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雑談スレ
731
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2007/09/30(日) 22:55:46
>>730
>さすが石原莞爾。
>国力で出来うる最良の方法だと思います。
>それでも導き出せるのは限定的勝利=有利な条件で早期講和
>しかないですが。
>まあ石原閣下はその辺もよくご存知だったでしょう。
そうですね。
しかし、日本にとって都合が良い条件での停戦(終戦)が、それ以降の日本や
世界にとって「良かったか」ですよね。
仮に、石原莞爾氏が、天皇の大命降下で首相に任命され、軍部大臣をも自由に
罷免することができたとして(例えば、天皇に奏上したことでの大臣の罷免を
必ず認められるとか)、自由に政府・軍の統帥をできたとして、停戦後(終戦後)
には、米国に辛勝したことが、科学力や工業力が劣っていたことを戦訓として
学び、急ピッチで、技術者大量養成や工業力強化や兵力の近代化をしていたとしたら、
(好戦的根性は直っていなかったのでしょうから)石原莞爾氏の予定通りに、
昭和3十年代に、日米戦争を再びやって、原水爆戦争を本格的にやっていた
可能性を否定することができませんから、やはり徹底的に、日本は米国に完敗して、
好戦的な国民性を摘み取っていたことは、良かったのかもしれませんね。
『太平洋戦争の謎−戦後40年の検証』(佐治芳彦:日本文芸社)
−195頁〜196頁−
石原莞爾が参謀総長だったら敗れなかったか
終戦後、つまり敗戦後、石原莞爾が東京裁判の米側検事の一人に、
「今度の戦争で、もし自分が参謀総長だったら、日本は絶対に負け
なかったであろう」
とタンカを切ったことは有名なエピソードであるが、その後、UP通信や
AP通信の記者とのインタビューで、
「ジェネラル(石原のこと)は法廷で、自分が戦争をしたら、戦争は
必ず勝っていると申されたが、ジェネラルだったら、どんな戦争をされたか?」
と質問されたことがあった。石原は、それに対して、次のように答えた。
「先ほどは、必ず勝つと言ったが、少し言葉が強過ぎた。五分五分の
持久戦になって、断じて敗戦にはならない」
と先の発言を訂正し、2年前に高松宮に述べた「攻勢終末線(点)」論
(前節参照(正樹注:
>>728
))を繰り返し、更に次のように付け加えた。
「本土周辺、及びサイパン、テニヤン、ガムの南洋諸島をいっさい
難攻不落の要塞化し、何年でも頑張りうる態勢を取ると共に、外交的には
支那事変解決に努力を傾注する」
「特に、サイパンの防御には万全を期し、ここは断固確保する。
日本がサイパン防備に万全を期していたら、米軍の侵入は防げた。米軍は
サイパンを取らなければ日本本土爆撃は困難であった。従って、サイパンさえ
守れたら、ボロ飛行機でも何とか利用でき、レイテを守り、当然五分五分の
持久戦で、断じて敗けてはいない。蒋介石が、彼の態度を明確に(完全に
連合軍寄り)にしたときはサイパンが落ちてからだ。サイパンさえ守り
得たら、日本は、東亜の内乱を政治的に解決し、中国に心から謝罪して
支那事変を解決し、次に民族の結合を利用して東亜一丸となることが
できたであろう」
戦略的に見て、サイパンの重視と日中和平をバネとし東亜諸民族を
団結させて米国に当たろうとする構想は、まさに卓見である。しかも、
その構想は、終戦後の回顧や回想、述懐ないし詠嘆ではなく、ガダル
カナル攻防戦の最中(さなか)のものであることが、他の元職業軍人の
場合と違うのだ。
石原の対米戦略は、生産力に劣る日本としては「戦略的に有利な態勢を
もって、米国の弱点を突く」ことに尽きるが、米国のその戦略的弱点とは
何か。それはつまるところ、それの補給線の長さであり、更に巨視的には、
それの対中国関係である。つまり日中和平が実現したら、更に日中を
中心とする東亜連盟が成立したら、太平洋戦争は名実共に東亜諸民族の
民族解放戦争に転化する。
となれば、民主主義を建前とするアメリカには、戦争をそれ以上を
継続する意味がなくなることとなろう。つまり、石原にすれば、日本の
敗因は、戦略的には東亜諸民族から孤立したこと、戦術的には攻勢終末点の
誤算と言うことになる。
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