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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

3785千葉9区:2009/08/16(日) 19:47:37
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081601000446.html
舛添氏、比例1位立候補を拒否 自民、衆院くら替え打診
 自民党参院議員の舛添要一厚生労働相に、党東京都連などが衆院選の比例代表東京ブロック1位での立候補を打診したことが16日、分かった。舛添氏は共同通信社の取材に「出馬はあり得ない」と、くら替えを明確に拒否した。

 自民党の一部には、党候補の象徴として知名度が高い舛添氏を擁立することで東京ブロックの集票力を高め、比例代表の獲得議席を増やしたいとの思惑があった。都内の25小選挙区へのてこ入れの意味合いもあり、公明党にも東京12区で立候補する太田昭宏代表の選挙戦に好影響を与えるとして期待する声が出ていた。

 一方で、舛添氏が衆院にくら替えした場合、麻生太郎首相(自民党総裁)の後継を狙った動きと受け止められるとの指摘もあり、周辺には慎重論も根強かった。

 比例東京ブロックは定数17。自民党は2005年の前回選挙で、国際政治学者の猪口邦子前衆院議員を名簿1位に登載した。

 舛添氏は01年参院選の比例代表に出馬し初当選。07年に再選を果たした。同年8月から厚労相を務めている。

2009/08/16 19:25 【共同通信】

3786二階席:2009/08/16(日) 19:51:04
だからさぁ、みんな注目するの止めようよぉー。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081600142

大川総裁、一転して出馬へ=幸福実現党
 宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする「幸福実現党」(大川隆法総裁)は16日、
衆院選の比例代表近畿ブロックから大川総裁が立候補すると発表した。同党は15日に
大川総裁の出馬取りやめを発表したが、広報局は「大川総裁の意向を確認せずに発表して
しまった。党内調整のミスであり、誠に申し訳ない」としている。 (2009/08/16-19:02)

3787とはずがたり:2009/08/16(日) 20:56:29
>>3785
今は参院議員の方が民主に高く売れますわな。色々計算高い禿添の事だ下野後なんか仕掛けることも視野に這入ってるかも。

>>3786
もう滅茶苦茶ですな。今度は定数の大きい近畿ブロックですかい。
少なくとも大川はどうしても議員如きになりたがって醜く足掻いてる小物ってことだけは明白に晒されてますねー。

3788千葉9区:2009/08/16(日) 21:09:54
2005年選挙スレを見てみた。東北 定数14に対し、倍の28に擁立すると
メリットが生まれるのか。小沢は見逃さないでしょうね。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/1400
名簿28位、でも応援に奔走 比例出馬の自民・佐藤氏
>「28位」にはもう一つ意味があった。「選挙上のテクニック」(自民党議員秘書)だ。比例代表の選挙で、名簿登載者の数が28人以上の場合は、新聞広告の掲載回数が16回多い64回に増え、サイズも大きくなる。政見放送の回数、放送時間も多くなるメリットがある。

3789千葉9区:2009/08/16(日) 21:29:21
和歌山
>自公政権を評価しており、小選挙区は自民前職の3氏を応援する。いくばくか「大江票」があり、お手伝いできる。比例票獲得のための運動は考えていない。

西村、仲間にも裏切られるw

http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000270908160001
【主要政党に聞く 〜09総選挙の戦略】


6 改ク 大江康弘・参院議員
2009年08月16日




 ●「政界再編」の受け皿狙う


 ・県内小選挙区は自民


――結党から約1年。初の国政選挙はどう戦いますか。


 党所属国会議員5人のうち、衆院議員は西村真悟さん1人。選挙区、比例区とも公認候補は大阪17区の西村さんに絞り、その当選に全力を挙げる。比例近畿ブロックで1議席獲得するのは非常に困難なので、現実的には選挙区に集中し、私も大阪に入る。


 ――県内での選挙運動は。


 自公政権を評価しており、小選挙区は自民前職の3氏を応援する。いくばくか「大江票」があり、お手伝いできる。比例票獲得のための運動は考えていない。


 ――民主党はダメですか。


 自由党から民主に合流したが、元々思想的には保守。民主を離れた引き金は、ガソリン税の暫定税率の問題だ。私のような地方出身者には、撤廃は故郷の発展の否定だった。高速道路無料化などでも民主は大衆迎合的。政権交代のムードになっているが、我々は「立ち止まる勇気を」と訴えている。


 ――重視する政策は。


 参院議員中心の党なので、総選挙でも二院制の必要性。西村さんのライフワークである拉致問題の解決も。また、自民、民主の2党に押し込める政界の枠組みは限界に来ており、小選挙区制見直しを主張しながら、早晩起きる政界再編の受け皿を目指す。

3790千葉9区:2009/08/16(日) 21:48:07
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908140001
選択 −広島−

総選挙公示直前の情勢  上
2009年08月14日

 総選挙の公示まであと4日に迫り、立候補予定者らは各地で激しい前哨戦を繰り広げている。「政権選択」をめぐって争われるとみられるだけに、与野党の政策論争も熱を帯びてきた。県内7小選挙区の公示直前の情勢を3回にわたって紹介する。


■1区/県内最多の6人予定


 広島市の中心部を含むエリアに県内最多の6人が立候補を表明。昼間人口が多い市街地での街頭演説を中心に、政策の浸透を図っている。
 父の故岸田文武・元衆院議員の地盤を受け継ぐ岸田氏は、安倍内閣で沖縄・北方担当相、福田内閣では消費者行政推進担当相を兼務。消費者庁創設の実績や「政策実行能力」を訴える。衆院解散後はミニ集会を繰り返し、保守系県議・市議、地元企業・団体の支持も固めて6選を狙う。
 前回に続く2度目の挑戦で初の議席確保を目指す菅川氏は、県内の民主候補予定者で唯一1次公認を逃し、2月に3次公認を得た。「『風』を受け止められるよう翼をしっかり広げたい」(陣営)と、自転車で市中心部を走って政権交代を訴えている。
 07年参院選で広島選挙区に立候補した藤本氏は核兵器廃絶や憲法9条の堅持を訴え支持層拡大を目指す。上村氏は前回総選挙に続く立候補。社民は比例票の上積みを視野に、1区に力点を置いている。山本氏は消費税などの全廃を掲げて街頭演説を続け、中村氏は「国立大の入試廃止」を訴える。(石田貴子)


■2区/前職2人 3度目対決


 再選を目指す平口氏と、前回は1万7千票差で比例区の復活当選だった松本氏の前職2人の三度目の対決に、新顔の宮内氏が加わる。山間部から島嶼(とう・しょ)部まで多様な地域を抱えるものの、有権者の6割強は広島市西郊の西区、佐伯区に集中している。各陣営とも、ベッドタウンに多い無党派層の投票動向が勝敗の鍵を握るとみて、主要駅前や大型商業施設での街頭演説でしのぎを削っている。


 2回目の挑戦で前回は初当選を果たした平口氏だが、自民の支持率低迷で「『今回だけは投票しない』と言われることも。逆風どころか暴風雨だ」(平口氏)。持論である社会保障の充実と政治への信頼回復へ全力を尽くすと訴え、こまめに地域を回る。


 小選挙区で雪辱を期す松本氏は「税金の無駄遣いをなくすには政権交代しかない」と訴えてきた。政権交代で、年金・天下り問題も一挙に解決へ向かうと強調する。有権者と語り合える小規模集会を重ね、党基盤が弱い山間部や島嶼部へも浸透を図っている。


 6月に立候補表明した宮内氏は教育改革を最優先課題に掲げている。(加戸靖史)

3791千葉9区:2009/08/16(日) 21:48:52
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908150001
選択 −広島−

総選挙公示直前の情勢 中
2009年08月15日

■3区/「コスタリカ」協力体制に課題
 選挙ごとに小選挙区と比例区の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を自民が継続した。前回比例区だった増原氏の陣営は自民への逆風を感じ、「厳しい戦い」とみる。課題は、比例区に回る河井克行氏との協力態勢。3日の選対本部会議で、河井氏は「増原先生を全力で支えていく」とのコメントを寄せた。河井氏陣営も「動かないと(河井氏自身の)地盤ががたがたになる」と危機感を募らせる。増原氏はあいさつ回りを中心に、持論の経済対策を訴えている。
 2度目の挑戦となる橋本氏は、前回総選挙では次点となる約5万9千票を集めた。その後も地道な活動を続け、知名度アップに力を注いできた。「前回は話もさせてくれなかった人が、政策を理解してくれる」と手応えを実感している。安芸高田市や北広島町など選挙区北部を重点地域にする一方、都市部でも精力的に活動。地元郵便局長会の支援を取り付けたほか、鳩山代表ら民主党幹部も多数応援に駆けつけるなど、「追い風」を受けて支持層拡大を図る。
 日高氏は教育や農業政策を中心に訴えている。(鬼原民幸)


■4区/「大物」に危機感
 商工業地域からベッドタウン、農村まで多様な顔を持つ選挙区。10選を目指す中川氏と、3度目の挑戦となる空本氏の対決を軸に、沖氏が加わる。
 官房長官や党幹事長を歴任し、後援会組織や業界などに厚い支持基盤を持つ中川氏だが、従来のように他の候補の応援に回る余裕はないのが実情。公務員制度改革など「ストップ官僚国家」を訴え、黄色いポロシャツでミニ集会や夏祭りに走り回るなど、地元にほぼ張り付いた状態だ。
 06年の東広島市長選で、次男俊直氏が、中川氏の後援会幹部だった蔵田義雄氏に敗れたことに陣営は危機感を抱く。解散前に麻生首相の辞任や両院議員総会の開催を求めたが、最終的には首相と握手したことの影響も不透明だ。
 空本氏は「だから、政権交代」と大書したポスターを作り、「日本の政治を根本から変える」と訴える。今回は、市長選で蔵田氏支援に回った保守票に期待。選挙区内にはマツダなど大規模工場も多く、推薦を受けた連合広島傘下の労組が支援する。
 沖氏は消費税廃止などを訴えて支持拡大を図っている。(福家司)


■5区/前職2人が三度激突
 池田行彦元外相の地盤を継ぐ寺田氏と、松下政経塾卒の三谷氏が競う。04年の衆院補選、05年の総選挙に続く3度目の対決。呉市から尾道市にまたがる選挙区で、過去2回は寺田氏が競り勝った。勝敗は有権者の7割強を占める呉市の票の行方次第だ。
 財務省(旧大蔵省)出身で大和ミュージアムの予算にもかかわった寺田氏は、4年間の実績を強調。被爆2世で、原爆症認定集団訴訟の原告側救済でも存在感を示した。「地元の役に立つ政治家」が売り物だが、自民党県連は「5区を失うようなら、自民党は過半数割れ」と危機感を募らせ、企業や団体、地元議員らの結束固めに懸命だ。
 三谷氏は「今度負けたら、勝つときはない」と背水の陣の構え。国民新党の組織的な支援を受け、保守地盤の支持の掘り起こしをねらう。「とことん政権交代」を宣伝するTシャツも用意し、若者ら無党派層の取り込みも意識する。擁立を見送った共産党は自主投票で、「こちらの不利にはならない」(陣営)。
 呉市出身の塚本氏は街頭で消費税廃止や防衛体制構築を訴えている。(中川正美)

3792千葉9区:2009/08/16(日) 21:50:08
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908160001
選択 −広島−

総選挙公示直前の情勢 下
2009年08月16日

■6区/前職に3人挑む

 11選を目指す亀井氏に、小島、花岡、胡本の新顔3氏が挑む。民主は候補者を立てず、国民新の亀井氏を推薦。前回選挙で激戦を展開した6区から転身し、07年参院選で国民新の推薦を受けて当選した佐藤公治参院議員(民主)が応援に動く。北部に強い亀井氏と南部を地盤とする佐藤氏の協力で盤石に見えるが、亀井陣営は「支援者の動きが鈍い」と警戒。「新政権で存分に働いてもらうためにも大量得票での当選を」(後援会幹部)と組織を引き締める。
 前回公認候補を立てなかった自民は4月、三原市・世羅郡選挙区選出で当選7回の県議だった小島氏を擁立した。小島氏は故・宮沢喜一元首相の元秘書。根強い支持者を持つ元自民の亀井氏を前に、候補者擁立に手間取ったが、今月2日、地元の世羅町で事務所開きをし、態勢を整えた。「6区を変えにゃいけん」の黄色いのぼりを掲げ、自民の議席奪還に挑む。
 花岡氏は昨年9月末に立候補を表明し、街頭演説を繰り返して浸透を図っている。胡本氏は北朝鮮のミサイル阻止などを訴えている。(長尾大生、広津興一)


■7区/前職同士が3度目激突


 4選をめざす宮沢氏と、昨年4月に比例中国ブロックで繰り上げ当選した和田氏の両前職による3度目の対決に、新顔の植松氏も名乗りを上げた。各陣営とも駅前での街頭演説や地盤での決起集会などで支持を訴え、激しい前哨戦を繰り広げている。
 元首相でおじの故・喜一氏の地盤を継ぐ宮沢氏は「政権交代が目的の政治はあり得ない」と民主党を批判。内閣府副大臣として緊急経済対策などに取り組んだ実績を訴え、地元経済界の支持固めを急ぐ。保守系の福山市議の大多数の支援を受け、公明党支持者の決起集会にも顔を出す。
 和田氏は連合傘下労組に加え、こまめな地域回りで無党派層への浸透も図る。「無責任な政治に鉄槌(てっ・つい)を下そう」と自公政権を批判。税金の無駄遣い根絶や後期高齢者医療制度の廃止も掲げる。民主党と連携する国民新党の亀井静香代表代行の中選挙区時代の支持層の掘り起こしも狙う。
 植松氏は幸福実現党の立候補予定者の選挙区変更に伴い、15日に立候補が決まった。6月に立候補表明していた横山桂子氏は立候補見送りとなる。(吉田博行)

3793千葉9区:2009/08/16(日) 21:51:19
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090813ddlk45010422000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/1 好機 /宮崎
 ◇保守王国に風穴を
 「今度こそ日本を根底から変えなければ」

 9日、雨の昼下がり。宮崎市田野町のスーパーの前に、1区から無所属で立候補を予定している川村秀三郎氏(60)=民主・社民・国民新推薦=の姿があった。買い物客ら約30人が傘を手に、足を止めている。

 不出馬撤回、公認をめぐって揺れた自民のごたごた劇に埋没した感もあった。しかし、元林野庁長官ながら「脱官僚」を掲げ、草の根で政権交代を切々と訴え続けている。

 「改革で失われた『人を大事にする政治』を取り戻さなければいけない。長年、霞が関にいて、このままでは日本はだめになると感じた」

 篤実な人柄。最近は遊説先でのファッションにも変化が見られる。トレードマークの黄色いシャツは当初からだが、地味なスラックスからコットン地のラフなパンツに衣替えした。陣営も「官僚臭さが抜けたのでは」と顔がほころぶ。加えて演説に抑揚が出て、うまくなったとの評もある。

 訴えに耳を傾けていた56歳の女性がつぶやいた。

 「彼なら何か一つでも変えてくれそう」

  ◇   ◇

 宮崎は3小選挙区すべてを自民が独占する保守王国。民主・社民・連合宮崎など非自民勢力で作る「クリエート・ニュー・ポリティックス(CNP)会議」にとって議席獲得は長年の悲願だ。

 04、07年の参院選では一本化した候補を勝利に導いたが、衆院選は同一選挙区に民主・社民がそれぞれ候補を擁立し、共倒れしてきた苦い過去がある。これを踏まえ、昨年9月、史上初の「すみ分け」による共闘を決定した。

 川村氏は、特に郡部の支援者回りで「風向き」の変化を感じ取っている。

 「10軒に1、2軒はもう今の自民政治ではだめだという声を聞く。自民への落胆を肌で感じる」

 連合宮崎の横山節夫会長も「小泉政権後、自公が進めた政策が雇用、医療、子育て、年金といった将来への不安を引き起こした」として、格差是正を前面に攻めまくる。

 自民が候補一本化に失敗し、分裂した敵失も追い風だ。ただ、陣営の激励に訪れた民主の小沢一郎代表代行はクギを刺した。

 「保守分裂で川村陣営有利と言われるが、そういう時が一番危ない」

 好機−−。だからこそ、陣営は支援企業や連合傘下の組合に再度、活動の徹底を求め、手綱の締め直しにやっきだ。

 07年の知事選で、約20万票を獲得しながら次点に泣いた。しかし培った地盤、人脈は、現政権への不満の追い風となって川村氏の背中を静かに、確実に押し始めている。

  ◇   ◇

 18日の公示を目前に、事実上の選挙戦が熱を帯びている。有権者の目に選択の夏の風景はどのように映るのか。現場を歩いた。【衆院選取材班】

3794千葉9区:2009/08/16(日) 21:51:46
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090814ddlk45010392000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/2 危機感 /宮崎
 ◇逆風の自民2候補
 初の党公認を取り付けた自民前職の2区江藤拓氏(49)と3区古川禎久氏(44)。

 しかし、今回は皮肉にも、その“看板”への風当たりが強い。ともに3選を目指す2人に試練の風が吹きつけている。

  ◇   ◇

 「今から戦いが始まります」

 事務所開きの2日朝、江藤氏は仏壇の実父に手を合わせ、語りかけた。額に汗して働く人のために古里を守れ−−。故隆美氏からの教えを自答しつつ、心を静め、支援者の待つ事務所へと向かった。

 あいさつに立った。

 「最初は『大丈夫じゃが』とみなさまの口から直接聞かせていただいた。今、そんなことを言う人はおられない」

 「相手候補の名前は知らんけど、自民党の江藤さんには今回は入れんという話なんだそうです」

 自虐的な言葉が続いた。選挙区を遊説し、耳にした有権者の声だった。引き締めの意味もあったろうが、かつてない気弱な発言に会場は静まり返った。

 陣営には別の懸念材料もある。6月に無所属で立候補を表明した故大原一三元農相の長男、守人氏(57)の存在だ。中選挙区時代、隆美氏と一三氏はしのぎを削った仲だ。保守層の投票行動に一定の影響を与えるのは確実とみられる。

 ただ、会場には心強い援軍も。前回05年の衆院選で敵味方として戦い、今回は1区で出馬予定の元参院議員・上杉光弘氏(67)だ。郵政民営化に反対した江藤氏は無所属での出馬を強いられたが、党本部が公認した“刺客”がこの上杉氏だった。

 「前回取った6万余りの票は1票漏れなく江藤さんに行く」

 挙党態勢で臨みたいと上杉氏は融和を強調した。江藤氏も先月5日、上杉氏の事務所開きに駆けつけている。選挙区をまたぐ互いの支持者や知人を紹介し合うのが狙いだ。

  ◇   ◇

 政権交代ありきの風に、危機感を募らせるのは古川氏も同じだ。前回選挙では江藤氏と同様に郵政民営化に反対し、自民公認候補との保守分裂選挙に勝った。浪人時代から培った後援会組織と今回の公認獲得で、今回は盤石とみられていた。

 「しかし」と古川氏はいう。

 「『古川は頑張っているが、自民党だからだめだ』と。これが圧倒的だ」

 6月、古川氏の発言が波紋を呼んだ。日本郵政社長人事での混乱で鳩山邦夫総務相が更迭された際、元秘書だった古川氏は麻生政権を批判。「国民の信頼を失った。大政奉還を決断すべき」と涙ながらに訴えた。その真意を「国民の懐に帰り、保守政党の原点に立ち戻るべき。信頼を築き直さなければならない」と説明する。

 古川氏は「小泉政権から麻生政権になり、政策転換が図られた。緊縮から積極財政、地方切り捨てから地方重視へ。経済対策で実績も示した」と強調。自民党の現状を踏まえたうえで「厳しいからこそ運命をともにすると立ち上がってこそ、政党政治家としての義を貫くことになる」と支援を求める。【衆院選取材班】

3795千葉9区:2009/08/16(日) 21:52:17
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090815ddlk45010267000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/3 風の行方 /宮崎
 ◇攻めへかじ切る野党
 逆風にあえぐ自民を横目に、疾風に帆を上げるのはこの時とばかりに、野党が攻めへとかじを切る。保守王国を揺るがす「風」は果たして吹くのか−−。

  ◇   ◇

 2区の大票田・延岡市。午前7時前、国道10号は工業団地などへ向かう通勤車がひっきりなしだ。

 「おはようございます」

 民主新人の道休誠一郎氏(56)=社民推薦=が手を振り、声を掛ける。ここ数カ月、朝の変わらぬ光景となった。時折、会釈を返されたり、クラクションの反応もある。「1日50回以上の辻立ち」を提唱する小沢一郎代表代行の命でもある。

 「戦後長い間、国、地方を支配してきた自民党の役割にピリオドを打つ闘い」と道休氏は声に力を込める。

 県内では唯一、事実上の自民対民主の一騎打ちの注目区だ。小選挙区制が導入され、米沢隆・元衆院議員が1区にくら替えして以降、自民に議席を明け渡しており、「聖地奪還」は、民主県連にとっては至上命題だ。

 道休氏は海外の金融機関に勤務するなど経済に明るい。連合宮崎傘下の労組回りや集会でも県の経済立て直しについて訴えてきた。また、保守地盤の中山間地を歩いても「今度だけは民主に入れる」との声も聞くという。

 ただ、選対本部長を務める田口雄二・県連幹事長は「そう簡単には勝てない」ときっぱり。陣営幹部からは「人柄は実直だが、ずうずうしいぐらいに自分を売り込んでもいい」との注文も。

 風は都市部の浮動票をどう動かすのか。陣営にも読めない。

  ◇   ◇

 推薦証を受け取った顔がほころんだ。先月28日、3区の社民新人・松村秀利氏(52)=民主推薦=は事務所に民主党・鳩山由紀夫代表の訪問を受けた。街頭にはツーショットのポスターも。選対本部長の満行潤一・県連副代表は「民主推薦だとアピールするため」とポスターの出来栄えと効果に期待を寄せる。昨年9月の出馬表明からまもなく1年。「暮らしとかけ離れた政治を国民に取り戻す」との持論を訴えるには十分とも言える時間だ。それでも、満行副代表は「自民対民主という対決の構図に埋没しかねないという危機感がある」と風向きを心配する。

  ◇   ◇

 08年の蟹工船ブームや派遣切り問題で、一躍脚光を浴びた共産党。1区の公認候補・馬場洋光氏(40)は「民主政権が誕生する可能性は高いが、我々は一貫して自民と対峙(たいじ)してきた。共産は日本政治発展のカギだ」と強調。1区では自民でも民主でもない「第3の選択肢」の存在感をアピールする。【衆院選取材班】

3796千葉9区:2009/08/16(日) 21:53:07
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090816ddlk45010311000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/4止 戸惑い /宮崎
 ◇揺れる支援団体
 政権選択が争点の衆院選は、各党マニフェスト(政権公約)の先にある将来が吟味される。しかし、政権与党の自民を支援・推薦してきた団体には、現状への不満と変化への不安が漂う。追い打ちをかけるように1区は保守分裂となり、戸惑いが広がっている。1区の風景を追った。

  ◇   ◇

 「自民政権なくして農林水産業の生きる道はない」。7月23日、宮崎市であったJA職員の研修会。1区総括支部長でもあるJA宮崎中央の森永利幸組合長が声を張り上げた。

 矛先は、民主がマニフェストに盛り込んだ日米自由貿易協定(FTA)へと向かう。安価な米国産農産物との競争は脅威でしかなく、「瞬く間に農業は崩壊する」と切り捨てる。

 農業者による政治団体、農民連盟。県内の盟友数は約6万5000人。研修会には無所属で出馬する元参院議員・上杉光弘氏(67)が出席した。

 「私は農家の生まれ。その苦しさや収穫の喜びを知っている」と強調した。

 自民党本部が公認候補擁立を見送ったため県連は独自に上杉氏を公認した。農民連盟も上杉氏推薦で固まった。ところが前国交相・中山成彬氏(66)の出馬という不測の事態が「一枚岩」の農民連盟を揺さぶった。

 05年の前回選挙では中山氏を推薦した経緯がある。連盟内にはすでに中山氏を見切った声が大勢を占めているとはいえ、看過はできない。事実、12日の代表者会で「中山氏支持」を訴える声も上がった。

 森永組合長は「今さら加勢できない」と突き放した。候補一本化に失敗した県連への不満を腹に収め、「団結して我々の代弁者を出さなければならない」と前を見つめる。

  ◇   ◇

 県医師連盟は昨秋、中山氏の不出馬宣言を受け、早々に1区の自主投票を決めた。以降、動きはない。医療費削減など小泉改革への反発は根強いが、民主党の政策も未知数だ。委員長の稲倉正孝・県医師会会長は「連盟内にもいろいろな考えがあり、1区については新たな結論が出る見通しがない」と模様眺めを決め込む。

 一方、公共事業削減で、業者の倒産が相次ぐ県建設業協会は「自民党県連の方針に従う」と上杉氏推薦でまとまった。

 そして、自民と連立を組む公明党。小選挙区候補との選挙協力による比例得票は欠かせない。5月に宮崎市で開いた比例代表候補予定者の講演会では、通し番号を振り、事後チェックが可能な入場券が、自民系と無所属の3氏の後援会に配分されたという。そして先月30日、県本部が出した結論は「1区は自主投票」だった。公示まであと2日−−。【衆院選取材班】=おわり

3797千葉9区:2009/08/16(日) 21:56:18
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090814kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田1区]勢いの民主、必死の自民
前職が直接対決、地道に支持訴え
 5氏が名乗りを上げているが、民主党と自民党の前職同士による事実上の一騎打ちの様相を呈している。全国的な傾向と同様、民主が追い風を背に受け、自民は必死の支持固めで逆風に立ち向かう。

 「追い風を受けている」。1日数回開く小集会での反応を受け、民主党の寺田学氏が話した。参加者からは、マニフェストを実現するための財源について具体的な質問が出るなど、政策への関心の高さを実感している。寺田氏は今回、小集会のほか地域の商店へのあいさつ回りなど、有権者との直接対話をより重視した活動を展開。社民党県連や連合秋田と手を携えての組織による訴えは、今のところ影を潜めている。

 「従来の選挙を問い直したい」と寺田氏。今回の選挙戦では、公示後も選挙カーは使わず、これまで繰り返してきた「対話型」の手法を継続する考え。寺田氏は「有権者に受け入れられるやり方だ。自信はある」と話す。

 本格的な選挙協力を展開しないうちに、実験的ともいえる手段で支持を訴えようとする姿勢の背景については、「追い風を実感しているからこそ」と見る向きもある。連合秋田の工藤雅志会長は「協力の具体的な話はこれから。比較的規模の大きい集会では人集めに協力したい」と話すが、社民党県連幹部の中には「選挙に新風を入れるのはいいが、地方で(都市型の手法が)効果を挙げられるかどうかは分からない」との声も。

 ■   ■   ■ 

 一方、二田孝治氏は自民党への逆風の中、8回目の当選を目指して支持固めに必死だ。「今、自民党だからと支持してくれるケースはあまりない。聞こえのいい民主の政策に向いてしまっている」と二田氏。秋田市の農村部では「市中心部では(『風』の影響を受ける)浮動票が多いので、皆さんの力が必要だ」と訴え、危機感をあらわにした。

 毎朝のつじ立ち、秋田市議の協力を得ての小集会、企業回り—支持者回りも、従来の2倍の回数を目指す。「逆風の中で、浮動票や無党派層をどう取り込むかが今後の課題」と陣営。

 二田氏は過去2回の衆院選で、復活当選も含めて比例ブロックで勝ち上がった。今回は公明党県本部の中に「公明党の比例単独候補と票の食い合いにならないか」と懸念する声があり、二田氏は同党の1次、2次推薦から外れた。

 しかし、今月に入って二田氏が集会で「今回は自民と公明で過半数をとらなければならない。私は選挙区で勝つ。比例は公明を支援してほしい」と明言したこともあり、12日に公明党が発表した3次推薦に名を連ねた。「自公の議席獲得のため、こちらからも協力していく」と公明党県本部の田口聡代表。

 ■   ■   ■

 共産党の鈴木知氏は、比例東北での党議席獲得を視野に活動。週の半分ほどは選挙区の秋田市を離れ、大仙市や能代市などで小集会や街頭演説を重ねている。「まずは比例東北に出馬する高橋千鶴子氏の議席を守り、選挙区の自分たちがその後に続く形にしたい」と鈴木氏。党が候補者を擁立しない2、3区も含め、県内全域の党勢を重視する。

 平沼赳夫・元経産相のグループに参加する無所属の藤井陽光氏は「自民支持でも民主支持でもない層の受け皿」を目指し、企業や各地域を回っている。公示後に平沼氏を招いて講演会を行うなどして、知名度アップにつなげたい考え。幸福実現党の鶴田裕貴博氏は街頭演説を続けている。

(2009/08/14 更新)

3798千葉9区:2009/08/16(日) 21:56:52
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090815kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田2区]一転して混戦の様相
「無所属」が出馬、与野党に警戒感
 元自民党の野呂田芳成元農相が引退。後継指名を受けた自民党の元参院議員金田勝年氏、社民党の元衆院議員山本喜代宏氏の与野党対決に、4月の知事選に立候補した無所属の川口博・前小坂町長が割って入り、一気に混戦模様となった。金田氏は自民党への逆風と川口氏参戦による保守票の目減りを警戒。川口氏は元民主党員らが支援する民主系候補の色彩が強く、民主、社民両党による共闘は事実上分裂したまま選挙戦に突入する。政権交代を求めながら、野党支持票の分散は必至だ。

 金田氏は昨秋以降、旧市町村単位での集会開催をほぼ2順したほか、農業、建設業界など約350団体の推薦を得て、初挑戦の選挙区で足場固めを進めてきた。今月に入り、公明党の推薦も得て組織戦の基盤をさらに拡充させた。

 ただ、川口氏への警戒感は隠せない。金田氏を後継指名した野呂田氏は知事選で川口氏を支援。このため、知事選での川口、金田両氏の支持基盤は重なる部分が多く、陣営幹部は「推薦団体や支持者の票が流れないよう働き掛けを強める」と引き締める。

 野呂田氏は「国政と知事選は違う」と金田氏支持を強調し、公明党県本部も「(川口氏に)1票もやらない」と強固な姿勢だが、川口氏の知名度と民主色の強さから陣営は「非自民票の受け皿となり得る」と勢いを警戒する。党への逆風の中、「即戦力」などと訴える方針。川口氏への支持票流出を抑え、組織戦で優位に立ちたい考えだ。

 ■   ■   ■ 

 一方、民主党の推薦を得た山本氏。陣営には、民主への追い風を背に選挙戦を展開する思惑があった。しかし、共闘するはずの民主党の2区常任幹事が、川口氏を応援するため集団で離党。2区の民主党がほぼ実体を失った現状に、社民支持者の間には「共闘が有名無実化した」「裏で誰かが糸を引いている」と民主党への不満が渦巻く。

 離党しなかった元大館市議の民主党の2区常任幹事からは、山本氏への応援を取り付けた。社民党県連の石田寛幹事長は「川口氏はもともと自公の人間。社民と民主の党本部で協力を約束しており、政権交代を担う野党勢力の候補は山本氏だけだ」と強調し、今後も山本氏を両党統一候補と位置付ける方針を示す。ただ民主色を打ち出す川口氏の出馬で、どれだけ民主支持層に食い込めるかは不透明だ。

 4カ月前の知事選で、2区地域では約11万8千票を獲得した川口氏。陣営幹部には川口氏擁立に携わった元民主党県連幹部も名を連ね、掲げた政策にも民主党の主要政策が並ぶなど、「民主票の受け皿」としてアピールしたい狙いは鮮明だ。その一方で川口氏は「民主支持層に限らず、自民内部にも政権交代を求める声はある」として、保守層にも浸透したい考えを示す。

 ■   ■   ■ 

 知事選で川口氏を支持した団体、首長などは既に金田氏支援を打ち出しているケースが多く、出遅れは否めない。出馬には「民主に近い候補を待っていた」と歓迎する声がある一方、知事選の支持者からは「(保守から民主路線への転換は)義理を欠く行為」と反発も。ただ、知事選の余韻が残る中、今後の浮上を予想する向きもある。

 佐々木重人氏は、渡辺喜美元行革担当相が代表を務める新党「みんなの党」の公認を受けた。渡辺代表の知名度を背景に「古い政治の一掃」を訴え、若者層などを取り込みたい考えだ。

 幸福実現党の藤原純一氏は、消費税撤廃など党の政策を訴えていく方針。

(2009/08/15 更新)

3799千葉9区:2009/08/16(日) 21:57:35
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090816kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田3区]攻める新人、懸命の前職
民主は順風背に 自民、巻き返しへ
 3選を目指す自民党公認の御法川信英氏、民主党公認の京野公子氏、自民党籍を持ち無所属で出馬する村岡敏英氏が前回衆院選に続き、しのぎを削る。しかし、小泉旋風が吹き荒れた前回から状況は一変。自民党への逆風と保守分裂の中、前職の御法川陣営は防戦を強いられている。一方、京野陣営は政権交代への期待感を追い風に勢いづき、村岡陣営は地元の自民党県議らの支援を受けて意気盛ん。各陣営を取り巻く環境は大きく異なる。

 御法川氏は前回、地盤とする大仙仙北地域の票の6割超を固めた。獲得した約11万4千票の半分に当たる票数。今回、陣営は「人物」「地元」を重視した選択を呼び掛け、地元票の取り込みに懸命だ。

 御法川氏は小集会で「民主に一度、政権を握らせてもいいと思わせる雰囲気になっている自民が情けない。真剣にどう変われるかを考える時だ」と、自民の反省点や民主政権の危うさを細かく説明し、逆風の危機感をばねに巻き返しを図る。

 陣営は当選ラインを10万票前後とみており、前回からの目減りをいかに抑えるかが課題となっている。雄平仙地域では、父の故英文氏時代からの有力支持層である大曲農高OBらの動きも鍵。湯沢雄勝地域では地元後援会が女性部会を立ち上げ、「御法川党」を掲げて支持を訴えている。

 京野氏は前回、出遅れが影響して地元の湯沢雄勝で5割に届かなかったものの、3区全体で次点の約8万2千票を獲得。今回は地道な活動で知名度を上げたほか、民主への順風も受け、すべての地域で確実に支持を広げる勢いだ。解散から時間がたち、民主を後押しする風に一時期ほどの強さは感じられないが、本来は保守地盤の農村部でさえ政権交代を待望する声がある。

 ■   ■   ■

 ただ、政権交代を望む声と、京野氏への期待感とは必ずしも一致しない。陣営も、候補者個人への支持がどれほどのものかは測りかねている。それでも選対幹部の中には「12万票を目指す」と強気な声も。活動は民主党と共闘する社民党、連合秋田に支えられている部分が大きい。2区で共闘が事実上破たんした影響は今のところ表面化していない。

 村岡氏は自民党を離党して臨んだ前回、父の兼造氏から引き継いだ地盤の本荘由利地域の6割近くを固め、3区全体で約8万票を得た。復党した今回は、自民党本部が地元の村岡氏支援を黙認する姿勢だ。既に由利本荘、にかほ両市の自民党10支部は村岡氏支持でまとまり、自民党県議4人も選対に加わっている。また、県農政連が御法川氏推薦を決める中、地元の秋田しんせい支部は村岡氏を推薦するなど、地元の支持固めを進めている。

 政策面では「農業の再生」を最重要課題として訴え、農家への浸透を図る。自・民対決が注目される中、平沼赳夫元経済産業相が立ち上げた保守系無所属の「平沼グループ」に参加して、政界再編の必要性をアピール。やはり10万票獲得を目標に、大仙仙北地域への攻勢も強めている。

 ■   ■   ■ 

 自民党と協力関係にある公明党の動向も注目される。公明は1、2区で自民党公認に推薦を出したが、3区はまだ対応を検討中。前回、推薦を得た御法川陣営は、公明が自主投票としても、地域ごとに支持を求めて働き掛けていく方針。一方、村岡陣営では、自主投票になれば、前回より多くの公明票を取り込めると期待を寄せる。

 幸福実現党の西本篤氏は由利本荘市を中心に企業へのあいさつ回りなどを精力的に行っている。

(2009/08/16 更新)

3800千葉9区:2009/08/16(日) 22:12:04
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000908110001
「保守の島」天下分け目
2009年08月11日

◆野党ポスターも堂々と


 「政権選択」が叫ばれる夏の総選挙。まさに「天下分け目の戦い」である。


 天下分け目といえば、約400年前の関ケ原の戦い。敗れた西軍の総大将は五大老のひとり、宇喜多秀家。流されたのは黒潮渦巻く孤島、八丈島だ。以来、明治初期までの265年間に約1900人が流されたと伝えられる。


 その島で、迫る「夏の陣」。子孫たちはどう受け止めているか――。


 港近くで居酒屋を経営する男性(65)は、宇喜多一族の家系図を見せてくれた。国政に関しては「自民党を応援してきたけど、長期政権の膿(うみ)が出てきた。この際は下野して立て直さないと駄目」と手厳しい。壁には石原慎太郎知事のポスターが張ってあった。


 くさやの独特なにおいが鼻をつく。「島酒」と呼ばれる地元産の焼酎がうまい。そういえば、「もうろう会見」の中川昭一前財務・金融相が、断酒宣言したっけ。


     ◇


 ハイビスカスの花が風に揺れる。海沿いの道を折れて、深い森に囲まれた中之郷地区に向かった。そこで農業をしている男性(72)は、かつて野党系の政治活動の傍ら、スーパーを経営していた。が、保守が圧倒的に強い土地柄。十数年前に廃業した。


 人口約8300の八丈町。「島では政治的に目立つことをすると、商売も難しい」。くさやの注文が激減したこともあったという。「その反面、島民のDNAなのでしょうか。外から来た人を温かく迎え入れる気質もあるんです」


 今年1月の町長選。島内に建設予定の一般廃棄物最終処分場の計画見直しを訴え、急きょ立候補した新顔に、民主は応援を次々に送った。のちに名古屋市長となった河村たかし氏、菅直人代表代行の妻伸子さんもやってきた。


 「オール与党だった島の人たちの意識が、少しずつ変わってきたのでしょうか」とサポーターの女性(46)。町長選以来、島で堂々とポスターを張ってくれる人が出てきてくれたという。「保守」の島に「風」は吹いているのか。その結果はまもなく出る。


     ◇


 18日の総選挙の公示まで1週間。政治への「風」を感じようと、まずは南の島に飛んだ。明日は永田町を歩く。
(小泉信一)




■都心から約290キロ南の太平洋に浮かぶ八丈島。大型客船が就航しているほか、羽田空港とは直行便で結ばれている。この島を含む島部は品川区、大田区北西部とともに東京3区に属する。1月の町長選では自民、公明が推薦する現職の浅沼道徳氏が民主推薦の新顔の池田剛久氏を破り、3選を果たした。

3801千葉9区:2009/08/16(日) 22:13:20
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000520908100002
【09政権選択】


民主支援に温度差も
2009年08月10日

◆ネット、あおりで都議会議席減


 都議選で躍進した民主党の友党、東京・生活者ネットワークから、総選挙での「支援には温度差も」という声が漏れてくる。民主への追い風のあおりで議席を減らしたからだ。都内の選挙区でネットが推薦する民主の立候補予定者は、現段階で17人。「しこり」を気にした選挙戦となりそうだ。  (小石勝朗 永沼仁)



 「民主の3人の推薦(公認)、あれを2人に抑えられなかったのか」


 7月下旬。練馬区内で開かれた練馬ネットの都議選報告会。参加者から、民主が公認3人を立てたことを残念がる発言が出た。練馬選挙区(定数6)では、民主が現職1人と新顔2人を擁立。現職から新顔に1議席を引き継ごうとしたネットは、民主が3人全員当選を果たす中、議席を失う結果になった。


 ネットと民主都連は、都議選を控えた6月下旬、「協働・共闘協定」を結んだ。都議会の自公過半数割れをめざし、互いに公認候補並みの選挙協力をしようという、初めての協定だった。


 しかし、民主側は、ネットの現職がいる2人区で公認候補を立て、世田谷区や練馬区でも公認候補を追加した。その結果、民主大勝のあおりで、ネットの公認当選は、改選前の半分の2人にとどまった。


 「二大政党の中で、今後のローカルパーティーの位置づけを考えていきたい」。報告会で、山口文江代表はこう総括。集会後は「(総選挙では)地域によって民主支援に温度差が出るかもしれない」と語った。


 総選挙に向け、ネットは都内の18選挙区で民主17人、社民1人の推薦を決めている。「政権交代」を果たすための選択だ。都議選でネット系候補が当選した選挙区を含む19区や21区などでは、強力な支援態勢がとられるという。


 しかし、公示が近づいたものの、今回は民主の立候補予定者からのアプローチが少ないという。ネットの関係者は「支持者からは『今の民主には、ネットの力なんていらないでしょ』との声も聞こえてくる」とぼやく。


 とはいえ、ネット側では「都議選で民主に勝たせすぎたという反動は、少なからず出る。一定の組織があるうちの力が必要になる」と踏んでいる。山口代表も「分権と市民自治を進め、民主を自民のようにさせないためにも、選挙戦では、自分たちの存在感を示していきたい」と意気込む。



◆都議会代表者会 対立し深夜まで
 民・自、特別委など巡り


 民主党と、都政与党の自民、公明両党の対立が続いている都議会で9日、臨時議会に向け、正副議長選出方法などの議題を事前に調整する各会派代表者会が開かれた。しかし、歩み寄りはみられず、午後11時半現在、協議は終わっていない。10日の臨時議会が混乱し、議事が滞る可能性が出てきた。


 代表者会は7月30日以降、5回目。通常は1回で終わるが、今回は特別委員会の設置などをめぐって与野党の溝が埋まらず、異例の日曜日開催となった。

3802千葉9区:2009/08/16(日) 22:21:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/kanagawa/CK2009081602000072.html
衆院17区 100年続いた『王国』の票動向 河野支持者 誰に『一票』?
2009年8月16日

 小田原市などが選挙区の17区は、長年「河野王国」と言われてきた。十八日に公示される衆院選では、百年近く選挙の度に「河野」と書き続けてきた“熱烈支持者”の投票行動に注目が集まっている。 (長崎磐雄)

 「後継者にバトンを渡すのが最後の仕事」。衆院解散を間近に控えた先月十六日夜。小田原市の集会で河野洋平衆院議長(当時)があいさつした。

 県議会議長の祖父治平氏、農林大臣(現農水相)などを務めた父親の一郎氏、そして後を継いだ河野元議長。政界への関与は約一世紀に及ぶ。

 一族を支え続けた後援会に激震が走ったのは昨年九月。十四期連続当選、四十二年間の議員生活からの引退を河野元議長が突然、表明。後継に横須賀市出身で地元では知名度のない、牧島かれん氏(32)を指名した。

 幹部会で表だって反旗を翻すものはいなかった。だが、「地元に後継者はいないのか」と口にする幹部や、後援会の存亡を危惧(きぐ)する関係者は少なからずいた。

 一方、二年前に出馬表明し、河野元議長との一騎打ちとみて、駅頭での朝立ちなどを繰り返してきた民主新人の神山洋介氏(34)の陣営は、「河野引退」で活気づいた。

 しかし今年二月、王国は再びざわめく。安倍晋三元首相の首席秘書官だった井上義行氏(46)が「党利党略ではなく、たたき上げの政治家が国を変える」と中央での実績を引っ提げ、無所属での出馬を表明した。

 この出馬に神山氏の陣営は「影響が出ている」と素直に認める。井上氏が旧国鉄時代に機関士だったことから、JR関係者や母校日大OBらの支援を受けており、一部で支持が重なるからだ。

 気掛かりなのは、牧島氏の陣営も一緒。事務所によると、かつて選挙中、全国を駆け回っていた河野元議長も今回は、総合選対本部長として、牧島氏に付き添って選挙区を回る。先月二十九日、事務所開所式では「自民党に実績はある。だが今はそういうことを言う状況にない」と組織の結束と引き締めを呼び掛けた。

 事実、組織内では異変が起きている。

 集票力があるとされる元市議が、井上氏の決起集会に顔を見せた。五月の同氏の後援会設立総会にも出席したこの元市議は「学校の後輩だから」と語った。

 17区では、三氏のほかに諸派新人の中野淳子氏(48)が、出馬を表明している。

3803千葉9区:2009/08/16(日) 22:22:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081402000154.html
決戦前夜<上> 自公 選挙協力 逆風で連携どこまで…
2009年8月14日

 各地が猛雨に見舞われた七日夜。さいたま市内のホールに集まった五百人超の聴衆の視線が、壇上の二人に注がれた。公明党県本部代表の西田実仁と、1区に出馬する自民前職の金子善次郎。西田が公明党の推薦状を金子に手渡し、両手で握手を交わすと、大きな拍手が起きた。

 西田「小選挙区は、金子さんを全力で応援します」

 金子「『比例は公明で』と、心からお願いします」

 この日は金子の決起集会。推薦状授与のセレモニー後は互いにエールを送り、自公の結束を強調した。

    ◇

 「小泉旋風」が席巻した四年前の衆院選。自民は県内十五の小選挙区候補のうち十二人が勝ち、比例復活でも三人が当選。獲得議席を公示前の十三から七に半減させた民主から「県内第一党」の座を奪い返した。

 だが、麻生内閣の支持率が低迷し、民主党が勢いに乗る今回は「厳しい選挙だ」(自民党県連幹部)。医療費抑制策や郵政民営化を進めた小泉構造改革で、伝統的な支持団体の足元も揺らぐ。

 医師でつくる政治団体「県医師連盟」が前回推薦した民主候補は6区だけ。だが今回は十選挙区で自民候補の単独推薦を決める一方、6区で民主候補を単独推薦、2区と9区は自民、民主候補をダブル推薦した。郵便局長やOBでつくる政治団体「郵政政策研究会」は十四人の民主候補と、11区の無所属候補を推薦した。

 一方の公明は、七月の東京都議選で候補者二十三人を全員当選させ、集票力を見せつけた。小選挙区での公明票獲得は、かつてない逆風にさらされる自民候補にとって「勝つための最低条件」(ある陣営幹部)だ。

    ◇

 昨年九月。公明党県本部代表の西田が、都内のホテルで衆院選対策を練っていた自民党県連会長、山口泰明を訪ねた。「各小選挙区で(公明の比例票)四千票を出してほしい」。西田は具体的な数字を挙げ、選挙協力をうながした。

 公明は前回と同様、小選挙区に公認候補者を立てない。前回は比例北関東ブロックで二議席を得たが、県本部が推した現職の比例候補は落選。今回は県内で前回より九万票多い五十七万票を目標に据え、議席奪還を至上命題にする。比例票積み増しの“ノルマ”は、公明が推薦する自民候補の肩にかかる。

    ◇

 自民党県連は全十五選挙区の候補の推薦を公明に依頼し、これまでに6区と11区、13区を除いて推薦が決まった。ただ、実際の選挙協力には温度差があるという。ある公明関係者は「事務所開きで(公明に)声をかけてこない自民陣営もある。協力する気のない人は、推薦しても動かない」とくぎを刺す。

 推薦を受けた自民前職の陣営幹部は「『今回は民主に入れる』という支持者を引き留めるだけで手いっぱい。『比例は公明に』とまでなかなか頼めない」とため息をつく。

 自民党県連幹部の一人はつぶやいた。

 「自民も比例票を減らすわけにはいかない。逆風の中での選挙協力がどこまで機能するか、ふたを開けてみないと分からない」

   ◇ ◇ ◇

 「政権選択選挙」とされる衆院選は十八日、公示される。各陣営が激しい前哨戦を繰り広げる中、政党の存亡をかけた県内の戦いの舞台裏に迫った。 (敬称略)

3804千葉9区:2009/08/16(日) 22:22:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081502000121.html
決戦前夜<中> 政権交代『油断できず』 追い風吹く民主
2009年8月15日

有権者と握手し政権交代を訴える民主・鳩山代表(左)=7月23日、所沢市で


 「この国の政治、変えようじゃありませんか」

 西武線所沢駅・西口で、水色のネクタイ姿の民主党代表の鳩山由紀夫がボルテージを上げた。衆院解散から二日後の七月二十三日。鳩山は、民主が新人と元職を擁立する二選挙区の四市町で街頭に立ち、埼玉から全国遊説をスタートさせた。

 鳩山が五月の代表就任後、初の地方遊説を行ったのも県内だった。さいたま市長選で鳩山が駆け付けると街頭は人で膨れ上がり、民主党県連の支持を受けた清水勇人は圧勝した。その後の千葉市長選と静岡県知事選、東京都議選。衆院選の前哨戦とされた地方選で、民主は次々と勝利。埼玉から吹き始めた「政権交代」への追い風は強まっている。

    ◇

 「衆議院で過半数を取るには、県内の選挙区すべてで、勝つことが必要だ」。民主は前回、県内十五の小選挙区で、三勝十二敗と惨敗した。だが県連代表の枝野幸男は、今回候補を擁立する十四選挙区での全勝を目標に掲げ、とりわけ「新人を立てる8区と13区が最重点区」と位置付ける。両区には鳩山ら党幹部も続々と入って新人をPRするが、街頭に立つだけのいわゆる風頼みばかりではない。

 民主前代表の小沢一郎から「地回りの大切さを教わった」と話すのは8区の新人小野塚勝俊。二年前から一日約三百〜四百戸を訪ね歩き、選挙区内の全戸制覇は二巡目に突入した。12区の元職本多平直は今春、小沢から事務所の抜き打ち訪問を受け、活動状況をチェックされた。

    ◇

 民主は今回、前回候補を立てた11区での擁立を見送る。自民が分裂した前回の11区。郵政民営化法案に反対して自民公認を外され、無所属で出馬した小泉龍司が、自民の“刺客”新井悦二に敗れた。今回もこの二人がつばぜり合いを演じるが、民主は「独自候補を立てても勝てないのなら、自民の候補を落とすことが大切」(枝野)と、小泉にエールを送る。支持団体の連合埼玉はほかの民主候補と同様、小泉への推薦を決めた。

    ◇

 比例代表北関東ブロックの単独候補として、県連は八月に入り、前和光市長の野木実の名を党本部にあげた。野木は五月の市長選で敗れたばかり。これまで北関東で単独候補を立ててこなかった民主が、急きょ野木に白羽の矢を立てたのは、選挙区と比例の重複立候補者が自分の小選挙区で大量当選し、比例の名簿登載者が足りなくなる事態を想定したからだ。

 県連選対幹部の一人は「街頭でビラ配りをしていると、有権者の期待が日増しに強まっていく感がある。県内小選挙区で十議席以上も夢ではない」。

    ◇

 大勝をもくろむ民主に死角はないのか。「子ども手当一人月二万六千円」など、民主が掲げるマニフェストに、自公は「ばらまきだ」「財源不足」と政権担当能力への批判を強める。

 ある県連幹部は気を引き締める。「四年前は解散するまで民主が勝つとみられていたが、解散後に状況が一変した。三十日の投開票まで何があるか分からず、全力で走りきらないと」 (敬称略)

3805千葉9区:2009/08/16(日) 22:22:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081602000109.html
決戦前夜<下> 第三極の存在アピール 埋没危機の共産、社民
2009年8月16日

集会で政策を訴える社民・福島党首=7月26日、久喜市で


 真夏の日差しが照り付けた十三日。家族連れらが行き交うJR本庄駅前で、演説の声が響いた。

 「おそらく政権が交代する。新政府は国民の期待の中で誕生するのだから、私どもの提案に聞く耳を持たざるを得なくなります」

 マイクを握るのは、共産党が1区に擁立する新人の伊藤岳。三回連続の挑戦となる今回は、1区のさいたま市内だけでなく、県内各地を飛び回っている。県内十五の小選挙区のうち、今回は九選挙区で共産候補者が立候補しないからだ。

 擁立の基準は、二〇〇七年の参院選での得票率が8%以上の小選挙区−。共産は同年中に衆院選に向けた新方針を決め、党県委員会は十五の小選挙区のうち六選挙区で擁立することにした。「11区など三選挙区以外は基準を満たしたが、各地区委員会の判断を尊重した。不安要素もあるが、比例に集中して戦ってみたい」。県委員長の小松崎久仁夫は厳しい表情を浮かべた。

 擁立区を絞る背景には、自治体選挙に力を入れてきたことや、衆院選では得票率10%未満で供託金(一人三百万円)が没収されるなど、党の苦しい台所事情もある。

 一九九六年の小選挙区比例代表並立制導入以降、共産はすべての選挙区に候補者を立ててきた。今回の空白区は自主投票となるが、県委員会幹部の一人は「多くは民主に流れるだろう」とみる。

 「空白区では、代わりの候補者になったつもりで話す」と伊藤。その際、地元の支持者から「金がないならカンパするよ」「次は立てて」と励まされることもあるという。

 全力を注ぐ比例代表は北関東ブロックで二議席を目指し、県内で三十八万の得票を掲げる。前回から約十万増とハードルは高いが、小松崎は「政権が代わっても、政治の中身を変えるのは共産党と訴える」と、党の存在意義を強調する。

   ◇   ◇

 「僕が民主党に言いたいのは、どういう立ち位置にいるんだと。社民党は日本国憲法、平和憲法ですよ」

 社民党県連合代表の日森文尋は七月二十六日、党首の福島瑞穂も駆け付けた久喜市での集会で声を張り上げ、自衛隊の海外派遣をめぐり、民主との違いを聴衆にアピールした。

 日森は前回は比例代表北関東ブロックの単独候補として当選し、二年ぶりに社民の議席を復活させた。今回は13区から出馬し、小選挙区での運動を比例票の上積みにつなげる戦略だ。同県連合が擁立する新人の比例単独候補とともに「党存亡の戦い」(県連合関係者)にまい進する。

 前回の比例得票数は県内で約十六万。県連合幹部の一人は「議席死守には十八万票は必要だろう」とみるが、七月の東京都議選で社民は八年ぶりの議席を回復できず、敗北。「与党への逆風で民主には追い風が吹くが、われわれには…」と悲壮感も漂う。

 社民と民主、国民新の三党は十四日、衆院選の共通公約を発表した。「二大政党」の戦いの中で埋没する危機感を抱く中、日森はこう力を込めた。

 「仮に連立政権となれば、社民党は、民主党が自民党と同じようにならない歯止めをかける。平和憲法というわれわれの立ち位置をしっかりと訴える」 =敬称略

 (この企画は、杉本慶一、山内悠記子、萩原誠が担当しました)

3806千葉9区:2009/08/16(日) 22:23:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081302000152.html
公示直前 8月の攻防<1>
2009年8月13日

◆自民・臼井氏 新人、自転車で走る
 千葉市中央区の商業施設で開かれたイベント。白いワイシャツ姿の臼井正一(自民)が歩き回る。「ハイタッチしよう」と子どもと気さくに触れ合い、保護者にはビラを配る。

 「ポスターの人だ」「応援するよ」と声が掛かる。会場には子育て世代が多く、「幼児教育の無償化に取り組む」と短いあいさつに盛り込んだ。夏の炎天下、「暑いのは好き」という顔は真っ黒に日焼けしている。

 法相などを歴任した臼井日出男の長男で、世襲批判にさらされた。臼井は「政治家の苦労を知った上で決断したこと」と述べるが、自民関係者は「不況だからこそ社会の見方は厳しい」と不安を口にしている。

 新人の臼井は「知名度はまだまだ」と、妻や若いボランティアたちと分担して地域を自転車でくまなく回る。「反応は場所によって違う。やり方は試行錯誤だが、より多くの有権者に会いたい」

◆民主・田嶋氏 『財源論』武器に訴え
 JR千葉駅近くのホールで八日開かれた田嶋要(民主)の「マニフェスト(政権公約)説明会」。続々と市民らが集まり、「看板などを見て自ら来てくれた人がほとんど」と陣営も目を丸くする。

 田嶋は自民側から批判される「財源論」を中心に一時間余り説明。「今のお金(税金)の使い方が最適なのか、優先順位を見直せば一定の財源は生まれる」と訴えた。

 中小企業対策の細かな項目にまで質問が及んだが、壇上から身を乗り出して答える。陣営幹部は「詳しく知りたいという有権者に応え、政策マンとしての田嶋も売り込みたい」と狙いを説明する。

 一方、夏祭り会場などへの訪問も続ける。田嶋は「四年前に比べあいさつに立てる場所も増えた」と苦笑。陣営は「父が当選八回を数えた『臼井ブランド』は強力。組織力や支援団体など総合力では向こうが上」と警戒を緩めていない。

◆共産・安喰氏 『比例代表で支持拡大を』
 安喰武夫(共産)は街頭活動を通して、「有権者は自民と民主が批判し合ってばかりいるという印象を持っている」と感じている。「民主中心の政権ができた場合の党の姿勢を説明すると理解してくれる。比例代表で共産に投じてくれる人も増えるはず」と意気込む。

 (小川直人)

    ◇    

 衆院選は十八日公示、三十日投開票。公示を目前に控え、自民、民主両党のつばぜり合いも激しさを増す。注目区を歩き、主要政党の出馬予定者の動きを探った。 (敬称略)

3807千葉9区:2009/08/16(日) 22:24:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081402000153.html
公示直前 8月の攻防<2>
2009年8月14日

◆『相手復活当選は負け』 民主・野田氏
船橋市長選で野田氏(左)と藤田氏(左から2人目)はともに現職市長を推薦し、事務所開きで「呉越同舟」=船橋市で


 十日夕、JR津田沼駅前に立った野田佳彦(民主)は政権交代に向けた熱意を力強く訴えた。「今回は歴史的な政権選択選挙。与党が四年間に何をやったのかが問われる」

 合間に織り交ぜる得意のジョークも健在。「四年前、私はぎりぎりで勝てたが、住民票もない人が突然来て大接戦になった。(陸上自衛隊の)第一空挺(くうてい)団があるからといって“落下傘”が来るとは」。聴衆からは拍手と笑いが交互に起こる。

 与党批判を繰り広げる一方、自身の選挙情勢にはほとんど触れず、応援演説の参院議員が「記録的な数字で国会に送り返してほしい」と言う程度。陣営が「今回は(対立候補に)比例復活されたら負けと同じ」と漏らすように、追い風を受け余裕も見せる。

◆遊説で汗、若さアピール 自民・藤田氏
 「自民党の(前)国会議員なんですよ。頑張るから応援してくださいね」。八日、新京成線二和向台駅前。藤田幹雄(自民)は屈託ない笑顔を浮かべ、自分を知らない女性高齢者に自己紹介した。既に約二時間の自転車遊説をこなし、着ているシャツは汗だくだ。

 六月から始めた自転車遊説の狙いは知名度のアップと、野田と十歳以上離れる若さのアピール。疲労がたまって一時体調を崩し、五日の総決起大会では、鼻声で「票になることなら何でもやる。この場で土下座したいぐらい」となりふり構わぬ姿勢をみせた。集まった支援者らには「前回の九百四十四票差まで迫らなくても大丈夫。約二万票差までは救われる」と公言。厳しい情勢を意識し、比例復活も見据える。

◆“相乗り”批判『地域主権を』 みんなの党・野屋敷氏
 前職二人の争いをかき回すのが、八日に出馬表明した野屋敷いと子(みんなの党)だ。六月の船橋市長選で惜敗。四選した現職市長への“相乗り”推薦を「自民と民主の談合政治」と強く批判し、「地域主権社会を実現する」と訴える。

 野屋敷は市長選で野田と酷似した選挙スローガンを掲げた。野田陣営は「市長選では支持者が(民主推薦候補と)勘違いしていた」と警戒し、藤田陣営は「野田さんの票が流れる」と歓迎するが、双方とも実際の影響は測りかねている。

◆『情勢動かす』気合込める 共産・斉藤氏
 斉藤和子(共産)は「『消費税を上げない、憲法九条を変えない』と言っているのは私だけ」と党の主張を愚直に繰り返す。党は批判票の受け皿になってきたが、市長選では公認候補が最下位に沈んだ。「少しでも情勢を動かしたい」と気合を込める。 (敬称略、小林孝一郎)

3808千葉9区:2009/08/16(日) 22:24:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081502000075.html
公示直前 8月の攻防<3>
2009年8月15日

街頭演説に集まった支持者らと握手する立候補予定者=市川市で


◆“最後の最後”に期待 自民・薗浦氏
 共産が擁立を見送り、前職や元職らによる都市決戦となった。薗浦健太郎(自民)、村越祐民(民主)の若手対決は今回で三度目。いずれも一勝一敗で、いよいよ地力が問われる。政界復帰を狙う田中甲は今回、渡辺喜美元行政改革担当相が代表の「みんなの党」から出馬する。

 麻生太郎首相に極めて近い薗浦。首相批判をもろにかぶる懸念があったが、十一日、JR市川駅前で麻生首相を迎えて街頭演説を行った。薗浦は「よかった。ここまで熱烈な応援者がいることに驚いている」と手応えを話した。

 だが、陣営幹部は「(村越に)十〜五ポイントは負けている」と漏らす。自民支持層を固め切れていない上、党内のドタバタに対する有権者の目も厳しいという。

 初めて地区ごとに組織した後援会が支持拡大に動き、薗浦は有力支持者回りに飛び歩く。「市議、県議が危機意識を持ってどれだけ動いてくれるか。最後の最後にひっくり返したい」(陣営幹部)と期待をかける。

◆ハードルは『13万票』 民主・村越氏
 村越は昨年十月、「活動が不十分」と小沢一郎前代表に公認内定を取り消された。県議の小泉文人(36)と競わされ、最終的に公認を勝ち取ったが、表面化した党内の厳しい見方は不安材料だ。

 村越は、近郊農業が営まれる周辺部を中心に「地べたを歩いた」と、自民支持層への食い込みに自信を見せる。駅立ちでは「有権者一人一人と向き合える」とチラシ配りに重点を置き「前回、薗浦氏が獲得した十三万票が目標」と対抗心を燃やす。

 七月下旬からはマニフェストの説明会をスタート。事務所には高齢者やサラリーマンらのボランティアが集まり、陣営幹部は「政権を取らせたいという声は多い」と意気込む。

◆第三極を訴え浮動票獲得へ みんなの党・田中氏
 「公党の公認は、のどから手が出るほどほしい」。八日、待ちに待ったみんなの党の立ち上げを見届け、田中の活動も公示に向けて弾みがついた。

 一日、市川市内のホテルで開かれた決起集会には渡辺が駆け付け、「政権交代で本当の改革ができるのか」と第三極をアピール。田中は「皆さんの暮らしが良くなる政治にしたい」と訴えた。

 「自民、民主に手を突っ込むのではなく、浮遊している票に自分を認識してもらう」と独特のセンスで語る。駅周辺の掃除から街頭演説というこれまでのスタイルを守り、かつての支持者や支持団体詣でに明け暮れる。今月に入り、主な活動を地盤の行徳地区に移し、動きを本格化させている。 (敬称略、林容史)

3809千葉9区:2009/08/16(日) 22:25:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081602000091.html
公示直前 8月の攻防<4>
2009年8月16日

◆培った人脈フル活用 自民・実川氏
 衆議院の解散後、千葉市内のホテルで開かれた自民党県連の支部長会議。地域組織の代表らを前に、県連会長の実川幸夫は切実に語った。「逆風。大変厳しい選挙だと実感している」。会合後は関係者とのあいさつもそこそこに、選挙区の鎌ケ谷市へと向かった。

 県連会長として各種会合に出席するかたわら、精力的に地元を回る。駅などで人前に出ることは少なく、各地区の有力者とともに支援者の元へ足を運んでいる。「昔からのどぶ板選挙。地縁血縁を頼ってお願いするしかない」。真っ黒に日焼けした姿が地道な活動を物語る。

 陣営幹部は「最後は個人の付き合いが大事になる。一人でも二人でも…」。これまで培ってきた人脈をフル活用し、票の上積みを狙う。解散直後よりは、最近は手応えがあるという。「このままじゃ終わらない」という陣営の希望が、現実のものとなるか。

◆朝の駅頭演説手応え 民主・若井氏
 「今日も暑い日になりそうです。お元気でお過ごしください」

 鎌ケ谷市の新京成線初富駅。若井康彦(民主)はマイクを持ち、選挙演説らしからぬ温和な語り口で有権者に顔を売っていた。

 平日はほぼ毎朝、選挙区内の駅頭に立つ。別動隊も作り、複数の駅で政権公約(マニフェスト)を配る。惨敗した四年前と比べ、陣営では「こんなにマニフェストを受け取ってもらえるのは、信じられない」と手応えを口にし、自信を見せる。

 しかし、相手は自民党の県連会長。若井は「激戦区だからね。成層圏では(全国的には)民主党の風が吹いているけど、地上(13区)では自民党の局地風が吹いているよ」とライバルの底力を警戒し、気を引き締める。

 この四年間、地元のニュータウン地区だけでなく、実川の地盤である印旛郡や富里市などの農村部でも有権者との対話を続けてきた。実川の“お得意さま”をどこまで切り崩せるかが、勝敗の鍵となりそうだ。

     ◆

 富里市の市制移行前に町議を務めた橘謙造(無所属)も立候補を予定。同市を中心に支持拡大を目指している。 (敬称略、平松功嗣)

  =おわり

3810千葉9区:2009/08/16(日) 22:26:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081402000155.html
決戦前夜<上> 自民王国に強い危機感 支持基盤に“ほころび”も
2009年8月14日

 「麻生政権だからこそ、底無しだった景気悪化に歯止めがかかりつつある。批判ばかりの民主党に政権は絶対に渡せない」

 伊勢崎市で十二日に開かれた街頭演説会。応援に訪れた麻生太郎首相とともにマイクを握った自民党県連の笹川尭会長は、党総務会長として政権を支えてきた自らの立場を強調しながら、厳しい口調で県内の議席死守を訴えた。

 「王国」と呼ばれる盤石の組織力で、県内五小選挙区を独占してきた自民。だが、各種世論調査が全国的な「自民劣勢」を伝える中で、県連関係者は「群馬の情勢も同じ」として、かつてない危機感を抱えたまま衆院選本番に突入する。

 今回の選挙に向けては、これまで自民の有力な支持基盤とされてきた業界団体の離反が全国的に目立つ。県内でも、選挙戦の足腰となってきた業界団体の動きに“ほころび”が見え始めている。

 有力な支持団体では県建設業協会やJA群馬中央会のように、これまで通り自民推薦を決めた団体もある。だが、郵政民営化を対立軸に自民との亀裂が深まった郵便局長らは今回、民主の支援に転じた。自民推薦を掲げる県医師会内でも、地域単位では自民、民主に支援が分かれる動きが出ている。

 さらに、連立を組む公明党との関係にも微妙な問題が残る。同党が推薦を決めた自民前職のうち、群馬1区の尾身幸次氏との間には「二〇〇七年の参院選で協力態勢が機能しなかった」などとして“不協和音”が生じた経緯がある。現場には「わだかまりは簡単には消えない」と連携をためらう声もある。

 自民党公認の立候補予定者らが集結した一日の出陣式では、南波和憲幹事長ら県連幹部が、こうした不安要素を打ち消すかのように「これまで培った実績を信じて、正々堂々と選挙に臨もう」と“横綱相撲”の戦いを訴えた。

 だが、選対関係者からは「自民が強かった時のような戦い方はもはや通用しない。今回の選挙でも、各候補が支持基盤に依存した“個人戦”を続ければ、有権者の意識の変化に対応できない」との本音も聞こえてくる。

   ◇  ◇

 政権選択が最大のテーマとなった衆院選は十八日の公示まで残りわずか。マニフェストを通じて社会保障や景気対策などの政策が争われる中、県内各党の公示直前の事情を探った。

  (衆院選取材班)

3811千葉9区:2009/08/16(日) 22:26:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081502000115.html
決戦前夜<中> 民主、肌で感じる追い風 『王国』破る手なお探る
2009年8月15日

民主陣営のスタッフを激励する古賀伸明・連合事務局長(右)=高崎市で


 「自公連立政権の政策が、国民生活をむしばんだ。将来に希望の持てる国にするには政権交代しかない。ぜひ頑張りましょう」

 公示まで五日と迫った十三日。民主党の有力支持団体である連合の古賀伸明事務局長が県内入りし、連合が推薦する公認候補予定者の事務所を相次いで訪れ、立候補予定者やスタッフを激励した。

 連合の首脳が国政選挙に絡んで群馬入りするのは、実は初めて。古賀氏は「群馬に来るなんてこれまで考えたこともなかった」と話す。民主党県連の内紛も一因だが、「自民王国」と呼ばれるほど保守基盤が厚く、民主党に付け入るすきがなかったという理由が大きい。

 民主にかつてない追い風が吹き、自民王国崩壊の兆しが見えつつある−。古賀氏の来県は、こうした判断が底流にあるとみられる。帰り際には「群馬という保守王国、自民党の牙城を崩せる体制が整った」と勝利への自信をのぞかせた。

 追い風は、候補予定者自身も強く感じている。

 これまで圧倒的な強さを誇っていた福田康夫前首相への刺客として、群馬4区から立候補する三宅雪子氏。衆院解散後に出馬表明するという出遅れにもかかわらず「毎日が楽しい」と笑顔が絶えない。街頭に立つと有権者に駆け寄られ、ポスターを求められることもあるという。「一日一日、支持が広がっている」と手応えを話す。

 一方で、選挙戦が近づくにつれ、「王国の壁」の強大さにも直面している。

 「年金問題や後期高齢者医療制度で自民党にはがっかりした。だから比例は民主にする。けれど、小選挙区は自民に入れるよ」

 ある選挙区の選対幹部が、たびたび有権者から言われる言葉だ。

 自民党には不満があるから民主党を支持する。しかし、長年にわたり支えてきた候補者を裏切れない−。そんな複雑な有権者の心理を突き崩すことができるか。「風」を「票」に変えるため、最後の一手を模索している。 (衆院選取材班)

3812千葉9区:2009/08/16(日) 22:26:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081602000124.html
決戦前夜<下> 存在価値 懸命に主張 公明、共産、社民 『2大政党』埋没危ぐ
2009年8月16日

 「政権交代」を争点に自民党と民主党がしのぎを削る中、二大政党の激戦に埋没したくない公明党、共産党、社民党は、それぞれが独自色を押し出し、党の存在価値のアピールに懸命だ。

 県内の小選挙区で候補者を擁立しない公明は、前回三から二に議席を減らした比例代表北関東ブロックで三議席確保が最大の目標。県本部の加藤修一代表は「県内で過去最高の十三万票を獲得し、一議席を奪還する」と意気込む。

 「与党として自民と連立政権を組む中で、医療や教育、福祉、雇用などの分野で公明の政策が反映できた。選挙では、この実績を訴え、支持の拡大を図りたい」と加藤代表。大票田の前橋や高崎、伊勢崎、桐生各市内での街頭演説や遊説で浸透を図る。

 公明は選挙区では1区から5区まで自民の公認候補五人を推薦。しかし、比例代表で公明に投票してくれる自民支持層は未知数で、両党の連携が鍵を握りそうだ。

 共産は、選挙区での擁立を1区の酒井宏明氏(43)に絞り、比例代表と連動して票を掘り起こす作戦。前回、一議席にとどまった北関東ブロックで二議席獲得を狙い、県内で十万票の得票を目指す。

 県委員会の佐藤民雄・選挙対策部長は「自民は不満、民主は不安という有権者も多い。大企業や米国中心の政治に反対し、憲法改悪に歯止めをかける建設的野党として共産の果たす役割は重要」と訴える。

 県内全域で遊説と街頭演説、小規模座談会を繰り返すなど地道な活動を展開している。

 社民は、民主が候補擁立を見送った5区から県連代表の土屋富久氏(72)が立候補を予定。こちらも比例代表に重点を置き、県内で七万票を目標に設定し、前回獲得した一議席の死守に燃える。

 土屋代表は「社民は憲法を守る護憲の党。国民の痛みも負担ももう限界。人間らしく暮らしていける社会をつくれるのは社民だけだ」と独自性を強調。すでに遊説カーで県内を三巡したといい、5区では民主や共産の支持者ら“反自民”の受け皿としての集票にも期待を寄せている。 (衆院選取材班)

3813山口新聞男:2009/08/16(日) 23:09:07
直前情勢記事が各地で出始めてますが
「これまでは比較的磐石だったが、これといった魅力がない自民議員」
に厳しい評価を下すことが少なくない印象ですね

ただ、全部がそうではなくて民主候補も特徴が薄い
(今までどおり)自民リード的な表現になる傾向があるように思います

自分としては、こういう選挙区(特に魅力に乏しい自民候補)は
タマの良し悪しをある程度無視しても、相当数民主がとるとみているのですが
(社民・国民新だと限界がありそう)

3814千葉9区:2009/08/16(日) 23:20:43
土日は凪でしたね。真紀子入党以来大したニュースなし。幸福実現党くらいかな?
まあ、お盆期間中ですからね。当然かな。

明日の比例順位発表で、なにかあるかどうか?上位単独目玉候補とかありますかね?
(小沢の性格的にはやらなそうだが)

3815名無しさん:2009/08/17(月) 00:23:38
再来週の今頃は、もう大勢が決まってるわけですな

3816 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/17(月) 01:20:50
>>3783
遠州弁使えないと冷たいとか、そういう田舎じゃないんだけどなあ。
元々東海道の街道沿い(奥浜名湖にしても姫街道がある)で、ヨソモノには寛容な土地柄。
っていうか、自分自身、学生時代も含めて殆ど遠州弁なんて使ってないし、
実際に上京した後も訛りで苦労したことは全くないし。

適当に記事書いてない?

3817名無しさん:2009/08/17(月) 02:38:14
和子夫人の予想を地図にしたらしい
http://wiki.m.livedoor.jp/sennkyo_giinn/wiki/%91%e645%89%f1%8fO%8bc%89@%91%8d%91I%8b%93%81@%98a%8eq%95v%90l%8d%c5%8fI%97%5c%91z?wiki_id=60280

3818とはずがたり:2009/08/17(月) 03:04:26
>>3816
進取のやらざー精神(浜松はやらまいかっすかね?)の浜松ですしね>土地柄
落下傘の片山も比例復活ではなく当選しましたし。

3819名無しさん:2009/08/17(月) 05:19:38
420 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 23:09:43 ID:B6Y6kgvw
保坂のHPを見たら今の選挙状況がよくわかった。
慶応は社民のネット担当は結構なやつといっていたね。

443 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 23:13:02 ID:RV+afzdS
>>420
http://www.hosaka.gr.jp/2009election/images/back.jpg

すげえ、文字のサイズが民主党>国民新党=生活者ネット>社民党だ!


こういうのありなんですねw
これならたしかに伸晃焦るわ。

3820必ずや政権交代を。:2009/08/17(月) 10:25:52
■ 毎日新聞「えらぼーと」への回答に見る各党のスタンス
とりあえず、下記のように結果をまとめた。

憲法9条改正
幸福=大地=改革>自民>平沼(以上改憲派)>みんな>国民>民主>公明(以上中間派)>日本=社民=共産(護憲派)
集団的自衛権の政府解釈
改革>幸福>自民>平沼(以上解釈変更派)>国民>民主>みんな(以上中間派)>公明>大地=日本=社民=共産(以上変更不要派)
核兵器の保有
改革>幸福>平沼(以上検討必要派)>国民>自民(以上中間派)>みんな>民主>大地=日本=公明=社民=共産(以上検討不要派)
国会議員の世襲
改革(世襲肯定派)>自民>平沼(以上中間派)>国民>公明>幸福>共産>みんな>民主>日本=大地=社民(以上世襲制限派)
国会議員定数削減
改革=日本>民主>平沼>みんな>自民>国民>幸福(以上比例代表削減派)>公明(中間派)>共産>社民(以上比例代表削減反対派)
企業・団体献金改革>幸福>自民(以上企業献金肯定派)>国民>平沼(以上中間派)>みんな>公明>民主>大地=日本=社民=共産(以上企業献金禁止派)
選挙後の議員の政党鞍替え
大地>みんな>幸福(以上「問題ない」派)>平沼>日本>国民(以上中間派)>自民>公明>民主>社民>共産(以上「問題だ」派)
政治家と官僚との関係
改革(使いこなし派)>幸福>日本>自民>平沼>国民、公明(以上中間派)>共産>みんな>社民>民主>大地(以上抜本変更派)
郵政民営化の評価
公明>幸福>自民(以上やや成功派)>みんな(中間派)>日本>平沼(以上やや失敗派)>民主>共産>改革=大地=国民=社民(以上失敗派)
取り調べの録音
自民>平沼>国民>幸福(以上中間派)>公明>みんな>民主>社民>共産>改革=大地=日本(以上賛成派)
小泉構造改革の評価
公明>幸福>自民(以上「やや評価」派)>みんな(中間派)>平沼(「やや否定」派)>民主>社民>改革=大地=国民=日本=共産(以上否定派)
消費税率引き上げ
自民(やや賛成)>公明(中間派)>平沼(やや反対)>国民>みんな>民主(以上かなり反対)>幸福=大地=日本=社民=共産(以上大反対)
温室効果ガス削減
幸福(削減反対派)>改革=大地>自民>平沼(以上政府案肯定派)>公明>国民(以上中間派)>みんな>民主>共産>日本=社民(以上削減強化派)
環境税の導入
改革>幸福(以上導入反対派)>自民(中間派)>国民>平沼>民主>公明(以上やや導入賛成派)>共産>大地=日本=みんな=社民(以上導入賛成派)
年金財源
改革>公明>幸福(以上保険料派)>自民(やや保険料派)>平沼>社民>みんな(以上中間派)>国民>共産(以上やや税方式派)>民主>大地=日本(以上税方式派)
製造業への派遣
改革>幸福(容認派)>自民>公明(以上やや容認派)>平沼>みんな(以上中間派)>民主>国民(以上やや禁止派)>共産>大地=日本=社民(以上禁止派)
最低賃金の1000円への引き上げ
改革>幸福(以上反対派)>自民(やや反対派)>平沼>みんな>国民>公明(以上やや賛成派)>民主>社民>大地=日本=共産(以上賛成派)
日米関係
改革>幸福(以上日米関係重視派)>自民>平沼(以上やや日米関係重視派)>国民>公明=みんな>民主(以上ややアジア重視派)>共産>大地=日本=社民(以上アジア重視派)
アフガニスタンへの自衛隊派遣
改革=大地(以上派遣賛成派)>幸福>平沼>自民(以上やや派遣賛成派)>公明(中間派)>民主>みんな>国民(以上やや派遣反対派)>日本=社民=共産(以上派遣反対派)
北朝鮮の核実験への対応
改革=幸福>平沼>自民(以上圧力派)>民主>公明=みんな(以上やや圧力派)>国民>共産(以上中間派)>大地=日本=社民(以上対話派)

3821とはずがたり:2009/08/17(月) 10:28:06
>>3817
なんだか見れないっす。。

>>3820
おまとめあざっす。
9条に関してはムネオ>自民>平沼なんですか。。

3822必ずや政権交代を。:2009/08/17(月) 10:30:09
こうして見ると、結構自民党と民主党の政策の開きが大きいことが注目される。民主党は、自民党と社民・共産の左翼政党のちょうど真ん中くらいの政策を掲げていると見るべきだろう。民主党の新自由主義への傾斜は、回答からはっきり読み取ることはできず、国民新党と似たり寄ったりのスタンスを示している。「みんなの党」はやや新自由主義寄りだが、それでも思ったほどではない。

一方、同じ第三極を目指す勢力でも、平沼一派は政策が自民党に極めて近い。もともとは国民新党と似たような主義主張から出発したはずなのだが、独自路線を打ち出していった亀井静香と、自民党に恋々としていた平沼赳夫の差がはっきりと現れているといえる。平沼一派は、看板のはずの郵政民営化反対もはっきりと回答に反映されていないし、製造業への派遣や最低賃金の問題では、民主党はおろか「みんなの党」と比較しても新自由主義への傾斜を示している。これでは、「第二自民党」そのものであって、平沼一派が「第三極」を口にすること自体、僭称としか言いようがないだろう。

社民党と共産党はやはり政策が極めて近く、同じような主張を持つ政党が2つもあることが、比例ブロックでの議席獲得を難しくしている。歴史的経緯はいろいろあるだろうけれど、両党は合流を検討するのが筋というものだと私は思う。

[追記]

自民党と他の党の政策の距離を測ってみたところ、下記のような結果になった。

(距離大) 社民党 > 共産党 > 新党日本 > 新党大地 > 民主党 > 改革クラブ > みんなの党 > 国民新党 > 公明党 > 幸福実現党 > 平沼一派 (距離小)

但し、改革クラブと幸福実現党は、極右の方向に自民党と距離がある。また、改革クラブは回答者が1人、新党日本と新党大地は2人なので、とびとびの座標しか取れず、その分各党との距離が大きくなりやすい。しかし、以上を考慮しても、自民党と平沼一派との距離の近さは異常であり、これは平沼一派が事実上自民党の別働隊であることを示していると考えられる。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20090816/1250396536

面白い私的なので転載しました。

3823けん:2009/08/17(月) 11:13:32
>>3816
静岡7区って浜松市などは大企業の城下町って雰囲気があり、都心部って感じですよね。

今回の選挙では大方の予想が無所属の城内になっていますね。本来なら保守分裂で民主党有利のはずですが保守の強い農村型地域が多いってことでしょうかね?

わかりにくいですね。

3824名無しさん:2009/08/17(月) 11:45:14
これぞ小沢流!? やるときは徹底的にやる。

民主、比例に自民県議の笠原氏擁立 衆院選東海ブロック
2009年8月17日11時5分

 民主党は衆院選の比例東海ブロックの単独候補に自民党の元岐阜県議の笠原多見子氏(44)=岐阜市選出=を擁立することを決めた。17日午後、民主党岐阜県連が正式に発表する。笠原氏は同日午前、県議会議長に辞職届を提出し、受理された。

 笠原氏は自民の参院議員だった故・笠原潤一氏の次女で、現在3期目。衆院選では、岐阜1区から立候補予定の民主新顔、柴橋正直氏を支援する意向を表明している。14日に自民県連に離党届を提出した。

 笠原氏は05年の前回衆院選で、岐阜1区に自民公認で立候補した佐藤ゆかり氏を支援。郵政民営化に反対して無所属で当選した野田聖子氏と対立した。

 民主は、比例東海ブロックの単独候補者として、同じく岐阜県から元下呂市長の山田良司氏(48)を擁立することも決めている。
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/NGY200908170002.html

3825とはずがたり:2009/08/17(月) 12:12:36
>>3824
をおん!?
すげえ素早い段取り…。来夏の参院選って事ですかね。
現職県議は和島女史に続いて二人目でしたっけ。

岐阜1区は真剣に取りに来てますね。

3826千葉9区:2009/08/17(月) 12:13:24
猪口が出馬辞退

やっぱり今日はいろいろ出ますね。

3827千葉9区:2009/08/17(月) 12:16:24
離党清水は引退
金はあるんだからパーっと散ればイイのに

3828千葉9区:2009/08/17(月) 12:17:34
秋田の高松県議も現職です。

3829とはずがたり:2009/08/17(月) 12:20:20
>>3826-3827
おおまじかーー。他2名も辞退か比例下位受け容れ余儀なくされそうですね。。

>>3828
おお,そうでしたね。。高齢だったんで笠原・和島程処遇を良くしないと駄目って事は無さそうですが。

3830とはずがたり:2009/08/17(月) 12:22:26

へぇ>関西経済界や党大阪府連から要望が強い近藤氏だけ優遇される可能性もある。

猪口元少子化担当相は出馬辞退へ 自民、近藤氏の優遇検討
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081701000239.html

 自民党の猪口邦子元少子化担当相は17日までに衆院選立候補を辞退する意向を党側に伝達した。猪口氏は2005年の前回衆院選で比例代表東京ブロックの「目玉候補」として名簿1位に登載され初当選したが、今回は厳しい選挙情勢を踏まえ比例単独候補の優遇に党内の反対が強く、猪口氏はこうした党内情勢を踏まえ判断したとみられる。

 前回衆院選では猪口氏と同じく近藤三津枝(近畿)、長島忠美(北陸信越)両氏も名簿1位で処遇され、「当時の武部勤幹事長は2期連続での優遇を約束した」とされるが、現執行部は3氏の処遇について結論を出していない。

 これに関連し細田博之幹事長は16日のフジテレビ番組で「いろいろな経緯を勘案する」と述べ、比例上位で処遇するかどうか最終調整する考えを示した。関西経済界や党大阪府連から要望が強い近藤氏だけ優遇される可能性もある。

2009/08/17 10:49 【共同通信】

3831官兵衛:2009/08/17(月) 12:25:02
>>3825>>3828
高松和夫氏、和嶋未希氏、そして笠原多見子氏と地方の現職県議が出ておりますが、(私は、笠原女史は、来夏の参院選候補の方が良い様な気がしますが・・・・・)ひょっとすると、まだまだ地方の現職議員が比例単独候補として出て来るかも知れませんね。

3832とはずがたり:2009/08/17(月) 12:25:56
清水清一朗氏、衆院選に不出馬
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700285

 自民党に離党届を提出していた清水清一朗前衆院議員(62)は17日午前、取材に対し、衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。
 清水氏は2005年の衆院選で、自民党の比例代表東京ブロックから出馬し初当選。今回も同ブロックで公認されたが、当選可能な名簿上位での処遇は困難視され、今月10日に離党届を出していた。渡辺喜美元行政改革担当相らが結成した「みんなの党」からの出馬も一時検討したが、「目指す政策が違う」として見送った。 (2009/08/17-11:49)

自民離党届の清水氏は引退 「みんなの党」入り断念
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/644-645
2009/08/17 11:57 【共同通信】

3833神奈川1区民:2009/08/17(月) 13:40:45
新党日本、比例候補発表=田中代表は重複 衆院選

新党日本は17日、衆院選比例代表候補8人を発表した。兵庫8区から出馬
する田中康夫代表は近畿ブロック、東京11区から出馬する有田芳生氏は東
京ブロックのそれぞれ1位とした。
ブロック別の候補は次の通り。(丸囲み数字は順位。敬称略)

北関東=①金谷重男(55)新
南関東=①河野敏久(52)新
東京 =①有田芳生(57)新 ②後藤雄一(60)新
北信越=①小林峰一(46)新
東海 =①桑原耕司(67)新
近畿 =①田中康夫(53)新 ②今本博健(71)新

ソースは時事通信

3834千葉9区:2009/08/17(月) 15:22:52
気になって仕事が手に付かない....
後藤ってパン屋ですよね?
誰かの予想的中ですね

3835名無しさん:2009/08/17(月) 15:41:24
>笠原氏の出馬要請について、民主県連の伊藤正博幹事長は「本人と本部が直接交渉したこと。県連では一切議論していない
どうやら、党本部の一本釣り。
かつて野中は「釣り堀屋の親爺」を自称したことがあったが、いやいや、我が方の「釣り師」はスケールが違いますw


「変わらない自民に失望」 民主に懸ける笠原氏
 2009年08月17日13:09 

 民主党の比例東海ブロック単独候補として、自らの名簿登載を党本部に要請したことを明かした元自民党県議の笠原多見子氏(44)は17日午前、県庁で会見し、「変わることはできない自民に失望した。政権交代が可能な若い民主に懸けたい」と述べ、あらためて出馬への意欲を示した。

 岐阜市選出の笠原氏は、岐阜1区から出馬予定の野田聖子氏(48)と地盤が重なる。会見で笠原氏は「出馬が決まれば、私の至上命令は(民主の同区立候補予定者の)柴橋正直さんを野田さんに勝たせること」と述べ、民主の政策とは全てで合致しないと認めながらも、「国の未来、県の将来を考えて民主を選んだ」と強調した。

 笠原氏の出馬要請について、民主県連の伊藤正博幹事長は「本人と本部が直接交渉したこと。県連では一切議論していないが、本部で正式に決まれば、柴橋氏を勝たせるため連携する」と語り、野田陣営の玉田和浩選対本部長は「多少の影響はあるだろうが、非常事態宣言を出して、一致団結して厳しい局面を乗り切る」と述べた。

 自民党県連は、17日午後に党紀委員会を開き、笠原氏の処分を決める見通し。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090817/200908171309_8600.shtml

3836とは:2009/08/17(月) 15:41:45
日本は北陸信越にも出して来ましたねぇ。共産辺りの議席獲得にと多少影響?

パン屋出馬は俺も予想してましたよ。どっかに書いた様な記憶もあるんだけど。

3837片言丸:2009/08/17(月) 15:49:56
新党日本の北陸信越出馬は,長野の民主党・共産党票を削るのではないでしょうか。

笠原氏は,動きが素早いですね。
選挙が終わってから新国政与党に接近する地方議員がたくさん出るのは,以前から考えてはいましたが,こうやって選挙前にいろいろあると,実感がわいてきますね。

3838さんだーばー堂:2009/08/17(月) 16:03:42
>>3836
都議選スレで見つけました。
あかかもめさんお見事。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/2060-2061
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/2071-2072

3839とは:2009/08/17(月) 16:21:22
サンダーさん捜索感謝♪
あかかもめさんのコメに乗っかっただけでしたね、俺は(恥)
あかかもめさん的中おめっ

3840名無しさん:2009/08/17(月) 16:33:28
既出でしたらすみません。ぱっと見なかったようなので。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700542

国民新の比例名簿順位

国民新党が17日発表した衆院選比例代表候補の名簿登載順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。単は比例単独。敬称略)
【北関東=1人】(1)中村公一(単)【南関東=1人】(1)市川智志(単)【東京=2人】(1)中村慶一郎(単)(2)真砂太郎【北信越=2人】(1)綿貫民輔(単)(2)反り目弘国(単)【東海=2人】(1)青山丘(単)(2)稲村公望(単)【近畿=2人】(1)宮本一三、白石純子【中国=4人】(1)亀井静香、亀井久興、赤松和隆(4)山田隆(単)【九州=4人】(1)下地幹郎、松下忠洋、松永真一(4)松隈一博(単)(2009/08/17-15:50)

3841とは:2009/08/17(月) 16:38:46
>>3840
あざっす〜
北陸信越の反り目って誰でしょうかね。

片言丸さんの指摘で日本の北陸信越ブロックは民共にマイナスとありましたが、綿貫には有利に成りましょうかねぇ。

07参院比例よりは取れそうな気が致しますが果たして…。

3842神奈川一区民:2009/08/17(月) 16:41:29
>>3841
反り目氏は郵政の関係者
です。

3843名無しさん:2009/08/17(月) 16:54:37
>>3841
この方ですね。しかし、特徴のある苗字ですね。北陸には多いのかな。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009080600894

国民新、比例北信越に反り目氏=衆院選

国民新党は6日、衆院選の比例代表北信越ブロックに、新人で信越郵便局長協会専務理事の反り目弘国氏(65)を擁立すると発表した。(2009/08/06-20:29)

3844とは:2009/08/17(月) 17:00:27
あざーっす。なるほど、郵政票を順当に頂こうと云う訳ですな。


珍しい名字といえば、石川県出身に上段(うえだん)って子がいましたね。ちょいとインパクトありました。

3845名無しさん:2009/08/17(月) 17:30:15
戦術を変えてきましたね。少しは、得票の増加につながりますかね?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700315

共産が比例順位を発表=重複候補が大幅増−衆院選

共産党は17日、衆院選の比例代表候補79人の名簿順位を発表した。内訳は単独19人、重複60人。今回から小選挙区候補を絞り、比例代表に集中する戦略に転じたことを踏まえ、重複候補が前回の22人から大幅に増えた。 
ブロック別の候補者数と順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。単は比例単独。敬称略)
【北海道=5人】(1)宮内聡(単)(2)岡千陽、萩生和敏、佐藤昭子、渡辺紫【東北=7人】(1)高橋千鶴子(単)(2)宮本しづえ(単)(3)加藤幹夫、佐藤雅之、鈴木知、瀬川貞清、吉俣洋【東京=4人】(1)笠井亮(単)(2)谷川智行(単)(3)池田真理子(4)徳留道信【北関東=8人】(1)塩川鉄也(2)綾部澄子(単)(3)伊藤岳、小池一徳、酒井宏明、桜井晴子、田谷武夫(8)片山和子(単)【南関東=10人】(1)志位和夫(単)(2)畑野君枝(単)(3)遠藤昭子、小倉忠平、笠木隆、加藤英雄、斉藤和子、藤井美登里、古谷靖彦、宗田裕之【北信越=6人】(1)山口典久(2)中野早苗(単)(3)金元幸枝、佐伯めぐみ、佐藤正幸、武田勝利
【東海=7人】(1)佐々木憲昭(単)(2)瀬古由起子(3)八田廣子(4)鈴木正典、中野武史、平賀高成(7)河江明美(単)【近畿=10人】(1)穀田恵二(2)吉井英勝(3)宮本岳志(単)(4)瀬戸恵子(単)(5)金田峰生、川内卓、国重秀明、駒井正男、原俊史、豆田至功【中国=7人】(1)中林佳子(単)(2)東毅、石飛育久、岩永尚之、藤本聡志、吉田貞好(7)石村智子(単)【四国=4人】(1)笹岡優(単)(2)田中克彦、近石美智子、古田元則【九州=11人】(1)赤嶺政賢(単)(2)田村貴昭(単)(3)上野哲夫、内田裕、小林解子、篠田清、瀬戸雄也、馬場洋光、渕瀬栄子、山口広延、山下魁(2009/08/17-12:36)

3846とは:2009/08/17(月) 17:37:37
共産は部外者たる一般国民つまり有権者が党の序列に介入するのを露骨に嫌がってきましたので、結構思い切って来たかなって気がします。一般国民にはあんま関係ないとは思うんですが供託金の節約になるんですかね、これは?

3847片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/08/17(月) 18:23:21
テレビ金沢 途中からしか見れなかった;;
いなばやまさん情報あったら補ってくださいw

石川2区                                               無党派層半数以上美絵子2割森
石川3区 近藤北村激しく競る 自民支持層5割北村3割近藤 民主支持層9割近藤 無党派層4割近藤2割北村

3848名無しさん:2009/08/17(月) 18:34:49
自民の比例順位が発表
近畿の近藤って今回も優遇してあげるほどの人なの?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700662
18日の衆院選公示を前に、自民党は17日、比例代表名簿を発表した。名簿登載者は純粋比例37人、小選挙区との重複立候補269人の計306人。北陸信越、近畿、中国の各ブロックの1位には長島忠美、近藤三津枝、阿部俊子の3氏を前回に続いて1位に登載した。また、東京ブロックの1位には重複立候補者を並べた。
 一方、麻生太郎首相や古賀誠選対本部長代理の幹部のほか、小泉純一郎元首相の次男進次郎氏らは重複立候補を辞退。また、名簿下位での登載を打診された猪口邦子元少子化担当相は公認を断り、不出馬となった

3849片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/08/17(月) 18:38:39
近畿経済界をバックにしてるやらなんやら。
実際、擁立時に何らかの約束があったんでしょうけど、
バックに組織のない猪口に比べ、近藤や阿部は人脈から切りにくいんでしょうかね。

3850名無しさん:2009/08/17(月) 18:45:22
FNNニュースのも

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161171.html

自民党は17日午後、衆議院選挙の比例代表候補の名簿を発表した。
これに関して、舛添厚生労働相が東京ブロック1位での立候補を打診され、拒否していたことが明らかになった。
舛添厚生労働相は「そういう話(衆院比例・東京ブロック1位)があったので、それをお断りしますということです」、「あまりに唐突ですね、それは」と述べた。
また、2005年の衆院選では、東京ブロック単独1位で初当選した猪口邦子元少子化担当相だが、今回は優遇措置はとられず、24位とされたため、衆議院選挙への立候補を断念した。

3851二階席:2009/08/17(月) 18:46:22
公示前なので、宮城1区、2区合同の公開討論会について。
実際に参加して参りましたのでご報告。(8/11開催)

宮城1区、2区共に泡沫(失礼)候補も含めて全員が登壇しました。
しかし、自民党現職は2人とも遅れて参加でした。

互いの政策をぶつけ合い、一部の無所属候補が郡、斎藤の民主候補の
政策に「それなりに」のってくるなど、「大人の対応」をする中で
討論会は粛々と進んでいきました。

開始から1時間半、残り1時間程の段階でようやく自民の2人が到着
しました。自己紹介も終え、自民党の政策と実績を語りましたが、残念
ながらそれまでの議論が良かっただけに、「?」という感じが拭えない
具体性の無さだけが際立ってしまいました。これは、仮に二階席が
自民支持者であったならば焦ったと思いますね。

他の参加者も、最近のマスコミの風潮のごとく自民いじめのコメントを
するのではなく、きちんと問題点を指摘し「私ならこう変えます!」
というようなことを理論的に述べていました。少なくとも自民の2人
よりは共産党、幸福実現党などの候補者の方が理論的であったし、
判りやすかったと思います。

帰り際に受付で主催者側に食ってかかっているご老人が居ました。
曰く、「なぜ自民の二人は謝罪もせず、遅れてきた理由も説明しないのだ?
この公開討論会を冒涜されたと思わないのか!きちんとやるべきことは
やらせんと会場に来た人に失礼だろう。主催者側できちんと対応しないと
ダメだ!」

・・・確かにそうですな。
少なくとも、自民支持者にとってはつらい数時間だったのでは?
各地で接戦中の民主は、少し自信を持って良いのでは。謙虚に、誠実に
街頭で訴えればこれからでも結構票が伸びる要素が残ってますな。

以上です。8/30は政権交代の突風が吹きますね。私は民主3分の2だって夢じゃないと
思いますよ。問題は、民主がその議員数を上手く使いこなせるかどうかです。

3852名無しさん:2009/08/17(月) 19:21:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171330004-n1.htm

【速報・党首討論】(1)麻生氏「民主は戦略なきバラマキ」、鳩山氏「自民が責任とはあきれる」
2009.8.17 13:29

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 主要6政党による党首討論会が17日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで始まった。18日の衆院選公示を目前に、各党の衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐって論戦を交える。

 麻生太郎首相(自民党総裁)は冒頭、「経済対策に全力をあげた結果、景気の先行きに明るい兆しが見えてきた」と述べ、引き続き景気回復を最優先に取り組む姿勢を強調。そして「戦略なきバラマキでは経済は成長しない」と民主党のマニフェストを批判した。

 これに対し、民主党の鳩山由紀夫代表は「責任ある政治が聞いてあきれる。政権与党が反省を十分にしないなら、国民の皆さんが選挙によって自民党の長期政権、特にこの4年間の自公連立政権の総括を行ってほしい」と述べ、衆院選での政権交代の必要性を訴えた。

 討論会には麻生、鳩山両党首のほか公明党の太田昭宏代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の綿貫民輔代表が出席した。

3853北海道1区:2009/08/17(月) 19:21:36
猪口邦子元少子化担当相はきっと来年の参院選比例代表または東京選挙区狙いなんでしょうね。
東京は定数5だし、自民党の候補者はひとりしかいませんから。

3854名無しさん:2009/08/17(月) 19:22:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171341005-n1.htm

【速報・党首討論】(2)GDP速報値改善は「経済対策の成果」と麻生首相
2009.8.17 13:40

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 麻生太郎首相(自民党総裁)は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、平成21年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値が、前期(同年1〜3月)比0・9%増で5四半期ぶりにプラス成長となったことについて、「(年率換算で)プラス3%台に持ってきたのはこれまでの経済対策の成果だ」と述べた。

 また、麻生首相は年金記録の統合については「最大限努力し年内をめどに解決するという話をしている」と述べた。

3855名無しさん:2009/08/17(月) 19:22:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171354006-n1.htm

【党首討論詳報】(1)麻生首相「経済必ず回復させる」、鳩山氏「チェンジで日本よみがえらせたい」 (1/3ページ)
2009.8.17 13:51

このニュースのトピックス:衆院選

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 衆院選公示を前に、主要6政党による党首討論会が17日、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた。党首討論会の詳報は以下の通り。


 −−それでは第1部を始めたいと思います。最初に今回の選挙で有権者に一番訴えたいことは何なのか。それぞれ2分間の持ち時間でお話をいただきたいと思います。


 麻生太郎首相(自民党総裁)「麻生太郎です。私が最も訴えたいことは責任力です。自民党には一貫性ある公約と、それを実行する力があると思います。訴えたい政策は3点。景気最優先、安心社会の実現、そして日本を守る、です。私は内閣総理大臣に就任して以来、経済対策に全力を挙げています。その結果、景気の先行きに明るい兆しが見えてきました。今日発表された経済成長率は1年3カ月ぶりにプラスになりました。しかし、国民の皆さまに景気回復を実感して、肌で実感していただくまでには至っておりません。いまだ道半ばです。景気最優先。私は日本の経済を必ず回復させます。戦略なきバラマキでは経済は成長しません」


 「次に安心社会を実現します。一言で言えば、子供に夢を、青年に、若者に希望を、そして高齢者には安心を、です。行き過ぎた市場経済原理主義とは決別します。改めるべきは改め、国民の暮らしを守ります。そして、もう一つ守るのは日本の安全です。北朝鮮は日本人を拉致し、核実験やミサイル発射を強行いたしております。この明白な脅威から日本を守らなければならないと存じます。また、海賊対策、テロ対策、日米同盟、いずれも強化して、日本人の生命と財産を守り、国際貢献にも引き続き取り組みます。安全保障の基本がふらふらしていては、日本の安全を守ることはできません。麻生太郎と自由民主党は日本の守り、日本の安全に責任を持ちます」


 鳩山由紀夫・民主党代表「国民の皆さん、ふるさとに帰られた皆さん、ふるさとはいかがでしたでしょうか。昔と変わってしまった、そう思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。皆さんのお暮らしはいかがでしょうか。地域に、家計に、そして教育に、医療に、介護に、雇用に、大変な格差が広がってしまっています。いったい誰がこんな日本にしてしまったのでしょうか。官僚に丸投げをしてしまった政治が、結局は天下り天国、渡り天国を生み、大変な無駄遣い社会にしてしまいました。さらに、後期高齢者医療制度、あるいは地方の医師不足、ぼろぼろになった年金問題、こういったものに象徴される冷たい政治を生んでしまいました。箱物行政が人の命を粗末にしてしまいました」
 「そして待ち受けているのは借金地獄と消費税の増税です。これが自民党の長期政権の総括であります。責任ある政治が聞いてあきれます。でも、政権与党が反省を十分しないというのであれば、国民の皆さん、あなたが今回の選挙によって自民党の長期政権に対して、特にこの4年間の自公連立政権に対して総括を行っていただきたいのでございます」


 「民主党は官僚任せの政治に終止符を打ち、皆さま方と一緒に政策を作り上げていくことをここにお約束を致します。そのことによって天下りや渡り、あるいは無駄遣いがなくなり、そしてそのことによって、皆さま方が待ち望んでいる1人1人の命が大切にされる、そういう政治が実現できる、甦らせることができると思っています。民主党のため、などということは言いません。どうぞあなたのお暮らしのため、未来のために民主党に政権交代の力をお与えいただき、ぜひ一緒にチェンジで日本をよみがえらせようではありませんか。ありがとうございました」

3856名無しさん:2009/08/17(月) 19:24:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171448010-n1.htm

【党首討論詳報】(2)公明、共産、社民、国民新各党党首の冒頭発言 (1/5ページ)
2009.8.17 14:47

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(1)にもどる
 太田昭宏公明党代表「今回の衆院選は日本の未来を託す政権選択がテーマになっています。その政権選択の中身を問いかけることが、私は大事だと思っています。政策の中身。その政策に一貫性、整合性、ぶれない政策であるかどうかという問いかけです。もう1つは、それを実行する力、というものが大事だと思います。公明党はぶれない政策とやり抜く力を持っていると自負しています」

 「今回の選挙戦、私たちは3つを柱としてマニフェストを掲げました。1つは未會有の経済危機をどう乗り越えるかということです。昨年来、130兆円に及ぶ4度の予算編成をいたしまして、6月には景気の底入れ宣言をさせていただくところまで持ってきました。今日は4月から6月のQE、いわゆる経済指標が出まして、プラス成長が明らかになりました。私は今が正念場だと思っています。切れ目なくこの予算を執行する。そして同時に成長国家としての日本をどう作るかという新しいスタートを切らなくてはならないと思っています。その成長とはまさに環境や農業というグリーン産業革命をエンジン役とし、そして同時にアジアの中の日本としてアジアの内需を取り込むという戦略に立ちます」

 「第2の柱は公明党の大きな柱でありますけど、生活を守り抜くということです。医療や介護や、あるいは子育て支援、そして若者への雇用支援、そうしたことに全力をあげます。高額療養費の自己負担限度額を引き下げます。あるいは介護の特養ホームなどの施設も16万人分増やします。子育て支援も公明党はずっと野党の時代からやってきました。さらに力をつけて頑張っていきたいと思っています。第3はそれの前提となる話でありますけど、もう1度クリーンな政治、そうした清潔感のある政治に全力を尽くしたいと思っています。生活実感のある、そうした実行力のある、生活を守り抜く政治を公明党は実行します。ありがとうございます」


 志位和夫共産党委員長「今度の選挙で私たちはまず、自民、公明の政権を退場させよう。そのために自公政権と真正面から対決してきた日本共産党を伸ばしてくださいと訴えております。同時に自公政権を退場させた後、それに代わってどういう新しい政治を作るのか。2つの旗印を掲げております。第1は国民の暮らしと権利を守るルールある経済社会を作ろうということです。雇用問題では労働者派遣法を抜本改正して、雇用は正社員で当たり前の社会のルールを作るなど、人間らしい労働のルールを提案しております。社会保障では後期高齢者医療制度は撤廃する。高齢者と子どもの医療制度は国の制度として無料にする。年金医療介護障害者福祉など、あらゆる分野の拡充を提案しております。財源は軍事費削減を含め無駄遣いの一掃。大企業大資産家への応分の負担でまかない、消費税増税には絶対反対を貫きます」

3857名無しさん:2009/08/17(月) 19:24:23
 「第2は憲法9条を生かした平和外交への転換です。今年4月、チェコのプラハでオバマ(米)大統領が『核兵器のない世界を』と呼び掛けました。私は大統領に対し『あなたの演説を歓迎します。ぜひ核兵器廃絶を正面の主題とした国際交渉を開始してください』と要請する書簡を送りました。そしたら先方から『あなたの情熱をうれしく思います』とする返書が届けられました。ぜひ『核兵器のない世界を』という声を被爆国日本であげるため力を尽くしてまいりたいと思います。私どもは財界中心、日米軍事同盟中心という政治のゆがみをおおもとから正して、憲法に書いてある通りの国民主権の国。国民が主人公の日本を目指しております。どうかその願いを日本共産党に託していただきますよう、皆様方の大きなご支持をよろしくお願いいたします」


 福島瑞穂社民党党首「国民のみなさん、社民党は今度の総選挙、生活再建、命を大切にする政治を訴えていきます。社民党が作りたい社会は、人を切り捨てず支え合う社会です。小泉構造改革は人々の雇用を破壊し、社会保障費を削り、地域のつながりを破壊しました。社民党は産声の聞こえる街作りプロジェクトを作って2年間、全国の病院を回りました。地域から安心してお産ができる場所がなくなっているという悲鳴を聞いてきました。製造業でも派遣法の改悪によって非正規雇用が増え、年収200万円以下の人が今や1000万人を超えています。社民党は小泉構造改革に始めから反対し、格差是正を訴えてきました。今回の選挙ではっきり政治の方法を転換しなければなりません」

 「生活再建には3つあります。仕事の再建、暮らしの再建、そして地域の再建です。社民党が核となってまとめた民主党、国民新党ともに国会に提出した労働者派遣法案をただちに成立させ、福祉と医療、環境で雇用を作っていきます。社会保障費のカットをやめさせ、後期高齢者医療制度を廃止し、月8万円の最低暮らし年金をつくります。公立病院を守り、保育所を応援します。直接所得保障で農業を守り、中小企業の支援と減税を行います。この財源については大規模公共事業、防衛予算などの見直し、特別会計の総点検、法人税と高額所得者の税率10年前に戻すことで14兆円以上財源が作れます。消費税の引き上げをしなくとも済むのです」

 「社民党は平和を守る政党です。非核3原則の堅持と法制化、自衛隊のインド洋からの即時撤退、9条改悪につながる憲法審査会を動かさないことを実現していきます。選挙後の新しい政治の中で、社民党の訴える命を大切にする政治が本当に実を結ぶように、今こそ社民党に国民の皆さんの力を下さい。よろしくお願いいたします」


 綿貫民輔国民新党代表「私ちょうど4年前の小泉内閣は『郵政民営化こそあらゆる改革の本丸である』ということで、郵政賛成か反対かという選挙を行いました。私どもはこれに対して、この一連の強引な政治の進め方に真っ向から対立して作り上げた政党であります。今、4年たちまして、あれから1度も選挙がありません。総理大臣は4人も代わりました。しかし、あの『郵政民営化こそ本丸である』といったあのマニフェスト。それ、いかなる社会を作ったか検証しなければならない選挙だと思います」
 「私どもは、この郵政民営化を先頭にして、競争至上主義、弱肉強食、いろいろ日本の文化に沿わないような共生社会を競争社会に変えた。この小泉竹中政治の後始末、どうなっているのか。これを検証しなくてマニフェストということで色んなバラマキをやっていることについて、私どもは非常に不思議な現象だと考えております。私どもは、そういう意味におきまして、この4年間の間に日本の地域の格差ができ、あるいは切り捨てが行われ、国民はこの政治に対して大変な不満を持っているのは事実であります。この国民の声が、今度の選挙にどのように反映されるかということを、私どもは首尾一貫、郵政民営化見直しこそ、あらゆる曲がりかかった政治を手直しする原点であると考えて、ぶれず、こびず、おもねらず今日まで参りました。この精神をぜひ皆さんに聞いていただき選挙に臨みたいと思っております」

3858名無しさん:2009/08/17(月) 19:25:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171402008-n1.htm

【速報・党首討論】(3)鳩山氏、議員の公民権停止に前向き
2009.8.17 13:59

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 民主党の鳩山由紀夫代表は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、秘書など会計責任者が収支報告書に虚偽記載を行った場合、国会議員の公民権を停止するなどの政治資金規正法の罰則強化について、「政治をクリーンにすることは大変いい話だ。基本的に党として前向きに対処すべきだ」と前向きな意向を表明した。公明党の太田昭宏代表の質問に答えた。

 政治資金規正法の罰則強化は、鳩山氏の「故人献金」問題などを念頭に、与党が共通公約として掲げてている。

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171428009-n1.htm

【速報・党首討論】(4)鳩山氏「日米関係は防衛に偏り。軸足を経済へ」
2009.8.17 14:28

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 民主党の鳩山由紀夫代表は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、米国との自由貿易協定(FTA)に関連し、「米国との付き合い方は防衛問題に偏っていた。軸足をより経済の密な関係をつくることにシフトすべきで、その中でFTAの交渉を進めたらいい」と述べた。

 民主党は衆院選のマニフェストに「日米FTAを締結」と明記したが、農業関係者の反発を受け、「交渉を促進」との表現に後退させたばかり。共産党の志位和夫委員長は討論会で「農業とコメを除外した交渉はありえない。日米FTA交渉に入るべきではない」と指摘したのに対し、鳩山氏は「コメや麦などの主要作物を守りながら、FTA交渉を進めることは十分にできる」と強調した。

3859名無しさん:2009/08/17(月) 19:26:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171457011-n1.htm

【党首討論詳報】(3)鳩山氏「質問に答えていない」、首相「答弁を理解していない」 (1/3ページ)
2009.8.17 14:55

このニュースのトピックス:衆院選

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(2)にもどる
 −−これから恒例の党首同士のディベートに移る。持ち時間は1人8分、テーマは自由。では今度は鳩山代表から。


 鳩山代表「それでは、麻生総理にお尋ねする。さきほど麻生総理は子供に夢を、若者に希望を、お年寄りには安心をとおしゃった。子供からから夢を奪ったのは誰なんでしょうか。若者から希望を奪ってしまったのは誰なんでしょうか。特に年寄りから安心感を全く奪ってしまったのはどの政権なのか。むしろ、そのことを厳しく問いたいと思います。国民の多くはそこに怒っている。私はそう確信をしています」

 「景気が回復する兆しが出てきた、そのような話があったが、私はまるでこれは国民の実感からはずれていると思います。特にリーマンショックのころも、その前の10年間、自民党は景気は回復している、景気はいいんだ、いざなぎ景気を超えているとおっしゃっていた。その10年間で家計の収入が100万円落ちている。景気がいいはずなのに、国民の懐は100万円減ってしまっている。ここにこの国の大きな難しさがある。そう思っている。しかし、麻生総理は景気回復の兆しだと。2%、来年度末までに必ず景気を回復させる、その時には消費税の増税だと公約されたわけだ。国民の実感とはかけはなれた現実であるにもかかわらず、このような数字の上での景気が、例えば2%回復したという状況になれば本当に麻生総理は消費税の増税されるのか」


 麻生首相「昨年の10月、当時は政策より政局、経済対策より解散総選挙という声が大きかったと存じます。私は少なくとも今、経済対策、景気対策、雇用対策が優先される、少なくともアメリカ発の世界発の同時不況ということになりました。過去60年間でこんなことはありませんから。その意味でこれに集中するのは当然だということで、この10カ月余りで4回の予算編成をさせていただき、経済対策というものに集中させていただいたと存じます。結果として、今日の経済指標の発表をみても間違いなく1年3カ月ぶりに経済指標は上がった。プラス3%台まで乗ってきた。こういったのは、これまでの対策の成果だったと思っております」

3860名無しさん:2009/08/17(月) 19:26:46
 「また雇用、そういった所に非常に大きなしわが寄った事実は率直に認めたうえで、雇用調整助成金などで、少なくとも、確かあれは産経新聞でしたかな、あの雇用調整助成金がなかりせば失業率8.8%になっていたであろうと書いてあったと記憶している。少なくとも、そういう成果がやっと出てきた。しかし、これは数字の上の話であって、国民が肌でその景気回復を実感しているかというとそこまでには至っておりません。したがって、景気回復を最優先すると就任の時に申し上げましたが、全治3年とも申し上げた。まだ道半ばだと思っておりますので、引き続き、景気対策最優先でやっていかなければならないものだと思っております」


 鳩山代表「麻生総理、私の質問にまったくお答えになっておられないんでありまして、このような状況で数字が上がっただけではそれでは上げないと、(消費税)上げるということは決めていはいないという風におっしゃってるのか、やっぱり、しかし、公約として来年度末には2%、今も3%ということであればもう上げてもいいような時期になっているのかもしれませんが、本当にこのような状況の中で、(消費税を)上げてしまうのかどうか、イエスかノーかでお答え願いたい。あてえまたお尋ねします」


 麻生首相「答弁をよく理解しておられないと思います。少なくともわれわれは法律の付則できちんとこの点は書いてお示しをしたと思います。そこで十分に答えております。問題は景気回復というのを大前提になっておりますので、景気回復が大前提の景気回復というものに今、市場ができつつあるという段階ですが、まだ国民が肌で実感するまでにいたっていない。まだ10カ月余ですから。その意味で引き続き景気対策を最優先にやっていく。その結果、われわれの所期の目的を達成し、景気回復を実感していただけるような数字、また実感としても、双方ともに景気回復というものが国民の間に浸透していけるような段階までどうやってするかというのが今最大の問題でありまして、消費税というものはその段階において、ということはもうすでに法律の付則で書いてあると記憶しております」
 鳩山代表「何をもって景気回復というのかどうかが、必ずしも全く明らかになっていないことが明らかになった。この話をいくらやっても押し問答だと思いますので年金の話に移りたい。消えた年金5000万件が発覚した。それは民主党の長妻議員などが努力をしてようやくわかった話で、現実にはめちゃくちゃな、ボロボロの年金になっていたことが明らかになった。参院選の時に、自民党はこれは1年で解決をするんだという話をした。いわゆる統合に関して、統合を1年間でやるとおっしゃった。しかし、あれから2年以上たっているが、まるで何もできていない。1010万件というのが統合ができた数ですが、まだ4000万件残っている。ほとんどが作業途中で、めどが立っていない。この公約がぜんぜん守られていないこと、なぜ解決ができなかったかをお聞きしたい」


 麻生首相「年金のことに関しては、われわれは残念ながら目標と申し上げた年次内に解決できなかったことは事実であります。これは安倍内閣の時の公約だったと記憶しております。それ以後、引き続き年金特別便などを出して、多くの方々に納得していただいているがゆえに返事が返ってこないという部分もあろうと思います。届いてない分もあるかもしれませんよ。しかし、われわれとしてはこの点に最大限努力し、引き続きその他の問題については、年内をめどにこの問題については解決するという話をしている。いずれにしても、この年金の話はいろいろな消えた年金、消された年金、いろいろあろうと存じますが、この問題に関しては、これはきちんと丁寧にやり続けていく時間がどうしても必要だと思います」

3861名無しさん:2009/08/17(月) 19:28:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171517013-n2.htm

【党首討論詳報】(4)太田公明代表「秘書の違反でも議員が公民権停止を」 鳩山氏「基本的にはそれでいい」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:12

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(3)にもどる
 太田代表「後をたたない政治と金、政治の信頼を回復することが大事だと思います。信なくば立たず。与野党を越えてこういう問題にきちんと対処することが重要だと考えます。私たちはマニフェストに、秘書が虚偽記載など法律違反をした場合、監督責任のある国会議員を公民権停止、政界退場、これが大事だ。この法改正をしようということを掲げました。そして、自民党との与党の共通マニフェストにもこれがなりました。この法改正には鳩山代表はは賛成か反対か。イエスかノーか、端的にそれだけお答えいただきたいと思います」


 鳩山代表「私はまだ必ずしも、その詳細に関して勉強しておりませんが、しかし政治をクリーニンにするということは大変いい話だと思っておりますので、基本的にこの方向に対しては私は前向きに民主党としても対処すべきではないかと考えております」


 太田代表「秘書の場合も本人が政界退場という法改正には賛成というのが基本的な方向ですね」


 鳩山代表「基本的にはそれでいいんじゃないですか。それをこれから政党で当然のことながら、政調で勉強させていただく必要があろうかと思いますが、前向きに政治とお金の問題に関しては議論することは正しいと思います」


 太田代表「選挙後に国会でですね、きちんとそれはさせていただくということに思っています」

3862名無しさん:2009/08/17(月) 19:28:29
 太田代表「今は景気の正念場です、平成21年度補正予算、景気対策や地方向けの支出、非常に大事な景気の底割れを防ぐ、そして国民生活を直接バックアップする政策が盛り込まれた補正予算になってます。先日、私そういうことを申し上げましたら、鳩山代表は補正予算はほとんど景気回復には役に立たないと、こう乱暴なことを言われました。そして補正予算を凍結して民主党のマニフェストの財源にすると言ってる。私はとんでもない話だと思います。景気回復の芽を完全につぶすことになるというふうに思います」

 「例えば、この補正予算の中で、まずは中小企業の金融対策、これに3兆円入ってるんですよ。これは中小企業の命綱です。それから介護職員の給与を引き上げて欲しい。そして介護の整備をする。こうしたことがほんとに現場では大変な切羽詰まった要求になって、これに応えるというのができています。これもこの補正予算に入っている。あるいは、救急医療体制の綻びを直せということが非常に大事なことなんですが、救急医療や小児科、産科などの医師不足に対応するための基金、これも絶対必要だ。それから、解雇された方々の職業訓練、そこに生活支援を入れる。こうした画期的な生活支援、そして就業の対策ということもこの補正予算の中に入っている。あるいは、大変なご家庭の高校生に授業料を減免する。これも一刻も早くという声があって、それを入れているのが第1次補正予算の中に入っている。このようにですね、補正予算は中身においても、あるいはまた景気回復という点でも極めて重要な予算を乱暴に凍結するということで不安は相当広がっていますけれども、これについてどうお考えでしょうか。できるだけ短くお答えください」


 鳩山代表「長いご質問をいただいたんで、そんなに手短に応えるわけにはいかんと思いますが、私は基本的に民主党がもし政権を取った場合に、この補正予算、しっかりと洗い直さなければならないと思っています。今お話がありました全てが全く意味が無いと言うつもりはありません。中小企業対策、あるいはいわゆる社会保障に関連するようなことで、緊急時期的な介護の職員の問題などがあろうとは思います。ま私どもからすれば、まだまだ足りないというぐらいに思っているところであります」

3863名無しさん:2009/08/17(月) 19:28:45
 「一方で、この補正予算、まあアニメの殿堂ばかり言うつもりはありませんが、必ずしも国民から見て、なんでこれが緊急的な経済対策なのんだと思われるものもあるわけであります。特に私が一番気になっているのは、いわゆる官僚任せにした政治によって、この官僚の皆さんが働いておられる役所の施設整備費とか、あるいは官僚の皆さんの天下り先である独立行政法人、公益法人などに対しての施設整備費、これにトータルとして2兆8千億円かけている。国民の皆さんには、1兆4千億円程度しかダイレクトにはいかない。何かこれはアンバランスだなと思うのは当然ではないかと思いますし、基金として4兆円以上が積まれている、すなわち、今年、今年度には十分にはけない。しかしお金だけもらっておこうみたいな話でですね、これは当然今年ではけなければ今年の景気対策になるはずもないわけでありまして、なんでこんなものを緊急の経済対策、来年度回しあるいは再来年度回しにするようなお金が積まれなければならないのか。おかしいものばかりなものばかりですから、それよりも本当に国民の皆様方に家計を潤すような直接的な手当というものに変えていこうじゃないかと、それが民主党の基本的な考え方であります」
 太田代表「私が申し上げていることというのは、基本的にもっと増やしたいぐらいだ。これがほとんどなんですよ。そして今、鳩山さんが言われた役所の施設整備2.9兆円、この中身をよく見てもらわないとまずい。イメージを植えつけるだけでは私はいけないし、削減するっていうものが具体的にどういう内容で何を削るかということが明確でないといけないと私は思うんですが、役所の施設整備などで削れると今でおっしゃったけれども、これはほとんどね、中身は耐震化の、学校の耐震化をはじめとするそうした予算であるということをどうもご存じないようなんですが、そうした中身についてもきちっとしないで、イメージを植えつけるだけでは私はいけないと思います。鳩山代表の発言で今までずっといろんなところがありますが、具体的にどの部分をどのくらい削減するかという内容についての明確な提示というものが常にないということは、私は大変問題だというふうに思いますし、特に補正予算というのはは景気回復の正念場の時に大事な予算であって、執行を停止するなどとはとんでもないことだと言わざるを得ないと思います」


 鳩山代表「私は今回の15兆円の補正予算、まあ最後になって1日で何か1兆円増えたいう話もうかがっておりますが、官僚の皆さんにお伺いしても突然にして何でもいいから寄せ集めてくれというような発想の中で補正予算が組まれてきていると。相当ずさんな内容だという話も中から聞いている話であります。したがって、我々が政権を取れば当然その中で相当な無駄遣いあるだろう、それは必要なものもないとは言いませんよ。それなりに当然のことながら必要性があって組まれたものもあろうかと思っております。したがって、いるものは大いにやるべきだ。しかし必ずしも今、緊急性をもってやらなくてもいいようなアニメの殿堂のような話は、やるとしても先延ばしたっていいじゃないか、あるいはやら必要がないじゃないか、そういう仕分けをきちんとやることが国民の皆さんに向けての民衆党としての義務だと、そのように思ってるから申し上げております」


 太田代表「具体性があまりにもないと言わざるを得ない」

3864名無しさん:2009/08/17(月) 19:29:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171521015-n1.htm

【党首討論詳報】(5)志位共産委員長「日米FTA交渉には入るべきではない」 (1/4ページ)
2009.8.17 15:18

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(4)にもどる
 志位委員長「この選挙は自公政権を退場させた後に、それに代わるどういう新しい政治を作るのかが、すでに最大の焦点となっています。国民の多くの皆さんの関心も自公政権後の政治をどうするかに向かっていると思います。それで私は、鳩山さんに2問お聞きいたします。一つは鳩山さんは官僚主導の政治から脱却することを最大の主張にかかげておられます。確かに悪しき官僚主導と決別することが重要であることは論を待ちません」

 「同時に、私がお聞きしたいのは、鳩山さんが、財界主導の政治についてどう考えているかについてです。国民の暮らしを守ろうとすれば、どんな問題でも財界主導の政治にぶつからざるを得ないからです。例えばなぜ日本に首切り自由の不安定雇用が広がり、働く貧困層が広がったのか。1995年に日経連が新時代の日本型経営という雇用戦略を発表したことが、1999年の派遣労働の原則自由化、2004年の製造業への解禁をはじめ、労働法制の規制緩和の出発点となったことは事実であります。それからなぜ社会保障がここまで破壊されたのか。2002年度からはじまった年間2200億円の社会保障費削減も、経済財政諮問会議のメンバーだった日本経団連会長が、社会保障については大胆な制度改革を前提として要求基準を定めるべき、と、号令をかけたことからはじまったことは、これも事実です。さらに消費税増税を政府に要求し続けてきたのも財界です。2003年1月に発表された日本経団連の提言は、消費税率16%を法人税の大幅引き下げとセットで要求しています。こうした一連の事実に照らしましたら、私は国民の暮らしを守ろうとすれば、財界主導の政治から脱却することが不可欠だと考えます。鳩山さんと民主党に自公政権のもっとも悪い特質の一つである財界主導の政治と決別する意志があるのかどうか、端的にお答えください」


 鳩山代表「それは財界の中にも、当然、いろんな知識を持った方々もおられるし、今日の経済をリードして来られた中で、さまざまな知恵というものも、あることは事実だと思います。そのことを認めながら、しかしながら、官僚まかせをやめたから、あとは財界任せになるとかいうような発想は一切持つつもりはありません。むしろ財界の皆様方の名かには、必ずしもですね、これからの日本をリードするというよりも、今までの産業界の仕組みというものの中で、必ずしもこれから未来志向ではないような方々の意見というものもあると思います。したがいまして、すべて財界の方々の意見は封印するとか、そんなつもりはありません。意見はいろいろと聞くことは大事だとは思っておりますが、一番大事なことは、政治がもっと主導権を握って、さまざまな皆様方の声を伺いながら、政治というものを国民の皆様方に、期待に応えられるように動かしていくこと、そのように思っています」


 志位委員長「私は財界主導の政治と決別するご意志について伺ったんですが、まあ、財界の中にもいろいろな方々がいらっしゃると。もちろん今の日本経済を憂えて、この現状を打開しようと前向きに考えてらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、全体としての財界主導の政治を打破するかどうかについてのお答えは、定かでありませんでした。いただけませんでした。この点は立場の違いがあると思いますので、ぜひ今後も議論していきたいと思います。ただ一言付け加えますと、やはり財界主導の政治から本当に脱却しようと思ったら、企業献金をやめる必要があります。この間、日本経団連がですね、政策要求を付きつけて、そして自民、民主を、通信簿をつけて献金を斡旋(あっせん)すると、こういうやり方とはきっぱり手を切る必要があるということを申し添えておきたいと思います」

3865名無しさん:2009/08/17(月) 19:30:10

 鳩山代表「企業献金は全部やめますから、うちも」


 志位委員長「すぐにやめましょう。もう一問聞きます。今度の選挙で自公政権を退場させたら、民主党中心の政権となるでしょう。そのときは私たちは建設的野党の立場、国民の願いに立って政策をどんどん提案し、良いことには協力、悪いことにはきっぱり反対の立場で現実政治を前に動かすため頑張るつもりです。例えば私たちは労働者派遣法の抜本改正。後期高齢者医療制度の撤廃。障害者自立支援法の応益負担の廃止。高校の授業料の無償化などを主張してきましたが、民主党のマニフェストを拝見しますと、これらの点では方向の一致が見られます。ぜひ新しい国会で、協力して実現をはかりたいと考えております」

 「同時に民主党のマニフェストを拝見させていただきますと、私たちが絶対にこれは容認するわけにいかないという大問題も少なくありません。一つの問題に絞って伺いたい。それは民主党のマニフェストに、米国との間で自由貿易協定、FTAの交渉の促進し、貿易投資の自由化を進めると明記していることについてです。この方針は広い農業関係者、国民に大きな不安を呼び起こしています。なぜなら日米FTAが締結されるなら、日本の農業、特にコメに壊滅的な打撃が与えられるからです。財界団体で構成された日米経済協議会が委託した資産によりますと、日米FTAによる関税撤廃で、日本の農業生産は激減します。とりわけ米の生産は、82%も減少してしまいます。日本国民の主食であるコメが82%もつぶされる。これは日本国民の存亡にかかわる大問題といわなければなりません」

 「民主党は日米FTAに際して、国内農業の振興を損なうことは行わないと述べておられます。しかし、日米でFTAを締結する場合、農業と米を除外したものはあり得るでしょうか。米国側ははっきり言っています。『コメを含む農業は、日米FTAの中心になるべきだ。日米FTA交渉を実現するには農業を含まないわけにはいかない。製造業の分野では米国はむしろ損失を受ける。日本からメリットを得るには農産物自由化が入っていないと難しい』。すなわち、農業と米を除外した日米FTA交渉はあり得ないのです。日米FTA交渉には入るべきではないと考えますが、いかがでしょうか」
 鳩山代表「私はまったくそう思っておりません。私はやっぱりアメリカとの付き合い方というのは防衛問題とそれから経済問題。今までは防衛に偏っていたと思っておりますが、むしろその軸足をより経済との間の密な関係をつくることにシフトさせるべきではないか。そのように思っておりまして、その中でFTAの交渉というものを進めたらよろしいと、そう思っています。当然、当たり前の話ですけれども、国益を守るのというのはお互いに2国間で議論するときに最も必要なことであります。したがいまして、われわれにとってみての国益は何かと。今、米を開放したらどうなるのか。そのときの影響が大きいことはよく、われわれも分かっています。すなわち今、2国間で日本はいろいろな国とFTAの交渉をやったり、済ましたりしておりますが、すべてコメや麦などの主要作物は除外されているわけであります。国益を守りながら、しかし、一方では自由貿易の方向に向けてお互いに経済関係を強化していこうではないかというのは当たり前の話でありまして、私どもは食料自給率とか、あるいは食の安全とか、あるいは農村の振興というものを考えたときにしっかりと、おコメや麦などの主要作物というものをしっかりと国益を守りながら、FTAの交渉を進めることは十分にできる」


 志位委員長「アメリカとの貿易を私たち、活発にすることは否定しておりませんけれども、日本に入ってくるアメリカの輸入品のうち、常に工業製品は関税が低くなっているわけですね。で、高い関税にしているのは、農業と米だけなんですよ。ですからね、これはね、農業、コメ抜きのFTAというのはあり得ないと。交渉に入っていくべきではないということを重ねて申しあげます。で、これは防波堤となって食い止めます」

3866名無しさん:2009/08/17(月) 19:31:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171532016-n1.htm

【党首討論詳報】(6)鳩山氏「非核3原則法制化も検討したい」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:29

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(5)にもどる
 −−社民党、福島さん


 福島瑞穂党首「鳩山代表にお聞きいたします。オバマ大統領が核廃絶の演説をして、日本、被爆国・日本こそ、世界で核廃絶の先頭に立つべきだと考えています。非核3原則の堅持、法制化は重要です。核の密約について、持ち込ませていたこと、持ち込ませる可能性があること、これはきちっと明らかにした上で、非核3原則の堅持と、それから、あの、きちっと担保していくために、非核3原則の法制化が必要だと考えています。鳩山さん、新しい時代、新しい政治の中で、社民党、民主党が核廃絶の先頭に立とうではないですか、いかがですか。この非核3原則の堅持と法制化についてご意見をお聞かせください」


 鳩山由紀夫民主党代表「社民党さんと協力をして、当然のことながら核廃絶の先頭に立つという心構えを持っています。そのためにも、ある意味でオバマ大統領があのような演説をされたわけですから、もっともっと日本がその先に出ていかなければならなかったし、そのことはまだ必ずしも十分ではないなと思うにつけ、新しい政権ではもっと前に出るような政策を打ち出していきたいと思います」

 「その意味で申し上げれば、非核3原則も、私どもは、将来的に非核3原則は守られると、そのように確信しておりますので、非核3原則の堅持はいたします。一方で、これはある意味での国是のようなものであったものですから、国是にとどめておいたほうが、強い影響力を持ちうるのではないかと、そのようにも思っておりましたが、社民党さんと協力を申し上げていく中で、非核3原則の法制化に関しても検討はしていきたいと、そのように思っています」


 福島党首「はい。ともに核廃絶の先頭に立つべく、新しい時代、新しい政治の中で頑張っていきましょう」


 福島党首「麻生総理に質問をいたします。小泉構造改革のひずみや負の部分は認めていらっしゃいます。しかし、それは一体どの部分なんでしょうか。社民党が、なぜ、生活再建、命を大切にする政治を訴えるかというと、国民の生活が本当に壊れていっている、生活の底が抜けそうである。自殺者も3万人を今年は早く、あの、本当に3万人をはるかに超しそうだと、福島さん、何とか政治を変えてください、年金5万円で暮らしてるんです。涙をためながら、そういう人たちに実にたくさん、この選挙戦の中で出会っています」

 「ところが、自民党のマニフェストをみても、生活を壊した根本政策の転換はないんですよ。だからこそ、自公政権には何としても退陣してもらいたいと思います。麻生総理、ひずみやその部分っていうのは、具体的にどこなんですか。労働者派遣法の抜本改正案、社民、民主、国民新党で出しました。この抜本改正案、賛成していただけますか。後期高齢者医療制度の廃止や、生活保護の母子加算、これ200億(円)しかかかってないんですね、この母子加算のカットの復活は、なぜ、なさらないんですか」

3867名無しさん:2009/08/17(月) 19:31:42
 麻生太郎首相「まず、質問の数が多いんですが、まず、取り組んできた改革の中で、一連の規制の緩和等々によって、間違いなくインターネットなどなど、この部分には、日本は大きく規制の緩和によって進展して、日本は世界最先端と言われるまでになったという点は確かだと思います。よかった点です。しかし同時にひずみが出た点というのは、いろいろ問題点がある。地方の疲弊が生じている、という点が私どもとして、大きな問題だと思っております。タクシーがよく例に出ますけども、これを規制をゆるめた結果、タクシーというものは確かに便利になった面はあろうかと思いますが、タクシーを運転している人たちの給与は激減しているという部分というのはあるんだと思います。こういった点を地域によって、あの、調整をせねばならぬといって、させていただきつつあるということだと思っております」

 「また、社会保障制度という点に関して言わしていただければ、これ2200億円というものを、毎年1兆円増えてまいります社会保障に対して、2200億円の削減をずっとやらしてきましたけれども、限度にきた、そういったところでもう無理になってきているということで、今年度からこの2200億円というものの削減というのを止めておりますのは、ご存じの通りです。そういった意味で、われわれとしては安心社会というものをやっていくためには、いろいろこういった対策というものでひずみが出たもの、特に弱者といわれるところにひずみが出たのではないかということで、子育てといわれる部分にかなりの内容をおいております。で、今申し上げたような、これずっと言っていくと、あの時間がないと思いますんで、職業訓練中の方々に対しても、生活補償というものを出します、などなど、いろいろやらせていただいておるところで」


 −−麻生さん、簡潔に答えてください


 麻生首相「終わりです」
 福島党首「はい。自民党の政策の間違いは、国民の生活の再建、どう補償していくかっていう視点がないからです。小泉総理の政権下、いざなぎ(景気)超えの景気と言われました。大都会の大企業が潤えば、みんな潤う、そんなの嘘っぱちだったわけです。格差を拡大し、労働法制を規制緩和し、見事に人々の雇用は壊れました。その視点がないんです。(労働者)派遣法の抜本改正案、自民党政治ではやれないですよ。企業団体献金93億円もらって、企業のためには政治はやれるかもしれないけれど、本当に働く人たちのための政治を自民党政治はやることはできません。派遣法の抜本改正案は社民党は実現をいたしますし、これからひとりひとりの生活の立て直し、年金や医療や介護、障害者のみなさん、その制度を立て直していくということこそ、新しい政治の中で、しっかりやっていきたいというふうに、あの考えております。まだ時間あります?」


 −−あと、2分


 福島党首「わかりました」


 麻生首相「答えなくていいのね」

3868名無しさん:2009/08/17(月) 19:32:03
 −−お答えを求められますか、今の


 福島党首「いや、けっこうです」


 −−一応あのディベートですので


 福島党首「はい、では、麻生総理、お聞きをいたします。集団的自衛権の行使についてですね、憲法解釈で認めるというのは看過できないと考えています。平和が大事であり、オバマ大統領は平和戦略、安全保障政策を転換をしようとしています。日本はそれが全然できないんですね。自衛隊を海外に派兵するのではなく、その税金は、国民の命のために使え、というのが社民党の立場です。憲法解釈を変えて、集団的自衛権の行使をできる、そのことは間違ってると思いますし、自衛隊の海外派兵はするべきではない、いかがですか」


 麻生首相「北朝鮮という国の存在をどのようにお考えになってるか、私には理解ができません。少なくとも北朝鮮というのは核実験をやり、2回も。そして日本に届く中距離弾道ミサイルをかなりの数をもっていて、この7月にも実験をしたというような国が隣にある。しかも、われわれの子供まで拉致する、しかも俺がやったと認めている国家元首がいる、という国が隣にあるという現実というのを踏まえたうえで、われわれ日本を守るということを考えるべきだと申し上げております」

 「少なくとも日本を守るという立場にある同盟国のアメリカが、その船が攻撃を受けたという場合に、日本の自衛艦が防護するということを可能にするというのは、これは考えるべきではないでしょうか。日本を守ってるためですよ。また、同盟国というアメリカとの間で弾道ミサイルの迎撃ということもよくいわれますけども、これらを実現するために、安全保障の基盤を強化するというのは大事なことだと思っております」


 −−福島さん、一言だけ


 福島党首「憲法を破壊するような政治ではなく、生存権、憲法9条、表現の自由などが実現できる、そういう新しい政治をきっちり社民党はつくっていきます」

3869名無しさん:2009/08/17(月) 19:33:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171536018-n1.htm

【党首討論詳報】(7)鳩山代表、外国人参政権「前向きに考えるとき」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:34

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(6)にもどる
 綿貫民輔国民新党代表「麻生総裁にお願いします。麻生総理総裁は郵政民営化について、ややブレた発言があったといわれておりますが、鳩山総務大臣を解任して、西川社長を守られたんでありますが、この小泉郵政民営化問題についての総括をお願いしたいと思います」


 麻生首相「郵政民営化の目的は、もう綿貫先生、よくご存じの通り、これは利用者の利便性というものを高める。そして経営の効率化を図るだったと思います。経営の効率化は少なくとも、平成20年度をみますと、グループ決算で約4200億円の税引き後の利益を出しておられます。4300億円を納税をしておられますんで、これまでは4年間で1兆円ぐらいだったと記憶をいたします。利用者の利便性の向上ということに関しては、新しいサービスは、もうご存じのようにローソンと組んだりして、物販の販売サービスを始めてみたり、また、クレジットカードの業務を郵貯銀行としてやられたり、いろいろなことをしておられると存じます。少なくとも、そういった利便性の向上は今の民間になってから増えてきていることは確かだと存じ上げます」

 「一方、簡易郵便局というものが一時閉鎖など、一時期増加したことも確かです。従って地域住民の方々からいろいろご指摘をいただきました。私の選挙区にもあります。そういった方々に対して委託手数料を値上げするなどして、今、一時の閉鎖局というのはかなり減少してきていると思いますんで、この点に関しましては、今後とも利便性ということと…利便性という点を十分配慮して今後ともやっていかねばならないと思っております」


 綿貫代表「今の鳩山さんと西川さんの問題はどのようにお考えで」


 麻生首相「鳩山先生の話と…鳩も2人おられますんで、あの、鳩山総務大臣の話をしておられるんだと存じます。鳩山総務大臣の件に関していわしていただければ、少なくとも郵政会社というのは、これは民間の会社であります。民間の会社が取締役会で決めた後の話の役員人事に政府が介入するというのは、明らかに民営化の本来の趣旨を踏み外している。従って取締役会の前にいろいろ話をされるならともかく、取締役会の決定が終わった後に、政府が介入をして人事を変えるというのはいかがなものだという点が、一番の問題点だったと、わたしはそう思っております」

 「従って、私どもとして郵便局側が今後どうされるかは今後の対応だと思いますが、業務改善命令などなどいろいろ出されておりますんで、これを着実に新しい総務大臣のもとに実行していただくというのが、一番肝心なことだと思っております」


 綿貫代表「竹中さん(=竹中平蔵元経済財政担当相)は株式会社というのは株主のものだといっておりますが、郵政は株主は誰ですか。国家じゃないですか。全部」


 麻生首相「郵政の株主は大蔵省。すなわち日本でいえば財務省。いわゆる財務局が持っていることになります。許認可権を郵政を監督いたしております総務大臣が持っております。総務大臣は許認可を与える立場。テレビ会社に対しても、同様に総務大臣はその許認可権を持っておりますが、これを乱用するというのは極めて危険だと思います。私はその意味では、株主は、われわれとしてはいかがなものかといったとはいえ、取締役会が会社においては大きな意味を持ちますんで、一人株主が出てきて、取締役会の意見を全部否決するということになるのはいかがなものかというのが、わたしは会社を経営している立場からいえば、その点が一番危惧されてしかるべき点だと思います」


 綿貫代表「じゃ、関連しまして、さらに小泉改革の郵政民営化を柱とするいろいろの改革というものについて、どういう評価をしておられますか」

3870名無しさん:2009/08/17(月) 19:33:29
 麻生首相「わたしは郵政の改革に伴って…これ、郵政改革だけですね、先生?」


 綿貫代表「郵政、その他。その他もろもろ」


 麻生首相「その他も?そ、そ、郵政その他いろいろ規制が緩和された結果、いろんな意味でわたしどもは間違いなく、さきほど一部申し上げましたが、通信関係でいえば、インターネットやいろんな面において、間違いなくこの数年間飛躍的に日本の、この通信分野というものは成長した。これは規制が緩和されたおかげだったと、わたしはそう思っております。こういう意味では規制の緩和は効果を上げた点は否めない事実もあろうと思います。しかし、規制の緩和が行き過ぎた結果、かなりの部分で格差が出た。地域間格差が出た。また、企業間格差が出た。まあ、結果として教育格差につながった。いろいろな表現があろうと思います。そういう意味では、とくに地方に関してはいろいろな痛みが伴って出た。地方交付税、地方交付金、大幅に減税…ではなしに、縮減されておりますんで、その分は地方においては特に痛みが出たと、わたしはそう思っております」

 「従って、この分に関しましては、地方交付税、地方交付金というものは今回の補正予算、いわゆるご批判のあるところであるようですけど、わたしはこの点は、地方に関しては、きちんとした対応をしないと、地域間格差を一層押し進めるということになりかねない。そういう意味での格差を招いたという点は率直に認めた上で、どう対応すべきかだと、わたしはそのように考えております」
 綿貫代表「もう1つですね。自民党はたいへん、大振る舞いのマニフェストをいろいろと出しておられますが、大きな問題の1つとしてですね、国家の構成に関する問題で、外国人の地方参政権の問題について、われわれ国民新党は国家の存在を動かしかねないということで反対といっておりますが、自民党はどのようにお考えですか」


 麻生首相「この点に関しましては、これまでも同じようなことを、同じような立場で申し上げてきたと思いますが、この参政権というのは極めて大きな問題であって、われわれはただちにこの話に、参政権を与えるべきだというご意見には、自由民主党として全面的に賛成しているわけではありません」


 綿貫代表「これは同じく鳩山さんはどうお考えですか」


 鳩山代表「わたくしどもは今、議論をしている最中であります。わたくしどもの中にまさに賛否両論あります。その中で意見の集約を今、図っている最中でありますが、しかし、将来のことを考えたときに、わたくしはもっと前向きに考えるべきときがきているのではないかと、そのようには考えています」


 −−綿貫さん、まとめてください


 綿貫代表「はい。鳩山さんにお願いします。われわれは地域間格差を是正して均衡ある国土の発展を願っておりますが、道路特定財源は当面必要だと考えておりますが、仮に廃止になりました場合でも、地方の道路というものの整備についてどのようにお考えでしょうか」


 鳩山代表「言うまでもありませんが、一般財源化をしても、必要な道路、とくに地域のみまさま方に決定をゆだねることが大事だと思っておりますが、地域にとってまさに生命線のような道路というものもかなりあります。そのような道路に関しましては、これからも大いに建設をされるべきではないかと、そのように思います。ただ、一方で、必ずしもそうでない道路も散見されるわけでありますから、そのところもきちっと見分ける必要がある、そのように思ってます」

3871名無しさん:2009/08/17(月) 19:34:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171549019-n1.htm

【党首討論詳報】(8)鹿児島民主、日の丸刻んで党のマーク 首相「許し難い」、鳩山代表「申し訳ない」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:46

このニュースのトピックス:マニフェスト

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(7)にもどる
 麻生太郎首相「民主党の鳩山代表にお伺いさせていただきます。財源問題です。民主党の政策は、財源なきばらまき、私にはそう見えますし、多くの国民の方々にもそういう指摘をされています。『子ども手当』に5兆円、高速道路無料化に2兆円、農家の戸別補償に1兆円などなど、全部で約17兆円。予算を組み替えると、何兆円も出てくるというのは夢物語なんだと思います。そこでまず伺います。『子ども手当』の5兆円の財源からお尋ねします。『子ども手当』の財源として、配偶者控除や扶養控除の廃止などを挙げております。ということは、子供のいない家庭には増税になるということですが、それでよろしいのですね」


 鳩山由紀夫民主党代表「65歳未満の方で、お子さまがいないご家庭、そして税金等払っておられるようなご家庭に関しては、それは増税になるということが予想されます。それは、だいたい子供さんがいらっしゃらないご家庭、だいたい4%程度ではないかと、われわれはそのように試算をしています。大事なことは、日本の少子化問題というものが大変大きな問題であって、例えば今日お生まれになった方が90歳のときの日本の人口は5000万人を切っているという話であります。大変脅威的な今、現象をしている状況であります。それだけに、この問題は大変重要な、少子化対策を講じなければならないという発想から、社会で子供さんをはぐくんでいただきたいという発想の中で、私たちは理解を求めてまいりたい。私たちはそのように考えております」


 麻生首相「増税になるということはお認めいただきました。しかし、これらに増税では1.4兆円にしかならないと存じます。残りの4兆円は赤字公債で賄うことになる。結局、子供のいない家庭に負担を押しつけるか、また子供の世代に、さらなる借金をまわすだけになるのではありませんか」


 鳩山代表「今、必ずしも正確ではないことを申し上げて訂正をさせていただきますが、専業主婦のご家庭ということでございまして、そこを追加をさせていただきます。私どもは、くどいようですが、『子ども手当』というものを拡充することが日本にとって喫緊の課題だという思いのもとで、大英断の中で『子ども手当』、月2万6000円、年間になおすと31万2000円を手当てする。2年度目からそのように考えているところでございまして、そのために、くどいようですが、社会で子供さんをしっかりと養っていくというシステムをつくるために、当然一部では痛みを伴うところが出てくると。そのことに対しては、ご理解をこれからも丁寧に求めていきたいと考えております」

3872名無しさん:2009/08/17(月) 19:34:38
 麻生首相「鳩山代表のお話では、国の予算は206兆円、これを組み替えれば17兆円出てくるとおっしゃっておられます。しかし206兆円のうち、ご存じのように136兆円というものは借金の返済や年金、医療の給付でして、削減はできないと存じます。このことは民主党も認めていらっしゃいます。残りの70兆円、しかしそのすべてが削減できる予算ではありません。例えば補助金、70兆円のうち約50兆円あります。民主党はここから約6兆円カットするとおっしゃっておられます。内訳を見ると、社会保障費、地方交付税で40兆円あるんですよ。そして残り10兆円は教育費、ODA(政府開発援助)、こういうことになるんですが、民主党はこの補助金のうち、具体的にどの事業を何兆円カットするおつもりなのか、ぜひ具体的に示していただければと存じます」


 鳩山代表「私どもは、この補助金改革で関連の事務費、人件費などを削減、十分にできると考えているところでありますが、おっしゃる通り補助金には49兆円、それから庁費等で4.5兆円、さらに委託費0.8兆円、施設費0.8兆円。あわせて、これは55〜56兆円になろうかと思っておりますが、その部分の1割をカットできるという試算をしております。そのことに関しては、いわゆるご案内の通り、われわれ事務事業に関して事業仕分けというものを行っておるわけでございまして、その事業仕分けを現在サンプル的に行っていく中でも26%に対して、これは何らかの削減ができるという数字が出ているところであります。すべてに当てはめるということ、それが必ずしもすべての事業を見ているわけではありませんが、サンプル的に行った中でも2割以上が削減できるという数字になっておるものですから、それからわれわれとして推測させていただいて、全体として6.1兆円削減できると、そのように試算をしております」


 麻生首相「事業仕分けの内容をわれわれ知らないわけではありませんが、時間がないんだと思いますんで、あと2分ぐらいだと思いますんで、最後に2点だけ申し上げたいことがございます。まずは民主党の農業政策です。民主党は米国とのFTA締結をすると主張しておられます。先日、日米FTAに反対する国民集会があったと聞いております。民主党は日米FTAを締結すると公言されていたのが、これは交渉を促進するというように、マニフェストとは違った方針を出されておられるように思います。日本の農業について、とても真剣に考えているとは思えない話なので、先ほど、太田代表からも質問がありました。この点は、私どもも同じような質問を持っております」
 麻生首相「最後にもう1点、鳩山代表に申し上げておきたいことがあります。去る8月8日、鹿児島県内で開かれた民主党の集会でのことであります。壇上に大きな民主党の党旗が掲げられておりました。あの赤い丸が上下に二つ並んだかたちであります。しかし、これをよく見ますと、それは日本の国旗、日の丸の旗を切り刻んで上下につなぎあわせておられます。私の支援者から報告が寄せられておりましたんで、そんなことはないだろうと一応言いました。これは民主党のホームページにも写真が載っております。確かに載っておりました。私は国家の象徴としての国旗を切り刻む、そのようなことがあったとは正直、信じたくはありません。日本の国旗を切り刻むという行為がどういうことなのか、私にはとても悲しく、これは許し難い行為であるというように思っております。上が日の出、下が水面に写る朝日を象徴しておる。それが確か民主党の党旗だったと記憶しますが、その下の方は真円になりますんで、国旗ですと。それをわざわざしわしわにして並べてかけて。姑息(こそく)だと私は正直思いました。多くの方々から、この投書が寄せられているということだけ申し上げて、時間だと思います。終わらせていただきます」


 鳩山代表「日米FTAの話に関しては、志位委員長からお尋ねがありましたんで、簡単に申し上げたいと思います。相手があるものですから、こちら側から締結すると言っても、必ずしもそれが100%かなうとは限りません。マニフェストという性格上、これは促進するということに改めたところでございます」

 「それから民主党のマークは確かに国旗を切り刻んで作れるかもしれませんが、そんなことを、けしからんことをやった人間がいるとすれば、そのことに対して大変申し訳ないという思いをお伝えを申し上げておきたいと思います。それは国旗ではなくて、われわれとしての、ある意味でのわれわれの神聖なマークでありますので、マークをきちんと作られなければいけない話だったと思っております」

3873名無しさん:2009/08/17(月) 19:35:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171559020-n1.htm

【党首討論詳報】(9)鳩山氏「簡単に政権交代と楽観視していない」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:57

このニュースのトピックス:衆院選

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(8)にもどる
 −−ここから第2部に入ります。各党首の皆さんに厳しく質問したいと思います。今度の選挙はある意味で各党のそれぞれ存在理由が問われていると思います。そういう観点から最も基本的なことを最初におうかがいしたいと思います。

 まず麻生さんにおうかがいします。私も随分この党首討論を経験してるのですが、今回は非常に風景が違います。というのは政権党たる自民党総裁よりも、わずか衆議院では自民党の3分の1くらいしかない民主党に質問が多く集中しています。いったいどういうことだろうということなんですね。経済は少し明るさが見えてきたというお話もありました。それから責任力という意味でははるかに与党の方が優れていいるんだと再三強調されています。であるならば、なぜ内閣支持率がこれだけ低くなっているのか。なぜ政権交代がもはや現実のものになるという前提で質問が出ているのか。そこをいったいどう考えるのかということなんですね。いったい誰が悪いのか。総理大臣が悪いのか、自民党が悪いのか、それとも国民が悪いのか。それをまず明確にしていただきたい。それがなければ、なかなか自民党の立て直しも図れないだろうと思うからです。ますそのことについてお答えください。


 麻生太郎首相「今、私たちはこれまでの政策に関して言わせていただければ、少なくとも今の状況は昨年の9月11日以降、リーマンショックといわれるものに、こう世界中急激に景気が悪くなっていったと思います。それまでそこそこ、悪いと言ってもそこそこ、それが急激に10〜12、1〜3(月)と急激に悪くなっていきました。これは日本だけではありません。世界中ほぼ漏れなくそういうことになりました。従って、われわれとしてはこの対策に全力を挙げました。これがこの10カ月間における自由民主党の政策だったと思います。その結果、数字は先ほど申し上げましたように少しずつ明るさが出てくる数字となってきております。われわれはこれを道半ばと思いますので、これを引き続きやっていく。これが私どもに与えられている大きな仕事なんであって、景気回復、全治3年と申し上げましたが、これに全力を挙げて立て直していかなければならないと思っております」


 −−それなら、もっと国民も評価してくれるはずですよね。


 麻生首相「私どもは、今この数字が肌として、数字というものは先行指数、いわゆる鉱工業生産指数とか株価、そういうものは先行指数で出てきます。約6カ月早く出ます。その後、遅れて出てくる遅行指数、これがいわゆる雇用。そういうものは後から遅れて出てくる数字です。それまでの間に、(質問者の)橋本(五郎)さん、時間差があります。従って、この時間差というものを、われわれは今任期満了になりますんで、残念ながら待てないところまで来たと。私どもはそう思って、今回解散ということになったというところであります」

3874名無しさん:2009/08/17(月) 19:36:07
 −−次に鳩山さんにおうかがいします。何となく政権を獲得したかのような前提で皆さんから聞かれている。ところが、この前の21世紀臨調の麻生さんとの討論でも、どうも守りに回っているという感じがしてならない。政権を取ったらどうしようと。全部約束しておくと大変だと。少しやはり留保を付けなきゃいかんと。そういうのが非常に見えるんですね。しかし、それで政権を担えるのかという問題が私はあると思います。そうした中で、いったい経済ならば誰を中心にして、外交・安全保障ならばぶれないように誰を中心にしてやるのかという、そういう政権を担うにふさわしいような心構え、体制を最も前に出さないと変でしょうという感じがしますが、いかがですか。


 鳩山由紀夫民主党代表「私どもはですね、そんなに簡単に政権交代が実現できると、そんな楽観視しているわけではありません。あくまでもチャンレンジャーでありまして、われわれとすれば、このチェンジを必要なときにチェンジをさせなければならないという強い意志を持って行動していることは事実でありますが、しかし、選挙までかなり時間が長いという状況もあって、そんな簡単に政権交代が実現できるという認識を持っているわけではありません。従ってですね、政権を取ったかのように、その後、じゃあ誰が何をやるかみたいな話に、もし外に向けて映ればですね、それはうかれているのではないかと。もうすでに政権を取ったかのように思われてしまうのではないかと。そのような意識になるのは、われわれにとって一番の油断禁物だと思っておりますので、今お尋ねがありましたけれども、確かに経済問題、あるいは外交問題、それなりに精通しているメンバーがおります。あるいは外のメンバーの方々もおられると思います。そういった方々ともう政権を取った後のようなうかれた雰囲気で行動するときでは決してないと、そう思っておるものですから、まだ表に向けてこのようなメッセージを出すには至らない。ご理解を願いたいと思います」


 −−太田さんにおうかがいします。自公政権の連立の10年間は何だったのか、プラスマイナスというのはきちんと検証しておく必要があると思います。それから、自公にとっては好ましくないことかもしれませんが、民主党を中心とした政権になったときも、ずっと自公の間は連立関係を継続していくのかということをおうかがいしたい。

3875名無しさん:2009/08/17(月) 19:36:24
 太田昭宏公明党代表「ちょうど10年に、連立政権に入ってなります。当時は、とにかく日本経済が世界の恐慌の引き金を引くというような危機でした。これを政治を安定させ、改革を大きくしていかなければいけないという意味でなりました。私は、公明党の主張した弱者に優しい、あるいはセーフティーネット、女性の人権、そして環境、そうしたことを従来自民党政治の中ではないものを実績としてあげることができたという、まあある意味では役割分担のいい形ができたと思います。昨年来は特にしかし構造変化というものが底流にあります。グローバリゼーション、国内における少子高齢社会、そして環境の制約、こうしたものの中に加わって昨年来の世界的な経済危機。この現在の危機と未来というものに対して、どういうふうにわれわれが取り組んでいくかということに責任を持ってやるのが与党の役割だということで、一定の役割を果たしてきたと思います。自民党との、今日はとにかく選挙戦がこれからですから、とにかく与党で勝つということに全力を挙げます」

 

−−志位さんにおうかがいします。先ほど、自公政権退場をまずさせる、そして建設的野党だ、とおっしゃった。ただ、今度の選挙では2大政党制に限りなく近付いている中で、それは自公政権打倒はいいが、それによって民主党中心の政権ができる。どちらにしても共産党の存在理由が逆に問われていくことになると思うが、そのある種のジレンマをどうするのかが大きな課題だと思いますが、いかがですか。


 志位和夫共産党委員長「私たちは今度の選挙で、まさにわが党の存在理由として3つの点を押し出して戦っています。まず第1は、今おっしゃられたように、自民、公明の政権を退場に追い込む。この先頭に立って、われわれは国民の皆さんの多くの怒りの代弁者になって頑張ると。これはやはりわが党が正面から戦ってきた党ですから、役割を果たしたいと。第2にですね、民主党政権になった場合に、それでは日本の政治がこれまでの政治と大本から変えられるのかと。先ほど私は財界支配を打破できるかという話をうかがいましたが、やはり内政は財界中心、外交は日米軍事同盟中心というこの枠組みは変えるに至らないと。そこで、私たちは先ほど冒頭に申したようなルールある経済社会、あるいは9条を生かした平和外交、これを訴えていきます。同時にですね、民主党政権になった場合にですね、野党がどうなるかということを考えますとね、共産党と自民党と公明党ということになるでしょう。そのときに私たちはよいものには協力すると、悪いものにはきっぱり反対するという立場で、しっかりした立場を持つ政党が伸びることが、やはり日本の政治を前に動かす力になるし、そして日本の政治を大本から変える力になると、こう私たちは訴え、私たちの存在意義がうんと今、浮き彫りになっていると考えております」

3876 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/17(月) 19:36:41
>>3846
とはいえ、惜敗率で決まる同順位の選挙区重複候補は、

【北海道】(2)岡千陽、萩生和敏、佐藤昭子、渡辺紫
【東北】(3)加藤幹夫、佐藤雅之、鈴木知、瀬川貞清、吉俣洋
【北関東】(3)伊藤岳、小池一徳、酒井宏明、桜井晴子、田谷武夫
【南関東】(3)遠藤昭子、小倉忠平、笠木隆、加藤英雄、斉藤和子、藤井美登里、古谷靖彦、宗田裕之
【東京】なし
【北信越】(3)金元幸枝、佐伯めぐみ、佐藤正幸、武田勝利
【東海】(4)鈴木正典、中野武史、平賀高成
【近畿】(5)金田峰生、川内卓、国重秀明、駒井正男、原俊史、豆田至功
【中国】(2)東毅、石飛育久、岩永尚之、藤本聡志、吉田貞好
【四国】(2)田中克彦、近石美智子、古田元則
【九州】(3)上野哲夫、内田裕、小林解子、篠田清、瀬戸雄也、馬場洋光、渕瀬栄子、山口広延、山下魁

辛うじて南関東の3位ぐらい? ほかは掠りさえしないでしょう。

3877名無しさん:2009/08/17(月) 19:37:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171621021-n1.htm

【党首討論詳報】(10)麻生首相「年金は各党できちんと話する」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:19

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(9)にもどる
 −−民主中心政権になると、社民党の責任は重い。しかし、北朝鮮のミサイル発射の際には国会決議で社民党は棄権した。本当に政権党の一翼を担えるのか


 福島瑞穂社民党党首「社民党の存在意義は大きくもなり、またそのことを国民に理解していただいて支持をしていただきたいと考えている。社民党が参院でもキャスチングボートを握り、衆院でも新しい政治の中で、社民党が存在することで、例えば新自由主義から社会民主主義というか、雇用を大切にした福祉社会をつくっていくということ。働く人たちの権利をとことん守るということ、あるいは平和の問題などで、社民党の役割は本当に大きいと思っています。社民党が大きくなることで、新しい政治の性格づけがそこで本当にかなり大きく反映する、決まると思いますし、さきほども鳩山代表が非核三原則の堅持の法制化と言ってくださったが、こういう形で話し合いや協議を続けることで、きちっと政治を変えていこうと思っております。派遣法の抜本改正案も、社民党と民主党で、かなり議論を何カ月も実は繰り返して、いい形の抜本改正案をつくって出したと思っています。ですから、社民党と民主党は政党が違いますから、考え方が違うところもあります。しかしだからこそ、社民党の存在が重要で、協議をしかるべき時に、その重要なテーマについてきちっと議論をして参ります」


 −−綿貫代表に聞く。国民新党の最大の存在理由は郵政民営化の見直しだが、民主党の中にも民営化の大きな方向に賛成の人もいる。国民新党は存在理由は


 綿貫民輔国民新党代表「すでに一昨年は、参院で郵政民営化見直し法、民主党と社民党と協力して参院を通過させていただいた。今度は衆院でも同じような方向にいくだろうと信じています」。

3878名無しさん:2009/08/17(月) 19:37:36
 −−経済政策について。まず鳩山代表。きょう発表されたGDPの年率換算が1年3カ月ぶりにプラス成長となった。ここまで取ってきた自公の経済政策を評価するのか。もし政権を取った場合、追加的な経済対策をする必要があると考えているのか。補正予算の組み替え、仕分けの程度でいいと考えているのか


 鳩山由紀夫民主党代表「まず、4回に分けて予算を、補正予算を含めて与党が組んだが、私どもは基本的に評価をしておりません。なぜならば、あまりにも、例えば50兆円の国債を発行、すなわち借金を発行しているわりに、国民の家計に対して強い影響をいまだ持っていないということであります。今、経済が何か回復のきざしが出てきたというようなお話をされておりますが、必ずしもそうではないと多くのみなさんが実感としては思っているのは間違いありません。私どもはむしろ、内需をどうやってすぐに回復させるかに焦点を置いた経済政策を講じるべきだと前から主張しておりました。しかし、必ずしもこの何回かにわけた予算においても、そのような形で刺激を与えるものは極めて乏しかったと理解しております。追加対策を講じるというよりも、補正予算15兆円、その大半、すべてとは言わないが、かなりの部分に必ずしも景気の刺激にならない予算が組まれている。そこの部分は組み直す必要があると。そしてもっと家計に直接刺激を与えるような政策というものを、できれば私どもは前倒しをしてきたい。子供手当しかり、農家の戸別所得補償制度しかり、高速道路の無料化しかり、暫定税率の撤廃しかり。こういった直接的に家計にプラスの影響を与えるもの、そのことによって内需を拡大して、そして消費購買力を高めて結果として経済を前向きに展開をさせることはもっと望ましい、望まれてると思っている」


 −−今年か来年のうちに日本のGDPは中国に抜かれる。これが示しているのは人口減少、高齢化で、企業はアジアの内需を取るしかないと考えている。日本の世帯に直接補助するだけで国内需要が喚起されるのか。民主党は雇用所得を増やすための政策をどうやってつくるのか


 鳩山代表「確かに内需を刺激すればすべて済むと理解しているわけではない。今回の日本の経済が兆しが若干回復基調にあるという話でも、これは外需寄与の方が大きいというのは当然だ。一方でまだまだ内需は弱いのはいうまでもない。しかし、一方で、当然のことながら外需に今日まで頼ってきた日本の経済として、これからは、アメリカというよりもむしろ、中国圏というか、アジアというものを視野に入れた、アジアに対して日本の経済力を見いだしていくことは大変重要だとわれわれとしても認識していることはお伝えしたいと思う。それから、内需の刺激策としては先ほど申し上げたような話でありますが、基本的には分配というものを変えるということを大胆に行う必要があると、そのように思います」
 −−社会保障関連。最初に麻生総理。与党とかつて社会保障国民会議というのをつくって民主党にも協議を呼びかけたが、超党派の議論が合意に結びつかないという状況を放置していいのか。選挙後に超党派の協議機関をつくって合意のための努力をする考えはあるのか


 麻生太郎首相「これはわれわれは、前からその意見を申し上げてきた通りで、その点に関しましては基礎年金の国庫負担の2分の1の引き上げというときには、民主党は反対だったんですけれども、これはこのまま放っておくと無年金、低年金の問題はずっと解決しませんし、その意味ではわれわれとしては、公明党と一緒にこの問題を解決するために25年、やらなきゃならない期間を10年短縮するなどいろいろ話を申し上げてきている。この問題は非常に大きな問題だと思っているので、この選挙に自由民主党が勝とうと負けようと、われわれとしてはきちんとそういった話をするべきだと。確か、私、幹事長になってすぐにこの話を申し上げたと記憶しておりますので、その気持ちに変わりはございません」

3879名無しさん:2009/08/17(月) 19:38:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171629022-n1.htm

【党首討論詳報】(11)鳩山氏「今すぐ消費増税の議論に加わる必要ない」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:27

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(10)にもどる
 −−超党派の協議機関で合意を得る努力をするか


 鳩山由紀夫民主党代表「さまざまなご意見を伺うということは極めて重要だと思います。したがってわれわれ、もし、政権をとった暁に、当然、与野党の中でもきちっとした議論を当然、国会の中の議論が一番だと思いますが、協議をすることは重要だと思います。ただ、そのときに今までのように、百年安心だと言われているその部分を変えないぞ、と言われたんでは話にならないわけでありまして、この100年安心どころか、まったく不安ではないかというところに、出発点を置かないと、新しいわれわれの考え方のように、年金の一元化の方向に大きくカードを切ることができない、そのように思っておりますので、そのような前提は必要だと思いますが、われわれとすれば協議を行う。その場合に当然、財源の議論も必要だと思っておりますが、われわれとすればわれわれの方式で考えたときに、20年なら20年の移行期間のいずれかのときに、消費税の議論というものは当然行わなきゃなりませんが、今すぐに消費税の増税の議論に加わる必要はないと、そのように考えています」


 −−消費税はそんなに恐いものなのか。鳩山さんは消費税を4年間封印すると言っているが、それは議論を封印するのか、実施を封印するのか。4年後の選挙にはマニフェストでどう書いたらいいと思うか


 鳩山代表「後半の部分から申しあげれば、実施を封印するということであります。したがいまして先ほどお話がありましたように、年金の議論を大いにこれはやるべきだと思っておりますので、しかしながら私どもの発想の中で、4年間、消費税を挙げる必要がないという、これは理屈じゃなくて、理論的にきちんと証明をしながら、国民の皆さんに説明を申しあげる必要があろうかと思いますが、そのことを申しあげているのでございます。そして消費税そんなにいけないものかというお話があります。確かに増税というのはまさに、政治は税だとも言われておりますので、勇気を持って言わなければならないときは当然あると思います。しかし、今のような経済状況の中で、もう一つ申しあげれば、政治が必ずしも信頼を得ていない、こういう状況のときに、いくら増税の議論を前向きに進めようと思っても、国民の皆さんは見向きもしない。一番大事なことはだから、無駄遣いなどをなくして、国民の皆さんに政治の信頼というものを取り戻したときに、大いに消費税の議論というものはされるべきだ。そのように思っています」


 −−具体的に何をどう削るのか。一つ一つの積み上げは何なのか。どの程度、鳩山さんが把握されているのか、例えば、マニフェストに載っている八ッ場ダム。これをどういう段取りで中止していくのか。これですら、民主党議員のいろんな利権問題その他が絡んでくる話になるので、それをどういう政治力で突破していくのか

3880名無しさん:2009/08/17(月) 19:38:53
 鳩山代表「私はこういう大型の公共事業、特にダムのような公共事業というものに関しては、まずいったん、冷静になって、本当に必要かどうかということを議論することが肝要だと。その中で私も実際に見てまいりましたけれども、八ッ場ダム、いわゆる治水、利水の観点から見ても、また、人口がこのように急激に減ってしまうような日本の中で必要もないという思いを強く感じたところでございまして、後は、私は、これは政治力だと思います。しかし、一方でご案内の通り、一番気になっておるのは、反対しておられた方も、最近は特に住民の多くの方々も引っ越されたりなどしてですね、非常に苦しんでおられるのも事実であります。したがって、彼らの生活再編、再建というようなことに関しては十分に配慮をするというようなことなども行いながら、やはり住民との接触の中で政治的な決断というものを行う必要がある。私は十分にできると思っています」


 −−共産党の志位さんに伺う。大企業に応分の負担を、という話だが、企業の負担を増やして、結果として雇用が減ったり、企業がつぶれたりということが考えられる。海外へ事業所が移ることも考えられる。そういった問題を踏まえて、日本は何で食べていくのか、ということについてはどうお考えか


 志位和夫共産党委員長「まず、大企業への負担を増やして大丈夫かという話がありました。大企業の法人税率のいわゆる実効税率というものだけ見ますとね、だいたいそろっている状況にあるんですけれども、実質的な負担を見ますと、日本の場合、二つの問題があると思います。一つはさまざまな優遇税制がたくさんあります。研究開発減税だのさまざまな優遇税制があります。それからもう一つは社会保険料の負担が大変少ないという状況があります。ですから政府の出しているデータで見ましても、例えば自動車産業の場合、日本の自動車産業が払っている税と社会保険料の負担ですね、これはだいたいドイツの8割、フランスの7割しか払ってない。ですから、決してですね、私ども大企業に負担を求めるっていうことは無理筋な話でないと思っております。それからもう一ついいますとね、今、オバマ政権がですね、向こう10年間で富裕層に100兆円の増税を求める。それから多国籍企業に20兆円の増税を求める。120兆円の財源を新たにつくって庶民減税や医療保険に充てるという改革やってますね。ですから世界の大きな流れにもなっているわけでね、私は決して無理筋な話じゃない。私たちはそういうことでつくった財源をもって、やはり雇用をしっかり守っていく。そして社会保障をよくしていく、農業に充てる、中小企業に充てる。そして内需を豊かにして、この日本という国がまさに土台から温まっていくような、そういう経済にしていく必要があると思っています」
 −−イラク戦争支持の総括はどうされるか


 麻生太郎首相「イラク戦争において、少なくとも日本から陸上自衛隊、航空自衛隊等々を派遣させていただきました。極めて高い国際的評価は得たと思っております。少なくとも日本から行った自衛隊員で、少なくとも銃弾を浴びたとかいうこともなく、結果としてきちんとした対応をさせていただいて、撤収することができました。撤収のときには私はバグダッドまで行った最初の閣僚ですけれども、その交渉をさせていただきましたが、極めて評価の高いものだったと思っております。われわれとしては少なくともわれわれが担当した地域から、地域としてきちんとした対応ができた結果、われわれとしては、そこは地元の方々に移管してそこから撤収することができた。ひとえに行った隊員たちの対応がすぐれてよかったからだったと。これは向こうの評価であります。そういう意味ではわれわれとしては対応としてきちんとした対応ができたと、評価されてしかるべきだと思っております」


 −−お尋ねしているのはイラク戦争の評価なのだが


 麻生首相「イラク戦争によってもし、あの状況において、少なくとも、オバマ…、すいません、フセインという人がいまだまだ存命で、その権力を振るい続けていたら、という前提もある程度考えておかなけりゃならないんであって、その意味で、もしあの人というものの、政権からの離脱ということがなかりせば、イラクというところはもっとどうなっていたであろうかと。国際平和にとってより大きな危険が起きていたかもしれないという点はわれわれは考えておかなければならんのではないでそうか。現実問題として選挙をやって少なくとも今、一応、曲がりなりにも政権が動き、多くの国際的な部隊は逐次、撤収を今やっているわけだと思っておりますんで、それなりの成果は出たんだと思いますが」

3881名無しさん:2009/08/17(月) 19:40:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171633023-n1.htm

【党首討論詳報】(12)鳩山氏「(インド洋給油を)単純延長するつもりない」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:31

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(11)にもどる
 −−オバマ米大統領は(イラク)戦争に反対だった。あの戦争の評価について、オバマ氏と麻生氏は認識を異にすると


 麻生太郎首相「私は少なくともイラク戦争に関して言わしていただければ、われわれは国際的社会、国際社会が少なくともイラクというものに関して、みんなでこれは、ということで私どもはこれに参加をしたということであって、そのことに関しましては、われわれはきちんとした対応をしたと思っております。で、ぼくはあの戦争は正しかったか間違っていたかと、戦争ってのは後になってどちらかにでも理屈はつきますんで、なんとも答えることはできません。しかし、私どもは対応としては決して間違っていなかったと思ってます」


 −−続いて鳩山氏。民主党は対等な日米関係というスローガンだ。冷戦が終わったのに米軍基地が減らない、米兵の事件が起きるたびに地位協定の不条理さに世論の反発が起きる。一方で、北朝鮮が核を開発し、ミサイルを飛ばす。中国は急速に軍事費を増大させている。東アジアをめぐる安全保障上の緊張要因はむしろ高まっているという見方もある。果たして日本の安全は大丈夫なのか、日米同盟は維持できるという根拠は


 鳩山由紀夫民主党代表「北朝鮮の脅威というものは確かに存在はしていると。その認識は今の政府と変わりません。ただ、オバマ大統領自身が核のない世界を求めてきていると。そして対話と協調路線だということをしばしばおっしゃると、まさにその通りだと思います。今一番必要なのは外交、対話と協調ということによって世界のさまざまな脅威に対して答えを出すと、いたずらに戦力的なものを高めることによって解決をうながすということではないと。外交というものの力というものをもっと、前に出すことが、今一番重要なことだと、私はむしろそのように考えております」

 「したがいまして、当然のことながら、オバマ大統領との間で政権をとりましたら、信頼関係の構築をすることが必要であって、今すぐにですね、信頼がないまま地位協定、早く見直してくれとか、あるいは、基地、撤退してくれというようなことを無理にいってもなかなかそれは解決は難しいということは理解をしております。しかしそれは、理解をしていく中で、信頼関係を構築していく中で包括的なレビューっていうものを行って解決をすることが十分にできるテーマだと、そのように考えています」

3882名無しさん:2009/08/17(月) 19:40:22
 −−米軍再編をめぐって焦点になっている普天間基地の移転問題。民主党は県外移設を言ってるが、そのめどは。あるいは、辺野古案に民主党も戻ってくるのか


 鳩山氏「むしろ申し上げたいのは、橋本(龍太郎)政権以来ですね、決めたはずなものがいまだ、普天間が移設されていないということに対して、現政権に対して、多くの特に沖縄県民は失望していると、そうまず申し上げておきます。政権を当然、とってみないと中が見えない部分ってものも現実にはあるのがご案内の通りです。私ども、基本的な立場を変えるつもりはありません。すなわち、基本的には一番いいのは海外に移設されることが、移転されることが望ましいと思っておりますが、最低でも県外移設が期待をされると思っています」

 「しかし、それもくどいようですが、一気にですね、政権をとった直後に交渉してすぐに解決ができるというものでもりませんし、この問題は、沖縄県、特に知事をはじめとする沖縄県民の思いというものも十分に理解をしていかなければなりません。その中で、われわれくどいようですけども包括的なレビューを行って最終的な結論というものを得てまいりたいと、基本的なスタンスを変えない中で、きちんとした信頼関係の中でレビューを行っていくというスタンスでございます」


 −−もうひとつ鳩山氏。ソマリア沖の海賊対策、インド洋での給油支援、この問題に対して民主党の政策がはっきりしない。党幹部の発言もニュアンスが違っていてよくわからない。海賊対策への自衛隊派遣をどう考えるのか、給油支援は打ち切るのか


 鳩山氏「まず、海賊対策でありますが、そもそも私どもの議員仲間のほうからこの海賊対策の議論がスタートをいたしました。したがって私どもは海賊対策に関して、本来ならば海上保安庁の船が出るのが一番望ましいことはわかっているけれども、現実問題としてそれが現実的でないという判断の中で、自衛隊の船が出ることをそのことを私どもは認めております。そのこともマニフェストの中に書かしていただいているところでございます」
 「それから、また、インド洋の給油の問題でありますが、インド洋の給油に関して私どもとして、すぐに撤退をしろ、などということを政権をとって簡単に申すことができないことであることは外交案件ですから理解をしております。しかしながら、われわれとしてアフガンに対する協力ということを考えれば、もっと別の道のほうがはるかに喜ばれる道を十分に準備することができる、そのように考えております。したがいましてアフガン対策というものを充実をさせていきながら、決してインド洋の給油の代わりにこちらをやるということはありません。むしろトータルとしてのアフガニスタンに対する支援のあり方、民生の支援、ネーション・ビルディング、いわゆる国家の建設、あるいは貧困の除去、そういったものに対して直接的な協力をもっと行うことによって日米関係もプラスに導いていきながら、インド洋の給油というものに対して、結論を見いだすことが十分にできると、そのように思っていますので、基本的な対応は変えるつもりはありません」


 −−つまり、1月で撤収させるということか


 鳩山氏「基本的な発想はそうです。単純に延長するつもりは一切ありません」

3883名無しさん:2009/08/17(月) 19:41:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171635025-n1.htm

【党首討論詳報】(13)福島党首「自衛隊のソマリア沖派遣に反対」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:34

討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(12)にもどる
 −−ソマリア沖の自衛隊派遣に民主党は賛成だが、連立政権を組むとすれば、社民党はそれでいいのか


 福島瑞穂社民党党首「社民党はソマリア沖の自衛隊の派兵…派遣には反対で、基本的にこれは海上保安庁が主体でやるべきだと考えています。また、インド洋の給油の問題についても、これは野党は、っていうか、わたしたちは社民党も反対をいたしました。ですから、これは社民党はマニフェストにはっきりインド洋からの自衛隊は即時撤退を求めるというふうにしております。わたしは、社民党がこういうことがやっぱり大事なところだというふうに思っているんです。きちんと平和の観点から、自衛隊を海外に派兵をさせないという観点から、やはりこれは大事なことだときっちり言っていく必要があると考えています。ですから、民主党との間では、今までも非核三原則やさまざまなテーマで話はしてきたわけですけれども、この問題についてもしかるべき段階できちっと協議し、社民党の主張はきちっと言っていきたいと考えております」


 −−社民党はソマリア沖の海賊対策に自衛隊を派遣することに反対ですよね


 福島党首「はい。そうです」


 −−でも、連立政権でそれを是とする場合もある?


 福島党首「いや。えー、今のところはそれは考えておりません。社民党は現在、社民党ははっきりとそのマニフェストでもうたっておりますが、ソマリア沖の自衛隊の派遣には反対です。これは海上保安庁が主体であるべきだと考えております」


 −−日米密約が話題になっている。米国側の公文書館の資料や高官の発言。最近は日本の歴代外務次官まで認めている。なお、密約は存在しないのか


 麻生太郎首相「これは、もうずっとわたしどもとして答弁を申し上げてきたとおりであって、今、『あれは実はありました』なんていうことはありません」


 −−民主党は政権をとったら密約を明らかにする方針だが。外務省の倉庫を掘るとか、具体的な方策は考えているか


 鳩山由紀夫民主党代表「倉庫を掘るかどうかはまだ考えてはおりませんが、調査をしっかりと行う。これは日本の外務省だけではなくて、アメリカにもいって調査を続ける必要があると思っています。そしてその事実が明らかになれば、われわれの考え方に基づいて、国民のみなさま方に公開することをしっかりと考えていきたいと思います」

3884名無しさん:2009/08/17(月) 19:41:54
 −−いつろごまでに調査結果は発表するか?


 鳩山代表「政権を取っていないうちに、そこまで申し上げるつもりはありませんが、当然、半年とか、1年とか、そんなレベルでは結論を出さないといかん話だと思います」


 −−靖国神社の代わりとなる国立追悼施設建設に前向きだが、政権獲得後の4年間で実現するのか


 鳩山代表「具体的にどこまで詰められるかというのはあるかもしれません。しかし、わたしとしては国立追悼施設、無宗教で、どなたでもわだかまりのなくお参りできるような追悼施設が、わたくしは必要だと思います。A級戦犯の合祀の問題もあり、また、政教分離の憲法の問題もあります。こういったことを考えたときに、わたくしどもとすれば、国立の追悼施設をできるだけ早くつくってまいりたいと、そのように考えています」


 −−綿貫代表はこの問題をどう考えるか


 綿貫民輔国民新党代表「反対です」


 −−政権を獲得したとき、リーダーシップをとって問題を解決する党首力も重要だ。政治力を体現した事例、または政治力が機能しなかった事例を教えてほしい


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