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商業・流通

1593チバQ:2011/11/21(月) 23:33:42
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111121/bsd1111210502001-n1.htm
「福島産お歳暮」に揺れる百貨店 被災地支援か慎重論か苦悩 (1/2ページ)2011.11.21 05:00

 百貨店各社が福島県産の食品を「お歳暮」で扱うかの是非で揺れている。被災地支援を旗印に、福島産米をあえて押し出す百貨店がある一方、慎重論も消えない。それぞれの決断には、震災でクローズアップされた「小売りの社会的使命」を前に、対応を模索する姿が映し出されている。

 「どうぞ、新米です。ご賞味ください」。10日にオープン初日を迎えた高島屋東京店(東京都中央区)のギフトセンター。入り口近くの特設コーナーで、福島県郡山市の農家、古川勝幸さん(54)は、高島屋18店舗でお歳暮用商品に採用されたコメのごはんを配った。

 古川さんのコメは、全国コンクールで金賞を5年連続受賞した逸品だ。17日には、暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された福島市大波地区のコメが出荷停止を指示されたが、古川さんのコメからは放射性物質は検出されていない。

 古川さんは「本当に安心してくれる人が買ってくれれば」と祈るように話すが、高島屋は「自信を持って販売していく。選ぶのは消費者。われわれ小売りが門戸を閉ざすわけにはいかない」。1袋5キロで限定500袋。売れ残りも、高島屋が全量買い取る。

 だが、高島屋のような積極策を打ち出せる百貨店ばかりではない。背景には、一般の商品とは違う、ギフト商品特有の事情が横たわる。

 百貨店は通常、5月の連休明けからお歳暮企画を練り始め、夏までに商品の品ぞろえを決める。前提条件は「納品の見通しが立つこと」(関係者)だ。

 懸念が現実のものになったケースもあった。三越伊勢丹は干し柿の有名ブランド「伊達のあんぽ柿」を三越のカタログに載せるなど、高島屋同様に福島支援を目指した。だが10月中旬、福島県から伊達地方の生産者に生産自粛が要請され、取り扱いができなくなった。

 「安全と分かっていても、他人へのギフトとしては難しい」という声も根強い。お歳暮での支援は、収益上のハードルも超えなければならない。

 こうした中、大丸松坂屋百貨店は、福島県産品を、お歳暮では加工品に絞る一方、自家用消費向け販売を充実させた。同社は「自家用なら買ってくださるお客さまは多い。お歳暮だけが販売機会ではない」と、トータルな支援の重要性を強調している。(佐久間修志)


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