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商業・流通

1630チバQ:2011/12/12(月) 22:15:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111211-OYT8T00009.htm
高岡駅ビル 年内で営業終了


最後の日を迎え、忙しく調理や接客をする徳留さん(右)と妻幸子さん(10日、高岡市の居酒屋「徳さん」で)  高岡市の玄関口・高岡駅の駅ビルとして、1966年12月に開業した高岡ステーションビルと69年12月開業の駅前地下街が、今月いっぱいで営業を終える。昭和の面影をとどめるビルは建て替えられ、地下街も併せて改装される。最盛期に計約130店を数えた店舗は10店が残るだけ。建て替えを機に廃業する店も多い。(志賀克也)

 ビル地下で40年間営業してきた居酒屋「徳さん」は10日、閉店の日を迎えた。店主の徳留明さん(60)と妻幸子さん(60)は「やめる時はみんな一緒と思っていた」と言うが、ビル地下で営業するのは1店だけになっていた。

 開業当時、午前9時半に店を開くと、夜勤明けの客などでカウンターの15席はすぐに埋まった。定食を食べにくるサラリーマン、新鮮な魚を求める旅行者など、駅ビルだけに客層は様々で、その好みにも応えてきた。

 「続けてほしい」。常連は口をそろえるが、息子2人は独立し、後継者がいないことから閉店を決心した。なごりを惜しむ客でにぎわう店内で、徳留さんは「忙しすぎて店をやめる気がしない」と話した。

 ビル2階の喫茶「ブラジル」は昭和40年代に開業した。1989年に引き継いだ現経営者の八尾寿恵さん(73)は「お金をかけ移転しても、あと何年続けられるか」と、やはり閉店を決めた。「駅に喫茶店がなければ不便」と、30日までは営業を続ける。

 高岡駅は開業(1898年)以来、木造駅舎だったが1960年代になり、地元と国鉄(当時)が資金を出し建設する「民衆駅」を待望する声が上がった。国鉄の承認を受け、市や地元企業などが設立した運営会社「高岡ステーションビル」が工事に着手。地下1階・地上3階のビルが開業した。

 同社刊の「10年のあゆみ」によると開業時、地下と2、3階には約90の飲食、食品販売店などが出店。その後、屋上にビアガーデン、小さな遊園地もできた。

 駅前地下街は、同ビルと駅前の商店街を地下道でつなぎ、69年12月に27店、70年7月に14店が開業した。北陸初の駅前地下街とあって「客が肩をぶつけて歩いた」「日曜はお祭りのようだった」と、当時を知る関係者たちは振り返る。

 郊外に大型店が進出する頃から、ビルや地下街に空き店舗が目立ち始め、建て替えが決まると、店の流出に拍車がかかった。テナントの組合「高岡ステーションデパート」が今年9月に解散したとき、組合員は約30人に減っていた。

 ビル2階に残る切手・古銭販売「北陸スタンプ」は25日まで営業する予定。代表の舘田正男さん(73)は「『駅の2階』と言えばすぐわかってもらえた。商売にはいい場所だった」と惜しむ。舘田さんは市内の自宅で営業を続ける。

(2011年12月11日 読売新聞)


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