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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

1021荷主研究者:2011/09/25(日) 15:07:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110902t12006.htm
2011年09月02日金曜日 河北新報
サンマかば焼き食卓へ ラインほぼ復旧 山田水産石巻

生産を再開した山田水産石巻事業所

 サンマのかば焼きなどを製造する宮城県石巻市の水産加工会社「山田水産石巻事業所」は1日、震災から約半年ぶりに生産を再開した。石巻魚市場の背後地にある水産加工団地で、加工会社が本格再開するのは2社目。

 再開した工場は、3ラインのうち2ラインが復旧した。冷凍能力は原料用と製品用合わせて3800トンで、被災前の水準に戻した。サンマとイワシのかば焼き、サバの照り焼きを製造し、被災前と同じ年間約2000トン(製品ベース)の出荷を目指す。

 山田水産石巻事業所は津波の直撃を受け、生産設備が全て使えなくなった。山田陽一社長(69)が震災から8日後に石巻での事業継続を決断、再開準備を進めてきた。

 山田水産は大分県に本社があり、九州を拠点にウナギの養殖、かば焼きの製造などを手掛ける。石巻事業所は2009年7月に操業を始めたばかりだった。

 1日は関係者約20人が参加し、現地で安全祈願祭を行った。山田社長は「世界三大漁場である金華山沖に近く、交通アクセスもいい石巻の魅力は震災後も失われていない。今後、製品の種類も増やしていければ」と話した。

1022チバQ:2011/09/27(火) 12:57:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110926-00000000-toyo-bus_all
投げ売りされる輸入水、“過剰在庫”で悲鳴
東洋経済オンライン 9月26日(月)11時21分配信

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在庫処分で赤字販売も
 震災後の特需に沸くミネラルウォーターだが、一部で余剰在庫に頭を悩ます業者も出てきている。

 食品など通信販売大手ケンコーコムでは3、4月と注文が殺到し、4月中旬には1週間で通常の10倍以上の2万5000箱(1箱24本)売れていたが、5月の連休中の1週間には4000箱まで急減した。

 一方で、同社は3月下旬の時点で輸入品を中心に夏までに100万箱を仕入れる計画を決めており、今や在庫の山を抱えている状態だ。結果、米国産の「クリスタルガイザー」を1箱(=48本)1290円、1本当たり27円と、震災前から約2割値下げ。採算割れの水準だが、倉庫料が膨らむ中、在庫整理が先決と判断した。後藤玄利社長は「天然水の相場がここまで崩れるとは想定外。誤算だった」と悔やむ。

 こうした中、クリスタルガイザーの輸入代理を手掛ける大塚食品はケンコーコムの値下げに対し、「ブランドを毀損するおそれがあり、頭を痛めている」と打ち明ける。ケンコーコムに限らず、ネット通販を中心に震災後、輸入品の仕入れを急増させた業者も多く「今後、大量の在庫を抱えて苦戦する業者が増える」(業界関係者)と見られる。

 対して、ミネラルウォーターのシェア7割を占める国産品の需要は、依然堅調だ。サントリーの「天然水」やコカ・コーラの「いろはす」の販売数量は、現在も前年比二ケタ増を維持。24時間フル生産体制が続いている。「消費者には備蓄した水を消費しながら購入するサイクルができており、今冬も前年を上回るだろう」(日本コカ・コーラ)。

 明暗が生じている背景の一つには、「消費者の国産品への強い信頼感」(岩田芳久・日本ミネラルウォーター協会専務理事)がある。通販という販売網も、「商品を手に取って決めたい主婦を中心に抵抗感があるのは事実。輸入ものであればなおさらだ」(日本スーパーマーケット協会の内藤俊之部長)。

 加えて、飲料が本業のメーカーは、夏以降の需要の安定を見越し、輸入品の仕入れを慎重に行ってきた。実際、キリンビバレッジが扱う仏「ボルヴィック」の販売数量は、輸入品ながら前年比一ケタ増と堅調が続く。

 水特需が続く中、“格差”はどこまで広がるのか。

(本誌:張 子渓、島田知穂 =週刊東洋経済2011年9月17日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

1023荷主研究者:2011/10/02(日) 15:59:23

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110916/611180
2011年9月16日 朝刊 下野新聞
桜乳業 那珂川町に新工場 福島で被災、リスク分散

 山菜や野菜の水煮など簡便食品製造の桜乳業(福島県白河市、遠藤正美社長)は、那珂川町小口に新工場を開設し、15日に操業を始めた。同社は東日本大震災で同市内のメーン工場が大きな被害を受けた。原発事故の風評も懸念されるため、「生産拠点を分散化することでリスクヘッジを図る」としている。今後は同町産のタケノコやフキ、クリなどを商品化し、学校給食などにも提案していく。

 新工場は食品メーカーの工場跡で、敷地面積約3960平方メートル、平屋建て約1650平方メートル。改修や設備導入を含め投資額は約2億円。生産能力は1日当たり1万2千〜4千パックで、メーンの新白河工場の3分の1程度に当たる。従業員は18人で、約8割を地元採用した。

 同社によると、震災で新白河工場に亀裂、地割れが生じ、修繕しながら操業していた。新商品開発も進めていたが増産体制を取れなかった。

 新工場の建物は長さ500メートルと食品加工に最適な上、空き工場ですぐに操業できるメリットがあったという。

 同社の桜岡公道会長は「将来的には生産増強し、新白河工場に並ぶ拠点に育てたい」としている。同町商工観光課は「雇用機会の拡大につながるし、地元産品を活用してもらえる」と期待している。

 同社は1963年設立。従業員80人。

1024荷主研究者:2011/10/02(日) 16:00:26

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1315809199
2011年09月12日15時33分 千葉日報
成田に製造・物流拠点 ヤマサ醤油新工場稼働

ヤマサ醤油の新たな製造・物流拠点となる成田工場=成田市浅間の成田新産業パ―ク

 商品の多様化に伴い既存工場だけでは手狭になり生産性向上を図ろうと、昨年3月から建設していたヤマサ醤油(銚子市、浜口道雄社長)の成田工場が、成田市浅間の成田新産業パークに完成した。新たな製造・物流拠点として12日から本格稼働する。

 80人が働く予定の成田工場は敷地面積9万1千平方メートル、生産設備棟と直結する物流センターを合わせた延べ床面積は2万6千平方メートル。年間11万キロリットルの生産能力でつゆ・たれ類の全製造工程を行い、しょうゆは銚子工場から輸送したものを新工場で容器詰めなどして出荷する。新システムの導入で、多種少量の商品ニーズに効率的に対応するための生産体制が整った。

 しょうゆの醸造・精製は銚子工場で続けられるが、製造の大部分が約120億円(土地代含む)を投資した新工場に移転された。

1025荷主研究者:2011/10/02(日) 16:24:39

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004471198.shtml
2011/09/16 08:40 神戸新聞
微生物活用量産へ ヤヱガキ醗酵技研 

来年4月から増産するアセチルグルコサミン=姫路市林田町六九谷、ヤヱガキ醗酵技研

 機能性食品などを製造するヤヱガキ醗酵技研(姫路市)は15日、サプリメントや健康食品などに使用されているアミノ糖「アセチルグルコサミン」を、来年4月から増産する方針を明らかにした。これまで廃液処理の負担で量産が困難だったが、福井県立大学と5年間かけて共同研究。同社得意の微生物発酵の技術を活用し、廃液が出ない手法を確立した。

 アセチルグルコサミンは、カニなどの殻に含まれるキチンを原料に作られる。関節の働きを助け、肌の保湿などにも効果があるとされ、食品や化粧品など向けに需要が高まっている。

 同社は2003年から製造・販売。カニの殻から抽出する際、殻を溶かすのに塩酸を使うため、廃液処理設備の負担が、量産化のネックとなっていた。

 別の方法を模索していたとき、福井県立大がカニの殻を分解する微生物を発見。06年に共同研究を始め、09年に経済産業省の支援事業に選ばれ、研究開発費の助成を受けた。

 微生物の活動を調べる中で、増殖のコントロールに成功。必要な成分を濃縮して取り出す技術を確立し、現在、特許を出願中という。

 同社ではアセチルグルコサミンの売上高を3年後、現在の3倍の3億円に伸ばしたい考え。長谷川雄三社長は「健康志向の高まりで成長が期待できる市場。海外にも売り込みたい」と話している。(井垣和子)

1026荷主研究者:2011/10/02(日) 17:47:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110920t15011.htm
2011年09月20日火曜日 河北新報
フジパン仙台工場 来月1日に本格稼働

 パン製造大手のフジパングループ本社(名古屋市)は19日、東日本大震災の津波で被災し、操業開始を延期していた子会社、東北フジパンの仙台工場(宮城県岩沼市)を10月1日に本格稼働させると発表した。

 東北初の生産拠点として6県のスーパーやコンビニエンスストア向けに食パンやバターロール、菓子パンなどを製造する。10月からの1年間で、売上高50億円を目指す。従業員は約300人で、うち地元採用は約160人。本社マーケティング部は「生産や人員の体制は当初計画から変更はない」としている。

 仙台工場は仙台空港岩沼臨空・矢野目工業団地に建設され、鉄骨2階、延べ床面積約1万6000平方メートル。ことし4月の稼働に向け生産ラインの試運転をしていた際、津波で1階が浸水し、建屋や生産設備に被害を受けた。

 地元の岩沼市や建設機械メーカーの協力を得て復旧を進め、9月14日に完工。仙台工場に3月入社予定だった新入社員約60人は全国の関連工場に配属され、研修を受けていた。

1027荷主研究者:2011/10/02(日) 17:52:45

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109210003/
2011年9月21日 神奈川新聞
ベトナムに生産拠点、協同飼料が業界初の海外進出/横浜

 配合飼料大手の協同飼料(本社・横浜市西区)と、総合商社の双日は、共同出資で新会社を設立し、ベトナムでの豚向け配合飼料の生産に2013年4月から乗り出す。日本の飼料メーカーが生産拠点を海外に設けるのは初めてという。

 新会社は「双日協同飼料」(KSF)で、協同飼料が49%、双日が51%を出資する。ベトナム南部のホーチミン市近郊に工場を建設し、現地で約150人を雇用するという。総事業費は約20億円。

 新工場は、ベトナムで増大する豚肉の食肉需要をにらむ。協同飼料によると、年率約10%で増加しており、同国の国家畜産計画では2010年の約1050万トンから10年間で倍増する見込み。

 豚肉は食肉需要全体の約7割を占め、飼育頭数は2800万頭と日本の約3倍。現地ではタイや米国などの配合飼料会社が生産販売しているが、「供給量は足りていない」(同社)という。

 新会社は、販売のほか生産者の畜産技術の支援も行うといい、同社は「質が高く安全な豚肉をつくっていきたい」と話している。

 南部に比べて北部は家族経営の自家配合が多いが、同社は「将来的には北部にまで広げてベトナム全土に根を張りたい」。2020年までに国内販売シェア10%、年間約200万トンの生産販売、年間約800億円の売上高を目指すという。

1028荷主研究者:2011/10/10(月) 23:00:52

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004485713.shtml
2011/09/21 07:00 神戸新聞
米穀卸の神明、広島に精米工場新設へ 

 米穀卸最大手の神明(神戸市中央区)は20日、子会社を通じて広島県尾道市に精米工場を新設すると発表した。これまで、中・四国地域には専用拠点がなく、西宮市の拠点で精米し供給していたが、新工場を建設して物流コストを抑え、価格競争力を高める。(井垣和子)

 新工場は、全額出資の精米子会社が建設する。山陽自動車道・尾道インター近くの「尾道流通団地」で、約5400平方メートルの用地を取得。建屋の延べ床面積は約3300平方メートルで、総投資額は20億円。2012年2月に着工し、同年12月の稼働を目指す。生産能力は年間3万トン。

 神明によると、同地域には、全国のコメを取り扱う大手卸が少なく、主に地元産米が流通しているという。このため、品ぞろえを増やしたい大手量販店から、神明側に精米供給の引き合いが多く、今後も需要拡大が見込まれると判断した。現地工場を建設することでコスト低減を図る。

 同社は、子会社を通じて神戸や西宮、埼玉、佐賀の計6カ所に精米工場を設置。昨年末には中部地域の拠点として、名古屋の食品・金属販売会社と業務提携して精米を委託するなど、地域ごとの精米拠点づくりを進めている。同社は「新規販売先も開拓し、販売を増やしていきたい」としている。

1029荷主研究者:2011/10/10(月) 23:29:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t12002.htm
2011年09月27日火曜日 河北新報
キリンビール仙台工場再開 半年ぶりビール仕込み

ほぼ半年ぶりに製造を再開したキリンビール仙台工場で、仕込み釜にホップを投入する従業員ら=仙台市宮城野区港2丁目

 キリンビールは26日、震災で大きな被害を受けて操業を停止していた仙台工場(仙台市宮城野区)で、ほぼ半年ぶりにビール製造を再開した。同社は残る製造ラインの復旧も進め、早期の全面的な操業を目指す方針だ。

 再開したのは缶ビールの製造ラインなどで、遠野市産ホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込みを始めた。全国で製造する約8300キロリットルのうち、仙台工場は約1000キロリットル分を造り、製品は11月9日に東北6県と北海道、新潟県の店頭に並ぶ。

 工場で行われた仕込み式には高橋尚登常務、横田乃里也仙台工場長、本田敏秋遠野市長らが出席。ホップを一握りずつ仕込み釜に投げ入れた。

 仙台港の間近にある仙台工場では、3月11日の地震で巨大な貯蔵タンクが転倒。直後の津波で出荷前のビールが入った缶や瓶が、大量に敷地内に散乱するなどした。4月上旬から復旧作業に着手し、製造能力は60%まで回復。これまでの復旧費用は約50億円に上る。

 キリンビールは今後、瓶ビールの製造ラインなどの復旧を目指す。工場の防災体制強化では地震計や独自の緊急地震速報を導入、食料や毛布、燃料など700人分の避難物資の備蓄も図った。

 横田工場長は仕込み式後、「社員一丸となっていち早く再開できた」と強調。高橋常務は「仙台工場は重要な拠点。震災から1年を迎えるまでに復旧率を100%に近づけたい」などと話した。

1030荷主研究者:2011/10/18(火) 00:43:02

http://www.shinmai.co.jp/news/20110926/KT110923FTI090002000.html
2011年09月26日(月)信濃毎日新聞
飲料水工場、安曇野に次々 銘水求め全国から問い合わせも

ミネラルウォーター製造工場を計画している信州レジャー興業のゴルフ場=安曇野市有明

 良質な水で全国的に知られる安曇野市に、地下水をくみ上げてミネラルウオーターを製造する工場が相次いで進出している。25日には、市内で少なくとも4社目となる事業者が、同市穂高有明への工場新設計画の地元説明会を開いた。市役所にはほかにも「安曇野の水を売りたい」といった問い合わせが全国から寄せられている。銘水を求める事業者の活発な動きは、市が進める地下水保全の議論にも影響を与えそうだ。

 工場新設を計画するのは、穂高有明でゴルフ場を経営する信州レジャー興業。市に提出した計画概要によると、既設のゴルフ場敷地の一部を採水地に転用し、鉄骨平屋の工場2棟を建設。年間に500ミリリットル入りペットボトルを250万本(1250トン相当)生産する方針という。

 同社は25日夜、市の土地利用に関する条例に基づき住民説明会を開催。約20人が出席した。同社の新井泰憲社長は取材に「震災被災地の岩手などに、安心して飲める水を安価に送りたい」とし、「きちんとした手続きを踏み、できるだけ早く工場を始めたい」と話した。

 市内では91年から、飲料メーカーのゴールドパック(東京)が堀金烏川でミネラルウオーターを製造。2リットル入りボトル換算で年間約5千万本(約10万トン相当)を生産している。同社はほかに、年間に地下水約310万トンを使い、茶やジュースなどの清涼飲料水を製造している。

 このほか2007年には穂高有明で、包装資材製造販売の東京アート(東京)の子会社「あづみ野」が工場を稼働。2リットル入りボトル換算で年間2100万〜2400万本(4・2万〜4・8万トン相当)を出荷している。09年には自動車部品輸出などのSKインターナショナル(千葉市)が、穂高北穂高で別の企業から事業譲渡を受けて生産を始め、500ミリリットル入りボトル換算で年間約150万本(750トン相当)を製造中だ。

 北アルプスの雪解け水に恵まれた安曇野市には豊富な地下水があり、市生活環境課によるとここ数年、「井戸を掘って飲料水を造りたい」「外国に水を輸出したい」といった問い合わせが年間10件ほど寄せられている。一方、取水量に制限などはなく、湧き水を利用するワサビ農家などからは地下水位の低下を懸念する声も出ている。市は県や国、農業者などと研究委員会を設けて地下水保全のあり方を探っている段階だ。

1031荷主研究者:2011/10/30(日) 01:01:20

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111004/bsc1110040501001-n1.htm
2011.10.4 05:00 Fuji Sankei Business i.
ノンアルコールの「お酒」続々 高い利益率魅力、ビール以外にも

 ビール風味が人気となった「お酒」のノンアルコール市場で、飲料各社がカクテル、ワイン、梅酒などの「ノンアルコール版」を相次いで発売する。背景には、若者のアルコール離れや、酒税がかからないため高い利益率を確保できるメリットがあり、ビールの成功に続く“二匹目のドジョウ”を狙う。

 サントリー酒類は4日、ノンアルコールカクテル「のんある気分」を発売する。果実に含まれる酸などを使って、酒特有の香りを再現した。カシスオレンジなど3種類(350ミリリットル缶入り)で、希望小売価格(税別)は122円。

 アサヒビールも昨年9月、ノンアルコールカクテル「ダブルゼロカクテル」を発売した。業務用の200ミリリットル缶を追加投入したこともあり、今年9月の販売実績は前年同月の14万ケース(1ケース=6リットル換算)を29%上回る18万ケースと好調だった。両社ともに、カロリーをゼロにして女性を中心に需要を掘り起こす狙いだ。

 このほか、来月にはサントリーが梅酒風味の「まるで梅酒なノンアルコール」、メルシャンがスパークリングワイン風味飲料「メルシャンフリー スパークリング」を発売するなど、ビール風味以外の酒類に広がってきた。

 ノンアルコール市場は、キリンビールが2009年にビール風味の「キリンフリー」を発売したことを契機に始まった。その後、アサヒとサントリーはノンカロリー、サッポロビールは高級タイプの商品を相次いで投入している。

 サントリーの推計によると、11年の国内ノンアルコール飲料(一般の清涼飲料などを除く)市場は、前年比34%増の2900万ケースと拡大する見通しだ。11年予測ではノンアルコール飲料市場の9割超がビール風味だが、さまざまな酒類のノンアルコールが大手から相次いで発売されることで、市場はさらに活性化しそうだ。(高橋寛次)

1032荷主研究者:2011/10/30(日) 01:07:45

http://www.minyu-net.com/news/news/1004/news11.html
2011年10月4日 福島民友ニュース
本宮のアサヒビール福島工場、修復終え製造再開

仕込槽を見て製造状態をチェックする従業員=アサヒビール福島工場

 東日本大震災で製造ラインが入った建屋が損壊、製造を停止していたアサヒビール福島工場(本宮市)は3日、操業を再開、仕込み作業に入った。

 缶ビールなどをつくる製造ラインが入った建屋の壁が崩れ落ち、倉庫にあった約15万ケースの製品は荷崩れするなど大きな被害があったが、同日までに建屋の修復などが終了。震災前にいた社員165人のうち、他工場などに出向していた社員らも戻り約120人体制で再始動した。麦汁を作るための仕込み行程を始め、11月下旬の出荷に向けて動き出した。当面は発泡酒「アサヒ本生アクアブルー」を生産する。

 製品の安全のため、放射線測定をするゲルマニウム半導体検出器を工場に1台導入し、水や原料を測定する。

1033とはずがたり:2011/11/04(金) 14:36:38

キリンがブラジル社を完全子会社化、買収総額は約3000億円に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000889-reu-bus_all
ロイター 11月4日(金)10時48分配信

 11月4日、キリンホールディングスは、ブラジルのビール・清涼飲料会社、スキンカリオール・グループを100%子会社化することで合意したと発表した。写真は2008年撮影(2011年 ロイター)
[東京 4日 ロイター] キリンホールディングス<2503.T>は4日、ブラジルのビール・清涼飲料会社、スキンカリオール・グループを100%子会社化することで合意したと発表した。

 今年8月に50.45%の株式を約1988億円(39億5000万レアル)で取得することで合意していたが、一部株主の反対を受けて協議が継続されていた。キリンは残る49.54%の追加取得に約1050億円(23.5億レアル)を支払い、今回のスキンカリオール完全子会社化に総額3038億円を投じることになった。

キリンは11時から都内で会見を行う。

 スキンカリオールの買収をめぐっては、一部株主がキリンによる買収に反対を表明し、手続きの停止を求める訴訟になっていたが、8日までに取り下げることで合意した。

 キリンは4日付で残る株式の取得を完了する。日本のビール大手がブラジル市場に本格的に進出するのは初めて。キリンは、国内のビール市場が縮小する中で、成長の見込めるブラジル市場の取り込みを図る。

 スキンカリオール・グループは、ブラジル第2位のビール事業(シェア15%)、第3位の炭酸飲料事業などを手掛けている。

(ロイターニュース 江本 恵美;編集 山川薫)

キリンHDの格付けをA2からA3に引き下げ=ムーディーズ
2011年 10月 24日 14:13 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23770420111024?rpc=122

 [東京 24日 ロイター] ムーディーズ・ジャパンは24日、キリンホールディングス(2503.T: 株価, ニュース, レポート)の長期発行体格付け・シニア無担保長期債務格付けをA2からA3に引き下げと発表した。格付の見通しはネガティブ。

 ムーディーズによると、今回の格下げは、ブラジルの飲料大手スキンカリオール社(ムーディーズの格付なし)の50.45%の株式取得が主に負債調達により行われ、同社の信用力が弱まるとの見方を背景としている。格付けには、キリンHDにとって事業経験が少ないブラジル市場への進出によって、同社の事業リスクが増加する可能性があるということも反映している。 

 格付け見通しがネガティブの背景は、買収後にブラジルでの事業統合を進めていく上での課題や、円滑な事業統合を進めるために財務的な負担が増大する可能性、この案件に関わる訴訟問題を考慮している。

1034荷主研究者:2011/11/06(日) 12:38:58

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004546564.shtml
2011/10/14 08:20 神戸新聞
雪印メグミルク 伊丹工場の閉鎖時期延期を発表

 雪印メグミルク(東京)は13日、関西チーズ工場(伊丹市)の閉鎖時期を当初計画より1年延期する、と発表した。2014年10月から15年3月までの間に閉鎖する。茨城県阿見町に工場を新設して生産拠点を集約する計画だったが、東日本大震災の影響で新工場の着工がずれ込んだため。

 新工場は、着工の直前に震災が発生。建物や設備の設計を見直したため、着工を12年3月に1年延ばすことを決めた。15年3月までに操業を始める予定。耐震性を強化するなどし、投資額も25億円増やして275億円とする。

 これに伴い、関西チーズ工場の閉鎖も1年繰り延べる。従業員は141人(11年3月末時点)で、プロセスチーズやナチュラルチーズを生産している。

(井垣和子)

1035荷主研究者:2011/11/13(日) 19:42:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111022t12034.htm
2011年10月22日土曜日 河北新報
キリン、年明け2期工事 横田・仙台工場長に聞く

復旧計画を語る横田工場長

 キリンビール仙台工場(仙台市宮城野区)の横田乃里也工場長(50)は河北新報社の取材に応じ、東日本大震災で被災した工場について、年明けに第2期復旧工事に入る方針を明らかにした。2期工事は来年3月をめどに終える方向。9月下旬に製造を始めた缶ビールに続き、「3月には瓶ビールの製造、出荷も再開させ、ほぼ震災前の製造水準に戻る」と述べた。

<見学を11月再開>
 ―復旧の現状は。
 「缶、たるの製造ライン中心の第1期工事は年内に終了し、工場機能の約6割が復旧する。レストラン、工場見学も11月3日の利用再開に向けて、予約の受け付けを始めた」
 「瓶ビール製造ラインの復旧を主とする第2期工事も、年明けに本格化する。来年3月ごろをめどに完了させる。製造能力をほぼ震災前の水準に戻したい。投資額は11億円で1期分と合わせ約61億円になる」

<8銘柄順次製造>
 ―製造再開済みの缶ビールは11月2日に「一番搾り とれたてホップ生ビール」の初出荷を迎える。
 「震災後に着任した私自身、しっかり稼働した工場を見られずにいた。初出荷を迎えられる状況になり感激でいっぱいだ。ラガー、一番搾りなど、主要8銘柄も順次、製造を再開し、年内には出荷できる」

 ―地震による揺れで倒れた貯蔵タンクの建て替えなどは。
 「現状では緊急性はないが、東北の市場動向を見ながら次のプランを考えたい。震災後の落ち込みもあり、ビール市場もまだ先行きが見えない。被災地の復旧が進み、家庭用の需要が伸びる状況が早く来ることを望む」

 ―東北と地域の復興に向けた取り組みは。
 「まず製造機能をしっかり立て直したい。商品供給を通じて(工場の)復旧を全国に伝えることで、仙台港エリアが再生に向かっていることを発信できると考えている」

1036荷主研究者:2011/11/13(日) 20:00:49

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111022/641477
2011年10月22日 下野新聞
東北の営業強化へ移転 宇都宮のニッカネ

 業務用食品販売のニッカネ(宇都宮市平出町、金田秀寿社長)は、仙台営業所を仙台市の若林区から宮城野区に移転し、今月から営業を始めた。同社2カ所目となる備蓄倉庫を併設し、従業員も16人に増強した。東日本大震災からの復興需要を見込むなど、重要拠点として営業を強化し新規顧客を拡大。今期、同営業所売上高の約4割増を目指す。

 新営業所は鉄骨2階建て、敷地面積2557平方メートル、延べ床面積は1308平方メートル。2階にはオール電化のキッチンや会議室を設け、取引先の会議、研修にも開放する。

 約200平方メートルの備蓄倉庫には肉、野菜など冷凍食材に加え、油、砂糖、調味料などの保管が可能。食材の価格が上昇した際も、取引先の負担増をできるだけ少なくする。同社の備蓄倉庫は、これまで宇都宮支店にしかなかった。

 仙台営業所は2002年、同市若林区に開設。宮城、福島、山形が営業エリアで、東北地区の拠点となっている。借地だったため、自社物件による移転計画を立て昨年12月に土地を購入した。着工前に東日本大震災が発生したが、予定通り建設を進めた。

 同社は仙台営業所の2012年9月期売上高を7億2千万円(前期比38・5%増)と想定。金田社長は「3年以内に年間10億円に乗せたい。将来的には支店への格上げも考えている」としている。

 同社は埼玉県川口市から仙台市まで、約60キロ間隔で9つの支店、営業所を持ち、自然災害発生時は、被災しなかった支店、営業所がフォローする物流体制としている。東日本大震災発生時も、宇都宮支店から福島、仙台営業所などに物資を送った。

1037荷主研究者:2011/11/13(日) 20:01:16

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/10/21/news01.htm
2011年10月21日(金)AM 07:11 上毛新聞
●ラスクの原田・高崎操車場跡地へ新工場

 ラスクで知られる洋菓子製造販売の原田(高崎市新町、原田義人社長)は20日、新工場の建設用地として、市が企業誘致に取り組む高崎操車場跡地(同市下之城町、7・2ヘクタール)の約3・8ヘクタールを購入する仮契約を市側と結んだ。来年2月に着工し、2013年夏の本稼働を目指す。市は今月施行したビジネス立地奨励金制度を初適用し、土地取得費の3割を助成する。企業の市外流出が懸念される中、市を代表する企業の工場新設が決まり、税収や雇用で波及効果が期待される。懸案だった操車場跡地開発にも弾みがつきそうだ。

 同社の原田社長と、土地を所有する高崎工業団地造成組合の管理者、富岡賢治市長が仮契約を結んだ。売却価格は約16億円。同社の工場新設は2008年の本社工場以来となる。

 計画では、新工場は本社工場(延べ床面積約1万2千平方メートル)の1・5倍程度の規模で、1階に物流機能、2階に事務機能など、3、4階に焼き菓子やラスクの製造部門を置く。総事業費は数十億円の見込み。

 看板商品のラスクの需要増などに対応し生産体制を増強するのが狙いで、新工場の稼働により、30%の増産を見込む。商品の開発や品質の分析などの部門も本社工場から移し強化する。

 同社は当初、新工場の建設候補地として県外内の複数カ所を検討していたが、原田社長は「早期着工が可能な上、市の奨励金もありがたかった」と操車場跡地を選んだ理由を説明した。

 新工場では、地域に根差すことを主眼に、地元の住民を中心にパート採用することも検討している。

 市のビジネス立地奨励金制度は、市内企業の流出防止と市外企業の呼び込みが目的で、用地取得費の3割助成や、取得した土地・建物にかかる税相当額の5年間交付など6種類の奨励金を設定している。

 仮契約締結について富岡市長は「企業誘致による雇用確保は重要課題。立地条件を整えてアピールした結果、高崎が誇る企業が地元で発展する道を選んでくれた。高崎にとってすばらしいこと」と語った。

 今回の売却により、手付かずだった操車場跡地の中心部の開発がいよいよ始動する。残りの分譲地にも他の食品系企業が進出を希望しており、市との協議を経て大半が売却される見通しとなっている。

1038荷主研究者:2011/11/13(日) 20:03:08

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004563818.shtml
2011/10/21 11:01 神戸新聞
粉末調味料の新工場建設へ ヒガシマル食品

 しょうゆ製造大手のヒガシマル醤油(しょうゆ)(たつの市)は20日、子会社のヒガシマル食品(同)が粉末調味料の新工場を建設すると発表した。粉末うどんスープなどの需要増に対応するためで、生産能力を5割上乗せする。既存工場の機能を新工場に移管し、2012年6月の稼働を目指す。

 新工場は5階建て、延べ床面積約1万2千平方メートルで、既存工場の敷地内に設ける。投資額は約32億円。日産能力を約1・5倍の230万袋に拡大する。1965年に稼働を始めた既存工場が老朽化しており、最新設備を備えた新工場に機能を移す。

 主力商品の粉末うどんスープや、07年に発売した空揚げ調味料の売れ行きが好調なため、生産を増強する。まち並みに溶け込むように白壁の蔵をイメージした外観にするという。

(井垣和子)

1040荷主研究者:2011/11/23(水) 16:01:09

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004576635.shtml
2011/10/27 08:42 神戸新聞
サーティワンアイスクリーム、三木に新工場建設へ

 ジャスダック上場のB‐Rサーティワンアイスクリーム(東京)は26日、産業団地「ひょうご情報公園都市」(三木市)に、アイスクリームの新工場を建設すると発表した。同社が西日本に生産拠点を置くのは初めてで、2013年3月の稼働を目指す。

 兵庫県企業庁が分譲する用地約1万7600平方メートルを取得し、工場棟(延べ床7千平方メートル)を新設する。従業員約50人は地元の人材を中心に雇用するという。

 同社は1973年に設立、2010年12月期の売上高は188億円。フランチャイズを中心に全国で約千店舗を展開している。唯一の工場が静岡県にあるが、新規出店の加速に伴い、西日本で交通アクセスに優れた生産拠点を探していた。東日本大震災を受けたリスク分散の狙いもある。(桑名良典)

1041荷主研究者:2011/11/23(水) 16:29:46

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020111025ceap.html
2011年10月25日 日刊工業新聞
キリンビールとメルシャン、物流網を順次統合−インフラ共通化

 キリンホールディグス傘下のキリンビールとメルシャンは、現在別々に運用しているビール類と和洋酒、ワインのそれぞれの物流網を2012年1月から順次、統合する。キリンビールが生産するビール類と和洋酒、メルシャンのワインを、キリンビールのビール工場でまとめて保管してから同時に配送し、物流効率の向上を図る。首都圏・近畿圏を除く全国5工場で実施する。

 現在、キリンビールはビール・発泡酒などのビール類の配送を物流子会社のキリン物流に任せている。一方、ウイスキー、焼酎などの和洋酒は、メルシャンが07年にキリンホールディングスの傘下に入る前から持っていた物流網を使い、ワインと共同配送している。

 これを受注や物流管理、在庫配置業務をキリンビールとメルシャンが共同で行うように改め、両社が製造した和洋酒、ワインはいったん、キリンビールの5工場(千歳、仙台、名古屋、岡山、福岡)に保管。

1042荷主研究者:2011/11/23(水) 16:43:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111103t12009.htm
2011年11月03日木曜日 河北新報
仙台工場、出荷再開 東北中心に9日店頭へ キリン

震災後初めてビールが出荷され、トラックを見送るキリンビール仙台工場の従業員ら=2日

 キリンビールは2日、東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台工場(仙台市宮城野区)からの出荷を再開した。同工場は現在も生産ラインの復旧作業を進めており、製造と出荷の体制が震災前の水準に戻るのは来年3月になる見込み。

 初出荷を見守った松沢幸一社長は「工場の能力をフルに発揮できる時が着々と近づいている。東北の復興に役割を果たしたい」と述べた。

 出荷されたのは遠野市産ホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」。9月下旬に再稼働にこぎ着けた缶ビールのラインで製造した。4日までの初出荷分は350ミリリットル缶換算で4万6000ケース(1ケース24本入り)。東北6県を中心に店頭で9日に発売される。

 初出荷式も2日、製品倉庫で開かれ、松沢社長や横田乃里也工場長のほか村井嘉浩宮城県知事、奥山恵美子仙台市長らも出席した。村井知事は「震災後はこのまま工場が閉まるのではないかと危惧した。製造再開と初出荷は、仙台港地区の復興をさらに進めることになる」と期待を寄せた。

 仙台工場は震災で製品貯蔵タンクが倒れたり、機械設備が海水に漬かったりする被害を受けた。電気が通らず手作業で復旧を進めた時期もあり、製品を見送って涙ぐむ従業員の姿もあった。

 仙台工場は3日、工場見学ツアー、レストランの営業も再開する。

1043荷主研究者:2011/11/23(水) 17:02:34

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111102/bsc1111021337020-n1.htm
2011.11.2 13:36 Fuji Sankei Business i.
日清製粉、2020年めどに売上高1兆円へ 海外強化

 日清製粉グループ本社は2日、2020年をめどに売上高を2010年度比で2倍以上の1兆円に、営業利益もほぼ2倍の500億円へと増やす経営計画を明らかにした。

 「国内は少子高齢化でマーケットの拡大は望めない」(同社)として海外でM&A(企業の合併・買収)や業務提携を進め、売上比率を現在の約5%から30%に大幅に引き上げる。

 国内外ともに主力の製粉、加工食品を強化するほか、成長分野と位置づける中食やバイオ、健康食品、ペットフードなどを伸ばす。

 海外では拠点を持つ北米や中国を引き続き強化することに加えて、ベトナムやインドネシア、インドなど高い経済成長が見込まれる地域での事業展開も検討する。

 同社の10年度連結決算は、売上高が4241億円、営業利益が253億円だった。

1044荷主研究者:2011/11/23(水) 17:20:35

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111105_4
2011/11/05 岩手日報
配合にこだわり、カフェオレ発売 西和賀の牛乳公社
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 西和賀町の第三セクター湯田牛乳公社(社長・細井洋行町長)は6日、新商品「ゴクッとしあわせ。カフェオレ」を発売する。牛乳とコーヒーの配合割合にこだわった商品で、被災した本県の酪農家や消費者に元気を届けたいという思いを込めてネーミングした。

 カフェオレは一般的に牛乳とコーヒーの割合が50%ずつだが、同社は「最もおいしい配合」にこだわって試作を重ね、主に西和賀・金ケ崎地域産の牛乳を55%、森林農法で育てたメキシコ産の有機栽培コーヒーを45%の割合にした。甘すぎず、牛乳とコーヒーの良さが引き出されている。

 200ミリリットルパック入り、希望小売価格90円。1本につき1円を東北の農林水産業を応援するため、関係団体へ寄付する。

 町内の商店や県内のイオンスーパーセンター、さくら野などで販売する。問い合わせは湯田牛乳公社(0197・82・2005)へ。

【写真=牛乳とコーヒーの配合割合にこだわった新商品のカフェオレ】

1045荷主研究者:2011/12/06(火) 23:32:18

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111110/657434
2011年11月10日朝刊 下野新聞
マルシンフーズ、生産1・5倍に 新工場完成

 ハンバーグなど加工食品製造のマルシンフーズ(東京都、港正幸社長)は9日、真岡市大和田の大和田産業団地に移転した栃木工場の竣工式を現地で行った。順次操業を始めており、来年4月には生産規模を旧工場の1・5倍に引き上げる。

 新工場は敷地面積1・5ヘクタール、鉄骨2階建てで延べ床面積5千平方メートル。年間生産量はハンバーグ3千トン、ギョーザ2160トン、魚肉ソーセージ2400トン。投資額は土地建物合わせ二十数億円。従業員130人。

 新製品開発の予備ラインが設置され、敷地の余裕もあるため、高松智工場長は「需要次第では今後の生産増強もありうる」としている。同市西田井の旧工場跡地は経済情勢を見極めながら、活用策を検討する。

 港社長は「ここは水源、自然が豊か。今春全線開通した北関東自動車道へのアクセスも良く、新工場を物流の拠点とし、東北から東海まで商品供給したい」とあいさつした。

1046荷主研究者:2011/12/11(日) 13:47:28

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004604082.shtml
2011/11/08 08:50 神戸新聞
三井製糖、神戸工場に生産集約

 製糖最大手の三井製糖(東京)は7日、岡山工場(岡山市)の砂糖生産を来年9月末に終了し、神戸工場(神戸市東灘区)に集約すると発表した。両工場とも稼働率が低下しており、消費地に近い神戸に生産を一元化し効率化を図る。

 生産集約に伴い、神戸工場敷地内に包装工場2棟を新築し、設備を更新する。投資額は計約53億円。グラニュー糖用の新工場は来年4月稼働を目指し、5階建て延べ床面積7400平方メートル。もう一棟は上白糖用で、3階建て同3500平方メートルで2013年春までの稼働を予定する。上白糖の包装設備能力は倍増させる。

 生産を集約することで、神戸工場は西日本の生産拠点となり、生産量は年産20万トン超と現在から倍増する。従業員数は現在約60人で、今後大きくは変わらないという。

 岡山工場は機能性甘味料の生産は続け、62人の従業員は他の事業所への配置転換などで雇用を維持する。(井垣和子)

1048荷主研究者:2011/12/11(日) 15:08:50

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111118/662230
2011年11月18日 下野新聞 朝刊
日本製粉子会社の上三川集積完了

 製粉大手の日本製粉(東京都渋谷区)が進める、子会社2社の生産拠点のテクノパークかみのかわ(上三川町多功)への集積が10月末までに完了し、今月から本格的に始動した。機能集積により運営の効率化を図る。

 そば粉製造販売の松屋製粉(同町多功南原)は、宇都宮市にあった本社と工場機能を集約。そば粉生産ラインを2ラインに増設したほか、高級そば粉製造用の石臼製粉ラインを設けた。投資総額は約13億円。

 生産能力は2工場体制時と同等の月1千トンだが、集約による効率化が見込めるのに加え、市街地にあった旧本社工場でできなかった深夜操業も可能になる。

 米粉製造販売の瑞穂食品(東京都渋谷区)は、兵庫県加古川市の工場を松屋製粉の工場敷地内に移転し、7月に本格生産を始めた。生産能力は月2千トン。従来の約2倍に増えた。米粉の需要拡大への対応や、消費量の多い関東圏での販路拡大を目指す。投資総額は約14億円。

 2社の機能集積は、日本製粉が本年度末までの2カ年で進める中期経営計画の一環。グループ会社のライン増強などが盛り込まれており、計画全体の投資総額は約200億円になる。

1049荷主研究者:2011/12/26(月) 01:22:54

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111125/665997
2011年11月25日 下野新聞 朝刊
調味料メーカー「カザミ」初の自社製品 創業の地、足利を冠に

 足利市で創業し、同市助戸1丁目に工場を持つ業務用調味料メーカーのカザミ(東京都中央区、風見丈仁社長)は初の自社ブランド「室町の里」「足利物語」として、みそ、そばつゆ、ドレッシングを発売した。風見社長は「創業地の足利にちなんだブランドとして販売し、地域振興にも貢献したい」と話している。

 同社はこれまで大手メーカーなどとOEM(相手先ブランドによる生産)を行っており、自社製品として販売するのは初めて。

 県産業技術センターと共同開発し特許も取得した「ギャバ味噌」(500グラム680円、税込み)は、ギャバ(ガンマ−アミノ酪酸)を通常の10倍以上のを含む。製造は岩上商店(大田原市中田原)。唐辛子などを加えた「食べる味噌」も開発した。

 そばつゆ(500ミリリットル850円、同)は静岡県焼津市産の荒節を使用。足利のそばの名店「一茶庵」から推奨を得て、一茶庵の乾麺とセット販売もしている。ドレッシング(190ミリリットル300円、同)は和風、イタリアン、キャロット、ごまの4種類。メーン素材は国産を使用し、将来的には県産、足利市産に切り替える方針だ。

 カザミは1946年、足利市で創業。83年、東京に本社を移転した。

1051荷主研究者:2011/12/30(金) 21:49:16

http://www.at-s.com/news/detail/100080359.html
2011年12/3 08:35 静岡新聞
新パスタ工場が完成 はごろもフーズ生産工程を集約

 はごろもフーズが静岡市清水区島崎町に建設を進めていた新工場「富士山パスタプラント」が完成した。

 分散していた生産、包装の工場を集約。主力の「ポポロスパ」など同社のスパゲティ、マカロニ製品のほぼ全量を一貫生産する。総投資額は35億円で、12月中旬から一部ラインを稼働する。

 工場は鉄骨造り地上5階建て。ラインにはスイスのメーカーの最新鋭製造機を導入し、生産能力を従来の約1・2倍に当たる年1万8300トンに高めた。富士山を望む展望スペースなども設置し、見学者にも配慮している。

1052荷主研究者:2011/12/30(金) 22:04:41

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111130/bsc1111300720011-n1.htm
2011.11.30 05:00 Fuji Sankei Business i.
ポッカ・サッポロ飲料が統合へ サッポロHD、経営効率化狙う

サッポロホールディングス(HD)は29日、傘下のサッポロ飲料と、今年3月に買収したポッカコーポレーションを2013年1月に統合すると発表した。

 統合後の新会社の社名を「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」とする。今回の再編で経営を効率化し、清涼飲料事業の競争力を高める狙い。

 新会社の社長などは今後決める。来年4月をめどに統合作業を推進する組織を立ち上げる計画だ。

 10年の両社の売上高を単純合算すると1330億円、営業利益は52億円になる。新会社は、これに対し16年に売上高を28%増の1700億円、営業利益を63%増の85億円に引き上げることを目指す。

 サッポロHDの上條努社長は同日の会見で「当初はコスト面での相乗効果が中心となるだろうが、営業面での効果も出していきたい。目標は保守的な数字だ」と、新会社の成長に自信を示した。

 16年には食品・飲料事業が連結売上高の3割を占めるとし、「酒類、不動産と並ぶグループの中核事業にしたい」と強調した。

 ポッカはシンガポールなど海外にも事業を展開しており、今後はポッカの拠点を活用した相乗効果も検討する。

 また、サッポロではほとんど手がけていなかった食品についても、即席スープなどを販売してきたポッカのノウハウを生かす。

 ただ、ポッカ買収前に発表したサッポロHDの16年の連結売上高6000億円、連結営業利益400億円という経営目標は据え置いた。

 一方、サッポロHDは、不動産子会社の恵比寿ガーデンプレイスの社名を来年1月に「サッポロ不動産開発」に変更することも発表した。

1053荷主研究者:2012/01/07(土) 23:53:12

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111208/bsc1112080504010-n1.htm
2011.12.8 05:00 Fuji Sankei Business i.
カクテル、梅酒、マッコリ… 「苦み少ない」酒類市場が拡大

 ビール類の需要減が続く一方、酎ハイやカクテルなどの低アルコール飲料、梅酒、マッコリなど、苦みの少ない酒類の市場が拡大している。キリンビールは7日、ワインを炭酸水で割った新商品「ワインカクテル ワインスプリッツァ 白」などを発表し、低アルコール飲料に一段と注力する方針を示した。東日本大震災後に強まった「家飲み」需要も後押ししており、これらの“成長酒類”での競争は激しさを増しそうだ。

 新商品は白ワインを炭酸水で割り、レモンの香りを加えた。ワインを炭酸水で割る「スプリッツァ」という飲み方は欧州などで親しまれており、新しい需要を開拓できると判断。キリングループのメルシャンの白ワインを使っており、アルコール度数は6%。350ミリリットル缶で、実勢価格は148円程度。来年2月に発売する。

 低アルコール飲料では、焼酎やウオツカを使った酎ハイやウイスキーでつくるハイボールなど、原酒の味わいを生かしつつ炭酸水で割って飲みやすくした商品が人気となってきた経緯がある。ワインスプリッツァも、「新しい飲み方で気軽に楽しむという提案」(キリンビールマーケティング部の林田昌也部長)だ。キリンは主力の酎ハイ「氷結」シリーズで新商品「青ウメ」を2月末に発売するほか、お酒と果汁だけでつくる酎ハイ「本搾り」を今月下旬から順次刷新することも発表した。

 同社が注力する背景には市場の成長性がある。今年は前年比3〜4%増の約70万キロリットルに達する見込み。1〜10月で3.4%減だった大手5社のビール類出荷量とは対照的だ。

 アサヒビールが今秋、ポンジュースのみかん果汁を使った酎ハイを発売するなど、話題性の高い商品投入も目立つ。低アルコール飲料で首位のサントリー酒類も、酎ハイ「カロリ。」シリーズでグレープフルーツなどの定番5商品を年明けに刷新し、「マンゴー」を追加するなど、すでに来年の販売競争に向けた布石を打つ。

 サントリーの推計では梅酒も11年は2%増だ。今年は同社がノンアルコールタイプなどを発売し、キリンも炭酸入りの新商品を投入した。

 マッコリはもともとの販売量が少なかったこともあり、サントリーによると11年の市場規模は前年の2.5倍に拡大。缶入りの新商品を同社が今年投入、サッポロビールは来年発売する。

1054荷主研究者:2012/01/08(日) 00:21:15

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/12/15/new1112152102.htm
2011/12/15 21:23 デーリー東北
東北グレーンターミナル復旧工事完了

 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた八戸港八太郎地区の飼料コンビナートに立地する東北グレーンターミナル(西村芳雄社長)は15日、貨物船からトウモロコシなどの飼料原料を吸い上げる設備「アンローダー」を専用桟橋に据え付ける作業を行い、震災から9カ月を経て復旧工事が完了した。設備は復旧と同時に機能が強化され、年明けからフル操業に移行できる見通し。地元畜産業の振興にも弾みが付きそうだ。

【写真説明】巨大クレーン(左)で専用桟橋に据え付けられる緑色の新型アンローダー=15日午後1時ごろ、東北グレーンターミナルから撮影

1055荷主研究者:2012/01/08(日) 00:32:22

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004685588.shtml
2011/12/15 20:21 神戸新聞
ヤクルトが神戸と大阪の工場閉鎖 岡山に集約へ

 ヤクルト本社(東京)は15日、神戸市西区と大阪府寝屋川市にある2工場を、2015年に閉鎖すると発表した。老朽化が進み、敷地が手狭なためで、岡山県和気町に建設する新工場に両拠点の生産機能を集約する。

 両拠点とも同社の子会社が運営し、乳酸菌飲料の容器詰めを手掛けている。神戸工場は1971年に稼働し、従業員66人。大阪と合わせた計133人は新工場に配置し、雇用を維持する。いずれも老朽化し、敷地内に建て替えのための十分な土地がないことから、設備増強が可能な新工場に生産機能を移すことにした。

 同社は、茨城県など全国7カ所にある工場で主力商品「ヤクルト」の原液を生産。神戸など6カ所の子会社工場で容器詰めしており、今回の閉鎖で5拠点となる。

 新工場の敷地面積は約6万4千平方メートル。13年に着工し、15年4月の稼働を目指す。生産能力は両工場を合わせた1日180万本程度という。

(井垣和子)

1056荷主研究者:2012/01/08(日) 00:40:25

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020111215cbaw.html
2011年12月15日 日刊工業新聞
三菱化学フーズ、中国で洋菓子用品質改良剤を製販

 三菱化学フーズは14日、中国で洋菓子用品質改良剤を製造・販売すると発表した。2012年2月末に100%子会社「菱化食品浙江」(仮称、浙江省平湖市)を設立。約5億円を投じて年2500トンの製造設備を新設し、同12月に稼働を始める。

 経済発展で中国の洋菓子の高級化が進んでいる。ケーキの食感や製造時の歩留まりを改善する乳化油脂の需要が急増しているため、中国子会社の新設を決めた。15年度に洋菓子用品質改良剤の中国販売で20億円の売り上げを見込む。

 三菱化学フーズは三菱化学の100%子会社。三菱化学が製造する食品用乳化剤「シュガーエステル」、シュガーエステルを用いた食品用配合製剤などを国内外で販売している。

1057チバQ:2012/01/12(木) 22:47:43
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120112/dms1201121538019-n1.htm
“チロルチョコ”が売り場から消えた!そのトホホな理由2012.01.12


品不足によって一時、売り場から消えたチロルチョコ【拡大】
 子供たちに人気のお菓子、チロルチョコがピンチだ。極端に品薄になったり、一部の売り場から商品が消えるなどかき入れ時のバレンタインデーを前に異常事態に直面した。30年以上にわたりロングセラーを続ける「駄菓子の王様」に何が起きているのか。

 11日付の全国紙の社会面などに気になる広告が載った。チロルチョコ社(東京都千代田区)の「品薄についてのお詫び」と題したお詫び広告で、社名にもなっている主力商品のチロルチョコが「発売遅延及び販売中止の事態に陥った」という。自社のホームページにも同様の内容をアップした。

 ただ、肝心の原因が説明されていないため、買い占め運動でも起きたのか、何か別の理由があるのか判然としない。真相を聞くため、同社に問い合わせると「お詫び広告にある通りです」(広報)と歯切れが悪い。年明けからバレンタインデーまでの1カ月間は、お菓子メーカーにとっては1年で一番の稼ぎ時。一体、何が起きたのか。

 事情を知る関係者は「九州の製造工場のラインのやりくりが滞ってしまったのが原因。製造ラインが乱れ、一時的に安定した商品供給ができなくなってしまった」と明かす。

 同社は2004年に松尾製菓から分社。松尾製菓は1903年、福岡県田川市で創業。62年に「チロル」ブランドをスタートし、79年には一口サイズの現行型のチロルチョコが誕生した。

 以来、「コーヒーヌガー」をはじめとする定番商品のほか、大ヒットした「きなこもち」など斬新な新商品を毎月のように発売。2006年に田川市から東京に本社機能を移転してから、そのペースは急加速した。

 「それまでひとケタ台だったチョコの種類が、倍々ゲームで増え続け、いまでは毎年約50種類もの新商品をリリースしている」(同社関係者)。その豊富すぎるラインアップのため、「現場は、複雑怪奇ともいえる過密ダイヤを敷いている。生産ラインに一度、誤差が生じるとその影響が連鎖してしまう」(同)。特殊な生産体制が背景にあるようだ。

 人手不足も追い打ちをかけたという。「毎年、繁忙期のこの時期には人員を増やして増産態勢を取る。ところが、今年は震災の影響もあって(予定していた)人手を確保できず、うまく生産ラインを回せなかったようだ」(同)

 1粒10〜30円と安価で子供たちを楽しませてきたチロルチョコ。その豊富すぎるレパートリーが“あだ”になるとは、同社も予想だにしなかったに違いない。

1058荷主研究者:2012/01/15(日) 13:09:09

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004700169.shtml
2011/12/22 20:38 神戸新聞
伊藤園が神戸・西区の産業団地進出 

 神戸市は22日、緑茶飲料大手の伊藤園(東京)と子会社の伊藤園関西茶業(神戸市須磨区)が、複合産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」(同市西区)に進出すると発表した。2社で約3ヘクタールの土地を取得し、伊藤園関西茶業がティーバッグの生産工場を建設する。既存工場が手狭なため、移転・新設して増産に備える。

 新工場の延べ床面積は約6千平方メートルで、須磨区にある現工場の4・5倍。2012年3月に着工し、同年10月の操業を目指す。投資額は土地代を含め約23億円。神戸市側の要望もあり、工場内には見学コースやお茶に関する体験学習施設も設ける。

 前身の関西茶業は1976年に三重県四日市市で設立。99年、伊藤園の完全子会社となり、2004年に神戸市須磨区に本社・工場を移転した。従業員は43人(4月末現在)で、西日本向けの緑茶、麦茶のティーバッグを製造。ここ4、5年で売り上げが急増しており、ライン増設に向けて新工場の用地を神戸で探していた。増産規模は来春までに詰めるという。

 取得した用地には空きスペースがあり、今後、伊藤園が工場新設を含め活用を検討する。

 同団地内では、04年に物流拠点を設けたコーナン商事(堺市)に次ぐ規模となる。(石沢菜々子)

1060チバQ:2012/01/18(水) 23:11:37
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120117/bsc1201170500001-n1.htm
アサヒ飲料、地道な努力で躍進 清涼飲料業界の再編誘発も (1/3ページ)
 国内清涼飲料市場の勢力図が変化の兆しをみせている。市場が低迷する中で、昨年はアサヒ飲料の大幅な販売増が目立った。市場シェアはキリンビバレッジを抜いて業界4位に浮上した。今年はシェア10%到達を目指し、3位伊藤園を射程にとらえる。シェア3割を占める日本コカ・コーラグループ、サントリー食品インターナショナルの2強の牙城を揺るがせるか。

 「各社とのちょっとした差をどのように価値に結びつけられるかが重要だ」。アサヒ飲料の菊地史朗社長は、市場全体が伸びない中で、昨年の販売量が前年比8.7%増と好調だった背景について、華々しいヒット商品や大規模な投資などが理由ではなかったと説明する。

 同社の主力商品は、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」、ブレンド茶「十六茶」、缶コーヒー「ワンダ」の3本柱。コカ・コーラやサントリー食品の「ペプシ」など世界的にブランド力の高い商品には及ばない。100万台近くの自動販売機を持つコカ・コーラグループのような圧倒的な販売網もない。

 それでも、基幹商品の販売底上げを目指し、販促活動に工夫を凝らした。十六茶については、朝購入した商品を職場で長い時間をかけて飲むニーズがあることを受け、昨年2月に常温での味を改善するなどリニューアルし、前年を1割超上回る販売増だった。ワンダは昨年、CMキャラクターに人気アイドルグループの「AKB48」を起用。缶コーヒーの主な購買層である30〜40代の男性だけでなく、幅広い層に訴求し、やはり1割近く販売を伸ばした。

 販売現場でも地道な努力を積み重ねた。東日本大震災後、買いだめや供給網の混乱で、取引先から「商品をまわしてほしい」という要望が殺到。菊地社長は社員に向けて、「丁寧に、丁寧に、丁寧に対応してくれ」と繰り返した。

 工場が兵庫県や静岡県にあって難を逃れたことや、2010年に買収したブランド「六甲のおいしい水」の在庫を震災直前の2月に増やしていたことも幸いし、需給調整が比較的順調に推移した。

 激烈なシェア争い さらなる再編も

 この結果、昨年のアサヒ飲料の販売量は1億7275万ケースと、1億7024万ケース(前年比1%減)のキリンビバレッジを初めて上回った。それでも、菊地社長は「12年はまたゼロからのスタート」と気を引き締める。

 アサヒ飲料は00〜02年に3期連続の最終赤字になるなど不振を極めたが、03年からの荻田伍(ひとし)社長時代に、基幹ブランドに経営資源を集中させるといった改革を進めて赤字体質からの脱却に成功し、昨年まで9年連続販売増となった。

 ただ、もともと競争の激しい業界だけに、前年の好調を続けられるかは未知数。飲料業界のシェアは首位の日本コカ・コーラが3割程度、これを追うサントリー食品が約2割。伊藤園、キリン、アサヒが1割前後で3位集団を形成し競っている。

 アサヒ飲料の今年の販売計画は未公表だが、引き続き増加を見込むのは確実。ただ、アサヒに抜かれたキリンビバレッジも黙ってはいない。同社の前田仁社長は16日の会見で、昨年の劣勢について「値引き販売などで数量を追いかけないようにしている。ただ、シェアにお客の支持が反映されることを思えば、営業や販売活動の努力不足だった」と振り返った上で、今年は新商品投入や販促活動の強化で9%増の大幅な数量増を目指すとしている。市場全体の大幅な伸びが見込めない中で、必然的にシェア争いは激烈を極める。

 業界再編もくすぶる。アサヒがハウス食品から水事業を買収したのに続き、昨年はサッポロホールディングスがポッカコーポレーションを買収するなど再編が加速した。アサヒが今年もシェアを伸ばせば、ライバルを刺激し、さらなる再編を誘発する可能性もある。(高橋寛次)

1061チバQ:2012/01/18(水) 23:12:30
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120111/bsc1201112257023-n1.htm
“スーパードライ”似のノンアルめぐり場外戦? アサヒ、誤飲の可能性で波紋2012.1.11 22:53

 アサヒビールが2月に発売するノンアルコールビール「ドライゼロ」の名称や缶のデザインが、同社の主力ビール「スーパードライ」に酷似し、誤飲が起きる可能性があるとして、業界内で波紋を呼んでいる。

 キリンビールの松沢幸一社長は11日の会見で、「未成年の飲酒や誤飲による飲酒運転につながりかねない」と他社商品に異例のコメント。サントリー酒類も、「これまでの(誤飲防止などへの)業界の努力を無にするものだ」(仙波匠常務)と批判を展開した。

 ビール業界などでは、「お酒」のマークを目立つように入れるなどの自主規制をしている。アサヒの小路明善社長は10日の発表で、「スーパードライとは切り離した商品」と強調したが、ノンアルコールは業界でも少ない成長分野だけに、“場外戦”の様相になっている。

1062荷主研究者:2012/01/22(日) 14:28:56
>>1060
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111227-00015485-diamond-bus_all
2011年12月27日(火)8時30分配信 ダイヤモンド・オンライン
清涼飲料業界に異変アサヒ飲料が業界4位に躍進

 飲料業界の下位集団の“常連”だったアサヒ飲料が気を吐いている。

 震災で自社工場や包材工場が被災した影響で、11年1〜11月の累計売上高が業界全体で前年同期比1%増に留まったのに対し、同社は8%もの伸びを記録したのだ。

 アサヒ飲料といえば、10年前には3年連続の赤字に沈み、事業売却すらも噂にのぼる飲料業界の弱小企業でしかなかった。6年前、たった6.8%しかなかった業界シェアは二ケタの10%に乗り、11年6月末時点でキリンビバレッジを抜いて4位に浮上。2011年12月期の通期業績も、売上高営業利益ともに過去最高を達成する見込みだ。

 「“三本柱”に経営資源を集中したことが奏功した」。菊地史朗・アサヒ飲料社長は躍進の理由を語る。

 三本柱とは、缶コーヒー「ワンダ」、ブレンド茶「十六茶」、「三ツ矢サイダー」などの透明炭酸飲料である。同社の売上高の60%前後を占めるこの3ブランドに、営業活動や広告宣伝など経営資源を集中した。缶コーヒーでは、弱かった若年男性層の開拓を狙ってAKB48をテレビ広告に起用するなどしてシェアを伸ばした。

 その結果、11年1〜11月の累計売上高は、ワンダで前年同期比107%、十六茶で同112%、透明炭酸飲料で同105%の伸びを示した。飲料業界では、震災対応で伸びたミネラルウォーター以外のカテゴリーが伸び悩む企業が多いなか、主力のカテゴリーの全てで伸びた同社は際立っている。

 さらに、新カテゴリーの後押しも効いた。アサヒ飲料は10年7月にハウス食品から「六甲のおいしい水」のブランドと生産施設を買収。買収前には3.6%しかなかったミネラルウォーター市場のシェアは、これで一気に10.2%にまで伸びた。

 100年以上の歴史を持つブランドの“再開発”も効いた。もともとアサヒビールが料飲店向けに卸していた業務用炭酸飲料のウィルキンソンを、量販店向けにペットボトル化して販売したところ、「店でしか飲めなかったウィルキンソンが手軽に味わえる」と評判になり、売上げは前年比64%増となった。

 「12年は売上高を4%伸ばして年間シェアで10%台を確保する」と菊地社長は意気込む。

 飲料業界は、首位の日本コカ・コーラグループが約30%、2位のサントリー食品が約20%のシェアを確保する2強の状態で、10%前後のシェアを握る3位の伊藤園、4位のアサヒ飲料、5位のキリンビバレッジが混戦を繰り広げている。

 果たしてアサヒ飲料はこの混戦から抜け出すことができるか。追われる伊藤園も追うキリンビバレッジも当然、対策を打ってくるだろう。数年前の「茶飲料」のような大ヒットカテゴリーの誕生は期待できない。決定打がないなか、12年も飲料メーカーの乱戦模様は続きそうだ。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)

1064とはずがたり:2012/01/23(月) 10:33:28
>>1061

アサヒ、「麦汁なし」のノンアルコールビール
http://www.asahi.com/business/update/0110/TKY201201100517.html

写真:アサヒビールが発売する「アサヒドライゼロ」拡大アサヒビールが発売する「アサヒドライゼロ」

 国内ビール販売首位のアサヒビールは10日、2月に新しいノンアルコールビールを発売すると発表した。国内全体ではこの3年で10倍にも増えたのに、アサヒは全体の2%ほどしかなく、大手4社で最下位。新商品をきっかけに立て直そうとしている。

 ビールは麦汁を発酵させてつくる。このため、各社はノンアルコールでも麦汁を使って味をつけてきた。

 一方、アサヒが2月21日に発売する「ドライゼロ」は、水あめなどの糖類を中心に味つけしている。池田史郎・マーケティング本部長は「麦汁の余分な甘みがなくなり、よりビールに近づいた」。年間300万ケース(1ケース大瓶20本換算)の販売をめざす。

1065とはずがたり:2012/01/23(月) 10:36:55
>>1060,1062
やるなぁ,アサヒ。
スーパードライで見せる販売力がソフトドリンクに生かされてない印象だったけどキリンビバレッジを抜くとはなかなかの快挙ではないか。
六甲の美味しい水も買収してたんですなぁ。

1066荷主研究者:2012/02/01(水) 00:10:42

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120111/bsc1201110503006-n1.htm
2012.1.11 05:00 Fuji Sankei Business i.
女性引っ張る「豆乳3次ブーム」 11年の国内生産量22万キロリットル

 健康飲料として人気の豆乳が、「第3次ブーム」に沸いている。果汁入りをはじめ、商品も多様化し、国内生産量は昨年、過去最高の約22万キロリットルを記録。中高年層に加え、女性ファンも急増し、業界最大手のキッコーマンが年内に生産態勢の強化に乗り出すなど、ブームはさらに広がる見通しだ。

 大手スーパーのイトーヨーカドーは、豆乳商品の売上高が昨年末で前年同期比20%も伸びた。売れ筋は果汁入りなどの飲みやすい商品で、「抹茶」「おしるこ」味なども人気だ。飲みやすくなり、牛乳に比べて「低カロリー、高タンパク」というイメージから消費を拡大している。

 日本豆乳協会によると、昨年1年間の豆乳の国内生産量は、これまでのピークだった2005年の21万7000キロリットルを上回り、今年は23万キロリットルを予想する。豆乳業界最大手のキッコーマン飲料の重山俊彦社長は「団塊世代の高齢化で健康志向の消費層が広がった」とみる。

 女性ファンも増えている。同社の調査では、都内主要駅の自動販売機で朝、夕、夜の1日3回、女性による豆乳の購買ピークの時間帯があるという。

 豆乳は、栄養過多の日本人の食生活の改善の必要性が指摘された1979年に、パック飲料として商品化された。05年頃にはテレビ番組などで、健康に良いとされるイソフラボンなどの成分の効能がPRされ、第2次ブームを呼んだ。

 ただ、調整豆乳が中心で、大豆独特の青臭さに抵抗感を持つ人も多く、メーカー各社は豆乳に油脂や果汁、砂糖などを加え、飲みやすくした商品の開発に力を入れた。品数が増え、小売店に専用コーナーが設けられるようになり、人気が定着した。

 キッコーマン飲料によると、豆乳を月に1回以上飲む人のうち、毎日飲む人は14%を占めるという。同社はこうした継続飲用者を増やすとともに、「豆乳鍋」や「豆乳ラテ」など、消費を広げる取り組みも家庭や外食チェーン向けに進めている。(藤沢志穂子)

1067荷主研究者:2012/02/01(水) 00:11:54

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120112/bsc1201120502002-n1.htm
2012.1.12 05:00 Fuji Sankei Business i.
アサヒが2年連続首位に 2011年のビール類出荷量

 2011年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)出荷量で、アサヒビールがキリンビールを上回り、2年連続の首位となる見通しになった。11日までに両社が発表した販売数量は、アサヒが前年比3%減の1億6610万ケース(1ケース=大瓶20本換算)、キリンは5.7%減の1億6030万ケース。12年の販売目標については、アサヒが3年ぶり、キリンは5年ぶりに前年比プラスを目指しており、競争の激化は必至だ。

 11年は市場の縮小傾向に、東日本大震災が追い打ちをかけた。ビールについてはアサヒが4.6%減、キリン4.7%減と下げ幅が拮抗(きっこう)。キリンがシェア首位の第3のビールで2.9%減の5680万ケースとなった一方、アサヒは6.9%増の3890万ケースと追い上げたことが勝敗を分けた。

 12年については、アサヒが0.5%増、キリンは2%増の販売目標を設定した。両社とも市場全体は1〜2%のマイナスとみており、他社のシェアを奪わないと達成できない計算だ。

 アサヒの小路明善社長は「(主力ビールの)『スーパードライ』で初の派生商品を発売するなど、酒類の新しい価値を提案する」と強調。年明けから契約社員などが所属する営業専門の新会社に本社の営業マンを移し、地域に密着した営業力を強化するキリンは、「第3」の販売を1割超伸ばす目標を掲げており、食卓での需要に着目した新商品「麦のごちそう」を2月に発売する。(高橋寛次)

1068荷主研究者:2012/02/01(水) 00:12:18

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120112/bsc1201121254005-n1.htm
2012.1.12 12:51 Fuji Sankei Business i.
伊藤園、昨年の清涼飲料販売量が過去最高

 伊藤園は12日、2011年の清涼飲料の年間販売量が前年比2%増の1億9630万ケースで、過去最高を更新したと発表した。主力のロングセラー商品「お〜いお茶」が堅調に推移したほか、新たに投入した高機能茶飲料などが人気を集めた。

 日本茶は2%増の1億1670万ケース。「お〜いお茶」が累計販売量200億本(500ミリリットルペットボトル換算)を突破するなど消費者から支持された。

 また、コレステロールや脂肪の吸収を抑えるカテキンを含む「2つの働き カテキン緑茶」が発売4カ月で年間販売目標の8割を上回るなど好調で、「天然ミネラルむぎ茶」も販売量を伸ばした。

 野菜飲料は13%増の2610万ケースと大幅増。まとめ買い需要に対応したケース販売が伸長した。

 コーヒーは3%減の950万ケースで紅茶は2%増の810万ケース。炭酸やミネラルウオーターなどは2%増の1400万ケースだった。

1069チバQ:2012/02/12(日) 20:46:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120211-00000228-yom-bus_all
外食自粛が追い風に?…サントリー過去最高益
読売新聞 2月12日(日)19時9分配信

 ビール大手4社の2011年12月期連結決算が、出そろった。

 東日本大震災後の宴会自粛ムードの影響などで、ビールの比重が高いキリンホールディングスが苦戦する一方、家庭向けの「第3のビール」や飲料水などを得意とするサントリーホールディングスは、売上高と税引き後利益で過去最高を更新した。

 売上高は、サントリーとサッポロホールディングスの2社が増収、キリンとアサヒグループホールディングスの2社が減収となった。震災後の自粛ムードが長引き、「国内の年間のビール総需要を2〜3%押し下げた」(キリンの三宅占二(せんじ)社長)ことから、飲食店での需要が多いビールの上位2社が売り上げを減らした。

 一方、サントリーは「金麦」などの「第3のビール」や「ストロングゼロ」などの缶チューハイ類が伸び、ビール・洋酒類が前期比2・4%増となった。外食の自粛で自宅で飲む人が増えたことが要因だという。震災の影響で「サントリー天然水」も大きく伸びた。

1070荷主研究者:2012/02/21(火) 23:20:07

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004758534.shtml
2012/01/21 10:29 神戸新聞
フジッコ、北海道に新工場建設へ

 総菜メーカーのフジッコ(神戸市中央区)は20日、煮豆などを製造する工場を北海道千歳市に建設すると発表した。投資額は土地代を含め約23億円。既存の工場が手狭になっているためで、新たな拠点を原料の主な産地に設けることにした。

 新工場は、鉄筋コンクリート造りの平屋で、床面積は約5千平方メートル。今年4月に着工し、12月の稼働を目指す。地元産の原料を使った水煮豆、ヨーグルトを生産する。

 同社の製造拠点は、子会社も含めて計9カ所。しかし、いずれも手狭になっている上、消費地に近い関西と関東地域に立地が集中しており、災害リスクを分散する観点から、北海道での建設を決めた。

 主力商品の煮豆と昆布つくだ煮の原料は多くが北海道産という。現地に拠点を置くことで、将来的には「北海道」を前面に打ち出した商品づくりで差別化を図る考えだ。

 同社は工場の刷新を進めており、昨年4月には老朽化した西宮工場(西宮市)を閉鎖、鳴尾工場(同市)に新棟を設けて生産を移管している。

(井垣和子)

1071荷主研究者:2012/02/23(木) 00:51:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120128t12008.htm
2012年01月28日土曜日 河北新報
仙台工場完全復旧へ 瓶ビール生産を2月再開 キリン

 キリンビールは27日、東日本大震災で被災した仙台市宮城野区の仙台工場で、瓶製品の製造を2月中旬に再開する計画を明らかにした。被災で一時生産停止に追い込まれた同工場は、瓶製品ラインの再稼働により生産機能が完全に回復する。

 仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で、この日開かれたグループの東北エリア2012年事業方針説明会で、横田乃里也仙台工場長が発表した。瓶製品ラインでは主力の「ラガー」「一番搾り」から生産を始める。

 横田工場長は「瓶製品のライン再開で生産面の復旧は一区切り。設備の耐震補強、防災対策も3月末までに終わらせる」などと述べた。

 仙台工場は震災後、仕込みと缶製品の生産ラインの復旧を急ぎ、昨年11月に出荷を再開した。ことし3月末までに震災前の生産規模に戻る見通し。

 説明会の席上、キリンビールの松沢幸一社長は「12年は5年ぶりに前年を上回る販売目標を立てた。東北復興と日本全体の活力の一翼を担いたい」と話した。

1072荷主研究者:2012/02/26(日) 17:04:24
>>868
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20120125/706452
2012年1月25日 下野新聞 朝刊
キリンビール、栃木工場跡売却進まず

 キリンビールマーケティング栃木支社の南秀明支社長は24日、一昨年秋に操業を終えたキリンビール栃木工場跡地(高根沢町花岡)について、「売却先はまだ決まっていない」と明らかにした。同日、県庁で2012年事業方針発表会を開いた。

 旧栃木工場はビール需要低迷による生産効率化のため、2010年10月で閉鎖された。敷地面積は約30ヘクタール。2011年に入り、解体工事が行われていた。

 南支社長は「建物は年末までにすべて取り壊され、現在は更地になっている」と説明。グループ会社が管理しているという。跡地利用については「製造業を中心に打診している。問い合わせもあるが、具体的に交渉が進んでいることはない」と述べた。

 キリンは昨年、東日本大震災で仙台工場などが被災し、販売実績は前年より5・7%減少した。南支社長は「本県の減少幅は、全国平均よりも少ない。工場がなくなったから、支持を落としたことはない」と、工場閉鎖の影響を否定した。

1073荷主研究者:2012/02/26(日) 18:36:07

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004790679.shtml
2012/02/04 08:30 神戸新聞
兵庫、日本一酒どころ 県別売上高シェアトップ 

 兵庫県内にある日本酒メーカーの2010年度売上高合計が1152億3400万円となり、全国シェア36・4%で全国トップだったことが信用調査会社の東京商工リサーチ(東京)の調査で分かった。灘五郷を擁する兵庫は依然、「日本一の酒どころ」。しかし、前年度比4・1%減と減少傾向に歯止めが掛からず、「新しい飲み方の提案など再生の手だてが必要」と提言している。

 同社データベースにある日本酒メーカー523社を初めて分析した。

 都道府県別のメーカー数では新潟が41社でトップ。以下、山形、福島、長野と続き、兵庫は25社で5位。企業別の売上高では、白鶴酒造(神戸市東灘区)や大関(西宮市)、日本盛(同)、菊正宗酒造(神戸市東灘区)など兵庫の大手が上位10社にそろう。

 全国でみても7割の企業が減収。日本酒業界の苦境が浮き彫りとなっている。(井垣和子)

1074荷主研究者:2012/03/04(日) 13:28:50

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/02/10/new1202102101.htm
2012/02/10 21:12 デーリー東北
合同酒精、八戸工場での酒類生産中止

 オエノングループの合同酒精(東京)が、八戸市城下2丁目にある八戸工場での酒類生産を今春で中止することが10日までに分かった。グループ全体の体制見直しの一環で、酒類生産は他工場に移管、統合する。八戸工場は酵素医薬品製造がメーンとなり、操業は継続する。

1075荷主研究者:2012/03/31(土) 17:14:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120209t55011.htm
2012年02月09日木曜日 河北新報
北日本くみあい飼料 東根に飼料中継基地 7日分備蓄へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/20120208024jd.jpg
災害時に向け十分な飼料備蓄量が確保できる新しい中継基地

 東北一円をカバーする全農系の家畜用飼料製造・販売会社「北日本くみあい飼料」(仙台市)が、東日本大震災の教訓を踏まえ、山形県内の飼料備蓄量増強のため東根市内に建設していた飼料保管用の中継基地が完成し、竣工(しゅんこう)式が8日現地で行われた。

 中継基地は、面積1400平方メートルの倉庫2棟と、隣接地に設けた500平方メートルの屋根付きスペースなどで構成される。山形県内の中継基地では最大の県内向け飼料7日分(1050トン)の備蓄能力があり、山形市にある従来の中継基地の保管容量(4〜5日分)よりも2、3日分多い備蓄が可能になった。

 震災では、石巻市と八戸市にある同社の飼料工場がともに被災。山形県内の畜産農家は石巻工場から飼料の供給を受けていたため、「供給が滞り、大きな影響を受けた」(全農山形)という。

 八戸工場は昨年3月末、石巻工場は5月に部分復旧し、それぞれ、災害発生時も7日間程度で操業再開できる対策が講じられた。

 山形県内でも災害時に対応した飼料供給体制が整ったことになり、同社の斎藤吉則社長は「新しい中継基地は大災害時でも十分な在庫を確保でき、飼料工場と山形の農家をより近く結びつけられる」と語った。

http://yamagata-np.jp/news/201202/09/kj_2012020900373.php
2012年02月09日11:14 山形新聞
JAグループの会社、家畜飼料施設を拡充 山形から東根へ移転、震災教訓安定供給へ保管量増

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/img_2012020900222.jpg
北日本くみあい飼料山形営業所の新たな倉庫。家畜用飼料の常時保管量を7日分に拡大した=東根市蟹沢

 飼料の製造販売を担うJAグループの北日本くみあい飼料(仙台市)が東根市蟹沢に新たな大型保管施設を整備し、8日に現地で竣工(しゅんこう)式を行った。同社山形営業所をこれまでの山形市松原から同所に移転。昨年3月、東日本大震災の発生で家畜用飼料の県内供給が一時滞った事態を受け、牛や豚などに与える配合飼料の常時保管量を3日分から7日分に拡大し、緊急時に備えた安定供給体制を強化した。

 同社は青森県八戸市、宮城県石巻市の2カ所に製造工場を所有。東北各地に飼料を保管する中継基地を置き、畜産農家に供給している。本県には最上地域から置賜地域までをカバーする山形営業所と、庄内地域を対象にする庄内事業所を置く。

 東日本大震災に伴い、本県を含む南東北に製品を送る石巻工場が稼働できない状態に陥った。山形市松原の倉庫に常時保管していた3日分の飼料約450トンが底を突いて以降は、陸路で新潟県や群馬県、海路で北海道などから調達。十分な量の飼料が入手できない畜産農家に不安が広がった。

 東根市の新たな保管施設は、1万平方メートルの敷地に倉庫2棟を整備。同社が東北各地に置く25カ所の保管施設の中で最大規模となり、年間取扱量は約4万5000トンになる。緊急時に対応するため、7日分の製品を常時保管する。

 同日の竣工式で、斎藤吉則社長は「山形の新たな中継基地建設は3年ほど前から計画があったが、震災の影響で遅れた。(新施設の完成で)非常事態にも対応していく」とあいさつした。

1076荷主研究者:2012/03/31(土) 17:33:37

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202090022/
2012年2月9日 神奈川新聞
雪印メグミルクが新工場を建設へ、投資額80億円/海老名

 雪印メグミルクは9日、海老名市の海老名工場に、牛乳や乳飲料、果汁などのチルド飲料を生産する新工場を建設すると発表した。首都圏のチルド飲料の生産機能を集約するもので、投資額は80億円。2013年度下期に稼働する。

 稼働に伴い、「メグミルク」ブランドのチルド飲料を生産している東京都日野市と千葉県富里市にある工場を閉鎖する。効率化を図ることでチルド飲料の事業強化を進める狙いがある。

 同社は海老名工場を首都圏での飲料・デザート類事業の基幹工場と位置付けており、製造設備の更新など第1期の設備投資を進めている。チルド飲料の新工場は第1期投資が終了する13年3月に着工する予定。

1077荷主研究者:2012/03/31(土) 18:53:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202110030.html
'12/2/11 中国新聞
ヤクルト福山、10月に閉鎖

 乳製品製造のヤクルト本社(東京)は、福山工場(福山市神村町)の生産移管計画で、同工場の10月の閉鎖を決めた。ヤクルト原料液とヨーグルト製品の生産は、兵庫県三木市に建設中の新工場へ全て移す。

 福山工場は1968年操業。敷地1万3365平方メートルで、工場は延べ2682平方メートル。施設の老朽化が進み、敷地拡張が難しいことから閉鎖を決めた。

 同工場の2010年度の生産実績は原料液1100万リットル、ヨーグルト「ソフール」1780万個。社員49人をはじめ従業員62人が勤務し、希望者は他工場へ配置転換する。

 来年初めの本格稼働を予定する兵庫三木工場は、今夏から段階的に生産を始める。福山工場の田篭恵工場長は「新工場の稼働状況をみながら、福山工場の生産量を段階的に絞っていく」と説明する。

 年間約1万人を受け入れる福山工場の見学は、ことし5月末まで応じる。工場跡地は売却する方針という。

 同社は09年1月、兵庫三木工場の新設決定に併せて、国内工場の再編計画を発表。福山、静岡、京都、熊本の4工場は閉鎖する方針を示していた。

【写真説明】10月の閉鎖が決まったヤクルト本社の福山工場

1078荷主研究者:2012/03/31(土) 19:13:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120216t12005.htm
2012年02月16日木曜日 河北新報
キリン仙台工場、完全復旧 瓶ビール製造ライン稼働

製造を再開した瓶製品のライン

 キリンビールは15日、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台工場(仙台市宮城野区)で瓶製品の製造を再開した。缶製品のラインは既に稼働しており、震災から11カ月余りで全ての生産機能が復旧した。

 横田乃里也工場長は工場内で記者会見し「多くの支えと励ましでここまで来られた。より効率的なビール造りを進め、被災地支援にも取り組んでいく」と述べた。

 製造を始めたのは「一番絞り」「ラガー」の2種類の瓶ビール。肩ラベルは「元気!東北 仙台工場謹製」とデザインした。デザイン瓶は3月上旬までに7万3000ケース(1ケースは大瓶20本換算)を製造し、新潟を含む東北7県で販売する。早ければ今月下旬には店頭に並ぶという。

 缶ラインを含む生産量は年約16万キロリットルで、東北7県の市場規模に合わせ震災前の19万キロリットルから縮小する。従業員は震災前の約200人を維持する。

 完全復旧に併せて緊急地震速報システムも導入。津波避難ビルに指定されている事務所棟などには、水や食料など700人、2日分を備蓄した。4月には貯蔵タンクの耐震補強も終える。復旧、整備費は総額約61億円。

 今後は被災した周辺小学校の運動会の会場として、グランドや体育館を開放するなどし、地域との関わりを深める。

 仙台工場は津波の直撃を受けて生産を一時停止。缶製品は昨年10月に製造を再開し、11月から出荷している。

1080荷主研究者:2012/03/31(土) 19:28:17

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20120214/721551
2012年2月15日 下野新聞 朝刊
ゼンショー、小山東工業団地に進出へ

 牛丼チェーン「すき家」などを展開する外食大手のゼンショーホールディングス(東京都港区)が11月、小山東工業団地(小山市延島)で食品製造工場を稼働させる。鯉沼工業(同市神鳥谷4丁目、鯉沼利勝代表)が14日、小山市土地開発公社と土地売買の正式契約を締結。工場を建設した上で、土地とともにゼンショーに賃貸しする。同工業団地への企業進出は2件目。

 用地は工業団地中央の1区画約8435平方メートル。分譲価格は約1億5520万円。3月に着工する工場は、鉄骨一部2階建てで延べ床面積約4413平方メートル。建設費は約6億円、ゼンショー側の設備投資は約4億円。

 ゼンショーは1年間にカット玉ねぎ4250トン、白菜漬け2125トン、カット野菜1千トンの生産を計画。「すき家」のほか、ファミレスチェーン「ココス」など北関東、東京都内の店舗に提供する。

 工場では当初、社員9人、パート225人を雇用。パートは全員を地元で新規採用する。

1081荷主研究者:2012/03/31(土) 19:30:53

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13292297598150
2012年2月15日(水)茨城新聞
雪印メグミルク、阿見の新工場着工 年5万トン乳製品生産

【写真説明】阿見町東部工業団地に着工した雪印メグミルク新工場のイメージ

 乳製品製造メーカーの雪印メグミルク(東京)が阿見町星の里の阿見東部工業団地に建設を計画している新工場の起工式が14日、現地で開かれた。新工場は同社のプロセスチーズとマーガリン製品の製造を担い、年間で計約5万トンを生産する。国内最大規模の基幹工場として、2014年後半にも全ラインを稼働させる予定。

 起工式で、中野吉晴社長は「新工場を起点に全国の消費者に製品をお届けする」と首都圏に近い立地を強調。さらに、海外から輸入するマーガリンの原料輸送についても、将来的に県内港湾の活用を示唆した。

 新工場には原料や製品を保管する倉庫機能を併設。原材料の調達から生産、物流に至るまでを一貫して取り組む次世代型食品工場として構築。生産や物流コストの効率化を推進し競争力強化を図る。

1082荷主研究者:2012/04/08(日) 14:53:57

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120217/bsc1202171007010-n1.htm
2012.2.17 10:05 Fuji Sankei Business i.
トマトジュース「店頭から消えた」 “メタボ効果”研究発表でカゴメ株価も急騰

 インフルエンザの予防効果があるとされるヨーグルトが品切れ状態だが、今後はトマトが注目されている。メタボリック症候群の改善に有効という研究発表を受け、売り上げが好調で、ジュースも通常の3倍以上の売れ行きで品切れも相次いでいる。カゴメの株価は16日も昨年来高値を更新するなど、真冬のトマトブームが起きている。

 トマトの脂肪燃焼効果は、京都大などの研究グループが10日付の米オンライン科学誌に掲載。メタボは中性脂肪が増加する脂質異常が一因だが、研究グループはトマトのジュースや果実から、脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化する新成分を発見した。

 これが先週末に報じられると、店頭ではトマトやトマトジュースの売れ行きが上昇。千葉県内のスーパーでは「品切れになった」(県内の主婦)。

 カゴメによると、「店頭で通常の3倍以上の販売量で、それ以上の発注が来ている。商品によっては品切れになっているものもある」(広報グループ)。いつ、どのぐらい飲めばいいのかという問い合わせも相次いでいるという。ただ、製造工程上、一気に増産するのは簡単ではないという。

 株式市場も反応し、16日のカゴメの株価は8営業日続伸。1606円の昨年来高値を更新する場面もあった。

1083荷主研究者:2012/04/08(日) 14:55:05

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120218/bsc1202180502008-n1.htm
2012.2.18 05:00 Fuji Sankei Business i.
発泡酒“落日”、薄れる存在 第3・ノンアル台頭で販売量3分の1に

 ビールを下回る価格で一世を風靡(ふうび)した発泡酒の存在感が薄らいでいる。ビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)に占める割合は2002年に37.2%あったが、11年は15.4%と半分以下に落ち込んだ。後から登場した第3のビールに低価格のお株を奪われたほか、ビール各社が利益率の高いノンアルコールのビール風味飲料などに力を注いでおり、10年4月以降、新製品が出ていない。一定の愛飲者を持つブランドを持つ各社は撤退を否定するが、活性化が望めない状況に陥っている。

 ◆全社マイナス

 今月相次いだビール大手の11年12月期決算発表。豪州事業が不振だったキリンホールディングス以外の3社が営業増益を確保したが、国内事業に貢献したのは、前年比で市場が2割成長したノンアルコールのビール風味飲料など。各社の首脳は、発泡酒について触れることはほとんどなかった。

 発泡酒の11年の販売量は13%減の86万キロリットルで、最盛期の約3分の1に減った。大手4社の今年の販売計画も、全社が前年比マイナスを見込む。

 減少率はキリンビール3.8%、アサヒビール12.1%、サッポロビール18.5%、1994年に他社に先駆けて発泡酒を生み出したサントリー酒類にいたっては40.3%と、ビール類出荷量に占める発泡酒の割合はわずか1.7%になる計算だ。

 発泡酒にとって代わっているのが、第3のビール。11年の総需要は194.1万キロリットルと5年前より5割以上も増えた。「第3」の躍進の背景には税制がある。発泡酒には税率が2段階あるが、現在主流の商品は麦芽使用率が25%未満で、350ミリリットル当たりの税額は47円。「第3」の28円と比べて約7割も高く、350ミリリットル缶入りの店頭での実勢価格は、発泡酒が160円程度、「第3」が140円前後とくっきり差がついている。

 「第3」には、大豆タンパクなどを原料にしているものと、発泡酒に麦を原料とした蒸留酒を混和させたものがあるが、後者は麦芽使用率50%未満が要件。麦芽の量を基準にすると、一部の「第3」の方が発泡酒よりもビールに近いことになる。

 ◆「機能性」が頼み

 それでも「発泡酒の撤退はない」と各社が口をそろえるのは「各ブランドが一定の固定客を持っており、販促費をかけなくてもある程度は売れる」(関係者)からだ。

 発泡酒全体の7割を占めるキリンの有力ブランド「淡麗」の11年の販売量(派生商品を除く)は約2700万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年に比べ4.3%減ったが、ビール類全体でみても「スーパードライ」(アサヒ、ビール)などに次ぐ4番目の多さを誇る。同社マーケティング部の今村恵三主査は「ジャンルで選ぶというよりは『淡麗』というブランドで選んでいただいている」と強調する。ブランドで選ぶ消費者は、嗜好(しこう)や価格を基準にしている傾向が強く、発泡酒だから買う、買わないという行動はほとんどないとみられている。

 また、発泡酒の功績の一つに糖質やカロリーを抑えた「機能性」という市場を創造したことがある。他のビール類に比べて「機能性」を付加しやすく、02年にキリンが発売した糖質70%オフの「淡麗 グリーンラベル」が大きな役割を果たした。ビールでも過去に機能性に着目した商品が出たが定着せず、低価格で気軽に飲める発泡酒の特徴とマッチしたことで、市場ができたようだ。

                   ◇

1084荷主研究者:2012/04/08(日) 14:56:05
>>1083 続き

 ■「低価格競争が経営体力奪う」

 グリーンラベルの販売量は昨年、前年比1.3%増とプラスを確保。担当するキリンの守川斉利主務は「味や、テレビCMで訴えた爽やかなイメージが受け入れられた」と指摘する。アサヒの糖質ゼロの発泡酒「スタイルフリー」も“市民権”を得ている数少ない発泡酒の一つで、昨年の販売量は5.1%増を記録している。「第3」にも機能性を売りモノにする商品が登場し、機能性の競争も勃発しているが、“定番商品”が勝(まさ)った格好だ。

 一方で、発泡酒から「第3」へと細分化されてきたビール類市場について、「市場が縮小する中、低価格帯での競争を余儀なくされ、各社の経営体力を奪う契機になった」との指摘もある。「第3」でトップシェアのキリンでも、11年12月期の国内酒類事業の売上高は、10年前から約2割減った。

 今後も、発泡酒の販売量は減り続ける見通しだ。ただ、酒税の税制改正は毎年のように俎上(そじょう)に上がる。03年の発泡酒増税を受けて「第3」が生まれたことを考えると、今後も税制改正などによって、ビール類の各ジャンルの栄枯盛衰が繰り返される可能性がある。(高橋寛次)

1086荷主研究者:2012/04/08(日) 16:50:24

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120301/bsc1203010501002-n1.htm
2012.3.1 05:00 Fuji Sankei Business i.
ネスレ日本、「新調味料」販売へ参入

 ネスレ日本(神戸市)は29日、調理の手間を省力化する調味料の販売など新規分野への参入を柱とした、2012年の事業戦略を発表した。少子高齢化や単身世帯の増加をにらみ、オーブン調理の省力化を図れる調味料のほか、高齢者向け液体サプリメントなどの販売を新たに始める。高岡浩三社長は「新たな分野を開拓し、拡大すればトップシェアを維持できる。成長が大きくは見込めない日本の戦略は今後、世界の成熟市場でのモデルになる」と説明した。

1087荷主研究者:2012/04/15(日) 23:18:21

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120304301.htm
2012年3月4日03時14分 北國新聞
閉鎖後の活用「不透明」 キリン北陸工場

 工場閉鎖をめぐって北陸の自治体や業界関係者が気をもんでいる。白山市のキリンビール北陸工場は撤退から今月で1年半。リクシル(東京)が新日軽から引き継いだ高岡工場(高岡市)は、閉鎖が延期となってから1年を迎える。それぞれ跡地利用、存続時期は未定で、地元経済への影響も懸念される。(牧内祐希、藤岡尭)

 兼六園の約1・4倍に当たる面積約14万7千平方メートルのキリンビール北陸工場跡地。白山市竹松町の現地を訪ねると、緑色の柵越しにだだっ広いさら地が広がっていた。霊峰白山の伏流水で製造したビールを積んだトラックが行き交った道路は残っているが、工場やレストランがあった場所には砂利が敷かれ、一抹の寂しさを感じる。

 キリンホールディングス(東京)が北陸工場を閉鎖したのは2010年9月。不動産を扱う子会社キリンビジネスエキスパート(同)が跡地の売却交渉を続けているが、「売却先は決まっていない。交渉相手の社名は聞いていない」(キリンビール広報)との回答だった。

 広報担当者は、地元白山市の要望と同じく「製造業の誘致を進めたい」と話す。余剰地ができる恐れから「一括売却が望ましい」とも付け加えた。

 北陸工場と同時に閉鎖が決まった栃木工場も売却先が決まっていないという。過去の例では、広島工場は閉鎖6年後に賃貸で商業施設が開業、群馬県の高崎工場は7年後に一括売却が決まった。京都工場は10年以上かかって分割売却された。

 白山市によると、1993(平成5)年5月に稼働した北陸工場の市税はピーク時で、固定資産税と法人市民税を合わせて約2億円。撤退後は土地の固定資産税のみで、約1億8千万円の減額となった。約130人を数えた従業員の市民税も影響を受けたとみられ、市税務課は「財政が厳しい中、正直痛い減額」としている。

 地元では、4月の北陸自動車道白山インターチェンジ(IC)の供用開始で交通の便が良くなることもあり、「今年こそは誘致実現を」と期待する声が多い。過去の閉鎖工場のように首を長くして待つしかないのだろうか。周囲にうっそうと生い茂る草木を見ると、早期誘致を願わずにはいられない。

 高岡工場(高岡市本郷2丁目)について、リクシルは長期の存続はないとするが、具体的な閉鎖時期は「確定していない」(広報部)と歯切れが悪い。

 高岡工場は1957(昭和32)年に操業を開始し、現在は住宅向けアルミサッシ用の押し出し形材を生産する。工場に足を運ぶと、大型トラックが往来し、資材を運ぶフォークリフトがひっきりなしに動いていた。閉鎖を控えた工場とは思えない慌ただしさだ。

 工場閉鎖は建物や生産設備の老朽化などのため、2011年9月に予定していたが、建材需要の回復基調を受けて同年3月、延期が発表された。関係者の間では、閉鎖時期を決めきれないのは、タイ洪水が影響しているとみる向きが大半だ。

 リクシルの子会社で、アルミサッシを生産している「トステム・タイ」は、洪水で冠水して昨年10月に操業を停止。グループ全体の約3割を占める生産分は全て国内で代替し、高岡工場でも引き受けている。タイでは2月中旬に生産を再開したが、リクシルによると、本格稼働は当分先になる見込み。

 高岡市内のアルミ関係者はアルミの押し出しなどに使う設備は水に弱く、修繕に時間がかかるとし「あと1、2年は閉められないだろう」と推測する。

 この状況に困惑するのは高岡市だ。高岡工場が閉鎖すれば、契約社員約170人の雇用 が宙に浮く。跡地利用も重要な問題で、市は「方針を早く示してほしい」(産業企画課) と訴える。

 リクシルは小矢部工場(小矢部市)を増設し、アルミサッシ建材の生産を強化する方針 を打ち出している。これが高岡工場の今後にどう影響するかは不明だが、将来的な小矢部 工場への機能集約に向けた布石とも考えられる。

 半世紀以上続いた工場の閉鎖は、高岡を支えてきたアルミ産業の斜陽を象徴する出来事 だ。地元に光を残す方策を探ってほしい。

1088荷主研究者:2012/04/22(日) 01:19:55

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020120315ceac.html
2012年03月15日 日刊工業新聞
カゴメ・ミツカン・日清オイリオ、九州7県で共同配送

 カゴメ、ミツカン、日清オイリオグループは14日、4月10日から共同配送エリアに新たに九州7県を加えると発表した。3社が得意先からの受注データを一元化し、運営会社に送信。運営会社はそのデータを元に効率的な配送スケジュールを組み、共同の在庫拠点から共同配送するという仕組みで行う。

 これにより納品ミスを極小化するなど物流品質を向上させる。また納品・待機する車両台数が削減できる点から環境負荷軽減にもつながる。今回のエリア拡大で二酸化炭素(CO2)の排出量を25%削減できる見込み。

 3社は1996年から物流プロセスの向上と環境負荷軽減を目的に東北、甲信越、四国、中国、北陸地区、滋賀県、北海道、静岡県の8エリアで共同配送している。

1089名無しさん:2012/04/22(日) 11:02:09
ヤクルトは関西の工場を閉じて従業員を岡山に配置転換するのですか?
一方では岡山に近い福山の工場を閉じて従業員を関西の三木に配置転換するのですか?
ちょっとマネジメントが下手なのではないでしょうか。
私だったら愛知の工場も含めて西日本一帯を再編します。

1090荷主研究者:2012/04/22(日) 13:43:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120324t12030.htm
2012年03月24日土曜日 河北新報
脂肪酸含む藻類、石巻に培養施設 仙台のベンチャー

 微細藻類の製造、販売を手掛けるベンチャー企業「スメーブジャパン」(仙台市)が宮城県石巻市十八成浜の市有地に藻の培養施設を建設することが決まり23日、市と立地協定を結んだ。

 東北大や石巻専修大と連携し、健康食品や飼料の原料となる脂肪酸を含んだ藻類「ナンノクロロプシス」を生産する。冷水域でより多くの油分を蓄積する性質があることから、バイオ燃料の効率的な生産に向けた研究も並行して進める。

 培養施設の敷地面積は約9000平方メートルで、約2900平方メートルの水槽を備える。6月着工、10月に操業を始める。年間の目標生産量は16トンで、目標売上高は3億2000万円。社員数は7人で、うち5人を地元から採用する。

 市役所であった協定の調印式で、原芳道社長は「着実に研究を進め、石巻発の成功モデルとなりたい」と述べた。亀山紘市長は「将来的な需要増が見込める研究分野。市の産業の復興につながってほしい」と期待した。

1091荷主研究者:2012/04/25(水) 01:01:42

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/33690.html
2012年3月30日 新潟日報
亀田製菓が東証1部昇格へ

食品製造業で県内初

 東京証券取引所(東証)2部上場の亀田製菓(新潟市江南区)は30日、同取引所から4月6日付で1部昇格の指定替えを承認されたと発表した。本県関係企業の1部上場は15社となり、食品製造業では初めて。

 同社は1946年創業。84年に新潟証券取引所に上場し、2000年、新証と東証の合併に伴い、東証2部に上場した。昨年11月に1部昇格を申請し、認められた。

1092荷主研究者:2012/04/25(水) 01:13:28

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620120322hhah.html
2012年03月22日 日刊工業新聞
門司港運、北九州・門司に穀物サイロ−飼料受け入れ、15年ぶり再開

 【北九州】門司港運(北九州市門司区、野畑昭彦社長、093・321・3261)は、北九州市門司区に外航船から飼料原料の受け入れ可能な穀物サイロを完成した。米国や豪州などからトウモロコシや大豆かすなどを調達し、年間約16万トンの取扱量を見込む。飼料原料の受け入れ・貯蔵事業は約15年ぶりの再開で、周辺の飼料会社へ販売する。

 飼料原料の受け入れ・貯蔵事業は子会社の門司港サイロ(北九州市門司区)が手がける。2010年に門司港運が51%、兼松が25%、協同飼料が24%出資し、設立した。社長は野畑昭彦門司港運社長が兼務する。

 完成したサイロは主原料となるトウモロコシなどを1万トン、副原料となる大豆かすや菜種かすなどを6000トンの合わせて1万6000トンの収容能力を持つ。

 月一回の頻度で1万2000―1万5000トンの飼料原料を受け入れる。

1093荷主研究者:2012/04/28(土) 14:08:45

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012032622440527/
2012/3/27 0:00 山陽新聞
林原、会社更生手続き終結 弁済率93%、異例の高水準

更生手続きが終結し、今後の経営方針について話す長瀬玲二社長(右)ら

 林原(岡山市北区下石井)は26日、東京地裁から同日付で会社更生手続きの終結決定を受けた、と発表した。事業スポンサーとなった化学品専門商社・長瀬産業(大阪市)からの出融資や、JR岡山駅南土地の売却などにより、総額約1400億円の負債に対し、約1300億円の弁済原資を確保。弁済率は約93%と、更生法下では異例の高水準となり、昨年2月に同法適用を申請して以来、約1年2カ月で裁判所の管理下を離れた。

 長瀬産業の長瀬洋社長、林原の長瀬玲二社長ら6人が同日、岡山市内で会見。管財人の松嶋英機弁護士によると、既に約1250億円は弁済し、残る約55億円も、今夏すぎまでに弁済する見通し。旧経営陣ついては、個人資産の売却などで約50億円の弁済があったことから、「現時点では刑事告訴する必要はないと考えている」とした。

 長瀬玲二社長は、林原の今後の事業展開を説明。岡山を拠点に、主力の機能性糖質・トレハロースなどの海外販売を拡大するとともに、今後5年間で約100億円を投資し、岡山県内の生産拠点や研究開発体制を強化する意向を示した。

1094荷主研究者:2012/04/28(土) 16:02:48

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120405302.htm
2012年4月5日02時31分 北國新聞
20年に売り上げ100億円 富士化学工業、健康食品の抗酸化物質増産

 富士化学工業(富山県上市町)は4日、健康補助食品などの原料である抗酸化物質「アスタキサンチン」の事業説明会を都内で開き、同事業で2020年に100億円の売り上げを目指すことを明らかにした。14年にアスタキサンチンを生産する新工場を設け、生産能力を従来の8倍に引き上げる計画だ。

 アスタキサンチンは体脂肪の増加抑制や眼精、筋肉疲労などへの効果が確認され、欧米やインド、中国などで需要が伸びている。同社によると、世界の需要は10年の2・5トンから20年に15トンに拡大する見通しという。

 同社のアスタキサンチンの売上高は昨年度が20億円で、今年度は28億円を見込む。生産計画では、今年10月までにスウェーデン・ストックホルム郊外にある生産拠点で年間2トンの生産体制を構築する。新工場の整備後は4トンに増やす方針で建設地は検討中という。

 西田光紱社長は、国内外のメーカーがアスタキサンチン入りの飲料や菓子などの開発を進めているとし、「相当な需要が期待できる」と増産に意欲を示した。

 同社は今月1日に日本、米国、スウェーデンの子会社3社の名称を「アスタリール」に統一した。都内での事業説明会は販路拡大を図る狙いで、西田社長は「製造もマーケティングも研究開発も世界一の会社にしたい」と述べた。

1096荷主研究者:2012/04/30(月) 11:45:23

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004965776.shtml
2012/04/12 08:25 神戸新聞
神明が神戸工場を売却 医療用給食大手の子会社に

 米穀卸最大手の神明(神戸市中央区)は子会社が所有する神戸市西区の精米工場を、医療・福祉施設向け給食サービス最大手の日清医療食品(東京)のグループ会社に売却した。神明は12月に広島県内で新精米工場の稼働を予定しており、生産体制を見直した。

 神明が売却したのは子会社神明精米の神戸工場で、売却額は非公表。日清医療食品の子会社、アグリK・C熊本(熊本市)が取得し、今月から稼働している。アグリ社は関西や中部地域で営業を強化しており、今回取得した工場で精米した米を病院や介護施設などに販売する。

 神明は広島県尾道市に約20億円をかけて、年間精米能力3万トンの新工場を建設中。神戸工場は年8400トンで、他工場に比べて小規模のため売却した。同工場の社員約10人は、近隣の工場に配置転換した。(桑名良典)

1097荷主研究者:2012/05/05(土) 00:11:08

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120414/CK2012041402000116.html
2012年4月14日 東京新聞
おかしランド開店 きょう東京駅一番街に 大手製菓3社集結

作りたてのアーモンドチョコが購入できるグリコの店=千代田区丸の内の東京駅一番街で

 大手製菓メーカーのアンテナショップが集まる「東京おかしランド」が14日、JR東京駅八重洲側地下1階の商業施設「東京駅一番街」(千代田区丸の内)にオープンする。江崎グリコ、森永製菓、カルビーの大手3社が出店。不二家も9月2日までの期間限定でショップを置く。ライバル製菓店間の相乗効果で、おいしい成果を上げそう。 (井上幸一)

 グリコは、アンテナ店で初めて、菓子を作る設備を導入した。ガラス越しにアーモンドチョコの製造過程を見ることもでき、作りたてを購入できる。

 森永は、初のアンテナ出店。東京限定のスポンジケーキのほか、キャラクター、キョロちゃんの消しゴム、筆箱、クリアファイルなどオリジナル文具、雑貨も販売する。

 カルビーの店は厨房(ちゅうぼう)を備え、揚げたてのポテトチップスを製造する。新千歳空港(北海道)、原宿に次ぐ直営三号店になる。

 既にキャラクター店、ラーメン店なども集結する東京駅一番街は、おかしランドの開業でますます声価が高まりそう。JR東海の子会社で、一番街を運営する「東京ステーション開発」(千代田区)による五年間の大規模リニューアル工事も完了した。

 地下中央口改札前にあるランドで十三日、内覧会が開かれ、東京ステーション開発は「お菓子は世代や男女を問わず愛される商品。大手メーカーが新しい東京土産を創出する場になればと考えた」と、味な企画の狙いを説明した。

1098荷主研究者:2012/05/05(土) 00:16:17

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120412/bsc1204120502003-n1.htm
2012.4.12 05:00 Fuji Sankei Business i.
ビール類出荷、1〜3月は0.8%増 震災反動で5年ぶりプラス

 ビール大手各社が11日発表した1〜3月のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)出荷量(課税ベース)は、前年同期比0.8%増の8621万9000ケース(1ケース=大瓶20本換算)となり、1〜3月期として5年ぶりのプラスとなった。東日本大震災の反動で、3月実績が大幅に伸びたほか、有力ブランドの刷新などもあり、2010年の1〜3月と比べても0.1%増と、震災前水準を回復した。

 内訳は、ビールが2.5%増と6年ぶりのプラス、発泡酒が8.8%減と9年連続のマイナス。第3のビールは2.9%増で、構成比は1〜3月として過去最高の36.2%(前年比0.7ポイント増)となった。

 メーカー別の市場シェアはアサヒが36.7%で首位。キリンビールが36.0%、サントリー酒類が15.1%、サッポロビールが11.4%などとなっている。11年の年間順位と変動はないが、3月にリニューアルした「ザ・プレミアム・モルツ」が好調だったサントリーは、四半期シェアとしては過去最高となった。

1099チバQ:2012/05/07(月) 23:41:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000735-yom-bus_all
アサヒ、1千億円超でカルピス買収…基本合意
読売新聞 5月7日(月)18時51分配信

 アサヒグループホールディングスは、味の素の100%子会社である飲料大手カルピス(本社・東京都渋谷区)を買収することで味の素と基本合意した。

 8日にも正式発表する。買収総額は1000億円超。アサヒがカルピスの全株式を800億円強で取得し、同社の負債も引き受ける。

 アサヒの清涼飲料部門のシェア(市場占有率)は現在の業界4位から、コカ・コーラグループ、サントリー食品インターナショナルに次ぐ3位に浮上する。味の素はカルピス株の売却資金を、医薬関連を含む原材料部門の強化や、新興国への工場展開などに充てる。

 味の素が2007年にカルピスを完全子会社化した際の同社の時価総額は約1000億円で、ほぼ同規模での企業買収となる。

1100荷主研究者:2012/05/10(木) 00:26:31

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/0417/4.html
2012年4月17日(火)山口新聞
畜産用飼料製造事業6月までに廃止 林兼産業の下関工場

 下関市に本社を置く林兼産業(熊山忠和社長)は16日、採算割れが続く下関飼料工場(下関市)での畜産用飼料製造事業を6月までに廃止すると発表した。今後は養魚用飼料の製造・販売に集中する。

 同社で畜産用飼料を製造しているのは下関飼料工場のみ。同工場は1952年の完成当初から畜産用飼料を製造して主に山口・北部九州に出荷してきたが、価格競争の激化などで生産量が年々減少してきた。同社は収益改善が望めないとして事業の廃止を決め、90年代から同工場などで製造を続ける養魚用飼料に集中するとしている。

1101とはずがたり:2012/05/10(木) 09:09:51

「シーチキン」値上げ検討 はごろも、5年ぶり赤字で
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2012050907870.html
2012年5月10日(木)00:48
 はごろもフーズ(静岡市清水区)は9日、2011年度決算が2年連続の減収減益で、5年ぶりの最終赤字(純損失6800万円)となったことを明らかにした。溝口康博社長は「近年で一番厳しい業績。値上げへの理解をお願いするしかない」と語った。

 同社によると、昨年度の売上高は前年度よりさらに17億円(2.2%)減の766億円。キハダマグロやカツオなど原材料の高騰に加え、東日本大震災で仙台市の製缶工場が被災し、一部商品の製造販売ができなかったことが響いた。原材料の高騰は数年前から止まらず、昨春から値上げを検討していたが、震災で見送ったという。今後、ツナ缶「シーチキン」を含めた主力商品の値上げを求め、関係業者と交渉する予定。

 「シーチキンL」(165グラム)の参考小売価格は現在330円。

1102とはずがたり:2012/05/11(金) 09:23:10
なんとヽ(゚∀゚)ノ

「ザクとうふ」大ヒット 予想外の活用法で100万丁達成?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000546-san-soci
産経新聞 5月10日(木)14時21分配信

画像略→販売者サイトはここhttp://sagamiya-kk.co.jp/zaku/
「ザクとうふ」(オープン価格、200円前後)。予想以上のヒットで波紋が広がっている(写真:産経新聞)
 人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する戦闘ロボット「量産型ザク」の頭部をかたどった豆腐「ザクとうふ」が大ヒットしている。あまりの人気ぶりに、ガンダムの版権を管理する創通(東京都中央区)が、販売元の「相模屋食料」(群馬県前橋市)に売上数の秘匿を要請。インターネット上では購入者が空き容器の活用法を相次いで生み出すなど、“遊撃戦”が展開されている。

 ザクとうふは、全国のスーパーなどで3月28日から販売を開始。「5千丁売ればヒット」といわれる豆腐業界で初回14万丁を出荷し、約1週間で累計約50万丁を販売した。相模屋食料ではその後の売り上げについて、「勢いは落ち着いてきたが、高い水準で好調に売れ続けている」と説明。大型連休中に100万丁に達した可能性がある。

 ただ、相模屋食料関係者によると、同社とライセンス契約を結ぶ創通が、「売上数を公表すると、創通のもうけが分かって株価に多大な影響を与えてしまう」と主張。創通側から公表を自粛するよう要請があったという。創通は要請理由について「申し上げることはない」としている。

 一方、ネット上のブログやツイッターでは発売以降、購入者がザクとうふを使ったジオラマ風サラダや鍋などの独自レシピを続々と披露。さらに、ザクの頭部をイメージした使用済み容器をペットやぬいぐるみの頭にかぶせたり、金魚の水槽に入れたりして再利用する画像も相次いで公開されている。相模屋食料では「予想外の再利用が広がっている。ガンダム人気の根強さと奥深さを感じている」と驚いている。

1103荷主研究者:2012/05/19(土) 17:04:42

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/298134
2012年4月20日 00:10 西日本新聞
九州産ビール輸出急増 韓国での人気が後押し

 2011年に博多港から海外に輸出されたビールの出荷額が、前年の6・3倍の12億2500万円となり、10年ぶりに過去最高を更新した。出荷量も1万960キロリットルで、前年の9・2倍。門司税関によると、最大の輸出先・韓国で外国産の高級ビールが人気となり、地理的に近い九州からの出荷増を後押ししている。

 国・地域別は、韓国が57・9%、台湾24・7%、中国・香港5・6%と、韓国向けが圧倒的に多い。ビール各社は国内の市場低迷を背景に、海外市場を積極的に開拓中で、アジアの消費地に近い九州の工場が輸出拠点になってきているという。

 大分県に九州日田工場があるサッポロビール(東京)は「韓国では日本のプレミアム(高級)ビールの人気が高い。昨年6月、現地に販売会社もつくっており、日田で生産したビールの販売に力を入れている」と説明している。

=2012/04/20付 西日本新聞朝刊=

1104荷主研究者:2012/05/19(土) 17:09:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120427t12032.htm
2012年04月27日金曜日 河北新報
牛たんサイダー、はじける人気 「味より笑顔」 仙台

ユーモア満点の「牛たんサイダー」を紹介する鶴戸社長(右)=仙台市宮城野区のトレボン食品

 仙台市宮城野区の清涼飲料水メーカー「トレボン食品」が、被災地にユーモアを届けようと「仙臺(だい)牛たんサイダー」を商品化した。爽やかな飲料と牛タンの香りをミックスした、あり得ない組み合わせが受け、今月上旬の発売と同時に人気が急上昇。大手量販店から引き合いが相次いでいる。

 口にした瞬間はサイダーだが、牛タン、あるいはテールスープ風の香りが鼻からスッと抜ける。「想像よりも普通のサイダーだと分かり、ホッとして笑顔になるでしょ」。鶴戸満昭社長(58)が自慢げに解説する。

 誕生までは試行錯誤の連続だった。「30通り以上の組み合わせを試し、最終的に焼き肉香料に『隠し味』としてレモン香料を加えて完成させた」と、開発した鈴木英之工場長(49)が打ち明ける。本物の肉の代わりにコラーゲン1000ミリグラムを入れたのも、しゃれの一つだ。

 同社はこれまでも生キャラメル風味のほか、梅酒風味のサイダー「ママの晩酌」など数々の独自商品を生んできた。しかし、今回は禁じ手に近い焼き肉の香り。鶴戸社長も「最初は商品化は絶対無理だと思ったが、工場長の職人魂に打たれ、『時にはユーモアで被災地を元気づけよう』と決めた。味より笑い優先です」と言い切る。

 ラベルにある牛タン店の「のれん」や仙台藩祖・伊達政宗の「三日月のかぶと飾り」、商売の神様「仙台四郎」など仙台をイメージさせる図柄も、鈴木さんが描いた。「話の種になれば上出来。仙台名物になれば、なおうれしい」と鈴木さんは期待を寄せる。

 340ミリリットル入り。オープン価格で1本200円前後。酒販チェーン「やまや」(仙台市)や大手小売り「イオン」などで全国販売されている。

1105チバQ:2012/05/24(木) 21:45:28
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20120524-OYT8T00414.htm
製菓大手、都内の観光名所に自社商品の直営店

外国人客にアピール


22日にオープンした明治の「100%チョコレートカフェ」(東京・墨田区で)


 製菓大手が相次いで東京都内の観光名所に、自社商品を集めた直営店「アンテナショップ」を開いている。

 少子高齢化で国内市場が伸び悩む中、各社は海外進出を加速させており、自社の人気菓子を海外からの観光客にもアピールしたい考えだ。

 チョコレート大手の明治は22日、東京スカイツリーに併設された商業施設「東京ソラマチ」内に直営店「100%チョコレートカフェ」を開いた。店舗デザインを著名デザイナーが手がけ、英語メニューも用意した。チョコを使ったオリジナルスイーツや軽食、飲み物を提供。56種類の味のチョコやグッズも販売する。

 明治はアジアや北米への進出を強化しており、国際的な観光名所と期待されるスカイツリーに出店することで、「日本人はもちろん、世界の旅行客にも東京発のブランドとして知ってもらう」(スイーツ事業推進部)ことを狙っている。

 森永製菓と江崎グリコは4月14日、JR東京駅地下街の「東京おかしランド」に、19日には東京・お台場の商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」に、それぞれ直営店を出した。限定品や特製グッズを用意。グリコは東京駅店に調理を実演するキッチンも設け、見るだけで楽しい店にした。

 先駆けは、カルビーが昨年12月に東京・原宿に開いた直営店「カルビープラス」だ。ポテトチップスや「じゃがりこ」などの自社製品を集め、キャラクター商品なども扱う。4月には「おかしランド」と「ダイバーシティ」にも出店した。

 同社は2011年に韓国で本格販売を始め、12年に中国にも進出する。原宿には韓国や中国からの若い観光客が多く、直営店に立ち寄って自分のブログに「日本で話題の人気ブランド」と訪問記を載せるケースがある。店は国内の女子高生がターゲットだったが、海外のネットを通じて評判が広がり外国人客が急増。来店客はオープン時の2倍ほどになったという。

 アニメなどの日本文化は、海外で「クールジャパン」と呼ばれ人気が高い。製菓各社は菓子も海外の若者に受け入れられるとみており、外国人へのアピールをさらに強化する考えだ。(庄野和道)

(2012年5月24日 読売新聞)

1106チバQ:2012/05/26(土) 00:04:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00019046-diamond-bus_all
ビールメーカーがこぞって投入猛暑の“フローズン酒”戦争勃発
ダイヤモンド・オンライン 5月25日(金)8時30分配信

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写真:ダイヤモンド・オンライン

 酒類メーカーにとって最大の稼ぎ時である夏はもうすぐそこ。今年のビール各社のキーワードは「フローズン(凍る)酒」だ。

 キリンビールは17日、“凍った生ビール”を提供する期間限定アンテナショップ「キリン一番搾りフローズンガーデン」を東京・大手町にオープンした。全国で同様の店舗を6店運営するほか、フローズン生ビール用のサーバーを全国で100店に設置、商品の提供を開始する。

 通常の一番搾り生ビールのうえに、シャーベット状に凍らせたマイナス5度の泡をソフトクリーム状に盛り付ける。飲んだときのシャリシャリとした食感とともに、泡がふたの役割をするため30分間冷たさをキープするという効果があるという。

 「一番搾りのブランドの起爆剤として位置づけている。これで樽生ビールの売り上げの前年比5%アップを目指す」と田中敏宏・キリンビールマーケティング部主幹は意気込む。

 アサヒビールはすでに2010年から、スーパードライを専用サーバーでマイナス2度にまで冷やして飲む、「エキストラコールドバー」を展開している。飲食店に2000台専用サーバーを設置しているほか、例年通り5月10日に期間限定のアンテナショップをオープンした。 

 もともと、ビールを氷点下まで冷やして飲むという習慣は1990年代のイギリスで生まれ、その後アジアなどにも広がったもの。スーパードライでこれを試すと、苦味が押さえられ、のど越しが変わることがわかった。それにより、これまで取り込みきれていなかった女性客の来店が増えているという。

 10年度は1店で約4万人、11年度は4店で13万人の来客があった。今年は15万人を見込む。

 さらに今年は新兵器として“ビールをできるだけ長時間氷点下にしたまま飲んでもらう「エクストラコールドテーブル」という保冷式のテーブルを導入。四隅のくぼみにジョッキをセットすると、ビールがぬるくなることなく飲める。

 一方、今年日本で本格デビューとなるアルコール飲料を “フローズン”を武器に売り込もうとしているのがサッポロビール。その飲料とは、昨年販売提携を行った世界的なリカーメーカーのバカルディ社のブランドを冠した「モヒート」だ。

 モヒートはラムベースでのカクテルでは一般的なものだが、一から作るとなると8つもの工程を経なければならない。そこであらかじめミックスした「カクテルズモヒート」を飲食店向けに開発。店側は氷を入れたグラスにこれを注いで炭酸で割りミキサーにかければ、通常では専門のバーなどでなければ作るのが難しかったフローズンモヒートが、居酒屋などでも簡単にできる。

 バカルディモヒートの取り扱い店は4月から6月までで5000店に達し、年間目標売り上げの6万ケースを3ヵ月で達成した。「ハイボールの次はモヒートでブームをつくる」(定井賢一郎・サッポロビール営業本部バカルディグループグループリーダー)と鼻息は荒い。

 全国で計画停電や節電目標が設定される中、今年も暑い夏がやってくることが予想される。昨年は時短勤務などに切り替える企業が続出し、夜の営業時間を前倒しにする飲食店も増えた。

 冷たい酒は冷たいうちに飲まなければならないため、客の回転が速くなり店側にもメリットがある。

 市場の縮小が続く国内酒類市場で、フローズン酒は救世主となるか。猛暑の“凍える”戦いの火蓋は切られた。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)

1107チバQ:2012/05/26(土) 00:05:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000068-mai-bus_all
<ビール>キリンとアサヒが「冷え冷え対決」氷の冷たさ売り
毎日新聞 5月21日(月)20時14分配信

 節電で冷房の制限が見込まれる夏本番を控え、大手ビール2社が「氷の冷たさ」を売り物とするビールで「冷え冷え対決」を始めた。ビールそのものを氷点下に冷やす商品を一昨年から飲食店で販売しているアサヒビールが取り扱い店舗を増やしているのに対し、キリンビールは今年から、マイナス5度で粒状に凍らせた泡をビールに乗せる飲み方で対抗。低迷するビール市場のてこ入れも狙う。

 キリンは「一番搾り」をジョッキに注いだ後、マイナス5度に凍らせたビールの粒と空気をかき混ぜた泡を乗せる「フローズン<生>」を17日から飲食店で本格的に販売している。氷の粒が細かく、シャリッとしながらも柔らかい口当たり。泡はふたの役割も果たし、30分程度ビールの冷たさを保つという。

 泡だけを作る専用サーバーを年内に全国の飲食店1000店に設置予定。3月に先行導入した阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)内のレストランでは、3〜5月中旬のビールの売り上げが前年同期比約2倍に伸びたという。

 アサヒは「スーパードライ」をマイナス2〜0度に冷やした「エクストラコールド」を10年から飲食店で販売。「氷点下に冷やすことで味のキレやのどごしが増す」(同社広報)という。専用サーバー設置店は4月末で1965店に上り、年内3000店を目指す。東京、大阪、名古屋、福岡の繁華街には直営店舗「エクストラコールドBAR」を5〜9月の限定で開店。昨年は4店で計13万人以上が来店。今年も仕事帰りのサラリーマンらが列をなす。今年は低温を保つテーブルを新たに導入し、来店15万人以上を目指している。

 ビールの11年の国内出荷は、第3のビールなどに押され前年比4.1%減の279万キロリットルで、ピークだった1994年の4割以下にとどまる。アサヒの調査では、冷たさが0度と10度のビールの飲み比べで、20代の6割が「0度がおいしい」と答えたのに対し、他の年代は5割以下にとどまるといい、「氷点下の冷たさ」をPRして、ビール消費がとりわけ低調とされる若者層をひきつけたい考えだ。【岡田悟】

1108チバQ:2012/05/26(土) 00:06:03
http://mainichi.jp/feature/news/20120413org00m020010000c.html?inb=yt
ワールドウオッチ:韓国 日本のビール各社攻勢 輸入市場が拡大中
2012年04月16日

 ◇西脇真一(にしわき・しんいち=毎日新聞ソウル支局)
 ソウルの繁華街の店先で、日本のビールのサインを目にすることが増えてきた。2000年から「スーパードライ」を輸出するアサヒグループホールディングスは2月、11年の韓国輸入ビール市場でシェア28.3%となり、ハイネケン(蘭)を抜き首位に立ったと明らかにした。ロッテ七星飲料と組んでおり、前年比22%増の約1255万リットルを販売、今年はさらに25%増を目指す。

 一方、サッポロインターナショナルは1月、提携する乳業大手、メイル乳業の酒類販売会社に出資し、非常勤取締役を派遣するなど販売体制の強化を目指すと発表した。サッポロは元々、別の会社と提携していたが08年に解消。10年にメイルと組み再進出を図った。キリンビールもサントリーもそれぞれ提携先と販売に力を入れている。

 韓国のビール市場は、ハイト真露とOBビールの2強による寡占状態。輸入ビールのシェアは市場全体の3〜4%程度とみられている。ただ、富裕層の増加や高級感のある方が販売に有利という傾向もあり、輸入ビール市場は急速に拡大中。2年連続2けた増と「伸びしろが大きい」(サッポロ)。「韓国とEUの自由貿易協定もあり、欧米メーカーとの競争環境は厳しくなっているが、まだまだ成長の余地はある」(アサヒ)との判断だ。

 ある韓国紙記者は「厳しく品質管理された日本の生ビールのおいしさは、韓国人のビールに対する認識を変えた」と言う。日本風居酒屋人気などの後押しもあり、日本のビール各社の攻勢は当分続きそうだ。

1109荷主研究者:2012/05/27(日) 12:58:01

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20120511000160
2012年05月11日 23時20分 京都新聞
京都ビール工場増産 サントリー、プレミアムモルツ好調

生産能力を増強するサントリー京都ビール工場(長岡京市)

 サントリー酒類(東京都)は、長岡京市の京都ビール工場の生産能力を6月までに増強する。ビール類市場の縮小傾向が続く中、好調な「ザ・プレミアム・モルツ」などを国内各工場で増産し、今年のビール類の販売数量を前年比3%伸ばす。

 プレミアムモルツなどを九州以外の西日本向けに生産する京都工場で醸造設備の増設や更新を行い、生産能力を年間2600万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と現在より100万ケース上積みする。武蔵野工場(東京都)も20%上積みの1200万ケースに増やす。投資額は両工場合わせて約7億円で、6月までに完了させる。

 2013年には約53億円をかけて利根川工場(群馬県)を増強し、九州熊本工場(熊本県)を合わせ4工場で現在の年産計6900万ケースから8千万ケースに引き上げる。

 11年のビール大手5社のビール類(発泡酒、第三のビールを含む)の出荷量は前年比3・7%減って7年連続で減少、12年も縮小が見込まれている。サントリーは今年3月にリニューアルしたプレミアムモルツを10%増、第三のビール「金麦」を12%増と計画しており、生産能力を増強してシェア拡大を目指す。

1110荷主研究者:2012/05/27(日) 13:00:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120512t12015.htm
2012年05月12日土曜日 河北新報
木乃幡 名取工場今秋着工 南相馬の本社機能移転

 草餅を冷凍乾燥させたしみ餅を揚げた「凍天(しみてん)」で知られる福島県南相馬市の食品製造、木乃幡(このはた)は、宮城県名取市の愛島西部工業団地に宮城工場を建設する。今秋の着工、来年5月ごろの完成を目指す。

 本社工場は福島第1原発20キロ圏内にあり、操業再開の見通しが立っていない。震災後は福岡県の同業者からしみ餅提供を受けるなどしており、新工場で本格的な製造再開を目指す。

 新工場は鉄骨一部2階、延べ床面積約2000平方メートルで敷地面積は約6300平方メートル。しみ餅製造やあん製造などの設備や冷蔵庫を導入する。生産能力は本社工場より2〜3割増強。投資額は2億円程度を見込む。

 当初はあんやたれ、大福などを製造し、その後、しみ餅の生産も手掛ける。本社の事務機能も移す。25人いた本社工場の従業員は15人ほどが避難先から戻れずにいるため、稼働に合わせて10〜15人を新規雇用する。

 木幡(こわた)喜久雄社長は「安全な場所で安心できる商品を提供する体制を整えたい」としている。

1111荷主研究者:2012/05/27(日) 13:01:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120512t12016.htm
2012年05月12日土曜日 河北新報
笹かま製造佐々直 名取に仮設工場完成 生産能力8割回復

新工場に設置された笹かまぼこ製造設備

 東日本大震災の津波で被災した宮城県名取市閖上の笹かまぼこ製造「佐々直」の仮設新工場が内陸部の同市増田に完成し11日、同工場で落成式が行われた。震災から1年2カ月。同社は従業員を再雇用して復興への新たなスタートを切った。

 佐々木直哉社長は「この新工場で、安全安心で高品質な商品をつくり顧客の注文に応じたい。閖上再興に向け基盤をつくる」と落成式で決意を表明した。

 新工場は、仙台空港アクセス線杜せきのした駅北側の民有地に立地し、鉄骨プレハブ一部2階で延べ床面積は約1700平方メートル。主力製品の笹かまぼこと揚げかまぼこの製造ラインなどが設けられ、1時間当たりそれぞれ3000枚の生産能力がある。

 新工場の総事業費は約7億3000万円で、被災地の企業集団を支援する国と県のグループ化補助金を活用した。

 新工場完成で生産能力は震災前の7〜8割に回復。震災前110人いた従業員は昨年3月に全員解雇されたが、新工場建設で再雇用を行い、約80人に戻る。

 同社は震災で名取市閖上の本店と工場2カ所、関連会社工場1カ所が全壊。約1カ月後に笹かま工場を仙台市太白区中田町の店舗に移して再雇用を行い、生産を再開していた。

1112荷主研究者:2012/05/27(日) 13:50:38

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120510/bsc1205101238008-n1.htm
2012.5.10 12:37 Fuji Sankei Business i.
雪印メグミルクと協同乳業、業務提携を検討

 雪印メグミルクは10日、協同乳業(東京)と業務提携を検討することで基本合意したと発表した。

 コスト競争力を強めるのが狙い。両社グループ間で物流の相互利用や資材の共同購入、生産の委託や受託を通じた工場などの効率的な運用などを検討する。雪印は現在、協同乳業から牛乳などの生産委託を受けているが、より幅広い分野で協力していく。

 5月中に業務提携委員会を設け、1年程度をめどに検討を進める。

1114チバQ:2012/05/27(日) 17:25:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120526-00000129-san-bus_all
お酒自販機、全国で激減も… 関西商人、手放さぬ
産経新聞 5月26日(土)15時39分配信


 ■「なんで撤去せなアカンねん」近畿がワースト

 ビールや日本酒などを扱う酒の自販機が全国で激減していることが26日、国税庁のまとめで分かった。防止を目的に業界団体が撤廃を進めた結果、平成8年の約14%にまで減少した。ただし大阪国税局管内(近畿2府4県)には、全国最多の約2700台が残存しており、“苦闘”が続く。酒の小売店にとって自販機は依然貴重な戦力で、さらに関西の“商人(あきんど)精神”を原因に挙げる声もある。「ワースト1」返上への道のりは険しそうだ。

【フォト】 ジュースと勘違いで指導急増 子供がお酒誤飲も

 ◆飲酒高校生55%購入

 ビール酒造組合(東京)が平成4年に行った調査では、飲酒歴のある高校生のうち半数以上、55%が自販機で酒を買っていた。酒小売店の全国組織「全国小売酒販組合中央会」(同)は7年、運転免許証などで年齢を識別する装置がついていない従来型機は、12年5月末までに撤廃することを決め、進めてきた。

 酒税を徴収する国税庁も趣旨に賛同。7年、従来型機の撤去とともに、新設する場合には、年齢識別装置の付いた改良型機以外の自販機を設置しないよう指導する方針を決めた。将来的には、改良型機も含め、酒自販機自体の全廃を目指している。

 ◆コンビニ進出で落日

 国税庁によると、撤廃方針決定直後の8年3月時点で全国の酒自販機数は約18万6千台だったが、23年4月には2万6830台にまで激減した。自販機が大幅に減った理由について、関係者は、撤廃運動の高まりに加え、酒類販売の規制緩和をあげる。

 15年に酒類販売の規制が緩和され、コンビニエンスストアやスーパーが進出。従来、酒小売店が閉店した後は酒自販機で購入するしかなかったが、コンビニで24時間購入できるようになったことで、自販機で買うメリットが失われた。

 ただし自販機撤廃は、全国一律に進んでいるわけではない。もともとの完全撤廃目標(従来型機、12年5月)から12年。いまだ全国に7688台の従来型自販機が残り、国税局別でみると、大阪に全国の35%、2696台も残っている。

 ◆「壊れるまで使う」

 小規模な小売店では、やはり自販機は貴重な戦力だ。大阪市西成区のある小売店主は「経営が先細りする中、売り上げ全体の1割を占める自販機は強い味方。新しい自販機はとても買えず、古いものを壊れるまで使い続けたい。撤廃を進める趣旨は理解できるが、現状、手放せない」と明かす。

 また大阪府小売酒販組合連合会(大阪市)の松田武会長(72)は「特に大阪は『商人精神』が他の地域よりも強く、もうかっている機械をみすみす手放すのに抵抗があるため、多く残っているのではないか」と分析する。

 大阪国税局は同会などと連携し自販機の撤廃を指導しているが、「他のお店が置いているのに、なんでうちだけ撤去せなあかんのか」と抵抗されることが少なくないという。松田会長は「コンビニなどに押されて小売店の経営はじり貧状態。この状況が続けば、自販機とともに小売店まで消えてしまいかねない」と危機感を募らせる。

 大阪国税局は「今後も連合会の取り組みを促すことで未成年者の飲酒防止につなげたい」としている。

1115荷主研究者:2012/06/03(日) 14:47:53

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120525/bsc1205250503002-n1.htm
2012.5.25 05:00 Fuji Sankei Business i.
サントリー、食品・飲料でインドに合弁会社

 サントリーホールディングス(HD)は24日、サントリー食品インターナショナル傘下のサントリー食品アジアが、インドの食品・飲料企業のナラン・グループと合弁会社「サントリーナラン」を6月にも設立し、清涼飲料や食品の輸入、製造販売などを行うと発表した。

 同グループ傘下のナラン・コネクトの株式の51%を取得し、経営権を握る。取得額は非公表。新会社の役員5人のうち3人をサントリー側が派遣する。主要35都市を中心にインド各地に広がるナラン・グループの販売網を生かし、2012年度は7億円の売り上げを目指す。現地でニーズの高い炭酸飲料などをまず展開し、将来的には缶コーヒーなどの販売も計画している。

1116チバQ:2012/06/05(火) 21:53:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120605/bsc1206051939013-n1.htm
サントリー、青島との提携を発表 製販の合弁設立、上海と江蘇省に特化2012.6.5 19:38
 サントリーホールディングスは5日、中国ビール大手の青島ビール(山東省)と折半出資で合弁会社を設立すると発表した。年内の設立を目指す。上海と江蘇省に特化し、「三得利(サントリー)」「青島」などのブランドで、ビールを共同生産・販売する。

 合弁会社の資本金など詳細は今後詰めるが、両社の工場など生産部門を集約した「事業合弁会社」、販売部門を集約した「販売合弁会社」をつくる。サントリーの投資額は約180億円。

 サントリーは、上海と周辺のみでビール事業を展開し、上海ではシェア33%を占める最大手だが、上海北側の江蘇省は攻めあぐねていた。

 一方、青島ビールは中国国内第2位のシェア。中国全土に販売網を持つが、上海ではサントリーに負けていたことから、サントリーに提携を打診したという。

 両社を合わせると、上海と江蘇省エリアのシェアは30%程度になり、「5、6年後には50%程度に引き上げたい」と意気込む。

 サントリーはこれまで単独で事業展開してきたが、中国国内で小規模のビール会社の集約が加速し、競争が激しくなる中、地元大手と提携して市場を速やかに獲得する方が得策と判断した。

 青島ビールはアサヒグループホールディングスが約2割を出資し、提携関係にあるが、今回の契約では、上海と江蘇省で青島の生産・販売網を利用できるのはサントリーだけとなっている。

1117名無しさん:2012/06/09(土) 17:39:28
エルビー蓮田工場、製品に異物混入で保健所が立ち入り検査した

1118名無しさん:2012/06/10(日) 12:52:34

ヤクルト、岡山和気に工場を新設。

ここに、東北地方・関東地方からの異動希望者を配置できませんか?
全社的な再構築の一環として、是非とも肯定的にお取り組みいただきたく存じます。

飲料・食品を製造する企業様として、ヤクルト以外の企業様もご検討ください。
放射性物質による健康への影響を懸念する人の不安を払拭することと、
地震災害のリスクが低い地方への事業所等の展開は、リスクマネジメント上も有益です。

1119チバQ:2012/06/13(水) 23:34:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120613-00000018-pseven-soci
好調のプレミアム・モルツ 味刷新理由「守りに入るの嫌い」
NEWS ポストセブン 6月13日(水)16時5分配信

 今年、酒類メーカーは相次いで主力商品のビールへのテコ入れを実行している。アサヒビールは新商品「ドライブラック」を発売し、キリンビールは「一番搾り」を氷点下で味わう「フローズン〈生〉」を打ち出した。そんな中、最も大胆な策に打って出たのがサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ(以下、プレモル)」だ。3月13日に看板商品のパッケージと味を刷新。その裏側に何があったのか。ジャーナリストの片山修氏が解説する。

 * * *
 近年、国内ビール市場は縮小の一途をたどっている。背景には、少子高齢化に加えて、若年層の飲酒離れがある。飲酒人口はもとより、一人あたりの飲酒量も減っているのだ。

 さらに、東日本大震災後の消費の冷え込みも深刻だ。とりわけ嗜好品は、過剰な「自粛ムード」の直撃を受けた。2011年のビール類市場は、前年比97%で、7年連続過去最低を記録した。

 起死回生を目指して、大手酒類メーカーは2012年、こぞってビール事業の梃子入れに乗り出した。父の日やお中元、夏場の本格シーズンを前に、ビール市場は早くも激戦の様相を呈している。

 中でも注目すべきは、サントリーだ。3月、看板商品「プレモル」の味とパッケージを刷新し、市場拡大に挑む。興味深いのは、「プレモル」が発売以来、8年連続の過去最高販売数量を更新し続ける優良商品である点だ。

「変える」のは、大きなリスクを伴う決断である。アサヒビールが今年「ドライブラック」を発売したが、これは「スーパードライ」が誕生して25年目にして初めての派生商品。それほど看板商品に手を入れる決断は簡単ではないのだ。

 そもそも「プレモル」は、赤字の続くサントリーのビール事業のなかで、長い歳月と莫大な投資を注ぎ込んで開発された。前身の「モルツ・スーパープレミアム」は、1989年以来、10年以上の限定販売を経て全国販売をスタートしたが、低空飛行が続いた。

 ところが、2003年に「ザ・プレミアム・モルツ」となり、2005年にモンドセレクションビール部門で日本勢初の「最高金賞」を受賞するや、その後、2007年まで3年連続で同賞を受賞し、一気にブレイクした。

 デフレ下で各業界が安売り競争に走る中、普通のビールより30〜40円程度割高な「プレモル」は伸び続けた。結果、サントリーは2008年、1963年にビール事業に参入して以来46年目にして初の黒字化を果たし、業界3位に浮上した。

「プレモル」を「変える」ことは、この成功ストーリーを手放すリスクをとることを意味する。実際、味を変えれば、「最高金賞」の“勲章”を掲げることができなくなる。長年支えてくれたファンを裏切る結果にもなりかねない。

 しかし、サントリー酒類代表取締役社長の相場康則氏は、次のように自信を見せるのだ。

「うちの会社は、守りに入るのが嫌いです。『プレモル』は、順調だからこそ変えるんですよ。販売数が落ちてから刷新するのでは、遅いんです。お客さんの嗜好は変化します。『最高金賞』が呪縛になって、お客さんの嗜好が変わっているのに『プレモル』の味を変えられないというのが、いちばんまずい。商品には、常に刷新が必要なんです」

※SAPIO2012年6月27日号


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