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法学論集
1121
:
小説吉田学校読者
:2008/03/20(木) 09:30:59
条件付死刑反対論者の私ではありますが、たとえ私が死刑賛成論者で裁判員になったとしても、初動捜査の瑕疵があるので、死刑選択には躊躇せざるを得ないと思います。
ミスというよりはいわゆる「泳がせ捜査」をしていたんじゃないかと思うのだが、その泳がせ捜査が最悪の結果を招いたのではないか・・・・・毎日社説同様、徹底検証を求めます。
社説:秋田2児殺害 防ぎ得た事件として検証を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20080320ddm005070120000c.html
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、秋田地裁が畠山鈴香被告に無期懲役刑を言い渡した。
むごい犯行ではあった。判決は、彩香ちゃんについて「慕っていた母親に裏切られたという衝撃や絶望感の深さを考えると、ただ哀れというほかない」と評した。米山豪憲君には「突如信じていた被告人から襲われ、受けた驚がくと恐怖、絶望、悲しみ、そして苦しみは想像を絶する」と述べている。
幼児を相次いで手にかけた冷酷、残忍な犯行だけに、裁判例に照らし、極刑も予想されたケースだった。判決文からは熟慮の末、計画性の乏しさなどから罪一等を減じたと読み取れる。
量刑ばかりに気を奪われるべきではない。畠山被告が、彩香ちゃんのビラをまいたり、記者会見したり、と不自然とも映る行動をとったせいか、被告の特異性に社会の関心が集まったきらいもあるが、事件からくみ取るべき教訓や反省すべき点は少なくない。
何よりも秋田県警の初動捜査がスムーズなら、豪憲君の事件は防げたのではないか、との悔いが残る。判決も事実上、豪憲君の事件は彩香ちゃんの事件に誘発されたと認定したのだから、なおさらだ。
注視すべきは、畠山被告が子育てに悩んでいた、と判決が認定したことだ。畠山被告は「可愛がりたくても可愛がれない」などと感じ、離婚後は自分から話しかけることもほとんどなかった、という。満足な食事をさせず、入浴も十分にさせなかったというから、彩香ちゃんはネグレクト(育児放棄)と呼ばれる虐待を受けていたに等しい。
近隣住民らは彩香ちゃんの異常に気付いていただけに、早い段階で児童相談所などが積極的に実情を調べ、環境調整に乗り出していたら、悲惨な事件は起きずに済んだのではないか。母子に救いの手が差し伸べられなかったことが、返す返すも悔やまれる。
判決によれば、畠山被告自身も成育過程で父親から暴力を振るわれ、学校ではいじめを受けていた。虐待やいじめの被害者は加害者に転じがちといわれるが、畠山被告もその一人とすれば、悲しい連鎖ではある。
児童虐待は増加傾向に歯止めが掛からず、昨年中に警察が検挙した事件だけで300件に達し、命を奪われた児童は37人を数えるのが実情だ。全国の市町村が06年度は約4万8000件の児童虐待に対応した、との厚生労働省の統計もある。事態は深刻であり、これらから新たな悲劇が生まれる可能性を、今回の判決を機に再認識し、対策を強化しなければならない。
判決はまた、畠山被告の「母子家庭であるがゆえの不安」が犯行の背景にあったとも指摘している。悲惨な事件の再発を防ぐために、母子家庭への支援策を見直す必要もある。
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