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第26回参議院議員選挙(2022年)

1189チバQ:2022/07/03(日) 08:48:03
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/181176
岡山 与野党の対立軸曖昧【参院選中国地方の選挙区を歩く】<4>
地域

政治・行政

参院選2022

岡山

選挙
2022/6/29
(最終更新: 2022/6/29)

 参院選岡山選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の小野田紀美(39)は公示の22日、戦没者を祭る岡山県護国神社(岡山市中区)の前にいた。「国を守った人の思いが集まった場所。党としてこの思いに背くことのないような政治をしないといけない」。鳥居を背に出陣式でそう訴え、自らや党国会議員たちを鼓舞した。

 憲法改正を党是に掲げる自民党。小野田は自衛権の明記にまで踏み込み、自衛隊を国軍のように扱うよう主張する。だが、小野田のタカ派的発言はこれまで公明党の離反を招いてきた。

 報道各社の情勢調査では「小野田優勢」とともに公明党支持層の一定割合が無所属新人の黒田晋(58)=立憲民主、国民民主推薦=の支持に回っていると伝えられた。「予断を許さない戦いだ」。陣営は公明党の推薦を得なかった点を引き合いに危機感をあおる。

 先行する小野田を追う黒田。4期16年の玉野市長の経験を生かし、自民党支持層への食い込みを狙うがそのハードルは高い。

 政治の「原点」である玉野市役所の近くで第一声を上げた22日の出陣式。終わって間もなく、市役所前に小野田が姿を見せた。予定していなかった現玉野市長が頼まれてマイクを握り、小野田を激励した。黒田は県市長会長を務めたが、出陣式でマイクを持った県内首長は1人。現玉野市長の姿もそこにはなかった。

 「国から財源や権限が十分に移譲されていない。地方創生を岡山から始めたい」。地方創生のやり直しを訴える黒田を支えるのは推薦する立憲民主党の国会議員や国民民主党の県議たちだ。ただ、「色を付けない」戦略からか、両党は前面に出てこない。街頭では憲法改正よりも、公共交通確保など身近な話題を優先して時間をかける。

 両党が公認候補を立てられず、自民党系の候補を推した今回の構図は、与野党の対立軸をひときわ不鮮明にしている。

 2人への対抗心をあらわにしているのが共産党新人の住寄聡美(39)だ。公示後の初の週末となった25日、JR岡山駅西口で街頭演説した。「軍事力を拡大すべきだとの大合唱が起こっている。力対力のその先は戦争への道だ」。憲法9条を生かした平和外交の推進を繰り返し訴えた。

 そのそばには野党共闘を立憲民主党などに呼びかけてきた市民団代の代表のほか、党幹部や比例代表の候補が並んだ。改憲勢力を名指しし、護憲や核兵器廃絶を主張の柱に置いた。ただ、物価高など有権者の身近な関心からも訴えが離れないように、陣営も細心の注意を払う。

 2016、19年は立憲民主党との共闘を優先し、同選挙区に候補者を立てなかった。今回は比例票も狙い、政権批判票の取り込みに力を尽くす。9年ぶりの独自候補の擁立で陣営も活気づく。

 このほか、諸派で参政党新人の高野由里子(46)と、NHK党新人の山本貴平(47)も街頭や交流サイト(SNS)で支持を訴えている。=敬称略(おわり)


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