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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2215けん:2009/07/25(土) 15:31:25
>>2211
社民党として擁立ってご意見でしたね。
次記事の方の『友党の党首を擁立』って表現と錯綜してしまいました。


社民党が立てて応援するとなれば状況は変わりますね。


それなら民主党と社民党と双方にメリットがありますね。

2216名無しさん:2009/07/25(土) 16:17:51
神奈川8区は阿部か中塚を12区から移動させるべき

2217名無しさん:2009/07/25(土) 16:28:02
望ましい政権「民主中心政権」トップ 本社世論調査
2009年07月25日

 新日本海新聞社は衆院解散後の22、23の2日間、鳥取県内の有権者を対象に世論調査を実施した。望ましい政権の枠組みは「民主党を中心とする連立政権」が23・1%でトップ。比例代表の投票先では民主党が31・8%で、自民党の24・3%を7・5ポイント上回った。選挙の争点(複数回答)は、中小企業が9割を占める県内の厳しい経済雇用情勢を反映し、有権者の64・1%が「景気回復と雇用対策」を挙げた。

 望ましい政権の枠組みで「自公連立」は17・8%。「民主中心」と5・3ポイントの開きがあった。「分からない」と答えた人は26・8%。

 年代別にみると、20代を除く30〜60代以上のすべてで「民主中心」が「自公連立」を上回る。職業別では、自民党支持層とされる農林漁業者や商店主、会社役員などの約31%が「民主中心」と答え、政府の景気経済対策に対する不満や農村部の“自民離れ”をうかがわせる。

 「8月18日公示−同30日投開票」の衆院選の争点では、職業、年代を問わず「景気回復と雇用対策」への関心が最も高い。「景気の底打ち」もいわれるが、有効求人倍率は0・46倍(5月)と低迷を続け、産業基盤が弱い県内では製造業、小売業、サービス業など景気の回復感は乏しい。

 次いで関心が高かったのは「医療・福祉・年金などの社会保障」の57・6%で、年代を増すごとに割合が高くなる。都市と地方、所得などの「格差問題」も上位を占めた。
http://www.nnn.co.jp/news/090725/20090725034.html

2218けん:2009/07/25(土) 16:35:54
>>2212
岡山1区のほうが危なそうですね。
自民党の相澤氏は世襲であることを除けば悪い印象はありませんね。

地盤を引き継いで努力されている好印象がある議員さんなので逆転は難しそうですね。


古賀派で当選7回でありながら大臣経験がないのが少し気になるけどね。

2219広島一区民:2009/07/25(土) 17:00:23
 けん様
因みに私が記載した当選可能性ですが、民主党候補者を基準としています。失礼しました。
(つまり逢沢氏の当選可能性90%。氏には貴殿と同じ印象を私も持っています)

 おそらく中国地方の一区は全て自民党が取ります。

2220名無しさん:2009/07/25(土) 17:02:04
>>2054 関連

浅尾氏に新党参加要請=渡辺元行革相
7月25日16時18分配信 時事通信

 渡辺喜美元行政改革担当相は25日、民主党を離党して衆院選への無所属出馬を表明した浅尾慶一郎参院議員の神奈川県鎌倉市の事務所を訪ね、自らが目指す新党への参加を要請した。浅尾氏は回答を留保した。
 会談後、渡辺氏は記者団に「覚悟ができる人が政治の閉塞(へいそく)状況を打ち破っていける。一目ぼれした」と語った。これに対し浅尾氏は、渡辺氏の公務員制度改革や外交・安保についての考え方に「違和感はない」としながらも、「前向き、後ろ向き抜きに、ニュートラルにこれから検討する」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000073-jij-pol

2221けん:2009/07/25(土) 17:24:06
>>2219
民主党側から10%という理解で対戦相手の相澤氏の話しをしていました。


中国地区って民主党が最も弱い地区になっていましたね。

山陰2県は1区にも山間部など保守地盤を多く含んでいますし、公共事業頼みの地域の為民主党が弱いのが理解できますね。

広島1区と岡山1区は都市型地区かなぁ?ってイメージを勝ってもっていたのですが如何なんでしょうかねぇ?

政令都市広島市と地方中核都市岡山市という響きからの印象だけですよ。

2222名無しさん:2009/07/25(土) 18:49:18
>>2217
鳥取ですらコノ数字ってのは凄いですね
石破も遊説してる余裕ないんじゃないか?

2223名無しさん:2009/07/25(土) 18:56:24
>>2221
感覚的なものですが、北陸や四国・九州の経済が滅茶苦茶なのに比べると、中国比較的ましな状況なため自民→民主の寝返りがない。そんな印象あります。
岡山1区は市長選と上手く連動させれば、もう少し可能性あると思うんですが。

皆さん書いてるとおり逢沢はコウチ会で比較的無党派喰える候補なのでキツイですね。

2224とはずがたり:2009/07/25(土) 19:18:54
>>2212-2213
確か旧選挙区の制度の下で現4・5区が村田・加藤・橋本らの選挙区だったようですね。
で,本来倉敷の加藤が96年に新進党から4区で出て惨敗,引退。女婿の現加藤が4区から民主公認で出ようとして纏まり掛けてた所に橋龍が横やりを入れて中国比例から出馬。(誓約書迄出していたんですねぇ。。)
今回は5区からと云う事で,村田にしてみればおまいは4区だろうと云う印象もあるんでしょうかね。村田も確か女婿で本来は他県出身者だった様な記憶もありますが,田舎の農家の本家みたいな感じで家制度が続いている感じですなぁ。
其れは兎も角5区がごたごたしている様だと良いですな。

逢沢は入閣出来ないの何故なんでしょうかねぇ?
園田が入閣を麻生に要請されたけど私より逢沢をと固辞したのにも拘わらず入閣出来なかったみたいな話しを聞いた記憶が。
確かに逢沢は無党派票も取れる候補ですが,今回は民主の当選可能性が10%って事は無い様に思いますけどねぇ。。

あと広島一区民さんは秋葉市長に批判的のようですがどの辺りでしょうかね?
社民出身者ながら自民の分裂を突いて市長になって議会の抵抗の中良くやっている様な印象がありましたけど。

2225とはずがたり:2009/07/25(土) 19:54:20

逢沢同様1区ながら無党派にも食い込み民主の挑戦を退け続けてきた赤城氏。こちらは大チョンボして反省からの出発だが。。

茨城の岐路:’09夏決戦 衆院解散 事実上の選挙戦へ 1区候補予定者密着 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/07/22/20090722ddlk08010124000c.html

 衆議院が21日解散し、来月30日投開票日に向け、事実上の選挙戦に突入した。知事選を巡る保守分裂に加え、衆院選でも自民党支持団体の一部が民主党推薦へ流れるなど「保守王国」が揺らぐ中で迎えた決戦。全国的な「自民対民主」のうねりが茨城にも押し寄せるのか。県都で3度目の対決となる農相経験者の前職、赤城徳彦氏(50)=自民=と新人の福島伸享氏(38)=民主=の1日に密着した。【高橋慶浩、山崎理絵】=1区の予想される顔ぶれは7面に掲載
 ◇自民・赤城氏、謝罪と決意「ゼロから頑張る」

 赤城氏は午前9時、水戸市内の企業の朝礼に出席。60人以上の参加者を前に「総理が『行く』と号令を下せば、一致結束するのが原則。ごたごた言う人は切り捨ててでも戦い抜く」と悲壮な決意を述べた。07年に自らの事務所費問題を発端に農相を更迭された一件もあえて持ち出し、「『ばんそうこう大臣』と言われ、地元に迷惑をかけた」と謝罪。「裸一貫でゼロから頑張りたい」と訴えた。

 同11時6分上野着の特急に飛び乗り、両院議員懇談会が開かれる党本部に向かったが、「間に合わなかった」と欠席。午後1時の衆院本会議で解散の「万歳」をした後、「国の行く末を分かつ大事な総選挙になると改めて感じた」と語った。

 同5時発の特急で水戸にとんぼ返りし、到着からわずか3分後の同6時10分に、水戸駅北口の街頭演説会場へ。「世界的な(不景気の)嵐の中、日本の操縦を経験のない人に任せたら即墜落です」と政権交代の危険性を訴えた。

 駅立ちは10分で終え、近くのホテルで開かれていた加藤浩一水戸市長の全国特例市市長会会長就任を祝う会にも顔を出したが、「政治色を出さないで」と主催側に要望され、壇上には立ったが、あいさつはできなかった。
 ◇民主・福島氏、熱弁と握手「政権が変わる」

 福島氏は21日午前7時過ぎ、筑西市内の工場前で通勤する従業員へのあいさつに立った。解散の日を迎え「長かった。壮絶な戦いになる」と厳しい表情。

 同9時半には筑西市役所を訪れ、4月の市長選で自民系候補を破って当選した吉沢範夫市長に「政権が変わるので、地方に優しい政府になる」と熱弁。吉沢市長は「待っている」とエールを送った。

 同10時ごろから同市の新治地区での戸別訪問を開始。上着を脱ぎ、住宅地図と名刺を片手に、徒歩で住宅や商店街を練り歩いた。「いよいよ解散。よろしく」と福島氏が握手を求めると、「民主党応援してるよ」「写真より精悍(せいかん)だね」と好反応が目立つ。

 午後2時半、国会近くの民主党本部で全国から集まった候補予定者とともに公認証授与式に参加。党幹部らと握手をした後、「小沢(一郎代表代行)さんに満面の笑みでがんばれよと言ってもらえた」と感慨深げに党本部を後にした。

 再び地元の下妻市内の支援者宅を回った後、同6時には筑西市内の集会所で、高齢者の住民ら十数人を集めた小規模の意見交換会に出席。「子供や孫に変な国を残さないで、誇らしい、引き継いでいける国にしたい」と支援を呼びかけた。

 <各党コメント>

 21日の解散を受けた県内各党のコメントは次の通り。
 ◇小選挙区で全勝を−−海野透・自民党県連幹事長

 景気・雇用対策は安定した自民党政権の下で行うべきだ。党には強い逆風が吹いているが、県内7小選挙区で全勝を目指す。
 ◇政権交代に向けて−−郡司彰・民主党県連総選挙対策本部長

 政権交代に向けて油断することなく、県民と共に8月30日をその時歴史が動いた日と実感できるよう努めたい。
 ◇国民の生活を守る−−井手義弘・公明党県本部幹事長

 経済危機に国民目線の大胆な景気対策を断行してきた。「国民の生活を守るのは公明党」をしっかり訴え、勝利したい。
 ◇自公政治を退陣に−−小松豊正・共産党県委員会委員長代理

 自公政治を退陣に追い込む絶好の機会。ルールある経済社会と自主自立の平和外交を掲げる党への支持を訴える。
 ◇福祉社会の実現を−−飯田正美・社民党県連幹事長

 特権的な政治構造を変えなければ。自公連立政権に終止符を打ち、平和憲法を守り豊かな福祉社会を実現する戦いになる。

毎日新聞 2009年7月22日 地方版

2226とはずがたり:2009/07/25(土) 19:58:23
>>2169 >>2118-2120 >>2052 >>2127-2128 >>2136 >>2100 >>2166
東京12区と混じったりしてなんか色々情報が錯綜しましたね。。

選ぶ:’09ぐんま衆院選 民主、4区にフジテレビ社員を擁立へ /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000104-mailo-l10
7月25日13時1分配信 毎日新聞

 ◇故石田博英元労相の孫
 民主党は24日、次期衆院選の群馬4区で、フジテレビ社員の三宅雪子氏を、公認候補として擁立する方針を固めた。三宅氏は、自民党衆院議員として労相や運輸相などを歴任した故石田博英氏の孫にあたる。27日にも民主党の小沢一郎代表代行が来県し、記者会見して発表する。
 4区では、同党4区総支部長の中島政希氏が公認を目指し立候補準備を進めていた。保守系の中島氏擁立に対し、県内の労組系同党関係者らが反発したため、中島氏は比例代表北関東ブロックに転身する見通し。中島氏は、石田氏の秘書を務めた田中秀征元経済企画庁長官の元秘書という経歴があり、毎日新聞の取材に「石田氏は私の政治の師。恩師のお孫さんが出馬することになりうれしく思っている。全力で支援していきたい」と話した。【杉山順平】

7月25日朝刊

2227千葉9区:2009/07/25(土) 20:08:45
外なので貼れませんが、宮崎日日新聞の世論調査によると宮崎二区が自・民で競っているとのこと
(調査には郡部が入ってないようなので実際には厳しいでしょうが)

2228名無しさん:2009/07/25(土) 20:32:44
>>2168を書いた者ですが、江田憲司を叩き落すつもりならsdpj_2007の福島瑞穂擁立案は私も大賛成なんですよ。
「友党の党首を擁立」という表現はもちろん社民党公認としての話です。衆院転出に成功すれば党首としての求心力も高まるでしょう。

私がダメ!と思っているのは「本部マターで江田にも保険をかけておく」のところですね。
社民党が威信を賭ける訳ですから、やるなら民主党としても威信ををかけて全力で勝利しなければなければいけないと言いたったのでした。
勝てなくてもいいや、では江田だけでなく社民の信用も失うでしょう。

2229名無しさん:2009/07/25(土) 20:51:16
【09総選挙 埼玉ニュース】
各選挙区情勢(1)
2009年7月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009072502000147.html

2230名無しさん:2009/07/25(土) 20:59:26
なんか、宮崎でもスゴイことになっているようだ。なんと2区までが・・・
>自民・前職の江藤拓氏と民主・新人の道休誠一郎氏がほぼ同じくらいの支持を集めています。

【県内】UMK緊急世論調査・2009衆院選

激戦が予想される衆院選挙、UMKでは、おとといときのうの2日間、緊急世論調査を行いました。

調査は、宮崎市や延岡市、それに都城市などで実施し、無作為に選んだあわせて1766人から回答を得ました。
県内でも自民への「逆風」が強いようです。
UMKの電話による世論調査では、今回の衆院選で、自民党を支持すると答えた人は、23.6%に対し、民主党は、39.2%と、自民党を15.6ポイント上回りました。
支持政党は、以下、社民、公明、共産と続いています。
今回の衆院選の比例区での支持政党を、各選挙区ごとで聞いたところ、宮崎1区では、自民の23.7%に対し、民主37.9%。
宮崎2区は、自民が22.5%、民主が41.3%。
また、宮崎3区では、自民が23.8%、民主が38.4%となっています。
県内でも自民党は、厳しい逆風の中での選挙戦が予想されます。
また、今回の衆院選の争点を聞いたところ、最も多くの人が挙げたのが、医療・年金問題で27.5%でした。
そして、ほぼ同数の27.1%の人が、政権選択と回答し、県内でも「自民」対「民主」の戦いに関心が高まっています。
次いで、23.4%の人が、景気・雇用対策を争点に挙げています。
東国原知事が掲げる地方分権の推進と回答した人は、5%にとどまっています。

【県内】衆院選世論調査・宮崎1区・2区・3区

世論調査の結果をもとに県内3つの選挙区をみてみます。

まずは、宮崎1区です。
5人が立候補を予定しています。
無所属・新人で民主などから推薦を受けている川村秀三郎氏が幅広く支持を集めています。
自民系の2人、上杉光弘氏と前職の中山成彬氏、それに共産の馬場洋光氏が支持の拡大を図っています。
続いて、宮崎2区は、4人が立候補を予定しています。
自民・前職の江藤拓氏と民主・新人の道休誠一郎氏がほぼ同じくらいの支持を集めています。
先程、リポートのあった宮崎3区では、3人が立候補を予定しています。
自民・前職の古川禎久氏を社民・新人の松村秀利氏が追っています。
しかし、いずれの選挙区でも3割以上の人が態度を決めておらず、情勢は流動的です。
http://www.umk.co.jp/news/headline/20090724.html

2231千葉9区:2009/07/25(土) 21:04:09
日日じゃなかったか
失礼

2232山口新聞男:2009/07/25(土) 21:09:03
今日、石井一の街頭演説@横浜で
「中林(1区候補)は埼玉11区から出るよう要請していたが、親の反対でなしになった」
というようなことを言っていました(中林は埼玉県深谷市出身)
横浜市民に埼玉11区といっても、分からないと思うのでそれなりに信憑性はあるとみました
(なしになった理由は小泉に勝てないとかの選挙区事情でしょうが)
あまり意味のない情報ですが、気になったので

2233広島一区民:2009/07/25(土) 21:23:42
 >>2221
 広島一区を簡単に紹介します。

広島一区(広島市中区、南区、東区)
・中区は完全な都市型地区です
・南区は都市型地区と、原爆で消失しなかった昔ながらの地区を再開発中です
・東区は都市型地区と、昔と変わらない水田も残っています

 つまり、農村部有り、公共事業頼みの地域有りとユニークな選挙区です。

 三世議員の自民岸田氏が99%当選見込みです。(逢沢氏より当選確率高)
私は九州から移り住んだよそ者ですが、地元民達との会話で変化を嫌う性格の人が多いと感じました。

 あの市長は民主党等の支援で当選したのではと仰る方がいますが、実はあの人、影で全政党の支援を受け当選しました。
(詳細は後日、別のスレッドで記載します)

 北海道と異なり、中国地方は比例下位立候補不要です。
 
 岡山一区は後日調査を行ってから紹介します。

 最後に本日、野球のオールスター第二戦が有りますが、あそこが南蟹屋という広島一区の一部です。

2234名無しさん:2009/07/25(土) 21:33:11
>>2232
>「中林(1区候補)は埼玉11区から出るよう要請していたが、親の反対でなしになった」

うーむ、両親が地元埼玉から出馬するよう求めたが、本人がそれを振り切って神奈川1区からの出馬を決断した
とでも言うのならそれなりのアピールになるでしょうが、親が反対したのでここになりました・・・と暴露して、どんな応援演説になるものやら?

2235とはずがたり:2009/07/25(土) 21:34:48

鳥取>>2217も宮崎>>2230も凄いっすねぇ・・。

鳥取の記事の調査方法が抜けてたので転載してます。
>◆調査方法 鳥取県内の有権者の市町村別、性別、年代別の比率をもとに、電話帳から等間隔無作為抽出した名簿を用い、電話で聞き取り調査した。調査日は22、23の2日間。調査人数は鳥取1区300、同2区300の計600人。


>>2232
有り難うございます。そういう微妙な情報が重要っす。何時役立つかは解りませんがw
偉い民主に対して強気ですね・・>「中林(1区候補)は埼玉11区から出るよう要請していたが、親の反対でなしになった」
小泉に対して対抗馬を本気で立てようとはしてたんですね。

>>2233
広島1区は岸田でしょうね。。96年はそれ程得票高くは無かったけどどんどん地盤も強化されてる感じです。

おお,それでは中国地方選スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224913247/l30の方ででもまた宜しくです。
>(詳細は後日、別のスレッドで記載します)

2236 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/25(土) 21:51:02
枝野は当初、県内全勝、11区も例外ではないと言っていたはずで、
1年ほど前からニュアンスが変わってきた(≒小泉龍を暗に非自公側で計算に含めた)
記憶があります。

2237千葉9区:2009/07/25(土) 22:10:44
>>2220
民主に復党する気持ちなら、即拒否するくらいしろよ
散々悩む時間あっただろ

回答留保してる時点で県連・執行部側の不信感は強まるだけ

2238けん:2009/07/25(土) 22:17:05
>>2233
都市型地区も含んでいるが岸田氏が地盤を固めているっていったところですね。


広島1区で前回並みの投票数で全体で19万票くらいですね。
社民党共産党が各1万だとすると自民党と民主党で17万票ですね。
自民党は前回は郵政風で除外すると8・5万票。
民主党は前回の5・5万票。

残り3万票が浮動票と考えて8割民主党2割自民党として計算すると自民党9万民主党8万票となりますね。

前回を除けば自民党は8・5万票前後で安定しているってことは浮動票の2割獲得は難しいと考えられると思いますよ。

そうなると自民党岸田氏が5000票程度のリードって予想を出してしまいますね。


外部から見て私が出した予想はこんな感じでした。

2239神奈川一区民:2009/07/25(土) 22:22:44
>>2232 山口新聞男さんは横浜在住なのですか?今日、確かに伊勢佐木町に石井一氏が応援演説していました。あまり、聴衆はいませんでした。自分は演説を聞いていませんが。

2240とはずがたり:2009/07/25(土) 23:10:12
>>2234>>2237
確かにw

>>2236
ありがとうございました。
そういえば最初の頃は小泉の民主帰順を期待するようなニュアンスがあった様な記憶もありますね。

>>2239
確か大田区在住ではなかったでしたっけ?>山口さん

2241SWERVES:2009/07/25(土) 23:19:48
>>2235
宮崎のほう、宮崎市・延岡市・都城市など都市部中心というところに留意する必要がありますが、逆にいえば都市部では東京で示された民意とそう変わらない状況までいっているということでしょう。2区の道休は比例でもいいとこいきそう。

2242山口新聞男:2009/07/25(土) 23:33:34
私は大田区民ですよ
なので、横浜くらいはすぐにいけます
通常の政治活動なんで、聴衆がたいしたことないのは普通です(動員もなかったようだし)

2243とはずがたり:2009/07/25(土) 23:41:25
>>2241
そこ見逃してました…orz>都市部中心というところに留意する必要があります

宮崎2区の田舎部で大原が江藤の票を削ってくれると良いんですがねぇ。
大原一三は今では延岡市内の北方町出身の様ですな>>122。高千穂の方迄とか大原先生を慕う保守票みたいなの残ってないでしょうかねぇ・・。
一方延岡旧市内は旭化成労組が本来強い所だったのでそういう意味では日立の茨城5区,トヨタの愛知11区みたいに周辺より隔絶して民主が強い地域であっても可怪しくは無いんですが・・。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1080148012/122に拠ると2003年は反江藤として大原票(と上杉票)は黒木に乗ってたみたいですが。。
今回は上杉票は大原に行くのでしょうかね。

>>2242
大田区とお近くなんで宜しければまたオフ会いらしてくださいよ〜。
やおさんとは不倶戴天の仇敵(?)みたいですけど会ってみればいい人ですよん。

2244千葉9区:2009/07/25(土) 23:43:00
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4193273.html
中山氏の公認へ森元首相が支持訴え
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  次の衆院選で、自民党がある選挙区で候補者の公認を巡って分裂選挙に陥る可能性が出てきています。その選挙区に25日、自民党の実力者、森元総理が入りました。そのわけは何なのでしょうか。

 「私から言えば(中山氏は)当たり前のことを話されたんですけど、なにか日本のマスコミが騒ぎ出して、どうもおかしいですね」(森喜朗 元首相)

 自らの側近で、前の国土交通大臣である中山成彬氏への支持を求めるためでした。

 「日教組は解体する。小泉(元首相)さん流に言えば『日教組をぶっ壊せ』」(自民党 中山成彬氏)

 中山氏と言えば去年、麻生内閣で国土交通大臣に就任した直後、日教組に対する過激な発言などが反発を呼び、就任からわずか5日で大臣を辞任。次の選挙には出馬しないことを宣言しました。

 これを受け、自民党宮崎県連は公募により、元参院議員の上杉光弘 元自治大臣を中山氏の後継候補とすることを決め、党本部に公認するよう申請しています。

 しかし、解散が先送りされるなかで、中山氏の政治姿勢に共感する支持者などから出馬を求める署名が集まり・・・

 「これだけの方々の声があるのに『私はもう(選挙に)出ませんよ』となかなか言えないなと」(自民党 中山成彬氏)

 このころから中山氏も心変わりしていきました。

 そして、22日。
「昨日で国会も解散になって、選挙戦突入ということで、私自身も次の選挙も出させてもらいたいということで決意した」(自民党 中山成彬氏)

 ついに中山氏は不出馬を撤回。次の総選挙に宮崎1区から出馬することを正式に宣言したのです。これにより、自民党は分裂選挙の可能性が出てきました。

 「天下の公党の機関決定で公認候補になったし、これでやめるということは自らの政治生命を絶つことになりますから、辞めることはありません」(自民・宮崎県連が宮崎1区に擁立しようとしている上杉光弘氏)

 中山氏の心変わりには反発が強まっています。

 「誠に自民党の国会議員らしからぬそういう態度に、我々は大きな怒りをもっています。これは許されていいことではないので」(宮崎県連 米良政美 幹事長)

 「『武士に二言はないんじゃないか』という言葉もありますけど、しかし一方では『君子は豹変する』という言葉もありまして」(自民党 中山成彬氏)

 そして、中山氏が所属する町村派の事実上のオーナー、森氏が動き出したのです。

 「今の日本には、これからの日本の教育には、そして日本の政治には中山成彬という政治家が必要なんです」(森喜朗 元首相)

 細田幹事長ら執行部に中山氏を公認するよう強く働きかけている森氏は必死に側近への支持を訴えます。

 そして中山氏も改めて・・・
 「私は生まれ変わったな、自分はと。私はやはり立たな(立候補しなくては)いかんと」(自民党 中山成彬氏)

 ただ、事態は最大派閥と地方組織との板挟みの状態にあり、党執行部が態度を明確にしないまま深刻化しています。

 なお、宮崎1区には民主・社民・国民新党が推薦する川村秀三郎氏、共産党公認の馬場洋光氏、鶴丸千夏氏が立候補の予定です。(25日17:13)

2245千葉9区:2009/07/25(土) 23:48:35
>>2230の記事関連
806 :無党派さん:2009/07/25(土) 20:16:52 ID:j8JBH5oG
こっちにも注記つけとこか。

>調査は、宮崎市や延岡市、それに都城市などで実施し、無作為に選んだあわせて

と書いてあるから、多分これは「市部」のみでの調査。

宮崎2区の人口は
市部 : 227,231
郡部 : 129,242
っていう対比なんで、市部で「横並び」なら、2区トータルなら恐らく自民リードでよさそう。

それでも衝撃的。

2246千葉9区:2009/07/25(土) 23:58:50
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907656/
会派は当面そのまま/浅尾氏出馬で離党の6市町議が横浜で会見
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/07/25  浅尾慶一郎参院議員(神奈川選挙区)が民主党離党と衆院選で4区出馬を表明したことを受け、ともに離党した6人の市議・町議が25日、横浜市内で会見した。各市・町議会での会派については、当面このままでいく方針を示した。

 会見したのは、鎌倉市議の中村聡一郎、渡辺隆、久坂くにえ、逗子市議の高谷清彦、毛呂武史、葉山町議の土佐洋子の計6氏。浅尾氏も同席した。

 会派について、中村市議は「いまは協議をする時間がないが、今後考えていかないといけない問題。市政と国政、割り切って考えていくこともあるかもしれないが、そのあたりを協議していきたい」と述べた。

 鎌倉市議会では、民主系の会派が二つに分裂。浅尾氏とともに行動した3議員の所属会派も分かれている。葉山町議会でも一つの会派に浅尾氏と、4区で民主党の公認を受けた長島一由元逗子市長をそれぞれ支援する議員が所属している。

2247千葉9区:2009/07/25(土) 23:59:26
浅尾も中途半端だが市議たちも中途半端だな・・・
>>2140
栄区県議 関口・・・日和見で笠
栄区市議 岡本・・・事実上部外者
鎌倉市議 岡田・・・蝙蝠的中立
鎌倉市議 山田・・・三菱電機・中立
鎌倉市議 早稲田・・党に忠誠・笠
鎌倉市議 中村・・・浅尾            →離党
鎌倉市議 久坂・・・浅尾直系          →離党
鎌倉市議 渡辺・・・浅尾に恩義はあるが不埒に中立→離党
逗葉県議 近藤・・・俺が俺が
逗子市議 小林・・・党に忠誠・やや笠
逗子市議 高谷・・・浅尾直系          →離党
逗子市議 君島・・・浅尾直系          →除籍処分(09年6月)
逗子市議 毛呂・・・浅尾直系・アンチ長島急先鋒 →離党
葉山町議 山梨・・・長島にも縁はあるが浅尾
葉山町議 土佐・・・浅尾準直系         →離党

2248千葉9区:2009/07/26(日) 00:00:30
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907659/
解散後初の週末は激しい応酬/浅尾氏出馬の神奈川4区
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/07/25
【写真上】帰り際に渡辺喜美さん(左)と握手を交わす浅尾さん【写真中央】駅頭で民主党の政策などを訴えた長島さん(中央)と地方議員【写真下】神社の祭礼で支持者と握手する林さん(右)
 衆院が解散されてから初の週末となった25日、県内では立候補予定者が駅頭や夏祭りなどに繰り出し、本番さながらの活動を行った。24日に民主党を離党(党は除籍処分)した参院議員の浅尾慶一郎さんが参戦した4区では、浅尾さんの対応をめぐり応酬が繰り広げられるなど、混戦模様が際立つ一日となった。

 浅尾さんは午前、ともに民主党を離党した市議、町議6人と会見。除籍に対し「党も立場があるから、そのような反応をしたのだろう」と冷静に述べた。4区で民主党公認の元逗子市長・長島一由さん陣営の一部から「裏切り」と反発が上がっていることについては、「もともと4区でも私を推挙した経緯がある。裏切りと言うなら、そのことについてお答えいただきたい」と切り返した。

 午後には新党結成を模索する元行革担当相の渡辺喜美さんが来訪。「昨日の決断を見て一目ぼれした」と秋波を送られたが、「マニフェスト(政権公約)を吟味し、日本のために何がよいか考える」と述べるにとどめた。

 一方、長島さんは午前11時から鎌倉駅前で、民主党と大書きされた街宣車の演台に上って演説。逗子市長時代に取り組んだ行政改革を紹介した上で、「総選挙で自民党を倒して今の政府の無駄遣い体質を改め、税金の使い道を大きく変えていきましょう」と力説した。

 長島氏の応援でマイクを握った鎌倉市議の早稲田夕季さんは浅尾さんの行動について、「民主党の支持者にとっても造反行為」と厳しく批判。「民主党の市議として、長島さんを応援している」と力を込めた。

 分裂した形の民主党を横目に、夏祭りの会場を約20カ所飛び回ったのは自民党前職の林潤さん。昼すぎには半袖ワイシャツの胸に名前と顔写真入りのプレートを付け、鎌倉の神社の例大祭に登場。

 1人の男性が「朝は誰よりも早く、終わりは誰よりも遅く。腹決めてやらなきゃ」と激励すると、「ハッパかけられるねぇ」と周囲から笑いが漏れた。2時間ほどで神社を後にして逗子に転戦。「地元回りだけでなく、街頭演説などにも力を入れていく」と力強く語った。

 一方、幸福実現党の小原真理さんは他選挙区の候補予定者らと街宣車で遊説。駅頭を中心に熱弁をふるった。無所属の伊藤航平さんは駅頭やスーパー前で街頭演説。逗子市内では地元9条の会の催しに参加した。

2249千葉9区:2009/07/26(日) 00:03:07
草の根では行われただろうけど・・・
政治家レベルでとは凄いな・・・
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090725ddlk44010429000c.html
’09衆院選おおいた:2区 社民の重野氏、共産に協力要請 /大分
 大分2区に出馬を予定している社民前職の重野安正氏(67)=比例九州=は24日、佐伯市の共産党南部地区委員会を訪れ、衆院選での協力を要請した。高司政文・南部地区委員長(同市議)が対応した。

 非公開で2、3分行われ、重野氏は要請後「よろしければご協力ください、ということです。(2区に候補を擁立しない)共産党は(選挙区は)自主投票ですから。自民(の議席)を減らすという点では一致した」と話した。高司委員長は「党としては比例代表は共産。選挙区については自主投票で、支持者の考え方に任せる」と話している。

 前回、2区で当選した自民前職の衛藤征士郎氏(68)と次点の重野氏の得票は2万1820票差。共産候補が1万4957票獲得しており、今回は共産票の行方が注目されている。【古田健治】

2250千葉9区:2009/07/26(日) 00:05:32
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180907180001
旧中曽根派、民主支援も
2009年07月18日

 Q…県内の自民党内部にも分裂があるそうだね。どういうきっかけ?


 A…自民党が強いところで保守が分裂するという現象はほかでもみられる。今は小選挙区で当選できるのは1人だけだが、1947年から93年の総選挙までは、定数が2〜6人の中選挙区制だった。同じ選挙区に自民党から複数の候補が出て、自民同士で激しい選挙戦が展開された。


 ただ、群馬の場合は国政での派閥争いが持ち込まれたという特徴がある。具体的には、自ら派閥を率いた福田赳夫、中曽根康弘の2人が強い求心力を持ち、県や市町村の首長、議員を巻き込んで政治地図をほぼ二分してきた。福田は76年、中曽根は82年に首相になっている。


 両者の対立が決定的になったのは、72年の党総裁選からだとされる。福田、田中角栄、大平正芳、三木武夫の4人が出馬したが、中曽根派が田中支持に回り、福田が落選したのだ。


 2人とも現在の4、5区にあたる旧3区(定数4)が地盤で、選挙戦は「福中対決」「上州戦争」と呼ばれるほど激しかった。総裁選の頃からそれが全県に拡大し、県議会も福田系の「政策同志会」と中曽根系の「県政塾」に分裂。参院選や地方選でも福中の対立構図がみられた。


 Q…分裂の構図は、今も変わっていないの?


 A…構図は残っているが、様相は様変わりした。中曽根派の勢いが弱まっている。03年の県議選で中曽根派の有力県議が落選し、「県政塾」の会長だった県議が選挙違反事件に関連して辞職するなどしている。県議会の派閥は06年、中曽根派が福田派に吸収される形で約30年ぶりに一本化された。現在、福田派は自民党の主流派と言っていい。


 福田、中曽根の両後援会も、赳夫の息子福田康夫前首相が衆院、康弘の息子中曽根弘文外相が参院とすみ分けたため、互いの選挙で協力する立場に変わった。


 だが、福中の対立がなくなったわけではない。典型例は07年の知事選だ。5選を目指す小寺弘之に対し、自民党は県議会議長を務めた大沢正明を擁立。知事選では同党として異例の公認に踏み切り、小寺を破った。


 もともと中曽根派に担がれた小寺は福田派と距離があったが、溝が深まったのは4選を目指す前から。小寺は福田派の重鎮松沢睦県議(当時)と笹川尭・党県連会長から、推薦に、高山昇副知事(同)の続投などの条件を突きつけられ、突っぱねた。結局推薦は得られて4選したが、出納長だった後藤新(現県議)を副知事にする人事案が福田派の反対で県議会で否決され、小寺と福田派との対立は決定的になった。


 08年の前橋市長選では、旧中曽根派の現職高木政夫が、福田派が支援する金子泰造を破って再選した。金子は、旧中曽根派に属しながら福中一本化の立役者となり、党県連幹事長になった人物。同市長選は「知事選の揺り戻し」と言われた。


 Q…福中の対立は今回の衆院選にどう影響する?


 A…旧中曽根派のなかには、民主党支持に流れる動きが見える。だがどこまで本気で民主を支援するのかははっきりしない。


 対立が最も影響しそうなのは前橋市などの1区だ。旧中曽根派や小寺、高木寄りの地方議員も多い。1月の県議補選(前橋市・勢多郡区)では、自民の山本龍と、無所属の後藤新が当選した。後藤には自民党支持層の票も相当入ったとみられ、こうした人たちが衆院選で民主の宮崎岳志を支持するのかどうかが注目点だ。


 2区は旧長谷川派の動きが気になる。故・長谷川四郎は67年から19年にわたり自民党県連会長を務め、福田、中曽根両派の「接着剤」と言われた。


 その長谷川が最後に挑んだ83年の総選挙に、田中―中曽根ラインが笹川を立てた。結果は長谷川が勝ち、笹川自身は田中派の系譜をたどり、福中両派から距離を置く。だが、長谷川派には笹川への遺恨が残っていて、前回衆院選でも笹川に対抗する民主の石関貴史に票が流れたといわれている。


 一方、福田康夫が立つ4区では、旧中曽根派が、民主支持で動く気配はない。5区では民主が候補者を立てず、中選挙区の旧3区時代は福田・中曽根の間で長く下位当選に甘んじてきた小渕恵三元首相の次女優子が安定した基盤を築いている。(敬称略)

2251千葉9区:2009/07/26(日) 00:06:32
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180907250002
民主党への支持 前橋市長も明言
2009年07月25日

 高木政夫・前橋市長は24日の定例記者会見で、小寺弘之・前知事が民主党の岡田克也・幹事長との会談で「民主支持」の考えを示したことについて、「(小寺氏は)私の判断と同じ方向を向いていると思う」と述べた。小寺氏に続き、高木市長が「民主支持」の態度を明らかにしたことで、両氏を支持する保守層の一部が民主支持に傾く可能性が一層強まってきた。


 岡田・小寺会談があったのは23日。小寺前知事は支援要請に対し、「心情的には(民主を)応援している」として、民主党への支援を内諾した。


 高木市長はこの会談について「群馬県の中で民主党としては政権交代に向かって、結果を出したいという意欲に基づくものだった」と評価。「政権交代を求める市民の声を数多く聞いている。小寺氏とは(政党支持の)方向が近い」と述べた。


 小寺前知事を支えた旧中曽根派の県議だった高木市長は、旧福田派の流れをくむ大沢正明知事の県政運営などに強く反発しており、今月中旬も朝日新聞記者の取材に対し、「政権与党が前橋に対して、いったい何をしてくれているのか」などと話していた。


 24日の記者会見でも、高木市長は「自分の判断と信念に基づいて応援するのが当たり前だ」と述べた。今後は1区の民主新顔、宮崎岳志氏(39)への支援を本格化させるとみられる。

2252千葉9区:2009/07/26(日) 00:07:16
順番がずれてしまったが
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180907240001
岡田幹事長 小寺前知事に民主支援要請
2009年07月24日
 民主党の岡田克也幹事長が23日、小寺弘之前知事と前橋市内で会談し、総選挙で民主党を支援するよう要請した。小寺氏は会談後、記者団に対し「心情的には(民主を)応援している」と話した。小寺氏が「民主支持」の考えを示したことで、07年の知事選で小寺氏を支持した保守層が民主支持に流れる可能性が出てきた。


 岡田幹事長は1、3区から民主公認で立候補する新顔の街頭演説に駆けつけるため、群馬入り。午前10時半すぎ、1区の宮崎岳志氏(39)らとともに小寺氏と会った。


 同席した宮崎氏が「健全な民主主義の実現のため、力をお借りしたい」と支援を要請。その後、約15分、非公開で会談が続いた。


 関係者によると、小寺氏は会談で「群馬の民主は分裂している印象を受ける。しっかり一致団結して戦ってもらいたい」と話したという。政治姿勢に共感を持つ岡田氏の来訪により、小寺氏は民主支持を内諾したとみられ、「会談終了直前には、互いの直接の連絡先を交換し合った」(前知事関係者)という。


 小寺氏は会談後、記者団の取材に「(特定の民主候補の)応援を出しゃばってまでやるつもりはない」と話す一方、「いっぺん政権を変えた方がいいと言う人が増えており、私もそう思う」と述べた。


 福田、中曽根両派の勢力争いが続いた群馬の自民党で、もともと中曽根派に担がれた小寺氏は、旧福田派の流れをくむ大沢正明知事や自民党県連と一線を画す姿勢を明確にしている。


 「非自民勢力の結集」を掲げる1区の宮崎氏にとっても、小寺氏は象徴的な存在。知事時代から前橋市など県央に支持者が多い小寺氏が「民主支持」の意向を明らかにした意味は大きい。特に、小寺氏に近い旧中曽根派の高木政夫・前橋市長や非自民系保守の財界人にとっては、旧福田派の尾身幸次氏(76)が自民公認で立つ1区で、民主支援に動く環境が整ったことになる。


 岡田氏は会談後、沼田市と太田市を回り、「保守王国と呼ばれる群馬でも、政権交代のために皆さんの力を結集してほしい」などと訴えた。


 解散直後の遊説先に群馬を選んだ理由について、岡田氏は「政権交代のため、選挙区で勝ってもらわなければならない場所。今まで群馬の衆院議員は(2区の)石関貴史氏(37)だけだったが、十分戦える場所なので、議席を増やしたい」と説明した。

2253とはずがたり:2009/07/26(日) 00:13:11
強気でならすRAINYさんの地元岐阜情勢一気に行きます。

自民(ゆかり)系の市議・県議の柴橋支援の動きを伝えて欲しい所ですな。

【09総選挙 岐阜ニュース】
選挙区情勢ルポ(1区) 保守王国に危機感
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009071002000271.html
2009年7月10日

 9日、東京・内閣府の野田聖子消費者行政担当相の大臣室。自民党の岐阜市議6人が、道路建設計画への協力を求める要望書を持ち込んだ。一通り目を通した野田はもらした。「自民が一生懸命、地方のために財源を手当てしても市民、県民には伝わっていない。むこう(民主党)は絵に描いたもちを振り回しているだけ」

 次の衆院選は有権者が民主への政権交代を選ぶかが注目されている。「民主は幹部が1区に応援にきて、議席を取りにくる。保守王国が崩されたらもっと勢いづく」。野田の後援会長の村瀬恒治は危機感を募らせる。

 2005年の衆院選で約9万7000票を集めた野田にも不安要素はある。麻生太郎首相は世論調査の支持率が20%ほどで低迷。党公認を争った佐藤ゆかり=東京5区へ転出=の支持者との間でしこりが残っている。市議会では立命館・市岐阜商問題への対応で自民会派が2つに分裂し、一枚岩ではない。

 野田は週末は地元に戻り、校区別に張り巡らせた後援会支部の集会を開催。各会場には120人以上が集まり、組織固めに力を傾ける。「選挙中、閣僚は全国に応援に行く。地元に入れない」「警備上の理由で有権者と直接触れ合う機会が少ない」。こんな懸念が後援会からもれる。大臣の実績を草の根の有権者にどう伝えるか、が課題になる。

 一方、民主は前回、保守同士の戦いに埋没し、野田・佐藤の得票の半分にも届かなかった柴橋正直が雪辱を期す。4年間かけて選挙区内をくまなく歩き、知名度の向上と支持者の掘り起こしに努めてきた。民主党関係者によると、党の比例票は約7万票。柴橋は、野田が前回獲得した票を目標に、従来の自民票、とりわけ佐藤を支持した層を取り込む戦略だ。

 今年に入り、柴橋は自民の支持者が多かった岐阜市東部を重点的に行脚した。「自民にはがっかりした、という人たちから声援をもらい、確実に地盤が変わりつつある」と手応えを話す。

 共産党が県内の小選挙区で唯一候補者を立てる岐阜1区。鈴木正典は「国政の行方は自民対民主の構図では計れない」と存在感をアピール。消費税の引き上げなどは国民の負担増につながると重点的に批判する。

 党員も順調に増えているといい、鈴木は「比例東海は2議席に増やす。今、共産の衆院議員は9人。1人以上増えれば、党首討論に参加できる」と衆院選を党勢拡大の好機だと位置付けている。(丸田稔之、竹田佳彦)=敬称略

   ×  ×

 衆院議員の任期満了(9月10日)まで、あと2カ月。解散・総選挙を控え、県内の立候補予定者は慌ただしく動き始めた。政権選択を問う選挙に向けて何を訴え、どんな活動をしているのか。小選挙区ごとに情勢を探った。

◆岐阜1区立候補予定者
(氏名、年齢、肩書、党派、現職・新人の別)
野田聖子48 消費者行政担当相 自現
柴橋正直30 元UFJ銀行員  民新
鈴木正典45 党県常任委員   共新
小沢和恵25 幸福実現党県代表 諸新

2254千葉9区:2009/07/26(日) 00:13:30
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/07/23/20090723ddlk04010092000c.html
’09衆院選:票田の行方/上 戸惑い隠せぬ農政連 /宮城
 ◇「農家の票まで指示できぬ」
 ◇浸透する民主の政策 実績見据え自民
 「正直言って、民主党の政策はかなり浸透している。団体として自民党議員を推薦することはできても、個々の農家の票まで指示するわけにはいかない」。小選挙区制度導入の96年以降、一貫して自民党議員を推薦し、国政に送り込んできた「県農協政治連盟」(農政連)。事務局は、民主党に票が流れ出ていく現実に戸惑いを隠さない。

 転機は07年7月、民主党が参院選のマニフェスト(政権公約)で打ち出した「戸別所得補償制度」。すべての販売農家を対象に、販売価格と生産費の差額を補償する仕組みだ。複雑化する農業政策に戸惑う農家に、分かりやすい仕組みとネーミングはじわじわと浸透した。

 これに対し自民党は、生産調整(減反)に協力し、主食用米以外の飼料米などを生産する農家に助成する「水田フル活用」政策を提案。公明党も08年10月、「東北農業元気アップビジョン」として大豆や麦などに転作した大規模農家を対象に所得補償をする案を発表した。対象の品目や規模は違っても、直接補償という点では共通する。

 農政連は「受けがいい『戸別所得補償』は早く表明した党が有利。イメージではなく、本当に農業を分かっている議員を国会に送り出したい」と語った。

   ◆

 農政連は、県内14の農協を支部とする任意団体だ。JA宮城中央会によると、農協の会員数は3月末現在で計17万9911人。加入率は県内全農家の9割以上で、家族や親類も含めた票数は「少なく見積もっても50万票」(農政連)という。ただ、任意団体の農政連は推薦は出せても、農家がどう受け止めているかを把握するすべはない。

 今回の総選挙では、青森や山形の農協が特定候補を推薦せず自主投票とする方針を決めた。県内では昨年11〜12月、各支部が自民党候補への推薦方針を固めており、来月上旬にも確認し正式に決定する。

   ◆

 水面下で、農家の葛藤(かっとう)は続いている。県北で行政区長も務める兼業農家の男性(62)は「民主党の戸別所得補償は分かりやすく、一票を投じることは十分ありうる。肌感覚では、農家の半分くらいが民主党に入れるのではないか」と明かす。その一方で「根本的に仕組みを変えない限り農業は衰退し、耕作放棄地は増える一方。その改革は、長く農政を担ってきた自民党にしかできない」と揺れる心中を語った。

  ◆

 衆議院が解散され、各党は8月30日の投開票日に向け一斉に走り始めた。「政権選択」が最大の焦点となる中、自公政権を支えてきた諸団体にも変化の兆しが見えている。票田はどこに向かうのか。3回にわたり報告する。(この連載は、伊藤絵理子、比嘉洋が担当します)

2255千葉9区:2009/07/26(日) 00:14:00
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk04010170000c.html
’09衆院選:票田の行方/中 集票力低下の医師会 /宮城
 ◇「医療政策精通の人選ぶ」
 ◇自民との蜜月に影 民主は手応え
 「医師たちは党ではなく、医療をよく勉強している人を選ぶようになっている」。衆議院解散の日が近付いていた17日、医師でもある桜井充・民主党参院議員は、県内外の医師と勉強会や懇親会を積み重ねてきた過去6年の経験を踏まえ、集票への手応えを述べた。一方、自民党県連は「(桜井氏に)医師会の票を奪われている」と警戒感を隠さない。

 自民の組織型選挙を支えた医師会の集票力低下が顕著になって久しい。07年7月の参院選では、日本医師会の政治団体「日本医師連盟」(日医連)の推薦を受けた比例代表候補、武見敬三副厚労相(当時)が落選。県連に落胆が広がった。前年の日医会長選を巡る内部抗争の影響もあったが、県内での個人得票数は予想を大きく下回る3495票。01年参院選の時と比べ1135票も失っていた。

 今回の衆院選で、日医連の下部組織の県医師連盟(伊東潤造委員長)は県内の自民党立候補予定者6人の推薦を決めている。それでも自民のベテラン県議は言う。「組織の引き締めがもう一度必要だ」

 県内の医師数は4915人(06年末現在)。県医連は現在も資金面で自民を支える。政治資金収支報告書(県選挙管理委員会届け出分)によると、05年は政治活動費に約5394万円を支出。政党を除く政治団体としては県内最高額となった。06、07年もトップ。支出先は自民の国会議員や県議の後援会組織が目立つ。その一方で、07年は桜井氏の後援会に交際費として10万円を支出。自民との蜜月関係に影が差している。

 同じ自民県議は「選挙に本腰を入れる医師は少なくなった」と語る。武見氏の父、故・太郎氏が日医会長(在任57〜82年)を務めた時代は医師出身の県議や仙台市議が複数当選。多くの医師が診察室に自民の候補者のポスターを張り、患者一人一人に投票を呼びかけた。数百票を集める医師もいたという。

 麻生内閣は「骨太の方針09」で社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する小泉内閣以来の方針を撤回。抑制に反対してきた日医は実を得た。自民の柏佑整県連幹事長は「県連も党本部に撤回を訴え続けた。県医師連盟と県連が昔のような信頼関係を構築できるように実行していく」と強調。「結果として票が戻ってくれればいい」と謙虚さを示した。

 民主も衆院選のマニフェスト原案で総医療費の引き上げを掲げる。“与党・自民”の看板だけで医師会の票を期待できる時代は終わり、与野党各陣営は医療政策に精通することが求められている。

2256とはずがたり:2009/07/26(日) 00:14:17
23日以降造反する奴は党の裏切り者的な風潮だけど未だ云ってんのかねぇ?
>「私が麻生さんに退陣を迫ったという報道は事実です」−。4日夜、輪之内町文化会館で開かれた国政報告会。自民現職の棚橋は、支持者に“退陣要求”のいきさつをつぶさに語った。

【09総選挙 岐阜ニュース】
選挙区情勢ルポ(2区) 強い保守、挑む民主
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009071102000250.html
2009年7月11日

 「私が麻生さんに退陣を迫ったという報道は事実です」−。4日夜、輪之内町文化会館で開かれた国政報告会。自民現職の棚橋は、支持者に“退陣要求”のいきさつをつぶさに語った。

 6月下旬、国家公務員の公益法人への天下りを原則禁止するよう求めた党行革推進本部公益法人委員会の決定を、委員長として麻生首相に報告。「(原則禁止が)できないなら退陣してほしい」と、迫ったと明かす。

 報告会では、景気対策や安全保障など将来の課題を説明。「麻生降ろし」に加担はしていないと話すが、主張の端々には、棚橋の求める改革に後ろ向きな麻生内閣への批判の色がにじんだ。

 「自民党に対する厳しい声は多い」と選対幹部。迷走する政権への不信感から、票離れの懸念も口にする。

 これまで地元政財界から幅広い支持を受け、若者など無党派層への浸透も図ってきた棚橋。過去3回の選挙では、いずれも12万票前後を獲得。強固な地盤は揺るがぬように見えるが、選対は危機感を隠さない。

 棚橋は経済界、各種団体など支持基盤をもとに、各地でミニ集会をこまめに展開。「年金・医療の点で安心して暮らせる社会をつくりたい」と、行政改革の実現を訴える。

 棚橋に戦いを挑む民主新人の橋本は、今年2月に党の公認を受けた。選挙は初めて。4日朝の大垣駅前でのつじ立ちでは「政権を取ることは政治を庶民の手に取り戻すこと。地盤看板がない庶民が政治に参加できるようにしなければ」と、通勤客らに訴えた。

 昨年の出馬表明と事務所開き以降「まずは知名度を上げたい」と、街頭演説や支持者回りなど草の根運動を展開。現在までに大垣市、不破郡を除く西濃各地に後援会組織を立ち上げた。

 地元労働団体の協力で、前回総選挙で民主候補者が獲得した6万票の票固めに加え、今後はミニ集会などにも積極的に出席。自民離れを見せる保守層の切り崩しを図るとともに、無党派層の取り込みで上積みを狙う。

 「政権選択」が衆院選の大きな争点に浮上する今回の総選挙。伝統的に保守色の強い地盤を前に、選対幹部は「相手は強い」と認めつつ「参院議員の秘書を付けるなど、事務局体制も強化した。逆転するつもりだ」と言い切る。

 「私は揖斐川町に生まれて育った。西濃地域を良くするための施策を訴えたい」と、地域活性化も争点に挙げる橋本。「自民と民主、どちらが国民に得なのかを問いかけたい」と語気を強める。(中平雄大、小椋由紀子)=敬称略
    ◇
◆岐阜2区立候補予定者
(氏名、年齢、肩書、党派、現職・新人の別)
棚橋泰文46 (元)科学技術担当相 自現
橋本勉55 税理士 民新
浜石昭49 幸福実現党県役員 諸新

2257千葉9区:2009/07/26(日) 00:14:33
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk04010144000c.html
’09衆院選:票田の行方/下 郵政民営化後の変化 /宮城
 ◇見直し掲げ野党へシフト
 ◇労使も「敵対」から「協力」へ
 「いいんだよ、遠慮しなくて。どんどん回るんだよ。これまで票の基盤だったんだぞ」。衆議院解散前の13日夕。仙台市青葉区の自民党県連会館で、県連幹部の一人が携帯電話に向かって声を荒らげた。相手は、次期衆院選に出馬する公認候補の秘書。自民党の集票マシンと言われてきた「全国郵便局長会」(全特・全国特定郵便局長会から改称)は、07年の郵政民営化を機に野党支持へと方向性を一変させており、自民党の危機感は強い。

 郵政票を取りまとめるのは、OBらで作る「大樹会」と現職局長で作る「全特」が合流して08年1月にできた政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)。戦後長く自民党を支持してきた全特は昨年5月、愛媛県で開かれた「松山総会」で、郵政民営化に反対して結党された国民新党の支持を決定。宮城県内では、同党と協力関係にある1〜5区の民主党候補と、6区の社民党候補に推薦を出した。

 郵政研の八重樫信・東北地方会会長は、自民党支持から転じた理由について「公務員に戻せとか給料を上げろとか言っているのではない。経営効率が悪い田舎から切り捨てられ、地域ネットワークが崩壊していくのを見過ごせない」と正当性を訴える。

 こうした事態に、自民党県連は「郵政改革で完全に民主支持に移り、(候補者側が)及び腰になってしまった」と嘆きながらも、巻き返しに力を入れる。

 そんな中、国内最大の単一労組「日本郵政グループ労働組合(JP労組)」も民主党支持を鮮明にして活動を活発化させている。民営化を機に二つの労組を統合して設立された会員数約22万人(県内は約5100人)の巨大組織だ。

 次期衆院選が民間企業としては初の選挙。ポスター張りにビラ配り、候補者への集会参加や事務所の出入り−−。活動の幅は公務員時代に比べぐんと広がった。東北地方本部の林郷俊也書記長は「(民営化で)手足を縛っていたタガが外れ、やりやすくなった」と喜ぶ。

 加えて、郵政研が前身の大樹会時代の与党支援から野党支援にシフトしたことで、選挙におけるJP労組との関係は「敵対」から「協力」へと変化。互いの打ち合わせに参加したり、共にビラ配りをするなど「これまではありえなかった」(JP労組)光景が現実になりつつあるという。林郷書記長は「違う組織ではあるが、今回は同じ民営化見直しを掲げ、たまたま同じ候補を支援する。当然、協力できるところはしていく」と相乗効果も期待する。

 JP労組は、次期参院選で独自候補を擁立する方針を決めており、「はっきりとJP労組の票数が分かる『通信簿』が示される参院選のために、衆院選でも最大限の努力を尽くす」と攻勢を強める姿勢だ。

2258とはずがたり:2009/07/26(日) 00:16:10
地図見て思いましたが,唯一民主が強い感じの3区ですが成る程,岐阜周辺部など都市近郊地域を多く含むんですな〜。

【09総選挙 岐阜ニュース】
選挙区情勢ルポ(3区) 政権交代占う決戦
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009071202000222.html
2009年7月12日

 「これからも走り回り汗をかき、岐阜県の発展のために尽くさせていただく」。6月27日、県建設業協会が各務原市内で開いた国政報告会。詰め掛けた支持者らを前に、武藤は再選への決意を熱っぽく語った。

 元外務大臣の父嘉文の引退に伴い出馬した前回は、民主園田に勝利したが、1万7000票の僅差(きんさ)で比例での復活当選を許した。その後、相次ぐ内閣の“迷走”で風向きは悪くなる一方。陣営関係者も「保守系の人ですら『今回は民主に政権を取られるべきだ』と言う」と逆風を嘆く。大票田の各務原市などでは無党派層への浸透が不可欠だが「簡単に『武藤派』にはなってくれない」と、自虐的なジョークすら飛び出す−。

 前回2万1000票を取った共産が今回は候補を立てないこともマイナス材料となり、保守王国・岐阜で初めて小選挙区の議席を失うかもしれない非常事態。追い込まれた党県連は3区を最重点地域とし、てこ入れに躍起だ。後援会女性部や党3区青年局部も相次いで発足し、19日の事務所開き、20日の総決起大会を照準に引き締めを図る。

 武藤は国会の本会議以外は地元に戻り、あいさつ回りに奔走。世襲批判については「関係ない。選ばれたら責任を果たすだけ」とかわし、麻生政権の緊急経済対策や地域振興策などを評価。「社会が変わりつつある中で責任を果たすのが自民党の役目」と訴える。

 比例区でここ2回連続復活当選している園田は、小選挙区での勝利に執念を燃やす。国政報告会で民主党県連の伊藤正博幹事長は「3区で小選挙区の当選を果たせなければ、政権交代はない。まさに政権交代を占う選挙区」と支援を求めた。

 毎週末、選挙区に戻ると労働組合回りや国政報告会をこなし、月曜朝に街頭演説をして上京する活動パターンが定着。党が掲げる「地方主権」と、自身が力を入れる社会保障政策などを訴える。

 陣営は名古屋への通勤者が多い地元各務原市や羽島市、瑞穂市などで優位に運べるとみて、保守地盤の厚い関市などで、年金問題を軸に高齢者の自民党支持層を切り崩せれば勝算があるとみる。これまで政治に無関心だった若い世代や子育て世代を掘り起こすため子育て手当の創設などを訴える。共産支持層の受け皿となることも狙う。

 党への追い風を受け、支持者の中からは「風だけで勝てるのでは」と期待する声も上がるが、園田自身は「特に優勢とは感じない。ふたを開けてみるまでどうなるか分からない」と気を引き締める。

 「マニフェストをPRして、民主党が政権を取ったらどうなるかを有権者に理解してもらう。世襲の話は持ち出さない」と正攻法で戦う構えだ。(久下悠一郎、柴田久美子)=敬称略

◆岐阜3区立候補予定者
(氏名、年齢、肩書、党派、現職・新人の別)
武藤容治53 党国対副委員長  自現
園田康博42 (元)党県代表  民現
馬渕保彦45 幸福実現党県役員  諸新

2259千葉9区:2009/07/26(日) 00:17:08
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2009/07/23/20090723ddlk38010635000c.html
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/1 愛媛1区 /愛媛
 衆院が21日、解散され、県内選挙区の立候補予定者らは事実上の選挙戦に突入した。愛媛1〜4区に前職3人、新人11人の計14人が立候補を予定しており、来月18日の公示に向けて有権者への訴えを強め、各政党も動きを加速させている。選挙区ごとに現状などを取材した。【津島史人、柳楽未来、古谷秀綱】

 愛媛1区では、自民前職の塩崎恭久氏(58)、民主新人の永江孝子氏(49)、共産新人の田中克彦氏(42)、幸福実現新人の谷村耕治郎氏(46)の4人が立候補を表明している。

 ◇有権者との顔合わせ重視
 ◆塩崎陣営

 自民党への強い逆風が吹きつける。政策通で知られる塩崎氏だが、陣営では「政策を掲げる従来の戦い方だけでは有権者の気持ちを引き留められない」と判断。なるべく地域の住民と顔を合わせて話をするように効率的なスケジュールを心掛け、街頭演説、ミニ集会といった有権者と直接顔を合わせる機会をこれまで以上に重視する。

 塩崎氏は「もう一度、この国を元気にするんだと、一人でも多くお話をする」と取材に答えた。

 ◇無党派層への浸透に全力
 ◆永江陣営

 立候補表明から約10カ月が経過した。民主党県連幹部は「有権者は元アナウンサーに本当に政治ができるか見極めようとしている。今が正念場だ」と、永江氏に対する視線の厳しさを意識する。

 松山市内の後援会事務所で21日、テレビの国会中継で衆院解散が宣言されると、永江氏は笑顔を見せ「待ちに待った気持ちをぶつけたい」と話した。今後も、「争点は政権交代」と訴えて無党派層への浸透に全力を挙げる考えだ。

 ◇街頭宣伝や小集会重点に
 ◆田中陣営

 田中氏は「自公政治を終わらせることが楽しみ」と意気込みつつ、自公批判票の民主への流入を警戒する。

 党としては県内選挙区で唯一候補を擁立した1区で街頭宣伝や小集会に力を入れる。選挙区外に住む党員らも1区内の職場で応援している。

 比例代表に軸足を置くため、県全域で党員・後援会員らが身近な有権者と対話し、党と政策への理解や支持を広げる活動に力を注ぐ。「国民のための政治には共産党躍進が必要」と決意を語る。

 ◇消費税完全撤廃で景気回復
 ◆谷村陣営

 幸福実現党は19日、松山市天山3で党県本部と1区の事務所開きを行い、谷村氏ら立候補予定者が決意表明した。谷村氏は「消費税完全撤廃で景気を回復させ、法律などを見直し機動的な国家をつくる」などと訴えた。

2260とはずがたり:2009/07/26(日) 00:17:17

【09総選挙 岐阜ニュース】
選挙区情勢ルポ(4区) 自民牙城襲う逆風
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009071402000286.html
2009年7月14日

 衆院選の日程が固まった13日、金子は国土交通相として衆議院特別委に出席後、政務に慌ただしく動き回り「与党の責任で不況対策を続けなければ景気は後退してしまう。そのために選挙で勝たなければいけない」とコメントした。

 前回は、郵政民営化法案をめぐり、藤井孝男(現参院議員)との間で続いた小選挙区と比例代表に交代で回る「コスタリカ方式」が崩壊。金子が激しい選挙戦を制した。

 今回は安泰とも見られていたが、自民への逆風が牙城を襲いかねない情勢に。選対幹部は「『金子』と書いても『自民党』と書かない人も出てくるかもしれない」と危機感はぬぐえず、地盤とする飛騨地方に軸足を置いた戦略を練る。

 6月末、飛騨市内であった自民党支部の国政報告会。高速道路割引、住宅ローン減税など、金子は昨年9月の国土交通相就任後の施策を強調。「地域にとって必要な予算は国も合わせて付ける。決して地方の道路は無駄じゃない」とも語り、今春に法案が成立した道路財源一般化への地元の懸念を打ち消すような言葉を繰り返した。

 立場上、他候補の応援で本人不在の戦いも強いられそうだが、金子は解散ムードが漂った昨年9月を振り返り「各地区を全部回って準備してきた」と自信をのぞかせる。

 13日に可児市で遊説していた今井は「30日投開票は予想していた通り」。選対幹部は「(14日の)県連の緊急選挙対策会議を踏まえ、事務所開きの日程を決めなければ」と語り、陣営は臨戦態勢に入った。

 下呂市出身の今井は「金融のスペシャリストとして国政の即戦力になる」と党の期待も大きいが、地元へ戻ったのは約30年ぶり。知名度を上げるため「草の根しかない」と車に自転車と演台となるビールケースを積み、官僚支配からの脱却や政権交代を訴えてきた。「初めて地図を見たときはめまいがした」という広い4区を一通り回り終えた。

 重要地とするのが、高山市とともに有権者が群を抜いて多い可児市。“民主王国”愛知県に接する同市を拠点に、周辺の美濃加茂市なども見据えた都市部に力を注ぐ。

 今月4日、民主の岡田克也幹事長も出席して高山市で開かれた時局講演会。1000人の聴衆で埋まり、選対幹部は「予想以上の人出だった。風は確かに感じている」。

 今井も「東京都議選の流れは衆院選にも引き継いでいけるだろう」。そう話す一方で「やはり金子さんは強い。どれだけ接戦に持ち込めるかだ」と気を引き締める。(南拡大朗、白山泉、小川邦夫)=敬称略

◆岐阜4区立候補予定者
(氏名、年齢、肩書、党派、現職・新人の別)
金子一義66 国土交通相 自現
今井雅人47 投資情報会社会長 民新
川合剛弘47 幸福実現党県役員 諸新

2261千葉9区:2009/07/26(日) 00:17:55
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk38010618000c.html
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/2 愛媛2区 /愛媛
 愛媛2区では、自民党前職の村上誠一郎氏(57)、社民党新人の岡平知子氏(51)、幸福実現党新人の森田浩二氏(49)の3人が立候補の準備を進めている。【高谷均】

 ◇政策や人物の理解求める−−自民党前職・村上誠一郎氏
 村上氏は21日の衆院解散以降も党の所属派閥の会合や東京都内での講演会などがあったため、選挙区入りは24日になる予定。解散当日は、秘書4人が選挙区内の支援者へあいさつ回りをした。

 昨年11月にいったん閉鎖した今治市別宮町2の選挙用事務所を今月1日、改めて開設した。今後は、日ごろ主張している基礎学力の向上などの教育、財政構造改革などの政策を集会などでアピールしていくという。事務所関係者は「逆風は感じるが、地道に活動を続け、自民党の政策や本人の人物などを理解してもらうしかない」と語る。

 ◇民主と共闘、反自公で一致−−社民党新人・岡平知子氏
 解散翌日の22日、岡平氏は民主党の豊島美知県議と一緒に民主党の街宣車に乗って今治市街や島しょ部の大三島を回った。事務所関係者は「他党の街宣車に衆院選の(社民党)公認候補が乗ったのは記憶にない」と語る異例のことだ。

 民主党が今月20日に今治市旭町1に開いた比例代表対策の2区事務所には、県内の選挙区に同党から公認で立候補予定の3人のポスターと岡平氏のものが並んで張られている。岡平氏の事務所関係者は「運動にかかわる人の応援をもらうのは難しいだろうが、心強い。反自公で一致している」と結束の強さに自信を示す。

 ◇集会などで知名度向上を−−幸福実現党新人・森田浩二氏
 森田氏は19日に松山市天山3で行われた幸福実現党県本部事務所開きで、「国政を立て直し、国家を立て直し、そして世の中を立て直すべく、死力を尽くして頑張ります」と決意表明した。街頭演説やミニ集会で知名度の浸透を図る。

2262千葉9区:2009/07/26(日) 00:18:27
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20090725ddlk38010579000c.html
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/3 愛媛3区 /愛媛
 愛媛3区では、自民党の白石徹氏(53)、民主党の白石洋一氏(46)、幸福実現党の宮脇繁氏(47)の3新人が立候補を表明している。

 今回、過去4回の衆院選でいずれも1万票以上を公認候補が得票した共産党が候補擁立を見送る。共産票の行方が勝敗を左右することも予想される。

【高谷均】

 ◇地元密着をアピール−−自民党新人・白石徹氏
 白石徹氏は「地元に生まれ、地元に育ち、地元の土になる」と地元密着をアピール。解散翌日の22日は、西条市丹原町石経でミニ集会を開き、農業関係者らに支持を呼び掛けた。共産票について、事務所関係者は「地元密着でまちづくりなどのボランティア活動を続けてきた。そのつながりで、応援を約束してくれる人も少なくない」と地域のネットワークを生かす考えだ。

 ◇共産票取り込みに力−−民主党新人・白石洋一氏
 白石洋一氏の陣営も、共産票の取り込みに力を入れる。共産党関係者によると、選挙区(新居浜、西条、四国中央3市)内の同党市議宅を陣営関係者が訪れ、協力を要請したという。市議の一人は「私の知人に伴われた本人が自宅を訪れた。政策協定も結んでいない他党の人間が来たのは初めてだ」と驚いた様子で語った。

 白石洋一氏は「アメリカの監査法人での仕事の経験を生かし税金の無駄遣いをなくしたい」と訴える。

 ◇辻立ちや街宣で訴え−−幸福実現党新人・宮脇繁氏
 宮脇繁氏は、辻(つじ)立ちや街宣活動、あいさつ回りなどを通じて、景気回復などを中心に支持を訴えている。

 宮脇氏は24日、「解散後に事務所(新居浜市)のボランティアも増え、本番ムードが高まっている」と話していた。

2263とはずがたり:2009/07/26(日) 00:19:19

ぐらもん氏に拠る解説は>>1263,1265,1268-1270など

【09総選挙 岐阜ニュース】
選挙区情勢ルポ(5区) 鍵握る大票田動向
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009071502000287.html
2009年7月15日

 今月初旬の夜、多治見市内の民家に集まった地元住民約50人を前に、自民現職の古屋圭司は熱弁を振るった。「19年間で私が築いた人脈は、地域の皆さんとの共有の財産です。これを生かし、東濃を理想のまちにしたい」。強調するのは、6期の実績と各業界とのパイプだ。

 地元に戻る週末は、各地で積極的に国政報告会を開くなど、政策への理解を訴える。駅前での街頭演説、地域の会合への出席など「できることは全部やっている。こんなにやったことはない」。そう本人が話すほど精力的な活動をする裏には、かつてない危機感がある。

 郵政民営化問題で揺れた前回は、民営化に反対し、無所属で出馬しながらも、「民営化反対への評価や同情票もあって」(古屋)、党本部から送り込まれた“刺客”を退けた。

 しかし、今回、自民党に吹く逆風は過去最大の激しさ。「周りから『一度、(民主党政権に)変えてみたらどうか』との声が多く聞かれ、厳しさは肌で感じる」と関係者は話す。

 鍵を握るのは前回、得票数で自民の刺客、民主の両新人に後れを取った大票田・多治見市での支持拡大。6月下旬、多治見市の事務所開きであいさつした早川捷也県議長(中津川市選出)は「郡部で頑張っても、多治見で勝ってもらわないとカバーできない」と激励した。

 民主は、2度目の挑戦となる元総務省官僚の新人阿知波吉信が背水の陣を敷く。「前回は急な解散で、まともな活動がほとんどできなかった」(阿知波)ため、解散が取りざたされた昨秋から、こまめに動いてきた。前回、古屋に敗れた土岐、瑞浪両市、民主支持層が多い中津川市を重点的に回っている。

 知名度向上のため、党の看板議員を招いた集会を何度も開催。小沢一郎前代表をはじめ河村たかし名古屋市長(当時衆院議員)、岡田克也幹事長(当時副代表)、長妻昭衆院議員らが応援に入った。

 実家は、どんぶり生産で知られる土岐市駄知町の製陶所。地場産業の衰退を目の当たりにし「窯屋の支援」を公約に掲げる。「国全体では小さな産業かもしれないが、地域では一大産業ですから」

 選挙日程が決まった翌日の14日。中津川市内で集会を開いた阿知波は「当初は14日が解散日と読み、集会を設定した。1週間程度遅れたが、絶好の助走になる」と支援者に熱く語った。会合後、本紙の取材に「東京都議選の勝利で流れがはっきり出た。国民の間に、政治を変えたいという空気がある」と手応えを話した。(清水祐樹、志村彰太)=敬称略、おわり

◆岐阜5区立候補予定者
(氏名、年齢、肩書、党派、現職、新人の別)
古屋圭司56 党広報本部長  自現
阿知波吉信46 (元)総務省室長  民新
加納有輝彦48 幸福実現党県役員  諸新

2264千葉9区:2009/07/26(日) 00:20:16
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090723ddlk39010609000c.html
2009衆院選:1区 激戦区、さらに厳しく 二大政党、風はどっちに /高知
 ◇無所属新人、知名度抜群「台風の目」に
 政権の維持か、交代か−−。ようやく決戦の日が迫ってきた。衆院の解散を受け、8月18日公示(同30日投開票)に向けて事実上の選挙戦がスタートした衆院選。県内3選挙区には現在のところ計13人が名乗りを挙げ、自民前職独占の3議席に新人や元職10人が挑む。県内1〜3区の対決の構図を3回に分けて紹介する。【服部陽、千脇康平】

 「これまでにないどぶ板をやってきた」。自民前職、福井照氏(55)=当選3回=の陣営幹部の言葉は、逆風への危機感に満ちていた。前哨戦は数万軒のあいさつ回りに始まり、客待ちのタクシー運転手にも一人ずつ会い、名前と顔の浸透に時間を費やした。政治生活約10年の集大成と銘打った17日の決起集会。福井氏は高知市内3カ所の土地区画整理事業など自らの実績に触れ「公共事業は悪ではない」と主張し、公明党との協力関係も強調した。接戦を想定する自民党県連幹部は「組織力で首一つ抜け出せれば」と話す。

 高知市中心部が選挙区の1区は、過去の選挙でも接戦続きだ。郵政選挙の前回(05年)は福井氏と比例復活当選の民主・五島正規氏(秘書の選挙違反事件で辞職)が得票率でそれぞれ42・72%、39・50%を獲得。福井氏自身が「不可能という距離だった」と振り返る投票日直前の逆転劇だった。今回は「政権選択」の要素に加え、対立軸を示す共産、無所属の存在が接戦に拍車をかけそうだ。

    ◇

 7月13日朝。赤いポロシャツを着た民主新人の田村久美子氏(50)が交差点で手を振った。過去2回立候補した高知2区から“国替え”したため、知名度アップに1日300軒前後を訪問し、「地べたをはいずり回った」(田村氏)。7月に入り、約10カ所で地区集会を開催。介護施設職員の経験から、社会保障制度の充実を主に訴え、18日の集会では「政権交代を実現し、共に支え合う社会を作ろう」と訴えた。東京都議選の勝利により、民主党県連幹部は「追い風を受けて(支持拡大の)伸びがある」と分析する。

 「21世紀の日本の進路が問われる選挙だ」と位置付けるのは、共産元職の春名直章氏(50)=当選2回。春名氏は比例四国ブロック選出議員として2期務めたが、前々回03年選挙で四国唯一の共産議席を失い、前回から小選挙区に回り、議席の回復を目指す。07年11月の立候補表明以降、約2100回の街頭演説や約220回のミニ集会をこなしてきた。後期高齢者医療制度の廃止や消費税の増税反対を鮮明にし、「軍事費などの削減で医療や介護、雇用を守る予算を生み出していこう」と街頭などで訴えている。

    ◇

 政党の公認から一線を画し、1区の「台風の目」とされるのが無所属新人の橋本大二郎氏(62)。知事生活16年による知名度は抜群だが、自身は「二大政党の流れで相当厳しい戦い」と本音も。チラシを配り、有権者に顔を見てもらうあいさつ回りなどに精を出している。6月にあった自著の出版記念パーティーでは、既存政党による政治からの脱却などを訴え、「地域自立型の国づくりを進める。明治維新以来150年に一度の国家改造となる絶好の機会だ」と強調。地方分権を訴え、政権選択選挙の荒波を乗り切ろうとの構えだ。

 諸派新人の桃田妙子氏(49)は、政策を訴える集会を毎日開いている。

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 ◇予想される顔ぶれ◇
 【高知1区】

福井照   55 [元]農水政務官 自前

田村久美子 50 党県副代表    民新

春名直章  50 党中央委員    共元

桃田妙子  49 幸福県代表    諸新

橋本大二郎 62 [元]知事    無新

2265千葉9区:2009/07/26(日) 00:21:09
http://mainichi.jp/area/kochi/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk39010630000c.html
2009衆院選:2区 格差問題どう影響? 自民前職、党より個人前面に /高知
 ◇民主新人「党への期待感高めたい」
 過去の選挙で安定した戦いを見せてきた自民前職の中谷元氏(51)=当選6回。小池百合子元防衛相を招き、6月に開いた地域活性化をテーマにしたシンポジウムには、平日にもかかわらず支援者ら約600人を集め、健在振りを印象づけた。その中で自戒を込め「政権交代や政局よりも個々の政策に答えを出す政治でないといけない。自民党には責任感が大事」と語った中谷氏だが、事務所には「中谷さんは好きだけど、自民党は…」との電話もあるという。逆風を警戒する陣営は「誠実な政治姿勢では誰にも負けない」と個人を売り込む。

 前回選挙で自民は郵政民営化を争点に全国で圧勝したが、各陣営によると、過疎高齢化が進んだ「限界集落」を抱える2区では、その後も郵政問題の余波が残り、小泉改革への反発が根強いという。前回、中谷氏は前々回から約2000票減らし、民主の田村久美子氏(その後1区に「国替え」)は約1万3000票を上積みした。都市と地方の格差問題が今回の風を受け、どう動くか注目されている。

    ◇

 民主は候補者選定が難航。解散が取りざたされた昨年9月、土壇場で新人の楠本清世氏(36)を擁立した。その後、解散は先送りとなったが、楠本氏は「(浸透のため)プラスにとらえている」とあいさつ回りに奔走。16日に本山町であった集会では一次産業の所得補償制度など党の公約を主に訴え、「党への期待感をさらに高めていきたい」と意気込んでいる。陣営は「相手が強いことに間違いない。胸を借りる戦いだ」と気持ちを引き締めている。

 共産は県内3選挙区で最も候補者選定が遅れたが、新人の山中正博氏(59)を擁立。立候補表明の昨年8月以降、街頭演説は約1000回に上り、今月から約6万部のチラシを各世帯に配布し始め、政策の浸透を図っている。陣営は安芸市やNPO法人で、福祉や介護に携わってきた山中氏の経験をPR。自身も18日の街頭演説で「社会保障費の削減で国民の暮らしはやせ細るばかり。今の政治には福祉の心がない。安心して暮らせる社会を実現する」と強調した。

 諸派新人の伊東理砂氏(41)はミニ集会にも力を入れる方針。

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 ◇予想される顔ぶれ◇
 【高知2区】

中谷元  51 [元]防衛庁長官 自前

楠本清世 36 [元]会社員   民新

山中正博 59 [元]安芸市課長 共新

伊東理砂 41 幸福県副代表   諸新

2266千葉9区:2009/07/26(日) 00:21:49
http://mainichi.jp/area/kochi/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk39010563000c.html
2009衆院選:3区 接戦左右する市部の得票 各党、熱心に田舎回り /高知
 ◇自民、公明に気配り 民主、前回票に上積み
 3区では自民前職の山本有二氏(57)=当選6回=に対し、民主新人の中山知意氏(31)が再挑戦する。山本氏は前回、得票率が前々回より約12ポイント下回る50・09%。4回あった小選挙区では最低の数字にとどまった。一方、公示約2週間前に立候補を表明した中山氏は、知名度不足が否めなかったが、山本氏に約2万票差まで迫る接戦を演じた。今回も大票田となる市部での票差が当落を左右しそうだ。

    ◇

 四万十町窪川地区。今月19日、麦わら帽子姿の山本氏が地域をくまなく歩き、名刺を配った。住民に「今回(の選挙)はきついよ」とこぼす一方で、農作業中の男性には「民主の田舎の政治は頼りない」。こうした「最初の選挙以上」(山本氏)のあいさつ回りを1年以上続け、23日の事務所開きでは「まだまだ歩きたい。過疎地の現状が分かるのは、国会議員多しと言えども私以外にいない」と訴えた。陣営は逆風を警戒し、自身も「『比例は公明党』と言わないと足元が崩れる」と公明支持層に気を配る。

 一方の中山氏。約5万3000票を獲得した前回の善戦以降、丹念に中山間地域を歩いてきた。支援する連合高知幹部も「コツコツやってきたので、票は上積みされている」。6月には小沢一郎代表代行が選挙区入り。選挙区内出身の広田一参院議員の支援も受けている。各市町村で決起集会を開催。須崎市であった15日の集会では、昨秋の5倍の約200人を前に、中山氏は雇用確保や教育政策の充実を訴え、「日本で最も田舎とも言える高知3区から政権交代を」と声を高めた。

    ◇

 また、共産新人の村上信夫氏(45)は幡多地区の党専従職員になり、07年の参院選で初の国政挑戦。落選したが、同年12月には衆院選への立候補を表明した。市町村議らの紹介を受けながら、街頭演説は約1400回に上った。また、個人や各種団体、企業などへのあいさつ回りは「数え切れないほど」(陣営)という運動量を誇る。村上は農林水産業の再生を掲げ、条件不利地などでの価格補償の必要性を訴える。また、基礎年金の充実など年金制度の見直しを強調している。

 諸派新人の北村健行氏(31)は街頭演説に力を入れている。

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 ◇予想される顔ぶれ◇
 【高知3区】

山本有二 57 [元]金融担当相 自前

中山知意 31 党県副代表    民新

村上信夫 45 党県常任委員   共新

北村健行 31 幸福県副代表   諸新

2267千葉9区:2009/07/26(日) 00:23:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090725/elc0907252247005-n1.htm
【09衆院選】自民都連が結束に苦心 国政への恨みで士気挙がらず
2009.7.25 22:45
 東京都議選で大敗を喫した自民党都連が、衆院選に向けた立て直しに苦心している。国会議員と地方議員との亀裂が露呈し、落選都議の士気は低下。一部都議からは国政への恨み節も聞こえる。逆風下の連戦で、自民は結束し巻き返しを図ることができるのか。

 「厳しい時こそ結束した姿を示すことが信頼回復の道と確信している」

 都連の石原伸晃会長は都議選後の支部長・常任総務合同会議で国会議員や都議らにこう呼びかけた。都議選で自民は58人の公認候補のうち20人が落選。第一党の座を民主に明け渡した。

 敗因の一つが「国政の迷走」。一部国会議員の「麻生降ろし」が、自民の混乱を有権者に印象づけた。党関係者によると、都連所属の国会議員50人中、自らが持つ紹介者名簿を都議側の支援のため提出したのは15人に満たなかったという。

 三原将嗣都議は「国会議員が全然まとまっていない印象を与え、われわれはそのあおりを受けた」と総括。落選した都連幹事長、内田茂氏も「今回、わが党の国会議員は全く地方議員を大事にしなかった」と名簿を提出しなかった国会議員をチクリ。現職都議からは「若い国会議員は自分のことばかり考えていて、とても腹が立つ」と、自己都合を最優先する姿勢に不満が出た。

 都連や区市町村議会などは「挙党一致」を求める決議文を党本部に提出。解散直前の両院議員懇談会では、国会議員同士の“内紛”は影を潜め、衆院選に突入した。

 しかし、負け戦からの切り替えはそう簡単ではない。落選した都議は「(選挙応援は)やるしかないが、支援者は『もうひと踏ん張りだ』という人と、やる気を失っている人と半分半分だ」。別の落選都議も「自分も陣営もがっくりしているのに、さらに『もう1回頑張って』とは言えない」と本音を漏らした。

 結束は党内だけでなく、公明との間にも求められている。公明の太田昭宏代表が出馬する東京12区に自民は選挙対策本部を設置する方針で、「党の顔として全国を飛び回る太田代表を支援することで、公明に自民への選挙協力を願いたい」(自民関係者)と呼びかけた。

2268千葉9区:2009/07/26(日) 00:25:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090723/20090723_0001.shtml
1区 直前情勢を追う 攻守代わり県都決戦
2009年07月25日 15:24
 [ワッペン・真夏の攻防 ’09衆院選さが]
 
 公選法違反事件で前町長が失職した上峰町。今年3月の出直し町長選で当時29歳の武広勇平が初当選を決めた夜、全国最年少首長の誕生に沸く選挙事務所の中で、支持者の1人は「何かが変わり始めた」と感じた。

 人口9000人の町の首長選ながら選挙戦は終盤から政党色を帯びた。武広は、民主参院議員・川崎稔の元秘書。投票日の2日前から民主県連代表・原口一博が川崎とともに選挙カーに乗り込み、保守地盤の町内で武広への支持を訴えた。2005年の前回衆院選は復活当選に甘んじ、上峰町を含む1区の奪還を期す原口の気迫が伝わったかのように武広は当選。歓喜の選挙事務所で、川崎は「彼(武広)は大切な同志だ」と叫び、町村部に“民主の旗”を立てたことに自信を深めた。

 既に変化の兆しはうかがえた。自民が21連勝を逃した07年参院選佐賀選挙区では、初当選した川崎が当時の23市町のうち17市町で自民候補の得票を上回り、比例代表の県内得票率でも民主は初めて自民を逆転した。

 「かつてはマイナーと見られていたが、最近は『民主の県議』と認識されている」。三養基郡選出の県議で、衆院選で原口陣営の選対幹部を務める末安善徳も民主が郡部で地歩を固めていると手応えをつかむ。

   ■   □

 前回衆院選の1区で初当選した自民前職の福岡資麿。麻生太郎内閣の発足により、解散・総選挙が取りざたされた昨年秋以降、旧佐賀市内の後援会を19に増やした。100回以上のミニ集会をこなし、街頭での朝立ちも50回を突破。徹底した“どぶ板”で、履きつぶした靴は10足を超えた。

 前回の05年は「郵政の風」に乗り、1区内の全6市町でトップ得票。しかし、福岡が懸念するのは、年金不信の嵐が吹き荒れた07年参院選。自民候補が民主の川崎を上回ったのは6市町中1町だけ。それが上峰町だった。

 自民への逆風を感じ取る福岡の市議選並みのきめ細かな動きは、風向きに左右されない地力を付ける戦術とも言える。福岡は「積み上げてきた自信は誰にも負けない」と言い聞かせる。

   ■   □

 03年以降、1勝1敗で3度目の対決となる原口と福岡。弱点とされた郡部で勢力を伸ばす原口に対し、1996年の小選挙区制導入以来、前回初めて自民候補として旧佐賀市の得票で原口を上回った福岡は都市部の浮動票に狙いを定めている。

 地盤と攻守が入れ替わった形の2人だが、1区有権者の55%が集まる旧佐賀市を勝敗の鍵とみているのは間違いない。地域を細かく回る福岡が「地上戦」とすれば、テレビ出演で知名度抜群の原口は「空中戦」。しかし、原口は「生身の代議士に触れてもらいたい」(後援会幹部)と5月から自転車遊説を始めた。

 オセロのように白と黒に目まぐるしく変わる都市部の浮動票。政治団体「幸福実現党」新人の木場健の立候補がどう影響するかも注目される。風向きを気にしながら、各陣営の思惑が交錯する。 (敬称略)

   ◇   ◇

 衆院が解散し、衆院選は8月30日投開票と正式に決まった。1955年の保守合同以来、日本をけん引してきた自民が「実績」で政権を維持するのか、民主が「変化」への期待に応えるのか。政権選択が最大の焦点とされる中、両党に挑む陣営もある。県内3選挙区の直前情勢を追った。

2269千葉9区:2009/07/26(日) 00:27:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090724/20090724_0001.shtml
2区 直前情勢を追う 農業票の行方を注視
2009年07月24日 15:38
 [ワッペン・真夏の攻防 ’09衆院選さが]
 
 佐賀市久保田町で11日にあった自民前職、今村雅弘の事務所開き。後援会幹部ら約130人が居並ぶ中、代表者7人が今村を激励した。そのなかで最後から2番目、2区選挙区支部青年局長の坂口祐樹がマイクを握ると空気が変わった。

 「追われる身の守りの選挙と思っていた。しかし、既に相手は後ろではなく、前にいる」

 2区には、前回比例復活当選した民主前職の大串博志と、政治団体「幸福実現党」の新人牧原正朗も立候補予定だが、大串が今村より優勢だと言い切ったのだ。

 農村部の強固な支持基盤を背景に1996年の小選挙区制導入以来、2区で4期連続当選を果たしている今村。郵政造反組として、無所属での出馬を余儀なくされた前回衆院選(2005年)も大串をはね返した。

 にもかかわらず、自民への逆風が陣営に危機感を与える。最後にあいさつした今村も「今回は大変厳しい戦いだ。バッジがあるから皆さんのために仕事ができる」と声を張り上げた。

   ■   □

 2区の有権者におなじみとなったキャッチフレーズ「電話一本で大串博志」。国家予算を編成する財務省主計局主査のキャリアを感じさせない腰の低さと愛想の良さで支持を広げる。地域の仲間が飲み明かす親睦(しんぼく)の集まり「三夜待(さんやまち)」にも呼び出しがあれば顔を出す。このためか、前回衆院選では十数人しかいなかった後援会の世話人は今や千人を超えたという。

 とはいえ、農業団体や商工会など動員力のある支持組織を持たないだけに、後援会頼みという基盤の弱さは否めない。前回衆院選の得票率は32・2%。42・1%の今村とは9・9ポイント差ながら、今村への“刺客”として自民党公認で出馬した土開千昭の票を自民票ととらえ、今村に足すと64・1%となり、ダブルスコアをつけられる計算だ。

 「組織力では象とアリの差がある」。今村陣営と同様に大串後援会幹部も危機感は強い。

   ■   □

 「いつまでも自民(一筋)でいいのか。もし、民主が政権を取ったらどうするんだ!」

 6月29日、佐賀市であったJAさがの通常総代会。壇上に並ぶ農協の政治団体「県農政協議会」の幹部である農協役員を組合員が突き上げた。

 自民党の集票マシンだった農政協は、今回も県内選挙区から自民党公認で立候補予定の3人を推薦する。しかし、昨年秋の推薦決定の際、本部の判断とは別に、選挙区内の6支部のうち2支部が「大串推薦」を打ち出し、1支部は今村、大串双方を推薦した。かつて「ボタン一つで精密に動く」(農政協幹部)といわれた統率力に狂いが生じている。

 自民離れの原因は、大規模営農に国の支援を集中させた農業政策への不満だ。07年夏の参院選佐賀選挙区での自民敗北を招いたとされる。

 農業県を象徴する選挙区で、かつての集票マシンは自民から離反するのか、それとも回帰するのか。今村、大串両陣営が注視する。 (敬称略)

2270千葉9区:2009/07/26(日) 00:28:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090725/20090725_0001.shtml
3区 直前情勢を追う 「盤石」に漂う危機感
2009年07月25日 16:17
 [ワッペン・真夏の攻防 ’09衆院選さが]
 
 「党政調会長として恥ずかしくない票を出したい。そのためにも必ず前回衆院選での得票を上回らなければならない」
 衆院解散前日。唐津市の事務所で20日にあった自民前職、保利耕輔の選対会議。選挙区内の党地域支部幹部や首長、自民県議ら約50人が顔をそろえる中、伊万里市長で総括責任者を務める塚部芳和はこう切り出した。

 1996年、9万1871票▽2000年、10万6757票▽03年、10万2859票。

 小選挙区制導入後、10万前後の得票で圧勝してきた保利。しかし、前回(05年)は、郵政造反組として無所属での出馬を余儀なくされ、8万7485票の「最低得票」に甘んじた。今回は自民党に復党し、党三役に就いたにもかかわらず、前回票を目標に掲げざるを得ないところに「政権選択」の逆風に対する陣営の危機感がにじむ。

   ■   □

 保利が今回掲げているのが「後援会組織の再構築」。小選挙区制導入で党主導の選挙戦略が定着する一方、かつて集票の主役だった後援会の存在感低下が指摘される。

 さらに平成の大合併の影響も大きい。支持者の声に応えた行政への要望活動などで地域に根差す地方議員は、選挙戦で“毛細血管”のように地元に入り込むための武器だった。

 しかし、3回目の選対本部長に就いた県連副会長、熊本大成(前唐津市議長)は言う。「状況は過去2回と比べて格段に悪い。(現在の唐津市域で)100人以上いた保守系の市町村議員が今は27人。新しい戦力を掘り起こす必要がある」と表情を引き締める。

   ■   □

 「『政治とカネ』の問題は自民も民主も変わらない。企業献金を受けないわれわれだけが信頼できる政党だ」

 解散から2週間前の7日、共産新人の瀬戸雄也は汗をぬぐいながら“第一声”を上げた。12日間の選挙戦本番を想定して選挙区内を遊説するリハーサル。分刻みの街頭演説を組み込み、選挙区内を2巡した。

 共産が県内三つの選挙区で候補者を擁立するのは3区だけ。小選挙区の下で初めて「空白区」を容認した共産。小選挙区で有効投票の1割以上を獲得できない場合の供託金(300万円)没収を回避し、3区に「人、モノ、金」を集中させて比例票の掘り起こしを進める戦術に転換した。

 前回同様、1、2区で民主候補を推薦する代わりに、民主から3区での推薦を取り付けた社民の柳瀬映二も労組票にプラスアルファさせた比例票の積み上げを狙う。

 「保利盤石」の下、共産、社民の2人、そして政治団体「幸福実現党」新人の橋山穂波が顔をそろえる構図に、自民公認から外れた後も出馬の機会をうかがっている広津素子が絡む。新党への合流もささやかれるだけに去就が注目される。
 (敬称略)

2271千葉9区:2009/07/26(日) 00:31:54
稲盛が動いたのか!?
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090725ddlk46010471000c.html
2009衆院選かごしま:京セラ・稲盛氏、民主と国民新を激励 /鹿児島
 ◇3工場で9000人の京セラ
 ◇労組、3区で国民新党支援も
 衆院選で注目の一つが「京セラ票」の行方だ。霧島市、薩摩川内市の3工場で約6600人を抱える京セラ労組は4区で民主新人を推薦、3区でも国民新党元職を支援する動きが出ている。23日夜に鹿児島市で講演した同社の稲盛和夫・名誉会長(77)は政権交代の必要性を改めて訴え、壇上に並んだ民主、国民新党の5予定候補を激励した。【福岡静哉】

 県内の京セラ従業員はパートも含め約9000人。07年参院選では民主新人を支援し、4区内では自民現職を上回るなど接戦の原動力となった。

 23日の講演は、稲盛氏が経営者向けに開く「盛和(せいわ)塾鹿児島」の例会。非公開だったが稲盛氏は終了後、取材に「私は政権交代が必要だと10年前から言っており(5人に)『実現可能な状況だから頑張れ』と伝えた。明治維新と同じように(政権交代が)平成維新になるはずだ」と説明。ある予定候補は「京セラは下請け・関連企業など県内全域に裾野が広く、大変心強い」と話した。

 衆院選に向け同労組は昨秋、4区で民主新人、皆吉稲生氏(59)の推薦を決定した。皆吉氏を迎え撃つ自民前職、小里泰弘氏(50)の陣営は「稲盛氏は、30日に東京で開く政治資金パーティーの発起人で、先代(貞利・元党総務会長)とも長い付き合い。参院選とは違う」とけん制する。だが同労組幹部は皆吉氏の集会に参加したり、共に工場前で朝立ちしたりするなど“共闘”関係を深めている。

 3区では6月26日、民主党の小沢一郎代表代行が川内工場を訪問。工場長や労組幹部らに国民新党元職、松下忠洋氏(70)への支援を要請した。労組は昨秋、松下氏の推薦を見送っているが、小沢氏の来訪後、同労組幹部が松下氏と3回も工場前で朝立ちするなど連携が進みつつある。

2272千葉9区:2009/07/26(日) 00:35:18
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000907250005
浅尾氏出馬で構図激変
2009年07月25日


  民主党の浅尾慶一郎参院議員(45)は24日、衆院神奈川4区(鎌倉市、逗子市、横浜市栄区など)に無所属で立候補する意思を正式に表明した。「地元有権者との約束」を繰り返した浅尾氏は離党届を出したが、党本部は「国民の期待を裏切る背信行為」と除籍処分にした。これに伴い、参院補欠選挙が10月25日に実施される見込みになった。


(山元一郎、加賀谷貴春)


  浅尾氏はこの日、東京・永田町の民主党本部で離党届を提出した後、午後3時から記者会見に臨んだ。


  冒頭、過去2回衆院選へのくら替えを見送ったことにも触れ、「地域を代表とする衆院議員として働きたいという強い思いを実現したい。地元の有権者との約束を守りたい」と決意を述べた。


  浅尾氏は5月、地元鎌倉での集会で衆院選の立候補については「大義名分が必要だ」と述べていた。会見中、浅尾氏は「有権者との約束」を繰り返しており、これが浅尾氏の大義名分だったことをうかがわせた。


  また、「ねじれ国会では、衆院の方が仕事をする場がよりあると思う」などと、参院議員を辞してまで立候補する理由を説明した。


  4区の民主党は分裂選挙を強いられるが、浅尾氏は「党という記号が付いていれば自動的に支持するものではない」と強調。「民主党の政策を否定しているわけではなく、自民党を利するとも思っていない。誰が一番地域にふさわしい人を選ぶのか選択肢を提示したい」とだけ述べた。「冷静に政策や識見、人物で選んでほしい」と、人物本位での選択を繰り返した。


  約40分間の会見で、浅尾氏は立候補の意欲を繰り返しながらも党批判は封印。政策面で「違和感があるわけではない」と路線対立を否定した。

2273SWERVES:2009/07/26(日) 00:39:49
>>2243
宮崎は保守分裂が行き過ぎて、有権者に「飽き」がでている感がありますね。東国原当選や参院自民の連敗もそういったところに起因しているようで。今度はそれが衆院まで波及するかというところが、宮崎の注目点でしょう。

>>2251-2252
群馬も宮崎のような兆候がありますが、まだ自民の統率がとれているのでなかなか難しいですね。ただ、1区のこの動き(高木市長と小寺前知事)は要注意ですね。高木市長の発言をみる限り、内部対立と政権交代を見越しての動き(与党とのパイプの確保)が主眼のようですが。

2274千葉9区:2009/07/26(日) 00:48:34
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090724a.htm
衆院選各陣営のポスター 党首の扱い対照的
(2009/07/24)
 8月30日投票の衆院選を控え、青森県内の各陣営は道端の目立つ場所にポスターを設置し、“前哨戦”を繰り広げている。任期満了の6カ月前から「個人の政治活動」とみなされるポスターの掲示が制限されるため、候補予定者は党代表者らと複数人で並ぶ写真を掲載。民主党は3選挙区で鳩山由紀夫代表が入る構図だが、自民党は麻生太郎首相とのツーショットは3区で一部が残るのみ。政権攻防を繰り広げる両党の人選は対照的だ。
 
 自民は、青森2区の江渡聡徳氏と4区の木村太郎氏が、県連会長で3区から出馬する大島理森氏と並んだポスター、その大島氏は麻生首相、江渡氏と並ぶ2種類を用意した。引退を表明した1区の津島雄二氏は、同じ派閥の小渕優子少子化担当相と並んでいた。
 江渡陣営によると、ポスターを大島氏との構図にした理由は、同じ高村派で国対委員長(大島氏)、国対副委員長(江渡氏)と二人三脚で活動しており、「“親分・子分”だから」。木村陣営は「県連会長の大島氏と一緒に頑張るという意味」と説明。
 一方、人気が低迷する麻生首相のポスターも使用する大島陣営。「国対委員長として首相を支えている面を示すのは当然」と強気の姿勢。ただ最近は、江渡氏とのツーショットをメーンにしている。
 民主のポスターは、1区の横山北斗氏と4区の津島恭一氏が鳩山代表と、2区の中野渡詔子氏が田名部匡省県連代表と並び、3区の田名部匡代氏は鳩山代表と岡田克也幹事長とのスリーショットだ。
 当初、1、3、4区では前代表の小沢一郎代表代行と並んだポスターだったが、5月の代表交代で張り替え作業を進めた。
 匡代氏は「新執行部による党内結束を意味し、挙党一致態勢で選挙に臨む現在の民主党を表している」と強調。つじ立ちの際にスタッフが近隣住民にポスター設置の協力を求めてきたが、今後は新しいポスターへの切り替えに力を入れる。
 中野渡陣営は強力な地盤を持たないため、2区で広い知名度を持つ田名部代表を活用したい考えだ。

2275千葉9区:2009/07/26(日) 00:54:42
青木張り付き!?
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=513768216
青木氏島根に張り付く 激戦予想の2区中心


 衆院選に向け、自民党島根県連の青木幹雄会長(75)=参院・島根選挙区=がほぼ県内に張り付き、てこ入れする構えをみせている。近年の国政選挙では、党本部の要職にあり、自身の改選時ですらお国入りはまれだった。異例の行動の背景にあるのは、党に吹き付ける突風。一昨年夏の参院選・島根選挙区に続き、党公認候補が敗れれば、「王国」と称されてきた組織が崩壊の危機にひんすだけに、総帥の威信を懸けて戦いに挑む。

 「想像もできない逆風が吹いている。このままでは議席を失う」−。23、24の両日、島根2区内の4カ所で開催された選対会議で、青木氏は強く警鐘を鳴らした。

 同選挙区では、自民党前職の竹下亘財務副大臣(62)が、国民新党前職(比例中国)の亀井久興幹事長(69)と激突する。

 組織力は、竹下氏が圧倒するが、亀井氏は民主、社民両党の推薦を得た上、野党への追い風が後押しする。共産党が候補者の擁立を見送ったことも、竹下氏にはマイナスだ。

 実際、青木氏は選対会議で、竹下氏が亀井氏に大勝した4年前の前回選の結果を基に「野党3候補の得票総数との差は約1万票だった。これは風で吹き飛ぶ」と指摘。「石にかじりついてでも、1票1票を積み上げないといけない」と訴えた。

 げきを飛ばすだけでなく、自らも動く。青木氏は「選挙が終わるまで、ほとんど島根に帰る」と参戦を宣言。具体的な日程は未定ながら、島根2区を中心に、党を支えてきた第1次産業の関係者や、長年の支持者らのもとに足を運び、地固めを図るとみられる。

 戦いの行方は、同氏の進退にもかかわる。慰留を受けて続投したものの、2年前の参院選での敗退を受け、いったんは党県連会長の辞意を表明。仮に再び衆院選で公認候補が敗れる事態となれば、責任は免れない。

 その場合、同氏は竹下登元首相ら県選出の大物国会議員が死去後、求心力の核を担ってきただけに、影響が党組織全体に波及するのは必至だ。

 また、明言していない、来夏に改選を迎える自身の去就にも影響するとの見方もあるが、同県連の洲浜繁達幹事長は「自分のことより、島根の自民党を心配している。居ても立ってもいられないのだろう」と推察。トップが最前線で戦う効果に期待している。

2276秋田2区の名無し:2009/07/26(日) 00:59:59
衆院選道8区に坂野氏出馬表明 (07/25 08:39)
 【函館】函館市の会社社長、坂野六男氏(77)は24日、北海道新聞の取材に対し、8月18日公示、30日投開票の衆院選道8区(渡島、檜山管内)に無所属で出馬する意向を明らかにした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/179086.html

2277千葉9区:2009/07/26(日) 01:08:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1248380975071_02/news/20090724-OYT8T00229.htm
笹川、敵陣へ切り込み 石関、民主前面に攻勢
笹川  尭73 自前《7》党総務会長

石関 貴史37 民前《1》党青年局次長

蜂須  豊44 諸新 幸福実現党員


 数字は当選回数。並び順は所属党派の衆院解散時の勢力順。

 「県内では自分が一番苦しい」――。自民党総務会長でもある笹川は昨年8月の就任以降、たびたびそう漏らす。歯に衣着せぬ発言も手伝って、テレビですっかりおなじみになったが、前回選で、民主党の新顔だった石関に1422票差に詰め寄られたことに加え、自民への逆風。今回は共産党が候補者を立てないことから、同党支持者が石関に流れれば……。比例選での重複立候補73歳定年制の原則適用もあり、危機感は並大抵ではない。

 昨秋以降は、国会や党務の合間をみて、支援者の会合や祭り、運動会まで細かく顔を出している。解散直前の3連休には、伊勢崎市の夏祭りに参加、子どもたちには「好き嫌いせずに食べるんだよ」とにこやかに話しかけた。「笹川さんは別人のようになった」と、石関陣営の幹部も驚く。

 伊勢崎市を重視するのには訳がある。前回選では、選挙区の6市町(当時)のうち、桐生市など5市町で石関を上回ったが、石関の地盤・伊勢崎市では、有効投票数の約6%に当たる6300票差をつけられて負けた。最近では地元・桐生の支援者から「もっと顔を見せてほしい」との声も漏れるほど、敵陣への切り込みに躍起だ。

 従来の支持層以外への働きかけも進めている。今年5月には伊勢崎市の政党支部や桐生市の後援会に「青年部」を発足させ、今月12日には少子化相の小渕優子を招いた「子育て応援セミナー」を開いた。

 笹川に2度目の戦いを挑む石関は、東京都議選など民主の党勢拡大の追い風を受け、県内の小選挙区で同党初の議席獲得を目指す。石関は、都議選の結果を「幕府軍の壊滅」とたとえ、「あとは江戸城の開城(政権交代)」と自信をにじませる。

 スタッフと数台の自転車にまたがり、選挙区を走り回る「自転車遊説」や街頭演説を通じて、「民主の石関」を訴えてきた。笹川の地盤である桐生市内にも、民主のポスターが数多く張られるようになり、自民関係者も「民主への追い風をひしひしと感じる」と語る。

 これまで小さいもので数人規模の後援会をあちこちに作り、数を増やしながら育ててきた。笹川陣営にすると、石関側のこうした動きはほとんど目に見えないため、「石関と戦っている実感がない」と嘆く一因にもなっている。

 石関はさらに、今回の選挙に向けて、自民党の伝統的な支持基盤だった医師会などの業界団体にも支援を求めた。伊勢崎佐波医師会の政治団体からは、笹川と共に「推薦」を得るなど、効果も出始めている。

 反面、民主党内の保守系と労組系の対立は、2区でも色濃い。保守系の石関は、今回、連合群馬へ推薦要請を出さず、労組系議員も現状では石関への支援の姿勢を見せていない。また、社民党系の議員を中心として、伊勢崎市内の30歳代の女性を擁立する動きもあり、“分裂選挙”を迫られる可能性も残っている。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)

2278千葉9区:2009/07/26(日) 01:09:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1248380975071_02/news/20090724-OYT8T01182.htm
谷津、農業票離れ懸念 柿沼、労組系としこり
谷津 義男75 自前《7》(元)農相

柿沼 正明43 民新 (元)銀行員

石見 泰介46 諸新 幸福実現党員

長谷川嘉一56 無新 (元)県議


 数字は当選回数。並び順は所属党派の衆院解散時の勢力順。

 「非常に激しい戦い。今まで私が経験した中では一番厳しい選挙になる」

 衆院が解散した21日夜、谷津は館林市で行われた後援会中堅幹部の会議で選挙戦の見通しを率直に語った。

 自身の高齢と多選、政権交代への期待の高まり……。自民党に対するかつてない逆風の中での戦いを見越し、谷津は1年ほど前から20〜30人規模の座談会を250回重ねてきた。隅々まで出向き、これまでの実績や自分の考えを直接語りかけたり、政策などへの要望を聞いたりしながら人柄を印象づけることで、小選挙区での戦いを「党対党」でなく「候補者対候補者」の選択に持ち込む戦略だ。

 それでも、地元の館林市や邑楽郡で得票減を懸念する関係者は多い。これまでの農政への根強い批判や、農家への戸別所得補償制度を掲げた民主党の攻勢にさらされ、従来の支持基盤だった農業票の流出は避けられない情勢だからだ。

 鍵を握るのは、選挙区全体の有権者の半分が集まる太田市の動向。今回は、2007年冬に衆院選出馬を表明して谷津に引退を迫るなど、かねてから国政に意欲を見せてきた市長の清水聖義が、今年4月の市長選での再選を機に一転して全面支援に回っている。その一方で、工場労働者も多く、民主が頼る労組票が多い地域だ。

 その太田市を出身とする民主の柿沼は、「官僚支配の打破」を前面に押し出しながら、「政権交代には保守王国・群馬で2議席以上が必要」と訴え、県内初の小選挙区での議席獲得を目指している。

 4年前の選挙とうって変わり、自転車での街頭活動などのパフォーマンスは控えめにし、従来の自民支持層の取り込みをねらった地域回りに精を出す。今年に入って谷津の地盤の館林・邑楽地域への浸透に力を注ぐ一方、6月には太田市内で公園などを会場にしたミニ集会も始めた。柿沼は「代表交代後、応援の声が非常に強くなり、民主党への期待の大きさを実感している」と語る。

 しかし、民主内での労組系と保守系の対立は、なお影を落とす。その象徴が県議の黒沢孝行との確執。07年の県議選で、柿沼は党3区総支部長として太田市区で2新人を推薦する一方、黒沢の公認は見送った。だが、黒沢は4選を果たし、同年冬には党太田市支部長として党本部に柿沼の公認取り消しを訴えるなど、柿沼を支援しない立場を公然と貫く。今月14日に連合群馬の推薦こそ得たものの、不満もくすぶっている。労組系とうまく折り合いをつけ、民主への追い風を生かし切るために、模索の日々が続く。

 谷津、柿沼のつばぜり合いに突如飛び込んできたのが、今月中旬、無所属で立候補する意向を示した前自民県議の長谷川だ。4月の太田市長選で落選したものの、2万2000票を獲得。支持者の多くは谷津と重なる一方、柿沼が住む同市宝泉地区を地元とし、若い世代や無党派層の取り込みで柿沼と競合する可能性もあり、両陣営とも影響を測りかねている。(敬称略)

(2009年7月25日 読売新聞)

2279千葉9区:2009/07/26(日) 01:13:37
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200907250142.html
衆院選・小選挙区の情勢
2009年7月22日
 衆院が21日、解散された。主要政党の県内の立候補予定者のうち、党や政府の要職をつとめる自民党の細田博之氏と竹下亘氏、国民新党の亀井久興氏は東京でこの日を迎えた。民主党の小室寿明氏は党本部で公認証書を受け取るため上京。共産党の石飛育久氏は松江市内の街頭でマイクを握った。投開票日の8月30日まで40日間、お盆を挟んだ「夏の陣」が実質スタートした。島根1区と2区の情勢を紹介する。


◆1区 実績細田に3氏挑む

 「大都市中心の政党に地方に目の行き届いた政策ができるのか。おろそかになるのは目に見えている」。18日、松江市であった講演会で細田は麻生内閣の景気対策などを自ら説明し、民主批判を強めた。

 7選を目指す党幹事長の細田は党務の合間を縫って月1回は地元入りし、国政報告会などを開いている。知名度と実績をアピールし、本人不在の間は自民の地方議員が中心となって地元や企業回りを続けるほか、妻の洋(ひろ)さんも「井戸端会議」と名付けた女性中心のミニ集会をこまめに重ねている。

 「島根の政治、暮らしを立て直していくためには今、国政を変えなければならない」。17日夜、松江市内であった総決起集会で小室は政権交代を訴えた。壇上には民主やその支持母体の連合島根、小室の推薦を決めた国民新、支援する社民県連合ののぼりがずらりと並び、野党共闘を強調。国民新の支持母体「郵政政策研究会県連合支部」の幹部も会場に顔を見せた。

 小室は街頭宣伝や支持者宅の訪問、企業回りなどに重点を置いた活動を続けている。陣営幹部は「民主への追い風に乗って緻密(ちみつ)な選挙をしたい」と話す。

 「国民の暮らしを壊し続けてきた自民・公明による政治を変える、歴史的な選挙になります。みなさんの様々な願いを国会に届けたい」。21日、事務所のテレビで衆院解散の中継を見届けた石飛は午後1時すぎ、JR松江駅前で声を張り上げた。

 07年11月の立候補表明以来、街頭演説の回数は1800回を超え、開いた集会も150回以上になる。これまで断られてきた農業や建設業など自民支持層の団体へのあいさつ回りも受け入れられるようになった。「蟹工船ブーム」など追い風も受け、「潮目の変化」を感じている。

 池田は駅前などで街頭演説し、支援を呼びかけている。

     *

◆2区 竹下・亀井、再び激突

 6月末の週末、竹下は出雲市内で開かれた街頭集会に街宣車で乗り付けた。「経済対策は田舎がしっかりするように踏み込んだ」。財務副大臣としてかかわった景気対策の実績を訴え、市議らがあいさつする間、百数十人の支持者と握手して名刺を渡した。

 竹下は当選した過去3回の選挙ではほかを寄せ付けなかったが、07年の参院選では自民現職がまさかの敗北を喫した。05年に候補者を立てた民主、共産が今回、擁立を見送ることもあり、危機感を背に毎週末、有権者が多い出雲市などを中心に街頭集会やミニ集会を重ねてきた。

 「民主、社民、国民新と、政策の違いはあるが乗り越えて一緒にやる」。亀井は18日、斐川町で開かれた連合系の集会で野党共闘を呼びかけた。05年、郵政民営化に反対して自民党に離党届を出し、新党を結成。比例中国ブロックで復活当選した亀井は、「格差を生んだ」と小泉改革を厳しく批判。今回は民主、社民の推薦を得て「可処分所得を増やし、個人消費の拡大を」と訴える。

 竹下の地盤の出雲市に重点を置き、若者や女性への働きかけを強める。5月中旬には数百人の運動員が1日で約4万世帯にビラを配布した。

 相浦は街頭から支持拡大を訴える。(敬称略)

2280とはずがたり:2009/07/26(日) 01:13:49
>>2275
島根2区は比較的社民の組織が残る場所でもありまして,社民と国新の蜜月は此処でも予想外の相乗効果をもたらすかも。

>>2276
どなたっすかねぇ??

2281千葉9区:2009/07/26(日) 01:20:19
>>2253
自分のせいで全然「いっきに」にならなかったですね。すんません

2282千葉9区:2009/07/26(日) 01:25:57
>>2276
(株)渡島不動産綜合センター
http://www.takken-hakodate.com/meibo/
の社長のようですね

まあ、泡沫です

2283とはずがたり:2009/07/26(日) 01:26:48
>>2273 >>2250-2252
元々新進党群馬は旧中曽根系に食い込んで成立してましたよね。
今回も色々あって自民主流派vs自民非主流派+民主の色分けが浮き上がってきた感じもあります。茨城と一寸似てるか。

>03年の県議選で中曽根派の有力県議が落選し
これは誰っすかねぇ。

来夏の改選で中曽根与党民主にねがえらんかな〜w

長谷川というファクターもあったのか
>2区は旧長谷川派の動きが気になる。故・長谷川四郎は67年から19年にわたり自民党県連会長を務め、福田、中曽根両派の「接着剤」と言われた。
>その長谷川が最後に挑んだ83年の総選挙に、田中―中曽根ラインが笹川を立てた。結果は長谷川が勝ち、笹川自身は田中派の系譜をたどり、福中両派から距離を置く。
>だが、長谷川派には笹川への遺恨が残っていて、前回衆院選でも笹川に対抗する民主の石関貴史に票が流れたといわれている。

2284とはずがたり:2009/07/26(日) 01:30:57
>>2281
お気になされず。
錯綜したのでちょい整理。シリーズが終わってないので取り敢えず北海道スレに貼り付けた分も含めて。

■’09衆院選:12選挙区情勢
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/173-179
/1 1区/2区 /北海道
/2 3区/4区 /北海道
■岐路の夏:09衆院選 道5区 前官房長官、初心「ドブ板」
しかし今は追い風に乗る小林氏がひたひたと迫っているのを感じている。党内最大派閥の会長。有権者の目は他の自民候補よりも厳しい。陣営幹部は「支持者からおしかりの電話が多数入った」。
 03年衆院選では、厚別区や江別市で小林氏の得票を下回り、比例復活を許した。今回は共産党が候補者擁立を見送ったことも気に掛かる。選んだ戦術は「初当選以来」と言うドブ板選挙だった。
 昨年10月以降、ほぼ毎週末に地元入りし、新興住宅街を訪問した。目標は1日400軒。別動隊の淳子夫人(64)と合わせると、すでに延べ「数万軒」の門をたたいた。
 7月上旬、小林氏は町村氏の支持基盤である町内会長らを訪問し始めた。町村氏のポスターが張ってある家にも乗り込んでいく。「『立場上、ポスターを張らざるを得ない』という人もいた。確実に手応えを感じる」。4年間の集大成となる「決戦の夏」を迎え、自信ものぞかせた。
/3 5区/6区 /北海道
町内会長や農家宅の訪問のほか、千歳や恵庭の自衛隊前でも演説し、町村氏の支持基盤とされてきた層にも切り込みを図る。前回2万票以上を獲得した共産が候補擁立を見送った事も好材料。
/4以下続くと思われる

【09総選挙 岐阜ニュース】選挙区情勢ルポ
(1区)保守王国に危機感>>2243
(2区) 強い保守、挑む民主>>2256
(3区) 政権交代占う決戦>>2258
(4区) 自民牙城襲う逆風>>2260
 立場上、他候補の応援で本人不在の戦いも強いられそうだが、金子は解散ムードが漂った昨年9月を振り返り「各地区を全部回って準備してきた」と自信をのぞかせる。
 下呂市出身の今井は党の期待も大きいが、地元へ戻ったのは約30年ぶり。重要地とするのが、高山市とともに有権者が群を抜いて多い可児市。“民主王国”愛知県に接する同市を拠点に、周辺の美濃加茂市なども見据えた都市部に力を注ぐ。今月4日、民主の岡田克也幹事長も出席して高山市で開かれた時局講演会。1000人の聴衆で埋まり、選対幹部は「予想以上の人出だった。風は確かに感じている」。
(5区) 鍵握る大票田動向>>2263

’09衆院選:票田の行方/宮城
■上 戸惑い隠せぬ農政連 / >>2254
 「正直言って、民主党の政策はかなり浸透している。」。小選挙区制度導入の96年以降、一貫して自民党議員を推薦し、国政に送り込んできた「県農協政治連盟」(農政連)。事務局は、民主党に票が流れ出ていく現実に戸惑いを隠さない。
■中 集票力低下の医師会 / >>2255
 今回の衆院選で、日医連の下部組織の県医師連盟(伊東潤造委員長)は県内の自民党立候補予定者6人の推薦を決めている。県内の医師数は4915人(06年末現在)。県医連は現在も資金面で自民を支える。支出先は自民の国会議員や県議の後援会組織が目立つ。その一方で、07年は桜井氏の後援会に交際費として10万円を支出。自民との蜜月関係に影が差している。
■下 郵政民営化後の変化 />>2257

政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/1 愛媛1区 /愛媛>>2259
毎日新聞 2009年7月23日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/2 愛媛2区 /愛媛>>2261
 ◇民主と共闘、反自公で一致−−社民党新人・岡平知子氏
 解散翌日の22日、岡平氏は民主党の豊島美知県議と一緒に民主党の街宣車に乗って今治市街や島しょ部の大三島を回った。事務所関係者は「他党の街宣車に衆院選の(社民党)公認候補が乗ったのは記憶にない」と語る異例のことだ。
毎日新聞 2009年7月24日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/3 愛媛3区 /愛媛>>2262
毎日新聞 2009年7月25日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/4 愛媛4区 /愛媛>>多分明日

■2009衆院選: 高知
1区 激戦区、さらに厳しく 二大政党、風はどっちに>>2264
 ◇無所属新人、知名度抜群「台風の目」に
2区 格差問題どう影響? 自民前職、党より個人前面に>>2265
 ◇民主新人「党への期待感高めたい」
3区 接戦左右する市部の得票 各党、熱心に田舎回り>>2266
 ◇自民、公明に気配り 民主、前回票に上積み

2285千葉9区:2009/07/26(日) 01:46:03
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000907260001
森元首相が中山氏支援を強調/宮崎1区
2009年07月26日


 不出馬宣言から一転、衆院への立候補を表明した宮崎1区の自民前職、中山成彬・前国土交通相らの講演会が25日、宮崎市であり、同じ派閥の森喜朗元首相が出席。1区の公認問題について「県連が決めた立候補予定者を党本部は(予定者と)受け止めていない」と、中山氏支援を強調した。


 講演会は、中山氏自身が支部長を務める第1選挙区支部主催で、約1600人(主催者発表)が集まった。


 県連は昨秋の中山氏の不出馬表明を受け、公募で上杉光弘元自治相を立候補予定者に選び公認を申請。しかし、森氏は「あれから半年以上たっているが公認を出していない。もっといい候補者がいるならそれを選べと言っているのではないか」と述べ、どちらが公認されるかは8月18日の公示前との見通しを示した。


 中山氏も、失言による昨秋の国交相辞任劇などを謝罪しながら「私は生まれ変わった。新しい自民党をつくりたい」と立候補の意思を重ねて示し、最後は妻の参院議員、恭子氏と壇上に上がりガンバロー三唱をした。中山氏は「公認を頂けることを前提に戦いを始めたい。党本部は『上杉氏が出て通るのか』と考え、だから『私に』という話だ。そこを県連は考えてもらいたい」と話した。


 一方、この日は県連の女性部の集会もあり、緒嶋雅晃会長は「上杉氏を公認しないと組織が成り立たない」と改めて中山氏を批判した。


 自民の分裂が決定的となるなか、無所属で民主、社民などが推す川村秀三郎氏の陣営は同日、宮崎市の事務所で「結団式」を開いた。約600人(主催者発表)が駆けつけ、民主、社民各党の県連幹部は改めて共闘を約束。連合宮崎の横山節夫会長は「国民の痛みが分かるのは川村氏しかいない」と激励し、川村氏も「(官僚として)霞が関に34年近くいた。役所のまやかしやごまかしは通用しない」と支援を呼びかけた。

2286千葉9区:2009/07/26(日) 02:00:20
遊説するなら3区4区に留めてといたほうがいいぞ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090725-OYT8T00197.htm
首相の本県遊説要請
自民県連支部長・幹事長会議
 自民党県連は24日、福島市の県連会館で支部長・幹事長会議を開いた。90地域支部と30職域支部の代表が出席し、逆風下での衆院選に結束して臨むべきとの声があがった。

 斎藤健治幹事長は冒頭、内閣支持率が低迷している麻生首相の本県での遊説を党本部に要請していることを明らかにした。

 出席者からは「自民党は大人の党。ゴタゴタしてもまとまる」と、解散前の党内の混乱に終止符が打たれたことを歓迎する声や、「首相に福島で陳謝してもらいたい」と遊説の場での“総括”を望む声が上がった。「農業団体の推薦をもらえなかった選挙区がある」「政権交代が事実のように報道されている。マスコミ対策を考えるべきでは」などと危機感を訴える意見もあった。

 斎藤幹事長は席上、今回の比例選での得票目標を2005年の前回と03年の前々回の平均値とし、得票率を投票総数の40%に設定したことを明らかにした。

(2009年7月25日 読売新聞)

2287千葉9区:2009/07/26(日) 02:01:46
>無所属の城内実さん(7区)はジャーナリストの桜井よしこさんやタレントの真鍋かをりさんがツーショット相手
真鍋かをり!?
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090725/CK2009072502000188.html
政党ポスターに異変 首相ツーショット控えめ
2009年7月25日

 事実上の選挙戦に入った衆院選。街角では街頭演説などおなじみの光景がスタートしているが、一方で“異変”も起きている。立候補予定者たちのポスターだ。この時期は公選法上、別の政治家とツーショットの「政党ポスター」限定。政権交代がかかる政党対決の色合いが濃いだけに、いつにも増して「党の顔」のトップ起用が常道のはずだが、意外にばらつきがあるようだ。

 公選法によると、任期満了まで半年を切ると個人のポスターは禁じられ、複数人で写る「政党ポスター」なら認められる。

自民 『人気低迷が…』 『他の幹部も…』
 まずは自民陣営。麻生太郎首相とのツーショットは8人中5人だが、麻生首相と撮影したポスターだけとなると倉田雅年さん(6区)と現職閣僚の塩谷立さん(8区)のわずか2人。

 残る3人は小渕優子少子化担当相ら知名度の高い議員を併用している。片山さつきさん(7区)のように、徐々に石原伸晃幹事長代理バージョンを増やしている例も。

 首相以外を選んだ陣営の声を聞くと「党幹部に適当な人がいない」(橋本聖子参院議員を起用した3区の柳沢伯夫さん)「麻生首相の人気が低迷したころに、差し替えた」(同じ古賀派の谷垣禎一元国土交通相に切り替えた2区の原田令嗣さん)など、厳しい評価がちらり。

 支持率低迷や主要地方選での連敗にあえぐ麻生政権を象徴する状況だ。

民主は半数が鳩山氏 ミスター年金・長妻氏起用も
 民主陣営の場合、鳩山由紀夫代表を起用したのは8人中4人と一見、少なめだが、いずれも鳩山代表一筋だ。

 牧野聖修さん(1区)は、鳩山代表誕生の前に差し替えていた。前代表の小沢一郎代表代行の公設秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された「西松建設事件」を機に、いちはやく変更。鳩山代表とは親交が深いだけに、陣営内には「追い風を感じる」との声も。

 津川祥吾さん(2区)らほかの3人も、代表交代で即変更しており、鳩山人気をうかがわせる。

 代表以外の起用で目を引くのは、県連会長の榛葉賀津也参院議員とのツーショットを貫く小山展弘さん(3区)だ。理由は「地元での知名度」。「新人で時間も金もない」との事情もあるようだ。

 民主陣営でほかに人気を集めているのは、「ミスター年金」の異名を持つ長妻昭政調会長代理ら。

 ちなみに、幅広い人気を頼りにしたい気持ちは自民、民主陣営に限らず、無所属の城内実さん(7区)はジャーナリストの桜井よしこさんやタレントの真鍋かをりさんがツーショット相手だ。

2288千葉9区:2009/07/26(日) 02:06:11
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009072590071101.html
各党の政策 4年間分析 
2009年7月25日 07時11分

 与野党は、二〇〇五年九月の前回衆院選以降の約四年間で、政策面ではどう行動してきたのか。国会に提出された法案への対応ぶりから、各党の四年間を検証してみた。

■与党

 自民党で特徴的なのは、四年間で政権を担当した四人の首相(党総裁)の政策的な傾向に、かなり幅があったことだ。

 小泉純一郎首相(当時、以下同じ)は、〇五年衆院選での大勝を受け、郵政民営化法など「聖域なき構造改革」路線の法整備を推進。福祉サービス費用の原則一割負担を求める障害者自立支援法、患者の負担増や後期高齢者医療制度創設を盛り込んだ医療制度改革関連法など「痛み」を含む政策も多かった。

 安倍晋三首相もこの路線を引き継ぐ一方、「美しい国」を掲げてイデオロギー的な政策も推進。改正教育基本法、防衛省設置法、憲法改正手続きを定める国民投票法などを次々に成立させた。

 両首相は、自らの国家像の具体化に比重を置く傾向があった。そのこと自体は悪くないが、結果として国民生活への配慮が欠けていた。

 当時、与党は衆参両院で過半数を握っており比較的容易に法案を成立させることができた。しかし、与党が〇七年七月の参院選で過半数割れすると、状況は一変。福田康夫首相は生活色を打ち出したが、ガソリン税の暫定税率を復活させた改正租税特別措置法など、目の前の問題だけで精いっぱいだった印象だ。

 麻生太郎首相は、世界不況があったとはいえ、衆院解散・総選挙を意識し、定額給付金など国民への「アメ政策」に血眼になった。

 首相が交代するたびに、場当たり的にどんどん政策路線がずれていった面は否めない。小泉政権で得た衆院議席で正反対の大盤振る舞い的政策を実現し、借金が膨らんだことを考えると、無責任との批判は避けられない。

 公明党は、自民党と共同歩調をとりながら、子どもの医療費軽減対象拡大など、こだわりの政策を実現させた。半面、自民党のブレーキ役という面では印象が薄い。

 参院否決などにより、与党が衆院で再可決した法案は、この四年間で計十七本に上った。

 〇八年八月結党の改革クラブは、基本的に自民、公明両党と足並みをそろえた。

■野党

 一方の民主党は、政権交代を意識して、政府・与党との対決色に躍起になってきた。政府・与党が提出した重要法案の多くに反対する一方、対案も提出して政権担当能力をアピールした。

 政策の傾向としては、生活色を強く意識。改正租税特別措置法の採決を参院で引き延ばし、「ガソリン一リットル当たり二十五円値下げ」を一時実現させたことが典型例だ。

 参院で野党が過半数を握ってからは、後期高齢者医療制度廃止法案、年金保険料流用禁止法案など、国民負担を軽減させる法案を次々に参院で可決させる「法案の嵐」作戦を展開。天下り全面禁止など官僚機構との対決色も打ち出し、自民党政治との対比に懸命だった。

 ただ、小沢一郎代表時代に消費税率引き上げ方針を撤回したこともあり、財源を疑問視する声は絶えなかった。民主党は「行政の無駄を徹底して削る」と説明し、配偶者控除廃止なども掲げたが、「野党の気安さからくる大衆迎合」との批判はぬぐい去れていない。

 外交・安全保障政策も、ちぐはぐな印象だ。防衛省設置法には賛成したが、イラクへの自衛隊派遣やインド洋での給油活動には反対。最近、政権が視野に入り始めると、給油継続を当面容認する方向に事実上、軌道修正した。

 共産、社民、国民新三党は、総じて民主党と足並みをそろえたが、防衛省設置法など、ところどころの採決で対応が分かれた。自民、民主の二大政党に埋没しないように、独自色を発揮しようという意識も働いたとみられる。

(東京新聞)

2289千葉9区:2009/07/26(日) 02:21:51
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009072509.html
青木愛だけじゃない? 小沢、次々放つ“姫刺客”
対福田前首相は元フジTV記者


 民主党が8・30総選挙で次々と女性候補をたてている。公明党の太田昭宏代表(63)の地元・東京12区に24日、青木愛参院議員(43)=比例代表=を擁立したのに続き、来週27日にも、自民党の福田康夫前首相(73)の群馬4区に、元フジテレビ記者の三宅雪子氏(44)を立てる方針を固めたのだ。他の自民党候補にも姫刺客が続々と。戦後最長40日間という選挙戦を睨み、追い風の中でも悲願の「政権交代」を確実にするため、「選挙の鬼」小沢一郎代表代行が打ち出した衝撃戦略だ。

 「三宅氏は、フジテレビ政治部の番記者時代、小沢氏がその優秀さに惚れ込み、これまでにも水面下で何度か出馬要請してきた。まさに最高級の隠し玉。歴史的選挙を前にして、ついに口説き落としたのだろう」

 民主党関係者はこう語る。三宅氏は最近までフジテレビ国際局に勤めていた。岸信介内閣の官房長官、三木武夫内閣の運輸相を務めた「昭和の大物政治家」故石田博英氏の孫で、父は外務省アジア局次長や駐シンガポール大使を務め、小沢氏とも親交が深かった外交官の故三宅和助氏。


 群馬4区といえば、福田前首相の父、赳夫元首相時代から守り続けた自民党の強力地盤。これまで、民主党からは男性候補が名乗りを上げていたが、報道機関や各政党の情勢調査では「圧倒的に福田氏優勢」。小沢氏としては形勢逆転のエースとして三宅氏を送り込むつもりのようだ。

 フジテレビ関係者は「能力はもちろん、外見も知的かつ爽やかな雰囲気がする美人。他人に嫌われるタイプじゃない。わが社にとっては大損失だが、彼女が出馬すれば注目度は一躍全国区になるはずだ」と語る。

【「選挙の鬼」手綱緩めず】

 小沢氏はこのほかにも姫刺客作戦を展開=1面に表。町村信孝元官房長官(64)の地元・北海道5区では、小林千代美前衆院議員(40)を擁立。根本匠内閣府副大臣(58)の福島2区には、太田和美前衆院議員(29)を国替えさせて送り込んだ。

 小池百合子元防衛相(57)の東京10区には、元東大准教授の江端貴子氏(49)。森喜朗元首相(72)の石川2区では、永田町の美人秘書として有名だった田中美絵子氏(33)を。防衛疑惑を引きずる久間章生元防衛相(68)の長崎2区には、元薬害肝炎訴訟九州原告団長の福田衣里子氏(28)を擁立している。

 2年前の参院選岡山では、自民・片山虎之助氏に対して新人の姫井由美子現参院議員を擁立。“姫の虎退治”を実現させた。まさに、前回の郵政総選挙で小泉純一郎元首相が演出した「刺客劇場」を逆手にとった作戦だ。

 前出の民主党関係者は「40日間の選挙戦は長い。東京都議選で圧勝した勢いがそのまま続くとは思えない。揺り戻しもある。『選挙の鬼』の異名をとる小沢氏とすれば、有権者の民主党に対する期待や注目を集め続けるため、全国各地に『姫刺客劇場』を立ち上げたのだ」とうなる。

 「民主党が本物の改革を進めれば、劇的な景気回復が期待でき、国民全員が安心した老後を送ることもできる。地方や中小零細企業、弱者ばかりにしわ寄せがくる(自民党)政治はそろそろ終わりにしようではないか」と、政権奪取への執念を隠さない小沢氏。

 それだけに、政権奪取を目前にしても手綱を緩めず、必勝態勢を敷く構えだ。今後は比例代表の名簿で、意外な姫刺客を登場させる可能性もある。

ZAKZAK 2009/07/25

2290名無しさん:2009/07/26(日) 02:32:30
>>2203

>森本のポスター見ないのは心配ですね。

おそらく出身地近辺なら多少はあるのでしょうけどねえ。

>野呂は新進党で出馬歴もあるし改革知事北川の改革疲れもあって改革派ではないですけど,新政みえと連合が主導して立てた知事なんで民主系といっていいんじゃないですかね?

あえて色つければそうでしょう。
しかし・・・住んでいる住民からすれば、色はマッタクといっていいほど感じられません。
むしろ、北川疲れのあとの癒し系、党派はその次以降でしょうか。

>等距離外交で全く衆院選でも動かないんでしょうか?

おっしゃるとおり、なにせあまり選挙強くないのが野呂なので。

まあ4区は当日まで帰趨ははっきりしないと思うので、ご注目下さい。

2291千葉9区:2009/07/26(日) 10:54:07
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090725/180469
森山後援会 3区出馬を求める声 森山氏「党の判断待つ」
(7月26日 05:00)
 次期衆院選で比例代表北関東ブロックから、自民党公認での立候補を目指している同党前職森山真弓氏(81)の後援会役員会が25日、宇都宮市内で開かれ、一部の出席者から森山氏の栃木3区(小選挙区)立候補を求める声が挙がった。森山氏は会合後、3区への立候補について、記者団に否定的な考えを示したが、「党本部の判断を待つ」とも述べ、党の対応が注目される。

 3区については渡辺喜美氏(57)の自民党離党を受け、同党本部主導で渡辺氏の対立候補の選定を進めているが、結論は出ていない。こうした中、森山氏の後援会幹部によると、森山氏の所属派閥・高村派では森山氏を擁立する案が出ているという。

 同党県連会長の森山氏は25日の会合で、3区問題について「『党として候補を立てられないのか』と(有権者から)言われると悔しく思う」と訴えた。

 森山氏は会合終了後、3区への立候補について「出ても当選するわけがない。当選しないのを分かっているのに、やるという人はほとんどいないでしょう」と述べ、否定的な考えを示した。しかし党本部の判断を待つ姿勢も示した。

 森山氏の後援会幹部の一人は「党本部が3区に森山氏を擁立することが正式に決まれば、本人を説得する。森山氏が3区に出れば、2区と共闘も可能だ」などと述べ、2区に立候補する自民前職西川公也氏(66)との連携強化に有効との見方を示した。

2292千葉9区:2009/07/26(日) 11:10:29
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/23/20090723ddlk02010073000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 1区 津島氏引退で不透明に /青森
 ◇民主、小選挙区初当選目指す 自民は候補者を公募
 1区は5人が名乗りを上げており、混戦が予想される。解散直前まで自民、民主の「前職対決」が濃厚とみられていたが、自民前職の津島雄二氏(79)が突然、引退表明して情勢は不透明になった。共産、社民は県内の小選挙区で唯一、候補者を立てている。

 自民は、当選11回の津島氏が今月19日、自身の政治信条を理解する人を後継の条件に挙げて突如、引退を表明。自民県連は翌日、公募で候補者を募ることを決めた。

 これまで前参院議員の山崎力氏(62)や5年前の参院選に立候補した青森市の会社役員、奈良秀則氏(51)、県議の高橋修一氏(39)らが公募に応じる構えで、22日は動向が注目されていた津島氏の長男・淳氏(42)も公募への参加を表明した。自民県連は27日に応募を締め切り、30日に候補者を決める。

 民主前職の横山北斗氏(45)は、頻繁に地元入りし、街頭演説よりも支持者回りに重点を置いた運動を展開。国政3回目の挑戦で悲願の小選挙区初当選に向けて余念がない。「政権交代」の必要性を説き、農林漁業者や中小零細企業への支援策など党の政策を掲げて自民支持層の取り込みも図る。

 県内の立候補予定者の中で最年少の共産新人の吉俣洋氏(35)は選挙初挑戦で、労働環境の改善などを訴える。比例代表で党の票を上積みするため、1区以外の選挙区でも支持拡大に努める。

 社民新人の渡辺英彦氏(68)は2回目の国政挑戦。自分の運動に加え、比例での党の票を狙い、地道な街頭演説を続ける。自民、民主に注目が集まる中、国民本位の政策を訴えて存在感をアピールする。

 諸派新人の上田一博氏(59)は多くのボランティアとともに街頭演説などで知名度アップを図る。

 無所属新人の升田世喜男氏(52)は旧小泊村議、県議を経て前回(05年)の衆院選が初挑戦。朝夕の街頭演説などを活動の中心に据えており、自民でも民主でもない第三極を目指す。【後藤豪、矢澤秀範】

    ◇

 第45回衆院選は8月18日公示、同30日投開票される。夏真っただ中にぶつかる戦後最長の40日間の選挙戦。県内各選挙区の「対決の構図」とは。4回にわたって紹介する。=つづく

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 <1区予想の顔ぶれ>

横山北斗  45 [元]大学院教授(1)民前

吉俣洋   35 党県書記長      共新

渡辺英彦  68 党県代表       社新

上田一博  59 幸福県代表      諸新

升田世喜男 52 [元]県議      無新

 (*自民は公募中)

2293千葉9区:2009/07/26(日) 11:11:07
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk02010041000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 2区 自民前職に3人挑む /青森
 ◇首長も支持する江渡氏 民主、田名部氏人脈から支援
 4選を目指す自民前職の江渡聡徳(あきのり)氏(53)に民主、諸派、無所属の新人3人が挑む。

 江渡氏は、国対副委員長を務めていたこともあって地元に帰る機会は少なかったが、帰省の際は会合にこまめに顔を出すなど選挙区内を歩いてきた。2区内の全市町村に支部後援会を張り巡らせ、布陣も厚い。また、前回と同様、三村申吾知事の後援会組織から支援を受け、保守系一枚岩の態勢を整えた。また、地元の上北や下北の地域の主立った首長からの支持も取り付けており、必勝態勢で選挙戦に臨む。

 民主新人の中野渡詔子氏(38)は十和田市出身だが地元での議員経験などはなく、知名度のアップが最大の課題。ミニ集会や辻立ち、各界各層の会合への出席を重ねている。下北地域は民主の基盤が弱いが、衆院中選挙区時代に選挙区としていた田名部匡省(まさみ)参院議員の人脈が残っており、一部保守系市町村議が支援している。生活、雇用、子育て支援を公約の3本柱に掲げて支持を訴えている。

 諸派新人の森光浄氏(59)は、三沢市にある航空自衛隊北部航空警戒管制団の司令部管理部長で定年になり、消費税の全廃などを主張している。

 無所属新人の熊谷ヒサ子氏(61)は91年から大間町議を連続4期務めた。国道279号の早期整備を求める女性だけの市民グループ「女まぐろの会」会長や漁協女性部会長の立場から、高速道路を含む国道整備や水産振興を公約にしている。【松沢康】=つづく

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 <2区予想の顔ぶれ>

江渡聡徳  53 党国対副委長(3)自前

中野渡詔子 38 党県副代表    民新

森光浄   59 幸福県副代表   諸新

熊谷ヒサ子 61 [元]大間町議  無新

2294千葉9区:2009/07/26(日) 11:11:37
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk02010074000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 3区 「同じ顔」4回目の激突 /青森
 ◇大島氏、逆風に危機感 田名部氏は政党色押し出し
 自民前職の大島理森(ただもり)(62)▽民主前職の田名部匡代(40)▽諸派新人の中西修二(62)の3氏が立候補を予定している。

 大島氏は、県議を経て1983年に初当選した。これまで環境庁長官や農相、党副幹事長など内閣や党の要職を歴任し、政治家として実績を積んできた。07年8月からは国会対策委員長を務め、衆参両議院の「ねじれ」のなかで国会運営に尽力。多忙な党務に追われながらも週末ごとに帰省し、地元の支持者と意見を交換している。

 しかし、他候補に比べて地元での活動がままならないもどかしさがある。自民への逆風も吹き荒れ、危機感を募らせている。

 田名部氏は03年に比例代表東北ブロックで初当選し、現在2期目。小選挙区初当選が悲願だ。大島氏と戦った過去3回の選挙は、敗れたが確実に得票数を積み上げてきた。今回は民主への強い追い風に加え、社民とも選挙協力を結び、党派を超えた支援を受ける。

 「政権交代」をキーワードに政党色を強く押し出した選挙戦を進める方針。これまで街頭演説や国政報告会をこまめに開いており、「誰よりも地元の声を聞いてきた」という自負がある。

 中西氏は八戸市の会社役員を6月に退任し、初の選挙戦。現職2人に比べて知名度の低さは否めず、街頭演説などに力を入れている。【喜浦遊】=つづく

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 <3区予想の顔ぶれ>

大島理森  62 党国対委員長(8)自前

田名部匡代 40 党県副代表 (2)民前

中西修二  62 幸福県副代表   諸新

2295千葉9区:2009/07/26(日) 11:12:13
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090726ddlk02010006000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 4区 「自」「民」事実上一騎打ち /青森
 ◇木村氏「私はブレない!」 津島氏、山内氏と共闘アピール
 自民前職で5期目を目指す木村太郎氏(44)に民主元職の津島恭一氏(55)が挑む事実上の一騎打ちとなる見込みだ。

 木村氏は過去4回の選挙戦でコンスタントに10万票以上を獲得し、安定した戦いを展開してきた。しかし今回は高まる「政権交代」の動きや自民への逆風で陣営はかつてない危機感を募らせている。合併前の市町村に置いた強固な後援会を軸に、自民組織も生かした両輪態勢で精力的な活動を続けている。

 国会開会中も週末を中心に1日数カ所でミニ集会をし、解散後は地元に張り付いてフル回転している。「私はブレない!生活者の立場で」をキャッチフレーズに、自分の政治スタイルを貫く構えだ。

 津島氏は前回の郵政選挙(05年)で自民を離党し国民新から立候補。4人が立候補して木村氏に大差で敗れた。民主と国民新との候補者調整で昨年11月、民主の公認候補に決定。この時に出馬を断念した山内崇(たかし)県議の政経セミナーが25日にあり、津島氏は山内県議と笑顔で握手した。

 これまでミニ集会を中心に地域をこまめに回り、4区内は3巡目に入った。国民新と郵政政策研究会の支援に加え、新しい風として連合の推薦と社民の支持を受ける。民主の参院議員、下田敦子と平山幸司両氏の集会にも出席し、「民主党の顔」の浸透に懸命だ。

 諸派の石田昭弘氏(50)は、今月5日に弘前市に選挙事務所を開設。支持拡大に努めている。【塚本弘毅】=おわり

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 <4区予想の顔ぶれ>

木村太郎 44 党副幹事長   (4)自前

津島恭一 55 [元]衆議員秘書(2)民元

石田昭弘 50 幸福県副代表     諸新

2296千葉9区:2009/07/26(日) 11:13:17
http://373news.com/_senkyo/09/syuuin/kessen/01.php
1区勝敗が政治生命を左右


 「政権交代の夏がいよいよ巡ってきた」
 衆院解散翌日の22日、川内が鹿児島市の繁華街に立ち声を張り上げると、行き交う多くの買い物客らが川内と握手しようと近寄ってきた。
 報道各社の世論調査でも“民主への追い風”がやむ気配はうかがえない。だが風向きとは裏腹に、陣営の受け止め方は異なる。
 前職同士の因縁対決となる1区だが、小選挙区過去4度の戦いで、川内が保岡に最も肉薄したのは2000年の約9000票差。03年約1万6000票、05年約2万4000票と差を広げられているのが実情だ。
 陣営が気にするのは民主党が公認基準を「2回連続落選候補は公認しない」としている点。全国でも、川内のように4期連続比例復活当選というケースは極めてまれだ。
 青木寛県連幹事長は「1区は単なる1議席ではない」と強調。「今回も選挙区で勝てなければ、候補者差し替えの可能性も出てくるのでは」と見る向きは多い。川内本人も「『また負ければ…』という話は耳に入ってくる」とし、「鹿児島を代表する政治家であるには、県都で勝たなければ」という。

■ □ ■

鹿児島市の繁華街で支持を呼び掛ける立候補予定者。衆院鹿児島1区は無党派層の取り込みが鍵を握る
 川内が辻立ちを行ったのと同じ日。保岡は市内各所で街頭演説を行い精力的に動いた。自民友好約60団体からなる「県都の政治を守る会」も、電話作戦などで圧倒的組織力をフル稼働させている。
 法相を2度務めた「自民屈指の政策通」は解散前から、国会の合間を縫って頻繁に地元入り。ベテランのプライドをかなぐり捨てたかのように、“どぶ板”に徹してきた。川内陣営も「われわれの支持団体にも名簿提出を依頼してきた」と、その姿に驚く。
 友好団体幹部の1人は「自民への逆風だけでなく年齢的なものもある」と解説、「保岡も70歳。落選すれば次はない」と漏らす。陣営幹部も「最近、後継について聞いてくる支持者が出始めた」と打ち明ける。「危機感をバネに最近、保岡の顔が変わってきた」という支持者は多い。

■ □ ■
 「4選挙区の公認候補にAはおらず、ほとんどがBプラス、Bマイナス」。7月に鹿児島入りした民主党幹部は、候補自身にも明かしていないという党独自の調査結果を手に、こう話した。議席獲得が確実ならA、小差で競る状態をBプラスやBマイナスとし7段階で分類、すべてで競っているという分析だ。
 保岡陣営も独自調査を実施。「わずか数千票差で川内氏を上回っていた」。くしくも結果は「激しい接戦」で一致した格好。
さらに1区情勢に新たな要素が加わり、陣営は警戒感を強めている。共産が今回唯一擁立する新人の山口に加え、幸福実現の川田が立候補を表明したからだ。一定票を獲得してきた共産と、未知数の新人登場に保岡、川内両陣営は「どっちの票が食われるのか」と不安を隠さない。無党派層が多い県都での二大政党激突の構図に、微妙な影響を及ぼしつつある。(敬称略)

2297千葉9区:2009/07/26(日) 11:16:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090726-OYT8T00064.htm
山内県議 津島恭氏の支援表明
民主、4区で結束強調
 非自民勢力の一本化の一環で衆院青森4区からの衆院選出馬を断念した民主党の山内崇県議が25日、弘前市のホテルで後援会パーティーを開き、4区から民主党公認で出馬予定の津島恭一・元衆院議員(55)を支援することを表明した。来月に迫った総選挙を前に両氏が結束をアピールし、山内氏の支援者にくすぶるわだかまりを払拭させるのが狙い。

 来賓として出席した津島氏は「何よりもこの場所に私が立たせて頂いているのは山内崇先生の大変なる決断のおかげ。一緒にこの4区で汗を流していくことを改めてお願い申し上げたい」と平身低頭であいさつ。これに対し、山内氏は「政権交代という大義を前に、今回は津島候補の当選に向けて全力を挙げる覚悟です」と津島氏を支援する考えを表明した。

 両氏は壇上で握手を交わし、その様子を見つめた山内氏の後援会の長内敏行会長は「津島さんの応援に抵抗はあったが乗り越えざるを得ない。我々の今の心境は民主党が勝って政権交代すること」と吹っ切れたように話した。

 4区の非自民勢力の候補者調整をめぐっては、ともに出馬表明していた山内氏と国民新党(当時)の津島氏の間で難航。昨年秋、小沢一郎民主党代表(当時)が主導し、津島氏を国民新党から民主党に党替えさせるとともに、山内氏が出馬断念することで決着した。

 4区からは、自民前議員の木村太郎氏(44)、諸派新人の石田昭弘氏(50)が出馬を表明している。

(2009年7月26日 読売新聞)

2298千葉9区:2009/07/26(日) 11:18:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090724-OYT8T01165.htm
医療福祉関係者 政治団体発足へ
 衆院選で民主党候補を支援するため、歯科医師や介護職員、薬剤師など医療福祉関係者が新たな政治団体を発足させる。今月中に組織を設立し、来月から活動を本格化させるという。関係者によると、6区の医療福祉従事者の有志を中心に、今年6月から「社会保障政策研究会」として政治団体の設立準備を進めてきた。会員数は500人程度になる見込み。

 県内の医療関係者の政治団体では、県医師連盟が全民主党候補に推薦を出し、県歯科医師連盟が全自民党候補を推薦するなど対応が分かれている。関係者は「民主党を応援したいという歯科医師も多数いる。そういった医療福祉関係者の受け皿となりたい」としている。

 25日の会合には、県医師連盟の原中勝征委員長や6区の民主党候補、大泉博子氏らも加わり、設立に向けた最終調整に入る。

(2009年7月25日 読売新聞)

2299千葉9区:2009/07/26(日) 11:23:53
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090722_1.htm
攻防 (上)政権選択の夏始動
追い風民主「武者震い」 逆風下自民「熱く戦う」


全議員団会議で気勢を上げる民主党の立候補予定者ら(21日、名古屋市中村区のホテルで)=谷之口昭撮影


記者会見場を出る大村秀章・自民党愛知県連会長ら(21日、名古屋市中区の自民党愛知県連で)=尾賀聡撮影 「結党から十数年間、この時を待ち望んでいた。政権交代の4文字の下に一つになろう」

 解散から約5時間後の21日午後6時過ぎ。愛知8区から出馬する伴野豊・民主党愛知県連代表が、名古屋駅前のホテル宴会場で声を張り上げた。立候補予定者や県議、市議ら約70人が集まった全議員団会議の会場は大きな拍手に包まれた。

 「武者震いがする」「新しい歴史を作る」。顔を紅潮させ、興奮気味にあいさつする立候補予定者らに、会場からは「そうだ」「いいぞ」と声が飛んだ。

 「15選挙区で全部勝って、比例での当選者を押し上げ、過半数(241議席)確保につなげる。(政権奪取への)総仕上げとして戦い、勝たせていただく」。会議後の記者会見で、伴野代表は自信をのぞかせた。

 同じ頃、名古屋市中区の自民党愛知県連では、緊急執行部会が開かれていた。「日本を守るために、皆さんの奮闘をお願いしたい」。結束を求めた大村秀章県連会長(愛知13区)の表情は険しかった。

 地方選での連敗、麻生内閣の支持率低迷、「麻生降ろし」で露呈した意見対立。華やいだ雰囲気すら感じさせた民主党の会合とは対照的だった。終了後、愛知15区から出馬予定の山本明彦氏らと記者会見に臨んだ大村氏は、「景気対策は着実に効果を上げつつある」と強調。「空論のような政策を並べるだけの政党に日本を任せることはできない。向かい風でも、熱く燃えて戦う」と民主党への対抗心をむき出しにしたが、一方で、何度も「難局」という言葉を口にした。



 この日夜、早速地元の街頭に立った立候補予定者もいた。しかし、その事情は、自民と民主とでは異なる。

 三重1区から11回目の当選を目指す民主党の中井洽氏は津駅前でマイクを握り、「政権政党の体をなしていない。野党になって出直すしかない」と自民党批判のボルテージを上げた。中井氏が解散当日に街頭に立ったのは初めて。民主への追い風はベテランを早速、街頭に立たせるほど吹きつけている。

 当選2回の自民党・鈴木淳司氏(愛知7区)も、初めて解散当日に街頭に立った。鈴木氏は県連執行部会に出席した後、急いで選挙区に戻り、午後8時半から名鉄尾張瀬戸駅前で、「責任ある政治ができるのは自民党だけ」と訴えた。「厳しい戦いを自覚するために、あえて街頭に立った」と話し、厳しい表情を崩すことはなかった。



 自民、公明両党と民主党の政権をかけた戦いが焦点となる中で、埋没を懸念する共産党は21日夕、比例東海ブロックからの当選を狙う前議員ら3人が、JR名古屋駅前で、「建設的な野党が必要」と呼びかけた。愛知12区から出馬する八田ひろ子元参院議員は「労働者派遣法制定に反対したのは共産党だけ。働く人を守る法律をつくりたい」などと、昨年秋以降の不況を意識した訴えに力を込めた。



 21日午後、衆議院本会議場に「バンザイ」の声と拍手が交錯し、40日間にわたる選挙戦の火ぶたが事実上、切って落とされた。「小泉旋風」が吹き荒れた4年前とは異なり、政権奪取を目指す民主党が結束を固めて、攻勢を強めるのに対し、自民党はかつてない逆風にさらされている。政権選択が最大の焦点となる真夏の決戦。有権者の意思は8月30日に示される。



(2009年7月22日 読売新聞)

2300千葉9区:2009/07/26(日) 11:24:17
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090723_1.htm
攻防 (中)風 心強くもあり、末恐ろしくもあり
◎「チルドレン」複雑


朝の地下鉄駅前で支援を呼びかける立候補予定者(22日、名古屋市西区で、一部画像を修整しました)=尾賀聡撮影 衆院解散から一夜明けた22日朝、愛知1区から立候補予定の篠田陽介氏(自民)は、名古屋市西区の地下鉄駅前でマイクを握った。

 「政権交代より世代交代。古い政治を打破したい」。日焼けした顔に汗をにじませながら、足早に通り過ぎる人たちに語りかけたが、立ち止まって耳を傾ける人は、ほとんどいなかった。

 2005年衆院選で当時の小泉首相が巻き起こした追い風に乗って初当選した篠田氏は、いわゆる「小泉チルドレン」の1人だ。選挙区では敗れたが、比例で復活当選を果たした。

 地元での街頭演説はこの日で570回を数えた。国会活動を積極的に行ってきた自負も、訴えたい政策もあるが、有権者の自民党に対する不信感がそれを上回っているのを感じる。

 「今は自民党というだけで、問答無用で話を聞いてもらえない」とつぶやき、「マニフェストも出さないで解散するなんて考えられない。でも、党の看板で当選した以上、党への批判ばかりを言いたくはない」と複雑な表情を見せた。

 篠田氏と同じチルドレンの馬渡龍治氏(愛知3区)の陣営も「悲観しても仕方ない。でも、4年間地道に活動してきただけに、逆風でなければという思いは強い」と恨めしげだ。

◎地域に密着し活動
 岐阜5区から立候補予定の民主党新人・阿知波吉信氏は22日朝、岐阜県恵那市のJR恵那駅前で「官僚主導から国民主導の政治を目指す」と熱っぽく語った。

 追い風を一身に受け、小泉チルドレンと立場が入れ替わる格好になった民主党の新人は、東海3県の25選挙区で計11人。ただ、誰もがチルドレンとの違いを強調する。「ここは自分の出身地。この4年間、地元で組織を作り上げてきたし、地場産業振興のための政策にも自信がある」。阿知波氏は力を込めた。

 愛知10区から2度目の挑戦となる杉本和巳氏は東京都出身。党の公募で出馬した前回は、「落下傘候補」と言われたが、落選後、選挙区内に住宅を購入し、地域に密着した活動を繰り広げてきた。「ここに骨をうずめる。地元の老人ホームで当直作業も体験した。政治家は現場に足を運ぶことが一番大事だ」

◎政策 磨かないと…
 22日午後、名古屋市中区の民主党参院議員の事務所に、愛知県内から立候補予定の新人3人が集まった。党が掲げる子ども手当などの政策について、新人らは参院議員に疑問をぶつけた。参加した佐藤夕子氏(愛知1区)は「自分でも疑問に思う部分があるし、有権者に説明できないといけないと思った」と話した。

 「民主党は官僚主導政治の打破を掲げているが、専門的な知識が少ない新人は、数段上の役人にやられてしまう」。ベテランの民主党愛知県議は政策に関する知識を蓄えるよう注文をつけ、「風だけで当選しても、期待通りの働きができなければ、有権者からの反発は大きい」と危惧する。

 吹き付ける風は全く逆でも、攻める側も守る側も、その風からの脱却を模索している。



(2009年7月23日 読売新聞)

2301千葉9区:2009/07/26(日) 11:24:43
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090724_1.htm
攻防 (下)業界団体、自民離れ
医師連盟 抑制政策に不満強く


民主党立候補予定者の事務所に届いた医師連盟からの推薦状(23日、愛知県尾張旭市で)=川口武博撮影 愛知12区の自民党前議員・杉浦正健氏は23日夜、愛知県岡崎市の市医師会館で開かれた市医師連盟の会合で、党の医療政策を説明した後、浮かない表情で会場から出てきた。この会合で推薦が決まると期待していた陣営の思惑は外れ、結論は先送りされた。

 同連盟は同市医師会の政治団体。これまでは自民党候補を支援してきたが、小出義信委員長は「生命にかかわる社会保障費を、なぜ抑制するのか。本当にそれでいいのか」と与党への不満を口にし、「財源面で不安はあるが、民主党の政策の方が共感できる」と明言する。最終的には両党の政権公約(マニフェスト)を見て推薦を決める予定だ。

 愛知県医師連盟は、日本医師連盟の方針に従って自民党を支援するが、各地の傘下団体には自民、民主両陣営に推薦を出すなど、これまで見られなかった動きが広がっている。

 愛知7区(瀬戸市など)の東名古屋医師連盟は、今回初めて民主党陣営にも推薦を出し、愛知6区の春日井市医師連盟は執行委員の投票で推薦候補を決めることにしている。社会保障費の圧縮や後期高齢者医療制度に対する医師らの不満は大きく、同医師連盟の幹部は「これまでとは状況が違う」と話す。



 前回の衆院選で自民党とたもとを分かった全国郵便局長会(旧全国特定郵便局長会)は今回、原則として民営化の見直しを掲げる国民新党が推薦した民主党候補を支援する。

 愛知4区(名古屋市港区など)から出馬予定の民主党前議員・牧義夫氏が今月13日に開いたパーティーで、同会の柘植芳文会長は「全力で支援することを誓う」と声を張り上げた。

 民主党側も切り崩しに躍起だ。同党の小沢代表代行は6月下旬、愛知県田原市のJA愛知みなみを訪れた。メロンをほおばり、手をひざに置いて、幹部らの話に耳を傾けた。伊藤欣夫組合長は「組織で民主党を支援することはないが、応援する組合員は出てくるかもしれない」と話す。

 三重1区(津市など)の自民党前議員・川崎二郎氏の陣営は「農業関係者からも、『一度、民主にやらせてみたら』という声が聞こえてくる」と嘆く。



 こうした現状に、自民党の危機感は強い。同党愛知県連は24日、業界団体の役員らを集めて会議を開く。衆院選に向け、支援を呼びかける最初の場だが、有力県議の一人は「これまでのように団体に頼るばかりではだめ。どれだけ地域を歩き、対話を重ねるかが、より重要になってくる」と強調する。

 一方、民主党愛知県連の幹部は「支援の広がりはありがたい。ただ、異なる意見を持つ団体とは、政策の調整やすり合わせが必要だ。特に、自民党と縁が深かった団体とは、慎重に関係を築いていかなければならない」と浮かれた様子はない。

 選挙へのかかわりを通じ、自らの主張を国政にどう反映させていくのか。「政権選択」が焦点となる今回、自民党を支えてきた団体の変化は、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

 (この連載は石原明洋、三戸慶太、譜久村真樹が担当しました)



(2009年7月24日 読売新聞)

2302千葉9区:2009/07/26(日) 11:25:10
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090725_1.htm
決戦の夏 マニフェスト待ち「戦えぬ」
自民・民主陣営 困惑
 8月30日投開票の衆院選に向けて、政権公約(マニフェスト)が公表されていない自民、民主両党の陣営から、「1日も早く出して」という声が上がり始めている。民主党の立候補予定者は「有権者に十分な説明ができない」と困惑し、自民党立候補予定者からは「マニフェストを決めてから解散すべきだった」と、党執行部への批判も聞かれる。

 「支援者から早く示すように言われ、困っている」。民主党の新人、柴橋正直氏(岐阜1区)は不満を隠さない。街頭や集会で政権交代を訴えているが、有権者から政策について詳細な説明を求められると、「『待ってほしい』と頭を下げている」と話す。

 自民、民主両党のマニフェストが出そろうのは今月末とみられる。民主党はすでに概要版を各陣営に配布し、政策集を公表したが、それでも有権者からの問い合わせに応じきれないケースも少なくない。

 民主党前議員の赤松広隆氏(愛知5区)の陣営は、有権者からの質問への回答を「一時預かり」にしている。所得税の配偶者控除などの廃止、1人当たり月2万6000円の子ども手当について、「子どものいない世帯は負担増になると報道されていた。がっかりした」という意見が寄せられたが、明確に説明できず、「報道先行では困る」と渋い表情だ。

 自民党の候補予定者からも、批判の声が上がる。「マニフェストは国民に対する政党の約束であり、作ってから解散すべきだった」と話すのは前議員の棚橋泰文氏(岐阜2区)。2回目の当選を目指す篠田陽介氏(愛知1区)も、「財源の裏付けがあるマニフェストを作らないまま解散となった。これでは財源の根拠のない(民主党の)政策を批判できない」と話す。

 一方、マニフェストにとらわれず、独自の政策を訴える立候補予定者もいる。自民党の新人、宮原美佐子氏(愛知2区)は、「スポーツ省」の設置を訴えている。「マニフェストは早く出る方がありがたいが、マイペースでやっていく」と話す。

 多くの陣営がマニフェストに気をもむ背景には、各党の政策に関心を持つ有権者が増えていることがありそうだ。民主党マニフェスト委員会のメンバーでもある前議員の中川正春氏(三重2区)の陣営は、「有権者からの質問は難しくて細かい内容のものも多く、政策への関心の高まりを感じる」と話している。



(2009年7月25日 読売新聞)

2303千葉9区:2009/07/26(日) 11:32:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1248190528115_02/news/20090722-OYT8T00085.htm
京都の選択 2009衆院選 一覧

挑む壁高く厚く<1>

衆院解散を受け、街頭演説をする立候補予定者(京都市内で) 衆院が解散された21日、府内で立候補を予定している26人は8月30日の投開票に向け、事実上の選挙戦をスタートさせた。府内の小選挙区では自民、民主、共産、幸福実現各党が6選挙区すべてで候補者を擁立し、社民党1人、無所属1人も立候補を予定、小選挙区制が導入された1996年以降、最多になる見込みだ。「政権選択」が問われる決戦に向け、候補者や政党、支持者らの動きを追う。

 京都1区で民主党から立候補を予定する平智之(50)は21日午後、党本部で同党の鳩山代表から公認証を受け取ると、夕方、JR京都駅前に戻った。拡声機を肩から下げ、公認証を掲げながら、「今、受け取ってきました。この国を大きく動かさなければならない。みなさん、選択を」と呼びかけた。

 5区で同党から立候補する予定の小原舞(35)は、「地元で訴える時間を減らしたくない」と公認証の受け取りは家族に任せ、綾部市内を巡った。午後、JR綾部駅前で、「ここで暮らして良かったと思えるような元気ある地方をつくるため、全力で取り組む」と訴えた。

 京都市中心部の132平方キロ・メートルに有権者38万2000人が住む1区と、府北部の2082平方キロ・メートルに同26万人が暮らす5区。性格が異なる選挙区のようだが、似ている点がある。「民主のアキレス腱(けん)」(府内与党関係者)であることだ。

    □   ■   

 平と小原は、同党の福山哲郎参院議員の誘いを受け、昨年9月、出馬を表明した。ともに、選挙戦に立候補するのは初めて。記者会見に同席した小沢一郎代表(当時)は「2人ともこの厳しい選挙区でよくぞ決断してくれた」とたたえた。

 小選挙区制で行われた4回の衆院選で、同党は両区で一度も勝利したことがない。1区では自民党の伊吹文明(71)、5区では同党の谷垣禎一(64)が連勝。いずれも中選挙区時代から議員を続ける閣僚経験者だ。

 1区で力をもつ「糸へん」と呼ばれる繊維業界で、伊吹は複数の後援会を持つ。後援会幹部によると、地域も含めると、総数は50を超える。5月から6月にかけて相次いで600人規模の総会などを開き、伊吹も出席した。西陣織工業組合幹部は「伊吹さんは団体の会合のほか、結婚式や葬式にも顔を出してくれる。政党を超えてつながっている人が、西陣から室町にかけて相当数いる」と言う。

 谷垣は、60年から8期23年間にわたり衆院議員を務めた父の時代に引き続き、福知山を地盤にする。2004年に台風23号で由良川が氾濫(はんらん)し、府北部に被害を及ぼした翌年度、事業費約500億円で30年かける計画だった国の治水工事が、約10年に短縮された。地元の府議は「財務大臣だった谷垣先生のおかげ。川は見違えるような姿になり、府民の命も生活も守られた」と強調する。

 民主党府議は両区について、「都市部である全国の1区では民主への追い風が強いが、京都で重要なのは日頃のつながり。どちらも中心は古くからの住民で、新人が食い込むのは容易ではない」と語る。

    ■   □   

 平は出馬表明後しばらくは支持団体回りに力を注いだが、4月からは日中の集会や面会は原則断っている。代わりに1日約8時間、路地を歩き、100回以上演説を繰り返す。昨秋と比べて、体重は18キロ減った。小原は、20世帯足らずの山間部の集落に足を運び、マイクを握る。最初は聴衆がいなかったが、「こんな遠い所に何度も来てくれて」と家から出てきてくれる人が増えたという。

 「政権交代後に本当に豊かになることを直接説明して、信用してもらう」と平。「広い京都北部を歩いてしっかり地域の人の声を聞く」と小原。団体ではなく、個人に向かう戦略で、歴史の中で積み上げられた高く、厚い壁に挑む。(敬称略)

(2009年7月22日 読売新聞)

2304千葉9区:2009/07/26(日) 11:33:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1248190528115_02/news/20090723-OYT8T00025.htm
京都の選択 2009衆院選 一覧

真価問われる時<2>

自民党府連前に並ぶ麻生首相のポスター。就任直後の昨年10月と今年4月に張り出された(中京区で)  「正論を貫くのは若い者の特権。与野党問わず、先輩たちが解決できなかった社会保障や官僚の天下り問題に切り込んでいける」

 京都2区で自民党から立候補する予定の山本朋広は、22日朝、左京区の幹線道路の交差点で力を込めた。前日夕方、東京から戻り、今後は連日、街頭演説をする方針だ。

 22日夕、宇治市内のスーパー前。6区で立候補する同党の井沢京子は買い物客らに向けて声を振り絞った。「景気経済対策を進める。誰が地元のために仕事をする議員か、問いたい」

 2人とも2005年4月、同党府連の公募に応じ、同年8月に公示された衆院選で立候補。郵政民営化を掲げた「小泉旋風」に乗り、民主党の前議員にあとわずかのところまで迫り、比例復活で初当選を果たした。あのとき、熱気にあふれた街頭で、今、演説に立ち止まる人は少ない。

    □   ■   

 4年前、山本は府内の候補者19人の中で最も若い30歳だった。2区では、小選挙区制が導入された1996年に自民党候補が接戦を制したものの、この時3位だった民主党の前原誠司が00年に勝利して以来、自民党の敗北が続いていた。その前原に、山本が4465票差まで近づいたことに、同党市議は「郵政選挙で改革を求める有権者が、公募で選ばれたしがらみのなさと若さにも期待したのだろう」と振り返る。

 山本は当選後、衆院本会議のほか、委員会や分科会に休まず出席し、交通施策の見直しを求めるなどした。反面、地元での時間が取りにくかった。4月、本会議と日程が重なった地元の市立学校の開設式を欠席すると、支持者から「ほかの国会議員は列席しているのに」と不満の声が上がった。

 山本は「地元の行事も大切だが、国会議員は国政にかかわってこそ、有権者への責任を果たせると思う。努力をわかってもらうには時間がかかる」と悩む。

 衆院選の日程が固まったあとの休日、複数の後援会関係者を訪ねる山本の姿があった。「今回は前回選挙の追い風が、そのまま逆風になっています。皆さんのお力を貸してほしい」と頭を下げ続けた。

    ■   □   

 6区でも、自民党は00年に勝利した以外は敗北していたが、井沢は、3選された民主党の山井和則に1万739票差まで迫った。

 井沢は4年間で、自治体などから国道の改良など約70項目の要望を受け、実現に取り組んだ。市長の一人は「中央の情報を素早く送ってくれる。与党議員ならでは」と評価する。後援会づくりにも力を注ぎ、自民党の支部がある14地域のうち、12地域で設立した。

 一方で、前回選挙時に1500人いた自民党員は高齢化の影響で、1200人に減った。6区は府内の小選挙区の中で有権者数が最も多く、44万8000人に上る。そのほとんどを占める支持政党をもたない「無党派」たちの動向が、勝敗の鍵を握る。

 井沢は決意を込めて語る。「前回は郵政民営化にイエスかノーかだけが問われた。これが私の活動を問われる最初の選挙になる」

(敬称略)

(2009年7月23日 読売新聞)

2305千葉9区:2009/07/26(日) 11:34:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090723-OYT8T01192.htm
京都の選択 2009衆院選 決戦へ<3>
強さともろさと

鳩山代表のポスターが張られた民主党府連本部。職員が広報紙を党員らに送る作業をしていた(中京区で) 「小選挙区の候補者6人全員を当選させていただき、京都から政権交代をしようではありませんか」。

 今年2月、下京区のホテルで開かれた民主党府連結成10周年記念大会。会長の山井和則(47)が熱っぽく叫ぶと、集まった約300人から拍手が沸き起こった。

 現民主党が1998年に誕生し、初めての総選挙となった2000年、府内では全6区のうち前原誠司(47)が2区で当選した。03年には前原のほか、3区で泉健太(34)、6区で山井が勝利。全国的に「小泉旋風」が吹き荒れた05年でも、3人は各選挙区で勝ち上がり、小選挙区での勝負を自民党と互角に持ち込んだ。

    □   ■   

 3人はそれぞれ、連勝の前に小選挙区での敗北を経験し、独自のスタイルを築いた。

 北海道出身で、選挙区内に地盤のなかった泉は、〈どぶ板〉を徹底する。22日午前7時に京阪淀駅前で解散後の街頭演説をスタートさせ、23日も早朝から京阪観月橋駅前でマイクを握った。

 25歳だった00年、3区で初挑戦し、落選。約3年間、自ら運転する車や自転車で選挙区内を走り、1000回近い街頭演説を展開した。03年にはかつて負けた自民党候補に2万票の差をつけて初当選。「風に左右されない関係を有権者と築く」と語り、昨夏の地蔵盆では2日間で70か所以上を回った。自民、公明、共産の支持者らの中にも飛び込んでいく。

 一方、前原は地元や東京に、京セラの稲盛和夫名誉会長ら財界の大物が会長を務める後援会を持つ。前原が代表の党府第2区総支部の政治資金収支報告書(2007年度)には、寄付リストに府内外の企業約50社が並ぶ。

 山井は選挙区内の民主系の府議、市町議員計33人の支援を受ける。その上で、国政では議員立法を成立させるため、与党にも協力を呼びかける。「福祉のためには、ほかの政党の人も同志だ」と言い、消えた年金問題を提起するなど、「福祉の山井」のイメージを確立した。

 3人の歩みを知る連合京都幹部は「戦い方は違うが、保守にも革新にも支持を広げた」と評価する。

    ■   □   

 民主党への追い風が吹く中、3人の周辺では楽勝ムードも漂うが、もろさもうかがえる。

 松下政経塾や議員秘書出身の3人について、民主党を支援する労働組合幹部は「労働者の気持ちを実感できるのか不安になる時がある」と口にする。

 前回、泉に820票の僅差(きんさ)で比例復活当選し、今回も3区で立候補する自民党の清水鴻一郎(63)は医師とケアマネジャーの資格を持ち、後期高齢者医療制度など党の政策についても反対意見を堂々と表明。「専門家の私にしかできない仕事がある」と訴える。泉の支持者は「国会議員として確固たる主張がなければ、有権者にやがて飽きられる」と危惧(きぐ)する。

 政権選択が問われる衆院選で、京都の民主の実力が試される。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)

2306千葉9区:2009/07/26(日) 11:35:26
>>2181が4
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090725-OYT8T01105.htm
<京都の選択 2009衆院選 決戦へ5>消えないしこり
4区 激闘再び


衆院解散後初めての週末、市民らにあいさつをする立候補予定者(京都市内で)  156票。2005年9月の衆院選で京都4区で初当選した自民党の中川泰宏(57)と、無所属元議員の田中英夫(65)の票差だ。中川と、民主党前議員の北神圭朗(42)の票差もわずかに1642票。大接戦を展開した3人が今回の衆院選でまた、4区での立候補を表明している。

 4年前と違うのは〈風〉の向きだ。中川を押し上げた「小泉旋風」は消え去り、民主党への追い風が吹く。郵政民営化に反対して自民党を離党する前は同党の衆院議員だった田中と、「刺客」の中川を巡って、同党関係者の間では「民主党に議席を奪われないためには小選挙区の立候補は1人に調整するべきだ」との声もあった。府連では決められず、党本部に判断を預けた。

 衆院が解散された21日。中川は党本部で公認証を受け取った。田中は京都市内のホテルで、4区で圧倒的な強さを誇った元自民党幹事長・野中広務から激励を受けた。「保守一本化」は実現しなかった。

    □   ■   

 解散後、初めての週末の25日、中川は南丹市の集会で、出席者に「必ず皆さんの生活が豊かになる政策を実行する」と語りかけた。

 八木町議、八木町長を経て、02年の府知事選に立候補。JA京都中央会長でもある。4年間、「要望を実行に移すのは私にしかできない」と、現職の与党議員として、農家や建設業関係者らの間で支持を広げた。小泉元首相を「親分」と呼び、今も一緒に写ったポスターを掲げる。

 田中は25日、右京区の小学校で開かれた夏祭り会場で、浴衣姿の市民らと握手を交わした。

 亀岡市助役、府議、同市長を経て03年、小泉元首相を批判して引退した野中の後を継いで自民党から立候補。中川に敗れた後は早朝の駅前で「信念を貫く」と書いたのぼりを立て「地方の声を国政に反映できるのは私だけ」と呼びかける。野中を支えた地方議員や郵政、福祉などの団体から支援を受け、公明党支持者の取り込みも図る。

 一方、保守票の奪い合いをする2人が「最大の敵」とみる北神は、前回比例復活で初当選したあと、主に京都市内で後援会などを計約40団体結成。民主党支持者が少なかった亀岡市以北でも、繰り返し自転車で回るなどしている。

 25日は南丹市の国道沿いで「老後の安心を実感してもらえるよう、介護の充実を図りたい」と演説した。北神は「風任せではなく、支えてくれる人たちは自分で見つけたい」と話す。

    ■   □   

 00年、野中は最後の選挙で、次点の共産の2倍以上、民主の3倍以上の票を獲得した。4区は“野中王国”と呼ばれた。自民党府議は「王国をかき回した小泉さんを野中さんは許せない。それぞれの支持者たちは地域で激しく対立したため、小泉さんが引退しても、しこりは消えない。これを最後の戦いとして決着をつけるしかない」と自らに言い聞かせるように語る。

 4区では共産党新人の吉田幸一(35)、幸福実現党新人の出野博志(60)も立候補を予定する。激闘から目が離せそうにない。

(敬称略、「決戦へ」はおわり。選挙取材班が担当しました)

(2009年7月26日 読売新聞)

2307千葉9区:2009/07/26(日) 11:38:44
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090726-523399.html
当選のカギ握る? 「本人」タスキが人気

 21日の衆院解散から8月30日の投開票まで40日間の史上最長の選挙戦が繰り広げられている。各候補者にしてみれば、どんなことをしても名前を覚えてもらいたい。しかし、公職選挙法では8月18日の公示日以降でなければ名前の入ったタスキもノボリも使えない。そこで、今夏、個人の名前を特定しない「本人」とだけ書かれたタスキやノボリが人気だという。

 インターネット上で選挙用品の注文を受ける「選挙グッズ.COM」では「すでに全国から7件注文があって、すでに使われている方もいます。今後も増えそうな勢いです」と驚く。00年から営業しているが、個人を特定しない文句で、判で押したように「本人」を指名してくる注文が立て続けにくる現象は初めてだ。

 きっかけは今年6月28日に神奈川・横須賀市長選で当選した吉田雄人市長(33)が、祝勝会見の際に掛けていた白地に水色の「本人」タスキ。33歳での当選、さらに小泉純一郎元首相の支援した現職を破った衝撃度もあって、本人タスキが新聞や雑誌に掲載され、テレビでも何度も放送された。

 吉田氏は02年夏から約1200日、横須賀市内の各所駅頭で毎朝、本人タスキをつけて演説していた。目立ちたいからではなく、1人1人の市民が市政にたずさわる“本人”となってほしいとの思いを込めたのが発端だった。本人タスキの引っ張りだこ現象について吉田氏は「形だけではなく、本来のスピリットを引き継いでもらいたい」とやや困惑しているという。

 この本人タスキを最初に使用したのは名古屋市長の河村たかし氏。日本新党時代に初当選した93年衆院選前に、名前入りのタスキで街宣していたところ、愛知県選管から注意された。当時の自治省に掛け合い「じゃ“本人”ならエエじゃろ」と納得させてしまった。秘書によると本人タスキの流行について河村氏は「金よこせとはいわんけど、あいさつぐらいはあってもエエがね」とボヤいている。

 [2009年7月26日7時43分 紙面から]

2308千葉9区:2009/07/26(日) 11:45:01
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000907250004
「政権選択」で自民・民主に焦点
2009年07月25日

   ■県内少数政党 「埋没」の危機感


 次期総選挙を控え、社民党や共産党など県内の少数政党が危機感を募らせている。「政権選択選挙」に位置づけられて、自民、民主の2大政党に注目が集まるなか、前哨戦とされた東京都議選で少数政党が議席数を減らしたためだ。各党は「地道に政策を訴える」と党勢の拡大に懸命だが、埋没に不安を隠さない。政権交代を可能にすることを目的にした現行の選挙制度を、もとに戻すよう求める声も聞こえてくる。(床並浩一、岡戸佑樹)


 「総選挙前の都議選の結果がどれだけ重要な意味を持つのか、執行部は知らないわけはないのに」


 7月12日投開票の都議選。社民党県連合の中込孝文代表は、党公認の新顔2人の落選を聞き、無力感に襲われた。


 今回の都議選は42選挙区、定数127に対し、候補者221人が立候補。ふたを開けると、都議会の第一党に躍り出た民主党が喜びに浸る一方、議席復活という社民党の悲願は達成できなかった。


 前身の社会党時代、複数の当選者を選ぶ「中選挙区」で選挙戦があった93年まで、同党は「自民王国」とされる県内選挙区(山梨全県区、定数5)で議席を着実に獲得していた。


 その後の新党ブームもあり、党は分裂を迫られた。当選者を1人だけ選ぶ「小選挙区」に移行し、後継の社民党で戦った96年の総選挙以降の当選者はゼロ。候補者を立てられないでいる。


 党県連合は当面の対応として、甲府市内で26日に開く医療と福祉を考える講演会に、「党の顔」としてテレビに出演している阿部知子政策審議会長を招く。県内の党員約150人や支援者約60人に出席を呼びかけるほか、25日は宣伝カーを走らせる予定だ。


 来る総選挙で比例区の目標得票数を前回の5割増しの3万6千票と定めている。深沢
高行幹事長は「奇策はない。生活に密着した政策を地道に訴えるだけだ」と言い聞かせる。


 共産党県委員会も都議選の結果に衝撃を受けている。党の議席は改選時の13を大幅に下回る8議席に落ち込んだ。


 県委員会は、労働者を描いた小説「蟹工船」のブームも追い風に、新規党員を着実に増やしてきた。県内党員も20年前に比べ約2割伸びている。93年の総選挙で落選した候補者が全県で獲得した得票数は1万9696票。「小泉旋風」が吹いた05年の総選挙の比例区では、6割増の3万2156票を集めた。今回も前回並みの3万2千票の獲得が目標だ。


 だが、民主党に吹いている今回の風は、自公政権を批判するだけでは、批判票の受け皿になりにくい。護憲や消費税増税反対の訴えも、民主党の「政権交代」のワンフレーズにかき消されがちだ。千葉信男県委員長は「街頭演説や小集会に力を入れてきたが、雇用問題でリーダー的な役割を果たしてきた党そのものを理解してもらうことに力点をおかないといけない」という。27日には山梨1区に擁立する新顔の応援に、志位和夫党委員長が県内入りし、風向きを変える考えだ。


 社民、共産両党関係者に共通するのは、「現行制度は少数政党をますます埋没させている」という強い危機感だ。


 現行の小選挙区比例代表並立制は、非自民で少数政党が連立した細川連立政権が導入にこぎ着けたものだ。


 千葉委員長は「多くの死に票が出て、民意が必ずしも反映されない現行の選挙制度の弊害も有権者に訴えていきたい」と話した。


  ■麻生政権景気対策 講演で理解求める 斉藤環境相が来県


 斉藤環境相は23日夜、公明党県本部が昭和町内で開いた講演会で、支持率が低迷する麻生政権について「政権ができてから10カ月。冷静にみて、どこかに大きな間違いがあったでしょうか」と訴え、同政権が打ち出してきた景気対策に理解を求めた。


 斉藤氏は同党の前衆院議員。環境省が取り組む環境施策の説明や民主党批判を続けたあと、会場の党員や支持者に比例区の支援を呼びかけた。

2309千葉9区:2009/07/26(日) 11:52:42
>>2297
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090726101349.asp
国政・地方選出馬に含み/民主・山内崇県議 弘前でパーティー

 民主党の山内崇県議は25日、自身の後援会が弘前市内で開いた政治資金パーティーで、「(来年以降の)弘前市長選、知事選、参院選など、あらゆる選挙で民主党の不戦敗は許されない」などと述べ、国政・地方各種選挙への出馬に含みを持たせた。

 パーティー後の取材には「主要な選挙ですべて候補者を立て、勝利しなければならない。その過程で必要な場面があれば決断する」と出馬への意欲をにじませた。

 山内県議は昨年10月、衆院選本県4区の野党候補一本化の過程で出馬を断念した経緯がある。

 パーティーには、同党の梁瀬進参議院国会対策委員長、田名部匡省県連代表、津島恭一県第4区総支部長など約1000人(主催者発表)が出席した。

2310名無しさん:2009/07/26(日) 12:26:26
総選挙を100倍楽しむ方法!

よく16年前の政権交代のことと比較してメディアで今回の選挙を語られますが…
選挙制度や政党の勢力図、人材など異なる点ばかりが多いような気がします。

何せあの時は最大野党は社会党、今回は中道政党民主党。
さて、政治のお話はこれぐらいにして。

実は16年前は冷夏だったのです。土砂崩れ、北海道で地震も起きていました。翌年は猛暑(このあたりから日本の夏がおかしくなってきた気がします)と水不足、前年の冷夏によるコメ
不足によるタイ米騒動がありました。懐かしいでしょう。

今回も夏の選挙で、8月は平均気温は例年より下がる見込みだとか。まだ関西は梅雨も明けませんし、昨年の今よりは涼しいです。
大雨も多いです。

というわけで類似点が多いのが特徴。はてさてどうなりますやら。

2311 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/26(日) 12:51:27
>>2299
> 中井氏が解散当日に街頭に立ったのは初めて

オイ、コラァ

2312とはずがたり:2009/07/26(日) 13:02:05
>>2311
読み流してしまってましたが此は酷いヽ(`Д´)ノ
ESPAさんつっこみ感謝っす♪

2313とはずがたり:2009/07/26(日) 13:22:27
こいつもおパフォしか考えてない神奈川自民に良くある低級議員な訳だが,危機を感じているらしいな。
対する民主候補は橘ひでのり氏http://www.t13.jp/である。頑張って欲しい所。

甘利氏今回重複へ小泉氏は/辞退届
2009/07/26
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907665/

 自民党県連(菅義偉会長)は25日までに、衆院11区から党公認で衆院選に出馬予定の小泉進次郎氏の重複立候補(比例南関東)辞退届を党本部に提出した。県内小選挙区で自民党公認の他の立候補予定者15人は、前回辞退をした甘利明行革担当相(13区)を含め、全員比例代表にも重複立候補する方向。

 小泉氏の辞退は「小選挙区で落選した候補が比例で救われるのは、有権者の意思が反映されていない」という本人の意向によるもの。

 前回辞退をしていた甘利氏が今回は重複する予定について、同氏の事務所は「県連の方針にのっとり、比例にも名前を載せる方向」と説明した。県連の竹内英明幹事長は「今回はおしなべて、重複をする方針だ」と話している。

2314広島一区民:2009/07/26(日) 13:59:58
 >>2221

 不完全ですが岡山一区を紹介します。(岡山市は今年政令指定都市になりました)

・岡山市北区(中原、祇園、後楽園、牟佐を除)
・岡山市南区(児島半島の地域及び旧灘崎町域を除)
・旧御津郡加茂川町

・岡山市北区は都市型地区と、昔ながらの果物畑が有り、栽培が盛んです
・岡山市南区は区内で最も人口増加率が高い地域です
・旧加茂川町は殆ど高原と山林で占められています

 あくまで傾向の話ですが、広島一区と類似しています。

 現状逢沢氏有利ですが
岡山といえば江田五月氏が居ます。
高井氏と連携し、頑張り次第では、広島一区より波乱要素は有ると見ています。
(選挙区民の方がいらっしゃれば、加筆戴きたく)


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