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宇宙

1とはずがたり:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!

TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8

スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html

153とはずがたり:2009/01/29(木) 08:42:52

ルーリン彗星にはなんと漢字有り。台湾にある天文台(ソース:http://astro.exblog.jp/9820279/ )だそうな。

彗星は楕円ばかりではなく双曲線や抛物線(詰まり行ったっきり戻ってこない)の軌道を採るものがあるとはw
グラフの形は全然違うのに同じ二次曲線として共通なんですな〜。
考えてみれば定義上彗星は箒星なんで太陽の近くを回る際に尾っぽ出すものであってハレー彗星みたいに何十年に一遍戻ってくる長大な楕円軌道のものではないんだな。
何らかの原因で小惑星が太陽を巡る二次曲線の軌道に入ると云う訳か。

★鹿林(ルーリン)彗星の観測方法★
http://miyazakitenmon.ojaru.jp/sky/commet.htm

鹿林彗星の軌道
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/lulin/lulin1.gif

鹿林彗星の画像
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/lulin/k_img_render.jpeg

エッジワース・カイパーベルト…短周期彗星の供給源?
オールトの雲…長周期彗星の供給源?

小惑星は比較的円に近い楕円軌道を描いているものが多いのに対して、彗星は非常に細長い楕円や放物線、双曲線の軌道をとるものが多い(軌道の離心率の値が大きい)。


天文単位…地球が太陽の周りを回る楕円軌道の長半径(簡単には太陽から地球までの平均的距離)

154とはずがたり:2009/01/29(木) 09:34:55
太陽─30AU─海王星←エッジワース・カイパー帯:30〜50AUor数百AU→←内オールトの雲→←オールトの雲:1万〜10万AU

エッジワース・カイパーベルト (Edgeworth-Kuiper belt, EKB)、別名カイパーベルト (Kuiper belt) またはエッジワース・ベルト (Edgeworth belt) …太陽系の海王星軌道(太陽から約30 AU)より外側の黄道面付近にある、天体が密集した、穴の空いた円盤状の領域である。外側の境界はあいまいだが、連続的にオールトの雲につながっていると考えられる。便宜上、狭義では48 - 50 AUまで、広義では数百 AUまでと定義される。48 - 50 AUより外側を散乱円盤という。太陽系外縁天体のうち、エッジワース・カイパーベルトに位置する物をエッジワース・カイパーベルト天体 (Edgeworth-Kuiper belt Object, EKBO) ともいい、短周期彗星と、おそらくはオールトの雲の起源だと考えられている。

エッジワース・カイパーベルト天体(Edgeworth-Kuiper Belt Object、略してEKBO)…太陽系の中で海王星軌道より遠い天体(太陽系外縁天体、TNO)のうち、エッジワース・カイパーベルトにある天体の総称。単にカイパーベルト天体

散乱円盤天体…海王星の重力によって、エッジワース・カイパーベルトから外側に散乱させられた太陽系外縁天体の名称である。近日点距離はおおむね約30〜40 AU(ほとんどは約30 AUを大きく超えないが、20 AU以下や50 AU近いものもある)、遠日点ははるか遠く(約65〜数百 AU)にある。すなわち、近日点の付近ではエッジワース・カイパーベルト内に位置するが、軌道の大部分はその外側に位置する。離心率は0.3〜0.7程度(最大のものでは0.9以上)、軌道傾斜角は0〜30°がほとんどで、公転周期は350年以上。

オールトの雲(オールトのくも)或いはオールト雲(オールトうん)…太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群をいう。オランダの天文学者ヤン・オールトが長周期彗星や非周期彗星の起源として提唱したのでこの名がある。存在を仮定されている天体は、水・一酸化炭素・二酸化炭素・メタンなどの氷が主成分であると考えられている。概ね太陽から1万天文単位 (AU) もしくは太陽の重力が他の恒星や銀河系の重力と同程度になる10万天文単位(1.58光年:1光年=63,241AU)の間に球殻状に広がっているとされる。その存在は彗星の軌道長半径と軌道傾斜角の分布の統計に基づく状況証拠のみであり、想定される領域に天体が直接観測された訳ではないので仮説の域を出ないが、仮説を否定する証拠も現在のところ特に無い。オールトの雲には1×1012のオーダーの数の天体が含まれると推測されている。その起源は、太陽系形成時に現在の木星軌道付近から海王星軌道付近までに存在していた小天体が、巨大惑星の重力や相互衝突により軌道要素が変わり、近日点距離が海王星軌道の距離よりも大きな長楕円軌道に移ったとする説が有力である。この説によると、もともと海王星軌道の外側にあった天体は、エッジワース・カイパーベルト天体として今も残っているということになる。で2003年に発見されたセドナ(準惑星候補といわれる天体の一つ)はオールトの雲に属する天体であるとする説があったが、その後の観測で遠日点が最大でも924天文単位であることがわかったため、オールトの雲は1万天文単位よりずっと内側まで広がっている(内オールトの雲という)とする説と、セドナはオールトの雲の天体ではない、とする説とが対立している。同様に遠日点が数百から数千天文単位という小天体は他にも数個発見されているが、セドナほど大きいものはない。

セドナ…セドナは近日点が76天文単位、遠日点が約900天文単位と、近日点においてもエッジワース・カイパーベルトより外側に位置している。また、1万 - 10万天文単位に広がっていると考えられているオールトの雲とも距離が異なっている。現在は便宜的に散乱円盤天体 (SDO) に分類されることが多いが、発見者であるマイク・ブラウンは、内オールトの雲 (inner Oort Cloud) と新たに定義されるべき天体ではないか、と主張しており、他にも Extended Scattered Disc Objects (E-SDO)、Distant Detached Objects (DDO) などの分類名が提案されている。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/600px-Oort_cloud_Sedna_orbit.jpg

155とはずがたり:2009/01/29(木) 09:41:00
>>154追加
セドナみたいなのがたまたま現代に地球に近かったから見つかったけど今1000AUぐらいの遠くに居る奴もいっぱいいるかもね。

セドナ (90377 Sedna) …将来的に準惑星(冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の一つ。太陽系の直径100km以上の知られている天体の中では太陽から最も遠くの軌道を回っている(ただし、2008年現在はエリスの方が遠くに存在している)。セドナの名前は、北米極北地方に住む原住民族(特にカナダのイヌイット)の海の女神セドナに由来している。太陽からの光がほとんど届かず、表面温度は-240℃以下と考えられることから、厳寒の北極海の海底に住むという伝説を持つ女神セドナの名前を当てられた。軌道確定前に名称が提案されたため物議を醸したが、2004年9月、小惑星番号90377番として登録された。セドナの軌道は楕円形であり、近日点は76天文単位、遠日点は約900天文単位と推定されている。発見時には太陽から90天文単位の距離であった(冥王星と太陽との距離の平均は40天文単位)。セドナは、10,500年以上の周期で太陽の周囲を回っている。
直径は、冥王星の約4分の3倍の1,700km程度である。自転周期はこの種の天体としては典型的な10.3時間。巨大な衛星はなさそうだが,潮汐力によって自転を減速しない程度の低質量の衛星が存在する可能性は残されている。太陽系では火星に次ぐ赤い色をした天体である。なぜこれほど赤い色に見えるのかは分かっていない。
近日点においてもエッジワース・カイパーベルトより外側に位置している。また、1万 - 10万天文単位に広がっていると考えられているオールトの雲とも距離が異なっている。現在は便宜的に散乱円盤天体 (SDO) に分類されることが多いが、発見者であるマイク・ブラウンは、内オールトの雲 (inner Oort Cloud) と新たに定義されるべき天体ではないか、と主張している。

156とはずがたり:2009/01/29(木) 09:57:01
めっさ同意だ(`・ω・´) >ところで前々から思っているのだが、「冥王星」の「降格」という表現について…日本で感情的な反応が巻き起こるのは、「冥王星」というカッコイイ名称にもあると思うのだ。「天王星」「海王星」「冥王星」…このなかで冥王星だけが仲間外れと言われても、なんだかしっくりとこない。…なんとなくだが、名前に縛られるということはあるのではないだろうか。

2007/06/25 クワオアーは創神星
http://www.jmuk.org/diary/2007/06/25/2

ところで前々から思っているのだが、「冥王星」の「降格」という表現について、(欧米は知らないが)日本で感情的な反応が巻き起こるのは、「冥王星」というカッコイイ名称にもあると思うのだ。「天王星」「海王星」「冥王星」、うん、なんか通りがいいじゃない。このなかで冥王星だけが仲間外れと言われても、なんだかしっくりとこない。

つまりなんだ、野尻抱影の命名がロマンチックすぎた、という非難なのかこれは。わからんが。

なんとなくだが、名前に縛られるということはあるのではないだろうか。 pluto もローマ神話だが、学術的な人々はさておき、一般の人々にはそういうことが極めて重要なのかもしれないと思わないでもない。「降格」という単語が使われたりする情緒的な反応には、そういう面もあるんじゃないだろうか。

ところで、実はこの歳になるまで知らなかったが、天王星とか海王星という名称は中国での訳が先にあって、それが日本に移入されてきたのだそうである。なかなかカッコイイ名前だと思っていたのだが、なるほど納得。

ついでに、↑のようなことを mixi 日記に書きちらしたところ教えてもらったのだが、中国ではもちろん、発見された準惑星にも漢字の名前が割り当てられている。なかには塞�謝�(セドナ)のような音訳もあるのだが、同じような意訳もあって、たとえば
クワオアー: 創神星
エリス: 鬩神星
セレス: 穀神星

157とはずがたり:2009/01/29(木) 10:07:09

ケレス (1 Ceres) セレス・穀神星…準惑星の1つで、小惑星帯に位置する最大の天体。小惑星として初めて発見された天体でもあり、小惑星番号1番を持つ。惑星にしては小さすぎる(最小の惑星である水星の約5分の1)ことなどから、1850年頃から「小惑星」として惑星とは区別されるようになった。それでもケレスは直径約950kmと小惑星の中では飛び抜けて大きい。次に大きいパラスでも質量はケレスの5分の1ほどしかない。ケレスの質量は小惑星帯の天体の総質量の4分の1〜3分の1を占める。

158とはずがたり:2009/01/29(木) 10:07:52

冥王星…エッジワース・カイパーベルトに位置する軌道を持つ天体であり、海王星と 3:2 の共鳴関係にある軌道を巡っている。

軌道共鳴…天体力学において、公転運動を行なう二つの天体が互いに規則的・周期的に重力を及ぼし合う結果、両者の公転周期が簡単な整数比になる現象である。公転周期がこのような整数比になっている状態を尽数関係 (commensurability) と呼ぶ。尽数とは有理数の古い呼び名である。

クワオアー (50000 Quaoar)・ 創神星…将来的に準惑星(冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の一つ。エッジワース・カイパーベルトに位置し、太陽の周りをほぼ円軌道で公転している。
直径は地球の約十分の一、月の三分の一程度の大きさを持っている。太陽からおよそ60億kmの距離にあり、約290年周期で公転している。アルベド(反射能)は0.1程度とかなり低いと推定されている。これは表面から氷が失われている事を意味する。2004年にクワオアーの表面に水の結晶の存在が確認され、研究者を驚かせた。これは最近1000万年以内に表面温度が-160℃ (110K) 以上に上昇したことを示している。どのような原因で-220℃ (55K) というクワオアーの元々の温度が上昇したのかについていくつかの推測が行なわれている。クワオアーの発見によって、冥王星を惑星に分類する根拠はやや弱くなってしまった。当時、既に天文学者たちはクワオアー程度の大きさを持つ外縁天体が10個ほどは存在するかもしれないと考えていたため、冥王星に加えてクワオアーやそれらの天体を惑星に含めるように惑星の定義を変更する必要が出てくる可能性が生じたのである。
クワオアーは或る意味では冥王星よりも惑星らしいと言える。クワオアーはより典型的な惑星軌道を持っている(半径40AUをやや越える円に近い軌道で、冥王星のような離心率の大きな楕円軌道ではない)。
また、海王星と同様にクワオアーの軌道も冥王星の近日点と遠日点の間にある。よってある時期には冥王星はクワオアーよりも太陽に近く、ある時期にはクワオアーよりも遠くなる。
さらに大きな (90377) セドナが発見され、冥王星よりも直径の大きな (136199) エリスが発見されるに及んで惑星定義の見直しを迫られる事となった。

エリス (136199 Eris) 鬩神星…準惑星であり冥王星型天体の一つ。
<名称由来>エリスはトロイア戦争の遠因となったギリシア神話の不和と争いの女神であり、ブラウンは、神話でエリスが引き起こした争いを、エリスが天文学にもたらした惑星の定義をめぐる論争に喩えている。
<軌道>エリスの軌道は、離心率がかなり大きい楕円を描いていると考えられている。近日点は37.8AUで遠日点距離は97.6AUと考えられている(冥王星は29 AUから49.5 AUの距離を公転している)。また他の惑星とは違い、軌道傾斜角44°という、黄道面からかなり傾いた楕円軌道を557年かけて公転していると考えられている。
この天体は視等級にして19等と、さほど高性能でない望遠鏡でも観測可能な明るさであるが、軌道傾斜角が大きいために発見が遅れたと考えられる。太陽系の質量の太陽系の質量の大部分が黄道面上に見出されるため、探査の目もその方向に向いているからである。
<大きさ>太陽系の天体の明るさは、サイズとアルベド(反射率)から決定される。もし天体のアルベドが大きければ、つまり天体が白に近いほど、小さい半径でも明るく見える。エリスのアルベドは知られていないため、正確なサイズを決定することはできない。しかし、もしアルベドが1で太陽の光を100 %反射すると考えても、冥王星と同等のサイズ(直径2,390 km)があるだろうと考えられている。実際にはアルベドは1よりも小さい値になるので、天体のサイズはそれより大きいということになる。
2005年8月23日および25日にスピッツァー宇宙望遠鏡により観測が行われ、冥王星より20 %ほど大きい2,700 kmという結果が出た。直径を割り出すためにハッブル宇宙望遠鏡での観測も行われる予定である。97AU先にある直径3,000 km程度の天体なら、画像処理により直径を割り出すに十分な解像度を得ることが可能である。2006年2月2日、ドイツ・ボン大学などの1.2ミリ波観測により、直径約3,000 km(誤差は400 km以下)であることが確認できた旨の論文がネイチャーに掲載された。だが、4月11日にアメリカ航空宇宙局 (NASA) は、ハッブル宇宙望遠鏡の観測結果として直径約2,400 kmで冥王星よりもやや大きい程度であるとの見解を発表した。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/Orbit_of_2003_UB313_on_30_July_2005.gif
エリスの軌道

159とはずがたり:2009/01/29(木) 10:10:48

マケマケ (136472 Makemake) …準惑星であり、太陽系外縁天体のサブグループである冥王星型天体の一つ。2008年7月に冥王星型天体として認められた。2006年8月24日に準惑星分類が創設されて以降、最初に追加された準惑星(冥王星型天体)で、準惑星としては4個目、冥王星型天体としては3個目となる。直径は冥王星の50%から75%であると推測されている。したがって、明るさではハウメアを上回っているものの、サイズは同程度ということになる。エリスと冥王星に次ぐサイズの外縁天体であると考えられている。公転周期は307年。海王星と軌道共鳴の関係にないためキュビワノ族に分類されるが、冥王星と同様に楕円がかった軌道と傾いた公転面を持っている。冥王星型天体として認められると同時に、イースター島の創造神マケマケに因んで命名された。

ハウメア (準惑星)…冥王星型天体として認められると同時に、ハワイ諸島の豊穣の女神ハウメアに因んで命名された。ハウメアが多くの子を産んだことと2003 EL61が2個の衛星を従えていることをかけている。2008年9月、第1衛星はヒイアカ、第2衛星はナマカと命名された。いずれもハウメアの娘に由来する。変光周期などから3軸不等楕円体だと考えられており、アルベド(反射率)が知られていないため、正確な大きさを測定することは不可能であるが、長軸の長さは冥王星に匹敵すると推定されている。準惑星の条件の一つである「重力平衡形状に達する」のに十分な質量を持っているにも関わらず球体でないのは、自転周期が4時間弱とこのサイズの天体としては非常に短いためである。
ハウメアは海王星と軌道共鳴の関係にないためキュビワノ族に分類されるが、大きな離心率と軌道傾斜角を持つ。発見当時、太陽からおよそ51AUの距離にあった。軌道が楕円形をしているため、近日点ではこの距離が35AUになるだろうと考えられている。公転面は他の惑星に比べると、およそ28度の傾きがあり、また公転速度が遅いことから、発見されるのが遅れたと考えられている。
ジェミニ天文台で行われた分光分析によると、天体表面には水の氷が存在している。これは冥王星の衛星カロンにも見られる性質である。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/800px-TheKuiperBelt_Orbits_2003EL61_2005FY9.svg.png
マケマケ(青)、ハウメア(緑)、冥王星(赤)と海王星(灰)の軌道

160とはずがたり:2009/01/29(木) 10:23:21
冥王星型天体(英語:Plutoid)…太陽系外縁天体 (trans-Neptunian objects, TNO) に属する準惑星 (dwarf planet) である。
冥王星型天体は太陽を周回する天体であって、その軌道長半径が海王星のそれよりも大きく、自身の重力によって球形となるだけの質量を持ち、それによって静水圧平衡の形(球形に近い形)をとり、かつ軌道を占有しない (en) ものである。冥王星型天体の衛星は冥王星型天体ではない
つまり、冥王星型天体とは準惑星と太陽系外縁天体の双方に属する天体の総称と考えられる。2008年の時点で、冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアが冥王星型天体に分類されている。

太陽系外縁天体(外縁天体、trans-Neptunian objects (TNO))…海王星軌道の外側を周る天体の総称である。エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲に属する天体、かつて惑星とされていた冥王星もこれに含まれる。

冥王星族…公転周期が海王星の約1.5倍であるグループは「Plutino(冥王星族)」と呼ばれているが、冥王星型天体とは無関係である。
この族に属する天体は海王星と3:2の共鳴関係にあり、公転周期が海王星の約2分の3倍(243〜253年)となる。冥王星族はエッジワース・カイパーベルトの内周部分を構成し、知られているカイパーベルト天体の約5分の1を占める。
冥王星族に冥王星自身を含むことは(冥王星も軌道の性質が同じ為)便利だが、英表記では plutino に「小さな冥王星」の意味があるために、含むべきではないという主張もある。

カロン (Charon)…太陽系の準惑星である冥王星の最大の衛星。なお、一部には冥王星との二重天体とする意見もあるが、今のところ公式には認められていない。準惑星候補。2005年10月31日に新たな衛星が2個(S/2005 P 1 と S/2005 P 2。P1は後にヒドラ、P2はニクスと命名)が発見されるまでは、カロンが冥王星の唯一の衛星と思われていた。

衛星にしては余りにも「惑星」に対する質量が大きく、また共通重心が冥王星とカロンの間の宇宙空間にあるため、二重惑星であるという解釈もされてきた。

カイパーベルトとオールトの雲
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/tariyokeisonota-04.htm
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/q41.gif


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