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雑談スレ

707正樹 ◆6z10n91cnw:2007/08/30(木) 20:57:04
 
         『悪の戦争学−国際政治のもう一つの読み方』
         (太陽企画出版:倉前盛通)
         −116頁〜117頁−
         日本の主力戦闘機を、なぜ零戦一本に絞れなかったのか
         指揮系統の不統一によって兵力の集中ができなかったと言う
        現実は、そのまま第一線の兵器にまで影を落としていた。太平洋
        戦争での日本の代表的な戦闘機は、海軍の零戦と陸軍の隼だったが、
        この両者の戦力差は歴然としていたのである。陸軍が如何に
        隼の性能を誇ったところで、数字の上から冷静に分析すれば、
        零戦の方が遥かに優れていたことは。アメリカ側ですら認めている。
         日本はなぜ、主力戦闘機を零戦一本に絞れなかったのか。
        そうすれば、零戦の陸上型と艦上型の相乗効果が飛躍的に上がった
        ことは勿論、それによって改良型が続々と登場し、次期主力戦闘機
        にしても、大量生産の実績を基に画期的な戦闘機が生み出されていた
        はずである。
         陸海軍がつまらない見栄を張り合い、やせ我慢をする中で、
        主力戦闘機の一本化と言うことでの兵器の集中さえ実現することが
        できなかった。国を挙げての戦争中に、こう馬鹿なことをやっていた
        ことでの当時の軍部は、戦争そのものに全く無知の素人だったとしか
        言いようがない。


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