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商業・流通

1582荷主研究者:2011/11/13(日) 20:43:16

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/267185
2011年10月7日 01:58 西日本新聞
魚町銀天街が「還暦」 小倉都心 日本最古のアーケード

魚町銀天街60周年を祝い、くす玉割りをする関係者

 北九州市・小倉都心部の商店街「魚町銀天街」(小倉北区)に1951年、日本で初めて公道上のアーケードが完成してから10月で60周年を迎えた。現地で6日、記念セレモニーがあり、関係者が中心商店街の活性化に向けて決意を新たにした。

 魚町商店街振興組合などによると、アーケードは当時の店主有志が、雨の日でも快適に買い物をしてもらおうと発案。公道上に設置することから、県や旧建設省(国土交通省)に何度も足を運んで許可を取り付けたという。当時、完成したアーケードは勝山通りからの約130メートル。その後、改修・拡張を繰り返し、現在は約400メートルに延びた。

 セレモニーでは、組合の瀬口裕章理事長(55)が「(郊外型商業施設の進出で)商店街は全国的にも厳しい状況だが、先輩の思いを受け継ぎ、これからも小倉の街を盛り上げていきたい」と強調。北九州市の北橋健治市長は「商店街の手本として活躍している。小倉都心部に人が来るように、一緒になって頑張りたい」とあいさつした。

 セレモニーでは、アーケードの歴史をまとめた記念史「魚町銀天街物語」を来年3月に発刊することが発表された。銀天街の各店舗は6−16日、「還暦感謝セール」を開き、6割引きなど「6」にちなんだ特典を準備する。

=2011/10/07付 西日本新聞朝刊=

1583荷主研究者:2011/11/13(日) 20:55:38
>>900
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/268018
2011年10月13日 00:14 西日本新聞
大分パルコ跡 再開断念 ビル所有会社 テナント誘致不調

 大分市のJR大分駅前に位置し、今年1月末で閉店した大分パルコが入居していたビルを所有する大分開発(同市)は12日、同ビルの商業施設としての再開を断念すると発表した。パルコ閉店後、新たなテナントを探してきたが、賃貸料などの交渉が難航、再開困難と判断した。同社は「売却や取り壊しも含め検討する」としている。

 ビルの8−12階は、大分第一ホテルが入居しているが、運営会社の第一ホテル九州も同日、来夏をめどに営業を終了すると発表した。

 大分開発によると、ビルは地下2階、地上14階で1974年に開業。大分パルコは77年、地下2階から地上7階に入居し営業していたが、今年1月、販売不振を理由に閉店した。大分第一ホテルは、ビル開業とともにオープン。近年、客室稼働率が60%台と低迷し、今月末の賃貸契約満了を受け、予約客の入っている来夏まで暫定的に契約を延長、その後退去する。

 大分開発は、パルコ(東京)が閉店を発表した昨年2月以降、複数のデベロッパーを通じ、ビルの経営譲渡や共同経営、テナント入居を模索してきたが、いずれも賃料などの条件面で折り合わなかったという。同社の河村正義専務は「固定資産税や維持管理の負担が大きく、ビルを所有し続けることは困難」と語った。

=2011/10/13付 西日本新聞朝刊=

1584チバQ:2011/11/14(月) 22:08:05
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111111/CK2011111102000125.html
《経済》 にぎわいの風吹かず 遠鉄百貨店新館初日の中心街
2011年11月11日

商店の多く「定休日」
遠鉄百貨店新館のオープンを祝う垂れ幕が掲げられた有楽街。9日は定休日でシャッターを閉めたままの店が目立った=浜松市中区で


 遠鉄百貨店新館(浜松市中区)を“仲間”に迎えた浜松市の中心街。「にぎわい復活の起爆剤に」という期待の声とは裏腹に、開業初日の9日は、シャッターを下ろしたままの店が目立った。水曜日を定休日とする店が多いためだが、約10万人が中心街を訪れる商機だっただけに、関係者は「やる気が感じられない」と嘆いている。

 同百貨店からほど近い鍛冶町の商店街の一角。9日は、物販店の大半を含め、半数程度の店が閉まっていた。

 一方で、定休日にもかかわらず、店を開けた婦人服店もあった。店主の男性(61)は「新館のついでに寄ってくれるお客さんがいるかもしれないと思って開けた」と理由を話す。結果は「ちらほら」と苦笑するが、「商店街でも『みんなで盛り上げよう』という話はなかった。元気がなくなっちゃったね」と、寂しそうに語った。

 「祝 遠鉄百貨店新館オープン」。同百貨店から北へ歩いて5〜10分のアルコモール有楽街では、街灯に垂れ幕を掲げて、応援ムードを盛り上げている。だが、やはり水曜定休の小売店が多く、9日に営業していた店はまばらだった。

 浜松商工会議所のある幹部は、「開業日ぐらい臨時営業したっていいのに」と顔をしかめる。「便乗でもいいから、新館と一緒にまちを盛り上げよう、という気概を見せるべきだ」と苦言を呈す。

 新館の人出を取り込もうと、動いたのは若手の飲食店主らだ。老舗料理店の後継者らが連携して、「ハママツ・ブランド・フード・フェスティバル」を9日から始めた。

 和食を中心に計18店が、特産のウナギや葉ネギなどを使った創作料理を1575円〜5250円の3種類の価格で提供する。通常は夜のみ営業の店が大半だが、30日までの期間限定で、2店を除いてランチタイムにも店を開ける。

 まとめ役の日本料理店「桝形」の4代目、鈴木佐智生さん(43)は「新館のお客さんをおいしい料理でもてなそう、と企画した。将来は観光客を呼べるイベントに育てたい」と意欲を見せる。

 9日の中心街の状況には、「最初からあきらめている店が多い」と残念そう。「物販店が駄目でも、飲食店が頑張れば必ず人は来てくれる」と強調する。

1585チバQ:2011/11/14(月) 22:08:40
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011111290135348.html?ref=rank
おせち二極化 震災後のお正月 
2011年11月12日 13時53分

店舗に並ぶ「個食おせち」=12日、東京都渋谷区の東急東横店で(圷真一撮影)


 東日本大震災後、初めての正月まで五十日。家族の絆や近所付き合いが見直される中、百貨店などで予約受け付けが本格化しているおせち料理では、従来の家族用に、ご近所や来客分を加えた五、六人用の予約が好調だ。一方で「お一人さま用」おせちを初めて投入した百貨店も。大人数化と個食化−。おせちにみる世相とは。 (志村彰太)

 そごう横浜店(横浜市西区)では二百四十五種類のおせちの予約を受け付けている。家族用(四、五人分)に加え、来年の正月は来客や近所付き合いが増えると想定して五、六人の大人数用を充実させた。震災で近隣住民との連携の大切さが再確認された状況などを反映したという。

 対照的に、初めて一人用も三種類用意した。価格は約五千〜八千円で、弁当箱程度の容器にイクラやカニなどの高級具材が入り、十品目以上の料理を味わうことができる。

 東急百貨店では以前から取り扱っていた「一〜二人用」を充実。高級ホテルや料亭と連携して、七種類の独自商品を新たに開発した。価格は一万〜二万円程度を用意。東京都渋谷区の東急東横店や、横浜市青葉区のたまプラーザ店など主要八店舗に並ぶ。

 両百貨店ともおせちの売り上げは昨年より一割程度、増加しているという。

 「正月こそ、家族の絆や近所付き合いをあらためて確かめる機会」と、おせち商戦で打ち出しながら、なぜ「お一人さま用」も売れるのか。

 そごう横浜店では、仕事を理由に、年末年始から遅れて帰省する息子や娘のために、高齢の父母が一人用おせちを予約するケースが多いという。

 企画担当の川端和弘さん(44)は「食べ残しではなく、新しいおせちを食べさせたい気持ちがあるのでは」とみる。東急百貨店の担当者は「一人で食べるにしても、日本の伝統文化を味わいたい人が増えたと思う」と話した。

(東京新聞)

1586チバQ:2011/11/14(月) 22:09:49
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201111080129.html
クリスマス、今年は金額より時間=百貨店調査2011年11月8日22時6分
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 百貨店のプランタン銀座(東京)が8日発表したクリスマスプレゼントへの女性の意識調査によると、恋人、夫らに期待するプレゼントの金額は平均3万3070円で昨年より約1万円減少した。プレゼントの中身も食事や旅行などを重視する傾向が出ており、同社は「恋人などと過ごす時間を楽しみたいという思いが表れているのではないか」と分析している。

 欲しいプレゼントの上位を見ると、1位「食事」、2位「ネックレス」、3位「指輪」、4位「その他アクセサリー」に続き、5位に「スイーツ」「旅行」が入った。昨年5位だった「バッグ」は圏外に。

 女性から男性に贈る予定のプレゼントでは1位の「洋服」に続き、2位の「手料理」が前年比5ポイント増の23%だった。

 調査は10月下旬、インターネット上で実施。20〜65歳の女性504人から回答を得た。 


[時事通信社]

1587荷主研究者:2011/11/17(木) 23:38:41

http://www.shinmai.co.jp/news/20111027/KT111026SJI090012000.html
2011年10月27日(木)信濃毎日新聞
松本・旧野口ビルに書店大手ジュンク堂が入居へ 年内にも

「ジュンク堂書店」が出店を計画している松本駅近くの旧野口ビル

 昨年6月から空きビルとなっている松本駅近くの旧「野口ビル」(松本市深志、ベルモール25)に、書店大手のジュンク堂書店(神戸市)が出店を計画していることが26日、分かった。売り場面積約3300平方メートル、書籍数約100万冊を予定しており、計画通り出店すれば県内で最大規模の書店となる。早ければ年内に営業を始める。

 ビルを現在所有する富岡開発(松本市)の親会社エム・ケー・ケー(同)の藤巻好実社長と、ジュンク堂書店の工藤恭孝(やすたか)会長らが26日、甲府市内で会合して出店に向けて協議した。ビル地下1階〜地上2階のほぼすべてが、ジュンク堂になる予定。改修と品ぞろえに通常3カ月ほどかかるが、エム・ケー・ケー側が改修を急ぐ。

 ジュンク堂書店は今年2月、丸善書店を傘下に持つ持ち株会社の丸善CHIホールディングス(HD、東京)の子会社になり、現在は同HDの事業会社の一つ。両書店は全国で計約100店舗を展開している。

 工藤会長は「書店は街のインフラ。松本市街地の空洞化を防ぐ意味でも、人が常に出入りし、専門書が手に入る店舗にしたい」と説明。藤巻社長は「ビルを活用したい一心で入居をお願いし、応じてもらった。改修を急ぎ、クリスマスに開店が間に合うように全力を尽くす」としている。

 旧野口ビルは、駅前商業地の一角にある商業ビル。1979(昭和54)年築の鉄骨・鉄筋コンクリート造りで、地上8階、地下1階。昨年3月まで隣接する百貨店の井上(松本市)が3〜6階を借り、3、5階は連絡通路で井上ビルに接続していた。当時の所有会社が破産申請した影響で十数店あったテナントも昨年5月末で退去を強いられ、空きビル状態が続いていた。

 9月下旬に不動産業の富岡開発が破産管財人から取得。3〜6階には、ソニー子会社で中・小型液晶ディスプレー製造販売のソニーモバイルディスプレイ(愛知県東浦町)が入居することが決まっている。

1588チバQ:2011/11/19(土) 17:45:43
http://www.at-s.com/news/detail/100076577.html
注目集める広々連絡路 遠鉄百貨店、集客へ新発想(11/15 14:29)

 遠鉄百貨店(浜松市中区)の本館と、9日開業した新館を3〜6階部分で結ぶ新発想の多層デッキ「イ・コ・イ スクエア」が注目を集めている。単なる連絡通路ではなく、休憩所や子どもの遊び場を備えるのが特徴で、「両館を一体的に見せ、自然な人の流れをつくる」のが狙いという。「百貨店の別館方式は成功しない」という業界の定説を覆すモデルケースとなるか―。
 多層デッキは各階とも幅員18メートル、長さ22メートル。ゆったりとした広さを取り、3階は総合案内所やソファのある情報発信基地、4階はカフェと隣り合った休憩所、5階は子ども向けの「チャイルドランド」、6階は市民ギャラリーを配置した。
 竹内善一郎社長は「成功事例が極めて少ない『別館方式』の増床だったので、連絡路の設計に一番苦心した。『広場』で両館を接続することで、来場者の往来を活発にさせたい」と語る。
 道路の頭上に連絡通路を設置する場合「幅員6メートルまで」などの規制がある。今回は「市民の憩いの場をつくりたい」という遠鉄側の提案を受けて浜松市も柔軟に対応。「市道」だった場所を「歩行者専用通路兼広場」に切り替え、大きな連絡通路を設置できるようにした。
 「外から見ると通路だが、中に入れば休憩スペース。妻の買い物を待つのにちょうどいい」=袋井市初越の寺井屯さん(72)=、「連絡通路の細くて暗いイメージがなく、子どもの遊び場もあるので訪れやすくなった」=浜松市中区の主婦鈴木圭さん(34)=とデッキは来店者に好評だ。
 遠鉄の担当者は「細い通路では心理的抵抗感が生まれ、どうしても人の流れが本館だけに偏りがちになる。われわれの設計がお客さまに受け入れられるか。両館の売り上げがバランスよく伸びれば、全国の百貨店から注目されるのでは」と話す。

1589チバQ:2011/11/19(土) 17:46:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20111115-OYS1T00591.htm
博多シティへの買い物客流出、熊本は「軽微」
九州各地から買い物客を集めている博多シティ(本社ヘリから) 肥後銀行系の調査研究機関「地域流通経済研究所」(熊本市)が、JR博多駅ビル・博多シティ(福岡市)を訪れた九州の県庁所在地7市の住民に居住地の百貨店や中心商店街の利用が減ったかどうか調査したところ、「減った」と答えた熊本市民は5・7%にとどまった。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業もあり、購買客の流出が懸念されたが、同市にはほとんど影響が出ていないことを表しているという。

 同研究所は「(博多シティの)オープン前から流出現象が起きているため、大きな変化が見られなかったのではないか」と分析している。

 博多シティは、3月のオープンから半年で来客数が3000万人を超えるなど好調ぶりが目立っている。調査は9月、九州の県庁所在地7市の20歳以上を対象にインターネットのアンケートで行い、20歳以上の計1432人が回答した。

 熊本市民で、利用したことがあると答えたのは87人。地元百貨店の利用回数について尋ねたところ、「利用が減った」と答えたのは5・7%と7市の中で最も低く、「変わらない」が93・1%を占めた。地元の中心商店街についても「利用が減った」は5・7%で、長崎市、福岡市に次いで3番目に低い。

 熊本市を除く各市の地元百貨店の利用が減った割合は、大分市20・8%、佐賀市13・8%、鹿児島市13・6%、福岡市9・6%、宮崎市9・0%、長崎市8・7%。地元中心商店街の利用が減った割合は大分市15・6%、宮崎市13・4%、鹿児島市12・1%、佐賀市9・6%、福岡市5・6%、長崎市5・4%だった。

 同研究所の飯田俊之・主席研究員は、今後の熊本市から福岡市への購買客の動向について、「目新しさなどで一時的な流出はあるかもしれない。しかし、交通費も安くはなく、流出が長続きするとは思わない」と話している。

(2011年11月15日 読売新聞)

1590チバQ:2011/11/19(土) 17:49:09
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111119-OYO1T00541.htm?from=main4
大型店激戦区・大阪でミニ書店が相次ぎ登場


<読書カウンセリング>でお客さんに相性が合いそうな本を紹介する坂上友紀さん(右)(大阪市北区で)=大西健次撮影 大型書店がしのぎを削る大阪市内に、個性豊かなミニ書店が次々と登場している。客自身も気付かなかった好みの本を教える“提案型”、他の書店に並ばない本だけを集めた“特化型”と、品ぞろえだけでは測れない魅力をアピール。ネット検索では巡り合えない一冊を紹介する場として、存在感を示しつつある。

 「食べ歩きが好きならこの時代小説は?」。古着屋やカフェが並ぶ北区中崎町かいわい。古民家の6畳間で書物談議が盛り上がる。昨夏に開業した「本は人生のおやつです!!」の店主、坂上友紀さん(32)の売りは〈読書カウンセリング〉だ。

 趣味や好きなテレビ番組などを尋ね、数冊を紹介する。店内はわずか10平方メートル。だが、「本が多過ぎると選び切れないという方もいますから」と坂上さん。2年間の書店勤務を経て独立した経験も生かし、月ごとに「昭和レトロ」「雨」などのテーマで棚を入れ替え、来店者を飽きさせない工夫をする。

 近くのビルで1月にオープンした「ブックス ダンタリオン」は自作本の専門店。16平方メートル余りの店内には、詩や写真をコピーし、とじて作る「ZINE(ジン)」と呼ばれる小冊子など、約300種をそろえた。


 店主の堺達朗さん(29)も大手書店勤務経験者。他店と一線を画した棚作りを狙い、「どんな書店にも並んでいない本ばかりのはず」と胸を張る。

 ネット販売の隆盛や電子書籍の登場に押され、全国の書店数はこの10年で約6000店減少。大阪府内では1618店から1103店と、3分の1近くが消えた(アルメディア調べ)。その一方で、大型化も目立ち、大阪・梅田近辺は500坪(約1650平方メートル)を超える大型書店が5店も集中する指折りの激戦区に。影響は周辺の中堅書店にも及び、ミニ書店の形態で活路を探る動きも出てきている。

 中央区の「心斎橋アセンス」は6月、隣の自社ビル1、2階に絵本専門店「アーダ」(延べ約60平方メートル)を開業。木のおもちゃや雑貨もそろえた。客の要望に応じ、店員のセンスで絵本と雑貨を組み合わせるギフトセットが好評だといい、金子和代店長は「書店の店員は受け身になりがちだが、実は提案を望んでいるお客さんも多い。気軽に声をかけてもらえる雰囲気を大切にしたい」と話している。

(2011年11月19日 読売新聞)

1591チバQ:2011/11/21(月) 23:26:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111120-OYT8T00699.htm
岡山駅前と表町 7施設連携 倉敷の大型店対抗策


買い物券抽選人気 市民ら街全体の取り組み期待
 岡山市中心部を活性化させようと、JR岡山駅と北区表町周辺の7商業施設が連携組織「E―bond―O(イーボンド)」を結成し、19、20両日、初の合同企画となる各店共通買い物券抽選会を行った。同市中心部の連携は、倉敷市で大型商業施設の開業や改装が相次ぐことへの対抗策だが、今後、いかに一体感を醸成して集客増につなげるかが問われる。(有留貴博)

 「E―bond―O」には、駅前の岡山高島屋、岡山オーパ、さんすて岡山、岡山一番街と、表町の天満屋岡山店、岡山ロッツ、NTTクレド岡山が加盟。名前は、約1キロ離れ、競い合ってきた駅前と表町の頭文字をとり、「つなぐ(bond)」という思いを込めた。

 連携の背景には、倉敷市での急速な商業集積がある。1999年開業の倉敷イオンモールが10月に大規模な増床・改装を終えたのをはじめ、チボリ公園跡地には「アリオ倉敷」が11月25日に開業、中四国初のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」も12月1日にオープンする。競争激化が予想される中、岡山市の7施設は狭い商圏での競合よりも、協調への転換を求められた。

 19、20両日に行われた各店共通買い物券抽選会。一口5000円で券を購入して抽選箱を回すと、5000円から最高で5万円分の買い物券が当たるとあって、多くの人が列を作った。4施設で各日333人分を用意したが、4時間前後で完売する人気だった。だが、どの店舗で使用されるかが回遊性を検証する手だてとなるため、イーボンドの担当者は「しっかりと検証した上で、今後も7施設でどういった共同イベントができるのかを考えていきたい」と話している。

 一方、商業施設のみの動きに疑問を呈する声も。表町商店街にある50歳代の衣料品店主は「街全体としての取り組みにしなければ、結局は倉敷に人が流れるのでは」と不安がる。岡山大の中村良平教授(地域公共政策)は「商店街や行政、公共交通機関などがかかわり、消費者が回遊しやすい環境を作ることが必要」と指摘している。

(2011年11月21日 読売新聞)

1592チバQ:2011/11/21(月) 23:31:52
>>1576 >>1584 >>1588
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111112/CK2011111202000162.html
《経済》 浜松の遠鉄百貨店新館 遊び場や休憩所が好評
2011年11月12日

滑り台や木製遊具が備えられた「チャイルドランド」で遊ぶ子どもたち


買い物客の要望に新設
 JR浜松駅前に9日オープンした遠鉄百貨店新館(浜松市中区)。人気ブランドやスイーツのショップだけでなく、新設された幼児の遊び場や休憩スペースも、「こういう場所が欲しかったの」と、子ども連れの女性やお年寄りたちに好評だ。 

 本館と新館をつなぐ「イ・コ・イ スクエア」5階の「チャイルドランド」。階段を利用した滑り台や、ままごと遊びができる木製遊具などが備えられており、買い物の合間に子どもを遊ばせることができる。

 同スクエアの地下1階には、テーブル付きの約100席の休憩所があり、店内で買ったスイーツや弁当をその場で食べられる。72台のコインロッカー(うち32台は冷蔵)も設置され、購入した食品や手荷物を預けて買い物ができる。

休憩スペースでくつろぐ来店者。右奥に冷蔵と常温のコインロッカーがある=いずれも浜松市中区の遠鉄百貨店で


 竹内善一郎社長は、「約4000人のお客さんの要望や意見を聴いて(施設計画を)練り上げた。家族や友人同士で語らいながら、買い物を楽しんでほしい」と話している。

 新館の開業後、初めて週末となる12、13日は、それぞれ8万人が来店すると同百貨店は見込んでいる。

(林知孝、写真・川戸賢一)

1593チバQ:2011/11/21(月) 23:33:42
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111121/bsd1111210502001-n1.htm
「福島産お歳暮」に揺れる百貨店 被災地支援か慎重論か苦悩 (1/2ページ)2011.11.21 05:00

 百貨店各社が福島県産の食品を「お歳暮」で扱うかの是非で揺れている。被災地支援を旗印に、福島産米をあえて押し出す百貨店がある一方、慎重論も消えない。それぞれの決断には、震災でクローズアップされた「小売りの社会的使命」を前に、対応を模索する姿が映し出されている。

 「どうぞ、新米です。ご賞味ください」。10日にオープン初日を迎えた高島屋東京店(東京都中央区)のギフトセンター。入り口近くの特設コーナーで、福島県郡山市の農家、古川勝幸さん(54)は、高島屋18店舗でお歳暮用商品に採用されたコメのごはんを配った。

 古川さんのコメは、全国コンクールで金賞を5年連続受賞した逸品だ。17日には、暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された福島市大波地区のコメが出荷停止を指示されたが、古川さんのコメからは放射性物質は検出されていない。

 古川さんは「本当に安心してくれる人が買ってくれれば」と祈るように話すが、高島屋は「自信を持って販売していく。選ぶのは消費者。われわれ小売りが門戸を閉ざすわけにはいかない」。1袋5キロで限定500袋。売れ残りも、高島屋が全量買い取る。

 だが、高島屋のような積極策を打ち出せる百貨店ばかりではない。背景には、一般の商品とは違う、ギフト商品特有の事情が横たわる。

 百貨店は通常、5月の連休明けからお歳暮企画を練り始め、夏までに商品の品ぞろえを決める。前提条件は「納品の見通しが立つこと」(関係者)だ。

 懸念が現実のものになったケースもあった。三越伊勢丹は干し柿の有名ブランド「伊達のあんぽ柿」を三越のカタログに載せるなど、高島屋同様に福島支援を目指した。だが10月中旬、福島県から伊達地方の生産者に生産自粛が要請され、取り扱いができなくなった。

 「安全と分かっていても、他人へのギフトとしては難しい」という声も根強い。お歳暮での支援は、収益上のハードルも超えなければならない。

 こうした中、大丸松坂屋百貨店は、福島県産品を、お歳暮では加工品に絞る一方、自家用消費向け販売を充実させた。同社は「自家用なら買ってくださるお客さまは多い。お歳暮だけが販売機会ではない」と、トータルな支援の重要性を強調している。(佐久間修志)

1594チバQ:2011/11/21(月) 23:34:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011112000084
福島米、お歳暮商品に=老舗百貨店「販売機会確保したい」
 東京電力福島第1原発事故で「福島産」への風評被害が広がる中、老舗百貨店の高島屋が今冬のお歳暮商品に、福島のコメを採用した。「買う買わないは、あくまでお客さまの選択ですが…」。消費者の反応を気にしながらの手探りの試みだ。
 「何かお手伝いできることはありませんか」。震災直後の3月下旬、高島屋広報担当部長の中村充さんは、福島県郡山市のコメ専業農家、古川勝幸さん(54)に電話をかけた。
 古川さんは、第1原発から約70キロ離れた同県天栄村の山あいなどで計5ヘクタールの水田を耕す。農薬を使わず、漢方薬を混ぜた堆肥を施す独特の農法にこだわり、全国コンクールで5年連続金賞を受賞したコメ作りの名人だ。手塩にかけたコメは昨年、高島屋のお歳暮に選ばれた。
 その後起きた原発事故。「『安全・安心』で信頼を得てきた。作っても果たして買ってもらえるのか」。悩んだ末に、作付けを決めたのは4月だった。
 これを知った中村さんは、天栄村を訪ねて田植えを手伝い、9月には被災地を応援する「大東北展」を企画した。産地見学バスツアーの参加者を募り、10月下旬、約20人とともに古川さんとの交流を深めた。
 「被災地の産品の販売機会を何とか確保したい」と、中村さんは今年もお歳暮商品に採用。用意されたのは5キロ入り5500円のコシヒカリ500セット。全国20店舗で注文を受け付けている。
 例年なら11月中には完売するのに、今年はまだ半分が売れ残っているという古川さん。中村さんの支援に「先が見えず、一時は体調も悪かったが、応援してくれる人がいると元気も出てくる」と笑顔が戻ってきた。(2011/11/20-14:47

1595チバQ:2011/11/22(火) 22:40:00
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001111210001

商圏激突(上)/大型店参戦、倉敷の陣
2011年11月21日




■増す集客力、恐れる岡山


 その距離、わずか1・5キロ。国内2大流通グループが、互いをにらみ合うように築いた「城」で、まもなく戦いの火ぶたが切って落とされる。


 舞台は倉敷市中心部。25日、セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂(東京)が、倉敷チボリ公園跡地に大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」をオープンする。中四国初の出店。食品スーパーを核に、ファッションなど122店が入る。


 西隣では三井不動産(東京)の「三井アウトレットパーク倉敷」が共同戦線を張る。中国地方最大級のアウトレットモールを12月1日にオープンさせる。


 想定する商圏はアリオが半径10キロ。アウトレットは高速道路で90分以内の香川県や広島県東広島市にまでターゲットを広げる。両者で計約2600台分の駐車場を用意し、年800万人の来客を見込む。


 迎え撃つのはイオングループだ。イオンモール(千葉市)が1999年、倉敷で開業し、10月末に先手を打って大規模リニューアルした。店舗数を1・6倍の約250店に増やし、中四国最大級という。


 想定商圏も車で40分から50分以内に広げた。現在の来店客は年1600万人だが、見込み数を強気に2千万人まで引き上げている。


   ■   ■


 互いに譲らぬ「倉敷戦争」。だが、倉敷地区全体の集客力を押し上げることにはつながりそうだ。横目に眺めて戦々恐々としているのは、現在県内最大の商圏を誇る岡山地区だ。


 高島屋岡山店やビブレが並ぶ「駅前地区」、天満屋岡山店や表町商店街で形成される「表町地区」。いずれも、施設や商店が集まることで根強い集客力を保ってきた。


 「倉敷」以外の変化の兆しも生まれている。会社更生手続き中の林原が、JR岡山駅前の広大な土地をイオンモールに譲渡することを決めたからだ。


 イオンは高層ショッピングセンターの建設を目指しており、倉敷との戦いに対抗できる起爆剤の可能性を秘める。だが、岡山地区というミクロな視野で見ると、表町から駅前に客が流れるきっかけになりかねない。局地戦の新たな火種とも言えそうだ。


   ■   ■


 「いまは県内の購買力が京阪神などに流出している。これをいかに県内に取り戻せるか」


 中国銀行系シンクタンク「岡山経済研究所」(岡山市)の大崎泰正常務理事は指摘する。


 服や靴などの年間販売額(07年)は、岡山市が約3300億円、倉敷市が約1500億円。市民購入額の推定値と比べると、県全体でざっと1千億円近くが県外のアウトレットなどで使われているとみられる。


 「新しい大型施設が、1千億円の受け皿になる可能性は大きい。県外客も呼び込み、美観地区や後楽園などの観光名所や地元商店街を『回遊』してもらえるよう工夫することで、さらに効果が上げられるはずだ」

1596チバQ:2011/11/22(火) 22:40:20
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001111220001

商圏激突(下)/岡山初の共闘
2011年11月22日


E−bond−Oのお買い物券抽選会。始まる前から行列ができた=JR岡山駅前の岡山一番街


天満屋岡山店(右奥)がある表町商店街。週末には若者らでにぎわう=岡山市北区

 この週末、JR岡山駅前の地下街「岡山一番街」に行列ができた。


 5千円で、最高5万円の買い物券があたる抽選会。はずれても「元本」分の5千円券には換えてもらえるお得感が受けた。


 しかも、表町の天満屋岡山店などでも使える共通券。並んでいた岡山市の女性会社員(40)は「買い物は駅前か表町のどちらかが多い。消費者をつなぎとめるには、いい取り組みだと思う」と話した。


 これまで何かと競い合ってきた駅前地区と表町地区。両者が初めて「共闘」に乗り出した。


 それほどまでに、アウトレットなど大型2店がオープンする倉敷は脅威だ。女性会社員も言う。「倉敷での買い物も楽しみです」


   ■   ■


 「これで危機感がなかったら、経営者失格だ」


 一番街を運営する山陽SC開発の押川正大社長は語気を強める。


 倉敷にイオンが進出した1999年、一番街の売り上げは約1割落ち込んだ。「今度はどれぐらいに抑えられるか」


 危機感は岡山市内の各施設とも共通する。担当者らが6月に呼びかけ、ようやくスタートしたのが「E―bond―O(イーボンド)」だ。


 Eは駅前の、Oは表町の頭文字。駅前地区の一番街、さんすて岡山、高島屋岡山店、岡山オーパ。そして、表町地区の天満屋岡山店、岡山ロッツ、クレド岡山。岡山市内七つの商業施設が顔をそろえる。


 合言葉は「岡山の街をもっとすてきに」。買い物券抽選会は、その集客イベント第1弾だった。


   ■   ■


 そんな画期的タッグに、くさびを打ち込むような事態が早くも降ってきた。


 会社更生手続き中の林原が、駅近くの広大な所有地をイオンモールに譲渡することを決定。構想通りになれば、高層ショッピングセンターが出現することになり、表町から駅前に客が流れる可能性もある。


 「何か手を打たないと、表町全体が地盤沈下する恐れがある」


 表町にあるブランド衣料品店の男性経営者は言う。そうでなくても、長引く不況で年に数%ずつ売り上げが減っているという。


 一方、表町の「顔」とも言える天満屋。江國成基ゼネラルマネジャーは「表町全体でおしゃれな大人の街を目指したい」と力を込める。だが、駐車スペースを増やすことは検討するものの、それ以上の目立った集客策は今のところ打ち出していない。


 「中心部のお客さんの奪い合いじゃなくて、広域からお客さんを呼べるようにしてほしい」


 高谷茂男・岡山市長は11日、イオンモールの岡崎双一社長に要請した。岡崎社長は、駅前も表町も一体となって魅力を高める必要性には理解を示したが、具体策には触れなかった。


 駅前の、ある商業施設の幹部は本音をのぞかせる。


 「駅前という狭い地区内でも激しい客の奪い合いが起きるかもしれない。消費のパイは限られている」


 (この連載は鈴木裕、吉村治彦、塩野浩子が担当しました)

1597チバQ:2011/11/22(火) 22:47:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111121-OYT8T01407.htm


大型店がやって来る! “外圧”対抗変わらねば

既存商業施設に危機感 


25日の開店を控え、準備を整えるアリオ倉敷(倉敷市寿町で)


 「この服かわいい」「こっちもいいよ」。イオンモール倉敷2階フロア。店先の大きな<鏡>の前で、親子がポーズを取っている。前に立つと、様々なデザインの服を実際に試着したように映してくれる装置「ARミラー」だ。

 カジュアルウエア販売の「ライトオン」が4月、全国約480店舗の中で最初にイオンモール倉敷店の販促用に置いた。なぜ首都圏や関西など大都市ではなく倉敷だったのか? 同社は「ターゲットの若いファミリー層を中心に、集客力が西日本では圧倒的にある店だから」と説明する。

 1階に入店する「サーティーワンアイスクリーム」も、わずか14坪の店舗ながら、同社の国内約1080店では常に売上高トップを争う。同社も「モールの集客力が大きい」と認める。

 「全国で売り上げナンバーワンのテナントがいくつか入店」(岡崎双一・イオンモール社長)するイオンモール倉敷。年1500万〜1600万人の来店者数は、全国のイオンモール57施設中でも上位だ。多くの客を集める背景を、武田久和・ゼネラルマネージャーは「1999年の開業以来、岡山は大型ショッピングセンター(SC)の競合が少なかった」と分析する。

 だが、今秋、その環境が変わろうとしている。

 約1・5キロ南東の倉敷チボリ公園跡地にイトーヨーカ堂の中四国地方初の大型SC「アリオ倉敷」が25日、進出する。西隣には、三井不動産が手掛ける中国地方最大級のアウトレット「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」が12月1日にオープン。両施設で衣服や宝飾品から食料、日用雑貨まで計242店が出そろう。

 MOP倉敷が見据える商圏は、兵庫県たつの市、香川県、広島県東広島市までの約378万人。担当者は「全国的にアウトレットが開業する中で、中四国は残り少ない空白地帯」と集客に自信をみせる。一方、半径10キロ圏内の買い物客の日常的な需要は、隣接するアリオ倉敷で対応。両施設で役割分担し、年間来店者数を計800万人と見込む。

 県内の主要な商業施設は様々な反応を示した。

 イオンモール倉敷は、開業以来の大規模な増床・改装を行い、10月28日、全館改装オープンした。96店舗を新規導入し、店舗数は改装前の1・6倍となる246店舗に拡大。中四国最大級の店舗面積にして年1900万〜2000万人の来店者を呼び込むもくろみだ。

 約20キロ東、県下最大の商業都市・岡山市では、中心部の商業施設が「対倉敷」で共同戦線を結んだ。岡山高島屋や岡山一番街などJR岡山駅前の施設と、天満屋岡山店、NTTクレドなど表町地区の計7施設が連携組織「E―bond―O」を結成。共同イベントの開催などで、客が倉敷に流れるのを食い止める戦略だ。

 呼び掛けの中心で駅前地下街「岡山一番街」を運営する山陽SC開発の押川正大社長は「倉敷の影響で、うちも1割程度売り上げが減るでしょう。岡山エリアにとって、まさに“外圧”。私たちも変わらなければ」と危機感をあらわにする。

         ◇

 倉敷で相次ぐ大型店の進出に、県内の商業関係者や地元住民の期待と不安が交錯する。開業を前に、それぞれの動きを追った。

(2011年11月22日 読売新聞)

1598チバQ:2011/11/23(水) 09:58:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111122-OYT8T01295.htm
大型店がやって来る 年800万人の客誘導を 駅南 北と共栄へ知恵絞る

若い女性を意識した商品を通路側に並べて目立たせる天満屋倉敷店(倉敷市阿知で) JR倉敷駅南口にある地元屈指の老舗百貨店「天満屋倉敷店」の北側壁面に、今秋、ちょっとした変化が起きた。セールなどを告知する懸垂幕のスペースが従来の3倍以上(幅4・4メートル、長さ15メートル)に拡大したのだ。

 懸垂幕は、大型ショッピングセンター(SC)「アリオ倉敷」と「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」の進出で活気づくJR倉敷駅北口から線路を挟んでよく見える位置にある。同店の佐々木啓之店長は「駅の南側にも行ってみたいと思わせたい」と狙いを語る。

 天満屋倉敷店は、2008年に現在の駅南口に移転オープンした。地上6階、地下1階に、服飾雑貨の高級ブランド「コーチ」や生活雑貨専門店「ロフト」などが入居。長年利用している客が多いのが特徴で、年間来店者約300万人の過半数を50〜60歳代で占める。

 中高年向けの婦人服やギフト関連の品ぞろえに力を入れてきたが、アリオやMOPの進出を意識し、昨年9月から若いファミリー層や20〜30歳代の女性を意識した商品も増やし始めた。今月は、北欧のアクセサリーやコスメの店が出店した。

 「売り場全体の1割程度を模様替えし、新規の客層を取り込む」という佐々木店長は、駅のデッキとつながる2階の通路や空きスペースに若い女性向けTシャツや帽子を並べた。「北口から来るお客様は、必ずここを通るでしょう」。クリスマスソングが流れる店内で、集客に自信をのぞかせた。

 駅北口に集まる年間800万人を、いかに南側に誘導するか――。駅南口の商店主の中には、大型店の出店をむしろ“チャンス”ととらえ、あの手この手の知恵を絞る動きもある。

 「景品代はどうする?」「赤字覚悟でやるべし」。8日夜、倉敷市・美観地区の倉敷物語館で激論が飛び交った。「倉敷駅前商店街を熱く語る会」と名付けられた会合。大型店進出に危機感を強めた商店主らを中心に、倉敷商工会議所や大原美術館の幹部、市職員、主婦らが昨年2月から毎月、様々な視点から活性化のアイデアを出し合ってきた。

 この日は約30人がアリオ開業の25日から3日間、駅北口から美観地区にかけて行うスタンプラリーの打ち合わせをした。アリオと連携した初のイベントで、元チボリジャパン社長の坂口正行・同会顧問は「北口と対抗するのではなく、800万人が訪れる機会に恵まれたと考え、南北でともに栄えたい」と説明する。

 駅前商店街は、厳しい状況が続く。市の調査によると、駅周辺の休日の通行者数は、倉敷チボリ公園が開園した97年の約17万人をピークに、09年は約7万人まで落ち込んだ。駅南側では02年にダイエー倉敷店、05年に三越倉敷店が撤退。跡地に、商店街で営業していた食料品スーパー「山陽マルナカ」と天満屋倉敷店が移転するなどし、商店街の客離れはさらに加速した。

 それだけに、市中心部の11商店街でつくる倉敷商店街振興連盟(約200店)の岡晃会長は「大型店と手を組んで人の流れを呼び込まないと、商店街が生き残る道はない」と必死だ。駅前商店街では、土産物店など6店舗がセブン&アイホールディングスの「ナナコ」やイオンの「ワオン」など電子マネーに対応する端末機の年内導入を決めた。創業120年以上の老舗書店を営む岡会長もその1人だ。

 初期投資など負担は大きいが、岡会長は「商店街が魅力ある店づくりをし、大型店側にも手を組むメリットを感じてもらうことが大切。長い目でみて必ずペイするはず」と北口との連携に活路を見いだす。

(2011年11月23日 読売新聞)

1599荷主研究者:2011/11/23(水) 16:01:46

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004578775.shtml
2011/10/27 22:35 神戸新聞
神戸ハーバーランド、イオン主導で再開発

イオンモールが再開発する神戸ハーバーランドの主な商業施設=神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

 ショッピングセンター(SC)事業大手のイオンモール(千葉市)は27日、撤退の決まった神戸阪急や、イズミヤなどが入る「神戸ハーバーランドダイヤニッセイビル」(地下1階‐地上6階)の商業棟と、専門店街「モザイク」(地上3階)を再開発すると発表した。施設を所有する三菱倉庫(東京)などから再開発に関わる業務を受託。イオンモールは基本構想を練り大型SCとして面的整備に着手、2013年開業を目指す。(末永陽子)

 ハーバーランドの商業施設運営は、1992年の街開きから百貨店の運営などを通じて携わってきたエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングから、今後はイオン主導で進むことになる。

 SCとして再開発する対象は、現在の神戸阪急と、イズミヤなどが入る「Ha・Re(ハレ)」の2棟で構成するダイヤニッセイビル商業棟▽モザイク‐の2施設。合計の店舗面積は約9万2千平方メートル。イオンモールが運営する全国約60のSCのうち3番目の規模になるという。

 今後、基本計画などを策定し、店舗の入れ替えや新しいテナントの誘致を行う。現在、Ha・Reにはユニクロやイズミヤなどの大型6店、モザイクには約70店がそれぞれ入るが、イオンモールは「テナントのすべてではなく、一部の入れ替えを検討する」とした。

 当初は神戸阪急の後継施設だけを考えてきたが、「面として計画を立てた方が、集客力が上がる」と判断。Ha・Reとモザイクも対象に加えた。

 同社は「ハーバーランドはウオーターフロントで景観も良く、立地的にも恵まれている。集客力のある施設で再生を図りたい」(経営企画部)としている。

1600荷主研究者:2011/11/23(水) 17:08:49

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111030_2
2011/10/30 岩手日報
市街地活性化計画が難航 盛岡市、8事業着手できず
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 盛岡市の中心市街地活性化基本計画(2008〜12年度)は、来年度で最終年度を迎える。しかし65事業中、目玉の盛岡バスセンターや旧中三盛岡店の再開発など8事業が未着手のままで、期限内の計画達成はほぼ不可能となった。市はさらなる事業推進を目指すが、震災の影響のほか盛南開発とのすみ分けが曖昧なこともあり、現時点で新たな事業着手の動きはない。民間資本の活用など、今回の課題を踏まえた継続的な活性化策が必要だ。

 同計画はこれまでにクロステラス盛岡やもりおか歴史文化館の整備、八幡町の道路改良など6事業が完了。現在はイベント開催などソフト事業を中心に41事業を実施している。

 民間の再開発事業「盛岡表参道・暮らしとにぎわい再生事業」は、同市肴町に商店街と連携した立体駐車場と商業施設を備えたマンションを整備する予定だったが、景気低迷などの影響で立体駐車場が頓挫。一般的なマンション建設となる。

1601チバQ:2011/11/25(金) 00:09:27
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001111240001
商圏激突・倉敷北、はや熱気
2011年11月24日


プレオープンしたアリオ倉敷=倉敷市寿町


12月1日にオープンする三井アウトレットパーク倉敷=倉敷市寿町


倉敷みらい公園開園を祝い、テープカットする約50人の「みらいさん」たち=倉敷市寿町

■アリオ倉敷、プレオープンに行列3000人/アウトレットも内覧会


 JR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園跡地で23日、ショッピングセンター「アリオ倉敷」がプレオープンした。西隣のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」も12月1日にオープンを予定。県内の商業地図を塗り替えるとされる商戦がいよいよ始まった。


 アリオ倉敷(122店)は半径2キロの6万世帯に広告を配布。午後1時の開店時には約3千人が行列をつくった。24日は午前9時から営業し、25日にグランドオープンする。


 中国地方初出店のドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」には女性客が集まり、「週刊少年ジャンプ」の公式ショップも若者でにぎわった。


 アリオを手がけるイトーヨーカ堂(東京)の亀井淳社長は会見で「倉敷は文化度が高く、通常よりワンランク上の品ぞろえをした。駅前玄関口にふさわしいショッピングセンターとして市の発展に貢献したい」。1年目の売り上げは150億円を目指すという。


 三井アウトレットパーク倉敷(120店)もこの日、招待客向けの内覧会を開いた。施設は屋外の通路から各店舗に入る造りで、ブランド品を通常の3〜5割引き前後で販売する。


 三井不動産(東京)の飯沼喜章専務は会見で、「美観地区の観光客の滞在時間が増え、消費活動が活発になるはず」と語った。1年目の売り上げ目標は150億〜170億円。
 両社と倉敷市は、「市民サービスの向上」「観光・商業振興」「環境保全」の3分野で連携する「地域活性化包括協定」を結んだ。(鈴木裕)


■買い物疲れ癒やして/公園もオープン


 倉敷市は23日、倉敷チボリ公園跡地の一角に「倉敷みらい公園」をオープンした。市民や隣接する商業施設の買い物客の憩いの場として利用してもらう。
 広さ2・1ヘクタールに、芝生広場や水遊び場、緑道などがある。災害時は5千人以上が入れる一時避難所となり、かまどになるベンチや仮設トイレになるマンホールなどを備えている。
 伊東香織市長は式典で「倉敷の魅力を発信する公園にしたい」とあいさつ。「みらい」という名前の市民約50人とテープカットをして開園を祝った。

1602チバQ:2011/11/25(金) 00:18:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111123-OYT8T00797.htm

チボリ跡 3年ぶりにぎわい アリオ倉敷 三井アウトレット みらい公園




.内覧会 行列も 公園 親子くつろぐ


大勢の買い物客でにぎわうアリオ倉敷(倉敷市寿町で)  倉敷チボリ公園跡地(倉敷市寿町)に25日オープンするイトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター(SC)「アリオ倉敷」と、12月1日開業の三井不動産の「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」は23日、内覧会を開き、施設や店舗を初公開した。市が敷地内に整備した「倉敷みらい公園」も同時に開園し、大勢の家族連れらが来場。経営不振で2008年末に閉園したチボリ公園跡地に、にぎわいが戻った。(田村勇雄)

 アリオ倉敷は、事前に半径2キロの約6万世帯にチラシを配布して告知。午後1時のオープン直前には約3000人が並び、開店後は「クリスピー・クリーム・ドーナツ」など人気の店に客が押し寄せた。

 MOP倉敷の内覧会は、工事や店舗の関係者らが対象。アパレルや日用雑貨の店内に「50%OFF」などと掲げられ、女性客らが品定めをしていた。服を購入した総社市の大学3年、獅々田優華さん(21)は「安い店が、さらに値引きしていた。見たこともない店がたくさんあって、買い物が楽しい」と喜んでいた。

   ◇

 アリオは、中四国地方で初出店。テナント122店舗のうち県内初は68店舗に上る。イトーヨーカ堂の亀井淳社長は「食品を中心に新しいテナントを意識した。アウトレットも公園もあり、ほかにない楽しい施設ができた」と自信を見せた。

 一方、中国地方最大級のアウトレットとなるMOP倉敷には、120店舗が入居。運営する三井不動産の飯沼喜章専務は、今後増床の可能性があることを明らかにし、「(消費の)傾向を見た上で時期や規模、テナント構成を考えたい」と話した。

   ◇

 倉敷みらい公園(約2・1ヘクタール)は、芝生広場や木製の野外デッキなどを備えた緑地(約1・4ヘクタール)と、中央を流れる用水に沿いの緑道(延長306メートル)で構成。災害時に一時避難場所としての機能を備えており、炊き出し用のかまどになるベンチや、簡易トイレが設置できるマンホールがある。

 開園式では、名前が「みらい」の市民約50人による75メートルのテープカットが行われた。同市児島小川、会社員山縣直樹さん(33)は長女未来ちゃん(4)と訪れ、「買い物もできて、いい公園ですね」と話していた。

(2011年11月24日 読売新聞)

1603チバQ:2011/11/25(金) 00:19:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20111124-OYT8T00007.htm

ゆめタウンきょう開店




.どうする百貨店 既存店
 県内最大級の店舗面積を誇るショッピングセンター「ゆめタウン徳島」(藍住町)が24日、オープンする。「四国最高」をスローガンに掲げて県北部に乗り込んでくる巨大店舗の〈一人勝ち〉を防ぎたい百貨店や、商圏が重なる既存のショッピングセンターはどう迎えるのだろうか。

■プレオープンにぎわい自信



プレオープンから大勢の買い物客でにぎわうゆめタウン徳島(藍住町のゆめタウン徳島で) 初めて県内に出店する「ゆめタウン徳島」は24日の本格オープンを前に、22、23日には県北部を中心にした住民を対象にプレオープン。祝日とも重なり、大勢の家族連れらでにぎわった。

 同店内には、県内に初めてお目見えする専門店が88店舗、四国初は21店舗もある。藍住町徳命の主婦、原恵子さん(54)は「ここだけで買い物が済んでしまうのが便利。今まで洋服は徳島市や北島町で買っていたが、回数は少なくなりそう」と喜ぶ。

 松井健一副支配人(43)は「23日は22日の2倍近くのお客さんが来た。オープニングセール、クリスマス、バーゲンセールと続くので、年末年始はかなりの来客があるのでは」と期待する。「高松や神戸、大阪に行っていたお客様に来てもらい、南あわじ市(兵庫県)からも来店してもらえれば」と、高速道路のインターチェンジに近い立地条件を生かし、県外への商圏拡大も視野に入れる。

■大きな影響ない



そごう徳島店が年末年始商戦で力を入れるおせち料理の特設コーナー(そごう徳島店で) JR徳島駅前のそごう徳島店は、ゆめタウン徳島の開店について「オープン後1か月ほどは、お客さんが向こうに流れる心配がある。しかし、うちは常連客が多いので、大きな影響は受けないだろう」と分析する。

 同店では、昨年10月に生活雑貨専門店「徳島ロフト」をオープン。先月は県内最大規模のカジュアル衣料販売大手の「ユニクロ」が開店。10〜20代前半の若者客は増えつつあるという。

 12月に向けては年末年始商戦のかきいれ時。特におせち料理は、正月を自宅で家族と過ごす客が増え、前年同期比で予約数が10%アップした。「毎年お歳暮やおせちを買い求めるお客様は多く、百貨店ブランドの強みがある」と胸をはる。

 同20日からは、そごうの他店で約5万人の入場者を集めた「トリックアート展」を開催予定。ゆめタウン徳島がターゲットにしている家族層の取り込みを図る。

(2011年11月24日 読売新聞)

1604チバQ:2011/11/27(日) 15:06:13
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001111250007

家電量販店 名駅の陣
2011年11月25日


ナナちゃん人形もヤマダ電機の法被を身にまとい、「LABI名古屋」の店頭はオープン前の臨戦態勢だ=24日夜、名古屋市中村区名駅1丁目




【ヤマダ電機きょう開店】
《迎え撃つビック、エイデンもセール》


 名古屋駅前に家電量販最大手、ヤマダ電機の巨艦店「LABI名古屋」が25日オープンする。周辺にはビックカメラやエイデン本店のほか、5年後にはヨドバシカメラも出店を予定する。四つどもえの争いで名古屋は、全国有数の「家電激戦区」となりそうだ。
 「名古屋では、もっとシェアが取れる」。ヤマダ電機の一宮忠男社長は24日、報道陣向け説明会で力を込めた。「LABI名古屋」は3月まで名鉄百貨店ヤング館だったビルに開店する。売り場面積は延べ9250平方メートル。インターネットにつなげて新たな機能を楽しめる「スマート家電」を目玉に新しさを打ち出す。



■年商300億目標


 「名古屋の人は新しい商品に敏感」(一宮社長)とにらみ、品ぞろえは約100万種類と豊富。複数の鉄道路線が集中する名古屋駅は1日あたりの乗降客数が100万人とも言われるターミナル駅であることを踏まえて、年間の売り上げ目標は250億〜300億円と強気の設定だ。来年秋には名古屋市千種区のJR東海の研修センター跡地にも出店し、出遅れていた名古屋で一気にシェア拡大を狙う。
 オープンを前に、駅をはさんで各店の顧客争奪戦は過熱気味。駅南側のヤマダの新店前では、赤いジャンパーのビックカメラのスタッフが25日に始まるクリスマスセールのチラシを配布。ヤマダも対抗する形で黄色の法被姿のスタッフが、駅西側のビックカメラ前で開店チラシを配った。駅の東約300メートルに位置するエイデン本店もヤマダ開店の25日から3日間、セールを行う。駅前でチラシを受け取った愛知県一宮市の会社員佐々木一夫さん(51)は「各店が競い合うのはいいこと」と話す。
 2016年度には駅北側のJR東海の新ビルにヨドバシカメラも店を出す。共立総合研究所の江口忍・名古屋オフィス代表は「駅からの近さでいけばヨドバシカメラの圧勝。ヤマダ電機はヨドバシオープンまでの5年間で目いっぱい稼ぎたいところだろう」とみる。
 東京や大阪と違い「クルマ文化」が定着した名古屋では、さほど駅前競争は盛り上がらないとの冷ややかな見方もある。車で郊外の量販店に行き、家電を買うスタイルに慣れた消費者が多いためだ。ヤマダ電機は、周辺に約3700台分の契約駐車場を用意し、車利用者の取り込み策を強調するが、その効果は不透明だ。



■栄・大須は静観


 「駅前家電競争」は名古屋市内の他の商業地区にどんな影響を及ぼすのか。
 老舗百貨店が軒を連ねる栄地区は大型家電量販店の「空白地帯」。昨年秋にある量販店が出店を計画したが、1千坪超の要求を満たせず、実現しなかった。関係者は「影響は少ないのでは」と話す。「名古屋の秋葉原」と呼ばれる大須地区はパソコンショップも多く、競合も見込まれる。ただ、電気パーツ店などが入る「アメ横ビル」を経営する高瀬興業の横山王将部長(45)は「大須には街自体に独特の魅力がある」と語り、静観の構えだ。(鈴木祥孝、久保智)

1605チバQ:2011/11/27(日) 19:39:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111126-OYT8T00001.htm
「もっと集客できる施設を」 旧大和跡地

富山市検討委 市案に修正求める意見
 富山市西町の旧大和富山店跡地に建設される再開発ビルに入る市立の図書館とガラス美術館の整備に関する市の検討委員会が25日、市役所で開かれた。市が示した両施設の基本理念や事業計画の概要案に対し、委員からは「美術館、図書館だけではにぎわいは戻らない。施設の核になるようなものがもう少しあってもいい」などと厳しい意見が相次いだ。

 市案は、施設が「新たな芸術文化の街づくり」の拠点を目指すとし、図書館には、本貸し出しや閲覧だけでなく地域情報の提供や会議や打ち合わせにも利用できるスペースも整備。ビジネスマンにも開かれた地域経済の拠点となる施設を目指すなどとした。

 一方、ガラス美術館では、ガラス芸術を歴史的、体系的に展示するとし、にぎわい拠点とするためミュージアムショップやカフェの運営も行うことなどが示された。

 委員からは「何もなくても集えるような施設にはならないか」「公共の空間を多く作り、無料で入れる施設にした方がいい」「商業施設との融合が必要では」などと主に集客の観点から市案の修正を求める意見が目立った。

 昨年発足した検討委は、大学教授や商店街組合の代表らで構成。再開発ビルに入る市の施設の計画について意見を求められている。市は、検討委の意見などを参考に計画作りを進めていく方針。

 再開発ビルは総事業費178億5000万円で地上9階、地下1階で1〜3階にガラス美術館、4〜6階に図書館が入る。ビルには、富山第一銀行の管理部門や店舗も入居を予定している。

(2011年11月26日 読売新聞)

1606チバQ:2011/11/28(月) 23:25:00
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001111280001
そごう八王子店跡地 JR系大型SCに
2011年11月26日

 来年1月末で閉店するJR八王子駅ビル「そごう八王子店」が、大型ショッピングセンター(SC)に生まれ変わることになった。JR東日本のグループ会社で駅ビルを運営する「JR東京西駅ビル開発」(本社・八王子市)の直営店となり、同社は来秋の開業を目指してテナント誘致などを進める方針だ。


 同社が25日に取締役会を開き、正式に決まった。名称は、昨年11月に同社が駅南口にオープンさせた商業施設「セレオ八王子」と統一する見込み。


 同社は1980年に「八王子ターミナルビル株式会社」として設立され、現在は八王子駅の「ナウ」、国分寺駅の「エル」など、駅ビル型のSCを展開している。そごう八王子店の売り場面積は約3万2千平方メートルと広いため、同社の直営SCでは最大規模になる。


 そごう八王子店に併設されている専門店街「八王子ナウ」は来年2月以降も営業を続ける。新たなSCの開業に合わせて名称を「セレオ八王子」に統一する可能性もある。


 そごう八王子店は83年に開業。八王子駅周辺に唯一残る大手百貨店だったが、今年2月、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが業績不振を理由に閉店を発表した。存続を求める約9万6千の署名が集まったほか、八王子商工会議所が大丸松坂屋や高島屋といった他の百貨店の誘致を目指したが、実現しなかった。(波戸健一)

1607チバQ:2011/12/02(金) 23:00:22
http://www.asahi.com/business/update/1201/OSK201112010197.html

百貨店の福袋、体験型が目玉 被災地支援や「絆」意識プロの音楽家の演奏を聴きながら東北の食材を使った料理を楽しめる高島屋の福袋=1日、大阪市中央区

体験型の福袋ではカナダ人裏千家教授の手ほどきでお茶会を楽しめる=1日、大阪市中央区

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 百貨店が来年に売り出す福袋は、東日本大震災の被災地支援や身近な人とのつながりを意識した内容が目立つ。「モノ」よりも「コト」に重きを置く消費者の志向を反映し、体験型の福袋も目玉となっている。

 高島屋大阪店の一押しは、東北を中心に活動する音楽家らによるライブを聴きながら、東北産食材を使った牛鍋御膳を味わえる福袋(約90分、2人分税込み6千円)。ライブで使うウクレレやギターの一部には震災で発生したがれきを使う。広報担当者は「五感で東北を感じてもらい、復興祈願につなげてほしい」。

 体験型では、カナダ人で裏千家教授のランディーチャネル宗榮氏のレクチャーを受けながらお茶会を体験できる福袋(約1時間、税込み2500円)を用意。京都、洛西店では、祇園甲部のお茶屋で衣装を着て舞妓(まいこ)になりきる福袋(税込み18万円)を1組2人限定で抽選販売する。

1608チバQ:2011/12/02(金) 23:00:49
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111201/biz11120115360013-n1.htm

何で? タイガース福袋、来春は販売せず 阪神百貨店
2011.12.1 15:35

人気の「タイガース福袋」。来年は姿を消すという=今年1月2日、大阪市北区の阪神百貨店
 阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で年初を彩る恒例の人気福袋「阪神タイガース 選手直筆サイン色紙入り福袋」が、来年は販売されないことが30日、わかった。毎年1月2日の初売りに登場していたが、例年数百人の徹夜組で売り切れてしまい、「開店後に来た人が買えないため、現状を改善する必要がある」(担当者)と販売中止を決めた。楽しみにしている阪神ファンからは戸惑いの声もあがりそうだ。

 同店によると、今年の場合、タイガース福袋は5千円で500個を限定販売。選手の直筆サイン色紙をはじめ、応援用のユニホームやタオル、レインコート、クッションなど盛りだくさんのグッズが入っていた。ファン垂涎の的ともいえ、1月2日午前6時40分ころから整理券を配布し始めたが、30分ほどで「完売」したという。

 来年は、タイガース福袋に代わり、1月2日に梅田本店内の阪神タイガースショップで買い物をした人を対象に、抽選で直筆サイン色紙が当たる「お年玉抽選会」を開く。

1609チバQ:2011/12/02(金) 23:02:20
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111201/trd11120107180003-n1.htm

来年の福袋 テーマは「家族の絆」「東北応援」
2011.12.1 07:13 (1/3ページ)

日本橋三越本店の「家族の絆旅行」に使われるバス。家族でだんらんできるようにゆったりとした空間だ (宮川浩和撮影)
 今年もあと1カ月−。新年の景気を占うのが福袋だ。東日本大震災を機に家族の大切さが再認識されたことから、百貨店各社は「家族の絆」や「東北応援」をテーマに、力を入れている。防災グッズを集めたものや節電関連などの福袋も登場。「夢」だけでなく「実用性」もアピールする品ぞろえだ。(竹岡伸晃)

                   ◇

祖父母向けも

 「家族の絆旅行」(98万円)を売り出すのは、日本橋三越本店(東京都中央区)。1泊2日で静岡県内の温泉地などを巡るもので、45席分の空間に10席のみを配置した特別仕様のバスを貸し切りで使用する。募集は1組(定員10人)で、同店は「親子、祖父母の3世代でゆっくりとした時間を過ごしてもらえれば」とアピールする。

 「絆」を意識した商品は、高島屋も日本橋店(中央区)や新宿店(渋谷区)、大阪店(大阪市中央区)などで用意。ベビーベッドやおもちゃ、デジタルフォトフレームなどをセットにした「孫育ては楽しい」(5万円)がそれで、ターゲットは主に祖父母だ。

 「今年は家族で年末年始を過ごす人が増える」とみているのは、東武百貨店。このため、池袋店(東京都豊島区)やウェブサイトで予約できる商品のうち、今月30日までに受け取れる「年内受け取り型」を、前年の1・5倍の約2千個(71種類)に拡充した。食器のセットやおもちゃなど、家族だんらんを演出する内容となっている。


駅長や始球式


 「東北応援」も大きなテーマだ。日本橋三越本店では、ダイヤモンドペンダントなどと、あきたこまち1俵のセット(105万円)を、高島屋大阪店は東北で活躍するミュージシャンの演奏会鑑賞などのセット(6千円)をそれぞれ売り出す。東武百貨店が池袋店などで販売する「日光駅長体験」は応募時に2012円が必要なだけで、あしなが育英会に寄付される。

 西武池袋本店(豊島区)は、簡易トイレや非常食などが入った「帰宅支援福袋」(1万円)や、湯たんぽや膝掛けなどのセット(1万円)を用意。岩田屋本店(福岡市中央区)が服や膝掛けなど10点を集めた「総合福袋」(1万500円)を提案するなど、防災や節電を意識したものも目立っている。

 このほか、阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)が顔のエステなどが体験できる「ナイスガールメイキング福袋」(1万500円)を、大丸梅田店(同)が京セラドーム大阪で、始球式ができる商品(5万円)を用意するなど、各店は「体験型」にも力を入れている。(「ゆく卯 くる辰」は随時掲載します)

                   ◇

優先順位つけて買い回りを

 多くの福袋は1月2日に売り出される。ウェブサイト「福袋研究会」を運営するフリーライター、恩田ひさとしさんは「狙ったものを確実に手に入れるには、チラシやサイトで情報収集したうえで、優先順位をつけて買い回った方がいい」とアドバイスする。
 最近の福袋は、サイズや色合いなどの種類が豊富である一方、1つの種類の商品数が限られ、「競争が激しくなっている」という。このため、「体形が似た友達と一緒に行く」のもお勧めだ。

 店の開店まで屋外で長時間待たされるケースもある。恩田さんは「靴は履き慣れたもので、十分な防寒対策も忘れないで」と話している。

1610チバQ:2011/12/02(金) 23:49:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111201-OYT8T01288.htm

にぎやか歳末商戦 MOP倉敷開業 長い列




.54店「新生マルナカ」


開業と同時に入場する買い物客ら(三井アウトレットパーク倉敷で) 師走がスタートした1日、県内では、中四国地方最大級のアウトレットモール「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」がJR倉敷駅前に開業。食品スーパー「山陽マルナカ」(岡山市北区)の各店では、流通大手イオンの傘下入りに合わせたセールも始まり、歳末商戦に彩りを添えた。(田村勇雄、末善悠太)

 MOP倉敷は、店舗約2万平方メートルにアパレルや雑貨、カフェなど120店舗が入店し、うち6店舗が国内初出店。オープニングセレモニーでは女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)で岡山湯郷ベルの宮間あや、福元美穂の両選手がテープカットすると、行列をつくっていた約1800人が、お目当ての店に向かった。

 施設内では、ショーウインドーに「80%OFF」などと張り出した店もあり、店員らの呼び込みの声が響いた。午前5時頃から並んだという倉敷市水島西千鳥町、山本聡さん(35)は「チボリ公園は2000年に結婚式を挙げた思い出の場所。閉園は残念だったけど、にぎわいの店がオープンしたので、これから利用したい」と満足そう。宮間選手も「色んな店があり、また来たい」と話していた。

 MOP倉敷は、兵庫や広島、香川県まで商圏ととらえ、敷地内の約1700台の駐車場には県外ナンバーも目立った。MOPや倉敷署によると「車が8〜9割埋まった時間帯もあったが、大きな混乱はなく、渋滞も発生しなかった」という。



イオンのPBとマルナカの開発商品が並んだ店内(マルナカ下中野店で)  山陽マルナカは、県内全54店舗で「新生マルナカ祭」をスタート。11月15日付でイオンの子会社になったメリットをアピールするのが狙いで、第1弾は4日まで。

 同市北区の下中野店ではオープニングセレモニーが行われ、萩原大輔店長(39)が「イオンのグローバルな力と、マルナカの地域に根ざした力を合わせ、新生マルナカとしてスタートします」とあいさつ。

 店内には、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」のハム、酒など約40品目とマルナカの開発商品が並び、客が手に取っていた。岡山市南区大福、自営業石原悦子さん(64)は「品ぞろえがよくなり、安い商品も増えた」と笑顔を見せていた。

 山陽マルナカの栗本建三・新社長は11月30日夜、岡山市内で記者会見し、「地産地消だけでなく、(地元の産品を全国で売る)『地産全消』を目指す」と強調、イオンの電子マネー「WAON」については「来夏にも導入したい」と語った。

(2011年12月2日 読売新聞)

1611チバQ:2011/12/03(土) 22:51:17
http://mainichi.jp/area/okayama/archive/news/2011/12/02/20111202ddlk33040539000c.html
検証・倉敷駅北口開発:/上 チボリ経営破綻の影いまも /岡山
 ◇許されない再度の失敗
 JR倉敷駅北側の倉敷チボリ公園跡地で1日、中四国最大級のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」が開業した。イトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」もオープンし、経営難で3年前に閉園したチボリ公園の面影は払拭されたように見える。しかし、開業にこぎつけた関係者の声からは、チボリ公園の歴史が透けて見える。

 「世の中の流れの中で倉敷の玄関口の約10ヘクタール以上の土地をお任せいただいた。何が何でも失敗できない」。アリオ倉敷がプレオープンした先月23日、イトーヨーカ堂の亀井淳社長は強調した。

 同社は跡地再開発の事業主体。09年8月にショッピングセンター(SC)や市民公園、アウトレットゾーンを併設する案を発表、同社のアウトレット事業進出が注目された。しかし翌10年4月、「実績のある三井不動産がアウトレットを担当する」と発表した。地主のクラボウから跡地を借りた後、半分を三井に転貸した。「イトーヨーカ堂は、初めてのアウトレット事業に強い意欲を見せていた」。複数の関係者は口をそろえる。だが−−。

 亀井社長は「チボリが歩んできた歴史、伝統、緑をできる限り残すよう配慮した」と語った。開業11年半で消えたチボリ公園の経営破綻に教訓を得たように見える。注目される公園跡地で再度の失敗は許されない、と。

    ◇

 「やっと夢が実現した」。同じ日に会見した三井不動産の飯沼喜章専務は感慨深げに話した。チボリが閉園に向けて動き出す直前の08年6月、三井はチボリ公園施設を3分の1に縮小し、残りをアウトレットモールにする公園の“生き残り策”をチボリ株主らに提案した。最大株主の県が反対し実現しなかったが、「中四国の交通の要衝、倉敷で」の思いは変わらなかったという。

    ◇

 地主のクラボウ幹部は「両社に『一緒にやれば』と話したことはある」と明かした。両社は跡地開発で提案を競い合った間柄だ。クラボウは「SCとアウトレットの組み合わせのバランスが良い」とイトーヨーカ堂を選択したが、アウトレットは「餅は餅屋(に任すのがいい)」と考えた。「倉敷はクラボウ創業の地」。クラボウ幹部は、ルーツの地に対するこだわりを何度も繰り返した。

    ◇

 チボリ公園跡地の大型商業施設は倉敷にとって何を意味するのか。関係者の証言を追った。【小林一彦】

 ◇なでしこも開業祝う
 三井アウトレットパーク倉敷は、三井不動産(東京)のアウトレットパークとして全国11番目で近畿以西で初。国内初進出の店舗や中国地方初出店を中心に120店舗が集まった。イトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」と合わせ、年間800万人の来客を見込む。

 開業を祝う式典には、女子サッカー岡山湯郷ベル所属で日本代表「なでしこジャパン」の宮間あや、福元美穂の両選手が、アウトレット側がコーディネートした服装で参加。伊東香織・倉敷市長らとテープカットをした。

 開店前に約1800人が並び、アウトレットの1700台の駐車場には岡山県内を中心に、中四国各県のほか、九州や兵庫、大阪などの各府県ナンバーの車も見られた。【小林一彦】

1612チバQ:2011/12/03(土) 22:51:59
http://mainichi.jp/area/okayama/archive/news/2011/12/03/20111203ddlk33040714000c.html
検証・倉敷駅北口開発:/下 地元商店街にプラス志向 /岡山
 ◇共存前提に対応策 懸念は交通渋滞
 大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール倉敷」(倉敷市水江)は開業12年の今秋、初の大幅リニューアルを実現した。客の入りも好調で、イオンモール幹部は「全国のイオンモールでも売り上げ上位店。開業以来ずっと優良店です」と業績に胸を張る。大幅改装を受け「(200万人増の)年間1900万人以上を目指す」という。

 東に1・5キロも離れていないJR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園跡に開業したイトーヨーカ堂の大型SC「アリオ倉敷」と「三井アウトレットパーク倉敷」。年間800万人が目標だ。日本を代表する流通業界の横綱たちが倉敷という土俵でぶつかりあう。地元商店街への影響は−−。

    ◇

 「駅北の大型商業施設利用者は施設内で完結する傾向が強く、駅南側の商店街に回遊させるのは難しい」。県の倉敷チボリ公園事業検証委員会委員長を務めた中村良平・岡山大経済学部教授(地域公共政策)は心配する。「南の商店街には昔ながらのスタイルの店も残っている。思い切ってレトロな雰囲気で統一すれば(駅南の)美観地区ともリンクし、駅の南北の対比にもなる」と助言する。

    ◇

 倉敷商工会議所会頭としてチボリ跡地問題にもかかわった大原謙一郎・同名誉会頭は「街づくりも大型商業施設との共存を前提に考える必要がある」と話す。倉敷市が実施するJR倉敷駅南側の商店街周辺の日曜通行量調査によると、チボリ公園が開園した97年の1日16万6775人をピークに減り続け、イオンモール倉敷開業翌年の00年に98年より一気に3万人以上減の11万人台(99年は未実施)。最近は、ピークの半分以下の7万人台だ。しかし「商店街は(大型店出現を)プラスにする力があると信じる。しっかりした考え方の人が多いと思う」。大原氏は力を込めた。

    ◇

 「一番心配なのは駅北口の商業施設開業で発生する交通渋滞」。駅南側の商店街で輸入品のセレクトショップを経営する男性(58)は意外なことを口にした。アウトレット出現で最も影響を受けそうな業種だが、「うちのお客様は『欲しいブランドがなかった』と話していた」。遠方から車で来店する顧客が渋滞でたどり着けない事態を懸念しつつも競争心は失っていない。「アウトレットは今後、店の入れ替えもするだろう。やはり怖いが、より専門的な品ぞろえや着こなしのアドバイスなどで対応したい」【小林一彦】

1613名無しさん:2011/12/04(日) 17:50:19
八王子そごうの閉店が決まったことは残念。
八王子そごうは1983年に開業して以来28年間皆様に愛されてきた店舗。
八王子そごうはからくり時計がない店舗。
八王子そごう以外でからくり時計がない店舗は旧そごう心斎橋本店(大丸心斎橋店北館)と旧そごう東京店(ビックカメラ有楽町店)。
八王子そごう閉店でからくり時計がないそごうの店舗は消滅。
また八王子そごうのエレベーターはピヨピヨ鳴らないタイプで改修前も鳴ってなかった。
八王子そごうは八王子駅ビルの中で八王子ナウも入っている駅ビルで地上11階、地下1階建て。
八王子駅ビルに入っている八王子そごうは地下1階から8階まで。
9階〜10階・屋上はナウが入っていてそごうの店舗ではない。
また地下1階〜8階の一部もナウが入っている店舗もある。
八王子そごう閉店後も八王子ナウは継続。
八王子そごうの跡地はセレオが来年11月に開業する予定だがセレオだと面白い店ではない。
セレオは八王子駅南口だけでいい。
八王子そごうの跡地はセレオではなく八王子ロッツができてほしい。
ロッツは福山ロッツと岡山ロッツがあり福山ロッツは福山そごうの跡地。
福山そごうは八王子そごうが開業して9年後の1992年に開業したが2000年に閉店となり福山そごうはわずか8年の歴史に幕を下ろした。
その後2003年に福山ロッツが開業。
福山ロッツのエレベーターは三菱製で3箇所あるが南側と東側はピヨピヨ鳴らないタイプ。
駐車場側は鳴ってた。
福山ロッツの駐車場側エレベーターの到着チャイムは小田急百貨店新宿店(1989年型〜1994年型)と同じ。
福山ロッツのエスカレーターは東芝製。
八王子ロッツの専門店はロフトやベスト電器B・Bやフードコートなどができてほしい。

1614チバQ:2011/12/04(日) 18:13:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111203/szk11120302590001-n1.htm
「新静岡セノバ」効果明暗 中心地活性、消耗戦の様相
2011.12.3 02:58 (1/2ページ)

10月に開業した「新静岡セノバ」。周辺の百貨店では、売上に明暗が分かれた=2日、静岡市葵区
 今年10月、大型商業施設「新静岡セノバ」が静岡市の中心街にオープンしたことで、周辺の既存百貨店、商業施設にさまざまな影響が出ている。伊勢丹が大幅に売り上げを伸ばした一方、松坂屋は微減。ファッションビル運営のパルコ、丸井も「売り上げを落とした」(関係者)といわれている。当初、各社からは市場の活性化を歓迎する声が高かったが、競争激化で消耗戦に陥る可能性も出てきた。(飯田耕司)

 新静岡セノバの10月の来店者数は、静岡市の商圏人口と同じ150万人にのぼった。運営会社の静鉄プロパティマネジメントの佐藤寿康取締役は「“静岡初”にこだわった店舗構成で、生活雑貨店の東急ハンズ、衣料品店のビームスなどを誘致したことが消費者に支持された」と好調の理由を分析。実際に10月の売上高も目標を上回ったという。

 こうした“セノバ効果”の恩恵を受けたのが静岡伊勢丹だ。周辺商店街との共同イベントを打つなど対抗策を講じたことも大きいが、セノバにない伊勢丹ならではの食品フロアの品ぞろえなどが再評価された。県百貨店協会によると、売上高は前年同月比8・8%増と大きく伸びた。

 一方の松坂屋静岡店は来店者数は2ケタ増となったが、主力の衣料品販売が不振で売上高は同0・3%減。同店は「暑さが長引いたのが要因」とみるが、セノバに衣料品の客を奪われた可能性も否めない。

 また、流通関係者からは「最も打撃を受けたのは丸井静岡店と静岡パルコ」との声も漏れ聞こえる。両社とも売上高は公表していないが、パルコは10%前後の減少があったもよう。ともに主力顧客の10〜30代の女性客が、セノバの「ビームス」「トゥモローランド」などの衣料品店に流れたとされる。

 セノバのオープンで、静岡市中心街は、県外からも客が訪れるようになり、商圏が拡大。店舗数が過剰といわれていた中心地の活性化に一役買ったとされる。だが、セノバ効果が今後も持続するかは不透明で、各社の熾烈(しれつ)な生き残り競争は、さらに厳しさを増すこととなりそうだ。

1616チバQ:2011/12/08(木) 00:13:37
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001111240005
子育て世代に照準 新商業施設が開店
2011年11月24日


オープンした「Yotsubako(ヨツバコ)」=横浜市都筑区

 横浜市都筑区の港北ニュータウンに23日、新しいショッピングビル「Yotsubako(ヨツバコ)」が開店した。商業施設の激戦区だが、「ハイセンス」をコンセプトに個性的な店を集め、ゆとりを楽しむ子育て世代の集客を狙う。


 ビルは、四つの箱を組みあわせたようなデザイン。地上8階地下1階建てで延べ床面積は約7340平方メートル。「国内初」のインテリア雑貨店、「関東初」のカフェ、「県内初」の生花店や地元の人気飲食店、子ども向けの英語の体操教室など、飲食と物販の約30店が入る。


 運営会社の「I’m.p」(山田耕熙社長)は、「高級」でも「節約」でもない「高感度、高品質」を重視してテナントを選んだ。都筑区は住民の平均年齢が市内で最も若い約38歳。平均年収も高く「ゆとり、楽しさ、等身大」を大切にする「ライフスタイル消費族」と呼ばれる層が多い点を考慮したという。


 初日は、開店1時間前から約千人が列をなした。娘のバレエ用品を買ったという近くに住む主婦(40)は「土地柄か子どものものが充実していた。近くに専門店ができて便利になります」と話していた。


 ヨツバコは、大型商業施設の開店が相次いだ市営地下鉄センター北駅の真横にある。都筑阪急がある「モザイクモール港北」、「ノースポート・モール」、駅ビル「ショッピングタウンあいたい」に隣接。さらに隣のセンター南駅前には「港北TOKYU S.C.」。両駅間には「港北みなも」「LuRaRaこうほく」がある。一大商業ゾーンを形成し、経済規模は年間1千億円とされる。


 都筑区の人口は約20万人。市の推計では2055年まで増加する。I’m.pの松井雄也取締役は「若く、活気があり、豊かな街。専門色を出し、エリア全体の魅力アップにつなげたい」。ヨツバコは年商20億円を目指すという。


(星井麻紀)
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1618荷主研究者:2011/12/11(日) 13:28:01

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20111110/CK2011111002000100.html
2011年11月10日 中日新聞
名古屋市、複合開発を歓迎 「レゴランド」側計画報告

 名古屋市は9日、名古屋港・金城ふ頭で建設が予定される子ども向けテーマパーク「レゴランド」に関し、ホテルや商業施設を含めた複合開発を目指すなど運営主体「マーリン・エンタテイメント」(英国)側から提案された計画の概要を明らかにした。市議会都市消防委員会で報告した。

 マーリン社側によると、レゴランドは伊勢湾岸道路と国際展示場の間にある10ヘクタールに建設。開業目標は2015年で、12年度までに建設用地の長期借地で市側と合意し、各種設計を経て、13年度の着工を目指す。

 現在、世界各地のレゴランドではマーリン社の運営で、子ども向けの内装を施したレゴランドホテルが併設されている。金城ふ頭ではこのホテルのほか、有名ホテルチェーンの誘致も検討する。

 商業施設は具体化していないが、ブランド店を集めたオープンモールなどが構想されているという。

 マーリン社のジョン・アッシャー常務は本紙のインタビューに「米カリフォルニア州ではシェラトンホテルが進出し、成功した。レゴランドは名古屋の地域経済の起爆剤になる」と話している。

 名古屋市は複合開発を「市西南部地域の活性化や、あおなみ線の利用増進を促す」と歓迎。今後、関連施設を含めた建設候補地の絞り込みや各施設間を結ぶ通路の整備などを進めていく方針。

 委員会では各会派が計画を歓迎する一方で「震災時の津波や帰宅困難者対策が不十分」(減税日本)との懸念の声もあった。 (酒井和人)

1619荷主研究者:2011/12/11(日) 14:02:05
>>1589
http://kumanichi.com/news/local/main/20111108006.shtml
2011年11月08日 熊本日日新聞
博多駅ビル「ストロー現象」軽微 地域流研調査

 地域流通経済研究所(熊本市)がまとめたJR博多駅ビル(福岡市)の利用調査によると、同ビルを「訪問した」割合は地元の福岡市で9割近くに上ったのに対し、熊本市は約4割だった。地元商業施設への影響も熊本市は軽微で、同研究所は「新幹線開業による購買流出など、懸念されていたストロー現象はほとんど見られない」と分析している。

 調査は、博多阪急や東急ハンズなどが入る駅ビル開業から半年が過ぎた9月下旬、九州の県庁所在地7市のモニターに実施。20〜60歳代の男女1432人が答えた。

 「訪問した」と答えたのは7市全体では46・1%で、女性は50・6%と半数を超えた。年齢別では20歳代が最も高く、年齢が上がるにつれて減少。都市別では福岡市の85・5%をトップに、佐賀市46・3%、長崎市45・1%、熊本市43・1%など。最低は鹿児島市で32・0%だった。

 訪問の動機(複数回答)は、鹿児島を除く6市で「開業したから」が最多。熊本市と鹿児島市では「九州新幹線が全線開業したから」が約3割だった。

 買った商品(複数回答)は、全体で多い順に菓子類51・1%、衣料34・2%。ただ、「買い物していない」も18・6%で、特に熊本は31・0%と高い。

 博多駅ビル開業に伴い、「利用が減った」としたのは地元の中心商店街で8・8%、百貨店で11・2%。最も影響したのは大分市で、商店街で15・6%、百貨店で20・8%。熊本市はともに5・7%で、百貨店は7市で最少だった。

 駅ビルまでの主な交通手段は、熊本市は新幹線44・8%に対し、高速バスも21・8%に上った。鹿児島市は新幹線が66・7%を占めた。(田川里美)

1622荷主研究者:2011/12/11(日) 14:50:04

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111117302.htm
2011年11月17日03時19分 北國新聞
休日の歩行者3倍に 金沢・香林坊ラモーダ前

 金沢市香林坊の複合ビル「香林坊ラモーダ」に人気セレクトショップが開業したことで、ラモーダ前の休日の歩行者通行量が以前の3倍に増えたことが、金沢商業活性化センター(TMO)の調査で分かった。

 休日の通行量が増え、平日を逆転。男女比も逆転し、女性が半数を超えた。金沢TMOは「ビジネス街から、ファッションを中心とする商業地としての要素が強くなり、新たな人の流れが生まれている」としている。

 調査は、9月10日のビームス、ジャーナルスタンダードの開業を受け、開業前の9月2日と同4日、開業後の10月7日と同9日に、ラモーダ前と、国道を挟んで斜め向かいにある北國会館前の2地点で行われた。

 休日は、ラモーダ前の通行量が、開業前の2971人から9187人に増えた。特に、日銀方面からの歩行者が3・5倍の5324人に増えた。北國会館前も2・4倍の4350人になった。

 また、開業前は、買い物や行楽のピークとされる休日の昼から夕方の時間帯の通行量が少なかったが、開業後は、その時間帯が通行量のピークになった。

 北國会館には今年4月、ファッションブランド「A.P.C.」と「TOGA」が開業。ラモーダの隣のビルには複数のブランド店が並んでおり、TMOは「北陸最大の高級ファッションストリートとして香林坊の集客力が高まった」とみている。

1623荷主研究者:2011/12/11(日) 15:24:04

http://www.at-s.com/news/detail/100076910.html
2011年11/17 08:22 静岡新聞
6日間で37万人入店 遠鉄百貨店新館

 遠鉄百貨店が16日発表した百貨店新館の営業概況によると、8日のプレオープンから最初の週末となった13日までの6日間の入店者数は37万人、売上高は9億5000万円で、ほぼ目標通りの出足だった。

 最も来店者数が多かったのは、9日の開業日で10万1000人。8万人の来店を見込んでいた最初の週末の12、13の両日はそれぞれ7万3000人、7万5000人にとどまったが、平日は予想の3万人を上回る来店があったという。

 同社が友の会カードデータなどを分析した結果、20〜30歳代の来店者数は前年同期比で2倍以上となり、他の世代に比べて大幅に伸びたという。

 周辺道路の渋滞が懸念されていたが、同社は6〜13日の浜松駅降車人数で、バスが前年同期比12%増、遠州鉄道が27・4%増だった点に触れ、「事前のアナウンスで、多くの人にバスや電車を利用してもらえた。渋滞緩和策は成功した」とした。

1624荷主研究者:2011/12/11(日) 15:40:47

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111170158.html
'11/11/17 中国新聞
イオンモール府中に新商業棟

 大型ショッピングセンター(SC)を展開するイオンモール(千葉市)が、2013年秋の完成をめどに、広島県府中町のイオンモール広島府中に新たな商業棟を建設する方向で検討していることが17日、分かった。広島都市圏で郊外の大型SC同士の競争が激しくなる中、開業10年目にてこ入れを図る。

 同店は中四国地方最大級の商業施設で、04年3月のオープン以来、初の増床。12年度の着工を目指す。計画ではバスやタクシー乗り場、広場などがある現在の商業棟の南側に新棟を建設する。両棟の同じ階のフロアをつなぎ、一体的に活用。新棟の配置や規模などの調整を詰めている。

 イオンモールは増床に向け、昨年8月に製造を終えたキリンビール(東京)の醸造所「キリン広島ブルワリー」や旧ビアレストランの跡地1万2930平方メートルを同社から借り、駐車場として利用している。

 現在の店舗面積は約8万1千平方メートルで190の専門店がある。開業後、集客力を高めてきたが、SC間の競争が激化。中国新聞社の11年の広島市広域商圏調査では、「府中町周辺」の支持率は15・2%と3年ぶりに下落した。

【写真説明】2013年秋をめどに増床が検討されているイオンモール広島府中

1628UGG ブーツ 店舗:2011/12/12(月) 12:51:28
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1629チバQ:2011/12/12(月) 18:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111212-OYT1T00744.htm?from=top
「am/pm」国内から消える…ファミマに転換
 ファミリーマートは12日、大阪府内の「am/pm」2店舗が10日に閉店し、「am/pm」の国内店舗がなくなったと発表した。


 ファミリーマートは、2010年3月にエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併。買収時点で1107店あったam/pmの店舗のうち、不採算店など374店を閉店し、733店をファミリーマートに転換した。

 国内のファミリーマートの店舗数は11月末時点で8697店となり、セブン―イレブン・ジャパン、ローソンに次ぐ3位。

(2011年12月12日17時27分 読売新聞)

1630チバQ:2011/12/12(月) 22:15:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111211-OYT8T00009.htm
高岡駅ビル 年内で営業終了


最後の日を迎え、忙しく調理や接客をする徳留さん(右)と妻幸子さん(10日、高岡市の居酒屋「徳さん」で)  高岡市の玄関口・高岡駅の駅ビルとして、1966年12月に開業した高岡ステーションビルと69年12月開業の駅前地下街が、今月いっぱいで営業を終える。昭和の面影をとどめるビルは建て替えられ、地下街も併せて改装される。最盛期に計約130店を数えた店舗は10店が残るだけ。建て替えを機に廃業する店も多い。(志賀克也)

 ビル地下で40年間営業してきた居酒屋「徳さん」は10日、閉店の日を迎えた。店主の徳留明さん(60)と妻幸子さん(60)は「やめる時はみんな一緒と思っていた」と言うが、ビル地下で営業するのは1店だけになっていた。

 開業当時、午前9時半に店を開くと、夜勤明けの客などでカウンターの15席はすぐに埋まった。定食を食べにくるサラリーマン、新鮮な魚を求める旅行者など、駅ビルだけに客層は様々で、その好みにも応えてきた。

 「続けてほしい」。常連は口をそろえるが、息子2人は独立し、後継者がいないことから閉店を決心した。なごりを惜しむ客でにぎわう店内で、徳留さんは「忙しすぎて店をやめる気がしない」と話した。

 ビル2階の喫茶「ブラジル」は昭和40年代に開業した。1989年に引き継いだ現経営者の八尾寿恵さん(73)は「お金をかけ移転しても、あと何年続けられるか」と、やはり閉店を決めた。「駅に喫茶店がなければ不便」と、30日までは営業を続ける。

 高岡駅は開業(1898年)以来、木造駅舎だったが1960年代になり、地元と国鉄(当時)が資金を出し建設する「民衆駅」を待望する声が上がった。国鉄の承認を受け、市や地元企業などが設立した運営会社「高岡ステーションビル」が工事に着手。地下1階・地上3階のビルが開業した。

 同社刊の「10年のあゆみ」によると開業時、地下と2、3階には約90の飲食、食品販売店などが出店。その後、屋上にビアガーデン、小さな遊園地もできた。

 駅前地下街は、同ビルと駅前の商店街を地下道でつなぎ、69年12月に27店、70年7月に14店が開業した。北陸初の駅前地下街とあって「客が肩をぶつけて歩いた」「日曜はお祭りのようだった」と、当時を知る関係者たちは振り返る。

 郊外に大型店が進出する頃から、ビルや地下街に空き店舗が目立ち始め、建て替えが決まると、店の流出に拍車がかかった。テナントの組合「高岡ステーションデパート」が今年9月に解散したとき、組合員は約30人に減っていた。

 ビル2階に残る切手・古銭販売「北陸スタンプ」は25日まで営業する予定。代表の舘田正男さん(73)は「『駅の2階』と言えばすぐわかってもらえた。商売にはいい場所だった」と惜しむ。舘田さんは市内の自宅で営業を続ける。

(2011年12月11日 読売新聞)

1631チバQ:2011/12/15(木) 00:02:42
http://www.asahi.com/business/update/1214/TKY201112140212.html
2011年12月14日18時52分
円高還元セールなぜ見かけない? 背景にコスト・通販…関連トピックスボージョレ・ヌーボー歴史的円高を追い風に海外旅行をPRする旅行会社=11月、東京都渋谷区のエイチ・アイ・エス


 歴史的な円高は、輸出企業には痛手だが、消費者には輸入品を安く買えるチャンスのはず。ところが、最近は輸入品の「円高差益還元セール」を見かけない。円高差益はどこへ消えたのか。探っていくと、原料高とデフレに苦しむ企業の姿が見えてきた。


 酒類・食品卸大手の国分(東京・日本橋)は、創業300年の老舗。今秋も人気のワイン「ボージョレ・ヌーボー」をフランスから空輸した。円高ユーロ安の恩恵を受けているかと思ったら、ここ2〜3年は仕入れコストが前年より5〜7%上昇しているという。

1632チバQ:2011/12/15(木) 22:16:22
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201112/e1112151.html
商業施設として再開へ 事故で休業の中三盛岡店

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 民事再生手続き中の百貨店「中三」(青森市、向中野光秀社長)は14日、震災後のガス爆発事故で休業している中三盛岡店について、商業施設としての来春再開を目指し、コンサルティング会社マイルストーンターンアラウンドマネジメント(東京)と事業譲渡契約に向けた基本合意を締結したと発表した。

 同社によると、既存の建物を活用し、地下1階は生鮮などの食品売り場とイートインスペース。1階は食品、服飾品、雑貨売り場、2階は服飾品・雑貨の各種テナントで構成し、来春にも営業を再開する。3階以上は各種テナントを募集し、来秋のグランドオープンを目指すという。

 中三盛岡店は8階建てで地下1〜7階の総売り場面積は1万6894平方メートル。8階は事務所として使用。駐車場は50台の収容が可能。現在は8人の従業員が勤務している。

(2011.12.15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20111214-OYT8T01266.htm
中三盛岡店舗、来春再開へ

まず地下1階〜地上2階
 民事再生手続き中の百貨店「中三」(本社・青森市)は14日、3月の爆発事故で閉店している盛岡店を投資会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(本社・東京都千代田区)に譲渡することで合意したと発表した。マイルストーンは来春、まず地下1階〜地上2階の営業再開を目指す。

 同社は企業再生ファンドで、これまで家電量販店「ラオックス」(東京)などの経営再建に関与した。

 同社によると、中三盛岡店地下1階は生鮮食品などの売り場や購入した食品をその場で食べることができる「イートイン」にする予定。1階は食品や服飾・雑貨売り場、2階以上はテナントが入り、全館オープンは来秋の見通し。現時点で店名は未定。

 中三の担当者は「商業施設として存続させるめどが立ち、盛岡市民の要望に応えられる」と話した。マイルストーンは「盛岡市の大型商業施設として中心的な役割を担ってきた背景を重視し、既存建物設備と人材を活用したい」との談話を出した。

(2011年12月15日 読売新聞)

1633チバQ:2011/12/15(木) 23:20:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000217-mailo-l33
JR倉敷駅:北口通行量4.9〜6.9倍 南側も2.2倍 /岡山
毎日新聞 12月15日(木)15時16分配信

 倉敷市は14日、JR倉敷駅北口の大型商業施設開業後の駅周辺通行量調査結果を市議会委員会で報告した。
 今月4日(日曜)と10日(土曜)の午前10時〜午後6時に10カ所で実施。昨年8月1日(日曜)のデータと比較した。駅北口は4日5万182人、10日3万5651人で、それぞれ6・9倍、4・9倍。一方、駅南側の商店街内の6カ所は、1カ所が4日2倍、10日2・2倍となった以外は2倍未満。
 同市は「駅南側も増加」としたが、委員から「昨年8月は異常に暑く、商店街の人通りが非常に少なかった」「前年同期比や、開業直前と直後の比較でないと、よく分からない」などの指摘が出た。市は「現時点で比較できる直近のデータ。倉敷市中心部の観光客は冬より夏の方が多い傾向がある」とした。
 市はこの調査とは別に、隔年の消費者動態調査の一環で駅南側商店街周辺27カ所を含む市内65カ所の通行量調査を実施。今年も7月末の日曜(水島地区は別の日)に行っており、「今月中に結果をまとめる」としている。【小林一彦】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000186-mailo-l33
現場発:倉敷アウトレット、初の週末 目立つ県外ナンバー、懸念の渋滞なく /岡山
毎日新聞 12月4日(日)14時53分配信

 ◇根を張れるか跡地利用
 JR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園跡地にオープンした「三井アウトレットパーク倉敷」は3日、初の週末を迎えた。中四国最大級のアウトレットモールの様子を見ようと施設を歩いた。駐車場には県外ナンバーの車が目立つ一方、懸念された渋滞はみられなかった。【小林一彦】
 午後1時過ぎ、JR倉敷駅に行くと、ちょうど電車が到着したばかりで駅構内は乗客で埋め尽くされた。改札口を出た人並みの9割は駅北口のアウトレットへ向かった。
 押されるように歩くと、正面に先月25日開店の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」が見えた。西隣がアウトレットだ。駐車場の電光表示を見ると「満車」もあれば、「空車」の立体駐車場もある。アウトレットによると、正午過ぎにオープン後初めて満車を記録したという。
 周辺に心配された交通渋滞も見あたらなかった。事前の「渋滞懸念」報道が効いたのだろうかと思いつつ、駐車場をのぞくと、「広島」「福山」「姫路」「愛媛」などの県外ナンバーが目に付いた。広域からの集客能力は高そうだ。
 駅北口とアリオ、アウトレットを結ぶ人の波は途切れることがない。午後2時半にアリオに入ると、1階の飲食店はどこも空席待ちの列ができていた。2階の約1000席のフードコートもほぼ満席だった。
 アリオの広場には高さ13メートルの巨大なクスノキがある。97年のチボリ開園以前のクラボウ工場時代にもあった。この木のように両施設は倉敷に根を張れるか。今後も跡地ウオッチを続ける。

12月4日朝刊

1634チバQ:2011/12/17(土) 20:44:59
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201112160137.html
2011年12月16日10時40分
百貨店が続々「出店」 駅ビル・商業施設…自ら商品選び関連トピックスファーストリテイリング羽田空港百貨店のバイヤーが選んだ紳士の衣類や雑貨が並ぶ自主編集売り場。フロアの半分以上を占めている=東京都千代田区の大丸東京店

 大手百貨店が、これまでライバルだったファッションビルなどの商業施設への出店に乗り出す。「殻」に閉じこもったままでは売り上げがじり貧になるという焦りが背中を押している。

 三越伊勢丹ホールディングスは来春から、駅ビルや商業施設に小型の化粧品店を出す。百貨店でしか買えなかった高級ブランドや、自然派のブランドを売る。JR新宿駅のルミネ新宿店を手始めに、数年で20〜30店を出す予定だ。羽田空港にも雑貨などを販売するメンズ用品の店を出す。

 百貨店業界は1997年以降、売り上げが減り続けている。最近は専門店をテナントに集めたファッションビルなどに顧客を奪われてきた。反撃のカギを握るのは、テナントに頼らず、百貨店自らが商品を目利きして仕入れる「自主編集」と呼ばれる売り場作りだ。

 大丸松坂屋を傘下に置くJフロントリテイリングも9月、この自主編集を担う部を新設した。3年をめどに分社化し、外部出店を積極化する考えだ。

 ただ、セレクトショップなどとの競争に勝てるかは不透明だ。高島屋は商業施設への出店より、国内の既存店や海外への投資を重視する方針だ。(高重治香)

■都心に来られぬ客、利用してもらえれば 三越伊勢丹HD・石塚邦雄社長

 百貨店は都心にあり、店に来てもらうものだった。しかし、高齢化やデフレで、遠くまで出て行けないし、来ても高いものしかないと考える人が出てきた。

 百貨店の顧客は普段、駅ビル、スーパー、宅配などを利用している。百貨店ならではの店を駅のターミナルに出したり、宅配を充実させたりすれば、もっと利用してもらえることになる。接点が増えれば、新たに都心の百貨店に来てくれる人もいると期待する。

 海外ブランドが客を呼んでくれることに甘んじ、自主編集の売り場を減らしていったことで百貨店の凋落(ちょうらく)が始まった。今は百貨店にセレクトショップが入っているが、本来は自分たちでセレクトするのが百貨店。原点を見直したい。(談)

■他の百貨店に出店も Jフロント・奥田務会長

 百貨店もショッピングセンターもユニクロも、業態の壁はない。攻め込まれるだけでなく、攻め返せばいい。ユニクロをテナントにするし、傘下のスーパーにも力を入れる。今までは百貨店を中心にものを考えすぎていた部分がある。

 そのために、自主編集売り場を担う部門の改革を進めている。数年後に分社化し、売り場をショッピングセンターなどにも出していきたい。ほかの百貨店に出すこともあり得る。これまでも「百貨店の1階を持ってきて欲しい」という引き合いはあった。例えば婦人の靴と雑貨といった組み合わせで、売り場を出せる。

 自主編集はテナント商売に比べて、仕入れから販売までやるリスクがある一方、利益は大きい。(談)

1636チバQ:2011/12/17(土) 20:47:49
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004688712.shtml
大阪に対抗「神戸の福袋」 市内百貨店がタッグ 
 神戸市内の百貨店や商業施設など6店は今年1月に初めて共同企画・販売した「I LOVE KOBE福袋」を、2012年新春も1万円で抽選販売する。中身は、各店の商品券やホテル宿泊券、洋菓子など12万〜16万円相当。26日から12年1月4日まで各店で募集し、同年1月中旬に当選者を発表する。


 百貨店が集中する大阪・梅田に対抗しようと、ライバル店同士が再び手を組んだ。今年は約9千通の応募があった。参加店は今年と同様に、神戸阪急▽大丸神戸店▽バーニーズニューヨーク神戸店▽神戸マルイ▽そごう神戸店▽ミント神戸‐の6店。協賛企業は4社増え、中身の相当金額は今年より4万〜6万円アップした。

 大阪では今春、百貨店の増床や新規開業が相次ぎ、神戸各店の売り上げも数億円減少の影響を受けた。大丸神戸店の沢田太郎店長は「若者を取り込むための婦人服売り場の改装などで、影響は想定内にとどまった」とし「福袋が神戸の魅力向上につながれば」としている。

(末永陽子)

(2011/12/17 10:16

1637チバQ:2011/12/17(土) 20:48:32
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20111213305.htm
年間最大の週末商戦「合格点」 北陸の百貨店、専門店
 ボーナス支給と歳暮のピークが重なり「年間最大の週末商戦」となった10、11日、北陸の百貨店や専門店では防寒具がようやく動きだし、歳暮商戦も「前年超え」が見えてきた。高額品の売れ行きが前年同期比2桁増となった百貨店もあり、商業関係者からは「年末商戦は好発進できた」との声が上がった。
 香林坊大和では11日、アクセサリーなど高級ブランド品の売り上げが例年より2桁以上伸びた。同日は午前中からにぎわい、コートやセーターなど防寒衣料が売れ、全館売上高は前年比1割増となった。担当者によると、11日は10日より売り上げが多かったという。

 10日の売り上げが3割増、11日は前年並みとなった富山市の富山大和では、防寒衣料や生活用品が売れ筋となった。販売促進部の担当者は「ボーナス支給後ということもあり、高額のダウンコートや羽毛布団などがよく売れた」と話した。時計や宝飾品の売れ行きもよかったという。

 めいてつ・エムザは、11日の全館売上高が前年並みだった。歳暮センターや婦人靴、化粧品売り場は前年実績を上回った。担当者は「明らかに、先週末より動きがいい。年末商戦の序盤としては合格点だ」と話す。

 香林坊アトリオは「トゥモローランド」や「ポール・スミス」などで冬物が好調だったという。2日間とも駐車場は常に満車で、アトリオの山本隆文専務は「夏のボーナス直後の週末よりも駐車台数は多く、なかなか車が進まなかったようだ」と話した。

1638チバQ:2011/12/20(火) 20:52:54
>>1145>>1371
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20111219-OYT8T01275.htm
イトーヨーカドー跡複合商業ビルに 前橋市

「やまき」が計画案来年9月開店へ

旧イトーヨーカドー跡地は、複合商業ビルとして来年9月の開店が計画される(19日)  昨年8月に撤退したJR前橋駅前の旧イトーヨーカドー前橋店の跡地が、大型複合ビルとして生まれ変わることが19日、分かった。大型スーパーや地元名店街の商業店舗を中核とし、フィットネスクラブやデイケアセンターなど多彩な約60施設が入居する。来年9月にオープンする予定だ。中心街の空洞化の象徴だった空きビルの再開発で、県都の玄関口ににぎわいが戻ることが期待される。

 新たな商業施設名は「前橋グランド・ステーション・プラザ」となる。

 土地建物の4分の3を所有する曽我製粉(曽我隆一社長)が、開発会社「やまき」(東京都、山下修平社長)と再開発計画で基本合意した。やまきはビルを一括して借り受け、2月に改装工事に着手し、10億円以上かけて改装する計画だ。

 やまきは、衰退する中心市街地の活性化に定評があり、宇都宮や富山、松山などで再生事業を手がけた実績がある。山下社長は「子供からお年寄りまでが楽しめる交流スペースやオフィスなどが入ることで、郊外大型店と差別化が出来る」と自信を見せる。年間200万人の来客と100億円の売上高を目標に掲げ、700人以上の新規雇用を見込む。曽我社長も「複数の会社と交渉を重ね、地域の実情に即した計画が最良と判断した」と話す。

 売れ筋商品が豊富な大型専門店などで集客力を高める一方、通信販売のコールセンターやIT企業のオフィス、キッチンのショールームなども誘致する。フィットネスクラブ、託児所なども設け、乗降客や駅周辺で働く人など幅広い客層の取りこみを狙う。障害者が働く可動式店舗や雇用相談窓口も設ける方向だ。

 跡地ビルを巡っては、昨年8月、スーパー「フレッセイ」と百貨店「スズラン」が入居する計画が発表された。しかし、不採算を理由に白紙撤回されていた。

(2011年12月20日 読売新聞)

1639チバQ:2011/12/25(日) 10:10:01
>>432-433
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001112230001
旧今治大丸ビル 「まず更地へ」
2011年12月23日


今治市中心部「ドンドビ交差点」角に残る旧今治大丸の空きビル=今治市常盤町4丁目

今治市唯一の百貨店だった「今治大丸」が閉店して今月末で丸3年。市中心部には、いまだに巨大な空きビルが残る。所有者の事情で解体さえ手つかずだったビルを、地元経済界が協力し、「まず利用しやすい更地にしよう」と来春にも新会社を設立する。

 旧今治大丸ビルは築38年。地上10階地下1階で同市常盤町4丁目1番地の「ドンドビ交差点」角にある。隣接して4階建ての立体駐車場もある。
 店舗ビルの敷地面積約2500平方メートルのうち、旧今治大丸側の持ち分は約53%の約1300平方メートルのみ。残りは同ビル内に事務所があった今治織物工業協同組合の所有だ。



 だが、今治織物工業協同組合は今治大丸閉店後、理事長が死去し理事長不在が続く。さらに組合が開発した市内のリゾートホテルを運営する会社「ナウシス」が今年7月に負債約23億円を抱えて民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた。東京都内の弁護士が同組合の債務処理準備にあたっているが、現在は、同組合所有分の今治大丸店舗跡地と建物にはすべて債権者による根抵当権が設定されているままだ。



 さらに、立体駐車場を中心にアスベストが使われており、解体する費用も通常のビル解体より割高な4億5千万円程度になることも判明。結局、ビルの解体も売却も進まないまま3年がたった。
 こうした複雑な事情を抱えた物件のままでは「今治の一等地にビルが放置され、土地の買い手もつかない」と、今治商工会議所(村上景一会頭)が危機感を深め会員企業と協議。来年、まず旧店舗と駐車場ビル解体のための新会社を共同出資で設立することでまとまった。さらに、菅良二市長も「市としてもバックアップしていきたい」と協力の方針を示し、市では来年度の補助策を検討している。



 債権者側との交渉はこれからだが、順調にいけば来年中には旧ビルは解体され更地になり、土地の新用途へ向けた環境整備ができる。村上会頭は「今治のへそみたいな場所に、いつまでも幽霊ビルを放置できない。新会社設立で、ぜひ一歩前へ進めたい」と話している。 (寺門充)

1640チバQ:2011/12/25(日) 19:44:33
>>1601-1612>>1633
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000203-mailo-l33
JR倉敷駅:通行量調査 にぎわい、南口は減少 北口から人出流れず /岡山
毎日新聞 12月24日(土)15時52分配信

 倉敷市は、JR倉敷駅北口の大型商業施設開業に伴う平日の通行量調査(20日実施)の結果を発表した。同駅北口は日曜日だった09年8月1日と比べても2・1倍のにぎわいだったが、南口方面の商店街は大半の地点が同日を下回った。北口の人出が南側に流れていない状況が浮かび上がった。
 調査は20日午前10時〜午後6時に駅周辺10カ所で実施。南の商店街方面はうち6カ所だが、1カ所が1・4倍だった以外は、すべて下回った。
 市は今月4日(日曜)と10日(土曜)にも実施。09年8月1日との比較で、北口は6・9〜4・9倍。南側の商店街方面も2・2〜1・1倍だった。しかし、前年同期や、2施設そろっての開業(12月1日)の直前・直後などのような比較ではなかったため、週末調査結果を報告した市議会委員会では「分かりにくい」などの指摘があった。【小林一彦】

12月24日朝刊

1641チバQ:2011/12/29(木) 19:36:52
>>1483>>1495
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111229-OYS1T00239.htm
都城大丸破産手続きへ、再建断念に地元「残念」
 民事再生法の適用を受け、経営再建を模索していた宮崎県都城市の百貨店「都城大丸」の運営会社・大浦は28日、宮崎地裁から再生手続き廃止決定を受けた、と発表した。破産手続きに移行する見通し。債権者は約630社で、負債額は約49億円。今年2月に民事再生手続き開始決定を受けた。しかし、代理人の江藤利彦弁護士によると、スポンサー企業が決まらず、提出期限の31日までに再生計画案を作成できる見込みがなくなった。同店は現在、営業していない。

 ◆市、対応策検討へ
 都城市の百貨店「都城大丸」の運営会社・大浦が再生手続き廃止決定を受けた28日、同市では再建断念を惜しむ声が上がった。

 長峯誠市長は記者会見を開き、「これまでのスポンサー企業探しが実らず残念」と表情を曇らせた。現在、破産手続きの移行に伴う様々な対応策を全庁的に検討していると説明する一方、これまで都城大丸が中心市街地活性化の核店舗だったことから、「集客力のある小売業として再生してほしい」と要望した。

 都城商工会議所の倉吉教文専務理事も、「非常に残念」と肩を落とした。これまで検討していた地元企業と協力して特定目的会社(SPC)を設立し、都城大丸の土地や建物を活用する案については「人口規模や地元の企業数などを考えると、SPCによるにぎわい創出は難しいのでは」と説明した。

(2011年12月29日 読売新聞)

1643荷主研究者:2011/12/30(金) 20:47:09

http://www.at-s.com/news/detail/100078395.html
2011年11/24 08:19 静岡新聞
「ホビー109」12月3日開店 模型の聖地に新拠点

 書籍や雑誌、ゲームなど販売の文教堂グループホールディングス(川崎市)は12月3日、静岡市葵区のファッションビル「シズオカ109」にホビーショップをオープンする。若者向け衣料や雑貨を中心とするテナントの中では異色だが、地元メーカーの協力を得て「ホビーのまち静岡」の魅力を幅広い世代に発信する。

 文教堂はホビー部門を成長分野と位置付け、年間2〜3店舗のペースで出店。「ホビー静岡109店」は全国9店舗目で、県内初となる。売り場は約250平方メートル。プラモデルが半数を占め、鉄道模型やミニカー、フィギュアなど関連商品もそろえる。商品は4万種類程度を取り扱う見込み。

 静岡市はプラモデル出荷額で全国トップを誇り、模型メーカーの本社や生産拠点が集積する。ホビーショップは「模型の聖地」とされる静岡への出店に強いこだわりがあった文教堂と、個性を重視したテナント構成で新たな客層の獲得につなげたい109のニーズが合致した。

 タミヤやバンダイ、ハセガワ、青島文化教材社、フジミ模型を中心としたメーカーの協力を得て、「親子連れや愛好家まで幅広い人が楽しめる店舗を目指す」(渡辺和幸店長)。プラモデル教室など体験イベントも随時開催する。

 109は東京発のファッションブランドを軸に、若年層を中心とした支持を集めている。杉山雅一総支配人は「ホビーは潜在的なマーケットが大きく、オープン当初から意図していたジャンルだった」と明かす。

 静岡市には今年6月、模型の常設展示施設「静岡ホビースクエア」がJR静岡駅南口にオープンしている。

1644チバQ:2011/12/31(土) 13:56:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111228/bsd1112282126009-n1.htm
200人規模の希望退職募集 近鉄百貨店 社員数は3年前に比べ3分の2に 2011.12.28 21:26

 近鉄百貨店は28日、平成24年2月末に予定している枚方店の閉鎖などに伴い、40歳以上の社員を対象に約200人の希望退職者を募集すると発表した。近鉄百は21、22年に希望退職を実施しており、それぞれ124人、707人が応じている。今回の希望退職により社員数は約2千人となり、3年前に比べ3分の2の規模となる。

 退職日は3月30日で、希望退職者には所定の退職金に加算金を上乗せする。加算金支給による特別損失は金額が確定した時点で発表する。

 今回の希望退職募集は、約80人の社員がいる枚方店の閉鎖や、来年度に予定する桔梗(ききょう)が丘店の売り場縮小に伴い、人員規模を適正化するのが狙い。

 また、近鉄百は同日、閉鎖する枚方店が入居していた土地建物のうち自社の所有部分を、地元の不動産業者に売却することを発表した。売却額は明らかにしていない。

 あわせて、枚方店の譲渡に伴う連結減損損失約4億円と、建て替え工事が進む阿倍野本店の撤去工事に伴う除却損失引当金約11億円を、それぞれ24年2月期決算で特別損失に計上すると発表した。ただ、業績予想には織り込み済みだという。

1645荷主研究者:2012/01/02(月) 01:43:25

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111115/trd11111516420010-n1.htm
2011.11.15 16:40 産経新聞
高松市・高松丸亀町商店街 「シャッター通り」大改造 居住者呼び戻す

【建物が語る】高松丸亀町商店街の象徴「クリスタルドーム」にやってきた中国人観光客。この日は上海から中国・春秋航空の就航第1便が着いた=香川県高松市(有吉叔裕さん撮影、共同)

 四国の玄関口として栄えてきた高松市。港にも近いJR高松駅からブラブラ歩くこと約10分。光り輝く大きなガラスのドームが目に飛び込んできた。ドームから伸びるアーケードにはブランド店などが軒を連ね、モダンで華やいだ雰囲気が辺りに漂う。

 「高松丸亀町商店街」。“高松の銀座”として400年以上の古い歴史を誇る商店街で、今、再生のための大改造が進んでいる。「シャッター通り」「壊滅的」などと評される地方の中心市街地が多い中で、街に活気とにぎわいを取り戻した成功例として全国から熱い注目を浴びている。

 ■上層階には住居

 計画によると、全長約470メートルの商店街を7つの区画に分けて再開発ビルの建設や共同建て替えなどを進める。「壱番街」はドーム広場&高級ブティック街、「四番街」はアート・カルチャー街などと各街区にテーマを設定。2006年から07年にかけて北端の玄関部分にあたる壱番街や「クリスタルドーム」が完成したのを皮切りに、これまでに計画の約半分が出来上がった。

 商店街のリニューアルだけではなく、町中に居住者を呼び戻すという都市再生、コンパクトシティー化などの発想から、上層階には住居が設けられた。「開発前は住民の数は数十人にまで落ち込んでいました。これを1500人以上に回復させたい」。こう話すのは大改造の音頭をとる高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造(54)だ。自身、商店街にある電器店の次男坊に生まれ育った“丸亀町っ子”だ。

 古川によると、そもそも再開発の端緒は23年も前にさかのぼる。1988年、児島・坂出ルートの瀬戸大橋が開通。四国と本州が初めて結ばれたこの年、丸亀町商店街は開町400年祭に沸いていた。橋は四国発展の起爆剤だと歓迎され、まだまだ市中心部の商店街はにぎわっていた。

 ■これからの100年

 世はバブルの全盛期、お祭りのさなかに当時の同組合理事長、鹿庭幸男(故人)は「このにぎわいがこれからの100年も続き、次の500年祭を迎えられるだろうか」と疑問を抱き、古川ら若手に「街の大改造計画をつくれ」と命じたのだった。

 アーケードの建て替えや路面のカラー舗装、各店のリニューアル、駐車場の増設…などの手は打っていたものの、既に通行量などに陰りはさし始めていた。古川らが中心になって他県の商店街の視察や調査を繰り返した。学者など都市計画の専門家らの意見を聞くために東京委員会まで設け、論議を重ねた。

 その結果、商店街全体を一つのショッピングセンターに見立てて全体のレイアウトを考える、共同化で合理的な土地利用をして、魅力的な都市空間をつくり出す必要がある−など、今日につながる構想の基本が浮かび上がってきた。

 実際、この間、高松の中心商店街を取り巻く状況は急激な変化が起きていた。本州と地続きになったことから大手のショッピングセンターが次々に郊外に進出、中心市街地から人の流れを奪っていった。80年代後半から10年で高松市の売り場面積は倍に膨らんだという。すべては“橋”がもたらした結果だった。

 古川は振り返る。「後になって、鹿庭さんにあの時、どうして商店街の将来を不安に思ったのか、と聞いたんです。そうしたら、根拠なんてなかった、なんとなく嫌な予感がしたんだよ、とおっしゃった」。鹿庭の予感はまさに的中したのだった。

1646荷主研究者:2012/01/02(月) 01:43:59
>>1645 続き

 ■所有と使用を分離

 98年、組合員が中心になって第三セクターの「高松丸亀町まちづくり株式会社」を設立。地権者が定期借地権付きで会社に土地を貸す。会社は再開発ビルを所有、テナントから家賃をとって、地権者に地代を払う−。この所有と使用を分離した方式によって、業種の複合などを避け、必要な施設や魅力的なテナントを合理的、機能的に配置することが可能になった。

 「私が80歳になってこの街に住んでいたとしたら、何が必要だろうか? そんな視点で街づくりをしています」

 こんな考えから「参番街」には昨秋、8つもの診療科を抱える診療所がオープンした。院長を務める瀬尾憲正(63)はそれまで自治医大教授だったユーターン組だ。「高松でも中心市街地では人口減で診療所がなくなる医療過疎の現象が起きている。子供からお年寄りまでが安心して住める街づくりのためにもこの診療所が必要だ。帰ってきたかった故郷のお役に立ててうれしい」と瀬尾は喜ぶ。

 今後、予防医療を目的にした温浴施設や屋台村、ホームセンターをはじめ、商店街が経営するシネコンなどの設置が計画されている。中心市街地への回帰を促す、あの手この手が次々に繰り出されてゆく。(敬称略、共同/SANKEI EXPRESS)

1647荷主研究者:2012/01/02(月) 01:49:17

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/272949
2011年11月12日 00:36 西日本新聞
ダイエー 別府店を来春閉店

来年3月の閉店が決まったダイエー別府店

 大手スーパー、ダイエーは11日、別府市のJR別府駅高架下にある別府店を来年3月末で閉店すると明らかにした。同社は「ここ数年赤字が続き、設備の老朽化や競争激化で早期の黒字化が見込めないと判断した」としている。

 同社IR広報部によると、同店は1967年、丸栄別府店として開店。その後ユニード別府店となり、ユニードとダイエーの合併を経て、94年から現在の店名で営業している。

 食料や衣料、日用品などを扱い、売り場面積は約3千平方メートル。ピーク時の1980年度売上高は約34億円に上ったが、2010年度は11億円にまで落ち込んでいた。

 同社は、テナント契約が満了となる来年3月を機に、契約更新しないことを決め、9月末に建物の管理会社に通知した。正社員10人は異動させ、パートやアルバイト約60人には、再就職をあっせんする方針という。

 管理会社によると、跡地利用については白紙状態で、市商工課の安達勤彦(いそひこ)課長は「周辺商店への影響も懸念される。人の流れが途絶えないよう、テナント誘致への協力も考えたい」。30年以上同店を利用している同市光町のパート工藤ともみさん(42)は「便利な店だったので、閉店は残念。次もスーパーが出店してほしい」と話していた。

=2011/11/12付 西日本新聞朝刊=

1648荷主研究者:2012/01/02(月) 01:53:44

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/273737
2011年11月17日 14:24 西日本新聞
天神の名画座に花道 ソラリアシネマ今月閉館 九大生ら上映会

「映画館で鑑賞することの良さを伝えたい」と意気込む「シネマノマド」メンバーとソラリアシネマのスタッフ=福岡市・天神のソラリアシネマ

 名画のリバイバルや個性的な小品上映に定評のある福岡市・天神の「ソラリアシネマ」が今月限りで22年の歴史に幕を下ろす。近年は芸術性の高い作品を上映し、シネマコンプレックス(複合型映画館)に対抗してきたが力尽きた。市内では特色のある名画座やミニシアターの閉館が相次いでいる。九大生らの映画研究会「シネマノマド」は「派手さはなくても良質の作品に出合える映画館を大切にしたい」と、18日から同シネマで自主上映会を開く。 

 ソラリアシネマは1989年3月、東宝系洋画の封切り館としてソラリアプラザに開業。3つのスクリーンを備え、ピークの94年には年44万3000人を集めた。

 96年に当時国内最大級のシネコンがキャナルシティ博多に開業し、競合が激化。2009年には東宝との契約を解消し、大手映画会社からの配給ではなく、自前で選んだ作品を上映する単館系映画館に衣替えした。しかし、レンタルDVDやケーブルテレビの普及もあって、来館者は年約20万人(10年)に減少、閉館が決まった。

 シネマノマドにとって閉館は衝撃だった。約10人のメンバーは映画好きが高じて市内のミニシアターでアルバイトしていたが、昨年10月に天神の成人映画館「天神シネマ」(旧シネテリエ天神)が閉館し、今年5月には博多区の「シネ・リーブル博多駅」も閉館。市内に残る単館系ミニシアターは中央区那の津の「KBCシネマ」だけだ。同館で働く九大芸術工学部3年の坂井健一郎さん(21)は「単館系作品の上映機会が減り、良作をじっくり味わえなくなった」と嘆く。

 「場所がなくなるなら、自分たちで環境をつくろう」。メンバーは、福岡県朝倉市出身のミュージシャン倉地久美夫さんを追った音楽ドキュメンタリー「庭にお願い」の上映を企画。製作者と直接交渉し、ソラリアシネマの協力も得て、同館での上映が決まった。

 この作品は、県内では天神シネマ閉館時の一度しか上映されていない。坂井さんらは「有名俳優が出なくても、ドラマの映画化でなくても、見れば良さが分かる。映画を見ることが自分の体験の一部になる感覚を味わってほしい」と話している。

 上映会は18−26日(20、23日を除く)の計7日間、毎回午後9時10分から。前売り1200円、当日1500円。

=2011/11/17付 西日本新聞夕刊=

1649荷主研究者:2012/01/02(月) 01:54:12

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/273856
2011年11月18日 01:27 西日本新聞
ジュンク堂書店福岡店が増床 売り場は国内最大級に

 福岡市・天神の商業ビルに入る大型書籍店「ジュンク堂書店福岡店」は17日、約1500平方メートル増床して12月16日に改装オープンする計画を明らかにした。売り場面積は計6800平方メートルになり、国内最大級となるという。

 2001年11月に開店した福岡店は、ビル内の1−4階に計約5300平方メートルの売り場を展開。小説やコミックから専門書まで幅広い品ぞろえで、現在でも同市内最大の120万冊を扱う。

 10月末に同ビル地下1・2階で営業していたインターネットカフェなどが閉店したため、地下1階部分を新たに賃借して増床することにした。増床部分には洋書や専門書を中心にそろえる予定で、書籍数は140万冊に増える見込み。文具コーナーやギャラリーなども新設する。地下2階には中国や韓国などアジアの観光客向けの100円均一ショップが入居する方向。

=2011/11/18付 西日本新聞朝刊=

1650荷主研究者:2012/01/02(月) 01:54:45

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/275345
2011年11月28日 13:31 西日本新聞
キャナルシティに九州最大の免税店 ラオックス、来年4月出店

 全国に免税店を展開する家電量販店、ラオックス(東京)は28日、来年4月に福岡市博多区の大型商業施設「キャナルシティ博多」に同社最大の総合家電免税店を出店すると発表した。売り場面積は4500平方メートルで、外国人向けの九州最大の免税店となる見通し。中国・上海などから九州などをめぐるクルーズ船での観光客を中心に、購買力が高まる中国人や韓国人観光客の九州での取り込みを図る狙いだ。

 キャナルシティ店では、家電製品や時計、宝飾品などの高額品に加え、生活雑貨のほか、博多人形などの民芸品も取り扱う。英語だけでなく、中国語と韓国語を話せる人材も配置する計画で、福岡での外国人採用も予定している。同社は「キャナルシティを多く訪れる中国、韓国人観光客に合わせた店づくりを進めていきたい」としている。

 福岡空港ビルディングによると、福岡空港国際線ターミナルの免税店エリアの面積は1250平方メートルで、ラオックスの店舗は、その3・6倍になる。

 福岡国税局によると、福岡市内では百貨店や家電量販店など200を超える店舗が免税品の販売許可を受けている。免税品として購入する場合はパスポート提示が必要で、購入額が1万円以上の外国人旅行客は消費税が免税となる。国内での利用を目的とする日本人の購入は、免税措置は受けられない。

 ラオックスは1930年に創業し、東京・秋葉原を拠点に家電量販店を展開。経営悪化により2009年、中国の家電チェーン大手「蘇寧電器」の傘下に入り、外国人客が対象の免税店運営に力を入れている。現在、全国10店舗を展開し、地方への出店は北海道、大阪に次ぐ3カ所目となる。

=2011/11/28付 西日本新聞夕刊=

1651チバQ:2012/01/02(月) 20:47:43
>>1374>>1504
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120102/bsd1201021200002-n1.htm
高さ300mビル! 大阪の阿倍野・天王寺が激変「あべのハルカス」 (1/2ページ)2012.1.2 12:00
 天王寺・阿倍野地区にひときわ高い建物がその姿を現しつつある。近畿日本鉄道が平成26年の開業を目指して建設を進めている「あべのハルカス」だ。ホテルや百貨店などを備えた一大複合施設で、完成すれば地上300メートルと日本一の高さのビルとなる。キタ、ミナミに次ぐ大阪“第3の街”に成長した天王寺・阿倍野が今、熱い!!

 地上から160メートル付近にまで鉄骨が組み上がったあべのハルカス。2年後に完成する超高層ビル(地下5階・地上60階建)の展望台からは大阪港や六甲の山並み、大阪平野全体を見渡すことができ、まさにハルカスの意味である「(人の心を)晴らす、晴れ晴れとさせる」はずだ。

 施設は近鉄百貨店をはじめ、美術館と屋外庭園、オフィス、大阪マリオット都ホテルなどで構成され、多彩な顔をもつ。

 天王寺・阿倍野は大阪南部の交通の要衝だが、キタやミナミに比べると、いささか存在感が薄い印象があった。そのイメージを一新させたのが、昨年4月にオープンした東急不動産が運営する商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」。開業1年目の来館者数は当初目標の1700万人を超えるのはほぼ確実だ。

 阿倍野・天王寺には天王寺動物園や四天王寺、足を伸ばせば通天閣や新世界など、観光スポットもめじろ押し。キタやミナミとは異なるエリアとして今後も目が離せない。

通天閣、新世界もCOOLにイメチェン?

 大阪のシンボル、通天閣や新世界界隈は今年、開業してから100年を迎える。かつての泥臭いイメージも今はすっかり様変わりし、若者の観光客もだいぶ増えた。通天閣は行政や周辺施設とタッグを組んで100周年実行委を設立し、大阪文化を発信しながら、次の100年を見据えた取り組みを始める。

 一帯の街並みがきれいになったことに伴って女性の観光客も増えたほか、街角ではライブなども行われて若者たちでにぎわうようになった。

 地元の串かつ店でつくる「新世界串かつ振興会」は新世界と難波・天王寺を結ぶ無料シャトルバスを運行。6〜7年前から火がつき始めた串かつブームに乗って客を呼び込む作戦で、今までにはなかった女性だけのグループも串かつ店に並ぶようになったという。

 新世界を「パッケージ」として売り出す試みも進む。新世界商店街の若手店主らが平成20年に設立した「新世界援隊」が中心で、山本正孝副代表(48)は「飲料会社と連携し、ハイボールを使った集客イベントを成功させたりして新世界ブランドを発信する基礎ができた」と手応えを感じる。

 通天閣の塔内を大阪ゆかりの豊臣秀吉の金の茶室をイメージして改装することも計画されており、通天閣観光の高井隆光副社長(37)は「コテコテの大阪文化を生かし、補助金頼みでなく行政と民間が協力して地域を盛り上げるモデルケースにしたい」と話している。

1652チバQ:2012/01/02(月) 20:51:00
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=37433
アミュ鹿児島、増床へ 駅東口階段 14年秋計画
(2012 01/02 06:30) JR鹿児島中央駅ビルのアミュプラザ鹿児島(鹿児島市)の増床が検討されていることが分かった。2014年秋に向け、駅東口の大階段部分に、売り場面積4000平方メートル規模のビルが建設される見込み。同年のアミュ開業10周年に合わせ、九州新幹線全線開業などで好調を維持する施設のてこ入れを図る。
 ビルは、12年度末に着工、地上6〜7階になる見通し。テナントには、鹿児島未進出の服飾店や雑貨店をはじめ、飲食店や医療関係施設が想定される。増床に先駆け、東側駐車場に隣接するJR社有地に300〜400台分の駐車場が整備される予定。
 アミュプラザ鹿児島を運営する鹿児島ターミナルビルの師村博社長は「(親会社の)JR九州と協議しながら、増床の可能性を探っている段階」としている。
 同施設は、現在売り場面積約3万2000平方メートルで、物販や飲食店など約190店が営業している。2010年度は、九州新幹線全線開業をにらんだリニューアル効果で、開業以来最高の売上高216億円を記録した。11年4〜11月の売り上げは、観光客の増加などで前年同期を5.8%上回っている。

1654チバQ:2012/01/05(木) 20:34:25
 一方、ルミネ有楽町店より先にオープンした阪急メンズ・トーキョーも、業績は好調だ。有楽町阪急を全面リニューアルし、大阪・梅田で成功したメンズ専門館の業態に転換。2011年10月15日のオープンから11月末までの売り上げが、初年度売り上げ目標120億円の計画を上回るペースで推移している。

 ハウスカードの「マイレージカード」は11月末時点で3万人を達成。専用ルームでコーディネートアドバイスなどが受けられる会員制有料サービス「スタイルメイキングクラブ」の登録者も300人を数えた。「会社役員や医師などの富裕層を中心に、東京駅から近いこともあり、遠方からの来店も目立つ」(エイチ・ツー・オー リテイリング広報担当)。ルミネ有楽町がオープンして以降は、カップル客や女性客も増えたという。

 好調な要因は、ラグジュアリーやクリエーターズブランドのインショップを集積する一方、アイテム特化型の編集売り場を設けたこと。「両方を使い分けるおしゃれ上級者を中心に、想定通りの顧客が来店している」(同)。

 同店では「富裕層とアジアを中心した外国人観光客」「大手町・丸の内界隈のビジネスマン」「ファッションに関心の高い層」「20〜30代の若年層」の4つのターゲットを設定。「グッチ」「プラダ」などラグジュアリーブランドのメンズバッグと革小物をセレクトした1階の編集売り場では、富裕層と近隣のビジネスマンの来店が目立つ。外国人観光客には、シャツ、靴下などが揃う地下1階のアイテム別売り場、ビジネスマンにはフレグランスがそろう1階のメンズビューティ売り場も好評だ。大阪で話題を集めた自主編集売り場「ガラージュ D. エディット」を中央に配置した4階クリエーターズフロアにはファッション高感度層が来店。限定品や雑誌掲載品は入荷するとすぐ完売するという。

 ワンフロアの売り場面積が狭いため、梅田の阪急メンズ館のようなブランドの世界観まで表現したブランドブティックは少ない。ただ「スーパーブランドをそろえたのは感心するが、バブリーな店舗」(業界関係者)といった辛口の評価も聞かれ、新宿のイセタンメンズと比較する顧客の声もさまざまだ。

 同店ではまだ十分取り込めていない外国人観光客に向けても情報発信力を強め、認知度を高めていく考え。梅田の阪急メンズ館と同様に、広域からの集客にも期待している。

1655チバQ:2012/01/05(木) 20:35:01
有楽町・銀座地区に波及効果は?

 ルミネ有楽町店と阪急メンズ・トーキョーの出店は、有楽町・銀座地区の店舗にも影響を及ぼしている。

 最も至近距離にある有楽町イトシアの有楽町マルイは、ルミネ有楽町店のオープン以降、売り上げが前年比2ケタ増で推移。「有楽町地区全体が注目されたことで、特に広域客や30代以上の顧客が増えた。もともと堅調な店舗だったが、全館で売り上げを伸ばしており、ファッション雑貨や婦人靴の自主編集売り場の売上げが非常に伸びている」(丸井グループ広報室)。

 外堀通りを挟んだ銀座地区にあるプランタン銀座は、2011年11月末までの売り上げと入店客数ともに前年並みを維持。「大きな変化はないが、週末を中心にカップルでの来店が増加した。新たな客層にアピールできる機会」(プランタン銀座 広報セクション)と捉えている。

 有楽町・銀座エリアに複数店舗を出店するユナイテッドアローズは、「有楽町エリアの活性化で有楽町から銀座への流れができ、相乗効果が生まれている」(ユナイテッドアローズ 広報・CSRチーム)と話す。ユナイテッドアローズのルミネ有楽町店は立地柄、ドレステイストが強いものの、近隣のオフィスワーカーを中心に週末には幅広い年齢層が来店。ビューティ&ユースも含めて売り上げは堅調だ。有楽町に近いマロニエゲートにあるユナイテッドアローズ銀座店も、11月は前年比、計画ともにクリアした。

 マイナスの影響があるとすれば、銀座中央通りの百貨店や路面のセレクトショップだろう。2011年9月に増床オープンし、好調が続く三越銀座店は、11月の婦人服・洋品の売り上げが前年比6%増だったが、10・11月の紳士服・洋品は微減だった。松屋銀座店も婦人服・洋品ではあまり影響は見られないが、10・11月の紳士服・洋品の売り上げが1割前後減ったという。客層が異なるので断定はできないものの、紳士服・洋品については多少影響を受けたと思われる。

 有楽町・銀座地区の来街者について、松屋常務執行役員の太田信之氏はこう語っている。「近隣の丸井、プランタン銀座はいつも以上に賑わい、隣接の阪急メンズ館にも流れている。明らかにルミネ効果。銀座中央通りの歩行者天国もかなりの賑わいだった。三越と松屋が初めて合同で取り組んだ『GINZA FASHION WEEK』がルミネ有楽町店とセットでマスコミ報道されたことも相乗効果となった。震災以降、明るい話題のなかった有楽町・銀座地区が新店のオープンやイベントで盛り上がり、大震災前の人出がようやく戻りつつある」

 生まれ変わった有楽町マリオンの2館は有楽町・銀座地区の魅力を高め、活性化の起爆剤となり続けられるか。エリア内での争奪戦ではなく、街全体で盛り上げる仕掛けが引き続き求められるだろう。

1656チバQ:2012/01/05(木) 20:35:16
出店戦略で明暗分けた「ルクア」と「JR大阪三越伊勢丹」

 大幅改良したJR大阪駅と駅ビルからなる「大阪ステーションシティ」はゴールデンウィーク中の2011年5月4日に全面開業した。JR大阪駅北側の新駅ビル「ノースゲートビルディング」は、「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「ルクア」などで構成。どちらも駅直結の絶好立地にあるが、半年が経過し、顧客の反応が大きく分かれている。

 ルクアは当初の想定を大幅に上回る好調ぶり。2011年11月末時点で年間目標1900万人を超える2700万人が来店し、売り上げは219億円。初年度目標を当初の250億円から320億円に上方修正した。ほとんどの店舗が予算を達成しているが、なかでも関西初の「トップショップ/トップマン」「ビームス」「アーバンリサーチストア」「ランバン オン ブルー」といった、各フロアのアンカーショップとして配置した目玉テナントが順調に売り上げを伸ばしているという。雑貨・コスメでは「中川政七商品」「スキンフード」が人気を集めているほか、飲食では「クリスピー・クリーム・ドーナツ」、JR大阪三越伊勢丹のレストラン街とも連結する10階の「ルクアダイニング」が好評で、今も行列が絶えない。

 コアターゲットとなる25〜34歳の女性客のニーズに応え、全国初、関西初、梅田初店舗を積極的に導入。全198店舗のうち6割を占め、話題を集めた。さらに、ファッション雑貨や生活雑貨、コスメを比較購買できるよう同じフロアに集結したことも支持を得た。

 従来の商業施設管理と異なり、テナントをパートナーと位置付け、ともに施設を盛り上げる姿勢に徹しているのも好調要因のひとつ。「店舗とのコミュニケーションを図る窓口として、各フロアに専任の担当者2名を設けている。接客研修の話し合いをしたり、各ショップに経験者を配置してもらったりした」(ルクアを運営するJR西日本SC開発)。販売サービス、運営などソフト面にも力を入れる“ルミネ方式”が梅田でも成功した格好だ。

 一方のJR大阪三越伊勢丹は、オープン後まもなくから苦戦を強いられている。入店客数は当初予想を上回るペースが続くが、買い上げ率は依然厳しい状況。年間目標約3000万人に対し、2011年11月末時点で2011万人が来店し、売り上げは201億円。初年度目標は当初の550億円から350億円に引き下げた。上方修正したルクアとは対照的な結果となった。

 梅田地区はもともと3つの大手百貨店がしのぎを削る日本有数の百貨店激戦区。新規出店するにあたって、ジェイアール西日本伊勢丹の松井達政社長は「かなり厳しい戦いになる」と覚悟していたが、現実は予想以上の厳しさのようだ。イセタンメンズは比較的健闘しているものの、とくに婦人服売り場の苦戦が目立つ。

 不振の理由について同社の総務担当は、「大阪では既存の百貨店の陳列方法やボリューム感に慣れている人が多い。(イセタン流の)自主編集売り場や商品の見せ方が大阪ではまだ認知されていない」と分析する。

 また、開業前には、集客のカギを握るラグジュアリーブランドを誘致できなかったことも指摘されていた。既存の百貨店に比べて、ブランドのラインアップが見劣りするのは確か。しかし、個人的な感想としては、品ぞろえよりも接客力のレベルの低さが苦戦の要因と見ている。そんななかで10階レストランフロアは、オープン当初から予算をクリアしてきた唯一好調なフロア。ルクアのレストラン街と合わせて30店舗が並び、平日でも行列のできる店が多い。

 今後はターミナルならではの入店客数を生かし、いかにして買い上げ率を上げるかが課題だ。現在、ハウスカード「エムアイカード」の会員を増やし、買い上げ率アップにつながる仕掛けを行っている。三越伊勢丹グループの中で先行して、同店とジェイアール京都伊勢丹の2店舗限定で、ファミリー登録制度「つながります」をスタート。2親等以内の家族会員を対象に、年間買い上げ金額合計が100万円を超えると、翌年の優待率10%が家族会員全員に適用される仕組みだ。

1657チバQ:2012/01/05(木) 20:35:29
好調続く「大丸梅田」、2012年には「阪急梅田」グランドオープンも

 JR大阪駅南側に増床・改装オープンしたサウスゲートビルディングの大丸梅田店も好調だ。2011年4月19日の全面開業以来、入店客数は前年比2〜2.5倍で推移。売り上げも同年12月9日までの累計で同74.7%増となった。

 「入り口が増えて店舗環境が改善されたことに加え、客層が広がったことも好調要因のひとつ。品ぞろえやカテゴリーを拡大したことで若い女性や子育て世代など新規客が増えた。東急ハンズを導入したことで男性客も増え、紳士フロアの回遊が良くなった」(大丸梅田店広報)という。13階には「ユニクロ」「ポケモンセンターオーサカ」「トミカショップ」といった大型テナントも展開している。

 なかでも好調なのが、4階婦人服靴売り場「シンデレラアベニュー」(前年比118%増)と、関西最大級の婦人肌着売り場「オー ランジェリーゼ」(同99%増)。また、1階婦人洋品売り場(同122%増)、8階紳士雑貨売り場(同81%増)、地下1階・和洋菓子売り場(同104%増)、地下1階・総菜売り場(同104%増)など、多くの売り場で売り上げを伸ばしている。

 大阪ステーションシティの開業に加え、建て替え工事で業績が大幅に落ちると見られていた阪急百貨店梅田本店にも、相乗効果が表れている。「年間10%程度影響が出ると予想していたが、2011年5月〜11月の売り上げは前年比で4.5〜7.2%減にとどまっている。阪神百貨店梅田本店も想定以内で推移。プラス効果があった」(エイチ・ツー・オー リテイリング広報担当)。阪急百貨店梅田本店は2012年10〜12月、建替え工事が完了し、グランドオープンの予定。完成すれば、売り場面積約8万4000平米の日本最大規模の百貨店が誕生することになる。

 ただ、界隈には売り上げを大幅に落とすファッションビルや専門店街もあり、市場全体の底上げにはつながっていない。しかも、大阪駅北地区「うめきた」では2013年春の街開きに向けて、巨大な複合ビルを建設中だ。オーバーストア化にますます拍車がかかる。パイの奪い合いに終わらないためにも、今後は施設同士の連携による街づくりの視点が必要になるだろう。アジアの玄関口を目指す関西国際空港や九州新幹線ともネットワークでつながれば、さらに商圏が拡大。関西経済を盛り上げる拠点になることが期待されている。

(文・写真/橋長 初代)

1659チバQ:2012/01/06(金) 00:04:07
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000001-n1.htm
【変貌!大東京(1)】
雲を突くスカイツリーいよいよ開業 下町風情と最新技術融合
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)[地域の話題]

東京・下町にそびえる首都の新しい顔、東京スカイツリー
 東京・下町には高度成長期の昭和30年代まで、“おばけ煙突”と呼ばれた千住火力発電所の4本の煙突があった。ひし形に配置されていたため、見る角度によって見える本数が1本から4本まで変化する。どこか不思議なその情景は下町のシンボルでもあり、多くの映画や小説にも登場した。

 その下町で今年、首都の新しいランドマークが誕生する。5月22日開業の電波塔「東京スカイツリー」(東京都墨田区)。半世紀前に撤去されたおばけ煙突と違い、どこから見ても雲を突き抜けるような634メートルの雄姿は、「世界で最も高いタワー」としてギネス記録にも認定された。

 神社や寺の屋根にみられる「反(そ)り」など、日本古来の建築様式を意識したデザイン。さらに建設した大林組は地震や強風から守るため、強い剛性と耐力を持つ独自の杭(くい)を採用するなど最新技術を駆使した。

 地上350メートルの第1展望台は2千人、450メートルの第2展望台は900人を収容できる。眼下には浅草や本所、向島など、今も江戸情緒を残す街並みが広がる。

 運営する東武鉄道の子会社、東武タワースカイツリーの担当者は「パリのエッフェル塔にたとえる人もいます」と誇らしげだ。

 スカイツリーの足元にはグルメやファッション、雑貨などの店舗が入った「東京ソラマチ」を併設。最新の流行と下町文化を同時に発信する商店街でもある。

 地元や企業の期待は大きい。年880億円の経済効果があるとみる墨田区は江戸切子や革風呂敷、ドレスシャツなどの特産品や飲食品を地域ブランド「すみだモダン」に認定し、商店街の活性化につなげる。

 また、東武鉄道は東武伊勢崎線の業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」に改称。ビール瓶のラベルにツリーをデザインした地元のアサヒビールのほか、日清製粉グループ本社などもパートナー企業に名を連ね、開業を盛り上げる。

 周辺施設を含めた来客数は年間2500万人となる見通しだ。首都の新しい顔は、東京ディズニーランドにも匹敵する観光エリアとなろうとしている。

1660チバQ:2012/01/06(金) 00:04:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000002-n1.htm
【変貌!大東京(2)】
六本木に“森”が出現 再開発で都心に自然の散策路
2012.1.3 07:00

森ビルが開発中の虎ノ門・六本木地区プロジェクト。敷地内は植物で埋め尽くされる=東京都港区虎ノ門(鈴木健児撮影)
 東京都港区内の赤坂や六本木で「アークヒルズ」や「六本木ヒルズ」を開発してきた森ビルが今年8月、その中間に位置する地域で再開発事業「虎ノ門・六本木地区プロジェクト」を完成させる。最大の特徴は約2万平方メートルの敷地内を森のように植物で埋め尽くすことだ。六本木ヒルズを上回る緑化への取り組みは、都心の新たな散策路として訪れる人たちを楽しませることになりそうだ。

 林野庁の宿泊施設「麻布グリーン会館」跡地や閑静な住宅地に広がる約2万平方メートルを再開発する同プロジェクトは、森ビルと地元地権者が一緒になって進めてきた開発事業だ。構想段階から20年以上を経てようやく完成することになった。

 敷地内には、オフィスと住宅が入居する地上47階建ての「複合棟」と、主に地権者が入居する8階建ての「住宅棟」が建設される。

 ビルに入る商業施設はコンビニエンスストアなど一部に限られる。その点では、ファッションやグルメなど多くの最先端店舗が入る六本木ヒルズなどとは異なるが、遠方からでも訪れたくなるよう敷地内を全面的に緑化した。居住者以外にも公開するという。

 その際に配慮したのは東京の生物多様性を維持しようとしたことだ。見た目は美しいものの外来種である常緑樹は植えず、従来、この地域に根ざしていたヤマザクラやイロハモミジといった在来種を植樹する。さらに小鳥などが巣作りしたり、餌を確保したりしやすいようにあえて枯れ木を20本植えるほか、開発で出た土も再利用するというこだわりようだ。従来、この場所の緑地率は17・6%だったが、31・9%に拡大するという。

 森ビル設計統括部の山口博喜技術顧問は「自然環境に敏感な小鳥のコゲラを頂点に、さまざまな生き物が生息できる緑地づくりを目指す」と語り、再開発と自然環境の再生の両立に意気込みをみせている。

1661チバQ:2012/01/06(金) 00:04:56
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000003-n1.htm
【変貌!大東京(3)】
お台場に新デートスポット 「ダイバーシティ東京」開業
2012.1.3 07:00

お台場の新名所として建設が進む「ダイバーシティ東京」=東京都江東区青海(矢島康弘撮影)
 東京の観光&デートスポットとしての人気が定着しているウオーターフロントのお台場。そのランドマークであるフジテレビ本社の正面に4月、大型複合施設「ダイバーシティ東京」が開業し、湾岸エリアの新しい顔となる。

 約3万2900平方メートルの敷地に商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」とオフィスビルを建設。台場地区での大型商業施設の誕生は、平成12年開業の「アクアシティお台場」以来12年ぶりとなる。

 プラザのコンセプトは「劇場型都市空間」で、低価格カジュアル衣料店や行列ができる飲食店が集まる。スケートボードや競技用自転車などのスポーツが楽しめるエリアや、700席という台場地区最大級のフードコートも設置する。

 1、2階部分には約2500人収容のライブハウス「Zepp DiverCity(ゼップ ダイバーシティ)」があり、コンサートやフジテレビの番組収録を行う予定。羽目を外したくなるような最先端のスポットとなりそうだ。

 プロジェクトは三井不動産、大和ハウス工業、サンケイビルが主体で、フジテレビがイベントプロデューサーとして参画。「修学旅行生や外国人観光客などで圧倒的な集客力を持つフジテレビのパワーを生かしたコラボレーション」(牛河孝之・三井不動産アーバン事業部事業推進グループ長)で、にぎわいを演出する狙いだ。

 すでにフジテレビと三井不動産は平成23年6月、新たなショップやクリエーターを発掘して出店を支援する共同企画「東京トレンドプロデュース」もスタートしており、施設内の「フジテレビタイアップゾーン」に約10店舗を出す計画だ。

 江戸時代末期のペリー来航後、砲台が建造された台場は今、最新のレジャーランドとして情報発信する「DAIBA」へと着実に進化を遂げつつある。

1662チバQ:2012/01/06(金) 00:05:43
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000004-n1.htm
近代から現代、未来へ 国際戦略都市「大丸有」エリア
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)

ドーム型の屋根が出現したJR東京駅の駅舎。戦災前への復元工事が進む=東京都千代田区丸の内(桐原正道撮影)
 上海、香港、シンガポール…。勢いを増すアジアの主要都市に比べ、東京の国際競争力低下が指摘されて久しい。そんな中、東京の玄関口が変貌を遂げつつある。JR東京駅を中心とする大手町、丸の内、有楽町地区。そこから1字ずつ取った通称「大丸有(だいまるゆう)エリア」だ。

 金融やメディアなどの企業が集まる大丸有エリアは東京ドーム25個分に当たる120万平方メートルの巨大なオフィス街。4千社が拠点を構え約23万人が就業する。

 かつては建物の老朽化や情報化対応への遅れ、休日の人通りの少なさもあって「丸の内のたそがれ」などと揶(や)揄(ゆ)されたが、最近10年ほどは新しい高層ビルが次々に林立。最先端都市へと様変わりしてきた。

 今年は新たに国際金融拠点にふさわしいビルが大手町1丁目に登場する。三菱地所とサンケイビル、東京建物、NTT都市開発などが整備する再開発事業で、JAビルなどの跡地に地上35階と31階のビル2棟が9月に完成する。

 オフィスのほか、国際的な金融マンを養成する「金融教育・交流センター(仮称)」や、外国語対応の医療機関を集めたメディカルモールなども整備。三菱地所ビルアセット開発部の井上俊幸副長は「東京は国際戦略総合特区を目指しており、大丸有は他の地域をリードする機能を備えたい」と意気込む。

 このほか、平成26年4月にはみずほ銀行大手町本部ビルなどの跡地に地上38階のホテル・オフィスビルが建設される予定。東京建物と大成建設が開発しており、ビルの隣には約3600平方メートルの緑地「大手町の森」も誕生する。現在、千葉県君津市に多年草や高木などを計画的に配置した人工森林を整備しており、それをそのまま大手町に移植する前例のない取り組みだ。虫や鳥が生息できる都心のオアシスとなりそうだ。

 赤れんが外壁で知られるJR東京駅の丸の内駅舎では今年6月、戦災前の屋根や内装を復元する鹿島施工の工事が完成。10月には駅舎内に東京ステーションホテルが開業、英国風の姿がよみがえる。大丸有エリアは近代から現代、未来が混在する国際戦略都市へと発展しようとしている。

1663チバQ:2012/01/06(金) 00:06:10
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000005-n1.htm
【変貌!大東京(5)】
若者の街が大人の街へ「渋谷ヒカリエ」開業 
2012.1.3 07:00

再開発が進む渋谷駅周辺。写真中央が4月開業の複合施設「渋谷ヒカリエ」(鈴木健児撮影)
 若者の街「渋谷」が大人も楽しめるエンターテインメントシティーに変貌を遂げようとしている。4月26日には、渋谷駅東口の東急文化会館跡地に東急電鉄の複合施設「渋谷ヒカリエ」が開業。平成24年度中をめどに東急東横線渋谷駅が地下駅化するが、ヒカリエはその真上に建つ。

 地上34階、地下3階のヒカリエの目玉は、約2千席の大劇場「東急シアターオーブ」だ。音響や照明などに最新技術を採用。7月のこけら落とし公演ではニューヨークのブロードウェー・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を上演する。その後も話題作がめじろ押しで、大人向けに良質なエンターテインメントを発信していく。

 このほか、ファッションショーなどにも利用できる大小2つの貸しスペースを設置した。東急百貨店が運営するビル内の商業施設「ヒカリエ・シンクス」は主に20代後半〜40代の働く女性がターゲットだ。

 東急電鉄の野本弘文社長は「渋谷を日本で一番訪れたい街にしたい」と期待している。

1664荷主研究者:2012/01/08(日) 00:09:56

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111214303.htm
2011年12月14日03時31分 北國新聞
多世代の需要に対応 香林坊109

 金沢市の香林坊109は、老若男女問わず幅広い世代の需要に対応した店舗展開を強化する。16日に韓流グッズの「Kフレンズ」を、来年1月13日には来店型保険ショップ 「ほけんの窓口」を開業する。

 「Kフレンズ」は、北陸初登場。チャン・グンソクやKARA、少女時代、東方神起など、新・韓流ブームで人気を集めるスター100人以上のカレンダーや雑貨、CDなどを そろえる。韓国で流行している、カタツムリの粘液成分を配合した美容クリームなど化粧品や韓国の食品、民芸品も扱う。

 「ほけんの窓口」は生命保険のほか、火災、自動車保険など約40社の保険商品を扱う「保険のセレクトショップ」(香林坊109)。各社の商品に精通した専門家が、中立し た立場から希望に合ったプランを提案する。相談は無料。

 香林坊109では「ユニクロ」の導入以降、客層が広がっている。今年秋の改装では小中学生向けファッションブランドも登場。従来からの20歳前後の若者に加え、家族連れ の来店も増えている。

 同館によると、若者の中にも、保険に関心を持つ人が多くなっているという。都内の専門店ビルでも、来店型保険ショップを導入する動きが広がっており、担当者は「旬のファ ッションブランドはもちろん、ファッション以外の店舗も幅広く提案していきたい」と話した。

1665荷主研究者:2012/01/08(日) 00:24:57

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20111213/676388
2011年12月13日 下野新聞 朝刊
中心部の歩行者8%増 11年通行量調査

 宇都宮市と宇都宮商工会議所は12日、7月下旬に実施した2011年の市中心部の商店街通行量実態調査の結果を発表した。休日、平日2日間の歩行者と自転車の合計通行量は20万7956人で、昨年の前回調査に比べ8%の増加となった。1985年をピークにマイナス傾向が続いていたが、歯止めが掛かった格好となった。

 市商工振興課は今回プラスとなった理由について「詳しい要因は分析していないが、東日本大震災で外出を控えていた反動で客足が戻ったのではないか」と説明。併せて「にぎわいを取り戻すために市や関係団体が取り組むさまざまな施策が功を奏した面もあるのでは」と見ている。

 中心部の28地点を調べたのは2007年以降、今回で4回目。7月24日の休日は10万4076人で昨年に比べ12%、同25日の平日は10万3880人で同4%それぞれ増えた。07年以降の推移を見ると09年は休日、平日の合計で07年比マイナス21・4%と大きく落ち込み、10年は09年比で0・1%増と横ばいだった。

 17地点を調べた1981年以降の休日の通行量の推移を見ると、今回は前回比14・2%増となり、2001年の12・8%増を上回る過去最高の伸びだった。

 今回の調査地点別の通行量で最も多かったのは、休日、平日ともJR駅東西自由通路(休日13135人、平日10974人)。休日は次いでオリオン通り・オリオンスクエア前(10561人)、オリオン通り長瀬文具店前(9961人)の順だった。平日は長瀬文具店前(9170人)、オリオン通り・旧チャレンジショップ前(8531人)が続いた。

 調査は商業振興策の基礎資料とするため09年まで隔年で実施してきたが、同年からは毎年行っている。

1666チバQ:2012/01/09(月) 13:21:19
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120109/biz12010912010002-n1.htm
コンビニ出店大攻勢 大手3社で過去最高3千店超
2012.1.9 12:00 (1/3ページ)

ファミリーマートが昨年11月に東京・代官山にオープンした「大人向け」コンビニ。こだわりの食材が並ぶ
 コンビニエンスストア大手3社は、中国などアジア新興国を中心に海外出店を加速する一方、国内の店舗網強化にも乗り出す。3社合計の新規出店数は約2420店舗が見込まれる2011年度に対し、12年度は3割増の3100店規模と過去最高になる見通し。東日本大震災で社会インフラとしての機能が見直され、女性や高齢者などの来店者が増えている商機を逃さず、攻勢をかける。各社は総菜や生鮮品を拡充し、スーパーに対抗する構えをみせるが、消費者のニーズに応える品ぞろえだけでなく、価格面の魅力向上も勝負を分けるポイントになりそうだ。

 「コンビニの出店に飽和点はない。時代のニーズに合った商品を開発すれば、消費は掘り起こせる」。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOはそう言い切る。現在、国内のコンビニ店舗数は約4万5000店。1店当たりの商圏人口は2500〜4000人程度で、日本の全人口を基に計算すれば「約5万店が飽和点で、出店の限界」との見方が業界では多いものの、鈴木会長は意に介さない。

 傘下のセブン−イレブン・ジャパンは12年度に前年比150店増となる1350店の新規出店を計画。病院や大学、駅構内などにも積極的に展開し、現在の約1万4000店を数年後に倍増させたい考えで、実現すれば5万店の壁は一気に超えてしまう。

 強気の理由は震災後に伸びた来店客数と総菜の好調な売れ行き。昨年3〜8月は1店当たりの1日の来店客数が既存店ベースで前年同期比2.2%増となり、全店では過去最高の1080人だった。また、総菜などの自主企画商品「セブンプレミアム」の売上高に占める構成比は震災前の昨年1月は5%弱だったが、12月には7%に上昇した。

 今後は高齢者向け弁当宅配サービスの強化やインターネット販売との融合を図り、より「近くて便利」な存在を目指す。

 これに対し、ファミリーマートの上田準二社長は「出店余地は5000店で、急いだ方がいい」と5万店を飽和状態とみなす。買収したエーエム・ピーエムからの転換を含めて新規出店はこの2年間で800店近くにのぼったが、12年度は前年比1.5倍の800店に上積みする。

 力を入れるのが、50歳以上の成熟した消費者を狙った商品開発だ。プロデューサーの残間里江子さんを所長に迎えた「おとなコンビニ研究所」を始動させ、11年11月に旗艦店を東京・代官山に構えた。キューバ産の葉巻を用意し、洋酒はコンビニとは思えないほど種類が豊富。有機食材や国産原料にこだわった加工食品や弁当も並ぶ。

 2600種類の品ぞろえのうち約700種類は通常店舗で扱っていない。若い家族連れやカップルの来店者も多く、「上質の商品を開発すれば若い顧客層も広がる」といった効果を生み、同社は展開の強化も検討する。

1667チバQ:2012/01/09(月) 13:21:43
 12年度に800〜1000店の出店を計画するローソンは、大半を野菜など生鮮品を扱う「ハイブリッド型」にする。2月末で全国10カ所となる直営農場を将来的に50〜60カ所に増やし、供給態勢を整備。「スーパーの代わりを目指す」と新浪剛史社長は意気込む。

 ローソンが生鮮品を強化するのは、11年10〜12月に生鮮品の売上高が前年同期の2倍で、特に総菜などの自主企画商品が品ぞろえの充実もあって4倍になるといった好調さが理由だ。

 同社は、健康志向をアピールする「ナチュラルローソン」や、生鮮品から雑貨までを低価格で提供する「ローソンストア100」など複数の販売形態を持つ。次に目指すのは、高齢社会のニーズをくみ取る健康関連商品の展開。調剤薬局を併設した店舗を増やす方針で、家族経営の薬局・薬販売店などにコンビニへの転換も働きかける。新浪社長は「これまで若い人の冷蔵庫だったが、これからは国民全体の冷蔵庫となり、健康の促進機能も考えたい」と話す。

 震災後は、電力不足で節電意識が浸透したこともあり、消費行動が変化。「近くて便利」が売り物のコンビニを利用する消費者が増えた。シティグループ証券の朝永久見雄マネジングディレクターは「生活に足りない部分を補い続けることで、コンビニは商圏が小さくても成り立ち、少子高齢化も有利に働く。成長産業の一つであり、今後は下位チェーンのM&A(企業の合併・買収)が活発になる可能性もある」と指摘する。

 コンビニ各社は、拡大が見込まれるアジア新興国の需要の取り込みだけでなく、国内でも熾(し)烈(れつ)な競争を繰り広げることになりそうだ。(藤沢志穂子)

1668とはずがたり:2012/01/09(月) 22:01:01
>>1667
>震災後は、電力不足で節電意識が浸透したこともあり、消費行動が変化。「近くて便利」が売り物のコンビニを利用する消費者が増えた。
コンビニは深夜も電気を煌々とつけてるしエコではないと散々批判されたけど,あんな批判は誰も聴いてなかったんですな♪

1669チバQ:2012/01/10(火) 23:23:50
http://www.asahi.com/business/jiji/JJT201201100077.html
改装、増床に活路=「先端」「伝統」競う―東京の百貨店
 東京の新宿や日本橋にある百貨店が今年以降、改装や増床により大きく様変わりする。三越伊勢丹ホールディングスは「先端ファッション」を前面に打ち出し、高島屋は「伝統」を掲げて対抗する。それぞれ高級感ある店構えで顧客を引き付け、人口減などで厳しさを増す百貨店業界で生き残りを図る。

 三越伊勢丹は今秋から順次、主力の伊勢丹新宿本店(新宿区)の婦人服・雑貨売り場を大幅に改装する。客が店内をゆったり買い物できるよう通路をより広く確保する。

 石塚邦雄社長は「トイレなど公共空間も先端ファッションにふさわしい洗練されたものに改める」とこだわる。商品陳列スペースは約2割減るが、複数ブランドを独自に組み合わせて並べる売り場は拡充する。

 高島屋は日本橋高島屋(中央区)を日本橋地区の再開発に合わせ、2018年度に2〜3割増床する。本館は重要文化財に指定されており、原則現状を維持。新館を含め周囲に増改築される三つの高層ビルなどに売り場を確保し、本館と往来できる通路も設ける。

 店舗周辺の街づくりにも三井不動産などと協力して取り組む。鈴木弘治社長は「元来の『お江戸日本橋』の雰囲気を持つテーマパークのような一帯にしたい」と意気込む。 


[時事通信社]

1670チバQ:2012/01/13(金) 22:51:07
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001201130002
今秋開業のSC JR東日本で最大級
2012年01月13日

 そごう八王子店の後継テナントとして開業するショッピングセンター(SC)について、駅ビルを運営するJR東京西駅ビル開発(本社・八王子市)が12日、概要を発表した。新SCは今秋の開業予定、約7万4千平方メートルの延べ床面積は、JR東日本管内の駅ビルにあるSCで最大になるという。


 名称は同社が2010年11月に南口で開業した商業ビル「セレオ八王子」に統一する。食料品を充実させる方針で、複数の階にまたがるような核テナントは置かず、衣料品、雑貨、化粧品などの専門店で埋める。


 顧客ターゲットをそごうよりも若い世代に広げ、保育施設やクリニックも併設する。売り上げ目標は270億円以上としている。現在そごうに出店している地元商店について石山恵司社長は「賃料の折り合いと、新たなフロアにマッチするか議論していきたい」と述べるにとどめた。

1671荷主研究者:2012/01/15(日) 12:46:24

http://www.shinmai.co.jp/news/20111223/KT111222FTI090009000.html
2011年12月23日(金)信濃毎日新聞
松本駅前が「書店激戦地」に 消費者歓迎、供給過剰の声も

開店初日から多くの買い物客が訪れた丸善松本店=22日

 県内最大級となる売り場面積3500平方メートル、販売冊数100万冊の大型書店「丸善書店」(東京)の松本店が22日、松本市深志の松本駅近くにオープンした。隣のビルには今月半ば、同じく全国展開する宮脇書店(高松市)が約430平方メートルの店を開店。地元が奔走して誘致した結果だが、リブロ(東京)など既存店を含め松本駅周辺は一気に全国有名店がひしめく「書店激戦地」に。消費者は選択の幅が広がると歓迎するが、中小の書店からは悲鳴も漏れている。

 広いフロアに書架が続き、通路には椅子が置かれる。東筑摩郡山形村から訪れ、腰掛けて本を読んでいた会社員女性(39)は「インターネットでの本選びは、本の良しあしが分からない。丸善が来るなんて興奮。きょうは1日いるつもり」と話した。

 丸善出店は「市街地の優良ビルを有力テナントで埋めたい」と、関係者が誘致を続けて実現した。ビルはかつて「ベルモール25」と呼ばれ、隣接する百貨店井上が核テナントとして入居していた。が、ビル所有会社の経営破綻で昨年6月以降は空きビルに。市内のサービス業者がビルを取得し、丸善を引き込んだ。

 出店の狙いについて丸善書店の工藤恭孝社長(ジュンク堂書店会長)は21日の開店披露の会の席上、「書店業界は非常に厳しく売り上げは下げ止まらないが、歴史と文化と学問の街である松本への出店を決めた」と語っている。

 一方、これまで市内最大の書店は、同市出川の「宮脇書店」の松本店で、売り場は約1300平方メートル。同社は今月16日、丸善書店隣のアルピコバスターミナルビルをイトーヨーカ堂(東京)が改装したのを機に、同ビル5階に「アリオ松本店」を出店した。

 松本店の青柳博和店長によると、アリオ松本店開店を決めた直後にニュースで丸善出店を知った。青柳店長は「丸善に危機感は抱いているが、対抗しても仕方がない。こちらの営業方針を貫くだけ」と話す。

 日本書店商業組合連合会(東京)によると、全国チェーンが大都市圏だけでなく地方の中心市街地に展開する場合、近年、その規模が格段に大型化。丸善・ジュンク堂グループは10月に静岡市、甲府市に2千平方メートルを超える店を開店、今月には福岡市の店舗が増床で計6800平方メートルとなって、日本最大とされている。

 県書店商業組合前理事長で松本市内で書店を営む赤羽好三さんによると、1990年に市内で25軒あった組合加盟店は現在8軒。「郊外店の出店で既に供給過剰。この先、組合加盟店がさらに減るかもしれない」と警戒している。

1672荷主研究者:2012/01/15(日) 13:14:33

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111220/CK2011122002000122.html
2011年12月20日 中日新聞
東静岡地区に郊外型商業施設 三菱地所が建設予定地で地鎮祭

13年4月開業目指す

三菱地所が出店する郊外型商業施設の完成予想図

 大手ディベロッパー「三菱地所」(東京都千代田区)は2013年4月、静岡市が副都心化を進めている東静岡地区の同市葵区柚木に郊外型商業施設を開業する。来年1月15日の着工を前に19日、建設予定地で地鎮祭を開いた。

 建設予定地は、同市が1993年から区画整理を行ってきた東静岡地区新都市拠点整備事業区域。国道1号に面するほか、JR東静岡駅から徒歩3分、静岡鉄道の柚木駅、長沼駅からも5分以内と交通の利便性が高い。

 同社によると、施設は鉄骨造地上7階建て延べ床面積11万8000平方メートル。1〜3階の店舗部分に、食品やファッション、大型スポーツ、大型家電、アミューズメント、レストランなどのテナント120〜150店が入り、4〜7階に駐車場約1900台分を確保。商圏は県内や山梨県の一部を含む158万人と試算。年間来場者数1000万人、年間売上高150億円以上を目指す。

 地鎮祭では、同社の杉山博孝社長が「静岡市全体の経済活性化に寄与できる施設にする」とあいさつ。関係者60人がくわ入れの儀などの神事をした。

 地元では、郊外型商業施設の進出による中心市街地の空洞化を懸念する声も。同社の担当者は「他の施設にない魅力を発信して共存共存を図り、互いに切磋琢磨(せっさたくま)したい」と話した。

(奥村圭吾)

1673とはずがたり:2012/01/18(水) 12:28:48

ベトナム「2号店問題」解決へ
TPPに期待する日系小売り業
http://diamond.jp/articles/-/15632

 日本の環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に、意外なところから期待の声が上がっている。ベトナムでの事業拡大をうかがう小売り・飲食企業だ。

 ベトナムは人口8600万人で東南アジア諸国連合(ASEAN)ではインドネシア、フィリピンに次ぐ人口大国。人口の半数は30歳未満という若さで、経済も伸び盛り。日本企業にとっては大きなチャンスが広がる市場だ。

 2007年に世界貿易機関(WTO)に加盟、09年からは外資の小売り・飲食業が100%資本の現地法人を設立することが可能になった。だが、外資にとっては頭の痛い「2号店問題」があり、大きな参入障壁となっている。

 外資の場合、投資ライセンスがあれば1店舗目は出せるが、2店舗目以降はあらためて出店許可を得なければならない。これが事実上の出店規制、2号店問題だ。

 日系企業ではコンビニエンスストアのファミリーマートとミニストップがベトナムで出店ずみだが、現地資本が運営するフランチャイズ店であり、2号店問題には抵触しない代わりに収入は多くない。

 そこでファミリーマートはこれとは別に合弁会社を設立、今後はこの合弁会社が中心となって店舗展開を進める計画だ。また、イオンが14年にも1号店開業を計画するなど進出を狙う企業は多いが、いずれにしても2号店問題が立ちはだかる。

 そこで期待されるのが、関税も参入障壁も100%撤廃を前提とするTPP。ベトナムは10年3月に交渉参加を表明、協定成立に前向きとされている。日本の参加が遅れると、米国企業などにベトナム市場を席巻される恐れもある。

(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 田原 寛)

1674チバQ:2012/01/18(水) 23:09:58
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120117/bsd1201171655013-n1.htm
松坂屋名古屋店、9年ぶり大改装に着手 顧客層拡大狙う2012.1.17 16:5
 大丸松坂屋百貨店は17日、松坂屋名古屋店の大規模な改装に乗り出すと発表した。3月2日から順次オープンする。衣料品を中心に、これまで入店していなかったブランドを導入し、商品の品ぞろえも変えて顧客層の拡大を狙う。

 大規模改装は2003年以来9年ぶり。投資額は約46億円。2012年度は約60億円の売り上げ増を見込む。

 売り場面積の約3割に当たる約2万4300平方メートルを改装する。中部地方で初めて出店するスウェーデンの衣料品店「H&M」など72のブランドが入店を予定。手ごろな価格帯の商品にも力を入れる。13年には食品売り場の改装にも着手する。

1675チバQ:2012/01/22(日) 12:45:15
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120120/bsd1201200502001-n1.htm
老舗の力、石巻復興に一役 三越伊勢丹、駅前でサテライト再出店 (1/2ページ)2012.1.20 05:00
 百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)が、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の中心市街地の復興に一役買う。傘下の仙台三越(仙台市青葉区)が、地元の要請を受けて駅前商店街にサテライト店舗(出張店)を出店する。地方都市には「シャッター商店街」の課題を抱える自治体も多く、三越伊勢丹HDは、地元住民と連携した地域密着の事業モデルとしても期待を込める。

 津波被害を乗り越え

 JR石巻駅から徒歩数分の「立町大通り商店街」。入り口に当たる約200平方メートルの敷地で今月5日、3月に開店するサテライト店舗「三越石巻」の地鎮祭が行われた。仙台三越の村上英之社長は「三越の営業が街の活気になれば」と表情を引き締める。

 店舗は約162平方メートルの売り場で婦人服や食品、贈答品などを販売する。外商部門も整備し、年間約1億2000万円の売り上げを目指す。サテライト店舗は震災前、駅から約1キロのバイパス沿いにあったが、津波で電気設備や水回りが壊滅。移転が選択肢に入った。市や地元商工会議所と協議、商店街への出店を決めた。

 かつて400以上の商店が軒を連ねた商店街は、50店超が空き店舗となるなど空洞化が進んでいた。亀山紘・石巻市長は「三越の開店で、また商売をやろう、と踏ん張ってくれる店主が増えればいい」と話す。

 同HDにとって、三越石巻の再出店の背景には「被災地支援」以外の要因もある。

 震災以降、コンビニエンスストアなど近くて便利な店舗のニーズが急増。首都圏でも三越の小型サテライト店は好調だ。同HDは、今年から駅ビルなど生活圏に近い立地に小型店の出店を加速させるなど新たな営業形態を模索中で、地域密着のサテライト店にも期待する。

「やっぱり百貨店で」

 課題は、近隣商店との連携に確たる青写真が描けない点だ。市は震災復興基本計画で、計画期間を10年と定めた。だが、具体策のスケジュール策定には時間がかかる見通し。ある商店主は「市がどのくらい支援してくれるのか、様子見の店主が多い」と漏らし、三越が孤軍奮闘となる可能性も否定できない。

 一方で、新スタイルの営業形態は手応えもつかみつつある。昨年11月、仮設店舗を市役所1階に設けられた商業エリアにオープンしたところ、1カ月の坪単価は以前のサテライト店の5倍近くに跳ね上がった。

 津波で自宅を失った女性(83)は「震災でお世話になった人へのギフトはやっぱり百貨店で」と話す。隣の商店主がお客を紹介するなど、バイパス沿いではなかったつながりも生まれた。

 「百貨店に対する期待に応えることが、今後の百貨店の向かう道」と、三越伊勢丹HDの石塚邦雄社長は、今回の出店の意義を強調している。(佐久間修志)

1676とはずがたり:2012/01/22(日) 13:35:23
>>1675
駅前or中心商店街と百貨店という負け組連合ですが面白い試みになると良いですね。
どちらも顧客資産みたいなものは劣化しつつも未だ未だ根強く有るわけだし。

1677荷主研究者:2012/01/22(日) 14:44:57

http://www.at-s.com/news/detail/100088225.html
2011年12/28 08:25 静岡新聞
菊川に13年春開業予定 遠鉄が複合型商業施設

 遠州鉄道が、2013年春の開業を目指して、菊川市堀之内のJR菊川駅北側に複合型商業施設を建設する計画を進めていることが27日、関係者への取材で分かった。敷地面積は約4万平方メートルで、同社が開発を手掛ける商業エリアとしては最大規模になる。

 関係者によると、施設にはグループのスーパー「遠鉄ストア」が入るほか、物販店など数店を誘致する計画。既に複数の店と誘致交渉に入っているという。敷地の造成工事は10月から始めていて、来秋に店舗の建設工事に取りかかる予定。

 用地は09年12月に取得した旭テックの旧工場用地など。予定地周辺では、同社グループによる分譲マンションや分譲住宅地の開発も進んでいる。

1678荷主研究者:2012/01/22(日) 15:06:02

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111229/bsd1112290701002-n1.htm
2011.12.29 07:00 Fuji Sankei Business i.
糸子が飛び込み営業した伝説の百貨店に“潜入”!? NHK朝ドラ「カーネーション」の舞台

松坂屋大阪本店の1階エレベーターホール。大勢の来店客でにぎわった(J・フロントリテイリング提供)

 御堂筋が拡幅されるまで、大阪市のメーンストリートとして栄えた堺筋。その堺筋の日本橋3丁目交差点南東に、白亜の重厚感ある「高島屋東別館」の建物がそびえ立つ。戦前・戦後は“伝説の百貨店”と呼ばれた「松坂屋大阪店」の建物で大勢の買い物客でにぎわった。実はこの建物、NHK連続テレビ小説「カーネーション」で、ヒロインの糸子が飛び込み営業するシーンに登場した。糸子を魅了した、その華やかな舞台を探索してみた。

 「カーネーション」は世界的なファッションデザイナー、コシノ3姉妹の母、小篠綾子さんの生涯を描いた。「高島屋東別館」の建物は、百貨店の女性店員が着物姿だった時代、綾子さんをモデルにしたヒロイン、小原糸子が自作の制服を飛び込みセールするシーンなどで登場。異国情緒が漂う建物と、和服姿の女性たちというアンバランスが、大正ロマンをかきたてる舞台装置として効果を発揮した。

 まるでパリのシャンゼリゼ…東洋一の大百貨店

 正面からこの建物を見ると、「テラコッタ」と呼ぶ装飾用の素焼き陶器を張り巡らせた豪華な外観に目を奪われる。11個の大アーチを支える柱には、アカンサスの葉などアール・デコ様式の幾何学模様がちりばめられている。

 堺筋に面した1階部分は、ガレリア(回廊)と呼ぶアーケードを約70メートルも整備している。きめ細かな装飾のショーウインドーに目を向けると、まるでパリのシャンゼリゼ通りのような、しゃれた商店街を歩いている気持ちになれる。また、床面のモザイクタイルは水色や黄色、赤色などカラフルな幾何学模様で、異国情緒が漂う。

 館内に足を踏み入れると、大理石をふんだんに使った壁面や大階段に圧倒される。天井の配管はむき出しになっているが、整然としたたたずまいだ。エレベーター上部に設置された階数表示はデジタルではなく、時計のように針で示され、その針も、とがったアカンサスの葉という凝りようだ。屋上に上ってみると、大阪の百貨店では当時初めてだったという、松坂屋時代に使われていたプール跡も残る。

 堺筋にはかつて、三越や白木屋、高島屋などの百貨店が立ち並び、「百貨店通り」として名をはせた。

 ちょうど400年前の1611(慶長16)年に名古屋で創業した松坂屋が、激戦区の大阪で優位に立つため、巨費を投じて昭和9〜12年にかけて段階的に増築した。名古屋を代表する近代建築家の鈴木禎次氏が設計した豪華なルネサンス様式の7階建てで、店舗面積は約4万3千平方メートルと、当時は「東洋一の大百貨店」と評判になり、連日、大勢の来店客でごった返したという。

 しかし、松坂屋大阪店はターミナルデパートを目指し、41年京阪電気鉄道の天満橋駅へ移転。残った建物を43年に高島屋が入手した。

 この建物を訪れたら、ぜひ見ておきたいのが3階の高島屋史料館だ。入場無料で、同社の歴史をパネルや歴代社長の写真などで紹介している。商取引を通じて入手した珍しい美術品などを展示しており、一日20〜40人が訪れるそうだ。

 とくに、奈良・法隆寺所蔵の国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」のレプリカ(35年製)は一見の価値あり。全国から集められた五千数百匹の美しい玉虫の羽を装飾に使うなど国宝を忠実に再現。本物は玉虫の羽がほとんどなくなっているため、同史料館を訪れる学者や学生も多い。

 中井義裕・史料館担当次長は「3年前に現職に就きましたが、歴史の重みを感じながら仕事をできる喜びを感じています」と話す。

 このほか、結婚式場なども入っており、レトロな建物の中にある最新のチャペルで挙式できる。(藤原章裕)



 【用語解説】高島屋

 1831(天保2)年、初代の飯田新七が京都烏丸松原で、古着・木綿商「たかしまや」を創業。昭和5年、大阪・難波に現在の大阪店、8年には東京・日本橋に東京店を相次ぎ開店させ、知名度を高めた。現在は全国で18店舗を展開する。平成23年2月期の連結売上高は8694億円。

1679とはずがたり:2012/01/23(月) 19:35:25

「ドン・キホーテ」袋井に出店計画(1/20 07:58)
http://www.at-s.com/news/detail/100093079.html

 ディスカウントストア大手の「ドン・キホーテ」(東京都目黒区)が、県内6カ所目となる店舗を袋井市内に出店する計画であることが19日、分かった。
 関係者によると、予定地は同市川井の東名高速道路袋井インター線沿いで、電機メーカー「パイオニア」の配送センター跡地。売り場面積は約3600平方メートルで、県内では約1万1千平方メートルの広さを持つ浜松市南区の「MEGAドン・キホーテ浜松可美店」に次ぐ規模になる見通し。9月1日のオープンを目指し、県内初の24時間営業を軸に調整するとみられる。
 大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく申請を県に提出済みで、今後、住民説明会を開いて出店準備を進める。
 同社広報担当者は「正式に決まっていることがなく、答えられない」としている。
 同社によると、ドン・キホーテグループは国内に約230店舗を展開。県内には静岡市に2店舗、浜松、沼津、富士市に1店舗ずつある。

1680チバQ:2012/01/23(月) 20:43:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000120-mailo-l40
TOHOシネマズ天神:「ソラリア館と本館」と改称し再スタート 初のシネコン、9スクリーン /福岡
毎日新聞 1月22日(日)12時34分配信

 西日本鉄道が昨秋、営業終了した映画館「ソラリアシネマ」(中央区天神)に代わり、新たに誘致した「TOHOシネマズ天神 ソラリア館」が21日、オープンした。近くの「天神東宝」も同日、「TOHOシネマズ天神 本館」に改称され、2館で計9スクリーン1473席を誇る天神地区初のシネコン(複合型映画館)として、再スタートを切った。
 ソラリア館では、従来の3スクリーン501席を3スクリーン438席へ改修。全スクリーンともデジタル対応、1スクリーンは3D上映が可能で、初日から早速、トム・クルーズ主演の人気アクション映画「ミッション‥インポッシブル/ゴースト・プロトコル」などが上映された。
 西鉄広報室は「単館系作品が多かったソラリアシネマの閉館を惜しむ声がかなり多かった。今後、上映作品の路線は多少変わるだろうが、劇場を残せて良かった」と話していた。【夫彰子】
〔福岡都市圏版〕

1月22日朝

1681チバQ:2012/01/23(月) 21:30:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120123-OYT8T00044.htm
救え 買い物弱者

各地で取り組み


利用者と会話を交わす赤羽さん(右から2人目)。一人暮らしの高齢者には特に気を配るという(19日午前、高崎市内で)  郊外に大型店が増える一方、古くからの商店街の衰退は進み、交通手段に乏しい高齢者らの買い物環境は厳しさを増している。こうした「買い物弱者」を支援する動きが県内各地で高まっている。市民団体や商店街、行政の取り組みを追った。(竹内元)

 ■NPO法人

 毎週木曜日の午前、「汽車ポッポ」の軽やかなメロディーに乗って、軽トラックが高崎市中心部を回る。同市のNPO法人「わんだふる」が、昨年11月から始めた移動販売サービス「ポッポ隊」だ。荷台には、野菜や果物からトイレットペーパーなどの日用品まで幅広い商品が積まれ、一人暮らしのお年寄りのため、小分けで販売する。

 「寒いけど、風邪ひいていない?」。住民が集まってくると、代表の赤羽潤子さん(57)は一人ひとりに話しかける。毎週利用している一人暮らしの女性(83)は「スーパーまではとても歩けない。来てもらって話をするのも楽しみの一つ」と話す。

 販売エリアは、若松、相生、竜見の3町。いずれも高齢化率は30%を超え、近くにスーパーは少ない。狭い路地に坂道が多く、高齢者は歩くだけでも一苦労だ。

 悪天候が続いて、買い物が面倒になると、食事をしないで過ごす人も少なくない。赤羽さんは「地域でしか解決できない課題。継続的な支援のため、各地で担い手を育成するべき」と訴える。

 ■地元商店街

 高崎市新町の新町商店連盟は、昨年8月から宅配サービスを始めた。食料品から衣類まで約40店舗のカタログの中から商品を選び、毎週木曜日に電話かファクスで注文すると、翌日に100円の配達代金で届けられる仕組みだ。

 地区に7店あったスーパーは現在、3店に減り、商店街も空き店舗が目立ち始めて久しい。頻繁に利用するという主婦(78)は「重いものを運んでくれるし、顔を知ってる安心感もある」と話す。子供を持つ主婦の利用もあるが、半分は高齢者だ。

 当初、月約3万円だった売り上げは、12月には約15万円まで増えた。発案者の佐藤省一理事長(57)は「まだ赤字だが、大手に出来ないことをやって、商機にしなければいけない」と、買い物支援に商店街の生き残りも懸ける。

 ■行政

 伊勢崎市は昨年12月から、同市大手町の駐車場跡で、買い物弱者支援となる「まちなか夕市」を始めた。これまで2回開いて計約450人が訪れ、地元産野菜や果物、おかずの販売のほか、地元の高校生がお年寄りの荷物運びを手伝うなどした。4月以降は隔月での開催を予定する。

 伊勢崎市の高齢化率は、県内12市の中で2番目に低い20・4%だが、中心市街地9町は34%を超える。また、生鮮食料品を買える場所がなく、利便も悪い。

 市の担当者は「行政の役割はあくまでもきっかけ作り。今後は商店街や商工会議所に主体を移していきたい」と話した。

(2012年1月23日 読売新聞)


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