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宇宙
586
:
とはずがたり
:2014/06/20(金) 15:20:16
地球上に最も豊富にあるのに、名無しだった鉱物
ギズモード・ジャパン 2014年6月20日 07時00分 (2014年6月20日 14時53分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20140620/Gizmodo_201406_post_14797.html
bridgmaniteは先週名前が付けられた鉱物。地球上で最も豊富に存在すると言われており、これまでは、ケイ酸塩ペロブスカイトと呼ばれていました。名づけられるのに、どうしてそんなに時間がかかったのでしょう?
トップ画像がbridgmanite。皆さんは、この写真以外にbridgmaniteを見たことがないはずです。なぜならこの鉱物は、非常に高圧で高温の下部マントルにのみ存在すると考えられていたからです。下部マントルとは、地表から660km以深の高温高圧な場所で、人間の力ではとても到達しようとは思えないところです。なので、研究やモデリングでその存在は示唆されていながらも、学者たちはbridgmaniteを実際に見た事もなければ、その構造を特定することもできなかったのです。
マントルを直接調べるのは無理な話です。でも、隕石にヒントがありました。隕石の中には高温高圧の状態を経て、地球に落ちてくるものがあり、それはマントルの環境と似てる状況をくぐり抜けてきたという見方もできるのです。卑近な例でダイアモンドが参考になるでしょう。ダイアモンドはマントルの中の高温高圧下でも、隕石の衝突によっても生成されます。つまり過程は違えど、結果的に同じ構造を持つ鉱物が生まれるのです。
そこで鉱物学者たちは、1879年にオーストラリアのクイーンランドに落ちた、テンハム隕石を研究することにしました。試料にとても強いX線をあてる、シンクロトロンX線粉末回折という手法を使って、過去の衝突でできたと思われる隕石の傷を調べました。そして、MgSiO3という組成と、その構造を確認したのです。
国際鉱物協会の規定によると、鉱物の名前は構造が分かっているものにだけつけられます。今回、ケイ酸塩ペロブスカイトの構造が判明した事によって、bridgmaniteという名前がつけられることになりました。この名前は高圧の研究をしていた、ノーベル物理学者パーシー・ブリッジマンが由来。長いこと名無しだったbirdgmaniteですが、相応しい素敵な名前をつけてもらえたんじゃないでしょうか。
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