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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

6683名無しさん:2012/11/29(木) 12:18:24
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121129ddlk28010312000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/上 民主 逆風でも隠れるな /兵庫
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 ◇“身内”の連合から苦言も
 「政権交代からの3年間、できなかったこと、ご批判を受けることがたくさんあった。今日、神戸にお伺いして、もっと皆さんにつらく当たられるんじゃないか……と思っていましたが、神戸の皆さんはとても温かい」

 3連休の中日の11月24日、民主党の福山哲郎・元官房副長官が1区前職の応援演説で神戸市中心部の街頭に立ち、熱弁を振るった。だが足を止めて演説を聞く聴衆は皆無に等しい。チラシはほとんど受け取られず、一度受け取ってからわざわざ返しに来る人もいた。その中で、ごくわずかに手を振る人に福山氏が返した言葉が、3年前の政権交代の熱気から一転、民主がさらされている「逆風」の激しさを感じさせた。

  ■   ■

 政権交代から3年。今回の衆院選、民主党の立候補予定者は異口同音に「あのマニフェストは、風呂敷を広げすぎた」「党内の混乱ばかりがメディアに取り上げられ、ガバナンス不足を印象付けた」と反省を語る。

 一方で「マニフェストの中には着実に実行できたものもある。高校無償化で中退率は大幅に下がった」「自殺者は15年ぶりに3万人を切りそうだ。『コンクリートから人へ』の成果だ」と強調。1区前職は「確かに風はアゲンスト。でも、3年間で『政治は前に進んだ』ということを地道に訴えていくしかない」と決意を語る。

 だが、今回の「逆風」は民主の支持基盤にも影を落としている。最大の支持団体である連合との関係だ。前回は県内の民主公認候補全員を推薦して大勝、政権交代に大きく貢献した、いわば“身内”だ。あれから3年。連合兵庫幹部は「普通の有権者のような考えの組織もある。民主党の政権運営には落胆、失望というのが正直なところだ」と厳しい目を向けている。

 事実、連合兵庫は前回は推薦した前職を1、4、5、6区でいまだに推薦を出していない。連合兵庫幹部は「日ごろから国政報告などきちんと付き合いをしてきたかどうかだ。特に3年前の『風』で初当選した人は、それを理解していない人が多い。我々は自動的に応援しているわけではない」と苦言を呈する。

 もともと結党時から自民党に比べて地方組織が弱く、「労組票頼み」からの脱却が長年の課題だった。浮沈を繰り返しながら無党派層に支持を広げ07年参院選で足掛かりをつくり、09年衆院選で「風」に乗って一気に政権交代を果たした。その余勢を駆って地方組織も拡充させるのが理想のシナリオだった。

 だが、その後の米軍普天間飛行場移設問題など政権運営批判や、10年参院選の敗北による「ねじれ国会」で、民主への「風」はやんだ。11年統一地方選でもくろんだ地方議員増は果たせず、逆に前回衆院選時の県議21人、神戸市議17人から、今回は県議20人、同市議13人と目減りした。

 そこに日本維新の会の台頭が加わり、民主に動揺を与えた。今年2月、維新が主宰する「維新政治塾」に4区前職が応募したことは「官公労たたきをしている維新に行くなんて言語道断だ」と連合兵庫を激怒させた。前職は4区担当の「責任産別」だった電機連合に「維新の政策を知りたかっただけだ」と釈明し、他の産別には電機連合幹部が同行して「おわび行脚」をすることで事なきを得た。

 連合兵庫幹部は「政権交代によって、連合が求めた有期労働者の雇用安定や高齢者の雇用確保、派遣労働者保護などの法改正は進んだ。今回も、なんとか(民主公認候補に)推薦を出したいが……」としたうえで、注文をつける。「東京も大事だろうが、逆風の中で物を言うのは、根を張った支持者を日常的にどうつかんでいるかだ。逆風でも隠れず、罵声を浴びても前に出てきてほしい」【錦織祐一】

  ■   ■

 衆院選(12月4日公示、16日投開票)が近づいてきた。今回は既成政党に加え「第三極」勢力が、有権者の選択肢として広がる。選挙戦に向け、それぞれの思惑が絡み合う「政党の事情」を探る。

〔神戸版〕


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