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商業・流通

1611チバQ:2011/12/03(土) 22:51:17
http://mainichi.jp/area/okayama/archive/news/2011/12/02/20111202ddlk33040539000c.html
検証・倉敷駅北口開発:/上 チボリ経営破綻の影いまも /岡山
 ◇許されない再度の失敗
 JR倉敷駅北側の倉敷チボリ公園跡地で1日、中四国最大級のアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」が開業した。イトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」もオープンし、経営難で3年前に閉園したチボリ公園の面影は払拭されたように見える。しかし、開業にこぎつけた関係者の声からは、チボリ公園の歴史が透けて見える。

 「世の中の流れの中で倉敷の玄関口の約10ヘクタール以上の土地をお任せいただいた。何が何でも失敗できない」。アリオ倉敷がプレオープンした先月23日、イトーヨーカ堂の亀井淳社長は強調した。

 同社は跡地再開発の事業主体。09年8月にショッピングセンター(SC)や市民公園、アウトレットゾーンを併設する案を発表、同社のアウトレット事業進出が注目された。しかし翌10年4月、「実績のある三井不動産がアウトレットを担当する」と発表した。地主のクラボウから跡地を借りた後、半分を三井に転貸した。「イトーヨーカ堂は、初めてのアウトレット事業に強い意欲を見せていた」。複数の関係者は口をそろえる。だが−−。

 亀井社長は「チボリが歩んできた歴史、伝統、緑をできる限り残すよう配慮した」と語った。開業11年半で消えたチボリ公園の経営破綻に教訓を得たように見える。注目される公園跡地で再度の失敗は許されない、と。

    ◇

 「やっと夢が実現した」。同じ日に会見した三井不動産の飯沼喜章専務は感慨深げに話した。チボリが閉園に向けて動き出す直前の08年6月、三井はチボリ公園施設を3分の1に縮小し、残りをアウトレットモールにする公園の“生き残り策”をチボリ株主らに提案した。最大株主の県が反対し実現しなかったが、「中四国の交通の要衝、倉敷で」の思いは変わらなかったという。

    ◇

 地主のクラボウ幹部は「両社に『一緒にやれば』と話したことはある」と明かした。両社は跡地開発で提案を競い合った間柄だ。クラボウは「SCとアウトレットの組み合わせのバランスが良い」とイトーヨーカ堂を選択したが、アウトレットは「餅は餅屋(に任すのがいい)」と考えた。「倉敷はクラボウ創業の地」。クラボウ幹部は、ルーツの地に対するこだわりを何度も繰り返した。

    ◇

 チボリ公園跡地の大型商業施設は倉敷にとって何を意味するのか。関係者の証言を追った。【小林一彦】

 ◇なでしこも開業祝う
 三井アウトレットパーク倉敷は、三井不動産(東京)のアウトレットパークとして全国11番目で近畿以西で初。国内初進出の店舗や中国地方初出店を中心に120店舗が集まった。イトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」と合わせ、年間800万人の来客を見込む。

 開業を祝う式典には、女子サッカー岡山湯郷ベル所属で日本代表「なでしこジャパン」の宮間あや、福元美穂の両選手が、アウトレット側がコーディネートした服装で参加。伊東香織・倉敷市長らとテープカットをした。

 開店前に約1800人が並び、アウトレットの1700台の駐車場には岡山県内を中心に、中四国各県のほか、九州や兵庫、大阪などの各府県ナンバーの車も見られた。【小林一彦】


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