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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5710チバQ:2016/02/19(金) 21:05:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000003-fsi-bus_all
全日空vs日航、配分めぐり火花 羽田発着枠、東京五輪に向け大幅拡大
SankeiBiz 2月19日(金)8時15分配信

全日空vs日航、配分めぐり火花 羽田発着枠、東京五輪に向け大幅拡大
日航機と全日空機=羽田空港(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 国際線の定期運航を2010年に再開し、“日本の空の玄関口”へ返り咲いた羽田空港。機能アップに向けた懸案が18日、解消した。発着枠配分をめぐる日米両政府の合意により、需要が高い米東海岸と結ぶ昼発着の便が今秋にも実現する見通しとなった。国土交通省は、五輪イヤーの4年後までに発着枠のさらなる拡大を目指す。今後、その配分をめぐる全日本空輸と日本航空のさや当てが激しさを増すのは間違いない。

 「日米の観光、ビジネス交流が一層盛んになる」。交渉妥結後、石井啓一国交相は期待を語った。利用しやすい昼間、都心に近い羽田からビジネス需要が多いニューヨークなどへの便が飛べば、出張などの利便性がぐっと高まり、航空各社にとっては「ドル箱路線」となる。

 訪日観光への効果も見逃せない。米国からの客は昨年、100万人の大台を初めて超えたが、羽田から入国すれば49カ所と結ぶ国内線に乗り継ぎやすい。需要を当て込み、全日空と日航は全線1万円均一の訪日客専用プランを売り出した。観光消費の恩恵を各地方へ広げる一助となるだろう。

 羽田の機能が高まれば、成田空港の地位は相対的に低下する。新滑走路の整備や、格安航空会社のさらなる就航増が課題だ。国交省幹部は「『成田対羽田』の勝負ではない。両者の強みを生かし、アジアからの乗り継ぎ需要を日本に取り込むことが重要」と指摘する。

 今後は、両社に配分する発着枠数が焦点となる。欧州やアジア路線が対象となった13年の割当数は全日空が11便、日航が5便だった。今回も傾斜配分され、深夜早朝合わせて全日空4便、日航2便になるとみられる。

 10年に経営破綻し、公的支援により再建した日航は、他社との公正な競争を確保するため、国交省の経営監視を受けている。傾斜配分はその一環だ。

 同省が12年に日航への対応方針をまとめた通称「8・10ペーパー」の期限は16年度末までだが、ANAホールディングスの片野坂真哉社長は「競争環境の是正については、ペーパーの期限が終わっても主張し続ける」と、今月2日の会見で牽制(けんせい)。一方の日航は、「期間が定められているという理解だ」(乘田俊明専務)と18日の会見でかわした。国は、東京五輪が開かれる4年後までに羽田の発着枠をさらに53便程度追加する。両社は、その配分も視野に火花を散らし続ける。(山沢義徳)

5711チバQ:2016/02/19(金) 21:12:56
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20160219-567-OYT1T50061.html
羽田、低騒音機を優遇…国際線の着陸料安く

16:42読売新聞

羽田、低騒音機を優遇…国際線の着陸料安く
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 国土交通省は、東京都心上空を通る新たな飛行ルートを2020年の東京五輪・パラリンピックまでに実現するため、羽田空港の国際線で、騒音の小さい航空機の着陸料を安くする制度を導入する方針を固めた。

 着陸時に降下し始める高度を引き上げることも検討する。今夏までに対策を具体化し、東京都や川崎市など地元自治体から新ルートの同意を得たい考えだ。

 羽田空港の国際線で導入する新制度は、航空会社がボーイング787やエアバスA350のような騒音の小さい機種を羽田で優先的に使うように促す狙いがある。17年度から前倒しで導入することも検討する。

 同様の制度は、成田や大阪(伊丹)など国内の主な空港では導入済みだ。これらの空港では、着陸料は航空機の重さによっても異なるが、騒音の大きさで2〜3割ほど差がある。騒音が特に大きい機種は、運航自体の制限を検討している。

5712チバQ:2016/02/19(金) 21:13:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20160219k0000m020101000c.html
<日米航空交渉合意>羽田の利便性向上 成田の地盤沈下警戒

02月18日 21:37毎日新聞

 羽田空港の米国路線を巡る日米航空交渉が合意に達し、利用者の利便性向上が期待される。ただ、成田空港の地盤沈下を警戒する米航空会社の思惑が絡み、交渉は難航した。

 石井啓一国土交通相は18日の記者会見で「国内線への乗り継ぎを含めたビジネス、観光需要に的確に対応できる」と述べ、合意を歓迎した。羽田は都心に近いのが強みだ。国内線利用者は成田空港の約10倍で、地方の利用者も乗り継ぎをしやすい。ただ、米国路線は深夜・早朝便だけで、空港へのアクセスが限られるなど利便性に限界があった。

 今回の合意で開設される昼間便は10便で、日米が5便ずつ活用する。昼間便が開設されると、米東海岸にも行きやすくなる。全日本空輸は現在、成田を午前11時と午後4時40分に出発するニューヨーク便を運航。それぞれ現地の午前10時前後と午後4時前後に到着しており、羽田便も同じような時間帯が想定される。

 ただ、昨年12月に始まった交渉はいったん延期されるなど難航した。羽田便を持つアメリカン、デルタ、ユナイテッドの米航空大手のうち、成田の地盤沈下を警戒するデルタが“羽田シフト”に難色を示したためだ。デルタは、機材の共同利用などで協力する国際航空連合「スカイチーム」に所属するが、これには日本の航空会社が入っていない。アメリカンは「ワンワールド」で日本航空、ユナイテッドは「スターアライアンス」で全日空と提携し、国内便やアジア便と羽田で乗り継ぎできる。羽田の拡大が成田の地盤沈下につながれば、デルタへのしわ寄せも予想される。

 羽田の国際線利用者は2005年度の130万人から、14年度には1156万人に急増。一方の成田は3018万人から2666万人に減少しており、デルタにとってこれ以上の成田の低迷は容認しがたい。デルタは、米国内で成田便がある都市の政治家などに働きかけ、米政府に対し羽田拡充を認めないよう訴えてきた。米政府もデルタの意向を無視できず、日本の提案より多くの枠を配分するよう主張。ただ、羽田の昼間便早期開設へのアメリカン、ユナイテッドの期待は大きく、デルタには「羽田の国際線がさらに拡充する余地は小さい」などと説いて妥結に導いた模様だ。

 今後は日本側の配分が焦点になるが、増枠分は全日空に配分される可能性が高い。国交省が、経営破綻後に政府の支援を受けた日航の新規路線開設を16年度末まで認めない方針を示しているためだ。全日空の親会社、ANAホールディングスの片野坂真哉社長は2日の記者会見で「国交省のこれまでの方針通り、適切に配分してほしい」と要望。日航の植木義晴社長はこの日の記者会見で「国交省の方針を理解はしているが、(配分について改めて)話し合っていく」と述べた。 羽田は10年に第4滑走路の利用が始まり、国際化を本格化。当初は国際線の枠自体が限られ、米欧路線は深夜・早朝便しかなかった。政府は14年の国際線ターミナル拡張に伴い、国際線を増強。欧州便は早々と昼間便が開設されたが、米国便はデルタの反対もあって公式交渉が昨年12月にずれ込んでいた。【山口知】

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5713チバQ:2016/02/20(土) 17:44:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160219-00000000-fsi-bus_all
ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由
SankeiBiz 2月20日(土)8時15分配信

ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由
成田空港に初飛来したエアバス社の「A380」(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(HD)が欧州エアバス製の超大型旅客機「A380」を日本の航空会社で初導入することを決めた。2016〜20年度の中期経営戦略で掲げるリゾート需要獲得の目玉として、首都圏発のハワイ・ホノルル路線に投入する。同社はA380による輸送能力の向上を強調するが、導入の背景はスカイマーク再生支援に伴う“トレード条件”との側面も拭いきれず、リスクもはらんだ大型投資に期待と不安が交錯している。

 「何が導入への背中を押したのか」「採算に見合うのか」。1月29日。国土交通省で開かれたANAHD中期経営戦略の記者会見は、同時発表されたA380導入に関する質疑に席巻された。同社の長峯豊之取締役執行役員は報道陣の質問に対し「ようやくリゾート路線で(ライバルの日本航空と)戦える舞台が整ったということ」と、“真打ち”登場を強調した。

 A380は総2階建ての超大型機で、導入した中東のエミレーツ航空がファーストクラスにシャワールームを設けるなど、ホテルのような豪華設備が設置できる。座席数も一般的な大型旅客機の約1.5倍に当たる最大853席と、1便での大量輸送が可能だ。「マーケットシェアを大きく取れる」ほか、上質なサービスを利用者にアピールするフラッグシップ(旗艦)になる可能性も秘める。

 ただその巨大な機体はもろ刃の剣でもある。ANAHDが導入する3機の購入負担はカタログベースで1500億円規模だ。同社は「ホノルル線に特化させ、機材整備を外注するなど運用効率化を図るほか、大量輸送効果で1座席当たりのコストが下がる」とするが、十分な搭乗率がなければ恩恵は受けにくい。

 現在、日本-ハワイ路線における同社の座席シェアは10%程度。ハワイ路線は日本発着の国際線需要を牽引(けんいん)する主要路線の一つだが、日本人の海外旅行需要が伸び悩む現在、コスト効率化を当て込んで他社より低い運賃設定にしても、現行機種の2倍以上が予想される大量の座席数を埋めるのは容易ではない。

 航空業界では、かつて大型機がもてはやされた時代もあった。だが、中型機で燃費効率の良い機材が出てきていることや、利便性向上の点からも、中小型機で多頻度運航するのが現在の主流。A380は運用の難しさもあって不人気機材になっているのが航空機市場の実情だ。航空会社の商談会として開かれた昨年6月のパリ航空ショーでは、A380の受注はゼロだった。

 それでも、ANAHDがこの超大型機導入に踏み切ったのはなぜか。同社は16年度からの中期経営戦略で、国際線旅客事業の強化ポイントとしてリゾートマーケット需要を挙げた上で、「中でも需要が旺盛なのは首都圏-ホノルル線」と位置付ける。成田や羽田の発着枠に限りがある現状では、大量輸送と豪華設備による差別化が図れるA380導入が、競争力向上の最適解であるとの立場だ。

5714チバQ:2016/02/20(土) 17:45:11
だが業界内では、この理由はあくまで「後付け」との見方が根強い。片野坂真哉社長が経済誌のインタビューで「(スカイマークが発注したA380を)われわれが買うことはありません。代償が大きすぎる」と答えたのはつい昨年だ。たとえ市場から朝令暮改との評価を受けてもなお、導入すべき理由があったことがうかがえる。取り沙汰されるのは、高額のA380の購入費を払えないまま経営破綻したスカイマークの再生支援をめぐる駆け引きだ。

 羽田に発着枠を持つスカイマークの取り込みの思惑が絡んだ再生支援のスポンサー会社選定の債権者集会で、スカイマークの大口債権者だったエアバス社が最終的にANAHD支持に回ったことで、優勢とみられていた米デルタ航空が競り負けた経緯がある。集会後、ANAHDはエアバス社について「今後の事業戦略を評価してもらえた」と、将来的な機材発注に含みを持たせていた。また、今回導入されるA380に搭載されるエンジンはロールス・ロイス社製。同社もスカイマーク支援をめぐり、ANAHD支持に回った債権者だった。

 こうした点にはA380導入発表の会見でも質問が集中。長峯取締役は再三の報道陣の質問に対し、「スカイマークの件が、検討を加速するきっかけになったことは否定できない」と認めた。導入が半ば既定路線となっていたA380の使い道を模索していたANAHDにとって、首都圏発のホノルル路線での導入は、期待も含めた「落としどころ」といえる。

 国際線強化を中期戦略で掲げる同社だが、A380の輸送力を生かせる路線は限られる。1日当たりの便数の多い欧州や米国の主要都市は、3機での効率性が担保されない。その点、現行で成田と羽田を合わせて3往復のハワイ路線は、A380が現行の輸送力不足を補い、収益が見込める富裕層への差別化も起爆剤になり得る。

 片野坂社長は定例会見で、導入機の座席数を「500から600席」とし、篠辺修ANA社長も「リゾートに行くまでは狭くても構わないという概念を変える」と話すなど、日本-ホノルル間で1日6往復を運航するライバル・日航からのシェア奪取を目指し、富裕層向けのファーストクラス設定を視野に入れる考えを示した。

 一方、輸送力と富裕層への訴求というA380のメリットは、世界経済の変調やテロを含めた地政学リスクの影響を受けやすいという危険性もはらんでいる。“トレード”で獲得した「大型ルーキー」の起用は吉と出るか、それとも凶か-。ANAHD自身が、固唾をのんで見守る大きな賭けとなりそうだ。(佐久間修志)

5715とはずがたり:2016/02/21(日) 13:49:04
>ANAは自社の発券システムをスカイマークに採用させる方針だったが、スカイマークがANA主導の再建計画が決まったあと拒否する姿勢に転じ、いまだに実現のめどが立っていないという。ANAは、スカイマークを支援するためのコードシェア(共同運航)に発券システムの統一が不可欠だとしていた。が、スカイマークにしてみれば、これを受け入れると、自社で顧客情報を管理・蓄積できなくなるデメリットがある。将来自立する道が閉ざされてしまう問題もある。
いいこんだ。
世界が折角3Gに岐かれて競争しているのに,日本だけスカイチームがなかったのは非常に残念である。
是非スカイマークはこのままANAに取り込まれること無く将来的にはANAを切ってデルタの傘下に走りたい。

岐路に直面するANA…エアバス大型機の購入肩代わりの勝算は?
http://news.goo.ne.jp/article/bizjournal/business/bizjournal-bj-19281.html
01月27日 06:09Business Journal

 日本航空(JAL)の破綻以来、「日本の翼」の役割を背負ってきたANAホールディングスが大きな岐路に直面している。

 中型機全盛の世界的な流れに逆らって、正札ベースで1500億円前後という巨費を投じ、エアバスの超大型旅客機A380を3機導入する計画が俎上に載せられているのだ。これまであまり力を入れてこなかったリゾート路線で橋頭堡を築くため、ハワイ路線に3機を投入するという。

 とはいえ、A380の購入は、ドル箱である羽田空港の発着枠を持つスカイマークを傘下に取り込むために、破綻に直面した同社の大口債権者であるエアバスの支持を取り付けるべく浮上した措置だ。スカイマーク支配が当初の思惑ほどうまく進まないなかでの超大型機導入は、イチかバチかの大きな賭けの側面が強い。離島路線を含めて国民の空の足の多くを提供するANAの大事だけに、本件を決定するとみられる今月29日のANA取締役会の動向が大きな関心を集めそうだ。

 A380は、かつて一時代を築いたボーイングの747機を彷彿させる飛行機だ。2階建ての超大型機で、レイアウト次第で500?600の座席設置が可能という。大量輸送が可能なことから、搭乗率を高めることさえできれば、高い収益を稼ぎ出せるとされている。A380の導入の成功例としては、日本と欧州間に就航させている独ルフトハンザが有名だ。

 ただ、それだけ需要の大きな路線は世界的にもそれほど多くない。リゾートとなると、夏休みや大型連休以外の時期に多くの利用者を確保するのは容易ではない。結果的に、安定的に収益をあげるのが難しく、豪カンタス航空などでA380を手放す動きもあるという。創業以来、順調に成長を続けてきたスカイマークが躓いた原因のひとつは、このA3806機の購入キャンセルをめぐるエアバスへの補償問題だった。

 ANAは明確に否定しているが、同社がスカイマークの再建を主導するにあたって、大口債権者であるエアバスの支持を取り付けるために避けて通れなかったのが、A380の肩代わり購入だ。ANAとエアバスの間では、現在も厳しい交渉が続いている模様だ。6機すべてではなく、3機程度で合意できる可能性があるとして、ANAの内部ではA380の投入方法が検討されているようだ。

5716とはずがたり:2016/02/21(日) 13:49:22
>>5715-5716
 ちなみに、羽田―福岡、羽田―札幌、羽田―沖縄など国内の大動脈で活用する案も検討されたが、滑走路の制約があり超大型のA380就航を断念したらしい。

 国際線では、ビジネス客が多い欧州路線も有力候補だったが、欧州路線は飛行時間が長く、3機で1日1便の定期路線を維持することが難しい。加えて、アライアンスを組むルフトハンザとの競合も勘案せざるを得ない事情があるという。そこで白羽の矢を立てたのが、ビジネス客重視のANAで手薄になっていたリゾート路線のハワイ航路に就航させることだ。観光客を中心に、ハワイには日本から毎年150万人前後が訪れているため、開拓の余地があると踏んだという。ANA傘下には、業績の好調なピーチやバニラといったLCCもあり、グループ力を結集してマーケティングに取り組む可能性がある。

 とはいえ、ハワイ路線といえば、破綻前のJALが開拓したリゾート路線だ。この路線では、ANAの集客力はJALの後塵を拝している。大型機の座席を埋めるための大幅なディスカウントを迫られて、期待ほどの売り上げや利益が確保できないリスクがある。

 加えて、飛行機は機種ごとに部品の在庫を持つ必要があるうえ、整備員、パイロット、キャビン・アテンダントも機種ごとに育成しなければならず、経費が大きく膨らむリスクもある。見込み通りの収益を確保するのは容易なことではない。

●ANAの誤算

 一方、ANAは自社の発券システムをスカイマークに採用させる方針だったが、スカイマークがANA主導の再建計画が決まったあと拒否する姿勢に転じ、いまだに実現のめどが立っていないという。ANAは、スカイマークを支援するためのコードシェア(共同運航)に発券システムの統一が不可欠だとしていた。が、スカイマークにしてみれば、これを受け入れると、自社で顧客情報を管理・蓄積できなくなるデメリットがある。将来自立する道が閉ざされてしまう問題もある。このことは早くから筆者が本コラムなどで指摘してきたが、同社も気付いたという。

 また、歴史的な原油安と利用客数の回復に支えられて、スカイマークは最悪期を脱し、業績が回復し始めている。ANA主導の再建計画は、スカイマークにとって無用の長物になりつつあり、ANAのスカイマーク支配の野望は画餅に帰しつつあるのだ。

 世界の航空業界は、中型機で機種数を絞ってコストを抑えながら、搭乗率を上げる経営戦略が主流だ。リーマンショック後はますます、その傾向が強まっている。

 かつて、破綻に直面したJALは、老朽化したボーイング747(ジャンボジェット)の売却ができずに駐機費などで赤字を垂れ流し、収益の悪化に拍車をかけた。年初からの世界同時株安の主因である中国の経済破綻が一段と深刻化するような事態が起きれば、過剰投資を抱えるエアラインはひとたまりもない。それでも、あえてリスクを採るのか、ANA取締役会の判断が注目される。
(文=町田徹/経済ジャーナリスト)

5717とはずがたり:2016/02/21(日) 14:49:12

天草エアライン新機体が就航
http://news.goo.ne.jp/article/rkk/business/rkk-NS003201602201204100111.html
02月20日 12:04RKKニュース

イルカのデザインで親しまれてきた天草エアラインの「みぞか号」が新しい機体となりきょう就航セレモニーが行われました。
イルカのデザインと「みぞか号」の愛称で親しまれてきた天草エアラインのボンバルディア機ダッシュ8がきのうの便を最後に16年間の役目を終えきょうから新しい機体「ATR42―600」での運航が開始されました。
出発セレモニーでは天草エアラインの吉村孝司社長が「今後も安全第一の運航に努め、天草の皆様に愛される航空会社となるよう努力していきます」と挨拶し訪れた多くのファンと就航を祝いました。
岡山県からの男性「日本で初めての機材なのでワクワクというか期待感があります。」
ATR42―600の就航で天草空港と福岡空港、熊本空港そして大阪空港間の運航が再開し3路線となります。

5718とはずがたり:2016/02/21(日) 17:07:33

JAL、初の女性代表取締役 客室乗務員出身の大川氏
http://www.asahi.com/articles/ASJ2L6FT7J2LULFA03V.html?iref=com_alist_6_03
2016年2月18日20時01分

 日本航空は18日、大川順子取締役専務(61)を代表取締役専務に昇任させる人事を発表した。女性が同社の代表取締役に就くのは初めて。4月1日付。代表取締役は植木義晴社長を含め3人となる。

 大川氏は客室乗務員(CA)出身。CA部門のトップを務めたあと、13年に女性初の取締役に就任していた。

5719チバQ:2016/02/22(月) 01:44:23
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20160220-OYTNT50137.html
長崎空港24時間化へ始動 県が近く推進委
2016年02月21日
24時間化を目指す長崎空港
24時間化を目指す長崎空港

 長崎空港(大村市)の24時間化に向け、県が取り組みを本格化させる。新年度からの中期計画(5年間)に盛り込み、近く推進委員会を発足させるという。その背景や課題を探った。

 長崎空港は1975年、世界初の海上空港として開港。長さ3000メートル、幅60メートルの滑走路は、福岡空港(長さ2800メートル、幅60メートル)、宮崎空港(長さ2500メートル、幅45メートル)などよりも充実している。天候も比較的安定しているため、欠航が少ない。その上、海上にあるため、騒音問題が少ないメリットがある。

 このため、県は将来的な24時間化の実現に向けて調査に着手。県や国土交通省によると、運用時間を延長するためには、▽週4便以上の具体的な就航計画▽騒音について、大村、諫早両市の同意書▽2次交通体系の確立――の三つの要件が必要となるという。

 うち、週4便化については、旅客、貨物のいずれでもよく、県では、海外からの国際線の就航を目指す方針だ。その背景には、3月に福岡空港が「混雑空港」に指定され、発着回数に制限がかかることから、新規就航が難しくなるとの見方がある。県では、福岡の代替空港として長崎をPR。「インドネシアやマレーシアなど、現状では福岡との直行便を持たないところをねらっている」と明かす。

 このほか、今年度初めて長崎空港でのチャーター便を就航させたシンガポールや、就航実績のある台湾、中国の地方都市など、幅広くアジアに目を向けて誘致を目指している。

 ただ、アジアに活路を見い出したいのは九州各県のどこも同じ。JRが乗り放題になる「レールパス」を利用する外国人が多いことから、新幹線が通っている熊本や鹿児島の空港も誘致に力を入れている。

 県新幹線・総合交通対策課によると、長崎空港の乗降客数は2000年度以降、減少傾向が続いたが、観光客の増加もあってここ数年は回復基調にある。ただ、「福岡に近い県北地域では、便数の多さや、運賃の安さから福岡空港に流れている」とみており、便数をいかに増やすかが課題だという。

 佐賀空港などでは、補助金を出し就航につなげている事例もあるが、県は「補助金を前提にした誘致を続けていくと、補助金がなくなれば即撤退ということにもなりかねない」と、補助金の支出については慎重姿勢だ。一方、高速道が近くを通る交通の利便性や、県内に有名な観光地があることなどを強みに誘致活動を展開。しかし、「他県と明確に差別化が出来ているとは言い難い」と悩み、次の一手を出しあぐねているのが実情だ。

 先月29日、長崎経済同友会の宮脇雅俊代表幹事らが県庁を訪れ、中村知事に24時間化を盛り込んだ要望書を手渡した。

 これに意欲をみせる中村知事は「長崎空港は、地理的優位性もあり、騒音問題も少ない。24時間化の実現性が高いと思っている」とし、3月にも24時間化の推進委員会の初会合を開く予定だ。今後の県の新たな誘致策が注目されている。

◆発着枠に余裕 確実に運用を

 長崎空港の2014年度の着陸回数は1万5993回で、順位は14位。地方空港としては活用されている方といえる。しかし、現在の運用時間で発着枠にはまだ余裕がある。県も言うように、まずは羽田線で、日帰りビジネス客の需要がある深夜着を確実に増やし、運用時間を徐々に延長していくことが、長期的に見て確実に24時間化につながる方法ではないだろうか。(清島愛)

2016年02月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5720チバQ:2016/02/24(水) 23:32:26
http://mainichi.jp/articles/20160224/k00/00e/020/209000c
同性カップル
日本航空で家族マイル適用 全日空に続き

毎日新聞2016年2月24日 15時33分(最終更新 2月24日 21時38分)
 日本航空(JAL)は2月から、マイレージサービス「JALマイレージバンク」で特典を利用できる家族として、新たに同性カップルを対象に含めることを決めた。昨年以降、東京都世田谷区や渋谷区などが同性カップルのパートナーシップを証明する書類を発行し始めた流れを受けて、書類を提出すれば認めるという。

 ためたマイルで買った航空券の譲渡など特典を利用できるのは、配偶者と祖父母、兄弟姉妹らとしてきた。同社は「社内でも多様な人材の活用に取り組んでおり、社会情勢を見て検討した」としている。家族がためたマイルを特典交換の際に合算できるサービス「JALカード家族プログラム」などでも同性カップルを家族として認める。

 一方、全日本空輸(ANA)は、「ANAマイレージクラブ」の家族向けマイレージプログラム「ANAカードファミリーマイル」で以前から、同居を証明する住民票などがあれば、同性パートナーを家族として認めてきたという。今後も自治体の発行する書類などの提出があれば個別に対応するとしている。

 昨年世田谷区で同性パートナーとの宣誓書の発行を受け、両社に提出した自営業、モンキー高野さん(45)は「2人で海外旅行へよく行くので問い合わせたら、書類を見せただけで理解してもらえてうれしかった。こうした取り組みが他の企業にも広がってほしい」と期待した。【藤沢美由紀】

5721チバQ:2016/02/24(水) 23:38:27
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20160222-OYTNT50214.html
空港周辺ホテル 増築・改装活発
2016年02月23日
 昨年、日本を訪れた外国人観光客が過去最高を記録するなど、観光業界に追い風が吹く中、成田空港周辺のホテルでは増築や改装が活発だ。訪日客がさらに増えることが見込まれる2020年東京五輪・パラリンピックを控え、顧客獲得競争が始まっている。(諏訪泉)

 格安航空会社(LCC)専用の第3旅客ターミナルのすぐ脇に立つ「東横イン成田空港」は、駐車場だった場所に13階建ての2号館(470室)を増築中だ。完成すれば、10階建ての1号館(331室)と合わせて収容人数は約1300人と倍増する。開業予定は今年9月末。向谷美子支配人(48)は「滑走路側はかなり眺めがよいはず。増築は東京五輪・パラリンピックに向けた対策だ」と話す。3号館の建設も計画しているという。

 部屋の改築で収容増を図ったのは「成田東武ホテルエアポート」だ。昨年、シングルとダブルの計36部屋をツインに改めた。12階のスイートルーム4室は、寝室とリビングの仕切りを外し、ベッド数を2基から4基に増やすなどしてファミリー層に対応できるようにした。同ホテル総支配人の池内茂さん(64)は「都内では部屋が取れなかったり、値段が高騰したりしており、当ホテルの宿泊客が増えているため」と話す。

 旅行・航空事業を展開する中国の春秋グループは、成田空港周辺でのホテル開業を模索している。同グループは、日本を訪れる中国人観光客らを受け入れるため、ホテル事業に積極的で、今月には愛知県の中部国際空港近くに第1号を開業した。春秋航空日本の広報室は「これまで直行便がなかった内陸部などはまだまだ訪日熱がある」と、さらなる中国人客の増加を見込んでいる。

2016年02月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5722とはずがたり:2016/02/25(木) 21:44:27

日航機エンジンから出火、吹雪で不完全燃焼か
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2710468.html

 23日、北海道の新千歳空港で日本航空機のエンジンから火が出た事故は、吹雪で正常に空気が取り込めなくなり、不完全燃焼を起こした可能性があることがわかりました。

 23日午後3時すぎ、新千歳発福岡行きの日本航空3512便が、滑走路脇の誘導路を移動していたところ、右のエンジンから火が出ました。乗客乗員165人は脱出シューターで緊急脱出し、その際、男女4人が軽いけがをしました。

 「逃げろと言われたが、ほかの乗客が気になって助けに行った」(乗客)
 「安全面はしっかりしてほしい。命に関わることなので」(乗客)

 一夜明け、足止めされていた乗客140人は、午前8時すぎ、臨時便で福岡に向かいました。

 一方、国の運輸安全委員会の調査官4人は、24日朝から空港に入り、機長に事情を聴くなど本格調査に入りました。

 国土交通省は、吹雪でエンジンに正常に空気が取り込めなくなり、燃料が不完全燃焼した可能性があるとみています。(24日11:31)

5723チバQ:2016/02/26(金) 22:24:45
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160205/bsd1602050500002-n1.htm
米航空大手など「超長距離アジア直行便」を相次ぎ就航 日本離れ懸念 (1/2ページ)
2016.2.5 06:39
 米国やシンガポールなどの航空大手が超長距離の直行便をアジアで相次いで就航させる。短い距離で格安航空会社との顧客の奪い合いが激しくなっており、長い距離で競争力向上を狙う。成田空港などで乗り継ぐ利用客が減り「日本離れ」につながる恐れもある。

 米ユナイテッド航空が6月に開設する米サンフランシスコ-シンガポール線は約1万3590キロと米航空会社の定期便として最長になる。米ボーイング787を使用し、所要時間は15時間半〜16時間20分。いずれもIT産業や金融が強い都市で、需要が高まっている。

 ユナイテッドは、直行便開設に伴って成田-シンガポール間の運航を6月上旬に終える。

 シンガポール航空も、運航を休止していたシンガポール-米ニューヨーク線を2018年にも復活。欧州エアバスA350の超長距離仕様を導入し、同じく運休していたシンガポール-米ロサンゼルス線も再開する。

 シンガポール航空のゴー・チュン・ポン最高経営責任者(CEO)は「北米と東南アジア間で、最速で最も便利な空路を提供する」と意気込む。成田や羽田経由でアジアと北米を結ぶ全日本空輸や日本航空との競争激化は必至だ。

 超長距離便の就航は、燃費性能が優れたエアバスA350やボーイング787の登場も「背中を押している」(米航空幹部)という。中東勢も路線を広げ、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空はUAEのドバイと中米パナマの首都パナマ市を結ぶ路線を開設する。(ニューヨーク 共同)

5724チバQ:2016/02/26(金) 22:25:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160226_11054.html
<仙台空港>24時間化 知事「支援」

 宮城県議会2月定例会は25日、一般質問が始まった。7月に完全民営化される仙台空港の運用時間延長について、村井嘉浩知事は「事業者が必要としている。県としてサポートしたい」と述べ、国の延長認可に向け運営権者の仙台国際空港と連携を強める考えを示した。
 24時間化を含む運用時間延長は格安航空会社(LCC)誘致の鍵とされる。村井知事は「地元や周辺住民の理解を得るには時間がかかるが、積極的に関与する」と調整役を果たす方針を明らかにした。
 新年度一般会計当初予算案に関連予算を計上した水素の利活用事業をめぐり、東日本大震災の復興政策としての妥当性を問われたのに対し「災害対応力や経済波及効果を期待できる。水素普及の初期段階で財政支援は不可欠だ」と答えた。
 東北電力女川原発2号機の再稼働に向けた安全審査をめぐっては「国以外に県があらためて審査することはない」と述べた。
 国が本年度、補助対象を原状復旧から拡充したグループ化補助金を活用して県内60事業者が新事業に着手したことも報告し、「売り上げ回復に向けた支援を強化したい」と述べた。
 菊地恵一(自民党・県民会議)、佐々木功悦(みやぎ県民の声)、仁田和広、守屋守武(自民党・県民会議)、中嶋廉(共産党県議団)の5人が登壇した。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年02月26日金曜日

5725チバQ:2016/03/01(火) 21:53:21
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160301-OYS1T50022.html
北九州空港10年 利用低迷
2016年03月01日
特集 アラウンド 九州・山口
乗降客数が予測を下回る北九州空港(2月10日、本社ヘリから)=中司雅信撮影
乗降客数が予測を下回る北九州空港(2月10日、本社ヘリから)=中司雅信撮影


 北九州空港(北九州市小倉南区)は今月16日、開港から10年を迎える。2015年の乗降客数は131万人で、国の予測(12年度に328万人)を大きく下回る低空飛行が続く。一方、訪日外国人客の急増や、福岡空港の発着枠が限界を迎えていることから、「国際便を北九州に誘導する好機」(関係者)との期待が高まっている。

 国は、北九州空港の開業前、羽田、新千歳、中部、鹿児島、宮崎線など8路線を見込んで需要を推計した。しかし、羽田、名古屋小牧、那覇の3路線でスタートした。

 国内線は、那覇線が10年5月に休止され、現在は2路線だけ。新規航空会社のスターフライヤーが韓国・釜山線を就航した時期もあったが、国際定期路線は14年3月末でゼロになった。「空港を造れば、路線はできるという甘い予測だった」(空港関係者)と振り返る。

 高速道路や鉄道が乗り入れておらず、交通の便の悪さが利用低迷の最大の理由だ。首都圏や海外では、「どこにあるか分からない」との声も聞かれる。佐賀空港が愛称を「九州佐賀国際空港」に変えており、地元財界からは「新福岡空港や福岡国際空港とした方がいい」との指摘もある。

◆国際チャーター好調 新路線を模索

 一方、国際チャーター便は急増している。中国の天津航空は、昨年12月〜今年2月、大連線を週2日運航した。スターフライヤーは韓国・務安線を飛ばした。15年度は200便超が予定され、前年度(58便)の3倍以上になる見込みだ。

 天津航空は昨年、チャーター便の天津―那覇、静岡線を定期路線にした。空港ビルを運営する北九州エアターミナルの片山憲一社長は「チャーター便利用客の満足度を高め、国際定期路線復活につなげたい」と強調。空港ビルは通訳を8人配置、一部レンタカー会社は24時間受け付けを始める予定だ。

 福岡空港が3月27日に混雑空港に指定され、新規就航が制限されるのも好機だ。福岡に路線を開設できない航空会社が、近隣空港の利用を検討しており、北九州市空港企画課には、海外航空会社からの問い合わせが増えている。小石裕洋課長は「航空会社の関心は高まっている」と話す。

 市と福岡県は、16〜18年度を強化期間と位置づけ、北九州空港の利用拡大に力を入れる。市は16年度予算で国際線誘致を強化する助成金(4700万円)を新設。県も、早朝深夜便や格安航空会社(LCC)への助成拡充など、利用促進に2億7300万円を充てる。新規路線につながるか注目が集まる。
 【北九州空港】 北九州市小倉南区曽根にあった旧空港の代替として、周防灘に浮かぶ埋め立て地に作られた海上空港。周辺への騒音問題がなく、24時間発着できる。滑走路は2500メートルが1本。総工費は約1024億円。

首都圏営業を強化 スターフライヤー松石社長


 空港開港と同時に、新規就航したスターフライヤーも10周年となる。13年には経営危機に陥ったが、ANAホールディングスが筆頭株主となり、経営再建を果たした。松石禎己さだみ社長(62)にこの10年と今後について聞いた。

 利便性向上などで役割は果たしてきた。経営は一時悪化したが、利用者数は堅調だ。朝、夕のビジネス客を取り込めている。顧客満足度調査では、大手を抑え、連続して1位を獲得している。この10年、従業員が努力を積み重ねた結果だろう。

 一方、今年度の搭乗率は全路線で67%程度で、昼間は空きが目立つ。首都圏の旅行客に利用してもらいたいが、知名度が低い。先日、東京で当社のシートを体験するイベントを開いたが、家具店と間違う人もいた。航空会社の選択肢の一つになるためにも、首都圏でのPRに力を入れる。

 今後を考えると、国際定期便が何路線かあるのが理想だ。国内線は人口減で、新たな就航先が見当たらないからだ。新しい機体も必要だが、100億円以上の投資となる。就航先によっては、今持っている機体(150席)より小さい機体の導入も検討する必要がある。

 【スターフライヤー】 北九州空港を拠点に、大手より割安な運賃、LCCより座席間隔が広いことが特徴。現在は、北九州・福岡・山口宇部―羽田、福岡―中部、羽田―関西の5路線ある。昨年12月に累計搭乗者数が1000万人を超えた。

2016年03月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5726チバQ:2016/03/01(火) 21:53:58
http://mainichi.jp/articles/20160228/k00/00m/040/112000c
新千歳空港
初の午前0時台出発 7月から羽田便

毎日新聞2016年2月27日 21時55分(最終更新 2月27日 21時55分)

 北海道千歳市の新千歳空港で今夏、1988年の開港以来初めて午前0時台出発の定期便が設定されることになった。昨年10月に24便、拡大された同空港の深夜早朝時間帯(午後10時〜翌朝午前7時)の発着枠を利用し、経営再建中のスカイマークが7月から羽田便を就航させる。

 同社によると、この便は午前0時10分に新千歳を出発し、羽田には午前2時に到着する。機材はボーイング737-800型を使用し、定員177人。7月1日〜10月2日に運航される。

 搭乗率が高い新千歳-羽田路線では近年、東京や北海道での日帰り需要が高まっている。現在、新千歳では繁忙期に午後11時台まで旅客便が発着しているが、より遅い時間帯での新設を求める声が上がっていた。

 今回設定する深夜便について、スカイマークは「ビジネス客や観光客を取り込みたい。利用者の反応も見て、継続するか検討したい」(広報担当)としている。

 一方、3月27日からの航空各社の夏ダイヤでは、深夜早朝発着枠を活用して午後11時台までに、5社が1日最大計11便の旅客便を発着させる。【野原寛史】

5727沖縄無党派:2016/03/01(火) 22:23:56
http://www.miyakomainichi.com/2016/01/84744/
2016年1月21日(木) 9:07
羽田-宮古を開設/ANA
3月27日から1日1往復/関西直行便は通年運航へ

全日本空輸(ANA)は20日、東京羽田-宮古路線を新規開設することを発表した。3月27日から1日1往復2便を運航する。使用機材はボーイング737-800型機(167席)を予定している。昨夏に期間運航させた関西-宮古路線の通年運航も決定した。国内線の拡充を図り、旺盛な観光需要に対応する。
 ANAの東京直行便開設は、同社が20日に発表した2016年度航空輸送事業計画で明らかになった。競争環境や需要動向の変化を踏まえて設定した。
 発着時間は羽田発が午前11時40分、宮古には午後2時30分ごろに着く。宮古発は午後3時25分、羽田着は午後6時15分ごろとなる。
 昨年6月1日から9月30日まで期間運航させた関西-宮古は3月27日から1日1往復2便の通年運航に変更する。昨夏の実績を踏まえるとともに高まる需要を見越した。関西発は午前7時50分、宮古発は午後1時25分に設定。機材はボーイング737-800型機。
 このほか、宮古関係路線では、沖縄(那覇)-宮古の期間増便措置を3月27日以降も継続し、1日7往復14便を運航する。
 今回の計画設定によって同社は宮古関係路線を3枠に拡大した。このうち本土直行は2路線。首都圏からの送客力を強化し、右肩上がりの需要に対応する。
 東京への直行便は日本トランスオーシャン航空(JTA)が1往復2便を運航させており、ANAの開設によって直行便は1日2往復4便となる。観光振興に弾みがつくことは確実だ。
 新規開設、増便の要請行動を展開してきた行政や経済団体はANAの決定を歓迎。長濱政治副市長は「市長ともども喜んでいる。これまでの誘致活動の成果でこれからの宮古観光に良い影響を及ぼす」と一層の観光振興を期待し、「時間帯も使い勝手が良いので関東圏の埼玉、茨城、群馬などの県民も利用しやすい」とダイヤ設定も評価した。
 宮古島商工会議所の砂川恵助専務は「行政と連携して要請を続けてきたことが実を結んだ。本土直行便のメリットは計り知れないもので、観光だけでなく、いろいろな分野で良い影響が出てくる。観光振興並びに経済の活性化が大いに期待できる」と話した。

5728チバQ:2016/03/02(水) 23:39:24
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160302-OYS1T50009.html
福岡空港赤字に 14年度収支営業損益
2016年03月02日
 国土交通省は1日、国が管理する全国27空港の2014年度の空港別収支を発表した。営業損益は、北九州、長崎、大分、岩国など22空港が赤字になった。福岡、熊本、宮崎、鹿児島は、前年度の黒字から赤字に転じた。

 収支は、着陸料や空港整備などの空港本体事業と、空港ビルでのテナント料、免税店などでの物販や駐車場の使用料など空港関連事業を合算している。

 福岡空港は、訪日外国人の増加を背景に、免税店など空港関連事業の売上高が伸びたが、新滑走路の増設のための事前調査費など本体事業の費用がかさみ、営業損益は1億8800万円の赤字(前年度は4億8400万円の黒字)を計上した。

5729チバQ:2016/03/02(水) 23:40:03
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/03/02091857047119.shtml
「夜間のハブ空港」目指す
長崎空港の24時間化をめぐる課題などについて意見交換する委員ら=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎
長崎空港の24時間化をめぐる課題などについて意見交換する委員ら=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 長崎空港(大村市)の24時間運用化を目指す推進委員会(会長・宮脇雅俊長崎経済同友会代表幹事、24人)の初会合が1日、長崎市内であり、委員からは、九州の「夜間のハブ空港」を目指し、九州一体で深夜・早朝帯の国際線や国内線、貨物輸送の需要を喚起すべきだとの指摘が相次いだ。

 24時間化には深夜・早朝帯に週4便以上運航する航空会社があり、騒音問題で地元調整することなどが必要。推進委事務局の県は、フィリピンやシンガポール、台湾などと結ぶ定期便やチャーター便の就航、国内線拡充に向けた誘致活動を進めている。年内に条件を整え、空港管理者の国に24時間化を要望、2018年夏の運用開始を目指す。

 運用時間は現在、午前7時〜午後10時の15時間。滑走路は長さ3千メートル、幅60メートルと地方空港有数の規模で、海上空港のため騒音問題も少ない。県は近くの福岡空港(福岡市)の夜間の代替機能を果たせるとして「24時間化への潜在力は高い」としている。

 推進委は経済、観光、交通関連団体や航空、運輸各社のトップら24人で構成。「九州観光を一体でアピールする必要がある」「関西、関東向けの航空貨物の需要が高まれば、ビジネスチャンスが出る」といった意見が出た。年内に数回会合を開き、24時間化への課題などを話し合う。

 長崎空港は国内9路線、国際1路線を結び、14年度の利用者数は300万人(全国12位)、貨物取扱量は1万4千トン(同15位)。国内の24時間空港は羽田、関西、北九州など8空港。

5730とはずがたり:2016/03/03(木) 20:21:10

国管理空港、初の営業黒字
外国人客増で14年度
2016/3/1 19:26
http://this.kiji.is/77346418889916425?c=49769094296027144

 国土交通省は1日、国が管理する27空港の2014年度の収支試算を発表した。滑走路などの空港本体事業と、空港ビルや駐車場による関連事業を合わせた営業損益は、全体で102億円の黒字だった。比較できる10年度以降で営業黒字は初めて。前年度は46億円の赤字だった。

 空港別で営業損益が黒字だったのは、新千歳、羽田、小松、広島、松山の5空港。前年度より4空港減ったが、外国人旅行者の増加を背景とした増便で着陸料収入が伸びたほか、物販も好調で、全体を押し上げた。

 赤字に転じた空港は、福岡、熊本、宮崎、鹿児島。

5731チバQ:2016/03/06(日) 10:51:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160305-00106978-toyo-bus_all
日米航空交渉、4年越し決着でも燻る"火種"
東洋経済オンライン 3月5日(土)6時0分配信

日米航空交渉、4年越し決着でも燻る
現在は深夜早朝発着で、行き先は西海岸とハワイのみ。時差と飛行時間の関係で東海岸は困難(撮影:尾形文繁)
 長年の懸案事項が、ようやく“離陸”のときを迎えようとしている。

 2月18日、日米当局間の航空交渉が合意に至り、昼間の羽田空港から米国行きの便が飛ばせるようになった。両国の航空会社は昼間(6〜23時)に1日5便ずつ、深夜早朝(22時〜翌日7時)に同1便ずつの運航が可能になる。今年10月末から始まる冬ダイヤをメドに就航する見通しだ。

 羽田のような混雑空港の場合、発着地がある2国間で、どこに何便を飛ばすかを事前に決めなければならない。2014年に羽田の昼間の国際線発着枠が増えた際、日本側は増枠分の一部を米国に割り当てようとした。だが、4年余りにわたって合意に至らず、交渉が停滞していた。

■ 新たなドル箱へ、期待は高まる

 現在、羽田の日米路線は、全8便が深夜早朝の発着。2010年に羽田の国際線が再開したときに決まった枠で、行き先は米西海岸とハワイのみだ。

 米東海岸は飛行時間と時差の関係から、出発と同じ時刻に現地に到着する。つまり、現行の深夜出発だと到着も深夜となり、到着後の移動や乗り継ぎが不便なのだ。実際、米アメリカン航空が羽田─ニューヨーク便を2011年2月に就航したが、旅客数低迷で2013年末に撤退。発着枠を返上した。

 今回の合意で、米国便に昼間の枠が割り当てられ、昼間に到着する東海岸便が可能となった。ニューヨークやワシントンDCなど経済や政治の中心都市が集積し、多くのビジネス需要が見込める。

 これまで東海岸へ向かうには昼間の便がある成田空港まで行く必要があったが、都心に近い羽田から飛べることで便利になる。地方からの乗り継ぎもしやすくなる。新たなドル箱路線にと、日米の航空会社は期待を寄せている。

 では、そんな交渉がなぜ、合意まで4年以上の歳月を費やすことになったのか。

 「非常に残念だ」──。日米の航空会社が軒並み今回の合意を歓迎する中、唯一不満をあらわにしたのが米デルタ航空だった。交渉の長期化は、同社が一貫して反対してきたことに起因する。

 デルタは成田発着では最も多くの日米路線を有し、アジアへの乗り継ぎ路線も飛ばしている。合併前の旧ノースウエスト航空が戦後、羽田に国際線を飛ばしていたが、1978年に成田を国際線拠点として開港した日本政府の意向に沿って、同空港へ移ってきた経緯があり、歴史は長い。

 また、米ユナイテッド航空と全日本空輸(ANA)、アメリカンと日本航空(JAL)は、それぞれ「スターアライアンス」「ワンワールド」という航空連合を組み、共同運航やマイレージ連携を進めている。一方、デルタが属する「スカイチーム」には、日本の航空会社がいない。ゆえにデルタは「より多くの枠をもらえなければ、公正な競争環境が保たれない」と主張してきた。米航空当局も「強い政治力を持つ」(国土交通省幹部)デルタの意向を酌んできた。

 だが、2015年11月のフォックス米運輸長官と石井啓一国交相の会談で、羽田の昼間帯に日米便だけ運航がないことへの懸念が示され、翌12月に当局間の交渉が再開。デルタ以外の米航空会社や業界団体も合意を望んだことから、「米国当局も全体的な利益で判断した」(前出の国交省幹部)。結果的にデルタが押し切られる形となったわけだ。

5732チバQ:2016/03/06(日) 10:52:00
■ ANAが2枠を獲るのか

 ただ、これで一件落着、というわけでもない。次の火種となりそうなのが、日本国内での発着枠の配分だ。石井国交相は日本側の配分について「各航空会社の要望や『8.10ペーパー』の趣旨を踏まえ適切に判断したい」とする。

 8.10ペーパーとは、公的支援で再生したJALが公正な競争環境を阻害しないよう、同社の新規投資や路線開設を国交省が監視する旨を明記したもの。これに基づき、2014年の羽田国際線の増枠時にはANA11枠、JAL5枠の傾斜配分を行った。今回決まった日本側の発着枠6つのうち、新たに配分されるのは昼間1枠と深夜早朝1枠。仮に前回同様、枠数で差をつけるなら、2枠がANAに配分される可能性もある。

 ANAホールディングスの片野坂真哉社長が「(ペーパーに沿えば)発着枠を優先的にわれわれに傾斜配分するという理解」と主張するのに対し、JALの乘田俊明専務は「配分は当局の考えによる。われわれはコメントする立場にない」という姿勢だ。

 冬ダイヤの就航に間に合わせるには、5月の連休前が配分決定のタイムリミット。今後「非常に貴重な枠」(JALの植木義晴社長)をめぐる争いが過熱しそうだ。

(「週刊東洋経済」2016年3月5日号<2月29日発売>「核心リポート04」を転載)

5733チバQ:2016/03/14(月) 23:32:03
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2016/03/14/0500000000AJP20160314003400882.HTML
仁川国際空港の競争力強化へ 北東アジアの中心目指す

2016/03/14 17:15文字拡大 文字縮小 印刷 twitter facebook
【ソウル、仁川聯合ニュース】韓国の仁川国際空港公社と国土交通部は14日、同空港を「北東アジアの中心的空港」に発展させるための競争力強化策を発表した。

旧正月の2月8日、観光客らでにぎわう仁川空港=(聯合ニュース)
旧正月の2月8日、観光客らでにぎわう仁川空港=(聯合ニュース)
 中核課題である航空需要の創出に向けては、中国などへの進出に積極的に乗り出す方針だ。今年上半期から韓中間の航空自由化を段階的に進め、両国間の自由な運航を認めることで人的・物的交流の拡大を図る。潜在成長力が大きいインドとの直行便拡大も持続的に進めるほか、欧州、南米、アフリカ、中東はもちろん、経済制裁が解除されたイランとの路線拡大にも乗り出す。

 これに向け、新規就航の航空会社に対し空港使用料と事務室賃借料を1年間免除するなどの特典を提供し、就航航空会社数を2015年の90社から20年には110社に増やす計画だ。

 韓国の航空会社と外国の大手航空会社によるジョイントベンチャー、格安航空会社(LCC)の商品開発への支援、乗り継ぎ客増加に応じたインセンティブ支給などを通じ、24時間以内の乗り継ぎ客を現在の742万人から20年には1000万人以上に増やす。

 深夜の着陸料減免、24時間運営の出入国審査場の拡大、商業施設の深夜営業拡大などを通じ「24時間運営空港」の利点を生かし、深夜運航の活性化にも乗り出す。

 カプセルホテル、駐車場など利用客のための便宜施設を拡充するほか、出国審査の所要時間を20年までに40分以内に短縮する。タブレット端末で搭乗手続きができる「モバイルチェックインゾーン」を20年までに8カ所に増やし、乗客で混雑している航空会社のカウンターに投入する「移動型チェックインカウンター」も追加する計画だ。

 また、来年4月からの空港複合都市(エアシティー)運営などを控え、航空会社や旅行会社との協業システムを構築し、短期パッケージ観光商品や無料トランジットツアーなどを開発することで、72時間以内の乗り継ぎ客を20年までに5倍以上に増やす計画だ。

5734チバQ:2016/03/15(火) 21:25:47
http://www.sankei.com/region/news/160315/rgn1603150026-n1.html
2016.3.15 07:04

新路線誘致へ注力、北九州空港あす開港10年 混雑「福岡」と棲み分けカギ


16日に開港10年を迎える北九州空港
16日に開港10年を迎える北九州空港
 北九州空港(北九州市小倉南区)は16日、開港から10年を迎える。地域経済浮揚への期待を受け、九州初の24時間空港として開業したが、利用した乗降客数は、当初予測の半分以下と、視界不良のフライトが続く。福岡県や市は、今月末に「混雑空港」に指定される福岡空港(福岡市博多区)との棲み分けが、北九州空港活性化のカギを握るとみて、航空路線誘致に本腰を入れる。(九州総局 奥原慎平)

                  ◇

 「地方創生で(北九州市が)もっとも力点を置くのが空港の活性化だ。北部九州にとって、これほど大きな夢と可能性を持ったインフラはありません。定期便や航空貨物をしっかりと育てるという戦略にも、手応えを感じている」

 13日、北九州空港ターミナルビルで開かれた開港10周年記念式典で、北九州市の北橋健治市長はこう語った。

 北橋氏は昨年12月22日、福岡県の小川洋県知事と会談した。

 2人は1時間の話し合いをほぼ、北九州空港の活性化策に費やし、航空会社に対するトップセールスなどで合意した。

 県は来年度から3年間を北九州空港の利用促進の強化期間と位置づける。インバウンド(訪日観光)の多いアジア圏を中心に、航空会社に誘致を働きかける。

 ◆受け皿に

 北九州空港は平成18年3月16日に開港した。

 JR九州北九州本社の福岡本社への統合(13年)など、暗い話題の多かった地域の起爆剤として、期待が高まった。国土交通省は19年度の乗降客数を283万人と予測した。

 だが、リーマン・ショック(20年9月)による景気の冷え込みに加え、福岡空港への航空便集中で、北九州空港の乗降客は伸び悩んだ。27年(速報値)は131万人と予測の半分に満たない。

 北九州空港は、小倉駅からバスで33分で到着する。地方空港として決して不便ではない。だが、福岡空港はさらに便利だ。博多駅から地下鉄で5分という立地は、世界でも有数の利便性を誇る。このインパクトには勝てなかった。

 開港前、JR小倉駅と北九州空港を地下鉄でつなぐ構想もあったが、利用者数が伸び悩み、凍結状態のままとなっている。

 北九州市は一時期、旅客が主な福岡空港に対し、貨物に傾注して機能分担を図ろうとも模索し、一定の成果も挙げた。

 だが、やはり空港として存在感を高めるには、旅客機の発着増加が欠かせない。

 そこに福岡空港の混雑問題が浮上した。

 過密ダイヤが指摘される福岡空港に対し、国土交通省は昨年9月、航空法に基づく「混雑空港」に指定する方針を固めた。今月27日以降、発着回数が制限され、新たに乗り入れる場合は国の許可が必要となる。

 福岡空港に乗り入れられなかった格安航空会社(LCC)などについて、北九州空港が受け皿となるケースが想定される。実際、航空会社から北九州市への問い合わせは昨年秋以降、増加している。

 福岡県は28年度予算案に、北九州空港への誘致などの費用として、前年度を1千万円上回る2億7千万円を計上した。LCCや、福岡空港では運航できない午後10時から翌朝7時の便を対象に、航空会社に助成金を出す。県によると、他の地方空港なみの助成額になるという。

 北九州エアターミナルの片山憲一社長は「空港の福岡への近さをアピールするには、空港の名称に『福岡』の文字を入れるのも効果的だ」と名称変更にも言及した。

5735チバQ:2016/03/15(火) 21:26:02
◆アクセス充実を

 24時間空港の強みを発揮するには、深夜早朝を中心に交通態勢の充実が欠かせない。

 ニッポンレンタカー九州(福岡市)は1月、午前8時から翌朝午前1時まで開業する営業所を北九州空港横に設けた。今後、営業時間を早朝にも拡大する。

 西日本鉄道は昨年7月、県の助成を受けて、北九州空港と、福岡市中心部を約70分で結ぶ深夜早朝の「福北(ふくほく)リムジンバス」(1千円)の運行を始めた。1日4便を走らせる。

 知名度不足もあり、1便当たりの平均利用者数は、空港発が5・5人、福岡発3・3人と、目標ラインの10人を下回る。県は今年1月から「サラリーマン山崎シゲル」というツイッターの人気キャラクターを活用し、認知度拡大を狙う。

 県知事の小川氏は「『鶏が先か卵が先か』になるが交通の利便性を増す必要がある。福岡空港との相互補完を進めたい。私も東京で仕事をして遅くなったら北九州空港を使っています」とアピールした。

                  ◇

【用語解説】北九州空港

 旧北九州空港(北九州市小倉南区曽根)が濃霧による欠航が相次いだこともあり、移転が決まった。平成18年3月に九州初の海上空港、24時間空港として開港した。滑走路は2500メートル。国内定期路線では、スターフライヤーなどが羽田便を、静岡市に本社を置くフジドリームエアラインズ(FDA)が名古屋・小牧便を運航する。国際定期便は、現在ない。

5736チバQ:2016/03/15(火) 21:26:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/231099
北九州空港、10周年で記念式典 内外路線網の拡充が課題
2016年03月13日18時36分 (更新 03月13日 20時49分)
特大ピザに入刀し、北九州空港開港10周年を祝う空港関係者=13日午前11時半ごろ、北九州市小倉南区
特大ピザに入刀し、北九州空港開港10周年を祝う空港関係者=13日午前11時半ごろ、北九州市小倉南区
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 九州唯一の24時間空港である北九州空港(北九州市)が16日に開港10周年を迎えるのを前に、記念式典が13日、空港ターミナルビルで開かれた。関係者が「祝北九州空港10周年」と書かれた特大ピザに入刀して節目を祝った=写真。

 北九州空港は周防灘沖の海上を埋め立てて建設。搭乗者数は累計1200万人を超えた。現在は航空会社3社が乗り入れ、羽田、名古屋(小牧)の2路線を運航。ただ、以前あった国際定期路線は現在ゼロで、路線網の少なさが課題となっている。

 式典には、国や地元自治体の関係者、航空会社幹部ら約30人が参加。福岡県の小川洋知事は「福岡空港との役割分担で北九州空港の利用を進める。24時間空港の強みを生かし早朝・深夜便などの誘致を働き掛けたい」とあいさつした。

=2016/03/13 西日本新聞=

5739名無しさん:2016/03/20(日) 16:01:21
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160319-00000035-ann-int
悪天候で着陸試みるも…ロシアで旅客機墜落62人死亡
テレビ朝日系(ANN) 3月19日(土)17時30分配信
 ロシア南部で旅客機が墜落し、地元のメディアは乗客乗員62人全員が死亡したと伝えました。旅客機は中東のドバイを出発し、ロシア南部の空港に向かっていました。旅客機が着陸しようとした当時は雨で視界が悪く、強い風が吹いていたということです。旅客機は2度にわたって着陸を試みましたが、失敗して墜落しました。

 19日未明、ロシア南部ロストフナドヌーの空港でドバイ発の格安航空会社「フライドバイ」のボーイング737型機が着陸に失敗しました。ロシアの調査委員会によりますと、乗客55人と乗員7人は全員死亡したということです。日本人が含まれているという情報はないということです。ロシアのメディアによりますと、旅客機は2度にわたって着陸を試みたものの、機体が滑走路に激突し、バラバラになって炎上しました。地元メディアによりますと、事故当時、秒速14〜19メートルの強い風が吹いていました。また、事故があった空港は元々、着陸が難しいことで知られていたうえ、パイロットはこの空港での着陸経験がなかったということです。
最終更新:3月19日(土)21時25分テレ朝 news

5740沖縄無党派:2016/03/22(火) 13:26:12
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Q33GQJ3QUTIL003.html
ANA国内線、システム障害 全国で欠航や遅延相次ぐ

2016年3月22日10時11分

 全日本空輸によると、午前8時20分ごろ、同社のシステムに不具合が発生し、全国の国内線で搭乗手続きが行えなくなった。この影響で、欠航や遅延する便が相次いでいる。

 同社の予約、販売、搭乗手続きを担うシステムが不具合を起こした。運航の安全に影響はないという。

 同社では、2月24日午後にも、東京・羽田空港など全国の48空港で搭乗手続きのシステムに不具合が起き、約30分後に復旧した。カウンターや自動チェックイン機での手続きができなくなり、一部の便が遅れた。

5741とはずがたり:2016/03/22(火) 15:02:53

全日空 システムトラブルで搭乗手続きに影響
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010451461_20160322.html
09:17NHKニュース&スポーツ

22日朝、羽田や大阪など全国の空港の国内線で、全日空便の搭乗手続きなどを行うシステムにトラブルが起き、搭乗手続きができない状態となりました。一部で手続きを再開しているものの、全日空便に欠航や遅れが出ています。

全日空によりますと、22日午前8時20分ごろ、羽田や大阪、福岡など全国の空港の国内線で全日空便の搭乗手続きなどを行うシステムにトラブルが起き、搭乗手続きができなくなりました。
復旧作業を進めた結果、午前10時半ごろから一部で搭乗手続きを再開しているものの、全面的な復旧のめどは立っていないということで、全日空では一部の便で欠航が出ているほか、出発に遅れが出ています。また、全日空と同じシステムを使っているエア・ドゥと、ソラシドエア、それにスターフライヤーも、出発便に遅れが出ているということです。
全日空は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。復旧を急いでいる」と話しています。
全日空では先月24日にも同じシステムがダウンし、全国の空港で30分間、搭乗手続きができなくなるトラブルがあったばかりです。
【】この影響で、福岡空港では乗客のチェックインなどの業務ができない状態になっているということです。復旧の見通しはまだ立っていないということで、全日空では、福岡空港を出発するすべての便で運航を見合わせています。
愛知県の中部空港でも午前8時20分ごろから搭乗手続きができない状態になりました。全日空は一部の便の手続きを手作業で行っていますが、カウンターの前には200人ほどが集まっていました。午前9時45分発の札幌便に乗る予定だった名古屋市の会社員の男性は、「午後から札幌で重要な会議があるので、早く運航してもらいたい」と話していました。
北海道の新千歳空港では、午前8時20分すぎから一時、搭乗手続きができなくなり、出発できない状態になりました。全日空によりますと、現在はシステムの一部が復旧し、午前9時すぎから搭乗手続きを再開したということですが、通常より手続きに時間がかかっているということで、カウンターには手続きを待つ利用客の列が100メートルほどにわたって続いています。
【】石井国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で「国土交通省としてはその影響や原因などについて確認を行うとともに、まずは利用者への対応をしっかり行うよう指導している」と述べました。

5742チバQ:2016/03/26(土) 09:56:46
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160313/bsc1603131712001-n1.htm
LCCをバカにするな…富豪だって使ってる 「移動にお金をかける意味ない」 (1/5ページ)
2016.3.13 17:12

 格安航空会社(LCC)の就航拡大で、関西国際空港の旅客数は昨年、前年比20%増の2321万人と過去最高を記録した。一昔前まではLCCといえば、大手航空会社に対する「第2の選択肢」だったが、2014年の航空会社旅客数の世界ランキングでは上位2社を欧州のLCCが占めるなど主役交代をうかがわせた。LCCの本場、欧州での事情から日本での展望を探った。(藤原直樹)

 香港の富豪も利用?

 「もうばかばかしくて既存の大手航空会社になんか乗ってられないよ」

 早朝のポルトガル・リスボン空港。英国のLCC、イージージェットのロンドン便を待つ行列で男性はこう話した。近年は、欧州内の移動はほとんどLCCを利用しているという。

 この男性がLCCを利用する最大の理由はもちろん「価格の安さ」だ。イージージェットのリスボン-ロンドン間の料金は、早朝便を利用すると45ユーロ(約6千円)程度。大手航空会社の3分の1以下となる。

 移動費を安く済ませられるとその分、旅先で買い物やレジャーにお金を使うことができる。そうしてみると、LCCを利用するアジアからの訪日客の“爆買い”を底支えしているのはLCCの低価格ともいえる。それだけでなく、最近はビジネス客も経費削減のためLCCを利用する機会が増えているという。

 関空を拠点にするLCC、ピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「ピーチの顧客には香港の富豪もいる。彼らは『移動にお金をかける意味がない』と言っている。LCCの客層は広がりを見せており、可能性は大きい」と話す。

 格安の理由…遅延頻発も保証なし

 実際、LCCは世界中で急成長している。

 国際航空運送協会(IATA)によると、2014年の国際線の旅客数ランキングでトップはアイルランドのLCC、ライアンエアーの8637万人。2位がイージージェットの5631万人だった。3位にようやくドイツ大手のルフトハンザドイツ航空が4824万人でランクインした。

 国内線部門でも米国のLCC、サウスウエスト航空が1億2908万人でトップだった。旅客数ではLCCが大手航空会社を上回っている。

5743チバQ:2016/03/26(土) 09:57:26
ただ、LCCを利用するには「格安」の分だけリスクがつきまとう。

 なによりまず航空機の遅延が頻発していることだ。少ない機材を効率的に運用しているため、少しのトラブルが大幅な遅れにつながる。空港側も着陸料を高く設定している大手航空会社の機材を優先で飛ばせているという事情がある。

 遅延だけでなく、欠航も多い。格安を実現するためには搭乗率が重要で、採算ラインを超えない便は出発直前に欠航にすることもある。利用者は大幅な予定変更を余儀なくされるが、欧米のLCCではめずらしくない。

 さらにLCCの場合、遅延や欠航があっても保証がきかないことが多い。大手の場合は振り替え便を割り当ててもらえるが、LCCではそれすら利用者の自己責任となる。イージージェットの場合、事前に有料の「保険」に入っていないと料金の払い戻しもされない。このため、リスクも理解したうえで賢く利用することが求められそうだ。

飲食、荷物預けなどは料金

 LCCの肝心の低価格の部分もよく精査する必要がある。

 まずは大手では無料が当たり前になっている機内食や飲料が有料。手荷物を預けても追加料金が必要となる。

 とくに手荷物はくせもので、イージージェットのリスボン-ロンドン間の場合は重さ20キロまでで23ユーロ(約3千円)程度と、運賃の半額程度が必要となる。その分、機内に荷物を持ち込む人が増えることになるが、ここでも大きさや重量に厳しい制限がついてくる。これらを加味すると大手と料金差は縮まってくる。

 離着陸する空港にも注意が必要だ。イージージェットがロンドンで拠点にする空港は長距離便がよく利用するヒースロー空港ではなく、郊外のガトウィック空港とルートン空港だ。一般的にLCCは郊外の空港を利用することが多く、目的地によっては市内への移動費がかさむ可能性がある。

 このため、LCCを上手に使いこなすには、全体でいくらかかるかという視点が必要になるだろう。

 また、LCCの急拡大を受け、大手側が料金値下げで対抗する動きも出てきている。早期に予約した場合など、LCC並の低価格を打ち出すこともめずらしくなくなった。

 いずれにせよ、大手とLCCで競争が激しくなると利用者にとっても料金やサービスの面でメリットが大きくなる。選択肢が広がる部分も見逃せない。

 このため、4月から関空と伊丹(大阪)空港の運営に参画するフランスの空港運営会社バンシ・エアポートで国際部門の責任者を務めるピエール・アビニャーノ氏は「LCCの急成長はありがたいが、空港にとっては大手とLCCのベストミックス(最適な配分)が重要だ。いまはLCCに勢いがあるが、いずれは均衡がとれるだろう」と話している。

5744チバQ:2016/03/28(月) 20:31:25
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160328-OYT1T50128.html
スカイマーク、民事再生手続き終了…再建順調
2016年03月28日 19時08分
 ANAホールディングスなどの支援で経営再建中の国内航空3位スカイマークは28日、東京地裁から民事再生手続きの終結決定を受けたと発表した。

 不採算路線からの撤退などで搭乗率が改善し、原油価格の急落で燃油コストも下がったことにより、2015年1月の経営破綻から約1年2か月で手続きを終えた。

 経営再建が順調に進み、16年3月期決算(単体)は売上高700億円超、営業利益15億円超を確保する見通しだ。19年3月期までの中期経営計画で、売上高は800億円超、営業利益70億円超を目指す。負債総額1543億円に対する返済総額は161億円で、返済率は10・38%だった。

 今後、ANAの支援を受けて整備体制の強化を進める一方、茨城・神戸空港発着便など国内路線を拡充する。国際線も、18年3月期からチャーター便で運航再開を計画する。就航地は小型機が運航できるアジア路線の見通しだ。スカイマークの市江正彦社長は記者会見で、「残ってよかったという会社にしたい」と抱負を述べた。

5745チバQ:2016/03/28(月) 20:34:04
http://www.sankei.com/region/news/160328/rgn1603280032-n1.html
2016.3.28 07:00

国交省、福岡空港を「混雑空港」に指定

 国土交通省は27日、発着回数が急増しているとして、福岡空港を航空法に基づき「混雑空港」に指定した。羽田や関西に次ぐ5カ所目で、新規就航の制限などで発着回数を抑制する。ただ、慢性化した過密ダイヤの解消には、ハード整備と近隣空港との棲み分けが欠かせない。

 福岡空港には平成24年以降、国内外の格安航空会社(LCC)が相次いで、就航するようになった。アクセスの良さと、人口増加が続く福岡都市圏という大市場を見込んだ動きだ。

 羽田の滑走路増設によって、福岡-東京(羽田)の便数も増えた。

 この結果、福岡空港の過密化は一層、深刻となった。国土交通省によると、福岡空港が円滑に運用できる発着回数(ヘリコプターを含む)は14万5千回程度とされる。定刻通りに離着陸できるのは1時間当たり35回が限界だという。

 ところが、25、26年度の発着回数は年17万回を上回った。特に午前中や夕方の過密化が進み、遅滞が頻発している。

 「このままでは空港の評価が下がりかねない」(同省幹部)として、国は混雑空港指定を決めた。

 指定により、既存の便に影響はないが、過密時間帯の新規就航はできなくなる。その他の時間帯でも、新規就航は届け出制から許認可制となり、ハードルが上がった。

 それでもLCC側の福岡空港への就航希望は絶えない。低運賃のLCCの経営は、一度に多くの乗客を、いかに効率的に運ぶかが重要であり、旅客数の多い路線への就航が、生命線を握るからだ。

 同省大阪航空局幹部は「就航希望のLCCの担当者に、『福岡は10年待つ以外にないんです。待てますか?』と回答している。さすがに『10年ですか…』と苦笑いしていた」と打ち明けた。

 この先10年の間に、福岡空港では駐機スポットと滑走路を結ぶ誘導路を拡幅し、二重化する。36年度末までに、2500メートルの滑走路の増設も決まった。

 この結果、円滑な離着陸が可能な回数は年間21万1千回まで増える。国交省は航空機の性能やパイロットのスキルアップもあって、1時間あたりの発着回数は現状の35回から45回に引き上げられると分析する。

 とはいえ、こうした施策には長い時間がかかる。それまで、希望があっても就航できず、航空会社にとっても、福岡空港や地元経済界にとっても「機会ロス」が生じる。

 そこで、近隣の佐賀空港や北九州空港などは、福岡空港の受け皿として、新規就航の誘致を本格化させている。

 近隣空港がうまく棲み分けることで、機会ロスを最小限に抑えるだけでなく、新規就航の効果を九州北部全体に広げられる。(九州総局 村上智博)

5746とはずがたり:2016/03/29(火) 11:18:47
結構需要有るのかな。

新潟-札幌線 1日5往復復活
新潟空港で記念セレモニー
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160327244012.html

 新潟空港発着の新潟-札幌(新千歳)線が27日、1日4往復から5往復に増便された。約1年ぶりに復活した1日5往復を祝うセレモニーが新潟空港で開かれ、関係者や利用者が利便性の向上に期待を寄せた。

 札幌線は一時、1日3往復まで減少し、搭乗率が上がって席が取りにくくなっていた。そのため日本航空が昨年10月から1往復増便して3往復にしており、27日からは全日空が1往復増やして2往復にした。全日空は6〜9月はさらに1往復増やし、全体で1日6往復となる。

 セレモニーでは寺田吉道副知事が「地元経済界と協力し、北海道と本県の関係が緊密になるよう取り組む」とあいさつ。新潟を出発する初便に乗り込む乗客に花束が贈られた。

 本県に帰省していた北海道室蘭市の親子は花束を受け取り、「希望の席が取りやすくなり、夕方便も増えたので、次は家族ともっとゆっくり過ごせそうです」と笑顔だった。

【社会】 2016/03/27 22:30

5747とはずがたり:2016/03/29(火) 17:11:34
エジプト航空機 ハイジャックされキプロスに 一部乗客解放
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010460431_20160329.html
15:25NHKニュース&スポーツ

エジプト北部のアレクサンドリアから首都カイロに向かっていたエジプト航空の国内線の旅客機がハイジャックされ、地中海の島国キプロスの空港に着陸しました。エジプト航空によりますと、これまでに4人の外国人と複数の乗員を除いて、乗客は解放されたということです。

エジプト航空によりますと、日本時間の29日午後、乗客乗員81人を乗せてエジプト北部にある国内第2の都市アレクサンドリアから首都カイロに向かっていた国内線の旅客機、エジプト航空181便がハイジャックされ、日本時間の午後2時50分ごろ、地中海の島国キプロスのラルナカ空港に着陸したということです。
エジプト航空は公式のツイッターで「パイロットは1人の乗客が爆発物を体にまいて、キプロスに着陸するよう要求していると連絡してきた。現在、その人物と交渉が行われている」としています。そして、エジプト航空は日本時間の午後4時15分ごろ、「4人の外国人と複数の乗員を除いて、乗客は解放された」と発表しました。
現地からの中継映像では、ハイジャックされた旅客機から乗客とみられる人たちが荷物を持ってタラップを下り、近くに横付けされたバスに乗り込んでいました。
カイロの日本大使館がエジプト航空に確認したところ、ハイジャックされた旅客機に日本国籍の乗客はいなかったということです。

5748とはずがたり:2016/03/29(火) 17:20:27
コンチネンタルな欧米と島国の日本を一緒に議論してガラパゴスだというのは無理があるけど。。

小型機墜落から1か月 “ガラパゴス化”した日本の航空の課題
https://thepage.jp/detail/20150831-00000008-wordleaf
2015.09.01 09:00

 東京都調布市の民家に小型機が墜落し、住民ら3人が死亡した事故から1か月がたちました。事故機が飛び立った調布飛行場では、自家用機の運航自粛は続けられるものの、測量や写真撮影などを行う事業用航空機の運航は9月1日から再開されることになりました。地元は飛行場の閉鎖を求める声もあるようですが、一方で、大型航空機や軍事航空ではない、こうした小型機などの航空には日本独特の事情があり、さまざまな課題があります。

 今回の事故を航空政策や都市計画、防災的な観点からどう見るか。航空ジャーナリストの藤石金彌氏に寄稿してもらいました。

ジェネラル・アビエーションとは

 便利な空の旅をもたらすエアラインやマッハで飛ぶ軍事航空のみが航空ではない、というと皆さんは驚かれるかもしれません。航空を目的別に分類すると、一般航空=ジェネラル・アビエーション(ジェネアビ)と、非一般航空=エアラインと軍事航空という分類になります。

 言いかえると、航空機による飛行のうち、「定期航空路線(エアライン)と軍事航空」=非一般航空を除くあらゆる航空活動の総称を一般航空(ジェネアビ)といい、目的別に次のような分野に分けられます。

《公共機関》 司法警察・消防・防災機関等の空中パトロール/捜索救難/ドクターヘリ/報道機関の取材活動
《産業航空》 不定期貨物便/ビジネス機/操縦訓練/航空写真撮影・航空観測/遊覧飛行/農業の空中散布(種・肥料・農薬)
《レジャー飛行》 自家用機/グライダー等のスカイスポーツ

 実は、航空はこうした幅広い分野にわたっていて、国民の生活の利便向上と安全に関わっています。先の調布飛行場墜落事故は、一般航空(ジェネアビ)の中の「産業航空」分野の操縦技量維持飛行で発生したものです。

取りにくいパイロットのライセンス

 いま、日本のジェネアビにはたくさんの課題がありますが、最大の課題は、今回の調布飛行場墜落事故で明らかになりつつある、取りにくい、維持しにくいパイロット・ライセンスの問題です。

 パイロット・ライセンス取得と技量維持のシステムと費用については、長い間、国内でのライセンス取得は困難でした。そのため海外での取得が増え、そのことが国内での訓練生を減らし、訓練コストを押し上げる悪循環をもたらしていました。この問題は、まわり回ってエアラインやLCCのパイロット不足にも影を落としています。

 いま首都圏では、小規模の飛行場が次々に姿を消して、飛ぶための飛行場が無くなっていくという問題に直面しています。ジェネアビを利用できる飛行場は、調布飛行場ぐらいしかなくなりました。近県でも埼玉と茨城くらいですが、近年、茨城の一か所が閉鎖される状況です。

 東京調布飛行場(正式名称)は、旧陸軍が使用していた飛行場でしたが終戦・米軍管理を経て、国の場外離着陸場となりました。伊豆諸島などへの定期便が就航し、1992年に国から東京都に管理運営が引き継がれ、都営コミューター空港になりました。都営化とともに、航空管制官に替わり、都が有視界飛行のための情報提供を行っています。かつては、2本の滑走路を持つれっきとした飛行場でしたが、軍用地削減の風潮や、宅地開発で現在のように規模が縮小されてきました。

5749とはずがたり:2016/03/29(火) 17:20:48
>>5748-5749
近距離に中小の空港が配置される欧米

 欧米では、空港の数が圧倒的に違いますが、近距離に中小の空港がうまく配置されています。また、ジェネアビ機は定期旅客機の就航する空港を利用していることが多いのですが、日本の空港ではジェネアビ機用駐機場さえないところが多数です。

 海外の空港では、エアライン機とジェネアビ機のエアタクシー、チャーター機などの小規模航空会社が共同して運用するさまを目にします。エアライン機で空港に着き、エアタクシーに乗り換え目的地至近の空港に着く、というのが当たり前の空の便の利用法です。エアタクシーを運航するのは、フレンドリーなキャプテンやCAというケースが多いのですが、日本では経営が成り立ちません。運航の確実性を求めるあまり、新規参入の壁を高くしていないか、という疑問もわいてきます。

 日本では、飛行場としてのまとまった適地のあるのは河川敷ですが、グライダーだけに利用されています。場外離着陸場ではなく、飛行場としては神通川河川敷に建設された富山空港や、荒川河川敷を利用した本田エアポートなどがありますが例外的です。

 ジェネアビの運用がうまくいっている例外的存在は、福島の農道空港(ふくしまスカイパーク)くらいです。せっかく国土交通省となったのですから、航空局と水管理・国土保全局を束ねた連携で、河川敷へのジェネアビ飛行場開設が望まれます。

“バス・パトカー・自衛隊”などが空を独占

 こうして見ると、日本の航空界の現状はライセンス取得・維持、飛行場、航空会社(小規模)、飛行クラブの経営などに課題が多過ぎ、「トラックやバス(エアライン)とパトカー、救急車、消防車(公用)+自衛隊」ばかりが空を独占するという、世界的にガラパゴス化した存在といえるでしょう。

 エアライン・軍用などと、ジェネアビが共にそれぞれの目的で発展していくのが日本の航空の健全な成長をもたらします。

 また、万が一の災害発生時は、空からの救援が最も迅速で効果的です。こうした防災およびスカイスポーツなど航空文化の普及のためにも、小型機や、さまざまな飛行機航空機に触れ、操縦する施設としてもいろいろなタイプの空港は重要で、都市計画に新しい抜本的な航空・空港政策が必要と思います。

■藤石金彌(ふじいし・きんや) 航空ジャーナリスト。1942年、東京都生まれ。音の出る雑誌『月刊朝日ソノラマ』を経て中央労働災害防止協会。月刊『安全』『労働衛生』編集長。おもな著書:『航空実用事典』(朝日新聞社・編集総括)、『コクピットクライシス』『スカイクライシス』(主婦の友社)、『安全・快適エアラインはこれだ』(朝日新聞出版)、『航空管制「超」入門』(SBクリエイティブ)など。元交通政策審議会航空分科会委員など

5750とはずがたり:2016/03/29(火) 18:49:32
>毎日新聞2000年8月6日付朝刊は「日航機墜落事故の資料を廃棄、『保存期間切れた』--運輸省事故調、昨年11月に」という記事を発表しています。それによると航空事故調査委員会が、事故原因の報告書作成に用いた資料を廃棄していたとのこと。01年4月の情報公開法施行を控え廃棄したと記事は推測しています。
官僚の隠蔽主義は怒りを感じるなぁ。。

日航機墜落から30年 残された課題と謎 早稲田塾講師・坂東太郎の時事用語
https://thepage.jp/detail/20150811-00000011-wordleaf
2015.08.12 07:00

 8月12日に日航機墜落事故から30年を迎えます。単独の航空機事故としては世界最悪の被害を出したこの事故は、死者数もさることながら歌手の坂本九さんが犠牲になったり、奇跡の生存者4人の救出劇があったりして報道も過熱しました。「ボイスレコーダー」や「ダッチロール」といった航空用語が頻繁に伝えられた事故でもありました。30年という節目に際して、犠牲者の方々のご冥福を祈りつつ、事故の概要をあらためて振り返ってみます。なお事故の様子については1987年6月に発表された旧運輸省(現在の国土交通省)の航空事故調査委員会(同運輸安全委員会)最終事故調査報告書に依っています。

単独事故では世界最悪の大惨事

《離陸12分後に圧力隔壁が破損》
 1985年8月12日午後6時12分。乗員乗客524人を乗せた日本航空123便が定刻より12分遅れて羽田から大阪に向かって離陸しました。機体は米ボーイング社の開発した747SR-100型(愛称ジャンボ)。主に日本の航空会社向けに作られた500人以上が乗れる短距離超大型航空機です。

 12分後、相模湾の上空で機内の気圧を一定にするための圧力隔壁が破損し、客室内の高圧空気が尾部へと噴き出して垂直尾翼の半分を破壊しました。これで機体の安定性が保ちづらくなりました。さらに機体尾部の上位に配管されていた油圧系統4本も破断します。これで操縦系統のコントロールがほぼ不可能となりました。わずか1分から1分半のできごとでした。

 垂直尾翼を失ったため、機体はちょうど「8」の字を描くような不安定な蛇行航行に陥りました。横すべりと横揺れが左右に繰り返されるダッチロールです。機長を初めとする航空乗務員は事故原因が分からない中、破壊されていなかった4基のエンジンを必死で操ります。急降下や急旋回など打てる手をすべて打った後、午後6時56分ごろ、群馬県の御巣鷹山付近に墜落しました。離陸からわずか50分弱の出来事でした。

《奇跡の4人の生存者》
 死者は乗務員15人で乗客505人の計520人。生存者はわずか4人という大惨事でした。日本の航空史上最悪であると同時に、世界の航空事故史でも単独では最悪です。なお複数機による史上最多の死者数を出したのは、1977年3月にテネリフェ空港(スペイン領カナリア諸島)の滑走路上でボーイング747型機2機が衝突した583人です。

 後に述べるように悪条件が重なって、当初は墜落現場の特定すら難航しました。生存者が確認できたのは翌13日午前10時以降。長野県警山岳救難隊、陸上自衛隊、地元消防団などによってなされました。うち乗客3人(あとの1人は乗務員)は、激突の損傷や火災を比較的免れていた胴体中央部に座席がありました。とはいえ皆重傷です。

事故原因とさまざまな憶測

 これまで引用してきた通り、航空事故調査委員会の報告書では圧力隔壁が破損を遠因としています。金属の疲労亀裂が進行して圧力隔壁が破壊されたと。事故機は1978年に伊丹空港で離陸の先に尾部が滑走路へ接触した「しりもち事故」を起こしていました。その修理に当たったボーイング社の修理ミスが事故を引き起こした原因であり、見逃していた日航などの管理も「不適切な点があった」と明記しています。修理の指示通りに作業が行われなかったため強度が7割程度に止まり、その後の飛行で疲労亀裂が進んだのが事故の引き金になったと結論づけました。ボーイング社も報告書の指摘を認めた上で陳謝しています。

5751とはずがたり:2016/03/29(火) 18:49:51
>>5750-5751

 一番多いのが圧力隔壁主因論への疑問です。もしそうであれば客室に霧が立ちこめるなどの急減圧を示す現象が起きるはずなのに、そうした形跡はなかったという指摘です。仮に圧力隔壁主因論が不成立に終われば、原因は「なぜ垂直尾翼が破損したのか」の説明がつきません。証明するために必要な垂直尾翼がほとんど回収されておらず、原因究明に欠かせない努力が足りないという声もあります。

 毎日新聞2000年8月6日付朝刊は「日航機墜落事故の資料を廃棄、『保存期間切れた』--運輸省事故調、昨年11月に」という記事を発表しています。それによると航空事故調査委員会が、事故原因の報告書作成に用いた資料を廃棄していたとのこと。01年4月の情報公開法施行を控え廃棄したと記事は推測しています。

 廃棄されたのは日本航空など関係者の聴取メモや目撃者らの口述調書、金属疲労の分析結果、ボイスレコーダーの解析結果などで、他の事故関連資料も含め合計で1トンを超えるとみられます。事故調事務局によると、関連資料の保存期間は10年と文書管理規程に定めており、廃棄自体は規程には触れないと。これだけの事件のいわば「証拠」が消されているとなると何かを隠ぺいしているのではないかと勘ぐられても仕方ありません。

 法廷での真相解明もできませんでした。88年12月、群馬県警が日航、ボーイング社、運輸省の計20人を業務上過失致死傷容疑で前橋地方検察庁に書類送検しました。別途、遺族側が告訴・告発した者を含む31人は89年11月全員不起訴。最大の理由はボーイング社からの事情聴取ができなかったからとしています。アメリカの場合、航空機事故などが起きると再発防止のため、摘発より司法取引して真実を明らかにするのが一般的で、その制度のない日本では難しかったのです。

 検察の不起訴処分が納得できない時に審査を申し立てられる機関である検察審査会は2人を「不起訴不当」と議決しました。検察も再捜査をしたものの、90年8月に公訴時効(5年)が成立してしまいます。

遅れた救助、墜落から16時間後

 事故発生の8月12日夜から翌日にかけて、当時群馬、長野、埼玉の各支局にいた記者や地方紙記者は情報の錯綜ぶりを鮮明に覚えています。19時ごろに日航が管制のレーダーから123便が消えたのを機に対策本部を置き、同45分には運輸省も対策本部を設置します。当初の目撃情報が多かった長野県の警察本部が対策本部を設置したのが5分後。「どこに墜落したのか」と3県の記者が右往左往し、日航側の記者会見は20時36分の段階で「現場は確認できない」と発表します。埼玉県も秩父地方ではないかという報告があって現場に向かいました。22時35分には日航の対策本部が「長野県」という見通しを発表します。

 「このあたりではないか」という場所は険しい崖や岩場で山また山。到底深夜に立ち入るなど不可能な状況でした。御巣鷹山の尾根と分かったのが墜落から約10時間を過ぎています。今でこそ有名な地名ですが、当時は地元のごくわずかしか知らない山でした。しかも正確にいうと現場は御巣鷹山そのものではなく「御巣鷹山付近」です。事故後に「御巣鷹の尾根」と呼ばれるようになりました。それくらい分かりにくかったのです。

 最初の頃に3県の中で最も可能性が薄いとみられていた群馬県と分かっても難航します。3県の警察本部や応援を求められた警視庁、航空・陸上自衛隊から米軍の協力まで得て必死の態勢で臨むも群馬側の目撃証言がほとんどなく、事故現場付近に人家もなく、大変険しい地形で登山道すら存在しないなど悪条件が重なり、救助が遅れました。生存者の救出に長野県警山岳救難隊が関わっているのも上記のような経緯からです。

 もう少し早く救助できたら助かる命もあったのではないか。最終事故調査報告書には死因を「即死」か「即死に近い」と分析しています。一方で、生存者の証言では墜落後しばらくは生き残っていた人がいたとしています。

■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て現在、早稲田塾論文科講師、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など。【早稲田塾公式サイト】

5752チバQ:2016/03/31(木) 21:49:05
http://www.sankei.com/west/news/160331/wst1603310066-n1.html
2016.3.31 18:47

中部空港、需要拡大でLCC向けターミナル新設へ

反応

反応


LCC向け新ターミナルビルの建設予定地のイメージ(中部国際空港会社提供)
LCC向け新ターミナルビルの建設予定地のイメージ(中部国際空港会社提供)
 中部国際空港会社(愛知県常滑市)は31日、中部空港に格安航空会社(LCC)向けの新たな旅客ターミナルビルを建設すると発表した。LCCの新規就航や増便が相次いでおり、需要拡大に対応する。平成31年9月末までの開業を目指す。

 新ターミナルビルは、空港島南側の臨時駐車場の土地に建設する。事業費は未定で、施設規模など具体的な設計は28年度中に決める。

 中部空港は中国や台湾のLCCの就航が増え、今年3月の国際線の運航本数は、過去最高の1週間当たり362便を記録した。常滑市内で記者会見した友添雅直社長は「LCCは日本で定着しており、この流れは加速こそすれ止まることはないと考えた」と述べた。

 空港会社は25年に新ターミナルビルの建設を発表、26年12月末までの完成を目指すとしていた。だが、中部空港での拠点化を予定していた旧エアアジア・ジャパンがその後撤退。予想していた需要が見込めなくなったと判断し、着工前に計画を延期していた。

 空港会社は31日、飲食店などが入る複合商業施設を空港内に建設し、施設内にテスト飛行に使ったボーイング787の実機を展示する計画を同時に発表した。30年3月末までの開業を目指す。

 28年度の旅客数を国際、国内両線合わせて1150万人とする需要目標も明らかにした。

5753チバQ:2016/04/04(月) 21:58:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016032900778&g=eco
成田空港、敷地1.4倍に=「第3滑走路」建設で


 3本目の滑走路建設など成田空港の機能強化について、国と成田国際空港会社、千葉県、地元自治体が話し合う「四者協議会」(会長・森田健作千葉県知事)が29日、成田市内で開かれた。空港会社は、空港南東部への第3滑走路建設と付帯施設整備によって成田空港の敷地面積が現在の1.4倍の約2000ヘクタールに拡大するとの見通しを示した。
 空港会社によると、アジアや欧州の主要空港は1800〜3000ヘクタール程度の敷地面積があり、3〜4本の滑走路を整備している。一方、現在の成田空港は隣接の貨物施設や給油施設を含めても約1400ヘクタールにとどまる。
 空港会社は、現在30万回の年間発着枠を海外主要空港に後れを取らない50万回程度まで高めるには、新旅客ターミナルや貨物施設などの用地も含め2000ヘクタール程度の敷地が必要だと説明した。(2016/03/29-18:34)

5754とはずがたり:2016/04/05(火) 19:20:56

そら怒るよなぁ。。ちゃんと鬱病の息子の操縦を停めなかった体制が悪いと云う面もあるだろうけど。

独機墜落操縦士の両親、新聞に哀悼の声明掲載 被害者遺族は激怒
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8B%AC%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E6%93%8D%E7%B8%A6%E5%A3%AB%E3%81%AE%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%80%81%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AB%E5%93%80%E6%82%BC%E3%81%AE%E5%A3%B0%E6%98%8E%E6%8E%B2%E8%BC%89-%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E9%81%BA%E6%97%8F%E3%81%AF%E6%BF%80%E6%80%92/ar-BBrkwY6#page=2
AFPBB News
17 時間前

【AFP=時事】昨年3月に旅客機を故意に仏アルプス(Alps)山中に墜落させた独格安航空ジャーマンウイングス(Germanwings)のアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(当時27)の両親が、事件から1年を機にドイツ紙に息子を哀悼する声明を掲載し、遺族らの逆鱗(げきりん)に触れている。

 自身を含め乗客乗員150人が乗ったエアバス(Airbus)A320型機を墜落させたルビッツ副操縦士の両親は、息子を失った自分たちに対する友人や隣人の支援に感謝する旨の声明を地元の新聞に掲載した。ルビッツ副操縦士の名前である「アンドレアス」というタイトルに笑顔の顔写真が添えられた短いメッセージは、最後に太字で「あなたを失って寂しいけれど、今も、いつまでも、あなたは私たちの心の中にいる」との言葉で締めくくられていた。一方で、昨年は「恐怖に満ちた」1年だったと述べ、墜落で亡くなった149人について明確には触れていなかった。

5755チバQ:2016/04/05(火) 21:32:19
http://diamond.jp/articles/-/89048
決め手は価格ではなかった!格安航空会社ランキング
「オリコン日本顧客満足度調査」web事業推進部 【第2回】 2016年4月5日
 今年のゴールデンウィークは、5月2日(月)と6日(金)に休暇を取れば、怒とうの10連休。この大型連休を控え、航空業界にとってはいよいよ本格商戦の幕開けというところだろう。「爆買い」に象徴される訪日外国人観光客の急増と比べると、国内の旅行需要は今ひとつさえないが、それだけに各社は、日並びが絶好な大型連休の客足を取り込もうと、販売合戦に汗を流している。

 一方、ユーザーの立場からすれば、少しでも移動にかかる料金を安く抑えて、旅先での出費に回したいのが本音だ。昨年4月には成田空港に専用ターミナルがオープンするなど、ここ数年で存在感が高まってきたLCC(格安航空会社)を利用する人も多いだろう。

 では、より良い空の旅を過ごすためには、どのLCCを選べばよいのだろうか。LCC各社の満足度調査を国内線と国際線に分けて行った「オリコン日本顧客満足度ランキング」を見ていこう。

国内線は「春秋航空日本」、
国際線は「peach」に軍配

 国内線では日中合弁の「Spring Japan(春秋航空日本)」が全7項目で1位を獲得し、堂々のトップ。続いて、ANAホールディングス傘下の「peach」、日本航空系の「ジェットスター・ジャパン」、ANA系「バニラエア」の順となった。また国際線では、接戦の末に「バニラエア」が首位となり、「peach」、韓国「チェジュ航空」などが続いた。

 今回のアンケート対象者は、過去1年以内にLCCを利用した20歳以上の国内在住者で、国内線は766人、国際線は1208人の回答を得た。評価対象のエアラインは、事前調査で一定の人数が社名を挙げた国内線4社と国際線15社。「購入手続きのしやすさ」「座席の快適さ」「機内環境・設備」など7項目に関する質問を行い、それぞれの満足度を100点満点で評価してもらうとともに、「特に重視する項目」も尋ねた。多くのユーザーが重視する項目で評価が高い場合は、ポイントに反映する仕組みになっている。

「安くて当然」の期待に応える各社

 LCCのユーザーは、どの項目を重視しているのか。評価結果から紐解こう。

 意外にも、圧倒的に重視度が高かったのは「購入手続きのしやすさ」で、LCCの“最大の売り”といえる「コストパフォーマンス」をダブルスコアで上回った。運航の定時性や遅延・欠航時の対応といった「会社の信頼性」が「コストパフォーマンス」の次に高く、そのほか「空港スタッフ」や「客室乗務員」などはあまり重視されていないことがわかった。

 こうした評価の傾向は、国際線もほぼ同様。コストパフォーマンスの重視度があまり高くない理由は、競争の結果、「安くて当然」というユーザーのイメージに見合った運賃設定を各社が実現しているためだろう。

 実際にアンケート回答者の声を拾ってみよう。バニラエアは今回、国内線のコストパフォーマンス項目で4位と振るわなかったが、それでも「大手より安価に利用できた」(40代男性)、「価格が安く何度も往復できる」(30代女性)といった満足の声が多い。同様に、国際線で同項目6位だったジェットスター航空も「ケアンズまでビジネスでも3万円くらいだったのは魅力」(40代女性)、「安いキャンペーンが利用できた」(60代男性)など悪くない評価だった。

 国土交通省が昨年3月に公表したレポートによると、首都圏発着の国内線の最安運賃は、幹線でフルサービスキャリアが平均1万6550円なのに対し、LCCは同5965円で1万円以上の開きがある。同じく地方路線では2万4396円だが、LCCは6652円となり、その差は実に1万8000円近い。「大手と比べて十分に安い」というユーザーの評価は、LCC全般に対して定着しているといえそうだ。

5756チバQ:2016/04/05(火) 21:32:43
差別化のカギは「購入手続き」にあり

 ただ、LCCはコスト削減のため、予約・購入手続きはサイト上で行うのが基本。サイトの使い勝手が悪く、予約が完了しているかどうか確認できなかったり、問い合わせ窓口へもつながりにくかったりすれば、ユーザーのストレスは一気に上昇する。

 最近では、peachで昨年6月と10月にシステム障害が発生し、欠航・遅延や予約無効といった事態で約5800人に影響したトラブル事例もある。バニラエアも12月にサイトの不具合から第三者の予約状況が閲覧できる状態になっていたと発表している。航空会社にとって「安全運航」が一番の前提なのは言うまでもないが、LCCの場合はシステム回りを含めた「購入手続きのしやすさ」が“急所”かつ差別化のカギといえるだろう。

 一方で、7項目のうち重視度が最も低かったのは「客室乗務員」。コスト同様に、「ある程度良くて当然」というイメージが普及しているのが如実にわかる結果だ。

堅調なバニラエア
両部門で2位に選ばれた理由

 今回、国内線部門でトップに輝いたのは、前述の「Spring Japan」。2014年8月に就航し、成田と広島、佐賀を結ぶ2路線を運航している。ユーザー評価は全項目で1位を占めた。ただ、競合各社と比べ路線数が少ないだけに、「圧勝」とまで評するのは早計かもしれない。

 国際線部門では、「コストパフォーマンス」など5項目で1位を獲得したバニラエアが首位となった。バニラエアは成田に次ぐ第2の拠点として台湾を活用する構えで、4月27日に関西・台北線を新設し、一晩に日台間2往復の態勢となる。東南アジア方面に乗り継ぐ選択肢がより広がりそうだ。

 一方、両部門で手堅く2位をマークしたのは「peach」だ。日本初のLCCとして登場したpeachは、空港施設利用料の安い関空を拠点にするなど徹底したコストカットを進め、LCCとしては日本勢4社で唯一の黒字化を果たした。昨年8月には東京都心からの利便性が高い羽田発着の台北線が就航しており、路線展開、ユーザー評価ともに充実ぶりを示す結果となった。

 とはいえ、上位各社への評価はばらつきが小さいため、次回調査では順位が大きく変わる可能性も否定できない。アジア諸国を見渡せば、乱立するLCCが激しい競争を展開し、訪日需要を当て込んで日本への乗り入れをうかがうなど“戦国時代”の様相を呈している。足元では、原油安による燃油サーチャージの引き下げなど、旅行需要への追い風も吹き始めた。伸び盛りのLCCがどう羽ばたいていくのか、今後の展開に注目だ。

5757チバQ:2016/04/05(火) 21:34:41
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016040502100012.html
羽田減便 苦しむ飲食店 富山空港 昼食時間帯を直撃
羽田便減便で客が減少しているすし店=富山市の富山空港で
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外国人ら取り込みに活路

 富山空港(富山市)の羽田便が三月二十七日から減便された影響で、空港内の飲食店が苦戦している。ダイヤ改正で、飲食店の稼ぎ時だった昼食時間帯に富山に到着する便がなくなったためだ。羽田便搭乗客に代わる需要を掘り起こそうと、空港利用客以外の客や外国人を取り込もうとする動きが出始めている。(豊田直也)

 「まだダイヤ改正から数日だけど、平日の昼はお客が半分以下になった。正直言って苦しい」。国内線ロビーのすし店「廻転(かいてん)とやま鮨(ずし)」の男性店長が打ち明ける。

 三月のダイヤ改正で、羽田便は一日六往復から四往復に減少。ビジネス需要が少ない午後に羽田を出る便を削減したため、午前十一時十五分から午後七時までの約八時間は富山に到着する羽田便がなくなった。富山発の羽田便も午前十時四十分から午後四時半まで、約六時間の空白ができた。

 他に富山-札幌便が一日一往復(正午前発と夕方着)あるが、集客面での打撃は深刻だ。

 特にこのすし店の場合、主な客層は東京や神奈川から訪れる羽田便搭乗客で、昼の売り上げが一日の七割を占めてきた。昼前後に羽田便の到着がなくなった影響は大きい。

 今月一日からは客が少ない午前中の人手を減らし、夕方の売り上げを増やそうと営業開始時間を三十分遅らせ、午後四時半に富山を出発する便に合わせて従業員を増やしている。

 同店によると、週末は空港利用者以外が来店するため、影響は小さい。減便による売り上げ減を補うために、今後は現状一割に満たない外国人客を増やすことを目指す。台湾などの外国人客が増える立山黒部アルペンルートが四月十六日に開業することもあり、外国人に分かりやすい外国語メニュー作りなどを検討しているという。

 一方、国内線ロビーのイタリア料理店「エアポートキッチン」は、これまでも家族連れが比較的多く、今のところ売り上げに大きな変動はないという。だが、太田和志店長は「春休みが終わってみないと分からないが、搭乗客だけでは厳しいと思う」と懸念する。

 既に北陸新幹線の開業で羽田便の搭乗者が減り、同店の売り上げは三〜四割減少。追い打ちをかけるように減便が決まったため、今後は空港利用者以外を取り込むことを目指す。富山県総合体育センターなどの空港に近い施設にクーポンを置いたり、空港内の他店舗と連携してイベントを企画したりすることを検討しているという。

5758チバQ:2016/04/05(火) 21:35:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0255493.html
帯広空港の駐機場拡張へ 大型機3機、同時に駐機可能に
04/05 07:00
国土交通省が発表した2016年度の公共事業費に、帯広空港の駐機場拡張が盛り込まれた。現在は大型機が同時に2機しか駐機できないが、拡張で3機の駐機が可能になる。空港ターミナルビルの新ビル建設と合わせ、国際チャーター便の受け入れ増に向けた機能強化が進む。

 国交省が配分した16年度事業費は3億6700万円で、駐機場拡張に向けた実施設計や無線施設の整備を行う。4万3700平方メートルの駐機場の北側部分を拡張予定で、さまざまな航空機を想定した測量を行い、拡張面積を決める。実施設計を踏まえ、17年度から工事に着手する予定。帯広市空港事務所の槙勝行所長は「国の予算付けに応えられるようにしっかりと実施設計に取り組んでいきたい」と話す。

 一方、ターミナルビルなどの施設を管理する帯広空港ターミナルビル(社長・米沢則寿帯広市長)は今月中に、新ビル(一部3階建て、延べ床面積2542平方メートル)の工事に着工。搭乗口が二つある既存ビルの北側に建てる新ビルは新たな搭乗口を備え、搭乗口と搭乗機を結ぶ搭乗橋は1基増えて3基となる。新ビルの利用開始は17年4月の予定だ。

 現在の搭乗橋2基は国内線の利用を優先し、国際チャーター便が乗り入れできるのは国内線が発着しない時間帯に限られている。橋の増加や駐機場の拡張でチャーター便発着の時間帯の幅が広がり、新千歳に集中している海外便の振り分けへの対応強化につながる。

 帯広空港の国際チャーター便乗り入れは05年度に過去最多の337便を記録したが、08年のリーマンショック後に減少し、10年度は13便。14年度は22便、15年度は52便だった。(折田智之)

5759チバQ:2016/04/05(火) 21:35:58
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20160404-OYTNT50060.html

佐賀空港駐機場増設へ国が予算計上 実施設計費の半額、1300万円
2016年04月05日
CM佐賀空港路線図改0117→0218佐賀
CM佐賀空港路線図改0117→0218佐賀
実施設計の補助が決まった佐賀空港の駐機場(手前)。左側に新たな駐機場が整備される計画。奥は有明海
実施設計の補助が決まった佐賀空港の駐機場(手前)。左側に新たな駐機場が整備される計画。奥は有明海

 国土交通省が2016年度予算で、佐賀空港(佐賀市)の駐機場増設の実施設計を新規事業として採択し、補助金1300万円を計上したことが分かった。県が16年度当初予算に盛り込んだ実施設計費約2600万円の半額に充てられる。九州のゲートウェー(玄関口)空港を目指す県は、駐機場を現行の4機分から6機分に増やす方針で、17年度以降に着工し、21年度までに完成させたい考えだ。国交省の採択について、県は「民間空港としての発展に弾みがつく」と歓迎している。

 空港を管理する県が15年に、旅客数増加を目指してまとめた「空港がめざす将来像」を発表後、拡張に関連する政府予算が付くのは初めて。県空港課によると、実施設計は工事を行う前の本格的な設計で、今回は国交省の空港整備事業の中で計上された。16年度中に設計を終了する見込みだ。

 佐賀空港の利用者は、円安などに伴う訪日外国人観光客の増加などで急激に増えており、15年度は60万人を突破するのが確実な情勢。これは11年度の倍の水準だ。県は今後の混雑に対応するため、駐機場の増設が必要と判断した。

 さらに、ソウル便が5月中旬以降、現在の週3便から週5便となるなど、格安航空会社(LCC)の便数も増えている。また、国交省が3月、福岡空港(福岡市)を航空法に基づく「混雑空港」に指定し、新規就航や増便を制限。この指定が、佐賀空港にとっては、新規路線就航などで追い風になるとの指摘もある。

 県は、18年度までに関西、24年度までに中京や香港、台湾を結ぶ新規路線の開拓を目指し、誘致に力を入れている。25年度以降は東南アジア、南アジアにも路線を張りたい考えだ。

 ハード面でも、旅客ターミナルビルの搭乗待合室や保安検査場が国内、国際線に1か所ずつしかないため、県は24年度までに拡張する考え。さらに、滑走路を現在の2000メートルから2500メートルに延ばすことを検討している。

 一方で、佐賀空港を巡っては、防衛省が、陸上自衛隊が導入する輸送機オスプレイやヘリコプターなど計約70機を、空港西側に新設する駐屯地に配備する計画で、県民世論が分断される事態となっている。

 配備された場合、空港は「一大軍事拠点」に変貌することになるが、県が策定した「空港がめざす将来像」では、自衛隊の利用には全く触れていない。このため、県職員の一部からも「民間空港としての発展と、配備計画との整合性をどうするのか、県として正確に議論するべきだ」といった声が出ている。

2016年04月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5760チバQ:2016/04/07(木) 23:42:35
571 :チバQ :2016/04/07(木) 23:41:48
http://www.sankei.com/economy/news/160406/ecn1604060003-n1.html
2016.4.6 05:00

国際空港の入国エリアにも免税店 政府、29年度にも導入検討
 政府が国際空港での到着時の免税店制度を平成29年度にも導入する検討に入ったことが5日、分かった。国際空港では出国エリアと機内のみで免税品の販売が認められているが、入国エリアでも可能にして旅客の利便性を向上させる。32年に訪日外国人観光客を27年の約2倍の年間4000万人に引き上げる目標の達成につなげるのが狙いだ。

 国土交通省は29年度税制改正での制度の要望に向け、他国の主要空港での制度の導入状況や経済効果などの調査・研究を実施し、具体策を詰める。

 空港の所有権を国や自治体に残したまま、施設を活用して営業する権利を期限付きで民間に譲渡するコンセッション空港を中心とした国際空港に制度を導入する方向で調整する。

 さらに、国際空港の出国エリアの免税店で購入した免税品を空港ビル内に保管し、帰国した際に入国エリアで免税のまま受け取れるようにする案も検討する。

 国際空港の入国エリア内に免税店の設置が可能になれば、訪日客が入国前に手軽に免税品を買い物できるようになる。免税品を出国前に購入しなくても帰国後に買えるため、日本人の海外旅行者も旅行中に重い荷物を持たずに済むなど便利になる。

 訪日客の呼び水になるほか、海外での免税品購入を日本の空港内に向けさせ、国内需要を増やす効果も見込まれる。政府は免税品の売り上げ増で空港経営が安定化すれば、空港が国際競争力強化に向けた施策を講じやすくなるとみている。

 国際拠点空港としての地位確立を狙った主要国間の競争は激化し、アジアを中心に空港の到着時免税店制度の導入も進む。政府は28年度税制改正で訪日客が一般物品を買い物する際に消費税が免税になる購入下限額を引き下げるなど、訪日客拡大に向け税制面の取り組みに乗り出している。

5761チバQ:2016/04/09(土) 07:56:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016040902000148.html
開業1年 運営順調 LCC専用成田第3ターミナル

2016年4月9日


多くの利用客でにぎわう第3ターミナルの到着ロビー=成田空港で
写真
 成田空港の格安航空会社(LCC)専用第三ターミナルが八日、開業一年を迎えた。年間旅客数は当初見込みを超え六百万人に迫る勢いなど運営は順調。その分、チェックインカウンターが足りないなどの課題も明らかになっている。 (渡辺陽太郎)
 第三には成田に就航するLCC十四社のうち五社が入居し、国内十二都市、海外十都市を結ぶ。
 国内・国際線の乗り継ぎがしやすく、各社が相次いで国際線も就航させたことなどが好調の要因とみられる。その分、豪州やアジア便の搭乗手続きが重なる午後七時前後は、チェックインカウンターに、長蛇の列ができる。
 カウンターを増やすには投資が必要。成田国際空港会社(NAA)営業企画推進室の川瀬仁夫(きみお)室長は「投資をすると、LCCの入居費が上がり、魅力である格安航空券の価格に影響する可能性がある」と指摘する。
 現在、成田の旅客便の25%はLCCで、NAAは今後三年間で30%にするのが目標。航空券の価格を維持しながら快適さも両立させていくことが課題だ。
 川瀬さんは「第三は低コストでの運営が基本。すぐに投資ではなく、知恵をしぼって運営を見直すことが重要。まだ手探り状態だ」と話す。国際線のカウンターの混雑は年度内に、国内線のカウンターも共同利用できるようにして、対応していく考えだ。
 第二ターミナルから五百メートル以上離れたアクセス面の不便さについては、年内に構内道路を改修し、連絡バスの乗車時間を現在の約十分から五分程度に短縮させる予定だ。
 川瀬さんは「格安運賃でなく、LCCの路線を目的に第三を利用する人もいる。若者から高齢者まで、快適に利用できるよう改善を続けていきたい」と話した。 (渡辺陽太郎)

5762チバQ:2016/04/09(土) 07:56:41
http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20160408-OYTNT50293.html
搭乗者最多の69万人…静岡空港、昨年度
2016年04月09日
◆目標届かず、中国路線減響く


 静岡空港発着の国内線、国際線を合わせた2015年度の搭乗者数は69万8652人で過去最高だったことが、県が8日に発表した同空港の利用状況で分かった。県が目標とする「年間70万人」は突破できなかったが、中国からの訪日観光客を取り込み、搭乗者数は前年度比27・2%増と大幅に増加した。全体の搭乗率は63・2%だった。

 県空港利用促進課によると、15年度の国際線搭乗者数は38万9569人(前年度比59・5%増)で、年度別では過去最高の搭乗者数になった。搭乗率は67・3%だった。中国路線の相次ぐ新規就航で、昨年9月には定期便が最大13路線となり、中国からの訪日観光客が増加したことが搭乗者数増加につながった。ソウル線や台北線も、インバウンド(訪日外国人客)の取り込みで好調だった。

 国内線の搭乗者数は30万9083人(前年度比1・3%増)と堅調で、搭乗率は58・7%だった。静岡空港の運用時間延長を受けて増便された福岡線は、搭乗者数が12万6896人と過去最高になった。

 ただ、国際線では、年度の後半は国内の他空港への就航もあり、中国路線の定期便は今年3月末時点で7路線まで減少した。将来の新規就航を見据え、昨年3月に25便あったチャーター便も、今年3月は0便だった。また、今年3月の国内、国際線を合わせた全体の搭乗者数は、22か月ぶりに前年同月を下回った。

 県は14〜17年度の施策や目標をまとめた「後期アクションプラン」で、17年度までに搭乗者数を年間70万人とする目標を掲げている。

 達成まであと1348人に迫りながら、突破できなかったことについて、県の担当者は「(新規就航した)中国路線に継続してもらえなかったことが要因の一つ。夏までの勢いがあれば70万人はいけると思ったが、維持できなかった」と語り、今後、中国路線の安定化を図るとともに、東南アジアや国内線の路線誘致にも注力する考えを示した。

5763チバQ:2016/04/09(土) 07:58:27
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160407/bsd1604070500001-n1.htm
成田LCCターミナル、道路改修で所要時間半減へ 利便性向上が急務 (1/2ページ)
2016.4.7 06:38
成田国際空港会社が今年度に、LCC(格安航空会社)専用の第3ターミナルのアクセス改善へ向け、構内道路の改修に着手することが6日わかった。現在、第2ターミナルから約11分かかっている連絡バスの所要時間を半分程度に短縮する。昨年4月に開業した第3ターミナルの初年度の利用者数は、計画を約10%上回る600万人の見込みで就航便の拡大に向け利便性向上が急務と判断した。

 第3ターミナルは、最寄りの空港第2ビル駅から約700メートル離れ、徒歩では約15分かかるため、第2ターミナルなどと連絡バスで結んでいる。

 ただ、構内道路は環状構造で右回り一方通行のため、第2ターミナルから第3ターミナルに向かう場合は約2.5キロの大回りとなり、利用者やLCC会社から改善を求められていた。

 このため空港会社は環状構造の中心部を横切る短縮ルートを新設する。このほか、バスの発着頻度も増やす方向だ。

 同社は18年度までの3年間で、保安検査場の拡張なども含む「航空ネットワーク強化」へ向け200億円を設備投資する。このうち、第3ターミナルへの新連絡道路は16年度中に改修、供用開始する方針だ。

 混雑が目立ち始めた第3ターミナルの改修も、利用者の増加に応じて判断する。夏目誠社長は「利用者750万人の想定で余裕はあるが、いずれ限界に達する」と話し、今後の大きな課題と指摘している。

 成田に現在就航しているLCCは6社。全旅客便数の25%を占め、今後3年間で30%まで高めるのが目標だ。

5764チバQ:2016/04/10(日) 22:52:50
http://jp.wsj.com/articles/SB10112349708978224122804581649870918264008
航空会社の長距離路線、世界最長便めぐる争いが激化
By GAURAV RAGHUVANSHI
2016 年 4 月 9 日 07:46 JST
 【シンガポール】航空各社は近年ではあまりありがたみを感じられないような名誉を再び手に入れようとしている。それは世界最長便を飛ばすことだ。

 アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は先月、ドバイのハブ空港とニュージーランド・オークランドを結ぶ直行便を就航した。飛行時間は17時間を超え、オーストラリアのカンタス航空が運航している米ダラス-シドニー路線を上回る世界最長便となった。

 燃料価格が数年ぶりの低水準付近で推移し、新型航空機の燃費が向上する中、超長距離路線が再び支持されつつある。飛行時間は長く、燃料の消費量も多いが、直行便を好む乗客を取り込むことができるという利点がある。

 米ユナイテッド航空は、シンガポールとサンフランシスコを結ぶ路線を6月に就航することを発表した。カタール航空はエミレーツをしのぐ距離となるオークランド-ドーハ路線を含むサービスを年内に開始する。

 長距離路線の運航に必要な大型機は重量があるため、それだけで多くの燃料が必要となる。また、より多くの乗組員、食料、飲料も重みが増す要因となる。

 シンガポール航空は過去に世界最長路線を運航していたが、2013年にロサンゼルスとニューアーク(米ニュージャージー州)への直行便を廃止した。だが昨年、飛行時間が18時間以上となる米国への直行便運航を可能にする欧州航空・防衛大手エアバス・グループの長距離用旅客機「A350」のローンチ顧客になることを明らかにした。

 エミレーツのオークランド-ドバイ路線は米ボーイングの「777-200LR」ジェット機を使用する。LRは「ロングレンジ(長距離)」を意味し、超長距離線で現在最も多く使用されている航空機だ。

 複数のアジア系航空会社もペルシャ湾岸の航空会社との激しい競争に直面し、比較的小型の次世代機を使用して欧米への直行便を増やすことを計画している。これらの路線はドバイやドーハなどのハブ空港を拠点として安い価格で直行便を就航しているエミレーツ航空やカタール航空に乗客を奪われていた。

 新型のエアバス「A350」やボーイングの「787」は従来機より燃費が最大20%高く、直行便は生産性の指標として頻繁に用いられる航空機利用率の向上にもつながる。

 航空予約システムを運営するラディックス・インターナショナルの事業開発部門ディレクター、オーウェン・マーフィー氏は「アジア系航空会社にとっては、より長距離の飛行が可能であることとコスト削減が中東の航空会社から市場シェアを奪い返す機会となる」と述べた。

 だが燃費が依然として問題で、こうした長距離路線は原油価格の影響を逃れられずにいる。

 エミレーツ航空は3月、さらに長距離のドバイ-パナマ路線の就航を延期した。ビジネス向けの需要と世界の経済見通しを見直した結果だとした。2016年末から17年序盤の就航を目指す考えをウォール・ストリート・ジャーナルに対して明らかにしている。

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5765チバQ:2016/04/10(日) 23:01:09
http://www.sankei.com/west/news/160406/wst1604060100-n1.html
2016.4.6 21:56

関空LCC 東南アジアが新たな主戦場に ジェットスターがフィリピン線 ピーチは那覇乗り継ぎで

 日本航空系の格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパンが7日、関西国際空港からフィリピン・マニラ線を就航させる。日本のLCCによる関空発の東南アジア線開設はジェットスターが初。関空が拠点のLCC、ピーチ・アビエーションも那覇空港を乗り継ぐ東南アジア線を計画する。航続距離が短いため国際線では台湾や韓国など近距離が中心だったLCCだが、乗り継ぎなども利用することで東南アジアが新たな主戦場になりそうだ。

 ジェットスターは平成23年9月に日航や豪カンタス航空などの出資で設立され、24年7月に成田空港を拠点に運航を開始。26年6月には関空を第2拠点化し、関空からは現在、国際線は香港、台湾の2路線で計週14便を運航する。

 フィリピン線は訪日外国人の増加を受け就航が決まった。関空で6日、報道陣の取材に応じたジェリー・ターナー最高経営責任者(CEO)は「関西で暮らすフィリピン人も多く双方向に需要があり、予約は好調。東南アジア方面は拡大していきたい」と話す。

 ただ、日本のLCC各社はエアバスの中型機A320を利用するため航続可能時間は4時間半程度。関空からはフィリピンかベトナムが距離の限界となる。このため、ピーチは那覇を拠点に乗り継ぎでの東南アジア線開設を目指す。ジェットスターも台北でグループ会社便を乗り継ぐシンガポール線を売り込む。

 一方、大型の機材を導入する一部の海外LCCはタイやマレーシアから直行で関空に乗り入れている。東南アジアからの訪日客は急増しており、路線拡大は今後も続くとみられる。

5766とはずがたり:2016/04/13(水) 10:30:23

2016年3月28日(月)
青森空港年間100万人突破、乗客に贈り物
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160328011873.asp

 青森空港の2015年度の利用者数が年間100万人を超えたことを記念して、県と青森空港振興会議、青森空港ビルは28日、同空港に到着した日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、フジドリームエアラインズ(FDA)の各社の乗客に記念品を配布し、大台突破をPRした。

5767とはずがたり:2016/04/13(水) 13:33:30
2016/01/14 17:00
NY-東京が53分 超音速旅客機「Skreemr」、実現への夢
http://forbesjapan.com/articles/detail/10917

5768とはずがたり:2016/04/13(水) 13:34:55
欧州エアバス、840人乗り「空飛ぶいわしの缶詰」の受注失う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-11/O5H81R6KLVRO01
Andrea Rothman
2016年4月12日 01:39 JST

欧州の航空機メーカー、エアバス・グループはインド洋の仏領レユニオンに本拠を置く航空会社エール・オーストラルからの超大型機「A380」2機の受注を失った。同社は同機を航空史上最も座席数の多い機体として運航することを目指していた。
  840席の配置計画を受けて「空飛ぶいわしの缶詰」と称された同機は、エアバスの受注残から外れた。11日公表されたエアバスの月間改定で明らかになったもので、受注キャンセルが確認された。エール・オーストラルは納入受け入れを再三にわたって延期していたため、キャンセルの可能性は高いとみられていた。
  エール・オーストラルは2階建ての同機を2009年に発注。パリ間でのエコノミークラス専用線に使用するとしていた。大半の航空会社はA380の客室を3クラスに分け、合わせて450-550席で運航している。
  エアバスのウェブサイトでは、A380スーパージャンボ機2機の新規受注も示している。顧客名は明らかにされていない。
原題:Airbus Loses Order for 840-Seat ‘Flying Sardine Can’ Superjumbos(抜粋)

5769とはずがたり:2016/04/14(木) 13:43:48

2016.4.14 07:07
静岡知事、空港振興策 「搭乗率65〜70%に」 東南アジア路線の開設目指す
http://www.sankei.com/region/news/160414/rgn1604140054-n1.html

 川勝平太知事は13日の定例会見で、静岡空港の利用者数の拡大に向け、現在週4便の静岡-台湾線の毎日運航や東南アジア方面の新規路線開設を目指す考えを明らかにした。平成27年度の県のまとめで63・2%だった同空港の平均搭乗率についても「65〜70%」に引き上げるとする新たな数値目標を掲げた。

 県のまとめでは、27年度の同空港の年間利用者は69万8652人で、県が目標とした70万人にわずかに届かなかった。

 川勝知事はこの結果について、「四捨五入すれば70万人で、(目標は)達成したといえる。外国人利用者数は地方空港トップで、全国8位だった」と評価。今後、利用者数の拡大に向け取り組むべき課題として、手狭になった空港ターミナルビルの拡張や飲食施設の充実、イスラム教徒のためのハラル対応やモスク設置などを挙げた。

 また、新たに就航を目指す路線として、人口が多く時差が少ない東南アジア方面を例示した。

 川勝知事は、県が3月に策定した、南海トラフ巨大地震などに伴う中部電力浜岡原発(御前崎市)の重大事故を想定した広域避難計画についても「約束通り、(原発の半径31キロ圏に住む住民の県外避難先について)12都県(の名)を明確に挙げることができた」と説明。一方で、県外避難先の具体的な市町村名については「市町名を出せる所とそうではない所がある。相手の立場を尊重しないといけない」と語り、公表時期を明言しなかった。

5771チバQ:2016/04/17(日) 12:52:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0260205.html
空港民営化、来月研究会 北海道内の経済4団体、企業連合視野に
04/17 06:30、04/17 08:15 更新

 道経連(大内全(たもつ)会長)と北海道商工会議所連合会(高向巌会頭)、北海道経済同友会(横内龍三代表幹事)、北海道観光振興機構(近藤龍夫会長)の道内経済4団体は、新千歳空港を核とした道内主要空港の運営を民間に委託する空港民営化に関する研究会を設立する方向で調整に入った。5月中に初会合を開く見通しで、国内外の企業と組んで空港運営を担う特定目的会社(SPC)に出資するオール北海道の企業連合の結成を視野に入れる。

 道内企業がSPCに参加すれば、北海道の観光振興など地元の実情を踏まえた運営が期待でき、空港運営の収益が地元にも還元される。道経連は3月にまとめた道内空港民営化に関する提言で「SPCについては地元企業が主要な役割を担うことが望まれる」と明記していた。

 研究会の設立は道経連が他の経済3団体に提案し、道内企業に広く参加を呼び掛ける。SPC参画に必要な情報を参加企業に提供することが目的で、《1》SPC設立に向けた資金調達の手法《2》国内外の先進事例《3》道内空港の民営化に関する課題―などについて調査・情報収集する。参加企業が情報を共有すれば、オール北海道の出資体制も組みやすくなるとみており、今秋までに5〜6回の会合を開く見通しだ。

 運営は参加企業の会費で賄い、事務局や調査・情報収集で主軸を担うコンサルタントをプロポーザル(提案)方式の公募で選定する。具体的には4月に始まった関西国際空港(関空)と大阪(伊丹)空港の一括民営化などに関わったコンサルタントが有力視されている。国土交通省にも情報提供など協力を求める。

5772チバQ:2016/04/18(月) 00:55:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160416/k10010483731000.html
大分空港も24時間運用に 自衛隊などのヘリ発着に対応
4月16日 17時16分
大分空港も24時間運用に 自衛隊などのヘリ発着に対応
動画を再生する
一連の地震を受けて国土交通省は、熊本空港に加え、16日から大分空港も24時間運用とし、捜索や支援活動に当たる自衛隊や警察、消防のヘリコプターなどの発着に対応することになりました。
大分空港は、ふだん午前7時半から午後10時半までの運用ですが、管制官などの職員を増員し、24時間、航空管制ができるようにするということです。
また熊本空港は、15日、午前7時半から午後9時半までの運用時間を延長し24時間体制で運用されています。
ただ、熊本空港は滑走路に異常はないものの空港ターミナルが被害を受け、民間の定期便は、16日と17日の運航を取りやめています。

5773チバQ:2016/04/18(月) 21:41:08
http://news.goo.ne.jp/article/dime/trend/dime-2246512.html
グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
04月11日 10:00@DIME

グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
(@DIME)
 昨年から航空業界の動きが活発だ。ティーウェイ航空が関西-グアム線を就航した。日米間を結ぶLCCとしては初の路線になる。日本発の国際線LCCは近年急増したが、その行き先はほぼアジアの都市に限られていた。台湾や香港、マレーシア、タイなどである。アジア以外の地域へのLCC就航が期待される中、遂に登場したのが今回のグアム路線というわけだ。

◎以遠権を活用した中長距離路線

 ティーウェイ航空は韓国のLCCである。羽田や成田へは就航しておらず、首都圏ではあまりなじみがないものの、関西のほか札幌や福岡などの地方都市と韓国とを結ぶ定期便を持つ。

 首都圏以外の空港に関しては、「以遠権」が自由化されている。外国の航空会社が我が国を経由して別の国へ飛ぶことができる権利で、ティーウェイ航空のグアム便はまさにこの以遠権を活用したものだ。すでに就航していた大邱-関西線を、グアムまで延伸する形で実現している。要するに、大邱-グアム路線の途中区間という位置づけである。

 同様に以遠権を利用する形で、エアアジアXが関西-ホノルル線を11月より就航することも予定されている。LCCの中長距離路線が今、要注目なのだ。

 新規就航を記念して破格のキャンペーン運賃が提供されるのも、LCCではもはや恒例である。ティーウェイ航空のサイト上での最安値は、グアムまで片道、何と990円。さっそく検索してみたところ、990円の席は取れなかったのだが、4990円の席に空きを見つけ、ポチッと予約したのだった。税金や燃油サーチャージといった諸費用が込みで往復約2万3000円。これでも十分に安い。

●フライトスケジュール

◎LCCだけどLCCっぽくない

 そんなわけで、就航直後の2015年10月初旬、僕は関西からグアムへ飛んだ。いざティーウェイ航空を利用してみると、LCCらしからぬ特徴も見られた。

 まず、機内預け荷物が無料である。重量が23kgまでで、しかも2つまで預けることができる。グアムのようなリゾートへ行くとなると、アジアの週末旅行とは勝手が異なり、スーツケースもそれなりのサイズが必要になる。荷物代が別途かからないのは大きなメリットだ。

 さらには機内食も提供された。内容はおにぎりやバナナといった軽食だが、無料サービスはLCCでは特筆すべきだろう。どうせ何も出ないだろうと思い込み、出発前に空港で食事をしていたので、なんだか損した気分。

 フライトスケジュールに無理がないのも、LCCにしては珍しい部類に入る。往路は午前発で、復路は夕方発である。電車も走っていないような深夜早朝の時間帯に、空港へ行き来しなくてすむのはありがたい。

 ついでに書いておくと、羽田からの乗り継ぎもスムーズなスケジュールだ。首都圏在住者ならば成田から直接グアムへ飛んだほうが効率的ではあるものの、選択肢のひとつとして覚えておいて損はないだろう。

《窓側か通路側か座席の希望も無料で》

ティーウェイ航空は、LCCとはいえ追加料金は不要。レガシーキャリアとほぼ同じ感覚で利用できる。機材はボーイング737-800型機。

《LCCらしからぬ充実のサービス》

機内食が無料で提供される。写真は往路のもの。夕方出発の復路ではマフィンとパウンドケーキ、キットカットのセットだった。

5774チバQ:2016/04/18(月) 21:41:30
◎手軽に南国気分!節約しただけ贅沢も

 グアムは手頃にリゾートを楽しめる旅先として、根強い人気を誇る。もはや定番といってもいいだろう。それゆえ、旅するうえでの環境が整っているのは改めて魅力的だと感じた。

 どこへ行っても日本語が通じるし、治安がいいのでリラックスできる。海はきれいだし、グルメやショッピングはもちろん、レンタカーでドライブしたりと楽しみ方は人それぞれだ。

 LCCで渡航費を抑えたぶん、ホテルのランクを上げるなど、ほかの部分で贅沢をするのもひとつの手だと思う。ツアーではなく個人旅行なので、柔軟に対応できる。ハイ&ローでいいとこ取りするとうまくいく。

 グアムは久しぶりだったが、不快なことは何もなく、逆に物足りなさを覚えるほど楽チンな旅となった。いかにもアメリカンな、ジャンボサイズのステーキに舌鼓を打ちつつ、アウトレットで買い物三昧。夕暮れどきにはビーチへ出て、海に沈む太陽にウットリする、といった具合。もちろんビールもうまい。

 グアムは日本との間に1時間の時差がある。1時間遅いのではなく、早いのだ。些細なことながら、その事実に僕は軽く衝撃を受けた。LCCを利用したこれまでのアジア旅行では、現地に到着したら時計の針を巻き戻すのが常識だったからだ。西ではなく東へ飛ぶ。それだけでもずいぶん新鮮で、LCCの新時代を感じさせられたのだった。

《海だ、海だと騒ぎたい! 羽目を外しに行ってみたい!》

《SIMフリースマホで格安ネット接続》

グアムにはNTTドコモの子会社も。プリペイドSIMカードは10ドルで、容量無制限のデータ通信が1日1.95ドル、3日5.5ドルと格安。

《南国の太陽の下でグビッとする幸せ》

 

『グアム・ワン』は、2013年に登場したフレーバービール。マンゴー味が南国の海に似合う。クラフトビール『ミナゴフ』も人気。

《非日常を楽しむリゾート旅! 欲望のままに行動すべし!?》

リブBBQはグアムローカルのチャモロ料理で王道メニュー。山盛りの肉にガッツリ食らいつく、なんて過ごし方もきっといい思い出に。

《泳ぎ疲れたら繰り出そう》

大型ショッピングモールをはしごするのもグアムらしい楽しみ方だ。「グアムプレミア・アウトレット」なら掘り出し物が見つかるはず。

●LCC利用で個人手配VS格安ツアー 安いのはどっち?

グアム旅行といえば格安ツアーも多い。同じティーウェイ航空を利用したものだと、2泊3日で最安5万6000円程度(諸費用込み)で大手旅行会社が販売している。同ランクのホテルに泊まるとして、出発時期によっては個人手配したほうが安くすむケースもあるようだ。

5775チバQ:2016/04/18(月) 21:41:47
●年末はLCCでハワイへ!? 今後注目のLCC新路線

マレーシアのLCC「エアアジアX」が、関空―ホノルル線の就航を計画している。グアムに続き、ハワイへもLCCで行けるようになる。関西発ばかりでなんだか悔しいが、国産LCCのバニラエアが成田―ホノルル線を構想しているという報道もある。今後に期待だ。

文/吉田友和

1976年、千葉県生まれ。初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行。その旅の過程をまとめた『世界一周デート』で、旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱し、国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。

5776チバQ:2016/04/18(月) 21:42:17
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0418/mai_160418_3883030181.html
<成田空港>入管経ず47人入国 リムジンバス誘導ミス
毎日新聞4月18日(月)11時48分

 格安航空会社(LCC)のバニラエアは18日、台北発104便で17日夜に到着した乗客159人(日本人126人、外国人33人)が成田空港で入国手続きをせずに入国したと発表した。乗客を運ぶリムジンバスが誤って国内線到着口に誘導したのが原因。18日午前9時現在、47人(日本人41人、外国人6人)が入国手続きを済ませておらず、連絡が取れていない人もいるという。東京入国管理局が事実確認を進めている。

 同社によると、同便は17日午後5時に成田着の予定だったが、強風の影響で着陸できず、いったん中部国際空港に代替着陸した後、午後9時45分に成田に着いた。そのため、リムジンバスを運航する「東京空港交通」(本社・東京)の配車係が国内線と勘違いし、バスに国内線到着口に行くよう指示した可能性があるという。

 不審に思った乗客が午後10時ごろバニラエア側に指摘してミスが判明。空港内でアナウンスをしたが、既に約50人がその場にいなかった。

 バニラエアは「多くの方にご迷惑をおかけしおわびします」とコメント。東京空港交通は「事実関係を確認中」としている。

5777チバQ:2016/04/18(月) 21:42:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160418/k10010486171000.html
各国航空会社 制裁解除受けイラン路線再開の動き
4月18日 7時42分
イランに対する経済制裁の解除を受けてフランスとイランを結ぶ直行便が8年ぶりに首都テヘランに到着し、ビジネスなどで航空需要が高まることへの期待から、各国の航空会社の間でイラン路線を再開する動きが広がっています。
イランの首都テヘラン近郊のイマーム・ホメイニ国際空港に17日、乗客およそ170人を乗せたエールフランスのエアバスA330型機が到着しました。エールフランスは、イランの核開発問題を受けて、2008年にパリとテヘランを結ぶ便の運航を停止しましたが、問題の解決に向けて欧米などとイランが合意したことから定期便の再開を決めました。

第一便を運航したエールフランスの幹部は「週3回の定期便の再開は、私たちにとって誇りであり、喜びだ。イランとフランスや世界との関係作りに貢献したい」と話していました。

イランでは、経済制裁の解除によってビジネスや観光を目的に、訪問客が増加することが期待されていて、イギリスのブリティッシュ・エアウェイズも定期便の再開を決めたほか、ほかの航空会社でも検討する動きが広がっています。

5778チバQ:2016/04/18(月) 21:43:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160418/k10010486891000.html
熊本空港 あすから運航再開へ
4月18日 21時38分
熊本空港 あすから運航再開へ
地震の影響ですべての便が欠航している熊本空港について、19日から、全日空、日本航空、それにソラシドエアは一部の便で運航を再開することになりました。
発表によりますと、熊本に向けて羽田を出発する便は▽全日空が19日だけ運航する午前5時45分発の臨時便のほか、午前8時30分発、午前10時発、午後2時50分発、午後5時40分発、午後6時55分発の5便、▽日本航空は午前10時10分発、午後3時55分の合わせて2便、それにソラシドエアは、午後0時15分発、午後4時25分発の合わせて2便です。
また、熊本に向けて大阪を出発するのは▽全日空が午前7時40分発、午後2時20分発、午後4時40分発、午後7時35分発の4便、▽日本航空が、午前11時30分発の1便です。
さらに熊本に向けて中部を出発するのは、全日空の午前8時25分発、午後0時55分発の合わせて2便です。これらはいずれも熊本へ向かう便です。
各社によりますと、熊本を出発する便については、空港のターミナルビルの被害が出ている影響で保安検査ができないため、19日も欠航するということです。

5779チバQ:2016/04/20(水) 00:17:29
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20160419102.htm
小松空港、200万人割れ 4年ぶり、新幹線開業で苦戦
2016/04/19 03:47
 県がまとめた小松空港の昨年度利用者数(速報値)は、前年比27%減の169万1596人となり、4年ぶりに200万人を下回った。国内線で、主力の羽田便が低迷したのをはじめ、仙台、成田便も苦戦が続き、北陸新幹線開業によるマイナス効果が鮮明になった。国際線は、ソウル便の一時運休や台北便の減便を受け、8年連続の最多更新はならなかった。

 18日開かれた県議会予算委員会協議会で、今年度県当初予算の主要施策の概要とともに報告された。

 全体の利用者数は1990年度の168万6千人と同水準の低さとなる。

 国内線は前年比29%減の150万8888人で、新幹線開業に伴い機材を小型化した羽田便が36%減の112万4107人と大きく落ち込んだ。大宮乗り換えの北陸新幹線に利用が流れている仙台便も28%減の3万9819人と低調で、成田便は7%減の2万6676人となった。

 一方、那覇便は12%増の7万4359人、福岡便は11%増の16万9091人、札幌便は2%増の7万4488人と順調に推移した。

5780チバQ:2016/04/20(水) 20:39:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201604/CK2016042002000121.html
埼玉の騒音軽減へ飛行高く 羽田、都心上空ルート案修正

2016年4月20日 朝刊


 国土交通省は十九日、羽田空港の国際便を増やすため、旅客機が低高度で都心上空を通る飛行ルートの実現に向け、騒音の負担軽減策の大枠をまとめた。これまでのルート案を一部修正し、到着機が空港に近づく際の飛行高度を引き上げ、埼玉県や東京都北部の住民の騒音負担を軽くした。
 南風時に埼玉県を通って北方向から到着するルート案では、着陸体勢に入る高度を引き上げ、ルートを東側に移した。騒音影響の大きい九百十五メートル以下で飛行するエリアを狭くした。
 例えば、さいたま市のJR南浦和駅付近では、飛行高度が従来案の約九百十五メートルから約千五百二十五メートルと高くなり、騒音は約四〜七デシベル軽減される。一方、空港に近い東京都大田区や品川区などの高度は従来案と変わらない。
 国交省は羽田の国際便増便に向け、東京五輪・パラリンピックが開かれる二〇二〇年までに、発着枠を現在の年四十四万七千回から三万九千回増やすことを目指しており、住民の理解を得たい考えだ。今夏までに騒音対策をまとめる予定で、航空会社に低騒音機の使用を促すため、着陸料の見直しなども検討している。

5782チバQ:2016/04/21(木) 23:37:41
http://www.asahi.com/articles/ASJ4N5D1GJ4NOIPE01C.html
中部空港1000万人超、7年ぶり 新規就航が追い風
2016年4月21日11時01分

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 中部空港の2015年度の旅客数は前年比5・3%増の1042万人だった。1千万人超えは08年度以来7年ぶりで、想定を上回った。中国や台湾便の新規就航が相次ぎ、訪日外国人が大きく増えたことが追い風となった。

 20日、空港の運営会社が発表した。旅客数の内訳では、国際線が8・8%増の489万人、国内線が2・3%増の552万人だった。国際線の利用者で日本人は4%減ったが、外国人が45%も増えた。春秋航空やタイガーエア台湾など、格安航空会社(LCC)の就航が続いた影響だ。

 訪日外国人の消費に支えられ、空港内の商業施設の売上高も過去最高を記録。23・1%増の312億円だった。特に免税店は42%伸びて過去最高だった。

 空港会社は19年9月までにLCC専用ターミナルを新設する方針を3月に発表。年間の旅客数を19年度までに1500万人にする計画も掲げている。

5783とはずがたり:2016/04/25(月) 17:24:47

2016/4/13 18:45神戸新聞NEXT
神戸空港搭乗者数 4年ぶり250万人台回復
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201604/0008986508.shtml

 開港10年を迎えた神戸空港の2015年度の搭乗者数が、14年度比3・6%増の253万2869人だったことが、神戸市のまとめで分かった。前年度実績を上回るのは2年連続で、11年度以来4年ぶりに250万人台を回復した。経営破綻したスカイマークが16年3月に民事再生手続きを終結させるなど、旅客数は回復傾向にあるという。

 同社が15年8月に米子便を、同10月に仙台便をそれぞれ休止したが、代わって増便した鹿児島線などが好調だった。14年度の搭乗者数を約9万人上回った。

 14年度と比較できる6路線では、新千歳線(14年度比6・2%増)、茨城線(同12・5%増)、羽田線(同9・6%増)、長崎線(同3・7%増)、鹿児島線(同71・5%増)の5路線が増加。那覇線(同0・6%減)のみ減少した。

 月別では、12月以降は対前年同月でプラスを維持。3月の搭乗率は78・8%で、3月としては開港以来最高だった。

 航空会社別では、スカイマークが前年度比9・2%増。全日本空輸は同7・0%減、ソラシドエアは同8・3%減、AIRDO(エア・ドゥ)は同11・4%減だった。

(黒田耕司)

5784チバQ:2016/04/26(火) 00:31:45
>昼間を含む時間帯は全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯については全日空に1往復を配分する

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160423/k10010495261000.html
羽田-アメリカ航空路線 発着枠の配分方針固まる
4月23日 12時25分
羽田-アメリカ航空路線 発着枠の配分方針固まる
動画を再生する
日米航空交渉で決まった羽田空港からアメリカに飛ぶ日本側の1日6往復の発着枠について、国土交通省は、昼間を含む時間帯は全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯については全日空に1往復を配分する方針を固めました。
日本とアメリカはことし2月の政府どうしの航空交渉で、羽田空港からアメリカに飛ぶ路線で、これまでゼロだった昼間を含む時間帯にも新たに発着枠を設けることで合意しました。
これについて国土交通省は、日本側に割り当てられた昼間を含む時間帯に1日5往復、そして深夜・早朝の時間帯の1往復をどのように航空会社に配分するか検討してきました。
その結果、昼間を含む午前6時から午後11時までの時間帯は、全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯の1往復は全日空に配分する方針を固め、今月26日にも正式に発表することにしています。
各航空会社は今後、具体的な路線を決めることにしていますが、昼間を含む時間帯では、羽田空港とニューヨークやシカゴを結ぶ路線が、ことし10月下旬に開設される見込みです。

5785チバQ:2016/04/26(火) 00:33:14
http://diamond.jp/articles/-/90108
2017年のゴールデンウィークに格安で海外に行く裏技
「東京⇔ソウル」の特典航空券を早めに予約すれば、
ハワイでもイタリアでも、どこでもお得に行ける!
 2016年はゴールデンウィークの曜日配列が良く、中には「4月29日(金)から5月8日(日)まで10連休」という人もいるのではなかろうか?

 しかし、ゴールデンウィークの1カ月ほど前に海外旅行の計画を立てようとして、2016年4月29日(金)出発、5月8日(日)帰着の航空券を調べてみたものの、航空券の値段が非常に高かったり、すでに満席になっていたりして、海外旅行を断念した人は多いのではないだろうか。

 まして、今から2016年のゴールデンウィーク期間中の海外行き航空券を予約するのは難しいだろう。そこで、少し気が早いかもしれないが、2017年のカレンダーに目を配っていただきたい。実は、2017年のゴールデンウィークは、2016年と同様、もしくはそれ以上に配列が良いのだ。カレンダー通りの休みの人は、2017年5月3日(水)から7日(日)までの5連休で、中には4月29日(土)から5月7日(日)までの9連休となる人もいるはずだ。

 このような大型連休がある場合、筆者ならば、かなり早い段階で2017年4月29日(土)の「東京⇒ソウル」、5月7日(日)の「ソウル⇒東京」の特典航空券を押さえておく。

ソウル発着便なら、東京発着便の約1/3の値段で
チケットが買えることも!

 スターアライアンス特典航空券は330日前から予約が可能で、シーズンによる必要マイル数の変動がない。ANAマイルを使用した場合には、1万5000マイルで「東京⇔ソウル」のエコノミークラス往復航空券を発券できる。

 また、「東京⇔ソウル」間は、かなり多くの便数が出ており、旅行シーズンのピーク時でも、比較的に特典航空券の予約が容易だ。

「なぜソウル行きの航空券なのか」と思われるかもしれないが、単にソウルへ旅行に行くわけではない。「東京(もしくは日本各地)⇔ソウル」の特典航空券とソウル発の航空券を組み合わせて使うのだ。仁川国際空港は言わずと知れたアジアのハブ空港なので、アシアナ航空や大韓航空を始め、数多くの航空会社が就航している。

「ゴールデンウィークが繁忙期」というのは、あくまで日本国内の話であり、ソウル発の飛行機ならば特典航空券がはるかに取りやすくなる。また航空券を購入する場合も、日本発の航空券に比べて、割安での購入が可能となる。

 ちなみに、2016年4月29日(金)の「東京⇒バンコク」、5月8日(日)の「バンコク⇒東京」のタイ航空の航空券価格を調べてみたところ、最安価格が往復14万2950円。しかし、「ソウル⇔バンコク」で調べてみると、円換算で往復5万円弱だった(記事執筆時)。

5786チバQ:2016/04/26(火) 00:33:33
 2015年の4月にANAの特典航空券のルールが改正され、「総飛行マイル制」から「ゾーン制」に変更になった。例えば、以前は「成田⇒ソウル⇒バンコク⇒ソウル⇒成田」という特典航空券の発券が可能だったが、現在は「成田⇔ソウル」と「ソウル⇔バンコク」の2つの航空券を発券しなければならない。
(関連記事⇒ANA特典航空券のルール改正を100%活用する方法!東京⇔沖縄の特典航空券が、通常2万1000マイルからソウルを経由することで1万8000マイルとよりお得に)

 少々、面倒臭くなってしまったようにも思えるが、「2つの航空券が必要」と割り切れば、前述のような手段が浮かんでくるのだ。

 なお、特典航空券の場合は、経路変更がなければ運航日の直前まで、便や日程の変更が可能。つまり、仮に連続休暇が取れなかったら、帰りの日程を繰り上げたり、まったく別の週末に振り替えたりすることができるのだ。また、3000マイルのペナルティを払えば、特典航空券をマイルで払い戻すことも可能だ。

 来年のゴールデンウィークに海外旅行に行くことを考えているのであれば、とりあえず早めに「日本⇔ソウル」の特典航空券さえ予約しておき、その後の行程は直前までじっくり考えればいい。

 ちなみに、ANAマイルを利用して特典航空券を取得する場合、往路と復路の両方をANA便にすると「ANA国際線特典航空券」のルールが適用され、ゴールデンウィークはハイシーズン扱いになり、一人あたり1万8000マイルと、3000マイルも余計に必要になってしまう。したがって、片道をアシアナ航空にして「スターアライアンス特典航空券」のルールが適用されるようにするといいだろう。

 以上、今回は、来年のゴールデンウィークに海外旅行をするために、早い段階で「東京⇔ソウル」の特典航空券を予約するのがおすすめであることを解説した。まだまだ先の話ではあるが、来年のゴールデンウィークに海外旅行に行こうと考えている人は、早めに「東京⇔ソウル」の特典航空券を押さえてみてはいかがだろうか?

5787チバQ:2016/04/26(火) 00:40:43
http://mainichi.jp/articles/20160424/k00/00e/020/125000c
成田空港
LCC専用3ビル1年 予想超える旅客、課題も

毎日新聞2016年4月24日 12時52分(最終更新 4月24日 12時52分)

 成田空港の格安航空会社(LCC)専用の第3旅客ターミナルビル(3ビル)が今月、開業から1年を迎えた。旅客数は当初見込みを1割程度上回る約600万人に達し、順調な滑り出しだ。一方、チェックインカウンターなどの不足が指摘されるほか、鉄道の駅から移動に時間がかかるなど、今後に向けた課題も浮き彫りになっている。【北川仁士】

 3ビルは成田空港では22年4カ月ぶりの新ターミナルビルとして、昨年4月8日に開業した。航空会社の施設使用料を安くするため、天井の化粧板を省くなどして建設費を徹底的に抑えた。一方で、陸上トラックのような導線表示などを取り入れ、分かりやすさや快適さも追求したのが特徴となっている。ジェットスターやバニラ・エアなどLCC5社が乗り入れ、国内は札幌や福岡など12都市、国際線も台北(台湾)やメルボルン(豪州)など10都市に就航している。

 成田国際空港会社(NAA)によると、開業から今年3月末までの旅客数は当初見込みの550万人を50万人上回った。3ビルの旅客数が成田空港全体の数字を押し上げ、昨年4月〜今年2月は前年同期8%増の約3458万人と、開港以来の年間最多を更新する見通しだ。

 免税店や飲食店などテナント計約20店舗の売り上げも、当初見込みを35%上回っている。「LCC利用者の財布のヒモは固いのでは」との懸念を打ち消すほどの好調ぶりで、多くが安い航空券を買って浮いた分を買い物や飲食に回しているとみられるという。

 NAAは、早朝便に乗るため前夜に空港に来て夜を明かす乗客の声に応え、開業直後にソファの数を増やすなど、利便性向上に努めてきた。

 しかし、旅客数は受け入れ可能とされる年間750万人の8割に達し、手荷物を預けるチェックインカウンターはピーク時の混雑が激しく、時間がかかるなどの問題が出てきている。

 NAAは年度内に、預ける手荷物が少ない国内線のカウンターを、混雑時には国際線の利用客も使えるようにする方向で検討中。また、第2旅客ターミナルビルからバスで10分以上(徒歩で15分)かかっており、年内をめどにルートを見直して、6分ほどに短縮するなど、改善を進める考えだ。

 3ビルの開業から携わってきた同社CS推進部の川瀬仁夫・営業企画推進室長は「まだまだLCCの需要はあるし、NAAとして改善できる点も少なくない。首都圏にあるLCC専用ターミナルという利点を生かし、受け皿づくりを進めたい」と話している。

5788チバQ:2016/04/26(火) 00:41:25
http://mainichi.jp/articles/20160422/k00/00e/020/206000c
関西空港
外国人入国者が初の最多 2月、成田抜く

毎日新聞2016年4月22日 10時33分(最終更新 4月22日 10時33分)

 関西空港の月間の外国人入国者数が今年2月の速報値で開港以来、初めて成田空港を抜き、国内最多になった。格安航空会社(LCC)の増便などによるインバウンド(訪日外国人客)の急増が背景にあり、運営する関西エアポートは「好調な流れを一層加速させたい」と意気込む。半面、入国審査場の混雑などの課題もあり、受け入れ体制の強化が急務だ。

 法務省が3月下旬に公表した2月の出入国管理統計(速報値)によると、関空の外国人入国者数は50万2699人で、成田の49万8640人を上回った。羽田空港は25万8788人で、羽田の国際線強化が進んだことにより、首都圏への訪日需要が成田と羽田に分散したことも、関空が最多となった一因とみられる。

 関空は昨年2月(確定値)に比べ16万4882人増加。成田は5万8029人、羽田は8万1169人それぞれ増えた。

 一方、日本人出国者数の今年2月の速報値では、関空は24万9725人にとどまり、成田の53万6851人、羽田の31万6941人に水をあけられている。

 1994年に開港した関空は、巨額の建設費返済のため着陸料を高くした結果、一時は就航便の減少や撤退が続き利用者が伸び悩んだ。毎月の外国人入国者数は長年、成田の約3分の1から半分程度にとどまっていた。

 しかし、着陸料の割引などでLCCの就航が相次いだ2012年から利用者が急増。関西エアポートによると、15年の国際線の外国人旅客数は11年の3.65倍の1001万人となり、初めて日本人旅客数(607万人)を上回った。

 ただ、新たな課題も浮上している。入国審査場ではアジアからの到着便が集中する時間帯に長蛇の列が発生。混雑時は待ち時間が1時間以上かかることもある。

 政府は審査の待ち時間の目標を20分以内としているが、関空の15年の最長審査待ち時間(平均)は38分で、成田の18分や羽田の24分より長い。政府は入国審査官の増加のほか、審査ブース前に並んでいる間に指紋採取などができる「バイオカート」の導入を決定。迅速に審査できるよう環境整備を急ぐ。(共同)

5789チバQ:2016/04/26(火) 00:41:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160425_12020.html
<仙台空港民営化>東北観光 LCCに活路


パネル討論で発言する井上CEO(左から2人目)。左端は岩井社長
拡大写真
 7月の仙台空港民営化を契機にした東北の観光振興策を探る「新しい東北観光と仙台空港民営化シンポジウム」(同実行委員会主催)が24日、仙台市青葉区の勝山館であった。
 観光業の関係者や行政担当者ら約380人が出席した。パネル討論には2017年夏までに仙台空港を拠点化する格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)や、空港の運営会社仙台国際空港(名取市)の岩井卓也社長らが参加した。
 井上氏は仙台空港からの新規路線について「片道4時間の距離がターゲット」と語り、国際線を含め積極的に開設を検討していく考えを示した。
 岩井氏は民営化へ向け「東北の交流人口を増やすことがわれわれの存在意義。さまざまな工夫で旅客数を増やしていきたい」と意気込んだ。


関連ページ:宮城経済
2016年04月25日月曜日

5790チバQ:2016/04/27(水) 00:12:24
http://www.sankei.com/west/news/160426/wst1604260001-n1.html
2016.4.26 05:00
【ビジネスの裏側】
「うまみのない空港だ」JAL、ANAから冷遇される関空…世界34空港運営の仏バンシのお手並み拝見

 大阪(伊丹)空港とともに関西国際空港が4月、国内空港として初めて民営化した。オリックスと仏空港運営会社バンシ・エアポートなどが出資する「関西エアポート」による運営は、訪日外国人の増加と格安航空会社(LCC)の誘致成功を追い風に視界は良好といえる。ただ、国際線をみると全日本空輸と日本航空からは、欧州や米国東海岸など有力な長距離路線を開設してもらえていないのが実情。世界の航空会社150社と強い関係を誇るバンシには国内大手2社の長距離国際線を誘致できるかが最初の課題になりそうだ。(藤原直樹)

 ■成田と羽田「デュアルハブ」

 ANAホールディングス傘下の全日空は今年、国際線就航30周年を迎えた。国際線は、18年も赤字を続け何度も撤退がささやかれたが、黒字化を果たした現在は路線網が約40都市に広がる。旅客数と飛行距離を掛け合わせた昨年度の旅客輸送実績は、日航を抜く見通しで、名実ともに国を代表する航空会社「ナショナルフラッグキャリア」へと躍進した。

 そんな全日空が進める戦略が首都圏の成田、羽田両空港に路線を集約する「デュアル(2重の)ハブ(拠点)構想」だ。全日空は今年9月から国内唯一のカンボジアとの直行便となる成田-プノンペン線を就航させるほか、今冬には国内航空会社で唯一の中南米路線の成田-メキシコシティ線開設を予定するなど、首都圏からの路線開拓に力を注いでいる。

 しかし、その全日空の戦略に関空はまったく含まれていない。背景にはビジネス客の取り込みを重視していることがある。

 全日空は欧米や東南アジア向けの中長距離路線ではビジネスクラスの席数を増強し、ビジネスとエコノミーの中間となる「プレミアムエコノミークラス」を設定するなど、旅客当たりの単価が高いビジネス客向けの戦略を徹底している。観光客主体で、ビジネス需要の少ない関空は全日空にとって「うまみのない空港」となっているのだ。

 実際、全日空が関空から開設する国際線は中国の数都市と香港路線だけだが、これも中小を含む関西企業が中国に積極的に進出していることからビジネス需要が見込めることが影響している。

 関空からの欧米など長距離路線の可能性について、全日空幹部は「すでに海外の航空会社の路線がある都市に開設すると供給オーバーになる」とそっけない。当面は冷や飯を食う状態が続きそうだ。

5791チバQ:2016/04/27(水) 00:12:51
 ■期待のロンドン線も不透明

 対する日航はハワイ・ホノルル線に加え、昨春に米ロサンゼルス線を復活させるなど、全日空にはない長距離線を関空から運航している。

 しかし経営破綻前のピーク時にはロンドンやパリ、独フランクフルトなど欧州に豊富な路線網を築いていたことを考えると、現状は物足りない。パリとフランクフルトは海外航空会社による路線があるが、ロンドンには関空からの直行便がない状況が続いている。

 日航は、ロンドン線の復活を検討しているが、日航の西日本支配人を努める中野星子執行役員は「前向きに考えているが、まずはロサンゼルス線の成功に集中したい」と歯切れが悪い。

 基準となるロサンゼルス線は平均搭乗率が80%を超え、まずまずの状況を維持している。しかしエコノミークラスの搭乗率が90%を超える一方、ビジネスクラスは伸び悩んでおり、収益性は高くない。

 日航は、全日空と比べるとまだ関空路線に前向きな姿勢をみせているが、既存路線の成果を踏み台にしないと新規の路線開設はなかなか進まないのが現状だ。

■バンシ流は通用するか

 関空に対する国内大手2社の冷遇ぶりに、関係者からは「海外の航空会社で採算がとれる路線なのに、なぜ日本の航空会社は無理なのか」と恨み節も聞こえる。

 国内大手2社がビジネス客の取り込みに力を入れている以上、日本企業の東京一極集中が関空にとって不利になる。関空は手荷物検査の優先レーンが使用できる特典などのついた法人会員の募集を始めたほか、国内空港初のレンタルオフィスをオープンさせるなど「ビジネス客が使いやすい空港」を目指すが、関西経済の地盤沈下の影響を大きく受けている。

 この状況を変える切り札になり得るのが、4月から関空の運営に参画したバンシの存在だ。

 世界34空港の運営に参画するバンシは路線開設のための専門チームを所有している。緻密なマーケティングで需要を予測した上で、季節ごとの需要や競合状況に基づき着陸料を柔軟に変動するなど航空会社も納得できる提案で世界の空港への路線誘致に成果を上げている。

 ただ、海外150以上の航空会社と強いコネクションを誇るバンシだが、海外で運営する空港に日本の航空会社が就航したケースはいまだなく、9月からの全日空の成田-プノンペン線が初めてとなる。それだけに「バンシ流」が国内大手2社にどこまで通用するかは未知数だ。

 それでも、バンシのニコラ・ノートバール社長兼最高経営責任者(CEO)は「これまで世界の航空会社とつくってきた良好な関係は日本の航空会社とも必ずつくることができる」と自信をみせる。

 これまで縁の薄かった日本の航空会社を振り向かせることができるのかがバンシ流の試金石にもなりそうだ。

5793チバQ:2016/04/27(水) 00:37:13
http://www.sankei.com/politics/news/160423/plt1604230029-n1.html
2016.4.24 06:30

羽田発着枠、全日空「4」日航「2」 米路線配分で国交省方針
 日米航空交渉で決まった羽田空港の発着枠配分について、国土交通省が昼時間帯(午前6時〜午後11時)は全日本空輸に1日3便(往復)、日本航空に2便、深夜・早朝時間帯(午後11時〜午前6時)は全日空に1便を割り当てる方針を固めたことが23日、分かった。

 全日空に4便、日航に2便と傾斜配分するのは、平成22年に経営破綻し、公的支援を今も受ける日航が過度な優位に立たないようにするため。割り当ては10月末までに行う。

 羽田の米国路線の発着枠は現在、深夜・早朝に8便あり、全日空と日航が各2便、米国の4社が1便ずつ運航している。今年2月の日米交渉の結果、昼時間帯10便、深夜・早朝時間帯2便の計12便に増やし、日米での折半が決まっていた。

 羽田からニューヨークなど米東海岸への路線は、羽田を深夜・早朝に出発すると現地到着も深夜で不便となるなどの理由で、現在は運航されていない。昼時間帯の枠が配分されれば、利便性が高まりそうだ。

 ユナイテッド航空など米航空会社4社は、昼時間帯に発着するニューヨーク便や、米南部ダラス便などの開設を米当局に申請している。

5794チバQ:2016/05/05(木) 18:16:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0266009.html
新千歳、観光戦略の要に 発着枠拡大、官邸主導で
05/03 07:10


 政府が新千歳空港の発着枠を拡大したのは、訪日外国人旅行者を2030年に6千万人まで増やすという目標実現に向け、海外で人気のある北海道の集客力を高めることが不可欠だと考えたためだ。特に観光戦略を担う菅義偉官房長官の関心は高く、今回の決定は菅氏の主導で一気に進んだ。ただ、手荷物運搬など地上業務や税関・出入国審査・検疫(CIQ)など空港の受け入れ態勢の不十分さを指摘する声は根強い。本格的な集客増に向けて官民の本気度が問われる。

 「全国に先駆けて北海道を観光先進国にしたい。北海道への乗り入れを希望する全ての便が就航できるようにしたい」。菅氏は4月21日の記者会見で、新千歳空港の発着枠拡大を正式に発表し、北海道の観光振興への強い意欲を示した。

 新千歳の正午から午後2時ごろの時間帯は、1時間当たり32回の発着枠に対して、45回ほどの発着の希望があり、運航を諦める航空会社があるのが実態だ。

 菅氏が発着枠の拡大を国土交通省や防衛省に具体的に指示したのは3月30日に訪日外国人6千万人の目標を発表した前後。新千歳は、隣接する千歳飛行場を使う自衛隊が管制業務を一元的に担っている。防衛省は当初、訓練時間の確保や安全保障を理由に最小限の枠拡大にとどめようと窓口役の国交省と交渉してきた。

 だが、菅氏は4月に入り防衛省幹部を官邸に複数回呼び出し、「四六時中、自衛隊が訓練しているわけではないだろ」と一喝。月、木曜日に発着を禁じている中国機については「毎日就航」を最低条件とした上、1時間の発着枠についても、国交省の予算で新たな管制機器の整備を認めるなどし、当初想定より実現を1年前倒しさせた。

 中国機の発着制限の緩和は道内でも「早期の実現は困難」とみられてきただけに、道幹部も「画期的だ」と手放しで喜ぶ。旭川や函館、帯広など道内の他空港では「一時的に海外便が減る」との見方もあるが、波及効果への期待も大きい。

 旭川市幹部は「北海道観光は札幌だけで完結しない。旭川に来る観光客の増加につながる」と歓迎。釧路空港ビルの小林強社長も「新千歳から空路やJRで釧路に来る周遊観光が増える可能性もある」と話す。(東京報道 村田亮、経済部 佐々木馨斗)

5795チバQ:2016/05/05(木) 18:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0266016.html
新千歳参入・増便、アジア勢9社検討 発着枠拡大で
05/03 06:30


 国が新千歳空港の航空機の発着枠を今秋から順次拡大するのに伴い、訪日外国人の8割以上を占めるアジア地域の航空会社のうち少なくとも9社が定期便の新規就航や増便を検討していることが北海道新聞の取材で分かった。日中の1時間当たりの発着枠は来年3月下旬から10回増の42回となり、1日最大150回分増える。国は発着枠拡大で新千歳の国際線の乗降客数が今の2倍近い400万人になるとみており、今後も就航を希望する航空会社が増えそうだ。

 国内の空港に就航しているアジアの主要航空会社30社に聞き取り、25社から回答を得た。このうち既に新千歳に定期便を運航しており、その増便を検討するとしたのは中国国際航空(中国・北京)、天津航空(同・天津)、中国東方航空(同・上海)、香港航空の4社と、エアプサン(韓国)、エアアジアX(マレーシア)の格安航空会社(LCC)2社の計6社。

 7月にソウル線に就航するアシアナ航空(韓国)もその後の増便を検討する。LCCのティーウェイ航空(同)は来年にも韓国・大邱(テグ)線の開設を計画し、年末年始に季節定期便を運航しているシンガポール航空も運航期間の拡大を検討すると答えた。

 天津航空の日本支社は、既に本社に増便を働きかけており「週2便が3、4便に増えれば乗客の選択肢が広がる」と期待する。新千歳―釜山線を週3便飛ばすエアプサンは「枠が増えれば毎日運航も可能になる」という。

5796チバQ:2016/05/08(日) 22:01:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050700202&g=eco
空の便減少に危機感=新幹線開業で旅客離れ-北陸

富山空港を移動する全日空機。富山-羽田線は3月下旬の夏ダイヤから減便した=4月20日、富山空港
 北陸新幹線が開業して1年2カ月。北陸は今も観光ブームに沸くが、首都圏との主要な交通手段だった空の便は利用者が大幅に減少した。地元は新幹線を歓迎する一方、空の重要性は薄れていないと危機感を募らせている。
 全日本空輸は夏ダイヤが始まった3月27日以降、1日6往復だった羽田-富山、羽田-小松(石川県)路線を各4往復に減らした。「国内有数のドル箱」とも呼ばれた両路線だったが、新幹線開業後は搭乗者が約4割減。運賃値下げでも減少に歯止めはかからなかった。
 石井隆一富山県知事は羽田線について「全国各地や海外との交流を支える極めて重要な路線」と指摘する。九州や沖縄、アジア各国などへ旅行するには、羽田経由が最も便利なためで、新幹線開業後も乗り換えのために羽田線を利用する旅行者数は「ほぼ横ばい」(全日空)という。
 富山県にとって羽田減便は「空港維持に直結する」(県幹部)問題でもある。富山空港は県営で、年間管理費は約5億円。約7割を羽田線の着陸料で賄ってきたが、2015年度に続き、16年度も減便でさらに落ち込む見通しだ。赤字は県財政から穴埋めされる。
 富山には台北、上海、大連など国際線4路線が就航。地上業務は全日空に委託されているが、羽田線がさらに縮小されれば、国際線の運航にも影響が及びかねない。県は昨春、県庁関係者の出張にできるだけ空の便を使うよう通知し、路線維持への取り組みを始めた。(2016/05/07-16:12)

5797チバQ:2016/05/10(火) 23:17:15
http://toyokeizai.net/articles/-/115666?utm_source=goo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
成田アクセスに風穴開けた「格安バス」の実力
インバウンド需要や利便性が追い風に!
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鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

最初はガラガラだったバスが今やつねに満席に──。2012年8月、千葉県の平和交通(ビィー・トランセグループ)が運行を始めた、東京駅・銀座と成田空港を結ぶ格安バス「THEアクセス成田」のことだ。

最初の半年間は同時期に運行開始した京成バス「東京シャトル」に比べて知名度が低く、乗車人数が数人ということも珍しくなかった。だが「トイレがついている」「座席がゆったりしている」などの口コミで利用者が増え、2014年12月にはJRバス関東との共同運行を開始するまでに至った。

共同運行開始に伴い、東京駅での乗車場所は駅から少し離れた八重洲通り沿いのバス停から八重洲南口前の「東京駅JR高速バスターミナル」に変更し、更に2015年4月8日の成田空港LCCターミナルオープンに合わせてダイヤを改正。1時間当たり4本を基本とし、次のバスまでの間隔を最大20分間にした。

口コミで外国人利用者が増加


国内外の空港アクセスに関するより詳しい内容は、4月25日発売の週刊東洋経済臨時増刊『鉄道完全解明全真相2016』に掲載しています。画像をクリックすると、販売サイトにジャンプします
日中時間帯の7番乗り場は成田空港行き専用になっており、日本人・外国人共にスーツケースを持った人の姿が多くみられる。鉄道駅から至近距離で雨に濡れずにバスに乗車できるのはありがたいのだ。東京駅からだけでなく、銀座駅(数寄屋橋)の乗り場から乗車する人の数も目に見えて増えていることを筆者も肌で感じている。現在1日あたり129便を運行し、平均乗車率は約7割(平和交通の担当者)とのことだ。

外国人観光客の利用においては、「海外のウェブサイトで、成田空港から都心へ安く行く方法として格安バスが紹介されており、それを見た外国人観光客がわれわれのバス乗り場に来てくれる」と前記の担当者は話す。海外での口コミが利用者数のアップに貢献しているようだ。
同じく東京駅から成田空港までの格安バス「東京シャトル」(京成バス)も日中20分間隔で1日113便を運行する。平和交通とJRバス関東が運行する「THEアクセス成田」は片道1000円であるのに対し、「東京シャトル」は事前予約をすれば片道900円、更に4月からは多頻度利用者向けに50回の回数券を4万2800円(1回あたり856円)で販売するなど、両社の乗客争奪戦が繰り広げられている。

成田空港では両社が同じバス停を使っており、両社合わせると10分間隔で東京駅方面のバスが運行されていることから、先発のバスに乗車する人も多い(東京シャトルは空港内のカウンターで事前に乗車券の購入が必要)。

5798チバQ:2016/05/10(火) 23:17:51
老舗のリムジンは利便性で勝負


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老舗のリムジンバスは利便性と居住性で対抗
一方、空港アクセスでは老舗である東京空港交通(エアポートリムジン)は、都心〜成田空港まで片道3000円前後と格安バスより割高であるが、都内の主要ホテルのほとんどに直接乗り入れているなど利便性が高く、外国人の利用者が多く見られる。

加えて、羽田空港、東京ディズニーリゾート、横浜駅(横浜シティ・エア・ターミナル)などへはリムジンバスのシェアが高い。東京空港交通は、シート電源を設置し、座席の前後間隔が広い「スーパーキャビン」を増車し、首都圏近郊への路線を強化するなど、格安バスとの差別化を進めている。

都心と成田空港を結ぶ鉄道利用者にも変化が見られる。格安バスの台頭により、一時期は東京駅からの鉄道を利用していた人がバスにシフトするなど鉄道利用者が減少傾向にあったが、現在のJR東日本「成田エクスプレス」では訪日旅行客(インバウンド)の姿が多く見られるようになり息を吹き返している。

その理由としては、訪日旅行者の増加はもちろん、短期滞在の外国人のみが利用できる新幹線を含むJR全線乗り放題チケット「ジャパン・レール・パス」(7日間で普通車用2万9110円、グリーン車用3万8880円)の利用が増えたことが大きい。

成田空港駅・空港第2ビル駅の専用窓口には「ジャパン・レール・パス」を買い求めるために長い行列ができている。成田空港で「ジャパン・レール・パス」を購入して、そのまま「成田エクスプレス」に乗車するという流れだ。

また、日本人向けにも前日までに購入することを条件に往復4940円(通常:東京から往復6040円、新宿・渋谷・池袋から往復6380円)で利用できる「N’EX往復きっぷ」を販売するなど、時間が確実に読める鉄道のメリットをアピールしている。

スカイライナーは増便に期待

もう1つの鉄道アクセスである京成電鉄の特急「スカイライナー」は、2010年に成田スカイアクセス線(印旛日本医大〜成田空港)が開業したことで、日暮里〜成田空港第2ターミナル間をわずか36分で結ぶようになった。成田空港に着陸してから都心へ急いで移動しなければならない時には一番頼りになる存在である。

原則、1時間あたり平均2本で、出発便が多い時間帯の京成上野発、到着便が多い時間帯の成田空港発は20分毎で便利である一方、時間帯によっては次の「スカイライナー」まで40分以上空いてしまうことがあり、結局他の交通機関を使うこともある。終日20分間隔で利用できるようになれば、空港アクセスとしての価値はもっと上がるだろう。

また、成田空港発の最終スカイライナーは22時30分発となっているが、23時台にスカイライナーが新設されれば、便が遅延して22時台に成田空港に到着した時でも都内周辺の多くのエリアへ終電もしくは終電前で帰ることが可能になる。これは高速鉄道の最大の強みであり、是非検討して欲しいものだ。

以前にも増して空港アクセスが多様化することは利便性アップにつながり、空港の価値を高める。格安バスが成田アクセスに間違いなく風穴を開けた。

5799チバQ:2016/05/15(日) 22:29:34
http://www.sankei.com/economy/news/160514/ecn1605140023-n1.html
2016.5.14 10:52

羽田-米コナ間の路線開設 ハワイアン航空

 米ハワイアン航空は13日、羽田空港を深夜早朝時間帯に発着し、ハワイ島コナなどを結ぶ路線の開設で米運輸省の認可を得たと発表した。現在は羽田-コナ間の直行便はなく、日本人観光客らの利便性が高まりそうだ。

 今秋にも運航を始め、週のうち3往復を羽田-コナ間、4往復を羽田-オアフ島ホノルル間とする計画。ハワイアンは現行の1日1往復している羽田-ホノルル線についても、羽田発着を深夜早朝から昼間時間帯に変えて継続する計画を運輸省に申請している。(共同)

5800チバQ:2016/05/16(月) 23:32:12
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20160516-567-OYT1T50097.html
LCC8社がアライアンス…バニラ・エアなど
20:35読売新聞

 ANAホールディングス子会社の格安航空会社(LCC)バニラ・エアなど8社は16日、航空券の一括購入などができる連携組織「バリューアライアンス」を発足したと発表した。

 LCCによる国際的な連携は世界で初めて。アジア地域での乗り継ぎを便利にする狙いがある。

 参加したのはバニラに加えて韓国チェジュ航空、フィリピンのセブパシフィック航空など6か国の8社。例えば、バニラで日本から台湾に行き、別のLCCでシンガポールに行く場合、今秋をめどに日本からシンガポールまでの航空券を共通システムで一括購入できるようになるという。

5801チバQ:2016/05/18(水) 22:04:22
http://www.asahi.com/articles/ASJ56742JJ56ULFA029.html
日本の空港、進む民営化 関空・大阪に続き7月から仙台
大平要2016年5月18日08時19分
全国で、空港を民営化する動きが本格化してきた。4月にまず関西・大阪(伊丹)空港が民営化され、7月には仙台空港も続く。国はなぜ、民営化の旗を振るのか。民営化による「自由な運営」は、利用者や地域に利益をもたらすのか。

 空港は全国に100近くあるが、このうち27空港は国が管理している。国土交通省が進めているのは、空港の運営権を長期間民間企業に委託する民営化だ。関空・伊丹と仙台の民営化後には、高松、福岡を予定。北海道では、新千歳や函館など4空港を一括して民営化する検討が進む。

 関空・伊丹の民営化は、1兆2千億円あった借金の返済がねらいだった。また、2019年度の民営化をめざす福岡空港では、国は運営権の売却で得る資金を使って、2本目の滑走路を建設する計画だ。

 一方、仙台や高松空港の民営化で国がねらうのは、経営の自由度を高めて空港間の競争を促すことだ。これまで、ターミナルビル会社は地元自治体や企業が出資する三セクが経営するものの、着陸料は国が一律で決めていた。

5802とはずがたり:2016/05/21(土) 20:55:45
【エジプト機不明】仏大統領「墜落が確認された」 エジプト首相、テロ可能性「排除せず」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1605190057.html
05月19日 21:09産経新聞

 【カイロ=大内清】エジプト航空によると、パリ発カイロ行き804便(エアバスA320)が19日未明、行方不明となった。フランスのオランド大統領は同日、「墜落が確認された」と述べた。墜落原因は不明で、テロの可能性について、エジプトのイスマイル首相は「(現時点では)すべての可能性を排除できない」と語った。

 同機は現地時間18日午後11時9分にパリを出発。19日午前2時45分(日本時間同9時45分)ごろに連絡が途絶え、エジプト領空に約16キロ入った地点でレーダーから消失した。上空約1万1千メートルを飛行中で、救難信号などは発せられなかったという。エジプトやギリシャ当局が地中海上で機体の捜索にあたっている。

 中東の衛星テレビ局アルアラビーヤはギリシャ航空当局の話として、墜落現場は同国南部カルパトス島の南方とみられると報じた。ギリシャ南部上空で同日未明、大きな火の玉が目撃されたとの情報もある。

 同機には乗員・乗客計66人が搭乗。エジプト航空によると乗客はエジプト人30人、フランス人15人などで、日本人はいなかった。

 エジプト航空をめぐっては3月、北部アレクサンドリア発カイロ行きがエジプト人の男にハイジャックされる事件が起きたばかり。昨年10月には東部シナイ半島でロシア機がテロとみられる爆発で墜落し、220人以上が死亡。この事件ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

5803とはずがたり:2016/05/23(月) 12:08:37

不明のエジプト航空機、A320は普通は落ちない-専門家
Egyptair Flight MS804: Airbus A320 Aircraft 'Don't Just Crash'
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/a320.php
2016年5月20日(金)14時50分
アンソニー・カスバートソン

5804とはずがたり:2016/05/30(月) 09:57:11
結構凄い事では無いか?!大阪の東京に対するメリットはアジアに(一寸だけ)近い事ぐらいしか無いからな。

関西空港の営業利益、初の成田超え アジア便が好調
http://www.asahi.com/articles/ASJ5S3V8SJ5SPLFA006.html?iref=com_alist_8_07
伊藤弘毅2016年5月24日23時02分

http://tohazugatali.we b.fc2.com/air/AS20160524004507.jpg

 3月まで関西・大阪(伊丹)の両空港を運営してきた新関西国際空港会社が24日に発表した2016年3月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比34%増の592億円だった。関空単体では同41%増の460億円で、開港以来初めて成田空港(433億円)を上回った。

 格安航空会社(LCC)を中心にアジア便が増え、関空の利用者数が過去最多の2405万人となったことが、収益を押し上げた。売上高にあたる営業収益は同20%増の1845億円、関空単体では同26%増の1438億円だった。成田の売上高は2184億円と関空より多いが、関空は過去に合理化を進めてきたことから、営業利益では成田を上回ることができた。

 中国や韓国、台湾、香港の人たちが使う空港として、関空は今年から成田を上回り、全国一になった。こうした影響で、関空の免税店売り上げなど商業事業収入は同50%増の647億円に上った。24日の記者会見で竹嶋孝育常務は「施設を改修して売り場面積を広げ、旅行者のニーズを確実に捉えた」と話した。

5805チバQ:2016/05/30(月) 21:26:03
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-119597.html
格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか 大手軸の世界3陣営に挑む新興勢力の全貌
05月29日 06:00東洋経済オンライン

格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか 大手軸の世界3陣営に挑む新興勢力の全貌
格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか
(東洋経済オンライン)
ピーチ・アビエーション、バニラエア、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本――。再参入の準備を進めるエアアジア・ジャパンも含めて、2012年以降に相次いで就航した和製LCC(格安航空会社)は、すっかり日本の空に溶け込んだ。海外でもLCCに乗ったことがあったり、これからの利用を考えていたりする人も少なくないはずだ。

一方、LCCには日本の航空会社でいえばANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)といったフルサービスキャリアと比べ、機材やサービス面以外でも決定的な弱点があった。それはアライアンス(航空連合)だ。

世界の航空会社は、他社のネットワークへ乗り継げる航空券をワンストップで買えたり、共同運航便(コードシェア便)やチェックインカウンター空港ラウンジの相互利用、マイレージプログラムの加算などができたりする提携関係を構築している。ANAが加盟する「スターアライアンス」、JALが入る「ワンワールド」、そして「スカイチーム」の3陣営がある。

エアアジアグループやジェットスターグループのように、複数地域にまたがるネットワークを構築しているLCCを除いて、LCCから別のLCCへと乗り継ぐ際は、どうしても別々の航空券を用意するなどの問題があったが、そこに大きな変化が生まれた。

LCC8社による「バリューアライアンス」が設立
5月16日、ANAホールディングスが全額出資するバニラエアを含むアジアのLCC8社による「バリューアライアンス」が設立された。シンガポール航空出資のスクート、フィリピンでネットワークを拡大しており日本路線にも積極的に参入しているセブパシフィック航空、タイで国内線を中心に路線網を増やしているノックエアなどだ。

国を越えた多国間LCCがアライアンスを組むのは初めて。従来は各社それぞれで運営してきたLCCの新しい動きであり、世界の航空連合の「第4極」となる。

世界の航空連合の「第4極」へ
●バリューアライアンス加盟航空会社
セブパシフィック航空(フィリピン)
チェジュ航空(韓国)
ノックエア(タイ)
ノックスクート(タイ)
スクート(シンガポール)
タイガーエア・シンガポール(シンガポール)
タイガーエア・オーストラリア(オーストラリア)
バニラエア(日本)

5806チバQ:2016/05/30(月) 21:26:27
バリューアライアンスは、自社のネットワークで就航している都市よりもさらに先の都市へ乗り継ぐ際、システムを接続することでアライアンス内のLCCであればワンストップで航空券が買えるようにする。自社のネットワークではカバーができないエリアへも自社サイトを経由して購入できるのが最大のメリットだ。万が一、搭乗している便が遅延して次の便に乗り継げなくても無料で振り替える。

LCCでは、預ける手荷物や座席指定が有料だったり、LCCによっては機内食を事前予約しなければならなかったりする場合もあるが、バリューアライアンスが導入するイギリスのエア・ブラック・ボックス社(ABB社)のシステムでは、出発地と目的地を入れることで、最適な乗り継ぎ便と運賃を選択して、ワンストップで予約・決済ができるとともにLCCの各種オプションにも対応する。

たとえば、バニラエアのホームページで成田〜シンガポールを検索した場合、成田〜台北もしくは香港まではバニラエア、台北〜シンガポールはスクート、香港〜シンガポールはタイガーエアなどへの乗り継ぎも1回で予約ができるようになる。

海外LCCの路線網がほとんどわからなくても、出発地と目的地を入れるとベストな旅程を示してくれることは大きい。バニラエアは今秋をメドにこのバリューアライアンスが利用できるように今後準備を進める。

一方、エアアジアグループやジェットスターグループは、複数の国・地域でフランチャイズ方式も含めて航空会社を運営しており、それぞれの自社ネットワークについては乗り継ぎがスムーズに行く仕組みを構築してきた。

エアアジアグループは、インドネシアやタイなどのグループ会社8社で保有機は204機、路線数は200以上、就航都市は100都市以上。ジェットスターグループも日本国内で展開するジェットスター・ジャパンも含めた4社のグループ会社全体で保有機は122機、路線数は180以上、就航都市は75都市以上となっている。

対してバリューアライアンスは、8社合わせて保有機は176機、路線数は重複する路線を含めて247路線、就航都市は160都市であり、保有機数ではエアアジアグループよりも少ない。

5807チバQ:2016/05/30(月) 21:27:00
●エアアジアグループ(9社※就航準備中のエアアジア・ジャパンを含む)

保有機204機、路線数200以上、就航都市100都市以上

エアアジア(マレーシア)
タイ・エアアジア(タイ)
エアアジア・インドネシア(インドネシア)
エアアジア・フィリピン(フィリピン)
エアアジア・インディア(インド)
エアアジアX(マレーシア)
タイ・エアアジアX(タイ)
インドネシア・エアアジアX(インドネシア)
エアアジア・ジャパン(日本)※就航準備中

●ジェットスターグループ(4社)

保有機122機、路線数180以上、就航都市75都市以上

ジェットスター(オーストラリア・ニュージーランド)
ジェットスター・アジア航空(シンガポール)
ジェットスター・パシフィック航空(ベトナム)
ジェットスター・ジャパン(日本) 

(※上記データは2016年5月16日現在)

アライアンスを組み両ブランドに対抗
正直、バリューアライアンス発足時に顔を揃えた8社の知名度は世界的に高くない。日本の読者にとって初めて名前を聞いたようなLCCも多いだろう。エアアジアとジェットスターの両ブランドが圧倒的に強く、各社でこの2強に対抗するのは難しい。そこで、アライアンスを組むことによってバリューアライアンスという枠組みの中で両ブランドに対抗していくことになる。

バリューアライアンスの構想は、シンガポールのスクート、タイのノックエア、ノックスクートの3社が2014年半ばに持った話し合いが出発点だったようだ。すでにこの3社間はシステムを接続して、乗り継ぎ旅程も予約できるようになっており、これをもっと拡大していきたいと考え、多国間でのLCC連携を模索した。昨年から他のLCCに声をかけて賛同してくれた航空会社が集まり、今回のバリューアライアンス設立に至った。

バリューアライアンスを主導する1人である、シンガポール航空の日本支社長も歴任したスクートのキャンベル・ウィルソンCEOはエアアジアやジェットスターのようなフランチャイズ方式との違いについて、こう話す。

「LCCは(都市間を直接結ぶ)ポイントtoポイントのサービスから始めました。しかし、そこから先へ乗り継げることにより広域の中で知名度を上げることができる。広域をカバーするには、エアアジアのようにフランチャイズ方式か、われわれのようなアライアンスの方式でやるかのどちらかになる。フランチャイズの場合、違うマーケットに同じブランドをばらまくことになる。フランチャイズではルールを決めて、そのマーケットに合わないルールで営業していかなければならないことも多く、これは経済的には成り立たないだろう。

私たちはそうではなく、自分の本拠地の国でしっかりとした存在であるLCCを集めてアライアンスとしてやったほうが効率的であり、それぞれの航空会社が自国のマーケットにおいて自分たちの事業計画に基づいて成長させていくことで、アライアンス自体も大きくなってくる」

これはフルサービスキャリアが加盟するアライアンスに考え方は近いものの、アライアンスの運営方式は大きく異なる。

5808チバQ:2016/05/30(月) 21:27:20
加盟航空会社の負担金も基本なし
アライアンスといえば、大手航空会社のイメージがあり、すでにフルサービスキャリアのほとんどが3陣営いずれかのアライアンスに加盟しているのに対し、LCCでは一部例外もあるが基本的にフルサービスキャリアが中心の上記のアライアンスの加盟はない。

従来のアライアンスの枠組みは、加盟航空会社が負担金を拠出してアライアンスの本部を置く。スターアライアンスならドイツのフランクフルトだ。そこへ専属スタッフを置き、新規加盟航空会社のサポートをはじめ、マイレージプログラムやITインフラの構築などを行っている。

対して、バリューアライアンスは本部も専任のスタッフも置かず、基本的には加盟航空会社の負担金もない。負担金があることで、低価格の運賃を維持できなくなればアライアンスに入ることは逆効果になるという考え方からだ。アライアンスの特徴であるマイレージプログラム(FFP)の導入やスルーチェックインなどのサービスは行わない。あくまでもLCC各社に大きな負担にならない部分でのアライアンスであり、予約アップに寄与するシステムを他社と接続させる部分の投資などに限定される。

日本乗り入れのバリューアライアンス加盟航空会社の路線

●バニラエア(7路線)

成田〜札幌・奄美大島・沖縄・台北・高雄・香港

関西〜台北

※沖縄〜台北が9月より就航予定

●スクート(2路線)

成田〜シンガポール(台北経由)

関西〜シンガポール(高雄もしくはバンコク経由)

※成田〜シンガポール(バンコク経由)が7月より、

新千歳〜シンガポール(台北経由)が10月より就航予定

●チェジュ航空(8路線)

成田・関西・中部・福岡・沖縄〜ソウル(仁川)

関西〜ソウル(金浦)

関西・福岡〜釜山

※札幌〜ソウル(仁川)が7月より就航予定

●セブパシフィック航空(5路線)

成田・関西・中部・福岡〜マニラ

成田〜セブ

バニラエアにとってはインバウンドの取り込みに期待
バニラエアの五島勝也社長

バニラエアにとっては、今回の加盟による金銭的な負担も少ないことからバリューアライアンスに入るデメリットはなく、メリットのほうが大きいだろう。日本人利用者に対しては、台北や香港から先の以遠区間へ向かうLCC利用者の取り込みが期待できるが、それ以上にインバウンドの効果のほうがより大きい。具体的には、スクート、チェジュ航空、セブパシフィック航空などを使って成田へ到着した外国人観光客が札幌へ乗り継ぐ際に、バニラエアを使うようなシーンが今後増えるだろう。

加えてバニラエアは年内にも台北から東南アジアへの路線(成田〜台北〜東南アジア)を自社便で就航する予定があり、この路線においてもバリューアライアンスのメリットを享受できる可能性が高い。

バニラエアの五島勝也社長は「ネットワークが拡大することで、日本のお客様を多く場所へ運ぶことができる。またインバウンドの取り込みにあたっても、海外でバニラエアのネットワークを使った予約を取ることができる。ホームマーケットでないサードマーケットで知名度を上げることによって、いずれは自社の翼で飛ばしていくという可能性も期待できる」と話す。

新しいタイプのアライアンスであるバリューアライアンス。現地で取材をして感じたのは、経営者が既存の航空会社に比べて若く、さまざまなアイデアや発想が期待できる。

一方、コストの徹底的な管理が至上命題であるLCCというビジネスモデルの中でどこまで一緒になって新しいことに取り組むことができるのかという課題もある。知名度をいかに上げていけるかも、勝負を分けるポイントとなるだろう。


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