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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

2038チバQ:2011/02/07(月) 00:10:34
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201102040020.html
県議選、20選挙区で無投票の可能性 過去最多か
2011年2月5日

 4月の岐阜県議選(定数46)の顔ぶれが、ほぼ出そろった。だが、全27選挙区で定数を超えて名乗りを上げているのは7選挙区だけで、このままなら無投票は過去最多となる。県議の大半が有権者の審判を受けない県議会の誕生には、「政策論争が進まず、住民にとって不幸だ」との指摘もある。

■逆風民主、擁立進まず

 今のところ選挙戦が確実視されているのは、岐阜市や大垣市など主に都市部の7選挙区(定数計22)。1人区を中心にした約4分の3の20選挙区で有権者が投票機会を失う可能性がある。

 県選挙管理委員会によると、統一地方選が始まった1947年以降、無投票当選が最も多かったのは、91年の19人。16選挙区(全31選挙区)で無投票だった。今回はそれを上回る見込みだ。

 前回2007年の県議選は、市町村合併で選挙区と定数が減ったことや、現職が13人引退したことが影響して無投票は比較的少ない8選挙区の10人だった。

 政権交代後、初の統一地方選となる今回も、県議会での過半数を狙う民主が、県議選の全選挙区で候補者を擁立する方針を打ち出し、活発な選挙戦が期待されていた。

 しかし、これまでに県議選で公認と推薦したのは計11人。この擁立の少なさが、無投票が増える一因とされる。県連幹部も「政権与党として有権者に選択肢を示せないのは恥ずかしい」と認めた。地方組織の強化が進んでいないことが原因だという。

 県内の国会議員は、民主が09年の衆院選でいっきに6人増え、参院議員と合わせると計9人。「王国」を築いた自民の5人を逆転した。しかし地方議員をみると、県議会の会派は、31人の自民系に対して民主系は8人。民主県連によると、県議会の選挙区と県内42市町村議会で、民主系議員がいない「空白区」は半数近いという。

 民主政権への逆風も擁立を困難にする。昨年11月の福岡市長選、和歌山知事選は、いずれも推薦候補が大差で敗れた。同12月の茨城県議選(定数65)は、推薦を含めて擁立した計24人中、当選は6人と惨敗した。

 逆風の強まりを心配したのか、民主県連関係者によると、岐阜では、水面下で県議選に立候補を打診した人の「辞退」が相次いでいるという。1月には、推薦した立候補予定者が「出馬をやめる」と表明した。

 一方の自民は羽島郡を除く26選挙区に1人以上の候補者を立てる方針。25選挙区で31人の擁立を終えた。県連の猫田孝幹事長は「無投票が多いのは民主のせい。うちは助かるが、候補者を訓練させる意味では選挙戦になった方が良い場合もある」とうそぶく。

 地方自治に詳しい名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は「有権者の選択肢が失われるのは望ましくない。そうして誕生した議会も決して好ましいことではない。政策などの競争があってこそ、政治はよりよい方向に進む確率が高くなる。選挙での得票も、どれだけ有権者から信任を得たかの指標。投票機会が奪われるのは、住民と議員にとっても不幸なことだ」と指摘する。

    ◇

 県議選は今のところ、民主、自民のほかに公明2人、共産3人、無所属5人が立候補を予定している。(鷹見正之、舩越紘)

2039やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:37:24
順当に河村-大村が当選ですか。
「民主王国」は概ね民主党の中の人が腐りきってますからね。
こういう候補が出てくると、途端に太刀打ちできなくなる。

2040やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:40:13
河村は奇抜なのでパーソナリティを嫌がる有権者も潜在的に多いものと思いますが、
それでも大差圧勝ですからね。

かつての民主党への期待は、橋下や河村、大村が全てさらっていっちゃたわけです。

2041やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:50:21
重徳和彦は本来の得票力は大村よりありそうですね。
既成政党色がついたマイナスと橋下河村の改革色をつけた大村とで、
これほどの開きが出るとは。。。

2042名無しさん:2011/02/07(月) 06:42:22

 ▽名古屋市長選開票結果   

当662251河村たかし 諸前
 216764石田 芳弘 無新
  46405八田 広子 無新
  23185杉山  均 無新
         (選管最終)

 ▽愛知県知事選開票結果   

当1502571大村 秀章無新
  546610重徳 和彦無新
  487896御園慎一郎無新
  324222薬師寺道代み新
  141320土井 敏彦無新
         (選管最終)

 ▽議会解散住民投票 

 賛成  696146
 反対  252921
     (選管最終)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110207-OHT1T00065.htm

2043名無しさん:2011/02/07(月) 09:02:41

河村氏、空前の得票 名古屋市長選、16区すべてトップ
2011年2月7日
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201102060049.html

 6日に投開票された名古屋市長選で、前市長で地域政党「減税日本」代表の河村たかし氏(62)=減税日本公認=が再選を果たした。市内16区すべてでトップの票を獲得し、過去最高得票で他の新顔3候補を圧倒する強さを見せた。投票率は54.14%(前回50.54%)だった。

 同日夜、名古屋市東区の河村氏の個人事務所には河村氏の支援者が集まった。「当選確実」の知らせが入ると、河村氏は支援者とともに当選を喜びあった。

 河村氏は知事選に立候補した前衆院議員の大村秀章氏とタッグを組んだ選挙戦を展開。2年弱の市政運営で得た高い支持率を背景に、昨年4月に立ち上げた「減税日本」を旗印として既成政党批判を繰り広げ、終始選挙戦を優位に進め、市内全区でトップの得票を得た。

 前衆院議員の石田芳弘氏(65)=民主、社民、国民新党、自民党県連推薦=は「反河村」を前面に掲げた。自民党市議団も積極的に支援し、河村氏への批判勢力の結集を図ったが、「河村旋風」を前に、支持をまとめきれなかった。

 元参院議員の八田ひろ子氏(64)=共産党推薦=も次期市議選の前哨戦と位置づけて共産支持層の組織固めと無党派層への支持拡大を狙ったが、及ばなかった。

 前市議の杉山均氏(54)も「市バスの無料化」など政策を中心に訴えて独自の選挙戦を展開したが、伸び悩んだ。

 今回の市長選は、河村氏が昨年11月、「減税が議会の反対で否決された」などとして任期途中で辞職を表明したことに伴う出直し選挙。河村氏は、2009年4月の市長選で「恒久的な市民税10%減税」を筆頭公約に掲げ、過去最多得票で当選した。09年12月の市議会でいったんは恒久減税条例案が可決したが、その後市議会が「減税により市民サービスがカットされている」として「1年限り」に修正され、減税は10年度限りとなっていた。

 また、河村氏は「議会を変えなければ市長公約が実現できない」として昨年8月から市議会解散リコールを主導。リコールに向けた署名集めでは、1カ月間で約37万人分の有効署名を集め、議会解散の是非を問う住民投票実施にこぎ着けた。

 河村氏は、市長選と同日に投開票される住民投票と知事選の「トリプル投票」で、同じ「減税」を公約に掲げる大村氏の選挙戦と、減税実現のための市議会解散をセットにした選挙戦術をとり、「河村、大村、(市議会解散に)賛成でお願いします」などと街頭で呼びかけるなどして、相乗効果を狙った。

 一方、任期途中で辞職した河村氏に対しては、議会や識者から批判を浴びた。新年度予算の編成作業を控えていることや、出直し市長選実施のための費用がかかることか理由で、議会側は「選挙戦を優位に進めるための市政の私物化だ」「市長職の放り出し」などと批判した。

 しかし、朝日新聞が市長選告示後の1月29、30日に実施した世論調査では河村氏の市政運営について「評価する」が56%と答え、「評価しない」の22%を上回った。選挙戦で掲げる恒久的な市民税減税についても「賛成」が55%で、「反対」の26%を上回り、批判を跳ね返した。(寺西哲生)

2044名無しさん:2011/02/07(月) 09:10:07

大村氏、全域で圧倒 知事選、重徳氏・御園氏らに大差
2011年2月7日
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201102060048.html

 6日投開票された知事選では、前衆院議員の大村秀章氏(50)=減税日本推薦、公明党県本部支持=が初当選。名古屋市長選に立った河村たかし氏とタッグを組んで選挙運動を展開して同市内で他候補を圧倒し、他地域でも得票を伸ばした。投票率は52.52%(前回52.11%)だった。

 重徳和彦氏(40)=自民党県連推薦=、御園慎一郎氏(57)=民主、社民、国民新党推薦=、薬師寺道代氏(46)=みんなの党公認=、土井敏彦氏(64)=共産党推薦=は懸命に巻き返しを図ったが、伸び悩んだ。

 3期務めた神田真秋知事(59)が引退し、新顔5人による激戦となった。知事選の候補者が5人以上になるのは60年ぶり。地域政党を率いる「河村・大村連合」と既成政党が対決する構図になった。

 大村氏は「県民税10%減税」「中京都構想」など、河村氏との共通公約を掲げ、セットでアピール。知名度を最大限生かすため、自転車遊説などで耳目を集めた。公明党県本部が支持したほか、自民党の一部国会議員や県議らが支持に回り、既成政党側の支持基盤も切り崩した。三河地方出身者の知事当選は初。

 元総務省課長補佐の重徳氏は、神田知事が支援に回った。地方自治に携わった実績と、5候補中最年少の「若さ」を強調したが、自民党が実質的に分裂し、組織力を十分に生かし切れなかった。

 元総務省官房審議官の御園氏は最も早い昨年秋に立候補を表明し連合愛知の支援を受けた。だが、菅政権の支持率低迷などの逆風をもろに受け、知名度不足のハンディをはね返せなかった。

 医師の薬師寺氏は、みんなの党公認で臨み、渡辺喜美代表がたびたび県内入りして党の政策を訴えたが及ばなかった。土井氏は立候補表明の遅れが響いた。(本田修一)

2046チバQ:2011/02/07(月) 21:45:05
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110207ddlk23010183000c.html
選挙:トリプル投票 「河村劇場」第2幕へ/連携実り大村氏(その1) /愛知

名古屋市長選で当選し、水をかぶる河村たかし氏=名古屋市東区で2011年2月6日、竹内幹撮影

支持者らに敗戦の弁を語る石田芳弘氏

選挙戦を振り返り悔しさをにじませる八田ひろ子氏

市議会の解散が確実になり喜びを爆発させる「ネットワーク河村市長」のメンバーら=名古屋市東区で2011年2月6日撮影 ◇「庶民のための政治に」
 前名古屋市長の河村たかし氏(62)が仕掛けた知事選、出直し名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票の「トリプル投票」が6日、投開票され、連携して選挙戦を展開した河村氏と前衆院議員の大村秀章氏(50)がそろって市長と知事の座を射止めた。住民投票も賛成票が半数を上回り、「河村流」の圧勝に終わった。投票率は、知事選52・52%(前回52・11%)▽名古屋市長選54・14%(同50・54%)▽住民投票54・17%。地域政党を設立するなど、党派を超えて支持を集めた河村、大村両氏に対し、民主、自民などの既存政党は存在感を示せなかった。09年4月の市長就任以来、市政を舞台に展開された「河村劇場」は、県政を巻き込んで第2幕を迎える。

 河村たかし氏の当選が決まると、名古屋市東区の事務所は歓声で沸いた。河村氏は支援者らの握手攻めにあい、再選の喜びを分かち合った。

 前回市長選は民主党の推薦を受けたが、今回は市議団との不和が原因で民主との全面対決に。しかし、任期中に市民税10%減税や地域委員会、議会改革をめぐって市議会と対立を続けたことで、河村氏に注目が集まった。不可能とみられた市議会解散請求(リコール)の署名集めを成し遂げ、知名度は揺るぎないものとなった。

 組織の支援を受けない河村氏は、得意の自転車街宣スタイルを貫き通した。街頭では知事選候補の大村氏や、自身がつくった地域政党「減税日本」の次期市議選立候補予定者らと共に、「職業化した議員のあり方を変え、庶民のための政治を作る」と訴えた。【高橋恵子】

 ◇「歴史的審判もっと先」 石田氏、敗戦の弁も強気
 石田芳弘氏(65)は午後8時過ぎに同市中区の事務所に姿を見せた。敗戦については「市民の判断として受け入れる」としながらも「河村市政は、財政的にも政治スタイルとしても持続不可能。歴史的審判はもっと先に下る」と強気の弁を貫き、「市議選の結果次第で、半年以内に市長選がある可能性もある」と見通した。

 衆院議員を辞職して臨んだ選挙。河村氏の減税政策や議会と対立を続ける姿勢を批判、「議会に予算編成権を与えることが地域主権に必要」と訴えて追い上げたが、河村氏との差を縮められなかった。【丸山進、秋山信一】

 ◇八田氏「知名度生かせず」
 八田ひろ子氏(64)は同市中区の事務所で「手応えのある選挙戦でしたが、皆さんに培っていただいた知名度を十分生かせず、おわびしたい」と集まった支援者らを前にあいさつした。

 先に知事選出馬を表明していた土井敏彦氏とタッグを組み、国民健康保険料の1万円引き下げや住宅リフォーム助成の拡大などを訴えた。元参院議員として知名度もあったが、トリプル投票に持ち込んだ河村氏の戦略の前に、存在感を発揮できなかった。【沢田勇】

 ◇「賛成」圧勝に歓声 議員報酬「高すぎ」支持
 名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票で「賛成」が過半数を占めることが確実になると、前市長の河村たかし氏が設立した「減税日本」の事務所(同市東区)に集まっていた「ネットワーク河村市長」のメンバーらは歓声を上げ、万歳を繰り返した。

 河村氏は、議会を解散に追い込んだ場合には自身も市長を辞職し、知事選と合わせた「トリプル選」が行われるように時期を図り、昨年8月27日に署名活動を始めた。しかし、「法令に反した署名収集が行われている」との情報が市選管に多く寄せられ、署名活動の中心となる請求代表者10人が集めたとする署名が全体の4分の1を占めたことを、市選管が疑問視。審査期間を1カ月延長したため、河村氏のトリプル選構想は崩れた。審査の結果、一時は有効署名数が住民投票実施に必要な数を1万2004人分下回ったが、請求代表者を中心に約3万4000人分もの異議申し立てを行った結果、必要数を確保して住民投票実施にこぎ着けた。

 その後、議会側は「4月の市議選を3月に1カ月前倒しすることで、3億2000万円の税金が無駄に使われる」などと訴えて対抗したが、「年1630万円の議員報酬は高すぎる」と訴え続けた河村氏に支持が集まった。【丸山進、福島祥】

2047チバQ:2011/02/07(月) 21:46:03
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110207ddlk23010189000c.html
選挙:トリプル投票 「河村劇場」第2幕へ/連携実り大村氏(その2止) /愛知

 ■2011知事選

 ◇党派超えて浸透
 名古屋市中区の繁華街にある大村秀章氏(50)の事務所では、報道各社の世論調査で優位が伝えられていたため、関係者や詰めかけた支持者らは柔らかな表情で開票速報を見守った。「当選確実」の報が流れると事務所は歓声に包まれ、拍手の中で登場した大村氏は「愛知から日本の変革の嵐を起こしたい」と活躍を誓った。

 5期15年務めた衆院議員を辞して挑んだ知事選。地域政党「日本一愛知の会」を設立し、中京都構想や減税を掲げて、出直し名古屋市長選に立候補した前市長の河村たかし氏と連携。大阪府の橋下徹知事の応援も受け、話題性は抜群だった。

 重徳和彦氏を推す自民党県連とは対立したが、同党の一部国会議員が大村氏支援を表明。県連会長時代から親交のあった公明党県本部の支持も取り付け、党派を超えて浸透した。【稲垣衆史】

 ◇支持者らため息 重徳氏、自民支持層一角崩され
 大須観音(同市中区)に近い重徳和彦氏(40)の事務所では、自民党県連幹部や黄色いジャンパー姿の支持者たちからため息が。重徳氏は「多くの素晴らしい仲間に支援していただいたが、期待に応えられなかった。心よりおわびする」と、妻美佐子さん(39)と共に頭を下げた。

 ラグビー選手だった重徳氏は若さを武器に「民間の経営感覚を生かした県政」を掲げ、引退する神田真秋知事の全面支援に加え、党本部も大島理森副総裁ら幹部を続々と投入して追い上げを図った。だが前県連会長の大村氏に自民支持層の一角を崩された。【福島祥、山口知】

 ◇「こうも大差で…」 御園氏、政権支持率低迷も響く
 同市中区の御園慎一郎氏(57)の事務所には、支持者らがつく深いため息が満ち、「こうも大差で敗れるとは」と陣営スタッフはうなだれた。

 民主党は告示以降、岡田克也幹事長が全国会議員に愛知入りを要請するなど総力で支援。片山善博総務相、蓮舫行政刷新担当相など閣僚級も連日のように応援に駆け付けた。だが河村・大村連合に話題をさらわれ、菅政権の支持率低迷も影を落とし、民主支持層すら固めきれなかった。

 御園氏は「(有権者に)訴えが十分に理解されなかった。私の力不足。誠に申し訳ありません」と深々と頭を下げた。【宮島寛】

 ◇「次もチャレンジしたい」 薬師寺氏に風は吹かず
 薬師寺道代氏(46)は、みんなの党関係者や同党の統一地方選立候補予定者らが集まった同市中区の事務所に現れ、「着実にみんなの党と薬師寺道代が何をしたいのかが愛知県に広がっているということを、肌身を通じて感じた。皆様にお許し願えるならば次もチャレンジしたい」とあいさつした。

 昨夏の参院選愛知選挙区で次点に終わったが、無党派層に浸透して約53万票を獲得。党は知事選を統一選に向けた党勢拡大の好機と位置づけ、知名度が上がった薬師寺氏を擁立した。渡辺喜美代表ら党幹部が連日愛知入りするなどてこ入れを図ったが、風は吹かなかった。【高木香奈】

 ◇「多くの問題提起できた」 土井氏、出馬表明の遅れ響く
 土井敏彦氏(64)は落選が決まると、同市中区の事務所に集まった支援者約30人を前に「残念な結果に終わったが、さまざまな問題提起ができた」と選挙戦を振り返った。地域医療の現場に長年従事している土井氏は、国民健康保険料の引き下げなどを訴えたが、出馬表明が昨年12月と遅れたことが、最後まで響いた。【沢田勇】

 ◇集計ミスで有権者数訂正−−県選管
 県選管が5日に発表した知事選の選挙人名簿登録者数のうち、津島市と長久手町分に誤りがあったと、県選管が6日発表した。津島市は県内転出者を除外したため321人少なく、長久手町は県外転出者を含めて集計したため231人多く、県選管に報告していた。このため5日現在の登録者数は581万1097人と訂正された。【山田一晶】

2048チバQ:2011/02/07(月) 21:55:15
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001102070004
小牧市長 35歳山下氏 県内最年少
2011年02月07日

 小牧市長選は6日投開票され、新顔で前県議の山下史守朗氏(35)=無所属=が、5選を目指した現職の中野直輝氏(65)=同=と新顔で不動産仲介業の宮田勝三氏(68)=同=を破って初当選を果たした。あま市の村上浩司市長(48)を抜いて、現職では県内最年少の市長となる。当日有権者数は11万5191人。投票率は52.13%だった。
 選挙戦は山下氏と中野氏の事実上の一騎打ちとなっていた。山下氏は中野氏の多選を批判し、「行政改革、議会改革、地域改革。小牧も新しい発想が必要だ」と変革を訴えた。立候補表明が昨年12月と出遅れたが、保守系市議ら9人の支援も受け、現職批判票の掘り起こしに成功した。
 一方、中野氏は過去3回、与野党相乗りで圧勝したが、今回は民主、自民、公明のいずれからも推薦が受けられず、多選批判にもさらされた。

2049名無しさん:2011/02/08(火) 00:54:48
読売新聞社の「統一地方選・地方自治」に関する全国世論調査(1月29〜30日実施、面接方式)で、知事や市長が政策を実現するために独自の政党(首長新党)を作り、地方議会選挙に候補者を擁立する手法について聞いたところ、「好ましくない」が53%となり、「好ましい」31%を大きく上回った。

 地方議会が「住民の意思を反映した活動をしていない」と考える人は64%に上った。首長の力が強くなりすぎることへの警戒感とともに、地方議会に対する国民の強い不満がうかがえる。

 地方議会については、行政に対するチェック機能を「果たしている」と考える人が33%にとどまり、「果たしていない」57%を下回った。議会への厳しい視線は前回統一地方選前の2007年2月調査(果たしている31%―果たしていない57%)とほとんど変わっていない。

(2011年2月7日23時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110207-OYT1T01255.htm?from=top

2050チバQ:2011/02/08(火) 20:49:12
>>1907とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110208-OYT8T00021.htm
県議選自民調整つまずき

 4月の県議選で、奥能登の3選挙区では自民党が候補者調整につまずいている。輪島市選挙区(定数1)では地元支部が7日、推薦願が出た現職、新人の2人を県連に推薦するとともに自主投票を決定、支部としての判断を避けた。珠洲市(同1)、鳳珠郡(同1)の両選挙区も現時点では一本化されておらず、党内からは早くも「選挙で禍根を残せば、次の衆院選に影響しかねない」との懸念の声が上がっている。

 「昨日、推薦願が出た。立候補の決意は固いと報告を受けている」

 党輪島支部は7日、市役所で開いた常任総務会で、新人の建設会社社長の男性(60)の動向について、支部役員が十数人の市議に説明した。

 同選挙区では現職の宮下正博県議(61)からも公認申請が出ているが、男性社長は党員で総務会メンバーでもある。統一選では市議選も行われるため、中には社長の支援に期待する市議もいる。両者推薦の結論に、市議の1人は「まとまりようがない。激しい選挙になるだろうな」とつぶやいた。

 輪島市選挙区は4月の県議選から門前地区が合区され、定数1に現職が2人いる状態だったが、昨年末に旧市部の宮地治県議(58)が引退を表明。門前を地盤とする宮下県議で一本化が進められていた。男性社長は「市民に選択する機会を持ってほしかった」と立候補の理由を説明。近く正式に表明する見通しだ。

 波紋を呼んだのは、社長が地元の北村茂男衆院議員の有力な支援者で、北村議員にとっても寝耳に水だったことだ。4、5日には社長に取りやめるように説得を繰り返したが“身内”を抑えられず、県連内でも県連会長としての指導力を問う声が出ている。

 北村議員は読売新聞の取材に「力が足りなかった。今後は組織の人間として筋を通す」と話し、現職を優先する可能性を示唆。「しこりは必ず残る。衆院選に影響は出るし、私にとって痛恨の極み」と漏らした。

 同選挙区では党支部が輪島と門前にあり、輪島の有権者数は門前の約3倍。宮下県議を推す、ある門前の市議は「もう我慢できない。輪島が誰を出そうが戦闘開始だ」と、早くも対決姿勢を鮮明にする。

 珠洲市選挙区では、塚崎康彦県議(59)と、泉谷満寿裕市長や自民系市議との関係が悪化し、対抗馬として平蔵豊志市議(34)が擁立された。党珠洲市支部幹部の中には「現職が党籍証明を求めてきても拒否する」との意見があるほど対立は激化している。

 能登町と穴水町で構成する鳳珠郡選挙区では、自民党穴水支部は宮下源一郎・元県議(63)を公認申請したが、能登町では旧柳田村の元村長(65)を推す動きが強まっている。同選挙区では、民主推薦の桜井広明県議(67)も立候補を予定している。

(2011年2月8日 読売新聞)

2051チバQ:2011/02/08(火) 20:50:50
すぐ浮足立つのが民主らしいなあ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110207-OYT8T01100.htm
静岡市長選に“愛知ショック”

民主一転、相乗り回避論
 6日の愛知県知事選で大村秀章氏が、名古屋市長選で河村たかし氏がそれぞれ当選した。両選挙とも民主、自民両党が支援した候補者らを圧倒しての勝利。隣県での結果は、静岡県内の統一地方選で焦点となる静岡市長選への準備を進める県内の政党関係者らにも衝撃となって伝わった。自民党と相乗りで元県議の田辺信宏氏を支援する可能性が高まっていた民主党が一転して推薦を見送る方向性が強まり、自民党内にも選挙への危機感が広がるなど、影響が拡大している。

 「想定していたが、これほどとは思わなかった。既成政党への期待がなくなっている」。民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区)は7日、愛知での選挙結果を受けて記者団にこう語った。静岡市長選への影響については「(自民党との)相乗りはよくない。推薦依頼があったからといって『はいそれでいきましょう』とはならない」と述べ、自民と相乗りで田辺氏を支援することに前向きだった従来の姿勢を修正した。

 今回の市長選で、葵、駿河両区が選挙区の牧野氏は、民主党政権への支持が低迷していることを受けて当初から独自候補の擁立には慎重で、「中央の対立を地方に持ち込むべきではない」として自民党などとの相乗りにも含みを持たせていた。これに対し、清水区が選挙区の田村謙治衆院議員(静岡4区)は「政権与党として独自候補を出す義務がある」と主張。温度差が生じていた。

 民主党は、静岡市長選と同時に行われる県議選では複数人区に複数候補を擁立する方針だが、静岡市内の3選挙区すべてで今のところ複数候補を擁立できていない。市長選で牧野氏が批判を承知で、中央で厳しく対立する自民との相乗り選挙戦を容認したのも、党勢が伸びないなかで市長選でも候補者を立てられなければ党はじり貧になるとの危機感に背中を押されたからにほかならない。

 民主党のそうした思惑は、6日の愛知の選挙によって粉砕された。地方政界で与党の座にあり続けるため、従来使われてきた「中央の対立を地方に持ち込むべきではない」という与野党相乗りの論理は、愛知の選挙で民主、自民両党が敗北して正当性を失った。

 「従来のやり方はよくないが、名古屋でのやり方をそのまま持ってくることにも賛成しない」(牧野氏)など、民主党県連は愛知の影響が静岡市長選などに波及するのを警戒するが、一連の事態の根本原因が政権交代後の民主党政権への有権者の失望にあるのは間違いない。

田辺氏の推薦連合既に決定 牧野氏は近く田村氏と会い、田辺氏からの推薦要請の扱いを協議するが、推薦を見送るにしても、支持団体の連合静岡が田辺氏推薦を決定して走り始めていることとどう折り合いをつけるかが問題になる。加えて、愛知の選挙結果で示された有権者の不信感の払拭は一市長選や県連レベルでとどまる課題ではなく、対応に苦慮することになるのは必至だ。

2052チバQ:2011/02/08(火) 20:51:04
◆自民にも危機感

 一方、自民党県連は7日、常任選対委員会を開き、田辺氏の推薦を党本部に要請することを決めた。だが、県連の塩谷立会長(衆院比例東海ブロック)は委員会後、記者団に「名古屋市長選は自民、民主ともそれぞれ一丸になってやったのに、あの大敗だ。党静岡市静岡、清水両支部ともう一度協議しないと、静岡市長選はそう簡単なことではない」と述べ、愛知の選挙結果が静岡市長選に与える影響を強く懸念。植田徹幹事長も「全員が一丸とならないとまずい。推薦しただけで放っておくと、(党の推薦候補が敗れた09年の)知事選と同じになる」と語った。

 自民党は知事選で敗れ、09年8月の衆院選でも県内8小選挙区で全敗。同年秋には県議会の会派が二つに分裂するなどの混乱もあって県政界への影響力の低下と組織の衰退が続いた。

 静岡市長選でも、自民党は不出馬を表明した小嶋善吉市長を与党として支え続けたにもかかわらず、進退を巡る小嶋氏の意向をつかみ切れず、党市議団が独自候補擁立へとかじを切ったのは昨年12月以降。安竹信男・市議会議長が党の意向に反して立候補を表明して混迷に拍車がかかり、1月上旬に民主党が田辺氏を支援する可能性が強まると、市議団は「独自候補が無理ならせめて先に田辺氏支援を打ち出そう」として同28日に独自候補の断念と田辺氏支援を決めた。党静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は「首長選は(準備に)半年〜1年必要だが、小嶋氏が不出馬を表明したのは昨年12月。小嶋氏を恨みたくもなる」と嘆いた。

 「今度選挙をする時は公募でないと駄目」(ベテラン市議)。自民党にとって深刻なのは、組織の退潮が、選挙の候補者選びという政党にとって最も重要な機能の不全として表れている点だ。そうした課題を突きつけられ、統一地方選が迫ってきたこともあって、分裂していた県議会の2会派は再統一され、静岡市長選と同時に行われる統一地方選の候補者擁立も順調に進むなど、自民は反転攻勢の機会をうかがっていただけに、民主ばかりか自民も「既成政党」として拒否された愛知の選挙結果は、国民の支持が戻っておらず政権奪還への道のりが険しいことを強く印象づけた。

 田辺信宏氏は7日、6日の愛知県での選挙の結果について「座談会など草の根活動のなかで、静岡市民からも国会の政党のあり方への批判を聞いてきた。名古屋の民意はよく理解できる」と述べた。静岡市長選への影響については「地方行政では生活のリアルな課題を受け止め、解決していくのが使命。私は政党の支援ありきではなく、一人で始めて理解を広げ、支援をいただいている。政党も一人ひとりの人、仲間との関係を大事にしたい」と語った。

河村・名古屋市長と海野氏10年来の親交 元参院議員の海野徹氏は読売新聞の取材に対し、「地域でそれぞれの課題を抱えている有権者の思いと、霞が関や永田町の見方には乖離(かいり)がある。そこで『河村劇場』が当たった。批判精神を持った健全な無党派層が増えており、当然の結果だ」と述べた。海野氏は河村氏と10年来の親交があり、「地域経済や議会のあり方についての思いは一緒」と述べた。

 同時に海野氏は「手法は違う。『静岡流』があると思っている。所属は民主党、自民党でも、静岡市固有の命題を解決しようという思いが一致する市議とは協調していきたい」と話した。

◆安竹氏は議長辞任 

 安竹信男氏は7日、栗田裕之・静岡市議会副議長に議長の辞任願を提出した。理由について安竹氏は「自分の気持ちは市長選に傾いている。候補予定者として、議長職を退き、公私の区別をしたい」と語った。

(2011年2月8日 読売新聞)

2053チバQ:2011/02/08(火) 23:10:49
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020890215349.html
初の大村新党結成 愛知・岡崎市議会に「日本一愛知の会会派」
2011年2月8日 21時53分

 愛知県知事選で圧勝した大村秀章氏が率いる地域政党「日本一愛知の会」の名を冠した議会会派が8日、同県岡崎市議会(定数40)で初めて結成された。

 会派名は「日本一愛知の会 岡崎」で、自民党員2人を含む5人が参加。会見した山本雅宏会長(57)らは「地域重視の大村氏を全力で支援する。県内外の地域政党と連携できれば」と話した。

 知事選でみんなの党の薬師寺道代氏を支援した市議も含むが、「知事選で地域政党を歓迎する世論が明らかになった。一番分かりやすい」(山本会長)と、会見2時間前に会派名を決めたという。

 参加した園山康男氏(45)は、4月の県議選岡崎市選挙区(定数4)に無所属・「愛知の会」推薦での出馬を表明している。

 自民党員2人が含まれていることについて、同党県連幹部は「岡崎支部がどうとらえるかの問題だ。すぐに県連が処分を行う考えはない」と話している。

(中日新聞)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110208k0000m010147000c.html
日本一愛知の会:大村氏「公募候補を擁立」 4月県議選で

 6日投開票の愛知県知事選で初当選した前衆院議員、大村秀章氏(50)が7日、毎日新聞のインタビューに応じ、自ら率いる地域政党「日本一愛知の会」から、4月の県議選(定数103)に現職県議も含め公募候補を擁立する意向を示した。大村氏の盟友・河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」も、市議会解散に伴う出直し市議選(3月13日投開票)に候補者約40人を擁立する方針で、二つの首長新党は知事選、市長選で圧勝した勢いに乗り、市議会、県議会で主導権獲得を目指す。

 前自民党県連会長の大村氏は、知事選で対立候補を支援した現職県議について「すべては2月6日で終わった。私の政策に賛同し、一緒にやっていただけるなら歓迎する」と述べ、自民県議らを念頭に「日本一愛知」からの擁立を働きかける考えを示した。知事選で支援を受けた公明党県議団と合わせ、県議会で過半数の獲得を目指し、既成政党に揺さぶりをかける狙いだ。

 一方、河村市長とともに掲げた減税政策については「最短で12月の定例県議会に条例案を提出し、12年度の導入を目指す」と述べ、県と名古屋市がそろっての看板政策実現を目指すとした。

 また「中京都創設」や「人件費・知事給与の見直し」など、マニフェスト全236項目について「新年度当初から10月までの半年間に何らかの仕掛けをしたい。優劣付けず、すべてに全力で取り組む。惰性ではいけない」と強調。マニフェストに盛り込んだ「副知事6人制」の第1弾として、現在の副知事定数3人から1人増やし、東三河地区担当とする改正条例案を2月末招集の県議会に提出する方針を明らかにした。【稲垣衆史、加藤潔】

2054チバQ:2011/02/08(火) 23:20:38
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110208/CK2011020802000131.html
ポスター、公職選挙法にも抵触か 民主県議団が回収へ
2011年2月8日

事前運動の可能性も


 静岡県議会会派「民主党・ふじのくに県議団」(三ツ谷金秋会長)が、4月の県議選に出馬予定の所属県議の写真と、川勝平太知事の写真を並べて掲載したポスターを、すべて回収することになった。知事の写真は無断使用だった上、公職選挙法にも抵触する恐れがあるため。

 ポスターはB4判で「がんばれ!!ふじのくに県議団」の表題で、中央右に川勝知事の顔写真、左側に各県議の顔写真を配置。知事の写真の下に、「○○君を応援しています」と県議の名前を記載している。

 県議選には、民主党・ふじのくに県議団から所属議員25人が出馬予定。同会派によると、1月中旬に業者に発注し、同月末から2月上旬にかけて一人の県議につき1000〜3000枚程度配布したという。

 公選法では、投票を呼び掛ける行為と受け止められるポスターの選挙期間外の作製、配布は、同法が禁じる事前運動にあたる。県選管は、今回のポスターを「事前運動の可能性もある」とみている。

 同会派は7日、役員会を開き、ポスターの全品回収を決定。川勝知事に事情説明し、陳謝した。三ツ谷会長は記者団の取材に「選管から違反の指摘はないが、知事に迷惑をかけたので、ポスターを回収する」と説明。一方、川勝知事は記者団に「勇み足と取られかねない。公選法でいろいろ判例が出ているので、そうした事柄を踏まえないと傷がつく」と反省を促した。

 ただ、一部県議からは、民主党への逆風状況を受けて「頼れるのは川勝知事」との思惑もある。ポスターには「民主党」の文字もなく「使用できず残念」との声も漏れている。

2055チバQ:2011/02/08(火) 23:44:48
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001101300001
【攻防の構図】1:金沢市
2011年01月30日




◆民主、半数確保狙う◆


 「校下の皆さん、今度も宇野をよろしくお願いします」


 今月初め、金沢市崎浦校下の新年会。民主党県議で新進石川幹事長の宇野邦夫氏(68)は、金沢市議から県議選に立つ同党の川裕一郎氏(39)、自民党の不破大仁氏(35)が同席する中、そうあいさつした。崎浦・小立野校下は、新進系民主現職と民・自の新顔との「激戦区」だ。


 新顔2氏の出馬に、宇野氏は「実績が違う」とあくまで強気。だが「実績」が時として投票の基準にならないことは、6選を目指した79歳の現職が落選した金沢市長選で実証済みだ。「あれには気ぃつけんとな」と宇野氏も気を引き締める。


 一方の川、不破両氏は、インターネットの簡易投稿サイト「ツイッター」やブログなどを活用し、選挙に関心の薄かった若者層の取り込みを図る。「新人は市全体から広く薄く票を集めないと勝てない」と自民党県連幹部。


 前回より1議席減り、定数16となる金沢市選挙区には計18人が立候補を予定。政権与党の民主党県連は川、新谷博範氏(44)の新顔2氏を含む8人を擁立し、選挙区の過半数を目指す。同党は昨夏の参院選で、無党派層の多い同市でも惨敗し、地方組織の弱さが露呈した。中谷喜和・県連幹事長と支持団体の上田弘志・連合石川会長は「地方議員を増やすことが統一選の最大の目標」と口をそろえる。


◆自民、進む世代交代◆


 「女性と若い世代の声を代表する県議を求める声が大きい」。福村章・自民党県連幹事長は昨年12月、不破氏と安居知世氏(42)の出馬会見に同席し、満足そうだった。


 同党は、引退する米田義三(78)、北篤司(51)両氏の代わりに若手を立て、世代交代を着々と進める。県連幹部も「自民党県議の層が厚くなる。世代がスムーズに変わっていけるのもいい形だ」と自信を見せる。


 だが、議席増を目指す民主党に対し、公認候補は現状維持の5人だけ。森喜朗元首相(73)は、総選挙を見すえて地方議員増を指示しており、さらなる上積みを目指すが、擁立作業は難航している。県連幹部は「自民党への追い風が続いているが、人選が難しい」と頭を抱える。今後の追加公認は不透明だ。


〜*みんな 擁立模索*〜


 2議席を持つ社民党は、県連代表の宮下登詩子氏(69)が後継を立てずに引退。共産党は引退する尾西洋子氏(67)に代えて党県常任委員の佐藤正幸氏(43)を立てる。2月、県内に支部を開くみんなの党も候補者擁立を模索しており、実現すれば、無党派層が多い選挙区だけに注目を集めそうだ。


(菊地直己、井手さゆり)


◇    ◇


 民主党を中心とする政権が誕生して初めての統一地方選が4月10日、28日に行われる。前半戦の県議選は定数が46から43に減り、ベテランの引退や新顔の立候補で新陳代謝も進みそうだ。自民党が長く第1党の座を守り続けてきた県政界の構図に変化はあるのか。注目区を中心に、県議選の情勢を探った。


■県議選の立候補予定者


【民主】
金原博(80)現(10)〈新進石川〉
宇野邦夫(68)現(6)〈同〉
石坂修一(58)現(5)〈同〉
米沢賢司(60)現(3)〈同〉
中谷喜和(63)現(3)
広岡立美(58)現(3)
新谷博範(44)元(1)
川裕一郎(39)新
【自民】
紐野義昭(55)現(5)
下沢佳充(50)現(4)
中村勲(69)現(3)
安居知世(42)新
不破大仁(35)新
【公明】
谷内律夫(53)現(1)
増江啓(56)新
【共産】
佐藤正幸(43)新
【社民】
盛本芳久(56)現(2)
【無所属】
田中博人(64)現(3)

現=現職、元=過去に当選あり、新=新顔。並び順は衆院の勢力順。カッコ内は年齢、丸数字は当選回数。敬称略

.

2056チバQ:2011/02/08(火) 23:45:49
なぜか1と4しかない。。。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102030003
【攻防の構図】4:口能登
2011年02月03日




◆自民が分裂、乱戦模様◆


〜*河北郡 民主、候補模索中*〜


 「町長があっちを支持したら(支持者も)そうなるかもしれん。選挙は甘くない」「保守系の決定に従うと言っていたのに」。1月24日午後、内灘町であった自民党現職県議の米田昭夫氏(65)陣営の会合で、集まった町議らから不安の声が相次いだ。


 その前日、米田氏の後援会長だった八十出泰成町長(63)が、党員だが無所属で県議選に立つ南和彦・内灘町議(45)の会合で支持を鮮明に打ち出したためだ。米田氏は「私は町長から何も聴いてない」と困惑の表情だ。


 河北郡選挙区は定数2。自民党は内灘・津幡両町から候補者を出し、議席を分け合ってきた。しかし今回、内灘で両氏が立候補を諦めず公認調整が難航。最終的に無所属で立候補する南氏に、八十出町長が支持に回った。内灘支部内を二分しかねない事態に、北川進・支部幹事長は「私の責任」と肩を落とした。


 八十出氏は、南氏の会合で「縦横無尽に働く県議が必要だ」と述べ、米田氏を暗に批判したが、町長の後援会役員の町議は「応援しない言い訳にしか聞こえない。相談も受けていない。町政が混乱するだけだ」。津幡町の自民党現職・桜川剛氏(60)は病気のため、昨年末に出馬を断念。急いで後継者を探している。


 一方、民主党は近藤和也衆院議員(石川3区)を中心に候補者を探している。この選挙区には新興住宅地も多く、一定の無党派層が見込める。一昨年の総選挙では、近藤氏が自民党候補を約2500票上回った。「やり方によっては勝てる地域」と近藤氏。次の総選挙を考えれば負けられない選挙区だけに、「自分の選挙と思ってやる」という。


 みんなの党も、岩本秀雄・元内灘町長が金沢市に支部を置く党県広域第一支部長に就くため、候補者を擁立する可能性もある。


〜*羽咋市・羽咋郡南部 民主「名より実」*〜


 「近藤先生を見習い、皆さんの声に耳を傾け、県政に反映したい」。羽咋市羽咋郡南部選挙区(定数2)から無所属で立つ本吉浄与(きよと)氏(31)は1月22日、七尾市内であった近藤氏の新年会であいさつした。本吉氏を推す地元の羽咋市議は複数の党派にまたがるため「民主党」の看板は掲げず、同党の支援団体・連合石川の推薦で戦う。


 民主党にとっては、3区内で多数を占める自民党県議をどれだけ切り崩せるかが焦点となる県議選。だが、近藤氏は「党の看板にはこだわらない」。少しでも自分の声が届く県議を増やすため、「名より実」を取る戦略だ。同選挙区には、自民党現職の稲村建男氏(67)と、引退する同党の小倉宏眷(ひろみ)氏(76)の後継として新顔の岡部裕樹氏(45)も立候補する。


 羽咋郡北部選挙区(定数1)は、自民党現職の石田忠夫氏(68)のほか、志賀町議が立候補の準備を進める。かほく市選挙区(定数1)は、自民党現職の木本利夫氏(65)以外に目立った動きはない。


(井手さゆり)


■県議選の立候補予定者


【かほく市】
木本利夫(65)現(5)〈自〉
【羽咋市羽咋郡南部(羽咋市、宝達志水町)】
稲村建男(67)現(7)〈自〉
岡部裕樹(45)新〈自〉?
本吉浄与(31)新無
【河北郡(内灘町、津幡町】
米田昭夫(65)現(2)〈自〉?
南和彦(45)新無
【羽咋郡北部(志賀町)】
石田忠夫(68)現(5)〈自〉
※現=現職、元=過去に当選あり、新=新顔。カッコ内は年齢、丸数字は当選回数。並び順は衆院の勢力順。四角囲みは立候補時に予定する党派(公認、党籍証明)。「?」は申請中または調整中。敬称略

2057チバQ:2011/02/09(水) 00:09:44
輪島と鳳珠郡は宮地治が引退で丸く収まるはずが・・・
■輪島>>1497>>1907>>2050
:党支部が輪島と門前にあり、輪島の有権者数は門前の約3倍
宮地治 →引退(旧市内地盤)
宮下正博→もとは鳳珠郡選挙区(定数2) 地盤は門前地区
>党輪島支部は7日、市役所で開いた常任総務会で、新人の建設会社社長の男性(60)の動向について、支部役員が十数人の市議に説明した
>波紋を呼んだのは、社長が地元の北村茂男衆院議員の有力な支援者で、北村議員にとっても寝耳に水だったことだ。4、5日には社長に取りやめるように説得を繰り返したが“身内”を抑えられず、県連内でも県連会長としての指導力を問う声が出ている。

■鳳珠郡 →定数1に
鳳珠郡 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,717(37.3%) 宮下正博 57 自民 現 2 運輸会社役員    →輪島選挙区へ
当 8,571(32.9%) 桜井廣明 63 無所属 元 5 観光会社社長→新進石川
□ 7,740(29.7%) 宮下源一郎 59 自民 現 環境調査社役員
>>2050
>能登町では旧柳田村の元村長(65)を推す動きが強まっている。
山口彦衛?


■珠洲市>>492
珠洲市 定数1−無投票
○ 塚崎 康彦 55 無所属 新1 NPO法人理事・泉谷満寿裕市長後援会から支援を受け立候補
>>2050
>塚崎康彦県議(59)と、泉谷満寿裕市長や自民系市議との関係が悪化し、対抗馬として平蔵豊志市議(34)が擁立された


■七尾
>>620>>624>>1497
どうなったのかわからない・・・

2058チバQ:2011/02/09(水) 22:50:17
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110209/szk11020917520008-n1.htm
民主、田辺氏推薦を見送り 静岡市長選 静岡
2011.2.9 17:51
 4月の静岡市長選で、民主党県連は、支援を検討していた元県議の田辺信宏氏(49)への推薦を見送る方針を固めた。6日に投開票された名古屋市長選など「トリプル投票」で、民主、自民両党が惨敗したことが影響を与えた。

 民主党県連静岡第1区総支部長の牧野聖修・同党県連会長(衆院議員)は8日、同党静岡第4区総支部長の田村謙治衆院議員と協議。愛知県での結果を受け、地方選挙で政党色の払(ふつ)拭(しよく)を図りたい牧野氏と、田辺氏支援に消極的な田村氏の思惑が一致した格好だ。

 産経新聞の取材に対し、牧野氏は「形として推薦したらそれでいいというわけではない。個人としては田辺氏を応援する」と語り、田村氏と歩調を合わせながら田辺氏支援の輪を広げたい考えを示した。

2059チバQ:2011/02/09(水) 23:18:24
http://mainichi.jp/select/today/news/20110209k0000m010151000c.html
三重知事選:民主が高橋参院議員に出馬要請
2011年2月9日 2時37分 更新:2月9日 11時31分


高橋千秋参院議員 4月10日投開票の三重県知事選で、民主党県連は8日、元経済産業省政務官の高橋千秋参院議員(54)を擁立する方向で最終調整に入った。高橋氏は固辞しているが、県選出の同党国会議員が出馬要請を続けている。

 関係者によると、中井洽衆院議員=三重1区=が8日、都内で高橋氏と会談し、出馬を打診。高橋氏は「参院議員としても活動したい」との意向を示したが、中井氏ら県選出国会議員4人がその後対応を協議、出馬要請を確認した。

 高橋氏は津市出身。明治大卒業後、県経済農協連合会に入り、参院議員秘書などを経て、00年の参院三重補選で初当選。現在3期目。鳩山内閣で経産省政務官を務めた。

 同知事選にはすでに元経産省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が無所属で出馬を表明、自民党県連とみんなの党が推薦を決めた。【田中功一、福泉亮】

2060名無しさん:2011/02/10(木) 16:39:11
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102100005
【地方議員って何?】カネ編:2
2011年02月10日

◆選挙資金◆


 議員にとって最大の試練、選挙。政策を訴え、賛同してもらって当選するのが本来の姿ですが、現実は投票を呼びかける運動に常識を超えた額の金が使われています。


〜*重い負担、借金頼み 初出馬「4千万円用意しろ」と言われた*〜


 金沢市選挙区の宮下登詩子県議(69)は、今期限りの引退を表明している。社会党、社民党の県議として5期務め、現在は党県連代表。労働組合からの慰留の声は強かったが、3月に70歳になる年齢と健康状態を理由に固辞した。ただ、表だって言っていない理由もある。選挙資金調達の苦しさだ。


 県議は立候補の準備と告示から投票日前日までにかかった費用の明細を「選挙運動費用収支」として県選挙管理委員会に報告しなければならない。2007年に当選した県議46人の収入は平均336万円。自分で資金を出している議員は42人で、平均258万円にのぼる。


 宮下氏の場合は、収入が自己資金400万円や党公認料25万円など計521万円。支出は選挙事務所の賃貸料や電気工事代に約93万円、拡声機の借り上げ代に約22万円、のどあめ代6300円など計約318万円かかった。


 自己資金は労働金庫からの借入金だ。こうした借金を過去7回の選挙のほとんどで繰り返してきた。


 返済には額面で約110万円のボーナスを充てるが、払い終えないうちに、また次の選挙が来る。議員報酬の78万円は税金約29万円や党納入金約6万円などを払うと手元に残るのは31万6008円で、返済に回す余裕はない。「70歳になって借金が残るのも」という思いは強かった。





 県議たちは、実際の選挙費用は「収支報告」の額だけではとても収まらないと言う。


 「当落のかぎは告示前にどれだけ支持を広げられるかだ」。衆院石川3区内の県議は、過去の選挙のたびに5千万円前後を投じてきた。県議選の年が明けると後援会事務所を立ち上げ、約50人の支援者がリーフレットや支持者カードを持って選挙区を回る。1人1日でガソリン代が5千円、食事代が千円……。月に約1千万円が消えた。





 「金のかかる選挙」は一般の人が地方選に立候補する道を狭める。ある金沢市議は初出馬時のことが忘れられない。知人に相談したら「4千万円用意しろ」と言われた。「そんなにありません」と言うと、「退職金があるやろ」という答えが返ってきた。


 結局、金をかけない選挙で当選できたが、この市議は有権者の姿勢も疑問視する。「地域によっては、名刺を配ると『これだけか』と暗にモノを要求してくる。お菓子などを配る議員がいるから、もらえると思ってるんだ」


 「金食い選挙」は有権者もむしばむ。

(大畠正吾)

2061チバQ:2011/02/10(木) 21:33:48
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110210-OYT1T00331.htm
県議候補で混乱「収拾不能なら辞職」という市長

 4月の石川県議選輪島市選挙区(定数1)で、自民党の現職と新人が立候補を検討していることを受けて、梶文秋市長が「混乱が収拾されなければ辞職する」という意向を、同市議会の上平公一議長に伝えていたことが9日、わかった。

 首長が自身の進退をかけて県議選を巡る混乱の収拾に乗り出すという、異例の事態となっている。

 同選挙区では、門前地区を地盤とする現職の宮下正博県議(61)が、党門前支部を通じて公認申請していたが、今月に入って、建設会社の男性社長(60)が党輪島支部に推薦願を提出。輪島支部は両者の推薦と自主投票を決め、県連に判断を委ねていた。社長は、地元選出の北村茂男衆院議員(比例北信越ブロック)の有力支援者でもあり、自民勢力の分裂や、輪島・門前の地域間の争いとなる可能性も出ている。

 梶市長は9日、読売新聞の取材に「醜い混乱は市民の多くが願っていないことだ。合併を推進した私にとって、門前と輪島に亀裂が生まれるのも本意ではない。身をていして止める」と述べ、社長の支持者らに再考を求めたことを明らかにした。

 社長は10日に予定していた立候補会見を延期することを急きょ決めたが、「立候補の意思は今も揺らいでいない」と話している。

(2011年2月10日15時12分 読売新聞)

2062チバQ:2011/02/10(木) 23:23:41
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2011021002000153.html
輪島・梶市長が辞職願 県議選分裂選挙を懸念
2011年2月10日


議長受理せず
 石川県輪島市の梶文秋市長(62)=二期=が上平公一議長に辞職願を提出していたことが分かった。統一地方選で四月にある県議選で、同じ選挙区となる旧輪島市と旧門前町の候補が争うことについて梶市長は「私の中ではあり得ない」と候補擁立の過程を批判し、辞職願の理由だと説明した。

 上平議長によると、梶市長は八日午前に議長室を訪れ、「一身上の都合」を理由に三月三十一日付での辞職願を手渡そうとしたが、議長は「市民の負託を受けており、理解できない」と受け取りを拒んだ。市長の本来の任期は二〇一四年三月まで。

 県議選輪島市選挙区(定数一)では旧門前町の宮下正博氏(61)=二期=が出馬の意向であるのに続き、旧輪島市の土木建設業男性(60)が十日に出馬会見を予定。自民党県連輪島支部は二人を推薦して分裂選挙は裂けられない情勢だった。

 辞職願に伴う混乱を避けるため、男性は会見を延期した。 (小塚泉)

2063チバQ:2011/02/11(金) 10:00:54
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20110211401.htm
3者会談、着地点見えず 輪島市の「辞職騒動」
上田氏との会談後、会見する梶市長(左)と北村氏=輪島市議会
 石川県議選輪島市選挙区(定数1)の候補選考をめぐって辞職願を提出した梶文秋輪島市長(62)は10日、同選挙区に出馬する意向を固めている会社役員の上田義雄氏(60)と、自民県連会長の北村茂男衆院議員(65)を交えて同市議会で会談した。梶市長が自民現職宮下正博氏(61)=2期=の支持を明言し、上田氏が出馬するなら再度、辞職願を出す考えを示したのに対し、上田氏はあらためて出馬の意思を表明。話し合いは平行線をたどり、市長辞職騒動の着地点は見えていない。
 「上田氏の(出馬の)決意は固かったが、説得の余地がないことはなかったと受け止めている」。会談後に会見した梶市長はこう語り、約1時間半にわたる説得に疲労もうかがわせながら、分裂回避に歩み寄れなかったことに苦渋の表情をのぞかせた。

 同席した北村氏は「上田氏は長く私の後援会幹部をしてもらい、血縁関係もある。同志と(敵として)相まみえることは本当につらい」と述べ、引き続き調整に努める考えを示した。

 上田氏は取材に対し「市長の気持ちは分かったが、出馬の意思は変わっていない。3連休によく考えたい」と述べた。

 会談は、梶市長が8日に上平公一市議会議長に辞職願を提出したのがきっかけ。上田氏は「市長の真意を確認したい」として、10日に予定していた出馬会見を延期し、上平議長の仲介で会談が実現した。

 3者会談で梶市長は、旧門前町が地盤の宮下氏と旧輪島市在住で自民党籍を持つ上田氏が争うと自民勢力が分裂し、現輪島市に大きな禍根を残すとして、上田氏に翻意を促したが、同氏は応じなかった。

 輪島市議24人中、自民党籍を持つのは21人。このうち宮下氏を支持する15人は10日、市議会で会合を開き、宮下氏が14日に予定する出馬会見に同席することを確認した。市議会最大会派・自民クラブ(18人)に所属する13人が含まれており、会見には梶市長と不出馬を表明している旧輪島市選挙区選出の自民現職宮地治氏(58)=2期=も出席する。

 上田氏を支える自民クラブの3人も積極的に支持者を回っている。

 自民市議のうち、上平議長と大畑豊自民輪島支部長は、調整する立場として態度を明らかにしていない。

 輪島市議会事務局によると、市長の辞職願は、議長が受け取りを拒否しても、本人の意向で議会事務局を通して市選管に通知しなければならない。同事務局は8日に梶市長が辞職願を提出し、上平議長が受理を拒んだことについて、梶市長が辞職願を「撤回」した形になるとの見解を示している。

 仮に梶市長が辞職した場合、次期市長選は4月24日投開票の輪島市議選と同日選になる公算が大きい。

 地方自治体の首長が辞職を申し入れた場合、議長は5日以内に選管に通知し、選管は通知を受けた日から50日以内に選挙を実施しなければならない。石川県選管によると、4月の統一地方選の臨時特例法により、政令市以外の市や特別区、町村の選管が2月10日〜4月6日に辞職の通知を受けた場合、4月24日の議員選挙と同日選となる。

 梶市長は10日、仮に辞職した場合に自身が出直し選挙に再出馬する可能性について「白紙」と述べるにとどめた。

2065無料ヌキ動画:2011/02/12(土) 18:05:29
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2066名無しさん:2011/02/13(日) 09:38:13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/1196

http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201102120089.html
みんなの党が県支部設立総会 県議選にも候補擁立目指す
2011年2月13日

 みんなの党が12日、県内初の組織となる県広域第1支部の設立総会を開いた。渡辺喜美代表も臨席し、支持者ら約500人を前に講演。県内の自治体の首長経験者を中心に支部が設立された経緯に触れ、「みなさんが民主党でも自民党でもなく、みんなの党を選んでくれて心強い限りだ」と話した。

 渡辺代表によると、同党の都道府県単位での支部は大阪や福岡などに続いて七つ目。首長経験者が中心の支部設立は初めてのケースという。渡辺代表は会見で、「石川では県議、国会議員の候補が空白。それをうめてもらうことを(支部に)お願いしたい」と、4月の統一地方選に加え、次の衆院選でも候補者を擁立したい考えを示した。

 県支部の最高顧問には、北信越地区で同党唯一の国会議員、柴田巧・参院議員が就任。「北信越での党勢拡大の第一歩となれば」と話した。

 同党は4月の県議選、市町議選に複数の候補擁立を目指している。県議選の候補はまだ決まっておらず、金沢市議選には候補2人を擁立する予定という。(山岸玲)

2067名無しさん:2011/02/13(日) 11:17:25
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/1197

河村氏、三重知事選・衆院愛知6区補選に候補擁立検討
http://www.asahi.com/politics/update/0212/NGY201102120023.html
2011年2月13日11時3分

 6日の名古屋市長選で過去最多の66万票を得て再選された地域政党「減税日本」代表の河村たかし市長は12日、朝日新聞のインタビューに応じ、三重県知事選(4月10日投開票)と衆院愛知6区補選(同月24日投開票)への独自候補擁立に意欲を示した。すでに候補者の選定作業に着手しているという。

 河村市長は重視する選挙として衆院愛知6区補選を挙げ、「減税を実現するために国政への橋頭堡(きょうとうほ)として大切な選挙だ。フレッシュな候補を出すことを考えている」と明言。候補者については減税日本推薦で愛知県知事に初当選した大村秀章氏と調整するとし、既成政党の公認候補は推薦しない考えを示した。

 三重県知事選についても人選を進めていることを明らかにし、「(愛知県・名古屋市の司令塔を一つにした)『中京都』を広げ、三重、岐阜との東海3県で同じ方向を向くのは良いこと。良い人がいれば出したい」と語った。(寺西哲生)

2068チバQ:2011/02/13(日) 11:38:55
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110213ddlk24010125000c.html
選挙:知事選 民主党県連候補選定委、出馬を改めて要請 高橋氏は固辞 /三重
 民主党県連(芝博一代表)は12日、同党の県選出国会議員、県議会の民主・連合系会派「新政みえ」と連合三重の代表で構成する知事選候補者選考委員会の第3回会合を津市で開いた。選考委員会は、元経済産業省政務官の高橋千秋参院議員(54)に改めて出馬を要請し、高橋氏は固辞した。県連などは引き続き説得を続け、近日中に高橋氏からの返答を得る方針だ。

 この日は県選出国会議員7人、新政みえ、連合三重の代表各5人の計17人が出席した。高橋氏は会合後、記者団に対し「固辞させていただきました。気持ちに変わりはない」とし、「首長を目指して政治家をやったわけではなく、参院議員としての仕事を続けたい」と述べた。芝代表は高橋氏について「参院議員として実績、知名度もある。県のリーダー役として、ふさわしい」と述べ、「誠意を尽くして返事を待ちたい」と語った。

 知事選を巡っては、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が無所属で出馬を表明し、自民党県連とみんなの党が推薦を決めている。【福泉亮、田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2011年2月13日 地方版

2069チバQ:2011/02/13(日) 11:41:46
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110213105.htm
【2月13日02時52分更新】 自民、一本化ならず 県議選輪島
 石川県議選輪島市選挙区(定数1)で、自民党籍を持つ会社役員上田義雄氏(60)は12日、正式に出馬の意向を固めた。これにより、自民勢力の分裂回避へ上田氏に翻意を促した梶文秋輪島市長(62)、自民県連会長の北村茂男衆院議員(65)との交渉は決裂。自民現職宮下正博氏(61)=2期=での候補一本化を目指していた梶市長が、再び辞職願を出す可能性が出てきた。
 梶市長は同日、北國新聞社の取材に「状況を見極めた上で、慎重に判断したい」と述べ、辞職願の再提出に含みを持たせた。ただ、市議会や地元経済界から慰留の声は強く「もう少し時間をかけて考えたい」とも語った。

 梶市長は宮下氏支持を明言しており、8日には分裂回避へ上平公一市議会議長に辞職願を提出、自民候補の一本化へ調整の余地が残ることから、辞職願を撤回した。仮に辞職する場合、市議会3月定例会で新年度予算を成立させた上で、3月末で辞職する考えを示している。

 一方、宮下氏に上田氏が挑む構図がほぼ固まったことを受け、宮下氏は12日、輪島市内の民宿で市議15人と会合を持った。会合には今任期で引退する自民現職宮地治氏=2期=(58)も出席。15日の自民県連役員会の公認調整の結果を待ち、16日に市役所で会見し、あらためて出馬の決意を示すこととした。

 上田氏は14日に出馬表明する方向だ。上田氏は「出馬の意思は変わらない。市民に選択肢を示したい」としており、既にあいさつ回りを始めている。

 同選挙区をめぐっては、旧門前町が地盤の宮下氏に対し、旧輪島市在住の上田氏が出馬の構えを見せ、旧輪島市と旧門前町の争いを懸念した梶市長が10日、市議会で北村氏も交えて上田氏の説得を試みたが、話し合いは平行線だった。

 12日、輪島市内のホテルで取材に応じた北村氏は、11日夜に上田氏の出馬の意思が変わらないことを聞いたとし、「こんな事態に陥ったのは私の責任。大変申し訳ない。梶市長には辞職願を再び出さないよう説得している」と語った。県連の公認調整については「組織の決定に従う」と述べるにとどめた。

2070チバQ:2011/02/13(日) 11:49:03
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001102120002
民主、擁立を断念
2011年02月12日
 4月の県議選などに向けて候補者擁立のための公募を実施した民主党県連は10日、応募者10人からの候補者擁立を断念する方針を固めた。逆風下で応募者が少なかった中での選考となった上、自民党の政策を支持する人物までいたという。県連は、県議選全27選挙区に候補者を立てて議席の倍増を目指していたが、目標を下方修正した。


 この日、県庁で会見した竹山昭二幹事長が明らかにした。応募者の中には、既に立候補予定者がいる選挙区を希望したり、「自民党の政策でどこが悪いのか」などとからかうような人物がいたりしたという。竹山幹事長は「候補者として出すのは厳しい」と説明した。


 同党が県議選でこれまでに公認・推薦で擁立を決めたのは10選挙区の11人となっている。新潟市議選でも全8選挙区で複数候補擁立を目指しているが、3選挙区で1人も擁立できていない。さらに公募による候補者擁立の断念という事態を受け、県議会の同党会派代表の市川政広県議は、県議選の目標を現有議席8を上回る「10人以上の当選を目指す」と下方修正した。


 12日の常任幹事会で正式に決める。竹山幹事長は「国政の逆風の影響もあるかもしれない。良い候補者が集まらず残念」と嘆いた。(大内奏)

2071チバQ:2011/02/16(水) 00:12:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110215/ngt11021518070004-n1.htm
「市有地売却反対」の深谷氏、たち日推薦で新潟市議選出馬へ
2011.2.15 18:06
 新潟市が計画している中国総領事館への市有地売却に反対する「中国領事館問題を考える市民の会」代表の深谷成信氏(49)が、4月10日投開票の同市議会議員選挙の中央区選挙区(定数12)に、たちあがれ日本の推薦で立候補することが15日わかった。

 深谷氏は昨年11月、市有地約1万5000平方メートルの売却を強行しないよう求めた請願書と、それに賛同した1万4000人超の署名を提出。市民の不安を放置したまま市有地の売却を強行しないでほしい、外国への土地売却は国益の損失につながる恐れがないか慎重に検討、対応してほしいなどと求めていた。

2072チバQ:2011/02/16(水) 00:20:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110215-OYT1T00282.htm?from=main5
候補調整不能なら辞職と言った市長…その後
 輪島市の建設会社前社長上田義雄氏(60)が14日、同市役所で記者会見し、4月の県議選輪島市選挙区(定数1)に立候補することを正式に表明した。

 上田氏は自民党員で同党輪島支部総務会メンバー。これにより、同選挙区は、現職の宮下正博県議(61)と新人の上田氏による自民分裂選挙がほぼ確実になった。

 上田氏は記者会見で、「『旧市内から県議を出したい』という声が大きく、市民に選択肢を与えたいという思いもあった」と立候補の動機を説明。長年支援してきた地元の北村茂男衆院議員(比例選北信越ブロック)から、立候補を控えるよう説得されたことについては、「ずっと同じ志を抱いて歩んできた大先輩なので、今まで通り接したい」と述べるにとどめた。

 自民党県連は、15日の役員会で現職の宮下氏を公認する見通し。県連会長を務める、北村衆院議員は13日、七尾市で開いた国政報告会で「県連会長としてしっかり公認候補と連携する」と強調し、宮下県議の支援を表明した。

 ◆輪島市長、辞意撤回の可能性も◆

 輪島市の梶文秋市長は、同選挙区での自民分裂選挙への抗議の意味を込めて辞職する意向を表明していたが、この日、記者団の取材に辞意撤回の可能性があることを示唆した。

 梶市長は、市内の主要経済団体でつくる市経済団体協議会から、辞意撤回を求める嘆願書を受け取った。その後、記者団の取材に応じ、「(辞職の)思いは持ち続けるが、突き進むかどうかは熟慮したい」と述べた。

(2011年2月15日11時02分 読売新聞)

2073チバQ:2011/02/16(水) 00:22:43
http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201102140100.html
新顔立候補阻む? 輪島市長辞意に批判の声
2011年2月15日

 県議選の候補者選びに絡んで、輪島市の梶文秋市長(62)が辞意を表明し、新顔の上田義雄氏に立候補を断念させようとした行動が波紋を広げている。14日には上田氏が「市民に選択肢を示したい」と正式に出馬表明し、梶氏の「奇策」は不発に終わった形だ。「立候補の自由」を阻むともいえる市長の行動に市民は批判的だ。

 「梶市長の動きは、一言でいうと理解に苦しむ」。上田氏は出馬会見の席上、言葉を選びながら批判した。

 上田氏は8日の梶氏の辞意表明で、予定していた会見を延期。10日には、梶氏と自民党県連会長の北村茂男衆院議員に「断念を」と説得を受けたが翻意しなかった。会見後、同席した市議は「公正な選挙を妨害するものだ」として、梶氏に今後は中立を保つよう求めた。

 梶氏は上田氏の出馬表明について報道陣に質問され、「大変な決断をされた」とコメント。辞意の理由として旧輪島市と旧門前町の対立などを挙げ、再提出については「常にその気持ちを持ちながら、北村衆院議員や市民、議会の動きを見極めたい」として可能性は否定しなかった。

 「選挙妨害に当たるのでは」という指摘には、「政治的、政策的に『こうあってほしい』という思いを貫いた。上田さんが出馬表明したのだから、その指摘は当たらない」と話した。

 公職選挙法によると、特別職である市長が特定の候補者を応援することは、人事権や予算を利用したものでなければ認められている。立候補の妨害については、暴力や脅迫などを使った場合は罪になる可能性がある。今回の例について、県選挙管理委員会は「個別の件については判断しかねる」と話す。

 しかし、選挙で市民に選ばれた市長が県議選の動向を理由に辞職することは、市長選で示された民意を無視することになりかねない。これについて梶氏は「(選挙で)自分の信念を市民に話し、支持をいただいた。それができなくなる可能性があったので今回の行動になった」と、理解は得られるとの姿勢を示した。(大畠正吾)

2074チバQ:2011/02/17(木) 00:10:43
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001102160002
民主公認を返上/県議選
2011年02月16日

 4月に行われる県議選で、民主党公認の立候補予定者が15日、同党県連に公認を返上し、離党届を提出した。「支持率低下で、不信感が募った」と理由を説明し、無所属で選挙に臨む構えだ。同党は擁立作業でも難航しており、立候補を働きかけているケースでは逆風を受けて辞退が相次いでいる。当初掲げていた「過半数獲得」の看板を早々に下ろし、目標を「第一会派獲得」に下方修正したばかり。今後動揺が広がる恐れも出てきた。(馬場由美子、後藤遼太)


 ◆擁立でも辞退相次ぐ


 同日、同党県連に離党届を提出して公認を辞退したのは、浜松市南区選挙区(定数2)から立候補を表明していた中川智三郎氏(33)。中川氏は、朝日新聞の取材に対して「ここまで支持率が下がったにもかかわらず、回復する努力をしない民主党に不信感がある」などと話した。


 今後は無所属で同選挙区から出馬する予定で、他の政党との連携については「既存政党に不信感を持ったので、どこにも所属しない」という。


 中川氏は、昨年8月に死去した岡本信也県議の地盤を引き継ぐ形で、昨年11月末に立候補を表明していた。


 同党県連は、離党届を受理せずに中川氏を除籍とするよう党本部に近く上申する方針。県連幹部は「ここに来ての反党行為は許し難い。前線に立って選挙戦を戦おうとする候補者たちに冷や水を浴びせる」と憤慨する。


 県議選を巡っては、同党県連が14日に役員会を開き、「過半数(35人)擁立」を断念したばかり。現職24人新顔6人の計30人の擁立を決定したほか、伊豆市、沼津市の選挙区でそれぞれ候補者と最終調整に入っており、最終的に32人を擁立して「第一会派を獲得する」(牧野聖修県連会長)としていた。


 擁立作業の難航の裏には、落下傘候補も含めて出馬交渉をしていた複数人が、同党への逆風を受けて辞退が相次いだ実情もある。牧野会長は「民主党に対し順風の時は色んな名前が出たが、日を追うごとに逆風になり苦労した」と打ち明けた。


 浜松市南区選挙区でこれまで立候補を表明しているのは、中川氏と、現職で自民党公認の小楠和男氏(50)の2人。

2075チバQ:2011/02/17(木) 00:15:52
http://www.asahi.com/politics/update/0216/NGY201102160014.html
民主系市議、知事の地域政党支部を設立 愛知・蒲郡2011年2月16日21時3分

 愛知県蒲郡市議会の民主党系会派「蒲郡未来の会」の所属議員らが16日、記者会見し、大村秀章知事が代表の地域政党「日本一愛知の会」の蒲郡支部を設立したと発表した。4月の同市議選に同会の公認や推薦で立候補することを検討しているという。

 「蒲郡未来の会」の所属議員は4人。このうち荘田博己市議(54)は民主党から4月の県議選蒲郡市選挙区の公認を得ていたが、辞退して「日本一愛知の会」公認で立候補する意向だ。会見には荘田氏以外の3人が出席した。

 蒲郡市は民主党県連の選挙対策委員長を務める鈴木克昌衆院議員の地元。記者会見した3人に民主党籍はないが、衆院選では鈴木氏を支援してきたといい、「今後も鈴木氏を応援していく」と話した。(小山裕一)

2076名無しさん:2011/02/17(木) 10:41:08
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110217ddlk22010243000c.html
’11統一選しずおか:県議選・浜松市南区選挙区 中川氏が民主公認返上 /静岡

 ◇「支持率低く理解得られず」

 4月に行われる県議選の浜松市南区選挙区(定数2)に立候補予定で、民主党から公認を受けている旅行会社社長、中川智三郎氏(33)が、県連に公認を返上し離党届を提出したことが分かった。同党の支持率低迷などが理由で、県連は17日に対応を協議する。

 15日付で提出した中川氏は毎日新聞の取材に「現在の民主党の支持率の低さは、有権者の理解を得られる状況にないことを表している。苦渋の決断だったが、地域のために臨む選挙であり、理解は得られる」と述べた。選挙は、政党推薦は受けずに無所属で臨むという。

 県連の岡本護幹事長は取材に、「党への逆風が地方を直撃していることは分かっているが、厳しい状況を通らなければ志は達成できないものだ。ここにきて『抜ける』というのは正直、信じがたい」と語った。県連は同市の一部が選挙区の党第8区総支部(支部長・斉藤進衆院議員)の会合で対応を協議する。

 中川氏は県連が実施した公募で選ばれ、昨年8月に亡くなった岡本信也県議の地盤を引き継いだ。10月に公認申請し、11月、立候補を表明した。現在は、同支部青年局長を務める。同選挙区には、他に現職で自民党公認の小楠和男氏(50)が立候補を表明している。【仲田力行、平林由梨】

毎日新聞 2011年2月17日 地方版

2077チバQ:2011/02/17(木) 22:33:23
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011021790020135.html
高橋氏の三重知事選擁立断念 民主県連、松田・津市長も固辞
2011年2月17日 02時07分

 4月10日投開票の三重県知事選で、民主党県連は16日、出馬を要請していた三重選挙区選出の高橋千秋参院議員(54)の擁立を断念したことを明らかにした。県連は同日、津市の松田直久市長(56)に出馬を打診したが固辞され、候補者選びは難航している。

 地元選出の国会議員と有力支持団体の連合三重、県議会の民主系会派の代表者が同日夜、津市内で高橋氏の擁立断念を確認。同席した松田氏に出馬を要請したが、松田氏は会合後、報道陣に「固くお断りした」と語った。

 民主県連は今月8日、高橋氏に正式に出馬要請したが、家族の反対などを理由に固辞したため、松田氏に水面下で接触していた。

 知事選をめぐっては昨年11月末、野呂昭彦知事が不出馬を表明。民主県連は同12月、県出身の環境省審議官(当時)に出馬を打診したが、擁立を断念した経緯がある。

 今後に関し、民主県連の芝博一代表は「松田氏に絞った。引き続き要請したい」と述べた。

(中日新聞)

2078チバQ:2011/02/17(木) 22:35:39
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011021790091907.html
民主の現職愛知県議が「減税日本」へ 初離反「政党の枠超え活動を」
2011年2月17日 09時55分

 民主党の愛知県議安藤雅彦氏(43)=名古屋市東区選出=が、4月に統一地方選で行われる県議選で、河村たかし名古屋市長が代表の地域政党「減税日本」から出馬する意向を固めたことが分かった。現職県議の「減税日本」へのくら替えが明らかになったのは初めて。

 「減税日本」はこれまで名古屋市議選で候補擁立を進めてきたが、県議選でも同市全16選挙区に候補者を立て、県議会に減税勢力の足場づくりを目指す。河村人気が高い市内は「減税日本」、市外は大村秀章知事の地域政党「日本一愛知の会」とすみ分けを図る。

 民主党は名古屋市長選で擁立候補が河村市長に大敗。岡田克也幹事長が先頭にたって河村市長を批判してきただけに、足元での現職県議の離反は痛手となる。

 安藤県議は2009年の県議補選で無投票で初当選し、1期目。河村市長に近い民主党の佐藤夕子衆院議員(愛知1区)が県議から転出したのに伴い、後継となった。本紙の取材に「現場目線を掲げる河村市長の考えに共感して議員を志した経緯があり、政党の枠にとらわれず活動したい」と話した。民主党から公認が出ているが、辞退するという。

 愛知県議選ではほかに、民主党の蒲郡市議や、同党に所属していた春日井市議が「愛知の会」の公認を受けて出馬する見通し。さらに大村知事の古巣の自民系の現職、新人が「愛知の会」に接近することも続くとみられ、民主、自民の2大政党が地域政党に揺さぶられる状況が加速している。

(中日新聞)

2079チバQ:2011/02/17(木) 22:37:29
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102170003
輪島市長辞意に「驚いている」 宮下氏
2011年02月17日

 県議選輪島市選挙区(定数1)に立候補を予定している宮下正博県議(61)が16日、輪島市役所で会見を開いた。北村茂男衆院議員、梶文秋市長、市議15人が同席、14日に出馬表明した新顔の会社役員上田義雄氏(60)に対し、結束を示した形だ。


 宮下氏は、梶市長が上田氏に出馬を思いとどまらせようと辞意を示したことについて「大変驚いている。それだけ融和にかける強い思いがあったのだろう」と述べた。自民党県連会長の北村氏は一本化調整の失敗を「私の力不足と思っており、心から反省している」と語った。


 梶氏は「だれでも選挙に出ることは自由」としながら、「融和をもって対応することができればと思っていた」と改めて辞意の理由を述べ、宮下氏を支持する姿勢を示した。


(大畠正吾)

2080名無しさん:2011/02/19(土) 10:44:43
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110217ddlk22010243000c.html

’11統一選しずおか:県議選・浜松市南区選挙区 中川氏が民主公認返上 /静岡

 ◇「支持率低く理解得られず」

 4月に行われる県議選の浜松市南区選挙区(定数2)に立候補予定で、民主党から公認を受けている旅行会社社長、中川智三郎氏(33)が、県連に公認を返上し離党届を提出したことが分かった。同党の支持率低迷などが理由で、県連は17日に対応を協議する。

 15日付で提出した中川氏は毎日新聞の取材に「現在の民主党の支持率の低さは、有権者の理解を得られる状況にないことを表している。苦渋の決断だったが、地域のために臨む選挙であり、理解は得られる」と述べた。選挙は、政党推薦は受けずに無所属で臨むという。

 県連の岡本護幹事長は取材に、「党への逆風が地方を直撃していることは分かっているが、厳しい状況を通らなければ志は達成できないものだ。ここにきて『抜ける』というのは正直、信じがたい」と語った。県連は同市の一部が選挙区の党第8区総支部(支部長・斉藤進衆院議員)の会合で対応を協議する。

 中川氏は県連が実施した公募で選ばれ、昨年8月に亡くなった岡本信也県議の地盤を引き継いだ。10月に公認申請し、11月、立候補を表明した。現在は、同支部青年局長を務める。同選挙区には、他に現職で自民党公認の小楠和男氏(50)が立候補を表明している。【仲田力行、平林由梨】

毎日新聞 2011年2月17日 地方版

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110219ddlk22010238000c.html
’11統一選しずおか:民主県連、中川氏の離党を認めず除籍処分−−方針 /静岡

毎日新聞 2011年2月19日 地方版

2081チバQ:2011/02/20(日) 11:32:07
>>1979
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201102190025.html
田原市長選、河合氏が立候補表明 減税日本が公認予定
2011年2月20日

 4月の統一地方選挙で実施される愛知県田原市長選に、古紙回収会社役員の河合正仁氏(62)が立候補することを、18日、同氏が記者会見して明らかにした。河村たかし名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」の公認と大村秀章知事が率いる地域政党「日本一愛知の会」の推薦を受ける予定だという。

 会見で河合氏は公約として、市民税を減税し、市長給与を現在の年間約1400万円から800万円に引き下げることや、退職金を廃止することなどを挙げた。

 田原市長選には、2期目を目指す鈴木克幸市長(66)と、市民団体代表で不動産貸付業の山田光弥氏(59)が立候補を表明している。

2082チバQ:2011/02/20(日) 11:47:02
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102190004
輪島市長が辞意撤回 「選挙で意味失った」
2011年02月19日

 4月にある県議選の候補者選定に絡んで、いったんは辞意を示していた輪島市の梶文秋市長(62)は18日、2011年度当初予算案を発表する会見で、今後も市長を続けることを表明した。梶氏は辞意撤回の理由を「選挙になるということで辞職は意味を失った」と説明した。


 梶氏は、輪島市選挙区で現職と新顔が立候補を表明していることについて「選挙ということで地域を割ることになった」と説明。3月議会で来年度予算が審議されることを挙げ、「市政にとって一番重要な時期であり、しっかり対応すべきだという結論を選んだ」と職にとどまる意向を表らかにした。


 市民に対しては「大変心配、不安をおかけした」と述べたが、市民への謝罪や詳しい説明については「いま、どれだけ言葉を繕うより、このあと時間をかけて理解してもらうようにする」と述べるにとどまった。


(大畠正吾)

2083チバQ:2011/02/20(日) 11:52:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110218k0000e040086000c.html
愛知県議選:民主候補予定者が離党 「愛知の会」推薦打診
 4月の愛知県議選・名古屋市中区選挙区で民主党公認での立候補を予定していた新人の獣医師、土屋明彦氏(59)が同党県連に離党届を提出したことが分かった。大村秀章知事率いる地域政党「日本一愛知の会」に推薦を打診しているという。

 土屋氏は16日に離党届を提出。公認から推薦への変更を求めるとともに、愛知の会の公募に応じ、推薦を求めるという。土屋氏は毎日新聞の取材に「大村知事のマニフェストに共感する。党派を超えて推薦をいただき、選挙に臨みたい」と話した。【加藤潔】

毎日新聞 2011年2月18日 14時14分

2084チバQ:2011/02/20(日) 12:32:07
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110220-OYT1T00262.htm?from=main2
愛知の大村新党、公募に100人…自民県議も

 大村秀章愛知県知事が率いる地域政党「日本一愛知の会」の県議選候補公募に、100人近くが応募していることが分かった。

 同会の支援などを受けて出馬を目指す動きは各地で広がっており、圧勝にあやかって県議選を勝ち抜こうという動きが加速している。

 大村知事は「中京都」や県民税減税など公約の実現に向け、県議選(定数103)での過半数獲得を目指しており、公募はその一環。同会によると、応募者のほとんどは新人だが、自民党現職も数人含まれているという。

 応募書類は18日の消印があれば受け付けるため、さらに増える見通し。今後、書類審査や面接を経て、公認・推薦などを決めていく。同会は「様々な経歴を持つ有望な人材が集まった」と期待を寄せている。

(2011年2月20日12時09分 読売新聞)

2085チバQ:2011/02/20(日) 12:35:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/feature/nagano1297775180677_02/news/20110215-OYT8T01003.htm
統一選2011 県議選の焦点 一覧

勢力拡大、無所属頼み

逆風民主
 長野市内のホテルで先月22日に開かれた民主党県連新春交歓会。県議選の公認・推薦候補予定者が壇上で紹介された。代表代行の羽田雄一郎は「阿部知事が大きな決断をした時、後押しできる県議会を作らねばならない」とげきを飛ばした。

 会場には、県議会で同じ会派「改革・緑新」を組む社民党県連代表の竹内久幸の姿もあった。民主・社民系の12人が所属する「改革・緑新」は、自民党県議団18人に次ぐ第2会派。「少数与党」から最大会派への勢力拡大が至上命題だ。

 ところが、この日紹介された民主の候補予定者は当初目標の20人に届かず、15人にとどまった。「民主党を基盤にする候補者の勇気に感謝する」。本音ともとれる防衛相・北沢俊美の言葉に、苦笑も漏れた。

    ※  ※

 昨年8月の知事選で、民主は社民、国民新と共に阿部守一を推薦して当選させ、「知事与党」になった。勢いに乗った県連は、県議選で全選挙区に公認・推薦候補擁立を目指し、「20人以上の当選」を掲げた。

 だが、菅内閣の支持率は低迷し、昨年の茨城県議選など地方選で連敗が続く中、県内でも公認を受けず、無所属での出馬を望む候補も現れた。結局、選挙後に社民や無所属議員も加え、最大会派を目指す戦術への転換を余儀なくされた。幹事長の倉田竜彦は「自民党県議団と同じ位には持っていきたい」とトーンを弱め、「ローカルマニフェスト(地方版公約)を作って訴えていくしかない」と危機感を募らせる。

 中野市・下高井郡区(定数2)から民主公認で出馬する新人の宮川好正は「逆風は本当に強い」と打ち明ける。「誰であろうと民主党が嫌い」「菅首相の指導力不足にはうんざりだ」。地域を回って聞かされるのは党への不満ばかり。宮川は「自民党政権が出来なかった課題に取り組み、実現させたものもある。中身を訴えるしかない」と話す。

    ※  ※

 社民党は公認・推薦5人を擁立する。民主党の擁立がはかどらない現状では、その勝敗は会派構成に影響する。代表の竹内は「我々も最大会派結成を前提に戦い、全員当選させて民主とカバーしあう」と意気込む。

 両党の連携を占う一つが千曲市・埴科郡区(定数2)。社民党推薦の新人・荒井武志は13日、後援会結成総会を開いた。民主党と元首相・羽田孜の後援会「千曲会」に推薦申請したことに触れ、「知事を支える立場で懸命に頑張る」と語気を強めた。羽田雄一郎ら同党国会議員の祝辞も読み上げられた。

 幹事長の倉田は「(民主からの)推薦の可能性は高い」と話す。同区では、知事支持を掲げ、無所属で立候補を表明した新人の小川修一も推薦する方向だ。現職の下崎保(自民党県議団)、小山立(創志会)に新人2人が挑む構図。倉田は「実現すれば、民主・社民の連携を象徴する選挙区になる」と予測する。

 両党の連携で最大会派の座を奪い、名実共に「知事与党」となれるのか。県議選最大の焦点だ。(敬称略)

(2011年2月16日 読売新聞)

2086チバQ:2011/02/20(日) 12:36:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/feature/nagano1297775180677_02/news/20110216-OYT8T01167.htm
統一選2011 県議選の焦点

瀬戸際自民

求心力低下に危機感


公認・推薦候補予定者の全員必勝を誓った自民党県連の合同会議(1月29日、長野市内で)  「統一選でなんとしても勝って、いい形で政権奪還を目指したい」。長野市内で1月29日、自民党県連が開いた総務会・選対委員会・職域支部長の合同会議。県連会長を務める参院議員の吉田博美は、統一地方選を政権交代の前哨戦と位置づけ、気勢を上げた。

 県議会最大会派の同党県議団は現在の18人から20人以上に増やす目標を掲げる。次期衆院選の候補予定者で、衆院長野3区支部長になる木内均(佐久市・北佐久郡区)を除く現職が立候補を表明。岡谷市・下諏訪町区で元議員を、下伊那郡区で新人を擁立し、佐久市・北佐久郡区でも、木内の後任を立てる予定だ。

 選対委員長を務める県連幹事長の石田治一郎は「志を同じくする人から依頼があれば場合によって推薦する。話がないわけではない」と含みを持たせる。

    ※  ※

 ただ、2009年夏の政権交代以降、求心力の低下は否めない。昨年7月の参院選では、県医師連盟や県建設業協会が中立の立場を示した。同党の若林健太がトップ当選したのも、2候補を擁立した民主党の票が割れたことが大きかった。

 1か月後の知事選で、全面支援した元副知事の腰原愛正が、民主党推薦の阿部守一に敗れ、県議会でも「知事野党」に転落。昨年の11月定例会では、阿部の目玉政策「信州型事業仕分け」の県予算案に対する独自の修正案を出し、対決姿勢を強めたが結局、失敗に終わった。

 党県連は昨年11月、衆院長野1、3区の支部長候補者を公募した。だが、締め切りを1か月延長しても応募は2人だけ。1人が途中辞退し、1区の人選は白紙のままだ。吉田は「できるだけ早く、勝てる候補者に決めたい」と話すが、自民の不人気ぶりを印象づけた。

    ※  ※

 民主党政権の支持率が低迷する中、ある業界団体の役員は「民主党に期待していたが、残念な部分も多々見えてきた」と漏らす。仕分けで業界関連の補助金が廃止されたことも不満の一つに挙げる。

 こうした声を追い風に、反転攻勢をかけたい自民側だが、北信地域のある県議は「我々に風は吹いていない」と言い切る。選挙区内を回り、民主党政権に対する失望や不満の声を聞いても、「だから自民党でないとダメだ」との手応えがないという。「地方の選挙は政党間の戦いだけではない」と割り切りつつも、「地方で負ければ、今後の党勢に大きなダメージになる」と危機感を抱く。

 県議選では、党県議団の現職は原則公認し、地域事情でやむを得ず無所属で立候補する場合は推薦とする方針だ。石田は「公認、推薦した以上は、党県議団に入るのは当然」とし、最大会派の死守に執念を見せる。党の存在感を示す瀬戸際の戦いになる。

(敬称略)

(2011年2月17日 読売新聞)

2087チバQ:2011/02/20(日) 12:37:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/feature/nagano1297775180677_02/news/20110217-OYT8T01033.htm
統一選2011 県議選の焦点

力量問われる各政党
批判の受け皿

 原田は、首相・菅直人の元秘書。民主党県連の統一選候補者公募にも応募していたが、決まらないまま、たもとを分かった。先月28日に県庁で出馬表明し、「民主党には感謝している」としながら、「(みんなの党の)政治家が率先して身を切るべきという姿勢に共感した」と説明した。

 昨夏の参院選で躍進したみんなの党。長野選挙区で立候補した井出庸生も敗れはしたが、公示まで1か月足らずの出馬表明だったにもかかわらず、18万票以上を得た。

 「県内への浸透はまだ足りない」(井出)という同党に組織的な支持基盤はなく、原田もこれまでの友人関係が頼りの草の根選挙だ。

 それでも他党は警戒する。みんなの党は昨年12月、菅のおひざ元の東京・西東京市議選で民主党の惨敗を横目に3人全員を当選させるなど、統一地方選の台風の目になる気配を見せている。

    ※  ※

 36年ぶりに公認3候補を擁立し、1議席増を目指す公明党県本部。長野市区に現職、現職が引退する松本市区(定数6)に新人を擁立し、上田市・小県郡区(定数4)にも新たに1人立てる。代表の現職・太田昌孝は「無党派層、浮動票が(みんなの党に)吸収される可能性はあるが、未知数。こちらは地道に活動を続けてきて、風頼みではない」と強気の構えだ。

 昨夏の参院選の比例選では、上田市と小県郡で前回県議選の当選ラインを超える1万票近くを集めており、新たな議席獲得を狙う。公明党は前回、自民党公認・推薦候補計15人を推薦した。太田は「今回も話があれば前向きに検討する」と連携も視野に入れる。

 ただ、県議会会派「県民クラブ・公明」は、信州型事業仕分けの関連予算に賛成し、修正案を提出した自民党県議団とは異なる対応だった。両党の微妙な距離感を有権者はどうみるか。

    ※  ※

 「現有7議席の維持と拡大を目指す」。先月5日に松本市内で行われた共産党県委員会の党旗開きで、委員長の今井誠は熱っぽく語った。同党は今回、公認9人、推薦1人を擁立する。党県委員会は選挙区を絞り、確実な当選を目指す戦略で、1999年の県議選で公認当選者を3人増の5人、2003年6人、07年7人と増やした。党県委員会副委員長で長野市区選出の現職・石坂千穂は「みんなの党が政治不信の受け皿になれば影響は出る」と警戒する。

 同党県議団は、浅川ダムの建設継続に猛反発。開会した2月定例会では、ダム関連予算が盛り込まれた2011年度当初予算案への反対方針を決めるなど、独自色を鮮明にしている。

 民主、自民の対決が注目される中、他政党にとっては、有権者の「受け皿」となり得るのかどうかが試されている。(敬称略)

(2011年2月18日 読売新聞)

2088チバQ:2011/02/20(日) 13:13:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110218-OYT8T01131.htm
22日告示 美浜町長選 観光低迷や高齢化課題
財政の原発への依存が強まる美浜町の役場。低迷する観光の振興など課題は多い  22日に告示される美浜町長選。同町では関西電力の美浜原発1号機が運転開始から40年を超え、2号機も来年7月に「40年超運転」に入る。関電は1号機の後継機を町内に建設する方針で、長年の原発との<二人三脚>は、次の世代にも引き継がれる。町財政が原発に大きく依存する中、長期運転中の原発の安全確保や低迷する観光の振興など、「原発の町」が抱える課題を検証する。(藤戸健志)

 「原発なしで町財政が成り立たない状況では、問題が起きても電力会社に正面切ってもの申せなくなる」。元美浜町議の松下照幸さんの目には、町の現状が「過度の原発頼り」と映る。

 町の09年度決算は、町税収入24億2000万円のうち、美浜原発1〜3号機の固定資産税や、関電からの法人町民税が、ほぼ半分の計11億9100万円に達する。原発の立地自治体に国が支払う「電源3法交付金」は21億4400万円。「町の年収」にあたる歳入総額84億円6500万円の約4割は原発関連だ。

 巨額の収入で潤う一方、主要産業の観光は衰退に苦しむ。風光明媚(めいび)な三方五湖や、水晶浜などの海水浴場に恵まれているが、レジャーの多様化などで集客効果には陰りが見える。

 町商工観光課によると、年間の観光客数は1990年の約188万人をピークに減少して、09年には約82万人に落ち込んだ。約35万人だった宿泊客数も、約5万人にまで激減している。かつて226軒あった町内の民宿・旅館は85軒になった。「海水浴客のほとんどが日帰りで、宿泊してもらうのは難しい」(町商工観光課)という。

 同町佐田で呉服店を営む野瀬成夫・わかさ東商工会長は「4年後に舞鶴若狭自動車道が敦賀まで全通すると、美浜が通過地点になる心配がある。嶺南の市町が連携して広域観光に力を入れるべきでは」と考える。町人口は最も多かった85年から約2割減り、今月1日現在で1万754人だ。

 人口に占める65歳以上の割合「高齢化率」も30%と深刻。閉塞感漂う現状の打開策として、原発への期待は大きい。1月に町内であった関電幹部と町民代表との懇談会では、関電が今後の運転期間すら示していない美浜2号機さえ、後継機建設を要望する意見が出た。

 町は約20億円弱の総事業費で、図書館や音楽ホールを備えた生涯学習センターを、来年夏に完成させる方針。原発以外の収入増の見通しが立たないまま、また一つ「箱もの」が誕生する。

(2011年2月19日 読売新聞)

2089チバQ:2011/02/21(月) 23:15:30
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001102210002
愛知ショック 議会改革 扱いに悩み
2011年02月19日


議会のあり方は、統一地方選の争点になるだろうか=県議会

 地域政党「減税日本」を率いる河村たかし氏らが、既成政党の候補に圧勝した名古屋市長選と愛知県知事選。「愛知ショック」をもたらした選挙戦では、議会改革も争点の一つとなった。県議選や市長選を間近に控えた県内の各政党も、議会改革を争点に持ち出すべきかどうか、頭を悩ませている。


 「定例議会を現在の年4回開催から通年議会に改める」「議員報酬を1割削減し、政務調査費は全廃する」……。


 県議会2月定例会が開会した14日午前、公明党静岡県議団の議員らが天野進吾議長を議長室に訪ね、県議会改革の推進を申し入れた。県議選を間近に控えたタイミングでの申し入れ。阿部時久代表は「やれる時に進めて、みんなで考えていかねばならない問題だ」とする一方で、「選挙でも議論の一つになればとの思いもある」と明かした。


 愛知ショック直後の8日、民主党県連の牧野聖修会長と衆院4区の田村謙治衆院議員は都内で会談し、静岡市長選で自民との相乗りが決まりかけていた元県議の田辺信宏氏への推薦を見送った。


 牧野氏は愛知ショックへの危機感を隠さない。「僕は田辺君に言ったんです。『議会改革、市長報酬カット、減税の三つをやらなきゃいけない』。そうしないと名古屋の影響がかなりある」と話す。


 牧野氏が危機感を募らせる裏には、市長選に立候補表明している海野徹氏の存在が見え隠れする。議会改革、減税を掲げて大勝した河村名古屋市長と海野氏は、海野氏が立候補した09年の知事選で、ツーショットのポスターを作るなど旧知の仲だ。


 一方、田辺氏を推薦する連合静岡地域協議会の八木嘉則議長は「相手が掲げた『減税、議会改革』に対して、技を合わせていくのが得策かどうか」。民主党内でも「議会改革」に急速にかじを切る動きは少数だ。県議選で過半数擁立を断念した県連の岡本護幹事長は「改革はこれまでもやってきた。ムードに乗って『定数や報酬減らせ』と選挙向けアピールはしない」と慎重姿勢を崩していない。


 自民党県連の植田徹幹事長は、議会改革の必要性は痛感しているとする一方で、統一選を目前に特別な対策を取ることはないという。「より良い議会を模索するのは当然のこと。ただ、他県での動きに踊らされ、選挙目的で動くようでは、真の改革はできない。パフォーマンスではなく、実の伴った改革を、腰を据えてやっていく」と話す。


 これまで県議会の改革の必要性を訴えてきた共産党の花井征二県議は「選挙だからと、小手先でできるものではない。民主主義をいかに反映できるか、我々は常に考えていなければならない」と話す。

2090チバQ:2011/02/23(水) 00:45:26
>>2077でことわっとるやんけー
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110222-OYT1T00631.htm
三重県知事選、津市長が出馬へ…民主が要請
 民主党などから出馬要請を受けている津市の松田直久市長(56)が21日、三重県知事選に立候補する考えを示したのを受け、市がこの日予定していた新年度当初予算案などの発表が急きょ延期となった。

 市職員らは骨格予算策定などの準備に追われ、市議からは「この時期の出馬は無責任だ」などの声も聞かれた。

 記者会見した松田市長は「ひっぱくしている財政や少子高齢化問題など、同じように苦労している現場の首長の思いは共通している。地域をよくしたいという熱意を感じた」と市長や町長からの要請が熟考するきっかけとなったと説明。そのうえで、松田市長は「その思いを真摯(しんし)に受け止め、土俵外から同じ土俵で考える」と話した。

 これに先立ち、松田市長は、市議会議会運営委員会で、議案説明の延期を伝えた。「私が決断した段階で、市民の生活に影響を与えることなく、安全安心な津市のため、必要な予算案を策定する考えがある」と骨格予算の策定を示唆した。

 松田市長が辞職して知事選に出馬した場合、市長選は4月24日投開票で、市議1人が県議選津市選挙区に立候補する予定のため、市議補選(欠員1)も同時となる。こうした状況を踏まえ、予算や市選管の担当職員は、骨格予算策定や選挙スケジュールなどの準備作業を始め、「準備に取りかかるが、今日は夜遅くまでかかる」と嘆いた。

 一方、松田市長の事実上の出馬表明を受け、自民党とみんなの党の推薦で知事選への立候補を表明している元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)は読売新聞の取材に、「相手が誰であろうと関係ない。有権者に自分の政策を理解してもらえるよう訴えていきたい」と話した。(青山丈彦、新良雅司)

2091チバQ:2011/02/23(水) 00:45:41
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811102220001
「多分野から要請 光栄」
2011年02月22日


津市議会議会運営委員会で、知事選への立候補について説明する松田直久市長=津市西丸之内

■松田・津市長、あすにも立候補表明


 4月10日投開票の知事選に立候補する意向を固めた津市長の松田直久氏(56)が、23日にも正式に立候補を表明する見通しになった。知事選には、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が自民党とみんなの党の推薦を得て立候補する意向を表明していて、1995年以来、与野党第一党が対決する形も予想される。(中島嘉克、藤崎麻里)


 20日に立候補の意向を固めた松田氏は21日朝、市議会議会運営委員会で市議に知事選への対応について説明。この日発表するはずだった新年度当初予算案の発表は、急きょ延期した。市幹部は「想定の範囲内」としながらも調整に追われた。


 午後、定例会見に臨んだ松田氏は「知事選について、さまざまな分野の多くの方々から出馬の要請を頂いていて、光栄です」と述べたうえで「津市、そして三重県の将来を見据え、私のとるべき道を熟考した上で、明後日までには決断し、ご報告したい」と話した。


 松田氏は16日、民主党県連や連合三重、県議会会派「新政みえ」でつくる知事選候補者選定委員会から立候補を要請された。いったん固辞したが、20日には首長らが松田氏にこう迫った。


 「三重で生まれて、三重で育って、そして県議会をして、首長をして。三重県のことも、地域事情も、あなたが一番知っているじゃないか」


 松田氏は「切実な思いを感じ、ここはしっかり考えねばならない。(固辞した時は)土俵外にいたが、同じ土俵で考えるようになった」と話した。


 松田氏が辞職すれば、後継を決める津市長選も実施される。松田氏は、後継候補については「(知事について)熟考している段階。改めて話させていただきたい」と述べるにとどめた。


■「政策で戦う」「草の根で訴える」


 松田氏が立候補の意向を固めたことについて、鈴木氏を推薦した自民党県連の水谷隆幹事長は「鈴木氏は若いかもしれないが、県民のためになる知事になれる人物だ。政策を訴え、勝利のために戦っていく」と決意を込めた。


 鈴木氏を推薦するみんなの党県支部の周藤雅勝幹事長代行は「相手には連合もつくだろうし厳しい戦いになるが、みんなの党はもともと組織がないので、県議選の候補者とも連携してこちらの改革を市民に草の根で訴えていく以外にやり方はない」と語った。


 一方、鈴木氏側が推薦を求めている公明党県本部の中川康洋代表は「全体の構図がはっきりしてから態度を決める」と話す。


 独自候補の擁立に向けて準備を進める共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「(松田氏は)津市長選ではオール与党の状態だったのに、知事選では自民党などと対決する。市民から見て政治姿勢が分かりづらい」と批判した。


■「国政の状態困ったものだ」 野呂知事会見


 野呂昭彦知事は21日の定例会見で、党内情勢が混乱し、混迷を深める民主党政権や現在の政局について「今の国政の状態は、まったく困ったものだ」と評した。


 予算関連法案の成立が危ぶまれている状況については「予定している事業ができない事態が起きるなら、国民生活に多大な影響が出る」と話した。


 一方、過去20年の政治の混迷の責任は与野党双方にあると指摘し、「そういった反省のうえに立って、この国難を乗り切っていく、その機運が生まれることを期待したい」とした。

2092チバQ:2011/02/23(水) 00:49:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110222/szk11022213080006-n1.htm
民主、相次ぐ失点に広がる“看板隠し” 静岡
2011.2.22 13:00

離党届の出た公認候補の除籍決定を発表する民主党県連の岡本護幹事長=21日、県議会
 予算関連法案の成立が危ぶまれるなど混迷する民主党政権の影響を受け、民主党静岡県連内部でも動揺が広がっている。菅直人首相や党本部への批判が日増しに高まりつつある中で、公認候補が離党届を突きつける事態に直面し、県連は21日、この候補を除籍処分とした。一方、当選を重ねたベテラン県議ですら、選挙戦で党名を前面に掲げることに消極的で、“看板隠し”が始まっており、統一地方選を控えて浮足立つ言動が目立ってきた。

 県連が除籍を決めたのは、党公認で立候補を決めていた旅行会社社長、中川智三郎氏(33)=浜松市南区選挙区。21日の県連役員会を終えた岡本護幹事長は取材に応じ、「政治の世界に身を置くということならば、厳しい覚悟はしていただかないと通らないだろう」と、中川氏を批判した。

 ただ、「今の風の中では、正直言ってかなり厳しいという感覚を受けたのだと思う」と、中川氏の心中を推し量ってみせ、国政での混迷を背景に、民主関係者に焦りが広がっていることを認めた。

 「(予算を)通すために(首相の)首がほしいというなら、首をあげてもいいでしょう」。ある重鎮県議がこう菅首相の退陣を容認するように、「足を引っ張られた」との恨み節は根強い。

 愛知県での「トリプル投票」の惨敗、県連幹部を含む国会議員16人の会派離脱宣言に続き、この日の公認候補の除籍騒動と、民主党にとって混乱が続く。これと歩調を合わせるように、県連は急速に党の色を隠し「地方の政策なり、県議会の議員個人の人間性なりを前面に出していく」(岡本幹事長)戦術への舵切りが進む。

 19日に党本部で開かれた全国政調会長会議では、遠回しに菅首相の進退を問う意見も噴出した。この会議に出席した県連の林芳久仁政調会長は「具体的に(菅首相の)退陣を求める声は出なかった」と、党内の結束を強調。しかし、記者から選挙戦術を問われると、「われわれは県予算をきちんと議論していくことで、統一選を前向きに戦っていきたい」と“個人戦”への覚悟をにじませた。

2093チバQ:2011/02/23(水) 00:50:32
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110222/CK2011022202000114.html
甲良町議会の浜野議員が失職 兼業禁止規定に抵触
2011年2月22日

 地方自治法の議員の兼業禁止規定に抵触するとして、甲良町議会は21日、臨時会を再開し、浜野圭市氏(53)=無所属=を賛成多数で「議員資格を有しない」と議決。同法に基づき、浜野氏は同日付で失職した。

 町議会の資格審査特別委員会の報告書によると、町発注工事の官製談合疑惑に絡む恐喝未遂事件の調書で、浜野氏は「私が実質経営する浜野工務店」と記し、同工事の入札にも参加するなどした。

 浜野氏の妻が社長を務める会社の公共工事の請負額は、2009年5月から10年4月までが1億5164万円で、請負総額の57%に上る。

 このため、議員が地方公共団体から「主として請け負う」法人の役員になることを禁じている同法の規定に抵触するとしている。

 資格決定の失職には議会の3分の2以上の賛成が必要で、採決の結果、賛成6、反対3で可決。浜野氏は21日以内に、知事に審査を申し立てることができる。

 浜野氏は「もっと時間をかけて調査してもらいたい。報告書の内容は根拠が不十分で一方的な判断。弁護士に相談し、近く知事に不服を申し立てる」と話した。

 総務省行政課などによると、2003年4月から07年3月までに、全国の市町村議員が兼業禁止で失職した例は、東大和市(東京)、池田市(大阪)、佐久市(長野)の3件だった。県内では、過去10年間に該当事例はない。

 浜野氏の失職を受け、町議会の欠員が3となり定数(12)の6分の1を超えるため、補欠選挙が行われる。一方、別の町議が甲良町に生活の本拠が無く、被選挙権がないとされる問題は3月定例会最終日まで、継続審査とした。 (古根村進然)

2094チバQ:2011/02/23(水) 00:51:39
>>2025
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001102220004
自民党可児市支部、一本化断念
2011年02月22日

4月の県議選で、公認候補選びが難航していた自民党可児市支部は21日、同市選挙区(定数2)での候補者1本化を断念した。意欲を見せている現職の小原尚氏(51)と亀谷光市議(63)のどちらを公認するかは、県連に一任するという。
 この日にあった同支部の役員総会で話し合われた。
 小原氏には、昨年10月の可児市長選で、自民が事実上支援した候補が落選した責任を問う声が一部の地元市議に強かった。このため小原氏は支部長を辞任し、県議選での公認を求めたが、反小原氏側に受け入れられなかった。
 新支部長の可児慶志市議は「一本化できず申し訳ない。県連には支部が分裂しないよう配慮して欲しい」と語った。
 県連の猫田孝幹事長は「選対で話し合って決めたい」と話した。

2095チバQ:2011/02/23(水) 00:52:58
>>2093
滋賀だから近畿でした

2096チバQ:2011/02/23(水) 00:56:03
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110222000000000015.htm
県議選・浜松市南区に別候補擁立へ 民主党県連
2011/02/22
 民主党県連は21日の役員会で、4月の県議選に浜松市南区選挙区から党公認で出馬予定だった新人中川智三郎氏(33)が離党届を出した問題への対応を協議し、中川氏の除籍を決めた。県議選沼津市選挙区からの出馬を表明した沼津市議曳田卓氏(57)の公認も決め、併せて党本部に上申した。
 岡本護県連幹事長は会議後、17日の党県第8区総支部による中川氏除籍の決定を追認したとし、「党への逆風や政策の違いが離党の理由のようだが、承知で名乗りを上げたわけで、今更認められない」と批判。「除籍して無投票ではみっともない」とも述べ、浜松市南区に必ず候補を擁立する姿勢を示した。
 また、伊豆市の県議選立候補予定者が今週中にも決定するとの見通しを明らかにし、最終的に民主系候補32人の擁立は可能とした。
 小林正枝衆院議員(比例東海)ら小沢系衆院議員16人の会派離脱の動きなどについて、岡本幹事長は党本部の対応を見守る考えを示す一方、「腹立たしい。われわれ地方の努力と関係ないところで、統一地方選を邪魔している」と不満をあらわにした。さらに党本部に「首を差し出してでも予算案を通すのが党執行部の責任だ」と注文した。

2097チバQ:2011/02/23(水) 00:58:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20110222-OYT8T00039.htm
予算発表延期で市困惑 松田・津市長が出馬表明へ




 民主党などから出馬要請を受けている津市の松田直久市長(56)が21日、知事選に立候補する考えを示したのを受け、市がこの日予定していた新年度当初予算案などの発表が急きょ延期となった。市職員らは骨格予算策定などの準備に追われ、市議からは「この時期の出馬は無責任だ」などの声も聞かれた。(青山丈彦、新良雅司)

 記者会見した松田市長は「ひっぱくしている財政や少子高齢化問題など、同じように苦労している現場の首長の思いは共通している。地域をよくしたいという熱意を感じた」と市長や町長からの要請が熟考するきっかけとなったと説明。そのうえで、松田市長は「その思いを真摯(しんし)に受け止め、土俵外から同じ土俵で考える」と話した。

 これに先立ち、松田市長は、市議会議会運営委員会で、議案説明の延期を伝えた。「私が決断した段階で、市民の生活に影響を与えることなく、安全安心な津市のため、必要な予算案を策定する考えがある」と骨格予算の策定を示唆した。

(2011年2月22日 読売新聞)

2098チバQ:2011/02/23(水) 01:00:33
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=240000011022200047
小牧市議会「新政ク」分裂 7人が新会派
2011年02月22日

 小牧市議会(定数28)の保守系最大会派「新政クラブ」(16人)に所属する7人が21日、新会派「牧政会(まきせいかい)」を結成し、稲山善彦議長に届け出た。6日にあった同市長選では、7人は当選した山下史守朗氏を支援し、現職の中野直輝氏の支援に回った会派のほかの市議らと事実上、分裂状態にあった。
 牧政会の代表には山下智也氏(2期)が、幹事長に玉井宰氏(1期)が就任した。山下代表は「山下新市長の与党会派としてではなく、二元代表制の議会の役割として是々非々でやっていきたい」と話している。
 最大会派の新政クラブは別の市議1人が退会し、無会派となったため、所属は8人に変わる。

2099チバQ:2011/02/24(木) 00:14:05
また間違えた
1301 名前:チバQ 投稿日: 2011/02/20(日) 11:26:21
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110220ddlk24010120000c.html
選挙:鈴鹿市長選 前商議所常務理事・明石氏が出馬意向 /三重
 4月に行われる鈴鹿市長選に、鈴鹿商工会議所の前常務理事、明石孝利氏(55)が立候補の意向を固めたことが19日、分かった。近く正式に出馬表明をするという。

 明石氏は、毎日新聞の取材に「鈴鹿を良くしようという友人たちが集まってくれた」と出馬の意向を固めるに至った経緯に触れた後、市の将来について「地元経済の活性化など33年にわたって商工会議所で学び、携わってきたことを生かし、新しい鈴鹿をつくるため、市民のために役立ちたい」と述べた。また、常務理事の辞職届が17日に受理されたことも明らかにした。

 市長選(4月17日告示、24日投開票)には、これまでに市選出県議の末松則子氏(40)が立候補の意向を表明。2期目の川岸光男市長(68)は4月30日の任期限りでの引退を決めている。【大原隆】

〔三重版〕

2100チバQ:2011/02/24(木) 00:28:33
>>2068
http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201102220109.html
山口治太郎氏が無投票で4選 美浜町長選
2011年2月23日


無投票で4選を決め、事務所の前でバンザイして喜ぶ山口治太郎氏=美浜町郷市


 任期満了に伴う美浜町長選が22日告示され、無所属で現職の山口治太郎氏(67)が無投票で4選を決めた。営業運転が40年を超えた美浜原発1号機や、その建て替え(リプレース)など、町政には原発をめぐる課題が山積する。山口氏は美浜1号機の後継機を「多くの町民が望んでいる」と断言し、推進の姿勢を明らかにした。

 山口氏はこの日午前9時ごろから、同町郷市の選挙事務所前で出陣式を開いた。集まった支援者は約500人(陣営発表)。町内に美浜原発がある関西電力のほか、隣の敦賀市で原発を動かす日本原子力発電、高速増殖原型炉「もんじゅ」の事業主体の日本原子力研究開発機構からも、幹部らが駆けつけた。

 「4期目は健康づくりと生涯学習を進めたい」と第一声を述べた山口氏は、選挙カーで町内を回った。立候補届け出が午後5時に締め切られた直後、無投票の4選を陣営関係者が告げ、事務所に集まった支援者から拍手がわいた。

 山口氏は「議会との議論、町民との対話で意見をくみ取りながら、町政運営に取り組みたい」と話しながらも、美浜1号機の後継機については「多くの町民が後継機の設置を望んでいると思っている」と断言。「私の原子力政策と方向性が一致している」として、リプレースに前向きな姿勢を見せた。

 早速、関西電力に対し「今年中に、後継機設置の可能性調査の結果を公表してもらいたい」と表明。美浜原発の3基が運転開始から34〜40年と「高齢化」していることへの対応について、「私自身も町民への説明責任を果たしていきたい」と語った。(高橋孝二)

2101チバQ:2011/02/24(木) 00:29:03
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001102230001
敦賀市議会、不適正経理で本会議でも不認定
2011年02月23日


賛成少数で、決算議案を不認定にした敦賀市議会=敦賀市

敦賀市が国の補助金を不適正に経理処理した問題で同市議会は22日、継続審議としていた2009年度の決算議案を賛成少数で不認定とした。決算議案の不認定は同市では43年ぶり2回目。河瀬一治市長は「職員の意識改革をし、2度とこのようなことがないようにしたい」と述べた。


 03〜08年度で3584万円の不適正経理があるとした会計検査院の指摘と別に、市の調査委員会は8日、09年度の決算議案に302万円の不適正経理があったと報告。市議会の予算決算常任委員会は10日、決算議案を賛成少数で不認定としていた。
 この日開会した市議会本会議で、北條正・予算決算常任委員長は「国庫補助事業の事務費が不適正な経理処理を含んでいる」と、委員会の結論を報告した。
 陽風会の増田敬市議は「市は調査委員会を設置し、不適切な処理を明らかにしたのだから、努力を評価すべきだ」と、報告に反対した。


 しかし、他の市議から「不適正処理が含まれていると分かった以上、決算議案は認定できない」「会計検査院から指摘された後も、市議会から意見を求められるまでコメントしなかった監査委員の責任は重い」「私的流用はなかったとしても、組織ぐるみでしたこと自体が悪質」など、委員長報告に賛成意見が相次いだ。採決で議案を認定すべきだとしたのは、陽風会の2人だけだった。(高橋孝二)

2102チバQ:2011/02/24(木) 00:36:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110223-OYT1T00864.htm
津市長、三重県知事選に立候補を正式表明

 4月10日の三重県知事選に、津市長の松田直久氏(56)が23日、無所属で立候補することを正式に表明した。

 同日、市議会議長に退職申出書を提出し、28日付で市長を辞職する。

 同知事選には、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が自民、みんなの党の推薦で出馬を表明しており、共産党も近く候補者を擁立する。

(2011年2月23日21時21分 読売新聞)

2103チバQ:2011/02/24(木) 00:55:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000581-yom-pol
自民愛知県連、公認候補すべて見直しへ
読売新聞 2月23日(水)13時58分配信

 自民党愛知県連は23日、3月の名古屋市議選、4月の同県議選の公認候補をすべて見直す方針を固めた。

 今月6日の知事選で大敗、執行部が総退陣したことを受け、新執行部の下で「勝てる候補」の擁立を徹底するのが狙いで、場合によっては、公認から漏れる現職も出てきそうだ。

 同日の出直し市長選・知事選で、河村たかし名古屋市長や大村秀章知事が大勝した余勢を駆って、それぞれが率いる地域政党が多数の候補擁立を目指していることから、県連は、執行部の交代を機に、前執行部のもとで決まった公認候補者を見直し、態勢を一新する必要があると判断。新県連会長の寺西学県議は、元県連会長の大村知事と近く協議し、県議選で候補者を調整するとみられている。

 寺西会長は「統一地方選などの流れを作るのは名古屋市議選だが、当然のように公認を受け、党が置かれた厳しい現状を分かっていない者もいる。候補者を再検討し、勝てる体制にしたい」と話している。

2104名無しさん:2011/02/24(木) 16:12:51
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20110224ddlk17010641000c.html

選挙:県議選 揺れる「新進」現職 民主の看板では“苦戦”? /石川

 ◇公認辞退の声も

 菅内閣支持率が低迷し、民主党への風当たりが強まる中、4月の県議選に向け、県議会会派「新進石川」の現職県議が揺れている。民主党から公認されたものの、「新進」で立候補することを検討するケースが続出。選挙戦まで1カ月余と迫る中、一枚岩とはいかないようだ。【近藤希実】

 候補者がどの党派に属するかは、県選管への立候補届け出の際に提出する「所属党派証明書」で判断され、提出しない場合は「無所属」となる。政党でなくとも政治団体として届け出があれば証明書は発行でき、前回選まで新進は「新進石川」か無所属で届け出ていた。

 09年の衆院選の後、民主党に合流したため、今回は所属県議8人のうち7人が公認、1人が推薦に。通常は公認を受けた政党名で届け出る。ところが、民主への世論が厳しさを増し「逆風で『民主』を前に出したら悪影響」「今まで通りのやり方を通すだけ」など声が上がり、少なくとも5人が「新進」での届け出を検討。ある県議は「公認辞退」を口にし、実際に公認は「保留」状態だ。

 新進は届け出を個人に任せるか、会派として統一するかは「まだ時間がある。おいおい決めたい」(金原博会長)としている。

毎日新聞 2011年2月24日 地方版

2105沖縄無党派:2011/02/24(木) 22:44:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110224/elc11022421110002-n1.htm
幸福実現党の福原氏出馬へ 衆院愛知6区補選

 幸福実現党は24日、4月の衆院愛知6区補選に党同区支部長の福原真由美氏(50)を公認候補として擁立すると発表した。

2106チバQ:2011/02/25(金) 00:06:15
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=26521&storytopic=2
選挙準備?県議会欠席相次ぐ 各会派、異例の出席要請 

(2011年2月23日午後8時00分)
 開会中の定例福井県議会で22日、本会議の出席者が一時、全議員の7割を切る事態となり、各会派は本会議に出席するよう各議員に求めた。議員として最も重要な本会議出席そのものを要請するのは異例の措置。

 県会は定数40で現在欠員2。本会議は20人の出席で成立する。

 22日は一般質問が行われ、9議員の質問が終わった午後5時ごろには本会議場に26人しかいなかった。最大会派の自民党県政会は出席率の低さを問題視し、会派ごとに所属議員に本会議出席を要請するよう呼び掛けた。

 27人が所属する自民党県政会は、本会議や各委員会への出席を求める前田康博会長名の文書を各議員にファクスで通知した。口頭で伝えた会派もある。

 4月に改選が迫り、選挙準備に追われて出席率低下につながっているとみられるが、嶺南や福井市の若手議員は「選挙があろうが本会議出席は議員として一番の仕事」「本会議に優先するような私事はそうない」と強調。前田会長は4年前の2月議会でも同じようなことがあったとした上で「よほどの理由がない限り、きちんと出席すべきだ」としている。

2107チバQ:2011/02/25(金) 22:34:00
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102190001
【2011統一地方選@奈良】


広域連合の行方(1)
2011年02月19日


山田啓二・京都府知事(左)からの広域連合参加の誘いを断る荒井正吾知事=1月20日、大阪市

 「お試し参加はどう?」。1月20日、大阪市のホテル。平城遷都1300年記念事業協会が大賞を受賞した関西元気文化圏賞の祝賀会で、来賓の山田啓二・京都府知事が関西広域連合への「準メンバー」での参加を荒井正吾知事に呼びかけた。


 「ないと思うけどね」。荒井知事は即答し、会話は数分で終わった。


 広域連合は本質があいまいだ――。近畿で唯一、参加を拒み続ける荒井知事の持論はこの日も揺るがなかった。


    ◇


 関西広域連合は昨年12月、奈良を除く近畿2府3県と鳥取、徳島が設立した。地方分権を進め、国からの権限移譲を促す「受け皿」となることも目指す、府県レベルでは全国初の「広域連合」だ。これまでの任意の連携や協議会と大きく異なるのは、地方自治法で「特別地方公共団体」と明記されること。国と府県の間にもうひとつ自治体ができた格好だ。


 医療、観光、環境など7分野で担当府県を決め、知事が「大臣」(担当委員)になってドクターヘリの共同運航や広域観光ルートのPR、災害時の救援物資の共有などの広域行政に取り組む=表。独自の予算や事業計画を立て、各議会の代表が集まった「広域連合議会」で審議。橋下徹・大阪府知事を旗振り役に据え、近畿地方整備局や経済産業局など、人も含めた「丸ごと移管」も求めていく。


 ●「屋上屋」知事は批判


 分権の先頭を走ることで地域の“地盤沈下”を食い止めようという、関西挙げての大プロジェクトだが、荒井知事は就任後、冷ややかな態度を貫いてきた。


 「自治体の上に自治体を重ねると、責任の所在があいまいになる」「組織問題でもめて、成果が出なかったことがたくさんある」。旧運輸官僚だった経験もひもときつつ、議会や会見で独自の組織論を説き、広域連合を「屋上屋(おくじょうおく)」と批判し続けてきた。


 防災やドクターヘリなどの広域連携は、いまある協議会や協定で「十分対応できる」と主張。逆に、強力な権限を持つ広域連合が生まれると「分権でなく集権になり、中南和の離れた地域まで目が届く行政になりえない」ので、今のところ入るメリットはない、という理屈だ。


 「いいお茶わん(組織)でなく、いいお茶(成果)をたてて。待ってるよ」。山田知事を軽くいなして話を切り上げた荒井知事。会見などで「成果が出れば参加を検討する」と付け加えるのも、変わらぬ習慣だ。


    ◇


 ●奈良府民「はみご」不安


 「『関西広域連合』発足 なぜ奈良県は不参加なのか」。そんな意見広告が今月1日、全国紙の奈良県版に載った。広告主は「関西州ねっとわーくの会」。奈良市などに住み、大阪で働く「奈良府民」らが、都道府県を再編する道州制に共鳴して3年前に作った団体だ。


 代表の高松義直さん(63)も長年、奈良市から大阪の新聞社に通った。「人もカネも県境を越え、社会、経済は同じ関西圏なのに、行政だけが分かれていることに違和感があった」


 昨年末、県職員が住民のもとに出向く広報事業「出前トーク」に応募し、担当者から不参加の理由を聞いた。「災害時に奈良だけ、『はみご(仲間外れ)』にされるんちゃうか」「観光や産業で取り残されないか」。疑問をぶつけたが、「いい組織になったら入る」との回答に納得できなかった。「参加してこそ改善できる。県には積極性も先見性もない」。高松さんはもどかしがる。


 「県外就職率が全国1位で、産業基盤が脆弱(ぜいじゃく)な奈良は、関西と一帯となってこそ未来がある」


    ■


 県は関西広域連合への参加を見送った。その選択は県民の不利益につながらないのか。近づく統一地方選で争点にならないのか。焦点の施策や議論の現場を追った。

2108チバQ:2011/02/25(金) 22:34:21
広域連合の行方(2)
2011年02月20日


奈良県の中南部をカバーする和歌山県のドクターヘリ=和歌山市




 ■医療


 昨年10月、川上村のグラウンドに和歌山県のドクターヘリが降り立った。


 上北山村の国道で交通事故を起こし、重傷を負った50代の男性の容体が急変したため、吉野広域行政組合消防本部が和歌山県立医大(和歌山市)に出動を要請。医師を乗せたヘリの到着まで、わずか約15分だった。


 医師が応急処置を施し、橿原市の県立医大に搬送。男性は一命を取り留めた。同本部は「車で搬送していれば、診察まであと2時間以上かかっていた。一刻を争う時、ドクターヘリの存在は大きい」と話す。


 山間部の「医療過疎地」の住民にとって、県境を越えてやってくるドクターヘリは命綱だ。しかし、県が関西広域連合への不参加を決めた理由のひとつが、このドクターヘリの負担増だった。


    ◇


 県は自前のドクターヘリを持っていない。その代わり、ヘリを持つ和歌山県、大阪府と協定を結び、1回30万円前後の利用料を払って駆けつけてもらっている。今年度の負担額は600万円ほどになる見込みだ。


 しかし、関西広域連合は新年度の目玉事業として、ドクターヘリを共同運航に切り替える方針だ。府県を越えて配置や管理体制を見直すことで、より素早く現場に着いたり、経費を抑えたりできるメリットを挙げている。


 奈良を含む広域連合でヘリを運航した場合、機材の維持管理費や事務経費なども分担する必要があり、県の負担は年約7300万円にのぼる――。県が昨年、広域連合の母体「関西広域機構」のデータをもとに試算した。


 「(共同運航は)立派な事業だと喧伝(けんでん)されているが、費用面で困った事業」。荒井正吾知事は昨年9月の会見で不満をあらわにし、「広域連合のデメリット」と言い切った。


    ◇


 しかし、広域連合に参加しなくても、県の負担が増える恐れが出てきた。


 仕掛けたのは橋下徹・大阪府知事だ。「今まで格安で利用を認めてきたが、それはおかしい」「広域連合は人も時間も金もかけている」。今年1月、県に対し、広域連合に入った場合と同程度の負担を求める考えを示した。


 県との協力は「すぐストップできない」としつつ、足元を見透かすような橋下知事の揺さぶりに、ヘリを持たない県側は押される一方だ。


 強気だった荒井知事も「引き続きヘリを派遣していただくことはありがたい」と低姿勢に転じ、価格協議にも応じる構えをみせる。一定の譲歩をしてでも、なんとか従来の協定を維持しようと懸命だ。


 だが、県医師会の塩見俊次会長は県の対応を「十分ではない」と指摘する。「広域連合のヘリの“空き”を借りるより、負担金が高くなっても連合に入り、対等に利用できるようにした方が県民の安心につながる」


 広域連合は今後、ドクターヘリのほかにも、府県境を越えた病院の連携など広域救急を強化する計画を立てている。県外に搬送される患者が20%に達する五條市など、他府県と境を接する自治体が多い県にとっても最重要課題のひとつだ。


 県地域医療連携課の乾新弥・課長補佐は「広域連合と新たに協議すれば、ドクターヘリは利用できると思っている。広域救急についても、県外の病院との連携は広域連合に関係なく可能だ」と話す。


 _____________________


 ■関西広域連合の医療施策


 連合内の「広域医療局」(事務局・徳島県)が担当。ドクターヘリの配置・運航体制の構築▽府県を越えた救急医療連携を充実させるため、「関西広域救急医療連携計画」を策定――などの計画を立てている。

2109チバQ:2011/02/25(金) 22:34:53
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102210001
広域連合の行方(3)
2011年02月21日


東京でも大人気のせんとくん。平城遷都1300年祭では独自のプロモーションが奏功した=昨年12月、東京都中央区の「奈良まほろば館」

 ■観光


 ゴールデンルート――。成田空港や関西空港に着いた外国人観光客が、東京、京都、大阪など東海道新幹線の沿線を巡るコースを旅行業界でそう呼ぶ。


 関西経済の浮揚策として、観光の活性化に取り組む関西広域連合が注目するのが、このルートだ。京都、大阪など連合内の府県を組み合わせたツアーを売り込み、観光客により長く関西に滞在してもらう計画を立てている。


 だが、連合入りを拒む奈良県は観光でも、共同歩調より独自の道を歩む。


 「奈良の魅力は、独自にプロモーション(宣伝)するほうが効果的」。荒井正吾知事が自信をみせる根拠の一つは昨年、延べ2100万人余り(主催者発表)の観光客を県内に呼び込んだ「平城遷都1300年祭」の予想以上の成功だ。


 首都圏の旅行会社にセールスをかけ、「せんとくん」人気も活用した宣伝が成功し、東日本や海外からの客足が伸びた。県国際観光課が昨年実施した外国人観光客へのアンケートでは、「歴史や風景がのどかで、ゆっくり巡りたくなった」など高評価が目立ったという。


 「駆け足では奈良の魅力は分からない。奈良を好む人と、京都や大阪など都会を好む層は違うのでは」と担当者。県は新年度、新幹線開通にわく九州などにも範囲を広げて、「奈良」をピンポイントで売り込む。


    ◇


 時間や予算に余裕のある遠方からの観光客が長期滞在して消費を刺激する――。県はこんな青写真を描くが、気になるデータもある。


 1300年祭の主会場・平城宮跡で記念事業協会が実施した来場者アンケートでは、6割強が日帰りで、1割が大阪や京都など県外に宿泊すると回答。県内に泊まったのは2割強に過ぎなかった。


 来訪元は「奈良を除く近畿」が3割で最多。県の思惑とは裏腹に、近隣からの日帰り観光が主力だった。


 理由のひとつが、ホテルなど宿泊施設の少なさ。客室数は全国最少で、近隣府県と比べても整備の遅れが際立つ。


 世界遺産や多くの国宝、神社仏閣に恵まれながら、観光地として単独で成り立つには致命的ともいえる弱点は、解消されていない。


    ◇


 広域連合で観光を受け持つ京都府の綾城義治・広域観光・文化振興局参事は「首都圏や北海道などとの競争に勝つには単一府県より広域連合の方が力がある。入らないと周辺府県に埋もれてしまうのでは」と参加を呼びかける。


 大手旅行会社JTB系列のシンクタンク「ツーリズム・マーケティング研究所」の中根裕部長は「広域連合に参加しなくても、近畿一帯のプロモーションに参加する意義はある」と、広域で動く観光客の取り込みを勧める。帝京大経済学部の岡本伸之教授(観光経営学)は「京都と奈良の寺を比較して楽しむルートをPRすれば奈良の強みも生かせる」と提案する。


 県は16日に発表した新年度予算案に、難航するホテル誘致や県内周遊ルート開発などの経費を盛り込み、独自路線の強化に余念がない。「これまで関西の広域観光ルートから奈良は漏れ落ちてきた」。旧運輸省観光部長を務め、観光行政を熟知する荒井知事は言う。


 ブームを呼んだJR西日本の「三都物語」キャンペーンからも、増加が著しい中国人観光客を運ぶゴールデンルートからも奈良は外れてきた。独自路線の底流には、従来の広域観光そのものへの不満もあるようだ。

2110チバQ:2011/02/25(金) 22:35:19
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102220001
広域連合の行方(4)
2011年02月22日


木の上に営巣するカワウ=滋賀県自然環境保全課提供

 ◇不参加なら施策に「穴」


 琵琶湖近辺に飛来し、アユなどを食い荒らす大型の水鳥、カワウ。


 春になると広い水辺と豊かなえさを求め、北は新潟、南は熊本から国内最大の営巣地・琵琶湖を目指す。1羽が日に350〜500グラムの魚を丸のみする食欲で、滋賀県の漁業被害は年2千トンを超え、昨年は約2万羽が駆除された。


 「奈良県が入らないと、対策に空白地域ができる」。滋賀県自然環境保全課の福島森・主任主事は気をもむ。


 関西広域連合の施策のうち、滋賀県の担当は環境。琵琶湖環境部の職員21人が兼任で広域行政の事務局を担う。中でも重視するのがカワウの生態調査と駆除だ。飛来する5月と繁殖期の9月、再び移動する12月に7府県で生息数を一斉調査。その結果に沿って広域保護管理計画を策定し、連携して駆除を進める。


 「広範囲に動くカワウの駆除は、単独では追いつかない」。連携に期待するが、広域連合に入っていない奈良の存在が引っかかる。


 2009年の奈良県の漁業被害はアユ釣りが盛んな吉野郡を中心に約十数トンとみられる。現在、カワウ対策の組織としては奈良も含む15府県と環境省でつくる「中部近畿広域カワウ協議会」があるが、情報交換が主で、共同駆除の動きはない。同省の担当者は「府県によって被害にかなり差があり、対応にも温度差がある。費用のかかる一斉駆除は難しい」と説明する。


 滋賀県の意向をくんだ広域連合の協議で、ようやく実現する共同駆除。「空白地があると計画が中途半端になる恐れがある」と福島さん。奈良県以外の他府県で駆除が進めば、奈良にカワウが集中することもあり得るとみる。


 県農業水産振興課は「県内のカワウ駆除の日程を共同駆除に合わせることぐらいはできる。ただ、それ以上の連携は難しい」という。


    ◇


 奈良県の不参加は、個別の施策だけでなく、広域連合の根幹をも揺さぶる。


 「奈良には絶対入ってもらわないといけない」。1月26日、橋下徹・大阪府知事は記者会見で語気を強めた。


 その前日、片山善博総務相が「奈良県が入っていないのに、国の出先機関を関西広域連合に移すのは無理がある」と発言したからだ。


 広域連合が最大の目標とするのが国からの権限移譲。国土交通省、経済産業省などの出先機関の受け皿となり、組織や職員、予算の「丸ごと移管」を実現させることだ。道路や河川を管理する国交省近畿地方整備局だけでも予算規模は年約1兆円で、実現すれば分権の大きな「実」を手にすることになる。


 片山総務相はその後、「国の管轄地域を変えるのもひとつ(の方法)」「致命的ではない」と奈良県抜きの移管を認める姿勢に転じた。ただ、荒井正吾知事は「広域連合でやるから奈良は入らざるを得ないというのは間違い。(府県をなくす)道州制と広域連合をごっちゃにしている」と橋下知事に真っ向から反論。国と県の間に新たに巨大組織ができると、むしろ分権に逆行するとの考えを説く。


 同じく参加を見送った三重県の野呂昭彦知事も「(三重県は)中部であったり、関西に入ったりする。簡単に割り切るのは難しい」と、地域の実情に即した権限移譲の難しさを指摘。福井県の西川一誠知事も「メリットが明らかでない」と参加を拒むなど、広域連合と距離を置く知事はほかにもいる。


 広域連合の内部も一枚岩とは言い難い。本来は急進的な「関西州」論者の橋下知事と、道州制には反対の他府県では、奈良県との距離感も微妙に異なる。滋賀県の嘉田由紀子知事は「思いの共有から始めたい」と、あくまで対話を重視していく構えだ。

2111チバQ:2011/02/25(金) 22:35:39
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102230001
広域連合の行方(5)
2011年02月23日


関西広域連合への参加の是非を問う街頭アンケートに答える県民=19日、奈良市の近鉄奈良駅前

  □知事・県議選へ


 19日、近鉄奈良駅前。広域連合への参加の是非を問う街頭アンケートに、道行く人たちが次々シールを張っていった。約1時間で100枚。「参加すべき」が9割に達した。実施した市民団体「関西州ねっとわーくの会」の高松義直代表は「これだけ多くの人が、参加を必要と感じている。知事選や県議選でも争点にすべきだ」と訴えた。


 会は県議会に広域連合参加を求める請願書を提出した。23日開会の2月定例会で審議される予定だ。


    ◇


 その県議会ではこれまで、数人の議員が本会議で荒井正吾知事(66)に質問を投げかけたが、いずれも知事の従来の発言を引き出すにとどまった。しかし、ここへ来て変化も生まれている。


 10日、委員会の再編などを議論する議会改革推進会議(13人)。


 「分権は政府が決めることであれ、議論を深めることが、特色ある奈良県の存在価値をどう示すかにつながる」(新谷綋一氏、自民)


 「広域連合を巡っては今後数年でめまぐるしい動きが出てくる。議論の場は必要」(尾崎充典氏、民主)


 「広域連合やその先にある道州制について、きちんと議論しないとだめだ」(浅川清仁氏、無所属)


 「すでに知事は決断した。特別委にはなじまない」と慎重論も出たが、広域連合参加の是非を含む地方分権の在り方を議論する特別委員会を設置する方向で大筋一致。結論は改選後の議会に託された。


 座長の上田悟氏(自民)は「参加にイエスかノーかだけでなく、広域連携との違いや参加の是非を判断する場として、絶対に必要」と言い切る。


    ◇


 その県議選は4月1日告示、10日投票される。


 民主党県連は、「まず参加し、新しい自治のかたちを議論すべき」と統一地方選のローカルマニフェストの1ページ目に盛り込み、他党との差別化を図る。山下力・県議団長は国や他府県の動きを踏まえ、「これまで切羽詰まった議論がなかったが、奈良県の立ち位置をもう一度見直す時期だ」と話す。


 ほかにも、みんなの党公認の浅川氏や新顔に、「参加推進」を訴える立候補予定者が出てきている。


    ◇


 しかし、同じ4月10日投票の知事選に再戦を目指す荒井氏は昨年10月、立候補を表明した会見で「(広域連合について)こちらから争点にしない。論戦になれば受ける」と述べた。今月中にもまとめるマニフェストにも盛り込まない方針だ。


 最近も「地方自治はじっくり考える問題。奈良の課題が置き去りにされてはいけない」と、広域連合のみが争点としてクローズアップされることを危惧する。


 一方、共産推薦の新顔として知事選に名乗りを上げた北野重一(しげかず)氏(73)も「荒井知事の判断と一致している」と明言する。広域連合の設立が関西経済連合会の提案から始まったことなどから、「財界、大企業の利益優先で、議会までつくって大きなプロジェクトを進めようとしている」と批判する。県議会の共産党県議団は昨秋、「荒井知事の英断を評価する」と不参加を支持する立場を明確にしている。


 「このままで4年間はあり得ない。対抗馬を上げるべきだ」。知事選での広域連合の争点化をねらって、「関西州ねっとわーくの会」は、候補者擁立を模索する。ただ、残された時間はほとんどなく、流れが生まれるかどうかは不透明だ。
=おわり


(この連載は岸上渉、田中祐也が担当しました)

2112チバQ:2011/02/25(金) 22:36:09
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102250001
現・共対決の様相/知事選 告示まで1カ月
2011年02月25日

 統一地方選の前半戦(3月24日告示、4月10日投開票)で実施される知事選の告示まで1カ月。これまでに立候補を表明したのは現職で再選を目指す荒井正吾氏(66)と、新顔で元県議の北野重一(しげかず)氏(73)=共産推薦=の2人だけで、荒井氏と共産系の候補が対決する前回同様の構図となる公算がなお大きい。(岸上渉)


 荒井氏は昨年10月、立候補を表明。県内の全市町村に置かれ、ほとんどの首長が会長を務める後援会組織の会合が19日、奈良市のホテルであり、今後の活動方針などを確認。3月8日に奈良市西九条町に事務所を構える予定。


 前回は自民、公明両党の推薦を受けたが、今回は「県民党」を標榜(ひょうぼう)し、政党の推薦は申請していない。一方、前回推薦を受けた400超の各種団体に推薦の申請を送り、すでに農協や県建設業協会など80団体から推薦状が届いた。連合奈良からも初めて推薦を受けたという。


 北野氏は今月8日に立候補を表明。共産党県委員会など10団体でつくる「憲法をくらしに生かすあったか県政をつくる会」を中心に選挙戦に挑む。


 3月5日に奈良市南紀寺町で事務所開きをし、翌6日に県文化会館などで市田忠義・党書記局長が参加する共産党の演説会に登壇する。


 2人とも関西広域連合については「参加反対」で一致しており、争点にはならない見通しだ。そのため、参加を訴える市民団体が候補擁立を模索している。


 _____________________


 ◇立候補予定者の説明会に5陣営


 知事選の立候補予定者説明会が24日、県庁であり、すでに立候補を表明している現職の荒井正吾氏と元県議で市民団体代表の北野重一氏の陣営に加え、「関西州ねっとわーくの会」代表の高松義直氏、生駒市議の塩見牧子氏、造園会社員の森口孝氏の5陣営が参加した。高松氏と塩見氏はそれぞれに「候補者擁立に向けて調整中」と話し、森口氏は「立候補をするかどうか検討している」と語った。

2113チバQ:2011/02/25(金) 22:51:17
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201102/CK2011021902000167.html
乱戦、風向き一変 激戦の名東区・中区
2011年2月19日


 6日の「トリプル投票」で解散した名古屋市議会の出直し選は、来月13日に投開票される。河村たかし市長が率いる地域政党「減税日本」がどこまで議席を伸ばすのか。既成政党不信の中でトリプル投票に完敗した民主や自民は、攻勢に転じられるのか。4月の統一選も占う戦いは早くも熱を帯びる。激戦が予想される名東区と中区で選挙戦を追う。

◆名東区 民主前職 後ろ盾なく
 18日早朝、民主の前職、日比健太郎さんは地下鉄の星ケ丘駅でマイクを握っていた。「もう一度、市政に挑戦させてください」。毎朝と夕、どこかの駅前に立ち、頭を下げ続ける。

 名東区(定数5、有権者数12万余)は9人が立候補を予定する。住宅街で転勤者が多く、有権者の感じ方一つで票の動きが大きく左右されやすい。

 民主が大きく議席を伸ばした前回の統一選では、公認の28人全員が当選。元衆院議員秘書の日比さんは若さを前面に出し、1万票近くを獲得してトップ当選した。

 日比さんも、もう1人の前職、近沢昌行さんも、組織の後ろ盾はなく、いわゆる組織票はない。今回は、大きな風を受けた前回とは様相が異なる。

 政権交代後、民主党への失望感は地方選に影響している。トリプル投票で、民主候補は県知事選でも市長選でも完敗した。

 民主はこれまで「反河村」を鮮明にしてきた。2人の事務所には「市長の言うことを聞け、バカ野郎」と電話もかかってくる。トリプル投票後、民主は一転して河村市長が主張する報酬800万円賛成に回った。だが、それだけで風が変わるほど、甘くないと2人とも感じている。

 民主県連は、立候補予定者に1人100万円ずつ配り始めた。過去の市議選にはなかったことだ。危機感のあらわれだ。

 日比さんと近沢さんは同じ政党とはいえ、選挙ではライバル。河村市長が最大公約に掲げた「減税」へのスタンスは異なる。日比さんが原則賛成なのに対し、近沢さんは「借金を増やしては後世にツケを回す」と減税反対を鮮明にする。「この訴えが有権者に届かなかったら仕方ない。別の仕事を探します」。悲壮感も漂う。

 自民の前職、丹羽宏さんもこの日早朝、別の駅前に立っていた。民主ほどの逆風ではない。しかし、党勢が回復している実感もない。「いくら政策を訴えても届かない気がする。よほど支持者を固めないと勝てない」

 トリプル投票で、議会解散に賛成を投じた区内の票は5万強。減税日本から立候補を予定する3人にそのままいけば、前回の当落ライン6000票は楽に超える計算になる。

◇名古屋市議選立候補予定者 名東区(5)
近沢昌行 40 党支部幹事 民前<2>
日比健太郎 30 党支部幹事 民前<1>
丹羽宏 50 党区幹事長 自前<1>
小林祥子 54 党県副代表 公前<2>
高橋達 60 行政書士  共新
浅井康正 60 会社社長  減新
東裕子 47 美容教室経営 減新
舟橋猛 52 内装業   減新
井上新一郎 46 医師    み新

◆中区 「減税」2議席独占狙う
 中区(定数2、有権者数5万9000余)の則竹勅仁さんの事務所には、16日深夜まで、減税日本から同じく出馬を予定する済藤実咲さんの姿があった。

 則竹さんは減税ただ1人の前職。党からの立候補予定者が毎日のように相談や、河村市長の代名詞でもある「自転車街宣」の見学に訪れる。

 立候補は当初、則竹さんだけだった。だが、トリプル投票の圧勝を受けて、河村市長が、中区で「2議席独占」を狙うよう指示した。

 急きょ決まった済藤さんは岐阜県瑞浪市の高校を中退後、上京して漫画家を目指し、1年前から名古屋でタレント。組織も金も知名度も、地縁もない。風だけが頼みだが、河村市長は「勢いがある時は、2人出しても、上位独占になるんだわ」と手応えを語る。

 5期目を目指す自民の中田千津子さんはトリプル投票後、新しいビラを作成した。河村市長の「市民税減税」や「議員報酬800万円」に同調する文言を付け加えた。過去3回はトップ当選してきたが、「今回ばかりは、票が読めない」という。

◇名古屋市議選立候補予定者 中区(2)

中田千津子57 行政書士  自前<4>
則竹勅仁45 (元)議員秘書 減前<2>
石原杏莉27 (元)議員秘書 民新
近藤政博51 マッサージ業 共新
済藤実咲31 タレント  減新

2114チバQ:2011/02/25(金) 22:52:03
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201102/CK2011022002000150.html
若き女性に好機到来 激戦・中区
2011年2月20日

 若さと女性らしさをアピールするため、カラフルな風船を壁にあしらった。来月13日投開票の名古屋市議選。中区(定数2)から出馬を予定する民主新人の石原杏莉さんは19日午前10時、ビルの一室で事務所開きをした。

 集まった50人強の支援者には、スーツ姿の男性だけでなく、若い女性も。マイクを持った石原さんは、議会一新を狙う河村たかし市長の言葉を引き合いに「『現職(前職)に入れたらあかん。新人じゃなきゃ』と言うけど、私も新人なんですよね」。笑いを誘う。

 谷岡郁子参院議員(民主)の元秘書。市議選に立候補する予定はなかったが、党が昨年末「河村市長に近すぎる」として則竹勅仁さんに公認を出さなかったことから、出番が回ってきた。

 市長率いる減税日本は、則竹さんら2人を擁立し、議席独占を狙う。民主は逆風の真っただ中だが「政党に担いでもらえるだけで光栄。私には秘書の経験がある。まったくの政治のアマチュアではない」。同じ若い女性で、ライバルとなる減税新人への対抗心をあらわにする。

 「アマチュア」と名指しされた済藤実咲さんは同じころ、がらんとした事務所で、大家から説明を受けていた。商店街にある、廃業して10年余の喫茶店。机やいす、電気や電話もこれからだ。

 「せめて1カ月前に言ってくれれば、掃除も準備もできたのに」と大家が言うと「1カ月前は、こんなことになってないですから」。

 済藤さんの出馬は、石原さんよりさらに想定外だった。出馬が決まったのは1週間前。所属するタレント事務所社長を通じ、「女性候補」を探していた減税日本を紹介された。とんとん拍子で話は決まった。

 ポスターも名刺もまだない。スタッフもこれから募る。供託金50万円を払えば貯蓄は底をつく。でも、借金してでも挑戦したい。「こんなチャンス、今しかないですから」

 名古屋市議選立候補予定者 ◇中区(2)

中田千津子57 行政書士  自前<4>
則竹勅仁45 (元)議員秘書 減前<2>
石原杏莉27 (元)議員秘書 民新
近藤政博51 マッサージ業共新
済藤実咲31 タレント  減新

2115チバQ:2011/02/25(金) 23:10:14
>>68>>71
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110225ddlk23010074000c.html
’11統一選:県議選 本多・前知立市長、出馬へ 知事の地域政党公認 /愛知
 前知立市長の本多正幸氏(60)は、4月の統一地方選で行われる県議選の同市選挙区(定数1)に大村秀章知事の地域政党「日本一愛知の会」公認で立候補すると表明した。

 本多氏は記者会見で「大村知事が衆院愛知13区に出馬した15年前から政治的なつきあいがあり、県議になって支えたい。知事の『10%減税』や『元気な愛知づくり』にも共鳴しており、知事とともに今日の閉塞(へいそく)状態を打ち破りたい。自民党の推薦が得られればありがたい」と話した。

 本多氏は市議6期を務めた後、04年に市長となり、08年の前回市長選で落選した。

 県議選知立市選挙区では民主党現職の柴田高伸氏(42)が既に出馬表明している。【安間教雄】

2116チバQ:2011/02/25(金) 23:16:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110225/elc11022519210003-n1.htm
「大村派」16人の候補発表
2011.2.25 19:20
 愛知県の大村秀章知事が率いる政治団体「日本一愛知の会」と、名古屋市の河村たかし市長が代表の「減税日本」は25日、4月の愛知県議選(定数103)に擁立する共通の第1次公認、推薦候補16人を発表した。

 大村知事は記者会見で「今後も候補を増やし、最終的には議会の過半数を確保したい」と述べた。県民税10%減税などの知事公約に賛同するなら、所属政党を問わず推薦を出すという。

 内訳は、民主、自民両党の公認をそれぞれ辞退した現職2人と、元職1人、新人13人。名古屋市内の選挙区の6人は減税日本が公認し、市外の10人は愛知の会が公認する。選挙後は両団体で統一会派を組む方針。

 県議選には25日現在で、自民党59人、民主党47人、公明党6人、共産党4人、みんなの党3人、無所属4人が出馬を予定している。

2117チバQ:2011/02/25(金) 23:46:10
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811102250001
県内首長が支援 3市町長、会見に同席
2011年02月25日


松田氏(右から2人目)と中井・明和町長(右)、大口・志摩市長(左)、田中・四日市市長ががっちり握手した=津市羽所町

■県内首長が支援 3市町長、会見に同席


 4月10日投開票の県知事選に、津市長の松田直久氏(56)が立候補する意向を、23日に正式に表明した。民主党の推薦については「白紙」とした松田氏だったが、記者会見には首長3人が同席。県議や首長として市町と連携してきた実績をアピールした形だ。


 会見場のひな壇には、松田氏に立候補を要請してきた四日市市の田中俊行市長、志摩市の大口秀和市長、明和町の中井幸充町長が上がった。


 田中市長は「国と地方の在り方が大きく変わる転換期で、地方分権や地域主権への認識が深い人が知事になるべきだ。(松田氏は)県議も、首長としての行政経験もある」と支援を表明。大口市長は「志摩市のような厳しい地域経済に対しても手だてができるのは、市民の声がわかる人。医療問題にも、県議、市長としても取り組んでいた」と期待を寄せた。


 中井町長は24日の定例会見でも「首長経験のある知事だと、細かな市町村行政に配慮してもらえる。県と市町村が協力しないと何も進まない」と話した。松田氏側は今後も首長の支援を求めていく考えだ。


 一方、民主党の岡田克也党幹事長は24日の定例会見で「松田さんが立候補を決断されたことは三重県にとって良かった。すでに自民党、みんなの党の推薦候補も決まっているので、それぞれしっかり政策を訴えてやって頂きたい」と述べたが、民主党の推薦については「県連の対応、松田さんの考え方によるので、ものを言うつもりはありません」とだけ述べた。
(藤崎麻里、森山敏男)

2118チバQ:2011/02/26(土) 10:13:22
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110226/CK2011022602000094.html
焦る既成政党 「愛知の会」「減税」、県議選に16人公認
2011年2月26日

日本一愛知の会と減税日本の県議選統一候補を発表する大村知事(手前)=県庁で


 4月の県議選(定数103)で、既存勢力を揺さぶる大村秀章知事の「日本一愛知の会」と河村たかし名古屋市長の「減税日本」。両地域政党は25日、第1陣の統一候補16人を発表した。「さらに擁立を進め、過半数を上回る候補者を出したい」と力を込める大村知事。6日の「トリプル投票」惨敗で守勢を強いられる県議会最大会派の自民党、第2会派の民主党などの県議からは「なんとか反転のきっかけを」と焦りの声が上がった。

 大村知事が県庁で開いた記者会見。16人の中には自民、民主の公認を返上し、減税や愛知の会に参加した現職の顔ぶれもあった。

 知事選敗北を受けた執行部刷新で、大村知事への歩み寄りを見せる自民県連。小林功幹事長は「減税などを除き、大村知事の政策はわが党と大きく変わらず、選挙前に政策協議したい。引き続き県議会単独過半数を目指す」と気を引き締めた。

 民主党は既に4人が公認・推薦を返上し、地域政党へのくら替えなど逆風がやまない。杉岡和明県連幹事長は「厳しい選挙戦となるのは確かだが、定数削減や開かれた議会づくりなど県議団が掲げる改革を有権者に伝える努力をしていくだけだ」と危機感を募らせる。

 一方、公明党県本部の鬼頭英一幹事長は「要請があれば、愛知の会の候補にも推薦を出していくことになるだろう」と共闘態勢を強調。県議会で唯一の知事与党として「知事とともに選挙を戦う」と言い切る。

 県議会の議席獲得を目指すみんなの党の薬師寺道代さんは「政策も一致しないのに、勝ち馬に乗りたいだけの野合だ」と批判。共産党県委員会の柏木啓韶書記長は「新たな地域政党と言っても、既成政党の候補が集まっただけだ」と切り捨てた。

 (鎮西努、大村歩、岩崎健太朗)

 ◇日本一愛知の会と減税日本の統一候補の皆さん(名古屋市内は減税、市外は愛知の会の公認)▽東区 安藤雅彦・現▽瑞穂区 広沢一郎・新▽熱田区 坂恵造・新▽港区 平岩登・新▽南区 黒沢隆・新▽天白区 錦見輔・新▽瀬戸市 馬嶋雅哉・新▽半田市 加藤精重・元▽春日井市 前田扶美子・新▽岡崎市 園山康男・新▽豊川市 野中泰志・新▽安城市 石川孝文・新▽蒲郡市 荘田博己・新▽知立市 本多正幸・新▽みよし市 鈴木勇夫・新▽幡豆郡 浅井喜代治・現

2119チバQ:2011/02/26(土) 10:14:43
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110226073649&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%20%E3%80%90%E7%B5%B1%E4%B8%80%E5%9C%B0%E6%96%B9%E9%81%B8%E3%81%97%E3%81%9A%E3%81%8A%E3%81%8B%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%80%91%EF%BC%9A%E9%9D%99%E5%B2%A1%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%80%E6%8F%BA%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%A5%AD%E7%95%8C%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%80%80%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E6%B7%B7%E8%BF%B7
静岡市長選 揺れる業界団体 支援めぐり混迷
2011/02/26
 静岡市長選(3月27日告示、4月10日投開票)をめぐり、与党時代の自民党を支えた各種業界団体が選挙支援に慎重な姿勢を見せている。かつて組織選挙の中核だった業界団体は一昨年の政権交代で対応が揺れたが、その後、民主党政権への逆風が強まったことで、さらに混迷の度を深めている。市長選にも影響を及ぼしそうだ。

■割れる対応
 JA静岡市は25日に開いた農政対策協議会で市長選対応を検討し、特定候補に絞らず自主投票することを決めた。出馬表明している元県議田辺信宏氏(49)、元参院議員海野徹氏(61)、前市議会議長安竹信男氏(64)のそれぞれが推薦を要請したが、榎本秀一組合長は「組合員が支持する候補が分かれ、一本化は難しい」と説明する。
 従来は自民系候補を支援してきた。田辺氏は自民と連合静岡から推薦を得たが、「自民ありきではない」として政党との距離を強調した。
 一方でJAしみず(望月真佐志組合長)の対応は異なっている。「農政や清水全体の要望に対する考え方が一番近い」とし、田辺氏の推薦で支援態勢を一本化した。

■国政と一線
 県医師会の政治団体県医師連盟の雲母正三事務局長は市長選への対応について、「支部から推薦依頼が上がっていない段階で白紙状態」とした上で、「従来は自民候補を支持したことが多かったが、市長選は国政選挙とは違い、政党色は関係ない」と指摘する。
 医師会と共に3師会を構成する県薬剤師会と県歯科医師会も足並みをそろえ、国政選挙と一線を画す。県薬剤師連盟は「特定の政党などのために投票することはないだろう」との姿勢だ。
 県歯科医師連盟は「政権も代わり、近年の選挙は連盟の態度をはっきり表明できない。自民か民主を選ぶ選挙とは大きく変わった。支部から推薦依頼が上がっている候補もあるが、最終的な姿勢決定は慎重にならざるを得ない」という。

■「足元崩れる」
 民主党県第1区総支部長の牧野聖修衆院議員は業界団体の状況を、「補助金で団体を縛った時代は終わった。支援はお願いするが、勝つために自立した体制構築も必要」と受け止める。これに対し、自民党静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は「政党離れの表れ。液状化現象のように足元が崩れている」と危惧する。
 政党の支援を受けずに選挙戦に挑む海野氏の陣営は「政党の拘束力が薄らいでいる証拠」と指摘。安竹氏の陣営は「政党不信が強まっている」との見方を示した。

2120チバQ:2011/02/26(土) 18:33:50
>>2050
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102260003
元柳田村長が立候補を表明
2011年02月26日

◆県議選鳳珠郡選挙区◆


 4月1日告示の県議選鳳珠(ほうす)郡選挙区(定数1)に25日、元柳田村長の山口彦衛(ひこえ)氏(65)が立候補を表明した。同選挙区には民主党推薦の現職桜井広明氏(67)と元職の宮下源一郎氏(63)が出馬の準備をしており、三つどもえの選挙戦になる可能性がある。


 山口氏は町議4人とともに会見し、出馬を決意した理由を「町議をはじめ、多くの町民から要請があった」と説明。公立病院の充実などに力を注ぎたいと述べた。


 山口氏は合併前の旧柳田村長を5期務めた。自民党柳田支部が27日に会合を開き、県連への公認申請を協議する。宮下氏も同党穴水支部が公認申請している。


(大畠正吾)

2121名無しさん:2011/02/27(日) 02:55:41

民主党愛知県連:7人が公認・推薦を辞退…統一地方選
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110227k0000m040085000c.html

 民主党愛知県連は26日、名古屋市内で臨時幹事会を開き、4月の統一地方選に県連が擁立する約100人の立候補予定者のうち7人が同党の公認・推薦を辞退したと報告した。うち5人は河村たかし名古屋市長の地域政党「減税日本」や大村秀章愛知県知事の「日本一愛知の会」にくら替えして県議選に立候補する意向で、立候補予定者の間での民主離れが鮮明になった。

 7人は現職県議を含む県議選や市議選の立候補予定者。一部の人は既に減税日本などの公認を取り付けている。くら替え出馬しない2人は、選挙情勢の悪化などから立候補自体を取りやめるという。

 県連は、最初の辞退者だった春日井市議(愛知の会公認で県議選に立候補予定)を1月に除籍した。幹事会では、その後辞退した6人については本人の弁明を詳しく聞くなどしてから処分するかどうかを決めることでまとまった。県連幹部は「今後も辞退者が出てくるかもしれないので、後でまとめて処分すれば良い」と語った。

 また幹事会では、トリプル投票の敗因を「民主党に対する厳しい批判」の結果と総括。牧義夫県連代表(衆院議員)は幹事会後の記者会見で「政権交代の原点にしっかり立ち返らないと有権者の理解を得られない」と述べた。【宮島寛、加藤潔】

毎日新聞 2011年2月27日 1時50分

2123チバQ:2011/02/28(月) 23:03:07
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110228/CK2011022802000118.html
浜松市長選 共産党などが候補擁立難航
2011年2月28日

 浜松市長選の告示(3月27日)まで1カ月を切る中、共産党などが検討を進めている現職の鈴木康友氏(53)への対抗馬擁立が難航している。これまでの市長選では苦戦が予想されても候補を立て、存在感を示し続けてきた同党。最近は勢力の衰えや人材難も指摘されており、時間切れは刻一刻と近づいている。

 27日、浜松市中区で開かれた党の演説会。県議選や市議選などの候補予定者が党員や支持者に紹介され、鈴木市政を批判して気勢を上げた。党関係者の中には、この場で市長選候補をお披露目できればとの期待があったが、かなわなかった。これまでに数人に出馬を打診したが、色よい返答はないという。

 1960年代後半から70年代にかけて、全国各地に革新自治体を誕生させた共産党は、浜松市長選でも1967年に初めて公認候補を擁立。1999年以降は革新系団体とつくる市民団体で推薦候補を擁立し続け、有権者に選択肢と存在感を示してきた。だが近年は冷戦終結や衆院選での小選挙区制導入で往時の勢いを失い、党員の高齢化も指摘されている。

 こうした中、市長選と同じ4月10日に投開票される市議選は、今回から定数が8減となる。このところ苦戦気味の同党候補は、その影響の直撃を受けかねず、関係者の間には市議選に力を集中すべきだとの意見もあるという。

 石野嘉彦・党県西部地区委員長は27日、「現在の市政に対する批判があり、(擁立は)前向きにやりたい」とぎりぎりまで候補の擁立を目指す考えを強調したが、40年来のベテラン男性党員(79)は「立てるべきだが、立てるなら今立てないと…」と歯がゆそうに話した

2124名無しさん:2011/03/01(火) 05:49:44
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/7591

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110228-OYT8T01111.htm
「民主で戦えない」県議離脱
政権迷走影響 新人推薦まだ1人

「大変なご迷惑とご心配をかけました。これまでと変わらぬ政治姿勢で活動すると確認しました……」

 民主党の支持母体・連合福井が2月4日に越前市内で開いた地方委員会。県議会の民主系会派「民主党・一志会」を離脱した県議を連合が推薦すると発表したことに対して、県議を推す傘下組合幹部が会場で、役員ら数百人に頭を下げた。

 連合には、推薦条件として「支持する政党、会派に所属する」と定めた内規がある。この県議の推薦を巡っては計4回の緊急会議を開き、「(県議の)地元は定数1を争う。自民党現職との一騎打ちとなる中、連合が組織的に支援しなければならないが、『民主党色』を薄めなければ戦えない」と判断、内規に背く推薦を決めたという。

 この県議を含めて一志会を離脱したのは計3人。1月13日、新会派「希望ふくい」を設立した時、県庁で記者会見し、「民主党とは距離を置きたい」などと表明した。一志会のある県議は「選挙のための『協議離婚』にすぎない。我々とは合意の上。議会で協力していく。離脱したい気持ちは痛いほど分かる」と実情を語った。



 民主党は2009年の総選挙で政権交代を果たしたが、県内の衆院3選挙区で自民党に全敗し、昨年7月の参院選でも福井選挙区で敗れた。県議会でも、県議38人のうち自民系会派が27人で、一志会は7人(2月末現在)にとどまる。党所属の17市町の議員数も26人と全体(320人)の8%にすぎない。

 地方地盤の強化の鍵を握るのは、国と市町のパイプ役でもある県議会。このため、党県連は、あわら市や鯖江市など選出議員がいない“空白区”をなくし、女性県議3人の誕生などを目標に新人6、7人の擁立を目指し、昨年夏以降、会社経営者や主婦、現職市議らに立候補を打診してきた。

 しかし、菅政権の迷走で民主党の支持率は大きく低迷。昨年11月に出馬依頼を受けた福井市内の40歳代女性は、1か月後に断念。「子育て支援の強化など女性の声を県政に反映させるチャンスだと思って一度は決心した。だが『民主党から出たとしても、追い風じゃない』と仲間から反対されて……」と打ち明けた。

 現在、県議選での公認・推薦は、希望ふくいを含めて現職8人。新人の推薦は女性1人。ある県連幹部は「『民主党では戦えない』とみんなが思っている。それが現実や…。昔よりも党の支持率が地方選挙の投票にかなり影響するようになった」とつぶやいた。

 党県連代表の糸川正晃衆院議員は「新人には確かに厳しい選挙だが、現職は地域に根ざした議員活動が評価される」との認識を示し、「今はとにかく全員の当選を目指す。国会議員も交えて応援演説など全面的に支援していきたい」と語った。

◎   ◎

 民主党に政権交代してから初めての統一地方選挙が4月に行われる。政治不信による政党離れが進む中、“生き残り”をかける各政党事情や思惑を探った。(畑本明義、青木さやか)

(2011年3月1日 読売新聞)

2125名無しさん:2011/03/01(火) 06:01:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110228-OYT8T01069.htm
静岡市長選海野氏 減税日本公認へ
河村・名古屋市長と連携

 3月27日告示、4月10日投開票の静岡市長選への立候補を表明している元参院議員の海野徹氏(61)が、河村たかし・名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」の公認で出馬する意向を固めたことが28日、わかった。

 海野氏は河村氏と10年来の親交がある。静岡市長選への出馬を巡り、かねて河村氏も海野氏への支援を伝えていたという。

 海野氏は28日、読売新聞の取材に対し、減税日本の公認で立候補することについて「政治理念や、減税も含めた政策が一致した。『東海道連合』から日本を変えたい」と説明した。海野氏はこうした考えをすでに後援会に伝えており、近く正式に発表する。河村氏が海野氏の応援のため近く静岡市を訪れることも決まっているという。海野氏は参院議員時代は民主党に所属したが、落選した2009年7月の知事選の際は「純粋無所属」を掲げ、政党と距離を置いていた。

 市長選には、元県議の田辺信宏氏(49)と、前市議会議長の安竹信男氏(64)も出馬表明済み。田辺氏については自民党が推薦を決めている。

(2011年3月1日 読売新聞)

2126チバQ:2011/03/01(火) 23:05:45
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001103010002
<可児市選挙区>民主支持層も分裂か
2011年03月01日

 4月の県議選可児市選挙区(定数2)に、民主の同市議佐伯哲也氏(40)が28日、無所属で立候補する意向を表明した。すでに民主は現職を公認しているが、佐伯氏は「住民の要望が反映される政治が必要だ」と強調した。名古屋市長選などで地域政党の「減税日本」が躍進したことも影響したという。


 この選挙区は、民主公認の現職村上孝志氏(63)、自民公認の現職小原尚氏(51)、自民系の市議亀谷光氏(63)も名乗りを上げており、今のところ計4人がしのぎを削る激戦区となりそうだ。
 28日の記者会見で佐伯氏は「愛知の選挙(知事選、名古屋市長選)を見た時、市民が動いたと思った。可児市や御嵩町から県民の要望を実現できる政治が必要。住民代表として出る」などと語った。
 民主への逆風の影響については明確に否定した。政党からの支援は求めない方針で、同日、市議を辞職し、離党届も提出したという。
 民主は同選挙区で1議席の確保が目標だが、佐伯氏が立てば票が分散するのは確実。県連の渡辺嘉山幹事長は「まだ本人から聞いていないが、党の決定とは違う方針で残念だ」と厳しい口調で語った。
 一方の自民も、つい最近まで候補者選びが迷走した。小原、亀谷両氏が公認を求めて譲らず、自民可児市支部での調整を断念。一任された県連が先月24日に小原氏の公認を決めたばかり。亀谷氏は「後援会と協議して無所属で立候補したい」と話しており、民主系2人と自民系2人が2議席を争う構図になっている。
     ◇
 この日、県議選飛騨市選挙区(定数1)では、前飛騨市長の船坂勝美氏(69)が無所属で立候補する意向を表明した。「行政、政治の経験を生かして、最後のご奉公をする」などと語った。ほかに、自民公認の現職洞口博氏(61)が立候補を予定している。

2127チバQ:2011/03/01(火) 23:11:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110228-OYT8T01202.htm
県議選告示まで1か月
定数58に81人予定

 統一地方選前半の県議選(4月1日告示、同10日投開票)は告示まで1か月に迫った。読売新聞の集計では、28日現在で定数58に対して81人が立候補を予定している。前回2007年の同時期並み。立候補予定者が定数を上回り、選挙戦が確実なのは26選挙区のうち17選挙区。他に出馬を模索する動きもあり、立候補者数は告示までに増える可能性がある。

■前回と同規模で推移

 立候補予定者の内訳は、現職53人、元議員3人、新人25人。現時点で予定者が定数と同数の無風区は9選挙区。無風が目立つのは現職が有利とされる1人区で、11選挙区のうち6選挙区で新人擁立の動きが鈍い。


 現職で引退表明したのは、民主・社民系会派「改革・緑新」の森田恒雄、下村恭、県民クラブ・公明の牛山好子、共産党県議団の藤沢詮子の4氏。また、自民党県議団の木内均氏が次期衆院選3区での立候補を前提に、県議選不出馬を表明した。

 前々回03年は、田中康夫・元知事に対する支持、不支持のスタンスが争点となり、候補者は新人72人を含めて116人が乱立した。田中元知事退任後の07年は熱気は冷め、92人にとどまった。今回も前回と同規模で推移している。

■最大会派巡る攻防

 「知事与党」を全面に掲げて議席増を狙う民主党県連は、公認・推薦計17人を擁立予定。前回の計14人を上回ったが、当初目標の「計20人以上の当選」には届きそうにない。最大会派の自民党県議団の公認・推薦は現時点で計18人。最終的に「20人以上の当選」を目指す。選挙後は、両党間で最大会派形成を巡る攻防が激しくなりそうだ。

 みんなの党は長野市区で県内初の公認候補を擁立。28日にも同区で、リサイクル店経営「サンタの創庫」社長の江口光雄氏が、2人目の新人公認候補として出馬表明した。同党は候補選びを続ける方針で、既存政党への不信を追い風に、台風の目になる可能性もある。

 阿部知事は昨年8月の知事選で、民主、社民、国民新の推薦を受けて初当選したが、県議会は少数与党。選挙結果は、知事の県政運営にも大きく影響する。

■報酬削減も争点に

 選挙戦では、議員報酬や定数の削減も争点の一つになりそうだ。2月の愛知県知事選、名古屋市長選、同市議会の解散が決まった住民投票の「トリプル選挙」で見られたように、有権者の地方議会に対する視線は厳しさを増している。

 県内でも、みんなの党公認候補予定者が報酬削減を強く主張している。公明党県本部は県議選のローカルマニフェスト(地方版公約)に「議員報酬の削減、適正化」を盛り込み、民主党県連も同様のマニフェストを検討中。選挙結果にかかわらず、県議に対し、具体的な行動を求める声が高まりそうだ。

 今回は、昨年、長野市に編入合併した旧信州新町と中条村が長野市区に、松本市に編入合併した波田町が松本市区にそれぞれ組み入れられたが、定数や選挙区数に変更はない。

(2011年3月1日 読売新聞)

2128チバQ:2011/03/01(火) 23:11:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110228-OYT8T01199.htm
県議選69人が出馬予定 統一地方選
告示まで1か月 選挙戦は10選挙区か

 統一地方選で行われる県議選の告示(4月1日)まで1か月。読売新聞の取材では、いまのところ立候補を予定しているのは、定数53に対し69人。最終的に前回(2007年)の85人を下回る可能性が高い。また、選挙戦になりそうなのは全27選挙区中10選挙区で、前回の23選挙区を大幅に下回る見込みだ。

 民主党は、現時点で、公認9人、推薦3人の計12人の擁立を予定。当初、全27選挙区での公認または推薦候補擁立を模索し、「当選20人以上」を目指していたが、断念した。もともと自民党に比べて地域組織が弱いことに加え、菅政権の支持率低下などが響き、人選が難航している。

 1月に県議選と11市町村議選を対象に立候補者の公募を実施し、10人が応募してきたが、いずれも党の条件と折り合わなかった。いまのところ、「当選10人以上」と目標を大きく下方修正した形での戦いを模索している。

 今回、選挙戦になりそうな選挙区が少ないのは、民主党のこうした状況が背景にある。

 自民党は現職と新人計30人を公認したほか、現職と新人計2人の推薦を決定。現有32議席を維持したい考えだ。

 公明党は現有1議席死守を目指す。共産党は4人、社民党は5人(推薦含む)を擁立し、それぞれ現有1議席から勢力拡大を狙う。みんなの党は2人を公認、1人が公認申請中だ。

(2011年3月1日 読売新聞)

2129チバQ:2011/03/02(水) 22:24:29
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110302ddlk20010150000c.html
選挙:県議選 「創志会」で立候補 現職6人、無所属撤回 /長野
 県議会第3会派の創志会(9人)に所属する現職県議6人が、4月10日投票の県議選に出馬する際の党派を、初めて「創志会」として届け出る方針を決めた。無所属で出馬としてきた従来の方針は撤回する。6人は「議会改革などを訴えてきた会派の名が県民に浸透してきた。2大政党にとらわれず、県議選を通じて改革の姿勢を示したい」としている。ほかの3人は無所属で出馬するという。

 県選管によると、創志会は07年5月に政治団体の届け出を済ませている。告示日に同じ政治団体を名乗って3人以上が立候補すると、団体名を掲げたポスターや選挙カーの利用など、一定の選挙活動ができるという。

 党派として届け出るのは、金子ゆかり氏=諏訪市▽小山立氏=千曲市・埴科郡▽高見沢敏光氏=南佐久郡▽保科俶教氏=東御市▽宮本衡司氏=飯山市・下水内郡▽向山公人氏=伊那市−−の6人。【渡辺諒、光田宗義】

2130チバQ:2011/03/02(水) 22:25:15
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001103020004
議会改革 県議選争点に
2011年03月02日

 4月1日の告示まで1カ月を切った県議選(定数53)で、「議会改革」が争点として浮上してきた。約6割の32議席を持つ自民党が主導権を握る議会運営の現状に、不満を持つ民主、公明、共産など各党が改革の必要性を強調。選挙戦に向けた政策の前面に出し、論戦を挑む構えだ。(大内奏、吉武祐)


   ◇


 「自民党が長年築き上げた県議会を手直しして、県民主権の県議会を作り上げたい」。2月26日夜、新潟市東区で開いた集会で、地元の県議、市川政広・民主にいがた代表は支持者らに訴えた。


 県議会の民主党会派・民主にいがたは、県議選に向けて情報公開の推進や一般質問の回数制限の撤廃などを掲げる。政策提言集でも、県議会改革を最も重視している。


 公明党の志田邦男県議も2月27日、新潟市中央区で時局講演会を開き、「抜本的な議会改革が必要だ」と訴えた。泉田裕彦知事と篠田昭・新潟市長の「新潟州」構想をにらみ、「広域自治体にふさわしい審議」を提言。人口6万人に1人を目安として議員定数を40人に減らすと主張する。


 特に各党から撤廃の声が上がっているのは、年4回の定例会での一般質問の回数制限だ。2008年3月、自民党の賛成多数で決められた。


 それまでは、2月定例会で希望者全員が質問できるなど、少数会派にも質問の機会が少なくとも年4回与えられていたが、08年以降、1人会派の公明、共産が質問できる機会は半減。「行政をチェックする本来の権利を奪っている」と反発している。


 このほか、県議会に対しては、議会出席のたびに距離に応じて議員に支給される日額8千〜1万8600円の費用弁償にも批判がある。実費支給に変えるよう求める陳情が昨年12月定例会で審議されたが、自民党の反対で不採択となった。


 自民党県連政調会長の柄沢正三県議は「売名での質問もあって質が下がっていたため、(質問制限の)必要はあった。費用弁償も資産の少ない人が議員になる道を与えている。議会改革は必要ない」と話している。


   ◇


■主要政党の県議会改革についての主な主張■


●民主党
▽質問制限の撤廃
▽情報公開の推進(視察報告の作成と公開、議事録の10日以内の公開など)
▽議会モニター制度導入などで県民の意見を取り入れる
▽議会基本条例を制定
▽夜間や休日の議会開催を検討


●自民党
▽議会改革は必要ない


●公明党
▽選挙区割りを広域化し、定数を40に削減
▽議会基本条例を制定
▽インターネットによる議会中継など広報体制の拡充
▽出前議会や議会報告会で住民参加を促進


●共産党
▽質問制限の撤廃
▽日当制の費用弁償を廃止し、実費支給へ変更
▽海外視察予算の廃止


●社民党
▽質問制限の撤廃
▽議長が1年ごとに交代する慣例を廃止


●みんなの党
▽定数の削減(2015年までに4分の3、2019年までに2分の1が目標)
▽2015年までに議員報酬を3割削減

2131チバQ:2011/03/03(木) 21:56:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110302-OYT8T00998.htm
相乗り知事選 色出せず

オール与党化「チェック機能低下」批判も


政治資金パーティーで出馬の意欲を示した西川知事。各市町の首長や企業幹部らが集まった(昨年11月3日、福井市西木田の福井商工会議所ビルで)  「民主党も自民党も、今から、独自候補を立てるのは無理やろ」

 知事の西川一誠氏の後援会(勝木健俊会長)と、福井経済産業政治連盟(会長=県経団連の川田達男会長)が昨年11月3日、福井市の福井商工会議所ビルで開いた政治資金パーティー。西川氏が知事選への事実上の出馬表明を行い、ある陣営幹部は勝ち誇った表情で記者に耳打ちした。

 「2大政党から仮に推薦がもらえなかったとしても、この段階まで来れば、党色を出さない“県民党”としてでも十分に戦える」

     ◇

 西川氏は参院選後の昨年夏以降、県内17市町にある約20か所の後援会支部で、“2期8年の実績”をアピールする「県政報告会」を開催した。各支部は、地元の市町長や経済界関係者を中心に組織する選挙戦に向けた実動部隊だ。西川氏の3選出馬への意向は、この〈地域行脚〉で十分に示されていた。

 「幹部を中心に労働政策の評価が高い。推薦依頼は出ていないが、連合福井として方向性を見いだしたい」(馬場修一・連合福井会長)

 「温かい評価に心から感謝する」(西川氏)

 民主党の支持母体である連合福井の定期大会(昨年10月27日)で、馬場会長は、まだ出馬表明していなかった西川氏の推薦を示唆する発言をいち早く行った。自民党の山本拓衆院議員(福井2区)が出馬に意欲を見せ、民主党県連関係者が水面下で独自候補を模索する動きもある中、まるで政党の動きを封じるかのように、県経団連、県農政連(山田俊臣会長)なども次々と西川氏への支持を表明した。

     ◇

 政党推薦は2月に入り、公明、自民が決定、民主も推薦の方針。各党とも、西川県政に失政がない点を挙げており、2大政党の相乗りについては、「政党と地方行政はある程度歩調を合わせないといけない」(自民)、「安定した政治という県民益を優先すべきと判断した」(民主)などと説明する。

 民主党本部は原則、相乗りを禁止しているが、党県連幹部は「連合との信頼関係を断つほど県内の基盤は強くない。勝てる人材がいない。みんな自分の選挙で精いっぱいなのが実情」とこぼした。

 一方、政権奪還を目指す自民党内からは「日頃は『現職ではあかん』という県議もいるのになれ合っているとしか見えない」(県連関係者)や「政党色を出せない選挙をやってどうするんだ……」(党員男性)という不満もくすぶっている。

     ◇

 知事選(3月24日告示)は共産党新人・宇野邦弘氏と一騎打ちの公算が大きい。西川氏が圧勝した前回と同じ構図だが、北陸新幹線の県内延伸や高速増殖炉「もんじゅ」、足羽川ダム建設の是非など争点を明確にした意義がある。

(2011年3月3日 読売新聞)

2132チバQ:2011/03/04(金) 00:04:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011030390100733.html
愛知県議選で新人「くら替え出馬」 「みんなの党」から大村新党
2011年3月3日 10時07分

 4月の愛知県議選で、豊田市選挙区(定数5)にみんなの党公認で立候補を予定していた新人岡田恭和氏(51)が公認を返上し、大村秀章知事率いる地域政党「日本一愛知の会」から出馬することが分かった。

 知事選で大村氏が圧勝したことを受け、既成政党の民主や自民の現職、新人の公認候補が愛知の会へくら替えする動きが出ているが、第三極のみんなからは初めて。

 岡田氏は「地域政党が改革をやるという知事の言葉を聞き、心が動いた。一緒に知事の政策を進めたい」と語る。4月1日の告示まで1カ月を切る突然のくら替えに「批判、意見は素直に受け止める」と話している。

 岡田氏によると、2月26日に県内のみんなの党関係者に公認返上を伝えた。愛知の会は公認する方針で、4日に正式発表するという。みんなの党は除名処分を検討しているとみられる。

 岡田氏は昨年12月、県議選への出馬を表明。豊田市選挙区はこのほか自民の現職2人、民主の現職と新人、公明現職の計6人が立候補を予定している。

(中日新聞)

2133チバQ:2011/03/04(金) 00:13:41
http://www.asahi.com/politics/update/0303/NGY201103020029.html
三重県の首長らが政治集団「日本の原点」結成2011年3月3日0時22分


. 地域政党「減税日本」が勢いづく愛知県や名古屋市と、橋下徹大阪府知事が提唱する「大阪都構想」が旋風を起こす大阪のはざまにある三重県で2日、県内の首長たちが政治集団「日本の原点」を結成した。幹事長の石原正敬・菰野町長は記者会見で「三重県が埋没する危機感がある。足元を見つめてスタートしたい」と述べた。

 「日本の原点」には、現段階で民主、自民系などの県内7首長が参加。四日市、鈴鹿、伊勢、志摩、尾鷲の5市長と菰野、明和の2町長で、四日市市に事務所を構え次第、政治団体の登録を目指すという。「既存の政党や政治制度を否定する手法ではなく、『対話』と『連携』という政治手法を重視する政治の原点に立ち返る」との政治理念を掲げる。

 地域の実態に基づいて、税制を含む行財政制度、社会保障制度、コミュニティー作り、環境対策の4テーマについて調査、研究をしていく方針。4月の同県知事選に立候補する予定の前津市長・松田直久氏(56)を推薦する。

 代表発起人を務める田中俊行・四日市市長は「三重の地から『良識ある首長立ち上がれ』と(県内外に)広く発信していきたい」と述べた。(藤崎麻里)
.

2134チバQ:2011/03/04(金) 20:06:43
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110304ddlk21010166000c.html
中津川市:新図書館建設反対、13市議「超党派の会」 住民投票を目指す /岐阜
 中津川市が建設計画を進めている「新図書館」について「予算の無駄遣いで不要」として反対している同市議会の3会派13人が「新図書館建設に反対する超党派議員の会」を結成、3日、記者会見した。最大会派の一つの新政会が今年2月に行った市民アンケートでは89・1%の世帯が反対したとして「大山耕二市長は市民の意見に耳を傾けるべきだ」と訴え、住民投票を目指す考えを示した。

 同市議会の定数は30で、建設予定地の取得をめぐる補正予算案の議決では、賛成15、反対14の賛成多数で可決した。しかし、新政会が今年2月に約2万8000世帯を対象に行ったアンケートでは、22・3%の6014通(2月28日現在)の回答が寄せられ、反対は5357通(89・1%)だったという。

 このため「市民の意思を行政に反映させるべきだ」として、13人が党派を超えて会を結成した。同会は「約90%の市民が望まない新図書館建設に反対、市民の意見を尊重する住民投票を行うことを目的に掲げる」と主張。3月議会で住民投票条例制定に向けて議員提案するという。3月議会での条例案可決の可能性は低いとみられ、統一地方選の市議選で「住民投票の是非」が争点の一つになりそうだ。【小林哲夫】

2135チバQ:2011/03/04(金) 20:55:01
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001103040004
室谷氏出馬へ選挙戦確実に 県議選加賀市
2011年03月04日

 加賀市議の室谷弘幸氏(44)が3日、4月1日告示の県議選加賀市選挙区(定数3)に無所属で立候補することを明らかにした。同選挙区では現職の向出勉(73)、若林昭夫(71)、宮元陸(54)の3氏が立候補準備を進め、無投票の可能性もあると見られてきたが、3議席を4人以上で争う選挙戦の実施がほぼ確実になった。


 室谷氏は民社党職員や新進党衆院議員秘書を経て、99年に旧加賀市議補選で初当選。合併後の新市を含め、加賀市議選に計4回当選。県議選は落選した2003年に続き、2度目の挑戦となる。09年11月に民主党に入党し、民主市議として活動してきた室谷氏だが、無所属での立候補については「自分の原点に返り、市民に選択肢を示したい。民主党自体もいつ衆院選があるか分からない状況で迷惑をかけたくない」と話した。


(長田豊)

2136チバQ:2011/03/04(金) 21:11:27
>>2135
>民主党自体もいつ衆院選があるか分からない状況で迷惑をかけたくない
迷惑をかけられたくない
の間違いだろうに

2137神奈川一区民:2011/03/05(土) 12:48:00
http://www.chunichi.co.jp/ee/feature/senkyo1103/u23201.html
名古屋市議選・立候補者 (定数75 立候補138 届け出順)①

選挙区(定数) 氏名 年齢 所属 新旧 当選 回数 推薦 経歴

千種区(5)
藤田 琢爾 (73) 減 新 0 愛 (元)テレビ局員
黒川 慶一 (57) 減 新 0 愛 司会業
黒田 二郎 (62) 共 元 2 党県委員
船戸 豊子 (51) み 新 0 通訳
斎藤 亮人 (51) 民 前 4 党支部幹事
杉浦 聡 (37) 無 新 0 家電販売業
藤井 博康 (30) 自 新 0 (元)会社員
玉置 真悟 (26) 減 新 0 愛 大学生
田辺 雄一 (41) 公 前 1 愛 党千種支部長
伊神 邦彦 (64) 自 前 5 競技団体役員
梅村 邦子 (72) 民 前 4 国 学校評議員
東谷 由日 (44) 無 新 0 会社員
 
東区(2)
中川 貴元 (44) 自 前 4 公 党県役員
村瀬 和弘 (40) 共 新 0 週刊紙記者
梅村 麻美子 (52) 民 前 4 国 党県役員
近藤 徳久 (48) 減 新 0 愛 紙器製造業
 
北区(6)
長谷川 由美子 (52) 公 前 2 愛 党北支部長
田山 宏之 (52) 減 新 0 愛 広告会社役員
岡田 幸子 (46) 共 新 0 党区委員
渡辺 義郎 (72) 自 前 9 党北支部役員
荒深 久明臣 (49) 減 新 0 愛 法人理事長
園田 晴夫 (58) 減 新 0 愛 会社員
吉田 隆一 (58) 民 前 4 国 会社役員
奥田 貢 (52) 無 新 0 講師派遣業
服部 将也 (42) 民 前 3 国 学校法人監事
 
西区(5)
山田 昌弘 (40) 民 前 1 国 党区幹事
清水 謙一 (44) 無 新 0 中古品販売業
堀場 章 (70) 自 前 5 法人理事長
山田 真奈 (25) 減 新 0 愛 大学院生
鷲野 恵子 (63) 共 前 5 党県委員
沢田 晃一 (40) 公 新 0 愛 (元)議員秘書
上園 扶佐江 (61) 民 前 4 国 (元)看護師
半田 晃士 (53) 減 新 0 愛 会社社長
鹿嶌 敏昭 (64) 減 新 0 愛 会社社長
 
中村区(5)
中村 満 (53) 公 前 2 愛 党県役員
斎藤 高央 (43) 自 新 0 党県役員
伊井 寿 (53) 無 新 0 (元)会社員
小出 昭司 (48) 自 前 1 会社社長
高吉 英樹 (43) 民 前 1 国 電気工事業
加藤 修 (37) 減 新 0 愛 飲食店経営
藤井 博樹 (33) 共 新 0 党区委員
鵜飼 春美 (62) 民 前 3 国 (元)市教組役員
鈴木 庸一 (48) み 新 0 学習塾経営
冨田 英寿 (51) 減 新 0 愛 家電販売業
 
中区(2)
石原 杏莉 (27) 民 新 0 国 (元)議員秘書
済藤 実咲 (31) 減 新 0 愛 タレント
近藤 政博 (51) 共 新 0 マッサージ業
則竹 勅仁 (45) 減 前 2 愛 (元)議員秘書
中田 千津子 (57) 自 前 4 公 行政書士
 
昭和区(4)
中村 孝太郎 (65) 減 新 0 愛 呉服店経営
奥村 文洋 (59) 民 前 6 国 (元)市議団役員
西川 学 (43) 自 元 1 党県役員
佐藤 典生 (60) 共 前 3 党区委員長
水平 和江 (48) 自 前 1 (元)客室乗務員
大村 光子 (49) 減 新 0 愛 (元)会社員
 
瑞穂区(4)
金城 裕 (51) 減 新 0 愛 整体師
島田 通 (58) 共 新 0 印刷会社員
前田 有一 (57) 自 前 3 会社社長
荒川 和夫 (64) 減 新 0 愛 不動産業
渡辺 房一 (61) 民 前 3 国 中電労組参与
山内 重雄 (55) 無 新 0 専門学校講師
藤田 和秀 (47) 自 前 3 党区支部長
川崎 務 (55) み 新 0 不動産賃貸
 
熱田区(2)
岡留 繁広 (54) 民 前 1 国 労組役員
片桐 栄子 (59) 減 新 0 愛 書店経営
西田 敏子 (56) 共 新 0 党区委員
望月 大輔 (28) 自 新 0 (元)市議秘書
 
◆名簿の見方 氏名は本名または通称名(敬称略)▽年齢は投票日基準の満年齢
◆党派の略称 民=民主党、自=自民党、公=公明党、共=共産党、み=みんなの党、国=国民新党、減=減税日本、愛=日本一愛知の会、無=無所属


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