したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

商業・流通

1281チバQ:2011/02/26(土) 00:10:05
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110224ddm008020091000c.html
そごう八王子店:来年1月閉店 地方の百貨店は苦戦 改善めどなく
 セブン&アイ・ホールディングスは23日、傘下の百貨店、そごう・西武の「そごう八王子店」(東京都八王子市)を来年1月末に閉店すると発表した。都心部の百貨店では売り上げが回復する傾向も見られるが、郊外や地方は苦戦が続いている。

 そごう・西武は、西武池袋本店(東京都豊島区)など都心部の店舗を強化。八王子店はファッション中心に改装しテコ入れしたが、「周辺地域に客を奪われた」(萩原秀之経営企画部長)ため、11年2月期は4期連続の営業赤字になる見通し。改善のメドが立たないため、閉店を決断した。

 今年1月の地区別百貨店売上高は、東京、横浜地区がプラスに転じたものの、四国地区は43カ月連続、九州地区(福岡を除く)は41カ月連続で前年実績を下回り、地方は冬の時代が続く。

 昨年は、全国で11店舗が閉店し、今年も既に2店が閉店した。消費低迷に加えて大型ショッピングセンターなどとの競争も激化しており「今後も地方百貨店の店舗整理は続く」(大手百貨店幹部)との見方もある。【井出晋平、谷多由】

==============

 ◆主な百貨店の閉店(予定含む)◆

 <10年>

 松坂屋岡崎店(愛知県岡崎市)    1月

 丸井今井室蘭店(北海道室蘭市)    同

 中合会津店(福島県会津若松市)   2月

 伊勢丹吉祥寺店(東京都武蔵野市)  3月

 大和長岡店(新潟県長岡市)     4月

   上越店(新潟県上越市)      同

   小松店(石川県小松市)     6月

   新潟店(新潟市)         同

 四条河原町阪急(京都市)      8月

 松坂屋名古屋駅店(名古屋市)     同

 西武有楽町店(東京都千代田区)  12月

 <11年>

 都城大丸(宮崎県都城市)      1月

 まるみつ百貨店(長野県諏訪市)2月20日

 博多大丸長崎店(長崎市)      7月

 <12年>

 そごう八王子店(東京都八王子市)  1月

 中合清水屋店(山形県酒田市)    2月

1282チバQ:2011/02/26(土) 00:10:48
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003824555.shtml
「うふふガールズ」課題は客単価 大丸神戸店 

大丸神戸店の「うふふガールズKOBE」。同店限定の洋服も扱う=神戸市中央区明石町(撮影・内田世紀)

 神戸・元町の大丸神戸店で23日開業した新しい婦人服売り場「うふふガールズ」。すでに「うふふ」を導入した大丸松坂屋百貨店の店舗では、狙いとする若年層の獲得に成功する一方で、客単価が想定を下回るなど課題も出てきた。その成否は、新規顧客の開拓と他フロアへの波及効果をどう上げるかにかかっているようだ。


 通常は売上高の約3割を取る賃料を「うふふ」では2割前後に抑え、従来の百貨店では扱わなかったテナントを誘致している。関西では大阪・心斎橋店や京都店に導入し、3月には梅田店でも開業する。地域特性に応じブランドを選ぶため、各店で異なるのが特長だ。

 神戸店では、消費者でもある30歳前後の女性社員約20人でプロジェクトチームを結成。化粧直しの時間や好きな雑誌など細かいアンケートを繰り返し、ブランド選定や売り場設計に反映させた。

 京都にも出店するアパレルのポイント(東京)は「品質をより重視した」という新ブランドを投入した。初出店となる別のアパレルは「上品な服を好む神戸だから需要があると思い、決めた」と話す。

 2009年11月に導入した心斎橋店では百貨店から遠のいていた20〜30代のカード保有率が約6%上昇。だが、1万円超を想定していた平均客単価は9千円台にとどまった。同店は「客単価を上げるより、客数を増やしたい。ニーズの変化が早い若者への対応が必要」と2月にテナントを一つ入れ替え、今後も更新を検討する。

 神戸店のカード保有率では「うふふ」が想定する世代(18〜34歳)が全体の約22%に上るが、購買率は15%。今後、女子大生のPR隊によるイベントや、ファッションショー「神戸コレクション」と連動したキャンペーンなどで浸透を図る。

 澤田太郎店長は「百貨店に足を運ばなかった客層に来てもらうのが最大の狙い。衣料品の単価は下がっても、他のフロアでの買い回りに期待したい」と話している。

(末永陽子)

1283チバQ:2011/02/26(土) 00:11:13
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110224ddlk13020259000c.html
ココリア多摩センター:新SC4月オープン 大手百貨店と集客増狙う /東京
 都市再生機構などが出資する多摩市の第三セクター「新都市センター開発」と同市は23日、同三セクが所有する「多摩センター百貨店ビル」(落合1)を4月22日から、ショッピングセンター(SC)「ココリア多摩センター」としてオープンさせると発表した。カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」や大手書店「丸善」などが新たに出店し、すでに入居している大手百貨店「三越」と合わせることで集客増を狙う。【松本惇】

 同ビルを巡っては、00年7月に「多摩そごう」が閉店。同11月から大手百貨店「三越」と家具販売大手「大塚家具」が出店した。06年3月からは三越が地下1階〜地上2階、大塚家具が地上3〜5階に入店していたが、大塚家具は商業集積が進む立川市に移転するため昨年末に撤退。同三セクは大塚家具から撤退の意向を伝えられた昨年3月以降、テナントを探していた。

 新SCの3階は、ユニクロなどのカジュアルファッションが中心。4階にはインテリア・生活雑貨店や楽器店が入り、丸善は5階に店を構える。6階のレストランフロアはこれまでと変わらず、ホールのある7階には新たに託児施設を設ける。テナント契約は5〜10年という。

 名称は「ここ」という日本語と、「結びつき」や「地域との結束」を意味するスペイン語の「リア」を合わせた造語で、「ココタマ」の愛称で親しまれることをイメージしている。事業費は約6億円で、初年度の売上高は約130億円(SC化前と比べて約30億円増)、来店客数は約700万人(同300万人増)を見込んでいる。

 同日市役所で開かれた会見で、同三セクの嶋田征次社長は「思ったよりも短期間でオープンにこぎつけられた。そごう八王子店閉店の発表の日と重なり、因縁を感じている」と話した。阿部裕行市長は「多摩センターは多摩ニュータウンの玄関口として非常に重要な場所。街の魅力を高めてもらえることで、歓迎している」と述べた。

1284チバQ:2011/02/26(土) 19:13:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110226-OYT8T00119.htm
商業ビル「ミッセ」オープン 福島市の中心市街地

パセナカMisseのオープニング式典  福島市の中心地・パセオ通りにあった飲食店街「仲見世」の跡地に、複合商業ビル「パセナカMisse(ミッセ)」が25日、オープンした。地元では「街中に活気ができる」と新たなにぎわい創出を期待している。

 昭和40年代から親しまれた「仲見世」は2009年2月に営業が終了。地元商店街が中心となり不動産会社「仲見世」を設立した。市街地活性化を目指す事業として、国と市から約3億円の補助を受け、総事業費約4億円で一部3階建てのビル(延べ床面積約2000平方メートル)を建設した。

 1階は生活雑貨店など、2階は飲食店、屋上にはフットサルができるスポーツ広場がある。地元の人を中心に各テナントを経営する。年間の売上高5億円、50万人の来店を目標にしている。

 同社の福地雅人社長は、「小さい頃は福島の中心市街地がここで、おもちゃ屋に行ってうれしかったのを覚えている。昔の活気を取り戻したい」と抱負を述べた。

 午前中にビルを訪れた福島市栄町の飲食店経営者斎藤栄さん(70)は「子どもの時、仲見世はにぎわっていて、50、60年前みたい。ぜひ活性化の起爆剤になってほしい」と話していた。

(2011年2月26日 読売新聞)

1285チバQ:2011/02/26(土) 21:22:17
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022601000419.html
店名のジャスコ、サティ消える 1日から「イオン」に統一へ


 顧客に店舗名を変えることを伝える板橋サティの看板=26日、東京都板橋区
 総合スーパーとして親しまれてきた「ジャスコ」や「サティ」の店舗名が消える。イオン傘下のイオンリテール(千葉市)とサティを運営するマイカル(大阪市)が3月1日付で合併することに伴い、店舗名を「イオン」に統一するためだ。

 ともに消費者に浸透している名前だが、経営の効率化やブランドの強化がイオンの狙い。

 マイカルなどが運営するサティ92店舗のうち、閉店が決まっている1店舗以外は、1日付でイオンに店舗名を変更。イオン傘下のジャスコ294店舗も名前を変える。既に看板などを変更しているところもある。

 ジャスコは1970年、岡田屋など地域スーパーが合併して誕生。2001年に社名をイオンに変更した後も、総合スーパーのブランド名として存続してきた。

 一方、サティを運営するマイカルの前身ニチイは63年設立。84年にサティ1号店を出店、全店をサティブランドに切り替えてきた。マイカルは過大な不動産投資などが原因で01年に経営破綻し、イオンの傘下に入っていた。

2011/02/26 16:32 【共同通信】

1286チバQ:2011/02/26(土) 21:32:22
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110223ddlk40020344000c.html
JR博多シティ:オープン直前ガイド/上 新たな流行発信地 /福岡
 新しいJR博多駅の駅ビル「JR博多シティ」(福岡市博多区)のオープンが、着々と近づいている。

 延べ床面積は、旧ビルの6倍にあたる約20万平方メートル。国内の駅ビルの商業施設としては最大級の規模となる。

 着工は06年。今、建設は建物内部や駅前の外構の仕上げなど最終段階。クレーンがそびえ、むき出しの鉄骨に工事の音が響いていた当時の面影はない。

 一日約35万人が使う博多駅。工事の最中、通勤客が通る部分にはゴムマットが敷かれていた。工事関係者は言う。「利用者がいる中、いつも通り列車を走らせて工事を進めるのが一番の苦労だった」

 新駅ビルは、地上10階、地下3階。3階から上の部分は博多口、筑紫口共に約10メートルずつ張り出し、旧ビルより奥行きが広くなる。また、ビルの中を在来線が通る形にした。

 店舗も充実する。「博多阪急」や若者に人気の「東急ハンズ」がお目見えし、「アミュプラザ博多」は服飾やレストランなど229の専門店でお客を迎える。【写真・文、山下恭二】

  ■  ■  ■

 3月3日開業するJR博多シティ。新たな流行の発信地に、と注目を集めている。その見どころなどを、3回に分けて紹介する。

〔福岡都市圏版〕

1287チバQ:2011/02/26(土) 21:33:03
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2011/02/24/20110224ddlk40020346000c.html
JR博多シティ:オープン直前ガイド/中 アミュプラザの魅力紹介 /福岡
 3月3日開業の新博多駅ビル「JR博多シティ」は、「アミュプラザ博多」と「博多阪急」の二大商業施設で構成。一翼を担う「アミュプラザ博多」(地下1階、地上10階)は営業面積が5・7ヘクタールで、JR九州が小倉、長崎、鹿児島中央の3駅で運営する既存のアミュを上回る。ファッション、雑貨、グルメ満載。全229店舗のうち九州初出店が84店舗というのも注目だ。「行って楽しい場所」を意味する“アミュ”の魅力を探る。【三木陽介、阿部周一】

 ◇最先端のファッションと雑貨 行って楽しい駅ビル
 1〜8階は主にファッションと雑貨のフロア。幅広いラインナップで、「天神に点在していたものが集積される」(JR九州)。

 九州初のファッション店の中でも注目なのが、上質ながら5000円台の価格がうれしい「メーカーズシャツ鎌倉」や仏の靴ブランド「レペット」。パリの有名ブランド「ランバン」に遊び心を取り入れた「ランバン オン ブルー」では博多限定バック180個も取りそろえる。

 雑貨店も充実している。奈良の老舗和雑貨店「中川政七商店」は博多どんたくや明太子(めんたいこ)などをモチーフにした「博多ふきん」を販売。九州初出店の「WTW」や、ハーブティーやハーブ化粧品を豊富にそろえた「ボタニカルズ」も人気となりそうだ。

 駅ビルらしく、8階には本格的な鉄道模型専門店「ポポンデッタ」が出店。2階のカフェ&バー「ブレッド&カンパニー by アンデルセン」では、デザインに定評のあるJR九州の車両を、お茶や食事をしながら眺められるなど、鉄道マニアの心をくすぐる仕掛けも施している。

1288チバQ:2011/02/26(土) 21:33:23
 ◇11スクリーン1972席 福岡県最大級、T・ジョイ博多
 9階はシネマコンプレックス「T・ジョイ」。11スクリーン、1972席は福岡県最大級。全スクリーンがデジタル上映対応で、うち4スクリーンは迫力のある立体映像が楽しめるドルビー3Dに、6スクリーンは通常の4倍高画質の4Kデジタルに対応するなど最新設備を誇る。

 インターネットによる予約システム「KINEZO」ではクレジットカードと現金の両方で決済できる。利用には専門サイト(http://kinezo.jp/pc/)、携帯(http://kinezo.jp/m/)での登録が必要。オープニング特典で3月2〜4日はネット予約に限り、通常作品(1800円)を1000円で。ただし3D作品は300円増、特別興行は対象外。

 ◇フレンチから博多の旬 飲食フロア“くうてん”
 9〜10階の飲食フロア「シティダイニングくうてん」は〈世界の心。日本の技。博多の旬〉をコンセプトに、九州初の29店を含む46店が軒を連ねる。名前は階数の「9」と「10」、そして博多弁の「食うてん(食べてみて)」を掛けた。

 フレンチレストラン「オーグードゥジュール メルヴェイユ博多」は、東京の系列店がミシュランで一つ星に輝く。ランチは2500円から▽ディナーは5000円から。ギャルソン(接客係)の岡部一己さんがオーナーを務め、もてなしにも自信あり。

 加賀百万石の魅力を伝える旅館「加賀屋」の直営料理店も登場。武家料理や能登半島の郷土料理が美しい器で提供され、「見た目も楽しんで」と平川泰司料理長。

 他にも、1階と地下1階に人気のカフェや専門店がある。九州初の「クリスピークリームドーナツ」は、東京では行列が絶えない人気店。秘伝レシピが生み出す食感を求め、博多でも行列ができること請け合いだ。

 ◇「四季」広がる屋上庭園
 買い物や食事が一段落したら、屋上庭園「つばめの杜(もり)ひろば」へ足を延ばしてみよう。広さ約2000平方メートルのスペースは、「四季」をテーマに随所に花や樹木が配されている。

 北側は旅の安全を祈願する「鉄道神社」があり、約50メートルの参道沿いに露店が並ぶ。子供たちが遊べる南側の「天空の広場」では、1周約100メートルのミニ電車「つばめ電車」が走る。列車展望スペースもあり、博多駅を発着する新幹線や在来線を見下ろせる。

 九州各地を鉄路で結ぶ大動脈の上に立っていることを体感できるスポットだ。

〔福岡都市圏版〕

1289チバQ:2011/02/26(土) 21:34:07
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2011/02/25/20110225ddlk40020353000c.html
JR博多シティ:オープン直前ガイド/下 2大テナント /福岡
 3月3日開業の新しい博多駅ビル「JR博多シティ」には、注目の大型テナントが二つ出店する。百貨店「博多阪急」と生活雑貨大手「東急ハンズ博多店」で、ともに九州初進出。単なるモノの販売にとどまらず、新しいライフスタイルやさまざまな暮らしのヒントを提案・提供する。工夫を凝らした売り場の見どころを紹介する。【桐山友一、辻本貴洋】

 ◆博多阪急

 ◇「暮らしの学校」テーマに
 地下1階〜地上8階に展開する博多阪急は、売り場面積が約4万2000平方メートル。「暮らしの学校」をテーマに、さまざまな暮らしのヒントを提供するスペース「コトコトステージ」を20カ所設けたのが大きな特徴だ。20代の女性や50歳前後のミセスを主なターゲットに約660ブランドを扱う。このうち日本初は11ブランド、九州初は83ブランドに上る。

 ■コトコトステージ

 実生活に役立つ料理教室やセミナーを開く「博多阪急うまか研究所」(地下1階)、骨強度測定会やランニングクリニックを催す「イングススポーツ」(8階)などを館内の各所に配置。「子育てコミュニティールーム」(7階)では「絵本の日」「体操の日」など曜日ごとに親子で楽しめるイベントなどを繰り広げる。

1290チバQ:2011/02/26(土) 21:34:28
 ■ハカタ・シスターズ

 20代の女性向けには2〜3階に「HAKATA SISTERS(ハカタ・シスターズ)」と銘打った売り場を展開。さまざまなスタイルのブランドを集めた「アーキペラゴ ユナイテッドアローズ」が日本初登場し、子どもから大人向けまでの服をそろえた「ハウス オブ ジルスチュアート」も九州初出店する。この年代の女性に好まれる多彩なブランド化粧品を並べる「メイクバー」もある。

 ■世界初カフェも

 ミセス向けには5階「ハナコおしゃれワールド」に「コムサデモード」などのブランドで構成する日本初のショップ「コムサステージ」が出店。紳士服は1万9000円など三つの価格でオリジナルスーツを提供する「ハカタ・スーツストア フーム」がお目見えする。世界各国で発刊する女性向け雑誌「ELLE」とコラボした世界初のカフェ「エル・カフェ」は4階にある。

 ■うまちか

 九州最大級のデパ地下は「UMACHIKA!(うまちか)」(地下1階)と名付けられた。地産地消をテーマに生鮮食材を集める「マルシェ」と、話題のスイーツがそろう「フードブティック」の二本立ての売り場構成。フードブティックにはたっぷりの生クリームを包んだ「株式会社モンシュシュ」(大阪市)のロールケーキ「堂島ロール」が九州初登場。売り場スタッフが台所用品を使って演奏する「博多キッチンバンド」のパフォーマンスも見どころだ。

 ◇ホール正面に大型ビジョン
 博多口側から博多阪急の店内に入ると、1〜中3階が吹き抜けの「ウェルカムホール」がお出迎え。28日の報道陣向け公開がお披露目となる。ホール正面には500インチ相当で映像を投影する「ウェルカムビジョン」が登場し、ファッションやイベントなどの映像が映し出される。格好の待ち合わせ場所になりそうだ。

 ◆東急ハンズ

 ◇生活雑貨など10万種類
 東急ハンズ博多店は1〜5階に出店し、売り場面積は約5000平方メートル。旅行やアウトドア、キッチン、インテリア用品など生活雑貨を中心に約10万種類をそろえる。

 日常生活を独自の視点で切り取って品ぞろえした売り場「コミュニケーション・スポット」を各階に配した点が特徴だ。

 例えば、土産品を扱う1階のスポット「はかた・び」は、「西郷どん木彫り人形」など九州各地の産品を発掘した。ジョギングなどを楽しむ福岡市民の憩いの場、大濠(おおほり)公園をイメージした「大濠スタイル」(2階)では、ランニングやウオーキング用品などを扱う。ギフトの相談や注文に応じる「記念日製作所」(5階)もある。

 商品知識が豊富な担当者がアドバイスするサービスコーナーもあり、2階の「サイクルワークス」ではおしゃれに格好良く自転車で街を走るスタイルを提案。タイヤやサドルの色が選べるブランド「トーキョーバイク」など約60台の自転車をそろえる。

==============

 ■ことば

 ◇阪急阪神百貨店
 本社は大阪市。阪急百貨店と阪神百貨店が経営統合して07年10月に持ち株会社「エイチ・ツー・オーリテイリング」を設立し、その傘下につくった百貨店運営会社。阪急、阪神合わせて、関西を中心に展開し、博多阪急は15店舗目。阪急百貨店は1929年、阪急電鉄などの創業者、小林一三(いちぞう)が大阪・梅田に「世界初のターミナル百貨店」として開業。「うめだ本店」は売上高で西日本一を誇る。36年に福岡・天神で開業した岩田屋も、小林一三の助言を受け阪急百貨店を店づくりの参考にした。

==============

 ■ことば

 ◇東急ハンズ
 本社は東京都。東急不動産の子会社として76年設立。「手でモノをつくる喜びの再発見」など創業時のコンセプトが社名の由来。道具・工具や木材、陶芸用品などの手作りに関連する品ぞろえに定評がある。首都圏のターミナル駅前を中心に全国展開し、博多店が21店舗目になる。

〔福岡都市圏版〕

1291チバQ:2011/02/26(土) 21:35:48
いつのまにかソニプラじゃなくなったんすね
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110226/bsg1102260502008-n1.htm
ソニー、「プラザ」全株売却 小売り完全撤退 J.フロントが株式4割取得2011.2.26 05:00
 大丸と松坂屋を傘下に置くJ.フロントリテイリングは25日、雑貨店「プラザ」(旧ソニープラザ)などを展開するスタイリングライフ・ホールディングス(HD)の株式40.5%をソニーや三井物産などから取得し、持ち分法適用会社にすると発表した。取得額は82億円。J.フロントは百貨店にプラザなどを出店させ、業容を拡大する考えだ。一方でソニーは全株を売却し、小売り事業から完全撤退する。

 J.フロントは3月30日をめどに、スタイリングライフHDの発行株式のうち、ソニーから22.5%、三井物産から15%、千趣会から3%分を取得する。スタイリングライフHDの筆頭株主は51%を保有するTBSHDのままだが、J.フロントはこれに次ぐ2位株主に躍り出ることになる。各社の連結業績に与える影響は軽微とみられる。また、8%を保有する東急電鉄が3位株主となる。

 J.フロントはプラザを百貨店に出店させることにより、若年層の集客を図る狙い。現在は心斎橋店(大阪市)や名古屋店などに入居するにとどまっているが、「これを他店舗にも拡大する」(同社)という。また、売り場の人材の相互交流なども検討する。

 スタイリングライフHDはソニーグループが手がけていた小売り事業が前身。ソニーが事業の選択と集中を進めたのに伴い、2006年5月に設立され、子会社5社が経営者と従業員による買収(MEBO)の形で独立した。

 08年にはTBSが当時の筆頭株主だった日興プリンシパル・インベストメンツから保有株すべてを取得し、子会社化している。

 事業としては現在もプラザのほか、レストラン・喫茶店の「マキシム・ド・パリ」、カタログ通販の「ライトアップショッピングクラブ(旧ソニー・ファミリークラブ)」などを展開している。

 ソニーはスタイリングライフHDの設立時から「段階的に出資比率を低減していく」としていたが、これで小売り事業から完全に手を引くことになる。

1292チバQ:2011/02/26(土) 21:37:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110226/bsd1102260501001-n1.htm
買い物難民 呼び寄せろ ダイシン百貨店、地域密着で成功 (1/3ページ)2011.2.26 05:00
.
【拡大】
 デフレや消費不況で百貨店やスーパーの不振が長引く中、高齢者を中心に人気を誇る小さな百貨店がある。東京・大森にある「ダイシン百貨店」がそれで、地域に密着したきめ細かなサービスで顧客をつかんでいる。高齢化が進み日常の買い物が困難な「買い物難民」が全国で600万人との試算もあり今後も増加が見込まれる中、ダイシンの経営からは小売り生き残り策のヒントがみえてくる。

 ◆無料送迎バス運行

 「予想以上の人出で、店舗への入場制限をせざるを得ないほど。お客さまに怒られました」。ダイシン百貨店の広報担当者は笑いながらこう話した。

 京浜東北線JR大森駅から徒歩15分ほどに立地する同社は25日に新装開店したが、開店前には約500人が行列を作るほどの人気。しかも、高齢者の姿が目立った。

 店内では、大手の百貨店では見られないような光景も。

 「今日はこれで全部ですね。じゃあ、行きましょうか」

 30代の男性従業員が、白髪の女性客の買い物袋を持ちながら店外までエスコート。女性がタクシーに乗るまでの間、親しげに言葉を交わしていた。「昨日来ていただいたときに欲しい商品を用意できていなかったので、今日は大丈夫だったか聞いていた」という。

 接客だけではない。来店が困難な客のために大田区内の5、6カ所をまわる無料送迎バスを運行。狭い路地も走り回れる軽自動車による送迎も検討する。重い買い物袋を持ち帰るのが困難な客には、当日中に家に届ける宅配サービスも実施する。

 サービスだけでなく、商品も高齢者の需要を反映している。陳列棚には缶入りの歯磨き粉や男性用ポマードなどが並ぶ。紙おむつの8割は大人用だ。

 西山敷(ひろし)社長は「買い物に来て従業員や近所の人と話す方が健康にもいい」と語り、コミュニケーションの場としての役割も期待している。

 新装開店しても、銀座のデパートのようなしゃれた雰囲気はなく、商品の価格も大幅に安いわけでもない。それでもダイシンは2005年1月期から6期連続で営業黒字を続け、11年1月期も黒字見込みという。

 そんなダイシンにも苦難の時期があった。現在は1店舗しかないが、以前は都内などに最大7店舗を出店した。しかし、消費環境の悪化や競争激化で赤字が拡大。04年には破綻寸前まで経営が悪化した。

 その再建を担ったのが、ダイシンと取引のあった建設会社を経営していた西山社長だ。西山社長は6店舗を閉鎖し、本店だけで再建に取り組んだ。

 目をつけたのが、本店のある地元の高齢化の進行だ。人口の5人に1人が65歳以上になっていることから、高齢者が買い物をしやすい環境づくりを徹底したことで再建を果たした。

 ◆高齢化社会に対応

 こうした地域に密着した取り組みは、青森県などで3店舗を展開する百貨店、中三(青森市)も取り組み、来店客が購入した商品を当日中に自宅に届けるサービスを実施している。

 消費不況を反映し、大手や中堅の百貨店は不採算店の撤退を加速している。百貨店では昨年、地方を中心に10店以上が閉店し、今年に入っても、そごう・西武が東京郊外の八王子店の閉店を決めた。

 百貨店に限らず、スーパーやコンビニエンスストアも不採算店の整理を進めた結果、近所の店舗がなくなり、新たな買い物難民を生み出しかねない。

 来店が困難な顧客をつかもうと、大手スーパーやコンビニ、外食などはインターネットを通じて生鮮食品を含む商品を宅配するネット販売を強化。イオンでは高齢者がより手軽にネットスーパーを利用しやすくなるようタッチパネル式の多機能携帯端末の導入の検討を始めた。

 ただ、宅配は人件費や配送コストが大きく、採算に乗せるのに苦しんでいるのが実情だ。

 「ある意味で大手が冷たくなってしまったところを提供している」。地域密着型の価値を見いだしたダイシンの従業員からはそんな声も聞かれた。高齢化社会の中で、利便性プラスアルファのニーズをいかにつかむか。小売店各社は新たなビジネスモデルの構築を求められている。(金谷かおり)

1293チバQ:2011/02/26(土) 21:38:15
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110225301.htm
秋に地下大改装 香林坊大和
 大和(金沢市)は、同市の香林坊店の地下食品フロアを今秋に全面改装する方針を固めた。長年の懸案だった「デパ地下」をてこ入れし、旗艦店再生の足掛かりとしたい考え。香林坊大和も香林坊109も春の改装を小幅に抑え、人気セレクトショップ2店が香林坊で開業する9月に照準を合わせており、秋には金沢の中心部が一気に活気付きそうだ。
 香林坊大和が食品フロアを全面改装するのは、1986(昭和61)年に現在地で開店して以来初めて。

 関係者によると、3月以降の早い段階で改装プロジェクトを立ち上げる。既に設計などを手掛ける「内装監理室」を設置しており、J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店から派遣されている2人の意見も聞きながら、具体案を詰める。

 生鮮品や総菜を強化する。昨年秋に近隣のスーパーが閉店したこともあり、日常の食材部門を拡充することで日々の買い物ニーズを取り込む。食品だけでなく、衣料フロアなども手直しする。

 食品売り場の改装は、配水や換気などの設備を入れ替える大規模な作業になるため、来年春ごろまで段階的に行われる見通し。フロアをブロックごとに分け、順次、工事を進めていく。

 香林坊大和では、かねて食品フロア改装の必要性が指摘されてきた。ただ、消費低迷による業績悪化で実施が先送りされ、09年春にはめいてつ・エムザが一足先に食品売り場を刷新。「食」の分野で水をあけられていた。

 しかし、昨年までに不採算4店を閉鎖するなどの大規模なリストラ策を実行。足元の消費改善もあって今期は営業黒字化のめどが立ち、ようやく大型投資に踏み切れる体制が整ったようだ。

 金沢市香林坊では今秋、大和の改装以外にも大きな動きがある。

 2丁目の五輪ビル跡地に北國新聞社が建設中の複合ビル「香林坊ラモーダ」では、9月に人気セレクト店の「ビームス」「ジャーナルスタンダード」が出店する。

 いずれも若者を中心とした幅広い世代に支持されるブランドで、北陸進出は初めて。市中心部のにぎわい創出につながるとして期待を集めている。

 香林坊109は、セレクトショップ2店の出店に合わせ、館内を大々的に手直しする方針。担当者は「ビームスとジャーナルスタンダードは大きなインパクトがある。エリア全体で相乗効果を出すためにも時期を合わせたい」と強調。秋に備え、春の改装は小幅にとどめたという。

1294荷主研究者:2011/02/27(日) 11:44:51

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110210/201102110003_12931.shtml
2011年02月11日09:30 岐阜新聞
ドン・キホーテ4月中旬開店へ 旧岐阜メルサ賃借契約

 ディスカウントストアを全国展開するドン・キホーテ(東京都)は10日、2009(平成21)年8月末に閉店した旧岐阜メルサファッション館(岐阜市神田町)に出店する、と発表した。建物を所有する名古屋鉄道との間で、全館の賃貸借契約を結んだ。直営店、テナントが入居する総合小売店舗として4月中旬のオープンを目指す。

 ファッション館は地上9階、地下1階建てで、延べ床面積は約1万6000平方メートル。1〜3階にドン・キホーテが出店、4〜6階に複数の小売店などがテナントで入居する。7、8階の利用先は未定。

 ドン・キホーテの高橋光夫専務は「地元から強い要請を受けて決断した。岐阜の真ん中から知名度を周辺へと波及させ、中長期的には県内に4、5店舗を出店したい」と話している。ドン・キホーテは全国にディスカウントストアなど220店舗(昨年6月末現在)を展開。10年6月期の連結売上高は4875億円。県内では各務原市に1店舗ある。

 岐阜メルサは1990年開業。ファッション館と、飲食店が入居するグルメ館の2棟で人気を集めたが、郊外型の大型商業施設の進出などで業績が低迷、閉店した。グルメ館は昨年、羽島市内の業者が名鉄協商から購入、今秋にも商業施設をオープンする計画。

1295荷主研究者:2011/02/27(日) 12:25:28

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110216303.htm
2011年2月16日03時44分 北國新聞
ミスド、スタバ片町が撤退へ 後継店「早期決定を」

 北陸随一の歓楽街・金沢市片町で、大手飲食チェーンが相次いで閉店する。2月末にスクランブル交差点のミスタードーナツ、3月中旬にはラブロ片町のスターバックスコーヒーが閉店を予定。いずれも中心市街の「顔」となる一等地の路面店であり、関係者からは後継テナントの早期決定を求める声が上がっている。

 片町のスクランブル交差点に面するミスタードーナツ金沢片町店は1982(昭和57)年に開業。午前7時から翌午前5時まで営業し、待ち合わせ場所や休憩スペースとして、まちのにぎわい創出に貢献してきた。

 石川県内唯一の直営店として、サービスや店舗運営でフランチャイズ(FC)店を指導する役割を担ってきたが、FC店のサービスレベル向上に伴い「直営店としての役割を終えた」(ミスタードーナツ広報室)と判断。2月いっぱいで営業を終えることにした。

 香林坊アトリオ向かいに位置する香林坊店については営業を継続する。

 3月中旬で閉店するスターバックスコーヒーのラブロ片町店は2002年末にオープンした。買い物客やサラリーマンらに支持されたが、「ドトールコーヒー」「シアトルズベストコーヒー」「マクドナルド」など競合ひしめく激戦区にあり、売り上げ減少に歯止めが掛からなかったとみられる。

 わずか数百メートルの地点にスターバックスコーヒー香林坊109店が営業していることもあり、ラブロ片町関係者は「香林坊で需要をカバーできると判断したようだ」と話す。

 ミスド、スタバともに後継テナントについては未定だ。

 ミスタードーナツ金沢片町店が入居するセキビルの管理会社によると、ミスドの後継店を選定している段階。担当者は「街のランドマークとしてふさわしい店を入れたい」と話す。

 ラブロ片町も飲食や物販など幅広い業種にアプローチしており、同ビルを管理するディー・アンド・シー(金沢市)は「賃料をもらえばいいという発想でなく、まちの活性化に貢献できる店を選ぶ。4月ごろまでに決まればベスト」としている。

1296チバQ:2011/03/03(木) 21:54:09
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110303k0000e040085000c.html
JR博多シティ:「国内最大の商業駅ビル」が開業

テープカットが行われグランドオープンしたJR博多シティ=福岡市博多区で2011年3月3日午前8時59分、矢頭智剛撮影 新しい博多駅ビル「JR博多シティ」(福岡市)が3日、本格開業した。開店に先立つ記念式典で、JR九州の唐池恒二社長らがテープカット。「国内最大の商業駅ビル」とうたう施設の門出を祝った。

 式典は午前8時40分、百貨店「博多阪急」前で始まり、駅前広場に模造の桜吹雪が舞った。唐池社長は「テナントは日本一の顔ぶれになった。愛される街に育つよう力を尽くし、九州、西日本、アジアを見据えた情報発信基地をつくりたい」とあいさつした。

 この日は小雨の中、開店前には約1100人が並び、1時間早めて午前9時にオープン。午後9時までの通常営業(レストラン街など一部を除く)が始まるため、プレオープンした2日の約18万5000人より多い人出が見込まれる。

 JR博多シティは1889年の鉄道開業時に完成した初代駅舎から数えて4代目となる。12日には九州新幹線が全線開業し、山陽新幹線と直通運転する。九州内だけでなく、中国、関西地区との所要時間が短縮され、より広域からの集客を目指している。【桐山友一、石戸久代】

1297チバQ:2011/03/03(木) 21:54:55
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110303/bsd1103031203007-n1.htm
話題のJR博多シティ全面開業 「商圏はアジア」「阪急の新業態に」
2011.3.3 11:54


全面開業したJR博多シティ=3日午前、福岡市博多区(林俊志撮影)【拡大】

 九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に合わせてリニューアルされていた博多駅の新駅ビル「JR博多シティ」(福岡市博多区)が3日午前、全面オープンした。九州初進出の「博多阪急」などが入居する日本最大級の駅ビル商業施設とあって大勢の行列ができ、午前10時の予定を1時間早めて開店した。

 JR九州が総事業費約600億円を投じて建設。地上10階地下3階、売り場面積約10万平方メートルは、今春オープンする大阪駅の新駅ビル2館を合わせた規模に匹敵する。

 テナントは阪急阪神百貨店が運営する「博多阪急」、雑貨大手「東急ハンズ」をはじめとする230店が入る専門店街など。博多駅から約2キロ西で百貨店などが集まる天神の商業地から買い物客が流れるともみられ、JR博多シティ全体では年間約700億円の売り上げを見込んでいる。

 また、12日の鹿児島ルート全線開業で熊本や鹿児島にも商圏が広がるほか、中国や韓国に近い立地を生かし、JR九州は「商圏はアジア」と位置づけている。前日のプレオープンには約18万5千人が来店した。

 この日は宝塚歌劇団雪組から九州出身の夢乃聖夏さん、白華れみさんらがセレモニーに参加。JR九州の唐池恒二社長は「九州、西日本、そしてアジアを見据えた情報発信を行いたい」とあいさつした。

 阪急、阪神両百貨店を運営するエイチツーオーリテイリングの椙岡俊一会長も報道陣に対し、「博多阪急で百貨店の新しいビジネスモデルを作り、梅田に持ち帰りたい」と語った。

1298チバQ:2011/03/05(土) 13:56:11
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1841274.article.html
連載・九州新幹線3/12始動 (1)巨大駅ビル誕生
◆佐賀の消費 一段と吸引

 

 JR佐賀駅から特急で35分あまり。福岡の玄関口・博多駅が3日、巨大ショッピングビル「JR博多シティ」に生まれ変わる。在来線ホームを包み込む地上10階、地下3階のビルの売り場面積は10万平方メートル。佐賀県内最大の「ゆめタウン佐賀」の2個分。駅ビルでは日本最大規模だ。

 

 改札口を出ると、ショッピングだけでなく、グルメも映画もすべて、駅ビル内で完結できる仕掛けになっている。28日、報道陣約430人が集まった内覧会で、担当者は「規模感を体感してほしい」と胸を張った。

 

■危機感

 

 JR九州にとって駅ビルは新幹線と並ぶ2大事業。だが「新幹線の利益はほとんどが整備した国への利用料として消える」と関係者。600億円の巨費を投じた駅ビルでどれだけ稼ぐかが、同社念願の株式上場の行方を左右する。ビル全体の初年度売り上げ目標は700億円。1日35万人の駅利用者をいかにのみ込み、回遊させるかが大きなかぎとなる。

 

 かつてないライバルの出現に危機感を抱くのは博多駅からわずか2キロの天神地区の商業界。岩田屋と博多大丸を合わせた規模の巨大商業施設を迎え撃つため、百貨店やファッションビルなど14施設が共同販促キャンペーンなどを企画する。昨年10月に経営統合した岩田屋三越の太田垣立郎社長は「人の流れが大きく変わるのは間違いないが、予測は難しい。十分に検証して秋以降に本格的な店舗の見直しをしたい」と構える。

 

 恐怖とも言い換えられる危機感には、JRの主要駅ビルが全国で“一人勝ち”を続けている現実がある。札幌、名古屋は地域一番店となり、京都は既存百貨店に激しく迫る。日本政策投資銀行九州支店の初年度売上高の試算は927億円。このうち、180億円を天神から奪うとみる。

 

■広い商圏

 

 同行の久間敬介企画調査課長は「駅ビルは買い物客を外に出さないし、新幹線の新路線と直結した駅なので商圏は相当広い」とその強さを分析。さらに「影響は隣県にも及ぶ。既に天神への買い物客が多い佐賀は、今以上に消費を吸い取られるかもしれない」と指摘する。実際、JR名古屋駅ビルに2000年に高島屋が開業して以降、岐阜や三重などの隣県を含め、八つの百貨店が閉店した。

 

 九州新幹線開通に伴う12日のダイヤ改正で、佐賀駅から博多に向かう特急は1日36本から45本に増える。期間限定ながら博多駅行きバスも再開される。巨大商業ビルの吸引力に加え、交通の利便性も増す。消費流出をどう食い止めるか。佐賀の大型商業施設も臨戦態勢を整えている。

 

        ◇   ◇

 

 九州で百年に一度の大プロジェクトと呼ばれていた九州新幹線がいよいよ開業する。大阪から鹿児島までの直通運転、そして、九州最大の商業施設「JR博多シティ」の開業は、佐賀県内の観光やビジネス、暮らしにどのような変化を起こすのかを探った。

1299チバQ:2011/03/05(土) 13:56:47
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1841943.article.html
連載・九州新幹線始動(2) 県内の対抗策
■新たな魅力創出に全力

 

 2月下旬、週末の佐賀駅バスセンター。どの路線よりも列ができるのが福岡天神行き高速バス。午前中は1時間に4本走り、ショッピング目的の女性たちが乗り込んでいく。3月以降は天神に加え、駅ビルが完成した博多行きという“選択肢”も加わる。

 

 1、2カ月に一度、天神の百貨店を訪れるという佐賀市の女性(36)はいつもバスを使う。回数券を使えば片道714円になるためだ。「天神は安くぶらりと行ける近さがいい。博多駅ビルにも行くけど、洋服は天神で買い続けると思う」と“天神派”だ。

 

 半年前、東京から5年ぶりに帰郷した女性(37)は「阪急がどういう店か知らないけれど、新しいビルなので関心がある。使うかどうかは、中のテナント次第」と駅ビルに注目する。「佐賀で買い物を済ませられたら、それが一番」というが、福岡詣でが減らせない。

 

 肥後銀行(熊本県)のシンクタンクが1月に各県200人に実施した調査によると、九州新幹線開業後、福岡への訪問回数が「増える」と答えたのは、熊本が21・4%、鹿児島は35・0%。佐賀は5・3%だった。ただ、既に「月1回以上行っている」が、佐賀は28・7%で、長崎の9・2%、熊本の8・3%、鹿児島の3・4%を大きく上回った。「福岡商圏化」していることを裏付ける調査結果となった。

 

 そうした状況の下で、3日には博多駅ビルという巨大商業施設がオープンする。佐賀市の大型店舗もただ眺めているわけにはいかない。4年前、「福岡への消費流出ストップ」を掲げて開業し、県内一番店となったゆめタウン佐賀は「佐賀と博多は近いので影響は避けられない」として、食品や雑貨など5店が新規オープンした。「テナントを入れ替え、新鮮さを提供していく」と日焼政美支配人。

 

 博多駅ビルの博多阪急と客層が最も競合する佐賀玉屋は、昨年10月以降、地下1階食品売り場の全面改装などの売り場強化を進める。“福岡志向”の強い30〜40歳代の働く女性が好むブランドも採り入れ、「福岡に行かなくても佐賀で買える」とアピールする。売り場だけでなく外商部門もてこ入れ。旧久留米井筒屋で外商経験の長かった40〜50歳代のベテラン4人を中途採用。店外でも手厚いサービスで顧客の“囲い込み”を図る。

 

 そうした対抗策を取りながらも「うちだけで福岡に対抗することは難しい」と田中丸雅夫社長。「周辺の商店街と連携し、街のイベントを双方で盛り上げていきたい」と地域連携の集客も目指す。

 

 ただ、矢継ぎ早に対応する店の一方で、「どれだけ客が流出するか、予想はつかない。当面は模様見」という店も多い。福岡の吸引力はどこまで増すのか。今はだれも答えが出せない。

1300チバQ:2011/03/05(土) 13:57:19
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1842569.article.html
連載・九州新幹線始動 (3)ビジネス好機
◆佐賀グルメ“全国区”狙う

 

 3日にオープンする博多駅ビルの阪急百貨店地下食品街。スイーツの名店の中に、鳥栖市で人気の洋菓子店「アンジェ・ココ」が店を構える。「全国の有名店と並んで商売することをあらためて実感した」。28日の内覧会でオーナーシェフの吉川延良さん(47)は表情を引き締めた。

 

■歩合方式

 

 新鳥栖駅近くの本店は「絵本のお城のような外観」と評判だ。昨夏、店を訪ねた阪急のバイヤーが味と店の雰囲気にほれ込み、出店を熱望した。最初は断ったが、工事中の駅ビルの大きさに圧倒され、「初舞台を踏むならこういう大きいところで」と決意した。

 

 以前、天神の百貨店に期間限定で出店したことがある。そのときは店のレイアウトなど制約が大きく、個性を出せないまま終わった。今回は阪急側の勧めで本店の雰囲気を再現、外観はオフホワイトのメルヘン調な石壁に。場所も入り口近くを任された。

 

 本店でも福岡の客は多く、自信はあるが、相手は新幹線でやってくる全国のスイーツファン。「さがほのかのショートケーキで佐賀をPRしたい。プレッシャーはあるが、結果を出したい」と吉川さん。阪急側が求めるオープン時の売り上げ目標は1日百万円だ。

 

 阪急に出店する県内6店は、多くがバイヤー側が出店要請した。賃料はなく、月々の売り上げから歩合で納める方式。リスクは小さいようにみえるが、売り上げが少ないと売り場縮小となり、退店も求められる。

 

 旬の果物を使ったゼリーやタルトを販売する新SUN(佐賀市)は「いい果物を使うので採算はぎりぎり。佐賀の本店の3〜5倍は売りたい」。九州最高クラスの商業環境だけに、売り上げで求められるハードルも高い。

 

■継続PR

 

 新幹線開業は“全国区”になるビジネスチャンス。グルメを売り出す動きは、「福岡出店」だけではない。佐賀県新幹線活用・整備推進課は、駅弁や土産物を発掘する「新さがんもん」コンテストを開催、県内ほぼ全域の16市町の業者から約170点が集まった。

 

 シシリアンライスで、弁当の部最優秀を受賞した佐賀市三瀬村のカフェ「みつせ茶処やまぼうし」の高島登美子さん(59)は「材料のみつせ鶏もブルーベリーも三瀬産。地元食材を知ってもらうきっかけにしたかった。いつかは駅弁に」と期待する。

 

 県は開業日の12、13日に新鳥栖駅でお披露目を兼ねた販売会を開く一方、一時的なイベントに終わらないように、商品に貼る「さがんもんシール」を配り、佐賀ブランドの継続的なPRに取り組む。

 

 「新幹線効果を現状打破につなげたいという出品者の思いは強い」と県の担当者。佐賀発のヒット商品をつくれるか、この好機は逃せない。

1301チバQ:2011/03/05(土) 14:08:52
http://www.nishinippon.co.jp/hakata/news/redevelop/20110304/20110304_0001.shtml
博多シティ 初日22万人 行列1300人、徹夜組も 正式開業 九州の流通競争 新時代
 商業駅ビルでは国内最大級の新博多駅ビル「JR博多シティ」は開業初日の3日、大勢の買い物客が訪れ、閉店までにぎわった。初日の来店客は約22万2千人に達し、上々の滑り出しとなった。商業施設の広さは、九州一の商業地、福岡市・天神の総売り場面積の3分の1に匹敵する。天神と博多地区の攻防、福岡への一極集中加速も予想され、九州で新たな流通競争時代が始まった。

 同日は、福岡市の最高気温が平年より6度近く低い6・4度で、時折雨もぱらつく空模様。だが、徹夜組を含め、開店前に約1300人の列ができ、予定を1時間繰り上げて午前9時に開店した。

 昼休みや夕方以降は、近くのオフィスで働く会社員らが続々と詰め掛けた。夜に入ると46店が並ぶ飲食店街に行列ができ、屋上広場では、福博の夜景を楽しむカップルの姿が見られた。

 JR九州の唐池恒二社長は「目立った混乱はなく、まずは一安心。たくさんのお客さまが予想される週末に向け、万全を期したい」と話した

1302チバQ:2011/03/05(土) 14:09:11
●JRと阪急、浮沈懸け

 冬を思わせる寒空の下からJR博多シティに入ると、飾られた桜の木は満開になっていた。博多阪急の店長、柳沢興平(61)は朝7時半に出勤。開店のテープカットには加わらず、いくつもの輪になり、最後の打ち合わせをする従業員のそばをゆっくりと歩いた。

 博多阪急を傘下にもつエイチ・ツー・オー(H20)リテイリングはいま、正念場にある。2010年3月期の売上高は前期比7・7%減。経済産業省によると、台頭するネット通販の市場規模が09年に約6兆7千億円に達し、衰退する百貨店(約6兆6千億円)を初めて上回った。

 逆風の中、H2Oは京都市の店舗をたたむ一方、うめだ本店の建て替え、博多出店で反転攻勢をかける。投資額は博多阪急だけで約200億円。重圧のかかる柳沢は「まあ、昨日は眠れましたよ」と笑ってみせた。

 JR九州の社長、唐池恒二(57)は朝7時40分に駅前広場に立った。博多阪急の開店を待つ行列を確認すると、曇り空を仰ぎ「天気がもつといいが…」とつぶやいた。

 博多阪急の存在はJR九州の経営に直結する。九州新幹線の乗降客を増やす舞台装置であるからだけではない。同社の鉄道事業の売り上げは全体の4割。地方路線の赤字は不動産の賃料など他事業で埋めている。博多阪急は大事な店子(たなこ)だ。

 核テナント選定では、新味を打ち出すため、旧駅ビルに入居していた地場の井筒屋に45億円の補償金を払ってまで、退店を要請。当初有力候補だった高島屋と売り場面積で折り合わないとみると電撃的に阪急と話を進め、新しい博多駅の顔に据えた。

 午前9時。唐池らのテープカットを合図に正面玄関が開く。長蛇の列のざわめきが店内に固まりになって押し寄せた。「いらっしゃいませ」。柳沢は深々と頭を下げた。大勢の買い物客を前にしても、うかれた様子はない。「つぼみが花を咲かせるには時間がかかる」

 JR九州、そしてH20の、浮沈を懸けた戦いの幕が上がった。

 (敬称略)

    ×      ×

 ●ワードBOX=JR博多シティ

 新博多駅ビルの名称。地上10階、地下3階建て。延べ床面積は約20万平方メートル。売り場面積約10万平方メートルは、駅ビル商業施設としては国内最大規模。九州初進出の百貨店「博多阪急」、雑貨大手「東急ハンズ」など229店の専門店街「アミュプラザ博多」、地下食堂街の「博多1番街」で構成。1日の来店者数約10万人、年間売上高約700億円を見込む。従業員数は約6千人。博多駅は1日35万人が乗降する九州最大のターミナル。JR博多シティは4代目。


=2011/03/04付 西日本新聞朝刊=

1303チバQ:2011/03/05(土) 14:16:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000984-yom-bus_all
「モザイク銀座阪急」12年8月に閉鎖
読売新聞 3月4日(金)19時57分配信

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは4日、子会社の阪急商業開発が運営する商業施設「モザイク銀座阪急」(東京都中央区)を2012年8月に閉鎖すると発表した。

 モザイクが入る「銀座TSビル」(旧銀座東芝ビル)を所有している東急不動産はビルを商業施設として建て替える方針だが、テナントなどの詳細は未定だという。

 モザイク銀座阪急は百貨店「数寄屋橋阪急」として1956年に開業。現在は衣料店や雑貨店など約50店が入っている。

 東急不動産がビルの建て替えを計画し、09年4月にH2O側の立ち退きを求める訴訟を東京地裁に提訴していた。4日に両社の和解が成立し、賃貸借契約を打ち切ることが決まった。

1304チバQ:2011/03/05(土) 20:02:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110304/osk11030412250007-n1.htm
えっ?雛人形レンタル増 業界困惑「厄よけ、逆効果…」
2011.3.4 09:10 (1/2ページ)

人形販売店に並ぶ男雛と女雛。子供の厄よけといういわれを知らない若い親が少なくないという=大阪市中央区松屋町
 厄よけも含め、女の子のすこやかな成長を祈る「ひな祭り」。ところが、若い世代の親の間で、その認識が薄れつつあるという。核家族や少子化などの影響で、年長者からいわれを聞かずに育った世代が、イベント感覚でひな人形を購入。手間いらずをうたったレンタル業者も受注件数を伸ばしているという。業界関係者は「ひな人形は子供のお守り。レンタルでは他人の厄がつき、逆効果の恐れもあるのだが…」と困惑している。

 大阪市中央区の松屋町筋商店街。約30の人形販売店や卸問屋が軒を連ねる中、2月の土、日は赤ちゃんを抱きながら人形を選ぶ若い夫婦の姿もみられた。

 業界によると、少子化でひな人形などの売り上げはピーク時の昭和40年代と比べて縮小する一方、顧客獲得競争は激化。人形の衣装や表具が多様化し、20万円からの平飾りが売れているという。

 増村人形店3号館の足立裕二店長(42)は「若い親は厄よけの意味を知らない人がほとんど。年に一度楽しむイベントに変わってきている」。三木直商店の三木啓二社長(54)も「最近は地方でも親世代と別居する。古来の風習を学ぶ機会が減っているのでは」と話す。

 マンション住まいの核家族にとって、飾る場所や保管スペースの確保は悩みのタネ。そこに狙いをつけたのがレンタル業者だ。

 3年ほど前からオンラインショップを手掛ける東京のある業者は、初年度数件だった個人客の注文が今シーズンは数十件に増加。「厄よけにならない」との声に対しても「毎年新しい人形を仕入れ、同じ人形を複数の人が使い回しすることはない」と説明する。

 松屋町筋商店街振興組合の安川悦司理事長(62)は「若い人の生活スタイルが変化し、ひな飾りの性格も変わらざるを得ないのか」と話している。

1305チバQ:2011/03/05(土) 20:03:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110303/osk11030314100006-n1.htm
「選ぶ楽しみ」メンズ充実で対抗 増床開業の高島屋大阪店
2011.3.3 12:17

グランドオープンした高島屋大阪店の3階メンズフロア=3日午前、大阪市中央区(沢野貴信撮影)
 平成18年から段階的に増床・改装工事を進めてきた高島屋大阪店(大阪市中央区)が3日、装いを新たに全面開業。午前10時の開店とともに、社員らが来店客を出迎え高島屋のシンボルである「バラ」の切り花を先着500人にプレゼントした。

 売り場面積(7万8千平方メートル)は増床前の1.4倍に拡大。今回の増床で最も面積を広げたのは、2〜5階西側の紳士服・雑貨売り場だ。約110の新ブランドを投入、3〜5階を20〜40代男性向けに最新ファッション、カジュアル、ビジネスとスタイル別に展開し品ぞろえを充実させた。紳士服売り場としては大阪でも最大級となり、キタの阪急百貨店メンズ館などに対抗する形。

 1、2階中央の婦人雑貨売り場でも、国内外のデザイナーが手がけたアクセサリーや、輸入バッグを中心に商品をそろえた。増山裕店長は「利用客の好みを反映した売り場づくりで、買いやすさや選ぶ楽しさを提供し、百貨店としての発信力を高めたい」と話している。

1306荷主研究者:2011/03/06(日) 12:38:27

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/272443.html
2011年02/10 07:30 北海道新聞
旧西武の解体、4月にも着手 札幌・ヨドバシ 開業、14年以降の可能性

 家電量販店大手のヨドバシカメラ(東京)が4月にも、旧札幌西武(中央区北4西3)の建物の解体に着手することが分かった。期間は最大1年半の見通しで、その間に新店舗の規模などを固める方針。オープンは2014年以降となる可能性もある。

 ヨドバシは1月、セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武(東京)から旧札幌西武の土地・建物を約85億円で取得済みで、2月下旬に引き渡しを受ける。3月中に業者を決め、早期に解体作業を進める考え。

 新店舗の開業時期は未定だが、ヨドバシは「解体期間も考えると13年のオープンは難しいだろう」との認識を示した。

1307荷主研究者:2011/03/06(日) 12:38:53

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/273050.html
2011年02/15 06:31、02/15 07:35 北海道新聞
旧丸井旭川にジュンク堂 今春 道北最大級書店

ジュンク堂書店が出店を検討している丸井今井旧旭川店

 【旭川】丸井今井旧旭川店の後継店として今春開業する複合商業施設「フィール旭川」の核テナントとして、書店大手のジュンク堂書店(神戸)が出店を検討していることが14日、明らかになった。正式決定すれば道北進出は初となる。

 関係者によると、ジュンク堂書店はフィール旭川の1〜5階、計約3500平方メートルに入居する方向で、土地建物を所有する極東証券(東京)側と交渉している。大筋で合意しており、現在条件面などの交渉を進めている。ジュンク堂書店の岡充孝社長は「まだ決定はしていないが、前向きに検討している」と話している。

<北海道新聞2月15日朝刊掲載>

1308荷主研究者:2011/03/06(日) 13:00:18

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110215/CK2011021502000124.html
2011年2月15日 中日新聞
《経済》来月17日、改装オープン 浜松・メイワンの3〜5階

人気ファッション集め若い女性狙う

10代女性に人気のショップを集めるメイワン4階のイメージ図

 JR東海子会社の浜松ターミナル開発(浜松市中区)は3月17日、浜松駅ビル「メイワン」の本館3〜5階を改装オープンする。10代女性に人気の「マルキュー(渋谷109)」系のファッション店舗を4階に集めるなどフロアごとの特色を強調し、郊外型モールとの差別化を図る。

 約4億円を投じて1月から改装工事を進めてきた。一部の区画を拡大するため、3フロアの店舗数は、改装前の52店から42店に減るが、20店を入れ替える。このうち県内初出店が8店を占める。

 4階は「キュート&ヤングカジュアル」をテーマに、「イビサ」「バディスト」「ジュリアーノジュリ」といった全国的に人気の新店舗を集める。

 3階は、20代女性向けのファッションと雑貨店が中心。5階には子供服の「マザウェイズ」が新たに出店するほか、3階にあった靴の「ABCマート」が移転する。

 一昨年に実施した6〜8階の改装では、雑貨専門店「ロフト」や大型書店を導入して幅広い客層を狙った。今回は若い女性層を対象に絞って、3フロアで改装前より10億円多い30億円の年間売り上げを目指す。

1309荷主研究者:2011/03/06(日) 13:23:36

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102160193.html
'11/2/16 中国新聞
中四国最大の生演奏場開業へ
--------------------------------------------------------------------------------
 冠婚葬祭業のユーアイ・ベルモニー(広島市西区)は15日、広島市南区宇品海岸に建設中のライブハウスの営業を、9月1日に始めると発表した。収容は830人。調理場を備え、食事も楽しめるライブハウスとしては中四国最大級という。

 「ブルーライブ広島」で、2階建て延べ約千平方メートル。客席は252平方メートルで、1平方メートル当たり3・3人で計算すると830人を収容する。机と椅子を並べたレストラン形式では150席を用意できる。

 コンサートや演劇などを催すプロ、アマチュアに貸し出すほか、同社主催のイベントも開く。年間200日程度の公演を計画し、売り上げは年1億5千万円を目指す。同社が建設中の結婚式場に併設しており、ライブハウスでの結婚式も検討している。

 同社がライブハウスを手掛けるのは初めてで「音楽の文化を発信できる拠点にしたい」としている。

【写真説明】9月に営業を始めるブルーライブ広島のイメージ図

1310チバQ:2011/03/06(日) 19:47:34
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2011030402000159.html
金沢百番街に「リント」開業
2011年3月4日

買い物客でにぎわうリニューアルオープンした金沢百番街の「リント」=JR金沢駅で


 金沢市のJR金沢駅で3日、若い女性向けの商業施設「リント」が開業した。金沢百番街「トレンド館」を20年ぶりに大改装し、テナントを大幅に入れ替えてのリニューアルオープン。駅前には大型ファッションビル、金沢フォーラスがあり「隣県からの集客力が高まる」と評価する声がある一方、市中心商業地からは「若者の足が遠のく」との警戒感も漂っている。(網信明)

フォーラス余裕「相乗効果見込める」
 売り場面積三千五百平方メートル。四十一店舗のうち約半分が北陸初登場だ。ショップ構成は大半が女性向けで、主要購買層を、洋服へのこだわりや関心が強い二十代前半に絞り込んだ。三年前のフォーラス開店後は施設の老朽化もあり、売り上げが二割ダウンした苦い経験がある。「巻き返しを図りたい」。リントを運営するJR西日本系の金沢ターミナル開発幹部は力を込めた。

 これに対し、金沢フォーラスは「駅にきれいな施設ができるのは金沢の魅力アップにつながる。買い物客の回遊性が生まれ、相乗効果も見込める」と余裕の受け止め。十一日にかけてすべて北陸初の新店を導入し、てこ入れも怠らない。

市中心部は警戒「若い女性客遠のく」
 市中心部の商業者は駅前の動きを注視する。

 北陸有数のファッションタウンである竪町商店街の関係者は「市中心部で若い女性客離れが進む恐れもある」と懸念する。一方で、やはり若い女性をターゲットにする香林坊109は「買い物客は駅前だけでは満足せず、市中心部への回遊性も高まる。長い目で見ればプラス」と前向きな見方だ。

 今秋から来春にかけて店舗の全面改装を計画する大和香林坊店は「客層が違うので大きな影響はない」とするが、「動向をみながら、ショップ構成にも反映させたい」と対応策も検討とする。

 市中心部では今秋、人気セレクトショップ二店がオープンするなど新たな動きもあり、「(商店街や商業施設の)連携強化による魅力向上で対抗すべきだ」との声も上がっている。

1311チバQ:2011/03/06(日) 19:54:27
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110304/biz11030410410016-n1.htm
共存か激突か…商都・天神あの手この手 JR博多シティ開業
2011.3.4 10:31

JR博多シティが開業し「博多阪急」に訪れた買い物客ら=3日午前
 ファッションを中心とする買い物の街・天神に対し、ビジネス街のイメージが強かった博多。国内最大級の商業駅ビル、JR博多シティが3日オープンしたことで今後、福岡市内の人の流れが大きく変わることも予想される。天神の百貨店や商業ビルは“黒船”をどう迎え撃つのか−。

 「脅威に感じています」。天神で「岩田屋」「福岡三越」の両百貨店を展開する岩田屋三越の梁井宏幸・営業政策部長は「何もなかったに等しい場所にあれだけの施設ができたわけだから…」と心境を語る。

 対抗策として今年2月にブランドのリニューアルを行い、「博多阪急にないもの、客層が異なるものを充実させた」という。自社クレジットカードを使って近くの地下商店街などで買い物をした場合のポイント付与率をアップさせるなどの策で顧客の囲い込みを図っている。

 「博多の次は、パルコにせんとぅ?」。こんなキャッチフレーズを掲げるのは天神に昨年3月オープンした「福岡パルコ」。九州新幹線開業で博多が全国から注目を浴びることに便乗しようというアピールだ。

 各種調査ではJR博多シティの開業で天神を訪れる人が激減するという予測もあるが、パルコ福岡店営業課の服部静さんは「天神には、一つ一つの店の集客力に加え(周辺の繁華街などを含めた)面としての広がりがある」と自信をのぞかせる。「特に女性にとっては、買い物をして美容院に行ってネイルサロンに行って…という動き方ができる天神が便利なはず」

 福岡パルコは今月18日、人気の子供服・雑貨店「ストンプ・スタンプ」など、九州初の8店を含む13店舗を新たにオープン。西日本鉄道が運営する天神の商業施設「ソラリアプラザ」も、人気ブランドを大幅値引きするフェアを3日に始めるなど“迎撃”に懸命だ。

1312チバQ:2011/03/06(日) 19:55:34
http://www.asahi.com/national/update/0306/SEB201103060012.html
アサヒ対キリン、博多で火花 レストランで注文数競う2011年3月6日19時22分

1時間ごとにアサヒ(青)とキリン(赤)の注文の数を書き入れる店員=3日午後8時5分、福岡市博多区、溝脇正撮影
 3日に本開業したJR博多駅ビルでアサヒビールとキリンビールが火花を散らしている。2社の商品が何杯ずつ飲まれたかを競う店があり、この日はアサヒが268杯で勝った。途中までリードしていたキリンは180杯にとどまり、巻き返しを図る。

 戦いの舞台は10階にあるレストラン「A&K ビア&フード ステーション」。アサヒの「スーパードライ」、キリンの「一番搾り」など2社の系列商品を13種ずつ置き、午後5時から9時まで何杯注文があったかを1時間ごとに得点板に表示する。

 店員8人が4人ずつアサヒ陣営、キリン陣営に分かれて商品を勧める。ヤフードームのビール販売員や居酒屋店員の経験がある精鋭もいて、「アサヒは口当たりがいいです」「キリンはのどごしが最高」などと呼びかけた。

 運営するのはJR九州フードサービス。「今までにない、おもしろい店をつくろう」とアサヒ、キリンに協力を呼びかけた。戦いを見守った手嶋繁輝常務は「シェア争いに参加する気分になれる。他社のビールも加えたオールスター戦もやりたい」と話した。

 アサヒは福岡市博多区、キリンは福岡県朝倉市にそれぞれ工場がある。2010年のビール(発泡酒など含む)の全国シェアはアサヒが37.5%、キリン36.7%で、「つばぜり合い」を演じている。(竹下隆一郎)

1313チバQ:2011/03/07(月) 20:39:38
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19855120110307
高級ブランドの仏LVMH、伊ブルガリ買収で合意
2011年 03月 7日 19:46 JST
 [ミラノ 7日 ロイター] 仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)(LVMH.PA: 株価, 企業情報, レポート)は7日、イタリアの高級ブランドのブルガリ(BULG.MI: 株価, 企業情報, レポート)を買収すると発表した。買収は株式交換方式で実施する。

 両社の発表によると、LVMHは1650万株を発行し、ブルガリ一族が保有するブルガリ株1億5250万株と交換する。

 LVMHは残りのブルガリ株についても、1株当たり12.25ユーロ(17.14ドル)で公開買い付けを実施する。ブルガリ株の4日終値は7.59ユーロで、買い付け価格はそれを大幅に上回る水準となる。

 ロイターの計算によると、ブルガリの買収価格は約37億ユーロとなる。

 また、買収に伴う株式交換により、ブルガリ一族はLVMHの第2位株主となる。

 ブルガリのトラパニ最高経営責任者(CEO)がLVMHの執行委員会メンバーに加わり、今年下半期にはLVMHの時計および宝石事業を率いることになる予定。

1314チバQ:2011/03/10(木) 23:37:55
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110310-OYS1T00203.htm
キャナルシティ大改装、15周年・新幹線開業控え

遊歩道を整備し緑を増やしたキャナルシティ博多 福岡市の「キャナルシティ博多」は、4月の開業15周年を前に大規模改装を行った。九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する12日から4月上旬にかけて記念イベントも開く。新ビル開業に沸く博多駅と九州最大の繁華街・天神地区に挟まれる形のキャナルだが、9月の増床(第2キャナル)に向けて施設全体の魅力を高め、勝ち残りを図る。

 15億円を投じた今回の改装では、施設中央の運河周辺に新たな遊歩道を設けたほか、ヤマザクラやヤマモミジなど四季の変化を楽しめる36種類の樹木を植えた。館内が分かりにくいとの指摘を受け、目的の店などを検索できるタッチパネル式の電子看板も16台導入。19日には美容機器や化粧品を使える女性専用ラウンジも新設する。

 駅ビル開業の影響は大きい。キャナルを運営する福岡地所(福岡市)によると、開業後初の週末(5〜6日)は、売り上げと来場者が前年同期より2割減った。

 第2キャナルには欧州のブランドが多く入る予定だが、既存施設にも日本初上陸を含む米国ブランドの誘致を検討中という。4日に新装開店した「ラーメンスタジアム」など、飲食店のテコ入れも図る方針だ。

 博多大丸と19〜21日に行う写真コンテストなど、天神地区の商業施設との共同企画にも力を入れる。福岡地所の藤賢一取締役は「天神、博多駅、キャナルシティの3者で都市の魅力を高めたい」と話している。

 キャナルシティは1996年4月オープン。今夏にも来場者が累計2億人を突破する見込みという。

(2011年3月10日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090507-606401/news/20110309-OYS1T00248.htm
JR博多シティ、開業1週間で180万人突破
 福岡市の博多駅ビル「JR博多シティ」は、2日のプレオープン、3日の本格開業を経て8日で1週間を迎え、累計の来店客数は180万人を突破した。一方、西に約2キロ離れた九州最大の商業集積地・天神地区では、売り上げに影響が出ている店もある。

 駅ビルに入った店のうち、九州初出店の東急ハンズでは、台所用品や美容、健康関連商品、文房具が人気を集めており、7日までの売り上げが計画を10%近く上回るなど好調な滑り出し。山本昌一店長は「九州のお客様は購買意欲が高い。(買い回りしやすい)駅ビルの効果は絶大だ」と話す。

 博多阪急も地下の食料品売り場には人気スイーツ店に長蛇の列ができ、若い女性向けの衣料品売り場にはカップルや母娘連れの姿も目立つ。松田英人・営業企画部長は「(売り上げなどは)計画通り」と自信を見せる。

 博多シティを運営する博多ターミナルビルによると、2〜8日の来店客数は計約182万人。開業当初とはいえ、1日平均10万人としていた予想を大きく上回る。丸山康晴社長は「12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開業で人出は第2のピークを迎えそう」と見ている。

 一方の天神地区。岩田屋、福岡三越を運営する岩田屋三越によると、両店合わせた2〜7日の売上高、来店客数はともに前年同期を10%近く上回った。特に岩田屋は、仕入れ担当が名品を集めた「定番コレクション」が好評だった。

 だが、博多大丸は「天候の影響」もあって、売り上げが6%減、来店客数も5%減。西日本鉄道が天神で運営する商業施設のうち、衣料品・雑貨の「天神コア」「ソラリアプラザ」の売上高は2月に前年を下回っていたが、3月に入りマイナス幅が拡大した。

 ただ、博多―天神間の1日平均のバス利用者は、博多シティ開業前と比べ、開業後は33%伸び、博多と天神を買い回る客が多いことも明らかになった。

 新幹線の全線開業で、九州全体を巻き込む競争が本格化する。鹿児島市の山形屋では「まだ目に見える変化はない」としながらも、地場の焼酎をそろえた売り場の拡大などで集客を狙う。

(2011年3月9日 読売新聞)

1315チバQ:2011/03/10(木) 23:38:30
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110309/biz11030908440013-n1.htm
天神ソラリア15%減、JR博多シティ開業響く 西鉄、バスは33%増
2011.3.9 08:38

クリックして拡大する

JR博多シティが開業し「博多阪急」に訪れた買い物客ら=3日午前
 西日本鉄道は8日、新しい博多駅ビル「JR博多シティ」の開業前後(1〜6日)の6日間で、天神地区で運営する商業施設の売り上げが前月比で最大15%減となったことを明らかにした。博多−天神両地区を結ぶバスの乗客は33%増加した。商業施設競争は今後も激化するとして、西鉄は若者向け商業ビル「天神コア」などのリニューアルに乗り出す。

 博多阪急、東急ハンズなどを核テナントとするJR博多シティは今月3日に全面オープン。西鉄は博多駅から約2キロ離れた天神地区で、ソラリアプラザ、天神コアなどの商業施設を運営している。

 JR博多シティの内覧会が始まった1日から6日まで、西鉄の商業施設売上高は前月平均比で、ソラリアプラザが約15%減、天神コアが約9%減だった。西鉄の竹島和幸社長は「想定より減少幅は小さかった。これらの影響は3カ月から半年ぐらいは続く」との見方を示した。

 同社では「新幹線全線開業後は、多くの人が福岡に来る。その中での競争に勝ち抜かなければならない」(竹島社長)としており、平成23年度中に、少なくとも4つの商業施設に約30億円かけてリニューアルを進める。このうち、天神地区の“ファッション発信基地”となっている天神コアには数億円かける。

 一方、天神−博多両地区を結ぶ路線バスの乗客は、33%増。2日に新たに運行を開始し、天神−博多間を約10分で結ぶ快速バス「天神ライナー」は1日平均2千数百人の乗客があったという。

1316チバQ:2011/03/12(土) 23:18:58
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110313k0000m020069000c.html
東日本大震災:小売り大手、営業再開急ぐ

 大手スーパーや百貨店では、営業を再開する動きが本格化しているが、被害が大きく再開のメドが立たない店舗も多く、経営への打撃は大きい。

 イオンは、東北地区のホームセンターなどを含む170店舗のうち32店舗で営業を休止。4店舗には連絡が取れない状態だ。西友も全国371店舗のうち38店舗が営業再開できていない。東北が地盤のヨークベニマル(福島県郡山市)は、170店舗の約半数で営業を休止。「被害が大きい地域に店が多く、再開には時間がかかる」という。

 百貨店では、仙台三越(仙台市青葉区)が「再開には時間がかかる見込み」。大丸東京店は、12日は1階と地下1階の食品売り場などの限定営業だったが、13日からは通常営業に戻す。

 東北地区で807店を展開するローソンは、12日に641店の営業を休止。「連絡が取れない店舗もあり、被害状況の全容把握は難しい」(広報)。セブン−イレブンも、停電などで東北、北関東地区の約600店で営業を休止した。ファミリーマートは東北地区585店のうち、少なくとも約半数が休業した。

 外食産業では、店舗被害や輸送網の寸断で営業できないケースが多い。牛丼チェーンの「すき家」などを展開するゼンショーは12日、東北、関東地区で560店舗の営業を休止。3店舗には依然連絡が取れない。モスバーガーを展開するモスフードサービスは、物流倉庫の被災で食材供給ができず、12日は東北、北関東地区で115店舗の営業を休止。「今後営業できない店が増える可能性もある」という。

毎日新聞 2011年3月12日 20時31分(最終更新 3月12日 21時34分)

1318とはずがたり:2011/03/14(月) 11:46:25

高島屋は4店休業 小田急百貨店は3店で
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140117.html
2011年3月14日11時1分

 高島屋は14日、首都圏9店のうち4店で休業し、2店で食品・雑貨売り場のみを営業する。3店は営業時間を短縮する。一部の列車が運行せず、従業員が出勤できないためという。

 休業するのは新宿、大宮、玉川、立川の各店。横浜と柏の各店は食品・雑貨売り場のみの営業とする。高崎、港南台、日本橋の各店も、営業時間を短縮する。

 小田急百貨店は14日、首都圏の新宿、町田、藤沢の3店を休業する。15日以降は、未定という。

1319とはずがたり:2011/03/14(月) 12:32:19

盛岡の百貨店で爆発、1人死亡 地下の食品売り場、11人けが
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031401000247.html
2011年3月14日 12時02分

 14日午前8時ごろ、盛岡市中ノ橋通の百貨店「中三盛岡店」の地下でガス爆発が起きたと110番があった。岩手県警によると、男性8人、女性4人の計12人が病院に搬送されたが、うち男性1人が死亡した。

 県警によると、爆発は地下1階の食料品売り場で発生。中三本社(青森市)によると、当時は従業員ら約20人が開店に備え作業をしていたとみられる。

 地下のテナントに勤める男性(37)は「爆発音の後、爆風が襲ってきた。周りの備品などが吹き飛ばされ、辺り一面が粉々だった」と説明。近くの書店にいた会社員の女性(50)は「ガラスが飛び散ったり、風圧で店のシャッターが膨らんだりした。砂ぼこりがすごかった」と話した。

 現場は盛岡市中心部の商店街の一角で、同店前にはバスのターミナルがある。

 中三本社によると、盛岡店は東日本大震災の影響で、13日は食料品のみ時間を短縮して販売。14日は午前10時から通常営業の予定だった。
(共同)

1320とはずがたり:2011/03/14(月) 15:07:26

セブン&アイ、「一足早い入社式」延期 震災被害を考慮
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140232.html
2011年3月14日13時58分

 小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスは14日、3月17日に予定していた合同入社式の延期を決めた。13日までは予定通り開催する方針だったが、震災の被害拡大を考慮した。毎年、3月中旬に開き、「一足早い入社式」として知られている。

 セブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などグループ14社の新入社員が参加する予定だった。延期後の開催日は未定という。

1321チバQ:2011/03/14(月) 20:50:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110314-00000150-jij-bus_all
首都圏で品切れ相次ぐ=買い占め殺到、供給も遅れ―食料品
時事通信 3月14日(月)18時10分配信

 首都圏のスーパーやコンビニエンストアで、パンやカップ麺など一部の食料品が品切れとなる店舗が相次いでいる。東日本大震災による停電や不測の事態に備えて買い占める人が殺到している上、商品供給が遅れているためだ。各社は調達に全力を挙げているものの、品薄を解消するめどは付いていない。
 ローソンでは、計画停電が発表された13日夜ごろから、首都圏を中心に食料品や飲料水、乾電池などの販売が急増し、売り切れる店舗が続出。工場はフル稼働で対応しているものの、被災地への供給を優先させていることもあり、商品調達が依然追い付いていない。
 同社は、こうした状況が全国に広がる可能性もあると判断。西日本を含む全店舗の入り口に「商品の数が少なくなっております。大変ご迷惑をお掛けします」などと張り紙を掲げ、顧客への周知に努めている。
 セブン―イレブンやイトーヨーカドーを展開するセブン&アイ・ホールディングスも「首都圏ではかなり品薄になっている」と説明。各店舗では、商品が空になった棚の近くに「大変ご不便をお掛け致します」とわびる看板を掲げるなど、対応に追われている。
 サークルKサンクスは「商品の種類を絞って何とか供給しようと全力を挙げているが、すぐに品薄を解消できそうにない」と説明。西友は「物流もかなり混乱しており、当分はこうした状況が続くのではないか」との見通しを示す。

1322チバQ:2011/03/14(月) 21:00:54
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110315k0000m020038000c.html
東日本大震災:生活必需品の品薄広がる 計画停電が拍車
 首都圏のスーパーやコンビニエンスストア、ガソリンスタンドで東日本大震災発生後、食料品や日用品、ガソリンなどの品薄や売り切れが続出している。工場の被災による生産能力の減少や物流網の寸断、被災地向けの供給を優先していることなどが元々の原因とみられるが、東京電力の計画停電に備えた買いだめが拍車をかけている。今後、停電で工場などの操業停止も予想され、品薄感はしばらく続きそうだが、消費者庁などは消費者に冷静な行動を呼びかけている。【井出晋平、小倉祥徳、谷多由】

  ◆スーパー

 「せっかく来たのに買う物がない」。東京都武蔵野市のスーパーを訪れた40代の主婦は、そう肩を落とした。このスーパーは、停電予定とされた時間には停電しなかったものの、午前10時すぎの開店と同時に客が殺到。水の販売は2リットルペットボトル1人6本に制限されたが、すぐに売り切れ。米や即席めんも昼前には売り切れた。

 大手スーパーでも品切れが相次いでいる。イトーヨーカ堂では、首都圏を中心に即席めんや缶詰などの保存食、懐中電灯など日用品の品薄状態が続き、一部商品は品切れする店も出始めているという。イオンは、被災地の東北地方への生活必需品の供給を最優先していることもあり、一部商品で品薄状態になっている模様だ。生鮮品以外の食料品は、東海地区からの配送を強化しており、「極力首都圏での供給を十分にしたい」(広報担当)という。

  ◆コンビニ

 コンビニの首都圏店舗でも、弁当やおにぎり、水、即席めんなどの品切れが続出。セブン−イレブンは、首都圏店舗の主要入荷先の東北地区の弁当やおにぎり工場からの入荷が滞っている。西日本からの供給を増やすなど物流体制の見直しを進めているが、正常化の見通しは立っていない。ローソンも、首都圏に弁当などを供給している千葉工場(千葉県船橋市)が被災して操業を停止中。頼みの西日本の工場も被災地への支援物資の出荷を優先している。商品を広範囲に行き渡らせるためパンなど一部商品は店舗からの注文に数量制限をかけており、「品薄感は続く」という。

 今後、計画停電が本格的に実施されると生産工場の操業停止、物流施設の機能停止も予想され、生産能力がさらに下がる可能性もある。ローソンも、首都圏に弁当などの工場が6カ所程度あり、停電で生産が止まる可能性があるという。

 供給不足への不安に加えて、停電に備えた消費者の買いだめが品薄感にさらに拍車をかけている。都内のスーパーを2回訪れたという主婦(46)は、「人が並んでいたのであおられるように買い物をした。明日以降、手に入らないかもしれないと思った」と話す。

1323チバQ:2011/03/16(水) 22:44:26
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110316/bsd1103161334014-n1.htm
【東日本大震災】大阪百貨店戦争にも影 式典中止など自粛ムード (1/2ページ)2011.3.16 13:33
.
午前10時に開店した大丸梅田店増床部。開店前にもかかわらず、人の姿はまばら=16日、大阪市北区(松村信仁撮影)【拡大】
 今春、新規開業や増床が相次ぐ大阪市内の百貨店。各社は知恵を絞って顧客争奪戦に臨む構えを見せていたが、その矢先に東日本大震災が発生。式典・会合の中止など“自粛ムード”の広がりで、消費マインドの冷え込みを懸念する声も出始めた。大震災が大阪の「百貨店戦争」にも影を落としそうだ。

 16日午前10時、JR大阪駅南側の「サウスゲートビルディング」で増床部をオープンした大丸梅田店。本来、JR西日本が主催する同ビルの開業式典に山本良一・大丸松坂屋百貨店社長らが参列し、華々しくオープンを祝う予定だったが、中止となった。

 村田荘一店長は取材に応じ「今後1、2カ月は営業にかなりの影響があると予想している」と話した。

 駅を挟んで北側の「ノースゲートビルディング」に出店する専門店街LUCUA(ルクア)とJR大阪三越伊勢丹はともに5月4日開業する。両店は共同でテープカットなどのセレモニーを計画していたが、関係者は「被害が拡大すれば、式典中止も検討せざるを得なくなる」と表情を曇らせる。

 ルクアと三越伊勢丹の運営会社はともにJR西日本の子会社。同社大阪ターミナル開発チームの宮崎博司課長は「お客さまの消費意欲が冷え込む心配はあるが、ここで関西が元気を出さないと、日本全体が沈滞してしまう」と語り、新生・大阪駅の開業を明るいニュースとして発信したい考えだ。

 大阪ミナミで今月3日に増床工事を終え、全面開業した高島屋大阪店(大阪市中央区)。大阪百貨店競争の先陣を切って消費の先取りを図ったが、関係者は「震災発生後は(来店客、売上高などの)トーンが少し落ちているようだ。粛々とやっていく」と表情を引き締めていた。

1324荷主研究者:2011/03/17(木) 22:42:17

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12982937189875
2011年2月22日(火)茨城新聞
水戸駅南の新商業ビル、4月20日開業「エクセルみなみ」

【写真説明】水戸駅南口の新駅ビルに開業する県産品店の予想図

 JR水戸駅ビルを運営する水戸ステーション開発(水戸市)は21日、駅南口(同市宮町)に建設中の新駅ビルの名称を「エクセルみなみ」とし、4月20日に開業すると発表した。6階建てに家電量販店ビックカメラを核店舗にするほか県産品売り場など全51店が入る。年間売上高は約80億円を見込む。

 エクセルみなみは、1〜2階が駐車場、3〜6階が店舗となる。3階は地域銘品や名産品の22店が入る「IBARAKIあじわい市」と、生鮮品や菓子店、雑貨店、医薬品店など12店の「エクセルみなみマーケット」で構成。

 4階は地元酒造店など5店の「IBARAKIめいぶつ市」と、ラーメン店4店の「らー麺街道」が入居する。北関東自動車の開通を見込み、北関東3県の良品を集めた店も出す。5階は核店舗のビックカメラ水戸店(一部4階)。6階にはレストランやカフェ、カルチャー教室(11教室)など7店が入る。

 ビルは駅舎と南口歩行者用通路に接続。建物は南側の側面が全面ガラス張りで、ビル入り口付近は茶系のレンガ風で洋風の雰囲気となる。北口のファッション系中心の駅ビル「エクセル」と差別化を図りながら、名称を統一してビルのブランド力を高める。

 駅南口では2006年の「コムボックス310」、08年の「水戸サウスタワー」と商業施設が相次いで開業している。

1325チバQ:2011/03/20(日) 00:50:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/232409
「イオンモール大牟田」開業 顧客獲得競争が激化
2011年3月19日 00:52 カテゴリー:九州 > 福岡

グランドオープンし、東日本大震災の被災者への募金活動を呼び掛けるイオンモール大牟田 大牟田市岬町の大型複合商業施設「イオンモール大牟田」が18日、グランドオープンした。複合映画館「大牟田セントラルシネマ」と「イオン大牟田店」を核店舗に約140の専門店が入り、年間来客数1千万人を見込む。消費者が九州最大規模の大型商業施設の誕生を歓迎する一方で、中心商店街にある大型店「ゆめタウン大牟田」や地元商店主たちは顧客流出を懸念して互いの連携を模索、新たな流通競争が始まった。

■2日間で7万人

 18日午前9時、待ちわびた客約600人がイオンモール大牟田の店内に流れ込んだ。

 オープン特価の商品が並び、食品、雑貨、衣料品など筑後地区初の専門店76店が入居する地上2階建て、延べ床面積8万平方メートル。筑後市の主婦(25)は「一日中楽しめそう」と笑顔を見せ、熊本県荒尾市の会社員男性(34)は「やっと映画が見ることができる」と満足げ。プレオープンの16、17日の2日間の来客数は約7万人に上った。

 予定より2年遅れの開業となったが、同社は熊本県北部と佐賀市までの20キロ圏を商圏(約48万人)に設定し、「かつてのにぎわいを取り戻す」と自信を見せる。大牟田市の古賀道雄市長も「雇用の創出と経済活性化のきっかけになる」と期待する。

■商店街と共闘も

 同日午前10時、イオンモール大牟田から数キロ離れた同市旭町のゆめタウン大牟田。客待ちをしていたタクシー運転手(62)は「さすがにこの3日間は客が少ない。駐車場も空いていて、寂しいね」とつぶやいた。

 同店は2001年11月にオープンし、今年が開業10周年を迎える。開業記念セールやポイント数倍デーを設けて、イオンに対抗する。運営するイズミ(広島市)の広報担当者は「最初は客足は減るだろうが、10年間地域に根付いて、ニーズをつかんで営業してきた強みがある」と強調するが、地元の商業関係者は「イオン開業の影響で2割程度は売り上げが落ちるのでは」と見ている。

 危機感を募らせた同社は昨秋から、中心商店街と集客イベントの共同実施などで“共闘”する姿勢を見せる。19日から初めて中心商店街で開く「二十日えびす」では、無料駐車場約250台を提供し、関係者は「イオンへの客足を止め、中心商店街へ向かせるのが狙い」と明かす。

■新たな取り組み

 商業施設の間にある中心商店街の空洞化はより深刻だ。

 市によると、8商店街の客足は、ゆめタウンが開業した01年の2万3355人から、09年には1万1105人に半減。08年の空き店舗率は30・6%に上る。60代の男性商店主は「大型店同士の生き残りを掛けた闘いに巻き込まれ、地元の商店街は食いつぶされてしまうだけ」とあきらめ顔だ。

 新たな模索も始まった。商店主たちでつくる「よかもん会」は昨年8月から計7回、買い物に出かけにくい高齢者を対象に、福祉施設などに出向く出張商店街を開催。3月から、中心商店街に不足している生鮮食品やお菓子などの店舗を募集し、大型店に行けない客を取り込むことに力を入れる。

 中心地区商店街連絡協議会の西山誠人会長(58)は「イオンに立ち向かうのではなく、お客さんとのコミュニケーションを大事にして、各店舗の魅力を高めて、自分たちしかできないことをやるだけ」と語気を強めた。

=2011/03/19付 西日本新聞朝刊=

1326荷主研究者:2011/03/20(日) 13:42:49

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102210034.html
'11/2/21 中国新聞
アイネスフクヤマ入居店発表
--------------------------------------------------------------------------------
 福山駅前開発は19日、福山市東桜町の再開発ビル「アイネスフクヤマ」の商業フロア(最大約30テナント)への入居が決まった21店舗・事業所を発表した。発表済みの2事務所を含む入居率は約8割となっている。

 商業フロアは、地上16階地下1階の施設棟のうち、地上4階地下1階部分を占める。

 同社によると、21店舗・事業所の本社所在地の内訳は、市内3、広島県内9、県外9。1階にはセレクトショップや飲食店、コンビニ店など9店舗が入る。同社はこのうち、尾道市のアクセが展開するセレクトショップ「パリゴ」を核テナントの一つと位置付けている。

 2階には、書店の広文館(広島市中区)や生活雑貨の「ダイソー」(東広島市)、内科、歯科医院など12事業所が開業する。3、4階には保険、教育関連の事務所が入る。

 商業フロアは4月1日に開業予定。広文館など一部については4月下旬〜5月初旬にずれ込む。地階に出店予定のスーパーについては「調整中」という。

1327荷主研究者:2011/03/20(日) 14:17:15

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110303301.htm
2011年3月3日03時12分 北國新聞
駅が攻勢、都心「秋に備え」 金沢の百貨店、専門店の春の改装

 金沢市内の百貨店、専門店が改装シーズンを迎えている。春は金沢百番街がファッションフロアを全面改装するなど「駅」が大胆に衣替え。一方、中心部は香林坊で人気ブランド2店が開業するが、大和と109は小幅改装にとどめた。人気セレクト店「ビームス」「ジャーナルスタンダード」が開業する9月に合わせて大改装する方針で、「秋に備える」(商業関係者)というムードが強い。

 3日に開業する金沢百番街の「リント」は、北陸初登場のブランド19店を含む41店が出店する。改装面積は6900平方メートルで、市内専門店の今春の改装としては最大級の規模だ。

 隣接する金沢フォーラスも先月末から段階的に店舗入れ替えを実施している。新規導入は8店と「平年並みの規模」(佐藤雄一館長)だが、全て北陸初進出のブランドとし、量より質にこだわった。

 リントとフォーラスの北陸初登場ブランドは計27店。いずれも20代の若い女性客を対象とするだけに回遊効果が見込まれ、フォーラスの佐藤館長は「リント開業によって、相乗的に広域集客ができる」と期待する。

 一方、市中心部は軒並み小粒改装となった。北陸初導入のブランド数は、香林坊大和が5、香林坊109が4と少なく、竪町商店街は新規2店が開業するのみ。武蔵のめいてつ・エムザも5ブランドの導入にとどまる。

 香林坊では「A.P.C(アー・ぺー・セー)」「トーガ」の2ブランドが4月に路面店をオープンし、「幅広い層を呼び込める有力ショップ」(中心商店街関係者)と期待されるが、市中心部全体としては控え目だ。

 背景には、セレクトショップの「ビームス」「ジャーナルスタンダード」が香林坊に出店する9月に合わせ、改装を行いたいとの思惑がある。

 2店はともに北陸初登場で、今月25日完成の複合ビル「香林坊ラモーダ」に入居する。若者を中心に支持されており、ビームスは「シップス」「ユナイテッドアローズ」と並び、セレクトショップの「御三家」に数えられる。

 香林坊109の担当者は「2店が進出するインパクトは大きい。香林坊エリア全体のステータスが高まる」と指摘。春は改装規模を抑え、2店が開業する秋に大規模な店舗見直しを行う方針だ。

 秋に食品フロアを大改装する香林坊大和は「改装や出店が同時期に重なることで、よりインパクトが出る」(島田純一店長)と強調。衣料フロアも合わせて強化するという。

 また、めいてつ・エムザも秋に大型のブランド導入を検討しており、竪町商店街では「懸案となっている大型空きテナントで、秋に向け出店準備が進んでいる」(関係者)という。

1328チバQ:2011/03/20(日) 20:41:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110320/CK2011032002000020.html
3連休初日 人少なく 東日本大震災で休業や営業短縮
2011年3月20日

ホコ天が中止になった銀座=中央区で


 東日本大震災や計画停電などの影響で、にぎわいが消えた繁華街や観光地にも、三連休初日の十九日、ぽかぽか陽気につられて人出が戻ってきた。ただ、普段の土曜日に比べれば、やや寂しげ。休業や営業時間を短縮する店舗も目立ち、震災の影がちらついた。 (榎本哲也、松村裕子)

■銀座
 「地震後はゴーストタウンのようだったが、思った以上に人が戻ってきた」と喜ぶのは松屋銀座(中央区)の広報担当。百貨店の集まる銀座四丁目交差点付近とは対照的に、銀座通りは歩行者天国の中止で普段の週末より人出は少なめ。三つの百貨店は営業を午後六時までに切り上げた。

 注文した靴を受け取りに来た目黒区の税理士須長周一さん(61)は「ホコ天はやめる必要がない。いろんな店が繁盛した方が、被災地支援のためのお金も出しやすい」と話した。

■東京タワー
 この日営業を再開した東京タワー(港区)は、展望台行きエレベーターを待つ人の列ができる昼時も閑散。駐車場にはバスがたった二台。変形したアンテナ支柱を見上げ、地震の脅威に驚く客も。家族四人で遊びに来た墨田区の飲食業船生宜之さん(36)は「子どもたちは家にこもっていて、かわいそうだったので急に思い立って来た」と、つかの間の息抜きを満喫していた。

■浅草
 普段は、季節や曜日を問わず人並みが絶えない、台東区の浅草仲見世商店街。「昨日までの平日は、昼間に誰もいないこともあった。きょうは人出が戻ったけど、三連休を考えると六〜七割」と、同振興組合理事長の冨士滋美さん(62)。

 浅草寺参道である仲見世は、閉店後の夜間も看板灯などで明るくしていたが、現在は最低限の電球のみだ。

 浅草六区にある年中無休の落語定席「浅草演芸ホール」は十六〜十八日、異例の休館に踏み切った。

 「交通機関の影響で芸人、スタッフの足が確保できそうもなかった」と運営会社「東洋興業」の松倉由幸社長(47)。四日ぶりに開館した十九日も節電のため、二階席を閉鎖したが、今後はできる限り開館したいと意気込む。「こういう時こそ、笑いで人々を元気づけたいですから」

■思い出横丁
 この間、約六十の飲食店ほとんどが営業を続けた新宿駅西口の思い出横丁(新宿区)だが、連休前の十八日夜はレトロな路地に客はまばらだった。

 「それにしても少なすぎる」と、夫とラーメン店を営む竹内芙美子さん(65)。午後八時になっても店内に客の姿はない。焼き鳥店を営む田島秀代さん(72)は「被災者は大変な思いをしている。自分たちが頑張って働いて、こっちから元気にならないと」とエールを送った。

 会社帰りに友達と立ち寄った杉並区の会社員角田茜さん(28)は「久しぶりに来た。普通に開いているとうれしい」と喜んでいた。

1329チバQ:2011/03/20(日) 20:43:10
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110319/tky11031918030008-n1.htm
東京の繁華街は人少なく 「寂しいけれど、被災者のこと考えれば」
2011.3.19 17:49 (1/2ページ)

クリックして拡大する

「通常の5分の1くらいしかいない」との声も出ていた通り=19日、東京都中央区銀座
 東日本大震災から9日目で計画停電が始まってから初めての週末となった19日。東京都内では電力への不安や、店舗の休業、営業時間短縮などのために、繁華街の人影はまばら。道行く人からは「さみしいけれども、被災者のことを考えればしかたがない」などとの声が出ていた。

 いつもの週末ならば実施されているはずの中央区・銀座の中央通りの歩行者天国は、交通の混乱が予想されるために中止。再開の見込みは立っていないという。通りには営業を休む店も目立った。

 普段ならば多くの買い物客でにぎわう百貨店「銀座三越」の通常営業時間は午前10時から午後8時。しかし、電力不足対応のために午前11時から午後6時に短縮しての営業だった。

 墨田区から来ていた女性(60)は「いつもは満員の料理店にいたお客は私だけ。停電の心配があるんでしょうね。こう人が少ないのはさみしい感じもするが、被災者のことを思えば」。また、歩道でチラシを配っていた飲食店従業員の男性(23)は「歩いている人は、いつもの5分の1程度。お客さんが少ない」と話していた。

 日本最大の電気街、千代田区・秋葉原も買い物客の姿は少なめ。単2電池を買いに来たという港区の主婦(75)は「家の近くにはまったく電池がない。ここにはあると思ったのだが…」とため息。

 事実、量販店でも単1、単2電池の在庫は少ない。店員は「今日は200本近く単1電池の入荷があったが、1時間足らずで売り切れてしまった」と説明していた。

 電池を生産しているパナソニックによると、この品薄は懐中電灯やラジオなどに使おうという消費者が買いだめをしているためだという。

 パナソニックでは在庫を放出しているほか、大阪府守口市にある工場を24時間稼働させて増産を図っている。

1330チバQ:2011/03/21(月) 15:06:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000007-fsi-bus_all
「品薄」コンビニ「変わらぬ」外食 物流方式に差、震災後“明暗”
フジサンケイ ビジネスアイ 3月21日(月)8時15分配信

牛丼チェーン大手の吉野家。よほどのことがない限り営業は続けられるという=東京都千代田区(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 東日本大震災の発生後、首都圏のコンビニエンスストアやスーパーで、おにぎりやカップ麺といった食料品の品薄が続く中、ファストフードなどの外食は、同じ食料品を扱いながら、順調に営業を続けている。業態の違いが仕入れ商品や物流方式の差となってあらわれ、“明暗”を分けているようだ。

 「メニューはほとんど全部ありますよ、どれでもどうぞ」。東京・有楽町のファストフード店の従業員は笑ってメニューを差し出した。20メートルほど先にあるコンビニの棚がガラガラなのと対照的に、震災前とほぼ同じ品ぞろえだ。人気メニューが品切れのケースはあるが、「それは、いつものこと」と意に介さない。

 外食大手の吉野家ホールディングスは「在庫は十分にあり、配送トラブルもあまりない。よほどのことがない限り、営業を続けられる」。同じくワタミも、「発注した食材はほぼ手元に届いている」と当面、品不足はないと強調する。品薄に悩まされる小売りとメニューが潤沢な外食。その差は何なのか。

 現在、スーパーやコンビニで品薄となっているおにぎりやカップ麺は、いずれも工場で生産され、広義の「加工食品」にあたる。

 対する外食は、主に生鮮品を店舗に配送、調理・販売する業態だ。生鮮品はスーパーでも比較的、品ぞろえが保たれており、加工食品と違い、工場の稼働停止が即、品薄へと直結することもない。

 物流の違いもある。外食のように生鮮品の調達だけならば市場→物流拠点→店舗と動かせばいいが、加工食品となれば、原料→製造・加工工場→物流拠点→店舗と、いくつものルートをたどるため、大規模な災害では寸断されるリスクも高くなる。

 さらにコンビニは、平常時ならば効率性の高いビジネスモデルが裏目に出ている。住宅地に近い小規模店で、少量多品種の品ぞろえが高収益の源だが、「震災後の需要は“多量少品種”」(大手コンビニ)。常温、冷蔵の食品を1台で運べる特殊仕様のトラックも、特定商品を大量に運ぶのには向かず、店舗への補充が限定的になる。

 外食は、小売りで品薄の主因の一つとされる「買い占め」とも無縁だ。一部、テークアウト(持ち帰り)の商品もあるが、賞味期限は当日。「食いだめできる量なんて知れている」(外食大手)。震災前と同等の在庫が確保できれば、営業は問題ないという。

 ただ、外食業界も長引く燃料不足には、不安を隠さない。店舗数が小売りよりも少ないこともあり、当面は問題ないとしているが、「この状態が続けば、営業に支障が出てくるかもしれない」(ワタミ)という見方もあり、楽観視できない状況は、しばらく続くだろう。(佐久間修志)

1331チバQ:2011/03/22(火) 22:32:25
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103220123.html
地震後消費に明暗、首都圏需要でコンビニ2ケタ増・百貨店は苦戦2011年3月22日20時55分
 [東京 22日 ロイター] 東日本大震災の影響により、小売り業界で明暗が分かれている。地震発生以降は、不安心理が先行する形での一部商品の需要急増でコンビニエンスストアの売り上げが増加した一方で、「不要不急」の高額商品を中心にした消費には急ブレーキがかかっている。

 3連休の繁華街も人出はまばらな状況で、首都圏の百貨店売上高は軒並み2ケタ減と落ち込んでいる。ただ、被災地への供給体制の整備や異常とも言える需要への対応、夏に向けた計画停電拡大の可能性など、業界を通じて対応すべき課題が山積している。

 地震発生後の3月12日から17日、コンビニ最大手のセブン―イレブン(セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>)の全店売上高は前年比20%増となった。首都圏の店舗からは水やレトルト食品、カップめん、乾電池などが棚から姿を消す現象も起こったが「供給は通常の2―3倍で対応したが、保存や非常時に備えた消費者の需要が供給を大きく上回った」(広報担当者)という。

 東北地方を中心に震災の影響で閉店していた店舗も出たものの、首都圏の強い需要がカバーした格好だ。ファミリーマート<8028.T>でも、11―15日の関東の既存店売上高は同20%増となっているほか、ローソン<2651.T>も関東・関西圏の売り上げ増により、地震以降の既存店売上高は前年比10%程度伸びているという。

 ただ、こうした首都圏の需要増で安どしている時間はない。被災地では、復旧してきた店舗もある一方で、震災直後に販売していた在庫が尽き、地震発生から時間が経つにつれて、商品の入荷がままならない店舗もでてきているという。首都圏向けでも、計画停電の影響により、弁当などで十分な供給体制が取りきれておらず、電力需要がピークを迎える夏場に向けての大きな課題となっている。

 首都圏では、コンビニの売上高が伸びた一方で、百貨店の売上高が大きく落ち込んだ。地震翌日には営業を休止する店舗もみられたほか、首都圏で実施されている計画停電による時短営業、余震や原子力発電所の問題が客足を鈍らせている。

 J.フロント リテイリング<3086.T>では、首都圏にある4店舗の11日以降1週間の売上高は前年比半減。その後、徐々に回復しつつあるものの、19―21日の3連休は同40%程度の減少だったという。関西地区の店舗は、おおむね2―3%減となっており、首都圏の落ち込みの大きさが目立つ。高島屋<8233.T>も首都圏を中心に売り上げが減少し、全店ベースでみた場合、11―17日の売上高は前年比37%減となったという。

 3連休は計画停電が実施されない可能性が前もって伝えられていたことや、旅行などのイベントを控えた人が多かったこと、原発の問題がやや落ち着いていたことなどから「来客は少し戻りつつある」(三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>)。ただ、外国人観光客の減少や消費者マインドの低下による高額商品の買い控えなどは続くとみられ、百貨店への需要が戻る見通しは立ちにくくなっている。

 (ロイターニュース 清水 律子;編集 石田仁志)

1332荷主研究者:2011/03/22(火) 23:05:42

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003877228.shtml
2011/03/19 08:45 神戸新聞
被災経験教訓に、仙台店をいち早く開店 ダイエー

食料や生活必需品を求め、ダイエー仙台店前には行列ができた=14日、仙台市青葉区

 東日本大震災の発生から2日後の13日朝、仙台市でいち早く店を開けたスーパー大手のダイエー(本店・神戸市)。営業再開には、兵庫県内の全店舗が被災した阪神・淡路大震災の経験を生かした。店頭には水や紙おむつ、缶詰などが並び、被災者の生活を支える。その商品は12日夕方に関東を出発し、トラックでほぼ半日かけて運び込んだという。

 同店はJR仙台駅前にあり、同社で東北エリア唯一の店舗。地震発生の11日は商品落下や停電に見舞われ、夕方には閉店したが、建物の被害はほとんどなかった。

 一報を受けた本社(東京都江東区)では、地震発生から40分後に災害対策本部を設置。商品の発注、バスやトラックの手配、緊急用車両の届けなどを始め、当時を知る管理職を中心に60人の社員を派遣することを決めた。同店からは「周辺に大型スーパーがなく、消費者が殺到するため早期再開を」との声が出て、13日の再開を目指した。

 仙台への商品搬入は通常、業務提携相手のイオンが担当しているが、ダイエー単独で千葉県内にある配送センターから商品を搬出。10トントラック15台分の商品を送り続けている。

 営業再開の13日の開店前には約1千人、翌日も約3500人が列を作った。夕方には品薄で閉店せざるを得ない日々が続くが、買い物客らからは「待っていた」「助かった」との声が届いた。

 同社は阪神・淡路大震災で県内の全49店が被災したが、創業者の故・中内功氏の指示や現場の判断で、49店舗のうち24店舗が当日中に営業を再開した。仙台店には本社などから17日までに計155人が向かって交代で手伝い、19日も45人が出発する。広報担当者は「16年前の経験で、直後に現地入りするのが当たり前という意識が刷り込まれていた。当時を知る社員は少なくなったが、対策マニュアルや訓練などが生き、現場と本社が協力できた」と話している。

(末永陽子、高見雄樹)

1333チバQ:2011/03/30(水) 00:20:32
>>1275
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110329/biz11032923210054-n1.htm
パルコがイオン提案を拒否  経営陣交代など
2011.3.29 23:20
 商業ビル大手のパルコは29日、第2位株主のイオンが提案した経営陣の交代を伴う資本・業務提携案を拒否する方針を明らかにした。平野秀一社長を含む現取締役4人の交代など強硬な内容が含まれていたため。

 イオンはパルコの筆頭株主の森トラストと共同で、5月開催の株主総会に向けた経営陣交代の株主提案をするとしており、委任状争奪戦は避けられない情勢だ。

 イオンと森トラスト両社合計の持ち株比率は45%超となり、パルコの現経営陣は厳しい立場に置かれる。パルコはイオンが提案した海外事業など業務面での協力については「引き続き検討する」と説明している。

 イオンは「引き続き良好な関係を作る努力をしたい」としている。

1335チバQ:2011/03/30(水) 12:33:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000018-jij-soci

「祝い事自粛したい」=結婚式延期、花見低調―CMも激減・東日本大震災
時事通信 3月30日(水)5時23分配信

 東日本大震災の後、国民や企業の間に自粛ムードが広がっている。歓送迎会の中止にとどまらず、結婚式の延期も続出。企業CMも大幅に減った。
 人気の結婚式場「八芳園」(東京都港区)では、挙式や披露宴の延期が60件超に上った。東北に住む来賓が被災したなど直接関係する理由もあったが、半分以上は「こういう時期に祝い事は自粛したい」。中止になった3、4件も含め、特別に無償で応じたという。
 弁当やオードブルを配達している「エブリィ」(荒川区)。卒業式の謝恩会や歓送迎会用の約300人分の予約が全て取り消された。「派手なことは控えたい」「電車が動かず人が集まらない」などの理由で、「入社式をやめた」も。花見で最も忙しい時期のはずが、予約は例年の1割に満たない。
 都も、花見の名所として知られる上野公園などで宴会の自粛を求めており、石原慎太郎知事は「一杯飲んで歓談する状況じゃない」としている。
 関東地方で約500店の居酒屋を展開する「モンテローザ」(武蔵野市)でも、震災後に売上高が2、3割減少。大阪や名古屋などで居酒屋チェーン店を経営する「マルシェ」(大阪市阿倍野区)は「地震翌日から団体客のキャンセルが相次いだ」といい、前年比で約3%の売り上げ減が続く。
 テレビのCMも様変わりした。CM総合研究所(東京都港区)によると、在京の民放キー局は14日夕までにCMを再開したが、広告主が自粛を要請。思いやりやあいさつなどをテーマにした公共広告をつくるACジャパンのCMが激増し、16日早朝までに放送された8173回の77%を占めた。最近は通常のCMが戻りつつあるが、同研究所は「様子見の会社も多い」としている。

1336チバQ:2011/03/30(水) 20:08:40
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110331k0000m040036000c.html
百貨店:中三が民事再生法申請
 青森市や盛岡市などに店舗を持つ老舗百貨店「中三(なかさん)」=本社・青森市、向中野(むかいなかの)光秀社長=は30日、青森地裁へ民事再生法の適用を申請し、財産の保全命令を受けた。負債総額は約122億円。従業員570人は4月末で解雇。消費低迷に加え、東日本大震災や14日の盛岡店爆発事故で売り上げが大幅に落ち込んだ。

 1896年創業。北東北で5店舗体制だった98年8月期には約416億円の売り上げを計上、地元百貨店として抜群の知名度を誇った。今期は回復基調にあったが、大震災以降に売り上げが急速に落ち込み、11人が死傷した盛岡店の爆発事故による同店の休業が経営をさらに悪化させた。


毎日新聞 2011年3月30日 18時55分(最終更新 3月30日 19時46分)

1337チバQ:2011/03/30(水) 22:55:46
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300253.html
中三が民事再生手続き申請 老舗百貨店、震災が影響2011年3月30日13時29分

 青森市や盛岡市など北東北に3店舗を持つ老舗百貨店の「中三(なかさん)」(本社・青森市、向中野光秀社長)が30日、民事再生手続きの開始を青森地裁に申請した。消費の低迷で売上高の減少が続いていたが、11日の東日本大震災で、さらに売り上げが落ち込んだことが影響したという。

 中三は1896年創業で、従業員数は約210人。1997年に秋田店を開店するなど、一時は北東北で5店舗を展開した。しかし、帝国データバンクなどによると、消費の低迷やデフレが続き、08年には秋田店を閉店。2010年8月期の売上高は185億5400万円と5年前の約6割に落ち込んでいた。

 中三が30日、従業員向けに出した資料によると、経費の節減などで今期に入って利益の改善が見られたものの、11日の大震災以降、売り上げが急激に減少。さらに、死者1人を出した14日の盛岡店の爆発事故で、同店の閉店が続いていることが経営を大きく悪化させたという。

 同社は、顧客が加入する「中三友の会」についても破産法に基づく破産を申請。同会の「お買い物券」などが使えなくなるとしており、今後は混乱も予想される。

1338チバQ:2011/03/31(木) 12:41:00
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110331-OYT1T00374.htm
地震乗り切れなかった青森の百貨店「中三」

巨大地震
 老舗の百貨店「中三」(本社・青森市)が民事再生法の適用を申請した30日、顧客や取引先などの間には、122億5000万円もの負債を抱えた大型破綻に衝撃が広がった。


 郊外型店舗の進出、長引く不況による消費低迷で弱っていた経営に、追い打ちをかけた東日本巨大地震。「乗り越えるだけの体力がなかった」。会見した幹部はわびた。地震は地域経済にも打撃を与えている。

 ◆債権者は1600人◆

 「極めて無念。慚愧(ざんき)に堪えない。これまで培ってきた100年余りにわたる信頼を損ない本当に申し訳ありません」。30日午後、県庁で開かれた会見の冒頭、中三の向中野光秀社長は苦渋の表情で謝罪し、中村公英会長らと頭を下げた。

 同社は、厳しい赤字経営が続いて昨年8月末以降、銀行からの借入金の利息支払いもできない状態に陥っていた。ただ、2月時点では業績改善の兆しもあり、「いよいよ天王山の3月。社員全員で頑張るぞという思いだった」(向中野社長)。その矢先、震災が起きた。

 年商50億円の盛岡店は地震後の爆発事故で大きな損害を受け、再開のめどが立たず、買い控えで青森、弘前店の売り上げも半減。3月の仕入れ代金が支払えなくなることが確実となった。向中野社長は「震災や事故を乗り越えるだけの体力がなかった」と率直に語った。

 同社は再生計画として、3店舗の営業を再開したいとし、名乗りを上げているスポンサー企業の候補3社と協議を進める。債権者は商品券を持つ顧客を含めて約1600人に上る。4月2日には青森市で、同5日に盛岡市で債権者説明会を開く予定。向中野社長は「事業の抜本的な見直しを図り、中三を再建したい」と述べた。

 ◆取引業者ぼう然◆

 青森本店では30日、営業開始時間になってもシャッターが下りたまま。臨時休業を知らせる紙が張られていた。休業を知らされていない社員やテナント社員らは緊張した表情で通用口から入っていった。テナント社員の男性(29)は「今後どうなるのか……」と不安げな表情を浮かべた。

 同店を頻繁に訪れる雪田清江さん(80)は張り紙を見て当惑した様子。「中三はもう何十年も利用してきて愛着がある。どこにどんな商品があるかもすぐ分かる。こんなことになるなんて」と驚きを隠せなかった。

 中三と取引している業者の男性(50)は、「何も知らされていない。仕入れ代金を回収できなければ死活問題だ」とぼう然と立ちつくした。顧客が一定額を積み立てて「お買い物券」を受け取れるサービスも運用がストップする。半額は国が保全するが、月3000円を積み立てている青森市の女性(70)は「全額返してくれるのかしら」と心配していた。

 同市内では、03年4月に老舗百貨店「松木屋」が経営悪化で閉店している。JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」を中心として活性化を目指す青森市も、今回の「中三ショック」を重く受け止める。同市の佐々木淳一経済部長は「震災による新幹線開業効果への影響や、冷え込んでいる雇用情勢と合わせて議会に報告し、対応しなければ」と話した。

 ◆弘前「街が死ぬ」◆

 一方、弘前店もこの日は臨時休業。毎日のように買い物するという青森県弘前市内の主婦(64)は「この店が無くなると街が死んでしまう」と驚いていた。取引業者の男性(34)は「前からうわさになっていた。ついに来たか、という感じ」と冷静に受け止めた。

 同市では中心部の集客の核となってきた店だけに経済関係者らのショックは大きい。弘前下土手町商店街振興組合の菊池清二理事長(72)は、「何とか頑張ってくれるのでは、と思っていた。街の経済に大きな影響を与えるし、商工会議所や市とも連携し、店が継続できるように働きかけたい」と話した。

 弘前市の山田仁・商工観光部長は「中心市街地を代表する店。影響を最小限にとどめたい」と危機感をあらわにした。

(2011年3月31日11時50分 読売新聞)

1339チバQ:2011/03/31(木) 20:05:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000020-maip-soci
東日本大震災 仙台の灯消さぬ 老舗商店の心意気
毎日新聞 3月31日(木)12時53分配信

地震を耐え抜いた商品を眺める加藤義靖さん=仙台市青葉区一番町の加藤義永刃物店で2011年3月29日
 東日本大震災で百貨店やコンビニエンスストアの休業が続く仙台市中心部の商店街で、老舗の個人商店が営業を続けている。夜の商店街はネオンが減って寂しさが漂うが、商店の小さな明かりが人々に安心感を与えている。売り上げは少ないものの「街から明かりを消すまい」という「仙台商人」の誇りが垣間見える。【鈴木一也】

 ●刃物店

 「お宅だけだね、開けてるの。暗くて寂しいからよかった」

 地震当日の夜、仙台市青葉区一番町に店を構えて75年の「加藤義永刃物店」になじみの客が訪れた。店主の加藤義靖さん(73)は「お客さんがホッとしてくれるだけで、開けている意味はある」と目尻を下げる。

 店中に並ぶ包丁やガラスケースは激しい揺れに耐え、店舗被害はほとんどなかった。電気は翌日夜まで不通となったが、ろうそくと懐中電灯で1日も休まず営業を続けた。

 水や食べ物、衣類を求める人が多い震災直後に、刃物を買いに来る客はごくわずか。向かいの果物屋の客がたまにナイフを買いに来る程度だが「開けられない理由はないんだから開けるしかない。少しでも稼がないとね」と照れ隠しで笑う。「街のために」という大げさな言葉は口にしないが、仙台の灯を守りたいという気概がのぞく。

 ●印鑑店

 開業70年の印鑑店「錦章堂」は地震で外壁のタイルが落下し、店内のガラスが粉々に割れたが、店の中では店主の佐藤耕敏(たかとし)さん(72)が忙しそうに働いていた。

 「在庫さえあれば仕事はできる」と13日から店を開けている。地震と津波で印鑑を失った企業や個人から、注文の電話が次々と入る。「沿岸部の大津波の被害を見ると、正直複雑な気持ちだが、お役に立てるならば」と営業を続けている。

 個人商店は店員も仕入れ量も少なくて済むが、全国チェーンは遠隔地の工場からの仕入れが困難で営業できない店が多い。

 「こういう時は小さい店が頑張らないと」。仙台七夕まつりや初売りなどの伝統を築き上げてきた仙台商人の心意気だ。「仙台の街が暗いとみんなの気持ちも暗くなる。商売にならなくたっていいから、明かりだけはつけて街を明るくしたい」と話し、佐藤さんは印鑑彫りに取りかかった。

1340チバQ:2011/04/01(金) 23:10:07
http://www.asahi.com/business/update/0401/TKY201104010439.html
震災、停電…百貨店直撃 3月売上高、前年比2〜3割減2011年4月1日21時50分
 大手百貨店4社が1日発表した3月の売り上げ速報(閉店の影響などを除いた既存店ベース)は、関東地区で前年同月比2〜3割減と急減した。今後の計画停電の影響も見通せず、本格回復は遠そうだ。

 三越伊勢丹ホールディングスによると、伊勢丹は23.5%減、三越は22.8%減。リーマン・ショック後を上回る過去最大級の下げ幅となった。伊勢丹は2月まで5カ月連続で前年同月を上回っていただけに、震災に伴う個人消費の冷え込みをうかがわせる結果になった。

 震災直後は地下鉄など公共交通機関の混乱もあって買い物客が減った。部門別では、食料品を中心に生活必需品などは堅調だが、衣料品や高級ブランド品は苦戦が続き、1人当たりの消費額は低迷している。

 他の百貨店では、高島屋が17.3%減で、関東地区の8店に限れば26.1%減。大丸松坂屋は9.5%減で、関東5店では31.1%減。そごう・西武は16.0%減だった。(角田要)

1341チバQ:2011/04/01(金) 23:14:05
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110327-753471.html
ドラえもん夢かなえる、宮古で映画館再開
 ドラえもん映画が、被災地の子供たちを笑顔にする。東日本大震災の被害を受けた岩手県宮古市の映画館「シネマリーン」は26日、震災発生以来、15日ぶりに営業を再開した。大津波で浸水した岩手県湾岸地域では唯一の映画館で、公開中の「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」と「相棒 劇場版2」を2度ずつ上映。「ドラえもん−」に家族連れなど計15人が訪れた。子供たちは「楽しかった」「面白かった」などと明るい表情だった。

 震災による映画館の被害はなかったが、ライフラインが止まり、営業停止。しかし電気は3日後、24日には電話も復旧し、今週末の上映再開を決めた。

 支配人の櫛桁(くしがた)一則さん(38)は「今は春休みなのに、被災地の子供たちは楽しみが少ない。テレビも震災の特集ばかりなので、映画館で元気を取り戻してほしい」と話した。

 宮古市内だけでなく、岩手県の全被災地にドラえもん映画を届けるプランもある。この映画館のスタッフは、「移動映画祭」を岩手県各地で開催した実績を持つ。最近3年間で6回、ドキュメンタリーの自主映画を各種施設で上映。しかし劇場封切り映画を移動させたことはない。

 櫛桁さんは「1人でも多くの子供たちに見せたいので、もし配給会社さんに許していただければ、ぜひやりたい」。ドラえもん映画を配給する東宝の宣伝部は「阪神・淡路大震災後の95年3月にも、被災地でドラえもん映画の試写会をやったことがある。今回も映画館からのご相談があれば、実現する可能性は高い」と前向き。親や家族、自宅を失った子供たちの悲しみや苦しみを、ドラえもん映画を見る間だけでも忘れてもらいたい。映画関係者の願いは同じはずだ。【柴田寛人】

 ◆「シネマリーン」 97年4月開設。85席と62席の2スクリーン。いわて生協の大型店「マリンコープDORA」(宮古市小山田)の2階にあり、日本で唯一、生活協同組合が運営する映画館。出資金2000円以上を納めた「みやこ映画生協」の組合員だけでなく、一般の観賞も可能。宮古市内には、全盛期の昭和30年代に映画館が7つあったが、経営難で91年を最後にすべて閉館。復活を望む声が高まり、同店の営業開始に合わせて映画館が復活した。現在の岩手県内で映画館があるのは、盛岡、北上、一関、宮古だけ。

 [2011年3月27日8時26分 紙面から]

1342チバQ:2011/04/01(金) 23:15:11
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110401/bsd1104010936008-n1.htm
復興映画館“大入り”、前年比2倍も 「勇気でる作品」人気2011.4.1 09:34

東日本大震災で一時休業した後、若者らの客足が戻り始めた映画館=31日午後、東京・六本木【拡大】
 東日本大震災によって東北や関東の映画館も大きな被害を受けているが、設備を修理して再開した劇場には、先の週末で前年同期より最大2倍の観客が足を運んでいたことが、映画関係者の話で分かった。「明るく、勇気づけられるような作品が普段より好まれている」という。

 映画館は構造的に柱が少ない空間が多いため地震には弱く、今回の震災で天井の落下や建物内の亀裂、機器の損壊などの被害が多数出た。

 シネコン(複合型映画館)大手のワーナー・マイカルでは、東北、関東の23劇場で営業を中止、TOHOシネマズも26劇場で営業中止を余儀なくされた。

 しかし、ワーナーによると、震災後に再開した12劇場では「関東を中心に3月26日の土曜日には前年比150%、中には200%の劇場もあった」という。TOHOシネマズも「レートショー(深夜上映)をやっていないのに土日とも好調」としており、両社は人気作品に「英国王のスピーチ」「SP 革命篇」や、子供向けの「プリキュア」「ドラえもん」を挙げる。

 アカデミー賞4冠の「英国王−」は、吃音(きつおん)の英国王が困難と向き合いながら国民へのラジオ演説を成功させるという克服物語。「震災下で勇気をくれる作品では」と関係者は話す。

 ただ、閉館中の劇場もあり、「ゴールデンウイークまでに完全復旧したい」(TOHO)という復興過程にあるため、興行収入は「全体で2、3割減」(関係者)という厳しい状況だ。

1343チバQ:2011/04/03(日) 10:09:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t12014.htm
仙台三越61.5%減 大震災が影響 3月売上高
 三越伊勢丹ホールディングス(HD)など大手百貨店各社が1日発表した3月の売上高速報(既存店ベース)は、東日本大震災の影響で各社とも関東地区の店舗で前年同月に比べ2割以上の激減となった。
 三越伊勢丹HD傘下の伊勢丹の売上高は、前年同月比23.5%減。震災が発生した11日までほぼ前年並みだったが、地震直後の1週間は5割以上減少した。
 同グループの三越は22.8%減だった。別会社化している仙台三越は61.5%減。店舗が一部損壊、食品など売り場を絞って営業再開したが「社員の精神的なダメージを考えると、全館営業はまだ先」(同)としている。
 高島屋は全国18店で16.8%減。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングは9.6%減。


2011年04月02日土曜

1344荷主研究者:2011/04/03(日) 13:43:18

http://kumanichi.com/news/local/main/20110314002.shtml
2011年03月14日 熊本日日新聞
初の日曜にぎわう熊本駅の商業施設 新幹線開業

新幹線で訪れた観光客などでにぎわうJR熊本駅新幹線口の「フレスタ熊本」=熊本市

 九州新幹線鹿児島ルートが12日全線開業して初の日曜日となった13日。熊本市のJR熊本駅は新幹線で訪れた観光客などでにぎわいを見せたが、市内の観光名所や百貨店の人出は伸び悩んだ。

 熊本駅に降り立った東京都調布市の小川みどりさん(76)は11日、自宅で東日本大震災に遭い、「経験したことのない揺れで怖かった」と言う。それでも12日朝に夫、息子と東京駅を新幹線で出発し、新大阪駅で乗り換えて熊本へ。「あっという間に着いた。乗り心地も良かった」。八代市の日奈久温泉で1泊し、13日は新八代駅から熊本駅まで再び新幹線に乗車。「これから阿蘇に行きます」と駅を後にした。

 全線開業に合わせて新幹線口にオープンした商業施設「フレスタ熊本」には、家族連れの姿が目立った。洋菓子店「パティスリービジュー」の松尾知明マネジャー(39)は「大震災で開業イベントは中止になったが、この2日間の売り上げは予想通り」と手応えを強調。乗客を待っていたタクシー運転手の島津孝幸さん(59)は「最初の印象が大事。丁寧に接客したい」と力を込めた。

 一方、熊本城の12日の入園者数は前年比1割減の約5千人。最高気温が21・5度になるなど好天に恵まれた13日も振るわず、「大震災で外出を控えた影響もあるのでは」と市熊本城総合事務所。

 水前寺成趣園の入園者は12日は約800人、13日が約千人。同園管理事務所は「例年通りで、期待していた新幹線開業効果は今のところ、ない」。鶴屋百貨店も平年並みの客足で、「全線開業のプラス要素と、大震災による買い控えのマイナス要素が混在している」と複雑な表情だった。(潮崎知博、中原功一朗、福山聡一郎)

1345荷主研究者:2011/04/03(日) 14:04:01

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/229802
2011年3月4日 01:44 西日本新聞
新博多駅ビルに対抗 小倉駅の魅力強化を 10団体で検討会発足

九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を前に、にぎわいづくりが急務のJR小倉駅周辺

 3日に開業した新博多駅ビル「JR博多シティ」に対抗し、JR小倉駅周辺の集客力を向上させようと、北九州市や北九州商工会議所など約10団体が、3月中旬に「小倉駅魅力強化検討会」(仮称)を発足させる。駅ビルを運営する小倉ターミナルビル、地元まちづくり団体なども参加し、小倉の魅力を発信するための具体策を話し合う。

 この日の市3月定例議会の一般質問で、市の梅本和秀企画文化局長が明らかにした。

 市シティプロモーション部によると、12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開通を前に、博多への一極集中の加速を懸念して、地元から「何かやらないと」との声が盛り上がり、構想が具体化したという。検討会には、ステーションホテル小倉、JR九州と西日本も参加。3月中旬に初会合を開き、会長を選任する予定。

 答弁で、梅本局長は「小倉駅は日豊線、鹿児島線、山陽新幹線の結節点で、11万人の乗降客でにぎわう北九州の顔」と強調した上で、「新幹線開通に合わせ、北口は新幹線口、南は小倉城口になる。検討会では、駅と周辺施設の連携の仕方も協議したい」と述べた。

 駅周辺にはペデストリアンデッキ(歩行者回廊)も整備されている。徒歩圏内に各施設がコンパクトに集積されている点を集客にどう生かすかが、検討会のテーマの一つになりそうだ。

=2011/03/04付 西日本新聞朝刊=

1346荷主研究者:2011/04/03(日) 14:08:46

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230620
2011年3月9日 10:08 西日本新聞
博多シティ開業余波? 岩田屋久留米 月1の店休日

 岩田屋三越(福岡市)は8日、福岡県久留米市の百貨店、岩田屋久留米店の店休日を、4月から毎月1日程度設ける方針を固めた。中元・歳暮商戦など百貨店の強みを発揮できるギフトシーズンは休まず営業する考えで年間10日間を検討している。関係者によると、同店が元日以外で店休日を設けるのは少なくとも、ここ20年間で初めて。

 福岡県内では国内最大級の商業駅ビル「JR博多シティ」の開業を受け福岡市の博多、天神間の競争が激化しており、「久留米店の人件費や光熱費を抑え、その分を天神の岩田屋、福岡三越両百貨店に集中させたいとの判断もある」(岩田屋三越関係者)という。

 岩田屋三越は既に(1)全従業員に一斉に休暇を取らせることで休み明け以降の仕事の効率が上がる(2)光熱費など開店営業に伴う諸経費を抑制できる−などの効果が見込めるとして、店休日実施を労働組合に提案、合意した。まずは7月を除いた上半期(4−9月)の計5日間実施し、下半期については顧客の反応などを見極めながら再協議する方針。

 岩田屋久留米店は西鉄天神大牟田線で、福岡(天神)駅に次ぐ乗降客数(1日平均3万9千人)がある西鉄久留米駅に隣接。ただ、同駅周辺から西に約800メートル延びる中心商店街は空き店舗率が19・9%に上るなど、久留米市中心部は商業機能の衰退が顕著になっている。

=2011/03/09付 西日本新聞朝刊=

1347荷主研究者:2011/04/03(日) 14:10:19

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230556
2011年3月9日 00:26 西日本新聞
新博多駅ビル オープン後初の週末 九州の百貨店「横ばい」

昨年10月に全面改装した佐賀玉屋の地下食品売り場。平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっていた=8日午後3時ごろ、佐賀市

 新博多駅ビル「JR博多シティ」の開業後に初めて迎えた週末(5、6日)の九州各地にある百貨店の来店者数、売上高は、前年の3月第1週の週末とおおむね横ばいだったことが8日分かった。週末の福岡市博多・天神の前年以上のにぎわいは各地から買い物客を吸い上げるストロー現象ではなく、開業のインパクトで消費市場を拡大したためだったことがうかがえる。各地の百貨店は「影響の度合いをもう少し見たい」と様子見の構えだ。

 北九州市の井筒屋は、前年同時期と比べ来店者は1%以内の減、売上高は逆に約1%増だったという。「博多シティが開業したばかりで混雑を予想して行くのを控えている人もいるはず。2週間は動向を見たい」(広報)としている。

 佐賀市の佐賀玉屋は前年3月第1週の週末と比べ来客数、売上高とも「若干下回った程度」(経営企画室)。3日には、社員が駅ビルを視察。夕方からはJR佐賀駅で博多阪急の買い物袋を提げた降車客の割合を調べたが「想像より少なかった」(同)という。

 鹿児島市の山形屋は、来客数・売上高が前年3月第1週の週末と比べ、5日の土曜が1%増、6日の日曜は1%減。九州新幹線鹿児島ルートの全線開通をにらみ、9日から催事を開催し、人気商品のカタログ配布でてこ入れする予定。

 一方、昨年から自前の売り場面積を縮小してテナント受け入れを進める大分市のトキハは、前年との単純比較ができない。ただ、トキハ前からは、福岡行きの高速バスが週末には1日約50便運行しているが「乗客の混雑ぶりは、これまでの週末と変わらなかったように見えた」(広報)としている。

=2011/03/09付 西日本新聞朝刊=

1348チバQ:2011/04/08(金) 20:02:15
http://www.asahi.com/business/update/0408/TKY201104080233.html
三越伊勢丹が首都圏で定休日復活へ 今夏、節電狙う
2011年4月8日15時0分


 百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、電力不足が懸念される夏場に首都圏の店舗で定休日を復活する方針を固めた。期間は7月下旬〜8月。百貨店業界は自主的な節電計画を検討しており、定休日復活の動きは他社にも広がる可能性がある。

 三越伊勢丹の首都圏の店舗が、元日を除く定休日を設けるのは約10年ぶり。百貨店は規制緩和が進んだ1990年代以降、定休日を減らしており、三越と伊勢丹も、それぞれ合併前の00年に廃止していた。

 定休日は、販売への影響が少ない火曜日とする方向で調整中。電力の需給状況に余裕があれば隔週になる可能性もある。売上高は減っても、人件費などの経費が抑制できれば利益は確保できると見ている。

 三越伊勢丹HDは、08年のリーマン・ショック直後にもコスト削減を目的として平日の定休日復活を検討したが、売り上げの減少を嫌がる店舗の足並みがそろわず、一部の地方店を除いて実現しなかった。

1349荷主研究者:2011/04/09(土) 16:29:45

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110401o
2011/04/01 20:20 秋田魁新報
フォンテに大型書店など6店開店 グランドオープン、計58店舗に

フォンテAKITA5階にオープンした宮脇書店

 JR秋田駅前の商業ビル・フォンテAKITAが1日、グランドオープンし、書店や衣料店など6店が開店した。開店前の入り口に約450人が列をつくった。

 これまで空きフロアとなっていた5階には大型書店の宮脇書店がオープン。売り場面積は約2480平方メートルで、約60万冊を扱っている。

 この日は同書店のほかに衣料品店やネイルサロンなど計五つが開店した。これで同ビル内の店舗は計58店となった。

 また、東日本大震災の影響で商品を運送できなかったため、2店がこの日の開店を延期。8日に靴専門店、今月下旬に婦人服店がそれぞれ開店する。7月1日には6階に秋田市が託児コーナーや子ども向けの図書館などを設置する予定。

1350荷主研究者:2011/04/09(土) 16:43:20

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110329/CK2011032902000123.html
2011年3月29日 中日新聞
《経済》浜松市中心街の活性化へ 遠鉄が新商業ビルの多目的ホールの概要発表

来月から利用予約受付

 遠州鉄道(浜松市中区)は28日、JR浜松駅前で11月にオープン予定の新商業ビルに設置する多目的ホールの概要について発表した。市民らがコンサートなどで利用することができて、浜松市中心街の活性化を狙う。4月1日から利用予約を受け付ける。

 多目的ホールの名称は「えんてつホール」。広さ約525平方メートル、高さ約5メートル。最大500人を収容できる。防音壁で仕切れば、140席と360席の中小2つのホールに分けられる。ビル8階(約1800平方メートル)に設置する。

 遠鉄百貨店のイベントのほか、市民らに有料で貸し出す。コンサートをはじめ展示会や講演会、学校行事などに活用できる。

 利用料金は、平日(午前9時〜午後9時半)が22万6000円、土・日・祝日(同)は28万3000円。学校行事や社内研修などで利用する場合は、割引料金が適用される。利用の受け付けは、遠州鉄道不動産事業部=電053(454)2218=へ。

1351荷主研究者:2011/04/09(土) 17:03:06

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104020009.html
'11/4/2 中国新聞
再開発ビルの商業フロア開業

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110402000902.jpg

 福山市東桜町の再開発ビル「アイネスフクヤマ」の商業フロアが1日、開業した。事業開始から19年を費やし、JR福山駅南口に新たなランドマークが誕生した。

 ツインタワーの地下1階から地上2階までに商業フロアを設けた。店舗約30区画のうち衣料品や飲食、歯科医院など21店が開いた。

 アイネスフクヤマは、地権者たちが出資した福山駅前開発が旧福山繊維ビル跡地約5600平方メートルに建設。地上28階地下1階の住宅棟のマンション部分は2月、地上16階地下1階のホテル棟は3月にオープンした。事業費約125億円のうち約48億円を国、広島県、市が補助した。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110402000901.jpg
【写真説明】変貌するJR福山駅南口。手前左の最も高いビルがアイネスフクヤマ。駅前広場の整備が進み、右隣に伏見町地区が広がる(撮影・坂田一浩)

1352チバQ:2011/04/10(日) 22:54:16
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110408301.htm
富山勢、石川進出止まらず 終着駅効果にらみ「越境」
 富山資本の石川進出が止まらない。これまで書店やスーパーなどが進出してきたが、最近でも外食やアパレルなど幅広い企業が出店計画を打ち出す。人口減少で内需が縮小する中、北陸新幹線開業による「終着駅効果」をにらみ、隣県の一大消費地を狙う動きは今後も加速しそうだ。
 数年前から石川への出店攻勢を続けるアルビス(射水市)。同社は金沢市高柳町のルネスかなざわ跡地で計画中の商業集積ゾーンについて、新たに医療モール開設を盛り込んだ。

 敷地内の最大330平方メートルに内科や耳鼻科、眼科、歯科など3〜4院を入居させる計画で、現在、診療所を募集している。

 大森実社長は「物販で区画を埋めることも可能だが、買い物ついでに歯医者や皮膚科に寄れれば便利だと思う」と説明。顧客利便性を向上させ、重層的に集客力を高める狙いだ。

 外食でも石川進出をうかがう動きがある。

 日本海酒販(高岡市)は、一つの施設内に複数の店舗が入居する「横丁系」の飲食店街を、早ければ年内にも金沢市内で開業させる方針を示す。

 杉山宏治執行役員は「北陸新幹線の金沢開業後は人の流れが違ってくる。当面の終着駅となる金沢は出店場所として無視できない」と金沢攻めの目的を語る。

 「富山の会社が成長を続ける上で、石川への進出は避けて通れない」。民間調査会社である東京商工リサーチ富山支店の担当者はこう指摘する。

 新潟や岐阜・高山も選択肢としては考えられるが、新潟は遠く高山は商圏が小さいため、金沢に目が向けられるのは自然な流れだという。

 同担当者は「北陸新幹線開業で、北陸の中心地として金沢の存在感が強まる。全国的な知名度とブランド力がある都市であり、富山は金沢と一緒に成長していくのが現実路線だ」と話している。

1353チバQ:2011/04/13(水) 20:54:17
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041301000936.html
パルコがアジア大手と提携 イオンに対抗か
2011年4月13日 19時14分

 商業ビル大手パルコは13日、アジア最大規模のショッピングモール運営会社「キャピタモールズ・アジア」(シンガポール)と業務提携で基本合意した、と発表した。中国や日本で共同事業を検討する。

 パルコは、大株主のイオンと森トラストから経営陣入れ替えの株主提案を受けたが、これに反発。今回の提携に対しては、対抗策という見方が出そうだ。

 パルコはイオンからもモール開発で提携を持ちかけられているが、記者会見した平野秀一社長は「郊外店舗が多いイオンより、都市型のキャピタモールズの方が相乗効果が高い。テナントの海外進出も支援できる」と優位性を強調した。

 平野社長は、キャピタモールズからの一部出資受け入れも長期的には検討することも明らかにした。ただ昨年から提携協議を進めており、買収防衛策の一種「ホワイトナイト(友好的な買収者)」にはならないと説明した。

(共同)

1354とはずがたり:2011/04/14(木) 12:38:53

ローソン LED導入で節電へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/k10015300801000.html
4月14日 8時31分

コンビニエンスストア大手のローソンは、東京電力の管内にある店舗の照明をすべて消費電力の少ないLED=発光ダイオードに切り替えることなどで、この夏のピーク時に25%の節電を目指すことになりました。

東京電力の管内では、この夏に大幅な電力不足が予想されており、コンビニなどが加盟する日本フランチャイズチェーン協会は、平日の電力使用のピーク時に25%節電するよう加盟する企業に求めています。このため、ローソンは夏までに東京電力の管内にある3000店舗について、すべての照明器具を電力消費が蛍光灯より少ないLEDに切り替えることになりました。これによって、電力消費を6%抑えることができるとしています。また、冷房の設定温度を1度程度上げることと冷蔵庫などの温度を上げることで、それぞれ5%程度電力消費を抑えるのに加え、温かい飲み物の売り場も減らすなどして、合わせて25%の節電を目指すとしており、ほかのコンビニでもこうした取り組みが広がりそうです。

1355チバQ:2011/04/16(土) 18:21:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110415-OYT8T01165.htm
越谷にアウトレットモール 29日開店

 大手スーパー「イオン」は15日、越谷市東町にある国内最大級の商業施設イオンレイクタウンの隣接地に、グループ初のアウトレットモール「レイクタウンアウトレット」を29日に開業すると発表した。

 商業施設3棟からなり、アパレルや日用品などのブランドショップ141店が出店する。年中無休で営業時間は午前10時から午後9時。年間来客数1000万人を見込んでいる。

(2011年4月16日 読売新聞)

1356チバQ:2011/04/16(土) 18:22:43
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201104150043.html
アミュプラザ鹿児島、絶好調 リニューアル効果てきめん
2011年4月16日


今年元日にあった餅まきでにぎわうアミュプラザ鹿児島前のアミュ広場。年間を通じてさまざまなイベントが行われており、集客に貢献しているという


 九州新幹線全線開業でにぎわうJR鹿児島中央駅に直結したアミュプラザ鹿児島の2010年度の売上高と入館者数が開業以来最高を記録した。全線開業をにらみ09年秋から進めてきた大規模リニューアル効果が目に見える形で表れた。

 アミュプラザを運営する鹿児島ターミナルビルによると、10年度の売上高は約216億円、入館者数は約1187万人で、ともに前年度比14%増となった。

 特にアクセサリーや生活雑貨、衣料品の売れ行きが好調で、ユニクロやザラなど新しく入ったテナントが人気だったという。販売促進課は「改装により、新鮮味あふれる店舗作りができた。その結果、来店者の客層にも広がりが出てきた」と話す。

 アミュプラザは04年9月開業。09年から4期に分けて工事を行い、今年3月までに全館190店舗中141店舗をリニューアルした。特に全線開業した10年度は「第2の創業の仕上げの年」と位置づけ、鹿児島初出店や期間限定の人気店舗を誘致し、集客につなげてきた。

 全線開業後の11年度は、新幹線効果の取り込みを目標に、新幹線利用客へのサービス強化や九州新幹線沿線にあるアミュプラザ博多などと連動した企画を展開していくという。

1357チバQ:2011/04/16(土) 18:23:25
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201104150129.html
「アイネス」開業2週間、ビル内と周辺で明暗 福山駅前
2011年4月16日

 JR福山駅前の一等地に再開発の商業ビル「アイネス フクヤマ」(福山市東桜町)がオープンして約2週間。来店客は予想以上で、売り上げも好調だ。一方、テナントが同ビルに移ってしまった周辺地区からは複雑な声も上がる。自治体が公金を投入したビルは、活性化への起爆剤となるのか、「パイを奪い合うだけ」なのか、取材した。

■売り上げ「予想を超えた」

 アイネスに入った店の一つ、ブランド服やバッグを集めたパリゴ(本社・尾道市)福山店には、オープン3日間で2万人が来店したという。「以前の店は1日250〜300人。売り上げも3倍以上で、予想をはるかに超えた」とほくほくだ。

 以前の店は、アイネスのある大通りから60メートル西に入ったビルにあった。移転により、売り場面積は2倍近くに広がった。

 アイネスの立地のよさが歴然と売り上げに現れた店はほかにもある。

 パン製造販売の岡山木村屋の店舗にも来客が途絶えない。「1日の売り上げは7〜8倍になった。店員は1人から、他店からの応援組など6、7人に増やした」と担当者はうれしい悲鳴を上げる。

 元々旧繊維ビルにあったが、建て替え工事に伴い、大通りから約90メートル奥のビルに移転していた。「店員1人で対応できていた。こんな盛況、予想できなかった」と驚く。

 携帯電話のauショップアイネスフクヤマもそうだ。「契約が3倍以上増えた」と店長の女性。前の店は大通りから約70メートル奥だった。「こんな所にあったなんて知らなかったという客もいた。ここは立地が全然いい、移ってよかった」

■テナント移転に戦々恐々

 あおりを食ったところもある。旧そごう跡の福山ロッツ(9階建て)。服飾、飲食など約100店が入居しているが、5階の書店「廣文館」が27日、アイネスに移転する。担当者は「書店は欠かせなかった。出ていくと言われればしかたがない。残念だ」。他にも動きがないか気をもんでいる。

 アイネスに隣接するファッションビル「キャスパ」(8階建て)も戦々恐々だ。テナントのスーパーがアイネスに移転するとのうわさが絶えないからだ。担当者は「スーパーは大きな集客力がある。他のテナントにも相乗効果があるので、みな不安だ。移転となれば痛い」と動向を注視している。

■商店主「客移るだけ」

 現在アイネスに入っている24店のうち、福山初出店の服飾・飲食関係は2店だけ。もともと繊維ビルにあった店3店、近くからの移転3店が含まれる。

 パリゴやau、木村屋がこぞって移転した通りでは「テナント募集」の広告が目立つ。同じ通りの洋品店主は「人通りが少なくなった。駅前の商店街全体の底上げになればいいが、アイネスに客が移るだけではいけない」と語る。

 公金を投入したアイネスに批判的な声もある。

 福山商工会議所の林克士会頭は2月の会見でアイネスについて問われ、日頃の温厚な口ぶりを一転させ、珍しく気色ばんだ。

 「地元店の客がアイネスに移動するだけ。(官による)民需圧迫だ。民の客を引っ張っていくのはいかがなものか」

 福山市によると、福山駅前では地下送迎場が夏に完成し、今年度末には地上整備も終わるという。同市経済部の渡辺清文部長は「備後の玄関口として駅前が一新され、にぎわいを創出できると思う。市立大の開学で学生の流れもできるはず。客の奪い合いではなく、相乗効果が期待できる」と話している。(野口拓朗)

1358チバQ:2011/04/16(土) 18:24:25
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20110412000131
8割、京都初出店  京都マルイ 27日開業く

完成間近となった京都マルイ。12日には河原町通側の壁面にロゴが取り付けられた(京都市下京区) ファッションビル運営の丸井グループは12日、27日に開業する四条河原町阪急の後継テナント「京都マルイ」(京都市下京区)の店舗概要を発表した。入居する全53店のうち、約8割の42店が京都初出店となる。プライベートブランド(PB)商品を扱う売り場も充実させる。

 売り場面積は地下1階から地上6階の8760平方メートルで、うち約4割はPB商品の売り場。入居店舗の約6割をアパレル以外の雑貨やカフェなどの店で構成する。

 地下1階は「マルチカ」の愛称を付け、スイーツやベーカリー、雑貨など関西初の店が並ぶ。1、2階は女性向けの靴やバッグなどのPB商品を中心に展開。3、4階に女性向け衣料、5階に男性向け衣料の店が入る。6階には地元のふたば書房をはじめスポーツや時計など趣味関連の店が入居する。このほか靴や時計、洋服の補修の店も置く。

 商圏人口は京都市内を中心に320万人。初年度の売り上げは60億円台半ばを目指す。丸井の中村正雄社長は「(東日本大震災の)被災地復興支援に配慮しつつも早く通常の経済活動に戻すべきと判断し、この時期に開店する。若々しいマインドを持つすべての人に満足してもらえるようにしたい」と話した。

1359名無しさん:2011/04/19(火) 22:37:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000143-san-soci
阿倍野が渋谷に!? 「109」26日開業 関西初 独自の挑戦
産経新聞 4月19日(火)16時3分配信


拡大写真
報道陣に公開された「SHIBUYA109 ABENO」関西では初出店となる=19日午前、大阪市阿倍野区(竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)
 ■若い街「力出せる」

 東京・渋谷の人気ファッションビル「109」が大阪市阿倍野区に26日開業されるのを前に19日、報道関係者に公開された。“ギャルの聖地”と呼ばれる109が関西初進出の地をキタやミナミではなく阿倍野地区を選んだ背景には、生まれ変わるアベノの“若さ”があった。(伊豆丸亮)

[フォト]「109」核テナントの「あべのキューズタウン」を大公開

 公開された「SHIBUYA109 ABENO」(阿倍野109)は、売り場面積4300平方メートルで35店が入居する。このうち31店は渋谷店の人気テナントで、女性カジュアルブランドの「ラヴァップ」や「クリックス」など計8店が関西・大阪初出店となる。

 同店では10代から20代後半の女性をターゲットに、初年度の売り上げ目標を45億円、来客数200万人を見込んでいる。

 阿倍野109が入る「あべのキューズタウン」は、東急ハンズなどが出店する大型商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」と、以前からの商店街事業主や住友信託銀行阿倍野橋支店などが並ぶ「ヴィアあべのウォーク」の計約320店で構成されている。

 109は、東京都以外では横浜や静岡、金沢、福岡などへ展開しているが、関西進出は今回が初めて。109を運営する東急モールズデベロップメントの中里研二・開業準備室長は「関西を敬遠していたわけではなく、適当な物件がなかっただけ」と語る。

 しかし、関係者によると、数年前に関西の百貨店へ誘致されたが、音や設備などが制限されれば独自性が発揮できない可能性があるとして、見送った経緯があるという。中里室長の「10〜20代の女性に注目し、多くの人気ブランドを育ててきた」という自負からすれば、独自性が制限され、集客性や採算性が求められるテナント型のビジネスは合わないと判断したとみられる。

 阿倍野地区への出店を決めた理由について中里室長は「ここなら力を出せると思った」と振り返る。近年、あべのHOOPや天王寺ミオ、andなどの大型商業施設が増加。休日は多くの若者でにぎわっている。同社が関西に進出している109ブランドの関係者から聞き取り調査をしたところ、再開発で町が生まれ変わり、若い街へ変貌(へんぼう)しつつあり「阿倍野ならいける」との声が出たという。

 百貨店ひしめくキタ、百貨店と大型ファストファッション店が併存するミナミ。果たして109は阿倍野地区を第3極に押し上げる起爆剤となれるのか、注目が集まる。

【用語解説】109

 東京急行電鉄グループが展開するファッションビルの名称。「マルキュー」の愛称で親しまれる。東京都渋谷区の「SHIBUYA109」が旗艦店。流行発信地として10〜20代の女性から高い支持を集めている。「マルキューブランド」との言葉通り、ブランド育成に定評がある。

1360チバQ:2011/04/19(火) 23:59:37
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003977487.shtml
大丸梅田店が全面オープン 商戦激化 


増築・改装を終えて全面開業した大丸梅田店=大阪・梅田
 増床工事中だった大阪・梅田の大丸梅田店が19日、全面開業した。売り場面積は約1・5倍に拡大し、増築部分には雑貨大手の「東急ハンズ」や、カジュアル衣料の「ユニクロ」などが入居。午前10時の開店前には約3千人が列をつくった。

 1983年の開店以来、初の大型リニューアル。低価格志向に対応し、これまで百貨店に入居しなかった大手チェーン店を誘致した。村田荘一店長は「従来、他業態を利用していた顧客を百貨店に呼び戻す。他店との違いをアピールし、激戦区で生き残りたい」と話した。婦人服売り場やレストラン街など一部は、3月16日に開業していた。

 大阪・阿倍野では、4月26日に大型商業施設が開業するのに続き、5月4日には、JR大阪駅の新ビルにJR三越伊勢丹がオープンする。兵庫県内でも、神戸国際会館(神戸市中央区)、ららぽーと甲子園(西宮市)などが改装しており、府県境を越えた顧客獲得競争が激しさを増しそうだ。

(末永陽子)

1361チバQ:2011/04/20(水) 00:19:03
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110419/biz11041920270028-n1.htm
百貨店バトルだけじゃない…大阪は商業施設もサバイバル!
2011.4.19 20:27 (1/2ページ)
 大阪市内で大型商業施設の新規出店・改装が相次いでいる。百貨店の新規開業、増床に対抗するためだが、一方で大阪・キタ、ミナミを軸にエリア間競争が激しさを増すなか、百貨店と商業施設の“合従連衡”の動きも出てきた。

 26日開業する関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)が19日、報道関係者に公開された。約6万平方メートルの広大な売り場には、若者向けファッションゾーン「109」をはじめ国内最大級のユニクロや東急ハンズ、イトーヨーカドーなど254店が出店する。

 運営する東急不動産の吉浦勝博・関西事業部統括部長は「天王寺駅や阿部野橋駅はターミナルでありながら居住者が多く、競争相手も少ない」と自信を見せる。初年度は売上高400億円を目指す。

 同地区では、平成26年春に近鉄百貨店阿倍野本店が売り場面積10万平方メートルと国内最大級の百貨店としてリニューアルオープン。キューズモールの出現で顧客の奪い合いが懸念されるが、同百貨店の飯田圭児社長は「キタやミナミに劣らない商圏人口を抱えながら開発が遅れていた。キューズモールと一体となって阿倍野の集客力を高めたい」と歓迎する。

 これに対し、JR大阪駅の新駅ビル(同北区)に5月4日オープンする大型商業施設「LUCUA(ルクア)」(198店)は、隣接する百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と連携。相互案内を強化するほか、来店客がルクアで借りたベビーカーを伊勢丹で返却できるようにするなど利便性を高め、近隣に2つの本店を構える阪急阪神百貨店に対抗する。

 一方、JR東海道線高架下の商業施設として30年の歴史を持つEST(エスト、同北区)は22日、改装工事を終え、108店舗のうち約30店舗を入れ替える。それでも23年度の売上高は100億円程度とピーク時の8割に満たない見込みで、百貨店の新規開業・増床が相次ぐ今は「我慢の時」と位置付ける。

 阪急電鉄は29日、商業施設「ヌーチャヤマチ」(同北区)の北東側に別館「ヌーチャヤマチプラス」を開業。また、大阪・ミナミの商業施設「なんばCITY」(同中央区)も、全エリアの4割にあたる約1万2千平方メートルを26日にリニューアルオープンする。

 この新規出店・増床ラッシュによって「大阪市内は完全なオーバーストア(店舗過剰)」(関係者)となり、これまでの百貨店と商業施設の“共存共栄”は事実上不可能となる。

 19日全面開業した大丸梅田店の村田荘一店長は「激戦区を生き残るため、他店と違いを出していきたい」と厳しい表情をみせた。

1362チバQ:2011/04/20(水) 00:25:14
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110419/20110419020.html
東急ハンズ梅田店 きょうオープン
2011年4月19日
 大阪市北区の大丸梅田店内に19日、東急ハンズ梅田店がオープンする。直営売り場面積としては西日本最大で10万品目を扱う。店頭連動イベントも行う同社初の直営カフェやギャラリースペースなども設け、創造、文化的な情報の発信に力を入れる。


店頭連動イベントも行う直営カフェ=18日午前、大阪市北区

 梅田店は同百貨店の10−12階の3フロアで、店舗面積は約6千平方メートル。「関西エリアの旗艦店」と位置付け、初年度の売り上げ目標は約50億円を見込む。

 直営カフェでは関西で頑張る若手の講談師や落語家、手品師らを迎え、店内の商品と連動したワークショップなどを予定。ギャラリースペースでは気鋭のクリエーターらが同社商品で作ったオリジナル巣箱を発表する「ハンズの森」を5月8日まで実施する。

 12階にはボディケアやネイルサロン、アロマ用品などを集めた女性向けの「ビューティーライン」を関西エリアでは初設置。同フロアにはフィットネス用品やメンズコスメなども取りそろえた。

 榊真二社長は「梅田地区にどうしても拠点を持ちたかった。駅が新しくなり、百貨店の増床計画が目白押しのこの地区にお客が集中するのは間違いない」と話していた。

1363片言丸:2011/04/20(水) 16:51:45
パルコ、社長退任を受け入れ 森トラスト・イオンと合意
2011年4月20日11時15分
http://www.asahi.com/fashion/article/TKY201104200125.html

 ファッションビル大手のパルコは20日、筆頭株主の森トラストと第2位株主のイオンが要求していた、平野秀一社長(52)が退任する人事案を受け入れる方針を決めた。牧山浩三取締役兼専務執行役(52)が社長に就く。5月末の株主総会での委任状争奪戦は、回避される見通しになった。

 平野社長は20日朝、朝日新聞の取材に対し、「(新体制を森トラストとイオンから)同意していただいた。パルコらしさを継続していけると判断し、退任を決めた」と語った。平野社長は執行役に残る可能性がある。新体制では、社外を除く取締役5人のうち、森トラストとイオンから計3人を受け入れる。

 森トラストはパルコ株の33.2%を保有する筆頭株主で、イオンも12.3%の株を持っている。両社はパルコとの関係強化を進める方針を掲げたが、独自路線にこだわる平野社長と経営方針をめぐって対立していた。

 ただパルコ社内では、委任状争奪戦で対立が泥沼化すれば、「パルコのイメージが下がる」(幹部)との懸念が出ていた。

 パルコは西武百貨店を中心とするセゾングループだったが、グループ解体に伴い、01年に森トラストが筆頭株主となった。森トラストは昨年1月、出資比率の50%弱への引き上げを提案したが、パルコ側が拒否。パルコは日本政策投資銀行と資本業務提携し、対立が鮮明となった。

 一方、イオンは都市部に強いパルコの株式を、今年2月に大量に取得。業務提携を求めていた。

1364チバQ:2011/04/21(木) 22:05:45
地震でIKEAの本棚が倒れました・・・
まあ、適当に改造した自分が悪いんですけど

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237911
イケア 九州初進出 家具販売競争に拍車 低価格、デザイン性も
2011年4月20日 00:14 カテゴリー:経済 九州 > 福岡

 来年4月に開業するIKEA福岡新宮は、敷地面積6万2千平方メートルで店舗面積は約3万1千平方メートル。年間300万−400万人の来店客を見込んでいる。起工式後、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のミカエル・パルムクエスト社長は「福岡は商圏として力強い可能性がある。客自身が(他店との)差異化を決める」と、自社製品への絶対的な自信を口にした。

 日本の家具市場では、ニトリの家具に代表される低価格品が売り上げを伸ばしているが、イケアは価格競争にも自信を示す。設計から製造・販売まで一貫して行い、商品は配送の効率化を図るため平板状に梱包(こんぽう)され、自分で組み立てる。何よりもイケアの売り上げは、ニトリの約9倍。世界約10カ国の生産拠点で大量生産し、大量販売することで手ごろな価格帯を実現しているからだ。

 迎え撃つ形の、国内最大手のニトリ(札幌市)は、九州でも既に福岡を中心に22店を展開。イケアと同様に商品企画から小売りまでを行う。人件費の安いベトナム、インドネシアにある自社工場などで海外生産を行い、他社の追随できない安さを確立した。例えば、2人掛けソファだとニトリは2万4900円から取りそろえる。イケアは3万4900円で、価格面ではニトリに軍配が上がるようだ。

 ただ、イケア側は価格に見合う品質をアピールできれば、十分勝算はあると考えている。

 一方、普及品だけでなく最高級品も取り扱い、高級なイメージの強かった大塚家具(東京)は、リーマン・ショックを境に減収が続き、“庶民派”も取り込む営業に転換し、巻き返しを図っている。入店に記名を求めていた福岡ショールーム(福岡市博多区)では、2009年8月から自由に出入りできるようにした。敷居を低くし、品質の良さに広く触れてもらう狙いだ。

 価格、あるいは品質という自社の特長を前面に出しつつ、価格の割に品質が良いという「割安感」をいかにアピールできるかが生き残りの鍵を握っている。

=2011/04/20付 西日本新聞朝刊=

1365チバQ:2011/04/21(木) 22:33:43
>>1333-1334>>1353>>1363
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201104210158.html
パルコ、独自路線裏目 経営刷新要求受け入れ社長退任2011年4月21日11時39分

 ファッションビル大手のパルコは20日、平野秀一社長(52)が退任し、牧山浩三取締役兼専務執行役(52)が昇格すると発表した。大株主の森トラストとイオンの経営陣刷新要求を受け入れた。これからイオンの大都市での戦略の一翼を担うことになる。

 「2社で(株式の)45%超を持たれている。このまま株主総会に突っ込んでも、非常に厳しい状況だった」。平野社長は20日夕に記者会見し、退任を決めた理由を説明した。

 パルコは独自路線の模索が、あだとなった。昨年8月、筆頭株主の森トラストの同意を得ずに日本政策投資銀行と資本・業務提携を結び、反発を招いた。

 森トラストは平野社長の取締役再任の拒否を表明。イオンが今年、パルコ株12.3%を取得して第2位株主になると、共同歩調を取ることで合意した。3月、パルコ経営陣を刷新し、森トラストから2人、イオンから3人の役員を送り込む株主提案を出した。

 平野社長はイオンとの提携に「客層も文化も違う。企業価値を上げられると思わない」と抵抗したが、打てる手は限られていた。

 経営陣を支援する「ホワイトナイト(白馬の騎士)」を期待し、流通大手などに資本提携を打診したが、「時間が足りなかった」(関係者)という。ある流通大手首脳は「今は震災からどう立ち上がるかで精いっぱい」と明かす。

 株主総会の委任状争奪戦になれば泥仕合と映り、イメージが傷つく。パルコは平野社長がやめる代わりに執行役として残ることを提案し、合意にこぎつけた。「主導権は取られない」(平野社長)ための苦肉の策だ。ただ、大株主2社から計3人の取締役を受け入れる。「パルコらしさ」を守れるかはこれからだ。

■強まるイオン色

 郊外のショッピングセンターが多いイオンにとって、都会にあるパルコは「あこがれの的」(幹部)。イオンもファッションビルの「フォーラス」や「ビブレ」を運営するが、業績は低迷している。

 パルコ株取得はこれらをパルコと一体化し、共同で国内の店舗開発や海外出店を進める狙いがある。「今後も最適な資本関係を検討していく」としており、株の買い増しもあり得る。

 パルコは4月、シンガポールのビル運営会社と中国出店で業務提携しており、「イオンの海外戦略も聞きたい」とする。だが、企業文化の違いは大きく、「すべてこれから」(牧山新社長)。イオンと設ける業務検討委員会では両社の差を埋められるかが焦点だ。(角田要)
.

1366荷主研究者:2011/04/23(土) 14:01:13

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&amp;mode=0&amp;classId=&amp;blockId=9821278&amp;newsMode=article
2011/04/08 10:10 福島民報
商都郡山、傷痕深く 「危険」建物県内最多

 東日本大震災で震度6弱の強い揺れに見舞われた福島県郡山市。国が6日までにまとめた建物の応急危険度判定では、余震による建物の損壊の恐れを示す「危険」が県内で最も多い810件に上った。「要注意」も最多の1732件。それらの多くはJR郡山駅西側の市街地に集中している。長期休業を余儀なくされたり、閉店する店も。景気低迷に追い打ちを掛けた未曽有の災害は、経済県都にも深い傷痕を残している。(鈴木 信弘)

 「頭上注意」「ビルの壁がはがれ危険」−。街中を歩くと、注意を喚起する赤や黄色の紙が目立つ。出入り口には立ち入り禁止のテープもある。ビルのタイルがはがれ落ち、内部の壁や柱にはひびも多い。市開発指導課は「昭和40年代建築などの古いビル、店舗が密集しているのが原因」と分析する。

 「危険」とされ、廃業した居酒屋、人の気配のないビル、休業中の立体駐車場…。郡山を代表する老舗割烹(かっぽう)「辰柳」も店を閉じた。市商店街連合会の斎藤知二会長(64)は「資材調達の見通しが立たない店、重くのしかかる補修費に苦しむ経営者も多い」と話す。

 一方で、「今こそ郡山から元気を」と奮起する人々も出始めた。市民から愛される市内大町の老舗食堂「三松会館」を営む松崎昭信さん(74)は「危険」の張り紙を受けた一人。建物の壁がはがれ、一部は取り壊す予定だ。しかし、「『いつ再開するの』って聞かれるからね。補修費は負担だが、何とか近く店を開けたい」と意欲を見せる。

 斎藤会長は「こんな時こそ、みんなで力を合わせて郡山を盛り上げたい」と前を向いた。

【写真】入り口に「危険」の張り紙が張られたJR郡山駅前の店舗=7日午後3時ごろ

1367荷主研究者:2011/04/24(日) 14:51:48

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104130041.html
'11/4/13 中国新聞
新球場効果に流通企業が着目

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110413004101.jpg

 JR広島駅(広島市南区)の周辺で商業施設の開発の動きが活発になっている。地場スーパー最大手のイズミ(同)は駅北口の二葉の里地区で再開発地域の一部を取得し、出店する方針。広島駅の南北を結ぶ自由通路の建設計画や、3年目を迎えるマツダスタジアムなどで集客力が増している駅周辺に流通企業が着目している。

 イズミが出店を予定するのは、駅北側を通る二葉通りに面した約8300平方メートル。山陽自動車道とつながる計画中の広島高速5号の出入り口にも接する。

 イズミは、取得地の利用について未定としている。ただ敷地面積が狭いため、ゆめタウンと同じタイプの大型複合商業施設は難しく、比較的小規模のスーパーなどを出店するとみられる。

 二葉の里地区には他にも未利用の国有地が残っており、今後さらに商業施設の開発が進む可能性もある。

 駅北口では、二葉の里の東側に位置する若草町地区で昨年4月、マックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)のスーパーが開業。先月には米国系のシェラトンホテル広島もオープンした。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110413004102.jpg
【写真説明】イズミが出店を予定する二葉の里地区の土地

1368荷主研究者:2011/04/24(日) 15:02:08

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237205
2011年4月15日 14:04 西日本新聞
「木の葉モール橋本」開業 福岡市 開店前に買い物客2300人

開店を記念してかしわおにぎりが配られた場所には大勢の買い物客が列をつくった=15日午前10時すぎ、福岡市西区の木の葉モール橋本

 大型ショッピングセンター(SC)「木の葉モール橋本」が15日午前、福岡市西区の市営地下鉄橋本駅前でグランドオープンした。開店前には約2300人の買い物客が列をつくった。

 同SCは7階建て(1、2階が店舗、3−7階が駐車場)。店舗面積は約2万2千平方メートル。スーパーマーケット「サンリブ」を核テナントに、岩田屋サロンや雑貨館インキューブなど129店が出店。玩具を置いた子育てプラザやカルチャーセンターなどもある。

 この日は、直結する地下鉄駅からも続々、買い物客が来店。本を買いに3歳の娘と訪れた福岡市西区の主婦(38)は「近くにこんなに大きなモールはなかったので便利になる。子どもを遊ばせることのできる場所もあるので助かる」と話した。

=2011/04/15付 西日本新聞夕刊=

1369チバQ:2011/04/24(日) 18:06:03
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110424/biz11042412010005-n1.htm
火ぶたを切った大阪商業施設バトル 勝負の決め手はネーミング?!
2011.4.24 12:00 (1/2ページ)

 4月下旬からゴールデンウイーク(大型連休)にかけて、大阪市内で百貨店や商業施設の開業ラッシュが本格化する。各施設は店づくりだけでなく、ネーミング(名称)についても独自色を出そうと、知恵を絞っている。

 大阪市阿倍野区に26日開業する関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール(Q's MALL)」。英語で「開始の合図」を意味する「CUE」から、親しみやすく連想しやすいアルファベット「Q」を使用した。ちなみに、ロゴマークの「Q」の文字は、大小2つの輪がつながった形で、「人と人、人と地域、地域と地域が、つながっていくお手伝いをしたいとの願いを込めた」(運営する東急不動産)という。

 JR大阪駅の新駅ビル(同北区)に5月4日オープンする大型商業施設「LUCUA(ルクア)。「Lifestyle(ライフスタイル)」「Urban(都会の)」「Current(流行の)」「Axis(軸)」の頭文字を取った。また、「『Look up(見上げる)』『歩く』をかけて、お客さまに回遊して楽しんでもらいたいとの思いも込めた」(JR西日本グループ)という。

 新規開業する商業施設のネーミングはかなり凝った印象だが、歴史ある施設ほどシンプルなネーミングが目立つ。

 JR東海道線高架下の商業施設「EST(エスト)」(同北区)。運営するJR西日本の子会社、大阪ステーション開発(同北区)によると、ESTはフランス語で「東」。JR大阪駅の東側にあるというのが理由だ。

 同施設の開業は30年前の昭和56年。「当時、フランスはファッションの最先端とみなされ、フランス語のネーミングはファッショナブルな印象だった」(担当者)とか。

 平成17年に開業したファッションビル「NU chayamachi(ヌーチャヤマチ)」(同北区)。29日には別館のプラスもオープンするが、NUは、英語で「北」を表す「North」とアルファベットの「Umeda」の頭文字に由来する。同ビルのある茶屋町地区が、北梅田に含まれるためだ。

 南海電気鉄道は、商業施設の地名にCITYをつける方式が伝統で、「なんばCITY」(大阪市中央区)は代表例。「なんばパパークス」は新規性を打ち出したが、同社ターミナルの「なんば」の地名はそのまま使った。

 りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「ネーミングは懲りすぎると幅広い年齢層に受け入れられない。記憶に残りやすく、訪れてみたいと思われる語感が大切。ターゲットの年齢層を示す場合もある」と解説する。

 ネーミングの由来を考えながらのショッピングも楽しいかも。

1370チバQ:2011/04/24(日) 19:25:34
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110424301.htm
北陸の経済ニュース 【4月24日02時40分更新】 スリム化と改装、両にらみ 北陸の百貨店
 北陸の百貨店は、この5年間で7店から5店に減少した。個人消費の低迷が続くにもかかわらず、大型商業施設の郊外出店が止まらず、縮む消費の奪い合いが過熱したためだ。7店から3店に身を削った大和は、旗艦店改装で反転攻勢を狙うが、大震災の影響がどう出るか。百貨店サバイバルでもう脱落はないのか。
 百貨店の減収傾向は顕著だ。三県最大の香林坊大和の2011年2月期売上高は242億円。ピークとなる1998年の425億円から4割落ち込んだ。

 07年に移転新築した富山大和、09年に食品売り場を大改装しためいてつ・エムザでさえピーク時と比べ約2割少ない。

 背景には大型商業施設との競合激化がある。金沢では06年、金沢駅東口に金沢フォーラスが開業。その後もかほく市のイオンかほくショッピングセンター(SC)など大型出店が相次ぎ、膨らまない消費のパイを取り合う構図が定着した。

 08年のリーマン・ショックで不況が深刻化すると、高級イメージの強い百貨店の苦境は一段と鮮明になった。

 かつて「地方百貨店の雄」とされた大和は、09年2月期に単体で創業以来初の営業、経常赤字に転落。昨年4〜6月に小松店など不採算4店を閉鎖するとともに、500人近いリストラを行った。

 こうした大規模な事業整理に加え、緩やかな消費の持ち直しもあって11年2月期は3期ぶりの営業黒字を確保。同じく赤字が続いていた、めいてつ・エムザも徹底したコスト削減で営業黒字化を達成した。

 収益改善を受け、足元では増収に向けた改装の動きが出始めている。

 香林坊大和は今秋、地下食品フロアの全面刷新を予定しており、来年にかけては衣料品フロアなど全館的に売り場を見直す。

 めいてつ・エムザは秋をめどに衣料フロアを中心に改装する方針で、若年客層を開拓する。

 「従来のビジネスモデルは完全に行き詰まった。地方には今まで以上に大手の知恵が必要になる」。地元店幹部がこう話すように、最近は地方における大手百貨店の存在が目立つようになってきた。

 大和は大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングと提携関係にあり、香林坊店の改装にも同社が深くかかわる。

 大和の前身である宮市百貨店は1923(大正12)年、京都大丸の支援で開業にこぎ着けた。以来、資本関係こそないが、商品開発や情報提供で連携を取り合い、昨年は2人の人材派遣を受けた。

 先月、2人は大和に転籍し、このうち平井健二営業本部長は取締役に就任予定。周辺からは「大和の大丸色が一気に濃くなるのではないか」との声も上がる。

 一方、めいてつ・エムザは伊勢丹を中核とする百貨店組織「A・D・O」に加盟。グループ会社である名鉄百貨店(名古屋市)は伊勢丹と業務提携を結んでいる。福井西武はセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武の直営店舗だ。

 昨年秋ごろからの消費改善に伴い、百貨店の業績も緩やかに持ち直してきた。しかし、3月11日の東日本大震災で再び雲行きが悪化している。影響が長引けば、さらなる店舗閉鎖が起こる可能性は否定できない。

1371名無しさん:2011/04/28(木) 20:53:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110428/CK2011042802000074.html?ref=rank
旧イトーヨーカドー前橋店 再開発ビルに改築検討
2011年4月28日

駅前の整備が進む中でも空きビル状態が続く旧イトーヨーカドー前橋店=前橋市で


 前橋市のJR前橋駅前にある旧イトーヨーカドー前橋店の不動産の大半を所有する曽我製粉(同市)は二十七日、旧店舗を住宅を含む再開発ビルに改築する案を軸に検討に入った。東日本大震災に伴う経済情勢の悪化により、テナントとして入店を検討していた企業との交渉が頓挫。全館を商業ビルに再生する従来の方針にこだわるのは困難と判断した。 (菅原洋)

 同店は昨年八月に閉店し、地上五階地下一階建ての店舗面積は約一万五千平方メートル。曽我製粉の固定資産税は年間約四千万円に達し、年内にも早急な決断を迫られている。

 当初はビルが「県都の顔」ともいえる好立地にあるため、前橋市が補助金を用意し、全館を商業テナントで埋める道を模索。しかし、進出を検討する企業との交渉が難航した上、震災が追い打ちとなり、閉店から半年以上過ぎても交渉相手がいないのが実情だ。

 そこで前橋、高崎両市などでマンション需要が根強い現状を踏まえ、住宅を中心にした再開発ビルに改築する案が浮上。行政から補助金が出る上、低層階に商業テナントを入れれば、乗客や市民の利便性も高まる。土地の売却も検討しており、立地の良さからホテル関連の企業などが注目するとみられる。

 曽我製粉の曽我隆一社長は「全館を商業ビルに再生するには限界があり、場合によっては解体もやむを得ない。震災により、ビルへ進出を検討する企業の意欲は中長期的に減退したままだろう。発想を変えるしかなく、震災で県内に避難する被災者に、再開発ビルを定住の場として提供するのも一案だ」と話している。

1372名無しさん:2011/04/28(木) 20:55:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000345-oric-ent
東京ディズニーシー、47日ぶりに営業再開 新規アトラクションもスタート
オリコン 4月28日(木)9時53分配信


拡大写真
47日ぶりに営業を再開した東京ディズニーシーには、多くの来場者が訪れた (C)ORICON DD inc.
 東日本大震災の影響で3月12日より運営を見合わせていた東京ディズニーシー(TDS)はきょう28日午前9時、47日ぶりに営業を再開した。開園し園内に足を踏み入れた来場者たちはブラスバンドの演奏に耳を傾け、出迎えた人気キャラクターたちに駆け寄り、写真を撮ったり抱き合ったりして再開を喜んだ。再開と同時に新キャラクターグリーディング施設「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」、新ナイトアトラクション「ファンタズミック!」もスタートする。

【写真】チップら、人気キャラクターと触れ合う来場者/再開の模様

 開園の1時間前にやってきたという千葉県在住の20代女性二人組は「再開のニュースを聞いた時は嬉しかったです。被災地の方を思うと申し訳ないという気持ちもあるんだけど、大きな被害を受けてない私たちが元気にならないと」、「震災後ずっと気持ちが重かったので、今日は現実を忘れて遊びます」とコメント。ドレス姿の3歳の娘を連れた東京都在住の女性は「子どもがずっと待っていたので今日はおめかしして遊びに来ました。節電対策をしているそうだし、こういう夢を与える場所は再開してもいいんじゃないですかね」と微笑んだ。

 再開したTDSの運営時間は午前9時から午後10時まで。東京ディズニーランド(TDL)も今月23日より夜間運営を再開させており、今日のTDS再開で両パークの施設は通常時通りの運営時間になる。ただし、減灯や噴水の停止など園内の各所で節電対策を行っているほか、今月よりスタートする予定だったTDS10周年記念イベントは延期となっている。

1373荷主研究者:2011/05/03(火) 00:31:32

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110422/201104220845_13656.shtml
2011年04月22日08:45 岐阜新聞
ドン・キホーテ柳ヶ瀬店オープン 来店1日3千人見込む

22日オープンのドン・キホーテ柳ケ瀬店=岐阜市徹明通

 ディスカウントストアを全国展開するドン・キホーテは22日、岐阜市徹明通の旧岐阜メルサファッション館に、新店舗「ドン・キホーテ柳ケ瀬店」をオープン。21日には地元の商店主らを招いた内覧会を開いた。およそ1年8カ月にわたり空きビルだった同館の再出発が、柳ケ瀬をはじめとする中心市街地活性化の起爆剤となるか、今後の店舗運営が注目される。

 ドン・キホーテ柳ケ瀬店はビルの1〜3階で、売り場面積は約2600平方メートル。食料品、日用品、衣類、雑貨、ブランド品、家電製品など約6万点を取り扱う。地元でパート100人を雇用した。4〜6階は衣料品やエステなどのテナント。8階は大衆演劇場「ぎふ葵劇場」が7月にオープンする。7階は未定。

 営業時間は午前10時から翌日午前3時まで。1日3000人の来店と客単価2400〜2500円を見込む。懸案だった駐車場については、地下の無料駐車場に加え、道路を挟んだ南側の立体駐車場と契約、買い物客は割安に利用できる。

 内覧会前の会見で、高橋光夫ドン・キホーテ専務は「(人を呼び込む)柳ケ瀬の磁石の一つとなるよう懸命に努力したい」と抱負。誘致活動に尽力した野田聖子衆院議員は「(同店に来る)若い客を商店街にも呼び込めるような魅力づくりが必要」と呼び掛け、細江茂光市長は「回遊性のある商店街づくりで相乗効果を出したい」と語った。

1374チバQ:2011/05/04(水) 09:13:34
>>1359>>1361
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/27/20110427-052210.php
キューズモール開業 アベノ「第3の街」名乗り
 26日開業した関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)。アベノ(阿倍野・天王寺地区)では近鉄百貨店の建て替えも予定されており、大阪のキタ、ミナミと並ぶ「第3の繁華街」を目指す“挑戦”が始まった。

 アベノは、JR天王寺駅をはじめ5駅7路線が集まる巨大ターミナル。1日の乗降客は約78万人に上るが、最大の商業施設が近鉄百貨店阿倍野本店の4万8千平方メートルにとどまっていたことから、アベノを通過してミナミなどに行く人も多かった。

 しかし、売り場面積6万平方メートルのキューズモールが加わると大きく変わる。「働く場所」のキタとミナミに対し、居住者や学校が多いアベノは「マイタウン意識」が強く、キューズモールは徹底的に地元客を重視。テレビCMは流さず、新聞の折り込みチラシ73万枚で人を呼び込んだ。

 店内には東京・渋谷の人気ファッション店「109」だけでなく、手芸用品店や家電量販店などバリエーションに富む。109で衣料を買い込んだ大阪市内の女性(23)は「キタやミナミと違って、1つの建物の中ですべての買い物が済ませられる」と評価は高い。

 「年齢性別を問わず、オール世代の来店客がショッピングを楽しめる」(キューズモールの松井康明支配人)ことを初日から示した形だ。

 同地区の近鉄百阿倍野本店は平成26年春、売り場面積約10万平方メートルと国内最大級の百貨店に生まれ変わる。顧客層が重なれば、共倒れの懸念も浮上するが、相乗効果を発揮できれば「第3の繁華街」としての存在感は確実に増しそうだ。 (藤原章裕)

(2011年4月27日 08:17)

1375チバQ:2011/05/04(水) 09:22:21
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110426/bsd1104261033003-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(1)新宿+渋谷+池袋超える売り場…大阪決戦 (1/2ページ)2011.4.26 10:30
.
開店に向け準備が進むJR大阪三越伊勢丹。売り場に設けられた茶室=22日、大阪市北区(柿平博文撮影)【拡大】
 「黒船の襲来だ」。6年前の平成17年、大阪の百貨店関係者に衝撃が走った。

 建て替え工事中のJR大阪駅の新駅ビルに三越が出店すると発表されたからだ。その後、三越は三越伊勢丹ホールディングス(HD)に生まれ変わったが、危機感を抱いた地元百貨店を増床に駆り立て、“大阪百貨店戦争”に火をつけた。

 5月4日。三越伊勢丹HDがJR西日本と組んで建設した「JR大阪三越伊勢丹」(大阪市北区)がベールを脱ぐ。

 地上10階地下2階、総売り場面積5万平方メートルの各フロアには、既存の百貨店像を覆す新たな試みがちりばめられている。

 紳士服フロア「イセタンメンズ」(8〜9階)にはゴルフウエア売り場に囲まれたカフェを配置。売り場との仕切りはなく、お茶を楽しみながら巨大薄型テレビでゴルフ中継などを観戦できる。「一流プロのコーディネートをすぐ楽しめます」。バイヤーの佐野正史さんはこう自信を見せる。

 社員が独自で品ぞろえを充実させる「自主編集」と呼ぶ売り場はメンズ全体の6〜7割。百貨店各社とも自主編集売り場を充実させているが、それでも多くて3割程度にとどまる。ブランド売り場の面積を上回るのは異例中の異例だ。

 美術・呉服売り場では茶器や筆などのコーナーに面して茶室を設置。茶道・書道教室などを催し、「おけいこごとから商品への興味に結びつける」(担当者)戦略であり、歴史・文化に強い三越ならではの試みだ。

 大阪市内の百貨店の売り場面積は、3年後の26年には約54万平方メートルと現在の約1.4倍に膨らむ。一方で3年前のリーマン・ショック以降、百貨店市場は低迷し続け、21年には全国ベースで24年ぶりに7兆円を割り込んだ。その上、東日本大震災の自粛ムードは低落傾向に拍車を掛ける。

 「各社が開業・増床の意思決定をしたのはリーマン前だが、今となっては楽観のそしりは免れない」。高島屋の松本靖彦専務は表情を曇らせる。

 実は、同じような光景は14年前の京都で見られた。

 平成5〜6年、京都最大の繁華街といわれた「四条河原町・烏丸地区」の若者離れに危機感を抱いた大丸京都店は3割、高島屋京都店は5割増床した。

 ところが9年、JR京都駅ビルに、ジェイアール京都伊勢丹が出店すると顧客争奪戦が過熱。結果、19年に近鉄百貨店京都店、昨年は四条河原町阪急と2店が閉店に追い込まれた。近鉄百貨店幹部は「京都駅前という最高の立地だったが、伊勢丹ができてからは買い物客が来店しなくなった」と敗因を打ち明ける。

 大阪では各社が生き残りをかけて巨額投資に踏み切ったが、優勝劣敗が明らかになれば、投資回収できなくなる。それは新たな業界再編の引き金となる可能性も否定できない。

 「百貨店は社会に必要とされる存在なのか。それがここ大阪で問われることになるかもしれない」。大丸松坂屋百貨店の幹部は厳しい表情をみせた。



 大阪市内の百貨店は3年後、新宿・渋谷・池袋を合わせた規模を上回る売り場面積となる。まさに日本最大の激戦区だ。オーバーストア(店舗過剰)の中、業界の将来展望を探る。

1376チバQ:2011/05/04(水) 09:22:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110427/bsd1104270909005-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(2)ポケモン、東急ハンズ…「ちょい寄り」狙う (1/2ページ)2011.4.27 09:08
.
お目見えしたうふふガールズのフロア=5日午前、大阪市北区(彦野公太朗撮影)【拡大】

 JR大阪駅南側の「サウスゲートビル」増床部の10〜12階は、大丸梅田店でありながら、東急ハンズ梅田店でもある。昨年11月に百貨店初出店で、13階に入った人気キャラクターショップ「ポケモンセンター」同様、大阪の百貨店としては異例のテナントとしての入居だからだ。

 「本当にここまでやらないといけないのか」

 ポケモンセンターの誘致に社内は紛糾したが、思惑通り百貨店離れを引き起こしていたファミリー層を呼び込み、「飲食店や食品売り場を中心に買い回りもみられる」(担当者)好循環を生んだ。それは東急ハンズもしかりだ。

 60代の夫婦がエスカレーターで下りる際、夫が「東急ハンズに少し寄っていこう」と妻を誘った。この言葉がテナントの吸引力を示すようにハンズのフロアには男女を問わず幅広い層の来店客が訪れる。



 「数量限定、1万5千円でお売りしてま〜す」

 大丸梅田店の5階に「うふふガールズ」がオープンした3月5日、フロアにはショップ店員の声が響きわたり、ファッションビルさながらの活気をみせた。

 「うふふ」は、ポケモンセンターや東急ハンズとともに、「新百貨店方式の集大成」(大丸松坂屋百貨店の山本良一社長)の一角をなす。

 大丸心斎橋店から始まった「うふふ」は、「今までの延長ではだめだ」との思いから生まれ、百貨店が失ってきた20代〜30歳前後の女性を再び呼び戻すことに成功した。

 しかし、大阪駅北側には5月4日、新駅ビル「ノースゲートビル」が開業、関西最大級のファッションビル「ルクア」がオープンする。その商品単価は百貨店より安く、大丸梅田店の強敵となるのは明らかだ。



 対抗する「うふふ」も価格は低めで1万円未満の商品が大幅に増えている。客単価も従来より減るが、それでも経営が成り立つのは販売員をショップ側に任せるなど、徹底したコスト削減を図ってきたからだ。

 大丸梅田店の売り場面積は増床前の約1.4倍になったが社員数は300人と約100人も減少。子会社の派遣社員を含めても520人にすぎない。ルクアと同じ日に開業するJR大阪三越伊勢丹の950人に比べ、面積当たりの人数は半分以下にとどまる。

 人手をかけないため、販売価格から仕入れ原価を差し引いた粗利が低くても商売は成り立つ。販売しても利益の多くを取られる百貨店を敬遠してきた人気ブランドが大丸梅田店に相次ぎ出店したのもこのためだ。

 だが、購買者が増えなければ百貨店としての利益は得られない。「客の増加がなければ絶対失敗」。村田荘一店長の姿勢は明快だ。

1377チバQ:2011/05/04(水) 09:24:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110428/bsd1104280917003-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(3)自主編集、呉服PBも…「らしさ」発信 (1/2ページ)2011.4.28 09:13
.
 京都・河原町通。店のオーナーらが自ら選び、仕入れた服や雑貨の並ぶセレクトショップで買い物を楽しんでいた20代女性は、百貨店に行かない理由についてこうつぶやいた。

 「百貨店に行っても買うものがない」

 この辛辣(しんらつ)な言葉は、百貨店自身が招いたものだ。どの店にも、似たような海外有名ブランドが並ぶ「同質化」は百貨店の魅力を失わせてきた。その同質化からの脱却が百貨店の新設・増床をきっかけに、大阪で進もうとしている。

□   □

 3月に増床オープンした高島屋大阪店は、百貨店自らが買い集めた複数のブランドをまとめて展開する自主編集売り場を従来の6カ所から16カ所に拡大。5月4日に開業するJR大阪三越伊勢丹も自主編集売り場を売り場全体の約3割で展開する。

 自主編集売り場は他店との差別化につながるが、一方でブランドの垣根を越えるため、ブランド側のスタッフではなく、百貨店の社員が販売を担うケースが多く人件費がかさむ。さらに多くの商品は売り場に並べた時点で買い取るため、在庫リスクも抱える。それでもJR大阪三越伊勢丹の伊藤達哉店長は「百貨店らしさや発信力の面で自主編集売り場は必要」と話す。

 リスクを取って魅力向上を図る動きは、プライベートブランド(自主企画、PB)にもみられる。高島屋では毎年春、メーカー8社がデザインする呉服のPB「上品會(じょうぼんかい)」を主要6店持ち回りで販売。大阪店ではその呉服を、増床を機に常設で売るようになった。「これまで上得意に限られていた品を、広く富裕層の取り込みに生かしたい」(原健一郎・MD本部次長)。

 近鉄百貨店は一昨年9月から、40歳前後のスーツ需要を取り戻すため、1万9千円と2万9千円に限ったPB「ザ・スーツプラス」を発売。国内有数の縫製メーカーとの直接取引などでコスト削減を図り、スーツの生地をイタリアに限定したことが人気を呼んだ。売れ行きは今も好調で、阿倍野本店の増床時には売り場を拡充する方向だ。

 そごう・西武は2月にPB商品を統括する百貨店初の専門部署を設け、既製服と同等の価格でスーツのパターンオーダーが利用できる婦人用のパターンオーダースーツ店を神戸店などに導入。既製服との違いを出すため、5〜15号の6サイズを展開している。

 「アパレル任せにしてきたため、百貨店は商品戦略を主導する力が乏しく、PBに成功例は少ない」(矢野経済研究所)。こうした厳しい指摘もあるが、各店とも生き残りをかけて独自路線を突き進み始めた。

1378チバQ:2011/05/04(水) 09:25:02
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110429/bsd1104291008002-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(4)アパレル販売もSC台頭 復活へ集客・提案力 (1/2ページ)2011.4.29 10:08
.
26日の開業以来、若い女性らでにぎわう「あべのマーケットパークキューズモール」=大阪市阿倍野区(頼光和弘撮影)【拡大】
大阪・阿倍野に開業した関西最大級のショッピングセンター(SC)「あべのマーケットパーク キューズモール」。オープンから3日目の28日も平日ながらSC内は人であふれ、なかでも関西初進出となった中核テナントのファッションスペース「SHIBUYA109 ABENO」は若い女性らで終日、混雑した。

 東急不動産が運営する東京・渋谷のファッションビル「109」は、流行発信地として10〜20代の女性から支持を集め、多くの人気ブランドを世に送り出してきた。存在感を増すファッションビルは、百貨店の衣料品売り上げにも少なからず影響を及ぼしている。

     □   □

 利益率の高いアパレルは百貨店の稼ぎ頭だが、ファッションビルの台頭で百貨店の売上高に占めるアパレルの割合は右肩下がり。平成21年2月には、百貨店を中心に展開していたアパレルの小杉産業(現コスギ)が倒産するなど、「百貨店アパレル」と呼ばれるアパレルメーカーにとっても、百貨店にとっても厳しい環境となりつつある。

 百貨店向け売り上げが全体の約9割を占める大手アパレルの三陽商会は、「バーバリー」など高級ブランドに強みをもつ。これらのブランドは百貨店の信頼性との相乗効果で価値を高めてきた。

 それでも数年来、ファッションビル向けなどのブランド育成も重視。百貨店以外の売上高を現行の約10%から30%前後に引き上げることも視野に入れる。

 大手アパレルのワールドは百貨店以外にも渋谷の109やSCにも進出し、多ブランド戦略を展開。ピーク時には全体の6割だった百貨店向け売上高は36.2%(21年度実績)にまで減る一方、ファッションビルやSCなどは10年前の約10%から5割強に達し、百貨店向けを大きく上回る約1500億円を稼ぎ出している。

     □   □

 消費者の低価格志向、ファッションのカジュアル化など逆風が続く百貨店アパレル。今後、復活の目はないのか? 商社幹部がそろって指摘する百貨店の強みは「集客力」だ。

 大丸は心斎橋店北館の若い女性をターゲットにしたカジュアル衣料売り場「うふふガールズ」に、109ブランドなどを誘致。「全国の中で北館店舗の売上高が最高」というブランドが複数あるという。

 スポーツブランド、デサントの中西悦朗社長は「出店にはメリハリが必要」と指摘。売り上げの見込めない百貨店からの撤退の可能性も示唆する一方で、高級ブランドについて「最後は百貨店」と、百貨店の信頼性や価値の高さを認める。

 百貨店の強みを生かし、消費者の生活に沿った商品を提案できれば、百貨店のアパレルが再び支持を集める道も見えてくる。

1379チバQ:2011/05/04(水) 09:25:50
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110430/bsd1104300901012-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(5)メンズ戦争 おしゃれ男子、囲い込み (1/3ページ)2011.4.30 09:00
.
売り場面積が1.7倍に広がった高島屋大阪店の「タカシマヤメンズ」=大阪市中央区(渡守麻衣撮影)【拡大】
 東日本大震災による自粛ムードで百貨店の売上高が低迷している。日本百貨店協会によると、3月の全国百貨店売上高は前年同月比14・7%減を記録。高島屋大阪店(大阪市中央区)も3月3日に売り場面積を4割増床して全面開業したものの、震災直後の2週間は売上高が前年同期比6%ダウンした。

 ところが3月26〜31日は一転、7%増とプラスに転換。4月の売上高も前年同月を上回る好調な売れ行きを示した。その原動力は同店西側の2〜5階を占める紳士服・雑貨売り場「タカシマヤメンズ」だ。

 売り場面積は約7割増の8千平方メートルと一気に広がった。しかも、関西の百貨店では初めて男女の売り場を同じフロアに配置。百貨店各社は通常、効率性を考えて男女の売り場をフロアごとに分けている。増床後の高島屋大阪店は東西に約400メートルと長い特殊事情もあるが、「夫婦やカップルで楽しめるようにした」(増山裕店長)結果だ。

 また、同店の社員が独自に品ぞろえする「自主編集売り場」を紳士物では1カ所から3カ所に増やし、中高年に偏っていた顧客層の拡充を狙う。

□    □

 迎え撃つ阪急百貨店梅田本店の「メンズ館」(同市北区)は、売り場面積が約1万6千平方メートルと百貨店の男性専門館としては業界最大を誇る。有名ブランドを誘致し「紳士物のスーパーブランドショップ」(業界関係者)といわれるが、ブランド任せではなく独自の仕掛けも多い。

 その一つが同館専属のスタイリストが買い物に付き添う会員制の「スタイルメイキングクラブ」。顧客の好みや予算に応じて帽子から靴までトータルコーディネートのアドバイスをしてくれる。いまやメンズ館の商圏は中・四国や北陸にまで広がり、ポイントカードの会員は18万人に達した。

 東京都内で圧倒的な存在感を示す伊勢丹も、5月4日に開業するJR大阪三越伊勢丹(同区)で約5千平方メートルの紳士物売り場を設ける。

 こうした動きの背景には、百貨店の主力だった婦人服の売り上げが過去5年間で約26%(全国ベース)も落ち込み、それらをカバーしたいとの思惑がある。

□    □

 「紳士服にそれほどの需要があるのか」。大丸梅田店(同区)の村田荘一店長は、ライバル店の紳士服重視の戦略に疑問を投げかける。同店は4月に売り場面積を約1・4倍に増床したが、紳士物売り場については1割増にとどめた。

 大阪・キタの阪急と伊勢丹を合わせると、紳士物売り場は2万平方メートル超。高島屋の松本靖彦専務は「ミナミとキタは商圏が違うので、すみ分けはできる」と話すが、ある百貨店幹部は「市場の拡大余地は各社の期待ほどではないため、先にシェアを奪った方が勝つ」と言い切った。

1380チバQ:2011/05/04(水) 09:26:40
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110503/bsc1105030128000-n1.htm
【百貨繚乱】(6)枠を超えて (1/2ページ)2011.5.3 01:26
.
売り場面積が1.7倍に広がった高島屋大阪店の「タカシマヤメンズ」=大阪市中央区(渡守麻衣撮影)【拡大】

. 大阪市内の百貨店は3年後、総売り場面積が約55万平方メートルに膨らみ、日本最大の激戦区となる。

 この状況について、有識者は「オーバーストア(店舗過剰)」との認識で一致している。では5年後、10年後、大阪の百貨店業界にはどのような未来が待ち受けているのか?

 「キタ(梅田地区)への一極集中が進むかもしれない」。りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員はこう推測する。

 4日開業するJR大阪三越伊勢丹(同北区)とともに、平成24年には阪急百貨店梅田本店(同北区)が売り場面積10万平方メートル(現在は6万1千平方メートル)の国内最大級の百貨店に生まれ変わる。この2大インパクトで「キタの利便性が飛躍的に高まり、相対的になんばや心斎橋、天王寺の集客は厳しくなる」ためだ。

 大丸梅田店(同北区)が人気キャラクター「ポケモン」の公式ショップやユニクロを誘致するなど既存の百貨店の枠にとどまらない店作りを実践したが、「こうした動きは百貨店同士だけでなく、百貨店の枠組みを超えた流通業界の再編につながるかも」と荒木氏は予想する。

 関西大学大学院の宮本勝浩教授は、その大丸梅田店の成否に関心を示す。

 「百貨店ブランドを投げ捨ててでもお客さまに来てもらおうという、今までにはない戦略。成功するかどうか…」と興味津々だ。

 宮本教授は阪神タイガース優勝効果の試算などで知られるが、大阪百貨店戦争の経済効果については「開業3カ月〜半年は物珍しさもあり、来店客は多いだろう。ただ、リピーターを取り込めなければ人口減少時代を迎えて生き残るのは厳しい」と警鐘を鳴らす。

 各店が生き残りをかけて模索するなか、百貨店にとって脅威の存在となりつつある巨大ショッピングセンター(SC)と連携する動きも出てきた

 百貨店「西宮阪急」は売り場面積10万平方メートルを誇る西日本最大のSC「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)に入ったことで、若年層の開拓に成功した。来店する富裕層が、そのままガーデンズの他店で買い物を楽しむなど相乗効果を生んでいる。

 「これほどの巨大SCなので集客力は抜群」と西宮阪急の佐藤行近店長。東日本大震災で自粛ムードもあり、阪急・阪神両本店の3月の売上高が前年同月比3〜4%減と落ち込んだのに対し、西宮阪急は2ケタ増を記録するなど失速の兆しはない。

 独自色のある店づくりに知恵を絞る大阪の百貨店各社。成否が明らかになるのはそう遠くない。

    ◇

 この連載は飯塚隆志、藤原章裕、伊豆丸亮、田村慶子が担当しました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板