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第26回参議院議員選挙(2022年)

1195チバQ:2022/07/03(日) 08:56:39
https://www.chunichi.co.jp/article/499683?rct=fuk_san22
参院選 福井
連合票どこへ? 集票見込む野党系、自民系は切り崩し図る
2022年7月1日 05時05分 (7月1日 15時11分更新)


連合福井や構成団体が入る建物=福井市問屋町1で
 公務員から企業まで幅広い業種の労働組合で組織する連合福井が、今回の参院選福井選挙区(改選数一)で表立った活動を見せていない。昨年の衆院選で福井1、2区とも立憲民主党の公認候補を推薦した状況からは一変。それでも野党系陣営はこれまで通りの集票を見込む。一方、自民系陣営は連合票の切り崩しを図る。(浅井貴司、山本洋児、中場賢一)...

1196チバQ:2022/07/03(日) 08:57:21
https://www.chunichi.co.jp/article/500360?rct=sig_san22
維新、県内で候補者擁立なし? 知事選・参院選、適任見つからず
2022年7月2日 05時05分 (7月2日 15時02分更新)
 昨秋の衆院選で近畿を中心に躍進した日本維新の会。今回は知事選、参院選ともに、県内では候補者を擁立していない。隣の参院京都選挙区では、維新の候補も交えて激戦が繰り広げられている。県総支部幹事長の河村浩史大津市議に「事情」を聞いた。
 ー 衆院選では滋賀3区に候補者を擁立した。今回擁立しなかった具体的な理由は?
 理由は単純で、立候補する人を見つけられなかった。可能であれば知事選、参院選の両方に立てたかった。衆院選で勝負はできていたと思う。候補者の選挙違反があったことは残念だった。
 県内の地方議員は私一人で、大阪のような地盤がない。仮に自分が出て落選すれば、県内に維新の議員がいなくなる。それだけは避けたかった。地方議員を根気よく増やしていく必要性を痛感した。
 ー 県内では今後どのように活動する?
 設立して十年たったが、まだ若い政党。党の分裂や議員の不祥事などを乗り越え、衆院選での躍進がある。今がスタートラインで、有権者の選択肢を増やす責任がある。来春の統一地方選では、滋賀でも議員を増やさないといけない。参院選では比例での支援を訴える。 (山村俊輔)

https://www.chunichi.co.jp/article/498116?rct=sig_san22
与野党、仲良くけんか!? 滋賀 選挙区では対決、知事選は相乗り
2022年6月29日 05時05分 (6月30日 12時46分更新)
滋賀県知事選の出発式で、自民党の国会議員らと共にこぶしを振り上げる野党系の嘉田由紀子参院議員(左から2人目)と斎藤アレックス衆院議員(同3人目)=22日、大津市で
滋賀県知事選の出発式で、自民党の国会議員らと共にこぶしを振り上げる野党系の嘉田由紀子参院議員(左から2人目)と斎藤アレックス衆院議員(同3人目)=22日、大津市で

滋賀県知事選の出発式で、自民党の国会議員らと共にこぶしを振り上げる野党系の嘉田由紀子参院議員(左から2人目)と斎藤アレックス衆院議員(同3人目)=22日、大津市で



 参院選と知事選のダブル選となっている滋賀県。参院選は与野党が対決する構図だが、知事選では現職候補を相乗りで支援する。同じ十八日間で行われる両選挙での与野党関係のねじれに、有権者には戸惑いも生じている。(作山哲平)
 「小鑓、田島の個人演説会に、三日月(知事)は入らない」。選挙前、三陣営が個人演説会や街頭演説でバッティングしないよう合意した。参院選に出馬した小鑓さん、田島さんが琵琶湖の東を回るなら、知事選の三日月さんは西という具合に擦り合わせ、選挙運動を展開。「野党とやり合う参院選と相乗りの知事選で一線を引く。ごっちゃにすると有権者がわけ分からなくなる」。自民県議が理由を語った。
 象徴的な場面が両選挙戦が始まった二十二日の県庁前だった。「その場しのぎで言葉を変える野党に政権は譲れない」。小鑓さんが第一声を終えると、自民の支援者らはイメージカラーの水色のはちまきを外し、黄緑と青に素早くチェンジした。間もなく、三日月さんが同じ二色のはちまきを締めて登場。自民の議員らと、「反自民」で知られる嘉田由紀子参院議員らが肩を並べて「ガンバロー」と声を上げた。
 「一瞬、え?と思いました。珍しい光景ですね...

1197チバQ:2022/07/03(日) 08:58:34
https://www.chunichi.co.jp/article/500175?rct=aic_san22
各陣営悩む票読み、愛知選挙区 17人9政党が激戦  
2022年7月2日 05時05分 (7月2日 05時06分更新)
街行く人に支持を訴える候補者=1日午後、名古屋市東区で
街行く人に支持を訴える候補者=1日午後、名古屋市東区で

街行く人に支持を訴える候補者=1日午後、名古屋市東区で

 参院選愛知選挙区は、国会に議席を持つ九政党すべてが候補を擁立し、諸派や無所属も含めた計十七人で改選四議席を争う全国屈指の激戦区だ。共同通信社の序盤情勢調査では、自民と立民の現職二人の優勢が伝えられる一方、公明、国民の現職二人と維新、共産の新人二人が残り二議席を巡り激しく競り合う。初めて候補者を立てたれいわも加わり、各陣営は票読みに頭を悩ませている。
 一日午後、名古屋・栄のデパート前。歩道に置いたビールケースの上に、維新公認の広沢一郎さんが立った。「自民と、既に(政権の)チャンスを与えられた旧民主には改革はできません」。聴衆は二十人ほど。続いて維新の松井一郎代表も話し始めたが、ビラを手にする通行人も多くはない。
 陣営は「企業、法人など組織票は一切ございません」として、動員がないことをアピール。組織票のなさは、街頭演説や小規模の演説会などを積み重ねる“どぶ板”でカバーする。
 ただ、街頭での反応の薄さに反し、各種世論調査では当選圏内をうかがう広沢さん。その見えない強さに、他の陣営は身構える。
 「維新は本気で議席を取りに来ている。強く意識している」。公明の県本部幹部は警戒感を隠さない。
 公明...

1198チバQ:2022/07/03(日) 09:01:02
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/81703
参議院選挙・新潟県内首長も支援、思いは交錯
2022/7/3 7:00

 参院選新潟選挙区(改選数1)で立憲民主党現職の森裕子氏(66)と自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)らが火花を散らす中、新潟県内首長も支援の動きを見せている。秋の市長選に再選出馬を予定する新潟市の中原八一市長は、与党・自民党公認の小林氏の応援に入る。一方、幅広い支援を受けて当選した首長の中には、森氏と小林氏双方の会合などに駆け付ける人もいる。

 中原市長は公示後初の日曜日となった6月26日、新潟市西区で自民の市議や県議、国会議員と小林氏の応援演説に立ち、「国難ともいう時に力を発揮するのは長い間政権を担ってきた自民党、公明党以外にはない」と力を込めた。

 10月の市長選前という事情以外にも、中原氏が肩入れする理由がある。6年前の参院選新潟選挙区で現職として森氏と戦い、自民の議席を明け渡した。自民は2019年の同選挙区でも敗れている。ある演説会では「連敗のきっかけをつくったのは私」と自虐的な発言をし、「自民党は(新潟選挙区に)議席がない。どうか力を」と求めた。

 政権与党の金看板を背負う小林氏の応援演説には多くの首長が立つ。南魚沼市の林茂男市長は6月25日の地元の街頭演説で「小林氏に南魚沼市の将来を託したい」と声を張り上げた。5月の知事選で自民の支持を受けて再選した花角英世知事も最終盤に小林氏の応援に立つ予定だ。

 一方で、小林氏だけでなく、参院議員3期のベテランである森氏の応援に立つ市長もいる。

 見附市の稲田亮市長は6月29日、市内の街頭で森氏と並び、「国の仕事(国家公務員)をする中で森氏の活躍を見てきたが、発信力と説得力がすごい。国政でしっかりと頑張っていただきたい」と激励した。

 稲田氏は昨年12月の市長選で、自民以外に、森氏の選対本部長を務める立民・菊田真紀子衆院議員(新潟4区)の後援会が支援に回り、初当選を果たした。こうした経緯もあり、「来るもの拒まず」の姿勢だという。2日には、小林氏の応援にも立った。

 三条市の滝沢亮市長も森、小林両氏の会合や街頭演説に参加した。6月30日の森氏の集会では燃油や原材料が高騰する実情を訴え、「3期18年の実績がある。県全体、日本全体を見てくれる」と持ち上げ、エールを送った。

 両陣営に顔を出す滝沢市長は取材に、政治スタンスは「保守でも革新でもない」と強調。「三条市民のためにベストなことを実行する」と語った。

1199チバQ:2022/07/03(日) 09:03:24
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/69864
引退撤回の自民・水落氏、個人票獲得へ全国行脚
参院選比例代表
2022/6/3 15:30
(最終更新: 2022/6/3 15:46)
総決起大会で支援者と拳を突き上げる水落敏栄参院議員(右から3人目)=東京・永田町

 夏の参院選に出馬を表明している水落敏栄参院議員(79)=新潟県十日町市出身・比例代表=が、4選を目指して全国行脚を展開している。前回選では辛くも当選を勝ち取ったが、支援する日本遺族会の高齢化に加え、急きょの出馬となったこともあり厳しい戦いが予想される。陣営は前回選で得た約11万4千票からの上積みは必須とみて、個人票獲得へ総力を挙げている。

 「われわれのような遺族を出さないよう、日本の平和を求めて運動を続けていく。なんとか選挙戦を勝ち抜き、頑張りたい」

 5月上旬に東京・永田町の自民党本部で開かれた水落氏の総決起大会。「必勝」の鉢巻きを締めた水落氏は、戦没者の遺族らでつくる日本遺族会の幹部らを前に再選への決意を訴えた。

 2歳半の時に太平洋戦争で父が戦死した水落氏は、日本遺族会の専務理事などを経て2004年に初当選した。文部科学副大臣や議会運営をつかさどる議院運営委員長を歴任。岸田文雄首相が率いる岸田派に所属する。15年からは日本遺族会の会長も務め、戦没者の遺骨収集推進法を議員立法としてまとめた。

 総決起大会に来賓として招かれた自民党の世耕弘成参院幹事長は水落氏について「参院自民党の大黒柱だ。4期目の当選をすれば、閣僚をやるタイミングが絶対に来る」と持ち上げた。

▽相次ぐ遺族会解散

 ただ、準備は盤石とは言えない。水落氏自身も想定していなかった選挙戦だからだ。

 水落氏は昨夏に高齢などを理由に引退する意向を表明したが、今年1月になって後継が出馬を辞退。急きょ引退を撤回したものの、他の候補に比べ本格的な活動開始が遅れた。

 16年の前回選の得票は11万4485票で、自民党の比例当選者19人のうち、下から2番目だった。高齢化により全国各地で遺族会の解散が相次ぎ、組織の衰えも指摘されている。実際、初当選した04年に水落氏は約17万票を獲得したが、当選を重ねるにつれ得票数が減っている。

 選挙制度の変更も当選ラインに影響を及ぼしそうだ。自民党は比例で優先的に当選できる「特定枠」に合区の「鳥取・島根」「徳島・高知」に関係する候補者2人を処遇する方針だ。この制度が初導入された19年参院選では、自民党の比例の当選ラインは13万票余りに上がっている。

▽地元票の上積み狙う

 日本遺族会は一貫して自民党を支持し、これまでに参院選で遺族会の組織内候補が敗れたことはない。幹部の一人は「誇りを懸けた選挙だ」と力を込める。

 関係者によると、会費を払っている会員は全国で約52万人いるという。ただ、他の団体にも所属する人が多く、水落氏の得票につながらない面もある。また、候補者の個人名ではなく政党名を投票する人もいるため、水落氏は全国を回って知名度向上に力を注ぐ。

 陣営の目標は15万票。その中でも重きを置くのが、地元である本県での票の上積みだ。前回は約1万2千票を獲得し、全都道府県で最も多かった。今回は2万票を目標にする。

 水落氏は世界遺産登録に向けて尽力してきた「佐渡島(さど)の金山」や上越魚沼地域振興快速道路の整備を挙げ、「今後も地元と省庁をつなぐ橋渡し役をしっかりやっていきたい」と語った。

<参院選の比例代表>有権者は「候補者名」か「政党名」を投票する。各党の合計票数に基づいて議席を配分し、各党で候補者名票が多い順に当選者が決まる。直近の自民党獲得議席は2016年、19年参院選ともに19だった。19年からは優先的に当選させる候補者をあらかじめ決める「特定枠」が新設された。自民党が合区対象県の候補者を救済するために主導した。

1200チバQ:2022/07/03(日) 09:06:55
山形県
https://www.yamagata-np.jp/news/202206/29/kj_2022062900803.php
参院選県区、集票のシナリオ(上) 舟山陣営(国現)
2022/6/29 12:50

個人演説会に臨んだ舟山康江候補。政権批判を強め、芳賀道也参院議員(左から2人目)らと「草の根」を呼びかける=26日、山形市
 参院選県選挙区(改選数1)は、政治団体「参政党」新人の黒木明(48)、国民民主党現職の舟山康江(56)、共産党新人の石川渉(48)、NHK党新人の小泉明(51)、自民党新人の大内理加(59)=公明党推薦=の5候補が熱戦を繰り広げている。候補者擁立を巡る自民の迷走と野党分断の渦中で突入した参院選。各陣営は足場固めに腐心し、有権者の期待を取り込もうと必死だ。比例代表との連動性を含め、それぞれの思惑に迫る。(文中敬称略)

 非常に厳しい選挙だ―。公示から3日目の24日夜、南陽市内での個人演説会で、舟山陣営の総合選対本部長・長沢豊は壇上から語気を強めた。擁立から1カ月足らずで急速に近づく自民党候補の足音。首相岸田文雄を筆頭に自民側は次々と党幹部らを投入する。「相手は自民。この戦い、勝負は6月で決まる」。切迫する情勢に、長沢は陣営内を急速に引き締めようと躍起になった。

 通常国会が閉幕した15日から、事実上の選挙戦がスタート。県選挙区の改選1議席を巡る攻防は激しさを増した。候補者擁立から間もない自民は積極的な空中戦を仕掛け、18日の岸田をはじめ、公示後も続々と党幹事長らが県内入りしている。“織り込み済み”だった舟山陣営だが「戦っている相手は、大内ではない」と自民の組織力に警戒する。

 舟山は、抑えてきた政権批判を前面に打ち出すようになった。「菅(義偉)政権とそれに続く岸田政権は検討、検討、検討。検討はもうたくさんだ。全く決断しない、財政出動もしない、税金も下げない。今こそ決断する時だ」。公示日の第一声で政府の経済対策の遅れを指摘し、野党の立ち位置で選挙戦に臨む決意をにじませた。

 2016年参院選に無所属で出馬した舟山は、野党勢力の結集を原動力に返り咲きを果たした。改選期を迎えた今回は国民民主党から立候補。国民は22年度政府予算に賛成するなど自公政権に近づき、燃油価格高騰対策などで政策協議を進めてきた。

 公示前、舟山は協議を通じた政策実現の成果をアピールしてきた。その反動で、不信感を持った共産党が候補者を擁立。協力関係にある立憲民主党県連内にも支持行動で温度差を生んだ。置賜地域の後援会関係者は「左派は離れ、前回に比べて(支援は)難しくなっている」と吐露する。

 疑念を投げかけられるたび、舟山は自らを「野党の立場」と強調したが、政権批判は抑えてきた。だが、公示と同時に封印を解いた。現政権を「上からの政治」「中央の圧力」と位置付け、「今の政治を変えよう、そう思った皆さんが弁士となり、声を広げていただければ、大物(弁士)なんて目じゃない」などと草の根の広がりで対抗する姿勢をあらわにする。

 自民候補との対決で、わだかまりの解消に向けた気配が漂い始めた。自民に議席を明け渡す事態は避けたい―との思いは、県内野党勢に共通する。国民所属の議員は「出足の遅さはあったが、いつもの仲間(立民、連合山形)の応援態勢は整ってきた。かなり迫られているという危機感を共有している」と話す。

 立民選対委員長大西健介は24日に県内入りし、山形市内の舟山事務所を訪れた。国民に疑念を抱いていた4月の来県時とは違い、共闘の構えを示した。「自民以外の選択肢が必要だと、それを山形で自分が示すと、舟山さんにはっきりと言ってもらう。われわれもしっかりと支える」。呼応するかのように、舟山は政権と対峙(たいじ)する姿勢を鮮明化している。

1201チバQ:2022/07/03(日) 09:07:20
https://www.yamagata-np.jp/news/202206/30/kj_2022063000833.php?utm_content=uzou_5&utm_source=uzou
参院選県区、集票のシナリオ(中) 大内陣営(自新)
2022/6/30 12:35

茂木敏充幹事長(前列左)ら党幹部を次々と送り込み、空中戦を仕掛ける自民党。右は大内理加候補=24日、新庄市
 「相手(舟山康江)の背中がはっきり見えてきた。政権の安定には全国32の改選1人区での勝利が重要で、最も大切なのがこの山形だ」。公示(22日)から2日。新庄市内の街頭で自民党幹事長茂木敏充が聴衆にこう訴えかけた。

 隣にはわずか1カ月前に党が公認したばかりの大内理加の姿。公示日を挟み、次々と党幹部が県内入りし熱弁を振るい続けている。「数ポイント差に迫ってきた」。先行する舟山の背に迫ってきたと強調する弁士の言葉には、何とか、もう一段熱気を高めたいとの思いがにじむ。

 県選挙区(改選数1)の擁立過程で擁立論と不戦敗論で揺れた自民。大内の決断から投開票日まで残された時間はわずか。曲折を冷ややかに見る向きもある支持基盤のムードをいかに高めるか。「大内は火中の栗を拾う覚悟で決断した。短い準備期間だが、一貫して擁立を目指した県連の覚悟も試される」。県連幹事長の森谷仙一郎はこう強調する。

 戦術は限られる。岸田政権の高い支持率を追い風にした政党色を前面に出した戦いが、その一つ。大物を続々と投入する空中戦が象徴で、公示前の18日は首相岸田文雄が駆け付け、公示後も茂木や政調会長高市早苗ら党幹部が県2、3区に次々と来援した。浮動票の取り込みが狙いで、党関係者は「1区は大内の地盤である山形市があるが、2、3区は浸透が課題。積極的なてこ入れが必要」と語る。

 より重要なのは、自民ならではの分厚い組織力をどう機能させるか。支援組織に名を連ねた29市町村長のほか、県議、市町村議らの後援会をフル回転させ、支援企業などを積極的に回り、支持を取り付ける“どぶ板”に徹し、逆転へのろしを上げたい考えだ。陣営関係者は「急ごしらえの陣営だけに足腰が盤石ではない。名ばかりの支援は許されない」と足で稼ぐ戦術を重視する。

 選対本部長の県連会長遠藤利明(衆院県1区)は「企業、団体から推薦を出したいという声を多く頂く。知事選では見られなかった反応」と手応えを感じ始めている。第一声後の遊説は中小企業がひしめく山形市流通センターを縫うように走るなど、政権与党として経済界を強く意識した運動を展開している。

 参院選で2連敗を喫し、議席奪還を狙う自民。陣営はロシアのウクライナ侵攻による物価高対策、安全保障・外交など山積する課題を挙げ、政権与党でなければ現実的に政策を立案、実現できないと繰り返す。一方、国民民主党幹部の舟山は2022年度政府予算案で賛成に回るなどしたため、野党の共闘態勢は揺らいだ。自民県議は「自ら野党と言っているが、今回は正面切って与党を批判できる立場ではない。公示後、政権批判を強めたのは焦りの表れ」と冷ややかに見る。

 陣営幹部は自らに言い聞かせるように言った。「まだまだ地域や議員によって運動量に差がある。その分だけ伸びしろはある。組織ががっちり機能すれば、必ず逆転できる」

(文中敬称略)

1202チバQ:2022/07/03(日) 09:07:42
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/01/kj_2022070100008.php?utm_content=uzou_5&utm_source=uzou
参院選県区、集票のシナリオ(下) 比例代表
2022/7/1 08:52

県選挙区と連動し、比例代表の戦いは激しさを増している(コラージュ)
 参院選は県選挙区に5候補が出馬し、改選1議席を巡る攻防が続く。与野党対決の熱戦に連動する形で、“もう一つの戦い”である比例代表も激しさを増している。各党は県区候補と連動しながら運動量を高め、支持取り込みの駆け引きを繰り広げている。

 6月28日午後6時。前日の雨天から一転し、新庄市内に西日が差し込んだ。買い物客が増えてきた商業施設に向けて、公明党の比例代表重点候補・横山信一の街頭演説が始まった。市長山尾順紀、県議会議長坂本貴美雄ら新庄・最上の自民党県議3人、衆院議員加藤鮎子、県区の自民新人大内理加が顔をそろえた。

 「自公政権が安定しているからこそ、日本は正しい方向に進んでいる」。応援のマイクを握った面々は、足並みが乱れる野党勢にくさびを打ち込むように強固な関係性をアピールし「比例は横山、県区は大内」と強調した。横山は来援に感謝をにじませ「山形から自公の議席を。勝たせてください」と頭を下げた。

 自公は協力関係を築き、県内各選挙を戦ってきた。自民が不戦敗論に傾いたころ、公明は歯がゆさを抱えたが、自民が大内を擁立すると即座に推薦。県区で3選を狙う国民民主党現職舟山康江への追撃態勢を後押しした。28日は大内の家族や自民系首長らを迎えながら国道13号沿線を遊説。「自公政権の政策に、国民の信を問う」とする公明県本部代表菊池文昭は、目標とする前回参院選を1万7千票上回る県内比例7万票に自信をのぞかせる。

 県区に独自候補を持たない立憲民主党は県区で舟山と協力関係を結び、比例代表に党県連事務局長木村正弘を擁立した。昨年10月の衆院選で議席を減らし、政党支持率は伸び悩む。政権との対決姿勢で野党勢の足並みはそろわない。今回は党勢拡大と、野党第1党の座を懸けた日本維新の会との戦いの様相も呈している。

 「長年、公務員を減らし、行政サービスを減らしてきた。成果と言っているのが、野党第1党になろうとしている政党だ」。公示から3日目の山形市役所前。来県した立民選対委員長大西健介は、批判の矛先を岸田政権ではなく維新に向け、比例票を競り合うライバルに、対抗心をむき出しにした。

 党本部の方針で票を掘り起こす「地域型」候補として、公示直前に木村を立て、比例票にやや重点を置いた選挙戦を展開している。県連幹部らが連日、選挙カーに乗り込み、党の政策を訴える。25日には河北町出身の衆院議員吉田晴美が来援し、票の上積みを図った。党県連代表石黒覚は「とにかく立民をアピールしなければいけない。一つでも多くの議席を確保することが最重要課題だ」と力を込める。

 共産党は比例で650万票、5議席獲得を絶対条件に掲げる。県内では6万票以上の集票を目指し、県区に立候補した新人石川渉を軸とした戦いを展開。石川は各地で街頭演説を重ねて政策実現を訴え、比例での支持拡大に汗を流す。

 党員数減による運動量低下を課題に抱える。党委員長志位和夫が28日、6年ぶりに来県し、JR山形駅前での街頭演説で「共産党を伸ばすことが暮らしをよくする一番の力になる」と結束を呼び掛けた。党県委員長本間和也は、聴衆の反応は想像以上だったと手応えをにじませ「選挙戦に勢いが出る」と続けた。(文中敬称略)

1203チバQ:2022/07/03(日) 09:09:02
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/01/kj_2022070100008.php?utm_content=uzou_5&utm_source=uzou
参院選県区、集票のシナリオ(下) 比例代表
2022/7/1 08:52

県選挙区と連動し、比例代表の戦いは激しさを増している(コラージュ)
 参院選は県選挙区に5候補が出馬し、改選1議席を巡る攻防が続く。与野党対決の熱戦に連動する形で、“もう一つの戦い”である比例代表も激しさを増している。各党は県区候補と連動しながら運動量を高め、支持取り込みの駆け引きを繰り広げている。

 6月28日午後6時。前日の雨天から一転し、新庄市内に西日が差し込んだ。買い物客が増えてきた商業施設に向けて、公明党の比例代表重点候補・横山信一の街頭演説が始まった。市長山尾順紀、県議会議長坂本貴美雄ら新庄・最上の自民党県議3人、衆院議員加藤鮎子、県区の自民新人大内理加が顔をそろえた。

 「自公政権が安定しているからこそ、日本は正しい方向に進んでいる」。応援のマイクを握った面々は、足並みが乱れる野党勢にくさびを打ち込むように強固な関係性をアピールし「比例は横山、県区は大内」と強調した。横山は来援に感謝をにじませ「山形から自公の議席を。勝たせてください」と頭を下げた。

 自公は協力関係を築き、県内各選挙を戦ってきた。自民が不戦敗論に傾いたころ、公明は歯がゆさを抱えたが、自民が大内を擁立すると即座に推薦。県区で3選を狙う国民民主党現職舟山康江への追撃態勢を後押しした。28日は大内の家族や自民系首長らを迎えながら国道13号沿線を遊説。「自公政権の政策に、国民の信を問う」とする公明県本部代表菊池文昭は、目標とする前回参院選を1万7千票上回る県内比例7万票に自信をのぞかせる。

 県区に独自候補を持たない立憲民主党は県区で舟山と協力関係を結び、比例代表に党県連事務局長木村正弘を擁立した。昨年10月の衆院選で議席を減らし、政党支持率は伸び悩む。政権との対決姿勢で野党勢の足並みはそろわない。今回は党勢拡大と、野党第1党の座を懸けた日本維新の会との戦いの様相も呈している。

 「長年、公務員を減らし、行政サービスを減らしてきた。成果と言っているのが、野党第1党になろうとしている政党だ」。公示から3日目の山形市役所前。来県した立民選対委員長大西健介は、批判の矛先を岸田政権ではなく維新に向け、比例票を競り合うライバルに、対抗心をむき出しにした。

 党本部の方針で票を掘り起こす「地域型」候補として、公示直前に木村を立て、比例票にやや重点を置いた選挙戦を展開している。県連幹部らが連日、選挙カーに乗り込み、党の政策を訴える。25日には河北町出身の衆院議員吉田晴美が来援し、票の上積みを図った。党県連代表石黒覚は「とにかく立民をアピールしなければいけない。一つでも多くの議席を確保することが最重要課題だ」と力を込める。

 共産党は比例で650万票、5議席獲得を絶対条件に掲げる。県内では6万票以上の集票を目指し、県区に立候補した新人石川渉を軸とした戦いを展開。石川は各地で街頭演説を重ねて政策実現を訴え、比例での支持拡大に汗を流す。

 党員数減による運動量低下を課題に抱える。党委員長志位和夫が28日、6年ぶりに来県し、JR山形駅前での街頭演説で「共産党を伸ばすことが暮らしをよくする一番の力になる」と結束を呼び掛けた。党県委員長本間和也は、聴衆の反応は想像以上だったと手応えをにじませ「選挙戦に勢いが出る」と続けた。(文中敬称略)

1204チバQ:2022/07/03(日) 09:13:28
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202207010000047.html
2022年7月1日8時1分
【政界地獄耳】世界同時にネット拡散する参政党の主張
★この参院選挙直前から急速に全国で支持を広げている参政党。45選挙区すべてに候補者を立て、全国比例には5人擁立。選挙では諸派扱いだが、全国の街頭では多くの人が足を止め演説に聞き入る。その魅力は国民に訴える熱量だ。初期の日本維新の会の橋下徹やれいわ新選組の山本太郎をほうふつとさせる。ネットを駆使して少人数でも小規模でも多くの人の関心を生むことができる。新しい政治のアプローチともいえる。

★政党色は保守性が強くホームページにある3つの重点政策の1つには日本のかじ取りに外国勢力が関与できない体制づくり、外国資本による企業買収や土地買収が困難になる法律の制定、外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めないなどが記されている。演説の中でも候補者でもある党事務局長・神谷宗幣が「誹謗(ひぼう)中傷や変な公開質問状が来ている。(参政党の仲間たちが)ユダヤ資本の手先になって日本を売る、そんなことをすると思いますか。水道の民営化をすると思いますか。うそついて自民党や公明党と裏でつながっていると思いますか」。

★この演説を収録した画像を添付してイスラエル大使館の報道官・バラク・シャインはツイッターで「【「ユダヤ資本」に国が売られる】という表現は人種差別的なレトリックです。かつてユダヤ人だという理由で600万人ものユダヤ人を虐殺したのも、この中で言及されているような間違った情報の拡大から起こりえたことです。こういった陰謀説は現実から切り離されています。実際は相互利益につながる数々の協力を通じて、ユダヤ人と日本人の友情は栄えています。疑問を感じる方はユダヤ人の歴史について学んでください」と訴えている。ネットで支持を拡大する参政党の内政向けの主張は世界に同時に伝わっていることも忘れてはならない。イスラエル大使館のネットの声にどう答えるか。(K)※敬称略

1205チバQ:2022/07/03(日) 09:16:55
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/984786
伊波氏:労組の大半後押し 古謝氏:経済8団体が推薦 参院選あと8日、組織票の支持固めに力
2022年7月2日 15:48有料

 10日投開票の参院選で、組織票を固める力となる県内労働組合と経済団体は1日までに、沖縄選挙区(改選数1)での対応を固めた。現職で「オール沖縄」勢力が推す伊波洋一氏(70)は労組の大半が推薦や支持・支援を決めた。一方、自民党公認で新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=は、多くの経済団体が推薦した。同選挙区は事実上の一騎打ちの構図。支持組織の運動量は勝敗を左右しかねず、選挙戦が終盤に差しかかる中、注目を集めそうだ。(参院選取材班)...

1206岡山1区民:2022/07/03(日) 10:41:44
>>1189
そりゃ今の玉野市長は反黒田&連合推薦で事実上の後継者に勝って市長になったわけで。
今回黒田を連合岡山推薦してるけど、来る学会票もあれば来ない組合票もあるから・・・

1207チバQ:2022/07/03(日) 15:50:30
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2022070398433
ふくしま2022参院選
【ふくしま2022参院選 比例情勢】[与党] 保守票奪い合い激化 地元と業界支持交錯
2022/07/03 09:58

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 10日投開票の参院選は選挙区で74議席、比例代表で50議席が改選される。比例代表は全国を舞台に党内の候補者と議席を争い、党名での得票だけでなく個人名での得票が当落を左右する。福島県在住では自民党の元職、日本維新の会の元職、共産党の現職と新人の計4人が立候補した。政党だけでなく、業界団体や労働組合などから支援を受ける各候補者の票の奪い合いは激しさを増している。散在する比例票をいかに集めるのか、与野党の動きを追う。



■福島県関係の比例代表立候補者 (敬称略)

岩城 光英 72 自 民 元(いわき市在住)

山口 和之 66 維 新 元(郡山市在住)

岩渕  友 45 共 産 現(福島市在住)

丸本由美子 59 共 産 新(須賀川市在住)



 比例代表で自民は、政党別最多の33人を立て、前回2019(令和元)年に獲得した19議席の維持、拡大を狙っている。県内では各業界団体が抱える「組織内候補」、元法相の元職岩城光英(72)=いわき市在住=らが連日、課題解決に向けた政策を訴えている。物価高などの有事が続く中、上位当選で国政での存在感を高めて政策実現力を発揮するため、政党名ではなく自身の名前をいかに投票用紙に書いてもらうかに腐心している。

 前々回2016(平成28)年の比例代表で自民が県内で得た約30万票のうち、候補者名が記載されたのは約2割に当たる約6万2000票。前回2019年は約3割と若干増えたが、比例票の大半は政党名だ。さらに、自民は今回、当選できる候補者を優先的に決める「特定枠」を二枠設けたため、当選圏は狭き門と言われる。

 今回、各陣営が「候補者の上位当選が必須」とする背景には物価高騰、新型コロナウイルス感染拡大などの有事が相次いでいる現状がある。中央省庁への発言力を強め、苦しむ業界や福島県の実情に応じた施策を早急に実現させるには「圧倒的な得票」で結果を示す必要があるためだ。

 全国のJAを挙げて支援する候補は6月末、農業県である福島県のJAや関係施設を巡り、肥料や資材の価格急騰を「食料安全保障の重大な危機」と訴えた。農地を守るための担い手確保、生産者の収入増加の仕組みづくりにも意欲を示した。

 建設業界では東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復興特需が終わり、資材高騰が足元に押し寄せる。建設団体は組織の末端まで投票を徹底するよう会員企業に呼びかけるなどし、支援する組織内候補の当選を後押しする考えだ。

 医療系団体は福島県選挙区に立候補した元県医師会副会長の新人星北斗(58)と組織内候補をセットでアピール。医師不足が深刻な福島県での医療充実を訴え、相乗効果を狙う。ただ、医療福祉系は7人が乱立し混沌(こんとん)としている。

 福島県を地盤とする岩城は地元感をアピールし、東京一極集中の是正などを訴えている。士業や工務店、葬祭業の全国組織の協力を得たが、多くの業界団体の組織内候補と争う中、陣営関係者はどこまで集票できるか危機感を募らせる。

 業界団体の中には、閣僚を経験し参院議員を三期務めた岩城の熱烈な支持者がいる。ある団体の関係者は「支持動向は複雑に絡み合っている。組織票の行方は読み切れない」と頭を悩ませる。

 連立政権を組む公明党は比例代表に17人を立てている。福島県では、重点候補の現職横山信一(62)の当選を目指し、公明県本部と自民県連が選挙協力で合意。互いに4万票を福島県選挙区の星、比例代表の横山に寄せ合う戦略だ。公明が推薦する星の個人演説会や街頭演説に公明の国会議員や県議、市町村議が立ち会うなど両党への支持拡大を図っている。

 ただ、互いに4万票を出し合うという具体的な数値目標を公表したのは初めてで、「自民にとっては経験のない大きな数字だ」(県連幹部)。自民県議の後援会や、星が理事長を務める病院を中心に票をまとめる方向だが、公明側からの積極的な働きかけに困惑する自民関係者もいる。

 公明内では後半戦に入り、自民内部での組織票の締め付けが厳しくなったためか、公明への支援の動きが鈍くなってきたとみる向きもある。公明県本部幹部は「選挙協力をしている振りで結果が出るほど甘くはない。互いにどこまで票を積み上げられるかを見ていきたい」という。

(文中敬称略)

1208チバQ:2022/07/03(日) 15:50:51

■福島県選挙区の立候補者(届け出順、敬称略)

皆川真紀子   52 N 党 新

小野寺彰子   43 無所属 新

窪山紗和子   47 参政党 新

佐藤早苗   62 無所属 新

星北斗   58 自 民 新

■福島県関係の比例代表立候補者 (敬称略)

岩城光英 72 自 民 元(いわき市在住)

山口和之 66 維 新 元(郡山市在住)

岩渕友 45 共 産 現(福島市在住)

丸本由美子 59 共 産 新(須賀川市在住)

1209チバQ:2022/07/03(日) 15:51:46
https://kahoku.news/articles/20220703khn000001.html
立民と共産に隙間風 参院選宮城 「膝詰め合った関係もうない」
2022年7月3日 6:00

 10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、立憲民主党と共産党に隙間風が吹いている。両党の県組織は立民新人の当選に向けた選挙協力を確認したが、立民が最大支持組織・連合の顔色をうかがい、選挙戦で共闘する場面はほとんどない。野党統一候補が連勝した2016、19年参院選とは状況が異なり、共産関係者はもどかしさを募らせる。

志位氏演説に新人姿なく
 仙台市青葉区で6月28日にあった共産の街頭演説会。志位和夫委員長は「市民と野党の共闘候補のために力を合わせよう」と高らかに訴えたが、肝心の立民新人の姿はなかった。

 「候補者が志位氏と並ぶと、(選挙協力の枠組みから)逸脱する」と立民県連幹部。代理出席した立民の石垣のり子参院議員(宮城選挙区)も、4分ほどマイクを握ると足早に街宣カーを降りた。

 石垣氏は3年前、共産の全面支援を受けて議席を得た「共闘の象徴」。様子を眺めていた共産県委員会の幹部は「あの頃のように膝詰めで協力し合った関係はもうない」とつぶやいた。


志位氏(左)の街頭演説で、立民新人への支持を訴える石垣参院議員=6月28日午後6時10分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目
連合気遣う姿勢に不満
 共産を忌避する連合は今年2月、「目的が大きく異なる政党と連携・協力する候補者は推薦しない」との基本方針を決定。立民県連は4月に新人を擁立したが、党本部のスタンスが固まらないと県レベルで動けない事情もあり、野党共闘の構築は塩漬け状態に。最終的には政策協定の締結を見送った。

 連合に気を使う立民の姿勢に、共産関係者は戸惑いを隠せない。「連合に集票能力があったのは昔の話」(党員)と恨み節も漏れる。

 公示日の6月22日。立民新人のポスター貼りに、共産の出番はなかった。共産の元地方議員は「前回まではわれわれの組織頼みだった。今回は赤旗にチラシを折り込むくらいしかやることがない」とぼやいた。

 「比例は共産。現有議席の維持に頑張ろう」。30日夜、比例代表候補の演説会が開かれた太白区山田の集会所は約100人の熱気があふれた。出席者の一人は「選挙区の活動がない分、比例に全力投球する」と語った。

 立民県連の安住淳代表(衆院5区)と長年、共闘の旗を振ってきた共産県委の中島康博委員長は「気を使いながらではあるが、自民党現職を倒すことでは一致している」と結束を呼びかける。

 【宮城】(1―5)
ローレンス綾子52 参政党員    諸新 
桜井充  66 医師      自現④=公推 
小畑仁子  44 元県議     立新 
平井みどり  67 元仙台市議   維新 
中江友哉  30 政治団体役員  N新

1210チバQ:2022/07/03(日) 15:53:57
https://www.sankei.com/article/20220703-4ATEGCMFTVOTLDHJLHGN2CFFPE/?outputType=theme_election2022
参院選東北の選択
③岩手 「小沢王国」の存亡かけた戦い、立民現職と自民新人が激突
2022/7/3 07:00
石田 征広
現新合わせて5人が立候補した岩手選挙区(改選数1)は自民党新人の広瀬めぐみ氏(56)と再選を目指す立憲民主党現職の木戸口英司氏(58)の事実上の一騎打ち。県政界に4半世紀以上も君臨してきた小沢一郎衆院議員(80)=比例東北ブロック=を盟主とする「小沢王国」の存亡がかかった注目の対決で、両陣営がメンツをかけた総力戦を繰り広げている。

先月27日の県議会一般質問で、自民の千葉伝氏が達増拓也知事にかみついた。政治の師である小沢氏の秘書を16年間、自らの政務秘書として9年間仕えた木戸口氏を全面支持する達増知事が25、26日の2日間、木戸口氏の遊説に終日帯同。応援マイクを握り、有権者に腕タッチして回る大サービスぶりだったからだ。


達増知事は県民本位の県民党を標榜(ひょうぼう)、無所属で4選を重ねてきた。3選目の平成27年の知事選から共産党を含む野党共闘の支援の枠組みを確立し、自民推薦候補を立候補取り下げに追い込んで初の無投票当選。4選目の令和元年の知事選は自民推薦候補に約25万票の大差をつけて圧勝した。

千葉氏はなりふり構わぬ達増知事の木戸口氏支援を「あまりに偏った姿勢」と批判した上で、再質問では「県民党は使わず、立憲民主党に入党した方がすっきりするのでは…」と揶揄(やゆ)した。達増知事に矛先を向けるのは、自民が目指す「小沢王国」崩壊のシナリオの結末が、来年の知事選勝利だからだ。


昨年10月末の衆院選で半世紀を超える議員生活で初めて選挙区で敗北した小沢氏の求心力低下は衆目の一致するところ。むしろ「小沢王国」の屋台骨を支えているのは達増知事であり、木戸口氏の野党共闘の橋渡し役を買って出たのも達増知事の後援会だった。

令和元年の前回参院選で旧民主党から自民入りし公認候補として4選を目指した元復興相の平野達男氏が、当時の立民、国民民主、共産、社民の各党が推薦する無所属新人の横沢高徳氏に約1万5千票の僅差で惜敗した。知名度で勝る公認候補が無名の新人候補に屈した敗因を問われた自民県連幹部は「達増知事にやられた」とうめくように声を絞り出した。


公示日に自民新人の応援に駆け付けた岸田文雄首相=6月22日、岩手県北上市
公示日に自民新人の応援に駆け付けた岸田文雄首相=6月22日、岩手県北上市
両陣営の対決は来年の知事選を占う試金石というわけだ。自民は公示日に岸田文雄首相が来県、鈴木俊一財務相が三陸沿岸の遊説に帯同、2日の茂木敏充幹事長に続き5日は野田聖子こども政策担当相が来県予定。木戸口陣営も選挙戦中盤を迎え、先月30日に立民の逢坂誠二代表代行に続いて3日には海江田万里衆院副議長、5日には泉健太代表が来県する予定だ。

自民が30年ぶりに議席を奪還するのか、議席死守で「小沢王国」は続くのか。先行する木戸口氏をわずかな差で追う広瀬氏の注目の総力戦は終盤にかけさらにヒートアップしそうだ。


岩手選挙区には他に、政治団体「参政党」新人の白鳥顕志氏(51)、NHK党新人の松田隆嗣氏(48)、無所属新人の大越裕子氏(58)も立候補している。(石田征広)

1211チバQ:2022/07/03(日) 15:55:07
https://www.sankei.com/article/20220701-INORE2QYM5IBFBUSTS3MNCQQI4/?outputType=theme_election2022
参院選東北の選択
②福島 事実上の与野党一騎打ち 総力戦を展開
2022/7/1 12:47
芹沢 伸生
新人5人が立候補した福島選挙区(改選数1)。自民党の星北斗氏(58)=公明党推薦=と、無所属で立憲民主、国民民主、社民の各党が推薦し共産党が支援する小野寺彰子氏(43)が、事実上の一騎打ちを展開している。6年前も与党対野党の構図になり、野党統一候補が3万票差で自民現職を破った激戦区。両陣営は総力戦を繰り広げている。

公示日の6月22日、自民党総裁の岸田文雄首相は、福島市で第一声。続いて会津若松市にも足を延ばし猛暑の中、マイクを握った。自民党は福島を重点区としており、岸田首相は「福島は自民党にとって特別な場所」と訴えた。


同日午後、立憲民主党の泉健太代表は郡山市で支持を訴えた。演説後、泉代表は「東日本大震災から10年以上たっても生活や生業が戻らない、福島の皆さんの思いを受け止め選挙を戦う」と、選挙初日に福島入りした意義を強調した。

双方が必勝を期す1人区。公示日に与党と野党第一党の党首がそろって来県したことは、福島がいかに重要な選挙区かを物語る。

福島選挙区は一時、保守分裂選挙が確実視された。自民党元職が無所属での出馬を準備。さらに、6年前に野党統一候補として当選し、後に自民党と無所属の議員による参院会派入りした、現職の増子輝彦氏(74)も無所属で立候補の意向を示したからだ。


しかし、自民党元職は比例に回ることが決まり、増子氏は5月に引退を表明。その後、自民党県連と公明党県本部も選挙協力で合意した。「保守分裂が防げたのは大きかった」。自民党県連の西山尚利幹事長は率直に語る。同県連は143の支援・友好団体を通じ大規模な組織戦を展開。山積する課題の解決には政治の安定が不可欠だと訴える。

一方、小野寺氏は無所属を前面に出した選挙戦を展開している。小野寺氏は立民、国民、社民の各党県連、県議会第2会派の県民連合、連合福島による5者協議会(5者協)と政策協定を結んでいる。


立民県連の高橋秀樹幹事長は「多くの無党派層や保守層に呼びかけるには無所属の方がいいと判断した」と話す。この選挙で小野寺陣営は「野党統一候補」という表現は使っていない。そこには、他の陣営から共産党との関係を強調され、無党派や保守票を逃すのを避けたいとの思惑がある。

選対幹部は「われわれは5者協と後援会の人たちによる『県民党』として小野寺さんを出している」と力を込めた。

一方、NHK党の皆川真紀子氏(52)は、知名度アップを図るため県内をくまなく回り続ける。


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このほか、政治団体「参政党」の窪山紗和子氏(47)、無所属の佐藤早苗氏(62)は独自の戦いを繰り広げている。(芹沢伸生、写真も)

1212チバQ:2022/07/03(日) 15:56:29
https://kahoku.news/articles/20220702khn000048.html
勢い増す自民の組織力、野党の戦略は 参院選ルポ(5)秋田
2022年7月3日 6:00
 10日投開票の参院選は中盤戦に入り、攻防が激しさを増している。全国に32ある改選1人区で与党優位の情勢が伝えられる中、与野党が拮抗する東北。事実上一騎打ちとなる選挙区が19年参院選から半減し、支持も入り乱れる6選挙区の熱闘を追う。


候補者の演説に拍手を送る聴衆=6月24日、秋田県美郷町

 6年前に東北で唯一、与党の議席を守った分厚い組織が勢いを増す。

 「政治は1人では何もできない。力を合わせてやるものだ」。秋田選挙区(改選数1)の自民党現職石井浩郎は6月24日、美郷町で党の結束力を誇示した。

 隣には「親分」と慕う派閥トップ、党幹事長茂木敏充。「選挙はどの党から出るか、はっきりさせるもの。無所属じゃ投票のしようがない」。石井と争う無所属の2新人をあおった。

 報道各社の序盤情勢は石井の優勢を伝えるが、攻撃の手は緩めない。前回2019年、再選を狙った現職が無所属新人に敗れた苦い記憶が今も鮮明に残る。

 29日、横手市。党県連会長御法川信英(衆院秋田3区)を筆頭に、党県議、首長がそろう中、党広報本部長河野太郎がさらなる支持を求めた。「皆さんの声、思いを予算、政策に実現できるのは与党議員だけだ」

「現場に来ず」
 攻撃の矛先は与党ではなく、現職個人に向かう。

 「『参院議員は誰?』『何をやっているの?』。地域を回ると聞こえてくる声だ」。公示後初の日曜だった26日。国民民主党推薦の無所属新人村岡敏英が横手市で石井を批判した。

 「地元のイベントでほとんど顔を見かけたことがない。昨年の豪雪でも現場に来ていない」と県議の土谷勝悦も援護射撃した。

 県南部は、官房長官を務めた父の故兼造から引き継いだ地盤。自身の衆院議員時代も主戦場としてきた。

 組織力で上回る石井について、地域とのなじみがいかに薄いかを有権者に印象付ける戦略に出る。「個人対個人」の戦いに持ち込もうとする思惑がにじむ。

 「県南での勝利は至上命令」と陣営幹部。「働く参院議員になる」。決まって演説をこう締めくくる村岡。中盤戦に入り、批判のボルテージがさらに高まる。

軌道修正図る
 「政権は物価高に何一つ、手を打っていない」

 28日、大仙市であった立憲民主党推薦の無所属新人佐々百合子の街頭演説に、党国対委員長馬淵澄夫が駆け付けた。

 物価高対策を「最大にして唯一無二の争点」として政権批判を展開する馬淵の横で、佐々は「誰もが尊重される社会をつくる」。いつもの訴えを繰り返した。

 同日夕は連合会長芳野友子も来援。秋田市で「安心して働き続けられる社会をつくり、民主主義を守るにはしっかりした野党が必要だ」と声を張り上げた。

 19年に野党統一候補として勝利した参院議員寺田静が擁立した佐々。前回の再現を目指し、政党色を抑えた個人戦で臨んでいた。

 だが情勢は苦戦。軌道修正を図った。党県連代表代行小原正晃が解説する。「党を前面に出した方が票に結び付く」。組織戦に切り替え、巻き返しを期す。

 共産党新人藤本友里は改憲反対、最低賃金の引き上げを訴え、街頭に立つ。

 NHK党新人の本田幸久、政治団体「参政党」新人の伊東万美子も立候補している。(敬称略)

【秋田】(1―6)
本田幸久  40 介護士     N新 
藤本友里  43 党県常任委員  共新 
村岡敏英  61 元衆院議員   無新=国推 
石井浩郎  58 党副幹事長   自現②=公推 
佐々百合子  46 NPO代表理事 無新=立推 
伊東万美子  51 参政党員    諸新

1213チバQ:2022/07/03(日) 15:58:38
https://www.sankei.com/article/20220630-3ZFKQ6W55JOTHNHZ2VRGTPOSQY/?outputType=theme_election2022
参院選東北の選択
①宮城 4期の実績、自民桜井氏 猛追のビッグマミー、立民小畑氏
2022/6/30 19:25
奥原 慎平
7月10日投開票の参院選は中盤戦に突入し、宮城選挙区(改選数1)でも酷暑の戦いがヒートアップしている。幅広い知名度を誇る自民党現職の桜井充氏(66)は4期24年の実績を前面に出し、優勢に戦いを展開する。立憲民主党新人の小畑仁子(きみこ)氏(44)は4男4女の〝ビッグ・マミー〟としての生活体験を交えながら家計の負担軽減を掲げ、猛追の構えだ。

「世界で小麦の争奪戦になるが、ピンチではなくチャンス。米粉のパンや麺を食べよう。補助金を出して米粉の価格を下げれば、米粉のパンを食べる人も増えるのではないか」


東北南部が梅雨明けした6月29日の宮城県美里町。日焼けした桜井氏は約40人の農協職員にこう述べ、ロシアのウクライナ侵攻に伴う小麦供給量の低迷を受け、日本の主食である米の消費拡大を進めていく考えを披露した。桜井氏は旧民主党政権の〝失政〟に触れる余裕もみせる。

「土地改良で大幅に予算を削減して申し訳なかった。農業再生なくして地域の再生なし。農業が続けられるよう頑張っていく」

民主党出身の桜井氏は今年4月、自民党県連が公認候補に推した県議の石川光次郎氏との予備選挙を制し、入党を果たした。


5選を果たす上での「第一関門」が県連との融和とされたが、今や桜井氏の県内行脚には自民議員らが脇を固め、結束を披露する。29日には美里町を地盤とする自民の森下千里氏が駆けつけ、桜井氏について「細かな所に目が行き届く人だ」と持ち上げた。

県連と桜井氏の関係が好転した転機について、ある県連幹部は石川氏が自身の後援会で示した態度を挙げる。

5月末、石川氏は仙台市内のホテルで後援会幹部らにこう呼びかけた。

「決められたルールのもとで、党が結論を出した。党人として従おう」


幹部らは予備選で先頭に立って石川氏の支持拡大を図っていただけに、桜井氏に対し複雑な思いがあったという。ただ、桜井氏の後塵(こうじん)を拝し、誰より苦渋の思いを抱えるはずの石川氏自らが「ノーサイド」を宣言。石川氏の支持者を始め、自民関係者が後腐れなく、桜井氏の支援に回れた。

とはいえ、報道機関の情勢調査などで桜井氏の優勢さは、陣営関係者の想定を上回るほどだという。接戦の末に自民候補が敗れた前回や前々回の参院選に比べ、自民陣営の熱気が高いとはいえず、ある県連幹部は立民陣営が桜井氏の〝離反行為〟を非難していることを念頭に、皮肉交じりにこう感嘆する。


「(立民県連の)安住淳代表が言う通り、『悪名は無名に勝る』のか‥」

1214チバQ:2022/07/03(日) 15:58:56


「一生懸命働いて、命がけで子供を産んで育てているのに結局貧乏になってしまう。なんか世の中おかしくないか。地方がどれだけ困っているか、当事者として国会で訴えていく」

29日夜、栗原市内のホール。小畑氏は約100人の支援者らにこう語りかけ、ガソリン税や消費税の減税、教育の無償化に「当事者」目線で取り組んでいく考えを強調した。

3〜16歳の子供8人を育てる小畑氏は、燃料や食料の価格高騰が直撃する家計のやりくりの厳しさなど実体験を通じ、生活者の負担軽減を目指すと訴える。


小畑氏は出馬表明が4月初旬に遅れ、知名度不足は否めない。令和元年10月の県議選で看護師から県議に転身し、政治経験は3年に満たない。

公示日の6月22日には選挙活動中に小畑氏の行方が不明になったことがあったという。陣営幹部はその夜、選挙カーの中で小畑氏が泣きはらすまで叱った。

「何やってんのか。選挙の厳しさ、分かってんのか」

翌日も小畑氏はショックを引きずったが、その後は吹っ切れたように話す内容も変わった。それまで演説では実体験が多かったが、そのほかの政策課題にも時間を割くようになったという。


県内隅々に築くとされる桜井氏の牙城は厚い。陣営幹部は「なんとか無党派層への浸透も含め、桜井氏に支持を決めた有権者も引きはがしたい」と危機感を深める。

小畑氏は周囲の喧噪をよそに、支援の輪を広げることに集中している。左腕にぐるぐるにまかれた白いガーゼは日焼けによる水ぶくれ予防のためという。

「結果は蓋を開けてみないと分からない。周りが何と言おうとも、自分がまっすぐ進めばいいだけ」

両氏とも中盤戦まで郡部を中心に活動を展開したが、終盤戦は大票田の仙台市になだれ込む。


宮城選挙区には他に、政治団体「参政党」新人のローレンス綾子氏(52)、日本維新の会新人の平井みどり氏(67)、NHK党新人の中江友哉氏(30)も立候補している。(奥原慎平)



7月10日投開票の参院選は中盤戦に突入。激しい攻防を繰り広げる東北の注目選挙区の現状を追った。

1215岡山1区民:2022/07/03(日) 20:49:17
https://mainichi.jp/articles/20220703/k00/00m/010/202000c
野党がやや盛り返し「接戦区」増加 参院選中盤情勢分析
政治

速報

国政選挙
毎日新聞 2022/7/3 20:17(最終更新 7/3 20:31) 900文字
東京・浅草で行われた参院選の街頭演説で、雷門の陰で候補者の声を聞く有権者ら=東京都台東区で2022年7月3日午前11時22分、西夏生撮影拡大
東京・浅草で行われた参院選の街頭演説で、雷門の陰で候補者の声を聞く有権者ら=東京都台東区で2022年7月3日午前11時22分、西夏生撮影
 毎日新聞は2、3両日、第26回参院選(10日投開票)の特別世論調査を行い、取材情報を加味して中盤情勢を探った。自民、公明両党は引き続き堅調で、改選過半数(63議席)に届きそうだ。ただし、6月25、26日の序盤情勢取材時と比較すると野党系がやや盛り返し、全国に32ある改選数1の「1人区」で与野党接戦の選挙区が5から8に増えた。改選数2以上の「複数区」でも接戦が4から6選挙区に増加した。

 調査では「投票先を決めていない」と回答した人が選挙区で約4割、比例代表で約3割おり、投開票日までに情勢は変わりうる。


 今回の参院選は計125議席が争われる。自民が「勝敗ライン」としてきた非改選を含めた与党過半数(125議席)には55議席、憲法改正に前向きな自民、公明、日本維新の会、国民民主の「改憲4党」が3分の2の議席(166議席)を維持するには82議席が必要となる。

 自民の推定獲得議席は、序盤の56以上から53以上とやや減少した。公明も13以上から10以上となった。ただし、「改憲4党」が改憲の発議に必要な3分の2の議席を維持する可能性がある。


 32ある1人区では、自民が21選挙区で優勢を保つが、序盤と比べると福島、福井、宮崎が自民優勢から接戦に転じた。

 13ある複数区は東京と埼玉が新たに「接戦」となり、6選挙区で与野党が激しく競り合っている。

 東京選挙区(改選数6)は自民2人と立憲民主、公明、共産、れいわ新選組の各党候補が先行し、維新の候補が追う。埼玉選挙区(同4)は先行する自民と無所属を立憲、公明、維新、共産が追い上げる。

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 立憲は青森、岩手で優勢を保ち、比例は6〜8議席の見通し。全体で11議席以上が見込まれるが、改選23議席を超えるか微妙だ。維新は比例で7〜9議席を獲得し、大阪2議席のほか、兵庫、神奈川で議席を得る可能性が高い。

 共産は東京で1議席を維持し、比例代表とあわせ4〜7議席、国民民主は山形で1議席を見込み、比例代表とあわせ2〜6議席の見通し。

 れいわは比例代表で1議席以上を獲得する見通し。社民党、NHK党、政治団体の参政党は比例代表で議席を獲得する可能性がある。【高橋恵子】

1216岡山1区民:2022/07/03(日) 20:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/54d8f1642760c28230dd4c2920b307e07e3340f3
参政党が議席獲得か 維新が比例で野党第一党に躍進も 比例区情勢 参院選 中盤情勢調査
7/3(日) 19:27配信


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7月10日投開票の参院選について、JNNでは7月2日と3日、毎日新聞と携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して比例代表の中盤の情勢を分析しました。

自民党は前回2019年の参院選で得た19議席には届かない可能性が出てきました。1週間前の序盤調査と比べてやや失速しています。

⽇本維新の会は9議席を固めつつあり、立憲民主党を上回る比例での野党第一党が現実味を増しています。前回得た5議席からほぼ倍増の勢いです。

立憲民主党は1週間前の調査から失速していて、前回得た8議席を維持できるか微妙な情勢です。

公明党は前回得た7議席が視野に入っているものの、6議席にとどまる可能性もあります。

国民民主党は前回の3議席に届く見通し。

共産党は、3議席は確保しそうな情勢です。

れいわ新選組は前回と同じ2議席に届きそうです。

諸派の参政党は1週間前の調査から勢いを増していて、1議席獲得の可能性が高まっています。

社民党とNHK党は議席獲得へ向けて、1週間前の調査からは支持を広げています。

幸福実現党、維新政党・新風、ごぼうの党、新党くにもり、日本第一党は議席獲得の見通しは立っていません。

ただ今回の調査では約3割の人が、比例の投票先をまだ決めていないと答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

TBSテレビ

1217岡山1区民:2022/07/03(日) 20:52:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ecfe5d2794d9204292032fce80254d95f521dce
朝日氏・蓮舫氏・竹谷氏・生稲氏先行 山添氏・山本氏続く 東京選挙区情勢 参院選 中盤情勢調査
7/3(日) 19:12配信


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7月10日投開票の参院選について、JNNでは7月2日と3日、毎日新聞と携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。

東京選挙区は総勢34人が立候補。全国最多の改選数6を争っています。

自民現職の朝日氏、立民現職の蓮舫氏、公明現職の竹谷氏、自民新人の生稲氏が優位に立っています。選挙区で誰に投票するかを明らかにした人を分析すると、朝日氏は自民党支持層の約4割をまとめ、幅広い年代の支持を集めています。蓮舫氏は知名度を活かし、立民支持層の約5割をまとめたほか、無党派層にも支持を伸ばしています。竹谷氏は公明支持層の9割以上をまとめました。生稲氏は積極的に街頭演説などを行い、男性からの支持を多く集めています。

4候補に、共産現職の山添氏、れいわ元職の山本氏が続いています。山添氏は共産支持層の約8割を固めたほか、無党派層にも支持を伸ばしています。山本氏はれいわ支持層の約9割を固め、幅広い年代の支持を集めています。

維新新人の海老澤氏がこれら6候補を追い、吉村洋文大阪府知事が応援に入るなど、⽀持拡⼤を急いでいます。

立民新人の松尾氏、無所属新人の乙武氏、国民民主が推薦する諸派新人の荒木氏は支持が広がっておらず、社民新人の服部氏、N党のセッタ氏、長谷川氏、猪野氏、田中氏、松田氏の5新人も厳しい情勢です。

ただ今回の調査では4割以上の人がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

1218岡山1区民:2022/07/03(日) 20:54:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/553cb321ac78c99f89209435c766a6b9edc546d4
自公が勢いを維持 改選議席の過半数上回る勢い 参院選中盤情勢
7/3(日) 19:12配信


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今月10日に投開票が行われる参議院選挙について、JNNが中盤情勢を分析した結果、自民、公明の与党で改選議席の過半数を大幅に上回る勢いを維持していることが分かりました。

JNNでは今月2日と3日、毎日新聞と携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。

それによりますと、自民党は青森など一部を除く多くの1人区で優勢で、選挙区で40議席を超える勢い、比例代表も加えると60議席をうかがう勢いです。

公明党は選挙区で擁立した7人全員がほぼ当選圏内に入ったものの、比例代表は改選7議席を維持できるか微妙な情勢です。

自民・公明の与党で改選議席の過半数を大幅に上回る勢いを維持しています。

一方、野党側は立憲民主党、共産党、国民民主党はいずれも伸び悩み、改選議席を減らす情勢です。

日本維新の会は比例も議席を増やし、改選6議席を倍増させる可能性があります。

れいわ新選組は議席を増やす可能性があり、社民党、NHK党は議席獲得へ向けて、支持を広げています。

また、諸派の参政党は比例代表で議席獲得の可能性が高まっています。

ただ選挙区で、およそ4割が投票先をまだ決めていないとしているほか、1週間前の序盤調査と比べて1位と2位の候補者が逆転したり差が縮まった選挙区も複数あるため、情勢は今後、変わる可能性があります。

TBSテレビ

1219岡山1区民:2022/07/03(日) 23:08:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba831e1e39b01c8d35563dda5fbaf69bfdf82be0
【参院選】自公、改選過半数の勢い 終盤情勢調査
7/3(日) 23:00配信


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日テレNEWS
日テレNEWS

今月10日に投開票される参議院選挙を前に、NNNと読売新聞は情勢調査を行いました。その結果、自民・公明の与党で改選議席の過半数、63議席を超える勢いであることがわかりました。

今回の参議院選挙は、定数248議席のうち半数にあたる選挙区74、比例代表50の124議席と、神奈川選挙区の欠員を補充する1議席のあわせて125議席をめぐって争われます。

NNNと読売新聞が今月1日から3日まで情勢調査を行った結果、自民党と公明党は改選議席の過半数を超える勢いであることがわかりました。

この結果、岸田総理大臣が勝敗ラインと位置づけた非改選議席を含めた参議院全体の過半数を維持する見通しです。

自民党は、全国で32ある当選者がひとりの1人区の3分の2以上で優位に戦いを進めているほか、比例代表でも支持を集め、改選の55議席から上積みし、単独で60議席を上回る勢いです。

公明党は選挙区・比例代表ともに堅調な戦いぶりで、改選の14議席を維持する情勢です。

一方の野党側ですが、今回は多くの1人区で候補者を一本化できず、苦戦しています。

立憲民主党は、選挙区・比例代表ともに伸び悩み、改選の23議席を減らす情勢です。

一方、日本維新の会は、比例代表で立憲民主党と野党第1党を激しく争うなど、改選6議席から大幅に議席を増やす勢いです。

共産党は、選挙区と比例代表をあわせて改選の6議席を維持する情勢です。

国民民主党は、改選の7議席を割り込む苦しい闘いです。

れいわ新選組は比例代表で2議席を獲得し、社民党は比例代表で1議席を確保する勢いです。

NHK党は議席を獲得する可能性があります。また、政治団体の参政党は議席を獲得する情勢です。

こうした情勢から、憲法改正に前向きな自民、公明、維新、国民などのいわゆる「改憲勢力」は、憲法改正の発議に必要な参議院の3分の2の議席を超える勢いとなっています。

しかし、一定数の回答者が選挙区や比例代表で投票する候補者や政党をあげておらず、今後、情勢が変化する可能性もあります。

1220岡山1区民:2022/07/03(日) 23:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a082ac9697c08703eacc31cb60a0b97d2aa460
与党が改選過半数の勢い・立民は伸び悩み・維新は大幅増の公算…読売情勢調査
7/3(日) 23:00配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社は1〜3日の3日間、全国世論調査を実施し、第26回参院選(10日投開票)の中盤情勢を探った。自民、公明の与党は改選定数(124)の過半数(63)を上回る勢いだ。立憲民主党は伸び悩み、改選23議席の確保は微妙な情勢となっている。日本維新の会は改選6議席から大幅に増やしそうだ。

 選挙戦を左右する全国32の「1人区」(改選定数1)で、自民党は優位に戦いを進めている。保守地盤の強い栃木、群馬、富山、石川、山口など19選挙区で野党系候補をリード。複数区では、改選定数2の茨城、静岡、広島での議席獲得が有力となり、東京選挙区(改選定数6)では2議席獲得を視野に入れた。

 公明党は、候補者を立てた7選挙区のうち、東京選挙区で議席を獲得する可能性が高い。残り6選挙区を含めて「全勝」を狙う。比例選は前回2019年参院選と同じ7議席獲得をうかがう。

 立民は、複数区の千葉、東京で優位に立っているものの、埼玉や大阪、兵庫などは予断を許さない展開だ。比例選では、19年に獲得した8議席を下回る可能性がある。

 昨年10月の衆院選で躍進した維新は、支持基盤の厚い大阪で2議席を獲得する勢い。比例選で立民の議席数を上回る可能性があり、選挙区選と合わせ、改選議席を倍増させる公算が大きくなっている。共産党は東京、神奈川など都市部で接戦を繰り広げている。比例選は19年と同じ4議席に手が届きそうだ。

 国民民主党は山形、大分で議席獲得を狙う。比例選は伸び悩んでおり、改選7議席の維持は難しい情勢だ。れいわ新選組は比例選での議席獲得を射程にとらえた。諸派では、参政党が比例選で議席を取る可能性がある。

 与党と憲法改正に前向きな維新、国民などの勢力が、国会発議に必要な総定数の3分の2(166)を維持できるかどうかも注目される。維持するには82議席が必要だ。

 今回の参院選は、改選定数124(選挙区選74、比例選50)と、神奈川選挙区の非改選の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた125議席が争われる。選挙区選に367人、比例選に178人の計545人が立候補した。

 調査は電話で実施し、6万809人から回答を得た。情勢には総支局の取材結果などを加味した。一定数の回答者が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素がある。

1221岡山1区民:2022/07/03(日) 23:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbeefa5be5b77796f131ccbafc3b50e39ea868ea
比例選、自民が全世代から支持・維新は伸長狙う…読売情勢調査
7/3(日) 23:00配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社の参院選中盤情勢調査では、自民党は比例選(改選定数50)で2019年参院選に続いて第1党を確保する勢いだ。日本維新の会は大幅な議席増をうかがい、立憲民主党を抜いて比例選の野党第1党が視野に入る。

 自民は16年と19年の比例選で獲得した19議席には届かない可能性があるが、全世代で他党より支持を得ている。職業別でも全職業で他党を上回り、特に農林水産業では半数を固めた。

 ただ、内閣を支持すると答えた人の5割強しか固められていない。自民支持層でも8割弱の支持にとどまり、他の主要政党がそれぞれの支持者を8割から9割強固めているのと比べると低い。無党派層からの支持も1割超と広がりに欠ける。

 公明党は16、19年に獲得した7議席と同程度になりそうだ。支持層の9割強を固め、自民支持層の一部も取り込んでいる。

 立民は19年の8議席に達するか微妙な情勢だ。内閣を支持しない層からの支持が2割程度で、政権批判票を集め切れていない。無党派層からの支持は1割強で維新と分け合っている。重視する政策で「年金など社会保障」を挙げた層の2割弱から支持を得た。

 維新は19年に獲得した5議席から躍進し、2倍近くもうかがう。地盤の近畿では3割程度と自民を超える支持を集めている。内閣支持層と不支持層のそれぞれ1割超から支持を得ている。重視する政策で「外交や安全保障」「原発などエネルギー政策」を挙げた層の2割弱を取り込んだ。

 共産党は19年の4議席と同程度になりそうだ。国民民主党は19年の3議席を維持できるかどうか微妙だ。れいわ新選組と諸派の参政党は複数議席を獲得する可能性がある。社民党は改選1議席を死守できるかどうかの戦い。NHK党は議席獲得を視野に入れる

1222チバQ:2022/07/04(月) 07:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f84999ea907266fb556c744ce2cd2b4aed22e03d
自民、議席奪還に執念 「県民党」で立民挑む 参院選ルポ(6完)福島
7/4(月) 6:00配信


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河北新報
暑い日が続く中、熱中症対策をして候補者を応援する有権者=1日、二本松市

 10日投開票の参院選は中盤戦に入り、攻防が激しさを増している。全国に32ある改選1人区で与党優位の情勢が伝えられる中、与野党が拮抗する東北。事実上一騎打ちとなる選挙区が19年参院選から半減し、支持も入り乱れる6選挙区の熱闘を追う。

■路上で泣き出す

 西日が日焼けした肌を伝う涙を照りつけた。

 「聞いてくれてありがとう。君たちが明るく元気よく暮らせる福島にしたいんだ」。参院選福島選挙区(改選数1)に立つ自民党新人の星北斗が突然、路上で泣き出した。

 6月28日午後、東京電力福島第1原発事故で一時全域が避難指示区域となった福島県浪江町。両親に抱かれた子ども2人が、演説する星に小さな手を振った。

 郡山市の病院理事長の星は、直近まで原発事故後の県民健康調査検討会の座長を務めた。賛否のある子どもの甲状腺検査に関わり、星はその矢面に立った。

 自民県連会長の根本匠(衆院福島2区)は各所で熱っぽく語る。「多くの批判に耐えながら県民の命と健康を守ってきた人だ。野党の候補とは覚悟が違う」

 2016年参院選で野党統一候補に敗れて失った自民の議席奪還に執念を燃やす星陣営。公示前に140を超える企業や団体の推薦を取り付け、「身内」の囲い込みは盤石。公示後は屋内集会を減らして街頭演説を増やし、課題の浮動票の獲得に照準を定める。

 党本部から大物弁士が連日福島入りして加勢する。「無党派層は基本的に人物本位だ。星の人柄と実績がしっかり伝われば『圧勝』できる」。陣営幹部は最終盤の策を練る。

■草の根が真骨頂

 立憲民主党などが推す無所属新人の小野寺彰子は7月1日、熱いアスファルト上で語気を強めた。「岸田政権は『節電ポイント』を打ち出した。政府は汗をかかず国民に汗をかけと」。

 二本松市のスーパー駐車場の一角。立民の政調会長小川淳也と、周辺が地盤の立民衆院議員馬場雄基(比例東北)がもり立てた。小川は「ここ、福島から小野寺が日本の流れを変える」と気勢を上げた。

 生活者目線を掲げ、自民との差別化を狙う小野寺。ラジオアナウンサー時代に培った聞く力と話す力を武器に、昨今の政権の物価高騰対策に矛先を向ける。

 喜多方市出身の小野寺の地元の親友が物心両面で選挙戦を支える。交流サイト(SNS)で日々の様子の発信を続け、「彰子ちゃんに一票を」と声を張る場面もあった。草の根の支持が小野寺の真骨頂だ。

 野党共闘が低調な今回、小野寺陣営は「県民党」の旗で幅広い層へのアプローチを狙う。序盤は星の先行が報じられた。昨年10月の衆院選で新人ながら自民の根本に肉薄した馬場は、無党派層の多い郡山市が終盤戦の鍵を握るとみる。

 馬場は手応えを語る。「最近の小野寺の演説には『アナウンサー』からの脱皮を感じる。郡山から風を起こせる」。自民の組織力に声一つで大勝負を挑む。

 NHK党新人の皆川真紀子、政治団体「参政党」の新人窪山紗和子、無所属新人の佐藤早苗も立候補している。(敬称略)

 【福島】(1―5)

皆川真紀子  52 元米沢市議   N新 

小野寺彰子  43 フリーアナ   無新=立・国・社推 

窪山紗和子  47 参政党員    諸新 

佐藤早苗  62 元養護教諭   無新 

星北斗  58 病院理事長   自新=公推 

河北新報

1223チバQ:2022/07/04(月) 07:38:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d36b8b6be1709a50c077be55daa2a1116e551de4
参院選で自公「埋められない1分」の溝 茂木氏去った直後に山口氏登場
7/3(日) 21:53配信
産経新聞
自民党の茂木敏充幹事長は小雨がちらつく中、参院選神奈川選挙区で公明党候補の街頭演説に駆け付けた =3日午後、横浜市緑区(千田恒弥撮影・写真の一部を処理しています)

参院選(10日投開票)のラストサンデーとなった3日、自民、公明両党の溝が改めて浮き彫りとなった。自民党の茂木敏充幹事長は同日、参院選神奈川選挙区(改選数4、非改選欠員1)の公明党公認候補の応援のため横浜市緑区のJR長津田駅北口に駆け付け、約12分間演説した。ただ、同じ現場に入った公明の山口那津男代表は茂木氏が去った約1分後に到着。両氏が並ぶことはなく、逆に両党の距離感が目立つ結果となった。


■茂木氏「公明党の皆さん、すごい」

「日本を守り、未来を作ることができるのは自民党、公明党、今の与党しかない」

茂木氏がこう訴えると、公明支持者から大きな拍手とともに「そうだ!」との声が沸き起こった。

茂木氏は演説で、先の通常国会で物価高対策などの予備費を盛り込んだ令和4年度補正予算について、自公が結束して予算成立に向けて取り組んできた実績を訴え、立憲民主党や日本維新の会、共産党などは反対したと強調した。その上で、選挙戦で政府与党の物価高対策を批判する野党を「何を言っているんだ!」と一喝した。

ただ、補正予算をめぐっては、参院選のアピール材料にしたい公明が自民に強く迫ったのに対し、自民は野党の追及を懸念して慎重だったいきさつがある。こうした経緯を踏まえてか、茂木氏は「公明党の皆さん、すごい。言ったことは絶対にやる。やっぱり言っていることが正しいなと思う」と持ち上げた。「効果的でスピーディな対策を打っている自民、公明がいいのか。それとも不安だけをあおって、何も具体的な対策は出さない、批判だけする野党がいいのかが問われている」とも述べ、与党への支持を強く訴えた。

■山口氏「私はもう帰ってもいいんですけど」

茂木氏の熱弁は約12分間にわたり、演説終了後も限られた時間の中、公明支持者とグータッチを重ね、次の応援演説会場に向かった。

公明との蜜月をアピールする茂木氏の姿勢を受け、現場では山口、茂木両氏の〝共演〟への期待が高まったが、山口氏が姿を見せたのは茂木氏が笑顔で現場を去った約1分後だった。山口氏は「今日は茂木幹事長の話が聞けた。私はもう帰ってもいいんですけど」と前振りし、約7分超にわたり公明の実績を訴えた。

自公幹部のスケジュールは「分刻み」とも「秒刻み」とも言われるが、結果として山口、茂木両氏はたった1分という時間差を調整し、共演することはしなかった。

両党は参院選のラストサンデーで「結束」をアピールしようとしたが、かえって両氏の溝を浮き彫りにする皮肉な街頭演説となってしまった。

1224チバQ:2022/07/04(月) 09:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/59d18c9d23f0a8d7115998178542212ff3a4d246
維新、東北で第三極アピール 仙台に幹部続々投入 統一選視野に党勢拡大図る
7/4(月) 6:00配信


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河北新報
街頭演説で支持を訴える松井代表=6月19日、仙台市青葉区一番町3丁目

 参院選(10日投開票)で、日本維新の会が東北で「第三極」の存在感を示そうと懸命だ。6県の選挙区で有権者数が最多(約193万人)の宮城選挙区(改選数1)に公認候補を立て、比例代表票の上積みを狙う。昨年の衆院選で東北初の議席を獲得した体験を踏まえ、大票田の仙台市に幹部を続々投入し、空中戦を展開する。知名度や組織力の弱さを抱える中、得票を伸ばすのかどうか、関係者の注目を集めている。

 JR仙台駅西口で1日、藤田文武幹事長がマイクを握った。「岸田政権は検討ばかりで決断できない。維新に力を与えてほしい」。維新が見直しを唱えてきた国会議員への月100万円の旧・文書通信交通滞在費に触れ、「身を切る改革」の必要性を訴えた。

 松井一郎代表(大阪市長)、吉村洋文副代表(大阪府知事)の二枚看板がけん引する維新。昨年の衆院選は議席数を11から41に伸ばした。比例代表東北ブロックでも25万8690票(6・28%)を得て、宮城4区に立候補した早坂敦氏が復活当選した。

 今回の参院選では選挙区と比例代表で計46人を擁立。野党第1党の立憲民主党を上回る比例代表票の獲得を狙うが、東北では今年1月、宮城県組織「宮城維新の会」が設立されたばかり。県内の地方議員は不在で、党員は4月時点で約500人にとどまる。

 参院選公示翌日の6月23日に来仙した馬場伸幸共同代表は街頭演説終了後、「『維新スピリッツ』に触れる機会は関西と比べ少ない。東北の方に『維新』の文字を見てもらい、(来年の)統一地方選や次の衆院選へと確実に歩んでいきたい」と力を込めた。

 統一地方選で地方議員を600人以上に増やす方針を掲げ、「東北でも仲間を増やしたい」(松井氏)と思い描く維新。「全国政党化」を目指す動向を関係者も注視する。

 「口を開けば立民の悪口ばかり言っている野党では駄目。国民の声を代弁できるのは私たちだけ」。立民の蓮舫元代表代行は同24日に宮城県大河原町であった個人演説会で維新を批判し、野党第1党の自負心をのぞかせた。

 県内の自民党地方議員の一人は「衆院選、参院選、統一地方選と一巡して初めて有権者に根付いたかどうかが分かる」と指摘。「昨年の衆院選で躍進し、今回の参院選でも勢力を伸ばせば当然、来年の仙台市議選や県議選も、となる」と警戒感を示した。

河北新報

1225チバQ:2022/07/04(月) 10:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee76449b6037b8809952776bbe5c3d81cad3221
定着したタレント候補の闘い 参院選、各党が集票力に期待
7/4(月) 1:20配信

産経新聞
集票力を期待され、著名人の立候補が定着した参院選。今回は芸能人やスポーツ選手に加え、若年層に影響力のあるユーチューバーも登場した。人気や知名度で特別視された一昔前とは異なり、政策や演説内容でも存在感を求められるようになった昨今の選挙戦。投開票(10日)前最後の日曜日となった3日、著名候補者らはにぎわいの戻った繁華街などで声をからした。


■「2枚目に私の名前書いて」

東京・御徒町では、歌手・俳優として長いキャリアのある新人候補者がマイクを握った。比例からの出馬で、「皆さん(顔立ちのいい)二枚目というと私のことと思う。そうではなく(投票用紙の)2枚目の比例区には、私の名前を書いてください」と巧みな言い回しで呼びかけ。厳しい暑さの中、周囲には人だかりができ、通りすがりの人もスマートフォンのカメラを向けるなど盛況だった。

参院選の比例代表では、各党が名簿の順位を決めない「非拘束名簿式」を採用している。有権者は政党・団体名か候補者名を書いて投票し、これらを合算した総得票で当選者数が決定。党ごとに個人票の多い候補者順に当選となる。

比例1議席の目安は100万票とされ、各党が著名候補者に期待するのも集票力だ。非拘束名簿式が初めて導入された平成13年の参院選では、テレビ出演を重ねていた国際政治学者の舛添要一氏が自民党から出馬し、158万票余りの個人票を得て当選、比例20議席の獲得にも貢献した。

■著名候補者を立てる利点

今回比例に多くの著名候補者を擁立したのは日本維新の会。元都知事、元アナウンサー、元五輪陸上選手、元プロ野球選手など経歴はバラエティーに富む。

自民党からは元歌手の現職のほか、少年誌でヒット作を飛ばした漫画家が新人で出馬。れいわ新選組はお笑いタレント、NHK党はユーチューバーがいずれも新人で名を連ねた。

都道府県が基本単位の選挙区でも、衆院選より1区当たりの有権者数が多いため、著名候補者を立てる利点はある。選挙プランナーの松田馨氏は「選挙区が広く、多くの有権者に訴えを届けなければならない。もともとの知名度の高さが優位に働く」と指摘。一方で、昨今の顔ぶれは全体的に「小粒」の印象で、背景には「過去の言動を詳しく探られるリスクがあるという認識が著名人の間にも広がったため」とみる。

■熱意、説得力を厳しく見極め

「かつての熱は冷め、有権者の物差しは有名か否かではなくなった」

こう指摘するのは、政治広報システム研究所の久保田正志代表。一般候補者と同様、政策実現への熱意や説得力などが厳しく見極められる時代になったという。ただ、若年層を中心とする無党派層、浮動票の取り込みにはいまだ一定の訴求力があるといい、「今回、思わぬ成果を上げる党もあるのではないか」と含みを持たせた。(中村翔樹、吉沢智美)

1226チバQ:2022/07/04(月) 14:50:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f57adc7dda21312fd80ae9232fbb1e5d00c53ef
松野長官、山際担当相を注意 「野党の話は聞かない」発言で【22参院選】
7/4(月) 11:51配信
時事通信

 松野博一官房長官は4日、参院選の街頭演説で「野党の人から来る話は聞かない」と発言した山際大志郎経済再生担当相に対し、国民の誤解を招かないようにするため発言には慎重を期するよう注意した。


 木原誠二官房副長官が同日の記者会見で明らかにした。

 木原氏は「政府は国民の声を丁寧に聞き、国民の生活をしっかり守っていくことを基本としている。与野党問わず耳を傾け、野党を無視するようなことはない」と強調。「山際氏は今後、慎重にも慎重を期して発言する」と語った。

 山際氏は3日の青森県八戸市の演説で「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」と発言。野党は反発している。

1227岡山1区民:2022/07/04(月) 17:06:46
日経といいNNNといい、奈良がひょっとしたらひょっとするのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f57abeb4cf7df501506e1f5061c89eaf3015137
参院選 近畿の情勢調査 与野党が激しく競る 維新は堅調な戦い
7/4(月) 12:26配信


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読売テレビ

読売テレビ

 10日に投開票される参議院選挙を前に、読売テレビが読売新聞と情勢調査を行いました。近畿では、自民が改選前の議席維持へ野党と激しく競り、維新は堅調な戦いとなっています。

 調査は、1日から3日までの3日間、電話により行い、近畿2府4県の有権者9650人から回答を得ました。

 その結果、近畿全体を政党別にみると、自民は、大阪や兵庫などで改選前の議席を確保する勢いですが、京都、奈良で野党候補と激しく競っています。

 公明は、議席の維持を狙う大阪と兵庫で他の候補と激しく競っています。

 これに対し立憲は、京都の1議席を死守できるかどうか、自民・維新と接戦を繰り広げています。

 維新は、改選前の3議席を維持した上で、これまで議席を得たことがない京都で支持を伸ばしています。

 そのほかの政党も、議席獲得を目指し、厳しい戦いとなっています。

 ただ、一定数の回答者が、選挙区で投票する候補者を「答えない」としていて、今後、情勢が変化する可能性があります。

 一方、大阪で3日までに期日前投票を済ませた人は、前回と比べ、1.29倍となっています。

1228岡山1区民:2022/07/04(月) 17:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/26d71846a1eb5bf22424bf59b54e0704796a34aa
参議院選挙の世論調査 福岡・佐賀の情勢
7/4(月) 10:29配信


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FBS福岡放送

FBS福岡放送

7月10日に投開票が行われる参議院選挙を前に日本テレビと読売新聞社は世論調査を行い、情勢を探りました。

NNNと読売新聞が共同で行った世論調査によりますと、自民・公明の与党で、改選議席の過半数、63議席を超える勢いであることが分かりました。

改選3議席の福岡選挙区には、過去最多の16人が立候補しています。

自民党・現職の大家敏志氏は地域や年代を問わず、幅広く支持を集め先行しています。

追いかけるのは立憲民主党の現職の古賀之士氏で、立憲支持層の8割以上を固めています。

最後の1枠を公明党の現職・秋野公造氏と、日本維新の会の新人・龍野真由美氏が激しく競り合っています。

国民民主党の新人・大田京子氏と共産党の新人・真島省三氏、れいわ新選組の新人・奥田芙美代氏は、それぞれの政党支持層を一定程度固めていますが、広がりに欠けています。

社民党、NHK党、無所属と諸派の新人は苦しい戦いです。

佐賀選挙区は、改選1議席に5人が立候補しています。

自民党・現職の福岡資麿氏が優位に立ち、立憲民主党の新人・小野司氏が懸命に追う展開で、共産党やNHK党、諸派の新人は苦戦しています。

しかし、一定数の回答者が投票する候補者をあげておらず、今後、情勢が変化する可能性もあります。

1229岡山1区民:2022/07/04(月) 17:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/773a562928bb87d9da019e5387d2135b4012c555
【京都選挙区】中盤の情勢は?ネット調査 改選数2に対し9人が立候補 【参院選】
7/4(月) 12:25配信


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MBSニュース

MBSニュース

 7月10日投開票の参議院選挙。注目の京都選挙区の中盤の情勢は、立憲民主党の現職、日本維新の会の新人、自民党の新人が三つ巴の激しい選挙戦を繰り広げています。

 京都選挙区では改選数2に対し9人が立候補しています。

 【京都選挙区(届け出順)】
 共産 新 武山彩子候補(51)
 立民 現 福山哲郎候補(60)
 諸派 新 平井基之候補(43)
 諸派 新 橋本久美候補(53)
 N党 新 星野達也候補(33)
 諸派 新 安達悠司候補(40)
 N党 新 近江政彦候補(52)
 維新 新 楠井祐子候補(54)
 自民 新 吉井章 候補(55)

 JNNは7月2日・3日に毎日新聞と、携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。

 その結果、京都選挙区では、立憲民主党の現職・福山哲郎候補、日本維新の会の新人で国民民主党の推薦を受ける楠井祐子候補、自民党の新人で公明党の推薦を受ける吉井章候補の3人が激しく競り合う三つ巴の展開となっています。共産党の新人・武山彩子候補は厳しい戦いです。

 ただ、4割弱の人が「投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が変わる可能性があります。

1230岡山1区民:2022/07/04(月) 17:11:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/894438e7b83d8dcd8bb26bfccb0fff3f51db14a3
伊波氏やや先行 古謝氏猛追 参議院選挙
7/4(月) 12:04配信


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沖縄テレビOTV

沖縄テレビ

今月10日の参議院選挙で沖縄テレビなどが実施した情勢調査の結果、現職の伊波洋一さんがやや先行し、新人の古謝玄太さんが猛烈に追い上げる展開となっています。

沖縄テレビとJX通信社は2日と3日、県内で電話による調査を実施し、およそ1000人から回答を得ました。

今回の参議院選挙で最も重視する点は「経済や沖縄振興」と回答した人が39.7%と最も多く、次いで基地問題が31.1%となりました。

普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「埋め立てを行うべきではない」が53.9%と過半数を上回り、「早期に埋め立てるべき」「埋め立てもやむを得ない」が37.3%でした。

情勢調査に沖縄テレビの取材を加味した結果、選挙戦では現職の伊波さんが国政野党などの支持層をほぼ固めた上でやや先行し、新人の古謝さんが自民や公明の支持を集めて激しく追い上げる展開です。

沖縄テレビ

1231岡山1区民:2022/07/04(月) 17:48:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d86b87011f04dcadf7b31b47e5ef69f16e5d14c
立民・森氏と自民・小林氏が激しく競り合う【参院選新潟 中盤情勢】
7/4(月) 16:39配信


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BSN新潟放送
新潟放送

参院選新潟選挙区について中盤の情勢です。JNNと毎日新聞が行った調査に取材を加味して分析したところ、新潟選挙区では立憲民主党の現職・森裕子さん(66歳)と自民党の新人・小林一大さん(49歳)が激しく競り合っています。

【写真を見る】立民・森氏と自民・小林氏が激しく競り合う【参院選新潟 中盤情勢】

新潟放送が加盟するJNNは毎日新聞と合同で7月2日と3日の2日間、携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。

新潟選挙区では立憲民主党の現職・森裕子さんと自民党の新人・小林一大さんが激しく競り合っています。諸派の新人・遠藤弘樹さん(42歳)、NHK党の新人・越智寛之さん(48歳)は、ともに厳しい戦いとなっています。

森さんは、立憲民主党支持層のおよそ9割を固め、共産党支持層を7割近くを固めています。小林さんは自民党支持層の5割台を固め、公明党支持層のおよそ7割を固めました。

年代別では、森さんが10代と60代でやや先行していて、小林さんが80代以上でリードし、20代でやや先行しています。

衆院選の選挙区でみると、1区と5区は森さんがやや優勢で、6区で小林さんがやや先行、それ以外ではほぼ互角の戦いとなっています。

なお、4割近くがまだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

新潟放送

1232チバQ:2022/07/04(月) 20:27:02
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20220704-00304105
自公が改選過半数有力、比例で維新に勢い=JX通信社 参院選中盤情勢調査

米重克洋JX通信社 代表取締役
7/4(月) 19:34
JX通信社は、今月10日投開票の参院選について、今月1〜3日に中盤の情勢を探る独自の調査を実施した。電話情勢調査に予測モデルを適用して分析した結果に加えて、自社アプリNewsDigestを通じた「スマホ出口調査」の補正結果も加味して情勢を探った。

その結果、自民、公明両党は、改選124議席に加えて神奈川選挙区の欠員補充1を加えた計125議席のうち過半数の63を上回る勢いだ。32ある一人区では、少なくとも18選挙区で議席獲得が有力となった。一方、野党第一党の立憲民主党は、候補を擁立した一人区の多くや複数人区の一部で苦戦しており、改選前の議席を下回りそうだ。日本維新の会は比例の得票数で野党第一党となる可能性があるほか、近畿圏以外でも議席を獲得し、改選前の議席数から大きく上積みしそうだ。

当選確率シミュレータ

2週間前に行った公示前の情勢調査と比べると、一人区では野党系候補の追い上げにより、福井や三重などの選挙区で新たに接戦となっている。一方で、野党候補が大きく先行している選挙区はなく、激戦が続いている。

なお、電話調査では各選挙区で概ね2割ほどが投票先を決めておらず、情勢は流動的だ。

スマホ出口調査にご協力ください(詳細は下記)

投票に行くと最大100万円がもらえる!投票率アゲアゲ 選挙でポイ活祭(NewsDigest/JX通信社)

注目選挙区と比例の情勢
【北海道=定数3】
自民現職の長谷川岳氏、立憲現職の徳永エリ氏、自民新人の船橋利実氏、立憲新人の石川知裕氏が当選圏内入りをめぐって激しく争っている。約7割が態度を決めた無党派層では、徳永氏が2割、石川氏が2割弱、長谷川氏が1割強、船橋氏が1割弱を固めた。

【青森】
立憲現職の田名部匡代氏と自民新人の斉藤直飛人氏が小差で激しく争う。田名部氏は無党派層の約6割を固めたほか、自民支持層の約2割を取り込む。

【岩手】
立憲現職の木戸口英司氏と自民新人の広瀬めぐみ氏が横一線で激しく争う。木戸口氏は自民支持層の2割を取り込んでいるが、無党派層で広瀬氏に肉薄されている。

【山形】
国民現職の舟山康江氏がややリードし、自民新人の大内理加氏が追い上げている。態度未決定者の割合が2週間前の前回調査から変わっていない。

【福島】
自民新人の星北斗氏と無所属新人で立憲、国民、社民が推薦する小野寺彰子氏が競り合っている。星氏は大票田の中通りで先行し、自民や公明支持層の約8割を固めたが、無党派層では小野寺氏にリードを許している。

1233チバQ:2022/07/04(月) 20:27:16
【茨城=定数2】
自民新人の加藤明良氏が先行する。無所属新人で立憲と国民が推薦する堂込麻紀子氏が続き、維新新人の佐々木里加氏が当選圏内入りを目指して追っている。

【埼玉=定数4】
自民現職の関口昌一氏が先行し、立憲新人の高木真理氏、無所属現職で国民が推薦する上田清司氏が続く。それを追う形で、公明現職の西田実仁氏と共産新人の梅村早江子氏が4議席目をめぐって争っている。無党派層では上田氏が先行し、高木氏と関口氏が横一線で続く。

【東京=定数6】
自民現職の朝日健太郎氏、立憲現職の蓮舫氏、公明現職の竹谷とし子氏が先行し、共産現職の山添拓氏、自民新人の生稲晃子氏、れいわ元職の山本太郎氏、維新新人の海老沢由紀氏、立憲新人の松尾明弘氏が当選圏内入りをめぐり激しく争っている。ファーストの会新人で国民が推薦する荒木千陽氏、無所属の乙武洋匡氏が追っている。

【神奈川=定数4+補充1】
自民現職の三原じゅん子氏と自民元職の浅尾慶一郎氏が先行し、維新元職の松沢成文氏、公明現職の三浦信祐氏、立憲新人の水野素子氏、共産新人の浅賀由香氏が当選圏内入りをめぐって争っている。立憲新人の寺崎雄介氏、国民新人の深作ヘスス氏は支持が広がっていない。

【新潟】
自民新人の小林一大氏と立憲現職の森ゆうこ氏が横一線で激しく争っている。森氏は無党派層の約半数を取り込み、2週間前の前回調査より小林氏に迫っている。大票田の下越地方では横一線。上越地方では森氏に分がある。

【福井】
無所属新人で立憲が支援する斉木武志氏と自民現職の山崎正昭氏が横一線のデッドヒートを繰り広げている。斉木氏は地盤とする嶺南地方のみならず、福井市を含む嶺北地方でも急速に支持を拡大しつつある。山崎氏は自民、公明支持層の約半数しか固められておらず、公明支持層の約4割は未だ態度を決めかねている。

【長野】
立憲現職の杉尾秀哉氏と自民新人の松山三四六氏が激しく競り合っている。杉尾氏が無党派層の約半数を取り込み支持を広げている。松山氏は自民支持層の8割近く、公明支持層の9割近くを固めている。

【愛知=定数4】
自民現職の藤川政人氏、立憲現職の斎藤嘉隆氏が先行し、公明現職の里見隆治氏が続く。4議席目をめぐって、国民現職の伊藤孝恵氏と維新新人の広沢一郎氏、共産新人の須山初美氏がデッドヒートを繰り広げている。

伊藤氏、広沢氏は2週間前の前回調査から支持を広げている。両者とも無党派層から約1割ずつの支持を集めており、伊藤氏は自民・立憲支持層の一部からも支持を受ける。

【三重】
自民新人の山本佐知子氏と無所属新人で立憲、国民が推薦する芳野正英氏が横一線で激しく争う。2週間前の前回調査と比べると、芳野氏が無党派層の約3割を取り込むなど急速に追い上げている。山本氏は伊賀地方や伊勢志摩地方で先行するが、大票田の北勢地方では芳野氏にリードを許している。

1234チバQ:2022/07/04(月) 20:27:38
【京都=定数2】
自民新人の吉井章氏、立憲現職の福山哲郎氏、維新新人の楠井祐子氏による混戦になっている。無党派層では福山氏がリードし、吉井氏と楠井氏が横一線で追っている。大票田の京都市では福山氏、吉井氏、楠井氏の順。楠井氏は中丹地域や南丹地域で支持が厚い。

【兵庫=定数3】
維新現職の片山大介氏、自民現職の末松信介氏が先行し、公明現職の伊藤孝江氏が続く。片山氏が2週間前の前回調査から支持を伸ばしている。

【大分】
自民新人の古庄玄知氏が一歩リードし、国民現職の足立信也氏が激しく追う展開。有権者の約4割を占める無党派層や大票田の中部では足立氏と古庄氏がまったくの互角となっている。

【沖縄】
無所属現職の伊波洋一氏と自民新人の古謝玄太氏が激しく競り合っている。伊波氏は社民・立憲・共産各党の支持層をほぼ固めたほか、無党派層の4割以上から支持を受ける。古謝氏は自民支持層の8割、公明支持層の5割から支持を受けるほか、無党派層の2割以上からも支持を集めている。

【比例】
自民党は16議席を固め、最大で20議席に近づく可能性がある。立憲は7議席以上の獲得が有力で、さらなる上積みを目指すが10議席には届かない見通しだ。維新は8議席を固めており、比例で立憲と並ぶか上回る可能性が高い。公明は7議席前後を獲得する見通しで、共産は3議席の獲得が有力だ。国民、れいわはそれぞれ2議席の獲得が有力となっている。N党、社民は議席の獲得が微妙な情勢だ。この他、政治団体の参政党は初めての議席獲得が有力で、2議席目を射程に入れている。

2022年参院選 過去の情勢調査

6月17〜21日の調査

野党候補の追い上げも 複数人区は乱戦模様=JX通信社 参院選第3回全国情勢調査

5月27〜30日の調査

東京選挙区は異例の混戦 注目10選挙区の情勢=JX通信社 参院選全国情勢調査

4月23〜25日の調査

参院選全45選挙区情勢分析 一人区の7割以上で自民先行=JX通信社 情勢調査

スマホ出口調査にご協力ください(詳細は下記)

投票に行くと最大100万円がもらえる!投票率アゲアゲ 選挙でポイ活祭(NewsDigest/JX通信社)


米重克洋
JX通信社 代表取締役
1988年(昭和63年)山口県生まれ。2008年、報道ベンチャーのJX通信社を創業。「報道の機械化」をミッションに、テレビ局・新聞社・通信社に対するAIを活用した事件・災害速報の配信、独自世論調査による選挙予測を行うなど、「ビジネスとジャーナリズムの両立」を目指した事業を手がける。

1235チバQ:2022/07/04(月) 20:32:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2874bc0bfa53db2df0660c8606eae0971fe9271a
自民、「激戦」1人区注力 立・維、比例票競り合い 参院選終盤【22参院選】
7/4(月) 7:01配信


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時事通信
街頭演説を聴く人たち=3日午後、東京都中央区

 参院選は10日の投開票まで1週間を切った。

 自民党は勝敗を左右する全国32の「1人区」のうち21で戦いを有利に進める。残る11の中の激戦区に党幹部らを投入して支援に全力を挙げる。立憲民主党も接戦の1人区に資源を集中。比例代表では、日本維新の会と「野党第1党」の座をめぐり、激しく競り合う。

 岸田文雄首相(党総裁)は3日、東京都内の街頭演説で「成長と分配に配慮した経済政策を進める。課題に向き合い、あすを切り開けるのは自民党しかない」と強調。この後、北海道でも支持を呼び掛けた。

 自民党は厚い保守地盤の北関東や北陸、西日本の多くで野党陣営を引き離す。「複数区」も堅調で、千葉、東京、神奈川は2議席獲得が有力だ。ただ、物価高騰に対する政権への批判は懸念材料。緩みを警戒し、引き締めを図る。

 複数の党関係者によると、1人区では新潟と沖縄を重視している。首相周辺は両選挙区を念頭に「当選ラインぎりぎりの場所へ首相を入れたい」と語った。首相は4日夜、茂木敏充幹事長ら党幹部と会談し、「重点区」の決定など最終盤の戦略を練る。

 公明党は七つの複数区で全員当選を目指す。当落線上の兵庫では、同党候補に推薦を出した自民党にも応援を要請。安倍晋三元首相や菅義偉前首相を招いた。岸田首相も7日ごろに現地入りして支持を呼び掛ける予定だ。

 昨年の衆院選と同様に議席を伸ばしそうなのが維新。「全国政党」への足掛かりを得ようと近畿だけでなく、首都圏にも相次いで擁立した。松井一郎代表(大阪市長)らが集中的に支援しており、比例では改選3議席からの倍増もうかがう。

 これに対し立民は、野党共闘が崩れた影響で苦戦が目立つ。京都は5選を目指す福山哲郎前幹事長が抜け出せていない。神奈川は擁立した候補2人が共倒れする可能性があり、支援を一方に集中させることも検討する。

 選対幹部は、新潟や長野など現職のいる五つの1人区を含め「泉健太代表らが毎日どこかに入るようにする」と語った。比例に関しても上積みが課題で、同党は情勢調査を都市部で実施する。党幹部は「最終盤は東京などで比例票対策が必要かもしれない」と語った。

1236チバQ:2022/07/04(月) 20:32:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/940a87b1a7c391dce09ec53bafed9de1b993ccbc
【注目区ルポ】「野党共闘の先進地」、原発巡り不協和音 「相当出遅れた」横一線の激戦に
7/3(日) 10:12配信

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西日本新聞
㊧自民新人の小林一大氏㊨立民現職の森裕子氏

 公示後初の週末の6月25日。青々とした田んぼに囲まれた新潟市内の住宅街の一角に、国会論戦で聞き慣れた声が響いた。「本当に厳しい戦い。権力との壮絶な戦いであります」。4選を狙う立憲民主党現職の森裕子。閣僚を問い詰める弁舌に定評がある森だが、この日の表情には、余裕は見られなかった。各種情勢調査で、新潟選挙区の立民と自民党の事実上の与野党一騎打ちは「横一線の激戦」となっている。

「つまらないプリンス」が会見で見せた「らしくない」顔

 森が3選を果たした2016年参院選で、新潟の野党は橋頭堡(ほ)を築いた。市民団体がつなぎ役となって共産党も含めた非自民勢力が結集する野党共闘の枠組みだ。その成功体験が原動力となり、野党系を一本化した統一候補が17年、21年衆院選の県内多くの小選挙区や19年参院選新潟選挙区で勝利を重ねた。「野党共闘の先進地」とも呼ばれる。

 だが-。盤石の共闘態勢は今、ほころびが生じている。原因は5月の県知事選で取った森の対応にある。

 脱原発が持論の森は、「原発をなくす」と唱えた新人を共産や社民党とともに支援。現職を推した立民の支持母体の連合と対立した。連合は原発容認の民間労組を傘下に持つ。森に対する不満が「労組内に水面下で広がった」と、連合新潟会長の牧野茂夫は明かす。

 新人の惨敗を受け、森サイドは「中道保守票を獲得するために連合重視の姿勢に転換していった」(陣営関係者)。今回の参院選は、過去培ってきた野党各党横並びの選挙運動を、立民と連合の合同選対本部が選挙指揮を執る形に変更。共産などは「手足になれというのか」と怒りを爆発させた。立民が共産に推薦を求めなかったことも野党勢力の不協和音を拡大させた。

 「立憲共産党」とやゆされた昨秋の衆院選以降、立民は共産と距離を取ってきた。それでも、「これまでの信頼関係を壊すようなことまでやるとは思わなかった」と野党関係者は憤る。内紛は、選対本部長で立民衆院議員の菊田真紀子が、共産などの県組織幹部らに泣きながら頭を下げたことで表面上は、収まった。

 「すべてのことを乗り越えて再結集していただき、ありがとうございます」。森の演説にも共産などへの配慮はあからさまだ。16年は2279票差の辛勝だっただけに、今回、勝利するには野党勢力の結集が大前提となる。長年の支援者の60代男性は「相当出遅れたが、巻き返せると信じている」と力を込める。

   ■    ■

 元新潟県議の自民新人・小林一大は6月26日、新潟市内の商業施設前で「子育て世代の代表として国に行って物申していきたい」と声を張り上げた。66歳の森に対し、小林は49歳。市内2キロをランニングして支持を呼びかけるなど、若さを前面にアピールしている。

 自民は改選議席が2から1に減った16年、19年参院選で、森を含む野党統一候補に連敗しており「議席奪還」(小林)が至上命令だ。政権追及の急先鋒(せんぽう)の森を破れば象徴的な勝利となるだけに、自民本部も全国32ある1人区で新潟を「最重点」と位置づけ、総力戦を展開している。元首相の安倍晋三、菅義偉、政調会長の高市早苗ら党実力者が続々と新潟入りし、小林の知名度不足の返上を図る。

 6月24日、日本海に面する出雲崎町の駅前に立った組織運動本部長の小渕優子はこう強調した。「相手は泣く子も黙る強敵だが、背中はすぐそこに見えている。必ずつかんで追い越していく」

 新潟選挙区には、NHK党新人・越智寛之や、諸派の参政党新人・遠藤弘樹も立候補している。 =敬称略

 (久知邦)

■新潟選挙区立候補者
遠藤弘樹42会社副社長    諸 新

越智寛之48IT関連会社社長  N 新

森裕子66党参院幹事長   立 現(社推)

小林一大49[元]県議    自 新(公推)

1237チバQ:2022/07/04(月) 20:34:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c12f3af26fdeff905591ffffb3e654146ce59aa8
【ふくしま2022参院選 比例情勢】[野党] 労組票固め切れるか 政党間のきしみ影響
7/4(月) 9:37配信
福島民報
(写真:福島民報)

■福島県関係の比例代表立候補者 (敬称略)

岩城光英 72 自 民 元(いわき市在住)

山口和之 66 維 新 元(郡山市在住)

岩渕友 45 共 産 現(福島市在住)

丸本由美子 59 共 産 新(須賀川市在住)

 10日投開票の参院選比例代表で、立憲民主党県連は県内25万票、国民民主党県連は県内5万票の得票目標を掲げる。立民県連は4人の地元国会議員をはじめ、県議、市町村議の後援会組織を基盤に支持拡大を図る。国民県連は昨年4月に県連組織を設立したばかりで全県的な体制が構築できていないため、県連役員に党幹部の国会議員を就けて知名度向上に努める。両県連は共通の支持母体である連合福島に対して、立民と国民がそれぞれ公認している産業別労働組合(産別)候補の支持徹底を呼びかけ、足元を固める。

 立民県連と国民県連、連合福島などで構成する五者協議会は、福島県選挙区(改選一議席)で野党統一候補の無所属の新人小野寺彰子(43)を支援している。ただ、立民も国民も公認ではなく、推薦にとどめた。両党と産別は原子力や安全保障政策などで必ずしも一致していない。比例票の獲得に向けても労組関係者に対しては政党色の打ち出しを控えている。立民県連の幹部は「(連合福島は)官公や民間の労組が同居するため、壊れやすいガラス細工のような関係で、政党名は打ち出しにくい。組織間の不協和音で労組票が散らばれば与党を利することになる」と神経をとがらせる。

   ◇  ◇

 「福島から野党の力を伸ばし政治に緊張感を取り戻す。10日までどれだけ票を積み上げられるかが勝負だ」。連合本部の清水秀行事務局長は2日、福島市で声を張り上げた。炎天下、組合員ら約200人に団結を訴えた。

 「反自民・非共産」を掲げる連合福島は産別が推す組織内候補8人全員の勝利に向け、労組票を固めている。ただ、組織内候補は立民公認4人、国民公認4人と割れており、一体的な支援が難しい。政策の違いから、自治労など官公労組は立民、電力総連など民間労組は国民を支持。自民党に接近する労組もあり、組合員は戸惑いや不満を抱えながらの選挙戦となり、労組間の連携不足を指摘する声もある。

 連合福島傘下の約500労組の組合員は計約7万人に上る。組織内候補を擁立した各産別は物価高騰に加え、度重なる自然災害で逼迫(ひっぱく)する労働環境の改善を訴える。

 ただ、連合本部が中央政界で強く促してきた参院選前の立民、国民両党の合流は果たせず、地方での国政選挙の戦い方を難しくしている。国民は2022(令和4)年度当初予算に賛成するなど与党寄りで、自民が連合に接近した波紋も消えない。連合福島幹部は中央と地方の温度差を念頭に「(立民と国民の)一体感を欠いている」と不満を口にする。

 コロナ禍で労組の活動が制限され、組織力の活性化も急務だ。政党名ではなく組織内候補の名前を書いて投票するよう呼びかけを徹底。2016(平成28)年の参院選比例代表で旧民進党が獲得した約25万票のうち候補者名での得票は23・7%だったが、前回2019年の候補者名での得票割合は旧国民が31・2%、旧立民が14・1%と差がつき、野党分裂の影響が浮き彫りとなった苦い経験があるためだ。

 産別幹部の一人は参院選後の野党再編の可能性を見据え、「今回の当落が産別の政策実現の可否を決める」と危機感を募らせる。

   ◇  ◇

 立民を超える議席獲得を目標に掲げる日本維新の会は、首都圏や関西圏以外での地方票の掘り起こしに注力している。元職山口和之(66)=郡山市在住=が出身の南東北グループを軸に支持を広げる戦略だ。県内6万票の獲得を目指している。

 共産党県委員会は現職岩渕友(45)=福島市在住=の議席維持に向け、新人丸本由美子(59)=須賀川市在住=と二人三脚の選挙戦を展開。東北、北海道、北関東を回る岩渕が県内を空ける時は丸本がカバーし、県内10万票の得票を狙う。(敬称略)

1238岡山1区民:2022/07/04(月) 22:46:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/adecf4567490850681ce552c672354600f4574c0
参院選 宮崎選挙区の情勢は? 世論調査の結果を発表 宮崎県
7/4(月) 20:54配信


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宮崎ニュースUMK

テレビ宮崎

参議院選挙について、UMKが行った世論調査の結果を元に、宮崎選挙区の情勢をお伝えします。UMKでは県内の有権者1654人に、2日と3日の2日間、電話調査を行いました。

最も重視する政策では、物価上昇などへの経済対策と答えた人が約32%、医療・年金・介護が約28%、外交・安全保障が約18%となっています。宮崎選挙区では、自民党・現職の松下候補と立憲民主党の黒田候補の2人が接戦を繰り広げています。松下候補は自民党と公明党の支持層のそれぞれ7割程を固め、無党派層からも一定の支持を集めています。黒田候補は立憲民主党支持層の8割程、社民党支持層の6割程の他、無党派層などから幅広く支持を集めています。黒木候補は国民民主党支持層の半数をまとめた他、日本維新の会の支持層にも浸透しています。白江候補は共産党支持層の半数をまとめ、れいわ新選組の支持層にも浸透しています。参政党の今村候補とNHK党の森候補は、支持の広がりが見られません。まだ態度を決めかねている人も全体の15%程いて、情勢は流動的です。

テレビ宮崎

1239岡山1区民:2022/07/04(月) 22:47:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f41290d97bfdcf05d52da91589766ecd45ef53df
激突!参院選2022いわて 世論調査 最新の情勢は<岩手県>
7/4(月) 20:12配信


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岩手めんこいテレビ

岩手めんこいテレビ

参院選では各候補者が激しく火花を散らしているが、投票日までは残すところあと6日。最新の選挙情勢について、めんこいテレビが実施した電話による調査結果を元にお伝えする。

参院選岩手選挙区には現職と新人の5人が立候補している。
調査は7月2日と7月3日の2日間、県内の有権者を対象に無作為に電話をかける方法で実施し、1912人の方から回答をいただいた。

はじめに「投票に行きますか?」という質問に対し「期日前に行った」という人は約2割。
「今後行く予定」「投票日に行く」と答えた人は約8割で、関心の高さがうかがえる。

普段支持する政党については…
自民党とした人が40.6%と最多で、次いで立憲民主党が26.3パーセント、共産党が6.8%だった。
また、「支持政党がない」とした人は、9.8%だった。

重視する政策については…
最も多かったのは「物価高」で34.7%、生活に直結する問題だけに関心が高いようだ。
続いて「医療介護と年金」が22.1%、「安全保障と憲法改正」が19.1%となっている。

5人が立候補している岩手選挙区の情勢は…
立憲民主党の現職・木戸口英司候補と自民党の新人・広瀬めぐみ候補が激しく競り合い、事実上の与野党一騎打ちとなっている。

立憲民主党の木戸口候補は立憲民主党支持層の9割、共産党支持層の7割を固めている。
自民党の広瀬候補は自民党支持層の8割、公明党支持層の7割に支持を広げている。
参政党の新人・白鳥顕志候補は伸び悩んでいる。
NHK党の新人・松田隆嗣候補と、無所属の新人・大越裕子候補は独自の選挙戦をしている。

調査では「特定の候補に投票する」と答えた人は87.7%で、1割あまりの人はまだ投票先を決めかねている。

参院選の投票日は今度の日曜日10日で、残すところあと6日。
選挙戦もいよいよ終盤へ。
暑さの中、各候補の訴えも熱を帯びる。

1240岡山1区民:2022/07/04(月) 22:49:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/7423a3613bf2a6167cbb204ece3a3ec275e16d73
参院選情勢調査 静岡は若林・平山がリード
7/4(月) 21:36配信


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Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

この週末にNNNと読売新聞が行った情勢調査の結果、参院選静岡選挙区は、2つの議席をめぐり若林さんと平山さんがリードする展開になっていることが分かった。

調査はNNNと読売新聞が共同で行い、7月1日から3日間で県内約1600人から回答を得た。

自民党の若林洋平氏は自民党支持層の7割を固め、各年代から手堅く支持を集めていて優位な戦いを進めている。

次にリードしている無所属の平山佐知子氏は、無党派層から3割の支持を集め、維新支持層と立憲支持層の4割を取り込んでいる。

追いかける無所属の山崎真之輔氏は推薦を受ける、国民支持層の6割以上を固め、立憲支持層の3割を取り込んでいるが、無党派層の支持は伸び悩んでいます。

共産党、NHK党、諸派、無所属の新人は厳しい戦いとなっている。

一方、3割の人が投票先について回答しておらず 情勢は大きく変わる可能性がある。

1241チバQ:2022/07/05(火) 09:59:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/6498c67542b83d2b1c905ea92011b7e72435c4b6
河村建一氏が比例で苦闘 山口県連冷遇 二階派頼り
7/5(火) 7:26配信


昨年10月の衆院選山口3区の公認争いに敗れ、引退に追い込まれた自民党の河村建夫元官房長官の長男、建一氏(46)が、参院選(10日投開票)の比例代表で苦闘を強いられている。衆院選での公認をめぐる対立が尾を引き、自民山口県連は、建一氏の所属を認めず冷遇する。地元の支援が得られない建一氏は、建夫氏が所属した二階派議員を頼りに、父親と二人三脚で全国を奔走し、票の積み上げを図っている。

「父が返し切れなかった恩を私に返させてほしい」

選挙戦も後半に差し掛かった先月30日。建一氏は建夫氏の地盤だった同県宇部市で総決起大会を開き、声を詰まらせながら訴えた。

大会には、二階派事務総長の武田良太元総務相が応援のメッセージを寄せたほか、同派の小林鷹之経済安全保障担当相が駆け付け「同世代の大切な仲間とともに日本を変えていきたい」と支持を呼び掛けた。

会場には支持者ら約300人が詰めかけたが、前方の来賓席には空席が目立った。県選出の衆参国会議員の姿はなく、秘書らによる代理出席も安倍晋三元首相(衆院山口4区)だけだった。

建一氏は昨年12月に比例で党公認を受け、山口県連会長の岸信夫防衛相(同2区)に県連入りを直訴していたが、認められなかった。一方で、県連は比例ではすでに現職の阿達雅志氏(62)を重点候補として支援することを決定していたため、建一氏は地元から追いやられる格好となり、現在は東京都連に籍を置く。

冷遇の背景には、昨年の衆院選で建夫氏と林芳正外相が繰り広げた熾烈(しれつ)な公認争いがある。結果的に林氏が公認を勝ち取り、敗れた建夫氏は引退を余儀なくされたが、柳居俊学・県議会議長以下、林氏を推した多くの県議には河村家に対する感情的なしこりが残った。関係者によると、建一氏の県連所属を認めないのは、柳居氏を中心に県連で主な役職を占める県議らの意向が働いている。

昨年の衆院選では、公認争いに敗れた建夫氏に代わって建一氏が比例中国ブロックから出馬予定だったが、公示直前に無縁の北関東ブロックへと変更され、落選した。突然の国替えは、別の候補の当選に力を入れていた県連が建一氏について「何ら関わりのない候補だ」と党本部に抗議していたことが影響した。

今回の参院選でも地元県連の支援が得られない建一氏は、全国の二階派議員を頼りに支持拡大を図る。これまでに東京をはじめ隣県の福岡や静岡、群馬などを行脚し、票を積み重ねようと懸命だ。建夫氏も沖縄で500人規模の集会を開くなど各地を回る。

自民は今回、比例に33人を擁立。そのうち20人程度が当選する情勢で、陣営は当選ラインに届くには「15万票は必要」とみる。15万票のうち地元山口では5万票の得票を目標に据える。過去に建夫氏が衆院山口3区で得ていた票が約10万票だったことから、その半分を積み上げたい考えだ。

ただ、地元支援が薄く、県連の重点候補が別にいる中で自民関係者は「半分にも届くかどうか」と懐疑的な見方を示す。

「最後に頼りになるのは地元」

先月30日の総決起大会。建夫氏は、沖縄から戻った足で宇部市に駆け付け、支持者に頭を下げた。(小沢慶太)

1242チバQ:2022/07/05(火) 10:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee4a5587ee3b5fa856e7561d7181a09120e56575
参院選東北の選択 青森 知名度VS組織力 総力挙げ舌戦日増しに熱く
7/5(火) 7:19配信
産経新聞
選挙カーから手を振って支持を呼び掛ける候補者と運動員=2日、青森市

全国32の1人区で自民党、立憲民主党とも「最重点区」と位置付け、両党とも序盤から幹部らが来県し、メンツを懸けた戦いを繰り広げている。知名度を武器に議席死守を目指す立民に対し、自民は組織力で議席の奪還を狙う。選挙戦も終盤に差し掛かり、舌戦は日を追うごとにヒートアップしている。

「選択肢のない政治は不幸だ」。6月30日、立民現職の田名部匡代(まさよ)氏(53)は、青森市内の街頭演説で衆参両院で唯一の県選出の野党議員として政権与党への対決姿勢を鮮明にした。隣では応援に駆け付けた枝野幸男前代表が「田名部さんは党の中心メンバー」と訴え、必要な人材であることをアピールした。

頼みの野党共闘は、共産党が6年前の「支援」から「自主支援」と一歩引いた形となったが、陣営幹部は「前回とほぼ遜色のない支援態勢」と強調する。とはいえ、自民に比べ〝戦力〟で見劣りする分、陣営は序盤から「党派に関係なく、田名部氏の人柄を前面に出す人物本位」(田名部定男選対本部長)の戦術を徹底。現職としての実績に加え、田名部氏の父親で元農林水産相の匡省(まさみ)氏時代からの「田名部党」と称される熱心な支持者も後押しする。陣営の一人は「匡省さんの存在は今でも大きい」と話す。田名部選対本部長は「組織がない分、足で稼ぐしかない。草の根戦術に徹して票を掘り起こす」と力を込める。

新人の斉藤直飛人氏(47)を擁立した自民は徹底した組織戦を展開。市町村に張り巡らせた党支部をフル稼働させ、衆院選挙区ごとに設置した選対本部で国会議員が陣頭指揮を執り県議、市町村議らが機動的に連携している。

さらに、序盤から党幹部や閣僚を相次いで投入し、今月2日には麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長が来県、政権与党をアピールした。同党の山谷清文県議は「全員野球で地道に政策を訴え、どぶ板選挙に徹する」と強調する。

県内で衆参5議席のうち4議席を占める自民にとって6年前に失った参院の1議席奪還は至上命題。全国でも有数の保守王国の中で、議席を独占することで完全制覇となり、真の王国完成を意味するからだ。

6月30日、黒石市で行われた斉藤氏の街頭演説。津軽地方の衆院3区選出の木村次郎議員は「私が帰って来られない時に、地元に参院議員がいれば重層的に活動できる」と訴え、斉藤氏が仲間に加わることの意義を強調。裏を返せば、田名部氏も含め県南の2区に国会議員が3人いる現状を踏まえ、津軽からもう1人同志を増やしたい決意の表れともいえる。

こうした中での1議席を巡る与野党の攻防は国政だけにとどまらず、来年の県議選、そして知事選と続く県政界の動向にも微妙な影響を与えそうだ。

このほか、政治団体「参政党」新人の中条栄太郎氏(53)とNHK党新人の佐々木晃氏(50)も立候補している。(福田徳行)

1243チバQ:2022/07/05(火) 10:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bae8199df6a58c7319615ad04ea0d64660d4fb6c
参院選終盤調査 接戦区で与党総力 野党間も激戦
7/4(月) 20:19配信


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産経新聞
参院選の街頭演説を聞く有権者ら=4日午後、さいたま市内(飯田英男撮影)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2、3両日に実施した参院選激戦区の情勢調査では、与党が引き続き堅調に戦いを進めている状況が浮かび上がった。与党は失速を回避しつつ、接戦区へのテコ入れで議席の上積みを図る考えだ。一方、定数2以上の複数区では当選圏内への滑り込みをめぐり、野党間のデッドヒートが続いている。


「最後の最後、最後の一瞬まで気を緩めた方が負けだ」

岸田文雄首相は4日、新潟選挙区(改選数1)での応援演説でそう強調した。農業県である地域事情を踏まえ、農業の成長産業化へ輸出拡大に取り組む考えや、肥料のコスト増を補塡する支援金など、食料価格高騰対策もアピールした。

首相は同日、長野選挙区(同1)も回った。新潟、長野とも改選数が2から1に減少した平成28年の参院選以降、野党が議席を独占してきた選挙区だけに、議席を奪取できれば象徴的な意味は大きい。

今回の調査では6月末の前回の情勢調査と比べ、新潟では立憲民主党が優勢となり、長野は引き続き自民、立民が互角の戦いとなっている。自民はこうした接戦区でテコ入れし、勝利を確実にしたい考えだ。

報道各社の情勢調査でも自民は堅調な戦いぶりが伝えられる。自民幹部は「よほどの地殻変動が起きない限りは、それなりに(議席は)取れるのではないか」と見通す。

ただ、油断や失言による減速が懸念材料だ。3日には山際大志郎経済再生担当相が青森県内での応援演説で「政府は野党の話を何一つ聞かない」と発言し、大きく報じられた。

これに対し、木原誠二官房副長官は4日の記者会見で「政府は国民の声を丁寧に聞くのが基本だ。従って与野党を問わず耳を傾ける」と強調。松野博一官房長官が同日早朝、山際氏を注意したことを明かすなど、火消しを急いだ。

野党は攻勢を強める。立憲民主党の泉健太代表は4日、都内で演説し、山際氏について「国民の代表として全くふさわしくない」と非難。「首相が円安を放置し、物価高がどんどん進行している。『岸田インフレ』は間違いない事実だ」と物価高への「無策」も重ねて批判した。

一方、今回の調査では、1人区での与野党対決とともに、複数区の当落線上で野党間の戦いが過熱する状況も浮き彫りになった。

東京選挙区(同6)では、当落線上でれいわ新選組と日本維新の会が激戦を繰り広げており、立民新人も追い上げている。

神奈川選挙区は定数4に欠員補充を加えた5議席の争いだが、当落ライン上では共産を立民候補2人が追う展開となっている。立民は共倒れを避けるため、今後は党幹部の応援を候補者の一方に集中する方針だ。

愛知選挙区(同4)は維新と国民民主党が最後の1議席を争う展開。国民の玉木雄一郎代表は6日にも公示日以降、4度目となる愛知入りをし、追い上げを図る。

京都選挙区(同2)でも維新と立民が当選圏内入りへしのぎを削っている。維新は最終盤に向け集中的にテコ入れする方針で、立民も5日に野田佳彦元首相、6日にも枝野幸男前代表ら連日、大物弁士を投入する予定だ。(原川貴郎、千葉倫之)

1244チバQ:2022/07/05(火) 10:09:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ab45b9ccf159e7d55024b6ab0ad29c152985cd
自民は“破格の扱い” きしむ「非自民の牙城」の注目区
7/5(火) 10:01配信
西日本新聞
【上】国民現職の足立信也氏(右)の応援に駆け付けた立民の岡田克也氏(左)と連合の芳野友子会長(左から2人目)=2日午後、大分市 【下】自民新人の古庄玄知氏(左)の応援に駆けつけた安倍晋三元首相(右)=6月29日午後、大分市

 灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつけたJR大分駅前。「大分だけは絶対負けられない」。2日、九州の参院選改選1人区で唯一、野党の議席を持つ国民民主党の現職の足立信也が声を張り上げた。


 連合大分(約5万人)が開いた決起集会。壇上には、連合会長の芳野友子、立憲民主党の岡田克也が並んだ。だが、会場には「国民」の文字が見当たらない。しこりが残る「共闘」への配慮がにじむ。

 大分は連合大分を仲介役に、旧民主系と社民党が協力する「大分方式」で「非自民の牙城」を築いてきた。2016年からは選挙協力に共産党が加わり、野党一本化のモデルとされてきた。

 だが、国民の“変質”によって、時計の針は逆戻りした。

 国民は22年度予算に続いて補正予算にも賛成し、与党に接近。参院幹事長でありながら、足立はいずれも採決を欠席。立民は「積極的支援」、社民党は「自主投票」とし、共闘のすきま風を印象づけた。

 一方、共産は独自に新人山下魁を擁立。約3万の基礎票があるとされる共産。足立は6年前の前回1090票差の辛勝だった。連合関係者は「共産が抜けた今回は厳しい」と危機感をあらわにする。

 3期18年のベテラン足立は「初心に返る」とし、年明けから離島や山間部の会合にも顔を出す。頼みの連合は傘下の労働組合に運動量アップを呼びかける。だが「今回は共産に入れる」と離れる立民支持者もいる。

 局面打開のため、融和ムードの演出にも腐心する。立民からは野田佳彦、玄葉光一郎が応援に駆けつけた。玄葉は「立民としても落とせない人。これから野党勢力がまとまるためのキーパーソンだ」と持ち上げた。

   ■    ■

 「再び立ち上がってくれた古庄(玄知)さんの決断、勇気に一緒に応えていこう」。元首相の安倍晋三は6月29日、約800人の聴衆が埋めたJR大分駅前で訴えた。安倍が大分入りするのは2度目だ。

 九州で唯一、参議院の議席がない自民党。自民は16、19年の参院選で連敗。昨秋の衆院選では大分1区の議席を失った。県内の衆参計5議席のうち、自民は2議席だけ。野党共闘の前に、苦杯をなめ続けてきた。6年前に惜敗した古庄は「今回は喜びの涙を流したい」と声をからす。

 自民は公示前から大物弁士を連続投入して押し上げる戦術をとる。河野太郎、林芳正、世耕弘成らが連日マイクを握る。5日には首相の岸田文雄が駆けつける破格の扱いだ。

 天王山と位置づけるのが、県内全体の有権者の4割を占める大分市だ。もともと労組が強く、無党派層が多く、古庄は前回約1万票の大差をつけられた。

 弱点克服に向け、古庄は「どぶ板選挙」を徹底。相互推薦する公明党への配慮も欠かさない。企業、団体からの推薦は千近くに及ぶ組織戦に、娘も参戦し、家族一丸で臨む。

 抜け目がないようにも映る自民だが、首相周辺は「リスクは物価高だ。何が起こるか分からない」と楽観論を戒める。陣営関係者はこう漏らす。

 「われわれの沽券(こけん)に関わる戦いだ」

 大分選挙区には、NHK党新人の二宮大造、参政党新人の重松雄子、無所属新人の小手川裕市も立候補している。 =敬称略

 (井中恵仁、吉村次郎)

1245チバQ:2022/07/05(火) 10:13:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400597&g=elc
徳永・船橋・石川横一線 北海道【参院選情勢】
2022年07月04日15時05分


 3期目を目指す自民現職の長谷川が組織戦を展開し、先行する。道内での知名度を生かし、無党派層の取り込みも狙う。残る2議席を立民現職の徳永、元衆院議員の自民新人船橋、立民新人の石川が横一線で争う。自民は2議席の確保に向け、長谷川の組織票を船橋に一部振り分けるほか、党幹部らを重点投入しててこ入れする。徳永は連合北海道の支援を受けるものの、国民の候補擁立で票が分散。子育て支援やジェンダー平等を訴え、女性・若年層に狙いを定める。9年ぶりの国政復帰を期す元衆院議員の石川は道内を幅広く回り、浸透を図る。共産新人畠山、国民新人臼木らは厳しい戦い。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400600&g=elc
田名部先行、斉藤追う 青森【参院選情勢】
2022年07月04日15時05分

 衆参で県内唯一の野党議席死守を期す立民現職の田名部を、自民新人の斉藤が追う。両党とも幹部が続々と応援入りする重点区の一つ。田名部は県の主要産業である農業の振興策を訴えの中心に据え、再選を目指す。元大相撲関脇ながら知名度で劣る斉藤は党の組織力を頼りに浸透を図る。N党新人佐々木らは厳しい。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400601&g=elc
広瀬が木戸口を猛追 岩手【参院選情勢】
2022年07月04日15時06分


 2期目を目指す立民現職の木戸口がわずかにリードし、自民新人の広瀬が激しく追う。立民の小沢一郎衆院議員の牙城だが、近年は陰りが見える。野党共闘の態勢を整えた木戸口は物価高対策などを訴え、無党派層への浸透を図る。広瀬は党支持層をほぼ固めた。女性の権利向上や人口減少対策に力点を置き、野党支持層の切り崩しを狙う。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400603&g=elc
自民桜井が有利 宮城【参院選情勢】
2022年07月04日15時06分


 5期目を目指す自民現職の桜井が有利な戦いを進め、立民新人の小畑が追う。旧民主党出身で自民に移った桜井は、市町村長らによる支援組織をフル回転させた選挙戦を展開。党幹部の応援も受け支持を広げる。小畑は立民支持層をほぼ固め、インターネットも駆使し、子育て世代や就職氷河期世代など30〜40代をターゲットに浸透を図る。維新新人平井らは厳しい。

1246チバQ:2022/07/05(火) 10:16:44

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400605&g=elc
舟山・大内が接戦 山形【参院選情勢】
2022年07月04日15時06分


 国民現職の舟山がわずかに先行し、自民新人の大内が猛追する。野党統一候補として舟山が当選した6年前と異なり、共産が候補を擁立。野党共闘は崩れたものの、政権批判を強め無党派票の上積みを図る。大内は党公認が6月と出遅れたが、岸田文雄首相ら党幹部を重点投入。農業票の取り込みも狙う。共産新人石川は厳しい。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400606&g=elc
星を小野寺が追走 福島【参院選情勢】
2022年07月04日15時06分


 自民の星が一歩リードし、立民、国民、社民の推薦を受けた無所属の小野寺が懸命に追う。星は公明の推薦も得て、企業・団体票の取り込みを進める。野党共闘が実現した小野寺は、教育・子育て政策の充実などを訴え、女性・若者層への浸透を図る。星、小野寺とも新人のため、知名度向上が課題だ。N党新人皆川らは厳しい戦い。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400611&g=elc
自民関口が抜け出す 埼玉【参院選情勢】
2022年07月04日15時07分


 改選4議席に15人が立候補した乱戦の中、5期目を目指す自民現職の関口が厚い支持基盤に支えられ抜け出した。追うのは立民新人の高木、公明現職の西田、無所属現職の上田。共産新人梅村と維新新人加来は当選圏内に入り込もうと必死だ。関口と西田は新型コロナウイルスや物価高、安全保障などに万全の対策を講じるため、安定した政権の必要性を訴える。高木は原油高・物価高を受けて岸田政権の対策を批判し、枝野幸男前代表のお膝元での議席獲得に全力を挙げる。国民の推薦を得た上田は県知事4期の高い知名度を生かし、再選を狙う。梅村は若者や子育て政策を訴え、加来はさいたま市など都市部の無党派層の取り込みを図り、逆転を狙う。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400613&g=elc
自民2議席濃厚、6番手争い激化 東京【参院選情勢】
2022年07月04日15時07分


 与野党が全国最多の改選6議席を争う。自民は2議席獲得が濃厚。残り4議席をめぐり立民、公明、共産の3現職が当選圏に入り、最後の6番目のいすをめぐる争奪戦が激しさを増している。
 再選を狙う自民現職の朝日は安定。企業団体票を順調にまとめ、菅義偉前首相の支援も得て支持固めに余念がない。立民現職の蓮舫も優勢を保つが、3回連続のトップ当選は微妙な情勢。
 自民新人の生稲は俳優としての知名度に加え、安倍派の全面支援を受け堅調。3選を期す公明現職の竹谷は組織票を固め、無党派層にも支持を広げる共産現職の山添と共に議席維持が視野に入った。
 他の野党支持層にも浸透するれいわ元職の山本が当選圏内をうかがう一方、追う維新新人の海老沢は支持層以外への広がりが課題だ。
 連合東京は諸派荒木、立民松尾の両新人を推した。国民の推薦も得た荒木は、小池百合子東京都知事と街頭で並んで支持を訴えるが伸びを欠く。松尾は追い上げを図るが、蓮舫に支持が偏り厳しい。無所属新人乙武は苦戦。社民新人服部、N党新人5人も苦しい。

1247チバQ:2022/07/05(火) 10:18:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400614&g=elc
自民2候補が先行 神奈川【参院選情勢】
2022年07月04日15時07分


 非改選の欠員補充1を含む5議席に過去最多の22人が挑む。自民の現職三原、元職浅尾の2候補が先行。維新元職の松沢、公明現職の三浦も当選圏をうかがう。残る任期3年の5議席目を、共産の浅賀、立民の水野と寺崎の3新人が争う。
 3期目を目指す三原は菅義偉前首相の全面支援を受け、不妊治療の保険適用など実績をアピールし優位に立つ。地元経済界が後押しする浅尾は組織戦で堅調な戦いぶり。松沢は元県知事の認知度を生かし、保守系の浮動票に照準を合わせ上位当選を狙う。三浦は党の支持層を手堅くまとめ、議席維持を期す。
 政権批判票の取り込みに全力を挙げる浅賀、連合神奈川の組織力に支えられる水野を、寺崎が元県議の人脈を頼りに懸命に追い、5議席目をめぐる争いは混戦模様。国民新人深作らは厳しい。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400615&g=elc
小林、森が競り合う 新潟【参院選情勢】
2022年07月04日15時07分

 自民新人の小林と4選を目指す立民現職の森が激しく競る。直近2回の参院選で連敗中の自民は県議会の「エース」擁立で議席奪取を狙う。首相経験者らが応援に入り、先の知事選で圧勝した花角英世知事との連携を強調するなど組織戦で浸透を図る。迎え撃つ森は、高い発信力を武器に政府批判を展開。連合や共産の支援を受け反自民票の取り込みを急ぐ。N党新人越智らは厳しい。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400621&g=elc
杉尾を松山が猛追 長野【参院選情勢】
2022年07月04日15時08分


 再選を目指す立民現職の杉尾が先行し、自民新人の松山が猛追する。党の固い地盤に支えられる杉尾は物価高対策や安全保障政策を積極的に取り上げ、政権批判を展開。現職の実績や元民放記者としての経験もアピールする。松山は地元タレントの知名度を生かすとともに、地方創生や人への投資を訴え、幅広い世代への浸透を図る。維新新人手塚らは伸び悩む。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400620&g=elc
永井、宮沢が接戦 山梨【参院選情勢】
2022年07月04日15時08分


 自民新人の永井と立民現職の宮沢が接戦を演じる。永井は元県議としての政治経験をアピール。党幹部らの応援や業界団体の支援など組織力で知名度不足を補う。宮沢は事実上の野党統一候補として議席死守を期す。党県連顧問の輿石東元参院副議長が引退後も影響力を保持する県教組の組織力をてこに支持基盤を固め、大票田甲府市での浮動票獲得にも全力を挙げる。N党黒木らは苦しい。

1248チバQ:2022/07/05(火) 10:19:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400623&g=elc
安定の若林、追う平山・山崎 静岡【参院選情勢】
2022年07月04日15時08分


 自民新人の若林が安定した戦い。無所属現職平山と国民の推薦を受けた無所属現職山崎が追う。若林は元御殿場市長の実績などを訴え、敗れた昨年10月の補選の雪辱を期す。平山は一部の地方議員や経済界の支援を受け、アナウンサーとしての知名度も生かし、支持を広げる。山崎は連合の推薦も得て、自主投票を決めた立民の支持層や無党派層の取り込みに懸命。共産新人鈴木らは伸び悩む。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400624&g=elc維国が4番手争い 愛知【参院選情勢】
2022年07月04日15時09分


 自民、立民、公明が先行し、維新と国民が最後の4番手を激しく争う。3期目を目指す自民藤川は厚い支持基盤に支えられ、安定した戦いを展開する。立民斎藤は自治労など旧総評系労組に支援され、3選を視野に入れる。自民の推薦を得た公明里見も支持層を手堅くまとめ、再選をうかがうところまできた。
 維新新人で元名古屋市副市長の広沢は、一定の勢力を持つ地域政党「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)の公認も受ける。票田の名古屋を中心に無党派層への浸透を図る。国民現職の伊藤はトヨタ労組をはじめとする旧同盟系の組織票固めが課題だ。党幹部が頻繁に応援に入り、てこ入れする。共産須山、れいわ我喜屋、社民塚崎の3新人も無党派層への働き掛けを強める。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400625&g=elc
自民山本やや先行 三重【参院選情勢】
2022年07月04日15時09分


 立民現職の引退で、自民と無所属の新人同士が争う展開。自民山本は県議時代の活動実績をアピール。岸田文雄首相ら党幹部が入りてこ入れを図るなど、やや先行する。立民と国民が推薦する無所属芳野は、連合三重などの支持を得て組織固めに余念がない。県選出国会議員と県内各地で集会を開くなどして懸命に山本を追う。N党門田と諸派堀江は苦しい戦い。

1249チバQ:2022/07/05(火) 10:20:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400627&g=elc
立維が競り合い 京都【参院選情勢】
2022年07月04日15時09分


 自民新人の吉井がややリード、立民現職の福山と維新新人の楠井が改選2議席の2番手を激しく争い、共産新人武山が追う展開だ。元京都市議の吉井は組織票を固め、党が守ってきた議席の継承を狙う。5選を目指す福山は高い知名度を生かし、幅広い層への浸透を図る。国民の推薦を得た楠井は維新として初の議席獲得を目指す。応援弁士の連日の活動で勢いを増しつつある。武山は地元に一定の勢力を持つ党組織を中心に運動。無党派層への食い込みに望みをつなぐ。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400629&g=elc
維新、自民が安定 兵庫【参院選情勢】
2022年07月04日15時09分

 2期目に挑む維新片山と4選を目指す自民末松がほぼ並んで安定。残る1議席を公明現職の伊藤と立民新人の相崎が競り合い、共産新人小村が追う構図だ。片山は維新の勢力拡大に向け、保守地盤の切り崩しや無党派層への浸透に余念がない。現職閣僚の末松はトップ当選を狙い、地方議員らが保守層固めを進める。県東部では片山とのつばぜり合いが激しい。伊藤は支持母体が総力を挙げた選挙戦を展開。各種団体の支援も受け、議席確保を目指す。相崎は街頭演説を重ね、知名度アップに取り組んできた。労組など組織票の結集が最終盤の課題となりそうだ。小村は政権批判票の受け皿になることに活路を探る。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400630&g=elc
自民佐藤が抜け出す 奈良【参院選情勢】
2022年07月04日15時10分

 再選を期す自民現職の佐藤が混戦から抜け出し一歩リード。維新中川、立民猪奥の両新人が懸命に追う展開だ。佐藤は県選出衆院議員とも連携し、与党支持層や支援組織を着実に固めつつあり、無党派層への浸透も図る。一方、中川は、維新が票田とする都市部以外にも運動を拡大。猪奥も物価高対策を訴え政権批判票の取り込みを図るが、いずれも伸び悩む。

1250チバQ:2022/07/05(火) 10:22:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400644&g=elc
自民古庄がやや先行 大分【参院選情勢】
2022年07月04日15時11分


 自民新人の古庄がやや先行し、4選を目指す国民現職の足立が懸命に追う。古庄は党幹部らの応援で知名度不足を補いつつ、公明票固めに力を入れる。医師でもある足立は感染症対策に取り組みたいと訴え、街頭演説や連日の個人演説会など、県内を精力的に回る。共産新人山下は護憲をアピール。N党新人二宮らは厳しい戦い。



https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400646&g=elc
立民黒田、懸命追い上げ 宮崎【参院選情勢】
2022年07月04日15時11分

 4選を目指す自民現職の松下が先行、立民新人の黒田が懸命に追い上げる。松下は党県連の幅広いネットワークを生かして組織戦を展開。約250団体の推薦を得て、基盤固めを進める。黒田は子育て支援の充実を訴えて無党派層への浸透を図り、党幹部の応援も得て支持拡大を目指すが、国民黒木、共産白江の両新人らと競合し、非自民層をまとめ切れていない。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400648&g=elc
伊波を古謝猛追 沖縄【参院選情勢】
2022年07月04日15時12分


 元宜野湾市長で野党統一候補の無所属現職伊波を自民新人の古謝が猛追する。伊波はコロナ禍で疲弊した県経済の回復、米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古への移設計画阻止を訴え、高齢者層や共産、社民など野党支持層を固めた。古謝は企業・団体訪問を重ね組織票固めに懸命。知名度不足を補おうとSNSなども活用し、無党派層への浸透を図る。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400650&g=elc
自民、19議席視野 維新は大幅増加も―比例【参院選情勢】
2022年07月04日15時12分

国会議事堂=東京都千代田区
国会議事堂=東京都千代田区


 【自民】18議席は固く、さらに積み増す勢い。比例代表に非拘束名簿式が導入された2001年以降、最多は同年の20議席。前回、前々回は19議席で、今回もそれらに並ぶ可能性が高い。
 【公明】6議席確保にめどが立ち、改選7議席維持をうかがう。
 【立民】改選7議席の維持を視野に入れる。旧立民時代の前回獲得した8議席まで届くかは微妙だ。
 【維新】5議席を固め、終盤の動向によっては、さらに上積みする可能性がある。
 【共産】4議席を固め、改選5議席の維持も射程圏内だ。
 【国民】2議席確保は確実だが、改選4議席の維持は厳しい。
 【れいわ】1議席を視野に入れる。前回と同様に2議席まで伸ばす可能性もある。
 【社民】改選1議席を確保できるか、ぎりぎりの情勢だ。
 【NHK】1議席確保をうかがう。
 【諸派】政治団体の参政党が1議席を獲得する可能性がある。

1251チバQ:2022/07/05(火) 17:30:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdf841a169e0e78603a63089cca759cd49442d86
自民は10選挙区程度を重点区に
7/4(月) 22:57配信

共同通信
 自民党は4日夜の幹部協議で、参院選について北海道、青森、岩手、山形、新潟、長野、沖縄を含む10選挙区程度が激戦だとして重点的に幹部を投入する方針を確認した。

1252チバQ:2022/07/05(火) 19:33:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/038e1faa77ae166a919c66d36d7a2625946e6c48
情勢「堅調」伝わる自民、恐れるのは失言…「おごりがあると見られかねない」
7/5(火) 19:07配信

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読売新聞オンライン

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山際経済再生相

 政府・自民党は、終盤戦に入った参院選(10日投開票)で、演説中の失言への警戒を強めている。自民は、報道各社の情勢調査で堅調な戦いぶりが報じられている。ただ、失言が相次げば、一気に自民への逆風につながりかねないとの懸念があるためだ。

 失言を巡っては、山際経済再生相が3日の街頭演説で、「野党の人からくる話は政府は何一つ聞かない」と発言した。山際氏は5日の記者会見で、「地域の意見を国政に反映させたいと強調する中で、誤解を招く発言になった」と釈明した。松野官房長官は4日に山際氏を注意した。

 4日には、麻生副総裁が街頭演説で、ロシアのウクライナ侵略に関して、「弱い子がいじめられる。国も同じ」などと語った。

 自民幹部は、「物価高への不満が強まる中、さらに失言が続けば、有権者は『自民におごりがある』と見られかねない」と話す。岸田首相(自民党総裁)は4日夜、党本部で茂木幹事長らと参院選の情勢を協議し、「1議席でも多く取れるよう最後の一票まで絞り出せ」と指示した。各陣営の緩みを引き締め、ラストスパートに全力を尽くすよう求めたものだ。

 立憲民主党の泉代表は5日、岩手県花巻市で街頭演説し、山際氏の発言について、「どんな声でも受け止めるのが政治のあり方だ。心の狭い政治になっている」と訴えた。麻生氏の発言についても、記者団に「例えとして大きな間違いだ。撤回すべきだ」と批判した。

1253チバQ:2022/07/05(火) 19:34:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a21609655971aefebea42caee7ac38f77485060
野党系の「牙城」新潟、共闘にほころび 自民にくすぶる「裏金問題」
7/5(火) 18:00配信
毎日新聞
街頭演説に耳を傾ける有権者ら=新潟市中央区で2022年7月4日午後2時50分、内田帆ノ佳撮影

 参院選の改選議席が1人に減った2016年以降、2度の選挙で無所属の野党統一候補が自民党現職に連勝した新潟選挙区。野党の候補者一本化が全国で11選挙区にとどまる中、今回も立憲民主党、共産党、社民党や連合新潟による選挙協力が実現した。だが、今回は5月の新潟県知事選で野党候補が大敗した余波で「共闘」にほころびも見え、野党系の「牙城」でも防戦に追われている。



 新潟選挙区には今回、4人が立候補し、4選を目指す立憲現職の森裕子氏=社民推薦=と、元新潟県議で自民新人の小林一大氏=公明党推薦=が事実上の一騎打ちを展開している。

 公示日、新潟市内の森氏の第一声会場では、選挙カーを挟み、向かって右側に立憲と連合新潟、左側に共産、社民の関係者が並んだ。「横一列ではなく『コの字』。いろいろな解釈ができるように」。立憲県連幹部は、この「陣形」が陣営内の微妙な関係性を反映していると説明した。

 背景には、知事選で表面化した連合新潟と共産の確執がある。知事選で、連合新潟は自民、公明、国民民主党などと共に現職候補を支援。立憲は自主投票としたが、森氏は共産、社民などが支援する対立候補にぴたりと張り付き、連合からは「森氏は共産に近すぎる」などの不満が出た。

 参院選に向け、立憲は連合新潟と「合同選対」をつくるなど関係を再構築し、共産への推薦要請を見送る配慮も見せた。冷遇された共産の県委員会幹部は「わだかまり? そりゃある。それにしても『強気の森裕子』が地元でこれほど、気を使うとは……」と話す。

 6月28日には、森氏が「政治の師」と仰ぐ、立憲の小沢一郎衆院議員が連合新潟の牧野茂夫会長を訪ね、「もう一段の力添えを」と森氏への支援を要請した。連合の芳野友子会長も選挙戦終盤に新潟入りする見通しだ。

 一方、議席奪還を目指す自民は、新潟県議4期目の小林氏を擁立し、約1年かけて準備を進めてきた。小林氏について県連幹部は「エースを投入した」と強調し、党県議団がフル稼働で支える。知名度向上が課題とされるが、公明県本部幹部は「フレッシュで好感度もある」と期待感を示す。

 党本部も新潟選挙区を「最重点区」の一つに据える。4日には岸田文雄首相が新潟入りし、街頭で「全国から注目される大激戦区。ぎりぎりの戦いがずっと続く。最後の最後まで頑張り通した方が勝つ」と激励した。

 他にも麻生太郎副総裁、菅義偉前首相、茂木敏充幹事長、安倍晋三元首相、二階俊博元幹事長など大物が相次いで新潟入りした。小林氏陣営には、新潟県内に所属国会議員のいない岸田派のスタッフが常駐。自民県議は「派閥として小林氏を取り込みにかかっているのだろう」と話し、選挙後を見据えた派閥間の駆け引きが始まっているとみる。

 小林氏陣営が懸念するのは、新潟市に次ぐ大票田、長岡市の状況だ。

 昨年の衆院選で同市を含む新潟5区は自民の泉田裕彦氏が野党系候補に敗れ、比例代表で復活した。泉田氏はその後、衆院選を巡り地元県議から裏金を要求されたと公表。疑惑のかかった重鎮県議が自民を離党した一方で、泉田氏も党本部から新潟5区選挙区支部長への選任を保留され、火種はくすぶり続けている。

 自民党関係者は「長年築いてきた支持が(裏金問題で)流れ出てしまった。実は傷が深い」と危惧する。【池田真由香、内田帆ノ佳】

1254岡山1区民:2022/07/05(火) 22:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/889496cca3ba91b3a66e3670a1b654152563c8aa
自公、改選70議席台の勢い 改憲4党で3分の2超も 朝日終盤情勢
7/5(火) 22:30配信

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朝日新聞デジタル
朝日情勢調査

 10日投開票の参院選について、朝日新聞社は4、5日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を実施した。取材による情報も加え、終盤情勢を分析したところ、自民、公明の与党は引き続き堅調で、改選過半数(63議席)を確保し、70議席台に乗る勢い。非改選70議席を含めて定数の過半数(125議席)を上回りそうだ。立憲民主は焦点の1人区で先行を許す選挙区が増え、改選23議席を下回る見通し。維新は改選6議席倍増の勢いを維持し、比例区では立憲を上回る可能性も出てきた。

【写真】各党獲得議席の推計

【電話調査の方法】 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、4、5の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した9207世帯から5244人(回答率57%)、携帯は有権者につながった1万1340件のうち5147人(同45%)、計1万391人の有効回答を得た。

【インターネット調査の方法】 4、5の両日、インターネット調査会社4社に委託して実施した。各社の登録モニターのうち、全国47都道府県の有権者を対象に調査した。全国で計8万576件の有効回答を得た。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区、比例区とも4割前後おり、情勢は変わりうる。

 与党に、国会での改憲論議に積極的な維新や国民民主を合わせると80議席を上回り、非改選84議席を含めると改憲の国会発議に必要な3分の2(166議席)を超える可能性が強まっている。

 各選挙区の終盤情勢の詳報は、8日早朝にお伝えする予定。

朝日新聞社

1255チバQ:2022/07/06(水) 07:37:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c3c8436979d761fe499ee4b6198b9f785511375
自民、立民1人区てこ入れ 公明神奈川重点、維新は東京・愛知も 共国、首都に集中【22参院選】
7/6(水) 7:12配信
時事通信
 参院選(10日投開票)は終盤戦に入り、与野党がそれぞれの重点選挙区で支持拡大に力を入れた。

 自民、立憲民主両党は全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」の接戦区を中心に党幹部を投入。他党も当落線上の候補がいる選挙区に戦力を集中し、てこ入れを図る。

 岸田文雄首相(自民党総裁)が5日の遊説先に選んだのは台風4号が上陸した直後の九州北部3県。自民はこのうち長崎(改選数1)で先行するが、大分(同)は野党と競り合う。首相は街頭演説で「夏の一大政治決戦、いよいよあと5日間、最終盤を迎えようとしている」と力説し、投票を呼び掛けた。

 自民党は4日夜に開いた幹部会議で、山形、三重、沖縄など10選挙区程度を重点支援する方針を確認。これを受け、首相は6日以降も東北などの1人区を中心に遊説する。党幹部や閣僚も総動員し、支持固めに全力を挙げる。

 32ある1人区のうち北関東、北陸、中四国など保守地盤の強い20選挙区程度で自民は優勢。ただ、福井などは勢いが鈍っており引き締めを図る。

 公明党は候補を立てた7選挙区の全勝が目標。このうち神奈川は改選数4だが、非改選の欠員1を補充する選挙も行われるため、5位当選なら任期は3年しかない。「4位以内」確保へ山口那津男代表が5日、県内を回って底上げを図った。

 立民は現職が立つ青森、岩手、新潟、山梨、長野の5選挙区を「必勝区」と定め、議席死守を目指す。泉健太代表は5日、岩手県花巻市に入り、「岩手は相手(自民)も相当力を入れ、激戦になってきている」と危機感を表明。立民はこれらの1人区で競り負ければ、目標とする現有議席維持が困難になる。幹部は「現職が崩れると厳しい」と語った。2人当選を目指す北海道など複数区でも票を掘り起こす。

 日本維新の会は強固な地盤を有する大阪、兵庫を含む重点6区のうち、東京、愛知、京都は他党と競り合っているとみる。松井一郎代表(大阪市長)、吉村洋文副代表(大阪府知事)の「二枚看板」が応援に入り、追い上げを狙う。

 共産党は比例代表5議席の確保と東京選挙区の勝利を掲げ、組織固めを図る。志位和夫委員長は4日の常任幹部会で「目標を最後まで貫いて頑張りたい」とハッパを掛けた。

 国民民主党は、連合傘下の産業別労働組合(産別)が推す組織内候補4人の比例議席維持が至上命令。大票田の東京で玉木雄一郎代表が小池百合子都知事と連携して上積みを図る。れいわ新選組、社民党、NHK党も支援を呼び掛けた。

1256チバQ:2022/07/06(水) 07:38:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be69e0ca3dc2997345602c77697f870a2ffa87b2
【参院選】三つ巴の京都改選2 立民・福山哲郎氏窮地の裏にかつての盟友あり
7/6(水) 6:25配信


22
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スポーツ報知
国会議事堂

 京都選挙区(改選2)は立民現職の福山哲郎前幹事長(60)、維新新人・楠井祐子氏(54)、自民新人・吉井章氏(55)が三つどもえの戦いを繰り広げている。福山氏は旧民主党時代の盟友で国民民主党の前原誠司氏(60)とたもとを分かち、国民民主からの支援を受けられず。前原氏は楠井氏の全面支援へと回り、福山氏は窮地に追い込まれている。(坂口 愛澄)

 5選を目指す福山氏は、これまでにない厳しい選挙戦を強いられている。1日、京都・木津川市内で福山氏は、物価高対策などを訴え「国会で仕事ができなくなるの本当に嫌なんです。どうか、助けていただけませんか」と懇願するように訴えた。

 旧民主党時代から福山氏と同じ京都を地盤とする前原氏は盟友関係にあった。ともに松下政経塾出身だった縁もあり、福山氏は前原グループとも呼ばれる「凌雲会」で事務局長を務めた。だが、2017年衆院選を前に、前原氏は小池百合子氏率いる「希望の党」(当時)に、福山氏は立民に合流し、両者は決別。今回は前原氏が維新候補の全面支援に乗り出し、かつての盟友が対決することになった。

 昨年の衆院選の惨敗を受け、幹事長を辞任した福山氏だが「こっからが勝負どころだから」と息巻く。連日、楠井氏の応援に入る大阪府知事で維新副代表の吉村洋文氏について「選挙応援やテレビに出てる暇があれば、府民のために仕事しろって話」と批判した。立民・泉健太代表の地元でもあり負けられない戦いだ。

 維新は同選挙区を「最重点選挙区」と位置づける。地元・京都から、選挙初挑戦となる会社員の楠井氏は「今の政治のままではダメ。自民は結果が出ていない。スピードアップしなければ」と訴えた。維新と国民が国政選挙で相互推薦するのは初めてのこと。前原氏も連日応援に入ったほか、吉村氏が半日つきっきりで議席獲得へ熱が入る。

 維新が大躍進した昨年の衆院選では、公示前の3倍以上となる41議席を獲得し、第3党に。京都1区でも比例復活で1議席を得た。大阪を母体とする維新は、兵庫を掌握し、次は京都に照準を定める。陣営関係者は「楠井の知名度が低いのがネック。一人でも多く名前を覚えてもらわなければ」と課題も口にする。

 01年以降議席を守り続ける自民は二之湯智氏の引退に伴い、京都市議を4期14年務めた吉井氏が立候補。吉井氏は、長岡京市内で教育や福祉の充実を掲げ「今は国力が問われている。必ず日本は成長していく。不安な部分を払拭していきたい」と意気込んだ。

 吉井氏と楠井氏が初当選となるのか、実績もあり知名度の高い福山氏か。最後の最後まで読めない展開になりそうだ。

◆京都選挙区(改選定数2)

武山彩子 51共新

福山哲郎〈4〉60立現

平井基之 43諸新

橋本久美 53諸新

星野達也 33N新

安達悠司 40諸新

近江政彦 52N新

楠井祐子 54維新

吉井章 55自新

※敬称略、届け出順、丸数字は当選回数。年齢は10日の投開票日時点。

報知新聞社

1257チバQ:2022/07/06(水) 08:19:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/93df0bcb5b0051c30a5f8bd235cdcf6da916e048
【参院選・神奈川選挙区】立民、事実上の〝一本化〟 党本部の支援、水野氏に集中へ
7/5(火) 23:11配信

カナロコ by 神奈川新聞
立憲民主党神奈川県連

 参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で新人の水野素子氏(52)に「党本部の支援を集中させる」との方針を固め、県連幹部に伝えていたことが5日、党関係者への取材で分かった。情勢調査の結果などを踏まえ、当選の可能性がより高いと判断した。“事実上の一本化”を図った格好だが、県連内にしこりが残るのは避けられそうにない。 

 複数の関係者によると、4日午前、党本部の西村智奈美幹事長から県連の阿部知子代表(衆院12区)と滝田孝徳幹事長に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」との方針が示された。その後、阿部氏が県連所属議員に党方針を伝えたという。

 立民は水野氏とともに、前県議で新人の寺崎雄介氏(50)を擁立している。「共倒れ」への懸念から、公示日直前まで党本部が一本化に向けて調整に乗り出し、県連幹部の強い反対で見送った経緯がある。

神奈川新聞社


https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-921781.html
参院選2022
立民、事実上の〝一本化〟 党本部の支援、水野氏に集中へ
参院選
立憲民主党
阿部知子(政治家)
JAXA
選挙 | 神奈川新聞 | 2022年7月5日(火) 23:10


立憲民主党神奈川県連
 参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で新人の水野素子氏(52)に「党本部の支援を集中させる」との方針を固め、県連幹部に伝えていたことが5日、党関係者への取材で分かった。情勢調査の結果などを踏まえ、当選の可能性がより高いと判断した。“事実上の一本化”を図った格好だが、県連内にしこりが残るのは避けられそうにない。

 複数の関係者によると、4日午前、党本部の西村智奈美幹事長から県連の阿部知子代表(衆院12区)と滝田孝徳幹事長に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」との方針が示された。その後、阿部氏が県連所属議員に党方針を伝えたという。

当然、県連内部からは反発が

1258チバQ:2022/07/06(水) 14:11:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca910da6c2f0a778679fa9c1930bca417a3e8592
立・国で股裂き、切り崩し図る自民…さまよう労組票を争奪
7/6(水) 9:59配信

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西日本新聞
国会議事堂

 10日投開票の参院選で与野党が労働組合票を奪い合う展開となっている。「共闘」が崩れた立憲民主党と国民民主党は互いにしのぎを削る一方、自民党は労組票の切り崩しを図る。かつて政権交代に大きな役割を果たした連合だが、足元からは存在意義を問う声も漏れる。


 福岡選挙区(改選数3)は、過去最多16人が立候補した「大激戦区」。6月中旬。福岡市で開かれた連合福岡の決起集会。立民現職と国民新人がステージにそろい踏みした。

 「厳しい状況だが、2人を絶対押し上げる気持ちで戦い抜こう」。連合福岡会長のげきとは裏腹に、連合幹部には「共倒れ」の懸念が脳裏をかすめる。

 全国では北海道(同)や千葉(同)など9選挙区で立民と国民が激突。野党間で労組票が割れ、当落線上のデッドヒートを繰り広げている。感情的なしこりが残り、運動量が落ちているところも。連合幹部は「昔のように一本化できていたら…」と力なくこぼす。

 一方、自民はじわじわと連合に接近する。麻生太郎副総裁らは昨年10月に就任した連合の芳野友子会長との会合を重ねる。芳野氏は「政策実現のため」と話すが、連合福岡幹部は「自民の分断工作に踊らされている」と憤る。

 公示を控えた6月17日。岸田文雄首相は愛知、三重両県のトヨタ自動車やホンダの工場を訪れた。両県とも国民、立民の強固な地盤だ。労組票の切り崩しが狙いとみられ、政府関係者は「今回は労組の足を止めることができたら効果は大きい」と明かす。

 そもそも連合傘下の組合員の支持政党は割れている。2019年の連合の調査では旧立民と旧国民への支持は合わせて34・9%。これに対し、自民は20・8%、無党派は36%に上った。近年は旧民主系への支持が下がる一方で、自民の存在感が増しつつある。

 さらに、立民と国民、それぞれの後ろ盾となる労組では、争点となっている原発や安全保障を巡る路線対立がより際立っている。

 組織が股裂き状態な上、自民からの“侵食”にさらされる連合。物価高やコロナ禍で暮らしへの不安が覆う中、連合福岡幹部は嘆く。「今こそ連合の存在意義が問われているのに。何をやっているのか」

 (平山成美、川口安子)

1259とはずがたり:2022/07/06(水) 14:37:53

参政党に躍進の兆し 〝既存〟にNO 維新と3位争い 参院選宮城選挙区
https://www.sankei.com/article/20220704-ONN6SGIWLZLYFNULUHQPVN3NQI/
2022/7/4 11:38
奥原 慎平

10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)は自民党現職と立憲民主党新人が事実上の一騎打ちを展開する中、日本維新の会と政治団体「参政党」の両新人も比例票の上積みも念頭に精力的に動く。維新は党幹部を大票田の仙台市に投入し、参政はボランティアが〝手弁当〟で選挙戦を支える。参政は国政に議席を有しない政治団体でメディアが報じる機会は少ないが、各地で黒山の人だかりができ、既存政党への不満の受け皿になりつつある。(奥原慎平)

「なぜ、自民が先送りしたのか、答えは簡単だ。参院選は大勝できると高をくくったわけだ。野党と与党が肉薄して緊張感のある政治構造だったら、こんな改革はすぐに進む」

1日、仙台市の繁華街。維新の藤田文武幹事長はこう声を張った。批判の矛先は文書通信交通滞在費(文通費、現・調査研究広報滞在費)の見直しを巡る自民の態度だ。

国会議員に月額100万円支給される文通費は、使用した分の領収書の公開や未使用分の返還は義務付けられていない。こうした民間感覚では考えにくい慣習に対し、維新は先の国会で使途公開などを実現する法改正を求めたが、自民が国会最終盤、参院選後に協議を先送りする方針を提示した。

一方、「議員特権」に切り込もうとする藤田氏の訴えに足を止める通行人は多くはない。大阪を地盤とする維新は宮城をはじめ東北6県の支持基盤は弱い。宮城選挙区で東北唯一の候補者を立てたが、自民現職や立民新人に大きく引き離される。

それでも公示日の前後で松井一郎代表や馬場伸幸共同代表ら党幹部が来援し、今後も遠藤敬国対委員長や足立康史国会議員団政調会長ら〝大物弁士〟も仙台に駆けつけるという。


宮城を重視する目的は比例票の掘り起こしとみられる。全国では野党第1党の立民を上回る比例票の獲得を掲げ、東北では昨年10月の衆院選で得た比例票26万票以上を目指す。その先に見据えるのが来年の地方選だ。

藤田氏は記者団に、「大号令をかけているのが地方組織の強化だ。われわれは選挙を通じて強くなっていく。(来年の統一地方選で)可能な限り、可能性がある選挙区に候補を擁立したい」と述べ、厳しい戦況の中、出馬を決意した新人に対し、「維新ここにありと示すことができた」と謝意を示した。

平成24年に結党された維新は既存政党への批判層を取り込み、第三極を標榜し党勢を拡大したが、その県連幹部が「脅威」とみなすのが参政党の動向だ。



「公教育が全部悪いとは言わない。日本人は言われたことをしっかりやれても、イレギュラーな事態が発生した際、機転が利かない。子供に限らず、大人ももっと勉強すべきだろう」

2日、仙台市の繁華街。マイクを握った参政新人は文部科学省の学習指導要領だけを頼るのではなく、民間が運営する「フリースクール」や「ホームスクール」(家庭学習)など教育機会の幅広い確保を訴えた。


演説は30分近くに及び、農薬や食品添加物への規制の強化から、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の山間部での乱開発にも警鐘を鳴らす。

政党への批判はなく、目指す国家像を淡々と語る新人の訴えに党のイメージカラーのオレンジのTシャツをまとった支援者以外に学生服姿の若者や買い物バックを抱えた通行人も足を止める。休日だったが、同時刻に同じ場所で演説した維新の藤田氏よりも聴衆の数ははるかに多かった。

演説会場の運営はボランティアが担っている。新人が気仙沼市や角田市に遠征する際も同行し、ガソリン代なども自腹を切る。

元自民党員という陣営の幹部は「素人集団でも戦い抜いて、人事を尽くして天命を待ちたい」と語り、新人は「国民が今の政治についてこのままでいいのか、疑問に思っている。日に日に『応援してます』といわれる頻度は増えている」と手応えを口にする。

参政は〝初陣〟となる今参院選で45の選挙区すべてに候補者を立てた。重点政策に「教育」「食と健康」「国防」の3分野をかかげ、党員も日に日に増え、7万5000人(2日時点)に上っている。


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同選挙区はNHK党新人も独自の戦いを展開する。

1260岡山1区民:2022/07/06(水) 17:50:18
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20220706000113
2022参院選香川/自民・磯崎氏が安定 追う三谷氏(国民)、茂木氏(立民) 比例 自民34%、公明は2位
2022/07/06 09:03

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 後半戦に入った第26回参院選に対する有権者の動向を探るため、四国新聞社と共同通信社は2〜5日の4日間、電話世論調査を実施した。取材も加味し情勢を分析したところ、現職と新人の計8氏が1議席を争う香川選挙区は、3選を目指す自民党現職の磯崎仁彦氏(64)が安定した戦いでリードを維持。国民民主党新人の三谷祥子氏(55)と立憲民主党新人の茂木邦夫氏(35)が追い、日本維新の会新人の町川順子氏(63)、共産党新人の石田真優氏(40)と続く。調査時点で4割の有権者が態度を決めていない。

 比例代表の投票予定先をみると、トップは自民の33・9%で、公明が7・5%で2位。玉木雄一郎氏(衆院香川2区)が代表を務める国民は6・4%で、野党第1党で小川淳也氏(同1区)が政調会長を務める立民の4・0%を上回った。維新が3・9%、共産が2・2%など。

 磯崎氏は自民支持層の7割強を固めたほか、推薦を受ける公明支持層に浸透。野党支持層の一部にも食い込み、無党派層からの支持でもトップと堅調に戦いを進めている。

 三谷氏は国民支持層の7割近くを、茂木氏は立民支持層の7割強をそれぞれ固めたが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。

 町川氏は維新層からの支持が5割、石田氏は共産層からの支持が6割弱となっている。政治団体「参政党」新人の小林直美氏(48)、NHK党新人の池田順一氏(41)、政治団体「維新政党・新風」新人の鹿島日出喜氏(78)は苦しい。

 無党派層は5割強が態度を決めていない。

 選挙への関心度は「大いにある」「ある程度ある」を合わせて69・7%。自民現職と野党統一候補が事実上の一騎打ちとなった3年前の前回調査(69・1%)と同水準となっている。前回、実際の投票率は45・31%と過去最低だった。

 ■調査方法=香川選挙区の有権者を対象に2〜5日の4日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1198件。うち896人から回答を得た。

1261岡山1区民:2022/07/06(水) 18:48:30
>>1257
https://youtu.be/XLtwf4FCqJY
寺崎陣営怒りの会見

1262チバQ:2022/07/07(木) 08:20:17
宮崎が接してるって本当なんですかね?
https://news.yahoo.co.jp/articles/8efdb03dbfbbea458b1c6a54a2c8e8fa739de88e
野党分裂も立民猛追 宮崎、自民は組織戦で対抗
7/7(木) 7:05配信


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産経新聞
集会に参加し、拳を突き上げる支持者=1日、宮崎県小林市

終盤に入った参院選(10日投開票)の宮崎選挙区(改選数1)では、先行していた自民党現職を立憲民主党新人が猛追している。九州屈指の「保守王国」とされる宮崎。自民は3期18年の実績を強調し、党組織や支持団体による組織戦で逃げ切りを図る。立民は野党が分裂したものの、昨年の衆院選で議席を獲得した勢いで、党幹部を投入し攻勢を強める。

【当落予測リスト】近畿圏選挙区の場合

宮崎市から車で西へ約1時間。県南西部に位置し、農業が盛んな小林市で1日、自民現職の松下新平氏(55)は、農業関係者ら約200人を集めた集会で訴えた。

「消費税を下げるとか、聞き心地の良いことばかりいっている。国民をばかにしている」

演説は、物価高対策など立民が掲げる政策への批判が中心で、旧民主党政権時代に宮崎で発生した口蹄(こうてい)疫の対応で混乱した過去にも言及し、語気を強めた。

集会には、松下氏と同じ自民の谷垣グループに所属する遠藤利明選対委員長が駆け付け「新平ちゃんは一番大事な弟分」と支持を呼び掛けた。

■残る後遺症

松下氏が立民への批判を強めるのは、危機感の裏返しともいえる。

4期目を目指す松下氏は、県内最大の政治団体「県農民連盟」など約250の企業・団体の推薦を受け、組織による「総力戦」(松下氏)を仕掛ける。

しかし自民には昨年10月の衆院選の後遺症が残る。宮崎1区では、不祥事を起こした自民候補の公認をめぐり県連が混乱。元自民県議が無所属で出馬し、県連は分裂した。自民候補は比例で復活当選したものの、選挙区では立民候補に敗れた。

陣営幹部は「衆院1区を奪われたのは大きい。今回の参院選で迫られるきっかけになってしまった」とみる。週刊誌でスキャンダルが報じられたことなども影響し、松下氏の支持離れも進んだという。関係者は「公明党支持者からも『選挙区は立民に投票する』という声もある」と漏らす。

遠藤氏は「なかなか厳しい選挙だ。実際に物価が上がっている中で『自民党は何をやっているんだ』といわれる」と危機感をあらわにする。

■幹部てこ入れ

「今の政治が私たちの声を聞いていれば、物価高をこんなに長く放置しているはずがない」

立民新人の黒田奈々氏(48)は1日、宮崎市の県庁前でマイクを握り、約100人の聴衆に向かって叫んだ。この日は泉健太代表も初めて宮崎入りし、「今、急速に追い上げている。どんどん輪が広がっている」と声を張り上げた。

黒田氏は元NHK宮崎放送局の気象キャスターで、高い知名度を誇る。政府による物価高対策の批判を繰り返し、浮動票の取り込みを狙う。予想以上の激戦に、泉氏や西村智奈美幹事長ら党幹部が続々と応援に入り、てこ入れを図る。

宮崎選挙区では、立民と国民民主党が一本化に向けて協議を進めていたが決裂。国民は新人の黒木章光氏(45)を擁立、共産党も新人の白江好友氏(33)を立て、野党は分裂した。

昨年の衆院選では「反自民」を旗頭に立民、国民、共産の3党が協力し、県内3小選挙区で候補をすみ分けた。1区で立民候補が当選し、2区でも国民候補が比例で復活当選した。

共闘によって、それまで衆参ともに自民が議席を独占していた保守王国に風穴を開けた一方、両党とも今回の参院選をさらなる党勢拡大の足掛かりにしたい思惑もあり、分裂は避けられなかった。

立民、国民両党の支持団体「連合宮崎」は黒田、黒木両氏を「支持」する。国民は政府の予算案に賛成するなど「与党寄り」の姿勢が、従来の支持層に忌避され広がりを欠く。黒田氏陣営幹部は「国民に近い民間労組も立民になびいている」と明かす。

とはいえ、分裂による野党票の分散は無視できない。立民県連幹部は「厳しいことに間違いはない。最後に追い越すことができるか」と話す。

自民が踏みとどまるのか、王国の瓦解(がかい)が進むのか-。最終盤まで激しい選挙戦が続く。(小沢慶太)

1263チバQ:2022/07/07(木) 08:43:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ada9b5ff38e668a7bed333f6c55b69e92bfab53
【参院選・長野】自民党公認の松山三四六氏、不倫&中絶同意書に偽名署名と報道 事実関係認める
7/7(木) 5:01配信

日刊スポーツ
【イラスト】長野選挙区の立候補者

 参院選長野選挙区(改選1)に自民党公認で出馬しているタレント松山三四六氏(51)をめぐり、文春オンラインが6日、松山氏が2012年に当時20代だった女性と不倫し、女性が妊娠した際、人工妊娠中絶同意書に偽名で署名していたと報じた。

 松山氏は6日、松本市内での個人演説会後に取材に応じ、事実関係については「認めています」とした上で「今は選挙に集中させていただいきたい。すみません」と話した。松山氏の陣営関係者も報道の事実関係を認めた上で、今後、松山氏が経緯などについて説明するかとの問いに「この件に関しての(本人の)取材対応は選挙後に予定していると自民党県連とも調整中です」とした。

 長野選挙区には現職の立憲民主党杉尾秀哉氏(64)ら6人が出馬。共同通信の情勢調査では先行する杉尾氏を松山氏が猛烈に追い上げて支持を伸ばしているとしている。選挙戦最終日の9日には長野に、岸田文雄首相が2度目の応援に駆け付ける予定。

1264チバQ:2022/07/07(木) 08:51:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a43729367db354b8ea2182ef139d0030a3f27ac2
立民・福山氏が「維新対策」で作成した選挙ポスター 「京都人のプライド」をくすぐったフレーズとは
7/7(木) 6:01配信
デイリー新潮
福山哲郎氏は維新の猛追を振り切れるのか

 参院選京都選挙区では、2議席をめぐって三つ巴の戦いが繰り広げられている。自民党新人、日本維新の会新人、そして4回連続で議席を守ってきた立憲民主党現職の福山哲郎・前幹事長である。追いすがる維新を振り払おうと必死の福山氏。とうとう政策論をかなぐり捨て、「京都人のプライド」に訴えかける戦法を繰り出した。福山氏の焦りが滲み出た「選挙ポスター」とは……。

【写真】「京都人のプライド」に揺さぶり。立民“起死回生”のフレーズが入った選挙ポスター

 ***

「勤務時間中でしょう!」
 これまで京都選挙区は、福山氏と自民党候補が2議席を分け合う“指定席”であった。だが、維新が参戦を表明してから様相がガラリと変わる。京都は維新の本丸・大阪に隣するため、もろに維新旋風を受けてしまったのである。

「4月に維新が新人の楠井祐子氏を擁立してきた段階では、まだ福山さんに余裕があった。楠井氏の知名度がイマイチだったためです。しかし、選挙が近づくにつれて維新は猛追。一気に差を縮めてきた」(地元記者)

 その先頭に立ってきたのが、吉村洋文・大阪府知事だ。

「吉村さんは地の利を生かして、連日のように京都入り。京都でも吉村人気はすごく、結構な人が集まります。傍には今回、福山さんと袂を分かち、維新を支援している国民民主党の前原誠司さんも応援。福山さんも焦りを隠しきれず、演説で『吉村知事、勤務時間中でしょう! 仕事しないでいいんですか』とがなり立てていました」(同・地元記者)

前代未聞のポスター
 公示日が近づくにつれて焦り出した福山氏。一気に相手を引き離すべく取った起死回生策が「選挙ポスター」であった。

 選挙戦に入ると、選挙管理委員会が指定した公営掲示板以外では候補者のポスターが使用できなくなり、各党は政党ポスターに張り替える。その場合のポスターには、党首の写真とともに「比例は立憲へ」「生活安全保障」といった文言を入れるのが一般的だ。

 だが今回、福山氏が選んだポスターは度肝を抜く内容であった。

〈 まっとうな政治 京都のことは京都で決めよう。立憲民主党〉

 青一色のポスターに白地でこのフレーズだけ。これを数千枚、京都中の街角に貼り付けたのである。福山氏はこのポスターで何を訴えたかったのか――。

「これは京都人にしか響かないフレーズだと思います」

 こう語るのは、ある京都の政界関係者だ。

「上京」ではなく「東下り」
「これまで維新が京都に入ってこられなかったのも、維新が“大阪の政党”だったからです。経済では明らかに大阪のほうが栄えていますが、実は京都人はプライドが高く、心の底では大阪を見下しているところがあるのです」(同・関係者)

 東京に対してでさえ、剥き出しの対抗心を見せる京都人は多いという。

「遷都したといっても、たかが200年も経っていないだろうと。こっちは1000年も都として栄えてきた街なんだと。だから『上京する』とは言わず、『東下りする』という年配の人もいます」(同・関係者)

 いわんや大阪をや、という気構えだというのだ。「大阪で決めたことを京都に持ってくるなんてもってのほか」。福山氏は京都人のプライドを揺さぶる作戦に出たのである。

 このワンフレーズが効いたのか、終盤戦で福山氏は盛り返し、維新を引き離し始めた。

自民党も同調
 このポスターには、三つ巴の一角である自民党の重鎮・伊吹文明元衆議院議長も同調。「立民はいいことを言っている。京都のことは京都で決めましょう」と自民党候補の演説会で持ち上げた。自民は政策的には立民よりも維新に近いが、こちらも維新の猛追を受け、なりふりかまっていられない状況なのである。

 一方、維新側についている国民民主の前原氏は、

「大阪で決めたことを京都でやるんじゃありません。生粋の京都人である楠井さん(維新新人候補)が京都のことを決めるんです!」

 と演説で反論。この言葉には暗に、福山氏が東京生まれであることも含んでいるという。

 政策はそっちのけで、最後は「県民性」が争点となってしまった京都選挙区。軍配をはどの候補へ……。

デイリー新潮編集部

新潮社

1265チバQ:2022/07/07(木) 08:57:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/002ee22ef52c46ad6039f7b00d4ab3bc22adc3d2
参院選 宮城・秋田・福島で与党先行 青森・山形は野党優位 岩手激しく競る
7/7(木) 6:00配信
河北新報
 河北新報社の取材網による分析では、東北6選挙区(改選数各1)は宮城、秋田、福島で与党が先行する一方、野党は青森でリードし、山形でやや優勢に戦いを進めている。岩手は与野党が拮抗(きっこう)したまま最終盤に突入した。各党とも無党派層が勝敗の鍵とみて、支持獲得に全力を挙げる。

 青森は立憲民主党現職の田名部匡代氏(53)が優勢を維持し、自民党新人の斉藤直飛人氏(47)が追いかけている。

 岩手は自民新人の広瀬めぐみ氏(56)が、やや先行していた立民現職の木戸口英司氏(58)と激しく競り合っている。

 宮城は自民現職の桜井充氏(66)が優位を保ち、立民新人の小畑仁子氏(44)が懸命に追い上げる。日本維新の会新人の平井みどり氏(67)は伸び悩む。

 秋田は自民現職の石井浩郎氏(58)がリードし、国民民主党推薦の無所属新人の村岡敏英氏(61)が激しく追う。立民が推す無所属新人の佐々百合子氏(46)は巻き返しを図る。共産党新人の藤本友里氏(43)は苦戦している。

 山形は国民現職の舟山康江氏(56)を自民新人の大内理加氏(59)が猛追し、接戦を演じている。共産新人の石川渉氏(48)は支持に広がりを欠く。

 福島は自民新人の星北斗氏(58)が支持を広げる。立民、国民、社民が推す無所属新人の小野寺彰子氏(43)が急追している。

 NHK党、政治団体「参政党」が各選挙区に擁立した新人候補者らは、いずれも厳しい。

河北新報

https://kahoku.news/articles/20220706khn000023.html
仙台市長が中立一転、自民比例候補を応援
2022年7月6日 12:14

自民党比例候補の街頭演説で応援のマイクを握る郡市長
 10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で郡和子仙台市長が5日、比例代表の自民党候補の応援マイクを握った。郡氏が今回の選挙戦で支持を鮮明にしたのは初めて。中立を貫く気配もあった大票田の首長の突然の行動は、選挙区の戦いにも影響しそうだ。

 「今後も国会で活躍してほしい。2枚目(比例代表)の投票用紙には○○(候補者名)とお書きください」。市役所向かいの勾当台公園市民広場で午後3時過ぎ、郡氏は約6分間にわたり声を張り上げた。

 候補者は昨夏の仙台市長選で、再選を目指す郡氏応援のため来仙した。5日の演説後、郡氏は「選挙でお世話になった。(政党ではなく)比例の候補者個人の応援だ」と話し、足早に会場を後にした。

 郡氏は昨秋の衆院選で、宮城1区の自民候補の演説会に出席した翌日、かつての所属政党の流れをくむ立憲民主党候補の演説会に参加。「節操がない」と両陣営や一部の市民から批判された。このため「『今回は中立でいく』と話していた」(郡氏周辺)という。

 演説数時間前の5日午前にあった定例記者会見でも「どの候補者からも応援要請はない。私自身は政党を離れた」などと中立を強調していた。

 郡氏の動きについて、自民県連幹部は「市政運営に政権与党の協力が必要と判断したのだろう。自民を応援していると捉える有権者もいるはずだ」と選挙区への相乗効果を期待する。

 郡氏は旧民進、共産、社民各党などの支援を受け、2017年の市長選で初当選。21年の市長選は自民、公明両党を含む超党派市議らに支えられ再選された。

 参院選を戦う立民新人の陣営幹部は「比例候補だから大丈夫と考えたのかもしれないが、『自民寄り』と見られても仕方ない。信じられない行動」と憤った。

1266チバQ:2022/07/07(木) 09:07:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/aeebe7198c50fd3c17edd09c67f7d17978c494f4
【参院選2022】神奈川選挙区 立民・寺崎氏「最後まで戦い抜く」 党の〝一本化〟方針に反発 
7/7(木) 0:21配信
カナロコ by 神奈川新聞
選挙活動を支える国会議員らと記者会見に臨んだ立憲民主党の寺崎氏(前列中央)=6日、県庁

 参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で新人の水野素子氏(52)に支援を集中させる方針を示したことを受け、同じく同党新人で前県議の寺崎雄介氏(50)は6日、県庁で会見し、「まっとうな政治を実現するために最後まで戦い、勝ち抜く思いは全く変わっていない」と訴えた。

 党方針を巡っては、4日に西村智奈美幹事長が県連幹部に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」と伝えた。当選の可能性がより高いと判断し、党幹部らが県内入りした際の応援は水野氏に限定するという。

 会見には支援する国会議員らが同席。寺崎氏は、選挙戦終盤に入って党方針が示されたことについて「強い憤りを感じる。支援者に申し訳なく、(党本部に)猛省を促したい」と批判。選挙戦への影響については「目の前の有権者と触れ合うことを徹底していく。全く影響はない」と力を込めた。

神奈川新聞社

1267チバQ:2022/07/07(木) 09:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/187b9f69e0bdb1e6adf925cce8e99bca5effcccc
二階俊博が消えた!参院選の応援に一切現れず、愛弟子の「バンザイ」に早々と不参加を表明した理由
7/7(木) 6:02配信


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現代ビジネス
和歌山選挙区での異様な光景
Photo by GettyImages

 7月10日の参院選投開票日まで、残すところわずかとなった。最後の激しい争いが展開されるなか、「一体どこにいるのだろうか」と噂になっている有名政治家がいる。自民党の二階俊博元幹事長だ。

【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る!

 参院選告示当日である6月22日、二階氏の到着をを今か今かと待ち受けていた人物がいた。元沖縄北方担当相で、今回の選挙では参議院5期目を目指す鶴保庸介氏だ。

 この日、鶴保氏はJR和歌山駅前で選挙戦の第一声をあげた。鶴保氏を応援するため、同じ和歌山が地盤の元経産相・世耕弘成参院議員、そして元総務相の石田真敏衆院議員が駆け付けた。ところが、ここに和歌山選出の「ドン」であり、鶴保氏の師である二階氏は現れなかった。

 「和歌山県の国会議員は、衆参あわせて5人います。うち1人は野党なので、自民党は4人。愛弟子ともいわれる鶴保氏の出陣式ということで、当然ワシらも二階先生が来ると思っていた。昨年10月の衆議院選挙では、広い和歌山3区をあちこち走り回って元気な姿を見せていましたからね」

 こう語るのは、当日駆けつけた自民党の地方議員の一人だ。この議員が続ける。

 「ところが、いくら待てど暮らせど、二階先生の姿はなかった。その後も鶴保氏の応援に二階先生は来ていないそうです。いったい、どこにおるんだろうか……」

 「二階不在」のまま始まった鶴保氏の選挙戦の光景は、永田町でも話題になっている。

 二階派選出の国会議員も、こう言って首を傾げる。

 「参議院には二階派所属の議員も8人いて、そのうち半分は今回の改選です。ところが鶴保氏や、元外相の中曽根弘文氏といった二階派候補のところを、二階先生が訪れたという話は聞かないんです。国会も夏休み状態だし、ずっと東京の宿舎にこもっているんでしょうかね」

 この議員は「やっぱり1減が影響しているのか……」と呟いた。どういう意味か。

 参院選公示の6日前の6月16日は、二階氏にとっては衝撃的な一日だった。衆議院議員選挙区画定審議会(区割り審)が、衆議院の小選挙区の新しい区割り案を岸田文雄首相に勧告。「一票の格差」をなくすため、「10増10減」の見直しを行う内容だった。

 これは、二階氏に大きな影響を及ぼす変更だったのだ。

1268チバQ:2022/07/07(木) 09:24:12
衆院選区割り案の衝撃
Photo by GettyImages

 区割り案では、和歌山県に3つあった小選挙区は、1つ削減され、2つになる。二階氏のお膝元である和歌山3区は和歌山2区と一体化するような格好になるのだ。

 現在、和歌山1区は国民民主党から無所属になった、岸本周平氏。2区は自民党の元総務大臣の石田真敏氏。そして3区が二階氏だ。

 ただ、岸本氏は12月に行われる和歌山県知事選への出馬を予定している。近く辞表を提出し、いずれは補欠選挙になる見通しだ。

 すると、二階氏と石田氏という大御所2人が選挙区を分け合えばうまくおさまるはずだったが、どうも状況は違うようだ。

 新・和歌山1区は和歌山市と隣接する紀ノ川市、岩出市で1つの小選挙区になる。それ以外が新・和歌山2区だ。和歌山1区に組み込まれる紀ノ川市と岩出市は、現在の和歌山2区である。

 「だから、新・和歌山1区に石田氏、新・和歌山2区に二階氏で折り合いがつくとみていたんです。ところが、石田氏は現在の選挙区の中心部がある新・和歌山2区での出馬を希望しているという。その目論見もあってか、石田氏は昨年末、総理派閥である岸田派に入会したのです」(岸田派の国会議員)

 問題を複雑にしているのは、そこにもう一人、世耕弘成参院議員というベテランが手を挙げかねないという点だ。世耕氏は、民放で将来について聞かれ、衆院への鞍替えについてこう意欲を見せている。

 「政治家になった以上はチャンスがあれば、やっぱり国のかじ取りをする立場、トップというのはやってみたいという思いがあります」

「参議院からもトップになれるはずですが、過去前例がない。地元のご理解もあれば(衆議院鞍替えも)考えてみたい」

 選挙区を石田氏とどう分け合うのかという問題に、さらに世耕氏も絡んでくると、壮絶な公認争いになる可能性が出てくる。

「二階先生は来ませんから」
Photo by GettyImages

 今年83歳となる二階氏は、長男と三男のいずれかが後継とされてきた。

 「長男は地元の御坊市長選挙に出馬して惨敗しました。そこで三男が後継者と言われているが、この三男は長男と仲が悪く、二階先生の集会で顔を合わせても話もしません。二階先生も、2人の息子をかなり気遣っているようで、支援者もピリピリ、自分が続けるしか今のところ解決方法はないと思っているようです。

 この状況で、石田氏だけではなく世耕氏も参戦するとなれば、ますます頭が痛いはずです。なにしろ代々世耕氏の一族は、二階先生の和歌山3区と結びつきが強い。昨年10月の衆院選でも、鞍替えのチャンスがないか最後まで探っていました。鞍替えするなら新和歌山2区でしょう」(前出・自民党の地方議員)

 前回の参院選の2019年は、二階氏は幹事長として手腕をふるい、自民党勝利の立役者になった。公明党の兵庫選挙区の候補者にまで、決起大会をおぜん立てし、連立政権維持にも努めるという豪腕ぶりを見せつけたのだ。

 だが、今回の選挙戦では、公明党はおろか、自民党内での支援でも二階氏の影はうかがえない。

 参院選の和歌山選挙区は、早くも鶴保氏が圧勝という情勢調査の結果が出ている。すでに地元のマスコミと鶴保氏との事務所の間で「バンザイ撮影」の段取りの打ち合わせがはじまっているという。

 「当選した鶴保氏を囲んで、どういう形で(議員や支援者が)並ぶかという段取りをしていました。当然、世耕氏や石田氏よりもいい位置にいなければ大変なことですから、事前に打ち合わせをしていたのです。ところが鶴保氏側から『二階先生はバンザイに来ませんから』と話が出ました。愛弟子のバンザイにも二階先生が姿を見せないとは、異様な事態です」(前出・地方議員)

 7月3日、参院選の渦中で二階氏がようやく姿を見せたのは、福岡選挙区の公明党候補の集会だった。いまいち仲がしっくりきていない麻生太郎副総裁への「当てつけ」のように、突然やってきたという。その一方、永田町ではこんな意見も聞こえてくる。

 「二階氏は早い夏休みをとっているだけでしょう。菅義偉前首相との連携も含めて、新しい作戦を練っているとも聞きます。菅氏のグループと二階派がまとまれば、80人ほどの派閥になる。一気に主導権争いがはじまり、岸田首相も見過ごすことはできないでしょうからね」(自民党幹部)

 早い夏休みなのか、それとも定数削減のショックなのか、二階氏の「不在」の本当の理由がわかるのはこれからだ。

現代ビジネス編集部

1269チバQ:2022/07/07(木) 09:55:43
野党 青森 山形 沖縄
接戦 岩手 秋田 新潟 福井 山梨 長野 宮崎

https://news.yahoo.co.jp/articles/1afd7e3c08eb64b6162dcaa6232c1bde418a125f
参院選情勢、1人区は7県で接戦 優勢は自民22、野党3
7/7(木) 6:00配信
共同通信
改選1人区の情勢

 共同通信社が2〜5日に実施した参院選の終盤情勢に関する電話世論調査によると、全国32の改選1人区のうち22選挙区で自民党が優勢となっている。野党側のリードは青森、山形、沖縄の3県にとどまり、東北と甲信越などの7県では与野党が接戦を展開している。岸田首相は6日、1人区の青森、秋田両県に入り支持を訴えた。立憲民主党の泉健太代表らも最終盤、接戦区を重点的に回る方針で、上積みに懸命だ。


 改選複数区を含めて選挙区の投票先は未定との回答が39.6%あり、10日の投開票までに情勢が変わる可能性もある。

 有権者がいる世帯、8万444件のうち4万3766人から回答を得た。

1270チバQ:2022/07/07(木) 09:56:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/cab09416c591ac420d561c03789de22dcb33f454
安倍晋三元総理を怒らせた自民大阪府連 「最大派閥の長たる自分を蔑ろにするとは」
7/7(木) 5:57配信


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デイリー新潮
安倍晋三元総理

「私もまだ67歳。若いんです!」

 安倍晋三元総理がひと際声を張り上げた。6月12日、大阪市内。参院選で改選を迎える松川るい氏の決起大会でのことだが、応援演説にもかかわらず、自身をアピールしたのにはワケがある。

【写真4枚】街頭演説に駆け付ける岸田総理

 3週間前の5月21日にも安倍氏は大阪を訪れていたが、奇しくも同じ日、岸田文雄総理も大阪にいた。安倍氏は自身が率いる清和研所属の谷川とむ代議士のパーティーに参席。一方の岸田総理は、昨年の総選挙で自民党が全19選挙区で総崩れとなった大阪で、比例復活もかなわず落選となった11人の前議員らが設立した「挑戦(チャレンジャー)の会」の設立総会に招かれていた。

 この会の代表を務める中山泰秀元外務副大臣は安倍氏の側近として有名で、岸田派の竹本直一元IT担当相を岳父に持ちながら清和研に加入した、加納陽之助氏もメンバーだ。

「だからこそ、安倍さんは挑戦の会に自身でなく、岸田さんが招かれたことにご立腹でした。最大派閥の長たる自分を蔑ろにするとは、ということですね」(自民党大阪府連関係者)

安倍氏に対するわだかまり
 安倍氏が気分を害するのも分からぬではない。が、この関係者は弁明しきり。

「安倍さんを軽んじたわけではありません。目前の参院選を無事にやり過ごせば、総選挙も参院選もない“黄金の3年間”が到来します。ただ、その間に岸田総理が解散を打てば、候補者の公認権は党総裁を兼ねる岸田さんが握るわけです。清和研の前議員らも岸田さんの不興を買うわけにいかず、非清和研の元議員らも“ここは総理を呼ぶのが筋”と言って譲らなかった」

 とはいえ、府連にはいまも安倍氏に対して微妙なわだかまりが残っている、と語るのは別の関係者だ。

「先の総選挙で、大阪は過去に経験したことのない苦戦を強いられた。その理由は安倍さんや菅さんが国会対策などを理由に日本維新の会と蜜月関係を築き、台頭を許したからだという思いがあるんですよ」

岸田総理へのライバル意識
 さらには、最近の安倍氏の言動にも危機感を募らせていると吐露する。

「いまも岸田さんを牽制する発言を繰り返していますよね。政権が掲げる『新しい資本主義』に“意味が分からないよね”と周囲に聞こえよがしに言ってみたり、米軍との核共有構想や核武装に向けた議論の提起を唱えたり。最近も円安対応を巡って“日銀は政府の子会社だ”なんて発言し、官邸を困惑させているでしょ」

 これらは最大派閥を率いながら、現政権で存在感を発揮できないことへのいら立ちや焦りと解されている。

「必勝を期する大切な場なのに、安倍さんを招いて主賓の岸田さんを尻目に、不用意なことを口にされたら困っちゃいますからね」

 冒頭の安倍氏のエネルギッシュな訴えは「岸田、何するものぞ」という強いライバル意識の表れなのか。が、閣僚経験者は苦笑い。

「清和研所属の松川さんも、いかに安倍さんが親分とはいえ、岸田総理との鞘当てはよそでやってほしいって思ってるんじゃないかな」

 自民党には「派閥は100人で割れる」との言葉が伝わる。清和研は現在94人――。

「週刊新潮」2022年7月7日号 掲載

新潮社

1271チバQ:2022/07/07(木) 10:57:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d3294ef7479795dcc31eca886676444c6c7e97
<参院選>埼玉選挙区の終盤情勢 自民の優位揺るがず、追う3候補 「投票先未定」は4割弱
7/7(木) 9:50配信


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埼玉新聞
参院選埼玉選挙区の終盤情勢

 共同通信社が2〜5日に実施した参院選の終盤情勢に関する電話世論調査によると、全国32の改選1人区のうち22選挙区で自民党が優勢となっている。野党側のリードは青森、山形、沖縄の3県にとどまり、東北と甲信越などの7県では与野党が接戦を展開している。自民総裁の岸田文雄首相は6日、1人区の青森、秋田両県に入り支持を訴えた。立憲民主党の泉健太代表らも最終盤、接戦区を重点的に回る方針で、上積みに懸命だ。

 改選複数区を含めて選挙区の投票先は未定との回答が39・6%あり、10日の投開票までに情勢が変わる可能性もある。

■自民優位、3氏追う/埼玉選挙区

 共同通信社の調査に埼玉新聞社の独自取材を加え、埼玉選挙区(改選数4)の終盤情勢を分析すると、自民現職の関口昌一氏(69)が優位を保っている。自民支持層を固め、支持政党なしにも広く浸透する。

 自民との与党で2議席を狙う「埼玉方式」で臨む公明現職の西田実仁氏(59)は組織票を固め、各年代に満遍なく支持を広げている。

 無所属現職の上田清司氏(74)は元知事の知名度を前面に、推薦を受ける国民支持層を押さえ、自民や維新、無党派層にも食い込んでいる。

 立民新人の高木真理氏(54)は党前代表の枝野幸男氏ら党の全面的バックアップを受ける。10代から70代以上まで幅広い世代に浸透している。

 維新新人の加来武宜氏(41)は維新支持層を固めつつあるが、無党派層に広がりを欠く。共産新人の梅村早江子氏(58)は共産支持層に浸透しながら、懸命に追い上げる。

 れいわ新人の西美友加氏(50)、いずれも新人でNHK党の宮川直輝氏(49)、河合悠祐氏(41)、小林宏氏(49)、池高生氏(53)、幸福実現党の湊侑子氏(39)、無所属の高橋易資氏(65)、日本第一党の堀切笹美氏(47)、参政党の坂上仁志氏(60)は苦しい戦い。

1272チバQ:2022/07/07(木) 10:57:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/12b8bc5c92f660a906c798728113893fe80a664e
参院選長崎 比例の戦い 自公/協力で不協和音 野党/党勢維持に懸命
7/7(木) 10:36配信


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長崎新聞
河野氏(手前右)とアーケードの中を一緒に練り歩く吉岡候補(右端)=佐世保市

 終盤を迎えた参院選。長崎県内では長崎選挙区の6人の候補だけでなく、各党県連が全国で50議席を争う比例代表の票獲得へ火花を散らしている。連立政権を組む自民、公明からは選挙協力を巡り不協和音が聞かれ、野党も党勢維持に向け支持拡大に懸命だ。
 3日午後、佐世保市中心部のアーケードの入り口付近に公明の県議、市議2人の姿があった。この日、選挙区の自民・山本啓介候補(47)の応援で党広報本部長の河野太郎氏が来県。山本、河野両氏がアーケードを練り歩く「桃太郎作戦」についていき、公明の比例候補、窪田哲也候補(56)をPRするビラを商店主らに配る予定だった。
 同じころ、そばの公園では自民の比例候補で全国保育推進連盟幹事長の吉岡伸太郎候補(50)=諫早市出身=が街頭演説を始めた。そこに山本、河野両氏が飛び入り参加し、吉岡氏への支持を訴えた。公明の議員たちは遠くからその様子を見つめ、不快そうな表情を浮かべていた。
 この後、山本氏が「桃太郎」を始めると吉岡氏も同行。知名度抜群の河野氏のそばでアピールを続けた。公明の議員たちは「マナー違反だ」と怒りを隠さず立ち去った。自民関係者によると、吉岡氏が同行する予定はなかったといい、「(佐世保市を含む)衆院長崎4区では公明と協力して戦ってきた経緯がある。吉岡氏にはわれわれの立場をもう少し考えてほしかった」と困惑していた。
 自民は今回、吉岡氏を含む33人を比例に擁立。ある自民県議は「公明は連立政権のパートナーだが(比例候補を抱える自民の)職域団体も大事にせざるを得ない」と話す。
 県選管によると、3年前の前回、自民が県内で獲得した比例票は約21万票。このうち候補名が記入されていたのは約7万票で、残りの約14万票には党名が書かれていた。山本氏らは集会などでこうした事実を紹介し、職域団体と公明支持者双方にこの「14万票」を狙うよう訴えバランスを取る。さらに自民の組織内候補がいない漁協関係者を公明に紹介するなど「できる限りの協力はしている」(別の自民県議)という。
 これに対し、公明県議は「比例票の出方次第で来春の統一地方選や今後の国政選挙の協力に影響が出る可能性もある」とけん制する。

 「2枚目の投票用紙(比例)には国民民主党を」-。先月28日夕、国民県連代表の西岡秀子衆院議員(長崎1区)らが長崎市内の国道沿いを歩きながら、支持を訴えていた。比例の選挙カーが県内に入るのは3日間だけ。それ以外は公選法の規定でマイクが使えず、メガホンを手に声を張り上げている。昨年秋の衆院選で獲得した比例票5万3700票が目標。ただ、国民系の三菱重工労組をはじめとする基幹労連は今回、立憲民主から比例に出馬している組織内候補の支援に回る。国民は比例の現有4議席死守を掲げるが、県連幹部は「厳しい戦いだ」と危機感を募らせる。
 一方、社民は政党として生き残るためには比例得票率2%以上が必要で、正念場が続いている。県連は昨秋の衆院選の比例票を上回る1万7千票を目標とし、党公認の元広島市長、秋葉忠利候補(79)が長崎市内で集会を開くなどして票を掘り起こす。ただ党員減と高齢化は否めず、街頭活動は年々厳しくなっている。県連幹部は「支持層を確実に固め、灯を守らなければ」と悲壮感を漂わせる。

1273チバQ:2022/07/07(木) 10:59:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e23a0f9af3f9240b2f150a2345cd1d5bfd4d99
最大の「政治勢力」高齢者の影響力 基礎からわかる参院選
7/7(木) 10:43配信


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毎日新聞
グータッチで支持を求める候補者(右)=大分市内で2022年7月3日、津島史人撮影

 総務省の調査(抽出調査)で昨年の衆院選(投票率55.93%)の年代別の投票率をみると10歳代が43.21%、20歳代が36.50%となっています。

 これに対して30歳代は47.12%、40歳代は55.56%、50歳代は62.96%です。60歳代は71.43%、70歳代以上は61.96%でした。

 「若者は政治に関心を持たなければ……」などと言われますが、若者と高齢者の投票率に大きな差があることは日本の政治のあり方を決める大きな要因になっています。

 ◇政治家は高齢者を向いている

 日本は65歳以上の高齢者が全人口の3割に近づいています(2021年10月現在で28.9%)。もともと多いうえに投票率が高いため、政治に与える影響は甚大です。よく組織・団体票や業界政治が批判されますが、高齢者は日本の政治では最大、最強の勢力です。

 高齢者は年金受給者であり、医療、介護などの社会保障の受益者でもあります。政治に関心が高くなるのは自然なことです。政党も、候補者も、票田である高齢者向けの政策を重視します。与党が今春、年金受給者に一律5000円を給付する提案をした際に、「選挙目当て」と批判されたのはこのためです。

 ◇社会保障給付費にGDP比20%以上

 19年度の社会保障給付費(ILO=国際労働機関=基準)の国内総生産(GDP)比は22.14%です。一方、子育て世帯向けの公的支出は19年度でGDP比1・73%(OECD=経済協力開発機構=基準)で、OECD平均を下回っています。

 防衛費のGDP比2%が議論になり、北大西洋条約機構(NATO)は加盟国に2%以上の水準を求めています。しかし、英独仏の子育て世帯向けの公的支出はいずれもGDP比3%を超えています(17年度、OECD調べ)。

 ◇高齢者自身のためにも

 医療、介護などを含み、生活保障の意味もある社会保障給付費はその性格上、削減が難しい支出です。日本の高齢者人口は今後も増加が続き、40年には約4000万人に達すると推定されています。支出の伸びをいかに抑制するかが課題であって、総額の削減は難しいのが現実です。

 しかし、子育て世帯向けの公的支出を増やさなければ、現在の現役世代が苦しいだけではなく、将来の現役世代も増えないことにつながります。負担する人が減れば、社会保障の給付水準はいずれ維持できなくなるのは自明です。

 若者世代への支出より高齢者への支出を優先するのは政治的には容易なことです。しかし、そのツケは最終的には高齢者自身に返ってくることにもなるのです。(政治プレミア編集部)

1274チバQ:2022/07/07(木) 11:01:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/c49068844291abc72a3003ba44a36611fd6c3df6
【ふくしま2022参院選】重点地域絞り総力戦 福島県選挙区
7/7(木) 10:43配信


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福島民報
(写真:福島民報)

 投票まであと3日となった参院選で、自民党公認の新人星北斗候補(58)=公明党推薦=、無所属で野党統一候補の新人小野寺彰子候補(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=による事実上の一騎打ちとなっている福島県選挙区は、両陣営とも政党本部を挙げた総力戦の様相を呈している。各党や各報道機関の情勢分析などを踏まえ、両陣営は最終盤の重点地域を設定し、都市部を中心に大物議員による応援演説を展開。組織の引き締めに加え、浮動票獲得にしのぎを削る。

 「物価やガソリンの(価格高騰)問題に取り組み、生活の安定を守るのは政権与党にしかできない」。星候補は6日、福島市や南相馬市などで言葉に熱を込めた。物価高対策を効果的に打つ姿勢を強調し、批判を続ける野党をけん制。応援に駆け付けた現役閣僚二人は演説で、農業など業界団体に配慮した施策に触れるなど組織票固めに本腰を入れた。

 終盤情勢調査で星候補は「優位」「堅調」などと報じられ、党本部や陣営は楽観ムードに神経をとがらせている。党選対幹部は組織を引き締めるために、8日の岸田文雄首相の2度目となる本県入りを即決したとされる。岸田首相の演説場所を大票田の郡山市に設定したのは、保守層の票固めと浮動票の取り込みで逃げ切る狙いがある。接戦地域に位置付ける会津、県北でも追い込みを掛ける。

 党県連は6日、「1票1票を積み重ねる」との党基本方針を再確認。所属県議に対し、衆院小選挙区単位で電話などで票の上積みを徹底するよう指示した。各支部・総支部にも文書で通達し、相手陣営より先に浮動票を囲い込む作戦だ。党県連幹部は「守っていては到底勝てる選挙ではない」として「攻めの姿勢」を貫く構えだ。

 「普通の幸せ、生活を大切にする人たちの思いを政府は感じていない。納得、安心できる政策を打ち出す」。小野寺候補は6日、田村地方などで声を振り絞った。スーパー周辺などで、消費税の時限的減税など生活者目線の政策を訴えた。前日には田村地方で自民の安部晋三元首相が演説しており、地盤の切り崩しを警戒する衆院議員が遊説に同行した。

 終盤情勢で小野寺候補は「猛追」「迫る」などと報じられる中、野党各党は福島県選挙区を与党過半数を阻止する「天王山」とみる。国民民主は8日に玉木雄一郎代表、立民は9日に泉健太代表を福島市に急きょ送り込み、政権批判票を掘り起こす。陣営は、相手候補を逆転するには小野寺候補の地元会津で大差を付けるのが大前提とみて一層の支持固めを急ぐ。終盤戦で支持が伸びていると分析する郡山市も最重点地域に位置付けた。反自民票だけでなく、浮動票の取り込みも狙う。

 陣営は6日、草の根的な運動を徹底する方針を確認。県議会会派県民連合の所属県議に、党派を超えた集票に努めるよう指示した。立民県連幹部は「首相や閣僚が来県するほど、政権の無策ぶりを批判する有権者の支持がこちらに集まる」と見込む。

 福島県選挙区では、NHK党公認の新人皆川真紀子候補(52)、政治団体「参政党」公認の新人窪山紗和子候補(47)、無所属の新人佐藤早苗候補(62)も県内各地を回り、政策を訴えている。

1275チバQ:2022/07/07(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3af068c9aebcb74f30b3e7590944b08f93fec5
複数選挙区で「身内の争い」 立民はシビアな判断
7/7(木) 17:36配信

産経新聞
国会議事堂=東京都千代田区

参院選(10日投開票)を目前に控え、各陣営はラストスパートに入った。改選数2以上の選挙区に複数の候補を擁立した自民党や立憲民主党の身内同士の争いも激しさを増している。

【当落予測リスト】首都圏選挙区の場合

自民は今回の参院選で、複数区の北海道(改選3)、千葉(同3)、東京(同6)、神奈川(同4、欠員補充1)に2人ずつ候補を擁立した。2人の当選を目指すが、自民の支持層や支援団体の票を奪い合う側面もあり、実際の選挙戦は過酷だ。

「票(を)はがされる」

ある自民候補の陣営は、こんな大見出しを付けた事務連絡資料を作成し、他候補に票を奪われかねないという危機感の共有を図った。他候補よりも先行しているとの情勢調査報道を受け、「『(結果は)大丈夫』との誤解が広がった結果、極めて厳しい状況に見舞われている」と〝緩み〟を警戒。実態は不明だが「はがされる」との表現からは、当初その候補に向けられていた支持が、自民の別候補を含む他陣営に移ったとの不安も読み取れる。 一方、立民は2人の候補を擁立した神奈川選挙区でシビアな決断を下した。

神奈川県連所属の笠浩史衆院議員は5日、西村智奈美幹事長と阿部知子県連代表らが会談し、情勢調査で上位の候補の当選を最優先する方針を示したとツイッターで説明。「厳しい判断ですが、今日から集中して支援してまいります」と書き込んだ。

共倒れを防ぐためとみられるが、一方の候補を切り捨てるような手法には批判もあり、笠氏のツイートには「弱者を切り捨てる政党」「(もう一人の候補に)投票した人の気持ちを踏みにじった」などのコメントが相次いだ。

1276チバQ:2022/07/07(木) 18:01:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/99dc34b6c90f586ac447e2991150c2704484b43b
岸田派「三度目の正直」なるか 「政治とカネ」舞台の広島選挙区
7/7(木) 17:25配信


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毎日新聞
原爆ドーム前で支持を訴える候補者(手前)=広島市中区で2022年6月22日午前9時27分、滝川大貴撮影(画像の一部を加工しています)

 「今回こそが三度目の正直。どうしても勝ち抜かなければならない」。参院選公示後初の週末となった6月25日。広島選挙区(改選数2)に立候補した自民党現職で岸田派の政策委員長を務める宮沢洋一氏が声を張り上げた。岸田文雄首相のいとこで側近として知られる宮沢氏が立つ、この広島市安佐南区こそが、大規模買収事件で公職選挙法違反に問われ、実刑が確定した河井克行元法相の地元であり、「政治とカネ」問題の主舞台だ。

【イラストでわかる参院選】

 ◇河井案里氏出馬で分裂選挙に

 2019年参院選で、地元では岸田氏や自民の広島県議、市議の多くが6選を目指した溝手顕正元国家公安委員長(岸田派)を支持。安倍晋三首相(当時)や菅義偉官房長官(同)らの強力な後押しを受ける河井氏の妻案里氏との激しい分裂選挙となった。

 結局、案里氏は29万票余りで初当選。一方の溝手氏は約2万6000票差で落選した。当時、宮沢氏は溝手陣営の選対本部長を務めていた。これが宮沢氏の言う最初の「敗戦」だ。

 この選挙を巡り、後に大規模買収事件が発覚。選挙前、河井夫妻側には、党本部から計1億5000万円もの資金が振り込まれており、地方議員らに配られた現金との関係が注目された。

 案里氏の当選無効を受けた21年4月の再選挙で、岸田県連会長(当時)を筆頭に岸田派は派閥を挙げて自民公認候補を推した。だが、「金権政治に『ノー』を」と訴えた野党系候補に約3万4000票差で敗れた。地元での「2連敗」を受け、当時は「岸田総裁の芽はなくなった」とまでささやかれた。

 21年10月に岸田政権が誕生し、直後の衆院選で自民は候補を擁立した広島県内6選挙区のうち5選挙区で勝利した。だが、検察当局は22年3月、現金を受け取った県議ら34人を公職選挙法違反(被買収)で起訴。県連所属の議員20人が辞職または離党するなど、選挙の実動部隊の多くを失った。宮沢氏は「大変厳しい選挙だ」と強調する。

 地元の選挙の勝敗は、岸田氏の求心力にも直結する。首相は「被爆地・広島出身の政治家」を前面に掲げ、核兵器のない世界の実現を政権の重要政策に据える。来年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)は広島で開催することを発表している。岸田派は、広島を地盤とする比例候補と合わせて宮沢氏の必勝を期す。関係者は「首相の地元でみっともない戦いはできない。圧倒的勝利を目指す」と話す。

 ◇野党候補「説明責任果たしていない」

 「自民はまだ説明責任を果たしていない。広島から政治の透明性を訴える」。立憲民主、国民民主、社民各党の県組織などでつくる「結集ひろしま」が擁立した無所属新人の三上絵里氏は21年再選挙の再現を期し、「政治とカネ」で攻勢をかける。6月26日には、再選挙で当選した宮口治子参院議員がJR広島駅前で応援演説し、「(事件は)何も決着していない」と批判した。

 三上氏は選挙戦序盤、宮沢氏に続いて先行したが、中盤以降は地元紙などで日本維新の会の候補との接戦が伝えられ、陣営は「1番は宮沢氏かもしれないが、2番手は誰になるかわからない。大変厳しい戦いだ」と、引き締めに躍起だ。

 維新は、元京都市議の森川央氏を擁立。馬場伸幸共同代表ら幹部が広島入りし、議席奪取を狙う。ほかに、共産党が擁立した中村孝江氏が「政治家の私腹を肥やすための政治ではなく、市民の暮らしと権利のための政治を」と訴えるなど、過去最多の計10人が争う。【手呂内朱梨、岩本一希】

1277チバQ:2022/07/07(木) 18:01:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1606e642922b9d078db6bf52f59a3a6cb84c17b
「ゼロ票確認ガチ勢」現る…投票所「一番乗り」SNSで話題、撮影巡るトラブル懸念
7/7(木) 14:06配信

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読売新聞オンライン
 選挙の際に競って投票所に一番乗りし、投票箱が空であることの確認作業に立ち会おうと「奮闘」する人たちがいる。その名も「ゼロ票確認ガチ勢」。「ガチ勢」とは、ある物事に全力で取り組む人のことを指すネット上の俗語だ。SNSで話題となり、今回の参院選でも複数の期日前投票所で「ガチ勢」の姿があった。選挙管理委員会側は「選挙に関心を持ってもらえるのはありがたい」と好意的に捉える一方、投票所の撮影を巡ってトラブルに発展することを懸念する声もある。

【図】都道府県で大きな差がある繰り上げ投票所の割合

期日前投票所の「ゼロ票確認」で、投票箱の中身を確認する有権者(右)(2日、愛知県稲沢市のアピタタウン稲沢で)=沢村宜樹撮影

 公職選挙法は「投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入っていないことを示さなければならない」と定めている。投票所に最初に来た有権者が投票管理者とともに投票箱の中を調べ、中が空であることを確認する「ゼロ票確認」は各投票所で行われており、チャンスは期日前投票初日(投票所ごと)と投票日当日だけだ。

 名古屋市の中区選挙管理委員会によると、参院選公示翌日の6月23日、同区役所内に設置された期日前投票所には「ゼロ票確認」を狙う複数の有権者が並び、午前8時半の投票開始時刻に合わせ、職員とともに投票箱内に何もないことを確認した。

 大橋寛明・統計選挙係長は「SNSで話題になっていることが影響したのでは」とみる。投票箱内の確認は法令で定められた作業であることから、「確認は公正な選挙のために必要なことで、それに関わりたいという気持ちを持ってもらえるのはありがたい」と話している。

 一方、愛知県一宮市選管によると、市役所内に設けられた期日前投票所に初日に2人が現れ、「空箱の写真だけ撮らせてほしい」と頼んできたという。選管職員が、「一宮市では投票所の写真撮影はお断りしている」と説明すると、2人は投票せずに会場を去ったといい、「10日の投票日に、撮影の可否を巡ってトラブルになる所がないといいが」と心配する。

 10日の投票日には、同市内で計77か所の投票所が設置される予定だ。担当者は、「ゼロ票確認を含め投票所に混乱をきたすことがないよう、職員に改めて対応方法の徹底と注意を促す」としている。

1278チバQ:2022/07/07(木) 19:07:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ced84539e4ab742a81debbdd32a48d0e67f510e
参院選・青森県内終盤情勢 田名部氏優位、齊藤氏猛追 青森、弘前で競り合う
7/6(水) 8:55配信


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Web東奥
(写真:東奥日報社)

 10日投開票の参院選青森県選挙区(改選1)について、東奥日報社は2〜5日、県内有権者を対象に電話世論調査を行った。東奥日報の取材を加味して終盤情勢を分析した結果、立憲民主党現職の田名部匡代候補(53)=社民党推薦=が優位を保っているものの、自民党新人の齊藤直飛人候補(47)=公明党推薦=が激しく追い上げている。政治団体「参政党」新人の中条栄太郎候補(53)と、NHK党新人の佐々木晃候補(50)は浸透していない。なお、有権者の3割強は投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。

 立民と自民はともに、青森県を「最重点区」に位置付け、序盤から大物弁士を続々投入するなど激戦を展開している。

 田名部候補は地元の八戸市、三戸郡のほか、五所川原市とつがる市でもリードしている。齊藤候補は地元の津軽地方のほか、下北地方で優位に戦いを進めている。大票田の青森と弘前の2市では両候補が競り合っている。

 田名部候補は立民支持層や、推薦を受ける社民支持層の8割超を固めた。自主支援している共産党支持層や、日本維新の会支持層の7割近くに浸透。自民や公明のそれぞれ2割超にも食い込んでいる。

 齊藤陣営は徹底した組織戦を展開しているが、自民支持層の6割超しか固め切れていない。推薦を受ける公明支持層も約6割にとどまる。国民民主党支持層の3割強、維新の3割弱を取り込んでいる。

 支持政党がない無党派層は、田名部候補への支持が4割、齊藤候補は1割となっている。

 年代別では、70歳以上の半数、60代の4割が田名部候補を支持し、50代の4割、30代の4割弱は齊藤候補を支持している。20代、40代は拮抗(きっこう)している。男女別では田名部候補が女性、齊藤候補は男性の支持を多く集めている。

 職業別では、田名部候補は専業主婦(夫)、年金受給者・無職、契約社員・アルバイト、齊藤候補は正社員・正職員からそれぞれ多くの支持を受ける。学生や農林漁業者の支持はほぼ互角となっている。

 投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」は計64.0%で、「まだ決めていない」は35.7%。参院選への関心度は、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」を合わせて62.7%だった。

1279チバQ:2022/07/07(木) 19:07:57
https://kahoku.news/articles/20220707khn000022.html
参院選選挙区 岩手・宮城・山形の3知事が現職支援鮮明
2022年7月7日 16:00

 10日投開票の参院選で、岩手、宮城、山形の3県知事が選挙区候補への肩入れを鮮明にしている。岩手は野党現職を自分の選挙のように全面支援。宮城は野党から与党に移った現職のマイクを握り、山形は中盤に入って野党現職に加勢した。高い知名度を誇る県政トップの一挙手一投足に各陣営の注目が集まる。

達増氏、野党共闘の受け皿役に
 達増拓也岩手県知事は再選を期す立憲民主党現職の支持を早々に表明し、自身の後援会をフル稼働させる。盛岡市内で3日夜にあった立民県連の政談演説会では「即戦力として必要。大きな火の玉となり当選に向け頑張ろう」と元知事政務秘書の盟友を鼓舞した。

 野党共闘の受け皿役も買って出た達増氏。昨年の衆院選岩手3区で小沢一郎氏(衆院比例東北)が自民党に敗北した苦い経験を踏まえ、巻き返しを期してアクセル全開だ。

 選挙戦中の県議会6月定例会では、自民県議が「偏った姿勢は県民に重大な影響を与えかねない」とけん制すると、達増氏は「政治上の自由と行政上の公正中立が重要」と切り返した。


現職の演説会で熱弁を振るう達増岩手県知事=3日、盛岡市
村井氏、「恩人」のマイクを握る
 「24年間、1回もマイクを握ったことがなかったが、やっとこの日が来た。微力だが一生懸命応援する」。村井嘉浩宮城県知事は公示日の6月22日、仙台市青葉区の県庁近くであった自民現職の第一声に駆け付けた。

 1998年の初当選以来、旧民主党や旧民進党などに籍を置いた現職は、東日本大震災時、財務副大臣としてグループ補助金制度の創設に関わった。村井氏は「(復旧復興の)恩人」と持ち上げ、約500人の聴衆に支持を呼びかけた。

吉村氏、事務所限定し与党に配慮
 吉村美栄子山形県知事は今月2日朝、山形市内にある国民民主党現職の選挙事務所を訪問した。

 昨年の知事選で応援を受けた現職と並び「飾らない、気取らない、気さくな人柄」とアピールする吉村氏。選対幹部の1人は「『山形県の超大物』が来た」と語り、無党派層への広がりにも期待を寄せた。

 吉村氏は野党勢力の後押しを受けて4選されたが、2019年の参院選では自民現職を激励し、波紋を広げた。「選挙で受けた恩は選挙で返す」が基本姿勢の吉村氏だが、現段階で事務所での激励にとどめ、自民への配慮も見せている。


選挙カーの出発前、現職にエールを送る吉村山形県知事=2日、山形市

1280チバQ:2022/07/07(木) 19:09:08
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/06/kj_2022070600144.php
参院選県区・地区別終盤情勢 舟山氏・庄内と置賜で優勢、大内氏・山形、最上など先行
2022/7/6 10:30
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 第26回参院選県選挙区は、改選1議席を巡る攻防が激しさを増している。国民民主党現職の舟山康江(56)、自民党新人の大内理加(59)=公明党推薦=の両候補を軸に、共産党新人の石川渉(48)、政治団体「参政党」新人の黒木明(48)、NHK党新人の小泉明(51)の各候補を含めた現新5人の熱戦が続く。山形新聞社が実施した世論調査と取材を基に、県内5地区に分けて終盤情勢を詳報する。
【東南村山】

 大票田の県都・山形市で大内がリードし、周辺市町で激しく競り合う舟山が追う展開となっている。

 大内は山形市長佐藤孝弘の全面的なバックアップを受け、議員と連動しながら同市内で個人演説会を重ねて支持を広げる。公示前には首相岸田文雄、選挙戦突入後はデジタル相牧島かれんらを弁士とする空中戦を徹底し、唯一の「山形市出身」をアピールしながら、県選挙区における議席奪還の必要性を訴える。地元の山形市北部地域や天童市で優位に立ち、幅広い世代から支持を集める。

 舟山は参院議員芳賀道也をはじめとする、非自民系の議員と連動しながら運動しており、農家に対する支援の充実などを訴える。個人演説会では農業関係者や友人が弁士を務め、山形市内で「女性のつどい」を開催するなどして結束を強めている。連合傘下の自治労など支援労組の動きは鈍い。山形市南部をはじめ、上山、山辺、中山の各市町で互角の戦いを繰り広げている。

 石川は山形市で党委員長志位和夫の来援を受けるなど共産支持層の取り込みを狙うが厳しい戦いを強いられている。黒木、小泉はともに埋没している。

【庄内】

 現職の強みを発揮し、舟山が一部保守層も取り込んだ戦いを展開、全域で優勢となっている。大内は組織力を生かし、懸命に追い上げを図っている。

 舟山は非自民系の県議と市町議、元議員らの支援を受け、鶴岡、酒田の市街地と周辺部で浸透している。農業の生産力や基盤整備の強化などを訴え、庄内平野各地の農村部で優位に立ち、高齢者層や女性の支持も高い。鶴岡では知事吉村美栄子の支持者と連動し、安定した戦いを展開する。酒田では保守票も期待できる元衆院議員阿部寿一の支持層を主体にした後援組織がフル稼働し、票固めを進める。

 大内は県3区選出の衆院議員加藤鮎子や酒田市長丸山至、自公系の県議、市町議がバックアップ。建設業や一次産業の各業界団体からの支援も受け、出遅れの解消を図っている。党選対委員長遠藤利明が酒田での決起集会に駆け付けた。鶴岡では党三役の国会議員も投入して街頭に立つなど支持拡大に努め、保守票だけではなく無党派層の取り込みも目指している。

 石川は共産の県議、市議らと支持拡大を図るが苦しい。黒木、小泉の支持は限定的となっている。

1281チバQ:2022/07/07(木) 19:09:31
【置賜】

 地盤の西置賜で安定的な戦いを進める舟山がわずかに抜け出し、大内が猛追している。

 舟山は非自民系の県議、市町議を中心に支持固めを進める。地元の小国町をはじめ、長井市、白鷹、飯豊両町の西置賜全域でリードし、自民支持層にも食い込む。川西町でも後援会による草の根運動が機能し、引き離している。序盤は自民の候補者が決まらなかったことや、国会での国民の予算案賛成などが影響。従来の支援組織の足並みがそろわずに出足が鈍かったが、個人演説会の開催などを重ねて引き締まってきた。

 大内は「JA山形おきたま」が単協推薦したことを追い風に生産者層に食い込んでいるほか、建設業界を軸に、知名度に勝る舟山を激しく切り崩している。大票田の米沢市は、これまで舟山に流れていた保守層を取り戻しつつあり、激しく競り合う。衆院議員鈴木憲和の地元南陽市では、市長選と連動した運動で支持を拡大し、高畠町とともに互角の戦いを進める。保守系県議や市町議らを軸に無党派層の取り込みが進む。

 石川は共産支持層を軸に集票を図るが、伸び悩んでいる。黒木と小泉の浸透は限定的だ。

【西・北村山】

 西村山は、知名度に勝る舟山と組織力を背景に空中戦を展開する大内が僅差の戦いを繰り広げる。

 舟山は非自民県議と市町議が支持を訴え、寒河江市と河北町でわずかに優勢、大江町ではリードする。同町出身の知事吉村美栄子の支援も追い風に終盤の盛り上げにつなげたい考え。

 大内は自民県議と市町議が支持拡大に動き、朝日町で優位に立ち、西川町で浸透。元党幹事長石破茂の来援など空中戦で一定の手応えを得ており、無党派層への浸透が今後の鍵となる。

 北村山は、厚い組織力に支えられて東根市でリードする大内に対し、舟山が農家票などを軸に村山市、尾花沢市で浸透を図る。

 大内は自公の地盤に支えられる東根市で市長土田正剛と連動し、党総務会長福田達夫の来援を得るなど着実に票固めを進める。大石田町でも町議の動きが活発で攻勢を掛けている。

 舟山は村山市で知名度の高さを生かして優勢に展開するが、相手陣営の切り崩しを警戒する。尾花沢市では市長選を控える市長菅根光雄と連携し、引き締めを図っている。

 石川は全体的な広がりに悩み、黒木と小泉は苦戦している。

【新庄・最上】

 厚い保守地盤に支えられた大内が徐々に浸透し、ややリード。知名度で上回る舟山だが、保守票の取り込みが進まず勢いを欠く。

 大内は党と建設業を中心にした経済界の支持を軸に組織戦を展開。衆院議員加藤鮎子と連携し「与党直結候補」を強調する。東北中央自動車道整備の進展に加え、新庄市を中継点とする酒田市―宮城県石巻市を結ぶ横軸の高速網整備の必要性を主張。公明の比例候補と連動し組織のてこ入れを図る。新庄市長山尾順紀や最上、鮭川、戸沢の各首長が応援。地元選出県議は自民3人に加え、無所属山科朝則が支援している。

 舟山は当初から、本人の存在感頼みの楽観ムードを警戒。公示後は「農政通」をアピールし、農業票を足掛かりに支持獲得を目指しているが限定的だ。連合系労組の支援を受けるが、国民の与党接近による野党共闘が崩れた影響をカバーするまでに至っていない。舟形町長森富広が地域内の首長で唯一、支援を表明。元参院議員・故岸宏一との党派を超えた親交をたどり自民票獲得を狙うが力強さが見られない。

 石川は共産支持層以外への広がりに乏しく、黒木、小泉は独自の戦い。

2022参院選

1282チバQ:2022/07/07(木) 19:10:12
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/02/kj_2022070200034.php
1票に懸ける〜参院選県区候補者ルポ(2) 国現・舟山康江氏
2022/7/2 10:15

沿道の声援にグータッチをして心を通わす=舟形町
 選挙カーのドライバーが焦っている。「もう鮭川に入らないといけない時間だ」。沿道に顔を出す人が多く、頻繁に停車するためどうしても遊説予定がずれ込んでしまう。「舟山さんの人気はすごいよ」。各選挙でハンドルを握ってきたドライバーには分かる。

 公示翌日は最上地区を回った。住宅2階の窓、畑、ビニールハウス、のり面工事の足場、擦れ違う車、あらゆるところから手が振られる。遠くにあっても見逃すことはない。「ありがとうございます、見えております」。声援こそが原動力となる。

 舟形町の街頭演説では「国会でもう1回、雪国の思い、地域の思い、農業の現場の大変さを発信したい」と豪雪対策の強化を訴えた。自らは小国町に暮らしている。最も雪深い地域に住む国会議員の一人、と自負している。

 車は緑が濃い山あいの集落に入った。日に焼けた農家やお年寄りが笑顔で出迎える。落選も経験したが、2期12年、くまなく県内を歩き、地域の声を聞くことを心掛けてきた。そのスタイルは一貫している。

 午後、蒸し暑さとともに声量が増してきた。「上から降ってくる政治ではなく、下から積み上げる政治に変えるために声を聞かせてください。私が届けます」。いつの間にか首にタオルが巻かれていた。

1283チバQ:2022/07/07(木) 19:10:41
https://www.yamagata-np.jp/news/202207/05/kj_2022070500128.php
1票に懸ける〜参院選県区候補者ルポ(5・完) 自新・大内理加氏
2022/7/5 12:31

農村部で、激励を受けて走り出す=尾花沢市
 真っ白のシャツに、赤いたすきが映える。真っ赤に日焼けした腕を振り、支持者に駆け寄る。「生まれ育った山形のため、皆さんの声を国政に届け、かなえたい」。そう訴える声は日増しに熱を帯びている。

 強い日差しを背に、尾花沢市の集落を選挙カーがひた走る。スイカ畑には作業の手を休め、高々とタオルを振る農家の姿。「ありがとうございます。今年の生育はどうですか」。車から降りると、そう連呼しながら猛ダッシュで向かった。

 毎年のように水害や低温などの影響に悩まされる切実な声を受けた。「山形は果樹王国。皆さんの負担を減らし安心して営農できる政策を実現する」。こう、訴え選挙カーに乗り込んだ。農家は車が見えなくなるまで見送った。選挙戦を通じ、県内各地で見る光景だ。

 昨年1月の県知事選では集落単位で計1500回ほど集会を重ねた。膝をつき合わせ地域課題を聴いた。道路や河川の整備、鳥獣被害対策、高齢者の交通手段の確保…。出馬を決断した際、あの時の住民の切なる声が自らを突き動かした。

 県内を縦断しながら1日で20カ所近く街頭に立つ日もある。シャツは汗でびっしょりになるが、なりふり構っていられない。「後がない戦い。山形のために働かせてほしい」。郷土への熱い思いを胸に、現職という厚い壁に挑んでいる。

1284チバQ:2022/07/07(木) 19:11:34
https://www.minyu-net.com/news/saninsen2022/FM20220707-714571.php
星候補は福島や郡山で優位、小野寺候補は会津で支持伸ばす 参院選
2022年07月07日  


 新人5人が立候補している福島選挙区(改選数1)では、自民党公認の元県医師会副会長星北斗候補(58)=公明党推薦=が序盤からのリードを保ち、事実上の野党統一候補である無所属のフリーアナウンサー小野寺彰子候補(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が追いかける構図は変わらない。6日には6月定例県議会が閉会し、各地で選対を預かる県議らが、10日の投開票に向けてギアを一段階上げて走り出した。

 星候補は各年代から満遍なく支持を獲得、特に女性からの支持は他を引き離す。自民支持層の7割強を固め、票田の福島、郡山両市で優位に立つ。課題は4割強にとどまる公明支持層への浸透だ。自民県連は6日、各地区選対の代表が集まり、残る選挙期間の運動方針を改めて確認。西山尚利幹事長は議員会議で「それぞれの議員が党員党友、友好団体と一致団結し、一票一票の積み重ねに全力を尽くしてほしい」と訴えた。

 小野寺候補は立民、社民両党支持層の7割前後をまとめたが、国民、共産支持層は5割弱と伸び悩む。出身地の喜多方市を含む会津地域で支持を伸ばしており、中、浜通りでの支持拡大を急ぐ。支援する県民連合は県議会閉会後の会議で、最終日までフル稼働で支持を呼びかけ続けることを確認。総合選対本部幹事長の亀岡義尚副会長は「与党の物価高対策の不備が追い風になり、勢いを感じている」と意気込んだ。

 NHK党公認の元山形県米沢市議皆川真紀子候補(52)は厳しい戦い。政治団体「参政党」公認の会社社長窪山紗和子候補(47)、無所属の元養護教諭佐藤早苗候補(62)も立候補している。

1285チバQ:2022/07/07(木) 19:13:02
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/83393
参議院選挙・宗教団体、ウイルス禍影響で動き対照
「集会自粛続く」立正佼成会、「LINE活用」の創価学会
2022/7/7 12:30
左から届け出順に諸派新人の遠藤弘樹氏、NHK党新人の越智寛之氏、立憲民主党現職の森裕子氏、自民党新人の小林一大氏

 10日に投開票を迎える参院選新潟選挙区(改選数1)では、立正佼成会が立憲民主党現職の森裕子氏(66)を、公明党の支持母体・創価学会は自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)をそれぞれ支援し、宗教団体票にも注目が集まる。新型コロナウイルスの感染拡大による自粛が活動に影を落とす中、動き方は対照的だ。

 県内の会員数4万2千世帯の立正佼成会は、近年野党候補を支援することが多いが、あくまで人物本位で決めるという。今回の参院選では3月中旬に開いた推薦委員会で森、小林両氏とウェブで面談した。憲法を守り、平和主義を推進するなどの観点から、県内全10教会で森氏を推薦する。

▽活動ストップ

 しかし感染禍後、佼成会の活動はストップしたままだ。感染を防ぐため教会に人を集めた集会は2020年2月から取りやめ、選挙活動にも影響が出ている。

 感染禍前の国政選挙ではポスター張りやチラシ配り、街頭活動といった候補の支持を広げる運動を担ってきた。今回の参院選は「密になる集会参加はなるべく避け電話作戦のみ」(新潟教会の関係者)で、組織内の票固めに注力している。以前は教会に信者数百人を集め、選挙区候補の個人演説会も開いていたが、今回大規模な森氏の演説会は行わない。

 県内佼成会の政治を担当する新発田教会の水藻快枝(よしえ)教会長は「教会の活動が止まっているのに選挙は一生懸命ではちぐはぐになる。活動ができない中で支持を広げるのは難しい」と語る。動きが制限される中、幹部らが森氏の街頭演説に参加し、底上げを図る。

▽大規模に動員

 6月上旬に新潟市で開かれた公明党の時局講演会は、1500人収容の会場がほぼ埋まった。公明推薦が決まった小林氏が参加し、学会員への顔見せの場となった。国政選挙の度に開く時局講演会だが、感染禍で21年の衆院選は行わず、19年以来3年ぶりに復活した。長岡、上越両市でも開き全体で5千人を動員した。

 創価学会の県内会員数は10万世帯。感染禍で活動自粛の期間が続いたが、新潟池田文化会館(新潟市中央区)などでは昨夏から、収容人数を半分に絞って集会を再開している。

 自粛の中で急速に普及したのがLINE(ライン)だ。高齢の会員らがスマホに買い換え、やりとりする姿が目立つという。選挙にも活用され、燕市の女性会員(60)は「知人に投票を頼むにも電話だと相手の都合がある。LINEなら既読が分かるので送りやすい」と話す。支持拡大のため、比例代表の公明候補と自民・小林氏のスタンプも作成された。

 懸念材料は溝があったとされる自民、公明両党の県組織間で、小林氏の推薦調整が遅れたことだ。新潟創価学会の木下崇広報部長は「直前に決まったので顔と名前の浸透に最後まで注力する」と力を込めた。

■    ■

 新潟選挙区には諸派新人の遠藤弘樹氏(42)、NHK党新人の越智(おち)寛之氏(48)も立候補している。

1286チバQ:2022/07/07(木) 19:16:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/0015444943.shtml
2022/7/6 05:00神戸新聞NEXT

参院選兵庫選挙区の終盤情勢 維新・片山氏、自民・末松氏がリード
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国会議事堂(資料写真)=東京都千代田区永田町1
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国会議事堂(資料写真)=東京都千代田区永田町1
 10日投開票の参院選兵庫選挙区(改選数3)について、神戸新聞社は3、4の両日、電話世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。候補者13人のうち、維新現職の片山大介氏(55)と自民現職の末松信介氏(66)がリードし、3議席目を公明現職の伊藤孝江氏(54)がうかがう。

 兵庫県内の約千人から回答を得た。全体の約4割、無党派層の約6割が依然態度を決めておらず、情勢を左右する可能性もある。

 片山氏は維新支持層の7割超を固め、与野党問わず他党の支持層にも一定の食い込みを見せる。60代以上の高齢層の支持も高い。

 自民支持層の6割をまとめた末松氏は、無党派層の1割超を取り込む。10〜30代の支持で他候補を上回り、安定した戦いを進める。

 伊藤氏は公明支持層の9割を手堅くまとめた。国民からも7割超を集めるが、推薦を受けた自民への広がりは1割に満たない。

 立民新人の相崎佐和子氏(49)は支持政党別で立民の6割超、推薦を受けた社民の4割に浸透。国民や無党派層は1割に届いていない。

 共産新人の小村潤氏(46)は、党支持層の9割近くから後押しを受けるが、若年層で伸び悩む。

 NHK党や諸派、無所属の新人計8人は苦戦している。(田中陽一)

1287チバQ:2022/07/07(木) 19:16:53
https://www.sankei.com/article/20220706-PQKSZTBTYVJNNFGSFOSZQGPFPQ/?outputType=theme_election2022
混沌の京都 「安全圏」なき戦い 維新参入で構図一変
2022/7/6 22:30
3年ぶりの祇園祭・山鉾(やまほこ)巡行を控え、一年で最も華やぐ時期を迎えた京都。10日投開票の参院選では改選2議席をめぐり、候補者9人が死力を尽くした熱戦を繰り広げている。日本維新の会の参入により、自民党と旧民主党系などが議席を分け合ってきた構図は一変。もはやどの候補者も〝安全圏〟とはいえない混沌(こんとん)とした情勢のまま、選挙戦は最終盤に突入した。

「京都のことは京都で決めましょう」。京都市で5日連続の猛暑日を記録した2日、JR京都駅前で立憲民主党現職、福山哲郎(60)が聴衆に訴えた。

応援弁士としてマイクを握った党前代表の枝野幸男は「大阪の一過性のブームに千年を超える歴史を持つ京都がぐらつくことはないと信じている」と声を張った。2人とも大阪を本拠地とする維新を意識していることは明らかだ。

今回、立民は旧民主党系で「兄弟党」ともいわれる国民民主党と決別。旧民主時代にともに政権交代を目指した国民民主代表代行の前原誠司=衆院京都2区=が維新の支援に回り、福山を推薦する連合京都内でも前原に近い組織は自主投票を決めた。

京都は立民代表、泉健太=衆院京都3区=のおひざ元であり、福山の当落は党の浮沈に影響しかねない。昨年まで党幹事長を務め、5選を目指す福山が維新を念頭に置いた演説を繰り返すのは「かつてない危機感」(陣営幹部)の表れといえる。


2日の立民演説の数時間前、同じ場所で自民が街頭演説を行った。首相(自民総裁)の岸田文雄が新人、吉井章(55)の応援に駆け付けた。

1288チバQ:2022/07/07(木) 19:17:25
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220706-OYT1T50288/
[ドキュメント参院選 2022]旧民主重鎮 引っ張りだこ
2022/07/07 05:00
参院選2022 ドキュメント
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参院選の応援に駆けつけた立憲民主党の枝野幸男・前代表(6日、京都市で)
街頭で演説する立憲民主党の岡田克也衆院議員(6日、三重県松阪市で)
 立憲民主党では、旧民主党政権時代の閣僚経験者らが参院選の応援に引っ張りだこになっている。

[ドキュメント参院選 2022]自民派閥 新人獲得に火花

 「東日本大震災の際、(連日、昼夜を問わない記者会見で)『枝野寝ろ』と言われたが、私がウトウトしていると起こしに来たのが官房副長官だった」

 立民前代表の枝野幸男・元官房長官は6日夕、京都市・四条烏丸の繁華街でこう振り返り、震災対応で自らを支えた候補者を持ち上げた。

 強い西日が差す中、身ぶり手ぶりを交え、「古い政治をやるのか、頼れる政府を作るのか。立民に力を貸してほしい」と声をからし、懸命に訴えた。

 かつて民主党代表を務めた岡田克也・元外相も人気弁士の一人だ。6日は三重県松阪市の街頭で、「新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるが、岸田首相は選挙に飛び回っている。国民のために仕事をしろと言いたい」と語気を強めた。

 演説前には、ファンを名乗る女性から声をかけられ、会話を交わす姿も。接戦の地元・三重に張り付きつつ、東北などのテコ入れに全力を挙げる。

 野田佳彦・元首相や、「ミスター年金」で知られる長妻昭・元厚生労働相らも各地で積極的に街頭に立っている。

 枝野氏や岡田氏らに応援の声がかかる背景には、泉代表ら現執行部の「知名度不足」(党関係者)がある。各陣営からは「名の売れた重鎮は迫力があり、街頭で立ち止まる人の数が違う」(関東地方の陣営幹部)との声が漏れる。

 泉氏は昨年11月の代表就任後、人事で世代交代を図り、旧民主党時代から長く中軸を占めた世代は一斉にポストから退いた。ただ、「昔の顔」からの脱却はそう簡単にはいかないようだ。

1289チバQ:2022/07/07(木) 19:18:15
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220706-OYT1T50291/
[注目区を行く・山形]自民「不戦敗」模索で波紋
2022/07/07 05:00
参院選・山形
参院選2022 注目区を行く
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 国内有数のコメどころとして知られる山形県の庄内平野。その北端に位置する遊佐町の田園地帯に6月29日夕、自民党山形県連会長で党選挙対策委員長の遠藤利明(72)の声が響いた。

参議院選挙・世論調査「関心がある」82% 「景気・物価高」重視38%
 「火中の栗を拾うと言うが、『大内さん、あなたしかいない』。口説かせてもらいました」


 紹介された参院山形選挙区の自民新人、大内理加(59)は、コメ農家ら約50人を前に「野党だけの戦いになったら、政権与党を支持する皆様方の選択肢を失っていた。山形の有権者だけがその機会を失ってはならない」と力説した。

 自民が大内の公認を発表したのは、参院選公示を3週間後に控えた6月1日だった。全45選挙区49人の中で最も遅かった。

 ともに県議だった祖父、父を持つ大内は、自らも県議を13年間務めた。昨年1月には、知事選に出馬した。結果は、野党各党の県組織の支援を得た吉村美栄子(71)に大差で敗れ、4選を許した。

 大内の擁立がずれ込んだのは、自民執行部が当初、「不戦敗」を模索したためだ。相手候補で3選を目指す国民民主党筆頭副代表の舟山康江(56)が、今年度当初予算に賛成したことへの配慮だった。

 自民執行部には、参院選全体で国民との協力関係を築き、参院選後に連携を強化する思惑があった。しかし、県連からは「今さら舟山と書けというのか」、「誰も出さないのは政権与党として恥ずかしい」と、批判が噴出した。

 結局、国民内から反発が出て、全国的な選挙協力は実現に至らず、自民の執行部は擁立にカジを切った。自民の応援弁士は、選挙戦で擁立の経緯にはほとんど触れない。むしろ、「『短期決戦』に挑む覚悟を決めた」と、大内を持ち上げ、その決断力を強調する場面が目立つ。

 もっとも、出遅れの代償は小さくなかった。参院選公示後の党独自の世論調査では、「大内に投票する」という回答は、自民支持層の7割台にとどまった。「党員にもしっかりとアプローチして、8割台に乗せないといけない」。危機感を強めた地元県連は、遊佐町での演説に先立ち、同じ6月29日に緊急会合を開き、遠藤が県議らに足元を固めるよう求めた。

 県連や大内の準備不足は否めない。選挙運動用のビラは1種類しかなく、舟山陣営からは「演説内容の大半が、知事選の時と変わっていない」との指摘も出る。

1290チバQ:2022/07/07(木) 19:18:32
 出遅れを挽回しようと、追い上げに懸命な大内陣営の幹部は、「とにかく時間がない。空中戦にならざるを得ない」と漏らす。連日、党幹部や閣僚が続々と山形入りし、公示前の18日に入った首相で党総裁の岸田文雄(64)が、最終盤に再び応援に入る計画がある。党本部は4日、山形を「最最重点区」(党幹部)に指定し、議席奪取に総力を挙げる。

 自民と国民の接近で痛手を負ったのは、舟山も同じだった。

 「今の厳しい経済状況に誰がしたのか。国の政策の間違いなんです」。舟山は7月2日、山形市内の演説会で政府・与党を厳しく批判した。

 山形では2016年、19年の参院選で野党勢力が結集し、共産が候補擁立を見送り、自民候補に連勝した。今回は、国民が予算に賛成し、与党との政策協議も深めたことで、その結束が完全に乱れた。

 共産は、舟山ら国民の動きを「与党化宣言」と批判し、今回は新人の石川渉(48)を立てている。

 立憲民主党は、舟山を表向きは「支援」する。しかし、実際には舟山陣営と距離を置く行動が目立つ。6月24日には、立民選対委員長の大西健介(51)が比例選候補の応援で山形入りしたが、舟山の事務所に立ち寄ったのは3分だけだった。舟山と並んだ街頭演説もなく、山形を後にした。

 舟山を巡っては、自民による推薦案すら取り沙汰された。舟山陣営からは、「舟山に不信感を持ち、離れた支持者が出た可能性もある」と懸念する声が上がる。

 両陣営が勝敗に大きな影響を与えると見るのが、吉村の存在だ。

 吉村は6月21日、県庁で参院選への対応を問われ、「舟山さんを応援したい心情はしっかりある。ただ、中央政府との連携も考えなければいけない」と複雑な心境を吐露した。

 自民は、吉村を引き寄せようと、これに先立つ16日には、吉村が首相官邸で岸田に名産のサクランボを直接贈呈する機会を設けた。2日後の18日には、吉村が自民県連大会に出席し、遠藤らを喜ばせた。

 昨年の知事選での支援への「恩返し」を強く意識する吉村は、7月2日朝、舟山の事務所を訪れた。「舟山さんは熱心に私を応援してくれた。活躍を心から願っています」。吉村が、舟山にエールを送ると、支援者から万雷の拍手がわき起こった。

 大内陣営からは、「知事にこれ以上応援されると、難敵相手にきつくなる」と本音がこぼれた。

 永田町を舞台とした政党同士の駆け引きに巻き込まれた山形の有権者がどのような判断を下すのか。審判の時が近づく。(敬称略)(鷹尾洋樹、山形支局 吉田拓矢)

1291チバQ:2022/07/07(木) 19:19:03
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220705-OYT1T50295/
[注目区を行く・宮城]自民に「移籍」残るしこり
2022/07/06 05:00
参院選・宮城
参院選2022 注目区を行く
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 仙台藩主・伊達政宗が、かつて防衛拠点とした侍町に由来するJR仙台駅前の商店街「ハピナ 名掛丁なかけちょう 」。2日昼、自民現職の桜井充(66)と並んだ自民幹事長の茂木敏充(66)は、低姿勢で聴衆に呼びかけた。


 「『(投票用紙に)桜井充って一度も書いたことないよ』という人もいるかもしれません。確かに、自民党にとっては新人です」

 5選を目指す桜井は、1998年の初当選以来、旧民主党、旧民進党から立候補し、議席を得てきた。今回は一転、自民に「移籍」して出馬した。


 自民からの桜井擁立は、地元の宮城県連よりも、党本部が前のめりだった。茂木に先立ち、桜井は「仕事ができるのは政権与党だからです。野党ではいくら何を言ってもできないのが現実です」と、自民からの出馬の理由を説明した。演説の最後には、腰を直角に折り曲げ、深々と有権者に頭を下げた。

 桜井は、2017年の民進党分裂を受けて、同党と希望の党の合流で結成された旧国民民主党に所属。19年には離党し、翌20年に党籍は無所属のまま、参院の自民会派に入った。

 13年参院選まで2人区だった宮城は、自民と野党が議席を分け合うことが多く、「無風区」とされてきた。1人区になると、自民は16、19年と桜井ら野党候補に連敗した。これまで1人区を勝ち抜いてきた桜井の接近は、議席奪還をもくろむ自民には渡りに船だった。

 こうした動きに地元県連は冷ややかだった。県連は昨年12月、桜井ではなく、県議を公認候補とするよう党本部に上申した。県連が事前に約110の支部を対象に意向調査をしたところ、「県議支持」が約6割、「県連一任」が約4割で、「桜井支持」は2支部だったとされる。

 桜井擁立にこぎつけたい党本部の執行部は、世論調査を実施し、支持率が高い方を公認する案を地元に提案した。4月の調査で、桜井支持が上回り、今回は桜井を公認し、県議は3年後の参院選にまわることで決着した。この県議は、桜井の遊説に同行し、桜井への支援を求めるなど、しこりがないように振る舞う。

 県連内からは、「煮え湯を飲まされてきた相手を心から応援する気にはなれない」との声が漏れる。過去の参院選では、候補者の当選に向けて、自民県議団が独自に支援組織を作り、バックアップ態勢を整えてきた。しかし、今回はその動きは見送られた。県議会の控室には、桜井のポスターは一枚も貼られていない。

 民主党政権で財務副大臣を務めた桜井は、在任中に東日本大震災の復興支援策作りの過程で培った人脈を生かし、県内35市町村長のうち33人から支援を受ける。医師の桜井は、野党時代も地元の医師連盟の推薦を得ており、陣営は「自民支持の日本医師連盟とのねじれがようやく解消し、より活発に運動してもらえる」と期待をかける。

 6年前、桜井は全国に先駆けて共産党と政策協定を結んで推薦を受け、当時は宮城が野党共闘のモデル選挙区だった。自民内には、「今回の『変節』が、自民支持層にどう受け止められるかは正直言って分からない」と懸念する声もある。

1292チバQ:2022/07/07(木) 19:19:18
 立憲民主党がかついだ新人、小畑仁子(44)の陣営は、桜井に猛烈な批判を浴びせている。

 2日夜、仙台市内の公園で県連代表の安住淳(60)が、「筋の違うことをしたんだから、県民の代表として国政に送るわけにはいきません」と、声を張り上げると、約500人の聴衆から「裏切り者だ!」との声が上がった。6月30日夜には、大崎市内での演説会で、地元の連合宮城幹部が「裏切り者を勝たせたら、宮城の県民性が疑われる」と主張した。

 陣営は、8人の子供の母親である小畑を、「ビッグマミー」の愛称で売り出す。小畑本人は各地での演説で、桜井批判よりも、子育て経験を前面にアピールする。2日も「4男4女8人、10人家族の小畑仁子です。8人の母ちゃんだからできることがあります」と訴えた。

 立民県議を1期目途中で辞職し、国政に挑戦する小畑は、後援会組織や全県的な知名度が十分とは言えない。安住ら地元国会議員は、自らの事務所や後援会から、ポスター貼りなどの人員を出して、選挙戦を支える。陣営幹部は「とにかく露出、露出、露出。街頭、街頭、街頭。人の目に触れてもらうしかない」と語る。

 日本維新の会が擁立した新人の平井みどり(67)は1日夕、仙台市内で「政治を変えられるのは維新です」と、自民でも立民でもない選択肢を訴えた。平井は、15年の仙台市議選に旧民主から出馬し、1期務めた経験がある。

 1か月後に「仙台七夕まつり」が控える 杜もり の都を舞台の中心として、遺恨が残る戦いが続く。因縁の対決を制し、「当選」という願いをかなえるのはどの候補になるのだろうか。(敬称略)

1293チバQ:2022/07/07(木) 19:19:38
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220705-OYT1T50282/
[ドキュメント参院選 2022]自民派閥 新人獲得に火花
2022/07/06 05:00
参院選2022 ドキュメント
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街頭演説をする安倍元首相(5日午後、福島県小野町で)
 自民党の各派閥が、新人候補の獲得にしのぎを削っている。


 「お話を聞いて、公認は間違っていなかったと確信した。素晴らしい候補者だ」

 安倍元首相は5日、福島県小野町の商業施設の駐車場で、農業用のケースの上でマイクを握り、福島選挙区の新人候補を持ち上げた。傍らには森雅子首相補佐官ら安倍派議員が並んだ。

 ガンバロー三唱の際、音頭を取った森氏は「(安倍氏は)清和政策研究会(安倍派)の会長だ」と派閥のアピールを忘れなかった。

 最大派閥の安倍派は、福島県内でも6人の自民党国会議員のうち5人を占める最大勢力だ。新人を自派候補さながらに手厚く後押しし、当選後の入会につなげようとしている。西村康稔事務総長ら派幹部が次々と県内に入っている。

 この動きに待ったをかけているのが岸田派だ。根本匠事務総長は県内で安倍派以外の唯一の同党国会議員で、県連会長も務めており、獲得に力を入れている。岸田首相は公示日に福島入りし、岸田派の閣僚も相次ぎ応援に駆けつけている。

 5日には、派閥ナンバー2の座長を務める林外相が石川町を訪れ、「この候補に入る1票は政権を安定させる1票だ」と声をからした。岸田派は総裁派閥ながら党内第4派閥に甘んじており、「勢力を拡大して先頭集団を目指したい」(派幹部)との思いが強い。

 新潟選挙区では、岸田派と党内第3派閥の麻生派が競うように新人を支援している。岸田派は新人獲得を狙う選挙区と位置付け、秘書団を派遣した。麻生派は公示後、県内での同派議員のパーティーに新人を呼んで麻生副総裁と壇上に並ばせるなど、テコ入れを図っている。

1294チバQ:2022/07/07(木) 19:21:06
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220704-OYT1T50037/
[注目区を行く・京都]自民・立民・維新、複雑な三角関係
2022/07/04 05:00
参院選・京都
参院選2022 注目区を行く
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 街なかに観光客の姿が戻りつつある京都で、ひときわ大きなポスターが有権者の目を引いている。

参院選 京都選挙区の中盤情勢 
 <京都のことは 京都で決めよう。>

 青地に白字の「立憲民主党カラー」で大書されたポスターは参院選公示の直前、立民京都府連がA1判とA2判の計4000枚を作成した。意識した相手が、京都選挙区に9年ぶりに候補を擁立した大阪発祥の日本維新の会であることは明白だった。

 「今、大阪の政党の人が京都に来て『大阪の改革を京都へ』って言いますよ。京都のこと、ほっといてくれ。もう、いらん!」


 立民現職の福山哲郎(60)は6月24日夜、京都市内の公民館で拳を握って言い放った。福山が「京都のことは京都で決めようじゃないですか」とポスターの文言を反復すると、約100人の聴衆から「そうだ!」と声が飛び、5秒にわたって拍手が湧いた。陣営幹部は「大阪への対抗意識を喚起したい」と語る。

 5選をかける福山は1998年の初当選以来、自民党や共産党と改選定数2を分け合ってきた。立民幹事長だった福山は、メディア出演などで知名度も高い。

 「指定席」に待ったをかけたのは、4月に維新が擁立した新人の楠井祐子(54)だった。翌5月には国民民主党が楠井への推薦を正式決定し、構図は一変した。連合京都では、四つの民間産業別労働組合(産別)のうち、国民に近い3産別は福山への推薦も支持も見送り、自主投票となった。福山が維新に向ける敵対心は、危機感の裏返しでもある。

 維新は、大阪に隣接する京都を「最重点区」に位置付け、代表の松井一郎(58)(大阪市長)や副代表の吉村洋文(47)(大阪府知事)を集中的に投入する。吉村は6月24日、「自民と立民の固定席だった京都は今の国会の構図そのもので、(勝利は)古い体質を変える象徴になる」と記者団に強調した。

 衆院京都2区選出で、維新との連携を主導した国民代表代行の前原誠司(60)は6月26日夜の演説会で、推薦理由を「もう一度政権交代を実現したいという一点に尽きる。残念ながら、旧民主党の力だけで政権が取れる状況ではない」と説明した。

 旧民主党時代、前原と福山は、一緒に政権交代を目指した同志だった。前原が演説で福山本人を批判することはない。「非自民・非共産」を信念とする前原はこの日の演説会で、「野党同士が食い合うのではなく、自民(の議席)をぜひ変えていく」とも語った。地元では、前原の行動が、福山との事実上の決別を意味すると受け取る向きもある。

 前原は、自らの後援会幹部を楠井に紹介するほか、演説の指導役も買って出る。前原の後に壇上に立った楠井は、前原の名前を何度も出しながら「国を変えていきたい」と国政への意欲を見せた。

 維新の挑戦は、参院京都選挙区での公明党の戦略にも影響を与える。公明は公認候補を擁立せず、自民新人の吉井章(55)を推薦した。公明が衆院で議席を持つ大阪や兵庫での小選挙区では従来、維新は擁立を見送ってきた。公明内には、「今後も競合を避けるため、参院選の京都で一部の票を維新に流して恩を売るべきではないか」との意見もある。

 一方、立民とは本来、敵対関係にある自民陣営は、福山にエールを送る。

 6月25日夜、京都市内の小学校で開かれた演説会では、自民の重鎮で元衆院議長の伊吹文明(84)が立民のポスターを褒めそやした。

 「いいことを言っているなと思った。大阪の人は京都にちょっかいを出さんでもらいたいですな」

 念頭には、昨年の衆院選での大阪の惨状がある。自民は候補を擁立した大阪府内15小選挙区で維新に全敗した。京都でも維新の進出が徐々に進む。昨年の衆院選では、京都1区で出馬した新人が比例選で復活当選し、4月の府議補選では維新が勝利した。自民の府連幹部は「これ以上維新に侵食されると第二の大阪になってしまう」と警戒を強める。

 この日の演説会では、自民府連会長の西田昌司(63)が「絶対に維新を伸長させない。敵は維新」と声を張り上げた。吉井は、京都市議を4期務めた実績を挙げて、「地域の声を聞いてきたのは私が一番」と力を込めた。

 3年前の参院選で議席を得た共産党は、新人の武山彩子(51)を立てた。武山は「大激戦区の京都から勝ち抜かせてください」と訴える。

 自民、立民、維新の複雑に絡んだ「三角関係」が、夏の京都を一層ヒートアップさせている。


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