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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2088チバQ:2011/02/20(日) 13:13:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110218-OYT8T01131.htm
22日告示 美浜町長選 観光低迷や高齢化課題
財政の原発への依存が強まる美浜町の役場。低迷する観光の振興など課題は多い  22日に告示される美浜町長選。同町では関西電力の美浜原発1号機が運転開始から40年を超え、2号機も来年7月に「40年超運転」に入る。関電は1号機の後継機を町内に建設する方針で、長年の原発との<二人三脚>は、次の世代にも引き継がれる。町財政が原発に大きく依存する中、長期運転中の原発の安全確保や低迷する観光の振興など、「原発の町」が抱える課題を検証する。(藤戸健志)

 「原発なしで町財政が成り立たない状況では、問題が起きても電力会社に正面切ってもの申せなくなる」。元美浜町議の松下照幸さんの目には、町の現状が「過度の原発頼り」と映る。

 町の09年度決算は、町税収入24億2000万円のうち、美浜原発1〜3号機の固定資産税や、関電からの法人町民税が、ほぼ半分の計11億9100万円に達する。原発の立地自治体に国が支払う「電源3法交付金」は21億4400万円。「町の年収」にあたる歳入総額84億円6500万円の約4割は原発関連だ。

 巨額の収入で潤う一方、主要産業の観光は衰退に苦しむ。風光明媚(めいび)な三方五湖や、水晶浜などの海水浴場に恵まれているが、レジャーの多様化などで集客効果には陰りが見える。

 町商工観光課によると、年間の観光客数は1990年の約188万人をピークに減少して、09年には約82万人に落ち込んだ。約35万人だった宿泊客数も、約5万人にまで激減している。かつて226軒あった町内の民宿・旅館は85軒になった。「海水浴客のほとんどが日帰りで、宿泊してもらうのは難しい」(町商工観光課)という。

 同町佐田で呉服店を営む野瀬成夫・わかさ東商工会長は「4年後に舞鶴若狭自動車道が敦賀まで全通すると、美浜が通過地点になる心配がある。嶺南の市町が連携して広域観光に力を入れるべきでは」と考える。町人口は最も多かった85年から約2割減り、今月1日現在で1万754人だ。

 人口に占める65歳以上の割合「高齢化率」も30%と深刻。閉塞感漂う現状の打開策として、原発への期待は大きい。1月に町内であった関電幹部と町民代表との懇談会では、関電が今後の運転期間すら示していない美浜2号機さえ、後継機建設を要望する意見が出た。

 町は約20億円弱の総事業費で、図書館や音楽ホールを備えた生涯学習センターを、来年夏に完成させる方針。原発以外の収入増の見通しが立たないまま、また一つ「箱もの」が誕生する。

(2011年2月19日 読売新聞)


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