したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

宇宙

589とはずがたり:2014/07/04(金) 18:26:12

エキセントリック・プラネット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

エキセントリック・プラネット(英語: Eccentric planet)とは太陽系外惑星において発見された、軌道離心率の大きなタイプの惑星の俗称である。何をもって離心率が高いとみなすかについて明確な定義はないが、例えば0.1という目安が挙げられる[1]。質量が木星程度のものはエキセントリック・ジュピター(英語: Eccentric Jupiter)とも呼ばれる。
太陽系の惑星は水星を除いてその公転軌道が離心率0.1にも満たず、ほぼ真円に近い状態で運動している。しかしながら、2006年の時点で発見された太陽系外惑星の実に2/3が離心率0.2以上の楕円軌道を描いている。この事はホット・ジュピターとともに、これまでの太陽系形成論を根本的に見直す契機となった。


エキセントリック・プラネットが最初に確認されたのは1996年。前年にペガスス座51番星において、主系列星初の太陽系外惑星が発見されていたが、それとは別に中心星からの距離はある程度離れているものの、離心率の非常に大きな惑星が見つかった。

なおネーミングに関しては、Eccentric という英単語に「軌道離心率が高い」「驚異的な」という2つの意味が含まれていることから、広まっていったようである。

太陽系惑星と比較してその歪んだ軌道の由来に関しては諸説あるが、その中でも最も有力(2007年現在)とされているのがジャンピング・ジュピターモデルである[2]。以下にコンピュータ・シミュレーションによる軌道進化の計算例を紹介する。
どの惑星系においても、当初は惑星の公転軌道はほぼ真円に近い状態で誕生するが、巨大ガス惑星が3個以上存在した場合にはある程度時間が経過すると軌道の歪みが発生。うち1個の惑星は系外に放り出され、残った2個の惑星も非常に離心率の大きな軌道になる。
これは3個の惑星間で公転中互いにやりとりするエネルギーが、特定の惑星に集中してしまうことに起因する。この現象はほぼ例外なく、ある一定の期間(1 - 2桁の誤差がある)を超えると発生するが、巨大ガス惑星が2個以下の場合(すなわち太陽系ならば木星と土星のみ)は「一定の期間」が標準的な恒星の寿命より遥かに長く、事実上は円軌道のまま安定する。よって、太陽系は半永久的に各惑星がほぼ円軌道のままという計算結果も出ている。一方で巨大ガス惑星が3個以上存在すると「一定の期間」は惑星の質量や軌道間隔に大きく左右されるようになる。大質量の惑星が狭い軌道間隔を取っている場合は、その期間は恒星の寿命より短くなり、惑星系が形成されてしばらくすると軌道交差が発生する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板