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雑談スレ
721
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/17(月) 22:39:30
>>719
>大まかに
勉強になりました。
>>720
>結構この辺核心を付いていると思うんだけど・・・
>こういう現場の意見には、彼は無反応だったのでしょうか。
>ま、無かったからこそ、生産ラインの統合をすれば、画期的な新兵器が
>出来るなんて事考えるんだろな。
そうですね。まぁ、(大正10年生まれですから)終戦時の昭和20年でも、
25歳くらいですから、技術者としては駆け出しですし、そもそも、日本での
品質管理・歩留まり向上についての科学的アプローチは、戦後ですからね。
兵器の不良品についての倉前盛通氏の見解は
『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』(倉前盛通)
(太陽企画出版:昭和59年10月15日第1刷)
−118頁〜119頁−
兵器の制式化についても、海軍は極めて慎重だった。新しい
飛行機が完成すると、1年を掛けて、みっちりテスト飛行を繰り返す
と言う話だった。1年があれば、試作機の欠陥はあらかた洗い出されて
しまう。そして、ギリギリまで完成度が高まったところで、大量生産に
入る。だからこそ、零戦のように世界一優秀な戦闘機を持つことができた
のであろう。
陸軍と言えば、試作戦が完成すると直ぐに、まだ欠陥が発見されて
いないにも関わらず、大量生産してしまうので、敵と空中戦をする以前に
バタバタと墜落する戦闘機が続出すると言う話だった。陸軍の
こうした姿勢は、他の兵器にも欠陥として現れており、それが
原因で、多くの失敗を繰り返すことになったと言えよう。
>陸軍と言えば、試作戦が完成すると直ぐに、まだ欠陥が発見されていないにも
>関わらず、大量生産してしまうので
>陸軍のこうした姿勢は、他の兵器にも欠陥として現れており
初期故障を洗い出し切っていないこと以外に、製造の精密加工能力が低くて、
歩留まりを上げることが、どうやってもできなかったこともあるのでしょうね。
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