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法学論集

1102小説吉田学校読者:2008/02/13(水) 21:06:08
外国人実習生とか、知的障害者とか、派遣労働者など、いろいろな面で立場が弱くなっている者は搾取の対象なのか。
基盤が弱ければ搾取しろというのでは、前近代的資本主義と同じではないか。
かつて、私は、「経済では社会主義は死んだが、労働ではまだ生きている」と書きましたが、せめて修正資本主義くらいの考えは絶対必要なのではないか。あと人道的温もり。こんなんで「美しい」とか「とてつもない」とか言っている政治家に対して私は感性を疑うのだが、最近こういう事件が多すぎる。

知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴
http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802130298.html

 「10〜30年余りにわたって無報酬で奴隷のように働かされ、障害者年金も横領された」などとして、知的障害をもつ札幌市の32〜51歳の男女4人が13日、働いていた食堂の経営者らを相手取り、約4500万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。弁護士によると、住み込みだった4人は満足な食事を与えられず、昨春に保護された時はやせこけていた。歯磨きも長年しておらず、緑色の歯石がびっしりたまっていたという。経営者は保護の直後から行方がわからないという。
 訴えたのは、32歳の男性1人と35〜51歳の女性3人。訴状などによると、4人は定食類を提供する札幌市白石区の「3丁目食堂」で13〜31年間働き、調理室で調理や皿洗いを担当していた。
 毎日午前6時ごろ起床し、仕事中はトイレに立っても怒鳴られて午後10時ごろまで働かされた。休みは月2回だけで、週1回、銭湯代が渡される他は金を受け取ったことがなかった。入浴も実際は休日しか許されず、下着は汚れたものをずっと使っていた。親たちも知的障害があるなどし、後ろ盾になれる状態ではなかったという。
 電話相談で情報を得た弁護士が昨年6月、4人を障害者施設に保護した。当時の4人は「早く食堂に戻らないと大変なことになる」などとおびえていたという。
 食堂の経営者らは4人の障害基礎年金の手続きも無断で行い、約2600万円を横領していた疑いもあるという。弁護士が経営者に連絡がとれたのは昨年9月が最後。経営者は「面倒をずっと見てきた。責められることはない」と反論したという。訴訟では、本人確認をせずに年金の振り込み口座の開設を認めた信用金庫や、劣悪な環境を見逃した障害者支援団体も訴えている。
 弁護士は「自己主張のすべがないのをいいことに、奴隷のような環境で人格をおとしめた。裁判を通じて警鐘を鳴らしたい」と話している。4人は現在は健康状態が良くなり、女性たちは化粧を楽しんで笑顔を見せるようになったという。


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