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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
7009
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:13:18
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121124021110002.html
連載・政党を問う
(2) 自民
解散後に開かれた自民党県連の総務会。政権奪還へ、木村太郎会長が地方組織の結束強化を叫んだ=18日、青森市
衆院選青森4区にある深浦町。20日夜、無投票で再選された吉田満町長の祝勝会に駆けつけた山崎力参議院議員は、上機嫌だった。
「わが自由民主党の筆頭副幹事長、木村太郎前代議士が、政権復帰後にいいポストを獲得するためにも、ぜひ立派な票で、国政の場に送り戻して頂きたい」
県連選挙対策本部長を務める山崎氏からの大臣ポストをほのめかす発言に、6期目の当選を目指す県連会長、木村氏は苦笑いを浮かべた。
強気の材料は他の選挙区にもある。19日、3区の八戸市で前党副総裁の大島理森氏が開いた集会には、1300人が集まった。出席した県連幹部は「盛況なんて言葉では足りない。あの勢いで圧勝すれば、大島さんは次期衆院議長の座も伺えるな」。
政権奪還に向け、気勢を上げる自民党。18日の県連総務会で、木村氏は「県連と支部で連携を大事にしてきた。力を結集して勝利に望みたい」とあいさつ。国政では野党の間も、県議会などで与党として組織力を維持してきた各地方議員が支持者を束ね、衆院選挙に臨むよう訴えた。
そして木村氏は「民主党が政権を握った3年、マニフェストはサギフェストという言葉に変わった」とこき下ろした。米軍の普天間基地移設を巡る迷走に始まった民主党の失敗を他山の石に、「やれないことは言わない。裏付けのある政策の自民党」(木村会長)の浸透を図る作戦だ。
今回、大きな争点の原発問題。自民党は21日に発表された公約でエネルギー政策について10年以内に「電源構成のベストミックス」を確立するとした。ある自民県議は「原子力の方向性を決める中で、県選出議員が次期政権で影響力を持つことは、重要施設が集中する青森には重要」と重要なポスト獲得の必要性を説く。脱原発に向かうにしても原発継続でも、県経済・財政に有利な政策を導くためだ。
「自民党に風が吹いている訳ではないが、相手が勝手に引っ込んだ」(県連幹部)という情勢下、逆風の中での前回の2〜4区勝利は県連の絶対条件。ここで圧勝し、前回は空白区となった1区を奪還するのが今回の目標だ。
3区の大島氏は最近まで党副総裁を務めた。残る2人の前職も副幹事長という党の重職だ。県連は全選挙区で勝利を果たし、県選出議員の存在感をさらに高めたい。
ただ、その1区は今回も県内一の混戦区だ。前回は、衆院議員を11期務めた元厚生相の津島雄二氏の長男・淳氏が、無所属ながら初挑戦し落選した。今回は生活の前職横山北斗氏、日本維新の会の新顔升田世喜男氏らが立候補を予定する。
3度目の挑戦となる元自民県議の升田氏とは保守票の奪い合いになる。すでに前回は津島氏を応援した元自民県議が、升田氏支持にまわる事態も起きている。さらなる現職地方議員の造反を警戒する県連選対幹部は「なんらかの『踏み絵』も必要かも知れない」ともらした。
(長野剛、吉田芳彦)
7010
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:13:58
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121126021110001.html
連載・政党を問う
(3)思惑が交錯 第三極
23日夜、青森市の事務所。青森1区で3度目の衆院選挑戦となる日本維新の会の升田世喜男氏は迷っていた。
「やっぱり『第三極』と『中央集権打破』は入れた方がいいかな……」
見つめるのは手元の用紙。選挙戦で配るチラシの原案だ。支援者に印象がきつすぎると言われ、「中央集権打破」の6文字は消していた。だが、「やっぱり、自分の思いは大切にしないと」とつぶやき、6文字をボールペンで書き込んだ。
一方、原案には、原子力や環太平洋経済連携協定(TPP)にかかわる記述はなかった。所属していた旧たちあがれ日本や旧太陽の党は脱原発に慎重で、維新は逆に脱原発をめざすなど、元々の政策が違うからだ。自身は「脱原発依存」「TPP交渉参加賛成」の立場だが、「短期決戦だからチラシはシンプルにいく。説明が難しいものはホームページにQ&A方式で載せる」と説明する。
自ら、「気がつけば維新だった」と言うように、党合流の唐突感は否めない。「維新八策」を読み込んだのも最近だ。
他党からの野合批判は意に介さない。「前より2倍も3倍も期待感がある。石原慎太郎前都知事の参加で大阪から東京まで広がったこの動きに、青森が傍観していていいのか」
(水戸部六美)
◇ ◇
23日、「国民の生活が第一」県連代表で青森1区前職の横山北斗氏が青森市の団地前でマイクを握った。取り上げたテーマは、消費税と環太平洋経済連携協定(TPP)だ。「青森県を襲う政策が着々と実現に向かっている。それは消費増税とTPPです」
一方、約6分の演説のなかで、「10年後をめどに全原発の撤廃」とする同党の脱原発政策には、全く触れなかった。党の脱原発の方針について問えば、「党ではなく、地域の代表ですから」と言葉少なだ。
さらに、原子力施設が集積する2区から立候補予定の前職、中野渡詔子氏は、「一定の原子力は必要だ」と、党の方針とは逆に推進色を前面に打ち出す。新党結成時、「脱原発」を掲げようとする小沢一郎代表に対して「『脱』という表現を使わないでほしい」と直談判したと明かす。19日の会見では、「私は立地市町村の代表として使命を果たす。党の政策は訴えません」と言い切った。
今回の衆院選の選対関係者は「この地域では『脱原発』は争点になり得ない。原子力業界を敵に回せば票は集まらないし、そんな勇気はない」と解説する。「消費増税法案に反発して民主党を飛び出したけれど、新党でも『脱原発』の党と地元の板挟みです」(鈴木友里子)
7011
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:14:29
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121126021110002.html
連載・政党を問う
(4)第三極対策に悩み
衆院選に向けた街頭演説に耳を傾ける有権者ら=青森市
前回、青森2、3、4区で擁立を見送った共産党は今回、全区に候補を擁立した。堀幸光県委員長は「(二大政党対決に注目が集まった)前回は比例に注力した。今回は、民主党も他党も自民党化するなかで、支持を広げる機会だ」と狙いを語る。
課題はやはり、訴えが重なりそうな第三極対策だ。20日、青森市であった1区立候補予定者と、比例東北ブロック前職の高橋千鶴子氏の合同事務所開き。高橋氏は挨拶(あい・さつ)の最初に第三極に触れ、「色々な離合集散が起こり、右往左往している」「1世紀近い歴史がある共産党の最も有利な選挙だ」と話した。
党が注力する脱原発については、「小沢一郎氏らがにわかに叫んで、国民の関心を集めようとしている」とライバル視する。ただ、共産党自身、原子力施設が集積する2区では組織の浸透が課題で、高橋氏は「元々支持者が少ない。少しずつ支持を広げたい」と話した。
(別宮潤一)
◇ ◇
小選挙区に擁立せず、比例区が主戦場の公明党。政権復帰をめざすが、勢いに乗る自民党とは違い、「第三極と比例票の奪い合いになる。埋没しかねない」と県議らの表情は厳しいままだ。
23日、聴衆200人が集まった青森市のJR青森駅前。比例東北ブロックに立候補予定の井上義久・党幹事長の演説には、第三極への警戒感があふれていた。「経験もない、力があるかどうかもわからない政党に、また任せていいのか」
県内比例票11万票を目標に掲げた前回2009年は、7万8千票にとどまった。県本部関係者は「『小選挙区は自民、比例は公明』と協力したはずの自民党から全然票が来なかった。最悪の事態だった」と憤りを隠さない。
今回は目標を8万5千票にとどめた。県本部の伊吹信一代表は、「消費税の軽減税率を訴え、生活を守る党だと浸透させたい」と独自色の演出に懸命だ。
(別宮潤一)
◇ ◇
「反増税、脱原発、反TPP、改憲反対。国民も多数が反対しており、支持拡大のチャンスだ」。18日、十和田市での社民党政談演説会で、又市征治副党首は熱弁をふるった。だが、県内4小選挙区の立候補予定者の姿はない。旧社会党時代も含め初の擁立断念だった。
「注目されなくなる」「活動縮小につながる」。9月の県連合常任幹事会では、異論が相次いだ。奈良岡克也幹事長は、「小選挙区では当選に遠く至らない。比例に力を入れたい」と頭を下げ続け、最後は、元八戸市議の山名文世氏の比例擁立が認められた。
党が最優先課題とする比例東北ブロックの1議席の確保には、「県内で4万票が必要」(奈良岡幹事長)という。だが、2010年参院選比例区は約2万4千票。県連合幹部は「戦い方を変えても、目標達成は相当きびしい」と明かす。
(鈴木友里子)
=おわり
7012
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:19:06
http://www.sakigake.jp/p/news/seikei.jsp?nid=2012120101001636
東国原氏、和歌山で始動 日本維新の新「看板」
日本維新の会の比例近畿ブロック単独候補として衆院選に出馬する予定の東国原英夫前宮崎県知事が1日、和歌山県田辺市で街頭演説した。11月30日の公認発表後初めての遊説で、日本維新の新たな「看板」として本格始動した形だ。
和歌山3区の小選挙区候補とともにマイクを握り「地方に財源、権限を移譲し、自主自立の自治体運営を可能にしたい」と強調した。演説場所のショッピングセンターでは買い物客らが足を止め、携帯電話のカメラで撮影する姿がみられた。
日本維新は和歌山の小選挙区全3区に候補者を擁立しており、東国原氏は1区の和歌山市や2区の海南市も訪問。
(2012/12/01 17:13 更新)
7013
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:22:47
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121129230460002.html
2012年11月28日
【2012総選挙@静岡】
(1)各選挙区の情勢
■1区 民自を軸に5氏の争いか
牧野聖修67民前(4)〈元〉経産副大臣
上川陽子59自元(3)〈元〉少子化相
河瀬幸代61共新 〈元〉旧静岡市議
小池政就38み新 日大准教授
尾崎剛司36維新 静岡市議
(当選者 05年自民・09年民主)
過去5回争った民主党前職の牧野聖修氏と、自民党元職の上川陽子氏が中心だ。これにみんなの党新顔の小池政就氏と、26日に擁立が発表された日本維新の会新顔の尾崎剛司氏、共産党新顔の河瀬幸代氏が絡む構図になりそうだ。
牧野氏は静岡市議時代からの後援会組織が厚く、支援団体の連合の推薦も得た。経産副大臣を務めた経験から経済界とのパイプもある。しかし、12万票超を獲得した前回のような追い風はなく、環太平洋経済連携協定(TPP)推進の姿勢を示し、経済界や保守層への浸透を図る。
上川氏は前回の落選以降、選挙区内の学区ごとに自治会などで構成する地区協議会を作り、一から後援会を立て直してきた。自民党を支持する農協や医師会、公明党の推薦を受け、同党の静岡市議や県議の支援で無党派層への支持拡大を目指す。上川氏も経済政策を重点的に訴える。
小池氏は2年前の秋から1区に入り、街頭演説を繰り返してきた。有力な支持組織はなく、2大政党に対する批判票の取り込みをうかがう。尾崎氏も狙いは同じで、第三極への票を2人で奪い合うことになりそうだ。河瀬氏は「消費増税の中止」や「原発ゼロ」を中心に訴える。(古賀大己)
■2区 競う民自に共維が挑む
津川祥吾40民前(3)党政調副会長
井林辰憲36自新 〈元〉国交省職員
四ツ谷恵60共新 党地区常任委員
諸田洋之46維新 通販会社長
(当選者 05年自民・09年民主)
4回目の当選を目指す民主党前職の津川祥吾氏と、自民党新顔の井林辰憲氏はともに基礎票は約10万票とみられ、上積みを競い合う。さらに共産党新顔の四ツ谷恵氏、日本維新の会新顔の諸田洋之氏が挑む形になりそうだ。
津川氏は10月まで復興政務官を務め、地元に帰れない日々が続いた。しかし、衆院解散後は頻繁に国政報告会を開催。「被災地の復興に携わった経験や知見を、南海トラフ巨大地震が懸念される地元に役立てる」と訴える。実績を強調して支持拡大を目指す。
井林氏は2年半前に公募で立候補予定者に決まってから、街頭で演説を続けた。配った資料は10万枚超、名刺は5万枚超。前哨戦とされた焼津市長選では自民推薦の新顔が民主系現職を破り、「自・民対決を制し、支援団体が自信をつけた」(陣営幹部)と意気が上がる。
共産党は過去2回の衆院選で候補者擁立を見送った。四ツ谷氏は2000年に続く立候補を予定する。「浜岡原発廃炉」「消費増税阻止」を掲げ、3万票以上の得票を目指すとする。
諸田氏は21日に急きょ、立候補が決まった。23日からは毎日、街頭に立って道州制の実現などを訴えている。「民主は嫌だが、自民にも戻れない層の受け皿になりたい」と話す。(三宅範和)
7014
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:23:51
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121129230460005.html
2012年11月29日
【2012総選挙@静岡】
(2)各選挙区の情勢
■3区 4氏名乗り 原発が争点に
小山展弘36民前(1)〈元〉農林中金職員
宮沢博行37自新 〈元〉磐田市議
岡村哲志62共新 党県委員
鈴木望63維新 〈元〉磐田市長
(当選者 05年自民・09年民主)
再選を目指す民主党前職の小山展弘氏に、小選挙区制で初めて失った議席の奪還を狙う自民党は新顔の宮沢博行氏を擁立。これに共産党新顔の岡村哲志(さとし)氏が挑む構図が公示まで2週間で一変した。
日本維新の会から、新顔の鈴木望氏の立候補が急きょ決定。鈴木氏は3区にある中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働の是非を住民投票で問おうとした市民団体の元共同代表で、同原発の在り方を争点に持ち込んだ。
小山氏は前回、「政権交代」と「世代交代」を追い風に、閣僚経験のある自民党の柳沢伯夫氏に圧勝した。今回は逆風にさらされながらも、「3年間の実績とこれからのビジョンを訴えるだけ」とする。支援団体の連合の推薦を受け、支持固めに力を入れる。
宮沢氏は、引退した柳沢氏の後任に応募し、2010年2月、次期衆院選の候補者に内定した。今年2月には磐田市議を辞職し、同市以外での知名度のアップに全力を挙げている。街頭では「政治の信頼を取り戻す」と訴える。
鈴木氏は「原発が立地する選挙区で、再稼働に対する民意を問い、廃炉の実現を目指す」と訴える。
岡村氏も党3区原発問題対策委員長として同原発の廃炉を主張。消費増税、環太平洋経済連携協定(TPP)参加への反対を前面に党勢拡大を目指す。(竹田和敏)
■4区 民自の対決に未来と共
田村謙治44民前(3)党政調副会長
望月義夫65自前(5)党県会長
藤浪義浩65共新 党地区委員長
小林正枝41未前(1)〈元〉きづな党役員
(当選者 05年自民・09年民主)
3回続けて争った民主党前職の田村謙治氏と、自民党前職の望月義夫氏ががっぷり四つに組む。前回、民主党から比例区で初当選した前職の小林正枝氏は「日本(にっぽん)未来の党」から選挙区に挑む。さらに共産党候補として2003年以来となる新顔の藤浪義浩氏が挑戦する図式だ。
政権交代を果たしたが、マニフェストにない消費増税などで逆風の田村氏。衆院解散の翌日には緊急集会で「死に物狂いでやる」と訴えた。後援会幹部は「現状では五分」と見る。資料配布や支援者と語る会を通じ、一人でも多くの人に「政界一新の先頭に立ちたい」との思いを伝える。
望月氏は前回は落選し、昨年1月の繰り上げで5度目の当選を果たした。今回は雪辱を誓い、地元の静岡市清水区や水をあけられた富士宮市での浸透を図る。街頭での訴えに加え、港湾や農業、水産業などの団体や地域の催しに出る。「一人でも多く、相手より支援を得たい」(後援会)。
小林氏は、消費増税法案などに反対して民主党を離党。新党きづな、国民の生活が第一を経て新党に合流した。「民主でも自民でもない、有権者の受け皿になりたい」と訴える。
藤浪氏は「即時原発ゼロ」などを打ち出し、地元の清水区を学区単位で回り、支持を広げる。(矢鳴雄介)
7015
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:25:31
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121130230460002.html
2012年11月30日
【2012総選挙@静岡】
(3)各選挙区の情勢
■5区 前職の細野氏に3氏挑む
細野豪志41民前(4)党政調会長
吉川赳30自新 〈元〉参院議員秘書
大庭桃子56共新 〈元〉函南町議
石下久雄58無新 〈元〉陸上自衛官
(当選者 05年民主・09年民主)
5選を目指す民主党前職の細野豪志氏に、自民党新顔の吉川赳(たける)氏、共産党新顔の大庭桃子氏、無所属新顔の石下(いしおろし)久雄氏が挑む構図だ。
細野氏は、党幹事長代理、首相補佐官、環境相兼原発相と要職を歴任し、知名度を上げた。「選挙の顔」を期待される党政調会長としてテレビ出演や街頭演説に引っ張りだこで、「地元になかなか戻れないが、先頭で引っ張っていきたい」(細野氏)という。陣営幹部は「かつてない逆風」と気を引き締める一方、「党ではなく個人の支持者、『細野党』が多くいる」と自信をのぞかせる。
7月末に支部長に就任した吉川氏は、出遅れを取り戻そうと、辻立ち、企業回り、座談会を精力的にこなしてきた。県議、市議の後援会をフル回転させながら、農協や建設業協会などの団体や企業を軸に、自民党の支持層固めに力を入れる。名乗る場面では「自民党の吉川です」と政党を前面に出し、政党選択の選挙だと印象づける。
大庭氏は、街頭演説やミニ集会で「消費増税反対」「浜岡原発廃炉」を訴える。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に反対し、農協や森林組合など従来の支持組織以外へも働き掛け、支持拡大を狙う。
元陸上自衛官の石下氏は29日、立候補を表明した。(山田知英)
■6区 民に自挑む 未と共追う
渡辺周50民前(5)〈元〉防衛副大臣
勝俣孝明36自新 〈元〉スルガ銀行員
日吉雄太44未新 会計士事務所長
井口昌彦58共新 党県委員
(当選者 05年民主・09年民主)
6期連続当選を目指す民主党前職・渡辺周氏に、自民党新顔の勝俣孝明氏が挑む構図。これに「国民の生活が第一」から公認を受け、日本未来の党からの出馬を予定する新顔の日吉雄太氏と共産党新顔の井口昌彦氏が絡む。
民主党政権下で総務、防衛の副大臣を歴任した渡辺氏は地元に戻る時間が限られていたものの、4人の地元秘書がこまめな活動を続けてきた。沼津市長などを務めた父・朗氏から続く後援会を中心に人口の多い沼津市を固めることで逃げ切りを図る。前回は20万票近くを獲得。「逆風」の今回、陣営では15万〜16万票が当選ラインと読む。
候補者公募で6区支部長になった勝俣氏はこの約2年、伊豆半島を回ることに力を注いできた。若さを生かした運動量で、小さな祭りや集会にもこまめに顔を出し、知名度アップを図る。当選ラインをやはり15万票と設定。自民党県議や沼津市議らの指導・応援を受けながら、街頭演説や企業回りなどに励んでいる。
日吉氏は出身地の伊東市に事務所を設置。政治経験はないが、「非民主、非自民の受け皿」としての浸透を目指す。
井口氏は2度目の挑戦。原発ゼロ・消費増税阻止・TPP参加反対などを掲げ、反原発団体などとの連携も模索する。(菅尾保)
※立候補予定者欄の丸数字は当選回数。民=民主党、自=自民党、未=日本未来の党、共=共産党、無=無所属。
7016
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:26:07
>>7013-7015
7・8区本日分がまだアップされてなかった・・・泣
7017
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:28:29
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121201ddlk38010636000c.html
衆院選:小松・前愛媛大学長や松山市議ら、「未来」支援の会結成へ /愛媛
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
愛媛大の小松正幸前学長(71)や一部の松山市議らが30日、次期衆院選(4日公示、16日投開票)で日本未来の党(代表=嘉田由紀子・滋賀県知事)を支援する組織の設立を決めた。「卒原発」など同党の政策への賛同が理由。当面は勝手連的支援だが、党本部との連携も探る方針。
組織名は「未来の党を支援する会」(仮称)で、3日に設立予定。同党から愛媛2区に出馬する参院議員の友近聡朗氏(37)を支援し、比例票獲得も目指す。友近氏側との協議も進めているという。
この日は準備会を開き、小松氏が会長を務める「えひめ地域再生戦略研究会」会員や市民団体メンバー、同市議ら11人が参加。小松氏は「未来の党は原発をなくすことに真剣だ。女性活用や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)でも考えが一致する。来夏の参院選も見据え、支援したい」と説明した。
小松氏は10年知事選に無所属で立候補し、次点で落選した。【中村敦茂】
7018
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:31:14
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121201ddlk38010635000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2012 最前線ルポ/上 戦いの構図・維新 /愛媛
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇上げ潮、一転危機感
「自分に火の粉がかかろうが、私も維新の志士になる」。11月27日、衆院10+件選愛媛1区に日本維新の会から立候補する松山維新の会会長、池本俊英氏(54)の事務所(松山市)開きで、中村時広知事は熱く宣言した。
その3日前、盟友の橋下徹・同党代表代行を迎えた伊予鉄道松山市駅前での演説会。マイクを握った中村知事は「『話し合いをしよう』と当時の池本市議会議長らメンバー一人一人に声をかけた」と明かし、自身が2年半前の同会設立の事実上のプロデューサーであることを公式の場で初めて認めた。「池本さんを応援しないと僕は人でなくなる」と、県議会多数派の自民党との衝突も辞さずに池本氏支援を鮮明にした。
維新の衆院10+件選県内候補擁立が具体化したのは9月12日。大阪市のホテルであった日本維新の会設立パーティーの後、大阪、松山、愛媛各維新の会の幹部が一室に集まった。終了後、池本氏と愛媛維新の会の横田弘之代表は、全4選挙区の候補擁立を初めて表明。横田氏は「全てで勝ちたい」とぶち上げた。
だが、その高揚感は急な衆院10+件の解散風で吹き飛ぶ。松山維新の会は年明け以降の解散を予想し、議員13人中8人が11月4〜12日、ニュージーランドを視察中だった。メンバーの一人は「帰ってきたら、世の中が変わっていた」とうめいた。
野田佳彦首相は同14日、2日後の解散を表明。その日、大阪市内での党本部との協議から帰県した池本氏は、松山空港で報道陣の取材に「1区に落下傘候補はない」と硬い表情で言明。「自分の選挙のようにやる」。同僚議員たちの覚悟を聞き、自身の出馬を決断したのは5日後だった。
同2〜4区を担当する愛媛維新の会は同4区で、みんなの党を離党して日本維新の会に参加した桜内文城氏(47)を擁立。選挙区内には同会所属県議2人に加え、西予市議8人でつくる西予維新の会があり、表面的には体制は整っている。しかし、同会には他候補を支援する動きもあり、足並みはまだそろわない。同会幹部は「個人的には維新一本でいきたいが、会が世の中の動きについていけてない」と内情を明かす。
池本氏は知事に加え、秘書としてかつて仕えた関谷勝嗣・元建設相の後援会の支援も受けることになり、「勇気百倍」と力を込める。だが、同2区の西岡新氏(39)と同3区の森夏枝氏(31)は、正式な出馬表明が同24日と解散後1週間以上が経過し、準備不足の感は一層強い。本来は晴れやかなはずの出馬会見で、横田氏は「大変厳しい事態だ」と顔をしかめた。
◇ ◇
解散表明から投開票まで1カ月の短期決戦となった衆院10+件選。相次ぐ新党誕生などでめまぐるしく変わる情勢の中、県内各政党・各陣営の動きに迫り、複雑に入り組んだ戦いの構図を報告する。
7019
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:33:51
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121124310540001.html
2012年11月24日
激動の構図 2012総選挙
和歌山1区(和歌山市) 【1】
◎維新の「発信力」で/林氏
和歌山市中心部を走る国道沿いの雑居ビル1階の事務所の窓に22日、刷り上がったばかりのポスターが貼り出された。日本維新の会代表代行の橋下徹・大阪市長と一緒に写るのは、和歌山1区の公認候補となった維新元職の林潤氏(40)。
この日の昼過ぎ、事務所では、林氏が先頭に立って指示し、若いスタッフ8人がポスター約1千枚を貼る準備に追われていた。
林氏が県庁で会見し、立候補を正式に表明したのは、3日前の19日だった。東京都出身の林氏は、和歌山市に地縁などがない「落下傘候補」で、スタッフは維新の青年部や東京の後援企業の関係者など。市内には後援会組織もない。
だが、衆院神奈川4区で当選した2005年を含め、03年と09年の計3回、衆院選で戦った経験を踏まえ、和歌山でも支援者は広がると信じている。「民主でも自民でもできないことをやってほしいという思いが市民には確かにある。私は知られていないが、橋下さんの発信力で戦える」
22日、選挙準備に追われる事務所に突然、初老の夫婦が訪ねてきた。「選挙のボランティアをしたい」
◎自民組織挙げ支援/門氏
林氏の立候補会見の約3時間前、自民新顔の門博文氏(47)は、「自民党」と書いたタスキを胸に県庁付近を歩いていた。数十メートルおきに交差点で立ち止まっては、車や通行人に向かって2、3分の短い街頭演説を繰り返した。
1区からの立候補をめざし活動を始めたのは昨年4月。和歌山マリーナシティ(和歌山市)の運営会社の社長を約5年間務めた「民間出身」を前面に出し、経済への明るさをアピールする。
ただ、かつらぎ町出身の門氏は、「新人ゆえにまだ市民の認知度が足りない。活動も1年余りで、どれだけの多くの人にお目にかかって親近感を持ってもらえるかが課題だ」と話す。
自民党県連は、維新の候補擁立に警戒感を強め、組織を挙げて門氏の支援に回る。18日の1区選対会議では、地方議員が集会を開くことや、県連から応援を出すことなどを確認した。
「民主と共産との戦いでは10万票が当選ライン。だが、維新が出れば当選ラインは下がるので新顔には有利だ」。県連幹部から「維新参戦」を前向きに受け止める声も上がる。
7020
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:35:05
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121124310540002.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山1区(和歌山市) 【2】
◎党より個人前面に/岸本氏
「厳しい戦いなのでよろしくお願いします」。23日昼過ぎ、和歌山城前の交差点に民主前職の岸本周平氏(56)の姿があった。祝日のイベントを訪れる客たちに駆け寄り、両手で握手をして回った。「09年(の衆院選)に比べ、私に無関心の人が多い。民主党がダメだから、岸本もダメと思う方もいる」と危機感をあらわにした。
衆院解散後、民主党県連に衝撃が走った。3区から立候補予定だった玉置公良氏(58)が突如、辞退。2区では県連のトップの阪口直人氏(49)が離党届を出し、維新に移った。
民主への風当たりが強まるなかで、岸本氏は政党よりも個人を前面に出す。
和歌山にいる時は基本的に毎日、街頭に立つ。1期目で経済産業省の政務官を務めていることや、寄付優遇税制を適用できるNPO法人を大幅に増やすNPO法の改正に携わったことなど実績を強調してきた。
さらに和歌山市出身の岸本氏は、後援会の幹部にも中学や高校の同級生が名を連ねる。「風に頼るのではなく、7年間コツコツ握手した数で支持を広げてきた」と岸本氏。後援会幹部は言う。「民主に逆風が吹く中で、死にものぐるいの戦いになる」
◎政策の違い鮮明に/国重氏
「自民党が嫌で、民主党にも裏切られた人たちが、次に維新ではなく共産党に投票してもらえる選挙にする」。対決の構図を鮮明に描くのが、共産新顔の国重秀明氏(52)。街頭演説やミニ集会で共産党の政策の中身を説明する。「街頭でビラを配っていても、原発の話題が入っていると若い人たちも受け取っていく」と話し、原発廃止など政策の違いを訴え、支持の輪を広げる戦略だ。
国重氏は「今まで共産党の支持者でなかった方でも、働きかければ支持を広げられる。そういう可能性のある選挙だと思う」と前を向いた。
◇ ◇
衆院選の公示まであと10日。2大政党の対決から一変し、第三極も交えた混戦模様となった。日々、変化する県内3小選挙区の「激動の構図」を追った。
7021
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:36:27
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540001.html
2012年11月26日
激動の構図 2012総選挙
和歌山2区 【1】
◎離党批判 背負う/阪口氏
「行政の統治機構の仕組みを変えたい」。民主党県連の代表だった阪口直人氏(49)は19日、国会内で開いた記者会見で、民主を離党し日本維新の会へ合流すると表明した。
大阪府出身。政権交代を掲げた民主への追い風に乗り、2009年の衆院選和歌山2区で9万票余りを獲得、自民候補らを破り初当選した阪口氏の今回の行動に、後援会幹部だった男性は「今度は維新の風に乗ろうということかもしれないが、支持者にどう説明するのか」と語気を強めた。
だが、阪口氏は同日夜に県庁で開いた会見で報道陣からの質問に、「選挙目当てなら支持率が高い政党へ行く。最近の(報道機関の)世論調査では民主は維新より政党支持率が高く、その批判は当たらない」と切り返した。
21日、維新から公認を得た阪口氏は「維新で改革をやるスタートラインに立てた」とふっきれた表情をみせた。「なぜ離党したのかと厳しい声もあるが、維新でしっかりがんばってくれという声もある。全てを受け止めてやるしかない」
24日夕、JR海南駅の目前にあるビルの1階。維新の橋下徹代表代行がにこやかに笑う緑色のポスターやのぼりが並ぶ。だが、2区の公認候補に決まった阪口氏の「顔」は見あたらない。「まだ印刷物が間に合わない」とスタッフは困ったような表情を見せた。
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540002.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山2区 【2】
◎下野 辻立ち続け/石田氏
日が落ち、辺りが暗くなった19日夕、自民前職の石田真敏氏(60)は、岩出市中心部の国道交差点に立ち、手を振り続けた。「今度はがんばってください」。声をかける通行人らと笑顔で握手を交わした。
石田氏は海南市生まれで県議や海南市長を務め、地盤や知名度でも大阪府出身の阪口氏とは対照的だった。だが、09年の衆院選で政権交代を旗印に民主から立候補した阪口氏に敗れ、議席を明け渡した。比例で復活当選はしたが、自分の活動が地域に浸透していなかったと、毎月2回、街頭に立つようになった。
ミニ集会では、下野したことで自民党は変わってきたと強調する。この3年半で派閥政治の解消が進み、派閥の意向によらない安倍晋三総裁が選出された、などと訴えている。
前回に続き対立候補になる阪口氏は今回、維新の公認。石田氏の陣営幹部は「またしても風の行方が気になる選挙だ。阪口氏が維新に移ったことでどれだけ票が動くかつかめない」と警戒を強めている。
石田氏は言う。「前回衆院選で我々に吹いてきた向かい風はおさまったが、まだ追い風は吹いておらず、厳しさは変わっていない」
◎政治不信 受け皿/吉田氏
「政治を変えてくれると期待した民主には裏切られた。しかし自民には戻りたくない。かといって維新の政策を実行しても国民の暮らしはよくならない」。24日午後、共産新顔の吉田雅哉氏(37)は、橋本市のスーパーのそばで声をあげた。「政治不信が高まり、政治を変えて欲しいという声が多くなっていると感じる。そうした声の受け皿になりたい」と話す。
衆院解散前の14日から連日、2区内を回り、多い日は1日20カ所以上で街頭演説を繰り返している。吉田氏は10年夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)にも立候補しているが、そのときと比べ、街頭で手を振る人などが多く、手応えも感じているという。
吉田氏の訴えの中心は党の政策。「消費増税の問題、原発、TPPなどで、民主や自民、維新とは異なる共産党の政策に対する期待の輪が広がっている」
7022
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:37:26
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540003.html
2012年11月26日
激動の構図 2012総選挙
和歌山3区 【1】
◎政権奪還へ気勢/二階氏
「紀伊半島から政権奪還ののろしを上げよう」。衆院解散から一夜明けた17日午後、東京から和歌山に戻った自民前職の二階俊博氏(73)は、田辺市の事務所に集まった後援会幹部ら約200人に声を張り上げた。政権交代が起きた2009年の衆院選から3年余り。選挙への準備に追われる御坊市の事務所でも陣営関係者らが「政権奪還のチャンスが来た」と口をそろえた。
自民党総務会長や経済産業相など党の要職や大臣を務めてきた二階氏は、和歌山3区内に張り巡らせた後援会組織などをフル回転させ、今回の衆院選で10選を目指している。17日から田辺市を含む3区内の4カ所で計約500人の後援会幹部らを集めて選挙対策会議も開いている。
民主の玉置公良氏(58)が16日夜、突如、衆院選の立候補を辞退。公示まで10日余りとなった22日には、県議の山下大輔氏(45)=和歌山市選挙区=が維新の公認で立候補を表明するなど、3区の選挙の構図は揺れ動いた。田辺市を担当する二階氏の陣営幹部は「3区ではまだ維新への風は感じない。ただ相手が誰であれ、こちらは国土強靱(きょうじん)化など政策を訴え、これまで通り組織を挙げて戦うだけだ」と気を引き締めた。
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540004.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山3区 【2】
◎改革訴え街頭へ/山下氏
「地方に権限や財源を与えて、統治機構を改革し和歌山を立て直す。そのお手伝いをさせてください」。25日午後、有田市の大型スーパー前で、日本維新の会新顔の山下大輔氏(45)は声を張り上げた。2日前に届いたばかりという党ののぼりを持ち、維新の橋下徹代表代行らと改革に取り組む決意をアピールした。
和歌山市選出の県議の山下氏が、3区で維新の公認候補に決まったのは21日。その翌日に県庁で開いた立候補表明の記者会見では、「地元」ではない3区からの立候補について、「自民の牙城(がじょう)だが、変革に期待している紀南の有権者に希望を取り戻したい」と話した。
3区には後援会組織もなく、選挙の拠点となる事務所探しから始めた。「チラシやポスターもこれからだが、やるしかない」。人が集まる店舗の前などでマイクを握って、維新の主要政策集「維新八策」に基づき、自らの政策を伝えるのに全力を挙げる考えだ。
「話を聴いてもらえれば、必ずわかってもらえる。地域が衰退している現実を受け止め、これまでのやり方では駄目だということに気付いてもらえるように訴えたい」
◎ぶれぬ政策協調/原氏
「自公政権にうんざりし、民主党政権に裏切られた有権者の受け皿となるのは、一切ぶれない共産党だけです」。18日、白浜町内であった演説会で、共産新顔の原矢寸久氏(61)は支持者らに語りかけた。
原氏は、この連休中も有田市や田辺市などで演説会やミニ集会を開き、移動中も途中で車をおりて街頭に立った。即時原発ゼロや、消費増税反対など党の政策を前面に出し支持拡大を狙う。
3区で公認候補を擁立した維新に対しては、「石原慎太郎氏が代表となった維新も安倍晋三氏が総裁の自民党も保守的。政策的には大差はない」と陣営幹部。「演説会の人の集まりはよく、手応えを感じる。党の政策を訴え、他党との政策の違いを明確にしていきたい」
7023
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:58:34
1400人超が出馬へ=衆院選、12党乱立の激戦【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100584
衆院選(4日公示、16日投開票)の立候補予定者は、時事通信の集計によると1日午前0時現在で1408人に上り、2009年の前回選挙に出馬した1374人を超えた。政党の離合集散が進んだ結果、12党が乱立。民主、自民の二大政党と「第三極」勢力を中心に、選挙後の政権枠組みをにらんだ激しい戦いが展開されそうだ。
立候補予定者の内訳は、選挙区が1247人、比例代表単独が146人。選挙区や比例ブロックが未定の候補も、日本維新の会など3党に計15人いる。
離党者が相次ぎ、前議員数が230人と過半数(241)を割った民主党は、選挙区で262人を公認した。離党者への対抗馬擁立を進め、解散時に約70あった空白区は30超に減少。野田佳彦首相(党代表)は「比較第1党」を目標に掲げるが、地方組織が擁立を断念した選挙区もあり、さらなる上積みは厳しい状況だ。
自民党は選挙区の擁立作業が完了。288人の公認候補を立て、公明党が擁立する9人と無所属2人を推薦する。公明党からは203人の推薦を取り付け、両党の協力で政権奪還を目指す。
第三極勢力は政策面での隔たりなどから「大同団結」には至らず、日本未来の党、維新、みんなの党に事実上3分化した。国民の生活が第一(小沢一郎代表)などが合流する未来からは、106人が出馬を予定。維新は当初、過半数以上の候補者擁立を目指していたが、公認は167人にとどまっている。66人を擁立するみんなとは29選挙区で競合する。
前回、選挙区候補を152人に絞った共産党は、298人の擁立を決定。社民党、新党大地、国民新党、新党日本、新党改革も候補を立てる。 (2012/12/01-17:48)
7024
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:01:59
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20121201ddlk30010432000c.html
2012衆院選:1区は自主投票 2、3区は自民前職推薦−−県農政連盟 /和歌山
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
県内の農協の役職員でつくる政治団体「県農政連盟」(中家徹会長、約2000人)は、衆院選和歌山1区について特定の候補者を推薦せず、自主投票とすることを決めた。2区は自民前職の石田真敏氏(60)、3区は自民前職の二階俊博氏(73)を推薦する。
同連盟は11月22日の役員会で、(1)環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に反対か(2)農業政策への考え方が一致し、これまで実績があるか(3)政権を担う可能性が高い政党の候補者−−などを選定基準に決定した。
その上で、1区では、民主前職の岸本周平氏(56)と自民新人の門博文氏(47)から出されていた推薦依頼を協議。岸本氏については「TPP参加推進の考え」、門氏については「主張を見る限り、県の農業の現状の把握、その解決の施策がうたわれていない」などと判断した。
同連盟は09年衆院選では、1区では自民の谷本龍哉氏(落選)を推薦した。【岸本桂司】
7025
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:03:44
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20121201ddlk27010358000c.html
2012衆院選:13区から出馬予定、神谷・吹田市議が辞職 /大阪
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
4日公示の衆院選で、大阪13区から自民党公認で出馬する吹田市の神谷宗幣市議(35)=2期目=が30日、竹内忍一議長に辞職願を提出し、許可された。公職選挙法が定める補欠選挙の要件を満たさないため、補選はない。【大久保昂】
7026
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:05:54
「原発再稼働あり得ない」 日本未来・嘉田代表
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120101001528.html
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、原発再稼働について「今の段階ではあり得ない」と明言した。東京都内で記者団の質問に答えた。これに先立ち民放番組でも「『安全基準があるなら永久に動かしたらいい』というのは理屈として正しそうだが、核のごみは処理できない。私たちはごみをこれ以上、増やさない」と訴えた。
ただ番組では同時に「原子力規制委員会が安全を担保し、政府が認めれば」とも指摘。政権が判断すれば、再稼働を阻止することは難しいとの認識を示した。この発言について、都内で記者団に「再稼働を容認すると誤解を与えたならおわびする」と語った。
2012/12/01 15:31 【共同通信】
7027
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:08:02
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20121201ddlk30010434000c.html
2012衆院選:日本維新の会・山下県議が辞職 3区立候補予定 /和歌山
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院選和歌山3区に日本維新の会から立候補予定の山下大輔県議(45)が30日、県議会の山下直也議長に辞職願を提出し、許可された。県議会事務局によると、期末手当の基準日である12月1日以前に辞職したため、手当は満額の8割が支給。11月分の議員報酬は満額支払われる。
3区には、自民前職の二階俊博氏(73)と共産新人の原矢寸久氏(61)も立候補を予定している。【岸本桂司】
7028
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:09:36
金メダリストが元議長に挑戦=北海道【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100585
1区は、元議長の民主前職横路に自民、維新の新人が挑む構図だったが、北海道限定の大地が冬季五輪金メダリストの清水をぶつけてがぜん注目区に。2区は、厚生労働相の民主前職三井が自民元職、維新、みんなの新人らを迎え撃つ。3区は民主前職と自民、維新、大地の新人らの戦い。4、7区は民主、自民、大地の三つどもえ。5、6区は民主、自民の争いに割って入ろうとみんなが新人を擁立。8区は、未来が道内で唯一候補を立て、自民新人とともに民主前職に挑む。9区は、鳩山由紀夫元首相の突然の引退表明を受け、民主は急きょ、前回比例単独の前職山岡をくら替えさせた。自民は、冬季五輪銅メダリストで元道議の堀井が立つ。
10区は、国家公安委員長の民主小平、いずれも比例単独から回った公明稲津、大地浅野の前職3人が激突。自民は道内で唯一候補を立てず、公明を全面支援する。
11、12区は、自民が故中川昭一元財務相の妻郁子、武部勤元幹事長の長男新をそれぞれ後継として擁立し、民主を離れた大地前職の石川、松木に挑む。その民主は12区に、前回比例単独だった前職山崎をぶつけた。(2012/12/01-17:48)
7029
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チバQ
:2012/12/01(土) 18:10:48
1区自民党は井上貴博に候補変更
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121124411210001.html
2012年11月24日
乱流 総選挙@福岡
福岡1区、2区、3区
■1区
商業地と住宅地が大半を占める選挙区で、民主の松本が1996年以来5連勝している。牙城(が・じょう)を支えるのは「松本党」との異名をとる強固な後援会組織だ。祖父・松本治一郎が創業した建設会社の取引先などを通じ、各業界に広がる。
東日本大震災の被災地での放言で復興担当相を引責辞任。約2カ月間入院したが、「本番になれば松本党がじわり動き出す」と陣営は強気だ。影響力は自民の県連元幹部や市議の一部にも及ぶ。
自民県連は22日にようやく、古賀誠元幹事長の秘書だった新開の公認を、党本部に推薦した。麻生太郎元首相が推す県議との競合が選考の遅れを招いた。博多区が地盤のこの県議への配慮から、新開の活動範囲が東区に偏っていたため、選挙区全体での支援態勢の確立をめざす。陣営は「朝の辻立ちなど地道な訴えを続けていきたい」と話す。
共産の比江嶋は元福岡市議。「いますぐ原発ゼロ」や環太平洋経済連携協定(TPP)推進反対を訴えている。
みんなの公募で選ばれた医師の竹内は、ツイッターなどを駆使して、分かりやすい言葉による発信に力を入れる。
■2区
九州最大の繁華街・天神を抱え、3年で4割の住民が入れ替わると言われる都市型選挙区。立候補予定者は知名度アップに懸命だ。
民主の稲富は前回の初当選以来、地元で国政報告会を開催。これまでに約170回を数えた。解散後は選挙区内を自転車で移動し、街頭演説で消費増税や社会保障の充実といった民主党政権の実績を訴える。
自民は党の重鎮・山崎拓元副総裁の後継選びで公募を実施。21日に中央区選出の県議の鬼木の擁立を決めた。県議や福岡市議が支援するが、公募には市議も応募していたため、しこりが残る可能性もある。
生活の小谷は和歌山出身の貿易コンサルタントで、9月末に福岡入りしたという。ブログで活動報告を続け21日に初めて街頭に立った。党が掲げる「脱原発」「反消費増税」を訴える。
共産の倉元は元城南区選出の福岡市議。交通機関の利用者や買い物客が多い天神での街頭演説などで、党の政策をアピールする。
維新の頭山は東京在住の元たちあがれ日本の事務局員で、22日に公認された。政治結社「玄洋社」の中心人物だった頭山満のひ孫だと話し、会社員だった経験もあるという。
■3区
民主前職に、自民、共産、みんなの3新顔が挑む。ベッドタウン化が進む一方、農漁業が盛んな地域も残る選挙区で、無党派層への浸透とともに、保守票の取り込みも重要になりそうだ。
過去4回の衆院選では、民主藤田が自民の太田誠一元農水相と激しく争ってきた。太田が2011年2月に引退表明し、自民は5月、公募で選んだ元財務省職員の古賀の擁立を決めた。
藤田は党への逆風の中、各種団体へのあいさつ回りに力を入れる。時間を見つけては街頭で演説し、党としての反省や実績を説明。巻き返しに必死だ。
古賀は太田を支援してきた自民支持層や企業などをこまめに回り、支持を固めている。平日朝には駅前での街頭演説を重ね、無党派層にアピールしている。
共産川原は09年に続いての立候補となる。一部が玄海原発の30キロ圏内に入る糸島市を抱えるため、反原発の訴えに力を入れる。
みんなの寺島は西区選出の福岡市議。昨年の統一地方選で党公認として初当選。地元以外での知名度アップを目指し、平日はほぼ毎朝駅前などで街頭演説を重ねている。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【1区】
松本龍61民前(7)
新開裕司44自新
比江嶋俊和65共新
竹内今日生38み新
【2区】
稲富修二42民前(1)
鬼木誠40自新
小谷学39生新
倉元達朗45共新
頭山晋太郎35維新
【3区】
藤田一枝63民前(2)
古賀篤40自新
川原康裕31共新
寺島浩幸51み新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。新は新顔。丸数字は衆院の当選回数)
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7030
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:11:24
民自、園田に対抗せず=熊本【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100629
1区は民主を離党した維新前職の松野と自民元職の木原による3度目の対決に、民主の新人池崎が絡む。2区は民主離党組の未来福嶋と前回比例単独の自民野田の両前職と、民主新人の濱田、みんな新人の本田が争う混戦模様。3区は自民前職の坂本に、民主森本、維新本田の両新人が挑む。4区は維新前職の園田が9選を目指す。民主、自民とも擁立を断念し、元職矢上が無所属で出馬する。5区は自民前職の金子に対し、前回比例復活の社民中島が雪辱を期す。共産は全5選挙区で候補を決めた。(2012/12/01-17:57)
7031
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:11:46
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121124411210002.html
2012年11月24日
乱流 総選挙@福岡
福岡4区、5区
■4区
宅地開発が進む福岡市近郊と農漁村としての性格を併せ持つ地域。前回民主公認で当選した前職が新党に移ったうえ、各党が候補を擁立。混戦模様だ。
民主の岸本は20日に急きょ擁立が決まった元県議。4区を地盤とした元民主衆院議員の地元秘書を務めた経験もある。古賀市選出の県議が陣営を支え、連合の推薦もとりつけた。
自民の宮内は引退した元職渡辺具能の政策秘書だった。ポスターに「即戦力」と刷り込む。渡辺本人の支援は得られていないが、地元市長、町長らをはじめ保守層の支持固めをめざす。
生活の古賀は前回は民主公認だったが、消費増税法案の採決で反対票を投じて除籍された。これまで培った人脈で個別労組の支援に期待する。
共産の新留は3回目の挑戦。「第三極も古い自民党政治の流れ」と批判。環太平洋経済連携協定(TPP)反対でJAと対話するなど、支持拡大を目指す。
維新の河野は「石原慎太郎氏はいずれ決起する」と見込んで、たちあがれ日本に参加。「声をかけてくれる人が多い」と第三極の看板に手応えを感じる。
吉富は幸福実現党員で、国防力強化を主張する。
■5区
ベッドタウンの筑紫地区と農林業主体の朝倉地区を抱える。4度目の戦いとなる民主楠田と自民原田に、共産、日本維新の会を交えた争いとなりそうだ。
楠田は「政権交代」の風に乗って小選挙区で初当選した前回と異なり、逆風下。「未来への責任を負っている」と朝に駅での演説を続け、各種会合に精力的に出るなど若さをアピール。連合傘下の労組や各市町村の後援会のほか、推薦団体も徐々に集まり態勢固めを図る。
原田は3年3カ月、現職でない悲哀も味わった。駅立ちや集会、手紙、電話、ブログなどで考えを訴える。「既成政党批判があり、無党派層も多い。国民の声をすくい上げたい」。23日の事務所開きには後援会幹部や公明党、農政連関係者が駆けつけた。
共産の田中は初の選挙。10月末に春日市に移住、ほぼ毎日、駅などで街頭演説を続ける。「赤旗記者だった経験を生かし、浸透を図りたい」と話す。
維新の吉田は元九州朝日放送記者。22日の記者会見で「既成政党と色合いが違う政党を有権者の選択肢として提供したい」と語った。週明けから街頭演説を始めるという。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【4区】
岸本善成38民新
宮内秀樹50自新
古賀敬章59生前(2)
新留清隆57共新
河野正美51維新
吉冨和枝53諸新
【5区】
楠田大蔵37民前(3)
原田義昭68自元(5)
田中陽二56共新
吉田俊之56維新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7032
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:12:35
民、自、維新の三つどもえ=愛媛【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100622
維新が全4選挙区に候補を擁立した。1区は6選を狙う自民塩崎と、維新の池本、前回比例復活した民主永江による三つどもえの戦い。池本は中村時広知事らの支援を受ける。2区は自民ベテランの村上に、参院からくら替え出馬する未来友近、維新西岡が挑戦する。3区は民主前職の白石洋一、自民新人の白石徹が再び対決。維新の森も加わる。4区は自民山本に、前回比例復活した民主高橋と、みんなを離党して維新に移った桜内が挑む。共産も全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:56)
7033
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:13:56
自民、ベテラン引退相次ぐ=福岡【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100624
民主は前回7選挙区で勝利し、今回も1区から10区まで擁立した。対する自民は相次ぐベテランの引退で世代交代が進み、巻き返しを狙う。ただ、10区は前職と元職による保守分裂選挙となった。
2区は自民が山崎拓元副総裁の不出馬により、公募で県議出身の鬼木を擁立。民主は前職稲富が支持固めに走る。7区では自民長老の古賀誠元幹事長が不出馬を表明。後を継いだ古賀氏秘書の藤丸と、前回比例復活の野田が対決する。3区も引退した太田誠一元農林水産相に代わり、元財務官僚の古賀が民主前職の藤田にぶつかる。
1区は民主松本に自民新人の井上らが挑戦。4区は未来前職の古賀と、民主岸本、自民宮内の両新人らが争う。5区、9区では民主前職と自民元職が前回に続いて対決。6区は自民が推薦を決めた無所属鳩山と、前回比例復活の民主古賀が再び激突する。
8区は自民の元首相麻生に、前回比例復活の民主山本が挑む。10区は民主前職の城井が3選を目指す。保守系は前回比例単独だった自民前職の山本に加え、無所属元職の西川が出馬する。自民武田が厚い地盤を持つ11区で、民主は前回に続いて擁立を断念した。共産は全選挙区に擁立。維新、みんなも複数区で立てた。11区には社民新人も出馬する。(2012/12/01-17:56)
7034
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:14:24
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121126411210001.html
2012年11月25日
乱流 総選挙@福岡
福岡6区、7区
■6区
県内有数の農村地帯を抱える6区。自民に復党と公認を求める鳩山に対し、今なお党の結論は出ていない。衆院解散後、県議の江口も公認を目指して立候補表明し、保守分裂含みに。鳩山への雪辱を期す民主の古賀も戦術を練り直す。前回擁立を見送った共産は新顔の金子を立てる。
東京18区から前々回、国替えした鳩山に対し、古賀は続けて選挙区で敗れ、比例で復活当選した。民主への逆風が吹く今回、「選挙区で勝てなければ後はない」と腹をくくる。「地元出身議員」と与党3年余の実績を前面に出す。
金子は立候補が決まった約1年前から小集会や街頭での演説を重ね、「原発ゼロ」や「消費増税反対」などを訴えてきた。
鳩山は一昨年3月、政界再編を目指して自民を離党し、昨年暮れに復党願を出した。24日の事務所開きで「勝手に離党し迷惑をかけた。おわびする」と支持者に謝罪。「選挙区は鳩山、比例は公明」のバーター関係は今回も維持される。
江口は元九州朝日放送記者。29歳で久留米市議選にトップ当選。市議2期を経て昨春、県議に転身した。「象にアリが挑む戦い。丁寧に政策を訴えたい」
■7区
小選挙区5連勝だった自民の古賀誠元幹事長が立候補しないことを表明した。後継で元秘書の藤丸と民主前職の野田の対決に共産とみんなの新顔2氏が絡む。
元八女市長で前回比例復活の野田は、民主への逆風の中、「利益誘導型の政治には戻さない」と政権交代の意義を訴える。TPPに反対し、街頭演説や小規模の集会などを重ねる。都市部の大牟田市では労組や社民との協力を進める。
藤丸は長年の秘書活動が認められて後継に。22日の出馬会見で「先生の理念を継ぐには、先生の背中を30年間見てきた自分が一番適任」と説明。古賀氏の後援会が頼みで、古賀氏も23日から地元に戻って支援固めに力を入れ始めた。
江口は全域で支持者まわりや街頭宣伝に力を入れる。「民主に裏切られ、自民にも戻りたくないと模索する声を受け止めたい」と、原発即時ゼロやTPP参加反対、消費増税の中止を訴えている。
古賀は参議院議員秘書を経て、党の公募で選ばれた。日本維新の会との連携も探る。「会社経営の経験を生かし、中小企業が新しいビジネスをのばせるよう、声を聞いて政策に反映していく」と訴える。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【6区】
古賀一成65民[前](7)
金子睦美51共新
鳩山邦夫64無前(11)
江口善明38無新
【7区】
野田国義54民[前](1)
藤丸敏52自新
江口学38共新
古賀輝生49み新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7035
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:15:11
中川、民主議席の奪還狙う=広島【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100618
1区の自民岸田は、厳しい逆風にさらされた前回も選挙区での議席を死守した。今回は、民主から未来に移る前職菅川、民主新人野中の挑戦を受ける。2区は民主前職の松本と自民元職の平口の対決に、維新が新人を立てて参戦。5区も自民元職の寺田が、民主前職で首相補佐官の三谷に雪辱を期す。3区は、比例から回る自民前職の河井が、民主前職の橋本、維新新人の中丸らと争う。
4区は再選を目指す民主空本に対し、自民が引退した中川秀直元幹事長の後継として、次男俊直を擁立。世襲批判をかわし、選挙区議席の奪還を狙う。民主が候補擁立を見送った6区は、未来から出馬するベテラン亀井に、自民小島が再び挑む。7区は民主前職の和田と自民新人の小林に加え、維新新人の坂元も出馬。共産は全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:55)
7036
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:15:35
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121126411210002.html
2012年11月26日
乱流 総選挙@福岡
福岡8区、11区
■8区
圧倒的な地盤を持つ元首相で自民前職の麻生に、民主の前職山本、共産の新顔新井が挑む。
山本は「大きな人には大きな政治を、私には一人一人の声を国政に届ける役目を」と訴える。3年間の経験と実績を強調しつつも、麻生との役割分担への理解も求める。
前回の麻生との得票差は6万9千票。「政権交代」の追い風で比例復活したが「今回は逆風だ」(陣営)。初当選した前回同様、ミニ集会を重ね、自転車で選挙区を駆け回る。
「この3年間、色んな所で若い人と話ができた」。そう語る麻生は18日に飯塚市内であった祭りに顔を出し、相変わらずの人気ぶりを見せつけた。「前にいつ出たのか記憶がない」という事務所開きにも出席。追い風ムードを引き締めた。
全国各地から応援依頼が来ており、「選挙中はほぼ不在」としつつも、陣営は「過去最多だった前回得票よりも1票でも多く」。
共産は7年ぶりの擁立。新井は「国民の願いと政治のあり方にギャップがありすぎ」と消費増税や原発への反対の立場を鮮明に。「民主も自民も第三極も嫌だという人も多いはずだ」(陣営)と自信を見せる。
■11区
県連会長を務める自民の武田に、共産の山下、社民の谷瀬が挑む。また、男性弁護士(33)が日本維新の会から立候補する準備を進めており、各陣営が注視している。
武田は、過去5度対決した自民の山本幸三が比例に回った前回、過去最多の約10万6千票を獲得した。今回は地元の田川郡では全7町村長が選対本部長を務める予定。山本が地盤とした行橋地区を中心にこまめに顔を出し、支持拡大を図る。小回りが利く小型の乗用車を使い、各地で演説を続けている。
山下は前回に続き、2回目の挑戦になる。ミニ集会や街頭宣伝に力を入れており、反原発、消費増税とTPPへの反対を強調している。「国民の生活と命を守るため、全力を尽くしたい」と意気込む。
社民の谷瀬は県内唯一の党公認の予定者。民主との選挙協力が実現した前回並みの態勢作りを急ぎ、連合福岡、民主県連に支援を要請中。前回候補の得票数超えが目標で、陣営は「比例復活でも当選を目指す」。
男性弁護士は行橋市出身で、祖父(故人)は地方自治体の首長経験者。週明けにも立候補を表明するとみられている。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【8区】
山本剛正40民[前](1)
麻生太郎72自前(10)
新井高雄63共新
【11区】
武田良太44自前(3)
山下登美子59共新
谷瀬綾子36社新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7037
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:16:20
公明が議席奪還目指す=兵庫【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100612
前回10勝の民主に1勝の自民が雪辱戦。2人が苦杯をなめた公明も、議席奪還を目指す。
1区は民主井戸、自民盛山、みんな井坂が激突。2区は返り咲きを狙う公明赤羽が維新の推薦をバックに民主向山に挑戦する。3区は離党した前職の出馬による分裂選挙を民主が土壇場で回避。新人横畑を立て、自民関、未来三橋、維新新原と争う。4区は民主高橋、自民藤井の争いに維新清水、5区は民主梶原と自民谷の前職対決に維新三木が参戦した。
6区は民主市村、自民大串、維新杉田、7区は民主石井、自民山田、みんな畠中の三つどもえの争い。8区は昨年死去した冬柴鉄三元国土交通相の後継の公明中野が維新の推薦を受け、新党日本田中の追い落としを狙う。民主は田中とたもとを分かち、比例前職室井を擁立する。
9区は前回唯一自民の議席を守った西村に、民主浜本と維新谷が挑戦。10区は民主岡田康裕と自民渡海の因縁の対決に維新岡田久雄が割って入る。11区は外相を務めた民主松本が自民頭師と維新堅田、12区は民主山口が自民岡崎と維新宮崎の挑戦を受ける。(2012/12/01-17:54)
7038
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:17:16
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121127411210001.html
2012年11月27日
乱流 総選挙@福岡
福岡9区、10区
■9区
新日鉄(現・新日鉄住金)の八幡製鉄所の労組が推す民主と旧新進が、過去5回のうち4回を制した企業城下町。民主の牙城(が・じょう)に自民、共産、維新が挑む。
「伝統の議席を守る」と訴える民主の緒方は、労組の支持を固め、連日のように自転車で回る。事業仕分けなどの実績を示しつつ、党への逆風には「できなかったことは真摯(しん・し)におわびする」。追い風だった前回は約12万票を得たが、「目減りをどれだけ少なくできるか」と陣営は気をもむ。
自民の三原は、来年1月に改選を控えた自民市議と二人三脚。市議たち自身の「選挙活動」をかねて、各地域に張り巡らせた自身の後援会をフル回転させている。陣営は「市議選があることが幸いした」。比例票と選挙区票のバーターを通じて関係を深めてきた公明の支援も手厚い。
共産の真島は、消費増税の影響を大きく受ける商店主を1千軒以上訪ね歩き、増税反対を訴える。子育て世帯が多い新興住宅地では訴えを「即時原発ゼロ」に絞って浸透をねらう。
来年の市議選に無所属で出る予定だった維新の荒木は21日に急きょ、立候補を表明。事務所など選挙態勢づくりに追われている。
■10区
北九州都市圏の中心。逆風を受ける民主の城井だが、自民系も前職と元職が計2人、元自民県議1人が立候補を予定し激戦は必至だ。
城井は前回、12万票余りを得て当選したが、今回は「かつてない罵声を浴びる」。連合福岡の推薦が決まり個別の労組からの支援取り付けを急ぐほか、「民主政権の反省と継続」を訴える。
自民の山本は2005年衆院選を福岡11区で戦い、09年は比例区単独で立候補。昨春に10区転出を希望し、今春、党支部長に決まった。自民県議や市議の支援を受けるなどし、組織戦を展開する構えだ。
共産の高瀬は、集会などに顔を出すほか、毎日10カ所程度で街頭演説。支持の広がりをめざす。みんなの佐藤は10年に県議を辞めて参院選に出たが、落選。衆院選に向けて辻立ちや街頭演説を重ねる。天下り根絶などを訴え、第三極として無党派層の受け皿を目指す。
05年、09年を自民公認で戦った西川は、山本の支部長決定の際、党から比例単独に回れば上位処遇を打診されたというが固辞。無所属で出る予定だ。複数の団体から推薦を受けていると言い、支援者回りや街頭演説に余念がない。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【9区】
緒方林太郎39民前(1)
三原朝彦65自元(5)
真島省三49共新
荒木学47維新
【10区】
城井崇39民前(2)
山本幸三64自[前](5)
高瀬菜穂子52共新
佐藤正夫57み新
西川京子67無元(3)
前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。新は新顔。数字は衆院の当選回数
7039
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:17:30
自民、5区コスタリカ解消=岡山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100617
1区は9選を目指す自民逢沢に前回比例復活の民主高井が再挑戦し、みんなも県内初の国政選挙の候補となる新人赤木を擁立する。2区は民主前職の津村と自民新人山下が対決。3区は維新に合流したベテラン平沼が、前回比例復活の自民阿部、民主新人西村らの挑戦を受ける。
4区は民主現職の柚木と自民元職橋本が3度目の対決。過去2回はいずれも柚木が制している。故加藤六月元農林水産相の秘書だった維新赤沢の参戦が影響しそうだ。自民が5区で採用してきたコスタリカ方式は、村田吉隆元防災担当相の引退で解消。加藤の選挙区出馬が急きょ決まり、前回比例復活した民主花咲と再び争う。(2012/12/01-17:55)
7040
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:19:37
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20121201ddlk25010469000c.html
2012衆院選:選挙区の構図 1区 2区 /滋賀
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院10+件選公示が4日に迫った。県内4選挙区に立候補が予想される顔ぶれは1〜3区が4人、4区が5人の計17人。09年選挙で民主が独占した4議席の行方は−−。改めて各選挙区の戦いの構図を紹介する。
◆1区
◇都市部「風」の行方が鍵
9選を目指す民主前職の川端氏に、自民の大岡、共産の節木、日本維新の会の奥村の3新人が挑む。過去3度同じ顔ぶれが続いたが、久々に自・共が新人を擁立。第三極も加わり構図が一変した。都市部ならではの「風」の行方が鍵を握る。
川端氏は圧勝した前回から一転、政権批判の逆風に立ち向かう。29日の決起集会では、閣僚として政権公約の柱だった高校授業料無償化の実現に努めた実績を挙げ「流れを止めてはいけない」。選挙のたびに票数を伸ばしており、7〜8万の支持票に上積みを狙う。
大岡氏は甲賀市出身で、自民の公募候補に選ばれた。静岡県議を辞職した6月から駅立ちや企業回りを続け、名前を広めている。29日朝には通勤客に「風任せではなく政策で競いたい」と得意の経済政策をアピール。政権奪取を掲げ、保守票を軸に9万票が目標だ。
節木氏は元県議で、国政に初挑戦。25日の事務所開きでは「原発即時撤廃、反TPP、反消費増税」を強調。2大政党との違いを鮮明にした。18年間の看護師経験から社会保障の充実を訴え、女性票確保へミニ集会も続ける。反TPPで農業団体にも浸透を目指す。
奥村氏は維新の追い風に乗り、無党派層を狙う。管工会社社長で大津青年会議所時代の友人らと、橋下徹代表代行を大写ししたポスターを掲げ「維新の候補」を訴える戦術。大津市PTA連合会長の経験から「教育改革をきっかけに統治機構を変える」と熱弁する。【千葉紀和】
7041
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:20:55
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/01/kiji/K20121201004680890.html
山本太郎 衆院選出馬を表明!脱原発の新党「今はひとり」結成
脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で記者会見を行い、衆院選への出馬と新党結成を発表した。新党の名前は「新党 今はひとり」。「政治家になりたい気持ちはない」としながらも「3・11以降の日本は生きる権利がないがしろにされている」と脱原発、反TPP、反増税を掲げた。
政党には国会議員が5人以上必要。黒の帽子をかぶり、黒のTシャツ、ズボンとラフな姿で登場した山本は「自民党、民主党で本当は脱原発、反TPP、反増税の人がいるかもしれない。そういう人がこっちに流れてきて、一緒に闘ってくれないか」と話し、4日の衆院選公示までに共闘者が現れることを期待した。
今回の衆院選を「日本が売り渡そうとされている。国が終わるか、終わらないかの戦い」と位置づけ「選挙をおもしろがって、祭りにしないといけない」と出馬の意図を語った。
他の政党からの出馬はなかったのか?の質問には「どこかの党に入れば、その党のカラーに合わせることになる。ストレートなメッセージを発したい」と語った。
.[ 2012年12月1日 17:59 ]
7042
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:21:12
http://www.asahi.com/area/nagasaki/articles/MTW20121130430570014.html
乱流 総選挙@長崎
自民、強気と内憂と
◎はや入閣期待/「保守分裂」動き加速
政権復帰をうかがう自民党。立候補予定者たちは早くも入閣への期待を口にしたり、党を前面に出した選挙戦術を練ったりしている。しかし、足元の県議会では勢力争いが続く。「保守分裂」の動きも加速している。
「次の内閣が構成されるとき、ぜひ閣僚の一員として加えてもらい、政治家としての覚悟を示させてほしい」。長崎4区に立候補を予定する自民前職の北村誠吾氏(65)は、19日に佐世保市内であった記者会見で意欲をみなぎらせた。
現段階で自民優位とされる情勢は、公明党との選挙協力でも有利に働く。
北村氏は前回選挙で民主前職の宮島大典氏(49)に約4500票差で敗れ、比例区で復活当選した。
「前回は北村自身が比例復活に回る可能性が高かったので、『比例は公明に』とは言いづらかった」と陣営関係者は明かす。「今回は堂々と公明党に協力を申し出られる」
その言葉通り、衆院解散から一夜明けた17日、北村氏は公明党県本部代表の織田長県議と佐世保市内であいさつ回りを始めた。
◇
「日本を、取り戻す!」。長崎1区に立候補を予定する自民元職の冨岡勉氏(64)は、どこでも必ず党のスローガンを強調する。
返り咲きを目指す冨岡氏が挑む相手は、民主前職の高木義明氏(66)だ。労組票が盤石で、文部科学相を務めた知名度もある。陣営幹部は「『高木対冨岡』ではかなわない。『民主対自民』であることを前面に押し出す」と話す。
だが、県議会の会派「自民党」は昨春、会派内の勢力争いで分裂した。離脱した6人は民主・社民系会派などと連立を組み、除名された。今も続く勢力争いで「自民党の組織力が弱まった」との見方もある。
◇
長崎2区に自民新顔として立候補を予定する県議の加藤寛治氏(66)は、前回総選挙で久間章生元防衛相(71)を破った民主前職、福田衣里子氏(32)との厳しい戦いを覚悟していた。しかし、福田氏が離党・転出を表明し、陣営には一時楽観ムードが漂った。
ところが、久間氏の元秘書で自民県議も務めた雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)が無所属で立候補を表明。一転して保守分裂の激戦が予想されている。25日、諫早、島原の両市に事務所を開いた加藤氏は、2区内の自民の同僚県議7人との結束をアピールした。
一方、24日夜にあった奥村氏後援会の会合。既に加藤氏支持を打ち出した組織があるため、「今さら動けない」「保守が割れると、民主党が『漁夫の利』を得ることになるのではないか」との声も漏れた。
7043
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:21:53
http://www.asahi.com/area/nagasaki/articles/MTW20121130430570017.html
2012年11月29日
乱流 総選挙@長崎
維新、奥村氏支援検討
◎2区「空白県と決まってない」
日本維新の会が、長崎2区に無所属で立候補を表明している雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)の公認・推薦を検討していることが28日わかった。この日、維新が発表した7次公認にも県内選挙区の候補者の名はなく、長崎は維新が候補を擁立できていない全国6県の「空白県」の一つだが、維新側は取材に対し「空白だと100%決まっているわけではない」として、奥村氏の名を挙げた。
維新で九州ブロックを担当する西野修平大阪府議によると、県内での候補擁立は最終的に2区の奥村氏1人に絞り、党公認とするか、無所属での立候補に推薦を出して支援する形を検討しているという。
一方、奥村氏の事務所の広報担当者は「公認願、推薦願とも、事務所からは維新に申請を出していない。まったく聞いていない」と話している。
長崎2区では奥村氏のほか、民主前職の川越孝洋氏(69)、自民新顔の加藤寛治氏(66)、共産新顔の矢崎勝己氏(62)が立候補の準備をしている。
◎出馬予定2県議辞職
衆院選長崎2区に自民党の新顔として立候補を予定している加藤寛治(66)、長崎4区に日本未来の党(国民の生活が第一から合流)の新顔として立候補を予定している末次精一(49)の両県議が28日付で県議会の渡辺敏勝議長に辞職願を出し、この日の本会議で許可された。
7044
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:22:36
2区、福田離党で構図変化=長崎【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100628
1区は8選を目指す民主前職の高木に、自民元職の冨岡、共産新人の牧山が挑む。2区は前回当選の福田衣里子が民主を離党し、同区からの出馬を否定したことで構図が変化。民主は難航の末、県連代表で前回比例単独だった川越の擁立を決定した。自民加藤、共産矢崎、さらに元雲仙市長の無所属奥村と戦う。3区は民主を離れて未来に移った山田と、比例復活の自民谷川の前職対決に、共産新人の石丸が加わる。4区は民主前職の宮島と前回比例復活の自民北村、未来末次、共産石川の4人による争い。(2012/12/01-17:57)
7045
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:23:47
2区で候補乱立=奈良【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100613
1区は、自民が元県議の新人小林を立て、民主前職の馬淵を相手に議席奪取に挑む。維新は国土交通省出身の大野が参戦する。2区で民主は、引退した滝実法相の後継として百武を擁立。底堅い人気の自民高市、参院からくら替えする未来中村、元外務官僚の維新並河らと対決する。3区は民主前職の吉川に対し、前回落選した自民元職の奥野が雪辱を期す。維新からは歯科医の西峰が出馬する。4区は、自民が引退した前職の次男田野瀬を後継に選び、民主大西、維新松浪らとの戦いに臨む。(2012/12/01-17:55)
7046
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:25:19
維新、全選挙区に擁立=和歌山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100614
維新が3選挙区全てに候補を擁立、保守王国再建に向け議席独占を目指す自民と激突する。1区は民主前職の岸本に、自民がベテラン県議の長男の門、維新が自民出身の元職林を立てて争う。2区は民主前職の阪口が維新に移籍し、前回比例復活の自民石田と再び対決。民主は阪口の秘書だった坂口の擁立を決めた。3区は比例復活だった民主前職が出馬を断念。自民のベテラン二階に、県議出身の維新山下が挑む。前回1区に絞った共産は今回、全選挙区に候補を立てた。(2012/12/01-17:55)
7047
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:30:30
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054249.html
東国原氏、和歌山で街頭演説し本格始動
日本維新の会の比例近畿ブロック単独候補として衆院選に出馬する予定の東国原英夫前宮崎県知事が1日、和歌山県田辺市で街頭演説した。
11月30日の公認発表後初めての遊説で、日本維新の新たな「看板」として本格始動した形だ。
和歌山3区の小選挙区候補とともにマイクを握り「地方に財源、権限を移譲し、自主自立の自治体運営を可能にしたい」と強調した。演説場所のショッピングセンターでは買い物客らが足を止め、携帯電話のカメラで撮影する姿がみられた。
日本維新は和歌山の小選挙区全3区に候補者を擁立しており、東国原氏は1区の和歌山市や2区の海南市も訪問。田辺市の演説では宮崎県知事として口蹄(こうてい)疫の発生に対応した経験を振り返り「この国には災害に対処する法整備ができていない」と訴えた。(共同)
[2012年12月1日18時4分]
7048
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:35:37
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20121201ddlk26010516000c.html
京都・冬の陣:’12衆院選/4止 維新、みんな、未来 公認の調整、間際まで /京都
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇合流破談や新党結成、解党…
「公開討論会には参加しないのが原則。その時間があれば地元の皆さんに直接話しかけて」。11月27日夜、京都市下京区のホテル。日本維新が小選挙区に擁立した4人と維新10+件塾生ら支援者約30人が初めて顔を合わせた会合で、維新から派遣された大阪市議、片山一歩はこう指示した。公示まで1週間。異例ずくめの展開で選挙戦に臨む緊張感が漂う。支援者の一人は「従来とは異質な選挙だが、橋下(徹)さんの言葉についていくしかない」と腹をくくった。
ベテラン府議、田坂幾太(60)の携帯が鳴ったのは22日夜。旧知の維新副代表の今井豊からだった。「あなたに出てほしい」。前日、1区で新人男性の擁立を発表したばかり。ところがこの日、男性が辞退したのだ。京都維新代表だった田坂は「厳しいが、これもチャンスだ」と承諾した。27日、20年ぶりに朝の街頭演説に立った。
4人のうち2人は選挙に出るのは初めて。片山ら大阪市議2人が陣営の動きを把握し、指示を出す。長年、自民の選挙にかかわった男性は「集会に動員しようにも呼びかける組織もない。目の前の誰にでも1票の可能性があると信じて呼びかけるしかない」と打ち明ける。頼みの綱の「風」は吹くのか。田坂は「大阪と違い(維新による)変化を目の当たりにしていない京都では勢いが実感しにくい」と認めつつ、「既成政党に対する閉塞(へいそく)感は同じ。受け入れられる素地はある」と話す。
みんなは1区で前職の平智之(53)、4区で新人の石田哲雄(62)の2人を立てる。維新との合流話が破談し、両区とも両党が対決することに。大飯原発の再稼働に反発して民主を離党した平は「反原発を訴える政党が増えることは有権者にとっていいこと」と冷静に受け止める。
一方、維新10+件、みんな、未来を含む8人が争う見込みの4区。石田は「みんなと維新10+件は合流すべきだ」が持論で独自に「みんなの維新」のキャッチフレーズを掲げる。未来の前職、豊田潤多郎(63)は前回選で民主の比例単独で当選。消費税増税などに反対し、きづな、生活、未来と移った。
また、3区でみんな公認で出馬予定だった元職、清水鴻一郎(66)は一転して6区で維新公認に。ところが、清水のめいでみんなの京都市議、清水祐子が早朝の街頭活動を手伝う姿も。「個人的な思いでやってくれている」(鴻一郎)という。
「第三極同士で争えば、既成政党を利するだけなのに」。ある候補予定者は懸念を消せないでいる。(敬称略)【林哲平、古屋敷尚子、村瀬達男】=おわり
7049
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:07:22
岩手4区に新人=民主【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
民主党岩手県連は1日、衆院岩手4区に新人で党職員の及川敏章氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。
一方、県連は小沢氏とともに民主党を離れた畑浩治氏が出馬する2区への候補擁立は断念した。(2012/12/01-18:41)
7050
:
バハムート
:2012/12/01(土) 19:09:56
>>6999
軽はずみな注文だが、来年の参院選というのがある。そこに出馬を模索というのはないだろうか?
7051
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:10:20
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054271.html
民主、岩手4区に党職員の及川氏を擁立
民主党岩手県連は1日、衆院選の岩手4区に党職員及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。
岩手4区には日本未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表、自民党新人の藤原崇氏、共産党新人の高橋綱記氏も立候補を予定している。
また民主党は前職が生活に移って候補者がいない岩手2区での擁立を断念した。記者会見した県連選対本部長の平野達男復興相は「候補者を立てる力がなかった」と述べた。(共同)
[2012年12月1日19時2分]
7052
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:17:50
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/shuin2012/38336.html
維新とみんな、福井で相互推薦 衆院選の3選挙区で
(2012年12月1日午後7時10分)
. 日本維新の会とみんなの党は、衆院選で立候補予定者が重複しない選挙区での相互推薦を決定、福井県内選挙区から出馬予定の3氏が1日発表した。
維新は、みんな公認で福井2区から出馬予定の武田将一朗氏、みんなは維新公認の1区鈴木宏治、3区塚本崇両氏を推薦した。決定は11月30日付。
相互推薦を受けて3氏は県庁で共同記者会見をした。鈴木氏は、維新とみんなは行財政改革を通じて「小さな政府」を目指す理念が一致しているとした上で「第三極が結集して福井で旋風を巻き起こしたい」と強調。武田氏は「政策の細かい差はあるが、二大政党という共通の敵に対抗するため連携していきたい」、塚本氏は「既存政治から脱却するため、第三極が団結し、しがらみに縛られた福井を変えていきたい」と語った。
7053
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:39:02
>>7001
吉野、怒っていいんじゃねーか!?
吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/chugoku/Sc201212010001.html
'12/12/1
重複18人、1位で並列 比例中国の自民 自民党は30日、衆院選の中国地方20小選挙区に擁立する20人のうち、安倍晋三総裁(58)=山口4区前職=と石破茂幹事長(55)=鳥取1区前職=を除く18人を、比例代表中国ブロック(定数11)に名簿順位1位で重複立候補させる方針を示した。
広島市中区であった広島県連の拡大選対会議で、選対本部長代理に就いた宇田伸幹事長が報告した。本部長に就任した溝手顕正参院幹事長(参院広島)によると、地盤の福島県から比例中国への転出が決まった吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定だ。
自民党は、さらに6人前後を比例中国に単独立候補させる方針で、各県連が人選を進めている。(野崎建一郎)
7054
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:42:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddp041010031000c.html
12年末・この国を選ぶ:民主にすさぶ逆風 反応薄く肩落とす1年生議員 理念共感、あえて出馬の新人も
毎日新聞 2012年12月01日 西部朝刊
政権交代の風が吹いた09年の前回衆院選で生まれた143人の民主新人議員。あれから3年、2回目となる衆院選を前に、1年生議員たちは一転、逆風を肌で感じながら苦戦を強いられている。一方、こうした状況であっても、民主が掲げる理念に共感し、あえて民主から国政に初めて挑戦しようとする若者もいる。逆境にある民主の候補予定者たちを追った。【門田陽介、伊藤奈々恵、吉川雄策】
「『マニフェストはウソだらけ』と書かれるが、私はそう思わない。厳しい環境で実現したこともある」。衆院宮崎2区の民主前職、道休(どうきゅう)誠一郎氏(59)は25日、宮崎県川南町の公民館で熱っぽく訴えた。郡司彰農相も応援に駆け付けたが、聴衆は予定の50〜100人に対して約20人だった。
前回、選挙区で自民の江藤拓氏(52)に敗れたものの、政権交代の風に乗り比例復活で初当選した。だがこの3年間、民主支持率は急落し、さらには地元で起きた口蹄疫(こうていえき)の対応を巡り政権批判も浴びた。県北の延岡市など16市町村を抱える同区はただでさえ保守の強い地盤で、民主の地方組織も思うように拡大できていない。
市部の住宅街などを1人で歩き、1日100カ所を目標に街頭演説を重ねる。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対も訴えるが、「山間部ではいい反応がもらえない」と肩を落とす。3年前の「風」はなく、佐賀県の約1・8倍もある広い選挙区で、党名に頼らず自分の名前を浸透させられるのか。「前回衆院選も含めて、まだ一度も道休氏を見たことがない」。川南町の自営業の60代男性はそう話す。
27日朝、福岡県岡垣町のJR海老津駅前。福岡8区から出馬予定の民主前職、山本剛正氏(40)が政策チラシを差し出すと、男性の一人にはねのけられた。「逆風の影響を肌で感じる」と山本氏。
前回、自民の麻生太郎元首相(72)を相手に約7万票の大差で敗れ、民主旋風で復活できた。「東京からの落下傘」と批判も受けたが、地元の小さなイベントにこまめに顔を出すなど知名度アップに努めてきた。今回は党が逆風だが、陣営は「山本の名前が浸透し、前回より戦いやすい」と言い、皮肉にも党との状況が逆転した様子。山本氏は「相手が大きいのでチャレンジャーとしてぶつかっていく」と決意を新たにする。
「このタイミングで民主から出るのはやめた方がいい」。民主新人で山口1区から初めて国政に挑む冨村郷司氏(29)は、周囲からそう言われたという。
地元の銀行を9月に退職したばかり。政治経験はゼロ。だが融資担当で市民の苦しい生活を目の当たりにし、民主の基本理念に共感を覚えたという。「逆風だからと言って投げ出してはいけない。民主が必要だと若い世代に訴えたい」。奮起の日々が続いている。
7055
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:43:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddh041010004000c.html
12年末・この国を選ぶ:三重1区構図 民自対決様変わり 津VS伊賀、既成党VS第三極
毎日新聞 2012年12月01日 中部夕刊
衆院選小選挙区で東海3県屈指の激戦区として知られた三重1区(津市の一部、伊賀、名張市)。いずれも伊賀地域が地盤の民主前職、中井洽(ひろし)氏(70)と自民前職の川崎二郎氏(65)が、中選挙区時代から約30年にわたって因縁の対決を続けてきた。ところが中井氏が引退を表明。民主が後継と目した前津市長の松田直久氏(58)は日本維新の会からの出馬を選択した。「津市対伊賀地域」「既成政党対第三極」の構図が生まれ、これまでの選挙戦とは大きく様変わりする。【谷口拓未、田中功一】
24日朝、津市の大型スーパー前で、維新の会のシンボルカラー・黄緑色のジャンパーに身を包んだ松田氏がマイクを握った。「必要なのは地方から統治システムを変えることだ。国政のリーダーが津から出てもいいのではないか」。21日に維新公認候補として発表された後初めての街頭活動だった。
小選挙区制導入後、三重1区では中井、川崎両氏が毎回つばぜり合いを演じ、事実上2人の一騎打ちとなっていた。ここ5回の選挙は川崎氏が3勝2敗で、いずれも敗者は比例復活を果たした。
中井氏の引退を受け、民主は昨春の三重県知事選で推薦した松田氏に立候補を要請したが固辞された。民主の候補者選考は難航し、11月26日にようやく前衆院議員秘書、橋本千晶氏(44)の擁立を発表した。前回は候補者を立てなかった共産は旧津市議の岡野恵美氏(60)を擁立した。
様相が一変したことに対し、有権者の間では歓迎や戸惑いが交錯する。
松田氏の街頭演説を聞いていた津市の無職男性(62)は「津から候補者が出るのはうれしいこと。でも誰に投票したらいいのか決めにくい」。一方、伊賀市での川崎氏の集会に出席した無職男性(64)は「これまでずっと伊賀地域から2人も衆院議員が出ていたのに」とライバルである中井氏の引退を残念がった。
7056
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:43:55
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20121130ddlk01010260000c.html
12年末この国を選ぶ・北海道:維新VSみんなVS大地 「第三極」が票争奪戦 共産と社民、埋没危惧 /北海道
毎日新聞 2012年11月30日 地方版
衆院選(12月4日公示、16日投開票)が迫る中、政党の離合集散が激しい。「第三極」は嘉田由紀子・滋賀県知事らが結成した「日本未来の党」と橋下徹・大阪市長らが率いる「日本維新の会」を軸に勢力が二分化する様相。道内でも、維新やみんなの党、新党大地などによる票の奪い合いとなりそうだ。一方、03年衆院選で失った道内議席の奪還を目指す共産党と社民党は新党の話題性を前に埋没を危惧する。【山下智恵、伊藤直孝、小川祐希】
■連携も模索
街頭演説先の札幌・大通公園で25日昼、みんな新人の沢田隆二氏(41)と維新新人の高橋美穂氏(47)が鉢合わせた。あいさつを交わしたが、高橋氏は沢田氏に気遣ったのか演説場所を移した。
衆院選で、みんなと維新は候補の選挙区調整を図ったが破談。道内では2区(札幌市北、東区)で沢田氏と高橋氏が競合する。維新より1日早く候補擁立を決めたみんなの党道広域支部の水橋初支部長は「後出しジャンケンみたいに候補を立てられた」とこぼす。
ただ、注目度の高い維新の看板は捨てがたく、みんなの党本部は両党候補が重ならない道1区(同市中央、南、西区)と5区(同市厚別区、石狩管内)などで維新との相互協力を模索する。水橋支部長は「選挙区ごとにちぐはぐな対応だが、できる協議はしたい」と部分連携に可能性を残す。
一方、維新も道内での基盤は弱い。北海道ブロック担当の大阪市議は比例代表道ブロックで「50万票は取りたい」と議席獲得に意欲を見せるが、党からの人的・資金的支援も乏しく、厳しい選挙戦を強いられそうだ。
「同じ場所に長くいるより15分間隔で回るといい。店があればあいさつし、握手して」。29日、札幌市内の事務所で、大阪市議が立候補予定者の一人に街頭宣伝のコツを伝授した。事務所は23日に構えたばかり。後援会もできたが、会員は友人や親戚も含め二十数人。
党組織の拠点を道内に作る時間的余裕もない。別の大阪市議は「党が割ける人員も限られる。各候補らの自立した活動に頼らざるを得ない」と話す。
■一線画す
「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、反原発を訴えていく。北海道の声を代弁するのは新党大地だ」。札幌市内で27日あった大地の道本部事務所開きで、鈴木宗男代表は声を張り上げた。
鈴木氏は政策が近い未来との合流を否定。道8区(渡島、檜山管内)では、小沢一郎代表の「国民の生活が第一」(未来に合流)が擁立した北出美翔氏(26)を支援するが、鈴木氏は「北海道は大地の名を生かす方がプラスになる」と第三極とは一線を画す。党名も「真民主」を外し、以前の「新党大地」に戻した。
大地は05、09年の衆院選は道内比例で約43万票を集め1議席を確保。鈴木氏は「大地は北海道の第3党」と豪語するが、今回は第三極が躍進すれば、得票が伸び悩む可能性もある。大地は五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保氏(38)らを道内7選挙区で擁立。比例票の積み増しを狙うものの、他党からは「大地は所詮、宗男さんの個人商店」との声も漏れる。
■独自色前面に
共産党は比例38万票を目標に道内全12選挙区に候補を立てる。「TPPに断固反対し、一貫して農業を守ると言っているのは共産党」。政策ビラには、共産党経済懇談会(6月)で共産にエールを送った奥野岩雄・JA北海道厚生連会長の発言を引用。党道委員会の青山慶二書記長は「反TPP、反原発をテコに従来の保守層とも友好関係は広がっている」と自信を見せる。
だが道内議席を失った03年以降、共産の衆院選比例得票は25万票前後、10年参院選は18万票台と低迷。比例に出馬する党道委政策委員長の畠山和也氏(41)は「綱領という基本ビジョンを持つ政党らしい政党は共産党だけ」と独自色を出そうと躍起だが、第三極に埋没しかねない。
社民党を取り巻く状況はさらに厳しい。10年参院選の道内比例得票は7万票余りにまで減少。党道連の道林実代表は「ウルトラCで票が来ることなんてない。地道に政策を訴えるしかない」と話す。
比例に道連幹事長の浅野隆雄氏(56)を擁立し、各地の労組や脱原発集会で支持を呼びかける。「地方労組では民主党への不満が鬱積している」と道林氏。衆院解散後、かつてたもとを分かった新社会党道本部と初の選挙協力の協定を結ぶなど「護憲勢力の結集」を目指す。
7057
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:45:01
自民3人を追加推薦=新党改革【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100673
新党改革は1日、衆院選で自民党候補3人を新たに推薦すると発表した。推薦候補は次の通り。(敬称略)
【岩手】2区 鈴木俊一【富山】3区 橘慶一郎【石川】2区 佐々木紀(2012/12/01-19:34)
7058
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:45:08
>>7053
吉野はそもそも玄葉の選挙区から逃げ出したから仕方ない。
7059
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:45:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112900547
消費増税、再び争点=国民、賛否どう判断【12衆院選】
来月16日投開票の衆院選で、消費増税が主要な争点の一つとなっている。激しい国会論戦の末にようやく決まった消費増税の実施を2014年に控え、再び論争が繰り広げられる。
消費増税法は民主、自民、公明の3党合意を経て今年8月に成立した。14年4月に税率を5%から8%に引き上げ、15年10月には10%にする予定だ。増収分は医療や子育てなどの社会保障に充てられる。
野田佳彦首相は前回衆院選で民主党が消費増税をマニフェスト(政権公約)に掲げなかったことを踏まえ、「国民に信を問う」として衆院解散に踏み切った。民自公は増税を着実に実施するため、低所得者対策や社会保障制度改革などを前面に押し出し、国民の理解を得たい考えだ。また、そろって大型補正予算を編成し、増税前に景気を下支えする方針も示す。
しかし、民自公以外の政党には増税反対論が広がっている。日本未来の党は反増税を旗印に勢力の結集を図り、国民の生活が第一などがこれに合流。日本共産党も反対を訴え、増税を阻止する構えだ。
日本維新の会は異色の提案をする。税率を11%にした上で、国と地方の財源に充てられている消費税をすべて地方財源とする方針だ。地方分権の目玉に位置付けるが、増え続ける社会保障の代替財源をどうするのかなど、具体案は見えていない。
国民に負担を強いる消費増税は過去の選挙でも何度となく争点に上り、勝敗を左右してきた。世界最悪の財政赤字を抱え、社会保障制度の将来像を見通せない中で迎える今回の衆院選、国民は消費増税をどう判断するのか。(2012/11/29-14:56
7060
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:47:13
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/01/kiji/K20121201004681970.html
山本太郎 VS野田?橋下?「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」
ツイッターで出馬宣言した山本太郎
Photo By スポニチ
脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で衆院選への出馬を表明し、注目の選挙区について「まだ決めていない」としながらも「国が終わるか、終わらないかの戦い。注目されないといけない。そのためには一番強い相手とぶつかりたい」と語った。
脱原発の立場から「国民を被ばくさせようとした民主党の枝野(幸男)さん、細野(豪志)さん、野田(佳彦)さんにけじめとつけにいってやろうという気持ちはありました」と話した。
さらに「(維新の会の)橋下徹さんが出るのであれば、ぜひともガチンコでケンカさせていただきたい」とも語り「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」を自信を見せた。
.
[ 2012年12月1日 19:04 ]
7061
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:58:28
自民、5区コスタリカ解消=岡山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100617
1区は9選を目指す自民逢沢に前回比例復活の民主高井が再挑戦し、みんなも県内初の国政選挙の候補となる新人赤木を擁立する。2区は民主前職の津村と自民新人山下が対決。3区は維新に合流したベテラン平沼が、前回比例復活の自民阿部、民主新人西村らの挑戦を受ける。
4区は民主現職の柚木と自民元職橋本が3度目の対決。過去2回はいずれも柚木が制している。故加藤六月元農林水産相の秘書だった維新赤沢の参戦が影響しそうだ。自民が5区で採用してきたコスタリカ方式は、村田吉隆元防災担当相の引退で解消。加藤の選挙区出馬が急きょ決まり、前回比例復活した民主花咲と再び争う。(2012/12/01-17:55)
7062
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:00:15
中川、民主議席の奪還狙う=広島【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100618
1区の自民岸田は、厳しい逆風にさらされた前回も選挙区での議席を死守した。今回は、民主から未来に移る前職菅川、民主新人野中の挑戦を受ける。2区は民主前職の松本と自民元職の平口の対決に、維新が新人を立てて参戦。5区も自民元職の寺田が、民主前職で首相補佐官の三谷に雪辱を期す。3区は、比例から回る自民前職の河井が、民主前職の橋本、維新新人の中丸らと争う。
4区は再選を目指す民主空本に対し、自民が引退した中川秀直元幹事長の後継として、次男俊直を擁立。世襲批判をかわし、選挙区議席の奪還を狙う。民主が候補擁立を見送った6区は、未来から出馬するベテラン亀井に、自民小島が再び挑む。7区は民主前職の和田と自民新人の小林に加え、維新新人の坂元も出馬。共産は全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:55)
7063
:
チバQ
:2012/12/01(土) 20:00:51
>>7057
なんでこの3人(この選挙区)なんですかね?
7064
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:02:01
自民の巻き返し成るか=沖縄【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100633
前回、4選挙区全てで敗れた自民がどこまで巻き返せるかが焦点。民主は3、4区で、消費増税法採決で造反して離党した前職への対抗馬を擁立。維新は全選挙区に候補を立てた。1区は5選を目指す国民新の下地に、自民国場と維新安田、前回は比例単独だった共産赤嶺が挑戦する。2区は社民前職の照屋と自民宮崎、維新金城の争い。3区は未来の玉城、民主崎浜、自民比嘉、維新大城、共産宮里らが競合。4区は無所属の瑞慶覧に、民主大城、自民元職の西銘、維新魚森、共産真栄里が挑む。(2012/12/01-17:57)
7065
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:03:18
>>7057
新党改革は総選挙後与党入りか?
7066
:
チバQ
:2012/12/01(土) 20:07:02
>>7065
改革クラブ程度に扱ってもらえるかどうか・・・
7067
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:11:29
>>7066
新党改革は選挙終わったら自民党に合流とみた
7068
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:19:42
民主原口に懸念材料も=佐賀【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100625
1区は民主前職の原口に、自民新人の岩田が挑む。党代表選への出馬やテレビ出演などで知名度の高い原口だが、民主への逆風に加え、社民が自主投票としていることがどう響くか。2区は民主大串と自民今村の前職対決に。3区は民主、社民がともに擁立を断念。強固な地盤を誇る自民保利に対し、共産新人の山口は脱原発などを訴えて支持拡大を図る。共産は1、2区にも新人を立てた。(2012/12/01-19:32)
7069
:
沖縄無党派
:2012/12/01(土) 21:52:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
手4、大阪17区に新人=民主【12衆院選】
民主党は1日、衆院岩手4区に党職員の及川敏章氏(56)、大阪17区に元堺市議の西哲史氏(35)を公認候補として擁立すると発表した。いずれも新人。岩手4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。(2012/12/01-20:42)
さすがに大坂17区は公示直前にあんなことされたら意地でも立てるよなー。
7070
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/01(土) 23:21:54
地方は多いですね。小選挙区で相当勝つと見込んでいるのかな。
逆に近畿は,小選挙区で敗れる候補が多く出ると見込んでいるのか。
比例42人を追加公認=自民【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100739
自民党は1日、衆院選の比例代表単独候補42人を発表した。いずれも新人。これにより同党の比例候補は48人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
【北海道】清水誠一▽勝沼栄明▽大越農子
【東北】吉田修▽村上文人
【北関東】新谷正義▽佐藤明男▽百武公親▽下田彰一
【南関東】文月涼▽石川英男▽出畑実
【東京】赤枝恒雄▽田畑毅▽川松真一朗▽小野敬三▽石田計夫
【北陸信越】永山文雄▽助田重義▽渡辺智康▽轟好人▽小林孝治
【東海】川田隆▽佐橋靖隆▽山際功修▽杉山真
【近畿】西村日出男
【中国】池田道孝▽木村光寿▽井木敏晴▽日野原修治▽秋田博紀▽佐伯充範
【四国】永井一郎▽高橋央▽松崎敏則▽篠崎令子
【九州】末吉光徳▽湯川一行▽西村忠則▽泉幸親▽川嶋潔典(2012/12/01-23:01)
7071
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/01(土) 23:34:42
鹿児島市に住んでるので,こういう話題でも
衆院1区 未来の党から渡辺氏出馬へ
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00233957_20121201
今月4日に公示される衆議院議員選挙の鹿児島1区に鹿児島市長選に出馬して落選した渡辺信一郎さんが日本未来の党から出馬することがわかりました。鹿児島1区に日本未来の党から立候補するのは元会社顧問の渡辺信一郎さん(55)です。渡辺さんによりますと先月の鹿児島市長選挙で落選した後、日本未来の党からの要請を受けて出馬を決めたということで、2日党側から公認候補として正式に発表されるということです。出馬の理由について渡辺さんは、衰退した鹿児島の経済を元気にするためとしており、原発ストップと消費税増税ストップを柱に訴えていきたいと話しています。衆議院鹿児島1区にはこれまで民主党前職の川内博史さん、自民党元職の保岡興治さん、共産党新人の山口広延さん、日本維新の会新人の山之内毅さんが立候補を表明しており、鹿児島1区は5人による選挙戦となります。
7072
:
アーバン
:2012/12/01(土) 23:58:28
>>7070
東京の川松真一朗って墨田区長選に出た方かな?
7073
:
神奈川一区民
:2012/12/02(日) 00:14:24
>>7071
川内氏、小澤氏にやられちゃったね。
>>7072
その通り。元テレビ朝日アナウンサー。
7074
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:48:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121202/stt12120200110000-n1.htm
【衆院選】
「原発」めぐり未来と維新が混乱 嘉田氏、一時再稼働容認発言
2012.12.2 00:09 [衆院選]
次期衆院選の公約で、各党が将来のエネルギー政策を競い合う中、第三極に位置づけられる日本未来の党と日本維新の会が「脱原発」の解釈や方向性をめぐって混乱している。
「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要と判断した場合には再稼働になる」
未来代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日の読売テレビで、既存の原発の再稼働について安全性が担保されれば容認する考えを明らかにした。未来は「10年後の卒原発」を看板政策に掲げていただけに、原発再稼働を容認する発言は致命傷だ。
「原発再稼働容認に言及」と大きく報じるニュースを見て慌てたのは当の本人。上京後、記者団を集め、「おわびする。手続きの説明をしたが誤解を与えた」と陳謝。さらに「安全基準はできていないし、放射性廃棄物処理の問題もある。(再稼働の)条件は整っていない。今の段階で再稼働はあり得ない」と述べ「原発容認」を打ち消すのに必死だった。
一方、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は1日、石原慎太郎代表が衆院選公約でないとする「既存原発のフェードアウト(徐々に削減)」は公約であり修正する考えはないと表明した。
原発政策について維新は公約の「政策実例」で「既設の原発は2030年代までにフェードアウトする」と記述。ただ、衆院解散後に合流した石原氏ら旧太陽の党側は政策実例を「アイデアプール」とみなし、公約ではないとの認識だ。
石原氏は11月30日の記者会見で「シミュレーションせずに今から30年代になくすと言うのは非常に暴論に近い」と訴え、公約の見直しは「橋下徹代表代行も合意している」と断言した。
これに対し大阪側は、維新八策を反映させた政策実例も公約という認識であり、維新が「脱原発」から後退したとの批判を受けたくない思いがある。
松井氏は1日、読売テレビで「今の原発は30年代にフェードアウトできる。ゼロになっていく」と訴えたが、その後、大阪市内で記者団に「ルールを決めればフェードアウトしていくことで代表と代表代行がぴったり一致している」と対立はないことを強調した。
突然の衆院解散を受け、離合集散を繰り返した「第三極」。政党の体裁を整えることに精いっぱいで、重要政策に詰めの甘さが露呈している。(山本雄史)
7075
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:50:40
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50077&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(1)不信感
(2012年11月24日付)
■「国民不在」怒り極限
近年の各種世論調査で既成政党や第三極を抑えて最大勢力となっている無党派層。前回2009年衆院選で政権交代の原動力になったといわれ、今回衆院選でも各党が動向を注視している。無党派層は政治をどのように見詰め、何を求めているのか。宮崎日日新聞社は16〜23日、「支持政党なし」の県民100人(男性50人、女性50人)にアンケート調査を実施した。その結果を基に無党派層に迫る。
× ×
「つまらない。政治家が自分たちの職を守るためにやっていて、国民不在と感じる」(美郷町、62歳農林業男性)。「あてにしていない。『先生』と呼ばれてちやほやされているのがいけない」(門川町、35歳会社員女性)。今の政治をどう思うか−との問いに対し、無党派層から次々に辛辣(しんらつ)な声が返ってきた。
肯定的な意見は「第三極が出てきておもしろい」(高鍋町、24歳自営業男性)など2人だけ。調査では、実に98%もの無党派層が今の政治に満足していないことが分かった。
◇ ◇
それぞれの回答を聞くと、政治への「怒り」や「不信」が随所にみられる。
民主党が政権交代を果たした前回衆院選。宮崎市の主婦(27)は、旧態依然とした旧政権の体質に嫌気がさして民主党に票を投じた。しかし、派手に打ち上げたマニフェストの実現力が伴わず、離党者が後を絶たない新政権の迷走ぶりに期待は失望、政治不信へと変わっていった。
「ニュースも見たくないくらいイライラすることもある。文句ばかりの自民党にもげんなり。報道のせいかもしれないが茶番」とあきれ果てている。
ほかにも「国民より自分のために動く政治家が多い」「政党分裂ばかりで行き先不透明」と厳しい意見が並ぶ。
◇ ◇
政権交代後の3年半で3人の首相が出たように、首相や大臣の交代が相次いだことへの批判も多い。
高原町の農業男性(76)も「ころころ代わるせいか、政策が場当たり的で筋が通っていない」。このほかには「リーダーシップのある人がいない。誰が首相になっても同じ」「足の引っ張り合いばかりで醜い」との内容が目立った。
宮崎市の主婦(55)の目には「政治家はもはや機能していない」と映り、「外交も震災復興も普天間飛行場移転も拉致問題も、中途半端で何も解決しない。自分の生活が第一な政治家ばかり。議員と歳費を減らすべきだ」と憤る。
政治への怒り、不信感は極限に達しつつある。
7076
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:09
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50078&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(2)過去の選挙
(2012年11月25日付)
■変化求め支持変える
2007年1月の出直し知事選を制したのはタレントの東国原英夫氏だった。官製談合事件に伴う前知事の辞職、保守分裂した対立候補−。しがらみのなさを売りにした候補に風が吹き、宮崎日日新聞社の出口調査によると無党派層の56.1%が支持。公選知事としては県政史上初の民間出身知事を生んだ。宮崎市の主婦(37)は「選挙で投票に行ったのは数回だが、東国原さんにだけは票を入れたのを覚えている」と振り返る。
半年後の参院選でも、政治経験のない無所属新人の外山斎氏が自民現職に勝利。出口調査では、無党派層の47.4%が外山氏に票を投じたとしている。年金問題などから増幅した当時の自民党政権への不満の受け皿となった。
無党派層は過去、本県でも大きな風を吹かせてきた。最近の選挙では、各政党の基礎票を積み上げるだけでは計算できない結果が生まれている。
◇ ◇
宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査では、09年の前回衆院選で投票したと答えたのは75人に上る。さらに82人が、今回の衆院選は投票に行くと答えている。「無党派=無関心」とは決していえない。
「選挙はわれわれが政治に関わることのできる唯一の機会」(宮崎市高岡町、69歳無職男性)、「選挙に行かないと政治に文句は言えない」(国富町、30代会社員女性)、「自分の1票を無駄にしたくない」(宮崎市、78歳無職女性)。無党派層の多くは自らの力を自覚し、政治を注視する。
◇ ◇
半面、投票した“その後”には無頓着さも。本県関係国会議員の名前を聞く質問に対し、3人以上答えられたのは34人。前回衆院選で投票したという75人のうち、小選挙区、比例区で投票した候補者・政党ともに覚えていたのは半数以下の31人だった。
これに投票した候補者の名前が不確かな人や、候補者か政党の片方しか覚えていない人を加えると57人。そのうち24人が前回衆院選の比例区で民主党に投票したと明らかにした。宮崎市の会社員男性(34)は「何か変わるかなと思って投票したが、変わらなかった」。同市の団体職員男性(62)は「前回は初めて民主に入れた。でもだめだった」。
宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「政党ができたり分裂したり合併したりを繰り返す様子をずっと見てきて、政治不信が高まっているのが無党派層だろう。だから変化を求め、状況に応じて毎回支持を変えている」とみる。
無党派層は風を起こし、風に乗る。しかしその風向きは容易に変わる。
7077
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:29
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50079&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(3)情報源
(2012年11月26日付)
■ネット活用広がらず
宮崎市の自営業女性(42)はインターネット交流サイト・フェイスブックで300人を超す「友達」とつながる。旧知の友人や仕事相手、サイトで知り合った人など関係はさまざま。衆院選宮崎1区に立候補を予定する3人も含まれる。
「宮崎にゆかりのある人とつながりたくて『友達』になる。政治家であることはきっかけじゃない」。候補予定者の日常には「人柄が伝わる」と感じるが、「他党批判はうんざり。政策をアピールする投稿も読まない」。政治や選挙の情報はテレビのニュース番組で知るという。
この女性の例のように、近年多くの政治家が活用するインターネットは、無党派層の政治情報の入手先として十分な支持を得ていない。宮崎日日新聞社が無党派の県民100人に行ったアンケートの「政治に関する情報のうち何を最も参考にするか」(複数回答可)との問いで、フェイスブックや短文投稿サイト・ツイッターを含むインターネットは17人。テレビの62人、新聞の50人に及ばなかった。
◇ ◇
本県選挙区からの立候補予定者10人のうち8人は、ホームページやブログなどインターネット上に自前の発信手段を持つ。利用者が増えているフェイスブック、ツイッターも5人が利用している。
候補予定者たちの狙いはさまざま。「政治そのものに関心をもってもらうため」「有権者の声の把握が目的」といったもののほか、「テレビや新聞ではなく、自分の言葉で伝えたい」との思いも聞かれる。一方で、公職選挙法が公示後のサイト更新や投稿を認めていないことから、「効果は未知数。選挙戦略とは考えない」と手探りの部分があることも認める。
◇ ◇
では、なぜネットが政治情報の入手先として選ばれないのか。調査では「ネットの情報は個人的見解が多い」(宮崎市・35歳主婦)、「ツイッターやフェイスブックは友人とのやりとり専用」(同・23歳大学生男性)「演説会など候補者と直接会って話を聞く」(都城市・55歳サービス業)などの声が集まった。一方で「テレビや新聞は偏っている気がする。ネット上の一般の人のコメントで価値判断している」(同・27歳主婦)と支持する意見もあった。
こうした傾向に、宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「そもそもネットを使うのは20、30代が中心で有権者全体からみれば少数派。また、ネットは候補者の意見を直接聞ける一方、第三者により精査された情報ではないという側面もある」と話している。
7078
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:54
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50080&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(4)第三極
(2012年11月26日付)
■実像見えず期待感薄
今回衆院選で注目される第三極。既成政党への批判の受け皿として名乗りを上げるが、宮崎市の会社員女性(38)の見方は厳しい。「その場しのぎでくっついたり離れたりして、政党そのものがよく分からない」と感じるからだ。宮崎日日新聞社が無党派層100人を対象に実施したアンケート調査では、「第三極への期待はあるか」との問いに対し、52人が「ない」「あまりない」などと回答した。
第三極について懐疑的な見方をしている要因の一つは、相次ぐ政党分裂や新党結成で第三極の立ち位置や実態が見えにくくなっていることがある。調査からは「政党がいっぱいあってよく分からない」(宮崎市・28歳看護師女性)といった困惑の声や、「政策や考え方が違う人の寄せ集めで長続きしない」(高原町・76歳農業男性)「しょせん選挙前にできるのが第三極」(宮崎市・56歳公務員男性)といった冷ややかな声が多数寄せられた。
◇ ◇
逆に「ある」と明確に答えたのは31人。高鍋町の自営業男性(24)は「今の政治を変えてくれそう」と期待する。以前は自民党を支持したこともあったという男性だが、代わり映えしない政治に興味は薄れつつあった。今では家族と政治について議論するほど政治への関心は高まり、「地域活性化や中小企業の救世主になるような政策を打ち出す政党なら支持したい」と第三極に熱い視線を注いでいる。
数ある第三極の中でも特に注目度が高いのは日本維新の会。二枚看板となる石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の知名度は抜群だ。小林市の団体職員女性(35)は「政治への関心はあまりないが、橋下さんも石原さんも知っているし、何かしてくれそう」と親近感を抱く。また、「主張がはっきりしていて分かりやすく、物事を決められそう」「橋下さんは若くて頼りがいがあり、一緒に歩んで行けそう」といった声が上がる。
◇ ◇
一方で「期待していいのか分からない」などと判断に迷う意見も17人から寄せられた。同市の無職男性(73)は「第三極が出てきたのは必然的な動きだが、今後どうなるかは未知数。政党が多すぎて選べない。政策が吟味できない」、都城市・58歳団体職員は「閉塞(へいそく)感を打破する可能性はある。だが、逆に混迷が深まる恐れもあり複雑」とそれぞれ頭を悩ませている。
第三極勢力が結集に向けた動きを加速させる中、無党派層の多くは複雑な心境でその動向を見守っている。
7079
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:52:20
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50101&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(5)投票率向上
■地道な政策訴え必要
1990年2月の衆院選まで80%前後で推移してきた本県の投票率は96年以降、60%台に低迷。2009年も69.10%にとどまり、戦後の衆院選では1946(昭和21)年以来63年ぶりに全国平均(69.28%)を下回った。どうすれば投票率を上昇させられるのか。宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査で、そのアイデアを求めた。
「何かが変わるという感覚が必要」。宮崎市のパート女性(58)は、自身の経験からそう考えている。投票を促しても応じなかった20〜30代の子ども3人が、政権交代で注目された2009年衆院選では投票所に出掛けたからだ。同市の会社員男性(34)は「総理大臣を直接選挙にすれば興味も高まる」との持論を持つ。
投票方法の充実を求める意見も多い。同市の自営業女性(29)は「わざわざ投票所に行くのは面倒。インターネット投票にすべきだ」と提案。「スーパーやショッピングセンターに投票所を」(延岡市・35歳会社員男性)との声もあった。
◇ ◇
「名前の連呼や動員のせいで選挙から遠ざかっている人も多いのではないか」。宮崎市の会社員女性(38)は今の選挙運動の在り方も投票率低下の一因とみる。「今の選挙運動をどう思いますか」との設問には、この女性のように48人が否定的。「連呼はうるさいだけ。政策が伝わらない」(宮崎市・55歳パート女性)、「選挙権は個人のもの。集会への強制的な動員は疑問」(国富町・30代会社員女性)など批判が噴出した。
肯定的な意見は「候補者が有権者に触れ合う機会」(宮崎市・29歳自営業女性)「選挙を盛り上げてくれる」(川南町・47歳会社員女性)など14人にとどまる。
「時代にそぐわない。インターネットなど社会の変化に合わせるべき」(串間市・58歳飲食業男性)など公職選挙法見直しを提案する声もあった。
◇ ◇
新富町の無職男性(70)は過去、一人の政治家にひかれてある政党を支持していたが、その政治家の引退に伴って政治への関心が薄れたという。その男性は、自身の経験から、投票率アップには「候補者同士の論戦の場を多くの人に見せる」ことが大切だと言い、「結局は候補者の質。人気のない商品を売る店に行列はできない」と断言した。
12月16日に投開票を迎える今回衆院選。調査では、無党派層の関心を引きつけるために、従来の手法にとらわれず身近な政策を地道に訴えることの大切を示している。
(おわり)
7080
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:53:37
>>6849
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000215-mailo-l45
政党混迷:2012衆院選みやざき/下 「中山VS上杉」今も 自民分裂、遺恨深く /宮崎
毎日新聞 12月1日(土)16時7分配信
「ここは大激戦区。民主や社民が(票の)取り合いをすれば、本当の選挙相手は(日本維新の会の)中山(成彬)さんになる」
1区から出馬予定の自民新人、武井俊輔氏(37)の選挙事務所開きが宮崎市であった11月29日朝、陣営の選対幹部は6人が名乗りを上げる選挙区の状況をこう分析した。
自民は09年の前回衆院選で、不出馬宣言を翻した中山成彬氏(69)と県連が推す上杉光弘氏(70)が1区から立候補を表明。ともに閣僚経験のあるベテラン2人だが、党本部は双方の公認を見送り、分裂選挙に突入した。いずれも無所属で立候補した結果は、共倒れ。保守王国・宮崎で、96年の小選挙区制導入以降、初めて非自民候補に議席を明け渡した。県連は「党紀違反行為があった」として、中山氏を除名扱いにした。その後、中山氏は10年の参院選比例代表に「たちあがれ日本」から出馬し落選。正式に自民党から除名された。
「中山VS上杉」の構図は今も見え隠れする。上杉氏は、今回衆院選候補を選ぶ公募に武井氏らと応募したが、県連の説得を受け入れ取り下げた。その代わり比例に回り、党の比例代表名簿に入った先月中旬、組織力を欠く武井氏を下支えすることに合意。武井陣営の選挙を取り仕切る選対本部長に、上杉氏後援会長の日高義幸宮崎市議が就任し、組織選挙の態勢を整えた。
「県連、支援団体、後援会の総力を結集し、何としても県都のある1区奪還を果たさなければならない」。中村幸一県連会長は、地域支部長に向けた文書で活を入れた。
一方、「第三極」離合集散の流れで「日本維新の会」公認となった中山氏。同30日、武井氏の事務所から徒歩数分の場所に選挙事務所を開き「自民党のために尽くしてきたが除名された。今回の戦いは一部の県連上層部と、一般の党員・県民の戦いでもある」とあいさつ。遺恨の深さを見せつけた。
集まった人の多くは、自民党時代からの支援者。その固定票に加え、維新の風を期待する中山氏は「日本維新の会(代表代行)の橋下(徹大阪市長)さんと一緒に日本の改革ができる。本当によかった」と新党にも気を配ったが、安倍晋三・自民党総裁との近さも度々示唆して「自民党色」をアピールした。
「10年後、20年後、あのとき武井を選んで宮崎がまとまり、宮崎の政治が変わったと次の世代に思ってもらえる戦いをしたい」と訴え、保守票集結を目指す武井氏。「保守層は元々私だ」と自負する中山氏。別々の党の看板を掲げ、同じパイを巡って争う2人の姿は、混迷の度合いを増す政党政治を鏡のように映し出している。【門田陽介】
12月1日朝刊
7081
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:00:37
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121128/nar12112802100003-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
1区 県都に吹くか「維新旋風」
2012.11.28 02:09
■無党派層がカギ
「維新の会です。維新の会が奈良に来ました。よろしくお願いします」
近鉄奈良駅前。元国土交通省職員の維新、大野祐司が姉と2人で次々と通行人に声を掛け、深々と頭を下げた。
前東京都知事の石原慎太郎が代表、大阪市長の橋下徹が代表代行を務める日本維新の会。これまでに地域政党「大阪維新の会」は大阪市議選や大阪府議選で第一党を獲得し、都市型選挙には強いとされる。
選挙区の大半を占める県都・奈良市は、県外就業者が3割を超え、いわゆる無党派層が多い。
その都市型の選挙区で、果たして「維新旋風」は吹くのか。各陣営の関係者は注目している。
ただ、突然の衆院解散で、維新の選挙準備には出遅れ感も否めない。特に新人の立候補予定者ほど厳しく、大野は公認発表される17日の前日、勤務先のフィリピンから急いで帰国した。
「どう訴えれば有権者に届くのか。どういう時間帯がいいのか。手探りだが、しがらみのない選挙戦を頑張りたい」。大野は拳を握りしめる。
一方、逆風が厳しいとされる民主は、馬淵澄夫が4選を目指す。
馬淵は奈良1区で平成15年、郵政民営化が焦点となった17年、政権交代が注目された21年、いずれもトップ当選を果たした。
今回は、菅内閣で国土交通相、東日本大震災後は原発担当の首相補佐官も務め、さらに知名度を高めた。
しかし、他府県の立候補予定者の応援や、マニフェスト作成のため上京を余儀なくされるなど、なかなか地元で腰を据えて活動できない事情も抱える。
それでも馬淵は「私の相手は毎回違う。相手が誰であろうが、問われるのは自分。相手との戦いではなく、自分との戦いだ」と言い切る。
元県議の自民、小林茂樹は昨年12月に立候補を表明した。
昨年、党県連が奈良1区の候補者を公募したが決まらず、県連会長の奥野信亮が「人柄がよく、後援会組織も強い」と立候補を直接要請した。
小林も「奈良市内の保守の代表として責任感を感じている」と決断した。
以後、早朝から駅に立ち、イベントなどにも顔を出す。親子3代続く“議員一家”でもあるが、小林は「知名度はまだまだ」と気を引き締める。
奈良市内の老人保健施設で准看護師として勤務していた共産、伊藤恵美子は今年6月、立候補を表明した。
地元の県議や市議と協力して選挙区内の主要駅前に立ち、「今ほど医療や福祉が粗末にされている時代はない。命が大切にされる政治をしたい」などと声を張り上げる。
支援する県議は「郵政民営化や政権交代が争点となった以前の選挙では、こちらの言うことに聞く耳を持ってくれなかった。しかし今は違う」と強調。従来とは異なる有権者の反応を感じているという。(敬称略)
◇
公示が来月4日に迫る衆院選。奈良1〜4区の選挙区別に立候補予定者の動向を伝える。
◇
■奈良1区の立候補予定者
馬淵澄夫52 元国土交通相 民 前
小林茂樹48 元県議 自 新
伊藤恵美子66 准看護師 共 新
大野祐司52 元国交省職員 維 新
7082
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:01:54
>>6661
奈良2区
百武威 37 医師 民 新
高市早苗 51 元科学技術相 自 前
中村哲治 41 参院議員 未 元
中野明美 64 元県議 共 新
並河健 33 元外務省職員 維 新
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/nar12113002170004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
3区 香芝に3事務所、奈良府民票争奪戦に
2012.11.30 02:17
「香芝で生まれ育った吉川です」。民主、吉川政重は香芝市の近鉄大阪線五位堂駅前で、乗降客に声を放った。
吉川は香芝市議を3期、県議も同市選挙区で1期務め、「香芝は牙城」という意識は強い。駅立ちや街頭では、「香芝の吉川」と枕詞(まくらことば)を添えてアピールすることを心掛ける。
しかし、陣営関係者は「情に訴えても通用しないのが、香芝の難しさ」と気を引き締める。そのため吉川は、地元の民主系市議の支援で地域の祭りやバザー会場などにも足を延ばす。
吉川が香芝市を重視するのは、地元出身だけが理由ではない。
近鉄大阪線で大阪方面に直結する同市は、大阪のベッドタウンとして住宅開発が活発で、現在も近鉄五位堂駅北側などで開発事業が進行中だ。
世帯数は、平成3年の市制施行時から約1・8倍の約2万8700世帯(10月末現在)に増加した。大阪や京都に通勤する県民、いわゆる「奈良府民」が多く、全世帯の6割以上が大阪方面などからの転入世帯とされる。
その票は選挙戦の行方を大きく左右するとされ、各陣営とも関心が高い。今回は立候補を予定する4陣営中、吉川を含む3陣営が事務所を構えた。
前回、大和高田市に事務所を置いた自民、奥野信亮も今回、香芝市に事務所を開いた。
「敵陣に乗り込み、票を奪いにいく」と陣営関係者。中選挙区時代も含め、旧文相、法相も務めた父の誠亮とともに約45年間守ってきた自民の議席奪還を目指す。
前回の落選後は地盤の御所、大和高田両市を中心に支援者をあいさつ回りし、入念に準備を進めてきた。奥野は「ようやく待ちに待った選挙だ」と話す。
17日に立候補表明したばかりの維新、西峰正佳も香芝市に事務所を構えた。
広陵町や王寺町なども含めた新興住宅地を中心に浮動票を狙う。主要駅や商業施設を重点的に回り、街頭で党の政策を訴える。
横浜や大阪からも次々と維新の塾生が選挙区入りしている。
陣営関係者は「浮動票の多い選挙区は、維新にとって多少とも追い風になる。景気回復や中央集権の打破など党の政策が浸透すれば、出遅れは挽回できる」と話す。
一方、共産、豆田至功の陣営は「香芝市などのニュータウンは、もともと党の支持基盤が弱く、無理に浮動票を獲りにいく戦術は取らない」と静観。他陣営とは一線を画し、事務所を大和高田市に構えた。
支援者回りを重点に、郡部では党の地方議員と協力して従来の支持票固めを進める。
選挙区内の電機メーカーの工場前などで、大手企業が進めるリストラを批判。「労働者の雇用を守る」などと党の独自色を打ち出している。(敬称略)
◇
■奈良3区の立候補予定者
吉川政重 49 元県議 民 前
奥野信亮 68 元法務政務官 自 元
豆田至功 59 元田原本町議 共 新
西峰正佳 45 歯科医師 維 新
7083
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:02:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121201/nar12120102290004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
4区 広大な選挙区 効率的な移動 知恵絞る
2012.12.1 02:29
都市部の橿原市や、山間部の吉野郡、宇陀郡などを含む19市町村を抱える奈良4区。面積は県全体の約8割を占める。大票田の橿原市中心部から十津川村役場までは片道約80キロ。車で移動しても2時間半〜3時間はかかる距離だ。
「効率を考えれば、市街地中心の選挙戦が理想。しかし、くまなく訪問しなければ、『あの人は来なかった』と批判される…」。ある陣営は、4区特有の事情を打ち明ける。
そのため各陣営とも、効率的な移動などに知恵を絞っている。
前回初当選した民主、大西孝典は衆院解散後に早速、昨年9月の紀伊半島豪雨で被災した十津川村を訪問した。
県南部を地盤にする民主の参院議員、前田武志も付き添い、地元関係者と豪雨災害からの復興について意見交換した。
少しでも時間を有効活用するため、県南部に移動する車中では、携帯電話で直接、支援者に電話を掛けている。
陣営幹部は「県南部に足を運べば一日仕事になり、スケジュールの調整に苦慮している」としながらも、「選挙戦では、衆院災害対策特別委理事として復旧支援に取り組んだ実績なども強調したい」とする。
自民、田野瀬太道は、衆院解散翌日の11月17日、大淀町の文化祭の会場まで足を運んだ。
引退を表明した父、良太郎の後を継いで、党員投票で後継に選ばれたばかりだった。
やや緊張してマイクを握り、会場であいさつした田野瀬。「新人らしく選挙区を広く回り、まずは名前と顔を覚えてもらいたい」と気を引き締めた。
衆院解散から6日後の11月22日に維新の公認を受けた松浪武久は、広い選挙区を駆け巡る時間を惜しむかのように、橿原市の近鉄大和八木駅前で慌ただしく街頭演説を始めた。
叔父は、元衆院議員の健四郎。自民から維新に合流した前衆院議員の健太はいとこにあたる“政治家一族”だ。
松浪自身も大阪府泉佐野市議を3期務めたが、広大な面積の奈良4区は土地勘もなく、戸惑いは隠せない。
早速、橿原市に移り住み、事務所を開設。県議会で11月20日に発足したばかりの「奈良維新の会」の県議2人を頼りに、戦術を練っている。
松浪は「公示までは市街地の主要駅で街頭演説中心に。公示後は選挙区全域を回りたい」と話す。
5月に立候補を表明していた共産、山崎タヨは準備期間の余裕を生かし、紀伊半島豪雨に被災した県南部に何度も足を運んでいる。
衆院解散後も、山間部の天川村に入り、村職員から被災後の現状を聞いた。地元支援者とも懇談会も続けている。
着々と郡部の支持層を固める一方、橿原市や桜井市など都市部でも、党の市議らと支持者を回り、主要駅では街宣活動にも力を入れる。
「公示は目前。少しの時間も無駄にはできない」。各陣営は慌ただしさを増している。(敬称略)
◇
■奈良4区の立候補予定者
大西孝典56 元災害特理事 民 前
田野瀬太道38 元議員秘書 自 新
山崎タヨ62 団体支部長 共 新
松浪武久45 元泉佐野市議 維 新
7084
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:05:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121129/elc12112902030003-n1.htm
【衆院選2012 新潟】
年の瀬決戦(上)1区 無党派層訴え鍵
2012.11.29 02:02 [新潟県]
12月4日の衆院選公示が迫り、県内では立候補予定者が選挙事務所を開いて支持者固めに力を入れるなど事実上、選挙戦が始まっている。全6選挙区で民主、自民の対決が軸になる。議席を独占する民主に対し、自民が1〜4区に新人を擁立、5区が比例代表からくら替えの前職、6区が元職という顔ぶれで議席奪還を目指す。さらに「第三極」の日本未来の党が1区で、日本維新の会が4、5区で加わり、波乱含みの展開も予想される。全選挙区の対決の構図を探った。
◇
■1区
「県都」の新潟市を中心とする1区は、4選を目指す民主前職の西村智奈美(45)に自民新人の石崎徹(28)が挑む。未来の新人内山航(31)、共産新人の武田勝利(48)も立候補を表明している。都市部に多い無党派層にどこまで訴えかけられるかが鍵を握る。厚生労働副大臣の西村の選挙事務所開きには新潟市長の篠田昭が駆け付け、知事の泉田裕彦の祝電も披露されるなど、実績と組織力で迎え撃つ。自民県議らを先頭に組織固めを急ぐ元官僚の石崎は20代という若さを武器に追い上げる。内山は、4人の子供の父親という生活感と参院議員の森裕子の秘書として地域を奔走した行動力を前面に押し出し訴える。
■2区
2区は選挙区内に原子炉全基停止中の東京電力柏崎刈羽原子力発電所があり、再稼働問題への対応が争点となる。3選を狙う民主前職で農林水産政務官の鷲尾英一郎(35)に、自民新人で元官僚の細田健一(48)が切り崩しを図る。細田は愛知県出身で「落下傘」候補だけに、柏崎市長選で割れた地元の自民市議らが一枚岩となれるかが課題だ。民自対決に、原発反対を訴える共産新人の宮路敏裕(54)、社民新人の渡辺英明(62)が割って入る。
■3区
3区は、再選に向かう民主前職の黒岩宇洋(46)に、自民の斎藤洋明(35)、共産の田中真一(50)と無所属の三村誉一(66)の3新人が挑む展開となりそうだ。選挙区外の南魚沼市出身の黒岩に対し、地元村上市出身で元官僚の斎藤が地縁・血縁を生かして猛追する。魚沼地域に劣らぬ稲作地帯であることを意識し、田中と三村は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加反対を訴える。三村は選挙活動を徒歩で行う独特のスタイルだ。(敬称略)
7085
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:05:28
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/ngt12113002220002-n1.htm
【衆院選2012 新潟】
年の瀬決戦(下)“女の戦い”軸の4区
2012.11.30 02:22
■4区
新潟市から長岡市までまたがる4区は4選を狙う民主前職の菊田真紀子(43)に自民新人の金子恵美(34)が挑む“女の戦い”を軸に、維新の公認を得て意気上がる元職の栗原博久(65)が急追し、共産新人の西沢博(32)が政策を軸に訴える。27日夜の菊田の決起集会には三条市長の国定勇人が駆けつけ「再びバッジを」と訴え、会場の喝采を浴びた。元県議の金子は「地域の声を国政に」と訴え、支持者を開拓。各地で組織を整備し、知名度が上昇している。栗原は3回当選で培った地盤に加え、12月1日は維新代表代行の橋下徹が駆けつけ一気に反転攻勢を目指す。
■5区
7選を目指す現職閣僚の民主前職、田中真紀子(68)と比例からくら替えの自民前職、長島忠美(61)の争いに、過去2回自民から出馬した米山隆一(45)が維新の公認を得て割って入り、波乱含みに。共産新人の服部耕一(43)も支持を訴えている。田中は公務の合間に頻繁に地元入りし、28日の事務所開きでは「真剣勝負」と語気鋭く語り、盤石を誇る組織を引き締め。「支持」を決めた連合新潟幹部も駆けつけエールを送った。長島は自民県議、市議や後援会などの組織を固め26日に事務所開き。幹線道などで“手振り”も始め臨戦態勢に入った。組織を持たない米山は街頭を中心に草の根型の活動を進め、フェイスブックなどインターネットを活用して若者票に期待する。12月1日は代表代行の橋下が長岡入りし、浸透を図る。
■6区
6選に挑む民主前職の筒井信隆(68)と自民元職の高鳥修一(52)が激しく争い、共産新人の高橋ミキ子(53)が政策論争を挑む。後援会を中心に、連合新潟の推薦を受け支持拡大を目指す筒井は28日に選対合同会議を開催。臨戦態勢を整えて一気にスパート。支持者を固め、企業、団体との連携強化を目指す。高鳥は23日に事務所開き。地元県議、市議らとともに支持者を回り、企業や団体にあいさつを続け、民主への逆風を追い風に変えてこまめに街頭で辻立ちし、支持を広げる。(敬称略)
7086
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:07:51
http://yamagata-np.jp/news/201211/28/kj_2012112800891.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[1] 1区・民自前職が攻防
2012年11月28日 10:10
突然の衆院解散から師走の政治決戦へ―。第46回衆院選は12月4日の公示が目前に迫ってきた。民主、自民の二大政党による激しい攻防、新旧交代をめぐるせめぎ合い、そして日本維新の参入…。各政党、各候補予定者は生き残りを懸けた戦いに突入する。日増しに緊張感が高まる県内の3小選挙区で、「公示前夜」の舞台裏に迫る。(文中敬称略)
「首相を決める党代表選に2度も立てる人物が今の山形にいるか。そんな人を落選させたら全国で笑われる」。県1区の民主前職、鹿野道彦が19日、山形市内で開いた朝食会。鹿野を支える民主、社民の県議、市議ら20人以上が集まり、こんな発言が相次いだ。
2005年の前々回衆院選で落選し、前回返り咲くとともに悲願の政権交代を果たした鹿野は予算委員長、農相を歴任。要職に就いたことで地元入りの機会が減った。陣営は「相手は小まめに回っている」と焦りを隠さない。後援組織の高齢化も不安材料に挙がる。色あせた感のある政権交代から3年余り。地元への浸透度で後れを取り、後援会の機動力が弱まる中、逆風が追い打ちを掛ける。
■TPP反対姿勢
鹿野の言動に対し、ある陣営関係者は「(核心に)踏み込んだ話をしなければ支持は得られない」と注文する。鹿野は9日のJA県大会で、環太平洋連携協定(TPP)に関し慎重な物言いに終始した。鹿野は「党の考えをまとめるのが自分の立場」と説明する。
元首相鳩山由紀夫がTPPなどに反対し、公認を得られず出馬を断念した。その後に幹事長輿石東、政調会長細野豪志と連絡を取った鹿野は「政府が最終的に判断することになったTPPに現時点で反対しても公認取り消しはない」ことを確認。本県JAなどが山形市で29日に開く「TPP交渉参加断固阻止」県民緊急集会で「反対の考え」を示し、決死の覚悟で自民への流れを阻止する構えだ。
一方、政権奪還を訴え、息巻く自民党。その中で自民前職の遠藤利明は小選挙区での雪辱に向けた準備を進めている。
前回、遠藤の得票は10万4911票、鹿野は10万6202票。1291票差で苦杯をなめた。県1区の上山、天童、山辺、中山各市町で遠藤は計3万9093票を積み上げ、鹿野を4738票上回ったが、山形市で6029票差をつけられ比例復活に甘んじた。
■安定しない戦績
大票田で安定しない戦績から、「中心部(山形市)で弱い」。上山市出身の遠藤にはこんなレッテルが付きまとう。
陣営は山形市内の攻略に腐心し、市内小学校区ごとに支援組織の設置を目指してきた。しかし、思うように進まない。「組織の核としてめぼしい人は町内会長、民生委員と肩書が重なり多忙。高齢でもある」(陣営関係者)。
11年の県議選で遠藤は激戦の上山、天童両市区で支援候補を勝利に導いた。先の天童市長選で無投票当選した山本信治とも連動し、想定通りに周辺を固めつつあるが、昨年9月の山形市長選の敗北を引きずり、県都での有効な手だてを講じられないままだ。
遠藤は23日の後援会事務所開きで「風は関係ない。挑戦だ」と前回敗れた自身の立場を強調した。裏腹に支援者からは「今回は優位な状況だ」と風を頼りに楽観する声が漏れた。
勝敗の鍵を握るであろう山形市の攻防。前回、鹿野を積極支援した知事吉村美栄子の動向も不安要素だ。
7087
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:08:31
http://yamagata-np.jp/news/201211/29/kj_2012112900925.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[2] 2区・前職に自民新人挑む
2012年11月29日 11:33
「3年前の鈴木(啓功)とは違うぞ」。県2区の民主前職、近藤洋介サイドからよく聞かれるセリフだ。民主への追い風に加え自民の出遅れで、ダブルスコア勝ちした前回。陣営引き締めの意味合いもあるが、関係者いわく「今度の相手は東大卒で若くてイケメン」。何より農村票の多い県2区で、農政に通じた元官僚の自民新人、鈴木憲和は脅威にほかならない。
解散後、自民のベテラン県議が鈴木を連れ、置賜地域の近藤の有力支援者宅を訪問。夏場から続く切り崩し策はさらに活発化し、近藤陣営に緊張感を生み出している。
■党より個人強調
近藤にとっては固い組織力で逆風をしのぐ戦いとなる。「党派を超えて」「政治家としての地金が問われる」。首相野田佳彦の側近を強調する一方、選挙後の政界再編をちらつかせて民主党色を薄め、個人を強調する表現を使いだした。経産副大臣の公務で、解散後も中小企業対策などに追われる。「公示になれば選挙戦に没頭したい。正直、日がないので焦っている」と吐露する。
近藤は党政策作りの中心人物だが、環太平洋連携協定(TPP)への対応をめぐり、解散当日の新聞折り込みチラシが波紋を呼んでいる。TPP推進派とされてきたが、「反対」が踊る文言にJA関係者らは首をかしげた。「交渉参加すべきとの立場だが、農業を守る立場であることを伝えたかった」と近藤。29日の交渉参加断固阻止県民緊急集会での発言に注目が集まる。
一方、自民が巻き返しを期して擁立した元農水官僚の鈴木憲和。自民の牙城だった県2区内の失地回復が命題だ。
高畠町後援会の発会式が25日に行われ、来賓の寒河江信町長は鈴木が農水省時代に置賜各地を訪れていたエピソードなどを紹介し「官僚としての大望を捨てて戦う決意をした彼に国政の場へ進んでもらいたい。はっきり支持を表明させていただく」と言い切り、前回よりも積極的な姿勢を示した。鈴木支持の旗色を鮮明にした首長は初めてとなる。
東根市で28日に開かれた北村山地区事務所開きに、東根市長土田正剛が顔を見せた。土田は前回、近藤支持を打ち出し、今回も変わらぬ姿勢を示している。土田は「小選挙区はお世話になっている近藤さん。比例は自民」としながら「鈴木さんは必ずや日本を背負って立つ政治家に大成する。当選の栄誉を勝ち取ってほしい」と持ち上げた。
■農業を対立軸に
7月の事務所開き以来、総裁安倍晋三、幹事長石破茂、青年局長小泉進次郎と豪華ラインアップを招き走りだした。農政のプロとして農業再生を訴え、TPPには一貫して反対。農産物輸出、若者の取り込みなど農業者の共感を意識した政策で、前職との対立軸にしようと腐心してきた。
追い風は確かに吹いている。しかし、鈴木は「微風程度」と言い「地道に足を運び、一人でも多くの有権者に自分の思いを伝えたい」と堅実な攻めの姿勢を強調する。
(文中敬称略)
7088
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:09:10
http://yamagata-np.jp/news/201211/30/kj_2012113000963.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[3] 3区・保守分裂の酒田
2012年11月30日 11:31
「うちの支部は(反党行為の)市議に離党まで促した。県議も党紀保持に厳しく臨んでほしい」。酒田市内で28日に開かれた加藤紘一酒田飽海地区選対の合同会議で、自民党平田支部の役員が声高に訴えた。前列で席を並べていた同地区選対副本部長の県議森田広、星川純一の表情が険しさを増した。
衆院選の対応をめぐり、保守分裂が必至となっている酒田市。県3区から自民公認で14選を目指す前職加藤に対し、前酒田市長阿部寿一が反旗を翻す形で無所属で立候補を表明した。保守系市議が両陣営に分かれ激しい前哨戦を繰り広げている。
■党紀で重い縛り
市内四つの自民党支部のうち、酒田、八幡、平田の3支部で支部長を務めていた市議が阿部支援に回って辞任。平田支部では反党行為への厳しい批判を受け、3市議が離党した。残る市議の多くも自身の後援会内で意見が割れ、加藤、阿部のどちらに付くかで厳しい選択を強いられた。党所属の酒田市・飽海郡区選出3県議の後援会の内情も同じだが、「党紀」という重い鎖で縛られる。
党本部は24日、都道府県連を通じ、幹事長石破茂と党紀委員長谷川秀善の連名で「党紀の保持について」という異例の通知を各支部に送った。
「全党員が党紀を順守するとともに、非公認・非推薦候補者への応援は絶対に許さない厳しい姿勢で、結束して党公認・推薦候補者の全員当選を目指す」
加藤の酒田市後援会幹事長佐藤弘はこの通知を合同会議で読み上げ「反党行為は県連が厳正に対処することになる」と厳しい口調で語った。後援会最高顧問に就いた平田牧場会長の新田嘉一は酒田飽海地区選対事務所開きであいさつし「今度の衆院選で自公は過半数の議席を得る。無所属では何もできない」とし、市内に広がる阿部支援の動きをけん制した。
■「王国」への挑戦
「われわれは『加藤王国』の牙城に挑戦している。皆さんの力でぜひ世代交代を実現させよう」。酒田市内の後援会事務所で26日に開かれた阿部陣営のミニ集会で、選対本部長中村護が気炎を上げた。さらに司会役の選対幹部が続けて「酒田から40年間、保守系国会議員が出ていない。そのことでこの地域に多くの弊害が生じている」。
酒田市を中心とする酒田飽海と、鶴岡市が中心の鶴岡田川に分かれる庄内。両市は長く、政治、経済の両面で庄内の覇権を争ってきた経緯がある。だが、加藤が鶴岡田川で強力な地盤を築いているのに対し、酒田飽海は中選挙区時代に10期務め、1972(昭和47)年に落選した後に引退した池田正之輔(旧八幡町出身)の後、保守系衆院議員を輩出していない。加藤はこの年の衆院選で初当選した。
阿部を推す市議の一人は「加藤は鶴岡の人。この地域から保守系議員を出すのが酒田市民の悲願」と話し「酒田の保守層の底流にある思いが、加藤の健康不安をきっかけに世代交代論として表面化した」とみる。(文中敬称略)
7089
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:09:34
http://yamagata-np.jp/news/201212/01/kj_2012120100012.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[4] 3区・“空白区”の新庄最上
2012年12月01日 09:28
「岸さんの支援は(得票を左右する)大きな要因になる。メッセージを頂戴し、大変心強く感じます」。新庄市で11月25日夜に開かれた自民前職、加藤紘一を支援する団体の新庄最上地域代表者集会。同地域出身で、参院議員岸宏一(自民)は東京都内での党務で欠席したが、加藤は25分間に及んだ決意表明の中で、岸に向けた賛辞を随所に織り交ぜた。「だいぶ気を遣っているな」。出席した同党関係者は驚いた。
■参院選のしこり
鶴岡、酒田、新庄の3市を中心とする広域エリアに勢力域が分かれる県3区。保守系の候補予定者を見れば鶴岡田川は加藤、酒田飽海は無所属新人の阿部寿一がいる。「地元から代議士を」をスローガンに両地域で運動が過熱する中、新庄最上は“空白区”。だからこそ阿部は同地域の保守系議員に対して積極的に接触しており、興味を示す議員も少なくない。こうした状況に加藤陣営は「保守層の結束を強化しなければならないんだが…」。
歯切れの悪さの背景にあるのは、2010年の参院選。早々と3選出馬への意欲を表明した岸に対し、加藤が会長を務めていた同党県連が新人公募に踏み切った。結果、現職候補がいる選挙区で異例とも言える党員投票を導入。岸は新人を制して党公認を勝ち取ったが、党内の反発は大きかった。同地域の岸支援者は「現職が出馬表明しているのに公募した理由が現在でも理解できない」と話す。しこりは完全に解消されたとは言い難い状況だ。
「手打ちが必要だ」―。関係修復を図るため、加藤陣営は同党総裁選後の10月上旬、選挙をにらんだ加藤、岸会談の段取りを整えた。そして同月中旬の都内。関係者によると、加藤は酒田市長選で自身が応援する新人候補本間正巳への選挙協力を要請した後、本題を切り出した。「(自分は)次の衆院選に出る。支援をお願いしたい」。こう述べて頭を下げた。
■「行動してもらう」
「公認候補はしっかり応援する」と岸。「前回参院選の公認手続きに対し快く思っていないムードが新庄最上にはある。(一枚岩となるには)行動してもらうことが必要になる」と続け、その雰囲気を自ら払拭(ふっしょく)することを暗に促した。
岸の指摘に対し、加藤が答えを出す場と関係者が注目した11月25日の代表者集会。同地域の有力者ら約110人が出席した中で、加藤は冒頭から岸の存在感をたたえる言葉を並べ、満足そうな表情を見せた。だが、岸に近い複数の支援者は「やはり前回参院選の公認選びのいきさつに触れ、しっかり釈明し、頭を下げてもらわなければ応援する気にはなれない」と話す。
一枚岩にならない同地域の保守系支持者の状況について、加藤を推薦し、岸とも関係が深い公明党県本部の幹部は「県本部が目標に掲げる東北比例過去最多得票を実現するためにも保守分裂は困る。加藤、岸両氏との間の溝を危惧する。早期の関係修復を求めたい」と動向を注視している。
(文中敬称略)
7090
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:12:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/nagasaki/20121201/20121201_0002.shtml
長崎県 防衛票めぐり攻防 4区、基地の街に火花
2012年12月01日 15:58 自衛隊員約6千人が駐留し、米軍基地で日本人従業員約1600人が働く佐世保市。30日、森本敏防衛相が民主前職で防衛政務官の宮島大典氏(49)の応援に駆けつけ、自民前職で元防衛副大臣の北村誠吾氏(65)は連日、基地前で朝立ちを続ける。「自分こそが基地の街の役に立つ」。同市を抱える4区は、自らの力を誇示する「防衛票」争奪戦が熱を帯びる。
「自分の仕事を手伝ってくれた。宮島政務官のような人材を日本で一人でも育ててほしい」
この日夕、同市内のホテル。壇上で森本防衛相は宮島氏とがっちりと握手して見せた。陣営によると、民間出身の森本防衛相が応援演説するのは異例という。
宮島氏は防衛政務官に就任して2カ月足らずだが、強みは「現職」と「若さ」だ。この日も「佐世保は国策と直結する。森本さんの下で学んだ知識を国防に役立て、将来の地域づくりに生かしたい」と力を込めた。
支持基盤である連合傘下の基地従業員労組「全駐労長崎」(約850人)も援軍の一つだ。陣営に幹部を引き入れ「雇用維持」を訴えることも忘れない。
× ×
その10時間ほど前。北村氏は市内の陸自相浦駐屯地前にいた。
当選4回。「防衛副大臣」の肩書で挑んだ前回衆院選は自民逆風の中で比例復活を果たした。その北村氏が解散後の“日課”になっているのが基地前の街頭演説だ。
市内の海自、陸自の施設を巡り、「国民のために命をかける自衛隊が安心して役割を果たせるよう憲法でしっかりと位置付ける」と強調。傍らには「海上自衛隊佐世保OB会」(約千人)の会員が寄り添い絆の強さを演出する。
演説の中で一段と語気を強めるのが「次は大臣」だ。「地元にもっと役立つ」。与党返り咲きの可能性が強い情勢を生かし「不況克服の即戦力」をアピールする。
一方、未来新人の末次精一氏(49)は防衛予算の維持、共産新人の石川悟氏(60)は米軍基地の撤去を訴えている。
=2012/12/01付 西日本新聞朝刊=
7091
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:14:38
>>6712
京都・冬の陣:’12衆院選/2 自民、公明 公募の新人、「政党」前面に /京都
>>7048
京都・冬の陣:’12衆院選/4止 維新、みんな、未来 公認の調整、間際まで /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000177-mailo-l26
京都・冬の陣:’12衆院選/1 民主 謝罪と成果、セットで訴え /京都
毎日新聞 11月28日(水)15時34分配信
◇「“風”に頼らぬ」地道に政策語ってこそ
「浮動票は第三極に流れ、ごっそり抜ける。(政権を)継続し、地元と日本のために全力を尽くしたい。どうか助けてください」。4区に出馬予定の民主前職、北神圭朗は今月24日の京都市右京区の事務所開きで力を込めた。参院議員や後援会、連合京都のメンバーら約150人らも懸命に手をたたき、熱意に応えた。
民主が悲願の政権交代を果たした09年夏。北神は市北部の農村を自転車で駆け回った。あぜ道を走り、畑で作業をする人を見つけては駆け寄った。市街地ではスーパーや駅前で立て続けに街頭演説。子供の手を引く母親が駆け寄って来た。「民主は子供の味方ですね」。日焼けした北神に握手を求めた。
今月下旬。首相、野田佳彦による電撃的な解散の余韻も冷めやらぬ中、陣営幹部十数人が事務所で額を寄せた。ある幹部によると、ここで決まった方針は、「街頭で顔を広めるより、北神の人柄を知っている支援者を回って票を固めることに重点を置く」ことだ。
北神自身も認めている。「街頭で道行く人に『民主の候補者』とだけ知られても効果は期待できない。支援者に向き合い、(政権が)できなかったことを謝罪し、成果を訴えた方がいい」
先週、右京区のレンタル会議室に後援会員30人程度が集まった。北神は「大変厳しい情勢だ。3年余りで実現したことも多いことを広めてほしい」と深々と頭を下げた。「首相補佐官」が見せた危機感に、後援会員の目の色が変わったという。
民主は前回、6区のうち5区で勝利し、残る1区も比例復活した。だが、昨年の統一地方選で府議会で第2党、京都市議会で第3党にとどまり、「地力」には疑問符がつく。連合京都の幹部は「支援組織や地方議員組織の力は相変わらず自民に及ばない」と明かす。
政府や党で要職を歴任した前原誠司も24日に東山区であった後援会総会で「党内はいつもゴタゴタ。反省し、深くおわびをしなければならない」と率直に謝罪した。一方で「野党やマスコミから『何もしていない』などと言われるのは腹立たしいし、不本意だ」と語気を強め、失業率や有効求人倍率の改善、高校無償化実現など政権の「成果」を挙げてみせた。府連幹事長の府議、中小路健吾は「“風”に左右される選挙を繰り返していいのか。冷静に、地道に訴え、政策を語っていきたい」と話した。【古屋敷尚子】
(敬称略)=つづく
× ×
12月4日の公示まで1週間となった衆院選。政党の離合集散が相次ぐ混戦の中、選挙戦をどう進めるのか。「冬の陣」に挑む各党の事情を探った。
11月28日朝刊
7092
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:14:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000179-mailo-l26
京都・冬の陣:’12衆院選/3 共産、社民 脱原発、国民の眼力期待 /京都
毎日新聞 11月30日(金)13時2分配信
◇「若者の力で何とか挽回」
衆院解散後初の週末を含む23〜25日の3連休中、共産は「ハンドマイク隊」と称し、全府域の駅前や街角などで党支部メンバーや市町議員らが5〜10分程度、つじ立ちし、政策ビラを街行く人々に配った。約1100ある党支部の3分の1が参加し、延べ約1万カ所に及んだ。
党府委員長、渡辺和俊は「ビラ配りの反応は良かった。『参考にしたい』と受け取ってくれた」と話す。一方で、「次々政党ができてくる。わけ分からん」。こんなことを言う人も目立ったという。
連休最終日の25日昼前、京都タワー(京都市下京区)前の大型街宣車の上に、府内唯一の前職で党国対委員長、穀田恵二(65)ら小選挙区の候補予定者が顔をそろえた。
「最近けっこう宣伝しているが、数日たつともう(政党が)消える。ひどいのになると擁立発表の次の日に候補予定者が『もう辞めた』と」
穀田が真っ先に言及したのは、日本維新など「第三極」への批判だった。冬晴れの行楽日和。周辺は観光客らでごった返していたが、足を止める人はまばらだった。
78年まで計28年間府政を担い、「トラさん」の愛称で知られた革新系知事、蜷川虎三の元で力を蓄えた府内の共産。だが近年は、小選挙区制に移行した96年に比例で26万余あった得票が09年の前回選で19万余、10年の参院選で約15万、と組織の弱体化は否めない。
「原発即時ゼロ」を前面に掲げるが、既成政党や「第三極」の多くが、表現は異にするものの脱原発の方向性を打ち出している。
「大飯原発の再稼働反対運動を市民団体や母親たちと一緒に戦ってきた。脱原発をうたう政党は多いが、実現できる党を見分ける目が育っていると信じている」。渡辺は力を込めた。
◇
同様に「反原発」を掲げる社民。解散10日後の26日、2区で新人、佐藤大(33)を擁立した。社民は現在、府議、京都市議ともにゼロ。佐藤も同市議選に2度出馬したが、落選した。厳しい現状を認めつつ、佐藤は「経済的に新自由主義をとるのか、社会民主主義をとるのかという対立軸が打ち出されていない。若者の力で何とか挽回したい」と存在感をアピールする。
◇
幸福実現も1、4両区に新人を擁立し、「消費税増税反対」などを主張している。(敬称略)【入江直樹、五十嵐和大】=つづく
11月30日朝刊
7093
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:29:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000029-mailo-l05
選択の視点:’12衆院選・秋田/1 TPP 農家、医師に警戒強く /秋田
毎日新聞 11月27日(火)11時15分配信
◇製造業者「生き残りに必要」
. 国民の圧倒的な支持を受けた政権交代から3年3カ月。衆院選が来月4日公示、16日に投開票される。14政党が乱立し、それぞれの政策を打ち出す中、有権者は何を基準に投票すればいいのか。低迷する農業、雇用不安、少子高齢化など秋田で特に深刻な課題を中心に、民主党が推し進めた政策の影響をたどり、今後を展望する手がかりを探る。
「TPP反対」「食の安全安心を守れ」−−。今月15日、東京の国会議員会館前で、全国の農協青年部から集まった約100人が、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に反対して農作業着姿で座り込みをした。
参加した県農協青年部の佐々木保副委員長(39)=潟上市=は「(外国産農作物には)コストや栽培面積で太刀打ちできない。自給率向上と言いながら下がる道を選んでいる」とTPPを批判。「アジアの成長を取りこむと言うが(交渉相手に)中国は入っていない。それで輸出を伸ばせるのか」と疑問を呈する。
TPPは発効から10年以内に原則全品目の関税撤廃や医療・金融などの市場開放を目指す協定。民主党は野田佳彦首相がTPP推進を公認の条件にすると表明した。自民党も安倍晋三総裁は交渉参加に前向きな発言をしている。他党は警戒する主張が多く、今回の衆院選の争点の一つだ。
農協の政治団体、県農協政治連盟は、推薦候補選定の参考にするため各立候補予定者にアンケートを実施した。22日に大仙市で決起集会を開いたJA秋田おばこは、3区の立候補予定者を招き賛否をただした。出席した3人のうち、国民の生活が第一前職と共産新人は強く反対を主張し、喝采を浴びた。また、2区で民主前職が開いた小集会では、「慎重に対応する」などと歯切れの悪い前職に対し、出席した男性が「だから先生は賛成か反対か」と何度も食い下がる場面もあった。
農業だけではなく、医療現場からも懸念の声が上がっている。南秋田整形外科院長で県医師会常任理事の小玉弘之医師は「TPPに参加したら利益追求型の米国の病院が参入し、地方の病院がつぶされる。国民皆保険のシステムは崩壊し、患者は医療を受ける権利を奪われパニックに陥るだろう」と話す。報酬の高い病院に医師が集中し、地方の医療機関の医師不足が加速する危険も高まるという。小玉医師は「危機的な状況が迫っている」と強く懸念する。
. 一方、TPPを歓迎する声もある。「農家には悪いがTPPがなければ生き残れない。手取り足取り保護されている農業ではなく、今度は製造業にも目を向けてほしい」。湯沢市の自動車部品メーカー経営者の男性(70)はそう語る。
大手自動車メーカーの孫請けとして約20年間、ギアの部品などを製造。数年前に4000万円投資してコンピューター制御で部品を作る機械も導入した。「おたくの設備じゃ作れないでしょと思われたら命取り」のため、先手先手を打ってきた。しかし、08年のリーマン・ショック以来、大手メーカー減産のたびに注文は減った。今年は中国の反日暴動もあり、売り上げは前年同期比4割減という。
前回選挙では「弱い立場の私たちの生活を変えてくれる」と期待して民主党に投票したが「だめだった」。TPPには期待するが、「民主党は今回は遠慮したい」。真剣に製造業のことを考えてくれるところを選ぶつもりだ。=つづく
11月27日朝刊
7094
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:46:30
>>7070
近畿で柳本を公認する余裕なさそうだなあ
吉野みたいに九州にでも国替えか?
7095
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 02:36:44
自民党 比例区公認42人を発表
http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/TKY201212010629.html
自民党は1日、衆院選の比例区単独で公認する立候補予定者42人を発表した。公認を内定したのはすべて新顔で、次の通り。(敬称略)
北海道=清水誠一(63)、勝沼栄明(38)、大越農子(42)▽東北=吉田修(65)、村上文人(62)▽北関東=新谷正義(37)、佐藤明男(60)、百武公親(50)、下田彰一(59)
▽南関東=文月涼(45)、石川英男(51)、出畑実(62)▽東京=赤枝恒雄(68)、田畑毅(40)、川松真一朗(31)、小野敬三(67)、石田計夫(69)
▽北陸信越=永山文雄(62)、助田重義(52)、渡辺智康(52)、轟好人(63)、小林孝治(57)
▽東海=川田隆(55)、佐橋靖隆(61)、山際功修(57)、杉山真(33)▽近畿=西村日出男(66)
▽中国=池田道孝(65)、木村光寿(39)、井木敏晴(47)、日野原修治(54)、秋田博紀(50)、佐伯充範(39)
▽四国=永井一郎(57)、高橋央(45)、松崎敏則(61)、篠崎令子(50)
▽九州=末吉光徳(66)、湯川一行(63)、西村忠則(63)、泉幸親(60)、川嶋潔典(30)
7096
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 08:48:41
http://mainichi.jp/select/news/20121202k0000m010111000c.html
衆院愛知12区:未来、維新と対決 都築氏を公認へ
毎日新聞 2012年12月02日 02時30分(最終更新 12月02日 02時41分)
日本未来の党が、衆院愛知12区(岡崎市など)に無所属で出馬予定だった元衆院議員、都築譲氏(62)の公認を内定したことが分かった。12区では日本維新の会が重徳和彦氏(41)を既に擁立しており、未来が維新に配慮せず第三極同士で対決する姿勢を鮮明にした。
都築氏は当初、未来に合流する国民の生活が第一からの立候補を目指していた。生活は当時、同一選挙区で第三極同士が戦うことを避ける方針だったため都築氏に愛知13区(碧南市など)へのくら替えを要請。だが都築氏は「地元で戦いたい」と拒否し、12区に無所属で立候補することを決めた経緯がある。
未来に合流する旧減税日本関係者は都築氏の公認について「未来は、原発などの政策で維新とのずれが目立っている。未来として、愛知県内でできるだけ議席を取りたいということだ」と維新に配慮しない考えを明らかにした。都築氏は毎日新聞の取材に「未来と政策はほぼ一致しており、一緒に戦えるのは心強い」と話した。
未来は愛知10区(一宮市の一部など)で新人の会社社長、高橋一氏(52)の擁立を内定。10区ではみんなの党が民主離党組の前職、杉本和巳氏(52)を擁立しており、愛知県内で未来はみんなとも戦う形になった。
また未来は愛知7区(瀬戸市など)に新人の弁護士、正木裕美氏(31)を擁立することも内定した。【三木幸治】
7097
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 08:52:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t31015.htm
民主、小沢氏と激突 岩手4区・及川氏が出馬へ
政権与党の威信を懸け、民主党が衆院選岩手4区で、党分裂の「張本人」である国民の生活が第一の小沢一郎代表と直接対決する。県連の擁立作業は難航したが「不戦敗は許されない」と公示直前に党本部主導で候補の投入を決めた。「逆に組織が引き締まる」と、小沢氏陣営は迎え撃つ。全面対決により、重なった支持基盤の分裂は避けられそうにない。
◎堂々と選挙
「1、3区は(小沢氏と分裂して)悩みながらも決死の覚悟でやっている。支持の拡大に向けて堂々と選挙をすることは当たり前だ」
1日に盛岡市であった新人及川敏章氏(56)の出馬会見。選対本部長の平野達男復興相(参院岩手選挙区)は、擁立の理由を語った。
急転直下の候補者決定だった。県連は地元からの擁立を模索したが難航。11月30日、党本部側が及川氏に出馬を要請し、同日夜に決断した。
◎吹っ切れる
4区では平野復興相と県議4人が小沢氏とたもとを分かち、民主党に残った。支持基盤が重なる中、擁立は自分たちの基盤も大きく揺さぶる。
ある県議は小沢氏が岩手1区に達増拓也知事の妻陽子氏を擁立したことに対し「政治の私物化だ」と憤り「正直ちゅうちょしていたが、小沢さんの政治姿勢に対し、県民の不満はかなりある。『小沢王国』の地盤に一石を投じたい」と吹っ切れたように話す。党本部も野田佳彦首相が公示日に応援に入る方向で検討中という。
◎明確な構図
一方、小沢氏の後援会連合会の小笠原直敏会長は「今までは別居状態だったが、離婚届を出されたようなものだ」と対決姿勢をあらわにする。
もともと仲間だった民主党の擁立で票が流れる可能性はあるが、別の後援会幹部は「構図が明確になって戦いやすくなった。組織が引き締まる」と歓迎する。
ただ小沢氏の後援会内には困惑する声もある。民主党に残留した県議の地元の後援会関係者は「一番恐れていた事態になった。県議が本腰を入れれば地域が分裂してしまう」と危ぶむ。
◎2区への擁立は断念
民主党岩手県連は1日、衆院選岩手4区に、党本部職員の及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。同時に模索した2区の擁立は断念した。
及川氏は盛岡市で記者会見し「民主党が衰退したら、他党はマニフェスト選挙を真面目にやらなくなる。前議員の小沢一郎氏への批判ではなく、民主の立場を訴えていきたい」と語った。
県連選対本部長の平野達男復興相は「支持者から投票できる候補者がいないとの声が強かった。人となりを前面に出して戦いたい」と述べた。
及川氏は岩手県金ケ崎町出身、駒沢大卒。1981年から民社、新進、自由、民主の各党本部に勤めた。現在は民主党国民運動委員会部長。
95年参院選比例代表、96年衆院選比例代表東北ブロックにそれぞれ新進党から立候補、2000年衆院選比例代表四国ブロックに自由党から出馬したが、落選している。
岩手4区には自民党新人の藤原崇氏(29)、日本未来の党に合流する国民の生活が第一の前議員小沢一郎氏(70)、共産党新人の高橋綱記氏(64)が立候補を予定する。
2012年12月02日日曜日
7098
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 08:57:25
http://www.asahi.com/politics/update/1202/TKY201212010824.html
未来、飯田代行を擁立へ 山口県内で 副代表は森氏ら[PR]
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、総選挙でブレーンの飯田哲也代表代行を山口県内で擁立する方針を固めた。小選挙区の立候補予定者は100人超で約2割が女性の見通し。比例区での著名人の擁立も調整している。
嘉田代表が2日、東京都内で記者会見し、政権公約とともに候補者を発表する。飯田氏は環境エネルギー政策研究所長として、嘉田氏の「卒原発」政策づくりに協力。今年7月の山口県知事選に立候補して次点だった。
また、嘉田氏は1日、東京都内で記者団に党役員人事を明らかにした。飯田氏を代表代行に充て、副代表には森ゆうこ参院議員、山田正彦、阿部知子両前衆院議員を起用。幹事長ポストは当面空席にし、未来に合流する国民の生活が第一の小沢一郎代表の執行部入りは見送った。
7099
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:01:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20121201-OYT8T01026.htm
[衆院選]比例票にらむ各党
衆院選の公示(4日)までわずかとなり、県内の各党は比例選での支持拡大を目指した取り組みを強化している。小選挙区の立候補予定者と連動した活動や支持団体への働きかけなどのほか、「大物」の来援などで無党派層の取り込みにも力を入れている。
民主は前回2009年、自民より9万票多い24万3000票を獲得して、第1党となったが、今回は和歌山3区が空白区となったこともあり厳しい状況。県連の浦口高典幹事長は「小選挙区での擁立作業に追われたこともあり、比例戦略まで手が回らない」と実情を明かす。
2区の前議員の日本維新の会へのくら替えに伴って急きょ擁立した新人の支援で手いっぱいだという。3区は、出馬を断念した前議員の支持者を比例選ではつなぎとめたい意向で、「支持団体などの協力で広報車を回す」とする。公示後には野田首相が県内入りする予定で、巻き返しを図る。
自民、公明両党は連立政権時には、公明が小選挙区で自民候補を支援、自民が比例選で公明をサポートする選挙協力を進めてきた。野党として臨む今回も、公明は、3区の自民前議員の推薦を早々と決めたが、1、2区の自民公認の立候補予定者2人は、まだ推薦していない。公明側は「まだ目に見える形の比例選での支援策が示されていない」と公示直前まで待つ構えだ。
自民県連の吉井和視幹事長は、「激戦となった1、2区の陣営は足元の地盤固めに必死」と、突然の解散による調整不足が背景にあると指摘する。一方で、「政権奪還に向け比例票獲得を徹底する」と強調。公示後に安倍総裁の来県を計画し、てこ入れを図る。
公明は、比例選近畿ブロックで立候補予定の新人を、今期限りで引退する県本部代表の前議員・西博義氏の「後継」と位置づけ、支持拡大に力を入れている。9月下旬以降、県内で20回近く演説会や集会を開き、11月も和歌山市内で街頭演説して支持を訴えた。
「風」に大きく左右されない固い支持基盤を持ち、05年に10万8000、09年に9万2000の比例票を獲得。県本部の角田秀樹幹事長は「長年地元から議員を送り出してきた運動の集大成」と力を込め、11万票の得票を目指す。
解散後に県内全3選挙区に擁立した日本維新の会は1日、松井幹事長らが県内入り。JR和歌山駅前で松井幹事長は「住民が税金の使い道を決める地域主権に向け、国を変える最後の決戦に力を貸してほしい」と訴えた。「和歌山担当」の大阪府議は「選挙区での勝利はもちろん、党の『地盤』の近畿の比例で追い風を受け止めることも躍進の鍵だ」と、県内の比例票積み増しを狙う。
共産は、比例選近畿ブロックで解散前は3だった議席数を4へ増やすのが目標。県内全区で早くから各陣営が活動し、比例の集票も重視する。県委員会の竹内良平委員長は「近畿は党躍進の主戦場となる。自民党型政治を食い止めるための戦いにしたい」と語気を強めている。
社民は活動を比例に絞る。機関誌の号外を配布したり、和歌山市内で街宣活動を行ったりしている。県連の野見山海代表は「党勢拡大に向けて精いっぱい声かけを続けていく」と話す。
(2012年12月2日 読売新聞)
7100
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:12:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t51004.htm
衆院選対応「前回と違う」 山形知事選・吉村氏事務所開き
事務所開きで再選を誓う吉村氏(中央)
任期満了に伴う山形県知事選(来年1月10日告示、27日投開票)で、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)が1日、山形市内で事務所開きを行った。衆院選対応は「白紙」と従来の立場を繰り返したが、「前回衆院選とは同じではないと思う。『県民党』を大事にしたい」とも述べ、民主候補を支援した前回とは異なる対応に含みを持たせた。
事務所開きには陣営幹部ら約60人が集まった。いずれも民主党前議員で、衆院選山形1区で12選を目指す鹿野道彦(70)、山形2区で4選を狙う近藤洋介(47)の両氏、前回比例で復活当選し山形3区で再選を期す社民党前議員の吉泉秀男氏(64)らも出席した。
来賓で最初にあいさつした自民党参院議員の岸宏一氏(72)=山形選挙区=は「今後も県民党の立場で山形県を導いてほしい」と要望。前回衆院選での吉村氏の対応を踏まえ、今回の対応にくぎを刺したとも取れる発言をした。
これに続き、鹿野氏は「吉村知事の働きは全国でも高い評価を受けている。私も県民の一人として再選のために頑張る」と述べた。近藤、吉泉両氏も同様に、ほとんど政党色を表に出さずに応援の弁を述べた。
前回知事選で民主、共産、社民3党の支援を受けた吉村氏は、その約7カ月後に行われた前回衆院選で「恩返し」として鹿野氏の支援を表明した。今回の衆院選でも、鹿野氏側には吉村氏の支援を期待する声がある。
自民党は知事選対応を正式に決めていないが、今回は大半の県議が吉村氏の支援に回っている。
吉村氏は「支援者にいろいろな政党の方がいて難しい」としつつ、前回衆院選との違いを「知事選の恩は選挙で返そうと、その都度対応してきた」と語り、鹿野氏との貸し借りは解消されているとの見方を暗に示した。
吉村後援会の岡田久一会長は「前回知事選とは応援の構図が全く違う。最後はわきまえた行動をするはずだ」と話している。
2012年12月02日日曜日
7101
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:14:30
http://www.shinmai.co.jp/news/20121202/KT121201ATI090023000.php
自民、北陸信越に轟氏を擁立 衆院選比例代表
12月02日(日)
自民党は1日、衆院選比例代表北陸信越ブロック(定数11)の単独候補として、党長野県連事務局長で新人の轟好人氏(63)=長野市=を擁立すると発表した。
轟氏は明大法学部中退。元県職員で、長野地方事務所長などを務めた。取材に対し「党の方針に従った」としている。
同党は今衆院選で、小選挙区候補が比例に重複立候補する見通し。この日は轟氏以外にも各県連事務局長らの擁立を決めており、名簿順位は重複立候補者の下位に登載されるとみられる。
7102
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:15:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121202/CK2012120202000137.html
【群馬】
前衆院議員の中島氏が引退 維新の打診辞退
2012年12月2日
前衆院議員の中島政希氏(比例北関東)は一日、今回の衆院選に出馬せず、引退を発表した。中島氏は日本維新の会の石関貴史氏から、同会の候補として出馬を打診されてきたが辞退。政治的に近かった鳩山由紀夫元首相の引退に合わせ、「鳩山民主党の終焉(しゅうえん)とともに、群馬での政治活動に終止符を打ちたい」とのコメントを発表した。今後は群馬4区から出馬する同会の宮原田綾香氏を支援するという。 (美細津仁志)
7103
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:17:52
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121201-OHT1T00296.htm
嘉田代表、YAWARA連れて全国回る
日本未来の党の嘉田代表は1日、衆院選が公示される4日の第一声を福島県で行う意向を明らかにした。大阪市内で記者団に、左胸に着けた福島県の東日本大震災からの復興を応援するバッジを指さし「(第一声の)希望は、ここです」と述べた。福島第1原発事故が起きた地で全国遊説を始めることで、2022年までに原発を全廃する「卒原発」をアピールする狙いがある。
全国遊説について嘉田氏は「小沢氏というよりは、遊説担当と(演説)する」と述べ、小沢氏ではなく、日本未来で遊説を担当する谷亮子参院議員(37)を同行させる意向を明らかにした。YAWARAちゃんとタッグを組む嘉田氏の姿が全国で見られそうだ。
また嘉田氏はこの日、民放番組で「原子力規制委員会が安全を担保し、政府が認めれば」と発言。その後「(原発再稼働は)今の段階ではあり得ない」と否定し、再稼働容認と誤解を与えたことを謝罪した。
(2012年12月2日06時02分 スポーツ報知)
7104
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:19:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t31002.htm
社民岩手県連 2〜4区の擁立断念
社民党岩手県連は1日、盛岡市で総合選対委員会を開き、衆院選岩手2〜4区への候補者擁立を断念することを正式に決めた。1区は新人で県連代表の伊沢昌弘氏(65)が立候補する。
県連の細川光正幹事長は「最後まで努力したが、擁立の環境整備ができなかった。今後は伊沢氏の支援と、比例票の獲得に全力を注ぎたい」と述べた。2〜4区は自主投票になるという。
岩手は東北で唯一、小選挙区導入後も複数候補を擁立し続けていた。特に4区の擁立見送りは1996年の小選挙区制導入以降初めて。
2012年12月02日日曜日
7105
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:22:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t11014.htm
地方議員経験4氏出馬へ 地方選の様相 衆院宮城2区
衆院選(4日公示、16日投開票)で、宮城2区(仙台市宮城野、若林、泉区)に立候補を予定する6陣営のうち、4人の地方議員経験者のせめぎ合いが激化している。長年の政治活動でそれぞれ地元政界に名が通り、一定の支持基盤があるのが強み。地方選さながらの「接近戦」は過去の選挙遍歴も絡んで過熱気味だ。
県議経験者は自民党前議員の秋葉賢也氏(50)、元自民党議員で日本維新の会の中野正志氏(64)、みんなの党新人の菊地文博氏(52)の3人。共産党新人の福島一恵氏(52)は仙台市議出身。
県議を3期務めた秋葉氏は泉区が地盤。10人規模の小集会を地域ごとに重ねる手法で、着実な浸透を目指す。宮城野区選出だった中野氏も3期。自民党時代からの人脈を生かし、支持者回りや企業訪問を徹底する。
菊地氏は通算5期で地盤は宮城野区。この2年半、党の顔として浸透を図ってきた。町内会単位で支援を得る地域もある。福島氏は仙台市議5期を務めた若林区で、培った地域人脈を武器に個人票を積み上げる。
秋葉、中野、菊地3氏は、そろって自民党に所属していた時代がある。
秋葉氏が初当選した2005年の2区補選で、当時比例東北衆院議員だった中野氏は秋葉氏を支援。菊地氏も党公認を目指したが、候補者公募方法を疑問視して離党。無所属で戦ったが敗れた。
秋葉、中野両氏は過去2度の衆院選で、選挙区と比例東北を交互に変わるコスタリカ方式で連携。09年の前回は2区の中野氏が落選、比例の秋葉氏は当選した。中野氏は今年7月に離党。たちあがれ日本、太陽の党を経て維新所属となった。
かつての連携相手を敵に回す因縁の戦いだが、中野氏は「ライバルは秋葉氏」と公言する。対する秋葉氏は22日、泉区で開いた国政報告会で「所属政党を一度も変えていないのは私と共産党ぐらい」と皮肉った。
地盤が重なる中野、菊地両氏も火花を散らす。菊地氏は早くからみんなと維新の第三極結集を目指してきたが、中央の主導権争いが響いた。菊地氏は「維新は既存政党の補完勢力に成り下がった。真の第三極として、堂々と秋葉氏に挑む」と言う。中野氏も「今の政治には知恵や突破力が足りない。維新が政治を変えていく」と政策を訴える。
共産党の福島氏は「第三極は弱肉強食の論理で格差や貧困が広がる」と批判する。
宮城2区にはほかに、日本未来の党に合流する国民の生活が第一は、民主党を離党した前議員斎藤恭紀氏(43)が立候補する。民主党は刺客として参院議員(比例)の今野東氏(64)を立てる。
2012年12月02日日曜日
7106
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:25:49
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26944
行政・政治 : 衆院選公示直前長野5区の情勢 5氏が立候補予定
更新:2012-12-2 6:01
衆院選長野5区の立候補予定者は、「日本未来の党」に合流した前職の加藤学氏(43)、自民党元職の宮下一郎氏(54)、共産党新人の三沢好夫氏(68)、社民党新人の池田幸代氏(40)の前回選の顔ぶれに、民主党新人の花岡明久氏(33)が加わった。政党の枠組みなど構図が微妙に揺れ動く中、各陣営は公示前の前哨戦を激しく繰り広げている。
公示1週間前に新党に合流した加藤氏は対応に追われながらも、「卒原発」を掲げる党の方針に「選択肢が明確になった」と前向きに捉える。消費増税阻止とともに訴え、存在感を示したい考え。女性党首を生かし、女性票獲得にも力を入れる。今回は連合の支援を受けられないが、初出馬から7年間で培った人脈を中心に陣容を固める。11月末までに伊那、駒ケ根、飯田の3カ所に事務所を開いた。
古巣・民主の候補者擁立には「3党合意の一角。自民とともに蹴散らしたい」。社民、共産とは一部主張が重なるが「現実味ある政策をしっかり訴えたい」としている。
花岡陣営は11月25日の出馬表明を受け、後援会の体制づくりを急いでいる。前回加藤氏を支えた党員が大半を占める。佐々木重光幹事長は「加藤氏とともに抜けたサポーターは少数」とし、「再び党の政策を訴えれば花岡への期待は高まる」と強調する。
花岡氏は「民主の共助に対し自民の自助など、政策姿勢の違いを分かりやすく示したい」とし、街頭活動を中心に支持を訴えている。過去の選挙で党が苦戦している上伊那には、伊那市内に事務所を置き活動を強化する構え。11月30日には箕輪町で開かれた連合上伊那地協幹事会に出席し、同会の推薦を得た。
宮下陣営は11月30日夜に上伊那選対本部を設置。「いよいよ本番。絶対に負けられない」と議席奪還への決意を新たに、力強く気勢を上げた。
宮下氏は「伊那谷を桃源郷に」と持続可能な社会の実現を主張。リニア中央新幹線開業までの15年間を「伊那谷集中発展期間」に位置付け、インフラ整備や観光開発などの推進を訴える。
「誰が出てきても、最も地域の未来に責任を負っている自負がある」と宮下氏。無党派層の動きや「風」を警戒し地域や企業回りを徹底し支持拡大を図る。決起集会を地区ごとに計画するなど、後援会組織の強化にも余念がない。
三沢氏は丹念にミニ集会や街頭演説を重ね、消費増税反対、脱原発、環太平洋連携協定(TPP)反対などを訴える。JR東海の飯田線駅無人化の反対も主張に加えた。
TPPに反対するJA関係者と懇談するなど、新たな支持層の掘り起こしも図る。「農業従事者や原発再稼動に不信感を持つ若者、非正規雇用労働者などから期待の声が寄せられている。これまでにない手応え」と話す。
伊那谷で生まれ育ち、地元を拠点に活動する唯一の候補者としてアピール。他陣営の動きにも「軸がぶれず、地域の暮らしを守るのは共産党」と違いを強調する。
池田氏は1日30回のつじ立ちを目標に街頭活動に力を入れる。「民主に失望した、自民には戻れないという声が多いと実感している。格差・貧困の是正と脱原発をしっかりと訴える」と票獲得を狙う。11月25日に5区総合選対委員会を結成。竹内久幸県連代表は「全県的に比例票をどう確保していくか」とし、県内唯一の候補者となる池田氏の支持拡大を訴えた。
民主の出馬について池田氏は「当然のこと」と冷静に受け止め。「未来」に関して選対幹部は「社民党が脱原発運動に一貫して取り組んでいることを、多くの人が知っている」と影響を否定する。
7107
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:27:37
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26948
行政・政治 : 衆院選公示直前長野4区の情勢 4氏が立候補予定
更新:2012-12-2 6:02
4日公示される衆院選の長野4区は、再選を目指す民主前職の矢崎公二氏(53)に、議席奪還を狙う自民元職の後藤茂之氏(56)、新党から立候補する日本未来新人の三浦茂樹氏(43)、4度目の出馬となる共産新人の上田秀昭氏(58)が挑む構図になる見通しだ。
矢崎氏は前回選から一転、党への逆風を受けながら選挙戦に臨む。解散後は都市部でのあいさつ回りと街頭演説に力を注いだ。マニフェストが実現していないことを詫びる半面、「8割は着手した」と政権交代の成果を強調。「古い政治に戻すのか」を争点に掲げ、改革の継続を訴える。
陣営は蓮舫氏や江田五月氏ら知名度の高い党幹部を招へいし、のろしを上げた。ただ組織的に票を積み上げる「足し算の選挙はしない」。連合や郵政研をはじめ同級生や党員・サポーターによる「掛け算」の広がりで勝機を狙う。
後藤氏は、ミニ集会や街頭演説などで「日本人が国内で働けて若者が地域で働けるよう経済を再生する」と経済対策を重点課題に掲げる。陣営は「前回は逆風以上の台風や嵐。主張を聞いてくれなかった。今回はしっかり話を聞いてくれるし、雰囲気はいい」と受け止める。第三極の動きについては「選挙目当てに映る」と批判する。
各市町村に置く後援会組織を生かして多くの有権者に声を掛け、票固めを図る。陣営は「集会をしっかりこなし、石にかじりついてでも議席を奪還する」と意気込む。
三浦氏は、街頭演説とミニ集会を重ねて知名度アップを図る。準備期間は1カ月程度と短いが、これまでの「一人ひとりの声を聞きたい」という地道な活動で、支援の輪の広がりを実感している。後援会組織は作らずに、各自の意思で集まってくれる人たちの手で選挙を戦う。「少人数でもそれぞれの意思は強い」
無名の新人で結成したばかりの新党。「地元に生まれ、育ち、実際に住んでいる。木曽は日本の縮図で、地方・田舎の代表として中央に声を届けたい」と、古里の代弁者としての資格を強調する。
上田氏は原発やTPP、消費税増税など国政上の山積する課題に対し、「すべてに具体的な解決方法を提案している共産党の政策を有権者に丁寧に説明し、共感を得ていくことが第一」とし、政策の浸透に力を注いできた。
選挙区での当選に加え、党の議席倍増に向けて比例区での議席復活を最大の目標に掲げる。陣営幹部は、「二大政党に対する幻滅で『どこに投票していいかわからない』という有権者の受け皿となるために、どこまでしっかりと有権者に声を掛けられるかがカギ」と話している。
7108
:
名無しさん
:2012/12/02(日) 09:29:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121202/elc12120202080022-n1.htm
【衆院選2012 岩手】
民主が4区・及川氏擁立、2区断念
2012.12.2 02:08 [岩手県]
民主党県連は1日、衆院選岩手4区に金ケ崎町出身で党本部職員、及川敏章氏(56)=東京都国分寺市=を公認候補として擁立すると発表した。2区の擁立は「態勢を整えるのが難しい」(選対本部長・平野達男復興相)との理由で擁立は断念した。
及川氏は水沢高、駒澤大を卒業後、民社、新進、自由、民主4党で組織委員会事務局などを務めてきた。現在は党国民運動委員会部長。平野復興相とは高校の同窓。
立候補を決断した理由として、民主党が衰退するとマニフェスト選挙がすたれる▽税と社会保障の一体改革にともなう国会議員の削減が実現されなくなる−との危機感を挙げた。
4区の選挙戦では、未来の前職、小沢一郎候補予定者について、とくに批判はしないが、政治家の脱世襲制を訴えるという。
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