したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4246チバQ:2015/04/11(土) 00:38:27
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2015local/20150408_6.html
(下)彦根市・犬上郡
「現職1人落ち」で混沌
2015県議選・滋賀 激戦区を行く


個人演説会の終了後、支援者と握手する候補者(5日、滋賀県犬上郡多賀町)
個人演説会の終了後、支援者と握手する候補者(5日、滋賀県犬上郡多賀町)
 4日午後、自民党推薦の無所属現職大野和三郎は、立ち寄った彦根市南部の会館前でマイクを握った。30分後に地元農協職員の会合が館内で予定されていた。

 旧犬上郡区選出の大野は、彦根で自身への支持を求める初の県議選になる。会場へ急ぐ職員らに「農業の6次産業化」などの公約を訴えた後、「政治で大事なのは『誰が』ではなく『何を』行うかだ」と強調。選対幹部は「彦根の現職4人に割って入る意志を示した」と、1年半も前から彦根で後援会づくりを進めてきた大野の思いを代弁した。

 定数4だった彦根市区と同1の犬上郡区が統合した新選挙区の定数は4。少なくとも現職1人が落選する。有権者の8割超を占める彦根では2003年選挙以降、自民系と民主党系が2議席ずつ分け合ってきており、有権者約1万8千人の犬上との合区によって、当落の行方は混沌(こんとん)としている。

 「後ろから鉄砲玉が飛んでくる感じだ」。自民公認で旧彦根市区の細江正人と西村久子の両現職は、保守支持層が重なる大野の「参戦」に危機感を強める。

 5日夜に同郡多賀町であった細江の個人演説会。「犬上の票がないと厳しい」。細江は深々と頭を下げた。初挑戦の前回は約8800票を得て2位当選した。彦根の支持層を固め直しつつ、犬上での票獲得を目指す。支援する多賀町議も「彦根とのパイプを強めることが多賀の発展につながる」と語りかけた。

 「国の施策は農業者の意に則していない。皆さんの立場に立って頑張る」。3日、彦根市役所前で西村は政府与党の農業政策に異議を唱えた。背景には農業団体へ攻勢をかける大野の存在がある。女性農業者としての活動を通して培った湖東での人脈を生かし、生産者に寄り添う姿勢をアピールする。

 チームしがの推薦を受ける中沢啓子、江畑弥八郎の両民主現職は、自民系3候補の競り合いが保守票を掘り起こすことを警戒する。

 「三日月(大造)知事と一緒に、地域づくりを進める」。中沢は5日の彦根市内での個人演説会で彦根が主会場になる24年国体誘致の経緯に触れ、現職4人中最多となる県議4期の実績を強調した。選挙前には前知事嘉田由紀子と並んだポスターを作った。女性支持層を固め、多賀など犬上にも照準を合わす。

 一方の江畑は、出身の連合を核に、労働者への浸透に努める。「投票率向上が反自民票増加につながる」とみて、5日は連合の車を全域に走らせ「棄権せず投票を」と呼び掛けた。7日は選挙事務所に元知事武村正義を招き「武村、嘉田、三日月の3知事が受け継ぐ草の根県政をさらに進める」と訴えた。

 新人中川睦子を立てて挑む共産党はこれまで、彦根で自民と民主の対決の中で埋没してきた。だが今回は「犬上の支持者に共産の選択肢ができた」と合区を好機ととらえる。3日、彦根市内の街頭演説で中川は彦根西高と彦根翔陽高の統合問題を挙げ「現職4人は何もしてこなかった」と切り捨てた。街頭で、電話で、安倍政権批判や原発再稼働反対を訴え、悲願の議席獲得を期す。=敬称略

【2015年04月08日掲載】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板