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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
6909
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 09:41:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121201t31028.htm
知事「応援したい」 岩手1区、妻の陽子氏立候補表明
衆院選(12月4日公示、16日投開票)岩手1区で、妻の陽子氏(47)が日本未来の党から立候補を表明したことについて、達増拓也知事は30日、「私と一緒に改革、草の根の後援会活動をぶれることなくやってきた。応援したい」と、時折笑顔を交えて語った。
盛岡市の日本未来の事務所で、報道各社の取材に応じた。陽子氏から立候補の相談を受けた際、「(達増氏が岩手1区で初当選した)1996年の選挙で、私が2万軒歩いた時に1万軒回った。『積み重ねを生かしていく時ではないか』と話した」と、背中を押したことを明らかにした。
国民の生活が第一代表の小沢一郎氏から陽子氏へ出馬要請があったことには「小沢氏から話があったのは重い。(立候補が)総合的に1区、日本全体を良くするのにぴったりな方法だと思った」と振り返った。
達増氏の後継で衆院議員となり、今回の選挙で陽子氏と戦う民主党前議員の階猛氏(46)については「日本未来から立候補してほしいという思いは変わらないが、そうはならなかった。陽子には他の候補ではなく、有権者を向いて選挙運動をしてほしい」と語った。
◎他陣営「代理出馬」「苦肉の策」
達増陽子氏(47)が岩手1区から衆院選への出馬を表明した30日、他陣営や有権者からは「夫である達増拓也知事の代理出馬ではないか」との指摘が相次いだ。
「(擁立した)国民の生活が第一は罪作りなことをする」と話すのは、民主前議員階猛氏(46)の陣営幹部だ。
民主党分裂劇で生活の小沢一郎代表や達増知事とたもとを分かったが、達増知事の後継だった階氏は後援会が重なる部分が大きい。この幹部は「陽子氏には後援会づくりでお世話になった。知事が出てくれた方が戦いやすかった」とこぼす。
自民新人高橋比奈子氏(54)の陣営は「陽子氏の擁立はいろんな人に出馬を断られた末の苦肉の策」と分析。共産新人八幡志乃氏(30)、社民新人伊沢昌弘氏(65)の陣営は「党の政策を訴えるだけ」と冷ややかだ。
現職知事の夫人が出馬する事態に街の声もさまざま。盛岡市の主婦(75)は「驚いた。政党に利用されているのでは」と指摘。同市のアルバイトの男性(49)は「人柄がいいとの評判は聞く。まずは本人の訴えを聞いてみたい」と話した。
<岩手1区立候補予定者>
階猛 46 民前(2)
高橋比奈子 54 自新
達増陽子 47 生新
八幡志乃 30 共新
伊沢昌弘 65 社新
<おことわり>新党「日本未来の党」の公認名簿が発表前のため、合流する生活の立候補予定者について公認の表記は生活(略称・生)のままとします。
2012年12月01日土曜日
6910
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 09:47:56
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20121201a
維新・近江屋氏が出馬表明 衆院選秋田1区
日本維新の会が衆院選秋田1区に擁立した同党東京事務所長の近江屋信広氏(63)が30日、県庁で会見し、出馬表明した。比例東北に重複立候補する。
近江屋氏は「自民党、民主党など既成政党が改革を唱えてきたが、いい状況には進んでいない。前例や既得権益にとらわれず大改革をやり遂げることができる第三極勢力の出番がきた」と強調。道州制導入実現に向けた統治機構改革、産業振興などを通じ、地域活性化を目指すとした。
近江屋氏は大館市生まれ。中央大法学部卒。自民党総裁・幹事長室長を経て、2005年衆院選の比例南関東に同党から出馬し当選した。09年衆院選は比例東北で出馬したが落選。10年に自民党を離党、11年の大館市長選に無所属で立候補し落選した。今年9月の日本維新発足後、東京事務所長に就任した。都内に住んでおり、近く秋田市に事務所を構える。
(2012/12/01 09:39 更新)
6911
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 09:51:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121201t51026.htm
全選挙区で連携、民主と社民合意 山形
衆院選での共闘を模索してきた民主党山形県連と社民党山形県連は30日までに、山形県内の3選挙区全てで選挙協力を行うことで合意した。与野党に分かれた政党同士による異例の連携が成立し、両党をつなぐ連合山形を加えた3者でスクラムを組む「山形方式」で選挙戦に臨む。
全県で連携できるかどうかは3区が焦点だった。社民が候補を擁立し民主が擁立見送りを決めた同区での協力態勢の組み方について、両県連の幹事長が調整を図った。その結果、「協力のために動ける議員を中心に支援態勢をつくる」という民主側の提案を、社民側が了承した。
民主県連の吉村和武幹事長は「社民党とは県議会で同じ会派に所属し、1月の知事選に向けても協力態勢を構築している。衆院選も全県で連携する」と説明。社民県連の高橋啓介幹事長は「『反自民』の流れを結集して共闘していきたい」と語った。
1、2区は社民が民主党候補を支援し、3区では民主が社民候補を支援する。与野党に分かれていることなどから、相互に候補者を推薦し合うことや、政策協定を結ぶことはしない。調整に時間を要した3区については、「民主からは、選挙期間中の陣営の集会で応援演説することなどを考えている」(吉村幹事長)という。
山形県内では民主、社民両党が野党だった前回も、連合を含めた3者の共闘が成立している。
2012年12月01日土曜日
6912
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 09:53:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121201t31030.htm
岩手・小沢氏、強固な後援会にほころび 幹部辞任のしこりも
新体制を決め、気勢を上げる小沢氏の江刺後援会の幹部。しこりを残しながら選挙戦に臨む
衆院選岩手4区で新党「日本未来の党」から立候補する前議員小沢一郎氏(70)の強固な後援会に、ほころびが生じている。小沢氏から離れ民主党に残留した県議の地元では、県議に同調する後援会幹部らが辞任。体制の立て直しを図るが、しこりを抱えて選挙戦に突入する。
公示を目前にした11月29日、奥州市江刺区のホテルで、小沢氏の江刺後援会の会合が開かれた。辞めた会長の後任ら新体制がようやく決まり結束を強めていたところで、幹部の一人が神妙な表情で告げた。
「意気が上がっているところ申し訳ないが、来ていない支部がある」。計10支部のうち、2支部が参加していなかった。
小沢氏の後援会は岩手4区内の計15旧市町村単位で組織し、さらに編み目のような支部がある。各支部はポスター張り、はがきの宛名書きなどの実動部隊として選挙戦を強力に支える。
江刺区(旧江刺市)は、支持基盤が重なる地元県議と小沢氏とが分裂した。会合を欠席したある支部の関係者は「昔から県議を応援していた。分かれた以上、(組織的に)動くことはない」と話す。
影響は、選挙用はがきに支部単位で記載する推薦者の数にも表れている。江刺後援会の関係者によると、「今回はちょっと勘弁してほしい」「小沢さんはもう…」といった声もあり、前回の衆院選で集めた120人に届かなかった支部もあるという。
「『小沢先生の理念を実現させよう』という意欲の低下を感じる」。関係者はつぶやく。
同じく、地元県議が小沢氏の下を離れた奥州市前沢区。前沢後援会は11月28日の支部長会議で、比例代表の政党対応については各支部の判断に任せることを確認した。
ある支部長は「2人とも支えるためには、政党の強制はできない。実質的に自主投票になるだろう。前沢を割りたくない」と打ち明ける。
民主党は岩手4区で小沢氏の対立候補擁立を目指しているが難航しており、現状では小沢氏の後援会が引き続き強力な組織であることは変わらない。ある幹部は「動揺するのは当たり前。選挙に入れば、引き締めていく」と、強気の姿勢を崩さない。
「みんなでカバーし、力を合わせて前回に勝る票を集める」。小沢氏の後援会連合会の小笠原直敏会長は力を込めた。
2012年12月01日土曜日
6913
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 10:05:31
http://mainichi.jp/select/news/20121201k0000m010135000c.html
民主:大阪府岸和田の市議ら府連に離党届提出
毎日新聞 2012年12月01日 02時30分
民主党の大阪府岸和田、守口の両市議3人と忠岡町議の計4人が同党府連に離党届を提出したことが30日、分かった。衆院選では、民主党を離党した地元選出の前衆院議員らを支援するという。
離党届を提出したのは岸和田市議の西村芳徳氏、守口市議の作田芳隆氏ら。西村氏は取材に対し「民主党政権が進めた原発の再稼働は容認できず、党に籍を置き続けることはできない」と話し、衆院選では日本未来の党に合流した中川治・前衆院議員を支援するとしている。【熊谷豪】
6914
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 10:09:26
http://www.mbs.jp/news/jnn_5195339_zen.shtml
ページ更新時間:2012年12月01日(土) 06時58分
■ 自民・大阪府連、候補者の「経歴」を訂正
自民党の大阪府連は、衆院選挙大阪10区の候補者について、大隈重信の直系の子孫にあたる玄孫(やしゃご)としていましたが、事実と異なるとして、訂正し謝罪しました。
自民党大阪府連は、大阪10区の候補者として、高槻市にある愛仁会高槻病院に勤務する外科医の大隈和英さん(43)を擁立することを、先月16日発表しました。
その際、府連の竹本会長が、「大隈さんは内閣総理大臣を務め、早稲田大学の創設者として知られる大隈重信の孫の孫にあたる玄孫」と発言しました。
しかし、JNNの取材に対し、大阪府連は「玄孫ではなかった。本人に確認しないまま発言してしまい、誤解を招き、ご迷惑をおかけしました」と、訂正し謝罪しました。
大阪10区には、維新の松浪健太さん、民主の辻元清美さん、共産の浅沼和仁さんが立候補を予定しています。(01日01:22)
6916
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 10:50:14
http://www.asahi.com/area/iwate/articles/MTW1212010300002.html
総選挙いわて/擁立難航の末小沢氏が要請
達増拓也知事の妻陽子氏(47)は30日、盛岡市内で記者会見し、衆院1区に日本未来の党から立候補することを表明した。日本維新の会は擁立を見送る見込みで、これで1区の構図が決まった。
「このような場に出ることもないだろうという生活を送っておりました。こうなった以上、指導を頂きながら自分を強くし、向上していきたいと思っています」
陽子氏は、涙ぐみながら記者会見に臨んだ。前回の衆院選では夫とともに民主前職の階猛氏(46)への投票を呼びかけた。その階氏の「刺客」として、小沢一郎氏に送り込まれることは想定外だった。
陽子氏は山口県萩市出身で、全日空の元客室乗務員。94年に当時外務省に勤めていた達増知事と結婚した。会見では、復興や約束を守る政治の実現に取り組む考えを語ったが、政治経験はない。
記者会見の後、陽子氏は「数日前に小沢さんから電話があり、上京しました。主人は知らされていませんでした」などと、ここ数日の出来事を説明した。
小沢氏に会うと、「知事には岩手県の復興のことをやってもらわないといけない」「帰ってご主人と相談するように」と言われ、立候補を求められた。
盛岡に戻ると、夫からも立候補を促された。陽子氏が最後に自ら決断した理由はこうだ。「夫に岩手のことをやってもらうために、妻として自分がそれを少しでも支えられるのは、選挙に出ることだと思った」
階氏は小沢氏に同調せずに民主党に残った。小沢氏は1区に対立候補の擁立を明言していたが、「有力者が浮いては消えての繰り返し」(選対本部幹部)で難航していた。「最強のカード」である達増知事は、定例会見で否定し続けた。
出遅れを補うには、階氏と重複する達増後援会の支援は不可欠。陽子氏を知らない人はいない。達増後援会幹部は言う。「私たちにとって達増知事と妻はイコール。階後援会から支援にまわる人はいるはずだ」
■他陣営は冷静装う■
「よほど人材がいなかったんだろう。政治経験もない素人には任せられない」。階氏の陣営幹部の一人は、こう受け止めた。陣営は達増知事の立候補を警戒していた。事務所開きを終えた階氏は「想定内の相手」「与党で進めてきた実績をアピールしたい」と語った。
ただ、支援者の奪い合いは激しさを増す。「経験や仕事ぶりで判断するため、階氏を応援する」「小沢氏と達増知事は一番動きやすい人選をした。階は苦戦するだろう」など見方は様々で、動揺も広がる。
自民党新顔の高橋比奈子氏(54)は「私の信条を伝えるだけだ」と冷静を装う。千葉伝・自民県連幹事長は「短期間でどれだけ支持を広げられるのか」という。ただ、嘉田由紀子・滋賀県知事のイメージが重なり、「反原発票をかなり持っていくのではないか」(選対幹部)と警戒もしている。
共産新顔の八幡志乃氏(30)は「誰が出ても、自分の主張する政策は変わらない」、社民新顔の伊沢昌弘氏(65)は「まったく、どういう方なのかわかりません」と話した。 (岩井建樹、野津彩子)
6917
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 10:51:38
>>6916
【陽子氏一問一答】
記者会見の主なやりとりは以下の通り。
――小沢氏と会ったのはいつか。
「この数日の間です」
――階氏と選挙で戦うことの受け止めは。
「正直、階先生には今でも一緒にとの気持ちはあるんですが、今自分に与えられた使
命を一生懸命果たしていこうと思っています」
――達増知事からかけられた言葉は。
「頑張って下さいと。知事としての仕事を全うしてほしいと思っていました。私も何か手伝いができればと思い、互いに気持ちをぶつけあいながら、説得されたといいますか、『じゃあ、私がやる』と言ったといいますか……。そのような赤裸々な感じですが(立候補する)話になりました」
■1区の立候補予定者
階 猛46 (民)(2)
高橋 比奈子 54(自)
達増 陽子 47(未)
八幡 志乃 30(共)
伊沢 昌弘 65(社)
※敬称略。数字は当選回数
6918
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:08:44
http://www.nnn.co.jp/news/121201/20121201009.html
民主鳥取1区擁立断念 党員からは落胆の声
2012年12月01日
民主党鳥取県連の伊藤保幹事長と福間裕隆選挙対策委員長が30日、県庁で会見し、空白区の衆院選鳥取1区への候補者擁立を断念したと発表した。同県連は鳥取2区で同党前職の湯原俊二氏(50)の当選に全力を傾ける。鳥取1区では民主党の比例票に影響が出るのも必至で、擁立断念の代償は大きい。
同党は2005年の衆院選で鳥取1区に初の候補者を擁立、続く09年衆院選も公認候補を立てたが、今回は政権与党の立場で候補者を擁立できない事態に。県庁所在地の1区で同党の公認・推薦候補者がいないのは全国で鳥取県のみとなり、福間氏は「取り組みの甘さを指摘されると思うが、率直におわび申し上げる」と陳謝した。
29日夜、県連が擁立に向けて交渉をしていた最後の男性が時間が足りないことなどを理由に断りを入れ、擁立断念に追い込まれた。
これまで交渉したのは公募への応募者2人を含めて「20人前後」(福間氏)。伊藤氏は「11月から断続的に擁立作業を進めたが16日の突然の解散を受け、時間がなく厳しい状況となった」とし、年明け解散を想定して動いていたことを認めた。
擁立断念の決定に対し、党員や支援団体は厳しい声を上げる。
県中部の60代の党員は「与党として候補を出すのが当たり前だと思っていた」と肩を落とした。「公示日まであきらめない」「アテはある」と強弁していた党県連幹部に対しても「全部とは言わないが責任がある。与党になって3年間、県連は『何をしていたのか』ということになる」と苦言を呈した。
最大の支援団体、連合鳥取の五十嵐美知義会長は「この3年間、県連は国政選挙に向かう人材を育て切れなかった」と指摘。連合鳥取は同日、民主党本部にも連合本部を通じ遺憾の意を伝えたほか、「1区自主投票」の方向で手続きに入った。
「最後は責任を取って県連や連合の幹部が出馬すると思っていた。それぐらいの気概がほしかった」と憤るのは、鳥取市役所職員労働組合の福山博俊執行委員長(42)。民主票の行方について「白票だけでなく自民党候補に流れる部分も出てくる。もったいないし、情けない」と嘆いた。
前回選で民主候補を推薦しながら、擁立断念の判断を待たず「自主投票」を決めた部落解放同盟県連合会。中田幸雄執行委員長(77)は「昨今の民主党への厳しい評価の中で断念はやむを得ない」と話した。
鳥取1区はこれまでに自民党幹事長で前職の石破茂氏(55)と共産党新人の塚田成幸氏(48)が出馬を表明している。
6919
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:20:56
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW1212010600003.html
民主と社民 選挙協力
◇ 3区は社民・吉泉氏支援
民主党県連と社民党県連合は、衆院選での選挙協力を決めた。両党幹事長らが11月29日、山形市内で会談。調整が難航していた3区で、民主党の一部が社民に協力する姿勢に転じた。ただ、今回は与野党の関係にあることなどから相互の推薦や支持は見送り、前回並みの協力は難しそうだ。
社民が1区鹿野道彦氏と2区近藤洋介氏の民主立候補予定者を支援。3区で民主が社民の吉泉秀男氏を支援する。3区の民主関係者の間では野党を支援することに抵抗感もあったが、同党の吉村和武幹事長は「有志が吉泉氏の集会に参加するなどして協力することになった」と話した。
3区の民主党関係者は「逆風で1、2区は厳しい闘い。勝つためには、社民との協力が必要。これ以上、先延ばしにはできなかった」と話した。県連会長でもある鹿野氏の意向も強く働いたとみられる。
社民は2010年の連立政権離脱後、中央では首相問責決議案を提出するなど民主党との距離を広げたが、県内では県議会で同じ会派を組み、各種選挙でも「非自民」で結束するなど良好な関係を維持してきた。社民の高橋啓介幹事長は「これまでの2党1団体(連合山形)の関係は崩さない。来年1月には知事選もあり、協力を深めたい」と話した。
3区の吉泉氏の支持を決めている連合山形の大泉敏男会長は「連携協力を求めてきたので歓迎したい。『非自民』で結束し、勝利を目指したい」と話した。
6920
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:22:36
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20121201ddlk02010004000c.html
衆院選:JAグループ青森、自民・未来・共産を推薦 民主、維新は外す /青森
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
JAグループ青森は30日、衆院選で自民、日本未来の党、共産の3党の立候補予定者計12人を推薦すると発表した。党と本人が共に環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に反対することを条件とし、共産を初めて推薦する一方、民主と日本維新の会の2党を推薦から外した。
推薦を受ける立候補予定者は、1区3人▽2区3人▽3区3人▽4区2人▽比例代表1人。全員がTPP交渉参加に反対する政策協定書を同グループの求めに従い提出した。民主の立候補予定者4人は、推薦依頼は出したが政策協定書は提出していない。
同グループ農政対策委員会の岡山時夫委員長は同日、青森市内で記者会見し「推薦した中で誰に投票するかは組合員に任せる。これ以外に投票しないよう薦める」と話した。民主の4人については、「党の公約ではTPP交渉参加に賛成か反対か判断できない」とし、推薦は困難との考えを示した。【高橋真志】
6921
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:25:33
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20121201ddlk22010106000c.html
衆院選:全小選挙区で自民候補推薦 県農政協決定 /静岡
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
県内のJAや関連団体で作る県農政対策協議会は、4日公示、16日投開票の衆院選への対応について静岡市駿河区内で30日、会合を開き、県内8小選挙区全てで自民党の公認候補を推薦することを決めた。比例東海ブロックは自主投票とする。
同協議会委員長の夏目善宇・JA静岡中央会会長は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を明確にしている候補者を推薦する。組織一丸となった運動を展開し、全候補者を必ず国政の場に送り込めるよう取り組む」と話した。【樋口淳也】
6922
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:28:41
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/12/01/new1212011102.htm
推薦 政党でなく特定政策で/揺れる業界団体(2012/12/01 11:07)
4日の衆院選公示を目前に、青森県内の業界団体が推薦候補を決める手続きを進めている。かつて自民一辺倒だった支持政党は、2009年の政権交代で様変わり。与党の民主へと軸足を移した団体も多かった。ただ、新党が乱立する今回はあいまいな公約も目立つため、政党にこだわらず候補者本人の方針や特定の政策を重んじる組織も。再び自民に回帰する動きもあるなど、対応は分かれている。
「反TPP」を条件に、衆院選で初めて選挙対応を行うことを明言していた農協グループ。30日、小選挙区では、推薦願を出していない日本維新の会と社民、政策協定書が未提出の民主を除く全ての立候補予定者を推薦することに決めた。共産党候補を推薦するのは初めて。共産の比例候補1人も推薦とした。
小選挙区の立候補予定者16人のうち計11人もの推薦は、事実上の自主投票と受け取られかねないが、県農協中央会の岡山時夫会長は「推薦以外の人に投票しないでほしいという考え方だ」と意義を強調した。
一方、民主候補の推薦については、「政策協定書の提出があれば検討する」と、なお含みを持たせた。野田佳彦首相が交渉参加に積極姿勢を見せていたが、27日に公表された公約では「政府が判断する」との記述にとどまったためで、岡山会長は「判断がつかない」と困惑する。
農協グループと同一歩調を取るとしていた県漁連、県森林組合連合会は、対応を検討中という。
「国民皆保険の堅持とTPP反対の両方を守る人に決めた。党では選べない」。県医師会の政治団体・県医師連盟の齊藤勝委員長は、選挙区で対応が分かれた理由をこう説明した。30日までの推薦方針は、2区が自民単独、1区が自民と日本未来の党、4区が民主単独。3区は八戸支部が民主と自民とした。各支部が面談、人物優先で決めたという。
同連盟は前回09年の衆院選で自民支持だったが、郡・市支部が独自に民主候補を支持する〝ねじれ〟が生じた経緯があり、今回は支部の意向を重視した。
はっきりと自民回帰を明言する組織もある。10年参院選で民主支持に回った県トラック協会は「高速道路無料化など、マニフェストが実現できなかったことが大きな原因」と落胆を隠さなかった。(田村祐子、三浦典子)
6923
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:30:53
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121201_02.htm
決戦の焦点(5)山形/自民、全3議席を狙う
前回は民主党が初めて2議席を獲得し、前々回まで2回続けて3議席を独占した自民党は、民主党が候補者を立てなかった3区で1議席を守るにとどまった。山形県内でも自民の党勢は復調傾向で、自民の3議席独占がなるかが最大の焦点だ。衆院選の結果が、来年1月10日告示の知事選に影響を与えるかどうかにも関心が集まる。
<3区ですみ分け>
民主党は1、2区に前議員を擁立する。ともに政権中枢での実績を売り込むが、政権批判の風当たりも強い。2区の前議員は、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に賛成の立場で、農村部を抱える選挙区での戦い方に不安を残す。県連幹部は「前回以上に政策への支持が広がると確信している」と自信を示す。
民主党が3区に擁立予定だった比例東北の現職(当時)は10月に議員辞職し、酒田市長選に立候補して落選した。県連は新たな候補者の擁立を断念し、3区に候補者を立てる社民党とのすみ分けを選択した。
一度は崩れた民主、社民両党と連合山形の3者共闘が、2007年参院選、09年知事選、09年衆院選、10年参院選に続き、与野党に分かれた異例の形で存続する。
政策の違いをはじめ連携のハードルは高く、互いの公認候補に推薦を出し合うなど従来の形の選挙協力は見送った。野党同士だった前回のように連携効果を発揮できるかが注目点だ。
自民党は1、3区に前議員、2区に新人を擁立する。昨年4月の県議選(定数44)では31議席を獲得、地方組織の健在ぶりを見せつけた。県連幹部は「追い風が吹いていると楽観視はしていないが、目標は全選挙区での当選だ」と気を吐く。
前回、民主党候補が東北最多の16万票を獲得した2区で、どれだけ盛り返せるかが最大のポイント。前哨戦から小泉進次郎青年局長らを招くなど攻勢を掛けている。
<「分裂」に懸念も>
自民党に近い無所属新人が立候補を表明した3区では、酒田市内の地域支部長らが相次いで新人の支援に回るなど分裂状態。情勢への影響は限定的と見られるが、党の生命線である地方組織の弱体化につながりかねない懸念もある。
公明党は選挙区に候補者を立てず、比例票は過去最高を記録した03年衆院選の9万6000票を上回る10万票を目指す。
日本維新の会は2、3区に新人を立てる。ともにみんなの党からの移籍組だ。出馬予定者は「知名度はなくても挑戦者として爽やかさで勝ち抜きたい」と意気込む。
共産党は03年衆院選以来、全選挙区に新人を立てる。党県委員会幹部は「これまでにない盛り上がりを感じる」と手応えを語る。比例票は前回の約3万7000票を超す5万票を目指す。
社民党は3区に前議員を擁立する。選挙区と比例でそれぞれ8万票を目標に据える。3者共闘に期待を寄せるが、第三極ともぶつかるため、県連幹部は「これまで以上に厳しい戦いになる」との認識を示す。
<知事選影響 注目>
任期満了に伴う知事選には、現職の吉村美栄子氏(61)だけが立候補を表明している。前回、吉村氏を支援したのは民主、共産、社民3党。今回は自民党県議の大半も支持を表明している。
自民党は正式には対応を決めていない。衆院3議席を独占した場合に主戦論が台頭するとの見方は消えておらず、衆院選後に結論が出される知事選対応が注目される。
◇小選挙区立候補予定者
【1区】
鹿野道彦 70 党副代表 民 前(11)
遠藤利明 62 党国際局長 自(岸)前(5)
石川渉 38 党県委員 共 新
【2区】
近藤洋介 47 経産副大臣 民 前(3)
鈴木憲和 30 元農水省職員 自 新
川野裕章 53 元米沢市議 維 新
岩本康嗣 47 党県委員 共 新
【3区】
加藤紘一 73 元党幹事長 自(無)前(13)
佐藤丈晴 45 元酒田市議 維 新
長谷川剛 34 党県委員 共 新
吉泉秀男 64 党県代表 社 前(1)
阿部寿一 53 前酒田市長 無 新
6924
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:36:50
>>6906
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121201ddlk03010016000c.html
2012衆院選:民主県連、4区に候補擁立へ 党本部の男性職員 /岩手
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
民主党県連は30日までに、衆院選の候補予定者が決まっていない4区について、同党本部の男性職員を擁立する方向で調整に入った。近く正式に擁立を決め、発表する予定だ。
同党は、新党「日本未来の党」に合流した小沢一郎氏の地元である4区で、対抗馬擁立を模索。先月22日には、東京都内の党本部で鉢呂吉雄・選対委員長らと衆院選の候補者擁立について会談していた。【金寿英、宮崎隆】
6925
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:39:23
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121201ddlk03010007000c.html
2012衆院選:達増陽子氏、出馬表明 小沢氏、県都も民主に対抗馬擁立 情勢、複雑さ一層 /岩手
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
達増拓也知事の妻、陽子氏(47)が30日、新党「日本未来の党」の公認で衆院選の1区での出馬を表明した。公示を目前に控え、未来に合流した小沢一郎氏は、唯一空白区だった県都盛岡でも、たもとを分かった民主候補への対抗馬を擁立。知事の後援会組織や知名度を生かして出遅れを取り戻す構えだが、5人が立候補を予定する同区の情勢は、一段と複雑さを増している。【宮崎隆、安藤いく子、山中章子】
盛岡市内で記者会見した陽子氏は「3年前の政権交代で託された民意を受け止める候補者が居ないことを心配していた中、小沢一郎先生と直接話す機会を得て立候補を決意した」と出馬の経緯を説明。「沿岸と内陸が一つになって取り組む岩手方式の復興を全国に広めていきたい」と決意を述べた。同席した同党の菊池長右エ門・県選対本部長代行は「復興に当たって(知事との)意思疎通もおのずとできてくる。決まった時には『さすが小沢さん良い人選をしたな』と思った」と知事との「相乗効果」を強調する。
知事の地盤を引き継ぎ07、09年の選挙を戦ってきた民主の前職、階猛氏にとって、旧知の陽子氏は手ごわい存在だ。階氏自身はこの日も「想定内で違和感はない」と静観した。しかし、陣営のある幹部は「後援会の分裂は必至。自民も含めた3候補の激しい戦いになる」と予想。そのうえで「いくら候補者が見つからないからといって、奥さんを担ぐやり方を県民はどう思うだろうか」と批判する。
自民新人の高橋比奈子氏は、政治経験のない陽子氏が突然候補予定者に決まったことへの意見を求められ、「小沢さんの手法はいつもそうだったので、今回が特別ではない」と指摘。「自民はいつもそういう候補に負けて、悔しい思いをしている」と気を引き締めた。社民の新人、伊沢昌弘氏は「これまで通り党の主張を有権者に訴えるだけ」とコメント。共産新人、八幡志乃氏の陣営幹部は「脱原発という一つの課題だけで集まるのはいかがなものか」と、「未来」の姿勢を批判する。
陽子氏は山口県出身で、全日空で客室乗務員を務めた後、外交官だった達増氏と結婚した。
◇
有権者の間では賛否の入り交じった意見が聞かれた。
盛岡市の自営業、吉田貫一さん(78)は「知事の奥さんだし、女性の視点もある。家庭を治めるように国を治めてほしい」と期待を込める。一方、同市の歯科医院事務の女性(71)は「知名度はあるが、今は国を立て直せる人が必要。しっかりとした政治経験がある人に立ってほしい」と話した。
◇「しっかりやってくれると思う」−−知事
達増拓也知事は30日夕、妻陽子氏の出馬表明を受け、盛岡市の未来県選対本部事務所で記者会見を開き、「(衆院選に立候補するため)17年前から一緒に政治活動をしてきた。しっかりやってくれると思う」と期待を込めた。
達増氏によると、衆院解散直後に小沢一郎氏から擁立を提案されたという。達増氏は当初「全く念頭になかった」と述べた。その上で「小沢さんからそういう話があったのは重いし、まじめに考え抜かなければならないと思った」と振り返った。【安藤いく子】
6926
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:43:44
http://www.asahi.com/area/mie/articles/MTW1212012500004.html
衆院選 小選挙区の情勢【下】
■3区 副総理に2氏が挑む
7回連続当選で副総理の民主・岡田克也氏に、ともに新顔の自民の桜井宏氏と、共産の釜井敏行氏が挑む。
岡田氏は党代表や幹事長を歴任。解散後も副総理の公務に加え、党の「顔」として全国各地を回るなど多忙を極める。逆風の選挙でも地元での活動は限られ、県議や各地域ごとの後援会、地元に9人いる秘書らが支持拡大に奔走する。
街頭演説で、自ら担当する「税と社会保障の一体改革」の意義について「持続可能な社会保障にするには、借金ではなく税収でやらないといけない」と強調。子育て支援策などを挙げ、「失敗もあるが、それ以上のことをやってきた自負がある」と政権交代後の実績に理解を求める。
桜井氏は自民の公募に応じた。札幌市出身で8月まで北見工業大(北海道)の准教授。建設会社員時代に原発の耐震設計に携わった経験がある。コンクリート工学の専門家の視点から「しなやかで強い日本をつくる」と訴え、民主党政権を「円高、デフレを放置し、経済基盤が弱くなった」と批判する。
同区の自民候補は、元衆院議員の平田耕一氏が小選挙区では4回連続で岡田氏の壁に阻まれている。知名度不足を補おうと、支援者へのあいさつ回りや街頭演説を重ねる。
釜井氏は、県内全選挙区に候補者を擁立する共産の中で最後に立候補が決まった。
「原発即時廃止」「消費増税ストップ」「製造業への派遣労働の禁止」を三本柱に据え、出遅れを取り戻そうと懸命だ。前回は同区に候補を立ててなかった共産だが、30歳の若さをアピールし、支持層以外へも浸透を狙う。(北上田剛)
■4区 与党「逆風」どう影響
与党として初の衆院選を迎える民主前職の森本哲生氏と、前回は小選挙区で初めて敗れ、比例区で復活当選した自民前職の田村憲久氏、共産新顔の中川民英氏が争う。
森本氏の支持基盤は、松阪市職員組合や県職員労組などの自治労組織。連合三重も支援する。2005年に初当選後、週末などに地元に戻るたびに、小さな会合にも顔を見せて浸透を図ってきた。
だが、野田政権で農林水産大臣政務官を務め、地元に戻る機会も減った。今回は「逆風」を認め、「それに向かっていくことが政治家として生き残る道」。11月23日の国政報告会であいさつした同党の中川正春氏も「国会の中で、なくてはならない人に成長した」と再選に期待を寄せた。
田村氏は、伯父で元衆院議長の田村元氏の地盤を引き継ぐ。中選挙区の頃は区域でなかった津市の一部(旧久居市、一志町など)でも、後援会組織を築いてきた。
与党時代は衆院厚生労働委員長、厚生労働・文部科学各大臣政務官、総務副大臣などを歴任した。最近の街頭演説では「日本の経済成長を支えるビジネスモデルを作る」と、経済や景気対策を訴えている。
中川氏は津市出身で、共産党中部地区常任委員。街頭では「日米安保の撤廃」や「領土問題は冷静な外交交渉で解決」など、党の政策を訴え、同党の松阪市議らの支援を受ける。
弟に先天性の障害があり、脳梗塞(のうこうそく)で倒れた父の介護も手伝った経験から、応益負担が盛り込まれた障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)の撤廃には力がこもる。(井上翔太)
6927
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 11:44:40
>>6926
■5区 保守王国で3氏争う
民主、自民党の前職2人と共産党の新顔が、県内で最も面積の広い選挙区を精力的に回っている。
民主の藤田大助氏は、前回総選挙で比例復活で初当選し、民主としては9年ぶりに議席を得た。だが、政権交代への期待を追い風にした前回とは打って変わり、政権公約になかった消費増税法案の可決成立などで、党への厳しい視線を感じる。「(公約を)なぜできなかったか説明し、理解してもらう必要がある」
連合三重など労働組合の支援に加え、自民党県議だった祖父と父親が地盤とした度会郡を中心に保守票の取り込みも狙い、街頭演説などをこなす。
自民の三ツ矢憲生氏は、故藤波孝生・元官房長官の後継として中央官僚から転身。前回は「逆風」のなか、県内の自民候補では唯一、小選挙区で当選した。今回も比例区との重複立候補を辞退し、退路を断って4選をめざす。
自民系候補が5回連続で当選した厚い保守基盤。「国力を取り戻す」選挙と位置づけ、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加に慎重姿勢を示すなどして、支持層への浸透を図る。
共産の内藤弘一氏は、民主商工会や党職員を経て、党南部地区委員会の副委員長。民主、自民両党を「アメリカ言いなり、財界べったり」と批判し、違いを鮮明に打ち出している。
前回、共産は5区での擁立を見送ったが、1月の段階で擁立が決まり、準備を進めてきた。各地区にある党の居住支部が催す集会に出かけては住民とヒザをつき合わせ、原発ゼロやTPP参加反対、消費増税反対などの政策に理解を求める。(中村尚徳)
6928
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:08:23
http://mainichi.jp/area/mie/news/20121201ddlk24010132000c.html
2012衆院選:4区の情勢 民・自の前職、3度目の対決に 共産、9年ぶり擁立 /三重
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
民主・森本哲生氏と自民・田村憲久氏の前職が激しくぶつかり、共産新人の中川民英氏が割って入る構図。過去2回の森本、田村両氏の対決は1勝1敗で、前々回は4選を目指す田村氏が、県議から国政に挑んだ森本氏を破った。前回は政権交代への期待感から追い風を受けた森本氏が田村氏に土をつけたが、それぞれ比例復活当選した。
森本氏は民主の支持率が低迷する中、危機感を募らせ精力的に活動。「解散翌日だけで大小合わせ50社回った」(秘書)と言う。28日には松阪市での国政報告会に岡田克也副総理が応援に入った。森本氏は「逆風だが、人間森本を前面に出して戦う」とし、街頭演説などで衆院定数削減問題を取り上げ、「我々も身を切る覚悟が必要だ」と訴えている。
前回、3200票余の差で敗れた田村氏は雪辱を期す。精力的に街頭演説をこなし、かつての自民党政治の反省を述べた上で民主政権の経済対策を批判し、政権奪還を訴える。「追い風は言われるほどではないが、何を訴えても耳を貸してもらえなかった前回と異なり、今回はペダルを踏めば前に進む」
共産の候補者擁立は03年選挙以来、9年ぶり。中川氏は松阪、久居駅など主要駅前、住宅団地、スーパーの一角などで街頭宣伝を展開。「お年寄りや子どもたちにやさしい政治」をアピールし、支持拡大を図る。「反自民、反民主の受け皿として頑張れ、という声が寄せられている」と手応えを強調する。【橋本明、田中功一】
==============
[元]農水政務官 森本哲生 63=[民]前(2)
[元]副総務相 田村憲久 47=[自]前(5)
党県委員 中川民英 45=[共]新
〔三重版〕
6929
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:11:05
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20121201ddlk14010272000c.html
衆院選:県連組織発足で未来の6氏会見 「原発なくす」強調 /神奈川
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
日本未来の党は30日、県庁で記者会見し県連組織を設立したことを発表した。メンバーは県連代表に就いた阿部知子前衆院議員(比例南関東)のほか、いずれも前衆院議員の樋高剛氏(神奈川18区)▽岡本英子氏(同3区)▽山崎誠氏(比例南関東)と、露木順一・前開成町長▽学習塾代表の河野敏久氏、の計6人。いずれも党公認で衆院選県内小選挙区から立候補する。
阿部氏は「生まれて3日目の政党だが、原発をなくすということを、他のどの党よりも打ち出す。また、子ども・女性の声を反映させていく」と抱負を述べた。前回は神奈川8区から立候補し、今回は7区に“国替え”する山崎氏は「脱原発を掲げており、自民党に勝つことがポイント。情勢分析して7区で出ることを決めた」と説明した。
5区から出馬予定の河野氏は前回、前々回は新党日本から立候補した。「中小企業経営者でもあり、増税にはうんざりしている」と話した。【北川仁士】
6930
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:12:52
http://www.sakigake.jp/p/special/12/shuinsen/feature/02/article_03.jsp
[3区]
地域対決、様相色濃く/保守系がしのぎ、風吹くか第三極
秋田3区は、過去2回の衆院選で戦った自民党元職の御法川信英氏(48)、日本維新の会新人村岡敏英氏(52)、民主党と国民の生活が第一を経て日本未来の党へ加わる前職京野公子氏(62)がしのぎを削る。民主党新人三井マリ子氏(64)が挑み、保守系、民主系同士の対決に加え、地域対決の様相も色濃くなっている。農家票や第三極への風向きも注目される。
地域対決の様相を印象付けたのが、県農協政治連盟(県農政連)の推薦見送り。3区内の各支部の間で推薦を上申した候補が割れたためだ。
秋田おばこ(大仙市)と秋田ふるさと(横手市)両支部が御法川氏、秋田しんせい支部(由利本荘市)は村岡氏を推し、こまち支部(湯沢市)は京野氏を推薦。県農政連として3区推薦候補を一本化できなかったことが混戦の色合いを深め、農家票の行方を見えにくくしている。
◆ ◆
返り咲きを狙う元外務政務官の御法川氏は、地盤の大仙仙北地区を中心に企業、団体回りを続ける。関係者は「党が逆風を受けた前回と違い、雰囲気がいい」と語る一方、日本維新や日本未来の動向を気にする。古くからの支持者は「第三極に風が吹くか警戒する必要がある」と語る。
前回2009年衆院選は9万票余を獲得しながら落選。同地区の得票率が53・6%にとどまったことから、地盤固めの強化が不可欠とみる。環太平洋連携協定(TPP)については「枠組みが国益につながらない」と反対する。
3度目の衆院選に挑む村岡氏は連日、街頭演説を展開。「中央集権を打破し、秋田を再生する」と訴える。地盤の本荘由利地区を固め、既成政党に不満を持つ無党派層からの支持獲得を図る。28日に橋下徹党代表代行が応援演説で来県した際の聴衆の多さに、村岡氏周辺は「維新の風が秋田にも届きつつある」とする。
無所属で出馬した前回得票は7万6千余。本荘由利地区での得票率が56・9%にとどまったが、今回は長谷部誠由利本荘市長が「応援団長」に就き、「地元から国会議員を」と結束を呼び掛ける。
京野氏は組織力に頼らず、個人のつながりを重視した活動を展開。所属政党が変わったこともあり、厳しい戦いを覚悟する。脱原発、消費税増税への反対に加え、TPP交渉参加阻止を強く訴える。
民主党時代に戸別所得補償制度導入、土地改良など農業問題に取り組んだとし「農家を中心に議員活動を通じ分かり合える人が増えた」と京野氏。連合秋田や社民党から表立った支援は得られていないが、後援会は個別の協力を期待。地盤の湯沢雄勝地区以外でも浸透を図り、反保守票の受け皿になる考えだ。
◆ ◆
元東京都議の三井氏は古里の横手市に拠点を移して1カ月余、街頭演説などを精力的にこなしてきた。「同じ団塊の世代に、このままの秋田を孫や子どもに残していいのかと訴えたい。政治家が少子化に何をしてきたのかと問いたい」と力を込める。
一方で「公示まで時間がない」と出遅れを不安視。関係者も「選挙区が広く、民主系の県議が少ないことも響いている」。党への逆風を自覚しつつ、連合秋田からの推薦を得て「秋田の女性の代表として壁を打ち破れる人だと訴えていく」との構えだ。
10年参院選に続く国政選挙挑戦となる共産党新人の佐藤長右衛門氏(68)は地元横手市を含め3区各地でTPP交渉参加阻止などを訴える。50年間農業に携わっており「JAの一部からも支持してもらっている」と佐藤氏。農村部へ浸透を図るほか、無党派層の票も掘り起こして基礎票への上積みを狙う。
(2012/12/01 付)
6931
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:20:27
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121201ddlk05010063000c.html
衆院選:近江屋氏、出馬表明 1区から比例重複−−維新公認 /秋田
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
日本維新の会東京事務所長で元衆院議員の近江屋信広氏(63)が30日、県庁で記者会見し、衆院選(4日公示、16日投開票)に同党公認候補として1区から比例重複で立候補することを正式表明した。
近江屋氏は橋下徹・同党代表代行(大阪市長)が28日に秋田市のアゴラ広場で実施した街頭演説に同行。会場に集まった約2500人(主催者発表)の様子を見て「今の政治の体たらくを何とかしてほしいという切なる思いが伝わってきた」と述べ、帰りの新幹線で橋下氏から「あの聴衆の思いに応えなければならない。1区に立てなければならない」と要請され、出馬を決めたことを明かした。
近江屋氏は近く秋田市内に事務所を構え選挙活動を本格化させる。有権者に訴えたいこととして、統治機構の改革や将来的な道州制の導入、産業振興などを挙げた。【坂本太郎】
6932
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:22:50
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121201ddlk05010050000c.html
対決の構図:12年衆院選/上 1区 民主に一転、逆風厳しく /秋田
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院選公示まであと3日に迫った。野田佳彦首相が11月14日に解散を明言した後、各陣営は慌ただしく準備を進めるが、30日も1区に新人が立候補を表明するなど情勢は混とんとしている。県内3小選挙区の立候補予定者の動きをみる。
◇自民「手が届きそう」 第三極を狙う動きも
「全体的に厳しい雰囲気はある」。4選を目指す民主前職の寺田学氏(36)は「政権交代」の熱気の中で勝利した前回選から一転、民主党への強い逆風を肌で感じている。
首相補佐官に就いたため秋田に戻る機会が減った。秋田公立美術大の不認可騒動の批判を受けることもある。「(実績が)伝わりきっていない部分もある。3年間やってきたことを正直に全部話したい」と支持者回りを急ぐ。
今回も選挙カーは使用しない。公示後は前回を上回る100カ所以上で小集会を開催。有権者と直接対話することで支持を広げるスタイルを貫く。
連合秋田は一部で県連への不満がくすぶっていたものの、29日に本部に推薦を上申した。寺田氏は「大変心強い」と受け止める。
「はるかかなたの差が、この1年で『おいっ』てやれば肩、手さ届くとこまで来た」。自民新人、冨樫博之氏(57)は25日に開いた集会で、寺田氏に迫っていると強調した。
立候補を決めた昨年から企業を1000社以上訪問。早朝の街頭あいさつ運動も続けた。「これまで種をまいてきた。これに水をやれば必ず花は咲く」と自信をのぞかせる。
「秋田生まれの秋田育ち」をアピール。自民党会派の県議や秋田市議のバックアップを得て、県議時代に築いた地盤以外の地域での知名度アップを図る。県農政連と公明党も冨樫氏の推薦を決めた。
日本未来の党前職、高松和夫氏(70)は各地で小集会を開くほか、企業訪問にも力を入れる。2日は谷亮子参院議員を招き国政報告会を開催。高松氏は「これを期に一挙に盛り上げて勝利を収めたい」と力を込める。
民主党を離党して入った国民の生活が第一は、日本未来の党へ合流することになった。高松氏は「選挙は最後まで分からない」と、「第三極」への注目に期待を寄せる。
日本維新の会東京事務所長の元職、近江屋信広氏(63)は急きょ立候補を決め、30日に正式表明した。ほぼ固まったとみられていた構図に一石を投じたことで、他陣営は警戒感を強めている。
近江屋氏は党本部の方針で、出身地の大館市がある2区ではなく1区から出馬する。「第三極」の風を秋田にも呼び込もうと懸命だ。前回選では自民から東北比例ブロックの単独候補として出馬し敗れたが、雪辱を期す。
共産新人、佐竹良夫氏(62)は今年4月の出馬表明以来、公民館などでの小集会や街頭演説を繰り返してきた。「今はどこに投票すれば良いか悩んでいる方が多いと思う。そういう人に強くアピールしたい」と話す。【坂本太郎】
6933
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:34:56
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121201ddlk06010084000c.html
12年衆院選・対決の構図:/下 3区 保守同士、激しい攻防 酒田では自民分裂状態 /山形
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
29日夜。無所属新人で前酒田市長の阿部寿一氏は農村地帯の同市坂野辺新田で集会を開いた。約150人を前に阿部氏は「岸先生も応援してくれると言った」と強調した。集会の中で幾度か口にした「岸先生」は県選出で自民党の岸宏一参院議員のこと。「岸先生は私も十分応援すると言ってくれた」。阿部氏は繰り返した。山形3区の対決の構図を象徴する光景だった。
3区は、自民前職の加藤紘一氏のほかに、社民党前職の吉泉秀男氏、日本維新の会新人で前酒田市議の佐藤丈晴氏、共産党新人の長谷川剛氏、阿部氏が立候補を予定する。候補者擁立を見送った民主の票が吉泉氏にどう流れるか注目されるが、最大の焦点は加藤氏に絡む保守層の攻防だ。
高齢の加藤氏は健康不安を抱える。加藤氏の後継を狙う阿部氏が岸氏に接触したのは今年5月下旬ごろ。阿部氏が岸氏に期待を寄せるのは、加藤、岸両氏の関係が良好といえない状態とみているからだ。
背景にあるのは2年前の参院選。岸氏が3選に意欲を示していたにもかかわらず当時も自民党県連会長の加藤氏が公認候補の公募を実施したことで両氏の関係に影を落としたとされる。また前々回知事選で支持した候補者が両氏の間で割れたことが背景にあるともいう。
阿部氏は両氏の関係を突き、「世代交代」と、40年にわたって誕生していない酒田・飽海地区からの「保守系衆院議員の誕生」をキーワードに自らが新しいリーダーと訴える。一方、自民党籍の酒田市議たちは阿部氏に呼応して離党したり支部長を辞任した。酒田市の自民党を「分裂」させる影響力を持つ阿部氏だが、自身も言うように「茨(いばら)の道」だ。
前回選で加藤氏は自民逆風の中、13万票を獲得した。阿部氏にとってはこの13万票をどう崩すかが課題だが、「反加藤票」はそのまま阿部氏に流れないとみられる。日本維新の会から立候補を表明している佐藤氏の存在が阿部氏の不安材料だ。阿部氏は自民党友だが、佐藤氏も自民党員だった経歴を持つ。維新からの立候補とはいえ、「世代交代」という点では阿部氏より若い佐藤氏に分がある。また「第三極」への期待がどれほどあって、前回選で民主に流れた無党派層の票がどれだけ維新に流れるかも見通せない。
しかも加藤氏の健康不安をことさらに強調する阿部陣営の言動が「親加藤氏」層の態度を硬化させている。加藤陣営は言う。「阿部氏のおかげで逆に鶴岡地域は一枚岩になった」。加藤氏の本拠地、鶴岡の結束。さらには「応援すると言っている」という岸氏が、新庄・最上地域で加藤氏の後援会長代行に就いている点も不安の種だ。
「あとひと月あれば」。阿部氏は29日夜の集会で本音を口にした。集会後、阿部氏の支援者たちは参集者にこう呼びかけた。「鶴岡には(阿部氏のお願いに)入りづらい。鶴岡の縁者に阿部氏をぜひとも紹介してください」【佐藤伸】
==============
◇3区の立候補予定者◇
加藤紘一 73 [元]党幹事長 (13)自前
佐藤丈晴 45 [元]酒田市議 維新
長谷川剛 34 党県委員 共新
吉泉秀男 64 党県代表 (1)社前
阿部寿一 53 [元]酒田市長 無新
※カッコ内数字は当選回数
6934
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:37:43
大阪11区〜19区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/images/20121130/plt1211301824005-p2.jpg
6935
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:40:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100159
比例北海道に3人=自民道連【12衆院選】
自民党北海道連は1日、衆院選比例代表の北海道ブロック候補として、元道議の清水誠一氏(63)、医師の勝沼栄明氏(38)、元参院議員秘書の大越農子氏(42)を決めたと発表した。いずれも新人。(2012/12/01-12:21)
6936
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:42:16
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2003880401.html?t=1354332955631
嘉田知事 滋賀県内での擁立見送る
日本未来の党の代表を務める滋賀県の嘉田知事は、大阪市内で記者団に対し、衆議院選挙で県内の小選挙区から、候補者を擁立するかどうかについて、擁立すれば、県議会への影響が大きく、配慮したいとして、擁立を見送る方針を示しました。
この中で、嘉田代表は、滋賀県の小選挙区での候補者擁立について、「候補者を立てると、県議会でのたいへんなハレーションが起きる。そこは一番配慮しなければならず、立てない方向でやっている」と述べ、擁立すれば自民党が過半数を占める県議会への影響が大きく、知事として配慮したいとして、見送る方針を示しました。
また、嘉田氏は、衆議院選挙が公示される今月4日に行う党首としての最初の街頭演説は、段階的に原発からの脱却を目指す「卒原発」を掲げる立場から、去年、原発事故のあった、福島県で行いたいという意向を示しました。
12月01日 12時30分
6937
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:47:01
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20121201ddlk07010220000c.html
ふるさとを選ぶ:’12衆院選・選挙区情勢 4区 次期「会津政界の顔」 「恒三票」の行方は? /福島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇与党不在、新人4人の争い
引退する民主前職の渡部恒三氏(80)の後援会事務所で29日、公示2日前に開く支援者への「感謝の集い」の打ち合わせが行われた。本来なら後継候補をお披露目し、選挙戦を加速する場のはずが、前日に党が候補擁立を断念。古参幹部は「個人の判断になる」と自主投票を示唆した。「平成の水戸黄門」の連続14期当選を支えた「恒三票」。その行方が与党不在の新人4人による争いを左右しそうだ。
「3期12年の会津若松市長の実績を生かし、国難である震災復興に貢献したい」。自民新人の菅家一郎氏(57)は昨年8月の市長退任後から会津全域を回り、5地区に分けて連合後援会を発足。市内は小学校区単位で組織化し、急仕立ての他陣営を圧倒するきめ細かな活動を展開する。公明党やJAも推薦。10万票獲得を目標に渡部氏に代わる「会津政界の顔」を目指す。
渡部氏の地盤・南会津地方の業界団体にも働きかけるが、渡部氏と故伊東正義元外相が激闘を繰り広げた時代からのわだかまりは残る。民主の擁立見送りは、乱立で菅家氏を有利にするのを避けたい後援会の意向が影響したとされ、恒三票の取り込みは容易でない。
風向きも不透明だ。先週末、菅家氏の街頭演説を聞いた主婦(47)は「どの党も批判ばかりで国民を第一に考えていない。自民も民主が頑張っても助けず同罪」。被災地を置き去りにした政争に有権者の目は厳しい。
「古い政治に戻してはならない。中央集権を土台から変える必要がある」。日本維新の会新人の小熊慎司氏(44)はみんなの党参院議員からくら替えを正式表明したばかり。26、27日の橋下徹代表代行(大阪市長)を迎えたタウンミーティングと街頭演説に計1000人規模の聴衆を集めた。
自民市議、県議を経験し、支持者は菅家氏と重なる。党を渡り歩くとの批判もあるが、渡部氏の後継を「30〜40代の若い人に託したい」との発言もあり、恒三票の一部の受け皿になりそうだ。
「原発立地県で事故収束、原発ゼロに向けネットワークを組み風化させない」。社民新人の小川右善氏(63)は小選挙区制導入後初の擁立。県内全支部を投入し浸透を図る。民主の撤退で連合の支持を見込む他、護憲・労働者保護などで自民・維新との違いを強調し浮動票取り込みを目指す。
「直ちに原発ゼロを実現する。再稼働を撤回させ全て廃炉の政治決断を迫る」。共産新人の原田俊広氏(53)は被災者支援のボランティア経験を基に主張を展開する。一致する政策で思想の違う勢力とも協力する「1点共闘」も打ち出し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対でJAや医師会などにアプローチを図る。【乾達】
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◆09年衆院選の得票◆
当 渡部恒三 民前 91695
渡部篤 自前 49349
小熊慎司 み新 42824
鈴木規雄 諸新 1735
6938
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 12:55:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121201t61027.htm
「黄門様」票争奪戦 福島4区・恒三氏引退で構図激変
恒三氏の後継候補擁立断念を決めた民主党福島4区総支部常任幹事会=11月28日、会津若松市
衆院選福島4区は14期連続当選した「平成の水戸黄門」こと民主党の渡部恒三氏(80)の引退が闘いの構図を変えた。後継候補擁立に失敗し、民主の不戦敗が確定。自民党、日本維新の会、共産党、社民党の4新人が草刈り場となった「恒三票」の獲得にしのぎを削る。
「(票田は)一度休耕田にすると、耕すのに倍の労力がいる」。11月28日、会津若松市の民主党4区総支部。渡部譲支部長代行は苦渋の表情で候補擁立断念を発表した。
後継候補選びは迷走した。恒三氏が引退を正式表明したのは11月15日だったが、引退を示唆する発言は2009年の前回以降、周囲に繰り返して漏らし、水面下では人選が続いた。
親族、地方議員、医師、スポーツ選手。何人もの名が浮かんでは消えた。後援会は14期43年間、恒三氏を支えた個人政党色の強い組織。党総支部と歩調が合わないこともあった。「政権与党として不戦敗は情けない」と渡部支部長代行は語る。
恒三氏は1996年の小選挙区制導入以来9万〜10万票を得た。引退で宙に浮き、他陣営は獲得に攻勢を強める。
「恒三氏の引退で4区は政界再編を迎えた」と語るのは参院議員からの転身を図る維新の小熊慎司氏(44)。30日に恒三氏の後援会幹部と接触した。
後援会幹部は小熊氏支持をにおわせる。「後援会が動かせるのは4万〜5万票。民主と関係のない個人票だ。民主、連合との関係があり、表立って小熊支持とは言えないが、自民候補に入れる支持者は8割方いない」
民主の地元幹部は「小選挙区でどう動くかは県連、党本部の指示を仰ぐしかない。自主投票もあり得るが、小熊氏を応援はしない。恒三氏の後援会にもくぎを刺している」とけん制する。
自民にとっては96年以来、失い続けた議席を回復する好機。菅家一郎氏(57)は「今度こそ取り返す」と気勢を上げる。
3期務めた会津若松市長時代、市長選で恒三氏系候補と戦ってきた。選対幹部の遠藤忠一県議は「わだかまりは残っているが、自民の政権復帰が濃厚な中、今回は菅家支援に回る恒三氏の後援会幹部も出てきた」と恒三票に触手を伸ばす。
社民の小川右善氏(63)は民主の不戦敗で連合との連携に意欲を示す。共産の原田俊広氏(53)は恒三氏の支持者が多い農村部の集票を狙う。
<福島4区立候補予定者>
菅家一郎 57 自新
小熊慎司 44 維新
原田俊広 53 共新
小川右善 63 社新
6939
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 13:11:26
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121201ddlk08010179000c.html
2012衆院選:選挙区情勢 5区 民主前職に2新人挑む /茨城
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
8期目を目指す民主前職の大畠章宏氏(65)に、いずれも国政初挑戦となる自民新人の石川昭政氏(40)と共産新人の福田明氏(56)が挑む構図。大票田の企業城下町・日立市の票の動向が鍵を握るが、長引く景気低迷や企業のリストラが投票率に影響を与えそうだ。
前回は「政権交代」を訴えて自民前職に約3万7000票差をつけて当選した大畠氏。解散後の19日早朝、藤田幸久参院議員らとともにJR常陸多賀駅で通勤者らに政策チラシを配布しながら熱く訴えた。「この3年間の行動について反省するところは反省し、今後どういう社会を目指すのかが問われる選挙だ」と力説。政権交代の意義を「競争社会から共生社会へ大きく転換させた」と強調した。
出身母体の電機連合を中心とした労働組合が支持基盤。加えて県医師連盟が前回に続き推薦を決めたことも強みだ。前回より組合員が減少、民主党に対する逆風もあり「厳しい選挙」と危機感を強める。5区内の主要駅前での街頭演説は年間40〜50回にも及ぶ。支持者へのあいさつや各種団体との懇談会などに顔を出して支持拡大を図る。
一方の石川氏は日立市出身で昨年、公募で5区支部長に就任。党本部職員だったが組織に頼らず1人で活動を展開、「どぶ板」運動で顔と知名度アップを図ってきた。街頭演説にも力を入れ「徐々に反応が広がっている」と話す。21日の事務所開きには岡田広県連会長も駆け付け「相手は強い候補。胸を借り、追い付いて追い越すのが目標」と激励した。
軽乗用車で5区内をくまなく走り回り「景気の回復やデフレ脱却、震災復興に一体で取り組み、国民のための政策を」と訴える。つじ立ち、駅立ちに徹し、ポスター掲示や配布したパンフレット、名刺などは計5万枚を超えた。若さを前面に押し出して、ミニ集会や各地域のイベントなどにも積極的に顔を出す。
福田氏は今年6月に立候補を表明。北茨城市議8期30年間、「住民こそ主人公」の立場で活動してきた。「消費税増税の強行など国民不在の国の政治の大本を変えたい」が出馬理由だ。精力的に街頭演説をこなし、1日20回前後、選挙区内の主要駅やスーパーなどで訴えており、出馬表明以後500回を超した。ミニ集会もこまめに開き「消費税増税の反対、原発ゼロ」を掲げ、日本原子力発電東海第2原子力発電所について「廃炉に向けて全力を尽くす」と訴える。【臼井真】
◆立候補予定者◆
(かっこ数字は当選回数)
◇5区=日立市、高萩市など
大畠章宏 65 [元]国交相 (7)民前
石川昭政 40 [元]党本部職員 自新
福田明 56 [元]北茨城市議 共新
6940
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 13:19:49
http://www.asahi.com/area/tochigi/articles/MTW1212010900001.html
渡辺氏、比例重複せず
みんなの党の渡辺喜美代表は30日、矢板市内で開かれた集会で、衆院選について「私は比例区には出ません。選挙区で落ちれば政治家を辞めます」と、自身が比例区から重複立候補をしないことを明らかにした。
渡辺氏は集会終了後、報道陣の取材に「不退転の決意を示す。今回は私にとって命がけ。生きるか死ぬかの覚悟を示すためには小選挙区一本で勝負する」と話した。「党首(代表)も辞める。当然そうでしょう」と述べたが、「政界引退か」との質問には「当選できなかったらクビになるということだ」と明言を避けた。
渡辺氏が立候補予定の栃木3区では、自民党が今回初めて、対立候補となる新顔の簗和生氏(33)を公募で擁立した。共産新顔の秋山幸子氏(61)も立候補を予定している。結党直後だった前回2009年の衆院選では、渡辺氏は比例北関東ブロックから重複立候補し、小選挙区で当選した。
6941
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 13:21:28
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20121201-1054121.html
山本太郎「出るぞ」衆院選出馬を宣言
俳優山本太郎(38)が1日、自身のツイッターで衆院選出馬を宣言した。
午後1時過ぎに「出るぞ。出馬する。本当の事、言わせて貰う。」とつづった。無所属で出馬するとみられる。行動派の山本だけに、近いうちに自らの口で何らかの表明をする可能性も高い。
[2012年12月1日13時13分]
6942
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 13:56:26
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121201ddlk15010089000c.html
2012衆院選:元県議の桝口氏、比例単独で出馬−−社民県連 /新潟
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院選で社民党県連合は30日、比例代表北陸信越ブロックの単独候補として、党県連合副代表で元県議の桝口敏行氏(59)=新潟市中央区=を擁立すると発表した。
桝口氏は同区出身で新潟南高卒。95年から県議を3期務めた。この日、同区で記者会見した桝口氏は、貧困と格差の拡大を問題視し、原発に頼らない経済や雇用政策に取り組むとした。
また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で民主党との連立政権から離脱したことに触れ、「社民党は非常に小さい政党になったが、筋を通した政党としてしっかり存在価値を認めていただきながら、残っていかないといけない。少しでも大きくしてほしいという思いでいっぱいだ」と話した。
同党からは、小選挙区では新潟2区で渡辺英明氏が立候補を予定している。【宮地佳那子】
6943
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 14:05:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000125-mailo-l15
2012衆院選:やきもき、推薦待つ陣営 県農政刷新連盟がTPPで質問状 回答内容、当落左右 /新潟
毎日新聞 12月1日(土)13時49分配信
◇決定は週明けにも
. 12月4日の衆院選公示を前に、県内のJAグループで構成する政治組織「県農政刷新連盟」は、今回選で争点の一つに上がる環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加について、県内で立候補を表明している23人に質問状を出し、各予定者の主張を確認している。関税を原則撤廃するTPP交渉参加に反対するJAは、予定者に質問状で事実上、「TPP反対」の踏み絵を迫る形だ。激戦が予想される今回選では大きな組織票を握る同連盟の動向は当落にも影響を及ぼす。同連盟に推薦を申請した予定者にとっては、回答の内容次第で推薦の可否が左右されるとあって、その結果を不安混じりで待っている。
「業界と連携しながら断固阻止するまで頑張る」。11月19日、JA全中の会長も務めるJA新潟中央会の万歳章会長は記者会見で、TPP反対の姿勢を改めて鮮明にした。衆院選への対応について万歳会長は「TPP反対を(支援の)絶対条件とする方針だ」と説明。「支援は個別に判断すべきだ。必ずしも自民候補を応援するわけではない」とも付け加えた。
同連盟は前回選(09年)では全6区で自民公認候補を推薦した。だが6人全員が落選するという惨敗に終わった。このため今回は特定政党にこだわらず、予定者の回答の内容や現場組織の判断を見ながら決めるとしている。政党ではなく予定者個人のTPPへの姿勢を見極めようとしている。複数の候補予定者がTPP反対を訴える選挙区もあるが、同連盟は「1人に絞るか、複数になるか分からない」と含みを残す。
県内農協の正組合員数は11年度末で約17万5000人。接戦が予想される選挙区では、農協票の行方が当落を左右しかねない。
有数の米どころで、農業生産者が多い6区。民主、自民それぞれの公認で立候補予定の2氏がいずれも同連盟に推薦を申請している。
その一人、民主前職で元副農相の筒井信隆氏(68)は質問状について「他の団体からも考えを聞かれることはある。特別なことではない」と話し、推薦に期待を寄せる。もう一人の自民元職、高鳥修一氏(52)も期待する思いは同じ。高鳥氏の陣営幹部は「TPPには反対の立場。今回も推薦をもらえると思う」と話す。
. 他の選挙区でも党を問わず、推薦を申請した予定者は固唾(かたず)をのんで結果を待つ。2区の民主前職、鷲尾英一郎氏(35)は既に回答を済ませた。陣営は「JAの協力は重要だ」と話す。また1区の自民新人、石崎徹氏(28)の陣営は「推薦を受ける前提で手続きしている」と期待を込める。
同連盟によると、推薦の決定は週明けになる見通し。場合によっては公示後にずれ込む可能性もあるという。【長谷川隆、高木昭午、宮地佳那子、山本愛】
12月1日朝刊
6944
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 14:30:55
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121201ddlk19010095000c.html
2012衆院選:公明、全小選挙区で自主投票 /山梨
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
公明党県本部(安本美紀代表)は30日、衆院選への対応を協議し、自主投票とすることを確認した。友好関係にある自民党候補の推薦を見送った理由について安本代表は「山梨は『0増5減』の対象で、2選挙区に減ると思っていた。選挙協力態勢を構築する時間がない」と説明した。
1〜3区の立候補予定者への推薦を求めていた自民党県連の皆川巌幹事長は「残念だが、自主投票でも期待したい」と述べた。推薦見送りは、自民党の出馬予定者が辞退するなど候補擁立で曲折があったことなどが影響したとの見方もある。
公明党は09年衆院選では1、2区の自民党候補を推薦(3区は自主投票)。10年参院選は自主投票だった。【水脇友輔】
6945
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 14:48:42
http://news24.jp/nnn/news86211239.html
愛知2区に「未来の党」の新人擁立へ(愛知県)
「日本未来の党」に合流した「減税日本」は代表を務めている名古屋市の河村たかし市長が地盤とする愛知2区に新人候補者を擁立する方針を30日、固めた。愛知2区は河村市長がかつての中選挙区時代に地盤として活動していた地域で、河村市長の出馬が注目されていたが、今週、「任期中は市長を続ける」と衆院選に出ないことを表明。「減税日本」は代わりの候補者の擁立作業を進め、30日、新人で会社経営の眞野哲氏を擁立する方針を固めた。このほか、民主党からは前職で元国家戦略相の古川元久氏、自民党からは名古屋市議の東郷哲也氏、共産党からは黒田二郎氏が出馬する予定。「減税日本」は、滋賀県の嘉田由紀子知事が設立した「日本未来の党」に合流しており、2日の公認発表に向け、最終調整を行っているという。
[ 12/1 13:32 中京テレビ]
6946
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:10:15
>>6299
>>6856
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121130/932567
植竹氏、維新の比例公認に 衆院選
(12月1日 朝刊)
【PR】
日本維新の会は30日、石原慎太郎代表ら衆院選比例代表の単独候補15人を発表した。元自民党衆院議員の故植竹繁雄氏の次男で、旧たちあがれ日本に所属していた植竹哲也氏(42)が公認候補者となった。擁立先の比例ブロックや名簿順位の公表は先送りされた。
下野新聞社の取材に対し、植竹氏は「2月に死去した父・繁雄の意向もあり、最後まで(前回立候補した)栃木4区での出馬を考えていた。しかし、維新から小選挙区で公認が得られず、今回の衆院選は政党から出るというのが最大の目標だったため、比例を受けざるを得なかった」と述べた。
選挙戦では「旧態依然の政治体質からの脱却を強く訴えていきたい」と抱負を語った。
植竹氏は小山市在住。前回2009年の衆院選は4区から無所属新人で立候補したが、落選。その後、たちあがれ日本に所属した。
6947
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:26:04
>>6752
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/fukuoka/20121130/20121130_0005.shtml
新開氏不満あらわ 井上氏「実績」強調 自民逆転公認の福岡1区
2012年11月30日 01:37 衆院選福岡1区の公認候補擁立をめぐり、自民党は安倍晋三総裁の裁定で29日、新人の新開裕司氏(44)を公認申請した県連の意向を覆し、新人で県議の井上貴博氏(50)を擁立することを決めた。井上氏は県庁で立候補表明の記者会見に臨み、選挙戦への意欲を語った。一方の新開氏と県連幹部も福岡市博多区の県連で合同会見。「地元が納得できる理由と説明を求める」と不満をあらわにした。
「9年7カ月に及ぶ県議の実績を買っていただき、(党本部に)公認していただいたと思っている」。1人で会見に臨んだ井上氏はこう強調し、党本部の公認決定を評価した。
県連が新開氏を推したことに対しては「県連には1区支部会議を開くようお願いしていた。党や地域への貢献を評価して判断していただきたかった、という気持ちはある」と述べた。
党本部は、新開氏を比例代表九州ブロックで単独候補として擁立する方針。安倍総裁との同日午前の協議後、地元に戻った武田良太県連会長は、執行部会や1区支部の会合を開くなど、対応に追われた。
武田会長は新開氏、今林久県連幹事長を伴って会見。「総裁裁定は重く、その責任はつきまとう。しっかりとした(地元への)説明をいただきたい」と訴え、「県連が決めた結論が瞬時にして翻されたことに対し、1区支部の皆さんに申し訳なく思っている」と述べた。
1区ではほかに民主党前職の松本龍氏(61)、共産党新人の比江嶋俊和氏(65)、みんなの党新人の竹内今日生氏(38)、無所属新人の犬丸勝子氏(57)が立候補を予定している。
=2012/11/30付 西日本新聞朝刊=
6948
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:33:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000160-mailo-l30
選択:’12衆院選の構図/上 1区 /和歌山
毎日新聞 11月28日(水)14時55分配信
来月4日の衆院選公示が迫ってきた。前回の09年衆院選で、県内の小選挙区では民主党が2議席を獲得し、政権交代の一翼を担ってから約3年3カ月。攻勢を強める自民党や共産党に第三極が加わって混戦模様だ。各選挙区の情勢をまとめた。
◇民主、「逆風」守勢強いられ
◇自民「県都奪還を目指す」
◇維新「橋下ブランド前面」
◇共産、埋没懸念「違い訴え」
和歌山市内のホテルに25日、民主前職の岸本周平氏(56)の出身校である県立桐蔭高の同窓生らでつくる「周平会」のメンバーが集った。岸本氏は「逆風です。助けてください」と時折声を詰まらせながら訴えた。
追い風を受けた09年衆院選とは一転、政権与党として守勢を強いられる。陣営幹部は「党を積極的にアピールしない」と漏らし、岸本氏も集会などで「今回は政界再編の選手を決める選挙。個人で選んでほしい」と訴えてきた。とはいえ、05年の衆院初出馬以来、こまめに地元を回り、保守層にも食い込んできた。陣営によると、和歌山市議は保守系も含めて20人弱が岸本陣営に入ったという。
一方、自民新人の門博文氏(47)の陣営は「県都奪還」を目指す。門氏の陣営には、県連会長の自民前職、二階俊博氏(3区で出馬予定)が後援会幹部を送り込んだ。その幹部は「1区を取らないと話にならないと(二階氏に)言われている」と話す。
18日の党県連の1区選対会議では、各県議らが、門氏が参加する集会を1回は開催することを確認。党本部も重点選挙区に指定、党幹部らを弁士に投入する態勢だ。しかし、かつらぎ町(2区)出身の門氏の知名度不足は否めず、前回衆院選で敗れた谷本龍哉氏の地盤を引き継ぎ、懸命に街頭活動やミニ集会を重ねている。
1区は05、09年とも、事実上「民主対自民」。今回、割って入ったのが日本維新の会だ。ある自民党県連幹部は「岸本の浮動票と、門の保守票のどちらを多く食うのか読めない」と嘆く。
元職の林潤氏(40)の維新からの擁立は17日に発表。陣営では事務所の開設やポスター貼りに慌ただしい。ポスターには、維新代表代行の橋下徹・大阪市長が顔を並べる。林氏は「橋下さんの勢いで、期待をどれだけ向けてもらえるかどうか」と「橋下ブランド」を前面に押し出す。活動の重点も和歌山市中心部や新興住宅街に限定。橋下氏の来県は「調整中」という。
共産新人の国重秀明氏(52)の陣営は、「現状では古い自民党型政治の政党と共産党という本当の対立図式が伝わっていない」と、既存政党と第三極の構図に埋没することへの懸念を強める。国重氏は街頭演説などで、原発即時停止や反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、反消費増税などを訴えてきた。陣営幹部は「他党との違いを訴えていけば、受け皿になれる」と期待する。
11月28日朝刊
6949
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:33:36
>>6694
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000146-mailo-l30
選択:’12衆院選の構図/下 3区 /和歌山
毎日新聞 11月30日(金)12時36分配信
◇民主「支援の態勢整わず」
◇自民「政権奪還の狼煙を」
◇維新「時間、組織もないが」
◇共産「手応えの違い実感」
29日夕、民主党県連の浦口高典代表代行が苦渋の表情で記者会見に臨んだ。「和歌山3区には党所属の地方議員が1人もいない。意欲を持ってくれた人はいたが、時間がなく、支援する態勢を整えられなかった」。民主前職、玉置公良氏(58)=比例近畿=が衆院解散の16日夜に不出馬を表明して以降、県連は後継擁立を模索してきたが、民主空白が確定した。
民主の迷走の中、自民前職の二階俊博氏(73)、日本維新の会新人の山下大輔氏(45)、共産新人の原矢寸久氏(61)の3人が既に事実上の選挙戦に突入。前回09年衆院選で、民主への追い風に乗って玉置氏が得票した10万2342票の行方が大きな焦点に浮上した。
二階氏は「政権奪還の狼煙(のろし)は、紀伊半島から全国へ!」がキャッチフレーズ。解散後、御坊、田辺、新宮3市などで後援会へのあいさつ回りなどを続けている。前回選では、大票田の田辺市の事務所をメーンに活動した。今回は玉置氏の不出馬表明以降、前回選ほどの緊迫感は見られないものの、二階氏は「10回目の選挙になるが、初選挙の時と同じ気持ちで臨む」と意気込みを述べ、「国土強靱(きょうじん)化、高速道路の紀伊半島一周を目指したい」と訴えている。
県議(和歌山市選挙区)の山下氏は28日、田辺市新屋敷町に事務所を構えた。維新政治塾開設時から塾生として参加し、維新本部から3区での出馬を打診されたという。和歌山市内の後援会関係者らから3区内の知人などの紹介を受け、あいさつ回りを精力的にこなしている。駅前やスーパー前などでも積極的に立ち、県議としての実績をアピールしながら「3区の立て直しが和歌山の発展につながる」「統治機構改革を進める」などと訴え、「時間も組織もお金もないが、全力で有権者へ思いを伝えたい」と話す。
原氏は、今年初めから3区全域を精力的に回ってきた。反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、反消費増税、即時原発ゼロなどを訴えるとともに、「和歌山、紀伊半島を元気にするには、農林水産業の再生が不可欠。国の基幹産業に位置づけて、よみがえらせなければならない」と力説。陣営は「これまでの国政選挙に比べて、有権者の手応えが違う」と語り、他党との違いを分かりやすく訴えながら、支持層拡大に努めている。(この企画は岸本桂司、中村好見、藤原弘、山中尚登、野原隆、岡村崇が担当しました)
11月30日朝刊
6950
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:35:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000162-mailo-l41
2012衆院選さが:県農政協と有明海漁協、自民候補を推薦 民主のTPP推進に懸念 /佐賀
毎日新聞 12月1日(土)15時26分配信
衆院選で、県農政協議会(県内農協の政治団体)と県有明海漁協は30日、それぞれ自民党公認の立候補予定者の推薦を決めた。民主党の予定者からも推薦願が出ていたが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への姿勢などを理由に推薦しなかった。農政協は政権交代後の10年参院選では「自主投票」にしていた。
. 農政協は役員・支部長合同会議を佐賀市で開き、自民党の岩田和親(39)=1区▽今村雅弘(65)=2区▽保利耕輔(78)=3区−−の3氏推薦を決定した。11月16日の衆院解散後、農政協は民主、自民両党に推薦依頼の期限などを通知。民主党の原口一博(53)=1区、大串博志(47)=2区=の両氏も推薦願を提出していた。
農政協の中野吉實会長は「(自民の)3氏はTPPに絶対参加しないと言ってくれている」と説明。原口、大串両氏については「民主党としてTPP推進の姿勢がある。同党の農政に不満も高まっている」と話した。
一方、有明海漁協は佐賀市内で運営委員長・支所長会議を開き、岩田、今村両氏の推薦を決定。原口、大串両氏からも推薦願が出ていたが、草場淳吉組合長は「民主党はTPPや、中国・韓国との自由貿易協定(FTA)を推進しており、ノリなど漁業への影響の懸念が強い」と話した。
国営諫早湾干拓事業(諫干)に関しても「(民主政権は)期待したほどの効果がなかった。開門調査の5月への前倒しも実現していない」と話した。【蒔田備憲】
12月1日朝刊
6951
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:41:39
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/112448
3、13区で維新候補推薦 みんな競合・共闘が混在へ
2012年12月01日 14:59
4日公示の衆院選で、みんなの党は30日、日本維新の会公認で出馬する小林隆氏(千葉3区)と椎木保氏(同13区)の2新人を推薦することを決めた。両党が共闘へ、県内選挙区で推薦を出すのは初めて。
みんなの党の水野賢一幹事長代理は千葉日報社の取材に「両党の全体での協力関係の中で決めた」と推薦理由を述べた。
6952
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:43:32
>>6307
京都1区
祐野恵33 元長岡京市議 民 新
伊吹文明74 元財務相 自(伊)前
穀田恵二65 党国対委員長 共 前
平智之53 大学嘱託講師 み 前
田坂幾太60 府議 維 新
田部雄治36 HS政経塾生 幸 新
>>6406
京都2区
前原誠司50 国家戦略相 民 前
上中康司50 会社役員 自 新
原俊史45 党地区委員長 共 新
佐藤大33 党府副幹事長 社 新
>>6662
京都3区って書いてあるけど内容は4区
北神圭朗 45 首相補佐官 民 前
田中英之 42 元京都市議 自 新
豊田潤多郎 63 元財金委理事 未 前
吉田幸一 38 党府委員 共 新
石田哲雄 62 税理士 み 新
畑本久仁枝 58 会社役員 維 新
和田美奈 30 HS政経塾生 幸 新
中川泰宏 61 JA京都会長 無 元
6953
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:44:26
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121128/kyt12112802040003-n1.htm
【衆院選2012 京都】
激戦区の構図 3区
2012.11.28 02:04
■3新人、民主・泉の4選阻むか
4選を目指し、強固な地盤を持つ民主、泉健太に対し、自民は宮崎謙介、共産は石村和子の新人候補を擁立した。みんなからの出馬を準備していた元職の清水鴻一郎は6区にくら替えし、維新は新人の山内成介を擁立する。
泉は前回の選挙で12万票以上を集めて圧勝。自民が圧勝した17年の総選挙でも当時、自民候補だった清水をおさえて議席を獲得するなど、安定した強さを見せる。
民主に逆風が吹く中での総選挙だが、「これまでも民主にすがったのではなく、有権者との信頼関係を築いてやってきた」とし、対話集会を繰り返すなど、地道に訴えを続ける。
自民の宮崎は国政選挙に初挑戦。昨年3月の立候補表明以来、「政治への失望にピリオドを打つ。日本の希望をつくる政治を実現する」と、連日街頭に立ち、若さを売りに選挙区内を走り回っている。
宮崎は「選挙区を回り、人々の声を拾う中で少しずつ支持の輪が広がっている」と、手応えを感じている。
共産からは4回目の立候補となる石村が出馬。小学校教員時代、障害児教育に取り組んだ経験を生かし、福祉政策の充実を訴える。
街頭演説に限らず、選挙区内の福祉施設を何度も訪問。有権者との対話を重ね、支持拡大を図る。「原発に増税、社会保障の切り捨てが進んでいる。命を守る政治が必要」と話す。
第三極として注目が集まる日本維新の会が擁立したのは「任天堂」の創業家一族で、自身も香港任天堂社長を経て、コミュニティー創設運営会社を経営していた山内。22日に公認が発表されたばかりで、自身も「普通でいえばまったくの無謀」と話す慌ただしい立候補表明となった。
高齢者が元気で長生きできるコミュニティーづくりに取り組んできたといい、「今は超高齢化社会で社会保障費も膨らんでいる。高齢者が元気で長生きできるまちづくりを、国レベルで広げなくてはならない」と強調する。=敬称略(鈴木俊輔)
◇
▽3区(4人)
泉健太38 元内閣政務官 民 前
宮崎謙介31 会社顧問 自 新
石村和子62 元小学教諭 共 新
山内成介47 元会社役員 維 新
◇
■前回・前々回開票結果
【3区】
▽平成21年(前回)開票結果
当 121834☆泉健太 民 前
68043☆清水鴻一郎 自 前
30583 石村和子 共 新
2744 岸本浩一 幸 新
▽17年(前々回)開票結果
当 92249☆泉健太 民 前
比 91429☆清水鴻一郎 自 新
32251 石村和子 共 新
※「比」は比例復活当選者
☆は重複立候補者
6954
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:45:08
ずっこけ維新の比例単独候補
【政治・経済】
2012年12月1日 掲載
いいタマはどんどん辞退
http://gendai.net/articles/view/syakai/139900
日本維新の会が30日、発表した比例代表の単独候補15人(別表)には、ずっこけた。
東京ブロックの暴走老人はさておき、“目玉”らしいのが近畿の東国原英夫と、北陸信越の中田宏の“スネ傷コンビ”。ひとりぐらいはサプライズがあるのかと思ったら、新人なんてほとんど「誰それ?」で、元職の西村真悟はすでに過去のウルトラ右翼だ。参院から鞍替えする藤井孝男にしてもそうだが、目新しさのかけらもない。
それでなくても、維新はどんどんボロが出てきている。小選挙区も香川1区や京都1区など辞退者が続出。橋下は「全300選挙区に擁立する」とブチ上げていたが、きのうも新たに、徳島2区の公認候補の辞退が発表された。維新の小選挙区候補は半分の152人という体たらくだ。
「維新から立候補するためには“広報費”として党に100万円を納めないといけません。供託金300万円などの費用も全部自腹。維新政治塾生の中には、それ以上の額を突っ込んだ人もいて、〈どれだけふんだくるつもりなんだ〉という不満が充満しています。それなのに選挙区まで、出身地とは無関係に指定される。組織的に支援してくれるわけでもない。京都1区もそうですが、いい候補ほど、そんなデタラメぶりにあきれて辞退するケースが多いんです」(維新事情通)
橋下は「2世、3世はダメ」と世襲批判もしていたが、大阪13区の西野弘一は、引退を表明した自民党衆院議員の父・陽から地盤を譲り受ける。
「勝負になるのは“お膝元”の大阪ぐらいで、石原の応援がある東京も苦戦が伝えられる。しょせんはシロウト選挙で、小選挙区で勝てそうなのはせいぜい20人程度でしょう」(永田町関係者)
かつて「橋下総理」なんて騒いだメディアはどう思っているのか。
【元職】
石原慎太郎
近藤 浩
田中 甲
中田 宏
西村 真悟
藤井 孝男
【新人】
今村 洋史
植竹 哲也
上村 昭徳
黒仁田典之
仲田 大介
東国原英夫
松田 学
三宅 博
横田 光弘
6955
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:45:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/kyt12113002140004-n1.htm
【衆院選2012 京都】
激戦区の構図 5区 前職2人に2新人が挑む
2012.11.30 02:08
前回、府内の小選挙区で唯一、自民の議席を守った前総裁の谷垣禎一と、比例代表で復活当選を果たした民主・小原舞の前職2人に、共産新人の吉田早由美が挑む。26日には無所属新人の沼田憲男が名乗りを上げ、4人が争う構図になりそうだ。
前回衆院選では谷垣と7千票差の接戦を演じた小原。解散後すぐに地元・舞鶴に戻り、さっそく選挙区の全市町を回って街頭演説を重ねた。「永田町、霞ケ関で行動し学び取ってきたことを北部の再生につなげたい」と実績を訴える。
前回とは異なり、民主への逆風が吹くとされるなか、「厳しい状況だが、愚直に訴えていくだけ」と話す。
連続11選を目指す谷垣は党総裁を退いてから地元入りし、支持組織の引き締めを行うなど地盤固めに余念がない。政権奪還に向け、同僚候補の支援で全国を回るため、“お国入り”の数は限られそうだが、保守系の地元議員が議会の合間を縫ってフル稼働して選挙戦を支える。
「逆風だった前回に比べ、空気は全体的によくなっている」と谷垣は楽勝ムードを警戒するが、日本維新の会が擁立を見送ったことで、陣営は「対立候補に比例復活を許さない圧勝を」と意気込む。
5回目の挑戦となる吉田は選挙区内をくまなく回り、連日街頭などで演説。「バッジを付けない国会議員」と自らを位置づけ、国政とリンクさせて農協や医療関係などの関連団体を回り、徹底した議論を重ねる。
関西電力高浜、大飯両原発(福井県)に隣接し、有権者の関心が高い原発について「即時ゼロを」と訴え存在をアピール。「自民も民主もダメと思う有権者は多い。国民の手に政治を取り戻すチャンス」と陣営は手応えをつかんでいる。
元日経新聞記者で、府北部で通信サービス会社の経営にもたずさわった経験を持つ沼田は前回、国民新党からの立候補を検討したが、断念した。「国政が変わらないと地域の経済はよくならない」と再び一念発起。「つじ説法をたくさんやりたい。自分と一緒に地域活性化に取り組んできた方々が支持してくれるはず」と望みを託す。=敬称略(五十嵐一、原田純一)
◇
▽5区(4人)
小原舞38 元安保委理事 民 前
谷垣禎一67 前党総裁 自 前
吉田早由美62 元峰山町議 共 新
沼田憲男65 元日経記者 無 新
◇
■前回・前々回開票結果
【5区】
▽平成21年(前回)開票結果
当 87998☆谷垣禎一 自 前
比 80966☆小原舞 民 新
17941 吉田早由美 共 新
2225 詫間啓司 幸 新
▽17年(前々回)開票結果
当 107792☆谷垣禎一 自 前
49895☆小林哲也 民 新
25467 吉田早由美 共 新
※「比」は比例復活当選者
☆は重複立候補者
6956
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:46:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121201/kyt12120102230004-n1.htm
【衆院選2012 京都】
激戦区の構図 6区
2012.12.1 02:22
■民主・山井に挑む自、共、維新
選挙区で4選をめざす民主前職、山井和則に、自民の安藤裕、共産の上條亮一の2新人と日本維新の会元職の清水鴻一郎が挑む。大票田の宇治市では市長選と市議補選が同時に行われ、候補者をかかえる陣営は連携した取り組みで票の掘り起こしを狙う。
山井は労組票など厚い支持基盤をてこに過去2回の選挙でいずれも票を伸ばし、前回は自民候補にほぼダブルスコアで圧勝。しかし、今回は民主への逆風の中、「郵政選挙のとき以上にきびしい」と陣営は危機感を強める。国対委員長という忙しい仕事の中でも、週末には地元に戻り、解散後は支持者回りや街頭でのスポット演説などに奔走。「社会保障が切られる公共事業中心の古い政治に戻してはいけない」と議席を死守する構えだ。
安藤は9年(4選挙)ぶりに自民が議席を奪還する好機ととらえる。2年前に立候補を決めてから、区内のミニ集会やイベント、企業などにこまめに足を運び、名前と顔の売り込みをはかってきた。これまでの活動には手応えを感じており、「保守票をまとめれば十分戦える」。特に宇治市での戦いを天王山とみており、市長選などの候補者と連携した活動を展開。「相手の背中は見えており、宇治で勝利し、選挙戦を勝ち抜きたい」。
上條は26歳という若さ、フレッシュさが売り。3月の立候補表明以降、ミニ集会を中心に活動し、解散後は1日約40カ所のスポット演説というハードな日程もこなす。24日の事務所開きには、共産党府委員会の幹部らとともに、同党が支援する市長選の候補者も駆けつけ、共闘をアピール。共産は解散前の9議席の倍増を目標に掲げている。陣営では「名前の浸透もまだまだだが、小選挙区も市長選などとともに全力をあげる」としている。
清水は府議や衆院議員もつとめた。自民を離れ、みんなの党に所属していたが、解散後、「統治機構を変える」ことをめざして基本的政策で一致する維新からの立候補を決めた。
もともと京都市伏見区など3区が地盤。自民時代の平成8年の衆院選では6区から出馬したこともあるが、強固な地盤・組織があるわけではない。「無謀な戦いであることはわかっているが、街頭活動を中心にして政策を訴えていきたい」と意気込む。=敬称略(野崎貴宮)
◇
▽6区(4人)
山井和則50 党国対委員長 民 前
安藤裕47 税理士 自 新
上條亮一26 党府委員 共 新
清水鴻一郎66 病院理事長 維 元
◇
■前回・前々回開票結果
【6区】
▽平成21年(前回)開票結果
当 176022☆山井和則 民 前
91944☆井沢京子 自 前
32322 浜田良之 共 新
6437 北川智子 幸 新
▽17年(前々回)開票結果
当 133708☆山井和則 民 前
比 122969☆井沢京子 自 新
37181 矢口雅章 共 新
※「比」は比例復活当選者
☆は重複立候補者
6957
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:47:43
三重1区
http://www.chunichi.co.jp/article/shuin2012/mie/CK2012112802000262.html
<1区 激戦の構図>(上) 民主の異変
三年三カ月前、民主党は熱気の中で政権交代を果たした。一転、今回は強い逆風下で総選挙に突入する。むろん、ここ「民主王国」も例外ではない。県民はどう審判を下すのか。野党に転落した自民や第三極への評価は。民主の擁立の行方が注目された1区を舞台に「激戦の構図」を描く。
電撃解散から二日後の今月十八日夜、津市内の高層ビルの一室。民主系県議や労組幹部らが前津市長の松田直久(58)を囲むように座った。コの字形に並んだソファに座りきれない何人かはパイプ椅子に腰掛け、知事選で担いだ松田に“古巣”からの出馬を迫った。
1区の民主は十一期務めた重鎮、中井洽(70)が引退を表明。党県連は十七日に代表の金森正(75)、県議の三谷哲央(65)らが松田に面会し、出馬を正式に打診した。松田は固辞する姿勢を崩さず、この会談が最後の説得の場だった。
◇
大阪維新の会の討論会に出るなど維新からの出馬も取り沙汰された松田。それでも民主は擁立に絶対の自信を見せていた。
解散当日。新聞各紙は「松田氏出馬へ」と報じた。しかし出馬政党をめぐって割れ、複数の新聞は「民主が擁立」との見立てを示した。
「日本維新の会で最終調整」と打った本紙の記事を、関係者が否定した。「誤報だ。擁立作業は終わった。既に選挙をどうつくるかの段階に入っている」。正式要請していない段階だったが、内部では中井の「了解」を取り付けるなど環境が整ったことを示唆した。ある国会議員も不満をぶつけた。「朝から大混乱だ」
民主の選挙は県連、支持団体「連合三重」、県議会が強力につながり、組織票を積み上げる「三重県方式」と称される。二〇〇九年の衆院選では全区に議員を送り出した。いわば「民主王国」の原動力。それが自信の訳だった。
しかし、昨年の知事選で松田が敗れた。「国会議員が手を抜いた」「労組に温度差がある」…。責任論が噴出した。強固なトロイカ体制にわずかなほころびが見えた選挙だった。
にもかかわらず今回も「王国」の力を信じた。「みこしを作れば必ず乗る」−。そんな思惑が透けて見えた。
◇
時計の針は午後十時を回っていた。
決断を迫る県議に、松田が口を開いた。関係者によると、松田は知事選落選後の国会議員らの対応に不満をぶつけ、出馬を固辞した。候補者選びは白紙に戻った。
「私にも積もり積もったものがある。それでみこしに乗ってくれと言ったって、やはり無理だった」。翌日、取材にこう語った松田。二日後に維新の公認候補として会見に臨んだ。
民主は二十六日、議員秘書や報道関係者らに出馬を打診した末、ようやく金森の秘書の橋本千晶(44)を擁立。組織の致命傷となりかねない不戦敗は免れた。
「立ち遅れた。まともなことはできない」と金森も急造候補と認めざるを得なかった。
「松田が良かった」。ある労組幹部は本音を漏らし、言葉を継いだ。「…でも、決められなかったら民主は崩壊していた」。土俵際まで追い詰められた民主の姿があった。 (敬称略)
6958
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:47:58
http://www.chunichi.co.jp/article/shuin2012/mie/CK2012112902000262.html
<1区 激戦の構図>(中) 維新の胎動
七月中旬の蒸し暑い空気が覆う琵琶湖。夕刻の湖上を屋形船が滑っていく。
船上には、後に日本維新の会に合流することになる前衆院議員の松浪健太(41)=当時、自民党=や滋賀県南部の元首長ら。前津市長の松田直久(58)の姿もあった。魚料理をつつきながら現政権や地方政治について意見を交わした。
食事後、参加した一人が説いた。「松浪さんは次は維新から出るだろう。滋賀に足場をつくるための会だった」。維新が水面下で動きを活発化させていた。
松田は知り合いだった松浪に誘われ、足を運んだだけだったが、その後、松浪を通じて維新との関係が生まれることになる。
◇
松田の“古巣”の民主の足元も政局を見据えて揺れ始めていた。
八月中旬、三重1区内の民主系の県議四人が動く。伊賀市の中井洽(70)事務所に出向き「次の選挙は応援できない」と十一期務めた大物に勇退を迫った。
「松田が本命だ。ただ素直に禅譲するか」。民主系県議が予想した通り、中井は出馬の意欲を見せた。これが松田擁立の動きを鈍らせ、その間維新との距離を縮めていく。
九月初旬、維新への合流を目指す国会議員でつくる勉強会に参加した。「維新側もうちでやる気があるのか、『踏み絵』を迫ったということでは」と、松田に近い人物が推測した。維新とのつながりが公になったが、「出馬は全くの白紙だ」と打ち消しに躍起になった。
一方、勉強会出席後に小さくなっていた民主の松田擁立の声は中井の引退表明で再び浮上する。知事選で担いでおり、最も適切な候補。擁立に関わる関係者は「要請を受けると思う」と自信を見せた。民主は松田を軸に擁立作業を本格化させていった。
◇
十一月に入り、国会では解散風が吹き始めていた。関係者によると、勉強会後も維新の国会議員と連絡を密に取り合っていた松田は解散直前、合流する腹を固め、最終的に民主の要請を断った。
民主にとっては「裏切られた気分」(県議)で、副総理の岡田克也(59)も「若干フェアなやり方じゃなかった」と苦言を呈した。
松田が最終的に民主の要請を断った理由に国会議員への強い不満があったとされる。
二十一日に維新から出馬表明した際、会見でこう語った。「連合三重や県議には知事選が終わっても僕のことを考えてもらった。今でも友人だ」
選挙で圧倒的な強さを見せてきた県連、連合、県議会がつながる三重県方式−。そこで戦ってきた松田からついに「国会議員」への言葉は聞かれなかった。 (敬称略)
6959
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:47:58
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20121201ddlk16010618000c.html
2012衆院選:1区出馬予定、維新が吉田氏推薦 生活合流、未来の推薦辞退 /富山
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
4日公示、16日投票の衆院選に向けて、日本維新の会は30日、1区から無所属での出馬を予定している吉田豊史氏(42)の推薦を決めた。吉田氏は毎日新聞などの取材に対し「非常に大きな後押しだ。有権者に示す立ち位置がより明確になった」と話した。
吉田氏は「第三極の受け皿」となることを主張し、みんなの党、国民の生活が第一(生活)からの推薦を受けた。しかし、生活は日本未来の党(代表・嘉田由紀子滋賀県知事)に合流。吉田氏は「党としての全体像を把握するのに時間がない」として、日本未来の党から推薦は受けない意向を明らかにした。すでに、元生活県連代表の広野允士参院議員に伝えたという。【大森治幸】
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:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:48:15
http://www.chunichi.co.jp/article/shuin2012/mie/CK2012113002000230.html
<1区 激戦の構図>(下) 自共の思惑
「訳の分からない政党が横から出てきた」。二十五日に自民党県連が総裁・安倍晋三(58)を招いて開いたパーティー。津市内のホテルに集まった約五百人の支援者を前に、あいさつに立った前職の川崎二郎(65)は声の調子を一段と上げた。
「訳の分からない」とは、1、2区に候補者を擁立する「日本維新の会」のことだ。“戦争”を繰り広げてきた民主の中井洽(70)が七十歳を機に引退。この中井を「自らご判断された」と持ち上げ、批判の矛先を維新代表の石原慎太郎(80)に向けた。
「七十の人がやめたら、八十の人がポンと出てきた。二カ月前は自民党総裁に『息子をよろしく』と言ってた人が。今度は『自分が総理大臣になるんだ』って。全くおかしな話だ」。そして最後にこうぶった。「よっぽど気を引き締めて戦わなきゃいけない」
陣営は「緩み」に神経をとがらせる。
川崎の地元・伊賀地域は「対民主」というよりも「対中井」で二分されてきた。伊賀市の自民県議は政敵の降板が有権者心理に影響することを危惧する。「地元では『川崎は大丈夫や』と気が抜けている。支援者が安心して投票に行かなかったらまずい」
陣営が、中井に代わる敵として照準を絞るのが、維新の前津市長松田直久(58)だ。落選したものの、昨年の知事選に出て知名度がある。松田はもともと労組や民主系県議の支援を受けてきた。民主が急きょ、候補を立てたが、票が流れる可能性はある。
「松田は強いよ。津はどっこいどっこいだ」。津市の自民系県議は危機感をあおる。維新の票の動向も不安材料だ。「関西圏の名張は草刈り場になるぞ」
川崎は松田が民主ではなく維新で出馬したことを皮肉ってみせた。「知事選で言ってきたことと違うみたい。正直分かんないね」
◇
共産新人の岡野恵美(60)は「自分たちの政策を有権者に地道に訴えたい」と民主や自民、第三極とは一線を画す考えだ。
街宣活動で町を巡ると、生活に苦しむ人々の姿を目の当たりにする。「自営業者は消費増税に耐えられないし、年金暮らしのお年寄りも不安を抱えている。若い人にも希望がない…」。政治が暮らしの足元を見つめることの大切さを実感している。岡野は力を込める。「真の改革ができるのは私たちだけだ」 =敬称略
(この連載は渡辺泰之、南拡大朗、安藤孝憲が担当しました)
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:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:50:48
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2337089.article.html
民主、社民と選挙協力確認 連合佐賀
連合佐賀と民主、社民の両県連は30日、政治活動連絡会議を佐賀市で開き、衆院選での選挙協力に関し、可能な範囲で努力していくことを確認した。
会議は連合が呼び掛け、両県連から代表、幹事長が出席した。連合の武重信一郎会長によると、社民党県連が決定した自主投票の方針は変わらないにしても、「自公政権には戻さない」という前回選挙の原点に戻り、互いに可能な協力を行っていくことで意見が一致したという。
2012年12月01日更新
6962
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 15:52:44
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20121201ddlk43010480000c.html
2012衆院選くまもと:県建設政治連盟、自民候補を推薦 /熊本
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
県建設政治連盟(橋口光徳会長)は30日の理事会で、衆院選で自民党の候補者を推薦すると決めた。
推薦するのは、1区=木原稔▽2区=野田毅▽3区=坂本哲志▽5区=金子恭之−−の4氏。比例代表は自民を推薦する。自民が候補擁立を見送った4区は自主投票とした。同連盟は7月の九州北部豪雨の後、阿蘇などで現地復旧に当たった経験から、自民の「国土強靱(きょうじん)化計画」などを評価した。
6963
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:55:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000097-mailo-l21
2012衆院選:戦いの構図/1 逆風下の民主 党より個人アピール /岐阜
毎日新聞 11月27日(火)12時44分配信
◇組織固めに懸命
. 「政権交代」を旗印に「民主党」を連呼する。そんな09年夏とは様変わりしていた。25日昼、岐阜市・柳ケ瀬商店街の岐阜高島屋前。蓮舫参院議員が1区・柴橋氏の応援に駆けつけた会場に政党ののぼりはなく、手作りの告知ポスターも党名を外した。県連幹部は「候補の支援者にも『民主はちょっと……』という人がいる。自民との政策の違いは示すが、候補者個人を売っていく」と説明する。
前回選は、これまで自民に敗れ続けた小選挙区で3勝2敗と勝ち越し。比例代表を含め県内から7人を国会に送り込み、岐阜は政権交代の象徴とされた。県連関係者は「無党派層がごっそり流れてきた。お祭り騒ぎのようだった」と振り返る。しかし、今回はチラシを受け取る有権者の手が伸びない。握手を求めると一瞬ためらう。「強烈なアゲンスト(逆風)」(5区・阿知波氏)。解散翌日に開かれた3区・園田氏の講演会は定員の7割ほどしか埋まらなかった。
最大の支援母体、連合岐阜ですら民主推薦に一部で異論の声が上がる。松井康司事務局長は「岐阜には代替政党がない。自民が良いはずはなく、とにかく結束しよう」と引き締めに躍起だ。県連幹部も「まずは足元からまとめる」と組織固めに追われる。
× ×
逆風の一因となった消費増税を巡る内紛は岐阜にも飛び火した。笠原多見子氏(国民の生活が第一)、今井雅人氏(日本維新の会)が党を離れ、解散当日には県連と対立していた2区・橋本勉氏が減税日本(後に脱原発)に移った。県連幹部は「内部の問題解決と後任の調整に労力が費やされた。準備不足は否めない」と認める。
大垣市内には今も「民主党 橋本べん」のポスターを見かける。橋本氏は民主党の拠点に事務所を構え続け、22日にようやく移転した。後任の堀氏が決まったのは21日。ある県議は「ポスター製作などの事務作業で手いっぱい。短期間でどれだけ新しい名前を売り込めるか……」と頭を抱える。今井氏の後任候補の4区・熊崎氏は22日朝、1区の柴橋氏と一緒に岐阜市内でつじ立ちした。「勉強のため」という。最近まで1人でスケジュール調整や車の運転をこなした。
逆風と準備不足−−。ダブルパンチをどう乗り越えるか。柴橋氏は12月に母校の応援団を数十人単位で組織するなど陣営ごとに対応を進めるが、明確な全体の絵は描けていない。県連選対本部長を務める小見山幸治参院議員は言う。「民主の固定支持層も確実に増えている。風は突然向きが変わることだってある。自民はもう勝ったと思っているが、そんなに選挙は甘くない」
× ×
衆院選の公示(12月4日)が間近に迫った。2大政党制に向けて96年に小選挙区比例代表並立制が導入された。自民圧勝(05年)、政権交代(09年)をへて、今回は第三極が台頭し、新党が乱立する展開をみせている。民主、自公、第三極、その他の政党の県内情勢を取材した。【三上剛輝、山盛均、小林哲夫】=つづく
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■民主党の予想される顔ぶれ
1区 柴橋正直 33 党県連代表 (1)民前
2区 堀誠 39 [元]衆議院秘書 民新
3区 園田康博 45 副環境相 (3)民前
4区 熊崎陽一 25 [元]参議員秘書 民新
5区 阿知波吉信 49 [元]総務省室長 (1)民前
11月27日朝刊
6964
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:56:15
>>6548
2012衆院選:戦いの構図/2 自民に追い風? 王国、復活へ準備 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000083-mailo-l21
2012衆院選:戦いの構図/3 第三極、風起こせるか 無党派取り込み躍起 /岐阜
毎日新聞 11月29日(木)12時12分配信
◇「固定票」に期待も
「本日、未来の党に正式に合流しました」。28日夕、岐阜市中心市街地で1区、笠原氏はマイクを握った。「国民の生活が第一」ののぼりを掲げ、「国民」のジャンパー姿のスタッフが合流を知らせる「号外」を配る。「長い名前を連呼し続けて、ようやく『生活』を覚えてもらったんだけど……」
笠原氏は27日夜、「生活」の選挙ポスターの試作品を見つめながら苦笑いを浮かべた。背景はピンク、ブルー、イエロー。一つに絞って印刷を発注する予定だったが……。
この日昼、滋賀県の嘉田由紀子知事が新党「日本未来の党」の結成を発表。新党への合流が決まり、ポスターは日の目を見ることがなくなった。「プレミアがつくかもよ」と言うスタッフも。印刷が済んでいる政党ポスターは党名をシールで貼ってしのぐ。政見放送の収録も終えていた。
元々準備不足だった陣営はてんてこ舞いだが、卒原発や脱増税などの新党が掲げる政策は生活と近い。「違和感はない。反原発を核に力を結集し、民・自を打破したい」と笠原氏。陣営も「注目度が一気に高まった」と期待を寄せる。
未来の2区、橋本氏は解散当日に民主を離れてから三つ目の政党となる。「信念が変わったわけではない。民主の橋本で浸透しているので有権者に戸惑いもあるが、きっちり説明していく」と意に介さない。「ポスター準備は大変だけど、知り合いに何とかしてもらうよ」
× ×
維新の4区、今井氏も含め県内では第三極から3人が立候補を予定する。いずれも民主からのくら替え組。連合からの支援はなくなり「無党派をどれだけ取り込めるかが鍵」と街頭演説に力点を置く。一方で「事務作業だけで一日が終わることもある」(今井氏)と嘆き節も。そんな中で期待するのは「固定票」の獲得だ。
笠原氏陣営は根強い「小沢」票に期待。新党での小沢一郎氏の位置づけが決まっていないが、小沢氏を招いた18日のパーティーは会費1万円にもかかわらず約500人が出席した。
今井氏が期待するのは、かつて自民党で運輸相を務め、4区に地盤を持つ藤井孝男氏の協力だ。維新から比例単独(東海ブロック)で出馬する藤井氏は、今井氏の全面支援を強調した。藤井氏の後援会は自民党員も多く、票に結びつくのかは不透明な部分もある。
× ×
解散直後、擁立が進まない第三極について自民県連関係者は「そよ風」と冷やかした。それから10日余りで雲行きは変わってきた。“そよ風”は旋風になるのか。見通しの難しい選挙戦に間もなく突入する。【三上剛輝、山盛均、加藤沙波】=つづく
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■第三極の予想される顔ぶれ
1区 笠原多見子 47 [元]県議 (1)未前
2区 橋本勉 59 税理士 (1)未前
4区 今井雅人 50 党国対副委長(1)維前
11月29日朝刊
6965
:
チバQ
:2012/12/01(土) 15:56:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000097-mailo-l21
2012衆院選:戦いの構図/4止 共産、公明、社民など 比例代表で得票目指す /岐阜
毎日新聞 11月30日(金)11時46分配信
◇批判票や選挙協力で
「結党から90年。ここ数日で作られた『にわか政党』とは違います」。冷たい風が吹いた28日夕。共産の1区、鈴木氏は、岐阜市内のスーパー前で買い物客らに呼びかけた。脱原発、反増税……。自分たちがずっと言い続けてきたという思いがある。
鈴木氏は「『第三極と言われても、誰を選べばいいのかわからない』という声ばかりだ」と話す。県委員会の松岡清委員長は「今から政党を立てて『あれをやる、これをやる』と言っても有権者が信じるのか。埋没どころか、共産党の訴えに目を向けてもらう好機だ」と意気込む。
候補者を1人に絞った前回選と打って変わり、共産は県内5選挙区すべてで候補者を擁立。松岡委員長は「前回は政権交代が最大の争点。自民以外の政権を、という選挙だった。しかし、過去3年、民主党政権にことごとく裏切られ、有権者が政治の方向性を模索している」と戦略変更の背景をこう説明する。
前回も1区から立候補した鈴木氏は「前回は1区で活動をしながら、他の選挙区を回って比例での投票を呼びかける“股裂き状態”だった」と振り返る。第三極については「言っていることは立派かもしれないが、脱原発や反増税など、反対か賛成かという視点だけで政党として機能するのか」と強気の姿勢を崩さない。
目標は県内で10万票、比例東海で2議席以上。これまで訴え続けてきた政策の「重み」をアピールし、自民や民主への批判票の獲得を目指す。
× ×
比例代表に絞って戦う公明党県本部の岩花正樹代表は「新党の乱立は我々にとって決して逆風ではない」と話す。一方で「太陽と維新がつながることで、比例代表では第三極に票が流れる可能性はある」と危機感も口にする。前回は、小選挙区と比例代表の自民とのバーターが機能しなかったといい、「裏切られた」との思いが残る。県内の比例獲得票は約12万2000票。前々回より約3万票も減って比例東海の当選者は2人にとどまった。今回は、「3議席以上」に向け、自民の候補予定者と一緒に街頭に立つなど選挙協力を進めている。
× ×
社民党も比例代表での得票を目指す。市川美彦県連常任幹事は「第三極に埋没しないためにも、過去から訴えてきた政策を引き続き訴えるしかない」。脱原発は以前からの主張であり、格差是正も時代の求めに適合しているという。県内4万1000票に目標を据える。【梶原遊】=おわり
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◇共産と幸福の予想される顔ぶれ◇
■共産
1区 鈴木正典 49 党県常任委員 新
2区 高木光弘 53 党県委員 新
3区 服部頼義 54 党県委員 新
4区 日下部俊雄 64 農業 新
5区 井上諭 45 党県委員 新
■幸福
1区 野原典子 56 医療法人理事 新
5区 加納有輝彦 52 幸福県幹事長 新
11月30日朝刊
6966
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:00:14
静岡
http://www.at-s.com/news/detail/474544255.html
選挙区攻防(1) 1区 政権占う県都、対決激化(2012/11/23 07:38)
「党を割ってまで、なぜ消費税増税をやったのか」
衆院解散翌日の17日夜。静岡市駿河区の民主前職牧野聖修氏の後援会事務所で、突然の衆院解散と政権への批判が飛び交った。
牧野氏は集会のたび、こうした声に耳を傾ける毎日。批判を受け止め、「政権交代後の改革の流れを前進させていく」と説得に懸命だ。経済産業副大臣の経験を生かし、中小企業や商店街回りなどを活発化している。持ち前の人なつっこさは定評がある。懸念材料は「前回選ほどの盛り上がりは望めない」という労組支援だ。
世論調査では、2009年の前回選と正反対の自民党優位が続いているが、元秘書の白鳥実静岡市議(57)は「当初予想していたほどの逆風は感じない」と指摘する。決められない政治への不信感から政治家個人を選ぶ選挙になり、牧野氏に十分勝機があるとみる。
自民元職の上川陽子氏は「背水の陣」。下野による各種団体の支持離れや支持者の高齢化が懸念材料とされ、各所の集会で「これまで以上に厳しい戦い」と公言する。
前回選は9万票余を獲得しながら落選。後援会を一新した。「前回票の目減りと、浪人時代の新規開拓票がどれくらいかが問われる」。陣営は11月から後援会カードの獲得作戦を強化している。
21日には公明党の上川氏推薦が決まった。「大きな追い風にしたい」(剣持邦昭市議)。ただ、公明とて第三極勢力の政局拡大に神経をとがらせ、関係者は自民支援の強弱を「どこまで比例票が来るかだ」と話す。
みんなの党新人の小池政就氏は前三島市長の父の地盤からの出馬ではなく、「民主も自民も嫌だという有権者の支持を取り込みたい」と2年前、あえて県都に乗り込んだ。19日からは党所属の遠藤行洋県議(50)の支援者らがスタッフに加わった。「まずは顔と政策を売り込むための戦略から。依然、厳しい情勢」(陣営関係者)だが、事務所は活気が出てきた。
同じ第三極、日本維新の会からの出馬を22日に断念した宮沢圭輔静岡市議(34)は小池氏の応援を明言した。宮沢氏の会見に同席した小池氏は「(維新とみんなは)政策理念が同じだが、複雑な構造が全国に広がる。自分たちは分かりやすい政治を示す」と“一本化”に胸を張った。
共産の河瀬幸代氏は静岡市議経験も生かし、各所での小集会や街頭活動を重ねる。政策の柱は消費税の増税ストップや原発反対。税問題は「共産支持層以外の広がりを実感する」とし、原発問題では24日、静岡市内で勉強会を開く。
◇
衆院が解散され12月4日公示、16日投開票に向けた事実上の選挙戦が始まった。民主、自民の二大政党対決に第三極が割って入り、攻防は激しくなってきた。各選挙区の動きを追った。
6967
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チバQ
:2012/12/01(土) 16:00:35
http://www.at-s.com/news/detail/474544457.html
選挙区攻防(2) 2区 若手の混戦、機動力勝負(2012/11/24 07:52)
23日のJR藤枝駅南口。静岡2区で初めて、日本維新の会ののぼり旗が掲げられた。「これから何百、何千と街頭演説をやります」。同党新人諸田洋之氏は声を張り上げた。
出馬発表したのは2日前。ポスターもリーフレットもない。党が掲げる政策集「維新八策」を詳しく説明し、演説時間は約40分に及んだ。その後、後援会事務所の物件探しに急いだ。
「まずは認知してもらい、できることをコツコツやる」。知名度不足は否めないが、選挙戦を手伝いたいという支援者も少しずつ集まり始めている。
公示直前の第三極新人の名乗りに他陣営は警戒感が広がる。23日午後、民主前職津川祥吾氏は、藤枝市内の町内会館で「民主党も直すべきところはあるが、政策が伝わっていない部分もある」と実績を細かく報告。国交、復興の両政務官を務めていたため、長く地元を遠ざかったが、11日の後援会総会には前原誠司国家戦略担当相を招くなど政権交代の成果を訴える。
浸透の遅れに危機感を持つ40代の陣営幹部は「とにかく時間がない。離れていきそうな支持層に的を絞る」と戦略を立てる。労組や反自民系の支持者が実績の説明に急ピッチで動く。藤枝駅近くの事務所は26日にも、焼津市境付近の大通りに移転。機動性を重視した体制で決戦に臨む。
2年半前、2区支部長に就任した自民新人井林辰憲氏は23日、焼津市長選の応援などに走り回った。駅前での街頭演説は1500回を超え、子育て支援や静岡空港の利活用の重要性などを訴え続けてきた。
各地区の行事にこまめに参加し、知名度アップに懸命。「無党派層と呼ばれる人たちは決して政治に無関心ではない。政策を丁寧に伝える」と決め、政策説明中心の演説は板に付いてきた。
新たな支部長で戦う党支部内には「井林のフレッシュさは大きな武器だが、やはり新人。もっと徹底的に名前と顔を売り込まないと勝てない」(60代の陣営幹部)との懸念も。19日には2区支部と後援会の合同役員会を開き、選挙区内の市町全支部に連絡事務所の開設を指示した。自民伝統の組織戦の強みを生かせるかが問われている。
共産新人四ツ谷恵氏は島田市内の事務所を拠点に準備を本格化。脱原発や消費増税反対をはじめ、女性に関わる政策の重要性を訴え、主婦層の支持の上乗せを狙う。
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チバQ
:2012/12/01(土) 16:01:15
http://www.at-s.com/news/detail/474544635.html
選挙区攻防(3) 3区 原発賛否争点となるか(2012/11/25 08:15)
「争点は3年前の衆院選と変わらない」。民主前職の小山展弘氏は21日、磐田市内で開かれた連合静岡の集会で声を張り上げた。政権批判の逆風が吹き荒れる中、規制緩和を推進した小泉路線が招いた格差社会の是正を訴え、改革の継続か自民時代に戻るのかを問い掛けてサラリーマン層の支持固めを狙う。
環太平洋連携協定(TPP)についても一貫して慎重姿勢。野田首相はTPP推進を公認条件に挙げるが、自身の主張を盾に農家の取り込みを図る。
1期目の3年間で、こまめな地元回りを重ねて築いた人脈には自信がある。第三極候補の参戦にも「自分の選挙をするだけ」。浮動票に頼らず、政策で勝負する戦術を進める。
自民新人の宮沢博行氏は、前回選で小山氏に敗れた柳沢伯夫元厚労相が、8期務めた「保守の牙城」の奪還に挑む。
19日夜に掛川市内で開いた拡大選対会議には、県議6人と市議、支部員ら約50人が集まった。野党での支部長就任で支援者の取りまとめに苦労し、後援会長や秘書選びに時間が掛かったが、戦闘態勢は整いつつある。
早朝から夜まで各地の集会に出掛け、一人ずつ手を取って顔と名前を売り込む毎日。「ここに来て本人の真剣さが伝わるようになった」と選対幹事長の安間英雄県議(65)。自民優位の情勢調査を生かし、JAや医師会、建設業界などの支持取り付けを目指す。
民自対決の構図に、反原発を掲げて割って入った前磐田市長の鈴木望氏。衆院解散翌日に大阪市内で日本維新の会幹部と向き合った。「浜岡原発廃炉を訴えていいのか」。市民団体「原発県民投票静岡」の共同代表を務めた鈴木氏が譲れない一線だった。2日後に維新から「認める」と公認内定の報が届き、出馬を決断した。
翌朝からつじ立ちを始め、原発問題を争点にしようと必死。急ごしらえの選対は今後、走りながら体制を整える。静岡維新の会代表の柏木健県議(44)の支援を受け、市長時代の後援者を足掛かりに支持拡大へ動く。
知名度の低い掛川や菊川への浸透が鍵になるが、県民投票運動に協力した掛川市の40代会社員が一度は無所属で出馬を決めて陣営に動揺が走った。最終的に立候補を見送ったが、東遠地域への足場作りはなお課題だ。
国政初挑戦の共産岡村哲志氏は浜岡原発廃炉を掲げ、6月から街頭活動を続けている。反原発の姿勢で一致する維新鈴木氏の勢いは磐田市にとどまると見て、地元掛川市を中心に反原発団体が活動する菊川市の票も狙う。
6969
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:01:32
http://www.at-s.com/news/detail/474544841.html
選挙区攻防(4) 4区 因縁対決に反増税絡む(2012/11/26 07:35)
衆院解散で事実上の選挙戦に入った16日夜。自民前職望月義夫氏が“第一声”の場としたのは静岡市清水区の小集会だった。「下野した自民だから国民の痛みが分かる。皆さんと政権を取り戻したい」。23日からの3連休中も規模の大小を問わず地域のイベントや式典などに駆け回った。
港湾関連など各種業界の支持組織を堅持しつつ、落選から繰り上げ当選の日まで街頭演説を毎朝一人で続けた。「出直し」を誓い、決戦に備えてきた。組織内には、自民党県連会長として何としても勝利してもらい、「政権再交代」を期待するが、後援会幹部は「田村氏は着実に地力を付けている。苦戦は免れない」と4度目の激突に危機感を隠さない。
解散翌日、民主前職田村謙治氏は「緊急支援者集会」を真っ先に富士宮市内で開いた。「大逆風。民主党は本当に厳しい」。懇願するように妻と土下座した。富士宮は4区の勝敗を左右する重要地区。田村氏は前回選、富士宮で4万1千以上の票を奪い、圧勝につなげた。ただ、今回選は党に吹く逆風もあり、「五分五分にもっていくのが最低条件」(同地区後援会関係者)と厳しく見立て、発奮材料にしている。
実質、望月、田村両氏の一騎打ちだった2005年と09年の衆院選に対し、今回は計4氏が立候補する見込み。消費増税反対を打ち出す2候補予定者がいるため、増税が争点になる可能性もある。初出馬から足かけ10年。田村氏は「(清水市議時代から)約40年間活動する望月氏に経験は及ばないが、地元に根を張る活動は意識的にやってきた」と浸透に必死だ。
前職小林正枝氏は前回選、民主の比例代表で初当選した。小沢一郎氏を師と仰ぎ、後に、新党きづなから国民の生活が第一に合流した。出馬選挙区は衆院解散後に決まったばかり。選挙事務所探しや党本部との協議などで東京と清水を奔走し、「(望月、田村両氏の)先輩に対し、出遅れは否定できない」(小林氏)と準備を急ぐ。23日は清水区で開かれた母校東海大の式典に出て、より多くの人と握手を交わした。「有権者が政治に不信感を持つことは避けたい」。消費増税凍結や脱原発を訴える。
共産候補の同区での立候補は03年衆院選以来となる。共産新人藤浪義浩氏は浜岡原発の廃炉を訴えるほか、消費増税阻止や中小零細企業を支援する政策の充実を掲げる。
6970
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:01:49
http://www.at-s.com/news/detail/474545091.html
選挙区攻防(5) 5区 与党「看板」に挑む新人(2012/11/27 08:50)
公示を9日後に控えた25日、都内でNHKの討論番組の収録を終えた民主前職細野豪志氏は、午後から選挙区の御殿場市に入った。16日の解散以降、公の場で地元有権者と向き合うのはようやく2度目。同市民会館で急きょ開催した決起集会で「日本の政治を良くするため、私一人が国会にたどり着くのではなく、有望な若手を連れていくことが私の役割」と、地元を空けることに理解を求めた。
党政調会長としてマニフェストの取りまとめや全国遊説に飛び回る。菅、野田内閣で原発事故担当相、環境相の重責を担い、出馬が取り沙汰された9月の党代表選では、次代のホープとして存在感を印象づけた。マスコミの露出も多い半面、選挙期間中に地元入りできるのは「1日確保できるかどうか」(細野氏)という。
自民党籍を持つ三島市のベテラン市議は「細野さんに弓を引けない」と、今回は自民候補者の支援を辞した。長年要望してきた国道1号笹原山中バイパスの整備予算がこの2年で拡充され、開通の見通しがついたためという。急カーブ、急勾配の現道はかつて、幼い子どもが命を落とした。バイパス整備は沿線住民の悲願だ。「政権与党の中枢で細野さんが力になってくれた」と話す。
民主党政権に対する評価が厳しい中、候補者のいない選挙戦をつかさどる選対幹部は「民主の党名より細野の名前を連呼する」。党の看板を背負う細野氏の立場はよそに、人物、実績をアピールする戦略を練る。
「地元で一生懸命頑張らせていただきます」。自民新人の吉川赳氏は、拠点を構えた富士市の街頭を中心に、23〜25日の3連休も声を張り上げた。7月に党5区支部長に就き、衆院選をにらんだ活動を始めて4カ月余り。知名度不足をぬぐうため、業界団体や企業、支援者をこまめに回る。
23日は同市内の寺院で行われた清掃活動に顔を見せた。細野氏と前回選までがっぷり四つに組んだ元防衛庁長官、斉藤斗志二氏も入れなかった地域。住職が党関係者を介して吉川氏を招き入れた。
選挙区はもともと保守地盤。比較第1党をうかがう党の勢いに加えて、若手新顔の登場が保守勢力の再結集をもたらしつつある。
陣営は細野氏が地元を留守にする間に、街頭の空中戦と、どぶ板の地上戦を展開して切り崩しに掛かる。22日には自民党富士市富士支部の幹部が、細野氏の女性後援会を離れた元幹部らに会い、吉川氏支持を取り付けた。
共産新人の大庭桃子氏は「消費税増税をはじめ民主、自民の政策に違いはない」と強調して支持拡大を図る。24日はキャンプ富士を抱える御殿場市の駅前で「オスプレイ運用は絶対反対」と訴えた。
6971
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:02:06
http://www.at-s.com/news/detail/474545434.html
選挙区攻防(6) 6区 牙城守る民主、接戦覚悟(2012/11/28 07:45)
民主前職の渡辺周氏は25日、沼津市内に開いた事務所のガラス壁に「正論健在」の4文字を記した。「民主党は野党の頃に主張した正論を与党になって言えなくなった。でも、私は言い続ける」。渡辺氏は言葉の意味をそう表現した。
小選挙区制が導入された1996年に初当選。選挙区の区割り変更を経て、2003年からは現6区の沼津・駿東南部・伊豆で勝ち続けてきた。
その牙城にも逆風は吹くが、陣営幹部は「党への厳しい意見はある。だからといって慌てるのは違う」と冷静だ。むしろ、解散時期を見誤り、選挙準備が遅れたことを重くみる。当面は後援会を固めて挽回し、「最後は4万〜5万の浮動票をどう取り込むかが勝負」と戦略を立てる。接戦を覚悟して戦いに臨む。
渡辺氏は「マニフェストを守れなかった点はおわびをする。同時に、政権交代したから実現したことを街頭で訴えたい」と、政権党として初めて仰ぐ審判に口元を引き締める。
自民新人の勝俣孝明氏は公募で支部長に就いた昨年1月以降、出身の沼津市とかつては自民が地盤とした伊豆半島をまめに歩いた。1次産業、自営業など旧来の支持層に加え、20〜40代の子育て世代にも積極的に顔と名前を売り、支援者の掘り起こしに努めてきた。
10月に二階俊博元経産相らを招いた後援会向けセミナーを伊東市で開催し、今月も29日に伊豆市で同様のセミナーを開こうとした矢先の衆院解散だった。陣営は急きょ、29日を全支援者が集う総決起大会に「格上げ」した。
25日に沼津市内で開いた選対会議で、勝俣氏は「絶好のタイミングの解散だ。準備万端とはいかないが、乗り越えたい」と、初陣への決意を述べた。同市選出県議の杉山盛雄党県連幹事長は、政権奪還を見据え、「本県でいえば、(民主が議席を守り続ける)6区の戦いこそが今回選のポイント」と強調した。
生活新人の日吉雄太氏は27日、嘉田由紀子滋賀県知事が設立した新党との合流話に揺れた。日中、伊東市の事務所で嘉田氏の会見に見入り、「来週公示なのに足元が固まらない」と焦りも見せた。だが、同日夜に合流が決まると一転、「訴えることに変わりはない」と臨戦の表情に戻った。
政治歴はなく、18日の事務所開きが文字通りのスタートだった。「第三極の中で政策がぶれないのはわれわれだけ」と、非民主、非自民層の受け皿を目指す。原発ゼロ、消費増税廃止、地方分権、TPP(環太平洋連携協定)反対を軸にした街頭活動に乗り出す。
共産新人の井口昌彦氏は2000年に続き2度目の挑戦。「民主党も古い自民党と同じ。共産党対古い自民党型政党の対決」と構図を描き、原発即時ゼロ、TPP参加反対を掲げる。
6972
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:02:28
http://www.at-s.com/news/detail/474545711.html
選挙区攻防(7) 7区 前職対決にみんな参戦(2012/11/29 07:54)
「準備は7割方できている。15万票ぐらい取りたい」
衆院解散翌日の17日、自民前職の城内実氏が浜松市内で開いた支援者集会。あいさつした後援会幹部から強気の発言が相次いだ。城内氏も「先輩議員に大勝ちしろと言われた」と3度目の当選に自信をのぞかせた。
2005年の郵政選挙で落選した後、浪人中に地道に選挙区を回って強固な地盤を築いた。政権交代の風が吹いた09年の前回選で13万票近く獲得し、県内選挙区で唯一民主に土を付けた。5月に復党し、今回選を初めて自民公認で戦う。前回選で自民片山さつき氏(現参院議員)に流れた票の取り込みも狙う。
第三極の動きにも、城内氏は「風頼みの選挙は自分のスタイルと異なる」と動じない。「楽勝」との見方があるが、選対本部長の中谷多加二県議は「気を緩めたら負けるのが選挙」と警戒する。
民主前職の斉木武志氏は27日夜、同市内で開かれた7区立候補予定者の公開討論会で、民主の実績を、何度も自民と比較しながらアピールした。「自民時代と違い、国内に残る企業の設備投資に補助するようにした」。逆風の中で民主のマイナス面ばかり注目され、「政権交代の成果が有権者に認識されていない」との思いがある。
前回選は小選挙区で城内氏に6万票余りの大差で敗れ、比例で復活当選。今回選での雪辱を期す。26日に連合の推薦が決定したものの、選対本部長の決定に手間取るなど支援態勢づくりの遅れは懸念材料だ。
ただ、斉木氏は「しがらみに縛られず活動してきたのが自分の誇り。共感してくれる人が草の根で広がれば勝機はある」とみて、切り崩しに必死。
前職対決に割って入ったみんな新人の河合純一氏は27日朝、まだ人通りもまばらなJR舞阪駅前でマイクを握った。「地元の声を国政に届けられるのは、地元で生まれ育った自分だけ」。党が掲げる増税凍結と脱原発に加え、7区で唯一の「地元候補」であることをアピールする戦略だ。
国政初挑戦となった10年の参院選は県内で36万票を獲得。今回選も党以外の支持組織を持たず、街頭演説中心の運動を展開する。日本維新の会が発表した公認候補は直後に出馬を断念したため、第三極に期待する票の結集を目指す。
共産新人の落合勝二氏は県内選挙区で唯一、党の立候補予定者が決まっていなかった7区からの出馬を26日に表明。「貧困と格差をなくすため、全力で取り組む」と強調し、原発の即時廃止や環太平洋連携協定(TPP)反対も訴えて支持拡大を図る。
6973
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:02:48
http://www.at-s.com/news/detail/474546043.html
選挙区攻防(8)完 8区 5党乱立支持奪い合い(2012/11/30 07:45)
「第三極の候補が出て情勢は厳しい。予想がつかない」
3連休初日の23日、8区の立候補予定者の先陣を切って事務所開きをした自民前職の塩谷立氏。支援者を前に、維新と国民の生活が第一(未来に合流)を含む5党乱立の現状に戸惑いを隠さなかった。
前回選は政権交代の風の中、小選挙区で敗れて比例復活。風向きが逆転した今回選は小選挙区の議席奪還が課せられた最大の命題だ。地元選出の参院議員や県議、市議らが応援に駆け付け、組織固めを急ぐ。
ただ、第三極の影響を読み切れないのも事実。陣営幹部は「第三極の候補は根っこは民主。支持が割れる」と期待する一方、「主張がかぶる部分もあり脅威も感じる」とする。
民主前職の斉藤進氏は24日、JR浜松駅前でマイクを握り、「自民政権でぼろぼろになった社会保障を全力で立て直してきた」と訴えた。ただ、聞いていた主婦が「良いことばかり言うけど、経済は全然良くならない」と詰め寄り、党への逆風の強さが表れる場面も。
前回選はスズキの鈴木修会長兼社長ら経済人や連合静岡の支援を受けて初当選。しかし、昨春の県議選の候補者擁立をめぐるしこりが残り、今回選は地元党関係者との連携にも苦労している。26日に予定した選対会議はメンバーが集まらなかったため流れ、「選対本部長も未定」(民主系市議)の状況だ。
斉藤氏は「自民政権に戻れば、また弱肉強食の社会に逆戻りする」とし、医療や福祉の実績を強調して支持の回復を図る。
民主県議から転身した維新新人の源馬謙太郎氏は28日夜、中区で事務所開きを行った。後援会や松下政経塾時代の仲間らを前に「必ず日本を変えたい」と述べて、支援を訴えた。会場には前回選で斉藤氏を支援した市議2人も姿を見せた。
駅前やスーパーで街頭演説し、集会にも顔を出して知名度向上に懸命。街頭では、橋下徹代表代行の写真入りの看板を掲げてアピールする。後援会幹部は「空中戦しかない。逆転のチャンスは十分ある」と断言するが、第三極への支持が未来新人の太田真平氏に流れることを警戒する。
太田氏には27日夜、生活の本部から未来との合流の連絡が入った。「政策は一致している。前向きな判断で驚きはない」と切り替えた。小沢一郎元生活代表にあこがれ、4年ほど秘書を務めている。藤枝市出身で選挙区に地縁はないが、毎日50カ所で街頭演説し、原発ゼロや消費増税廃止を訴えて出遅れの挽回に必死だ。
共産元職の平賀高成氏は、支持者をこまめに回り、高齢者には年金問題、主婦層には消費増税反対などを訴えて支持拡大を狙う。
6974
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:04:50
>>6461
冬の乱戦:衆院選直前/1 民主 「世襲禁止」に自縄自縛 /長野
>>6576
冬の乱戦:衆院選直前/2 民主 党内不一致を露呈 /長野
>>6696
冬の乱戦:衆院選直前/3 自民、公明 「全面協力」の動き鈍く /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000139-mailo-l20
冬の乱戦:衆院選直前/4止 第三の勢力 「出遅れ」「競合」に焦り /長野
毎日新聞 12月1日(土)14時53分配信
「協議会のサポートがなかったら、今、ここには居られない」
. 日本維新の会新人の男性は11月29日、長野市での記者会見で、支援を受ける県内の保守系の政治団体、県政連絡協議会(代表=宮坂雄平・松南病院理事長)に素直に感謝を述べた。
民主、自民に対抗する「第三極」として進出を狙う維新は21日以降、1〜3区に3新人の擁立を発表した。元々、県内に党組織はなく、選挙スタッフ集めなど課題は多い。
そこに現れた「救う神」が県政協だった。県内の経営者らでつくり、過去、知事選で当選した村井仁氏や阿部守一氏を支援した実績がある。県政協は今年6月「既成政党の政治は、国民のためになっていない」と、大阪維新の会(代表=橋下徹大阪市長)との連携を発表した。
「知人らに協力を要請し、50人以上のスタッフを集めたい」と県政協幹部は意気込む一方で「投票まで1カ月もない短期決戦。石原慎太郎代表や、橋下市長が県内入りしなきゃ話にならないよ」と劣勢も認める。維新新人の一人も「出遅れは否定できない事実」と焦りを隠さない。
◇
28日夜、駒ケ根市赤穂での事務所開きで、5区の「日本未来の党」前職、加藤学氏(43)は「この選挙は『原発ゼロ』を問う国民投票。名前が決まったばかりの新しい党、日本未来の党で戦っていく」と訴えた。
前回09年、民主公認で初当選した加藤氏は7月、小沢一郎氏らと消費増税法案に反対し「国民の生活が第一」に移った。生活は11月27日に解党することを決め、嘉田(かだ)由紀子・滋賀県知事が代表の未来に合流する方針を決めた。所属政党が次々と変わり、民主時代に「ポスターを張ったり、支援者に電話をしてくれたり、支えてくれた」(加藤氏)という連合長野のような分厚い支援組織がないのが現状だ。
事務所開きに駆け付けた男性は「(突然の合流に)戸惑いはあるが(原発を段階的に削減する)『卒原発』を掲げ、争点がはっきりした」と期待した。未来は4区(岡谷市など)でも新人の三浦茂樹氏(43)を擁立する。
◇
3区(上田、佐久両市など)に出馬予定のみんなの党新人、井出庸生(ようせい)氏(35)は、維新が3区に新人の井出泰介(たいすけ)氏(44)を擁立することに「『(維新は)党と党が連携すべきだ』と言ってきたのに、言っていることと、やっていることが違う」と、第三極同士の競合状態に反発する。
10年参院選長野選挙区に、みんな新人で立候補し、落選した井出庸生氏は今年1月、衆院選出馬を表明し、準備を進めてきた。井出正一・元厚相を伯父に持つなど「佐久の名門」の出。マスメディアをにぎわす第三極の空中戦とは別の、地域密着の戦いを続ける。
◇
伝統の革新政党と呼ばれてきた共産や、社民も強気だ。
共産は県内5選挙区全てに新人を擁立する。今井誠・県委員長は「民主、自民の2大政党と、維新などは米国の言いなりと、財界中心の自民党型政治だ。我が党は1950年代から原発反対を訴えてきた」と強調する。
5区に新人の池田幸代氏(40)を擁立する社民は、03年衆院選比例代表の北陸信越ブロックで失った議席奪還を目指す。竹内久幸・県連代表は「池田氏は党内でも脱原発に先頭で取り組んできた人物だ」とアピールする。【衆院選取材班】=おわり
12月1日朝刊
6975
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:10:30
>>6233
千葉1〜3区
>>6454
千葉6.7区
>>6680
千葉10.11区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00000053-mailo-l12
2012衆院選:県内選挙区の情勢/2 /千葉
毎日新聞 11月26日(月)11時44分配信
◆4区
◇首相に“刺客”構図に変化
現職首相の民主党前職、野田佳彦氏が出馬する注目区。過去2回は自民党元職、藤田幹雄氏との事実上の一騎打ちだったが、これに国民の生活が第一前職、三宅雪子氏が野田氏への「刺客」として参戦。票の行方が注目される。
野田氏は、長年続けた駅頭での「つじ立ち」が浸透。「地元の首相」と親しみを感じる市民も多い。ただ、「船橋都民」と言われる他都市からの転入者の支持をどれだけ得られるかが課題となる。全国遊説でお国入りできない首相に代わり、仁実(ひとみ)夫人が前面に出て戦う方針。
藤田氏は前々回の05年、野田氏に1000票足らずまで迫ったことがあり、比例で復活当選。解散の日に開設した事務所の態勢も固まり、05年を上回る支持獲得を狙う。「首相に勝って民主政権の否定を」と意気込む。
三宅氏は前回の09年、福田康夫・元首相に対抗して群馬4区から民主公認で立候補し、比例で復活当選した。今回は現役の首相を相手に「国民を苦しめる施策に反対し、党の政策を訴える」と街頭演説などで支持拡大を目指している。
共産党新人、斎藤和子氏は「首相のお膝元で政権批判を展開できる」と街頭演説に力を入れる。
◆5区
◇前職と元職4回目の激突
03年から4回連続で民主前職、村越祐民氏と自民元職、薗浦健太郎氏の激突となる。これまで3回は村越氏の2勝1敗。これに生活前職の相原史乃氏、維新新人の木村長人氏、共産新人の浅野史子氏の3人が立候補し、票の奪い合いが予想される。
村越氏は前回選挙後、月2回の「タウンミーティング」を開き、10月の外務政務官就任後も公務の合間に地元に戻り、地域に根差した支持獲得に努めてきた。「基本は薗浦氏との対決」と位置づけ、無党派層や支持が弱い地区などへのてこ入れを強化する。
前回敗れた薗浦氏は浪人期間中も駅前演説を欠かさず、地元のイベントにも参加し、支持の浸透、拡大に努めてきた。党への追い風を感じながらも第三極の動向を警戒。若者向け集会を計画するなど無党派層を取り込み、返り咲きを狙う。
一方、相原氏は出馬表明が22日と出遅れた。比例南関東ブロック選出の前職で拠点は神奈川県だったが「国民の声を国政に届けるメッセンジャーとして頑張る」と息巻く。
木村氏は党の意向に従わず個別に維新に接触し、みんなの党の公認を取り消されたが、解散後に維新公認を得た。現在は、心機一転、街頭活動などで知名度アップを目指しており、みんなは木村氏に代わる新たな候補擁立を検討している。
浅野氏は、街頭宣伝などで党の政策を訴え、支持拡大を図っている。【衆院選取材班】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ
◇4区=09[民]05[民]
野田佳彦 55 首相 (5)民前
藤田幹雄 44 [元]会社員 (1)自元
三宅雪子 47 [元]民放職員(1)生前
斎藤和子 38 党地区役員 共新
◇5区=09[民]05[自]
村越祐民 38 外務政務官 (2)民前
薗浦健太郎 40 [元]新聞記者 (1)自元
相原史乃 38 [元]会社役員 (1)生前
木村長人 48 [元]江戸川区議 維新
浅野史子 42 党県常任委員 共新
………………………………………
◆顔ぶれは毎日新聞社調べ。引退表明した人を除く前職と、党が発表した立候補予定者、立候補表明した人など。公認調整中を含む。
◆氏名、年齢、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別。肩書の[元]は前職を含む。
◆小選挙区名の末尾は前回の09年、前々回の05年衆院選当選者の政党名
◆政党名は、民=民主党、自=自民党、生=国民の生活が第一、維=日本維新の会、共=共産党、み=みんなの党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。(いずれも25日夕現在)
11月26日朝刊
6976
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:11:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000056-mailo-l12
2012衆院選:県内選挙区の情勢/4 /千葉
毎日新聞 11月28日(水)11時42分配信
◆8区
◇従来構図に第三極が名乗り
東京に通勤・通学する住民が多い選挙区。民主、自民、共産3党が争う従来の構図に、第三極2党が名乗りを上げ、無党派層の票を奪い合う。
民主前職の松崎公昭氏と自民元職の桜田義孝氏の対決は松崎氏の2勝1敗。2人とも地元の県立東葛飾高出身で、中小企業経営者から自民県議を経るなど経歴も似ている。
松崎氏は副総務相などの実績を強調。「党への逆風も個人の信頼ではね返す」とタウンミーティングを重ねる。選挙区内で深刻な東京電力福島第1原発事故による焼却灰保管問題に対応し「脱原発」政策も訴え、個人票の積み上げを図る。
一方、前回落選後、「民主には任せられない」と訴え続けた桜田氏は党への追い風を受け、政権奪還へ勢いづく。「強く豊かな日本を取り戻そう」と景気や外交面の政策を強調。持論の道州制や地域振興策を訴え、巻き返しへ駆け回る。
国民の生活が第一の参院議員、姫井由美子氏は解散後の22日、岡山選挙区からの「国替え」出馬を急きょ、表明。駅頭などで活動を活発化させている。
共産新人の武石英紀氏は「脱原発、反消費増税、反TPPもどれも主張が明確なのは共産だけ。将来のビジョンも示す」と強調し、党勢拡大を目指す。
みんなの党の新人、山本幸治氏は約1年前から出馬を準備。国会議員定数削減など「小さな政府」の実現を駅頭などで訴え、子育て世代への浸透を狙う。
◆9区
◇民主前職に5人が挑む構図
前回民主の奥野総一郎氏に敗戦後、自民を離党し、みんなの参院議員(千葉選挙区)として国政復帰を果たしていた水野賢一氏は、9区への出馬を見送った。比例での繰り上げを含め4回当選を果たし、後援会内に待望論もあった水野氏の不出馬で、奥野氏に自民、生活、維新、共産、無所属の5人が挑む構図が固まった。
再選を目指す民主前職で元郵政官僚の奥野氏は朝の駅頭立ちや、国政報告会をこまめに行い、前回に続き、郵政関連団体の支援も受ける。選挙戦では「1期目の実績を、党の反省も含めてしっかり訴える方針」といい、党への逆風を少しでも食い止めたい考えだ。
対する自民新人の秋本真利氏は隣の13区に所属する富里市の元市議。水野氏の自民離党後に公認。イベントなどにこまめに顔を出し、浸透に努めてきた。
ところが、隣の2区に所属する八千代市選出の自民県議だった西田譲氏が解散の翌17日に維新新人として新たに出馬表明した。危機感を強めた陣営は、あいさつ回りなど地盤固めを急いでいる。
一方、秋本氏と保守票の奪い合いが予想される西田氏は、衆院秘書や県議時代の人脈や経験を生かした態勢づくりを進めており、事務所やポスター準備などに追われている。
このほか、生活は、唯一の女性候補、元職の河上満栄氏を擁立。前回衆院選で民主党から比例近畿ブロックで初当選したが、くら替えした参院選で落選。新天地での支援組織づくりと、知名度向上を目指している。
また、共産の新人、木崎俊行氏は「維新などの第三極も古い政治の枠組みからは抜け出せていない」と党の主張の違いを強調した街頭活動を続ける。
無所属の元職、須藤浩氏は民主の衆院議員や四街道市議だった経験を生かして支持者回り。無党派層の取り込みが最重要ポイントという。【衆院選取材班】=つづく
6977
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:11:51
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ
◇8区=09[民]05[自]
松崎公昭 69 [元]副総務相 (4)民前
桜田義孝 62 [元]副内閣相 (4)自元
姫井由美子 53 参院議員 生新
武石英紀 62 党地区委員長 共新
山本幸治 40 プロボウラー み新
◇9区=09[民]05[自]
奥野総一郎 48 [元]総務省職員 (1)民前
秋本真利 37 [元]富里市議 自新
河上満栄 41 [元]会社員 (1)生元
西田譲 37 [元]県議 維新
木崎俊行 44 党佐倉市委長 共新
須藤浩 55 [元]四街道市議 (2)無元
………………………………………
◆顔ぶれは毎日新聞社調べ。引退表明した人を除く前職と、党が発表した立候補予定者、立候補表明した人など。公認調整中を含む。
◆氏名、年齢、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別。肩書の[元]は前職を含む。
◆小選挙区名の末尾は前回の09年、前々回の05年衆院選当選者の政党名
◆政党名は、民=民主党、自=自民党、生=国民の生活が第一、維=日本維新の会、共=共産党、み=みんなの党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。(いずれも27日夕現在)
11月28日朝刊
6978
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:12:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000111-mailo-l12
2012衆院選:県内選挙区の情勢/6止 /千葉
毎日新聞 11月30日(金)12時11分配信
◆12区
◇自民VS民主離党の未来前職
8月に亡くなった父幸一氏が育てた強い地盤を引き継ぐ自民党前職の浜田靖一氏と、民主党候補との対決は、96年の小選挙区制導入以来、浜田氏が負け知らず。前回浜田氏に約2万票差まで詰め寄り比例復活当選した前職の中後淳氏は昨年12月、民主を離党した。最終的に小沢一郎氏と行動を共にし、日本未来の党に合流したが、第三極唯一の候補として、どこまで態勢を立て直せるかが注目される。
前回と異なり、党への追い風を受ける浜田氏は現在、党国会対策委員長で、公示後も5日間は県外遊説の日程が入り、地元支援者へのあいさつは公示前にすませる。陣営は「ふわっとした民意に頼る政党ではない」と支援する地方議員らが組織票固めに動き、郵政関係などを含め幅広い集票を目指している。
一方、中後氏は昨年12月の民主離党後、新党きづな、国民の生活が第一を経て、未来にたどり着いた。「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、消費増税反対など政策の一貫性を貫きたかった」と自らの行動を説明し、「真の第三極は未来」とアピール。有力医療機関経営者の支援も受け、集会などを活発化させている。
また、共産党新人の米本展久氏は「原発ゼロ」などを訴え、支持者回りや決起集会を開催。党勢拡大を目指している。
◆13区
◇民主前職に自民新人が挑む
農村部とニュータウンが混在する13区。民主、自民、共産などの戦いに第三極の日本維新の会が名乗りを上げ、無党派層の動向が不透明となっている。
民主前職の若井康彦氏は、自民元職の実川幸夫氏と03年以降、事実上の一騎打ちを3度繰り広げ、比例復活を含め2回当選した。相手は、新人の白須賀貴樹氏に代わったが、民主への逆風に危機感は強い。10月の内閣改造で国土交通政務官に就任して初の政務三役入りし、公共事業の削減など政権党としての実績を強調。「改革は道半ば。前に進めさせてほしい」と訴える。
07年の参院選千葉選挙区から32歳で自民公認で立候補し、約39万票で次点に泣いた白須賀氏は、2年余り前に公募で13区支部長に選ばれた。選挙区外の流山市からの落下傘候補で、個人組織はなくポスター掲示やあいさつ回りに力を入れてきた。解散後、選挙区内の自民9支部を中心に決起大会で組織固めを急ぐ。公明党からも28日に推薦を受け「選挙区は白須賀、比例は公明」と訴えていく。
茨城県鹿嶋市の元職員、椎木保氏は維新の公認に決まった22日の翌日に選挙区入り。富里市に選挙事務所を構え、茨城県内の友人、知人を中心としたボランティアの協力で維新の政策を訴える方針。
共産新人の佐竹知之氏は、東京都世田谷区議選に立候補した経験はあるが、国政選挙は初。公認決定が16日と遅れたため、党の支持者回りや街頭活動などで知名度アップを図っている。【衆院選取材班】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ
◇12区=09[自]05[自]
浜田靖一 57 [元]防衛相 (6)自前
中後淳 42 [元]富津市議(1)未前
米本展久 61 党地区委員長 共新
◇13区=09[民]05[自]
若井康彦 66 国交政務官 (2)民前
白須賀貴樹 37 歯科医 自新
椎木保 46 [元]地方公務員 維新
佐竹知之 67 [元]衆議員秘書 共新
古川裕三 30 幸福実現党員 諸新
………………………………………………………………………………………………………
◆顔ぶれは毎日新聞社調べ。引退表明した人を除く前職と、党が発表した立候補予定者、立候補表明した人など。公認調整中を含む。
◆氏名、年齢、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別。肩書の[元]は前職を含む。
◆小選挙区名の末尾は前回の09年、前々回の05年衆院選当選者の政党名。
◆政党名は、民=民主党、自=自民党、未=日本未来の党、維=日本維新の会、共=共産党、み=みんなの党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。(いずれも29日夕現在)
11月30日朝刊
6979
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:14:44
>>6693
栃木1区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000165-mailo-l09
’12衆院選・とちぎ師走の乱:第2部 戦いの構図/中 前回の雪辱期す佐藤氏/巻き返し誓う山岡氏 /栃木
毎日新聞 11月30日(金)12時51分配信
五つの政党から立候補予定者が乱立する激戦区は、前回(09年)の雪辱を期す自民前職・佐藤勉氏と民主を離党した未来前職・山岡賢次氏との6回連続の対決を軸に展開するとみられる。これに山岡氏への「刺客」の民主前職・工藤仁美氏、みんな新人・藤岡隆雄氏と共産新人・早乙女利次氏が挑む。
□ ■
「3年4カ月前は忘れられません。あの思いを払拭(ふっしょく)するためにこの選挙がある」。24日、小山市での事務所開き。佐藤氏は支援者らを前に小選挙区で敗れた悔しさを振り返った。
佐藤氏の頼みは首長らのほか地元議員、農商工団体など手堅い組織力だ。前回、自民への逆風の中でも約11万票を獲得した。今回もすでに選挙区内に14の支部を設立し、準備を整えている。
自民は小山市長選を皮切りに、知事選、県議補選と地方選で相次いで勝利した勢いもある。地力を存分に発揮して前回を超える票の獲得に意気込む。
□ ■
政権交代を実現した前回選挙以降、民主党の中心だった山岡氏には逆風が吹く。
山岡氏にとって頼もしいのは、長年かけて築いた個人後援会。それでも、離党したことで民主支持基盤の労働組合票が読めないのは痛い。
今、活路を見いだそうとしているのが第三極の2大勢力を目指す「日本未来の党」の結成だ。同党への合流を発表した27日の事務所開きで「風向きが今日から変わっていく」と巻き返しを誓った。同党の政策「卒原発」と「脱増税」で、主婦層や経営に苦しむ商工業者への浸透を狙う。
□ ■
「何が何でも候補者を出したかった」。民主県連は空白区だった4区に比例北海道から国替えした工藤氏を擁立し、意地を見せた。連合栃木の推薦を得て、まずは支持基盤への浸透を図る。山岡氏へのライバル心をむき出しにして、非正規雇用問題などの得意分野で勝負する。中小企業などを回りながら、その心づもりは整えている。
□ ■
渡辺喜美代表の元政策秘書の藤岡氏は第三極の動きを「雨後のたけのこ新党」と皮肉り「『本格派第三極』として、違いをしっかり訴える」とプライドをのぞかせる。元金融庁の官僚。「政策通」の顔や若さを武器に街頭演説などで少しでも知名度をアップさせておきたいところだ。
□ ■
共産系候補は05年衆院選で1万票近くを獲得したのに、前回は不出馬。今回は早乙女氏が知事選に立候補した党公認の野村節子氏と選挙区を回り、こちらも知名度と政策の浸透を狙っている。【長田舞子、松本晃】
………………………………………………………………………………………………………
◇4区
◆前回(09年)衆院選の得票数
山岡賢次(民主) 13万9878票
佐藤勉 (自民) 10万9287票
植竹哲也(無所属) 2万 176票
関沢知尋(諸派) 2505票
※山岡氏の所属は当時
◆立候補予定者
工藤仁美 57 [元]労組会長 (1)民前
佐藤勉 60 [元]総務相 (5)自前
山岡賢次 69 [元]国家公安委長 (5)未前
早乙女利次 65 党県委員 共新
藤岡隆雄 35 [元]衆議員秘書 み新
11月30日朝刊
6980
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:15:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000107-mailo-l09
’12衆院選・とちぎ師走の乱:第2部 戦いの構図/下 2区・3区・5区 /栃木
毎日新聞 12月1日(土)12時50分配信
◇福田氏に危機感、西川氏引き締め−−2区
. 2区は前回(09年)と同じ顔ぶれの前職、福田昭夫氏と元職、西川公也氏の民・自対決を軸に、みんな、柏倉祐司氏と共産、藤井豊氏の新人2人が挑む。
福田氏は知事などを経験、日光市を中心に強固な地盤を持つが「一から出直し、お願いするしかない」と危機感をあらわにする。
「なんとしても勝ち抜く」と返り咲きを訴える西川氏。追い風ブームにも、陣営幹部は「そう簡単に票は取れない」と引き締める。
柏倉氏は2年前に出馬表明。前回、2区の比例でみんなの党は約3万7000票を獲得。この数字が小選挙区にどう表れるか。若さを前面に「気合を入れて頑張る」つもりだ。
藤井氏は脱原発などを訴えている。【浅見茂晴】
□ ■
◇6選期す渡辺氏に挑む新人・簗氏−−3区
3区は6選を目指すみんなの党代表の渡辺喜美氏と、公募で出た自民新人、簗和生氏との激突に共産新人、秋山幸子氏が加わる。
渡辺氏は父・美智雄氏から強固な地盤を継承。09年に自民を離党し、みんなの党を結成した前回も、その支持をつないで、自民は対抗馬を立てられなかった。今回は簗氏の登場で情勢が一変。渡辺氏は大田原、那須塩原市の市議各6人に離反され、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)問題で農業団体が揺れる中を突っ走る。
簗氏は、県議補欠選(那須塩原市、那須町選挙区)での自民系候補の勝利で勢いに乗る。
秋山氏は組織を軸に動く。【柴田光二】
□ ■
◇自民・茂木氏、みんな・富岡氏の対決−−5区
5区は自民前職、茂木敏充氏と、民主からみんなの党に転じた前職、富岡芳忠氏の3回目の対決に共産新人、川上均氏が参戦する。
茂木氏は「国会議員20年。この1年は政調会長として党の政策を作った。日本を取り戻すための具体策を訴えたい」と超然と構える。前回、県内で唯一、自民の小選挙区議席を守った強固な組織は健在。知事選では地元入りを重ね、すでに臨戦態勢を整えている。
富岡氏は街頭演説を精力的にこなし、増税反対や脱官僚を訴える。消費税増税法案の採決では賛成票を投じたが、今月28日の公開討論会では「将来的には必要だが、それより先にやるべきことがある」と説明。みんなへの入党は後援会幹部が賛成した経緯もあり「後援会も地元の皆さんにも理解は得られている」と話す。【太田穣、中津成美】
………………………………………………………………………………………………………
◇2区
◆前回衆院選(09年)の得票数
福田昭夫(民主) 11万5046票
西川公也(自民) 6万5222票
坂下邦文(諸派) 2526票
◆立候補予定者
福田昭夫 64 [元]総務政務官 (2)民前
西川公也 69 [元]副内閣相 (4)自元
藤井豊 64 党県委員 共新
柏倉祐司 43 医師 み新
………………………………………………………………………………………………………
◇3区
◆前回衆院選(09年)の得票数
渡辺喜美(みんな) 14万2482票
斎藤克巳(諸派) 7024票
◆立候補予定者
簗和生 33 [元]衆議員秘書 自新
秋山幸子 61 党県委員 共新
渡辺喜美 60 党代表 (5)み前
………………………………………………………………………………………………………
◇5区
◆前回衆院選(09年)の得票数
茂木敏充(自民) 10万1383票
富岡芳忠(民主) 9万2592票
森 兼光(諸派) 2226票
※富岡氏の所属は当時
◆立候補予定者
茂木敏充 57 [元]金融担当相 (6)自前
川上均 56 党県委員 共新
富岡芳忠 46 [元]銀行員 (1)み前
12月1日朝刊
6981
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:19:41
>>6812
秋田2区
>>6930
秋田3区
http://www.sakigake.jp/p/special/12/shuinsen/feature/02/article_01.jsp
刻一刻 公示直前情勢
[1区]
民主防戦、攻勢の自民/「第三極」が絡み一気に混戦模様
秋田1区では、民主党前職の首相補佐官寺田学氏(36)と自民党新人の元県議会議長冨樫博之氏(57)、新党「日本未来の党」に加わる前職の高松和夫氏(70)が前哨戦を展開している。日本維新の会が公認候補を急きょ擁立する方向で最終調整を進めており、一気に混戦の様相となりそうだ。
4選を目指す寺田氏は衆院解散3日後の19日に本格始動し、支持者回りに奔走。「全体的に厳しい雰囲気だ」と3年余りの民主党政権への風当たりの強さを感じている。
過去の衆院選ではいずれも票を伸ばしてきた。初当選した2003年は6万8千票、郵政解散の05年は「小泉旋風」の中で7万7千票を獲得。民主党が政権交代を果たした前回09年は9万3千票で圧勝した。逆風下の今回、陣営は「前回並みとはいかないだろう」としており、目減りをどれだけ抑えられるかが鍵とみる。
組織にあまり頼らず、個人演説会を中心に活動するのが寺田氏の選挙スタイル。これを今回も貫き、公示後は演説会を108回開く予定だ。その一方で危機感から、連合秋田との関係強化も図る。連合秋田はきょう29日、県内各小選挙区の推薦候補を決める方針だ。
◆ ◆
「1年前は(寺田氏が)はるか先にいたが、手が届くところまで来た」。冨樫氏は25日の小集会でこう手応えを口にした。昨年8月の出馬表明以来、地道に企業回りや街頭演説などを継続。解散後の世論調査で自民党の政党支持率が他党をリードしていることもあり、意気盛んだ。
公示後の運動では、来夏の参院選本県選挙区に出馬予定の中泉松司氏ら秋田市選出の党県議5人が全面的に支援する。党と協力関係にある公明党は28日に推薦を決定。200以上の企業・団体の推薦も得ており、組織力を生かして選挙戦を展開する。
陣営は当選ラインを7万〜8万票程度と推測。党の基礎票は6万票前後とみており、1万〜2万票の上積みが必要になる。「秋田市は都市型選挙。浮動票を取り込まなければ勝てない」(幹部)と、無党派層への浸透を課題に挙げる。
◆ ◆
国民の生活が第一で立候補する予定だった高松氏は、脱原発を掲げて結成された「日本未来の党」に合流する。「乱立する少数政党が個々に戦っても、勝負にならない。政策が一致している政党が公示直前でも第三極を形成できれば、大きな流れになる」と、新党合流を歓迎。世論調査での生活の政党支持率が自民党、日本維新、民主党などに大きく水をあけられ、埋没を懸念していたからだ。
前回は民主党から比例東北単独で立候補。1区での出馬を決めた10月以降、企業・団体、県議時代からの支持者回りに時間を割いてきた。反民主、反自民の受け皿として、新党効果による無党派層取り込みを狙う。12月2日には、同じく日本未来に合流予定の谷亮子参院議員を招き国政報告会を開く。五輪金メダリストで知名度の高い谷氏の協力を得て支持拡大を目指す。
共産党新人の佐竹良夫氏(62)は、1万数千票とされる党の基礎票への上積みを狙う。比例東北での党の議席(改選前1議席)確保も視野に入れて活動している。独自候補擁立を模索していた社民党県連はきょう29日、擁立断念を表明するとみられる。
(2012/11/29 付)
6982
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:23:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000070-mailo-l05
対決の構図:12年衆院選/上 1区 民主に一転、逆風厳しく /秋田
毎日新聞 12月1日(土)12時14分配信
衆院選公示まであと3日に迫った。野田佳彦首相が11月14日に解散を明言した後、各陣営は慌ただしく準備を進めるが、30日も1区に新人が立候補を表明するなど情勢は混とんとしている。県内3小選挙区の立候補予定者の動きをみる。
◇自民「手が届きそう」 第三極を狙う動きも
「全体的に厳しい雰囲気はある」。4選を目指す民主前職の寺田学氏(36)は「政権交代」の熱気の中で勝利した前回選から一転、民主党への強い逆風を肌で感じている。
首相補佐官に就いたため秋田に戻る機会が減った。秋田公立美術大の不認可騒動の批判を受けることもある。「(実績が)伝わりきっていない部分もある。3年間やってきたことを正直に全部話したい」と支持者回りを急ぐ。
今回も選挙カーは使用しない。公示後は前回を上回る100カ所以上で小集会を開催。有権者と直接対話することで支持を広げるスタイルを貫く。
連合秋田は一部で県連への不満がくすぶっていたものの、29日に本部に推薦を上申した。寺田氏は「大変心強い」と受け止める。
「はるかかなたの差が、この1年で『おいっ』てやれば肩、手さ届くとこまで来た」。自民新人、冨樫博之氏(57)は25日に開いた集会で、寺田氏に迫っていると強調した。
立候補を決めた昨年から企業を1000社以上訪問。早朝の街頭あいさつ運動も続けた。「これまで種をまいてきた。これに水をやれば必ず花は咲く」と自信をのぞかせる。
「秋田生まれの秋田育ち」をアピール。自民党会派の県議や秋田市議のバックアップを得て、県議時代に築いた地盤以外の地域での知名度アップを図る。県農政連と公明党も冨樫氏の推薦を決めた。
日本未来の党前職、高松和夫氏(70)は各地で小集会を開くほか、企業訪問にも力を入れる。2日は谷亮子参院議員を招き国政報告会を開催。高松氏は「これを期に一挙に盛り上げて勝利を収めたい」と力を込める。
民主党を離党して入った国民の生活が第一は、日本未来の党へ合流することになった。高松氏は「選挙は最後まで分からない」と、「第三極」への注目に期待を寄せる。
日本維新の会東京事務所長の元職、近江屋信広氏(63)は急きょ立候補を決め、30日に正式表明した。ほぼ固まったとみられていた構図に一石を投じたことで、他陣営は警戒感を強めている。
近江屋氏は党本部の方針で、出身地の大館市がある2区ではなく1区から出馬する。「第三極」の風を秋田にも呼び込もうと懸命だ。前回選では自民から東北比例ブロックの単独候補として出馬し敗れたが、雪辱を期す。
共産新人、佐竹良夫氏(62)は今年4月の出馬表明以来、公民館などでの小集会や街頭演説を繰り返してきた。「今はどこに投票すれば良いか悩んでいる方が多いと思う。そういう人に強くアピールしたい」と話す。【坂本太郎】
12月1日朝刊
6983
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:23:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000083-mailo-l06
12年衆院選・対決の構図:/中 2区 「与党に逆風」感じつつ 自民意気込み、維新も動く /山形
毎日新聞 11月30日(金)11時35分配信
「父(故近藤鉄雄・元労相)からの支持者に『コンテツ(父)への義理は果たした』と言われた」
. 民主党前職で副経産相の近藤洋介氏は10月13日に米沢市内であった事務所開きでこう明かした。父とのつながりから息子の自分を応援してきた支持者から、距離を置くような発言。後日、「政治家の地金が問われる」と気を引き締めた。
近藤氏の後援会は米沢、寒河江両市の各11カ所をはじめ、2区内17市町の地区後援会計100カ所が10月中旬から本格的に活動を始めた。幹部らによると「前回ほど建設業界の支持がまとまらない。地盤は、きちんとまとまっているが、民主党に対する逆風が厳しい」という。30日に公務で上京するほかは近藤氏自身が地元に張り付く。
特に話題になっているのは解散の16日に地元紙に折り込んだ政策PRの「農政報告」だ。「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は内容が農業に著しい影響を与えるものとなった場合には『国会の採決の場において反対』する立場であります」と表明。党の立場と食い違いがあるのでは、と地元政界、農業界などが注目する。
山形2区は、近藤氏と自民党新人で元農水省職員の鈴木憲和氏の戦いが中心となりそうで、日本維新の会から新人の川野裕章氏、共産党から新人の岩本康嗣氏が立つ構図だ。
鈴木氏は、今年2月の立候補表明から2区内17市町を延べ300回ほど回り知名度アップを図ってきた。前回衆院選の自民候補とは不調だった公明党からの支援も着々と深まっている。30日の公明党との合同総決起大会に、9月に続き石破茂・自民党幹事長が米沢入りする。地元県議は「急な、ご案内」と題した同大会のチラシを筆書きの自署名入りで後援会に配り支持を訴える。同党2区支部も「前回候補とは違う」と意気込む。
また前回、突然、近藤氏支持を打ち出し衝撃を与えた土田正剛東根市長が28日の東根市での事務所開きに出席。「身内の会合に来た思い。地元雇用問題で世話になったので小選挙区は近藤氏」としながら「比例代表は自民。日本を背負う政治家に大成して」と持ち上げた。
川野氏は「官僚政治打破のため第三極に結集したい」と、今月みんなの党に離党届を出し、維新の会の公認を受けた。27日には米沢市役所前で、橋下徹代表代行の街頭演説があり、隣に立った。市役所前歩道は吹雪で立っているのもつらい寒さの中、500人以上の聴衆で埋まった。福島県会津若松市から車で駆けつけた橋下氏は川野氏への支援を訴えた。他陣営は500人以上を集めた維新の会の力に注目する。
岩本氏は、4月下旬に立候補が決まって以来、置賜、村山、最北(最上・北村山)の各党地区委を中心に党のチラシを配布するなど「いのちとくらし最優先の政治を」と地道な活動を続け、支持を訴えている。【近藤隆志、浅妻博之】
………………………………………………………………………………………………………
◇2区の立候補予定者◇
近藤洋介 47 副経産相 (3)民前
鈴木憲和 30 [元]農水省職員 自新
川野裕章 53 [元]米沢市議長 維新
岩本康嗣 47 党県委員 共新
※カッコ内数字は当選回数
11月30日朝刊
6984
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:24:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000076-mailo-l06
12年衆院選・対決の構図:/下 3区 保守同士、激しい攻防 酒田では自民分裂状態 /山形
毎日新聞 12月1日(土)12時30分配信
29日夜。無所属新人で前酒田市長の阿部寿一氏は農村地帯の同市坂野辺新田で集会を開いた。約150人を前に阿部氏は「岸先生も応援してくれると言った」と強調した。集会の中で幾度か口にした「岸先生」は県選出で自民党の岸宏一参院議員のこと。「岸先生は私も十分応援すると言ってくれた」。阿部氏は繰り返した。山形3区の対決の構図を象徴する光景だった。
3区は、自民前職の加藤紘一氏のほかに、社民党前職の吉泉秀男氏、日本維新の会新人で前酒田市議の佐藤丈晴氏、共産党新人の長谷川剛氏、阿部氏が立候補を予定する。候補者擁立を見送った民主の票が吉泉氏にどう流れるか注目されるが、最大の焦点は加藤氏に絡む保守層の攻防だ。
高齢の加藤氏は健康不安を抱える。加藤氏の後継を狙う阿部氏が岸氏に接触したのは今年5月下旬ごろ。阿部氏が岸氏に期待を寄せるのは、加藤、岸両氏の関係が良好といえない状態とみているからだ。
背景にあるのは2年前の参院選。岸氏が3選に意欲を示していたにもかかわらず当時も自民党県連会長の加藤氏が公認候補の公募を実施したことで両氏の関係に影を落としたとされる。また前々回知事選で支持した候補者が両氏の間で割れたことが背景にあるともいう。
阿部氏は両氏の関係を突き、「世代交代」と、40年にわたって誕生していない酒田・飽海地区からの「保守系衆院議員の誕生」をキーワードに自らが新しいリーダーと訴える。一方、自民党籍の酒田市議たちは阿部氏に呼応して離党したり支部長を辞任した。酒田市の自民党を「分裂」させる影響力を持つ阿部氏だが、自身も言うように「茨(いばら)の道」だ。
前回選で加藤氏は自民逆風の中、13万票を獲得した。阿部氏にとってはこの13万票をどう崩すかが課題だが、「反加藤票」はそのまま阿部氏に流れないとみられる。日本維新の会から立候補を表明している佐藤氏の存在が阿部氏の不安材料だ。阿部氏は自民党友だが、佐藤氏も自民党員だった経歴を持つ。維新からの立候補とはいえ、「世代交代」という点では阿部氏より若い佐藤氏に分がある。また「第三極」への期待がどれほどあって、前回選で民主に流れた無党派層の票がどれだけ維新に流れるかも見通せない。
しかも加藤氏の健康不安をことさらに強調する阿部陣営の言動が「親加藤氏」層の態度を硬化させている。加藤陣営は言う。「阿部氏のおかげで逆に鶴岡地域は一枚岩になった」。加藤氏の本拠地、鶴岡の結束。さらには「応援すると言っている」という岸氏が、新庄・最上地域で加藤氏の後援会長代行に就いている点も不安の種だ。
「あとひと月あれば」。阿部氏は29日夜の集会で本音を口にした。集会後、阿部氏の支援者たちは参集者にこう呼びかけた。「鶴岡には(阿部氏のお願いに)入りづらい。鶴岡の縁者に阿部氏をぜひとも紹介してください」【佐藤伸】
………………………………………………………………………………………………………
◇3区の立候補予定者◇
加藤紘一 73 [元]党幹事長 (13)自前
佐藤丈晴 45 [元]酒田市議 維新
長谷川剛 34 党県委員 共新
吉泉秀男 64 党県代表 (1)社前
阿部寿一 53 [元]酒田市長 無新
※カッコ内数字は当選回数
12月1日朝刊
6985
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:27:47
>>6676
宮城1・2区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000102-mailo-l04
12衆院選・選挙区事情:3区/4区 /宮城
毎日新聞 11月30日(金)12時9分配信
◇“風”が勝敗に影響か−−3区
. ともに3選を目指す民主前職・橋本清仁氏と自民元職・西村明宏氏の対決に、前回は擁立を見送った共産新人・吉田剛氏の3者による戦いとなる見通し。
橋本氏と西村氏は4度目の対決で、初めて与野党の立場が逆転。過去3度は西村氏の2勝1敗だが、03年衆院選では242票差で敗れた橋本氏が惜敗率99%超で比例復活当選するなど互角の実力。「小泉旋風」「政権交代」など、“風”が勝敗に大きく影響してきた。
仙南地方では7月以降、名取市、角田市、蔵王町など首長選挙が相次いだ。大河原町長選では両者が別々の陣営に分かれたが、他の首長選では現職に“呉越同舟”の形でそろってマイクを握り、存在感を訴えてきた。
今回、橋本氏は与党として東日本大震災からの復旧・復興に取り組んだ実績を強調。与党現職の強みを発揮し、緊急時の対応に尽力してきた、とアピールしている。
一方、西村氏も、被災者の生の声を聞き、復興策を党本部に提案してきた。拠点空港整備構想などを掲げ、東北の早期復興が地域経済活性化に結び付く、と訴える。
吉田氏は被災者の生活再建を第一に、消費増税反対などで地方議員14人と連携。宣伝カーで地域をくまなく回り、票固めに力を注いでいる。【豊田英夫】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ◆
◇3区=白石・名取・角田・岩沼市、大河原・柴田・亘理町など
橋本清仁 41 国交政務官 (2)民 前
西村明宏 52 [元]内閣政務官 (2)自 元
吉田剛 31 党県准委員 共 新
………………………………………………………………………………………………………
◇民自対決に3党挑む−−4区
民主と自民の2大政党対決に、日本維新の会、共産などが挑む構図。
民主前職・石山敬貴氏と自民元職・伊藤信太郎氏は3度目の対決。石山氏は前回、「政権交代」の風に乗り、衆院議長も務めた父・故伊藤宗一郎氏の強固な地盤を引き継ぐ伊藤氏に約3万票差をつけて当選。以後、地元でミニ集会を約300カ所で開くなど地道な活動で知名度を広げてきた。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡っては、交渉参加に慎重姿勢の石山氏と前向きな党本部との不一致も指摘されたが、石山氏は「党が現在行っているのはTPP事前交渉における情報収集」と説明。「情報不足の状態での交渉参加には反対」との姿勢。
一方、自民・伊藤氏は議席奪還に向け、震災復興を掲げて組織固めを急いでいる。29日に塩釜市であった事務所開きには、不協和音が取りざたされた自民の4区県議団9人も全員が顔をそろえた。公明の推薦も得た。
維新新人・畠山昌樹氏は「党の顔」の石原慎太郎、橋下徹両氏の知名度をアピールして党勢拡大を目指す。共産新人・戸津川永氏はTPPや消費増税に対する反対姿勢を強調。幸福実現党は新人の村上善昭氏を擁立する。【宇多川はるか、渡辺豊】
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◆予想される顔ぶれ◆
◇4区=塩釜・多賀城市、大崎市の一部、利府・富谷・加美町など
石山敬貴 42 党県副代表 (1)民 前
伊藤信太郎 59 [元]副外相 (3)自 元
畠山昌樹 38 医師 維 新
戸津川永 30 党地区委員 共 新
村上善昭 40 党県副代表 諸 新
11月30日朝刊
6986
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:28:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000050-mailo-l04
12衆院選・選挙区事情:5区/6区 /宮城
毎日新聞 12月1日(土)11時48分配信
◇民主に新人2人挑む−−5区
6選を目指す民主前職・安住淳氏に、公募で選ばれた自民新人・大久保三代氏と前回擁立を見送った共産の新人・渡辺昌明氏が挑む構図。
前回09年は安住氏が、一騎打ちとなった自民新人に約2万5000票差をつけた。政府や党の要職を歴任し、現在は党幹事長代行。党全体の選挙活動を仕切りながら、地元集会などでは、中小企業向けのグループ化補助金による再建やがれき処理の全額国費負担など、東日本大震災からの復興施策での実績を訴える。
大久保氏は5月に党5区支部長に就任してから街頭や仮設住宅の集会所などで地道に活動し、知名度の向上を図ってきた。11月下旬には選挙戦に向けて組織作りを本格化し、5区内の党地域支部を中心に支援体制の強化に乗り出している。
渡辺氏は昨年11月の県議選石巻・牡鹿選挙区で党公認の新人が当選した勢いに乗りたい考え。震災直後の支援活動によって得た支持を固めようと、街頭や仮設住宅に足を運ぶ。【須藤唯哉】
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◆予想される顔ぶれ◆
◇5区=石巻・東松島市、大崎市の一部、涌谷・美里・女川町
安住淳 50 党幹事長代行(5)民前
大久保三代 36 [元]キャスター 自新
渡辺昌明 59 党県委員 共新
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◇自民・民主対決に共産−−6区
自民前職・小野寺五典氏に、民主元職・鎌田さゆり氏が挑む。共産新人・高村直也氏は若さをアピールする。
小野寺氏は4期の実績で地元自治体とのつながりを強め、先月25日の事務所開きには気仙沼、大崎、栗原各市長らが駆けつけた。県連会長でもあり他選挙区の応援にも多くの時間を割くため、小野寺氏は「こういう選挙戦は初めてで不安」と打ち明けるが、「自民が与党に戻らなければ被災地の現状に即した政策を実現できない」と訴える。
鎌田氏は00、03年の衆院選で宮城2区から当選しているが、6区に地盤はない。震災発生直後から南三陸町などの沿岸部でボランティア活動し、登米市などで放射能汚染問題に取り組んできた。連合や地元議員などの応援を得て、内陸部での支持者拡大を重視。「現実に困っている被災者の声を中央に届けたい」と選挙区内を歩いている。
高村氏は、社民が候補者擁立を断念したことから、同党支持層の獲得を目指す。【竹田直人】
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◆予想される顔ぶれ◆
◇6区=気仙沼・登米・栗原市、大崎市の一部、南三陸町
鎌田さゆり 47 [元]仙台市議 (2)民元
小野寺五典 52 [元]副外相 (4)自前
高村直也 29 党県准委員 共新
12月1日朝刊
6987
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:28:28
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20121201ddlk31010562000c.html
衆院選:鳥取1区 民主県連、候補擁立断念 「責任極めて重い」 /鳥取
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
難航していた衆院選鳥取1区への候補者擁立を、民主党県連が断念した。政権与党が有権者に選択肢を示せない責任について、30日に記者会見した福間裕隆・選対本部長は「極めて重い。1区の有権者の皆様にはおわびをしなくてはならない」と説明。県連は、立候補予定者のいる鳥取2区に力を入れ、1区では比例代表での投票を呼びかける方針という。
県連はこれまで、公募も含めて約20人と接触。公募には県連の希望に沿う応募者が無く、「総合的に判断」して擁立を見送っていた。衆議院の解散後も複数の人物と話し合ったが、本人が前向きに検討していた県外在住の男性から29日夜に、「時間が足りない」などとして不出馬の意向が示され、最終的に断念を決めたという。
伊藤保幹事長は「党本部から選挙は来年と聞いていた。突然の解散で、出馬に向け(交渉相手周辺の)環境を整えることができなかった」と時間不足が主な理由だと強調。「選挙カーなども用意し準備を進めてきたのだが」と肩を落とした。
一方、同党の支持母体となっている連合鳥取の五十嵐美知義会長は「時間が無かったわけではない。(前回選挙から)3年の準備期間があった」と、時間不足を擁立断念の理由に挙げる県連の説明を厳しく批判。「擁立に向けて最後まで努力を続けたことは認めるが、結果が伴わないと意味がない」と苦言を呈した。また1区における小選挙区の投票先については「組合員ごとに判断してもらうしかない」と自由投票とする意向を示した。
鳥取1区には、自民前職の石破茂氏と共産新人の塚田成幸氏が立候補の意向を示しているほか、無所属の新人男性が出馬に意欲を見せている。
日本維新の会は、立候補者説明会に担当者が出席していたが、1、2区とも擁立は見送る見通し。【田中将隆】
6988
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:30:56
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1212010026/
民主・藤井氏が引退「平和と民主主義つぶさないで」/神奈川
2012年12月1日
振り絞るような弁舌には、引退の決意が秘められていた。24日、藤井裕久氏はかつての選挙区、相模原市の駅前でマイクを握っていた。齢(よわい)80、戦争を知る最後の世代の政治家が、伝え残したかった最後の訴え−。
後継の候補予定者の応援演説、口火は唐突に切られた。「私はどうしても、あるグループの大将が許せない。この人は偏狭なナショナリストだ」。支持者だけではない、千人を超える聴衆が静まりかえった。
憲法の改正や破棄、国防軍に集団的自衛権の行使容認と、右寄りの姿勢を鮮明に打ち出す政党が勢いを増している。老政治家の訴えには、党として差別化を図るための批判にとどまらない響きがあった。
戦後67年の出発点、負の記憶を呼び起こすのにためらいはなかった。
「自分の国だけが偉いと思うのは間違い。日本には誇れる2千年の文化と伝統がある。だが、この100年、悪いこともした。中国を侵略し、韓国を併合した。アジアの人たちを殺し、どれだけ迷惑を掛けたか」
回顧は自身の戦争体験に向かう。B29爆撃機が日本の戦闘機の体当たりで墜落した。その現場に藤井少年は、いた。
「米兵の手足がちぎれていた。赤いマニキュアを塗った女性の腕もあった。戦勝国も敗戦国もない。一般国民はみな戦争の犠牲者だと、そのとき思った」
経済、金融通でならした藤井氏の原点。7年前から、若手らを集め、近現代史を学ぶ勉強会を開いてきた。
選挙カーの上、人垣を見渡し、語気はより強まった。
「平和をばかにしてはいけない。平和だからこそ社会保障の充実や経済成長が言える」「ここには、私と反対の考えの方もいるだろう。どうぞ反対して結構。それが、民主主義だ」
15分の演説を「戦後築いてきた平和と民主主義をつぶさないでください」と嘆願するようにして、終えた。
候補予定者の名を口にしたのは冒頭に2度だけ、「平和」と繰り返すこと8度、「民主主義」は6度。野田佳彦首相の後見役、消費増税法成立を支えた党税調会長として、陣営が心配していた聴衆からのやじは、ついになかった。
6989
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:33:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000210-mailo-l33
2012衆院選おかやま:5区 自民に挑む、民主・共産 村田支持票の行方は? /岡山
毎日新聞 12月1日(土)16時6分配信
5区は、自民前職に、比例復活した民主前職が挑み、共産新人も加わる。自民の前職2人は、小選挙区と比例で交互に立候補するコスタリカ方式を取っていたが同区で出馬予定だった自民前職の村田吉隆氏(68)が突然、引退を表明した。行き先を失った村田支持票の行方が注目される。
. 井原市井原町で25日に開かれた民主前職の花咲宏基氏(46)の井原事務所開所式。事務所内に並べられたパイプ椅子の背の部分に「ムラタ」と書かれた小さなシールが貼られたものがあちらこちらに。関係者の男性は「村田氏の井原事務所でいらなくなったものを運び込んだ」という。男性は両方の事務所に顔を出していたといい「私の座っている座布団も村田氏本人が持って来た」と明かした。「村田氏が政治的にフリー宣言をしたので我々は動きやすくなった」。花咲氏は「井原の件はありがたいが、民主への逆風に相殺されている」と話す。
村田氏の引退を受け、当初、比例単独の予定だった自民前職の加藤勝信氏(57)は前回に続いて5区で立候補する。村田氏の秘書は「井原では、地元県議後援会と村田後援会が一部重なる。この県議と、加藤氏を支援する県議の対立が背景にある」と指摘する。
加藤氏の陣営は、小選挙区向けポスター印刷や選挙事務所の人員確保などの準備に追われた。秘書は「比例と比べて10倍の労力が必要」といい、加藤氏は「公示があと1週間早かったらどうしようもなかった」と話す。
笠岡市内で26日開かれた拡大世話人会で、あいさつに立った水田和男後援会長は「前回は自民への逆風の中、村田先生のお力添えでやっと当選できた。今回は加藤一人で戦う」と危機感を訴え、「村田先生の支持者に働きかけを」と呼びかけた。地元県議や市長らは「大差で勝って将来を盤石に」と鼓舞した。
共産新人の古松健治氏(41)は街頭宣伝や小集会などで反消費増税、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対や原発即時停止を訴えている。中山間地域が広がる選挙区で、陣営幹部は「とりわけTPP反対を強調していく。井笠鉄道のバス事業廃止に関連して、国の責任で地方の交通網維持を、とアピールする」と話す。【小林一彦】
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◆予想される顔ぶれ
花咲宏基 46 民前(1) 党県副代表
加藤勝信 57 自前(3) 元内閣政務官
古松健治 41 共新 党県役員
*名鑑の見方=氏名、年齢、党派、前職・元職・新人の別、当選回数、職業・肩書。衆院解散時の勢力順。敬称略
12月1日朝刊
6990
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:35:10
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121201ddlk46010556000c.html
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 5区 与党不在、自共一騎打ち /鹿児島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
解散が現実味を帯びてきた11月10日、肝付町で内之浦宇宙空間観測所開設50周年を祝う記念式典があった。
「民主党の事業仕分けで、いったんはしぼんだ宇宙関連予算を小惑星探査機はやぶさの快挙が復活させ、ことなきを得た」
自民10+件・森山裕氏は祝辞で、世界初の“サンプルリターン”を成し遂げた「はやぶさ」を例に挙げ「専門家でない人たちが間違った仕分けをする政治手法をそろそろ変えなければ国の将来を間違えてしまう」と続け、政権交代の必要性を言外ににじませた。
その1週間後、電撃解散。翌日には民主・網屋信介氏が突如、首都圏への“国替え”出馬を表明。民主・自民・共産の三つどもえの構図が「中選挙区時代を含め初めて」(自民関係者)という自・共一騎打ちとなった。
4選を目指す森山氏は「手抜きせずに従来の戦いをするまで」と想定外の展開を冷静に受け止める。同時に陣営の「緩み」に神経をとがらせ「選挙で手抜きをすると後遺症を残す」と臨戦態勢の徹底を改めて指示し、たがを締め直す。
5区は中選挙区時代に自民の大物政治家たちがしのぎを削って築いた「自民王国」。野党となった今も、後援会幹部は「10万票以上が5区自民に課された使命。与党不在で有権者の関心が薄れるのが怖い」と投票率低下を危惧する。
これまで3回の選挙をいずれも11万前後の得票で勝ち上がってきた森山氏も「競り合わないと投票率は上がらない」と表情を引き締る。
森山氏は05年、郵政民営化を巡る「郵政選挙」では労組の支援も取り付け、自民10+件刺客候補を圧倒した経緯がある。今回、与党候補不在で行方を失った連合などの民主支持票をにらみ「可能な限りウイングを広げる」と票の上積みを図る。
「自民王国」に切り込む共産・野口寛氏は9期目の西之表市議を近く辞して国政に初めて挑戦する。21日には票田の鹿屋市で事務所開きをし、集まった支持者に消費税増税反対や「即時原発ゼロ」を訴えた。
「自民10+件の政治が行き詰まり、民主も国民から総すかんを食っている。共産党と同じ思いの国民はいっぱいいる」と呼びかけ、大隅半島の共産議員5人をキーマンに各地で街頭演説を重ね、知名度アップに懸命だ。【新開良一】=おわり
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◆立候補予定者(敬称略)
森山裕 67 自前(3) 党県会長
野口寛 67 共新 西之表市議
6991
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:38:10
>>6469
岡山1区
>>6706
岡山3区
>>6834
岡山4区
>>6989
岡山5区
名無しさん、貼るなら漏れなく貼ってよ…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000305-mailo-l33
2012衆院選おかやま:2区 議席奪還へ自民総力戦 民主「どぶ板」に徹し /岡山
毎日新聞 11月28日(水)17時36分配信
2区は、民主前職と、公募で選ばれた自民新人の対決に共産新人が絡む。民主前職は逆風の中で徹底したどぶ板選挙で地盤固めを図り、自民新人は県議、市議の総力戦で05年の前々回選で失った議席奪還を狙う。
瀬戸内市の海沿いを「若い力」と掲げた街宣車がゆっくり進む。グラウンドゴルフの集まりを見かけた民主前職の津村啓介氏(41)は車を降りて駆け寄った。お年寄りは「こんな田舎によう来てくれたな」としわくちゃの手で握手を求めた。
津村氏は津山市生まれ。幼い頃に岡山を離れ、日銀マンから民主党の公募で2区から出馬した落下傘候補だ。民家を1軒1軒回ってポスターを貼り、地域の小さな祭りにも顔を出して保守層にも食い込んできた。03年総選挙で重複立候補した比例で復活、05年、09年と連続当選した。
民主に逆風が吹く今回、陣営は「横一線」と危機感を隠さない。津村氏は消費増税を年金制度改革に使うと訴え、「選挙区の全ての人に声を掛けていく」と力を込めた。
一方、自民新人の山下貴司氏(47)は昨年1月、衆院選では初めて、自民県連の公募で選ばれた。県内で「非世襲」の自民党候補予定者は2、3区のみで県連にとって新生自民党の象徴ともいえる。
山下氏は中区の小、中学校、高校を卒業し、検事任官後は主に東京で暮らした。地盤がない山下氏を県議や岡山市議らが支える。解散2日後の選対会議で山下氏は県議、市議を前に「まだ手が届いていない。みなさまのさらなるお力添えが必要です」と深々と頭を下げた。
自民には追い風といわれるが、ある岡山市議は「選挙運動量で負けている」と話す。25日の選対会議で、山下氏は「民主党政権で経済も外交もガタガタだ。今こそ日本を取り戻さなければならない」と声を張り上げた。
共産新人の井上素子氏(65)は玉野市議を通算5期務めるなどして今回、初めて国政選挙に挑戦する。貧困と格差の是正や原発の即時廃止を掲げ、「国民の生活が苦しい時に消費増税は許せない」と訴えている。【石井尚】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ
津村啓介 41 民前(3)党青年局長
山下貴司 47 自新 弁護士
井上素子 65 共新 党地区役員
*名鑑の見方=氏名、年齢、党派、前職・元職・新人の別、当選回数、職業・肩書。衆院解散時の勢力順。敬称略
11月28日朝刊
6992
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:42:13
>>6483
鹿児島1区
>>6719
鹿児島3区
>>6990
鹿児島5区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000235-mailo-l46
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 2区 谷山地区、主戦場に /鹿児島
毎日新聞 11月28日(水)16時4分配信
24日に鹿児島市卸本町で開かれた自民・徳田毅氏の事務所開き。1000人以上の聴衆を前に、徳田氏は外交や経済など自身の政策を力を込めて訴えた。
谷山地区などの鹿児島市南部は、有権者の4割以上を占める大票田。徳田陣営はここを「主戦場」と位置づける。09年総選挙では地盤の奄美地区で民主の打越明司氏に4万票以上の差をつけた一方、同市南部では打越氏を約1万票下回った。
2区では09年、谷山地区が地盤の自民元職、園田修光氏が総選挙への不出馬を表明し、徳田氏の支援を打ち出した。園田氏は今回選対本部長となり、前回以上に主戦場で支持固めに奔走する構えだ。
徳田氏は05年に無所属で出馬し初当選。自由連合代表を経て06年に自民入りした。かつて父・徳田虎雄元衆院議員と保岡興治氏が奄美群島で激しい選挙戦を繰り広げた「保徳戦争」の名残りから、前回は自民入りによる支持者離れも懸念されたが、陣営幹部は「ようやくわだかまりがなくなり一つになってきた」と自信を見せる。
◇
「逆風はどんな時もある。政治家は逆風の時にこそ成長し根を生やす」。鹿児島市谷山中央で開かれた事務所開きで、打越氏は支持者に語りかけた。
打越氏は元自民党県議で、05年の総選挙に無所属で出馬し落選。その後民主入りし、09年総選挙では小選挙区で敗れ、比例で復活した。当選後はほぼ毎週末地元に帰り、年間200回以上の国政報告会などの集会を実施。打越氏は「国政報告会は国会議員の最低限の業務」と重視する。
集会では改正離島振興法の成立のため実務者として与野党間の調整に奔走するなどした「実績」を強調。1期目の仕事がいかに票に結びつくかが焦点となりそうだ。地盤の指宿市に加え、鹿児島市南部の無党派層の取り込みや相手地盤の切り崩しを図り、再び小選挙区に挑む。
共産の三島照氏は22日に立候補を表明。TPP反対や原発ゼロなどを主張し「2区の国民の声を反映させたい」と意気込む。
このほか2区では日本維新の会からの出馬が取りざたされているが、27日まで立候補者の発表はなく、三つどもえの構図が固まりつつある。【黒澤敬太郎、神田和明】
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◆立候補予定者(敬称略)
打越明司 54 民前(1) 党県代表
徳田毅 41 自前(2) 党国対副委長
三島照 70 共新 党地区副委長
11月28日朝刊
6993
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:42:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000278-mailo-l46
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 4区 「再生」掲げ攻防激化 /鹿児島
毎日新聞 11月30日(金)16時20分配信
18日、阿久根市であった市制60周年式典。自民・小里泰弘氏と民主・皆吉稲生氏が顔をそろえた。
小里氏「政権交代で、地方に必要な公共事業予算が減らされた」
皆吉氏「公共事業は少し削られたが、地方交付税は20%増やした」
民主政権の評価を巡り、早速攻防を繰り広げた両氏。目を合わせることはなかった。
09年の前回総選挙。党総務会長も務めた父貞利氏を含め連続10期の小里家に、新人だった皆吉氏が挑み2711票差に肉薄。比例復活し、現職同士となって再び相まみえる。
3期目を目指す小里氏。「時の風がどう吹くかわからない。ただ、政権を取り戻す選挙になる」と決意を示す。「負けを覚悟した」(関係者)前回選をくぐり抜け、「厳しい反省を重ねてきた」と「自民再生」をアピールする。
土日にこなしたミニ集会は300回を超え、後援会の「地域化」にも本腰を入れてきた。旧市町ごとに20あった後援会は現在、約120に。名簿には多くの首長や農協など友好団体幹部の名前が連なる。青年部や婦人部の活動も活発化し、浮動票にも焦点を合わせる。陣営関係者は「無党派が多い霧島、姶良で票を伸ばしたい」と意気込む。
「期待に応えられない点が多々あった。反省を踏まえ新しい形で進めていく」。皆吉氏は、政権運営の不手際を率直に認めた上で「再出発」への理解を求める。
自治労出身。連合鹿児島の新旧会長が選対委員長、後援会長を務め必勝態勢を敷く。
保守票切り崩しにも布石を打つ。24日にあった会合には元県議会議長(自民)が現れ、前回に引き続く協力関係を演出した。だが、陣営幹部は「今回ほど緊張する選挙はない」と表情は硬い。
前回、小沢一郎代表代行(当時)の働きかけもあり推薦を得た京セラ労組(4区内の組合員約4000人)。皆吉氏は毎月1回、同社前で朝立ちを続け関係構築を図ってきたが、今回は未定。連合の仲立ちで推薦した社民県連も検討中で、結果次第では情勢を左右しそうだ。
共産・永田義人氏は消費増税中止や原発ゼロなどを掲げ「財界中心、米国言いなりの政治からの脱却」を主張。街頭演説中心に知名度向上を図っている。【村尾哲】
………………………………………………………………………………………………………
◆立候補予定者(敬称略)
皆吉稲生 62 民前(1) 党県幹事長
小里泰弘 54 自前(2) 党副幹事長
永田義人 63 共新 党県常任委員
11月30日朝刊
6994
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:44:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121130/elc12113023000069-n1.htm
「顔」見えない選挙戦 県内外に避難 連呼にためらいも
2012.11.30 22:58 (1/2ページ)[福島県]
「有権者の顔が見えない」−。東京電力福島第1原発事故で、周辺自治体から県内外に住民が避難した福島県の衆院選挙区。立候補予定者は県内の仮設住宅に力を入れるが、県外の避難所までは手が回らない状況だ。「避難者の情報がつかみにくい」。立候補予定者にとって手探りの選挙戦が展開されそうだ。(日出間和貴、森本充)
「復興に責任持て」
原発事故で原則立ち入り禁止の警戒区域に指定されている浪江町や双葉町、富岡町が含まれる福島5区。立候補予定の民主党前職、吉田泉氏(63)は復興副大臣として何度も足を運んだ。「復興に向けた足取りが遅い」と非難を浴びることもあった。
震災以降初めての衆院選の戦い方は未知数の部分が多いという。「県内の仮設住宅を丹念に回って、政策を直接訴えていくしかないだろう。これまでの選挙とは違うやりにくさを感じている」と吉田事務所。
「有権者がいない所で選挙カーを走らせても…」「仮設住宅で連呼するのは迷惑だろう」。各陣営からは戸惑いの声が聞こえる。インターネット交流サイトのフェイスブックを通じて支持を訴えようと考える立候補予定者もいる。
有権者の反応はどうか。浪江町から福島市の仮設住宅に避難する60代の男性はしらけた様子で話す。「震災後、親身に震災対応に動いた国会議員がどれだけいたか。福島の復興に責任を持って当たってほしい」
ビラや電話で…
県外避難者への訴えはより難しさを増す。双葉町が役場ごと移転した埼玉県加須(かぞ)市の避難所では、町民約160人が生活する。東京都江東区の公務員宿舎「東雲(しののめ)住宅」には、南相馬市や浪江町などから避難した約1300人が暮らす。
昨年4月から同11月に延期された県議選では、加須市の避難所周辺に演説に来た候補者はほとんどいなかった。東雲住宅でも候補者の姿は見られず、支持を訴える電話が数件、各世帯にかかってきただけだった。
今回の衆院選は準備期間が短い。南相馬市などがある福島1区で立候補を予定する日本未来の党の前職、石原洋三郎氏(39)の事務所は「避難者の声は聞きたいが、県外まで手を広げられない」との姿勢。
全国に散る避難者の把握が容易ではないことから、自民党元職の亀岡偉民(よしたみ)氏(57)の事務所は「有権者の避難先を知る支援者を通じ、ビラの送付や電話などで訴えていく」と話す。
東雲住宅の避難者は1日遅れで届く地元紙や週2回の避難者同士の交流の場で情報を集めている。加須市に避難する双葉町の鵜沼(うぬま)友恵さん(37)は「思いを託せる人がだれなのか分からない」と困惑している。
6995
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:45:05
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121130_07.htm
業界団体悩み深く 政権交代、第三極台頭で立ち位置定まらず
県内各党の立候補予定者が参加した県農協大会。推薦するか否かはTPPへの姿勢を基準にする=19日、仙台市
衆院選(12月4日公示、16日投開票)を前に、県内の各業界団体が支援姿勢の転換を迫られている。長い間、自民党の強固な支持基盤とされたが政権交代後、立ち位置を定めづらくなった。今回は民主、自民両党に加え第三極勢力の台頭もあり、「人物本位」「自主投票」といった新たな判断軸も生まれている。
「建設業界に理解がある人は民主党もゼロではない。政権与党には敬意を払う必要がある」
県建設業協会の佐藤博俊会長は、衆院選に臨む姿勢を慎重に説明する。
前回2009年の衆院選は県内6選挙区全てで自民党候補を推薦した。選挙戦では自民党への大逆風に加え、公共工事の激減で加盟社が全盛期の半分まで減少していたこともあり、集票マシンといわれた組織力は影を潜めた。政権転落後は自民一辺倒の転換を余儀なくされた。
協会は今回、各党の推薦依頼が集まり次第、検討に着手し、公示までに態度を決める考え。ただ業界は東日本大震災後の復興需要で多忙を極める。業界内には「協会全体で特定政党を支援するのは難しいのではないか」との見方も広がる。
前回、自民党候補6人を推薦した県農政連は、政党や候補者の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に対する賛否を推薦の「踏み絵」にする。
農政連会長を務める菅原章夫県農協中央会長は「TPPを推す政党、立候補予定者は支援しない」と言い切る。各党内でもTPPに対する姿勢にばらつきがあり、推薦決定は公示直前までもつれそうだ。支部単位では自主投票が増える可能性もあるという。
県医師連盟は11月30日に対応を決める。前回までは自民党候補を支援してきたが、今回は「政党ではなく人物」(嘉数研二委員長)を基準とする方針に切り替えた。
推薦の条件には連盟が独自に設けた「被災医療機関の早期再建」「既存医学部の定員増」への賛同を迫る構えだ。
県歯科医師連盟は27日、県内6選挙区のうち5区を除く5選挙区で自民党候補の推薦を決めた。5区は、民主党幹部を務める前議員に配慮し、態度を保留した。
目黒一美理事長は「推薦は与党とのパイプを持つのが狙いだが、今はどの政党にも全面支援する理由が見つからない」と打ち明けた。
2012年11月30日金曜日
6996
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:47:38
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121201ddlk34010503000c.html
鳴動・衆院選:決戦の構図 6区 「亀井党」に挑む2氏 /広島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇民主は擁立を断念
「まだまだ動くぞ」。前職の亀井静香氏(76)が11月19日、民主を離党した山田正彦元農相と新党「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」の結成を発表した際、陣営関係者が口にした「予言」は的中した。3日後に河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」と合流、同28日には嘉田由紀子・滋賀県知事が設立した「日本未来の党」に加わると発表した。地元の陣営幹部すら「リアルタイムでの把握は無理」とため息をついた。
連続当選11回の亀井氏は国民新党代表だった今年4月、消費増税関連法案に反対して民主党との連立政権離脱を表明し、党代表を解任された。しかし、古参の支援者は「先生は筋を通した」と評価は揺るがない。陣営は「党がどう変わろうとも政策は一貫している。地元は『亀井党』だ」。
県内JAグループの政治団体・県JA政策研究会は30日、亀井氏推薦を決めた。衆院10+件時代に6区で争った佐藤公治参院議員も民主を離れ、国民の生活が第一を経て未来の党へ。名実ともに“同志”となった佐藤氏は「生活」解党前の24日夕、街頭演説で「私と政策が一致する唯一の候補」と亀井氏を持ち上げた。
政権奪還を掲げる自民は、前回に続く挑戦となる新人の小島敏文氏(62)を立て亀井氏の強固な地盤に挑む。
「県議としての長年の経験をもとに地方の実情を国政に伝える」。小島氏は19日、尾道市内の街頭演説で切々と訴えた。県議会副議長などを歴任した実績があるが、前回選は自民への逆風に直撃され、亀井氏に約6万7000票もの大差を付けられ惨敗した。
「3年半、地べたをはいずり回った」。落選後は、著名議員を招いての対話集会や戸別訪問で支持拡大に努めた。県北部の亀井氏の後援会幹部も「小島さんの声はこちらにも届いている」と警戒を強める。
小島氏は「亀井先生が10万票なら、私は10万1票」と小選挙区での勝利を目指すが、陣営幹部は「どんな形でもいい。議席獲得が重要」と比例復活も視野に挑む構え。前回選で小島氏を推薦した公明は比例協力を慎重に見極めて対応を決める方針で、小島氏は街頭演説で自公連携を強調して秋波を送る。
民主は擁立を断念し、県内唯一の「空白区」に。支持母体である連合広島の地元幹部は「票を投じる候補者がいないのは残念。自主投票になるだろうが、いわば敵方の自民に流れるとは想定しづらい」と推測する。
6997
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:48:56
佐賀
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2336481.article.html
未来の党誕生、「卒原発」めぐり3区に波紋
12月4日の衆院選公示直前に、「卒原発」を旗印に誕生した新党「日本未来の党」。玄海原発(佐賀県東松浦郡玄海町)を抱える佐賀県の各政党や立地地域が入る佐賀3区にも波紋を広げている。将来や即時の「脱原発」を主張する政党は比例票の争奪に神経をとがらせ、「自共対決」の構図となっている3区の有権者からは「未来」の候補擁立を期待する声も上がった。
「保利王国」と呼ばれる3区の自民党・保利耕輔陣営。熊本大成選対本部長は「仮に未来が候補者を立てても、勝敗まで脅かされることはない」と静観しつつ、「維新の会よりは影響が出るだろう。福島の事故後、原発に対して慎重な有権者は3区でも少なくない」と動向を気にする。
県連の福島光洋幹事長は「原発は経済雇用を含めて全体的な政策の中で考えるべき。即止める、即稼働という話じゃない」と10年以内に結論を出す党の方針を強調した。
「きのう、きょう出てきたような政党が原発をなくせるのか」。「即時ゼロ」を訴える共産党の山口勝弘陣営幹部は対決姿勢をあらわにする。「3区に立てば一定の票が流れるかもしれないが、根のない風頼みの政党。驚異ではない」と語気を強めた。県委員会の今田真人書記長も「原発が大きな争点なのは間違いないが、それ以外の政策がはっきりしていないのは政党として無責任だ」と批判した。
2030年代の原発ゼロを自民党との対立軸に据える民主党は3区の候補擁立を見送っている。県連の内川修治幹事長は「比例票に影響がないとは言えないが、将来的に政策の不一致が見えている。原発だけで組むのは国民不在ではないか」とけん制する。
3区擁立を断念した社民党県連の徳光清孝幹事長は「脱原発の政策を打ち出しており、比例票での影響は無視できない」と警戒。「再稼働に対する考え方や政党としての活動実績で違いをアピールしたい」と話した。
公明党県本部の伊藤豊代表は「比例票への影響は全く未知数。原発の将来は経済などを含めた全体的な政策の中で考えるべきで、争点を特化すれば分かりやすくなるが、逆に問題を矮小化しないか」と疑問を投げかけた。
一方、反原発を主張する市民は未来の党の誕生を歓迎する。玄海原発プルサーマル裁判の会の石丸初美代表は「埋没しかけていたので、これで脱原発の国民投票みたいになる」と期待。8月に唐津市で脱原発講演を企画した映像ディレクターの鍵山博之さん(38)は「10年後に原発ゼロというのは一定の猶予があるし、結論を先延ばししないという決意も感じる」と共感、「保守王国の地域で当選は厳しいだろうけど、出れば応援したい」と歓迎した。
2012年11月30日更新
6998
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:49:38
http://mainichi.jp/select/news/20121201mog00m010034000c.html
小沢鋭仁・前衆院議員:民主に活動費500万円を返還
2012年12月01日
民主党から日本維新の会に移った山梨1区の小沢鋭仁・前衆院議員が30日、10月以降に民主党本部と同党県連から「政党活動費」として支給された計500万円を同日までに返還したと明らかにした。
小沢氏によると、10月30日に民主党本部から300万円、11月1日に県連から200万円が支給された。同氏は同21日に民主党から除籍処分を受けたが、26日付で輿石東幹事長と安住淳・幹事長代行の名前で返還を要求する文書が届いたという。
小沢氏は「解散までは民主党の議員だった。法的な返還義務はない。(民主党には)友愛のかけらもない」と古巣への不満を表明。これに対し、民主党県連幹部は「党員の寄付や党費による資金。民主党候補でなくなったら返すのは当然だ」と一蹴した。【春増翔太】
6999
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:50:23
>また時機を見て民主党から国政に挑戦したい
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121130/201211300950_18729.shtml
民主・山田氏は不出馬 比例東海「以前から決めていた」
2012年11月30日09:50
民主党の山田良司前衆院議員(52)=比例東海=は29日までに、12月4日公示の衆院選(同16日投開票)への立候補を見送る意向を固め、党本部に伝えた。岐阜新聞の取材に「以前から決めていた。また時機を見て民主党から国政に挑戦したい」と語った。
山田氏は、2009年の前回衆院選で比例代表東海ブロックの単独候補として出馬し、初当選。現在は、党本部の国民運動委員会副委員長や党県連の常任顧問・組織委員長を担っている。
今年4月の下呂市長選に絡み公職選挙法違反の疑いで書類送検されたが、山田氏は「今回の決断とは、特に関係がない」としている。
7000
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:51:19
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121201ddlk28010350000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/下 第三極 離合集散で変容 /兵庫
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇最終形、見えぬまま突入
先月20日に行われた日本維新の会の「意見交換会」。会場の県民会館(神戸市中央区)の案内には維新10+件の名前はなく、「兵庫ブロック会議」とだけあった。維新政治塾生らが集められ、衆院選で擁立した公認候補の選挙を手伝うサポーターを募る会だった。ところが、その席上で、塾生から厳しい意見が相次いだ。
この日の夕刊各紙は、維新10+件の橋下徹代表代行が、記者団に企業・団体献金の全面禁止を撤回する方針を示したことを報じていた。現職国会議員がいる旧太陽の党との合流を優先するため、維新が看板施策を譲歩した。
塾生たちはこの報道に敏感に反応した。「我々より先にマスコミに伝えるのはどういうことか」「我々の志はどうなる」
塾生は政治塾で、企業献金を受けないようにと教えられていた。司会の維新関係者はたじろぐように「私も分からない」と答えた。
政党として勢力を拡大していく維新。一方で、改革を期待して入塾した塾生の目には、当初と違う方向に向かうように映る。
維新10+件は今回、県内8選挙区に候補を擁立する。公認候補公募で選ばれたのは塾生たちだが、選挙区が希望通りにはならない。公明との選挙協力で維新が公認候補を擁立しない2区を希望していた男性は、他選挙区を薦められたが断り、退塾して2区に無所属で出馬することを表明した。塾を通じて交流のある「みんなの党神戸市議団」から勝手連的な応援を受ける。予定者は「当選したら、みんなの党に入党したい」と明言する。
■ ■
先月27日に嘉田由紀子・滋賀県知事が結成を表明した「日本未来の党」。同党に合流する「国民の生活が第一」公認で3区から出馬する立候補予定者の陣営は党名変更に伴う事務作業に追われた。
谷亮子参院議員と並んで収まる政党ポスターは、「未来」のロゴマークと文字を印刷した紙で旧党名を覆い隠して応急処置。旧党名で刷り上がった選挙はがき4万枚は業者に引き取ってもらった。比例との重複立候補になるかどうかも決まっておらず、合流後に発注した選挙用ポスターも公示にぎりぎりで間に合うという状況だ。
7001
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:52:28
>>6766
>>6776
http://www.minpo.jp/news/detail/201211305191
自民、吉野氏は比例中国 復興へ特例、本人受諾
12月4日公示、16日投開票の衆院選で、自民党は29日、比例中国ブロックの単独候補として、本県5区への立候補を目指していた前職(比例東北)の吉野正芳氏(64)を名簿登載すると発表した。東京電力福島第一原発事故で被害を受けた本県の復興に主眼を置いて政治活動する衆院議員を確保するための特例的な措置で、吉野氏は当選圏と予想される名簿上位に登載される見通しだ。吉野氏は、党本部の決定を受け入れた。
党県連は党本部に対し、比例東北に「原発事故災害復興枠」を設け、吉野氏を名簿登載するよう要請していた。しかし、被災県である東北地方の他県連から異論が相次ぎ、調整が難航していた。
裁定は安倍晋三総裁(山口県4区)、石破茂幹事長(鳥取県1区)らに移ったが、両氏をはじめ党役員の多い中国地方の比例枠で吉野氏を処遇する案が浮上し、関係者の了承を得た。同党は衆院選の政権公約で「原発事故からの復興」を重点課題に掲げており、吉野氏が比例中国で当選すれば、その後は再び福島県内を拠点に原発事故からの復興のため活動を続けてもらう考え。
吉野氏は福島市の県連会館で記者会見し、「福島の復興が自分の使命。ありがたく、うれしく思う」と、党の決定に従う考えを示した。
( 2012/11/30 10:30 カテゴリー:主要 )
7002
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:53:34
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/11/29022101008635.shtml
山田氏が小沢氏と再び合流
衆院選公示を目前に控え、離合集散を繰り返す新党。こうした中、山田正彦元農相(70)が共同代表を務める「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」や「国民の生活が第一」が「日本未来の党」に合流することが28日、決まった。これにより山田氏は長年行動を共にしてきた生活の小沢一郎代表と同じ党で衆院選を迎えることになった。山田氏の陣営は「自然な流れ。腰を据えて戦える」と話すが、目まぐるしい動きに支持者からも戸惑いの声が漏れる。
2人の付き合いは山田氏が初めて衆院選に出馬した1979年ごろにさかのぼる。ともに自民党の田中派から竹下派に移り、小沢氏が離党して新生、新進、自由、民主各党を率いると、山田氏もそれに続いた。6月の消費税増税法案採決では、ともに反対票を投じ、小沢氏は離党。山田氏は「党を立て直したい」と残ったが、衆院解散後に離党した。
山田氏は小沢氏との再合流について「考え方が同じで、ずっと一緒にやってきた。また指導を受けたい」と語り、後援会関係者も「小沢さんが生活を立ち上げたときに、何で山田さんも行かないのかという声もあった」と語る。
民主党県第3区総支部は山田氏を引き続き「支持」する方針。後援会幹部は「何とか戦える体制になった」と語り、長崎4区に生活から立候補予定だった末次精一氏(49)は山田氏と同じ党から出馬する見通しとなり「同志が増えるのはいいことだ」と語った。
一方、相次ぐ新党の立ち上げと合流に戸惑いや批判も。地元五島市の支持者の男性(68)は「落ち着きがない。新党だと埋没しないか心配だ」。長崎3区で山田氏と対決予定の自民前職、谷川弥一氏(71)は「またか。この国をどうするかではなく、どうすれば票になるかを考えて表紙を替えているだけだ」と切り捨てた。
7003
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:57:41
>>6683
民主
>>7000
第三極
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121130ddlk28010297000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/中 自・公 疑心暗鬼の協力関係 /兵庫
毎日新聞 2012年11月30日 地方版
◇割って入る維新の影
「維新の看板だけでこんなに票が出るのか」。衆院5区に立候補予定の自民前職の陣営関係者は、今月18日投開票の丹波市長選の結果に、驚いた。無所属新人の稲上芳郎氏(39)は、民主、自民の二大政党相乗りの現職、辻重五郎氏(73)に約4700票差に迫る約1万3000票を獲得した。稲上氏は維新政治塾出身。告示4日前の出馬表明だった。
稲上氏に風が吹いているようには見えず圧勝を疑わなかった辻陣営だが、選挙期間中、稲上氏の事務所には100人以上の塾生が詰めかけ、草の根選挙を展開していた。日本維新の会の橋下徹代表代行の応援はかなわなかったが、稲上氏は約200カ所で街頭演説をこなした。
開票が始まると、一時は追う展開となり、事務所に詰めていた辻陣営関係者からは「どうなっているんだ」「これで負けるようなら、もう選挙なんかやってられん」と悲鳴にも似た声が漏れた。
結局、薄氷を踏む勝利に辻氏は「初めて苦しい戦いをした」とまるで敗者のような弁だった。稲上氏は「新しい風を吹かせてほしいという期待の表れ」と振り返り、衆院選期間中は、手伝ってくれた全国の塾出身候補の応援に回る予定だ。
前回選では県内で1選挙区しか勝てず惨敗した自民党。丹波市長選で初めて「維新」の脅威を見せつけられた。5区の自民前職陣営は選挙後、選対会議を開いて分析をしたが、結局稲上氏が肉薄した理由は分からずじまいだった。
■ ■
自民党県連の日村豊彦選挙対策委員長は、あるやり取りを思い出す。6月に行われた末松信介参院議員の政経パーティーの席上のことだ。出席した自民党町村派会長の町村信孝元官房長官に、日村氏は質問した。「維新の対策はどうするんですか」。当時、国政をうかがおうとする橋下大阪市長率いる大阪維新の会に対して、党本部がどれだけ危機感を抱いているか尋ねたものだ。しかし、町村氏はこともなげに言った。「大阪だけの話でしょ。こっちは全然だよ」
地方の危機感が中央に伝わらない温度差。町村氏が取り合おうとしなかった維新は今や、新党「日本維新の会」として石原慎太郎・前東京都知事を代表に中央にも足場をつくって勢力を広げる。県内では8選挙区で自民候補と対決する。まるで、維新は民主からの政権奪還を狙う自民をターゲットにしているかのようだ。
一方で維新は、公明が候補を擁立する兵庫2、8区を含む全国9選挙区で候補擁立を見送った。「都構想」実現のため、過半数に届いていない大阪市議会での公明との協力関係からだ。
2、8区には自民もこれまでの公明との選挙協力から候補を立てない。両選挙区では自民は独自候補を立てず公明候補を支援し、代わりに他選挙区で自民候補が公明からの支援を受ける。自公は、こうした関係を構築して長年共存してきた。今回はこれに維新が割って入ろうとする。
「自民候補と維新候補が対決する選挙区では、公明は一体どちらを支援するのか」。ある自民党県連関係者は疑念を抱く。
揺らぐ信頼関係。自民党県連と公明党県本部は、両党の選挙協力について協議を重ねる。「協力関係はどうなるのか」。自民関係者の問いかけに、公明関係者は「互いに協力し合った長い歴史がある。これまでと変わりはない」と説明する。
しかし、公明党も前回、連立政権への逆風を受け2、8区で議席を失った。今回は議席奪還が絶対の使命だ。
維新は大阪と兵庫の6選挙区の公明候補に推薦を出した。急接近する両党。
ある公明党県本部関係者は言う。「今回は必ず勝たねばならない選挙。できれば橋下さんにも応援してもらいたいぐらいだ」。その要望通り、来月3日、橋下氏が2区の公明元職の応援に入る。【桜井由紀治】
〔神戸版〕
7004
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:04:39
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20121201ddlk37010621000c.html
2012衆院選:日本維新の会 「風」起こすか第三極 既成政党ピリピリ /香川
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院10+件選(12月4日公示、同16日投開票)でその行方が注目されている第三極。日本維新の会の他、「卒原発」を掲げる日本未来の党が結成されるなど、政党再編の動きが急ピッチで続く。維新は11月28日、香川1区に新人で元兵庫県議の今西永児氏(66)を公認候補として擁立すると発表した。県内でも第三極の風は吹くか−−。【浜名晋一、久保聡、広沢まゆみ】
維新の橋下徹代表代行が高松市内を遊説で訪れた24日。街頭演説の会場となった百貨店前は約1100人(県警まとめ)の人波で埋まった。橋下氏が大阪市で取り組んでいる行政改革の成果を披露しながら、「今の権益を守る人と戦(いくさ)をしないといけない。もう一度新しい太陽を昇らせるためにも維新をよろしくお願いします」と絶叫すると、拍手と歓声が起こった。
演説を聴いていた同市の女性(78)は「既得権益を破っていくのが維新の魅力。日本の国を変えてほしい」と感極まったように語った。
「維新が人々を引きつけるのは、スローガンの分かりやすさと、政治に対する不満のはけ口となっているからだ」。そう語るのは、政治家育成を目指して作られた維新政治塾の塾生で、一時は衆院10+件選への出馬も検討したという丸亀市の男性(31)だ。
昨年11月に行われた大阪市長と大阪府知事のダブル選挙で、橋下氏らが既成政党に圧勝したことに衝撃を受け、政治塾に応募。月2回大阪に通い、政策などについて講義を受けたが、今年9月の候補者公募には応じなかった。選挙資金を用意できないことが断念した最大の理由だった。
一方、維新を巡っては先月21日に香川1区に擁立すると発表した参院議員秘書の男性が数日後、立候補を辞退。同26日には同区など3人の公認を取り消すなど混乱も見られた。
政治塾に通った男性は地方議員選挙への出馬を目指し、今も維新とは関係を保っているという。衆院10+件選についても、「維新が一定数の議席を確保して、来年の参院選への足がかりとしてほしい」と期待。一方、今西氏は「維新の政策を橋下さんの代理として訴えたい」と意気込んでいる。
しかし、各党の見方は一様に厳しい。民主党県連の村上豊幹事長は「人材不足は否めないし、国民が安心できる政策ではない」と批判。自民党県連の綾田福雄幹事長は「維新の内容は全部ばらばら。驚異とは感じていない」、公明党県本部の都築信行代表も「経験もなく、ただ人気ばかりで責任感も乏しい」と突き放す。一方、共産党県委員会の松原昭夫委員長は「小泉改革をさらに激烈にしたような新自由主義を行おうとしている」、社民党県連の砂川保代表も「新自由主義の政策で話にならない」としている。
7005
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:10:37
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20121201ddlk36010615000c.html
2012衆院選:徳島2区 維新・谷川氏が出馬断念 中傷記事でイメージ悪く /徳島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
日本維新の会は30日、公認候補として衆院選徳島2区から立候補する予定だった新人で元時事通信社編集委員の谷川俊規氏(51)が出馬を断念したと発表した。維新によると、辞退の理由について「インターネットなどに中傷する内容の記事が出てクリーンなイメージで戦うことができなくなった」などと説明したという。
この日、維新の担当者に本人から申し入れがあり、了承された。谷川氏は県内の小選挙区で唯一の立候補者となる予定だったが、維新は今後の擁立について、「未定だが、時間的に難しいだろう」との見方を示した。
徳島2区には今のところ、民主前職の高井美穂氏(41)、自民前職の山口俊一氏(62)、共産新人の手塚弘司氏(51)の3人が立候補の準備を進めている。【阿部弘賢】
7006
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:10:58
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20121128100990002.html
2012年11月28日
2012総選挙@群馬
郵政票はいま 全方位対応路線に
3年前の衆院選で民主党を支援し、政権交代の一翼を担った旧特定郵便局長ら「郵政一家」。しかし、今回は様相が違う。小泉政権が生んだ郵政民営化法を見直す法案が、自民、公明を含む3党の共同提案で4月に成立。3党が要望に応えたことから一転、選挙区での民主支持から全方位路線に方向を変えたようだ。
「あの頃は盛り上がっていた」。60代の郵便局長は、2009年の前回衆院選を振り返る。
県内に旧特定郵便局は300余り。親戚や友人に民主党支持を頼み、集会にも顔を出した。休日は早朝から手分けしてチラシをポスティングするなど、やれることはやったという。
こうして誕生した民主党政権に、郵政民営化の抜本的な見直しを託した。ところが、与党が参院で過半数割れし、改革法案の成立は見通しが立たない状況に。
それを打開したのが3党合意だ。民自公の3党が共同提出した民営化法の改正法案が4月下旬に成立。国民新党や支持母体の政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)が求めてきた政府関与を残すため、「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の全株売却が努力規定に。完全民営化を阻止した。
今回の衆院選で、郵政研から具体的な指示はまだ出ていないという。選挙区事情に応じて各党の議員を個別支援する全方位的な対応が求められているようだ。「各党のおかげである程度見直せた以上、民主党一辺倒にはならない。郵政事業への議員の理解度で判断する」とこの局長は話す。
局長OBや家族らによる自民党の職域支部「大樹」は、全国で離党者が相次いだが、群馬では今も県支部が残る。ただ、かつて2千人を超えた党員は、60人余りに激減した。
「民営化して良くなったと評価する声は利用者から聞こえてこない」。西毛地域の70代の元特定郵便局長は今も疑問を感じている。
過去の選挙で、自民党の郵政族議員の当選に貢献した自負もある。当時は公務員だけに表立った活動はできなかったが、選挙のたびに100人を超える名簿集めに貢献してきた。
郵政事業に理解を示す自民党議員も大勢いる。敵対する気持ちにはなれない。ただ、裏切られたという思いも強く、組織を立て直すつもりはない。「党費を払って顔を立てているだけ。政治への意識が薄れてきています」
この2年間、県大樹支部の役員会は開かれていない。自主投票になる見通しだ。(長屋護)
7007
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:12:16
ビデオで支援訴え=町村氏【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100216
体調を崩して東京都内に入院中の自民党の町村信孝元官房長官は1日、衆院選出馬に向けて札幌市で開いた決起集会にビデオメッセージを寄せた。この中で町村氏は「何とかして地元へ帰りたいと思っていたが、ドクターからもう少し我慢してほしいと言われた」と釈明。「何としても議席を守らないといけない」と支援を求め、涙ぐむ場面もあった。関係者によると、4日の公示以降、選挙区内で活動できる見通しは立っていない。(2012/12/01-16:58)
7008
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:12:44
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121124021110001.html
2012年11月24日
連載・政党を問う
(1)民主
街頭に立つ青森1区の民主党立候補予定者。「手を振り返してくれる人が少ない」と逆風も感じている=青森市
「恥ずかしい票しか取れなかったら、もう県民に相手にされない政党になる。今回は戦わない方がいい」
7日、県議会の民主党控室。候補不在の青森1区をめぐり、党所属の青森市議ら8人が集まった会議は、不戦敗論が相次いだ。最後は政権党の責任を果たすとして擁立を決めたが、「負けるところは負けていい」と無力感が漂っていた。
無党派層が離れ、政党支持率が低迷する中、県連内に政権交代時の高揚感はない。
「民主党に入る票は今も昔もアンチ自民票。政権党の3年で新たな支持層を開拓できなかった」。県連関係者はこう悔やむ。5人いた県連所属の国会議員は、消費増税をめぐって3人が離党し、今は2人。ある県議は「衆院選全敗で、国会議員ゼロも覚悟している」と打ち明ける。
■漂う無力感
結局、1区では2010年参院選青森選挙区に党公認で出た元民放アナウンサーの波多野里奈氏を擁立した。波多野氏は、党の組織力のなさへの不満を隠さない。13日のお披露目会見では、「1区の組織がしっかりしているとは思わない」「自民党と違い、市町村に責任者がいない。参院選も誰に頼ればいいか、最後までわからなかった」と繰り返し、同席した県連幹事長の松尾和彦県議は苦笑いするしかなかった。
前職の田名部匡代氏の3区も、厳しさは変わらない。父の代から大島理森・前自民党副総裁と「八戸戦争」と言われる選挙戦を繰り広げてきた。解散後は各地で「政策を100点満点で実現できたかと言えば、決してそうではない」と頭を下げつつ、「政権交代しなければできなかったことはたくさんある」と訴えて回る。
こうした田名部氏の訴えを心配するのが、陣営の地方議員だ。その一人は「永田町にいると民主党が地元でどれだけ幻滅されたか、わからないようだ」とこぼす。陣営が描く戦術は民主党隠し。「民主対自民でなく、田名部党対大島党の構図で戦うしかない」
■武器がない
政権交代の原動力となったマニフェスト(政権公約)も、今回は09年時の目玉だった数値目標が削られる見込みだ。環太平洋経済連携協定(TPP)の推進が盛り込まれれば、県連にとってはさらに扱いづらくなる。県連幹部は「何を訴えて衆院選を戦えばいいのか。武器がない」と嘆く。
松尾幹事長は「自民党は市町村支部に職域支部もあり、組織の根は細かい。我々も根を張り巡らさないといけないが、党分裂で再構築が必要な状況だ」と劣勢を認める。
県連内には「今回政権を譲っても、また自民党の失政がある。いずれ民意は戻ってくる」との考えもあるが、無党派層の多い青森市選出の渋谷哲一県議の見方は違う。「政権を託せば何か変えてくれるという『もやっ』とした期待に民主党は支えられてきた。政権をとっても自民党と大きく変わらないと知られた今、その期待はもう戻らないし、無党派層も簡単には戻ってこない」
(鈴木友里子、別宮潤一)
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