豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の海洋学者エリック・バン・セビル(Erik van Sebille)氏によると、現場海域は数か月前ならば幾分穏やかだったものの、現在は時期的にも状況は最悪だという。
豪タスマニア大学(University of Tasmania)海洋物理学教授のネイサン・ビンドフ(Nathan Bindoff)氏も、インド洋は波風が強く、南洋の中でも最も荒れた海域だと語った。
そして2004年、NASAの天文衛星「WMAP」が観測したCMBの分布において、エリダヌス座付近に異常に温度の低いエリア(コールドスポット)があることが分かり、学者たちの間では正体について様々な議論が巻き起こっていた。しかし今回、ハワイ大学天文学研究所のIstvan Szapudi博士らの研究チームが、学術誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society(MNRAS)」上で、コールドスポットの正体について驚愕の研究結果を発表し、海外メディアを沸かせている。