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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

1036小説吉田学校読者:2007/09/22(土) 14:26:42
>>1035
刑事弁護士業界の常識と一般常識は相違が宿命付けられているのであります。
なぜなら、「犯罪者を弁護する」というのは、その時点で一般常識である「犯罪者を罰せよ」と相違しているのであります。

そこから、ムラ社会と一般社会とを近づける努力が必要なのですが、それが「今までの報道が悪いと、記者会見で居直る」とか「懲戒を呼びかける」というのは両方とも違うような気がするのであります。

1037小説吉田学校読者:2007/09/29(土) 16:20:26
死刑執行よりも死刑のあり方そのものを勉強会を設置すべき時ではないのか。

執行についていうなら、宗教上の信義とかで執行決裁の拒否をするのは、法の執行者としていかがなものか。自動的とかアトランダムに被執行者を決めるのも死刑を科す態度なのか。
死刑そのものについていうなら、裁判員制度の施行が目前にあり、私たちが死刑を科すのである。死をもって償えというのである。いざ被告人を面前にして死刑を科すのであって、その精神的重圧も責任も厳しいものがあるんじゃないか。逆にいえば、それなりの責任のやりがいもあるのではないか。
だからこそ、今、死刑とはどうあるべきか。または廃止すべきか。そもそも人に生命をもって償わせないと刑事的解決も民事的解決も図れないのか、そういうところから勉強会を始めるべきだと思います。
鳩山法相の問題提起は意義がある。反対に「死刑反対派」の亀井の「人間の資格がない」発言は本末転倒であり、だから死刑廃止派は支持を広げられないのだぞと、はっきり言っておく。

死刑執行、省内幹部と勉強会=亀井氏との面会は拒否−鳩山法相
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007092800385

 鳩山邦夫法相は28日午前の記者会見で、死刑執行の在り方を研究する勉強会の概要を発表した。「法相が絡まなくても、自動的に客観的に進むような方法を考えたらどうか」との法相の問題提起を受け、死刑執行の状況や執行の手順を定めている刑事訴訟法の趣旨などを研究する。
 メンバーは法相や副大臣、政務官のほか、法務省刑事局、矯正局、保護局の局長、担当課長で構成。鳩山法相は勉強会に関し「速やかに開始したい。いつ結論を出すかは勉強していかないと分からない」と述べ、期限を定めずに研究する考えを示した。
 また、国民新党の亀井静香代表代行が「鳩山氏には人間の資格はない」と批判する一方、法相に面会を求めていることについて、鳩山法相は「人間の資格がないとまで言われて、会う必要はないだろう」と語った。

1038小説吉田学校読者:2007/09/30(日) 10:39:32
二瓶絵夢とは、「正論」や「別冊宝島」で「社会党には共和国連絡部という組織があり・・・」記事で騒動を巻き起こした女性。
あまりに怪しく、けものみちの臭いがプンプンするこの事件。しかも捜査するのは、泣く子も泣いて謝る、東京地検特捜部。

表参道架空地上げ「政治絡みで金必要」と逮捕の女
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070930i301.htm

 東京・表参道の土地の地上げを装った詐欺未遂事件で、逮捕されたフリージャーナリスト、二瓶絵夢(にへいえむ)容疑者(31)が、詐取に成功した場合の金の使途について、「政治絡みの仕事に使いたい」と周囲に話していたことが、関係者の話で分かった。
 二瓶容疑者らは、この未遂事件の後、都内の商社グループから5億5000万円をだまし取った疑いも浮上しているが、このうち使途不明となった2億数千万円は、二瓶容疑者が現金で引き出していたことも判明。東京地検特捜部が金の流れを追及している。
 特捜部の調べによると、二瓶容疑者や元自民党衆院議員秘書で広告会社「ワクマック」(東京都千代田区)社長、市川和久容疑者(45)ら4人は昨年10〜12月、東京・表参道の土地などを所有する女性から売買を任されたとする委任状など5通を偽造。千代田区の不動産投資ファンドに偽造した委任状を示し、売買の内金名目で11億円をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
 関係者によると、二瓶容疑者はファンド側に架空の売却話を持ちかけるにあたり、周囲に、「私は今、政治絡みの仕事で金を必要としている。ファンドから引き出した資金の一部は、その仕事のために使いたい」などと話していたという。
 ファンドへの詐欺は未遂に終わったが、二瓶容疑者らはその後、都内の商社グループにも同様に架空の地上げ話を持ちかけ、5億5000万円を引き出していた。5億5000万円は、商社グループから宮沢義隆容疑者(59)が経営する不動産会社「マクロプロジエクト」(港区)の口座に入金されたが、二瓶容疑者がこの口座から2億数千万円を現金で引き出した後、使途が分からなくなっているという。

1039杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/09/30(日) 19:38:03
まぁ、この手の面子は法の網を如何に潜り抜けるかで生きている様なもんでつからなぁ・・・・・裕次郎の兄貴涙目(藁

歌舞伎町、浄化作戦規制外で昼キャバ急増
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070930-263372.html

 東京・歌舞伎町などに、午前中から夕方ごろまで営業するキャバクラ、通称「昼キャバ」が急増している。割安なことや、気軽に利用できること、女子学生らが多いことなどから人気店もあり、最近は早朝開店する「朝キャバ」まで登場。背景には、石原慎太郎都知事(75)の“浄化作戦”で、深夜から未明にかけてキャバクラなどの営業が厳しく規制されていることなどがあるという。

 歌舞伎町では最近、太陽が照りつける昼間、派手なドレスを着た若い美女が路上やビルの前などに多数立っている珍しい光景が目につく。午前中から夕方ごろまで営業している「昼キャバ」に勤務する女性らだ。1年ほど前からでき始め、その後急増している。

 料金はキャバクラより割安で、初回は40〜50分で3000〜4000円前後。人気店の「セレナス」に聞くと「歌舞伎町の昼キャバは今年に入って増え、今は20店近くあります。夜勤明けの人やサラリーマン、仕事が終わったばかりのホストや飲食店勤務の男性など、利用客はさまざま」という。

 “素人”が多いのも人気の秘密のようだ。セレナスでは「うちは50〜60人の女性がいますが、学生が多い。授業の間などに週数回しか働かない、バイト感覚なのも魅力かもしれません」と説明した。

 昼キャバは05年ごろから、都内の一部や千葉県内、東京・銀座などに開店し始めた。特に増えているのが歌舞伎町で、夜営業していたキャバクラが「昼部門」を設けた例が目立つ。競争激化で、早朝に営業を開始する「朝キャバ」システムを導入する店も出始めた。「ほかの店がやっていない時間帯のため、うちも午前6時に営業スタートしています。今、『朝キャバ』は3、4店やっていると思われます」(セレナス)。

 営業がどんどん前倒しされている背景には、石原知事の繁華街「浄化作戦」があるという。深夜から未明にかけての営業が厳しく規制され、ある昼キャバの店員は「当局の規制が厳しく、未明のキャバクラ営業がしにくくなった。そうした中、少しでも収益を上げようと、これまで部屋を使わずにいた昼間、キャバクラを営業しようという発想になった」と話した。

 浄化作戦で、店舗型風俗店が壊滅状態になったため、「昼キャバなどの形態しか新規にスタートしにくくなった」(別の店員)との声もある。ある昼キャバで働く女子大学生(19)は「夜だと生活が不規則になるので昼にしました」と話した。

 昼キャバ常連の男性会社員(37)は「安い上、酒を飲まなくても違和感がないし、素人っぽい女性が多いので、喫茶店感覚でよく行く。曜日や時間帯で違うが、混雑している店と、客が少ない店がある印象だ。さすがに私は早朝からは行きません(笑い)」と話した。

1040小説吉田学校読者:2007/10/05(金) 07:14:40
市町村の不祥事で「なんで、こんなに軽いの」という処分が下された時は、グダグダ体質も背景にあるが、「真相が別にあり、表に出ている人物に厳罰を下すには惻隠の情を隠せない」場合もままあるのですが。。そういう「神棚の奥」を引っぺがすような調査、やるといったらやれよな、舛添。

年金着服:社保庁要請の9市町中、「告発せず」5市町
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071005ddm002040088000c.html

 社会保険料の着服・不正受給問題で、着服した元職員などを刑事告発するよう社会保険庁から求められた9市町のうち、5市町が告発しない方針であることが毎日新聞の調べで分かった。告発は東京都日野市のみで対応が分かれた形だ。舛添要一厚生労働相は、自治体側が刑事告発しない場合は、社会保険庁長官に告発させる意向を示している。
 社保庁は2日、業務上横領罪の公訴時効(7年)前の9市町に対し、告発など厳正な対応を求める通知を出した。
 これを受け、日野市は4日、国民年金保険料約14万円を含む公金約134万円を着服したとして、元女性職員を業務上横領容疑で警視庁日野署に刑事告発した。
 市によると元職員は00年9〜12月、市七生支所窓口で受け取った国民年金保険料14万7100円のほか、市・都民税など計142万8900円を着服。時効にかからない分を告発対象とした。日野市は01年1月に元職員を懲戒免職処分としたが、弁済し、社会的制裁を受けたことを理由に当時は告発は見送っていた。告発に踏み切ったことについて、市は「社保庁の通達に従った」と説明する。
 一方、大阪府池田市は同日、42万6000円を着服したとして02年に諭旨免職となった市保険年金課の女性職員について、告発しない方針を明らかにした。市によると、この職員は02年4月、課内調査で国民年金保険料を横領していたことが発覚。同年6月に諭旨免職とした。市は「当時は調査委員会で審議したうえで処分を決め、社会保険事務所にも報告した」とした上で、「当時、処分についての指示はなく、方針が変わって困惑している」と話している。
 このほか、告発しないことを決めているのは、対象の元職員が既に死亡している北海道様似町に加え、宮城県大崎市、群馬県大泉町、三重県鳥羽市。理由は「元職員は全額弁済し、懲戒免職処分を受けた」(大崎市)など既に決着した問題との意識だ。
 刑事告発への態度が未定なのは秋田県男鹿市、福島県田村市、愛媛県新居浜市。

1041小説吉田学校読者:2007/10/16(火) 07:17:09
ついに炸裂、パシコン疑惑。「パシコンの代理人」と呼ばれた(とされる)某政治家や某弁護士、それを仲介した某財団などなど「黒い紳士淑女」に捜査の手は伸びるのでしょうか。

大手コンサル元社長ら、国の海外事業費1億不正流用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071016it01.htm

 政府開発援助(ODA)事業を多数手掛ける大手コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI、東京都多摩市)の元社長(71)らが、受注した国発注の海外事業を巡り、事業費の一部約1億円を不正に流用していた疑いがあることが、関係者の話で分かった。
 東京地検特捜部も同様の事実を把握しており、特別背任容疑で近く本格捜査に乗り出す。
 PCIは、国内外の約40社で構成する建設コンサルタントグループの中核会社で、主に国際協力機構(JICA)などが発注するODA事業を数多く受注している。
 関係者によると、問題の事業は、国が発注した海外事業で、同グループの関連会社が受注した後、PCIなどに業務を委託した。PCIは2004〜05年、この事業の一部をグループの土木建築会社「パシフィックプログラムマネージメント」(PPM、現パシフィック事業開発)に、約2億円で再委託した。
 その後、PPMは、この事業を、さらに複数の会社に下請け発注したが、その額は約1億円にとどまっており、差額分の約1億円の使途が不明になっているという。当時、PPMの社長は、PCIの元社長が務めていた。
 このため、特捜部では、PCI元社長らが、本来1億円で済む再委託事業を2億円でPPMに委託し、PCIに差額の1億円分の損害を与えた疑いがあるとみて調べている。
 PCIを巡っては、会計検査院の調べなどで、2006年までにコスタリカなど16か国のODA事業で不正経理が相次いで発覚。JICAから06年3月まで計3回、18か月間に及ぶ異例の長期の指名停止処分を受けた。

1042小説吉田学校読者:2007/10/16(火) 07:19:20
5億円余りは、永田町に??

二瓶容疑者ら再逮捕へ 5億円超詐取容疑 表参道地上げ
http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200710150344.html

 東京・表参道の地上げをめぐり、詐欺未遂などの容疑で東京地検特捜部に逮捕されたフリージャーナリストで不動産会社「ワクマック」(東京都千代田区)取締役の二瓶絵夢容疑者(32)らが都内の商事会社から5億5000万円をだまし取った疑いが強いことが、関係者の話でわかった。特捜部は、二瓶取締役らを新たな詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた模様だ。
 5億5000万円の一部は使途不明になっており、特捜部は解明を進めている。
 関係者によると、二瓶取締役らは今年1月までに、渋谷区神宮前のビルや住宅などの地上げが実現可能と見せかけ、再開発を計画した都内の商事会社から地元対策費などの名目で5億5000万円をだまし取った疑いが持たれている。この商事会社に偽造した地主の委任状を渡していたという。
 5億5000万円のうち2億数千万円が数回にわけて二瓶取締役の知人などの口座に振り込まれ、二瓶取締役に渡った後、使途不明になっているとされる。
 二瓶取締役らは先月26日、地上げ対象の不動産の地主に無断で土地取引の委任状などを偽造し、都内の不動産投資ファンドから買い取り金額110億円の内金として11億円をだまし取ろうとしたとして、有印私文書偽造・同行使と詐欺未遂の容疑で逮捕された。特捜部は、勾留(こうりゅう)期限の17日に詐欺未遂などの罪で起訴する見通しだ。

1043小説吉田学校読者:2007/10/20(土) 09:38:59
「守屋の話はまだ序の口」説も有力。それにしても、官僚・公務員はゴルフなんかやらない方がいいね。金もかかるし。
東京地検特捜部は、山田>パシコン>二瓶の順で永田町狙いか。

守屋前防衛次官、軍需業者支援で口利き
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY200710190439.html

 前防衛事務次官の守屋武昌氏(63)が次官在任中の今年6月上旬、軍需専門商社の資金調達を助けるため、大手企業の系列会社の経営者に口利きをしていたことがわかった。支援話はその場で断られたが、防衛装備品を扱う特定企業のために現職次官がその地位と信用力を使ったと受け止められる行為で、ゴルフ接待に続く密着ぶりが明らかになった。
 口利きをしてもらったのは、軍需専門商社「山田洋行」の元専務(69)。元専務は山田洋行の経営権をめぐりオーナー側と対立し、辞職。06年9月に同業の「日本ミライズ」(東京都港区)を設立し、社長に就任。かつての部下三十数人も新会社に加わった。
 複数の関係者によると、口利きがあったのは、東京都内のすし店。日本ミライズの資金繰りを心配した知人が仲介に入って会合が設定された。
 当夜は、守屋前次官と元専務、それに大手企業の系列会社の経営者が店の奥にある和室に集まった。その席で日本ミライズが資金調達に苦しんでいることが話題になり、守屋前次官は「業界で40年苦労してきた人だから、助けてあげてほしい」とこの経営者に系列に加えられないか頼んだという。日本ミライズは社員三十数人の人件費の確保などのため、設立当初から資金調達が課題となっていた。
 しかし、この経営者が属する企業グループは、もともと山田洋行との関係が深く、日本ミライズとは競合関係にあることから、経営者は断った。その後、守屋前次官と元専務は、この経営者を席に残したまま店を出たという。
 元専務が設立した日本ミライズは、山田洋行と航空自衛隊次期輸送機CXの総額千億円近くとされるエンジンの納入などをめぐって争っている。エンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、代理店を山田洋行から日本ミライズに変更。防衛省は今年度、エンジン1基(約6億円)を発注するが、8月に実施した競争入札は不調に終わり、随意契約となる見込みだ。契約企業はGEの代理店であることが条件となっていることから、日本ミライズが有力視されている。
 前次官は、元専務が山田洋行時代に100回以上にわたって一緒にゴルフをしていたとの記録が残されている。妻同伴のこともあり、元専務の部下が車で送迎したこともあった。そうした親密な関係が口利きの背景にあったとみられる。
 元専務は「会合があったのは事実だが、詳しくは言えない」と話した。

1044小説吉田学校読者:2007/10/20(土) 09:41:35
ただ、弁護士業界の個人事務所方式が限界に来ているのも事実。
日本でも「弁護士法人」「企業内弁護士」「刑事弁護士NGO」が盛んになるんじゃないんでしょうか。

弁護士会から反対続々 司法試験合格、年3千人計画
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY200710190440.html

 司法試験の合格者を年間3000人に増やす政府の基本計画について、中部弁護士会連合会(1568人)は19日の定期大会で、「弁護士制度の変質を招く」として反対する決議を可決した。全国8ブロックにある弁護士会連合会による反発の動きは、先週の中国地方弁護士会連合会(733人)に続き2例目。司法をより身近にし、弁護士偏在の解消への期待もかかる法曹人口増に対し、競争激化や人材の質の低下を懸念する弁護士の声が相次いで表面化した形だ。
 決議は「弁護士数の急激かつ大幅な増加は、弁護士界に深刻な事態を引き起こしている」とし、日本弁護士連合会に増員計画の見直しを政府や国民に訴えるよう求めている。ただし、拘束力はない。
 定期大会には計212人が出席。「すでに新人弁護士の就職難の状況が出ている。過当競争で倫理が低下し、公共的な活動をなおざりにするなどの弊害が出れば、我々のみならず国民にとっても不幸だ」と提案理由が説明された。討論では、決議について「『業界利益を守ろうとしている』と見られる。3000人になってから検証すればよい」「競争すれば質は向上するはず」との反対意見も出た。賛成162人、反対29人(留保・棄権21人)で可決した。
 中国弁連は12日に「司法試験の合格者数を適正水準まで削減するよう求める議題」を採択。賛成134人、反対64人だった。
 埼玉弁護士会は12月の定期大会に同趣旨の議案を提出する予定だ。千葉県弁護士会も17日の常議員会で「弁護士増員問題対策本部」を設置する決議を採択した。
 司法試験合格者は65〜90年は年間500人前後、99年は1000人だった。政府の司法制度改革審議会は01年の最終意見書で、法曹人口が先進諸国と比べて少なく、大幅増が急務として「10年ころに年間合格者3000人」の目標を打ち出した。
 日弁連の藤井伊久雄副会長は「決議は重く受け止めている。3000人の基本方針に沿ったうえで、指摘されている問題について検証を行っていきたい」と話している。

1045小説吉田学校読者:2007/10/21(日) 09:55:27
これが疑惑の本丸らしい。C-X1基1千万ドルかかるそうなので、1基納入で最低12億円の売り上げが日本ミライズに転がり込むことになる。

守屋前次官「随意契約でいい」 接待業者を推す
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200710200180.html

 防衛省の事務次官だった守屋武昌氏(63)が在任中の今年7月、航空自衛隊次期輸送機CXのエンジン調達をめぐって、新興の軍需専門商社「日本ミライズ」(東京都港区)と「随意契約すればいいじゃないか」と、天の声とも受け取れる発言をしていたことがわかった。このエンジンは総額で1000億円近い大型案件。不透明な取引とみられないよう競争入札の方向だと部下は説明したが、それでも同社に便宜を図るよう促した。日本ミライズの社長(69)は「山田洋行」(同区)の専務時代に守屋氏をたびたびゴルフ接待しており、こうした親密な関係がミライズ寄りの発言になったとの見方が出ている。
 前次官が発言したのは、朝日新聞がエンジンの納入利権争いを報道した7月2日。エンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店をめぐって、日本ミライズと山田洋行が敵対関係になったが、GEが同月末に代理店を山田洋行からミライズに代えると言ったため、同社が有利になった、と記事は指摘した。ミライズの社長は、山田洋行のオーナーと対立して同社を辞めており、のちには、エンジン利権をめぐる訴訟にまで発展した。
 報道の当日、前次官の部下が一般競争入札手続きについて説明したが、前次官は「代理店になるのは本当に大変なんだぞ。(日本ミライズと)随意契約すればいいじゃないか」と強い口調で促したという。省内では「苦労しているミライズの社長を擁護しているんだな」「2人は本当に親しいようだ」などと受け止めた部下もいた。
 防衛庁(当時)は04、05年度、山田洋行と随意契約し、エンジン計5基(約30億円)を購入した。今年度に発注する1基(約6億円)は、昨年の防衛施設庁官製談合事件などを受けて政府が随意契約を見直したことから、一般競争入札に変更。8月に2回にわたって入札を実施した。
 入札の参加条件は、(1)営業年数や売上高などに基づく格付けがA〜Cランク(2)GEの代理店であること、としていた。ともに満たす企業の参加は2回ともなかった。同省は2回目の入札が不調に終わった8月中旬、Dランクだが、GEの代理店となった日本ミライズと随意契約する方針を固めた。
 しかし、守屋氏が8月末に退職した後は、契約に向けた手続きが止まっている。日本ミライズとの随意契約が妥当かどうかを判断する指名随契審査会は当初、9月上旬に予定されていたが、延期。1カ月以上たっても開かれていない。
 守屋氏の後任の増田好平次官は19日、朝日新聞がゴルフ接待を報道したのを受けて記者団の質問に答え、「今後、契約がどうなるかはよくわからない」と述べた。
 守屋前次官は8月30日の退任記者会見で、CXエンジンなど防衛装備品をめぐって便宜をはかったことがないか質問を受けたが、「私は職権を特定の人のために行使したことはない」と否定した。

1046小説吉田学校読者:2007/10/22(月) 06:50:49
もう朝日見るのが、最近楽しみで楽しみで。

守屋前次官の娘にも便宜 元専務、米留学時に推薦状
http://www.asahi.com/national/update/1021/TKY200710210170.html

 防衛省前事務次官の守屋武昌氏(63)をたびたびゴルフ接待していた軍需専門商社「山田洋行」の元専務(69)=現「日本ミライズ」社長=が、留学する前次官の次女のために、米国の大学院に推薦状を書いていたことが分かった。山田洋行と大学院の縁が深いことが背景にあった。また、米国での不慣れな生活を心配した前次官が元専務に次女の力になってほしいと頼むと、元専務は承諾。空港での出迎えや買い物、キャンパス案内に至るまできめ細かく応じたという。
 次女が受験しようとした大学院は、米国のニューヨーク州にある。この大学院を運営する大学は93年、山田洋行のオーナーから寄付された100万ドルをもとに奨学金制度を発足させた。日本人留学生は山田洋行の選考などを経たうえで、優先して奨学金を支給される仕組みになっている。
 複数の関係者によると、この寄付が縁となり、元専務は大学の幹部らと親しくなった。そうした関係もあって、元専務は、次女のために推薦状を書いたという。
 次女が受験に備えて渡米したのは、2年近く前だという。このとき、元専務は部下とともに空港へ出迎え、次女を同大学のキャンパスに案内した。レストランで食事のもてなしもしたという。
 ただ、大学院に行く前に英語力を高める必要があるとして、次女はまず語学学校に行くことになった。この時も同社の関係者らが日用品の買い物を手伝ったという。
 前次官による元専務への依頼は、自衛隊員倫理規程に違反する疑いがある。同規程によると、自衛隊員が利害関係者から無償で役務の提供を受けることや供応接待を受けることを禁じているだけでなく、第三者のために、そうした行為を利害関係者にさせることも禁じている。
 前次官の妻は、夫とともにたびたび元専務からゴルフの接待を受けたといい、家族ぐるみで面倒をみてもらっていたことになる。
 元専務は現在、山田洋行とたもとを分かち、同社と対立する日本ミライズを立ち上げ、その社長に就任している。
 元専務は「前次官は友人。娘さんの世話をしたことはあるが、入学金や滞在費の負担などは絶対にない」と話している。

1047小説吉田学校読者:2007/10/27(土) 11:33:07
世も末 その1。公務員の犯罪なので私の基準でも実名です。こういう「先輩ファシズム」が日本の中枢を蝕んでいるのである。テクノクラート層の存在は必要だが、それが行き過ぎて「種」「期」でヒエラルキーを作る日本の官僚システムにメスを誰か入れてくれ。

財務省職員が集団強姦容疑 警視庁 主計局の2人逮捕
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007102602059367.html

 女性を集団で乱暴したとして、警視庁捜査一課と中野署などは二十五日、集団強姦(ごうかん)の疑いで、財務省主計局の職員二人を逮捕した。逮捕されたのは、主計官付係長の近藤智明(34)と同局主計官付事務官の広瀬佑樹(28)の両容疑者。 
 近藤容疑者は「押さえつけてはいない」と容疑を否認、広瀬容疑者は容疑を認めているという。
 調べでは、両容疑者は今年二月二十三日、中野区の女性(34)宅で、この女性に乱暴した疑い。
 警視庁によると、両容疑者は同日午前一時過ぎ、JR中野駅南口で同省の同僚の男性三人とともに、この女性に声をかけて同駅前の居酒屋で飲酒した。その後、同僚一人と計三人で「始発まで休ませてほしい」と頼んで女性宅に上がり込んだ。両容疑者が乱暴した際、もう一人の同僚は寝ていたという。
 女性は自宅から逃げだし、近くのコンビニエンスストアから一一〇番通報した。
 三人は逃走したが、女性が居酒屋で五人と飲酒した時、両容疑者の同僚から携帯電話番号を聞いていたことから、両容疑者が浮上。
 同課は今月二十五日朝、出勤途中の二人に任意同行を求め、逮捕した。
 両容疑者は財務省のノンキャリアで、いずれも既婚という。他の三人もノンキャリアだった。

集団強姦「先輩にやらされた」 容疑の財務省職員供述
http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY200710260235.html

 財務省主計局の職員2人がその日知り合った女性(34)に暴行したとされる事件で、集団強姦(ごうかん)容疑で逮捕された財務事務官広瀬佑樹容疑者(28)が警視庁の調べに、先輩にあたる係長近藤智明容疑者(34)から言われてやらされた、という趣旨の供述をしていることがわかった。近藤容疑者は容疑を否認しているという。
 捜査1課などの調べでは、両容疑者は2月23日未明、もう1人の同僚男性とともに東京都中野区のマンションの女性宅に上がり込み、当初は車座になって女性も含め一緒に飲酒していた。その後、抵抗する女性を押さえつけるなどして暴行したとされる。
 女性は両容疑者の行動のすきをみて部屋から逃げだし、近くのコンビニエンスストアから110番通報した。女性が部屋を出る際、玄関ドアにはチェーンがかけられていたが、女性は自分でかけていないといい、警視庁は、逃げにくくするため両容疑者がチェーンをかけたとみている。
 女性宅には一緒に行った別の職員は事件当時、寝込んでいた。近藤容疑者らは、女性がいないのに気づいて逃走し、部屋に残った1人に携帯電話で連絡し、逃げるよう促したという。

1048小説吉田学校読者:2007/10/27(土) 11:36:15
世も末その2。空き交番がなくなって、こういう刑事くずればっかり配転されるのだったら、警察は根幹から腐っているとしか言いようがないし、「強」と名のつく罪名で在宅捜査をやっているバカ上層部(ついでに書類送致を許した検察も)は全員丸坊主になれ。

<千葉県警巡査>相談女性にわいせつ行為…書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071027-00000008-mai-soci

 交番に相談に来た30代の女性宅を勤務中に訪れ、わいせつ行為をしたなどとして、千葉県警は26日、松戸署地域課の三浦義隆巡査(33)を停職6カ月の懲戒処分とし、特別公務員暴行陵虐容疑などで千葉地検に書類送検した。巡査は依願退職した。職務上知った情報をもとに勤務中にわいせつ行為をしたにもかかわらず、県警は「逮捕事案や懲戒免職にあたるケースではない」として、氏名も発表しなかった。
 県警監察官室の調べでは、女性は7月3日午後2時半ごろ、三浦巡査が勤務する交番に「ストーカーや詐欺の被害に遭っている」と相談に来た。三浦巡査は約1時間対応し、同日午後9時半ごろ、制服でパトロール中に1人暮らしの女性のアパートを訪れた。1時間程度いる間、胸を触るなどのわいせつ行為を繰り返したという。女性宅を訪れたことは上司に報告していなかった。
 女性は2日後、「自宅を訪ねてきた三浦巡査にわいせつ被害にあった」と交番に電話で連絡したことから発覚した。女性は11日に強制わいせつ容疑で同署に刑事告訴した。しかし19日に「気持ちが落ち着いた。刑事処分は望まない」などとして告訴を取り下げたため、強制わいせつ容疑は立件しなかった。
 女性は軽度の発達障害があったという。監察官室の事情聴取に対し、三浦巡査は「詳しく被害の様子を聞きたいと思い、女性宅を訪れた。身の上話を聞くうちにムラムラしてきた」などとわいせつ行為を認めている。
 県警は監督責任を問い、当時の同署地域課長(37)と係長(38)を本部長などの注意処分とした。
 また県警は女性からの届け出を受け7月18日、三浦巡査の官舎を強制わいせつ容疑で家宅捜索したところ、浦安署に勤務していた03年に取り扱った万引き事件2件の捜査書類44通が見つかった。いずれも関係者の供述調書などで、たんすの上に置かれたバッグの中に保管されていた。三浦巡査は「処理が遅れ、そのままにしておいた」などと説明。県警は公文書毀棄(きき)容疑でも書類送検した。
 岡田英男・首席監察官は「逃亡や証拠隠滅の恐れはなく、逮捕の必要性はなかった。指導を繰り返し行うとともに、業務管理を徹底し、再発防止に努めたい」としている。

1049あちょー:2007/10/27(土) 21:43:50
セブンセブン
ないら
ん?

1050小説吉田学校読者:2007/11/04(日) 06:55:07
どうか、その情報を公開していただきたいものであります。

鳩山法相、「日本にテロリストうろうろ」と発言
http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY200711030239.html

 「友人の友人はアルカイダ」発言が波紋を広げている鳩山法相が3日、選挙区の福岡県久留米市で開かれた秋祭りであいさつし、「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」と話した。
 鳩山氏は10月29日、外国人記者らに「友人の友人はアルカイダ。インドネシア・バリ島中心部の爆破事件に絡んでいた」などと発言。この発言が問題視されると「説明が悪く、誤解を招いたことは反省する」としながらも、「テロの脅威を認識してもらうための発言なのに真意が理解されていない」との趣旨の反論を繰り返していた。

1051小説吉田学校読者:2007/11/09(金) 07:04:30
逮捕。まさかまさかの11月着手で、一部で流れる「年内決着説=守屋で終わり」が正解??

山田洋行:元専務、1億円着服容疑で逮捕 守屋氏との癒着解明へ−−東京地検
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2007/11/09/20071109ddm001040137000c.html

 防衛省の守屋武昌前事務次官(63)への接待を繰り返していた防衛専門商社「山田洋行」の元専務、宮崎元伸容疑者(69)が米国子会社から約1億円を着服した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は8日、業務上横領と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。元専務は容疑を否認しているとみられる。特捜部は9日、関係先の家宅捜索に乗り出し、宮崎元専務と守屋氏の癒着関係についても解明を進めるとみられる。
 調べでは、宮崎元専務は06年9月〜今年1月、米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」の秋山収元社長(70)と共謀し、4回にわたり、同社の資金約1億1745万円を日本に送金、宮崎元専務が管理する口座に入金して着服した疑い。資金の大半は、宮崎元専務らが山田洋行から独立して設立した防衛専門商社「日本ミライズ」の運営資金に充てられた疑いが強いという。
 ◇別件で元部下も
 また、宮崎元専務は秋山元社長らと共謀して昨年7月、山田洋行が米国商社「エイベックス・エアロスペース・コーポレーション」と締結していた独占的販売代理店契約書を改ざん。「山田洋行の経営体制に変更があった場合に契約が解除できる」という条項を加えるなどして偽造した疑い。改ざん前の契約書の廃棄に関与したとして、特捜部は、山田洋行の元役員室長、今治友成(いまじともなり)容疑者(57)も有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕した。
 特捜部は、米国滞在中の秋山元社長が二つの容疑に関与しているとみて、逮捕状を取って帰国を求めており、応じない場合は、犯罪人引き渡し条約の適用なども検討する。
 宮崎元専務を巡っては、守屋氏をゴルフ場や高級クラブで頻繁に接待していたことが明らかになっている。特捜部は、ゴルフ場や飲食店から伝票類などを入手しており、贈収賄容疑も視野に入れて捜査を進める方針だ。

1052小説吉田学校読者:2007/11/10(土) 10:13:19
底流で流れている噂を朝日が初めて活字にした。戦々恐々としている在日米軍関係者も多いのではないか。平成の昭電疑獄になるか。

宮崎元専務、裏金で米高官接待 米軍再編事業を狙う
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200711090510.html

 軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=が、来日した米政府高官の飲食接待に役員報酬名目で捻出(ねんしゅつ)した同社の裏金を使っていたことが関係者の話でわかった。宮崎元専務は、在日米軍再編に伴う事業などの情報収集が狙いだと話していたことも判明。元専務が山田洋行を辞めて昨秋に設立した軍需商社「日本ミライズ」はグアムなどで計画中の再編事業に参入を図っていたとされる。
 防衛省の調査によると、米政府高官の接待には守屋武昌・前防衛事務次官(63)が同席したこともあった。東京地検特捜部は在日米軍再編事業をめぐって、元専務側への便宜供与がなかったかどうかについても捜査を進めている。
 山田洋行関係者らによると、宮崎元専務は、親交がある米国防総省や国務省の高官や元高官が来日した際、東京都内の料亭などで接待を繰り返した。費用には専用の銀行口座にプールしていた裏金をあてていたという。裏金のうち、約5年前に約900万円の残高が確認された口座の資金は、元専務が守屋前次官をゴルフ接待する際にも使ったことがわかっている。
 宮崎元専務は米政府高官の接待について、在日米軍再編に伴う太平洋地域の基地の新規事業や、米国企業から新たに納入される自衛隊の装備品の情報などを聞き出すのが目的だと話していたとされる。
 日本ミライズ関係者らによると、同社は、米軍の在沖縄海兵隊員8000人が移転する予定のグアムの基地などでの新規事業への参入を計画。基地工事を請け負う米国のゼネコンの下請け企業に入り、建設コンサルタント業務を獲得することを目指していた。この業務は基地の施設建設工事での測量会社や施設の廃棄物処理業者を選定する権限を持ち、計画として複数の基地で計100億円近い利益を見込んでいたという。
 特捜部は守屋前次官に対する宮崎元専務の接待の実態を調べる中で、米政府高官への接待や在日米軍再編事業への参入計画を把握。解明を進めている模様だ。

1053とはずがたり:2007/11/13(火) 11:35:50
公務員だから吉田基準でも基礎前実名レスでおっけーっすよね。
それにしても
>女性がはいていた下着(時価500円相当)を奪った疑い
って時価500円相当の記述になんか意味あるのかね??記者のリアリズムか?生々しいんだけど。これで強姦罪に強盗罪も上乗せになるんでしょうか?

陸自隊員:パチンコ店内で女性に暴行…逮捕 千葉・船橋
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071113k0000m040128000c.html

 千葉県警船橋署は12日、陸上自衛隊習志野駐屯地の第1空挺団に所属する陸士長、松本孝裕容疑者(22)=同県船橋市薬円台3=を性的暴行と強盗の疑いで逮捕した。

 調べでは、松本容疑者は10月初旬、船橋市のパチンコ店内で、客の女性(19)にスタンガンをちらつかせて女子トイレに連れ込み、「騒いだら殺すぞ」などと脅して暴行。女性がはいていた下着(時価500円相当)を奪った疑い。容疑を認めているという。【神足俊輔】

毎日新聞 2007年11月12日 23時07分

1054とはずがたり:2007/11/18(日) 10:20:22
心配である。。

空白の14時間、行方不明の孫と祖母に何が 香川 
http://www.asahi.com/national/update/1116/OSK200711160127.html
2007年11月16日23時00分

 香川県坂出市の民家に多量の血痕を残したまま、祖母と孫娘2人が一夜で姿を消した。娘2人を預けた母親が16日朝、3人の失跡に気付くまでの約14時間。その間に3人の身に何が起こったのか――。

 調べによると、山下茜ちゃん(5)、彩菜ちゃん(3)の姉妹が保育所から帰宅し、自宅隣にある祖母の三浦啓子さん(58)宅を訪ねたのは15日午後6時ごろ。普段からよく行き来をしている姉妹はそのまま泊まった。

 翌16日午前7時50分ごろ、姉妹を保育所に連れて行くために母親の佐智子さん(34)が三浦さん宅の玄関の引き戸に手をかけると、錠はかかっておらず、玄関には前日姉妹がはいていた靴がきちんとそろえて並んでいた。しかし、部屋からは人の気配がしない。目に入ったのは、日ごろ、三浦さんが寝室に使っていた和室などに流れていた血の跡だった。

 三浦さんの自転車が見当たらないため、佐智子さんは夫の清さん(43)と家の周囲を捜したが、3人の姿はなく、同日午前9時ごろ坂出署に届け出たという。

 行方がわからない三浦さんは昨年夏から、坂出市内のスーパーで午後6時から4時間程度、パート勤務をしていた。週に4〜5日の勤めで、姉妹が泊まった15日夜は休みだったという。スーパーによると「無断欠勤もなく、まじめに働いてくれていた」という。16日夕に出勤するはずだったが、連絡はないという。

 茜ちゃん、彩菜ちゃんが通っていた保育所によると、姉妹は昨年そろって入園。母親か両親そろって2人の送り迎えをしており、15日も午後6時ごろ帰宅したという。職員は「2人とも明るく素直な子。早く見つかってほしい」と心配そうだった。

 近所の人などによると、山下さん一家の家族仲は良く、今年7月の夏祭りにも、両親らが見守るなかで、茜ちゃんと長男(10)がみこしにつながれたロープを楽しそうに引っ張っていたという。

 近くに住む男性(62)は「今朝は4時に起きたが、不審な物音は聞いていない。早く見つかってほしい」、60代の女性は「何か事件に巻き込まれていないことを願うだけ」と話した。

浴室からも血液反応 洗い流した可能性 香川・3人不明
http://www.asahi.com/national/update/1117/OSK200711170098.html
2007年11月18日07時22分

 香川県坂出市で16日朝から、パート従業員三浦啓子さん(58)と孫の山下茜(あかね)ちゃん(5)、彩菜(あやな)ちゃん(3)姉妹が行方不明になっている事件で、三浦さん宅から多数の血痕や血液反応が見つかっていたことが、県警の調べでわかった。ベッドが置かれていた和室の床や玄関に加え、新たに和室の壁で複数確認されたほか、浴室からも検出された。こうした状況から、県警は3人が何らかの犯罪に巻き込まれた疑いが強まったと判断。18日午前、坂出署に捜査本部を設置し、本格捜査に乗り出す。

 坂出署の調べでは、新たに見つかったのは、三浦さん宅に孫2人が泊まった際、三浦さんら3人で寝ていた和室の壁面。多量の血痕が残っていたほか、微量の血液反応も複数検出された。

 和室の床には、大人が失血死するほどの大量の血が染みこみ、血痕の上のカーペットがL字形に切り取られていたことが判明している。切り取られたのは長さ約1.5メートル、幅約1メートルで、いびつな形の切り口だったという。姉妹の父親の清さん(43)によると、玄関に残っていた血痕には、足で踏んで滑ったような痕跡も見られた。清さんは「大きめの靴で踏んだようだ」と話した。

 さらに、浴室の浴槽の外側でも微量の血液反応が検出された。県警は、誰かが付着した血などを洗い流した可能性があるとみている。

 三浦さん宅に近い土手では、三浦さんの自転車のものとみられるワイヤ型の錠が残されており、キーもついていた。県警は17日、ほかに遺留品がないか調べるため、付近の川などを捜索した。

1055とはずがたり:2007/11/22(木) 13:20:59
折角弁護士の数を増やす方向で改革したんだから,こうした地方の受け皿整備は良い事ですな。

都留で来年7月にも公設事務所の設置を決定
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000711210005
2007年11月21日

 県弁護士会は20日、甲府地裁都留支部(都留市)の近くに、県内で初めてとなる公設の弁護士事務所を設置するという計画を発表した。同日、開かれた臨時総会で、全会一致の賛成で決まったという。日本弁護士連合会の承認を得て、弁護士を全国から公募し、早ければ来年7月からの業務開始を目指す。(石井潤一郎)

 公設の弁護士事務所とは、「弁護士過疎」の解消を目的に、都道府県の弁護士会や日弁連らが経済的支援をして、運営する地方の法律事務所。

 同日あった会見で、県弁護士会の小沢義彦会長らは、「地裁都留支部の管内では弁護士が1人しかいない。住民に十分な司法サービスが行き届いていない」と現状について説明。その上で、小沢会長は、「近くに弁護士事務所があれば、住民もすぐに相談ができ、安心できると思う」と話した。

 他の都道府県では公設事務所が設置されたものの、数年間の任期満了後、撤退する事例もある。そのため「できれば個人の弁護士事務所に移行して、定着してもらいたい」との期待感もにじませた。

 県内の公設事務所の開設を巡っては、同地裁都留支部管内の都留、大月、上野原市などの住民が、法律相談や民事訴訟を起こす際、東京都内の弁護士に依頼せざるを得ない事例が多かった。以前から事務所の設置を求める声が、県弁護士会内で上がっていた。

1056とはずがたり:2007/11/23(金) 14:50:54

あんま気持ちの良い話しではないが,見逃されている事件があるなら非常に問題である。検死官倍増させる事も考えないと。

扱う死体、14年で倍増なのに…検視官出動は微増
http://www.asahi.com/national/update/1123/TKY200711220423.html
2007年11月23日12時16分

 警察が扱う死体のうち、死体を調べて事件性があるかどうか判断する検視官(刑事調査官)が現場に出向く割合(臨場率)は92年の18.5%から06年には11.2%と、7.3ポイント少なくなったことがわかった。死体を解剖する割合も同じ期間に12.3%から9.4%に低下した。

 朝日新聞が情報公開請求した警察庁刑事局の「検視業務報告」(01年〜06年分、交通事故を除く)から明らかになった。刑事訴訟法では、検視は本来は検察官の業務だが、実際はほとんど警察官が代行している。

 92年に警察が扱った死体は7万8803体で同じ年の日本全体の死亡数(85万6643人)の9.2%だった。このうち検視官の臨場数は1万4598件、犯罪捜査のための鑑定目的で行う司法解剖と非犯罪死体の死因解明のために行う行政解剖の総数は9682件だった。

 14年後の06年に警察が扱った死体は14万9239体で全死亡数(108万4450人)に占める割合は13.8%に増えた。検視官の臨場数は1万6756件、解剖数は1万4042件で、いずれも92年より増えたが、急増した扱う死体数に追いつかなかった形だ。

 警察庁によると、警察が扱う死体の割合が増えた理由ははっきりしないが、自殺や高齢者の孤独死の増加が関係している可能性があるという。

1057小説吉田学校読者:2007/11/27(火) 06:45:14
28日か29日か。守屋氏だけか。ついに「収賄容疑」「強制捜査へ」。

守屋前次官、強制捜査へ 週内にも収賄容疑で 東京地検
http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY200711260309.html

 守屋武昌・前防衛事務次官(63)が、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=らから防衛省の装備品納入での便宜供与を期待され、過去5年間で総額約500万円のゴルフ接待を受けていた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は週内にも守屋前次官に対し、収賄容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めた。接待に同行した山田洋行元役員室長の今治友成容疑者(57)=有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕=は調べに対し、接待のわいろ性を認めているという。
 山田洋行の米津佳彦社長は国会の参考人招致で、宮崎元専務による守屋前次官へのゴルフ接待が昨年3月までの8年間で300回以上、元専務らの分も含めた費用が1500万円以上に上ったことを明らかにした。
 特捜部はこれらのうち、収賄罪の公訴時効にかからない過去5年間について集中捜査。守屋前次官への接待による利益供与額は5年間で計約500万円に上ったとされる。
 ゴルフ接待は約12年前から始まったとされ、特捜部は長期間にわたる接待がわいろと認定できるかを検討した。その結果、宿泊費や交通費も元専務側が負担し、1回あたりの利益供与額が数十万円に上った北海道や九州、中国、北陸地方へのゴルフ旅行を繰り返すなど、守屋前次官が常軌を逸した高額の利益供与を認識していた疑いが強いと判断。また、今年4月のゴルフ接待に同行した今治元役員室長が調べに対し「防衛装備品の受注での見返りを期待してゴルフ接待をした」などと接待のわいろ性を認める供述をしたとされる。
 特捜部は、ゴルフ接待は宮崎元専務らが、山田洋行や元専務が昨年9月に設立した軍需商社「日本ミライズ」の防衛装備品納入などについて、便宜を図ってもらいたいと期待して利益供与したわいろにあたると結論づけた模様だ。元専務側が守屋前次官側に高額の現金を提供した事実はないかなども引き続き調べる方針とみられる。
 守屋前次官は03年8月から今年8月に退任するまで、約4年間にわたり事務次官を務めた。今年春から6月にかけて、航空自衛隊の次期輸送機CXのエンジン調達をめぐり、元専務が設立した日本ミライズを擁護する趣旨の発言を繰り返していたことなどが明らかになっている。

1058小説吉田学校読者:2007/11/27(火) 22:15:36
あえて法学論集へ。対立型の2名が同席して、「対質」喚問されるのは76年の大庭vs若狭のロッキード喚問以来なんですけど、たぶん、片方は、小菅にいることでしょう。

額賀氏、3日に参院で喚問 現職閣僚では異例 守屋氏も
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200711270373.html

 参院財政金融委員会は27日、自民、公明両党が欠席するなか、野党だけで額賀財務相と守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問を12月3日に行うことを議決した。額賀氏の軍需専門商社元専務らとの宴席同席をめぐり、両氏の説明が対立していることなどから、民主党が喚問を要求していた。国会で常時質疑ができる現職閣僚を証人喚問するのは極めて異例。ただ、守屋氏については、東京地検特捜部が強制捜査の方針を固めており、喚問が実現しない可能性もある。
 証人喚問は各党が委員会に出席し、全会一致で議決するのが慣例。喚問を与党欠席のまま事実上の多数決で決めたのは、いったん8日の参院外交防衛委員会で守屋氏の喚問を開くと議決した、2日の同委に続く異例の事態だ。現職閣僚の喚問は76年以降はなく、それ以前も「聞いたことがない」(国会関係者)という。守屋氏が喚問されれば今国会3回目。同一人物で3回は、92年11、12月、93年2月に喚問された竹下登元首相以来となる。
 今回の証人喚問は午後1時から2時間15分行われ、財政金融委員会の峰崎直樹委員長(民主)は2人を同席させ、同時に喚問する方針だ。
 民主党は15日の証人喚問で、守屋氏が額賀氏の宴席同席を証言して以降、額賀氏が同席を否定し続けたため、2人の証人喚問を要求。27日の役員会で改めて喚問を求める方針を確認した。夕方には山岡賢次国対委員長らが国会内で会見し、党が守屋氏から直接電話で聴取した話として、額賀氏が同席した際のより具体的な模様を紹介した。山岡氏は「守屋氏と額賀氏のどちらが偽証なのか、国民にはっきり示す段取りを整えるのが国会の責任だ」と述べた。
 これに対し、額賀財務相は22日の参院財政金融委員会で、民主党が宴席があったと指摘した06年12月4日夜は、家族らと会食した後、都内で開かれた防衛関係の「勉強会」に出席したことを明らかにし、同席を改めて強く否定した。
 27日午前の閣議後の記者会見では「『勉強会』は会議録もあるし、テープもとっている」と述べた。午後には、自民党の大島理森国対委員長が記者会見、家族らとの会食の写真や当日の詳細な日程、勉強会でのやりとりとされるものの一部を公表。自民、民主両党が「証拠」を提示しあう異例の展開となっている。

1059小説吉田学校読者:2007/11/27(火) 22:21:20
私は、シロと思います。再審の壁は厚い。新鑑定が出ても、それを瑣末な食い違いを捉えて、反証しさえすればシロの証拠とならない。こういう再審のカベは少し薄くても良いと思います。

元ボクサーの袴田死刑囚に名誉ライセンス贈呈へ
http://www.asahi.com/national/update/1127/TKY200711270317.html

 財団法人・日本ボクシングコミッションは、66年に静岡県で一家4人を殺害したとして刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)=再審請求中=に名誉ボクサーライセンスを贈ると27日発表した。袴田死刑囚は元日本フェザー級6位で、60年には当時の年間最多記録となる19試合を戦った。同コミッションによると、名誉ライセンスは日本チャンピオン級以上の元ボクサーが対象で、社会的な理由で発行するのは初めてという。
 来年1月24日に日本プロボクシング協会が東京・後楽園ホールで開く袴田死刑囚の支援大会で贈呈式をする計画だ。

1060とはずがたり:2007/11/28(水) 14:22:42
客観証拠の重要性増す 広島市の放火殺人無罪判決
2007.11.28 12:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071128/trl0711281217004-n1.htm

 広島市西区の放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた被告を無罪とした28日の広島地裁判決は、自白に頼った捜査手法の是非が改めて問われる結果となった。

 逮捕は事件発生から5年余り経た後で、直接証拠が乏しかった検察側は、公判で状況証拠の積み上げによる間接立証を迫られた。殺害された母親の遺体の状況や被告から事件への関与を聞かされたとする親族の証言、被告に多額の借金があったことなど、傍証を列挙。犯人性を浮き彫りにして“外堀”を埋めた上で、立証の決め手となるのが捜査段階の自白調書のはずだった。

 しかし、被告人質問や取り調べを担当した捜査員の証人尋問などで、捜査員が「過去から逃げるな」「逃げている人間は卑怯じゃないか」などと、自白するよう迫っていった状況が明らかにされ、この日の判決では根幹となる自白調書の信用性に疑問が示された。

 長く「証拠の王」とされてきた自白だが、近年は被告12人全員の無罪が確定した鹿児島の選挙違反事件や富山の冤罪事件など、虚偽自白が問題となる事例が相次いでいる。裁判員制度の導入を控え、捜査当局にはより客観証拠を重視する姿勢が求められているといえよう。

(清宮真一)

1061とはずがたり:2007/11/29(木) 17:29:01
録画なく任意性疑問、大阪地裁が店員殺害で自白調書却下
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071129i305.htm

 大阪市淀川区のカラオケ店員(当時19歳)が淀川で殺害された事件で、殺人罪などに問われて有罪判決を受けた無職宇津隼人被告(24)(控訴)の自白調書の一部について、大阪地裁が判決前の公判で「取り調べ状況の録画など客観的な証拠がない」と任意性に疑問を投げかけ、検察側の証拠請求を却下していたことがわかった。


 裁判員制度を控え、検察当局は自白の任意性を判断しやすいよう取り調べの録画・録音を試行中だが、一部にとどまっているのが現状。地裁の判断は録画などの積極的な活用を示唆したと言え、今後の捜査手法にも影響しそうだ。

 9月の同地裁判決によると、宇津被告は、交際していた無職深見碧琉(そる)被告(34)(控訴)と共謀し、2005年11月、暴行するなどして衰弱した店員に重しを付けて淀川に沈め、殺害した。

 宇津被告は昨年5月の逮捕の際に犯行を自供したが、その翌日に弁護人が接見してからは否認や黙秘に転じ、その後、再び殺害を認めた。弁護人は捜査段階で「供述の任意性が争いになる。取り調べを録画・録音すべき」と求めたが、検察側は録画しなかった。

 公判で、宇津被告は殺意を否認したうえで、「殺意を否定すると、検事に『調書が弱くなる』と言われた」などと主張。証人出廷した検事や警察官は「被告が自責の念で自白した」などと反論していた。

 横田信之裁判長は7月の公判で「捜査官は殺意を含めた自白を獲得する必要が高かった」「録画・録音などの証拠が提出されていない」などと指摘。逮捕翌日からの自白調書については「捜査官の意に沿って犯行を認めた疑いがある」として証拠採用しなかった。

 判決では、「死亡を予見できた」と殺意を認定し、懲役12年(求刑・懲役22年)を言い渡した。宇津被告と検察側は控訴している。

 取り調べを録画したDVDが公判で証拠採用されたのは、これまでに全国で4例が明らかになっている。同地裁は今月14日の別の公判で、録画内容を根拠に「任意性に疑いがある」として自白調書の証拠採用を見送っていた。
(2007年11月29日14時34分 読売新聞)

1062とはずがたり:2007/11/30(金) 11:19:30
加藤?どーでもいいや,と思ったが「野党議員が中心の議連に自民党議員が新たに加わるのは異例」との事なそうなので一応貼り付け。

それにしても鳩山のどうしようもない軽さはなんとかならんもんかねぇ。。

加藤紘一氏、死刑廃止議連に加盟
http://www.asahi.com/politics/update/1130/TKY200711290379.html
2007年11月30日06時42分

 鳩山法相の「死刑執行が自動的に進む方法はないか」との発言をきっかけに、自民党元幹事長の加藤紘一衆院議員が29日、死刑廃止議員連盟(亀井静香会長)に加盟した。野党議員が中心の議連に自民党議員が新たに加わるのは異例。

 加藤氏は「鳩山発言は軽はずみだが、(死刑執行の命令書に)『署名したくない』という気持ちを感じた。冤罪の可能性もあり、自分も法相だったら執行したくないなと考えた」と話し、「単なる勇気のなさから来る発言なのか、何らかの問題提起なのかを確かめるためにも、議連で勉強をし、鳩山氏とも議論したい」と意欲を見せた。

1063とはずがたり:2007/12/01(土) 14:59:21
ひでぇなぁ。

<殺人>仮釈放中に再び女性殺害 宇井被告の死刑確定へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000122-mai-soci
11月30日19時54分配信 毎日新聞

 無期懲役刑で服役し、仮釈放中に知人女性を殺害したとして、殺人罪などに問われた元清掃員、宇井りょう次被告(68)に対し、最高裁第2小法廷(今井功裁判長)は30日、上告棄却の判決を言い渡した。1、2審の死刑判決が確定する。小法廷は「20年近く服役したにもかかわらず類似事件を繰り返しており、刑事責任は極めて重大だ」と指摘した。

 2審・広島高裁岡山支部判決(04年2月)によると、宇井被告は80年3月、出身地の愛知県で知人女性2人を殺害し遺体を捨てたとして無期懲役判決を受け服役。99年11月に仮釈放されたが、01年8月、金銭トラブルから岡山市の無職女性(当時57歳)の首を絞めて殺害し、遺体を市内の竹やぶに捨てた。【高倉友彰】

1064小説吉田学校読者:2007/12/04(火) 06:48:53
盗撮狂はまあどこにでもいるんだけど、「産婦人科医」の一言で怖さが募るというか、この被告人の内面世界に底知れぬ闇の深さを感じる。闇の深さというか倒錯を抱えながら、産婦人科診療をしていたのである。そう考えると本当に怖い。
しかも被告人質問で、全く理解できない弁解してますね。でも、本人にとっては筋が通っているんでしょう。光市母子殺害の被告人質問を思い出させる。あの被告人の倒錯とこの被告人の倒錯は同根で、倒錯のはけ口が片方は殺人へ、もう片方は盗撮へ向かったのではないか。。

「生きた証し」は盗撮画像 1万5000枚保管の産婦人科医逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000935-san-soci

 携帯電話のカメラで女性のスカートの中などを盗撮したとして、千葉県佐倉市の産婦人科医が県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕、起訴されていたことが3日、分かった。平成16年から約3年間、JR千葉駅や船橋駅構内で出勤途中にほぼ毎日、盗撮を繰り返していたという。盗撮画像を含む約1万5000枚の女性の写真が自宅パソコンと携帯に記録されていた。
 この産婦人科医は、佐倉市のA被告(50)。千葉地裁で3日に行われた被告人質問で、被告は「父親が難病で死亡し、母親も病気を患った。自分も長生きできないと思い、生きた記録を残したかった」と不可思議な犯行動機を述べた。また、「これまでの経験から日記は長続きしない。自分の心理を高揚させるような“風景”を記録しておきたかった」と盗撮を続けた理由を明らかにした。
 裁判官に「産婦人科医としてこのような犯行に抵抗はなかったのか」と尋ねられると、「あった」と淡々と答えた。
 被告は昭和59年に千葉大医学部を卒業。平成14年から船橋市内の総合病院に常駐の産婦人科医として勤務。病院によると、今年8月中旬に休職の申し出があり、9月6日付で退職した。
 起訴状などによると、清水被告は今年8月15日午前9時ごろ、船橋駅構内の上りエスカレーターで背後から20代女性に近づき、カメラ付き携帯でスカートの中を撮影したとされる。

1065とはずがたり:2007/12/13(木) 13:09:14

検察も面子に拘らず起訴すべきなんちゃうの?

3度目「不起訴不当」 岡山・短大生死亡事故、時効間近
http://www.asahi.com/national/update/1213/OSK200712130001.html?ref=goo
2007年12月13日06時24分

 5年前、岡山市内の女子短大生(当時19)が車にはねられて死亡した。岡山地検は「被害者が急に進路変更した」などとして、飲酒運転の女性を業務上過失致死の罪では不起訴処分にした。再捜査を求める遺族の訴えを受けた岡山検察審査会がこれまで2度も不起訴不当と議決したが、検察は判断を変えなかった。同審査会は12日、異例の3度目となる不起訴不当を議決した。公訴時効が今月下旬、成立する。

 亡くなったのは、当時短大生だった中桐裕子さん。02年12月21日夜、アルバイト先から自転車で帰宅途中に、当時高校生だった女性(23)が運転する軽乗用車に後方からはねられ死亡した。女性の呼気からはアルコールが検出された。地検は03年8月に女性を道交法違反(酒気帯び運転)で家裁送致、業務上過失致死罪は「過失を示す十分な証拠がない」として不起訴処分にした。

 遺族は民間の鑑定機関に事故鑑定を依頼して、中桐さんが真後ろから追突されたことを裏付け、同審査会に審査を申し立てた。同審査会はこれを受け、05年4月と07年4月の2度、不起訴不当を議決。再捜査した地検はいずれも不起訴処分としていた。

 今回は、11月19日に申し立てがあり、同審査会は公訴時効が近いとして優先的に審査してきた。今回の議決理由を「女性は飲酒で注意力が散漫となり、状況判断能力などが減退していた。飲酒運転していなければ、衝突を回避できたのではないかと考えられる」としている。

 岡山地検の村瀬正明次席検事は「議決内容を至急検討し、必要な対応を迅速にとり、結論を出したいと思います」とコメントを出した。

1066とはずがたり:2007/12/14(金) 02:23:32

共産党ビラ配り、僧侶に逆転有罪
2007.12.11 15:36
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071211/trl0712111536004-n1.htm

 ドアポストに共産党のビラを配布する目的で分譲マンションの廊下に無断で入ったとして、住居侵入罪に問われ、1審東京地裁で無罪になった東京都葛飾区の僧侶、荒川庸生被告(60)の控訴審判決公判が11日、東京高裁であった。池田修裁判長は住居侵入罪が成立すると判断し、1審判決を破棄、罰金5万円(求刑罰金10万円)の逆転有罪判決を言い渡した。

 マンション玄関ホールには「パンフレットの投函(とうかん)、物品販売は厳禁」などとの張り紙がされていた。1審判決は「政治的なビラ配りを禁じていたことが来訪者に伝わるように表示されていなかった」としていた。

 判決理由で池田裁判長は、住民の総意としてマンションへの無断立ち入りを禁じていたと判断した上で、張り紙の内容や張り方を検討。「各戸のドアポストへのビラ配布のための立ち入りが予定されていなかったことは明らか。そのことを来訪者に伝えるための措置がとられていなかったとはいえない」と述べ、住居侵入罪が成立すると結論付けた。

 荒川被告側は「立ち入りを処罰することは、表現の自由を保障した憲法に違反する」などと主張していた。これに対し池田裁判長は「表現の自由は絶対的に保障されるものではない。思想を外部に発表するための手段でも、他人の財産権を侵害することは許されない」と述べ、この主張を退けた。

1067とはずがたり:2007/12/14(金) 02:24:53
どうしてこの人だけ捕まったのかね?共産党の活動を公安が見張っててここぞと捕まえたのか?

「表現の自由は絶対無制限ではない」 共産党ビラ事件判決要旨
2007.12.11 20:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071211/trl0712112038009-n1.htm
■東京高裁判決要旨

 政党ビラ配布をめぐるマンションへの立ち入りを住居侵入罪で有罪とした11日の東京高裁判決の要旨は次の通り。

【部外者の立ち入り】
 管理組合の理事会は、区の公報に限り集合ポストへの投函(とうかん)を認め、そのほかは禁止と決定。玄関ホールの掲示板にA4判、B4判の張り紙が掲示されている。

 弁護人は、政治ビラは政治的表現の自由に基づき、居住者の知る権利の対象にもなることから、投函の禁止は、住民の総意や管理組合総会の決定が必要と主張するが、民間の分譲マンションであれば、区分所有者らが手続きを含め自由に決定する権利を有することは明らかだ。住民の異論、苦情はなく、理事会の決定は住民の総意に沿うものと認められる。

【正当な理由】
 原判決は、部外者立ち入り禁止の意思表示が来訪者に伝わるような実効的な措置が取られていたとはいえないから、立ち入り行為が「正当な理由」のないものとは認められないと説示する。

 しかし、マンションの構造、張り紙の内容、位置などによれば、工事の施工や集金などを除き、部外者の立ち入りは予定されておらず、各ドアポストへのビラ配布を目的とする者も立ち入りを予定されていないことは明らかであり、実効的措置が取られていなかったとはいえないから原判決は是認できない。

 原判決は、マンションがオートロック方式ではなく、管理人が常駐していないことなども指摘するが、構造変更の容易性、管理費の金額などとも関連するから、それらによらない限り部外者の立ち入りを禁止できないのは住民らの権利を不当に制約する。

【住居侵入罪の成立】
 マンションの構造に加え、ビラ配布のための部外者の立ち入りを許容していないことを被告が知っていたと認められることなどを考慮すると、被告の行為は、ビラ配布のために玄関内東側ドアより先への立ち入りはもちろん玄関ホールへの立ち入りを含め刑法130条前段の住居侵入罪を構成すると認めるのが相当。

【違法性阻却事由および可罰的違法性】
 弁護人は、本件立ち入りが違法性を阻却され、可罰的違法性を欠くと主張する。確かに被告は政治ビラを配布する目的で立ち入りに及んでおり、目的自体に不当な点はない。しかし、住民らは住居の平穏を守るため、政治ビラの配布目的を含め、マンション内に部外者が立ち入ることを禁止でき、本件マンションでは管理組合の理事会によりそのような決定が行われ、これが住民の総意に沿うものと認められる。

 マンションの構造などに照らせば、ビラの配布を目的として住民らの許諾を得ることなく立ち入り、7階から3階までの多くの住戸のドアポストにビラを投函しながら滞留した行為が相当性を欠くことは明らかであり、違法性が阻却されるとか、可罰的違法性を欠くと解することはできない。

【憲法との整合性】
 憲法21条1項は表現の自由を絶対無制限に保障したものではない。たとえ思想を外部に発表するための手段であっても、その手段が他人の財産権などを不当に害することは許されない。

 本件マンションに立ち入りドアポストに投函する以外の方法でもビラを配布することは可能だし、住民らが管理組合の決議などを通じてビラ配布のための立ち入り規制を緩和することができないわけでもないので、マンション住民の知る権利を不当に侵害しているわけでもない。

 【破棄自判】
 住居侵入罪の成立を否定した原判決は法令の適用を誤っており、原判決を破棄し、被告は相当な理由がないのに本件マンション内に侵入したとの事実を認定する。

1068とはずがたり:2007/12/14(金) 09:23:26
企業よりの判決ちゃうか。

「猶予刑に不服」と遺族 三菱自タイヤ脱落
2007.12.13 22:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071213/trl0712132253024-n1.htm

 「被告人両名をそれぞれ禁固1年6月、執行猶予3年とする」。横浜地裁101号法廷。両被告に有罪判決が言い渡されるのを、事故で亡くなった岡本紫穂さん=当時(29)=の母、増田陽子さん(58)は見据えた。裁判長が約3時間にもおよぶ判決理由を朗読し始めると、終始うつむいたまま、事故のくだりが言及されるたびに体を震わせてすすり泣いた。

 昨年12月、同社の欠陥隠しの一つ、虚偽報告事件で無罪判決が下され、「怒り心頭で言葉が出ない」と失望をあらわにした増田さん。今回の有罪判決にも「執行猶予がついたことは不服です。最後の最後まで真実が見えなかった。(うつむいていたのは)被告の姿を見たくなかったから」と家族を失った気持ちが晴れることはない。岡本さんの墓前には「少し甘い判決だったけど、終わったよ」と伝えるという。

 一方、ともに白いシャツとスーツで入廷した同社元部長、村川洋(61)、元グループ長、三木広俊(59)の両被告は言い渡される判決にも、表情を変えず、ぼんやりと前をみつめていた。

 初公判から2年、35回目にして言い渡された地裁での有罪判決。村川被告は「裁判所が安易な判決を下したことに強い憤りを感じる。真実が明らかになるまで闘う」と述べ、三木被告も「納得できない。目の前が真っ暗」と話した。

 両被告の弁護団は「ハブの強度不足については『推認できる』としただけで、認定は科学的論拠を欠く。予見可能性などについても過失の理論構成を無視したもの。こんな裁判なら2年もやる必要はなかった」と判決を厳しく批判した。

1069小説吉田学校読者:2007/12/15(土) 08:54:02
>>1068
被告人2人にのみ刑事責任を負わせることはできないから、猶予が付されたんじゃないんでしょうか。業務上過失致死傷には両罰規定がないから。

さて、疑惑から疑獄へ。ついに現金授受も立件へ。

家族名義振り込みの400万はわいろ…守屋容疑者再逮捕へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071215i301.htm

 防衛装備品調達を巡る汚職事件で、防衛専門商社「山田洋行」元専務・宮崎元伸被告(69)が、守屋武昌・前防衛次官(63)の家族名義の口座に振り込んだ現金約400万円について、東京地検特捜部は、守屋容疑者へのわいろにあたるとして、拘置期限の18日にも守屋容疑者を収賄容疑、宮崎被告を贈賄容疑で再逮捕する方針を固めた。 この約400万円の一部が、守屋容疑者の二女の留学費用のほか、息子の借金返済に充てられていたことも判明した。
 関係者によると、宮崎被告は、山田洋行の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」元社長・秋山収被告(70)に指示し、現地法人の裏金の中から、2004年5月と6月、守屋容疑者の妻、幸子容疑者(56)名義の口座に計2百数十万円、06年2月には二女名義の口座に「留学費用」として百数十万円を振り込んだ。妻の口座に振り込まれた現金の一部は、守屋容疑者の息子の借金返済に使われていた。
 振り込まれた現金について、守屋容疑者は調べに対し、「妻が自分に無断で宮崎被告に送金を頼んだ」と供述。幸子容疑者も「私の独断でやった」などと、わいろ性を否認しているという。
 一方、宮崎被告は「守屋容疑者側から金額や時期を指定され、送金した。わいろに当たることは分かっていた」と供述しており、特捜部では、守屋容疑者夫婦は、宮崎被告にゴルフ接待だけでなく、現金も要求していたとみている。
 守屋容疑者は、次官在任中の03年8月〜06年5月、山田洋行が有利な取り計らいを受けた謝礼と知りながら、計12回、総額約389万円のゴルフ旅行接待を受けたとして逮捕された。特捜部は18日、このゴルフ旅行について、守屋容疑者と宮崎被告をそれぞれ収賄罪、贈賄罪で起訴する見通し。

1070とはずがたり:2007/12/15(土) 16:14:43
怖いなぁ・・・精神的に不安定になったら銃の免許を取り上げるべきではないか?

「あんな人になぜ銃を」容疑者、教会で命絶つ 佐世保乱射事件
2007.12.15 14:57
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071215/crm0712151457041-n1.htm

 容疑者は死亡した被害者の同級生だった。長崎県佐世保市の乱射事件で、馬込政義容疑者(37)の遺体が、自ら洗礼を受けた教会で発見された。戦慄(せんりつ)の事件から一夜明けた15日朝。「なぜ、あんな人に銃を」と住民。散弾銃と空気銃計4丁の所持許可を得ながら、奇行も目立っていた。銃器規制が厳しいとされる日本で相次ぐ発砲事件。再発防止が叫ばれながら、また銃が市民社会を襲った。

奇行が目立った馬込容疑者 佐世保乱射事件
2007.12.15 12:14
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071215/crm0712151214026-n1.htm

 「銃を持って近所を歩いていて怖かった」−。自殺した馬込政義容疑者(37)は、日ごろから近所で「奇行が目立つ人物」とみられていた。迷彩服を着て銃を持ち歩き、深夜に他人の家の呼び鈴を押すことも。一方で、クレー射撃の団体に所属し水泳にも熱心で、いずれも大会で入賞した経験があるという。また、自殺したカトリック教会に通う信者でもあった。

 馬込容疑者は、自殺した教会で生後間もなく洗礼を受けた。母親が熱心な信者で15日朝、神父に「教会や皆さんにご迷惑をかけ、申し訳ありません」と、ほとんど聞き取れない涙声で電話をかけてきたという。

 馬込容疑者は両親と妹、弟の5人家族。地元の中学を卒業後、佐世保工業高校、県外の大学に進学したが中退し、電気会社に就職したがまもなく退社、地元の病院で看護師見習いをしていたという。

 しかし、6〜7年前に病院を辞めてからは無職になり、知人は「このころから少しおかしくなったように思う」。自宅の離れにこもりがちになるなど、人を寄せ付けない雰囲気になり、教会にも年に数えるほどしか姿を見せなくなった。

 大音量で音楽をかけたり、銃を手に漫然と出歩いたり、迷彩服を着て釣りに出かけるなど、奇行のような行動が目撃されるようになったという。 市役所に勤めていた父親の退職金で乗用車を買い、夕方になると外出。近所の人は「4、5年前、深夜2時ごろに馬込容疑者に自宅の呼び鈴を鳴らされた。玄関に出ると『トイレを貸してほしい』と言われた。同じことが2度ほど続いた」。このころ、馬込容疑者は「近所の人があちこちで悪口を言うから就職できない」と周囲に漏らしていたという。

 馬込容疑者の母親と親交があったという女性は「精神的に不安定で通院していると聞いた。最近顔を合わせたときは目がつり上がっていて恐ろしかった」と話していた。

 平成14年に散弾銃の所持許可を取り銃を購入。地元の射撃団体に入り、クレー射撃などにのめり込むようになった。近くの主婦(43)は「散弾銃を持ち歩いていて怖かった」と話し、近所の住民が警察に相談することもあったという。

 佐世保市内に事務局を置く「佐世保クラブ」という射撃団体に一時所属し、15年9月には、地元のクレー射撃大会のスキート部門で4位になっている。

 今年9月、同県伊万里市の銃砲店で3本目の散弾銃を購入。「NewSKB」という上下2連銃で、約20万円。主に競技用や狩猟で使用されているという。この店の関係者は「背が高い好青年で、愛想がいい印象だったが、あの銃が事件で使用されたのかと思うと‥」と、動揺を隠せない様子だった。

 一方、2年前には水泳の長崎県マスターズ大会で年齢別の25メートル自由形競技で優勝。事件のあったスポーツクラブにも今年6月から熱心に通っており、親しくしていた男性は「ジャグジーで体をほぐすときなど親しく話しかけてきた。

 付き合いやすくいい人で、ほかの会員とも楽しそうに話していたのに…」。亡くなった倉本舞衣さん(26)との関係をめぐっては「特に好意をもっていたとは考えられない」と話していた。

1071とはずがたり:2007/12/18(火) 13:20:37
こういうお役所仕事な警官はなんとかしにゃーいかんじゃないだ。
避けられた事件だったとするとやりきれん。

馬込容疑者の銃所持に警官「問題なし」
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071218-296803.html

 長崎県佐世保市の銃乱射事件で、馬込政義容疑者(37=自殺)が約5年前から銃所持の許可や、許可証の更新を県公安委員会に計7回申請した際、地元駐在所の警察官が佐世保署からの照会にいずれも「問題なし」と報告していたことが17日、分かった。容疑者宅周辺の住民は、馬込容疑者の奇異な行動から銃を所持させることの不安を相談していたが、警官は聞き入れていなかった。近隣住民は「警察がきちんと調査し、所持申請を不許可にしていれば事件は起きなかった」と不信感を強めている。

 長崎県警によると、馬込容疑者は02年7月、初めて散弾銃所持許可を県公安委員会から得た。その後も03年2月に空気銃、同年6月と今年9月にそれぞれ散弾銃の所持が許され、3年に1度の更新が3回行われた。近隣住民によると、最初の散弾銃を所持するようになったころから、馬込容疑者は夜中によその家を訪れ、突然トイレを借りようとしたり、銃を手にして周辺を歩き回ったりするようになった。

 ある男性が駐在所に「彼に銃を持たせて大丈夫か。どうして許可したのか」と相談すると、警官は「持たせた原因を、いちいち言う必要はない」と答えたという。

 また、馬込政義容疑者(37)がスポーツクラブ内で発射した弾に、粒の細かい散弾より破壊力が強く、命中精度も高い単発の弾頭の「スラッグ弾」が含まれていたことが17日、佐世保署捜査本部の調べで分かった。クラブ内の床には散弾に混じってスラッグ弾の薬きょうも複数落ちており、犠牲者2人に命中したとみられている。

[2007年12月18日7時58分 紙面から]

1072小説吉田学校読者:2007/12/19(水) 07:00:06
>>569で若干危惧しましたが、やはり間接であれば、客観的証拠の積み重ねが懲役25年を求刑する本来の態度なのかもしれません。
危険運転致死傷の適用の場合、酒量ではなく「危険運転」を「故意」で行わなければならないのだが、たとえば蛇行や高速度、信号無視を目撃証言や同乗者の供述で積み重ねるような構成を求められるが、これが適用の高いカベになっているのは否めないでしょう。
それにしても、まだ、予備的訴因追加検討の段階だからまだ分からないが、7年半だと軽い。軽きに過ぎる。酒気帯び+事故で「原因において自由な行為」ですべて傷害、傷害致死適用とかの超厳罰化をやらないと、悲劇はなくならないだろう。

福岡3児死亡事故 危険運転適用困難か 福岡地裁訴因変更を命令
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071219/20071219_002.shtml

 福岡市東区で昨年8月に起きた飲酒運転三児死亡事故の裁判で、福岡地裁(川口宰護裁判長)は18日、危険運転致死傷罪などに問われた元同市職員今林大(ふとし)被告(23)について、予備的訴因として業務上過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪を追加するよう福岡地検に命じた。年内の回答を求めている。検察側は危険運転致死傷罪と道交法違反(ひき逃げ)の併合罪で最高刑の懲役25年を求刑しているが、同地裁は危険運転致死傷罪の適用は困難との判断をしたとみられる。
 公判前整理手続きを行い、来月8日の判決言い渡しを目前にした段階での訴因変更命令は異例。
 業務上過失致死傷罪(最高刑懲役5年)と道交法違反の併合罪の場合、最高刑は懲役7年6月(今年6月の法改正で15年に引き上げ)。量刑は危険運転致死傷罪の場合の3分の1以下になる。福岡地検は「適切に対応する」としているが、命令に応じない場合、同地裁は危険運転致死傷罪について無罪を言い渡す可能性が高く、命令に応じるとみられる。来月8日の判決期日に変更はなく、同日に弁論再開後、判決言い渡しの予定。
 危険運転致死傷罪は2001年12月に施行されたが、(1)アルコールや薬物で正常な運転が困難(2)制御困難な高速度(3)赤信号をことさら無視‐などが要件で、立証の難しさが指摘されている。
 公判では今林被告の酔いの程度が争点になり、弁護側は、事故後の検査でアルコール分が呼気1リットル中0.25ミリグラム(0.15ミリグラム以上が酒気帯び運転)であり、事故前後に回避行動も取っているため「酩酊(めいてい)状態で正常な運転ができない状態ではなく、前方不注視の原因は脇見」としていた。
 起訴状によると、今林被告は昨年8月25日夜、飲酒の上、車を運転し、同市東区の海の中道大橋で大上哲央(あきお)さん(34)一家5人の多目的レジャー車(RV)に追突。車ごと海中に転落させ、長男紘彬(ひろあき)ちゃん=当時(4つ)、二男倫彬(ともあき)ちゃん=同(3つ)、長女紗彬(さあや)ちゃん=同(1つ)=の三児を死亡させ、大上さん夫妻に軽傷を負わせたとされる。

1073とはずがたり:2007/12/20(木) 11:05:18
被害額数億円ともみられる霊感商法に警視が関与か 神奈川県警
12/19 23:48更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/110855/

 神奈川県警警備部の課長を務める警視(51)が、心身の疲れを癒やす「ヒーリングサロン」を装って、客に高額の宗教用品を売りつける霊感商法に関与した疑いが強まり、県警が本格捜査に乗り出したことが19日、分かった。警視は部下10人前後を勧誘していたとされ、警視の口座にはサロンを運営する企業グループ側から定期的に多額の現金が入金されていたことを県警は確認している。

 疑惑は、東京都港区のマンション一室に複数の人が出入りしているのを不審に思った住人が、不動産会社に苦情を言ったことがきっかけで発覚した。不動産会社が調べたところ、部屋の名義人は警視になっており、連帯保証人も横須賀署の警備担当次長の別の警視だった。

 通報を受けた県警が内偵調査したところ、マンションは同サロンの事務所の一つとして使われていることが判明。部屋には、警視のほか部下だった警察官数人と複数の一般人が出入りしていたとみられる。

 県警は9月上旬、同サロンの霊感商法の被害者らから「霊のたたりなどの話をされ、高額の現金をだまし取られた」などという相談を受けており、サロンを運営する企業グループの詐欺容疑での立件に向けて捜査を進めている。被害者らの訴えによると、被害額は数千万〜数億円に上るとみられる。

 警視は警備部の重要ポストを歴任、警察庁警備局にも出向し、9月に現在の課長ポストについた。警視の関与が裏付けられれば、県警の重大な不祥事に発展する。

 関係者によると、同サロンは平成12年、占いによる運勢、姓名鑑定、お守りの販売などを目的に有限会社と企業グループが運営。東京都内を中心に数十店舗を展開、本部は山梨県内にある。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会などによると、サロンは最初は宗教色を排除した「癒やし」を全面に掲げて勧誘し、「体験ヒーリング」から始まって、徐々に料金を上げていくという。「除霊」など宗教色を強めて客の不安をあおり、数十万以上のお守りなどを売り付ける手口で、若い女性を中心に被害が広がっている。

1074とはずがたり:2007/12/20(木) 11:08:54
>>1072
飲酒で3人も人を殺しておいてちょいと罪が軽すぎる感じはありありですね。
刑が引きあげられた後の最高15年なら兎も角。これも法律制度か。

1075とはずがたり:2007/12/20(木) 11:20:53
23年と30年はどちらも途方もなく長い時間でそれ程差があるとは思えないんだが。。
模範囚として娑婆に出てこれる長さが違ってくるのでしょうかね?

しかし飲酒に関する意識はだいぶ変わってきてるのではないか?運転代行業者の車はここつくばでも走り回ってるし,先日の法事でも麦酒一杯ぐらいは飲みたいなと思ってたけど,クルマですのでと云われたら一滴も薦められなかった。代わりに今日は銀座迄呑みに出ます。

遺族ら「軽すぎる」と憤り 尼崎・飲酒死亡事故判決
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0000776547.shtml

 「時代に逆行している。ますます飲酒運転が増える危惧(きぐ)さえ覚える」。ワゴン車を飲酒運転、三人を死亡させたとして危険運転致死罪に問われた被告(50)に十九日、神戸地裁尼崎支部で言い渡された判決。懲役二十三年と、飲酒運転厳罰化の世論を背景に同罪が新設されて以降、最も重い量刑となった。ただ、併合罪を適用した検察側の求刑は有期刑最高の懲役三十年。七年という落差に、傍聴席の遺族らは落胆と憤りを隠さなかった。

 センターラインを越えてきたワゴン車に衝突され、亡くなったタクシー運転手の男性=当時(48)=の長女(22)は、うつむいたまま裁判長から判決理由を聞く被告の後ろ姿に悔しさをこらえきれず、法廷を出た。「三人の命がたった二十三年なのか」。涙がにじんできた。

 一家の中心で、孫からも「じいじ、じいじ」と慕われていた。平穏で幸せな日々だった。

 仕事柄、交通ルールには特に厳しかった。福岡市で昨年八月、飲酒運転の車に追突された車が海に転落、幼児三人が死亡した事故には「飲酒運転はあかん。許す人間がいる限り無くならない」と憤ったという。その父が、泥酔状態の被告が運転するワゴン車に「殺された」。

 十一月、長女は母(48)と福岡の事故現場を訪れ、遺族が建てた地蔵に手を合わせた。タクシー運転手の男性が家族に「一度は見ておきなさい。飲酒運転があかんということが分かるはずや」と言っていた場所だった。

 「このままでは同じように悲しい思いをする遺族は減らない」と兄(26)。「何よりおやじが一番悔しがっているはず。飲酒運転を無くすため、司法は厳しく対応してほしい」と唇をかみしめた。

 この日は東名高速の飲酒事故で二児を亡くし、飲酒運転厳罰化に取り組んできた夫妻=千葉市=も傍聴。「(裁判所が危険運転致死の認定を事実上断念した)福岡のケースとともに、厳罰化の流れに水を差さないか不安になる」と話した。(広畑千春)

(12/20 09:07)

1076小説吉田学校読者:2007/12/23(日) 07:42:06
教育者が飲酒勧めちゃだめだろ。

監督が部員に酒勧める 愛知・一宮女子高、居酒屋で飲酒
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007122390073705.html

 ソフトボールの強豪、私立一宮女子高校(愛知県一宮市日光町)の3年生のソフトボール部員が同部監督、保護者ら十数人とともに今年8月下旬、一宮市内の居酒屋で酒を飲んでいたことが分かった。
 同高は同席した監督ら教員2人を厳重注意処分にした。愛知県警は22日、未成年者飲酒禁止法違反の疑いで同高を家宅捜索するなど捜査を進めている。
 同高などによると、飲酒があったのは3年生部員の引退に伴うお別れ会。3年生部員10人のうち9人とそれぞれの保護者、学校側からは監督と顧問、元顧問ら3人が出席し、午後7時から飲食が始まった。
 会の途中で、監督か元顧問が「親が許可したら、酒を飲め」と発言。これを機に5人前後の部員がビールやチューハイを飲んだ。関係者によれば、自らすすんで飲んだ部員はいなかったという。
 内田憙男校長は「生徒の前で監督が酒を飲むだけでもよくないのに、酒を勧めるとは、生徒に申し訳ないことをした。事実関係を調べた上で、担当者を処分した。今後は二度とないようにしたい」と話している。
 同高のソフトボール部は、愛知県代表として全国高校総体に2001−06年までの間に5回出場している強豪。

1077とはずがたり:2007/12/25(火) 12:03:17
どんな変態やねん。。
>女性用下着が民家の庭などに投げ捨てられる事件が約100件相次いだ。

しかしちゃんと捕まって良かったですな。殺された女性も浮かばれましょう。

14年前の女性殺害容疑で逮捕状 下着投棄で起訴の被告
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712240038.html
2007年12月25日

 大阪・梅田のホテルで94年に会社員の女性(当時26)を殺害、かばんを奪ったとして、大阪府警は、女性用下着を民家に投げ捨てた廃棄物処理法違反罪で起訴された会社員押谷和夫被告(48)=同府茨木市彩都あさぎ3丁目=について、強盗殺人容疑で逮捕状を取った。25日にも再逮捕する方針。殺害現場に残されていた体液のDNA型が、押谷被告のものと一致した。

 事件は94年1月17日に発覚。大阪市北区梅田1丁目のホテル客室内で、女性が頭部から多量の血を流して死亡しているのを従業員が見つけた。女性は頭や顔を鈍器のようなもので殴られ、首に絞められた跡があった。また財布が入っていたとみられる手提げかばんがなくなっていた。

 この部屋には、前日の16日午後、男が他人の氏名でチェックインし、デートクラブに電話をかけ、この女性が派遣されていたことが判明。同日夕、この男とみられる眼鏡をかけた30〜40歳の背広姿の人物が、ホテルを出て行く様子が防犯ビデオに映っていた。府警は強盗殺人容疑で捜査したが、男を特定できなかった。

 昨年6月以降、茨木市のニュータウン「彩都」周辺で、女性用下着が民家の庭などに投げ捨てられる事件が約100件相次いだ。目撃情報から押谷被告が浮上し、府警は今月2日、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。

 この事件で押収された下着から採取された体液のDNA型を、警察庁が運用する遺留資料のDNA型データベースと照合したところ、14年前の女性殺害現場に残された体液のものと一致。関連を慎重に調べていた。

 押谷被告は、防犯ビデオに映った男と特徴も似ているといい、府警は事件当時の行動について裏付けを進める。

1078片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 03:33:14
>>1072>>1074
「正常な運転が困難な状態」であったことをあとから立証するのは難しいですからね。
自動車では過失で多数の死者が出やすいという状況を踏まえれば、むしろ自動車運転致死罪の刑を15年以下の懲役にするとか。自動車運転重過失という概念をつくってそれを15年以下の懲役にするとか。
飲酒運転がそれだけで周囲に危険だというなら酒酔い・酒気帯び運転の刑罰を懲役だけ(罰金は廃止)にするとか。
事故しなければ牢屋に入らないという考え方が一番の問題だと考えれば、後者がいいですね。
半ば思考練習ですが・・・

1079小説吉田学校読者:2007/12/27(木) 19:14:45
自転車のウリのひとつの「気軽さ」を奪うような法規制の強化には懸念はありますが、自転車の安全運転のコツの1つに、「周囲の音に気を配ること」があるのは確かだと思います。ということで、ヘッドフォン規制、携帯規制に私は賛成。

<自転車運転>携帯電話の通話ダメ 警察庁懇談会が提言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000046-mai-soci

 自転車の安全運転のあり方を検討する警察庁の有識者懇談会(座長・吉田章筑波大大学院教授)は27日、自転車の利用者に対し、携帯電話で通話しながらの運転を禁じたり、幼児を乗せる場合は1人だけとすることなどを求める報告書をまとめた。同庁は報告内容を歩行者、運転者の守るべきルールなどを説明した「交通の方法に関する教則」に取り入れて、教則を29年ぶりに抜本改正し、警察が行う安全教室などで役立てる。
 報告書では、安全走行のため▽携帯電話を通話、操作しながらの運転▽ヘッドフォンを使って外部の音が聞こえない状況での運転−−などをしないよう求めた。また、自転車の不必要なベル使用は他人とのトラブルにもつながりやすいとして、危険防止のためやむを得ない時だけに使い、みだりに鳴らしてはいけないと指摘した。
 さらに、幼児用の座席を使う場合は1人のみとし、前かご部分と荷台部分の両方に幼児を乗せるのは危険だとした。このほか、歩道上で自転車同士が対面してすれ違う場合には互いにハンドルを左に切ってよけるようにすべきなど細かいルールも言及している。
 教則はあくまでも警察が安全教育のために活用する指針で、罰則規定はない。
 同庁によると、自転車同士の衝突事故は昨年4020件発生し、10年前(96年)の約6.8倍に増えた。対歩行者の事故も2767件で同4.8倍に増加。このため、同庁は、自転車の通行区分を明確にした改正道交法を来年6月までに施行する。

1080小説吉田学校読者:2007/12/31(月) 06:48:21
微妙に「次期最高裁長官レース」にも影響をもたらす処分。

<最高裁>「さかのぼり契約」で事務総長らを注意処分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000053-mai-soci

 裁判員制度の広報事業で不当な「さかのぼり契約」が行われた問題で、最高裁は27日、大谷剛彦前経理局長(現事務総長)ら4人を注意処分にした。最高裁の現職幹部が注意処分を受けるのは異例。事務総局は「二度とこのような事態を招かないよう、より一層適切な管理監督をしていきたい」と話している。
 ほかに注意処分を受けたのは、小池裕経理局長、戸川通世前経理局用度課長(現経理局参事官)、高田和夫経理局監査課長。
 さかのぼり契約は契約日を実際より前にする手法。最高裁が05、06年度に開催した「裁判員制度全国フォーラム」で行われていたことが国会で問題になり、小池局長は「初めてのフォーラムで(契約書作成が)後手に回った」と釈明していた。会計検査院は今月19日、不適切な契約があったとして調査結果を国会に報告し、会計事務の改善を最高裁に求めていた。

1081小説吉田学校読者:2008/01/01(火) 22:21:55
巷間ならぬ「高官」の噂ですと「おクラ」の可能性も濃かったそうですが、愛知県警執念の科学捜査(といっても、名大頼みですけど)が実を結ぶか。

力士急死、前親方も傷害致死容疑で立件へ
http://www.asahi.com/national/update/1231/NGY200712310008.html

 大相撲・時津風部屋の序ノ口力士斉藤俊さん(当時17)=しこ名・時太山=が名古屋場所前の昨年6月26日、愛知県犬山市でけいこ後に急死した事件で、斉藤さんの血液から致死量のカリウムが検出されていたことがわかった。カリウムは筋肉中に多く含まれ、打撲など強い衝撃で血中に流出して心停止を引き起こすが、蓄積には一定時間がかかるという。県警は、前時津風親方=元小結双津竜、本名・山本順一=がビール瓶で殴ったことが発端で始まった兄弟子による死亡前夜の暴行が死亡の主な原因とみて、兄弟子とともに前親方も傷害致死容疑で立件する方針を固めた。
 カリウムのデータは、名古屋大の再鑑定で新たに死亡との因果関係が着目された。県警は死に至るプロセスが解明できたとみており、名大に依頼した組織の再鑑定の結果を待って本格的な捜査に着手する方針だ。
 調べでは、斉藤さんの血液は6月26日、救急搬送先の病院で採取された。血中のカリウム濃度を示す血清カリウム値は7.3だった。通常値は3.5〜5程度で、7以上で不整脈や心停止が起きる。血液からは筋肉の破壊で現れる酵素、クレアチンキナーゼも通常より多く検出された。
 この症状は高カリウム血症と呼ばれ、外傷分野の専門家によると、ビルから落下して全身を強く打ちながら出血が乏しかった場合などに発症。暴行によっても、非常に強い打撃を繰り返し受ければ起きるという。
 これまでの県警の任意の調べに対し、前親方と兄弟子らは25日の暴行は認めたが、26日は「通常のけいこだった」と制裁目的を否定している。
 斉藤さんが病院に搬送された際には、半日以上は経過したと見られる内出血が、体表の広い範囲で確認されたという。カリウムのデータなどで、25日の暴行が相当に強い力で繰り返し加えられ死因となった疑いが強まったことから、県警はこの行為に傷害致死容疑が適用できるとみている。
 遺体の状況からは、26日の外傷が追い打ちとなり死に至った可能性が高い。県警は目撃証言や他部屋への聴取から、26日もけいこの範囲を超えた暴行があったとみている。
 県警は昨年7月、斉藤さんの体の組織を新潟大に出して鑑定した。同大の鑑定結果では、死亡前日と当日のいずれの打撲が死に結びついたかが特定されなかったため捜査が難航していた。

1082小説吉田学校読者:2008/01/01(火) 22:25:53
パシコン疑惑も山田洋行と同じように、燎原の火になる可能性ありますね。

遺棄兵器処理水増し請求、PCI元社長ら詐欺容疑で立件へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080101i101.htm

 国が中国で進めている遺棄化学兵器処理事業を巡り、大手コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI、東京都多摩市)が、事業費を約1億2000万円水増しして国に請求していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は月内にも荒木民生元社長(71)らを詐欺容疑で立件する方針を固めた。
 PCI側は、経済上のリスクを一切負わず事業を独占受注する契約を国と結んでいたことも判明。特捜部は、巨額の国費が投じられる同事業を巡る不透明な資金の流れや、PCI側に有利な契約が結ばれた経緯などの解明を本格化させる。
 特捜部は昨年10月に同社などを捜索した後、事業を発注した内閣府から段ボール箱約100箱分の資料の任意提出を受けたほか、荒木元社長や先月退任した多賀正義前社長(62)らから任意で聴取するなど捜査を進めてきた。
 同事業は1999年度から始まり、2004年3月以降は、PCIの持ち株会社が設立した「遺棄化学兵器処理機構」が随意契約で独占受注。受注額は06年度までの3年間で計約230億円にのぼり、事業の一部をPCIなどの共同企業体に委託した。
 関係者によると、機構設立にあたり、PCIは大手プラントメーカーと共同出資する予定だったが、メーカー側が「中国での処理事業はリスクが大き過ぎる」と難色を示したため、PCI側が全額出資することになった。ところが、機構が内閣府と結んだ基本契約は、〈1〉経済上のリスクはすべて政府が負う〈2〉処理事業は機構が独占受注する――などと機構側に極めて有利な内容となっていた。
 この契約直後、PCIグループの実質的なトップで、関連会社「パシフィックプログラムマネージメント」(PPM)の社長を務めていた荒木元社長は、PCI幹部に「有利な契約で受注できたのは、自分が交渉したからだ」などと話し、PPMへの利益提供を求めたという。
 このため、PCIは、委託事業費を水増し請求して、不正利益を捻出(ねんしゅつ)することを考案。PCIはPPMに架空の経費を支払い、その分を上乗せした事業費を機構を通じて内閣府に請求した。水増し額は04〜05年度で計約1億2000万円に上った。
 特捜部は、PPMへの利益提供について特別背任容疑で捜査していたが、PCI側の国への水増し請求が、荒木元社長の要求を受けて行われたグループぐるみの詐欺に当たると判断した。

1083とはずがたり:2008/01/06(日) 11:51:26
やくざは取り敢えず大声で凄んで相手を萎縮させるそうだから,失神すれば傷害で,失神しなくても傷害未遂(?聞いたこと無いけどなw)で捕まえられるんでないの?

怒鳴り声「凶器」として立件=失神させた傷害容疑−無職男逮捕・鹿児島県警
2008年1月6日(日)01:42
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-06X274.html

 パチンコ店員を怒鳴るなどして失神させたとして、鹿児島県警鹿屋署は5日、傷害などの容疑で同県鹿屋市西原、無職漆道輝之容疑者(33)を逮捕した。同署は怒鳴り声を「凶器」として立件した。同容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 調べによると、漆道容疑者は昨年9月4日午後7時40分ごろ、市内のパチンコ店でパチンコ台をたたくなどしていたところを男性店員(33)に注意され逆上。玉を投げ付け、「外に出ろ」などと怒鳴りつけた疑い。

 店員は委縮して気を失い、その場で倒れた。一過性の意識消失で、1週間の療養が必要と診断されたという。
[時事通信社]

声は凶器? パチンコ店員怒鳴り、失神させた疑いで逮捕
http://www.asahi.com/national/update/0105/SEB200801050007.html?ref=goo
2008年01月05日22時05分

 パチンコ店の店員を怒鳴りつけて意識を失わせ、1週間療養させた。これが「傷害」にあたるとして、鹿児島県鹿屋市の客の男(33)が5日、県警に逮捕された。

 昨年9月4日夜、市内の店で玉が出ない、とパチンコ台をたたいたところ、男性店員(33)に注意されて逆上。玉を投げつけ、「外に出ろ!」と声を荒らげた。

 店員は驚いたのか、その場で失神。外傷も持病もなく「一過性の意識消失」と診断された。怒鳴り声が「凶器」とされた男は、取り調べには静かに応じているという。

1084小説吉田学校読者:2008/01/06(日) 11:59:09
>>1083
傷害未遂って罪はないって(笑)、傷害の未遂は暴行であります。

1085とはずがたり:2008/01/06(日) 12:49:01
wiki便利っすね〜。
傷害に未遂したとすると何もしてないじゃないかと思ったんですが暴行はしてるんですな。
じゃあ暴行未遂ならどうやと思いましたがこれは危害を加えうる行為に着手しただけで認められる事も有るという訳なんですな。

傷害罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
>傷害罪の未遂を処罰する規定はない。従って、傷害の故意で傷害の結果が発生しなかった場合、犯罪不成立と考えられなくもないが、判例・通説は、暴行や脅迫を手段として用いた場合には暴行罪や脅迫罪が成立するとしている(大判昭和4年2月4日刑集8巻41頁)

暴行罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
>身体的接触の要否
>有形力の行使が被害者の身体に現実に接触する必要があるのかどうかという点も問題となる。 例えば、人を狙って石を投げたがたまたま当たらなかった場合である。この場合、暴行罪が成立していないと考えると、暴行の未遂を処罰する規定はないので、不可罰という結論になる。 しかし、人に傷害を加える危険のある行為をしている以上、それがたまたま当たらなかったとしても暴行罪の既遂として処罰できるとするのが学説の多数説であり、そのため、身体的接触は必要ないとされている。
>さらに、もともと人の身体を狙ったわけではない有形力の行使についても、判例は暴行罪の成立を認めている。そのような例として、当てるつもりはなく単に脅すつもりで日本刀を振り回したケース(最決昭和39年1月28日刑集18巻1号31頁)や、驚かすために人の数歩手前を狙って石を投げたケース(東京高判昭和25年6月10日高刑3巻2号222頁)がある。

1086小説吉田学校読者:2008/01/06(日) 18:26:26
>>1085
同音異義で「障害未遂」というのがありますけれども(笑)

話変りまして、このヤクザまがいの副町長は何だいったい。

海田前副町長を再逮捕 詐欺未遂容疑
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000801060002

 海田町の職員採用試験をめぐる恐喝未遂事件で、県警は5日、今年度の採用試験で合格が決まっていた受験者からも現金をだまし取ろうとしたとして、同町三迫1丁目、前副町長山本義彦容疑者(60)=恐喝未遂罪で起訴=を詐欺未遂の疑いで再逮捕した。「株で失敗し、借金返済のために金が必要だった」と供述しているという。
 捜査2課などの調べでは、山本容疑者は昨年11月初め、直前に行われた採用試験の合格者数人に「あなたは補欠になりそうなので、正規合格者となるためには根回しをする必要がある」などと虚偽の内容を書いた文書を匿名で送付し、銀行口座に「必要経費」としてそれぞれ現金50万円を振り込むように指示した疑い。いずれもその時点ですでに合格通知を受け取っており、振り込んだ人はいなかったという。
 山本容疑者は、同町内の男性(故人)の医療受給者証を不正に利用し、銀行口座を開設。試験問題の一部を送りつけていた05年度採用試験の合格者に対し、現金200万円を口座に振り込むように脅す文書を郵送したとして、昨年12月に恐喝未遂容疑で逮捕、起訴されている。

1087小説吉田学校読者:2008/01/11(金) 07:11:57
わが子の自殺に衝撃を受け、悔やむ国会議員もいれば、親を弟を殺す子供もいるのである。

また家族が家族を殺害…もうたくさんだ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/01/11/03.html

 青森県八戸市で9日夜、アパートの1室を焼く火災があり、焼け跡からこの部屋に住む母親(43)と中学3年の二男(15)、同1年の長女(13)の遺体が見つかった。3人の首などに切り傷があったことから、県警は殺人事件と断定。八戸署は10日、行方不明になっていた無職の長男(18)をJR八戸駅構内で発見、銃刀法違反の現行犯で逮捕した。長男は3人の殺害を認めているという。
 始発間際の駅構内で職務質問を受けた長男は「近づくな」と大声を上げ、持っていたサバイバルナイフ(刃渡り約25センチ)を振り回し必死に抵抗。10数人の捜査員らに足を抱えられるように取り押さえられ、そのままパトカーへ押し込まれた。衣類の内側や持っていた紙袋に、サバイバルナイフのほか7本のナイフを所持。理由についてはあいまいでしどろもどろなことを供述している。
 二男の友人は「長男はナイフやエアガンを集めており、二男が危なくて怖いと言っていた」と証言。ほかにも二男は「長男が以前、家に灯油をまいて火を付けようとしていた」「朝起きたら首にナイフを突き付けられていたこともあった」「いつか長男に殺される」などいう“SOS”とも取れる言葉を漏らしていたという。別の友人は「(長男は)家に引きこもるようになっていたのではないか」と話した。
 母親は03年2月、親族経営の飲食店を手伝うため、市内の別の場所から事件現場となったアパートに転居。長男は4年前に中学校を卒業したが、学校も休みがちだった。
 アパート近くにある喫茶店の女性店主は「月に1回ほど、きょうだい3人が食事をしにきており、長男はチキンカツをよく注文した。3人はおとなしく、漫画を読むなど会話はあまりなかった」と振り返った。母親とは十数年の付き合いがあり、母親が時折「長男がキレることがある」と漏らしたことがあった。
 昨年10月ごろ、1人で店を訪れた長男は女性に「小説を書きたい。今、面白いことをしたためている」と伝えていた。「書き終わったら見せてねと言うと、すごく明るい表情で“いいよ”と答えていた。明るく前向きになってきていたので(事件が)信じられない」と言葉を詰まらせた。
 ◆事件は… アパート火災は9日午後10時45分ごろ発生。遺体で見つかった母子3人は普段着姿で、敷布団の上に川の字のように並んでいた。浴室付近から出火して室内を全焼したが、遺体には火災による損傷はほとんどなし。部屋の鍵も掛かっていた。捜査員は火災後、行方の分からなくなった長男を探していた。
 捜査本部の調べに対し長男は、出火後、寄り道をせず、発見された八戸駅までの約2キロを歩いた。現金は所持していたが、着替えなどは持っていなかった。「3人を殺害後、遺体を布団の上に川の字に並べた。なぜかは言いたくない」という趣旨の供述をしているという。司法解剖の結果、3人の死因はいずれも首を切られたことによる失血死だった。

1088小説吉田学校読者:2008/01/11(金) 07:14:08
これも家族百景。届け出を逡巡した気持ちは分かるなあ。公にしたくないという体面を気にしただけではないと思います。

妻と娘に殺されかけた夫がコロコロ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/01/11/05.html

 福島県警会津若松署は10日、夫の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で、妻の清掃作業員(47)と、長女の准看護師(28)を逮捕した。夫にケガはなく、両容疑者は「憎たらしかったのでやった」と容疑を認めているという。
 調べでは、両容疑者は昨年6月14日午後4時すぎ、会津若松市で3人一緒に住んでいた自宅の居間で、寝ていた当時47歳の夫の首にひも状の布を巻き、両端を2人で引いて絞め殺そうとした疑い。
 気付いた夫はふりほどき、「首を絞められた」と110番したが、その後、公にしたくないなどの意向を警察に伝えたため、同署は捜査を取りやめた。ところが夫は、昨年11月に再度、捜査を求めたという。同署が詳しい動機を調べている。

1089小説吉田学校読者:2008/01/14(月) 21:58:23
怖っ。だいたいウエストポーチの中に入れるなよ。

警官が拳銃置き忘れ 栃木、勤務中にコンビニで
http://www.47news.jp/CN/200801/CN2008011401000132.html

 栃木県警機動捜査隊の男性巡査長(27)が勤務中、鹿沼市上田町の「セブン−イレブン上田店」のトイレに実弾入りの拳銃や手錠、警棒が入ったウエストポーチを置き忘れていたことが14日、分かった。男性店員(27)が約2時間後に鹿沼署に届けた。拳銃は使われた形跡はなかった。県警は巡査長の処分を検討する。
 調べによると、14日午前5時ごろ、店員がトイレのフックにポーチがかけられたままになっているのを発見した。
 巡査長が同日午前3時25分ごろ、同僚とパトロール中に、コンビニのトイレを借りたときに置き忘れた。

1090とはずがたり:2008/01/24(木) 15:42:56

此処迄軽微な事に憤慨して人を殴るとなると最早刑罰ではなく精神病の範疇ではあるまいか?

法廷で刑務官殴った被告に懲役4年6カ月 大阪地裁
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801240039.html
2008年01月24日

 大阪地裁の法廷で大阪拘置所の刑務官を殴り、暴力行為等処罰法違反(常習傷害)などの罪に問われた無職文正博被告(45)の判決が24日、大阪地裁であった。横田信之裁判官は「拘置所での不満を法廷という公の場で晴らそうとした悪質な犯行だ」と述べ、懲役4年6カ月(求刑懲役6年)を言い渡した。

 判決によると、文被告は昨年2月、回覧用の新聞が破れているなどとして憤慨し、大阪拘置所の収容室の窓枠を壊して刑務官を殴った。その事件で出廷した同10月、別の刑務官の顔を殴って2週間のけがをさせた。

 文被告は今回を含め過去3度、法廷で刑務官や検察官への暴力ざたを起こしている。この日も刑務官9人に囲まれ、両腕を押さえられて座ったまま判決の言い渡しを受けた。判決後、横田裁判官は「腹が立っても、家族の顔を思い出すなどして踏みとどまるように。暴力ざたはこれを最後にしてほしい」と諭した。

1091小説吉田学校読者:2008/01/31(木) 06:41:04
今月90時間、多い週は30時間の超勤を数え、大阪府知事選も初場所もどうでも良く、ニュースソースがNHKの深夜のニュースと毎日新聞と朝ズバくらいしかなかった私ではあるが、家の冷凍庫にあったものを捨てた。怖すぎである。
それに稲毛って、俺のところじゃないか。
不買運動とは、通常、政治的アクションを伴うものなのだが、前代未聞の「安全」「自己防衛」(これも限界があると思うけども)の不買運動が起きてもおかしくない。こんなんで五輪やれるのか。

中国製餃子で被害の主婦、食後20分にめまい
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080131-OYT1T00149.htm

 「命の危険を感じた。何を信じていいのかわからない」。有機リン系の農薬が検出された中国製冷凍ギョーザを食べた千葉県の主婦の夫は、こう言って表情をこわばらせた。
 このギョーザは一家の食卓にたびたび上っていたといい、主婦は「なぜ、もっと早く対策をとってくれなかったのか」と行政への不信感も口にした。野菜や魚、加工食品まで、日本の食卓にあふれる中国産。それが命にかかわるほど汚染されていたという事態に、消費者には不安が広がる。スーパーの店頭からは商品を撤去する動きが始まった。
 千葉市稲毛区の主婦(36)が同市内の「ちばコープ コープ花見川店」で買った「手作り餃子(ギョーザ)」を食べたのは、昨年12月28日午後6時ごろ。口にした直後、「薬品のような味」を感じたといい、「明らかにいつもと違った」と言う。一つはそのままのみ込んでしまい、ほぼ同時に二女(3)も食べたが、「辛い」と言ったため、すぐに吐き出させた。
 症状は直後に表れた。約20分後、立ちくらみとめまいに襲われ、吐き気と下痢も始まった。帰宅した夫(37)が救急車を呼んだが、病院に着くころに主婦は顔も真っ青になり、体は冷え切って体温は34度まで下がった。2日ほどはまったく動けず、食事も受け付けない状態が続き、夫は「命の危険を感じた」と振り返る。
 主婦はその後、体調は徐々に回復し、今では以前と変わらない生活を送れるようになったが、原因がわかるまでは、「自分の症状が何だったのか」と不安ばかりが募ったという。原因がわかった今は、むしろ「有機リン系の薬物と聞き、後遺症などが心配」と再検査も考えているという。
 夫は「コープの食品は安全と信じていたのに、何を信じていいのかわからない」と憤り、主婦は「私の症状が出た時点で、行政などが適切な対応をしていれば、その後の被害者も出なかったはず」と不信感をあらわにした。 千葉県市川市の家族5人が「手作り餃子」を購入した「ちばコープ コープ市川店」では、30日夜になってようやく「お詫(わ)びとお知らせ」が店頭に張り出され、訪れた客らが恨めしそうに見入っていた。
 同市の主婦(32)は「コープは、食品の安全管理をきちんとやっていると思っていた。3歳の子どももいるので信用して買っていたが、まさかこんなことが起きるなんて」と話し、同市の20歳代の女性も「コープでは前にギョーザを買ったことがある」と表情を曇らせた。
 また、東京都文京区の「コープとうきょう白山店」で買い物をしていた同区の主婦(62)も「これまでたくさんの食品で問題が発覚してきたけど、命にかかわるような品が売られていたなんてショックです」と話していた。

1092小説吉田学校読者:2008/01/31(木) 06:49:22
>>1064
やっぱりね。倒錯の盗撮・・・。研究じゃなくて生きた証だったんじゃないのかい。

診察と称し患者盗撮=婦人科医逮捕−千葉県警
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2008013001072

 診察と称し女性患者の下半身をカメラで盗撮したとして、千葉県警捜査1課などは30日、準強制わいせつ容疑で同県佐倉市山王、婦人科医清水洋容疑者(50)を逮捕した。「研究のためだった」とわいせつ目的の撮影を否認しているという。
 調べでは、清水容疑者は昨年4月上旬ごろ、当時勤務していた船橋市内の総合病院の診察室で、診察と称し呼び出した患者の女性会社員(27)の下半身をデジタルカメラで撮影するなどした疑い。
 診察台の上で腰付近をカーテンで仕切られていたため、女性は盗撮に気付かなかったという。

1093とはずがたり:2008/01/31(木) 11:34:57
>>1091
仕事お疲れ様であります。
それにしても恐いっすねぇ・・吉田基準でこの記事は,もはや食品ネタではなく法学ネタであると?
かみさんも中国産の食材は判る限りは絶対買わないようにしてますね。単身赴任先で外食する俺は主食が中国産品になってるのかもしれませんけど…。
また生協ですけど共産党が牛耳ってるだけの普通のスーパーに成り下がっているとかいないとか・・。

1094小説吉田学校読者:2008/02/01(金) 06:58:13
>>1093
吉田基準では、もうこれは法学論集です。
この紹介する記事では「ミスの連鎖」「ヒューマンエラー」が被害拡大と言いたいみたいですが、やはり限界があるんじゃないんでしょうかね。ファックス誤送信は論外だけれども。
別報道によりますと、千葉県警と兵庫県警(兵庫は当初、事件性を視野に捜査)の単独情報の「点」を「線」に繋げた警察庁の担当者がいるそうですが、この人は、吉田学校読者をして、大被害を未然に防いだ大金星と言っても過言ではないと思いますね。

市井のラーメン屋、中華料理屋、惣菜屋に風評被害が広まらないことを節に祈ります。

中国製ギョーザ中毒:初動、中継…ミス連鎖
http://mainichi.jp/select/jiken/gyouza/news/20080201ddm001040004000c.html

 ◇千葉の病院、「食中毒」保健所に届け出ず/東京都、中毒情報のファクス送り漏れ
 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件は、昨年12月に千葉市で最初の被害者が発生してから公表までにほぼ1カ月を要した。31日には新たに東京都で重要な情報を送り漏らしていた問題が発覚、千葉では被害者の女性を診察した医師が中毒症状を保健所に届けていなかったことが分かった。行政側の対応遅れや相次ぐミスが一連の被害を拡大させた可能性も指摘されている。
 昨年12月28日に中毒になった千葉市稲毛区の女性(36)のケースで、診察した同市立青葉病院(同市中央区)が「食中毒の疑いがある」と診断しながら、食品衛生法で定められた管轄保健所長への届け出をしていなかった。
 病院によると、女性は搬送された際、吐き気や嘔吐(おうと)などの症状を訴えていた。医師は血液検査などをしたうえで「急性胃腸炎または食中毒の疑い」と診断、点滴などの処置をし、女性は翌29日に退院した。
 病院側は届け出義務を認識していたが、女性の症状が軽く快方に向かっていたことや、中毒症状と特定できなかったことなどから、届け出の必要はないと判断したという。「結果的に認識が甘かった」としている。この女性と次女(3)の吐しゃ物から1月31日、3例目の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された。
 一方、東京都は31日会見し、中毒事件を知らせる兵庫県からの資料3枚を受け取りながら、輸入元「ジェイティフーズ」(東京都)を管轄する品川区に連絡する際、うち1枚を別の紙と取り違えてファクス送信していたことを明らかにした。欠落した1枚には、患者に有機リン系中毒とみられる症状があることを言及した部分が含まれていた。都は「反省している」とミスを認め、品川区は「(ファクス漏れがなければ)単なる食中毒ではなく、薬物中毒の可能性を想定して調査できた」と話している。
 都によると、事件の資料が兵庫県からファクスされたのは7日。資料は計3枚で、送り漏らした肝心の3枚目には、診察した医師が有機リン系中毒の疑いを指摘し、兵庫県保健所が警察への相談も必要とした記述があった。都は資料の送信とともに、電話で有機リン系中毒の可能性については説明したという。

1095とはずがたり:2008/02/01(金) 22:50:37
ほんとに法学スレっぽくなってきましたかねぇ。
大中華スレの方が適切かも。成長の影で社会的な歪みは結構深刻であろうし。

中国製ギョーザ:食品メーカーなどで「意図的混入説」強く
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080202k0000m040087000c.html

 中国製冷凍ギョーザの中毒事件について、国内の食品メーカーや小売企業の間では、「意図的な混入説」を挙げる声が強まっている。各社はこれまで、中国の現地工場などの品質や安全管理体制の強化に取り組んできており、「人体に深刻な被害を与えるほどの薬物の混入は、通常の生産管理体制の下では考えられない」(小売り)ためだ。

 各社は、中国産食品への不信感が高まっていることを受けて、輸入食材や食品の安全性確保のための工夫を重ねてきた。日清食品は06年11月、中国・上海市に独自に検査機関を開設し、日本に輸入する農産物の残留農薬や、畜産・水産物の有害物含有などを検査している。日本にも同様の検査機関を持ち、二重のチェック体制をとってきた。

 小売りではイオンが、衛生管理にとどまらず、現地企業で労働争議が起きていないかどうかや法令順守体制が万全かなどについても、調べたうえで自社ブランド製品の生産委託先を選んでいる。農薬検査も畑を含め全5段階で行っており、「農場の中には管理が日本より進んでいるところもある」(担当役員)という。

 中毒の原因となったギョーザを製造した天洋食品は日本の19社と取引しており、各社は自ら工場の品質管理体制をチェックするなどしたうえで、安全管理が十分だと判断してきた。このため、「よほどのことがない限り、大量の薬物が製造過程で誤って混入することは考えにくい」(食品大手)との見方が根強い。

 現段階では意図的な毒物混入かどうかは不明だが、日清の安藤宏基社長は「意図的な混入を防ぐには、すべての商品を対象に検査しなければならない」と、問題解決に限界があることを認めている。【平地修、工藤昭久】

毎日新聞 2008年2月1日 20時15分

1096とはずがたり:2008/02/01(金) 22:52:59
労働争議を恨んでってのが一番ありがちなんでは?と思ったら最近あったばかりなんですな〜。この辺か。

中国製ギョーザ:袋の「穴」はどこで? 広がる怒りと困惑
http://mainichi.jp/select/jiken/gyouza/news/20080202k0000m040140000c.html

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件は、兵庫県高砂市の事件のパッケージに穴があったことが分かり、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が、人為的に投入された可能性が出てきた。どの場所でどういう経緯で混入したのか、「穴」はどこで開いたのか。日中で事件に対する怒りと困惑が広がった。

 ◇中国市民は

 問題のギョーザを製造していた中国河北省の「天洋食品」は、約630人が午前8時から午後6時まで働く。手作業部はすべて手袋着用だ。しかし、最近雇用を巡って労働争議があったばかりといわれ、「何があっても不思議ではない」とうわさされる。

 工場近くの小売店店主の閻華さん(34)は「中国人はやさしいから、故意に日本人を狙って薬物を入れるなんてことはあり得ない」と言う。ただ、「3、4年前に天津で、牛乳工場の従業員が解雇を恨んで乳製品に毒物を混入して食中毒被害が出る事件があった」と話す。

 また、北京在住で日系企業に勤める金美花さん(26)は「2つの可能性がある。日本で開けられたのなら、今夏の北京五輪を支持しない日本人が中国のイメージを悪くするためにやったのだと思う。もう一つの可能性は冷凍食品メーカー間の競争が激しいため、食品業界関係者がやったのではないか」と自説を述べた。

 ◇輸送、管理は

 輸入元の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)の親会社、日本たばこ産業IR広報部は「袋は穴が開きにくい材質が使われており、製造段階で3ミリもの穴が開くのは考えにくい」と驚く。「万が一、何らかの事故で穴が開いたとしても、従業員が事故そのものに気づくはず。また穴が出荷まで見逃されるとは思えない」と語る。

 流通段階での事故の可能性についても「段ボールを2階から落とすぐらいの衝撃なら分からないが、それも考えにくい」と話した。

 千葉県の2事件の流通・販売にかかわる日本生活協同組合連合会職員は「配送過程で針を刺すには段ボールから商品を取り出す必要がある。段ボールが開いていたり、テープが張り替えられていたら、異常に気づく」と話す。「冷凍倉庫に保管するので、外部からは簡単に倉庫に入れない。国内の流通過程で針を刺すのは難しいのでは」と首をかしげる。

 ◇日本の店頭で

 母娘が中毒になった商品が販売されていたコープ花見川店(千葉市花見川区)の川上保史店長は「穴が事実だとすれば消費者の命を脅かす殺人行為だ。食の信頼を根底から揺るがす結果を生み、強い憤りを感じる」と怒る。市川市の女性と子ども4人が中毒になった製品があったコープ市川店の後藤聡店長は「何を信じていいか分からないというのが、今のお客様の心境だと思う。国や関係機関に一日も早く原因究明をしてもらい、安心して買い物ができるような環境を作ってほしい」と話した。

 ◇「穴に気づいていたら、食べなかった」

 兵庫県高砂市の事件で冷凍ギョーザを食べて妻(47)、次男(18)とともに入院した造園業の男性(51)は「袋に穴が開いていたとは……。もし気づいていたら、食べていなかった」とショックを隠せない。先月5日に中毒になり、まだ体に力が入らず仕事を休んでいる。「今日、近所を歩いたら頭がくらくらした。息子もまだ両手がしびれている」。だが仕事がたまっており、週明けから職場に復帰するという。

毎日新聞 2008年2月1日 22時39分 (最終更新時間 2月1日 22時44分)

1097とはずがたり:2008/02/01(金) 22:56:37
逆恨み殺人の件は酷いなぁ。

死刑:3人執行…法務省が氏名発表
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080201k0000e040032000c.html

 法務省は1日、死刑囚3人の死刑を執行し、氏名と犯罪事実などを発表した。執行されたのは持田孝(65)=殺人罪など、東京拘置所収容▽松原正彦(63)=強盗殺人罪など、大阪拘置所収容▽名古圭志(37)=殺人罪など、福岡拘置所収容=の3死刑囚。これで、現在収容中の死刑囚は104人になった。

 執行された死刑囚の氏名公表に踏み切った昨年12月7日以来の執行で、鳩山邦夫法相による命令は2回目。死刑執行は約3年4カ月の中断を経て、後藤田正晴法相当時の93年3月に再開されたが、以降の執行人数は計63人になった。再開以降で、前回の執行から2カ月未満で執行が命じられたのは初めて。鳩山法相は1日午前11時、記者会見し、3人の名を読み上げた。

 確定判決などによると、持田死刑囚は90年に強姦(ごうかん)致傷罪などで懲役7年の実刑判決を受けた。97年2月に出所後、暴行事件の被害女性を捜し出し、同4月、女性の住む東京都江東区の公団住宅のエレベーターホールで「7年前の事件を覚えているか」と声をかけ、胸や腹を4回刺して失血死させ、現金入りのハンドバッグを盗んだ。99年の東京地裁判決は被害者は1人であることなどから無期懲役としたが、2審は「被害の申告をためらわせる悪影響を考慮すべきだ」と死刑を言い渡し、最高裁も支持した。

 松原死刑囚は88年4月、徳島県の住宅に盗みに入ったところ、帰宅した女性(当時61歳)に見つかったため電気コードで絞殺し、現金を奪った。さらに同6月、愛知県刈谷市の住宅に侵入、帰宅した女性(当時44歳)を絞殺し、現金を奪った。

 名古死刑囚は02年8月、鹿児島県伊仙町で近くに住む兄の自宅で、兄の妻(当時40歳)とその長女(当時17歳)を刺して失血死させ、次男(当時13歳)にも重傷を負わせた。

 死刑制度を巡っては、司法判断は遺族感情などを重視する厳罰化の流れが進んでおり、昨年1年間に全国の高裁、最高裁を含む裁判所が死刑を言い渡した被告はのべ47人と、最高裁にデータが残る80年以降最多だった。【坂本高志】

1098名無しさん:2008/02/02(土) 12:51:29
裁判所の仮処分を無視しても、何のペナルティもないんでしょうかね?


日教組 全体集会を中止 プリンスホテル 高裁の使用命令拒否
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008020202084400.html
2008年2月2日 朝刊

 二日から東京で始まる「教育研究全国集会(教研集会)」の全体集会について日教組は一日、開催中止を決めた。会場となっていたグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が一方的に契約を解除、東京高裁が使用を命じる決定をしたにもかかわらず、従わないため。教研集会は一九五一年から開かれているが、五十七回の歴史で初めて全体集会が開けない異例の事態となった。 

 教研集会は日教組に所属する教員が、日ごろの教育実践などについて発表し、意見交換をする。日教組側は昨年五月、約二千人が参加する全体集会の会場として、同ホテルと「飛天の間」の使用について契約した。しかし、十一月になってホテル側が、右翼団体による抗議活動の可能性などを理由に契約を一方的に解除した。

 日教組の申し立てに基づき東京地裁は会場の使用を認め、東京高裁も先月三十日、ホテル側の抗告を棄却した。

 日教組は、契約上は使用開始となるはずだった一日午前にあらためて使用できるようホテルに要請。だがホテル側の姿勢は変わらず、予約していた会場は既に他の団体に貸し出されていたことも分かり、全体集会の開催を断念したという。

 集会は四日まで。二日午後から各教科や「生活指導」「教育格差」などのテーマに分かれて行う分科会は、予定通り都内の複数の会場で実施される。

 教研集会では過去にも、日本武道館や東京体育館などの使用をめぐり裁判となったが、集会の中止に追い込まれたことはなかった。

 プリンスホテルの話 集会が実施された場合、大規模な抗議行動により周辺地域が多大な騒音にさらされることが予想され、周辺に迷惑をかける。裁判所の決定は、極めて短時間に、十分な審理のないままなされたもので大変残念だ。

1099とはずがたり:2008/02/03(日) 13:04:58
>>1098
酷いですよね,このホテル。損害賠償を支払った方がマシってことでしょうか。
テロに屈するなとタカ派の政治家はプリンスに圧力掛けろってんだいヽ(`Д´)ノ
強気なのは旅館業には医者みたいに患者を受け入れる義務があるわけでも無いのでしょうし許可を取り消されたりはしないからなんでしょうな。

読売版はこちらにはっつけてありました。。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/130

1100小説吉田学校読者:2008/02/13(水) 20:48:55
ならば、冤罪の定義を最初に言うべきだろう。「冤罪事件とは人違い訴追の場合だけ」ということなのだろうか。人違い訴追も悪質極まりないが、事件でっち上げの方も悪質極まりないが。

「冤罪と呼べない」 鹿児島選挙違反で法相
http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008021301000324.html

 鳩山邦夫法相は13日、法務省で開かれた検察長官会同で、鹿児島の選挙違反事件の無罪について「個人的な見解であるが、冤罪と呼ぶべきではない」と述べた。
 同事件は昨年、鹿児島地裁が「客観的証拠は全くない」として被告12人全員に無罪の判決を言い渡し、確定している。
 鳩山法相は訓示の中で、富山県氷見市の強姦冤罪事件と比較する形で「氷見事件の方は人違いなので、冤罪ということでしょう。志布志事件(選挙違反事件)は冤罪と呼ぶべきではないと、私は考えています」と述べた。
 その上で選挙違反事件の捜査について「あのようなことが起きたことは誠に残念。二度とああいう形にならないよう、努力しなければならない」と再発防止を訴えた。

1101小説吉田学校読者:2008/02/13(水) 20:59:44
「闇社会の守護神」とか言われてますけど、そんなでかい人なのかね。
そもそも、この方「特捜検事はなぜ辞めたか」でも直属の上司の批判をしたが、その上にある伊藤榮樹氏は批判していなかった。著書を読んでも、「弱い者には滅法強い」「強い者には滅法弱い」という印象しか沸かない。
一部にある英雄視も、反権力のヒーロー視もいかがなものかなあ、と市井の一ホン読みである私は思うんだけれども。

元特捜検事・田中森一被告の実刑確定へ 石橋産業事件
http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802130281.html

 最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)は、東京都内の商社「石橋産業」をだまして額面約179億円の約束手形を交付させたなどとして、詐欺罪に問われた元会社役員許永中被告(60)=イトマン事件で実刑が確定し服役中=、弁護士田中森一(もりかず)被告(64)ら4被告の上告を棄却する決定をした。12日付。許被告は懲役6年、田中被告は懲役3年の二審・東京高裁が言い渡した実刑判決が確定する。
 決定を受け取ってから3日間は異議を申し立てることができるが、最高裁が棄却すれば刑が確定し、田中被告は収監される。
 田中被告は東京地検特捜部勤務を経験した元検事で、国会議員2人を起訴した撚糸(ねんし)工連事件などの捜査にかかわった。弁護士に転身した後の00年に東京地検に逮捕されたが、容疑を否認して争っていた。昨年に自叙伝「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」(幻冬舎)を出版。政財界や裏社会に人脈を広げ、逮捕に至るまでを描いてベストセラーになった。その一方で、実質的に価値のない株券を顧問先に買わせたとして、大阪弁護士会が昨年、業務停止3カ月の懲戒処分にした。
 一、二審判決によると、田中被告ら4人は共謀し、許被告がノンバンク「キョート・ファイナンス」から受けていた融資の返済を免れるなどの目的で、石橋産業をだまして、96年4月と6月に額面計約179億円の約束手形をキョート社に交付させるなどした。
 許被告は、大阪の中堅商社「イトマン」から巨額の資金が引き出された事件で起訴された。保釈中の97年に韓国に出国して失跡。イトマン事件の公判は中断したが、99年に都内で身柄を確保され、石橋産業事件でも起訴された。イトマン事件では05年、懲役7年6カ月、罰金5億円が確定している。

1102小説吉田学校読者:2008/02/13(水) 21:06:08
外国人実習生とか、知的障害者とか、派遣労働者など、いろいろな面で立場が弱くなっている者は搾取の対象なのか。
基盤が弱ければ搾取しろというのでは、前近代的資本主義と同じではないか。
かつて、私は、「経済では社会主義は死んだが、労働ではまだ生きている」と書きましたが、せめて修正資本主義くらいの考えは絶対必要なのではないか。あと人道的温もり。こんなんで「美しい」とか「とてつもない」とか言っている政治家に対して私は感性を疑うのだが、最近こういう事件が多すぎる。

知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴
http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802130298.html

 「10〜30年余りにわたって無報酬で奴隷のように働かされ、障害者年金も横領された」などとして、知的障害をもつ札幌市の32〜51歳の男女4人が13日、働いていた食堂の経営者らを相手取り、約4500万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。弁護士によると、住み込みだった4人は満足な食事を与えられず、昨春に保護された時はやせこけていた。歯磨きも長年しておらず、緑色の歯石がびっしりたまっていたという。経営者は保護の直後から行方がわからないという。
 訴えたのは、32歳の男性1人と35〜51歳の女性3人。訴状などによると、4人は定食類を提供する札幌市白石区の「3丁目食堂」で13〜31年間働き、調理室で調理や皿洗いを担当していた。
 毎日午前6時ごろ起床し、仕事中はトイレに立っても怒鳴られて午後10時ごろまで働かされた。休みは月2回だけで、週1回、銭湯代が渡される他は金を受け取ったことがなかった。入浴も実際は休日しか許されず、下着は汚れたものをずっと使っていた。親たちも知的障害があるなどし、後ろ盾になれる状態ではなかったという。
 電話相談で情報を得た弁護士が昨年6月、4人を障害者施設に保護した。当時の4人は「早く食堂に戻らないと大変なことになる」などとおびえていたという。
 食堂の経営者らは4人の障害基礎年金の手続きも無断で行い、約2600万円を横領していた疑いもあるという。弁護士が経営者に連絡がとれたのは昨年9月が最後。経営者は「面倒をずっと見てきた。責められることはない」と反論したという。訴訟では、本人確認をせずに年金の振り込み口座の開設を認めた信用金庫や、劣悪な環境を見逃した障害者支援団体も訴えている。
 弁護士は「自己主張のすべがないのをいいことに、奴隷のような環境で人格をおとしめた。裁判を通じて警鐘を鳴らしたい」と話している。4人は現在は健康状態が良くなり、女性たちは化粧を楽しんで笑顔を見せるようになったという。

1103小説吉田学校読者:2008/02/13(水) 21:09:43
またも法学論集。
派遣だと思って、テキトーな安全対策しとけば、それで良しとか思っていたんじゃないのか。しかも、記事から推察するに「転落死するほどの高所に命綱も安全柵もなしに上らせた」のである。派遣、正社員問わず、この会社は労働者の人命を何だと思っていたのだろうか。

派遣社員の労災死、派遣先にも使用者責任 東京地裁判決
http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802130295.html

 03年に派遣された工場での作業中に死亡した男性(当時22)の両親が、工場が安全対策を怠っていたとして派遣元と派遣先の企業2社などに計約1億9000万円の支払いを求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。山田俊雄裁判長は、派遣先にも男性の使用者としての責任があったと認め、2社に約5100万円を支払うよう命じた。
 派遣元は「テクノアシスト相模」(神奈川県相模原市)で、派遣先は製缶大手の「大和製缶」(東京都中央区)。判決によると、男性は03年7月に派遣元と雇用契約を結び、派遣先の工場で缶の検査を担当した初日に、脚立から転落して死亡した。
 山田裁判長は「派遣元の従業員は、実質的には派遣先の指示で働いていた」と認定。さらに派遣先について「男性との雇用契約がなくても使用者と同じ安全配慮義務を負う」とし、転落を防ぐ措置を怠った責任を認めた。
 会見した原告側の代理人は「製造工場への派遣が増え労災が多発する中で、派遣先、派遣元両方の責任を明確にしたことは、企業側に警告を発するものだ」と評価した。

1104小説吉田学校読者:2008/02/14(木) 06:38:09
18歳〜20歳は「準成年」とか「青年」にして、公選法とか少年法とか一部の法律を改正するにとどめた方がいいんじゃないんでしょうかねえ。
高校3年生が喫煙、飲酒したり、国民年金保険料支払ったり、親の同意なしで法律行為を行えたりするのは、おかしいと思うのだ、私は。

成人は18歳?20歳? 民法改正議論スタート
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY200802130301.html

 成人年齢を18歳に引き下げるのか、それとも20歳のままにするのか――。鳩山法相は13日、法相の諮問機関・法制審議会に成人年齢の引き下げの是非について諮問した。憲法改正の手続きを定める国民投票法(昨年5月成立)で投票年齢が18歳以上とされたのに伴うもの。社会での「一人前」の基準を決める根本的な問題だけに賛否は分かれており、どのような結果が導かれるかは不透明だ。法務省は諮問と並行して、世論調査などで広く国民の意見を聴くことも検討している。
 法制審はこれから賛成・反対の均衡に配慮しながら、学者に限らず、高校教師や企業経営者など20人前後を部会の委員に選ぶ予定。
 法制審は3月にも議論を始め、1年がかりで答申をまとめる予定だという。引き下げの方向になっても、法務省が民法の改正案を国会に提出するのは09年秋以降になる見通しだ。
 今回の諮問は一定の方向性を示さず、異例の「白紙」で行われたのが特徴。18歳以上を投票年齢に定めた国民投票法の付則は、2010年の施行時までに民法の成人年齢について「検討し、必要な法制上の措置を講ずる」と定める。成人年齢を18歳に引き下げるか、20歳のままにするか、それぞれの立場で解釈できる余地も残されている。
 国民投票法は、与党が民主党など野党の反対を押し切って採決。この過程で「玉虫色」の付則が付けられた経緯がある。付則については、同じ与党の中でも「民法の成人年齢も一緒に引き下げるのが前提」という主張があるのに対し、「過度な自由が与えられ、伝統的な家族観が壊れかねない」などと引き下げに慎重な声も少なくない。一方の民主党は、成人年齢の18歳引き下げが国民投票をめぐる与党との再協議の前提だとの立場で、曲折が予想される。
 成人年齢の引き下げが実現すれば、日常生活に幅広く影響を及ぼす。
 例えば、未成年には親の許可のない契約なら取り消せるという「保護」がある。国民生活センターに寄せられた、未成年が行った取引の解約に関する相談は06年で3万7858件。成人年齢が引き下げられれば、18歳と19歳はこれまでの保護を受けられなくなる。
 現在の民法では、親の許可があれば結婚できる最低年齢は「男性18歳、女性16歳」。成人年齢が引き下げられれば、女性だけに「結婚に親の許可が必要な時期」が残る。
 また、政府の検討会によると少年の保護処分を定めた少年法、飲酒・喫煙を禁じる法律など年齢条項がある法令は308もある。民法改正に伴って他の法律も自動的に改正されるとは限らないが、連動する可能性がある法律も少なくない。

1105小説吉田学校読者:2008/02/14(木) 06:46:22
センセーショナルなところばかり報道されておりますが、「中絶した胎児のエコーを机上に出す」という取調官のやり方は、絶対的におかしいです。
また、「風俗で働いたら犬畜生と同じ」なんて、前時代的もいいとこ。これで敏腕刑事とか言われるのだから、警視庁捜査1課の能力低下も深刻であります。

夫バラバラ殺人、検察側が自白調書撤回 東京地裁 歌織被告は任意性否定
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008021302087023.html

 東京都渋谷区で夫の外資系会社社員三橋祐輔さん=当時(30)=を殺害して遺体を切断、遺棄したとして殺人罪などに問われた妻の歌織被告(33)の公判が12日、東京地裁(河本雅也裁判長)であった。検察側は「犯罪事実は被告人質問で十分立証できた」として、証拠請求していた捜査段階の被告の自白調書などを撤回した。検察側が被告の供述調書の請求を取り下げるのは極めて異例。裁判員制度を意識し、裁判の迅速化を図る目的とみられ、今後、同様のケースが続くとみられる。
 一方、歌織被告は被告人質問で「警察官や検察官の取り調べで、怒鳴られたり脅されたりして、不本意な調書を作られた」と述べ、供述が任意ではなかったと主張。取り調べの際に検察官から「風俗で働いていた。犬畜生と同じだ。おまえの事件なんて、どうせ男とカネなんだろ」などとののしられたと述べた。検察官の作成した調書の内容を否定し続けると、以前中絶した時の胎児のエコー写真を机の上に並べられて「法廷でこの写真を出していいのかと脅された」と訴えた。
 被害者の遺体は、横倒しにしたクロゼットに土を敷いて入れ、殺害の2日後に購入したのこぎりで2−3時間かけて切断したという。また「同僚には捜索願を出したと言ったが、会社が警察に問い合わせてうそがばれたので仕方なく捜索願を出した」などと、当時の状況を淡々と話した。

1106名無しさん:2008/02/14(木) 11:31:43
2591の名無しさん 

熊田がそんなに比較して優秀なら、どうして府連は党本部の意向などとせず正々堂々と
彼を県連組織で手順を踏んで選定して、正々堂々と公認申請すれば良かったんではないか。
徳島三区では徳島県連が正々堂々と公募して選考審査を正々堂々し公開選定審査をおこなって新人二度落選の仁木さんを正々堂々と決めて
党本部へ公認申請して 認められた。
大阪一区の決め方にどこに 正々堂々とした手続きがあるか!!!!!!!。
公正で公平な手続きを踏まねば どうして民主主義を尊重する公党と言えるのか。
熊田も内定されて張り切りだしたんだろうが、日常活動はhpやブログだけでは分からない。

地方組織で選定して党本部に申請するのが 基本ルール。
党本部の意向だと 切り出すこと自体 政党として自ら公正で公平な党運営を放棄した事である。
一例であれ、このような正義に反して立候補する候補者が勝てるわけがない。

大阪は全国政令都市のある大都市部の都道府県の中で間違いなく過半数を制することが出来ない地域だ。

こんな間違った候補者選定をやるような地方だから、そんなことになる。
19小選挙区のうち8つぐらいは見込みがあったがこれで5つぐらいしか勝てなくなっただろう。

1107小説吉田学校読者:2008/02/15(金) 20:55:07
交通事故の怖さは、当然「被害に遭うかもしれない」怖さが先なのだが、「一歩間違えば加害者になるかもしれない」怖さもあるのである。
飲酒とか無免許とかとんでもない速度超過とかは論外だが、「ちょっとした脇見」「信号が赤にもなるかもしれないので加速」「横断歩行者が譲ると思って、右折時さほど減速せず」とかは誰しも経験があると思うが、それでも「自動車運転者としての注意義務を怠り」「過失」「傷害を負わせ」てしまうこともあるのである。

その怖さの二面性を踏まえつつ、どうか事故報道をしていただきたいと思います。

主婦はねた被告「私の子も事故死」
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000802130002

 長崎市で昨年6月、交通安全ののぼりを道路わきに取り付けていた主婦(当時34)をコンクリートミキサー車ではねて死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われた同市上戸町の運転手(48)の初公判が12日、長崎地裁であった。被告は法廷で、自身もかつて息子を交通事故で奪われたことを明かした。傍聴した主婦の遺族は「被害者の気持ちが分かる人だからこそ、安全運転をしてほしかった」と話す。
 「息子の事故後、安全運転をしていた。でも、私の安全確認が足りなかった」。被告人質問で証言台に立った被告は肩を落とし、低い声で話した。
 起訴状などによると、被告は昨年6月15日午後2時40分ごろ、同市伊良林1丁目の市道でミキサー車を発進させた際、車の左前方約1メートルでのぼりを取り付けていた同市の主婦をはねて死亡させたとされる。
 この主婦は地元小学校PTAの「交通安全母の会」会員で、通学時間に児童を誘導するなど交通安全運動に取り組んでいた。事故のあった日も、自主的にのぼりの設置作業をしていたという。
 この主婦の通夜と葬儀に訪れた被告は、途方に暮れていた遺族に謝罪した後、「私も息子を事故で亡くしているのです」と打ち明けた。四十九日まで毎週、仏壇に手をあわせに来た。その後も月命日に謝罪に訪れるという。
 だが、遺族の傷は癒えない。長女は、母から教わっていたピアノを弾かなくなった。夫(40)は、被告が勤めていた運輸会社のトラックを見ると、胸が締め付けられるという。
 夫は「なぜ交通事故の被害者が、事故を起こしたのかわからない。自分たちが被害者になって、初めて交通事故のつらさがわかった。同じ思いを他の人にはしてほしくない」と話す。
 公判はこの日結審し、検察側は「被告は職業運転手でありながら、最低限の注意義務を怠った責任は極めて重大」として禁固1年6カ月を求刑した。判決は3月6日。

1108小説吉田学校読者:2008/02/20(水) 06:55:28
異例の事故当日の氏名不詳被疑者に係る強制捜査。
国家機密に安易に強制捜査を入れるのに危惧する声もあるにはあるが、なだしお事故の時の航海日誌の改ざんをおそれてのことであり、はっきり言わせてもらうと自業自得であります。

海保、イージス艦「あたご」を家宅捜索
http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY200802190367.html

 海上保安庁は19日、海上自衛隊横須賀基地に接岸した「あたご」を家宅捜索した。海保によると、イージス艦に海保が捜索に入るのは初めてという。この日は、あたごの航海日誌など27点の資料を差し押さえた。
 第3管区海上保安本部の係官は午後5時過ぎ、巡視艇と特殊警備救難艇に乗り込み、あたごに近づいた。係官たちはまず、艦首右舷に衝突時についたとみられる傷跡を調べた。
 午後5時50分からは係官35人が艦内捜索を始めた。まもなく、あたごの乗組員に対して「事故発生時の当直態勢につけ」と命じる艦内放送が流れ、事故当時の状況を再現するための作業も始まった。艦内捜索は約5時間続き、午後11時前に終了した。
 同本部は20日も、水中部分の船体の検証や乗組員からの事情聴取をする方針だ。

1109小説吉田学校読者:2008/02/20(水) 06:59:53
安易に結論を急ぐのもどうかと思いますけれども、僚船乗組員の怒りも当たり前である。それに航法については、いやというほど研修や教育を漁師さんたちは受けているのである。「板こ一枚下は地獄」というのをいやというほど知っているのである。
それに、仮に漁船型の小型船がイージス艦めがけて自爆テロを決行した場合、防ぐ手立てがないということなのだろうか。
事実の解明を願うとともに、不明船員の生存帰還を切に祈る。

「漁船見えないわけがない」僚船乗組員ら怒りの証言
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080219-OYT1T00659.htm

 国防を支える最新鋭艦が、なぜすぐ近くの漁船を見落としたのか。千葉県の房総半島沖で19日早朝に起きた海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故。
 防衛省が「調査中」を繰り返す中、清徳丸の僚船の乗組員たちは「イージス艦がまっすぐ走ってきた」「相手から見えないわけがない」などと怒りに震えながら、事故前後の様子を証言した。
 清徳丸の親子2人の行方は依然不明で、地元の千葉県勝浦市では、家族や仲間が生還を祈って、真冬の海に必死に手を合わせていた。
 「こっちの船がよけるんじゃないかと思っていたのか、ほとんどまっすぐ走ってきた」
 清徳丸が所属する新勝浦市漁協では、事故当時、現場海域にいた僚船のうち「金平丸(きんぺいまる)」の船長、市原義次さん(55)らが19日夕、記者会見に臨み、イージス艦の回避行動の遅れを厳しい口調で非難した。
 市原さんらによると、金平丸がイージス艦「あたご」とすれ違ったのは、同日午前4時すぎ。市原さんはコースが重なっていることに危険を感じ、回避しようとして金平丸のかじを右に切った。
 僚船の清徳丸はその直後に衝突したとみられる。市原さんは、あたごが照明をつけて停船したのも目にしたが、「自分の船を見て止まったのか」と思って、衝突が起きていたことに気づかなかったという。そのまま三宅島方面に向かって操業していたが、午前6時ごろ、無線連絡で初めて事故を知った。
 清徳丸に無線で呼びかけたが応答がなかったため、知らされた位置を確認したところ、ほぼ同艦を回避した位置だったという。
 同席した同漁協の組合長、外記(げき)栄太郎さん(80)も、「漁村始まって以来の大事件。乗組員の安否を心配している」「ミサイルを撃ち落とす近代的で優秀な船が、こんな小さい船を壊して、自衛隊はたるんでいる」と怒りをあらわにした。
 同じく僚船の「康栄丸」の船長、中ノ谷義敬さん(61)は「レーダーでは半径約3・6キロ以内に、5隻ぐらい漁船が映っていた。イージス艦に(清徳丸が)見えていないわけがない」と話した。
 防衛省では、午後11時から、この日5回目の記者会見が開かれ、海上自衛隊の河野克俊・海幕防衛部長が「海保が調査に入っており、現時点では確定的なことは申し上げられない」と前置きをしたうえで、ようやく事故の概要を説明し始めた。
 あたごが衝突の直前、急制動をかけて回避行動をとったことを明らかにしたが、報道陣から、清徳丸の存在を見落とした可能性について指摘されると、「調査中」「報告が上がっていない」と疲れ切った表情で繰り返すだけだった。

1110小説吉田学校読者:2008/02/24(日) 09:49:52
時効なき捜査。起訴されて、有罪評決があれば(この表現、とは氏が訴訟の劈頭に立たないように気を使っているのでありますが)、たぶん二度と日本の地を踏めない。

三浦和義元社長を逮捕 ロス警察、81年に妻殺害容疑
http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200802230363.html

 米ロサンゼルス市警は23日、1981年11月にロサンゼルス市内で妻を殺害したとして、元雑貨輸入販売会社社長の三浦和義容疑者(60)が22日午後、殺人などの容疑で米自治領サイパン島で逮捕されたことを発表した。妻の一美さん(当時28)が銃撃され殺害されたこの事件では、三浦元社長は日本では無罪が確定している。
 ロサンゼルス市警は、三浦元社長がグアム島かサイパン島を旅行する可能性があるとみて、グアム、サイパン両捜査当局と協力していた。同市警はサイパン当局に三浦元社長の身柄をロサンゼルスへ送るよう求め、そこで裁判が始まる見込み。
 サイパンの地元警察によると、三浦元社長はサイパン国際空港で22日、日本からの飛行機を降りた直後に逮捕されたという。空港では警察官約10人が待ち受け、逮捕について告げたところ、三浦元社長は驚きながらも冷静な様子で、「日本ではこの事件はすでに終わったことだとみんな知っている」と話したという。日本の領事館と連絡する権利があることを伝えたところ、三浦元社長はそれを希望したという。
 ロサンゼルスの司法関係者によると、カリフォルニア州法では凶悪殺人など重罪に時効はなく、古い事件でも一定の証拠がまとまれば逮捕することがある。この事件は、ロサンゼルス市警の強盗殺人課の未解決事件専門チームが担当している。
 「ロス疑惑」をめぐる刑事裁判が行われていた当時、三浦元社長の弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士によると、元社長に対しては、88年にロス市警が請求、発付されていた逮捕状が執行されたという。逮捕の根拠や、なぜ今になって逮捕されたのかは「情報がない」としている。元社長の身柄はロス市警に移送される予定といい、米国で活動できる弁護士に弁護活動をしてもらうという。
 弘中弁護士も、逮捕の一報は、元社長の現在の妻から22日、電話で受けた。同弁護士は「びっくりした。アメリカに行ったのがまずかったのか。だが、何回目かのサイパン訪問らしいし、なぜ逮捕されたか分からない」と話している。この妻はすでにサイパンに向けて出発しているという。
 〈事件の経緯〉 三浦和義元社長は、1981年に米国ロサンゼルス市内で妻の一美さん(当時28)を銃撃して殺害、多額の保険金をだまし取ったとして警視庁に逮捕され、殺人などの罪に問われた。捜査当局の動きに先立って「週刊文春」が84年初め、一連の経緯を「疑惑の銃弾」として連載。元社長のメディア露出と併せて世間の耳目を集め、「疑惑」という言葉は同年の流行語大賞の銅賞にもなった。
 事件は、物証や自白など犯行を裏付ける直接証拠がなく、実際に銃撃をしたとされる「共犯者」は誰かが、焦点になった。検察側は88年の起訴以来、「共犯者は(元社長の取引業者だった)元駐車場経営者だ」と主張。これに対し、一審・東京地裁は元経営者を無罪とする一方、共犯者は「氏名不詳の第三者」であるとして元社長を無期懲役とした。
 しかし、元社長は控訴審の東京高裁で逆転無罪に。検察側が上告したが、最高裁第三小法廷は03年3月、上告を棄却する決定をした。同法廷は「元社長が氏名不詳者と共謀して元妻を殺害したと認めるには、なお合理的な疑いが残るとした高裁判決は是認することができる」と述べた。事件発生から20年以上を経て、元社長の無罪が確定した。
 逆転無罪判決を受けて元社長はいったん釈放されたが、銃撃事件の3カ月前に、知人の女性に一美さんを襲わせ、殺害しようとしたとされる「殴打事件」に絡んだ殺人未遂罪で98年10月、懲役6年の実刑判決が確定。同年11月に収監され、未決勾留(こうりゅう)日数を差し引いた約2年2カ月の服役を経て01年1月に宮城刑務所を出所した。

1111小説吉田学校読者:2008/02/26(火) 06:27:05
怪盗でもなく、ただの空き巣じゃないか。
これで、容疑者がブッ★イク(一部伏字)だったらどうなんだ。

「キャッツ・アイ」逮捕 20代の女怪盗3人 大阪
http://www.asahi.com/national/update/0225/OSK200802250085.html

 大阪府高石市の民家に空き巣に入ろうとしたなどとして、高石署は25日、いずれも大阪市西淀川区に住む20代の無職の女3人を住居侵入の疑いで逮捕したと発表した。3人は、いずれも子どもが保育所や学校に通っている昼間に盗みをしていたという。捜査員らは3人の女怪盗が登場する人気漫画にちなみ、容疑者らを「キャッツ・アイ」と呼んで取り調べにあたっていた。
 逮捕されたのは、A(27)▽B(29)▽C(26)3容疑者。
 調べでは、3人は昨年10月9日午後1時ごろ、盗み目的で高石市の住宅に侵入した疑い。現行犯逮捕されたC容疑者の供述から、A、B両容疑者を割り出して逮捕、いずれも住居侵入の罪で起訴された。その後の調べで、3人は大阪市西淀川区で昨年3月に2件の空き巣(被害総額約71万円)をしたとして、窃盗罪などで起訴されている。
 3人は高校や職場で知り合った遊び仲間。いずれも離婚して生活保護を受けていたが、遊興費が無くなると、子どもがいない日中に実行役、見張り役、逃走時の運転手役と、役割分担して盗みをしていたという。

1112名無しさん:2008/03/01(土) 11:19:28
個人的には、事実と認められなかった方に驚きました。


ネット中傷に無罪判決 『確実な根拠、個人は不要』東京地裁
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008030190070727.html

 インターネットのホームページ(HP)でラーメン店のフランチャイズ運営会社を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損の罪に問われた会社員橋爪研吾被告(36)の判決公判が二十九日、東京地裁で開かれた。波床昌則裁判長は「ネットの個人利用者に要求される程度の情報収集をした上で書き込んだ。直ちに名誉棄損罪に問うことは相当でない」として、無罪(求刑罰金三十万円)を言い渡した。

 判決は、個人利用者がネット上で表現行為をする場合の名誉棄損について「主に公益を図る目的ならば、(メディアとは異なり)確実な資料や根拠に基づかなくても、その事実が真実だと誤って信じた場合には罪に問われない」との初めての基準を提示。その効果として「自己検閲により委縮することなく、憲法二一条(表現の自由)が確保される」と示した。

 弁護人の紀藤正樹弁護士によると、ネットをめぐる名誉棄損事件での無罪判決は初めて。ネット社会の現実を見据えた判断といえ、今後の司法判断や社会活動に大きな影響を与えるとみられる。

 波床裁判長は「被告による書き込みは、重要部分が真実であったとは証明されていない」と認定。メディア報道なら有罪になる可能性を指摘した。

 その上で、判決は(1)ネット利用者は相互に送受信でき、書き込みに対して被害者は反論できた(2)メディアや専門家が従来の媒体を使った表現とは対照的に、個人がネット上で発信した情報の信頼性は一般的に低いと受け止められている(3)現代社会では(個人が)公共の利害に関する事実について真実性を立証するのは困難−などと指摘した。

 今回の書き込みに対し、フランチャイズ運営会社側が二〇〇三年に橋爪被告を相手取り起こした民事訴訟では、〇五年に同被告の敗訴が最高裁で確定していた。

 橋爪被告は〇二年十−十一月の間、被告が開設したHP上で、飲食店「ニンニクげんこつラーメン花月」をフランチャイズ運営する会社について、カルト集団と関係があると中傷する内容の文章を書き込んだとして在宅起訴された。判決は、同集団と会社の関係について「緊密な関係にあるとは認められない」とした。

 東京地検・渡辺恵一次席検事の話 判決内容を子細に検討し、適切に対応したい。

■『表現の自由』強く意識

解説

 インターネット上の書き込みについて名誉棄損罪を認めなかった二十九日の東京地裁判決は、ネット上の表現行為が法律に抵触する場合の基準について、メディアと個人利用者を峻別(しゅんべつ)し、メディアに比べて個人の責任は緩和される、との判断を示した。

 司法はこれまで(1)公益目的(2)確実な資料や根拠に基づくこと(3)その事実が真実だと信じるだけの理由−の三点がなければ有罪としてきた。これは発信者がメディアの場合が前提で、今回の判決は(2)がなくても「個人に求められる水準を満たす調査」をしていれば罪に問われないと判断した。

 特筆すべきは、判決が、憲法が保障する「表現の自由」に踏み込んだ点だ。責任の緩和がなければ、個人は訴訟の被告になったりすることを恐れ、言論活動が鈍ることに言及、「自己検閲による委縮」を懸念した。

 情報の発信者の多くがメディアに限られていた時代とは異なり、ネット社会は誰でも自由に発信できるようになった。一方、匿名性に隠された過激な中傷は、メディアによる批判以上に人を傷つけることがある。

 責任の緩和と言っても、好き放題に書くことが許されるわけではない。それを許せば個人がネットで発信した情報の信頼性を低下させることになり、法規制につながる恐れがある。

 今後、判決が司法の場で追認されていくか注目されるが、ネット社会に生きる市民としての自覚が一人一人に求められている。 (社会部・寺岡秀樹)

1113小説吉田学校読者:2008/03/01(土) 19:28:12
言論の自由とは、権力からの自由であります。批判の自由であります。なにゆえ権力そのものが弱者のふりして申し立てするのか、ふざけんじゃない。

<自民党>テレビ朝日番組「公平性を欠く」BPOに調査要望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000169-mai-pol

 自民党は29日、道路特定財源などをめぐりテレビ朝日が1月30日と2月26日に放送した報道番組が「事実誤認があり政治的公平性を欠いている」などとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)に調査を求める要望書を提出した。
 自民党の細田博之幹事長代理は提出理由について「番組は『建設業の人にとっては(事業は)長くやる方がいい。その方が金が入るし談合もある』と報道したが、長くやることが高コストの原因という展開は誤解を招く」と説明。番組に出演したコメンテーターについても「かつて民主党が、政権樹立の際の国土交通相(候補)に挙げた人で、偏った立場の人」と述べた。テレビ朝日広報部は「BPOの対応をみながら誠実に対応していきたい」と話している。【堀井恵里子】

1114とはずがたり:2008/03/07(金) 16:06:04
死刑で当然であろう。酷い事件だ。被告は殺される恐ろしさを十分味わうが良い。もっと云うとこんなの育てた親もなんとかせんとあかんねぇ。

2008/02/29-15:47
服部被告の死刑確定へ=静岡の女子短大生焼殺−最高裁
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200802/2008022900707

 静岡県三島市で2002年、女子短大生=当時(19)=を焼き殺したとして、殺人罪などに問われ、一審で無期懲役、二審で死刑とされた元建設作業員服部純也被告(36)の上告審判決で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は29日、「何ら落ち度のない被害者を残虐な方法で殺害した。改善更生の可能性は乏しい」と述べ、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。
 無期懲役を破棄して死刑とした二審判決が確定するのは、昨年4月の名古屋市の女性経営者殺害事件以来。
 古田裁判長は「乱暴の発覚を恐れるとともに、早く覚せい剤を使用したいという自己中心的で非情な発想から殺害した」と指摘。「家計に負担を掛けぬようアルバイトをし、誰からも好かれるまな娘を突然の凶行で失った両親の峻烈(しゅんれつ)な処罰感情は当然だ」とした。
 服部被告が覚せい剤取締法違反や強盗致傷の罪で服役し、仮釈放から約9カ月で犯行に及んだ点を強調。「犯罪に向かう傾向は根深く、さらに深化、凶悪化している。反省を示しているが、死刑を是認せざるを得ない」と結論付けた。

「殺害1人で死刑」どう判断短大生死亡きょう最高裁判決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080228-OYT8T00602.htm

 三島市の山中で2002年1月、同市内の女子短大生(当時19歳)が焼き殺された事件で、殺人、婦女暴行などの罪に問われ、2審・東京高裁で死刑判決を受けた元建設作業員服部純也被告(36)の上告審判決が29日、最高裁第2小法廷で言い渡される。

 最高裁は1983年の永山事件判決で、死刑選択の基準として「殺害された被害者の数」を挙げており、被害者1人の場合の死刑の適否を裁判所がどのように判断するかが注目される。

 上告審弁論で弁護側は、「被害者が1人である点などで、高裁の判断は死刑適用基準を逸脱しており、判例違反」と主張。検察側は「永山事件判決は殺害された被害者が複数名でなければ、死刑を選択し得ないと判断したものではない」などと、極刑を求めている。

 2審判決によると、服部被告は02年1月22日夜、同市内の路上で帰宅途中の被害女性を車内に監禁し、暴行。翌23日未明、粘着テープで両手首を後ろ手に縛った上、灯油を全身に浴びせかけて、ライターで頭髪に火を付け、焼き殺した。

 1審・静岡地裁沼津支部は、計画性がないことや幼少時代の劣悪な生活環境などを理由に無期懲役としたが、検察、弁護側が量刑不当を主張して控訴。2審・東京高裁は、同じ環境で育った兄弟に犯行歴がないことや、証拠隠滅活動などを指摘、「人間性を欠く殺害方法は残虐極まりなく、極刑をもって臨むほかない」として判決を破棄し、死刑を言い渡した。被告が05年3月に最高裁に上告していた。
(2008年2月29日 読売新聞)

1115片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/08(土) 01:37:21
起訴猶予にすりゃいいってもんじゃねーぞコラ

おとり捜査:佐賀県警に協力も逮捕 起訴猶予の男性提訴
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080308k0000m040138000c.html

 佐賀県警に昨年7月に強盗予備の疑いで逮捕された後、起訴猶予となった佐賀市兵庫町渕の中古車販売業、原一弘さん(36)が7日、「捜査に協力したのに身柄を拘束され、虚偽の発表をされた」として、県に330万円の損害賠償を求めて佐賀地裁に提訴した。

 訴状などによると、原さんは07年7月21日、友人らが強盗を計画していることを知り、指示され目出し帽を購入した。しかし、犯行をやめさせようと同28日、佐賀署に計画を知らせた。

 捜査員は、原さんの話を聞くと「予定通り(計画を)進めてほしい」と要請。当時、原さんは強盗をしようと思っておらず、車からバールや目出し帽を降ろしていた。そのままでいいかを尋ねたところ、捜査員から「載せておいてくれないと困る」などと言われ、再び車に戻したという。

 原さんは同日午後、友人が狙っていた民家近くに車で行って他の3人と共に逮捕された。佐賀署は29日、強盗予備の疑いで原さんを含む5人を逮捕したと発表した。

 原さん側は訴状で「強盗予備には故意性がないうえ、車で出かけたのも警察から求められたため」と主張。そのうえで「(他の逮捕者と)共犯関係になることはあり得ない。記者発表は原告に関しては虚偽だ」としている。原さんの弁護士は「違法なおとり捜査に協力させられた」と話している。

 県警刑事部の江口民雄管理官は「目出し帽を買った時点で強盗予備容疑があり、逮捕は適正だった。逮捕や発表には、他の4人に通報したことを分からなくする身辺保護の狙いがあった」と話している。【高芝菜穂子】

毎日新聞 2008年3月8日 0時39分 (最終更新時間 3月8日 1時17分)

1116小説吉田学校読者:2008/03/10(月) 21:21:55
>>1105続報
どうも検察側の旗色は悪い。無罪も執行猶予もあり得るんじゃないか。

歌織被告 責任能力「喪失の状態」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080310026.html

 東京都渋谷区の自宅で夫を殺害、遺体を切断したなどとして殺人と死体損壊・遺棄の罪に問われた三橋歌織被告(33)の公判が10日、東京地裁(河本雅也裁判長)であり、検察、弁護側それぞれの請求に基づき精神鑑定をした医師2人が、殺害時の被告の責任能力について、いずれも「心神喪失の状態にあった」との認識を示した。
 刑法は、被告が善悪を判断できないなど心神喪失の場合は、刑事責任能力がないとして罰しないことを規定している。
 2人の鑑定結果は「夫からドメスティックバイオレンス(DV)を受け続け、犯行時は心的外傷後ストレス障害(PTSD)だった。心神耗弱か心神喪失の疑いがある」とする弁護側主張に沿う内容で、判決に大きな影響を与えそうだ。
 検察は「完全責任能力があった」としている。
 鑑定結果は通常、書面を提出の上で補足として鑑定人尋問が行われるが、今回は法廷で内容を報告。同時に2人に尋問する「対質」という異例の形式をとり、裁判員制度の導入を来年に控え「迅速で簡明な裁判」を目指したとみられる。
 鑑定人は「こころのクリニック石神井」の木村一優医師と、国立精神・神経センター精神保健研究所の金吉晴成人精神保健部長。
 まず弁護側が請求した木村医師が、三橋被告が父親から体罰やしつけを受けた成育歴を説明。その後「夫のDVは改善されず、PTSDも悪化。犯行時は行動を制御できず、心神を喪失していたと考える」と述べた。
 検察側請求の金部長も同様に「心神喪失は十分推測でき、かなり合理性はある」と証言。犯行時の被告は、もうろうとした意識障害や夫の幻覚を見ていたとして「短期精神病性障害」と判断した。
 法廷では鑑定人2人が証言台を前に並んで座り、プロジェクターで被告の脳波などを大型スクリーンに映し出し、鑑定結果を報告した。
 起訴状によると、三橋被告は2006年12月、自宅マンションで夫祐輔さん=当時(30)=の頭部を殴って殺害。遺体を切断、遺棄した。
 鑑定は、公判と並行して進められた。

1117小説吉田学校読者:2008/03/17(月) 07:11:10
ロス移送までマスコミも一時休戦でしょうかねぇ・・・

三浦元社長:主戦場はロスへ 移送判断4月中旬以降に
http://mainichi.jp/select/today/news/20080317k0000m040122000c.html

 81年のロス銃撃事件に関与したとして、サイパン島(米自治領)で身柄拘束されている元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(60)=日本で無罪確定=を、ロス市警があるカリフォルニア州へ移送するか否かの判断が、4月中旬以降にずれ込む見通しになった。サイパンでの弁護活動は、手続きの引き延ばしが中心となっており、主戦場は、逮捕が無効かどうかを争うカリフォルニアに移ってきた。
 サイパンでは19日、自治領知事が身柄移送令状に署名(12日)してから初めての審理が行われる。弁護側は、同じ行為の刑事責任を繰り返し追及することを禁じる「一事不再理」を根拠に徹底抗戦する構えだが、既に、ラモナ・マングロナ裁判官は「サイパンでの裁量権は憲法上、限られており、カリフォルニアの裁判に介入する形で質疑を行うことは想定していない」と、一事不再理は議論しない方針を示している。
 弁護側は19日からの審理で、不当な身柄拘束からの解放を求める「人身保護請求」も行う予定。だが、請求書面の準備に「2、3週間かかる」としており、検察側からの反論書の提出、審理などの手続きを入れると、裁判所の決定まで少なくとも1カ月近くはかかる。弁護側は請求が棄却されても、さらに上級審に不服を訴えることができる。
 サイパンを所管する北マリアナ司法省のマシュー・グレゴリー司法長官は「1年はかからないが、数カ月はかかるかもしれない。手続きがいつ終わるかは予測し難い」と話す。
 一方、カリフォルニアのマーク・ゲラゴス弁護士は14日、一事不再理を根拠に逮捕無効を求める訴えをロサンゼルス郡地裁に起こした。24日に公聴会を開くことを求めている。サイパンのブルース・バーライン弁護士は「(一事不再理を審理しない)裁判官の判断を考慮して協力要請した」とサイパンだけでは分が悪いことを認め、ロスでの法律論争に望みをつなぐ。
 元カリフォルニア検察官でサイパンに在住し、双方の裁判に詳しいロバート・オッコーナー弁護士は「勝敗はカリフォルニアにかかっており、サイパンの弁護活動は、時間稼ぎにすぎない」と解説。一事不再理に詳しいウィリアム・クリアリー岩手大学准教授も「サイパンの裁判は不利な状況下で抵抗する戦いで、そもそも困難」と話している。

(おまけ)フルハム三浦vsジャーナル中江、それにしてもみんな若いねえ〜〜
http://jp.youtube.com/watch?v=ydgE19rMKfk

1118とはずがたり:2008/03/17(月) 13:19:39
>>1117
笑。おもろいっす>フルハム三浦vsジャーナル中江

痴漢の罪に問われた植草元教授 控訴審、即日結審
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY200803170104.html
2008年03月17日11時26分

 06年9月に電車内で痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反の罪に問われ、一審・東京地裁判決で懲役4カ月の実刑判決を受けた経済評論家の植草一秀被告(47)の控訴審が17日、東京高裁で始まった。弁護側は無罪を主張し、被害者のスカートの繊維鑑定などを改めて求めたが、田中康郎裁判長はいずれも却下し、結審した。判決は4月16日の予定。

1119とはずがたり:2008/03/17(月) 13:32:28

被告に死刑判決 京都・神奈川連続殺人事件で京都地裁
http://www.asahi.com/national/update/0317/OSK200803170033.html
2008年03月17日12時19分

 京都府と神奈川県で親族2人を相次ぎ殺害し、現金などを奪ったとして、強盗殺人罪に問われている住所不定、無職松村恭造被告(26)の判決が17日、京都地裁であった。増田耕児裁判長は「死刑の適用は慎重であるべきだが、残虐非道な犯行で、人間的な感性が欠落している。極刑でやむを得ない」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。被告は弁護人を通じて控訴しない意向であることを明らかにした。

 判決によると、松村被告は昨年1月16日、京都府長岡京市の主婦で、伯母の岩井順子(よりこ)さん(当時57)を殴ったり刺したりして殺害し、約2万円入りの財布などを盗んだ。また同23日、大叔父で神奈川県相模原市の無職加藤順一さん(当時72)の頭や顔を金属棒で殴るなどして殺し、約3000円が入った財布などを奪った。

 弁護側はこれまでの公判で、「(両事件とも)あくまで殺害が目的で、殺した後に金品を奪おうと思いついた」と殺人罪と窃盗罪の適用を主張。死刑回避を求めていた。

 増田裁判長は判決で、犯行直前の松村被告について、仕事もなく父母や親族から金銭的な援助を受けられなくなっていたと指摘。岩井さんを殺害する際に粘着テープを持参したり、指紋がつかないよう手袋をはめたりなどしており、強盗目的があったとした。そのうえで「仕事も長続きせず、進退きわまった状況下に追い込まれたあげくに犯行に及んだ」と述べた。

 松村被告は、捜査段階から公判前整理手続きまで一貫して供述を拒否した。昨年9月の初公判で初めて心境を明かし、「殺人を2件も冷静に完遂し、自分をほめてあげたい」などと語った。

 弁護側は、大学を中退したり、父親との関係が険悪になったりしたことから、人を殺害して自殺する「破滅」を望んだとも述べ、被告の心理鑑定や精神鑑定を求めたが、京都地裁は「必要はない」と却下していた。

1120とはずがたり:2008/03/17(月) 19:51:51

市民とプロになお隔たり 模擬評議で浮き彫り
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200803160161.html
2008年03月16日22時29分

 来春から始まる裁判員制度に向け、市民が審理を見たうえで、裁判官と一緒に判決をどうするか考える「模擬評議」が各地で行われている。「量刑相場」を市民に示した方がいいのか、評議をまとめる裁判官の役割をどう考えるか。これまでは法律のプロだけで進んだ裁判の常識が通用しないなかで、市民の意見を聞きながらの模索が続いている。

 ■「常識」通用せず

 昨年、福岡地裁であった模擬裁判の評議では、交際相手を殺害した女性被告の量刑が議論になった。裁判員役の20代の女性は、被告の母親役の「出所したら、家族として迎え入れて普通に暮らしたい」という言葉に強く反発。「他人の家族を壊しておいて『普通に暮らす』とは虫がよすぎる」と考えたからだ。

 この様子を別室のモニターで見ていた検察官や弁護士は驚いた。「身元引受人がいるのは被告にとってプラスの情状のはずなのに」「僕らのこれまでの常識が通用しない。裁判官より裁判員の方が犯罪に厳しい」

 ■量刑1年上がる

 「福岡」の3カ月後、福島地裁でも同じ題材で模擬裁判が行われた。

 量刑を決める際、「交際相手から暴力を受けていた」など被告に有利な面と、「救護しなかった」など不利な面を白板に書き出した。

 検察側の求刑は懲役10年。それぞれが量刑を投票した結果、判決は「懲役7年」となった。だがその後、裁判官が過去の同じような事件の判決を紹介。再び投票したところ、量刑は「懲役8年」に。裁判長は「できるだけ市民の意思を尊重した」としながらも、「どこかで過去のデータを示さないと、同種事件で裁判所ごとに判決が変わってしまう」と指摘する。

 ■「誘導」と「放任」

 評議で裁判官がどう振る舞うかも課題だ。争点を絞り込み、進展を促すと「誘導」と批判されかねない。逆に「放任」すると、議論は盛り上がるが時間不足に陥る。

 仙台地裁では、二つのグループに分かれて模擬評議を行い、結果を比べてみた。

 裁判官が争点を示し、議論を取り仕切る方法がとられたグループでは、裁判官の指名を受けて裁判員が意見を言い、目標の1時間で事実認定まで進んだ。ところが、裁判員役の間では「私たちの意見はいらないのではないか」と不評だった。

 一方、議論の行方が裁判員に委ねられたグループでは、白熱したものの、時間を30分以上延長しても事実認定に至らなかった。この評議に参加した裁判官は「まずは各裁判員に疑問点を挙げてもらい、そのうえで裁判官が争点を整理し、議論を収斂(しゅうれん)させていくのがいいのだろう」と振り返った。

1121小説吉田学校読者:2008/03/20(木) 09:30:59
条件付死刑反対論者の私ではありますが、たとえ私が死刑賛成論者で裁判員になったとしても、初動捜査の瑕疵があるので、死刑選択には躊躇せざるを得ないと思います。
ミスというよりはいわゆる「泳がせ捜査」をしていたんじゃないかと思うのだが、その泳がせ捜査が最悪の結果を招いたのではないか・・・・・毎日社説同様、徹底検証を求めます。

社説:秋田2児殺害 防ぎ得た事件として検証を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20080320ddm005070120000c.html

 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、秋田地裁が畠山鈴香被告に無期懲役刑を言い渡した。
 むごい犯行ではあった。判決は、彩香ちゃんについて「慕っていた母親に裏切られたという衝撃や絶望感の深さを考えると、ただ哀れというほかない」と評した。米山豪憲君には「突如信じていた被告人から襲われ、受けた驚がくと恐怖、絶望、悲しみ、そして苦しみは想像を絶する」と述べている。
 幼児を相次いで手にかけた冷酷、残忍な犯行だけに、裁判例に照らし、極刑も予想されたケースだった。判決文からは熟慮の末、計画性の乏しさなどから罪一等を減じたと読み取れる。
 量刑ばかりに気を奪われるべきではない。畠山被告が、彩香ちゃんのビラをまいたり、記者会見したり、と不自然とも映る行動をとったせいか、被告の特異性に社会の関心が集まったきらいもあるが、事件からくみ取るべき教訓や反省すべき点は少なくない。
 何よりも秋田県警の初動捜査がスムーズなら、豪憲君の事件は防げたのではないか、との悔いが残る。判決も事実上、豪憲君の事件は彩香ちゃんの事件に誘発されたと認定したのだから、なおさらだ。
 注視すべきは、畠山被告が子育てに悩んでいた、と判決が認定したことだ。畠山被告は「可愛がりたくても可愛がれない」などと感じ、離婚後は自分から話しかけることもほとんどなかった、という。満足な食事をさせず、入浴も十分にさせなかったというから、彩香ちゃんはネグレクト(育児放棄)と呼ばれる虐待を受けていたに等しい。
 近隣住民らは彩香ちゃんの異常に気付いていただけに、早い段階で児童相談所などが積極的に実情を調べ、環境調整に乗り出していたら、悲惨な事件は起きずに済んだのではないか。母子に救いの手が差し伸べられなかったことが、返す返すも悔やまれる。
 判決によれば、畠山被告自身も成育過程で父親から暴力を振るわれ、学校ではいじめを受けていた。虐待やいじめの被害者は加害者に転じがちといわれるが、畠山被告もその一人とすれば、悲しい連鎖ではある。
 児童虐待は増加傾向に歯止めが掛からず、昨年中に警察が検挙した事件だけで300件に達し、命を奪われた児童は37人を数えるのが実情だ。全国の市町村が06年度は約4万8000件の児童虐待に対応した、との厚生労働省の統計もある。事態は深刻であり、これらから新たな悲劇が生まれる可能性を、今回の判決を機に再認識し、対策を強化しなければならない。
 判決はまた、畠山被告の「母子家庭であるがゆえの不安」が犯行の背景にあったとも指摘している。悲惨な事件の再発を防ぐために、母子家庭への支援策を見直す必要もある。

1122小説吉田学校読者:2008/03/20(木) 09:34:28
(続き)裁判には、「捜査の事後検証の側面」もあると思うのですが、「迅速化」では裁判で検証するのは無理なのか、それとも「裁判員」で市井の目が入るほうがいいのか。記事中にある精神鑑定の問題も含めて、未知の領域に来年から我々は踏み入るのであります。

秋田・藤里町の2児殺害:畠山被告公判、精神鑑定時間が不足 裁判員制度へ迅速さ重視
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2008/03/20/20080320ddm041040040000c.html

 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、畠山鈴香被告(35)に無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した秋田地裁公判は09年春スタートの裁判員制度をにらんで迅速に進んだ。一方で、公判に空白がないよう審理と並行した精神鑑定の重要部分が判決で採用されず、量刑判断のよりどころの一つとされた被告の「心の解明」が十分とはいえず、課題も残した。
 即日控訴した弁護側は長女の彩香ちゃん(当時9歳)殺害は事故だと主張し、被告も「事故だと認められなければ控訴する」と発言していた。一方、検察側も「米山豪憲君(当時7歳)殺害は彩香ちゃん殺害の嫌疑をそらすための計画的犯行」などとして死刑を求めてきただけに、控訴するとみられる。
 裁判をめぐっては争点を絞る公判前整理手続きを12回重ねた。その結果、昨年9月の初公判から4カ月余で結審、半年で判決を迎えた。検察側は、被告が彩香ちゃんを突き落とした橋の欄干の模型を法廷に持ち込み、裁判員制度をにらんだ視覚に訴える手法もとった。
 一方で、判決は彩香ちゃん殺害時の健忘があったとする精神鑑定を採用せず「記憶障害は細部をよく覚えていない程度にすぎない」とした。迅速さが重視される一方で、鑑定などにじっくり時間がとれなかった。
 藤井俊郎裁判長は判決言い渡し後、刑確定後に将来予想される被告の仮釈放について「刑事責任は重大で内省が表面的にとどまる被告の性格特性の改善が容易でない」と慎重さを求め、無期懲役とした判断の難しさもうかがわせた。また、膨大な資料の読み込みが必要な重大事件に、法曹人口の少ない地方でどう対応するかの課題も浮かび上がった。

1123とはずがたり:2008/03/21(金) 11:27:09
警察庁長官銃撃を供述 77歳男「秘密の暴露」
2008年3月20日(木)12:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080320003.html

 平成7年3月、国松孝次警察庁長官(当時)が東京都荒川区の自宅マンション前で銃撃された事件で、別の強盗殺人未遂事件で実刑判決を受けて上告中の中村泰(ひろし)被告(77)が警視庁に対し、犯行を示唆する供述をしていることが19日、分かった。中村被告は犯行前後の現場の状況について詳細に供述しているほか、銃撃に使用したとされる回転式拳銃と同種の拳銃を米国内で購入していたことも判明した。

 長官銃撃事件について警視庁はオウム真理教による組織的犯行とみていたが、新たに中村被告の供述を得たことで、その信憑(しんぴょう)性についても慎重に捜査を進めている。中村被告は13年10月に大阪市で発生した現金輸送車襲撃事件などで強盗殺人未遂や銃刀法違反の罪で起訴され、昨年3月に大阪地裁で無期懲役の判決を受け、最高裁に上告している。

 中村被告は警視庁に対し、犯行当時の状況について詳細に述べたうえで(1)犯行に使用した自転車を現場から南西約600メートルの喫茶店前に乗り捨てた(2)犯行後にJR山手線に乗り拳銃を東京・西新宿の貸金庫に預けた−と供述。このうち(1)については、事件直後の放置自転車一斉捜索で供述通りの場所で発見されていたことが判明。(2)についても、中村被告が契約していた貸金庫の記録から当日の午前9時26分に開扉されていたことが分かった。また、当初は犯行の2日前に銃撃しようと長官の住むマンションに向かったが、スーツ姿の警察官2人が長官を出迎えたことから警備が強化されたと思い、この日の犯行を断念したと供述。実際、2人の警察官が長官宅を訪れており、この事実は警察内部でもほとんど知られていなかったという。警視庁では、こうした供述が「秘密の暴露」にあたる可能性があるとみている。

 長官銃撃事件では、米国コルト社製の38口径回転式拳銃と、殺傷力が高く国内で使用例がない特殊なホローポイント型のマグナム弾が使用された。拳銃と銃弾の入手ルートについて中村被告は、1980年代後半、偽名を使って米カリフォルニア州のガンショップで購入したと供述。警視庁が捜査員を米国に派遣して調べた結果、中村被告の供述を裏付ける記録が見つかった。拳銃は犯行の翌月、伊豆大島へ向かうフェリーから海に投げ捨てたとしており、警視庁はこのときの乗船記録も入手している。

 中村被告は、14年11月に名古屋市で発生した現金輸送車襲撃事件で現行犯逮捕され、この事件では懲役15年の実刑判決が確定している。名古屋の事件で逮捕後、警視庁などが捜査を進めた結果、中村被告が大阪の事件を引き起こしていたほか、西新宿の貸金庫などに大量の拳銃や実弾を隠し持っていた。中村被告は産経新聞の取材に対して「(犯行への関与について)否定も肯定もしない」としたうえで、警視庁の調べを受けていることは認めている。

1124とはずがたり:2008/03/24(月) 22:08:21
何処迄腐った捜査当局やねん。ちゅーかこう云うの普通にされてるんですかねぇ。

志布志・県議選事件 接見内容聴取は違法/鹿地裁判決
国・県に550万円命令
(03/24 14:48)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=9848

 元被告12人全員の無罪が確定した2003年の志布志・県議選事件で、捜査機関が弁護人と元被告の接見内容を違法に調書化し、接見交通権を侵害したとして、弁護士11人が国と県に総額1億2100万円の支払いを求めた国家賠償請求訴訟の判決が24日、鹿児島地裁であった。高野裕裁判長は、捜査機関による一連の行為を違憲、違法と認定、国と県に連帯して原告1人当たり各50万円、計550万円を支払うよう命じた。
 高野裁判長はまず、秘密が保たれた状態で、被告と弁護人との接見を保障した接見交通権について、「原則、接見後その内容を捜査機関に報告させることも許されない」と指摘。「憲法の保障に由来する重要な権利たる接見交通権を侵害した」と判断、同事件にかかる一連の捜査によって行われた行為であり、国、県は共同不法行為責任を負うと結論づけた。
 鹿児島県警、鹿児島地検の聴取、調書化の一部が組織的に行われたと認め、「捜査上、必要不可欠な行為とは到底認められない」とした。
 県、国側は「内容は元被告らが自発的に供述した。弁護人による否認の働きかけがあり、変遷する供述の信用性を担保するためだった」などとして、調書化の正当性を訴えていたが、判決は「自発的供述によっても、弁護人固有の接見交通権の放棄があったとは認められない」と退けた。
 判決によると、元被告のうち7人が、県警や地検で弁護士と接見したあと、取調官から内容や状況を聞かれ、計76通の調書を作成された。このうち54通について、接見交通権の侵害を認めた。調書は自白を支える補強証拠として、公判で証拠提出され、問題が発覚した。
 弁護士らは「違法捜査による自白を維持するため、組織的に大量の内容を聴取、調書化し、内容もねつ造・歪曲された」として、2004年4月に提訴。
 日本弁護士連合会も「今までの接見妨害事件にはない極めて悪質で、違憲、違法な捜査態様」などとして当初から注目し、全国の弁護士約620人が弁護団に名を連ねた。
 接見内容の聴取、調書化に対する初の司法判断。

■検討し適切に対応
 大塚龍一鹿児島県警監察課長の話 判決内容の詳細を把握していないため、今後、検討し適切に対応してまいりたい。
■接見交通権
 身柄を拘束されている容疑者や被告が、立会人なしで弁護人と面会(接見)したり、書類などを受け渡しできる権利。刑事訴訟法39条に規定され、弁護活動に不可欠な権利とされている。起訴前には捜査活動との兼ね合いから、検察官らが日時や場所などを指定して接見希望日時を変更することができるとも規定。接見内容の秘密を保障することから、秘密交通権ともいう。

1125とはずがたり:2008/03/25(火) 16:35:54
>>1121-1122
なるほど,裁判とはこうして状況を汲んで行くんですねぇ。
現場に警察官が居ながらこのザマか。
となるとの土浦の殺人も捜査当局のミスと云うのもあるとすると無期懲役に減ぜられるのか。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1177946351/116-119
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1206362904/5-6

8人殺傷事件…捜査員は無線持たず、連携欠き被害拡大か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080324-OYT1T00677.htm?from=navr

 茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で23日に起きた連続殺傷事件で、同市中村東、無職金川真大(かながわまさひろ)容疑者(24)(指名手配中の別の殺人容疑で逮捕)を警戒するために駅構内などに配置した捜査員8人に、土浦署捜査本部が無線機を持たせていなかったことが24日、わかった。

 現場では捜査員の連携が取れないまま被害が拡大したとみられ、捜査本部は「結果的に齟齬(そご)をきたした。検証する必要がある」としている。

 捜査本部は23日、荒川沖駅の上りホームに1人、改札口内外に各1人、東口と西口に各2人を配置。下りホームの担当は現場責任者として見回っていた。

 調べによると、金川容疑者は午前11時に到着した常磐線下り列車から降りて改札口を通過。高校3年の男子生徒(18)を刺したのに続き、改札口外側にいた一色祐二巡査(29)の頭部を切りつけた。一色巡査は改札内にいた別の巡査に声を掛け、この巡査が金川容疑者を追跡したが見失った。

 県警が事件を知ったのは、「長崎屋付近で刃物を持った男がいる」との110番通報。駅東口などの捜査員4人は、携帯電話で連絡を受けて長崎屋などを捜索した。西口の2人は改札口付近で被害者を救護した。

 捜査本部は「無線のイヤホンは、容疑者の目につく可能性があるのでやめた。逮捕を優先した」と説明している。警察官は通常、無線で指示を受けるほか、互いの位置確認をする。警察庁幹部は「捜査手法に問題があったと言わざるを得ない。遺憾だ」と話した。杢尾尭(もくおたかし)・元警視庁捜査1課長は「無線機は秘匿携帯を試みるべきだった。捜査員の配置、連絡体制のあり方も検証する必要がある」と指摘する。
          ◇
 警察庁は24日、各警察本部に、公開捜査ではホームページ、立て看板などを活用した効果的な情報収集と再発防止に努めるよう通達した。また、容疑者の逃走経路を考慮した適切な捜査員配置なども求めた。
(2008年3月25日00時46分 読売新聞)

1126とはずがたり:2008/03/26(水) 19:20:41
酷い事件だ。
他者への思いやりが決定的に不足している世の中なのではないでしょうかね。
少年を中学時代に虐めた連中を含めて。

「殺せば刑務所に行ける」18歳少年、また身勝手な凶行
2008年3月26日(水)16:04
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080326-567-OYT1T00429.html

 岡山市のJR岡山駅・山陽線下りホームで25日深夜、帰宅のため電車を待っていた岡山県倉敷市笹沖、県職員 假谷 ( かりや ) 国明さん(38)が突き落とされ、死亡した事件。

 殺人未遂で現行犯逮捕された少年(18)は「人を殺せば刑務所に行けると思った。誰でもよかった」と供述、ナイフも所持していた。

 茨城県土浦市で起きた8人殺傷事件の容疑者と同様、身勝手な「殺人願望」による凶行に、假谷さんの同僚らからはやりきれなさと怒りの声が上がった。

 電車がホームに差し掛かった瞬間、大きな警笛とともに、ホームにいた乗客から「キャー」と悲鳴が響き渡った。現場では、鉄道警察隊員がホームに立ちつくす少年を取り押さえた。假谷さんが並んでいた列の後にいた女性は「若い男が別の男性の体をつかんだ瞬間、男性が落とされると思った。思わず目を背けた」と、当時の様子を語った。

 事件現場になった2番線ホームには福山方面行き下り電車が発着。当時は1時間に3本ほどしかない時間帯で、帰宅する会社員ら約100人で混雑していた。

 少年は両親ときょうだいの4人家族。大東市の少年の自宅では、26日朝、読売新聞の取材に対し、父親が玄関先で「親として責任を感じている。亡くなられた方には申し訳ない」と涙を流しながら語り、岡山へ向かった。

 高校では、放送部に所属。始業式などの学校行事では放送機械を準備するなど裏方作業を自ら買って出て、受け答えもきちんとしていたという。

 家庭の事情で大学進学をあきらめたが、将来は経理関係の資格取得を目指していたという。教諭は「在学中のトラブルもなく、おとなしい子だったので、信じられない」と驚いていた。

 一方、中学時代の少年を知る教諭は「大柄だが、おとなしい性格で目立たない子だった。同級生に、使いっ走りのようなことをさせられていた。同級生4、5人からいじめを受けていたこともあった」と振り返った。

 ◆優秀な技術者、家庭では子煩悩◆

 假谷さんは1993年に県に採用され、土木の技術者として道路拡幅の指導などの業務を担当。25日に内示された定期異動で、道路建設課改良班主任から4月1日、備中県民局水島港湾事務所に異動することになっていた。同課副参事は「仕事はきちんとできて意欲があり、まじめで優秀な職員だった」と話す。

 妻と、小学2年生と幼稚園児の女児の4人家族。途中まで一緒に帰った同僚の男性(39)は「『子どもがもうすぐ終業式だ』と話していた。子煩悩で優しい性格で、誰からも好かれる人。帰る時間がもう少し違っていれば、こんなことにならなかったのに……」と目を赤くしていた。

 近所の主婦は「会うといつもニコニコとあいさつをしてくれる。休日になると、決まってみんなを車に乗せて出かける家族思いの人だった」と話していた。

 假谷さんの父の要さん(70)は「はらわたが煮えくりかえる思い。孫たちは泣くばかりで、どう慰めていいのかわからない。このような事件は息子で最後にし、少年は罪を償って社会復帰したら、世の中のためになるような人になってほしい」と話した。

 假谷さんは自宅を新築する予定で、20日ほど前に要さんと一緒に土地を見に行ったという。

1127小説吉田学校読者:2008/03/26(水) 21:30:34
>>1125
こういう言い方はしたくないのですが、秋田の事件は、やり切れなさといいますか、「第2の事件は防げたんじゃないか」という思いが荒川沖の事件より強く感じられます。
とはいえ、秋田の事件も茨城の事件も捜査の徹底検証は事後的に(公判請求時とか判決時とかのタイミングで)やるべきであります。やり過ぎて捜査の現場が萎縮するのも考えもんでありますが。

>>1126
酷い事件でありまして、殺意は伝染するのであります。この少年の犯行は間違いなく、荒川沖の事件に触発されたものであると私は思います。まったくやり切れない。

1128小説吉田学校読者:2008/03/26(水) 21:34:59
報道と刑訴法の限界。またもTBS、ギミアぶれいく事件再びという感じでしょうか。
この報道では筆を抑えているとしか思えないのですが、私がTBSを見た限りでは「決定的瞬間」が偶然にも映りこんでおり(放映後しばらくはTBS側も気づいていなかったのではないか?)ました。
その限りでは、鋭角で地面を這うように、被害者に命中しており、証拠にしたい名古屋地検の気持ちも分からないわけではないけど、名古屋地検、判例を作るまでの覚悟があったのか。

「朝ズバ」無断使用 TBSが名古屋地検、地裁に抗議文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000959-san-soci

 警察官ら4人が死傷した愛知県長久手町の発砲立てこもり事件の公判で、TBSが昨年5月18日に放送した番組「みのもんたの朝ズバッ!」の録画を名古屋地検が同局に無断で証拠申請し、同地裁が採用したとして、TBSと映像を撮影した中部日本放送は26日、同地検・地裁に抗議文を提出した。
 TBSによると、無断で使用されたのは、発砲を受け殉職した警部が倒れた様子を映した部分。TBS広報部は「報道機関と情報提供者の間の信頼関係を損ない、取材・報道の自由に重大な制約を招きかねない」としている。

1129とはずがたり:2008/03/26(水) 21:59:32
>>1127
なるほど。
捜査を萎縮させるのは良くないですけど,捜査の検証とフィードバックは必要でしょうね。
日本の警察・検察にそう云う仕組みがシステマティックにあるようには見えないんですけどどうなんでしょうかね。

何の罪もない人がいきなり巻き込まれる通り魔的な犯罪はより厳しく断罪されるべきだと思いますけど,そもそも自殺防止なんかも含めて鉄道の駅にはホームドアを設置する方向をもっと進めた方が良いかもと思います。自民党も道路特定財源を官僚のレクレーション費や訳判らん劇とかに支出してないでホームドア設置を推進するとでも云えばいいのに。

1130小説吉田学校読者:2008/03/27(木) 07:08:15
一生、しつけに失敗したという責苦を負わなければいけない。TV報道だと、このお父さん、泣いておりました。
被害者人権保護の流れは大切でありますが、加害者の家族なども言葉に表せないくらいのつらさとやるせなさを背負っているということも、どこかに留めておかなければいけないでしょう。無責任な言動する加害者家族は論外ですけど。犯罪は、皆を不幸にする。

<岡山突き落とし>少年の父、涙の謝罪「息子が許せない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000148-mai-soci

 JR岡山駅で25日深夜、岡山県倉敷市笹沖、県職員の男性(38)が線路に突き落とされ、列車にひかれて死亡した事件で、一夜明けた26日、逮捕された少年(18)=大阪府大東市=の父親(57)が、岡山市内で記者会見し、「他人に迷惑をかけるくらいなら、自分を傷つけてくれれば……」と涙を流し続けて謝罪した。
 少年は派遣社員の父、パート勤務の母(56)と3人暮らし。会社員の兄(33)は独立しているという。一家は95年の阪神大震災で兵庫県尼崎市の自宅が倒壊し、大東市に転居した。
 「(少年は)小学校、中学校といじめられてきた」。家から離れた高校に進学を決めたのも「中学からの知り合いがいないほうがいい」と判断したためという。中学卒業後、「一度だけ『いじめたやつらに復讐(ふくしゅう)したい』と話したけど、『そんなことをするな』と言ったら納得した」。高校での生活は楽しそうだったという。
 しかし、経済的な事情で進学を断念した。事件前日の24日夜、自宅で食事中、茨城県の連続殺傷事件のテレビニュースを見ながら、「こんなことするなよ」と声を掛けると、「うん」とうなずいたという。
 25日朝は、ゲームをして、仕事に出かける両親を見送った。1日1回は息子と携帯電話で話していた父は出勤後、電話をかけた。「就職活動、頑張れ」と励ますと、「はーい」と返ってきた。「普段と変わった様子はなかった」という。
 しかし、昼休みの電話には反応がなく、夜になっても帰宅しなかった。「自分の息子が許せない。被害者の方に本当に申し訳ないです」。父は最後まで頭を下げ続けた。
 ◇   ◇
 一方、少年は県警の調べに対し、家出について「進学希望があったが、経済的な理由でであきらめたことも理由の一つ」と供述。岡山駅に来たことは、「大阪を離れたいと思い、行く当ても確認せず、電車に乗った」と供述しているという。
 今春卒業した同府北部の府立高校によると、少年は休み時間に1人で本を読んだり、勉強しているタイプ。1年の時に「東大に行きたい」、昨年9月ごろには「京大医学部に行きたい」と話したが、学校側は学力的に難しいとアドバイス。クラスで1、2番目の成績だったため、別の国立大学への推薦入学を勧めたが、昨年10月ごろ、経済的事情で進学を断念した。
 昨年12月、「経理関係の資格を取って就職先を探す」と簿記3級の試験を受けたが落ち、就職先が決まらないまま卒業。卒業文集の寄せ書きには「3年間いろんな意味でいろんな事があって楽しかった」と書いていた。

1131小説吉田学校読者:2008/04/05(土) 10:25:50
キャリア・ノンキャリア、労組、同和枠(同和利権)ばかりが行革の命題じゃなく、いわゆる「技官王国」にもこれを機にメスを入れてほしいものです。

文科省前部長、施設整備の情報提供か 収賄容疑で逮捕
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200804040202.html

 国立大学の施設整備の補助金交付先を漏らすなど便宜を図った見返りに、建築会社側から現金約50万円を受け取ったとして、警視庁は4日、文部科学省文教施設企画部の前部長大島寛容疑者(59)=静岡県三島市文教町1丁目=を収賄容疑で逮捕した。総合建設会社「五洋建設」(東京都文京区)の子会社顧問も贈賄容疑で逮捕した。
 大島前部長は文部科学省の技術職トップのキャリア。両者とも容疑を認めているという。警視庁は4日、同部や五洋建設などを家宅捜索した。
 捜査2課の調べでは、大島前部長は06年4月上旬、建築設備工事会社「ペンタビルダーズ」(東京都新宿区)の顧問倉重裕一容疑者(58)から現金を受け取った疑い。
 文教施設企画部は、学校施設の整備計画の策定を担当し、発注主体である各国立大学法人などへの補助金の交付額も決めている。施設整備の補助金は07年度で当初予算で約400億円にのぼる。
 大島前部長は、施設整備の計画や、補助金交付対象に決まった施設整備の情報を、公表前に倉重容疑者に提供していたと警視庁はみている。情報を得たペンタビルダーズ側は他社に先がけて受注活動をしたとみられ、06年度から、電気通信大学(東京都調布市)の校舎改修工事など少なくとも数件、計約2億円分の受注に成功しているという。
 大島前部長は、文教施設関係のポストを歴任し、05年4月〜07年3月、文教施設企画部長を務めた。退職後の07年4月から独立行政法人国立高等専門学校機構沼津工業高専の校長を務めている。
 同機構は4日付で、大島前部長を校長から機構本部付に配置換えした

1132小説吉田学校読者:2008/04/05(土) 10:28:19
これじゃあ、憲兵でもなんでもなく、ただのギャングじゃないか。思いやり予算の果ての思い上がり。

「米憲兵隊員がリーダー役」強盗容疑の2少年供述 沖縄
http://www.asahi.com/national/update/0405/SEB200804040008.html

 沖縄県沖縄市で3月にタクシー運転手が客を装った3人組の男に現金を奪われた事件で、強盗致傷の疑いで逮捕された米軍人の家族の少年2人が、県警の調べに対し、事件に関与したのは5人で、このうち米軍に身柄を拘束されている米空軍嘉手納基地の憲兵隊員(21)が「リーダー役だった」との趣旨の供述をしていることが分かった。県警は憲兵隊員が事件を主導した疑いがあるとみて、米軍の協力を得ながら事情を聴いている。
 調べでは、逮捕された少年らは3月16日午前0時20分ごろ、沖縄市の市道で客を装ってタクシーを止め、降りてきた男性運転手を殴って負傷させたうえ現金8千円入りの釣り銭箱を奪ったとされる。
 2人は別の窃盗容疑で逮捕された後、強盗事件への関与を認めたうえで「ほかに3人がかかわっていた」と供述。憲兵隊員と、別の米軍人家族の少年2人(いずれも19)を挙げたとされる。実行役は自分たちと少年1人の計3人で、憲兵隊員は「グループのまとめ役だった」という内容の供述もしているという。
 憲兵隊員は事件現場にはいなかったとされるが、県警は実行役の3人の少年に何らかの指示を与えていた疑いもあるとみている。
 事件当時、沖縄の米軍は午後10時〜午前5時の間、米軍人の外出禁止措置をとっており、県警は事件当時、憲兵隊員がどこにいたのかなど、裏付け捜査を進めている。
 また、県警は残る少年2人についても逮捕状を取り、米軍に身柄の確保などの捜査協力を求めたが、米側の協力が得られず、事情聴取もできていないことが分かった。
 この少年2人は基地内に居住しており、県警が身柄を拘束できない状態にあるという。日米地位協定は、容疑者となった軍人・軍属については身柄が米側にある場合、起訴まで米側が拘束すると定めているが、家族は対象外。しかし、米軍施設内での逮捕は米側が行うとの日米合意がある。このため、県警は米軍に協力を求めている。

1133とはずがたり:2008/04/05(土) 11:40:05
>>1132
ほんと現代の不平等条約だなぁ。。治外法権だ。
>米軍に身柄の確保などの捜査協力を求めたが、米側の協力が得られず、事情聴取もできていないことが分かった。

思いやり予算も他の予算同様ガリガリ削られてるんですかねぇ。。

1134とはずがたり:2008/04/11(金) 00:51:59
ひでぇ男にひでぇ女。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1156807981/580の詳細

【衝撃事件の核心】同棲10日、31歳女がはまったワナ 痴漢でっち上げ事件 (2/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080405/crm0804051205008-n5.htm
2008.4.6 12:21

 男性なら誰でも背筋が寒くなっただろう。2月1日、大阪の市営地下鉄御堂筋線で起きた痴漢でっち上げ事件は、電車の中で自分がいつ、痴漢に仕立て上げられるかわからない現実を目の当たりにした。被害者役で泣き崩れるマネをした女。「お尻触りましたよね」と目撃者を装う男。2人は一体、どんなカップルだったのか。

出会い

 虚偽告訴容疑で書類送検された女は無職で31歳。髪は肩にかかる程度で、印象はいわゆる「普通の女性」。当時は大阪市中央区のマンションで1人暮らしをしていた。

 女は今年1月下旬、大阪・ミナミで若い男に声をかけられた。

 この男が事件の主犯、甲南大4年(無期停学処分)の蒔田文幸被告(24)=虚偽告訴罪で起訴=だった。京都市山科区に自宅があった蒔田被告は、その日のうちに女のマンションに転がり込んだ。

 同棲を始めた直後、2人は恐喝を企てる。

 「美人局(つつもたせ)」だ。

 出会い系サイトで知り合った男性を交際に応じる素振りでだまし、そこに蒔田被告が登場、因縁をつけて示談金を巻き上げるという「古典的」な手口を試みた。しかし悪巧みは失敗に終わる。

でっちあげ

 次に思いついたのが、「痴漢でっち上げ」。そして2月1日夜、地下鉄車内で会社員の男性(58)を痴漢の犯人に仕立て上げた。

 御堂筋線に蒔田被告と乗り込み、天王寺駅手前でブレーキがかかった瞬間、隣に立っていた男性に「触りましたよね」と声をかけ、その場でしくしくと泣き崩れる演技をした。

 蒔田被告は目撃者を演じ、男性は阿倍野署に現行犯逮捕され、翌日の夕方に釈放されるまで約22時間留置された。

 何もしていなかった男性は、当然の事ながら否認しつづけた。阿倍野署は女にスカートの任意提出を求めた。男性の手の微物と照合するためだ。

 女は当初、スカートの提出を言葉を濁してかわしていた。しかし、再三の提出要求にもう逃げ切れないと思ったのか、事件から6日後の2月7日午後、「申し訳ないことをした」と泣きじゃくりながら同署に電話を入れて犯行を告白、深夜に自首してきたという。

金が要ると言われて

 女は蒔田被告から「代議士になるのが目標で、そのために金がいるといわれた」などと供述している。

 蒔田被告は自身のブログで「アジアの統合こそが僕の夢なのです」と書き、「憂国の士」を気取っていた。

 逮捕当初も「当番弁護士を呼んでください。弁護士が来るまで何も言いません」とすかした態度だったという。

 この男女は、痴漢でっち上げの犯行直後、ささいなことでケンカ別れしたという。

 わずか10日あまりの付き合いで犯罪に走った2人。女は蒔田被告に言われるがままスカートをはいて被害者役を演じた。

 ある捜査員は「蒔田被告は、初めから女を利用するつもりで声をかけたのではないか」と推測している。

1135とはずがたり:2008/04/11(金) 00:54:25
<死刑>4人を執行 鳩山法相命令は3回目、計10人に
4月10日11時42分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000005-maiall-soci

 法務省は10日、4人の死刑を執行したと発表した。執行されたのは坂本正人(41)=東京拘置所収容▽岡下香(61)=同▽中元勝義(64)=大阪拘置所収容▽中村正春(61)=同=の各死刑囚。死刑執行は2月1日以来。鳩山邦夫法相による命令は3回目で計10人に上る。現在、収容中の死刑囚は104人になった。 

 死刑執行は法相の命令が出なかったことによる約3年4カ月の中断を経て、93年3月に再開されたが、それ以後の執行数は計67人。再開以降でみると、昨年8月に就任した鳩山法相の執行数は長勢甚遠前法相と並んで最も多く、約2カ月に一度という異例のスピードで進んでいる。

 確定判決などによると、坂本死刑囚は02年、帰宅途中の女子高生(当時16歳)を連れ去り、群馬県内の山林で暴行のうえ絞殺。その後、身代金を用意するよう女子高生の自宅に電話し、23万円を受け取るなどした(殺人、略取など)。1審・前橋地裁は「綿密に計画されていない」と無期懲役を言い渡したが、東京高裁は04年10月、これを破棄した。坂本死刑囚も控訴審で死刑判決を求めていた。

 中元死刑囚は82年、顔見知りだった大阪府和泉市の宝石商の男性(同70歳)方に押し入り、妻(同58歳)とともに刺殺し、現金を奪うなどした(強盗殺人など)。一貫して無罪を主張していた。中村死刑囚は89年12月、滋賀県内で元同僚の工員(同52歳)を睡眠薬で眠らせたうえ窒息死させて現金を奪い、遺体を切断。同10月にも身元不明の男性を同様の手口で殺害、遺体を切断して捨てるなどした(強盗殺人など)。

 岡下死刑囚は89年7〜9月、内妻や知人男性と共謀し、東京都杉並区のアパート経営の女性(同82歳)が所有する土地を勝手に売却、約2億800万円をだまし取った。その後、発覚しないよう女性を殺害し、分配金を巡るトラブルで知人男性も岐阜県内の山林で射殺した(殺人、詐欺など)。1審・東京地裁は「場当たり的な犯行」として無期懲役だったが、2審は計画的殺人と判断し、最高裁も支持した。【坂本高志】


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