはない。
今度の訪米の重要な議題の一つは北朝鮮政策に関する日米の
差の違いを修復する事であった。ありていに言えば米国の豹変に
ついて日本がどう文句を言うかであった。はしごをはずされた
日本側の怒りは相当なものだったらしい。
要するにそこまで外務省は米国に腹を立てていたということ
なのだろう。
日米同盟の米軍対日掩護が、「張子の虎」であることが、中露韓鮮にバレて
しまったかな?(^^ゞ
日米同盟の米軍対日掩護が「張子の虎」であることが、中露韓鮮にバレない
うちに、日本の軍事力を急ピッチで強化しなきゃ!(^^ゞ
667
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/09(水) 21:21:40
少年更生物語『ツォツィ』に、R15指定
映倫、「性より犯罪」へ傾く
舞台はアフリカ。スラム街の少年が金持ちの女性を銃撃して車を
奪い、気が付けば後部座席に乳児が。意図せず誘拐犯になった彼は、
子守に戸惑いながら命の尊さを知る。
話題作『バベル』(2007年)もR15指定に。理由は「少年の銃の扱い方」と
「女子高生のヌード」
映倫側の発想は「少年たちが映画の真似て罪を犯したときに、誰が責任を負う
のか」(児玉・事務局長)だ。
===朝日新聞2007年5月9日(水)===
あのねぇ、「映画でやっていることを真似る」と言うのなら、体育会系部活で
先輩に逆らう場面を挿入すれば、そうするのか!?
668
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/12(土) 21:16:31
この論文の論旨については、殆ど訂正の必要を感じない。
直したいところがあるとすれば、今読んでみると必要以上に
臆病になって余りに用心深い表現になっているように見受け
られる部分だ。しかし、この当時は、これでも大胆過ぎる
ほどだったので、発表当時、新聞記者に問われて、
「場合によっては、監獄入りもあるだろうと思って、六法全書を
開いてみたら、名誉毀損の最高刑が3年だから、訴えられたら
あんまり争わずに入ってしまえば、30代のうちに出られる
のだから(このとき、私は34歳だった)、まぁいいやと
思った」
と答えたことがあった。それから3年経ったときに、私では
なく、彼の方が監獄入りしてしまう日が来るとは夢にも思わ
なかった。
“ペンは剣よりも強い”などと言うことは、一般には通用
しない。権力の強さは、それを身近に触れたことのある人なら
誰でも知っていることだが、圧倒的なものがある。
『文藝春秋』11月号が出てからも、かなり長期間に渡って、
金脈を追及する側に立つ人々は、マスコミも、政治家も、
「文春によれば、こうなっているが・・・・・・」
と、リスクを全部こっちに被せながら、及び腰で追及していた。
彼らは、いつでも逃げられるが、私は逃げられない。逃げられない
となれば、いざと言う場合を覚悟するほかはない。初めから、
そう言う覚悟があって書いたわけではないが(だいたい、書いて
いる最中には、書くと言う行為に熱中しているから、そう言う
ことには考えが及ばない)、ことが起きてからは覚悟ができた。
覚悟ができれば、後は、どうと言うことはない。最悪のケースを
想定すると、殺されると言うことがあった。久し振りに友人に
会うと、
「お、まだ生きてたか」
とか、
「死んだら、骨は拾ってやるから安心しろ」
と冗談半分に言われたりした。
「田中は、ホントに何をやるか分からん男ですからね。用心
した方がいいですよ」
と真顔で忠告してくれる人もあった。
しかし、冷静に考えてみれば、私を殺すことで彼には何の
利益もない。腹いせにはなっても、政治的には致命傷となる
だろう。一応、最悪の場合も考えに入れてはいたが、この場合は、
覚悟さえ付けてしまえば、それ以上のことは考える必要はない。
後、考えられることは、殺さないまでも暴力沙汰に及ぶ。
警察を動かして、何か別の罪状で引っ括る。メディアに圧力を
掛けて、物書きとしての生活の場を失わせる。名誉毀損で訴える
などと言ったところだ。一見恐ろしいことのようだが、よくよく
考えてみると、大したことではない。
暴力沙汰と言うことは、要するに肉体的苦痛を我慢すれば
済むことだし、警察は、いくら私を嗅ぎ回っても(実際、そう
していたことを私は知っている。今度のロッキード事件でも
言われたように、田中は警察を殆ど意のままに使うことが
できた)、大したことが出て来るはずもなかった。物書き
としての生活を妨害されることは、私の場合、元々偶然の
成り行きでなった商売だし、他にいくらも食う道はあると
思っていたから、さして心配はしなかった。後、名誉毀損の
場合は、先に述べたように、せいぜい3年の監獄入りで済む
ことなのだ。
私の方は、この程度で済むのに、彼の方は、総理大臣と
しての政治生命が掛かっている。これは双方の掛け率から
行くと比べ物にならないほど有利な勝負だ、と言うことが、
私の最終的判断だった。
−94頁〜97頁−
『田中角栄研究・全記録−金脈追及・執念の500日』
(講談社文庫:立花隆)
669
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/12(土) 21:17:34
雑誌(正樹注:『文藝春秋』昭和49年(1974年)11月号)
が出てから、暫くして、ホントか嘘か、新聞記者から、こんな話を聞いた。
田中氏側が、あの記事を手にしてから、検察庁のある検事に、名誉
毀損罪が成立するかどうか問い合わせたところ、丹念に記事を
読んでから、
「これは明らかに原稿段階で弁護士の目を通してあるようですから、
ちょっと無理でしょう。それに名誉毀損で訴えると、公人の場合は
事実関係を厳密に審査することになり、こちらも、あらゆる
資料を公の法廷に提出しなければなりませんが、それでも
いいんですか」
と逆に尋ねたと言う。
実際には、原稿段階では、弁護士の目を通していない。しかし、
田中氏側が告訴と言うような手段に出て来ることに備えて、
我々も可能な限りのチェックを試みた。
−161頁〜162頁−
『田中角栄研究・全記録−金脈追及・執念の500日』
(講談社文庫:立花隆)
670
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/12(土) 21:19:41
『天木直人のブログ』
ttp://www.amakiblog.com/
2007年05月12日「海上自衛隊の艦船が辺野古沖に向かって横須賀港を
出港した」というニュース
11日、米軍の普天間飛行場移設先である辺野古沖に向けて、
海上自衛隊の艦船が横須賀港を出港したと報道された。
また塩崎官房長は、これに先立つ10日の定例会見で、
「(海自が)防衛施設庁の身分として作業をやる可能性はある」と、
形式さえ文民になっていればいいだろうといわんばかりの、
アリバイ工作を認める発言をしている。
これらの発言は明らかに地元住民との不測の事態に備えた
自衛隊による威圧効果を念頭に置いたものである。場合によっては
自衛隊による自国民への武力行使につながりかねない深刻な話だ。
このニュースを知って、すぐに私の頭に浮かんだのは、最近
読んだ保阪正康著の「60年安保闘争の真実」(中央文庫)の
次のくだりである。
多くの犠牲者を出して強行採決された改定安保条約は、6月
19日午前零時をもって自然成立するのであるが、その前から
騒乱が起こっており、岸首相はおそれていた。
・・・午前零時が近づくと、岸は蒼白になってふるえだした。
不安になったのか、しきりに自衛隊を出動させろと迫った。
自衛隊の一部は市ヶ谷に待機していると報告されているが、
もっと近くに置けないかと催促したりした。防衛庁長官の赤城
宗徳が強硬に反対し、自衛隊出動は見送られた・・・赤城は
「自衛隊を出動させることは国民の血を流すことです。同胞を
撃つ事はできません」と断固はねつけた。そのうえで、「もし
どうしても自衛隊を出動させるというなら、私を罷免してからに
しなさい」と岸につめよったという。それで岸はあきらめたと
されている・・・(もしあのとき)自衛隊が出動して鎮圧する
ことになっていたら、それ以後の自衛隊は国民の共鳴、共感を
受ける事なく、憎しみの対象として存在する事になったはずだ。
同時に、日本に、自衛隊のような軍事組織が存続しえたか否か、
疑問である。なぜなら自衛隊は首相の私兵であり、国民に銃を
向ける組織である、との理解が根付いてしまったに違いないからだ。
当時の自民党には、このような発言を首相に正面切ってする
政治家がいたと言う事を、今こそ我々は想起しなければならない。
671
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/12(土) 21:20:56
>>668-670
発令(執政)内容を大問題にしているくせに、そう発令(執政)する人間が
就き続けることは容認していること自体が本末転倒なのだ。
例えば、田中角栄金脈追及で、いよいよ我が身が危うくなったら、ジャーナ
リスト仲間や市民団体活動家仲間に「俺も、当選を前提にした知事選挙に立候補
するから、君たちも知事選挙や市長選挙に立候補してくれよ」と声を掛ければ
良かったのだ。立花氏だけだと、警察などによって潰される恐れがあるが、数千人から
数十万人の全国のジャーナリスト仲間や市民団体活動家仲間が続々と選挙立候補
したら、当時は警察も片っ端から逮捕することはしそうになかったのだから。
発令(執政)内容には大問題にするくせに、そう発令(執政)する人間を取り
替えようとは思い至らないことが不可思議だ。
何も暗殺などの面倒な手段を講じなくても、選挙によって取り替えることが
できるのに、そう思い至らないことが不思議だ。
彼らの発想は、こうである。
気に食わない発令(執政)をする政治家を使い続けてながら、気に食わない
発令(執政)を取り止めさせる、と言う発想なのだ。
672
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/13(日) 21:05:38
中小企業の従業員たちも、「給料を、もっと上げろ」と経営者に「ない袖を
振らせる」のではなく、「もしも、大ヒット商品を作ったら、売り上げの何%は、
社員全員で山分けにさせて下さいよ」と要求すべきである。
スプーンやフォークなどの食器製造企業を始めとする企業は、単価が安い
製品だけを作るのではなく、付加価値が高い独自製品を産み出すべきである。
「前代未聞の独自製品を産み出し、大ヒットさせたら、社員みんなで売り上げの
何割は山分けになさって下さいよ」と提起すべきだろう。
〓〓〓〓〓
世界初、赤外線で料理測定「カロリーアンサー」
電子レンジのような形の装置。
20年前に、近赤外線を利用して、リンゴの糖度測定が発端。
今までは、日本食品標準成分表のデータブックで、一品ずつのカロリー計算を
していたが、この装置は、非破壊で総カロリー計算が可能になり、それは世界初。
課題は、誤差が6%があることと、ノンカロリーの人工甘味料があると誤謬が
でてしまうことである。
製作したことでの青森県の精密機器企業『ジョイ・ワールド・パシフィック
(JWP)』。
売り込み先を、病院や給食などでの利用を見込んでいる。
希望価格は税込みで315万円で、既に10台が売れた。
JWPは、「機能を削り、1百万円以下の商品を発売したい」と語る。
===朝日新聞2007年5月6日(日)s7===
673
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/16(水) 20:51:39
裁判員時代
「重く罰して欲しい、と言う被害者の感情を重視し過ぎ、報復的な色彩の
強い刑を言い渡すと、被告人が出所後に報復を企てる恐れもある。被害状況を
極力客観的に考えるように努めるべきだ」と警告する裁判官もいる。
===朝日新聞2007年5月13日(日)===
あのねぇ、お礼参りなら、どんな量刑でも、例えば殺人罪に対しても執行
猶予付きでもあるんじゃないの?
674
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/05/28(月) 21:47:47
『天木直人のブログ』
ttp://www.amakiblog.com/
2007年05月27日私はあなただ、あなたは私だ②
26日、九条ネットの宣伝カーに乗って、皆と一緒に数寄屋橋で
道行く人々に呼びかけた。初めての本格的な活動だ。土曜日の午後、
暑い日だった。大勢の行き交う人を眺めながら、果たしてどれだけの人が
耳を傾けているのだろうかと思いながら話した。平和、平和と
叫んでも、憲法9条、憲法9条と、その大切さを訴えても、
人は、無関心顔で、急ぎ足で通過する。宝くじ売り場や映画館の
前には人が行列をなしているのに、宣伝カーのまわりに足を
止める人はまばらだ。
話し終えて、路上でビラを配った。誰も受け取ってくれない。
断られても、断られても渡す。明らかに不快な顔をする通行人の
群。なぜ、ここまでしなければならないのか。元官僚が、元大使が、
ここまで惨めな状態に身を置かねばならないのか。同期の連中の
冷笑が浮かぶ。自尊心が自らを責める。
嫌な事もあった。私が宣伝カーの上に上がった時だ。中年の
男性がビラを配っている若者からビラを奪い取ろうとした。
私をにらんで手でピストルの形をつくって撃つ真似をした。
明らかに天木と知った上の行動だ。
>嫌な事もあった。私が宣伝カーの上に上がった時だ。中年の男性がビラを
>配っている若者からビラを奪い取ろうとした。私をにらんで手でピストルの
>形をつくって撃つ真似をした。明らかに天木と知った上の行動だ。
こんなことは、「そんなに主張したいことがあるのなら、ここ(宣伝カー)に
上がって、私と語り合おうではないか!」と、「アドリブでかわそう」と判断
することもできないんじゃなぁ!(^^ゞ
675
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/06/12(火) 22:21:22
自衛隊情報保全隊による市民調査を、国民の反発に臆せずに続けろ、とは
言いませんけれど、自衛隊に身辺調査されただけで震え上がっているようなら、
占領軍に対して、非暴力抵抗も可能だ、と主張する資格はありませんよね。
小林直樹・当時東大教授は『憲法第9条』(岩波新書)などで「(日本は
防衛縦深が浅いので)防衛は不可能だ」「ストライキや座り込みなどの非暴力
抵抗で、占領軍撤退も可能だ」と主張していましたが、自衛隊に身辺調査された
だけで震え上がっているようでは、非暴力抵抗は無理でしょう。
〓〓〓〓〓
自衛隊情報保全隊
市民監視、何のため
「自衛隊活動、無言の圧力」
田島・上智大学教授「市民を萎縮しかねない」
===朝日新聞2007年6月7日(木)===
676
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/06/24(日) 23:06:50
−84頁〜85頁−
共同通信は、一連のOSS(アメリカ戦略情報局)及びCIC(対敵
諜報部隊)文書を収集・分析して、1997年『秘密のファイル−日米
関係の裏面史』を連載した。この連載は加筆され、2000年に『秘密の
ファイル−CIAの対日工作・上巻下巻』(共同通信社)として出版
された。
アメリカは、ルーズベルト大統領が情報活動を重視していたにも関わ
らず、日本の真珠湾攻撃を予知できなかったことの反省から、軍とFBI
(警察)との情報交換を活発化し、情報の集約・分析を担当する中央
機関として、CIAの前身である戦略情報局(OSS)を新設した。
アメリカ海軍暗号・信号部(OP20G)は、日米戦争開戦後、8人から
120人に拡充され、日本海軍の暗号通信の90%の解読に成功したので、
無敵といわれた連合艦隊を破り、山本五十六長官機撃墜も果たした。
また、日米開戦の少し前には、アメリカ陸軍信号情報部(SIS)が、
傍受した日本の外交文書の暗号解読に成功していた(『秘密のファイル』
上巻73頁〜78頁)これは毎日のように東京の外務省から各国公館に
宛てて発信された膨大な暗号文を、解読・英訳したものである。レッド・
マシーン、パープル・マシーンと二つに分けられ、現在、アメリカ国立
公文書館で見ることができる。
こうして見て行くと、細菌戦部隊のデータ独占(正樹注:日本敗戦後に、
731部隊のノウハウの全てを米国が独占)と、それの免責は、冷戦を
身構えるアメリカに屈服した日本と言う日米関係の図式の象徴的な一頁で
あったことが分かる。
『生物戦部隊731−アメリカが免罪した日本軍の戦争犯罪−』
(草の根出版会:西里扶甬子(にしさとふゆこ))
>また、日米開戦の少し前には、アメリカ陸軍信号情報部(SIS)が、傍受した
>日本の外交文書の暗号解読に成功していた(『秘密のファイル』上巻73頁〜
>78頁)これは毎日のように東京の外務省から各国公館に宛てて発信された
>膨大な暗号文を、解読・英訳したものである。レッド・マシーン、パープル
>・マシーンと二つに分けられ、現在、アメリカ国立公文書館で見ることができる。
これで、真珠湾攻撃を、「騙し討ち」呼ばわりをするんだから!(^^ゞ
要するに、日本が、宣戦布告することを、日本在米公館よりも早く知っていた
のだろう。
日本政府・日本外務省本省は、宣戦布告を文書により手交することを米国は
知っていたのだろう!(^^ゞ
677
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/06/29(金) 23:09:31
山口県光市の母娘殺害事件の当時少年に対する高裁公判での巨大弁護団は、
この公判の場を借りて「国民に死刑制度の廃止を主張したい」と言うことなので
しょうが、世間の人々から、どう思われるのかが分からないのでしょうね。
「死体を押入れに入れれば、ドラえもんが生き返らせてくれる」とか「新生児の
娘をおとなしくさせるために、ヒモでちょうちょ結びにした」とか、反感を
買われるだけの主張をしていると受け取ることができないのでしょうね。
あんな主張を聞いて「死刑廃止に賛成しよう」と思う人間が出て来ると思って
いるのでしょうね。
678
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/02(月) 21:22:12
二大政党制とは、2つの政党以外を投票してはならないとマインドコントロール
していることだ。
二大政党制とは、2つの政党の中から投票しろとマインドコントロールして
いることだ。
−117頁−
“核の冬”は果たして本当か
NHKテレビの『核戦争後の地球』に対する批判と言う形で
行われています。例えば『文藝春秋』1984年10月号には
「反核の欺瞞」と言う特集で、岡崎久彦・佐瀬昌盛・曽野明の
各氏「NHK『核戦争後の地球』の荒唐無稽」と言うタイトルの
原爆座談会が掲載されており、日本市民防衛協会発行の『市民
防衛』と言う新聞の1984年10月1日号には筑波大学助教授の
中川八洋氏の「核戦争後の地球−その非科学性と露骨な政治性」と
言う一文が載せられています。
−140頁−
一方、“核の冬”だけを強調すると、“核の冬”を起こさない
程度の核戦争、すなわち“管理された核戦争”などと称して、
限定核戦争を容認するような意見が出ています。NHKテレビの
「核戦争後の地球」を“荒唐無稽”だと非難している『文芸
春秋』の座談会でも「核戦争のシナリオは、それ以外にもあり、
限定核戦争と言えるほどまで行かない場合も考えられるわけ
ですね。極端な場合は、単発威嚇使用、つまり警官による威嚇
射撃に近いような使用と言うこともある」と述べており、それを
裏付けるように、NATO(北大西洋条約機構)のキャリントン
事務局長も「西側陣営はソ連の通常兵器の攻撃に対し、必ずしも
全面核戦争に繋がらない“慎重な核使用”によって反撃できよう」
との見解を述べています(『毎日新聞』1984年10月27日付夕刊)。
“核の冬”の名付け親とも言えるせーガン自身が、核兵器の
全面廃棄ではなく、核兵器保有量の閾値(しきいち)として、
“核の冬”を起こすか起こさないかのギリギリの量、100
メガトンを提唱しています。
『核の冬−核戦争と気象異変』(新草出版:増田善信)
679
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/02(月) 21:26:56
>>678
>極端な場合は、単発威嚇使用、つまり警官による威嚇射撃に近いような使用と
>言うこともある
米中開戦時に、中国が、米国の属国植民地・日本に核攻撃して、米国を威嚇
して、震え上がった米国が停戦を申し入れると言うことね!(^^ゞ
680
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/08(日) 21:58:28
「核戦争をやろうじゃないか。中国人は半分の六億五千万人が
死んでも後の半分は生き残る」「フィリピンも日本もベトナムも
インドもアメリカも全部消滅させるのだ」…いま中国で吹き荒れる
熱病的ナショナリズム。特にエリートが集うインターネットでは
反米、反日、台湾侵攻、世界征服論まで公然と語られる。天安門
事件後の「愛国主義昂揚」「国恥教育」キャンペーンで過激な
愛国主義が定着した。旭日旗柄の服を着た女優は国民から「国賊」
とされ、外資企業は「民族差別」だと告訴される。北京大学卒の
元留学生が危ぶむ中国の現実。この「熱病を」知らねば日本人は
大ヤケドする。
『中国愛国攘夷の病理−吹き荒れる電脳ナショナリズム』
(小学館文庫:石 平(セキ ヘイ))
オウム真理教信者並みのバカだな。
仮に、中国以外を核で撃滅させて、中国は勝ち残っても、「核の冬」が到来
したら、死滅することは不可避だろう。
『核の冬』(技術と人間:池山重朗)
『核の冬−核戦争と気象異変』(新草出版:増田善信)
681
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/09(月) 20:34:11
日本大学芸術学部・殺陣同志会
袴(はかま)に雪駄(せった)の男。数人の男女が
囲み、木刀を構えて「ヤァー!」と襲い掛かる。素早く
身をかわし、木刀を抜いて斬り結ぶ。1人、また1人と
倒し、木刀を納めたところで、終了。
立ち回りを演じた会員が一列に並んで正座すると、
すかさず先輩らの怒声が飛ぶ。「動きが遅い」「ただ
斬られてもつまんない」「カッコ付けろ」。演技も指導も
真剣勝負だ。
日本大学芸術学部の「殺陣(たて)同志会」は、ひたすら
時代劇のチャンバラ、殺陣を磨く。体質はいたって「体育会系」。
1,2年生が稽古場で許されることは「はい」「ありがとう
ございます」「お願いします」の3語だけ。演じられる
ことは斬られ役のみで、日々斬られ、見ている者を納得
させる斬られ方を学ぶ。
===朝日新聞2007年7月9日(月)===
>体質はいたって「体育会系」。1,2年生が稽古場で許されることは「はい」
>「ありがとうございます」「お願いします」の3語だけ。
地下鉄サリン事件発生時に、「何で、高学歴なのに、あんな事件を起こしたの?」
と疑問が呈されたが、上の言うことに盲目的に追従する人間は、そう珍しい存在
ではないのだろう。
上記の団体のように、普段からイエスマンになることを当然視する団体で、
イエスマンになる訓練をし続けていたら、マインドコントロールされやすい
人間になってしまうことは不可避だろう。褒められた体質ではない。
こんな人間が占める組織(国家)は、いざと言うときには総崩れになることは
必定だろう。
彼らの体質は、「より強い者に縋(すが)り付く」ことだ。
こんな人間が多過ぎたから、鬼畜米英を叫んだ口で、敗戦後に、米兵らから
貰ったことでのチョコレートやガムを喜んで食べるようになるのだ。レジスタンス
活動の一つもできないのだ。
682
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/11(水) 21:25:17
映画『初体験 リッジモント・ハイ』
(テレビ東京,午後13:30)
米。ジェニファー・ジェーソン・リー。
高校生の恋と性の悩みをユーモラスに綴った青春コメディー。
ファースト・フード店で働く女子高校生。親友のアドバイスを
受けて異性との初体験をするが、やがて彼女は妊娠してしまう。
エイミー・ヘッカリング監督。
===朝日新聞2007年7月11日(水)===
これって、児童ポルノで取り締まられないで済むのか?
そもそも、女子中高生のセックスを、「透き通るように幻想的」と思わない
どころか、いかがわしいと思うこと自体が、どうかしている。
683
:
けいさつの_あほども_え
:2007/07/14(土) 15:39:11
9jo-net.org/
参院選比例は9条ネットの栗原君子へ!
684
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/18(水) 21:17:26
>>683
けいさつの_あほども_え さんに再会することができて幸せです!(^^ゞ
−−122頁−−
宮崎駿−−−まぁ、日本人は戦争には向かないってことちですよ。
向かない方がいいんだけれど・・・・・。いろいろなことを
知ればそう思います。職業軍人には向かないんですよ。
すぐに小役人の巣になっちゃうんです。
韓国の朴大統領って言う人がいたでしょ。僕の知り合いに、
あの人と陸軍士官学校で同期だったって言う絵の具屋の
おじさんがいて、その人は少尉で戦争が終わっているんです
けれど、その人にね、当時の装備を聞いたんですよ。
もう戦争の末期ですよね。すると、よく聞いてくれたって
言う感じで嬉しそうに話してくれんたんですよ。九九式
小銃で各部隊1挺ずつ九六式軽機関銃を持ってて、擲弾筒を
パアーッと撃ち込んでね、撃ち込みながら走って行って、
その爆煙が晴れた瞬間に敵の塹壕に飛び込むんだって。
こうすれば勝てるんだって。こりゃダメだなと思ったよ、
ツハハハハッ。
秀才を集めた陸軍士官学校の一線のバリバリの言うことが、
これじゃダメですよ。そんなもんだったんスよね、テヘヘヘッ・・・・。
『宮崎駿の雑想ノート』(大日本絵画:宮崎駿)
戦争下手であったことは、支那事変から大東亜戦争までだろう。
それの直前の石原莞爾氏が主導した満州事変は大成功だったし、日清・日露
両戦争は非の打ち所がないし、明石大佐の対露謀略工作は芸術の域に達している。
−−292頁−−
明石元二郎
12個師団に匹敵した工作
生没年:1864年〜1919年。
職業:日本陸軍大佐。後に陸軍大将。
所属機関:児玉参謀次長直轄
コードネーム:アバズレーエフ
明治37年(1904年)の日露戦争開戦時、ロシア公使館付武官。
開戦によりストックホルムに移動。参謀次長・児玉中将の「ヨーロッパの
ことは貴官に一任する」との直接命令により、ロシア国内攪乱工作開始。
ロシアに反抗するフィンランド反抗過激派党コンニー・シリヤスク、
フィンランド憲法党カストレンらと接触して協力を得て、同年10月には
ポーランド革命党、グルジア党などを糾合、パリ会談で「共同の敵は
ツァーリズム」のスローガンを決定。各党の活動は翌・明治38年に
掛けて激化。同年6月の黒海での戦艦ポチョムキンの反乱に際して、
明石大佐は指導者デカンスキーに資金を援助。その他、反乱勢力に対しては
高田商会の協力で武器、弾薬の補給輸送を実施。ドイツ皇帝カイゼルが
「12個師団に相当する」と激賞した明石大佐が帰国した時に、出迎えは
児玉大将一人のみであった。
『歴史読本臨時増刊1988年6月−特集・世界、謎のスパイ』
(新人物往来社)
685
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/19(木) 20:14:47
参院選、決戦の現場から
神奈川、公明党は選挙区で自民党を侵食
「地元の歩道橋のために、大臣が会ってくれるなんて・・・・」
国土交通省の大臣室。横浜市神奈川区の町内会長は、差し向かいのソファに
座って陳情に耳を傾ける冬柴・国土交通相を信じられない思いで見詰めていた。
昨年11月のことだ。
国道に掛かる歩道橋が老朽化し、同省の横浜国道事務所に架け替えを要望した。
だが、反応は鈍く「困ったことがあれば相談して」と声を掛けてくれた近くの
公明党県議に話を持ち込んだ。
そこからは話が早かった。話を繋いだ同党の松あきら参院議員も同席し、要望書を
受け取った冬柴氏は「分かりました」。2007年の国土交通省予算で、エレベーター
付き歩道橋の建設費3億円弱が決まった。「頼りになる。今回は世話になった
松さんに1票を入れる」と、町内会長は満足そうだった。
===朝日新聞2007年7月18日(水)===
>2007年の国土交通省予算で、エレベーター付き歩道橋の建設費3億円弱が
>決まった。「頼りになる。今回は世話になった松さんに1票を入れる」と、
>町内会長は満足そうだった。
あのなぁ、3億円弱もするエレベーター付き歩道橋が必要なのか。
これ以上の国の借金を増やすことに怖くないのか。
これでも、10歳代や20歳代の若者に選挙権を広げることが怖いと言うのか。
686
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/19(木) 22:29:19
■ したらば のおすすめアイテム ■
タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち - ジェニー・ランドルズ
過去の偉人が真剣に考えた時間移動ははたして可能か。
687
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/20(金) 21:04:22
参院選
働く貧困層、どう保障
作家・雨宮処凛さん(32)
就職氷河期、正社員になれない若者たちを、規制緩和と言う名目で外国人
労働者と同じ「使い捨て労働力」にした。派遣で工場を転々とさせる。
フリーターだからと低賃金で深夜労働させる。
今や非正規雇用者は労働人口の3分の1。一方、フリーターを積極的に正社員に
したい企業は、昨年の経団連の調査では1.6%しかない。一度正規ルートから
外れた人間に将来はない。
最近、「戦争にでも起きて欲しい」と言って来る30歳代・40歳代が出て
来た。体力は衰えても収入が安定する見込みはない。いっそ戦争で社会が大混乱
すれば、やり直せるかもしれない。名誉や恩給が受けられれば親孝行にもなる
と言う。
少子化問題と言われても、フリーターの男たちは結婚することができないし、
派遣の女たちは出産すれば失職する。フリーター同士が結婚すれば、貧困から
虐待にもなる。10年後には、40歳代・50歳代の自殺者が急増するに違いない。
政治が悪いと理論的に言う若者が増えた。だが、体は都会のタコ部屋やネット
カフェにあるのに、住民票は地元にある。帰省する金はない。怒りを投票行動に
結び付けることさえできない。
===朝日新聞2007年7月19日(木)夕刊===
>就職氷河期、正社員になれない若者たちを、規制緩和と言う名目で外国人
>労働者と同じ「使い捨て労働力」にした。
>最近、「戦争にでも起きて欲しい」と言って来る30歳代・40歳代が出て
>来た。体力は衰えても収入が安定する見込みはない。いっそ戦争で社会が大混乱
>すれば、やり直せるかもしれない。
何も戦争に期待することはないぞ。
その勇気を、外国人犯罪殲滅や、外国人労働廃止などに向けよ!(^^ゞ
>今や非正規雇用者は労働人口の3分の1。一方、フリーターを積極的に正社員に
>したい企業は、昨年の経団連の調査では1.6%しかない。一度正規ルートから
>外れた人間に将来はない。
大丈夫!大丈夫!官立殖産興業で吸収すれば良い。
まずは、工業生産の完全ロボット化の事業を立ち上げる。
>少子化問題と言われても、フリーターの男たちは結婚することができないし、
>派遣の女たちは出産すれば失職する。
国家子宮補完計画に動員すれば良い。仮に、百万のカップルで排卵誘発剤
使用で、一年間に、1百万×4人=4百万人の子供(新生児)
十数年後には、若年層が5千万人になるぞ!(^^ゞ
688
:
しん@グレーリボン非公式サポーター
◆.xhuPYWI5M
:2007/07/21(土) 12:23:07
公職選挙(国政選挙)における供託金、選挙権年齢、被選挙権年齢
日本
衆議院比例区:600万円、20歳、25歳
衆議院小選挙区:300万円、20歳、25歳
参議院比例区:600万円、20歳、30歳
参議院小選挙区:300万円、20歳、30歳
都道府県知事:300万円、20歳、30歳
都道府県議会議員:60万円、20歳、25歳
イギリス国会:約9万円、18歳、21歳
ニュージーランド国会:約1万5千円、18歳、18歳
フランス国会:なし、18歳、23歳
ドイツ国会:なし、18歳、18歳
スペイン国会、不明、18歳、18歳
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%9B%E8%A8%97%E9%87%91
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%A8%A9
候補者が多くなればお金=税金がかかるという問題は確かにあります。
しかし、被選挙権のある人なら誰でも立候補できるという状態は民主主義を維持するために不可欠で、そのための費用は必要な費用であるのは確かだし、それこそ議員の歳費の削減や選挙のコスト削減(例えば翌日開票にすればかなり安くなった)など政治に金をかけない他の方法も沢山あります。
また選挙権年齢も、被選挙権年齢も高すぎるのが実情です。
国会議員になるための供託金が600万円(4万9000ドル・1$=\121で計算、以下同)や300万円(2万4000ドル)は、世界の民主主義国の人々が見たら眼をむくような高さでしょうね。
この現状で日本は本当に民主主義といえるのでしょうか。
689
:
しん@グレーリボン非公式サポーター
◆.xhuPYWI5M
:2007/07/21(土) 12:29:10
>>688
訂正いたします
(誤)1$→(正)$1
また「4万9000ドル」、「2万4000ドル」は正確には頭に「約」(というか
むしろ超)がつきます。
データはウィキペディアによります。
690
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/24(火) 21:06:11
>>688
>国会議員になるための供託金が600万円
>世界の民主主義国の人々が見たら眼をむくような高さでしょうね。
>この現状で日本は本当に民主主義といえるのでしょうか。
高いと思いますが、まだ頑張れば何とかなる金額だと思います。
1日を潰して1千人以上でデモをやる動員力があるのなら(例えば、沖縄県での
米軍基地を「人間の鎖」で包囲など)、その時間を選挙供託金作りに費やせば、
無理な金額ではありません。
コンビニでアルバイトをすることが1日で数千円以上ですから、
1千人以上×1日数千円以上×数日=6百万円以上
ですから、まだまだ大丈夫です!(^^ゞ
691
:
しゅう
:2007/07/27(金) 12:33:01
サイト上でこんな少女の過激画像をのせて良いのか?
2ちゃんねるでも噂された幻の丸見え販売サイトだよ!
本当に過激ですのでロリータ好きのみ見てください
tp://www.angel2007.jp
692
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/28(土) 20:02:45
司法取引、是か非か
捜査現場に待望論
タブーを破った減刑制、名古屋市営地下鉄工事を巡る談合で
組織犯罪摘発に利点
免責を認め、情報収集
首都圏で、長年に渡って暴力団犯罪の取り締まりに当たって
来た捜査員は「組員は、報復を恐れて中々組織のことを話さない。
解明は進まない」とこぼす。
弁護士は賛否
早い釈放、被疑者に利点
「徳島ラジオ商刺殺事件」で陪席裁判官として元被告の
女性(故人)の再審を開始する決定書を書いた秋山弁護士は、
無実でも罪を認める危険性「痴漢をやっていないのに、『認めれば
釈放される』とか『罰金で済む』と言われれば認めてしまう。
否認すれば長期の拘留を覚悟しなければならない。司法取引が、
冤罪の温床になりかねない」と懸念する。
===朝日新聞2007年7月25日(水)===
693
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/28(土) 20:24:31
司法取引、是か非か
導入範囲を含め議論のとき
10年前に「必要」の宇川検事論文、再び脚光
宇川検事は、自らの捜査・公判の体験から、国民のお上
意識は薄れ、検事の資質も変わったためと考えていた。
宇川検事が米国で見たことでの法廷は、驚きの連続だった。
マフィアの殺人事件では、司法取引によって、ボスの指示に
よることを証言し、組織ごと摘発することに成功した。
===朝日新聞2007年7月26日(木)===
694
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/28(土) 20:44:35
>>692
>首都圏で、長年に渡って暴力団犯罪の取り締まりに当たって来た捜査員は
「組員は、報復を恐れて中々組織のことを話さない。解明は進まない」とこぼす。
ほらっ、厳罰(報復)に抑止効果があることは明白だろう。
>>693
>宇川検事は、自らの捜査・公判の体験から、国民のお上意識は薄れ、検事の
>資質も変わったためと考えていた。
国民のお上意識が変わったと言うよりも、「お上」検察官・警察官が、
大戦末期の旧日本軍の陸士卒・陸大卒・海兵卒・海大卒の高級軍人並みの
バカだからだろう。
「エロ表現や暴力表現が犯罪を誘発する」と言うに至っては、「月刊誌
『噂の真相』を読んでいると、内部告発をするようになる」と言うような
ことである。
695
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/31(火) 22:07:57
−102頁〜104頁−
フィリピンの不幸は、1521年にマゼランが来たことによって
始まった。その後、スペイン人が宣教師と一緒に入って来て、この地は
スペイン国王フィリップ2世の領土であると宣言し、軍事力と宗教力で
支配をする。ところがフィリピン人は屈しないで、何度も何度も
独立戦争をする。しかし、これは宗主国の歴史では、ゲリラの反乱を
鎮圧したと書かれている。
1898年、独立派勢力が、ある程度の形になってきたとき、
これを支援しようと言って兵を派遣した者がアメリカだった。これが
米西戦争であり、アメリカはフロリダ半島を戦争のドサクサにまぎれて
取っている。
独立軍とアメリカ軍の取り決めでは、両軍が共同してスペイン軍を
追い出し、マニラを回復する手はずになっていた。ところが、アメリカの
軍司令官は、これを裏切ってフィリピン独立軍の進軍を妨害し、
単独でマニラを占領し、そのままフィリピンのアメリカ領化を推進した
のだった。
この件については、アメリカの国会でも、大変な議論となった。
だが、結局、「フィリピン人は、独立を与えるほど成熟していない
から、アメリカが善意の管理者になって友愛的同化のため、総督を
派遣する」と言うことになった。
善意の管理者と言う言い方は、中々うまい表現と言えよう。善意の
管理者は、統治を行いながら、独立の未来を約束した。「いずれ
国民議会だけは認めてやろう」「将来はフィリピン政府も認めて
やろう」。
確かに統治機構はできたが、それはアメリカの下の統治機構である。
総督もアメリカ人でなければならなかった。フィリピンは、アメリカ領の
中の半独立国と言うか、自治領のまま、その後をずっと過ごすことになる。
その間、完全独立を望むフィリピン人とアメリカ人との間で、
殺し合いが続く。アメリカ側の殺し方は残酷を極めていた。それを
如実に表すことが、アメリカ人がよく使った「グウク」と言う言葉
だった。
人間と猿との中間種がグウクだ、フィリピン人はグウクだと言って、
殺しまくる。この言葉は、ベトナム戦争でも復活しており、アメリカ兵は
ベトナム人をそう呼んでいた。アメリカ人は、このような人種差別
意識をかなり根強く持っている。
フィリピン人は、その後も独立を目指して根強く抵抗し、ようやく
昭和10年になると、10年後の昭和20年には独立させてやる、
と言う約束をアメリカから獲得する。
『「ゼロ戦」でわかる失敗しない学』(WAC:日下公人)
696
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/31(火) 22:10:52
>>695
>その間、完全独立を望むフィリピン人とアメリカ人との間で、殺し合いが
>続く。アメリカ側の殺し方は残酷を極めていた。それを如実に表すことが、
>アメリカ人がよく使った「グウク」と言う言葉だった。
>人間と猿との中間種がグウクだ、フィリピン人はグウクだと言って、殺し
>まくる。この言葉は、ベトナム戦争でも復活しており、アメリカ兵はベトナム人を
>そう呼んでいた。アメリカ人は、このような人種差別意識をかなり根強く
>持っている。
ほらっ、日本だって、従軍慰安婦心理戦撃退兵器を探せばあるのでしょう。
697
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/31(火) 22:35:33
−122頁〜124頁−
二組の司令部を競わせれば、官僚制の弱点を補える
“ゼロ戦”とマリアナ沖海戦に見られる日本海軍の問題点は、
官僚主義による制度疲労で、意思決意機構がまともに機能しなく
なっていたことである。それは、丁度現在の日本の官僚制度が抱える
問題と共通している。
官僚制の致命的な弱点を、どう制度的に補えばいいのかだが、
その一つは「ツー・プラトーン・システム」だと思う。前は、艦載機の
パイロットや艦船の乗組員のことで話したが、このやり方を司令部でも
やったらいい。二組の司令部を作ってお互いに批判的な目で相手の
やり方を見て、新しい戦い方を工夫するのである。良きライバルが
あってこそ、お互いの力が向上する。
よく「小沢治三郎の登場は遅過ぎた。何でもって早く南雲忠一と
交代させなかったのか」と言われる。小沢さんは早くから嘱目されて
いたにも関わらず、いつも南雲さんの後釜だった。
如何に、海軍の組織が硬直していたかと言うことでの、一つの
象徴的な例だが、そこで「小沢さんを抜擢する」と言う考え方の
他に、もう一つ、最初から機動部隊に小沢司令部と南雲司令部を
2つ作っておくと言う考え方があっても良かったのではないか。
真珠湾攻撃を南雲司令部がやったら、ミッドウェー作戦は小沢
司令部がやると言うふうに、交代でやらせれば良かった。
アメリカは、現にそういう形でやっていた。同じ機動部隊を、
スプルーアンスとハルゼーが交代で指揮を執っている。休んでいる
方は、「次は俺の番だ」と思って一生懸命にプランを練っている。
そして休みが明けたら勇躍任地に赴く。戦い終えてくたびれて帰って
来た方は、「やれやれ」と言ってハワイで3ヶ月ぐらい休みながら
次の戦術や戦略を考える。
ところが、日本はそう言うやり方ができなかった。
その点、江戸時代の日本は、裁判所まで交代制にしていた。北町
奉行と南町奉行が一ヶ月交代で当番をやり、町人は公正だと思われる
人が当番のときに告訴したから、それがそのまま勤務評定になった。
『「ゼロ戦」でわかる失敗しない学』(WAC:日下公人)
698
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/07/31(火) 22:39:25
>>697
>二組の司令部を競わせれば、官僚制の弱点を補える
これを現在の官僚制などに転用する場合には、
一方は、学歴・採用年次・年功序列・勤続年数などの職制序列での昇進
もう一方は、学歴・採用年次・年功序列・勤続年数などの職制序列に無関係に
昇進・抜擢する
としたら、面白いと思う。
699
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/01(水) 20:55:32
米下院
従軍慰安婦決議を採択
日本首相に謝罪要求
CS放送局「日本文化チャンネル桜」社長の水島総さん(58)
「私たちの力不足。日米離間を目指す勢力に敗れた」
今回の決議案を推進した者がホンダ下院議員ら日系人議員だった
点について、米国在住で米社会の動向に詳しい作家の冷泉彰彦さん
(48)は「日本のルーツを持つ自分達が警鐘を鳴らし、中韓との
和解を迫らねばと言う必死の思いがある」と解説する。
===朝日新聞2007年7月31日(火)夕刊===
ベトナム戦争での韓国兵らの残虐行為を見れば、とても危機感を抱く気には
ならないが。
日本は、心理戦が下手過ぎ!
〓〓〓〓〓
アイオーデータがチョンであることが証明されました
ttp://pc6.2ch.net/test/read.cgi/pc/1084498786/l100
38 :名無しさん :04/06/24 22:15
>>37
これやね↓
■NEWSWEEK WORLD AFFAIRS
証言「私の村は地獄になった 」
ttp://ime.nu/210.160.208.40//search/20000412/wa_sug1.html
------------------------------------
韓国軍がベトナムで行った残虐行為の
被害者たちが真実を語りはじめた
------------------------------------
米軍はこの年、フーイェンから引き揚げ、代わって韓国軍がやって来た。
それから「67年のテトを迎えるまで、韓国軍は殺戮を続けていた」と、サンは語る。
「韓国兵に会ったら、死に出会ったも同然だった」と、今は地元の退役軍人会の会長
を務めているチャムも言う。
アンリン郡の村人によれば、韓国軍はとりわけ女性にとって恐怖の的だった。
韓国兵は残忍なやり方で女性をレイプしてから、殺すケースが多かったからだ。
700
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/04(土) 22:19:59
小中高校教員先生さまは、戦前の日本を批判しているくせに、目下扱いに
していることでの生徒や児童に対しては、どうでもいい規律まで厳格に適用
しているくせに、自分達はどんな規則も守らないことは、下級兵にはどんな
規律も守らせるくせに、高級軍人には敵前逃亡までも不問にしていることでの
大戦末期の旧日本軍の体質そのものじゃないの?
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701
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/13(月) 20:29:04
国際都市・別府
湯の街、溶け込む留学生
大学・行政・市民が支える
市内に留学生を多数を受け入れる立命館大学アジア太平洋大学が開学して
7年。
「国際都市」に一変した街には、留学生を支えることでの大学や地域の支えで、
共生が根付きつつある。
写真店を経営する三宅さんは「市民も、留学生がゾロゾロ歩いている風景に
驚かなくなった。本当の国際化なんでしょうね」と、そう実感している。
===朝日新聞2007年8月12日(日)===
マスコミは、真実や真相の追及から敵前逃亡ばかりしているからなぁ。
どうも、最悪の事態の想定から目をそむけようとしている。
問題がないことには、煽るくせに。例えば、少子化など。
702
:
なるべく名前入力
:2007/08/20(月) 01:23:37
>>697
陸軍と海軍の「ツー・プラトーン・システム」は
あられもないことになってしまったけどね。
ヒトラー曰く「日本の陸海軍は敵同士か?」
703
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/21(火) 22:59:13
>>702
>ヒトラー曰く「日本の陸海軍は敵同士か?」
『武谷三男著作集2 原子力と科学者』(勁草書房)
−341頁〜355頁−
1 太平洋戦争のころ
戦時の日本技術の性格
その頃、大学の先生全部を動員するために、科学動員協会が
できたり、研究隣組運動と言うことをやっていたが、ただ何か
やると言うだけでのことで、ほとんど支離滅裂の状態であった。
だいたい当時は、陸軍と海軍が強く対立していて
「アメリカには知らしてもいいが、海軍(陸軍)には
知らしてはいかん」
と言うくらいに激しかった。だから、科学者としては両方に
使われる関係上、両方をうまくやると言うことが、中々難しい
ことであった。
>だいたい当時は、陸軍と海軍が強く対立していて「アメリカには知らしても
>いいが、海軍(陸軍)には知らしてはいかん」
まぁ、企業であれ国家機関であれ、どの組織にも縄張り根性(セクショナリズム)が
あると思いますが、それを調整することが最高機関(企業なら取締役会や会長・社長で
あり、国なら元首なり首相なり内閣)の役目ですよね。
旧日本陸海軍の対立を、日本政府や天皇個人を含む天皇機関などの国家最高
機関が調整しきれなかったことが問題ですよね。
704
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/26(日) 23:44:51
『原発はなぜこわいか<増補版>』
(高文研:小野周、絵・勝又進、文・天笠啓祐)
−207頁〜208頁−
20世紀末には全世界の原子力発電の総量が20億キロワットに
なるのであろう、と言う予測がある。設備利用率を64%として、
全世界のウラン資源は僅か12年から17年しか持たぬことになり、
たちまち枯渇してしまう。こうなると石油よりも先に、ウランの方が
早く底を突いてしまうのである。
海水中にはウランが含まれていて、世界中の海水中には
全部で5十億トンのウランがあるから、この海水中のウランを
使えば大丈夫だと言う話も出て来る。ところが、海水中のウランの
濃度は1十億分の3で、この海水から、先の1百万キロワットの
原子力発電所を運転するために必要なウラン、180トンを
取り出すためには、年間6百億トンの海水を必要とする。
つまり、このクラスの軽水炉10基を運転するために必要な
ウランを海水から取り出すためには、年間6千億トンの海水を
動かさなくてはならないのである。
日本の陸地に降る雨の総量は、1年間で6千億トンと言われる。
これから考えて、6千億トンと言う海水の量はどんなに厖大
(ぼうだい)であるかが、よく分かるのであろう。このように
大量の海水を動かしてウランを取り出すとなれば、当然に、
それの費用は莫大なモノとなり、併せてはかり知れない環境
破壊を齎すこととなろう。
海水のウランを核燃料に使うと言う話は、月世界に金鉱を
探しに行くと言うことと同じで、あまり面白みもなく、空想小説の
材料にもならない。
直ぐに実用級を目指そうとするから、絵空事になるのだ。
アルミニウムだって、発見当時は、金よりも高価だったのだろう。
研究を続けていれば、劇的に抽出経費が安くなることだって夢ではないのである。
例えば、鉱脈由来ウラン1トンに付き、海水抽出ウランを1グラムの使用を
義務付ければ、海水抽出ウランが鉱脈由来ウランより製造経費が安くなることだって
夢ではなかろう。
705
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/27(月) 00:05:45
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706
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/30(木) 20:38:38
『いま「ゼロ戦」の読み方−ソフトの格差が勝敗を分ける』
(ワック:日下公人、三野正洋)
−46頁〜48頁−
海軍の「計画要求書」でエンジンは
三菱瑞星13型(高度3600メートルで最高875馬力)か
三菱金星46型(高度4200メートルで最高1170馬力)
を使用のこと
−70頁〜71頁−
エンジンにしても、昭和12年に瑞星にすべきか、金星にすべきか
決めるときに、三菱の中では「金星にしてくれ」と言う意見が出ていた。
今の知恵で言えば、二種類を造れば良かった。金星を積んだ零戦も
片手間に設計しておけば、同時に二種類ができたのだろう。だが、
そう言うことは「秀才のすることではない」と言う考え方があった。
秀才は才能があるから一発で当てなければならないのだ。
加えて貧乏根性だったせいか、同時並行でいくつもやってみると
言う思想がなかった。この頃は電機会社でも新製品の開発方向が
3つがあって1つに決めようがない時は、「3つとも造ってみよう」と
言うことになるが、それは日本が割と金持ちになったからできる
のであって、当時は貧乏国で1つしか造れないから、あくまで議論して
机の上で絞ろうとした。
−127頁〜128頁−
そもそも日本の場合は、陸海軍の航空隊が全く別々に軍用機を
開発していた点が極めて大きなマイナスであった。空母への搭載機
(所謂(いわゆる)艦上機)は例外としても、戦闘機、双発爆撃機などは
当然に共通化すべきであった。
零戦と一式戦闘機の隼、96式陸上攻撃機と97式重爆撃機の開発は、
使用目的が同じなのだから、共通化した方が合理的である。また、
海軍爆撃機『銀河』と陸軍爆撃機『飛竜』も大きさや性能は殆ど
同じであるから、別々に試作・開発し、量産するなど何とも納得が
いかない。
共通化できるところを纏めていれば開発費も半分で済み、それの分を
生産数を増やすことができる。また設計チームにも余裕が生まれ、
改造・改良作業も迅速に進んだはずである。最終的には、零戦は
1万機、隼は5600機が生産されたが、これを零戦だけに絞れば
生産数を少なくとも2万機まで増加させ得たはずだ。零戦は、
あらゆる能力が隼に勝っていたから、陸軍もこれを採用していれば、
戦力は数段向上していたことは間違いない。
現在に、日本の経済は深刻な不況に見舞われており、各社・各業界とも
立ち直りと言う目的に向けて努力しているのだろうが、目的が同じ
なのだから、互いに連絡なしに努力することは無駄が多いのでは
ないのだろうか。周りとの連絡を充分に取り、可能な限りの共通化を
試みることが、有効ではないのだろうか。零戦と隼は、現代の反面教師だ。
−131頁−
(正樹注:設計者の)堀越は軽くするためには、エンジンも軽く
しようと考えた。そうすれば馬力は弱くなるが、それの代わりに
脚を始めとすることでの機体の構造重量も軽くなる。時代逆行だが、
それでも成功した。「1千馬力から1200馬力への性能向上が
期待できる金星を積むべきだ」と言う話は、昭和12年からあった。
−132頁−
零戦を造る昭和11年の時点で、堀越は甲戦・乙戦両方を別々に
試作する提案もしていたし、「将来に金星に代えるのなら、それの
用意もしておいた方が良い」との考えも言っていた。
−71頁−
甲戦/乙戦
海軍が定めたことでの戦闘機の用途の区別。
甲戦とは、敵地に侵攻して制空を主任務とする戦闘機(例えば零戦)を指す。
乙戦とは、防空/迎撃に使われる戦闘機(例えば雷電)のことである。
この区別は、時代と共に必ずしも明確ではなかった。
707
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/30(木) 20:57:04
『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』
(太陽企画出版:倉前盛通)
−116頁〜117頁−
日本の主力戦闘機を、なぜ零戦一本に絞れなかったのか
指揮系統の不統一によって兵力の集中ができなかったと言う
現実は、そのまま第一線の兵器にまで影を落としていた。太平洋
戦争での日本の代表的な戦闘機は、海軍の零戦と陸軍の隼だったが、
この両者の戦力差は歴然としていたのである。陸軍が如何に
隼の性能を誇ったところで、数字の上から冷静に分析すれば、
零戦の方が遥かに優れていたことは。アメリカ側ですら認めている。
日本はなぜ、主力戦闘機を零戦一本に絞れなかったのか。
そうすれば、零戦の陸上型と艦上型の相乗効果が飛躍的に上がった
ことは勿論、それによって改良型が続々と登場し、次期主力戦闘機
にしても、大量生産の実績を基に画期的な戦闘機が生み出されていた
はずである。
陸海軍がつまらない見栄を張り合い、やせ我慢をする中で、
主力戦闘機の一本化と言うことでの兵器の集中さえ実現することが
できなかった。国を挙げての戦争中に、こう馬鹿なことをやっていた
ことでの当時の軍部は、戦争そのものに全く無知の素人だったとしか
言いようがない。
708
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/08/30(木) 21:00:48
>>706-707
それなら、瑞星搭載の戦闘機は海軍に納入し、金星搭載の戦闘機は陸軍に納入
すれば、陸軍の面子も立ち、三菱も儲かって、2石(瑞星搭載戦闘機・金星搭載
戦闘機)3鳥(陸海軍・三菱)だったのではないか!(^^ゞ
709
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/01(土) 20:31:19
特別養護老人ホーム「さくら苑」で老人虐待が発覚したときに、入所老人の
家族が「虐待をした職員を解雇しろ」と言っていたが、それでは、死刑や禁固刑
よりも、社会奉仕刑にすべきと主張している人々は、それに対して反論した
のだろうか?
ようするに、彼らの主張が如何に支離滅裂かと言うことを物語っているの
ではないか?
社会奉仕刑を主張するのなら、老人虐待をした者なのだから、老人介護行為を
続けさせるべきだと主張することが本来の姿ではないか?
710
:
なるべく名前入力
:2007/09/03(月) 00:29:18
>>706-707
>数字の上から冷静に分析すれば、
零戦の方が遥かに優れていたことは。アメリカ側ですら認めている。
これを突き詰めていくとねぇ。
数字の上から冷静に分析すれば、零戦で米英軍機に太刀打ちできないことが
わかってしまうわけで。
>それによって改良型が続々と登場し、次期主力戦闘機
にしても、大量生産の実績を基に画期的な戦闘機が生み出されていた
はずである。
そもそも艦戦の零戦、それも格闘戦主体の時代遅れの機体が
Bf109やFW190、スピットファイアのように、改良型の投入で長期に第一線で
使用できる代物にはならないと思う。
まあ、ドイツならともかく日本が議論の対象じゃあ、どうやったって
戦局を左右する結論は出ないだろうけどね。
711
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/04(火) 21:17:56
>>710
>これを突き詰めていくとねぇ。
>数字の上から冷静に分析すれば、零戦で米英軍機に太刀打ちできないことが
>わかってしまうわけで。
>そもそも艦戦の零戦、それも格闘戦主体の時代遅れの機体が
>Bf109やFW190、スピットファイアのように、改良型の投入で長期に第一線で
>使用できる代物にはならないと思う。
零戦って、機体の欠点(短所)を熟練搭乗員の神業で補っていたところが
ありますからね。
『四人の連合艦隊司令長官』(文藝春秋:吉田俊雄)
−238頁〜239頁−
このころの飛行機被害数字を見た軍令部は、戦闘のため
ではなく、着陸のときに壊れる数が多いことに驚き、
「搭乗員の練度が、これほどまでに下がっているのか」
と嘆いたそうだ。19年5月になって軍令部が長嘆息して
いては、遅過ぎるのである。
なぜなら、練度が低い現実に余り注意を払わないまま、
巧妙極まる作戦計画を立案する−−そうすれば、いわゆる
計画先行型−−現実の技量との落差ができ過ぎ、結局、不成功に
終わりやすいからだ。
繰り返すようだが、戦艦主兵時代から航空主兵時代に入って、
戦闘をする単位が全く変わった。以前は、艦が戦闘単位で
あったから、指導者は艦以上の管理・指揮を考えていれば
良かった。今は、水上部隊については、それの通りでも、
航空部隊については、搭乗員一人一人について配慮しなければ
ならなくなった。
真珠湾攻撃のときのように、搭乗員の殆どが「超ベテラン」
揃いならば、計画が例え搭乗員の技量を超えて困難な要求を
したモノであっても、場数を踏んだことでの豊かな経験と
優れた判断で、無理を乗り越えて「勝つ」ことができた。
そのような離れ業が、どうして、ビギナー同然の若い搭乗員に
できるのだろうか。訓練途中の搭乗員−−その訓練も、航空燃料
不足、機材不足のために、十分でない者を、「前線がカラに
なったから」と引き出されて来た青年たちであった。
712
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/04(火) 21:19:26
>>711
の続き
零式艦上戦闘機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E6%88%A6
欧州戦線では役立たず説
零戦が活躍できたのは太平洋戦線だからであり、「仮に同時期の欧州であれば、
零戦は活躍できなかったのではないか?」という仮定が語られる事がある。1941年に
ドイツでは「Fw190A」、イギリスでは「スピットファイアMk.V」の配備が開始
されている。この2機が最高速度600km/hを超える高速機であることから、50km/h
以上劣速の零戦での対抗は困難とする評価もある。しかし空戦においては、最高
速度だけでなく運動性や加速性、上昇力なども重要である。
また、F4Fワイルドキャットは、零戦と対峙するに当たり格闘戦を禁じ、一撃
離脱戦に持ち込むことを絶対条件としていたが、北アフリカ戦線におけるドイツ
空軍機との戦いでは逆に低翼面荷重を活かした格闘戦で臨み、優勢に戦っている。
つまり、速度・運動性共に零戦に劣る同機であっても格闘戦であれば欧州機と
堂々渡り合えたことになる。これらの事からも、カタログスペックがそのまま
実戦における絶対的性能差及び結果に直結するとは断定できない。
数少ない交戦記録を参照すると、既に零戦の性能に翳りが見えた1943年に
オーストラリアのダーウィンにてスピットファイアMk.Vとの戦闘が数度生起して
いる。この一連の戦闘では、一式陸攻を援護する零戦を自身の基地の近くで
待ち伏せして迎撃(しかも零戦隊より多数で)すると言うスピットファイア
Mk.V隊に有利な状況でありながら、全て零戦隊が優勢に戦っている。なお、
「豪英空軍のパイロットは未熟だった」「このときのMk.Vはエンジンや機銃が
本調子ではなかった」「零戦が得意とする格闘戦に引きずり込まれている」として、
MK.Vが劣勢だったのは悪条件が揃っていたためとする説もある。しかし、
ダーウィンの豪英軍パイロットは欧州でドイツ空軍と激しい空戦を経験した
ベテランが多数含まれている、エンジントラブルで失われたMk.Vは僅かであり、
またダーウィン攻撃に参加した零戦隊にも発動機の故障等が原因で基地に引き
返した機体が出ている、豪英空軍は零戦の格闘戦能力を最初は侮っていたものの、
零戦との空戦を経験するとすぐに一撃離脱戦法に切り替えているといった事実が
あり、「MK.Vが劣勢だったのは悪条件のため」とする説には疑問符を付けざるを
得ない。
713
:
なるべく名前入力
:2007/09/05(水) 21:39:15
>速度・運動性共に零戦に劣る同機であっても格闘戦であれば欧州機と
>堂々渡り合えたことになる。
これって、シャーマンであっても、零距離ならキングタイガーと
堂々渡り合えたのであるって言ってるみたいね(笑
もしくは竹槍しか持たない日本兵であっても、駐機してるB-29なら
破壊できたのであるとか。
ダーウィンのMk.Vて型落ちの旧型の砂漠戦仕様だしなぁ〜
>そうすれば、いわゆる
>計画先行型−−現実の技量との落差ができ過ぎ、結局、不成功に
>終わりやすいからだ。
マリアナの小沢艦隊だね。
ハンス・ウルリヒ・ルーデル
高射砲弾で右足を失いながらも義足で出撃を続け、2530回出撃、30回撃墜され、5度負傷。
ソビエトの戦艦マラートを1.4t爆弾で大破着底させるなどの活躍を見せ、「最高のJu87パイロット」と賞賛された。
戦果は戦車519輛撃破、車輛800台以上撃破、砲150門以上撃破、戦艦・巡洋艦・駆逐艦各一隻撃沈、舟艇100隻以上撃破、9機撃墜
こうでなくてはあかん。
714
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/08(土) 20:05:51
>>713
>これって、シャーマンであっても、零距離ならキングタイガーと
>堂々渡り合えたのであるって言ってるみたいね(笑
>ハンス・ウルリヒ・ルーデル
>「最高のJu87パイロット」と賞賛された。
>こうでなくてはあかん。
はぁ、そうですか。
こうしてみると、戦争に勝ち抜くことを始めとして、国を存続させ続ける
ことは大変ですね。
(技術的に時代遅れになってしまわないことを含めて)兵器の整備と、その
兵器を最も効果的に運用・用兵をすることは、想像以上に難しいことなのですね。
北朝鮮如きに振り回され、中国に頭が上がらなくなりつつある米国は頼りに
ならなくなり始めていますし、日本が中国支配下に追い込まれないようにする
ことは、米露中韓鮮に言いなりになっている既成政治勢力の総入れ替えは言う
までもなく、外交戦(心理戦)を含めて相当の熟慮(計略)が必要になりますね。
715
:
なるべく名前入力
:2007/09/08(土) 22:36:42
>兵器を最も効果的に運用・用兵をすることは、想像以上に難しいことなのですね。
そうですねぇ。
ルーデルが太平洋でJu-87に乗っていたら、一回目の被撃墜で戦死していたはず。
下がたいがい海だからね。
てことは、ルーデルのようなエース級を作るには、太平洋戦線に於いては耐弾性のある
強固な機体が必要になってくる。
F6Fはまさにそんな機体なわけで、2000馬力の推力を防弾装備による重量増加と相殺
されている。
だからスペック的には一見零戦と大きな開きは無いように見え、1000馬力級のエンジンで
2000馬力級のエンジンの敵機と同等のスペックの機体を作った日本はすごいなんて
勘違いが起こる。
おっとそういう意味じゃ、欧州の内陸で零戦が戦えば、パイロットは撃墜されても
自力で帰還して次の戦闘に参加できる可能性が高くなるから、乗員錬度は多少高い
レベルを維持できたかも。
んじゃ、欧州戦線のほうが零戦は通用するのか?(笑
>米露中韓鮮に言いなりになっている既成政治勢力の総入れ替えは言う
までもなく、外交戦(心理戦)を含めて相当の熟慮(計略)が必要になりますね。
これも同意ですね。
まあ総入れ替えが妥当かどうかはわからないけど。
716
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/13(木) 21:54:56
>>715
>これも同意ですね。
>まあ総入れ替えが妥当かどうかはわからないけど。
嫌中派の多くは、中国の軍備増強には注目していますが、経済戦には余り
関心がないようですね。
小林よしのり氏も、日本の核武装化を煽る前に、中国の経済力を削ぎ落とす
ことの世論喚起をすべきですよね。
100円ショップやユニクロなどでは、中国製品が溢れていますが、中国
製品がインド製品に取って代われば、それだけで中国の軍備増強計画を狂わせる
ことができますよね。
インドでも、クリアファイルなどの日用雑貨製品製造や、縫製業は盛んなの
ですから、十分に中国製品からインド製品に乗り換えさせることは難しくあり
ませんよね。
100円ショップで、インド製品を見たことがありません。
兵糧攻めも、立派な戦術なのですから、これに注目しないようではダメです
よね。
717
:
なるべく名前入力
:2007/09/16(日) 02:13:55
薄利多売の製品はコストを切り詰めなくてはならないから、中国⇔日本と
インド⇔日本で考えた場合、距離的な問題だけを考えても、輸送費の
面で厳しいでしょうね。
すでに中国へ投入してある日本企業の資本もダメージを受けるだろうし
そうなれば自らの経済力をも削ぎ落とす諸刃の剣になってしまう。
取り合えず、製品の安全面や環境に対する配慮は何とかして欲しいですが。
そういや、倉前盛通って何者?
>陸軍が如何に隼の性能を誇ったところで、数字の上から冷静に分析すれば、
>零戦の方が遥かに優れていたことは。アメリカ側ですら認めている。
隼の場合、零戦になかった防弾装備を初期型から装備してるし、戦爆としての
搭載量も多いし、稼働率が高く安定してるし、「零戦よりも手ごわい」との
アメリカ側の記述もあるはずで、「遥かに」なほど零戦が優れてるとは…
>日本はなぜ、主力戦闘機を零戦一本に絞れなかったのか。
>そうすれば、零戦の陸上型と艦上型の相乗効果が飛躍的に上がった
>ことは勿論、それによって改良型が続々と登場し、次期主力戦闘機
>にしても、大量生産の実績を基に画期的な戦闘機が生み出されていた
>はずである。
なんか発想が仮想戦記の作者と同じ気が…
図面上で画期的な兵器を作っても、実用できる技術力と工作機械が無いのが
当時の悲しい実情。
Bf109やMe262、ベンツDB601エンジンの図面があっても、今上海辺りで溢れてる
バッタもんのコピー品みたいなのしか作れないのだから、それで何をどうするのだろう。
具体的に聞いてみたい。
718
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/16(日) 21:54:29
>>717
>輸送費の面で厳しいでしょうね。
輸送費が問題ですね。衣類ならデザインの余地があるので、デザインが良ければ
多少は価格が高くても競争力がありますが、クリアファイルなどは、デザインの
余地が殆どありませんからね。
でも、何とかインド製品に頑張ってもらいたいと思います。
>すでに中国へ投入してある日本企業の資本もダメージを受けるだろうし
日中間の武力衝突になったことを考えると、中国進出日本企業を見捨てた
方が安上がりだと思うのですが、難しいところですね。
>そういや、倉前盛通って何者?
小室直樹氏との共著としては『世界戦略を語る』(世界戦略研究所)があります。
『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』(倉前盛通)
(太陽企画出版:昭和59年10月15日第1刷)
著者紹介より
大正10年鹿児島生まれ。熊本高等工業学校冶金科(現熊本大学
工学部)卒業。
東北大学金属材料研究所、アジア経済研究所を経て、現在、
亜細亜大学教授。
ベストセラー『悪の論理』は政財界人を始め、日本のあらゆる
分野の人々に、多大な影響を与えた。国際問題の研究に、戦後タブー視
されていた「地政学」を導入し、独特の情報分析を展開する。本書で、
氏は古今東西の戦争の実際を題材にしつつ、狭義の軍事学を遥かに
超えた戦争学とは何かを、明らかにしてくれた。
−48頁−
私が学生だった昭和13年頃、熊本の繁華街に酒を飲みに行くと、
熊本に司令部を置く第六師団の下士官たちと、よく一緒になった。
彼らは支那の戦場から帰ったばかりのバリバリの猛者たちだったが、
こちらが工学方面の学生だと知ると、「頼むから、故障しない機関銃を
作ってくれよ」と戦場の話を聞かせられたものである。
−118頁−
戦時中、大学の研究所で電波兵器関係の研究をしていた頃でも、
陸海軍の違いの大きさは、しばしば痛感させられたものである。
研究所には、陸軍技術本部の人間も顔を見せていたが、ヅカヅカと
現れては、「どうだ、研究は、どこまで進んどるか」と言う調子で
聞くのである。こちらとしても、「威張りくさって、何を言いやがる」と
言った具合で、いい気持ちはしなかった。
それが海軍の場合は、艦政本部から大佐クラスの高級将校がやって来て、
こちらはまだ22,3歳の若造だと言うのに、「いかがでございましょうか。
研究は進んでおりますのでしょうか。ひとつ、宜しくお願い致します」と、
極めて丁重だった。しかも、「ご不自由な物がありましたら、何でも
持って参りますから」と、缶詰のぜんざいなどを差し入れて行く
のである。
甘い物は、当時は貴重だった。それを差し入れてくれるのだから、
研究員は、みんな喜んで、海軍の研究に熱が入ったことは当然の
ことだった。更に海軍は、実験材料についても、タングステンなどの
極めて手に入りにくい金属であっても、直ちに届けてくれると言う
気の配りようであった。その点、海軍の方がスマートだったと
言って良い。
>「零戦よりも手ごわい」とのアメリカ側の記述もあるはずで、「遥かに」なほど
>零戦が優れてるとは
そうですか。図書館で借りてくる本を含めて、私が手にする本は、零戦が
優れていて、隼はダメと記述している本ばかりで。
>図面上で画期的な兵器を作っても、実用できる技術力と工作機械が無いのが
>当時の悲しい実情。
やはり、工業技術力を十分に高めてから戦争に着手しないと、ぶっつけ本番と
言うか、一夜漬けで試験勉強をするように、勝利を得る可能性は低くなりますね。
719
:
なるべく名前入力
:2007/09/17(月) 02:29:59
>そうですか。図書館で借りてくる本を含めて、私が手にする本は、零戦が
>優れていて、隼はダメと記述している本ばかりで。
大まかに
最高速:零戦
加速力:隼
武装:零戦
航続距離:零戦とされているが、実際はかなりドーピングした数字
耐弾性:隼
上昇力、横旋回性:零戦とする説も、隼とする説もあり
命中率:隼
最高速については、数字上零戦です。
ただし、海軍のほうがオクタン価の高いガソリンを使用していたようなので
同じガソリンを使えば、差はすくなくなるはず。
それと、機体の強度不足から来るヒットアンドラン戦法の制約がこの両機には
あるので、高速=有利の図式が成り立ちづらいはず。
(高高度からのダイブ時には欧米の一流機は800kmとか900kmとかの高速になるが、機体強度
が足りないので、この両機はダイブ時に極めて不安定になる。場合によっては空中分解する。)
装備については、零戦は20mm機関砲装備ですね。
しょんべん弾ってよく言われるのがこれです。
初速が遅いので、弾道が弧を描いて見えるのが由来です。
日本 エリコンFF 初速660m/s
ドイツ MG151/20 初速800m/s
さらに機体強度の不足している零戦の翼内に装備された20mmは、発砲時に
翼が揺れるので、弾道が安定しません。
しかも初期には携帯数が60発しかありません。
「こんなもの無いほうがマシ」とまで言うパイロットもいたほどです。
ただまあ、当たれば効果絶大だったのは確かだと思いますけど。
隼の7.7mm、12.7mmは威力不足なのは明白ですが、命中率には定評がありました。
航続距離は、零戦は増槽装備の上、胴体内タンクにも規定の倍近い燃料を入れた
際の数字です。
上昇力や旋回性については、米軍鹵獲の機体を調査した結果隼に軍配を上げていたり
国内での模擬戦では零戦が勝っていたとの記載があったりでいまいちハッキリしません。
生産性、整備性の面では、工数が多く大量生産向きでない零戦と、整備が容易で
稼働率の高い隼ではやはり隼でしょう。
といった所でしょうか。
こうしてみると、カタログデータに表れる、最高速、武装、航続距離などが
総じて零戦が上なんですよね。
反面、隼は、整備性や命中率や防弾装備・・・どれもデータからは
読みとりにくい部分。
ちなみに、Bf-109とFW190についてですが、一般に後発のFW190のほうが高評価されていて、
英国でもFW190のほうを評価しています。
しかしこれが露ではなぜかBf-109に軍配を上げています。
720
:
なるべく名前入力
:2007/09/17(月) 03:08:55
政治のことはよくわからないけど、倉前盛通とはなにやらたいそうな
人なのですねぇ。
>「頼むから、故障しない機関銃を作ってくれよ」
結構この辺核心を付いていると思うんだけど・・・
戦闘機装備の機銃にしてもそうだけど、弾詰りや暴発を良くしていたそうですから。
こういう現場の意見には、彼は無反応だったのでしょうか。
ドイツMG151/20(20mmの機関砲ね)をコピーしようとした日本が、あまりの精度にコピーを断念した
という経緯がありますが、それも技術力の低さからゆえだし、陸軍海軍が
どんな缶詰持ってくるかに気を配ってる暇で、もっと考えることは無かったのだろか。
ま、無かったからこそ、生産ラインの統合をすれば、画期的な新兵器が出来るなんて
事考えるんだろな。
陸軍がいけ好かないって気持ちは、まあわかるんですけどね。
721
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/17(月) 22:39:30
>>719
>大まかに
勉強になりました。
>>720
>結構この辺核心を付いていると思うんだけど・・・
>こういう現場の意見には、彼は無反応だったのでしょうか。
>ま、無かったからこそ、生産ラインの統合をすれば、画期的な新兵器が
>出来るなんて事考えるんだろな。
そうですね。まぁ、(大正10年生まれですから)終戦時の昭和20年でも、
25歳くらいですから、技術者としては駆け出しですし、そもそも、日本での
品質管理・歩留まり向上についての科学的アプローチは、戦後ですからね。
兵器の不良品についての倉前盛通氏の見解は
『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』(倉前盛通)
(太陽企画出版:昭和59年10月15日第1刷)
−118頁〜119頁−
兵器の制式化についても、海軍は極めて慎重だった。新しい
飛行機が完成すると、1年を掛けて、みっちりテスト飛行を繰り返す
と言う話だった。1年があれば、試作機の欠陥はあらかた洗い出されて
しまう。そして、ギリギリまで完成度が高まったところで、大量生産に
入る。だからこそ、零戦のように世界一優秀な戦闘機を持つことができた
のであろう。
陸軍と言えば、試作戦が完成すると直ぐに、まだ欠陥が発見されて
いないにも関わらず、大量生産してしまうので、敵と空中戦をする以前に
バタバタと墜落する戦闘機が続出すると言う話だった。陸軍の
こうした姿勢は、他の兵器にも欠陥として現れており、それが
原因で、多くの失敗を繰り返すことになったと言えよう。
>陸軍と言えば、試作戦が完成すると直ぐに、まだ欠陥が発見されていないにも
>関わらず、大量生産してしまうので
>陸軍のこうした姿勢は、他の兵器にも欠陥として現れており
初期故障を洗い出し切っていないこと以外に、製造の精密加工能力が低くて、
歩留まりを上げることが、どうやってもできなかったこともあるのでしょうね。
722
:
オッパッピー
:2007/09/18(火) 07:34:57
★ココ本当に凄いしヤバイ!!
あんなに幼い子が自分から…過激すぎ!!
ろリ好きは勿論、そこまでじゃない人にも
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723
:
なるべく名前入力
:2007/09/19(水) 00:53:12
>新しい飛行機が完成すると、1年を掛けて、みっちりテスト飛行を繰り返す
>と言う話だった。1年があれば、試作機の欠陥はあらかた洗い出されて
>しまう。そして、ギリギリまで完成度が高まったところで、大量生産に
>入る。だからこそ、零戦のように世界一優秀な戦闘機を持つことができた
>のであろう。
こりゃあダメですよ。
確かにみっちりテスト飛行はしてたかもしれません。
そしてその段階で、急降下中に機体が空中分解しました。
対応は、急降下時の速度を630㎞に制限するってことでした。
応急処置として機体の補強はしてますが、機体の完成度を高めたことに
なるのでしょうか?
そんな致命的な欠陥があっても、海軍はそれに目を向けず隠蔽しました。
世界一優秀な戦闘機などと到底言えるわけが無いです。
>初期故障を洗い出し切っていないこと以外に、製造の精密加工能力が低くて、
>歩留まりを上げることが、どうやってもできなかったこともあるのでしょうね。
それはその通りです。
でもって、出来ないのではなく、やらないのだで済まされます。
陸軍の場合、戦車に対するドクトリンがいい例です。
ノモンハンでソ連と戦闘をした時点で、日本の戦車の能力不足は明白でした。
それを、戦車はあくまで歩兵支援の兵器で、戦闘は歩兵による白兵戦が主であるからよい
との考えの下、現場からの対戦車能力の不足の声はもみ消されます。
場合によっては気合があれば敵弾はよけて通る的な精神論でうやむやにされます。
そして上記したように海軍もこのあたりは同様でした。
参考までに
零戦21型
1939年初飛行 最高速度533㎞/h 航続距離3350㎞ 最高出力 940ps
自重 1680kg 武装 機銃7.7mm×2 20mm×2 爆弾 120kg
Fw190A
1939年初飛行 最高速度650km/h 航続距離850km 最高出力1800ps
重量3995kg 武装 機銃 7.92mm×2 20mm×2 爆弾500kg
航続距離以外に零戦に勝る部分が無いです。
自重が軽いので格闘戦では強いでしょうが、そもそも格闘戦って言うのは
将棋で言えば横歩取りのようなもので、先手に後手が呼応してくれなければ
成立しない戦法です。
そしてこの1939年以降、Fw190は大幅な能力向上をしますが、零戦は改良なのか
改悪なのか判断の難しいマイナーチェンジを行う程度です。
この改良も、防弾装備の追加や、最高速度、急降下時の制限速度のアップなど、あれ?
最初のコンセプトはどうなったの?って思うようなものばかりです。
すべて削って軽量で運動性に優れた戦闘機というコンセプトが間違っていたのを
物語っています。
これ、世界一でしょうか?
724
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/20(木) 21:44:26
>>723
>そんな致命的な欠陥があっても、海軍はそれに目を向けず隠蔽しました。
>でもって、出来ないのではなく、やらないのだで済まされます。
>陸軍の場合、戦車に対するドクトリンがいい例です。
>現場からの対戦車能力の不足の声はもみ消されます。
>これ、世界一でしょうか?
勉強になりました。
やはり、現場の声(改善要求)に耳を傾けない人間を、組織の(最高)幹部に
した段階で、その組織(国)は敗北を覚悟しなければならないのですね。
でも、第二次世界大戦後も、日本は(欧)米国工業製品の高品質に十数年
以上も劣っていたのですから、第二次世界大戦中に、欧米の兵器に劣らぬように
させるのであれば、技術者層を厚くさせるために、昭和初期(或いは大正期)まで
時間を遡って技術者養成大増員をしなければならなかったのでしょうね。
その頃に技術者養成大増員をしておかなかった時点で、敗北の道は不可避
だったのしょうね。
725
:
中にIKKO〜♪
:2007/09/21(金) 04:33:02
ホントどんだけぇ〜!!
あんな幼い子にアソコまでしちゃって…
今まで色んな炉リみてきたけど、ここまで
凄いと感動です!一度コレは見とかないと
本当に勿体ないです!見たら必ずみんなも
どんだけぇ〜!!(≧∀≦)
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726
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/24(月) 22:14:03
『大田洋子集 第三巻 夕凪の街と人と』(三一書房)
解説 栗原貞子
−413頁−
洋子の戦争責任と原爆文学
しかし、洋子が日本帝国主義の中国侵略の最中(さなか)に、
北支(中国北部)に行き取材して書いた『桜の国』(朝日新聞
懸賞小説当選、1940年1月)や『暁は美しく』など、
戦争協力の小説やエッセイを書き、何冊もの単行本を出版した
ことなど、苦い思いをさせられることは、私だけではないの
だろう。彼女が被爆後に、自らの戦争責任に対しては口を
瞑(つむ)ったまま、戦争の被害者として原爆の苦悩を書いた
ことが、彼女の原爆文学に対する文壇の人たちの疎外となったの
ではないのだろうか。
そうしたことを踏まえて、『屍の街』を読むときに、随所に
見られる軍部批判や日本人批判など、彼女の戦歴を知っている
人たちは、鼻白む思いであったに違いない。彼女がしばしば
表白している劣等感とは、被爆者であることのそれよりも、
前歴の戦争協力の後ろめたさにあったのではないか。
日本が負けた途端に、「全て、日本が悪い」と思うことは、ただ単に、より
強い者に縋(すが)り付こうとすることそのものではないのか?
大日本帝国よりも米国・連合国の方が強そうだから、「何でも、日本が悪いんだ」と
言っているようにしか聞こえない。
それは寝返りそのものではないのか?何の臆面もなしに、米国の威を借りて、
「日本が悪いんだ」と言うことは、卑屈そのものではないのか!?
どう見ても、日本が負けたから「日本が悪いんだ」と言っているようにしか
思えない。日本が負けていなかったら「日本が悪いんだ」と言っているとは
思えない。
『武谷三男著作集 第二巻 原子力と科学者』
(武谷三男:頸草書房)
−278頁−
ビキニ事件や広島・長崎を、アメリカの国民に訴えると
言う場合に、我々が痛切に感じ深く考えさせられることがある。
そして、この点の反省から出発しなければ、今後の運動は
成功しないし、根本において正しくないのであろう。それは
例えば、今に振り返って考えてみよう。戦時中に中国の人が、
日本兵による南京虐殺などの写真を持って日本にやって来て
「日本の兵隊は、こんなに非人道なことをした」と日本人に
訴えたと仮定して想像してみよう。その場合に、恐らく大部分の
日本人は顔を背け、「これは、宣伝だ」とか、逆手を取って
「通州事件は、どうだ」とか、「お前たちの方が、先に手を
出したんじゃないか」とか言って、相手にしなかったのであろう。
ただ一部少数のインテリだけが「それは、お気の毒だ。それは
ひどい」と相槌を打ったに過ぎなかったのであろう。
727
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/26(水) 20:56:48
『大田洋子集 第三巻 夕凪の街と人と』(三一書房)
解説 栗原貞子
−403頁〜404頁−
「いつかは書かなくてはならないね。それを見た作家の
責任だもの」と言う決意は、大田洋子の被爆翌日の極限状況の
中での、揺るぎない作家宣言だった。
出発時の「人間の眼と作家の眼と、二つの眼で書く」と
原爆の悲惨にも負けず、抵抗の美しさを示した反核文学宣言に
比べて、終わりは例えようもなく暗い。
以上の衝撃的な3つの時点の洋子の姿勢は、被爆後の洋子の
作品と人を知る上で、見落としてはならぬ程、決定的である。
と同時に、一人の体験作家の半生を、かくも無惨に敗北させた
ものの背景に、日米両政府による原爆隠し、被爆者見殺しの
政治があり、そのことによって不当な文学環境の中で、孤立
させられ、疎外されて悪戦苦闘の結果、敗北したことに対し、
私は早くから義憤のような怒りと傷みを感じていた。
そのことは、一人の作家の敗北だけではなく、長く続いた
占領と、占領が解けた後も尾を引いた原爆タブーの下で、
完全に救いを断たれた被爆者の歴史とも重なっているのである。
>一人の体験作家の半生を、かくも無惨に敗北させたものの背景に、日米両政府に
>よる原爆隠し、被爆者見殺しの政治があり、
こう「あなた方は、大衆を支配する人々」「私たちは、あなた方に支配される人々
(大衆)」と変な固定概念があるから、政治家層が固定化されるのである。
そもそも、「政治家になることを卑しいことだ」と変な禁欲主義に染まっている
ことも原因の一つだ。
728
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/26(水) 22:02:50
やっぱり、第二次世界大戦で日本は負けて良かったか?
『太平洋戦争の謎−戦後40年の検証』(佐治芳彦:日本文芸社)
−192頁〜196頁−
(正樹注:石原莞爾と言う名前の)昭和陸軍最高の戦略・戦術家は、
この戦争の敗因の最大なものとして、日本軍が攻勢終末点を見失った
ことを挙げている。
ガダルカナル島が米軍に上陸(正樹注:昭和17年8月7日)され、
ソロモン方面(南太平洋)の戦局が重大化したときに、高松宮(海軍
大佐)に戦局挽回についての意見を求められた。そのとき、彼は、大要を
次の如く述べている。
「戦争の勝敗は、最初から分かっている。日本軍の作戦は既に攻勢
終末点を越えている。戦力は根拠地と戦場との距離の二乗に反比例する。
持久戦争では攻勢終末点が最初から確立されなければならない。東条
(正樹注:英機)の戦争は、デタラメで決戦戦争の方法だ。攻勢終末点を
越えれば叩かれることは当然で、負けると分かっている所(つまりガダル
カナル)へ兵を送る馬鹿はいない」
つまり彼は、日本軍の戦線が、戦術上の原則を無視して拡がり過ぎた
ことに、まず敗北の理由を指摘した。これは東条個人と言うよりも海軍に
対する批判でもある点に注目したい。
物量戦のペースに嵌まり込んだ補給線の伸び過ぎ
そこで、彼は高松宮に次のように述べる。
「近時の戦争では、制空権のない所に制海権はない。制空権を奪われた
以上は、即刻ガダルカナル島から撤退すべきだ。ソロモン、ビスマーク、
ニューギニアの諸島を早急に放棄せよ。そして、日本の補給線確保上、
攻勢終末線を、西はビルマからシンガポール、スマトラなどの戦略資源
地帯を中心に防衛線を固く築き、中部太平洋はフィリピンまで退き、
他方、本土周辺、サイパン、テニヤン、ガムなど南洋諸島を難攻不落の
要塞化することだ」
結局、日本軍がソロモン諸島に執着したこと、しかも執着しながら
「兵力の逐次投入」と言う愚を犯したことがね日本の補給線を、それの
キャパシティー以上に延長しただけでなく、多数の航空機や搭乗員、
更には多くの輸送船舶や油槽船を消耗させることとなった。
(石原莞爾の)構想は、終戦後の回顧や述懐ないし詠嘆ではなく、
ガダルカナル攻防戦の最中(さなか)のものであることが、他の軍人の
場合と違うのだ。
『武谷三男著作集第3巻−戦争と科学』(武谷三男:頸草書房)
−41頁〜42頁−
(正樹注:日教組中央幹部教育のための講演、1950年代前半か?)
宮崎(正樹注:県代表か?)「私は、戦時中に日本にも原爆ができかけて
おったと言うことを聞いておったのでありますが、
できなかった隘路などについてお伺い致します」
講師(正樹注:武谷三男)「ウラニウム化合物をガスにして、それを
熱拡散の方法で重いウラニウムと軽いウラニウムを
分けようと言う計画でした。しかし、まだ目鼻が
付く状態にはなっておりませんでした。そこを空襲で
やられたのです。ただ試験的なことは、色々やり
計算などもしました。隘路と致しましては、勿論、
工業力が貧弱だと言う隘路もあります。科学陣の
貧弱と言うこともあります」
宮崎(正樹注:県代表か?)「その時から続けてやっておったら
できましたか」
講師(正樹注:武谷三男)「あの調子でやりましたら、何十年と
続けても駄目でしょう」
729
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/26(水) 22:03:48
>>728
仮に、昭和初頭に、時計の針を戻して、宇垣・当時陸軍大臣の数次に渡る
軍縮で削減したことでの費用や人員を、技術者大量養成に投入したとして、
また、第二次世界大戦で、日米休戦(停戦)を迎えるか、或いは、石原莞爾氏の
予定通りに昭和3十年代に、日米最終戦争を迎えたとしたら、もしかしたら、
米国だけではなく、日本も、原爆や水爆を完成していて、また富嶽の完成だけでは
なく、ジェット戦闘機やジェット超大型戦略爆撃機も完成していたのかもしれないが、
それによる日米最終戦争を始めていたから、日米双方で原水爆を炸裂させていて、
地球は「核の冬」によって、破滅的な破壊を迎えていたのかもしれない。
日本の戦争指導部に、科学的素養がなく、兵力の近代化に無関心でいたきとが、
日米全面核戦争を回避させ、人類絶滅を回避させたことは否定のしようがない。
730
:
なるべく名前入力
:2007/09/27(木) 20:58:55
>728
さすが石原莞爾。
国力で出来うる最良の方法だと思います。
それでも導き出せるのは限定的勝利=有利な条件で早期講和
しかないですが。
まあ石原閣下はその辺もよくご存知だったでしょう。
日本にもこういう軍人がいたことは救いですね。
マンシュタインとどっちがえらいか戦わせてみたい。
731
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/30(日) 22:55:46
>>730
>さすが石原莞爾。
>国力で出来うる最良の方法だと思います。
>それでも導き出せるのは限定的勝利=有利な条件で早期講和
>しかないですが。
>まあ石原閣下はその辺もよくご存知だったでしょう。
そうですね。
しかし、日本にとって都合が良い条件での停戦(終戦)が、それ以降の日本や
世界にとって「良かったか」ですよね。
仮に、石原莞爾氏が、天皇の大命降下で首相に任命され、軍部大臣をも自由に
罷免することができたとして(例えば、天皇に奏上したことでの大臣の罷免を
必ず認められるとか)、自由に政府・軍の統帥をできたとして、停戦後(終戦後)
には、米国に辛勝したことが、科学力や工業力が劣っていたことを戦訓として
学び、急ピッチで、技術者大量養成や工業力強化や兵力の近代化をしていたとしたら、
(好戦的根性は直っていなかったのでしょうから)石原莞爾氏の予定通りに、
昭和3十年代に、日米戦争を再びやって、原水爆戦争を本格的にやっていた
可能性を否定することができませんから、やはり徹底的に、日本は米国に完敗して、
好戦的な国民性を摘み取っていたことは、良かったのかもしれませんね。
『太平洋戦争の謎−戦後40年の検証』(佐治芳彦:日本文芸社)
−195頁〜196頁−
石原莞爾が参謀総長だったら敗れなかったか
終戦後、つまり敗戦後、石原莞爾が東京裁判の米側検事の一人に、
「今度の戦争で、もし自分が参謀総長だったら、日本は絶対に負け
なかったであろう」
とタンカを切ったことは有名なエピソードであるが、その後、UP通信や
AP通信の記者とのインタビューで、
「ジェネラル(石原のこと)は法廷で、自分が戦争をしたら、戦争は
必ず勝っていると申されたが、ジェネラルだったら、どんな戦争をされたか?」
と質問されたことがあった。石原は、それに対して、次のように答えた。
「先ほどは、必ず勝つと言ったが、少し言葉が強過ぎた。五分五分の
持久戦になって、断じて敗戦にはならない」
と先の発言を訂正し、2年前に高松宮に述べた「攻勢終末線(点)」論
(前節参照(正樹注:
>>728
))を繰り返し、更に次のように付け加えた。
「本土周辺、及びサイパン、テニヤン、ガムの南洋諸島をいっさい
難攻不落の要塞化し、何年でも頑張りうる態勢を取ると共に、外交的には
支那事変解決に努力を傾注する」
「特に、サイパンの防御には万全を期し、ここは断固確保する。
日本がサイパン防備に万全を期していたら、米軍の侵入は防げた。米軍は
サイパンを取らなければ日本本土爆撃は困難であった。従って、サイパンさえ
守れたら、ボロ飛行機でも何とか利用でき、レイテを守り、当然五分五分の
持久戦で、断じて敗けてはいない。蒋介石が、彼の態度を明確に(完全に
連合軍寄り)にしたときはサイパンが落ちてからだ。サイパンさえ守り
得たら、日本は、東亜の内乱を政治的に解決し、中国に心から謝罪して
支那事変を解決し、次に民族の結合を利用して東亜一丸となることが
できたであろう」
戦略的に見て、サイパンの重視と日中和平をバネとし東亜諸民族を
団結させて米国に当たろうとする構想は、まさに卓見である。しかも、
その構想は、終戦後の回顧や回想、述懐ないし詠嘆ではなく、ガダル
カナル攻防戦の最中(さなか)のものであることが、他の元職業軍人の
場合と違うのだ。
石原の対米戦略は、生産力に劣る日本としては「戦略的に有利な態勢を
もって、米国の弱点を突く」ことに尽きるが、米国のその戦略的弱点とは
何か。それはつまるところ、それの補給線の長さであり、更に巨視的には、
それの対中国関係である。つまり日中和平が実現したら、更に日中を
中心とする東亜連盟が成立したら、太平洋戦争は名実共に東亜諸民族の
民族解放戦争に転化する。
となれば、民主主義を建前とするアメリカには、戦争をそれ以上を
継続する意味がなくなることとなろう。つまり、石原にすれば、日本の
敗因は、戦略的には東亜諸民族から孤立したこと、戦術的には攻勢終末点の
誤算と言うことになる。
732
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/10/03(水) 21:18:08
『軍靴の響き 第2巻』
(徳間書店:作・半村良、画・かわぐちかいじ)
−あらすじ−
刻々と軍事体制を強め始めた日本。
それに反対する市民団体の一部は、送電線や変電所を破壊する
武力闘争を開始した。
しかし、政府の追及で、その集団は、逮捕や射殺が相次ぎ壊滅した。
−92頁−
その集団に加わったことでの元大学教授の島田も逮捕され、収監
施設で嘆くのであった。
「しかし、日本人とは、何と従うことに慣れた人間
なのだろう・・・・」
「鬼畜米英と叫んだ、その口でマッカーサーのチョコ
レートをねだり、原水爆のデモに連(つら)なった、
その足で高度国防国家への道を歩んでいるのだ・・・・」
確かに、敗戦後に組織的な反米武力闘争はなかったが、しかし、それは日本だけの
ことではなかろう。
西独でも、イタリアでもなかったのではないか?
また、仮に、反米武力闘争をやった歴史(並行宇宙)は考えられるが、それは、
ただ単に武力闘争をするための闘争に過ぎなく、むなしいことではなかったのか。
敗戦から約2十年後に、東京オリンピックや新幹線や東名高速道路などの
輝かしい光景は全くなく、経済力も乏しい国になっていたのではないか。
ほとんどの家庭では、カラーテレビどころか、白黒テレビもなかったのではないか。
マイカー(死語)も、ほとんどの家庭にはなかろう。
テレビ文化も花開かなかったのではないか?それどころか映画文化も停滞して
いたのではないか。
『ゴジラ』『白い巨塔』『ザ・ガードマン』『鉄腕アトム』『ゲゲゲの鬼太郎』
『ウルトラマン』『白い滑走路』・・・・・・・・・。
今をときめく日本オタク文化もなかったのだろう。
733
:
なるべく名前入力
:2007/10/06(土) 13:11:30
>731
カイロ宣言ですでに枢軸国に対して無条件降伏を目指す方針が決定していますから、
東南アジアに日本が兵を置いていますが、そこは独立国ではなく、オランダ、フランス、
イギリス、アメリカの植民地なのです。
中国と講和したからといって、アメリカの大義名分がなくなるわけではありませんし、
中国と講和するなら満州からの撤退も必要でしょう。
なので日本にとって良い条件の停戦というのは、実際には無理でしょう。
出来るとすれば、ハルノートを完全に受け入れつつ、さらに賠償金を払うくらいのことは
覚悟しなければなりません。
さらにそれ以前に、連合国へ戦争継続をもう一度考えさせるだけの戦果をあげなければ
いけません。
ま、これでも実現すれば十分良い条件の講和です。
その後の話ですが、欧州での戦争はその後も続き結果的にはドイツは負けるでしょう。
史実より先に日本が戦争から撤退するのですから、これはもう確定的です。
そうなると戦後待っているのは、尚いっそうの日本の国際的孤立でしょう。
経済的にも圧迫され、1950年代にもう一度戦争をする気なら核兵器開発どころか
通常兵器の頭数を揃えることで軍事費はすべてなくなるでしょう。
肝心のウランも、当時はドイツからの輸入が頼みだったわけですから
その同盟国が無くなってしまっては、核開発など全くもって無理な話です。
石原閣下は、用兵という意味では非常に卓越した見識を持っていたとは思いますが
マクロな戦略という意味では、ちょっと疑問ですね。
なんか何から何までマンシュタインと同じ事いってて面白い。
・占領地を引き渡して計画的に撤退し、敵の兵站線の延びたところへ反撃する。
・局地的勝利を元手に有利な講和を引き出せば、破局的結末は無かった。
・ヒトラーが軍指揮権を自分に委譲すれば勝てた(=連合国の物量を見誤っている)
などなど
734
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/10/07(日) 22:50:13
>>733
>中国と講和したからといって、アメリカの大義名分がなくなるわけではありませんし、
>中国と講和するなら満州からの撤退も必要でしょう。
>出来るとすれば、ハルノートを完全に受け入れつつ、さらに賠償金を払うくらいのことは
>覚悟しなければなりません。
>ま、これでも実現すれば十分良い条件の講和です。
やはり、日本が、ハルノートを受け入れて開戦回避をすることでの卑屈な選択を
しながら平和を享受していたり、或いは、戦いを挑んで辛勝した(かもしれない)
歴史(並行宇宙)よりも、現在の「戦いを挑んで、ボロボロに負けた」歴史(世界)の
方が良かったのでしょうね。
神風体当たり攻撃の狂信的(ヤケクソ)攻撃をした歴史によって、欧米露中韓鮮や
イスラム圏にも「普段は従順な日本人を追い詰めたら、いざと言うときには、
何をしでかすか分からない」ことが、彼らには未だに現実味を帯びて受け取って
いるそうですし。
>その後の話ですが、
>史実より先に日本が戦争から撤退するのですから、これはもう確定的です。
>尚いっそうの日本の国際的孤立でしょう。
>経済的にも圧迫され、
>核開発など全くもって無理な話です。
そうですね。
まぁ、それにしても、日本や西独は、戦争に負けたのに、幸運にも冷戦の影響が
あったと言えども、経済的に息を吹き返したことは、奇跡そのものですよね。
>石原閣下は、用兵という意味では非常に卓越した見識を持っていたとは思いますが
>マクロな戦略という意味では、ちょっと疑問ですね。
そうですね。やっぱり政略を含め戦争は難しいのですね。
735
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/10/14(日) 21:24:55
原爆被爆者対策「こんな選択もあった」
『武谷三男著作集第3巻−戦争と科学』(勁草書房:武谷三男)
−75頁〜91頁−
原爆下の日本
C ヒロシマはこうなっている!(1950年の広島)
1 広島市の印象
私は原子爆弾のことなどを調べたり聞いたりして来たが、戦後は一度も
広島も長崎も訪れたことはなかった。そこで、今度は広島県の成人講座で
話をするために広島に行く機会に、できるだけ多くを見たいと思った。
私は、太平洋戦争の少し前に一度、広島を訪れたことがある。それは
昭和16年の4月の物理学会があったときで、その頃の広島は陸軍の
重要な基地で、広島市を歩いても軍事一色に塗り潰されていて、最も
軍事都市の名に相応しい都市だった。
だから、広島が新型爆弾で吹き飛ばされたと言うことを聞いても、
あのような軍事都市ならば、そのような標的に選ばれると言うことも
あり得ることだと考えたくらいである。
2 原爆被害者を訪ねて
東京などでは、「7人の原爆娘」がすっかり人気を呼んだが、あんな風に
少数のモデルケースと言うものを作って、それの治療や保障をやって、
全ての問題が解決したように宣伝するやり方はアメリカ式だが、一般世間から
体裁は良く、この看板に対して、俳優まで動員してお祭り騒ぎをやって、
寄付の集まりも大変に良いのだが、一向に問題は解決しないし、取り残された
大部分の被害者の反感を買い、この状態を益々悲惨にするだけで、何の
取り得もない。
6 日陰に喘ぐ患者
これらの原爆被害者を訪れて感じたことは、まず何よりも速やかに
社会保障が確立しなければならないことである。実際に被害者は何事にも
不利な状態にある。身体に障害があって満足に働けない上に、家族を
多く失っている。醜い顔や手足のために、店員、事務員、学校関係など
と言う多少肉体的に楽な職に就くこともできないのである。実際に広島の
繁華街を歩いてみても、原爆で顔や手をやられた人を見ることは稀(まれ)である。
これらの人達は、このようなところに出ないようにしているだけでなく、
また出られないような境遇にあるのだ。そして日陰的な場所で困難な
生活に喘いでいるのである。
1948年に新素材『半導体』のことが新聞に発表されたのだから、原爆被爆者
救済事業として、国立なり広島県立なり長崎県立なり広島市立なり長崎市立なりで、
原爆被爆者を優先的に採用する政策もあり得たのではないか?
半導体の素材研究や、或いは冶金(やきん)などの金属素材研究を、つまり、
より安定していることや高性能の構造などの研究は、実際には材料を混ぜて
組み合わせて作ってみて調べることだから、尋常小学校以上の学力があれば、
通用することだし、また必要ならば、職場研修で理工系知識の習得をさせる
こともできたはずだ。
広島に、100メートル道路などの公共土木事業をする費用で、より多くの
人数の原爆被爆者を採用することができたはずだ。
それに原爆被爆者は、疲労しやすく直ぐに疲れるので、肉体労働は苦手なの
だから、デスクワークに近いことでの物質混合試験などの方が合っているのだろう。
736
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/10/16(火) 20:52:10
奈良放火少年事件、調書流出
鑑定医を逮捕
容疑を認める
地検「解明に必要」
識者ら、「ある種の見せしめ」「明らかに犯罪成立」
作家の吉岡忍さんは、今回の逮捕について「結果的に供述調書が
漏れてしまった落ち度は、鑑定医を選任した公権力側にも関わらず、
鑑定医だけが逮捕されてしまったことに強い違和感を感じる」と語る。
本の出版について「出版側も少年事件を扱う上で、細心の注意を
図るべきだった」と言うが、「だからと言って、表現の自由の領域に
踏み込む強行的な対応は受け入れられない。情報の流通、内容を
コントロールすると言う権力意識の表れだ。逮捕まで至ったことは、
ある種の見せしめだ」と指摘する。
===朝日新聞2007年10月15日(月)夕刊===
力士急死、検視を怠る
愛知県警、病死と判断
急死した力士の遺体を解剖した出羽・新潟大学大学院准教授は
「一見して、稽古ではできないと考えられる傷がいくつもあった。
異状死体として検視しなかったことは、県警の失策だ」と話して
いる。
県警は「当時に、必要な捜査は尽くしたと考えているが、問題が
なかったとは言えない。教訓としなければならない点もある」と
している。
===朝日新聞2007年10月15日(月)夕刊===
どうも「私たちは、為政者に支配される側の人間」と言う既成事実から脱却する
ことができないのだな。
そもそも逮捕は言い換えれば、誘拐のことで誰でもできることだし。
知事に当選すれば、逮捕した側に対して見せしめ報復人事を、例えば懲戒免職とか、
自宅へ何度でも家宅捜索をさせることもできるのに。
おかしいと思ったときに、選挙当選によって公権力を掌握しようとせずに、
愚痴をこぼすに留めているから、権力層が固定するのだ。
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