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百面相の誘惑は止まらず

19PON:2014/02/01(土) 11:26:26 ID:pKSQSPfk
『さぁ、行きましょう♪大人しくしていれば、これ以上危険な目に遭うことはありませんから』
そのような言葉など、慰めにも励ましにもならない。
『沈んだ顔をしていたら、お客様に喜んでもらえませんよ?お給料もらっているんですから、ちゃんと役目は果たさないと』
あやねの言うとおりではあるが、浮かない表情をさせている自覚は無いのかと問いたくなってくる。
『ただニッコリ微笑んでお給仕しているだけで良いんですから、バンケットって本当に良い仕事ですよね』
さらに、自分の仕事を馬鹿にされては、本当ならばすぐにでも言い返してやりたい気分だ。しかし、それは互いが対等の立場であればの話だ。今の状況は、明らかに杏奈に分が悪い。
『綺麗な女の美貌とスタイルをアピールしていれば、周りは楽しんでくれるし♪人目を忍びながらオッパイとかアソコを弄ってみたり、ストッキングもろともハイレグを喰い込ませるの、段々とクセになってきちゃう・・・次は誰に変装して変態行為するのが楽しいかしら?』
肌蹴ていた浴衣を羽織り、気が触れたのかと思うほど堂々と胸を弄りながらポジションを調整している。しかし、いくら乳首を摘まみあげて揉みしだこうと、あやねの表情と口調は乱れない。
『ククッ、もう杏奈さんに変装できるようになったんだから、二度も閉じ込めたりしませんよ。きっと、暫くしたら本物の長沢あやねも普通に働いているわ。その時、私が誰に化けて紛れ込んでいるか、捜してみるのも面白いかもしれませんよ?でも、それがバンケット仲間とは限らないですからね』
捜せるものなら捜してみろ、そう挑発しているらしいが、広い会場に集まった何百人もの中から見つけ出すなど、不可能に等しい。こうして顔を間近に接近させていても、その顔がマスクを被った物であるなどと、想像もつかないのだ。杏奈は、どう返答して良いのかと迷うばかりである。
『ふふふっ♪』
そんな彼女を置いて、あやねは短い裾の中に手を忍ばせながら歩き出した。裾の下から、ピンク色の股布が引き出されるのが見えるものだから、さぞかし胸が押し潰され、中に穿いたハイレグインナーが肌色ストッキング越しに覗けていることだろうと思い描けてしまう。そんなあやねの後姿を見ながら、杏奈も重い足取りで続いた。


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