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食品産業総合スレッド

1106チバQ:2012/05/26(土) 00:04:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00019046-diamond-bus_all
ビールメーカーがこぞって投入猛暑の“フローズン酒”戦争勃発
ダイヤモンド・オンライン 5月25日(金)8時30分配信

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写真:ダイヤモンド・オンライン

 酒類メーカーにとって最大の稼ぎ時である夏はもうすぐそこ。今年のビール各社のキーワードは「フローズン(凍る)酒」だ。

 キリンビールは17日、“凍った生ビール”を提供する期間限定アンテナショップ「キリン一番搾りフローズンガーデン」を東京・大手町にオープンした。全国で同様の店舗を6店運営するほか、フローズン生ビール用のサーバーを全国で100店に設置、商品の提供を開始する。

 通常の一番搾り生ビールのうえに、シャーベット状に凍らせたマイナス5度の泡をソフトクリーム状に盛り付ける。飲んだときのシャリシャリとした食感とともに、泡がふたの役割をするため30分間冷たさをキープするという効果があるという。

 「一番搾りのブランドの起爆剤として位置づけている。これで樽生ビールの売り上げの前年比5%アップを目指す」と田中敏宏・キリンビールマーケティング部主幹は意気込む。

 アサヒビールはすでに2010年から、スーパードライを専用サーバーでマイナス2度にまで冷やして飲む、「エキストラコールドバー」を展開している。飲食店に2000台専用サーバーを設置しているほか、例年通り5月10日に期間限定のアンテナショップをオープンした。 

 もともと、ビールを氷点下まで冷やして飲むという習慣は1990年代のイギリスで生まれ、その後アジアなどにも広がったもの。スーパードライでこれを試すと、苦味が押さえられ、のど越しが変わることがわかった。それにより、これまで取り込みきれていなかった女性客の来店が増えているという。

 10年度は1店で約4万人、11年度は4店で13万人の来客があった。今年は15万人を見込む。

 さらに今年は新兵器として“ビールをできるだけ長時間氷点下にしたまま飲んでもらう「エクストラコールドテーブル」という保冷式のテーブルを導入。四隅のくぼみにジョッキをセットすると、ビールがぬるくなることなく飲める。

 一方、今年日本で本格デビューとなるアルコール飲料を “フローズン”を武器に売り込もうとしているのがサッポロビール。その飲料とは、昨年販売提携を行った世界的なリカーメーカーのバカルディ社のブランドを冠した「モヒート」だ。

 モヒートはラムベースでのカクテルでは一般的なものだが、一から作るとなると8つもの工程を経なければならない。そこであらかじめミックスした「カクテルズモヒート」を飲食店向けに開発。店側は氷を入れたグラスにこれを注いで炭酸で割りミキサーにかければ、通常では専門のバーなどでなければ作るのが難しかったフローズンモヒートが、居酒屋などでも簡単にできる。

 バカルディモヒートの取り扱い店は4月から6月までで5000店に達し、年間目標売り上げの6万ケースを3ヵ月で達成した。「ハイボールの次はモヒートでブームをつくる」(定井賢一郎・サッポロビール営業本部バカルディグループグループリーダー)と鼻息は荒い。

 全国で計画停電や節電目標が設定される中、今年も暑い夏がやってくることが予想される。昨年は時短勤務などに切り替える企業が続出し、夜の営業時間を前倒しにする飲食店も増えた。

 冷たい酒は冷たいうちに飲まなければならないため、客の回転が速くなり店側にもメリットがある。

 市場の縮小が続く国内酒類市場で、フローズン酒は救世主となるか。猛暑の“凍える”戦いの火蓋は切られた。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)


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