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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2111チバQ:2011/02/25(金) 22:35:39
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371102230001
広域連合の行方(5)
2011年02月23日


関西広域連合への参加の是非を問う街頭アンケートに答える県民=19日、奈良市の近鉄奈良駅前

  □知事・県議選へ


 19日、近鉄奈良駅前。広域連合への参加の是非を問う街頭アンケートに、道行く人たちが次々シールを張っていった。約1時間で100枚。「参加すべき」が9割に達した。実施した市民団体「関西州ねっとわーくの会」の高松義直代表は「これだけ多くの人が、参加を必要と感じている。知事選や県議選でも争点にすべきだ」と訴えた。


 会は県議会に広域連合参加を求める請願書を提出した。23日開会の2月定例会で審議される予定だ。


    ◇


 その県議会ではこれまで、数人の議員が本会議で荒井正吾知事(66)に質問を投げかけたが、いずれも知事の従来の発言を引き出すにとどまった。しかし、ここへ来て変化も生まれている。


 10日、委員会の再編などを議論する議会改革推進会議(13人)。


 「分権は政府が決めることであれ、議論を深めることが、特色ある奈良県の存在価値をどう示すかにつながる」(新谷綋一氏、自民)


 「広域連合を巡っては今後数年でめまぐるしい動きが出てくる。議論の場は必要」(尾崎充典氏、民主)


 「広域連合やその先にある道州制について、きちんと議論しないとだめだ」(浅川清仁氏、無所属)


 「すでに知事は決断した。特別委にはなじまない」と慎重論も出たが、広域連合参加の是非を含む地方分権の在り方を議論する特別委員会を設置する方向で大筋一致。結論は改選後の議会に託された。


 座長の上田悟氏(自民)は「参加にイエスかノーかだけでなく、広域連携との違いや参加の是非を判断する場として、絶対に必要」と言い切る。


    ◇


 その県議選は4月1日告示、10日投票される。


 民主党県連は、「まず参加し、新しい自治のかたちを議論すべき」と統一地方選のローカルマニフェストの1ページ目に盛り込み、他党との差別化を図る。山下力・県議団長は国や他府県の動きを踏まえ、「これまで切羽詰まった議論がなかったが、奈良県の立ち位置をもう一度見直す時期だ」と話す。


 ほかにも、みんなの党公認の浅川氏や新顔に、「参加推進」を訴える立候補予定者が出てきている。


    ◇


 しかし、同じ4月10日投票の知事選に再戦を目指す荒井氏は昨年10月、立候補を表明した会見で「(広域連合について)こちらから争点にしない。論戦になれば受ける」と述べた。今月中にもまとめるマニフェストにも盛り込まない方針だ。


 最近も「地方自治はじっくり考える問題。奈良の課題が置き去りにされてはいけない」と、広域連合のみが争点としてクローズアップされることを危惧する。


 一方、共産推薦の新顔として知事選に名乗りを上げた北野重一(しげかず)氏(73)も「荒井知事の判断と一致している」と明言する。広域連合の設立が関西経済連合会の提案から始まったことなどから、「財界、大企業の利益優先で、議会までつくって大きなプロジェクトを進めようとしている」と批判する。県議会の共産党県議団は昨秋、「荒井知事の英断を評価する」と不参加を支持する立場を明確にしている。


 「このままで4年間はあり得ない。対抗馬を上げるべきだ」。知事選での広域連合の争点化をねらって、「関西州ねっとわーくの会」は、候補者擁立を模索する。ただ、残された時間はほとんどなく、流れが生まれるかどうかは不透明だ。
=おわり


(この連載は岸上渉、田中祐也が担当しました)


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