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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

7502とはずがたり:2008/06/09(月) 17:53:43
折角の沖縄県議選なのに野暮用に拘束されててネットにアクセスできませんでした。。無念。
併し自公の過半数割れは目出度い。
やおさん結果貼り付け感謝です。
>>7471さん情報感謝。落ち着いたら事後分析ですけど分析始めなくては。
和子夫人様ほぼ的中おめ。
このまま任期満了迄引っ張ると都議選の大敗を引き摺って総選挙しなくてはならないのでなんとしても其れ迄に総選挙出来るでしょうね。春ぐらいかなぁ。

7504いなばやま:2008/06/10(火) 02:49:47
沖縄県議選は野党にとってはほぼパーフェクトゲームでしたね

それにしても自民党は解散時期が難しいね。
都議選は新銀行問題や築地市場移転問題など国政以外のファクターも加わって
与党が不利だからなぁ

解散するなら洞爺湖サミット、オリンピック後、そして民主党代表選挙でごたごたする
9月がいいのではと思ってしまいます。
後は小泉パターンと一緒で予算成立で福田退陣、新総裁で都議選総選挙を戦うか
まぁ今のままでは衆院も都議会も過半数割れの可能性が高いですね。

面白い都議選になりそうなのに投票できそうもないのが残念です。

7505やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/10(火) 06:36:59
>>7500
文京区での民主・共産維持のため、来る都議選は共産党候補に投票します。
また、鳩山Jr先生に励ましのメールを送信しておきます。

7506とはずがたり:2008/06/10(火) 09:54:50
>>7504
>面白い都議選になりそうなのに投票できそうもないのが残念です。
ちわっす。ちらっと仰ってましたが異動,引っ越し本決まりでしょうか?またオフしましょ〜よ。

なんか最近やや支持率も小康状態ですし前原らが代表選で空気読んで積極的なKYな言動で民主ががたがたしてるという印象を持たせることが出来ると,自民を解散総選挙に追い込めるかも♪

>>7505
おお,今は文京区でしたっけ。
これが効きそうっすねぇw>鳩山Jr先生に励ましのメールを送信

7507とはずがたり:2008/06/10(火) 14:50:09
昔からゴタゴタしてる印象があるhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1123486100/673けど。。

知念支部長らが辞任届け 自民党石垣支部
http://www.y-mainichi.co.jp/news/10715/
砂川総務会長も
県議選で分裂、小底・前津氏浮上か

自民党沖縄県第4選挙区石垣市支部の知念辰憲支部長が、伊良皆高信幹事長に辞任届を提出していたことが24日わかった。県議選(6月8日)をめぐって支部内の砂川利勝氏(総務会長)を推した手前、支部長として県議選を戦えないと判断したとみられる。砂川氏、政調会長の石垣亨氏も同様に辞意を固めており、県議選を前に組織の立て直しが求められることになりそうだ。さらに革新側から前津究氏(36)が市民党的立場で出馬を模索する動きをみせている。

県議選石垣市区(定数2)は現在、県政野党の高嶺善伸氏(57)、県政与党の自民党公認辻野ヒロ子氏(63)の現職2人が出馬を表明。砂川氏が出馬を断念したことで無投票の公算が大きくなりつつあるが、知念支部長ら役員の辞任により組織の分裂が確定的な状況になったことから、これまでうわさとして名前が取りざたされていた小底嗣洋氏(57)の出馬が現実味を帯びてくる可能性も出てきそうだ。

知念支部長は県議選で砂川氏を支持していたが、支部推薦が得られない状況に陥った。砂川氏がその後出馬を断念したことから、公認候補を支える支部長の任にとどまることはできないと判断したようだ。17日に辞表を提出、砂川氏も「混乱を招いた責任の一端がある」として18日に出した。
 伊良皆幹事長によると、辞任届は幹事長預かりになっており、市議と県議で構成する常任総務会を近く開いて対応を協議することにしている。

7508とはずがたり:2008/06/10(火) 14:50:58
>>7507-7508
保守側も革新も分立の兆しがあったが結局無投票に落ち着いた感じか。

県議選石垣市区、無風 両現職早々と当選
http://www.y-mainichi.co.jp/news/11184/
36年ぶり2度目の無投票で
高嶺氏3期目、辻野氏2期目へ

6月8日投開票の県議選は30日告示され、石垣市区(定数2)には革新系無所属の高嶺善伸(57)=社民、社大、民主推薦=、自民党公認の辻野ヒロ子(64)=公明推薦=の現職2氏が立候補を届け出た。2氏以外に立候補がなく、届け出締め切りの同日午後5時で無投票当選が決まった。今回で10回を数える県議選で無投票となるのは1972年の第1回以来36年ぶり。告示2日前、現職以外に保守側から立候補を模索する動きが急浮上したが、出馬には至らなかった。

高嶺氏は3期目、辻野氏は2期目に入る。有村産業の航路存続問題、県立図書館八重山分館の廃止問題など喫緊の共通課題を抱えており、さっそく県議としての手腕が問われることになりそうだ。辻野氏には、事実上解体した自民党石垣支部の立て直しに向けたリーダーシップも求められている。
 今選挙で県政野党の革新側は早くから高嶺氏で一本化。同氏は昨年11月に出馬を表明して以来、革新3党や労組の推薦を取り付けるなど組織を固めた。離島特区や離島振興交付金の実現などを盛り込んだ基本政策を発表して選挙に備えた。
 県政与党の保守陣営は、自民党県連が昨年10月に辻野氏の公認を決定。同氏に反発する市議グループから対抗馬を出す動きが度々浮上したが、不発に終わった。辻野氏は公明党の推薦も得て、県政与党の立場を強調した基本政策を掲げた。

今選挙は無投票の流れが早くから固まったため、前哨戦もなく告示日を迎えた。両陣営とも立候補を届け出たあと、午前9時から選挙事務所で出発式を行い、候補者が遊説に回った。同日午後5時、無投票当選が決まると、選対事務所に集まった支持者は喜びに沸いた。

【高嶺善伸 たかみね・ぜんしん】
 1950年8月8日、石垣市川平生まれ。琉球大学卒。78年9月に市議初当選、以来5期連続。00年6月の県議選から3期連続当選。

【辻野ヒロ子 つじの・ひろこ】
 1944年3月2日、石垣市平得生まれ。近畿大学豊岡短期大卒。94年に市議初当選。3期目途中の04年6月の県議選から2期連続当選。

7509とはずがたり:2008/06/10(火) 14:54:04
座喜味、奥平氏が当選
投稿日時: 2008-06-09 15:26:00
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=2664
坂井氏は返り咲き成らず/投票率は前回より低下

 任期満了に伴う第十回県議会議員選挙は八日、投開票され、宮古島市区(定数二)では新人で前宮古土地改良区事務局長の座喜味一幸氏(58)=自民公認、公明推薦=が一万三百三十票を獲得して初当選を果たした。革新系現職の奥平一夫氏(58)=無所属、社民、社大、民主、共産推薦=は九千八百四十五票を得て再選を果たした。返り咲きを狙った元職の坂井民二氏(58)=無所属、国民新党、民主、そうぞう推薦=は八千四百七十五票で、二人に及ばなかった。投票率は六六・四五%、前回選挙より低く、政治離れに歯止めが掛からない状況だ。

 座喜味氏は、候補者選考が難航し、出遅れたものの旧郡部の砂川佳一氏の後継者として自民公認で立候補した。
 仲井真県政の強力な後押しを受けたほか、公明推薦も取り付け「自公路線」を全面に掲げながら選挙戦を進めた。
 農業のエキスパートとして農水産業の振興を訴え。国、県とのパイプを強調しながら公共事業の拡大などを訴えた。
 砂川氏の後継者として、同氏の地盤である城辺地区を中心に旧町村部で得票。保守分裂の影響が懸念された平良地区でも保守票を固め、県政与党の一議席を守った。得票数も一万票の大台に載せ、革新の奥平氏に四百八十五票差を付けた。
 奥平氏は、後期高齢者医療制度の反対やサトウキビ代金支払いの見直し、宮古病院の新築移転など、暮らし重視の政策を訴え。知名度と実績を強調しながら選挙戦を進めた。
 大票田の平良では前回得票を守ったが、保守が強い旧町村部で苦戦。座喜味氏にトップ当選の座を譲った。
 保守分裂で「優位」が伝えられ「楽勝ムード」が懸念されたが、伊志嶺市政を支える与党議員団が結束を固め、票の流出を最小限に止めた。
 坂井氏は、これまでの保守政党色を出さずに、中立無所属の立場を強調。保革の枠を超えたスタンスで「反自公派」や無党派層へ訴えたが、思うように票が伸びなかった。
 合併で、これまでの市区、郡区が統一され、宮古島市区となって初めての県議選。選挙区が広がったことで、有権者の反応は鈍く、投票率は宮古島市、多良間村とも前回選挙を下回った。

7510とはずがたり:2008/06/10(火) 14:54:25
>>7509-7510
座喜味・奥平氏 組織力、知名度の強み/坂井氏 無党派層に浸透せず

 革新系現職と中立系無所属の元職、自民公認の新人で争われた中、「自公」の組織力で保守票を固めた座喜味一幸氏が初当選を果たした。奥平一夫氏は、現職の強みと知名度を生かし地盤の平良で得票を重ねて再選した。無所属で中立を訴えた坂井民二氏は、無党派層への取り組みに苦戦。「反自公派」への支持層にも広く浸透できず、返り咲きは成らなかった。
 座喜味氏は、候補者選考委で委員の意志統一が難航し出遅れたものの、自民公認を取り付け。大票田の平良を中心に城辺、伊良部の保守地盤を固め、旧郡部の現職砂川佳一氏の議席を継承した。
 公明の推薦で「自公路線」を明確に打ち出した。政策に農業振興を掲げ農家の支持を得たほか、仲井真県政とのパイプ役を強調して、企業などに公共工事の拡大を訴えたことなどが奏功した。
 新人で知名度の低さが懸念材料だったが「宮古から保守の議席を失う訳にはいかない」と、旧平良と旧町村部の保守系議員らが危機感を持って取り組んだことで、流れを引き寄せた。
 また、伊良部を除く旧町村部の首長や多良間村の現職村長の支持を得て、組織票で勝利をつかんだ。
 奥平氏は、出身地の北学区など平良の大票田を中心に、前回選挙で獲得した七千票を基礎票に選挙戦を進めたが、保守層が強い旧町村部では思うような得票ができなかった。
 「経済の活性化」以外には争点が見られなかった今選挙で「自らが争点として作り上げた」(選対幹部)後期高齢者医療制度やサトウキビ代金の支払い制度が市民に受け入れられた。
 宮古空港や下地島空港への米軍飛来などを指摘し「軍事化反対」を強烈に打ち出すより、市民の暮らしに直結する問題を具体的に取り上げ。しかし、旧町村部を巻き込んだ全体的な関心を引き寄せるまでには至らなかった。
 坂井氏は、従来までの保守政党色を払しょく。無所属で中立を保ちながら知名度と実績で浮動票の取り込みに全力を上げた。しかし、選挙終盤から競合する相手候補の切り崩しに合い、票を伸ばせなかった。
 選挙終盤からは、後期高齢者医療制度の反対を全面に打ち出し、対抗する自民公認候補と一線を画したが、若者などの浮動票や「反自公派」が思ったより引き寄せられなかった。
 今県議選は、保革とも来年十一月の市長選の前哨戦として位置づけ。保守側は、選考委のごたごたで保守系市議がまとまらず、次期市長選にしこりを残した。しかし「自公路線」が選挙戦を優位に進められることが結果となったことから、今後は分裂を最大限に防ぎ体制の強化を図ることが課題。
 一方、革新側は得票数で保守にトップの座を奪われたことで、次期市長選への主導権が握れず、影響が懸念される。
(平良幹雄)

7511名無しさん:2008/06/10(火) 22:27:12
これは…どうなるでしょうか?

新垣良俊陣営が「御祝儀」 島尻郡区ハーリー会場で2008年6月10日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132979-storytopic-116.html

 8日投開票の県議選で、島尻郡区で当選した新垣良俊氏(59)の陣営が選挙期間中の7日、八重瀬町の港川漁港で催されたハーリーの会場で、参加チームの関係者に現金5000円入りの「御祝儀」の封筒を手渡していたことが分かった。
 新垣氏は「大会の成功を願って個人ではなく、団体に対するものであり、違反という認識はなかった」と説明。県選挙管理委員会は「例えば激励金名目でも寄付金に当たり、今回の事例は公職選挙法に抵触する可能性がある」と指摘した。
 公選法199条2項は公職候補者による選挙区内でいかなる名義をもってするを問わず、寄付をしてはならないと原則定めている。
 新垣氏は7日午前9時ごろから、後援会長の中村信吉八重瀬町長らと共に、会場で選挙運動を展開し、本紙記者も同行取材した。
 陸上自衛隊の広報担当者によると、会場で応援席に向かっていた陸上自衛隊南与座分屯地の男性隊員1人が同9時ごろ、新垣氏の運転手から「頑張ってください」と、車の窓越しに封筒を手渡された。荷物を持っていた隊員はその場で中身を確認できず、応援席で確かめると封筒には「御祝儀 新垣良俊」と記載され、5000円が入っていた。
 隊員は新垣陣営を追い掛け「今の時期にこのようなものは困る」と、本紙記者を陣営関係者と勘違いして封筒を手渡した。記者は中身を確認後、同行中の中村町長に封筒を返した。
 新垣氏は「寄付金の禁止は知っていたが、今回の件が該当するとは思わなかった」と釈明。新垣氏は合併で八重瀬町が誕生した2006年から毎年ハーリーの際、港川青年会と港川漁協に3000―5000円の祝儀を渡しているという。同陣営は「(自衛隊員を)青年会の関係者と思い込み渡してしまったが、選対本部として有権者に(投票依頼の)金を渡したことはない」と強調した。

7512とはずがたり:2008/06/10(火) 22:57:00
統一地方選はさぼってtxtファイルで誤魔化したけど今回はhtmlファイルで整形してみた。

沖縄県議選まとめ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2008okinawa.html

今回の勝者の一人に社民党が居るようである。
うるま市・沖縄市で30代の新人を当選させる等その力を次世代に繋ぐことに成功しつつある様に見える。
一方で社大は党勢に勢い無く,調整役の力の低下は気がかりである。
また共産党も伸び,民主の躍進に注目が集まる中,沖縄での政府批判票は未だ未だ革新側に強く流れるのか,共産党に票が流れつつある最近の傾向を裏付けるものなのか注目。

7513とはずがたり:2008/06/11(水) 00:02:22
>(平良氏は)民主、そうぞうに加え、社大推薦が決定、今帰仁、大宜味の革新票に食い込みを図る。

告示前選挙区情勢(1)(5月23日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae01.html

 第十回県議選は、三十日の告示まであと一週間に迫った。浦添、糸満市区で新たに二人が出馬を表明。二十二日現在、十四選挙区に七十四人の立候補予定者が支持拡大に向けて総力を挙げている。各選挙区の告示直前情勢を追った。(08年県議選取材班)

国頭郡区(定数2―3)
3氏が激しい集票戦

◎平良昭一氏(45)無・新
◎吉田勝廣氏(63)無・2
▲岸本恵光氏(66)自民1

 本島北部、離島の十一町村で構成される選挙区。金武、宜野座、恩納の三町村を固める無所属現職に、本部町で競合する自民現職、無所属新人が激しい集票合戦を展開。候補者が一人減で、当選ラインは上がるとみられる。60%前後の投票率を予測する中、各陣営は当選ラインを一万千―一万二千票に見据え、終盤戦に突入している。

 吉田氏は金武、宜野座、恩納町村の三首長や多くの議員が支持。告示前の総決起大会で勢いをつける。楽観ムードの引き締めに躍起。今帰仁、大宜味、国頭村などへ浸透を図る。

 岸本氏は地元の本部町、今帰仁、伊江村を重点拠点にし、戸別訪問を徹底。国頭、東、大宜味、伊平屋、伊是名の各村にも事務所を設置し、票を掘り起こす。業者の動きも活発化。

 本部前町議の平良氏は「若さと四期の実績」を前面に、同町、今帰仁村、伊江村を中心に支持拡大。民主、そうぞうに加え、社大推薦が決定、今帰仁、大宜味の革新票に食い込みを図る。

名護市区(定数2―3)
三つどもえ激戦展開

◎吉元義彦氏(54)自民新
◎玉城義和氏(59)無・5
×屋部幹男氏(58)無・新

 革新系無所属の現職、自民、無所属のそれぞれ新人が三つどもえで八年ぶりの県議選を展開する。比嘉鉄也氏以来、市政を維持する与党の保守陣営に、労組を軸にした革新陣営、「そうぞう」、国民新党推薦の新人がしのぎを削る。各陣営は投票率は60%前後から65%を予測。当選ラインは八千―一万二千票とみる。

 玉城氏は危機感を訴え、戸別訪問を徹底。市議は六人が支持。労組を中心に政策ビラを配布し、後期高齢者医療制度廃止、名護市辺野古への新基地建設反対を訴える。

 吉元氏は岸本、島袋市政を支えた実績を強調し、「やんばるの持続的発展」をアピール。出馬を断念した市議が副本部長を務め、しこりを払拭。十八人の市議中心に盛り上げる。

 屋部氏は「保守でも革新でもない」と訴え、各地の催しなどで政策を広めるスキンシップ作戦を展開。後期高齢者医療制度廃止などを打ち出し、戸別訪問の徹底で支持拡大を図る。

7514とはずがたり:2008/06/11(水) 00:11:11
>玉城氏は胡屋や市中央などを中心にした戸別訪問などを徹底。抜群の知名度を生かし、市民との触れ合いを強化する。社大、民主、そうぞう、国民新党の推薦を終盤戦でアピール

告示前選挙区情勢(2)(5月24日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae02.html

うるま市区(定数4―5)
地盤の切り崩し激化

◎山内末子氏(50)民主新=全駐労・石川
◎照屋大河氏(37)社民新=具志川
◎仲田弘毅氏(60)自民1=与那城・勝連
◎照屋守之氏(52)自民1=具志川・平安座区
×伊波常洋氏(57)自民2=石川

 石川、具志川、与那城、勝連の四市町合併で新設。自民現職の三氏に、社民、民主の新人が地元の旧市町を基盤に少数激戦。石川で二氏が競合する中、それぞれの地盤の切り崩しが激化している。投票率を60―65%を予測、一万一千票―一万三千票の当選ラインを目指している。

 二期の実績を前面に打ち出す伊波氏。地元石川や具志川などの戸別訪問で浸透を図る。旧具志川選出の元県議の票取り込みが課題。石川、具志川の総決起大会で終盤を盛り上げる。

 仲田氏は保守地盤の与那城、勝連を中心に票を固める。PTA活動で培った人脈など地元密着選挙を展開する。他候補が地縁血縁で浸透を図るのが懸念材料。陣営の引き締めも課題。

 照屋守之氏は具志川地区を中心に集票を重ねる。旧与那城町平安座区の市議二人の支援で同区や平安座郷友会票に力を入れる。旧具志川の元県議の地盤での支持獲得に取り組む。

 照屋大河氏は地元の旧具志川全域を回り、与勝、石川の各支部を設け、全市的取り組みを展開する。他陣営の運動が具志川に集中することに危機感。地元票の掘り起こしを徹底。

 山内氏は「うるま市から初の女性県議」をアピールする。全駐労支持を基盤、地元石川や具志川を中心に支持拡大を図る。社大、そうぞう、国民新党が推薦、幅広い勢力が結集する。


沖縄市区(定数5―6)
衆院選絡み動き活発

◎仲村未央氏(36)社民新=新川秀清県議後継+東門美津子市長がバックアップ
◎金城勉氏(56)公明2
◎嘉陽宗儀氏(65)共産4=旧美里村出身
◎玉城満氏(49)無・新
◎桑江朝千夫氏(52)自民新=県医師連盟、沖縄市軍用地主会
×照屋馨氏(60)自民新=小渡亨ら支援

 五議席を現職二人、新人四人が争う。国政に挑む与野党の現職二人の勇退で情勢は流動化。衆院沖縄3区の動きも絡み、終盤戦の盛り上がりが当落を決めそうだ。各陣営は投票率60―65%を予測。当選ラインは八千五百―一万票に設定。

 嘉陽氏は市議二人と街宣カーで市内各地で回り、後期高齢者医療制度廃止などの政策を訴える。旧美里村出身で競合する候補がいないのは好材料。「大丈夫論」の打ち消しに躍起。

 三期目を目指す金城氏は企業の朝礼や支持者回り、模合やサークルなどでのあいさつなど地域回りを徹底する。固い組織票が支える中、公明支持層を超えた票の広がりに力を入れる。

 出馬表明が遅れた照屋氏は自民現職の小渡亨氏らの全面支援で運動が活発化。市中央のほか、コザ十字路や泡瀬、諸見里の事務所を設け、全域へ運動を広げる。重点地区の東部が鍵。

 桑江氏は事業所の朝礼参加や市議とのローラー作戦で票を固める。保守内部の競合に危機感。課題の東部での集票に力点を置く。県医師連盟、沖縄市軍用地主会などの推薦を受けた。

 仲村氏は社民現職の新川秀清県議後継。東門美津子市長がバックアップ。交差点での朝のあいさつにはじまり、二十五自治会区域の支援者でつくる「世話人会」を軸に運動を展開する。

 玉城氏は胡屋や市中央などを中心にした戸別訪問などを徹底。抜群の知名度を生かし、市民との触れ合いを強化する。社大、民主、そうぞう、国民新党の推薦を終盤戦でアピールする。(08年県議選取材班)

7515とはずがたり:2008/06/11(水) 00:22:21
>返り咲きを狙う呉屋氏は「政治生命を懸ける選挙」ととらえる。→落選
>公認問題で出遅れた上地氏

告示前選挙区情勢(3)(5月25日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae03.html

宜野湾市区(定数3―5)
与野党が2議席狙う

◎新垣清涼氏(58)無・新=市職労
◎佐喜真淳氏(43)自民1=真志喜
◎渡嘉敷喜代子氏(68)社民2=野嵩
▲呉屋宏氏(49)無1
×上地安之氏(49)無・新=喜友名

 三議席をめぐり現職二人、元職一人、新人二人がしのぎを削る。与党、野党の両陣営は次期衆院選に大きな影響を与える選挙と認識し、それぞれ二議席確保を目指して混戦の様相。各選対とも投票率を55―60%と予測、当選ラインは七千―八千票に設定している。

 渡嘉敷氏は女性票獲得を運動の柱に地元野嵩を中心として戸別訪問を徹底。退職教員メンバーが精力的に動いて組織票を固め、後期高齢者医療制度廃止を訴え保守票の切り崩しも狙う。

 佐喜真氏は、地元真志喜や大山を中心にあいさつ回りで奔走。「普天間飛行場の跡地利用には県政を支える与党県議が必要だ」と訴え、市議七人と新たな票の掘り起こしに取り組む。

 返り咲きを狙う呉屋氏は「政治生命を懸ける選挙」ととらえる。参院選直後に運動を立ち上げ、市内全域で戸別訪問を徹底。二十―四十代の青年部と連携し、若者の支持獲得を目指す。

 新垣氏は市職労の支持を基盤に、伊波洋一市長がバックアップする。保守地盤とされる宇地泊や大山を含む市内各地でミニ懇談会を開き、福祉政策で女性や高齢者に支持を訴える。

 公認問題で出遅れた上地氏は、企業からの支持を強みに運動が活発化。地元喜友名を拠点に、票田の大山や伊佐を集中的に戸別訪問。毎朝企業への朝礼に出向き支持をアピールする。

中頭郡区(定数5―8)
地盤競合で集票激化

◎仲宗根悟氏(50)無・新=読谷村議
◎中川京貴氏(45)自民新=嘉手納町議
◎新里米吉氏(61)社民2=出身地の与那城・勝連が合併で選挙区から外れる
◎當山眞市氏(64)無1=読谷村
◎瑞慶覧功氏(52)無・新=北谷町地元・自治労
▲喜納昌春氏(60)社大5=西原町出身
×阿波根弘氏(50)自民新=北谷町議
×新田宗信氏(44)無・新=前西原町議

 五議席を現職三人、新人五人が争う激戦区。合併で旧与那城、勝連の両町がうるま市に編入され、選挙区は六町村、定数は一減となった。西原町、読谷村、北谷町では地盤が競合し、全域で集票合戦が激化。混戦は必至だ。各陣営とも当選ラインを八千票台に設定している。

 喜納氏は五期の実績を訴え、出身の西原町のほか中城村で戸別訪問を展開する。同町で競合する野党現職、新人の動きを警戒。過去に例のない危機感で陣営を引き締め集票を強化する。

 三期目を目指す新里氏は、出身地の与那城・勝連票の穴埋めが課題。革新層を中心に全域で底上げを目指す。支持拡大が見込める西原町や北中城村での上積みを図り、活動を強化する。

 二期目を狙う當山氏は、地元・読谷村での集票を柱に、選挙区内の公明票で上積みを図る戦略。野党新人と地盤が競合するが、村議時代から培う人脈を駆使して運動を活発化させる。

 新人で北谷町議の阿波根氏は、町長選出馬の知名度を生かし、町内の保守支持層を固める。野党新人と地盤が競合するため、全域での保守票の積み上げに全力を挙げている。

 新人で嘉手納町議の中川氏は地元票を土台に、票田の西原町や読谷村で保守票への食い込みを狙う。各地でミニ懇談会を数多くこなし政策をPRする。企業票の取りまとめがポイント。

 新人の瑞慶覧氏は、地元・北谷町で町議らとの連携で基盤を固め、票の掘り起こしも強化する。自治労の組織票で上積みを図る。無党派層の獲得に向けて、街頭宣伝に力を入れている。

 新人で読谷村議の仲宗根氏は、革新地盤の強みを生かし、村内での集票を最重視。保守系の現職と競合するが、村長らの支援や地区単位の支部設置で村内での知名度アップを目指す。

 新人で前西原町議の新田氏は、町議四期の経験を訴えて地元票を確保するほか、北中城村などで浸透を図る。民主推薦をてこに、街頭宣伝などで政策の浸透に取り組む。(08年県議選取材班)

7516とはずがたり:2008/06/11(水) 00:28:04
告示前選挙区情勢(4)(5月26日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae04.html

浦添市区(定数4―9)
候補乱立で運動過熱

◎赤嶺昇氏(41)民主1=牧港・港川地盤
◎前島明男氏(66)無2=伊祖地盤・公明支援
◎西銘純恵氏(57)共産・新=内間、勢理客地盤・市議として連続2期トップ当選
◎池間淳氏(58)自民3=勢理客、内間等市南部地盤
▲当山勝利氏(45)社大・新=社大現職後継・市職労
×亀川雅裕氏(55)無・新
×又吉謙一氏(55)無・新=市民党的立場
×又吉正信氏(54)無・新
×嘉陽美幸氏(47)無・新

 四議席に、現職三人と新人六人が挑む激戦区。候補者乱立に伴い、地域や郷友会の競合で集票合戦が過熱している。各選対は西海岸開発など市政の課題について独自の政策を訴えつつ、来年二月の浦添市長選を見据えた運動も展開。当選ラインを七千票台に設定している。

 池間氏は企業のバックアップを受け、地盤の勢理客、内間など市南部を中心に集票活動を展開。県議三期の実績を訴える。新人と競合する宮古郷友会票をどれだけ固められるかが焦点。

 三期目を目指す前島氏は、「福祉と経済のエキスパート」を前面に打ち出している。公明支持層の支援で、地盤の伊祖など市全域で票の上積みを図り、企業のあいさつ回りも強化する。

 赤嶺氏は、「子育て世代」の代表を強調し、二十―四十代の支持を広げる。地盤の牧港や港川を中心に戸別訪問を徹底。青年部を中心とした活発な運動で、二期目の鬼門突破を目指す。

 当山氏は、社大現職の当山全弘氏の後継候補。地元大平や仲間を中心に戸別訪問を行い、知名度アップに全力を挙げる。市職労などの支援をバックに、革新支持層の票固めがポイント。

 西銘氏は、市議選二回連続トップ当選の勢いで浦添初の共産県議を狙う。地盤の内間、勢理客を中心に支持を拡大。後期高齢者医療制度廃止を訴え、保守や無党派層の食い込みを図る。

 又吉謙一氏は、保守系新人同士で競合する元職の支持基盤に切り込む。「市民党的立場」を訴え、地盤の勢理客を中心に広範囲で戸別訪問し、地域有力者の支持取り付けにも奔走する。

 又吉正信氏は、元職の獲得票をいかに取り込むかが課題。地盤の城間を拠点に地域回りで票を掘り起こすほか、市商工会議所青年部時代に培った人脈で、会員企業への浸透に取り組む。

 亀川氏は、浦西地区の選対事務所で連日集会を開くなど運動が活発化した。出身地の多良間郷友会や建設業者の支持を受けて集票を展開する。現職と競合する宮古郷友会票の動向が鍵。

 嘉陽氏は五月中旬に出馬を表明。「消費者の視点で政治を変えたい」と訴え、仲井真県政に中立的立場を強調する。城間を拠点に選挙運動を展開し、無党派層への浸透を目指す。(08年県議選取材班)

7517とはずがたり:2008/06/11(水) 00:36:09
告示前選挙区情勢(5)(5月27日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae05.html

那覇市区(定数11―16)
県政を左右 県都激戦

◎上里直司氏(35)民主新
◎上原章氏(52)公明1
◎糸洲朝則氏(60)公明3
◎當間盛夫氏(47)そうぞう1=小禄
◎崎山嗣幸氏(60)社民新
◎前田政明氏(60)共産1
◎渡久地修氏(55)共産新
◎翁長政俊氏(58)自民元2
◎浦崎唯昭氏(64)自民3
◎具志孝助氏(63)自民4=小禄
◎比嘉京子氏(57)社大1=首里
▲狩俣信子氏(66)社民2=首里・高教組OB・宮古郷友会・辻元応援
×仲松寛氏(45)自民新→前自民党県連事務局長で自民党公認の癖に保革を超えた政治の実現とはなんぞや。。
×山川典二氏(53)自民新→市議三期・壺川や識名など真和志地区
×仲村千恵子氏(64)無・新
×屋良朝助氏(56)無・新=安里・06知事選出馬

 十一議席に現職八人、元職一人、新人七人が立候補を表明した。与野党は県都での過半数の確保が、仲井真県政に一定の影響を与えるとみて総力戦を展開。十一月の那覇市長選もにらみながら、激しい攻防を繰り広げている。各陣営は当選ラインを八千―九千票とみている。

 五期目を狙う具志氏は、市議を含めて三十年の実績を訴え、地元・小禄を基盤に展開する。地盤が競合する中立会派現職の動きを警戒。旧那覇、真和志での浸透と企業票対策に全力。

 四期目を目指す浦崎氏は地盤の泊など旧那覇地区を中心に集票を徹底するほか、与党候補が空白になった真和志地区での戸別訪問を強化。企業へのあいさつ回りで票の上積みを狙う。

 四期目を狙う糸洲氏は、公明の組織力を基盤に首里など市西部、新都心地区などをくまなく回り無党派層の掘り起こしに奔走。出身の多良間郷友会や企業を柱に票の上積みを目指す。

 狩俣氏は地元・首里での集票を強化する。辻元清美衆院議員らとの街頭演説で国政の課題を訴え、有権者を喚起。高教組OBや宮古郷友会の支援を受け、全域で幅広い支持を訴える。

 上原氏は公明支持層の支援をバックに、地盤の旧那覇の一部や妻の出身地小禄など市全域で集票を徹底。企業の朝礼で支持層を開拓するほか、北部の郷友会票の取り込みも強化する。

 比嘉氏は社大支持層を軸に集票を徹底。保守系候補と競合する八重山郷友会票の動向が鍵。「いのちの格差なくします」と訴え、地盤の首里地区を中心に地域票の掘り起こしを図る。

 二期目の鬼門突破を目指す前田氏。共産支持層を手堅くまとめ、党派を超えた集票が課題。街頭演説やミニ懇談会で後期高齢者医療制度の撤廃を訴え、保守層や無党派層に切り込む。

 小禄を地盤とする當間氏は青年部の動きが活発化。「そうぞう」代表の下地幹郎衆院議員の後援会票や宮古票で上積みを図る。自民現職との地盤競合で危機感を持ち集票に取り組む。

 元職の翁長氏は、市収入役を務めた実績で「即戦力」を訴える。集票の柱となる企業回りを強化する。地盤の壺川や古波蔵で地域票を固め、出身の八重山郷友会の後押しも鍵となる。

 前自民党県連事務局長の仲松氏は、「紫男」のイメージ戦略で、保革を超えた政治の実現をアピールする。父親の出身地である宮古郷友会票や、企業票の取りまとめがポイント。

 山川氏は市議三期の実績を訴え、壺川や識名など真和志地区を中心に集票を強化。出身地の伊是名や伊平屋の郷友会票を固めることを重点に、街頭活動で無党派層に支持を訴える。

 崎山氏は、四期務めた平良長政氏の後継。労組の組織票を軸に、平和運動センター議長の知名度で票の上積みを目指す。地盤の真和志や国場を中心に、市全域で戸別訪問を強化する。

 渡久地氏は衆院沖縄1区候補の外間久子氏の後継。地盤の首里地区を中心に戸別訪問を徹底し、知名度アップで支持を広げる。女性部の活発な運動で、無党派層への浸透を目指す。

 上里氏は子育て支援を前面に街頭演説や戸別訪問を徹底し、無党派層の支持拡大を狙う。労組や父親の出身地本部郷友会を中心に集票が活発化。国政の追い風に乗れるかがポイント。

 元県職員の仲村氏は、出身の金武郷友会の有志らが、新都心や小禄などで集票活動を展開する。保革の枠組みにとらわれない政治の必要性をアピールし、無党派層への浸透を図る。

 会社役員の屋良氏は、出身の安里を拠点に集票に取り組む。〇六年知事選出馬で得た一定の知名度を生かし、街頭宣伝では沖縄単独州の実現などの政策を訴えていく。(08年県議選取材班)

7518とはずがたり:2008/06/11(水) 00:41:18
>新人で南風原町議の神里氏は地元支援者の集票活動が本格化。社民、共産の革新票に加え、政党「そうぞう」の推薦で保守層への食い込みも図る。

告示前選挙区情勢(6)(5月28日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae06.html

豊見城市区(定数2―3)
3氏が支持基盤固め

◎当銘勝雄氏(67)無・1
◎島袋大氏(35)自民新=金城豊明市長
×真栄里保氏(51)共産新

 革新・中立会派が相乗りする現職、自公が推す新人、共産の新人が三つどもえの構図。与党は七期務めた自民の外間盛善氏(70)からの継承がポイント。それぞれ支持基盤を固めた上で、市全域での浸透を目指す。当選ラインは八千票前後とみられる。

 二期目を目指す当銘氏は後援会や労組、青年部の集票活動が本格化。従来の支持者らを中心に戸別訪問を強化する。「反自公」の姿勢を打ち出し、無党派層への浸透も狙う。

 新人の島袋氏は勇退する外間氏の後継。金城豊明市長の支援を受け、外間氏が築いた県政とのパイプ継続を訴える。知名度不足を補うため、市議らとの戸別訪問をこなし、浸透を目指す。

 真栄里氏は共産支持層や出身の宮古郷友会などを基盤に展開する。告示後は志位和夫委員長が応援演説のため来県。後期高齢者医療制度廃止の不満を、票に結び付けられるかが課題。

島尻郡区(定数3―5)
他陣営地盤切り崩し

◎新垣安弘氏(52)民主新=八重瀬町議
◎新垣良俊氏(59)自民1
◎大城一馬氏(60)社大元3
▲神里良光氏(61)無・新=南風原町議
×宮城清政氏(53)無・新=南風原町議

 議席を独占していた与党現職三人のうち、自民の仲里利信氏(71)、公明県民会議の内間清六氏(66)の二人が勇退。八重瀬、南風原では与野党が競合するなど集票にしのぎを削る。各候補者は地元を固め、内間氏の地盤だった久米島のほか、他陣営の地盤でも切り崩しを図る。投票率は前回並み、当選ラインは八千票超と予想している。

 二期目を目指す新垣氏は現職の強みを生かし、豊富な運動量で地元・八重瀬町を中心に戸別訪問を徹底。同町長らの支援で地盤を固めながら、全域で保守票への食い込みに力を入れる。

 返り咲きを狙う大城氏は出身の与那原町で「町民党」をアピール。現職を含む歴代町長、有力企業が支援。同じ社大の糸数慶子参院議員と連携し久米島など離島で票を掘り起こす。

 新人で南風原町議の宮城氏は地盤を引き継いだ仲里氏のほか、町長がバックアップし、地域票や企業票対策に全力。与党候補不在の与那原町など、他町保守層への浸透がポイント。

 新人で八重瀬町議の新垣氏は現町政の問題点を指摘し、地元で基盤を固める。鳩山由紀夫幹事長らが応援に駆け付けるなど、国政につながる政策をアピールし支持拡大を進める。

 新人で南風原町議の神里氏は地元支援者の集票活動が本格化。社民、共産の革新票に加え、政党「そうぞう」の推薦で保守層への食い込みも図る。久米島など離島票の上積みを狙う。

南城市区(定数1―1)
無投票の可能性高く

◎嶺井光氏(57)自民1

 合併に伴い新設された選挙区だが、自民の現職同士の候補者調整で、嶺井氏に一本化。ほかに立候補の動きはなく、無投票の可能性が高いとみられる。嶺井氏は市議十六人の支持を取り付け、出身の旧玉城村のほか、旧佐敷町、旧知念、旧大里の両村に支部を設置。交差点など街頭で手ぶりなどを行い、アピールしている。(08年県議選取材班)

7519とはずがたり:2008/06/11(水) 00:47:59
>>7513-7519

告示前選挙区情勢(7)(5月29日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/kokujimae07.html

糸満市区(定数2―5)
市長選絡み情勢混沌

◎新垣哲司氏(59)自民4
◎玉城ノブ子氏(61)共産元1
×山城勉氏(60)無・新=元市収入役
×玉城耕一郎氏(31)無・新
×金城順正氏(48)無・新→金城氏は平和追求主義の浸透などの政策、仲井真県政を支える立場を主張し

 二議席に現職一人、元職一人、新人三人が出馬表明。現職の上原賢一氏(61)の勇退によって情勢が変化。各陣営は地盤を固めるとともに、上原氏の地盤だった市中心部で集票合戦を繰り広げている。与党の二議席維持なるか、野党が議席を回復するかも焦点。同日選挙となる市長選とも複雑に絡み合い、情勢は混沌としている。当選ラインは八千票を超えるとみられる。

 新垣氏は県議十六年、党県連幹事長を務めるなどの実績を訴え、仲井真県政との太いパイプをアピール。長年培った人脈を駆使して懇談会をこまめにこなし、票の積み上げを図る。

 玉城ノブ子氏は後期高齢者医療制度廃止や地場産業育成などの政策で、出身の糸満地区を中心に運動。故上原亀一郎氏から受け継いだ「平和の議席」の回復を訴え、返り咲きを狙う。

 元市収入役などの行政経験を持つ山城氏は「糸満市の営業マン」としての活躍を強調。上原賢一氏からの後継指名を追い風に、同氏の地盤だった糸満地区で浸透を目指す。企業票の取りまとめもポイント。

 玉城耕一郎氏は、街頭宣伝などのイメージ戦略を展開し、知名度アップを図る戦略。民主推薦の勢いを生かし、無党派層が多いとみられる西崎地区などで集票を強化していく。

 金城氏は平和追求主義の浸透などの政策、仲井真県政を支える立場を主張し、市全域での幅広い支持を目指す。最も出馬表明が遅れたハンディを、どうカバーするかが課題。


宮古島市区(定数2―3)
旧町村の集票が焦点

◎座喜味一幸氏(58)自民新
◎奥平一夫氏(58)無・1
×坂井民二氏(58)無・元1

 宮古島市の誕生によって平良市区と宮古郡区が合併し、新設された選挙区。二議席に対し、出馬を表明した現職、元職、新人の三人は旧平良市出身、宮古高校の同期生。地盤が競合する旧平良市での攻防に加え、勇退する自民現職の砂川佳一氏(64)の地盤だった旧町村での集票がポイント。各陣営は一万票を当選ラインに見据えている。

 現職で旧平良市区選出の奥平氏は、伊志嶺亮宮古島市長や革新系市議、労組を支持基盤に革新票の取りまとめを徹底。切り崩しを狙う他陣営の動きを警戒しつつ、支持拡大を目指す。返り咲きを狙う坂井氏は、下地幹郎衆院議員が代表を務める政党「そうぞう」の市議らを中心に保守票を固める。若手経営者らの支援を受け、全域で幅広い浸透を図る。

 新人の座喜味氏は、勇退する砂川氏の地盤だった郡部での集票が鍵。公明推薦で勢いづく。総決起大会では仲井真知事が出席し、てこ入れした。元職と競合する保守層の集票が課題。

石垣市区(定数2―2)
現職2氏が無投票か

◎高嶺善伸氏(57)無・2
◎辻野ヒロ子氏(64)自民1

 二議席に与野党の現職が出馬表明している。ほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 三期目を狙う高嶺氏は革新系の議員や労組のバックアップを受ける。地域の集会や懇親会などであいさつし、離島振興の政策を訴えている。

 辻野氏は地域活動で培った女性のネットワークを生かし、環境問題を訴えるなど支援体制を整える。企業回りもこまめにこなし、支持を広げる。(おわり)

7520とはずがたり:2008/06/11(水) 01:14:19
2008県議選
選挙区序盤情勢(1)(4月15日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban01.html

 六月八日投開票の県議選まで二カ月を切った。十四日現在で七十二人が名乗り上げ、態勢づくりを本格化させて地盤の票固めに取り組んでいる。各選挙区の序盤戦の情勢を追った。(08県議選取材班)

名護市区 定数2
無風区から三つどもえ
 三期務めた安里進氏(68)=自民=が二月初めに勇退を表明したことで、現職二氏を軸にした無風区から選挙区事情は一変。現職一人、新人二人による三つどもえで八年ぶりの選挙戦が繰り広げられている。

 現職の玉城義和氏(59)=革新系無所属、社民、社大推薦=は、保守系の一本化に危機感を訴え、組織づくりで先行。十日の事務所開きには地域住民、市議、労組幹部、高校の同級生らが結集した。戸別訪問に取り組み、今後、労組の動きに拍車をかける戦略。他候補の動きを警戒する。

 新人で市議の吉元義彦氏(54)=自民公認=は勇退する安里氏の後継者。出馬を表明していた与党市議が断念し、保守陣営の一本化は好材料になった。候補者選考のしこりを払しょくし、厚い与党支持層のとりまとめられるかが課題。十一日の事務所開きでは、議長をはじめ与党市議十人、島袋吉和市長が支持を訴えた。

 市議の屋部幹男氏(58)=政党「そうぞう」、国民新党推薦=は「革新系でも保守系でもない」と強調。八日の事務所開きでは同一会派の市議、元市議、若者らが出席し、支持拡大を本格化させた。名護市辺野古への基地建設反対を訴え、鉄軌道導入などを公約に掲げた。今月中に後援会を立ち上げて弾みをつける構え。

国頭郡区 定数2
本部を中心に集票戦か
 金武町などで地盤固めを図る与党系現職に対し、自民現職と、民主、そうぞう推薦の新人が本部町で競合。本部半島を中心に激しい集票合戦が予想される。各陣営は一万一千票以上を目指す。

 三期目を狙う吉田勝廣氏(63)=与党系無所属=は金武町、恩納、宜野座村の各首長や議員らの支持を集め、強みを発揮。同地域からは吉田氏一人になる見込みで、陣営は引き締めに躍起。国頭や今帰仁村の票掘り起こしが課題だ。

 現職の岸本恵光氏(66)=自民公認=は地元本部町、今帰仁、伊江村を重点地域に、国頭、東、大宜味、伊平屋、伊是名村にも事務所を設けた。本部町議との競合に危機感を募らせる。高良文雄本部町長ら首長の支持を取り付けた。十日の報告会には仲井真弘多知事も駆け付けた。

 新人で本部町議の平良昭一氏(45)=そうぞう、民主推薦=も地元本部町、今帰仁、伊江村が重点地域。革新系立候補予定者の出馬見送りで、革新地盤の今帰仁、大宜味村でも票を掘り起こす。保守・革新ではない政治スタンスを掲げ、若さをアピールする。

7521とはずがたり:2008/06/11(水) 01:14:32

選挙区序盤情勢(2)(4月16日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban02.html
うるま市区 定数4
旧石川市での競合焦点

 合併後、初の県議選。石川、具志川、与那城、勝連の旧四市町をそれぞれ地盤にした自民現職三人、野党の新人二人がしのぎを削る。

 旧石川市で競合する現職と新人の動向が焦点。各立候補予定者は後援会を基盤に、地縁・血縁なども頼りに地域を超えた集票を展開する。三千―四千票とみられる公明票の行方も注目が集まる。各陣営は当確ラインを一万千票以上に設定している。

 三期目を目指す伊波常洋氏(57)=自民公認=は、与党県議としての実績を全面的にアピール。同市石川白浜に設けた後援会事務所のほか、具志川支部を立ち上げ、同地区への浸透を図っている。前回の具志川市区で落選した元職の支持者の一部の取り込みも課題になる。旧石川市区で女性の新人が競合することで危機感を訴え、陣営を引き締める。

 現職の仲田弘毅氏(60)=自民公認、一期目=は、旧勝連、与那城町が地盤。中頭郡区からうるま市区に移り、固い保守票の取りまとめに躍起になっている。前回両町から二千票余りを獲得した革新系候補者との競合が解消されたのは好材料。だが、血縁で集票する他候補の切り崩しを警戒する。二十日に具志川支部を設置、集票を強化する。

 旧具志川市を地盤にした照屋守之氏(52)=自民公認、一期目=は後援会を中心に、PTA活動などで培った人脈で支持を拡大させる。最も有権者が多い同市での他候補の取り組み活発化を懸念、票固めを急いでいる。前回県議選のしこりを最低限に抑え、旧具志川市内の与党票獲得が戦略。妻の出身地与勝地区の一部で浸透を図る。

 新人で市議の照屋大河氏(36)=社民公認、社大推薦=は勇退する兼城賢次氏(62)の後継者。旧具志川市の兼城氏の地盤を引き継ぎ、父で衆院議員の照屋寛徳氏(62)の出身地、うるま市内の革新支持層で支持を広げる。母や妻の出身地である与那城地区に支部を設置、社民党県連書記長新里米吉氏(61)が獲得した票の取り込みを目指す。

 新人で市議の山内末子氏(50)=民主公認、政党「そうぞう」推薦=は「うるま市初の女性県議誕生」を強調する。旧石川市で自民現職との集票合戦が激しくなる見込みで、旧具志川市を含む全地域での票上積みが鍵になる。知名度アップを目指し、全地区でポスターや立て看板を設置し、動きは先行する。推薦を受けた全駐労の動きもポイント。

(08県議選取材班)

7522とはずがたり:2008/06/11(水) 01:14:46

選挙区序盤情勢(3)(4月17日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban03.html
沖縄市区 定数5
衆院沖縄3区の縮図

 定数改正で一増になった。五議席を現職二人、新人四人が争う少数激戦の様相。国政に挑戦する現職二人の票の行方が情勢を決する。衆院沖縄3区の縮図ととらえられ、セット戦術の成否が次期衆院選のすう勢を占う結果になりそうだ。当選ラインは若干下がる見込みで、各選対幹部は目標を一万票以下に設定した。

 五期目を狙う嘉陽宗儀氏(65)=共産公認=は旧美里村が地盤。共産支持層、三十三年目を迎えた無料相談所で培った人脈、門中票を柱に態勢を構築する。保険料の年金天引きが始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)廃止や米軍基地の撤去を訴える。地盤や門中が重なっていた自民現職の立候補見送りは好材料。

 金城勉氏(56)=公明公認=は安慶田、泡瀬に選対事務所を立ち上げ、支持拡大を図る。七千―八千票とみられる公明票を固め、親類や企業関係、友人らでつくる支援の会が支持母体。前回は最下位当選で、陣営引き締めに躍起。与党県議の実績をアピールし、海洋都市づくりや子育て支援を訴える。自民新人への票流出を警戒する。

 新人で元市議の桑江朝千夫氏(52)=自民公認=は旧コザ市の中心部を軸に、全域での浸透を目指す。市長選に立候補した知名度を生かし、ベテラン市議らが支援。自民公認の新人が立候補を表明したことで、競合する保守票をどうまとめるかが課題。父の故桑江朝幸元市長から引き継いだ人脈と前回落選した自民元職の票を軸に上積みを目指す。

 新人で市議の照屋馨氏(60)=自民公認=は出馬表明の出遅れをどう挽回するかが鍵。戸別訪問や企業などへのあいさつ回りで認知度アップに力を入れる。同じ会派の市議と、国政を目指す小渡亨県議(55)らが支援。同氏の地盤・泡瀬で票を掘り起こす。県議会副議長を務めた父忠英氏の支援者も応援に駆け付けている。

 初挑戦の市議、仲村未央氏(35)=社民公認=は衆院沖縄3区に出馬する新川秀清氏(71)の後継。秘書を務めた東門美津子沖縄市長(65)の支援を受ける。早朝は市内各地で手を振ってのあいさつ。市議との地元回りを徹底している。同区最年少で唯一の女性候補を強調。市内各地で「世話人会」を設置し、全域での支持獲得を狙っている。

 新人の玉城満氏(49)=社大、政党「そうぞう」、民主、国民新党推薦=は笑築過激団座長などのタレント活動で得た抜群の知名度を駆使し、あいさつ回りを展開する。芸能関係者と連携した無党派層の獲得を中心に、祖父の故大山朝常元市長の支援者や社大支持層への食い込みを図る。沖縄3区の民主党公認候補、玉城デニー氏(48)とのセット戦術も焦点。

(08県議選取材班)

7523とはずがたり:2008/06/11(水) 01:15:00

選挙区序盤情勢(4)(4月18日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban04.html

宜野湾市区 定数3
与野党「2」確保へ熱

 現職二人、元職一人、新人二人が三議席を争う。革新市政の死守を訴える革新陣営が二議席確保を目指すのに対し、保守陣営は市政奪還の布石と位置付ける。衆院沖縄2区の大票田で、現職同士の事実上の一騎打ちが予想される次期衆院選に大きな影響を与えそうだ。野党内部は伊波洋一市長のてこ入れ、与党内部は四千―五千票とみられる公明票の行方に注目が集まる。

 三期目を目指す現職の渡嘉敷喜代子氏(68)=社民公認。地元野嵩を地盤にこれまでの実績を訴える。市内に事務所を持つ衆院2区の社民の照屋寛徳衆院議員(62)の支援を得て、友寄信助元議長の地盤真志喜、大山へ食い込みを図る。女性票獲得が運動の柱。革新系新人への票流出を警戒する。退職教員や全駐労の支持を軸に懇談会に力を入れる。

 二〇〇六年十一月の補選で当選した佐喜真淳氏(43)=自民公認=は本選突破を目指す。「補選の一万五千票余は知事選とのセットによる特殊な事情」として引き締めを図る。地元真志喜や大山で他候補の切り崩しに危機感を募らせる。市議七人が支持。真志喜と中原の事務所を拠点に、戸別訪問、あいさつ回り、朝のあいさつなどで浸透を図る。

 返り咲きを狙う元職の呉屋宏氏(49)=政党「そうぞう」、国民新党推薦。〇七年七月の参院選比例区落選後、市内全域で戸別訪問を徹底、後援会の結束と支持者への理解を図った。前回支援を得た保守系新人の立候補で、票の目減りを懸念。地元喜友名で三氏が競合することで、全域からの票の掘り起こしが課題。青年部は活発化している。

 三度目の挑戦になる元市議の新垣清涼氏(57)=社大推薦=は市職労の支持を基盤に、伊波市長が支援する。陣営内は「次はない背水の陣」と位置付ける。上原に後援会事務所を設け、あいさつ回りや小規模の懇談会を重ねている。月末に激励会を開き、序盤戦の起爆剤にする戦略。地元喜友名での競合が懸念材料。市職労の動きが鍵になる。

 補選に続く挑戦になる元市議の上地安之氏(49)=自民推薦=は公認問題で出遅れたが、「県政与党の二議席確保」をアピールして挽回を図る。補選で獲得した八千百票余からの目減りを抑え、上積みできるかが勝負になる。地元喜友名は競合地区。支持する市議を中心に、大山など票田への切り込みを狙う戦略。企業票の獲得もポイント。

(08県議選取材班)

7524とはずがたり:2008/06/11(水) 01:15:16

選挙区序盤情勢(5)(4月22日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban05.html
中頭郡区 定数5
地盤が競合 混戦必至

 合併に伴い旧与那城、勝連の両町がうるま市区に編入されたため定数は一減。五議席を現職三人、新人五人で争う。同じ町村を地盤にする与野党両陣営が入り乱れて混戦模様。六月の中城村長選、九月の西原町長選とのセット戦術の動向が焦点。革新地盤の中頭郡区で自民の議席回復がなるかも注目される。各陣営は当選ラインを前回並みの八千―九千票台に設定している。

 六期目を目指す喜納昌春氏(60)=社大公認=は、地元である西原町の票固めが生命線とみる。野党現職が同町を地盤に活動を強化したことを受け、前回以上の危機感で取り組む。町内での戸別訪問を精力的にこなし、五期二十年の実績を訴える。社大支持層を軸に全域での浸透も鍵。

 三期目に挑む新里米吉氏(61)=社民公認=は、西原町に選対本部を設置。議会活動を伝えるリーフレットの町内全戸配布に取り組む。出身地である旧与那城町、旧勝連町から得ていた票の目減り分をどう補うかが課題。支持者と危機感を共有し、選挙区全域で得票の底上げを目指す。

 現職の當山眞市氏(64)=公明推薦=は地元読谷村に事務所を構え、村内の保守票や、各町村に広がる公明票の取りまとめに全力を挙げる。前回票を分け合った村内の親類で、現職の革新系候補が勇退したのはプラス材料とみる。自民新人による切り崩しを警戒し、陣営を引き締めている。

 新人で北谷町議の阿波根弘氏(50)=自民公認=は、二〇〇五年の北谷町長選に出馬した知名度で、町内の保守票の取りまとめを図る。青年部や婦人部によるイベントなどで弾みをつけ、保守系候補が不在の西原町、北中城村、中城村で保守層への食い込みを狙う。企業への働き掛けも強化。

 新人で嘉手納町議の中川京貴氏(45)=自民公認=は地元での票固めを急ぐ。自民公認候補の地盤である北谷町を除く他町村で支援拡大を目指す戦略。嘉手納町のほか、西原町、北中城村にも支部を設置し、票田の読谷村でも食い込みを図る。子育て支援策などを訴え、若年層への支持を広げる。

 新人の瑞慶覧功氏(52)=社大推薦、社民支持=は地元北谷町を基盤に、副執行委員長を務める自治労の組織力を生かし、全域で革新票の獲得を目指す。野国昌春北谷町長が選対本部長を務めるほか、十人の町議がバックアップ。自治会単位の懇話会で知名度をアップさせ、浸透を図る。

 新人の読谷村議、仲宗根悟氏(50)=社民、社大推薦=は革新地盤で安定した得票が見込める同村内での集票を最重視。安田慶造村長を後援会長に九人の村議、村職労などが支援する。出身地である宇座地区のほか、十数カ所に支部を設置し、序盤の出遅れを巻き返す考えだ。

 新人で前西原町議の新田宗信氏(44)=民主推薦=は、地元を中心に戸別訪問などを展開。後援会長を務める前北中城村長の喜屋武馨氏の集票力にも期待。推薦を受けた全駐労、連合沖縄など労組の取り組みもポイント。民主推薦の看板をアピールし、全域で浮動票の取り込みを目指す。

(08県議選取材班)

7525とはずがたり:2008/06/11(水) 01:15:32
選挙区序盤情勢(6)(4月23日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban06.html
浦添市区 定数4
候補者乱立で集票激化

 四議席を五候補で争った前回の少数激戦から情勢は一転、八人が立候補を表明し、候補者乱立の激戦区。地域や郷友会での競合が相次ぎ、厳しい集票合戦が繰り広げられている。前回落選した元職の保守票の行方も注目が集まる。結果は来年二月の浦添市長選の動向にも大きな影響を与える。

 四期目を目指す池間淳氏(58)=自民公認=は出身の宮古郷友会の票を基盤に、地元勢理客、内間を中心に支持拡大を図る。宮古出身の前市議の立候補に危機感を打ち出し、「仲井真県政の与党の過半数維持に欠かせない議席」と訴え、宮古郷友会票や自民支持層の票固めに躍起。宮古出身者を含む市議四人が支持。

 現職の前島明男氏(65)=公明推薦=は三期目を目指し、公明、学会支持の厚い支援を受け、議席堅持をアピール。地元の伊祖を中心にした地域の票を掘り起こし、奄美郷友会で票上積みを図る戦略だ。公明市議四人に、他市町村の公明議員が全面支援。長年勤務した建設業界や市民部長時代に培った人脈で浸透を図る。

 二期目の鬼門突破を目指す赤嶺昇氏(40)=民主公認=は牧港、港川を地盤に「子育て世代」代表を強調、無党派層獲得に取り組む。他陣営の切り崩しを警戒、昨年十月から街頭活動を開始した。戸別訪問の徹底や県政報告ビラを全戸配布で実績を訴えた。活発な青年部の動き、全駐労、沖縄電力労などの支持が好材料。

 新人で市議の当山勝利氏(45)=社大公認、社民推薦=は今期限りで勇退する当山全弘氏(73)の後継候補。地元大平を中心に、市東部が主な地盤。市職労支持を受け、社大、社民の統一候補の位置付けで両党の革新支持層が柱になる。義父の全弘氏の支持者をまとめ、知名度アップによる支持拡大が課題。

 共産新人で市議の西銘純恵氏(57)=共産公認=は共産支持者を基に、無料生活相談所や内間、勢理客などの地元支持を中心に票獲得を図る。街宣カーで全域を回り、後期高齢者医療制度の廃止や国保税の負担軽減、軍港移設反対などを訴える。同市区で唯一の女性候補として女性票へ浸透を図る。無党派層獲得が課題。

 保守系無所属の新人で市議の又吉謙一氏(55)は勢理客を地盤に、市議六期で得た支持組織を軸にした態勢で臨む。宮城や仲西、屋富祖などに地域を広げ票を掘り起こし、小湾、北部の郷友会票対策を強化する。四市議が支持。前回落選した元職の支持基盤が保守系新人同士で競合。元職が得た票の取り込みがポイント。

 保守系無所属の新人で市議の又吉正信氏(54)は市議四期目で県議初挑戦。城間を地盤に港川などの周辺地域での戸別訪問やあいさつ回り、朝の手振りなどの地域対策を徹底している。知名度アップが混戦を抜け出す鍵。前回落選した元職が同じ城間出身だけに、元職の獲得票をどれだけ固められるかが焦点になる。

 前市議で新人の亀川雅裕氏(55)は、仲井真県政に対して中立的な立場を標ぼうする。出身の宮古郷友会票をめぐり、自民現職との厳しい攻防戦が予想される。浦西団地内に後援会事務所を立ち上げ、出遅れの挽回に総力を挙げる。浦西地区を中心に市東部が社大新人と競合。建設業界の支持取り付けに力を入れる。

(08県議選取材班)

7526とはずがたり:2008/06/11(水) 01:15:43
選挙区序盤情勢(7)(4月24日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban07.html
那覇市区(上) 定数11
過半数の攻防が焦点に

 定数一一に十六人が立候補を表明、各陣営が県議選全体の大勢を決する最重要区に位置付け、総力戦を展開する。与党が過半数を制するか、野党中立が優位を保つか―が焦点。二度にわたってトップ当選を果たし、国政を狙う自民現職や、勇退する野党議員の票の行方が情勢を左右する。十一月の那覇市長選への影響は必至だ。各陣営ともに当選ラインは一万票とみている。

 五期目を目指す具志孝助氏(63)=自民公認=は地元小禄を地盤に、市議、県議の三十年余りの政治活動で培った人脈をフル稼働させる。地元小禄で「そうぞう」現職が競合。企業票では自民候補が切り崩しを警戒し、危機感を募らせる。戸別訪問や地域懇談会、あいさつ回りを徹底。旧那覇、真和志で浸透を図る。

 四期目を目指す浦崎唯昭氏(64)=自民公認=は前島に後援会本部を設け、旧那覇地区出身の唯一の候補として、地元の泊を中心に戸別訪問やあいさつ回りなど集票を活発化させている。松川にも事務所を立ち上げ、与党候補が空白になった真和志地区の支持を広げ、首里地区の保守票取り込みを狙う。

 糸洲朝則氏(60)=公明公認=は四期目の当選を目指した選挙。後援会事務所を古島に設置。公明、創価学会の組織力を基盤に、泊や首里、新都心地区などで票を掘り起こす。戸別訪問など地域への浸透を徹底させている。出身地の多良間郷友会、長年勤務した建設業界の企業票を柱にした個人票で票の上積みを目指す。

 二期目の鬼門突破を掲げる上原章氏(52)=公明公認=は、小禄や真和志、旧那覇の一部などを地盤に、地域をくまなく回る運動を展開。与儀の事務所を拠点に、主要交差点での朝の手振り、戸別訪問やあいさつ回りなどに力を入れ、企業の朝礼参加で新たな支持層開拓を狙っている。北部の郷友会票の取り込みも課題。

 返り咲きを目指す元職の翁長政俊氏(58)=自民公認=は県議二期をはじめ、参院選出馬、那覇市収入役などで得た知名度を生かし、支持基盤を強化。八年ぶりの県議選に泉崎や壺川、古波蔵など地盤をてこ入れ。社大現職と競合する八重山郷友会票がポイント。大手企業グループの支援を受け、組織選挙を展開する。

 新人で市議の山川典二氏(53)=は市議三期を支えた後援会を軸に、出身地の伊是名、伊平屋の郷友会票を固める戦略。元NHKアナウンサーのキャリアを生かして有権者との触れ合いに重点を置き、街頭活動に取り組む。与儀に事務所を置き、国場や壺屋、寄宮などの真和志の南部地区で地域票を掘り起こす。

 新人で前自民党県連事務局長の仲松寛氏(45)=自民公認=は保革を超えた政治を標榜する「紫男」のイメージ戦略で知名度アップを図る。泊に後援会事務所に設置。辻の宮古同志会事務所を拠点に同郷友会票獲得を目指す。父親の出身地旧下地町を皮切りに、各郷友会で総決起大会を開催。企業票対策も強化する。

(08県議選取材班)

7527とはずがたり:2008/06/11(水) 01:15:56
選挙区序盤情勢(8)(4月25日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban08.html
那覇市区(下) 定数11
首里地区で革新票競合

 立候補予定者十六人のうち、野党・中立は九人が出馬を表明した。労組や後援会を中心とした組織票に加え、無党派層への支持拡大もポイント。首里地区では現職と新人の計四人が競合、革新票をめぐりしのぎを削る。

三期目を目指す狩俣信子氏(66)=社民公認=は首里石嶺町に事務所を設置した。同地区の那覇市議と連携し、地域票の取りまとめを強化。出身地の宮古郷友会や高教組委員長時代からつながる労組OB有志らの活動も集票の柱。来月十八日の政談演説会に福島瑞穂党首を招き勢いをつけたい考え。

 二期目を狙う比嘉京子氏(57)=社大公認=は同党副委員長の糸数慶子参院議員、那覇市議らと連携。社大支持層を軸に票を固めるとともに、首里地区を中心に地域票を掘り起こす。出身の八重山郷友会の有志に協力を求めるほか、大学講師の経験を生かし、教育や医療、福祉の格差是正を訴えていく。

 現職の前田政明氏(60)=共産公認=は共産新人と市内を二分し、旧那覇、小禄、真和志地区を地盤に集票活動を展開する。街頭演説や十人前後のミニ懇談会などでは、後期高齢者医療制度の撤廃など、党の主張をアピール。共産支持層を手堅くまとめ、党派を超えた集票活動をいかに図るかが二期目の鬼門突破の鍵。

 現職の當間盛夫氏(47)=政党「そうぞう」公認=は、同党代表で那覇市を中心とする衆院沖縄1区選出の下地幹郎衆院議員の後援会が全面的にバックアップする。下地氏の出身である宮古票への切り込みも狙う。地盤の小禄地区での戸別訪問や企業回りで地域票を固め、陣営の集票活動を引き締める。

 新人で市議の崎山嗣幸氏(60)=社民公認=は、県議を四期務めた平良長政氏(64)の後継候補。市職労など労組の組織票を基盤に、国場などの真和志地区、親類や門中が住む首里地区で展開する。妻の出身地・大宜味村の郷友会票、平和運動センター議長で築いた知名度を生かし票の上積みを図る。

 新人の市議、渡久地修氏(55)=共産公認=は衆院沖縄1区候補になった外間久子氏(70)の後継。地元の首里を中心に国場、仲井真の真和志地区や新都心地区などで地域票を掘り起こす。共産支持層を基軸に後期高齢者医療廃止、社会保障の充実などを訴え、街宣や戸別訪問、懇談会に力を入れる。

 新人で市議の上里直司氏(35)=民主公認=は連合沖縄の推薦を受け、労組を軸に基盤を固める。朝夕は久茂地や安里などの主要交差点や大型商業施設などで街頭演説を行い、無党派層の取り込みも狙う。父親の出身地である本部郷友会、卒業した開邦高校の同窓生らにも支援の輪を広げていく考え。

 新人で元県職員の仲村千恵子氏(64)=無所属=は、民主公認で出馬した二〇〇六年の宜野湾市区補欠選に続き二度目の挑戦。出身の金武郷友会の有志が集票活動の中核を担う。曙に拠点を置き、新都心や小禄地区などで戸別訪問。保革にとらわれない政治勢力の実現を主張し無党派層を喚起する。

 新人で会社役員の屋良朝助氏(56)=無所属=は出身地の安里に事務所を構えるが、活動は出遅れ気味。組織づくりを含め、今後の巻き返しが課題。〇六年の知事選に立候補した経験を生かし、活動の軸となる街頭演説では道州制での沖縄単独州の実現や観光入域税の導入などを訴え、無党派への浸透を目指す。

(08県議選取材班)

7528とはずがたり:2008/06/11(水) 01:16:12
選挙区序盤情勢(9)(4月29日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban09.html

島尻郡区 定数3
久米島票の動向が焦点

 与党現職が三議席を独占していたが、自民現職の仲里利信議長(71)と公明県民会議の内間清六氏(66)が勇退。現職一人、元職一人、新人三人が立候補を表明した。各氏は地盤を固めながら、他陣営の切り崩しを図る。内間氏勇退で、久米島町などの離島票と公明支持層の動向が焦点になる。

 二期目の鬼門突破を目指す新垣良俊氏(59)=自民公認=は出身の八重瀬町での集票を最重視。中村信吉町長が後援会長を務め、町議十人を中心に票固めに取り組む。上滑りを警戒し、戸別訪問や地域懇談会で有権者との対話を心掛ける。

 返り咲きで四度目の当選を目指す元職の大城一馬氏(60)=社大公認、社民推薦=は地元与那原町を固め、他町村への浸透を図る。古堅國雄与那原町長らの支援で「町民党」を強調。革新系新人との競合を警戒しつつ社大の議席回復を訴える。

 新人で南風原町議の宮城清政氏(53)=自民推薦=は仲里利信議長の後継。同議長、後援会長を務める城間俊安南風原町長の地盤である兼城、津嘉山地区での票固めがポイント。与那原町、久米島などの票田で保守票の取り込みが課題になる。

 新人で八重瀬町議の新垣安弘氏(52)=民主公認=は旧東風平町を地盤に票の掘り起こしに全力。八重瀬町長選のしこりで現町長に批判的な勢力を基盤に、七人の町議が支持。保革を超えた支援が鍵。南風原、与那原両町では無党派対策を徹底。

 新人で南風原町議の神里良光氏(61)=社民、共産推薦=は町内十九カ所の支部を拠点に浸透を図る。町長選出馬の経験を基に集票活動を展開。町職労の支援を受け、出身の南部農林高人脈も活用。投票率アップが鍵とみて、運動を強化する。

豊見城市区 定数2
野党競合で集票激化
 現職一人、新人二人の三つどもえの構図。県議会最多七期の当選を重ねた自民の外間盛善前議長(70)の勇退を受け、与党の継承がポイント。野党競合により集票合戦は激化しそうだ。

 二期目を狙う当銘勝雄氏(67)=社民、社大、民主、政党「そうぞう」推薦=は集票の柱となる後援会や労組の組織票を着実に固める。「反自公」のスタンスで、無党派を含め支持拡大を目指す。両新人候補の切り崩しを警戒。支援者に危機感を訴え、引き締める。

 新人で市議の島袋大氏(35)=自民公認、公明推薦=は外間盛善氏の後継。外間氏や金城豊明市長がバックアップ。市議十一人の支援を受けて戸別訪問に取り組み、知名度アップを目指す。市政と県政をつなぐパイプ役として与党議席の確保を訴え、支持を広げる。

 新人で共産党県常任委員の真栄里保(51)=共産公認=は街宣活動を軸に医療・福祉の政策課題を訴える。市議五人と連携し、後期高齢者医療制度の廃止などを求める署名運動を展開。出身地の宮古の郷友有志らも支援。共産支持層に加え、幅広い浸透がポイント。

南城市区 定数1
無投票の公算
 佐敷、玉城、大里、知念の四町村が合併し新設された選挙区。定数改正で一減となり、自民現職の嶺井光氏(57)と親川盛一氏(66)で候補者調整が行われた結果、嶺井氏に一本化された。ほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。嶺井氏は旧玉城、旧大里の両村に事務所を設置。十六市議と連携し、懇談会などを徹底している。

(08県議選取材班)

7529とはずがたり:2008/06/11(水) 01:16:52
>>7520-7529

選挙区序盤情勢(10)(4月30日朝刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/2008kengisen/jyoban10.html
糸満市区 定数2
市長選絡み支持者交錯

 二議席を現職、元職、新人の与野党四氏が争う。現在、与党が二議席を独占しているが、上原賢一氏(61)の勇退で情勢は変化。同氏の地盤である糸満地域での集票をめぐり、しのぎを削る。同日投開票の市長選との絡みで支持者が交錯し、流動的な要素もはらむ。

 現職で五期目を狙う新垣哲司氏(58)=自民公認=は四期の実績をアピールし、票固めに取り組む。水産研究センターの早期移転など地域密着の政策を訴え、全域で支持拡大を図る。出身の三和地域など農村地域で競合する新人の動きを警戒し、陣営を引き締める。

 返り咲きで二期目の当選を目指す玉城ノブ子氏(61)=共産公認=は、出身の糸満地域と市議時代に地盤を築いた西崎地域を中心に集票を強化。街宣では後期高齢者医療制度の廃止や中学校までの医療費無料化などを訴え、若年層から高齢者まで幅広い支持を目指す。

 新人で前市収入役、前糸満観光農園社長の山城勉氏(60)=無所属=は、出身地である三和地域などを基盤に農村部から運動を展開している。保守系無所属で県政与党の立場を強調する。上原賢一氏の地盤だった糸満地域での上積みを課題として集票を強化する。

 新人で会社代表の玉城耕一郎氏(31)=民主、国民新党、政党「そうぞう」推薦=は街宣活動などを中心に若さをアピールし、無党派層を喚起する戦略。道路特定財源の暫定税率廃止、後期高齢者医療制度の廃止、プロ野球キャンプの誘致などの政策で浸透を図る。

宮古島市区 定数2
三つどもえ集票合戦
 宮古島市の誕生に伴い、平良市区と宮古郡区が合併した選挙区。現職、元職、新人の三つどもえだが、三氏とも旧平良市出身で宮古高校の同期生とあって、地縁が絡み合い、集票合戦は激しさを増している。旧町村での支持拡大が鍵を握る。

 現職で二期目を目指す奥平一夫氏(58)=社民、社大推薦=は、後援会長の伊志嶺亮宮古島市長や革新系市議、労組と連携し、地域票の取りまとめを強化。下地島空港の平和利用などを訴える。他候補の切り崩しを警戒、引き締めに躍起だ。

 元職で二期目の当選を狙う坂井民二氏(58)=政党「そうぞう」、国民新党推薦=は、「そうぞう」の市議や若手経営者らが支援。後援会長は中尾英筰宮古島商工会議所会頭。全旧市町村に支部を設置、元首長らを中心に幅広い集票を目指す。

 新人で元団体職員の座喜味一幸氏(58)=自民公認=は、勇退する自民の砂川佳一氏(64)の支持基盤を継承。農林水産業と観光をリンクさせた活性化を主張。旧市町村すべてに支部を構え、保守系市議、元首長や元県議らと知名度アップを図る。

石垣市区 定数2
無投票の公算
 二議席に対し、現職与野党二氏のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。ただ、出馬が取りざたされる市議らがおり、なお流動的な要素が残る。

 現職で三期目を目指す高嶺善伸氏(57)=社民、社大、民主推薦=は革新系市議、労組らが支援。後援会長には仲野英則前川平公民館長が就く。

 二期目を狙う辻野ヒロ子氏(64)=自民公認=は党県連女性局長としての実績を強調。仲井真弘多知事、党県連の支持を背景に基盤を固める。

(08県議選取材班)(おわり)

7530とはずがたり:2008/06/11(水) 01:51:05
>>7512
那覇市…民主が取り過ぎ。自民の共倒れがあったにせよ最下位と次点の候補者をもうちと引き上げられてたかも知れぬ。浦添でも然り。浦添では自民系0に出来そうだっただけに惜しかった。
まぁこれらは自民系無所属乱立が前提であるのでどうしようもない部分がある。
併し南城市の無投票当選は頂けない。次回の奮起が望まれる。

沖縄市は次回の3区の縮図>>7522とされたようだが多党化ぶりは殆ど都議選の様相。
市長を抑えトップ当選の社民は爺さん候補であるが民主デニーもやや苦しいか。
2区照屋氏とのバーターに持っていきたい所。

保革でない第3極路線
名護・糸満・中頭→惨敗
宮古島→惜敗
国頭→革新が候補見送る中,当選

そうぞう・国民新推薦候補は宜野湾・名護で落選している。此処で民主の推薦があったらどの程度上乗せされてたか要検討。下地の民主への協力要請にも繋がってくるかも知れぬ。

7531やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/11(水) 01:58:13
>>7530
逆に、若い候補が望まれる傾向にあるとも言えると思います。>沖縄市
今回の選挙は、全県を通じて本土化が進んだという印象です。

7532とはずがたり:2008/06/11(水) 11:52:53
>>7531
>全県を通じて本土化が進んだという印象です。
確かになんとなくそんな傾向も浮かび上がってきましたが,保守勢力の併存や民社系労組への存在感と未だ未だ10年程前の青森・石川・富山並の印象です。革新が強いという面は全然違いますけど。

7533名無しさん:2008/06/11(水) 21:58:46
>>7530
そうぞう(=下地)の影響の強い候補は多分第三極候補ではなく、保守系と有権者には見なされたのだと思います。
浦添市の亀川氏や名護市の屋部氏は市議として地元での活動実績を見られていましたし、宮古島市の坂井氏は元職ですからなおさらです。
宜野湾市については県議補選で民主党が(今回無所属で那覇市から出た)仲村千恵子氏を擁立して新垣清涼氏の足を引っ張った末に共倒れし、強く批判されたのが相当応えたのでしょう。今回民主党は呉屋氏ではなく新垣氏の推薦に回っていました。

総論的には、第三極に立とうとしても機会主義に見える立ち位置では駄目だったということかも知れません。
民主党は非自公をより明確にすることでニーズを獲得することができたということでしょう。沖縄社会大衆党の支持層まで食い始めてしまっていますが。

7534やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/12(木) 01:57:33
那覇市選挙区  【定数 : 11 / 立候補者 : 16 】

総数・ 8%増・ 95百増
自民・30%減・143百減
公明・11%増・ 26百増
社民・ 2%減・  4百減
社大・ 5%減・  4百減
下地・ 9%増・  8百増
共産・ 5%増・  8百増

民主・183百 

組織型革新政党は微増減に留まる。
公明は増加で自民流出票の一部を吸収する。
民主の得票は、自民(前回無所属の国場も含む)からの吸収と投票率増加による新規票によるもの。

7535とはずがたり:2008/06/12(木) 10:15:23
>>7533-7534
解説感謝です。

沖縄の有権者はそうぞうに対しては(そうぞうの保守でも革新でもないと云う主張をそのままには受け容れず)"非自民保守"以外の明確な軸を求めた感じでしょうか?
民主が郵政選挙の時の小泉自民みたいに新規層を開拓出来たとするなら都市部と田舎部の違いはありましょうが,そうぞうの民主への接近と(沖縄での)第3極形成への一つの追い風となるかも知れません。
取り敢えず沖縄では民主やそうぞうが中心となって革新でもない自公でもない第3極の形成が課題であるように思うのでちょいと期待。。

それにしても社民と社大の支持層の違いってどうなってるんでしょうかねぇ。。旧総評系労組は社民の様ですけど労組票だけではない様ですし。

あと,この与党への逆風下で「公明が自民支持層の一部を吸収して増える」って構造があんまピンと来ない感じがするんですけど,例えば国交相繋がりで土建屋の一部に公明を支援する動きとか,田舎部で公明推薦の代わりに地縁血縁でその地区から那覇へ出てきた人が公明候補に投票する動きとかあったんでしょうかね。

7536名無しさん:2008/06/12(木) 23:56:52
「護憲」団長に新里氏/県議会野党会派 多数派づくり激化
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806121300_04.html

 県議会内で多数を占めた野党各会派は十一日までに選挙後の初会合を開き、会派調整や代表選任などの協議を始めた。複数の推薦を得た当選者への働き掛けも強まり、野党内の多数派づくりは激しくなっている。

 護憲ネットは十一日、現職四人、新人四人が県議会で初会合を開き、県議団長に新里米吉氏を選んだ。野党第一会派を維持する見込みで、新里氏は「第一会派として各会派の意見をまとめ、結束を高めたい」との意向を示した。社大(当選者二人)と、革新系無所属の当選者三人で構成する「結の会」も十一日、協議。共産推薦を得た当選者もおり、社大の比嘉京子書記長は「慎重に協議を重ねて結論を出したい」と述べた。

 民主党県連は九日に当選者四人が協議し、民主会派結成で合意している。

 注目されるのは、政党「そうぞう」公認の當間盛夫氏と国頭郡区当選の平良昭一氏、沖縄市区の玉城満氏ら。会派構成は週明けにも決着する。

 議長、副議長の人選は「白紙状態」(野党会派幹部)。野党内では、護憲ネット幹事長の高嶺善伸氏、最多当選の玉城義和氏(無所属)、社大の大城一馬氏らが有力視されている。

7537やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/15(日) 10:42:59
新人2人が一騎打ち-12年ぶり選挙戦【御所市長選】  (2008.6.2 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/080602/all080602b.shtml

   任期満了に伴う御所市の市長選挙と市議補欠選挙(欠員1)は1日、告示された。注目の市長選は酒販店経営の東川裕氏(46)=無所属=と元県議の上村庄三郎氏(63)=同=の2人が立候補を届け出て、予想通り新人2人の一騎打ちによる選挙戦に突入した。前回、前々回と無投票だったので選挙戦は12年ぶり。選挙初挑戦の若手とベテラン政治家の対決となった。財政再建、活性化など市政の課題をめぐって争われる。一方、市議補選は党総支部役員の杉本延博氏(37)=民主=と大学講師の神橋園子氏(34)=無所属=の2人が出馬した。

7538やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/15(日) 10:45:45
12年ぶり新顔対決/御所市長選
2008年06月02日
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000806020002

 ■財政の再建急務
 御所市長選と市議補選(被選挙数1)は1日、告示された。市長選は、ともに無所属で新顔の酒販店経営の東川裕氏(46)と運輸会社社長の上村庄三郎氏(63)の2人が、市議補選には民主党と無所属の新顔2人が立候補を届け出た。同市長選は無投票当選が2回続き、選挙戦は12年ぶり。多額の累積赤字解消が最大の課題で、両候補とも第一声で財政再建を強く訴えた。投票は8日あり、即日開票される。
 東川候補は、JR御所駅近くの選挙事務所で午前9時から出陣式。支持者ら約600人(陣営発表)が集まった。奥野信亮・自民党衆院議員や同党県議らが顔をそろえ、同候補の清新さや町づくりへの熱意を評価するあいさつが続いた。奥野氏は両候補が同氏の後援会に属していたことを受け、「1人を選ぶのが政治家の責任。今の御所市に必要なのは東川候補」と述べた。
 上村候補は、御所市池之内の選挙事務所で午前9時半から出陣式を開き、支持者ら約1千人(陣営発表)が集まった。市が厳しい財政状況にある中、市議、県議を25年務めた同候補の豊富な経験を強調するあいさつが目立った。吉川政重・民主党県第3区総支部長や森山賀文・同党県議らも応援のあいさつ。元自民党県議に民主党が肩入れした形となった。
 両候補ともマニフェストをつくったが、具体的な数値目標は少ない。

 東川候補は「公正、情報公開、住民参加」の基本姿勢を掲げた。「『オレらの御所を』ではなく、『オレらで御所を』が大切」と住民参加を特に強調する。
 上村候補は地方自治の透明性や都市基盤の整備など八つの約束を掲げた。第一声の大半は財政再建に費やし、第2の夕張にしないことを訴えている。

 ◎東川 裕 46 無新 「行政経験なさ”武器”に」
 財政再建は誰が市長になってもやらなければならない。私のことを素人だとか、行政経験がないとか言われるが、それが武器だ。だからこそ思い切ったことができる。現市長がぞうきんをしぼったけれど、もっとしぼらせてもらう。市制50周年だが、先人の熱い思いが忘れられている。国におんぶにだっこではだめだ。自分たちでこの御所をつくろう。やろうよ、御所。私は先頭に立って旗を振っていく。

 ◎上村 庄三郎 63 無新 「給与見直し税滞納解消」
 市の財政は深刻だ。このままでは確実に夕張と同じく沈没するが、誰かが財政再建をしなければならない。3カ月熟慮した結果、市長給与のさらなる3割カット、職員の適正な配置と給与の見直し、税金滞納を解消するシステム構築の三つの柱を立てれば、再生出来る確信を持った。京奈和道の建設もどんどん進んでおり、この3、4年の瀬戸際を越えれば、夢も希望もある街になる。財政再建のため、全力全霊であたりたい。

7539やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/15(日) 10:47:03
御所市長選:東川裕氏が初当選 奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080609k0000m010076000c.html

 御所市長(奈良県)8日投開票。酒販店経営の東川裕氏(46)が初当選。元県議の上村庄三郎氏(63)を破る。投票率は62.06%。

 確定得票数次の通り。
当8462 東川  裕=無新<1>
 7446 上村庄三郎=無新

7540とはずがたり:2008/06/15(日) 14:12:21
>>7537-7538

議員板奈良スレより

885 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/06/09(月) 20:08:52 ID:Op7EqFGs
御所市長選は奥野がバックについた東川の勝利。民主票を加えたかった上村は思うようにいかず敗戦。

市議補選は、神橋が奥野会の支援を受けて有利な展開に持ち込みたかったものの、出遅れが響いたのか票が伸びず、民主杉本に軍配。


奥野の力にも陰り見えたか?

とは板生駒スレより
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/33

7541とはずがたり:2008/06/15(日) 20:15:53

山口県知事選 民主、候補擁立を断念 「県民におわび」
http://www.asahi.com/politics/update/0614/SEB200806140005.html?ref=rss
2008年6月14日19時50分

 民主党山口県連は14日、山口市内で幹事会を開き、8月3日投開票の同県知事選に候補を擁立することを断念。党員を拘束しないことを申し合わせた。同知事選には自民、公明両党の支援で4選を目指す二井関成氏(65)と、共産が推す元県労連議長福江俊喜氏(67)が立候補の意向を表明しており、一騎打ちの構図がほぼ固まった。

 民主県連代表の平岡秀夫衆院議員は幹事会後の記者会見で「候補者擁立など、統一した対応ができる状況をつくれなかった。県民に深くおわび申し上げたい」と述べた。

 同党は前々回、前回の知事選では二井氏を推薦したが、4選以上の知事候補の推薦を禁じる党内の決まりに従い、今回は推薦しないことを県連は決めていた。独自候補の擁立論もあったが、最大の支持組織である連合山口は二井氏の推薦を決めており、県連内で意見が割れていた。

7542とはずがたり:2008/06/15(日) 20:22:20
<北関東>群馬県

>元自民党県議の秋山一男氏や前民主党県連事務局長の長沼広氏が出馬を表明している
のか〜。

選挙:太田市長選 清水市長が出馬宣言 衆院選転向やめ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080612ddlk10010237000c.html

 太田市の清水聖義市長は11日、市議会の一般質問で「大泉町との合併は自分の手で成し遂げたい」と答弁し、来年4月16日に任期満了を迎える同市長選に、事実上の出馬を宣言した。上村信行氏(新太田クラブ)の質問に答えた。同市長選には、元自民党県議の秋山一男氏や前民主党県連事務局長の長沼広氏が出馬を表明しているが、一時は衆院選出馬を表明した清水市長の「戦線復帰」で、一気に先行き不透明となった。

 清水市長は「衆院と大泉町との合併を比べると、私にとっては合併の方が大きい。衆院出馬宣言では大勢の市民にご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝。「これからは合併一本に絞り、市議会や市民の協力を得て新市づくりに努めたい」と答弁した。

 清水市長は昨年末、「次期市長選には出馬せず衆議院を目指す」と宣言。市議会保守系議員団もバックアップしてきた。

 しかし、3月の市内経済界との会談で大泉町との合併が急浮上、同町議会が合併特別委員会を設立、市議会も委員会を設けるなど合併が現実味を帯びてきた。両市町は7月上旬に任意合併協議会を太田市役所内に設け来年度中の合併を目指す。

 また、太田市を含む衆院群馬3区の現職、谷津義男氏(自民)との調整が進まなかったことも、今回の発言の背景にあるとみられる。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年6月12日 地方版

7543やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/16(月) 00:45:12
松山氏が初当選 福知山市長選 現職高日氏ら破る
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061500135&genre=A2&area=K00

 任期満了に伴う福知山市長選は15日投開票され、元京都府教育次長の松山正治氏(70)=無所属=が、現職の高日音彦氏(68)=無所属・自民党、公明党推薦、民主党京都府第五区総支部支持=、共産党中丹地区委員会副委員長の大槻公一氏(54)=共産党公認=を激戦の末に破り、初当選した。同市で助役経験者以外の市長誕生は54年ぶり。

 三和、夜久野、大江の旧3町との合併後初の選挙。市立市民病院をめぐる汚職事件の真相解明と再発防止、大型事業の是非、地域活性化を主な争点に舌戦が繰り広げられた。

 松山氏は教師時代の教え子らによる支援団体を中心に訴えを広げる地道な選挙戦を展開。汚職事件の徹底糾明や「住民参加型の市政への転換」を呼び掛け、支持を広げた。

 高日氏は1期目の実績を訴えたが、汚職事件への批判などが影響し、及ばなかった。大槻氏も立候補の出遅れなどが響いた。

 当日の有権者は6万4689人。投票率は58・82%。

 ▽開票結果 (選管最終)

 当 15、907 松山 正治 無新
   15、487 高日 音彦 無現
     6、259 大槻 公一 共新

 ・松山 正治氏(まつやま・まさじ) 京都府福知山市出身。東京農業大卒。福知山高教諭、府立海洋高校長、府教育次長など歴任。元市体協会長。日本ソフトボール協会副会長。70歳。福知山市川北。

7544とはずがたり:2008/06/16(月) 01:35:21
>>7543
こんなことがあったんですねぇ。。
市長が直接関わった訳ではないのかもしれませんけど相乗りして負けるなんて民主党も見る目ないのかねぇ。
こんな高齢でも勝てるのか。不祥事の追い風参考記録か。

福知山市幹部ら再逮捕 病院建て替えめぐる汚職事件
2008.2.15 13:44
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080215/crm0802151344016-n1.htm

 京都府福知山市の市民病院建て替え事業をめぐる汚職事件で、府警捜査2課などは15日、別の業者から接待を受けていたとして、収賄容疑で市土木建築部室長、芦田勲被告(57)=収賄罪で起訴=を再逮捕。贈賄容疑で同市の団体職員、山口純資容疑者(48)を再逮捕するとともに、新たに同市の「芦田総合建設」社長、芦田克弘(37)と兵庫県丹波市の水道工事会社「双葉」副社長、角田健(51)の2容疑者を逮捕した。

 調べでは、芦田容疑者は平成18年8月〜19年12月、市発注事業で便宜を図る見返りに、角田容疑者らから石川県内の温泉旅館で計数十万円分の接待を受けた疑い。

京都府警、福知山市幹部を1000万円の収賄容疑で逮捕
2008.1.22 12:20
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080122/crm0801221221016-n1.htm

 京都府福知山市の市民病院建設をめぐり、業者に便宜を図った見返りに現金1000万円を受け取ったとして、府警捜査2課などは22日、収賄容疑で当時の市病院建設室長、芦田勲容疑者(57)を逮捕。贈賄容疑で「芦田総合建設」(同市)監査役、山口純資容疑者(48)ら2人を逮捕した。

 調べでは、芦田容疑者は平成18年12月中旬、病院の立体駐車場設計などの発注をめぐり便宜を図った見返りに、山口容疑者らから現金約1000万円を受け取った疑い。

7545とはずがたり:2008/06/16(月) 18:39:15
<沖縄県議会>08年任期満了時の会派
http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf?OpenDatabase&Start=1
氏名 会派 選挙区

赤嶺  昇 維新の会 浦添市
安里  進 自民党 名護市
新垣 良俊 自民党 島尻郡
新川 秀清 護憲ネットワーク 沖縄市


池間  淳 自民党 浦添市
糸洲 朝則 公明県民会議 那覇市
伊波 常洋 自民党 うるま市


上原  章 公明県民会議 那覇市
上原 賢一 自民党 糸満市
内間 清六 公明県民会議 島尻郡
浦崎 唯昭 自民党 那覇市


奥平 一夫 社大・結連合 宮古島市
小渡  亨 自民党 沖縄市
親川 盛一 自民党 南城市


兼城 賢次 護憲ネットワーク うるま市
嘉陽 宗儀 共産党 沖縄市
狩俣 信子 護憲ネットワーク 那覇市


岸本 恵光 自民党 国頭郡
喜納 昌春 社大・結連合 中頭郡
金城  勉 公明県民会議 沖縄市


具志 孝助 自民党 那覇市


國場 幸之助 自民党 那覇市


佐喜真 淳 自民党 宜野湾市


新垣 哲司 自民党 糸満市
新里 米吉 護憲ネットワーク 中頭郡


瑞慶覧 朝義 社大・結連合 中頭郡
砂川 佳一 自民党 宮古島市


平良 長政 護憲ネットワーク 那覇市
�鯽罅〜運� 護憲ネットワーク 石垣市
玉城 義和 無所属 名護市


辻野 ヒロ子 自民党 石垣市


照屋 守之 自民党 うるま市


當間 盛夫 維新の会 那覇市
当銘 勝雄 護憲ネットワーク 豊見城市
當山 眞市 公明県民会議 中頭郡
当山 全弘 社大・結連合 浦添市
當山  弘 護憲ネットワーク 中頭郡
渡嘉敷喜代子 護憲ネットワーク 宜野湾市


仲里 利信 自民党 島尻郡
仲田 弘毅 自民党 うるま市


比嘉 京子 社大・結連合 那覇市


外間 盛善 自民党 豊見城市
外間 久子 共産党 那覇市


前島 明男 公明県民会議 浦添市
前田 政明 共産党 那覇市


嶺井  光 自民党 南城市


吉田 勝廣 無所属 国頭郡

7546とはずがたり:2008/06/17(火) 04:57:09
結構大分裂したけど今どうなってたんでしたっけ?参院選を前に少しは合流できたんでしたjっけ?

内田県議長が会派離脱へ
無所属で議会改革推進
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080612-OYT8T00973.htm

 県議会の内田健議長は12日、所属する最大会派「自由民主党」から離脱して「無所属」になる意向を固めた。近く会派変更届けを議長本人に提出し、手続きを行う予定。

 内田議長は昨年3月に議長に就任。予算特別委員会の導入など議会改革を進めてきた。当選3回の議員で任期中に議長職をたらい回しにしてきた慣例を破り、2月定例会で続投を表明していた。会派離脱について「議長は会派に拘束されずに公平、公正、中立に議会運営をしなければならない」と議会改革の一環であると説明している。

 議長の会派離脱は国会の衆参両院では慣例になっているが、都道府県議会では珍しいという。24日に開く初の議長の定例記者会見と併せて「議長の無所属化」を定着させたい意向だ。

 議長職を巡っては、慣例を踏襲したい「自由民主党」が今なお「交代すべき」と主張している。しかし、ほかの主要会派が内田議長の改革路線を支持していることに加え、議長が無所属になることで「自由民主党」の影響力が弱まるため、そのまま内田氏が続投する見通しだ。内田議長は「費用弁償の見直しなど残された課題に道筋をつけるまで責任を全うしたい」としている。「自由民主党」の深沢登志夫代表は「会派を出る意味が分からない。了承したわけではない」と話している。
(2008年6月13日 読売新聞)

猛反発の自由民主党 除名通告
内田県議長 会派離脱
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080613-OYT8T00790.htm

 県議会最大会派「自由民主党」から離脱する意向を示していた内田健議長は13日、会派変更届けを自らに提出し、「無所属」となった。これに対し、「自由民主党」の議員らは猛反発し、「振られる前に振ってやる」とばかりに異例の「会派除名通告書」を議長あてに提出。議長人事で紛糾した2月定例会に続き、最大会派はまた、ドタバタ劇を演じた。

 「自由民主党」はこの日、議員総会を開き、議長の会派離脱について対応を協議。3時間以上の話し合いの中で「自分のやりたいことだけを押し通して居づらくなったら辞めるのはおかしい」などと、内田議長を批判する声が相次いだ。結局、「『出て行く』のではなく『出て行ってもらう』ことにするべきだ」との結論に達し、会派除名通告書を突き付けることに。

 急きょ作成した通告書には、内田議長と欠席した清水武則氏以外の計11人が署名。その上で〈1〉会派の混乱を招くような言動が常に見受けられる〈2〉会派の行動に同調せず、会派の議員が常に迷惑を被っている――ことなどの除名理由を記した。

 内田議長はこの間、粛々と会派変更届けを議会事務局に預け、「除名より先に離脱の手続きをとった。公平、公正、中立な議会運営のためにやったこと」と、改革の一環であることを改めて強調した。

 一方、ほかの会派の議員らは「数が減るだけでなぜこんなに騒ぐのか」「品格のある議会を目指しているのにまるで漫画の世界のよう」と冷ややかな反応だった。
(2008年6月14日 読売新聞)

7547とはずがたり:2008/06/17(火) 05:17:25
会派別名簿もないとはくさっとるのぉ。。
まぁ兎も角未だ未だ分裂ちうだな。

会派別議員一覧(議員定数38人 欠員1人)
平成20年4月現在
http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/gikai/05283016176.html

自由民主党<13→12>
南巨摩郡 望月 勝  1 南巨摩郡南部町福士2643-11
南巨摩郡 深沢 登志夫 8 南巨摩郡増穂町舂米672
富士吉田市 渡辺 亘人 5 富士吉田市下吉田6300
都留市・西桂町 堀内 富久 1 都留市上谷2-3-9
韮崎市 清水 武則  4 韮崎市大草町下條西割380
南アルプス市 内田  健  3 南アルプス市曲輪田2870→議長・会派離脱無所属へ
北杜市 浅川 力三 2 北杜市高根町清里3556
甲斐市 保延  実  2 甲斐市亀沢3228
甲斐市 大沢 軍治  3 甲斐市竜地6375
笛吹市 中村 正則 7 笛吹市八代町岡251
中央市・中巨摩郡 河西 敏郎 1 中央市成島2353
上野原市・北都留郡 石井 脩�次�1 上野原市棡原63
甲州市 �鯥遏� 剛   4 甲州市勝沼町勝沼2893

自民党新政会<9>
南都留郡 渡辺 英機  2 南都留郡忍野村内野210-5
甲府市 皆川 巖 4 甲府市丸の内3-6-2
甲府市 土屋 直  7 甲府市川田町532
都留市・西桂町 森屋  宏 3 都留市つる2-3-24
山梨市 望月 清賢 3 山梨市南1401
大月市 棚本 邦由 2 大月市七保町奈良子274
笛吹市 山下 政樹 2 笛吹市石和町四日市場2230
笛吹市 前島 茂松 9 笛吹市八代町北957
甲州市 鈴木 幹夫 2 甲州市塩山下塩後627

自由民主党輝真会<4>
西八代郡 丹澤 和平 1 西八代郡市川三郷町上野1306
南都留郡 白壁 賢一 1 南都留郡富士河口湖町船津1505
富士吉田市 武川  勉  3 富士吉田市下吉田3230-4
南アルプス市 中込 博文 1 南アルプス市西野2632

──以上自民系26→25──

フォーラム政新<7>
甲府市 樋口 雄一  3 甲府市高畑2-7-6
甲府市 岡   伸  4 甲府市上町1484
山梨市 竹越 久高 5 山梨市小原西952-2
南アルプス市 金丸 直道 3 南アルプス市上今諏訪1610
北杜市 進藤 純世  2 北杜市小淵沢町8122
甲斐市 木村 富貴子 3 甲斐市篠原2910-1
中央市・中巨摩郡 鷹野 一雄 1 中巨摩郡昭和町河東中島1931

──民主・連合系7──

公明党<1>
甲府市 安本 美紀  1 甲府市羽黒町1159-3

日本共産党<1>
甲府市 小越 智子  1 甲府市善光寺3-21-7

市民21<1>
甲府市 仁ノ平 尚子 2 甲府市伊勢2-11-7

無所属<1→2(内田氏会派離脱)>
甲府市 土橋   亨   1 甲府市善光寺3-34-27

──その他公共無など4→5───

7548片言丸:2008/06/18(水) 23:58:16
表題については、とはずがたりさん同様に基本的に賛意。
首長の辞職後の任期についても議論していいと思われる。

ネットにおける選挙運動について、「ひぼう中傷の対象になりやすい」というのは、ウェブページ作成・書き込みをグレーゾーン扱いすることで、批判の盛り上がりを回避したいという意図があるだろうが、むしろ選挙期間中にネットで選挙について議論することだけで違法扱いされうるというのがおかしい。
多選制限については、都合がいいとき(群馬県知事選のときとか)だけ持ち出すから信用が置けない。

自民調査会:地方選「再統一」検討 10年春までに
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080619k0000m010117000c.html

 公職選挙法の見直しを検討していた自民党選挙制度調査会(会長・村田吉隆元防災担当相)は18日、インターネットを利用した選挙運動の解禁と首長の多選制限の法制化について、いずれも結論を先送りする報告書をまとめた。一方で、市町村合併に伴い、4年に1回行われる統一地方選と首長や議会議員選挙の実施期日が異なる自治体が増えているため、「再統一」について10年春までに検討することとした。

 ネット選挙は、同党のワーキングチーム(WT)が06年5月、ホームページに限り解禁を求める最終報告をまとめたが、党内に「ひぼう中傷の対象になりやすい」などの慎重論が根強く、「WTの最終報告書を基本に協議を進め、速やかに結論を得る」ことにとどめた。首長の多選制限については、法制化には政府・与党や首長から異論が出ていた。

 07年の前回統一選では、すべての地方選のうち何割が行われるかを示す「統一率」が初めて30%を割った。報告書は、首長選と議会選を同時実施できる事由が拡大したなどと、再統一の必要性を明記した。

 また報告書は(1)午前8時から午後8時以外でも拡声器なしの街頭演説を許可(2)候補者名が書かれたのぼりの使用解禁(3)郵便投票の拡大−−などを打ち出した。国民投票法に則した選挙権年齢の引き下げや、選挙違反の連座制見直しは結論が出なかった。同党は今後、野党とも協議し、秋の臨時国会にも公選法改正案を提出する。【石川貴教】

毎日新聞 2008年6月18日 21時38分

7549名無しさん:2008/06/20(金) 07:48:19
こうなってしまうと、無所属議員から出すしかないかも。
あるいは2年で共産・民主交代?

副議長人事持ち越し/県議会
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806191300_04.html

 県議会の野党代表者会議は十八日午後も引き続き議会内で開かれ、議長、副議長の選考を協議した。副議長の人事で一致できず、結論は十九日午前に再度話し合うことになった。

 副議長には、第一会派の社民・護憲ネットから第二会派の共産から選出するよう提起があったが、民主が難色を示し、結論は出なかった。

 野党が一致して結論を出すために、副議長を与党第一会派の自民から選出し、共産が監査委員に就く妥協案も出たが、共産は「共産排除を前提にし、承諾できない」と拒否。協議は難航している。

 議長は、野党第一会派の社民・護憲ネットの高嶺善伸氏の選出で固まっている。

 監査委員や各常任委員会の名簿提出の十九日正午までぎりぎりの交渉を続ける。

7550とはずがたり:2008/06/20(金) 17:51:31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1632-1634
    __
    i<´   }\   , - 、
   ヽ.._\./  .ンく r-兮、 __
    ∠`ヽ.! /   ヾニEヲぐ ,ゝ->  さすが利権屋自民だ
   /_`シ'K-───‐-、l∠ イ      議員報酬など無くても
   l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤     なんともないぜ
.    l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|
   / .」   i   /./7r‐く  lー!
.   f.  ヽ‐i人.∠'<   _i. l,.-ゝ.
    トiヘヘ「ト〈      `X  トレi7__|
   〉ト:トハj`! i.    /  トー┤lルj,リ
  /‐+----+‐l    iー--i---ヾ'〃
.  l_i____i__|   |___i,__i_|

まぁとは云っても政務調査費が月60万もかかるのかどうかは再考の余地があると思われるし,月給100万は少々高額な気もするがね。

大阪府議会、議員報酬削減率出そろう 自民は20%提案
2008.6.20 14:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080620/lcl0806201406003-n1.htm

 大阪府議会の主要4会派(自民、民主、公明、共産)は20日、大阪市内で代表者会議を開き、議員報酬などの削減案について話し合った。最大会派の自民は議員報酬について削減率20%を提案。民主、公明、共産は10%の削減案を示した。24日に開催する正副議長と4会派の幹事長で構成する議会運営委員会理事会で、最終的な案をまとめるとみられる。

 会議では政務調査費についても話し合われ、公明、共産両会派が10%、民主が府議1人当たり月5万円をそれぞれカットする案を示した。また、橋下徹知事が示している平成20年度で約345億円の職員人件費削減案については民主、公明、共産の3会派が7月臨時議会で修正を求める方針でも合意した。

 橋下知事が20年度に1100億円の収支改善を示し、職員人件費の削減など財政再建を進める中、府議会でも議員報酬カットの必要性を訴える声が高まっていた。このため、4会派は6月10日の議会運営委員会理事会で議員報酬を削減することで合意した。しかし削減率をめぐって各会派の意見が食い違い、それぞれの会派で削減案をまとめていた。


 府議会事務局などによると、府議の月額報酬は月額93万円(議長117万円、副議長103万円)。さらに、6、12月に合わせて4・4カ月分の期末手当(ボーナス)が出ており、年間計約18億円が支払われている。

 政策調査のために支給される政務調査費は府議1人あたり月額59万円支払われ、総額で年間計約8億円となっている。

 このほか、本会議などに府議が出席する際に、日当や交通費の名目で費用弁償(年間計約4000万円)が支払われているが、4会派は今年度から受け取らない方針を決定。海外視察も今年度から中止する方針で大筋合意している。

 府議の月額報酬は平成4年に現在の額になったが、14年4月〜15年4月の1年間、財政危機のため5%カットされた以外は据え置きの状態。大阪市議の月額報酬は102万円で9万円の差がある。
     ◇
 地方議員の議員報酬と政務調査費 議員報酬は議員に対して毎月支払われる給料。政務調査費は自治体が、議員や議会各会派に支出する経費で、視察や研修会、図書購入などの政務に充てられる。いずれも、支払額や支払い方法については各自治体の条例で定めるよう地方自治法に規定されている。大阪府の場合、府議1人当たりの議員報酬は月額93万円、政務調査費は月額59万円。

7551とはずがたり:2008/06/20(金) 17:58:08
>>7548
もはやバラバラの都道府県知事選もなんとか揃えたいと思うんですけどねぇ。

>>7549
躍進した共産・民主ですので両者ともに譲歩はしづらいですよね。
両方の顔を立てる為には2年で交代で協力するのが良さそうですが。
都道府県議会で自民が主導的地位から転落したのは三重・滋賀に続いて3県目か。来夏には東京も中間に入ってくれると信ずる。

7552やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/22(日) 23:02:17
狛江市長選挙開票速報:矢野市長が4選
狛江市長選挙開票速報 6月22日午後10時43分(選管確定・開票率100%)
http://kpress.weblogs.jp/news/2008/06/post-4446-1.html

矢野 裕 無現 13,396
高橋清治 無新  9,727
伊藤正昭 無新  7,173

7553やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/22(日) 23:26:41
狛江市長選挙:矢野陣営、雨空に喜びの声
http://kpress.weblogs.jp/news/2008/06/post-25d6.html

3期12年の実績を訴えた矢野裕市長が、高橋清治、伊藤正昭両氏の新人2人を抑えて、4選を果たした。


投票率が強い風雨の影響で伸び悩み、開票が始まったころは事務所につめた10数人の運動員からは「思ったより低い。50%いかないと厳しい」「伊藤候補が多いようだ」という声もあがった。
しかし、開票が進むにつれて雰囲気が明るくなり、事務所を訪れる人も40人余りになった。開票所につめているスタッフから連絡が入ったのか、10時30分過ぎには拍手が起きた。
10時50分過ぎ、当選の知らせが入ると100人余りの支持者から「圧勝」「市民の良識」などの声も聞かれた。

7554とはずがたり:2008/06/22(日) 23:39:14
>>7552
前回>>1153みたいに民主系候補を自民が推してと云う蜷川に社会党系をぶつける等自民の伝統的手法を今回とれなかったのが勝因か。民主の共産へのアシストというのは考えすぎであろうけど。。

狛江市長選3氏の争い
22日投開票 市議補選も三つどもえ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080616-OYT8T00131.htm?from=navr
 任期満了に伴う狛江市長選が15日告示され、新人で前市議会議長の高橋清治氏(57)(自民、公明推薦)と現職の矢野裕氏(61)(共産推薦)、新人で映画プロデューサーの伊藤正昭氏(41)(民主、国民新党、新党日本、狛江・生活者ネットワーク推薦)の3人が立候補した。いずれも無所属。投票日は22日で、即日開票される。

 高橋候補は小田急線狛江駅前で第一声。「現市政はずさんで綱渡り的な財政運営をしてきた。行財政改革を進めたい」と訴え、民間保育園の誘致や校舎のバリアフリー化などの政策を訴えた。鴨下一郎環境相ら11人が次々とマイクを握り、国政与党をアピールした。

 矢野候補は市役所前で第一声を上げた。4期目を目指す矢野候補は「選挙は市民が主役」として、国会議員らの応援を集めた他陣営を批判。情報公開やホームヘルパー利用率などを改善したと強調し、「市民との協働でより住みよい狛江の街を作りたい」と語った。

 伊藤候補は、市役所近くの住宅街で出陣式に臨み、「狛江は市民派市政だと思っていたが、全然違う。一部の政党だけが財政の情報を握っている現状はおかしい」と訴えた。午後には、民主党の菅直人・代表代行や新党日本代表の田中康夫参院議員も駆け付けた。

 また、15日告示された市議補選には、共産党市青年部長の岡村伸氏(30)、経営コンサルタントの浅野和男氏(53)、元市議の池座俊子氏(56)の3人が立候補した。

 14日現在の有権者数は6万4922人(男性3万1939人、女性3万2983人)。
(2008年6月16日 読売新聞)

7555とはずがたり:2008/06/23(月) 02:14:12

自民にべったりで高級ホテルに泊まって恬然としてるこんな奴を民主は推すんちゃうやろねぇ。。

2008/06/18-21:42
宿泊代高すぎ、知事に返還命令=上海で「5つ星ホテル」−富山地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008061801024

 富山県の石井隆一知事らが、富山−上海便の就航記念で訪中した際に泊まったホテル代が高すぎるとして、市民グループ「市民オンブズ富山」が知事に対し、代金の一部を返還するよう求めた訴訟の判決で、富山地裁は18日、石井知事に約56万円の返還を命じた。
 佐藤真弘裁判長は「知事らの宿泊先は英国のエリザベス女王が利用した5つ星ホテルだ」と指摘。海外の宿泊費は県条例で決まっているとし、「上限額を相当上回ることは容易に知り得た」と述べた。

7556名無しさん:2008/06/26(木) 02:30:32
>>7549
沖縄の副議長も、なんとか無所属のベテランで落ち着いたようですね。

県議会、副議長に玉城義和氏 野党各派一致、あす選出2008年6月25日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133500-storytopic-3.html

 県議会野党の社民・護憲ネット、日本共産党、民主党、社大党・ニライの会、改革の会、無所属クラブは24日、県議会内で代表者会議を開き、継続協議となっていた副議長人事について、玉城義和氏(57)=無所属クラブ=を推すことで一致した。26日の6月定例会初日に行われる正副議長選挙では、野党多数のため玉城氏の副議長選出が確実だ。
 議長には、野党第一会派の社民・護憲ネットから高嶺善伸氏(59)を野党会派として選出することを既に確認している。調整が難航していた副議長ポストについて会派間の意思統一が図れたことで、正副議長とも野党が占めることになる。
 玉城氏で内定していた議会運営委員長には、大城一馬氏(60)=社大・ニライの会=を充てることを確認した。
 野党は25日の議案説明会後に全体会議を開き、正副議長選挙に統一して臨むことを最終確認する。
 副議長人事については、当初は野党第二会派の共産から選出する方向で調整したが、民主が慣例踏襲に異議を唱え、会派間の調整が難航していた。このため会派からの選出に代えて、当選回数を軸に調整を進め、野党県議で最多の当選6回の玉城氏が浮上した。
 代表者会議の座長を務める新里米吉氏=社民・護憲ネット=は「最終的には野党の団結を大事にしてもらった。議会経験が豊富な人物で固まり、いい方向でまとまった」と述べ、各会派が共闘の重要性を認識した結果と強調した。
 玉城氏は名護市区選出。総評本部などを経て、1992年県議初当選。

7557とはずがたり:2008/06/26(木) 03:01:55
>>7556
決裂しなくて良かったです。
遅まきながら会派形成情勢投下。先ずは議員板より

166 :無党派さん:2008/06/17(火) 01:07:01 ID:RVop/Gt6
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/06.html
2008年6月16日 20時23分更新
県議会会派構成決まる
6月8日に投票が行われた沖縄県議会議員選挙で当選した48人が県議会事務局に所属する会派を届け出ました。
選挙で、与党系が過半数を割ったことに伴って野党もしくは中立の立場をとる会派が6つで、議員はあわせて26人となり過半数を占めました。
県議会事務局への届け出によりますと、仲井真県政を支える与党の立場の会派は「自民党」が16人、「公明党・県民会議」が5人それに、「無所属」が1人となりました。
この結果、与党系会派はあわせて22人で、選挙前より5人減らしました。
一方で野党の立場の会派が「社民・護憲ネット」 が8人「共産党」が5人、「社大党・ニライの会」が4人、「民主党」が4人、「無所属クラブ」が2人となったほか、中立の立場の「改革の会」が3人となりました。
この結果、野党もしくは中立の立場をとる会派が6つで、議員はあわせて26人となり、野党と中立を合わせた会派が過半数を占めました。
6月定例県議会は今月26日に開会する予定で、与党系会派が過半数を割る中で議会運営に大きな権限を持つ議長の選出に注目が集まります。

167 :無党派さん:2008/06/17(火) 01:13:22 ID:RVop/Gt6
与党の立場
「自民党」16人
「公明党・県民会議」5人
「無所属」1人

野党の立場
「社民・護憲ネット」 8人
「共産党」5人
「社大党・ニライの会」4人
「民主党」4人
「無所属クラブ」2人

中立の立場
「改革の会」3人

177 :無党派さん:2008/06/17(火) 14:32:52 ID:S1xvmPW6
一挙にキナ臭い情勢になったのは確かだ。
中立3人が露骨にキャスティングボートを狙う構図になったからな。
その気になれば与党に議長を取らせることだって可能だ。

与党 22(自16 公5 無1)
中立  3(改3)
野党 23(社8 共5 民4 大4 無2)

公選法違反でさらに1減になるかも知れない与党陣営としては何としても
モノにしたい巻き返しの機会だし、野党陣営はなんとしてもこの構図を
打破しなければならない。

7558とはずがたり:2008/06/26(木) 03:11:37
社大は統一会派形成に成功。民主は失敗。

新県議会は8会派 野党、議長選出へ本格調整
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133208-storytopic-116.html
2008年6月17日

 県議会は16日、会派の届け出が締め切られ、自民党(16人)、社民・護憲ネット(8人)、公明党・県民会議(5人)、日本共産党(5人)、社大党・ニライの会(4人)、民主党(4人)、改革の会(3人)、無所属クラブ(2人)の8会派が届け出た。吉田勝広氏は、会派に所属せず無所属(与党系)となる。
 新たな県議会は野党が多数を占めており、社民・護憲ネットが野党第1党。野党会派は、議長の野党側からの選出に向け、17日から会派間での本格的な調整に入る見通し。
 民主党と改革の会は、統一会派設置について届け出締め切りの16日正午を過ぎても協議を続けていたが一致せず、会派結成後にあらためて協議する。
 各会派の構成は次の通り。(順不同、敬称略)
 【自民党=16】新垣哲司(会派代表)、吉元義彦、仲田弘毅、照屋守之、中川京貴、佐喜真淳、池間淳、具志孝助、浦崎唯昭、翁長政俊、島袋大、新垣良俊、嶺井光、桑江朝千夫、座喜味一幸、辻野ヒロ子
 【社民・護憲ネット=8】新里米吉(会派代表)、高嶺善伸[社・大・民:石垣]、渡嘉敷喜代子、当銘勝雄[民・大・社・そ:豊見城]、崎山嗣幸、仲宗根悟[社・大:中頭]、照屋大河、仲村未央
 【公明党・県民会議=6】糸洲朝則(会派代表)、金城勉、上原章、前島明男、當山真市
 【日本共産党=5】嘉陽宗儀(会派代表)、前田政明、玉城ノブ子、渡久地修、西銘純恵
 【社大党・ニライの会=4】大城一馬[大:島尻](会派代表)、新垣清涼[大・民:宜野湾]、比嘉京子[大:那覇]、瑞慶覧功[大:中頭]
 【民主党=4】新垣安弘(会派代表)、赤嶺昇、上里直司、山内末子
 【改革の会=3】當間盛夫[そ:那覇](会派代表)、玉城満[そ・大・民・国:沖縄]、平良昭一[民・大・そ:国頭]
 【無所属クラブ=2】奥平一夫(会派代表)[民・共・社・大:宮古島]、玉城義和[社・大・共:名護]

2008年6月16日(月) 朝刊 2面
社大代表質問権失う危機/統一会派の模索難航
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806161300_03.html

 共闘の要として、長く革新陣営をリードしてきた社大党(喜納昌春委員長)が結党以来の危機を迎えている。八日投開票の県議選で過去最低の二議席でとどまり、党勢の低落傾向に歯止めをかけることができなかった。推薦した革新系無所属の当選者に会派結成を呼び掛けているが、結論はまだ出ていない。このまま二人の少数会派となり、四人以上の会派に与えられる代表質問権を失う可能性も否定できない状況だ。
 社大は十四日に三役会議を開き、八月に予定している党大会の日程などを協議した。県議選の総括は二十八日の中央執行委員会に持ち越された。

 今県議選では四人の公認候補を立て、全員当選を目指したが、中頭郡区で野党の最多当選だった喜納委員長、浦添市区では副委員長・当山全弘氏の後継の当山勝利氏が落選した。当選は那覇市区の現職と島尻郡区の元職のみだ。

 選挙後、革新系無所属でつくる「結の会」に統一会派を呼び掛けているが、当選者には他党との選挙協力の事情もあるため、交渉は難航している。

 社大の結党は一九五〇年。復帰後の立法院では第一党を占める輝かしい時代もあった。復帰直後の七二年県議選では十一人が当選し、第二党。それでも八八年までは、自民に次ぐ勢力を維持していたが、少しずつ議席を減らしている。

 背景には復帰後の政党の系列化・一体化のほか、活動家・支持者の高齢化などがあり、事態打開に向けた明るい材料は見いだしにくい状況だ。党の存続すら危ぶむ声も少なくなく、党勢の立て直しは喫緊の課題だ。

 県議会会派の届け出締め切りは十六日正午。比嘉京子書記長は「推薦した当選者の理解と協力を得て、代表質問権を得る四人の議席を確保したい」と述べ、代表質問権の確保に向けて、ぎりぎりまで調整を図る考えを強調した。

7559とはずがたり:2008/06/26(木) 21:31:39
地味〜に知事選告示

相乗り現職VS共産新人に 鹿児島知事選告示
2008.6.26 11:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080626/lcl0806261105001-n1.htm

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は26日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の伊藤祐一郎氏(60)と、新人で元県議の祝迫(いわいざこ)かつ子氏(65)=共産推薦=の2人が立候補を届け出た。7月13日に投開票される。

 選挙は、薩摩川内市を候補地にしている産業廃棄物管理型最終処分場建設の是非と、人工島の整備方法が大きな争点。ただ産廃については、先の県議会で建設促進陳情が採択され、一気にトーンダウンした。

 伊藤氏は県議会の自民、公明の両党県議団と、民主、社民、無所属議員でつくる会派の県民連合が推薦。連合鹿児島が支持を打ち出すなど、事実上の“与野党相乗り”となっている。

 祝迫氏は通算16年の県議の経験と、戦後初の女性候補などを積極的にアピール。共産の応援を受けながら、女性票や無党派層の票の掘り起こしに力を入れている。

7560とはずがたり:2008/06/27(金) 20:16:54
この橋下の態度どうかと思うんだけどなぁ。
マスコミに憧れてたから産経しか通らなかったら心情左翼の俺でも行ったぜ。そりゃ朝日と産経に受かってたら朝日行くけど。実際は準備不足もいいところで受けもしなかったけれども。
奴の発言は何処迄も選択できる強者の論理で,弱者は死ね(まぁ少なくとも我慢しろ若しくは困れ)と云ってるこの精神構造は如何か。
弱者が保護されすぎてると云う考えは一つの見識かもしれんが,石原と双璧(璧だから良い場合に使うのが正しいか…悪い場合には何て云えば良いんでしょうかね)であるが,見てて愉快な感じを与えないのはこやつの人徳の無さではないか。俺の感性の拙さかもしれんが。

【橋下日記】(18日)朝日記者に「(あなたは)方針の違う産経には入らないでしょう」
2008.6.18 21:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080618/lcl0806182128004-n1.htm

 午前9時半 インテックス大阪(大阪市住之江区)で開かれた「日中韓産業交流会2008」の開会式でテープカット。
 10時 平松邦夫大阪市長らと会場を見学。

 11時12分 ハイアット・リージェンシー・オーサカ(同市住之江区)で開かれた「日中韓産業交流会2008シンポジウム」で「大阪、関西には有益なビジネスチャンスがたくさんある。これを機に、中国や韓国などとの交流が深まり、アジア地域の経済が発展することを確信している」とあいさつ。

 11時41分 登庁し、知事室で執務。

 午後1時 近畿一の生産量を誇る八尾えだまめのPRに訪れた八尾市の田中誠太市長の表敬を受ける。エダマメを試食し、「実がすごく詰まっている。エダマメにはビールですね」

 2時2分 定例会見。12日に開かれた職員とのつどいで、「職を変えてもらっても結構」と発言したことの理由を尋ねた朝日新聞記者に対し、「(あなたは)方針の違う産経新聞には入らないでしょう。そういう感覚。『大きな方針とか主義主張に合わないなら、変わられたら』というような趣旨だった」と説明。

 3時45分 阪急百貨店(同市北区)で始まった物産展「上方と江戸味技くらべ」を視察。

 4時55分 府庁に戻り、知事室へ。

 6時45分 シェラトン都ホテル大阪(同市天王寺区)で開かれた衆議院議員のパーティーに出席。

7561とはずがたり:2008/06/29(日) 21:30:57
今更感ありありだけど,民主系候補が9人中4人も落選した07福井県議選
定数3〜4で落選者出してるようではダメダメだ・・
この後の参院選でも民主が落とす前兆でもあったか。
公1共0と自民以外は皆弱い。

福井県議選 (定数40 立候補55)
http://www.chunichi.co.jp/ee/feature/chihosen07/o18001.html
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/f_kaihyou/yh18.htm

③福井市・足羽郡 定数12−候補15…自5民1公1無5(自推2・民推2・他1)/自1民1共1
当11,001 高木 文堂 52 無所属 新1 外国法弁護士・(元)外務省職員
当10,404 石橋 壮一郎 53 公明 現4 党県代表
当10,306 鈴木 宏治 33 民主 現2 (元)衆議員秘書・市民団体役員←◎
当 9,615 笠松 泰夫 62 無所属=自民 新1 (元)県土木部長
当 8,637 山本 芳男 67 自民 現6 党県副会長
当 8,578 屋敷 勇 73 自民 現4 農業・県議長
当 8,250 前田 康博 66 自民 現4 農業
当 7,723 山本 正雄 65 無所属=民主 現3 県教組役員・(元)中学校長←◎
当 7,572 大森 哲男 52 無所属=自民 新1 織物会社社長
当 7,487 野田 富久 59 無所属=民主 現4 行政書士←◎
当 7,407 松田 泰典 52 自民 現2 会社社長・市陸協会長
当 6,763 谷口 忠応 61 自民 現2 漬物製造販売・党市幹事長
□ 5,058 佐藤 正雄 48 共産 現 党県役員
□ 4,527 畑 孝幸 58 自民 現 製紙会社社長
□ 4,258 伊藤 洋一 38 民主 新 会社役員(ホテル経営)←●
①敦賀市 定数3−候補5
当9,792 石川 与三吉 76 自民 現4 党県役員・宅建協顧問
当8,904 糀谷 好晃 66 無所属=民主 新1 整骨院長←◎
当7,195 谷出 晴彦 50 自民 現2 飲食会社社長
□4,259 増田 一司 68 無所属 新 家電販売業
□3,644 山本 雅彦 50 共産 新 党地区委員
①武生市 定数3−無投票
○宮本 俊 42 無所属 新1 環境会社社長(廃棄物処理業)
○玉村 和夫 56 民主 新1 会社役員(繊維会社長)←○
○小泉 剛康 68 自民 現2 行政書士・(元)市長
●小浜市・遠敷郡 定数3−候補4
当9,241 松崎 晃治 49 自民 現4 (元)中学校教諭
当7,029 中川 平一 58 自民 現3 会社役員
当5,052 西本 正俊 48 無所属 新1 (元)小浜市議
□4,342 堂前 広 70 無所属=民主 現 (元)高校校長←●
◇勝山市 定数2−無投票
○松井 拓夫 63 自民 現2 印刷会社役員
○四谷 昌則 58 無所属 現2 会社員(北電社員)←◇
●鯖江市 定数3−候補5
当8,403 田中 敏幸 54 自民 現3 党県副幹事長・漆器販売業
当6,930 田村 康夫 46 自民 現2 党県副幹事長・野球連盟会長
当6,399 大久保 衛 62 無所属 新1 (元)区長会長
□4,592 山田 利信 59 無所属 新 農業
□4,591 高田 義紀 39 民主 新 カウンセラー←●
◇坂井市 定数4−候補7 →国民新党単独推薦が当選しとる。自民会派へ逝ったみたいだけど
当11,519 東角 操 49 自民 現2 建設会社役員
当11,400 斉藤 新緑 50 自民 現3 市水泳協会長・副議長
当 9,576 山本 文雄 72 自民 現6 会社役員
当 4,928 宇野 秀俊 65 無所属=国民 新1 会社役員(建設会社長)←◇
□ 4,443 西畑 知佐代 58 無所属 新 茶華道教師
□ 3,759 水口 保 59 無所属=民主 現 書店経営←●
  2,874 藤岡 繁樹 56 共産 新 党地区役員

■会派別名簿
平成20年3月18日現在
県会自由民主党(19名)
自民党新政会(10名)
県民連合(5名)http://www2.interbroad.or.jp/kenminrengo/index.html
一志会(4名)
公明党(1名)

7562とはずがたり:2008/06/29(日) 23:56:23

注目選挙区の構図
《1》 自・民代理戦争(2007年3月7日)
南19区 自民王国、迫る民主  南21区 “政党対決”肩透かし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/1.htm
県議選

■南19区
 5日朝、蕨市議4期の経験を持つ民主党の福田秀雄はいつものようにJR蕨駅前で街頭演説に立った。
 「上田知事とともに蕨を変えていく。蕨にも変化が必要だ」
 意識的に知事の名前を盛り込み、政治の変革を強調し続ける。福田と二人三脚で活動する衆院議員・高山智司も「改革できるのは民主党だけだと訴えて、自民党支持層も取り込む」と意気込みを見せる。
 蕨市は面積5・1平方キロ・メートルと市としては全国最小。東京に通勤する「埼玉都民」が多い一方で、高齢化も進む。1年間で5〜7%、4年で約2割の住民が入れ替わるという県南都市部の特徴を凝縮させた街だ。どちらかと言えば民主党が得意とする政治風土を持っている。

 しかし、県議選での選挙結果が示すのは「自民党王国」。過去4回の選挙を見ると、無投票2回を含めて、自民党の奥田昌利が圧勝してきた。8期32年にわたり蕨市長を務める田中啓一(80)も自民党に近く、長男の良生は2005年の衆院選埼玉15区で初当選した自民党衆院議員だ。

 その田中啓一は今期限りで引退を表明。次期衆院選をにらみ、自民党の独占状況を阻止しておきたい高山と福田が組んで1人区での議席確保を目指そうとしている。

 ガッチリとした地盤を持つ自民党現職の奥田にも不安はある。
 2003年の衆院選で蕨市内の得票は民主党が自民党を上回った。奥田陣営では「県議選で無党派層による浮動票はどれだけあるのか、どこに流れるのか予想できない」と警戒する。

 奥田は2月25日、市内で開いた県政講演会で、「長くこの立場(県議)にいるからこそ、県からも一目置いてもらえる」と主張。県道の拡幅事業や蕨署移転など、地元問題で自らが果たしてきた実績を強調し、新人との差別化を図ろうとしている。

■南21区 「いっそのこと、民主党との“政党対決”の方が戦いやすかった」

 3選を目指す自民党県議の石田昇は選挙の対立構図に不満を漏らす。南21区を含む衆院埼玉2区では自民党の新藤義孝と民主党の石田勝之が常に火花を散らしてきた。今回の県議選はその“代理戦争”の色彩が強かった。しかし、茅野和広は民主党の看板を背負わず、無所属を表明した。

 これを石田昇は「政党の看板を隠している」と見る。石田勝之は旧新進党時代から公明党とのつながりが深い。県議選で公明党から支援を受けるためには民主党の看板は妨げになると判断した、というわけだ。

 石田昇陣営にしてみれば、民主党批判を封じられ、個人攻撃もしにくい。「自民党の実績を打ち出す以外に無い。完全に守りの選挙だ」と頭を痛める。

 3日、鳩ヶ谷市制40周年施行記念式典。赤いカーペットのひな壇上には、市長・木下達則とともに、新藤と石田昇が並んだ。向かい合う形で客席前列に石田勝之が座り、最後列に茅野の姿があった。現職は壇上に立ち、敗れたものは下座。県議選で茅野が自民党を破れば、次の衆院選で壇上に立つのは自分だ――。民主党関係者は石田勝之の胸中をこう説明する。
【選挙結果】
◆南19区 定数1−候補2 (選管確定)(蕨市)→素晴らしい!
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,769 福田 秀雄 60 民主 新① (元)衆院議員秘書
□ 10,639 奥田 昌利 69 自民 現(4) 資材会社役員
◆南21区 定数1−候補2 (選管確定)(鳩ヶ谷市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,373 茅野 和広 54 諸派 新① (元)鳩ヶ谷市職員←石田支援
□ 9,030 石田 昇 58 自民 現(2) 建設会社役員

7563とはずがたり:2008/06/29(日) 23:56:54

注目選挙区の構図
《2》 自民の牙城 挑む民主(2007年3月8日) 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/2.htm?from=goo
共存一転票食い合い 西2区  新顔にじわり包囲網 南20区

 11ある県議選2人区で自民党は6選挙区を独占している。牙城(がじょう)に食い込もうと民主党も7人の公認・推薦を擁立した。(敬称略)

   県議選■西2区

 1月19日、入間市の産業文化センターで開かれた現職県議・田中龍夫の新年会で、後援会幹部の気炎が周囲をピリッとさせた。
 「これまでは自民党県議2人が選挙区内で共存してきた。今回は自民同士の食い合いになるかもしれない。遠慮するな」 市長の木下博が続いた。
 「向こうは随分やっている。このままでは自民の2議席維持は危ないぞ」

 1995年に初当選した自民党の田中と斎藤正明は今回そろって4選を目指している。ただ、2人が本格的な選挙を戦うのは今回が初めて。無投票で初当選し、99年は共産党候補に大差で勝った。2003年も無投票。3回のうち、2回は戦わずして議席を分け合ってきた。実質12年間、自民党は選挙運動らしい運動はしてこなかった。そのつけは、衆院選に現れる。03年の衆院選の市内得票は、選挙区選(9区)で1231票、比例選では6852票も、民主党が自民党を上回った。

 田中以上に斎藤陣営の危機感は強い。木下と激しい市長選を戦った斎藤は、自民党の組織票より、知事・上田清司ら個人的なつながりを生かし、「浮動票の受け皿」と見られていた。しかし、民主党の参戦で「今まで通りではいられない」と、昨年から、田中支援と見られていた支持者や業者に支援のお願いを広げてきた。

 2人の現職に割って入ろうという民主党の新井格の悩みは知名度だ。西2区では民主党初の公認候補。06年12月から入間市駅など市内5か所の駅頭で街頭演説を開始した。通りかかる人から「何の選挙ですか」と聞かれることもしばしば。自民党現職が青と緑をイメージカラーにしているのに対抗し、ジャンパーやのぼりに赤を使った。
 「共産党ですか、って聞かれて……。何をすれば票につながるのか」
 攻め手のはずの新井自身、模索する日々が続いている。

   ■南20区

「あちこちでポスターの掲示を断られている」
 4日夕方、戸田市内での選挙事務所開きで約50人の後援会関係者を前に、あいさつに立った民主党公認、中島浩一の口をついて出たのは苦しい選挙事情だった。

 新人の中島はボランティアと一緒に、06年12月から選挙区内の企業や個人宅を回り、政党ポスターの掲示をお願いして歩き回った。何度も足を運んだ末、掲示してくれた人もいた。ところが選挙が近づくにつれ、「ポスターの掲示はやめてもらえないか」との連絡が相次いだ。

 中島は後援会幹部を前に「自民党の力を思い知らされた」とつぶやいた。

 住宅地が広がるJR埼京線沿線の市西部地域は、自民現職の細田徳治と峯岸光夫の地盤。2人区をスタンスの近い保守系無所属を含め、自民党が16年間独占してきた。前回選挙は、共産党候補が8312票を獲得し、自民党の議席を脅かした。今回、共産党が公認した菅野栄の地盤は細田らと重なる。そこに中島が加わることは細田ら自民党陣営にとって大きな脅威だ。

【選挙結果】
◆西2区 定数2−候補3 (選管確定)(入間市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,250 新井 格 44 民主 新① 資材会社役員
当 16,926 田中 龍夫 54 自民 現④ (元)入間市会議長
□ 16,073 斎藤 正明 58 自民 現(3) 給食会社長

◆南20区 定数2−候補4 (選管確定)(戸田市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,271 峯岸 光夫 59 自民 現④ 司法書士
当 10,105 中島 浩一 45 民主 新① (元)戸田市議
□ 9,544 細田 徳治 58 自民 現(3) 貸倉庫会社役員
□ 4,772 菅野 栄 61 共産 新 党地区副委員長

7564とはずがたり:2008/06/29(日) 23:57:08

注目選挙区の構図
《3》 保守分裂 骨肉の争い(2007年3月9日)
かつての「身内」が反旗 西12区  自民「勝った方を公認」 東2区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/3.htm

 県議選では今回も保守勢力を二分する選挙区が目立つ。いずれも系列市議や市長、有権者を巻き込んだ「身内の争い」が繰り広げられている。
(敬称略)

   県議選■西12区

 自民党公認候補の集いかと思うような布陣だった。3日、五味ヶ谷自治会館(鶴ヶ島市)での市議・伊藤邦夫の後援会会合には、自民党系で市議会議長の岸田近典、副議長の藤原建志をはじめ、保守系の市議5人が顔をそろえた。

 伊藤は約200人の支援者を前に「現職(県議)という大きな壁を越えたい」と県議選に立候補する決意を表明した。これを受けて市議の1人が「県議が果たすべき市と県をつなぐパイプの役割が機能していない」と現職で党公認候補の長峰宏芳を批判すると、伊藤は深くうなずいた。

 市議2期、党支部の青年部長などを務めた伊藤。当然、国政選や地方選では党公認候補を支えてきた。その伊藤が、党公認の長峰に挑む決意を固めたのは1年半前にさかのぼる。

 伊藤陣営幹部は当時の様子をこう説明する。2005年10月の市長選に長峰が立候補し、それに伴う県議補選に伊藤が出る方向で調整していた。地元議員の間でも、「次の県議はお前だ」と言われるようになり、腹づもりを固めた。しかし、長峰は体調不良を理由に立候補を断念。この時、断たれた県議への夢を今回果たそうとしている。

 長峰陣営は「組織も実績もある」と冷静を装う。9年間続く長峰の県議会活動報告「ふれあい通信」はすでに32号。「市内の約2万7000戸に1週間で配布できるネットワークがある」と自負もある。

 支持者集めや県議選で長峰を支えたのは伊藤ら市議たちだ。これまで手足となって活動してきた実動部隊が今度は敵に回る。手の内を知り尽くした身内による争いは始まったばかりだ。

   ■東2区

 保守勢力を二分する戦いに自民党県連はどう対応しているのか。

 県議補選に無所属で当選したばかりの永沼正人は06年の7月末、120人分の支持者名簿を手に自民党への入党申し込み願と支部設立願を県連に提出した。入党を果たせれば今回の県議選で公認が得られるとの計算もあった。その思惑を見透かしたように県連幹部の答えは冷たかった。

 「次の選挙で公認争いなどでもめることが予想されるなら、選挙で勝ってから来ればいい」

 実際、07年1月に元衆院議員秘書の諸井真英が公認を申請。県連はどちらも受理せず、保守系無所属による分裂選挙となった。

 東2区で保守分裂の県議選は珍しくない。前回は無投票だったが、その前の2回はいずれも自民党現職が保守系無所属に敗れた。

 永沼は2月25日、羽生市長・河田晃明の市政報告会で出席者から「市長のためにも頑張って欲しい」と激励された。永沼と河田は市議時代に新会派を結成した仲で縁は深い。

 一方、その河田に06年の市長選で敗れた元県議の相馬宏雄は「(諸井は)私の支持者回りを一通り終えたんじゃないか」と言う。市長選のしこりが両陣営の対抗心を強めている。

 県連幹事長の深井明は「勝ち残った方を追加公認すればいい」と冷ややかだ。

 羽生市の目抜き通りプラザ通り。人通りは少なく、空き店舗が目立つ。3代続く老舗の店主(70)の「毎回政争が繰り広げられてきた。すべてとは言わないが、その結果がこの状態だ」とのつぶやきが両候補予定者にどう響くのか。

【立候補予定者】
◆西12区 西12区 定数1−候補4 (選管確定)(鶴ヶ島市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,880 長峰 宏芳 64 自民 現④ 製茶業
5,188 伊藤 邦夫 55 無所属 新 (元)鶴ヶ島市議
4,397 関 勝 56 民主 新 党県政策委員
2,360 中郡 龍二 37 無所属 新 (元)衆院議員秘書

◆東2区 定数1−候補2 (選管確定)(羽生市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,928 諸井 真英 38 無所属 新① (元)衆院議員秘書=自民公認申請
□ 10,601 永沼 正人 44 諸派 現(1) (元)羽生市議=河田市長・自民公認申請

7565とはずがたり:2008/06/29(日) 23:57:32

《4》 合併と区割り変更(2007年3月10日)
地域均衡 苦慮した擁立 北5区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/4.htm

 2006年10月の県条例改正による区割り変更後、初の統一地方選。01年5月のさいたま市誕生から続く市町村合併と相まって選挙活動は微妙な変化を見せ始めている。

(敬称略)

 県議選■北5区

 深谷市と寄居町。二つの市町で構成されるこの選挙区の選挙構図は、地域事情が大きく反映されている。深谷市に合併した岡部、川本、花園の旧3町は、前回選挙まで寄居町とともに旧5区(定数1)だったが、旧深谷市の旧6区(定数2)と一つになった。今回の立候補予定者は現職ゼロ、新人など6人が3議席を争っている。

 1月13日、寄居町内の鉢形財産区会館で町長の津久井幹雄や町議ら約30人がひそかに会合を持った。今回で引退する県議の石渡勲の後継を誰にするかが議題だった。2006年10月の引退表明から寄居町出身者の候補を模索してきた。選挙も近く決定時期が迫っていた。石渡が言った。「寄居に適任者はいない。神尾高善も寄居のためにやるといっている」。神尾支援に異論は出なかった。その1週間後、同じ場所で町議や首長経験者ら約70人が集まり、神尾支援を正式決定した。

 最後の岡部町長を務めた神尾は深谷市に軸を置く県議ばかりでは、旧3町の声が県政に届かなくなるという懸念を抱いていた。地元の「政(まつりごと)」が旧深谷市に偏りかねないことへの不安は、旧5区出身者に共通だ。ただ、寄居町議の1人は「将来は寄居出身者を(旧北5区の)統一候補とする布石としたい」と岡部町出身者擁立には不満を持っている。

 今回立候補を予定している6人のうち、旧北5区出身者は2人、残りの4人は旧北6区。前回県議選の投票者数は、旧深谷市が約4万人、寄居町と旧3町は約2万8000人で4対3の割合だ。地元有力者は「旧北5区の票の行方が勝負を分ける」と指摘する。

 これを裏付けるように神尾支持の寄居町議の1人は「深谷出身の候補者2人から『支持してほしい』と声をかけられた」と明かす。

  ■尾引く「郵政解散」

 北5区の選挙構図をより複雑にしている底流に、05年の「郵政解散」がある。深谷市を含む衆院埼玉11区は自民党公認の「刺客」新井悦二が、造反組で現職の小泉龍司を破った。2人の系列候補が立つ県議選は第2ラウンドだ。

 2月下旬、深谷市戸森の雷電神社内の公会堂。小泉龍司系の小島進は住民約100人を前に「『民間の仕事は民間に任せればいい』という主張は、ちょっと違うのではないか」などと持論を展開。郵政解散に踏み切った前首相の小泉純一郎を批判した。小島は今回民主党から推薦を受けた。この経緯について小泉龍司は「後援会にすべてを委ねている」と言葉を濁す。

 対する新井は、自分の元秘書だった田村重信を全面支援する。田村は年明け以降、ほぼ毎日40人程度から150人規模の集会をこなしてきた。1日1件だったのが、最近は多い日には3件。新井の兄で深谷市長の新井家光の有権者らも含めて支持者固めを進めている。

【選挙結果】
◆北5区 定数3−候補6 (選管確定)─深谷市・寄居町,笠原英俊(地方主権の会)は引退
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 22,833 神尾 高善 56 無所属=自民 新① (元)岡部町長=石渡後継・05は小泉龍支援→直前に自民推薦を受ける→自民
当 15,809 加藤 裕康 61 無所属 元② 農協理事=小泉龍司系→自民
当 15,701 小島 進 46 無所属=民主 新① (元)深谷市会議長・05は小泉龍支援→民主・無所属の会
□ 7,438 田村 重信 56 自民 新 (元)衆院議員秘書(新井)・新井兄深谷市長の支援
□ 6,690 柴岡 俊美 45 共産 新 助産師=市北部地盤
1,080 志村 利行 50 無所属 新 造園業=埼北合併

7566とはずがたり:2008/06/29(日) 23:58:03

注目選挙区の構図
《5》 飛び地 新たに2選挙区(2007年3月11日)
弁明の現職、新人強気  北3区 北2区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/5.htm

 隣接していない複数の町が一つの選挙区に組み込まれる「飛び地」が新たに2か所も生まれた。いずれも市町村合併の影響を受けたものだ。(敬称略)

   県議選■北3区

 10日、上里町七本木の事務所開きに県議会議長の田島敏包は今年に入って3足目の革靴で臨んだ。これまでにあいさつ回りで2足をはきつぶしていた。開場の1時間前、事務所周辺に集まった支援者のもとに駆け寄る姿も、新人候補のようだった。

 午後2時、地元上里町長の関根孝道ら350人に田島は訴えた。
 「私は児玉町(現本庄市)のために政治をしてきたのではない。児玉郡市のためにすべてをかける」

 3期11年の町議時代はもちろん、県議4期16年も田島は選挙のたびに出身地の児玉町を拠点としてきた。町は市町村合併で本庄市と合併し、区割りは北4区に変更した。田島は立候補先に選択の余地がなかった。本庄市出身の自民党現職がいたからだ。しかし、支援者の声は冷たい。

 「児玉町は先代の三郎さん(元町会議長)からの地盤。それを捨てるのか」「なぜ北4区から出ないんだ」

 新たな選挙区は「飛び地」を抱えている。上里町から美里町へ行く途中、出身地を通る。田島は知人の姿を見つけると手を振るが、「手を振ることしか出来ないのが寂しいね」ともらす。そこに「議長の余裕」はあまり感じられない。

 旧北3区の人口割合は児玉町約2万人に対し、上里町は約3万人で、四半世紀近く児玉町出身者が県議を務めてきた。現在は上里町が大票田だ。

 田島の上里事務所から東に約800メートル。前上里町議の丸山真司の事務所がある。入って正面の壁に模造紙が張られている。「相談役 関根孝道」。別の紙には推薦人として現職町議13人中9人が名を連ねる。地元最大規模の企業、沖電気出身だけに連合の推薦状も並ぶ。

 「上里からずっと県議が出ていない状況を黙っていられない、という声が私を推している」

 丸山は自信をほのめかした。

   ■北2区

 「こんな区割り おかしいですよね」「秩父地域でひとつの選挙区にすれば2人の議員」

 岩崎宏の後援会報には、三つに分けられた区割りへの強い批判が繰り返されている。秩父市と旧吉田、荒川、大滝の3町村の合併に伴い、選挙区割りは全国的にも珍しい「三つの飛び地」となった。3地点を回るだけなら20〜30分ですむ。ただ、東秩父村は定峰峠など“山越え”があるなど、有権者にとって「三つ以上にバラバラにされた」と感じる結果だ。

 2月24日夜、小鹿野文化センターで開かれた県議選立候補予定者を招いた講演会。先に壇上にたった現職の小菅健夫は「私一人で決める力も雰囲気もなかった」と、持ち時間のほとんどを弁明に費やすほど、住民の不満は強い。

 2人の戦いは市町村合併と区割りの是非を争点に激しくなっている。「県議選後、合併をめぐる住民の対立が再燃するんだろうなあ」。地元町長の一人はため息をついた。

【選挙結果】
◆北2区 定数1−候補2
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 12,937 岩崎 宏 61 無所属 新① 農事組合代表←自立派
□ 12,320 小菅 健夫 64 自民 現 室内装飾業会長←合併派に転向
◆北3区 定数1−候補2
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 12,812 丸山 真司 64 諸派=連合 新① (元)上里町会議長→民主党・無所属の会
□ 11,235 田島 敏包 59 自民 現 県会議長

7567とはずがたり:2008/06/29(日) 23:58:22
注目選挙区の構図
《6》 激烈 世代間論争(2007年3月14日)
79歳「若さだけじゃ…」東4区  32歳「50年役に立てる」北6区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/6.htm

 実績か、世代交代か――。ベテラン議員と新人の対決では定番の争点だ。少子高齢化が進む県内で、有権者はどちらを選択するのか。(敬称略)

県議選■東4区

 79歳。連続7期当選の秋山清は今回の立候補予定者の中で最長老だ。ライバル陣営からは世代交代の標的にされている。

 2月27日朝、畑や田んぼが広がる騎西町の農村集落で秋山はマイクを握った。大利根町豊の台テクノタウン建設など県議としての実績を並べたうえで、こう語った。
 「合併や県立騎西高校の跡地利用など地域の課題はまだまだある。若さだけじゃ解決は難しい」
 新人らからの高齢批判に真っ向から反論した。

 秋山は、1か所10分程度で切り上げ、場所を移動しては同じ内容の演説を繰り返す。ほとんどの場所が姿を見せているのは5人程度で田畑に向かって演説しているようにも見える。

 県の2006年1月のデータでは65歳以上の高齢化率が大利根町19・7%、騎西町約18・3%と県平均16・2%を上回り、高齢化が進んだ地域だ。かつて秋山を支持した1人は「実動部隊だった人は他界したり、高齢で動けないから、集会が開けないんだ」と冷ややかな視線を送る。

 一方、最年少は30歳の野中厚。2月25日、大利根町内の集会で「選挙区を歩き、みなさんが新しい風に期待していると感じた」と世代交代を訴えた。野中後援会会長で町議の青鹿忠重は「政治は5年先、10年先をにらんで動く。その時、(県議で)年配の方はもういない」と若さの必要性を強調する。

 2人に大利根町議の小川雅彦を加えたこの選挙区の戦いが激しいことを示すエピソードがある。

 今年3月、立候補予定者の実名と「即刻辞職されたし」などと書かれた文書が複数の町議のもとに届いた。怪文書だった。大利根町選挙管理委員会の幹部は「今まで聞いたことがない。選挙が厳しいからだろうか」と語る。

 ■北6区

 23票。4年前の県議選で当選者と次点の票差が最小だった森田俊和はこの票数を忘れたことはない。一時はテレビで当選を報じられ、バンザイまでした。その時の悔しさをバネに06年4月から毎週3、4回、JR熊谷駅で街頭演説を続けている。

 その森田は若さを前面に押し出している。7日夜、行きつけの焼きそば店で支援者約20人に「若いうちから仕事を覚えたい。50年たってもまだ82歳。熊谷のために力を貸して欲しい」と熱弁をふるった。

 前回トップ当選した現職の小林哲也は、立候補予定者4人のうち、年齢が上から2番目。4年前は世代交代を訴えたが「今回はもう使えない」と言う。新人の田並尚明も41歳。「若さ」を売りにする年齢ではないと感じている。

 69歳の現職、岡部三郎も含め世代交代が焦点になっているものの、実際には平均年齢40歳という若い世代による争いが芽生えつつある。

【選挙結果】
◆東4区 定数1−候補3 (選管確定)(騎西町、北川辺町、大利根町、鴻巣市(旧川里町))
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,184 野中 厚 30 無所属 新① 青年会議所理事→自民
□ 8,306 秋山 清 79 自民 現(7) (元)県会議長
3,064 小川 雅彦 47 民主 新 (元)大利根町議

◆北6区 定数3−候補4 (選管確定)熊谷市
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 23,010 森田 俊和 32 無所属 新① 介護事業所経営→自民
当 21,290 小林 哲也 48 自民 現② 屋根工事業顧問→自民
当 20,613 田並 尚明 41 民主 新① 党県幹事=父親が元民主代議士→民主・無所属の会
□ 13,444 岡部 三郎 69 自民 現(2) 青果市場顧問

7568とはずがたり:2008/06/29(日) 23:58:39

注目選挙区の構図
《7》 知事の威光(2007年3月15日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/7.htm

パイプの太さ フル活用 南22区  「土屋系」も緊密ぶり強調 東6区

 全県を選挙区とし、高い知名度を持つ知事。あの手この手で「県のトップ」との緊密度を強調する立候補予定者は多い。(敬称略)

   県議選■南22区

 さいたま市内の県庁脇から国道17号を北上する。浦和、中央両区の自民、大宮区の民主、北区の自民と公明、上尾市の自民――。沿線に張り出された立候補予定者のポスターは、いずれも知事上田清司の写真を使っている。上田はすでに30人以上の立候補予定者にポスター用写真を提供しているという。

 知事の“威光”を感じさせる光景はまだある。2日、新座市東北の結婚式場で開かれた朝霞、和光、新座、志木4市の上田後援会の新年総会。4市を選挙区とする現職県議5人がそろって出席した。自民、民主、公明3党など、まさに呉越同舟だった。

 朝霞市議の醍醐清も会場にいた1人だ。前回、旧南21区(現南22区)に出馬し、198票差で次点。雪辱戦の今回、上田との緊密な関係をフルに活用している。朝霞市内の選挙事務所には上田の為書きが張られ、パンフレットには上田と一緒に撮った写真に「私がつなぎます」の文字が見える。支持者との会合でも「知事と二人きりで話す機会がある」「県議になれば素早く知事情報を提供できる」など、知事とのパイプを強調する。

 上田が衆院議員に初当選する前からの知り合い。長いつきあいに「知事が応援に入る可能性もある」(知事周辺)と言われている。

 上田が衆院議員時代に民主党に所属していたこともあって、現職の神谷裕之は微妙な距離を保とうとしている。上田の政治姿勢に対しては「県民にとっていいか悪いかで決める」とあくまで中立を強調。ただ、後援会のしおりには、安倍首相と撮った写真を載せる一方で、別のページに上田と話し込んでいる写真を使うなど、知事人気に配慮しているようだ。

■東6区

 1月7日、蓮田市江ヶ崎で開かれた自民党県議の本沢安治の新年会。前知事、土屋義彦の二女で環境副大臣の土屋品子が「身近なところから環境問題に取り組みましょう」とあいさつして会場を去り、終了間際に上田が姿を現し、壇上に立った。

 2人のニアミスに出席者の1人は「たまたま来る時間がずれたのかねえ」と苦笑する。本沢は初当選以降、ほぼ毎年のように新年会に現役時代の義彦と品子を招いてきた。2005年の衆院選は衆院埼玉13区の品子を支援するなど周囲からは表面上、「土屋系」と見られてきた。

 その一方で、知事就任後の上田もほぼ毎年、新年会に招待。今回の選挙では上田の写真を使ったポスターを街頭に張り出すなど、距離の近さを強調している。

 石井平夫も「土屋系」だ。蓮田市椿山の選挙事務所には品子のカレンダーが何枚も飾られている。石井自身、立候補に際して「(義彦に)あいさつに行った」と打ち明ける。ただ、後援会の勧誘チラシには上田と一緒に撮った写真を掲載するなど、現職知事の人気にあやかろうとの思いが見える。

 周囲の熱い思いに対して、上田は2月25日に自民党県議の県政報告会に出たのを最後に立候補予定者への会合出席は控えている。

【選挙結果】
◆南22区 定数2−候補5 (選管確定)(朝霞市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,462 神谷 裕之 63 自民 現⑤ 党朝霞支部長
当 10,040 醍醐 清 54 無所属=民主 新① (元)朝霞市議・上田直系
□ 5,639 星野 文男 49 無所属 新 (元)朝霞市議
□ 4,829 石川 啓子 44 共産 新 (元)朝霞市議
4,040 田辺 淳 50 無所属 新 (元)朝霞市議
◆東6区 定数1−候補2 (選管確定)(蓮田市)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,366 石井 平夫 59 諸派 新① (元)蓮田市会議長→自民=土屋系
□ 11,207 本沢 安治 69 自民 現(2) 石油販売業=土屋系・上田系

7569とはずがたり:2008/06/29(日) 23:59:44

注目選挙区の構図
《8》 少数政党の意地(2007年3月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/8.htm

議席死守へ総力戦 公明、共産  唯一の公認に元市長 社民

 県議選で、自民、民主両党の2大政党化への兆しが芽生え始めている。その中で公明、共産、社民3党はどう戦い、存在感を強めていくのか。焦点の一つだ。(敬称略)

県議選■南4、18区

 公認候補10人で10議席の獲得――。選挙で公明党は常に「完全勝利」を目標に掲げ、県議選では6回連続でクリアしてきた。

 党県本部が「超重点区」とする南4区。2月24日、党代表の太田昭宏が現職の畠山清彦の応援演説のため、JR大宮駅西口を訪れた。強い北風にもかかわらず、街頭に立った太田を幾重にも支持者が取り囲んだ。

 「定数2で戦うのは至難の業。皆さんのご支援で再び勝利を」

 あいさつの後、太田は約20分の演説の大半を共産党批判に費やした。公明党幹部は「敵は共産党のみ。自民党とは信頼関係もある」と力説する。

 自民党からは“側面支援”もある。

 同じく定数2の南18区。今月8日、自民党新座支部長の小糸正文は苦渋の表情でこう漏らした。

 「役員総会で自民党候補の擁立断念が決まった。市民には大変申し訳ないことをした」

 同支部は昨年10月、一度は新座市議の擁立を内定し、12月に約700人を集めた決起集会も開いた。しかし、今年1月末、市議本人が「家族の病状悪化」を理由に立候補断念を表明。支持者にとっては「青天のへきれき」だった。

 公明党を含めて3人が立候補を予定している。そこに市議が割って入れば激戦区となるのは必至だった。自民党県連幹部の解説はこうだ。

 「国政選挙で受けた公明党の支援は、地方選でしか返せない。南18区が『お返し』という意識はあった」

■南13区

 東日本で唯一、共産党の県議が7期連続して議席を死守しているのが南13区(→今回落選)。これまで公明、共産両党が2議席を確保し、残りを自民党など保守系が争う構図だった。今回、民主党が初めて公認の擁立を決めたことで形が変わった。

 共産党は4期の現職に替えて、新人の元山佳与子の擁立を決めた。選挙対策本部を通常よりも半年も早い昨年1月に設置。党内からは「過去に例がない」という声が出るほど、党の危機感が強い。20日には党委員長の志位和夫がさいたま市大宮区の大宮ソニックシティで全県の候補者とともに演説する予定だ。

■南12区

 旧社会党時代には最大17人の県議を擁した社民党だが、過去2回連続して議席ゼロに終わっている。今回、唯一公認で擁立するのが元岩槻市長の佐藤征治郎。11日午後、さいたま市岩槻区の岩槻駅東口コミュニティセンター4階での、佐藤の決起集会には社民党党首の福島瑞穂が駆け付けた。

 「私はつい市長と言いたくなってしまう。唯一の県議選候補。なんとしても県議会に行ってほしい」

 佐藤は05年4月にさいたま市と合併するまでの2期7年間市長を務め、知名度は高い。しかし、佐藤は「チラシを配ると、本人が目の前にいるのに『この人知ってる』と言われる」と2年のブランクに不安を感じている。

 佐藤擁立はほかの立候補予定者に波紋を広げた。4日、小島信昭の総決起集会で公明党市議があいさつした。4人の自民党公認の市議選立候補予定者よりも長時間だった。出席者の1人は「まるで公明党の集会だ」と皮肉るほど、自公協力への期待が大きい。

7570とはずがたり:2008/06/30(月) 00:00:24
>>7569-7570

【選挙結果】
◆南4区 定数2−候補3 (選管確定)さいたま市北区→民主立てろやヽ(`Д´)ノ
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 20,538 鈴木 弘 66 自民 現② (元)さいたま市議・前回無所属当選から自民入り●
当 13,753 畠山 清彦 50 公明 現④ 党県幹事長代理
□ 12,752 松下 裕 62 共産 元(2) 党地区副委員長

◆南12区 定数2−候補4 (選管確定)さいたま市岩槻区→流石岩槻!
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 18,665 佐藤 征治郎 67 社民 元③ (元)岩槻市長
当 14,528 小島 信昭 41 自民 現③ 自動車会社会長
□ 12,805 大沢 立承 60 自民 現(5) 党県議団長
3,006 大石 豊 47 共産 新 党地区委員

◆南13区 定数3−候補4 (選管確定)上尾市
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 25,119 畠山 稔 57 民主 新① (元)上尾市議
当 20,205 石渡 豊 51 公明 現② 党県幹事
当 20,018 島田 正一 58 自民 現③ 高齢者施設理事
□ 14,776 元山 佳与子 48 共産 新 党県委員

◆南18区 定数2−候補3 (選管確定)(新座市)→自民は公明に配慮し擁立回避
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 23,062 吉田 芳朝 32 無所属=民主 現② (元)新座市議→地方主権の会所属
当 19,977 西田 矩子 61 公明 現③ 党県幹事
□ 9,845 工藤 薫 57 共産 新 (元)新座市議

7571とはずがたり:2008/06/30(月) 00:07:13

注目選挙区の構図
《9》 公認 迫られる選択(2007年3月19日)
「無所属こだわりたい」 南区  「党の看板利点大きい」 桜区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/9.htm?from=goo

 さいたま市議選の立候補予定者の無所属は30人、前回の45人より大幅に減り、「政党化」が進んでいる。無所属か、党公認か。選択の境目はどこにあるのか。(敬称略)

さいたま市議選■南 区

 13日午前6時20分ごろ、冷たい風が吹く、JR南浦和駅西口。土井裕之は黒いマフラーを首に巻き、妻の絵美さん(26)と2人で「乗降客が必ず通る一番いい場所」という駅入り口脇に左右に分かれて陣取った。「機能する議会へ」などと書かれたのぼり2本を立て、自ら編集したA4判の議会報告書「さいたま市民レポートNo.41」を配る。

 土井は相手が手を差し出すなど、「欲しい」という“サイン”を出している人にだけ報告書を手渡している。「お金も人も少ない。零細企業ですかね。いや、ベンチャー企業でありたい」

 浦和市議を経て、さいたま市議。今回3回目の選挙だ。いずれも無所属で戦ってきた。「政策などの党の方針にしばられたくない」という。悩むこともある。大きな会派に属する議員より、本会議などでの質問時間が短く、発言力も弱い。

 党公認になれば選挙で支援がある。民主党県連は県議、政令市議の公認料は現職30万円、新人50万円を支出している。推薦にも10万円。政党ポスター製作費も一定の補助を出す。

 土井も党公認のチャンスはあった。今年1月にも民主党職員から携帯電話で「民主党の公認、推薦を受ける考えはありませんか」と誘われた。「無所属にこだわりたい」という土井はきっぱり断った。後悔はしていない。

■北 区

 自民党公認の関根信明は前回無所属で立候補した。当時、市議会の保守系会派が四つに分裂。関根の会派は公認を受けず、推薦を依頼するにとどめた。その時の選挙ポスターは1人だけで撮った。政党ポスターが使えず、党の衆院議員らの応援演説もない。「無所属には限界もある。選挙は厳しく、やりにくかった」

 今回、党公認が得られた。告示前に掲示できる政党ポスターも張った。衆院議員らの応援もある。演説内容も変わる。「政党とのつながりがあるから、国への要望や陳情活動についてもより強く訴えることが出来る」と強調する。

 ただ、駅前で「自民党」の名前を出すと、通勤客らに嫌な顔をされることもある。そうした有権者の理解をどう得るか、これからの課題だ。

■桜 区

 さいたま市桜区町谷、阪本克己の選挙事務所。壁一面に張られた選挙区の住宅地図には赤いペンで約150の丸印がついている。政党ポスターを張った場所を示したもので、自民党現職が住む地域に赤丸は一つもない。阪本は「自民党が強い地域は無理しない」という。強引なことをして波風立てるのも嫌だった。

 朝、駅前で街頭演説するときには「民主党」をアピールする。地元では「阪本です。政党は民主ですが、地域のために頑張ります」と使い分けている。心の揺れがのぞけるが「無所属よりも民主党の看板を掲げた方がメリットが大きい」と言い切る。

 前回、前々回の衆院選比例で民主党は桜区で約1万5000票を獲得している。「だからこそ、党の看板を掲げて戦った方がいい」。阪本は党公認のメリットは大きいとみる。

7572とはずがたり:2008/06/30(月) 00:07:46

注目選挙区の構図
《10》 県に匹敵 政令市の権限(2007年3月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/053/10.htm

「陳情市議だけで完結」 見沼区  「県議は必要」訴え重ね 南6区

 政令市は通常の市町村と異なり、県に近い権限を持っている。そのため、市議の役割が大きく、県議は存在感が薄くなりがちだ。(敬称略)

    ■県議選 さいたま市議選■

   ■南6区・見沼区

政令市となり大きく姿を変える「さいたま新都心」。県議と市議の関係も変わってきている(昨年3月、本社ヘリから)


 〈特集 政令指定都市に県議は不要か〉。前回選挙で惜敗した田村琢実は11日発行の後援会報で1ページを割いて政令市における県議の必要性を説いた。「(国民の)『生命と財産』を守るための一つ警察行政が県の事務権限としてある」「どのような教育を施していくか、重要な役割がある」――。1308文字に自らの思いを込めた。

 2002年の県議会6月定例会。県議4期の福永剛は、一般質問の最後に「政令市実現の暁には県議の政務は大幅に縮小する」として引退を表明した。福永の地盤から立候補した田村は、福永に「君は何のために県議を目指すのか」とただされて、「県議にもやることはある」と反論。「政令市の県議」問題はそのころから田村の頭を離れない。

 政令市は県が行う都市計画や児童福祉などの行政事務を大幅に肩代わりする。県は主に「警察、教育、河川」を処理するのみで、県議も選挙区が政令市か他の市町村かで地域での役割は異なる。

 元市議会議長・鶴崎敏康には忘れられない記憶がある。05年度の「政令指定都市議長会」。各政令市の議長が集まった会合で、「県議はいらないよな」「横浜は市議が先にあいさつする」などと盛り上がった。06年12月の市政報告会では「道路や憩いの場の整備は、私に言っていただければ完結します」と県議不要論をぶった。鶴崎は言う。「この4年間を振り返っても(陳情に関して現職県議に)相談したこともないし、これからもない」

   ■南10区・南区

 さいたま市南区根岸の住宅地に構えた民主党衆院議員、高山智司の事務所。入り口近くに市議選立候補予定者の丹羽宝宏の机、その後ろに県議選立候補予定者の木村勇夫の机がある。

 丹羽、木村は朝夕の駅立ちもほとんど一緒に行う。12日朝、JR武蔵浦和駅東口で、足首を骨折して松葉づえ姿の丹羽が通勤客に声をかけ、その後ろで木村が民主党ののぼりを持つ。木村は「2人とも民主党の看板で戦うのだから、一緒にいる不便、不都合は考えたことがない」と言う。ただ、けがで単独行動が難しい丹羽は「別々に行動すればそりゃ知名度も上がると思いますよ」と悔しさをにじませる。

 県議選、政令市議選はともに4月8日に投開票される。そのため、「仲間の名前を連呼すると有権者は混乱する」(民主党幹部)との理由で、一緒に活動するのを嫌がるケースも出ているという。

(おわり)

【選挙結果】
埼玉県議選
◆南6区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 22,561 清水 勇人 45 自民 現② 党県青年部役員・前回無所属当選から自民入り●
当 20,702 田村 琢実 35 無所属 新① 学習塾経営・前回次点
□ 15,900 角 靖子 68 共産 現(1) 党地区委員

◆南10区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 25,021 宮崎 栄治郎 52 自民 現② 幼稚園副園長
当 19,325 木村 勇夫 39 民主 新① (元)衆院議員秘書
□ 11,033 守谷 千津子 55 共産 新 党地区委員

7573とはずがたり:2008/06/30(月) 00:08:15
>>7571-7573

さいたま市議選
■北区 定数7−候補10(選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,423 高木 真理 39 民主 現2 (元)衆院議員秘書
当 6,903 今村 都代子 63 公明 現3 党北支部長
当 5,448 関根 信明 48 自民 現3 不動産会社長
当 5,027 吉田 一郎 43 無所属 新1 文筆業
当 4,326 神田 義行 55 共産 現3 党地区委員
当 4,089 清水 賢一 69 自民 現3 市会副議長
当 4,009 伝田 ひろみ 58 無所属 現2 福祉団体代表
□ 3,447 高橋 良 52 自民 現(2) 不動産会社役員
□ 2,468 吉田 太 39 自民 現(2) 行政書士
□ 2,287 芝間 衛 61 自民 元(1) 衆院議員秘書

■桜区 定数5−候補6(選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 6,185 岡 真智子 59 無所属 現2 (元)県議
当 5,770 阪本 克己 47 民主 新1 (元)衆院議員秘書
当 5,649 高橋 勝頼 52 公明 現3 党県幹事長代理
当 5,486 土橋 貞夫 54 自民 現3 幼稚園副園長
当 4,714 真取 正典 61 自民 現3 幼稚園長
□ 3,634 山中 信一 35 共産 現(2) 党地区委員

■見沼区 定数8−候補13(選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,602 三神 尊志 26 民主 新1 党総支部幹事
当 5,951 小森谷 優 48 公明 新1 党見沼副支部長
当 5,819 輿水 恵一 45 公明 現2 党県青年局次長
当 4,778 鶴崎 敏康 57 自民 現3 幼稚園長
当 4,730 中山 欽哉 48 自民 現3 障害者施設理事
当 4,411 青柳 伸二 59 共産 元2 党地区常任委員
当 4,342 細沼 武彦 62 自民 現3 農業
当 4,295 戸島 義子 56 共産 現2 党地区役員
□ 3,649 長谷川 和久 60 自民 現(2) 建設会社長
□ 3,563 斎藤 建二 58 自民 現(2) 市水泳連盟顧問
□ 3,525 江野本 啓子 57 無所属 元(1) 女性団体県役員
□ 2,699 武田 和浩 46 無所属 新 プロテニス選手
□ 2,493 吉山 悟 55 自民 現(2) 障害者施設理事

■南区 定数9−候補14(選管確定)
得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 7,291 斉藤 真起 44 共産 現3 党地区委員
当 6,928 日浦田 明 58 公明 現3 党県役員
当 6,710 丹羽 宝宏 26 民主 新1 (元)衆院議員秘書
当 5,237 野口 吉明 60 自民 現3 幼稚園理事
当 4,830 霜田 紀子 66 自民 現3 書道教授
当 4,671 関根 隆俊 69 無所属 現3 行政書士
当 4,277 萩原 章弘 52 自民 現3 社福法人理事長
当 3,721 桶本 大輔 38 自民 現2 運送会社長
当 3,528 土井 裕之 35 無所属 現2 (元)空手指導員→民主の誘いを断り無所属出馬
□ 2,708 秋本 清一 53 無所属 元(2) 米穀燃料販売業
□ 2,088 佐野 尚子 54 無所属 新 住宅改修業役員
□ 1,952 新藤 直樹 56 無所属 新 専門商社長
1,394 田崎 良雄 61 無所属 新 建設会社役員
1,093 浅井 久仁臣 59 無所属 新 ジャーナリスト

7574とはずがたり:2008/06/30(月) 00:21:09
>>7323 >>7340 >>7360

県議再選挙は共産・山川氏
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080427-OYT8T00671.htm
 県議選西5区(ふじみ野市の旧上福岡市区域)の再選挙★は27日、投開票され、新人で共産党公認の元ふじみ野市議・山川寿美江氏(65)が、民主党公認の衆院議員秘書・八木昭次氏(37)、自民党公認の和菓子製造販売会社役員・中野英幸氏(46)(公明党推薦)の新人2氏を破り、初当選を果たした。投票率は37・10%(前回2007年4月は43・98%)、当日有権者数は4万4892人。
 共産公認候補が県内県議選1人区で議席を獲得したのは1987年の南12区(蕨市)以来。
 再選挙は、公職選挙法違反による近藤善則元県議(自民党を離党)の失職に伴うこともあり、政治とカネの問題などが争点となった。八木、中野両氏が川越市在住で地元有権者に不満が強く、ふじみ野市議など地元で9期36年議員を務めた山川氏への期待が集まった格好だ。
  ★再選挙 裁判で選挙違反などにより当選無効の判決が確定、当該選挙で当選した人がいないと見なされたケースなどに実施する。県選管などが判決確定の通知を受けとった日から50日以内に選挙を行う。このほか、当選者が定数より少ない場合なども対象。県議選の再選挙は、1985年12月の東9区(越谷市)以来23年ぶり。
          【開票結果】
  □印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者 
当  5,725山川寿美江65共新
□  5,657中野 英幸46自新
□  5,003八木 昭次37民新
(選管確定)
(2008年4月28日 読売新聞)


共産の山川氏初当選 33年ぶり議席獲得『命と暮らし守る県政に』  2008年4月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080428/CK2008042802007212.html
 公職選挙法違反の罪に問われ有罪が確定した近藤善則元県議の失職に伴う県議選西5区(ふじみ野市の一部=旧上福岡市・被選挙数一)の再選挙は二十七日、投票が行われ、共産の元ふじみ野市議山川寿美江氏(65)が新人三人の争いを制し、初当選を果たした。共産が同選挙区で議席を獲得するのは三十三年ぶり。当日有権者数は四万四千八百九十二人で、投票率は37・10%(前回43・98%)にとどまった。 (山口哲人)
 ほかに立候補していたのは、いずれも新人で、民主の衆院議員秘書八木昭次氏(37)=連合埼玉推薦、自民の会社副社長中野英幸氏(46)=公明推薦。
 当選を決めた山川氏は事務所で「県議会で共産が二議席になったので、中学卒業までの医療費を無料化するなど、命と暮らしを守る県政にしたい。税金の無駄遣いをさせない県政を実現したい」と抱負を語った。
 今選挙戦は近藤元県議の選挙違反事件で揺らいだ市民の政治に対する信頼回復が主な争点となったが、山川氏は「政治と金の問題を断ち切らねばならない。政務調査費の一円からの領収書添付を義務付ける」などと訴え、支持を広げた。投票率が伸び悩んだことも、強い組織票のある山川氏に有利に働いた。
 再選挙は、衆院山口2区補欠選挙と投開票日が同じになったことや、自民、民主の二候補が地元衆院議員の長男や秘書であることなどから、次期衆院選の前哨戦の様相も呈した。
 山川陣営は小池晃共産党政策委員長、八木陣営は菅直人党代表代行、中野陣営は渡辺喜美行政改革担当相や橋本聖子参院議員が応援に駆けつけるなど、それぞれ大型選挙並みの選挙戦を展開した。
(東京新聞)


選挙:県議選・西5区再選挙 共産の山川氏当選「党派超え地元の人選んだ」 /埼玉
4月29日14時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000122-mailo-l11
 共産公認の元ふじみ野市議、山川寿美江氏(65)が初当選を果たした27日の県議西5区再選挙。共産公認候補が県議選1人区で当選したのは21年ぶりだった。28日、関係者に受け止め方を聞いた。
 自民、民主の候補ともに地元に住んでいなかった。滝瀬副次・自民県議団団長は「自民も民主も落下傘候補。後期高齢者医療制度も逆風だった」。高橋努・民主県議団代表は「有権者は党派を超え地元の人を選んだ。県議選は天下国家を論じる国政選とは違う」と悔やんだ。
 柳下礼子県議(共産)は「(自、民は)川越が地盤の候補なのに、次期衆院選の前哨戦と騒がれた。有権者はバカにされたと思ったのでは」と分析した。
 山川氏は島田行雄ふじみ野市長と面会し、「地元代表として活躍を」と激励された。山川氏は「市のために仕事をします。何でも言ってください」と約束した。山川陣営の幹部は「自民党が高齢者に冷たいからと、初めて共産に入れてくれたお年寄りがいた。反自民票が集まった」と満足げだった。【藤川敏久、和田憲二】

7575とはずがたり:2008/06/30(月) 01:39:38
>>7562-7574
またも今更感ありだが埼玉県議会選挙結果検討

<埼玉県議会会派別議員名簿>
http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/member/kaiha.html
定数:94名(欠員2名)
議長・副議長 
埼玉県議会自由民主党議員団(自民)52人
民主党・無所属の会(民主党・無所属の会)22人
埼玉県議会公明党議員団(公明)9人
無所属刷新の会(刷新の会)4人
日本共産党埼玉県議会議員団(共産党)2人
社会民主党(社民党)1人
無所属 2人

民主が惜敗した選挙区,立てられなかった選挙区,あともうちょっとで自民を落選させられる選挙区を抜粋。
自民2議席独占区3区と民主惜敗区3区,共産惜敗区1区を民共が取るとすると自民45民主22共産3で過半数割れ(自公で過半数だけど)。
民主が不戦敗・惨敗の26選挙区が鍵か。市町村合併に応じたまともな選挙区改定を粘り強く輿論に訴えかけねばならない。定数1が2になるとチャンスが巡ってくる。今後合併する可能性のある市もしかり→秩父・ふじみ野・久喜・蓮田
この4市とさいたま市内の定数1の3選挙区を奪取すると7選挙区。
自民38・民主刷新社民34・公明9・共産3・無所属2となる。ぎりぎり自公でも過半数割れである。欠員2名の考慮入れてない丼勘定だけどw

■埼玉県議選■
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kantoh.txt

<自民2議席独占>→3選挙区
南4区 定数2−3(さいたま市北区)
当 20,538 鈴木 弘 66 自民 現② 前回無所属当選から自民入り●
当 13,753 畠山 清彦 50 公明 現④
□ 12,752 松下 裕 62 共産 元(2)
南6区 定数2−3(さいたま市見沼区)
当 22,561 清水 勇人 45 自民 現② 前回無所属当選から自民入り●→自民
当 20,702 田村 琢実 35 無所属 新① 前回次点→自民
□ 15,900 角 靖子 68 共産 現(1)
東11区 定数2−3 (三郷市)
当 13,370 鈴木 義弘 44 自民 現③ (元)参院議員秘書
当 11,197 逢澤 義朗 72 自民 現③ 食品衛生協監事
□ 8,778 長峯 正之 72 無所属 元(1) 経営相談業・(元)三郷市議・新進党結党に参画,民主へ

<民主惜敗>→3選挙区
南7区 定数1−3(さいたま市中央区)
当 14,887 吉田 弘 69 自民 現④ 醸造会社長
□ 13,128 片山 錬太郎 34 民主 新 (元)衆院議員秘書
4,721 小松 秀雄 65 共産 新
西15区 定数1−2 (比企郡滑川町、嵐山町、小川町、鳩山町、ときがわ町)
当 20,675 松本 恒夫 59 自民 現② 珠算塾経営
□ 17,430 水谷 幸太郎 46 民主 新  不動産会社長
東15区 定数1−2 (吉川市)
当 9,290 蓮見 昭一 65 自民 現⑤ 行政書士
□ 7,749 高鹿 栄助 58 無所属=民主 新 (元)吉川市議

<共産惜敗>1選挙区
南2区 定数6−7(川口市)→前回は二人立てた共産が一人に絞るも惜敗。
当 28,071 松本 佳和 41 民主 新①
当 24,332 奥ノ木 信夫 55 自民 現④
当 22,300 塩野 正行 44 公明 現②
当 21,916 山本 晴造 61 公明 現③
当 21,869 菅 克己 40 無所属=民主 新①
当 20,841 田中 千裕 58 自民 現④
□ 19,792 村岡 正嗣 55 共産 新

7576とはずがたり:2008/06/30(月) 01:40:07
>>7575-7576
<無所属惜敗・民主不戦敗>→23選挙区
南3区 定数1−3(さいたま市西区)
当 17,547 深井 明 71 自民 現⑧
6,985 寺沢 清司 48 国民 新 (元)国交省職員
6,170 豊田 良江 65 共産 新
南8区 定数1−2(さいたま市桜区)
当 16,477 長沼 威 57 自民 現⑤ 幼稚園理事長・元フロンティア所属から自民入り●
□ 13,771 小高 真由美 42 無所属 新  印刷会社員
南11区 定数1−2 (さいたま市緑区)
当 19,270 高橋 政雄 55 無所属 新① 建築設計会社長・前回次点→自民
□ 14,562 秋本 昌治 66 無所属 元 教習所社長
南15区 定数1−2 (北本市)
当 15,213 滝瀬 副次 66 自民 現⑤
□ 11,079 平尾 良雄 54 無所属 新  クリニック院長
西3区 定数1−2 (飯能市)
当 16,183 和田 浩 54 無所属 新①→自民
□ 14,184 中村 興夫 61 自民 現
西6区 定数1−2 (富士見市)
当 17,053 神山 佐市 52 自民 現③ 運動施設経営
□ 8,391 川畑 勝弘 36 共産 新
西9区 定数1−3 (日高市)
当 10,287 小谷野 五雄 51 無所属 元④ タクシー業
□ 7,752 加藤 清 48 自民 現
4,442 横山 秀男 60 無所属 新 図書館運営業
西10区 定数1 入間郡毛呂山町、入間郡越生町
○ 丸木 清浩 67 自民 現⑤ 埼玉医大理事長
西11区 定数1  (坂戸市)
○ 鹿川 文夫 64 自民 現④ 県監査委員
西13区 定数1 (比企郡川島町、吉見町)
○ 中村 健 59 自民 現② 運送会社長
西14区 定数1−無投票 (東松山市)
○ 森田 光一 54 自民 現② 行政書士(→地方主権の会→無所属→自民党●)
●北1区 定数1−2 ─(秩父市)
当 20,306 北堀 篤 56 自民 現③ 温泉ホテル会長
□ 15,679 山口 民弥 56 無所属 新 (元)秩父市収入役
●北2区 定数1−2  (秩父郡横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村)
当 12,937 岩崎 宏 61 無所属 新① 農事組合代表←自立派→自民
□ 12,320 小菅 健夫 64 自民 現(1) 室内装飾業会長←合併派に転向
北4区 定数1 (本庄市)
○ 竹並 万吉 67 自民 現④ 保育園理事長
東1区 定数1(行田市)
○ 鈴木 聖二 52 自民 現③ (元)衆院議員秘書
東2区 定数1−2 (羽生市)
当 11,928 諸井 真英 38 無所属 新① (元)衆院議員秘書=自民公認申請
□ 10,601 永沼 正人 44 諸派 現  (元)羽生市議=河田市長・自民公認申請
東3区 定数1  (加須市)
○ 野本 陽一 67 自民 現⑨ (元)県会議長
東5区 定数1 (久喜市)
○ 樋口 邦利 59 自民 現④ 運輸会社役員
東6区 定数1−2 (蓮田市)
当 11,366 石井 平夫 59 諸派 新①(元)蓮田市会議長→自民
□ 11,207 本沢 安治 69 自民 現  石油販売業
東10区 定数1−3 (八潮市)
当 13,387 大山 忍 49 自民 現③(元)衆院議員秘書
□ 6,375 福野 未知留 35 無所属 新  会計事務所職員←00年衆自民公認漏れ無所属出馬福野女
692 河南 正夫 54 無所属 新 (元)化粧品会社員
東12区 定数1 (北葛飾郡栗橋町、鷲宮町)
○ 梅沢 佳一 53 自民 現②
東13区 定数1−3 (幸手市)
当 8,149 小森谷 昭 52 無所属 新① 設計会社役員→無所属
□ 7,965 秋谷 昭治 76 自民 現  病院長
3,469 増田 幹男 69 無所属 新
●東14区 定数1 春日部市(旧庄和町)、北葛飾郡杉戸町・松伏町
○ 井上 直子 67 自民 現⑤ 農業

<民主惨敗>3選挙区
●西7区 定数1−3 ふじみ野市の一部(旧大井町)、入間郡三芳町
当 11,131 土屋 恵一 52 自民 新①
□ 6,795 民部 佳代 42 民主 新
5,226 渡辺 利文 61 共産 新
西12区 定数1−4 (鶴ヶ島市)
当 9,880 長峰 宏芳 64 自民 現④ 製茶業
5,188 伊藤 邦夫 55 無所属 新 (元)鶴ヶ島市議→自民党系で保守系の市議5人が支援
4,397 関 勝 56 民主 新 党県政策委員
2,360 中郡 龍二 37 無所属 新 (元)衆院議員秘書
東4区 定数1−3 (鴻巣市(旧川里町)、北埼玉郡騎西町・北川辺町・大利根町)
当 11,184 野中 厚 30 無所属 新① 青年会議所理事→自民
□ 8,306 秋山 清 79 自民 現 (元)県会議長
3,064 小川 雅彦 47 民主 新 (元)大利根町議

7577とはずがたり:2008/06/30(月) 01:42:51
<自民党の党利党略によってねじ曲げられた県議選選挙区の正常化>
現職県議の保身の為選挙区を市を分断して細切れにしたり飛び地選挙区は同一郡でも分けると云う原則を枉げたりした例
秩父は定数2に成っても難しそうだが。。

<ふじみ野市>自自─(補選→自共)→民自

西5区 定数1−候補3 (選管確定)ふじみ野市(旧上福岡市)
当 10,030 近藤 善則 48 自民 現④ 党県青年部長→たいーほ
4,810 鈴木 啓太郎 51 無所属=民主 新 (元)ふじみ野市議
4,503 山川 寿美江 64 共産 新 (元)ふじみ野市議
西5区再選挙の結果(08年4月27日投開票)
当 5,725 山川寿美江 65 共新
□ 5,657 中野 英幸 46 自新
□ 5,003 八木 昭次 37 民新
西7区 定数1−候補3 (選管確定)(ふじみ野市の一部(旧大井町)、入間郡三芳町)
当 11,131(48.1%) 土屋 恵一 52 自民 新① (元)ふじみ野市議
□ 6,795(29.3%) 民部 佳代 42 民主 新 党県幹事
5,226(22.6%) 渡辺 利文 61 共産 新 党地区常任委員

西5+7区 定数2
当 11,605 民部 佳代 民主 新
当 11,131 土屋 恵一 自民 現=旧5区地盤
□ 10,030 ?? ?? 自民 新=旧7区地盤
□ 9,729 山川 寿美江 共産 現

<秩父市秩父郡>自自→自自>>7566
北1区 定数1−候補2 (選管確定)─秩父市
当 20,306 北堀 篤 56 自民 現③ 温泉ホテル会長
□ 15,679 山口 民弥 56 無所属 新 (元)秩父市収入役
北2区 定数1−候補2 (選管確定)(秩父郡横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村)
当 12,937 岩崎 宏 61 無所属 新①
□ 12,320 小菅 健夫 64 自民 現(1)

北1+2区
当 20,306 北堀 篤 56 自民 現③ 温泉ホテル会長
当 15,679 山口 民弥 56 無所属 新 (元)秩父市収入役
当 12,937 岩崎 宏 61 無所属 新① 農事組合代表←自立派→自民
□ 12,320 小菅 健夫 64 自民 現(1) 室内装飾業会長←合併派に転向

<春日部市> 自自公民→自自公民
東8区 定数3−候補5 (選管確定)春日部市(旧春日部市)
当 20,050 森泉 義夫 53 公明 現③ 党県副幹事長
当 18,288 森岡 洋一郎 32 民主 新① (元)衆院議員秘書
当 12,525 佐久間 実 66 諸派 現⑨ ビル管理業→議長選を巡る汚職事件で実刑判決が確定し、辞職経験あり。元県議会議長
□ 12,294 清水 寿郎 71 自民 現 運送会社相談役
□ 11,173 並木 敏恵 46 共産 新 党地区委員
東14区 定数1−無投票(春日部市(旧庄和町)、北葛飾郡杉戸町・松伏町)
○ 井上 直子 67 自民 現⑤ 農業

東8+14区 定数4?

<鴻巣市・北埼玉郡>刷自→刷自
南16区 定数1−候補3 (選管確定)(鴻巣市・吹上町)
当 16,252 中屋敷 慎一 47 無所属 新① せっけん会社長→刷新の会
□ 11,681 佐藤 泰彦 49 無所属 新 不動産会社長
□ 10,823 成塚 常吉 67 自民 現 食品加工会社長
東4区 定数1−候補3 (選管確定) (鴻巣市(旧川里町)、北埼玉郡騎西町・北川辺町・大利根町)
当 11,184 野中 厚 30 無所属 新① 青年会議所理事→自民
□ 8,306 秋山 清 79 自民 現  (元)県会議長
3,064 小川 雅彦 47 民主 新  (元)大利根町議

東4+南16(東に繰り入れが妥当かな?)
当 16,252 中屋敷 慎一 47 無所属 新①→刷新の会
□ 11,681 佐藤 泰彦 49 無所属 新
当 11,184 野中 厚 30 無所属 新①→自民
□ 10,823 成塚 常吉 67 自民 現
□ 8,306 秋山 清 79 自民 現
3,064 小川 雅彦 47 民主 新

7578とはずがたり:2008/06/30(月) 02:03:22
市町村合併と都市化
三郷と八潮は都市化でもうちと頑張って貰いたいところ。
蓮田と久喜は合併の進展に期待。

<蓮田白岡市(仮称)>
蓮田市6万+白岡町4.9万=合併新市11万

東6区 定数1−2 (蓮田市)
当 11,366 石井 平夫 59 諸派 新①(元)蓮田市会議長→自民
□ 11,207 本沢 安治 69 自民 現  石油販売業

東7区 定数1−候補2 (南埼玉郡宮代町、白岡町、菖蒲町)
当 21,990 岡 重夫 54 無所属=民主 新① (元)白岡町議
□ 17,835 遠藤 俊作 69 自民 現 物流会社会長

定数2だと自民だろうな。

<大久喜市(仮称)>
久喜市7万+鷲宮町3.5万+栗橋町2.7万+菖蒲町2.1万(+幸手市5.3万)=合併新市15.3万(20.6万)

東5区 定数1 (久喜市)
○ 樋口 邦利 59 自民 現④ 運輸会社役員

東7区 定数1−候補2 (南埼玉郡宮代町、白岡町、菖蒲町)
当 21,990 岡 重夫 54 無所属=民主 新① (元)白岡町議
□ 17,835 遠藤 俊作 69 自民 現 物流会社会長

東12区 定数1 (北葛飾郡栗橋町、鷲宮町)
○ 梅沢 佳一 53 自民 現②

東13区 定数1−3 (幸手市)
当 8,149 小森谷 昭 52 無所属 新① 設計会社役員→無所属
□ 7,965 秋谷 昭治 76 自民 現  病院長
_ 3,469 増田 幹男 69 無所属 新

現在は自(民)自無

<八潮市>
東10区 定数1−3
当 13,387 大山 忍 49 自民 現③(元)衆院議員秘書
□ 6,375 福野 未知留 35 無所属 新  会計事務所職員←00年衆自民公認漏れ無所属出馬福野女
_  692 河南 正夫 54 無所属 新 (元)化粧品会社員

<三郷市>
東11区 定数2−候補3
当 13,370 鈴木 義弘 44 自民 現③ (元)参院議員秘書
当 11,197 逢澤 義朗 72 自民 現③ 食品衛生協監事
□ 8,778 長峯 正之 72 無所属 元 経営相談業・(元)三郷市議・新進党結党に参画,民主へ

7579とはずがたり:2008/07/01(火) 15:52:53
<自民過半数割れへの道>

■埼玉県議選■
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kantoh.txt

<自民2議席独占>→3選挙区
南4区 定数2−3(さいたま市北区)
当 20,538 鈴木 弘 66 自民 現② 前回無所属当選から自民入り●
当 13,753 畠山 清彦 50 公明 現④
□ 12,752 松下 裕 62 共産 元(2)
南6区 定数2−3(さいたま市見沼区)
当 22,561 清水 勇人 45 自民 現② 前回無所属当選から自民入り●→自民
当 20,702 田村 琢実 35 無所属 新① 前回次点→自民
□ 15,900 角 靖子 68 共産 現(1)
東11区 定数2−3 (三郷市)
当 13,370 鈴木 義弘 44 自民 現③ (元)参院議員秘書
当 11,197 逢澤 義朗 72 自民 現③ 食品衛生協監事
□ 8,778 長峯 正之 72 無所属 元(1) 経営相談業・(元)三郷市議・新進党結党に参画,民主へ

<民主惜敗>→3選挙区
南7区 定数1−3(さいたま市中央区)
当 14,887 吉田 弘 69 自民 現④ 醸造会社長
□ 13,128 片山 錬太郎 34 民主 新 (元)衆院議員秘書
4,721 小松 秀雄 65 共産 新
西15区 定数1−2 (比企郡滑川町、嵐山町、小川町、鳩山町、ときがわ町)
当 20,675 松本 恒夫 59 自民 現② 珠算塾経営
□ 17,430 水谷 幸太郎 46 民主 新  不動産会社長
東15区 定数1−2 (吉川市)
当 9,290 蓮見 昭一 65 自民 現⑤ 行政書士
□ 7,749 高鹿 栄助 58 無所属=民主 新 (元)吉川市議

<無所属惜敗・民主不戦敗・無所属当選者自民入>→23選挙区
南3区 定数1−3(さいたま市西区)
当 17,547 深井 明 71 自民 現⑧
6,985 寺沢 清司 48 国民 新 (元)国交省職員
6,170 豊田 良江 65 共産 新
南8区 定数1−2(さいたま市桜区)
当 16,477 長沼 威 57 自民 現⑤ 幼稚園理事長・元フロンティア所属から自民入り●
□ 13,771 小高 真由美 42 無所属 新  印刷会社員
南11区 定数1−2 (さいたま市緑区)
当 19,270 高橋 政雄 55 無所属 新① 建築設計会社長・前回次点→自民
□ 14,562 秋本 昌治 66 無所属 元 教習所社長
南15区 定数1−2 (北本市)
当 15,213 滝瀬 副次 66 自民 現⑤
□ 11,079 平尾 良雄 54 無所属 新  クリニック院長
西3区 定数1−2 (飯能市)
当 16,183 和田 浩 54 無所属 新①→自民
□ 14,184 中村 興夫 61 自民 現
西6区 定数1−2 (富士見市)
当 17,053 神山 佐市 52 自民 現③ 運動施設経営
□ 8,391 川畑 勝弘 36 共産 新
西9区 定数1−3 (日高市)
当 10,287 小谷野 五雄 51 無所属 元④ タクシー業
□ 7,752 加藤 清 48 自民 現
4,442 横山 秀男 60 無所属 新 図書館運営業
西10区 定数1 入間郡毛呂山町、入間郡越生町
○ 丸木 清浩 67 自民 現⑤ 埼玉医大理事長
西11区 定数1  (坂戸市)
○ 鹿川 文夫 64 自民 現④ 県監査委員
西13区 定数1 (比企郡川島町、吉見町)
○ 中村 健 59 自民 現② 運送会社長
西14区 定数1−無投票 (東松山市)
○ 森田 光一 54 自民 現② 行政書士(→地方主権の会→無所属→自民党●)

7580とはずがたり:2008/07/01(火) 15:53:06

●北1区 定数1−2 ─(秩父市)
当 20,306 北堀 篤 56 自民 現③ 温泉ホテル会長
□ 15,679 山口 民弥 56 無所属 新 (元)秩父市収入役
●北2区 定数1−2  (秩父郡横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村)
当 12,937 岩崎 宏 61 無所属 新① 農事組合代表←自立派→自民
□ 12,320 小菅 健夫 64 自民 現(1) 室内装飾業会長←合併派に転向
北4区 定数1 (本庄市)
○ 竹並 万吉 67 自民 現④ 保育園理事長
東1区 定数1(行田市)
○ 鈴木 聖二 52 自民 現③ (元)衆院議員秘書
東2区 定数1−2 (羽生市)
当 11,928 諸井 真英 38 無所属 新① (元)衆院議員秘書=自民公認申請
□ 10,601 永沼 正人 44 諸派 現  (元)羽生市議=河田市長・自民公認申請
東3区 定数1  (加須市)
○ 野本 陽一 67 自民 現⑨ (元)県会議長
東5区 定数1 (久喜市)
○ 樋口 邦利 59 自民 現④ 運輸会社役員
東6区 定数1−2 (蓮田市)
当 11,366 石井 平夫 59 諸派 新①(元)蓮田市会議長→自民
□ 11,207 本沢 安治 69 自民 現  石油販売業
東10区 定数1−3 (八潮市)
当 13,387 大山 忍 49 自民 現③(元)衆院議員秘書
□ 6,375 福野 未知留 35 無所属 新  会計事務所職員←00年衆自民公認漏れ無所属出馬福野女
692 河南 正夫 54 無所属 新 (元)化粧品会社員
東12区 定数1 (北葛飾郡栗橋町、鷲宮町)
○ 梅沢 佳一 53 自民 現②
東13区 定数1−3 (幸手市)
当 8,149 小森谷 昭 52 無所属 新① 設計会社役員→無所属
□ 7,965 秋谷 昭治 76 自民 現  病院長
3,469 増田 幹男 69 無所属 新
●東14区 定数1 春日部市(旧庄和町)、北葛飾郡杉戸町・松伏町
○ 井上 直子 67 自民 現⑤ 農業

<民主惨敗>3選挙区
●西7区 定数1−3 ふじみ野市の一部(旧大井町)、入間郡三芳町
当 11,131 土屋 恵一 52 自民 新①
□ 6,795 民部 佳代 42 民主 新
5,226 渡辺 利文 61 共産 新
西12区 定数1−4 (鶴ヶ島市)
当 9,880 長峰 宏芳 64 自民 現④ 製茶業
5,188 伊藤 邦夫 55 無所属 新 (元)鶴ヶ島市議→自民党系
4,397 関 勝 56 民主 新
2,360 中郡 龍二 37 無所属 新 (元)衆院議員秘書
東4区 定数1−3 (鴻巣市(旧川里町)、北埼玉郡騎西町・北川辺町・大利根町)
当 11,184 野中 厚 30 無所属 新① 青年会議所理事→自民
□ 8,306 秋山 清 79 自民 現 (元)県会議長
3,064 小川 雅彦 47 民主 新 (元)大利根町議

<共産惜敗>1選挙区
南2区 定数6−7(川口市)→前回は二人立てた共産が一人に絞るも惜敗。
当 28,071 松本 佳和 41 民主 新①
当 24,332 奥ノ木 信夫 55 自民 現④
当 22,300 塩野 正行 44 公明 現②
当 21,916 山本 晴造 61 公明 現③
当 21,869 菅 克己 40 無所属=民主 新①
当 20,841 田中 千裕 58 自民 現④
□ 19,792 村岡 正嗣 55 共産 新

7581とはずがたり:2008/07/01(火) 15:55:08
>>7579-7581

<埼玉県議会会派別議員名簿>
http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/member/kaiha.html
定数:94名(欠員2名)
議長・副議長 
埼玉県議会自由民主党議員団(自民)52人
民主党・無所属の会(民主党・無所属の会)22人
埼玉県議会公明党議員団(公明)9人
無所属刷新の会(刷新の会)4人
日本共産党埼玉県議会議員団(共産党)2人
社会民主党(社民党)1人
無所属 2人

民主が惜敗した選挙区,立てられなかった選挙区,あともうちょっとで自民を落選させられる選挙区を抜粋。
自民2議席独占区3区と民主惜敗区3区,共産惜敗区1区を民共が取るとすると自民45民主22共産3。
未だ未だである。
結局自民が1議席を独占する26選挙区をなんとかせねば成るまい。
これらの1/3の8議席とると自民38,民主30とだいぶ差は縮まる。

7582やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:44:09
境港市長に中村氏無投票再選
2008年7月7日(月)10:00
http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/politics/elex/Tn200807070037.html

 任期満了に伴う境港市長選は6日告示され、無所属現職の中村勝治氏(63)のほかに立候補者はなく、無投票で再選された。同市長選の無投票は、1997年11月の選挙以来10年ぶり2度目。

 2004年に初当選した中村氏は単独市制を維持する中で、投資的経費を抑制し職員給与カットを実施した。約177億円(02年度末)あった市債残高を約30億円減らす一方、基金残高は02年度末の2倍の約40億円になった。

(中国新聞)

7583やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:45:29
千葉・印西市長に山崎山洋氏が当選〈6日の市長選〉
2008年7月6日(日)18:22
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/elex/K2008070601380.html

 ◇印西市(千葉県)

 山崎山洋氏(57)=無現、無投票で再選。

7584やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:46:24
鹿児島県知事選、現職の伊藤氏が優勢…読売情勢調査
2008年7月7日(月)03:16
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/elex/20080706-567-OYT1T00747.html

 読売新聞社は13日投開票の鹿児島県知事選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 現職の伊藤祐一郎氏が優勢で、新人の祝迫加津子氏(共産推薦)は支持拡大を目指している。有権者の4人に1人は態度を決めておらず、情勢には流動的な面もある。

 再選を目指す伊藤氏は、自民、民主、公明各党の県組織から支援を受け、自民支持層の8割強、民主支持層の5割強を固めた。支持政党のない無党派層でも5割弱の支持を得ている。

 元県議の祝迫氏は、共産支持層の半数以上を固め、民主支持層の2割強を取り込んだ。20歳代では2割程度が祝迫氏を支持している。

 調査は4〜6日、鹿児島県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1201世帯のうち754人から回答を得た(回答率63%)。

7585やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:47:55
選挙:綾瀬市長選 現・新の一騎打ち 市民重視など訴え /神奈川
7月7日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000067-mailo-l14

 任期満了に伴う綾瀬市長選が6日告示された。再選を目指す現職の笠間城治郎氏(64)と新人の元会社員、高橋聡氏(47)が立候補し、無所属同士の一騎打ちとなった。
 笠間氏は午前11時、同市深谷の選挙事務所で出陣式。支援者ら約800人を前に「地方の都市間競争が始まり、いかに税収を上げるかの時代になった。市民重視の政策を続け都市機能を再構築する」と第一声を上げた。
 安心安全な街づくり、幹線道路整備、新たな土地利用による企業誘致と雇用拡大、厚木基地の縮小返還などに力を入れるという。笠間氏は「魅力ある街づくりに取り組む」と支持を訴えた。
 高橋氏は立候補届け出後の午前9時すぎ、市役所内で報道陣に対し「このままの社会ではいけないと思う人は私に投票してほしい。対立候補がいないので出馬した」と語った。
 街頭演説など通常の選挙戦術は取らず、選挙公報とポスターのみで主張を訴える。「自律と共生」を最も訴えたい政策に挙げ「情報を市民に提供することに一番力を置きたい。市民が情報を基に自律することが市政の礎、力になる」と述べた。
 13日投開票。5日現在の有権者数は6万5899人(男3万3833人、女3万2066人)。【長真一、写真も】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇綾瀬市長選立候補者(届け出順)
笠間城治郎(かさま・せいじろう) 64 無現(1)
 市長[歴]石油製品販売会社社長▽学校法人理事長▽消防団長▽市議3期▽市監査委員▽厚木高
高橋聡(たかはし・さとし) 47 無新
 [元]会社員[歴]電機メーカー社員▽神奈川大

7月7日朝刊

7586やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:48:49
新座市長選 現新4人が立候補 8年ぶり選挙戦に−−告示 /埼玉
7月7日12時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000026-mailo-l11

 任期満了に伴う新座市長選は6日告示され、5選を目指す現職の須田健治氏(62)=自民、公明推薦▽元市議会副議長の保坂フミ子氏(72)=共産推薦▽民主党県第4区総支部顧問の田中幸弘氏(51)=連合埼玉推薦▽元運輸会社員の大島素美子氏(56)――の無所属4人が立候補を届け出た。街づくりのあり方を争点に8年ぶりの選挙戦に入った。
 須田氏は市役所前で出陣式。「5期は長いと言われるが、これまでの施策は高い評価を受けている。住んで良し、訪れて良しの元気の出る街づくりを前進させる」と第一声。
 保坂氏は東武東上線志木駅南口で出発式。「大型開発事業を縮小し、市民の暮らしを守る市政を実現。地域経済振興条例などを創設して中小企業と農家を応援する」と訴えた。
 田中氏は同駅南口での出陣式で「生活感覚と離れた大型事業の予算を、市民が納得する生活関連事業のために組み替えたい。市民のための行政改革を」と支持を求めた。
 大島氏は「スーパードクターの養成やスポーツ・芸術分野の留学生支援、市内の源泉を利用した日帰り温泉施設作りを提言している」と話した。
 投票は13日午前7時〜午後8時。同9時から市民総合体育館(本多2)で即日開票される。5日現在の有権者は12万6207人(男6万3502人、女6万2705人)。【藤川敏久、鈴木賢司】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新座市長選立候補者(届け出順)
須田健治(すだ・けんじ) 62 無現(4)
 市長▽県市長会会長▽県後期高齢者医療広域連合長[歴]市副議長▽立教大=[自][公]
保坂フミ子(ほさか・ふみこ) 72 無新
 [元]市副議長▽新日本婦人の会会員[歴]日本共産党埼玉西部東地区委員▽東京・江東区立大島中=[共]
田中幸弘(たなか・ゆきひろ) 51 無新
 学習塾経営▽民主党県第4区総支部顧問[歴]市議6期▽衆院議員秘書▽早大院中退
大島素美子(おおしま・すみこ) 56 無新
 [元]運輸会社員[歴]電機会社員▽第二中PTA役員▽朝霞高PTA役員▽山口女子短大

7月7日朝刊

7587やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:49:42
伊東市長選 掬川市議が立候補の意向 /静岡
7月7日12時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000037-mailo-l22

 伊東市議の掬川武義氏(55)=当選6回、会派民政代表=が6日、後援会の市政報告会で来年5月に行われる伊東市長選に立候補する意向を表明した。
 掬川市議は昨年の県議選で初当選した中田次城県議(民主)の選挙運動の中心を担い、市議会で民主系会派を結成、佃弘巳市長と対決姿勢を鮮明にしていた。【鈴木道弘】

7月7日朝刊

7588やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:50:51
那覇市長選、平良氏が出馬表明
7月6日9時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000001-ryu-oki

 前県議の平良長政氏(64)は5日、11月16日投票の那覇市長選に出馬することを正式に表明した。
那覇市のパシフィックホテル沖縄で行われた記者会見では「全野党と反自公勢力の大同団結で自公市政を終わらせ、公正・公平で暮らし優先の市政を実現する」と決意を示した。市長選は現職の翁長雄志氏(57)との事実上の一騎打ちとなる公算。
 平良氏は現市政について「大企業に最大配慮した施策や市民の不利益を顧みないおもろまちの土地売買など、地元や市民を軽視している」と批判。「後期高齢者医療制度など、国策に追随する市政か、市の主張を国にぶつけられる市政にするかが争点」と強調した。選挙態勢では「そうぞうを含め、多くの団体に支持を呼び掛けたい」と述べた。出馬表明には、社民党県連の照屋寛徳委員長、共産党県委の前田政明副委員長、民主党県連の喜納昌吉代表、社大党の喜納昌春委員長、沖縄市の東門美津子市長のほか、野党国会議員、県議、市議団、支持者が参加した。

 平良長政氏(たいら・ちょうせい)1943年8月生まれ。那覇市出身。早稲田大学卒。那覇市役所、那覇市議会議員を経て92年から県議会議員を4期16年務める。07年12月社民党離党。

7589やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:52:14
笛吹市長選 海野氏立候補へ 明日にも正式表明 /山梨
6月29日15時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000136-mailo-l19

 任期満了(11月13日)に伴う笛吹市長選で、同市議の海野利比古氏(58)が立候補の意向を明らかにした。海野氏は取材に、「トップダウンではなく、市民や職員との対話を行い、コンセンサスを得ながら市政運営を行いたい」と話した。30日にも市議の辞職願を提出し、正式に立候補表明する。
 海野氏は「歳出カットにより市には閉そく感がある。施策に対する住民の同意が十分に得られているとは言えない」と現市政を批判。農業と観光振興策を政策の柱とし、「住民とコミュニケーションをとりながら、元気に過ごせる市を作りたい」と述べた。
 同市長選を巡っては、現職の荻野正直氏(62)が既に立候補を表明している。海野氏は02年10月の石和町長選に立候補し、荻野氏と一騎打ちの接戦の末、665票差で敗れている。【中西啓介】

6月29日朝刊

7590やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:52:50
<日南市長選>谷口義幸氏が再選
6月29日22時11分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000066-mai-pol

 日南市長(宮崎県)29日投開票。谷口義幸氏(65)が再選。元県局次長の美濃田健氏(61)▽元病院職員の辻稔種氏(84)を破る。投票率は54.65%。

 確定得票数次の通り。

当13027 谷口 義幸=無現<2>

  5746 美濃田 健=無新

   623 辻  稔種=無新

7591やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:53:57
西条市長選 稲井氏、立候補を表明 /愛媛
7月4日17時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080704-00000267-mailo-l38

 任期満了(11月27日)に伴い今秋実施される予定の西条市長選に、食品製造・販売会社社長、稲井大祐氏(69)=西条市神拝=が3日、無所属で立候補する意向を表明した。
 新居浜市内で記者会見した稲井氏は「市民のための市をつくりたい」と述べた。稲井氏は西条市出身。自治会長を務める。
 同市長選には、現職の伊藤宏太郎氏(65)が再選を目指し既に出馬表明をしている。【加藤小夜】

7月4日朝刊

最終更新:7月4日17時2分

7592やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:55:48
宇都宮市長選 浅野氏出馬表明、「透明性のある市政を」 /栃木
7月5日14時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000098-mailo-l09

 ◇LRTに反対する会代表
 11月に任期満了を迎える宇都宮市長選で、同市が検討しているLRT(次世代型路面電車)導入の白紙撤回を求める市民団体「LRTに反対する会」代表の浅野薫子氏(53)が4日、市役所で会見し、無所属での出馬を表明した。
 浅野氏は「行政主導型ではなく、市民の声を聞き、透明性のある市政を目指す」と出馬理由を述べた。同会が6月29日に開いた総会では、民主党の国会議員らが姿を見せたが、浅野氏は民主との選挙協力や推薦申請について、「こちらからは考えていない」と否定し、「無所属市民党」を強調した。
 浅野氏は同市出身の作曲家、ピアニスト。宇都宮短大教育音楽科卒業後、ピアノ講師を務めた。同会代表として、LRT導入反対の署名活動などを続けている。
 同市長選には、現職の佐藤栄一市長(46)が3月、再選出馬を表明している。一方、民主党県連も独自候補の擁立を目指している。【戸上文恵】
 ◇重なる主張…民主党県連に影響か
 浅野氏の出馬は、LRTに反対の構えを見せ、宇都宮市長選で現職の佐藤市長への対抗馬擁立を模索していた民主党県連に対しても、少なからず影響を与えそうだ。
 次期市長選でLRT推進の是非が一大争点となるのは必至の情勢で、浅野氏の主張と重なれば、「互いの票を食い合うことにもなりかねない」(県連幹部)からだ。
 独自候補擁立の方針に変わりはないが、若さが売りの佐藤市長、民間出身で女性の浅野氏に対抗できる人材を発掘するのは、容易ではなさそうだ。また争点でも、LRT以外に柱となるテーマは見つかっておらず、新たな争点探しを急ぐ必要がある。
 一方、浅野氏は民主への推薦願いなどについて、自ら要請する考えがない意向を示しており、今後歩み寄りがあるかどうか、協調関係の行方も注目される。【松谷譲二】

7月5日朝刊

7593やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:56:53
羽曳野市長選/羽曳野市議補選 市長選、現・新2人が立候補−−告示 /大阪
7月7日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000116-mailo-l27

 任期満了に伴う羽曳野市長選と同市議補選(改選数2)は6日告示された。市長選には再選を目指す現職の北川嗣雄氏(65)=自民、民主、公明、社民推薦=と新人で元市議の若林信一氏(59)=共産推薦=の2人がいずれも無所属で立候補。福祉政策などを争点に選挙戦が始まった。市議補選には、共産1人と無所属2人の新人3候補が立候補した。
 投票は13日午前7時から午後8時、市内36カ所。開票は同日午後9時から同市西浦の市立市民体育館。5日現在の有権者数は9万6038人(男4万5442人、女5万596人)。【曽根田和久、平野光芳】
 ◆候補者の第一声(届け出順)
 ◇躍進念頭、再度かじ取りを−−北川嗣雄候補=無現
 北川候補は、午前8時半から誉田3の事務所前で出陣式。近隣自治体の首長、衆院議員、支援する市議ら約200人(陣営発表)が集まり、再選に向けて気勢を上げた。
 北川候補は「皆さんに頂いた力を背に、財政を立て直すことができた」と第一声。財政再建に向けた取り組みの成果を強調しながら、「再生の一つの礎ができたのではないか。これからは躍進を念頭に前向きに市政を進めたい」と力を込めた。
 その上で、予防に重点を置いた健康施策の充実▽近鉄古市駅前など主要駅前整備▽行政・市民一体のごみ減量化――などの公約を提示。「再度市政のかじ取りをさせていただくため、さらなる支援を」と呼びかけた。
 ◇市民の目線で市政変える−−若林信一候補=無新
 若林候補は午前8時半から、伊賀2の事務所前で共産の市議補選候補と共に出発式。合言葉の「チェンジ」と書かれた看板を掲げた支援者約300人(陣営発表)が集まった。
 若林候補は第一声で、「国にはっきりと物を言い、国の悪政の防波堤となる羽曳野市にチェンジします」と強調。国民健康保険料を年間1世帯1万円値下げ▽35人学級を小学3年生にまで拡大▽同和行政の見直し――などを公約に掲げた。
 また、「今度は文字通り、市民の命と暮らしがかかった選挙。元気で住みよい、清潔公正な羽曳野市を作るため、全力を挙げて頑張る。市民目線で市政を変えていくので、最後までの大きなご支援を」と訴えた。
………………………………………………………………………………………………………
北川嗣雄(きたがわ・つぐお) 65 無現(1)
 市長▽全国市長会評議員[歴]サントリー社員▽労組役員▽市議▽河南高松原分校=[自][民][公][社]
若林信一(わかばやし・しんいち) 59 無新
 [元]市議▽共産党地区委員▽市文化連盟副会長[歴]財団法人職員▽副議長▽府立社会事業短大=[共]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市議補選(改選数2―3)
広瀬公代 53 共新 刺しゅう業▽団体役員[歴]学校講師
片岡脩  64 無新 会社顧問▽自治会長▽団体役員 
井上裕美 34 無新 [元]市社協嘱託職員[歴]松下電器社員

7月7日朝刊

7594やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/08(火) 03:57:55
沼津市長選 市民団体、立候補者を公募−−書類審査と面接 /静岡
7月5日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000015-mailo-l22

 任期満了に伴い10月に実施される沼津市長選で、弁護士や会社経営者などで作る市民団体「CHANGE!沼津2008」(渡辺利明代表)は4日、立候補者を公募すると発表した。同団体にはJR沼津駅高架事業反対を訴える市議5人も参加しているが、渡辺会長は「沼津市を変えたいという人を応援したい。政策に縛りは付けない」と話している。
 市政改善策をテーマとした小論文などによる書類審査と面接を経て8月5日に候補者を決める。ただ、選考方法の詳細は決まっていない。問い合わせは同団体事務局(050・5809・9580)。
 一方、市議会の与党勢力で作る「政策研究有志議員懇話会」は4日、擁立を決めた鈴木秀郷議員(57)=市民クラブ=から、「健康上の理由で市政運営に耐えられるか不安」と辞退の申し出があったと発表した。同会は先月29日に鈴木議員の擁立方針を決めたが、本人は態度を保留していた。同会の会長職も辞任する。【山田毅】

7月5日朝刊

最終更新:7月5日12時1分

7595とはずがたり:2008/07/08(火) 08:55:27
ずっとなにやってんだろうかねぇ,ここは。
真正議員団から衆院候補を出そう♪
どっちが西野系でどっちが塩川系?もうそう云う分け方ではないのかな?

東大阪市長と議会の対立激化、橋下知事が裁定へ?
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807070038.html
2008年7月7日

 大阪府東大阪市の野田義和市長は7日、議場から説明員の市幹部2人を排除するという市議会の議決は議会の権限を越え、地方自治法に違反するとして、議会に審議のやり直しを求めた。再議は市長の拒否権。議会多数派との間で繰り返された対立の末の判断で、2人の退席が再び賛成多数で可決されれば市長は橋下徹・府知事に対し、議決を取り消す裁定をするよう審査を申し立てる方針だ。

 野田市長が異議を唱えたのは、議場に着席する説明員ら約50人のうち経営企画部長と財務部長の2人を退席させる議決。3日の本会議で、浅川健造議長が所属する自民会派の一つ、真正議員団の市議が動議を出し、同議員団や共産党市議団など4会派の25人が賛成して可決された。

 07年度に市施設の光熱費の不足分を他の予算から流用した問題で、3月議会が紛糾。浅川議長がこれをとらえ、6月議会初日の30日、「3月議会で混乱の原因をつくった」などとして政策推進室長を含む計3人の退席を命じたのが今回の問題の発端だ。市長は「どの説明員を出席させるかは市長の判断。議場の秩序を乱したことはなく、退席の必要はない」と応じず、議長も「退席命令は議長の議事整理権の範疇(はんちゅう)だ」と譲らなかった。このため開会から1週間、議案の審議入りができない事態が続いている。

 野田市長は「特定の説明員を一方的に閉め出す議会運営は問題だ」とし、7日の本会議再開に先立ち、地方自治法176条に基づいて議会に再考を求めた。しかし再議でも2人の退席が賛成多数で可決される見通し。経営企画部長と財務部長はこれまで頻繁に議会答弁に立っており、不在となれば今後の議事進行にも影響が出そうだ。

 野田市長は、議会から不信任決議を受けた共産党員市長の失職に伴う昨年10月の出直し市長選で、自民、公明の推薦を受けて初当選。しかし自民会派が二つに分かれ、市長に対して是々非々の立場をとる真正議員団(10人)が、共産党市議団(9人)やリベラル東大阪議員団(6人)などとともに市政運営に度々反発。一方、野田市長を支持する自民党市議団(7人)、公明党議員団(12人)は定数46の同市議会では少数派で、当初予算案を審議した3月議会も紛糾した。(北村哲朗)

7596名無しさん:2008/07/08(火) 09:38:56
小幡市議離党を了承
民主県連常幹が全会一致


 民主党県連は常任幹事会で、昨年4月の市議選をめぐり「利敵行為など倫理違反行為があった」として県連倫理委員会から離党勧告が妥当と答申されていた小幡正雄横浜市議(民主党ヨコハマ会、金沢区)について、同氏から6日付で提出されていた離党届を受理することを全会一致で、了承した。 県連によると、昨春の市議選では、瀬谷区選挙区など複数の選挙区で、民主党公認候補と地域政党の「ヨコハマから日本を変える会」の公認・推薦候補が競合。小幡氏は民主党の公認候補として出馬して当選したが、市会運営委員会などの場で「ヨコハマから日本を変える会の公認・推薦候補の全員当選を目指した」と発言したことなどが、「反党行為」として認定された。 また、この日の常幹では、小幡氏と同じ会派に所属する市議のうち、民主党籍を持つ菅野義矩、内田重雄、井上大右、大山正治、今野典人、田中紳一、山崎誠の七氏について、4月14日から半年間、役職停止措置とすることも決めた。県連によると、改選後の会派結成で、小幡氏とともに「民主党市議団」に入団しなかったことが、「分派行動に当たる」と判断された。    (宮本 敏也) 神奈川新聞7月8日付け

7597名無しさん:2008/07/09(水) 21:41:29
政界ルートにも発展しそうですね…

教員採用汚職:県議の口利き常態化 10人以上が関与
http://mainichi.jp/select/today/news/20080709k0000e040069000c.html

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件で、同県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で逮捕=が07、08年度の小学校教員採用試験で受けた計約35人分の口利きのうち、両年度とも10人以上の県会議員が関与していることが分かった。県警は、県議の口利き行為が常態化していたとみており、金品授受の有無についても調べている。一連の事件で政治家の関与が明らかになったのは初めて。

 一方、江藤容疑者は中学校教員採用試験でも「上層部から指示をされ点数のかさ上げなど不正に合格させていた」と関係者に話していることも判明した。

 ある県議は毎日新聞の取材に、県教委の元教育審議監、二宮政人容疑者(61)=同=の審議監室に合格依頼者リストを持ち込み「なんとかしてほしい」と頼んだことを明らかにした。

 県議によると、後援団体などから依頼された合格依頼リストを、二宮容疑者の審議監室に持ち込み、その光景は他の職員も見ていたという。県議は金品授受については否定し、「何年も落ちている受験者について『この子は何が足りないのか』と尋ねても、二宮容疑者は『一生懸命に頑張るように』と言う程度だった」と依頼のほとんどは実現しなかったという。

 ある県内の教育関係者は「教師になりたかったら、一に県教委、二に議員、三に校長と言われてきた」と話している。

 一方、江藤容疑者は関係者に対し、点数を改ざんした人数などは記憶していないが、中学校の採用試験でもかさ上げなどの不正を行っていたと明かしていた。県教委によると、江藤容疑者が人事班の総括をしていた08年度の中学校採用試験は537人が受験。31人が採用され倍率は17.3倍だった。また、07年度は513人中31人が採用され最終倍率は16.5倍だった。

7598杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/07/13(日) 19:43:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/3893

自民松伏支部解散、59人全員離党へ
[埼玉新聞 2008年7月10日付]

北葛飾郡松伏町の自民党員で結成している自民党松伏支部(59人)が総会で、支部解散と全員の離党を決めたことが9日までに分かった。
総会は5日に同町内で開かれ17人が出席。委任状が31人分提出され、構成員の2分の1以上の出席という総会成立の規約は満たした。同支部の松井正雄幹事長が解散議案を提案、出席者全員が挙手で賛成したという。
同支部長の高橋昭男町議(65)は9日「三ツ林隆志代議士陣営との不和もあるが、後期高齢者問題や格差、物価高騰などを通して自民党政権に対する市民の不信感が強まっていることが解散を決意した原因」と語った。
同支部長はまた「私たち下部組織の意見には目もくれず、中央ですべてを決める横暴さが見られる。国民の目線でという素晴らしさがなくなり、今は党員として胸を張って歩けない」と語った。
松伏町は第14選挙区(八潮、三郷、幸手、吉川の4市と栗橋、鷺宮、杉戸、松伏の4町)。選挙区支部長は三ツ林代議士で現在海外出張中。自民党県連の百武公親事務局長は「小選挙区支部の中で解決していただく問題だ」と話している。(岸鉄夫)

7599やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/14(月) 03:49:13
鹿児島知事に伊藤氏再選
2008年7月13日(日)22:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-080713X102.html?C=S

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は13日投開票され、無所属で現職の伊藤祐一郎氏(60)が、無所属新人で元県議の祝迫加津子氏(65)=共産推薦=を破り、再選された。投票率は前回を24.92ポイント下回る38.99%で、過去2番目に低かった。過去最低は1996年の37.66%。

 伊藤氏は、財政再建など1期目の実績を背景に、共産党を除く県議会各会派など幅広い団体の支持を集め、事実上の信任投票となった。

 祝迫氏は、同県知事選初の女性候補をアピールし、後期高齢者医療制度の廃止や大型公共事業の中止を訴えたが、支持を広げられなかった。

7600やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/14(月) 03:50:44
羽曳野市長に北川氏再選〈13日の市長選〉
2008年7月13日22時43分
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/elex/K2008071300171.html

 ◇小浜市(福井県)

 松崎晃治氏(50)=無新、元県議会議長、無投票で初当選。

 ◇羽曳野市(大阪府)

 北川嗣雄氏(65)=無現、自・民・公・社推薦、再選。前市議の若林信一氏(59)=無新、共推薦=を破る。投票率は38・08%。

7601とはずがたり:2008/07/14(月) 11:10:25

次期会長に藤田正美県議 県商工会連合会 臨時総会で選任
http://www.isenp.co.jp/news/20080329/news06.htm

 県商工会連合会は二十八日、津市のホテルグリーンパーク津で平成十九年度臨時総会を開き、二十七年にわたり会長を務めてきた藤田幸英氏(83)が正式に辞意を表明。後任の新会長に、藤田会長の二男で前県議会議長の藤田正美県議(56)=度会郡玉城町=の選任を全会一致で決めた。幸英氏は今月末で退任し、正美氏の任期は四月一日から、幸英氏の残任期間の来年五月末まで一年二カ月間。

 臨時総会は県内二十六の商工会のうち、二十四商工会の会長が出席。冒頭、幸英会長は「商工会が地域経済の担い手であるという認識を県民に持ってもらうことが大事」とし、地域格差にあえぐ県南部の活性化への努力を今後も続けるとあいさつ。関係者の長年の協力に謝辞を述べた。

 四月からの新会長に決まった正美氏は、「零細企業が再生しなければ、地域経済の再生はない。商工会の皆さんと一丸となって地域のために頑張っていきたい。地域経済発展に全力で取り組むことを決意する」と力強く抱負を述べた。

 正美氏は平成三年に県議となり、連続五期当選。県議会厚生常任委員長、土木常任委員長、総務企画常任委員長、東紀州地域経営創造会議座長などを歴任し、平成十八年五月から一年間、県議会議長を務めた。同連合会傘下商工会の会員企業の自動車部品製造業、廣瀬精工(伊勢市小俣町)の監査役。

 幸英氏の辞意を受けて、県内商工会長らで構成する理事会が今月中旬から推薦を募った結果、二十五日までに推薦要件を満たす候補者が正美氏一人に絞られたという。異例の親子での会長継承となったが、連合会としては、両氏の持つ政治力、財界との人脈などに期待したとみられる。

 この日はほかに、旧嬉野町、三雲町両商工会の合併に伴い四月一日からの「松阪北部商工会」加入案、平成二十年度事業計画・収支予算案など十六議案を原案通り承認した。

《つづきは本紙紙面にて》


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