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百面相の誘惑は止まらず

1PON:2014/01/21(火) 23:27:19 ID:1MLnti.g
達明は、秘書の金森雛子とタクシーで移動していた。
百面相が雛子と入れ替われるタイミングは無かった。それならば、運転手が・・とも思ったが、雛子を共にしている状態で正体を明かすことはないはずだ。それに、多くの社員に化けられたが、その中に男性の姿は一度も無かった。やはり、挑発するならば、自分が気に入っている女性に化けて現れるだろうと想像していた。
『アイツは一体・・・』
まだ追いかけてくるようなことを臭わせていただけに、またもマジックの如く雛子に変装してしまったのではないか、こうして職務をこなしていると見せ掛けて、胸の谷間を見せ付けながら自分の股間に触れようとしているのではないかと考えてしまう。
『どうかされましたか?』
スカートがずり上がって、面積を広く見せた雛子のストッキング脚に視線を注いでみても、重ね穿きをしている様子はない。しかし、見掛けで重ね穿きと判らないのは、これまでのことで思い知っている。ならば、どこを見ていれば判断材料を得ることができるだろうかと、雛子のことをボンヤリと眺めていた。
『河原専務?』
『あっ?あぁ、すまなかった。ちょっと考え事だ』
『この後のレセプションのことですか?』
『あれは、ただ話して飲んで食っていれば良いだけのことだよ』
『ふふふっ、余裕ですね』
『君たちのような、敏腕秘書が側に居てくれるおかげでな』
『やめてください、海原さんや大橋さんは当然としても、私はまだまだ一緒に扱ってもらえる身分ではありませんから』
『・・・彼女たちから、厳しいことを言われたのか?』
『未熟な私は、日々勉強ですので。でも、専務にも先輩方にも良くして頂いていますから、毎日がとても充実しているんで・・・あっ、充実しています』
言葉遣いが乱れ掛けて、すかさず言い直す。油断してしまったと、思わず雛子は表情を曇らせた
『そういった親しみ易さも、あの二人には無い金森君の良さだと思うがな。それに、砕けた感じでいてくれる君のような存在は、一人くらい居てくれた方が私としても楽になれて助かる』
『ありがとうございます。一人前と認められた時でも、そう言って頂けるよう頑張りますね』
安堵の混じった表情でニッコリと微笑む彼女を見て、偽者ではないかという疑念も飛んでいた。

『高級ホテルの一室を貸し切っての豪華パーティーかよ。金を持ってる連中のやることは、いちいちスケールがデカいねぇ〜』
高層ホテルを見上げながら、一人の男がそんなことを呟く。しかし、零した声は若い女性の物に変換されていた。その声とは、大きな胸の曲線を浮かばせるブレザーとミニスカートに裾上げした制服、紺のソックスの下に鈍い光沢を放つベージュストッキングに身を包む女子高生の声に相違ない。
『・・・っと、かく言うコイツも金持ちの家の娘だから、人のこと言えないがな。普通の女子高生なら敷居の高い場所も、セレスト学園理事長の孫である南野涼音なら、微塵の気後れも無いわ♪』
スッとシャツの胸ポケットに手を入れつつ、乳首の突起を弄ってみる。人の往来があるというのに、堂々とした行為だ。だが、辺りを見回してみても、今の所は怪しむ人間は居ないようだ。
『86センチにサイズアップしたFカップ巨乳、怪盗レオン以外の人にも見てもらいたいものだけど・・・さすがにこんな所では無理だよね。処女のアソコに挿入したバイブも・・・なんていったら、なおさらか。手品ばりに極太のヤツを咥えてあるっていうのにね☆』
胸を摩っていた手をスカートの上に移動させ、裾の皺を直すフリをしながらズブズブと異物を出し入れして建物内に入っていく。
そんな淫行に耽って、目に涙を浮かべては唇を震わせて歩くも、涼音が見せる卑しい表情に変化は無い。
『あの、すみません』
『はい、どうされましたか?』
もちろん、声を掛けられたネイビーの制服に、クラストベージュのストッキング美脚を讃えるコンシェルジュの女性とて、少しも不審に思わず尋ねられた場所へと案内に向かうのだった。

2PON:2014/01/21(火) 23:27:51 ID:1MLnti.g
『どうして、あんな場所で眠ってしまったのかしら・・・』
コンシェルジュの女性は、額に手を当てつつ女子トイレを振り返った。
『山岸さんがトイレに来てくれたのに感謝しないとね。メイク道具を落とす音が聞こえなかったら、眠り続けていたかも』
頭がボンヤリしているが、次第に普段の状態に戻ってきた。
『あの・・・アートコレクション会場はどこでしょう?』
そこへ、来客者に声を掛けられて足を止める。
『はい、本日の催しですね。それでしたら、エレベーターをご利用いただいて・・・』
女子高生に声を掛けられた時と同様に、親しみやすい笑顔で対応をした。
そして、その横をライトブラウンの制服にカシミヤベージュのストッキングを穿いたベルガールが通り過ぎ、二人に軽く会釈をする。その女性こそ、彼女を起こすきっかけをくれた相手・・・山岸優妃だ。
たおやかに微笑みを送った優妃は、その場を後にすると、階段で下に向かった。すると、人目につかなくなった途端、膝上丈のスカートを捲り上げ始めた。ライトグリーンのハイレグビキニが彼女の股間を覆っているが、ギリギリと急角度に切れ込む着衣はそれだけではない。
『こんなに大人しい丈では、私のストッキング脚もアピールできないってものよね。太腿まで上げて、バイブの膨らみが見えそうになるスリルを味わっていたいのに。ただでさえ、オッパイが81のCカップで大人しめなんだから、この美脚を生かさなきゃ勿体ないよな』
白い手袋を装着した手で、ストッキングで彩った太腿からスカートで隠れた股間へとなぞっていく。股間の曲線に触れる前に、無機質な固い異物に触れた。
『おぅ・・・ぅ、なかなか良いビラビラ持ってるじゃない♪』
清楚さを醸し出す制服、手袋を着用していながら、優妃のクレバスには清楚さに全く不似合いな極太バイブが突き刺さっているのだが、手袋をした手が重ね穿いた衣装ごとズブッズブッ・・と押し込めていった。
そうして、何食わぬ顔をしながら更衣室に移動した優妃は、すぐに再び従業員専用のトイレへと舞い戻る。

『23歳の山岸優妃のスタイルは、81−57−83でCカップよ。試運転がてら出歩いて、誰にもバレなかったんだから、ひとまずは満足でしょう?もう、私のスキンスーツも量産できたんじゃないかしら?』
鏡の前に立つなり、自らのスリーサイズを鏡に写る自分に向けて話し掛けた。
『そうね。一着作ってしまえば、あとは簡単で助かるわ。怪盗レオンのコレクションへの仲間入り、おめでとう♪』
そう返すと、顔の皮を捲り上げていく。捲れた下にあるのもまた、山岸優妃の顔である。それから、堂々と制服を脱いでバイブを咥えたままの裸体をも晒し、首の皮を引き伸ばす。すると、スレンダーな身体の下からも、それまでと寸分の違いも無い女性の身体が現れ、顔と身体の一体型になったスキンスーツを纏う優妃が、さらに脱皮を繰り返した。

3PON:2014/01/21(火) 23:28:24 ID:1MLnti.g
『7着も作れたら充分ね。これに加えて、山岸優妃の皮はまだ増えるし・・・』
バイブがスキンスーツの山に落ちて埋もれたところで、背中から脱皮をした優妃は、それまでのミディアムロングからナチュラルボブの髪型へと変わっていた。それどころか、美しさを漂わせる顔立ちも、童顔で可愛らしさを滲ませる顔立ちへと変わり、裸だった優妃の下には服が着こんであった。その制服に浮かび出るスタイルも、もはや全く違う女性の姿へと変化している。
『接客をする私に向かって会釈したのが、山岸優妃に変装したもう一人の私だなんて、思いもしなかったでしょうね♪』
ミニに裾上げを施したネイビーの制服に、クラストベージュのストッキングを穿いたその姿は、南野涼音を案内したコンシェルジュスタッフの狭山秋葉であった。
『さぁ、優妃のスキンスーツとバイブを隠さないとね。手ぶらだけど、隠し場所なら私の身体にいくらでもあるから心配ないわ』
スカートを捲り上げ、ピンクのビキニとストッキング太腿まで下ろす。さらにライトグリーンのハイレグビキニとサンダルベージュ、肌色インナーとマシュマロベージュを・・・と、次々に下ろしていき、漸く無毛のクレバスが覗いた。
さらには、上着のボタンを外してトップスをずらし上げれば、優妃より一回り大きめの乳房がプルンと弾んで現れる。
その膨らみに爪を立てながら掴んで引き裂き、深い裂け目の下から全く同じ形状と質感を持った乳房が次々に現れてくる。優妃と同様に、秋葉の下に液体を塗り込めて秋葉のスキンスーツを大量に作成してあるわけだ。
『あっ!睡眠薬が噴き出ちゃった・・・』
胸が零れ出していくうちに、次に現れた左胸の乳首から液体が噴き出て中空に消えた。
『油断しないように気をつけないと、自分で自分を眠らさることになっちゃうかもね。それにしても・・・84センチのDカップがこうして下から下からいくつも覗く光景は、なかなか壮観なものね♪』
裂け目の中に手を忍ばせると、右胸の内側にコンパクトに折り畳んだスキンスーツとマスクを1セットずつ潜らせていく。指が蠢く様が異形の物を思わせるも、その手を抜き取って胸の上に重ねてしまえば、あっという間に裂け目が閉じてあるべき姿を取り戻す。
『クスッ、わざと乳首にぶつけながら入れてない?私って、乳首が性感帯みたいだから、悪い気分はしないけどね。あれっ、もうこんなに立っちゃってる♪』
ムクムクと起き上った乳首を弄りながらスキンスーツを隠していき、全ての裂け目が消えたところで、ずらしていたトップスで双丘を覆った。
『残った二着は・・・と、コッチの穴の中で良いかな』
肛門の中に中指を突き差し、横にグイッと引っ張る。強引に開かれた狭い穴に、畳んで丸めたスキンスーツを挿入し、閉じたワレ目にもズブズブと極太バイブを咥え込んだ。既に乳首を弄っていたせいで、異物はグチュグチュと粘着質な音を立てながら簡単に進入し、指までくわえた頃にはガバガバになっていた秘裂も元通りに閉じ切っていた。
『ククッ、見掛けによらず狭山秋葉の方が優妃よりも使い込んでいるのかな?これだけ可愛らしいコンシェルジュさんともなれば、それくらい何の不思議もないけど♪極太バイブもズップリ咥え込んじゃう私は、上から84−58−83のDカップの24歳、山岸優妃とは同学年・・・と』
自らのパーソナルデータをおさらいしながら、ストッキングを直穿きし、太腿に下げてあった着衣も全て重ねる。そして、スカートの上からのっぺりとした股間のラインをスリスリと執拗に摩り上げ、ニヤリと口元をつり上げた。

4PON:2014/01/21(火) 23:29:00 ID:1MLnti.g
『ククッ、寝てる寝てる・・・従業員の女が個室で裸になって眠っているなんて、誰も思うはずが無いってね』
隣りの個室から覗き込んだ中には、裸の山岸優妃がタオル一枚掛けられただけの状態で目を瞑っていた。つい数分前は、彼女らの立場が全く逆転して、優妃が秋葉を眺めていたのだが。
しかし、何も着ていないように見えていても、実際には身体に塗り込められた液体によって作り上げられた何層ものスキンスーツで外気を遮断しているため、寒さに目を覚ますようなことはない。
『優妃が大人しく眠ってくれたおかげで、秋葉の倍はスキンスーツを作れたわね。早速、回収させてもらうわよ?』
秋葉は、軽やかに個室を隔てる板に跨った。そのような場所に股間に板がめり込むほど座っては制服が汚れるのではと思いきや、既に誰かが跨った跡があって、たいして汚さずに済んでいた。
『う、ふぁぁぁ・・・バイブがアソコを突き上げてくるぅ・・・もう、ストッキングとか何着重ねていても、意味ないくらい・・・優妃は、コレを先に堪能してたの?こんなふうに、クリちゃんをストッキング越しにズリズリ擦り当てて快感を貪っていたから、ココの汚れが落ちていたのね』
たしかに、秋葉の前に股間をこの板にめり込ませて嗤っていたのは、山岸優妃に変装した怪盗レオンに他ならない。その証拠に、手にしている優妃の制服の裾の辺りには少しばかり汚れが残っていた。
股間に咥えたバイブごと板をめり込ませ、苦悶の表情と喘ぎ声を上げる秋葉・・・そんな痴態が頭上で起こっていようとも、優妃は目を覚まさなかった。

5PON:2014/01/21(火) 23:29:32 ID:1MLnti.g
『こっちは10着・・・と。調子に乗って作り過ぎちゃったかも』
制服の上から、右胸をモニュモニュと揉みしだいている秋葉。その乳房の内側では、いくつもの秋葉の乳房が用意されていて、胸と胸の間には、こうして作り上げたばかりの山岸優妃の抜け殻が一着ずつ隠してあると示しているのだ。
『まぁ、隠し場所ならオッパイの中だけではないから心配無用だけどね』
こちらのスキンスーツも綺麗に折り畳み、水洗タンクの上に一着ずつ重ねる。
『おっと、そんなことをしてたら、寒くて本当に優妃が目を覚ましちゃうかも』
狭い個室ながら、億劫さを感じることもなく優妃にストッキングを穿かせていった。カカオブラウン、ハニーブラウンと直穿きさせ、紐インナー、トーストブラウン、インナー、ビスクベージュ、マイクロビキニ・・・と、優妃の下半身を美しく彩らせていった。全てが、怪盗レオンが山岸優妃の変装してここへ戻った時と全く同じ順番、着こなしだ。
そうして、テキパキと手を進めるうちに山岸優妃にあるべき制服姿が短時間で出来上がった。
『ストッキングとか、穿かせてあげた物は全て私からのプレゼントよ。気持ち悪がって捨てたりしないように、後で催眠術を掛けておくからね』
『ん・・・』
返事とも取れるような呻きが小さく漏れた。それも、秋葉が優妃のワレ目をスカートの上からスリスリと弄ったせいだ。
『クスッ、この程度で感じちゃって♪さっき、本物の私と会った貴女は、極太バイブを咥えながら平然と挨拶していたっていうのにね』
秋葉は、鏡の前で見せていた姿を再び晒した。
ガバッとスカートを捲り、のっぺりとした曲線を覆う全ての衣類を太腿まで脱ぎ下ろす。このように無毛の女性器を露わにしていても、恥じらいの仕草など少しも見せない。むしろ、優妃が側にいることに興奮したように異物が先端を覗かせ始めて、ギチギチとワレ目を隙間なく押し開いた。
『板に跨ったせいで、子宮にぶつかるほど入り込んでいたのにね・・・もうひり出て来ちゃったよ♪』
ズニュッ・・・と抜き取ったバイブには、愛液は滴っていない。それでいて、よくこれほどのサイズをスムーズに咥えたり吐き出したり出来たものだ。
そして、抜き取られてまだヒクつきながら開いているワレ目に、畳んでおいたスキンスーツを丸めて挿入させていく。何着もを重ねて丸めたせいで、肛門に挿入してある分よりも太さは増しているが、それでも抜き取ったバイブと比べれば子供騙し程度だ。それだけ、スキンスーツが極薄で伸縮性に富んでいるという証でもある。
それから、その後を追うようにしてバイブが秋葉のワレ目に深く突き刺さった。
『クククッ・・・私のアソコの中では、優妃の抜け殻がバイブと膣襞に押し潰されているんだね。少し動くだけでグリュグリュぶつかり合っているのに、誰もそれに気付かないのか〜。残念だな☆』
少しも残念がっていないのは、ワレ目からバイブの先端があるであろう下腹に沿って指を這わせ、ニヤニヤと笑っていることからも明らかだ。
狭山秋葉の姿で好きなだけ淫行に浸れるのが楽しくて仕方ないようだが、いつまでもこうしているわけにもいかない。ワレ目を引き裂くほどにして咥えたバイブをさらに奥にしまおうと、下ろしていた着衣を次々に喰い込ませながら穿き上げていけば、残っていた膨らみも次第に小さくなった。

6PON:2014/01/21(火) 23:30:03 ID:1MLnti.g
制服を着た山岸優妃は、外したボタンの間から露わになった狭山秋葉の胸に顔を埋めさせられていた。眠ったままであるために、彼女がそこから顔を逸らすことはない。
『私が扉を蹴ったら、目を覚まして出て来てね。穿かせてあげたストッキングは、今日一日穿いておくこと。それに、ビキニとかインナーも全てを不気味に思って捨てたりしないでチェストにしまって、定期的に重ね穿きして出勤するのよ?私も、そうするように暗示されているから、重ね穿き仲間ってことでよろしくね』
催眠術を施した秋葉は、座らされた優妃を跨いで座ると、互いのスカートをずり上げた。異物の存在を浮かばせた股間を擦れ合せるうちに、二人の口から甘い吐息が漏れ出てくる。
『んっ・・・』
『んふぅ・・・オッパイに息を吹き掛けられたら、せっかく押し込めたバイブが出て来ちゃうわ♪』
膨らみを浮かべるビキニが優妃の秘所にぶつかるたびに、埋もれて見えなくなる。それでも、施した催眠術に抜かりはなく、いくらストッキング越しに秘所を擦らせようとも眠りから覚めることはなかった。

『スカートの汚れが少しだけ残っちゃったね。互いの制服が逆だったら、上手く隠せたんだけど・・・まぁ、そう目立たないと思うわ』
ライトブラウンの制服を着せられた山岸優妃を、ネイビーの制服を着た狭山秋葉が腕組みをしながら悠然と見下ろしている。まだ余韻に浸ろうというのか、胸のボタンだけは肌蹴たままのため、ボリューム感タップリに寄せ上げられた状態だ。
『ククッ・・・』
そして、身を翻して隣の個室とを隔てる板に跨る。ゴツッ・・とバイブがぶつかって膣内に押し込められるも、板に両手を付いた秋葉は二の腕で乳房を挟んでユサユサと揺する余裕ぶりだ。
『優妃も、ストッキングとインナーの締め付けを存分に堪能してくれよな。私みたいに、板にビキニをめり込ませる真似までしなくても良いからさ。ククククク・・・』
期待を卑しい笑みに映すと、隣の個室に軽やかに降り立つ。胸がプルンプルン・・・と弾むのを見遣れば、その表情に卑しさが増した。
『あれっ、いつの間にか乳首が立っちゃってるじゃない♪』
身体が勝手に感じ始めていたかのような他人事を零す秋葉は、自分の乳首をグリグリ摘まみながら優妃が入っている個室をガツンと蹴った。

7PON:2014/01/21(火) 23:30:40 ID:1MLnti.g
『ふぁっ!?』
『ククッ、間抜けな声を出してやがるぜ・・・』
怪盗は、狭山秋葉の外見に不似合いな、本来の男の声で小さく囁いた。だが、寝ぼけていて聞こえもしないだろう。
そして、出入り口の扉を開けて、たった今トイレに入って来たように装う。程なくして扉が開き、山岸優妃が姿を見せた。
『あ、狭山さん・・・』
『うん?山岸さんだったの』
鏡の前に立つ秋葉は、白々しく身なりを整えている。
だが、扉が開く直前までは、性感帯である自らの乳房を揉みしだき、乳首を摘まみ上げていた。それも今ではシャツの中ではあるのだが、ボタンを留めただけであってビキニトップスはずらし上げている。そのため、ジャケットを着ていなければ、勃起した乳首がその形をクッキリと浮かばせていたことだろう。
『31階のオリオンホールが始まったみたいね。次は・・・どこだったっけ?』
オリオンホールとは、達明が参加しているパーティー会場のことだ。それを聞いた優妃は、すぐさま腕時計を見遣る。どれほど眠ってしまっていたのか、時間を確認するためでもあった。
『・・・と、この後は28階の天空の間の会議と、27階の孔雀でイベントが同時スタートだったと思うわ。その30分後にも、5会場で同時に・・・』
『そっか、まだまだ忙しいね』
眠っていたと悟られずに済んだだろうかと、優妃がチラチラと様子を窺っている。
しかし、秋葉は優妃のことを気にする素振りも無く、首元のスカーフを直したり、ストッキングの皺などをチェックしていたため、ホッと胸を撫で下ろした。同い年のスタッフが、スカーフを直すフリで支えの無い胸を執拗に弄って揺らし、ストッキング脚と性器が擦れるのを堪能しているとも思わずに・・・だ。
ストッキングを直そうと前傾姿勢を取る秋葉のタイトスカートに下着のラインは無く、その中では伸縮性の乏しいTバックビキニが、異物の膨らみをさらに押し込めようとギチギチに喰い込む。そのおかげとでも言うべきか、スカートにバイブの膨らみを見せることも無かった。

『ありがとうね、狭山さん』
『えっ、何が?』
『あ・・・ううん。何でもないわ。この後も頑張ろうね』
つい、起こしてもらったお礼を言ってしまい、優妃は慌てて話をはぐらかす。
その間も、秋葉は自分の身体を撫で回していた。それほど神経質に服の乱れを気にしなくても良いのでは、とも言いたくなったが、自分が眠ってしまったことの後ろめたさに、そそくさと持ち場へと離れていった。
『せいぜい頑張ってくれよな。私も、優妃みたいな美人コレクション調達に勤しむからさ。ククククク・・・』
早歩きでフロントに向かう優妃を、秋葉は卑しく笑いながら見送った。

8PON:2014/01/21(火) 23:31:11 ID:1MLnti.g
『いやあ、河原さん。久しぶりですな』
『おぉ、米田さん。どうです、そちらの景気は』
『まぁ、おかげ様でといった所ですよ』
大企業の重役級や、財界人、著名人と、そうそうたる顔ぶれが一堂に会して重厚な雰囲気に、お抱えの秘書や、ホテル従業員、裾の短い浴衣ドレスに身を包んだバンケットなど、さらには女性芸能人までが集って花を添えている。
これほどの人数が参加するのだから、会場規模も相応の広さが必要というものだ。ともなれば、達明一人で百面相の出没を警戒するのは困難である。
秘書の金森雛子とて、まだ新人という立場から挨拶回りに励んでいるせいで、何度も達明の側を離れてしまっている。もはや、今自分の隣りで静々と佇んでいる雛子が本物なのかどうかも怪しい。
『こちら、新しい秘書の金森と言いますんで、よろしく頼みますよ』
『新しい秘書?前にお会いした女性は辞められたんですか?』
『いえ、河原の元に就く秘書は何人かおりますので、私もその中の一人とお考えください』
言葉遣いの甘さも見せず、しっかりとした対応を見せる。
これが、先輩秘書たちに指導を受けた成果なのか、それとも百面相が変装した雛子であるからなのか、簡単に判別がつけられるものではない。
もちろん、疑うべきは雛子だけではなく、相手の男性の横に佇む、若く美しい秘書とて同じだ。
『それならば、ウチも似たようなものだな。佐野君は、毎度就いてくれているわけではないのでね』
『佐野杏子と申します。今後ともよろしくお願いいたします』
“キョウコ”という名前の響きに、名刺を受け取った達明はハッと杏子のことを見る。
なにしろ、今日だけで百面相にはその名前の女性に何度も変装されたのだ。本田響子、高瀬今日子、深町恭子と来て今度は・・・と考えてしまうのも無理はない。
しかし、杏子の方はその反応にもキョトンとしているだけで、奇妙な素振りを見せては来なかった。それでも、見れば見るほどその美貌に加えて、スーツの上からでもわかる胸の大きさ、ベージュストッキングの脚線は、百面相が変装するにはもってこいの素晴らしさを誇っていると思えた。

『皆様、本日はお忙しい中お集まりくださり・・・』
達明の警戒心などお構いなしに、進行係の言葉が会場に響き渡った。ステージの下手にて声を発する女性もまた若くて美しく、スラッとしたスタイルも含めて文句は無い。
頭を抱えたい思いを表に出すことも叶わぬ達明は、雛子や杏子を側に置きつつ、ステージ方向に目を配った。

9PON:2014/01/26(日) 20:32:58 ID:pKSQSPfk
『おぉ、河原さん。ちょうど良かった、紹介させてもらえるかな』
こちらも、秘書を連れた恰幅の良い男性が話を掛けてきた。その隣りにも、何人かの男女を従えている。
『では、私も新人の秘書を・・・』
次々と現れるお偉方の面々を前に、雛子は改めて達明の顔の広さを実感しながら丁寧なあいさつを心掛けた。

『しっかし、あのスケベオヤジの顔の広さったら度を超えてるわね〜。今も、また違う連中と挨拶してるみたいだし』
パーティー会場を出たバンケットコンパニオンは、頭に装着したインカムから聞こえる音声に耳を傾けていた。
『あれだけ引っ切り無しに話していたら、見破れるサインを送っていても見付けること自体できないだろうな。それにしても・・・・』
インカムから伸びるコードを引っ張ると、ドレスが浮いて、歩くたびに揺れる乳房が覗く。
『浴衣ドレスをマイクロミニにして、インカムを装着するなんて、和洋折衷というか、玉石混淆というか、無節操というか・・・』
コードはドレスの中に仕込んだ受信器ではなく、彼女の薄茶色の乳首に繋がっており、胸の揺れ具合に合わせてプラプラと動いた。
『まっ、私にしてみれば和服でストッキングを穿いて、こうしてオッパイも簡単に晒け出せるんだから文句は無いけどね。アソコだって触りたい時にグリグリ摩れるし』
彼女は、達明に向かってこのような行為に何度も耽っていたというのだろう。そうするうちに、目当ての客室の前に辿り着き、裾の中に手を忍ばせた。客室エリアとあって、周辺に人の気配は無い。
『んっ・・・と』
そして、モゾモゾと股間の曲線を弄っていたが、その手をすぐに抜き取った。すると、その細い指には、生温かくなったカギが握られていた。

10PON:2014/01/26(日) 20:35:15 ID:pKSQSPfk
『お待たせ、大人しく眠ってくれてた?』
室内のベッドには、手足と口を縛られ、目隠しをされた女性が横たわってもがいていた。
『ククッ、もう目が覚めていたのね。あなたのおかげで、次の目星をつけることできたわ♪』
『む、むぐんっ!む・・・』
自分に襲い掛かった相手が帰って来たと知り、抗議の言葉を投げ掛けようとするも、何足ものストッキングを噛まされていては喋ることもできない。
そして、視界が開けた時、言葉を発しようとしたのだが、不敵に嗤う相手の姿に何も言えなくなってしまった。

『どうしたの?何か言いたいんじゃなかった?』
唖然とするのも当然だ。そう尋ねた相手は、自分と全く姿、声、格好をしているのである。ふと自分の横にある物に目を配ると、女性の顔や髪、そして乳房、クレバスを模った皮が無造作に置かれていた。
何となくではあるが、その面影から自分に声を掛けて誘い出した若いホテル従業員と思われた。
『そっちの皮が気になるの?ソレは、板谷加奈子って23歳の従業員よ。そして、私はバンケットをしている生田杏奈。20歳で、上から90−59−85でHカップね。加奈子が82−56−81のBカップだから、スレンダー体型とは真逆のスタイルだわ』
『な、何よこれ・・・誰かのイタズラ?』
『な、何よこれ・・・誰かのイタズラ?・・・クスッ、これってもうイタズラのレベルじゃないと思わない?』
横に立って自分の声、口調まで真似た相手は、身体を屈めて顔を近付けてくる。髪の毛の生え際、肌ツヤなど、至近距離で見てもその顔は生田杏奈・・・自分の顔そのものにしか思えない。浴衣の隙間から僅かに覗く谷間のボリューム感も同様だ。
『杏奈が、このホテルで記念すべき10人目の被害者よ。キリ番にするには、もってこいのHカップ爆乳ちゃんだったわね。これから、この顔と身体を使ってたくさんの仲間を増やさせてもらうから、よろしく頼むわね』
何をよろしくされるのか、現実を全く理解できない杏奈をよそに、わざと浴衣を肌蹴させる。その向こうには、コンパニオンやモデル活動でもアピールポイントにしてきた、たわわに実った双丘がよりハッキリと覗いた。腰を突き出してずり上がった裾から覗く、スキニーベージュの光沢を帯びた脚線も、やはり自分の姿と遜色がない。
ただ、杏奈の顔と身体を使うと話していることから、相手は自分の全てを盗んだ全くの別人だということは存分に理解できた。
『うん?いつも見慣れた自分の爆乳なのに、気になっちゃってる?さすがに、これほどのオッパイになると重たくって大変だよね〜』
杏奈の視線が胸元に向けられたと知った相手は、とうとう襟を開いてノーブラの胸を露わにして見せた。肌蹴た浴衣ドレスの下にあったのは、紛れも無く生田杏奈の顔に似合ったボディスタイルであるのだが、乳首から黒い妙な物が伸びている。
『見慣れているとは言っても、一カ所だけ違っているわね。でも、コレが無いと盗聴できないから不便なの。それに、このサイズだと色々と隠せるから便利でね。そんなわけで、自分が痛めつけられている訳でもないんだし、我慢してよね』
顔に続いて、今度はたわわに揺れる乳房を眼前に持ってきた。黒いコードを持ち上げ、乳首にあるコードを引き摺りだす。戦慄の表情を見せた杏奈は、自分の胸を弄られている感覚と同時に、恐怖のあまり声を上げようとした。
『キャ・・・ッ!』
『おっと、声を上げても誰も来ないと思うけど、念のために大人しくしてもらうわよ。杏奈にとっても、その方が身の為だからね。杏奈の裸を、駆け付けた人たち全員に見せることになるんだから』
杏奈の顔を胸の谷間に埋めさせながら、そう言って釘を差す。柔らかな弾力とハリを保った質感に溺れるうちに冷静になってきたのか、杏奈は強張った身体から力を抜いた。
そして、顔を解放した時には、相手は既にビキニとストッキングを穿いただけの格好に変わっていた。着ていた物は床に全て脱ぎ落とし、乳首から伸びていたはずのコードとインカムもベッドに置いてある。
さらに、ストッキングなどの着衣も脱いでしまった偽者は、自分の身体を余すところなく見せ付けた。

『ククッ・・・ねぇ、コレを着たら私はどうなっちゃうと思う・・・?』
ニヤリと嗤った偽者の手には、側に脱いであった一着の皮がある。背中から脚を忍ばせて、股間、胸、顔を垂れ下がった中に入れていくと、皺だらけで中身の無かった身体は、一人の女性の姿を取り戻していた。

11PON:2014/02/01(土) 10:56:44 ID:pKSQSPfk
『私の胸とくびれ・・・81センチのBカップでウエストが56センチだってこと、わかってもらえますよね?』
恥じらいも見せず、その場でクルリと回ってみせるのは、自分をこの部屋に導いた板谷加奈子という女性だ。あれほど存在感のある自分の胸を持った偽者の自分の姿は、影も形も無くなったわけだが、一体どうやったら隠せるものなのかと目を見張って驚く。
『あっ、でもコレを着たら、杏奈の裸は隠れちゃうのか。あんなに大きな乳が、こんなに寂しくなっちゃって、アソコの形も色も変わって・・・』
胸の膨らみを摩り、ピラッとワレ目の中を覗かせてみせる。すると、杏奈はハッと目を見開いて息を吸い込んだ。
しかし、不穏な動きを見せたと察知した加奈子は、軽やかに跳び上がって杏奈の頭を膝立ちで跨ぐポジションを取った。ベッドに着地した弾みで二人の身体が跳ね、加奈子の股間に刻まれた一本のヘアも無いワレ目が、加奈子の目の前に接近する。手足の自由が利かず顔を背けるしかないのだが、触れるギリギリの所で避けることができた。

12PON:2014/02/01(土) 10:58:02 ID:pKSQSPfk
『今、大声を出せば助けに来てもらえると思った?杏奈の裸が見られずに済むなら、他人に加奈子の裸を見られるのも構わないなんて、身勝手な考えするのね。こんな所であなたを拉致してレズろうとしたなんて疑われた板谷加奈子は、きっとクビにされるんだろうけど、それでも私は痛くも痒くも無いってこと、わからないんですか?』
お仕置きとばかりに、加奈子は腰を落として杏奈の頭を股間に押しつけた。
『む・・・もごっ!』
『助けを呼ばれないように、あなたの口を塞いでやるんだから。加奈子の下のお口で・・・ね♪』
抵抗を試みるも、腿でガッチリロックされては頭を振ることも許されない。股間を鼻と口に押し当てられて息苦しさがあるところへ、さらに口の中に何かが入ろうとしてくる感触があった。
『ふぅ・・・んっ、クククッ、ククククク・・・』
『お、おごぉ・・・』
口を閉じて拒もうとしても、息が出来ないせいもあって自然と口を僅かに開いてしまう。そこへ、すかさずネバついた何かが入り込もうとする。
その正体が何なのかと、視線を向けてみると、それを察した加奈子が腰を浮かせた。すると、加奈子のワレ目からは、男性のモノを模ったと思しき異物が出ているのが見えた。色と形状は男性のモノではあるが、その太さは想像を超えるほどで、既に加奈子の局部は裂けて壊れるほど捲れ上がっていた。
そんな状態の恥部が自分の口にぶつかっているのを目の当たりにし、眼球が零れ落ちそうなくらいに見開く。
『口を閉じていたら、歯が折れるかもしれませんよ?バンケットをするような女性なら、歯だって大事にしておかないと。噛み付いて脱出するのも良いでしょうけど、こんなモノに噛み付いたら無事で済まないのはどっちでしょうね♪』
嘲笑う加奈子の顔に目を移していると、さらに擬似男根がひり出てきて、杏奈の口を強引に開かせた。そのまま、為す術無く進入を許す結果となってしまい、唇には液体がどんどん滴り付いて顔に垂れてくる。
『汚いモノは混じっていませんから、安心してくださいね。まだ、この皮を着てオシッコすらしていませんもの。あなたが感じた時に出るエッチな汁を、私も出しているってだけのことですよ♪』
潤滑油の役目を果たす愛液のせいで、一度開かれた口中にはズブズブと入ってくる。このままでは窒息してしまうと危険を感じたのか、杏奈はもがき苦しみながら涙を浮かべていた。
『下手な抵抗をしたら、口の中をケガしてしまうので、身を任せるしかないでしょうね。コンパニオンをするくらいの人なら、男のモノを咥えたことくらいあるでしょう?喉の奥まで咥えたことを思い出せば、呑み込むのも難しくないんじゃないかしら?鼻呼吸をフル活用しないと、本当に窒息するかも』
もはや、パニック寸前とあって、頭が働かなくなっている。鼻で呼吸しようにも、溢れた加奈子の愛液は鼻に詰まってしまいそうだ。それを、加奈子は指で拭き取ってやった。
『ククッ、板谷加奈子に対して申し訳ないと思ってます?あなたの身勝手な行為のせいで、可哀そうな目に遭うかもしれなかったんですよ?』
ささやかな胸の膨らみを揺すりながら、顔を覗き込んでくる。人を殺めようとしているのに、穏やかな口調で笑みを讃える顔に狂気を感じた。
すると、杏奈を眺めていた加奈子の顔の内側を小さな何かが這いずるのを見た。そして、それが目と口の穴からニュルッと現れたのと同時に、生気の抜けた加奈子の顔と胸が、突如視界を覆った。
『んっ、んむぐっ!』
口を塞がれて動けない上に、ポッカリと目の窪んだ加奈子の顔が顔に迫ってくるとなれば、もう恐怖しか感じない。それから何とかして逃れようと、懸命に身体を弾ませた。
『ククッ、さすがに恐怖の限界かしら?』
顔全体を薄っぺらな皮に覆われたが、すぐに横に避けられて視界が開けた。
加奈子の皮を脱いだ相手は、一瞬のうちに生田杏奈の顔になっており、迫力ある柔乳を讃えて笑っていた。

13PON:2014/02/01(土) 10:59:41 ID:pKSQSPfk
『んぐぅ・・・』
今の相手は、腰より上が自分の姿、腰より下が加奈子となっている。当然、自分の口を塞いでいるのは、加奈子の秘部であり、そこから生え出た極太バイブである。
しかし、加奈子の皮を全て脱ぎ去れば、その異形のモノを咥えているのは誰になるのか、それも想像できてしまい、自分の身体を痛めつけられているような錯覚を抱く。
『これに懲りて、自分だけ助かれば良いなんて考えは辞めることね。あっ、でも今からは好きなタイミングで叫んで良いわよ?咥えてもらったバイブ、抜いてあげるから』
さらに腰を浮かせた偽者の自分は、目一杯に開かれた口中から抜き取ってやった。バイブは、秘部から滴った愛液と、杏奈の唾液で糸を引く。そして、脱げ掛けの加奈子の身体を太腿まで脱ぎ下ろすうちに、粘液の付着したバイブがワレ目の中に潜っていった。
『うふふっ、顎が疲れちゃったかな?』
息苦しさからは解放されたが、脚で顔をロックされたままでは、その行為を真下から眺めるしかできない。ズブズブッと埋もれる様子を見せられながら脱げた加奈子の股間からは、バイブを咥えた自分自身の痴態が現れた。だが、異形の物体はそれまでよりも見える面積が小さくなっていた。
『ねぇ、大声で助けを呼ばないの?また、お口を塞がれちゃうわよ?今度は、杏奈の股間と全く同じ色と形状をした女のアソコで・・・ね』
『い、イヤ・・ッぐぅ・・』
『い、イヤ・・んふぅ・・・ん♪あ、あぁ・・・出てきちゃうぅ・・・クククククッ』
助けなど呼べるはずがないと訴える前に、杏奈は再び女性器によって口を塞がれてしまい、バイブが口の中にひり出てくる。閉じ掛けていたワレ目が、自分の口の大きさにまで開いているのは、口と舌からの感触だけで十分に伝わった。
『クスッ、杏奈がここで起こったことを黙っていてくれるなら、これ以上は止めてあげても良いわよ?』
また窒息しそうな目に遭うかと目を瞑って覚悟したが、それを聞いてすぐに頷いた。
『うぅ、うぅ!』
『あんっ、そんなに口を動かされたらアソコがくすぐったいじゃない♪』
訴えが通じたのか、バイブが喉の奥に当たることはなかった。とはいえ、押し当てられたワレ目が離れることもなく、自分と同じ秘部が裂けるほど開かれた感覚が口にある。
すると、顔に何かが触れるのを感じ、慌てて目を開いた。しかし、司会は肌色の薄い物体に覆われている。これ以上は止めてあげると言っておきながら、加奈子から脱皮した時の再現をしているのかと思った瞬間、顔から皮が離れた。浮き上がっていくそれは、たわわな胸やストレートロングの茶髪を讃えていることから、中身の抜け切った自分の顔に他ならない。
加奈子から自分に脱皮した相手とは、果たして誰であるのか・・・それを自分のワレ目と口を重ねている状態のままながら、刮目して確認しようとした。

14PON:2014/02/01(土) 11:00:59 ID:pKSQSPfk
『どうしたの?そんなにマジマジと私のことを見て・・・』
『ごむ・・・っ』
不思議そうに顔を覗き込むのは、茶色のストレートロングにHカップの柔らかな乳房を讃えている自分だった。
『そんなに見つめても、私は私よ♪これから私は、生田杏奈として生きていくの。こうして、90−59−85のHカップ爆乳を寸分の狂いも無く讃えた身体を、何度も脱皮をしながら・・・って言ったら困るかしら?』
胸を掴んでいた相手は、胸を引き裂いてさらに脱皮した姿を見せる。それでも、裂け目から見えた柔らかさ抜群の乳房は、続けて覗かせた顔も含め、杏奈の姿そのものだ。
『・・・って、それは冗談だけど♪約束、守ってよね。あなたの行動は、逐一チェックしているから』
杏奈を上から見下ろしつつ、手にしたのはインカムだ。そのコードを、これ見よがしに杏奈の頭上で揺れる乳房の突起に突き立てると、グリグリと乳首の中に刺し込んでいく。またも自分の身体を痛めつけられる行為を見せられたが、乳首の極小の穴にコードが入っていこうとも、やはり平然とニヤついた顔を見せる。
そして、胸から手を離せば、完全に乳首と一体化したかと思えるほど、しっかりとコードが埋もれながら揺れていた。
『うん、感度は良好ね。これで、至る所に仕掛けた盗聴器が私に最新の情報を提供してくれるわ』
インカムを装着した偽者の自分は、何も仕込んでいないと見えるもう片方の乳首を何度も押し込んでは、聞こえる音に耳を傾けている。
『ほらっ、私の耳にはこれだけ鮮明に聞こえているからね。杏奈の行動どころか、板谷加奈子とかフロントのことも、全て筒抜けってことよ♪』
偽杏奈は、太腿の圧力を緩めてやると、腰を浮かせてインカムを装着させてやった。
『フフッ・・・んんっ、ふぁぁぁ・・・擦れすぎぃ・・・ククッ♪』
『むぐぅ・・・』
ワレ目が顔から離れはしたが、口に入れられたバイブは抜けなかった。まるで、杏奈がバイブを離したくないとせがんでいるように、限界以上に開いたワレ目からズルズルと吐き出されていく。そして、浮かせた腰を途中で止めたのだが、結局バイブが互いの口から抜け出ることはなかった。相手の秘所に咥え込んだ異物の太さに衝撃を受けていたが、その長さにも衝撃を受ける。
『どう?しっかりと聞こえるでしょう。こうすれば、加奈子の声が聞こえてくるはずよ?』
ホールの音が聞こえていたが、乳首をグリグリと押したと同時に、板谷加奈子が誰かと会話する声が届いてきた。さらに、乳首を二度三度と押し込めるたびに、違う女性の声や音が聞こえてくる。本当に、乳首の中に盗聴器のチャンネルが仕込まれていると実感できた。

15PON:2014/02/01(土) 11:01:52 ID:pKSQSPfk
『ぐもっ・・・ぷふぁっ、うえっ!』
『顎が疲れちゃった?そりゃあ、私のアソコがガバガバになるほどの極太バイブだもんね。だけど、吐いたりしたらシーツの片付けが面倒になるから、自分で洗面台に行って済ませてよ?』
言われずとも初めからそのつもりだったのか、杏奈は身体を起こして立ち上がろうとする。しかし、手足を縛られたままでは身体を支えることもままならない。
『あっ、いきなり起きたらインカムが・・・ほらぁ、言わんこっちゃない』
頭から外れたインカムが、相手の乳首を引き摺りながら布団に落ちた。
『ちょっと待っててね。解かないと扉も開けられないでしょ?』
ベッドの上で女の子座りになった偽杏奈は、迫力ある乳房とコードを揺らしつつも、手早く手足を拘束するストッキングを解いてやった。座ったということは、あれほどひり出していたバイブを何も無かったかのようにズブズブと押し込めている。既に、バイブは先端を僅かに覗かせるほど隠れ、粘液がシーツに滴るのみだ。汚すなと言っておきながら、自分のワレ目から零れる無色透明の粘液で濡らしてしまった。それを言えば、自分も唾液を垂らしていたので、すっかりスーツは汚れているのだが。
『・・・・・っ!』
易々と咥え込んでしまった自分の秘部を見ていたが、解放されるとすぐさま立ち上がった。縛られていたせいで足元はおぼつかないが、なんとかしてユニットバスの扉を開けた。
『うぇっ・・・ゴホッ、ゴホッ!・・・』
『チッ、もう少し私のアソコの異変に驚いてくれても良いのによぉ〜。極太バイブ、こんなに咥え込んじまったんだぜ?ククククク・・・』
杏奈を見遣った怪盗レオンは、自分のワレ目にあるモノをグリグリと弄っている。そして、おもむろに立ち上がると、さらに脱皮を始めて生田杏奈の身体を貪るのだった。

16PON:2014/02/01(土) 11:03:09 ID:pKSQSPfk
洗面室の扉が開き、力無い様子で杏奈が出てきた。
『あらっ、遅かったですね。吐くついでに、下の穴からも出すもの出してきたのかしら?ずっと縛られたままだったから、お漏らし寸前だったとか?ククッ・・・』
既にベッドの上には、脱ぎ去ったであろう皮が重なっている。自分の抜け殻を見せ付けられた時の印象からして、それはまさしく自分の姿を模ったものと想像がつく。
だが、全てが自分の物ではないようだ。脱皮途中の相手の姿が、杏奈と同じバンケットとして働いている長沢あやねであるからだ。
『でも、用を足すのも大変だったでしょう?なにしろ、私と同じ重ね着をしてハイレグ衣装とストッキングが喰い込んでいるんですから。もちろん、ちゃんと元通りに喰い込ませて戻って来てくれましたよね?』
あやねを模った裸体を脱いでいるあやねだが、そこには杏奈と同じコスチュームが着込んであった。衣服に隠れているとはいえ、もはやあやねの裸体を想像するのも簡単だ。
『嫌でもそうするしかないわ。これ以上、あんな目に遭うなんて・・・』
『ククッ、理解が良くて助かりますね。もし、反抗的な態度を取るなら、84−56−84のEカップ巨乳を讃えたあやねの身体を使って、さらに恐怖を植え付けてあげようと思ったけど、その心配もいらないようね』
スススッ・・・と、浴衣ドレスの短い裾を持ち上げてみせる。また、あのバイブを咥えているのかと強張らせるが、彼女の股間は杏奈が着せられた物と同じ、ピンクのハイレグレオタードに覆われていた。のっぺりとした曲線にピッタリと貼り付くそこにはバイブの影形もなく、ストッキングのシームラインと激しい喰い込みのせいで布地の皺が浮かぶのみだ。
すると、あやねは杏奈の裾もガバッと捲り上げた。元の通りに穿いてあるかを確かめようというのだ。
『キャッ・・・あっ!』
乱暴に捲ったと思うと、ハイレグレオタードの上から杏奈の股間を摩る。そして、着せておいたのを全て着て出て来たことを知ると、ニヤリと笑った。
『クスッ、恥ずかしくなんてないですよ。ここには、8人目の被害者である長沢あやねと、10人目の被害者である生田杏奈の女子二人しか居ないんですから。だから、私だって杏奈さんの前でスカートを捲ったり、オッパイをポロリするのも抵抗ありませんね』
捲ったその下には、杏奈が着せられたピンク色のハイレグ衣装が、肌蹴させた襟の隙間からは、あやねの胸にピッタリと貼り付くレオタードが見える。彼女の谷間がハッキリと拝めるほどザックリと胸元の開いた衣装の中に手を忍ばせると、イヤホンコードを乳首に突き立てている光景が、薄い布地越しに見えた。

17PON:2014/02/01(土) 11:05:26 ID:pKSQSPfk
『ところで、長沢さんは・・・』
『えぇ、別の部屋で無事にしていますよ。だから今は、私が19歳の専門学校生、長沢あやねだと思ってくださいね。同じ、ハイレグコスチュームで喰い込みを堪能する仲間として・・・ね♪』
『そんなの無理に決まってるわ。だって、あなたは・・・』
『他の人があやねだと思ってくれているんですから、調子を合わせてくださいよ』
二人並んで歩いているが、すれ違う従業員たちが何も怪しまないのだから、コスチュームとインカムを装着した二人は、バンケットコンパニオンだと認めている。
『あっ、そうそう。長沢あやねを巻き込んで被害者同盟を結ぼうなんて思わないようにしてくださいよ?本物の私は、誰かに眠らされてなんてことすら記憶していませんから』
『えっ?』
『正体不明の変装の名人に恥ずかしい目に遭わされたと知っているのは、杏奈さんだけってことですよ。そのうちあなたの前に現れる本物のあやねに打ち明けても、怪訝な目で見られるのがオチですね。まさか、漫画や小説にあるような変装の名人が実在するなんて思うはずがないもの♪』
ニコッと笑いながらウインクしたあやねは、廊下に人目が無いと見るや、首筋に指を引っ掛けてマスクを捲り上げる。その拍子に、頭に装着していたインカムが外れて首に掛かった。
『長沢あやねを眠らせて、まんまと入れ替わったのが、ベルガールの山岸優妃だったとは思いもしないはずね。生田さんだって、私と会話した時に偽者だと微塵も思ってもいなかったじゃない?81−57−83のCカップ美乳の私が、さり気なくオッパイを摩りながら極太バイブを咥えていたけど、辛うじてバイブの音には気付けていたようね♪』
あやねの顔から生気が抜けたと思うと、優妃はあやねの表情を写し取ったかのようにウインクをして微笑んだ。もちろん、声まで完璧に優妃の物をコピーしている。
そして、襟を肩まで肌蹴させつつ、スキンスーツのエッジを引き下げてみせれば、あやねの胸が剥がれ、その下にもインカムコードを突き刺した優妃のCカップと乳首が見えた。

18PON:2014/02/01(土) 11:05:59 ID:pKSQSPfk
『私が、このホテルで二人目の被害者よ。記念すべき、一人目の被害者になれなかった代わりに、思う存分ホテルの中を物色させてもらったわ。バンケットの美女たちが来ていると知ったのも、優妃の情報収集のおかげってわけね。それから・・・』
これで終わりにすれば、山岸優妃が疑うべき筆頭になる。その疑念を打ち消そうというのか、優妃に変装した謎の人物はさらに同様の手口でマスクを捲り上げ、優妃のスキンスーツも引き伸ばした。
『優妃を眠らせた、このホテルで記念すべき一人目の被害者となったのが、コンシェルジュをしている狭山秋葉なの。クスッ、その唖然とした顔を見る限り、やっぱり秋葉のともコンタクトを重ねていたのかしら?ククククク・・・』
声は、しっかりと綺麗なその顔に合った物に変化しており、優妃よりも大きめな乳房が、引っ張ったスキンスーツの内側でインカムコードと共に小さく揺れていた。
『秋葉は、84−58−83のスリーサイズで、オッパイはDカップ。私と優妃は同い年だから、生田さんより4つ年上ね。私の場合は、ここに来客としてやってきた南野涼音という巨乳女子高生に襲われてしまったの。まさか、生田さんや私に変装する人間が、女子高生にまで化けるなんて思わないもの。つまりは、千の顔を持つ変装の達人を呼び入れるきっかけを作ったのは、この私・・・ってわけ♪』
『板谷さんと私も含めれば、それで半分を見せたと言いたいの・・・?』
『生田杏奈、板谷加奈子、長沢あやね、山岸優妃、狭山秋葉・・・確かに、これで10人のうち5人の顔とオッパイを見せたことになるのね。よく数えてたじゃない♪あなたは、僅かな時間の内に、こんなに変装されちゃう原因を作った秋葉のことを恨むかしら?それとも、見ず知らずの南野涼音のことを恨む?』
さらに続けて秋葉の顔を捲ると、この顔が南野涼音だと証明してみせる。もちろん、秋葉の身体の下には、さらに大きな乳房が存在を主張するかのごとく、優妃の乳首から貫かれたコードと共に揺れている。
『こんな可愛らしいお顔と美巨乳を揺らした女子高生だから、すぐに記憶できるでしょう?つまりは、涼音を恨んで襲い掛かるのも簡単・・・ってことね』
『・・・恨むとしたら、変装で正体を隠しているあなた以外に考えられないわ。でも、誰なのかも判らない上に口封じまでされたら、黙っているしかないじゃない』
『物分かり良いんですね。でも、そんなに私の言いなりだと、さらに味をしめちゃうかもしれませんよ?』
『だったら、どうしろって・・・』
『クスッ、ククククク・・・』
不敵に笑うだけで、何も答えはしない。そうするだけでも、涼音の巨乳が挑発するように弾んでいる。そして、スキンスーツから手を離すと、その表情を浮かべながら、頭の上に脱ぎ置いていたマスクを一枚ずつ丁寧に被っていった。涼音とは全く違う顔でありながら、不敵な笑みは秋葉、優妃、あやねの顔にも同様に浮かんでいた。

19PON:2014/02/01(土) 11:26:26 ID:pKSQSPfk
『さぁ、行きましょう♪大人しくしていれば、これ以上危険な目に遭うことはありませんから』
そのような言葉など、慰めにも励ましにもならない。
『沈んだ顔をしていたら、お客様に喜んでもらえませんよ?お給料もらっているんですから、ちゃんと役目は果たさないと』
あやねの言うとおりではあるが、浮かない表情をさせている自覚は無いのかと問いたくなってくる。
『ただニッコリ微笑んでお給仕しているだけで良いんですから、バンケットって本当に良い仕事ですよね』
さらに、自分の仕事を馬鹿にされては、本当ならばすぐにでも言い返してやりたい気分だ。しかし、それは互いが対等の立場であればの話だ。今の状況は、明らかに杏奈に分が悪い。
『綺麗な女の美貌とスタイルをアピールしていれば、周りは楽しんでくれるし♪人目を忍びながらオッパイとかアソコを弄ってみたり、ストッキングもろともハイレグを喰い込ませるの、段々とクセになってきちゃう・・・次は誰に変装して変態行為するのが楽しいかしら?』
肌蹴ていた浴衣を羽織り、気が触れたのかと思うほど堂々と胸を弄りながらポジションを調整している。しかし、いくら乳首を摘まみあげて揉みしだこうと、あやねの表情と口調は乱れない。
『ククッ、もう杏奈さんに変装できるようになったんだから、二度も閉じ込めたりしませんよ。きっと、暫くしたら本物の長沢あやねも普通に働いているわ。その時、私が誰に化けて紛れ込んでいるか、捜してみるのも面白いかもしれませんよ?でも、それがバンケット仲間とは限らないですからね』
捜せるものなら捜してみろ、そう挑発しているらしいが、広い会場に集まった何百人もの中から見つけ出すなど、不可能に等しい。こうして顔を間近に接近させていても、その顔がマスクを被った物であるなどと、想像もつかないのだ。杏奈は、どう返答して良いのかと迷うばかりである。
『ふふふっ♪』
そんな彼女を置いて、あやねは短い裾の中に手を忍ばせながら歩き出した。裾の下から、ピンク色の股布が引き出されるのが見えるものだから、さぞかし胸が押し潰され、中に穿いたハイレグインナーが肌色ストッキング越しに覗けていることだろうと思い描けてしまう。そんなあやねの後姿を見ながら、杏奈も重い足取りで続いた。

20PON:2014/02/01(土) 11:27:24 ID:pKSQSPfk
『すみません、そちらを頂けますか?』
『・・・あっ、はい』
反応が遅れてしまった杏奈なのだが、それは相手の女性が美しかったためだけではない。まさか、彼女が自分をあのような目に遭わせた張本人ではないだろうかと、思っていたからだ。
『ありがとうございます。その衣装、可愛らしいですね』
『あ、いえ、どうも・・・』
浴衣ドレスのことを褒められたものだから、余計に警戒を強めてしまう。しかし、彼女はそれ以上何をするわけでもなく、踵を返して歩いていく。その行く先を窺うと、壮年男性の所へ行って飲み物を渡していた。
どうやら、本当に無関係であったようだと胸を撫で下ろすのだが、それならば誰に・・・?と、キョロキョロと辺りを見回した。

21PON:2014/02/07(金) 11:50:37 ID:ZdWvFWrI
『専務、お待たせしました』
『おぉ、ありがとう』
金森雛子からグラスを受け取った達明は、取引相手と話を進めていた。雛子の後ろでは、バンケットの女性がこちらを気にする素振りを見せている。それに気付いてチラチラと様子を窺ってみたのだが、人影に隠れたと思うと、どこかに行ってしまっていた。
『(あいつではなかったのか?だが・・・)』
コンパニオンの美しさもさることながら、胸の存在感を含めたスタイルの良さも即座に判断していた。それほどの持ち主でありながら、接触どころか挑発すらして来なかったことを不穏に感じ、咄嗟に会話を中断して浴衣ドレスのバンケットを探した。

『あっ、河原専務。ちょうど、良かったですわ』
『あぁ、君は・・・佐野君だったか』
『ちょうど、ご紹介させて頂きたい方がいらっしゃいまして』
『おぉ・・・そうなのか』
少し前、挨拶を交わした佐野杏子が声を掛けてきた。会った当初から名前を聞いて意識してしまっただけに、彼女の顔と名前を忘れるはずも無かった。
彼女の呼び止めを振り切れなかったのは、そういった経緯もあってのことだった。
『ところで、紹介したいというのは・・・』
『ただ今、フロントロビーに居られますので』
エレベーターで1階に降りるらしく、誰も乗っていない中に二人して乗り込んだ。
密室の中で無言のまま、達明は数時間前に怪盗と二人きりでエレベーターに乗った際と同じだと思い返していた。だが、場所は自社であり、相手は谷原祐子と金森雛子の自社社員であったのだから、全く状況が違う。

『デジャヴでも感じているんじゃありません?』
杏子のその一言で、一気に現実に引き戻された。
『背中越しでもどのような表情をされているか、容易に想像できてしまいますわ♪クククククク・・・』
薄笑いと共にクルリと正面を向いた杏子は、いつの間にボタンを外したのか、シャツの間から乳房を露出し、スカートも脱ぎ下ろしていた。
『百面相による佐野杏子の変装姿はいかがですか?この美貌に、上から87−59−86のグラマラススタイル、さすがに河原専務のお眼鏡に適うだけあると思いません?もう、パッと見で巨乳と判りますよね。Fカップは軽くいってるかしら♪ククククク・・・』
『お望み通りにしてやったぞとでも言いたいのか・・・』
『そうですよ。本田響子、高瀬今日子、深町恭子とキョウコ繋がりで来ていたわけですから、期待してしまったのでしょう?』
佐野杏子と挨拶を交わした時、まさしくそんな共通点を感じており、完全に図星を突かれていた。
『これは偶然なのか、お前が仕組んだことなのか、すっかり困惑させられたな』
『そんなこと、どちらでも良いじゃありませんか。こうして、スーツの下に隠れた裸体まで拝めるのですから。私は、前バリもニプレスも貼っておりませんので、思う存分眺めて頂けますよ♪』
ハイレグレオタードの格好を露わにした杏子は、激しく股間に喰い込むその着衣と、重ね穿いたストッキング、インナーを脱ぎ下ろしていた。
『あいにく、エレベーターが着くまでの時間だけですので、ジックリと・・・というわけにはいきませんがね♪』
短い時間とはいえ、百面相にしてみれば、何をするにも充分な時間である。正面を向いてレオタードを脱いでいる最中でも、たわわな乳房のハリと谷間の具合を見せ付けられるし、ストッキングやインナーを脱ぐべく後ろを向けば、股間に刻み込まれたクレバスと肛門が、開いた両脚の間からは髪を逆立てた杏子の顔、乳房が覗けていた。
『このために、ストッキングはバーモンブラウンとキャメルベージュ、シナモンベージュの3枚と、インナーを2枚だけにしておいたんですよ。これならば、簡単に脱げますから』
いとも簡単に脱ぎ去った杏子は、その手を釣鐘型の乳房に伸ばして弄ったかと思えば、その迫力ある谷間に裂け目を作っていた。その下に着衣が見えたと思った次の瞬間には、目にも止まらぬ早業で、杏子の顔と身体をただのスキンスーツへと変貌させた。

22PON:2014/02/07(金) 11:51:44 ID:ZdWvFWrI
皺くちゃになった佐野杏子の皮を手にしているのは、超ミニの浴衣に光沢を帯びた肌色ストッキングを着こなす若い女性だ。襟元からは、彼女の乳房がたわわに実っているのを証明するかのように深い谷間が覗ける。
『ほらっ、私が専務さんに会わせたいって女性ですよ』
その場でクルリと回り、魅力的な胸の膨らみを弾ませるのは、パーティー会場で見掛けたばかりのあのコンパニオンだ。
『しっかりと専務さんの動揺ぶりを観察していましたからね。ついでに、佐野杏子の変装を見せられて一石二鳥でしたよ♪』
浴衣を肩から肌蹴させ、胸の突起が見えるギリギリの所まで見せ付ける。
『私のHカップ爆乳を見せるのは、そのうちに・・・ってことで良いですよね?河原専務さんが見惚れていたバンケットコンパニオンは生田杏奈って名前で、上から90−59−85。さっき言った通り、バストサイズはHカップだから、倉田綾乃と同じってことね。あっ、もう着いちゃうわ。せっかくだから、このまま一緒にお散歩でもしましょうか☆』
鞄から取り出したインカムを頭に装着し、胸をモゾモゾと弄りながら乳首の突起にコードを突き立てる。
刺したばかりのインカムコードを引っ張れば浴衣が浮き、乳首から伸びたコードがインカムと繋がっているのが僅かに見えた。一見、本物の乳首と思えるが、付け乳首とニプレスを貼ってあるだろうことは、これまでの行為を見ていれば想像に難くない。
『ククッ、やっぱりスケベ専務さんには、これくらいの美巨乳は効果覿面らしいね』
視線を胸に感じた百面相は、勝ち誇ったように杏奈の顔で挑発的に嗤った。
『ほらぁ、そんなに勃起させていたら、他の人に変態呼ばわりされてしまいますよ?』
杏奈は、達明のモノをズボンの上から摩りつつ、裾を捲り上げた。股間に激しく喰い込む様を見せ付け、隠し切れない乳房とまばゆく光る肌色ナイロンの脚線美を見せられては、興奮が滾るばかりだ。
『おいっ、そろそろ止めないと・・・』
『うふふっ、パンパンに膨らませちゃって苦しそう♪』
ファスナーを下ろし、キツさから解放してやる。開かれた所に、すぐさま肉棒の形に沿った下着が現れた。布地の隙間にサッと手を忍ばせれば、直に触れてさらに扱いていく。
『うおっ!もう着いてしまうと言っているのが・・・』
『あと何秒かでは、さすがの百面相でもイカせるのは難しいですかね。あっ、ちょうど良いから、佐野杏子のスキンスーツと、彼女が来ていた服を全て持っていてもらいましょうか。こんなにギンギンになったモノを隠すには、とても便利でしょう?』
扉が開く直前のところで、達明は脱ぎ捨てられた物を急いで拾い上げ、杏奈は肌蹴た浴衣を肩に掛け直した。しかし、たかが布キレ一枚で杏奈の乳房の膨らみを大人しくさせられる訳がなく、歩くたびに弾む胸と美貌に男性たちの熱視線を浴び続けた。目立つ格好でさり気なく裾の中を探り、挑発行為を晒す杏奈だが、当人はいくら注目されようと至って涼しい顔であった。

23PON:2014/02/07(金) 11:54:23 ID:ZdWvFWrI
『そんなに緊張しないでくださいよ。余計に注目されてしまいますよ?』
杏奈は、ホテルに直結するショッピングエリアを歩き回っていた。既に同じ所も回っていることから、行くあてなど決めていないようだ。
『ただでさえ、Hカップ巨乳のバンケットさんがミニの浴衣ドレスなんて着たまま出歩いて人目についているんですからね。これで、専務さんが女性物の服どころか、佐野杏子の皮なんて奇妙な物を持っていると知れれば、大変な騒ぎになってしまうかも♪』
ストッキングを何枚も重ね穿いていながら、杏奈は草履を難なく履きこなしている。よく脱げたりしないものだと感心していたところへ、杏奈は軽く躓いた。
『おっと・・・何も無い所なのに転びそうになっちゃいました♪』
達明に向けて、小さく舞った浴衣の下を覗かせる。そこには、エレベーターの中では見られなかった極太バイブと思しき異形の膨らみが浮かび出ていた。ただでさえ短い裾なのだから、このまま膨らみ出て来れば、何もしないでも円柱状の異物が見えてしまうのではと心配になってくる。
『やっぱり、他の誰よりも専務さんの視線が一番熱いかな?思わず、その期待に応えたくなっちゃいますよ☆』
杏奈は、ペロッと舌を出しておどける。前を歩いていても、達明の視線の動きすら悟っているらしい。
『せっかく若い女の子と一緒にいるんですから、並んで歩いてみません?堂々としていれば、それほど怪しまれたりしませんよ♪それに、専務さんの大好きな巨乳がどんなふうに弾んでいるのか、よぉ〜く見られますしね』
膝に手をついて顔を覗き込む杏奈。後ろの相手に短い浴衣の裾の奥が見られたりしないのか心配にもなるが、見られないギリギリの所を保っている自信があるのか、当人は達明を挑発しようと胸の谷間を存分に見せつける。
『息子さんのように、お尻とかストッキング脚の方がお好きなら、後ろからでも構いませんけど?どうせ、ギンギンに勃起させることに変わりはないでしょうから』
達也の性癖まで熟知していることを知らしめた杏奈は、達明の手を握って強制的に横に並ばせた。こうして巨乳バンケットの女性と並び歩く状況を果たして周りはどう見ているのだろうか、と達明は人目を意識してしまう。叶うことならば、早く会場に戻りたいくらいだ。
しかし、そんなささやかな希望が百面相に届くはずがなかった。

24PON:2014/02/07(金) 11:55:08 ID:ZdWvFWrI
『次は、地下街に行ってみましょうか♪』
『ち、地下だと!?』
『知らないんですか?このホテルは駅と直結しているので、地下からでもアクセスできるんですよ?』
そんなことを聞いているのではない、まだこうしていなければならないのかという抗議である。
『本物の生田杏奈はパーティー会場でちゃんと働いてますから、心配ご無用ですよ』
それに構うわけもなく、杏奈は下に通ずる階段を下りていく。それまでの華やぎが嘘のように静かで、古臭さを漂わせる雰囲気だ。
『クスッ、こんな場所で襲われたら、ひとたまりもないでしょうね』
杏奈の声がやけに反響して聞こえる。すると、杏奈はおもむろに浴衣を肩から脱いでしまった。

『まさか、こんな所でするつもりか?』
『する?・・・“する”とは、何を指しているんです?』
『下衆な貴様に対して言うまでも無かろう』
眼前に接近してニヤリと嗤った杏奈は、達明の股間の高さにしゃがみ込んだ。手にしていた服と皮を除けて、ファスナー全開になったズボンからそそり立つモノに頬ずりをする。
『まぁ、お望みとあらば、セックスをするのもアリですけどね。ココまで勃起していたら、一度はヌかないと大人しくならないでしょうし』
ズボンの中の下着を下ろしてしまうと、舌でチロチロと転がし始める。既に、乳房を完全に露出しているとあって、達明のモノは余計に敏感になっていた。
『ヘアゴム、外したんですね?いつの間に取っちゃったんですか?』
『お・・・おぉ・・・』
胸を抱え上げて、焦らすようにその弾力を肉棒に伝わらせる。そうするうちにも、杏奈は付け乳首を浮かせて乳首からコードを抜き取っていた。そして、すぐに元の通りに貼り直す。それから、いよいよとばかりにその柔らかな両胸ので分身を挟み込んだ。
『もう、ここからは後には退けませんよ?まっ、さすがにこんな場所で長々と・・・とはいかないので、適当にサッサと片付けてしまいますけどね。私の乳圧のせいで、もう寸前まで来たみたいだし♪』
すると、杏奈は胸の谷間からモノを解放し、背中を向けた。そして、裾を捲ってスリスリと股間を擦り当ててくる。のっぺりとした股間の曲線に沿って、皺を作って喰い込むビキニとストッキングの擦れる甘美な感覚が襲っているのだが、ついさっきソコにあったはずの極太バイブの存在は少しも見られない。
『く・・・うっ』
『少しスリスリしただけなのに、もうイキそうになってません?』
『少しやった程度なら、こんなことになるはずなかろう・・・』
『あぁ、何人もの美女とセックスしたのに精液を出せなかったそうですね?せめて、トイレかどこかでオナニーしてヌイておけば良かったのでは?』
まさか、会社のトイレでそんな行為に及べるはずがないことを知って、わざとそう尋ねる。
『そんなことまで、お前に言われる筋合いなど無い・・・』
『まぁ、生田杏奈に変装した百面相としては、この皮を着ての初めてのセックスが専務さんでも全く構わないですけどね。私の方は、コレのおかげで準備はいつでもOKだし☆』
ペロンと形の良いヒップを露わにし、閉じ切っていたワレ目の中に手をズブッと押し込めた。手首まで入るほど開かれた小さなクレバスの中で粘着質な音を立てながらグリグリと動かしたと思うと、それをヌヌヌ・・・と引き出す。
『ふぁぁぁ・・・大きすぎて捲れてしまいそう・・・専務さんのソレは、バイブよりも満足させてくれると良いけどなぁ〜♪』
襞と同色をした異形の物体が抜き取られると、ポッカリと開き切った赤い膣襞からネットリとした透明な液が滴った。
『早く突っ込まないと、杏奈の愛液でコスチュームが濡れちゃいますのでね。さっさとお願いしますよ?』
太腿より下はストッキングを、上半身は胸より下は浴衣ドレスを着たままだ。こうすることで、バンケットコンパニオンを犯している気分を与えようとしているらしい。
『うふふっ、あったかぁ〜い♪』
勃起状態のモノに触れてワレ目に誘う間、達明は身を硬直させていた。そこから逃れようにも、壁に凭れた状態では、杏奈が腰を前に動かしてくれない限り抜き取ることもできない。
『んんっ・・・なかなかの固さじゃないですか。オジサンにしてはご立派と褒めてあげますね♪余裕があったら、私のHカップ巨乳を弄っても構いませんよ?そのために、浴衣を肌蹴てあるんですから』
あれだけ開いていたワレ目は、受け入れる準備が整ったかのようにすっかり閉じていた。途中、スムーズに進入していなかったりもしたが、腰をグリグリと動かしてねじ込むうちに、互いの股間がピッタリと重なり合った。自分の分身はきつく締め付けられ、襞の一枚一枚が隙間なく絡み付く感覚がある。数時間前に与えられたあの快感と、ほぼ同じであるからこそ、自然と息み声が出ていた。

25PON:2014/02/07(金) 11:56:06 ID:ZdWvFWrI
階段の踊り場という、不特定多数の人間に見られてしまうかもしれない場所で、達明は腰を艶めかしく動かす彼女の上に被さるようにして乳房を揉みしだいていた。いくら乳首を摘まんでも所詮は偽物とあって、勃起するような変化も起こらない。だが、その温もりと手のひらから零れるほどの乳房の圧迫感に加え、杏奈の膣内がさらに濡れて挿入がスムーズになる感覚があれば、それも些細なことに過ぎなかった。
『うぅっ!』
『んんっ!あぁ・・・専務さんの熱いのが、杏奈のアソコにドピュドピュッ!て・・・注がれちゃった♪』
胸を弄る以外は、完全にされるがままとなった達明。フィニッシュも、杏奈の温もり溢れる膣内で迎えてしまった。
『専務さんと杏奈の間に子供が出来ちゃったら、どうしましょっか?』
女性器の中に精を出すと言うことは、つまりはそういうことだ。反射的に寸前で抜き出そうとしたが、杏奈がそれを許さずに腰をグチュグチュと動かし続け、背後の壁に退路を阻まれたのでは、どうすることもできなかった。
『ねぇ、専務さん。ちゃんと、責任とってくれるんですよね?』
後ろを見てそう尋ねる杏奈。きっと、見惚れるほど若く綺麗な女性の膣に出してしまったことによる焦燥感を煽ろうとしているのだろう。だが、そもそもこの見ず知らずのバンケットコンパニオンが、本物の生田杏奈では無いのだと割り切れているために、精射後もそれほど罪悪感は生まれなかった。
それを察してか、ズリズリと腰をくねらせて襞を絡ませつつ、胸に触れたままの手に自らも手を重ねて乳房を愛撫させた。射精したことを責めるのは、さっさと諦めたのだろうか。
力の入れ具合に応じて、いかようにも形を変える弾力ある胸の感触は、これまでに触らせてきたどの女性の物よりも手応えがあった。
『倉田綾乃と同じHカップですからね。綾乃の乳を弄った時のことを想像してみたらいかがです?瞼を閉じてみるだけで、シミュレーションできるんじゃないかな〜?』
お気に入りの綾乃のこととあって、思わずその言葉に唆されて目を閉じてしまった。
『おいおい、親父ってば本当に目を瞑ってるのか?これは、綾乃さんに報告しないといけないな。アンタのご主人様は、他の女の乳を触りながら、アンタのことを想像していたぞ・・・ってな』
息子の声が途端に聞こえ、はたと瞼を開ける。
『もし、私がそのようなことを聞いたならば、旦那様に幻滅してメイドを辞めてしまうでしょうね。旦那様がクビにした美里さんと一緒に・・・ね。ククククク・・・』
達也の声はどこへやら、今度は綾乃の声が耳に届く。もちろん、二人の声を発した主とは、今もなお達明と股間を密着させ、乳房を触らせるがままのポーズを取る女性だ。
『どうされたんですか?幻聴でも聞こえてビックリした・・・とか?』
そういえば、百面相がこうして何十人もの美女に変装して自分にしつこく付き纏うことになった発端は、美里を辞めさせるか否かにあったのだなと思い出させられた。
見れば、背中の柔肌には、視界を覆った僅かな時間に作ったのか、一筋の切れ目が綺麗に首から腰に掛けて出来上がっていた。

26PON:2014/02/07(金) 11:59:00 ID:ZdWvFWrI
達明の手に圧し掛かったままの胸を、彼の手の上から掴んで引き下げた。
迫力満点の胸の質感が一気に失われ、杏奈の背中の切れ目が開かれる。
『ククッ、ククククク・・・』
達明を見て卑しく笑ったのも束の間、ズルッ・・・と彼女の顔を含めた上半身が、一枚の皮となってコスチュームと一緒に脱げ落ちた。一瞬のうちに綺麗な杏奈の顔が、生気を失ってデスマスクと化すシーンは、そうそう見慣れるものではない。
『あれっ、今のを見てたら縮こまっちゃいました?それとも、私の膣圧が緩いのかな・・・まだ、女子高生タレントの卵なのよ?枕営業だって、これから始めようと思っていたから、使い込みなんてしていないけど』
腰をズリズリと動かし、襞の絡み付きを確かめようとしている。生田杏奈と同様に、達明にとっては名も知らぬ、若く可愛らしさ溢れる女性だ。しかし、ブラウンのミディアムボブの髪や、巨乳と呼んで差し支えない乳房を揺らすその女性に、出会った覚えはある。
それを裏付けるように、杏奈の下に用意したその変装は、バンケットコンパニオンの証明であるミニの浴衣を着込んであった。色や柄が杏奈のと異なっているということは、当人が着ている物と同じコスチュームなのだろう。そして、裾の下からチラチラと覗く小ぶりなヒップは、シェリーベージュのオールスルーと白いハイレグビキニで隠れていた。それでありながら、達明のモノはズップリと咥え込まれ、膣襞がフィットしてグニュグニュと絡み付く快感も強くなり始めていた。
『専務さんの子供を孕むのは、杏奈じゃなくて私かも・・・って、勝手に捲らないでくれません!?せっかく、どうやっておチンチンを挿入してあるのかクイズにしようと思ってたのにぃ〜』
好奇心の赴くままに捲った裾の下は、ビキニを横にずらし、シアーベージュに穴を開けた格好があった。その下に何着も重ね穿いてあったインナー、ストッキングもそれと同じ細工を施してある。これならば、見掛けはバンケットの格好のままでも挿入できるわけだ。杏奈の膣奥に挿入しづらかった原因は、貫通させてあったバイブが抜けた拍子に、ずらしてあったインナーがワレ目の上に戻ってしまったせいだった。インナーをずらし直すために、あれほどグリグリと艶めかしく腰を動かしたのだが、よくぞ手も触れずに肉棒を導き入れられたものだ。
『わざわざ、こんな準備までして受け入れ体勢を取っていたとは、先を読む貴様の目には呆れるばかりだな・・・』
『そのおかげで、杏奈と私のアソコに入れられているんだから、文句言わないでくれます?ヘアゴムのせいで、精子出すのをお預けくらってたのを、やっとドピュドピュさせられたんだから。それも、専務さんが大好きな若い巨乳女のアソコに・・・ね♪』
悲しい性か、杏奈のスキンスーツが脱げた後も、自然と新たに現れた乳房をふにゅふにゅと摩っていた。そこから、パッと手を離す。
『クククッ、どうでした?女子高生のEカップ巨乳の触り心地は。右の乳首が感じ易いから、付け乳首を貼っていなかったら、第二ラウンドをせがむところだったよ♪』
達明に揉まれていた余韻を楽しむように、自らもグニュグニュと弄っている。すると、付け乳首と中に貼ったニプレスをペリッと浮かせ、杏奈が装着していたコードを乳首の中に突き刺した。
そうして、ズップリと根元まで咥え込んでいた達明のモノを、おもむろに抜き取り始めた。
『ぅ・・・っ』
『ふぁぁぁん・・・すっかり、専務さんのアレにフィットしちゃってたみたい・・・アソコのビラビラが捲れ上がりそうだよぉ♪』
ヌヌヌ・・・と温もりから解放され、ワレ目がソレを吐き出す様が眼下に現れる。貼り物など何も無いが、重ねたストッキングに作ったバイブサイズの穴と、左や右にずらしたインナーなどがあって、吐き出す様が見えないよう邪魔していた。
『くふふっ、そう簡単に女子高生の大事な所は見せてあげな〜い♪ってね☆』
達明の期待を外させたことが楽しいのか、喘ぎ声をあげたのが嘘のようにニマーッと笑っていた。

27PON:2014/02/07(金) 12:00:28 ID:ZdWvFWrI
『誰かに見られたら大変だから、早くしまった方が良いですよ?すっかり興奮も収まった今なら、ズボンの中で大人しくしてくれるでしょ?』
先程までセックスをしていたのに比べれば、男根を露出させることくらい大変な部類にも当てはまらないはずだ。
『私も、早く隠さなきゃ。50代オヤジの精液が垂れないようにしっかりと蓋をして・・・と♪』
通路を確保するように、バイブを左に右にと振りながら、ズブッズブッ・・・と咥え込んでいく。
『くふぁぁ・・・専務さんサイズに狭くなってたせいで、感じすぎちゃうぅ・・・』
伸縮自在の膣内に、極太サイズのバイブを事もなげに呑み込んでしまう。こうして喘ぎ声を上げるのも、所詮は見せ掛けということだ。
『ほらぁ、私のアソコがパンパンに開き切っていたのがウソみたいだよ♪』
あてがっていた手を離せば、ずらされたインナーとビキニがあるべき位置に戻っており、その裏に桃色の入り口が隠れていた。それでも、所詮は超がつくほどのハイレグであるのだから、ワレ目がヒクつく様や、インナーがクレバスに埋もれる様も、手に取るように拝めているようなものだった。

28PON:2014/02/07(金) 12:01:00 ID:ZdWvFWrI
『そういえば、自己紹介していなかったよね。私は、堀川梓沙。お宅の巨乳受付嬢の近藤亜津沙とは字が違ってるけど、馴染みの名前なんじゃないかな?』
浴衣ドレスにインカム、ミニの丈から伸びるチョコリーの肌色ストッキング脚の梓沙は、地下街を歩く人たちの注目を一心に受けている。
『堀川梓沙は、17歳の女子高生。上から83−56−81で、サイズはさっき言ったとおりのEカップ。さっき、その手で直に触ったんだから、嘘じゃないって解ってるでしょ?』
襟元を浮かせ、胸の膨らみを横から覗かせてみせる。
乳首から異物を生やしていると知れれば、今の状況以上に目立ってしまうだろうが、そこは巧みに隠していた。
『私の視界から消えた後にでも、その娘も毒牙に掛けたということだな』
『そりゃあもう!綺麗なお姉さんばかりを狙っていると思ったら、大間違いだからね。生田杏奈なんて爆乳美女から、Eカップ女子高生への落差がたまらないでしょ?』
顔もスタイルも全くの別人というギャップにも、もうさすがに慣らされている。ただ、驚きが小さくなっていても、やはり美しさとスタイルの良さという武器を誇る女性への変装というものに対して、興味や興奮が抑えられるわけではない。
『次に現れるのがどんな顔と胸になっているのか、楽しみでたまらないんじゃないの?』
顔に手を触れて、頬を摘まんでいる。
『お、おい!まさか、ここで捲るつもりじゃないだろうな!?』
『クククッ、いくら百面相さんでも、そこまではしないわ♪ただでさえ目立っているのに、マスクまで捲ったら大騒ぎだよ。・・・ところで、専務さんは堀川和葉って名前は知らないかな?』
『全く・・・心臓に悪いヤツだな・・・』
『ねぇ、聞いてる?堀川和葉って名前!3つ上のお姉ちゃんで、人気の歌手なんだけどさぁ』
『どうだったかな。顔を見れば、思い当たるかもしれんな。そもそも、貴様とは親類でも何でもないだろう』
『そっか、やっぱりオジサンには興味ないか。アニソン系のアイドル歌手だし、83センチのDカップくらいじゃ、専務さんにとっては巨乳の部類に入らないんだろうね。梓沙のEカップくらいで、ギリギリ巨乳って認めてもらえるのかな?アソコは、和葉よりちょっと緩いけどね☆』
突然、小悪魔的な笑顔を見せ、腕を組んでくる。巨乳をぶつけられ、ストッキング脚まで擦り当てられることに悪い気はしないが、傍目には援助交際としか映らないだろう。
『短い間だけど、デートを楽しもうよ。ねっ、パパ♪』
『誰が貴様のパパになど・・・』
『細かいことなんて気にしないでよ。はいっ、コレ』
『大好きなパパのオモチャになってあげる☆好きなように動かして良いよ。強さと動きを自由に決められるからさ』
『何を動かすと・・・』
『バイブにきまってるよ♪』
手本を見せてやるとばかりに、渡したリモコンをカチカチと操作する。すると、押したレベルに応じて梓沙の下半身から聞こえる振動音が、大きくなったり変化したりしていた。それに伴って、ニコッと微笑む表情に赤みが差してくる。
『遠慮しないで・・・んっ、アソコを掻き回してやってね。パパが出した精液が、グリュグリュッて染み込んでくるようだよぉ♪』
身体をぶつけるどころか、時折股間をグリグリ押し当ててバイブが振動しているのを直に伝えてくる。それを拒もうとするも、不敵にニヤリと嗤って、抵抗をすればどうなるか考えてみろと脅迫するものだから、好きにさせてやるしかない。渡されたリモコンも、大人しく握りしめるのみだ。
『ちゃんと、操作してよね。女子高生をオモチャにできるなんて、百面相さんのパパになった特権だよ?あっ、リモコンを持つなら、生田杏奈と佐野杏子が着ていた服が邪魔だね。スキンスーツだって隠してあるんだし・・・んっ、あ・・・あそこで、トートバッグ売ってるぅ・・・ククッ』
店を差すも、その指は脱力しかけている。だが、達明と組む腕は逃がすものかとしっかり力がこもっており、望みどおりにバイブを操作してやろうとも口角をニヤリと上げる表情ばかりで、やはり演技でしかないと証明された。

29PON:2014/02/18(火) 22:29:12 ID:Bda0MRUg
『コレ、買ってくれるよね?』
『どうして、貴様になど買ってやらねばならないんだ』
『だって、梓沙お金持ってないもん。このオッパイを模った身体の下の下と、バイブを咥え込んだアソコの超奥深くになら、合わせて五十万くらい仕込んであるんだけど〜♪』
浴衣の上から、さり気なく胸に手を当ててグニュグニュと動かし、振動を続けるバイブの上からイビツな膨らみをズブズブと押し込める。女子高生が持つに相応しくない金額が本当に準備されているとは、全く想像できない。
『だいたいさぁ、女子高生のアソコに中出ししておいて・・・』
『おっ、おい!』
慌てて口を塞ぐ達明。すぐさま周りを見回したが、店員が側に居なかったことも幸いして、誰かに聞かれた様子は無いらしい。
『貴様が勝手にやったことだろうが!』
『えぇ〜、そうだっけぇ?でも、生田杏奈の膣に出したのも、堀川梓沙の膣に出したのも事実だよね。その証拠に、アソコの中ではまだパパの精子がタプンタプンいってるよ♪今ここで出してみても良いんだけどなぁ〜』
人目についていないのならと、裾を捲ってバイブの形に膨らんだビキニを掴んでみせる。ゴプッ・・・と粘着質な音と、ブブブ・・・と強い振動音が同時に響き、ビキニにはドロッと液の跡が浮かび出た。

30PON:2014/02/18(火) 22:30:25 ID:Bda0MRUg
『さぁ、次は何を買いに行こうか?』
トートバッグに服と皮をしまうことができたせいで、梓沙はさらに達明に密着しながら歩く。バイブの振動も、浴衣の下からコードを生やした乳房も、より近くになる。
『おい、もう戻らせてくれないか!金森君だって、心配しているはずだ』
『でも、まだ一度も携帯鳴っていないんじゃないです?』
『何故、それを・・・』
『ククッ』
すると、右側に立っていた梓沙はスッと逆側に回り込んだ。そして、襟を浮かせてもう片方の乳房を覗かせれば、そこには偽物の乳首を貼っただけの膨らみが歩きに合わせてプルンプルンと弾んでいた。浴衣の上からその胸に手を這わせると、その突起をグリグリと押し込めた。
『イヤホンが出ていないからといって、何も仕込んでいないわけが無いってことですよ♪』
気付けば胸の谷間に裂け目があるが、その下に女性の乳房があるようにしか見えない。果たして梓沙の胸と、その下にあるたわわな胸の間に、何を用意してあるのか、胸を浮かせてくれない状況では見知ることもできなかった。
ただ、着信できない現象は、百面相が仕組んだものであるということだけは十分に理解した。
『それならば尚更だ!彼女だって、これ以上ミスをするまいと・・・』
『わかりましたよぉ〜。じゃあ、あと一軒だけにしてあげます。そこのお店なんて良いかな♪』
梓沙は達明の返答を待たずに、服だけでなく下着や水着を扱っているらしきセレクトショップに入っていった。渋々ながら、達明も足取り重く入っていく。そうしなければ、また言い掛かりをつけられると分かっているからだ。
店内は奥が広くなっており、男性一人で入るには場違いな物が売られている。果たしてどこに行ったかとうろついていると、背後から気配を消した梓沙がガバッと抱きついてきた。
『うおっ!』
『クスッ、驚きすぎ☆せっかく、梓沙のEカップ巨乳を直に感じていられるんだから、もっと喜んでくれなきゃ。試着してくるから、待っててくれますよね?』
襟元を手早く直しながら、達明の正面に回り込む。浴衣から覗く胸の谷間が、密着された瞬間だけ完全に露出していたらしい。
そして、その手には水着やらスポーティーな衣服やらが用意してあった。

31PON:2014/02/18(火) 22:31:21 ID:Bda0MRUg
『どうだい?こんな格好は・・・』
フィッティングルームのカーテンが開くと、浴衣ドレスにストッキングの光沢を煌めかせる女性が姿を見せた。だが、堀川梓沙とは違う顔、スタイルであり、その女性は達明の反応を見てニコリと微笑む。
『水着はどうしたんだって、言いたいんでしょ?あっ、その前に“貴様は誰だ”って言いたいのかな?』
達明の声を平然と操りながら、浴衣を肌蹴させる百面相は、ドット柄の紐ビキニを着たスレンダースタイルを露わにした。落下した浴衣の側には、梓沙を模った抜け殻が無造作に置かれてある。
『多くは語らなくても解ってくれますよね。私は、平田美月っていう82−55−84のスタイルをした22歳のモデルさんです♪梓沙ちゃんが、間違えてC、Dカップ用のビキニを持ってきたから、仕方なく私が代わりに着てあげたってわけね』
ハイレグによって長く見えるチャームベージュのストッキング脚、寄せ上げて作った美乳の谷間、ヒップに埋もれるほどの激しい喰い込み、梓沙とは全く異なる姿形ではあるが、その中身は梓沙と同じだと嫌でもわかる。
『でも、私って82センチのBカップだから、こうするだけでトップスが浮いちゃって♪』
身体を前傾にすれば、乳首の突起と乳輪の色が隙間から覗いていた。
『専務さんって、小さ目のオッパイの娘は興味無いでしょ?どうせ興奮しないならってことで、付け乳首もニプレスも貼ってないの。インカムも今は外してあるから、あるがままの美月のオッパイってわけよ♪』
首に掛けたストラップを解けば、ツンと上を向いた乳房の全容が露わになる。いくら乳首を摘まんで引っ張ってもペリッと剥がれることはないからこそ、美月の乳房を完璧に模っていると理解するのだが、引っ張られたその長さはゴムを思わせるほどに伸びていた。
『ククッ、貧乳の乳牛がいたら、こんな感じなのかな?』
すると、店員の気配を察知したのか、サッと胸をトップスで隠す。しかし、前傾した瞬間に作り出した股間の膨らみまでは戻すつもりはないようだ。むしろ、見てみろとばかりに、しゃがんだポーズで開脚をする。円形では無い形状から、梓沙が咥えていたバイブとは違うらしい。
『グフフッ、やっぱり微乳女を見る視線には力がありませんね。仕方ないので、さっさと引っ込んであげますよ。美月のエッチなビキニ姿は、美脚好きの達也クンに見せてあげるとしようかな?でも、何も知らない達也クンは美里さんのことも忘れて襲い掛かって来ちゃうかも♪』
『答えを急かそうというのか・・・』
『“美里くんを残すことにしよう”って言ってくれるのを気長に待つって言ったじゃないですか。ただ、せっかく平田美月に完璧に変装できたのにバンケット仲間を騙すだけなのは、つまらないなぁ〜ってね♪』
再び人の気配が無くなったと見ると、トップスだけでなくビキニと、それの下に重ね穿いてあったストッキングなどまで纏めてずり下ろした。
一旦押し込めたのか、美月の無毛状態のクレバスが完全に露出している。しかし、達明の視線がそこに向けられていると知ったのか、指を這わせてパカッと開けば、ワレ目の中に引っ掛かっている異物が覗いた。
『男遊びがすぎてるのかな、堀川梓沙よりアッサリ咥え込めたよ』
美月のクレバスから、重ね合せた2つの異物がズルッと現れる。その正体を見て、慌ててポケットを探った。
『ククッ、探しても無駄ですよ♪梓沙のオッパイの感触に驚いているうちに盗まれたとも知らないで・・・銀色のが会社用で、白いのがプライベート用でしたっけね?』
真っ赤な膣襞を遮るように零れ出た携帯が、ズルッと抜けてきた。急いで手を伸ばして受け止めようとしたのだが、美月がペタリと女の子座りをしてワレ目に咥え込んだ。そうして、跪いた達明とすぐ側で目が合ったところでシャッ!とカーテンを閉められてしまった。
『あっ!・・・』
と声を出したが、その直後に閉じたカーテンが開いた。

32PON:2014/02/18(火) 22:32:03 ID:Bda0MRUg
『あらっ、どちら様ですか?』
更衣室の前で正座状態にあった達明の眼前にあったのは、サンダルベージュのストッキング脚だ。見上げれば、キョトンとした表情で小首を傾げる美少女がいた。平田美月でも堀川梓沙でもない相手は、茶がかったロングヘアを揺らしつつ、目線を同じに合わせてくる。
『あの〜、どうされました?』
しゃがんだせいで、ザックリと開いた胸元の谷間もさることながら、身体に密着したピンクのハイレグレオタードがさらに締め付けと喰い込みを激しくしている。それでも、相手を気に掛けるばかりで、本人は何も感じていないようだ。
『あっ、失礼しました。私は、清純派女優の牧野詩織と申します。86−55−83のスリーサイズで、ドラマや映画に引っ張りだこのDカップ女子高生なんですよ♪』
美月はどこへ消えたのかなど、もはや気にもならないが、カーテンを閉めて開けるまでの僅かな瞬間に、携帯電話をひり出した美月からレオタード姿の詩織に変装を遂げて立っていたことに衝撃を受けた。
『その様子だと、やっぱり私のことはご存知ないようですね?堀川梓沙さんのEカップ巨乳にギリギリ興味を示す程度ですし、Dカップ高校生女優という武器もオジサマには役に立たないでしょうね。まだ発展途上なので、おそらくはFかGまで膨らむと思うのですが』
レオタードから肩を抜き取ってハリと形の整った若々しい乳房を露わにするも、芸能人だからなのかニプレスで肝心な場所を隠している。
『探し物でしたら、この通りオッパイの谷間にはありませんので。違う場所を気にされたらいかがです?』
清純派なのは外見と言葉遣いだけで、堂々と胸を露出している。そうして、達明の内心など見透かしていると、整った綺麗な顔に不似合いな笑みが零れると同時に、両脚を開きながら際どい喰い込みを見せ付けだした。
『まさかとは思うが、また・・・』
『はい?何のことを仰っているのか、よくわかりませんが・・・』
曲線に沿ってスリスリと擦っていたと思うと、レオタードの股布に指を掛けて横にずらす。オールスルーのストッキングの下には肌色のインナーがあり、その向こうにもストッキングのシームが浮かんで見える。インナーはクレバスの中に埋もれて、恥肉のプックリとした肉感までハッキリだ。
『私は、オジサマを誘惑しようとオッパイを見せながらアソコを弄っているだけなのですが、まだ物足りないでしょうか?女優魂を見せ付けるには、もっと大胆にならないといけないかな・・・ふぅんっ・・・』
インナーを喰い込ませたワレ目に指を入れて穿るうちに、次第に何か異質な物体が現れてきた。ワレ目をもゆうに上回るサイズの円形の膨らみがインナーを持ち上げ、その様子はストッキングを破らんばかりだ。
『ひぐぅ・・・あ、あっ・・・こんなに太いのを咥えていながら、感じていないという演技も大変なんですよ?ククククク・・・』
これが女優魂とでも言うのだろうか、詩織は可愛い声でいきんだり吐息を漏らしながらも卑しく笑ってみせる。だが、その形状は携帯とは全く違うとすぐに察知できた。
『探し物、見つかると良いですね?』
胸も秘部の奥でもないとなれば、ココかもしれないぞ?と、今度は乳房をグニュグニュと揉みしだく。盗聴器すらも簡単に仕込めるのだから、確かにその可能性はありそうだ。しかし、達明は詩織の背後にあるトートバッグも気に掛かっていた。明らかにスキンスーツと思われる肌色の抜け殻が零れ出ているのだ。
『あららっ、お察しが良いですね?平田美月の皮を脱いでバッグに押し込むのは大変でしたよ♪』
たおやかに微笑み掛ける詩織の表情には、ついさっきまで見せていた卑しさは微塵も無い。
『カーテンを閉める直前になっても、美月のアソコに夢中で私の背中の切れ目に気付いていませんでしたよね』
『夢中になっていたのは、携帯の・・・』
『ククッ、どちらでも良いですよ。上手くバッグの中に隠せていれば、牧野詩織のオッパイの中を探そうとして直に触れてもらえたのにざ〜んねん。・・・あいにく、専務さんのお好みで無いDカップ乳の中には、この程度のオッパイしかありませんけどね☆』
両胸をそれぞれ横に掴んで強引に開けば、詩織のよりも小さいと一目でわかる乳房が可愛らしく震えている。
そして、バイブの膨らみと4つの乳房を晒した格好のまま、背後のトートバッグからスキンスーツを手にし、達明の前でズルリと取り出した。

33PON:2014/02/18(火) 22:33:16 ID:Bda0MRUg
『どうぞ、お手に取ってじっくりとご覧くだ・・・あっ』
詩織が中身の無い両肩辺りを持つと、美月の身体を模した皮が広げられた。股間に刻まれたクレバスには、未だに携帯が咥え込んであり、携帯がズルリと落ちそうになる。今度はそれを両手で受け止めたが、その達明の頭に抜け殻が覆い被さった。
『うおっ!・・・』
払い除けようと慌てて手を翳して避ければ、中身が抜けて萎み切った美月の皮にまだ温もりが残っているのが感じられた。
『クスッ・・・今おじ様が触っているの、美月さんのBカップオッパイですよ♪触り心地はいかがかしら?』
『いきなり手放したら、触れてしまうのも・・・』
『触り心地といっても、シワシワになっていては分からないですよね?ちゃんと、こうして中身が伴って、タプンタプンになっていないとね☆』
詩織のことを見れば、Dカップの下から現したささやかだったはずの胸はどこへやら、たわわで美しく形の整った魅力的な巨乳が、達明を誘うように気持ち良さげに揺れていた。極太バイブを咥えたと一目でわかる股間の膨らみすらも、逆にストッキングのシームラインと、ワレ目の形に沿うようにできた皺があるのみだ。
『あらっ、先程までは全く興味を示して居られなかったのに、ガン見してどうしたんです?触りたければいくらでも・・・と言いたい所ですが、秘書の金森さんに電話を掛けないといけないのではないでしょうか?今ならば、オッパイにおかしなモノを仕込んでいた堀川梓沙さんもいませんし、圏外では無くなっているかもしれませんね。ククククク・・・』
再び、詩織の顔に似合わぬ卑しい笑いに合わせて、Gカップ以上はあろうかという釣鐘型の美巨乳が小刻みに弾む。許される物ならば、これまで見せられた誰よりも綺麗な乳房に触れてみたくもなってしまう。そして、これほどの胸が果たして誰の物なのか、その顔を拝みたいという衝動までも芽生えてくる。
『電話、掛けないんですか?』
無言で、ただただその胸を凝視してしまったが、後ろ髪をひかれる思いながら通話ボタンを押した。
『こんなに美しい巨乳に触れないなんて、オッパイ星人の名が廃ってしまいますね。私もあと1年くらいすれば、これくらい綺麗な美巨乳になっていると思いますから、牧野詩織という名前、しっかりチェックしてくださいよ♪』
詩織は、胸の下に引き下げたレオタードに、それが再び収まるのだろうかと思えるほどの乳房を抱えながら、優しく愛撫をし始めた。その指の力に応じて形を変える柔乳にまた目を注ぎそうになるが、雛子が電話に出たのを受け、ひとまずその場を立ち去った。

34PON:2014/03/17(月) 01:23:31 ID:Vks9hoLU
『このまま着て行きたいんですけど』
『あっ、はい。かしこまりました』
フィッティングルームで水着やレオタードを着るだけでなく、痴態を晒したり牧野詩織という有名女優にまで変装した百面相だが、今では何食わぬ顔で店員と話していた。店内を指差して何かを話しているが、しっかりと応対する店員の様子からして、今の百面相の変装は有名人ではないようだと達明は察する。
だが、その姿は童顔を帯びた顔立ちながら抜群のルックスとスタイルを誇っており、芸能人だと言われたとしても何の不思議も無いほどだ。

『お会計、お願いできますよね?』
ウインクをする百面相は、白にロゴと鳥の絵柄が入ったタンクトップ、オレンジのニットショートパンツで、そのスタイルの素晴らしさを存分に発揮している。さらには、ニットパンツから伸びる光沢を帯びたシャイニーベージュのストッキング、ルーズソックスという着合せは、魅力は胸と腰のくびれだけでないこともアピールする。
そのコスチュームの下に着込んだネックストラップのドット柄ビキニは、平田美月の変装で見せていた物と全く同じであった。美月のBカップではフィットしなかったDカップサイズは、今の百面相にはフィットし過ぎて明らかに小さいとわかる。
『あの店員さん、可愛らしくて良いですよね。今も、“ビキニの値段は分かるけど、この服はどこにあったか分からない”って、慌てふためいてたし♪始めからこの店に置いていないんだから、値段なんてわかるはずないのに』
『何っ!?売ってもいない服まで、買わせようとしてるのか?』
『クスッ、案外そうでもないですよ。私の身体の下では、他の女の子がフィッティングに持ち込んだ水着とストッキングを着ていますから。確か、合計で軽く10着以上はあったかな?だから、やっぱりお店の方が損をしているでしょうね。まさか、菜穂の下では、この店から消えた水着を着た女が何人も居るなんて思いもしないだろうな〜』
首の皮をグニュッと掴んで、顔を歪ませる。果たして、この美少女の下に隠れた女性とは誰なのか当ててみろとでも言っているのだろうか。
『貴様が化けているのは、菜穂という名前なのか。本物の彼女も可哀そうだな、それほど魅力的であるばかりに、百面相などという変人悪党に狙われてしまったのだからな。その顔立ちからして、亜衣と同年代くらいか・・・』
『あぁ、自己紹介がまだでしたね。私は、中川菜穂。スリーサイズは上から91−57−86で、オッパイはGカップなんです。オジサマの見立て通りで、まだ高校一年だっていうのに、こんなに育っちゃって♪本物の菜穂はまだだけど、私の方はアソコまですっかり開発済みですよ。このスタイルとルックスに加えて、名器のアソコまで持っているんだから、使わなきゃソンってね☆』
菜穂は、ボディラインを余すところなく浮かばせるタンクトップの上から、胸を摩ったりユサユサと持ち上げる。そして、極太バイブと見ただけでわかる円形の膨らみをオレンジのニットパンツの上にボッコリと浮かばせた。
『でも、私の二人の姉もHカップとGカップだから、まだ成長しそうな気配なんですよね。童顔で巨乳だなんて、反則だと思いません?あ、童顔巨乳といえば、さっきの店員さんもなかなかの線を行ってたな。菜穂ほどではないけれど、百面相が彼女に変装してオジサマを誘惑したとしても、全然不思議ないんじゃないかな〜♪』
また、良からぬことを考えているな・・・達明は、胸を摩りつつニヤニヤと笑う菜穂を見てそんなことを感じる。
さらには、後ろに立つ達明にも見えるようにと、わざと前屈みになってバイブの膨らみを見せてやった。タンクトップと同様、股間のラインにピッタリを貼り付くパンツには不自然な円形の膨らみがワレ目と肛門の位置の二箇所にある。シャイニーベージュのストッキング脚も含めて、どこに視点を向けて良いのかわからなくなるほど、達明は菜穂の素晴らしさを目の当たりにした。

35PON:2014/03/17(月) 01:24:12 ID:Vks9hoLU
菜穂から目を背けられずにいるうちに、棚を確認した店員が戻って来た。
菜穂がさり気なく股間を弄れば、あれほどの膨らみも簡単に消えて、あるべき曲線を映し出している。それどころか、パンツには股間の前後に刻み込んだ穴に沿うようにして、皺まで浮かび出ていた。
『あちらの場所に置いてあった物ですよね?それでは、タンクトップ、パンツ、ストッキングが五点、ソックス、水着が3点で、合計11点になりますので・・・』
結局、金額は軽く二万円を超えていた。それでも、水着とストッキングはその倍以上を盗んでいるのだから安いものだ。
『さっすがお金持ち♪』
『人様の金だと思って、散財させてからに・・・』
『それでも、生田杏奈と堀川梓沙に中出ししたことを思えば、お買い得でしょ?平田美月と牧野詩織のオッパイだって見ているし、菜穂が咥えたバイブだって・・・』
達明の側で囁く菜穂。それを聞かれてはならないと、達明はさっさと金額を支払った。
『あの〜・・・そのまま着て行かれるので、良いんですよね?』
『えぇ。こういう身体にピッタリしたコスチュームが好きなんで♪』
さすがに派手ではないかと気に掛けた店員の言葉にも、とびきりの笑顔で答えた。

36PON:2014/03/17(月) 01:24:49 ID:Vks9hoLU
『コレ、バッグに入れておいてくれます?』
店を出る直前、菜穂は首のストラップを解き、トップスをスルリと胸元から抜き取った。
『お、おい・・・』
『だって、菜穂の胸には窮屈なんだもの。おっと、オッパイがポロリしちゃいそう・・・でも、ちゃんとニプレスを貼ってあるから心配無用ってね♪』
スッと胸元に手を忍ばせて、服の中でポジションを調整する。手の形に服が蠢くが、抜き取ればノーブラになった菜穂の乳房がより鮮明になるほど密着した。
渡された水着は、菜穂の胸を覆っていたばかりなため、温もりがそのまま残っている。所詮はこの姿もただの薄っぺらな変装スーツでしかないのに、どうやって体温が発生しているのだろうかと、不思議に感じながらバッグにしまい込んだ。
『良い買い物したなぁ〜♪ねぇ、オジサマもそう思うでしょ?』
すれ違う男性の視線は、明らかに菜穂の全身に注がれている。ルックスもスタイルも抜群の少女が、タンクトップにオレンジのニットショートを着て、壮齢の男性と仲睦まじく歩いているのだから、女性までもが二人に注目するのも仕方無い。
『そうそう、金森さんと連絡取り合えました?』
『やはり、慌てていたぞ。まだ新人なのだから、彼女に迷惑掛けたくないのだがな』
『これも試練なんじゃないですか?でも、アンテナも立っているだろうから、これからは安心して電話できるはずですよ』
『試練を与えるかどうかは、こちらで決めることだ。まさか、貴様に付き合わされて、このような買い物をしているなどと知れたら、私の信用にも関わってくる。人の金だと思って、これほど・・・』
『河原専務ほどのお金持ちならば、はした金じゃないですか♪少しくらいでしたら、ストッキングと水着、お裾分けしましょうか?』
ニコリと微笑む菜穂の口から、金森雛子の声が零れた。それを知っているのは達明だけなため、達明が目を丸くするだけで騒ぎになることもない。
『水着などもらっても何の役に立たんな』
『それもそうですよね。秘書や娘さんたちに渡しても、気持ち悪がられるだけでしょうし。やっぱり、お礼はこっちの方が嬉しいかな?』
菜穂は胸元をクイッと浮かせ、歩くだけで縦に弾む胸の谷間を達明に見せてやった。大きさだけならば、生田杏奈の変装で見た時の迫力が勝っているが、決して菜穂とて引けを取っていない。その自信が、菜穂の勝ち誇った表情に現れていた。

エレベーターを待っていると、菜穂が再び胸元を見せ付けた。
『さっきは往来があったからね。今ならば、ジックリと拝めますよ♪あいにく、ニプレスを貼っちゃってるけど、元は十分に取れると思うんですがね☆』
肌色のニプレスの存在がチラリと覗く。それにつれて、菜穂のワレ目からバイブが吐き出されていた。
『あっ、染みが出て来ちゃったみたい♪こんなにぶっといモノなんて、咥え慣れていないからな〜。ただでさえ、複数の名器を持っているでしょ?カズノコ天井と、ミミズ千匹と、タコツボとか言ったっけ・・・でも、中川菜穂本人はそんな武器を持っているって知らないんですよ。外見だけでも反則級なのに、アソコまでなんて凄すぎですよね〜』
実際にそのような女性が居るのだろうかと、達明は思わず菜穂の股間を見てしまう。オレンジのパンツには僅かな染みと共に、ストッキングとビキニの重ね穿きでも押し込めきらないといった具合にひり出るバイブの膨らみがあった。
『ククッ、菜穂のアソコにも挿入してみたい?生田杏奈とか堀川梓沙の時とは、別次元ですよ♪あいにく、私のアソコは彼氏と百面相だけのモノですけどね。セックスとかバイブオナニーした時のことを思い出すだけで・・・ん、ふぁぁ・・・っ』
バイブの膨らみを指で押し戻してはひり出し・・・を繰り返しているうちに甘い吐息が漏れて、顔は赤らみ、目まで潤み始めた。まるで、達明を欲しがっているようだ。
『んんっ・・・ヤバッ、本当にこんな所でイッちゃいそう・・・百面相さんのテクニックが凄すぎて・・・ダメ、ですよぉ?菜穂のカラダは、彼氏と、百面相だけの・・・きゃふぅっ・・・』
しかし、それを許すわけがないと、自分で身体を慰め続ける。裾から手を潜らせて、そのたわわな乳房を揉みしだいているものだから、達明の目が次第に血走ってきた。
『あっ、エレベーター来ましたよ?』
扉が開くと、既に先客がいた。菜穂のグラマラスな格好を見た相手は、僅かに驚いた様子を見せたが、当人は何食わぬ顔で乗り込む。扉が開く前にバイブをしっかりと咥え込んだとあって、不自然さを臭わせる物はパンツに残った小さな染みと、ワレ目の中に埋もれるように出来た皺くらいだった。

37PON:2014/03/17(月) 01:25:29 ID:Vks9hoLU
『良いこと教えてあげましょうか。さっきのショップで、牧野詩織が小さなオッパイの下から見せた、超キレイな巨乳のこと覚えてます?』
達明からは、何の返答も無い。先客はもう降りて、中には菜穂と達明の二人だけなのに返事をしない理由は、あれほど見栄えのする胸を忘れたりしないと言えば、またからかわれると思ったからだ。
『ククッ・・・アレって、実は菜穂のオッパイだったんですよ☆乳首はニプレスで隠れているけど、タンクトップに胸のラインが出ているし、瞼に焼付いた菜穂のオッパイの全容を上手く脳内で合成すれば、この美巨乳が手に取るように拝めるんじゃないかと思うんですよね〜♪』
胸元を浮かせて、タンクトップの中でプルプルと揺れる巨乳を眺める。もう、見せてやらないぞと、ニンマリと笑いながら・・・
『詩織がハイレグレオタードに浮かばせていたバイブは、菜穂のアソコまで貫通していて、あれからずっと咥えっぱなしで・・・それでいてこんなに激しく動くんだから、グチョグチョに濡れるのも当然って話よね♪』
誰も居なければ、バイブを隠す必要も無い。さらにパンツの染みを広げようというのか、ウィンウィンと音を立てるバイブの威容を浮かばせていた。ニット生地には、その動きの具合がハッキリと見える。
ソックスを直そうと片膝をついてみせれば、その様子はさらに鮮明に拝めてしまう。その流れで、胸元にも目を遣れば、期待通りの迫力抜群な谷間が見られた。
『そうそう、金森雛子に会う前に、準備をさせてもらいますね。このまま菜穂がオジサマと一緒に戻ったら、色々と目立っちゃうから』
エレベーターが目的階に到着した。そこは、パーティー会場とは違う宿泊エリアとあって、人の気配は無い。それを知っていたからか、菜穂はバイブを咥え込むことなく、振動音を立てながら歩く。
『そのまま、暫く待っていてくださいね。すぐに戻ってきますんでご安心を☆』
達明は彼女の股間に現れた肛門とバイブの膨らみ、照明に照らされてまばゆく煌めくストッキング脚を見ながら見送った。

38PON:2014/03/20(木) 11:32:47 ID:8HqSlHdI
『あらっ、どうされたのですか?このような場所で・・・』
『お・・・おぉ、やっと来たのか』
10分以上待っていた達明に声を掛けたのは、スーツに身を包んだ佐野杏子だった。
『もう御用がお済みでしたら、一緒に参りませんか?』
すぐに戻ってくると言っておきながら・・・と言いたくなるのを堪えつつ、問い掛けに応じる。今度は佐野杏子に変装し、正体を明かさぬまま小芝居を打つなどして、何をするつもりなのかと様子を窺う。だが、考えれば佐野杏子に変装して自分を外に連れ出したのだから、杏子に変装し直すのも当然かとも思い、話を合わせてエレベーターに乗り込んだ。

今回も、他に誰も乗っていない。今度は、服を脱ぐのか、変装を変えるのか、痴態でも晒すつもりなのか・・・と行動を予測する。
『河原様は、あまりお飲みにならないのですか?』
『今日は、それどころではないのだ。それを一番・・・』
『そうでしたか、本日はお忙しく居られるのですね。では、普段はお飲みになられるのですか?』
酒を飲むどころではないことは、貴様が一番良く知っているだろう。そう言おうとした所で、重ねて質問を投げ掛けられた。
『まぁ、人並みに・・・だが、チビチビと呑むのが性に合っているな。私が、賑やかな店を好きなのは、既に知っているのではないのか』
『そうですね・・・常務の米田もよくご一緒させて頂いているそうで、河原様とは綺麗な女性の居るお店で楽しく過ごす飲み仲間だと申しておりました』
いきなり当たり障りのないことを聞かれ、何を考えているのかと思いながら調子を合わせる。だが、これまでと比べどこか様子がおかしいと感じていた。そもそも、これまで百面相が起こした行動自体が、おかしい話ではあるのだが。
そうして思案を巡らせるうちに、目的階に到着してしまった。

39PON:2014/03/20(木) 11:33:31 ID:.pJe0kPw
杏子と達明は、会場に向かう途中でも話を続けていた。
『タバコはお吸いになられるのですか?』
『いや、娘たちに反対されてからは止めてしまったな。かれこれ、3年は経つか・・・』
『クスッ、可愛い娘さんには嫌われたくないですものね』
美香と亜衣のことを知っているかのような口ぶりに、漸く何かを仕掛けるかと杏子を窺うも、これまでにあった胸元を浮かせたりマスクを歪ませるような行為に及んでは来なかった。
『ご存知かとは思いますが、うちの米田はかなりのチェーンスモーカーでして、仕える私どもも健康に影響が無いかと心配しているところなんです。もしよろしければ、河原様からも注意してくださいませんか?』
『まぁ、そうだな・・・タバコなど、百害あって一利なしと言うからな』
不審な行為は無いかと、振動音や服に浮かぶラインに神経を尖らせるものの、依然として何も起こらない。
『お酒の方も、毎日・・・』
『河原専務!』
突然、二人の会話に割り込んで来たのは、秘書の金森雛子だった。雛子は、達明を見つけるなり、パタパタと慌ただしく近付いてくる。
その剣幕に驚いたのは達明では無く、杏子の方だ。秘書らしからぬ行動と思ったようで、目を丸くして唖然としている。
『まだ、新任なものでな。あの若さが彼女の良さとも可愛いところとも言えるのだが・・・もし何か気になることがあったら、言ってやってくれると助かるな』
『左様、ですか・・・』
どうやら、この杏子は百面相の変装ではないと感じた。この反応は、やはり本物の秘書にしか滲みだせないものだと察したせいだ。
『専務!お願いですから、突然どこかに消えたりしないでください!』
『あ、あぁ・・・すまなかったな。このことは、海原君たちにも言わないでおくから』
『そういうことを言っているんじゃありません!もおっ・・・』
癇癪を起こしている雛子を見ても、達明は不快に思うことはなかった。百面相が姿を晦ませたのだから、この雛子が偽者と考えられなくもない。だが、このような一面もまた、彼女本人にしか滲みだせない物であると直感したからであり、まるで娘を見る親の気分だった。

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