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百面相の誘惑は止まらず

1PON:2014/01/21(火) 23:27:19 ID:1MLnti.g
達明は、秘書の金森雛子とタクシーで移動していた。
百面相が雛子と入れ替われるタイミングは無かった。それならば、運転手が・・とも思ったが、雛子を共にしている状態で正体を明かすことはないはずだ。それに、多くの社員に化けられたが、その中に男性の姿は一度も無かった。やはり、挑発するならば、自分が気に入っている女性に化けて現れるだろうと想像していた。
『アイツは一体・・・』
まだ追いかけてくるようなことを臭わせていただけに、またもマジックの如く雛子に変装してしまったのではないか、こうして職務をこなしていると見せ掛けて、胸の谷間を見せ付けながら自分の股間に触れようとしているのではないかと考えてしまう。
『どうかされましたか?』
スカートがずり上がって、面積を広く見せた雛子のストッキング脚に視線を注いでみても、重ね穿きをしている様子はない。しかし、見掛けで重ね穿きと判らないのは、これまでのことで思い知っている。ならば、どこを見ていれば判断材料を得ることができるだろうかと、雛子のことをボンヤリと眺めていた。
『河原専務?』
『あっ?あぁ、すまなかった。ちょっと考え事だ』
『この後のレセプションのことですか?』
『あれは、ただ話して飲んで食っていれば良いだけのことだよ』
『ふふふっ、余裕ですね』
『君たちのような、敏腕秘書が側に居てくれるおかげでな』
『やめてください、海原さんや大橋さんは当然としても、私はまだまだ一緒に扱ってもらえる身分ではありませんから』
『・・・彼女たちから、厳しいことを言われたのか?』
『未熟な私は、日々勉強ですので。でも、専務にも先輩方にも良くして頂いていますから、毎日がとても充実しているんで・・・あっ、充実しています』
言葉遣いが乱れ掛けて、すかさず言い直す。油断してしまったと、思わず雛子は表情を曇らせた
『そういった親しみ易さも、あの二人には無い金森君の良さだと思うがな。それに、砕けた感じでいてくれる君のような存在は、一人くらい居てくれた方が私としても楽になれて助かる』
『ありがとうございます。一人前と認められた時でも、そう言って頂けるよう頑張りますね』
安堵の混じった表情でニッコリと微笑む彼女を見て、偽者ではないかという疑念も飛んでいた。

『高級ホテルの一室を貸し切っての豪華パーティーかよ。金を持ってる連中のやることは、いちいちスケールがデカいねぇ〜』
高層ホテルを見上げながら、一人の男がそんなことを呟く。しかし、零した声は若い女性の物に変換されていた。その声とは、大きな胸の曲線を浮かばせるブレザーとミニスカートに裾上げした制服、紺のソックスの下に鈍い光沢を放つベージュストッキングに身を包む女子高生の声に相違ない。
『・・・っと、かく言うコイツも金持ちの家の娘だから、人のこと言えないがな。普通の女子高生なら敷居の高い場所も、セレスト学園理事長の孫である南野涼音なら、微塵の気後れも無いわ♪』
スッとシャツの胸ポケットに手を入れつつ、乳首の突起を弄ってみる。人の往来があるというのに、堂々とした行為だ。だが、辺りを見回してみても、今の所は怪しむ人間は居ないようだ。
『86センチにサイズアップしたFカップ巨乳、怪盗レオン以外の人にも見てもらいたいものだけど・・・さすがにこんな所では無理だよね。処女のアソコに挿入したバイブも・・・なんていったら、なおさらか。手品ばりに極太のヤツを咥えてあるっていうのにね☆』
胸を摩っていた手をスカートの上に移動させ、裾の皺を直すフリをしながらズブズブと異物を出し入れして建物内に入っていく。
そんな淫行に耽って、目に涙を浮かべては唇を震わせて歩くも、涼音が見せる卑しい表情に変化は無い。
『あの、すみません』
『はい、どうされましたか?』
もちろん、声を掛けられたネイビーの制服に、クラストベージュのストッキング美脚を讃えるコンシェルジュの女性とて、少しも不審に思わず尋ねられた場所へと案内に向かうのだった。


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