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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

7227チバQ:2014/01/05(日) 22:16:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/asi14010521420001-n1.htm
投票所の放火200件以上、17人死亡 混乱深まるバングラデシュ総選挙 情勢は与党の圧勝確実 
2014.1.5 21:34 (1/2ページ)

4日、バングラデシュ南東部フェニで、投票所として使われる予定だった小学校が放火され、教科書の燃えかすを見つめる人たち(ロイター)
 【ニューデリー=岩田智雄】政情不安が続くバングラデシュで5日、議会(一院制、定数350)の選挙が実施された。地元紙デーリー・スター(電子版)によると、野党支持者が各地で投票所や車両に放火するなどの妨害を行い、警官隊の発砲などにより同日だけで少なくとも17人が死亡した。野党のボイコットにより、総選挙は与党の圧勝が確実な情勢だが、混乱はいっそう深まりそうだ。

 政府は治安維持のため、警官隊に加え、数万人規模の軍部隊を各地に展開したものの、政府への抗議デモを続ける野党支持者らは4日から5日にかけ、200以上の投票所に放火した。投票所に向かう有権者の数は少なく、約1万8千カ所の投票所のうち160カ所で投票が延期された。

 総選挙は、女性枠を除く300議席を投票で選ぶ。しかし、バングラデシュ民族主義党(BNP)など20余の野党のボイコットにより、半数余りの選挙区で与党アワミ連盟(AL)系候補が無投票当選を決めた。

 治安が悪化する中、米国や欧州連合(EU)は、選挙監視団の派遣を見送った。地元メディアは選挙後も続投が予想されるハシナ政権の正当性に疑問を投げかけており、政府への反発がいっそう強まれば、選挙のやり直しは避けられないとの見方もある。

 総選挙をめぐっては、BNPなどが、AL党首のハシナ首相に辞任して中立的な選挙管理内閣を設立するよう求めたが、首相が拒否。各地で野党支持者による抗議行動が激化した。昨年12月には、パキスタンからの独立(1971年)当時の戦争犯罪に問われたイスラム協会幹部1人の死刑が執行され、暴動に拍車がかかっていた。

 ハシナ氏はクーデターで殺害されたムジブル・ラーマン初代大統領の長女で、BNP党首のジア氏は暗殺されたジアウル・ラーマン元大統領の妻。激しく対立し、両党の政権交代が繰り返されている。

7229チバQ:2014/01/05(日) 22:20:55
http://mainichi.jp/select/news/20140106k0000m030022000c.html
バングラデシュ:議会選挙は与党圧勝へ 野党ボイコットで
毎日新聞 2014年01月05日 19時21分(最終更新 01月05日 21時40分)

 【ニューデリー杉尾直哉】与野党対立による政情不安が続くバングラデシュで、任期満了に伴う議会(1院制、350議席)選挙の投票が5日行われた。与党・アワミ連盟を率いるハシナ首相への反発から、バングラデシュ民族主義党(BNP)など主要野党がボイコットしており、投票締め切りとともに、改選議席300の半数以上でアワミ連盟の候補が当選することが確実になった。

 だが、4日から5日にかけて、野党支持者らが国内130カ所以上の投票所に放火するなど混乱が広がった。野党不在の選挙には国際的にも正当性に疑問の声が上がるのは必至で、2008年の前回選挙に勝利したハシナ政権は、続投を決めた場合でも、野党の反発に伴う暴動の可能性に直面するなど、厳しい立場に立たされそうだ。

 BNPは投票日の5日にゼネストを呼びかけており、投票率の低下は避けられない情勢だ。現地からの報道によると、警察が野党支持者集団に発砲し、少なくとも3人が死亡。さらに、野党支持者とみられる男が投票所で選挙管理委員会の職員を殺害。AP通信によると、選挙関連の暴力事件で少なくとも11人が死亡した。

 与野党間の対立は昨年1月以降、先鋭化した。原因は、ハシナ首相の主導で10年に設置された戦犯法廷で、野党指導者らが次々と死刑判決を受けたことだ。内戦状態となったバングラデシュ独立戦争(1971年)の際の住民虐殺などの罪を裁く法廷だが、野党側は「野党つぶしの政治裁判」と批判し、ゼネストや暴動が広がった。AP通信によると、与野党支持者間の衝突などで昨年1年間で少なくとも275人が死亡した。

7230チバQ:2014/01/05(日) 22:23:28
http://mainichi.jp/select/news/20140105k0000e030090000c.html
イタリア:「レンツィ旋風」38歳次期首相候補 人気上昇
毎日新聞 2014年01月05日 10時25分


昨年12月15日、民主党のレッタ首相(右)と言葉をかわすマッテオ・レンツィ同党書記長=ロイター
拡大写真 【ローマ福島良典】イタリアで中道左派与党・民主党のマッテオ・レンツィ新書記長(38)が次期首相候補として政界に旋風を巻き起こしている。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで民主党のレッタ首相(47)に変革要求を突きつけ、中道右派のベルルスコーニ元首相(77)に代わるイタリア政治の顔になりつつある。年初の2日には選挙制度の抜本的改革や上院の実質的廃止を提案、若さとカリスマ性を武器に人気を集めている。

 「IPRマーケティング」の世論調査によると、昨年12月8日に民主党の党首に当たる書記長に選出されたレンツィ氏の信用度は52%で主要政治家でトップ。レッタ首相(41%)、アルファノ副首相兼内相(29%)、ベルルスコーニ元首相(25%)、野党「五つ星運動」のベッペ・グリッロ氏(18%)を引き離している。

 レンツィ氏の人気にあやかる形で、昨年2月の総選挙で予想外の苦戦を強いられた民主党の支持率も右肩上がりだ。レンツィ新書記長誕生前の12月2日は28.5%だったが、他党が支持率を落とす中、12月20日には32.5%に急上昇。「レンツィ効果」で支持率首位の座を固めている。

 レンツィ氏はイタリア北部の古都フィレンツェの生まれ。2004年にフィレンツェ県知事に当選。再選を促す陣営の意向に反して09年のフィレンツェ市長選にくら替え出馬し、勝利した。国政経験はないが、一昨年12月の首相候補選で善戦、党内右派のホープとして基盤を固めた。

 鍵は強いリーダーシップ。幼少・青年期を過ごしたフィレンツェ郊外の村リニャーノ・スラルノの幼なじみ、エドワルド・ストッピオさん(40)は「よく一緒にサッカーをした。マッテオはレジスタ(司令塔役)のポジションをやりたがった」と振り返る。

 レンツィ氏はレッタ首相に対し、憲法裁から昨年12月4日に違憲判決を下された選挙制度を早期に改革するよう求めている。憲法裁の判決理由は近く公表される予定だが、政治の安定のために上下両院の第1勢力に与えられる「ボーナス議席」と、有権者が候補者個人を選ぶことのできない拘束名簿式の比例代表制が問題視された。

 レンツィ氏は1月2日の年頭記者会見で、選挙区ごとに下院議員4〜5人を選出する中選挙区制の導入や、上院の地方代表議院への改組を柱とする改革構想を発表した。フィレンツェ大学のアレッサンドロ・キアラモンテ教授(政治学)は「新選挙法が制定されない限り、次期選挙はボーナス議席なしの選挙になってどの党も単独で勝てず、大連立政権が避けられない。レンツィ氏の民主党が単独で勝つには選挙制度の改革が必要不可欠となる」と解説する。

7231チバQ:2014/01/05(日) 22:25:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/mds14010522110002-n1.htm
アルカーイダ系「ISIL」勢力拡大 シリア反体制派と内紛 イラクでは中部の要衝掌握
2014.1.5 22:07 (1/2ページ)

 【カイロ=大内清】シリア内戦に反体制派として参戦している国際テロ組織アルカーイダ系の武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」と、他の反体制派勢力の対立が深まり、戦闘が激化している。一方でISILは4日までに、政治混乱が続くイラクで中部の要衝ファルージャを掌握した。シリアとイラクにまたがって活動するISILの存在は地域の不安定要因となっている。

 「われわれの名誉と富、土地を守るためにISILと戦う」。シリア反体制派に属するイスラム系武装組織のひとつ「ムジャヒディン軍」は3日、声明を出しISILに宣戦布告した。

 ISILは、「自由シリア軍」「イスラム戦線」などの主だった反体制派武装組織と、シリア北部のアレッポ周辺やイドリブ県でしばしば交戦している。3、4両日の戦闘では少なくとも36人が死亡した。

 ISILにはイラクやアフガニスタンで戦闘経験がある者が多く、シリア内戦では2012年の初めごろから多くの戦闘員を吸収、勢力を広げてきた。支配地域内に厳格なシャリーア(イスラム法)を適用し、違反者を厳罰に処するなどの強権支配を敷くほか、他部隊の戦闘員の誘拐なども行っているとされる。

 ISILに反対する勢力には、アルカーイダが唱える「ジハード(聖戦)」思想に共鳴する者も少なくないとみられるが、現時点では各組織とも「ISILは(シリアでの)革命を乗っ取ろうとしている」と口をそろえて非難する。自らの支配地域の利権が脅かされるとの恐怖があるためだ。

 これに対し、ISILは4日、自分たちへの攻撃を停止しなければ、支配地域にアサド政権側の軍部隊を引き入れると声明で脅迫した。反体制派の内紛は、本来の目的である「政権打倒」を見失う混乱状態に陥っている。

 一方、ISILは元来の活動拠点であるイラクでも昨年末以降、イスラム教シーア派主導のマリキ政権とスンニ派との対立に乗じる形で、中部ファルージャやラマディで武装闘争を激化。両市では今月に入り、治安部隊との戦闘などで100人以上が死亡したとみられ、ISILは4日までに、協力関係にある部族とともにファルージャのほぼ全域を掌握した。

 ファルージャはイラク戦争後の04年、スンニ派勢力が駐留米軍に激しく抵抗した都市で、同じスンニ派のISILには浸透しやすい地盤があったとみられる。

 ファルージャはイラクとシリアを結ぶ街道上の要衝に位置しており、混乱が長期化すればISILにとって両国間の往来や補給がやりやすくなり、勢力強化や両国の情勢の複雑化につながる恐れが強い。

7232チバQ:2014/01/05(日) 22:38:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-35042111-cnn-int
子ども兵士が倍増、児童斬首の被害も 中央アフリカの内乱
CNN.co.jp 1月5日(日)16時26分配信

(CNN) 無政府状態が続くアフリカ中部の中央アフリカ情勢で、国連児童基金(UNICEF)は5日までに、内紛による子どもの被害が広がり、少なくとも2人が首をはねられ、数千人規模が兵士として駆り出されていると報告した。

国連によると、同国の首都バンギで昨年12月5日から本格化したイスラム、キリスト勢力間の衝突以降、子ども16人の死亡を確認。負傷者は数十人に達する。

国連児童基金の中央アフリカ担当者によると、子どもに対する暴力行為はかつてないほどの水準で進み、武装勢力に兵士として引き込まれる子どもの数も増加の一途と警告した。

国連は昨年末、中央アフリカ内の子ども兵士の数は武装衝突の激化と共に6000人に倍増したと報告していた。

バンギでは総人口の約半数に当たる37万人が衝突を恐れ、自宅などから退避。全国規模での国内避難者は93万5000人以上に上る。

中央アフリカでは今年3月、セレカなどのイスラム武装勢力が首都を制圧して当時のボジゼ大統領を追放する政変が発生。これ以降、イスラム勢力とキリスト教の自警組織との間の武装衝突が広がっている。国連は大量虐殺の発生も懸念している。

7233チバQ:2014/01/05(日) 22:40:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000513-san-int
北欧の教育王国はなぜ崩壊したのか? スウェーデンの学力凋落の原因を探る
産経新聞 1月5日(日)11時59分配信



PISAの平均得点(読解力)の推移(写真:産経新聞)
 個性重視で知られる北欧諸国の教育環境が、急速に悪化している。中でもスウェーデンの学力低下が深刻で、経済協力開発機構(OECD)が先日公表した2012年実施の国際学習到達度調査(PISA)では、全3教科の得点がOECD平均を大きく下回った。かつて教育先進国とも呼ばれたスウェーデンの教育はなぜ崩壊したのか、背景を探った。(川瀬弘至)

 ■日本とは55点差

 「北欧諸国の成績が急落した原因は?」

 「もう少し詳しいデータを出してほしい」

 昨年11月27日に文部科学省で行われたPISA結果発表のブリーフィング。記者たちの質問が集中したのは、日本をはじめアジア勢の成績が上昇したことと、北欧諸国の成績が急落したことへの原因分析だった。

 PISAは、各国・地域の学校に通う15歳の男女を対象に「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」の3教科を評価する国際学力テストだ。2000年から3年ごとに行われ、5回目の今回は65カ国・地域から約51万人が参加した。

 その結果発表で、北欧諸国の低迷が浮き彫りになった。このうちスウェーデンの状況は、日本と比べてみると分かりやすい。例えば2003年調査の読解力の得点は、国別順位8位のスウェーデンが14位の日本より16点も高かった。しかし06年以降、脱ゆとり政策に取り組む日本が得点を上げる一方で、スウェーデンは急落。09年調査で8位に上昇した日本に逆転され、今回の12年調査では55点も引き離された。

 この間、北欧諸国でトップを走っていたフィンランドも順位を下げ、日本に抜かされている。

 ■地方分権化の失敗

 「北欧諸国では近年、国家の教育予算を削減し、子供たちの学力向上を地域や学校任せにする傾向がみられる。このため成績上位校と下位校との学校間格差が広がっている」

 PISAの結果分析をしている国立教育政策研究所の担当者がこう分析する。学力低下の背景には、国家の教育政策が影響しているというのだ。

 1990年代のスウェーデンは、徹底した個性重視教育で世界中の注目を集めた。中でも注目されたのは、「教育の地方分権化」と「フリースクール改革」だ。教育への国家の関与を薄め、地域と学校の裁量権を拡大するとともに、民間も参入しての学校選択制(フリースクール)を積極的に導入したのである。

 だが、結果的にこの政策は大失敗だった。自治体によって予算も政策も異なるため、学力の地域間格差や学校間格差が急速に拡大、教育環境の悪化に歯止めがかからなくなった。

 ■移民政策も影響

 もう一つ、スウェーデンの学力低下に決定的な影響を与えているものがある。欧州の中で最も寛容といわれる移民政策だ。

 高福祉国家のスウェーデンは、高齢化による労働力不足を補うため、積極的に移民を受け入れてきた。同国に住む外国生まれの人の割合は、1970年代は7%未満だったが、2000年までに10%を超え、現在は15%前後を占める。

 移民の子供たちは一般の学校に通うので、教室内にスウェーデン語が話せない児童生徒が増加。北欧諸国の教育事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子さんは「両親もスウェーデン語の読み書きができないから、簡単な宿題すら見てあげられない。次第に子供たちは学習意欲を失い、不登校など問題行動が見られるようになる」と話す。

 教育の地方分権化と移民政策により深刻化するスウェーデンの学力低下。国立教育政策研究所の渡辺良・前総括客員研究員は、「子供たちの学力水準を向上するには、学校や地域の取り組みとともに、国家がある程度は関与し、適切な教育行政に取り組む必要がある」と話している。

7234チバQ:2014/01/06(月) 20:42:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3005977
シリア内戦、反体制派3派が連合してISILと激しい戦闘
2014年01月05日 10:13 発信地:ベイルート/レバノン
【1月5日 AFP】シリアの反体制活動家らは4日、一部の反体制派組織が連合して国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム武装組織「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」の戦闘員を拘束したり殺害したりする新たな「革命」に乗り出したと語った。反体制活動家らは、ISILはバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領よりもひどい悪事を働いているとしている。

 北部アレッポ(Aleppo)県と北西部イドリブ(Idlib)県では、「イスラム戦線(Islamic Front)」や「シリア革命派戦線(Syrian Revolutionaries Front)」など、反体制派の中でも勢力の強い3派が連合してISILと2日前から激しい戦闘を繰り広げているという。反体制派の主要組織である「国民連合(National Coalition)」はこの戦闘を全面的に支持すると表明した。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、ISILの構成員や支持者がイドリブ県で3日以降に少なくとも36人殺害され、イドリブ県とアレッポ県で 100人以上が反体制派に拘束されたという。

 ISILは隣国イラクのファルージャ(Fallujah)を掌握したほか、アサド大統領側について戦っているイスラム教シーア派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)の拠点があるレバノンの首都ベイルート(Beirut)で起きた自爆攻撃について犯行声明を出しており、シリア内戦が周辺国に広がっていることをうかがわせる新たな動きがでてきている。

 アサド政権と戦うためシリアに入ったイスラム武装組織は、当初、反体制派に歓迎されていたが、ISILが他の反体制派組織を支配下に置こうとして内紛が起き、さらには活動家、他の反体制派組織、一般市民に対して組織ぐるみで暴力を加えるようになったため、ISILとその他の反体制派組織の関係は悪化していた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3005973?ctm_campaign=relation&cid=3005977
イラクのファルージャ、武装勢力ISILが掌握 新たに65人死亡
2014年01月05日 08:37 発信地:ファルージャ/イラク
【1月5日 AFP】イラク治安当局者は4日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」がイラク西部アンバル(Anbar)州のファルージャ(Fallujah)を掌握したと明らかにした。

 治安当局によると、4日のアンバル州での戦いで、兵士8人、政府と同盟関係にある部族民2人、ISILの戦闘員55人の計65人が死亡した。

 首都バグダッド(Baghdad)の西に位置するアンバル州では、州都ラマディ(Ramadi)とファルージャの一部が数日前から武装勢力に掌握されており、2003年に米軍主導の多国籍軍が進攻した後の、両市が武装勢力の拠点になっていた数年間をほうふつとさせる状況になっている。

 アンバル州の治安当局高官はAFPの取材に対し、「ファルージャはISILの支配下にある」と述べたが、同市郊外は地元警察が掌握しているという。

 ファルージャにいるAFP記者も、通りには治安部隊やイスラム教スンニ(Sunni)派の部族による反アルカイダの治安組織「覚醒評議会(Awakening、サフワ、Sahwa)」の姿は見えないとして、ISILが同市を掌握したようだと話している。

 イラク地上部隊のアリ・ガイダン・マジード(Ali Ghaidan Majeed)司令官によると、戦闘に加わっているのは、治安部隊とその同盟関係にある部族、ISIL、反政府勢力「部族軍事評議会(Military Council of the Tribes)」の3集団だという。

 イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は4日、アンバル州から武装集団を排除する決意を示した。(c)AFP

7235チバQ:2014/01/06(月) 20:44:11
http://mainichi.jp/select/news/20140106k0000m030068000c.html
イラク:西部でアルカイダ拡大 イラク軍と戦闘続く
毎日新聞 2014年01月05日 22時46分(最終更新 01月05日 23時43分)


戦闘による死者の葬儀で、反政府スローガンを叫んで行進する武装した男たち=イラク・ファルージャで2014年1月4日、AP
拡大写真 【カイロ秋山信一】イラクとシリアで活動する国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」が昨年末以降、首都バグダッドの西にあるアンバル県の一部都市を占拠し、イラク軍との戦闘が5日も続いた。AP通信などによると、ISILは4日までに主要都市ファルージャを制圧。イスラム教に基づく新国家建設を目指して支配地域を拡大しており、シリアとイラクの混乱に拍車がかかっている。

 首都バグダッドでは5日、複数の爆弾が爆発し、AP通信によると、少なくとも20人が死亡、55人が負傷した。犯行声明は出ていないが、アルカイダ系武装勢力の関与が疑われている。

 今回の紛争のきっかけは、昨年12月末、イスラム教シーア派主導のマリキ政権がアンバル県ラマディで開始した、スンニ派中心の反政権集会の強制排除。少なくとも13人が死亡したためデモ隊は激しく反発し、混乱はバグダッドの西約50キロにあるファルージャにも波及した。

 マリキ政権は両都市から軍を撤退させるなど融和策をとったが、ISILが混乱に乗じて警察施設や刑務所などを襲撃して一部地域を占領、軍との戦闘に発展した。AFP時事によると、4日までに165人以上が死亡した。ISILの戦闘員は数百人以上で、ファルージャではスンニ派地元部族もアルカイダに協力しているという。マリキ首相は4日の演説で「全テロ組織を壊滅させるまで戦い抜く」と強調した。

 ファルージャは2003年のイラク戦争後、米軍占領に反対するスンニ派過激派の拠点となった。その後、米軍と地元部族が協調し、07年ごろまでに過激派を排除したが、11年末までに米軍は撤退。過激派が勢力を盛り返していた。ロイター通信によると、ケリー国務長官は5日、米軍再派遣の考えはないと強調した。

 イラクの治安悪化の背景には、隣国シリアの内戦もある。シリアではシーア派系アラウィ派が主体のアサド政権と、スンニ派が多い反体制派が戦っている。このためイラクでも、多数派のシーア派に対する反発が拡大。シーア派を敵視するISILによるテロが増加した。シーア派武装勢力も反撃し、宗派間抗争が激化した。

. ISILはシリア北部や西部でも支配地域を拡大している。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者は昨年11月までに活動地域をイラク国内に限るよう指示したが、ISILはその後もシリアで活動を続けている。

.

7236チバQ:2014/01/06(月) 21:12:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010600886
メルケル首相、スキー中に重傷=3週間の予定キャンセル−ドイツ
 【ベルリン時事】ドイツ政府スポークスマンは6日、メルケル首相(59)がクリスマス休暇で訪れたスイスでスキー中、転倒して重傷を負ったことを明らかにした。今後3週間の予定をキャンセルするという。(2014/01/06-20:10)

7237チバQ:2014/01/06(月) 22:09:59
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWTYE9BT03Q.html
焦点:トルコのエルドアン首相、汚職疑惑乗り切る鍵は経済運営
2013年12月30日05時32分
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12月27日、トルコのエルドアン首相は、政権を揺るがす汚職疑惑で自身の家族にも捜査の手が及んだにもかかわらず、敬虔なイスラム教徒の有権者などから忠誠心を享受しており、十分に政権を維持する力がありそうだ。写真は25日、アンカラで撮影(2013年 ロイター/Umit Bektas)
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 [イスタンブール 27日 ロイター] -トルコのエルドアン首相は、政権を揺るがす汚職疑惑で自身の家族にも捜査の手が及んだにもかかわらず、敬虔なイスラム教徒の有権者や裕福なエリート層からの強い忠誠心を享受しており、十分に政権を維持する力がありそうだ。

 ただエルドアン首相率いる与党、公正発展党(AKP)幹部が、2015年に予定されている次の総選挙が来年初めに前倒しされる可能性を示唆しており、これは首相が政権掌握について、いつになく強い懸念を抱いていることの表れだ。

 国営銀行での汚職疑惑に絡み、3閣僚が辞任した。そのうちの1人は首相は事情を知っており、辞任すべきだと述べた。

 23日の週になって、トルコメディアは首相の息子、ビラル・エルドアン氏の証言を求める予備召喚状と思われる書類を公表した。書類の信ぴょう性は確認できていない。

 投資家は神経質になっており、通貨リラは急落している。

 しかしこの汚職疑惑を受け、エルドアン首相は一貫して、すべては首相を狙った外国勢力による策略だと主張。イスタンブール市警トップを含む複数の警察幹部を更迭し、「ヒズメット運動」を率いる米国在住の有力なイスラム教聖職者、フェトフッラー・ギュレン氏と痛烈な批判を交わすとともに、断固として何も間違ったことはしていないと主張している。首相の息子を名指しした文書についても陰謀を示す一例だと述べた。

 これまでのところ世論調査では、AKPの支持率は数%ポイント下落したものの依然として40%を上回っている。調査会社コンダのディレクター、BekirAgirdir氏は、AKPの支持率は3─5%下落した可能性があり、支持率がさらに下落するか、あるいは持ち直すかはこの危機の乗り切り方次第だと指摘した。

 ただこの下落率ではAKPを政権の座から引きずり下ろすにはとても十分ではない。前回の選挙でAKPは全投票数の半分を押さえて3分の2以上の議席を獲得した。

 <市長選が試金石>

 3月に予定されているイスタンブール市長選挙が一つの指標となりそうだ。トルコ最大野党の共和人民党(CPH)のムスタファ・サルギュル候補が、AKP所属の現職から市長の座の奪取に挑む。

 エルドアン首相は6カ月前にも、前代未聞の反政府デモに見舞われた。強権的と非難された首相は、警察による取り締まりを命じ、警官隊とデモ隊との衝突で8人が死亡した。ただ世論調査によると、首相の支持率はほとんど変わらなかった。

 首相の保守派支持者にとっては、汚職疑惑の方が、強権主義に対する非難よりも打撃が大きい可能性がある。

 トルコ日刊紙「サバハ」に先週まで執筆していた著名コラムニストのNazliIlicak氏は「(夏の)デモは自暴自棄になったいくつかの利益集団の指揮下に移ったと受け止められた。これが首相の支持者に大きな影響が及んでいないことの説明となるだろう。ただ保守的な有権者の間では、今回は正義にまつわる感覚、つまり当然国民に所属すべきものが強奪されたという感覚があり、軽々しく扱うべき問題とは見られていない」と指摘。エルドアン首相が票を維持したいなら、すべてを「白状」して汚職疑惑に正面から取り組む必要があるとの見方を示した。

 経済の舵取りが長年、首相の最も自慢できる功績となっており、汚職疑惑の景気への影響が、首相の支持が持ちこたえるかどうかの決め手になりそうだ。

 リラ相場は、16日の週に中央銀行が外貨を売却したため下落は多少弱まったものの、対ドルで最安値を更新している。

 ただ多くの投資家は、首相が過去にも難局をうまく乗り切ったのを見てきたため、当面は首相とその経済チームへの支持を維持しそうだ。

 スタンダード・バンクのエコノミスト、ティモシー・アッシュ氏は「エルドアン氏は政治的な逆境に強い人で、らつ腕の政治的策士だ。私は首相はこれを乗り切ると思う。首相は強い支持を受けており、経済チームからの支持が維持される限り、市場は首相に疑わしきは罰せずという態度を示すだろう」との見解を示した。

 (Humeyra Pamuk and Orhan Coskun記者)

7238チバQ:2014/01/07(火) 21:37:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010700903
王女に出頭命令=資金洗浄関与の疑い−スペイン
 【パリ時事】スペインの予審判事は7日、フアン・カルロス国王の次女クリスティーナ王女(48)に対し、夫と共同所有する会社の税務上の不正行為とマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで、3月8日に予審法廷に出頭するよう命じた。刑事訴追に向けた手続きの一環とみられる。
 スペイン王室の直系メンバーが刑事事件の捜査対象となるのは、1975年の王制復活後初めて。王室報道官はAFP通信に対し、予審判事の決定を「尊重する」と述べた。王女夫妻は不正行為を否定している。
 王女の夫で元ハンドボール選手のイニャキ・ウルダンガリン氏は、代表を務めていた非営利団体を通じた公金横領の疑いで、当局の捜査対象となっている。現地からの報道によると、王女夫妻は共同所有する会社を、不正に受け取った資金の洗浄に使っていたと当局はみている。(2014/01/07-21:04)

7239チバQ:2014/01/08(水) 19:27:43
http://www.afpbb.com/articles/-/3006174
混乱収まらぬエジプト、観光地ルクソールの悲鳴
2014年01月08日 18:19 発信地:ルクソール/エジプト
【1月8 日 AFP】古代ファラオの遺跡で有名なエジプトのルクソール(Luxor)はかつて観光客であふれていた。だが同国の政治情勢の激変により、観光客の姿は消えてしまった。

 エジプトの政情不安は2011年、長年独裁を敷いてきたホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)元大統領を退陣に追い込んだ民衆蜂起から始まった。2013年7月には軍の事実上のクーデターによりムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が解任。その間も暴動や混乱は続き、同国の経済を支える観光産業は大きな痛手を負っている。

 ルクソールで観光案内の仕事をするサラーハさん(51)の馬車には、この何か月間も客が乗っていない。「以前は月に2000〜3000エジプト・ポンド(約3〜4万5000円)を稼いでいたが、今ではポケットに10ポンド(約150円)あればいいほうだ」という。4人の子供がいて、末っ子はまだ18か月だ。

 エジプト南部、ナイル川の岸に位置する人口約50万のルクソール市。同国最大の観光地の一つだが、過去3年にわたる政変の影響をもろに受けている。市民の大半はサラーハさんのように観光業で生計を立てている。観光はエジプトのGDP(国内総生産)の11%以上を占め、最近まで400万人以上の雇用を維持していた。

■市内はゴーストタウン化

 しかし、ルクソールに毎日約1万人もの観光客が訪れる日々は過ぎ去ってしまった。「馬をもう1頭持っていたんだが、売ってしまった」とサラーハさんはいう。「子供と馬2頭、どちらを養っていくかの選択だった」。

 サラーハさんのように馬車による観光ガイドはルクソールで340件が営業しているが、うち20件の馬が餓死したという。

 かつては潤っていたルクソールは、今やゴーストタウンと化している。空港に人影はなく、ホテルの前に停まっているタクシーに乗り込む客もほとんどいない。

 エジプトではモルシ退陣後も、軍主導の暫定政府によるモルシ支持派の弾圧は続き、暴力をともなう衝突で1000人以上が死亡した。治安が悪化する中、諸外国政府はエジプト渡航に注意を喚起しており、観光業が回復する見込みも立たない。

 ルクソールではこれまで暴動は起きていないが、観光業に携わる人たちはモルシ前大統領とその出身母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」に非難の矛先を向けている。

 再び安定を取り戻すため、ルクソールの住民は、暫定政府が約束通り民主的な政権移行を迅速に実行することを求めている。今月には新憲法案の是非を問う国民投票が実施される予定で、今年半ばまでに議会選と大統領選挙も行われる見込みだ。(c)AFP/Sarah BENHAIDA

7240チバQ:2014/01/09(木) 22:27:13
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m030073000c.html
南スーダン:「和解簡単でない」 不信感と憎悪、亀裂深く
毎日新聞 2014年01月09日 21時16分

 政府軍と反乱軍の戦闘が始まってから3週間以上がたったアフリカ東部・南スーダン。9日、首都ジュバの国連施設を訪ねると、多数の避難民が悪環境の中で治安回復を待っていた。だが、彼らの記憶には、敵対民族への不信感と憎悪が深く刻まれており、今後の和解の難しさもうかがえた。【ジュバ服部正法】

 日本の陸上自衛隊も展開しているジュバ国際空港そばの国連南スーダン派遣団(UNMISS)の施設。先月15日までは、陸自やルワンダ軍などの平和維持活動(PKO)部隊の車両や工作機械などが置かれていた原野に、現在約1万7000人の避難民が身を寄せている。

 国連や国際援助団体がテントなどを支給し、この日も陸自が給水施設付近の排水設備づくりをしていた。しかし、至る所にペットボトルや生ゴミが散乱し、水たまりやトイレ付近からは悪臭が立ち込めている。

 ここの避難民の多くは、反乱軍を率いるマシャール前副大統領の出身民族、ヌエル人だ。ジュバとその周辺のヌエル人らの多くが、戦闘開始直後に、キール大統領の出身民族で、与党を主導する最大民族ディンカ人の攻撃を避けるためにこの施設に逃れたようだ。

 ヌエル人男性のラムさん(21)とカイさん(22)は、ジュバ市内の集落を先月16日に抜け出し、施設に逃げ込んだ。2人によると、政府軍側の兵士が集落を急襲し、家々を探してヌエル人男性20人以上を選んで連行し、殺害したという。カイさんは「友人も失った。和解は簡単ではない」と言った。

 ヌエル人女性のモニカさん(19)もヌエル人集落で攻撃に遭遇した。15日の夜に戦闘が始まり、いったんは小康状態になったが、16日朝から集落への本格的な攻撃が始まった。

 「あんな体験は初めて。最初は家の中に身を潜めるしかなかった」。叔父の一人は肩を撃たれて負傷。モニカさんは政府軍の攻撃だったのかは「不明」としながらも、市民レベルの和解は「(可能かどうか)分からない。(政府と反乱軍の)リーダーたちは何もひどい目に遭っていない。悲惨な目に遭ったのは私たちだ」と、政治家らへの不信感を表した。

 政府側がジュバでヌエル人を大量に殺害した疑いについて、政府は否定している。また、反乱軍の制圧地域では逆に、ディンカ人への攻撃や殺害が報じられており、両民族による報復合戦が続いているのは否定できない。

7241チバQ:2014/01/09(木) 22:28:56
http://mainichi.jp/select/news/20140109k0000m030080000c.html
南スーダン:国内避難民23万人に…停戦交渉成果なし
毎日新聞 2014年01月08日 23時59分(最終更新 01月09日 00時00分)

 【ジュバ服部正法】政府軍と反乱軍の衝突で内戦の危機に直面するアフリカ東部の南スーダンでは、反乱軍が制圧する東部ジョングレイ州の州都ボルなどを巡る攻防が8日も続いた。AP通信によると、政府軍を支援する隣国ウガンダは派遣部隊を増強した。国連によると国外に逃れた難民は3万人を超え、国内避難民も23万人に達している。両陣営は隣国エチオピアの首都アディスアベバで停戦交渉を続けているが、成果は出ていない。

 AFP通信によると、政府軍はボル奪還に向け攻勢を強めている。ロイター通信によると、同市の南東付近で7日、爆発音が響いた。ボルは国連平和維持活動(PKO)の一環で日本の自衛隊も展開する首都ジュバの北方約200キロ。

 一方、北部ユニティ州をパトロールした国連南スーダン派遣団(UNMISS)によると、多くの村が焼き打ちされ、飲料水などが不足しているという。

 エチオピアでの停戦交渉は、反乱軍側が求める捕虜の釈放を政府側が拒むなどして、進展していない。

7242チバQ:2014/01/09(木) 22:29:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2014010900646
スーダンとウガンダ
 スーダンとウガンダ 南スーダンの隣国ウガンダは、2005年まで20年以上も続いたスーダンの南北内戦に深く関わった。ウガンダのムセベニ大統領がスーダン南部の武装勢力を支援したのに対し、スーダンのバシル大統領は領内に逃げ込むウガンダの反政府勢力を支援して対抗した。
 11年に独立した内陸国の南スーダンは北隣のスーダンを通じて石油を輸出している。キール大統領はこれに代わる海への出口としてケニアに接近。この新パイプライン建設構想には同じ内陸国のウガンダも組み込む形で計画が進んでおり、南スーダンへの影響力確保はウガンダの国益となっている。(ロンドン時事)(2014/01/09-16:27)

7243チバQ:2014/01/09(木) 22:31:40
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m030048000c.html
ケニア大統領:公判延期へ 脅迫で証人が証言取りやめ
毎日新聞 2014年01月09日 20時04分(最終更新 01月09日 20時40分)


昨年開いた独立50年の記念式典で手を振るケニヤッタ・ケニア大統領=2013年12月、AP
拡大写真 【ブリュッセル斎藤義彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が現職大統領を裁く初のケースとして注目されていたケニヤッタ・ケニア大統領(52)の2月の公判が無期限に延長される公算が大きくなっている。刑事裁は近く、主任検察官の要請で延長を認める見通しだが、事実上の訴追中断になると危惧されている。脅迫などで証人が証言を取りやめたのが原因で、物証集めも難航。外部で一国の首脳を裁こうという国際刑事裁の限界が表れたとも言えそうだ。

 捜査にあたるベンスダ主任検察官は先月19日に公判延期を刑事裁に要請した。重要な証人の一人が昨年、証言拒否の意向を伝えていた。また、昨年12月には別の証人が偽証したことを告白。主任検察官は「公判を維持する証拠が不十分で時間が必要だ」と述べた。

 大統領支持派による証人への脅迫は常態化していると言われ、証言拒否につながった可能性がある。刑事裁は昨年8月、証人に賄賂を渡し証言をやめさせようとしたケニアの男に逮捕状を出した。

 大統領の公判は元々、昨年11月だったが、9月に発生したテロ事件などに配慮して今年2月に延期。今回は無期限延期になる。報道によると、公判が可能だとしても今年5月以降になる見通し。

 刑事裁は、ケニヤッタ大統領とともに起訴され、昨年9月から公判が始まったルト副大統領のケースは予定通り13日から公判を再開する。主任検察官は「ケニアのケースを訴追する意思は強固だ」としている。主任検察官は延期期間中、再出廷するよう証人を説得するほか、新たな証拠獲得に向け捜査する。

 しかし、検察官が求めているケニヤッタ大統領らの資産情報の提供をケニアが拒否するなど物証集めも難航しているのが実情だ。

 ケニヤッタ大統領の支持派は、公判延期要請を歓迎し公判中止を求めている。これに対して、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは「深い困惑」を表明。被害者団体はケニア政府が国際刑事裁に非協力的な態度を取っていると非難し、証人に頼り過ぎず、携帯電話の通話記録など、物証を重視するよう主任検察官に求めた。

 ケニアでは2007年の大統領選後の暴動で1000人以上が死亡。当時、政党幹部だったケニヤッタ大統領とルト副大統領が暴動を指揮したとして主任検察官は人道に対する罪などで、12年1月に両者を起訴した。

◇国際刑事裁判所(ICC)

ジェノサイド(住民虐殺)や人道に対する罪、戦争犯罪を犯した国家指導者など個人を裁く常設の裁判所。1998年に設立条約が採択され、2003年にオランダ・ハーグに設置された。条約加盟国や国連安保理の要請、ICC検察官の職権で裁判が行われる。日本(07年加盟)を含む122カ国(13年5月現在)が加盟。米国や中国、ロシアなどは未加盟。

7244チバQ:2014/01/09(木) 23:11:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010900048
「大統領」にアリ氏=ソマリアのプントランド

プントランド「大統領」に選ばれたアリ元ソマリア首相=2012年2月、ブリュッセル(AFP=時事) 【モガディシオAFP=時事】1990年代に「自治」を宣言し半独立状態のソマリア北部プントランドで8日、「大統領」を選ぶ選挙があり、ソマリア暫定政府で2011年から約1年首相を務めたアリ氏が、現職のファロレ氏を僅差で破り当選した。プントランドは海岸が海賊、山岳部がイスラム過激派「アルシャバーブ」の基地になっている。(2014/01/09-06:01)

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7245チバQ:2014/01/09(木) 23:16:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014010900506
スペイン国王、退位観測も=次女の醜聞、健康問題で危機
 【パリ時事】スペインで、フアン・カルロス国王(76)の退位を取り沙汰する声が上がり始めた。自身の健康問題に加え、次女のクリスティーナ王女が夫の公金横領疑惑で捜査当局から出頭命令を受けるスキャンダルに見舞われ、国民からの信頼が落ち込んでいるのが背景。フランコ独裁政権後、民主化の象徴だった国王は1975年の即位以来、最大の危機に立たされている。
 AFP通信によると、放送大学の講師アントニオ・トレス・デルモラル氏は「国王の退位が近いのは確実だ」と指摘。国営EFE通信で長く国王を取材してきた作家のセザール・デララマ氏も「問題が忘れ去られるか、夏前に退位を決意するか、今後4〜6カ月が極めて重要だ」と分析する。
 王女の夫で元ハンドボール選手のイニャキ・ウルダンガリン氏は、公金横領の疑いで捜査対象となっている。王女も7日、関与の疑いがあるとして予審判事に出頭を命じられ、王室の直系メンバーとして初めて刑事裁判の被告となる可能性が出てきた。
 また、国王自身も近年は腰の手術で入退院を繰り返し、フェリペ皇太子(45)に公務を任せることが増えている。6日には軍のパレードを閲兵し、久しぶりに公の場に姿を見せたが、約10分間のスピーチで何度も言葉に詰まる場面も。デララマ氏は「閲兵する姿が生気に欠け、力を失っているように見えたことで、イメージを大きく損なった」と話す。(2014/01/09-14:29)

7246チバQ:2014/01/10(金) 22:08:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3006291?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss&google_editors_picks=true
世界一若い国家が「崩壊の危機」、戦闘続く南スーダン
2014年01月10日 14:38 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月10日 AFP】世界一若い国家が「崩壊の危機」にあると米国が警鐘を鳴らす南スーダンでは、反乱軍が掌握している油田地帯の主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)奪還に向け、政府軍が戦闘を続けている。

 隣国エチオピアでの停戦交渉が暗礁に乗り上げる中、反乱軍の主要拠点となっている南スーダン北部のユニティ州と東部ジョングレイ(Jonglei)州の州都ボル(Bor)付近での戦闘は激化している。

 リンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)米国務次官補(アフリカ担当)は米議会で「悲しいことに今日、世界一若く、また明らかに最も脆弱な民主主義国の一つである国が、崩壊の危機に直面している」と述べ、「戦闘が日一日と長引くにつれ、民族間の緊張が高まり、全面的な内戦に突入する危険がある」と指摘した。

 南スーダン軍のフィリップ・オージェ(Philip Aguer)報道官がAFPに語ったところによると、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領派の部隊は現在ベンティウの近くにおり、9日も衝突が続いている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)事務総長特別副代表のトビー・ランザー(Toby Lanzer)氏によれば、ベンティウ市内外は無法地帯となっており、援助機関の車両を武装集団が乗り回している状態で、市民は逃げ出している。

 南スーダンの原油の多くはユニティ州で汲み上げられているが、戦闘が始まって以降、石油生産は約5分の1に落ち込んでおり、貧困にあえぐ同国から主要な外貨獲得源を奪っている。

 軍報道官によると、政府軍の部隊は首都ジュバ(Juba)の北約200キロに位置するボルから約15キロの地点でも、戦闘にとらわれている。ボルは、反乱軍が掌握するもう一つの主要都市。

 ワニが群がる白ナイル川(White Nile)を挟んでボルの対岸にある湿地ミンカーメン(Minkammen)で取材をしているAFP特派員によると、戦闘から逃れようと数百人が、危険を冒しながら船や徒歩で川を渡っている。ミンカーメンにはすでに8万人近い避難民がおり、戦闘で家を追われた人々が集まる単独では最大の避難場所になっている。(c)AFP/Waakhe Simon Wudu

7247チバQ:2014/01/10(金) 22:08:00
http://www.afpbb.com/articles/-/3006291?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss&google_editors_picks=true
世界一若い国家が「崩壊の危機」、戦闘続く南スーダン
2014年01月10日 14:38 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月10日 AFP】世界一若い国家が「崩壊の危機」にあると米国が警鐘を鳴らす南スーダンでは、反乱軍が掌握している油田地帯の主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)奪還に向け、政府軍が戦闘を続けている。

 隣国エチオピアでの停戦交渉が暗礁に乗り上げる中、反乱軍の主要拠点となっている南スーダン北部のユニティ州と東部ジョングレイ(Jonglei)州の州都ボル(Bor)付近での戦闘は激化している。

 リンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)米国務次官補(アフリカ担当)は米議会で「悲しいことに今日、世界一若く、また明らかに最も脆弱な民主主義国の一つである国が、崩壊の危機に直面している」と述べ、「戦闘が日一日と長引くにつれ、民族間の緊張が高まり、全面的な内戦に突入する危険がある」と指摘した。

 南スーダン軍のフィリップ・オージェ(Philip Aguer)報道官がAFPに語ったところによると、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領派の部隊は現在ベンティウの近くにおり、9日も衝突が続いている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)事務総長特別副代表のトビー・ランザー(Toby Lanzer)氏によれば、ベンティウ市内外は無法地帯となっており、援助機関の車両を武装集団が乗り回している状態で、市民は逃げ出している。

 南スーダンの原油の多くはユニティ州で汲み上げられているが、戦闘が始まって以降、石油生産は約5分の1に落ち込んでおり、貧困にあえぐ同国から主要な外貨獲得源を奪っている。

 軍報道官によると、政府軍の部隊は首都ジュバ(Juba)の北約200キロに位置するボルから約15キロの地点でも、戦闘にとらわれている。ボルは、反乱軍が掌握するもう一つの主要都市。

 ワニが群がる白ナイル川(White Nile)を挟んでボルの対岸にある湿地ミンカーメン(Minkammen)で取材をしているAFP特派員によると、戦闘から逃れようと数百人が、危険を冒しながら船や徒歩で川を渡っている。ミンカーメンにはすでに8万人近い避難民がおり、戦闘で家を追われた人々が集まる単独では最大の避難場所になっている。(c)AFP/Waakhe Simon Wudu

7248チバQ:2014/01/10(金) 22:08:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3006278
イスラエルのシャロン元首相、「極度に危険」な容体
2014年01月10日 12:34 発信地:エルサレム/イスラエル
【1月10日 AFP】8年間昏睡(こんすい)状態にあるイスラエルのアリエル・シャロン(Ariel Sharon)元首相(85)の容体が「極度に危険な」状態に陥っていると、病院関係者が9日、明らかにした。

 元首相が入院しているテルアビブ(Tel Aviv)近郊のテル・ハショメール(Tel Hashomer)病院は声明で、「この数時間、シャロン元首相の容体が悪化している。極度に危険な状態で、家族が病室に集まっている」と述べた。

 シャロン首相は2006年1月4日に重度の脳卒中で倒れて以降、一度も意識が戻ることなく昏睡状態が続いている。手術後に深刻な腎障害を起こし、今月1日に容体が急激に悪化していた。(c)AFP

7249チバQ:2014/01/10(金) 22:09:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140110/amr14011021500010-n1.htm
裸での身体検査など「屈辱的扱い」 逮捕のインド人女性外交官が米国を出国
2014.1.10 21:46

ニューヨークのインド総領事館の副総領事在任当時、同総領事館でのイベントに出席したデブヤニ・コブラガデ氏=2013年6月(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨークの連邦大陪審は9日、インド人のメイドの労働ビザを不正に取得するため、給与に関する虚偽の報告をした罪で、ニューヨークのインド総領事館で副総領事を務めていた女性外交官、デブヤニ・コブラガデ氏(39)=事件後、国連代表部に異動=を起訴した。ロイター通信によると、コブラガデ氏は外交官免責特権を認められ、インドに帰国した。

 起訴状によると、コブラガデ氏はニューヨーク赴任前の2012年秋、同行するメイドの給与を米国での法定水準を上回る額にするとの虚偽の報告をし、不正にメイドの労働ビザを取得したとされる。

 しかし、実際には法定水準を大きく下回る月3万ルピー(約5万円)で契約が結ばれており、日によっては時給が1ドル42セント(約149円)になることもあったという。

 コブラガデ氏は公衆の面前で手錠をかけられ、裸での身体検査を強いられるなどしたため、インド政府が「屈辱的な扱いだ」と米国政府に厳重抗議していた。

 ニューデリーの米国大使館前に設置されていた警備用バリケードが撤去されるなどの報復措置もあり、両国関係がぎくしゃくしていた。

 米国政府はコブラガデ氏に総領事館の職員よりも特権範囲が広い国連代表部職員としての免責を認めたが、米国の国連代表部は、コブラガデ氏が再び米国に戻れば、刑事訴訟の対象となる可能性を示唆した。

7250名無しさん:2014/01/10(金) 22:15:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140110/erp14011021360001-n1.htm
仏大統領、女優と密会か 芸能誌報道に法的措置検討
2014.1.10 21:32

フランスのオランド大統領と女優のガイエさんの密会を報じる芸能誌クローザー(共同)
 フランスの芸能誌クローザーは10日発売号で、同国のオランド大統領(59)がフランス人女優ジュリー・ガイエさん(41)と密会したとする写真を掲載した。ロイター通信などによると、オランド氏はプライバシーの侵害だとして法的措置を検討するとの考えを示した。

 同誌は昨年12月30〜31日、パリのマンションで2人が一晩を過ごしたとする写真など7ページの特集を掲載した。オランド氏は事実関係についてはコメントしていない。

 フランスメディアによると、2人の関係はこれまでも噂になっていた。

 オランド氏は、ジャーナリストのバレリー・トリルベレールさん(48)と事実婚の関係にある。

 ガイエさんは同国の映画やテレビドラマに多く出演。2009年の東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。(共同)

7252チバQ:2014/01/11(土) 13:33:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014011002000135.html

チュニジア政権退陣 行き詰まるイスラム政党














2014年1月10日 朝刊





 【チュニス=今村実】政情が混乱するチュニジアで、「ジャスミン革命」を受け二年余前に発足した、イスラム政党アンナハダ主導の暫定政府が退陣した。首相府は本紙取材に、革命三周年を前にした九日、ラライズ首相がマルズーキ大統領に辞表を提出したと明らかにした。


 昨年七月に崩壊したエジプトのモルシ政権に続き、「アラブの春」後に発足したイスラム政権の行き詰まりを象徴。無所属のジョマア産業相が新首相として中立的な政府を発足させ、本格政権に向け大統領選や議会選を年内にも実施する。


 AFP通信などによると、政権運営に国民の不満が高まったアンナハダは、今月の憲法制定作業でも大幅な譲歩を迫られた。「イスラム教は立法の主要な源」とする条文を盛り込むことを断念。信教の自由や男女の権利の平等などに関する条文も、受け入れた。


 背景には、エジプトでモルシ政権を支えたイスラム組織ムスリム同胞団が、事実上の軍クーデターで大打撃を受けた状況がある。同胞団は排他的な政権運営や強硬な憲法制定を推し進め、反発を受けた。


 本紙取材に、チュニジアの評論家アレイヤ・アラーニ氏は「経済悪化で反政府デモが頻発しかねない。さらにエジプト政変を目の当たりにし、同じシナリオを避けるため、イスラム政党としての姿勢を再考せざるを得なかった」と指摘。


 その上で、年内に実施される議会選での勝利に焦点を移す戦術とみる。人気が低下したとはいえ依然、有権者の20〜25%の支持を維持しているとみられ、いったんは譲歩し、組織立て直しを図る狙いだ。


 選挙前、政権党として国民の批判の矢面に立つのを避ける意図もありそうだ。


 チュニジアは二〇一一年一月十四日、ベンアリ長期政権が崩壊、「アラブの春」の先駆けとなった。同十月の制憲議会選で第一党となったアンナハダが左派政党と連立で暫定政権を樹立。だが、経済回復の遅れに国民の不満が高まった上、昨年は野党指導者ら二人が相次いで暗殺され、政情が不安定化。アンナハダへの退陣圧力が強まった。

http://mainichi.jp/select/news/20131216k0000m030036000c.html

チュニジア:暫定首相に無党派のジョマア産業相で合意

毎日新聞 2013年12月15日 19時43分


 【カイロ秋山信一】チュニジアの与野党は14日、反政権デモの拡大による政局の停滞を打開するため、無党派のジョマア産業相(51)を次期暫定首相に選ぶことで合意した。国営TAP通信が伝えた。イスラム政党「アンナハダ」中心のラライズ内閣は近く総辞職し、新憲法策定後に行われる大統領選挙と国会選挙まで、ジョマア氏が率いる実務者内閣が政権を担う。

 国営通信によると、与野党が推薦した6人の候補者から投票でジョマア氏が選出された。10月に始まった与野党協議は首相人事で難航。92歳の元閣僚の起用でいったん合意したが、本人が高齢を理由に固辞するなど迷走した。仲介役の労働総同盟が14日を首相人事の最終期限と通告し、土壇場で与野党が歩み寄った。

 チュニジアでは2011年1月に反政権デモでベンアリ独裁政権が崩壊し、民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなった。今年2月と7月、アンナハダに批判的な野党指導者が相次いで暗殺されたのを契機に、世俗派中心の反政権デモが拡大し、民主化プロセスは大幅に遅れている。

7253チバQ:2014/01/11(土) 13:41:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000179-jij-m_est

中央アフリカのジョトディア大統領が辞任か=チャドで地域首脳会議

時事通信 1月10日(金)21時55分配信



 【パリ時事】宗教対立で混乱状態に陥った中央アフリカ共和国情勢に関し、同国が加盟する中部アフリカ諸国経済共同体(CEEAC)は10日、ジョトディア大統領とチャンガイ首相が辞任したと明らかにした。AFP通信が報じた。
 CEEACは9日からチャドのヌジャメナで臨時首脳会議を開催。AFP通信によれば、ジョトディア大統領らの辞任は首脳会議の最終声明に盛り込まれた。首脳会議は中央アフリカ議会の議員全員をヌジャメナに呼び、ジョトディア政権を存続させるかどうか、判断を求めていた。

7254チバQ:2014/01/11(土) 15:27:00
http://mainichi.jp/select/news/20140111k0000e030180000c.html

南スーダン:人が消えた町…紛争の2大民族、報復恐れ

毎日新聞 2014年01月11日 11時07分(最終更新 01月11日 15時10分)



閑散とした「ニュー・サイト」の集落。撮影中、どこからか急に男の子が現れ、ポーズを取った=ジュバ郊外で2014年1月10日、服部正法撮影
閑散とした「ニュー・サイト」の集落。撮影中、どこからか急に男の子が現れ、ポーズを取った=ジュバ郊外で2014年1月10日、服部正法撮影

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南スーダン・ジュバの地図
南スーダン・ジュバの地図

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 政府軍と反乱軍の戦闘開始から3週間以上が経過した南スーダン。戦闘が勃発した首都ジュバ郊外では、5000人以上が住んでいた集落から、攻撃を恐れて多数の住民が逃げ出した。戦闘に巻き込まれた居住区「ニュー・サイト」に10日入ると、独立機運の高まりと時期を同じくして2008年ごろにできた新しい街には、住民の激減で「ゴーストタウン」のような光景が広がっていた。【ジュバ服部正法】

 ◇戦闘に巻き込まれた「ニュー・サイト」

 ジュバ中心部から北に10キロ程度走ると草原の中から政府軍司令部が現れる。司令部周辺に広がる居住区「ニュー・サイト」は戦闘初日、司令部を急襲した反乱軍側と政府軍の激しい戦闘に巻き込まれた。

 町に入るに先立ち、政府軍関係者から「反乱分子が付近に潜伏している可能性がある」と忠告された。緊張感が高まっているので住民に民族名などを尋ねるのも避けた方が良いという。

 でこぼこ道に車を乗り入れると、草ぶきに土壁の家々やトタン板製の小屋などが草原に延々と続いていた。住居や倉庫、幼稚園……。建物の多さに比べ、人の気配が感じられない。

 わずかに残る住民に話を聞いた。いったん付近の村に避難したが、戻ってきたというパウリノさん(26)は、「戻ったら家の食料や家具などがなくなっていた。誰が略奪したかは分からない」とため息をつく。以前は市場で日用品などを売っていたが「仕事は再開できないし、食べる物もない」と暗い表情で話した。パウリノさんによると、ほとんどの住民が近隣の村などに逃げた。反乱軍側の服装は、制服と平服が半々程度だったという。

 記者が話を聞いたパウリノさんと別の男性は、同行した案内人によると、ディンカ、ヌエルのどちらの民族でもないようだ。紛争の主役となっているディンカ人とヌエル人の2大民族は互いの報復を恐れてニュー・サイトに戻るのが難しくなっている可能性がある。

 ニュー・サイトは、スーダン中央政府との内戦が終結(05年)し、南スーダン独立(11年)への道筋が見えてきた08年ごろ形成された。内戦を戦ったゲリラ組織が政府軍に生まれ変わるのをにらみ、新司令部を建設、その周辺に人が集まった。流入者の民族構成は多様だったという。

 南スーダンでは、先月15日にジュバで政府軍と、軍内部のマシャール前副大統領支持派が衝突。ジュバでは政府軍が反乱軍を抑え込んだが、その後各地に飛び火した。キール大統領の出身民族のディンカ人とマシャール氏の出身民族ヌエル人による報復合戦の様相も見せている。

7255チバQ:2014/01/11(土) 15:32:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011000986
次期首相に中道左派ソボトカ氏=新政権発足へ−チェコ


 【ベルリン時事】チェコのゼマン大統領は10日、昨年10月の下院選挙で第1党となった中道左派・社会民主党のボフスラフ・ソボトカ党首(42)を次期首相に任命する考えを表明した。
 社民党は第2党となった新党「ANO2011」などと3党連立で合意している。3党で過半数の議席を確保しており、選挙から3カ月を経てようやく新政権が発足する。(2014/01/10-22:50

7256チバQ:2014/01/11(土) 23:56:02
>>86
>>99-100
「歴史にifは・・・」だけど、この人が倒れなかったら中東問題も少しは
違った形になっていたかも

http://www.afpbb.com/articles/-/3006345
イスラエルのシャロン元首相死去

2014年01月11日 21:37 発信地:エルサレム/イスラエル
【1月11日 AFP】2006年に脳卒中で倒れ8年間昏睡(こんすい)状態にあったイスラエルのアリエル・シャロン(Ariel Sharon)元首相が11日、入院先のテルアビブ(Tel Aviv)郊外の病院で死去した。イスラエルのメディアが報じた。85歳だった。

 シャロン首相は2006年1月4日に重度の脳卒中で倒れ、一度も意識が戻ることなく昏睡状態が続いていた。手術後に深刻な腎障害を起こして今月1日に容体が急激に悪化し、極度に危険な状態に陥っていると報じられていた。(c)AFP

7257チバQ:2014/01/11(土) 23:56:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3006324?ctm_campaign=txt_topics
南スーダン反乱軍、主要油田都市を失うも戦闘継続を誓う

2014年01月11日 11:27 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月11日 AFP】南スーダンの反乱軍の指導者リヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領は10日、同軍が制圧していた北部の油田地帯主要都市、ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)の支配を失ったことを認めたが、同部隊の政府に対する戦闘を継続することを誓った。

「ベンティウから撤退したが、それは市街戦を避け市民の命を守るためだ。戦いは続ける。戦闘は継続する」とマシャール前副大統領はAFPの取材に対し、国内の非公表の場所から衛星電話で答えた。

 同時にマシャール前副大統領は、隣国エチオピアで行われている和平会談に反乱軍側は参加し続けると語った。同前副大統領は「そうだ、われわれはコミットしている」と述べたが、即時無条件停戦に合意する意思があるか否かは表明しなかった。

 エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)では、反乱軍側の広報は記者団に対し、ベンティウの喪失は「一時的後退」だと述べた。同広報は、政府には自分たちを軍事的に敗北させる能力はないと付け加え、ベンティウ以外のユニティ州の油田施設はまだ反乱軍の掌握下にあると語った。(c)AFP

7258チバQ:2014/01/11(土) 23:57:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3006319
中央アフリカ大統領、宗教間の衝突を阻止できず辞任

2014年01月11日 08:54 発信地:ヌジャメナ/チャド
【1月11日 AFP】宗教間の衝突で国が引き裂かれた状況にある中央アフリカのミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領は10日、宗教間衝突の阻止に失敗したとして中部アフリカ諸国からの圧力を受け、辞任した。

 同大統領とニコラ・チャンガイ(Nicolas Tiangaye)暫定首相辞任の知らせは首都バンギ(Bangui)で歓声をもって迎えられ、多数の住民がこれで暴力行為が収まるだろうと期待を表した。

 9日よりチャドで開かれていた中部アフリカ諸国経済共同体(Economic Community of Central African States、ECCAS)の臨時首脳会議で、ジョトディア暫定大統領に辞任の圧力をかけていた地域首脳らは、同大統領の辞任を「極めて愛国的な決断」と呼んだ。一方フランスは移行政府に対し、新たな暫定大統領を速やかに決定するよう主張した。

 バンギでは、ジョトディア暫定大統領とチャンガイ暫定政府首相辞任のニュースを歓迎する大勢の人々が街頭へ繰り出した。

 空港近くの大規模キャンプに避難場所を求めに来た何万人ものキリスト教徒たちの1人は、「神のご意志なら、キリスト教徒とイスラム教徒は今晩から互いに仲良く暮らすようになり、私は日曜までに家に戻れる」と語った。

 中央アフリカでは、宗教間の対立による衝突で、先月だけで1000人以上が死亡している。(c)AFP/Stephane Yas in N'Djamena and Cecile Feuillatre in Bangui, Stephane Yas

7260チバQ:2014/01/11(土) 23:59:59
http://www.asahi.com/articles/ASG1B4WR8G1BUHBI013.html
シャロン・イスラエル元首相死去 対パレスチナ強硬派
2014年1月11日22時27分
 イスラエルのアリエル・シャロン元首相が11日、入院先のテルアビブ近郊の病院で死去した。85歳だった。2006年1月に脳出血で倒れ、約8年間意識不明の状態が続いていた。

 英委任統治下の1928年に現イスラエル中部のロシア系移民家庭に生まれた。英国からの独立を目指すユダヤ人武装組織に参加。48年のイスラエル建国後の4次にわたる中東戦争すべてに参戦し、数々の戦績を上げた戦場の英雄だった。

 政治家に転身後は、強引な政治手法で「ブルドーザー」の異名を取った。国防相時代の82年に故アラファト議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)の拠点を一掃するためレバノン侵攻を指揮。レバノン民兵によるパレスチナ難民大虐殺事件に関与したとして国際的な非難を浴びた。住宅建設相などを歴任し、国際法違反の占領地でのユダヤ人入植地拡大を推進した。

 右派リクード党首だった2000年9月には東エルサレム旧市街のイスラム教の聖地訪問を強行し、パレスチナ人による第2次インティファーダ(民衆蜂起)の引き金を引いた。

 01年に首相に選ばれてからは、テロ掃討作戦としてパレスチナ自治区へたびたび侵攻した。イスラム組織ハマス幹部らの暗殺も繰り返した。パレスチナ人のテロを抑えられない故アラファト議長を「敵」だとして軟禁下に置き、自治政府を「テロ支援体制」と認定して議長府を爆撃した。イスラエルの治安維持では譲らず、「自爆テロ犯の侵入防止」としてパレスチナ人の街や村を分断する分離壁の建設を強行し、国際社会の非難を浴びた。

 パレスチナとの和平対話を一方的に打ち切り、ガザの入植地を撤去しイスラエル軍を撤退する計画を05年8月に実行。結果的には和平の方針に沿う英断だとして国際社会からも評価された。

 同年11月、突如パレスチナとの2国家共存を目指す方針を打ち出し、リクード党を離党して中道政党カディマを結成。政界を揺るがした。その直後に倒れ、シャロン氏がパレスチナとの和平の実現にどれほどの決意と構想を持っていたのかは謎のままに終わった。

 ペレス大統領は11日、「国を愛し、国に愛された勇敢な兵士であり、勇気あるリーダーだった。難しい決断をし、実行するすべを知っていた」と死を悼んだ。

 生前のシャロン氏と確執があったネタニヤフ首相は同日、「一番勇敢な兵士であり、最も偉大な軍司令官の一人だった。彼の記憶は国民の心に永遠に残るだろう」とたたえた。

 一方、ハマスのバルフーム報道官は「暴君に神が与えた運命だ。手がパレスチナ人の血で汚れた犯罪者が死んだ歴史的瞬間だ」と述べた。(エルサレム=山尾有紀恵)

7261チバQ:2014/01/12(日) 00:09:25
92/07-95/11 【労働党】ラビン首相 在任中に暗殺
95/11-96/06 【労働党】ペレス首相 
96/06-99/07 【リクード】ネタニヤフ首相 
99/07-01/03 【労働党】バラック首相 
01/03-05/11 【リクード】シャロン首相 
05/11-06/01 【ガディマ】シャロン首相 (在任中病気辞任)
06/01-09/03 【ガディマ】オルメルト首相
09/03-??/?? 【リクード】ネタニヤフ首相

7262チバQ:2014/01/12(日) 11:01:26
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000e030135000c.html

トルコ:エルドアン首相 内憂外患

毎日新聞 2014年01月12日 10時02分(最終更新 01月12日 10時03分)


 ◇収賄で内閣改造 シリアから大量難民

 【エルサレム大治朋子】トルコのエルドアン首相が外交や内政の難題に直面している。8日までの日本滞在中には、隣国シリアのアサド政権退陣を訴え、経済の拡大を強調するなど強気の姿勢を示していたが、シリア内戦の長期化やエジプトの政変などによる外交課題が山積。国内も大規模な収賄事件の摘発で内閣改造を強いられるなど混乱が続いている。今夏の大統領選出馬に意欲を見せる首相は、難しいかじ取りを迫られている。

 アサド政権退陣を求めるエルドアン政権は、反体制派に武器供与を続けてきたとされる。昨年秋には、シリア空爆を回避した米仏を痛烈に批判した。だがイスラム過激派や国際テロ組織アルカイダ系組織がトルコとの国境付近で戦闘を繰り返すにつれ、「軌道修正」を図りつつある。

 「トルコは、アルカイダと関係のある戦闘員の支援はしない」。昨年10月8日、ダウトオール外相は会見でそう強調した。今月1日には、トルコのイスラム過激派組織がシリアに向け発送したとみられる武器を押収するなど、これまでにない警戒ぶりを見せている。

 トルコは既にシリアからの難民70万人を抱えている。世論調査によると、昨年9月、シリアの内戦に関与すべきではないと答えた人は72%に上り、1年前から15ポイント上昇した。政権として反体制派への支援を続ければ、シリアの混乱がトルコに飛び火する可能性もあり、慎重な対応が求められている。

 また、イスラム組織・ムスリム同胞団を出身母体とするモルシ政権が昨年7月に崩壊したエジプト政変も、大きな打撃となった。イスラム主義と民主主義の両立を掲げるエルドアン政権は、2012年6月に誕生したモルシ政権との関係強化を図った。

 昨年6月には、トルコがエジプトを経由してアフリカ諸国と貿易する場合のエジプト関税を基本的に廃止することなどを定めた新たな貿易協定を締結。トルコはシリア内戦で中東圏での販路が縮小したことを受け、アフリカ市場拡大につなげたい考えだったが、翌月に起きたエジプト政変で頓挫。軍主導の暫定政権とどう向き合うか、模索が続いている。

 敵対するイスラエルとの関係も、転換期を迎えつつあるとの指摘がある。トルコメディアは最近、イスラエルとの関係改善が進み、トルコ人がイスラエル軍に殺害された10年5月のパレスチナ支援船拿捕(だほ)事件をきっかけに召還した双方の大使が、近く復職する可能性があると伝えている。

 背景にあるのは、先月中旬に発覚し、閣僚10人が交代する事態に発展した大規模収賄事件だ。一連の摘発は、エルドアン首相との対立が深刻化している米国在住の知識人で、穏健派のトルコ人イスラム教指導者、ギュレン師を支持する警察当局者らによるものとの見方が有力だ。ギュレン師は、拿捕事件を機にイスラエルとの対立を激化させたエルドアン政権の対応を批判し、双方の確執が拡大したとの指摘がある。このためトルコ外務省では「イスラエルとの和解でギュレン師の意見を反映させ、対立解消を図るべきだ」との声が高まっているという。

 ギュレン師は司法当局や教育関係者に支持者が多く、与党・公正発展党は今春以降の統一地方選や大統領選で、その支持層の取り込みが必要とされている。同党支援者の大半は反イスラエル派だが、外交で穏健政策を取っても支持者離れにつながる可能性は低く、転換を図りやすいという。

7263チバQ:2014/01/12(日) 11:04:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014011202000122.html

移民への福祉制限 就労自由拡大 EU富裕国警戒














2014年1月12日 朝刊




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 【ロンドン=石川保典、ベルリン=宮本隆彦、パリ=野村悦芳】欧州連合(EU)に二〇〇七年に加盟したブルガリアとルーマニアに対するEU域内での就労制限が一月から撤廃された。大量の移住者を警戒する英国が移民への社会保障を今月から厳しくしたほか、ドイツでも「福祉目当て」の移住を制限すべきだとの議論が出ている。EUが拡大するにつれ、欧州の富裕国では「反移民」「反EU」を掲げる政党が台頭。五月の欧州議会選を前に、警戒感が広がっている。


 EUでは域内での移動や就労の自由が認められ、居住国の社会保障も受けられる。ただ新規加盟国の国民には最大七年間、各国が自国内での就労を制限できる。EU最貧国とされるブルガリアとルーマニアには、英独仏、オランダなど九カ国が医師などの技術職に限って就労を認めてきた。


 英国は、制限撤廃後に大量の求職者が移住して社会保障費が増大するのを懸念し、EU域内からの移住者への福祉手当の支給を今月から制限。入国後三カ月は失業や住宅手当などを支給せず、就労意欲がないとみなせば六カ月後に打ち切る。路上で物乞いすれば強制送還し、入国を一年禁じる措置も加えた。


 来年の総選挙を控え、移民制限を主張する右派政党の伸長を警戒するキャメロン首相は、医療サービス有料化を柱とした改正移民法案も上程。今後のEU加盟国には、移住制限が必要だとの考えも表明した。


 ドイツでも福祉へのただ乗り警戒があり、メルケル首相は連立政権内での移民対策を求める勢力に配慮し、検討委員会を発足させた。


 ドイツには計四十万人のルーマニア人とブルガリア人が住み、今年は十万〜十八万人が流入すると予測される。与党キリスト教社会同盟は、移民がドイツ人の職を奪い、社会保障費を増大させるとして、不正受給者は国外追放にすべきだと主張。与党中道左派の社会民主党は「右翼の全体主義を呼び込む訴えだ」(ハルトマン連邦議会議員)と批判し、連立政権内の不協和音が表面化している。


 一方、移民やEU統合強化に反対する各国の極右政党にとって、今回の就労制限の撤廃は格好の批判材料となっている。


 フランスの国民戦線は一日の声明で「(制限撤廃は)わが国への移民を認めるサインと受け取られ、誤りだ」と強く反発。高い失業率を背景に、国民戦線は昨秋の世論調査で支持率が二大政党を上回った。


 国民戦線は欧州議会選に向け昨年十一月、オランダの極右・自由党との共闘を表明。移民政策への不満を追い風に、オーストリア、ベルギー、スウェーデンなどの極右、民族主義政党も加えて、七カ国で議員二十五人以上という欧州議会での新会派結成条件をクリアするとみられている。


 右派への追い風が吹く現状に、リベラル会派のリーダー、フェルホフスタット欧州議員(元ベルギー首相)は「EUが存亡の機にさらされている」と警戒している。

7264チバQ:2014/01/12(日) 17:59:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3006352?ctm_campaign=txt_topics
エジプト軍トップのシシ議長、大統領選出馬の意欲を示す

2014年01月12日 11:39 発信地:カイロ/エジプト
【1月12日 AFP】エジプト軍トップのアブデルファタフ・サイード・シシ(Abdel Fattah Said al-Sisi)軍最高評議会議長兼国防相は11日、「国民の要請があれば選挙に立候補する」と述べ、多方面から予測されている大統領選への出馬に意欲を示した。

 政府系日刊紙アルアハラム(Al-Ahram)が報じたところによると、シシ議長は政府関係者などが参加した集会で「もし私が立候補するとしたら、国民の要請と軍の委任が必要だ」と述べたという。

 シシ議長は、昨年7月にイスラム組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が軍によって解任された後では最も人気のある指導者だ。複数の軍関係者がAFPに語ったところによると、軍内部では今年行われる予定の大統領選へのシシ議長の立候補が支持されているという。

 エジプトは、新憲法についての国民投票を数日後に控えている。軍が主導する暫定政府はこの国民投票を、モルシ氏解任後のエジプトに選挙を通じた統治を復活させる最初の選挙と位置付けている。(c)AFP/Samer AL-ATRUSH

7265チバQ:2014/01/12(日) 18:11:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140112/mds14011200460002-n1.htm

【シャロン元首相死去】
評伝 剛腕で知られた「入植者の父」
2014.1.12 00:45 (1/2ページ)

軍人時代のアリエル・シャロン氏=1969年1月(イスラエル国防省提供・ロイター=共同)
軍人時代のアリエル・シャロン氏=1969年1月(イスラエル国防省提供・ロイター=共同)


 【カイロ=大内清】11日に死去したアリエル・シャロン元イスラエル首相は、同国現代史で最も毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい人物だった。イスラエル占領下にあったガザ地区から一方的撤退を実現した半面、テロ対策の名の下にヨルダン川西岸を寸断する分離壁建設を推進。これらはパレスチナ側にとり、実質的に占領状態を固定化しようとするものに他ならなかった。

 シャロン氏は、1967年の第3次中東戦争で占領したヨルダン川西岸やガザは「歴史的なイスラエル」の一部であるとする大イスラエル主義を信奉。軍人から政治家に転身後は、国際社会から和平の障害になると非難されてきたユダヤ人入植地の建設を推し進め、その豪腕ぶりから「入植者の父」「ブルドーザー」などと呼ばれた。

 93年にラビン首相(当時)がパレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長(当時)との間で結んだ、占領地問題での譲歩と引き換えに和平を実現しようとするオスロ合意には強く反発した。

 しかし、国際社会が「パレスチナ国家」樹立をあるべき和平の形とみなす中、シャロン氏はその現実に対応するため、2001年に首相になると急速に方向転換する。05年に経済的利便性が少なく統治も困難なガザに見切りをつけて一方的に撤退する一方、西岸に散らばる入植地を取り込むなどしてパレスチナの人口密集地間を分断した上での「パレスチナ国家」樹立を容認する「和平」を実現に移そうとしたのだ。

 ただ、シャロン氏の政策はパレスチナの経済的自立をより困難にするのみならず、パレスチナ人の居住する地域の面的な広がりを寸断するもので、パレスチナには受け入れがたいものだ。他方、イスラエルには、いかなる形での「2国家共存」も拒否する強硬派が存在し、近年はその影響力を増した。

 昨年7月に再開された和平交渉は現在、入植地建設問題などをめぐる入り口の議論で停滞を続けている。両者が納得する解決策を見いだすのが極めて困難な中、パレスチナと国内強硬派の双方から反発を受けたであろう「和平」を目指したシャロン氏は、その構想を現実のものとすることなく帰らぬ人となった。

7266チバQ:2014/01/12(日) 19:09:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000003-jij_afp-int

中央アフリカ、大統領辞任後に暴力行為が続発

AFP=時事 1月12日(日)9時1分配信





中央アフリカ、大統領辞任後に暴力行為が続発

中央アフリカの首都バンギで、店を略奪している最中に発砲音が聞こえ、逃げる人々(2014年1月11日撮影)。

【AFP=時事】反体制勢力の指導者から大統領に転じたミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領が辞任した中央アフリカの首都バンギ(Bangui)で、激しい暴力が起きている。一部では、食人や広範囲での略奪の報告も上がっている。

 激しい外交的圧力を受け10日に辞任したジョトディア氏は、翌日ベナンの首都に到着した。一方バンギでは激しい暴力が起きており、同暫定大統領の辞任が、衝突で引き裂かれた国家の緊張を和らげるだろうとの期待が打ち砕かれている。

 中央アフリカ赤十字(Central African Red Cross)が発表した最新の死者数によると、ジョトディア氏が辞任してから数時間のあいだに少なくとも5人が死亡。夜間にはたびたび銃声が聞こえたという。

 またAFP記者の報告によると、市内で略奪が相次いでおり、群衆が店のドアを壊しているという。略奪された店の多くはイスラム教徒が経営しており、地元の赤十字の代表は、昨年3月に「(イスラム教系の)セレカ(Seleka)がこの地に到着した時に略奪の被害に遭った人々が、今度は逆に略奪を行っている」と語る。

 目撃者の話から、略奪を行った者の中には食人行為に及んだ者もいると報告されている。【翻訳編集】 AFPBB News

7267チバQ:2014/01/14(火) 22:56:47
>政治家の私生活に立ち入らないことを伝統とする同国のメディア
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140114/erp14011400250000-n1.htm
仏メディア「伝統の終わり」 大統領密会疑惑を報道…崩れた不文律
2014.1.14 00:15 (1/2ページ)[欧州]

フランスのオランド大統領と女優のガイエさんの密会を報じる芸能誌クローザー(共同)
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領が女優と密会していたとする同国芸能誌の報道が波紋を広げている。政治家の私生活に立ち入らないことを伝統とする同国のメディアで、今回の報道が異例だからだ。専門家からは「伝統の終わり」との声も出ている。

 疑惑は仏誌クローザーが10日発売号で報じた。昨年12月末、大統領府近くのマンションで仏女優のジュリー・ガイエさん(41)と一晩を過ごしたとの記事を写真とともに掲載。オランド氏はプライバシー侵害として法的措置の検討を明らかにしたが、真偽にはコメントしていない。

 プライバシー侵害に多額の罰金を科す法律もある同国では国民のプライバシー尊重の意識が強い。メディアも政治家の私生活を詮索する報道は控えてきただけに、専門家は「浮気中とされる大統領の写真を雑誌が載せるのは初めて」と異例さを強調する。

 同国では過去、かねてささやかれたミッテラン元大統領の隠し子の存在を雑誌が在任末期に報じ、批判を浴びた。オランド氏の事実婚のパートナーで、“ファーストレディー”のバレリー・トリルベレールさん(48)の関係もオランド氏の告白後、メディアが報じ始めたとされる。

 密会報道について国民には「私生活であり関心はない」(30歳女性)といった見方が多いようだ。極右政党の国民戦線のルペン党首が「公金が使われない限り、誰もがプライバシーを大事にする権利を持つ」と述べるなど、政界にも報道を疑問視する声がある。

 今回の報道が大々的に問題化しなければ、同様の報道は増えそうだ。同国のメディア事情に詳しいマシュー・フラゼ氏は私生活の報道を抑えてきたメディアについて「その時代は終わった」と指摘している。

7268チバQ:2014/01/14(火) 22:59:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140112/asi14011220370002-n1.htm
豪、続く強硬姿勢 難民船めぐりインドネシアと対立再燃 国連も関心
2014.1.12 20:35 (1/2ページ)
 【シンガポール=吉村英輝】アフリカなどからの亡命希望者が乗った難民船をめぐり、オーストラリアとインドネシアの対立が再燃している。オーストラリアのアボット政権は昨秋、インドネシア側への配慮を表明しながらも海上の取り締まり強化を継続。移民を追い返す「救命艇」の調達も表面化した。インドネシアが反発を強める中、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も事実確認に乗り出す姿勢を示している。

 亡命希望者の多くは空路でインドネシアに入国し、密航業者が手配した漁船などで、経済的に豊かなオーストラリアを目指す。昨年9月に就任したアボット首相は、難民を追い返す姿勢を強め、インドネシアから抗議を受けた。

 アボット政権はその後、難民船対策の詳細を「警備にかかわる秘密事項」として公表してこなかった。しかし、6日には、オーストラリア海軍がソマリアやスーダンからの亡命希望者47人を乗せた難民船を昨年12月に追い返していたことが明らかになり、議論が再燃した。過去1カ月間で5隻が追い返されたとの報道や、海軍に虐待を受けたとの難民証言も出た。

 両国間では、オーストラリアの情報機関によるユドヨノ大統領らへの盗聴疑惑が昨年11月に持ち上がり、関係が冷え切っている。難民船に関する外交ルートでの協議も難しくなり、軍レベルで進められてきた。

 しかし、難民船が故障した場合などに乗船者を追い返すため、アボット政権が16隻の「救命艇」を調達していることがここにきて新たに判明。政権が約束した「領海など双方の主権の尊重」にも抵触しかねない対応に、インドネシア議会の外交委員会が「行き過ぎた措置を見過ごすべきではない」と、政府に抗議を促す事態となった。

 UNHCRは10日、オーストラリアが難民を追い返す行為は国際法に抵触する恐れがあるとして、オーストラリア側に事実関係を確認する方針を示した。フランス通信(AFP)が伝えた。UNHCRは「難民の保護などに十分な配慮がなされているか懸念している」としている。

 難民船を取り締まる姿勢を崩さないアボット政権と、「追い返しは、難民船問題の解決策とはならない」(マルティ外相)と反発を強めるインドネシア。問題解決の糸口が見えない状態が続いている。

7269チバQ:2014/01/14(火) 23:04:53
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m030121000c.html
南スーダン:ロストボーイズ再び急増 混乱の中、親と離れ
毎日新聞 2014年01月14日 21時40分(最終更新 01月14日 23時00分)


避難した首都ジュバの国連施設内で段ボールを運ぶ子ども=2013年12月27日、AP
拡大写真
南スーダン各都市の地図
拡大写真 政府軍と反乱軍の戦闘開始から1カ月を迎えるアフリカ東部・南スーダン。先月15日の戦闘勃発以降、混乱の中で親と離れ離れになってしまう子供の数が急増している。独立前のスーダン中央政府との内戦は、家族とはぐれたり孤児となったりした「ロストボーイズ」と呼ばれる子供たちを多数生んだ。独立から2年半、同様の悲劇が子どもたちを襲っている。【ジュバで服部正法】

 首都ジュバの国連施設内の国際機関が集まるテント村。11、12歳ぐらいに見える少年が11日、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフを訪れた。「親がいないんだ」。そう話した途端、潤んでいた大きな瞳から大粒の涙があふれ、頬をつたった。「心配しないで」。落ち着かせようとする日本人女性スタッフ、山科真澄さん(35)の声に、少年は少しうなずいた。

 ユニセフによると、9日現在、ジュバの国連施設に身を寄せる避難民の中だけで親を捜す子どもは132人、子を捜す親も75人いる。戦闘が激化している他州の状況は不明で、数字はあくまで「氷山の一角」だ。

 先月15日にジュバ市内で起きた衝突をきっかけに戦闘は各地に拡大し、推計約23万人の国内避難民が発生した。

 13歳のチャニー君は両親は既におらず、戦闘が始まるまでジュバ郊外で兄と暮らしていた。政府軍兵士の兄は戦闘が始まって前線に送られ、その後音信不通だ。ジュバに身寄りのいないチャニー君は靴磨きをして小銭を稼ぎながら、知り合いになった女性に世話になる日々。別の兄らが住むのは数百キロ離れ、10日に激戦があった北部ベンチウで、会いに行くのは困難だ。うつろな目をしながら「危ない。でも、ベンチウに行きたい」とつぶやいた。

 コアングさん(37)は、北部マラカルに子ども6人を置いてジュバに来ているときに戦闘が始まった。一時子ども全員の行方が分からなくなり「混乱して心配で眠れなかった」。その後、ユニセフと援助団体の支援で、同じ氏族の男性が5人の面倒を見ていることが分かったが、一番上の長男(18)の行方は分からない。「マラカルの状況は良くないので心配。すぐに戻りたいが移動手段がない」と嘆く。

 2005年まで20年以上続いた内戦では、約2万人の「ロストボーイズ」が発生した。山科さんは、親などの保護を受けられない子どもについて「今後栄養失調やストレスなどの健康への影響も考えられる。また性犯罪に巻き込まれたり、兵士として戦闘に使われたりする可能性もある」と懸念している。

7270チバQ:2014/01/14(火) 23:06:52
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000m020082000c.html
南欧国債:高まる人気…利回りに脚光、経済なお低迷
毎日新聞 2014年01月14日 08時30分


債務危機国の国債利回りの推移
拡大写真 【ロンドン坂井隆之】債務危機のため暴落に見舞われていた南欧などの国債に対し、投資家人気が急速に高まっている。欧州連合(EU)の金融支援から脱却したばかりのアイルランドや、まだ支援下にあるポルトガルの国債入札に、今年に入って投資家の応募が殺到。ギリシャやスペインなどの国債利回りも軒並み危機前の水準に低下(国債価格は上昇)した。市場安定化で暴落懸念が薄れ、逆に相対的な利回りの良さに光が当たっている形で、新興国から流出した資金の格好の行き場になっているようだ。

 アイルランドが7日実施した10年物国債の入札では、37億ユーロの募集に対し140億ユーロもの申し込みがあった。調達利回りは3.54%で、支援要請直前の2011年7月につけた14%の4分の1の好条件だった。ポルトガルが9日実施した5年物国債入札も、32億ユーロの募集に対し110億ユーロ以上の申し込みが集まり、支援が終了する今年後半以降の本格的な市場復帰に向けて大きく前進した。

 09〜12年の債務危機局面では、債務不履行や暴落懸念から南欧やアイルランド国債の買い手がつかず、10年物国債利回りはギリシャの39%(12年3月)を筆頭に軒並み急騰した。しかし12年7月に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が「ユーロを守るため何でもやる」と発言し、その後危機国の国債を無制限に買い支える措置を導入したことで空気は一変。景気底打ちも背景に利回り低下が進み、今年に入って下落が加速した。ギリシャ国債の利回りは7日に約3年半ぶりに8%を割り込み、ストゥルナラス財務相は8日の会見で「年後半に5年物国債発行を検討する」と意欲を示した。

 南欧諸国については、失業率や政府債務残高がなお過去最悪水準にとどまり、「勝利を宣言するのはまだ早い」(ドラギECB総裁)と楽観を戒める声も根強い。ただ、国際金融市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小決定を受け、トルコ、タイ、インドネシアなど政情不安や経常赤字を抱える新興国からの資金流出が目立っており、「欧州への資金逆流は、世界経済の成長のけん引役が新興国から再び先進国に移っていることの象徴」(英大手銀)とも言えそうだ。

7271チバQ:2014/01/14(火) 23:12:25
http://mainichi.jp/select/news/20140113k0000e030140000c.html
イスラエル:死去のシャロン元首相 称賛と非難が交錯
毎日新聞 2014年01月13日 11時57分(最終更新 01月13日 12時33分)


イスラエルのシャロン元首相=AP
拡大写真 ◇硬軟両様の戦略家
 【エルサレム大治朋子】11日に85歳で死去したイスラエルのアリエル・シャロン元首相は、対パレスチナ強硬派で知られるが、首相として初めて公式にパレスチナ国家樹立を受け入れるなど、硬軟両様の戦略家でもあった。イスラエルの一時代を築いた元宰相の死に、称賛と非難の声が交錯した。

 「最も偉大な軍司令官の一人だった」。イスラエルのネタニヤフ首相は11日、最大限の賛辞を贈った。12日付の地元紙は「イスラエルの王」「最後のリーダー」などと、シャロン氏をたたえた。

 だが、ユダヤ人入植(住宅)地拡大を掲げる宗教的保守の極右政党「ユダヤの家」の弔辞には、複雑な愛憎がにじんだ。

 「偉大なる建国者の一人であり、最大の破壊者でもあった」。シャロン氏は2005年夏、パレスチナ自治区ガザ地区からの入植地撤退を決定。イスラム原理主義組織ハマスの攻撃から守り切れないと判断したためとされるが、保守派の中に禍根を残した。

 一方、リベラル系政党やメディアはシャロン氏が国防相時代の1982年、レバノン侵攻作戦でパレスチナ難民虐殺を「放置した」問題などを改めて強調。「戦犯」などと批判した。

 シャロン氏の国葬と追悼式典は13日に行われる予定で、米国のバイデン副大統領ら各国の首脳や閣僚らが参列する。

http://mainichi.jp/select/news/20140113k0000e030141000c.html
評伝:シャロン元首相 老練な現実主義者
毎日新聞 2014年01月13日 12時01分(最終更新 01月13日 12時19分)

 11日に85歳で死去したイスラエルのアリエル・シャロン元首相。アラブとの戦争で武勲を立て、占領地にユダヤ人入植地を切り開いた剛腕ぶりから「ブルドーザー」と呼ばれた。テロには報復攻撃で応じるタカ派路線は国際社会の非難を浴びたが、イスラエル国民からは頼れる指導者として支持を集めた。2005年夏のガザ地区からの撤退は、より重要なヨルダン川西岸の確保を見返りに狙う大胆かつ巧妙な戦略で、老練な現実主義者の真骨頂だった。

 希代のタカ派政治家ながら、03年5月、米欧から提示された新中東和平案「ロードマップ」を受諾、イスラエル首相として初めて公式にパレスチナ独立国家建設を受け入れた。だが、イスラエルの治安を最優先、東エルサレムと西岸の大規模入植地群を併合する基本方針は譲らなかった。

 目指していたのは、パレスチナ人が望む和平や独立国家の姿ではなかった。西岸を深くえぐり取る形で分離壁を建設、主要入植地群の拡大を図ることで、パレスチナとの和解よりも分離への道を選んだ。念頭にあったのは、「イスラエルに受け入れ可能な境界線内でのパレスチナ暫定国家の建設」だった。

 イスラエル建国前の1928年、地中海近くのモシャブ(協同組合村)に生まれた。農業を営む父から「土地を敬い、守る」大切さを学ぶ。「土地を所有することは、物理的な力と精神的な力を併せ持つことを意味する」と自伝に記した。土地への執着は77年の農相就任以降、占領地に入植地を次々建設した強硬政策につながった。00年9月には右派リクード党首としてエルサレム旧市街のイスラム教聖地訪問を強行、パレスチナ人の反イスラエル武装闘争に火を付ける一方、イスラエル世論の危機感に乗じ01年2月の首相公選で勝利した。

 04年11月に死去したアラファト前パレスチナ自治政府議長を「テロリスト」と呼び、01年12月から断続的に西岸ラマラの議長府に幽閉、自爆テロを繰り返すパレスチナ過激派には容赦無い報復で応えた。

 ガザ撤退から2カ月後の05年11月、極右勢力に支配されたリクードを離れ、06年3月の総選挙を視野に中道系新党カディマを旗揚げした。結党直後、駐イスラエル日本大使公邸の夕食会では、側近が伝える世論調査結果に耳を傾け、「第1党」との予測にうなずいていた。好物のすしに舌鼓を打ちながら思い描いたのは、東エルサレムとヨルダン川西岸の要衝を組み入れたイスラエルを完成することだったに違いない。

 政権の座はカディマを経て再びリクードに戻ったが、パレスチナ分離策は不動の基本政策として受け継がれている。【ウィーン樋口直樹】

7272チバQ:2014/01/14(火) 23:31:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3006463
同性婚に禁錮14年…ナイジェリアで新法成立、世界から怒りの声
2014年01月14日 16:24 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【1月14日 AFP】ナイジェリアで、同性同士で結婚をした者に禁錮刑を科すことを定めた法律が、グッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領によって成立させられたことが13日に分かり、同国に対して世界各地から怒りの声が沸き起こっている。

「2013年同性婚(禁止)法」と名付けられたこの新法は、同性同士で結婚した者、もしくは結婚に準じた「シビルユニオン」の関係を結んだ者に対し、最高14年の禁錮刑を科すもの。また、他国で認められた同性婚なども同国では「無効」とみなされる。

 さらに、ゲイクラブまたは同性愛者の団体や組織の運営・会員登録・参加や、同性同士の性的関係を直接的または間接的に公開した場合も、最高10年の刑を科される。

 米国のジョン・ケリー(John Kerry)国務長官は、ジョナサン大統領が同法案に署名したことに対する「深い懸念」を表明。同性愛者の人権問題に取り組んでいる人権活動家ピーター・タッチェル(Peter Tatchell)氏は「世界で最も同性愛嫌悪的な法の一つ」だと表現し、また各地の人権団体は「悲劇」であり、平等な権利を求める闘いを後退させるものだと批判している。

 ルーベン・アバティ(Reuben Abati)大統領報道官が13日、AFPに語ったところによると、昨年議会を通過していた同法案は、今月にジョナサン大統領が署名。同報道官は「ナイジェリア国民の90%が同性婚に反対している」と述べ、同法は信仰のあつい同国の世論に沿ったものだとして、国外からの懸念を一蹴した。

 アフリカでは先月、ウガンダでも反同性愛法案が議会を通過し、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領による批准を待つ状態となっている。この法案については、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が「忌まわしい」ものとして糾弾、南アフリカのデズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教もアパルトヘイト(人種隔離政策)になぞらえて非難した。

 またナイジェリアの東隣のカメルーンでも、同性愛は最高5年の刑を科す犯罪とされている。

 これら3か国ではキリスト教福音派が強大な影響力を持っており、ナイジェリアでは南部にキリスト教徒、北部にイスラム教徒が多く住み、国がほぼ二分された状態になっている。(c)AFP/Ola AWONIYI

7273チバQ:2014/01/14(火) 23:32:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3005479?ctm_campaign=relation&cid=3006463
ウガンダ議会、反同性愛法案を圧倒的多数で可決
2013年12月21日 19:08 発信地:カンパラ/ウガンダ
【12月21日 AFP】ウガンダ議会は20日、同性愛行為を繰り返した者に終身刑を科すことを定めた法案を圧倒的多数で可決した。法案可決を受け、国際社会からは激しい抗議の声が上がっているが、同国の議員らは「悪」に対する勝利だとして可決を歓迎している。

 ウガンダ議会が可決した反同性愛法案は、人権団体や各国の指導者たちから強く批判されており、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領はこの法案を「おぞましい」と表現したほか、南アフリカのデズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教はアパルトヘイト(人種隔離政策)になぞらえている。

 法案は今後、キリスト教福音派の敬虔(けいけん)な信者であるヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領の承認を経て発効する。法案を推進したウガンダのデービッド・バハティ(David Bahati)議員は、最終的な法案からは死刑を定めた条項が削除された点を強調している。

 バハティ議員はAFPに対し、「これはウガンダの勝利です。議会が『悪』に対抗する投票をしたことを嬉しく思います」と述べ、さらに、「ウガンダは神を恐れる国であり、われわれは全体論的な考え方で生命を重視しています。国外の世界の考えにかかわらず、議会はこうした価値観に基づいてこの法案を可決しました」と語った。

 なお、ウガンダではこの前日、ポルノおよび性的に挑発的だと見なされるあらゆる服装を禁止する法案が可決されていた。この法案では、テレビで露出度の高い衣装を着た人のパフォーマンスを放送することが禁止されるほか、個人によるインターネットの閲覧も厳しく監視される。(c)AFP/Grace Matsiko

7274チバQ:2014/01/14(火) 23:33:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3006392
中央アフリカに希望の光、対立勢力が停戦で合意
2014年01月13日 09:42 発信地:バンギ/中央アフリカ
【1月13日 AFP】中央アフリカの首都バンギ(Bangui)近郊のビンボ(Bimbo)で12日、対立するイスラム教系とキリスト教系の武装勢力の代表者らが停戦に合意し、抱擁を交わした。外交的圧力を受け10日に辞任したミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)暫定大統領の後継者を決める協議を前に、宗教間衝突による何週間もの暴力行為に終止符を打つ希望の光がもたらされた。

 戦闘服を着たイスラム教系の武装勢力連合「セレカ(Seleka)」のSouleyman Daouda氏は、戦闘靴からサンダルに履きかえ、「非常に良い気分だ」と語った。

 両勢力は、フランスとアフリカの平和維持軍の仲介により12日の夜明けにビンボで合意に達した。

 両者の合意に立ち会ったキリスト教徒の政務担当官ロジャー・コンボ(Roger Kombo)氏は、「これが続くかどうか分からないが、とても良いことだ。大勢の人が歓迎している」と述べた。「(戦闘員たちは)互いに抱き合った。人々が歓声を送る中、許しを求めたのだ」

 12日には、暫定的に大統領の代行を務めるAlexandre-Ferdinand Nguendet氏が空港に赴き、10万人の避難民に帰宅するよう求めた。中央アフリカの憲法裁判所は、2週間以内に新たな暫定大統領選出の準備をするよう命じている。

 セレカのDaouda氏は「交渉は一晩中かかった。お互いに話し合ったのは、ジョトディアが辞めた以上、闘う理由は何もないということだ。今は次の政府からの指示を待っている」と語った。(c)AFP/Cecile Feuillat

7276チバQ:2014/01/15(水) 22:05:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/erp14011519350005-n1.htm
ローマ法王、人工妊娠中絶は「使い捨て文化」 異例の強い批判
2014.1.15 13:33 (1/3ページ)[欧州]

ローマ法王庁(バチカン)駐在の各国外交団に対する新年恒例のスピーチに臨むローマ法王フランシスコ(左)。昨年の主張から方針転換し「人工妊娠中絶は、新たな〝使い捨て文化〟の一種だ」と強い口調で語った=13日、バチカン(ロイター)
 ローマ法王フランシスコ(77)が13日、人工妊娠中絶について「恐ろしい事で、新たな“使い捨て文化”の一部である」と、近年、稀(まれ)に見る厳しい表現で非難し、欧米で物議を醸している。法王がこの問題に関し、自身の考えをこれほどはっきりと発言したのは昨年3月の即位後、初めてだが、これまでの柔軟な姿勢が一転、厳しい態度に変化した。(SANKEI EXPRESS)


外交団への新年スピーチ


 人工妊娠中絶や同性愛を嫌悪するローマ・カトリック教会の保守派は法王の発言を支持するが、この問題に関し、今も意見が分かれる大量消費文化の国、米国では反発の声が出そうだ。

 「産声を上げることなく、人工妊娠中絶の犠牲となる子供たちが存在すると考えるだけで恐ろしい」

 法王はこの日、ローマ法王庁(バチカン)駐在の各国外交団に対する新年恒例のスピーチでこのように述べ、前任の法王ベネディクト16世(86)や、その前任ヨハネ・パウロ2世(1920〜2005年)と同様、この問題に言及した。

 加えて、「(人工妊娠中絶は)残念ながら、不要な食べ物や物品を廃棄するように、人の命を捨てる新たな“使い捨て文化”の一種である」と、米国に象徴される大量消費文化に対する批判と絡めて厳しく糾弾した。

 これまでにはなかったこの厳しい批判は、ロイター通信や米紙USA TODAY、英BBC放送(いずれも電子版)など欧米メディアが13日付で大々的に伝えた。

7277チバQ:2014/01/15(水) 22:06:05
昨年は「慈悲深く」発言


 フランス通信(AFP)などによると、法王は昨年9月19日、カトリックのイエズス会系雑誌とのインタビューで、同性愛者や離婚経験者、人工妊娠中絶について「慈悲深くあるべきだ」と訴え、かつての法王たちと異なり、一定の理解を求める姿勢を表明。

 即位後初となるこのインタビューで「カトリック教会は何よりも“傷を癒やせる”存在でなければならず、教会が認めない行為に対しても、より深い同情と理解を示すべきである」と踏み込んだ発言もあった。

 さらに「新しいバランスを見つけなければ、教会の倫理体系は砂上の楼閣(ろうかく)のように崩れ落ちるだろう」と警告すらしていた。


保守派への配慮?


 だが、この発言について、米ロードアイランド州の司教が「人工妊娠中絶の悪について言及していない」と不満をもらすなど、保守系のカトリック信者から非難が相次いだ。今回の方針転換は、こうした保守派への配慮とみられている。

 今回の法王の発言について、ローマでは「教会の教えなので、特段驚かない」(40歳女性)、「人の命を守り、教会の信念を広める法王の役割」(55歳男性)と静観しているが、米で非難が高まるのは必至だ。

 米CNNテレビが昨年12月24日に発表した米調査会社ORCインターナショナルとの共同世論調査(12月実施)の結果によると、昨年9月の発言を受け、85%が法王は「極端なリベラルでも極端な保守でもない」と答え、86%が「現代社会に沿っている」と評価するなど、法王に対する米国人の好感度では過去最高を記録した。

 一方、2003年の調査では「中絶が増加する現代社会では、死の文化が席巻している」と発言した当時のヨハネ・パウロ2世について、約50%が「時代遅れ」と答えていた。バチカンはまた「時代遅れ」の教えに逆戻りするのだろうか…。

7278チバQ:2014/01/15(水) 22:06:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/mds14011510420003-n1.htm
エジプト改憲案 国民投票 軍中心の体制回帰へ 薄まるイスラム色
2014.1.15 10:40 (1/2ページ)

14日、カイロ市内で投票を終えた後、投票所の前で両手を広げて叫ぶ市民(AP)
 【カイロ=大内清】昨年7月の軍クーデターで憲法が停止されたエジプトで14日、暫定政権主導で起草された改憲案の賛否を問う国民投票が2日間の日程で始まった。同案は軍権限を強化し、モルシー前政権下で制定された旧憲法よりイスラム色を薄めた内容。同国ではモルシー前大統領を失脚させた軍を礼賛する空気が強く、承認はほぼ確実な情勢だ。軍は政治に事実上の“拒否権”を持つこととなり、今後は軍中心の権威主義体制への回帰がさらに進むとみられる。

                   ◇

 14日、低所得層が多い首都カイロ・インババ地区の投票所で「賛成」を投じたムハンマド・アブドルラジクさん(27)は「軍が国を良い方向に導いてくれる」と力説した。

 同地区では同日朝、小規模な爆発が発生。背後関係は不明だが、有権者は「モルシー派の妨害に違いない」と口をそろえ、軍主導の国内安定化にいっそう期待を強めていた。各地でモルシー派と治安部隊などの衝突も起き、少なくとも4人が死亡したもようだ。

 改憲案は国防相のポストについて本格政権移行後の2期8年間は軍幹部が過半数を占める会議で指名すると明文化しており、軍の意向に反する組閣は事実上、不可能となる。また、軍が「直接の攻撃」を受けた場合、市民も軍事法廷で裁くことができると規定。軍が混乱した政治・社会に「にらみ」を利かせる形だが、行政や司法分野にまで軍の干渉が及ぶ恐れもある。

 これに対し、モルシー氏の出身母体で暫定政権と敵対するイスラム原理主義組織ムスリム同胞団や一部の民主化グループは国民投票をボイコットした。

 ただ、賛成派のポスターが大量に掲示され、主流メディアが軍を礼賛する中、世論の大勢は軍への信頼と改憲支持で固まっている。

 国民には軍トップのシーシー第1副首相兼国防相を次期大統領に推す声も強く、シーシー氏自身も11日、大統領選出馬の可能性を示唆。改憲が高投票率で承認されれば、その地ならしになるとの見方もある。

 同国では2011年に民衆デモで退陣したムバラク元大統領まで4代にわたり軍出身者が大統領を務め、軍と結びついた政財界関係者らが支配層を形成してきた。昨年のクーデター以降の親軍的な世論は、ムバラク政権崩壊でいったんは影響力が減退した旧支配層の復権にもつながりそうだ。

 一方、焦点の一つであるシャリーア(イスラム法)の扱いについて改憲案は、モルシー、ムバラク両政権下の憲法と同じ「シャリーアの諸原則を主要な法源とする」との表現を踏襲したものの、モルシー政権期に付加された関連条文は削除され、象徴的な色合いが強まった。宗教政党の禁止も盛り込まれている。

 また同案は、議会選、大統領選の順に実施するとしてきた従来の政治日程を修正し、国民投票後90日以内にいずれかの選挙を実施すると規定。仮に大統領選が先に行われた場合、本格政権移行に向けた議会の関与が大幅に減り、存在が有名無実化する可能性もある。

7279チバQ:2014/01/15(水) 22:45:05
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000e030219000c.html
オランド政権:相次ぐ企業優遇策に「それでも社会党か」
毎日新聞 2014年01月15日 11時03分(最終更新 01月15日 13時10分)

 フランスのオランド大統領は14日、エリゼ宮(大統領府)での年始の記者会見で、家族手当の原資となる企業拠出金を2017年までに廃止し、300億ユーロ(約4兆2700億円)の企業負担軽減を実施すると発表した。オランド社会党政権は200億ユーロ分の法人税控除制度の今年からの導入も決めており、仏企業の国際競争力低下に歯止めをかけたい意向だ。だが相次ぐ企業優遇策に、仏メディアからは「それでも社会党政権と言えるのか」との声が出ている。

 家族手当はフランスの「2」を超える高水準の出生率を支えているが、企業が従業員給与の5.4%相当分を拠出して原資としており、企業負担の重さが国際競争力の低下につながっているとの批判があった。オランド大統領は会見で、「(拠出の)穴埋めは公共支出削減でまかなう。家計に転嫁することはない」と説明するが、詳細な補填(ほてん)策は明らかにしていない。

 「経済成長重視」を旗印に12年大統領選で誕生したオランド政権だが、経済好調の隣国ドイツと対照的に、仏企業の競争力低下傾向が止まらない。経済成長率もマイナスに落ち込んでおり、昨年には、法定最低賃金の2.5倍以下の従業員給与について、14年に4%、15年に6%の法人税控除を実施することも決めた。

 家族手当の企業拠出金廃止は、仏経営者団体が昨年まとめた1000億ユーロ規模の企業負担軽減要求に沿った内容で、記者会見では「結局、サルコジ前右派政権とどう違うのか」などの質問が相次いだ。オランド大統領は「企業負担軽減は雇用拡大との引き換えだ」と説明した。

7280チバQ:2014/01/15(水) 22:49:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140115/asi14011522170004-n1.htm
道に迷った外国人女性をレイプ インド・ニューデリーで男15人拘束
2014.1.15 22:11

14日、デンマーク人女性がレイプされた現場近くのニューデリー中心部(ロイター)
 性犯罪が社会問題化しているインドの首都ニューデリー中心部で14日、滞在先ホテルまでの道に迷ったデンマーク人の女性旅行者(51)が男の集団にレイプされた。警察は事件に関与した疑いで15人を拘束した。地元メディアが15日、報じた。

 被害女性にホテルへの行き方を聞かれた犯行グループは、女性を人目のつかない場所に連れていき、暴行したという。

 インド政府は、ニューデリーで2012年末に起きたレイプ殺害事件を機に性犯罪を厳罰化した。しかしAP通信によると、首都とその郊外で13年1〜10月に発生したレイプ事件は、12年1年間の2倍近くに増加した。

7281チバQ:2014/01/16(木) 23:23:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011600180
「バチカン銀行」監督体制刷新=枢機卿4人更迭−ローマ法王
 【ジュネーブ時事】バチカンからの報道によると、フランシスコ・ローマ法王は15日、マネーロンダリング(資金洗浄)関与の疑惑が消えない「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)の監督体制を刷新、担当の枢機卿5人のうち4人を任期途中で入れ替えた。
 5人は、有力者のベルトーネ前国務長官(首相に相当)ら前法王ベネディクト16世に任命された枢機卿で、任期はまだ1年残っていた。しかし、フランスのトゥーラン枢機卿を除く4人が事実上更迭され、パロリン国務長官らが新たに任命された。
 カトリック教会への寄付金などを管理するバチカン銀行は、不正な金融取引に関与している疑いが消えず、欧州評議会は2012年、取引の透明性評価で「不合格」の判定を下している。(2014/01/16-09:41)

7282チバQ:2014/01/16(木) 23:24:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014011600938
大統領、全軍トップを解任=イスラム過激派対策に不満か−ナイジェリア
 【ロンドン時事】ナイジェリアからの報道によると、ジョナサン大統領は16日、統合参謀長および陸海空軍の各参謀長を全員解任した。大統領府が発表した。理由は明らかにしていない。
 ナイジェリアではここ数年、北東部を拠点とするイスラム過激派「ボコ・ハラム」がテロ活動を活発化。政府軍は2013年5月以降、掃討作戦を強化している。
 しかし、戦闘やテロで多数の死傷者が出ており、治安回復のめどは立っていない。軍指導部に対し国民の不満は高まっていた。(2014/01/16-21:24)

7283チバQ:2014/01/16(木) 23:32:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/asi14011614410001-n1.htm
揺れる御曹司ラフル・ガンジー氏、与党の首相候補指名受け入れか
2014.1.16 14:34

ラフル・ガンジー副総裁(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】今春行われるインドの総選挙を前に、与党国民会議派が17日に開く会合で、ガンジー家の御曹司、ラフル・ガンジー副総裁(43)を首相候補に指名するかどうかが注目されている。指名受け入れに煮え切らない態度をとり続けていたラフル氏が最近、地元紙の取材に初めて前向きな発言をしたからだ。

 ラフル氏は14日付のヒンディー語紙で「私は国民会議派の戦士だ。どんな命令にでも従う」と述べた。

 これまでラフル氏は首相候補指名を問われると「党務に専念したい」といった発言を繰り返してきたため、今回の発言は、幹部を集めて開く全国党委員会の会合で、氏が首相候補になることを示唆したものとの観測がメディアで伝えられた。

 会議派は通例、「当選者が指導者を選ぶ権利がある」(会議派幹部)と選挙前の首相候補指名に否定的な立場だ。

 汚職問題や景気減速により現時点で劣勢とされる会議派が、総選挙で負ければ、ラフル氏を首相候補にしたことで「ラフル・ブランド」を傷つけるとの見方もあり、首相候補として選挙戦を戦うことに消極的な意見もある。

 しかし、選挙戦では明確な「党の顔」があった方が有利なことも事実だ。この場合、建国の父ネールら元首相3人の血を引くラフル氏以上の有力者はいない。氏が母親のソニア・ガンジー党総裁の後継になることは既定路線なのに、首相候補発表であいまいな態度をとり続けるのは得策でないといった声もある。

 また、総選挙でヒンズー教保守派の最大野党インド人民党(BJP)に敗れても、善戦すれば少数連立与党連合を結成できる可能性もあるとされ、ラフル氏を前面に出した選挙戦を望む根拠となっている。

7284チバQ:2014/01/16(木) 23:33:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/mds14011615490003-n1.htm
他民族憎悪こそ「最も有害な行為だ」 ルワンダ虐殺20年で国連副総長
2014.1.16 15:47
 アフリカ中部ルワンダで1994年に多数派フツ人強硬派らが少数派ツチ人ら約80万人を殺害した大虐殺から今年で20年となり、国連本部で15日、虐殺につながる紛争の早期抑止を話し合う会合が開かれた。

 エリアソン副事務総長は宗教、民族の異なる人々に対する憎悪は「人間がなし得る最も有害な行為だ」と警告した。

 エリアソン氏は、ルワンダの虐殺発生当初、国際社会の介入を求める声がありながら、有効策が取られず虐殺が拡大したとして「失敗を忘れてはならない」と訴えた。

 教訓が生かされた例としては、民族対立を背景に内戦に近い状態になっている南スーダンで、国連平和維持活動(PKO)施設に市民が保護され、殺害を免れていることを挙げた。

7285チバQ:2014/01/16(木) 23:34:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140116/erp14011620590003-n1.htm
仏大統領が「企業重視」打ち出す 経済低迷脱却目指す 「大きな政府」の左派には抵抗感も
2014.1.16 20:55
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領が、経済低迷脱却に向けて「企業重視」の方針を鮮明にした。企業の社会保障負担の軽減により、競争力強化と雇用増大を図る。同国では手厚い福祉などを通じた「需要重視」の傾向が強かったが、方針転換となるか注目されている。

 「(企業の)供給力に働きかける必要がある」。オランド氏は14日、年始の記者会見でこう表明し、家族手当を企業が負担する制度を2017年までに廃止して、年300億ユーロ(約4兆3千億円)の負担軽減を図る政策を打ち出した。

 オランド氏は12年5月の就任後、財政健全化と同時に経済成長策に取り組んだが、大した効果が出ず、失業率は10%超の過去最悪水準が続く。経済回復のペースはスペインなどよりも遅れがちで、大統領支持率は歴代最低水準に下落した。

 フランスでは従来、充実した社会保障など公的支出が需要を支える半面、この仕組みが企業の競争力をそぐ重荷になっているとして問題視されていた。オランド氏は企業の競争力強化をこれまでも訴えてきたが、「大きな政府」を志向するおひざ元の左派や労組では抵抗感も強い。

 オランド氏が企業重視の姿勢を強調したことについて、仏主要企業幹部は「左派のDNAを考えれば、過小評価すべきでない」と説明し、仏紙ルモンドの記者は「大きなイデオロギー的変換だ」とも指摘する。一方、大統領選でオランド氏に協力した左派戦線は「右派の言葉だ」と批判した。

 オランド氏は会見で、「私生活について答える場所ではない」と女優との密会報道への深入りを避け、経済回復の重要性を強調した。仏経団連(MEDEF)は「正しい方向」と歓迎し、保守系紙フィガロは「言葉だけでは不十分」とし、オランド氏に実行を迫っている。

7286チバQ:2014/01/17(金) 00:18:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140116-OYT1T01099.htm
エジプト改正憲法案、国民投票で承認確実に

 【カイロ=酒井圭吾】エジプトで新国家の枠組みを決める改正憲法案の国民投票は、16日までの開票作業で、圧倒的多数での承認が確実となった。


 これを受け、大統領選は今春にも行われる見通しで、昨年7月に事実上の軍事クーデターを主導したシシ国防相が出馬を示唆し、当選が有力視されている。エジプトで再び、軍の影響力の強い政権が誕生する観測が高まっている。

 同国の内務省高官は16日、地元衛星テレビ・ハヤートに対し、開票作業の途中経過として、「承認票は95%を超えている」と語った。国営メディアなども、同案の「承認確実」を報じた。

 内務省高官によると、投票率は55%以上になる。正式結果は18日頃発表される。

 改正憲法案は、宗教を基礎とした政党を禁止し、国防相選任に軍の承認を必要とするなど、政教分離や軍の権限強化が特徴だ。エジプトでは昨年7月、世俗派による大規模な反政府運動を契機に、軍が強制的にイスラム主義色の濃いモルシ政権を崩壊させた。今回の投票は、軍が主導する政治プロセスや、シシ国防相に対する「信任投票」の位置付けとなっていた。

 クーデターで失脚したモルシ前大統領の支持者らは、投票をボイコットした。

(2014年1月16日23時11分 読売新聞)

7287チバQ:2014/01/17(金) 00:23:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3006632
ナイジェリアで同性愛者の弾圧強化、禁止法成立受け
2014年01月16日 16:14 発信地:カノ/ナイジェリア
【1月16日 AFP】ナイジェリアで同性婚などを禁止する法律が成立したことを受け、同国北部最大の都市カノ(Kano)のイスラム法(Sharia)執行当局は15日、同性愛活動の取り締まり強化を宣言した。

 一方、北部バウチ(Bauchi)州のイスラム法裁判所は同日、同性愛禁止法に違反したとして男性5人を訴追したと発表。また非政府組織(NGO)によると、同州の警察は160人の容疑者の名前を列挙したリストを作成し、逮捕へと動いている。

 ナイジェリアは以前より同性愛禁止法を持つ世界78か国のうちの1国だったが、さらに同性婚を禁止する法律が成立したことが今週明るみに出てからは、国際社会の強い反発を受けている。特にイスラム法と州・国の司法制度が並存する北部の各州では、実例ほとんどないものの、同性愛の罪には死刑判決が下される可能性もある。

 カノ州の宗教警察ヒズバ(Hisbah)の副長官を務めるウスマン・ナバハニ(Usman Nabahani)氏は、AFPの取材に対し、同性同士の結婚と市民パートナーシップを禁止する新法は「歓迎すべき展開」と語り、「この法律の執行のためにたゆまぬ努力をする」と述べた。

 ヒズバはこの数か月、イスラム教徒が多数派を占めるカノで売春組織と麻薬常習者の取り締まりを行ってきたが、今後は同性愛者に対しても同様の取り締まりを行うことを誓っている。ナバハニ氏は、国の法令を執行するために治安当局と連携して「ゲイとレズビアンに対して同様の摘発を実施する」と付け加えた。

「これからは、健全な社会をめざし、カノ州の隅々までしらみつぶしに捜査して、売春や同性婚、飲酒(の禁止)の完全なる順守を徹底する」

「われわれは、こういった問題に真剣な闘いを挑むための、さらに大きな権限と支持を得た」

■早くも数十人逮捕、「リストに160人の名」

 一方、北部バウチ州では、今月6日に同性愛者の同好会を結成したとして訴追された男性5人がイスラム裁判所に出廷し、4人が罪状を認めていたことが明らかになった。裁判所職員によると、5人には同好会結成の他、米国から送金された15万ドル(約1500万円)を受け取った疑いがもたれており、次回出廷の23日まで勾留される見通しだという。

 さらにバウチ州のイスラム法執行当局によると、今年に入ってから少なくとも12人が同性間の性行為を禁じたイスラム法に違反したとして逮捕された。

 また同国のNGO「生殖と性に関する人権のための国際センター(International Centre for Reproductive Health and Sexual Rights)」によると、同州の警察は160人以上の名前を列挙したリストを作成し、逮捕の準備を進めている。

 また同NGOによると、新法が成立して以降、南部の3州でも計24人が逮捕された。その大半は、以前から拘束されていたが、新法が宣言されたことによって再逮捕された人々だという。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

7288チバQ:2014/01/17(金) 00:23:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3006631?ctm_campaign=txt_topics
リヒテンシュタイン、国内唯一の産科が閉鎖に
2014年01月16日 16:45 発信地:ジュネーブ/スイス
【1月16日 AFP】リヒテンシュタイン政府は15日、国内唯一の産科を閉鎖すると発表した。勤務する婦人科医らも閉鎖とともに全員退職するという。この産科では毎年200人あまりの新生児が誕生している。

 リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに挟まれた内陸の小さな公国。同国のマウロ・ペドラツィーニ(Mauro Pedrazzini)保健相は15日、「遺憾ながら産科を閉鎖する」との声明を発表した。

 産科は今春中にも閉鎖されるという。勤務する医師たちは将来の見通しもたたないまま、離職を迫られる形となった。

 人口3万7000人にも満たないリヒテンシュタインでは、老朽化した病院の建て替え費用の拠出をめぐる2011年の国民投票で反対票が賛成票を上回った。そのため産科医師らが求めた医療水準を満たす改修計画の遂行が困難となった。

 リヒテンシュタインでは毎年、全体の半数にあたる約200人がこの国内唯一の産科で、また残りの半数は国外の医療施設で産まれている。これは、リヒテンシュタインの妊婦たちが、あえて隣国のスイスやオーストリアでの出産を選択しているためだ。

 しかし、この国内唯一の産科が閉鎖された後に生まれるリヒテンシュタイン人は、全員外国生まれとなる。(c)AFP

7289チバQ:2014/01/17(金) 23:30:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140117/asi14011700410000-n1.htm
ラフル・ガンジー氏、首相候補とせず
2014.1.17 00:38

インド最大与党、国民会議派のラフル・ガンジー副総裁(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】PTI通信がインド最大与党、国民会議派筋の話として伝えたところによると、同党は16日に開いた会合で、今年5月までに行われる総選挙はラフル・ガンジー副総裁(43)を首相候補とせずに戦うことを決めた。ガンジー氏が選挙戦を主導することは決まったものの、母親のソニア・ガンジー総裁は会合で「投票前に首相候補を指名するという伝統はない」と述べたという。

 汚職問題や景気減速により現時点で劣勢とされる会議派がこのまま総選挙で負ければ、ラフル氏を首相候補にしたことで「ラフル・ブランド」を傷つけるとの見方が出ていた。優勢が伝えられる最大野党、インド人民党(BJP)は、グジャラート州首相のナレンドラ・モディ氏を総選挙で首相候補に据えている。

7290チバQ:2014/01/18(土) 01:05:04
>>7273
http://www.afpbb.com/articles/-/3006724
ウガンダ大統領、反同性愛法案の承認を拒否
2014年01月17日 17:59 発信地:カンパラ/ウガンダ
【1月17日 AFP】アフリカ・ウガンダのヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領は、同国議会が12月に圧倒的多数で可決した同性愛者に終身刑を科すことを定めた法案の承認を拒否した。地元日刊紙モニター(Daily Monitor)が17日、報じた。「異常者」を治療するにはもっと良い方法があると主張しているという。

 議会に宛てた書簡でムセベニ大統領は、同性愛は「無作為の交配」か金銭目的が原因であり、レズビアンの場合は「セックスへの飢え」や男性と結婚できなかったことが女性パートナーを選ぶ理由になっているとの持論を展開。こうした状況に対する最善の解決策は、ウガンダ経済を発展させることだと述べた。

 モニター紙によるとムセベニ大統領は「同性愛をめぐる議論の核心にある問題は、異常者にどう対応するべきかということだ。われわれは彼らを殺すべきだろうか。投獄すべきだろうか。あるいは、隔離するべきだろうか」と問い掛けている。さらに「法律を定めたとしても、彼らは地下に潜伏し、金銭目当ての同性愛行為を続けるだけだ」と論じ、工業化や農業の近代化を急ぐなどしてウガンダ経済を発展させることこそ、同性愛に陥る危険から若者を「救う」最良の方策だと述べている。(c)AFP

7291チバQ:2014/01/18(土) 01:06:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3006699
予算案で大乱闘、デモ対策法案も強行採決 ウクライナ議会
2014年01月17日 18:44 発信地:キエフ/ウクライナ
【1月17日 AFP】ウクライナ議会は16日、2014年度予算案をめぐり、与党議員と予算案成立を阻止しようとする野党議員の間で乱闘が発生し、けがで血を流す議員も出るなど大混乱となった。こうした中、与党は公共施設の封鎖を最大5年の禁錮刑の対象とすることや議員の訴追手続きの簡素化を認める法案の採決を強行。賛成多数で可決した。

 ウクライナでは、ロシアへの歩み寄りを強めるビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領の政権が15日、ロシアが主導する関税同盟への参加を可能とする政策を承認している。一方、親欧州連合(EU)派の野党や市民は、ヤヌコビッチ政権に対する抗議デモを2か月近く続けている。

 新法には、マスクやヘルメットを着用してのデモ参加を罰金や予防拘禁の対象にすること、インターネット上での中傷拡散に罰金または最大で懲役1年の実刑を科すことなども盛り込まれており、野党は政府がこの新法をデモ鎮圧に利用するのではないかと警戒を強めている。(c)AFP

7292チバQ:2014/01/18(土) 01:14:34
http://www.cnn.co.jp/world/35042660.html
アルゼンチン大統領、1カ月姿見せず 健康不安説も
2014.01.17 Fri posted at 10:55 JST

(CNN) アルゼンチンのフェルナンデス大統領がほぼ1カ月、公の場に姿を現さず、健康問題や所在について憶測が飛び交っている。

フェルナンデス大統領は昨年10月、脳の表面にできた血腫を除去する手術を受けた。11月に公務に復帰し、12月には複数の行事に出席したが、その後は公の場に姿を見せていない。

手術前、フェルナンデス大統領は国営テレビを通して情熱的に政策を語ったり、インターネットで自らの仕事について矢継ぎ早に投稿したりしていた。だがツイッターへの最後の投稿からすでに33日が経過している。

国営テラム通信によれば、カピタニチ官房長官は今月初め、「大統領は毎日出勤して、われわれとともに働いている」と記者団に述べた。だが一部からは「政府は誰の下で運営されているのか」と批判の声も上がっている。

首都ブエノスアイレスにあるベルグラノ大学世論センターのオルランド・ダダモ所長は、「数カ月前の病気の件がなければ問題にもならなかっただろう。だが噂は広まり、理由が分からないことによる不安感が生じている。政治的戦術なのか、来年の大統領選の候補者のために活動の場を作っているのか、政府がかかえる難局に向き合いたくないのか。国民には分からない」と語った。

一方で、健康に配慮して十分な休養を取っているとの見方もある。前大統領で夫のネストル・キチルネル氏は10年に心臓発作で死亡した。政治評論家のエンリケ・スレタ氏は「大統領は(夫と)同じような状況になりたくないのだろう」と述べた。

7293チバQ:2014/01/19(日) 22:09:19
http://mainichi.jp/select/news/20140120k0000m030074000c.html
イタリア:ベルルスコーニ元首相 与党と選挙制度改革合意
毎日新聞 2014年01月19日 20時52分

 イタリアの中道右派野党「フォルツァ・イタリア」を率いるベルルスコーニ元首相(77)が18日、ライバル政党である中道左派与党・民主党のレンツィ書記長(39)とローマで会談し、大政党に有利な選挙制度改革の実施で合意した。

 元首相は脱税事件で実刑が確定し、昨年11月に国会から追放された。民主党内の反レンツィ派は「傷ついた元首相のイメージの回復に手を貸すだけだ」と批判している。【ローマ】

7294チバQ:2014/01/19(日) 22:24:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140119/mds14011910140001-n1.htm
シリア和平会議、反政府組織が参加 22日から政権と初対話
2014.1.19 20:47
 【カイロ=大内清】内戦が続くシリアの反体制派統一組織「シリア国民連合」は18日夜、トルコのイスタンブールで開かれていた総会で、今月22日からスイスで行われるシリア和平会議に参加することを決めた。アサド政権側はすでに参加を決めており、2011年3月に反政府デモが発生して以来初めて、政権側と反体制派統一組織が対話の場に臨むことになる。

 反体制派内では和平会議がアサド大統領の退陣を確約したものではないことから参加への反対論が根強く、17日からの総会でも日程を延長して協議。18日には反対派の多くが欠席したこともあり、参加の賛否を問う投票で「賛成」が過半数となった。

 和平会議開催に向け、国民連合に参加の説得を続けてきたケリー米国務長官は「アサド政権の暴虐に苦しむシリアの人々の利益となる勇気ある投票だ」と、歓迎の声明を出した。

 国民連合のジャルバ議長は総会後、「(和平会議は)革命の目的を達成するための道だ」と述べ、アサド氏の退陣を求める考えに変わりはないと強調した。

 これに対し、シリアのムアッリム外相は17日、訪問先のロシアで激戦地のシリア北部アレッポでの限定的停戦や捕虜交換を提案。戦況が政権側に有利な形で進む中、譲歩姿勢を示すことで国際社会の反アサド世論を和らげる狙いがあるとみられる。国民連合をはじめ反体制諸派は提案拒否の姿勢を明確にしている。

 国民連合は、後ろ盾である米欧や湾岸アラブ諸国などからシリアの「正統な代表」に承認されている。ただ、シリア国内で戦う反体制派武装組織などの中には国民連合の権威を認めていない勢力も多く、反体制派内の意見を統一して政権側との実効性ある合意に結びつけられるかは不透明だ。

7295チバQ:2014/01/19(日) 22:32:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140119/asi14011920510000-n1.htm
不倫疑惑のインド大臣、妻が変死…夫と女性記者との関係暴露、総選挙に影響も
2014.1.19 20:49
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのタルール人的資源開発閣外相(57)の妻、スナンダ・プシュカルさん(52)が17日、ニューデリーの高級ホテルの客室で死亡しているのが見つかった。妻は15日、タルール氏とパキスタンの女性記者との不倫を同氏の短文投稿サイト上で暴露していた。タルール氏は与党・国民会議派の下院議員で、女性関係をめぐる醜聞は総選挙の行方にも影響を与えかねない。

 タルール氏は16日、妻による書き込みの内容を否定し、「幸せな結婚生活を送っている」とした夫婦の共同声明を発表し、事態の収拾を図っていた。

 遺体の検視を行った医師は「突発的で不自然な死だ」と指摘。警察は自殺の可能性を示唆した。地元メディアは薬物の過剰摂取がみられ、体に複数の傷痕があったと伝えた。

 タルール氏は元国連広報局長(事務次長)で、2006年の国連事務総長選を現事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏と争った。09年に下院議員に初当選し、今年の総選挙で再選を目指している。国民会議派は選挙で劣勢とされ、今回の問題がさらなる逆風となる可能性がある。2人は10年8月に結婚。ともに3度目の結婚だった。

7296チバQ:2014/01/19(日) 23:00:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140119-00000056-mai-m_est
<南スーダン>地元メディア「停戦大筋合意」報道…交戦続く
毎日新聞 1月19日(日)21時6分配信



戦闘から逃れるため、ナイル川をボートで渡った子供ら=南スーダンのアウェリアルで2014年1月17日、AP
 【ヨハネスブルク服部正法】戦闘を続けるアフリカ東部・南スーダンの政府と反乱軍が近く停戦合意に調印するとの観測が18日から流れている。複数の地元系メディアは、双方の高官の話などから、停戦に大筋合意したと報じている。一方、政府軍は同日、中部の要衝ボルを奪回するなど交戦は止まらず、停戦発効は微妙な状態だ。


 両陣営は隣国エチオピアの首都アディスアベバで断続的に和平交渉を行ってきたが、進展していない。地元系メディアによると、調停役の東アフリカ各国による地域機構「政府間開発機構(IGAD)」が17日、双方に停戦合意文書の草稿を渡した。両陣営とも賛同しているという。AP通信も、キール大統領の報道官が19日か20日に調印されるとの見通しを示したと報じた。

 戦況は一進一退だが、最近になって政府軍が攻勢に転じ、今月10日に油田が多い北部ユニティ州の州都ベンチウを奪回。18日にはボルの奪還を宣言した。

 政府軍の攻勢には隣国ウガンダ軍の介入が大きい。ウガンダは南スーダン政府の要請で派兵したが、当初は戦闘への直接介入を否定してきた。しかし、最近になって反乱軍との交戦を認めている。ロイター通信によると、ウガンダ軍報道官は「ボルを奪回したのはウガンダ軍」と述べた。

 昨年12月15日に始まった一連の戦闘による避難者は、40万人を超えたとみられている。

7297チバQ:2014/01/19(日) 23:01:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140119-00000047-jij-asia
汚物を素手で清掃=カースト呪縛、130万世帯―禁止法にも抜け道・インド
時事通信 1月19日(日)15時30分配信

 ラジュ・ラジョリアさん(45)は「私の手は汚れている」とつぶやいた。インド古来の身分制度カースト制の底辺「不可触民」出身で、父も祖父も代々、くみ取り式トイレや下水管を素手で清掃する仕事が生業だった。1日の稼ぎは200ルピー(約320円)程度。ヒンズー教の神々の像に手を触れることすら許されず、貧困と差別にまみれて生きてきた。
 カースト制のどの階級からもはじき出された不可触民はインドの全人口12億人のうち約2億人とされる。身分差別廃止を定めた憲法施行から64年が過ぎた今も、その大半が過去の呪縛に縛られている。
 ◇「地獄」の悪臭
 「この地獄から抜け出したい」。午前7時、首都ニューデリー南部にある高級住宅地の大家から仕事の依頼が入る。ラジョリアさんの仕事道具は長さ約1.5メートルの鉄製の棒だけ。下水管の中で四つんばいになり、詰まりの原因になった汚物を取り除く。
 体に染みついた悪臭をぬぐい去ることはできず、仕事後は食事も喉を通らない。25年間、非衛生的な環境で働き続けたせいか「慢性的に体調が優れず、せきが止まらない」。仕事を終えてもコップ1杯の水すらもらえず、追い払われるように次の仕事場へ向かう。
 生活は苦しい。4人の子供には「公務員になってほしい」と願っていたが、次女(16)と次男(14)は、家計を助けるために同じ仕事を始めた。「これ以外ならどんな仕事でもしたいが、『汚れた者』にそんな機会はほとんどない」。ラジョリアさんは肩を落とす。
 ◇「写真撮らないで」
 インド国会は2013年9月、手作業によるトイレ・下水管清掃業の禁止と、それによって失業する職人の社会復帰を定めた法律を成立させた。同法はこうした職業を「非人道的」と断じ、「個人が尊厳を持って生活できるよう保証する」と規定した。
 ただ、「『防護装備』を提供した場合は規制の対象外」とも記している。専門家は「マスクや手袋など簡易装備を与えるだけで合法と認められる恐れがある」と批判する。
 11年の国勢調査によれば、代々手作業でトイレなどの清掃をしてきた職人の家庭は75万世帯。市民団体は、実際にはその数はもっと多く、130万世帯に上るとみている。
 ラジョリアさんは法律施行後もマスクや手袋なしで排せつ物を処理し続ける。「写真だけは撮らないでほしい」。自らを恥じるように丸めた背に、いまだ解けぬカーストの呪縛が見えた。

7298チバQ:2014/01/20(月) 22:11:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140120/erp14012021370006-n1.htm
ウクライナのデモ、一部暴徒化 強権路線に反発
2014.1.20 21:36

機動隊のバスを破壊するデモ参加者=19日、キエフ(AP)
 【モスクワ=遠藤良介】ウクライナの首都キエフで19日、ヤヌコビッチ大統領の退陣を求める10万人規模のデモが行われ、一部参加者が暴徒化して治安部隊と激しく衝突した。昨年11月からの反政権デモは年末から年始にかけて沈静化していたが、政権が集会規制の新法を制定するなど強権路線を鮮明にしたのを受けて再燃した。政権は近く野党側と協議の場をもつとしているが、事態を収拾できるかは不明だ。

 報道によると、キエフ中心部で19日に行われたデモでは、若年層を中心とする一部参加者が、会場の広場から議会方面へ向かおうとして治安部隊と衝突。デモ隊側は角材や火炎瓶を使用し、道路を封鎖していた警察車両に放火するなどした。治安部隊は催涙弾や放水で鎮圧を図った。

 20日までに警察とデモ隊で計170人の負傷が確認され、昨年11月以降で最大規模の騒乱となった。

 ウクライナ議会では最近、デモ集会や反政権運動を封じ込めにつながる一連の法案が与党連合によって強硬に可決され、大統領の署名で成立した。

 新法はステージやテント、スピーカーの無許可設置を禁じるなど集会に関する規制を強化。「中傷」や「過激主義」を刑罰の対象とし、外国の資金援助を受ける非政府組織(NGO)にはスパイとほぼ同義の「外国の代理人」と名乗ることを義務づけた。

 19日の大規模デモはこうした抑圧的な新法に抗議して行われ、野党指導者らは大統領や議会に対する不信任署名運動などを訴えた。

 ロイター通信によると、米国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官はデモの暴徒化に「深い懸念」を示し、全当事者に事態の沈静化を促した。政権側には「反民主的な法律」の撤回や野党勢力との対話を求めている。

7299チバQ:2014/01/20(月) 22:12:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140120/erp14012000110000-n1.htm
「最も危険なのはポストにしがみつくこと」 次期大統領選にプーチン露大統領
2014.1.20 00:09 [ロシア]

プーチン大統領(ロイター)
 ロシアのプーチン大統領は19日放映のテレビインタビューで、2018年の次期大統領選への立候補の意思の有無を語るのは「時期尚早だ」と述べ、現在の職務に専念する姿勢をアピールした。

 出馬の可能性を問われると、政治家として「最悪かつ最も危険なのはポストにしがみつき、それ(ポストの維持)ばかり考えることだ。その場合、失敗は避けられない」と応じた。

 プーチン氏は現在通算で3期目。ロシア憲法は大統領の連続3選を禁止しているが、08〜12年には首相に退き、12年に大統領に復帰したため、18年の出馬は法的に可能。12年から大統領の任期は4年から6年となった。

7300チバQ:2014/01/20(月) 22:20:01
http://mainichi.jp/select/news/20140121k0000m030050000c.html
インド:州政府首相が抗議デモ企画 首都中心部が大混乱
毎日新聞 2014年01月20日 19時39分(最終更新 01月20日 20時45分)

 【ニューデリー杉尾直哉】インド・デリー首都圏(州)のケジリワル州政府首相は20日、デリー警察が自分の指示に従わないとして、ニューデリーの内務省の前で抗議のデモを行おうとし、警察に阻止された。首都中心部は、ケジリワル氏の車を阻止する警察隊とケジリワル氏の支持者、報道関係者らでもみ合いとなった。インド政府当局がデモ阻止を狙って周辺の地下鉄駅や道路を封鎖したため、交通網が乱れ大混乱となった。

 ケジリワル氏は「腐敗一掃」を掲げる新党・一般人党を率いて昨年12月のデリー首都圏議会選挙に初出馬して当選し、いきなり州政治のトップの州政府首相に就任した。この日の混乱について、メディアは「デリー州政府対インド政府の前代未聞のけんか」と報じた。

 ニューデリーでは、今月26日の「共和国記念日」の軍事パレードなど式典前の治安維持策として、19日から首都中心部で5人以上の集会が禁止されていた。ケジリワル氏はこれに違反して内務省前でデモを行おうとした。

 デリーでは通常の州と違い、警察は州政府ではなく中央政府の管轄下にある。ケジリワル氏は今月、デリー警察に対し「麻薬販売人や売春婦の即時逮捕」を命じたが、警察側が「きちんとした捜査や令状なしにはできない」と拒否し、両者が対立を深めていた。

7301チバQ:2014/01/21(火) 00:26:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3006892
カトリック教会に逃げ込むイスラム教徒、中央アフリカ
2014年01月20日 20:46 発信地:ボアリ/中央アフリカ
【1月20日 AFP】イスラム教徒とキリスト教徒の宗教間対立が深刻化している中央アフリカで、首都バンギ(Bangui)の北方約100キロの都市ボアリ(Boali)にあるカトリック教会に女性と子どもを中心とする約700人のイスラム教徒が避難している。避難民たちが二晩を過ごした教会の周りは約70人のフランス軍部隊が警護している。(c)AFP

7302チバQ:2014/01/21(火) 00:27:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3006784
トップ > 戦争・紛争 > 記事
シリア反体制派、和平会議参加を決定 大統領からの権力剥奪が目標
2014年01月19日 13:04 発信地:イスタンブール/トルコ
【1月19日 AFP】深い分裂状態にあるシリアの反体制派は18日、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領からの政権剥奪を唯一の目標に掲げ、国際和平会議への参加に最終的に合意した。アサド政権は17日、複数の妥協案を示していた。

 国外に避難している反体制派の統一組織「シリア国民連合(Syrian National Coalition、SNC)」は、トルコのイスタンブール(Istanbul)で総会を開き、22日に開かれる国際和平会議への参加を賛成多数で決めた。無記名投票の公式集計結果は、賛成58、反対14、棄権2、無効1。

 こうした中、政府軍の戦闘機は北部アレッポ(Aleppo)とその周辺地域を爆撃し、16人が死亡した。

 開催予定の国際和平会議、いわゆる「ジュネーブ2(Geneva II)」は、2011年3月以来13万人が死亡し、数百万人が家を失っている激しい内戦の終結に向けた道を探るため、暫定政府を樹立することを目的としている。

 シリア政府は既に会議参加の意向を表明しているが、ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官は「誰もごまかされないだろう」と述べ、陽動戦術を利用しているとして同国政府を非難した。

 国民連合のアハマド・ジャルバ(Ahmad Jarba)代表は18日の会議参加決定後、「ジュネーブ2は革命要求の全面的な実現、第一に殺りく者(アサド大統領)から全ての権力を剥奪することを目指す片道の道筋だ」と述べた。(c)AFP/Philippe ALFROY

7303チバQ:2014/01/21(火) 22:17:50
http://mainichi.jp/select/news/20140121k0000e030170000c.html
中央アフリカ:首都女性市長を暫定大統領に選出
毎日新聞 2014年01月21日 10時08分(最終更新 01月21日 13時13分)


中央アフリカ共和国の暫定大統領に選出され、コメントするカトリーヌ・サンバパンザ氏=2014年1月20日、ロイター
拡大写真 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ中部・中央アフリカ共和国からの報道によると、同国議会は20日、首都バンギの女性市長、カトリーヌ・サンバパンザ氏(59)を暫定大統領に選出した。同国は、武装勢力同士の衝突がキリスト、イスラム両教徒の宗教対立に発展し、人口の2割以上が難民・避難民となるなど深刻な人道危機が進行している。

 サンバパンザ氏は選出後、衝突を繰り返すキリスト教徒民兵組織とイスラム教徒が主体の武装勢力に対し、武器を捨てるよう呼びかけた。

 サンバパンザ氏は同国多数派のキリスト教徒。企業の顧問弁護士を経て昨年、バンギ市長に就任した。

7304チバQ:2014/01/21(火) 22:19:08
http://mainichi.jp/select/news/20140122k0000m030087000c.html
インド:デリー州政府首相「私は無政府主義者」警察と対峙
毎日新聞 2014年01月21日 20時11分(最終更新 01月21日 20時45分)


ケジリワル氏=AP
拡大写真 【ニューデリー杉尾直哉】インド・デリー首都圏(州)のケジリワル州政府首相が、デリー警察を管轄する中央政府と対立している問題で、ケジリワル氏は20日、中央政府に抗議する無期限デモに入った。警察の管轄権が州政府に移行されるまで続けるという。

 ケジリワル氏は首都ニューデリー中心部の鉄道省前に支持者約500人と共に居座り、20日は路上で毛布にくるまって夜を明かした。内務省はデモの広がりを防ぐため、警察官4000人を配備して周辺一帯を封鎖、地下鉄4駅を閉鎖して対抗している。現場では、21日もデモ隊と警察隊がにらみ合いを続けた。

 首都行政トップの州政府首相がデモを率いて中央政府と対峙(たいじ)する異例の事態に、民放各局は「無政府状態」「やりすぎ」など批判的に報じた。これまで社会活動家として、政府の腐敗を批判するデモなどを繰り返してきたケジリワル氏は「私は無政府主義者」と開き直った。

 ケジリワル氏は、新党・一般人党を率いて昨年12月のデリー首都圏議会選に初出馬して当選し、州政府首相に就任した。それ以来、公約に掲げた電気・水道料金の大幅値下げ、外国小売り大手のインド進出のための規制緩和撤回などを次々と打ち出した。警察改革も主張しており「麻薬販売人や売春婦を即時逮捕せよ」と命じたところ、警察側から「令状なしにはできない」と拒否され、今回の対立にエスカレートした。

 首都中心部では26日に「共和国記念日」の軍事パレードなどの式典が開かれる。それまでに中央政府がデモの強制排除に動く可能性がある。共和国記念日式典は毎年、外国の首脳を迎えて開かれ、今年の主賓は安倍晋三首相。

7305チバQ:2014/01/21(火) 22:20:26
http://mainichi.jp/select/news/20140122k0000m030089000c.html
シリア和平会議:イラン招待撤回で国連メンツ丸つぶれ
毎日新聞 2014年01月21日 20時14分(最終更新 01月21日 20時36分)

 【ニューヨーク草野和彦】22日に開催されるシリア和平国際会議へのイラン招待を発表していた国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は発表翌日の20日、招待の撤回と「深い失望」の表明を余儀なくされ、メンツをつぶされた形となった。国連側は、会議への協力を約束したイランの「前言撤回」を理由としているが、関係国との調整不足が混乱を引き起こした可能性もある。

 「米国はイラン招待の発表のタイミングを完全に把握していた」。事務総長報道官は20日の記者会見で、会議開催を目前にした発表が「性急すぎたのでは」との指摘を否定。米国の同意を得ていたことを強く示唆した。

 米国はイランの会議参加について、シリアの移行政府樹立を柱とする2012年のジュネーブ合意受け入れを前提条件に設定。事務総長は招待の理由として、イランがこの合意をもとに会議が開催されることを「理解している」ことを挙げた。

 だが米国務省は事務総長の発表直後、「イランが完全かつ明確に合意を受け入れなければ、招待の撤回を」とイランに対し合意受け入れの確約を要求。これに反発するかのようにイランは20日、合意の受け入れを否定した。

 国連安保理筋は「イランは事務総長との会話の中では合意を受け入れたが、それを公に認めるかどうかで何か手違いがあったのでは」と説明。イランが公の場で発表する必要があるかまで、国連がイランや米国と十分にすり合わせができていたかを疑問視する。

 イランのカザイ国連大使も20日、「国連は(イラン参加を巡り)妥協点を見つけようとしたが、米国の圧力でうまくいかなかった」と述べ、国連との間では何らかの合意があったことを示唆した。

 イラン招待を巡る国連の対応はシリアのアサド政権と対立する反体制派や反体制派を支援する周辺国の反発を招いた。18日に会議参加を決定したばかりのシリア反体制派の「シリア国民連合」に対して、イラン招待を事前に通告した形跡はない。同連合は期限を区切って招待撤回を求めるなど、猛烈に反発。さらに、反体制派を支援し、イランと対立するサウジアラビアもいったんは会議参加を決めていたが、国連のイラン招待を知り、不参加への動きを見せ始めていた。

 事務総長報道官も「いくつかの参加国から残念な反応があった」と、イラン招待に想定以上の波紋があったことを認めざるを得なかった。

 ◇ジュネーブ合意

 シリア内戦終結に向けた国際社会の青写真。2012年6月30日、国連安保理常任理事国(米英仏露中)と近隣諸国などの「連絡グループ」がスイス・ジュネーブで開いた会合で採択した。アサド政権と反体制派のメンバーを含む「移行政府」の樹立が柱。アサド大統領の処遇は明記されていないが、移行政府は「(政権と反体制派の)相互の合意」で組織され、完全な行政権限を有すると記されている。反体制派や米国などは大統領退陣を意味すると解釈しているが、アサド政権やロシアは異を唱えている。

7306チバQ:2014/01/21(火) 22:21:54
http://mainichi.jp/select/news/20140122k0000m030102000c.html
シリア和平会議:米国とイラン 水面下で激しい駆け引き
毎日新聞 2014年01月21日 20時40分

 【テヘラン田中龍士、ワシントン白戸圭一】シリア和平国際会議へのイラン参加を巡り、米国とシリアのアサド政権を支援するイランの間で、主導権を握ろうと水面下で激しい駆け引きがあった。イランは、米国が会議参加の条件とする移行政府樹立(ジュネーブ合意)の前提を打破する思惑があったとみられ、和平会議を前に関係国との会談を重ね、したたかな外交戦略で足場固めを進めてきた。

 イランのザリフ外相は昨年11月下旬、これまでシリアの反体制派を支持してきた親米国トルコのダウトオール外相と会談し、経済関係の強化と共にシリア問題の政治的解決で一致。今月15日にはアサド大統領と2国間関係を確認し、16日にはロシアのプーチン大統領、ラブロフ外相とシリアの平和的解決に向けた協力を確認した。

 イランは会談などで、シリア問題を含め「テロ、過激主義との戦い」をさかんに強調している。今回、ザリフ氏は潘基文(バン・キムン)国連事務総長との事前調整で、ジュネーブ合意の前提に「理解」を示したとされる。

 イランは前提条件の「容認」はないと否定するが、「理解」を示すことで、まずは国連による会議招待を取り付け、会議の場では、移行政府樹立という会議の目的を一転し、「テロとの戦い」を呼びかけようとした可能性も考えられる。

 一方、オバマ政権は今月初め、シリア和平国際会議へのイランの非公式参加を容認する姿勢を見せ、イランの出方を注視してきた。アサド政権の後ろ盾のイランを和平プロセスに関与させ、内戦終結の糸口をつかむ狙いだったとみられるが、移行政府樹立を柱とする2012年6月の「ジュネーブ合意」を受け入れるかどうかで米・イラン間の溝は埋まらず、イランを取り込む戦略はひとまず挫折した格好だ。

 ケリー米国務長官は今月5日、イランの会議への非公式参加を容認する一方、公式参加の条件として、ジュネーブ合意の受け入れを改めてイランに求めた。硬軟織り交ぜた米側のメッセージには、イランが拒否している条件をあえて投げかけ、妥協を引き出す狙いがあったとみられる。

 だが、イランは無条件の公式参加を要求。一方、シリア反体制派は、イランがジュネーブ合意を受け入れないまま会議に出席した場合、会議を欠席する構えを見せた。

 反体制派の欠席で会議の枠組みが崩壊しかねない事態に危機感を強めた米政府は19日、サキ国務省報道官の声明で、ジュネーブ合意受け入れが参加の条件だと改めて強調。その一方で、米政府高官によると、ケリー国務長官は国連の潘事務総長に対し、イランの招待を撤回するよう水面下で要請していた。

7307チバQ:2014/01/22(水) 20:57:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140122/erp14012211410002-n1.htm
ロシアの国境「違法な拡大」に懸念 グルジア、五輪安全確保で
2014.1.22 11:39
 グルジア外務省は21日、ロシアがソチ冬季五輪の安全確保を理由に、五輪会場に近い両国国境からグルジア側に11キロ食い込んだ地点までを一時的に「国境地域」に指定するなどしているとして、ロシアの「違法な拡大」に深刻な懸念を表明した。

 現地は2008年の両国軍事衝突後にロシアがグルジアからの独立を一方的に承認したアブハジア自治共和国が実効支配している。アブハジアはロシアの強い影響下にあり、アブハジア当局はタス通信などにこの措置を認めた。ロシア当局は確認していない。

 措置は20日から五輪とパラリンピックの閉幕後の3月21日まで実施。この間、本来の国境から11キロアブハジア側に入った路上にアブハジア出入国管理官らが常駐する検問所が設けられ、「国境地域」に含まれる八つの集落の住民は身分証明書の常時携帯が義務付けられる。(共同)

7308チバQ:2014/01/22(水) 20:59:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140121/mds14012123550007-n1.htm
交渉能力ない反体制派 シリア和平会議 実効性ある合意は期待薄
2014.1.21 23:53 (1/3ページ)[政変・反政府デモ]

 【カイロ=大内清】シリア国際和平会議では、アサド政権と反体制派統一組織「シリア国民連合」が初めて対話の場に臨む。しかし、アサド大統領退陣を目指す米国と、政権側の後ろ盾であるロシアには深い溝がある上、反体制派は交渉にあたるだけの能力がなく、実効性のある合意は期待できない状況だ。

 「(会議参加は)革命の放棄だ」。シリア国民連合の最大勢力「シリア国民評議会」は20日夜、政権との一切の交渉を拒否するとして国民連合脱退を表明した。

 国民連合は、米欧や湾岸アラブ諸国の後押しで同評議会をはじめとする反体制派組織を糾合し結成、支援国からシリアの「正統な代表」と認知されてきた。同評議会の脱退は、その適格性を大きく損なうものだ。

 このほかにも反体制派では、深刻な内紛が相次いでいる。

 今年に入り、反体制派の一員で内戦に参戦した国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」と、「自由シリア軍」などの武装組織の対立が激化。自由シリア軍を束ねる最高軍事評議会や、協力関係にある国民連合は事態を収拾できずにいる。

 国民連合や自由シリア軍の幹部らはかつて、「アサド打倒のために戦う者なら誰であろうと歓迎する」として、戦局好転のため、イスラム過激派を含むアラブ各国の義勇兵を迎え入れてきた。しかし結局は統制できず、そのツケが地域の不安定化につながりかねない形で回ってきている形だ。

 ISIL以外のイスラム武装勢力も自律的に勢力拡大を図っており、北部アレッポ周辺や反体制派支配地域のイドリブ県では民兵同士の戦闘が激化。20日にはトルコ国境沿いで車爆弾が爆発し、民兵ら少なくとも16人が死亡した。

 仮に和平会議で戦闘終結に向け何らかの合意が成立しても、国民連合に民兵を押さえ込み、合意を実行する力はないとの見方が強い。

 政権側も、こうした事情は見透かしている。

 アサド大統領は19日、フランス通信(AFP)に、国民連合は「カタールやサウジアラビア、フランス、米国などが作り出したものだ」として、交渉相手とみなさない考えを強調した。

 またシリアのムアッリム外相はこれに先立つ17日、アレッポでの部分停戦案なども提示したが、反体制派は即座に拒否。政権側には和平会議を前に、停戦を拒む反体制派よりも内戦終結に前向きだとの印象を作る狙いもあるとみられる。

 政権側と後ろ盾のロシアが「アサド退陣」拒否で足並みをそろえる以上、米欧や反体制派との協議は平行線となる可能性が高い。戦況が政権側有利とされる中、会議が実質的に“現状維持”に向かえば、政権側にとっては外交的勝利といえる。

7309チバQ:2014/01/23(木) 21:09:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140123/erp14012311050004-n1.htm
鋼鉄警備スルリ 自爆テロ繰り返す「黒い未亡人」ソチ潜入
2014.1.23 11:05 (1/2ページ)[ロシア]

ソチ市内のホテルに配布された、「黒い未亡人」のひとりとみられるルザンナ・イブラギモア容疑者の手配写真(AP)
 北カフカス地方の独立運動に絡んでロシア治安当局に夫ら肉親を殺され、ロシア国内で自爆テロを繰り返している「黒い未亡人」とみられる女性3人が、2月7日から冬季五輪が開幕するロシア南部ソチに潜入したことが21日、分かった。治安当局は3人の行方を追うとともに、22日、ソチに近い北カフカス地方でイスラム過激派の幹部1人を射殺し、テロを封じ込める姿勢を強調した。だが、ロシア国内では、五輪開幕を間近に控え、治安当局がソチ一帯に構築した「鋼鉄の輪」と呼ばれる強固な警備体制が破られたことに衝撃が広がっている。(SANKEI EXPRESS)


テロ予告勢力と連携


 AP通信や20日付英紙デーリー・テレグラフ(電子版)などによると、潜入したのは“サリマ”と呼ばれているルザンナ・イブラギモア容疑者(22)とザイラ・アリエヴァ容疑者(26)、ジャンネット・ツァハエヴァ容疑者(34)。

 ロイター通信などによると、イブラギモア容疑者は露南部ダゲスタン共和国から今月11〜12日にソチ入りしたという。20日付米ABCテレビ(電子版)によると、治安当局がソチの空港や主要ホテルに配布した指名手配写真には、左の頬に長さ10センチの傷があり、足を引きずり、左の腕を曲げることができないといった身体的特徴が記されていた。

 イブラギモア容疑者らは、北カフカス地方の独立運動で夫や家族をロシア治安当局に殺された、いわゆる「黒い未亡人」とみられる。

 「黒い未亡人」はテロ現場に黒い服で登場したことからこう呼ばれており、2002年のモスクワ劇場占拠事件や2010年にモスクワ地下鉄駅で起きた連続爆破テロの実行犯だったことがわかっている。最近では昨年12月に南部ボルゴグラードで34人が亡くなった連続爆破テロへの関与が指摘されているほか、ソチ五輪へのテロ予告の声明を発表した北カフカスのイスラム武装勢力とも連携してテロ活動を展開しているもようだ。


「女性は出入り簡単」


 テロ阻止に全力をあげる治安当局は、五輪関連施設を囲む96キロ×40キロの範囲を「鋼鉄の輪」と位置づけ、警察官や保安要員計約4万人を配置。観光客から地元住民までくまなく監視するなど厳重警戒を続けてきたが、3人は警備網を突破してソチ周辺に潜り込んだとみられる。

 この“失態”に関し、ロシアのテロ組織に詳しい米ジョージタウン大学のクリストファー・スイフト教授は米ABCテレビに「3人の潜入時期が『鋼鉄の輪』の稼働前か後か確かでないが、ロシアの警備能力に疑問を感じざるを得ない」と明言。

 加えて「自爆テロが実行されるなら単独ではなくグループ形式だろう。女性は簡単に会場などあちこちに出入りできるので心配だ」と警告した。

 また、今回の事態を重視した米国政府は、バラク・オバマ大統領(52)とウラジーミル・プーチン大統領(61)がソチ五輪での安全確保の最善策について電話で協議し、米側もテロ阻止に向け、ロシア側に全面協力すると表明。五輪観戦で現地入りする1万5000人の米国人の安全確保のため、黒海に軍艦2隻や輸送機などを待機させるという。

7310チバQ:2014/01/23(木) 21:11:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140123/mds14012309590000-n1.htm
リビアも非常事態宣言、旧カダフィ派が南部襲撃 5閣僚辞任、政治対立も深刻化
2014.1.23 09:58
 【カイロ=大内清】リビア南部の砂漠地帯にある都市サブハ郊外の軍施設で18日、旧カダフィ政権支持派とみられる武装集団による襲撃事件があり、政府が非常事態を宣言する状況となっている。政治面では21日、ゼイダン首相と対立するイスラム政党の閣僚5人が辞任。内戦の末にカダフィ政権が倒れてから約2年半がたつ今も、同国は不安定な状況が続いている。

 サブハは2011年のカダフィ政権崩壊後、地元部族間の衝突が頻発していた地域。今回の軍施設襲撃は「カダフィ派武装勢力がこの対立に乗じたもの」(国防省報道官)というのが政府側の見方だが、詳細は明らかにされていない。

 政府側は18日、非常事態を宣言しサブハ周辺で空爆作戦を実施。ただ、旧政権崩壊後に再編された同国軍は戦力が現在も脆(ぜい)弱(じゃく)で、現地からの報道によると、武装勢力掃討のために、11年の内戦で旧政権と戦った各地の民兵部隊を動員せざるを得ないとの指摘も出ているという。

 同国政府は内戦後、国内安定化に向け、銃器の回収や各地に割拠する民兵の武装解除を目指してきたが、そうした取り組みが頓挫することへの懸念は強い。

 一方、政治面の混乱も深刻化している。

 イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「正義建設党」は21日、閣僚5人を内閣から引き揚げてゼイダン首相に退陣を要求。同党は、隣国エジプトで昨年7月に同胞団出身のモルシー前大統領が失脚したクーデター後も、ゼイダン氏がエジプト暫定政権側との関係を維持していることなどに反発していた。

 ゼイダン氏は辞任を否定しているものの、国会議員の約半数が同氏の政権運営への抗議を表明しており、今後も政局の安定は望めない状況だ。

7311チバQ:2014/01/23(木) 21:42:19
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000m030074000c.html
ウクライナ:キエフデモ過激化、初の死者
毎日新聞 2014年01月23日 20時18分(最終更新 01月23日 21時31分)

 【モスクワ田中洋之】ウクライナの首都キエフで続く反政府デモはデモ隊の一部が過激化し、治安部隊との衝突で参加者に初めての死者が出る事態に発展した。デモ隊の変質に政権側は有効な対策を取れず、ウクライナの政治危機は混迷を深めている。

 キエフ中心部は23日、「無法地帯」と化した。極右団体のメンバーに扇動されたとみられるデモ隊の一部がタイヤを燃やし、警官隊に火炎ビンや石を投げつけた。22日の衝突では少なくとも2人が死亡。2人は旧ソ連のアルメニア系とベラルーシ出身の男性で、いずれも過激組織との関係が指摘されている。

 ヤヌコビッチ大統領は22日夜、事態打開に向け野党指導者3人と3時間にわたり会談した。野党側は、内閣総辞職と繰り上げ選挙、デモ規制強化法(16日に国会可決、22日発効)の撤回を求めたが、大統領は拒否。双方の溝は埋まっていない。

 欧州連合(EU)との連合協定署名を拒否したヤヌコビッチ大統領に抗議して昨年11月に始まったデモは平和的に行われていたが、政権側が譲歩を示さないなか、一部が過激化する傾向を見せている。アザロフ首相は22日、警官隊と対峙(たいじ)するデモ隊を「テロリスト」と呼び、秩序維持のため断固たる手段を取る方針を示した。

 ヤヌコビッチ政権の強硬措置に対し、欧米諸国からは懸念と批判が噴出している。EUのバローゾ欧州委員長は22日、政権側に実力行使の中止を求め、民主主義の原則から逸脱するのであれば制裁を科す可能性に言及した。

 一方、ヤヌコビッチ政権を支援するロシアのカラーシン外務次官は22日、「制裁すべきなのは、過激な傾向をあおる(野党)政治家だ」と述べ、EUを批判した。ペスコフ大統領報道官も23日付のロシア紙とのインタビューで、「外国政府はウクライナの内政に干渉すべきではない」と欧米をけん制した。

7312チバQ:2014/01/23(木) 21:43:35
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000m030056000c.html
インド:20歳女性に集団レイプの罰
毎日新聞 2014年01月23日 19時37分(最終更新 01月23日 20時43分)

 【ニューデリー杉尾直哉】インド東部・西ベンガル州ビルブムの村で、20歳の女性が「別の村の男と付き合っていた罰」として村長ら12人の村人から2日間にわたって集団レイプされ続けたことが分かった。ヒンドゥスタン・タイムズ紙などが23日報じた。警察は村長ら11人をレイプの疑いで逮捕し、逃走した残る1人の行方を追っている。

 報道によると、村人たちは20日、女性が別の村の男性と一緒にいるのをみつけ、村人代表の裁判で罰金約10万円を払うよう命じた。女性が「払えない」と告げると、男たちは女性を小屋の中に閉じ込め、21日までレイプし続けた疑いがもたれている。女性は逃げ出し、病院で手当てを受けている。インドのメディアの取材に応じた女性は、「これまで兄さん、おじさん、と慕っていた隣人たち。怖かった」と語った。

 インドの地方では、部族や出身地が異なる男女の結婚を認めないところが多く、おきて破りの男女が罰として裸で村を歩かされたり、殺害されたりするケースが相次いでいる。集団レイプの罰は極めて異例。

 インドでは2012年に首都ニューデリーで起きた集団レイプ事件(女子学生が死亡)以降、レイプ根絶の声が高まったが、今月、首都中心部でデンマーク人女性観光客(51)が集団レイプの被害に遭うなど、レイプ事件が後を絶たない。

7313チバQ:2014/01/23(木) 21:45:36
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000m030065000c.html
シリア:実りない和平会議に失望の声 戦闘続く
毎日新聞 2014年01月23日 19時57分

 【ジュネーブ秋山信一】シリア和平国際会議がスイスのリゾート地モントルーで開かれた22日、シリアでは激しい戦闘が続いた。政府軍の包囲が続く地域の反体制活動家や、アサド政権との交渉に反対する勢力からは、実りのない会議に失望する声も聞かれた。

 在英の反体制派組織「シリア人権観測所」によると、22日も各地で戦闘が続き、市民19人を含む160人が死亡した。政府軍と反体制派の戦闘だけでなく、反体制派同士の国際テロ組織アルカイダ系の「イラク・レバント・イスラム国」の抗争も続いている。

 昨年8月に化学兵器の攻撃を受けたダマスカス郊外の東グータ地区。政府軍の包囲や砲撃が続き、電気や水、医薬品は慢性的に不足している。「和平会議には期待していない。この窮状から抜け出すには戦うしかない」。そう語るアマル・ハッサンさん(22)は大学生だったが、反体制派に加わった。

 ハッサンさんが期待するのは、国民連合から昨年12月に離脱した主要武装組織「イスラム戦線」だ。欧米からの支援強化を引き出せない国民連合傘下の自由シリア軍に代わって、反体制派の主力となりつつある。イスラム戦線は20日に発表した声明で「正当な要求を取り下げ、政権との譲歩を選んだ」と和平会議に参加した国民連合を批判した。

 アサド政権との直接協議に反対し、会議直前に国民連合から離脱したシリア国民評議会のサミル・ナシャルさん(69)は「ムアレム(外相)の演説を聞いて、和平会議に意義はないことがよく分かった」と話した。ムアレム氏は「自由のために戦うふりをしている」と反体制派を強く非難し、アサド政権の退陣も否定した。

 和平会議では、政権側、反体制派が共通して市民の窮状を訴え、参加各国も人道危機を指摘した。ムアレム外相が「外国人の侵入者から家族を守るため、妻子ともども自爆した男性さえいる」と訴えれば、国民連合のジャルバ議長は、登校中に撃たれた小学生や政権側に拷問された子供の例に言及。トルコのダウトオール外相は「飢えさえも武器として使われている」と政権の包囲策を批判した。だが互いに非難する材料にするだけで、苦境を抜け出すための政治的な妥協は先送りされた。

7314チバQ:2014/01/24(金) 23:19:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140124/mds14012414020001-n1.htm
ダルフール紛争悪化、新たに40万人避難 戦闘に南スーダン情勢も
2014.1.24 14:01
 国連のラズース平和維持活動(PKO)局長(事務次長)は23日、紛争が続くスーダン西部ダルフール地方の状況について安全保障理事会で報告、戦闘の発生により人道状況が「非常に悪化」し、昨年だけで新たに40万人が避難したと述べた。国内避難民は全体で約200万人になったとした。

 食料不足も深刻で、栄養失調は「緊急事態の領域に入っている」と指摘した。清潔な水と衛生的なトイレの両方がある人は人口の10%に満たないとし、国際社会の支援を求めた。

 23日の停戦協定署名前には事実上の内戦状態と指摘された隣国の南スーダンから多数が避難してきていることも混乱を悪化させているとした。(共同)

7315チバQ:2014/01/24(金) 23:20:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140124/erp14012410090001-n1.htm
ソチの「並ぶ便器」で“低劣”な議論 五輪会場、業者反発、野党は批判
2014.1.24 10:07

17日、ロシア南部ソチの冬季五輪バイアスロン会場のトイレで、並んだ二つの便器(AP=共同)
 ソチ冬季五輪バイアスロン会場で撮影されたトイレの写真がロシア内外のネット上で議論を呼んでいる。便器が二つ並び、「ロシアでは2人でトイレに入るのか?」と疑問の声も。建設業者は反発している。

 写真は英BBC放送の記者が撮影し、20日に自身の短文投稿サイト「ツイッター」に投稿。「写真の加工はしていません。トイレで私が熟考する姿を、あなたは見ることができるのです」とコメントを付けた。

 この写真がネット上で拡散。「ロシアの恥だ」「こんなものを作って嘆かわしい」とのコメントがネット上に次々に投稿され、野党指導者ナワリヌイ氏は「巨額の五輪予算が浪費された」と批判した。これに会場を建設した企業関係者が反論。「元は二つの便器の間には仕切りがあり、倉庫に改装するために仕切りが取り外された際に写真が撮影された」と説明した。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は23日付のロシア紙のインタビューで、欧米メディアのソチ五輪事前報道で「低劣なものがあふれている」と語った。(共同)

7316チバQ:2014/01/25(土) 00:19:37
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000e030173000c.html
南スーダン:政府と反乱軍が停戦合意
毎日新聞 2014年01月24日 10時57分(最終更新 01月24日 11時17分)

 ◇調印後24時間以内の戦闘の完全停止見込む
 【ヨハネスブルク服部正法】昨年12月中旬から戦闘を続けてきたアフリカ東部・南スーダンの政府と反乱軍が23日夜(日本時間24日未明)、停戦に合意した。約50万人の難民・避難民を生んだ内乱状態の収束と治安回復に向けた第一歩だが、実際に戦闘がやみ、和平が実現するかは依然不透明で、予断を許さない状態が続いている。

 隣国エチオピアの首都アディスアベバで、政府と反乱軍の代表者が停戦文書に調印した。調停に当たった東アフリカ各国で作る地域機構「政府間開発機構(IGAD)」は、調印後24時間以内の戦闘の完全停止を見込んでいるという。

 AFP通信によると、南スーダン政府が、マシャール前副大統領派によるクーデター未遂に関与したとして拘束した同派の11人を釈放することでも合意した。

 2015年に実施が見込まれる大統領選をにらみ、キール大統領とマシャール氏の対立が鮮明化。キール氏がマシャール氏を昨年7月に解任した。さらに、首都ジュバで先月15日、政府軍と、マシャール氏を支持する軍の一部勢力が衝突。その後各地に戦闘が拡大した。

 与党内の権力闘争が発端だったが、やがてキール大統領の出身民族ディンカ人と、マシャール氏のヌエル人の2大民族の対立に発展。両者の報復合戦の様相となり、死者は数千人規模になったと見られる。

 南スーダン財政のカギを握る北部の油田地帯周辺を中心に、戦況は一進一退だったが、隣国ウガンダ軍の支援を受けた政府軍が最近になって攻勢を強め、主要都市の北部ベンチウ、中部ボルを相次いで奪回していた。

 戦闘で、国連平和維持活動(PKO)でジュバに派遣されていた陸上自衛隊部隊は、活動を中止し避難民の支援にあたっている。

7317チバQ:2014/01/25(土) 00:20:27
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000e030174000c.html
南スーダン:停戦合意 依然残る民族間対立 多難な前途
毎日新聞 2014年01月24日 11時00分(最終更新 01月24日 12時47分)


エチオピアの首都アディスアベバで、停戦合意に署名する南スーダン政府と反乱軍の交渉責任者=2014年1月23日、AP
拡大写真 【ヨハネスブルク服部正法】1カ月以上にわたるアフリカ東部・南スーダンの内乱は23日、停戦合意が成立した。だが、民族間の対立などが依然残り、2011年に独立を達成したばかりの国の前途は多難だ。

 マシャール前副大統領の出身民族、ヌエル人の若者らによる民兵勢力が反乱軍に加勢しており、彼らが停戦合意に従うか疑問が残る。

 さらに、政府が反乱軍側への権力分与の可能性を否定しているうえ、反乱軍は政府を支援したウガンダ軍を強く非難。火種は残っており、戦闘が収まったとしても、今後の和平協議の成り行き次第では、合意の破棄や戦闘再開の恐れがある。

 首都ジュバでは、ディンカ人が主体の政府軍兵士らから攻撃を受けたと主張するヌエル人避難民が「和解は簡単ではない」と訴えていた。一方、他の地域ではヌエル民兵などによるディンカ人への攻撃も報告されている。両民族に残った相手民族への不信感や憎悪の感情は強く、民族融和には時間がかかりそうだ。

 ロイター通信によると、政府間開発機構(IGAD)の調停代表、セイヨム元エチオピア外相は調印式で「戦争(終結)以上に戦後の課題は大きく、(今後の)推移は予測不可能で、注意が必要」と表明。和平実現の難しさをにじませた。

7318チバQ:2014/01/25(土) 00:54:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000018-jij_afp-int
集団レイプの刑を命じたインドの村、自治組織「パンチャヤット」とは
AFP=時事 1月24日(金)14時19分配信



インド・西ベンガル州のスバルプル村で起きた女性集団レイプ事件で逮捕された容疑者の男たち(2014年1月23日撮影)。
【AFP=時事】インド東部の西ベンガル(West Bengal)州で、別の村の男性と一緒にいた未婚女性(20)が村の長老会議の命令で罰として集団レイプされた事件で、地元警察当局は23日、告訴された男13人全員を逮捕したと発表した。レイプを命じた長老会議の議長も、女性をレイプした容疑者に含まれているという。

恋人と密会した女性に「集団レイプの刑」

 被害女性はテレビの取材に顔をスカーフで隠して応じ、「父と同じくらいの年齢の男たちにレイプされた」と訴えた。

 事件は西ベンガル州の州都コルカタ(Kolkata)から約240キロ西方にある少数民族サンタール(Santhal)の村、スバルプル(Subalpur)で起きた。被害者の女性は、別の村出身のイスラム教徒の男性と関係を持ったとして、村の長老たちで構成された自治組織から2万5000ルピー(約4万円)の罰金を支払うよう命じられた。しかし女性の家は貧しく、両親が罰金を支払うことはできないと述べたところ、長老会議の議長がレイプを命じたという。

 女性の母親によると、長老らは警察に訴え出ないよう女性の家族を脅し、さらに当初は女性を病院に連れていくことも認めなかった。母親はインド紙タイムズ・オブ・インディア (Times of India)に対し「犯罪を犯したのは同じ村の人々だ。彼らは私の娘をなぶり、深夜に家に放り込んでいった」と非難した。

 逮捕された13人の男は、女性が名指ししたという。


■村を支配する「パンチャヤット」

 インドでは北部を中心に、部族やカーストに基づく年配男性らによる合議制の自治機関「カップ・パンチャヤット(Khap Panchayat)」が村人の生活に強い影響力を持っており、非道徳的な行いなど地域社会において違反とみなされる行為に制裁を下すことも多い。

 インドPTI通信(Press Trust of India)によれば、西ベンガル州の村では4年前にも、10代の少女が男性との恋愛を理由に裸で村内を引き回される事件があった。

 だが、インドにおける女性の権利向上を目指して活動する「全インド進歩的女性協会(All India Progressive Women's Association、AIPWA)」のカビタ・クリシュナン(Kavita Krishnan)氏は、地方の村だけの問題ではないと指摘する。「同様の精神構造は首都デリー(Delhi)のような都会にも存在する。インド社会とカースト制度に深く根付いた問題だ」

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)の上級研究員ディビヤ・アイヤー(Divya Iyer)氏は、村の長老会議による制裁は非合法にも関わらず続けられていると指摘。「カップ・パンチャヤットは、女性に対して法の範囲を逸脱した非人間的で性暴力的な罰を命じることで悪名高い。『名誉殺人』もその1つだ」と声明で批判した。【翻訳編集】 AFPBB News
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7319チバQ:2014/01/25(土) 06:52:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140125/erp14012500450000-n1.htm
東西対立さらに 混迷続くウクライナ 東部では大統領を支持する動き活発化
2014.1.25 00:44
 【モスクワ=佐々木正明】治安部隊とデモ隊の衝突で死者が出たウクライナのヤヌコビッチ大統領は23日夜、事態打開のため野党勢力と2度目の交渉を行った。現地報道によると、デモ隊側が治安部隊への抵抗をやめれば、これまで拘束したデモ参加者を釈放することで合意したが、同国中部にある首都キエフの暴動はなお西部に拡大。東部では逆に大統領を支持する動きが活発化している。

 交渉後、デモ隊と治安部隊のにらみ合いが続くキエフ中心部に現れた第2野党「ウダル」のクリチコ党首は「これ以上の流血沙汰を避けるため、われわれは大統領側と話し合わなければならない」とデモ参加者に“休戦”を呼びかけた。

 政権側は28日から特別議会を開くことを決定し、前倒し大統領選など野党勢力の要求を再度、議論する妥協策を提示。しかし、外交筋は「独裁色を強めるヤヌコビッチ氏の時間稼ぎに過ぎない」と指摘する。

 欧州統合支持派が多数派を占める西部では反政権運動が激化。23日、リビウの一部のデモ隊が州知事の辞任を求めて州庁舎に突入。24日も州庁舎の封鎖を続けた。また、西部の他の都市でも、行政機関の庁舎がデモ隊に占拠された。

 大統領の支持基盤で、ロシアとの関係を重視する東部ドネツクでは市議会が大統領に、過激派への厳格な手段の適用を促す声明を出した。一方、ロシア系住民が多数派をしめる南部シンフェロポリでは反政権過激派の行動を阻止するための市民組織が結成された。

7320チバQ:2014/01/26(日) 22:12:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140126/mds14012620010002-n1.htm
エジプト衝突 49人死亡 暫定政権支持派、国防相に大統領選出馬要請
2014.1.26 19:59

25日、カイロ市内で、治安部隊との衝突の際に銃撃された男性を運ぶモルシ前大統領支持派のデモ参加者ら(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプトで2011年のムバラク政権崩壊につながった反政府デモ発生から丸3年となった25日、同国各地では昨年7月のクーデターで失脚したモルシー前大統領を支持するデモ隊などと治安部隊との衝突が拡大、保健省は26日、全土の死者が49人、負傷者が約250人に達したと発表した。治安当局はモルシー派のデモ参加者ら千人以上を拘束した。

 一方、マンスール暫定大統領は26日の演説で、議会選、大統領選の順で行うとしていた従来の政治日程を変更し、大統領選を先に実施すると発表した。大統領選は今春にも行われる。

 同国では25日、暫定政権の支持者数万人が、11年の政変の発火点となった首都カイロ中心部タハリール広場で、軍トップのシーシー第1副首相兼国防相に大統領選出馬を求める集会を開催。暫定政権寄りのメディアでは、シーシー氏が近く、国民の“推戴(すいたい)”を受ける形で立候補を表明するとの観測が強まっている。

 現時点でシーシー氏のほかに具体的に出馬が取り沙汰される有力者はほとんどおらず、大統領選の前倒しは、国民から高い人気を得ている同氏に有利に働く可能性が高い。

7321チバQ:2014/01/26(日) 22:14:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140126/erp14012609460001-n1.htm
野党に首相ポスト提示 ウクライナ大統領が妥協案
2014.1.26 09:43

25日、ウクライナの首都キエフで野党指導者ら(右側)と会談するヤヌコビッチ大統領(左側中央)(ロイター)
 【モスクワ=佐々木正明】ウクライナのヤヌコビッチ大統領は25日、野党指導者2人に正副首相への就任を要請した。衝突による混乱が長期化し、通貨フリブナの急落など実体経済への悪影響が広がる中、ヤヌコビッチ大統領は比較的穏健な野党勢力を取り込んで急進派を切り離し、反政権デモを収拾したい考えだ。

 首相候補は野党第一党「連合野党・祖国」幹部のヤツェニュク氏。副首相候補はボクシング元世界王者で野党第二党「ウダル」党首のクリチコ氏。

 「祖国」は欧州統合路線支持が多数派の西部を基盤とし、服役中のティモシェンコ元首相が率いる政党。ヤヌコビッチ大統領が、自身の政敵の釈放を強く訴えてきた政党幹部を内閣の最重要ポストに置く妥協案を提示したことは、危機感の表れといえそうだ。

 26日の現地報道によると、ヤツェニュク氏は「国家は崩壊の瀬戸際にある」との見解を表明。「われわれが提示した条件でなら、国家の運命のための責任を受け入れる用意はある」と首相就任に含みを残した。野党側は条件として、大統領選の早期実施を要求しているとみられる。

 首都キエフでは26日も衝突が続き、デモ隊側に4人目の新たな死者が出た。

7322チバQ:2014/01/26(日) 22:14:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140126/mds14012600330000-n1.htm
UAE大統領が脳卒中 手術後「安定」と政府
2014.1.26 00:30
 アラブ首長国連邦(UAE)政府は25日、ハリファ大統領が24日に脳卒中を患い、直ちに手術を受けたと発表した。病状の詳細は不明だが、「現在の容体は安定」としている。国営の首長国通信が報じた。

 ハリファ氏は1948年生まれで、2004年に父のザイド前大統領の死去に伴い大統領に選出された。UAEのアブダビ首長国の首長も兼ねている。UAEは世界有数の石油輸出国として知られる。(共同)

7323チバQ:2014/01/26(日) 22:21:26
http://mainichi.jp/select/news/20140126k0000e020109000c.html
通貨安:新興国で相次ぐ NY株急落、主要市場は混乱
毎日新聞 2014年01月26日 11時07分(最終更新 01月26日 13時16分)


年明けから24日までの、各国通貨のドルに対する騰落率
拡大写真
日経平均株価と円相場の動き
拡大写真 新興国で通貨安が再燃し、世界の金融市場に動揺が広がっている。米国の量的緩和縮小などで、投資資金を新興国から引き揚げる動きが強まっているためだ。不安は株価にも影響し、週末24日はニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が約1カ月ぶりの安値まで急落。アジアや欧州の主要市場でも株価が急落するなど世界同時株安の様相を呈しており、週明けの日本市場などの動向に注目が集まっている。【山口知、ワシントン平地修】

 通貨安のきっかけは23日発表された中国の経済指標の悪化。「新興国からの農水産物や資源などの輸出が鈍化するおそれがある」などと市場の懸念が高まった。同日は、アルゼンチン通貨ペソが約12%も急落。アルゼンチン当局はドルを売ってペソを買う為替介入で自国通貨を支えてきたが、介入に必要な外貨準備が急減しているため、これ以上の買い支えは難しいとの見方が市場に広がり、急速なペソ売りを招いた。

 これで、新興国から資金を引き揚げる動きが広がり、24日のトルコ・リラは対ドルで過去最安値を更新。南アフリカ・ランドやロシア・ルーブルなども値を下げた。

 新興国通貨下落の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)が1月から量的緩和の縮小を開始し、市場に流す資金を減らし始めたことがある。昨年夏も、緩和を縮小するとの観測が高まっただけで、新興国通貨は下落した。

 「もともと新興国は、高いインフレなど問題が多かった。市場参加者が改めて問題を認識し始めた」(米投資助言会社)ともいえるが、投資の減少や通貨安による輸入価格の上昇は、景気にさらに悪影響を与えるおそれがある。

 24日の各主要市場では投資家が一斉にリスク回避に動き、株価が急落。ダウ平均は前日終値比318.24ドル安の1万5879.11ドルと、下げ幅は約7カ月ぶりの大きさだった。

 東京でも24日は日経平均株価が一時400円超下落。大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは、「新興国の通貨安不安に加え、主に海外投資家が年末に高騰した分の利益を確定させる売りに動いていた」と分析する。昨年1年間の外国人の株の買い越しは約15兆円。リスク回避を意識すれば、売りに回る可能性もある。

 また、外国為替市場では「安全資産」とされる円に資金を移す動きが強まり円高が進行。24日のロンドン市場で一時1ドル=102円00銭と、約1カ月半ぶりの高値をつけた。円高が進行すれば、輸出企業の業績悪化懸念から、更なる株価下落を招く悪循環に陥ることも懸念される。

7324チバQ:2014/01/26(日) 22:23:09
http://mainichi.jp/select/news/20140127k0000m030066000c.html

ウクライナ:大統領 野党指導者に首相と副首相ポスト提案
毎日新聞 2014年01月26日 20時49分

 【モスクワ真野森作】反政府デモの過激化で政治危機が続くウクライナのヤヌコビッチ大統領は25日、野党側との交渉の場で、野党指導者2人に首相と副首相のポストに就くよう提案するなど、事態打開へ向けた大幅な妥協案を示した。野党側はデモ隊の段階的撤退などでは合意したが、政府ポスト提示には警戒感を隠さず、慎重に検討する方針。解決の糸口がつかめるか、新たな局面を迎えた。

 大統領公式サイトや現地からの報道によると、ヤヌコビッチ大統領ら政府側と野党指導者3人の25日の交渉では、▽デモ隊と治安部隊双方の首都キエフ中心部からの段階的撤退▽逮捕されたデモ隊メンバーへの恩赦適用▽大統領権限を弱める憲法改正案の検討−−で合意が成立した。ただ、恩赦について政府側は「デモ隊が占拠する政府庁舎や広場を明け渡すことが条件」としており、実現は不透明だ。

 交渉の席上、ヤヌコビッチ氏は最大野党「連合野党・祖国」を率いるヤツェニュク氏に首相職、野党第2党「ウダル」のクリチコ党首に人道問題担当の副首相職を提示した。政府側は「野党勢力との協力が国家統合と改革実行の助けになると確信している」と説明。大統領は24日に、28日からの国会での内閣改造を約束していた。危機的状況で権力を維持するため、アザロフ首相ら内閣メンバーの一部切り捨てと野党勢力の取り込みもやむなしと判断した模様だ。

 ヤツェニュク氏は26日、記者団を前に「(ポストの提案に)大きな喜びは感じない。我が国は破産寸前で政権側は責任から逃れようとしているだけだ」と批判。一方で「受諾も拒絶もしていない。野党勢力内で真剣に協議する」と述べ、妥協案への戸惑いも見せた。

 キエフでは26日も治安部隊と一部デモ隊との衝突があり、けが人が出た。野党側にとっては、極右勢力など暴徒化する一部デモ隊の統制が困難になっている中で、ぎりぎりの判断を迫られている。

7325チバQ:2014/01/26(日) 22:24:47
http://mainichi.jp/select/news/20140126k0000m030053000c.html
エジプト:政治的混乱続く…革命3年、デモ隊衝突
毎日新聞 2014年01月25日 22時05分(最終更新 01月25日 23時39分)

 【カイロ大治朋子】エジプトのムバラク政権を崩壊に追い込んだ2011年1月の反政府デモの開始から25日で丸3年を迎えた。政変は「エジプト革命」と呼ばれ、中東の民主化要求「アラブの春」の一環として注目を集めたが、政治的な混乱はその後も続いている。25日午後からは昨年7月の軍事クーデターで発足した暫定政権の支持者と、クーデターで排除されたモルシ前大統領の支持者、3年前のデモを率いた若者らがそれぞれデモを開始。一部では治安当局との衝突が始まった。

 治安当局はエジプト全土で26万人を動員して警戒。カイロなど首都圏や南部エルミニアでは治安部隊とデモ隊が激しく衝突し、エジプト保健省などによると計4人が死亡、全土で150人が負傷した。3周年を翌日に控えた24日から始まったデモ隊と治安当局との衝突の犠牲者は計18人となった。地元テレビなどによると、北部マンスーラでは「許可無くデモ行進した」として70人が逮捕された。

 「我々は(カイロ郊外の)ムスタファ・マフムド広場を起点に、タハリール広場を目指す。軍事支配を終わらせる必要がある」。3年前に大規模デモを率いたハレド・イルセイドさんは、取材にそう語った。デモのルートは3年前とほぼ同じだ。現在は「革命への前線」と呼ばれる若者組織のメンバーだ。近く実施される大統領選では立候補が有力視される暫定政権のシシ国防相を支持しない。デモ規制法の撤廃や同法違反で逮捕された仲間たちの釈放を求める方針だ。

 一方、モルシ前大統領の支持者やその出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の支持者らで作る「(モルシ政権の)正統性とクーデター拒否を支援する全国同盟」の代表者は、「殉教者の血を無駄にはしない」と強調。24日のデモで治安当局と衝突し死亡した仲間らのためにも、暫定政権打倒を目指すと訴えた。

 暫定政権を支持する組織の代表、エスラム・エルナバウィさんは「シシ国防相に大統領になってほしい。テロから国家を守るべきだ」と訴えた。各グループはそれぞれタハリール広場に集まる方針で、双方の衝突や治安当局による強硬な鎮圧が予想される。

 カイロ中心部などで24日、発生した連続爆弾テロについて、国際テロ組織アルカイダ系でシナイ半島を拠点とするイスラム過激派組織「アンサール・バイト・マクディス(エルサレムの支持者)」は同日夜、4件すべての犯行を認める声明を出した。地元メディアによると、これとは別に25日朝、カイロ東部の警察学校で爆弾が爆発した。

 ◇エジプトを巡る混乱◇
 2011年1月に起きた「アラブの春」の流れを受けた民主化要求デモで、30年間続いたムバラク政権が崩壊。その後の選挙ではイスラム勢力が躍進し、12年6月に同勢力出身のモルシ大統領が就任した。13年7月、経済の低迷などに対する国民の強い不満を背景に、軍がクーデターでモルシ政権を転覆させた。暫定政権下で国会・大統領選挙が準備されているが、政権支持派とイスラム勢力の衝突が各地で続いている。

7326チバQ:2014/01/27(月) 22:54:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140127/erp14012715140003-n1.htm
追われる「妻」に冷たい仏世論 事実婚解消 オランド大統領には寛容
2014.1.27 15:09 (1/3ページ)[欧州]

昨年6月、パリにある廃兵院の中庭を歩くフランソワ・オランド大統領(右)と事実婚のパートナーだったバレリー・トリルベレールさん。この時、大統領はすでにジュリー・ガイエさんとも交際していた。トリルベレールさんはすきま風を感じていたのだろうか(ロイター)
 フランスのフランソワ・オランド大統領(59)は25日、事実婚のパートナーで2012年5月の大統領就任以来「ファーストレディー」を務めていたバレリー・トリルベレールさん(48)との関係を解消したと、フランス通信(AFP)を通じて発表した。今月10日にフランスの芸能誌が、オランド氏が女優のジュリー・ガイエさん(41)と密会していたと報道。トリルベレールさんはその日から精神的ショックで9日間入院し、退院後もパリ近郊の大統領別邸で過ごすなど別居状態が続いていた。“略奪愛”が成立した形だが、意外にも仏メディアは追われるトリルベレールさんに冷たく、恋愛の自由にはおうようだ。(SANKEI EXPRESS)


「尊大で勝ち気」


 オランド氏はAFPに電話で「国家元首ではなく、個人の立場として」と断った上で、「バレリー・トリルベレールとのパートナー関係が終わったことを知らせたい」と話した。一方、トリルベレールさんはツイッターを通じ、「エリゼ宮(仏大統領府)の素晴らしいスタッフに心から感謝する」とのメッセージを出した。AFPによると、2人は23日にランチを共にして話し合い、別れを決めたという。

 仏誌パリマッチの現役記者であるトリルベレールさんは2度の離婚を経験し、3人の子供がおり、2007年からオランド氏と事実婚関係にあった。オランド氏はそれまで28年間は07年大統領選の社会党候補、セゴレーヌ・ロワイヤル氏(60)と事実婚関係にあり、4人の子供をもうけている。

 トリルベレールさんは外遊などの際はファーストレディーとして遇され、昨年6月には国賓として日本を訪問している。25日には大統領別邸を退去した傷心のトリルベレールさんは26日、ファーストレディーの最後の公務として、以前から決まっていたチャリティーイベントに出席するため、インドに向かった。だが、追われる人へのメディア評は厳しい。

 AFPは早速、「不人気だった前仏ファーストレディー」と題する記事を配信し、「尊大で勝ち気すぎる印象を国民に与えたのが不人気の原因」と分析。特に12年の大統領選キャンペーンで、メディアに対して「(オランド氏の当選後に)私が何もしゃべらない『壁の花』になるとでも思ったら大間違い。私には確固とした人格があり、黙らすことはできない」と“警告”したことで、心証を悪くしたと解説した。


自由恋愛は「お家芸」


 一方、オランド氏を今回の色恋沙汰に関してとがめるメディアの論調はほとんど見当たらない。国民の反応も同様で、直近の世論調査でも、70%以上が「(今回の一件が)大統領の評価に影響を及ぼすことはない」と答えている。また、大統領支持率も、昨年12月の23%から逆に26%にアップしている。かつて隠し子の存在を問われて記者会見で「それが何か」と豪語したミッテラン大統領や「私が愛した女性はたくさんいた」と認めたシラク大統領、在任中に2度目の夫人と離婚し歌手のカーラ・ブルーニさんと再婚したサルコジ大統領の例を見るまでもなく、フランス大統領の闊達(かったつ)な自由恋愛は“お家芸”ともいえる。

 ガイエさんは離婚したアルゼンチンの作家との間に2人の子供がいる女優。映画よりもテレビでの出演が多く、フランスでは知れた顔だ。今回の「不倫」でもガイエさんを責める論調はほとんど見当たらない。米国ではトリルベレールさんは「ファーストガールフレンド」と呼ばれていたが、仏メディアの現在の関心は、来月11日からのオランド氏の訪米にガイエさんが「ファーストガールフレンド」として同行するかどうかにある。


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