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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

2390荷主研究者:2015/12/26(土) 21:21:09

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151201_13065.html
2015年12月01日火曜日 河北新報
<仙台東西線>東の起点の荒井駅は多機能型

地元の伝統的景観「居久根」をイメージした荒井駅コンコース

震災メモリアル施設や保育所を併設する荒井駅

 仙台市が進める地下鉄駅を中心としたコンパクトシティー構想のモデルケースとして、6日に開業する市地下鉄東西線の荒井駅(若林区)が注目を集めている。駅舎は東日本大震災のメモリアル施設や保育所を併設して多機能型を実現した。地元の伝統的景観である「居久根(いぐね)」を大胆に取り入れたデザインも話題になりそうだ。

 荒井駅舎は地上2階、地下1階で床面積は約6400平方メートル。2階には東日本大震災の記憶を後世に伝える「せんだい3.11メモリアル交流館」を併設する。

 来年2月に開館し、隣接する荒浜地区の津波被害や復興状況を紹介する。市民が利用できる会議スペースも設ける。

 市地下鉄駅では初の併設型保育所は、来年4月に開所。市交通局東西線建設本部の高橋幸至建築課長は「駅周辺の住宅地は今後、若い子育て世代が多く居住することになる。市中心部で働く人たちに活用してほしい」と話す。

 風雪から家屋を守る屋敷林「居久根」が点在する地区だけに、駅舎は「都心とつながり いぐねとともに伸びゆくまち」を建設コンセプトとした。

 外壁は白を基調に、植栽パネルや木をイメージした茶色の部材をあしらった。1階コンコースの天井は、木目調パネルの間に照明を配置して居久根の木々と木漏れ日をイメージ。乗降客が居久根の下を歩いているような雰囲気を演出した。

 荒井駅は、1日約4500人の乗車を見込む。駅東側には6万5000平方メートルの東西線車両基地を配し、点検場、作業車の格納庫、運転士の宿泊施設を設ける。

2391荷主研究者:2015/12/26(土) 21:23:07

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151202_15020.html
2015年12月02日水曜日 河北新報
<仙台東西線>駐輪場11駅始動 2駅で遅れ

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151202_m2001.jpg

薬師堂駅の駅前広場に設置された屋外駐輪場=1日

 仙台市地下鉄東西線の開業を控え、全13駅に市が整備する駐輪場のうち11駅の駐輪場が1日、営業を始めた。宮城野通(宮城野区)、青葉通一番町(青葉区)の2駅では工事の遅れから6日の開業に間に合わず、来年12月以降にずれ込む。

 各駅の自転車やバイク、オートバイの収容台数は表の通り。利用時間はいずれも午前5時半〜午前0時半。1回の料金は自転車50円、バイク100円。

 路線バスと結節し、大勢の利用者が見込まれる八木山動物公園、薬師堂、荒井の3駅で台数が多い。若林区の薬師堂駅では駅前広場の一角に整備した。1日は開業前とあって利用者の姿は多く見られなかった。

 卸町(若林区)、大町西公園(青葉区)両駅の駐輪場は用地確保に難航。卸町は計画した480台に対し225台、大町西公園では120台に対し90台にとどまった。

 宮城野、青葉通一番町両駅は大幅に営業開始が遅れる。宮城野通駅は地上に110台を収容予定。関連の道路復旧工事が遅れ、利用開始は2016年12月。青葉通一番町は最大規模の1400台を地下に収容するが、工事費の高騰や地下埋設物の撤去が遅れた影響で17年1月にずれ込む。

2392荷主研究者:2015/12/26(土) 21:24:01

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151202_12001.html
2015年12月02日水曜日 河北新報
新アーケード完成 仙台の商店街つなぐ

完成したアーケードの下でテープカットをする関係者

 仙台市青葉区一番町の藤崎北西側十字路に周辺の3商店街が整備を進めていたアーケードが完成し、完成披露セレモニーが1日、現地で開かれた。

 一番町一番街、おおまち、サンモール一番町の3商店街関係者や奥山恵美子市長らが出席。一番町一番街の三田恵介理事長は「以前も設置を検討したが、実現しなかった。(6日の)地下鉄東西線開業前に完成しうれしい」と述べた。

 新アーケードは高さ約15メートルの鉄骨製で、透明な屋根から太陽光が入る。総工費約1億3000万円は国と市の補助金を活用した。

 これまでは周辺三方にあるアーケード街が十字路部分だけない状態だった。青葉区の会社員山口ひとみさん(29)は「雨の日は不便だったのが、便利になりうれしい」と話した。

 3商店街は新アーケードの愛称を募集中。採用作品賞には市中心部の商店街で使える共通商品券10万円分を贈呈する。連絡先は一番町一番街商店街振興組合022(265)5146。

2393荷主研究者:2015/12/26(土) 21:25:25

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151203_12016.html
2015年12月03日木曜日 河北新報
<仙台東西線>定期券の販売振るわず

 6日開業の仙台市地下鉄東西線で、通勤通学定期券の販売が振るわない。11月22日の発売以来、同30日までに売れたのは約3400枚。市が想定した定期券利用者約1万5000人の2割強にとどまっている。

 定期券は販売初日に約240枚、2日目に約140枚、11月30日には約600枚が売れた。開業日が近づくにつれて増える傾向にあるが、劇的に増加する状況にはなっていない。

 安定した収入源となる定期券の売れ行きは東西線事業の成否の鍵を握る。マイカー通勤からの転換を測る指標にもなる。市は1日当たりの予測利用者約8万人の2割弱が定期券を使うと見込み、PRしてきた。

 市交通局の担当者は「開業後しばらくは利便性を確かめたいという人が多いのではないか。定期利用者は週明けから乗る人も多く、今週末の購入状況に期待したい」と言う。

 定期券は地下鉄南北線の泉中央、勾当台公園、仙台、長町南各駅の乗車券発売所で販売中。東西線開業前は同線八木山動物公園、薬師堂、荒井の3駅で週末限定で販売し、5日も購入できる。連絡先は交通局案内センター022(222)2256。

2394荷主研究者:2015/12/26(土) 21:27:38

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151203_13064.html
2015年12月03日木曜日 河北新報
<仙台東西線>バス停留所 分散→集約

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151203_059015jc.jpg

JR仙台駅前に新設された降車専用スペース。ペデストリアンデッキや市地下鉄南北、東西両線と直結する

◎JR仙台駅西口パスプール再編/利便性向上へ

 仙台市は6日、市地下鉄東西線の開業に合わせ、JR仙台駅西口のバスプールを再編する。利便性向上を目的に、「仙台駅前」の呼称が付きながら駅周辺に分散していた停留所の大半をバスプールに集約する。

 乗降場所が変わるバス停は地図の通り。さくら野百貨店前や商業施設EDEN(エデン)前、東邦銀行前にある「仙台駅前」の停留所を、西口バスプールに移設する。さくら野前とエデン前の停留所は、宮城県内各地や一関、山形両市など近距離の高速バス専用乗り場に変える。

 JRあおば通駅前の停留所は残し、終点をバスプールとする。

 バスプールに集約しない例外もあり、市南部方面発交通局大学病院前行きの「仙台駅前」停留所は荘内銀行前からヤマダ電機前に、市中心部発東部方面行きの停留所はさくら野前からアイリス青葉ビル前に変更する。

 再編の一環として市は、仙台駅前を終点とする路線の降車専用スペースを仙台ロフト東側に新設する。青葉通を西から東進するバスは、愛宕上杉通との交差点を直進して降車場に向かうようになるため、交差点の右折待ちがなくなり、渋滞緩和が期待されるという。

 バスプールへの停留所の集約は、開業と同時に実施するバス路線再編で仙台駅前に止まる便数が減るため可能になった。再編では市内各方面から中心部への直通便を大幅に減らし、東西線八木山動物公園、薬師堂、荒井の3駅にバス乗降場を設置、地下鉄とバスの乗り継ぎを基本とする交通体系にする。

 市交通局は「回送バスも少なくなるので、仙台駅周辺の渋滞はかなり緩和されるはず」と言う。連絡先は交通局案内センター022(222)2256。

2395荷主研究者:2015/12/26(土) 21:28:15

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151204_13028.html
2015年12月04日金曜日 河北新報
<仙台東西線>バス大規模路線再編6日開始

市バスが発着する仙台市中心部の停留所。東西線開業に合わせ路線網が大きく変わる

 仙台市は6日、市地下鉄東西線開業と同時に、市バスの大規模な路線再編を実施する。東西線沿線から市中心部に向かう直通便を大幅に減らし、地下鉄との乗り継ぎを促す。市は新ダイヤを各バス停に掲示して周知を図るが、「市民の足」の激変には今も戸惑いの声が聞かれる。

 市交通局は主に八木山動物公園(太白区)、薬師堂、荒井(若林区)の3駅での乗り継ぎを前提に、バス路線を再編した。

 最も影響を受けるのが若林区内から交通局大学病院前に行く路線。バスの多くが薬師堂駅終点となり、中心部への直通便は激減する。連坊経由の場合、日中は1時間に4便あったのが1日5便に減る。一方で住民の要望を基に中心部への直通便を一部残したため、薬師堂駅経由でその前後に若林区役所に計2度止まって中心部に行く路線もある。

 市中心部でもルート変更があり、市南部方面発交通局大学病院前行きは渋滞緩和のため、東二番丁通の「電力ビル前」を通らずに向かうようになる。折り返し便は従来通り「電力ビル前」に止まるため、行き帰りで異なる経路になる。

 市は昨年2月、現行の4206便を3700便に減らす再編案を示したが、各地の市民説明会で批判が噴出。廃止予定区間を復活させるなどして便数を3979便とし、減便幅を約500から225に圧縮したが、高齢者の間には「乗り継ぎは負担だ」との声が根強く残る。

 市バスの経営は厳しく、2014年度までの累積赤字は62億4900万円。路線再編には経営改善の狙いもあり、交通局の担当者は「東西線の利便性やバリアフリーの充実ぶりをPRし、理解を得たい」と話す。

 6日からICカード乗車券イクスカが市バス、宮城交通でも利用できる。バスカードとジョイカード、スキップカードの磁気カードは5日で販売を終え、使用は来年10月末までとなる。

2396荷主研究者:2015/12/26(土) 21:34:12

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151205_13022.html
2015年12月05日土曜日 河北新報
<仙台東西線>アクセス道4区間が開通

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151205_093003jc.jpg

薬師堂駅方面に向かう狐小路尼寺線

 仙台市地下鉄東西線の6日開業を前に、八木山動物公園(太白区)、薬師堂(若林区)両駅に向かうアクセス道路4区間が開通した。駅につながる道路環境を改善するため、市が都市計画道路として整備した。

 アクセス道路の各区間は地図の通り。八木山地区は「郡山折立線」(1713メートル)「長町八木山線」(1959メートル)「ひより台大橋」(290メートル)の3本で、国道286号や長町地区との往来を容易にした。

 ひより台大橋は計画から49年を経て開通した。谷で隔てられた八木山南、ひより台両地区を結んだ。

 八木山動物公園駅には大規模な立体駐車場があり、市は今回の道路整備でパーク・アンド・ライドを推進したい考えだ。

 薬師堂駅の西側には狐小路尼寺線(823メートル)を整備した。一方通行だった仙台一高前を対面通行できるようにするなどして、駅へのアクセスを改善した。

 事業費は計約275億円。ひより台大橋は10月、ほかの3区間は11月下旬に相次いで開通した。

2397荷主研究者:2015/12/26(土) 21:34:35

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151205_13068.html
2015年12月05日土曜日 河北新報
<仙台東西線>うみの杜向けバス新設

 宮城交通(仙台市)は6日、市地下鉄東西線開業に合わせ、土日祝日限定で荒井駅(若林区)-JR仙石線中野栄駅(宮城野区)間を結ぶ急行バス路線を新設する。区間内の仙台うみの杜水族館(同)の来館者向けの路線となる。

 同社によると1日往復9便運行する。期間は6日〜来年5月29日の土日祝日と、年末年始の29日〜1月3日。両駅間には停留所が15カ所あるが、新路線は「卸町東五丁目北」「うみの杜水族館前」「アウトレット仙台港西」の3停留所のみに停車する。

 運賃は荒井駅-水族館が大人390円、子ども200円、中野栄駅-水族館が大人140円、子ども70円。

2398荷主研究者:2015/12/26(土) 21:34:51

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151205_13069.html
2015年12月05日土曜日 河北新報
<仙台東西線>市バス霞の目営業所廃止

 仙台市交通局は4日、市バスの霞の目営業所(若林区)を6日付で廃止すると発表した。市地下鉄東西線の開業に伴うバス路線の再編に合わせ、同営業所の運営を宮城交通(仙台市)に全面委託するため。

 運営委託は2013年度から段階的に実施されていた。同営業所の廃止により、川内、長町、実沢の3営業所体制となる。

2399荷主研究者:2015/12/26(土) 21:37:17

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151205_13066.html
2015年12月05日土曜日 河北新報
津波避難の2路線着工 多賀城

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151205_059011jc.jpg

 宮城県多賀城市が津波避難経路として整備する都市計画道路「清水沢多賀城線」「笠神八幡線」の合同起工式が4日、市文化センターであった。東西の幹線道に接続する南北の避難路として、市民の命綱と物流路の役割を担う。

 事業区間は清水沢多賀城線が同市東田中からJR仙石線を経て国道45号までの977メートル。2018年度完成予定で、事業費は74億9000万円。完成後は城南地区から県道仙台塩釜線(産業道路)までつながる。

 笠神八幡線は多賀城高近くの県道から砂押川を越える1520メートル。19年度完成予定で、事業費は35億3000万円。多賀城高から産業道路までが直結する。

 事業費にはいずれも復興交付金を充てる。

 起工式には行政関係者ら約80人が出席。菊地健次郎市長は「高台避難を迅速に進める、不可欠な道路だ」とあいさつした。斎藤雅一東北防衛局長らがくわ入れし、工事の安全を祈った。

2400荷主研究者:2015/12/26(土) 21:40:02

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151205_13023.html
2015年12月05日土曜日 河北新報
<仙台東西線>36年 曲折を乗り越え
地下鉄南北線が開業

藤井黎市長(当時)が東西交通軸を地下鉄として整備する方針を示しルート案を公表

本体工事に着手

最初のトンネル「青葉山トンネル」が貫通

 仙台市地下鉄東西線の開業までには長い道のりがあった。故島野武市長時代の1979年に市審議会で計画が提案されて以来、JR仙石線の延長やモノレール整備案などが浮上。西は茂庭団地、東は仙台港までの延長も長期目標として検討され、曲折をたどった。

 総事業費2298億円の巨大事業だ。採算面での不安から具体化は進まず、98年にようやくルート案が公表され事業が動きだした。2007年の本体工事着手後は東日本大震災に見舞われ、東の起点の荒井駅では震災復興施策が進む。東西線は復興まちづくりの一端も担うことになった。

<東西線開業までの歩み>
1979年 8月 仙台都市圏交通計画懇話会で東西線計画が初めて公式提案される
  81年    JR仙石線と相互乗り入れによる仙台―西公園駅ルートの整備方針を固める
 85年〜86年 モノレール南西線(西公園―茂庭団地間)の原案完成
  87年 7月 地下鉄南北線が開業
  89年 4月 仙台市が政令指定都市に移行
  91年 3月 石井亨市長(当時)が仙石線の西公園延長の断念と南西線を東部地域に延ばす計画検討を表明
  92年 7月 南北線が泉中央まで延長
  93年 7月 仙台市議会が東西交通軸促進調査特別委員会を設置
  95年 3月 東西線建設促進期成同盟会が早期実現を求め19万人分の署名を市に提出
  98年 8月 藤井黎市長(当時)が東西交通軸を地下鉄として整備する方針を示しルート案を公表
2000年 3月 ルートをリニアモーター式車両の導入を正式決定
     10月 駅の位置と駅名(仮称)を発表
  02年12月 国が東西線を補助事業に新規採択し、事業化が決定
  03年 9月 国が事業認可
  07年 2月 本体工事に着手
  09年10月 最初のトンネル「青葉山トンネル」が貫通
  11年 3月 東日本大震災
      6月 震災で中断していた工事が再開
  12年 5月 車両の製造開始
      7月 市が1日当たりの需要予測を11万9000人(03年試算)から8万人に下方修正
  13年 7月 トンネル採掘工事が完了し全線貫通
  14年 9月 車両の搬入開始
     11月 開業日を15年12月6日とすることを発表
  15年 3月 車両が線路を走る入線試験始まる
      7月 全15編成の車両搬入が完了
      8月 運転士の訓練開始
     11月 国が完成検査を実施
     12月 開業

◎軌跡/モノレールからの転換に難儀/仙台市東西線建設本部 初代本部長 高橋秀道さん(65)

 仙台市の第三セクター、仙台交通の前社長高橋秀道さん(65)は、市職員として長く東西線計画に携わり、市東西線建設本部の初代本部長も務めた。事業化に至る経緯と開業への期待を語ってもらった。

 東西線事業はもともと、JR仙石線の地下化に伴う西公園までの延長と、西公園から太白区の茂庭団地までをつなぐモノレール整備という二つの計画を合わせたものだった。(事業が公式提案された1970年代)当時の市の課題は西部開発。広がる住宅地に合わせた交通機関の整備がテーマだった。

 しかし仙石線の延長は難しく、青葉山にモノレールを通すのも困難と判明。市の開発も西から東に重点が移り、東部に延びるルートに変わった。

 当時は中央省庁再編(2001年)以前の時代。地下鉄は運輸省(現国土交通省)、モノレールは建設省(同)と担当が分かれていた。モノレールを推進したい建設省の調査費を使っていたこともあり、地下鉄への方針転換が簡単にはできなかった。

 市内部でも採算性を理由に慎重論が根強くあった。国との窓口役も務めたが「いいかげん決断してほしい」と国から何度も言われたことを覚えている。

 紆余(うよ)曲折あったが実現して本当に良かった。建設時期がデフレ期と重なり、建設費の高騰がなかったのも幸運だった。インフラ整備はタイミングを逸すると実現しない。既存の南北線とともに十字型の強固な都市基盤が完成した。

2403荷主研究者:2015/12/29(火) 21:10:00

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151207_13051.html
2015年12月07日月曜日 河北新報
<仙台東西線>シャトルバス始動 通学便利に

シャトルバスの運行開始を祝いテープカットする東北工業大の関係者=7日午前8時40分、仙台市太白区の八木山動物公園駅

 東北工業大は7日、仙台市地下鉄東西線の八木山動物公園駅(太白区)を発着する学生用シャトルバスの運行を始めた。同駅と八木山、長町両キャンパスを午前8時台〜午後6時台に16往復し、駅利用の利便性を高める。

 バスは29人乗りのマイクロバス。午前8時半に八木山動物公園駅で出発式があり、関係者がテープカットして運行開始を祝った。

 多賀城市から通う1年小向健太郎さん(19)は「JR仙石線と路線バスを乗り継いでいたが、バスは渋滞で遅れることがあり、地下鉄は便利。20分は短縮できそう」と期待し、シャトルバスに乗り込んだ。

 同大は学生約500人が通学手段を東西線に切り替えると試算。市の許可を得て駅の乗降スペースを使って運行する。付属校の仙台城南高行きも午前7時台に運行する。

 宮城光信学長は「周囲は坂も多く、事故防止の観点からもシャトルバスを走らせることにした」と話した。

2404荷主研究者:2015/12/29(火) 21:10:50

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151207_13038.html
2015年12月07日月曜日 河北新報
<仙台東西線>新バス路線も運行開始

関係者に見送られて多賀城駅前を出発する第1便

 仙台市地下鉄東西線の開業に合わせ、荒井駅(若林区)とJR仙石線多賀城駅前(多賀城市)を結ぶ新バス路線の出発式が6日、多賀城市の同駅前であった。

 関係者約100人が出席。菊地健次郎多賀城市長が「駅前再開発の完成を間近に控え、新路線開設に心から感謝する」とあいさつ。宮城交通の青沼正喜社長は「住民に愛され、長く続く路線となるよう、応援をお願いする」と述べた。多賀城太鼓に送られて、約30人を乗せた午前8時35分発の第1便が出発した。

 ミヤコーバスが運行する荒井多賀城線は、荒井駅から、うみの杜水族館、夢メッセみやぎを経由して多賀城駅前までを約35分で結ぶ。荒井-うみの杜水族館間の所要時間は約15分。

 来年3月に多賀城駅前に移転する市立図書館への誘客や交流人口増を狙い、多賀城側が官民挙げて要望し、実現した。平日は6往復、土日祝日に4往復が運行される。

2405荷主研究者:2015/12/29(火) 21:11:14

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151207_13011.html
2015年12月07日月曜日 河北新報
<仙台東西線>市バス再編で激減 高齢者不満

薬師堂駅のバス乗降場。東西線と市バスの接続地点となる=6日午前9時ごろ、仙台市若林区

 仙台市地下鉄東西線の開業に伴い、市バスの大規模な路線再編が6日、実施された。地下鉄との乗り継ぎを促すため、東西線沿線各地から市中心部に向かう直通便が大幅に減ったことに対し、バス利用者から不満の声が相次いだ。

 薬師堂、荒井両駅(若林区)と共に、東西線とバスの結節点となる八木山動物公園駅(太白区)。駅のバス乗り場で、同区八木山南1丁目の無職高野巌さん(85)は「自宅近くの停留所からJR仙台駅方面に行くバスが減り、用足しをするのに不便になった」と漏らした。

 この日は、試しにバスと東西線を乗り継いで仙台駅に行ってみたという。「地下鉄駅構内は歩く距離が長く、老人にはつらい」と帰りのバスを待ちながら疲れた様子で話した。

 薬師堂駅のバス乗降場では、多くの住民が新しい時刻表や運行系統を見ながら熱心にメモを取っていた。

 若林区中倉2丁目の無職本田圭太郎さん(88)もその一人。趣味やボランティアの集まりに参加するため、JR仙台駅周辺に出掛ける機会が多い。「市中心部に行くバスが激減した。東西線を使うしかないが、乗り継ぎは面倒」と渋い表情を見せた。

 若林区連合町内会長協議会の佐藤いわ子会長(87)は「地下鉄は駅構内を上り下りする必要があり、高齢者にはバスの方が助かる。東西線開業後もバス路線をもっと残してほしかった」と語った。

 市交通局によると6日、路線や運賃などバス関係の問い合わせは495件に上り、地下鉄関連の270件を大幅に上回った。

2406荷主研究者:2015/12/29(火) 21:12:26

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151208_13023.html
2015年12月08日火曜日 河北新報
<仙台東西線>混乱なく本格始動 利便性実感

真新しい東西線車両から降り、帰途に就く乗客ら=7日午後6時20分ごろ、仙台市若林区の荒井駅

 日曜日の6日に開業した仙台市地下鉄東西線は7日、初の平日を迎えた。朝夕のラッシュ時は通勤通学の会社員や学生らで混雑し、新地下鉄の利用が本格化した。開業前日の5日、運行管理システムの不具合で列車が緊急停止するトラブルがあったが、7日は正常に運行され大きな混乱はなかった。

 地下鉄南北、東西両線が乗り入れる仙台駅では午前7時半ごろから、東西線ホームが乗降客で混雑した。駅員に乗り換え口を尋ねる姿も見られた。

 聖ウルスラ学院英智高2年熊谷咲季さん(17)=泉区=は南北線泉中央駅から乗り、仙台駅で東西線に乗り換えて学校最寄りの薬師堂駅(若林区)へ向かった。これまではバスを乗り継いでいたが、「通学が楽になった。南北線と合わせて、いろんな場所に行けるのが楽しみ」と期待した。

 「今まで地下鉄に乗るには、自宅からバスで南北線長町南駅まで行った」という太白区の公務員男性(65)は、西の起点の八木山動物公園駅(太白区)から乗車した。行き先は南北線勾当台公園駅(青葉区)。「八木山動物公園駅までは同様にバス利用で地下鉄を含めて乗り換えは2回に増えるが、時間は短縮するはず」と語った。

 東の起点、荒井駅(若林区)では、午後5時半ごろから列車を降りて帰宅する人が増えた。宮城野区の会社員遠藤真里奈さん(22)は自宅から荒井駅までバスを利用し、青葉通一番町駅(青葉区)まで通う。「通勤時間は10分短縮するが、バスの本数が減ったのが残念だ」と話した。

 運行管理システムのトラブルについて、交通局は7日、全容解明には約1週間かかるとの見方を示した。不具合があった基板(フラッシュメモリー)は運行管理システムの作動状況を監視する役割がある。システムを製造した横浜市のメーカーが原因を調べている。

2407荷主研究者:2015/12/29(火) 21:13:09

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151208_13021.html
2015年12月08日火曜日 河北新報
<仙台東西線>直通便減 バス新路線に戸惑い

東西線荒井駅のバス乗降場で車両に乗り込む通勤者ら=7日午前8時ごろ、仙台市若林区

 仙台市地下鉄東西線の開業に伴う市バスの大規模な路線再編後、初めての平日となった7日、交通体系が一変した東西線沿線地域では、新路線に戸惑う通勤通学客の姿が見られた。再編は市中心部への直通便を大幅に減らし、東西線との乗り継ぎを基本とする内容。「地下鉄の利用で移動時間が短くなった」と評価する声も聞かれた。

 若林区の東西線荒井駅前では7日朝、駅舎とバス乗降場を足早に行き交う人の流れが見られた。バスを降りて駅に向かう人もいれば、駅からバスに乗り継ぎ、目的地に行く人もいた。

 案内係に新しいバス路線を尋ねる姿が目立ち、「ダイヤが大きく変わった。慣れるには時間がかかりそう」と不安げに話す通勤者もいた。

 同区荒井のアルバイト女性(65)は自宅からバスで荒井駅に行き、東西線に乗り換えて同区卸町の職場に向かった。1時間以上かかった通勤時間は約15分に短縮される。「乗り継ぎは面倒だけど、短時間で行けるのはいい」と話した。

 宮城県名取市の会社員男性(62)はJR東北線と東西線で荒井駅まで来て、駅からバスで若林区卸町東の勤務先に向かった。「地下鉄は料金が高い」と不満を漏らしつつ「渋滞の影響がなく、雨や雪の日には助かる」と語った。

 市交通局によると、7日のバス関係の問い合わせは825件あり、前日より330件増えた。路線や運賃に関する内容が多かったという。

2408荷主研究者:2015/12/29(火) 21:14:47

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151208_13024.html
2015年12月08日火曜日 河北新報
<仙台東西線>初日利用者は10万8900人

開業後初の通勤ラッシュで混雑する地下鉄東西線仙台駅ホーム=7日午前7時50分ごろ

 仙台市交通局は7日、市地下鉄東西線が開業した6日の推計利用者を約10万8900人と発表した。1日8万人の需要予測を上回ったが、市は「初日の特殊要因を考えると安心はできない」と気を引き締める。

 駅別では西の起点の八木山動物公園(太白区)が約2万1500人で最多。無料開放された動物公園や八木山ベニーランドを訪れた家族連れの利用が多かったとみられる。次いで市地下鉄南北線と接続する仙台(青葉区)が約1万7600人、東の起点の荒井(若林区)が約1万3600人。

 市の佐藤清交通事業管理者は「平日の朝夕にどれだけ乗ってもらえるかが課題だ」と話した。

 1日当たりの需要予測は、市が2003年時点で11万9000人と算出。12年に8万人に下方修正した。

2409荷主研究者:2015/12/29(火) 21:18:16

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151209_13011.html
2015年12月09日水曜日 河北新報
<仙台東西線>平日利用 予測大幅に下回る

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151209_S1_HYO.jpg

 仙台市地下鉄東西線の開業後初の平日となった7日の推計利用者について、市交通局は8日、約4万9400人と発表した。通勤通学の利用が本格化したが、1日8万人とした市の需要予測を約38%下回った。開業日の6日の約10万8900人から半減し、厳しい平日のスタートとなった。

 自動改札で乗車した人数を基に推計した。市地下鉄南北線の駅で乗車し東西線駅で降りた人は推計に含まれないという。交通局は「あと1万人は上積みできる」と説明するが、それでも予測には届かない。

 駅別の利用者数は表の通り。南北線と接続する仙台(青葉区)が最多だったが1万人に届かなかった。事業所が多く立地する市東部の卸町、六丁の目(若林区)も想定の約半分で、通勤手段として浸透していないことがうかがえる。

 東西の起点の八木山動物公園(太白区)、荒井(若林区)と薬師堂(同)の3駅には駅前広場を設置。パーク・アンド・ライドやバスとの乗り継ぎを見込むが、予測に達していない。

 一方、いずれも青葉区で、市中心部の青葉通一番町、西部の国際センター、川内の3駅は予測を超えた。買い物客や大学の学生、職員の利用が押し上げたとみられる。

 また、通勤通学定期券は7日現在で約1万1000枚が売れた。11月の発売直後は伸び悩んでいたが、今月6、7の両日で約2900枚を販売した。

 1日当たりの需要予測は、市が計画当初の1998年、13万2000人と試算。その後13万人(2002年)、11万9000人(03年)と下方修正を繰り返し、東日本大震災後の12年に8万人とした。

 市交通局幹部は「平日の初日であり、もう少し推移を見たい。8万人を目指し、新年度を見据えて通勤通学者の利用促進を働き掛けたい」と話す。

2410荷主研究者:2015/12/29(火) 21:18:43

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151210_11021.html
2015年12月10日木曜日 河北新報
<仙台東西線>南北線なぜ?最終バス3便削減

 仙台市地下鉄東西線開業に伴うバス路線改編で、宮城交通(仙台市)が運行し、南北線泉中央駅を平日午前0時以降に出発する3便が削減された。いずれも最終列車到着に合わせて出発した最終便で、利用者は「東西線とは関係ない路線なのに…」と困惑している。

 宮城交通は東西線が開業した6日から新ダイヤで運行する。仙台圏の運行便数は全体で5%削減。泉中央駅を平日午前0時以降にたち、泉パークタウン車庫(泉区)、富谷営業所(富谷町)、イオン富谷店(同)を終着地とする最終3便の運行を取りやめた。

 3便は人口が急増する泉区や富谷、大和両町内の新興住宅地を回っていた。仕事や飲食帰りのサラリーマンらで混雑する日もあり、宮城交通は「それなりに乗降客はあった」と認めつつ、「運転士が不足している」と理解を求めた。

 富谷町内から仙台市中心部に通勤する公務員の男性(39)は「残業した日などに最終便を使うことがあった。仕事を早めに終わらせるしかない」とぼやく。

 新ダイヤでは東西線荒井駅(若林区)-仙台うみの杜水族館(宮城野区)-JR多賀城駅(多賀城市)を結ぶ新路線などを導入している。

2411荷主研究者:2015/12/29(火) 21:19:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151210_13047.html
2015年12月10日木曜日 河北新報
震災後初の人口増 避難者再転入が要因か

 宮城県山元町の11月末現在の人口は前月比9増の1万2616で、東日本大震災以降初めて増加に転じた。内訳は男性が10増、女性1減。

 急激な減少傾向にひと息ついた形で、町町民生活課は「集団移転先の新市街地の整備が進み、町外避難者の再転入が増えたからではないか」とみている。

 町の人口は震災前の2011年2月の1万6695から約4000減った。震災で住民636人が犠牲になったほか、沿岸集落の災害危険区域指定やJR常磐線の休止などによる町外流出が響いた。

2412荷主研究者:2015/12/29(火) 21:19:38

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151210_13008.html
2015年12月10日木曜日 河北新報
八木アンテナ発明に貢献 斎藤報恩会が解散

斎藤報恩会自然史博物館=2008年12月

 戦前から東北大研究者らを助成してきた財団法人斎藤報恩会(仙台市)が9月末に解散していたことが9日、分かった。支援先には「八木・宇田アンテナ」を発明した旧東北帝大(現東北大)の故八木秀次教授や同大総長で世界的な金属学者だった故本多光太郎氏もおり、特に昭和初期は学都仙台を支える存在だった。

 報恩会は1923年、石巻市の大地主だった故斎藤善右衛門が私財300万円を投じて設立。当時画期的だった民間による研究費助成に取り組んだ。特に東北大とのつながりが深かった。

 青葉区本町の旧ホテル仙台プラザ隣に自然史博物館を構え、貝類や魚類の化石標本、鳥類のはく製などを収蔵・展示していたが、財政難から活動を縮小。2009年に自然史博物館を閉館し、同館を引き継いだ斎藤報恩会博物館もことし3月に閉じた。

 所蔵品は仙台市や東北大に贈った。ことし5月には元東北大総長の西澤潤一理事らが市を訪れ、市指定文化財「奥州仙台城絵図」や肉食恐竜アロサウルスの骨格複製標本など約3300点を寄贈した。

 解散は評議員会で9月2日に決めた。浜田直嗣理事(宮城県慶長使節船ミュージアム館長)は「戦前は研究助成団体として全国有数だったが、助成に必要な基金が減少した上に理事の高齢化も進んだ。寄贈した資料が次世代の研究に役立つことを願う」と語った。

 仙台市博物館の内山淳一副館長は「民間が研究助成金を出すというのは先駆的な取り組みで、息の長い活動は学都仙台の誇りだった。使命を終えたということだろう」と話した。

2413荷主研究者:2015/12/29(火) 21:20:09

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151210_13013.html
2015年12月10日木曜日 河北新報
<仙台東西線>東の起点に商機あり 地銀続々

地下鉄東西線(中央)と荒井地区に集中する(右上から時計回りに)七十七銀行、山形銀行の新支店と荘内銀行、仙台銀行の支店建設予定地のコラージュ

 6日に開業した仙台市地下鉄東西線の荒井、六丁の目の両駅に近い若林区荒井地区で、東北の銀行の出店や移転新設の動きが相次いでいる。近隣では東日本大震災の被災者の集団移転先となる土地区画整理事業が進む。金融緩和に伴い資金需要が低迷する中、各行は成長を見込める地区で住宅などのローン獲得を目指し、しのぎを削っている。

 「荒井地区は仙台で最も成長性が高い」。9日朝にあった山形銀行(山形市)荒井支店のオープニングセレモニー。長谷川吉茂頭取は晴れがましい表情で期待を口にした。

 鉄骨平屋約360平方メートルの真新しい店舗にはキッズスペースも設け、子育て世代に配慮した。土、日曜日も住宅、自動車などのローンの申し込みを受け付ける。アパート経営などを検討する富裕層向けのローン需要に対応する専門スタッフも常駐。個人客を取り込む陣容を整えた。

 周囲には真新しい家が並び、ハウスメーカーの旗がたなびく。商業施設の開発も急ピッチで進む。市によると、両駅周辺では荒井東、荒井西、荒井南の三つの土地区画整理事業が2018年度までに完了。約7500人の新住民が暮らすことになる予定だ。

 荒井地区における店舗戦略で、最も早い時期に動いたのが七十七銀行(仙台市)だ。ことし4月、山形銀から約1キロ北に「六丁目支店」を移転新設した。土日も営業するローンセンターを併設。六丁の目駅からの距離は旧支店の約半分の200メートルに縮まり、利便性が上がった。

 氏家照彦頭取は11月の記者会見で「競争が激しくなれば、知恵も湧いてくる。この地域では当行はネットワーク力がある」と述べ、地元行として他行を迎え撃つ姿勢を強調した。

 仙台銀行(仙台市)も七十七銀、山形銀と同じ通り沿いに「荒井支店・南小泉支店」を来年5月に新設する。西に約2キロ離れた従来の南小泉支店(若林区中倉)の建物は、新支店の営業開始後に取り壊す予定のため、実質的に移転する形となる。

 荘内銀行(山形県鶴岡市)は来年4月、荒井駅から約350メートル南に「荒井支店」を新設する。支店内にはセミナールームを設け、町内会などの会合にも無料開放する。担当者は「終着駅に近く、買い物帰りにも立ち寄りやすい。地域に役立つ店にしたい」と意気込む。

 別の東北の有力地方銀行も近隣に出店するとの話もあり、ますます競争は激化しそうだ。

2414荷主研究者:2015/12/29(火) 21:20:38

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151211_12021.html
2015年12月11日金曜日 河北新報
<仙台東西線>駅駐車場 東は堅調…西が苦戦

八木山動物公園駅の4階駐車場。上階ほど空きスペースが目立つ

 6日に開業した仙台市地下鉄東西線で、両起点駅に市が設置したパーク・アンド・ライド用駐車場が対照的な利用状況を見せている。西の八木山動物公園(太白区)は月決めの契約台数が予測の3割未満と苦戦、東の荒井(若林区)は約8割と堅調な出足となった。

 八木山動物公園駅の駐車場は、地上2〜4階と屋上に519台分を収容する。市は300台の月決め契約を想定したが、契約台数は申し込みを含め90台弱にとどまる。時間貸しを入れた利用台数は平日の7〜9日で1日平均約240台。収容能力の半分以下だった。

 市南道路建設課は「パーク・アンド・ライド用に駅へのアクセス道路を整備したことが、かえってマイカー通勤につながった面は否めない」と打ち明ける。

 荒井駅には駅南の屋外に170台分の駐車場を整備した。市はこのうち70台分を月決め用に計画したが、応募が予想を超え、90台分に拡大。既に71台の申請があったという。時間貸し用の80台分には7日に82台、8日には71台が駐車した。

 管理担当者は「時間貸しで利用を伸ばせる余地はある。短時間でも利用してもらい、回転率を上げたい」と話した。

 駐輪場の利用は両駅とも伸び悩む。市は7日午後4時の時点で利用状況を調査。八木山動物公園は収容台数777台分に対し153台と約2割に低迷、荒井も380台分のうち136台と4割弱だった。

 市が両駅に加えて通勤通学の拠点と位置付ける薬師堂(若林区)も481台分に対し、186台と4割に届いていない。南北線各駅の駐輪場の稼働率は平均7割に上っており、今後の浸透が課題になっている。

2415荷主研究者:2015/12/29(火) 21:21:09

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151212_11015.html
2015年12月12日土曜日 河北新報
<仙台東西線>市バス再編に戸惑いや反発

仙台市中心部を走る市バス。東西線開業で郊外と中心部を結ぶ直通便が減少した=11日、仙台市青葉区

 仙台市地下鉄東西線開業と同時に実施した市バス路線再編をめぐり、市交通局への問い合わせと苦情が6〜10日までの5日間で計3180件に上った。1日平均636件と通常の3倍超。再編では、東西線駅との乗り継ぎを促すため中心部へのバス直通便を大幅に減らしており、一変した路線網に対する戸惑いや反発が数字からもうかがえる。

 3180件の内訳は、路線や運賃に関する問い合わせが2888件、苦情が292件。再編後初の平日となった7日が計825件(問い合わせ713件、苦情112件)と最も多く、1日約200件という通常の4倍以上となった。開業5日目の10日も計653件(590件、63件)と依然として多い。

 窓口の交通局案内センターはひっきりなしに電話が鳴り、オペレーターだけでは対応しきれず、交通局職員が説明に追われるケースも続いている。

 利用者の苦情で多いのは、八木山動物公園(太白区)、薬師堂(若林区)、荒井(同)3駅と接続するバス路線に関するもの。特に薬師堂駅発着のバスに関する指摘が目立つという。実際、中心部との時間距離が地下鉄開業前よりかかるというケースも出ている。

 若林区遠見塚地区の主婦(58)の長女は学校の帰りに東西線を利用。仙台駅を出て薬師堂駅に着いた後、バスで自宅に向かうが、接続が悪く、以前より2倍の時間がかかるようになったという。「前はバス1本で30分ほどで行けたのに、乗り継ぎのバスの本数が少ない」と憤る。

 八木山動物公園駅でも帰宅ラッシュの午後6〜8時台、八木山南地区方面へのバスは1時間に2本にとどまり、不評だ。交通局担当者は「運転間隔が短い地下鉄との落差は大きいが、頻繁に走らせるほどの余裕はない」と釈明する。

 高齢者を中心に「地下鉄駅は歩く距離が長く、体に負担だ」「バスの直通便が少ない」との不満がくすぶる。交通局は1年後をめどに再度、路線網を見直す予定だが、「微調整できる部分は早めに着手したい」(輸送課)と話している。

2416荷主研究者:2015/12/29(火) 22:44:14

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151215_13040.html
2015年12月15日火曜日 河北新報
二十人町…街並み変われど町名は変わらず

藤村広場で町名が残った喜びをかみしめる名掛丁東名会の住民ら

 1988年に始まり、ことし9月に実質終了した仙台駅東第2土地区画整理事業の対象地域で、宮城野区名掛丁、二十人町、車町など歴史のある町名が残った。区画整理後は住居表示が変更され、「丁目」表記に変わることが多いが、住民が「藩制時代から続く町名を残したい」と要望。事業主体の市が認めた。

 「名懸組(なかけぐみ)」という武士の屋敷があった名掛丁や鉄砲足軽の住まいだった鉄砲町、二十人衆と呼ばれた鉄砲足軽が暮らした二十人町など、町名にはそれぞれ由来がある。ほかに元寺小路や小田原山本丁、小田原弓ノ町、榴ケ岡(宮城野区)などが残った。

 町名の保存は、地元町内会の名掛丁東名会などが区画整理事業の開始後から取り組んできた。渡辺昭男副会長(72)は「駅西側の地名が変わるのを見て危機感があった」と振り返る。

 地域の歴史を見つめ直すきっかけの一つで、保存活動の原動力になったのは、名掛丁にゆかりのある詩人島崎藤村の存在だ。藤村が下宿した「三浦屋」があり、ここで代表作の詩集「若菜集」の大部分が書かれた。町内会史を91年に発行して藤村との縁を紹介し、市との交渉の末、「藤村広場」の整備が2004年に実現した。

 町名保存は10年4月から13年3月まで開かれた住民らによる「まちづくり懇話会」と同分科会で地元の総意となり、同年の市議会12月定例会で決まった。

 町内会によると、区画整理前にあった約300世帯のうち今も残るのは約10世帯。商店や住宅が並ぶ下町の面影が失われた一方、幅員の広い道路沿いに高層マンションが次々に建ち、街は大きく変貌した。

 「子孫に名掛丁の歴史を伝えたい」と菅原章会長(75)。渡辺副会長は「地名はブランド。新しい住民とコミュニケーションを取り、地域の良さを保っていきたい」と語る。

2417荷主研究者:2015/12/29(火) 22:47:27
>>2344
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151216_12006.html
2015年12月16日水曜日 河北新報
<てくてながまち>17日開店 にぎわい創出

17日にオープンする「tekuteながまち」の店内

 JR東日本が東北線長町駅(仙台市太白区)の北側高架下に建設した複合商業施設「tekute(てくて)ながまち」が17日、オープンする。再開発が進む長町エリアのにぎわいを創出する新たな拠点として期待される。

 施設は鉄骨1階で、面積は約3000平方メートル。安全面を考慮し、もともと高架下にあった柱などはそのまま使った。鮮魚や青果、総菜、スイーツなど主に食品に加え、飲食、雑貨関係の計16店舗が入る。

 仙台初進出となる花巻市の青果販売フルーツ・タケウチは、青果店「カーラ・フルッタ」を構える。竹内伸幸ショップマスターは「岩手産の果物や野菜のおいしさを仙台の人に届けたい」と語った。

 tekuteながまちの引地岳雄店長は「地元の人たちだけでなく、遠方から長町に足を運んでもらった人たちも楽しめる施設にしたい」と話した。

 17日は午前11時オープン。先着で500人にオリジナルのトートバッグをプレゼントする。施設は、JR、市地下鉄利用者の利便性を考慮し、平日午前7時半(土日曜・祝日は午前9時)から施設内の一部を通行できるようにする。

2418荷主研究者:2015/12/29(火) 23:07:01

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151217_11019.html
2015年12月17日木曜日 河北新報
<仙台東西線>利用者予測の8割 開業8日間

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 仙台市交通局は16日、市地下鉄東西線が開業した6日から13日までの8日間の利用者数(速報値)を明らかにした。1日平均約6万4837人で、8万人とした需要予測の8割にとどまり、通勤通学客の取り込みなどが課題になっている。

 6〜13日の利用者数はグラフの通り。自動改札を通った人を集計し、南北線との乗り換え利用も含めた。6、7日分は当初発表の推計値に3600人、5800人をそれぞれ上積みした。

 開業日の6日は11万2500人と予測を大幅に上回ったものの、翌7日は5万5200人と半分強に減少。その後は5万人台で推移し、金曜の11日は5万8300人と平日最多となった。忘年会や降雨が要因とみられる。土曜の12日は7万2400人に増えた。

 駅別で見ると、平日最多だった11日は13駅中4駅で予測を上回った。4駅は(1)青葉通一番町(青葉区)5800人(2)川内(同)3300人(3)連坊(若林区)2800人(4)国際センター(青葉区)2300人-で、川内は予測の2.6倍に上った。

 一方、仙台駅(青葉区)は1万8600人で予測の7割弱。南北線との乗り換え利用を1万6000人と見込んだが、実際は約6000人と低迷。両起点駅の八木山動物公園(太白区)は4500人と予測の半分強、荒井(若林区)は2300人でほぼ半分だった。

 市の佐藤清交通事業管理者は「目標には届いていないが、マイカーなどからの転換には時間が掛かり、出足としてはまずまず。年度替わりに向け、利用のPRに力を入れる」と話した。

2419荷主研究者:2015/12/29(火) 23:07:49

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151219_13043.html
2015年12月19日土曜日 河北新報
<仙石線>石巻あゆみ野駅 来年3月26日開業

 JR東日本仙台支社は18日、石巻市門脇に新設する仙石線の「石巻あゆみ野駅」を来年3月26日のダイヤ改正に合わせて開業すると発表した。1日往復19本の普通列車が停車する。起点駅のあおば通(仙台市青葉区)まで平均78分、石巻まで7分で結ぶ。

 石巻市の亀山紘市長は「駅開業で、集団移転地の新蛇田南地区に移転する方々や周辺住民、石巻西高生の交通の利便性向上が図られると期待している」とコメントを出した。

 同駅は、陸前赤井(東松島市)-蛇田(石巻市)間に位置し、石巻市が整備費の全額を負担した請願駅。1日約300人の利用を見込む。仙石線の新駅設置は2004年3月の小鶴新田(仙台市宮城野区)以来。

 このほかのダイヤ改正では、東北線の快速「仙台シティラビット」(福島-仙台)が、新たに仙台市太白区の南仙台、長町の両駅に停車する。仙台支社は「利用客が多く、利便性向上につながる」と説明した。

2420荷主研究者:2015/12/30(水) 12:50:39
>>1751
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151221_13021.html
2015年12月21日月曜日 河北新報
<仙台東部道>名取中央スマートIC着工

地元の児童と一緒にくわ入れをして着工を祝う関係者

 宮城県名取市の仙台東部道路仙台空港-名取インターチェンジ(IC)間に開設される名取中央スマートICの着工式が20日、現地であった。2017年3月の使用開始予定。県内のスマートICとしては5カ所目となる。

 自動料金収受システム(ETC)搭載車に24時間対応するゲートを設ける。総事業費は約27億円で、1日当たりの利用台数は2800台と見込まれる。

 大型商業施設がある新市街地「なとりりんくうタウン」に近接し、広域移動の利便性向上と周辺の渋滞緩和に寄与。仙台空港北側地区に市が整備を目指す物流拠点「新産業ゾーン」へのアクセスも強化され、企業進出による経済復興にも貢献すると期待される。

 着工式には市や県、国、東日本高速道路の関係者らが出席。地元の小学生とくわ入れをして工事の安全を祈った。東日本高速道路の小島治雄東北支社長は「スマートICの完成が地域の発展に大きく寄与することを願う」と述べた。

2421荷主研究者:2015/12/30(水) 12:53:31

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151221_13034.html
2015年12月21日月曜日 河北新報
<仙台東西線>高校生活に変化?

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八木山動物公園駅から出発するシャトルバスに乗り込む仙台城南高生

◎通学便利に 受験生増期待/沿線他校との連携に弾み

 今月6日に開業した仙台市地下鉄東西線沿線の高校が、地下鉄のもたらす変化に期待を寄せている。間もなく入試シーズンが本番を迎えるのを前に、通学の利便性が向上した各校は初年度から受験者増に望みを懸ける。鉄路でつながった他校や大学との連携に弾みがつくと喜ぶ学校もある。教育現場への東西線開業効果を探った。(報道部・相沢みづき)

シャトルバス運行
 地下鉄駅で高さ日本一の八木山動物公園駅に近い仙台城南(太白区)。周辺は急な坂が多く、自転車・バス通学で苦労を強いられてきた生徒の一定数が地下鉄に切り替えるとみられる。

 駅から徒歩で16分ほどだが、朝夕に無料シャトルバスを走らせる。所要時間は7分。南北線と乗り継いで泉区や宮城県富谷町からも通ってもらおうと、2016年度入試で富谷町に試験会場を新設する。

 佐々木啓充教頭は「市東部の中学校から募集要項の追加送付の依頼が来た。これまで通学条件を理由に敬遠されてきた地域の受験生にとっても、志望校に十分なり得る」と展望を語る。

 市交通局がパンフレットで東西線各駅から「おおむね1キロ圏」と紹介する各高校・大学は表の通り。「定期券を使い切るまで様子を見るのでは」などと通学事情はすぐには変わらないとの見方がある一方、学校生活全般も含めた変化は確実に現れている。

新たに校門を設置
 聖和学園薬師堂キャンパス(若林区)はグラウンドの一角を薬師堂駅に提供。東西線開業に合わせて新たに南門を設置。同校は「駅周辺の一帯が明るい雰囲気になった。『聖和学園前』の車内アナウンスに喜ぶ生徒もいた」と歓迎する。

 仙台一(同)も学校名がそのまま連坊駅の副駅名に採用された。10年導入の全県一学区化で、南北線を利用して旧仙台北学区からも生徒が通う。

 渋谷貴彦教頭は「同じ東西線沿線の仙台二とは定期戦や部活動で生徒同士の交流が多く、東北大と高大連携にも取り組んでいる。学習や学校生活にさらに広がりが出るだろう」と話す。

 仙台東(同)は東西線沿線ではないが、開業に伴うバス路線再編で荒井、薬師堂両駅、JR長町駅と結ぶ路線が新設され、通学手段が増えた。

 同校は最寄り駅がいずれも遠く、自転車通学またはJRや地下鉄と自転車の組み合わせによる通学が9割を占める。バス路線新設で「悪天候時の通学が楽になるのでは」と同校はみる。

2422荷主研究者:2015/12/30(水) 12:54:11

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151222_12049.html
2015年12月22日火曜日 河北新報
<スイカ>古川駅も利用可 来年3月から

 JR東日本は21日、新幹線専用のIC定期券「Suica FREX(スイカ・フレックス)」で、東北新幹線の仙台地区での利用区間を、従来の郡山-仙台から郡山-古川に拡大すると発表した。来年3月26日から実施する。

 JR東によると、古川駅の利用者は1日約3100人(2014年度)。仙台間での通勤、通学利用者が多いため、対応駅とすることを決めた。東北新幹線では東京-那須塩原(栃木県那須塩原市)の各駅間も既に導入している。

 在来線では、陸羽東線の北浦(宮城県美里町)、陸前谷地(同)の両駅で来年3月26日から駅改札でスイカが利用できる。

2423荷主研究者:2015/12/30(水) 12:57:30
>>1949
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151222_11020.html
2015年12月22日火曜日 河北新報
イクスカとスイカ 相互利用3月26日から

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151222_093005jc.jpg

 仙台市は21日、市のICカード乗車券「イクスカ」とJR東日本の「Suica(スイカ)」の相互利用を来年3月26日に始めると発表した。市地下鉄と市内の路線バスでもスイカが使えるようになり、市は利便性向上による地下鉄などの需要増を期待している。北海道新幹線が開業するJRのダイヤ改正日に開始を合わせた。

 対象エリアは図の通り。岩手、山形、福島3県の一部を含むJR9線と仙台空港アクセス線で相互利用できる。北はJR東北線の平泉(岩手県)、南は矢吹(福島県)、西は磐越西線の喜多方まで使える。

 使い勝手の良さは利用方法で異なる。主に仙台市内の地下鉄、バスを利用する場合は、乗車回数に応じて付与されるポイントサービスがあるイクスカの方が得となる。

 ただ、首都圏や関西では利用できず、コンビニエンスストアなどで買い物できる電子マネー機能もないなど、スイカより利用範囲が狭い。市交通局の担当者は「使い方に合わせて選んでほしい」と説明する。

 定期利用で市地下鉄とJR線を乗り継ぐ場合は、イクスカとスイカのどちらかを連絡定期券に選ぶ。JR、地下鉄とバスの連絡定期券はイクスカのみとなる。

 首都圏私鉄の「PASMO(パスモ)」やJR西日本の「ICOCA(イコカ)」など全国9種類のICカード乗車券は既にスイカと相互利用可能になっており、イクスカのエリアでもスイカと同時期から使える。

 イクスカの発行枚数は20日現在で約21万枚。スイカは11月末現在、全国で約5759万枚となっている。

 連絡先は仙台市交通局案内センター022(222)2256。

2424荷主研究者:2015/12/30(水) 13:17:55
>>2119-2120
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151223_13005.html
2015年12月23日水曜日 河北新報
<国道48号>雪崩防止柵など完成 規制解除へ

 昨年2月、ことし1月に大規模な雪崩が相次いで発生した仙台市青葉区作並の国道48号で、東北地方整備局仙台河川国道事務所が整備を進めてきた雪崩防止柵とコンクリート製屋根のスノーシェッドが22日、完成した。事務所は、工事に伴う片側交互通行など規制を全面解除した。

 雪崩防止柵とスノーシェッドは、関山トンネルの宮城側出口から仙台方面に向かって約600メートル区間に設置した。高さ5.5メートルの雪崩防止柵は、上り車線側の斜面3カ所に延べ約210メートルにわたり整備。道路を覆う長さ約40メートルのスノーシェッドは2カ所に建設した。

 現場では2年連続で大規模な雪崩が発生し、車両の通行再開までに3〜10日を要した。事務所は昨年11月に対策工事に着手したが、ことし1月の雪崩再発を受けてスノーシェッドの工法見直しなどに取り組み、工期短縮を図った。

 種市優副所長は「一般的な工事よりも工期を1〜2年早め、降雪が本格化する前に完成を間に合わせることができた」と話した。

2425荷主研究者:2015/12/30(水) 13:28:46

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151225_13021.html
2015年12月25日金曜日 河北新報
<仙石線>塩釜神社初詣列車の運行中止

仙石線(右)から東北線(左)に乗り入れるため接続線(中央)を通る仙石東北ラインのハイブリッド車両(上)。右下は仙石線車両=2015年5月30日午前10時40分ごろ、宮城県松島町

 塩釜神社(宮城県塩釜市)の初詣客らを運ぶ列車として、長年親しまれてきたJR仙石線の初詣用臨時列車が、来年は運行が中止されることになった。利用客の低迷が理由で、地元からは「残念だ」と惜しむ声が上がっている。

 JR東日本仙台支社によると、臨時列車は少なくとも記録が残る1979年には運行していた。昨年はあおば通-東塩釜間で1月1日未明から上下計6本を各駅停車で運行した。

 利用は低調で、昨年のあおば通発下り列車(4両編成、定員550人)の乗車率は、午前1時半発が40%未満、午前3時発が20%未満。午前4時40分発は10%程度だった。仙台支社は「車の利用者が増え、ニーズにそぐわなくなった」と説明する。

 運行中止について、塩釜市観光交流課の吉岡一浩課長は「最近は参拝客が分散し、臨時列車の乗客も減っていると聞いていた。仕方ない面はあるかもしれないが、残念だ」と話す。

 仙石線本塩釜駅では毎年、臨時列車の運行に合わせて駅前の商店街などが鏡開きを行ってきたが、今回は取りやめる。同駅では旅行窓口「びゅうプラザ」の廃止などもあり、商店主の男性は「観光の玄関口という位置付けがあいまい。臨時列車の運行中止はそれに追い打ちを掛ける出来事だ」と嘆いた。

2426荷主研究者:2015/12/30(水) 13:29:10

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151226_13013.html
2015年12月26日土曜日 河北新報
<BRT復旧>大船渡合意、気仙沼持ち越し

BRTの導入について協議したJR気仙沼線沿線自治体首長会議=25日、国土交通省

 東日本大震災で被災したJR気仙沼線と大船渡線をめぐり、宮城、岩手両県の沿線5市町のうち大船渡線の沿線3市は25日、鉄路復旧を断念し、JR東日本が提案したバス高速輸送システム(BRT)の継続を受け入れることで合意した。気仙沼線は登米市と南三陸町が同意したが、気仙沼市が仙台へのアクセス手段などでJRと協議が必要だとして結論を持ち越した。

 沿線自治体首長会議の第3回会合が国土交通省で路線ごとに開かれ、大船渡線沿線の大船渡、陸前高田、気仙沼の3市長と、気仙沼線沿線の登米市長と南三陸町長がそれぞれBRTの受け入れを表明した。今後は個別に専用道の延長や新駅整備などをJRに要望し、協議を進める。

 JRは、鉄路の復旧は難しいことをあらためて報告。JRが責任を持ってBRTを運行するほか、産業や観光振興による地域活性化に取り組むことなどを約束した。

 結論を持ち越した気仙沼市の菅原茂市長は会議後、「仙台へのアクセスや地域振興策で、もう少しJRと協議が必要と判断した」と説明。「あまり先延ばしはできない。震災から5年の来年3月11日をめどに結論を出したい」と話した。

 沿線自治体首長会議は今回で終了する。気仙沼市は今後、JRと個別に協議する。7月にあった前回会合でJRはBRTによる復旧を提案。今回の会合で自治体が回答する予定だった。

 現在、BRTで仮復旧しているのは大船渡線気仙沼-盛(大船渡市)の43.7キロと、気仙沼線柳津(登米市)-気仙沼の55.3キロ。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151226_13014.html
2015年12月26日土曜日 河北新報
<BRT復旧>仙台へのアクセスで差

 東日本大震災で被災したJR気仙沼線と大船渡線の復旧を協議した25日の沿線自治体首長会議で、沿線5市町のうち、気仙沼市は気仙沼線のBRTによる復旧の受け入れを保留した。同じ沿線の南三陸町は早々に受け入れを表明。仙台圏へのアクセスの利便性など環境の違いが判断を分けた。

 気仙沼市の菅原茂市長は会議後、BRTで同意しなかった理由について「地域振興策の課題もあるが、一番は仙台圏へのアクセス問題」と説明。JRとの話し合いがまだ必要との考えを強調した。

 震災前、気仙沼-仙台間は気仙沼線や東北線の快速によって約2時間で結ばれていた。菅原氏は「これまで(快速列車が)持っていた仙台へのアクセス機能をJRが担ってほしい」と求める。

 一方、復興まちづくりに影響するとして、首長会議の年内合意を訴えていた南三陸町。佐藤仁町長は今回の気仙沼市の判断について、「それぞれ自治体の考えはある」としながら、「(町内に)三陸自動車道の志津川インターチェンジが16年度に完成すれば、1時間ほどで仙台に行くことができる」と述べた。

2427荷主研究者:2015/12/30(水) 13:41:39

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151227_12034.html
2015年12月27日日曜日 河北新報
製造業の立地続々 国道4号沿い川根工業団地

相次ぐ企業立地が見込まれる川根工業団地

 宮城県大河原町金ケ瀬の川根工業団地に、製造業2社が相次いで立地する方向で調整が進んでいる。交通アクセスが良く、上下水道などインフラが整っていることが評価されたとみられ、年度内にも決定する見通し。別の製造業者も周辺の土地取得を検討しており、一層の工場集積が見込まれる。

 団地は国道4号と白石川に挟まれた約2.7ヘクタール。町は自動車部品と液晶パネル部品を手掛ける2社と詰めの協議に入った。自動車関連はエンジン部品を製造。近くに鋳造部品製造工場があることから立地を決めた。液晶パネルは蔵王町に関連工場があり、周辺で適地を探していたという。

 団地東側に工場がある生活用品の製造卸会社も周辺の畑の取得を視野に町と調整を進める。製品の保管場所確保や生産体制の拡大を図るとみられる。町は3社で計150人の雇用を見込む。

 川根工業団地は、かつてしょうゆの原料工場や野球場があった。東北自動車道村田、白石両インターチェンジまでは車で15〜20分。町商工観光課の担当者は「更地で工場などをすぐに建てられる点も重視したようだ」と説明する。

 町は「仕事をつくり安心して働けるようにする」などを柱とした地方創生の総合戦略を作成している。伊勢敏町長は「人口減少を最小限に食い止め、魅力ある町にしていく」と話した。

2428荷主研究者:2016/01/16(土) 14:20:59

http://toyokeizai.net/articles/-/77882
2015年07月23日 東洋経済
仙石東北ラインがほかの被災路線と違う理由
4年ぶりにあおば通〜石巻間の全線運転再開

土屋 武之:鉄道ジャーナリスト

仙石東北ラインに投入されたディーゼルハイブリッド車両。発電用エンジンと蓄電池を搭載し、電気で走る。

早期の復旧が待ち望まれていた仙石線

 2011年3月11日の東日本大震災による津波で長く不通となっていた、仙石線高城町〜陸前小野間の工事が完成し、2015年5月30日よりあおば通〜石巻間の全線で運転を再開した。うち陸前大塚〜陸前小野間は、東松島市の復興計画に従って内陸側の高台に建設中の「野蒜北部丘陵地区」へ、旧線からの直線距離にして約500m移設して新線を建設したもの。同区間にあった東名、野蒜の両駅も新線へ移転している。

 宮城県は「一極集中」の傾向が顕著な県で、県全体の人口が約232万人なのに対し、県庁所在地・仙台市の人口は約107万人に達しており、約46%もが集まっている。東北新幹線の駅や空港を通じての県外との交流拠点としても、むろん仙台市の重要性はゆるがない。

 では、宮城県第二の都市はといえば、人口約15万人と仙台市の約14%にすぎないが、石巻市なのだ。

 JR東日本が公表している1日1kmあたりの利用客数を表す仙石線の「平均通過人員」は、震災前の2010年度には2万1450人あった。これは首都圏の五日市線、内房線に対しても遜色のない数字だった。宮城県第一、第二の都市を結ぶ路線としても、仙台近郊の通勤通学路線としても、仙石線は重要な路線で、それだけ早期の復旧が待ち望まれていたのである。

 ただ、他の被災路線と比べて、今回の運転再開は少し異なったスタイルとなったことに注目したい。仙石線復旧と同時に、仙石線と東北本線を直通する新しい運転系統「仙石東北ライン」が開業。仙台〜石巻間に特別快速、快速を合わせて14往復の運転が始まったのである。

 仙石東北ラインとは、松島駅付近で近接していた仙石線と東北本線との間に約300mの「接続線」を建設し、仙台〜石巻間を東北本線経由で運転するというもの。1日1往復の特別快速は、震災前の仙石線経由の快速より下り12分、上り11分、所要時間を短縮している。

 震災までの仙石線と東北本線の運転系統は完全に別で、被災後も仙石線の快速は、早期に復旧したあおば通〜高城町間で運転を再開していたが、仙台と石巻との間の交通手段を確保するため、東北本線・小牛田経由の「直通快速」も、臨時列車として1日2往復設定されていた。これは途中駅では乗降できず、まさに両市を直結する列車であった。

 これらの仙石線の快速と直通快速を統合する形で開業したのが、仙石東北ラインだ。石巻のみならず高城町〜石巻間の主要駅と仙台との間の「速達化」を図ったのである。(別図参照)

 引き換えに今回、仙石線の快速は廃止され、あおば通〜高城町間は普通列車のみの運転となっている。高城町〜石巻間では、仙石東北ラインとあおば通〜石巻間の普通を合わせ、震災前と同じ33往復の運転が確保された。

2429荷主研究者:2016/01/16(土) 14:21:43
>>2428 続き

 同時に、利用率が芳しくなかった仙台〜松島間の東北本線の区間運転列車(普通)も仙石東北ラインに整理、統合されており、一部の快速が代替として仙台〜塩釜間の各駅に停車。同区間においては列車本数が減った。

 また、ミヤコーバス(宮城交通の子会社)が運行していた仙台〜石巻間の高速バスが、5月30日より、平日ダイヤで36往復から29往復に減便された。これらの点には留意しておきたい。

 接続線の総事業費は約18億円。約100億円と見積もられていた仙石線不通区間の復旧費用より、ずっと少ない投資でより大きな効果。具体的には交流強化による地域復興への後押しが望めるとして、事業化されたものだ。

 事業費のうち、宮城県が約2億2000万円、仙台市が約1億1000万円、東松島市が約4500万円、石巻市が約6500万円を補助金として負担しており、その総額は約4億4000万円にのぼる。なお、東松島市と石巻市の負担割合は0.41対0.59で、これは国勢調査による、仙台市への通勤通学者の割合に基づいている。

 天災で鉄道が大きな被害を受けた時、「復旧と同時に改良工事を行え」という論が、よく生まれる。この論の根底には、1959年の伊勢湾台風により近鉄名古屋線が壊滅的な打撃を受け、復旧の際、同時に1067mmから1435mmへの改軌工事を実施。1435mm軌間だった大阪線との直通運転を可能とし、大阪〜名古屋間ノンストップ特急の運転が始まったことがあると思われる。

 ただし、この改軌工事は伊勢湾台風以前から計画、準備が進められており、台風被害によって実施時期を繰り上げただけであることを忘れてはならない。突然の災害で奪われた日常生活を取り戻すべく、まさに不眠不休で復旧に追われている地元に改良を行う余力まで求めるのは酷で、安易な空想論は慎むべきと思う。

仙石東北ラインに乗ってみた

 東日本大震災においても同様で、山田線、大船渡線、気仙沼線などは復旧の基本方針においてすら紆余曲折を経てきている。

 その中にあって、震災後に具体化した計画(2012年10月18日にJR東日本仙台支社が公式発表)として仙石東北ラインを実現させたことは、まさに異例中の異例。復興への積極的な施策として大いに評価できる。比較的少ない投資で大きな時間短縮効果が期待できること。接続線部分における1日の利用客数予測が3000人という需要の大きさなどが、JR東日本と地元自治体が計画を推進した基礎となったことは間違いない。

 仙石東北ラインの開業後、朝の仙台行きと夕方の石巻行きに乗車してみた。

 仙台〜石巻・女川間で発売されている往復割引きっぷ。大幅な割引により、誘客を図っている。

 きっぷは、8月31日発売までの限定で「仙台⇔石巻・女川開業記念往復割引きっぷ(1200円)」があったので利用した。仙台〜石巻間は片道普通運賃が840円なので、かなり割り引かれている。ソフト面からの交流促進を図る施策で、良い企画と思う。

2430荷主研究者:2016/01/16(土) 14:22:25
>>2428-2430 続き

 朝は石巻6時35分発・仙台7時35分着の快速。この時間帯は東北本線の列車も多いため、9時前に仙台に着く仙石東北ラインは、この1本しかない。そのためか、石巻発車時にはほぼ席は埋まり、次の停車駅の陸前山下から乗った人はもう座れない。東北本線に入る時には4両編成の列車が乗車率100%ほどとなっていたから、400人以上の利用があったことになる。石巻から乗った人のほとんどが仙台まで乗り通した。

 夕方は仙台18時19分発・石巻19時17分着。これも朝と同様で、石巻まで乗り通す人が多く、発車間際に乗り込むと仙石線に入るまで立ちっぱなしになる。仙台対東松島市内(陸前大塚〜陸前赤井間の各駅)と、仙台対石巻市内(蛇田〜石巻間の各駅)の利用客数の比率は、まさに0.41対0.59(4:6)というのが実感に近い。いずれの市も、対仙台の鉄道利用は仙石東北ラインへかなりの数が移行したことだろう。

 開業から2カ月余りが過ぎ、仙石東北ラインはすでに沿線住民の間で定着した感があるが、では今後、さらなる復興促進へ向けての課題はないのであろうか。

 まず、日中の列車には余裕が見られたが、朝夕はかなりの混雑がすでに生じているゆえ、今後の利用客増加を見越すなら、輸送力増強が必要だろう。仙石線内の線路設備の関係で4両以上への増結は難しいので、増発ということになる。安定した輸送ができる鉄道へ誘致し、交流を活発化させるのなら、特にラッシュ時はもう少し本数を増やし、快適な通勤をアピールしてもよさそうだ。

駅を中心とした町づくり

 仙石東北ラインの輸送力増強は、津波被害による高台への集団移転により、駅周辺に住宅や公共施設を集中的に固めた町となる、「野蒜北部丘陵地区」の機能性アップにもつながる。安全な住まいを建設しても、便利な町でなければ定着は進まないと考える。新しい野蒜、東名駅の周辺は、各地で提唱されている「コンパクトシティ」のモデルともなりうる。

 同様のことは、やはり町の高台への移転を前提として、3月21日に移転開業した石巻線の終点、女川にも言える。ここでも駅を中心とした町づくりが進められており、すでに土地のかさ上げ工事や周囲の造成は、相当進んでいるようだった。

 やはり高台に再建された石巻線女川駅。女川町営バスも乗り入れ、交通ターミナルとしての機能も持つ。

 今は駅と公共施設が多少あるだけのような状態だが、町の再建と合わせた、女川への仙石東北ライン乗り入れにも期待したい。すでに女川町などはJR東日本へ要望しているとのこと。仙石線と石巻線の間では貨物列車が直通運転しており、設備上はすぐにでも可能だ。休日の観光臨時列車あたりから実施するのがよいと思う。

 仙石東北ライン開業に当たっては、新造のディーゼルハイブリッド車両が全列車に投入された。だが単なる直通運転であるならば、保安装置さえ整えれば、輸送力の増強や運転区間拡大は高価な新車にこだわる理由はなく、既存のディーゼルカーの転用でも構わない。機敏かつ柔軟な対応を望みたい。

2431荷主研究者:2016/01/16(土) 14:25:06

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160101_13002.html
2016年01月01日金曜日 河北新報
東二番丁通、国道286号線に切り替え

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20151231_093004jc.jpg

 仙台市中心部の高層ビル群を南北に貫く東二番丁通(青葉区)が4月、国道4号から国道286号に切り替わる。国から地方への権限移譲の一環で、山形県に直結する市管理の3桁国道となる。

 東北大病院や仙台市役所脇を通る国道48号も同様に市に移管され、国道ではなくなる。4号、48号はいずれも並行するバイパスがあり、各国道は移管後、バイパスに一本化される。

 4号は現在の286号と接する宮沢橋前(太白区)-勾当台公園前(青葉区)間の3.3キロが286号になる。やや南東側の八本松(太白区)-宮沢橋間は県道に変更される。

 国道は他の国道と接続させるのが原則。4号を県道や市道にすると、これまで4号に接していた286号が宙に浮くため、286号に切り替え、国道45号の起点となっている勾当台公園前まで延ばすこととなった。

 48号は4月以降、トンネル区間などがある仙台西道路のみ国道として残る。さらにトンネル出口から広瀬通、東二番丁通を経て勾当台公園前まで延伸。一部区間は286号と重なる。

 いずれも2013年12月に閣議決定された「事務権限の地方移譲に関する見直し方針」に基づく。国道4号のうちバイパスから分かれる名取市飯野坂-八本松間の8.5キロは15年4月、先行する形で移管され、既に県道になっている。

 約2キロの東二番丁通は片側4車線で、車両通行量は1日約5万8000台。

2432荷主研究者:2016/01/16(土) 14:28:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160102_12034.html
2016年01月01日金曜日 河北新報
<仙台空港民営化>より便利に快適に

仙台空港の将来図。搭乗施設を新設し、就航路線の拡充を目指す

東急グループが描くターミナルビル改修後のイメージ図。土産物販売店や観光案内センターを充実させる

◎LCC搭乗棟新設/ビル内店舗増やす

 空港運営を担う仙台国際空港は、2014年度に324万人だった旅客数を、44年度に550万人に伸ばす目標を掲げる。目標達成の鍵を握るのが格安航空会社(LCC)の誘致を軸とする路線拡充だ。特に国際線は、香港など4時間圏内との直行便の新設を狙う。

 仙台空港の魅力向上を図る設備投資は、ターミナルビル内外を合わせて総額342億円を計画する。

 計画によると、ビル西側にLCC専用の搭乗棟を新設。搭乗橋(ボーディングブリッジ)は設置せずに簡素化し、LCCの施設利用料減額につなげて新規就航を促す。搭乗橋を複数の小型機が同時に使える「マルチスポット化」も進め、駐機数増加を図る。

 ビル内の店舗数は現在の19店から拡充する。保安検査ゲート通過後の待合室に店舗を増やし、搭乗直前まで飲食や買い物を楽しめるよう工夫する。東北各地の観光案内機能も増強する。

 空港に乗り入れる公共交通路線は現在、仙台アクセス鉄道と地元・岩沼市の市民バスに限られる。仙台国際空港は各地のバス会社と連携し、東北の主要都市や観光地と直接結ぶ高速バスの定期路線開設を目指す。併せて立体駐車場を建設し、駐車場の混雑緩和を図る。

2433荷主研究者:2016/01/16(土) 14:28:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160102_12032.html
2016年01月01日金曜日 河北新報
<仙台空港民営化>羽ばたき新た

7月1日に完全民営化される仙台空港。旅客路線や貨物取扱量の拡充に向け、民間の発想や行動力に期待が集まっている

 東日本大震災からの復興を力強く後押しする経済活性化策の一環として、仙台空港が7月1日、国管理空港として全国で初めて完全民営化される。東急電鉄など計7社が設立した特定目的会社「仙台国際空港」が空港施設を一体経営。就航路線の拡充や空港アクセスの改善に取り組み、利便性の高い「東北のゲートウエー」を目指す。民営化の経緯を振り返りつつ空港の将来像や今後の課題を探った。

◎選ばれる東北の玄関へ/広域観光の実現課題

 運営会社の仙台国際空港は2月1日、仙台空港のターミナルビルの運営と物販、航空貨物取り扱いの業務を始め、民営化の第一段階に進む予定だ。7月1日からは滑走路維持管理、着陸料収受など管制業務を除く空港業務全般を担い、本格的に空港経営をスタートする。

 今後のスケジュールは表の通り。仙台国際空港は1月中に、ともに第三セクターで、空港ビルを運営する仙台空港ビル(名取市)、貨物を扱う仙台エアカーゴターミナル(同)の株式を取得する予定。宮城県や金融機関などの株主と計57億円で売買契約を締結する。

 物販は仙台空港ビルの子会社、仙台エアポートサービス(同)が担っており、2社の株式取得で第1段階への移行準備が整う。

 完全民営化に向けて、国には運営権の対価として22億円を支払う。7月1日から管制業務以外の空港業務全般を担う体制が始動。運営期間は30年間で、最長で65年まで延長できる。

 訪日外国人旅行客の急増を受け、国内の地方空港は激しい路線獲得競争を繰り広げている。東北各県も地元空港の利用促進に躍起になっている。仙台空港を活用して広域観光や地域活性化を進めようという機運はなかなか盛り上がっていないのが実情だ。

 仙台国際空港は、6県や官民組織の東北観光推進機構と連携し、新たな旅行商品を開発するなどして東北全域に波及効果を広げていく方針。岩井卓也社長は「利用客に積極的に選ばれる空港にする。グローバルゲートを目指して懸命に頑張りたい」と強調する。

2434荷主研究者:2016/01/16(土) 14:29:38

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160103_13011.html
2016年01月03日日曜日 河北新報
<仙台初売り>東西線効果大 客呼び込む

商店街関係者から縁起物を受け取り笑顔を見せる買い物客ら=2日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区一番町

 仙台初売りが仙台市中心部などであった2日、大型店や商店街の老舗店は昨年並みか昨年を上回る客が詰め掛け、好調なスタートを切った。先月開業した市地下鉄東西線の沿線では人の流れが変化し、開業の恩恵を受けた店舗もあった。消費動向の明るい兆しに、関係者は「この流れが続いてほしい」と願った。

 豪華な景品入り茶箱で知られるお茶の井ケ田一番町本店(青葉区)。一番乗りは愛知県蒲郡市の自動車整備会社経営の竹内義明さん(75)だった。「茶箱が欲しくて初めて来た。思ったよりたくさん景品が入っていた」と笑みを浮かべた。

 お茶の井ケ田の今野克二会長は「バブル経済以降、ようやく回復基調になってきた。この景気が東日本大震災の沿岸被災地まで伝われば」と語った。

 藤崎(青葉区)は午前8時の開店を15分早め、並んだ約1万人に対応した。本館と東西線青葉通一番町駅がつながったこともあり、2日の来館者は昨年より約5%増えた。婦人服売り場の担当者は「福袋は1万〜2万円の売れ行きが良い」と効果を実感した。

 ヨドバシカメラマルチメディア仙台(宮城野区)は、近くに東西線宮城野通駅ができた。小田島裕也店舗企画担当は「JR仙台駅より、宮城野通駅からの来店が目立った」と振り返った。

 仙台三越(青葉区)は昨年より多い約1万1000人が午前8時の開店を待った。宮城野区に昨年オープンした仙台うみの杜水族館での宿泊(2万5920円、5組)といった体験型福袋が好評だった。

 大型店などで初売りを楽しむ外国人観光客もおり、仙台三越では、昨年1件だった外国人対象の免税手続きが10件を超えた。

 大塚家具の仙台ショールーム(青葉区)は、創業者の父と経営権を争った大塚久美子社長が来店客を迎えた。自身プロデュースの仙台限定商品も登場。大塚社長は「熱気がすごい。伝統を実感した」と話した。

2435荷主研究者:2016/01/16(土) 14:30:05

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160104_13019.html
2016年01月04日月曜日 河北新報
<仙台東西線>需要予測下回るも…善戦ムード

間もなく開業から1カ月。仙台初売りなど年末年始期間中も利用された東西線だが、利用者数は?=2日、仙台市地下鉄東西線仙台駅

 昨年12月6日に開業した仙台市地下鉄東西線(八木山動物公園-荒井、13.9キロ)の利用者数をめぐり、市当局の内部に奇妙な安堵(あんど)感が広がっている。需要予測で掲げた8万人を下回っているものの、「善戦」「最低ラインはクリア」との声が多い。背景にあるのは南北線や近年開業した他市の地下鉄の動向。いずれも当初は苦戦し、徐々に上向いた経緯があるためだ。

 12月13日までの開業後8日間の利用者数は1日平均約6万4837人と、予測の8割にとどまる。開業日に11万2500人と突出して多く、平日は5万人台で推移(グラフ)。厳しい状況にも見えるが、内部の受け止め方は総じて前向きだ。

 奥山恵美子市長は同22日の定例記者会見で「開業早々の段階では健闘している」と自賛。幹部も「沿線開発が進んでいない割には善戦だ」と言う。

 楽観的とも言える見通しの根拠が南北線だ。1日22万5000人の需要予測に対し、開業1年目の1987年度は11万3000人と約半数。その後、通勤通学の大動脈として定着し、22年目の2008年に単年度で黒字転換を果たした。14年度は16万6203人で、33億1000万円の黒字を生んだ。

 開業時の苦戦は全国的な傾向でもある。横浜市で2路線目の地下鉄として08年に開業したグリーンライン(13.1キロ)は、初年度の利用者が1日約7万人。予測の10万4000人に届かなかったが、次第に増加し、15年は約13万人と当初の倍近くになった。

 横浜市交通局の担当者は「通勤通学ルートはすぐには切り替わらない。定着に2、3年かかった」と話す。

 05年開業の福岡市地下鉄七隈線(12.0キロ)も、1日11万人の予測に対し05年は約4万4000人と半分以下。それが毎年5%前後ずつ伸び、14年度は約7万5000人になった。一層の需要拡大を見込み、市は中心部と直結する延伸工事を実施中。新線沿いの住宅開発が堅調なのに加え、「沿線の大学に通う学生の利用が目立って増えた」(福岡市交通局)という。

 ただ、東西線にどれだけの伸びしろがあるかは未知数だ。宮城大の徳永幸之教授(交通計画)は「住宅開発は一気には進まない。沿線開発だけを重視するのではなく、市中心部の魅力を高め、東西線を使ってどう人を集めるかも考えるべきだ」と指摘する。

2436荷主研究者:2016/01/16(土) 14:31:12

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160104_13008.html
2016年01月04日月曜日 河北新報
<エネ自由化>仙台市ガス局の動向焦点

 ガスの小売り自由化をめぐり、都市ガス事業者で東北最大の仙台市ガス局の動向が焦点となっている。市は昨春、ガス局内に事業改革調整室を新設し、かつて頓挫した民営化の具体的検討を再開。民間への事業売却を模索しており、エネルギー関連各社の投資意欲を喚起するかが注目される。

 市ガス局は供給世帯約35万と公営ガスで全国最大規模。売却額は借金に当たる企業債の残高(2014年度503億円)以上を求める方針で、参入の可能性がある企業に聞き取りをして感触を探っている。

 幹部は「より良い条件で事業譲渡するため、企業の意欲や考えを把握する必要がある。譲渡手続きを早期に再開できるか見極めたい」と語る。

 500億円規模に上る巨額の費用負担に耐えられる企業は限られ、売却の行方は楽観視できない。

 市は05年、行財政改革の観点などからガス局の民営化方針を表明。企業債残高621億円を超える売却額を想定し10年の実現を目指した。東北電力、東京ガス、石油資源開発の3社でつくる1グループが応募したが、リーマン・ショックによる景気悪化を理由に09年に辞退、白紙になった。

 東京ガスの関係者は昨年暮れ、河北新報社の取材に「(再応募は)現段階では検討していない」と説明している。

 ガス小売りの自由化はすぐそこに迫る。民営化しない場合、市ガス局は新規参入企業と価格競争を強いられる可能性がある。
          ◇         ◇         ◇
 電力をはじめ商社や重工業、鉱業各社による火力発電所や液化天然ガス(LNG)基地の新設計画が東北で相次いでいる。家庭向けの電力小売りがことし4月、都市ガスが2017年に全面自由化され、電力、ガス各社の地域独占がなくなる。各社は東北をエネルギーの生産・供給拠点と位置付け、首都圏などでの参入につなげる方針だ。

2437荷主研究者:2016/01/16(土) 14:55:31

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160106_12011.html
2016年01月06日水曜日 河北新報
<仙台東西線>需要予測の63% 苦戦傾向

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/K010606X0A1_Tozai16_000.jpg

 仙台市交通局は5日、市地下鉄東西線が開業した12月6日から同31日までの利用者数(速報値)を発表した。1日平均5万400人と需要予測8万人の63%にとどまり、苦戦傾向がうかがえた。

 全13駅別の利用者数は表の通り。多い順に(1)仙台(青葉区)1万5800人(2)青葉通一番町(同)5400人(3)八木山動物公園(太白区)5200人-となった。

 青葉山(青葉区)が予測の36%と不振が目立ち、最多の利用者数を見込んだ仙台も予測の57%と低迷。仙台では、利用者のうち南北線との乗り換えが1万6000人と全体の6割近くを占めると予想したが、実際は6000人と4割に届かなかった。

 東西の起点駅は八木山動物公園、荒井(若林区)ともに予測の65%。両起点駅以外では唯一、駅前広場を設けて乗り換え用のバス乗降場を整備した薬師堂(同)は72%だった。

 一方、川内、国際センター両駅(ともに青葉区)は予測を上回った。両駅に近い東北大や高校への通学利用が多かったとみられる。中心商店街と直結する青葉通一番町もほぼ予測通りだった。

 日にち別では開業日の6日が11万2500人と最も多く、次いで12日(7万2400人)、13日(5万9300人)、11日(5万8300人)と最初に迎えた週末と金曜が続いた。

 利用者数は各駅の自動改札を通った人を集計した。有人改札分は含まない。

2438荷主研究者:2016/01/16(土) 14:55:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160106_12016.html
2016年01月06日水曜日 河北新報
<仙台東西線>最低限の水準はクリア

開業後約1カ月の利用状況を説明する佐藤氏

 仙台市の佐藤清交通事業管理者は5日、河北新報社のインタビューに答え、6日で開業1カ月を迎える市地下鉄東西線の利用状況について「最低限の水準はクリアした」と述べた。春の年度替わりに向け、通勤や通学による利用の促進に一層力を入れる考えを示した。(聞き手は報道部・熊谷吉信)

 -1日8万人の需要予測に対し、昨年12月の実績は平均5万400人だった。
 「近くに大学や高校がある駅は健闘したが全体ではまだまだ。100点満点で41点。何とか赤点を免れた感じだ」

 -通勤需要を見込んだ卸町や六丁の目両駅など、大半の駅で低迷している。
 「通勤手段はすぐには切り替わらない。北や南から南北線を利用する人たちが東西線に乗り継ぐ通勤が浸透すれば、仙台駅の利用者も増えるはずだ」

 -経営見通しはどうか。
 「荒井地区を含む東部開発や東北大農学部の青葉山キャンパスへの移転など、伸びしろはまだある。ほかの都市の地下鉄も開業当初は苦戦したが、長期的には好転している」
 「東西線の建設費は南北線に比べ起債(借金)で賄った分が少なく、利子負担がはるかに軽い。南北線は黒字が続いており、両線合わせた市の地下鉄事業としては十分安定している」

 -開業と同時に実施した市バス路線の大規模再編には不満が根強い。
 「バス事業は地下鉄以上に厳しい。見直すべき点は見直すが、全ての要望には正直、応えることはできない。東西線沿線では地下鉄の利便性を丁寧に訴えたい」

2439荷主研究者:2016/01/16(土) 14:57:22

http://toyokeizai.net/articles/-/99112
2016年01月06日 東洋経済
仙台は「地下鉄東西線」開業で不便になった?
「鉄道」と「バス」の連携に課題

鼠入 昌史:ライター

2015年12月6日に開業した仙台市地下鉄東西線

 仙台市に2本目の地下鉄路線・東西線が開業してから、まもなくひと月を迎える。1日平均で6万〜7万人が利用しているとのことで、開業前の需要予測(1日8万人)の約8割。東京や大阪などと比べると“鉄道利用”が日常生活に定着していない仙台という土地柄を考えれば、十分健闘していると言えそうだ。

 今後、沿線の開発が進んでいけば、当初の需要予測を上回ることも考えられる。いずれにしても、開業前から懸念されていた“赤字路線化”を避けるめども立ったといったところだろうか。

 ただ、そんな前途洋々に見える東西線だが、市民からは「不便になった」という声が上がっているのだ。

バスは「地下鉄駅までの足」に

仙台市で2本目の地下鉄路線となる東西線

 仙台市交通局では、東西線開業に合わせて市内のバス路線網の再編を行った。東西線の路線と並行するバス路線を廃止し、一方で東西線の駅と周辺部を結ぶ路線を新設。これにより、地域によっては今までバスに乗れば仙台駅方面まで乗り換えなしで行けたところ、東西線開通後は途中でバスから地下鉄への乗り換えを強いられることになった。いわば、“フィーダー輸送”の体制を整えたというわけだ。

 もちろん、このバス路線再編が一概に不便ばかりというわけではない。市交通局が強調するように、仙台駅までの所要時間が短縮される。仙台市内はもともと渋滞がかなりひどく、朝や夕方のラッシュ時には通常バスで30分程度の距離でも1時間以上かかってしまうことがある。これが地下鉄とのフィーダー輸送化することで、平均で15〜20分程度にまで短縮されるという。

 また、経営という観点からも路線再編の持つ意味は小さくない。従来からバスや自家用車を利用していた人たちを地下鉄利用に誘導するためには、並行路線の廃止という発想は極めて合理的だ。何も手を打たなければ地下鉄利用者が伸びずに赤字が累積し、結果として市バスの運行本数の減少などにつながっていくリスクが高まる。こうしたことからも、バス路線の再編は市交通局の立場から見ても何も不思議ではない。

 しかし、それでも市民からは「不便」という声があがる。これには、乗り継ぎの効率の悪さがある。今回の地下鉄開通で仙台駅までのアクセス時間が短縮されるというのはあくまでも“乗り継ぎがうまく行ったとき”の話。

仙台市地下鉄東西線の車内。1日平均6万〜7万人が利用しているという

 地下鉄は日中7分半ヘッドで運行されているが、バスは最も頻度の高い区間で15分に1本。閑散区間では1時間に1本となる。つまり、タイミングが悪ければ駅前のバス停でバスを1時間近く待つこともあるということになる。それでは決して便利になったとは言えないだろう。

 また、このバスと地下鉄の乗り換えは、高齢者にとって大きな負担になっているという問題がある。仙台市西部に暮らすある男性高齢者は、「乗り換えなければいけないのは辛い。エレベーターはあるけれどどうしても長い距離を歩かなければならないから」と言う。

 東西線の全駅はもちろん完全バリアフリー。しかし、バスを降りてからホームにたどり着くまでにはある程度の距離がある。足腰が悪い老人にとっては、“乗り換えなし”が“乗り換えあり”に変わったことの影響は少なく無いだろう。

2440荷主研究者:2016/01/16(土) 14:58:24
>>2439-2440 続き

都市部の鉄道とバスは役割が違う

 実は、この仙台市のようなフィーダー輸送、理屈としては至極最もなのだが、都市部ではなかなか浸透していない。

 例えば東京都では、山手線内にも多くの地下鉄が走っているが、地上では多数のバス路線が平行して走っている。その最たる例が、都営バスの池86系統。渋谷駅東口から明治通りを北上して池袋駅東口まで向かうバス路線だ。この区間は、地下鉄では東京メトロ副都心線が走っている。

 また、山手線外でも東急田園都市線渋谷〜三軒茶屋間は東急バスにとっても大動脈となっている。こうした例は枚挙に暇がなく、名古屋や大阪、福岡など地下鉄網が整備されている主要都市でも同様だ。

 ただ、これらの路線に乗車してみると、利用者層は大きく異なっていることがわかる。地下鉄は通勤や通学者をはじめ、他の地域から訪れた人たちが中心という印象を持つ。一方で、バスは沿線で暮らしているいわゆる“地元の人”。鉄道駅と比べればバス停は数も多く、自宅から乗り場までのアクセスが楽という点もあるのだろうか、バスはその地域を訪れる人のためのものというよりは、その地域で暮らす人たちのために機能している。

 そもそも、鉄道は比較的長い距離を大量かつ高速輸送するにふさわしい交通機関。一方、バスは大量輸送こそ難しいものの、小回りを活かしてきめの細かい輸送を担う交通機関という特徴がある。それぞれの役割が異なるために、“遠方からの人を運ぶ”鉄道と、“地元の人の地域輸送を担う”バスが共存することができているのだろう。

 もちろん、東京や大阪といった大都市は人口も多く、鉄道とバスが並行していても充分に採算がとれるという点も無視はできない。ただ、仙台の例で見るように、鉄道とバスが連動して公共交通網を充実させるという理屈の上では極めて機能的なシステムが簡単には機能しないのは、こうした背景もある。

 地方都市を見ると、鉄道とバスの並行路線を整理してフィーダー化して成功している例もある。そのひとつは、コンパクトシティを推進していることで知られる富山市だ。

 富山市では、廃線に向けて議論が進められていた旧国鉄富山港線をLRT化し、さらにバス路線もLRTに連絡するように再整備を行った。成果は充分に出ていて、富山ライトレールはローカル線復興のモデルケースともされるほどになっている。

 ただ、「フィーダー化のポイントのひとつは低床車両。バスを降りたら目の前にある駅までバリアフリーですぐに乗れることが重要だった」(同社)と言うように、長い距離を歩かせることになる地下鉄との乗り換えとは事情が異なる。

 また、市内に6の地下鉄路線と複雑なバス路線網を持つ名古屋市交通局は「市内のどの場所からも500m以内にバス停があり、さらに最低でも1時間1本の運行本数を維持するようにしている」(同局営業企画課担当者)としており、フィーダー化には消極的。「経営にプラスでも市民の皆様に不便をかけるわけにはいかない」(同前)と言う。

実は少ない鉄道とバス乗り継ぎ

 2010年に行われた大都市交通センサスでは、鉄道末端交通機関としてバスを利用しているのは首都圏・中京圏・近畿圏いずれでもわずか10%程度に過ぎず、首都圏と近畿圏では60%近くが徒歩で駅まで向かっているという結果が出ている。これを見ても、鉄道とバスを同時に利用していくというスタイルは、特に都市部ではなかなか難しいということなのだろう。

 利便性を高めるはずの鉄道路線の開通が、同時に行われるバス路線の再編でかえって不便になるという不幸な結果。もちろん利便性が向上して喜んでいる人も少なくないだろうが、公共交通という存在である以上、“不便になった”という結果はできる限り避けなければならないだろう。鉄道とバスの“共食い”を防ぐなら、沿線観光地とのタイアップなど考えられる手段はほかにもあるはずだ。

 仙台市営地下鉄東西線開通に伴う仙台市バスの再編は、1年をめどに見直されることになっている。果たして仙台市はどのような結論を出すのか。単に“地下鉄ができて便利になる”と言って終わりにするのではなく、見守っていく必要があるだろう。

2441荷主研究者:2016/01/16(土) 15:01:05

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160107_13017.html
2016年01月07日木曜日 河北新報
<三陸道>仙台港北-利府中 4車線化完了へ

ほぼ整備を終えた三陸道仙台港北-利府中IC間の4車線区間(左側)

 2015年度中の4車線化が予定される三陸自動車道仙台港北-利府中インターチェンジ(IC)間(7.8キロ)の工事現場が6日、報道機関に公開された。道路建設はほぼ終え、中央分離帯移設や多賀城ICの新設が進んでいる。

 東日本高速道路東北支社によると同区間のうち、整備中の区間は仙台港北IC-利府ジャンクション(JCT)の4.7キロ。事業費約240億円で、12年4月に着工した。利府JCT-利府中ICの3.1キロは既に4車線化した。

 仙台港北-利府JCT間の上下4車線の運用は3月末以降だが、利府JCTに向かう下り線は3月中に前倒しして2車線での利用を始める予定。東北支社仙台工事事務所の大築正明所長は「この区間は朝夕に渋滞が発生していた。4車線化で利便性が高まり、復興にも寄与できる」と話した。

 三陸道の4車線化計画は仙台港北-桃生豊里間(52.6キロ)で進む。仙台港北-利府中ICの完成で、残りは石巻北-桃生豊里間(12.1キロ)となる。同区間は15年度内の完成予定だったが16年度に延期された。

<工事で一部通行止め>
 三陸道の4車線化工事のため、東日本高速道路東北支社は12日正午〜13日午前6時、仙台港-利府塩釜インターチェンジ(IC)間と、仙台北部道路利府ジャンクション-利府しらかし台IC間を全面通行止めにする。

2443荷主研究者:2016/01/16(土) 15:23:16

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/01/12 建設新聞
青葉区春日町・大京東北支店
ライオンズマンション春日町の新築計画 15F5125㎡、5月着工へ創建設計で設計

 大京東北支店(仙台市青葉区中央2の9の27佐藤一巳支店長)は、仙台市青葉区春日町に「ライオンズマンション春日町」(仮称)の新築を計画しており、創建設計に設計を委託している。

 建設場所は、仙台市民会館向かいの仙台市青葉区春日町3の12地内の敷地868.94㎡。近隣には市民の憩いの場である西公園や仙台メディアテークをはじめ、一番町商店街にも徒歩圏内となる住環境に優れたところ。

 施設規模は、RC15F延べ5125.02㎡、戸数54戸の分譲マンションとなる。

 近く施工者を決め5月中旬の着工、完成は2018年2月末を予定している。

2016/01/12付一面に掲載

2444荷主研究者:2016/01/16(土) 15:25:32

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160112_11020.html
2016年01月12日火曜日 河北新報
<仙台市バス>郊外路線 拠点乗り換え方式に

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20160111_093023jc.jpg

 仙台市中心部から郊外の各住宅地に向けて放射状に伸びる市バス路線網について、市が見直しを検討していることが11日、分かった。住宅地を回る地区内路線と拠点停留場を新たに設け、拠点停留所で乗り換えて中心部に行く形を想定。近く策定する市交通局の経営改善計画に盛り込み、早ければ2018年度に実施する。

 見直し案のイメージは図の通り。利用者が少なく収支が厳しい路線を対象に現行の直通便を大幅に減らし、中心部へは乗り継ぎを基本とする。

 路線の効率化で経費削減を図るのが狙い。郊外を回る路線を民間のバス会社が担い、市バスは中心部行きの幹線系統に特化することも検討する。

 見直しの背景には市バスの深刻な経営状況がある。14年度は、乗車料収入72億円に市の補助金28億円を加えても4億4900万円の赤字。累積赤字は62億4900万円と増加している。特に郊外路線で利用者減少が目立つという。

 市バスをめぐっては、昨年12月6日の市地下鉄東西線開業と同時に、東西線沿線地域を中心に大規模な路線再編を実施したばかり。東西線との乗り継ぎを促すため中心部への直通バスを減らし、高齢者らから多くの苦情が寄せられた。今回の見直しも利便性の低下は必至で市民の反発が予想される。

 市交通局は17年度にも対象となる郊外団地などで説明会を開き、実施に向けた住民合意を得たい考えだ。

2445荷主研究者:2016/01/31(日) 13:01:21

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_13050.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>車両望むデッキ人気

展望デッキから東西線車両を眺める家族連れ

◎開業1カ月/国際センター駅

 「来た来た! とーうざーいせーん」

 国際センター駅(仙台市青葉区)2階の展望デッキにいた子どもたちが歓声を上げた。東西線車両が広瀬川橋りょうを渡り、駅に向かって来る。走行中の様子を見下ろせるデッキは人気のスポットだ。

 仙台国際センター展示棟で子ども向けのイベントが開かれていたこともあり、訪れた4日は家族連れが目立った。学会関係者らスーツ姿が大半だった以前と比べ、人の流れが変わった。

 仙台市の委託でセンターを管理する青葉山コンソーシアムの三崎拓哉さん(36)は「来館者の多くが駅に接した北側出入り口を使うようになった。南側に正面玄関があるが、駅側に変わったかのようだ」と話す。

 センター展示棟では昨年3月、国連防災世界会議が開かれた。一帯は仙台城跡や市博物館、宮城県美術館にも近い。文化の薫り豊かなエリアでコンベンション誘致の期待が高まる。

<メモ>所在地は仙台市青葉区青葉山2の6。1日の予想乗車人員1389人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均2500人と1.8倍に上った。駅構内は大型会議や学会の参加者の利用を考慮した開放的な設計で、2階には多目的スペースを備える。

2446荷主研究者:2016/01/31(日) 13:05:22

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_11038.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<国勢調査>仙台圏3万9000人増

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 宮城県が12日に発表した2015年国勢調査の速報値では、県内35市町村のうち26市町で人口が減少した。減少率の高さは、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸市町が際立った。一方で、仙台都市圏(仙台市など14市町)は約3万9000人増加。仙台への人口集中の流れが進んだ。

<市町村別>
 巨大津波に襲われた沿岸部のうち仙台市を除く14市町では、名取、岩沼、利府3市町を除く11市町で減少した。減少率は女川町が最も高い36.98%。南三陸町29.00%、山元町26.28%と続いた。

 前回10年に比べ9市町村で人口が増え、うち7市町村は仙台都市圏だった。増加率が最も高かったのは大和町の13.49%。以下、富谷町9.67%、大衡村6.96%、利府町5.55%の順。

 増加率5位(4.90%)の名取市の人口は7万6719。栗原、気仙沼を抜き仙台、石巻、大崎、登米に次ぐ県内第5市となった。

<圏域別>
 7広域圏では仙台都市圏のみ増え、増加率は2.59%。人口は152万8719で、県全体の65.49%を占めた。前回比2.03ポイント増で、人口集積が加速した。

 残る6広域圏で減少率が最大だったのは気仙沼・本吉(気仙沼市、南三陸町)の14.99%。石巻(石巻市、東松島市、女川町)が9.68%で続いた。栗原(栗原市)6.71%、仙南(白石市など9市町)3.51%、登米(登米市)2.36%、大崎(大崎市など5市町)2.28%だった。

<世帯数>
 前回比4.75%増の94万4719世帯となった。核家族化を反映し、1920年の調査開始以来プラスが続く。1世帯当たりの平均人数は0.09人減の2.47人。市町村別で最多は色麻町の3.67人、最少は女川町の2.01人だった。

 増加率の上位3位は大和町26.24%、大衡村19.33%、富谷町13.57%。減少率は南三陸町23.76%、女川町20.51%、山元町15.47%だった。

2447荷主研究者:2016/01/31(日) 13:06:58

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_11037.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<国勢調査>都市機能集積度で明暗

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 宮城県が12日に発表した2015年国勢調査速報値では、10年の前回に続き仙台市、大和町など仙台都市圏で大きく人口が伸びた。仙台圏から離れた周辺部は減少が止まらず、特に東日本大震災の沿岸被災地は人口流出幅が大きい。商工業や学校など、都市機能の集積度が明暗を分けた。

 仙台市の北に隣接する黒川郡4町村は8.96%増。郡内の工業団地にトヨタ自動車東日本(大衡村)や、半導体製造装置の東京エレクトロン宮城(大和町)が立地。関連企業が張り付き、従業員の移住が進んだ。

 13.49%と県内最大の伸び率を示した大和町は「仙台近郊で、職場に近い環境が定住に適しているのだろう。比較的安い地価も影響した」(総務課)と話す。

 一方、白石市は5.74%減少した。市は「就職先となる企業が市内に少なく、進学を機に市外に出た若者が戻らない」(企画情報課)と分析する。仙台市中心部までは車やJRで1時間圏内。担当者は「交通の利便性を生かし切れていない。決め手がない」と嘆く。

 被災沿岸部は4市町で減少率が10%を超えた。巨大津波で多くの人命が失われた上に、住まいを奪われた被災者の宅地造成や災害公営住宅建設は完了していない。他地域へ避難したまま帰郷できない状況が続く。

 減少率が最も大きい女川町は津波で町内の建物の7割以上を失い、都市機能をゼロから再建中。須田善明町長は「持続可能な地方小都市をつくるため、しっかりと手を打つ」と述べた。

2448荷主研究者:2016/01/31(日) 13:07:44

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_11017.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<国勢調査>宮城 沿岸など26市町減少

 宮城県は12日、2015年国勢調査の速報値を発表した。県人口は233万4215人で、10年の前回に比べ1万3950人減少し、05年から3回連続でマイナスとなった。減少率は前回より0.1ポイント広がり0.6%と過去最大だったが、東北6県平均(3.8%減)や被災3県平均(3.2%減)は大きく下回った。

 男女別でみると、男性は114万127人で0.1%増加。女性は119万4088人で、1.2%減少した。男性の増加は、誘致企業の従業員らが流入した影響もあるとみられる。

 市町村別では、東日本大震災で被災した沿岸部を中心に26市町で減少し、9市町村で増加した。減少率が大きいのは、ともに被災規模が甚大だった女川町(37.0%)、南三陸町(29.0%)など。石巻市は減少数が最多の1万3590人(8.5%減)に達したが、14万7236人で県内第2の市の座を守った。

 仙台市は3万6199人(3.5%)増の108万2185人。県全体の46.4%を占めた。自動車産業の集積が進む仙台圏北部で増加が目立ち、大和町が県内トップの増加率13.5%を記録した。

 仙台市を除く沿岸14市町は3万9619人減。減少率は6.0%で、激しい人口減少に直面する被災地の実態が浮き彫りになった。

 県の分析では、この5年間で震災の影響や自然減などから約3万8000人減った一方、社会増が約2万4000人に上った。県統計課は「復興需要と企業誘致、外国人留学生の増加で人口減を抑えた」とみる。

 世帯数は94万4719で、前回比4万2857世帯(4.8%)増。1世帯当たりは2.5人で、前回を0.1人下回り減少傾向が続く。

2449荷主研究者:2016/01/31(日) 13:08:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_11011.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<国勢調査>富谷町5万人 半世紀で10倍

 宮城県が12日公表した2015年国勢調査(10月1日現在)の速報値で、富谷町の人口が5万1592となり、市制移行の要件である5万を超えた。町は10月10日の市制移行を目指しており、最も重要な人口要件をクリアしたことで、準備作業を本格化させる。

 富谷町の人口は前回(10年)より4550増えた。伸び率は9.67%で宮城県内で2番目に高かった。1963年に富谷村が町制施行した当時の人口は約5000だったが、仙台市のベッドタウンとして宅地開発が進み、この半世紀で約10倍になった。

 市制移行の人口要件は国勢調査が基になる。住民基本台帳では富谷町の人口は5万2295(1日時点)で、国勢調査の速報値より多い。住民票を残したまま町外に進学や単身赴任する人がいるためとみられる。

 町は今後、町議会3月定例会に市制移行の議案を提出し、議決を経て国、県に移行を正式申請する方針。

 若生裕俊町長は取材に「5万を超えた数字を目にして、ほっとした。先人の努力と計画的な町づくりのたまもの。10月10日の移行へ向けて作業を加速させたい」と話した。

2450荷主研究者:2016/01/31(日) 13:08:33

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_11012.html
2016年01月13日水曜日 河北新報
<国勢調査>仙台市 過去最多108万人

 仙台市は12日、2015年国勢調査(10月1日現在)の速報値を発表した。市人口は過去最多の108万2185人で、10年の前回調査に比べ3万6199人増えた。増加率は3.5%と2回連続で拡大。東日本大震災の影響などから想定を上回る人口増となった。

 5区の人口は青葉区が31万181人と最多で、太白区22万6687人、泉区21万6968人、宮城野区19万4930人、若林区13万3419人と続く。全区で増え、増加率は青葉が6.4%と群を抜いて高い。太白2.8%、泉2.7%、宮城野2.3%、若林0.8%だった。

 世帯数は49万9090と前回比で3万3830(7.3%)増えた。1世帯当たりの人数は2.17人で前回の2.25人を下回った。

 市は、16〜20年度の施策の方向性をまとめた「市政策重点化方針2020」で60年までの人口動態を独自に推計。15年の市人口を107万6000人と見積もったが、速報値は約6000人多かった。

 奥山恵美子市長は12日の定例記者会見で「震災後の他地域からの人口流入が想定より多かった」と述べた。20年の108万8000人をピークに人口減少に転じるとした市の予想については、時期が20年以降にずれ込むとの見方を示した。

2451荷主研究者:2016/01/31(日) 13:15:50

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160116_12008.html
2016年01月16日土曜日 河北新報
創業93年の呉服店「松葉屋」3月末閉店

3月末で93年の歴史に幕を閉じる松葉屋

 1923年創業の老舗で、仙台市青葉区一番町の呉服店「松葉屋」が3月31日で閉店することが15日、分かった。業界全体の低迷に加え、着物レンタル店の普及もあり、今後も店を続けても好転が見込めないと判断。閉店後は地元飲食店がテナントとして入居する方向で調整している。

 一番町四丁目商店街に店を構え、近くに仙台三越がある。開店当初は染め物店を営み、着物の糸をほどいて洗い仕立て直すなどした。戦後は需要の高まりを背景に呉服店に変更。東京や京都の呉服問屋から仕入れた生地を使った。

 同店によると呉服業界の売上高は現在、ピークだった2000年の10分の1に落ち込む。成人式、卒業式など晴れの日の着物も最近はレンタル店に押され、販売は苦戦した。それでも仙台は茶の文化が根付いており、常連客に支えられた。

 赤字経営に陥ることはなかったが、客の高齢化や業界の縮小傾向を受け、閉店を決めた。店は2月10日までセールを実施している。

 栗村雄一郎社長(54)は「お得意様に支えられ、ここまで続けられた。この先も呉服店が成り立つのは難しく、潮時だと考えた」と話した。

2452荷主研究者:2016/01/31(日) 13:20:35
>>2076
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/01/18 建設新聞
フォレストとダイユーエイト
大規模集客施設整備へ県に新設計画を届出 太白区茂庭・1万1250㎡で6月着工めざす

 フォレスト(東京都新宿区西新宿2の6の1 多田直樹代表取締役)、ダイユーエイト(福島市太平寺字堰ノ上58 浅倉俊一代表取締役)は、仙台市太白区茂庭に大規模大型店舗「仙台市太白区茂庭計画商業施設」(仮称)の出店を計画しており、宮城県条例の特定大規模集客施設の立地誘導に基づく届け出を行った。

 建設用地は仙台市太白区茂庭土地区画整理8街区で、敷地面積は3万2934㎡。計画によると、フォレストはスーパーマーケット棟やドラッグストア棟、物販テナント棟、サービス棟の4棟延べ6023㎡(店舗面積3950㎡)を新築するほか、ダイユーエイトはホームセンター棟として延べ5356㎡(同4959㎡)を新設する。合計の延べ床面積は1万1247㎡(店舗面積8909㎡)で、着工はことし6月末、営業開始は2017年3月初めをそれぞれ予定している。

 仙台市太白区茂庭への出店は計画地の半径3㎞に約1万1000世帯が居住し、ホームセンターの空白地域となっていることから同地区を選定したとし、1日当たり約9300人の利用見込み人数を想定している。

2016/01/18付一面に掲載。

2453荷主研究者:2016/01/31(日) 13:21:01

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160119_13010.html
2016年01月19日火曜日 河北新報
<仙台港>復興需要 国際コンテナ過去最多

 仙台港の2015年の国際コンテナ貨物取扱量が過去最高を更新したことが18日、分かった。東日本大震災の復興需要を見据えた国際定期航路が最多の8航路となり、建築資材輸入が増えたのが要因。被災地で進む住宅再建をにらみ、今後の輸入量はさらに伸びるとみられる。

 県の速報値では、15年の取扱量は約22万5000TEU(1TEUは20フィートコンテナ換算の積載能力)に到達。これまで過去最高だった震災前年の10年(21万6142TEU)を1万TEU近く上回った。

 仙台港の国際コンテナ貨物取扱量は1990年の定期航路開設後、順調に伸びてきた。震災があった11年は前年比55%減の9万6528TEUと大きく落ち込んだが、復興需要で12年からV字回復に向かった。

 その後、被災地では災害公営住宅や一戸建て住宅の再建が本格化し、輸入建材の需要が急増。15年には北米西岸、韓国・釜山、ロシア極東ウラジオストクと仙台を結ぶ便が就航し、取扱量を押し上げた。県の担当者は「今後も官民一体でポートセールスに努め、一層の利用促進を図る」と話した。

2454荷主研究者:2016/01/31(日) 13:21:21

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160119_13055.html
2016年01月19日火曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>商店街 にぎわい創出

青葉通一番町駅の北側出入り口。藤崎本館の地下入り口(奥)とつながっている

◎開業1カ月/青葉通一番町駅

 青葉通一番町駅(仙台市青葉区)は杜の都のシンボルロード・青葉通にできた初めての地下鉄駅だ。

 藤崎本館の地下と直結し、商業施設「シリウス・一番町」やアーケード街は目と鼻の先。目当ての品を求めて買い物客が行き交う。

 「駅ができた効果は予想以上」と実感を語るのは、地元サンモール一番町商店街振興組合の佐藤雅英事務長。「夕方、学生やサラリーマンの団体が駅を出て飲食店に繰り出す光景を見るようになった」と話す。

 新駅効果は同商店街の一角にたたずむ野中神社にも。仙台藩祖伊達政宗が仙台を町割りする際の起点にしたとされる所。初詣の参拝客は例年の1.5倍という。

 市中心部の8商店街でつくるパートナーシップ準備協議会は東西線の活用策を模索中。青葉通一番町駅の昨年12月の利用実績が好調だった勢いを生かし、中心部全体のにぎわい創出につなげたい考えだ。

<メモ>所在地は仙台市青葉区一番町3丁目3の2。1日の予想乗車人員5764人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均5400人。ほぼ需要予測通りで、13駅全体で予想の6割にとどまる中、堅調だった。青葉通では車道を減らして歩道を拡幅する再整備事業が進む。

2455荷主研究者:2016/01/31(日) 13:21:48

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160120_13021.html
2016年01月20日水曜日 河北新報
<仙台東西線>大雪で一転活躍 利用者4割増

大雪で地上の交通網が乱れる中、仙台市地下鉄の利用は伸びた=18日午後5時20分ごろ、仙台市青葉区一番町

 仙台市は19日、大雪となった18日の市地下鉄東西線の利用者数を7万2400人と明らかにした。1日平均5万400人だった昨年12月の実績を44%上回り、荒天時の強みが発揮された。

 増加が目立った駅は青葉山、川内(青葉区)。青葉山が6600人で昨年12月の2600人の2.5倍、川内も4500人と2000人から2.3倍に増えた。両駅とも大学キャンパスの最寄り駅。自転車やバイクで通う学生が地下鉄に切り替えたと見られる。

 一方で、開業前の需要予測8万人にはなお届かず、目標達成の難しさも浮き彫りになった。市交通局の担当者は「学生の取り込みが重要」と語り、新年度に向け各大学への働き掛けを強める考えをあらためて示した。

 18日の南北線利用者数は20万5200人と、先週平日の16万7900人〜17万7300人に比べ同様に伸びた。

 奥山恵美子市長は19日の定例記者会見で「都市交通の骨格を保てたという点で地下鉄が力を発揮したと言える」と述べた。

2456荷主研究者:2016/01/31(日) 13:22:18

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160120_13062.html
2016年01月20日水曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>集客拠点 役割強まる

仙台市地下鉄東西線仙台駅の連絡通路。南北線やJR各線と接続する

◎開業1カ月/仙台駅

 「東西線→」「南北線↑」。仙台市地下鉄の東西、南北両線を乗り継ぐ利用者が看板や床の表示に従い、慌ただしく行き交う。

 南北線と十字状に交差する仙台駅(仙台市青葉区)。JR各線や仙台空港アクセス線と接続し、駅前では全国各地に向かう高速バスが発着する。仙台・宮城、東北を代表する交通拠点だ。

 東西線開業後に初めて迎えた年末年始、駅近くの仙台朝市は例年以上の人出でごった返した。「お客さんが1、2割多い。東西線の効果は大きいよ」と仙台朝市商店街振興組合理事長の入間田博さん(57)。「いい商品を安く提供し、チャンスを生かしたい」と力を込める。

 朝市の東隣に仙台パルコの新館が初夏、駅東口にはエスパル仙台店の新館が3月にオープンする予定で、一帯は開発ラッシュの真っただ中。市内の東西南北から人を引き寄せる磁場の役割が一層強まりそうだ。

<メモ>所在地は仙台市青葉区中央1の10の10。1日の予想乗車人員は全13駅で最多の2万7645人。昨年12月6〜31日の実績は平均1万5800人だった。東西線ホームは地下4階で南北線より1階下にある。地下4階と地下1階を結ぶエスカレーターは全長40.8メートルと東北で2番目に長い。

2457荷主研究者:2016/01/31(日) 13:22:47

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160121_13019.html
2016年01月21日木曜日 河北新報
<仙台市役所>省エネ基準適合せず老朽化深刻

築50年を過ぎ、空調や防災設備などの問題点が指摘された仙台市役所本庁舎

 築50年を超えた仙台市本庁舎の老朽化に関する診断結果が、20日までにまとまった。空調や防災設備が耐用年数を超え、現行の省エネルギー基準に適合せず、修繕や設備更新の必要に迫られている。設備更新で30年間利用する場合、60億円以上の費用が見込まれるという。

 診断は、東京の建築コンサルタントが昨年6〜10月に市の委託で実施。空調設備の配管をエックス線や内視鏡で調べたところ、腐食やさびが多く見つかった。屋内消火栓や消火水槽などの防災設備にも水漏れがあり、「信頼性の低下が懸念される」と指摘された。

 エレベーター6基のうち建設当初から更新していない2基は、メーカーの部品生産が終了し、故障した場合は修理できない恐れがあるという。

 不備を修繕し今後10年間使う場合は6億円、設備を更新して30年間使用し続ける場合は66億円のコストが生じると見積もった。

 施設の修繕で乗り切るケースは比較的安価で済む半面、トラブルの可能性が残る。設備を更新するケースでは省エネ基準への対応などに多額の費用がかかり、施工中は仮庁舎への移転も必要になるという。

 本庁舎は1965年完成。2004年に故藤井黎元市長が建て替え方針を打ち出したが、財源不足で断念した経緯がある。昨年の市議会9月定例会で建て替えに関する質疑があり、診断結果は今後の議論に影響を及ぼしそうだ。

2458荷主研究者:2016/01/31(日) 13:28:47

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160122_13059.html
2016年01月22日金曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>利用増 プロ野球が鍵

買い物客らが行き交う宮城野通駅周辺

◎開業1カ月/宮城野通

 家電量販店の紙袋を提げた買い物客。アンパンマングッズを抱えた親子連れ。仙台駅東エリアの大型店やレジャー施設を訪れた人たちが、宮城野通駅(仙台市宮城野区)出入り口に向かっていく。

 宮城野区内で唯一の地下鉄駅だ。プロ野球東北楽天の本拠地、楽天Koboスタジアム宮城に通じる大通りが駅名となった。大規模再開発で商業施設やホテルを整備する動きが相次ぎ、活性化の兆しがうかがえる。

 ただ、新駅設置の効果が顕著に表れるには至っていない。仙台駅東口商工事業協同組合の理事長松坂卓夫さん(57)は「思ったより駅の利用者が少ない。恩恵を受けた事業者はまだほとんどない」と打ち明ける。

 地元の商業関係者が待ち焦がれるのはプロ野球シーズンの到来。松坂さんは「駅の利用者を増やすには楽天イーグルスをどう生かすか考えないといけない」と戦略を練る。

<メモ>所在地は仙台市宮城野区榴岡4の6の1。1日の予想乗車人員3948人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均1900人と約半分にとどまった。仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールは徒歩7分。駅構内にアンパンマンの立像があり、アニメ主題歌も流れる。

2459荷主研究者:2016/01/31(日) 13:29:13

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160122_12001.html
2016年01月22日金曜日 河北新報
<フェラーリ>東北初ショールームまもなく

2台を並べられるショールーム

 イタリアの高級車フェラーリのサービスセンターが23日、仙台市泉区の国道4号線沿いにオープンする。専用のショールームとサービス工場を備えた施設は東北で初めて。

 センターは宮城や秋田で輸入車の正規販売店を展開するイデアル(若林区)が運営。ショールームは約130平方メートルで、車両を2台展示できる。サービス工場は約290平方メートルで、車両を持ち上げる専用リフト3基を備えた。イタリアでも研修を受けた専門スタッフ2人が常駐する。

 23、24日はオープニングイベントとして、フェラーリ創業60周年を記念して造られた同社初のハイブリッド車「ラ・フェラーリ」(車両価格1億6000万円、限定499台)を東北で初めて展示する。

 イデアルの西條俊之セールスマネージャー(37)は「プレミアムなものを体感していただける機会。多くの方にお越しいただきたい」と話した。同社によると、東北では約500台のフェラーリが登録されている。

2460荷主研究者:2016/01/31(日) 13:31:03

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/01/22 建設新聞
ヤマザワ・仙台市若林区荒井
荒井南店の新築へ数社に見積依頼 S1F4830㎡、年内の完成めざす

 ヤマザワ(山形市あこや町3の8の9 古山利昭代表取締役社長)は、仙台市若林区荒井に「ヤマザワ荒井南店」の新築を計画しており、施工者選定に向けて数社に見積もりを依頼している。

 建設用地は、仙台市立七郷小学校の南側に位置する仙台市若林区荒井字丑ノ頭ほか地内で、敷地面積は2万1000㎡。同用地は、組合施行で造成が進む仙台市荒井南土地区画整理事業地内北側で、県道荒浜原町線沿いの沿道商業用地となっている。

 計画によると、ここにS1F延べ4830.18㎡のスーパーマーケットを整備するとし、付属施設としてテナント棟の配置も予定している。近隣にある「ヤマザワ荒井店」は新店舗完成後に閉店する。

 今後、今月末までに見積もりを徴収した後に施工者を決定、年内の完成をめざすとしている。

 なお、設計は永井設計(山形市)が担当した。

2016/01/22付一面に掲載。

2461名無しさん:2016/02/02(火) 11:37:09
東ガスの傘下に這入ゃうのは,勿論東北電力の傘下に這入っちゃうよりはマシだけど,本当は東北人民による東北人民の為の東北人民資本が欲しいなぁ。。東北電力・仙台ガス・JR北日本(福島以北のJR東日本とJR北海道と三陸鉄道や旧東北本線の第三セクターを統合して設立♪)が東北財界の御三家でw
アイリスオーヤマやカメイも棄てがたいw実際的はトヨタ自動車東日本とかNECトーキンとかかな〜??

2016.1.11 08:00
東ガス、念願の「白河越え」狙う 仙台市ガス買収を再検討…小売り自由化へ先手
http://www.sankei.com/economy/news/160111/ecn1601110002-n1.html

 都市ガス最大手の東京ガスは10日、民営化を目指す仙台市ガスの買収を再検討する方針を明らかにした。顧客数で国内最大規模の公営ガスを手中に収めることで営業地域と事業規模を拡大してコスト競争力を高め、平成29年4月の都市ガス小売りの全面自由化に備える。仙台市は今春までに民間企業への譲渡方針を固め、28年度にも譲渡先の募集を始める見込み。東ガスは市の動向を注意深く見守りながら買収メリットを精査し、念願の「白河の関」越えを狙う。

 28年4月の電力小売りの全面自由化から本格化する電力・ガスの自由化は成長余力のある首都圏が主戦場になるとみられている。東ガスは東京電力が独占する家庭用電力販売に参入する一方、翌年の都市ガス小売りの全面自由化では攻め込まれる立場に立たされる。

 一定の顧客流出が想定されるため、仙台市ガスの事業を継承して東北地区に顧客基盤を拡大し、都市ガス事業を死守する構えだ。

 仙台市ガスは顧客数約35万件で、民営事業者を含め全国9位の規模を持つ国内最大の公営ガス事業者。東ガス首脳は「政令市・仙台を中心とした顧客網は魅力的だ」と指摘。「仙台市とはコンタクトをとり続けている」と買収に向け意欲を示す。

2462とはずがたり:2016/02/07(日) 05:49:08
<相馬港>震災乗り越えエネ基地に飛躍へ
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151029_62005.html

 相馬港(相馬市、福島県新地町)がエネルギー、物流拠点としての機能を増しつつある。東日本大震災による打撃を乗り越え、新たに液化天然ガス(LNG)の基地化に向けた施設整備が急ピッチで進む。工事中の自動車専用道路で福島県央部と結ばれれば、内陸部の企業集積にも貢献しそうだ。

 国は今月、港湾内の一部でしゅんせつ工事に着手した。大型輸送船の入港に備え、航路の水深を10メートルから14メートルに改良する。海底から採取した土砂で16ヘクタールを埋め立て、2016年度内に新たな岸壁を整備する。
 港湾機能の強化は、石油資源開発(東京)によるLNG基地構想を後押しするのが目的。同社は20年までに23万キロリットルの貯蔵タンク、発電所(出力計120万キロワット)を建設し、仙台方面へのパイプラインを敷設する。プロジェクトの総投資額は1800億円に上る。
 相馬港では東北電力と東京電力が共同出資する卸電力会社が石炭火力発電所2基を稼働。さらに1基の建設計画がある。LNG基地化が進めば複合型のエネルギー拠点へと一気に飛躍する。
 東北地方整備局小名浜港湾事務所の木本仁所長は「港は燃料の搬入口としてだけでなく、福島県北の搬出拠点としても重要性が増すだろう」と展望する。
 港湾機能を左右する物流の動線も強化される。国は現在、福島市方面につながる自動車専用道「相馬福島線」(延長45キロ)を整備中。18年までに相馬-伊達市間が開通し、いずれは東北自動車道からの直接乗り入れが可能となる。
 現行1時間15分程度の移動時間は、全線開通時には半分近くに短縮される見通し。福島河川国道事務所は「現行ルートは荷崩れや冬季の通行止めの懸念がある。相馬福島線によって企業による相馬港利用が加速する」とみている。
 周辺自治体の期待も大きい。福島市は今後、立地企業へのアンケートを実施し、海上輸送のメリットなどを提案していく考え。市の担当者は「物流面の優位性を武器に、企業誘致に弾みをつけたい」と話す。

2015年10月29日木曜日

2463荷主研究者:2016/02/07(日) 11:05:30

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160124_11020.html
2016年01月24日日曜日 河北新報
<仙台東西線>国際センター駅交流広場 低調

国際センター駅2階から見える交流広場。大規模なイベントがほとんどなく、専ら有料駐車場として使われている

 仙台市が市地下鉄東西線国際センター駅(青葉区)の北隣に整備した「せんだい青葉山交流広場」の利用が振るわない。昨年4月のオープンから9カ月たつが、イベント会場としての貸し出しはわずか数件。使い勝手や利用料設定に課題があるようだ。

 交流広場は仙台商高跡地の約1万9000平方メートル。イベント用に貸すのは原則として駅に近い「Aエリア」(2200平方メートル)で、市役所前の勾当台公園市民広場(2000平方メートル)の面積に匹敵する。

 ただ、これまでの主な利用実績は、昨年8月に広場全面が仙台七夕花火祭の有料桟敷席とされ、今月1日に広場の一角が大崎八幡神社の初詣客を送迎するシャトルバス乗り場に使われた程度。大部分の期間は有料駐車場になっている。

 市の委託で広場を管理する青葉山コンソーシアムの担当者は「駐車場利用だけでは収入の見通しが立たない。イベント予約を増やす必要がある」と話す。

 利用の低迷について、市国際プロモーション課は「トイレや水道がないのが最大のネック」との見方を示す。広場は仙台城跡に近く、一帯が遺跡地域。文化財保護の観点で地下工事が制限されたため、イベントのたびに仮設トイレを置く必要がある。

 利用料も勾当台公園や西公園などの一般の公園と比べて割高感がある。非営利目的の場合、利用面積1平方メートル当たり約16円と公園(5円)の3倍以上。営利目的では約24円と公園(30円)より安いが、公園には観光物産展など公益性の高いイベントの利用料を免除する制度がある。

 市は「東西線の開業効果で風向きは変わる」(同課)と強気の姿勢。仙台国際センターへの大型会議の誘致を進め、交流広場との一体利用を増やしたい考えだ。担当者は「利用者の意見を踏まえ、トイレの使い勝手などの改善を検討する可能性はある」と話す。

2464荷主研究者:2016/02/07(日) 11:06:01

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160126_13055.html
2016年01月26日火曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>手づくり市 にぎわう

薬師堂駅の駅前広場。駅と仙台市南東部の住宅地を結ぶ市バスが発着する

◎開業1カ月/薬師堂

 薬師堂駅(仙台市若林区)には東西線の両起点駅以外で唯一、バス乗降場を備えた駅前広場がある。市バスとの接続拠点として駅と市南東部の住宅地を結ぶ。

 市内屈指の史跡エリアだ。駅から西に3分ほど歩くと、8世紀後半の創建と伝えられる陸奥国分寺がある。かつて七重塔がそびえた古刹(こさつ)。桜の名所でもある。村山裕俊住職(55)は「今も昔も癒やしの場所。お参りの際、四季折々の魅力を感じてほしい」といざなう。

 境内では毎月8日に「お薬師さんの手づくり市」が開かれる。2008年11月に始まった市はすっかり定着。今月も食品や雑貨など約120の店が並び、大勢の人でにぎわった。

 実行委員会の佐藤正記事務局長(55)は「昨年12月に続き、多くの人でにぎわった。新たに東西線を利用して訪れる人が増えているようだ」と開業効果を実感する。

<メモ>所在地は仙台市若林区白萩町401の2。1日の予想乗車人員5017人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均約3600人。聖和学園高の南に接する。陸奥国分寺と同時期に建立されたとみられる国分尼寺や、プロ野球東北楽天の本拠地、楽天Koboスタジアム宮城も近い。

2465荷主研究者:2016/02/07(日) 11:06:29

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160127_13056.html
2016年01月27日水曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>流通の街 文化も発信

交通量の多い卸町駅周辺。地下鉄への誘導が課題になる

◎開業1カ月/卸町駅

 卸町駅(仙台市若林区)は仙台市内から仙台港に向かう幹線道路沿いに立地する。全国最大規模の卸商団地「仙台卸商センター」の入り口に位置し、ヒトとモノの往来が激しい。

 ベビーカーを押す若い女性が駅から出てきた。流通ビジネスの街が変わりつつある。駅周辺の土地は、マンションや商業施設を建設できるよう規制緩和された。ファミリー層の利用増に期待がかかる。

 文化の発信地としても存在感を増す。昨年12月末には東西線開業を記念し、駅近くの劇場兼稽古場「せんだい演劇工房10-BOX」などで3日間舞台イベントが展開され、親子連れなど新たな演劇ファンを掘り起こした。

 10-BOXを拠点に活動する劇団「仙台シアターラボ」代表の野々下孝さん(40)は「卸町に関心が向くいまが好機。多くの市民に演劇に親しんでもらえるよう工夫したい」と話す。

<メモ>所在地は仙台市若林区卸町1丁目1の7。1日の予想乗車人員5813人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均約2700人。市の予想の46.4%にとどまり、青葉山(36.2%)に次ぐ低水準。駅周辺は事業所が集積し、マイカー通勤からの転換が進むかどうかが利用増の鍵となる。

2467荷主研究者:2016/02/07(日) 11:38:28

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160129_12010.html
2016年01月29日金曜日 河北新報
<仙台駅>飲食・土産物9店 3月オープン

 JR東日本仙台支社は28日、仙台駅の2、3階に3月、飲食や土産物など計9店を順次オープンすると発表した。

 3月5日には、阿部蒲鉾店(仙台市)の人気商品「ひょうたん揚げ」と、チーズスイーツ、ずんだシェイクのテークアウト専門店計3店が2階コンコース北側に開店する。

 同18日には2、3階に計6店がオープン。首都圏などで人気のチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」(東京)が東北で初出店。同日利用が始まる東西自由通路沿いには、東北以外の全国の名菓などをそろえた土産品店がお目見えする。

2468荷主研究者:2016/02/07(日) 11:38:52

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160129_12011.html
2016年01月29日金曜日 河北新報
<仙台駅>「エスパル仙台東館」3月開店

3月18日に利用開始となるJR仙台駅東西自由通路のイメージ図

 JR東日本仙台支社は28日、仙台駅東口に整備中の大型商業施設を3月18日に開業し、拡幅工事が進む東西自由通路の利用も同時に始めることを発表した。商業施設の名称は「エスパル仙台東館」とした。自由通路とつながる東館2階には、東口改札(4レーン)を新設し、東口側から来る利用者の利便性を高める。

 仙台支社によると、東館は地上6階、地下1階で店舗面積約1万300平方メートル。施設の核店舗には、4階に生活雑貨大手「東急ハンズ」(東京)が入るほか、新規の77店を含め計82店舗が入店する。館内に設置する保育園と医療クリニックは4月1日に開業する。

 2階の自由通路は幅6メートルから16メートルに拡幅し、4階まで高さ16メートルの吹き抜けとなる。シンボルツリーやフラワーポットを置くほか、発光ダイオード(LED)照明、太陽光パネルを活用し、環境に配慮した空間にする。市民に自由通路の愛称を募集する予定。

 エスパル仙台は東館開業に合わせ、一部改装中の本館でも33店舗が新規出店や新装オープンするほか、新たなブランドイメージ創出のためエスパルのロゴを変更する。

 新たな取り組みとして、東館の駐車場(5階〜屋上)に電気自動車の充電設備を4基設置。本館の一部に限られていた無料の公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」の利用範囲を、東館やエスパル仙台Ⅱも含めた全ての共用スペースに広げる。

 訪日外国人旅行者の利便性を高めるため、中国を中心に普及している「銀聯(ぎんれん)カード」も3館のほとんどの店舗で利用できるようになる。

 このほか、仙台駅やホテルメトロポリタン仙台など約40カ所で伝統工芸品などの展示コーナーを設け、東北の魅力を発信するプロジェクト「ヨリ未知 SENDAI」を展開する。

 松木茂支社長は「長年の懸案だった仙台駅の機能の充実と東口の顔をつくる取り組みが、大きく前進する。施設の開業後は、仙台駅の利用者が満足できるよう力を入れたい」と話した。

2469荷主研究者:2016/02/07(日) 11:47:44

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00372742?isReadConfirmed=true
2016年1月29日 日刊工業新聞
工藤電機、仙台R&D拠点完成 最先端技術で雇用創出

【仙台】工藤電機(仙台市太白区、引地智恵社長、022・245・2141)は仙台市太白区内に「研究開発(R&D)センター=写真」を完成し、落成式を開いた。同社がR&Dセンターを開設するのは今回が初めて。引地社長は「本社、工場、R&Dセンターの三位一体で今まで以上に発展する」などとあいさつした。

 地上4階建ての研究棟と試験棟からなる。敷地面積は1753平方メートル、延べ床面積は1869平方メートル。投資額は約10億円。

 津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金で5億円の支援を受けた。名取事業所(宮城県名取市)から設計部隊24人が異動。事務方含め30人が在籍する。

 来賓の守本憲弘東北経済産業局長は「被災地において最先端技術で雇用創出し、復興に大きく貢献されるだろう」、熊谷教孝日本加速器学会長は「工藤電機には新しいものを考えるDNAがある。これからも面白いものができるのではないか」、若生正博宮城県副知事は「県から世界に向けたイノベーションの創出拠点になるだろうと期待する」などと語った。工藤治夫工藤電機会長が講話した。

(2016年1月29日 中小企業・地域経済1)

2470荷主研究者:2016/02/07(日) 11:50:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160131_13021.html
2016年01月31日日曜日 河北新報
復興促進期待 常磐道山元南スマートIC着工

地元児童と一緒にくわ入れして着工を祝う関係者=30日、山元町坂元

 常磐自動車道新地(福島県新地町)-山元インターチェンジ(IC、宮城県山元町)間に開設される山元南スマートIC(同町坂元)の着工式が30日、現地であった。2017年3月までに利用開始となる予定で、宮城県内6カ所目のスマートICになる。

 自動料金収受システム(ETC)搭載車に24時間対応するゲートを設置する。総事業費は約23億円。事業主体の東日本高速道路は1日当たり700台の利用を見込む。

 山元町内のIC設置は、町北部の山元ICに次いで2カ所目になる。山元南スマートICは、東日本大震災の集団移転先として町が整備中の新坂元駅周辺地区新市街地に直結するほか、隣接する角田市、丸森町からの利用も見込まれる。復興まちづくりや企業進出による県南の経済振興、交流人口拡大などが期待される。

 着工式には3市町や県、国、東日本高速道路の関係者らが出席。地元の山元町坂元小の児童5人とくわ入れをして工事の安全を祈った。山元町の斎藤俊夫町長は「着工が復興の力強い後押しとなり、町の均衡ある発展に資する」と期待を寄せた。

 終了後、3市町は国などに常磐道の暫定2車線区間の4車線化の早期実現を要望した。

2471とはずがたり:2016/02/07(日) 12:59:07
>>2461
名無しになってるけど俺だ。

2472荷主研究者:2016/02/11(木) 14:11:30

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160201_13054.html
2016年02月01日月曜日 河北新報
<仙台東西線>近隣に住宅街誕生へ

車の往来が激しい産業道路沿いにある六丁の目駅

◎開業1カ月/六丁の目駅

 仙台の産業・物流拠点に誕生した六丁の目駅(仙台市若林区)。県道仙台塩釜線(産業道路)沿いにあり、国道4号バイパスが近い。トラックや乗用車の行き来が絶えない。

 車の利用が定着しているエリアだ。地下鉄への転換をどう図るのか。鍵を握るのが産業道路南側で進む大規模な住宅開発だ。

 駅を出て南に徒歩約17分。荒井西地区の住宅地が広がる。一面農地だったが土地区画整理事業で様変わりし、一戸建ての住宅が続々と建ち始めている。想定人口約2700の新たなまちが生まれつつある。

 一帯では銀行の出店が相次ぎ、今秋には大規模商業施設のオープンも控える。

 「目に見える変化はまだ少ないが、新しい住民は増えている。地区はますます発展するはず」。六丁の目町内会長の加藤正敏さん(72)が未来に期待を込める。

<メモ>所在地は仙台市若林区六丁の目中町1の34。1日の予想乗車人員4272人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均約2100人。駅近くには東日本大震災被災者の集団移転地や災害公営住宅がある。仙台工業団地の移転構想が浮上し、跡地の利活用が注目されている。

2473荷主研究者:2016/02/11(木) 14:12:32
>>2436
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160202_12010.html
2016年02月02日火曜日 河北新報
<ガス自由化>仙台ガス局民営化 来春は困難

 仙台市ガス局が再検討している民営化について2017年4月から実施するのは困難になったことが1日、分かった。経済産業省は同年4月に家庭向け都市ガス小売り自由化を始める方針を決めており、同時期の民営化は実現できない見通しだ。民営化するかどうかの判断が遅れている上、売却先の公募など手続きにも一定期間を要するため。

 市ガス局はことし3月までをめどに民営化の可否を決める方針だった。だが、新規参入企業が使う都市ガス導管の使用料算定手法をはじめ、全面自由化後の詳細な制度設計が決まっておらず、事業環境を見通せない状況が続いており、判断時期は16年度以降にずれ込む可能性が高い。

 前回、市ガス局が10年4月の民営化を目指した際、売却先の公募を始めたのは08年9月で1年半前だった。今回は17年4月まで既に1年半を切っており、売却手続きを完了させるのは厳しい情勢となっている。

 ことし4月には電力小売りの全面自由化も始まり、エネルギー関連各社が電力分野に投資する動きが相次ぐ。市ガス局は公募の際は複数の応募者を競争させたい考えで、電力への関心が集中する現状で売却先を募るのは好機ではないとの判断もあるとみられる。

 市は前回、行財政改革の観点などから05年に民営化方針を表明した。売却先の公募に1グループが応じたが09年に辞退。15年2月に検討再開を明らかにした。

2474荷主研究者:2016/02/11(木) 14:13:12

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160202_11037.html
2016年02月02日火曜日 河北新報
<東北道>菅生にスマートIC構想

 東北自動車道菅生パーキングエリア(PA、宮城県村田町)に、スマートインターチェンジ(IC)を併設する構想が浮上していることが1日、分かった。菅生PAはスポーツランドSUGOに近く、地域の観光活性化につながると期待される。

 昨年末、国土交通省幹部や県関係者が現地を視察した。町は2日、亘理町で開かれる県南サミットで村井嘉浩知事に協力を求める。

 菅生PAは村田-仙台南IC間(約15キロ)のほぼ中間に位置する。町は地元行政区などと地区協議会を設立し、スマートIC設置案をまとめ国に申請する。

 国の許可が下りれば、東日本高速道路がスマートICのゲートを建設、町はPAへの接続道路を整備する。県の協力内容として接続道路の用地取得交渉、交通量調査などを念頭に置いている。

 県内の東北道のスマートICは、長者原サービスエリア(SA)と三本木PA(大崎市)、泉PA(仙台市泉区)の3カ所。菅生PAに設置されれば仙台以南では初となる。

 スポーツランドSUGOでは毎年、各種モーターレースが開催される。開催時には選手ら関係者に加え、大勢の観客が訪れる。

2475荷主研究者:2016/02/11(木) 14:17:10
>>2474
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160203_11048.html
2016年02月03日水曜日 河北新報
<菅生スマートIC>県が接続道路整備方針

 村井嘉浩宮城県知事は2日、亘理町で開かれた県南サミットで、東北自動車道菅生パーキングエリア(PA、村田町)にスマートインターチェンジ(IC)を併設する構想について、支援策としてスマートICと県道を結ぶ接続道路を県が整備する方針を示した。佐藤英雄村田町長の協力要請に応えた。

 接続道路は、スマートICと菅生PAに近接する県道仙台村田線をつなぐ。村井知事は「スマートICの重要性は十分に認識している。町の財政が厳しいと聞いており、県予算で整備させてもらう」と述べた。県によると、今後は国の協力を得ながら計画の検討を進める方針。

 村田町は地元行政区などと地区協議会を設立し、スマートIC設置案をまとめて県に申請する。菅生PAはスポーツランドSUGOに近く、地域の観光活性化につながると期待される。

 県南サミットは、被災後に営業を再開した亘理町営温泉「わたり温泉鳥の海」で開催。4市9町の首長と村井知事が意見交換した。仙台国際空港株式会社の岩井卓也社長が、7月に完全民営化する仙台空港の事業計画と将来展望をテーマに講演した。

2476荷主研究者:2016/02/11(木) 14:17:29

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160203_13063.html
2016年02月03日水曜日 河北新報
<仙台東西線駅探訪>新しい街は胎動段階

駅前にバスやタクシーの乗り場が整備され、拠点駅のたたずまいを見せる

◎開業1カ月/荒井駅

 駅前広場にバス、タクシー乗り場を備えた荒井駅(仙台市若林区)。ターミナル駅にふさわしい様相を見せるが、周辺は更地が多い。建設中のマンションの骨組みが点在するぐらい。地ならしする重機の音が響く。新しい街は、まだ胎動段階だ。

 かつては考えられなかった「荒井見学」とおぼしき乗降客も見掛ける。駅舎内に整備された東日本大震災のメモリアル施設にはメッセージノートが置かれ、「宮城県大和町から来ました」などの文言が並んでいた。

 駅から南に10分ほど歩くと荒井東災害公営住宅に着く。住宅とともに新設された荒井東町内会の会長大橋公雄さん(72)は「最寄りのスーパーには徒歩で約1時間かかり、今も車の利用が主体。高齢者は生活の仕方をすぐには切り替えられない。街も人もこれからです」と話した。

<メモ>所在地は仙台市若林区荒井沓形85の4。1日の予想乗車人員4456人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均約2900人。東日本大震災の津波浸水域に接し、地域は被災者の移転先となった。被災実態を知る玄関口の役割も期待されている。

2477荷主研究者:2016/02/11(木) 14:18:24

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160203_11042.html
2016年02月03日水曜日 河北新報
<仙台東西線>利用者予測を3割下方修正

 昨年12月6日に開業した仙台市地下鉄東西線をめぐり、市が2016年度の1日当たりの平均利用者を5万7000人と見込んでいることが2日、分かった。開業前の需要予測8万人を3割下回る。開業後約2カ月の利用状況を基に算出し、同日示した高速鉄道事業会計の16年度当初予算案で明らかにした。

 市交通局は、3月末までの平均利用者を4万9000人と推定。4月の年度替わりで約6500人が新規に利用すると予想した上、開業後5年間は毎年2.96%増え続けるとした需要予測を適用し、5万7000人とはじき出した。年間収支は70億5000万円の赤字となる見通し。当初計画より13億円増える。

 南北線は15年度の利用者を1日17万人と推定した上で、16年度は9000人増の17万9000人と想定。年間収支は26億円の黒字と試算した。

 南北、東西両線合わせた16年度の地下鉄事業は46億3600万円の赤字で、累積赤字は932億円に上る見込みとなった。

 交通局は今後、東西線の需要予測の下方修正を盛り込んだ地下鉄事業の長期収支計画をまとめる。

2478荷主研究者:2016/02/11(木) 14:20:31
>>2379
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160204_13025.html
2016年02月04日木曜日 河北新報
<東北大雨宮跡地>医療・福祉施設を共同検討

イオンモールと厚生会が医療・福祉施設整備を共同で検討することになった雨宮キャンパス

 大規模商業施設開発・運営のイオンモール(千葉市)と、仙台厚生病院(仙台市青葉区)を運営する一般財団法人厚生会は3日、東北大雨宮キャンパス(同)の移転計画に伴う再開発で、医療・福祉施設整備を共同で検討することで合意した。厚生会は同病院を全面移転したい考えで、かかりつけ医の紹介で患者を受け入れる「地域医療支援病院」を目指す。

 再開発は、キャンパス移転後の跡地約9.3ヘクタールを取得したイオンモールが計画。東北大、仙台市、仙台商工会議所などがまとめたまちづくりに関する報告書を重視し、西側約4.1ヘクタールに医療・福祉施設を設けることにした。

 厚生会は現病院の建物が手狭になり、市中心部の総合病院が郊外に移転するケースが相次ぐ現状を踏まえ、イオンモールとの共同検討を決めた。河北新報社の取材に目黒泰一郎理事長は「都心部の中核病院としての役割を果たしたい。現在の建物はまだ使えるのでじっくり計画を練る」と語った。

 再開発では東側の南約3.6ヘクタールには商業施設、北約1.6ヘクタールには集合住宅を整備する。土地利用の方針、施設の配置や規模などを示した地区計画は3日の仙台市都市計画審議会で賛成多数で承認された。

 イオンモール広報部は「計画が前に進むことになる。地域に歓迎されるエリアを開発する」と説明する。

 東北大は2016年度中に雨宮キャンパスにある農学部・大学院農学研究科を青葉山新キャンパス(青葉区)に移転し、18年に跡地をイオンモールに引き渡す予定。

2479荷主研究者:2016/02/11(木) 14:23:21

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160204_12047.html
2016年02月04日木曜日 河北新報
<旭陽電気>宮城工場を大和町内で移転

立地協定を結び、握手する(左から)村井知事、金山社長、浅野町長

 電子部品製造の旭陽電気(山梨県)は2日、宮城県大和町の宮城工場を、町内にある大和リサーチパークに建設する新工場に移転すると発表した。半導体製造装置などに使われるハーネスの生産能力増強を図り、「宮城事業所」として12月に稼働する。

 4月に着工する建物は鉄骨平屋、床面積は約2600平方メートルで、総工費は約8億円。従業員を現工場の2倍の50人に拡大し、20人を新たに地元で採用する。ハーネス組み立てのほか、電機・生産設備大手の機器製造を受託する。

 新工場の近隣にある半導体製造装置の東京エレクトロン宮城や、NECの東北拠点に製品を供給する。防災行政無線や計測機器などのITインフラの施工・保守も請け負う。

 2日には県庁で金山光雄社長、村井嘉浩知事、浅野元大和町長が立地協定を結んだ。金山社長は「宮城の生産能力は約2倍となる。ハーネスの少量多品種生産にも対応できる」と話した。

2480荷主研究者:2016/02/11(木) 14:38:31

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160206_13008.html
2016年02月06日土曜日 河北新報
<仙石東北ライン>女川駅まで一部延長運転ヘ

 JR東日本仙台支社は5日、東北線と仙石線を利用して仙台-石巻間(47.2キロ)を結ぶ「仙石東北ライン」の一部列車を、石巻線に乗り入れて女川駅(宮城県女川町)まで延長運転すると発表した。実施時期はことし夏ごろで、1日1往復を予定している。

 仙石東北ラインは昨年5月30日に仙石線が全線再開したのに合わせ、仙台-石巻間を最短52分で結ぶ快速路線として開業した。現在、1日上下計28本運行している。延長区間(石巻-女川間)は16.8キロ。朝に女川発上り列車、夜に仙台発下り列車を運行する。ダイヤは未定。

 仙台支社の担当者は「女川まで延長運転してほしいとの要望が以前からあった。復興支援の一環として、石巻、女川の住民が利用しやすい路線にしたい」と話した。

 地元自治体は仙台と直通運転で結ばれることを歓迎した。須田善明女川町長は「非常に喜ばしい。仙台市内への通勤・通学の利便性が確保され、より活発な経済活動が期待できる。新たな希望と将来的な定住人口確保にもつながる」との談話を出した。

 亀山紘石巻市長は「石巻駅での乗り換えの負担が軽減され、渡波地区を中心とした市東部からの通勤、通学などの利便性が向上する。復興の加速化や定住促進につながると期待している」とのコメントを出した。

2481とはずがたり:2016/02/13(土) 22:51:25

苦しい経営に追い打ち…飲み会自粛、解除陳情へ
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160207-OYT1T50101.html?from=yartcl_outbrain1
2016年02月08日 07時40分

 職員の飲酒運転が相次いだことを受け、宮城県石巻市が職場関係の飲み会を自粛したことをめぐり、市内の飲食業者でつくる団体などが、自粛を解除するよう市に陳情することが分かった。

 年明け以降、予約のキャンセルが相次ぐなど商売に影響が出ているという。

 陳情するのは、石巻商工会議所、みやぎ寿司海道石巻地域協議会、石巻料理店組合など約10団体。8日に亀山紘市長に対し、震災の影響で飲食店経営が苦しいなか、市の自粛が追い打ちをかけていると訴える予定だ。陳情団代表の伏見不二雄さん(72)は「自粛が続けば、地域経済が大変なことになる。送別会がある年度末に向けて解除してほしい」と話している。

 市では職員が昨年6月に飲酒運転で物損事故を起こしたほか、12月には2人が酒気帯び運転で相次いで逮捕された。

2482荷主研究者:2016/02/21(日) 20:26:45

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160209_12076.html
2016年02月09日火曜日 河北新報
仙台中心部に新ホテル 来年6月完成

アルモントホテル仙台の建設予定地

 全国でホテルを展開する法華倶楽部(くらぶ、東京)が、仙台市青葉区中央3丁目に新しいホテルを開業することが8日、分かった。名称は「アルモントホテル仙台」で、4月着工、2017年6月中旬の完成を予定している。

 建設場所は、南町通り沿いの駐車場跡地。敷地面積は589平方メートル。鉄骨11階で、延べ床面積は4447平方メートル。アルモントホテルは同社が12年から京都などで展開する新ブランドで、宿泊中心のホテルになるとみられる。

 青葉区本町で運営するホテル法華クラブ仙台を移転する形かどうかは不明。同ホテルの土地と建物は「ホテルグリーンチェーン仙台」を展開する松月産業(仙台市)が11年に取得しており、現在は法華倶楽部が借りて営業している。

 法華倶楽部は「法華クラブ仙台の今後や新しいホテルの詳細は未定」と説明している。

2483荷主研究者:2016/02/21(日) 20:27:15

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160210_12013.html
2016年02月10日水曜日 河北新報
<東急ハンズ>東北の技と食 仙台店に設置

東急ハンズ仙台店の店舗イメージ

 生活雑貨大手の東急ハンズ(東京)は9日、3月18日開業のJR仙台駅東口商業施設「エスパル仙台東館」(仙台市)に入る仙台店の概要を発表した。東北初の直営店として、6県の食品、工芸品などに焦点を当てたコーナーを設置。人気商品をテーマごとに集めた売り場を設けるなど、提案型の店舗を目指す。

 東館4階に店舗面積約2100平方メートルを確保し、約4万2000品を扱う。地場の商品をそろえる「やっぱりトウホク」は「技」「食」といったキーワードを用い、こけし、仙台みそなどを紹介。季節を意識した展開も計画している。

 人気商品を扱うコーナーは「うれしい食卓をはじめよう」「お手入れにこだわろう」など4テーマを設定し、食事、服や靴のケアなど日常生活の場面を切り口にまとめる。女性向け商品を販売する「ビューティライン」も置く。

 店内は同社のイメージカラーで杜の都を象徴する緑を基調にした。東急ハンズの担当者は「東北は地元に埋もれている魅力的な商品が多く、店を通じて全国に発信したい」と話した。

2484荷主研究者:2016/02/21(日) 20:27:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160211_13029.html
2016年02月11日木曜日 河北新報
<震災4年11カ月>新生活の拠点 整備着々

JR常磐線の高架式の山下駅を中心に住宅整備などが進む「つばめの杜地区」を東側から望む=10日午後2時15分ごろ、宮城県山元町

 東日本大震災は11日で発生から4年11カ月を迎えた。宮城県山元町では被災者の集団移転先となる新市街地の整備や、JR常磐線を1キロ内陸側に移設する工事などが急ピッチで進む。

 町は3地区で新市街地を整備中。最大の「つばめの杜地区」(37.4ヘクタール)では計約550戸分の分譲宅地や災害公営住宅などができる予定。計画は95%まで進み、来月末には完成する。

 地区は新たな常磐線が貫き、中心部に建設された高架式の山下駅ホームからは真新しい住宅が見渡せる。駒ケ嶺(福島県新地町)-浜吉田(宮城県亘理町)間の14.6キロで続く線路の移設工事も順調で、ことし12月には運転再開予定だ。

 2015年国勢調査で町人口は1万2314となり、震災前の10年調査から26.3%も減った。今夏には小学校などが地区内に開設する。町の担当者は「新しい街の姿をますます実感してもらえるようになる」と活性化に期待をつなぐ。

2485荷主研究者:2016/02/21(日) 21:07:28

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/02/16 建設新聞
タカラレーベン東北・共同住宅 レーベン仙台梅田町の新築計画
RC12F約3148㎡・32戸で計画

 タカラレーベン東北(仙台市青葉区中央2の2の10 吉田正広代表取締役社長)は仙台市青葉区梅田町に「共同住宅・レーベン仙台梅田町」(仮称)の新築を計画しており、アサヒ建築設計事務所に設計を委託している。

 建設用地は仙台市青葉区梅田町251の1ほか地内で、北六番丁通沿いに面した敷地約1470㎡。計画では、ここにRC12F延べ約3148㎡の共同住宅32戸を建設する。

 今後は施工者選定などを進めことし4月の着工、2017年8月末の完成をめざす。

2016/02/16付一面に掲載。

2486とはずがたり:2016/02/29(月) 21:27:26
なんか美談みたいに取り上げられているけど,まあ美談的な要素はあるけど,これ逆に被災地から非難した人たちが避難先で仕事見つけて定住するのを批判してはならないと思う。
人は仕事で住む場所を変える生き物であり,土地にしがみつくのは過疎地に延々と死にカネ垂れ流す利権屋自民党的な発想なのである。
三陸は震災を期に高速道路の整備が飛躍的に進んだ。後は美しい自然や鉱物資源,豊かな漁業資源をどう活かして自律的な恢復・更には成長軌道に乗せるかである。他の地方に比べて10年はやく人口流失が進んだことを先進的な経験が出来ていると前向きに受け容れて進まねばならない。
産業の無い限界集落は積極的に閉鎖して気仙沼・大船渡・釜石・宮古・久慈の都市を発展させる選択と集中をして欲しいんじゃが。

2016年 02月 27日 05:37 JST
警察官67人“永久出向”
http://jp.reuters.com/article/idJP2016022701001068

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県の復興支援のために全国の警察から特別出向した後、3県警に所属を切り替えて定年まで勤める「永久出向」を選んだ警察官が67人に上ることが27日、警察庁への取材で分かった。

 3分の2は地元に戻った被災3県の出身者だが、縁のない県への永久出向を決めた警察官もいた。警察庁の担当者は「町並みや暮らしぶりを目の当たりにして、『ここに骨をうずめよう』と思い立った人もいたのではないか」と話している。

 特別出向の人数は、震災後からこれまで、永久出向の67人を含めて延べ1751人に上る。

2487とはずがたり:2016/03/05(土) 18:05:18
大手リース会社なんかに介在させるからこうなる。復興がなんか小ぎれいなものつくると勘違いするからこういうのを潰そうという動きになる。汚らしい仮設の横丁をそのままにしておくのが一番の復興である。
潤沢な復興のカネ使って無人の街つくるなど気違い沙汰だ。

仮設で営業の呑ん兵衛横丁、再び存続ピンチ
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160225-OYT1T50159.html?from=yartcl_outbrain1
2016年02月28日 13時57分

 東日本大震災の津波で全店が流され、仮設で営業している岩手県釜石市の飲み屋街「呑のん兵衛べえ横丁」が、再び存続の危機に陥っている。

 市は別の場所で継続させたい考えだが、出店にかかる費用や高齢などを理由に、多くの店主が踏み切れずにいる。「鉄のまち」の名物横丁が、震災から5年を前に岐路に立たされている。

 横丁は昭和30年代前半、戦争で夫を失った女性たちが、生活のため市中心部の水路の上に軒を連ねたのが始まり。高度成長期には30店以上が並び、製鉄所の従業員らでにぎわったが、津波で全26店が流された。

 2011年12月にJR釜石駅近くのプレハブ店舗で再開し、今は12店が営業する。酒と季節のお袋の味に体も心も温められ、代金は千円札2〜3枚――。そんな魅力は以前のままだ。

 仮設は18年3月に撤去されるため、市は中心部の市有地を大手リース会社に貸し、約20店を集めた共同店舗3棟を建て、一部を細長い店が連なる横丁にする計画。24日に市と協定を結んでいるリース会社は、横丁の店主に対し、出店には3か月分の敷金などのほか、180万円の設備工事費が必要と説明。「高過ぎる」との声を受け、仮設の設備を再利用して98万円にする案も示した。

 だが、12店のうち10店は68〜77歳の女性店主で、自宅を流された人もいる。出店には内装費などもかかり、生活再建や年齢の不安も抱える。申し込みは今月末に締め切られるが、店主への取材では、出店を決めたのは1店のみ。6店は店をたたむ考えで、5店は態度を決めていない。

 30年続けた居酒屋「とんぼ」の高橋津江子さん(74)は出店を諦めた。「続けたい思いは強いが、年齢を考えるとあと何年できるか。震災で人も減ったし、借金しても返せない」と明かす。横丁の組合長を務め、開店から53年目の最古参となる居酒屋「お恵けい」の菊池悠子さん(77)は「みんなで築いてきた横丁の看板だから、移転、再建もみんなでやりたい……」と揺れる心境を語る。

 共同店舗は6月に着工され、11月にオープンする予定。市は出店時の支援策を検討している。(藤吉恭子)

2488荷主研究者:2016/03/07(月) 22:40:25

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160220_11011.html
2016年02月20日土曜日 河北新報
仙台市立病院跡地 売却先7月に公募

売却先の公募スケジュールが固まった仙台市立病院跡地

 仙台市は19日、売却予定の若林区清水小路の市立病院跡地について、購入を希望する事業者の公募を7月に始める方針を固めた。市は地域の交流拠点になるような活用を求める意向。応募事業者の計画を審査して売却先を選び、来年3月に売買契約を締結したい考えだ。

 一等地にある貴重な物件の動向に関心が高まっていたが、売却方法やスケジュールが未定だった。

 売却対象は跡地約1.8ヘクタールのうち、市地下鉄南北線五橋駅の駐輪場整備予定地などを除く約1.75ヘクタール。旧病院本体や救命救急センター、救急ステーションといった建物、立体駐車場は残したまま売る予定。

 売却条件として市は(1)健康で安全・安心に暮らせる環境(2)学生や若者の定着推進(3)楽しさやにぎわいの創出-につながる土地利用を例示。詳細な条件を示した後、10月に跡地利用計画の提案を受け付ける。市が今後設ける購入事業者選定委員会が計画や買い取り額を審査し、12月に優先交渉権者を決める。

 公募に先立ち、2月末〜3月中旬には跡地取得に関心を示す事業者と面談する。売却条件などに関する意見を聞き、必要があれば公募の進め方に生かす。

 市立病院は2014年11月、太白区あすと長町に移転した。跡地の売却益は、新病院を整備した際の借入金の返済に充てる。

2489荷主研究者:2016/03/07(月) 22:40:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160220_13012.html
2016年02月20日土曜日 河北新報
<JR東仙台駅>新駅舎28日に営業開始

28日の営業開始へ急ピッチで作業が進む東仙台駅の新駅舎

 JR東日本仙台支社は19日、老朽化に伴い昨年9月から改築工事を行っていた東北線東仙台駅(仙台市宮城野区)の新駅舎での営業を28日に開始すると発表した。

 新駅舎は鉄骨平屋で延べ床面積126平方メートル。「集う駅」をコンセプトに、吹き抜けで開放感のある構造にした。外装には、古墳時代から平安時代にかけての須恵器や瓦が出土した駅北西部にある大蓮寺窯跡をイメージした色合いを採り入れた。手すりやスロープの設置、段差解消を図るなどバリアフリーにも配慮した。

 東仙台駅は1日平均約6500人が利用する。仙台支社の担当者は「これまで以上に多くの方が利用しやすい駅にしたい」と話している。


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