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国際政治・世界事情

7313チバQ:2014/01/23(木) 21:45:36
http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000m030065000c.html
シリア:実りない和平会議に失望の声 戦闘続く
毎日新聞 2014年01月23日 19時57分

 【ジュネーブ秋山信一】シリア和平国際会議がスイスのリゾート地モントルーで開かれた22日、シリアでは激しい戦闘が続いた。政府軍の包囲が続く地域の反体制活動家や、アサド政権との交渉に反対する勢力からは、実りのない会議に失望する声も聞かれた。

 在英の反体制派組織「シリア人権観測所」によると、22日も各地で戦闘が続き、市民19人を含む160人が死亡した。政府軍と反体制派の戦闘だけでなく、反体制派同士の国際テロ組織アルカイダ系の「イラク・レバント・イスラム国」の抗争も続いている。

 昨年8月に化学兵器の攻撃を受けたダマスカス郊外の東グータ地区。政府軍の包囲や砲撃が続き、電気や水、医薬品は慢性的に不足している。「和平会議には期待していない。この窮状から抜け出すには戦うしかない」。そう語るアマル・ハッサンさん(22)は大学生だったが、反体制派に加わった。

 ハッサンさんが期待するのは、国民連合から昨年12月に離脱した主要武装組織「イスラム戦線」だ。欧米からの支援強化を引き出せない国民連合傘下の自由シリア軍に代わって、反体制派の主力となりつつある。イスラム戦線は20日に発表した声明で「正当な要求を取り下げ、政権との譲歩を選んだ」と和平会議に参加した国民連合を批判した。

 アサド政権との直接協議に反対し、会議直前に国民連合から離脱したシリア国民評議会のサミル・ナシャルさん(69)は「ムアレム(外相)の演説を聞いて、和平会議に意義はないことがよく分かった」と話した。ムアレム氏は「自由のために戦うふりをしている」と反体制派を強く非難し、アサド政権の退陣も否定した。

 和平会議では、政権側、反体制派が共通して市民の窮状を訴え、参加各国も人道危機を指摘した。ムアレム外相が「外国人の侵入者から家族を守るため、妻子ともども自爆した男性さえいる」と訴えれば、国民連合のジャルバ議長は、登校中に撃たれた小学生や政権側に拷問された子供の例に言及。トルコのダウトオール外相は「飢えさえも武器として使われている」と政権の包囲策を批判した。だが互いに非難する材料にするだけで、苦境を抜け出すための政治的な妥協は先送りされた。


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