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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ
4205
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:28:02
◇泉佐野市・熊取町(定数1−3)
鎌野博 67 自 新
鉄工会社役員[歴]市副議長▽佐野工高
松浪武久 48 大維 新
税理士▽保育園理事[歴]市議長▽早大
辻まち子 61 共 新
[元]小学校教諭[歴]泉南教組委員長▽京都家政短大
◇泉南市・阪南市・田尻町・岬町(定数1−2)
土井達也 47 大維 現(3)
大阪維新府議団幹事[歴]会社員▽阪南市議▽和歌山大院
堀口和弘 43 自 現(1)
青少年指導員[歴]泉南JC副理事長▽大阪経済法科大
==============
◇名鑑の見方
名前▽年齢▽党派(大維は大阪維新の会)▽現職、元職、新人の別▽カッコ内数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴。最後は最終学歴
4206
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:36:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015040300708
大阪都構想、揺れる自民=維新との間合い定まらず【統一選】
維新の党が推進する大阪都構想に対する自民党のスタンスが定まらない。党総裁の安倍晋三首相は理解を示しているが、維新と対峙(たいじ)する党大阪府連は真っ向から反対している。維新に対する間合いが違うことからねじれが生じており、「ダブルスタンダード(二重基準)」とも言える自民党の対応は今後も続きそうだ。
3日告示された大阪府議・市議選は、都構想への賛否を問う5月17日の住民投票の前哨戦と位置付けられている。応援に入った自民党の谷垣禎一幹事長は街頭演説で「維新は『首相や東京の自民党本部が賛成しているのに、大阪府連は都構想に反対している』というようなことを言っている。それは言い過ぎではないか」と指摘。都構想自体については「いいかどうかは大阪の皆さんで決めることだ」と語り、是非には踏み込まなかった。
首相は国会答弁で都構想について「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとするもので、その目的は重要だ」と述べており、住民投票で賛意が示されれば、「必要な手続きを粛々と進めていく」と表明している。これを奇貨として維新は「政府も都構想を認めた」と宣伝に努めているが、府・市議選を戦う自民党府連からすれば見過ごせない話だ。3月31日の党近畿ブロックの会合では「首相は都構想への反対を明確にすべきだ」との意見が続出。竹本直一府連会長は2日、首相と直談判し、会合での意見を伝えた。
ただ、首相にとって維新の「利用価値」は高い。衆院総務委員会でのNHK2015年度予算の審議では、民主党が採決に反対したのに対し、維新は採決を容認し、野党共闘が成立しなかった。首相が悲願とする憲法改正でも、前向きな立場の維新との連携は欠かせない。改憲発議に必要な衆参両院の「3分の2」の賛成には与党だけでは足りないからだ。
そうした中、谷垣氏の3日の発言は、首相官邸と府連双方の体面を保つ線を狙ったと言えるが、曖昧さは否めない。近畿ブロックの会合に出席した二階俊博総務会長は2日の会見で「土壇場に都構想がどうだとかだけで投票する人が何人いるか。幅広いことを日ごろからやっておくべきだ」と、執行部に難題を持ち掛けた府連を一喝した。(2015/04/03-18:19)
4207
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:39:22
http://www.sankei.com/west/news/150403/wst1504030029-n1.html
2015.4.3 12:19
【統一地方選・告示】
“弾み”か“ブレーキ”か大阪二分「都構想」最大争点、選挙戦始まる
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【統一地方選2015】
「大阪都構想」の住民投票を5月に控え、その前哨戦とも位置づけられる大阪府議選、大阪市議選が告示された。候補者は街頭演説で拳を握りしめながら有権者に訴える=3日午前、大阪市大正区(沢野貴信撮影)
大阪でも府議選と大阪、堺両市議選が3日告示され、午前11時現在で前回(計429人)を下回る計386人が立候補を届け出た。大阪市を5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(5月17日)の前哨戦と位置づけられ、推進派の大阪維新の会(代表、橋下徹大阪市長)と反対する他会派のどちらが過半数を確保できるかが焦点となる。
同時点での立候補者数は、定数が109から88に大幅削減された府議選が182人、大阪市議選(定数86)が140人、定数4減の堺市議選(同48)が64人。3選挙とも無投票の選挙区はなく、府議選では昭和58年以来32年ぶりに全選挙区で選挙戦となった。
2回目の参戦となる維新は統一選を制し、その勢いで悲願の都構想実現にこぎつける戦略を描くが、大阪、堺両市議選では候補者擁立が目標の過半数に達しなかった。府議会では、住民投票で賛成多数となった場合に関連条例の整備が欠かせないことから過半数獲得を至上命題として臨む。
一方、他会派は、推薦を出し合うなど選挙協力を結ぶ自民党と公明党を中心に、民主、共産両党も「反維新・反都構想」を旗印に選挙戦を展開。維新の過半数獲得を阻止し、住民投票での反対運動に弾みをつけたい考えだ。
主要政党別の立候補者数の内訳は、府議選が維新53人▽公明15人▽自民42人▽民主9人▽共産35人。大阪市議選は維新38人▽公明20人▽自民23人▽民主11人▽共産24人。堺市議選は維新14人▽公明11人▽自民12人▽民主6人▽共産10人。
4208
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:40:29
http://www.sankei.com/west/news/150403/wst1504030027-n1.html
2015.4.3 11:53
【統一地方選・告示】
当選してもバッジは消えるのか “怨念”渦巻くサバイバル「大阪都構想」前哨戦
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(1/2ページ)【統一地方選2015】
選挙事務所に集まった支援者らを前に第一声を上げる大阪市議選の候補者=3日午前、大阪市浪速区
大阪の行く末を左右する戦いの幕が上がった。3日に告示された道府県議選、政令市議選の中で、大阪都構想の住民投票(5月17日投開票)を控える大阪市では候補者が市の存続、廃止を訴え、火花を散らした。選挙を勝ち抜いても住民投票で賛成多数となれば2年後に市は5つの特別区に分割され、市議会議員のバッジはなくなる。前例なきサバイバルが始まった。
■「入ったのも去ったのも選挙目当て」
観光名所の通天閣や、日本有数の電気街「でんでんタウン」などを抱える大阪市中心部の市議選浪速選挙区(定数2)。自民現職、冨岡朋治氏(72)は事務所での出陣式で、決別した大阪維新の会が目指す大阪都構想を真っ向から否定した。「大阪市をぶっつぶそうとしている」
平成23年の市議選前に自民を離れて維新候補として出馬。維新ブームに乗り、初当選時よりも約2千票上積みして再選した。当時は大阪府知事だった橋下徹代表(大阪市長)の「都構想で二重行政解消」という理念に共感したが、都構想の制度設計が具体化した今、「市の財源、財産を府が取り上げるというのが都構想の本質だ」と反発する。
維新を離れ、古巣に戻った直接の理由は25年5月、沖縄での米兵による性犯罪に危機感を持った橋下氏が在日米軍に風俗業の活用を勧めたことだ。発言は撤回されたが、浪速区の風俗店乱立に頭を悩ませていた支持者の憤りが収まらず、「支持者を裏切れなかった」。
しかし維新は額面通りには受け取らない。離反当時は維新が失速に見舞われた時期で、「維新に入ったのも、去ったのも選挙目当てでしょ」(若手議員)。選挙を取り仕切る松井一郎幹事長(府知事)は対抗馬として同区選出の府議だった新人の竹下隆氏(54)を擁立し、「維新の議席を取り返せ」とハッパをかけたとされる。
■維新政治への反発
竹下氏にとって冨岡氏は4年前の府議選で政界に飛び込む前から、町会など地域活動で親交を温めてきた間柄。府議選で維新公認が得られたのも冨岡氏の後押しがあったからで、当選後も冠婚葬祭などでの議員の礼儀作法も教え込まれた。
告示前は周囲に「大先輩と戦うのは複雑」と漏らしていたが、この日は事務所に集まった約50人の支持者らを前に表情を引き締め、拳を振り上げた。
「4年前に都構想を約束し、ようやく5月17日に決まる。(維新政治の)改革で大阪は良くなっている。今度は市議として大阪を変えていきたい」
浪速区は無党派層が多く住んでいるとされ、市議会関係者の間では住民投票の結果を占う象徴区の1つと見る向きが強い。市議会の民主系会派に入っている無所属現職の森山禎久氏(50)は「市政改革は必要だが、今は橋下市長1人がやりたい街作りをしようとしている」と批判。共産新人の円山直子氏(66)も「大阪市を崩そうとしている維新政治に歯止めを」と気勢を上げた。
4209
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:41:01
http://www.sankei.com/west/news/150403/wst1504030026-n1.html
2015.4.3 11:48
【統一地方選・告示】
“号泣”震源地に目立つ謝罪行脚「議員続けさせて」…兵庫県議選
(1/2ページ)【統一地方選2015】
第一声を放つ兵庫県議選の候補者。政務活動費の改革を訴える政策案が書かれたチラシも多い=3日午前、兵庫県西宮市(一部画像処理しています、頼光和弘撮影)
政務活動費の不適切な支出が明らかになった野々村竜太郎・元兵庫県議(48)の「号泣会見」から9カ月。政活費問題の“震源地”となった兵庫で県議選が3日、告示された。多くの候補者が政活費の透明性を訴えることになりそうな選挙戦に、政活費の不適切な支出が問題視された約20人も立候補。信頼を取り戻そうとおわび行脚の様相をみせている。
■桜の花も目に入らず
「桜を楽しむ余裕もなく、どうすればもう一度名前を書いてもらえるかを考えて、ほとんど眠れず今日を迎えた」。川西市・川辺郡選挙区で立候補した自民現職(63)=当選5回=は第一声でこう訴えた。
妻を同伴した熊本県への出張など平成23〜25年度で15回以上の出張に政活費を充てたが、政務調査の実体がなかったことが判明した。「頭を下げて、念力が通じるまで頑張っていく。どうかお助けください」と声を張り上げた。
姫路市選挙区の自民現職(70)=当選8回=は第一声で「いろいろ反省をして、初心に帰って努力したい」と声を振り絞った。政活費を私用車のガソリン代に使うなど不適切な支出が指摘された。メディアのカメラ取材に追われて県庁前を全力疾走する姿も放送された。
■涙ながらの“懇願”
昨年秋、ある支持者宅で「今回の件ではご迷惑をおかけしたが、何とか議員を続けさせてほしい」と涙ながらに懇願したという。
野々村氏の選挙区だった西宮市選挙区では、市民オンブズマンとして政活費問題を追及した新人(68)が立候補。野々村氏が住んでいた市内の団地に近い駅前で第一声を上げた。「議会のあり方を考える選挙には象徴的な場所」として同駅前を選んだといい、「今の議会は自浄作用がない。まっとうな議会に、内側から変えていかなければ」と呼びかけた。
4210
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:43:26
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201504/0007879760.shtml
2015/4/3 07:00
いつまで続く震災特例選挙、空白の2カ月 兵庫県内5選挙
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兵庫県内4自治体での選挙と任期のずれ
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兵庫県内4自治体での選挙と任期のずれ
統一地方選で実施される兵庫県議と神戸、西宮、芦屋の各市議と芦屋市長の5選挙で、投開票から新しい任期が始まるまで2カ月の“空白”がある。阪神・淡路大震災直後に任期を延長した影響で、すでに5回目。見直しのネックとされた議員年金が廃止され、今回は空白解消のチャンスだったが議論も聞かれないまま。専門家からは「半永久的に続くのでは」と懸念する声が上がる。
県議と3市の市議、芦屋市長の任期は1995年、震災の混乱で、6月10日まで2カ月延長された。その後、統一地方選に戻ったが、6月10日までの任期は残る形になった。
この結果、2カ月間は新人や元職の当選者はバッジも報酬もない一方、引退や落選した人は現職として残り、6月支給の期末手当(ボーナス)を受け取ることができる。2015年6月の県議のボーナス支給額は188万2100円。
各議会事務局は「任期が終わるまで、議会はきちんと動いている」とするが、実際には新人説明会や研修がほとんど。仮に、災害など議会が対応すべき課題が発生しても、「辞めると決まっている人が重大な議決をするのは問題」と指摘する専門家も多い。
是正するには、任期満了を前倒しする特例法を新たに制定するか、議会が自主解散や総辞職するか。かつては、3期12年で受給できる議員年金の存在が任期短縮を妨げたとされたが、4年前に制度そのものが廃止された。
このため、前回の選挙後、多くの新人から「次の選挙こそ解消を」との声が相次いだ。しかし、この4年間、大きな議題として取り上げた議会はなかった。
当選2回の40代県議は「議員自身が議題にすることはあり得ない」と断言する。「初当選の時は2カ月間無給で、『議員予定者』としてできる限りの仕事をした。2カ月間の給料はその時の穴埋め」
ある議会事務局は「統一地方選として実施した方が盛り上がる」とする。投票率アップの効果は今回、どう表れるのだろうか。(畑野士朗)
【森脇俊雅・関西学院大名誉教授(政治学)の話】 自然災害など突発の大きな問題が起きたらどうするのか。政治空白をつくらないために、選挙と就任時期はできるだけ近づけるべきだ。当事者だけでなく、有権者も問題意識を持ち続けてほしい。
4211
:
チバQ
:2015/04/03(金) 23:45:10
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040300048&g=pol
反維新、異例の選挙協力=都構想住民投票にらみ総力戦-大阪【統一選】
大阪府議選と市議選が告示され、「大阪都」構想の実現を訴える大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長=3日午前、大阪市北区
「大阪都」構想の是非を問う住民投票(5月17日実施)の前哨戦となる大阪府議選と同市議選が告示された。都構想は、大阪市を廃止して特別区に分割し、インフラ整備など広域行政を府に集約する内容。実現を目指す大阪維新の会は、都構想に争点を絞り、支持拡大を狙う。自民、民主各党など反対派は異例の選挙協力を行い、勢力を結集。両陣営とも議員選に圧勝して弾みをつけたい考えで、12日の投開票に向け総力戦を繰り広げる。
おすすめ最新情報&立候補者一覧
維新は府・市両議会で「過半数の議席獲得」(幹事長の松井一郎府知事)を掲げる。定数が109から88に減る府議会では53人を擁立。市議会(定数86)は38人にとどまる見込みで、第1会派維持が現実的な目標となる。
代表の橋下徹大阪市長は3日午前、同市内で街頭演説し、「このままでは大阪は沈没する。納得できる市役所、府庁につくりかえていく。都構想を実現する」とアピール。自民など既成政党を「改革反対勢力」(松井府知事)と切り捨て、他党支持層の都構想賛成派の取り込みを図る。
対する他党は維新包囲網を敷く。自民党と公明党は連携して「両議会で過半数を取る」(公明党府本部幹部)ことで一致。府議選の1人区などで候補者調整を行い、公認候補を互いに推薦する。大阪の地方選レベルでは初の協力で、「一致団結して勝ち抜く」(自民党府連幹部)と意気込む。自民党の谷垣禎一幹事長は3日午前、大阪市内で演説し、「都構想がいいかどうかを決めるのは大阪の皆さんだ」と強調した。
民主党の支持団体の連合大阪も「今回限りの対応」(事務局)として、自民系候補を支援する。民主系候補のいない選挙区で、自民党公認・推薦の34人を「連携候補」に決定。構成労組に配る機関誌やホームページに各候補の顔写真を載せる。連合大阪は「反維新の結束が必要」と強調。自民党市議団幹部は「維新を倒すために何でもやる」と気勢を上げる。(2015/04/03-12:04)
4212
:
チバQ
:2015/04/04(土) 00:03:53
http://www.asahi.com/articles/ASH414HP7H41PTIL014.html
大阪都構想「生まれ変わる」「壊す」 激戦の府議選
上田真由美、太田成美、宮崎勇作2015年4月3日15時16分
3日に告示された大阪府議選は、定数が前回の109から88へと異例の規模で減った。大阪市の西成区と大正区は合区されたうえ、定数が1減。大阪都構想で対立する大阪維新の会と、公明、自民、共産各党の公認候補が、2議席をかけて激しくぶつかり合う。
維新現職の金城克典氏(43)は、大正区内の中学校の入学式に出席した後、選挙カーに乗って大正区内を回った。街頭演説では「都構想で大正区は湾岸区として生まれ変わる。どんどん子育て世代を呼び込みたい」と訴えた。
沖縄出身で、4年前に松井一郎幹事長(大阪府知事)らに勧誘されて沖縄にルーツを持つ住民が多い大正区から立候補。新天地となる西成区での訴えの中心は、維新代表の橋下徹大阪市長が掲げる「西成特区構想」だ。子育て世代を呼び込むため、橋下市政が西成区内に小中一貫校を開校するなどした実績を紹介して回る。
維新は前回2011年の大阪府議選で過半数を獲得。公約した通り、議員定数を21削減する全国でも異例の条例を強行採決した。
この定数削減を受けて、昨年3月に62の選挙区を53に再編する区割り変更が府議会で決定。西成区は2、大正区は1で計3だった定数が両区合わせて2に減少。今回の府議選で屈指の激戦区となった。
西成区を地盤とする公明党現職の川岡栄一氏(55)は、事務所前で「大阪は国際都市として1400年の歴史を持っている。東京のまねをしなくても、はばたいていける力がある。大阪再生のため、全力で戦う」と訴えた。
公明党結党前の1963年、前身の「公明政治連盟」が府議会で初の議席を得たのが西成区の選挙区だ。それから半世紀以上にわたり、公明党は西成区の議席を守り続けてきた。
不安は大正区での知名度不足だ。支持者を訪ねても「市議選の候補者かと間違われることも多い」(陣営幹部)。先月28日には山口那津男代表も応援に入るなど、てこ入れに躍起だ。
自民党新顔の古松慶之氏(39)は、西成区の南海天下茶屋駅前で第一声をあげた。総合病院に勤める内科医。この日は白衣姿で「大阪市は一度五つに分割してしまうともう元に戻すことはできない。大阪を治そう。西成区から真っ当な大阪府政を取り戻そう」と訴えた。
自民党は99年の統一選以降、西成区に府議がいない。大正区は現在、府議も大阪市議も不在。両区内で唯一の地方議員が西成区選出で市議団幹事長の柳本顕氏だ。古松氏は都構想をめぐり橋下氏と舌戦を交わす柳本氏と一緒に個人演説会を開くなど、反都構想を鮮明にして議席奪還を狙う。
共産党元職の小谷三鈴氏(61)は大正区の選挙事務所前で「大阪都構想が大問題となっている。大阪市の税金収入を府に吸い上げる。一人の指揮官がやりたい放題でいいのか。維新政治を打ち破り、市民が共同して大阪市壊しをやめさせましょう」と呼びかけた。
大正区で4期14年務めたが、前回は維新の金城氏に敗れた。合区した西成区の有権者数は大正区の1・6倍で、「川を渡れば私は新人」と危機感を募らせる。都構想反対へ「党派を超えて応援を」として、保守層の多い自治会組織の幹部も回っている。(上田真由美、太田成美、宮崎勇作)
4213
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:23:00
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201504/0007882770.shtml
2015/4/4 07:00
選挙ポスター大きすぎ 兵庫県議選明石市選挙区
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3日告示された兵庫県議選の明石市選挙区で、公職選挙法による規定を上回るサイズのポスターを掲示板に張った候補者がいたことが分かった。
県や市の選挙管理委員会事務局によると、ポスターの大きさは公選法で、42センチ×30センチ以内と定められている。この候補者が掲示板に張りだしたポスターが他の候補者より大きかったことから、複数の市民から問い合わせを受けた市選管が候補者の陣営に連絡した。
選挙では、届け出書類に不備がないかを市選管が事前に確認する予備審査があるが、ポスターの点検は任意。大きさは全ての選挙で42センチ×30センチ以内に統一されているが、衆院小選挙区、参院選挙区、知事選に限り、個人演説会の告知と合わせて作製する場合は42センチ×40センチ以内となる。
候補者の陣営は「早急に貼り替えるよう対応する」としている。(金山成美)
4214
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:24:54
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201504/0007882541.shtml
2015/4/4 05:30
兵庫県議選告示 加古郡選挙区 新人同士が一騎打ち
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兵庫県議選が3日告示され、東播の選挙区では加古川市(定数4)に6人、加古郡(同1)に2人が立候補を届け出た。政務活動費問題を受けた地方議会のあり方に加え、地方創生や医療・福祉などを争点に舌戦をスタートさせた。
加古郡選挙区は、自民推薦の岡毅氏(35)と民主推薦の吉岡敏子氏(70)との一騎打ちとなった。
岡氏は稲美町内で必勝祈願。播磨町では、清水ひろ子町長から「子育て中の岡さんには少子化対策への理解がある。若い力で加古郡をけん引してほしい」と激励を受けた。
吉岡氏は播磨町内で出陣式に。県議を引退する永富正彦氏が「古里を思う気持ちは同じ。1人区の議員として、行政課題を当局と交渉できる力がある」と応援演説をした。
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201504/0007882542.shtml
2015/4/4 05:30
兵庫県議選告示 高砂市選挙区 山本さん無投票で6選
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兵庫県議選が3日告示され、東播の選挙区では加古川市(定数4)に6人、加古郡(同1)に2人が立候補を届け出た。政務活動費問題を受けた地方議会のあり方に加え、地方創生や医療・福祉などを争点に舌戦をスタートさせた。
高砂市選挙区は自民現職の山本敏信氏(69)が無投票で6選を果たした。定数が2から1に減り、トップ当選を続ける元県会議長に対し、他党は有力な候補者を探し出せなかった。
無投票は3度目。地方創生推進などの主張を訴える機会が減り、「得票が出ないと『本当に選ばれたのか』という感覚になる。県政報告会などで市民と交流しないと」と強調する。県内で無投票が増えた現状を憂い、「候補者となるべき人物がいなくなっている。いかに次世代へ新しい議員をつなぐか、今一度考えなければならない」と話した。
自身の選挙戦は終わったものの、党県連選対委員長としての戦いは続く。拍手で祝う支持者らの前で「投開票の12日まで、うれしそうな顔はできない」と話した。(小林隆宏)
4215
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:25:25
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/04/kiji/K20150404010107630.html
号泣元県議の二の舞い勘弁 西宮市選挙区有権者の目厳しく
統一地方選告示
政務活動費の問題で辞職した野々村竜太郎元兵庫県議(48)を4年前に選出した西宮市選挙区(定数7)には10人が立候補を届け出た。
野々村元県議が記者会見で号泣し、政務活動費の不適切支出問題の発端となった自治体だけに、有権者の議員を見る目は厳しく、会社員の森下達雄さん(45)は「前回はイメージだけで西宮維新の会の野々村さんに入れてしまった。ノーモア号泣議員、また同じような人を選んだらこっちが泣きたくなります」。無職の和田浩さん(63)は「議員報酬も高すぎるし、ボランティアでするような人が望ましい。女性がどれだけ立候補するか分からんけど、最近は女性議員のスキャンダルも多いし、頑張ってほしい」と話した。
[ 2015年4月4日 05:30
4216
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:42:56
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201504/0007881924.shtml
2015/4/3 18:32
兵庫県議選、現職14人が引退や首長選への転向
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3日に告示された兵庫県議選は、現職87人のうち73人が立候補したが、引退や首長選への転向などで14人が立候補を見送った。任期は阪神・淡路大震災の発生に伴う特例で延長されており、約2カ月後の6月10日まで。
3期以上務めて引退するのは、自民党が立石幸雄(神戸市兵庫区、8期)▽五島壮(姫路市、7期)▽石堂則本(佐用郡、4期)▽小田毅(加西市、4期)▽梶谷忠修(神戸市北区、4期)-の5議員。
民主党・県民連合が掛水須美枝(西宮市、6期)▽永富正彦(加古郡、4期)▽藤井訓博(神戸市北区、4期)-の3議員。
公明党・県民会議が大野由紀雄(姫路市、5期)▽合田博一(伊丹市、4期)-の2議員、共産党が杉本ちさと議員(姫路市、3期)。
また、自民党の北野実議員(姫路市、2期)と榎本和夫議員(明石市、1期)は、いずれも首長選に立候補を予定している。
一方、道交法違反(仮免許運転違反)容疑での書類送検などを受け、県議会が辞職勧告決議案を全会一致で可決していた無所属の桐月一邦議員(神戸市垂水区、1期)も立候補しなかった。(岡西篤志)
4217
:
チバQ
:2015/04/04(土) 21:42:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015040400231
大阪府議選候補者に頭突き=自称会社員の男逮捕-府警
12日投開票の大阪府議選の候補者に頭突きをしたとして、府警捜査2課は4日、公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で自称大阪府箕面市桜の会社員金田泰征容疑者(49)を現行犯逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。候補者にけがはなかった。
逮捕容疑は午後4時ごろ、同市内の阪急線箕面駅前ロータリーで、街頭演説を終えた候補者にいきなり頭突きを1回した疑い。
同課によると、金田容疑者は当時、酒に酔っていたという。(2015/04/04-21:12)
4218
:
チバQ
:2015/04/05(日) 11:10:50
>このうち奈良では、現職の荒井正吾氏が一歩リードし、新人の前生駒市長・山下真氏が追っている。
4658 :チバQ :2015/04/05(日) 11:10:14
>大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150404-OYT1T50126.html
対決型2知事選、与党系候補が先行…読売分析
2015年04月05日 05時07分
読売新聞社は、統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。
その結果、10知事選すべてで現職が堅調な戦いを展開。このうち与野党対決型となった北海道、大分県の2知事選では、いずれも与党系候補が先行し民主党系候補が追いかけている。政令市長選のうち札幌市長選では、民主系候補が自民党系候補をややリードしている。ただ、各陣営は3日告示された道府県議選とも連携した選挙戦を進めており、情勢には流動的な面がある。
統一地方選の前半戦では知事選、政令市長選のほか、41道府県議選、17政令市議選が行われており、いずれも12日に投開票される。知事選では北海道、大分の2道県知事選、政令市長選では札幌市長選が、それぞれ自民、民主両党による事実上の対決構図となり、各党が特に行方を注視している。
40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。
大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
両知事選以外の構図は、神奈川、福井、奈良、鳥取、徳島、福岡の6県で与野党が現職に相乗りし、三重、島根の2県では民主党が候補の擁立を見送っている。
このうち奈良では、現職の荒井正吾氏が一歩リードし、新人の前生駒市長・山下真氏が追っている。他の7県知事選も、いずれも現職の側に安定感がある。
政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。
相模原、静岡、浜松、広島の各政令市長選では、いずれも現職が立候補。このうち相模原、広島の現職には自民、民主、公明の各党が相乗りし、優位な戦いを展開。静岡の現職は自民、公明両党などが推薦して、一歩リードしている。浜松は無所属の現職が安定している。
2015年04月05日 05時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4219
:
名無しさん
:2015/04/05(日) 16:59:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015040300048
反維新、異例の選挙協力=都構想住民投票にらみ総力戦-大阪【統一選】
「大阪都」構想の是非を問う住民投票(5月17日実施)の前哨戦となる大阪府議選と同市議選が告示された。都構想は、大阪市を廃止して特別区に分割し、インフラ整備など広域行政を府に集約する内容。実現を目指す大阪維新の会は、都構想に争点を絞り、支持拡大を狙う。自民、民主各党など反対派は異例の選挙協力を行い、勢力を結集。両陣営とも議員選に圧勝して弾みをつけたい考えで、12日の投開票に向け総力戦を繰り広げる。
維新は府・市両議会で「過半数の議席獲得」(幹事長の松井一郎府知事)を掲げる。定数が109から88に減る府議会では53人を擁立。市議会(定数86)は38人にとどまる見込みで、第1会派維持が現実的な目標となる。
代表の橋下徹大阪市長は3日午前、同市内で街頭演説し、「このままでは大阪は沈没する。納得できる市役所、府庁につくりかえていく。都構想を実現する」とアピール。自民など既成政党を「改革反対勢力」(松井府知事)と切り捨て、他党支持層の都構想賛成派の取り込みを図る。
対する他党は維新包囲網を敷く。自民党と公明党は連携して「両議会で過半数を取る」(公明党府本部幹部)ことで一致。府議選の1人区などで候補者調整を行い、公認候補を互いに推薦する。大阪の地方選レベルでは初の協力で、「一致団結して勝ち抜く」(自民党府連幹部)と意気込む。自民党の谷垣禎一幹事長は3日午前、大阪市内で演説し、「都構想がいいかどうかを決めるのは大阪の皆さんだ」と強調した。
民主党の支持団体の連合大阪も「今回限りの対応」(事務局)として、自民系候補を支援する。民主系候補のいない選挙区で、自民党公認・推薦の34人を「連携候補」に決定。構成労組に配る機関誌やホームページに各候補の顔写真を載せる。連合大阪は「反維新の結束が必要」と強調。自民党市議団幹部は「維新を倒すために何でもやる」と気勢を上げる。(2015/04/03-12:04)
4220
:
名無しさん
:2015/04/05(日) 21:16:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk25010550000c.html
’15統一地方選:知事、県議会と「協調路線」 歓迎派「関係心得ている」 批判派「チェック機能は?」 /滋賀
毎日新聞 2015年03月26日 地方版
誕生から8カ月たった三日月大造知事が、県議会との「協調路線」を貫いている。県議の中からは歓迎する声が上がる一方、議会が「オール与党化している」との批判もある。統一地方選前半の県議選(4月3日告示、12日投開票)を前に、県議会の現状を報告する。【加藤明子】
2月議会一般質問。政策提案した自民県議に、三日月知事が「一緒にやりましょう」と応じた。この県議によると、三日月知事は昨年7、9、11月議会で34県議の63提案にこの「キャッチフレーズ」で答えたという。答弁通り、1割以上の提案は予算化され、協議中を含めると過半数が既に動き始めている。県議は「最初は『だまされるもんか』と思ったが、何度も言われるうち、だんだん一緒にやらないといけないと思うようになった」と苦笑する。
嘉田由紀子前知事は2006年の初当選直後から新幹線新駅やダムの建設凍結などの公約を巡り、自民や公明などと激しく対立。嘉田氏のマニフェスト実現を掲げる地域政党「対話でつなごう滋賀の会」の結成につながった。2期目も看板政策「流域治水推進条例」が2度継続審議(14年3月成立)となるなど緊張関係が続いた。
一方、三日月知事は2月議会終了後、真っ先に自民の控室を訪れるなど「気配り」を欠かさない。ある自民県議は「我々がうまく懐柔されている面もあるが、国会議員の経験が10年以上あるだけに、議会との付き合い方を心得ている」と評価。昨夏の知事選で自民と共に対抗馬を支援した公明の県議も「地方自治体は二元代表制。議員は政策ごとに首長と是々非々で臨むべきだ。知事与党とか、野党とかは関係ない」と語る。
2月議会で各会派との調整役を務めた県職員は「知事が替わるだけで、これほど楽になるとは思わなかった」と話した。
◇
戸惑いを隠せないのは第2会派「チームしが」だ。三日月知事誕生の原動力となった民主と対話が昨秋、会派を統合して結成。「知事与党」を自負するだけに、三日月知事と自民などとの距離の近さに気をもむ。
2月議会前、三日月知事との意見交換の場で県議は「うまくやり過ぎている。多少は議会でけんかする場面があってもいい。物足りなさを感じる」と苦言を呈した。前回県議選で対話を支援した嘉田氏とは対照的に「選挙は中立」と強調する三日月知事にこの県議は「ちょっと寂しいですね」と不満を漏らす。
◇
これに対し、4年間県議会を傍聴し、滋賀自治体問題研究所(理事長=高橋進・龍谷大教授)の月刊誌で「傍聴記」を執筆する高田直樹さん(64)は「オール与党化」に批判的だ。「知事と議会は車の両輪。議会のチェック機能が落ちるようでは困る」とくぎを刺す。
ただ、政治団体「チームしが」の特別代表を務める武村正義氏は、協調路線を評価する。自身も三日月知事と同様、「非自民」の支援で知事に初当選し、その後2回、無投票当選を果たした。「『オール与党』という表現はすっきりしない印象を与えがちだが、私の経験から言えば、特定政党と癒着しないから結構健全だった」と話している。
4221
:
チバQ
:2015/04/06(月) 20:42:21
ゲンダイだけど
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158683
統一地方選 “最大の波乱”は常勝関西で6人落選危機の公明党
2015年4月5日
41道府県議選と17政令市議選が3日、告示されたが、果たして波乱はあるのか。民主党の岡田代表は「自民党が大きく勝てば(安保)法案をどんどん国会に出してくる」と訴えていたが、そのくせ、民主党の公認候補者は前回の571人から200人も減っている。事実上の「不戦敗」だから、情けないったらありゃしない。
で、与党は余裕の選挙なのだが、それでも面白い選挙区はいくつかある。
まず、意外なのが大阪府議選の公明党だ。
「創価学会内で最近、“常勝関西が危うい”としきりに言われている。公明新聞も『大阪危うし!』と見開きで劣勢を伝えたし、現場からは『自民党は非協力的。衆院選の恩を忘れたのか』という恨み節ばかりが聞こえてきます。とくに衝撃的だったのが3月11日、創価学会地区幹部4000人が大阪府豊中市の講堂に急きょ、集められたときのことです。そこで、擁立する15選挙区のうち14が当選圏外、大苦戦だと伝えられた。そういって組織を引き締め、圧勝するのが公明党の常套手段ですが、今回は本当に厳しいらしい」(地元選挙関係者)
公明党府本部幹部は「特に公明、維新、自民が三つ巴になる定数2の6選挙区が危ない」と言う。常勝関西で6人も落選となれば組織力の低下を露呈することになる。
札幌市長選も与党が苦戦だ。自民が擁立した総務官僚の女性に対し、野党は元副市長を推す。公明が自主投票になり、自民にはあきらめムードが漂っている。
「北海道知事選も現職の高橋はるみ知事が圧勝かと思ったら、とんでもなかった。北海道新聞の世論調査で最初は15ポイント差だったのが10ポイント差まで追い詰められた。北海道のみのもんたこと、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追い上げている。そこにもってきて、内閣府が地元紙に地方創生フォーラムの広告を出して、そこに高橋はるみ知事が実名コメント付きで登場したものだから、野党が『選挙中におかしい』と追及する事態となった。それやこれやでドタバタです」(選対関係者)
ちなみに、奈良県知事選も注目されていて、こちらも接戦。いずれにしても、統一選で安倍与党を楽に勝たせたら、暴走がさらに加速、手が付けられないことになる。
4222
:
チバQ
:2015/04/06(月) 20:43:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150405-OYT1T50115.html
大阪都構想、賛否分かれる…橋下氏支持5割切る
2015年04月06日 03時00分
特集 世論調査
統一地方選の大阪市議選(12日投開票)を前に、読売新聞社は3〜5日、大阪市内の有権者を対象に世論調査を実施した。
大阪市を廃止して5特別区を設ける「大阪都構想」への賛否は、「反対」39%と「賛成」38%が拮抗きっこうしている。
昨年9月の前回調査では、都構想について、「どちらかといえば」を含め53%が「賛成」、40%が「反対」と答えた。住民投票実施が決まったことを受け、賛否を二者択一で尋ねた今回は、賛成派が15ポイントも減り、反対派を初めて下回った。5月17日の住民投票を1か月半後に控える中、市民の賛否は二分されている。
橋下徹・大阪市長を「支持する」とした人は46%。就任半年後の2012年6月には71%に達し、前回も56%だったが、初めて5割を切った。橋下氏の支持率低下も、都構想賛成の割合が減った一因とみられる。
4223
:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:43:17
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/04/07/0007893948.shtml
元グラドル候補、同期の上西氏とは対照
2015年4月7日
街頭演説を行った大阪市議選候補の佐々木理江氏=大阪市内
街頭演説を行った大阪市議選候補の佐々木理江氏=大阪市内
拡大写真はこちら 橋下徹市長と街頭演説を行った大阪市議選候補の佐々木理江氏=大阪市住之江区街頭演説を行った大阪市議選候補の佐々木理江氏=大阪市住之江区
競艇の中野次郎選手(33)の妻で、2012年の衆院選出馬時にグラビアアイドル時代の“1歳サバ読み”を謝罪して話題となった佐々木理江氏(32)が大阪維新の会公認で大阪市議選に出馬し、7日、橋下徹市長(45)らと同市住之江区内で街頭演説を行った。
佐々木氏は、除名処分となった上西小百合衆院議員(31)と維新政治塾時代の同期だが、その後は対照的な道を歩み、3度目となる今回選挙は生後3カ月の長女を抱えながらドブ板活動を展開している。
この日、佐々木氏は橋下氏が応援に駆けつけた演説会の開始前には、自身がウグイス嬢を務めて聴衆を集め、ビール箱に乗って演説。「私は絶対にあきらめません。この戦いに勝って、皆さんの生活の苦しさや、育児で日々いっぱいいっぱいの女性の声を市会に届け、うちの娘に大阪で生まれ育ってよかったと言わせます」と支持を訴えた。
佐々木氏は島根大学卒で、グラドル活動を経て維新政治塾で政治を学び、12年12月の衆院選に東京21区から出馬。その際「覚悟してました」と、アイドル時代のプロフィールと“1歳誤差”があることを謝罪し、当時交際説があった中野との熱愛まで認める“説明責任”を果たし話題に。
この日の演説後、2年前の告白&謝罪を取材したスポーツ紙記者らに囲まれると「いつも主人がお世話になっております。(2年前は)よくよく覚えております」といたずらっぽく笑った。
佐々木氏は12年衆院選は落選し、13年東京都議選でも苦杯をなめた。その後は、大阪維新の選挙スタッフとして“ぞうきんがけ”を続け、13年秋に大阪・堺市長選では演説に回った橋下氏に同行してウグイス嬢も務めた。13年春に結婚した中野と昨秋に住之江競艇場がある同区内に移住し、妊娠中から駅立ちなどを行い活動を続けてきた。
「3度目の正直です」と佐々木氏。選挙事務所にベビーベッドを置き、夜は娘の授乳や寝かしつけで「寝る暇もないです」というが、夫の中野も「あきらめるな」とオフの日は佐々木氏の活動を手伝っているという。「競艇ファンの方々も温かくてすごい励みになります」。
自転車で選挙活動していると他党の支援者から「東京に帰れ」「死ね」とのヤジを浴び、これに「私、気が強いので」と自転車を下りて“話し合い”を行うこともあるという。
一方で上西氏の騒動で逆風はあるかと聞かれると「皆さん、温かくて『負けるな』と言ってくださる方もいますね」。陣営によると、メールで騒動への抗議などが届くことがあるほか、「ああなったらダメだ」との声も届いているという。
仮に今回選挙で当選しても、大阪都構想が実現した場合は任期半分の2年後に失職する運命にあるが、佐々木氏は「大阪のためですから、潔く身を引きます」と語り、最後に報道陣に「恒例になりましたけど、くれぐれもソフトな記事でお願いしますよ」と笑顔で釘を刺していた。
◆大阪市議選・住之江区選挙区からは、佐々木氏のほか、辻井大介氏(35・共産新)、片山一歩氏(51・維新現)、岸本栄氏(43・公明新)、高野伸生氏(66・自民現)、松崎孔氏(61・民主現)の6人が立候補している。
4224
:
とは@生駒
:2015/04/08(水) 09:31:40
今日は柿沢が来るらしい。今度枝野も来るようだ。
反荒井としては今回は民主には入れれないな。
4225
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:14:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddf041010004000c.html
’15統一地方選:大阪府議選・6選挙区 維新の同志、今は敵 離党現職と対決
毎日新聞 2015年04月08日 大阪夕刊
12日投開票の大阪府議選(定数88)は、全53選挙区のうち6選挙区で、大阪維新の会を離党した現職が、維新候補と直接対決する構図になっている。維新は議員定数削減に伴い現職が競合し、執行部側が苦渋の選択で「くじ引き」での決着を提案したことに「有権者の思いをばくちに賭けることはできない」などと反発した府議が離党。2選挙区はかつての“同志”が戦う構図になった。「運」に任される可能性のあった決着は、今回、有権者の判断に委ねられた。
泉南市・阪南市・田尻町・岬町選挙区(定数1)は前回、定数1ずつの2選挙区で、維新現職、土井達也氏(47)と当時維新だった堀口和弘氏(43)が当選した。その後、1票の格差是正で選挙区の合区が決まった。執行部はくじ引きによる選挙区調整を提案したが、堀口氏は反発し、離党。今回自民公認で立候補した。
今回、選挙区で立候補したのは、この2人だけ。泉南市で先月末に開かれた街頭演説で、維新に残った土井氏は「議員自ら身を切った財源で府の赤字経営を改めた」と訴えた。維新の橋下徹代表(大阪市長)も応援で「どちらに投票するかで(都構想への)意思表示ができる」と、争点化を図った。
一方の堀口氏は今回の選挙で地方創生を訴える。毎日新聞の取材に「『都構想』には反対ではないが、(維新の)市民の声を聞かないプロセスに疑問を感じた。今回は争点ではない」と話す。泉南市の40代男性は「元々は同じ維新の2人なのに、なぜ敵味方に分かれたのかよく分からない」と戸惑った様子で話した。
四條畷市・大東市選挙区も合区により、定数が3から2に減った。今月1日の公開討論会で、元維新の無所属現職は「共倒れするので、(執行部から)じゃんけんと言われた。市民に失礼だ」と、離党の経緯を明かした。これに対して維新現職は「都構想は実現の手前まで来た」と強調した。四條畷市・大東市選挙区は他に、公明現職や共産新人、無所属新人2人が出馬している。
このほか、維新からは前回選以降、公共交通の民営化を巡って造反したり、党の手法に反発したりなどして府議が離党した。維新は、4選挙区で離党した議員に対して新人の対抗馬を立て、いずれも激しい選挙戦となっている。【山田毅、熊谷豪】
4226
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:49:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddlk29010566000c.html
奈良の針路:’15知事・県議選/1 企業誘致進むも… 伸び悩む県内雇用、消費 /奈良
毎日新聞 2015年04月03日 地方版
五條市の京奈和道・五條北インターチェンジ(IC)にほど近い丘陵地に、「インテリジェンス用地五條」と呼ばれる約3ヘクタールの工場用地がある。県土地開発公社が1997年に売り出したが、業者との交渉は大阪方面への交通アクセスが良くないことなどから難航。買い手が見つからず、18年間にわたり空き地のままとなっていた。
昨年、急きょ事態が動き出した。関西のあるメーカーがこの用地の半分の購入を打診してきたのだ。背景には、京奈和道の利便性が改善したことにある。
先月、西名阪道と京奈和道を接続する郡山下ツ道ジャンクション(JCT)−郡山南ICが開通。大阪・名古屋方面から中和・南和地区へのアクセスが向上し、企業の目が中和・南和地区の土地に向きやすい状況となっている。県土地開発公社は「京奈和道の整備は追い風になる。残りの半分も買い手がつけば」と期待を込める。
県にとって企業誘致は長年の課題だ。企業が少ないため法人税収が少ない。県外へ働きに出る人が多く、県内消費は伸びないという悪循環に陥っている。2007年に初当選した荒井正吾知事は企業誘致について「4年間で100件」を掲げた。10年末までに101件を達成し、14年上半期までに90件を新たに誘致。県企業立地推進課は「道路などのインフラや補助金など優遇制度の整備が進み、他府県に負けない体制ができつつある」と強調する。
一方、企業誘致件数は増えているが、県内雇用に大きく結び付いているとは言い難い。県が誘致した191件を調査したところ、回答のあった156件の雇用数は約2000人(1件当たり13人、非正規社員が3割)。県外就業率は05年度の29・3%から10年度には29・9%へとかえって微増している。
新たな事業用地の確保も難航している。現在、県が事業化を予定するのは御所IC付近に造成している約10ヘクタールの土地だけ。郡山下ツ道JCTの完成で恩恵を受ける中和地区で分譲中の土地はない。開発規制や初期投資費用の捻出といった問題があるためだ。県企業立地推進課は「規制緩和なども進めて用地を確保したい」とするが、御所IC付近の他は具体的な計画は「白紙」という状態だ。【伊澤拓也】
◇ ◇
知事選、県議選は12日に投開票される。経済・雇用、観光、医療、防災など県内の課題を追い、奈良の針路を考える。
==============
■ことば
◇県内の産業・就業構造
県民1人当たりの法人県民税と法人事業税はいずれも2008年度から6年連続で47都道府県で最下位で、人口規模に比して企業が少ないのが奈良の特徴だ。一方、大阪や京都の会社へ通勤する“奈良府民”が多く、県外就業率は10年度に29・9%とこちらは全国トップ。消費も県外で行う傾向が強く、県民1人あたりの地方消費税収は13年度に全国ワースト2位に沈んでいる。
4227
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:50:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150405ddlk29010270000c.html
奈良の針路:’15知事・県議選/2 観光、課題の宿泊者増 減る旅館/耐震化や高さ規制も /奈良
毎日新聞 2015年04月05日 地方版
歴史的遺産や古社寺で高い知名度を誇る奈良。実はホテル・旅館の客室数は9055室と都道府県でワースト1位(2013年度、厚生労働省調べ)だ。県は観光振興の柱として宿泊者数の増加を目指している。チェーンホテルや小規模なゲストハウスなど簡易宿所は増加しているが、伝統的な旅館は減少傾向が続くのが実態だ。
厚労省のデータによると、ホテルと簡易宿所は09年度末の56軒と258軒から13年度末にはそれぞれ58軒と273軒に増加。一方、旅館は同時期に430軒から399軒に減った。その背景は何か。
13年に猿沢池のほとりで幕末から続いた老舗旅館「魚佐旅館」が廃業した。既に建物は解体され、今夏には結婚式場に衣替えすることになっている。
理由の一つは建物の耐震化だった。元経営者は「東日本大震災後に問い合わせが増えた。修学旅行客のキャンセルが出たのは痛かった」と話す。県庁近くの市町村職員共済組合「四季の宿やまと」が09年に廃業したのも、やはり70年建築の建物が耐震基準を満たさず改修資金も手当てできなかったことが理由だ。
13年の法改正で3階建て以上で延べ床面積5000平方メートル以上のホテル・旅館は15年末までに耐震診断結果の報告が義務付けられた。県旅館・ホテル生活衛生同業組合の担当者は「補強工事だけでは建物の美観を損ない、客室内が狭くなる。サービス向上には追加工事が必要」と指摘する。14年度だけで6組合員が廃業するなか、同組合では災害時の観光客の避難所とすることで耐震化の補助金を得るといった他府県の事例を研究している。
もう一つの問題は景観規制だ。薬師寺の東塔、西塔越しに若草山が見える−−。そんな古都の景観を守るため建築物には厳しい高さ制限がある。
県が奈良市中心部の県営プール跡地などで進める「高級ホテル」事業も例外ではない。イメージ図では、7階建てホテルは約3万2000平方メートルの用地のうち北側の大宮通りに張り付くように配置。通りから50メートル幅までは商業地域で高さ制限は31メートルだが、南側は「第二種住居地域」で高さ制限は25メートルとさらに厳しく、商業施設の面積にも規制があるためだ。
先の「魚佐旅館」の場合、周辺地域は高さ15メートル規制。高さを稼げないと、新築しても充分な部屋数は見込めない。元経営者は「あと2階分を積めたらというのが正直な思い」と話す。
過去にはJR奈良駅周辺の再開発事業で高さ規制を緩和して10階建てビルを建設したケースもあるが、市の担当者は「地域の合意を得るなど一定の手続きが必要」と話す。景観保全と観光振興の両立。行政は難しいかじ取りを求められている。【松本博子】
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■ことば
◇奈良の観光
県は2017年までに年間の観光客数4000万人(13年実績3547万人)、延べ宿泊者数300万人(同265万人)を掲げている。客室数全国3位の大阪府、17位の京都府との競合や、冬季(12〜2月)の大幅な落ち込みが課題。県は宿泊施設の新規開業や増改築に対する低利融資制度、優遇税制を設けているが、利用はわずかだ。
4228
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:50:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150406ddlk29010306000c.html
奈良の針路:’15知事・県議選/3 3病院再編、県南部の医療立て直し 医師不足で分娩休止 /奈良
毎日新聞 2015年04月06日 地方版
大淀町の山あいに位置する近鉄福神駅前に槌音が響く。約4・7ヘクタールの広大な敷地に、鉄筋5階建ての巨大な建造物が姿を現した。建設が進められているのは、来年7月に開業を予定している「南奈良総合医療センター」。県立五條病院(五條市)と町立大淀病院(大淀町)、国保吉野病院(吉野町)の3病院の再編に伴い、救急病院として新設される。県南部の医療立て直しの拠点として期待されている。
県南部の救急医療体制の整備が強く叫ばれるようになったきっかけは、2006年に起きた大淀町での妊婦転送死問題だ。「産科救急医療の充実を」という声に応え、老朽化が進む大淀病院を廃して救急病院にする一方、五條病院と吉野病院を療養型の病院に改める構想が10年に浮上した。
南奈良総合医療センターでは、県南部唯一の2次救急病院として、24時間365日態勢で患者を受け入れ、3次救急を担う県立医科大病院(橿原市)と連携する。県の担当者は「3病院で2次救急を維持するよりもセンターに一元化した方が医師の配置などで効率が良い」と説明する。
ただ、病院再編の契機ともなった産科については課題を残している。センターは分娩受け入れは休止した状態で開業する。分娩に24時間対応するには少なくとも4人の医師が必要とされるが、確保できなかった。県は「県立医大に医師派遣要請を続けたい」としているが、見通しは立っていない。
県によると、県内の医師数は人口10万人当たり217・9人(12年12月時点)で全国平均の同226・5人と大差はないが、県南部(五條市、吉野郡)に限れば同148人と激減する。この格差は年々深刻化しており、病院の枠組みを変えるだけでは県南部の医療充実にはつながらない。
鍵を握るのは、県立医大の医学科卒業生だ。毎年100人前後いるが、県内就職率は09〜13年度の5年間で平均51%。半数が県外に“流出”している計算になる。さらに県内で働く場合も都市部に偏る傾向があるという。
この事態を打開する取り組みが始まっている。県は14年度から県立医大に「医師派遣センター」を新設した。県は「県内の公立病院の医師派遣要請を集約して管理することで、卒業生を県内全域へ効率的にあっせんする仕組み」と説明する。県は県内就職率を18年までに60%まで引き上げることを目標に掲げている。
人口減少社会を迎え、医療資源も限られる中、全てのニーズに応えるのは限界を迎えつつある。県南部の出生数は353人(13年10月〜14年9月)と10年前に比べ35%減る中、どこまで分娩受け入れ体制を敷くべきか。南奈良総合医療センターの行方に注目が集まる。【伊澤拓也】
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■ことば
◇妊婦転送死問題
2006年8月、大淀町立大淀病院に入院していた五條市の女性(当時32歳)が分娩中に意識不明となり、けいれんを起こした。産科医は妊娠高血圧症の「子癇(しかん)」と診断。病院は産科救急の転送先を探し始めたが、19病院に受け入れを断られ、約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)へ搬送。頭部CT(コンピューター断層撮影)検査で血腫が見つかり、帝王切開で長男が生まれたものの、女性は8日後に脳内出血で死亡した。
4229
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:50:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk29010567000c.html
奈良の針路:’15知事・県議選/4 山の営み・林業存続の岐路 高齢化や後継者不足 /奈良
毎日新聞 2015年04月07日 地方版
奈良を代表するブランド・吉野杉。昨秋、吉野林業の中心の川上村に移住して「地域おこし協力隊」の隊員を務める鳥居由佳さん(32)が樹齢約110年の丸太(長さ4メートル)を買った。加工は地元の村民らと協力し、酒だる、テーブル、イベントで使う屋台などへの活用を計画している。
東大阪市出身の鳥居さんは沖縄に通うなど海が好きだったが、「海を守るには山を守る必要がある」と林業を志した。2013年、一念発起して川上村へ移り住み、現在は、林業振興イベントの企画などに取り組んでいる。丸太を自ら購入することで「町の人と山とを近づけて、林業への理解を広めたい」という思いもあった。
県内の木材需要はほぼ全て製材用だ。1960年代に100万立方メートル近くあった県内の製材用木材の生産量は、景気の低迷や建築様式の変化などから約13万立方メートルに激減。林業の低迷で間伐や植栽が減って山が荒れ、従事者の高齢化や後継者不足も深刻化している。杉の丸太(直径20センチ前後、長さ約4メートル)の価格は、県では80年の6万円強がピークで、13年には1万1900円にまで落ち込んだ。
「現状では産業として成り立たない」。瀬上林業(下市町)の瀬上和史代表(64)は語る。自ら植林から伐採まで行っているが、「杉は価格よりコストの方が高い状態」といい、5人程度の職人を雇用するため警備事業なども手掛ける。人口減少や中古住宅の増加などから大幅な需要増は難しいとみており、「高品質の木材も評価してくれる市場があってこそ。20年前に対策を考えるべきだった」と振り返る。
吉野は山が急峻(きゅうしゅん)なため林道や作業道が少なく、丸太の搬出にはヘリコプターを使う。山を痛めにくい利点はあるが、高コストの要因の一つとなっている。県はその打開策として、林道整備と併せ、狭い道でも木材をつり上げられるクレーン付き3トントラックの導入実験などを始めている。
森林ジャーナリストの田中淳夫さんは「機械導入で低コスト化するとは限らない。機械化で何を目指すかが大事だ。吉野の林業は過去、常に社会のニーズに反応して工夫してきた。工夫なしに売れるバブル時代を経て、『売れる商品作り』を考えなければいけない時代を迎えている」と指摘する。
鳥居さんは「山を守ることは水源、つまり私たちの命を守ることにつながる」と話す。連綿と続いてきた山の営みをどう後世に残していくか。奈良の林業は岐路に立たされている。【矢追健介】
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■ことば
◇県内の林業
吉野川上流は全国有数の優良な材木を生産することで知られる。県内の森林面積は28万4000ヘクタールで民有林が95%。1ヘクタール当たりの森林蓄積量は270立方メートルと全国12位で、人工林率は62%で全国7位(全国平均46%)、林業産出額は31億円で全国31位(同83億円)となっている。1975年に5000人超だった林業従事者は1000人程度で、平均年齢は約55歳に達している。
4230
:
チバQ
:2015/04/08(水) 21:51:36
http://www.nara-np.co.jp/20150408090644.html
荒井氏優勢、票固め - 地元浸透、山下氏追う/2015統一地方選
2015年4月8日 奈良新聞
統一地方選挙・前半戦の知事選と県議選(定数44)の投票日まであと4日。奈良新聞社は知事選について県内有権者を対象に電話による世論調査を実施し、調査結果に本社取材網による分析も加えて終盤情勢を探った。現職の荒井正吾氏(70)は幅広い支持を得て優位に展開。山下真氏(46)が懸命に追っている。谷川和広氏(36)も追いかけるが、岩崎孝彦氏(44)は厳しい戦い。調査回答者の約4割がまだ誰に投票するかを決めておらず、情勢はなお流動的だ。
3選を目指す荒井氏=自民、民主、公明、新党改革推薦=は全県的に支持を得ており、とりわけ南部では優勢に戦いを進める。県内約280団体や市町村長の支援の効果が着実に出てきたもようだ。奈良市や橿原市などでも一歩リードし、票固めに余念がない。
前生駒市長の山下氏は生駒市で荒井氏を上回る勢いで、地元の強みを発揮している。また宇陀市・宇陀郡、磯城郡でも互角の戦いを展開。「完全無所属」を掲げて無党派層の多い奈良市や橿原市、北葛城郡などで攻勢を強め、必死に追い上げている。
野党再編で誕生した「第3極」勢力のリーダーを自負する維新の党は、知事選には関与しない方針。県内関係者の一部で見られる山下氏支援の動きは小規模にとどまっている。
共産党県委員会書記長の谷川氏は、奈良市や橿原市など都市部で支持を集めているが、広がっていない。安倍政権との対決を主張の軸に、県議選の候補者と連携した運動で浸透を図る。
コンサルタント会社社長の岩崎氏は情報通信技術(IT)を使った独自の選挙運動を展開。有権者の関心は集めるものの、大得票に結びつくまでには至っていない。本紙の調査項目の一つとして尋ねた関西広域連合への参加問題との関連では、「全面参加」すべきという回答が約4割、「部分参加」でもいいという回答が約2割。部分参加を表明した荒井氏と全面参加を主張する山下氏だが、回答者の投票態度を見る限り、4年前の前回選挙ほどには、主要な争点とはみなされていないようだ。
投票率については、県内各党関係者の予測は前回(52・21%)並みでほぼ一致。「地方政党や関西広域連合への関心が高まった前回ほどの熱気がない。投票率は前回より下がるかも」といった見方も出ている。
本紙調査は3〜5日、県内全域から有権者を無作為に抽出し、電話による聞き取りで行った。有効回答は男性172人、女性228人から得た。
4231
:
とはずがたり
:2015/04/09(木) 00:35:51
荒井の卑怯な部分参加表明での争点潰しが奏功してますね。。非常に残念だ。。
4232
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:12:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk27010383000c.html
’15統一地方選:注目区ルポ/上 大阪市議選・東淀川区 /大阪
毎日新聞 2015年04月07日 地方版
◇野党は候補絞り「死守」 3議席狙う維新
定数2〜6の24選挙区で争われる大阪市議選で、東淀川区(定数6)には最多の10人が出馬した。大阪維新の会は、前回選と同じ3人を擁立する。対抗する自民、民主、公明、共産は複数の擁立を見送り、議席の死守を目指す。5月の大阪都構想の住民投票も見据えた維新対野党の攻防は激しさを増している。
「改革を進めるため、この東淀川で3人をよろしくお願いします」。告示翌日の4日、街頭で大阪維新の橋下徹代表が声を張り上げた。前回選も3人を立てて1人は落選した。現職の守島正氏は「自分たちの当落よりも、維新の支持を広げるという共通認識を持っている」と語る。駅立ちなどはいずれも新人の宮脇希氏と杉山幹人氏と時間や場所が重ならないよう調整。共倒れのリスクもあるが「無党派層を取り込めれば全員当選は可能。そうなれば住民投票に向けインパクトも大きい」と強調する。
一方、他党の陣営は維新を意識し、都構想反対も訴える。「維新を後退させるためには当選者を2人以下におさえないといけない」。民主現職の長尾秀樹氏は告示日の出発式でこう訴えた。選対幹部は「これまでで最も厳しい。暮らしの充実と反都構想を前面に出して浮動票を獲得したい」。前回、民主から出た牧憲一氏は今回、民主と社民の推薦を得て無所属で出馬した。「都構想は大阪市を解体するだけだ」と都構想反対を訴え、区内を自転車で回る。
共産現職、岩崎賢太氏も団地での街頭演説を増やし、無党派層の取り込みに懸命だ。選対幹部は「反都構想と一緒に、アベノミクスや集団的自衛権など自公政権への批判も訴えている」と話し、共産が躍進した衆院選の勢いを持ち込みたい考えだ。
公明現職の小笹正博氏は府本部幹事長を務める。集会を中心に支持を訴える中、都構想反対も明言する。「市議会での実績と共に都構想反対についても知ってもらいたい。住民投票も大切だ。都構想は有権者の関心も高いので必ず冒頭で説明している」と明かす。
自民も当初、2人を立てる予定だったが、最終的に、議長の床田正勝氏だけに絞った。個人演説会や集会を中心に浸透を図る。「この選挙は住民投票の前哨戦。住民投票で反対票を投じてもらうための戦いでもある」と話し、演説の大半の時間を都構想反対の訴えに費やしている。【松井聡】
◇
統一地方選の府議選・大阪市議選の注目区を現場から報告する。
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◇大阪市東淀川区(定数6−10)=届け出順
杉山幹人 28 [元]市議秘書 大維新
宮脇希 28 [元]証券会社員 大維新
小笹正博 62 党幹事 公現
岩崎賢太 42 党地区役員 共現
乾昭一 43 運転手 無新
床田正勝 45 議長 自現
守島正 33 企業診断士 大維現
牧憲一 45 NPO理事 無新
福田敏明 64 会社社長 無新
長尾秀樹 63 党府役員 民現
4233
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:12:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk27010328000c.html
’15統一地方選:注目区ルポ/中 大阪市議選・此花区 /大阪
毎日新聞 2015年04月08日 地方版
◇都構想に温度差 三つどもえの激戦
5選を目指す大阪維新の会現職の大内啓治氏、返り咲きで6選を期す共産元職の瀬戸一正氏、1970年から続く党の議席死守を掲げる公明新人の大西敏一氏が、三つどもえの戦いを展開している。此花区は人口減により、2011年の前回選で定数が3から2に減った。瀬戸氏は前回、公明現職に642票差で議席を失った。大阪都構想やまちづくりを争点に、地盤や組織を持つ3人による少数激戦の模様だ。
「市役所がでかすぎる。遠い存在になったら市役所は仕事をしない」。告示の3日、此花区で、大阪市長でもある維新の橋下徹代表は訴えた。
大内氏もこれまで、街頭でパネルを使い都構想の説明を続けた。その日夜もお好み焼き屋で支援者約10人に語りかけた。社会・民社・公明・共産が強かった此花区で2回落選後の99年に自民として初当選した大内氏は過去を振り返り、「反省も含め、市は市民に向き合っていなかった」と告白し、「ここで改革できなければ、二重行政を市民が認めたことになり、誰も改革できなくなる」と訴えた。
一方、瀬戸氏は「都構想の一番の狙いは、市の廃止だ。まちづくりの権限が府に取り上げられる」と強調する。落選中は区内を歩き、票の掘り起こしに努めた。昨年末の衆院選比例票は12年前回選と比べ、区内では336票増えた。街頭では反都構想を鮮明にし、「党派の垣根を越えて支持を」とアピール。反都構想票の「総取り」を狙う。
5日には、13年参院選大阪選挙区で15年ぶりに共産議席を獲得した辰巳孝太郎参院議員が橋下市政を批判。「共産が伸びれば、暮らしを守ることができる。大阪を守ることができる」と訴えた。
公明は、此花区を「最重点区」の一つに指定し、告示前の先月28日には山口那津男代表が駆けつけた。自公協力で、自民は大西氏を推薦。演説中には、大西氏が1面で紹介された自民党広報紙を公明関係者が配るなど連携を猛アピールした。
大西氏は野鳥研究家として知られ、「自然環境豊かなまちづくりを進める」と強調する。4日には、元環境相で党選対委員長の斉藤鉄夫衆院議員が「環境省で大西さんを知らない人はいない」と持ち上げた。賛否が分かれる都構想について、陣営は「新人でもあり、積極的には触れていない」という。【山下貴史】
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◇大阪市此花区(定数2−3)=届け出順
大内啓治 64 [元]衆議員秘書 大維現
瀬戸一正 66 党府委員 共元
大西敏一 54 野鳥研究家 公新
4234
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:13:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk27010385000c.html
’15統一地方選:注目区ルポ/下 府議選 堺市東区・美原区 /大阪
毎日新聞 2015年04月09日 地方版
◇「女性対決」熱気帯び 維新、自民 構図が逆転
府議選でも、大阪市を解体・再編する「大阪都構想」が争点となった。女性同士の一騎打ちの堺市東区・美原区(定数1)は、前回選と構図が逆転し、議席を守る大阪維新の会現職が、11歳若い自民新人を迎え撃つ。堺市は都構想の賛否を問う5月の住民投票の対象ではないものの、両候補とも「この結果が堺の将来を決める」と熱気を帯びている。
「堺・大阪を変えるチャンスのある最後の選挙。投票に行かないと古い政治が続いてしまう」。南海初芝駅前で維新の中野稔子氏は8日朝、通勤客らに支持を訴えた。都構想を巡っては2013年9月の堺市長選で「堺は一つ。堺をなくすな」と訴える竹山修身市長が再選し、堺市の参画は頓挫した。しかし昨年12月の衆院選では維新の党が、堺市内でも比例得票第1党を確保。維新の堺市議は「市民の都構想への期待はまだまだ大きい」と話す。橋下徹代表(大阪市長)は、昨年から堺市でもタウンミーティングを繰り返す。「堺はなくならない。大阪市の活力を堺に取り込むのが都構想」と、住民に理解を求めている。
一方、自民の山根亜希子氏は8日午後、初芝駅近くのスーパー前で自民府連の竹本直一会長(衆院議員)と演説に立ち、「大切な税金を、都構想のために無駄遣いさせない。皆さんの生活と堺を守る」と訴えた。告示後は自民市議らの演説会に参加。「都構想は政令市の金と権力を吸い上げる。大阪市の住民投票は対岸の火事ではない」と呼びかけている。
前回選は維新、自民、民主の3人が争い、中野氏が302票差で15歳年上の自民現職を破った。中野氏は「告示直前に公認を得て、準備もほとんどない中、風で当選したようなものだった」と振り返る。だからこそ、「4年間の実績が問われる。地道に訴えるだけ」と気を引き締める。一方、山根陣営の幹部は「今回は自民が攻める戦い。若さをアピールしていく」と攻守逆転を狙う。
東京都議会のセクハラヤジなど、昨年は地方議会で女性議員を巡る問題が話題になり、告示後には国会を欠席した上西小百合衆院議員が維新の党から除名された。ただし中野氏は「問題が起きると『だから女は』と言われるのかもしれないが、本人の資質の問題」と突き放し、山根陣営幹部も「今回は市長選の延長で、『堺をなくすか、残すか』の戦いだ」と話す。両陣営とも「女性の戦い」を前面に出すことなく選挙戦を展開している。【山口朋辰】
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◇堺市東区・美原区(定数1−2)=届け出順
中野稔子 52 [元]全日空社員 大維現
山根亜希子 41 会社役員 自新
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チバQ
:2015/04/09(木) 22:48:04
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040900666&g=pol
賛成、反対両陣営の攻防激化=都構想めぐり綱引き-大阪【統一選】
「大阪都」構想の是非が争点となる大阪府議選と市議選は12日の投開票に向けて終盤戦に入り、賛成、反対両陣営の攻防が激しさを増している。都構想は大阪市を廃止して特別区に再編し、広域行政を府に集約する内容。市民に賛否を問う住民投票が5月17日に行われ、議員選は前哨戦となる。推進する地域政党「大阪維新の会」が「二重行政解消」を主張するのに対し、自民党などは「住民が損するだけ」と真っ向から反対する。
大阪維新は得意の「空中戦」を展開。代表の橋下徹市長と幹事長の松井一郎府知事が連日街頭に立ち、「二重行政を解消するため、大阪市をつくり直す」(橋下氏)と訴える。これまでに都構想について説明する演説会は500回を超えた。府議会の定数削減など維新の実績をアピールするテレビCMも流している。
ただ、衆院本会議欠席などを理由に所属の上西小百合衆院議員を除籍した問題が不安材料。松井氏は「影響がある」と認めるが、橋下氏は「ろくでもない議員はすぐ除籍した」と火消しに躍起だ。
一方、反対派の自民党は「大阪市の廃止・分割構想」と批判。「市の存亡が懸かる選挙」(府連幹部)と位置付け、「126年続いた市をなくしていいのか」(市議選候補)と呼び掛ける。
民主党は幹部が駆け付け、都構想反対を争点化。8日には辻元清美衆院議員が現地入りし、「勝手に市を分割して好きなようにできるのか」と橋下氏を非難した。候補者も「効果は少なく、住民は損する。市長の暴走に歯止めを」と訴える。
住民投票実施に賛成した公明党は都構想には反対だが、歯切れが悪い。府議選などが告示された3日に大阪に入った山口那津男代表は演説で構想に触れなかった。ただ、地元の支援者から「党の立場が分からない」との指摘が出ており、市議選候補は「立ち位置をはっきりさせる」として、反対の主張を強めている。 (2015/04/09-16:58)
4237
:
チバQ
:2015/04/09(木) 23:38:59
http://www.sankei.com/west/news/150407/wst1504070086-n1.html
2015.4.7 22:30
【統一地方選】
反「都構想」同士で議席奪い合い…「他党批判しにくい」と悩ましげ
(1/2ページ)【統一地方選2015】
大阪都構想を掲げる橋下徹大阪市長
大阪都構想が最大の争点となっている大阪市議選で、都構想反対の自民党など各党が戦い方に頭を悩ませている。世論調査で賛否が割れ、大阪維新の会に賛成票が流れるとみられる状況で、多くの選挙区で反都構想陣営が議席を奪い合う構図になりつつあるからだ。選挙前まで共同戦線を張り、5月17日の住民投票でも共闘するため、他党批判にも踏みきりにくい。候補者からは「こんな選挙は初めてだ」とため息がもれる。
「維新とそれ以外で真っ向から対決している。自民党、民主党、公明党、共産党は『都構想反対、反対』というだけだ」。4日、買い物客でにぎわう大阪市西淀川区のスーパー前で維新代表の橋下徹氏は4党をひとくくりにして批判した。
国政では激しく対立する与野党だが、大阪市政、大阪府政では反都構想で結束。橋下氏は「自民党と共産党が手を組むなんて信じられない」と皮肉り、そのすぐそばでは市議選の西淀川選挙区から出馬した維新新人、徳田勝氏(45)が何度も頭を下げながら支持を訴えた。
同選挙区は定数3。維新ブームが巻き起こった前回選で2人の候補者を擁立したが共倒れし、24区の中で唯一の維新空白区となった。今回は「絶対に落とせない」(維新幹部)として、橋下氏の高校時代の同級生でもある徳田氏1人に候補を絞った。
迎え撃つ自民現職の荒木幹男氏(67)、公明現職の佐々木哲夫氏(48)、共産現職の北山良三氏(62)の陣営に現職としての余裕はない。
「ずっと維新以外の4党で手をつないできたから、いまさら他党批判をできない。非常に分かりにくい選挙になってしまった」
市議会議長も務めたベテランである自民の荒木氏は焦りを募らせながら、自転車に乗って区内を走り回る。他党との差別化を意識してアベノミクスによる経済成長などを訴えて活路を見いだそうとし、「なんとか少しずつ手応えを得ている状況だ」。
前回、初陣ながらトップ当選を果たした公明の佐々木氏も悩ましい立場に立たされている。昨年、党本部主導で都構想反対・住民投票実施容認に転じた上、今回の選挙戦では「都構想を課題にすべきでない」(山口那津男代表)との方針が決まっている。
街頭演説の中心は防災対策の充実などに取り組んだ実績で、都構想の反対に割く時間はわずか。「うちに追い風が吹くことはない。最後まで全力で走るしかない」。大阪市で最高気温25・1度を記録した4日、スーツ姿で汗だくになりながら気を引き締めていた。
当選4回で知名度もある共産の北山氏も自公共で都構想の反対票を奪い合う構図に「かつてない危機感を持っている」。だが自公との違いを打ち出すのではなく、都構想反対の主張を前面に出す戦略をとる。「(自公共の)3人で維新の票を大きく上回る反対票を得なければいけない」。視線は5月の住民投票に向けられている。
4238
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:11:25
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shiga/CK2015041002000250.html
原発問題、議論不発に長浜、終盤ルポ
2015年4月10日
三日月大造知事就任後“オール与党態勢”の空気漂う県議会。大きな対立が見られない中、政党間で見解が異なる原発政策は数少ない争点の一つだ。しかし、若狭湾に立地する一部原発から30キロ圏内に市域がある長浜市選挙区で終盤の一日、各候補者の演説に耳を傾けたところ、目立つ発言は聴かれなかった。
共産新人の杉本敏隆さん(62)は浅井支所前で演説。安倍政権の憲法改正への動きや安保法制を批判し、「戦争への暴走を絶対に許さない」「自民候補者への一票は、戦争への一票になる」と訴えた。
演説中「消費税10%や原発再稼働などとんでもない」としたが、発言はそこまで。取材に、市北部では触れているとした上で「基本的には戦争反対が中心。平和を守ること、市民のために取り組む姿勢を柱に訴える」と優先順位を説明した。
民主現職の大橋通伸さん(57)は、新栄町の公民館で農家支援策の必要性に言及した。中盤「原発再稼働や局所的豪雨など拭い切れない不安が多くある。人間が作った物に依存しすぎたから」。「三日月知事が言う新しい豊かさを考えたい」と続けたが詳細は触れなかった。
市北部では現時点での再稼働は容認できない立場を示すが、「原発のことを言えば支援しないという声もある」。前面に出しづらい事情があるようだ。
自民新人の北田康隆さん(62)は北ノ郷町の公民館で人口減少や「南高北低」と呼ばれる格差問題に触れ、地方創生の必要性を強調。「東京一極集中の構図が県にも当てはまる」とし、次世代が住み続けられるよう「県と市、国が連携する。皆さんの協力が必要」と訴えた。
原発問題については演説では語らず、取材に「なくすべきだと思う」としたものの「党が稼働を認めているから取り上げていない」と答えた。
自民現職の川島隆二さん(43)は集落単位の集会で地方創生による過疎対策を訴え。「若者が戻ってくるには郷土愛。この地域は酒も造っている。地方創生は地方のアイデアに国が応えるもの。住むことにわくわくするお手伝いをしたい」と力説した。
原発政策に触れないことを指摘すると「地方選挙ならではの、地域ごとの過疎対策の方が住民にとっては切実な問題だから」と説明した。
自民現職の野田藤雄さん(69)は西浅井町で、道路、農業、河川改修など具体的な課題を取り上げた。地域の道路事情についても個別に指摘。県職員と二期八年の実績をアピールし、「誰よりも県とのパイプは太い。これを生かして湖北のための事業をしたい」と力を込めた。
原発問題には言及せず、取材に「地域密着で本当に実行できることを言っている」と争点にしない考えを示した。
(山中正義、井本拓志、井上靖史、木造康博)
4239
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:32:11
http://www.nara-np.co.jp/20150407100550.html
自民現職やや優勢 - 県議選情勢【上】/2015統一地方選
2015年4月7日 奈良新聞
3日に告示された県議選(定数44)には61人が立候補、無投票だった選挙区を除き、13の選挙区で57人が舌戦を展開している。県内で勢力拡大を狙う維新の党を交えた政党対決も激しい。各区の情勢を探った。
■北葛城郡
自民党現職の乾浩之がややリードか。維新の党新人の清水勉、民主党現職の森川喜之、共産党現職の今井光子がそれを追う。
乾は有権者の「反応はいい」と手応えを感じており、6日から支援者10人ほどと街頭を歩いて支持を訴える“桃太郎”も始めた。陣営の引き締めに力を注ぐ。
清水は5日夜、松井一郎・大阪府知事を招いた個人演説会を王寺町で開き、100人以上が集まった。街宣中も有権者の激励を受けているという。
森川も毎日10―20カ所で街頭演説を行い、「河合町を中心に有権者の反応もいい」と手応え。空き家対策や子育て環境の整備などを訴え、広陵町や上牧町でも支持を広げる。
今井は政策内容の訴えに力を注ぐ。陣営は「ムードは良い」としながらも維新の勢いも警戒。
■宇陀市・宇陀郡
5選を目指す自民党の現職、田中惟允が広く支持を固めるのに対し、3月中旬に出馬を表明したばかりの無所属の新人高見省次が追う展開。
田中は「これまで通り選挙戦になると考えていた」と準備に抜かりなく告示日を迎えた。4期16年の実績を強調して支持を訴える。
高見は出遅れたものの「イメージ通りの準備ができた」と語る。宇陀市長選出馬経験を生かして政策をアピールし、浸透を図る。
■葛城市
無所属新人の西川均と自民党現職の辻本黎士が激しく競り合う。辻本は5日に当麻文化会館で個人演説会を開き約460人を集めた。告示後に街宣などで市内44地区の約9割を訪問。陣営は「相手も地道な活動をしており、厳しい戦いになる」と気を引き締める。
西川も10日にマルベリーホールで演説会を予定。陣営は「相手以上の参加者を」と意気込み、「現職の多選批判の声もある」とする。
■橿原市・高市郡
告示1週間前に共産党が新人を擁立したことで、現職3人、新人2人による選挙戦に突入した。
自民党の新人亀田忠彦は田野瀬太道衆院議員後援会のバックアップを得て支持を固める。公明党の現職岡史朗は強固な支持基盤を足掛かりに政策をアピールする。民主党の現職森山賀文は党支持層を取りまとめ、支持拡大を図る。
前回自民の山本進章は高市郡を中心に根強い支持を持ち、今回無所属となった影響は小さい模様。共産党新人の山崎タヨは昨年12月の衆院選出馬の知名度を生かし、無党派層への浸透を図る。
■大和郡山市区
自民党現職の小泉米造と中野雅史がトップ当選を狙って激しく争う。民主党現職の藤野良次、共産党新人の松田みつるが猛追する。 7期の実績を持つ小泉は後援会を中心に長年、積み上げてきた地盤を着実に固める。中野は会長を務める市商工会や自治会など約70団体から推薦を受け、組織固め。藤野は地元や連合奈良の支持を受ける。8日には枝野幸男党幹事長が応援に駆けつける。松田は平和や原発再稼動反対を訴え、他候補との違いを強調。党の勢いを生かし、追い上げを図る。
4240
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:32:38
http://www.nara-np.co.jp/20150409091001.html
自民2現職、安定感 - 2015統一地方選 県議選情勢(中)
2015年4月9日 奈良新聞
■生駒市
同日選の知事選の主戦場の一つで、県議選も連動した動きが見られる。自民党は現職の安井宏一と粒谷友示が安定した戦い。ただ維新の党新人、佐藤光紀の参入で、各陣営とも票を読みあぐねる。前回トップ当選の無所属現職の阪口保をはじめ、民主党現職の高柳忠夫、共産党新人の和泉信丈も浮動票の取り込みに懸命。
自民の2人はそろって6期当選を狙い、競り合う。都構想で沸く大阪の動向を警戒、安井は組織票を固め、粒谷も団体推薦に駅立ち、スポット演説と小まめな動きで票を積み上げる。
“草の根”の戦いを続けてきた阪口は、知事選の山下人気を背景に街宣を強めるが、浮動票を佐藤らと取り合い、危機感を持って票固め。高柳は苦戦ぎみだが、連合奈良唯一の組織内議員として労組の支援を受け、馬淵澄夫衆院議員のテコ入れで浮上を狙う。
和泉は昨年の衆院選に続く立候補で顔と名前が浸透。陣営は若さを前面に、衆院選票の上積みを図る。
■生駒郡
有力な4候補が激しく競り合い、情勢は混沌(こんとん)としている。
前回、トップ当選の自民党の上田悟は地盤の斑鳩町から保守系候補が出た影響は避けられないが、4町全てで幅広い支持。7期の実績を持つ社民党の梶川虔二も県政ニュースの発行など小まめな活動で根強い支持がある。
新人の小城世督は父の小城利重斑鳩町長がバックアップ。若さを前面に出し、幅広い支持獲得を狙う。共産党の宮本次郎は住民の声に寄り添った活動が評価を得ており、党派を超えて支持者が多い。戦いは最後まで予断を許さない。
■磯城郡
自民党現職の井岡正徳が一歩リードか。同じ田原本町を地盤とする無所属新人の松本宗弘、三宅町が地盤の民主党新人、渡辺哲久が激しく追い上げる。
井岡は12年間の実績を訴え、陣営は好感触を得ながらも「支持層の広がりが乏しい」と上滑りを警戒する。
前田原本町議の松本はミニ集会と街宣を中心に支持を訴え。町議として集めた支持を3町全域に広げられるかが鍵となる。
前三宅町議の渡辺は1日30回ほどのスポット演説をこなし、地域包括ケアの構築などを訴える。終盤になり、田原本町と川西町にも浸透し始めた。
■香芝市
12年ぶりの選挙戦に現職2陣営も含めて手探りの状態。三つどもえの争いとなっている。
自民党現職の奥山博康は新総合病院の開設に向けた動きや企業誘致などの実績を訴え安定か。維新の党の新人、川田裕は地元・旭ケ丘で開いた個人演説会に80人以上を集めて気勢を上げた。民主党現職の尾崎充典も初の選挙戦で、有権者の要望や質問に小まめに答えながら支持を広げる。
■大和高田市
自民党現職の米田忠則と無所属新人の植田龍一、共産党現職の太田敦が競り合う。
8選を目指す米田は実績や知名度は抜群だが、支持層の高齢化や従来の組織戦が通用しにくい風潮に苦しむ。前回の市長選に出馬した植田は知名度も生かして支持を広げる。若い世代に投票に行くことを訴え、浮動票の取り込みを狙う。
太田は若年層の取り込みで植田の影響を受けるが、街を歩く“桃太郎”など勢力的に動いている。
4241
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:33:01
これが下なのかな?
http://www.nara-np.co.jp/20150410085922.html
浮動票の争奪激化 - 県議選情勢【上】/2015統一地方選
2015年4月10日 奈良新聞
■奈良市・山辺郡
前回4人を立てて同士討ちとなった民主党が現職、元職各1人に候補者を絞り込むなど、各党堅実な攻めで議席獲得を図る。昨年暮れの衆院選比例で3万票を積み上げた維新の党の参入で、次世代の党現職を加えて浮動票争奪が激しさを増している。自民党は推薦する無所属新人を含む5人が互いに地盤を侵食。世代交代に向けて追い上げる中堅・若手と、逃げ切りを図るベテランの攻防が続く。
前回トップ当選した故・鍵田忠兵衛氏や衆院選に転戦した小林茂樹氏の票の流れも焦点の一つ。各陣営とも「1万票あれば当選圏入り」と見て票の積み上げを急ぐ。ただ組織を持たない維新の動向や、西部の浮動票など流動的要素も強く、今回も当落線上での激しいせめぎ合いが予想される。
維新は一昨年の市議選でも1万票をたたき出すなど、都市部に浸透。中川崇は29歳と候補者の中で最も若く、知事選の山下陣営の動きと合わせ得票を狙う。
前回、民主で唯一議席を獲得した猪奥美里も若年層にまで支持が浸透。馬淵澄夫衆院議員のテコ入れがあるほか、連合奈良の推薦でJP(日本郵政グループ労働組合)が活発に動く。元職の田尻匠も馬淵事務所の支援と旧同盟・総評双方の労組が支えるが、猪奥との票割りが課題。
公明党は支持母体の創価学会が票を二分。現職の大国正博は手堅く、新人山中益敏も知名度アップで当選圏入りを目指す。
共産党の小林照代、山村幸穂も県都での2議席死守が党勢を左右するだけに、知事選と連動した大物来援や市議らのバックアップを受けて票の積み上げを急ぐ。
自民は、経済界やスポーツ界などに支持基盤を持つ出口武男が踏ん張りを見せる。地盤や後援会が一部重なる無所属新人で党推薦の池田慎久の出馬で、票の目減りが懸念されたものの個人人気は健在。元市議で連続トップ当選の実績を持つ池田も県議選初挑戦に危機感を強め、支持固め。告示後は街宣の徹底で支持浸透を図る。
市内全域に後援会を広げる荻田義雄も、終日の街宣と個人演説会で取りこぼしのない動き。堅実に票を固める。
新谷紘一も地元の東部をはじめ支持を広げて逃げ切りを図る。補選で当選、2期目に挑む宮木健一はスポーツ団体への名前の浸透や市議の応援で存在をアピールする。
前回はみんなの党で2位当選した元職の浅川清仁は、今回無所属での出馬で懸命の追い上げ。同じく補選で日本維新の会で初当選した大坪宏通は、今回は次世代の出馬で、“桃太郎”など地域密着の動き。無所属新人の堀田美恵子は市民活動の人脈のほか、推薦する解放同盟や、社民党などの支援を受ける。
■桜井市
自民党の現職中村昭が一歩リードか。無所属の現職和田恵治と自民推薦の元職藤井守が競り合う。
8期目を目指す中村は、これまでの実績から各種団体など幅広い層の支持を集めるが、上滑りを警戒する。
連続当選を目指す和田と再起を懸ける藤井は、前回、前々回と激戦を繰り広げてきた。和田は市西部を中心に、無党派層への浸透を狙う。藤井は市東部を地盤に、保守票を取り込みながら支持拡大を図る。
■天理市
自民党現職の岩田国夫、無所属新人の川口延良を、無所属新人の牛尾信也が追う展開。
岩田は市議3期、県議4期を務め、強固な地盤を築いてきた。農業や商工業関係の団体からも推薦を取り付け、安定した戦いぶり。川口は人脈を生かし、支持拡大を図る。新興住宅地で子育て支援や災害に強いまちづくりなどを訴え、若い世代にも浸透。
告示3日前に出馬表明した牛尾は選挙費用に税金を使わない方針でポスター、選挙公報、新聞広告のみを使った選挙戦を展開している。
4242
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:33:32
http://www.nara-np.co.jp/20150410090637.html
公明が自主投票 - 生駒市長選
2015年4月10日 奈良新聞
統一地方選で19日に告示される生駒市長選(26日投票)について、公明党県本部(岡史朗代表)は9日、「自主投票」とすることを明らかにした。市長選では、自民党市支部が無所属新人で料理研究家の中谷由里子氏(47)を擁立、知事選で相乗りしている公明、民主両党などと共闘したい考えを示していた。市長選は足並みがそろわない形となった。
生駒市長選に関しては、民主党県連も前川清成代表(参院議員)が同日、奈良新聞社の取材に対し、「どの陣営からも何ら働き掛けは受けていない。党として関与することはない」と述べた…
4243
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:37:16
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150406_12.html
(上)県議選・大津市
4党そろい、国政並み火花
2015県議選・滋賀 激戦区を行く
湖国入りした党幹部と候補者の訴えを聞く支持者ら(5日、大津市)
湖国入りした党幹部と候補者の訴えを聞く支持者ら(5日、大津市)
5日夕、大津市中心部で共産党委員長志位和夫が滋賀県議選候補と街宣車に立った。安倍政権を批判した後、「知事選後、オール与党となった県議会に残念ながら党の議席がない。2人を押し上げてほしい」と訴え、全国7県議会の「共産ゼロ」解消へ力を込めた。前回7票差で惜敗した元職節木三千代、新人黄野瀬明子の手を取り、高々と掲げた。
県内で唯一、自民、公明、民主、共産の4党の候補がそろう大津市。政党対決の様相が強まり、序盤から党幹部の来援が相次ぐ。
告示日の3日夜。公明代表の山口那津男が都構想問題に揺れる大阪から大津に駆けつけた。JR大津京駅前で現職粉川清美への支持を呼び掛けた後、ベテランからの議席継承を図る新人中村才次郎の個人演説会へ。中村が「教員経験を県政で生かす」と熱弁を振るうと、山口は「しのぎを削る滋賀で勝てば多くの府県でも勝てる」と支持者を鼓舞した。
昨年衆院選での躍進を再現したい共産、国政の比例票が伸び悩む公明が総力戦を仕掛ける。「誰が落ちるか分からない」。どの候補も不安を口にし、当選ラインを前回より約2千票多い9千票以上とみて支持拡大に動く。
「自民政権で生活はよくなったのか」。民主現職の成田政隆は出発式で語気を強めた。過去の下位当選と根強い民主批判に危機感を募らせ、前回から候補者が減った北部の旧志賀町で集会を重ねてきた。一方で「身内」の動きも気がかりだ。地元唐崎に、同じ会派の現職でチームしが推薦の沢田享子が初めて事務所を構えた。5日に沢田が開いた演説会には社民党副党首福島瑞穂と元知事武村正義が入り、政府の安全保障政策や原発再稼働を批判。民主現職柴田智恵美は東レ労組が軸となり組織固めを進め、6日は成田、柴田の支援で民主幹事長枝野幸男が大津の街頭に立つ。
一方、自民候補は「地力」で臨む。市北部が地盤の現職佐野高典の出発式は市議8人が並んだ。その1人は「北部に他陣営が次々に入っている」と警戒する。4日、現職佐藤健司は一里山の商業施設前で「びわこ文化公園都市を健康づくりの拠点に」と訴え、推薦を受ける現職目片信悟は唐橋周辺をジョギングしながら「子育て支援を頑張ります」とアピール。現職山本進一も市中心部で自治連合会などと連携して組織を固める。ある市議は「うちの支援者は県議選で三つに分ける」と漏らした。水面下の駆け引きも激化する。
4選を目指す無所属蔦田恵子は街頭を重視し、各地に車を走らせて支持者をきめ細かく回る。無所属宮尾孝三郎は1日800人との握手を目標に駆け回る。国政を反映する浮動票と地縁血縁をたどる組織票が交じり、混戦に拍車がかかる。=敬称略
◇
候補者が戦後最少の滋賀県議選。定数減と選挙区再編もあり、少数激戦となっている。熱戦の現場を追う。=3回掲載します。
【2015年04月06日掲載】
4244
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:37:34
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150407_9.html
(中)東近江市・日野町・愛荘町
区割り変更、地域対決鮮明
2015県議選・滋賀 激戦区を行く
出発式で支持者と握手をして回る候補者(3日、滋賀県日野町)
出発式で支持者と握手をして回る候補者(3日、滋賀県日野町)
「町外で私の名前は知られていない」。3日朝、無所属現職の井阪尚司が滋賀県日野町での第一声に危機感を込めた。選挙区再編で地盤の同町が東近江市、愛荘町と合区。日野の有権者数は全体の約14%しかなく「知らない土地に、死に物狂いで打って出なあかん」。推薦を受ける民主党の組織力や教員時代のつながりを生かして今回は東近江や愛荘でも初めて個人演説会を開催し、活路を探る。
区割り変更に伴い、定数も実質1減となった。8人による争いは、政党対決に加え、地域対決の色合いも濃い。多くの候補が各地盤を守りつつ、支持を広げる戦略を描く。
「若者が根付くまちへ。道路づくりがその一歩」。同じ日野町から立つ自民新人の村島茂男も出発式で語気を強めた。前回、自民候補が井阪に惜敗した経緯もあり、地元で自民議席の奪還に燃える。井阪同様に「日野の票だけでは厳しい」(支援の町議)と、隣の旧蒲生町(東近江市蒲生地区)でも後援会を発足。会長に就いた元町長と拳を突き上げた。
元愛荘町議で自民推薦を受けた無所属新人の本田秀樹も市域での浸透に躍起だ。4日は市湖東地区の公民館で「県政とのパイプ役になりたい」と呼び掛けた。同市誕生10年を経た今も愛荘町は湖東、愛東両地区とごみ処理施設や斎場を共有し、「生活圏は一緒」と旧愛知郡のつながりを頼りに攻め込む。
2町の候補が攻勢を仕掛ける一方、「守りの選挙」を敷く候補もいる。50年近く自民県議を出す市能登川地区から立った無所属新人の加藤誠一。勇退した県議の協力を受け、有権者約1万8千の同地区で支持固めを重視。演説会も能登川に集中した。4日も地元公民館で「愛知川の災害対策を進める」と県OBとしての実務能力と自民推薦を印象づけた。
「若者が農業で夢を持てる手伝いをしたい」。1市2町の共通課題「農村振興」を主張の軸に据えるのは自民現職の小寺裕雄だ。市議との関係を支えにこまめに演説会を開き、3選への思いを語る。農政は米価下落対策などで尽力してきた自負もあり、トップ当選した前回票からの上積みを図る。
共産新人の松本利寛は、その農政に政権批判を絡めて攻める。「安倍政権が米価暴落を引き起こし、今は農協つぶしを進めている」と街頭で声を張り上げた。無投票となった近隣市からも党支持者を集め、この地域で初の共産議席獲得へ総力戦を展開する。
民主新人の坂口明徳は5日、市内の道の駅で「子育て日本一の滋賀を目指す」と力を込めた。街頭では若さを前面に掲げつつ、連合系労組票も引き締める。民主議席の維持へ、10日に武村正義元知事を迎えた集会を開く。
無所属現職の木沢成人は連日、地盤の市蒲生地区を中心に街頭で声を枯らす。バイクで区内を一軒ずつ訪ねた告示前と同様、政党組織に頼らない選挙を続ける。「大変な選挙だが、有権者の審判をきっちり仰ぐ」と顔を引き締める。=敬称略
【2015年04月07日掲載】
4245
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チバQ
:2015/04/11(土) 00:37:49
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150408_7.html
(下)府議選 宇治市・久世郡
自民、定数増も分裂懸念
2015統一地方選・京都 激戦区を行く
手を取り合い、支持を呼び掛ける現職候補ら。今回から増えた定数1を巡り各党の争いが過熱している(3日、宇治市)
手を取り合い、支持を呼び掛ける現職候補ら。今回から増えた定数1を巡り各党の争いが過熱している(3日、宇治市)
観光客でにぎわう宇治市のJR宇治駅前。告示日の3日、自民党現職の村田正治と藤山裕紀子が顔をそろえた。村田は「2人当選してこそ勝利。自民の票を掘り起こしていく選挙にする」と訴え、藤山と手を取り合った。
京都府議選の宇治市・久世郡選挙区は前回まで、定数4を自民、民主、共産、公明各党が分け合ってきた。民主府議だった山本正が2012年市長選に転出。14年の府議補選で民主は候補を立てず、自民が2議席目を得た。
定数が5となった今回選挙。1議席増えたものの、維新の党の初参戦もあり、各党の攻防が激しさを増している。
同区を含む府南部は、過去5回の衆院選で民主が全勝している「牙城」。ただ工場縮小などで労働組合が弱まり、12年衆院選以降、同区での国政選挙の比例票は自民を下回る。
自民は市議選に立候補する予定の6人を村田、藤山に振り分け、支援態勢を組んだ。無党派層への浸透を任された藤山は、支持者向けの演説会を減らし、ほぼ毎晩駅に立って乗降客に顔を売り込んでいる。
駅前の演説に駆けつけた自民衆院議員の安藤裕は「自民に過半数議席がない都道府県議会は京都を含め12だけだ。ここで2議席を維持しなければ、将来過半数を得る道が遠のく」とげきを飛ばした。ただ実動部隊の地元市議は「2人で頑張るとはいえ、どうしても票の奪い合いになる」と不安を漏らす。
自民陣営が「不気味」と警戒するのが、新人の秋月健輔を擁立する維新だ。12年市議補選では、維新との連携を訴える諸派が自民推薦、共産公認の両候補を破り、過去2回の国政選挙の比例得票は第3党を維持する。
秋月は街頭演説を控え、ポスターには最高顧問の橋下徹の写真を使って「党の候補」であることを前面に出す。5日には、政党名のみのたすき姿で近鉄大久保駅前に姿を見せ、橋下の演説を流しながら黙々と手を振った。「『橋下さん大好きなんです』と応援してくれる人もいて反応はいい」
議席回復が最重要課題の民主。新人の田中美貴子は、市議時代の地盤以外の地区で序盤から積極的に集会や演説を行い、山本の支持者に働き掛ける。ただ山本は自民、公明の候補者の応援にも姿をみせる。5日夜の演説会で田中は「地をはってでも、一票でも多くかき集めたい」と声を張り上げた。
「2万票が目標。獲得できれば次回の複数擁立も見える」。好調な党勢を受け、共産の前窪義由紀は意気盛んだ。4万人の対話を目標に街頭演説や電話作戦を強化。街頭では政権との対決姿勢を示しつつ「知事のいいなりの議員が出ても政治はよくならない」と他党批判も展開する。
公明の村井弘は「自分の票を積み上げる選挙」と位置付ける。通常1回の事務所開きを地域別に8回実施。演説会も小規模にして回数を増やし、支持者との距離を縮める。「府南部のたった一つの府会議席。何としても勝ち取りたい」(敬称略)
【2015年04月08日掲載】
4246
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:38:27
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150408_6.html
(下)彦根市・犬上郡
「現職1人落ち」で混沌
2015県議選・滋賀 激戦区を行く
個人演説会の終了後、支援者と握手する候補者(5日、滋賀県犬上郡多賀町)
個人演説会の終了後、支援者と握手する候補者(5日、滋賀県犬上郡多賀町)
4日午後、自民党推薦の無所属現職大野和三郎は、立ち寄った彦根市南部の会館前でマイクを握った。30分後に地元農協職員の会合が館内で予定されていた。
旧犬上郡区選出の大野は、彦根で自身への支持を求める初の県議選になる。会場へ急ぐ職員らに「農業の6次産業化」などの公約を訴えた後、「政治で大事なのは『誰が』ではなく『何を』行うかだ」と強調。選対幹部は「彦根の現職4人に割って入る意志を示した」と、1年半も前から彦根で後援会づくりを進めてきた大野の思いを代弁した。
定数4だった彦根市区と同1の犬上郡区が統合した新選挙区の定数は4。少なくとも現職1人が落選する。有権者の8割超を占める彦根では2003年選挙以降、自民系と民主党系が2議席ずつ分け合ってきており、有権者約1万8千人の犬上との合区によって、当落の行方は混沌(こんとん)としている。
「後ろから鉄砲玉が飛んでくる感じだ」。自民公認で旧彦根市区の細江正人と西村久子の両現職は、保守支持層が重なる大野の「参戦」に危機感を強める。
5日夜に同郡多賀町であった細江の個人演説会。「犬上の票がないと厳しい」。細江は深々と頭を下げた。初挑戦の前回は約8800票を得て2位当選した。彦根の支持層を固め直しつつ、犬上での票獲得を目指す。支援する多賀町議も「彦根とのパイプを強めることが多賀の発展につながる」と語りかけた。
「国の施策は農業者の意に則していない。皆さんの立場に立って頑張る」。3日、彦根市役所前で西村は政府与党の農業政策に異議を唱えた。背景には農業団体へ攻勢をかける大野の存在がある。女性農業者としての活動を通して培った湖東での人脈を生かし、生産者に寄り添う姿勢をアピールする。
チームしがの推薦を受ける中沢啓子、江畑弥八郎の両民主現職は、自民系3候補の競り合いが保守票を掘り起こすことを警戒する。
「三日月(大造)知事と一緒に、地域づくりを進める」。中沢は5日の彦根市内での個人演説会で彦根が主会場になる24年国体誘致の経緯に触れ、現職4人中最多となる県議4期の実績を強調した。選挙前には前知事嘉田由紀子と並んだポスターを作った。女性支持層を固め、多賀など犬上にも照準を合わす。
一方の江畑は、出身の連合を核に、労働者への浸透に努める。「投票率向上が反自民票増加につながる」とみて、5日は連合の車を全域に走らせ「棄権せず投票を」と呼び掛けた。7日は選挙事務所に元知事武村正義を招き「武村、嘉田、三日月の3知事が受け継ぐ草の根県政をさらに進める」と訴えた。
新人中川睦子を立てて挑む共産党はこれまで、彦根で自民と民主の対決の中で埋没してきた。だが今回は「犬上の支持者に共産の選択肢ができた」と合区を好機ととらえる。3日、彦根市内の街頭演説で中川は彦根西高と彦根翔陽高の統合問題を挙げ「現職4人は何もしてこなかった」と切り捨てた。街頭で、電話で、安倍政権批判や原発再稼働反対を訴え、悲願の議席獲得を期す。=敬称略
【2015年04月08日掲載】
4247
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:38:48
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150406_11.html
(上)府議選・山科区
維新から「奪還」民主躍起
2015統一地方選・京都 激戦区を行く
国会議員とともに支援を呼び掛ける府議選の新人候補。議席確保に向けて、各党がしのぎを削る(3日、京都市山科区)
国会議員とともに支援を呼び掛ける府議選の新人候補。議席確保に向けて、各党がしのぎを削る(3日、京都市山科区)
京都府議選が告示された3日午後。京都市山科区の住宅街に、地元選出の民主党衆院議員前原誠司の声が響いた。「私が最も信頼する人物です」。自身の後援会役員を務める民主新人岸本哲を強くアピールした。
民主は2007年の前々回選で、前原の元秘書が自民、公明、共産3党で占めていた議席の一角を崩して初の議席を獲得。11年の前回選でも議席を守った。
だが突然、「謀反」(党関係者)が起きた。13年、府議2期目の元秘書は「党が何を目指すのかが見えない」と離党、日本維新の会(現・維新の党)に移った。さらに元秘書は今回、市議選にくら替え挑戦した。
民主の議席を取り戻したい岸本は、前原や前原の母親と二人三脚で支援者を回ってきた。外壁に張られたポスターが民主から維新に変わった家も訪れた。「負けるわけにはいかない」
一方、元秘書の議席継承を目指す維新新人の辻宏治。「『政治のおかしい』をなくすため、維新にお力添えを」。3日夜、JR山科駅で演説した後、市議選に転じた元秘書とともに頭を下げ続けた。辻は、岸本が消防団活動などに取り組む学区に事務所を構えた。いわば「敵陣のど真ん中」。公認決定後、元秘書と一緒に支援者を訪ね、選挙中も毎朝2人で街頭に立つ。
府議選初参戦の維新の動きに各党は神経をとがらす。昨年末の衆院選で維新が山科区で得た比例票は約8700票。自民の1万3千票には及ばなかったが、民主9300票、共産9200票に次ぐ。各党は「ふわっとした支持層だけにつかみにくい」と頭を悩ます。
議席奪還を狙うのは、共産党も同様だ。
「何としても議席を取り戻す」。11年選挙で、民主だった元秘書に477票差で競り負けた共産元職の本庄孝夫は、復活への決意をみなぎらせる。昨年5月から約1500回の街頭演説を重ねた。安倍晋三政権が進める安全保障政策を巡り、「戦争立法を許さない」と政権与党の自民、公明両党への攻勢を強める。
その自民、公明も負けてはいない。自民現職の菅谷寛志は夕方、約20分間隔で辻立ちを繰り返し、幅広い支持層へ訴える。「地方創生は、国と府、市が連携しなければなしえない」と、政権党の強みをアピールする。
公明現職の林正樹も5日、「パフォーマンスだけや何でも反対の政党に山科の未来を任せてはならない」とボルテージを上げた。
国政では連立を組む両党だが、府議選では真っ向から対決する。菅谷の後援会メンバーのもとには、公明支持者から支援を求める声がかかった。自民は切り崩しを警戒する。
林も埋没しないように注意を払い、スポット演説を前回より倍増させる。事務所幹部は「各党がひしめきあい、数百票差の勝負だ」と表情を引き締めた。(敬称略)
◇
府議選、京都市議選(12日投開票)の戦いの最前線をリポートする。
【2015年04月06日掲載
4248
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:39:06
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150407_10.html
(中)市議選・中京区
新人攻勢、民主票に照準
2015統一地方選・京都 激戦区を行く
買い物客に支持を求める候補者ら。激戦を勝ち抜こうと訴えにも力が込もる(3日、京都市中京区)
買い物客に支持を求める候補者ら。激戦を勝ち抜こうと訴えにも力が込もる(3日、京都市中京区)
4日午後、京都市中京区の住宅街を共産党新人の山田愛毅が支持者とともに歩いた。「倉林明子さんの議席を引き継ぐわたしに支援を」。市議を5期務めた倉林は2013年7月の参院選京都選挙区で、共産として15年ぶりに勝利した。山田は倉林が市議時代に根を張った地盤の多くを引き継ぐ。
その前日、同じ共産新人の平井良人も消防団や体育振興会で活動する学区のスーパー前で「この学区から今度こそ議会に押し上げて」。倉林も隣に並んで支援を訴えた。
定数5の中京区は11年の前回選で自民党2、共産党、公明党、京都党各1が議席を分け合った。倉林の転身に伴う13年補選は自民が勝利し、共産は議席を継げなかった。
今回は自民2人が引退、京都1人が府議選に回る。前回2人を立てて共倒れした民主党は擁立を断念した。立候補者7人中5人が新人で、勝敗の行方は読み切れない。
共産は国政選挙での好調さを背景に、2議席目もうかがう。党中京地区委員会は民主の支持者も標的に、選挙区の固定電話にくまなくかける作戦「声の全戸訪問」を展開する。
前回、民主が2人の候補者で得た票は計約5千票。このうち約2800票は、今回維新の党から立つ新人の松田隆年が獲得した。松田は労組の支援なしで得た前回票を「自分の個人票」と受け止め、さらなる上積みを狙う。4日、人通りの多い河原町三条交差点で「市民を向いた政治を取り戻す」と訴えた。
民主は、候補者を立てていない今回、どう対応するかについて「何も決めていない」(府連幹部)と話す。ただ、支持団体の連合京都の関係者は「よそからアプローチがある」と明かす。水面下の駆け引きが始まっている。
ほかの新人の動きも活発だ。自民新人の加藤昌洋は、今期で引退する父が築いた後援会を引き継ぐ。27歳という若さをアピールし、「財政を安定させ、将来世代にいい形で京都を残す」と訴える。マンション街では子育て支援を強調している。
前回トップ当選した元市議が府議選にくら替えした京都は、新人の大津裕太が議席継承を目指す。街頭では「自民、民主、公明は市長の議案に無条件に賛成する。これでは京都は良くならない」と批判を強める。4日、元市議が以前に選挙事務所を構えた京都三条会商店街に足を運んだ。
同商店街は自民現職の津田大三が、市議だった父の代から地盤とする。後援会長も同商店街の幹部だ。津田は3日、大津より一足早く同商店街に入った。新住民が多い地域でも街頭で「地方創生を軌道に乗せ、景気回復を進める」と政権党の強みをアピールする。
もう一人の現職、公明の青野仁志は街頭演説や小集会を重ね、道路下の空洞調査など市に提案してきた災害対策の実績を懸命に訴える。4日には党代表の山口那津男が応援に入るなど巻き返しに躍起だ。各陣営がもつれ合うまま、選挙戦は中盤に入った。(敬称略)
【2015年04月07日掲載】
4249
:
チバQ
:2015/04/11(土) 00:41:34
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/150410/20150410023.html
定数、区割り見直しの府議選 戸惑い、焦りにじむ奔走
2015年4月10日
12日投開票の大阪府議選は今回から定数109を88に、選挙区を62から53に削減して行っている。複数の選挙区をまとめた「合区」をはじめ、定数の減った選挙区は、陣営が従来の選挙戦略の練り直しは不可欠。「有権者への手応えが分からない」「厳しい戦いだ」などと戸惑いや焦りの色がにじむ。
有権者と握手を交わし、支持を呼び掛ける府議選候補(一部モザイク処理しています)
「議員は民意をすくい上げるのが仕事。両区で定数1では…」
大阪市浪速区で長年、府議を務めた男性は割り切れない思いを口にする。自分の後継候補を選挙戦に擁立しており、合区の影響に心配を隠せない。定数1だった浪速区は、今回から隣接する天王寺区と合区となったが、両区を合わせた定数は1のままだ。
■新人同然
陣営としては、なじみの薄かった合区エリアの有権者に顔をどれだけ売り込めるかが当落の鍵の一つになるが、この男性は「合区になれば、各候補とも地元から離れた地域では新人だ」と指摘する。
地盤のある浪速区では地元の応援を期待できるが、天王寺区に行けば「自分の知名度はなく、(後継候補は)真っさらな状態で臨まないといけない」と心配する。
当然、相手陣営の地盤に食い込むのは至難だ。合区となった大阪市大正・西成区(定数2)の候補は「地元の感触はまずまずだが、合区になった地域の手応えが全く分からない」と手探り状態だという。
選挙サンデーの5日、この候補は、地元から離れてライバル候補の牙城の地域で同じ政党の地元市議選候補と街頭演説に臨んだ。「議席まで減り、本当に厳しい戦い」と声を振り絞り、「(ライバル候補と)何とか横一線に持ち込んでいる。この地域では新人だが、府議としてこれまで府民のために働いてきた」と切り崩しに必死だった。
■必勝に気合
定数が減った選挙区でも激戦が繰り広げられている。大阪市生野区では定数2から1に減り、2人の現職候補が椅子を争い合う構図となっている。
ある候補の陣営は「もちろん厳しい」と危機感を口にする。2011年の前回選挙では2番手で当選を手にしたが、「今回はこれを逆転しないといけない。だが、まだ地盤ができておらず、どこまで食い込めるかだ」と気をもむ。
ライバル候補の陣営も3日の出陣式で「気の緩みが一番怖いので、しっかりと戦いたい」と必勝に向けて気合を入れた。「1対1」の厳しい戦いに対し、陣営はこうも語った。
「ふんどしを締め直す」
4250
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:07:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddn041010003000c.html
’15統一地方選:政活費、争点化に温度差 「火元」の兵庫県議選
毎日新聞 2015年04月10日 大阪朝刊
野々村竜太郎元議員の「号泣会見」に端を発し、政務活動費の不適切な支出が次々に明るみに出た兵庫県議会。同県議選では、街頭演説で現職候補から謝罪の言葉が出るが、「政活費問題の訴えは、政策と言えるのか」と主張する政党もある。一方、攻勢をかけたい新人候補らは「自ら襟を正す議会改革を」と、あえて選挙の争点にしようと躍起だ。【久保聡】
「心からおわびします。申し訳ございませんでした」。6日夜、小雨が降る兵庫県川西市内の鉄道の駅前。現職候補は街頭演説の冒頭、通行人に深々と頭を下げた。この候補は昨年、温泉地などを訪れた視察旅費の政活費支出が不適切と指摘され、105万円を返還している。「石にしがみついてでも勝利し、仕事で皆さまに恩返ししてこそ真の反省といえます」
問題発覚後、兵庫県議会は、議員1人当たり月額50万円の政活費を1割カットし、全ての政務活動の報告書を提出することを義務付けた。ただ、地域政党の候補者などからは、一層の減額や領収書のインターネット公開といった改革が必要との主張が聞かれる。
野々村元議員の選挙区だった西宮市では、3月に設立された政治団体から、新人2人が立候補した。5日午後、大型商業施設の前にその新人候補らが並び、政活費問題を前面に出して「議会改革をできるのは今しかない。私たちはやる」と強調した。
神戸市を拠点にする地域政党は、県議選に新人5人を擁立。そのうちの1人は、3日の告示の第一声で「争点は(政活費)一つしかない」と、現職候補への対抗心をあらわにした。
ただ、この問題を選挙戦で追及し、大きく取り上げようという候補者は多くはない。野々村元議員からあちこちに飛び火し、兵庫県議会の現・元県議30人と1会派が計約2500万円を返還する事態に発展したためだ。
ある自民県連幹部は告示前日、神戸市であった街頭演説でマイクを握った。「政務活動費も大事だが、そればかり訴えるのはどうなのか。果たして政策と言えるのか」。そして語気を強めた。「うっかり1票、がっかり4年にしてはいけない」
当選回数を重ね、今回も政党公認で出馬したベテラン候補は、街頭でこう語った。「県議会では政活費のあり方を協議し、自民、公明、民主、そして共産など各会派が合意して改革した。改革の道筋は既についた」
有権者が判断を下す投開票は、12日に迫った。
4251
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:08:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk28010381000c.html
’15統一地方選:県議激戦の須磨区 読めない“追い風” 新人参入に強まる危機感 /兵庫
毎日新聞 2015年04月10日 地方版
「自・公・民は何でも賛成与党。共産は何でも反対野党だ」
6日午後、神戸市須磨区の市営地下鉄名谷駅前。県議選で同区(定数3)から立候補した地域政党「神戸志民党」の新人、樫野孝人氏(52)が強調した。小雨が降りしきる中、身ぶり手ぶりも加えながら、傘も差さずに言葉を続ける。「既存の政党ではなく、神戸のことは神戸で決める」。自ら率いる志民党の結党から約1年後の先月7日に立候補を表明。告示まで1カ月の短期決戦でも、陣営に焦りの色はみられない。
樫野氏の“強み”は過去2回、善戦した神戸市長選での「基礎票」だ。前回2013年の市長選で、樫野氏の須磨区の得票数は2万票超。区ごとに比較しても、須磨区の得票率(得票総数に占める割合)は9区中2番目に高い。前回11年の神戸市議選に当てはめて試算すると、トップで当選してもおかしくないほどの水準だ。
名谷駅前での演説後、樫野氏は惜敗した過去の神戸市長選を引き合いに、こう語った。「市長選の終盤に、今の雰囲気は似ている」
急きょ、手を挙げた樫野氏の存在に、準備を進めていた他陣営も危機感を強めている。
6日夕、買い物客が行き交う板宿本通商店街で、自民現職の伊藤傑氏(48)が声を張り上げた。「須磨を元気にするのは自民党。神戸を元気にするのは自民党。しっかり選んでいただきたい」。昨年12月の衆院選で自民が全国的に大勝する中、須磨区を含む兵庫3区も議席を獲得。自民の看板は伊藤氏にとって最強の“追い風”だ。それでも8日、再び商店街を訪れ、支持者に握手を求められた伊藤氏はつぶやいた。「全然読めない選挙です」
「(最下位の)3番目に滑り込めるように(私も)しっかりと頑張ります」。7日夜、名谷駅近くのホールで開かれた公明現職、島山清史氏(44)の個人演説会で、同党の赤羽一嘉衆院議員=兵庫2区=が語気を強めた。告示翌日の4日には、太田昭宏国土交通相が応援演説に駆け付けるなど、党関係者は「須磨区は最重点区」と明かす。「身近な議員として頑張りたい」。演説会に詰めかけた支持者を前に、島山氏は頭を下げ続けた。
「県議選に立候補した大塚です」。夕方の名谷駅前でマイクを使うことなく、有権者に歩み寄る無所属現職、大塚崇弘氏(48)のたすきに今回、「民主」の文字は無い。民主党が政権交代した動きの中にあった過去2回は、民主公認でトップ当選を重ねた。「幅広い皆さんの思いを代弁したい」。大塚氏が理由を説明する。大塚氏の選挙公報には「民主党推薦」「連合兵庫推薦」の文字が、名前の前に刻まれていた。
「消費税引き上げには反対」。7日午後の高倉台団地。共産新人の三好正子氏(69)の声がこだまする。「13年の参院選、昨年の衆院選に続いて党を躍進させたい」。マイクを握る手に力を込めた。【神足俊輔、久野洋】
==============
◇県議選神戸市須磨区◇
(定数3、届け出順)
三好正子 69 [元]信託銀行員 共新
伊藤傑 48 [元]建築業 自現(1)
島山清史 44 党県青年局長 公現(1)
大塚崇弘 48 会社社長 無現(2)
樫野孝人 52 [元]京都府参与 志新
※年齢は投開票日現在
〔神戸版〕
4252
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:09:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddf041010007000c.html
’15統一地方選:大阪府議選・市議選 都構想巡り首相の「奪い合い」 維新と自民府連、広告・チラシ合戦
毎日新聞 2015年04月10日 大阪夕刊
大阪都構想を争点の一つとする12日投開票の大阪府議選と大阪市議選で、大阪維新の会と自民党大阪府連が安倍晋三首相(自民党総裁)との近さを競い合っている。広告やチラシに首相を登場させ、それぞれの都構想に関する主張を訴える。安倍政権で連立与党を組む公明も絡み、綱引きは複雑化している。
「『大阪市廃止・分割構想』には反対です」。今月4日、自民府連は全国紙各紙の大阪発行紙面に、首相の写真入りの広告を掲載した。自民国会議員は「支持者が維新に流れていた。府連と官邸が一枚岩だと示したい」と狙いを話す。告示の3日には谷垣禎一幹事長が大阪市内で街頭演説し、「『官邸が賛成しているのに府連は反対』と維新が言うのは、言い過ぎだ。都構想がいいか決めるのは、首相でなく大阪の皆さんだ」と呼びかけた。
一方、都構想を説明する維新のチラシには首相と菅義偉官房長官の似顔絵入りで「都構想に首相、菅長官、政府自民党は賛成」と書かれている。維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は「安倍自民党は都構想に『賛成』とはっきり言っている。大阪の自民は自分のことしか考えていない」と、自民府連を批判。府連の広告についても5日、「首相は『都構想は意義がある』と国会で言っている。賛成じゃないですか」と反論した。
首相は今年1月の衆院本会議で、都構想について「二重行政の解消の目的は重要」と答弁。一方、自民が対案として示し、知事、市長と議会が話し合う調整会議の根拠となる改正地方自治法についても、昨年4月の衆院委員会で「これによって二重行政の解消が進む」と話している。
一方、公明の府議、市議候補は告示直前まで、山口那津男代表、首相、候補者の顔写真が入ったポスターを張っていた。ある府議候補の陣営は「自公連立を強調し、自民支持層にも浸透できればいい」ともくろむ。山口代表はこの候補の応援演説で、公明が取り組むドクターヘリのパイロット養成について「私が首相に質問し、議論を始めた」と成果をアピールした。
こうした動きに対して共産の志位和夫委員長は5日、JR大阪駅前の街頭演説で「二つの審判を下してもらいたい。一つは安倍暴走政治ストップ、もう一つは橋下維新政治への退場の審判だ」と対決姿勢を鮮明にした。国会で安倍政権と対峙(たいじ)する民主は、今回の選挙で府議、市議候補ともほとんど首相批判をしていない。ある市議は「今回の選挙は対維新だ」と言い切る。【大久保昂、山田毅、寺岡俊】
4253
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:17:58
http://www.sankei.com/west/news/150410/wst1504100041-n1.html
2015.4.10 11:17
【統一地方選】
公明、危機感あらわ 方針転換も影響 大阪都構想批判“解禁”
(1/2ページ)【統一地方選2015】
橋下徹大阪市長(右)と松井一郎知事に対し、公明の戦いぶりは…
12日投開票の大阪府議選と大阪市議選をめぐり、公明党がかつてない危機感をあらわにしている。党内の事前調査では、当選圏外の候補者が続出。昨年12月に大阪都構想の住民投票実施賛成に方針転換しながら、都構想制度案には反対のまま-という立場が支持者に「あいまい」と受け止められ、支持を固め切れていないとの分析もある。当初は都構想批判を封印、争点にもあげていなかったが、苦境に耐えきれず“解禁”する事態となっている。
方針転換で混乱
「断じて逆転!」「限界突破の猛攻急務」。6日、党機関紙「公明新聞」の1面に、号外級の巨大な見出しが躍った。近畿での苦戦を伝える記事で、特に府議選は各候補者を「絶体絶命」「危機的状況」などとランク付け。15人中10人が落選の危機にあるとした。
公明関係者は「苦戦の原因は都構想の住民投票をめぐる方針転換だ」と嘆く。選挙協力を結ぶ自民党府連も不信感を抱き、協議が難航。「住民投票実施賛成・都構想制度案反対」という主張も支持者から「分かりにくい」との声は消えず、候補者は選挙戦に入る前から支持者への説明に追われた。
ただでさえ府議選は定数が109から88へ21削減された上、選挙区の合区も行われ競争が激化。強い集票力を誇る「常勝関西」の中心地・大阪で全員当選は至上命題にもかかわらず、10人が当選圏外という非常事態に「大阪を救え」と、支持母体の創価学会員が関東圏から約3万人が大挙して大阪を訪れ、親(しん)戚(せき)・知人に投票を呼びかけた。
大物が続々来阪
「何とか勝たせてください!押し上げてください!」
告示日の3日、公明の府議選候補者の応援のため大阪市住吉区を訪れた山口那津男代表は雨の中、声を張り上げた。統一地方選は全国で行われているにもかかわらず、大阪入りはすでに3回目。1週間前にも訪れたばかりで、この翌日も府内4カ所を回った。
公明府本部幹部は「代表が告示前から何度も来るのは初めて。それだけ大阪が危ないということ」と打ち明ける。告示以降、太田昭宏国土交通相や北側一雄副代表ら大物が続々と大阪入りしており、党の危機感を浮き彫りにしている。
都構想批判“解禁”
「都構想は統治機構を変えるだけ。もっと大事なことは皆さんの生活だ」
9日に大阪市内で行われた府議選と市議選の公明候補者による演説会で、市議選の現職候補は持ち時間の半分以上を都構想批判に費やした。
公明は告示時点では「都構想は争点ではない」との見解を示していたが、5日になって府本部幹部が市議らにメールで、「中途半端な対応で、自民のみならず共産にも票が逃げている。都構想反対は改めて訴えた方がよい」と通達した。
早速、都構想批判を始めた陣営関係者は「活動しやすくなった」と歓迎。終盤に向けて「都構想反対を訴え、支持者の票を固めたい」としている。
4254
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:18:35
http://www.sankei.com/west/news/150410/wst1504100019-n1.html
2015.4.10 07:17
【統一地方選】
「実現したらここは新中央区」橋下市長の言葉にも希望と不安 都構想に揺れる西成区
(1/3ページ)【統一地方選2015】
あいりん地区の労働者支援の拠点としての役割を担ってきたあいりん総合センター=大阪市西成区
大阪都構想を争点とした大阪市議選で西成区の民意が揺れている。治安面などの負のイメージに悩んできた西成が新「中央区」の官庁街として整備されるという都構想の未来図を歓迎する声がある一方、自治体の枠組みが変わることに不安を覚える住民も少なくない。市議選は5月17日の住民投票の前哨戦。象徴的な西成選挙区での投票行動に注目が集まる。
新区庁舎所在地に
「大阪都になれば、ここは新中央区。大阪の顔になります」。5日、大阪維新の会代表の橋下徹市長は西成区内で開いた演説会で、都構想による変革の象徴が西成であることを訴えた。
5月17日の住民投票で賛成多数となった場合、西成区は税収の多い中央区、浪速区、西区、天王寺区と特別区の新「中央区」になる。
都構想の制度設計を担った大阪府市大都市局は新中央区の本庁舎には交通利便性などから浪速区役所が最適としていたが、維新は政治判断から西成区役所に決め、官庁街を整備する青写真を描いている。
つきまとうイメージ
西成区民は長年、負のイメージに悩まされてきた。日雇い労働者が集まるあいりん地区では過去に労働者らが放火や投石などの暴動を起こし、警察部隊と衝突。ごみの不法投棄や薬物密売も横行した。
「西成に住んでいることを伝えるときに後ろめたさを感じることがある」。西成区の自営業の男性(74)はこう漏らす。
橋下氏は平成23年に市長に就任し、「西成が変われば大阪と日本が変わる。西成をえこひいきする」とアピールした。警察などと連携しながらごみ収集や薬物取り締まりを強化し、福祉などの予算も重点的に配分。老朽化が深刻視されていた「あいりん総合センター」を建て替え、あるいは改修する方針もまとめた。
地元町会の世話役を務める男性(84)は、もともとは自民党支持者だったが、いまは都構想の実現を望んで維新を応援する。
「市外に住む息子に『今のままの西成なら、帰って一緒に住むことはできない』と言われている。このチャンスを逃しては二度と西成は生まれ変われない」
4255
:
チバQ
:2015/04/11(土) 01:19:10
西成が大好き
だが大きな変革に慎重な意見もある。あいりん地区で日雇い労働者を支援するNPO法人の男性理事長(64)は「行政の線引きを変えただけで解決できるほど、あいりんの問題は小さくない」。特別区になった場合、逆にいまの西成への手厚い行政的な支援が弱まることも懸念する。
町会役員の女性(73)は、「中央区なんてなじみがないし、やっぱり私は今の西成が良い。西成が大好きな住民もいることを知ってほしい」と話す。
町名をめぐっても意見はさまざまだ。中央区以下に西成を残すかは各町の判断に従うとしており、橋下氏が維新の演説会場で行った挙手のアンケートでは、聴衆のほとんどが「残さない」という意思を示した。
だが自民が行ったアンケートでは「絶対に残してほしい」が12・6%、「特段のことがなければ残していい」が36・8%に上る。
住民投票に照準
維新は市議選の西成選挙区(定数5)に現職と新人の計2人を擁立し、幹部の一人は「都構想の象徴区として落とすわけにはいかない。2議席取れれば住民投票にも弾みがつく」。
都構想に反対する公明、自民、民主、共産の各党は、それぞれ現職候補が出馬した。
選挙戦では4党内で都構想反対票を奪い合う形になるが、自民陣営は4党の切磋琢磨で反対票の上積みを狙う。「維新の2人に過半数の票をとられたら、この性急な改革を認めざるを得なくなる。4党でそれを防ぐ」
4256
:
とはずがたり
:2015/04/13(月) 07:17:03
生駒定数4は民共が落選して自2に維新と市民派無所属が当選したようだ。前回まで投票してた民主高柳だが,落選歓迎,荒井なんか相乗り支援する奈良民主が悪い。
また同じく労組系主体の大阪民主も大敗したようだ。いい加減大阪都構想に賛成して国政レベルでの共闘を推進せえ
4257
:
とはずがたり
:2015/04/13(月) 08:30:13
朝日新聞によると前回2011年に21から10に激減した民主は今回9人擁立で1議席と8年前比95%減の激減w
大阪民主は連合主体だしなぁ。
(大阪府)
維新 府議選42議席
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20150413-OYTNT50196.html?from=oytop_ymag
2015年04月13日
12日に投開票された統一地方選前半戦の府議選(定数88)、大阪市議選(同86)、堺市議選(同48)は、「大阪都構想」が最大の争点となるなか、唯一推進する大阪維新の会が、府議選、大阪市議選ともに議会第1党を守った。獲得議席は府議選が42、大阪市議選が36。維新は堺市議選でも擁立した14人全員が当選し、第1党を確保した。一方、民主は大阪市議選で議席を失い、府議選、堺市議選でも議席を減らした。投票率は府議選が45・18%(前回46・46%)、大阪市議選が48・64%(同49・27%)、堺市議選は47・86%(同49・42%)で、いずれも前回選を下回った。
4258
:
とはずがたり
:2015/04/13(月) 08:36:32
>民主党は議席を減らし、第3党の座を公明党に譲った。
(京都府)
府議選自民第1党堅持
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20150413-OYTNT50193.html?from=oytop_ymag
2015年04月13日
統一地方選・前半戦の府議選と京都市議選が12日、投開票され、府議60人(無投票当選の1人を含む)と、市議67人の新しい顔ぶれが決まった。自民党が府議選、市議選とも第1党を堅持。府議選では共産党が14議席を獲得、民主党の9議席を上回った。市議選では共産党が前回比3議席増で第2党を維持。民主党は議席を減らし、第3党の座を公明党に譲った。統一選初参戦の維新の党は府議選で2議席、市議選で4議席を確保し、地域政党・京都党は市議選で5議席を得た。投票率は府議選が41・75%(前回44・48%)、市議選が40・95%(同42・90%)で、いずれも過去最低だった。
4259
:
とはずがたり
:2015/04/13(月) 08:41:43
素晴らしい。嘉田ちゃんは後半自民の過半数に苦しめられたからなぁ。
内訳見ると共産が躍進したようだ。44議席で21議席だから過半数目前ではあるな。。
自民21 民主しが15 共産3 公明2
(滋賀県)
新県議44人決まる
2015年04月13日
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20150413-OYTNT50110.html?from=yartcl_popin
◇自民系過半数割れ
定数、選挙区とも3削減して行われた県議選(定数44、選挙区13)は12日投開票され、無投票の5選挙区(12人)を含め、44議席が確定した。内訳は現職33、新人10、元議員1。自民党は推薦を含め28人を立てたが、当選は21人と、現有26議席から減り、前回選で回復した過半数を再び割り込む結果となった。知事与党を自任し、統一会派を組む民主党とチームしがは、共倒れを防ぐために擁立を18人に絞ったが、15人の当選にとどまった。公明党は現有2議席を維持。前回、全議席を失った共産党は3議席を奪還した。勢力図の変化を受け、各会派の今後の動向が注目される。投票率は46・54%で、過去最低だった前回の49・69%を下回った。
2015年04月13日
4260
:
チバQ
:2015/04/13(月) 21:56:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150413-OYT1T50031.html
大阪市議選で民主退潮…11人公認も当選ゼロ
2015年04月13日 08時53分
大阪市議選は140人が24選挙区の86議席を争った。
最大会派で38人を擁立した大阪維新の会は36人が当選し、第1党を維持した。前回33議席を獲得した維新は、その後、離党などで告示前の議席は29まで減っていた。今回、維新は全24区中11選挙区で複数候補を立て、9選挙区で全員が当選した。
20人を公認した公明は、19人が当選したが、1人が落選。市議選での落選は1999年以来で、昨年末に大阪都構想の住民投票への協力姿勢に転じたことへの批判は大きく、市議選にも影響したとみられる。
一方、前回17人が当選した自民は、23人中19人が当選。政権与党としての支持を得て、公明と並び、第2党となった。11人を公認した民主の当選者はゼロ。退潮傾向が加速した。
共産は全24区に候補者を擁立し、前回より1人多い9人が当選。躍進した昨年12月の衆院選の勢いを保った格好だ。無所属は3人が当選した。
2015年04月13日 08時53分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4261
:
チバQ
:2015/04/13(月) 22:01:00
http://www.asahi.com/articles/ASH4F5D4FH4FPTIL01L.html
橋下氏「重く受け止める」 府議選、市内で7人落選
2015年4月13日16時22分
大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は13日午後、統一地方選の結果について「一定の結果を出してくれたというのは、各候補者がこれまでの改革の必要性をしっかり説明してくれた結果なのかと思う」と評価した。
維新は大阪府議選で目標としていた過半数に届かなかったものの、大阪・堺両市議選も含めいずれも第一党となった。一方、府議選で大阪市内の維新候補が7人落選したことを挙げ、「重く受け止めなければいけない」とも語った。
大阪都構想の是非を問う5月17日の住民投票への影響については「選挙の結果は関係ない」と否定しつつも、「都構想の中身はきちっと説明し、分からないという人や維新以外を支持する人にご理解いただきたい」と話した。
大阪市役所で記者団の質問に答えた。
4262
:
チバQ
:2015/04/14(火) 00:50:27
http://www.sankei.com/west/news/150411/wst1504110037-n1.html
2015.4.11 12:50
【統一地方選】
国政落選組、続々鞍替え「地方で流れ変えたい」
(1/3ページ)【統一地方選2015】
自転車に乗り選挙区を回る神戸市議選の候補者=神戸市兵庫区(頼光和弘撮影)
12日に投開票日を迎える統一地方選の前半戦には、昨年12月の衆院選など国政選挙の落選者が数多く立候補している。「安易なくら替え」との批判も根強いが、候補者は「もう一度、地方から出直して力を蓄えたい」などと声を枯らし、選挙戦最終日も精力的に支持固めを図った。相次ぐ「転身」の背景には、国政選挙で高めた候補者の知名度を生かさない手はないと考える政党側の事情も見え隠れする。
今月7日、神戸市北区の神戸電鉄鈴蘭台駅前で、マイクを握った兵庫県議選の民主新人(57)は「仕事ができる候補です。国とのパイプ役になり、地域発展の即戦力になります」と強調した。
平成21年の衆院選で民主公認で初当選したが、24、26年には落選。「政治の流れを地方から変えなければと痛感した」という。
同市兵庫区では同日、市議選の維新元職(52)が駅前などで演説を続けた。維新元職は市議、県議を経て、24年衆院選で旧日本維新の会公認で初当選。昨年再選を目指したが、涙をのんだ。今回は「有権者のために一番仕事できるのが市議と実感し、妥協ではなく、積極的に志願した」と話す。
ただ、有権者からは厳しい声も。維新元職の事務所前を通りかかった同区の主婦(75)は「何で国会議員やったのに市会に下りたんやろうか。国会のほうがいいやろうに」と首をかしげた。
候補者の多くは「有権者に身近な地方の課題に取り組みたい」などと力説するが、国政から地方選への転身はこれまでの支持者からでさえ、疑問符をつけられるケースが少なくない。
「そんな簡単なものか」
京都府議選の無所属新人(40)は支援者から厳しい批判を浴びた。昨年の衆院選で民主公認で再選を目指したが落選。府議選への立候補を決め、支援者に「一から足腰を鍛え、地域の発展の役に立ちたい」と説明したが、なかなか理解を得られなかったという。
19年に衆院議員から和歌山県議にくら替えし、今回無投票で3選を果たした自民現職(44)は「周囲には混乱した人もいたと思う。『これをやり遂げる』との思いを持たずにくら替えするのは、単なる延命措置ととられても仕方がない」と話す。
滋賀県議選の無所属現職(53)は「国政でなければやりたいことができない」と、22年の参院選に県議の職をなげうって挑戦したが落選、翌年の県議選で復帰した。「福祉政策など滋賀の先進的な取り組みを全国に広めるのが地方議員の役割」と語るが、「他に行くところがなかった部分が大きい」と本音も漏らす。
相次ぐくら替えの背景には、候補者擁立に難渋する政党側の事情も見え隠れする。
兵庫県議選では、共産党公認候補18人のうち7人が、昨年12月の衆院選で敗れた顔ぶれ。党関係者は「衆院選で戦ったことは地名度向上の点でも大きい」と語る。
大阪市議選に立候補している大阪維新の会新人(32)は、24年の衆院選、25年の東京都議選に挑戦。「自分は維新という組織を形成するピースの1つ。どの選挙でも日本を変えていく気持ちに変わりはない」という。
神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「現在の地方選挙は現職に有利で、新人が立候補して勝つことは難しい。国政選挙で顔が知られている候補の方が選挙を戦いやすい」と分析する。
4263
:
チバQ
:2015/04/14(火) 00:51:21
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130071-n1.html
2015.4.13 20:40
【統一地方選】
「京都党」や「神戸志民党」など伸びず 地域政党の苦悩 「自民強かった…」
(1/2ページ)
12日に投開票が行われた統一地方選では、各地で地域政党が党勢拡大を狙って選挙戦に臨んだが、思うように得票を伸ばすことができなかった。地域政党から出発した維新の党は国政でも存在感を示しているが、維新に続く地域政党が新たに生まれるまでにはまだ大きな壁がありそうだ。
■平成生まれの市議誕生
「ほっとしている。安堵(あんど)感で涙も出ない」
京都党から京都市議選に立候補。上京選挙区で初当選した森かれんさん(25)はこう振り返った。京都党は市議会で5人が当選したが、初参戦となった府議選では議席ゼロ。京都市議の村山祥栄代表(37)=左京選挙区=は、「党の威信をかけて臨んだだけに残念な結果だ」と厳しい表情。「結局、自民が強かった」と唇をかんだ。
■政活費改革アピールも
政務活動費の徹底した改革を主張した兵庫県の2つの地域政党も苦戦した。
神戸市議らで結成した「神戸志民党」は県議選に5人、同市議選に11人を擁立したが、市議選当選はベテラン現職の1人だけ。県議選も当選したのは樫野孝人代表(52)=同市須磨選挙区=だけだった。
樫野氏は12日夜、初当選を決めた後も万歳をせず、花束を手に厳しい表情。「地域政党という存在の浸透が図れなかった。じっくりやっていかなあかん」と振り返った。
市民オンブズマン代表らが結成した「無所属チーム議会改革」も、県議選で4人を公認したが、当選は現職の丸尾牧代表(50)=尼崎市選挙区=だけにとどまった。
■嘉田氏もためいき
定数44の滋賀県議選に18人の候補者を公認・推薦し、第一党の座を狙った嘉田由紀子前知事率いる政策集団「チームしが」も目標に届かなかった。公認の3人をはじめ15人が当選したが、現職を含む3人が落選。12日夜、結果を見守っていた嘉田氏は深くため息をつき「大変痛い、残念な結果だ」とつぶやいた。
チームしがは、昨年7月の知事選に伴い結成。「滋賀のことは滋賀で決める」と訴え、三日月大造知事を誕生させた経緯がある。
今回の県議選では、知事与党としての地位強化をねらったが、候補者選定も難航し、対抗する自民側からは「スタートラインにすら立てていない」と揶揄(やゆ)されるほどだった。
同志社大政策学部の真山達志教授(行政学)の話「投票率が低くなれば浮動票を頼みの地域政党は選挙戦で不利になる。今回の選挙結果は投票率が低かったことも影響しているだろう。地域政党を活性化させるには、地域の課題解決に取り組むことが魅力的なことだという意識を住民に広げていくことが大切だ」
4264
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:36:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk29010576000c.html
選挙:知事選検証 有権者、厳しい視線 荒井氏、組織戦に「異変」 山下氏「関心を呼び起こせず」 /奈良
毎日新聞 2015年04月14日 地方版
◇投票率、07年以降最低
「県と市町村が手を組む『チーム奈良』の動きを止めないでほしい」。知事選の投開票前日の11日夜。奈良市の近鉄奈良駅前で現職の荒井正吾氏(70)が最後の訴えに力を込めた。壇上の荒井氏の周りには「○○市長」「○○村長」などと肩書を記した赤いベスト姿の21市町村長。不可解そうに通り過ぎる通勤客らの姿も見られた。
荒井氏は自民、民主、公明、新党改革が推薦。生駒市を除く38市町村長が後援会役員に就く組織戦を展開した。荒井氏は昨年以降、各自治体と「まちづくり協定」を次々と締結。各首長は「奈良を任せられるのは荒井さんしかいない」と持ち上げた。
今年1月に出馬表明した前生駒市長の山下真氏(46)はこの状況を「しがらみが県政を停滞させている」と批判。県営プール跡地(奈良市)のホテル開発など大型事業の見直しを掲げ、刷新を訴えた。結果は5万5000票余りの差で荒井氏が山下氏の猛追をかわして3選。しかし、奈良市などで山下氏の得票が多かったことは、荒井陣営に衝撃を与えた。
荒井氏は当選後、今回の選挙について問われて「一言で表すなら雲をつかむような感じだった」と振り返った。2期8年の県政に大きな失点があったわけではない。ただ、有権者の間には「閉塞(へいそく)感」があった様子がうがえる。
毎日新聞が12日に投票した有権者約1000人に実施したアンケート調査では、過去4年の県政について「満足している」の16%に対して「満足していない」人は35%(どちらとも言えない47%)。不満な人の7割弱が山下氏に投票した。
有権者の投票行動にも「異変」があった。荒井氏には与野党が相乗りし、約300団体が推薦するなど盤石の体制が築かれていたはずだった。しかし、アンケート調査では自民支持層の3割強、民主支持層に至っては6割強が山下氏に投票。政党や業界団体、労組などの影響力の低下もうかがえた。
一方、山下氏ら対抗馬も民意をすくい取れただろうか。知事選の投票率は51・05%で、統一地方選で知事選が県議選と同日になった2007年以降では最低。山下氏は「県民の関心を呼び起こせなかった」と振り返った。昨年12月の衆院選で県内投票率が過去最低を記録した流れは変わっていない。
昨年5月に民間有識者会議が若年女性の減少から県内26市町村が消滅する可能性を指摘した。地域社会は急速に変容する中、喫緊の政策課題にどう取り組むのか。荒井氏へ投票した人は全有権者の4分の1に過ぎない。県民は厳しい視線を向けている。【宮本翔平、松本博子、伊澤拓也】
◇市町村別得票、3市町で競り負け 荒井氏、前回より1万票減
現職・荒井正吾氏は次点の前生駒市長、山下真氏に5万5745票の差を付けて3選を果たした。ただ、県医師会長ら2新人と争った2011年の前回選より得票は約1万票減少。3市町で山下氏に競り負け、得票率は約50%にとどまった。
山下氏は地盤の生駒市で約9600票、県内最大の票田・奈良市で約3700票、平群町で約1000票上回った。一方、県中部、南部では劣勢で、県全体では荒井氏に得票率で約10ポイント差を付けられた。
共産公認の谷川和広氏は、前回選の共産推薦候補に比べて約2万票減らした。山下氏と同様に荒井氏の批判票の受け皿を目指したが、浸透できなかった。
県全体の投票率は51・05%(前回52・21%)。市部では奈良市は52・07%、生駒市で52・35%とやや高かったが、県議選がいずれも無投票だった御所市が県内最低の40・05%、五條市は46・50%を記録するなどおおむね低迷。最も高かったのは山添村の80・65%だった。【宮本翔平】
4265
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:39:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk26010549000c.html
’15統一地方選:府議選/京都市議選 共産、府でも第2党 第3極も存在感 民主、大幅退潮 /京都
毎日新聞 2015年04月14日 地方版
12日に投開票された統一地方選前半戦の府議選と京都市議選。ともに共産が躍進した一方で、民主は府議会で第2党から転落して市議会でも大幅な退潮。議会地図は様変わりした。維新、地域政党・京都党という第3極も一定の存在感を示し、「反自民」色の強い無党派層の票が、選挙ごとに漂う状況がうかがえる結果となった。【藤田文亮、野宮珠里】
「要求をどんどん言ってもらい、みなさんが笑顔で暮らせるように頑張ります」。市議選南区(定数5)で初当選した共産の森田由美子さん(46)は13日朝、JR西大路駅前でマイクを握り力強く抱負を語った。南区では、民主元職、京都現職が落選する一方、共産は2議席を獲得した。
共産は市議選右京区(同9)と伏見区(同12)で各3議席を獲得するなど全11選挙区中6選挙区で複数当選。府議選でも右京区(定数5)と伏見区(同6)で各2議席を確保するなど勢いを見せた。市議選、府議選とも前回選より3議席を上乗せし、各18議席、14議席とし、ともに自民に次ぐ第2党となった。
共産は2013年の参院選で15年ぶりに府内の選挙区議席を獲得。昨年末の衆院選でも比例代表得票が19万票を超え、好調が続く。共産府委員会の金森亨書記長は「国民的議論なしの安倍(政権の)暴走政治への怒りや、住民の要望を地道に政治に届けてきた党の活動への評価が躍進につながった」と分析した。
一方の民主。府議選では前回選を6議席下回る9議席、市議選でも6議席下回る7議席しか獲得できなかった。府議会では民主系無所属2人を足しても11議席で共産に抜かれて第3会派に転落し、市議会では公明(11議席)にも抜かれて第4会派になる見込み。府議選で伏見区(定数6)、市議選では山科区(同)、右京区(定数9)でいずれも公認2候補が共倒れしたことが響いた。
特に山科区は、衆院選京都2区で圧倒的な強さを誇る前原誠司衆院議員の選挙区内。府議選(同3)でも議席を獲得できず、「地方議員ゼロ」になった。市議選で落選した現職の松下真蔵さん(41)は「二兎追う者は一兎をも得ず。(山科区の)衆院比例票は民主が維新を上回っていたのだから、一本化していれば(当選した)維新候補の上を行けた」と悔しさをにじませる。
民主府連会長の泉健太衆院議員は「『共倒れ』選挙区はいずれも僅差で、裏を返せば2議席獲得もあり得た」と振り返るが、連合京都の橋元信一会長は「集団的自衛権や原発など、政策の立ち位置が中途半端で対立軸を示せなかったことが共産との大きな差」と苦言を呈した。
第3極は、維新が府議選2人と市議選4人を、京都が市議選で5人を当選させた。維新の田坂幾太府総支部代表は「維新も京都も、そして民主も、『風』のない生の現実が出たのではないか。今後の政策や活動で、本当の実力が問われることになる」と指摘している。
◇女性府議2割に 41道府県トップ
今回の統一地方選で実施された41道府県議選で、当選した女性議員は前回比27人増の207人で過去最多となり、このうち府議選(定数60)は当選者に占める女性比率(20%)が41道府県(平均9・06%)でトップだった。
告示前も女性議員は9人で比率は15%と高かったが、今回は12人が当選。共産が前回の4人から6人に増やし、無所属も0から1人となった。自民、民主の各2人、公明の1人は前回と同数だった。
宇治市・久世郡選挙区で当選した民主新人の田中美貴子さん(55)は、宇治市議を4期務めて議長も経験したベテラン。「女性は現場に近ければ近いほど力を発揮するので、地方議会こそ女性が必要。そのために、出産などで女性が活躍しにくい今の議会の仕組みを、党派を超えた協力で変えていきたい」と話している。
舞鶴市選挙区で初当選した無所属新人の元衆院議員、小原舞さん(40)は、府北部初の女性府議となった。この日、「子育て・介護・働き方など、より暮らしやすい環境作りに全力で当たりたい」と抱負を語った。
京都市議会の女性議員は67人中12人で、全体の17・9%。政令指定都市は全国的に女性議員が多く、平均(17・4%)との大きな差はない。【藤田文亮、鈴木健太郎】
4266
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:39:33
◇府議選41・75% 市議選40・95% 投票率最低更新
府議選、京都市議選の投票率はともに過去最低を更新した。昨年12月の衆院選でも過去最低を記録したが、国政、地方選問わず、近年の低投票率傾向が顕著になった。
府議選は、東日本大震災直後の自粛ムードの影響でこれまでの最低を記録した前回選の44・48%をさらに2・73ポイント下回る41・75%だった。市議選でも、前回選の42・90%を1・95ポイント、阪神大震災などの影響で過去最低だった1995年の41・39%を0・44ポイント下回る40・95%となった。
市選管は「大変残念な思い。18歳から選挙権を持つことが現実化しつつある中で、特に若者の投票行動向上に向けた啓発に一層取り組んでいきたい」としている。【藤田文亮】
4267
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:41:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk25010520000c.html
選挙:県議選 自民21、民主・チームしが15 過半数へ多数工作も /滋賀
毎日新聞 2015年04月14日 地方版
12日投開票された、統一地方選前半の県議選(定数44)で県議会の勢力図は大きく変化した。自民系は改選前(26)から5議席を減らして21となり、議会定数の半数(22)を割り込んだ。選挙区調整をして候補を絞り込んだ民主・チームしがも改選前(17)から2減の15。今後、他会派を巻き込んだ多数派工作が活発化しそうだ。
自民は、長浜、草津、高島の各市選挙区で公認候補が落選。特に高島市では現新2人が「共倒れ」した。自民県議団を離脱した5人が所属する自民颯新(さっしん)の会は1人が出馬を見送り、3人が落選。唯一当選した大津市選挙区の目片信悟さんは13日、「今後の対応は未定」と話した。
民主・チームしがは18人を公認・推薦。米原市選挙区で新人の角田航也さんが当選を果たしたが、3選挙区で敗れた。
共産は大津、長浜、草津の各市選挙区で計3人が当選を決め、4年ぶりに議席を奪還。公明は大津市で2人が当選を決め、現有2議席を確保した。県議会ではそれぞれ会派を結成する見通しだ。
一方、大津市選挙区の蔦田恵子さんら3人が政党から公認・推薦を受けずに当選した。新たに会派を結成する可能性もあり、当面は情勢が流動化しそうだ。【加藤明子】
4268
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:42:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddn041010006000c.html
選挙:大阪府議選 スタッフがたすき、候補者になりすます 公選法抵触か
毎日新聞 2015年04月14日 大阪朝刊
12日に投開票された大阪府議選の大阪市西成区・大正区選挙区(定数2)で落選した自民新人、古松慶之氏(39)陣営の男性選挙スタッフが、選挙期間中に候補者本人の氏名が書かれたたすきを掛け、本人になりすまして支持を呼び掛けていたことが分かった。公職選挙法の規定で、選挙運動用のたすきの使用は候補者本人に限定されている。府選管は「公選法に抵触する可能性がある」としている。
古松氏によると、選挙スタッフが6日昼ごろ、古松氏の名前が入った予備用のたすきを身につけて大阪市西成区の地下鉄天下茶屋駅前に立ち、通行人らに「古松をよろしくお願いします」と呼び掛けた。医師でもある古松氏が選挙期間中に「トレードマーク」としていた白衣を着用していた。通行人から指摘され、すぐに中断したという。古松氏は現場近くにはいなかった。
古松氏は毎日新聞の取材にスタッフの行為を事前に知らなかったとした上で「よかれと思ってやったようだが、本当に情けない話。皆さんにご迷惑をお掛けし申し訳ない」と話した。【林由紀子】
4269
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:48:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk30010454000c.html
’15統一地方選:県議選振り返る 維新参戦で野党明暗 県内初議席、無党派の流れ取り込む /和歌山
毎日新聞 2015年04月14日 地方版
12日投開票された県議選(定数42)は自民党が圧倒的な強さを示した一方、野党では明暗が分かれた。初めて県議選に候補を立てた維新の党が初議席を獲得したのに対し、民主党は現有1議席を守るのに苦戦を強いられ、躍進を狙った共産党は逆に議席を減らした。大半の候補が従来型の組織選挙を展開する中、無党派層の票が維新に傾いた結果と言えそうだ。【稲生陽、入江直樹】
「維新が予想以上に強いらしい」
定数15に17人が出馬した和歌山市選挙区。維新新人の菅原博之氏(59)について多くの他陣営は当初、当選ラインには届かないと踏んでいた。だが選挙戦中盤にこんな情報が入り始めた。
菅原氏は選挙直前の2月から活動を始めた。支援組織もなく、人が集まる見通しも立たないことから個人演説会の開催も結局、見送った。支持を訴えた方法は徹底的な街頭活動とチラシ配布。それでも7540票を獲得し、一緒に街頭を回った元県議の山下大輔・党県副代表の2011年前回選での得票数7115票を上回った。
当選後、菅原氏は「時間も組織もない自分には道端で政策を訴える方法しかなかった」と話し、山下副代表は「中盤からは住宅街を回るとわざわざ家から出てきてくれる人もいた。政策への期待を感じた」と語った。一方で「有権者が選んだのは政策でなく維新という看板」(他陣営)との見方もある。
◇共産、票割りに失敗 16年ぶり3議席に
現職4人を含む6人を擁立した共産は3議席にとどまった。和歌山市での得票は2候補で計1万4817票と前回選より約1400票増。本来なら2人とも当選できる票数だったが、うまく二分できなかった。紀南唯一の議席だった西牟婁選挙区でも敗れ、5議席に躍進した1999年の県議選以来16年ぶりに3議席に減った。下角力・党県委員長は「票数自体は増えており、我々の政策の支持は広がったはず」と振り返った。
◇民主、当選も最下位 「ここまで厳しいとは」 和歌山市
民主党県幹事長の浦口高典氏(60)は4選を果たしたものの、次点と170票差での最下位当選。「これまで得てきた『ふわっとした民意』の票を全て維新に奪われた。ここまで厳しいのは予想外」と動揺を隠せない。党県代表の岸本周平衆院議員も「(県議会で議席が)絶滅せずに済んで良かった」と胸をなで下ろしたが「政策を訴えても、有権者は関心を示してくれなかった」とがっくりしていた。
元同党県代表の無所属、藤本真利子氏(61)も、今回は党推薦も受けなかったが、前回選の8377票から大きく票を減らし6774票。当選順位は下から2番目だった。
いずれもこれまで支持団体の票に上乗せされてきた無党派層の一定票が菅原氏に流れたとみられる。
4270
:
チバQ
:2015/04/14(火) 22:02:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddf041010015000c.html
’15統一地方選:兵庫県議選 政活費、ベテラン涙 「観光」「茶菓子代」落選
毎日新聞 2015年04月13日 大阪夕刊
野々村竜太郎元議員の「号泣会見」を発端とする政務活動費の問題が争点の一つとなった兵庫県議選では、ともに不適切な支出を指摘されて返還を余儀なくされたベテランの自民現職、加茂忍氏(川西市・川辺郡選挙区)と岩谷英雄氏(姫路市選挙区)が落選した。
加茂氏は九州を訪れた調査研究費として政活費を支出。熊本県天草市の天草キリシタン館で入館400万人目となり、地元紙などに夫婦の写真付きで掲載されたことで政活費の充当が発覚、約105万円を返還した。
領収書コピーの使い回しが問題視された岩谷氏は、住民との会合で出した茶菓子代の一部など約169万円が不適切とされて返した。
県議選では両氏とも、街頭演説などで頭を下げる「おわび行脚」を続けた。加茂氏は「石にしがみついてでも勝利し、仕事で皆様に恩返ししてこそ真の反省」などと訴えていた。しかし、加茂氏は6選、岩谷氏は9選を果たせなかった。
一方、政活費問題追及のために結成された地域政党「無所属チーム議会改革」公認の現職、丸尾牧氏(尼崎市選挙区)は当選。野々村氏の地元、西宮市選挙区では、同公認の森池豊武氏と高橋倫恵氏の新人2人は落選した。【久保聡、釣田祐喜、岸川弘明】
4271
:
チバQ
:2015/04/14(火) 22:02:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk25010504000c.html
’15統一地方選:県議選 民意届け、県政へ 自民系、半数届かず 民主・チームしが、後退 /滋賀
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
統一地方選前半の県議選が12日、投開票された。無投票の近江八幡市・竜王町▽守山市▽栗東市▽甲賀市▽湖南市−−の5選挙区を除く8選挙区で32人が当選を決め、44議席が確定した。過半数を占めていた自民系は今回、半数に届かず、高島市選挙区では初めて議席を失った。一方、選挙区調整をして候補を絞った民主と政治団体「チームしが」は後退。公明は2議席を維持し、前回選で全3議席を失った共産は3議席を獲得した。全体の投票率は46・54%で、前回の49・69%を下回り、過去最低を更新した。【加藤明子、村瀬優子、桑田潔、西村浩一】
◇共産復活、公明維持
最大の焦点は、自民系が2011年前回選に続き、過半数を維持するかどうか。公認・推薦を受けた候補者数(無投票を含む)は、自民28▽民主・チームしが18▽公明2▽共産6だった。
県議選では、07年に嘉田由紀子前知事に近い議員が躍進し、自民は半数割れ。11年は一転、自民が単独過半数を奪還する「振り子現象」が起きていた。定数が前回より3減となった今回も、多くの選挙区で自民系と民主・チームしがの候補が争う構図に。公明は大津市のみに、前回選で議席を失った共産は5選挙区に候補を立てた。一方、維新が擁立を見送ったこともあり、各候補は無党派層などの取り込みを狙って街頭演説に力を入れた。
自民は唯一、議会定数の過半数23を上回る28人を擁立。各候補は実績を強調して地盤固めを図ったが、保守分裂で厳しい戦いを強いられる候補もいた。
民主・チームしがは、三日月大造知事を誕生させた昨夏の知事選の再現を狙ったが、公認・推薦は18人のみ。選挙後、会派外の議員を取り込む前提で「第1会派」を目指した。
共産は代表質問と全委員会所属の条件となる5議席を目標に設定。県議選では初めて志位和夫委員長が来県し、党派を超えた支持を呼びかけた。
公明は6期務めた現職が引退。陣営から選挙戦の出遅れを懸念する声も上がっていたが、山口那津男代表らの応援も得て、2議席維持を目指した。
◇角田さん(米原)初当選 県議会議長を破る チームしが
米原市選挙区(定数1)では、「世代交代」を訴えたチームしが新人、角田航也さん(42)が初当選を決めた。自民党颯新(さっしん)の会に所属し、今回は無所属で出馬した議長の赤堀義次さん(77)を破った。
角田さんはチームしが公認の3人の中で唯一の新人。代表を務める嘉田由紀子前知事が終盤、応援演説をしててこ入れを図った。
米原市飯の事務所では当選確実の一報に支援者から拍手が起きた。角田さんは「国、県、市のパイプ役として、しっかりと有権者の声を届けられるよう頑張りたい」と語った。
赤堀さんは前回、無所属で当選。その後、自民県議団に所属したが、昨春の議長選で同じ選挙区で議席を分け合った辻村克さん(74)=引退=と争い、除名された。今回は自民に公認申請したが認められなかった。
選挙区の統合で実質定数が1減となった彦根市・犬上郡選挙区(定数4)では民主現職の中沢啓子さん(56)が5選を決めた。犬上郡出身の夫(53)の協力も受け、幅広い地域から支持を集めた。
◇長浜で初議席獲得 新人杉本さん笑顔 共産
長浜市選挙区(定数4)では、共産新人の杉本敏隆さん(62)が初当選を決めた。市議、漁協組合長、湖北町グラウンドゴルフ協会事務局長など、長年にわたる地道な活動で培った人脈を生かし、同選挙区で共産初となる議席を獲得した。
杉本さんは長浜市内で支援者と万歳を繰り返し、「湖北長浜の住民の声をまっすぐ県政に届けたい」と抱負を述べた。
前回全3議席を失った共産は「県議会がオール与党化し県政のチェック機能を失った」と主張。杉本さんも連日、住宅街などを選挙カーで回り、30〜40カ所で街頭演説を重ねた。反戦、反原発、県立高校再編反対、県内の格差を示す「南高北低」の是正などの訴えが幅広い支持を得た。
4272
:
チバQ
:2015/04/14(火) 22:03:01
◇佐野さん(大津)5選 党の顔、他候補に隙見せず 自民
大津市選挙区(定数10)では、自民現職、佐野高典さん(66)が5期目の当選を果たした。今回選で唯一、自民、民主、公明、共産各党が候補を擁立した激戦区。自民県議団代表と党県連幹事長を務める「自民の顔」の当選に、関係者は胸をなで下ろした。
当選確実の一報が入ると、佐野さんは大津市今堅田2の事務所で支援者にあいさつ。「地方創生、医療福祉の充実という訴えは間違っていなかった。県民福祉の向上、県土の発展のため、この身を燃やしたい」と語った。
前回選では、地盤としている市北部から保守系無所属、民主、対話の候補が出馬したが、地域で保守系候補が1人になった今回は、付け入る隙を見せなかった。38歳で市議初当選。以来28年の議員生活を支えた1万人を超える後援会を中心に票を固めた。
◇高島は議席失う
高島市選挙区(定数2)では自民現職の石田祐介さん(50)が涙をのんだ。調整不足で自民新人の万木豊さん(51)と保守分裂の選挙戦となり「共倒れ」した。自民は同選挙区で初めて議席を失った。
4273
:
チバQ
:2015/04/14(火) 23:13:27
>>4164
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20150413000146
庁舎増改築、三たび提案へ 住民投票受け滋賀・高島市長印刷用画面を開く
高島市役所本庁舎の位置を問う住民投票の結果について記者会見で語る福井市長(同市役所)
高島市役所本庁舎の位置を問う住民投票の結果について記者会見で語る福井市長(同市役所)
滋賀県高島市役所本庁舎の位置を問う住民投票の投開票から一夜明けた13日、福井正明市長が記者会見し、新旭庁舎の増改築案への賛成が有効投票者の約68%を占めた結果を受け、「民意が明らかにされた。臨時市議会を招集し、本庁舎の位置を今津町から新旭町に変更する条例改正案を三たび提案したい」と明言した。市は同日、臨時市議会を27日に開く方針を明らかにした。
住民投票は滋賀県議選と同時に行われ、投票率は67・85%。福井市長が主張する新旭庁舎の増改築案に1万8565票、合併協定通りに今津町で新築する案には8692票が集まった。
条例改正案は、昨年9月と今年3月の市議会でいずれも否決された。3度目の提案に向け、「市議会には投票結果を受け止め、冷静に判断してほしい。新旭案への市民の賛成を得たことや、(住民投票条例で明記された)市議会が投票結果を尊重しなければならないことを振りかざす考えは毛頭ない」と市議会の判断に委ねる姿勢を強調した。
今津案には有効投票者の約31%が賛成しており、「地域活性化につながる庁舎予定地の利活用策を早急に考えるなど、さまざまな施策を通じて理解を求めていく」との考えを示した。
住民投票の実施決定からわずか1週間で告示し、「時間が短すぎる」と批判を受けた点については「1、2カ月空けると、多くの人が問題への関心を持つのかどうかが疑問。県議選との同時実施は間違っていなかったのでは」と説明。643票が白票だったことに触れ、「庁舎問題は市と市議会が議論して決めるべき、との考えもあったのでは」と推測した。
【 2015年04月13日 22時20分 】
4274
:
チバQ
:2015/04/14(火) 23:17:15
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130073-n1.html
2015.4.13 21:10
【統一地方選】
「常勝関西」公明、衝撃の1敗 都構想めぐる方針転換に不満くすぶる
12日投開票の大阪府議選と大阪市議選で、厳しい選挙戦を強いられた公明党内に不満がくすぶっている。府議選は15人全員、市議選では19人が当選し、底力を見せたが、新人1人が苦杯をなめた。党府本部は「善戦」と胸を張るが、公明にとって支持母体・創価学会の集票力を誇る「常勝関西」の中心地・大阪は強さの象徴。党本部主導の大阪都構想をめぐる方針転換に「中央に振り回された」と不満を漏らす議員も多く、党内にしこりを残した。
■「善戦」も落胆
「市議選では1つ落選となったが、府本部としては善戦することができた」
13日未明、府議選と市議選の大勢判明後の記者会見で、佐藤茂樹府本部代表が選挙結果を総括した。
府本部は当初、複数の落選者が出ることを覚悟していた。とりわけ定数が109から88へ大幅削減された府議選では当選圏外と目された3人の選挙区を最重点区として、山口那津男代表自ら何度も現地入り。さらに、創価学会員約3万人が関東圏から来阪し、親戚(しんせき)・知人に投票を呼びかけるなど組織をあげて15人全員を当選圏内に押し上げた。
■矛盾抱えた選挙
しかし、市議選では此花選挙区の新人、大西敏一氏(54)が落選した。公明にとって選挙は全員当選が至上命令だが、平成23年の前回府議選で32年ぶりに落選者を出したのに続き、大阪でまたも議席を落としたことで「府議選の全員当選よりも市議選で1人落選した方が大きい」と党内には敗戦ムードが漂う。府本部幹部は「方針転換はひどい話。矛盾の中での選挙でこんな苦しい戦いはない」と党本部に矛先を向ける。
都構想を推進する大阪維新の会代表の橋下徹市長が、今回の選挙を都構想の賛否を問う住民投票(5月17日)の前哨戦と位置づけたことで、市内を中心に都構想への関心が高まった。
昨年末の衆院選で比例票が府内トップだった維新の党を敵に回すことを恐れた公明党本部が地方の意向を聞かずに独断で「住民投票実施容認」への方針転換を決定。しかし、大阪側が都構想制度案への反対にこだわったため、選挙中も「主張が分かりにくい」と支持者から批判を浴び、逆風にさらされた。
■中央の意向に翻弄
告示直後は都構想批判を封印していたが、自らも市議選東淀川選挙区に立候補していた小笹正博府本部幹事長(62)が、有権者の反応を踏まえ、都構想批判の解禁を通達。市内の公明候補は「都構想批判を最後まで封印していたら、もっとひどい結果だった」と振り返る。
党本部による方針転換が苦戦の元凶となり、府本部幹部からは「関係者の責任が問われるべきだ」との声も上がる。市内選挙区で出馬した公明候補の一人は残念そうにこうつぶやいた。
「中央政界の思惑が絡み、地方自治をどうするのかという議論が置き去りになった。政治のいやらしさが入った選挙になってしまった」
4275
:
チバQ
:2015/04/14(火) 23:59:27
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150413000022
存在感増した京都党、平成生まれ市議も誕生 京都市議選
京都党は市議選で最年少の新人が初議席をもぎ取るなど1議席増の5議席となり、議会運営に深く関与できる交渉会派となった。条例を提案できる6議席の目標には届かなかったが、市議会での勢力を着実に拡大させた。初挑戦の府議選では議席獲得に失敗した。
市議選上京区では、京都新人の森かれんさん(25)が初当選を果たした。25歳2カ月での当選は市議の史上最年少タイで、初の平成生まれ。「上京区の歴史が変わった瞬間。若さと可能性に賭けてくださいと訴えてきた。今は責任感でいっぱいです」。喜びに沸く事務所で目を輝かせた。
上京区で生まれ育った。堀場製作所で勤務の傍ら、京都党の政治塾に入り、「持てる力を京都の変革に尽くしたい」と立候補を決意。街頭では「京都の未来を託してほしい」と呼びかけ、勢いをつかんだ。
市議選左京区で、党代表の現職村山祥栄さん(37)は、4選を果たしたものの表情はさえなかった。
党として戦う2度目の統一選。「共産対非共産」の構図に風穴をあけ、議会での勢力を伸ばそうと積極的に候補者擁立を図った。
選挙期間中も、他の選挙区に立てた候補者の応援に頻繁に出向いた。村山さんは事務所で「大変厳しい結果となった。きょうをスタートに頑張っていきたい」と述べた。
【 2015年04月13日 08時52分 】
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150413000149
京都市会、京都と維新が交渉会派に 議会運営に変化も
統一地方選前半戦の京都府議選と京都市議選が12日に投開票され、新たな議席が決まった。いずれも民主党が勢力を後退させ、維新が議席を伸ばした。会派構成の変化は、来年の京都市長選や参院選にも影響を与えそうだ。
■京都府議会
府議会(定数60)の会派構成は、自民が自民系無所属を含めて28議席を獲得、現有を維持した。共産は3増の14議席で第2党に復活した。民主は推薦を含めて1減の11議席と後退し、公明は現有5議席を維持した。維新は1増の2議席。
会派では、無所属議員による「京都創生フォーラム」が姿を消すことになる。2007年、無所属3人によって誕生。最多4人のときには、議会運営に深く関与できる交渉会派にもなった。11年から1人会派だったが、今選挙で所属議員が落選した。
■京都市議会
市議会(定数67)の各党会派構成は、第1党の自民が現有から2減の21議席、共産が4増の18議席となり、差は改選前の9議席から3議席に縮まった。公明は全員当選で11議席、民主は6減で7議席に落ち込んだ。京都は1増の5議席、維新は推薦の無所属1人を含め5議席となる。
京都と維新は、交渉会派(京都市議会は5人以上)になり、議会運営に変化が生まれる可能性がある。これまで市議会に議席のなかった維新が門川大作市政にどのような姿勢で臨むかも注目される。
【 2015年04月13日 22時40分 】
4276
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:00:38
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150413000024
元衆院議員、小原さん「頑張る」 京都府北中部初の女性府議
定数2に5人が立つ激戦となった京都府議選舞鶴市選挙区で、無所属新人の元民主党衆院議員、小原舞さん(40)が当選した。府北中部で初の女性府議で、「歴史を変えていただいた」と涙ぐみながら頭を下げた。
2009年衆院選京都5区で比例復活したが、12、14年は落選。低迷する民主党内で人選が難航、白羽の矢が立った。国政再挑戦の思いも強かったが、「舞鶴港振興に貢献するにはバッジが必要」と決断した。
選挙中は衆院議員前原誠司さんも応援に駆けつけたが、党派色を薄めるため推薦にとどめ、市長の多々見良三さんからも支援を受け、自民支持層にも食い込んだ。小原さんは「女性の視点で舞鶴の発展のため頑張りたい」と意気込んだ。
【 2015年04月13日 08時24分 】
◇舞鶴市(定数2−5)
=選管最終発表
当 10054 池田正義 60 自現
当 9675 小原舞 40 無新
7546 岡本忠蔵 44 無現
4877 鴨田秋津 33 無新
3417 山内健 47 共新
4277
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:02:02
http://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2015/touitsu/news/hyogokengi/201504/0007913611.shtml
2015/4/13 06:30
兵庫県議選 神戸志民が初議席 浸透せず党首の樫野氏のみ
昨年3月に旗揚げした神戸志民党は、神戸市須磨区で党首の新人樫野孝人氏(52)が初当選を果たしたものの、他の新人4人は落選した。11人を擁立した神戸市議選も当選は現職1人にとどまり、存在感を示せなかった。
過去2回の神戸市長選で惜敗した樫野氏が立ち上げた地域政党は「神戸のことは神戸で決める」を宣伝文句に、既存政党との違いを繰り返し強調してきた。告示まで1カ月を切った今年3月上旬、党首自ら、県議選立候補を表明した。
市長選での知名度を武器に激戦を制したが、万歳はなし。樫野氏の表情は硬く、党としての選挙戦を「地域政党の存在をしっかりPRできなかった。第三極の受け皿になりきれなかった」と振り返った。
今後については「いただいた議席を足がかりに、党を大きくしていきたい」と述べた。
◇神戸市須磨区(定数3−5)=選管最終発表
当14903 伊藤傑 48 自現
当13516 島山清史 44 公現
当11499 樫野孝人 52 志新
10030 三好正子 69 共新
9221 大塚崇弘 48 無現
4278
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:02:31
http://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2015/touitsu/news/hyogokengi/201504/0007913613.shtml
2015/4/13 06:30
兵庫県議選 維新議会改革追い風 県会で増す存在感
「身を切る議会改革」を旗印に、初めて兵庫県議選に挑んだ維新の党は、改選前の2議席から9議席と大幅に議席を増やした。県議会で発覚した政務活動費の不適切支出問題で渦巻いた議会不信の声を取り込んだ。議案提案権のある8議席に届き、陣営は喜びに沸いた。神戸市議選でも擁立した10人全員が当選するなど、兵庫で維新が躍進した。
県議選には現職2人、新人9人を擁立。大阪都構想を主導する大阪市長の橋下徹・党最高顧問の政治手法などをめぐり、求心力の低下も懸念されたが、昨年末の衆院選で、県内で自民に次ぐ約54万票の比例票を得た底力を見せつけた。
「市民の目、市民の力で、兵庫県にも維新の改革を」。過去最多の4人が2議席を争った三田市選挙区は新人関口正人氏(57)が現職に競り勝ち、喜びの声を上げた。
維新政治塾1期生。情報公開による議会改革を訴え続けた。終盤には松野頼久幹事長も駆け付けててこ入れし、激戦を制した。
姫路市選挙区では新人住吉寛紀氏(30)が初当選。国会と地方議会を通じ、西播磨初の維新議員となり、支持者と抱き合いながら「必ず議会をクリーンにします」と決意を語った。
知名度ゼロからのスタートだったが、橋下徹・党最高顧問の声を流しながら選挙カーを走らせるなど、党の看板を生かす戦略が功を奏した。
改選前1議席の神戸市議選では擁立した10人全員が当選を果たした。
4279
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:03:14
http://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2015/touitsu/news/hyogokengi/201504/0007913615.shtml
2015/4/13 06:30
兵庫県議選 沈む民主3現職苦杯 党勢回復めど立たず県連幹事長も
公認・推薦を前回より大幅に絞り込んで臨んだ民主は現職3人が落選するなどして11議席にとどまり、改選前の議席数16を5議席割り込む惨敗となった。7人が4議席を争った明石市では、民主党県連幹事長の岸口実氏(50)が敗れ、党が16年間維持した議席を失った。
党勢が回復しないまま迎えた激戦。民主の看板を外して無所属で戦う候補者も出る中、大物議員の来援は自身以外の選挙区を優先。ひたすら街頭で医療・介護の充実などを訴え続けた。
だが、個性派ぞろいの候補者の中で存在感を示せず、3期12年で培った政策力をアピールしきれなかった。重い空気に包まれた事務所で、相次ぐ民主候補落選の報に触れ、「党の状態は『底』と言われた時から回復していない。巻き返せないまま、維新の勢いにのまれた印象だ」と疲れた表情で語った。
前回、前々回と須磨区でトップ当選した現職大塚崇弘氏(48)も、過去2回の神戸市長選で善戦した新人の“参戦”に押し出される形で議席を落とした。
県会では民主系会派に所属するが、民主の支持率低迷を背景に「幅広い層から支持を得たい」と党の公認は得ず、「無所属、民主推薦」で立候補。他候補からは「民主の看板隠し」との批判も受けた。
2期8年で地域経済の活性化などに尽力。選挙戦でも手応えを感じていたが届かず、大塚氏は「党再建の道筋も付けられず、逆風は厳しかった」と振り返った。
◇明石市(定数4−7)=選管最終発表
当22173 北口寛人 49 無元
当15635 伊藤勝正 48 公現
当15561 松本隆弘 52 自現
当13190 樽谷彰人 40 維新
12102 新町美千代 68 共元
9453 岸口実 50 民現
9063 荒金美保 55 無新
4280
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:04:21
http://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2015/touitsu/news/hyogokengi/201504/0007913617.shtml
2015/4/13 06:30
兵庫県議選 政活費不適切支出のベテラン2人落選
政務活動費の不適切支出を問われた自民のベテラン現職2人はそろって落選した。
現職最多の9選を目指した岩谷英雄氏(70)=姫路市選挙区。私用のガソリン代などに政活費を充てていたことが発覚し、テレビカメラから逃げる姿が、この問題を象徴するシーンとして有権者の記憶に刻まれた。
「不注意から不幸な事を起こした」と釈明に追われた選挙戦。しかし、長年の支持者からも「岩谷を頼む、とはお願いできない」との声が漏れるなど、逆風はやまなかった。
報道陣の立ち入りを禁止した事務所。落選が決まると、支援者は水を打ったように静まり返った。取材に応じた岩谷氏は「自分の思いを説明したが、理解してもらえなかった。支援者には申し訳ない」と力なく語った。
議長経験もある加茂忍氏(63)=川西市・川辺郡選挙区=も、政活費で国内外の「視察旅行」を妻同伴で繰り返し、絵画を購入していたことが批判された。「みそぎは死ぬまで続くと考えている」。6期目を目指した選挙戦で謝罪を繰り返したが、議席を失った。
事務所に姿を見せた加茂氏は「不徳のいたすところ。(政活費問題で)県政への信頼を失墜させたことには責任を感じている」と話した。
◇川西市・川辺郡(定数3−5)=選管最終発表
当16182 越田謙治郎 37 民現
当15723 篠木和良 68 無現
当13924 小西彦治 43 維新
11069 加茂忍 63 自現
8123 吉岡健次 46 共新
◇姫路市(定数8−10)=選管最終発表
当22167 竹内英明 41 民現
当21448 戸井田祐輔 32 無新
当17973 五島壮一郎 30 自新
当17597 水田裕一郎 50 自現
当17310 北条泰嗣 61 公現
当17071 天野文夫 58 公新
当17001 入江次郎 41 共新
当14172 住吉寛紀 30 維新
10474 岩谷英雄 70 自現
6784 内海典子 52 無新
4281
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:27:15
http://www.sankei.com/west/news/150414/wst1504140026-n1.html
2015.4.14 09:48
【統一地方選】
対抗馬の前生駒市長を「反乱者」「裏切り者」呼ばわり…政策論争盛り上がらず、投票率も低迷した奈良県知事選
12日投開票された奈良県知事選は現職の荒井正吾氏(70)が前生駒市長、山下真氏(46)ら新人3人を破り、3選を果たした。県民は荒井氏の実績を評価し、今後の県政運営に一定の期待を寄せたといえる。ただ、与野党相乗りのベテラン現職としては“圧勝”できなかったのも事実で、投票率も前回を下回る51・05%とふるわなかった。有権者の関心を引き起こすような政策論争がなかったこともあり、盛り上がりを欠いた。
分かりにくい選挙戦だった。荒井氏は選挙の告示直前、前回最大の争点だった関西広域連合への部分参加を突然表明した。当選を決めた12日夜、荒井氏は「争点をぼやかすつもりではなかった」としたが、「唐突感」は否めなかった。参加には議会の賛同が必要で、突然の部分参加についての十分な説明が求められる。
一方、荒井氏を猛追した山下氏は、政策面で明確な違いや具体性が示せず、固い支持基盤を持つ現職を倒すような波は起こせなかった。それでも、奈良市や生駒市の都市部や平群町では荒井氏を上回る票を獲得した。
荒井氏は選挙戦を振り返り、「大阪に通勤している住宅地の方の声をどう拾っていくのかが課題だ」と述べた。近隣府県に通勤する“奈良府民”の声をどのように吸い上げ、県の情報発信を進めるか、3期目の今改めて問われている。
そして今回、最も印象的だったのは、荒井氏を応援する首長らの姿だ。県と市町村との連携態勢をアピールしようと、生駒市を除く全市町村長らが集結。「天理市長」「明日香村長」などと書かれたゼッケンを着て、荒井氏とともに駅前や街頭に立った。
なぜそこまでやるのか。「荒井氏のやってきたことがうまく伝わっていない」という首長らの「自主的な意志」なのだという。ただ、一部の首長や議員からは山下氏のことを「裏切り者」「反乱者」とさえ呼ぶ声も聞かれた。
「世界に誇れる奈良」を掲げる荒井氏。集大成とされる3期目では、経済改革や観光振興などさまざまな課題への手腕や、「オール奈良」を掲げる市町村との関係にも、県民の厳しい目が注がれている。
4282
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:42:17
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130021-n1.html
2015.4.13 01:28
【統一地方選】
大阪で「歴史的大敗」の民主…「大変厳しい結果」「解党的出直しを迫られるだろう」
(1/2ページ)【統一地方選2015】
統一地方選の前半、知事選と政令市長選の結果について答える民主党の枝野幸男幹事長=12日夜、東京・永田町の党本部
国民の期待を裏切って政権から転落して以降、退潮傾向が続く民主党が、大阪で歴史的大敗を喫した。大阪市議選では立候補した11人全員が落選。大阪府議選でも候補者9人のうち当選は現職1人にとどまった。「われわれにとっては大変厳しい結果だ」。府連代表の尾立源幸参院議員は12日夜に開いた記者会見で、大阪都構想が大きな争点となった選挙戦を振り返り、表情を曇らせた。
「大阪維新の会以外の党が都構想に反対する中で、民主党の独自色を出せなかった。そこに尽きる」
尾立氏は今回の敗因をそう分析し、19日に告示される統一地方選の後半戦に向け、立て直しが急務との認識を示した。
公認候補を11人に絞り込んで臨んだ大阪市議選。東淀川選挙区(定数6)では維新候補3人が当選する中、現職の長尾秀樹氏(63)が議席を失い、涙をのんだ。
「ショックだ。党全体のイメージ低下も影響しているだろうが、私の力不足だった」。長尾氏は絞り出すような声でこう語り、「民主党は解党的出直しを迫られるだろう」と続けた。
府議選で唯一議席を守った現職の中村哲之助氏(69)=枚方市選挙区=は安堵しつつも「同志がこういう結果になり、喜んではいられない」。
今後、無所属議員との協力を視野に手探りの議会活動を余儀なくされるが、「苦杯をなめた人たちの分も頑張るしかない」と声を振り絞った。
4283
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:43:42
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130022-n1.html
2015.4.13 01:44
【統一地方選】
候補者の夫が死去し、投開票日に喪主務める…共産山内氏、夫の死乗り越え4選 京都府議選
【統一地方選2015】
京都府議選で京都市南区から立候補した共産現職、山内佳子氏(60)は、11日に夫の正直さん(65)が悪性腫瘍のため死去。投開票日の12日は、通夜で喪主を務め、静かに投票結果を待った。4選を目指した山内氏は党への追い風を背に安定した選挙戦を展開。最愛の夫の訃報を乗り越え、トップ当選を決めた。
正直さんの通夜では、参列者に「長生きすると思っていた。こんなに早く逝ってしまい、残念でならない」とあいさつ。自身の選挙については触れずに、気丈に喪主を務めた。
◇南区(定数3−4)
=選管最終発表
当 8460 山内佳子 60 共現
当 8108 秋田公司 61 自現
当 6627 小鍛治義広 47 公現
4950 小杉大介 42 維新
4284
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:45:12
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130010-n1.html
2015.4.13 00:09
【統一地方選】
“痛み分け”の「維新」…市議選で選挙前勢力超え、府議選で過半数届かず
前哨戦は“痛み分け”-。大阪市民を対象にした大阪都構想の住民投票を控え、大阪維新の会が党勢拡大をかけた市議選と大阪府議選。票の食い合いも覚悟して24選挙区に38人を擁立して臨んだ市議選では選挙前勢力を超え、一定の存在感を示した。しかし府議選では目標の過半数に届かず、松井一郎幹事長は「都構想の内容を十分に伝えきれなかった」と反省の弁を述べた。
大阪市議選の東淀川選挙区から出馬した維新現職の守島正氏(33)の事務所。12日午後10時45分過ぎ、支援者らと見守ったテレビに当選確実の一報が流れると、拍手がわき起こった。守島氏も「よしっ」とガッツポーズをみせ、支援者らと抱き合って喜んだ。
その後、新人の杉山幹人氏(28)、宮脇希氏(28)も「当選確実」。守島氏は支援者らの前で喜びを爆発させた。
「維新3人が通ることは大きい。住民投票にインパクトを与えられる」
同区は定数6を10人が争う激戦区。反大阪都構想の自民党、公明党、民主党、共産党が現職候補で議席確保に動く中、維新は3人を擁立した。
前回選では3人擁立で2議席獲得どまり。それでも勝負に出たのは住民投票に向け、「3人で動き、賛成票を底上げする必要があるからだ」(維新幹部)。
守島氏は裏方にも回った。終盤の10日、維新代表の橋下徹氏が東淀川区で演説を行った際、街宣車の上では橋下氏のそばに新人2人の姿があったが、守島氏は路上で「杉山、宮脇をよろしくお願いします」と支持を訴えていた。
聴衆を集める橋下氏の演説はアピールの機会だが、「票を分けられないので、とにかく後輩を引き上げたい」。迷いはなかった。
このとき車上の宮脇氏はレインコートを脱ぎ、スーツを雨粒にさらしていた。「(橋下氏と一緒の)最後のお願い。ちゃんとした格好で有権者に姿勢を伝えたかった」
維新政治塾の1期生。公認が出たのは3人の中で最も遅い1月中旬だが、同区とはゆかりがなく、スタッフは幼なじみら5人程度。顔を覚えてもらうところからのスタートだった。
ほぼ毎朝、午前6時半ごろから駅立ち。人目をひくピンクのジャンパー姿で自転車にまたがり、区内を駆け回った。最初のころは守島氏の事務所近くでのビラ配りなどを控えたが、告示直前には「浮動票をもらいにいきます」と筋を通して貪欲(どんよく)に動いた。
当選確実の一報が入った午後11時25分ごろ。宮脇氏は学生時代の同級生や家族らと抱き合い、大粒の涙を流した。
「3人一緒に通れたことが何よりうれしい」
投票前夜の涙
11日夜、大阪府議選の大阪市生野選挙区の維新現職、荻田ゆかり氏(46)はスタッフら十数人の前で泣いていた。維新ブームに沸いた前回選を「選挙ではなかった」といい、こう続けた。
「今回こそが本当につらくて厳しい選挙だった」
定数が2から1に減り、ベテランの自民現職、朝倉秀実氏(61)と一騎打ちに。朝倉氏陣営が学校体育館を会場にした演説会で多数の聴衆を集めたのに対して、荻田氏の個人演説会は出席者が2、3人という日もあった。地盤の差を見せつけられた。
審判の日。午後9時半すぎに事務所のテレビに朝倉氏当選確実の速報が流れた。疲れがにじむ荻田氏は明るい声を出した。
「5月17日には住民投票があります。明日からが始まりですので、よろしくお願いします」
4285
:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:48:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20150413-OYTNT50534.html
前半戦 各党明暗/京都市長選へ戦略見直し
2015年04月14日
統一地方選前半戦の府議選、京都市議選は、ともに自民党が第1党を堅持し、共産党が躍進する結果となった。民主党が全国的な傾向と同様、大きく後退する一方で、維新の党や地域政党・京都党など、第3極への期待も顕在化した。任期満了まで1年を切った京都市長選、夏の参院選と続く来年の「政治決戦」に向け、各党は戦略の練り直しを進める。(辻田秀樹、都築建)
■自民
自民党は府議選で前回より2議席増。市議選では前回比2減だったが、第1党の座は維持した。近藤永太郎・府連幹事長は「アベノミクスや地方創生など党の政策に理解を得られた」と語った。共産党や維新の党の勢力伸長については、「民主党に行っていた自民党への批判票が流れている」と分析。京都市長選への影響を慎重に見極める考えで、「市長選の候補者選定に、党として積極的に関わっていく」と述べた。
■共産
共産党は府議選、市議選とも前回比で3議席増。府議会の京都市内の議席と、京都市議の議席の合計は、自民の33に迫る30となった。金森亨・府委員会書記長は「安倍政権の暴走を何とか止めてほしいという声の表れだ。候補者擁立を進めている京都市長選にも勢いがつく」と話した。
■民主
民主党は府議選、市議選ともに前回より6議席減の大敗。2人を擁立した府議選伏見区選挙区、市議選右京区選挙区などで〈共倒れ〉も相次いだ。昨年末の衆院選で候補擁立を断念した京都1区内で、京都市議が0に。田渕五十生・府連幹事長は「与党を経験し、政策が有権者にわかりにくくなっている。もう一度党としての政策を磨き直して出直すしかない」と話した。
■公明
公明党は組織を引き締め、府議選5人、市議選11人の全員当選を果たした。府本部幹部は「自公の枠組みで進める地方創生への支持が得られた。京都市長選などでも他党と連携しながら、府民、市民にとってより良い候補を模索する」とした。
■維新
維新の党は、市議選で立候補した5人中4人が当選して初議席を獲得。府議選でも2議席を得た。府総支部幹部は「党の存在感を一定、示すことができた。訴えてきた議員報酬や定数の削減などへの期待が大きい。市長の政策には是々非々の立場で臨みたい」とした。
■京都
市議選で前回より1議席増の5議席とした京都党。初当選を果たし、市議会初の平成生まれの議員となる森かれんさん(25)は13日、「若さと可能性への期待に恥じない議員として活動したい」と街頭演説。ただ、5人を立てた府議選で議席を獲得できず、党幹部は「低投票率もあり、無党派層が取り込めなかった。立て直しに努めたい」と語った。
2015年04月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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:
チバQ
:2015/04/15(水) 00:55:40
http://news.livedoor.com/article/detail/10001124/
新橋下維新ガール誕生!元グラドル議員は“上西化”するのか?
2015年4月13日 16時0分 東スポWeb
41道府県議選などが行われた統一地方選の前半戦で12日、大阪府議選と同市議選で、橋下徹大阪市長(45)が代表を務める地域政党・大阪維新の会が“上西ショック”も何のそのの善戦を果たした。いずれも単独過半数の獲得はできなかったものの、改選前の勢力を上回り、第1党を維持。“浪速のエリカ様”とは一線を画す新たな女性議員の象徴も誕生した。
維新の会は府議選で、議席占有率を41%から48%に上げた。前回は定数109のうち45議席を占めたが、新定数88で行われた今回は42議席を獲得。市議選では改選前の29議席を上回る36議席を得た。ただ、橋下氏が掲げる大阪都構想の推進を左右する過半数には届かなかった。
大阪を地盤にする上西小百合衆院議員(31)に“ズル休み”疑惑が持ち上がり、所属する維新の党と大阪維新の会は同議員を除名処分に。統一地方選への影響も懸念されたが、余波は少なかった。橋下氏が先手を打って上西氏に厳しい処分を下したからだ。
「あのときに除名していなかったら、尾を引いていた。『維新は何やってんねん』という批判にもつながった」と維新の会幹部。選挙結果は、現状で賛否が二分されている5月17日の大阪都構想の住民投票に弾みをつけた格好となった。
市議選では元グラビアアイドルの佐々木りえ氏(32)が初当選。佐々木氏と上西氏は維新政治塾の同期という間柄だが、歩んできた道は大きく異なる。
上西氏が初当選した2012年の衆院選で佐々木氏は敗れ、13年の東京都議選でも連敗。今回は“落下傘候補”として、夫でボートレーサーの中野次郎(33)とともに大阪市住之江区に住居を移して、3度目の選挙に挑んだ。住之江区は4人区で、維新の会は2人を擁立。激戦の末に2人が当選し、維新の会の躍進を象徴する区になった。
三度目の正直を果たした佐々木氏は「とにかく、みなさんのおかげ。このまま、大阪都構想の住民投票まで走り続けたい」と笑顔を見せた。不安なのは議員になったことによる“上西化”だが、心配は無用のようだ。
支援者の一人から「これからは先生って呼ばないと」と言われると、佐々木氏は「やめてください。一生、りえちゃんでお願いします」。祝福に駆けつけた東徹参院議員(48)からも「選挙のやり方を見ても、しっかりと場数を踏んで、経験もしているのがよく分かる。上西みたいにポッと通ってきたのとは違います」と太鼓判を押された。
中野も感慨深げだ。長女・百花ちゃん(3か月)が生まれたばかりで、3月にはボートレースのGIで優勝した。休日返上で妻の応援にも駆けつけるハードスケジュールだったが、「全てがプラスに働いた。体重も落ちましたし、最近の好調は(市議選の)影響なのかもしれない」と充実感をにじませた。年末のSGグランプリは住之江ボートレース場で開催。「いい成績を収めていかないといけない」と、妻の支援をしてくれた地元のボートレースファンへの恩返しを誓った。
佐々木氏は最後まで平身低頭。支援者に感謝の言葉を述べながら「ヒールでカツカツ歩いていたら、お尻を叩いてください。これからもスニーカーで頑張ります」と宣言。上西氏を“反面教師”にした、新たな維新の象徴の誕生になった。
◇大阪市住之江区(定数4−6)
=選管最終発表
当 10869 岸本栄 43 公新
当 9792 片山一歩 51 大維現
当 9314 佐々木理江 32 大維新
当 8887 高野伸生 66 自現
6726 松崎孔 61 民現
6401 辻井大介 35 共新
4287
:
チバQ
:2015/04/15(水) 01:03:39
http://www.sankei.com/west/news/150414/wst1504140055-n1.html
2015.4.14 13:32
イケメン元葛城市議「起訴相当」議決でまた在宅起訴 少女とわいせつ動画撮影
少女が18歳未満と知りながら、ホテルでみだらな行為をして動画撮影するなどしたとして、奈良地検葛城支部は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪で同県元葛城市議、吉武昭博被告(28)=懲役2年6月、執行猶予4年の判決が確定=を10日付で在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
奈良県警は吉武被告を同容疑で逮捕したが、地検葛城支部は不起訴処分とし、昨年12月に葛城検察審査会が「起訴相当」と議決していた。
起訴状によると、吉武被告は平成25年7月30日午後3時〜8月1日ごろ、神戸市内のホテルで未成年の少女とわいせつな行為をした上スマートフォンで動画撮影し、動画データをパソコンで複製して児童ポルノを製造したとしている。
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:
チバQ
:2015/04/15(水) 21:53:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk28010402000c.html
’15統一地方選:県議選 得票率下げても“底力” 維新、厚い支持層で躍進 /兵庫
毎日新聞 2015年04月15日 地方版
12日投開票された県議選(定数87)で、11人を擁立した維新は9議席を獲得する大躍進をみせた半面、退潮傾向が続く民主は10人中5人が落選する対照的な結果に終わった。今回と昨年12月の衆院選比例代表での結果を比較すると、維新は衆院選以来の党勢を駆って議席を得たケースが多かった一方、民主は候補者本人の「個人票」が当選ラインまで押し上げている構図が浮かび上がる。両党の“明暗”の背景を分析した。【石川貴教】
分析は、今回の県議選で維新と民主が公認した候補者を対象。選挙区ごとの各候補者の得票率(得票総数に占める割合)と、衆院選比例代表で両党が県内で獲得した得票数を基に、県議選での選挙区に割り当てて試算した得票率を比べた。
その結果、維新は当選した9人のうち、衆院選の得票率を上回ったのは1人のみ。3人が10ポイント以上、得票率を下げていた。半面、民主は議席を得た5人中4人が衆院選の得票率を超えて、落選した2人も衆院選の得票率を上回っている。
にもかかわらず、両党の命運が分かれたのは、そもそもの支持層の厚さに起因する。
維新が当選した9人の選挙区について、維新の衆院選での得票率をみると、20%前後から30%近くに達している。一方、民主が議席を得た5選挙区ではおよそ13〜19%と、いずれも2割にも達していない。そのため、維新候補は得票率を多少下げても当選ラインに残った半面、民主候補は票を相当積まなければ、当選は厳しくなる。
具体的にみると、維新候補が当選し、民主候補が落選した三田市選挙区は維新の衆院選での得票率が3割近くに達している。民主候補が個人票を集めても、維新候補が得票率を大きく下げないと追いつけなかった。対照的に、神戸市北区選挙区は民主候補が衆院選から得票率を上げることに成功。半面、維新候補は得票率を大きく下げ、両者の得票率は結果的に逆転した。
維新は前身の「日本維新の会」が2012年衆院選で県内の「比例第1党」となって以降、一定の党勢を維持してきた。党最高顧問の橋下徹大阪市長は13日、「ものすごい好事例。兵庫県の各メンバーの日ごろの活動が全て」と分析した。
〔神戸版〕
4289
:
チバQ
:2015/04/15(水) 21:55:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk29010488000c.html
’15統一地方選:検証・県議選 際立つ維新の躍進 奈良市・山辺郡、新人が2万票超え /奈良
毎日新聞 2015年04月15日 地方版
◇3選挙区で民主現職破る
12日投開票された県議選(定数44)の奈良市・山辺郡選挙区。維新の新人、中川崇氏(29)が次点に約8000票差を付ける2万268票でトップ当選した。2万票超えは県議選(補選除く)で初めてのことだ。
昨年結党され、初めて県議選に臨んだ維新。その躍進ぶりは際立った。出馬した現職1人(無投票)、新人4人が全員当選を果たした。「既存政党と一線を画す維新に有権者は期待している」。自身も北葛城郡選挙区で初当選した清水勉・党県総支部代表代行は言う。
昨年12月の衆院選で兆しはあった。維新は県内比例代表で自民に次ぎ、投票者の2割に当たる約13万4000票を獲得した。「13万票は基礎票」。維新は強気の見立てで県議選に臨み、実際に有権者の心をつかんだ形だ。維新の松尾勇臣幹事長(県議・吉野郡選挙区)は「県議会から改革を進め、存在感を示す」と意気込む。
対照的だったのは低迷が続く民主だ。8人を擁立したが当選は4人止まりで、当選者数は前回から半減。県議会で野党第1党の座を維新と共産に譲り渡した。敗北の要因は維新との競合だった。維新が新人を立てた生駒市、香芝市、北葛城郡の3選挙区では民主現職がいずれも落選した。
民主は昨年の衆院選で奈良2区、3区で結党以来初めて候補擁立を断念。今回の知事選では与党と相乗りするなど野党としての存在感を示せずにいる。党勢回復が見通せない中、藤野良次・党県連幹事長は「信頼回復には遠い現実を突きつけられた。地道に活動するしかない」と苦渋の表情を見せた。
一方、安倍政権の下で「1強」となっている自民は、20人を公認したものの現職2人が落選した。葛城市選挙区では6期務めた候補が無所属の新人に敗れた。推薦候補2人を加え、かろうじて現有20議席の勢力を保った。
目標の過半数には届かず、奥山博康・党県連幹事長は「残念だ」と言葉少な。自民は過去の議長職を巡る混乱などから会派が「自民党」(改選前12議席)と「自民党改革」(同8議席)に分裂しており、県連内では改めて会派統一を目指す動きも出そうだ。
公明は3人、共産が5人、社民は1人が当選し、それぞれ改選前の議席を維持した。
自民、民主という政権を担当した2大政党の時代から、再び混とんへと変容しつつある県内政界。6月県議会は知事選のため骨格予算となった当初予算の肉付けなどが審議される予定で、新たな顔ぶれによる論戦が注目される。【宮本翔平】
==============
◆県議の党派別当選者数
自民 18(20)
民主 4 (8)
維新 5 (−)
公明 3 (3)
共産 5 (5)
社民 1 (1)
無所属 8 (6)
※かっこ内は前回当選数
◇奈良市・山辺郡(定数11−15)=選管最終発表
当 20268 中川崇 29 維新
当 12215 出口武男 79 自現
当 11875 山村幸穂 59 共現
当 11661 猪奥美里 35 民現
当 11656 池田慎久 46 無新
当 10701 山中益敏 59 公新
当 10640 大国正博 51 公現
当 10324 荻田義雄 67 自現
当 9568 新谷〓一 73 自現
当 9496 小林照代 75 共現
当 8981 田尻匠 57 民元
8264 宮木健一 50 自現
7882 浅川清仁 60 無元
4916 堀田美恵子 61 無新
3486 大坪宏通 45 次現
4290
:
チバQ
:2015/04/15(水) 22:07:18
滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20150414-OYTNT50213.html
<統一選>県議会 多数派形成が焦点
2015年04月15日
◇30日から 二大勢力の議席減で
県議選(12日投開票)の当選証書が14日、新議員44人に県庁で渡された。自民系と民主党・チームしが系の二大勢力が議席を減らし、30日から新たな任期が始まる県議会の今後の焦点は、多数派形成の動きに移る。
自民系は今回、現有5減の21議席。最大会派は維持したが、過半数を割り込んだ。党県連幹事長の佐野高典県議は「目立った争点がなく転入者の多い地域では特に関心が高まらなかった」と過去最低の投票率(46・54%)に触れ、「定数が減る中、痛み分けだ」と振り返った。党県議団(21人)は引退の3人を除く現職18人全員が当選したが、会派運営を巡る対立などから分裂した党颯新の会(5人)は引退の1人を除く4人中3人が落選。共倒れも多く、候補者調整が進まなかったことも響いた。
三日月県政推進を掲げて統一会派「チームしが県議団」を組む民主党・チームしが系も、2減の15議席と不振。共倒れ回避のため候補者を18人に絞ったが、上積みはならなかった。公認・推薦14人中2人が落選した民主党県連代表の林久美子参院議員は「区域が広がり定数が減った選挙区で勝ちきれず、喜べる結果ではない」と語り、「今の政治がおかしいという勢力の協力は機能した」と説明。公認の3人全員が当選したチームしが代表の嘉田由紀子前知事も「県議会での勢力は維持できた。無所属議員とも連携して県政に協力する」としている。
公明党は、現有2議席を死守。党県本部の梅村正代表は「福祉の党としての訴えが理解を得られた」と受け止める。国政同様、自公連携を基本とし、「地域課題については公明らしい提案をし、是々非々で臨む」と話している。
共産は前回失った3議席を挽回した。県委員会の奥谷和美委員長は「原発再稼働など安倍政権への不安や批判の受け皿になれた」と分析。「今の県議会はオール与党状態で緊張感がない。しっかり問題提起し、一石を投じたい」とした。
一方、民主党衆院議員から転身した三日月知事は就任後、各会派と協調路線をとってきた。14日の記者会見では、「どこが過半数かでやりやすい、やりにくいということはない。等距離を心がける」と述べた。
(小野圭二郎)
2015年04月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
4291
:
チバQ
:2015/04/15(水) 22:31:00
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=292685
すさみ町長選挙は現職と元職の一騎打ち
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統一地方選の後半戦となる和歌山県すさみ町長選挙と同町議選挙が21日告示、26日投開票される。町長選には現職の岩田勉氏(65)=無所属=と前町長の橋本明彦氏(55)=無所属=が立候補を表明。ともに後援会が活動を活発化させている。町議選には定数10に15人が立候補を表明しており、激戦が予想される。
町長選は岩田氏と橋本氏のほかに目立った立候補の動きはなく、2011年の前回選挙で戦った2人による一騎打ちになりそうだ。前回は岩田氏が現職だった橋本氏を161票差で破っている。
同町は南海トラフの巨大地震で津波の被害が大きいと予想されており、両氏とも防災を重点政策に挙げている。
岩田氏の陣営は3月29日に同町周参見の役場近くに後援会事務所を開いた。その後、各地区で懇談会を開き、公共施設の高台移転や江住の道の駅建設など1期4年間の実績を強調。13日で懇談会の日程をすべて終えた。
橋本氏の陣営は1月に同町周参見の県道沿いに事務所を開いた。各地のミニ集会では「最優先課題は各地区の基盤整備」と主張し、避難路・避難場所の整備や過疎対策などを訴えている。16日に町総合センターで決起集会をする。
町議選には、いまのところ現職7人、新顔8人が立候補を予定。現職のうち高尾通雄氏(無)=佐本中、清水健吾氏(無)=周参見、向井仁氏(共産)=周参見=は不出馬を表明した。大票田の周参見からは11人が立候補する予定で、混戦となりそうだ。
現職陣営は「応援してくれている親族や友人らを頼りにしているが、これだけ立候補予定者が多いと票が割れる」と危機感を募らせる。ある新顔陣営は「地盤が弱いので子育て支援などの政策で他の立候補予定者との違いを出したい」、別の陣営は「現実を直視し、町の将来を何とかしなければという気持ちで選挙に臨みたい」と話している。
前回、11年の町議選では定数10に13人が立候補した。投票率は88%で、当選者の最高得票は442票、最低は229票だった。
4月2日現在の選挙人名簿登録者数は3888人(男1824、女2064)。11年3月時点に比べて363人減っている。
(2015年04月15日更新)
4292
:
チバQ
:2015/04/15(水) 23:11:43
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shiga/CK2015041402000236.html
県議選記者が振り返る(上)どの党勝利か分からず
2015年4月14日
激しい選挙戦。畳に額をすりつけて支持を訴える候補者の姿もあった=県内で
写真
十二日に投開票された県議選。県内で取材に駆け回った記者たちが、四十四議席をめぐる各陣営の戦いぶりや裏話を二回にわたって振り返る。
-選挙結果をどう見る。
A 改選前より自民は五議席減の二十一人。立候補者十八人全員の当選を目指すとしたチームしが県議団も、三人が落選した。第一、第二会派どちらも退潮という珍しい選挙だったと思う。
B 自民は共倒れが目立った。過半数割れは戦略ミスではないのか。チームしがも全員当選を掲げたが、堅実とも消極的ともとれる擁立数はもともと過半数に届いておらず、実質負けだと思う。
C 草津市の自民候補の個人演説会では応援弁士が「共倒れをする恐れがある」と引き締めにかかったものの、結果的に自民系の二人が落選した。
A 自民は戦略ミスと見ることもできるが、一昨年の副議長選や昨春の議長選をめぐり、党の方針に従わず離脱した会派「颯新の会」の候補者の票を割る作戦にも見えた。
D 議席を増やした共産も三議席。結局、誰が勝ったか分からない。オール与党態勢にしつつある三日月大造知事の一人勝ちとも考えられるが。
B 共産は反戦など国政選挙から一貫して自民との違いを主張し、対立軸が分かりやすかったのが躍進の理由の一つだろう。
-定数が減った選挙区での選挙戦はどうだった。
E 彦根市・犬上郡では政策論争は影をひそめ、各候補は「厳しい選挙」を強調した。投票に行くよう促したり、知人への電話を呼び掛けたり。「合区になったことも知らない住民が多い」と気をもむ陣営もあった。
F 住民からは「地元県議がいなくなるのは寂しい」との声も多く聞かれた。地元意識が強い住民の姿が見えたし、地元を大事にする候補に期待が集まったように思う。
E 一方で、有権者が「地元、地元」の論調に嫌気が差したのも低投票率につながったのでは。地元固めをする陣営もいれば、積極的に外に出る陣営もあり戦略はさまざまだった。
B 米原市では定数一になったこともあり、JR米原駅の活用など市全体を見渡した訴えが中心だった。
D 東近江市・日野町・愛荘町も激戦だった。
A 各党の情勢調査と結果が異なり、最後まで行方が読めなかった。結果的には自民が強さを見せ、現職二人が滑り込んだ。
-他選挙区でも各候補のつばぜり合いはし烈だった。
A 自民候補が複数いた選挙区では、序盤こそ他候補の地盤を避ける配慮をしていたが、情勢が芳しくないとみるや、切り崩しにかかる光景も。候補者は「同じ自民候補でも、結局は勝った人が自民と言われる。自民は勝てる人間しか評価しない」と話していたのが印象的だった。
B 民主候補同士でも「うちの地元に入ってくるな」などと、争いがあったようだ。
A 日ごろは堂々としている現職県議でも、地元の個人演説会では正座し、額を畳にすりつけて支援をお願いする必死な姿を目の当たりにした。
B 選挙慣れしていることも含め、結果的には現職の地力が新人に勝った。現職の落選は五人だけ。引退する議員の地盤を引き継がない新人の当選も五人だけだった。
4293
:
チバQ
:2015/04/15(水) 23:11:59
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shiga/CK2015041502000219.html
県議選記者が振り返る(下)争点なく関心呼べず
2015年4月15日
政党幹部(左)が訪れても足を止める人は少なかった=県内で
写真
-投票率46・54%は過去最低。
D 選挙カーの声もあまり聞こえず、とにかく活気がなかった。有権者にとっては、何の選挙をやっているのか分からなかったのではないか。
B 有権者に分かりやすい争点がなかったことが、関心が低かった原因だと思う。
A 争点がないから結局は「地元の代表」選びになりがち。合区で選挙区が広がったところでは特に顕著だった。
E 後半戦の自分の選挙で頭がいっぱいで、市議のまとまりが悪かったのも一因。「他人の選挙で頑張らない者が、自分の選挙で応援してもらえるわけがない」と憤る陣営幹部もいたほど。
F 「○○さんが当選することが、後半戦で私が当選するのにも必要不可欠」とお願いする弁士も目についた。
E 自民も民主も、しっかりした地盤を築けていない。来年の参院選に向けた対応が必要になるだろう。
-関心を高めるには。
D 県議会事務局に取材していると議員の顔色をうかがい、議員に都合が悪いことには対応が消極的になる場面もあった。開かれた議会を目指すことは、関心を高めることにつながるはず。
A 県議会の働きが十分に伝わっていない。改選前の四年間で、議員提案で成立した政策的な条例は三件だけ。もっと政策で引っ張ってくれるようになれば活躍も分かりやすいし、有権者が選びたいと思うのではないか。
G 解禁となったネット選挙を活用することも候補者側には考えてほしい。若者の関心を呼ぶのには良いのでは。手探りの部分も多いようだが、解禁で何が変わったか、何が可能かを知らない人がまだまだ多いのではないか。
H ふだんから県政や県議会の動きをどう報じるか、という責任が私たちの側にもある。
-無投票の選挙区が五つ。
H 甲賀市や湖南市では、告示直前まで出馬を模索する動きやうわさ話はあった。ある新人候補者が「動きがあると伝わるだけで、有権者の関心が高まる」と歓迎していたのが印象的だった。無投票で胸をなで下ろす候補者もいるだろうが、「選挙戦で選ばれて仕事がしたい」「どれぐらい評価されているか知りたかった」という人がいるのも事実。
C 栗東市の無投票当選者は「選挙以外でも有権者に話を聞いてもらうことが大切」と話していた。多くの機会を設けてほしい。
-今後の議会展望は。
A どの会派も過半数に満たない。今は目立った衝突がないが、原発への対応など個別の課題についての各会派の多数派工作や、共産が三日月県政にどうアプローチするのかも見どころだ。
B 「知事与党」を主張するものの議席を減らしたチームしが。三日月知事は投開票前の会見で「大勢いるのは心強い」としつつも、「どの会派が多数だからどうだ、ということはあまり考えていない」と冷静だった。知事が自民会派とも良好な関係を保つ中では「知事与党」以外の存在意義を示すことも必要だ。
4294
:
チバQ
:2015/04/15(水) 23:13:00
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150413000027
決め手欠いた自民、第1党死守も広がる動揺 滋賀県議選印刷用画面を開く
昨年7月に三日月大造滋賀県知事を誕生させた湖国の民意の針は、県議会の二大勢力の間で迷うように止まった。三日月県政下で初となった12日投開票の県議選。自民党は第1党の座は守ったものの、単独過半数の目標に届かず、知事の当選を支えた民主党・チームしがも勢力を弱めた。定数が3減する中、積極的な候補者擁立で攻めた自民に対し、民主・しがは候補者を絞る「守りの選挙」に出たが、ともに決め手を欠いた。一方で、前回議席を失った共産党は安全保障や原発政策など政権批判を絡め、3議席を獲得する躍進を見せ、公明党は手堅く現有2議席を維持した。
国政選挙連勝の勢いを背景に、「地方創生」を掲げて議席増を狙った自民は勢力維持に失敗した。公認・推薦で28人を擁立したが、7人が落選。区割りや定数の変更があった選挙区では現職が善戦したものの、新人の多くが伸び悩んだ。目標の過半数に届かず、かろうじて第1党にとどまる結果に動揺が広がった。
高島市選挙区(定数2)で4選を目指した現職石田祐介さん(50)は、厚い保守地盤に支えられて父の代から守り続けた議席を失った。事務所で支持者と握手を交わし、深々と頭を下げた。「私の不徳で先人の苦労をないものにした。おわびしたい」とこわばった表情で語った。
今津町が地盤。市役所本庁舎の位置を問う住民投票と同時に行われた中で、「県政課題一本に絞る」として、少子高齢化のストップや魅力のある郷土づくりなどを掲げたが、訴えは浸透しなかった。住民投票の影響について、「あったかもしれない。今後、市民の声を聞いていきたい」と声を落とした。
草津市選挙区(定数4)でトップ当選した現職奥村芳正さん(57)は「大きな期待が込められた票だ」と喜ぶ一方、他地域での自民苦戦の状況に「相手に風が吹いたということか」と顔を引き締めた。
3期目の選挙は勝ち方にこだわった。草津は民主衆院議員だった三日月知事の地盤。昨年の衆院選では選対幹部として自民現職を勝利に導いた。「流れを止めてはいけない」と今回も保守層を固めながら、朝夕の駅頭で新住民に支持を呼び掛けた。
党苦戦の中での自らの勝利という結果に「滋賀と草津の発展のために、同志のみなさんとスクラムを組んで努力したい」と背筋を伸ばした。
現職4人が公認と推薦で臨んだ大津市選挙区(定数10)では、現職山本進一さん(60)が最後の1議席に滑り込み、4人全員が当選。山本さんはほっとした表情で事務所に姿を見せ、「冷や冷やさせたが、皆さんのおかげで勝たせてもらった」と深々と頭を下げた。
他党が国政選挙並みに幹部を続々と送り込む攻勢を受けた。国との連携を強調し「景気の好循環をつくりだす」と訴えた。市中心部に的を絞って歩き続けた。
組織固めの遅れや増加するマンション住民への支持拡大に苦しんだが、終盤に企業や団体を通しててこ入れを図り、盛り返した。「反省材料の多い選挙戦だった。しっかり組織作りをしたい」と気を引き締めた。
【 2015年04月13日 09時02分 】
4295
:
チバQ
:2015/04/15(水) 23:13:21
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150413000030
民主、チームしが風なく 共闘も機能せず 滋賀県議選
昨夏の知事選で、政権与党の候補を破る原動力となった「チームしが」は、公認・推薦を18人に絞る「少数必勝」の狙いが十分機能せず、踏みとどまれなかった。民主と地域政党・対話でつなごう滋賀の会が共闘した知事選と同じ枠組みで挑んだが、現有17議席を15議席に減らす苦戦。「反自民」の無党派層を取り込む風も巻きおこせず、大津市で現職を落とすなど、厳しい結果に終わった。
大津市選挙区(定数10)では、現職最多の7選に挑んだ無所属の沢田享子さん(66)が敗れた。「私に足りないところがあった。どこか私に傲慢(ごうまん)なところ、慣れたところがあったのだろう」とうなだれた。
前々回に当時の嘉田由紀子知事の支援を受け対話の会公認でトップ当選を果たしてから8年。今回はチームしが推薦で原発再稼働反対を訴えたが、昨年の知事選の勢いはなかった。
序盤には社民党の福島瑞穂副党首の応援を受け、平和への思いを切々と語ったが、同党の組織力も弱まり、政党対決の様相が強まる情勢で苦戦を強いられた。沢田さんは硬い表情で支持者と握手し、「若い人に変われということなんだろうと思う」と肩を落とした。
彦根市・犬上郡選挙区(定数4)では、民主現職の江畑弥八郎さん(60)が競り負けた。「皆さんの期待に応えられなかった。三日月大造知事と一緒に仕事をしたかったが、残念で申し訳ない」。事務所で肩を落とした。
チームしが推薦だが連合出身として民主にこだわった。現職5人が立つ厳しい選挙区。自民系3人が競って保守票を掘り起こす中、「三日月知事の公約実現を支える」と訴えた。「知事選の流れを止めてはいけない」。反自民票の受け皿を目指し、街頭では草の根の声が反映される県政の推進を訴えたが及ばなかった。
一方、大津市選挙区では、民主現職の成田政隆さん(40)が接戦を抜けだし3選を果たした。知事選のような「風」は期待せず、地元唐崎の支持者や労組と地道に支持を広げ、劣勢を跳ね返した。「4年前を忘れずこれまで戦ってきた。三日月知事と議論しながら県政を進める」と決意を新たにした。
草津市選挙区(定数4)でチームしが推薦の無所属現職駒井千代さん(41)は、前回から3千票あまり得票を減らしたが混戦を勝ち抜いた。
前回選挙は対話の会公認で初当選したが、今回は政党や政治団体の公認を受けずに臨んだ。スタッフ集めにも苦労したが、4年間の活動を支えに「滋賀の可能性を最大限引き出す」と地道に訴えた。
【 2015年04月13日 09時11分 】
4296
:
チバQ
:2015/04/15(水) 23:49:46
http://www.sankei.com/west/news/150413/wst1504130040-n1.html
2015.4.13 10:57
【統一地方選】
「これが橋下の力…」維新造反組は「2勝6敗」 勝敗を分けたのは…
(1/3ページ)【維新の党】
大阪市議選で落選し、JR寺田町駅前でお詫びの演説をする福島真治氏=13日午前、大阪市天王寺区(沢野貴信撮影)
大阪維新の会の造反組には厳しい選挙戦となった。12日に投開票された大阪府議選、大阪市議選では維新から離れた8人が出馬したが、府議選で4人、市議選で2人が維新候補に苦杯をなめた。一方、府南部を走る泉北高速鉄道を運営していた第三セクター「大阪府都市開発(OTK)」の株式売却をめぐって造反した後、離党した府議候補2人は当選した。明暗を分けたものは何だったのか。
「これが橋下の力…」。12日深夜、市議選天王寺選挙区(定数2)で落選した福島真治氏(45)は開票結果が書かれた紙を見つめ、力なくつぶやいた。
維新から離れた自身への対抗馬として送り込まれた維新新人、金子恵美氏(43)が約8700票を獲得し、トップ当選を果たした。一方、福島氏の得票数は維新公認候補としてトップ当選した前回の約1万2200票から約6400票に半減した。
福島氏は維新市議団で政調会長を務めるなど中心メンバーの1人だった。しかし維新代表の橋下徹氏が昨年3月、都構想の制度設計を進めるために出直し市長選を仕掛けたことに反発し、維新から造反。反都構想の立場に転じ、街頭演説では「市民による大阪市の廃止構想だ」と訴えた。
「裏切って出ていった」。3月、天王寺区内で行われた演説会で橋下氏は怒りをあらわに。維新は同選挙区を重点区に設定した。
福島氏が告示前に配布したチラシの内容には苦境が浮かんだ。「雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ」。激しい雨、風の中で一歩を踏み出すイメージ写真が印刷されていた。
投開票から一夜明けた13日朝、同区のJR寺田町駅前に立った福島氏は「力不足で申し訳ありません」と頭を下げた。都構想の問題点を訴え続けると、支持者から「人生、七転び八起きだ」と声を掛けられた。
一方、府議選の堺市中区選挙区(定数1)では、維新を離れた無所属現職、西恵司氏(68)が、古巣が仕向けた“刺客”との一騎打ちを制した。
「西さん、おめでとう。ようがんばったな」。13日午前8時すぎ、同区の泉北高速深井駅前で、通勤客らに頭を下げる西氏に支持者が歩み寄り、がっちり握手をかわした。
平成25年12月の府議会で、OTKの株式売却をめぐり、松井一郎知事(維新幹事長)は米投資ファンドへの売却案を提案した。ただ、公募次点の南海電鉄が乗り継ぎ運賃の値下げを80円としたのに対し、ファンドが10円だったため、沿線住民らが反発。当時、維新に所属していた西氏は採決で造反し、無所属現職の密城(みつぎ)浩明氏(44)=堺市南区選挙区=ら3府議とともに反対に回った。
「悲願の値下げがたった10円では地元は納得しない。命を運ぶ鉄道を利益追求型の外資系企業に売ることは府民のためにならない」。反対は沿線選出議員として当然の行動だった。
売却案は否決され、松井氏は激怒。西氏らを除名処分とし、府議選で西氏の対抗馬として新人女性候補(40)を差し向けた。
その後、昨年7月にOTK株式は南海電鉄に売却され、今年3月に80円値下げが実現。西氏と密城氏は選挙中にアピールし、いずれも再選を果たした。
「大義はこちらにあるということだ」。西氏は勝因をそう分析した。
4297
:
チバQ
:2015/04/16(木) 00:11:59
元維新の結果
◇堺市中区(定数1−2)
=選管最終発表
当 24161 西恵司 68 無現 元維新
17146 藤島聡子 40 大維新
◇堺市南区(定数2−3)
=選管最終発表
当 33021 西林克敏 44 大維新
当 15078 密城浩明 44 無現 元維新
11872 藤本幸子 40 共新
◇泉南市・阪南市・田尻町・岬町(定数1−2)
=選管最終発表
当 25348 土井達也 47 大維現
21089 堀口和弘 43 自現 元維新
◇四條畷市・大東市(定数2−6)
=選管最終発表
当 22585 橋本和昌 47 大維現
当 18663 内海久子 57 公現
7119 沢田貞良 47 無現 元維新
6925 松井博史 46 無新
5697 新崎美枝 38 共新
1402 三代幸義 60 無新
◇摂津市(定数1−5)
=選管最終発表
当 8495 山本大 41 大維新
6489 阿部賞久 58 無現 元維新
5505 川口純子 61 共新
2126 石橋徳治 60 無新
584 岡本隆幸 52 無新
◇松原市(定数1−3)
=選管最終発表
当 14355 橋本邦寿 52 自新
13701 広野瑞穂 49 大維新
8843 小林雄志 42 無現 元維新
◇交野市(定数1−4)
=選管最終発表
当 11578 松本直高 42 自新
7869 山本景 35 無現 元維新
5651 坂野光雄 68 共新
2260 藤本安男 67 無新
◇摂津市(定数1−5)
=選管最終発表
当 8495 山本大 41 大維新
6489 阿部賞久 58 無現 元維新
5505 川口純子 61 共新
2126 石橋徳治 60 無新
584 岡本隆幸 52 無新
◇高石市・泉大津市・忠岡町(定数2−3)
=選管最終発表
当 25121 大橋一功 56 大維現
当 16362 奥田悦雄 59 自新 元維新
4495 川戸康嗣 39 無
4298
:
チバQ
:2015/04/16(木) 00:15:12
http://www.sankei.com/west/news/150412/wst1504120086-n1.html
2015.4.12 23:58
【統一地方選】
“反都構想”自民府議のエース、維新との一騎打ちで議席死守…「あいまい」批判の公明も底力
(1/2ページ)【統一地方選2015】
大阪市内の投票所で、投票箱に投じられる有権者の1票=12日
大阪都構想の是非を問う住民投票を約1カ月後に控え、大阪維新の会の最大目標だった「府議会での過半数獲得」を阻止した野党側。注目を集めたのは、都構想に理解を示す安倍晋三首相との蜜月をアピールする維新の作戦に苦虫をかみつぶしながらも、反都構想を掲げて前回からの議席増を果たした自民と、住民投票をめぐる方針転換で支持者から反発を受けつつも「常勝関西」の意地を見せた公明の戦いぶりだった。
「大阪市の廃止反対」を訴え、対案として24区のうち11区を改正地方自治法に盛り込まれた「総合区」に格上げするプランを打ち出した自民。府議選の大阪市都島区選挙区(定数1)では、5期目を目指す現職の花谷充愉(みつよし)氏(52)が維新新人との一騎打ちを制し、「大変厳しい選挙だった。維新の政治の混乱を止めてほしいという方が多かったということ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
府議団幹事長を務め、都構想をめぐって府議会本会議や委員会で松井一郎知事(維新幹事長)とたびたび激論を戦わせてきた。他会派との調整役も担う自民のエースは、維新にとって「反都構想のシンボル。一番やっかいな存在」(維新関係者)であり、かつてない猛攻を受けた。
支持者の中には都構想賛成派もいるため、「反対論は抑えた方がいい」と周囲から諭されることもあったが、住民投票を控えて「逃げるわけにはいかない」と街頭演説などで正面から批判。追いすがるライバルを最後に突き放し、ベテランの貫禄を示した。
公明は、都構想の是非を問う住民投票をめぐり「都構想の制度案には反対、住民投票実施には賛成」と方針転換した主張のあいまいさが支持者の批判を浴びた。厳しい戦いを強いられるなか1人区への擁立を断念し、候補者擁立を必勝が見込める選挙区に絞り込んだ。党本部の山口那津男代表ら幹部も繰り返し応援に入り、挙党態勢でてこ入れを図った結果、府議選候補者全員が当選を果たした。
大阪市住吉区選挙区(定数2)で、2番目に当確が報じられた現職の中村広美氏(50)は、支持者を前に「すべての方に守られて、最大の感謝でいっぱい。今後は5月17日(の住民投票)に向け、断固として都構想反対で戦っていく」と目を潤ませた。
◇大阪市都島区(定数1−2)
=選管最終発表
当 20558 花谷充愉 52 自現
19012 魚森豪太郎 36 大維新
4299
:
チバQ
:2015/04/16(木) 00:21:12
◇相生市(定数1−3)=選管最終発表
>>4107
当 4756 盛耕三 62 無現 元山口派現職
4527 藤本順也 43 無新 .山口派新人
4468 土井本子 40 自新 自民系新人
◇神崎郡(定数1−2)=選管最終発表
当12212 上野英一 61 無現 民主系現職
9895 前川裕量 40 自新 世襲候補
4300
:
チバQ
:2015/04/16(木) 22:12:34
http://www.sankei.com/west/news/150415/wst1504150092-n1.html
2015.4.15 23:34
報酬約束し選挙運動依頼 大阪府議選の運動員を逮捕
12日に投開票された統一地方選の大阪府議選で、選挙運動を行う見返りとして運動員に報酬を支払う約束をしたとして、大阪府警捜査2課などは15日、公職選挙法違反(運動員買収)容疑で、吹田市選挙区で初当選した豊田稔氏(60)=自民公認=陣営の運動員でパート従業員の女(50)=同府吹田市=を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は3月上〜中旬、いずれも同市内の40代の女性3人に時給千円の報酬を支払う約束で選挙運動をさせたとしている。陣営関係者らによると、有権者に豊田氏への投票を呼びかける電話をかけるよう、3人に依頼したという。
豊田氏は産経新聞の取材に「公選法の順守を徹底していたつもりだったが、きちんと伝わっていなかったかもしれない。私の把握が足りなかったと反省している」と答えた。
豊田氏は吹田市議を5期務め、今回の府議選の吹田市選挙区(定数4)に立候補。3番目の得票となる2万941票で初当選した。
◇吹田市(定数4−6)
=選管最終発表
当 40089 杉江友介 36 大維現
当 22463 石川多枝 47 共新
当 20941 豊田稔 60 自新
当 19827 三浦寿子 63 公現
13927 上野和明 70 民現
11825 神谷宗幣 37 無新
4301
:
チバQ
:2015/04/16(木) 23:15:21
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201504/0007918383.shtml
015/4/15 05:30
【芦屋考】市長・市議選 地域が抱える課題検証へ
全国有数の高級住宅地として知られ、かつて「日本一裕福なまち」と呼ばれた兵庫県芦屋市。1995年1月17日、このまちを襲った阪神・淡路大震災は、444人もの命を奪い、約8800棟の家屋を全半壊(いずれも市認定)させる甚大な被害をもたらした。
復興事業に伴い、市の借金は膨らみ、行政サービスのカットや市職員削減など、財政再建に追われた。20年がたち、復興事業はようやく落ち着きを見せ始めたが、少子高齢化の波は押し寄せ、医療、教育、景観、老朽化公共施設など、新たな問題に直面する。
震災から6度目となる芦屋市長・市議のダブル選挙が19日告示される。市長選には3人、市議選(定数21)には32人が立候補の準備を進める。ポスト震災20年の芦屋のまちづくりをどう描こうとしているのか。16日から3日間、芦屋市を南・中・北部の順で、それぞれの地域が抱える課題を考察する。(前川茂之)
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201504/0007921430.shtml
2015/4/16 05:30
【芦屋考】6→1公営住宅集約化の行方
市内最大のハード事業】
総事業費約115億円。現在、市が進める最大のハード事業が公営住宅の集約化計画だ。
朝日ケ丘町、南宮町、浜町など老朽化や耐震化が必要な市内六つの公営住宅を同市南部の高浜町に集約・新設する計画で、新団地の規模は350戸。消防分署や社会福祉用地を隣接させ、2018年7月までに移転を完了させるという。
市は当初、民間資金やノウハウを活用する「PFI方式」を導入して、「新住宅の建設と団地の売却を一括で実施する」としてきたが、参加を検討する複数の企業から「隣接地との境界が不明確」などの意見が相次ぎ、結局、4団地の売却を一時凍結。PFIは2団地のみとする方針に切り替えた。
さらに議論となったのが、建設予定地の取得条件。市は移転先となる芦屋学園グラウンドを約36億円で購入する一方で、グラウンドの代替地として県の所有地約1万8千平方メートル(陽光町)を約24億円で購入。同額で芦屋学園に売却した。
関連議案は議決されたが、複雑なスキームに市議からは「陽光町に建設すれば12億円削減できる」「代替地が転売される恐れはないのか」などの意見が出ている。今後の事業の見通しはいかに。
4302
:
チバQ
:2015/04/16(木) 23:16:01
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201504/0007921428.shtml
015/4/16 05:30
【芦屋考】小学校建設中止の波紋
拡大
【予定地の活用今後の焦点に】
「南芦屋浜をどんな街にしたいのか。市はもっと真剣に考えて」。4月6日夜、潮芦屋交流センター(海洋町)で開かれた小学校建設中止の説明会。住民は強い口調で訴えた。
南芦屋浜地域は、県企業庁が開発した人工島で、1998年から住宅入居が開始された。小学校の建設計画は島の整備当初からあったが、阪神・淡路大震災後の財政難や開発の遅れなどから延期されてきた。
市は昨年12月、「小学校を建てる最後のチャンス。まちづくりの観点からも新設校が必要」として、2019年の開校計画を打ち出した。
しかし、開校年度をピークに児童数が減少し、隣接校も単学級になる見通しなどが示されたことから、住民らから反対意見が相次ぎ、3月25日には市議の3分の2に当たる14人が白紙撤回を求める申し入れ書を提出した。
市は「今後、将来的にも建設することはない」と断言しており、今後焦点になるのは、約2万4千平方メートルにも及ぶ学校建設予定地(涼風町)の活用方法だ。現在は県所有地で、民間企業が暫定的にテニスコートとして利用しているが、契約は15年度末まで。早急に土地を処分したい県の意向もあり、残された時間は少ない。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201504/0007921426.shtml
2015/4/16 05:30
【芦屋考】夢のパイプライン存廃議論
【老朽化進む中解決策を模索】
投入口に入れたごみは、地中管を通ってそのまま焼却炉へ。「未来都市の象徴」とも称された真空ごみ収集施設「パイプライン」。バブル期に全国各地のニュータウンで導入され、芦屋市内では1979年から臨海部で採用された。
今、その存続をめぐって大きく揺れている。設備の老朽化が進む中、今後45年間で必要とされる維持・更新費は約342億円。市の財政を圧迫しかねない状況から、市は1月、「今後のあり方」について市民2千人アンケートを実施した。「順次廃止」(32・2%)が、「改修して継続」(21・3%)を上回ったが、利用地域では「継続」が、71・8%と圧倒的。「パイプラインがあるから入居した」との意見も少なくなかった。
3月下旬、存廃について議論してきた市の検討委員会は「将来的に廃止せざるを得ない」との意見で一致。しかし、南部では存続を求めて各地で勉強会が開かれており、周辺自治会など約30団体でつくる「利用者の会」も結成された。メンバーの大永順一さん(64)は「財政だけの問題ではない。住民の声を聞きながら解決策を一緒に考えてほしい」と話している。存続か、廃止か。新議会と市長の決断が注目される。
4303
:
チバQ
:2015/04/16(木) 23:32:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000002-kobenext-l28
姫路市議2人、長期欠席でも報酬や手当て満額受給
神戸新聞NEXT 4月15日(水)11時0分配信
兵庫県の姫路市議2人が昨年6月以降、病気療養を理由に本会議、委員会の約8〜9割を欠席しながら、今年3月までの1年足らずで議員報酬と期末手当の満額計1千万円以上を受給していたことが、神戸新聞社の調べで分かった。ただ姫路市議会の条例には、欠席議員に対する報酬などの減額規定がないのが実情。市への返納も公職選挙法が禁止する寄付行為に当たる。こうした現状に、専門家は議会内での議論の必要性を指摘する。(山路 進)
同市議会事務局によると、2人は昨年6月以降、計20回開かれた本会議を16〜17回欠席。委員会は1人が計19回中16回、もう1人が20回中15回休んだ。本会議と委員会を通じて1人は84%、もう1人は75%を欠席した計算になる。
同市議会では、市議が本会議や委員会を欠席する場合、開催当日の午前10時までに欠席届を議長、委員長に提出することになっており、2人とも届けを出している。欠席理由は自己申告のみで、診断書などを提出する必要はない。
2人とも最後の出席から200日以上がたっており、神戸新聞社の取材に対し、間近に迫った市議選(19日告示、26日投開票)には立候補しない意向を示している。
長期欠席の議員の報酬をめぐっては、2010年に西脇市議会が県内で初めて減額条例を制定。昨年3月には小野市議会も条例を定めた。両市議会とも本会議、委員会の最終出席日から91日以上が経過した議員を対象に、報酬を2〜5割減額している。
関西学院大の村上芳夫教授(地方自治)は「長期入院などで、実質的な議員活動ができないのは問題。議会が自ら『議員活動とは何なのか』を考え、報酬規定について議論する必要がある」と話す。
4304
:
チバQ
:2015/04/17(金) 23:59:48
http://www.sankei.com/west/news/150417/wst1504170070-n1.html
2015.4.17 20:40
大阪維新の会、府議会過半数まであと2議席 会派に1人加入
大阪府議会(定数88)の大阪維新の会は17日の会合で、12日投開票の府議選(枚方市選挙区)に無所属で出馬、当選した中司宏氏(59)の会派入りを認めた。大阪維新は42人が当選しており、加入で会派の議席数は過半数45まであと2となる。
中司氏は平成7年5月から枚方市長を務め、4期目途中に公共工事入札で業者に便宜を図ったとして談合罪に問われ、有罪判決が確定した。冤罪を主張しており、会合で「首長(経験者)の視点からがんばりたい」とあいさつした。
◇枚方市(定数4−6)
=選管最終発表
当 39419 岡沢健二 69 大維現
当 28642 中司宏 59 無元
当 25216 大橋章夫 54 公現
当 20343 中村哲之助 69 民現
18669 出来成元 66 自現
14708 折口勲 58 共新
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