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仙台・宮城・陸奥
2438
:
荷主研究者
:2016/01/16(土) 14:55:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160106_12016.html
2016年01月06日水曜日 河北新報
<仙台東西線>最低限の水準はクリア
開業後約1カ月の利用状況を説明する佐藤氏
仙台市の佐藤清交通事業管理者は5日、河北新報社のインタビューに答え、6日で開業1カ月を迎える市地下鉄東西線の利用状況について「最低限の水準はクリアした」と述べた。春の年度替わりに向け、通勤や通学による利用の促進に一層力を入れる考えを示した。(聞き手は報道部・熊谷吉信)
-1日8万人の需要予測に対し、昨年12月の実績は平均5万400人だった。
「近くに大学や高校がある駅は健闘したが全体ではまだまだ。100点満点で41点。何とか赤点を免れた感じだ」
-通勤需要を見込んだ卸町や六丁の目両駅など、大半の駅で低迷している。
「通勤手段はすぐには切り替わらない。北や南から南北線を利用する人たちが東西線に乗り継ぐ通勤が浸透すれば、仙台駅の利用者も増えるはずだ」
-経営見通しはどうか。
「荒井地区を含む東部開発や東北大農学部の青葉山キャンパスへの移転など、伸びしろはまだある。ほかの都市の地下鉄も開業当初は苦戦したが、長期的には好転している」
「東西線の建設費は南北線に比べ起債(借金)で賄った分が少なく、利子負担がはるかに軽い。南北線は黒字が続いており、両線合わせた市の地下鉄事業としては十分安定している」
-開業と同時に実施した市バス路線の大規模再編には不満が根強い。
「バス事業は地下鉄以上に厳しい。見直すべき点は見直すが、全ての要望には正直、応えることはできない。東西線沿線では地下鉄の利便性を丁寧に訴えたい」
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