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百面相の誘惑は止まらず

7PON:2014/01/21(火) 23:30:40 ID:1MLnti.g
『ふぁっ!?』
『ククッ、間抜けな声を出してやがるぜ・・・』
怪盗は、狭山秋葉の外見に不似合いな、本来の男の声で小さく囁いた。だが、寝ぼけていて聞こえもしないだろう。
そして、出入り口の扉を開けて、たった今トイレに入って来たように装う。程なくして扉が開き、山岸優妃が姿を見せた。
『あ、狭山さん・・・』
『うん?山岸さんだったの』
鏡の前に立つ秋葉は、白々しく身なりを整えている。
だが、扉が開く直前までは、性感帯である自らの乳房を揉みしだき、乳首を摘まみ上げていた。それも今ではシャツの中ではあるのだが、ボタンを留めただけであってビキニトップスはずらし上げている。そのため、ジャケットを着ていなければ、勃起した乳首がその形をクッキリと浮かばせていたことだろう。
『31階のオリオンホールが始まったみたいね。次は・・・どこだったっけ?』
オリオンホールとは、達明が参加しているパーティー会場のことだ。それを聞いた優妃は、すぐさま腕時計を見遣る。どれほど眠ってしまっていたのか、時間を確認するためでもあった。
『・・・と、この後は28階の天空の間の会議と、27階の孔雀でイベントが同時スタートだったと思うわ。その30分後にも、5会場で同時に・・・』
『そっか、まだまだ忙しいね』
眠っていたと悟られずに済んだだろうかと、優妃がチラチラと様子を窺っている。
しかし、秋葉は優妃のことを気にする素振りも無く、首元のスカーフを直したり、ストッキングの皺などをチェックしていたため、ホッと胸を撫で下ろした。同い年のスタッフが、スカーフを直すフリで支えの無い胸を執拗に弄って揺らし、ストッキング脚と性器が擦れるのを堪能しているとも思わずに・・・だ。
ストッキングを直そうと前傾姿勢を取る秋葉のタイトスカートに下着のラインは無く、その中では伸縮性の乏しいTバックビキニが、異物の膨らみをさらに押し込めようとギチギチに喰い込む。そのおかげとでも言うべきか、スカートにバイブの膨らみを見せることも無かった。

『ありがとうね、狭山さん』
『えっ、何が?』
『あ・・・ううん。何でもないわ。この後も頑張ろうね』
つい、起こしてもらったお礼を言ってしまい、優妃は慌てて話をはぐらかす。
その間も、秋葉は自分の身体を撫で回していた。それほど神経質に服の乱れを気にしなくても良いのでは、とも言いたくなったが、自分が眠ってしまったことの後ろめたさに、そそくさと持ち場へと離れていった。
『せいぜい頑張ってくれよな。私も、優妃みたいな美人コレクション調達に勤しむからさ。ククククク・・・』
早歩きでフロントに向かう優妃を、秋葉は卑しく笑いながら見送った。


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