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商業・流通

1597チバQ:2011/11/22(火) 22:47:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111121-OYT8T01407.htm


大型店がやって来る! “外圧”対抗変わらねば

既存商業施設に危機感 


25日の開店を控え、準備を整えるアリオ倉敷(倉敷市寿町で)


 「この服かわいい」「こっちもいいよ」。イオンモール倉敷2階フロア。店先の大きな<鏡>の前で、親子がポーズを取っている。前に立つと、様々なデザインの服を実際に試着したように映してくれる装置「ARミラー」だ。

 カジュアルウエア販売の「ライトオン」が4月、全国約480店舗の中で最初にイオンモール倉敷店の販促用に置いた。なぜ首都圏や関西など大都市ではなく倉敷だったのか? 同社は「ターゲットの若いファミリー層を中心に、集客力が西日本では圧倒的にある店だから」と説明する。

 1階に入店する「サーティーワンアイスクリーム」も、わずか14坪の店舗ながら、同社の国内約1080店では常に売上高トップを争う。同社も「モールの集客力が大きい」と認める。

 「全国で売り上げナンバーワンのテナントがいくつか入店」(岡崎双一・イオンモール社長)するイオンモール倉敷。年1500万〜1600万人の来店者数は、全国のイオンモール57施設中でも上位だ。多くの客を集める背景を、武田久和・ゼネラルマネージャーは「1999年の開業以来、岡山は大型ショッピングセンター(SC)の競合が少なかった」と分析する。

 だが、今秋、その環境が変わろうとしている。

 約1・5キロ南東の倉敷チボリ公園跡地にイトーヨーカ堂の中四国地方初の大型SC「アリオ倉敷」が25日、進出する。西隣には、三井不動産が手掛ける中国地方最大級のアウトレット「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」が12月1日にオープン。両施設で衣服や宝飾品から食料、日用雑貨まで計242店が出そろう。

 MOP倉敷が見据える商圏は、兵庫県たつの市、香川県、広島県東広島市までの約378万人。担当者は「全国的にアウトレットが開業する中で、中四国は残り少ない空白地帯」と集客に自信をみせる。一方、半径10キロ圏内の買い物客の日常的な需要は、隣接するアリオ倉敷で対応。両施設で役割分担し、年間来店者数を計800万人と見込む。

 県内の主要な商業施設は様々な反応を示した。

 イオンモール倉敷は、開業以来の大規模な増床・改装を行い、10月28日、全館改装オープンした。96店舗を新規導入し、店舗数は改装前の1・6倍となる246店舗に拡大。中四国最大級の店舗面積にして年1900万〜2000万人の来店者を呼び込むもくろみだ。

 約20キロ東、県下最大の商業都市・岡山市では、中心部の商業施設が「対倉敷」で共同戦線を結んだ。岡山高島屋や岡山一番街などJR岡山駅前の施設と、天満屋岡山店、NTTクレドなど表町地区の計7施設が連携組織「E―bond―O」を結成。共同イベントの開催などで、客が倉敷に流れるのを食い止める戦略だ。

 呼び掛けの中心で駅前地下街「岡山一番街」を運営する山陽SC開発の押川正大社長は「倉敷の影響で、うちも1割程度売り上げが減るでしょう。岡山エリアにとって、まさに“外圧”。私たちも変わらなければ」と危機感をあらわにする。

         ◇

 倉敷で相次ぐ大型店の進出に、県内の商業関係者や地元住民の期待と不安が交錯する。開業を前に、それぞれの動きを追った。

(2011年11月22日 読売新聞)


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