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食品産業総合スレッド

1030荷主研究者:2011/10/18(火) 00:43:02

http://www.shinmai.co.jp/news/20110926/KT110923FTI090002000.html
2011年09月26日(月)信濃毎日新聞
飲料水工場、安曇野に次々 銘水求め全国から問い合わせも

ミネラルウォーター製造工場を計画している信州レジャー興業のゴルフ場=安曇野市有明

 良質な水で全国的に知られる安曇野市に、地下水をくみ上げてミネラルウオーターを製造する工場が相次いで進出している。25日には、市内で少なくとも4社目となる事業者が、同市穂高有明への工場新設計画の地元説明会を開いた。市役所にはほかにも「安曇野の水を売りたい」といった問い合わせが全国から寄せられている。銘水を求める事業者の活発な動きは、市が進める地下水保全の議論にも影響を与えそうだ。

 工場新設を計画するのは、穂高有明でゴルフ場を経営する信州レジャー興業。市に提出した計画概要によると、既設のゴルフ場敷地の一部を採水地に転用し、鉄骨平屋の工場2棟を建設。年間に500ミリリットル入りペットボトルを250万本(1250トン相当)生産する方針という。

 同社は25日夜、市の土地利用に関する条例に基づき住民説明会を開催。約20人が出席した。同社の新井泰憲社長は取材に「震災被災地の岩手などに、安心して飲める水を安価に送りたい」とし、「きちんとした手続きを踏み、できるだけ早く工場を始めたい」と話した。

 市内では91年から、飲料メーカーのゴールドパック(東京)が堀金烏川でミネラルウオーターを製造。2リットル入りボトル換算で年間約5千万本(約10万トン相当)を生産している。同社はほかに、年間に地下水約310万トンを使い、茶やジュースなどの清涼飲料水を製造している。

 このほか2007年には穂高有明で、包装資材製造販売の東京アート(東京)の子会社「あづみ野」が工場を稼働。2リットル入りボトル換算で年間2100万〜2400万本(4・2万〜4・8万トン相当)を出荷している。09年には自動車部品輸出などのSKインターナショナル(千葉市)が、穂高北穂高で別の企業から事業譲渡を受けて生産を始め、500ミリリットル入りボトル換算で年間約150万本(750トン相当)を製造中だ。

 北アルプスの雪解け水に恵まれた安曇野市には豊富な地下水があり、市生活環境課によるとここ数年、「井戸を掘って飲料水を造りたい」「外国に水を輸出したい」といった問い合わせが年間10件ほど寄せられている。一方、取水量に制限などはなく、湧き水を利用するワサビ農家などからは地下水位の低下を懸念する声も出ている。市は県や国、農業者などと研究委員会を設けて地下水保全のあり方を探っている段階だ。


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